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≪第100号アリアCD新譜紹介コーナー≫
その2 2018/12/4〜





12/7(金)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜


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HMF



HMM 902634
¥2700→\2490
ロトとシエクル、次なる新譜はベルリオーズ。
 タベア・ツィンマーマンと共演!

  ベルリオーズ(1803-1869):
   (1)イタリアのハロルドOp.16
   (2)歌曲集「夏の夜」Op.7
フランソワ=グザヴィエ・ロト(指揮)
レ・シエクル
タベア・ツィンマーマン(ヴィオラ)(1)
ステファヌ・ドゥグー(バリトン)(2)

 ロトとシエクル、次なる新譜はベルリオーズのアニヴァーサリー・イヤーを先取り。何とタベア・ツィンマーマンと共演!

 録音:2018年3月2 / 3日/フィルハーモニー・ド・パリ(1)、8月15/16日/アルフォールヴィル、イル=ド=フランス国立オーケストラホール(2)

 リリースするものすべてが話題となるロトとレ・シエクルの新譜は何とベルリオーズ。ベルリオーズは1869年に歿したため、2019年は没後150年にあたります。 
 ロトのベルリオーズといえば2009年録音の「幻想交響曲」がありますが、それから約10年を経てロトの円熟ぶりとオーケストラの成長ぶりに驚かされる新録音となりました。

 ベルリオーズはオーケストレーションの改革者であると同時に楽器オタクでもあり、最新の楽器製作の動向に目を光らせていました。そしてシェフのようにすぐ応用しました。それゆえ現代の楽器ではベルリオーズが思い描いた真の効果は出せないとロトは述べています。それが今回実現できました。

 曲目はソリストを伴う2篇。「イタリアのハロルド」は交響曲と銘打ちながら、パガニーニの依頼で作曲されたヴィオラ独奏を含む協奏作品。必ず名ヴィオラ奏者が起用されますが、ここではタベア・ツィンマーマンという大スターと共演になりました。
 ツィンマーマンといえば、2003年にコリン・ディヴィス指揮ロンドン交響楽団と共演した名盤や、エッシェンバッハ& パリ管とのDVD でこの作品を独奏していますが、今回はピリオド・オーケストラとの演奏ということもあり興味津々。ヴィオラが登場するところから、その深々としながら朗々とした歌いまわしに引き込まれてしまいます。

 「夏の夜」独唱はもともと異なる声域の曲を集めていましたが、ここではバリトンのステファヌ・ドゥグーがひとりで全曲を歌唱。バリトンを用いたのはロトの意見でもあり、理想的な世界を創り上げています。

 今回もブックレットに弦楽器以外すべての使用楽器と制作年が明記され、貴重な資料となっています。ロトの演奏はますます精緻、ベルリオーズの天才的な管弦楽法を再認識できます。



 


マルセル・ペレス&アンサンブル・オルガヌム・シリーズ


 1982年、フランスの音楽学者(グレゴリオ聖歌の権威)・作曲家・合唱指揮者・歌手のマルセル・ペレスによって結成された、主に6世紀以降の、ヨーロッパ中世のレパートリーを中心に演奏するアンサンブル。

 ヨーロッパはもとより、北米・南米、アフリカ、中東でも演奏会を行っており、ディスコグラフィは40ほどである。セナンク修道院にて結成、1984-2000年はロワオヨーモン財団のもと活動、2001年からはモザイク修道院に拠点を移し、古楽のさらなる研究と、現代まで伝わる伝統をつなぐ活動を展開。聴く喜びだけでなく、彼らが展開する調査研究プログラムは、音楽を思想史・精神史のよりどころの一つと位置付けている。


 ある種、野卑でストレート。
 音楽というものをきれいに聴かせようとか美しく響かせようとかいうことよりも、当時の音楽がどう聴かれていたのかを、ときにショッキングなまでに赤裸々に提示してくる。
 好き嫌いは分かれるが、こういう音楽、こういう演奏もまたひとつの真実ではないかと。


HMO 8901626
¥2000
ヒルデガルト・フォン・ビンゲン:聖ウルスラのラウデス マルセル・ペレス(指揮)
アンサンブル・オルガヌム

 録音:1996年11月18-22日、シルヴァネ修道院

 中世ドイツの修道院長、神秘家、作曲家、薬草学者、詩人・・・様々な伝説を持つ聖女ヒルデガルト・フォン・ビンゲン。彼女は当時の典礼や習慣に沿って音楽作りましたが、しかし、彼女について残されている様々な伝説や言い伝えは、その音楽を歴史的文脈から切り離してしまっているといえるでしょう。
 アンサンブル・オルガヌムは、ベネディクト会系女子修道会の伝統に光を当て、さらに、12世紀当時彼女が人々に与えた様々なインスピレーションに思いを馳せるようなプログラムで彼女の作品を取り上げました。

 


HMO 8901538
¥2000
ノートルダム楽派のミサ曲集〜聖母誕生のためのミサ マルセル・ペレス(指揮)
アンサンブル・オルガヌム

 録音:1994年10月8-11日、コルバラコヴェント教会

 現代に伝わる典礼音楽の歴史をさかのぼった1枚。13世紀のノートルダム楽派の聖母誕生のミサを再構築したもので、この後の時代のヨーロッパの宗教音楽に大きな影響を与えた13世紀ポリフォニーの音楽が見事によみがえっています。

 


HMO 8901590
¥2000
ギョーム・ド・マショー(1300-1377):ノートルダム・ミサ曲 マルセル・ペレス(指揮)
アンサンブル・オルガヌム

 録音:1995年11月20-24日、シルヴァネ修道院

 ギョーム・ド・マショーのノートルダム・ミサ曲は、作曲家名が特定されているものとしては最古の、典礼文に完全に則ったミサ曲。14世紀のフランス、イタリアで顕著だった響きとリズムを一新した、革新的な作品として歴史上名高いものです。


 中世の薫りが濃厚に立ち上ってくる名演奏。
 ここに収録されているのは作曲者の名前がわかるものとしては、ミサ通常文に作曲された最古のミサ曲。中世・ルネサンス期の声楽を研究しているペレスらによる演奏は、長く引く低音をリード・オルガンのようにビリビリと響かせたり、しゃっくりのようなホケトゥスの技法をふんだんに用いたりするなど、通常のミサ曲のイメージとの違いに今もなおびっくりさせられます。鮮烈かつショキングな名演奏です。再発売の呼び声も高かった、根強いファンのいる名盤です。
 


HMO 8901480
¥2000
17〜18世紀パリの単旋律聖歌〜クリスマスのミサ マルセル・ペレス(指揮)
アンサンブル・オルガヌム

 録音:1993年6月29-3日/オルガン・ソロは1993年7月1日、1993 年10月11日

 17 − 18世紀、バロック最盛期に、フランスの教会は、いわゆるグレゴリオ聖歌とひとくくりにされてしまった古きガリシア(ゴール)の聖歌を蘇らせようとしていました。
 この復興運動は、カンプラの作品などで知られるように、美しいメロディがたくさん生み出されることとなりました。あらたなクラシックの賛美歌(聖歌)がここに誕生しました。

 


HMO 8905302
¥2000
テンプル騎士団の聖歌集 マルセル・ペレス(指揮)
アンサンブル・オルガヌム

 録音:2005年12月、フォントゥヴロー王立修道院

 中世ヨーロッパの騎士修道会であるテンプル騎士団は、音楽に関しての資料をほとんど残していません。しかし、ペレスとアンサンブル・オルガヌムは、その限られた資料の中から、12世紀にまでさかのぼり、貴重な手稿譜を発見。テンプル騎士団の儀式のもようを現代に伝える貴重な録音となっています。

 



HMO 8905301
¥2000

カリクスティヌス(カリクストゥス)写本
 聖ヤコブ(サンチャゴ)の夕べの祈り〜17世紀
マルセル・ペレス(指揮)
アンサンブル・オルガヌム

 録音:2004年5 月3-6日

 9世紀以降、サンチャゴ=デ=コンポステラへの道は数知れぬ巡礼者たちを魅了し、様々な神話も生み出されました(聖ヤコブのことをスペイン語でサンチャゴといいます)。意外と見過ごされてきたのが、この聖地で実際に行われていた礼拝で歌われた音楽。
 サンチャゴの聖堂に保管されていたカリクスティヌス写本を、ペレスが本格的に調査。これにより、貴重な手稿譜で伝えられる、当時の巡礼者たちに大きな感動を与えた様々な珠玉の音楽がよみがえりました。





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NIFC


ギャリック・オールソン
ショパンの同じ曲を、エラールとスタインウェイで弾き分ける!


NIFCCD 049
¥2500→\2290
エラール1849
 ショパン:スケルツォ第4番、夜想曲&マズルカ集
ギャリック・オールソン(ピリオド・ピアノ/エラール1849)
 夜想曲第4番ヘ長調 Op.15-1/スケルツォ第4番ホ長調 Op.54/
 夜想曲第15番ヘ短調 Op.55-1/夜想曲第16番変ホ長調 Op.55-2/
 マズルカ第7番ヘ短調 Op.7-3/マズルカ第17番変ロ短調 Op.24-4/
 マズルカ第37番変イ長調 Op.59-2/マズルカ第21番嬰ハ短調 Op.30-4/
 夜想曲第17番ロ長調 Op.62-1/夜想曲第18番ホ長調 Op.62-2/バラード第1番ト短調 Op.23
  
 録音:2017年4月10日−13日、ポーランド放送ヴィトルト・ルトスワフスキ・コンサート・スタジオ(ワルシャワ、ポーランド)
 
NIFCCD 219
¥2500→\2290
スタインウェイ
 ショパン:スケルツォ第4番、夜想曲&マズルカ集
ギャリック・オールソン(ピアノ/スタインウェイ)
 夜想曲第4番ヘ長調 Op.15-1/スケルツォ第4番ホ長調 Op.54/
 夜想曲第15番ヘ短調 Op.55-1/夜想曲第16番変ホ長調 Op.55-2/
 マズルカ第7番ヘ短調 Op.7-3/マズルカ第17番変ロ短調 Op.24-4/
 マズルカ第37番変イ長調 Op.59-2/マズルカ第21番嬰ハ短調 Op.30-4/
 夜想曲第17番ロ長調 Op.62-1/
 夜想曲第18番ホ長調 Op.62-2/バラード第1番ト短調 Op.23
  
 
 録音:2017年4月4日−7日、ポーランド放送ヴィトルト・ルトスワフスキ・コンサート・スタジオ(ワルシャワ、ポーランド)
 
 第8回ショパン・コンクール優勝者!オールソンがエラールとスタインウェイを弾き分ける!

 ☆第8回ショパン・コンクールで優勝したアメリカの名ショパン弾き、ギャリック・オールソン初登場!
 ☆ピリオド・ピアノ(エラール)とモダン・ピアノ(スタインウェイ)を弾き分けた2枚の録音が同時発売!

 1966年ブゾーニ国際ピアノ・コンクール、1968年モントリオール国際コンクール、そして1970年の第8回ショパン国際ピアノ・コンクールで第1位に輝いたアメリカの名ピアニスト、ギャリック・オールソン。
 2018年8月には、ショパン演奏と教育への功績が認められ、ポーランド文化省より文化勲章「Gloria Artis Gold Medal」を受勲したオールソンが、ポーランド国立ショパン研究所の自主レーベルNIFCへ初登場。

 これまで、ダン・タイ・ソン(夜想曲集)、クシシュトフ・ヤブウォンスキ(練習曲集)などで行われてきた、まったく同じプログラムで「ピリオド・ピアノ」と「モダン・ピアノ」を弾き分けるというNIFCならではの企画。
 ギャリック・オールソンは1849年製のエラール・ピアノとスタインウェイ(D 578221)を見事に弾き分け、スケルツォ第4番、バラード第1番、そして詩情豊かな夜想曲とマズルカ集を録音。ポーランドが認めたアメリカ有数のショパン弾き、ギャリック・オールソンの新たなショパンにご期待ください。





NIFC
ショパンの同じ曲をスタインウェイとエラールで弾き比べ!
第1弾:
ダン・タイ・ソン/夜想曲集
第2弾:ヤブウォンスキ/練習曲集



ダン・タイ・ソン
スタインウェイとエラールによるショパン/夜想曲集

NIFCCD 202
\2500→¥2290
スタインウェイD 578221
 ダン・タイ・ソン

ショパン:夜想曲集
 夜想曲第21番ハ短調WN.62/夜想曲第16番変ホ長調Op.55-2/
 夜想曲第12番ト長調Op.37-2/夜想曲第11番ト短調Op.37-1/
 夜想曲第10番変イ長調Op.32-2/夜想曲第1番変ロ短調Op.9-1/
 夜想曲第15番嬰ヘ長調Op.15-2/夜想曲第3番ロ長調Op.9-3/
 夜想曲第7番嬰ハ短調Op.27-1/夜想曲第9番ロ長調Op.32-1/
 夜想曲第19番ホ短調Op.72-1(WN.23)/
 夜想曲第2番変ホ長調Op.9-2/夜想曲第15番ヘ短調Op.55-1/
 夜想曲第20番嬰ハ短調
  《レント・コン・グラン・エスプレッシオーネ》(WN.37)
ダン・タイ・ソン
 (ピアノ/スタインウェイD 578221)
※録音:2009年11月26日、ヴィトルト・ルトスワフスキ・ポーランド放送コンサート・スタジオ(ワルシャワ)
Chopin: Nocturnes
NIFCCD 020
\2500→¥2290
エラール1849
 ダン・タイ・ソン


ショパン:夜想曲集
 夜想曲ハ短調WN.62/夜想曲第16番変ホ長調Op.55-2/
 夜想曲第12番ト長調Op.37-2/夜想曲第11番ト短調Op.37-1/
 夜想曲第10番変イ長調Op.32-2/夜想曲第1番変ロ短調Op.9-1/
 夜想曲第15番嬰ヘ長調Op.15-2/夜想曲第3番ロ長調Op.9-3/
 夜想曲第7番嬰ハ短調Op.27-1/夜想曲第9番ロ長調Op.32-1/
 夜想曲第19番ホ短調Op.72-1(WN.23)/
 夜想曲第2番変ホ長調Op.9-2/夜想曲第15番ヘ短調Op.55-1/
 夜想曲第20番嬰ハ短調
  《レント・コン・グラン・エスプレッシオーネ》(WN.37)
ダン・タイ・ソン
 (フォルテピアノ/エラール1849)
1849年製のエラールで弾く"夜想曲"!
※録音:2009年11月24日−25日、ヴィトルト・ルトスワフスキ・ポーランド放送コンサート・スタジオ(ワルシャワ)

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クシシュトフ・ヤブウォンスキ
スタインウェイとエラールによるショパン
/練習曲集
NIFCCD 215
\2500→\2290
スタインウェイ
 クシシュトフ・ヤブウォンスキ

  ショパン:12の練習曲Op.10/12の練習曲Op.25
クシシュトフ・ヤブウォンスキ(ピアノ)

 ※録音:2015年5月6日−8日、10日&6月9日、
 ポーランド放送ヴィトルト・ルトスワフスキ・コンサート・スタジオ(ワルシャワ、ポーランド)

ここで何曲か聞けます。
http://www.kjpianist.com/chopin-etudes/


NIFCCD 047
\2500→\2290
1849年製エラール
 クシシュトフ・ヤブウォンスキ

  ショパン:
   12の練習曲 Op.10
   12の練習曲 Op.25
クシシュトフ・ヤブウォンスキ
 (ピリオド・ピアノ/エラール1849年製)
 ポーランドの名匠クシシュトフ・ヤブウォンスキ。1849年製エラールでのショパンの"24の練習曲"!
 ワルシャワのショパン・インスティテュート(NIFC)の歴史的銘器の1つである1849年製のエラールでヤブウォンスキが奏でてゆくショパンのエチュード。

 ※録音:2016年4月4日−7日、ポーランド放送ヴィトルト・ルトスワフスキ・コンサート・スタジオ(ワルシャワ、ポーランド)






PRIMA FACIE


PFCD 071
¥2500
オスロからの葉書 〜 ソロ・コントラバスのための音楽 ダン・ステュッフェ(コントラバス)
 シモン・ガルシア:リフレクションズ、ポーラー・ライツ/
 ジョン・アレクサンダー:インテリジェント・ハンド/
 テッポ・ハウタ=アホ:ダンのバラード/
 サディ・ハリソン:Hallristningsomradet/
 テリエ・ヴィーケン:5つの小品/
 スティーヴ・プルーズ:コルトレーン/
 ベルナルド・サレス:ベース・ソロのためのソナタ/
 マルクス・パウス:ソロ・ベースのためのソナティナ/
 マラン・マレ:人間の声 (ヴィオール小品)

 素晴らしき低音ワールド!コントラバス独奏のための音楽!

 ☆低音愛好家注目! コントラバス独奏のための作品集!

 ダン・ステュッフェは、スウェーデン生まれ、ゲーリー・カーのアシスタントを務めた後、1985年にオスロでデビューし、ノルウェーを拠点に活動、現在はオスロ・フィルの副首席奏者、ノルウェー音楽アカダミーの教授などを務める世界的コントラバスの名手。
 ステュッフェのために書かれた作品を中心に、コントラバス独奏のための貴重なレパートリーを集めたコントラバス・ファン垂涎のアルバム。

 ※録音:2016年12月21日−22日、ノルウェー音楽アカデミー

 

PFCD 060
¥2500
雨の歌 〜 カレル・ヤノヴィツキーの音楽
 祝祭幻想曲とフーガ(リコーダー、ピアノ)
 雨の歌(ソプラノ、リコーダー、ピアノ)
 リコーダーとピアノのためのソナタ
 パッセージ・オヴ・フライト(ソプラノ、ピアノ)
 ピアノ・ソナタ(2005)
 リコーダーと弦楽のための五重奏曲
レスリー・ジェーン・ロジャーズ(ソプラノ)
ジョン・ターナー(リコーダー)
ジョーン・テイラー(ピアノ)
マンチェスター・カメラータ・アンサンブル

 1930年チェコ生まれ、20歳からはイギリスで学び、英国王立音楽カレッジを卒業、以降もロンドンを中心に作曲家、評論家、作家として活動するカレル・ヤノヴィツキーの室内楽作品集。
 ヤノヴィツキーは様々な組み合わせの室内楽を多く作曲しており、ここではリコーダーを中心とした室内楽、声楽作品を収録。

 ※録音:2014年、2016年、イギリス

 

PFCD 062
¥2500
ファー・アウェイ 〜 20世紀〜21世紀のアート・ソング集 サラ・プール(ソプラノ)、
デレク・ハリス(ピアノ)
 フランク・ベイフォード:アパラチアのエレジー/
 トニー・オズボーン:夏の日のソネット/
 フィリップ・キャノン:5つの女性の歌/
 デイヴィッド・ヘイズ:ア・スポットレス・ローズ/
 エリック・ファンク:サラ・ティーズデールの詩による4つの歌/
 ピーター・ラム:サーチング・フォー・ラムズ/
 デイヴィッド・ヘイズ:ファー・アウェイ/
 ハンフリー・クルーカス:イーヴンフォール/
 ジョン・アレグザンダー:ジョン・バーリーコーン(6つのサマセット民謡より)

 サラ・プールは、クラシックからブロードウェイの古典的なレパートリー(ガーシュウィン、ポーター、カーン、ヴァイル、アーレン等)のリサイタル&コンサートで世界で歌う英国のソプラノ。
 現代の作曲家とのコラボレーションも多彩に行っており、このアルバムでは1960年から現在までのイギリスを中心としたアート・ソングを収録。

 ※録音:2016年11月26日−27日、イギリス

 

PFCD 065-66
(2CD/特別価格)
¥3800
ハウエルズ:クラヴィコードのための音楽
 ランバートのクラヴィコード Op.41(HH 165)
 ハウエルズのクラヴィコード 第1巻(HH 237)
 ハウエルズのクラヴィコード 第2巻
ジュリアン・パーキンス(クラヴィコード)

 クラヴィコードによる世界初全曲録音!ハウエルズのクラヴィコード作品集

 ☆全曲盤世界初! クラヴィコードで弾いたハウエルズのクラヴィコード作品集!

 バーゼル・スコラ・カントルムやロンドン王立音楽アカデミーなどで学び、チェンバロ、クラヴィコードなどのピリオド鍵盤楽器の名手としてChandos、Coro、Avieなどに録音を残しているジュリアン・パーキンス。

 ハウエルズがクラヴィコードのために作曲した「ランバートのクラヴィコード」と「ハウエルズのクラヴィコード」は、ジョン・マッケイブがピアノで弾いたものはHeliosからリリースされており、クラヴィコードで弾いたものはルース・ダイソンによる抜粋盤(8曲)が1981年にLPリリースされていましたが、このアルバムは、クラヴィコードで全曲を弾いた最初のレコーディングとなります。

 ※録音:2016年3月&4月、イギリス
 ※使用楽器:after Johann Heinrich Silbermann by Peter Bavington(2015) / Thomas Godd(1952) / Arnold Dolmetsch(1925)





TONAR


TONAR 70901
¥2600
ウカシュ 〜 ホセ、タンスマン、ルトスワフスキ作品集
 アントニオ・ホセ:ギター・ソナタ
 アレクサンドル・タンスマン:カヴァティーナ
 ヴィトルト・ルトスワフスキ:民謡集
 タンスマン:ポーランド風組曲
ウカシュ・クロパチェフスキ(ギター)

 ウカシュ・クロパチェフスキは、ポーランド出身、東京国際ギター・コンクール第2位など各地のコンクールで入賞し、アメリカでマヌエル・バルエコに師事、現在はポーランドのポズナン音楽アカデミー教授、ポーランド・ギター・アカデミー・フェスティヴァルの芸術監督を務める俊英ギタリスト。

 ポーランド放送からリリースされながらも入手困難となっていた録音の嬉しい復刻。スペインのアントニオ・ホセが2012年、母国ポーランドのタンスマンとルトスワフスキが2008年の録音。

 ※録音:2008年、2012年、ポーランド

 

TONAR 40515
¥2600
チャイナ・ウェスト
 J.S.バッハ(バルエコ編曲):ソナタ第6番ト長調 BWV.1019
 モレノ・トローバ:版画
 ピアソラ(アサド編曲):フーガと神秘、レビラード
 陳怡(チェン・イ)(バルエコ編曲):組曲 《チャイナ・ウェスト》
 アサド:エンチャンテッド・アイランド(世界初録音)
 チャップリン(アサド編曲):チャップリン・メドレー
  (伯爵夫人、ライムライト、モダン・タイムス、犬の生活)
マヌエル・バルエコ(ギター)
北京ギター・デュオ

 キューバの伝説的ギタリスト、マヌエル・バルエコと、その弟子である北京ギター・デュオ(王雅夢、蘇萌)によるギター三重奏。バッハのヴァイオリン・ソナタやピアソラ、チャップリンのアレンジなど魅力的なプログラム。

 

TONAR 11015
¥2600
バッハ・トゥ・タン・ドゥン
 スカルラッティ:ソナタ ロ短調 K.173、ソナタ ニ短調 K.141
 J.S.バッハ(ブゾーニ編曲):シャコンヌ
 カステルヌオーヴォ=テデスコ:ソナティナ・カノニカ Op.196
 グラナドス:詩的なワルツ集
 タン・ドゥン:ウォーターカラーの中の8つのメモリー Op.1(世界初録音)
北京ギター・デュオ

 バルエコに学んだ中国の注目ギタリスト、メン・スー(蘇萌)、ヤメン・ワン(王雅夢)からなるギター・デュオ。
 スカルラッティから、バッハ、カステルヌオーヴォ=テデスコ、グラナドスを経て、祖国中国のタン・ドゥン(譚盾)の世界初録音曲まで、多彩なリサイタル・アルバム。バッハの「シャコンヌ」は、ピアノ・アレンジで知られるブゾーニ編曲版をベースに、U.シュトラッケがギター二重奏版へと編曲したもの。

 ※録音:2010年、2011年




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CASCAVELLE



VEL 1540
(11CD 5枚価格)
¥10500→\9990
新しいウィーン原典版による
 「ハイドン:ピアノ・ソナタ全集 55曲収録」
ダニエル・フュクス(ピアノ)
 ピアノ・ソナタ
  ハ長調 Hob.XVI:1 / 変ロ長調 Hob.XVI:2 / ハ長調 Hob.XVI:3 / ニ長調 Hob.XVI:4/
  イ長調 Hob.XVI:5 / ト長調 Hob.XVI:6 / ハ長調 Hob.XVI:7 / ト長調 Hob.XVI:8/
  ヘ長調 Hob.XVI:9 / ハ長調 Hob.XVI:10 / イ長調 Hob.XVI:12 / ホ長調 Hob.XVI:13/
  ニ長調 Hob.XVI:14 / 変ホ長調 Hob.XVI:16 / 変ホ長調 Hob.XVI:Es2 / 変ホ長調Hob.XVI:Es3/
  ト長調Hob.XVI:G1 / ニ長調Hob.XVII:D1 / ヘ長調 Hob.XVI:F3 / 変ロ長調 Hob.XVI:18/
  ニ長調 Hob.XVI:19 / ハ短調 Hob.XVI:20 / ニ長調 Hob.XVI:33 / 変イ長調 Hob.XVI:43/
  ト短調 Hob.XVI:44 / 変ホ長調 Hob.XVI:45 / 変イ長調 Hob.XVI:46 / ホ短調 Hob.XVI:47bis/
  ハ長調 Hob.XVI:21 / ホ長調 Hob.XVI:22 / ヘ長調 Hob.XVI:23 / ニ長調 Hob.XVI:24/
  変ホ長調 Hob.XVI:25 / イ長調 Hob.XVI:26 / ト長調 Hob.XVI:27 / 変ホ長調 Hob.XVI:28/
  ヘ長調 Hob.XVI:29 / イ長調 Hob.XVI:30 / ホ長調 Hob.XVI:31 / ロ短調 Hob.XVI:32/
  ハ長調 Hob.XVI:35 / 嬰ハ短調 Hob.XVI:36 / ニ長調 Hob.XVI:37 / 変ホ長調 Hob.XVI:38/
  ト長調 Hob.XVI:39 / ホ短調 Hob.XVI:34 / ト長調 Hob.XVI:40 / 変ロ長調 Hob.XVI:41/
  ニ長調 Hob.XVI:42 / ヘ長調 Hob.XVI:47 / ハ長調 Hob.XVI:48 / 変ホ長調 Hob.XVI:49/
  ハ長調 Hob.XVI:50 / ニ長調 Hob.XVI:51 / 変ホ長調 Hob.XVI:52

 新しいウィーン原典版によるハイドンのピアノ・ソナタ全集!ダニエル・フュクスによる2016—2018年の新録音!

 録音:2016-2018年 スイス,ヴォー州,ヴァレル=ス=ランス,11h08m13s

 CASCAVELLEからハイドンのピアノ・ソナタ全集が登場。
 ダニエル・フュクスは1956年、ジュネーヴ生まれのスイスのピアニスト、オルガニスト。バロックから古典の音楽を得意とする一方、シェーンベルクやオネゲルなどの近代ピアノ曲でも高い評価を得ている。

 この全集はモダンピアノを用い、ヌーシャテル湖の西に位置するヴァレル=ス=ランスのおそらく小さめの会場でで丁寧に弾いた演奏である。楽譜は2009/2010年刊の新しいウィーン原典版を使用している。ハイドン好きならぜひとも耳にしてもらいたい誠実な演奏である。

 ※収録曲について。
  ハイドンの真筆か疑問がある作品、Hob.XVI:11およびHob.XVI:15(ディヴェルティメント ハ長調 Hob.II:11の編曲)、また偽作と判明したHob.XVI:17(ヨハン・ゴットリープ・シュヴァネンベルガーの作)は除外。
  文字番号の4曲、Hob.XVI:Es2、Hob.XVI:Es3、Hob.XVI:G1、Hob.XVII:D1は収録。Hob.XVI:47は2種の稿どちらも収録。

 


VEL 1513-14
(2CD 特別価格)
【再発売】
¥3200
ネルソン・ゲルナー・プレイズ・リスト
 CD1)
  超絶技巧練習曲集 S.139 (全12曲)
 CD2)
  ピアノ・ソナタ ロ短調 S.178
  バラード第2番 ロ短調 S.171
  調性のないバガテル S.216a
  ワーグナーの「トリスタンとイゾルデ」のイゾルデの愛の死 S.447
  メフィスト・ワルツ第1番 S.514
ネルソン・ゲルナー(ピアノ)

 アルゼンチン出身のピアニスト、ネルソン・ゲルナー再発売!

 録音:CD1)1999年12月14日 ジュネーヴ、CD2)2007年4月 ワルシャワ/127'18

 旧VEL3157の新装デジパック仕様での再発。さらにその前にVEL 3029とVEL 3101のバラでも発売されていた。
 アルゼンチン出身のピアニスト、ネルソン・ゲルナーがリストを弾いた録音。ネルソン・ゲルナーは1969年、ブエノスアイレス近郊のサン・ペドロの生まれ。ブエノスアイレスで学んだ後、スイスのジュネーヴに留学、1990年のジュネーヴ国際コンクールピアノ部門で第1位を獲、その後ジュネーヴを拠点にして国際的に活躍している。
 ゲルナーはアルゼンチン時代からリストを得意にしていたが、CDはこの2枚しかない。高度で鮮やかな技巧はもちろん、南米人らしい情熱もまた素晴らしい。

 


VEL 1521-22
(2CD 特別価格)
¥3200
ネルソン・ゲルナー・プレイズ・ラフマニノフ
 (1)ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番 ニ短調 Op.30
 (2)ラフマニノフ:前奏曲集(3曲)
  (ト長調Op.32-5、嬰ト短調Op.32-12、変ロ長調Op.23-2)
 (3)ブルメンフェリト:左手のための練習曲変イ長調 Op.36
 (4)ラフマニノフ:
  ピアノ・ソナタ第2番 変ロ短調 Op.36
  メンデルスゾーンの夏の夜の夢のスケルツォ
  ライラック Op.21-5
  マーガレット Op.38-3
  練習曲集「音の絵」 Op.39(全9曲)
ネルソン・ゲルナー(ピアノ)
(1)ワシーリー・シナイスキー(指揮)
 BBCフィル

 録音:(1)2000年2月 マンチェスター ライヴ録音、(2)3()2002年3月 ジュネーヴ、(4)1993年12月19-21日スイス,エスタヴァイエ=ル=ラック/127'18

 ネルソン・ゲルナーによるラフマニノフ集+ブルメンフェリト。協奏曲第2番と前奏曲集およびブリメンフェリトはVE 3051で、ソナタ第2番と編曲集、「音の絵」はVEL 1037で単発されていたもの。
 ネルソン・ゲルナーは1969年、アルゼンチンのサン・ペドロの生まれ。長年ジュネーヴを拠点にして国際的に活躍している。
 ピアノ協奏曲第3番は初発時に話題になったもので、ゲルナーの冴えた技巧に情熱がバランスよく混ざったピアノにシナイスキーのロシアの味が絡んだ見事な演奏。一方1993年の録音では若々しい演奏が楽しめる。

 


VEL 1526
¥2100
「女性作曲家のピアノ作品集」
 マルティネス(1744-1812):ピアノ・ソナタ イ長調
 マリア・シマノフスカ(1789-1831):夜想曲 変ロ長調
 ファンニ・ヒュネルヴァデル:導入、変装とロンド
 C.シューマン(1819-1896):3つのロマンツェ Op.21
 チリッラ・ブランカ・カンビアーシ(1826-1854):変奏曲
 タイユフェール(1892-1983):ロマンス イ長調
 セシル・シャミナード(1857-1944):アラベスク第2番 Op.92
 ルチア・コンティーニ・アンセルミ(1876-1913):クマエのシビッラ Op.15
 エイミー・ビーチ(1867-1944):2つの小品 Op. 54
  (スコットランドの伝説,幻想的なガヴォット)
アダルベルト・マリア=リーヴァ(ピアノ)

 クララ・シューマンから珍しい作曲家まで!女性作曲家ピアノ作品集!

 録音:2018年3月1-3日 イタリア,ロンバルディア州,クヴェーリオ、78'16

 題名の通り女性作曲家のピアノ作品を集めている。クララ・シューマンはもちろん、タイユフェールやセシル・シャミナード、エイミー・ビーチなど有名な人から、あまり知られていない作曲家の作品も取り上げている意欲的企画。
 アダルベルト・マリア=リーヴァはミラノを拠点にするイタリアのピアニスト。幅広いレパートリーで活躍しており、このCDでも様々な時代の作品からそれぞれの魅力を引き出している。




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GALLO



GALLO 1539
¥2100→\1990
「4手パイプオルガンによる
 ストラヴィンスキーとムソルグスキー」

 ストラヴィンスキー(ボヴェ編):組曲「火の鳥」
 ムソルグスキー(ボヴェ編):「展覧会の絵」
ヴィヴィアーヌ・ロリオ(オルガン)
ギ・ボヴェ(オルガン)

 注目盤!夢幻的かつ荘重!4手オルガンによる「火の鳥」と「展覧会の絵」!

 録音:2017年6月 ルツェルン/53'03

 ストラヴィンスキーの「火の鳥」とムソルグスキーの「展覧会の絵」を4手パイプオルガンで演奏した面白いCD。
 ストップをフル活用して多彩な音色を活用しているのは当然だが、パイプオルガンの場合それらが教会の大きな空間の中で溶けて降り注ぐので、オーケストラ演奏とはだいぶ異なった夢幻的かつ荘重な音楽になっている。

 ルツェルンの聖レオデガー大聖堂(通称ホフキルヒェ)に設置されているパイプオルガンを使用。これは1640-1650年にザルツブルクのオルガン製作者ハンス・ガイスラーによって作られたもので、スイスで最大規模と言われている。改めてパイプオルガンという楽器の凄さを実感させられる。なお「火の鳥」は1945年組曲と同じ選曲。

 ギ・ボヴェは日本でもおなじみのベテラン・オルガニスト。1942年生まれ。作曲家としても高名な人だけに編曲は大変見事。ヴィヴィアーヌ・ロリオはボヴェやミシェル・シャピュイらに学び、フランスを中心に活躍しているオルガニスト。

 


GALLO 1552
¥2100
「フューメ父子の作品集」
 ディナム=ヴィクトル・フューメ(1867-1949)
  (1)田舎のサバト/(2)秋/(3)処女マリアの紡ぎ車/(4)イスラエルの荷車
 ラファエル・フューメ(1898-1979):
  (5)木管四重奏曲/(6)弦楽四重奏曲/(7)ラクリモーサ/
  (8)ある主題による即興曲/(9)トッカータ
    (1)(2)ミハイル・ゴリコフ(指揮)、サンクト・ペテルブルク・タヴリーダ宮殿管弦楽団
    (2)ミハイル・ゴリコフ(指揮)、サンクト・ペテルブルク・ヌヴェル・ヴォワ合唱団
    (3)海老彰子(ピアノ)/(4)ジャン=ポール・アンベール(オルガン)
    (5)フィリップ・ピエルロ(フルート)、パスカル・ソモン(ホーボエ)、
     パトリック・メシナ(クラリネット)、フィリップ・アノン(バソン)
    (6)パヴェル・パポフ(ヴァイオリン)、ユーリ・ウシャポスキ(ヴァイオリン)、
     アレクセイ・ボゴラド(ヴィオラ)、タラス・トレペル(チェロ)
    (7)ガブリエル・フューメ(フルート)、ジャン=ポール・アンベール(オルガン)
    (8)イェニセイ・ラミク(ピアノ)/(9)ジャン・ガラール(オルガン)

 63'11

 19世紀末から20世紀前半にかけてのフランス音楽界の異端的鬼才として知られるディナム=ヴィクトル・フューメ(1867—1949)と、その息子ラファエル・フューメ(1898—1979)の作品を集めたCD。
 父フューメのCDはいくらかあるものの大半がオルガン曲かピアノ曲だったので、管弦楽曲と合唱曲が含まれているのがありがたい。「田舎のサバト」は神秘主義者フューメの本領発揮の独特の魅力に溢れている。
 息子フューメは古典回帰的作風が特徴で、その息子のガブリエル・フューメがフルートを吹いたラクリモーサは素晴らしく美しい。
 詳しい録音データが明かされていないが、様々な音源から寄せ集めたもののようである。

 

GALLO 1555
¥2100
「歴史的イタリアのギター製作者」 ブルーノ・ジュッフレーディ(ギター)
 マニョーン:伝説(ピエトロ・ガッリノッティ作 1957年)
 レスピーギ:ギターのための変奏曲(ルイーギ・モッツァーニ作 1936年)
 モッツァーニ:前奏曲(ルイージ・モッツァーニ作 1936年)
 ムルトゥーラ:タランテッラ(ジュゼッペ・ベルナドロ・レッキ作 1936年)
 パイッサ:3つの思い出の主題(ロレンツォ・ベッラフォンターナ作 1947年)
 タレガ:4つのマズルカ(ロレンツォ・バッランフォンターナ作 1952年)
 ジラルディーノ:60の妙技と超越の練習曲—第29番 パッサカリア(マリオ・パベ作 1967年)
 ヴェスコヴォ:12の推移の練習曲—第14番,第5番(カルロ・ラスパーニ作 1999年)
 トルレサン:幻想曲(マリオ・ノヴェッリ作 1983年)
 トゥーリナ:ファンダンギッロ Op.36(ピエトロ・ガッリノッティ作 1952年)
 マサ:迷宮(ピエトロ・ガッリノッティ作 1952年)
 カザリーニ:12のギターのための練習曲—第4番
  (9つの楽器使用:
   ピエトロ・ガッリノッティ作 1957年、ルイージ・モッツァーニ作 1936年、ジュゼッペ・ベルナルド作 1936年、
   ロレンツォ・ベッラフォンターナ作 1947年、ロレンツォ・ベッラフォンターナ作 1957年、マリオ・パベ作 1967年、
   カルロ・ラスパーニ作 1999年、マリオ・ノヴェッリ作 1983年、ピエトロ・ガッリノッティ作 1952年)

 録音:2017年8月、DDD、66'45

 19世紀末から20世紀にかけてのイタリア、スペインのギター曲を集めたCD。素敵なギター小品を、いくつもの名器をとりかえて演奏するという凝った内容。ことにカザリーニの練習曲第4番は9つのギターで弾くというマニアックさ。
 ブルーノ・ジュッフレーディはミラノ生まれのイタリアのギター奏者。どの楽器を用いても知性的な美感が映えている。





<メジャー・レーベル>
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DG



483 6594
\2300→\2090
ロン・ユー&上海交響楽団、DG本格始動!
 ドイツ・グラモフォン120周年記念ライヴ in Beijin(CD)
  《ロン・ユー〜オルフ:カルミナ・ブラーナ—故宮からのライヴ》

 1) オルフ:カルミナ・ブラーナ、
 2) 劉天華:良宵(Enchanted Night)、
 3) 中国民謡:茉莉花(ジャスミンの花)
アイーダ・ガリフッリーナ(ソプラノ)(1)、
トビー・スペンス(テノール)(1)
ルドヴィク・テジエ(バリトン)(1)、
ウィーン・ジングアカデミー(1, 3)、
ロン・ユー(指揮)
上海交響楽団
 
 ドイツ・グラモフォンの創立120周年を記念するガラ・コンサートが北京の故宮(紫禁城)を舞台に行われ、そのライヴ録音が発売されます。
 このユニークなガラ・コンサートでは、ともに最近ドイツ・グラモフォンと専属契約を結んだ中国の指揮者のロン・ユーと上海交響楽団が演奏しています。

 【録音】2018年10月10日、北京、故宮、太廟

  https://www.youtube.com/watch?v=XZXDcDGVTQs&list=PLcSkPXginhQdEkXJvUHoEHd1dyUHoqZC5&t=0s&index=3
 
 


483 6412
(10CD)
\6000

《ダニエル・バレンボイム〜ベルリオーズDG録音全集》


ベルリオーズ:
《CD 1》
 1) 幻想交響曲Op.14、2) 序曲『ローマの謝肉祭』Op.9
  【録音】1978年(1)、1980年(2) /
《CD 2-3》
 1)レクイエム(死者のための大ミサ曲)Op.5、
 2) ラ・マルセイエーズ(ルジェ・ド・リール/ベルリオーズ編)
  プラシド・ドミンゴ(テノール)、パリ管弦楽団合唱団
   【録音】1979年 /
《CD 4-5》
 ロメオとジュリエットOp.17
  イヴォンヌ・ミントン(メッゾ・ソプラノ)、
  フランシスコ・アライサ(テノール)、ジュール・バスタン(バス)、
  パリ管弦楽団合唱団
   【録音】1979年 /
《CD 6-7》
 ファウストの劫罰Op.24
  イヴォンヌ・ミントン(メッゾ・ソプラノ)、
  プラシド・ドミンゴ(テノール)、
  ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バス)、
  ジュール・バスタン(バス)、パリ管弦楽団合唱団
   【録音】1978年 /
《CD 8》
 1) 夏の夜Op.7、2) 夢想とカプリスOp.8、
 3) 抒情的情景『クレオパトラの死』
  キリ・テ・カナワ(ソプラノ)(1)、
  イツァーク・パールマン(ヴァイオリン)(2)、ジェシー・ノーマン(ソプラノ)(3)
   【録音】1981年(1, 3)、1980年(2) /
《CD 9-10》
 歌劇『ベアトリスとベネディクト』
  イヴォンヌ・ミントン(メッゾ・ソプラノ)、
  プラシド・ドミンゴ(テノール)、ロジェ・ソワイエ(バリトン)、
  ジョン・マカーディ(バス)、ジュヌヴィエーヴ・パージュ(ナレーター)、
  パリ管弦楽団合唱団
   【録音】1979年、1981年
ダニエル・バレンボイム(指揮)
パリ管弦楽団
 
 ベルリオーズ没後150周年記念、バレンボイム&パリ管による魅力的なCD10枚組
 ベルリオーズ没後150周年を記念して、ダニエル・バレンボイムがパリ管弦楽団とドイツ・グラモフォンに録音したベルリオーズ作品をすべて収録したアルバムです。CD10枚組。限定盤。
 プラシド・ドミンゴ、イヴォンヌ・ミントン、ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ、キリ・テ・カナワ、ジェシー・ノーマンも共演しています。
 キャップ・ボックス仕様、ブックレットにはNigel Simeoneによる新しいエッセイを掲載。
  【録音地】パリ
 
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483 6174
\2300→\2090

 ドイツ・グラモフォン120周年記念
《シェラック盤の黄金期—アニヴァーサリー・エディション》


[クラシック]
 1) マスカーニ:歌劇『仮面』より序曲(抜粋)
  ピエトロ・マスカーニ(指揮)シュターツカペレ・ベルリン
   【録音】1928年、ベルリン、
 2) ショパン:夜想曲第2番変ホ長調Op.9 No.2
  ラウル・コチャルスキ(ピアノ)【録音】1936年、ドイツ、
 3) ウェーバー:歌劇『魔弾の射手』より「Alles pflegt schon l?ngst der Ruh」
   マリア・ミュラー(ソプラノ)、
   ロベルト・ヘーガー(指揮)ベルリン市立管弦楽団
    【録音】1943年、ベルリン、
 4) マスカーニ:歌劇『カヴァレリア・ルスティカーナ』より間奏曲
   ピエトロ・マスカーニ(指揮)シュターツカペレ・ベルリン
    【録音】1927年、ベルリン、
 5) ロッシーニ:歌劇『セビリアの理髪師』より「私は町の何でも屋」
   ティッタ・ルッフォ(バリトン)&オーケストラ 【録音】1912年、イタリア、
 6) エルガー:愛の挨拶Op.12
   ヴァーシャ・プシホダ(ヴァイオリン)、オットー・A.グレーフ(ピアノ)
    【録音】1938年、ドイツ、
 7) ヴェルディ:歌劇『椿姫』より「Von der Freude Blumenkr?nzchen」(ドイツ語歌唱)
   アルダ・ノーニ(ソプラノ)、
   アルトゥール・ローター(指揮)ベルリン・ドイツ・オペラ管弦楽団
    【録音】1942年、ベルリン、
 8) ドヴォルザーク:スラヴ舞曲第1番ハ長調Op.46 No.1
   エーリヒ・クライバー(指揮)シュターツカペレ・ベルリン
     【録音】1929年、ベルリン、
 9) J.S.バッハ:「エホバよ、われ汝に向かいて歌わん」BWV452
   ヘルムート・ヴァルヒャ(オルガン)、トーマス教会少年合唱団 、
   カール・シュトラウベ(合唱指揮)
    【録音】1927年、ベルリン、
 10) レーガー:マリアの子守歌Op.76 No.52
    エルナ・ベルガー(ソプラノ)、
    ヴォルフガング・マルティン(指揮)シュターツカペレ・ベルリン
     【録音】1935年、ベルリン、
 11) ドヴォルザーク:ユモレスク変ト長調Op.101 No.7
    ヴァーシャ・プシホダ(ヴァイオリン)、オットー・A.グレーフ(ピアノ)
     【録音】1929年、ドイツ、
 12) アダン:歌劇『ロンジュモーの郵便馬車』より「友よ、物語を聞け」(ドイツ語歌唱)
    コロマン・フォン・パタキー(テノール)&オーケストラ
     【録音】1930年、ドイツ、
 13) モーツァルト:歌劇『ドン・ジョヴァンニ』K.527より「Folget der Hei?geliebten」
    ユリウス・パツァーク(テノール)&オーケストラ
     【録音】1935年、ドイツ、
 14) シューベルト:アンセルモの墓でD504
    ティアナ・レムニッツ(ソプラノ)、ミヒャエル・ラウハイゼン(ピアノ)
      【録音】1937年、ドイツ
[軽音楽]
 15) Paul Hoppe:Ein rheinisches M?dchen beim rheinischen Wein
    ハインリヒ・シュルスヌス(バリトン)、ヨハン・ハイデンライヒ(ピアノ)
     【録音】1925年、ドイツ、
 16) D?nes von Buday:Ein Blumenstrau? aus Nizza
    エルナ・ザック(ソプラノ)、ヴァルター・シュッツェ(指揮)オーケストラ
     【録音】1936年、ドイツ、
 17) ウィリー・エンゲル=ベルガー:In The Distnt Tropics
    ララ・アンデルセン&アンサンブル
     【録音】1942年、ドイツ、
 18) ジミー・マクヒュー:明るい表通りで(抜粋)
    ルイ・アームストロング&アンサンブル 【録音】1934年、アメリカ、
 19) オットー・ロイター:Ick wundere mir ?ber jarnischt mehr
    オットー・ロイター&オーケストラ 【録音】1927年、ドイツ、
 20) フリードリヒ・シュレーダー:Man m?sste Klavier spielen k?nnen
    ヨハンネス・ヘースタース(バリトン)&オーケストラ
     【録音】1941年、ドイツ、
 21) ニック・ラロッカ:タイガー・ラグ
    ルイ・アームストロング&アンサンブル
     【録音】1934年、アメリカ
 
 ドイツ・グラモフォン120周年を記念したこの『シェラック盤の黄金期』には、録音最初期1897年頃から1930年代のシェラック盤時代の録音から特に価値のあるトラックが選ばれ、ピエトロ・マスカーニの自作自演、カルーソーのライバルといわれたバリトン歌手ティッタ・ルッフォによる「私は町の何でも屋」(歌劇『セビリアの理髪師』)、伝説のヴァイオリニスト、ヴァーシャ・プシホダによるドヴォルザークとエルガー、「モーツァルトのテノール」ユリウス・パツァークのオッターヴィオのアリア(歌劇『ドン・ジョヴァンニ』)、国際的スターのルイ・アームストロング、ララ・アンデルセンによるジャズのスタンダードなどが収録されています。
 全トラックがオリジナル盤からリマスタリング、CD化されました。
 



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DECCA



483 4431
\2300→\2090
《小澤征爾&水戸室内管弦楽団〜ベートーヴェン:交響曲第9番『合唱』》
 ベートーヴェン:
  交響曲 第9番 ニ短調 作品125《合唱》
三宅理恵(ソプラノ)、
藤村実穂子(メゾ・ソプラノ)
福井敬(テノール)、
マルクス・アイヒェ(バリトン)、
東京オペラシンガーズ
水戸室内管弦楽団
指揮:小澤征爾
 
 小澤征爾&水戸室内管弦楽団のベートーヴェン交響曲シリーズ第4弾。
 2017年10月13日&15日に行われた水戸室内管弦楽団第100回記念定期演奏会は前半(第1楽章&第2楽章)をラデク・バボラークが指揮し、後半(第3楽章&第4楽章)を小澤征爾が指揮しましたが、前半の2楽章をコンサートとは別に小澤征爾指揮でセッション録音を行い完成したこのディスク。
 小澤征爾にとっては、大ヒットした2002年のサイトウ・キネン・オーケストラとの録音以来、15年ぶりの第九録音。
 世界的名手が揃った少数精鋭の水戸室内管弦楽団の引き締まった演奏と、東京オペラ・シンガーズの圧倒的な合唱、ソリスト達の素晴らしい歌唱が、小澤征爾の指揮によって見事に融合した、感動的な演奏です。
 昨日(2018/12/5)ドイツ・グラモフォン120周年記念ガラ・コンサートで華麗な演奏を披露し、満場の聴衆と感動を分かち合った小澤征爾の最新アルバムが輸入盤でもリリースの運びとなりました。

 録音:2017年10月 水戸芸術館 コンサートホールATM(第3&4楽章のみライヴ録音)
  
 


483 4687
(8CD+DVD)
\6000

《ジョン・エリオット・ガーディナー〜ベルリオーズ・リディスカヴァード(再発見)》


ベルリオーズ:
《CD 1》
 荘厳ミサ曲
  ドナ・ブラウン(ソプラノ)、ジャン=リュック・ヴィアラ(テノール)、
  ジル・カシュマイユ(バス・バリトン)、モンテヴェルディ合唱団
   【録音】1993年、ロンドン /
《CD 2》
 1) アイルランド歌曲集Op.2、2) わなOp.13 No.3、
 3) オフィーリアの死、4) 『ファウスト』からの8つの情景
  エイプリル・カンテロ(ソプラノ)(1-3)、
  ヘレン・ワッツ(アルト)(1, 2)、ロバート・ティアー(テノール)(1, 4)、
  リチャード・ソルター(バリトン)(1)、
  モンテヴェルディ合唱団(1, 4)、ヴィオラ・タナード(ピアノ)
   【録音】1967年、イギリス /
《CD 3》
 幻想交響曲Op.14
  【録音】1991年、パリ /
《CD 4》
 1) イタリアのハロルドOp.16、2) トリスティアOp.18
   ジェラール・コセ(ヴィオラ)(1)、
   モンテヴェルディ合唱団(2)
    【録音】1994年 /
《CD 5- 6》
 ロメオとジュリエットOp.17
  キャサリン・ロビン(メッゾ・ソプラノ)、ジャン=ポール・フシェクール(テノール)、
  ジル・カシュマイユ(バリトン)、モンテヴェルディ合唱団
   【録音】1995年、ワトフォード /
《CD 7- 8》
 ファウストの劫罰Op.24
  パトリック・ロジェ(コール・アングレ)、ゾルターン・トス(ヴィオラ)、
  アンネ・ゾフィー・フォン・オッター(アルト)、
  マイケル・マイヤーズ(テノール)、ジャン=フィリップ・ラフォン(バリトン)、
  ルネ・シレール(バス・バリトン)、
  フィオナ・ライト(メッゾ・ソプラノ)、エディンバラ祝祭合唱団
   【録音】1987年、リヨン
《DVD》
 「ベルリオーズ・リディスカヴァード(再発見)」—幻想交響曲&荘厳ミサ曲*
  ドナ・ブラウン(ソプラノ)*、
  ジャン=リュック・ヴィアラ(テノール)*、
  ジル・カシュマイユ(バス・バリトン)*、
  モンテヴェルディ合唱団*、
  ジョン・エリオット・ガーディナー(指揮)
  オルケストル・レヴォリュショネル・エ・ロマンティク
ジョン・エリオット・ガーディナー(指揮)
オルケストル・レヴォリュショネル・エ・ロマンティク(CD 1-6)、
リヨン国立歌劇場管弦楽団(CD 7-8)
 
 ベルリオーズ没後150周年記念、ガーディナーによる録音集。CD8枚組+DVD
 ベルリオーズの没後150周年を記念して、ジョン・エリオット・ガーディナーとオルケストル・レヴォリュショネル・エ・ロマンティクがフィリップス・レーベルに行った革新的なベルリオーズの録音が、デッカよりDVD付きCD8枚組で発売されます。
 DVDには『幻想交響曲』と『荘厳ミサ曲』が収録され、ベルリオーズの見事なオーケストレーションをお楽しみいただけます。

 【収録】1993年*、ロンドン*
 



<映像>


DG(映像)



73 5613
(DVD)
\3200→\2990
ドイツ・グラモフォン120周年記念ライヴ in Beijin(DVD/BD)
 《ロン・ユー〜オルフ:カルミナ・ブラーナ—故宮からのライヴ》

  1) 劉天華:良宵(Enchanted Night)、
  2) マックス・リヒター:November、
  3) ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番ハ短調Op.18、
  4) オルフ:カルミナ・ブラーナ、
  5) 中国民謡:茉莉花(ジャスミンの花)
マリ・サムエルセン(ヴァイオリン)(2)、
ダニール・トリフォノフ(ピアノ)(3)
アイーダ・ガリフッリーナ(ソプラノ)(4)、
トビー・スペンス(テノール)(4)、
ルドヴィク・テジエ(バリトン)(4)、
ウィーン・ジングアカデミー(4, 5)、
ロン・ユー(指揮)
上海交響楽団
73 5614
(Blu-ray)
\3700→\3490

 ドイツ・グラモフォンの創立120周年を記念するガラ・コンサートが北京の故宮(紫禁城)を舞台に行われ、そのライヴ映像が発売されます。
 このユニークなガラ・コンサートでは、ともに最近ドイツ・グラモフォンと専属契約を結んだ中国の指揮者のロン・ユーと上海交響楽団が演奏しています。
 ヴァイオリニストのマリ・サムエルセン、ピアニストのダニール・トリフォノフも参加しています。

 【収録】2018年10月10日、北京、故宮、太廟

 https://www.youtube.com/watch?v=EFfu7ROt9ps&list=PLcSkPXginhQdEkXJvUHoEHd1dyUHoqZC5&t=0s&index=4
 


<LP>


DG(BOOK+LP)



483 5817
(BOOK+1LP)
\10000

《State of the Art—ドイツ・グラモフォンの歴史》


[Side A]
 1) リスト:『3つの演奏会用練習曲』より第3曲「ため息」変ニ長調
  ダニール・トリフォノフ(ピアノ)
   【録音】2015年、ベルリン、
 2) カタラーニ:歌劇『ワリー』より「さようなら、ふるさとの家よ」
   アンナ・ネトレプコ(ソプラノ)、
   アントニオ・パッパーノ(指揮)サンタ・チェチーリア国立アカデミー管弦楽団
    【録音】2016年、ローマ、
 3) ラフマニノフ:10の前奏曲Op.23より第5番ト短調
    ラン・ラン(ピアノ)
     【録音】2004年、ベルリン、
 4) フォーレ:子守歌Op.16
    アンネ=ゾフィー・ムター(ヴァイオリン)、
    ジェイムズ・レヴァイン(指揮)ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
     【録音】1992年、ウィーン、
 5) バーンスタイン:『「ウェスト・サイド・ストーリー」からのシンフォニック・ダンス』より
     「クール」「フーガ」
       レナード・バーンスタイン(指揮)ロサンゼルス・フィルハーモニー管弦楽団
        【録音】1982年、サンフランシスコ、
 6) シューマン:謝肉祭Op.9より「前口上」
    ダニエル・バレンボイム(ピアノ)
     【録音】1978年、ベルリン

[Side B]
 1) グラズノフ:吟遊詩人の歌Op.71
    ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(チェロ)、
    小澤征爾(指揮)ボストン交響楽団
      【録音】1975年、ボストン、
 2) シューベルト:音楽に寄せてD547
   フリッツ・ヴンダーリヒ(テノール)、フーベルト・ギーゼン(ピアノ)
    【録音】1966年、ミュンヘン、
 3) ベートーヴェン:交響曲第7番イ長調より第4楽章
    ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
     【録音】1962年、ベルリン、
 4) ハイドン:交響曲第88番ト長調より第3楽章
    ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
     【録音】1951年、ベルリン、
 5) プッチーニ:歌劇『ラ・ボエーム』より「もう帰らないミミ」
    エンリコ・カルーソー(テノール)、アントニオ・スコッティ(バリトン)&オーケストラ
     【録音】1907年、ニューヨーク、
 6) エミール・ベルリナーによる義妹サラ・ハーンへの手紙の朗読の抜粋(1987年)

 ドイツ・グラモフォン120周年記念、LP付きハードカバーブック(英・独語版)

 世界で最も愛され続けているクラシック音楽レーベル、ドイツ・グラモフォンの120年の歴史が詰まったハードカバーブック『State of the Art』(英・独語版)が出版されました。2009年にDGの111周年記念に出版されたものと同じタイトルです。
 DGに残されている膨大な資料への前例のないほどの取り組み、そしてアーティスト、歴史学者、プロデューサー、エンジニアと新旧のDG幹部へのインタビューに基づいて製作されました。
 DG所蔵の写真も多数掲載。12トラックを収めたLP付きです。
 















12/6(木)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜


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PROFIL



PH 18084
(15CD)
¥5700→\4990

創業15周年を祝い、Profilレーベルが超大盤振舞い!

Profilレーベル15周年記念エディション
 Disc 1
  シュニトケ:
   (1)バレエ『ペール・ギュント』〜エピローグ
   (2)チェロ・ソナタ第2番
   (3)ムジカ・ノスタルジア
   (4)チェロ・ソナタ第1番
     ダヴィッド・ゲリンガス(チェロ)、タチアナ・ゲリンガス(ピアノ)
     録音:1998-99 年/リューベック

 Disc 2
  (1)フランツ・クサヴァー・ゲーベル:複弦楽五重奏曲ニ短調 Op.28
  (2)カール・シューベルト:弦楽八重奏曲ホ長調 Op.23
     ホフマイスター四重奏団、ヴロツワフ・バロック・オーケストラのメンバー
     録音:2017 年/ベルリン、アンドレアス教会

 Disc 3
  クヴァンツ:
   (1)フルート協奏曲第109番変ホ長調 QV5:89
   (2)フルート協奏曲第97番ト短調 QV5:206
   (3)フルート協奏曲第95番ホ短調 QV5:124
   (4)フルート協奏曲第146番ホ長調 QV5:108
     エリック・ラム(フルート)
     マイケル・アレグザンダー・ウィレンズ(指揮)ケルン・アカデミー
     録音:2017 年10月30,31日/ヴッパータル、インマヌエル教会

 Disc 4
  ルーペルト・イグナツ・マイヤー:われ主に感謝せん〜詩篇、モテット&協奏曲集
    メヒティルド・バッハ(ソプラノ)、エリーザベト・ポピアン(アルト)、
    ハンス・イェルク・マンメル(テノール)、ゴットホルト・シュヴァルツ(バス)、
    カペラ・ヴァイルブルゲンシス・ヴォカリス、ドリス・ハーゲル(指揮)ラルパ・フェスタント
    録音:2006 年9月2-4日/シュロス教会 ヴァイルブルク(ドイツ)

 Disc 5
  スッペ:レクィエム ニ短調
    マリー・ファイトヴァー(ソプラノ)、フランツィスカ・ゴットヴァルト(コントラルト)、
    トミスラフ・ムジェク(テノール)、アルベルト・ペーゼンドルファー(バス)、
    ミュンヘン・フィルハーモニー合唱団、ゲルト・シャラー(指揮)フィルハーモニー・フェスティヴァ
    録音:2012 年7月/エーブラハ修道院附属教会

 Disc 6
  (1)プーランク:スターバト・マーテル
  (2)シマノフスキ:スターバト・マーテルOp.53
  (3)ペンデレツキ:スターバト・マーテル
  (4)リーム:スターバト・マーテル
    マルチェロ・ヴィオッティ(1)2()、クシシトフ・ペンデレツキ(3)、ヘルムート・リリング(4)(指揮)
    バイエルン放送合唱団、ミュンヘン放送管弦楽団
    録音:2000 年3 月17 日/聖ガブリエル教会(1)(2)、2001 年4 月13 日(3)、
     2002 年2月15日(4)/イエスの御心教会(3)(4)

 Disc 7
  (1)ブラウンフェルス:弦楽五重奏曲嬰へ短調Op.63
  (2)R.シュトラウス( ルドルフ・レオポルド編曲):メタモルフォーゼン(7つの独奏弦楽奏版)
    グリンゴルツ・クヮルテット
     【イリヤ・グリンゴルツ、アナヒット・クルティキャン(ヴァイオリン)、
      シルヴィア・シモネスク(ヴィオラ)、クラウディウス・ヘルマン(チェロ)】、
    ダリウス・ミゼラ(コントラバス)、リシャルド・グロブレフスキ(ヴィオラ)、
    ダヴィド・ゲリンガス(チェロ)
    録音:2012 年1月28-30日/ラジオ・スタジオ、チューリッヒ

 Disc 8
  ハンス・ロット: 交響曲第1番ホ長調
    コンスタンティン・トリンクス(指揮)、ザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団
    録音:2015 年11月8日/ザルツブルク祝祭大劇場

 Disc 9
  ブルックナー:交響曲第0番ニ短調 WAB100 (1869)
    ゲルト・シャラー(指揮)フィルハーモニー・フェスティヴァ
    録音:2015 年3月/レゲンテンバウ・バート・キッシンゲン

 Disc 10
  (1)プフィッツナー:交響曲ハ長調Op.46
  (2)同:交響詩「ドン・ファン」
  (3)同:交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」
  (4)同:楽劇「サロメ」より7 つのヴェールの踊り
  (5)同:祝典前奏曲Op.61
    カール・ベーム(1)-(4)、クルト・シュトリーグラー(5)(指揮)、シュターツカペレ・ドレスデン
    録音:1941 年1月(1)(3)、1939 年1月(2)(4)/ゼンパーオーパー、1944 年5月17日ドレスデン聖母教会(5)(モノラル)

 Disc 11
  ベルリオーズ:テ・デウムOp.22
  モーツァルト:キリエ ニ短調K.341
    ニール・スチュアート(テノール)、ハンス=ディーター・シェーネ(オルガン)、
    ドレスデン国立歌劇場合唱団、ドレスデン・シンフォニー合唱団、
    ドレスデン・ジングアカデミー、ドレスデン・フィル児童合唱団、
    ドレスデン国立歌劇場児童合唱団
    サー・コリン・デイヴィス(指揮)シュターツカペレ・ドレスデン
    録音:1998 年10月3、4日/ドレスデン聖十字架教会(ライヴ)

 Disc 12
  ボリス・チャイコフスキー:
   (1)ヴァイオリン協奏曲 (1969)
   (2)ヴァイオリン・ソナタ (1959)
     ヴィクトル・ピカイゼン(ヴァイオリン)、キリル・コンドラシン(指揮)
     モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団(1)、ボリス・チャイコフスキー(ピアノ)(2)
     録音:1972年(ステレオ)(1)、1962年(モノラル)(2)

 Disc 13
  ヨハン・ヘルベック:大ミサ曲 ホ短調
    ゲルト・シャラー(指揮)フィルハーモニー・フェスティヴァ、
    ミュンヘン・フィルハーモニー合唱団、ヴィーラント・ホフマン(オルガン)
    録音:2014年9月/レゲンテンバウ・バート・キッシンゲン、マックス・リットマン・ザール(ライヴ)

 Disc 14
  ナッサウ宮廷の音楽
   (1)ノイバウアー:カンタータ「主は素晴らしき方」
   (2)プント:ホルン協奏曲ホ長調
   (3)デマーキ:シンフォニア変ホ長調
   (4)ロートフィッシャー:アリア「主よ立ち帰り」(詩篇第6番第5-6節)
   (5)ユンカー:フォルテピアノ協奏曲変ロ長調
     クラウス・メルテンス(バリトン)、シュテファン・カッテ(ナチュラルホルン)、
     マルク・クロル(フォルテピアノ)、ヴァイルブルク・シュロス教会合唱団、
     ドリス・ハーゲル(指揮)カペラ・ヴァイルブルゲンシス
     録音:2013 年8月30日〜9月2日/ラーン河畔ヴァイルブルク、シュロス教会

 Disc 15
  サン=サーンス:クリスマス・オラトリオOp.12
    ヴェレナ・シュヴァイツァー、エディト・ヴィーンズ(ソプラノ)、
    ヘレナ・ユングヴィルト(アルト)、フリートライヒ・メルツァー(テノール)、
    クルト・ヴィドマー(バス)、ハンス=ヨアヒム・バルチュ(オルガン)、
    バルバラ・ビエルマン(ハープ)、
    ディートハルト・ヘルマン(指揮)マインツ・バッハ管弦楽団、同合唱団
    録音:1976年

 創業15周年を祝い、Profilレーベルが超大盤振舞い!

 2003 年創立のProfil レーベルは、今年15周年を迎えました。それを記念して、同社のカタログを代表する15枚のディスクをまとめて驚きの価格でご提供。

 古くは1939 年ベームとシュターツカペレ・ドレスデンのリヒャルト・シュトラウス作品から、2017年録音のエリック・ラムによるクヴァンツのフルート協奏曲まで魅力的なラインナップが続きます。前者は同レーベルでも人気の高いゼンパーオーパー・シリーズのひとつで、モノラルながら貴重な音源。
 同じくピカイゼンによるボリス・チャイコフスキーのヴァイオリン作品集も大歓迎。協奏曲はコンドラシンの指揮、ソナタ(モノラル)は作曲者自身のピアノ伴奏を堪能できます。

 さらに同レーベルのメイン企画、ゲルト・シャラーのブルックナー企画からは第0 番。トリンクスとザルツブルク・モーツァルテウム管はハンス・ロットの交響曲を大盤振舞い。

 もうひとつの注目点は、交響曲や管弦楽曲だけでなく、古楽や現代音楽も網羅していること。これだけあれば、Profil レーベルの個性と魅力を存分に楽しめます。





WERGO


WER 7377
¥2500
アルベルト・ポサダス(1967-):Erinnerungsspuren(記憶痕跡)
 Anklange an Françoix Couperin(F.クープランとの共鳴)(2014)
 Anklange an La cathedrale engloutie(『沈める寺』との共鳴)(2015)
 Anklange an Robert Schumann( シューマンとの共鳴)(2015)
 Anklange an Anklange an Aitsi(『Aitsi』との共鳴)(2017)
 Anklange an Stockhausen(シュトックハウゼンとの共鳴)(2017)
 Anklange an B.A.Zimmermann(B.A.ツィマーマンとの共鳴)(2018)
フロリアン・ヘルシャー(ピアノ)

 強烈な轟音が響き渡る!現代的視点によるオマージュ

 録音:2018 年3 月26・27 日、5 月22・23 日(世界初録音)/79'48''

 1967 年スペイン生まれの作曲家アルベルト・ポサダスによる、6つのピアノ音楽と作曲家へのオマージュで構成されたピアノ曲集です。『沈める寺』はもちろんドビュッシー、『Aitsi』はシェルシの作品名。

 ポサダスが持つそれぞれの音楽の記憶に、彼独自の感性でもって対峙し新たな響きを模索していきます。原曲がわかりやすく聴こえてくるということはまったくありません。ピアノは内部奏法もあり、かなりの轟音で鳴まくります。
 20分近い曲も相当なテンションで弾くため強烈な迫力。フロリアン・ヘルシャーの超熱演が凄いです。

 

WER 7375
¥2500
ギャザリング・サンダース 現代打楽器作品集
 シュトックハウゼン(1928-2007):
  ツィクルス 〜打楽器奏者のための(1959)
 クセナキス(1922-2001):プサッファ 〜打楽器奏者のための(1975)
 ラッヘンマン(1935-):Interieur I 〜打楽器奏者のための(1966)
 ニコラウス・A・フーバー(1939-):
  ポトス 〜打楽器奏者のための(2010)
 エトヴェシュ(1944-):雷 〜バス・ティンパニのための(1993)
 ヨハンズ・フィッシャー(1981-):
  ギャザリング 〜ヴィブラフォンのための(2018)*
レオニー・クレイン(打楽器)

 打楽器の音色と表現力は無限大

 録音:2018 年5 月9-11 日 * 世界初録音/74'32''

 20世紀と21世紀のパーカッション音楽を集めた、様々な作曲家の打楽器書法に酔いしれる万華鏡の如きアルバムです。ノイズも音楽の一部として扱い新たな響きを造り上げた現代音楽の世界において、打楽器の表現力はより強大なものとなりました。

 複雑なのに音色とノリが軽妙でとっても楽しいクセナキス、ペダルで音程を変えティンパニから驚くほど変化に富んだ音楽を繰り出すエトヴェシュ、プリペアド・ヴィブラフォンも登場し宇宙的な音色を奏でるヨハンズ・フィッシャーなど、1993 年生まれの若きパーカッショニストが嬉々として演奏しています。

 
WER 6426
¥2500
アンナ・コルスン(1986-):作品集
 Tollers Zelle 〜ギターとソプラノのための(2017)
 Plxus 〜アンサンブルのための(2014)
 auelliae 〜オルガンのための(2016)
 Wehmut 〜
  5声、プリペアドピアノ、ヴァイオリン、
   コントラバスとサウンド・オブジェクトのための(2011)
 Ulenflucht 〜20声のための(2016)
フラヴィオ・ヴィルツィ(エレキギター)
アンナ・コルスン(ソプラノ)
ドミニク・シュテック(オルガン)

 多彩な編成で、シンプルに新しく

 録音:2011-2018 年/71'51''

 アンナ・コルスンは1986 年ウクライナ生まれの作曲家。古典的な意味でのメロディは無く、張りつめた音が空気を侵食していきます。
 音数は少なく、編成の多彩さは純粋に音色そのものの表現力へとつながっていきます。澄んだ音色が静かに明滅する高音域の扱い方が特徴的で、自然音やデジタル音を生演奏の世界に還元したような感覚です。

 
WER 6424
¥2500
カローラ・オベルミュラー(1977-):作品集
 Untergegangen der Mond 〜
  カウンターテナー/ バスとアンサンブルのための(2008/2017)
 Myrmecia 〜ギター、ハープとダルシマーのための(2015/2016)
 Pulstastung I 〜ピアノのための(2011)
 Pulstastung II 〜ピアノのための(2014/2015)
 mass:distance:time 〜6声のための(2010/2016)
 ... silbern 〜バスフルートとピアノのための(2008/2011)
 Pulstastung III 〜ピアノための(2015-2017)
 Nichts Fettes nichts SuBes 〜
  アルトフルート、クラリネット、打楽器、ピアノとチェロのための
   (2015)
 reflejos distantes 〜
  バスフルート、バスクラリネット、ヴァイオリンとチェロのための
   (2006)
 coiling and swaying 〜18楽器のための(2014/2015)
アンサンブル・ムジークファブリーク
アンサンブル・モデルン
アンサンブル・フォルミンクス
カイ・ウェッセル
 (カウンターテナー、バス)

 使用楽器の妙も面白いユニークな1枚

 録音:2015-2018 年/76'37''

 1977 年ドイツ生まれの作曲家、カローラ・オベルミュラーの作品集。ギター、ハープ、ダルシマーを使って時代性や地域性から超越した響きを作る「Myrmecia」など、独自の作風とセンスが光ります。
 ピアノ曲は一部プリペアドの音に変えられていますが、生のピアノの音が聴こえる所では割とロマンティックな響きを選択。アルバム後半は編成が大きくなり、ダイナミックなアンサンブルの楽しみも要素に加わってきます。




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HYPERION



CDA 68231/2
(2CD)
¥4800→\4490
マーティン・ブラビンズの英国音楽!
 ティペットの交響曲集第2弾!

  ティペット:
   交響曲第3番*/交響曲第4番/
   交響曲 変ロ長調(世界初録音)

マーティン・ブラビンズ(指揮)
BBCスコティッシュ交響楽団
レイチェル・ニコルズ(ソプラノ)*


 ☆英グラモフォン賞にノミネートしたマーティン・ブラビンズのティペット交響曲集!
 ☆第2弾は、第3番&第4番、そして世界初録音となる「交響曲変ロ長調」!

 2003年から2016年まで名古屋フィルの常任指揮者を務め、2016年からはイングリッシュ・ナショナル・オペラの音楽監督という大役を任されているマーティン・ブラビンズ。ウォルトンやエルガー、ヴォーン・ウィリアムズらの録音で高い評価を得てきたブラビンズの新たな近代イギリス音楽としてスタートしたマイケル・ティペット(1905−1998)の交響曲集。

 第1巻(交響曲第1番&第2番/CDA 68203)は、英グラモフォン賞2018にノミネートするなど高い反響を得ています。第2巻となる今作では、ソプラノ独唱が参加する中期の作品、交響曲第3番(1970-72)、単一楽章による後期の交響曲第4番(1976-7)、そして世界初録音となる「交響曲 変ロ長調」(1392-3, rev.1934, 1938)を収録しています。

 交響曲変ロ長調は、1933年に初稿が完成したティペット最初期の作品で、34年に改訂されながらもわずか5回しか公演されず、作曲者本人が撤回したため出版されることもなく、以来陽の目を見ることがなかった交響曲。近年発見された手稿譜によるスコアを使い、ブラビンズ&BBCスコティッシュ饗によって2018年に80余年ぶりの公演(1938年の改訂を含めた版としては初演)が実現しています。

 スティーヴン・オズボーンと共演したピアノ協奏曲(CDA 67461/2)から高い評価の続くブラビンズのティペット録音プロジェクト、イギリス音楽ファン、レア交響曲ファン大注目です!




英グラモフォン賞2018ノミネート
マーティン・ブラビンズ
 ティペットの交響曲集第1弾!

CDA 68203
\2400→\2190
マーティン・ブラビンズの英国音楽!
 ティペットの交響曲集登場!

  ティペット:交響曲第1番/交響曲第2番
マーティン・ブラビンズ(指揮)
BBCスコティッシュ交響楽団

 2003年から2016年まで名古屋フィルの常任指揮者を務め、2016年からはイングリッシュ・ナショナル・オペラの音楽監督という大役を任されているマーティン・ブラビンズ。ウォルトンやエルガー、ヴォーン・ウィリアムズらの録音で高い評価を得てきたブラビンズの新たな近代イギリス音楽は、マイケル・ティペット(1905−1998)の交響曲が登場!
 ブラビンズのティペットといえば、スティーヴン・オズボーンが独奏を務めた「ピアノ協奏曲(CDA 67461/2)」が、グラモフォン賞とBBCミュージック・マガジン賞にノミネートし、ディアパゾン・ドール受賞など各誌で絶賛され、2017年5月の来日公演でも同曲が披露されました。
 2016/17シーズンのプログラムとしても演奏され既にイギリスで話題を呼んでいる、ブラビンズ&BBCスコティッシュ交響楽団によるティペットの交響曲集。熟練コンビによるティペットの新たな名盤として期待が高まります。イギリス音楽ファン、レア交響曲ファンも要注目!

 ※録音:2017年2月11日−12日、シティ・ホール(グラスゴー)


 

CDA 68275
¥2400
J.S.バッハ:カンタータ集 第106番&第182番
 カンタータ第106番 《神の時こそいと良き時》 BWV.106
 《おお神よ、慈しみ深き神よ》より パルティータⅧ BWV.767-8
 モテット《来たれ、イエス、来たれ》BWV.229
 カンタータ第182番《天の王よ、汝を迎えまつらん》BWV.182
アミチ・ヴォイシズ

 スティーヴン・レイトンが育てた若き名歌手たち、アミチ・ヴォイシズが歌うバッハ!

 ☆バッハを得意とするイギリスの若き声楽グループ、アミチ・ヴォイシズ登場!
 ☆堂々たるバッハのカンタータ集でHyperionデビュー!

 創立当初より優れた古楽録音を築いてきたHyperion(ハイペリオン)に新たな声楽グループ "アミチ・ヴォイシズ"が参戦。アミチ・ヴォイシズ(Amici Voices)は、2012年にバッハのヨハネ受難曲の演奏のために創設。
 尼子広志(T)、ベサニー・パートリッジ(S )、レイチェル・アンブローズ・エヴァンス(S)、ヘレン・チャールストン(MS)、ガイ・ジェームズ(CT)、マイケル・クラドック(B)、ヘンリー・ホークスワース(B)ら、多くはスティーヴン・レイトンの指揮するケンブリッジ・トリニティ・カレッジ合唱団で学び、現在はポリフォニーやタリス・スコラーズ、テネブレ、キングズ・コンソート、ジェズアルド・シックスなどに参加、またオペラ、オラトリオなどの分野で活躍する優れた若手声楽家たちによって構成。
 ドイツ・バロックのレパートリーを中心に、バッハのクリスマス・オラトリオ、ミサ曲ロ短調、2つの受難曲から小規模な作品までを定期的に演奏しています。

 Hyperionデビュー・アルバムでは、人気作「神の時こそいと良き時」を含むバッハのカンタータ2曲とモテットを収録。器楽には、フロリレジウムのアシュリー・ソロモン(リコーダー、トラヴェルソ)や市瀬礼子(テノール・ヴィオール)など、古楽界の名手も参加。Hyperionが見出した若き名歌手たちの優れた録音にご期待ください。

 ※録音:2017年2月13日−15日、セント・マイケル教会(ロンドン)



 

CDA 68054
¥2400
ドホナーニ:ピアノ独奏作品全集Vol.4
 6つの演奏会用練習曲 Op.28
 古い様式による組曲 Op.24
 6つの小品 Op.41
 パッサカリア 変ホ短調 Op.6
 ジプシー風ロンド
  (ブラームスのピアノ四重奏曲第1番 Op.25 第4楽章)
マーティン・ロスコー(ピアノ)

 マーティン・ロスコーのドホナーニ!ピアノ独奏作品全集完結!

 ☆マーティン・ロスコーのドホナーニ完結!
 ☆ブラームスのピアノ四重奏曲第1番からの編曲作品も収録!

 ピアノ王国ハイペリオン(Hyperion)の主要ピアニストの1人、イギリスの名手マーティン・ロスコーが2011年にスタートしたエルネー・ドホナーニ(1877−1960)のピアノ独奏作品全集。
 ついに最終巻となる第4巻では、リストの影響を受ける演奏会用練習曲やバロック・スタイルによる「古い様式による組曲」、そして後期の「6つの小品」を中心に、ブラームスの「ピアノ四重奏曲第1番第4楽章 ジプシー風ロンド」のピアノ・アレンジ版も収録。

 Hyperionのロマンティック・ピアノ・コンチェルト・シリーズでもドホナーニのピアノ協奏曲集(CDA 66684)を弾いているというドホナーニ弾き、マーティン・ロスコーの深い解釈、鋭く華麗なピアニズムにご注目ください。

 ※録音:2018年3月21日ー23日、ポットン・ホール(サフォーク)







DIVINE ART



DDA-25055
\2600
ゴールドストーン&クレモウ:ピアノ・デュオのための音楽集
ガーシュウィン&ラヴェル

 1.ガーシュウィン(1898-1937):
  ラプソディ・イン・ブルー(ガーシュウィンによる2台ピアノ版)
 2-6.ラヴェル(1875-1937):マ・メール・ロワ(ピアノ・デュオ版)
  眠りの森の美女のパヴァーヌ/親指小僧/
  女王の陶器人形レドロネット/
  美女と野獣の対話/妖精の園
 7.ガーシュウィン:キューバ序曲(ガーシュウィンによるピアノ連弾版)
 8-9.ラヴェル:耳で聴く風景(2台ピアノ版)
  ハバネラ/鐘が鳴るなかで
 10.ガーシュウィン:「アイ・ゴット・リズム」変奏曲
  (ガーシュウィンによる2台ピアノ版)
 11.ラヴェル:ボレロ(ラヴェルによるピアノ連弾版)
ゴールドストーン&クレモウ
(ピアノ・デュオ)

 2017年にこの世を去ったピアニスト、アンソニー・ゴールドストーン。彼は長年に渡り、妻のキャロライン・クレモウとピアノ・デュオを組み、オリジナルから自身の編曲まで数多くの作品を演奏、録音して高く評価されています。
 このアルバムは2007年に一度リリースされたものの、諸問題ですぐに発売が撤回されてしまった幻の1枚。今回は問題個所を削除しての再発売です。
 ガーシュウィンとラヴェル、近代音楽史に大きな足跡を残した2人の作品が集められており、色彩豊かな「マ・メール・ロワ」やジャズのイディオムが用いられた「ラプソディ・イン・ブルー」、あまり耳にすることのない「耳で聞く風景」など楽しい曲が並びます。なんといっても、最後に置かれたピアノ連弾版の「ボレロ」が聴きどころです。
 録音 2007年  (トラック10のみ1997年) St. John the Baptist, Alkborough, North Lincs, England

 プロモーション動画 https://youtu.be/UTJX-6tK3rE
 
 


DDA-25174
\2600
アルチョーモフ(1940-):瞑想ソナタ 他
 1-4.瞑想ソナタ
 5.Garland of Recitations 朗誦の花輪
 6.トーテム
マルク・ペカルスキー・パーカッション・アンサンブル…1-4.6
ウラディーミル・パクリチェフ(フルート)…5
アナトーリ・リウビモフ(オーボエ)…5
レフ・ミハイロフ(サクソフォン)…5
ヴァレリー・ポポフ(ファゴット)…5
ヴィルコ・バレイ(指揮)…5
モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団…5

 好評を博しているアルチョーモフの作品集第7集。今作ではロシアで最初に設立されたパーカッション・アンサンブル「マルク・ペカルスキー」をフィーチャーした2作品と、MELODIYAに録音されたオーケストラ作品が収録されており、切り詰められた響きで構成された「冥想ソナタ」と「トーテム」、対照的に多彩な音が使われた「Garland of Recitations 朗誦の花輪」にて彼の天才的なひらめきとユニークな音使いを知ることができます。
 録音:1989年 モスクワ、ハウス・オブ・サウンドレコーディング…1-4 1992年 モスクワ、メロディア・スタジオ…5 1981年 モスクワ、ハウス・オブ・サウンドレコーディング…5
 
 プロモーション動画 https://youtu.be/WQm-5DQjiD8
 
 

DDA-25103
\2600
ガルッピ(1706-1785):ピアノ・ソナタ集 第4集
 1-2.ソナタ ニ長調
 3-4.ソナタ ニ短調
 5-6.ソナタ ヘ長調
 7.ソナタ ト長調
 8-9.ソナタ ハ長調
 10-12.ソナタ 変ホ長調
 13.ソナタ ト長調
 14-16.ソナタ ヘ長調
 17-19.ピアノ協奏曲 ト長調
ピーター・セイヴェライト(ピアノ)

アンガス・ラムジー(指揮)…17-19
スコティッシュ・バロック・ソロイスツ(アンサンブル)…17-19

 1994年からガルッピのピアノ・ソナタの研究を続けているピーター・セイヴェライト。彼はすでに2004年までに25曲のガルッピのソナタを録音していますが、この第4巻はほぼ10年ぶりのリリースとなり、これまでの更なる研究結果が反映された演奏となっています。
 セイヴェライトは、ガルッピのスコアを隅々まで読み込み、その音の使い方から「彼のソナタはチェンバロではなく、ピアノで演奏するために書かれた」と信じているそうで、その信念に沿った演奏は強い説得力を有しています。
 録音:2012年1月12日,2013年7月16日,2014年3月28日The Byre Recording Studio, Inverness, Scotland…1-16 2007年1月27日 Concert Hall, Royal Scottish Academy of Music and Drama, Glasgow…17-19

 プロモーション動画 https://youtu.be/hM4g0zoJbRI
  
 

DDA-25186
\2600
The Mystery of Christmas クリスマスの神秘
 シリア・ペトリドウ(1945-)によるギリシャのカランタ
  1.The Veil ベール
  2.The Star 星
  3.In the Manger マンガーで
  4.Children Awake!子供たちよ、目覚めよ
  5.Praise the Newborn みどりこへの賛美
  6.Christmas クリスマス
  7.The Joys of our Virgin! われらの聖処女のよろこび
  8.Don't Say I Do Not Know!
    知らないといってはいけない
  9.Hail Mary! マリア万歳
  10.Christ is Born! キリストの誕生
  11.Bells 鐘の音
  12.Holy Night 聖夜
  13.Father Christmas! 父のクリスマス
  14.Congratulations! おめでとう
ジェンニ・ハーパー(ソプラノ)
…1.2.4.7.9.10.13.14
デスリー=ジェーン・ロジャーズ(ソプラノ)
…3.5.6.13.14
アリソン・スマート(ソプラノ)
…8.11.12.13.14
サラ・ドーン(ピアノ)

 「カランタ」とはギリシャ伝統のクリスマス・キャロルを指す言葉です。このアルバムではギリシャ、キプロスの作曲家ペトリドゥが現代のクリスマスのために作曲した親しみやすいメロディによる「カランタ=キャロル」を収録、3人のソプラノがかわるがわるクリスマスの神秘と喜びを静かに歌い上げています。
 録音 2018年7月19-20日 UK サフォーク、ポットン・ホール
 
 プロモーション動画  https://youtu.be/Oh6EMQptuhY
 



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ONDINE



ODE-1320
(SACD Hybrid)
\2500→\2290
ハンヌ・リントゥ(指揮)&フィンランド放送響
 ルトスワフスキ(1913-1994):交響曲 第1番 他

 交響曲 第1番(1947)
 Jeux venitiens ヴェネツィアのゲーム(1961)
 交響曲 第4番(1992)
ハンヌ・リントゥ(指揮)
フィンランド放送交響楽団

 ルトスワフスキは20世紀ポーランドを代表する作曲家の一人。伝統的なスタイルを守りながら、起伏に富んだエネルギッシュな音楽を生涯に渡って書き続けたことで知られています。
 ハンヌ・リントゥとフィンランド放送交響楽団は、ルトスワフスキの初期、中期、後期からそれぞれ代表的な作品を選んで演奏。初期の重要な作品「交響曲第1番」では新古典派主義の作風が用いられており、ソ連政府より「形式主義的」と糾弾されたこともあります。
 彼の作風の転換期に書かれた1961年の「ヴェネツィアのゲーム」は奏者たちの自由性を重んじながらも、全体は精密に管理されているという「管理された偶然性」という手法によって書かれた作品。交響曲第4番はめまぐるしく変化する旋律と、洗練された美しい響きを持つ晩年の代表作。リントゥは的確な演奏で作風の違いを際立たせつつ、ルトスワフスキの魅力を描き出しています。
 録音 フィンランド、ヘルシンキ・ミュージック・センター2018年3月26-27日 2018年5月28日 2017年12月19-21日
 
 プロモーション動画 https://www.youtube.com/watch?v=cDylEXKQs6c
 
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ODE-1321
\2400→\2190
やっとエッレルの管弦楽曲をたっぷり聴けるアルバムが出た
 ヴァイオリンはスクリデ!
 ヘイノ・エッレル(1887-1970):ヴァイオリン協奏曲 他

  ヴァイオリン協奏曲 ロ短調(1933-34/1937改訂/1964再改訂)
  交響的伝説(1928/1938改訂)…世界初録音
  幻想曲 ト短調 -
    ヴァイオリンとオーケストラのための(1916/1964オーケストレーション)
  交響曲 第2番(未完成)-第1楽章 Andante. Allegro molto(1947)
バイバ・スクリデ(ヴァイオリン)
オラリー・エルツ(指揮)
エストニア国立交響楽団

 20世紀エストニア音楽界を牽引した作曲家の一人、ヘイノ・エッレルの作品集。2018年「エストニア独立100周年」を記念してのリリースです。
 名手スクリデをソリストに据えた「ヴァイオリン協奏曲」は、抒情的で技巧的な作品。単一楽章の中で旋律が目まぐるしく変化し、時には民族音楽的な要素も聴かれる興味深い曲です。
 1916年に構想され、1964年に完成された「幻想曲」は短いながらも魅力的な雰囲気を持っています。
 さまざまな素材が組み合わされ絵画的な表現が美しい「交響的伝説」はエッレルにおける中期の傑作。このエルツの演奏は改訂稿を用いた初の録音となります。
 「交響曲第2番」は悲劇的な性格を持ち、当時のソ連で推進されていた「社会主義リアリズム」の流れに乗ることができず、書き上げられることのなかった作品です。

 録音 エストニア、タリン エストニア・コンサート・ホール 2018年4月 2017年11月 2014年
 
 

ODE-1327
\2400
Paradisus vocis/アンドレイス・セリツキス(1960-):合唱作品集
 1.From My Youth わが青春から(2011)
 2.Paradisus vocis 楽園の声(2014)
 3.My Soul is Yearning for Heaven
   私の魂は天国を憧れる(男声合唱版)(1980/2017)
 4.Cherubic Hymn ケルビム讃歌(2011)
 5.Litany to Mother Teresa マザーテレサの連祷(2012)
 6.We Sing to Thee われらは歌う(2004/2008)
 7.O Crux Christi! おお、キリストの十字架よ(2016)
 8.Hymn to Light:Christ 光への讃歌:キリスト(2012)
イェーヴァ・パルシャ(メゾ・ソプラノ)…5
イェーヴァ・ニマネ(バブパイプ)…5
マリス・イェカブソンス(バグパイプ)…5
ヴァシリー神父(朗誦)…2
イーヴォ・クルースコプス(ティンパニ)…3,7
ヴィタリス・スタンケヴィチ(バリトン)…8
イェヴァ・エゼリエーテ(ソプラノ)…8
シグヴァルス・クリャーヴァ(指揮)
ラトビア放送合唱団

 ラトビアの現代作曲家セリツキスの合唱作品集。現在はリガに住み、宗教家、詩人として活躍するセリツキスは、幼いころからアルヴォ・ペルトに強く影響を受けていたといい、その作品はどれも象徴的で神への賛美に貫かれています。
 セリツキスとクリャーヴァは2012年に共演した時からの親しい友人で、2人は古い讃美歌を学び、一緒に各地の修道院への巡礼を計画するなど、このアルバム制作のために力を尽くしました。
 現代的な響きと古風な響きが入り混じるユニークで神秘的な作品を、ラトビア放送合唱団の完璧なハーモニーでお聴きください。
  録音 2018年5月14-18日,6月4-5日ラトビア、リガ セント・ジョン教会
 
 プロモーション動画 https://www.youtube.com/watch?v=jL7PubqlXFM
 




STEINWAY&SONS 


STNS-30086
\2600
NAPOLI
ロベルト・ピアーナ(1971-):ナポリの歌によるインプロヴィゼーション集

 1.Improvisation on Funiculi funicula(フニクリ・フニクラ)
 2.Improvisation on Serenatella(小さなセレナード)
 3.Improvisation on Il Cardillo(リネット)
 4.Improvisation on Marechiare(マレキアーレ)
 5.Improvisation on Serenata Medioevale(中世のセレナード)
 6.Improvisation on La Rosa(ばら)
 7.Improvisation on Era de maggio(それは5月だった)
 8.Improvisation on Il segreto(秘密)
 9.Improvisation on Pastorella(小さな羊飼い)
 10.Improvisation on La Fiera de Mast'Andrea(公平なスト・アンドレア)
 11.Improvisation on Lo Marenaro(水兵)
 12.Improvisation on 'A Vucchella(甘い口)
 13.Improvisation on Cannetella(カンネテッラ)
 14.Improvisation on Te voglio bene assaje(あなたを本当に愛しています)
 15.Scarlattian Improvisation on Torna a Surriento-
       「帰れソレント」へによるスカルラッティ風インプロヴィゼーション
 16.Improvisation on I'te vurria vasa(私は長いくちづけをあなたに)
 17.Improvisation on Raziella(レジエッラ)
 18.Improvisation on Maria, Mari(マリア・マリ)
 19.Improvisation on La stella dell'Arenella(アルネッラの星)
 20.Napoli ナポリ
アントニオ・ポンパ=バルディ(ピアノ)

 イタリア、サッサリで活躍するピアニスト、作曲家ロベルト・ピアーナ。数多くのオリジナル作品で知られる彼は、これまでにも名手アントニオ・ポンパ=バルディのためにいくつかの曲を書いていますが、このアルバムでは“ナポリ民謡”にインスパイアされたインプロヴィゼーションをポンパ=バルディが演奏、2人の良きコラボレーションが発揮されています。
 数多くのナポリ民謡が取り上げられていますが、あえて「オー・ソレ・ミオ」や「下の窓」などの名曲を外すことで、知られざる作品に光があてられるように工夫が凝らされています。開放的な曲だけでなく憂いを帯びた曲もとても魅力的です。
  録音 2016年10月10日-2017年2月23日 ニューヨーク・シティ スタイン・ウェイ・ホール
 
 


STNS-30099
\2600
モーツァルト、ベートーヴェン室内楽編曲ピアノ協奏曲
 モーツァルト(1756-1791):
  ピアノ協奏曲 第14番 変ホ長調 K449
   (弦楽四重奏とピアノ版、コントラバス付加)
    1.第1楽章:Allegro vivace
    2.第2楽章:Andantino
    3.第3楽章:Allegro ma non troppo
 ベートーヴェン(1770-1827):ピアノ協奏曲 第4番 ト長調 Op.58
   (J.ハービソンによる弦楽五重奏とピアノ版、コントラバス付加)
   4.第1楽章:Allegro moderato(カデンツァ…J.ハービソン)
   5.第2楽章:Andante con moto
   6.第3楽章:Rondo: Vivace(カデンツァ…J.ハービソン)
 7.ハービソン(1938-):4つのさらなる機会的小品 第3番:アニヴァーサリー・ワルツ
 8.モーツァルト:幻想曲 ハ短調 断章 K396
   (M.シュタードラーによるピアノ補筆完成版)
デイヴィッド・デヴォー(ピアノ)
ボロメオ弦楽四重奏団…1-6

ジェシカ・ボドナー(ヴィオラ)…4-6
トーマス・ヴァン・ディック(コントラバス)
                …1-6

 マサチューセッツ出身のベテラン・ピアニスト、デイヴィッド・デボー。1988年以来マサチューセッツ工科大学の音楽プログラムで教鞭を取っており、数多くの才能あるピアニストを指導しています。
 ユニークなアルバムをリリースすることで知られるデボー、ここでもモーツァルトとベートーヴェンとアメリカの現代作曲家ハービソンを結びつけるという試みを行っています。
 ハービソンはデボーと同じくマサチューセッツ工科大学で教えており、デボーとは親しい友人。デボーはモーツァルトとベートーヴェンの2つのピアノ協奏曲の室内楽版を演奏し、ベートーヴェンのカデンツァはハービソンのものを使うことで、古典と現代をうまく結びつけています。ハービソンのオリジナルである「アニヴァーサリー・ワルツ」の幽玄な美しさにも耳を奪われます。
 録音 2017年3月6-8日 マサシューセッツ州、ロックポート、シャリン・リウ・パフォーマンス・センター
 
 


STNS-30102
\2600
ゴットシャルクとキューバ
 ゴットシャルク(1829-1969):
  ロマンティック交響曲「熱帯地方の夜」(ピアノ編) …ピアノ1台による世界初録音
  1.Andante
  2.Allegro Moderato
 3.ゴットシャルク:コントルダンス
 4.マヌエル・サウメル(1817-1870):ゴットシャルクの思い出
 5.ニコラス・ルイス・エスパデーロ(1832-1890):
   ゴットシャルクの墓に …
世界初録音
 6.イグナチオ・セルバンテス(1847-1905):キューバのセレナード
 7.フベルト・デ・ブランク(1856-1932):ハバネラの思い出 …
世界初録音
 8.エルネスト・レクオーナ(1896-1963):
   アフロ=キューヴァ舞曲集-第5番:ルクミの踊り
 9.レクオーナ:Palomitas blancas
 10.レクオーナ:Siempre en mi corazon いつも私の心の中に
 11.レクオーナ=カサド・エルネスティナ(1882-1951):
    Amor Lejano 遠い愛 …
世界初録音
 12.ゴットシャルク:エル・ココイェ Op.80
アントニオ・イツッリオーツ(ピアノ)

 およそ100年にわたるキューバのピアノ音楽集。このアルバムはゴットシャルクの「熱帯地方の夜」で始まり、彼の影響を受けた作曲家たち、サウメル、エスパデーロ、セルバンテス、ブランク、レクオーナの作品を集め、最後は再びゴットシャルクの作品で幕を閉じる魅力的な選曲で構成されており、ここで聴ける作品からは、キューバにおける「クラシック音楽」の発展を示唆しています。
 ピアニスト、イツッリオーツはキューバで生まれ7歳でアメリカに移住。9歳で初のコンサートを行い、15歳の時には「リスト:ピアノ協奏曲第1番」でオーケストラと初共演を果たしています。
 ゴドフスキーの研究家としても知られており、彼が制作したゴドフスキーのドキュメンタリー映像は、アメリカ全土のテレビで放映され好評を博しています。
  録音 2017年7月 カリフォルニア ルーカス・フィルム、スカイウォーカー・サウンド
 
 

STNS-30105
\2600
Images et mirages 映像と幻影
ドビュッシーへのオマージュ

 ドビュッシー(1862-1918):映像 第1集
  1.水に映る影
  2.ラモーをたたえて
  3.運動
 4.フローラン・シュミット(1870-1958):
   幻影 Op.70-1 「クロード・ドビュッシーの思い出」
 ドビュッシー:映像 第2集
  5.葉末を渡る鐘の音
  6.そして月は荒れた寺院に落ちる
  7.金色の魚
 8.ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲
   (L.ボルヴィクによるピアノ編)
 9.デュカス(1865-1935):牧神のはるかな嘆き
 10.ドビュッシー:管弦楽のための夜想曲-祭り
    (V.レイチキスによるピアノ編)
 11.ファリャ(1876-1946):
    ドビュッシーの墓碑銘のための讃歌-ドビュッシーの思い出
 12.ドビュッシー:リンダラハ(J.ロジャー・デュカス編)
 13.ドビュッシー:星の夜(K.アットウッド編)
 14.ドビュッシー:忘れられた小唄 第2番(D.エリクール編)
 15.ドビュッシー:美しき夕暮れ(K.アットウッド編)
サンドロ・ルッソ(ピアノ)

 2018年のドビュッシー没後100年を記念アルバム。世界中で活躍するピアニスト、サンドロ・ルッソがドビュッシーに敬意を表し、その作品を通して彼が思う通りの“作曲家の肖像”を描き上げます。
 ドビュッシー自身のピアノ作品だけにとどまらず、フローラン・シュミットやデュカス、ファリャが書いた”作曲家へのオマージュ”や、編曲版など幅広い選曲が魅力。
 なかでもボルヴィックがピアノ用に編曲した「牧神の午後への前奏曲」や、レイチキスが編曲した「祭り」は、オーケストラの陰影ある響きが余すことなくピアノへと移し替えられています。
 録音 2018年5月27日-6月12日 ニューヨーク、ペイトリッチ・サウンド・スタジオ
 













12/5(水)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜


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HYPERION



CDA 68204
¥2400→¥2190
イブラギモヴァ&ティベルギアンの黄金デュオ
 フランク&ヴィエルヌ:ヴァイオリン・ソナタ集

  イザイ:悲劇的な詩 Op.12
  フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調
  ヴィエルヌ:ヴァイオリン・ソナタ ト短調 Op.23
  リリ・ブーランジェ:ヴァイオリンとピアノのための夜想曲
アリーナ・イブラギモヴァ(ヴァイオリン)
セドリック・ティベルギアン(ピアノ)
PCDA 68204
(国内仕様盤)
¥2857+税

 イブラギモヴァ来日記念盤!フランクのヴァイオリン・ソナタ!

 ☆「モーツァルト」がレコード・アカデミー賞に輝いたイブラギモヴァ&ティベルギアンの黄金デュオ!
 ☆新録音は、ロマン派ヴァイオリン・ソナタの傑作、フランクのヴァイオリン・ソナタ!
 ☆2019年2月&3月の来日記念盤!

 音楽の神ミューズに愛されたヴァイオリニスト、21世紀ロシアの名手アリーナ・イブラギモヴァと、フランスの清新なるピアニスト、セドリック・ティベルギアン。
 2018年度レコード・アカデミー賞において、モーツァルトのヴァイオリン・ソナタ全集全5巻(CDA 68091、68092、68143、68164、68175)が「特別部門 特別賞」を受賞し注目を浴びている黄金コンビの新録音。

 ロマン派ヴァイオリン・ソナタの最高傑作の1つ、セザール・フランクのヴァイオリン・ソナタとルイ・ヴィエルヌのヴァイオリン・ソナタをカップリング。
 ヴィエルヌのソナタは、録音や演奏の機会は少ないものの、フランクと同じくウジェーヌ・イザイのために書かれた作品で、ヴァイオリンにもピアノにも華麗な技巧が使われた隠れた逸品です。

 ※録音:2018年1月11日−13日、ヘンリー・ウッド・ホール(ロンドン、イギリス)

 アリーナ・イブラギモヴァ&セドリック・ティベルギアン 2019年来日公演予定!

  ■アリーナ・イブラギモヴァ&セドリック・ティベルギアン
  2月13日(水) 王子ホール(東京)
  2月14日(木) いずみホール(大阪)
  2月16日(土) フィリアホール(神奈川)
  2月17日(日) 彩の国さいたま芸術劇場(埼玉)
  2月19日(火) 横浜みなとみらいホール(神奈川)

  ■セドリック・ティベルギアン
  3月18日(月) 横浜みなとみらいホール(神奈川)
  3月19日(火) ヤマハホール(東京) 
  3月22日(金) 愛知県芸術劇場コンサートホール(愛知)
  3月23日(土) 愛知県芸術劇場コンサートホール(愛知)
  3月24日(日) オペラシティ(東京)







CARUS



83279
\2600
ベルニウス指揮
 ゼレンカ:聖ヨセフをたたえるミサ曲 他

  1. 聖ヨセフをたたえるミサ曲 ZWV.14
  2. 深き淵より ZWV.50
  3. イスラエルはエジプトより ZWV.84
ユリア・レージネヴァ(ソプラノ)
ダニエル・テイラー(アルト:カウンターテナー)
ティルマン・リヒディ(テノール)
ジョナサン・セルズ(バス)
シュトゥットガルト・バロック管弦楽団
シュトゥットガルト室内合唱団
フリーダー・ベルニウス指揮

 高い技術と天使のように美しい声が特徴的な若きロシアのソプラノ、ユリア・レージネヴァ。知的な歌声で現在最も実力と人気を誇るカンターテナー、ダニエル・テイラーに、コープマンやガーディナーの指揮の元、多くの名盤に名を連ねる経験豊かなテノールのティルマン・リヒディとバスのジョナサン・セルズをソリストに迎え1968年にフリーダー・ベルニウスによって創設され世界最高峰の合唱団の1つと称されるシュトゥツトガルト室内合唱団、手兵シュトゥットガルト・バロック管弦楽団と共に巨匠ベルニウスが作り出す、素晴らしいゼレンカの作品をお楽しみください。
 CARUSレーベルではベルニウスにとり3枚目のゼレンカ作品のアルバムと成ります。
 素朴で親しみやすいゼレンカによる祈りの音楽、3曲が深く、そして清らかにベルニウスの指揮の元、歌い継がれてゆきます。
 なかなか耳にする事も少なく、CDも少ないゼレンカ初期の作品「聖ヨセフをたたえるミサ曲」、CARUS音楽出版社からの楽譜発売に合わせてのアルバム発売と成ります。

 2018年4月16-18日 ドイツ、ゲニンゲン福音教会での録音
 




PIANO CLASSICS


PCL 10144
\2000
マヌエル・フォン・デ・アンタ(1895-1936):アンダルシア リッカルド・シュワルツ(pf)
 
 デ・アンタはスペインの作曲家。3部構成の9曲から成る代表曲「アンダルシア」。それぞれの曲名にスペインの都市の名前が付けられている。
 
  


PCL 10152
(3CD)
\2700
イゴール・シャモー(1925〜1982):ピアノ曲全集
 ウクライナ組曲、ロシアの画家の写真、
 ヴェスニャンカ、クラシカル組曲、グツールの水彩画、
 12の前奏曲、Tarasovi dumy、友情の歌、トッカータ、
 Horovodna、ユーモレスク、3つの舞曲、
 スケルツォ、幻想的行進曲
ディミトリ・チェスノコフ(pf)

 ウクライナの作曲家。作品はピアノ曲が中心であるが、管弦楽曲や室内楽曲、映画音楽なども残している。
 


<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>


MEMBRAN



MEMBRAN 600498
(10CD)
\2400

フリッツ・クライスラー(Vln)名演奏集


Disc. 1
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲Op.61
レオ・ブレッヒ指揮、ベルリン国立歌劇場管弦楽団
1926年12月録音

クライスラー:ベートーヴェンの主題によるロンディーノ
ドナルド・ヴォーヒーズ指揮、ビクター交響楽団
1945年5月録音

Disc. 2
ブラームス:ヴァイオリン協奏曲Op.77
レオ・ブレッヒ指揮、ベルリン国立歌劇場管弦楽団
1927年11月録音

ブラームス(ヨアヒム編):ハンガリー舞曲第5番
ジョセフ・パステルナック管弦楽団
1916年2月録音

チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲Op.35より第2楽章
カール・ラムソン(pf)
1924年1月録音

ラロ:スペイン交響曲より第2楽章
カール・ラムソン(pf)
1925年2月録音

Disc. 3
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲Op.64
メンデルスゾーン(クライスラー編):無言歌集より「5月のそよ風」Op.62-1
レオ・ブレッヒ指揮、ベルリン国立歌劇場管弦楽団
1926年12月録音

シューマン(クライスラー編):ロマンスOp.94-2
ミハエル・ラウハイゼン(pf)
1927年12月録音

ブラームス:ヴァイオリン協奏曲Op.77
ジョン・バルビローリ指揮、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
1936年6月録音

Disc. 4
ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番
ユージン・グーセンス指揮、ロイヤル・アルバート・ホール管弦楽団
1924年12月録音

クライスラー:弦楽四重奏曲イ短調
トーマス・ペトレ(Vln)ウィリアム・プリムローズ(Vla)ラウリ・ケネディ(Vc)
1935年録音

Disc. 5
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第4番K.218
ランドン・ロナルド指揮、ランドン・ロナルド・オーケストラ
1924年12月録音

J.S.バッハ:2台のヴァイオリンのための協奏曲BWV.1043
エフレム・ジンバリスト(Vln)
ワルター・B・ロジャーズ指揮、弦楽四重奏団
1915年録音

J.S.バッハ(クライスラー編):無伴奏ヴァイオリンパルティータ第3番BWV.1006よりガヴォットとロンドー
フランツ・ルップ(pf)
1938年録音

J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリンソナタ第1番BWV.1001よりアダージョ
1926年録音

Disc. 6〜Disc. 8
ベートーヴェン:ヴァイオリンソナタ全曲
フランツ・ルップ(pf)
1935年4月、1936年2月、6月録音

Disc. 9
ベートーヴェン:ヴァイオリンソナタ第8番
セルゲイ・ラフマニノフ(pf)
1928年3月録音

ベートーヴェン:ヴァイオリンソナタ第8番
セルゲイ・ラフマニノフ(pf)
LP制作用別テイク音源

シューベルト:ヴァイオリンソナタ第5番D.574
グリーグ:ヴァイオリンソナタ第3番
セルゲイ・ラフマニノフ(pf)
1928年12月、9月録音

Disc. 10
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第4番K.218
マルコム・サージェント指揮、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
1939年録音

ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲Op.61
ジョン・バルビローリ指揮、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
1936年録音
 


MEMBRAN 600499
(10CD)
\2400

ガスパール・カサド(Vc)名演奏集


Disc. 1
シューマン:チェロ協奏曲Op.129
シューベルト(カサド編):アルペジオーネソナタ イ短調
ヨネル・ペルレア指揮、バンベルク交響楽団
1956年録音

Disc. 2
ドヴォルザーク:チェロ協奏曲Op.104
チャイコフスキー:ロココの主題による変奏曲Op.33
ヨネル・ペルレア指揮、ウィーン・プロ・ムジカ管弦楽団
1956年録音

Disc. 3
J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲第1番BWV.1007、第2番BWV.1008
1957年録音

フレスコバルディ(カサド編):トッカータ
ポール・トルトゥリエ(Vc)ジョン・ニューマーク(pf)
1958年録音

カサド:愛の言葉と緑の悪魔の踊り
ポール・トルトゥリエ(Vc)レオン・ポマーズ(pf)
1954年録音

Disc. 4
J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲第3番BWV.1009、第4番BWV.1010
1957年録音

タルティーニ:チェロ協奏曲ニ長調より第3楽章
ブラス・デ・ラセルナ(1751-1816):トナディーリャ
ヤーノシュ・シュタルケル(Vc)
ハンス・シュミット=イッセルシュテット指揮、ベルリンフィルハーモニー管弦楽団
1935年録音

Disc. 5
J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲第5番BWV.1011、第6番BWV.1012
1957年録音

Disc. 6
ラヴェル:ピアノ三重奏曲イ短調
モーツァルト:弦楽三重奏曲K.542
ユーディ・メニューイン(Vln)ルイス・ケントナー(pf)
1961年録音

Disc. 7
ラロ:チェロ協奏曲ニ短調
サン=サーンス:チェロ協奏曲第1番
フォーレ:悲歌Op.24
ルドルフ・モラルト指揮、ウィーン・プロ・ムジカ管弦楽団
1959年録音

Disc. 8
ドヴォルザーク:チェロ協奏曲Op.104
ハンス・シュミット=イッセルシュテット指揮、ベルリンフィルハーモニー管弦楽団
1935年録音

ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲第3番
マックス・ロスタル(Vln)ハインツ・シュレーター(pf)
1960年録音

Disc. 9
ハイドン:チェロ協奏曲ニ長調Hob.VIIb-2
ハンス・シュミット=イッセルシュテット指揮、ベルリンフィルハーモニー管弦楽団
1940年録音

ハイドン:チェロ協奏曲ニ長調Hob.VIIb-2
ハンス・ヴォルフ指揮、ニーダーエスターライヒ・トーンキュンストラー管弦楽団
1953年録音

Disc. 10
ドヴォルザーク:チェロ協奏曲Op.104
クルト・ヴェス指揮、ニーダーエスターライヒ・トーンキュンストラー管弦楽団
1951年録音

ボッケリーニ(カサド編):ギター協奏曲ホ長調
アンドレス・セゴビア(Guitar)
フェリックス・ガリミール(Vln)ユージン・ベルゲン(Vln)
アーサー・グラニック(Vla)ヤッシャ・バーンスタイン(Vc)
エンリケ・ホルダ指揮、シンフォニー・オブ・ジ・エア
1961年録音



<国内盤> 

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フォンテック



FOCD9795/6
(2CD)
¥3500+税
大阪フィル第三代音楽監督就任、尾高忠明
 4月の披露公演
  ブルックナー:交響曲 第8番 ハ短調〈ハース版〉
尾高忠明 指揮
大阪フィル

 尾高忠明が大阪フィルハーモニー交響楽団の第三代音楽監督就任し、4月に行われた披露公演での記念すべきライヴ録音です。
 就任披露にあたり、公演で選ばれた作品はブルックナーの交響曲 第8番。
 言うまでもなく、ブルックナーは大阪フィルと朝比奈隆の重要なレパートリーで、彼は「第8番」を生涯に35回指揮し、そのうち22回が大阪フィルでの演奏でした。
 朝比奈亡きあと、大阪フィルで同曲を指揮したのは大植英次、井上道義のみ。いずれも<音楽監督>、<首席指揮者>在任中で、大阪フィルにとって《シェフ》のみが演奏できる特別な作品なのです。
 尾高にとってもブルックナーは特別な存在です。早逝した父・尚忠の影響により10代前半からこの作曲家に傾倒し、大学在学中のN響指揮研究員時代に、マタチッチの代役でリハーサルを指揮して以来演奏を重ね、大阪フィルとは「7・9番」を共演しました。

 就任初定期でこの【勝負曲】を選ぶところに、第三代音楽監督としての尾高の決意と覚悟、そして意気込みの大きさがうかがえるとともに、これは必然の結果であったと申せましょう。
 多くの聴衆を湛え、4月7・8日におこなわれた大阪フィル第547回定期演奏会。重厚かつ透明感を失わない格調高い響き、冒頭から終曲までの揺るぎない流れ、そしてコーダにおける、各楽章の主要主題同時奏楽の屹立した共鳴は、万雷の拍手をもって迎えられました。CDからも聞き取れる演奏後の聴衆の熱狂に、尾高/大阪フィルの洋々たる新時代を感じずにはいられません。
 「ライヴ・レコーディング」のひとつの理想が、ここにあります。

 2018年4月7・8日 フェスティバルホール ライヴ録音
 
 

FOCD9799
¥2400+税
益田展行(ギター)/Plays Sor(フェルナンド・ソル作品集)
 フェルナンド・ソル:
  グラン・ソロ 作品14
  ソナタ 作品15-2
  グランド・ソナタ 作品22
  第2グランド・ソナタ 作品25
益田展行(ギター)


 ヨーロッパでの演奏体験も踏まえ、正統的な音楽解釈と磨き抜かれたテクニックをもって定評を築きつつある益田展行。レコーディングではすでにJ.S.バッハ作品のアルバムで愛好者のあいだに信頼感を高めた彼だが、ここにまた、古典の精髄、ソルのソナタ集という、ギター・ファンにとっては不可欠のものとなろうアルバムを発表する。まさに、頼もしき正統派、益田展行の快挙である。−濱田滋郎−

 2012年にヨーロッパより帰国後、精力的な活動を続けるギタリスト、益田展行。
 若手演奏家の登竜門、(公財)東京オペラシティ文化財団主催「B→C バッハからコンテンポラリーへ」での東京・長崎公演を控え、さらに飛躍の場を広げる2018年、待望のセカンドアルバムをリリースします。
 「真に正統派たるギタリスト」益田が本作で取り上げたのは"ギターのベートーヴェン"とも評される、古典期における最も偉大なギタリスト・作曲家のひとり、フェルナンド・ソル(1778-1839)の遺した4曲のソナタ。
 一切の迷いを感じさせず、献身的に音楽に寄り添うその演奏は、ギターファンのみならず全音楽ファン必聴。新たなギター・ヴィルトゥオーゾの登場を確信させる一枚です。
  収録:2018年3月7-9日 相模湖交流センター
 

 

FOCD9797 
\2400+税
益田正洋(ギター)/Bach on Guitar 2
 J.S.バッハ:
  組曲 イ短調(原調:ト短調) BWV995
  組曲 ホ短調 BWV996
  前奏曲 ニ短調(原調:ハ短調) BWV999
  組曲 イ短調(原調:ハ短調) BWV997
益田正洋(ギター)

 当盤は彼による〈J.S.バッハアルバム〉の第2弾で、リュート用の作品に焦点をしぼり、彼持前の高い技術と豊かな音楽性を堅持しながら、バッハの音楽とギター固有の味わいとの、高度な一致点を如実に指し示している。
(濱田滋郎)

 前作「モレーノ=トローバ ギター作品集」(FOCD9764)が朝日新聞・日本経済新聞で推薦、レコード芸術誌にて特選盤、また月刊サライで紹介されるなど多くのメディアで高く評価され、その好評を受けて2018年8月に行われたリリース記念リサイタルも盛況に終わるなど、ますます活躍著しいギタリスト・益田正洋。2009年以来9年ぶりとなるバッハ作品集「Bach on Guitar」第2弾の登場です。
 本作ではJ.S.バッハ(1685-1750)が残したおびただしい曲のなかで「リュート曲」と呼ばれる数篇の中から、3つの組曲(BWV995-997)と前奏曲(BWV999)を収録。ギタリストにとって重要、かつその本質を問われるレパートリーであるJ.S.バッハの楽曲ですが、卓越した技術と音楽性に加え、月日を重ね深みを増した益田の演奏は、まさに「ギターによるバッハ」の最高峰といえるものです。
 2019年2月にはJ.S.バッハのリュート組曲全曲演奏会を開催。現代最高のギター演奏家が呈示する新たなる一歩をお聴きください。
  収録:2018年6月26-28日 相模湖交流センター
 




カメラータ・トウキョウ



CMCD-28361
\2800+税

高橋アキ プレイズ ハイパー・ビートルズ volume II

J.レノン & P.マッカートニー:
(*[9]=G.ハリスン)
 [1] ザ・ビートルズ1962-1970[ジョン・ケージ 編曲]
 [2] イエスタデイ[ヨハネス・フリッチュ 編曲]
 [3] ホエン・アイム・シックスティー・フォー[アルヴィン・カラン 編曲]
 [4] オール・マイ・ラヴィング・リサウンディッド[藤枝守 編曲]
 [5] 追憶のウォルラス
  (アイ・アム・ザ・ウォルラス)[テリー・ライリー 編曲]
“ビートルズ・スウィート”[ラファエル・モステル 編曲]
 [6] ヒア・ゼア・アンド・エヴリホエア
 [7] ブラックバード
 [8] ノルウェーの森でのかくれんぼ
 [9] ヒア・カムズ・ルーシー(ヒア・カム・ザ・サン)
 [10] エイト・デイズ・ア・ウィーク変奏曲[クリスチャン・ウォルフ 編曲]
 [11] エデュイエ・ブギ(ヘイ・ジュード)[池辺晋一郎 編曲]
 [12] モンクス・インターメッツォ
   (アイ・ウォント・ユー)[ガイ・クルセヴェック 編曲]
 [13] ノルウェーの森[ラシド・カリムリン 編曲]
 [14] ミズリー[ラシド・カリムリン 編曲]
 [15] ナッシング・イズ・リアル
  (ストロベリー・フィールズ・フォーエヴァー)
   [アルヴィン・ルシエ 編曲]
高橋アキ(ピアノ)
 
 世界14か国・47人の現代作曲家たちに、ビートルズ作品のアレンジを高橋アキが委嘱・演奏してきた『ハイパー・ビートルズ』シリーズ。
 第2弾となる本作では、アメリカの実験音楽家たちの作品を中心に選曲。
 ケージの6台ピアノ(多重録音)作品を皮切りに、日本、ドイツ、ロシアの作曲家を加えた11人による魅力あふれる個性的なアレンジ作品を、高橋アキが待望の再録音!
  録音:2018年5月/聖クローチェ美術館(ウンベルティーデ、イタリア)
 
 


CMCD-28362
\2800+税
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集
 [1]-[3] ピアノ・ソナタ 第21番 ハ長調 作品53「ワルトシュタイン」
 [4]-[6] ピアノ・ソナタ 第17番 ニ短調 作品31-2「テンペスト」
 [7]-[9] ピアノ・ソナタ 第30番 ホ長調 作品109
岡田博美(ピアノ)
 磨き抜かれた美しい音、完璧な響きのバランス、清潔な歌

 「磨かれた美しい一音一音。完璧な響きのバランス。清潔な歌。ベートーヴェンのピアノ曲に不可欠なものが、ぴったり揃っている」井阪紘(「プロデューサー・ノート」より)
 
 岡田博美が、待望のベートーヴェンのピアノ・ソナタ集をリリース。録音は2007〜17年、東京文化会館小ホールでのライヴ。
 一切の衒いのない真正面からのアプローチで、作品そのものの造型を明確に示す潔さと実直さに、近年は表現の深みを加味し、さらに強い説得力を持った内容豊かな演奏を披露しています。
 2017年11月 ほか/東京文化会館 小ホール(東京)[ライヴ録音]
 












12/4(火)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜

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 AURIS SUBTILIS

ASC 5083
(2CD)
¥3600→\3290
この人の時代が来るのか?
カール・シュターミッツ:10の交響曲

 [CD1]
  交響曲 変ロ長調 Op.24-2/交響曲 ト長調 Op.9-2/
  交響曲 ヘ長調 Op.13-6/交響曲 変ロ長調 Op.9-5/
  交響曲 ヘ長調 Op.9-4
 [CD2]
  交響曲 変ロ長調 Op.24-2/交響曲 ニ長調 Op.13-3/
  交響曲 ハ長調 Op.9-3/交響曲 変ホ長調 Op.9-6/
  交響曲 ニ長調 Op.15-1
アンサンブル・アマデウス

 世界初録音、マンハイム学派の重要な交響曲集

 録音:2018 年6 月/76'44''、79'21''

 父ヨハン・シュターミッツが開祖となり18世紀に隆盛を極めたマンハイム楽派の作曲家、カール・シュターミッツによる世界初録音となる交響曲10題。
 古典派交響曲の発展に大いに貢献した重要な作品群をお楽しみください。




カール・シュターミッツの時代が来るのか!?
ヴィオラ協奏曲 ニ長調 作品1


 もともとはマルティヌーの名曲ラプソディ・コンチェルトが聴きたくて手に入れたこのアルバム。
 マルティヌーらしい才気あふれたこの作品は、演奏者たちの手堅い名演のおかげでかなり聴きごたえがあった。続くルカーシュの作品も初めて聴いたが第1楽章はかなりかっこいい。はまった。

 で、3つ目は何だっけと思ったらシュターミッツ。
 いきなり古典派でガクっときたが、まあ強烈な2曲のあとにはお口直し的にこういうのもいいでしょう・・・的に聴き始めていた。

 そうしたら第2楽章でえもいわれぬ香り豊かな音楽が流れてきた。
 美しいのである。
 モーツァルトのように。

 そういやいつか息子のシュターミッツのヴァイオリンとヴィオラのためのアルバムを推薦したなあ。有名な親父さんの曲はあんまり意識して聴いたことがなかったけれど、親父さんもこんな素敵な曲も書いてたんだなあ。・・・と思いながらようやくブックレットを手にした。
 ・・・そうしたらこの曲も息子のカールの曲だった。父ヨハンではなかった。

 店主はよほど息子カールと相性がいいのか?
 いや、相性なんか関係ない。これは、モーツァルトの多くの美しい曲にひっそりともぐりこませてもOKなくらい、素敵な作品。
 バロックと古典派のはざまには、こんな素敵な曲も眠っているのだ。


 ちなみに美形のヴィオリスト、ホスブロヴァーがボディコン風ドレスを身につけたジャケットはかなり強烈。



ARCO DIVA
UP0073
\2900
マルティヌー(1890〜1959):
  ヴィオラと管弦楽のためのラプソディ=コンチェルト
ズデニェク・ルカーシュ(1928〜):
  ヴィオラ協奏曲
シュターミッツ(1745〜1801):
  ヴィオラ協奏曲 ニ長調 作品1
イトカ・ホスプロヴァー(ヴィオラ)
プラハ室内管弦楽団

収録曲のうち、マルティヌーとシュターミッツの曲は(ヒンデミットやグリンカのソナタ同様)ヴィオラ奏者たちにとっての定番名曲。強力なバック陣のおかげでソリストも自信満々、もっさりするでなくトンガりすぎるでなく、絶妙のラインで“クラシックな”古典派解釈を聴かせてくれるシュターミッツといい、スマートに曲構造を浮かび上がらせながら伸縮自在に高次の音楽がつくられてゆくマルティヌーといい、けだし絶妙でございます。同じくチェコ出身のルカーシュによる協奏曲も、ごく伝統的というか、現代というより「クラシック王道」らしくて相当カッコイイ! 民族音階をもとにした音の組み立て方は一歩進んだスメタナにシベリウスの気配少々、といった感じで、このあたりの作曲家に抵抗がなければ絶対に気に入るはず! 合間にフルートやファゴットが合いの手を入れるのだが、さすがは老舗のプラハ室内管、その音色のまあ絶妙なこと…耳の肥えたファンにもお勧めの絶品ヴィオラ盤。





カール・シュターミッツ
このアルバムも好き・・・だけど廃盤
海外直輸入ではいるけどムチャクチャ高い。
C. Stamitz-Carl Stamitz: Duos For Violin And Viola,  Vol. 2
HUNGAROTON
HCD 32453
\4500
廃盤/海外在庫限り
カール・シュターミッツ:
 ヴァイオリンとヴィオラのための二重奏曲集Vol.2

  二重奏曲 ハ長調Op.10-1 / イ長調Op.10-2 / ハ長調
  6つの二重奏曲(ディヴェルティメント)Op.34
   第1番イ長調 / 第2番ニ長調 / 第3番ニ長調 /
   第4番ハ長調 / 第5番変ホ長調 / 第6番ト長調
ヴィルモシュ・サバディ(Vn)
ぺーテル・バールショニ(Va)
 いや、もう、なんてことのないアルバム・・・なんだけど、この夏一番聴いたアルバム。

 いや、もう、ほんとになんてことのないアルバム・・・なんだけど、なんなんでしょうね。
 何回も何回も聴いちゃうんです。悪く言えば個性のない、でも何回聴いても飽きないというか。
 この程度の作品だったらモーツァルトやハイドンならいっくらでも書いてるって?いや、もうそのとおり。ほんとに。
 親父さんのヨハン・シュターミッツのほうが数段上だって?いやいや、おっしゃるとおり。

 ・・・なんだけど、なんなんでしょうね?何回も聴いてしまうんです。

 ヴァイオリンとヴィオラという、珍しいけど耳に馴染みやすい編成がいいのかな?ザ・古典派という感じの、わかりやすすぎるくらいにわかりやすい構成がいいのかな?平和的で幸せな家庭的雰囲気がいいのかな?サバディとバールショニのなにげに息の合った演奏がいいのかな?
 う〜ん。わからない。多分日本でこのアルバム買った人って6人くらいしかいないんじゃないかな。・・・でもその6人ともが、同じような感想を持っているような気もする・・・。

 7人目になってみます?

録音:2006年5月29日-6月1日フンガロトン・スタジオ






 CAVI MUSIC



4260085534708
(3CD)
¥5100
バーンスタイン:ピアノ&室内楽作品集
 
[CD1]
  (1)4つの記念日(1954)/(2)4つの記念日(1948)/(3)7つの記念日(1943)/
  (4)13の記念日(1989)/(5)ピアノ・ソナタ(1938)/(6)タッチズ(1981)
 [CD2]
  (7)レナード・バーンスタインのヴィジョン/(8)クラリネット・ソナタ/
  (9)ヴァイオリン・ソナタ/(10)ピアノ三重奏曲(1937)/(11)ミサ曲から3つの瞑想(1971)
 [CD3]
  (12)ミッピー1世のためのワルツ(1948)/
  (13)ミッピー2世のためのワルツ(1948)/
  (14)ミッピー3世のためのワルツ(1948)/
  (15)ライフィのためのロンド(1948)/(16)舞踏組曲(1990)/
  (17)バイマのためのファンファーレ(1948)/
  (18)8音音階による変奏曲(1988)/(19)ブライダル組曲(1960)/
  (20)2台ピアノのための音楽(1937)/(21)4人のサブラ(1950?)
    ベンヤミン・ヌス((1)-(6),(10)ピアノ)、エニー・ミレス((7)(8)クラリネット)、
    ウェイン・マーシャル((7)-(9),(11)(12)(14)(15)(19)(20)ピアノ)、チャド・フープス((9)ヴァイオリン)、
    リサ・シューマン((10)ヴァイオリン)、フェルナンド・ニーナ((10)ヴィオラ)、
    ポール・バン・ゼルム((12)(16)(17)ホルン)、ジェフリー・カント((13)トロンボーン)、
    ハンス・ニッケル((14)チューバ)、ピーター・メンケディーク((15)-(17)トランペット)、
    ピーター・ロス((16)(17)トランペット)、モーリス・シュテーガー((18)リコーダー)、
    マリア・クリーゲル((11)(18)チェロ)、ジェニファー・ミカレフ((19)(20)ピアノ)

 生誕100年記念!あまりリリースのない器楽&室内楽を3枚組で

 録音:2017-2018年/[CD1]74'55''、[CD2]60'18''、[CD3]42'07''

 2018年に生誕100年を迎えたバーンスタインを祝福する記念アルバム。
 作曲家としては、交響曲やミュージカルといったオーケストラもののイメージが強いバーンスタインですが、ピアノ曲や室内楽も多く残しています。
 CD3枚分、最新録音で愉しめる注目セットの登場です。




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HUNGAROTON



HCD 32825
(3CD)
¥4800→\4490
ヴィルモシュ・サバディ(ヴァイオリン)
モーツァルト:ピアノ三重奏曲全集

 (1)ピアノ三重奏曲第1番 変ロ長調 K.254
  (ディヴェルティメント 変ロ長調)
 (2)ピアノ三重奏曲第2番 ニ短調 K.442
 (3)ピアノ三重奏曲第3番 ト長調 K.496
 (4)ピアノ、クラリネットとヴィオラのための三重奏曲 変ホ長調 K.498
  (ピアノ、ヴァイオリン、ヴィオラ版)
 (5)ピアノ三重奏曲第4番 変ロ長調 K.502
 (6)ピアノ三重奏曲第5番 ホ長調 K.542
 (7)ピアノ三重奏曲第6番 ハ長調 K.548
 (8)ピアノ三重奏曲第7番 ト長調 K.564
マールタ・グヤーシュ(ピアノ)
ヴィルモシュ・サバディ(ヴァイオリン)
(1)-(3)(5)-(8)チァバ・オンツァイ(チェロ)
(4)マテ・スーチュ(ヴィオラ)

 ハンガリーの名手が奏でるモーツァルトのピアノ三重奏曲全集

 セッション録音:2016 年11 月2-5 日、2017 年1 月6 日、2017 年2 月5-7 日/フンガロトン・スタジオ(ブダペスト)
 Disc 1 44'42"、Disc 2 71'12"、Disc 3 57'06"

 HUNGAROTON レーベルでもおなじみのハンガリーの名手、マールタ・グヤーシュ、ヴィルモシュ・サバディ、チァバ・オンツァイがモーツァルトのピアノ三重奏曲全集を録音しました。
 モーツァルトのピアノ三重奏曲は全部で8曲書かれており、K.254 を除きすべて1783 年から88年の短期間に作曲されました。ピアノが他楽器とあるときは対照を生み、あるときは調和するという変化を楽しむことができる三重奏曲集です。

 ヴァイオリンのヴィルモシュ・サバディはリスト音楽院でフランツ・ハラースに師事、25歳で同院史上最年少の講師として起用された逸材。これまでにハンガリー・ラジオ・コンクール第1位、フバイ・コンクール第1位、シベリウス国際ヴァイオリン・コンクール第3位などの華々しいコンクール歴を持ちます。
 HUNGAROTON レーベルから数多くのディスクをリリースし、国内はもとよりヨーロッパでも高い評価を集めております。

 原曲がピアノ、クラリネットとヴィオラのために書かれた三重奏曲 変ホ長調 K.498 ですが当録音ではクラリネットではなくヴァイオリンで演奏しております。
 ヴィオラを演奏しているのは、2011年よりベルリン・フィルの第1ソロ奏者を務めるマテ・スーチュです。スーチュは、ハンガリーとベルギーで学び、国際的な様々なコンクールに入賞。
 その後、バンベルク交響楽団、ドレスデン・シュターツカペレで活躍し、2011年にベルリン・フィルに第1ソロ・ヴィオラ奏者として入団した逸材です。
 調和のとれたアンサンブルで聴くモーツァルトのピアノ三重奏曲全集がここに完成しました。




あれ・・・さっきも紹介したような。

今度はヴィルモシュ・サバディ
このアルバムも好き・・・だけど廃盤
海外直輸入ではいるけどムチャクチャ高い。
C. Stamitz-Carl Stamitz: Duos For Violin And Viola,  Vol. 2
HUNGAROTON
HCD 32453
\4500
廃盤/海外在庫限り
カール・シュターミッツ:
 ヴァイオリンとヴィオラのための二重奏曲集Vol.2

  二重奏曲 ハ長調Op.10-1 / イ長調Op.10-2 / ハ長調
  6つの二重奏曲(ディヴェルティメント)Op.34
   第1番イ長調 / 第2番ニ長調 / 第3番ニ長調 /
   第4番ハ長調 / 第5番変ホ長調 / 第6番ト長調
ヴィルモシュ・サバディ(Vn)
ぺーテル・バールショニ(Va)
 いや、もう、なんてことのないアルバム・・・なんだけど、この夏一番聴いたアルバム。

 いや、もう、ほんとになんてことのないアルバム・・・なんだけど、なんなんでしょうね。
 何回も何回も聴いちゃうんです。悪く言えば個性のない、でも何回聴いても飽きないというか。
 この程度の作品だったらモーツァルトやハイドンならいっくらでも書いてるって?いや、もうそのとおり。ほんとに。
 親父さんのヨハン・シュターミッツのほうが数段上だって?いやいや、おっしゃるとおり。

 ・・・なんだけど、なんなんでしょうね?何回も聴いてしまうんです。

 ヴァイオリンとヴィオラという、珍しいけど耳に馴染みやすい編成がいいのかな?ザ・古典派という感じの、わかりやすすぎるくらいにわかりやすい構成がいいのかな?平和的で幸せな家庭的雰囲気がいいのかな?サバディとバールショニのなにげに息の合った演奏がいいのかな?
 う〜ん。わからない。多分日本でこのアルバム買った人って6人くらいしかいないんじゃないかな。・・・でもその6人ともが、同じような感想を持っているような気もする・・・。

 7人目になってみます?

録音:2006年5月29日-6月1日フンガロトン・スタジオ




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キング・インターナショナル



KKC 055
¥2700
赤松林太郎が弾いたらどうなるのか
 実はすごいブルクミュラー
  きらめきと生気あふれる練習曲

 ブルグミュラー:
  (1)25の練習曲Op.100
  (2)18の練習曲Op.109
赤松林太郎(ピアノ)

 さすが赤松林太郎。
 最新作はまさかのブルクミュラー。
 当時パリで活躍していたブルクミュラー、実はバレエ音楽「ラ・ペリ」を作るなど多彩な才能を持ち合わせていた。ピアノ教師としてその名が知られていたが、何かのきっかけがあればおそらくバレエやオペラの大家として名が残っていたかもしれないのである。
 そう思って聞いてみるとただの練習曲だと思っていた25と18の練習曲も味わい深い名曲に聴こえてくる。それを鬼才、そして名手である赤松林太郎のピアノで聴けるのだからなんとも贅沢な喜びである。


 録音:2018年8月9-10日 キング関口台スタジオ第1スタジオ/DDD、192kHz 24bit

 闘うピアニスト赤松林太郎、第5弾CDは何とブルグミュラーの練習曲に挑戦。学習用によく用いられる「25の練習曲」と、より高度な「18の練習曲」を全曲収録しました。

 ヨハン・フリードリヒ・ブルグミュラー(1806-1874) はドイツ生まれながら、1832年から歿するまでパリに定住して活躍しました。彼の練習曲は人好きのするメロディと題材で小品集のような趣があり、ピアノ学習者からも人気があります。それを赤松が芸術的に再現。

 「25の練習曲」の楽譜はウィーン原典版を使用。テンポやフレージング等、聴き慣れたものとかなり異なるのにも驚かされます。
 赤松林太郎のピアノ演奏は正確かつ清潔で、学習の参考用に最適。さらにきらめく音色と生き生きした音楽性は鑑賞用としても実に魅力的。子どもの頃に習っていた懐かしい思い出にたっぷりとひたれるひとときを楽しめます。




 赤松 林太郎(あかまつ りんたろう)

 1978 年大分生まれ、2 歳よりピアノとヴァイオリンを、6 歳よりチェロを始める。幼少より活動を始め、5 歳の時に小曽根実氏や故・芥川也寸志氏の進行でテレビ出演。10 歳の時には自作カデンツァでモーツァルトの協奏曲を演奏。1990 年に第44 回全日本学生音楽コンクールで優勝して以来、国内の主要なコンクールで優勝を重ねる。1993 年には仙台市教育委員会より平成5 年度の教育功績者に表彰される。1996 年の第1 回浜松国際ピアノアカデミーに参加、最終日のアカデミーコンクールにてファイナリストに選抜される。
 神戸大学を卒業後、パリ・エコール・ノルマル音楽院にてピアノ・室内楽共に高等演奏家課程ディプロムを審査員満場一致で取得(室内楽は全審査員満点による)。ピアノを熊谷玲子、ミハイル・ヴォスクレセンスキー、フランス・クリダ、ジャン・ミコー、ジョルジュ・ナードル、ゾルターン・コチシュ、室内楽をニーナ・パタルチェツ、クリスチャン・イヴァルディ、音楽学を岡田暁生の各氏に師事。
 2000 年に第3 回クララ・シューマン国際ピアノコンクール(審査員にはマルタ・アルゲリッチやネルソン・フレイレなど)で第3 位を受賞した際、Dr. ヨアヒム・カイザーより「聡明かつ才能がある」と評された。国際コンクールでの受賞は10 以上に及ぶ。

 現在、全日本ピアノ指導者協会評議員・演奏研究委員。
 ブダペスト国際ピアノマスタークラス(ハンガリー国立リスト音楽大学共催)講師、洗足学園音楽大学・大学院客員教授、大阪音楽大学・大学院特任准教授(2018年度より)、札幌大谷中学校・高等学校音楽科特別講師。




鮮烈なり、赤松林太郎
旧譜も鮮烈


KKC 036
\2700
ふたりのドメニコ/赤松林太郎
 ドメニコ・スカルラッティ:
  (1)ソナタ ホ長調K.531/(2)ハ長調K.159/(3)ニ長調K.178/
  (4)イ長調K.322/(5)ロ短調K.87/(6)ニ長調K.430/
  (7)ニ短調K.64「ガヴォット」/(8)変ロ長調K.440「メヌエット」/
  (9)ヘ短調K.466/(10)ト長調K.63「カプリッチョ」
 ドメニコ・チマローザ:
  (11)ソナタ 変ロ長調C.27/(12)変ホ長調C.37/(13)変ロ長調C.18/
  (14)イ長調C.45/(15)イ短調C.55「シチリアーナ」/(16)イ長調C.11/
  (17)ニ短調C.9/(18)ニ短調C.17/(19)ニ長調C.13/(20)ト長調C.51/
  (21)ト短調C.61/(22)ト長調C.82/(23)ハ短調C.66/(24)ハ長調C.14
赤松林太郎(ピアノ)
 「聡明かつ才能がある」(ヨアヒム・カイザー)強烈な個性とオーラあふれる音楽、天才・赤松林太郎デビュー!

 録音:2013 年12 月2-4 日/ベルフォーレ津山/DDD、60’ 02”

 新しい才能が続々と輩出される日本ピアノ界に、強烈な個性が出現しました。赤松林太郎。何より圧倒的な存在感と説得力あふれる解釈に驚かされます。ピアノの音もたっぷりと豊かで、超絶的な指さばきもふくめ、19 世紀的ピアニズムを感じさせます。演奏のみならず音楽学的研究にも熱心で、珍しい作品の発掘にも積極的。今日の日本では珍しいタイプのピアニストと申せましょう。
 演奏活動のかたわら、エッセイストとして新聞や雑誌にも連載を持ち、「美しいキモノ」ではモデルも務めるマルチ・タレントです。
 このアルバムはスカルラッティとチマローザというふたりのイタリア・バロック作曲家のソナタ集をピアノで挑戦。チェンバロを意識しないピアノならではの表現力と美感を最大限に追求し、あっという間に全曲を聴かせます。

 *このCDは弊社独自企画で、海外盤が存在しません。


KKC 038
\2700
赤松林太郎/ピアソラの天使〜ピアソラ・オン・ピアノ
 アストル・ピアソラ/山本京子編曲:
  (1)エスクアロ/(2)オブリビオン/
  (3)アディオス・ノニーノ/(4)リベルタンゴ/
  (5)ソレダード/(6)天使の死/
  (7)天使のミロンガ/(8)天使の復活
赤松林太郎(ピアノ)
 圧倒的な存在感。ラテンの情熱とエネルギーに満ちた赤松のタンゴ

 録音:2013 年12 月4 日/ベルフォーレ津山(1)、2014 年8 月14、15 日/神戸市立北神区民センター ありまホール(2)-(8)/DDD、46’ 44”

 「ふたりのドメニコ」で強烈な印象を残した赤松林太郎。圧倒的な存在感と説得力あふれる解釈が高い評価を受けました。その第2 弾はピアソラのタンゴ集。関西で活躍する山本京子の編曲によるピアノ独奏版。
 演奏活動のかたわら、エッセイストとして新聞や雑誌にも連載を持ち、「美しいキモノ」ではモデルも務めるマルチ・タレントです。派手な技巧に加え、自然なフレージングと朗々とした音が非常に魅力的。
 ピアソラのタンゴのなかから、ここでは天使のシリーズをメインに、人気の高い「オブリビオン」や「リベルタンゴ」ももちろん収録。民族色豊かな作品に巧いところを見せる赤松ならではの、南米そのものの空気を感じさせてくれます。



KKC 045
\2700
赤松林太郎(ピアノ)
 そして鐘は鳴る

 (1)ペルト:アリーナのために
 (2)ヘンデル:幻想曲 ハ長調 HWV.490
 (3)モーツァルト(リスト編曲):アヴェ・ヴェルム・コルプス KV.618
 (4)シューマン:蝶々Op.2
 (5)グラナドス:嘆き、またはマハと夜鳴きうぐいす
 (6)マリピエロ:クロード・ドビュッシーのために
 (7)ドビュッシー:喜びの島
 (8)スクリャービン:左手のための前奏曲とノクターンOp.9
 (9)同:詩曲Op.32の1
 (10)ラフマニノフ:前奏曲嬰ハ短調Op.3の2「鐘」
 (11)レーガー:クリスマスの夢Op.17の9
赤松林太郎(ピアノ)
 オーケストラのような迫力と表現力。赤松林太郎待望の第3 弾は「鐘」の音楽

 使用楽器:YAMAHA CFX
 録音:2016年8月8日、9日 神戸市立北神区民センターありまホール/DDD、日本語帯・解説付

 リリースするディスクすべてが強烈な印象を残す赤松林太郎。圧倒的な存在感と説得力あふれる解釈が高い評価を受ける彼の第3 弾。
 演奏活動のかたわら、エッセイストとして新聞や雑誌にも連載を持ち、「美しいキモノ」ではモデルも務めるマルチ・タレントです。派手な技巧に加え、聴く人をとらえて離さない不思議なオーラを持つ貴重な存在。
 テーマは「鐘」。ヨーロッパの人々にとって鐘は共同体と結びつき、人々の心の拠り所でした。鐘はヨーロッパ音的風景の根幹にあるもので人の心を動かしてやまないため、作曲家は様々な鐘の音を音楽に織りこんでいます。
 このアルバムは鐘の音にかかわる音楽を集めています。夏の夜に、雪深き聖夜に。歓喜の鐘、あるいは弔鐘。ときにきらびやかに、ときに澄んでささやかに、ときにはまったく重々しいなど、さまざまな鐘の音がピアノ音楽となっています。
 赤松林太郎のピアノ演奏は管弦楽を彷彿とさせる交響的なもので、大きな音楽の作り方に特色があります。響きはなめらかでときに官能的。心の歌を奏でます。




KKC 048
\2700
赤松林太郎(ピアノ)
 インヴェンションへのオマージュ

 (1)J.S.バッハ(ジロティ編):
  無伴奏チェロ組曲第1番ト長調BWV1007〜プレリュード
 (2)J.S.バッハ:2声のインヴェンションBWV772-786(全15曲)
 (3)同:フランス組曲第2番 ハ短調BWV813
 (4)J.S.バッハ(ケンプ編):主イエス・キリスト、われ汝を呼ぶBWV639
 (5)J.S.バッハ(ジロティ編):小前奏曲ホ短調BWV555
 (6)J.S.バッハ(ケンプ編)チェンバロ協奏曲第5番ヘ短調BWV1056〜ラルゴ
 (7)バルトーク:ミクロコスモス第3巻〜J.S.Bを讃えて
赤松林太郎(ピアノ)
 聴いた人々を虜にすると伝説の赤松林太郎のバッハ登場

 録音:2017年8月17日、18日 キング関口台スタジオ第1スタジオ/DDD、192kHz, 24bit、国内製造品、日本語帯・解説付

 リリースするディスクすべてが強烈な印象を残す赤松林太郎。圧倒的な存在感と説得力あふれる解釈が高い評価を受ける彼の第4 弾はバッハ作品集。
 演奏活動のかたわら、エッセイストとして新聞や雑誌にも連載を持ち、「美しいキモノ」ではモデルも務めるマルチ・タレントです。派手な技巧に加え、聴く人をとらえて離さない不思議なオーラを持つ貴重な存在。
 テーマは「インヴェンション」。バッハの名作「2 声のインヴェンション」全15 曲をメインに、インヴェンションの意味「発明、工夫」を考察します。
 チャイコフスキーの愛弟子で、ラフマニノフの従兄として知られるアレクサンドル・ジロティの編曲した「無伴奏チェロ組曲第1 番」のプレリュードにまず注目。調性は同じながら音域を上げているため平均律クラヴィア曲集第1巻第1 番のプレリュードを思わす世界になっています。1 声のこの作品に始まり、インヴェンションを経て3 声を含むフランス組曲へと発展します。単なる声部数だけでなく、最後無調的なバルトークへ至る音楽的な「インヴェンション」も示唆されます。
 赤松林太郎のピアノ演奏は管弦楽を彷彿とさせる交響的なもので、大きな音楽の作り方に特色があります。タルコフスキーが「惑星ソラリス」に用いて人気のあるコラール前奏曲「主イエス・キリスト、われ汝を呼ぶ」(ケンプ編)では深みと厳粛さで涙がでるほど感動的。ジロティ編曲の「小前奏曲ホ短調」も底知れぬ闇を感じさせます。




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OBSIDIAN



OBSCD 718
¥2500→\2290
シュタイナー製ヴァイオリンのレプリカ使用
「皇帝のフィドラー」
 ヨハン・ハインリヒ・シュメルツァー(1623-1680):
  1つの弦楽器のためのソナタ集(6曲)
 ヨハン・カスパール・ケルル(1627-1693):
  パッサカリア ニ短調
ダヴィッド・アーヴィング(ヴァイオリン)
ハンナ・レーン(トリプルハープ)
トミー・アンダーソン(テオルボ)
ジョン・オドネル(チェンバロ、オルガン)
ラウラ・ヴォーン(ヴィオラ・ダ・ガンバ、リローネ)

 ドイツに生まれた華麗なヴァイオリン音楽

 55'15''

 フェルディナンド3世やレオポルド1世からも熱い支持を受けたオーストリアの作曲家シュメルツァーは、ヴァイオリンのヴィルトゥオーゾとしても知られています。
 ここに収録された6曲のソナタ集はドイツ語圏における最初期のヴァイオリン・ソナタ。緻密に書き込まれた音楽から、作曲家のヴァイオリンに対する確かな知識と技術がうかがえます。
 またシュメルツァーは、ストラディバリ以前に名ヴァイオリン制作者として名を馳せたヤコブ・シュタイナーによる楽器を使っていた可能性が高いとされています。
 このアルバムではシュタイナー製ヴァイオリンのレプリカが使用されており、華麗なヴァイオリン音楽誕生の瞬間を疑似体験できます。同時代のオルガニスト、ケルルが書いたオルガンのためのパッサカリアをカップリング。





SUPRAPHON


SU 4254
¥2400
リコーダー四重奏団の演奏で世界中を旅をする。
 (1)アノニマス(14世紀):エスタンピー
 (2)タリク・オリーガン(1978-):Virelai Douce Dame Jolie*
 (3)J.S.バッハ(1685-1750):前奏曲とフーガ ホ短調 BWV555
 (4)J.S.バッハ:協奏曲 イ短調 BWV593より第1楽章
 (5)ゼーレン・ジーグ(1966-):アフリカ組曲第15番*
 (6)サトコ・ドイ=リュック(1981-):組曲「お祭り(OMATSURI)」*
 (7)スティーブ・マーシャル:''Mr Allerton's Booke of Musick''よりパヴァーヌ
 (8)ナタン・テオドール(1978-):組曲「笛」*
 (9)ヤン・ロキタ(1969-):Hora ca din caval*
 (10)ヤン・ロキタ:Solunski cocek*
 *=世界初録音
i FLAUTISTI~
ロンドン・リコーダー・クァルテット
ラデク・トマーシェク(フレイム・ドラム)

 これはおもしろい。リコーダー四重奏団の演奏で世界中を旅をする。

 セッション録音:2018 年7 月2-4 日/聖クンフタ教会(フリーナ)/60'14"

 現在ヨーロッパで注目を集めるi FLAUTISTI~ ロンドン・リコーダー・クァルテットが、アフリカ、日本、ドイツ、ロンドン、ウィーン、バルカン半島などをまるで世界を旅するかのようなアルバムをリリース。世界初録音を多数含みます。

 超絶技巧で一糸乱れぬ演奏を披露。バッハの作品では原曲のオルガンのように、サトコ・ドイ=リュック作曲の組曲「お祭り(OMATSURI)」ではまるでお囃子のように、ゼーレン・ジーグ作曲のアフリカ組曲では土着の民俗音楽のように、変幻自在に変わる音色をお楽しみいただけます。
 約1時間で世界への旅をご堪能ください。





TOCCATA



TOCC-463
\2300
パガニーニ・バイ・アレンジメント
パガニーニ(1782-1840):24のカプリース Op.1(M.スコリクによる管弦楽編)
 1.第1番:ホ長調
 2.第2番:ロ短調
 3.第3番:ホ短調
 4.第4番:ハ短調
 5.第5番:イ短調
 6.第6番:ト短調
 7.第7番:イ短調
 8.第8番:変ホ長調
 9.第9番:ホ長調
 10.第10番:ト短調
 11.第11番:ハ長調
 12.第12番:変イ長調
 13.第13番:変ロ長調
 14.第14番:変ホ長調
 15.第15番:ホ短調
 16.第16番:ト短調
 17.第17番:変ホ長調
 18.第18番:ハ長調
 19.第19番:変ホ長調
 20.第20番:ニ長調
 21.第21番:イ長調
 22.第22番:ヘ長調
 23.第23番:変ホ長調
 24.第24番:イ短調

 ※すべて世界初録音

アレクサンドル・ゼムツォフ(指揮)
リヴィウ国際交響楽団

 多くの作曲家たちにインスピレーションを与えたパガニーニの「独奏ヴァイオリンのための24のカプリース」。作品をテーマに変奏曲を書いた人もいれば、シューマン、シマノフスキ、エネスコのようにピアノ伴奏を加えるなど作品そのものに編曲を加えた人もいます。
 そんな中、ウクライナの現代作曲家スコリクは、24曲すべてを管弦楽用に編曲、各曲は驚くほどに多彩な響きをまとい、時にはユーモアも交えながら展開され、聴き手に新たな可能性を示しています。
 15歳からヴァイオリニストとして活動している指揮者のゼムツォフは、原曲を知り尽くしており、2015年から芸術監督を務めるリヴィウ国際交響楽団を自在に操り、作品の魅力を存分に伝えています。このアルバムは編曲者スコリク80歳の誕生日を記念するために企画されました。
 録音 2018年2月23-25日、Philharmonic Hall, Lviv, Ukraine
 
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TOCC-461
\2300→\2090
ウィーンの良き時代の甘い雰囲気
リヒャルト・シュテール(1874-1967):室内楽作品集 第3集

 1-3.ヴァイオリン・ソナタ 第1番 ト長調 Op.27(1911)
 4-6.ヴァイオリン・ソナタ 第2番 イ長調 Op.62(1923)

 ※すべて世界初録音
ウルリケ=アニマ・マテ(ヴァイオリン)
スコット・ファイゲン(ピアノ)

 ウィーンで生まれ、ウィーン音楽院でローベルト・フックスに作曲を学んだシュテール。
 合唱団のコレペティートルを務めたのち、フックスの後任として音楽院の音楽理論の教授に就任、数多くの学生を育てながら(学生の中にはカラヤンやゼルキンも含まれる)オーストリア軍の医師としてウィーン郊外の病院にも勤務しています。
 しかしユダヤ系であったため、1939年にアメリカに亡命、カーティス音楽院の教授となり、ボッサールやバーンスタインを教えました。

 シュテールの作風はコルンゴルトやマルクスのようにロマン派の味わいを強く残すもの。

 Toccataレーベルからはこれまでにチェロとピアノのための作品集(TOCC-210)、ピアノ三重奏曲と歌曲(TOCC-446)の2枚がリリースされており、このヴァイオリン・ソナタ集は第3集となります。

 彼は生涯に15曲のヴァイオリン・ソナタを作曲しており、アルバムに収録された第1番と第2番は、とりわけウィーンの良き時代の甘い雰囲気を湛えた美しい曲です。


  録音 2017年7月14-15日、ドイツ ザンドバウゼン・バイ・ハイデルベルク、クララ=ヴィーク・アウディトリウム
 


ウィーン・ロマン派の伝統のなかにいる・・・
カラヤンやバーンスタインも教えた

TOCC-210
\2300→\2090
リヒャルト・シュテール:室内楽作品集 第1集 チェロとピアノのための音楽集
 1-4.幻想小曲集 Op.17(1907)/
 5-7.チェロとピアノのためのソナタ Op.49(1915) ※初録音
シュテファン・コッホ(チェロ)/
ロバート・コンウェイ(ピアノ)
録音 2013年5月21.24日,6月6日 ミシガン プリマス,ブルックウッド・スタジオ

 生没年でもわかるとおり、リヒャルト・シュテール(1874-1967)は、コルンゴルト、シェーベルク、ツァイスル、ツェムリンスキーと同じく、ウィーン世紀末に活躍し、アメリカに亡命した作曲家、音楽理論家です。彼はウィーンで生まれ、ローベルト・フックスに作曲を学び、1900年からレペティトゥア(オペラの声楽コーチ)と合唱講師として働き始め、やがてウィーン音楽大学の対位法、音楽学の教授となり、カラヤン、ゼルキン、ラインスドルフや、マレーネ・ディートリッヒなど数多くの音楽家たちを指導しました。
 しかし1939年にアメリカに亡命、ここではカーティス音楽院でバーンスタインやボッサールを教えています。
 そんな彼の作品は、最近になってようやく再発見の兆しが見え始めていますが、まだまだ全容解明には程遠く、7曲の交響曲や2曲のオペラなどをはじめとした数多くの作品が聞ける日を待つほかありません。
 このアルバムではチェロとピアノのための作品を2曲収録。前衛的というよりもロマンティックな作風が魅力的な曲集です。


TOCC-446
\2300→\2090
リヒャルト・シュテール(1874-1967):室内楽作品集 第2集
 ピアノ三重奏曲 ホ長調 Op.16(1905)
  1.第1楽章:Allegro
  2.第2楽章:Andante,tempo di marcia
  3.第3楽章:Scherzo (Presto);Trio (Sehr langsam)
  4.第4楽章:Finale:Grave e maestoso-Allegro grazioso
 低声、ピアノとチェロの伴奏による3つの歌曲 Op.21(1909)
  5.第1番:Gebet
  6.第2番:Ward der Abend regenmud
  7.第3番:Dem aufgehende Vollmonde
ローラ・レロフス(ヴァイオリン)…1-4
セス・キートン(バス・バリトン)…5-7

シュテファン・コッホ(チェロ)
マリー・シチリアーノ(ピアノ)
 コルンゴルト、シェーンベルク、ツェムリンスキーと同じく、ウィーン世紀末に活躍し、アメリカに亡命した作曲家、音楽理論家リヒャルト・シュテールの室内楽作品集第2集。
 第1集(TOCC-210)ではチェロとピアノのデュオを聴くことができましたが、第2集では、もう少し編成の大きい「ピアノ三重奏曲」と歌曲を聴くことができます。
 美しく雄大な楽想を持つ「ピアノ三重奏曲」は、ベートーヴェン、シューベルトといったウィーンのロマン派の伝統の中に位置する曲です。第2楽章の憂鬱な雰囲気はブラームスを思わせます。4年後に書かれた「3つの歌曲」はコルンゴルトを思わせる甘美で抒情的な歌。チェロのゆったりとした響きが歌声を引き立てています。

 録音
 2016年5月10日,10月10.19日,11月28日,2017年1月11日…1-4
 2017年5月24日…5-7
 Brookwood Studio,Plymouth, Michigan

 

TOCC-243
\2300
ライヒャ(1770-1836):ピアノ作品全集 第3集
 エチュード集またはエグゼルシス集 Op.30 他
  1.ロンド 第2番 ヘ長調(1800頃)
  エチュード集またはエグゼルシス集 Op.30-第1巻(1800頃)
   2.第1番:12長音階 Allegro
   3.第2番:12短音階、幻想曲 Un poco allegro
   4.第3番:半音階 Allegro
   5.第4番:トリル Allegretto
   6.第5番:装飾 Largo
   7.第6番:分散和音
   8.第7番:三度 Allegro moderato
   9.第8番:音部記号 Larghetto
   10.第9番:オクターヴ Allegro
   11.第10番:異名同音 Andante sostenuto

 エチュード集またはエグゼルシス集 Op.30-第2巻(1800頃)
  12.第1番:Adagio molto et Sostenuto
  13.第2番:Allegro poco Vivace
  14.第3番:Andante un poco Adagio
  15.第4番:混合拍子の練習曲 Allegro un poco vivace
  16.第5番:Andante
  17.第6番:同音連打の練習曲 Allegretto
  18.第7番:ハーモニー ホ長調 Un poco Largo. Harmonie
  19.第8番:16分音符による無窮動 Allegro
  20.第9番:フーガ
  21.第10番:Adagio molto

 22.ジローラモ・フレスコバルディの主題による幻想曲(1800頃)

※すべて世界初録音
ヘンリク・レーヴェンマルク
(ピアノ…Steinway D)

 チェコ生まれの作曲家ライヒャ(レイハとも)。24曲の木管五重奏をはじめとした数多くの「管楽器のための作品」など、管楽器作品のパイオニアとして知られますが、実はピアノ曲でも「フーガ」や「変奏の技法」など趣向を凝らした興味深い作品を残しています。
 この「エチュード集またはエグゼルシス集 Op.30」はピアノを演奏する上で要求されるさまざまな技術を克服するために作曲された曲集。
 音階やトリル、三度重音などの基本的な練習に加え、ト音記号、ハ音記号などが入り組んだ「音部記号」の読み方、異名同音の読み方の練習などさまざまな仕掛けが施されています。
 ライヒャの独創性と魅力的な旋律を味わうことができる1枚です。

 録音 2016年11月3日,2018年1月5日Studio 2, Radiohuset,Ostermalm,Stockholm
 
 

TOCC-331
\2300
ペルト・ウースベルグ(1986-):合唱作品集 第1集
 1.ダヴィデ詩篇 第121篇 第1部(2009-2010)
 2.ムジカ(2008)
 3.ミゼレーレ(2008)
 4.美しくないのは(2009)
 5-8.ミサ・ブレヴィス(2008)
 9.冬の夕べ(2013)…世界初録音
 10.アヴェ・マリア(2013)
…世界初録音
 11.冬の夜(2015)
…世界初録音
 12.主の祈り(2015)
…世界初録音
 13.楽園にて(20168)
…世界初録音
 14.別れ(2008)
 15.ダヴィデ詩篇 第121篇 第2部(2010)
エンドリク・ウクスヴァラフ(指揮)
コレギウム・ムジカーレ室内合唱団

 エストニア出身のウースベルグ。2004年にエストニア音楽院の指揮科を卒業し、作曲家、指揮者としてだけでなく、映画俳優としても活躍しているマルチな才能を持った人です。
 このアルバムに収録された合唱曲は、最近のバルト合唱音楽の特徴を示すもので、広大なベースラインの上で静かに紡がれる旋律に、ときおり差し込まれるわずかな不協和音がスパイスとなり、これが絶妙な美しさをもたらします。
 2010年に設立されたコレギウム・ムジカーレ室内合唱団はエストニア屈指の室内合唱団。ルネサンスから現代音楽まで幅広いレパートリーを持ち、エストニアの作曲家、ペルトやトゥールらの作品を積極的に紹介し、エストニアの音楽大使としての役割も担っています。

 録音 2016年3月2.3日、6月10.11日,2017年3月6.7日 エストニア ヴィームシ,聖ヤコブ教会
 
 

TOCC-437
\2300
ニコラ・ファーゴ(1677-1745):独唱と通奏低音のためのカンタータとアリエッタ 第2集
 1.ファーゴ:Che vuoi, mio cor, che vuoi? 
        何をしたいの?わが心よ、何をしたいの? M2
 2.スチプリアーニ(1678-1753):12のトッカータより 第10番
 3.ファーゴ:Doppo mille martiri 1000人の殉教者の後に M5
 4.スチプリアーニ:12のトッカータより 第5番
 5.ファーゴ:Ingegni curiosi かしこい思考 M7
 6.スチプリアーニ:12のトッカータより 第1番
 7.ファーゴ:Non credo che vi sia, Tormento
        私はそこにいるとは思わない、愛の苦痛よ M10
 8.スチプリアーニ:12のトッカータより 第9番
 9.ファーゴ:E ben chiara ragione その理由ははっきりしている M6
 10.スチプリアーニ:12のトッカータより 第7番
 11.ファーゴ:Destati omai dal sonno あなたは今、目を覚ます M4
リッカルド・アンジェロ・ストラーノ(カウンター・テナー)…1.3.5.7.9.11
クラウディオ・マストランジェロ(バロック・チェロ)…2.4.6.8.10
ジュゼッペ・ペトレッラ(テオルボ&バロックギター)…3.5
ダヴィデ・ミラノ(ヴァイオリン)…3.5.9
サビーノ・マンツォ(チェンバロ&指揮)
サンタ・テレサ・デイ・マスキ(アンサンブル)

 イタリア・バロックの作曲家、ニコラ・ファーゴのカンタータ集第2集。第1集(TOCC-367)と同じくストラーノのカウンターテナーとマンツォ率いる「サンタ・テレサ・ディ・マスキ」による溌剌とした演奏です。
 イタリアのターラントに生まれ、"イル・タランティーノ"と呼ばれたファーゴは、この時代に発展した「室内カンタータ」(声楽とアンサンブルのための一種のミニオペラ)の第一人者として知られ、その作品は劇的であり、どれも魅力的な旋律が溢れています。第1集と同じく、曲間には器楽曲を挟み(このアルバムではスチプリアーニのトッカータ)全体が一つの作品として構成されているところにも注目です。

 録音 2017年4月28-30日 イタリア バーリ、セント・テレサ・デイ・マスキ教会
 
 


TOCC-491
\2300
ハンス・ヴィンターベルク(1901-1991):室内楽作品集 第1集
 1-3.フルート、オーボエ、クラリネット、ファゴットとチェンバロのための組曲(1959)
 4-6.クラリネットとピアノのための組曲 変ロ長調(1944)
 7-9.チェロとピアノのためのソナタ(1951)
 10-12.木管五重奏曲(1957)
 13-15.フルート、オーボエ、クラリネット、
   ファゴットとピアノのための組曲(1959)(異稿版)

※すべて世界初録音
アリゾナ管楽五重奏団
【メンバー】
ブライアン・ルーチェ(フルート)…1-3.10-15/
サラ・フレーカー(オーボエ)…1-3.10-15
ジャッキー・グラツィアー(クラリネット)…1-6.10-15/
ダニエル・カッツェン(ホルン)…10-12
ウィリアム・ディーツ(ファゴット)…1-3.10-15

テオドーレ・ブフホルツ(チェロ)…7-9/
レックス・ウッズ(チェンバロ…1-3),(ピアノ…13-15)
タニス・ギブソン(ピアノ)…4-6/
アレクサンダー・テンツァー(ピアノ)…7-6

 プラハ出身の作曲家ヴィンターベルクは、同世代の多くのユダヤ系作曲家たちと同じくナチス政権の迫害を受け、一時はテレージエンシュタットで拘禁されましたが、幸運にも生き延びることができ、ほぼ90年という長寿を全うしました。
 十二音技法にはあまり関心がなく、基本的に新古典派の作風を守ったヴィンターベルクの作品は、どれも親しみやすく、マルティヌーやプーランク風の味わいも感じさせます。
 このアルバムでは彼の数多い室内楽作品の中から4曲を選曲。どれもリズミカルでユーモラスな曲調をもっています。
 なかでも1959年に作曲された「フルート、オーボエ、クラリネット、ファゴットとチェンバロのための組曲」は、チェンバロ・ヴァージョンとピアノ・ヴァージョンの2種類が演奏されており、その響きの違いを楽しむことができます。

  録音 アリゾナ、アリゾナ大学 ハスケル・レコーディング・スタジオ 2017年4月17-18日…7-9 2017年5月22-23日…4-6 2017年11月16-17日…10-12 2017年11月20-21日…13-15 2018年4月23-25日…1-3
 
 


TOCC-460
\2300
アーノルド・グリラー(1937-):管弦楽作品集 第2集
 1.スケルツォイド(2017)
 2-8.交響曲(2003/2010改訂)
 9-11.序奏、ケークウォークとアレグロ(2011/2016改訂)
 12-16.協奏的ラプソディ(2004)

※すべて世界初録音
アレクサンダー・ウォーカー(指揮)
ムジカ・ヴィーヴァ管弦楽団

 イギリスの作曲家アーノルド・グリラー。著名なヴァイオリニストを父に持ち、世界的に有名な音楽家たちに囲まれて幼少期を過ごした彼は、その経験を生かした個性的な作品を数多く作曲しています。
 第1集(TOCC-424)に続くこの管弦楽作品集第2集には、唯一の「交響曲」を含む4作品を、NAXOSにも興味深い録音がある指揮者ウォーカーの演奏で収録。混沌の響きで幕を開ける交響曲は、楽章が進むに従いさまざまな楽想が交錯し聴き手を飽きさせることがありません。
 他には力強くユーモラスな「スケルツォイド」、ジャズ風な味わいを持つ「序奏、ケークウォークとアレグロ」、タイトル通り激しさと熱狂溢れる「協奏的ラプソディ」が収録されています。

  録音 2017年6月11-14日…2-8.12-16 2017年11月28日…1.9-11 モスクワ ロシア国営TV&ラジオ・カンパニー 「Kultura」、第5スタジオ



第1集


TOCC-424
\2300→\2090
アーノルド・グリラー(1937-):管弦楽作品集 第1集
 1.小管弦楽団のための協奏曲「アンサンブル・セブンティーン」(2001)
 2-4.クラリネットと弦楽オーケストラのための協奏曲(2014)
 5.遠い村(2002/2011改訂)
デニス・ミャニスニコフ(クラリネット)…2-4
アレクサンダー・ウォーカー(指揮)
ムジカ・ヴィーヴァ室内管弦楽団

 イギリスの世界的名ヴァイオリニスト、シドニー・グリラーを父に持つ作曲家アーノルド・グリラーの作品集。幼いころからたくさんの音楽家たちに囲まれて育ったグリラーはマンチェスターの王立音楽大学で学び、その後はカリフォルニア留学しダリウス・ミヨーに師事。また同じ頃にはエルネスト・ブロッホに出会い強い影響を受けました。エキサイティングな楽想と情緒豊かな楽想がバランス良く配置された個性的なグリラーの作品は、どれも個性的でユニーク。
師ミヨーやストラヴィンスキーを思わせる強烈なリズムが聞こえてくるかと思えば、スカルラッティのようなバロック風のスタイルを用いた作品まで、アイディア豊かな曲が並びます。

 
 


TOCC-513
\2300
ゲオルギー・コニュス(1862-1933):ピアノ作品集
 3つの小品 Op.1より
  1.第1番:Reverie 夢想
  2.第3番:Caleidoscope カレイドスコープ
 3.夢想 Op.7
 アルバムの綴り Op.13
  4.第1番-
  5.第2番-
 6.無言歌 Op.17(1900)
 情景画 Op.19
  7.第1番-
  8.第2番-
  9.第3番-
 10.子守歌 Op.24(1901)
 8つの小品 Op.25 (1900年代初頭)より
  11.第1番:Prelude 前奏曲
  12.第3番:Melodie メロディ
  13.第4番:Regret 後悔
  14.第6番:Consolation 慰め
  15.第7番:Printemps 春
 8つの小品 Op.31より
  16.第1番:Harpe eolienne エオリアン・ハープ
  17.第2番:Compassion 共感
  18.第3番:En reve 夢
  19.第4番:Feuillet d'album アルバムの一葉
  20.第5番:Berceuse 子守歌
  21.第8番:Regret 後悔
 22.前奏曲 Op.33(1910)
 8つの小品 Op.34より
  23.第2番:Crepuscule 夕暮れ
  24.第3番:Scherzino スケルツィーノ
  25.第4番:Romance ロマンス
  26.第7番:Capriccioso カプリチョーソ
 3つの小品 Op.36(1907)
  27.第1番:Air de danse エア・ダンス
  28.第2番:Moment douloureux
               痛みの時
  29.第3番:Etude 練習曲

 30.ラルゴ Op.39

※すべて世界初録音
ジョナサン・パウエル(ピアノ)

 ロシアの作曲家ゲオルギー・コニュス。すぐ下の弟ユーリ(ジュール)はハイフェッツが愛奏した「ヴァイオリン協奏曲」を作曲、またその下の弟レフも、やはり作曲家、教育者として音楽に携わり、3人あわせて"コニュス3兄弟"として名を馳せています。
 3兄弟の長兄ゲオルギーは、モスクワ音楽院でタネーエフとアレンスキーに師事、チャイコフスキーから前途有望として賞賛されたものの、結局は作曲家としてよりも楽曲分析に力を入れたためか、数多く残された作品のほとんどは忘れ去られてしまいました。
 しかし、彼の作品はどれも調和が取れており、晩年にはスクリャービンを思わせる神秘的な作風も用いるなど聴きどころが多く、このアルバムに収録された小品は彼の特徴を端的に表すもの。スクリャービンを得意とするピアニスト、ジョナサン・パウエルの演奏はコニュスの魅力を存分に引き出しています。

 録音 2017年2月13.14日 Jacqueline du Pre Music Building,St Hilda's College, Oxford




弟ジュール・コニュスのヴァイオリン協奏曲もどうぞ・・・


GRAMOLA
GRML99108
\2700

 コルンゴルト:
  ①ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.35
  ②劇付随音楽「から騒ぎ」より4つの小品Op.11
 ジュール・コニュス:
  ③ヴァイオリン協奏曲 ホ短調
  ④ヴァイオリンとピアノのための悲歌
   ※曲順は①③②④
トーマス・アルベルトゥス・イルンベルガー(ヴァイオリン)
①③ドロン・サロモン指揮
イスラエル交響楽団
②④バルバラ・モーザー(p)

 本場直送の最新名演で聴くコルンゴルトだけじゃない
 ハイフェッツも弾いた傑作を甦らせる俊才、快挙…!
 19世紀末から20世紀にかけて…というと、シェーンベルクやバルトーク、ストラヴィンスキーらの尖った音楽ばかりが印象的に思われるかもしれませんが、実は20世紀もかなり後になるまで、音楽の世界の主流はロマン派いらいの「耳馴染のよい」音楽だった…というのは、十二音技法まみれの前衛音楽が続々と現れた20世紀半ば以降の時代を生きている私たちがともすると忘れがちなことかもしれません。
 そのなかで、とくに前衛技法をみごとスタイリッシュな音楽に昇華しつづけたコルンゴルトの協奏曲が広く人気を得続けてきたことは、ある意味で近代音楽の快挙ではないでしょうか。
 ウィーン最前線で活躍する俊才中の俊才イルンベルガーが、例によって精悍かつ柔軟な音作りで仕上げた新名演こそ本盤の肝…しかし見過しがたいことに、彼はハイフェッツの名演でも知られるこの傑作と併せて、やはりハイフェッツが得意とした19世紀末のロシア人作曲家コニュスの協奏曲まで収録してみせたのです!
 両作曲家の小品も交え、晩期ロマン派の馥郁たる香りが本盤全編に沁みわたっている——サロモン指揮イスラエル・フィルや俊才モーザーとのタッグも絶妙!



ハイフェッツの盤は廃盤・・・

8.111359
グレート・ヴァイオリニスト・シリーズ/ハイフェッツ
 チャイコフスキー・コニュス・コルンゴルト:

 ヴァイオリン協奏曲
 1-3.チャイコフスキー(1840-1893):
  ヴァイオリン協奏曲ニ長調 Op.35
  (録音 1950 年7 月19-20 日ロンドン EMI アビー・ロード・第1 スタジオ)/
 4-6.コニュス(1869-1942):
  ヴァイオリン協奏曲ホ短調
  (録音 1952 年12 月3 日ハリウッド ユナイテッド・アーティスツ・スタジオ)/
 7.サラサーテ(1844-1908):ツィゴイネルワイゼン Op.20-1
  (録音 1951 年6 月16 日ハリウッドサウンド・ステージ9)/
 8-10.コルンゴルト(1897-1957):ヴァイオリン協奏曲ニ長調 Op.35
  (録音 1953 年1 月10 日ハリウッドサウンド・ステージ 9)
マーク・オーバート=ソーン復刻
ヤッシャ・ハイフェッツ(ヴァイオリン)/
フィルハーモニア管弦楽団/
ワルター・ジュスキント(指揮)…1-3/
RCA ビクター交響楽団/
イズラー・ソロモン(指揮)…4-6/
RCA ビクター交響楽団/
ウィリアム・スタインバーグ(指揮)…7/
ロスアンジェルス・・フィルハーモニー管弦楽団/
アルフレード・ワレンシュタイン(指揮)…8-10

 




<国内盤> 

.

日本コロムビア


Opus One


COCQ-85448
¥2000+税
石上 真由子/【Opus One】ヤナーチェク:ヴァイオリン・ソナタ
 ヤナーチェク:ヴァイオリン・ソナタ
 ラヴェル:ハバネラ形式のヴォカリーズ
 ラフマニノフ:ヴォカリーズ
 幸田 延:ヴァイオリン・ソナタ ニ短調
石上 真由子(ヴァイオリン)
船橋美穂(ピアノ)
 
 あー、石上 真由子がデビューしてしまった。

 宗次ホールのプロデューサーに「すごい人がいる」と言われ、アリア・レーベルのレコーディング・シリーズ、五島史誉の次はこの人と決めて、京都まで会いにいったり、レコーディングの話を進めていたのだが、お互い忙しくてなかなか話が進まずいつしか立ち消えに。

 でもいつか・・・と思っていた。

 でもまあこんな逸材をレコード会社がほうっておくはずがない。

 いま医学の道と音楽の道と両方を歩んでいて、おそらくマスコミはそこに注目すると思うが、はっきりいってそんなことはどうでもいい。
 ヴァイオリニストとして天才なのである。野獣的というか、本能的というか。ヌヴーとかムターとか、そういう人たちと同様に。

https://youtu.be/FBCrEVwma_Q

https://www.youtube.com/watch?v=RPB6rcwujJE

https://www.th-clip.com/video/--Zb3vKwUEU/2008-vn.html


 今回はコロムビアの「若者シリーズ」の一枚だが、どうか引き続きコンチェルトとかも録音してくれますように。


**************************

 その異能、規格外。医学と音楽の二足を極めながら、その音楽の才は海越えて、心揺さぶる

 医大で研鑽を重ね医師免許を取得しながら、ヴァイオリニストとして活躍する異色の石上真由子。2008年の日本音楽コンクールにて第2位となりNHKでドキュメンタリーでも取り上げられその名をクラシックファンに知らしめた。拠点の関西を中心とし、ソロ、室内楽、オーケストラなど国内外に止まらず活躍の場を拡げている。
 収録のヤナーチェクのヴァイオリン・ソナタは、石上の十八番とも言える曲で、情熱的で色彩豊かな音色が生み出す石上の真骨頂。
 ラフマニノフの「ヴォカリーズ」は呼吸をためらってしまうほど緊張感に満ちた唯一無二な演奏となっている。
 邦人作品の作曲家・幸田延は、かの大文豪・幸田露伴の妹で日本の洋楽の黎明期に素晴らしい才能を開花させた作曲家。元々レパートリーにあったこの曲を、数少ない録音の決定盤として世に送り出す。

 
 




ミッテンヴァルト



MTWD 99066
¥3000+税
「日本弦楽三重奏曲の世界Ⅲ」
 (1)-(3)紺野陽吉(1913-1945):弦楽三重奏曲(1942)
  第1楽章Allegro ma non troppo[5:10]
  第2楽章Andante Cantabile[4:56]
  第3楽章Allegro ma non troppo con leggiero[2:01]
 (4)塚原哲夫(1921-1978):弦楽三重奏曲(1943)[4:44]
 (5)-(8)原 博(1933-2002):弦楽三重奏曲「ディヴェルティメント」(1963)
  第1楽章Allegro brilliante[5:31]
  第2楽章Adagio tranquillo[3:41]
  第3楽章Menuet Varie[9:21]
  第4楽章Finale[4:25]
 (9)-(12)原 博:弦楽三重奏曲第2番(1997)
  第1楽章Allegro[8:13]
  第2楽章Andantino[6:49]
  第3楽章Andante[4:42]
  第4楽章Allegro[5:53]
菖蒲弦楽三重奏団:
 【浜野考史(ヴァイオリン)
  伴野 剛(ヴィオラ)
  江口心一(チェロ)】

 夭折した紺野の明朗さ、塚原の快活なる音の運び、クラシックの伝統を受け継いだ原、名曲発見(西耕一)
 日本弦楽三重奏曲の世界Ⅲ〜菖蒲弦楽三重奏団

 録音:(1)-(3)2014年4月28日武蔵村山市民会館、(4)-(12)2018年8月10日五反田市民ホール/TT[65:51]

 紺野陽吉(大正2年〜昭和20年)は1942年出征前に面識もなかった清瀬保二を訪ね3曲の作品の楽譜を預けていった。満州で戦病死してしまった紺野陽吉の残された作品はこの3作品のみとなります。
 さらにこのアルバムに収録されている弦楽三重奏曲は未完で、第3楽章の未完部分は清瀬の弟子の安藤久義によって補作されたものもありますが、このアルバムに納められている演奏は未完のヴァージョンです(完成版はMTWD99058「紺野陽吉の世界」に収録)。

 塚原哲夫(大正10年〜昭和53年)は池内友次郎の薦めで1947年東京音楽学校(現東京藝術大学)に入学し、信時潔に師事。戦後日本で初めてシンフォニック・ジャズ・オーケストラを結成した。その後アメリカでコープランドに作曲を、ラインスドルフに指揮法を学ぶ。
 1973年には今も続くジュニア・フィルハーモニック・オーケストラを結成し、指導にあたった。この作品は5分にも満たない小品ですが、古典和声楽、対位法などを基にしながらも不協和音で終わるユニークな作品。

 原 博(昭和8年〜平成14年)は生涯に2曲の弦楽三重奏曲を作曲した。
 第1番は1963年にニース、パリで作曲された。「ディヴェルティメント(喜遊曲)」の副題の由来は定かではないが、娯楽的な感じはまったくなく、音響的には当時のモダニズムの影響を感じさせる。
 第2番は晩年の作で純然たるト長調で書かれている。明るい雰囲気のなかにも書法のうえでは求道的なまでの厳しさに貫かれている。



<映像>


OPUS ARTE(映像)

OA1268D
(DVD)
\3900
プッチーニ(1858-1924):「蝶々夫人」 (2幕のオペラ) 1904年
 台本:ジュゼッペ・ジャコーザ、ルイージ・イッリカ

特典映像:
 イントロダクション、ヤオとパッパーノによるリハーサル、
 キャスト・ギャラリー
蝶々夫人:エルモネラ・ヤオ(ソプラノ〉
ピンカートン:マルセロ・プエンテ(テノール)
ゴロー:カルロ・ボージ(テノール)
シャープレス領事:スコット・ヘンドリックス(バリトン)
スズキ:エリザベス・デション (メゾ・ソプラノ)
ボンゾ:ジェレミー・ホワイト (バス)
ケイト・ピンカートン:エミリー・エドモンズ (メゾ・ソプラノ)
勅使:ジュラ・ナギー (バリトン)
ヤマドリ公:ユーリ・ユルチュク (バリトン)

アントニオ・パッパーノ (指揮)
コヴェントガーデン王立歌劇場管弦楽団・合唱団

演出:モッシュ・ライザー/パトリス・コーリエ


OABD7244D
(Blu-ray)
\4700
 
 日本語字幕あり
  音楽監督パッパーノの指揮によるロイヤル・オペラ・ハウスの「蝶々夫人」が登場。蝶々さんを演じるのは、ダイナミックな歌唱と美貌で大人気のアルバニア出身のソプラノ、エルモネラ・ヤオ。そして人気の若手テノール、マルセロ・プエンテがピンカートンを演じます。
 日本のイメージを大胆に増幅させたのち、西洋的な感覚でばっさり切り取った舞台装置。和洋折衷というよりは、どちらの個性も譲らずにぶつけ合う衣装やメイク。こういったイメージが立体的に作用し、モダンでありながら夢のような感覚を観る者に与えます。その上でパッパーノの指揮が蝶々さんの心の動きを生々しく描き、悲劇に向けて突き進む圧倒的なドラマを作り上げました。
 
 収録:2017年3月30日、英国ロイヤル・オペラ・ハウス 収録時間:149分 (本編138分、特典映像11分) 映像:16/9 NTSC All Region 片面2層 音声: LPCM 2.0, DTS Digital Surround (DVD)       LPCM 2.0, DTS-HD 5.1 Master Audio (Blu-ray) 
 歌唱:イタリア語 字幕: 日・英・仏・独・韓
 プロモーション動画  https://youtu.be/2wmwZrJLOlw
  
 

OA1273BD
(3DVD)
\5100
英国ロイヤル・バレエ チャイコフスキー:三大バレエ - II
《白鳥の湖(オシポワ)/眠れる森の美女(ヌニェス)/くるみ割り人形(カスバートソン)》

【DISC 1】「白鳥の湖」
オデット/オディール…ナタリア・オシポワ
ジークフリート王子…マシュー・ゴールディング
王妃…エリザベス・マクゴリアン
ロットバルト(悪魔)…ゲイリー・エイヴィス
ヴォルフガング(家庭教師)…アラスター・マリオット
ベンノ…ヴァレリ・フリストフ

 原振付:マリウス・プティパ/レフ・イワーノフ
 振付:フレデリック・アシュトン/デヴィッド・ヴィントレー
 演出:アンソニー・ダウエル
 ボリス・グルージン指揮 コヴェントガーデン王立歌劇場管弦楽団

【DISC 2】「眠れる森の美女」
オーロラ姫…マリアネラ・ヌニェス
フロリムント王子…ワディム・ムンタギロフ
カラボス…クリステン・マクナリー
フロレスタン王…クリストファー・サウンダース
女王…エリザベス・マクゴリアン
カンタルビュット…アラスター・マリオット

 原振付:マリウス・プティパ
 振付:フレデリック・アシュトン/アンソニー・ダウェル/クリストファー・ウィールドン
 演出:モニカ・メイソン
 コーエン・ケッセルス指揮 コヴェントガーデン王立歌劇場管弦楽団

【DISC 3】「くるみ割り人形」
金平糖の精…ローレン・カスバートソン
王子…フェデリコ・ボネッリ
クララ…フランチェスカ・ヘイワード
ハンス・ペーター/くるみ割り人形…アレクサンダー・キャンベル
ドロッセルマイヤー…ゲイリー・エイヴィス

 原作:E.T.A・ホフマン
 台本:マウリス・プティパ
 原振付:レフ・イワーノフ
 振付・演出:ピーター・ライト
 ボリス・グルージン指揮 コヴェントガーデン王立歌劇場管弦楽団

特典映像:インタヴューとドキュメンタリー
OABD7249BD
(3Blu-ray)
\5800

 クラシック・バレエの大定番チャイコフスキーの三大バレエに、名門ロイヤル・バレエの最新映像セットが登場。
 アンソニー・ダウエルによる、壮大にして美しく、ロマン溢れる演出の「白鳥の湖」では、ロシア出身でボリショイ・バレエでも活躍したオシポワがタイトル・ロールを熱演。
 1946年に成功を収めた公演を再構成したモニカ・メイソン演出の「眠れる森の美女」には、プリンシパル、マリアネラ・ヌニェスが登場し、柔軟な美しさでステージを盛り上げています。
 ピーター・ライトによる古典的な演出が観る者誰をも引き込む「くるみ割り人形」では、ロイヤル・バレエ唯一の英国人女性プリンシパル、ローレン・カスバートソンが若々しく華やかな動きで楽しませてくれます。名作バレエの新定番として、バレエ・ファンならずとも手元に置いておきたい作品です。
 
 収録:
  2015年3月17日(「白鳥の湖」)
  2017年2月28日(「眠れる森の美女」)
  2016年12月8月(「くるみ割り人形」)

 収録時間:419分
  【DISC 1】本編133分、特典映像18分
  【DISC 2】本編109分、特典映像10分
  【DISC 3】本編138分、特典映像11分
  
 映像:16/9 NTSC All Region 片面2層
 音声:LPCM 2.0, DTS Digital Surround (DVD)  LPCM 2.0, DTS-HD 5.1 Master Audio / DOLBY ATMOS(Blu-ray DISC 1) LPCM 2.0, DTS-HD 5.1 Master Audio (Blu-ray DISC2,3)
 




















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