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≪第100号アリアCD新譜紹介コーナー≫
その9 2019/1/22〜






第100号
1/25(金)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜



HMF



HMM 902285
¥2700
ブリテン:合唱作品集
 ・オペラ『グローリアーナ』op.53より第2幕
  コーラル・ダンス(合唱ダンス)
 ・聖チェチリア賛歌 op.27
 ・聖母賛歌
 ・5つの花の歌 op.47
 ・A.M.D.G (Ad majorem Dei gloriam)
RIAS 室内合唱団
ジャスティン・ドイル(指揮)

 ドイツを代表する合唱団RIAS室内合唱団、新音楽監督ジャスティン・ドイルとのブリテンで登場!

 録音:2017年11月&12月、ベルリン、イエス=キリスト教会

 RIAS室内合唱団による、ブリテンの無伴奏合唱作品集の登場。
 RIAS室内合唱団は2018年11月の来日公演でもその美しいアンサンブルを披露、大きな話題となりました。
 約70年の歴史をもつ彼らのCDデビューは16年ほど前、20世紀英国の無伴奏合唱作品で特に人気の高いものを選りすぐったアルバムでしたが、世界中でその盤は高く評価されました。
 このたび新音楽監督で英国出身のジャスティン・ドイルの指揮による演奏で、再び英国作品にもどってきました。ブリテンの魅力あふれる合唱作品を、ドイルが洞察力に満ちた指揮で合唱をリードして聴かせます。
 ブリテンの無伴奏合唱作品(とりわけここに収録されたもの)は、聴き手にはもちろん、歌い手にも非常に魅力ある作品。RIASの面々の真骨頂が引き出された、精緻な名演となっています。

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HMM 902266
¥2700→\2490
天上のハーモニー、スティレ・アンティコ
In a strange land(異国にて)〜
 亡命したエリザベス朝の作曲家たち
スティレ・アンティコ
  ・ジョン・ダウランド(1563-1626):
    Flow, my tears(流れよ、わが涙)/
    In this trembling shadow(この恐れ慄く影に)
  ・ウィリアム・バード(1540頃-1623):
    Tristitia et anxietas(悲しみと不安)/
    Quomodo cantabimus(異国の地で主なる歌を歌えようか?)
  ・リチャード・デリング(1580頃-1630):Factum est silentium(天上には沈黙があった)
  ・ピーター・フィリップス(1560/61頃-1628):
    Gaude Maria virgo(喜べ、処女マリアよ)/
    Regina cæli lætare(喜べ、天の女王よ)
  ・フィリップ・ド・モント(1521-1603):
    Super flumina Babylonis(バビロンの流れのほとりに)
  ・ヒュー・ワトキンス(b.1976):The Phoenix and the Turtle(不死鳥と亀)
  ・ロバート・ホワイト(1538頃-1574):5声の嘆きの歌

 天上のハーモニー、スティレ・アンティコによるエリザベス朝時代の作品集

 録音:2018年2月

 「天上のハーモニー」無伴奏声楽アンサンブル、スティレ・アンティコによる最新盤は、エリザベス朝時代に亡命した作曲家たちの作品集。
 エリザベス1 世は、イギリス国教会を確定させ、古いカトリック教の信者たちにひどい扱いをしました。王朝への服従と良心の間に揺れたフィリップス、ダウランドたちは、海外での亡命生活を選びました。
 また、英国に残り、精神的に孤立しながら過ごした音楽家たちの中には、ロバート・ホワイトやウィリアム・バードのように、みずからをバビロンに移住したイスラエル人にたとえたりもしました。
 作曲家がテキストや音楽に込めた祖国への気持ちに思いを馳せつつ、スティレ・アンティコの美しいアンサンブルにただただ聴き入る1 枚です。



2017年録音のビクトリア


HMM 902272
\2700→\2490
スティレ・アンティコが真価を問うスペインの至宝
 トマス・ルイス・デ・ビクトリア

  トマス・ルイス・デ・ビクトリア(1548-1611):
   ・聖木曜日のためのリスポンソリ
   ・聖金曜日のためのリスポンソリ
   ・聖土曜日のためのリスポンソリ
スティレ・アンティコ
 録音:2017 年2 月

 復活祭前の一週間はキリスト教にとって特別な期間で、古来様々な音楽が書かれてきました。
 ア・カペラの人気声楽アンサンブルが今回収録したのは、16 世紀スペインの巨匠トマス・ルイス・デ・ビクトリアによる聖週間のための音楽。スペインのルネッサンス期の偉大なるポリフォニー作曲家としての真価を問う素晴らしい録音となっております。




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PASSACAILLE RECORDS

PAS 1058
¥2500→\2290
ギエルミ、フランス組曲の続編がついに登場!
 J.S.バッハ:
  フランス組曲第4番 変ホ長調 BWV815
  トッカータ ニ短調 BWV913
  フランス組曲第5番 ト長調 BWV816
  トッカータ ホ短調 BWV914
  フランス組曲第6番 ホ長調 BWV817
ロレンツォ・ギエルミ(チェンバロ)

 古楽界を牽引するイタリアの巨匠ギエルミ、待ちわびたフランス組曲の続編がついに登場!

 録音:2018年6月19-21日/イタリア/72'41''

 ギエルミの『フランス組曲』は第1 〜 3番が既に発売されていました(PAS-984)。なかなか続編が出ずやきもきしていましたが、遂に後半3曲を収録したディスクが登場です!長調のフランス組曲に対して、劇的な楽想ほとばしる短調のトッカータを2曲カップリング。チェンバロ、オルガン、指揮と古楽界の最前線で活躍を続ける古楽のスペシャリスト・ギエルミがバッハの真髄を魅せつける、大注目の強力盤です。

 『フランス組曲』はバッハ自身がつけたタイトルではなく、フランス趣味はあるもののドイツの伝統的な組曲がベースになっている、バッハはもちろんクープランやルイ・マルシャンを知っていたが、ベームやフローベルガーのスタイルが骨格となっているのがこの組曲である、とギエルミは言っています。
 また比較的初期の作品であるトッカータはイタリアのフレスコバルディからの影響が顕著。さまざまな語法を取り入れながらもドイツの伝統に根ざし独自の書法を築いたバッハ、その音楽世界の一端が垣間見えるプログラムと言えます。

 使用楽器はキース・ヒル氏2001年製作のチェンバロ。18世紀ドイツの個人蔵の楽器をモデルに作られた楽器です。




4年前の第1弾


PSC984
\2500→\2290
ロレンツォ・ギエルミ(チェンバロ)
 ヨハン・ゼバスティアン・バッハ(1685〜1750):

  1. フランス組曲 第1番 ニ短調 BWV812
  2. フランス組曲 第1番 ハ短調 BWV813
  3. フランス組曲 第1番 ロ短調 BWV814
  4. イタリア様式によるアリアと変奏 BWV989
  5. イタリア協奏曲 ヘ長調 BWV971
ロレンツォ・ギエルミ(チェンバロ)
使用楽器1:キース・ヒル2001年/18世紀ドイツ作者不詳モデル
使用楽器2:アンドレア・レステッリ2003年/ハノーファーの
クリスティアン・ファーター1738年モデル
 
 バッハと同時代のモデルによるドイツ型チェンバロを、しなやかに弾きこなし「音楽の父」が体感していたフランスの洗練、イタリアの明快、ドイツの滋味を、じっくりと。

 近年しばしば単独来日を重ねていた欧州屈指のオルガンの巨匠、ロレンツォ・ギエルミ——イル・ジャルディーノ・アルモニコ初期の快進撃を支えたこの異能の鍵盤奏者は2013 年末、主兵ラ・ディヴィナ・アルモニアと来日、イタリア古楽界の最先端をゆくプレイヤーたちがいかに伸縮自在、古楽の枠を大きく踏み越えたとてつもない音楽性を花開かせているかを、あらためて強烈に印象づけてくれました。拠点であるミラノの18 世紀の大家サンマルティーニや、ヴェネツィア派の巨匠ガルッピ...作曲家の知名度では音楽のすばらしさは測れない!とばかり、スウィングしたりロックだったり、エキサイティングなステージ作りは「いまさらまさか古楽器演奏=かたくるしい、と思ってないですよね?」といわんばかりに突き抜けた、痛快な鑑賞体験を与えてくれるものでした。

 その一方で、多くのすぐれたオルガニストたちがそうであるように、ギエルミもまた他のどんな作曲家よりもバッハに深く傾倒している名匠——若き日にも自ら正規奏者をつとめる聖シンプリチアーノ教会でバッハ作品の全曲演奏会シリーズを敢行したことで有名ですが、その才覚は(イル・ジャルディーノ・アルモニコでの活躍ぶりにみたとおり)オルガンのみならずチェンバロでもいかんなく発揮されてきたところ。こうして届いた最新のソロ・アルバムも選曲からして周到、ユーザーの心をくすぐる内容に!というのも本盤、バッハ屈指の鍵盤楽曲である『フランス組曲』全6編をセットで録音するのではなく、まずは前半3曲をまとめ、そこに(フランス風の音楽とともに当時のドイツ音楽に強く影響を与えていた)イタリア様式による2段鍵盤チェンバロ作品の至宝、あの「イタリア協奏曲」と「アリアと変奏」をぶつけてきてくれたのです。

 2枚組ではなかなか手を出しにくい分野も、こうして後続巻をイメージさせながら期待感をあおるプログラムで迫られると、つい心が動きます。しかもその演奏内容がまたすばらしい...曲によって使い分けられている二つの楽器はどちらも、バッハのすごした18 世紀ドイツのモデルを現代の名工たちが復元製作した銘器で、しなやかさと芯の強さを兼ね備えたその美音、二段鍵盤での音量の厚みの違いをギエルミはあざやかに使いこなし、泰然自若、才気と構築感とが絶妙なバランスをみせる解釈の妙で聴く者を魅了してやみません。ここ10 年で大きく塗り替わりつつある古楽界の地図…その道標として、聴いておきたいバッハ盤!



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PAS 1048
¥2500→\2290
エンリコ・オノフリ(指揮)&セビリア・バロック管
 18世紀アンダルシアの葬送音楽

  ハイドン:交響曲第44番 ホ短調『悲しみ』Hob.I-44
   (セビリア大聖堂バージョン)
  アントニオ・リパ:ラメンテーション
  ホセプ・バレーラ:オフェルトリオ
  ハイメ・バリウス・イ・ヴィラ:ホルン小協奏曲
  ホセプ・バレーラ:オフェルトリオ
ジュリア・ドイル(ソプラノ)
アレハンドロ・カサル(オルガン)
ホルヘ・レンテリア(ナチュラルホルン)
エンリコ・オノフリ(指揮)
セビリア・バロック管弦楽団

 オノフリ指揮で聴く、マニアも唸るスペイン古楽

 録音:2013年12月、2015年11月/スペイン/55'18''

 ヨーロッパ音楽が少し遅れて広まるスペイン。それは完成され成熟した音楽が伝わってくるからとも考えられ、またそれを受けてスペインで作られる音楽も高度なものになります。
 類まれな才を持つ古楽ヴァイオリニストとして名をあげ、指揮者としても活躍の場を広げるオノフリが、セビリア・バロック管弦楽団と共に知られざるスペイン古楽の逸品を取り上げます。
 葬送音楽がテーマで、ハイドンの『悲しみ』を組み合わせているのも面白いところ。ちなみにこのハイドンはディスクに「セビリア大聖堂で演奏する用の版」と書かれており興味津々です。





まだかろうじて入るらしい・・・
エンリコ・オノフリのすごさを日本中に知らしめた驚異のアルバム

Anchor Records
UZCL1003
¥2380+税
エンリコ・オノフリ〜バロック・ヴァイオリンの奥義
 J.S.バッハ:トッカータとフーガ ニ短調
  (ヴァイオリン独奏オノフリ編曲版/世界初録音)
 タルティーニ:ソナタ第10番ト短調『すてられたディドーネ』
 テレマン:幻想曲第1番変ロ短調
 ビーバー:パッサカリア
 テレマン:2つのヴァイオリンのための『ガリヴァー組曲』
  (第2ヴァイオリン:杉田せつ子)
 テレマン:幻想曲第9番ロ短調
 タルティーニ:パストラーレ
 ボーナス・トラック:
  バッサーノ:リチェルカータ
エンリコ・オノフリ(バロック・ヴァイオリン)

「世界最高のバロック・ヴァイオリニスト」と評される、イタリアのバロック・ヴァイオリン奏者、エンリコ・オノフリ(イル・ジャルディーノ・アルモニコ、コンサート・マスター)。

世界初録音のオノフリ編曲版『バッハ:トッカータとフーガ ニ短調(ヴァイオリン独奏版)』を中心に、現代では既に忘れ去られてしまったバロック・ヴァイオリンの『奥義』、『秘技』の数々を縦横無尽に弾きまくる!!

 コアなクラシックファンも驚嘆するであろう必聴盤。

録音2009年6月、イタリア、クレマ





EM RECORDS


EMRCD 055
¥2500
レイディアンス 〜 イギリスとアメリカの合唱作品集
 カー:スターバト・マーテル(世界初録音)
 ローリゼン:この輝ける夜に
 チルコット:アイルランドの祈り
 ヤイロ:ザ・グラウンド(The Ground)
 伝承曲(チルコット編):ロンドンデリーの歌
 ウィテカー:結婚(This Marriage)
 ヤイロ:ウビ・カリタス
 カー:仔羊(世界初録音)
 ローリゼン:おお、大いなる神秘
イングリッシュ・アーツ・コラール
イングリッシュ・アーツ・オーケストラ
レスリー・オリーヴ(指揮)
イアン・レ・グライス(ピアノ)

 合唱関係者&ファン要チェック!ローリゼン、ヤイロ、ウィテカー、チルコット、カーの作品集!

 イングリッシュ・ナショナル・オペラ、オーストラリア・オペラ、ニュー・イスラエル・オペラなど世界各地のオペラ・ハウスでステージ・マネージャーを務めた後、2004年からは作曲家としての活動一本に絞り、リリシズムを湛えた合唱作品を続々と世に送り出しているポール・カー(1961ᬢ)。

 世界初録音となる「スターバト・マーテル」は、2017年にイングリッシュ・アーツ・コラールからの委嘱により作曲された大作。聖母マリアの悲しみが情感豊かに表現されています。
 また、カーの作品と共にプログラムを構成しているのは、高い人気を誇る合唱作曲家、ローリゼン、ヤイロ、そしてチルコットのオリジナル&アレンジ。合唱関係者要チェックの作品集です。

 ※録音:2019年3月2日ᬢ4日、セント・ジュード・オン・ザ・ヒル(ロンドン、イギリス)

 




HARP&COMPANY



CD 5050-42
¥2500
ステパン(ステファン):ハープ協奏曲集
 ハープ協奏曲第2番 Op.3-2
 ハープ協奏曲第3番 Op.3-3
 ハープ協奏曲第4番 Op.3-4
 ハープ協奏曲第5番 Op.3-5
ラシェル・タリトマン(ハープ)
ローラン・オウケ(ヴァイオリン)
ソフィー・アッカーマン(ヴァイオリン)
ヨハネス・ブルクホフ(チェロ)
フベール・ビーボー(ホルン)

 イスラエル、テルアビブ出身の世界的ハーピスト、ラシェル・タリトマンが設立した「ハープ音楽に特化」した世界でも珍しい自主レーベル、「ハープ・アンド・カンパニー(Harp & Company)」の最新タイトル!

 ヨーゼフ・アントン・ステパン(1726ᬢ1797)は、18世紀、古典派時代のボヘミア地方における重要なコンポーザー=チェンバリスト。ハイドンやヴァンハル、コジェルフ、そしてモーツァルトらと共に、当時のウィーンの楽壇で存在感を示した音楽家です。
 ステパンのハープ協奏曲集は、後にフランス女王となるマリー・アントワネットに献呈されました。ボヘミアの秀才とマリー・アントワネット繋ぐ「ハープ協奏曲」の調べにご注目下さい。全曲世界初録音です!

 
 


CD 5050-41
¥2500
シーガル:ハープのための室内楽作品集
 ハープ、クラリネットと弦楽五重奏のためのコンチェルティーノ/
 ハープとチェロのためのソナタ/ハープとクラリネットのための対話/
 ハープとヴァイオリンのための映像/子守歌/
 バラード/ハープ、オーボエと弦楽五重奏のための組曲
ラシェル・タリトマン(ハープ)
ジャン=マルク・フェサール(クラリネット)
アドリアン・エブレ(オーボエ)
アンサンブル・メンデルスゾーン

 ウクライナ出身のイスラエルの女流作曲家、アンナ・シーガルのハープのための室内楽作品集。
ウクライナのキエフ音楽院、イスラエルのエルサレム音楽アカデミーで作曲を学び、その作品はリオール・シャンバダール&ベルリン交響楽団をはじめとする世界各地のオーケストラやソリストによって取り上げられています。
 全曲世界初録音となる収録7作品は、全てラシェル・タリトマンのために作曲されました。

 




PRIMA FACIE



PFCD 050
¥2500
ケネス・ハミルトン・プレイズ・
 ロナルド・スティーヴンソン Vol.1
ケネス・ハミルトン(ピアノ)
  ピーター・グライムズ幻想曲/3つのスコットランドのバラード/ベルテーンの焚火/
  ヒュー・マクダイアミッドのための英雄の歌/リストのための交響的哀歌/
  シューマン夫妻の主題によるコラールとフーガ/3つのエリザベス朝の小品/
  ラフマニノフ:ライラック/ノヴェロ(スティーヴンソン編):ライラックの花を集めましょう/
  タウバー(スティーヴンソン編):タウベリアーナ

 スティーヴンソンのスペシャリスト、ケネス・ハミルトンの全集録音第1弾!

 ウェールズのカーディフ音楽大学でピアノ科教授として教鞭を執るコンサート・ピアニスト、ケネス・ハミルトンが自身の師であるコンポーザー=ピアニスト、ロナルド・スティーヴンソン(1928-2015)の作品をレコーディングした注目タイトル!

 ロナルド・スティーヴンソンとローレンス・グローヴァーにピアノを師事したケネス・ハミルトンは、スティーヴンソンのピアノ作品のスペシャリストとして英国内外で高い評価を受けています。
 ブリテンの「ピーター・グライムズ」のテーマに基づくファンタジーや、スコットランドの旋律を用いた3つのバラード、そしてノヴェロ、タウバーの作品のアレンジなど、ファン要チェックの充実のプログラムです。

 


PFCD 054
¥2500
マッケイブ:ピアノ作品全集 Vol.1
 3つの即興曲/5つのバガテル/
 「スコットランド女王メアリー」に基づくパラフレーズ/
 午後とあとがき/ラメンテイション・ラグ/
 冬の降雪/タンストールの鐘/祝婚歌/子守歌
ジェーン・フォード(ピアノ)

 ハイドンのピアノ・ソナタ全集などの名演を数多く遺したイギリスのコンポーザー=ピアニスト、ジョン・マッケイブ(1939ᬢ2015)。
 そのピアノ作品の作曲家としての功績に着目した全集録音の第1巻には、1959年に作曲された「3つの即興曲」を皮切りに2011年の「子守歌」までの9作品が時系列に沿って収録されています。

 ※録音:2016年9月、エマニュエル教会(ラフバラー、イギリス)
 
 


PFCD 053
¥2500
アラン・ロースソーン・ポートレート 〜 木管楽器のための協奏曲と室内楽作品集
 
・クラリネット協奏曲
   リンダ・メリック(クラリネット)、マンチェスター・シンフォニア、リチャード・ハワース(指揮)
 ・オーボエと弦楽三重奏のための四重奏曲第1番
   シルヴィア・ハーパー(オーボエ)、ジェイク・レア(ヴァイオリン)、
   デイヴィッド・アスピン(ヴィオラ)、ジョゼフ・スプーナー(チェロ)
 ・バッハの主題による練習曲
   ジェイク・レア(ヴァイオリン)、デイヴィッド・アスピン(ヴィオラ)、ジョゼフ・スプーナー(チェロ)
 ・ブラザー・ジェームズのエアー
   ジョゼフ・スプーナー(チェロ)、デイヴィッド・オーウェン・ノリス(ピアノ)
 ・チェロ・ソナタ
   ジョゼフ・スプーナー(チェロ)、デイヴィッド・オーウェン・ノリス(ピアノ)
 ・最も雄弁な音楽
   ジョン・ターナー(リコーダー)、ローラ・ロビンソン(リコーダー)、ロジャー・チャイルド(リュート)
 ・オーボエ協奏曲
   ジル・クローサー(オーボエ)、イングリッシュ・ノーザン・フィルハーモニア、アラン・カックストン(指揮)

 歯科医志望から作曲家志望へと路線を変更し、イギリス、ポーランド、ドイツで作曲を学び、20世紀のイギリスを代表する作曲家の1人として活躍したアラン・ロースソーン(1905ᬢ1971)のポートレート・アルバム。

 キャリアの前半にあたる30〜40年代に作曲されたクラリネット協奏曲やオーボエ協奏曲、室内楽作品を数々を収録。
 クラリネット協奏曲でソリストを務めているリンダ・メリックは、マンチェスターのロイヤル・ノーザン・カレッジ・オヴ・ミュージックのプリンシパル。近現代作品のスペシャリストとしてその名を知られています。

 ※録音:2000年-2016年、イギリス
 
 

PFCD 051
¥2500
ケネス・ヘスケス、リチャード・コーストン、室内楽作品集
  ヘスケス:
   明るい陸地、教訓、IMMH、根付
  コーストン:
   悲歌、狩猟と流血の儀式、
   ノン・ミ・コンポルト・メイル、
   眠り、夜の小品
コンティヌーム・アンサンブル
メアリー・ベヴァン(ソプラノ)
タムシン・ウェーリー=コーエン(ヴァイオリン)
ダグラス・フィンチ(ピアノ)
リサ・ネルセン(フルート)
ジョゼフ・スプーナー(チェロ)
フィリップ・ヘッドラム(指揮)

 「マスク」をはじめとする吹奏楽作品の作曲家としても知られるケネス・ヘスケス(1968-)と、王立音楽大学のガムラン・プログラムの設立者でもあるリチャード・コーストン(1971-)の室内楽作品集。
 メアリー・ベヴァン、タムシン・ウェーリー=コーエンなど、豪華なゲストプレーヤーの面々に目を引かれます。

 ※録音:2016年、イギリス





RUBICON


RCD 1039
¥2500
ハイドン:弦楽四重奏曲集
 弦楽四重奏曲第32番ハ長調 Op.20-2, Hob.III-32
 弦楽四重奏曲第58番ハ長調 Op.54-2, Hob.III-57
 弦楽四重奏曲第66番ト長調 Op.64-4, Hob.III-66
ジュビリー弦楽四重奏団
 Violin I Tereza Privratska
 Violin II Julia Loucks
 Viola Lorena Canto Wolteche
 Cello Toby White

 イギリスの若き気鋭クァルテット、ジュビリー弦楽四重奏団デビュー!

 ☆王立音楽アカデミーで結成された気鋭のクァルテット!
 ☆ジュビリー弦楽四重奏団がRubiconからハイドンでデビュー!

 次代を担う才能あふれる若きアーティストたちのための"クリエイティヴ・ホーム" 「Rubicon」。
 2006年にロンドンの王立音楽アカデミーで結成された気鋭のクァルテット、ジュビリー弦楽四重奏団のデビュー・アルバムが登場。
 グループ名はメンバーが住んでいたロンドンの地下鉄「ジュビリー線」から付けられており、ヴァル・ティドーネ(2010年第1位)、セント・マーティン(2013年第1位)、カロル・シマノフスキ(2014年第2位)、トロンハイム(2013年第3位)などの国際コンクールで入賞。
 シュカンパ、ウィハン、チリンギリアンなどの名アンサンブルのマスタークラスに参加し、2018-2019年はロイヤル・バーミンガム音楽院のアソシエイト弦楽四重奏団として、オリヴァー・ヴィレ(クス弦楽四重奏団のヴァイオリニスト)とともに研鑽を積んでいる彼らが、革新、ドラマ、幅広い感情で溢れたハイドンの弦楽四重奏曲集で堂々たるデビューを果たします。

 ※録音:2018年8月2日−6日、ポットン・ホール(サフォーク、イギリス)





SIGNUM CLASSICS


SIGCD 571
¥2400
デュリュフレ:合唱作品全集
 ミサ・クム・ユビロ Op.11
  (バリトン合唱とオルガンのための)
 グレゴリオ聖歌の主題による4つのモテット Op.10
  (ア・カペラ合唱のための)
 われらの父よ(ア・カペラ合唱のための)
 レクイエム Op.9(独唱、合唱とオルガンのための)
ヒューストン室内合唱団
ロバート・シンプソン(芸術監督)
ケン・コーワン(オルガン)

 アメリカ、ヒューストン室内合唱団初登場!「レクイエム」を含む、デュリュフレの合唱作品全集!

 数々の優れた合唱、宗教音楽録音をリリースしてきたイギリスのSignum Classics。テキサス州のヒューストン室内合唱団による、「レクイエム」を含むデュリュフレの合唱作品全集が登場!

 ヒューストン室内合唱団は、アメリカの名合唱指揮者ロバート・シンプソンが1995年に設立。メンバーは、ジュリアード、ニュー・イングランド音楽院、ヒューストン大学、テキサス大学を含む、アメリカの優れた音楽学校、音楽院で学んだミュージシャンたちから厳格なオーディションで選ばれており、タリス・スコラーズのディレクター、ピーター・フィリップスからは「この国を代表するアンサンブルの1つ」と評されています。
 グラミー賞受賞歴もあるアメリカの名プロデューサー、ブラントン・アルスポーがプロデュース。

 ※録音:2017年6月13日−16日、ライス大学(アメリカ)

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SIGCD 559
¥2400→\2190
カルドゥッチ弦楽四重奏団
ショスタコーヴィチ:弦楽四重奏曲集 Vol.2

 弦楽四重奏曲第2番イ長調 Op.68
 弦楽四重奏曲第1番ハ長調 Op.49
 弦楽四重奏曲第7番嬰ヘ短調 Op.108
カルドゥッチ弦楽四重奏団

 ブラームス(SIGCD 448)やモーツァルト(SIGCD 552)で天才クラリネット奏者ジュリア・ブリスと共演し話題を呼んだカルドゥッチ弦楽四重奏団。

 2015年には作曲家の没後40周年を記念して、ワシントンDC、ロンドン、オックスフォード、カーディフ、ボゴタ(スペイン)などでショスタコーヴィチの弦楽四重奏曲全曲演奏会を成功させてきた実力者たちによるショスタコーヴィチ・プロジェクト。第4番、第8番、第11番を収録したSIGCD 418に続く第2弾。

 ※録音:2017年6月12日−14日、ワイアストン・コンサート・ホール(イギリス)



カルドゥッチ弦楽四重奏団といえばこの「ドラキュラ」


8.559766
\1600
カルドゥッチ弦楽四重奏団
 フィリップ・グラス:ドラキュラ「組曲」

 1-5.弦楽四重奏曲 第5番(1991)/
 6-13.魔人ドラキュラから「組曲」(1998)
  <タイトル/宿屋への旅/優れたレンフィード氏/嵐/
   劇場にて/白の女/ヴァン・ヘルシング教授とドラキュラ/ドラキュラの終焉>/
 14-17.弦楽六重奏曲
  (M.ライズマンによる交響曲第3番「ヒーローズ」からの編曲)(1995/2009)
   ※6-13…世界初録音
チャン・オドゥイル(ヴィオラ)…14-17/
ゲンマ・ローズフィールド(チェロ)…14-17/
カルドゥッチ弦楽四重奏団
<メンバー:
 マシュー・デントン(ヴァイオリン)/
 ミケーレ・フレミング(ヴァイオリン)/
 イオイン・シュミット=マーティン(ヴィオラ)/
 エンマ・デントン(チェロ)>
 録音 2013年12月14-15日 UK グロースターシャー,ハイナム教会

 変幻自在でありながらも、幾分、強迫観念的な響きを持つフィリップ・グラス(1937-)の音楽。一度はまると容易には抜け出せないほどの麻薬的な魅力があり、多くの人々がその虜になっています。
 第1番から第4番の四重奏曲の演奏(8.559636)で高く評価されたカードゥッチ弦楽四重奏団によるこのアルバムでは、伝統的な形式のなかに特有のミニマリズムを内包した「第5番」の四重奏曲と、1931年に製作されたサイレント映画「魔人ドラキュラ」のためにグラスが作曲したサウンド・トラックからの組曲版、そして本来は弦楽合奏のために書かれた「交響曲第3番」をライズマンが六重奏版に編曲したという3つの作品が収録されています。
 背筋がぞわぞわするような恐怖を覚える「ドラキュラ」のための音楽もそうですが、全体的に美しさが際立つ「交響曲第3番」はミニマル・ミュージックの頂点を極めたものと言えるのではないでしょうか?


ヴァイオリンのマシュー・デントンが随分いかつくなってます。
 

SIGCD 558
¥2400
永遠のたそがれ ユニバーシティ・カレッジ・ダブリン合唱団
デズモンド・アーリー(指揮)
 アイルランド民謡(デズモンド編):ドゥラマン/
 スコットランド民謡(エセンヴァルズ編):私の愛は赤いバラのよう/
 デズモンド・アーリー:月の体/
 ティモシー・スティーヴンス:すべてが休む時間に/
 アイルランド民謡(ケヴィン・ウィムス編):カルモアのメイド/
 ナタサ・ポールバーグ:星/
 ビル・ホウィーラン:エレジー/アイルランド民謡(デズモンド編):ダニー・ボーイ/
 オーウェン・デズモンド:太陽の牛/
 アイルランド民謡(デズモンド編):Bo na Leathadhairce/
 イーヴォ・アントニーニ: Aimhirgin/
 オーエン・コンウェイ:ワイルド・マウンテン・タイム/
 コリン・モービー:地球と空気の弦、ブライト・キャップ・アンド・ストリーマーズ

 合唱ファン、アイリッシュ、ケルティック・ファン オススメ!アイルランド&スコットランド民謡と新しい合唱作品集!

 アイルランドを代表するカレッジ・クワイア、ユニバーシティ・カレッジ・ダブリン合唱団(UCD)。前作(SIGCD 436)に引き続き、アイルランド民謡とスコットランド民謡の素敵なアレンジ、そして新しい合唱作品によるプログラム。合唱ファンにはもちろん、アイルランド、スコットランドの伝統音楽ファンにもおススメ。

 ※録音:2018年4月27日−29日、オール・ハロウズ・カレッジ(アイルランド)




 

ZPKスロヴェニア放送

ZKP 114823
¥2400
「エルヴィラ・ハサナジッチ ソプラノ歌曲集」
 ベルク:7つの初期の歌
  (夜,葦の歌,夜鶯、この上ない夢,部屋で,愛を讃える,夏の日々)
 ヴォルフ:ミニョンの歌
  (君はあの国を知っているかい?,私に語れ命じないで,
   憧れを知る者だけが,私を見させておいて)
 オステルツ(1895-1941):
  晩に,あなたはもう庭にはいない,子守唄,夜鶯,
  日本の主題,聖ゲオルギウスの祝日,母を恋しがり,
  私が少年だった時,ハチが飛びまわる
 シモニティ(1914-1981):
  花が一輪,春,晩の涼しさ,私があなたを思う時,
  あなたは知っているか,ささやく風,澄明,
  多過ぎる喜び,月夜,裸足で行こう,赤い踊り,
エルヴィア・ハサナジッチ(ソプラノ)
ハインツ・ヒェン(ピアノ)
アンドレヤ・コスマッチ(ピアノ)

 録音:2014年月31日-4月4日,2016年6月3-5日,2016年8月1日 リュブリャナ、68'45

 スロヴェニアのソプラノ、エルヴィラ・ハサナジッチの歌う近代歌曲集。エルヴィラ・ハサナジッチはリュブリャナの生まれ。ドイツを中心に活躍している。
 スラヴコ・オステルツ(1895-1941)、ラド・シモニティ(1914-1981)はスロヴェニアの作曲家。全曲スロヴェニア語—ドイツ語—英語の歌詞対訳あり。

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ZKP 115011
(2CD)
¥4800→\4490
「クラシカ」〜20世紀スロヴェニアの管弦楽Vol.2
 (1)コゴイ:「もし私たちが踊るなら」〜管弦楽のための組曲(3曲)
 (2)ジェブレ:管弦楽曲「走行」
 (3)オステルツ:交響詩「母」
 (4)レビッチ:「焦げた草」 メッゾソプラノと管弦楽のための(4曲)
 (5)ラモヴシュ:交響曲68
 (6)イェジュ:
  「弦よ、私たちにお前の優美な響きをおくれ」〜
   マンドリンと弦楽オーケストラのための
 (7)レイコ:「傷ついた時の誕生」
 (8)レビッチ:クイーンズランドの音楽〜管弦楽のための
 (9)グロボカル:「労働」〜大管弦楽団のための
(1)ウヨシュ・ラヨヴィッチ(指揮)
 スロヴェニア・フィルハーモニー管弦楽団
(2)-(5)(7)-(9)RTVスロヴェニア交響楽団
(6)RTVリュブリャナ室内管弦楽団
(2)エン・シャオ(指揮)
(3)アントン・ナヌート(指揮)
(4)マリヤーナ・リポヴシェク(MS)
 スタニスラフ・マクラ(指揮)
(5)サモ・フバド(指揮)
(6)ヴラディミル・フロヴァト(マンドリン)
 ウヨシュ・ラドヴィッチ(指揮)
(7)リオル・シャンバダル(指揮)
(8)マルコ・レトーニャ(指揮)
(9)ヴィンコ・グロボカル(指揮)

 (1)録音:1986年、(2)録音:2012年 リュブリャナ、(3)録音:1993年 リュブリャナ、(4)録音:1981年 リュブリャナ、(5)録音:1968年 リュブリャナ、
(6)録音:1977年 リュブリャナ、(7)録音:2000年 リュブリャナ、(8)録音:1991年 リュブリャナ、(9)録音:1992年 リュブリャナ/TT.138'25

 第1集 ZKP 113802 (廃盤!)に続く20世紀スロヴェニアの管弦楽曲集の第2集。マリイ・コゴイ(1892-1956)、デメトリイ・ジェブレ(1912-1970)、スラヴコ・オステルツ(1895-1941)、ロイゼ・レビッチ(1934-)、プリモジェ・ラモヴシュ(1921-1999)、ヤコブ・イェジュ(1928-)、ウロシュ・レイコ(1954-)、ヴィンコ・グロボカル(1934-)の作品を収録。
 アントン・ナヌート、マリヤーナ・リポヴシェクが参加した録音も含まれている。

 

ZKP 115066
¥2400
「テオバルト・ベーム(1794-1881):フルート作品集」
 アルプスの思い出第5番 Op.31
 タランテラ風のロンド Op.34
 ラルゲット Op.35
 シューベルトと他の作曲家のワルツによるポプリ Op.18
 アンダンテ Op.33
 大ポロネーズ ニ長調 Op.16
マルティン・ベリッチ(フルート)
イヴァン・フェルチッチ(ピアノ)

 TT.41'09

 ベーム式フルートで知られる現代フルートの開発者、ドイツのフルート奏者、テオバルト・ベーム(1794-1881)のフルート曲集。
 ベームは作曲をペーター・フォン・ヴィンター(かのサリエリの弟子の一人でミュンヘンの宮廷劇場の宮廷楽長を長く務めた)に学んでおり、作曲の腕前も一流である。
 マルティン・ベリッチはスロヴェニアのフルート奏者。マリボール音楽院、ザルツブルク・モーツァルテウムで学び、2007年からミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団のフルート奏者を務めている。



<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>


ZPKスロヴェニア放送

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追悼盤!
幻のヴァイオリニスト、デヤン・ブラヴニチャルの芸術続編6タイトル!

 
 2017年に発売されたスロヴェニアの偉大なヴァイオリニスト、デヤン・ブラヴニチャル(1937-2018)の秘蔵録音集5枚(ZKP114700、114717、114724、114731、114748)の続編が今回6枚発売に。
 前回分は2017年10月1日の彼の80歳の誕生日を記念した発売だったのだが、それから半年後、それらのCDが日本の店頭に並んだ頃の2018年3月18日にブラヴニチャルは亡くなった。そのため今回の発売は追悼盤でもある。
 ブラヴニチャルのヴァイオリンは、1957年から1960年までモスクワに留学し、チャイコフスキー音楽院でかのダヴィド・オイストラフに学んだことと、さらにローマの聖チェリーチア音楽院でピーナ・カルミレッリにも学んだことで、オイストラフ流の情感豊かな音楽という基礎の上に流麗なイタリア的美感が乗ったものというべき優れもの。
 今回の6CDもいずれも貴重なものばかり。
 


ZKP 115134
\2500→\2290
デヤン・ブラヴニチャル(1937-2018)の様々な録音を集めたCD
 (1)バッハ:
  無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番 ニ短調 BWV1004〜アルマンド,コレンテ,サラバンド,ジーグ
 (2)バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番 ニ短調 BWV1004〜シャコンヌ
 (3)ポルポラ:ヴァイオリン・ソナタ ト長調 Op.12-2
 (4)プロコフィエフ:「シンデレラ」からのガヴォット、パスピエ、冬の精、マズルカ
 (5)バルトーク(シゲティ編):子供のために BB 53より
  パルランド(原曲 第2巻第28番),アンダンテ・ノン・モルト(第1巻第18番),
  アレグロ・ヴィヴァーチェ(第2巻第42番),アンダンテ・ソステヌート(第2巻第33番),
  アレグロ(第1巻第6番),アンダンテ(第1巻第13番),ポコ・ヴィヴァーチェ(第2巻第38番)
 (6)ヴェラチーニ(コルティ編):ラルゴ
 (7)チャイコフスキー:感傷的なワルツ Op.51-6
 (8)パガニーニ:24のカプリス Op.1〜第9番,第13番,第14番,第23番
   デヤン・ブラヴニチャル(Vn)
   (3)マリヤン・リポヴシェク(Pf)、(4)リディヤ・スタンコヴィッチ(Pf)、
   (5)マリヤン・リポヴシェク(Pf)、(6)(7)リディヤ・スタンコヴィッチ(Pf)

 (1)2003年 リュブリャナ、(2)1999年6月19日、(3)1964年4月18日 リュブリャナ、(4)1984年3月21日 リュブリャナ、
 (5)1967年6月15日 リュブリャナ、(6)(7)1984年3月28日 リュブリャナ、(8)2003年 リュブリャナ/TT.78'11

 スロヴェニアのヴァイオリニスト、デヤン・ブラヴニチャル(1937-2018)の様々な録音を集めたCD。ここではなんといってもバッハのシャコンヌの熱演が嬉しい。
 ブラヴニチャルはローマで後にイ・ムジチのコンサートマスターを務めるピーナ・カルミレッリに学んでおり、イタリアのバロック時代のヴァイオリン曲も得意としていた。
 ポルポラのヴァイオリン・ソナタは21世紀でも取り上げられることが稀な作品で、ブラヴニチャルがイタリアで修行した賜物と言うべき演奏。そしてさすがはオイストラフの弟子、プロコフィエフやチャイコフスキーといったロシアものはお手の物、さらに隣国ハンガリーのバルトークも充実。

 


ZKP 115141
\2500→\2290
デヤン・ブラヴニチャル(1937—2018)の様々な録音を集めたCD
 (1)バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第1番 ト短調 BWV1001
 (2)モーツァルト:ヴァイオリンとピアノのためのアダージョ イ長調 K.261
 (3)モーツァルト(クライスラー編):ヴァイオリンとピアノのためのロンド ト長調 K.250
 (4)ブラームス(ヨアヒム編):ハンガリー舞曲〜
  第1番 ト短調,第7番 イ長調,第9番 ホ短調,第20番 ホ短調
 (5)クライスラー:ウィーン奇想曲 Op.2,ジプシーの女,愛の悲しみ,美しいロスマリン
 (6)クライスラー:愛の悲しみ,美しいロスマリン
 (7)サラサーテ:序奏とタランテラ Op. 43
 (8)ドビュッシー(ロケ編):レントより遅く
 (9)プロコフィエフ:「3つのオレンジへの恋」〜行進曲
 (10)イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ集 Op.27〜第3番 ニ短調 「バラード」
   デヤン・ブラヴニチャル(Vn)
   (2)アツィ・ベルトンチェルイ(Pf)、(3)アツィ・ベルトンチェルイ(Pf)、
   (4)(5)モイツァ・プルチェリ(Pf)、(6)リディヤ・スタンコヴィッチ(Pf)、
   (7)(9)マリヤン・リポヴシェク(Pf)、(8)モイツァ・プルチェリ(Pf)

 (1)1999年 リュブリャナ、(2)1992年5月6日 リュブリャナ、(3)1992年6月6日 リュブリャナ、(4)(5)1999年 リュブリャナ、
 (6)1984年3月28日 リュブリャナ、(7)(9)1967年6月15日 リュブリャナ、(8)1999年 リュブリャナ、(10)1998年2月17日 リュブリャナ/TT. 71'28

 スロヴェニアのヴァイオリニスト、デヤン・ブラヴニチャル(1937—2018)の様々な録音を集めたCD。ブラヴニチャル29歳の時のバッハの無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番は気迫漲る名演。
 モーツァルトのアダージョはしっとりとした情感が素晴らしい。クライスラーでは品の高いた美感が好ましい。ブラヴニチャルの弾くクライスラーは、モダン過ぎず情緒綿々過ぎず、絶妙な加減が見事だ。
 最後の気合の入ったイザイの無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第3番まで、ブラヴニチャルというヴァイオリニストを理解するには打って付けの一枚だ。

 


ZKP 115158
\2500→\2290
デヤン・ブラヴニチャル(1937—2018)の様々な録音を集めたCD
 (1)タルティーニ(クライスラー編):ヴァイオリン・ソナタ ト短調 「悪魔のトリル」
 (2)バブニク:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ ヘ長調
 (3)ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ 第2番 イ長調 Op.100
 (4)イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ集 Op.27〜第6番 ホ長調
 (5)マティヤ・ブラヴニチャル:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ

  デヤン・ブラヴニチャル(Vn)、(1)モイツァ・プルチェリ(Pf)、
  (2)アツィ・ベルトンチェルイ(Pf)、(3)マリヤン・リポヴシェク(Pf)


 (1)1991年3月30日 リュブリャナ、(2)1979年7月11日 リュブリャナ、(3)1967年6月23日 リュブリャナ、
 (4)2003年6月1日 リュブリャナ、(5)1966年11月2日 リュブリャナ/TT. 76'52

 スロヴェニアのヴァイオリニスト、デヤン・ブラヴニチャル(1937—2018)の様々な録音を集めたCD。
 ブラヴニチャルはローマで後にイ・ムジチのコンサートマスターを務めるピーナ・カルミレッリに学んでおり、イタリアのバロック時代のヴァイオリン曲も得意としており、しかもジュゼッペ・タルティーニの生地ピラーノは現在はスロヴェニア領ピランという縁もあって、悪魔のトリルはブラヴニチャルの腕前が冴えた名演。

 マテイ・バブニク(1787—1868)はおそらくスロヴェニア系の作曲家。ウィーン生まれで十代の頃にリュブリャナに移住し活躍、その後ブダペストで教育家として過ごした。しっかりとしたウィーン古典派の作風で、これは知られざるヴァイオリン・ソナタの名作と言えるだろう。30歳目前のブラームスの瑞々しい演奏も素晴らしい。マティヤ・ブラヴニチャルはデヤンの父。

 なお、マティヤ・ブラヴニチャル:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ はZKP 115189に収録されているものと同じ録音。

 


ZKP 115165
\2500→\2290
デヤン・ブラヴニチャル(1937-2018)による
 スロヴェニアの作曲家のヴァイオリン協奏曲ほか

  (1)マティヤ・ブラヴニチャル:ヴァイオリン協奏曲
  (2)マティヤ・ブラヴニチャル:ファンタジア・ラプソディカ
  (3)シュケルヤンツ:ヴァイオリン協奏曲
デヤン・ブラヴニチャル(Vn)
(1)ミラン・ホルヴァート(指揮)
 RTVリュブリャナ交響楽団
(2)マルコ・ムニー(指揮)
 RTVスロヴェニア交響楽団
(3)マルコ・ムニー(指揮)
 スロヴェニア・フィルハーモニー管弦楽団

 (1)1991年3月30日 リュブリャナ、(2)1985年12月18日 リュブリャナ、(3)1997年4月14日 リュブリャナ/TT. 67'15

 スロヴェニアのヴァイオリニスト、デヤン・ブラヴニチャル(1937-2018)によるスロヴェニアの作曲家のヴァイオリン協奏曲ほか。マティヤ・ブラヴニチャル(1897-1977)はデヤンの父親。1963年にデヤンのヴァイオリンで初演された。穏やかな近代的響きの美しい作品で、埋もれたままにするには惜しい曲。指揮はクロアチアの巨匠、ミラン・ホルヴァート。
 ルチヤン・マリヤ・シュケルヤンツ(1900-1973)は20世紀のスロヴェニア音楽界の重鎮。ウィーンでピアノと作曲を学んだ後、パリでヴァンサン・ダンディに作曲を、バーゼルでフェリックス・ワインガルトナーに指揮を学んだ。ヴァイオリン協奏曲は1945年に初演された作品で、渋めだが力作。

 


ZKP 115172
\2500→\2290
デヤン・ブラヴニチャル(1937-2018)の演奏する
 ベートーヴェンとヒンデミット

  (1)ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.61
  (2)ヒンデミット:室内音楽第4番 Op.36-3
デヤン・ブラヴニチャル(Vn)
(1)サモ・フバド(指揮)
 RTVリュブリャナ交響楽団
(2)ジャン=クロード・カサドシュ(指揮)
 RTVリュブリャナ交響楽団

  (1)1973年7月19日 リュブリャナ、(2)1973年10月11日 リュブリャナ/TT. 65'09

 スロヴェニアのヴァイオリニスト、デヤン・ブラヴニチャル(1937-2018)の演奏するベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲とヒンデミットの室内音楽第4番。
 ベートーヴェンは力み無く豊かに歌う演奏。ヒンデミットの室内音楽第4番は1925年作。5楽章のヴァイオリン協奏曲で、晦渋さと奇怪さの中に独特の美しさが入り混じるユニークな曲。指揮は当時37歳のジャン=クロード・カサドシュ。

 


ZKP 115189
\2500→\2290
「マティヤ・ブラヴニチャル:ヴァイオリン作品集」
 (1)古風な様式のソナタ
 (2)若い演奏者
 (3)幻想曲
 (4)夜想悲歌
 (5)タンゴ・ムーヴメンツ
 (6)無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ

デヤン・ブラヴニチャル(Vn)
(1)アツィ・ベルトンチェルイ(Pf)
(2)リディヤ・スタンコヴィッチ(Pf)
(3)-(5)マリヤン・リポヴシェク(Pf)


 (1)1979年1月12日 リュブリャナ、(3)1984年6月4,11日 リュブリャナ、(3)-(6)1966年11月2日 リュブリャナ/TT. 67'30

 スロヴェニアのヴァイオリニスト、デヤン・ブラヴニチャル(1937-2018)が、父である作曲家、マティヤ・ブラヴニチャル(1897-1977)のヴァイオリン作品を弾いたCD。
 マティヤ・ブラヴニチャルはスロヴェニア最西部の都市トルミン(当時はオーストリア=ハンガリー帝国に属していた)の生まれ。リュブリャナでヴァイオリンと作曲を学び、ヴァイオリニストとして活躍する一方、ヴァイオリン作品を中心に多数の作品を残している。作風はロマンティックなもの。
 なお、無伴奏ヴァイオリン・ソナタ はZKP 115158に収録されているものと同じ録音。




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デヤン・ブラヴニチャルの芸術
第1弾5タイトル


 20世紀後半のスロヴェニアを代表するヴァイオリニスト、デヤン・ブラヴニチャル(Dejan Bravnicar, 1937—)の録音がRTV SLOから一挙にCD5枚で登場。
 デヤン・ブラヴニチャルはリュブリャナで学んだ後、モスクワのチャイコフスキー音楽院に留学しダヴィド・オイストラフに学んでいる。その後国際的に活躍したが、これまで録音がCDで出回った形跡はなく、今回の5CDは貴重なものばかり。
 ブラヴニチャルのヴァイオリンは、質の良く柔らかい美音が特徴で、しかしそれをひけらかすようなことはせず、じっくり丁寧に音楽を紡いでいく。結果、穏やかでじんわり味わいが広がるような演奏が多い。おそらくいずれも放送録音を元にしており、放送用のスタジオ録音と思われる。音質はまちまちだが、特記しているものを除いてすべてステレオ録音。

 気づいたらもう手に入らなくなっていた、というたぐいのアルバムになりそう。どうかお早めに。


ZKP 114700
\2500→\2290
デヤン・ブラヴニチャル集の第1集
 (1)チャイコフスキー:
  ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.35
 (2)バルトーク:
  ヴァイオリン協奏曲第2番 Sz.112
デヤン・ブラヴニチャル(Vn)
(1)サモ・フバド(指揮)
 リュブリャナ放送交響楽団
(2)ボゴ・レスコヴィチ(指揮)
 スロヴェニア・フィルハーモニー管弦楽団
 録音(1)1966年9月21日、(2)1978年/全てステレオ、76'04

 デヤン・ブラヴニチャル集の第1集。チャイコフスキーはまだ20代の頃の若々しい演奏。オイストラフ直伝の演奏といえるが、既にブラヴニチャルの個性は良く出ている。バルトークは40代に入ってからの充実した演奏。スロヴェニアはハンガリーの隣国で、バルトークの人気も高い。
 


ZKP 114717
\2500→\2290
デヤン・ブラヴニチャル集の第2集
 (1)ラロ:スペイン交響曲 ニ短調 Op.21
 (2)シベリウス:ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 Op.47
 (3)ラヴェル:ツィガーヌ
デヤン・ブラヴニチャル(Vn)
(1)ウロシュ・ラヨヴィッチ(指揮)
 スロヴェニア・フィルハーモニー管弦楽団
(2)(3)サモ・フバド(指揮)
 リュブリャナ放送交響楽団
 録音:(1)1980年、(2)1980年(ライヴ録音)、全てステレオ、74‘44

 デヤン・ブラヴニチャル集の第2集。いずれも1980年、デヤン・ブラヴニチャルが43歳頃の充実した演奏。
 モスクワで学んだブラヴニチャルだが、その後ローマの聖チェチーリア音楽院で、イ・ムジチでの活躍でも知られるピーナ・カルミレッリにも学んでおり、ロシア系のヴァイオリニストとは異なった音色の明るさを持っている。ラロやラヴェルではそれが生きている。シベリウスはかなり元気のある演奏。
 


ZKP 114724
\2500→\2290
デヤン・ブラヴニチャル集の第3集
 (1)モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第5番 イ長調 K219 「トルコ風」
 (2)ブラームス:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.77
デヤン・ブラヴニチャル(Vn)
(1)サモ・フバド(指揮)
(2)アントン・ナヌート(指揮)
(1)(2)リュブリャナ放送交響楽団
 録音:(1)1976年、(2)1984年/全てステレオ、70'38

 デヤン・ブラヴニチャル集の第3集。モーツァルトのトルコ風協奏曲はブラヴニチャルの美質が遺憾なく発揮された名演。持ち前の美音をたっぷり披露しつながらモーツァルトの音楽をいつくしむように扱い、安心感の大きい音楽に仕立てている。ブラームスは今年(2017年)に惜しまれつつ亡くなった、日本でも人気の高いスロヴェニアの名指揮者アントン・ナヌート(1932-2017)が伴奏指揮。やや遅めのテンポによる悠然とした演奏。
 


ZKP 114731
\2500→\2290
デヤン・ブラヴニチャル集の第4集
 (1)ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番 ト短調 Op.26
 (2)メンデルスゾー:ヴァイオリ協奏曲 ホ短調 Op.64
 (3)ストラヴィンキー:ァイオリ協奏曲 ニ長調
デヤン・ブラヴニチャル(Vn)
(1)サモ・フバド(指揮)
(2)ウロシュ・プレヴォルシェク(指揮)
(1)(2)リュブリャナ放送交響楽団
(3)エドガー・ドヌー(指揮)
 スロヴェニア・フィルハーモニー管弦楽団
 録音:(1)1969年ステレオ、(2)1964年モノラル、(3)1968年ステレオ/74'13

 デヤン・ブラヴニチャル集の第4集。いずれもブラヴニチャルが20代の若い頃の録音。27歳頃のメンデルスゾーンは彼の美音と丁寧な音楽作りが作品とピタリと合っている。
 ブルッフもやや古典派よりに演奏したような端整な演奏。ストラヴィンスキーのヴァイオリン協奏曲はストラヴィンスキーが南仏ニースに居住していた時期の新古典主義作品で、ブラヴニチャルの演奏もモダンなパリというより風光明媚なニースという趣。ベルギー放送フィルハーモニー管弦楽団を長年率いたベルギーの名匠、エドガー・ドヌーが伴奏指揮。
 


ZKP 114748
\2500→\2290
デヤン・ブラヴニチャル集の第5集
 (1)バッハ:
  無伴奏パルティータ第2番 ニ短調 BWV1004—シャコンヌ
 (2)モーツァルト:
  ヴァイオリン・ソナタ第40番 変ロ長調 K.454
 (3)ベートーヴェン:
  ヴァイオリン・ソナタ第1番 ニ長調 Op.12-1
 (4)ストラヴィンスキー:イタリア組曲
デヤン・ブラヴニチャル(Vn)
(2)(3)アツィ・ベルトンチェリ(ピアノ)
(3)マリヤン・リポヴシェク(ピアノ))
 録音:(1)1999年ステレオ、(2)1992年ステレオ、(3)1964年モノラル、(4)1979年ステレオ/75'26

 デヤン・ブラヴニチャル集の第5集。
 20代から60代までの様々な録音が集められている。1964年のベートーヴェンでは瑞々しい音色がたいへんに魅力的。一方その28年後のモーツァルトでは、音楽にふっくらとした味わいが芯まで染み込んでいてまさに名匠の芸。悠然と風格を漂わせるバッハのシャコンヌ、極めて古典的な演奏のストラヴィンスキーのイタリア組曲も優れもの。




<メジャー・レーベル>

DG



4817950
\2300
《ジュリー・フックス〜マドモアゼル》
 1) ドニゼッティ:歌劇『連隊の娘』より「さようなら」、
 パチーニ:歌劇『La Regina di Cipro』より
  2) 「O tenera madre dal cielo rimira」、
  3) 「Allor che a mezzo la notte bruna」、
 4) ライモンディ:歌劇『L’Orfana Russa』より「Amor cagion possente」、
 ロッシーニ:
  5) 歌劇『チェネレントラ』より
   「Sventurata mi credea」、
  6) 歌劇『コリントの包囲』より「Juste Ciel」、
 7) フィオラヴァンティ:歌劇『Gli Zingari』より「Io son la zingara」、
 8) ベルリオーズ:
   歌劇『ザイーデ』より「Melodie pour soprano et orchestre」、
 9) バルビエリ:歌劇『Mis dos mujeres』より
   「Por que se oprime el alma?」、
 ロッシーニ:歌劇『オリー伯爵』より
  10) 「悲しみの餌食となり」、
  11) 「Celeste providence」、
 12) マイアベーア:歌劇『北極星』より「L’aurore enfin succede」
ジュリー・フックス(ソプラノ)、
エンリケ・マッツォーラ(指揮)
イル・ド・フランス国立管弦楽団

 自ら選んだアリアでヒロインの姿を生き生きと歌い上げる

 ●フランスのソプラノ歌手ジュリー・フックスは、デビュー・アルバム《Yes!》の成功に続き、ベルカントのニュー・アルバムをリリース。《Mademoiselle》と題されたアルバムは、ジュリーの個性と経験が生かされるアリアが選ばれ、ヒロインたちの姿が生き生きと歌い上げられています。

 ●ジュリー・フックスは、パチーニ、バルビエリ、マイアベーアといった19世紀の有名な作曲家からあまり知られていない曲を選び、初めての録音をしています。また、ロッシーニ、ベリーニ、ドニゼッティの曲も収録。フランス語、イタリア語、スペイン語の3ヵ国語で歌われています。
  【録音】2018年、フランス  
 
  

4817733
\2300
《シモン・グライヒー〜33》
 1) タルレガ:アルハンブラの思い出*、
 2) シャルル=ヴァランタン・アルカン:前奏曲集Op.31より
    第8曲:海辺の狂女の歌、
 3) アリエル・ラミレス:アルフォンシーナと海*、
 4) シューマン:フモレスケ変ロ長調Op.20、
 5) チリー・ゴンザレス:Robert on the bridge
   (シモン・グライヒー委嘱作品、世界初録音)、
 6) フィリップ・グラス:映画『トゥルーマン・ショー』より
    「Raising the sail」、
 7) マイケル・ナイマン:映画『ZOO』より「時の流れ」、
 8) パヴェル・シマヌスキ:2つのエチュード、
 9) ヤコポ・バボーニ・スキリンジ:Huge
    (シモン・グライヒー委嘱作品、世界初録音)、
 10) シューマン:ベートーヴェンの主題による変奏形式の練習曲集WoO31

*シモン・グライヒーによるピアノ編曲
シモン・グライヒー(ピアノ)、
チリー・ゴンザレス(ピアノ)(5)、
ヤコポ・バボーニ・スキリンジ(ピアノ)(9)

 フランスの若手ピアニストによる個性あふれるアルバム
 ●デビュー・アルバム《Heritages》で成功を収めたフランスのピアニスト、シモン・グライヒーのニュー・アルバム《33》。フランスの全ピアニストから「最高」と評されています。
 彼はあらゆるジャンルに目を向け、自分自身で選んだ音楽を演奏し、自ら委嘱した2曲の世界初録音も収録されています(チリー・ゴンザレス:Robert on the bridge、ヤコポ・バボーニ・スキリンジ:Huge)。
  【録音】2018年10月16−19日、ベルリン、エミール・ベルリナー・スタジオ
 
  


4836590
(3CD+DVD)
\3600
《アヴィ・アヴィタル〜J.S.バッハ(Extended Tour Version)》
J.S.バッハ:
《CD 1》
 協奏曲
  1) ニ短調BWV1052R、2) ト短調BWV1056R、3) イ短調BWV1041、
 4) ソナタ ホ短調BWV1034 /
《CD 2》
 1) パルティータ第2番ニ短調BWV1004、
 2) チェロ組曲第1番ト長調BWV1007より第1曲:プレリュード
《DVD》
 1) 協奏曲イ短調BWV1041、2) ソナタ ホ短調BWV1034
アヴィ・アヴィタル(マンドリン)、
シャレフ・アド=エル(チェンバロ)(CD 1)、
オフィラ・ザカイ(テオルボ)(CD 1: 4)、
イラ・ギヴォル(チェロ)(CD 1: 4)、
ポツダム室内アカデミー(CD 1: 1-3)

 大好評のアヴィタルのバッハ・アルバムに新規録音を追加
 ●大成功を収めたアヴィ・アヴィタルのドイツ・グラモフォン・デビュー・アルバム『BACH』に新規録音を追加した拡張版です。すべてアヴィタルによるマンドリン編曲。人気の高い無伴奏チェロ組曲の「プレリュード」が収録されています。
  【録音】2010年9月21−22日(CD 1: 1-3)、2011年10月15日(CD 1: 4)、2018年9月16日(CD 2)、ベルリン
 
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4836069
\2300→\2090
豪華すぎます・・・アンドレアス・オッテンザマー(クラリネット)
 《オッテンザマー〜ブルー・アワーズ》
  共演陣ユジャ・ワンにヤンソンス&ベルリン・フィル

 ①ブラームス:間奏曲イ長調作品118の2
   (編曲:ニコライ・ポポフ)
 ②ウェーバー:クラリネット協奏曲第1番ヘ短調作品73 
 メンデルスゾーン:
  ③無言歌作品85の6
    (編曲:アンドレアス・オッテンザマー)
  ④無言歌作品102の1
    (編曲:アンドレアス・オッテンザマー) 
 ⑤ブラームス:旋律のように 作品105の1(編曲:アンドレアス・オッテンザマー)
 メンデルスゾーン:
  ⑥無言歌作品30の4(編曲:アンドレアス・オッテンザマー) 
  ⑦無言歌作品67の3(編曲:アンドレアス・オッテンザマー) 
 ⑧ウェーバー:協奏的大二重奏曲(ピアノとクラリネットのための)変ホ長調作品48
 メンデルスゾーン:
  ⑨無言歌作品30の6(編曲:アンドレアス・オッテンザマー)
  ⑩無言歌作品67の2(編曲:アンドレアス・オッテンザマー)
  ⑪無言歌作品85の4(編曲:アンドレアス・オッテンザマー)
アンドレアス・オッテンザマー(クラリネット)
ユジャ・ワン(ピアノ①③-⑪)
ベルリン・フィル
指揮:マリス・ヤンソンス(②)

 ■美しく、情熱的なクラリネットの調べ。クラリネット界のプリンスによるロマンティック作品集。
 ■ベルリン・フィル首席クラリネット奏者アンドレアス・オッテンザマーは、父の故エルンストと兄のダニエルの二人がウィーン・フィル首席クラリネット奏者というサラブレッド。世界のトップ・オーケストラの首席奏者というだけでなく、ソリスト、室内楽奏者としても第一級の腕前を誇るトップ奏者。クラシック・ファンの支持を受けるだけでなく、中高生の吹奏楽ファンのアイドルでもあります。
 ■クラリネットのための作品の中でも最も重要な作品のひとつ、ウェーバーのクラリネット協奏曲第1番、そして協奏的大二重奏曲というヴィルトゥオーソ作品に加え、ブラームスとメンデルスゾーンのロマンティックな作品を新アレンジで収録。
 ■協奏曲の共演はマリス・ヤンソンス指揮ベルリン・フィルという今最も強力なコンビ。そして、協奏曲以外の楽曲のピアニストには、現在最も注目を集めるヴィルトゥオーソ、ユジャ・ワンを迎えてフレッシュな演奏を展開しています。
  録音:2018年8月ベルリン、マイスターザール、2017年4月ベルリン、フィルハーモニー(②)



旧譜
天才クラリネット一族、オッテンザマー家集結アルバム!


481 1917
\2300→\2090
天才クラリネット一族、オッテンザマー家集結!
 ザ・クラリノッツ

 ①メンデルスゾーン:コンツェルトシュテュック第1番(D/A)
 ②モーツァルト:歌劇《コジ・ファン・トゥッテ》K.588の三重唱(A/D/E)
 ③F. & K.ドップラー:ヴェルディの歌劇《リゴレット》の主題による幻想曲(D/A/E)
 ④ロッシーニ(E.シャガール編曲):踊り(A/D/E)
 ⑤ポンキエッリ:2本のクラリネットのためのディヴェルティメント《出会い》作品76
 ⑥フランセ:小四重奏曲 第2楽章: カンティレーナ(A/D/E)
 ⑦コレニー:シネマⅠ(A/D/E) [オリジナル曲]
 ⑧L.ボンファ:カーニヴァルの朝
 ⑨トルアン:チェイス
アンドレアス・オッテンザマー(弟)
ダニエル・オッテンザマー(兄)
エルンスト・オッテンザマー(父)

 世界のクラリネット界をリードするオッテンザマー家の驚異的なトリオ!
 トップ・オケ首席でソリストとしても活動する父子によって2005年に結成された世界最高のクラリネット・アンサンブル。父と兄はウィーン・フィルのソロ奏者、弟はベルリン・フィル首席という驚異のクラリネット一家、オッテンザマー家の3人によるクラリネット・トリオ『クラリノッツ』。
 アンドレアス・オッテンザマー(弟)は2011年よりベルリン・フィル首席、ダニエル・オッテンザマー(兄)は2009年よりウィーン・フィル首席、エルンスト・オッテンザマー(父)は1978年よりウィーン・フィル・メンバーで1983年より首席を務めています。
 2016年、ウィーン・フィルのニューイヤー・コンサート休憩時間にヨーロッパではクラリノッツの映像が放映予定!という事で、発売日が1月1日に設定されています。

 録音:2014年5月1−5日 ウィーン、カジノ・バウムガルテン

 
 

4836578
\2300
《アヌーシュカ・シャンカール〜Reflections》
 1) The Sun Won’t Set、2) Buleria Con Ricardo、
 3) Remain The Sea、4) Lasya、5) Land Of Gold、
 6) Guru: Raga Jogeshwari ? Jod, Jhala(抜粋)、
 7) Si No Puedo Veria、8) Voice Of The Moon、
 9) Flight、10) Burn(抜粋)、11) Reunion、
 12) Pancham Se Gara(抜粋)、
 13) Beloved、14) Say Your Prayers
アヌーシュカ・シャンカール(シタール)、
ノラ・ジョーンズ(1)、
ヴァネッサ・レッドグレイヴ(3)、
Alev Lents(5)、
カーシュ・カーレイ(10)、
ラヴィ・シャンカール(12)

 アヌーシュカの強い思いから生まれた回想録のようなアルバム
 ●このアルバムは、『Land of Gold』『Traces of You』『Rise』など好評を博したアヌーシュカ・シャンカールの既発売のアルバムからアヌーシュカ自身が選曲・企画した個人的な回想録ともいえるものとなっています。それぞれの曲に対する強い思いがあり、また父であり有名なシタール奏者であるラヴィ・シャンカール、異母姉のノラ・ジョーンズ、シンガー・ソングライターのAlev Lenz、作曲家でプロデューサーのカーシュ・カーレイといったアヌーシュカにとって大事な人たちも関わっています。
 ●アルバム・リリースに合わせ、2019年3月からのアメリカ・ツアーを皮切りに、アヌーシュカの世界ツアーが行われます。
  【録音】2012年(1, 4, 9)、2015年10月(3, 5, 11, 14)、2014年10月(6)、ロンドン、2010年、不明(2, 7)、2005年2月、インド、ニューデリー(8, 13)、2006年5月、インド(10)、1999年11月、アメリカ(12)
 
 


4836423
(21CD)
\12000

《クリスティアン・ティーレマン〜ドイツ・グラモフォン管弦楽録音全集》


《CD 1》
 プフィッツナー:歌劇『パレストリーナ』より
  1) 第1幕への前奏曲、2) 第2幕への前奏曲、
  3) 第3幕への前奏曲、4) 歌劇『心』より「愛のメロディ」、
  5) 付随音楽『ハイルブロンのケートヒェン』序曲、
 R.シュトラウス:
  6) 歌劇『グントラム』、7) 歌劇『カプリッチョ』より前奏曲、
  8) 歌劇『火の危機』より「愛の場面」
    【演奏】ベルリン・ドイツ・オペラ管弦楽団 【録音】1995年、ベルリン /
《CD 2》
 ベートーヴェン:交響曲
  1) 第5番ハ短調『運命』Op.67、2) 第7番イ長調Op.92
    【演奏】フィルハーモニア管弦楽団 【録音】1996年、ロンドン /
《CD 3》
 ベートーヴェン:
  1) 皇帝ヨーゼフ2世の葬送カンタータ、
  2) 皇帝レオポルト2世の戴冠式カンタータ
    【演奏】ベルリン国立歌劇場管弦楽団
     【録音】1997年(1)、1996年(2)、ベルリン /
《CD 4》
 シューマン:
  1) 『マンフレッド』序曲Op.115、
  2) 4本のホルンと管弦楽のためのコンチェルトシュテュックOp.86、
  3) 交響曲第2番ハ長調Op.61
   【演奏】フィラデルフィア管弦楽団 【録音】1996年、ロンドン /
《CD 5》
 ワーグナー:
  1) 歌劇『ニュルンベルクのマイスタージンガー』序曲、
  歌劇『ローエングリン』より
   2) 第1幕への前奏曲、3) 第3幕への前奏曲、
  舞台神聖祝典劇『パルジファル』より
   4) 前奏曲、5) 聖金曜日の音楽、
  楽劇『トリスタンとイゾルデ』より
   6) 第1幕への前奏曲、7) イゾルデの愛の死
    【演奏】フィラデルフィア管弦楽団 【録音】1997年、アメリカ、コーリングスウッド /
《CD 6》
 オルフ:カルミナ・ブラーナ
  【演奏】クリスティアーネ・エルツェ(ソプラノ)、
  デイヴィッド・キューブラー(テノール)、サイモン・キーンリーサイド(バリトン)、
  ベルリン・ドイツ・オペラ管弦楽団
    【録音】1998年、ベルリン /
《CD 7》
 シューマン:
  1) 歌劇『ゲノフェーファ』序曲、2) 序曲、スケルツォとフィナーレOp.52、
  3) 交響曲第3番『ライン』
   【演奏】フィルハーモニア管弦楽団 【録音】1998年、イギリス、ワトフォード /
《CD 8》
 1) シェーンベルク:ペレアスとメリザンド、
 2) ワーグナー:ジークフリート牧歌
  【演奏】ベルリン・ドイツ・オペラ管弦楽団 【録音】1999年、ベルリン /
《CD 9》
 R.シュトラウス:1) アルプス交響曲、2) 歌劇『ばらの騎士』組曲
  【演奏】ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 【録音】2000年、ウィーン(ライヴ:1)/
《CD 10》
 シューマン:交響曲1) 第1番変ロ長調『春』、2) 第4番ニ短調
  【演奏】フィルハーモニア管弦楽団 【録音】2001年、ロンドン /
《CD 11》
 R.シュトラウス:1) 歌劇『影のない女』による交響的幻想曲、2) 英雄の生涯
  【演奏】ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 【録音】2002年、ウィーン /
《CD 12》
 1) メンデルスゾーン:『夏の夜の夢』序曲、
 ウェーバー:2) 歌劇『オイリアンテ』序曲、3) 歌劇『オベロン』序曲、
 4) メンデルスゾーン:序曲『フィンガルの洞窟』、
 5) ニコライ:歌劇『ウィンザーの陽気な女房たち』序曲、
 6) マルシュナー:歌劇『ハンス・ハイリング』序曲、
 7) ワーグナー:歌劇『リエンツィ』序曲
  【演奏】ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 【録音】2002年、ウィーン /
《CD 13》
 ブルックナー:交響曲第5番(ハース版)
  【演奏】ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団 【録音】2004年、ミュンヘン /
《CD 14》
 モーツァルト:レクイエム
  【演奏】ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団
   【録音】2006年、ミュンヘン /
《CD 15》
 1) ベートーヴェン:『エグモント』序曲、
 2) ブラームス:交響曲第1番
  【演奏】ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団 【録音】2005年、ミュンヘン /
《CD 16》
 ブラームス:ピアノ協奏曲第1番
  【演奏】マウリツィオ・ポリーニ(ピアノ)、シュターツカペレ・ドレスデン
  【録音】2011年、ドレスデン /
《CD 17》
 1) ブラームス:ヴァイオリン協奏曲ニ長調、
 2) クララ・シューマン:3つのロマンスOp.22
  【演奏】リサ・バティアシュヴィリ(ヴァイオリン)、
  アリス=紗良・オット(ピアノ)(2)、シュターツカペレ・ドレスデン(1)
  【録音】2012年、ドレスデン(1)、ミュンヘン(2)/
ブラームス:
 《CD 18》ピアノ協奏曲第2番
  【演奏】マウリツィオ・ポリーニ(ピアノ)、シュターツカペレ・ドレスデン
  【録音】2013年、ドレスデン /
 《CD 19》
  1) 交響曲第1番、2) 悲劇的序曲
   【演奏】シュターツカペレ・ドレスデン
   【録音】2012年(1)、2011年(2)、ドレスデン /
《CD 20》
  1) 交響曲第2番、2) 大学祝典序曲
   【演奏】シュターツカペレ・ドレスデン 【録音】2013年、ドレスデン(ライヴ)/
《CD 21》
 交響曲1) 第3番、2) 第4番
  【演奏】シュターツカペレ・ドレスデン
   【録音】2012年(1)、2013年(2)、ドレスデン(ライヴ)
クリスティアン・ティーレマン(指揮)

 ティーレマン60歳記念アルバム
 ●クリスティアン・ティーレマンが今年4月に60歳を迎えるにあたり、ドイツ・グラモフォンに録音された管弦楽と合唱曲の全てをまとめたBOXが完成しました。
 ●ティーレマンは2019年、ニューイヤー・コンサートに初登場しました。
 
  


ドイツ・グラモフォンの豪華ハードカバー仕様による歴史的オペラ録音2タイトル。
オリジナル・アナログ・テープからの24ビット・リマスター&オペラ全曲を収めたBDオーディオのセットで発売。



4836380
(3CD+BDA)
\7000
《フェレンツ・フリッチャイ〜モーツァルト:歌劇『ドン・ジョヴァンニ』》
モーツァルト:歌劇『ドン・ジョヴァンニ』K.527
《CD 1-3》
《BDA》
ドン・ジョヴァンニ……ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン)
ドンナ・アンナ・・・・・・・・セーナ・ユリナッチ(ソプラノ)
ドン・オッターヴィオ・・・・エルンスト・ヘフリガー(テノール)
ドンナ・エルヴィーラ・・・・・・・マリア・シュターダー(ソプラノ)
レポレッロ・・・・・・カール・クリスティアン・コーン(バス)
騎士長・・・・・ヴァルター・クレッペル(バス)
マゼット・・・・・・イヴァン・サルディ(バス)
ツェルリーナ・・・・イルムガルト・ゼーフリート(ソプラノ)
RIAS室内合唱団
フェレンツ・フリッチャイ(指揮)
ベルリン放送交響楽団

 エルンスト・ヘフリガー生誕100周年記念。CD3枚組+BDオーディオ
  【録音】1958年9月、10月、ベルリン、イエス・キリスト教会
 
 


4836377
(2CD+BDA)
\5500
《イーゴリ・マルケヴィチ〜ベルリオーズ:劇的物語『ファウストの劫罰』》
 ベルリオーズ:劇的物語『ファウストの劫罰』Op.24
《CD 1-2》
《BDA》
ファウスト………リシャール・ヴェロー(テノール)
マルグリート…………コンスエロ・ルビオ(ソプラノ)
メフィストフェレス…………ミシェル・ルー(バリトン)
ブランデル………ピエール・モレ(バス)
エリザベート・ブラスール合唱団
イーゴリ・マルケヴィチ(指揮)
コンセール・ラムルー管弦楽団

 ベルリオーズ生誕150周年記念。CD2枚組+BDオーディオ
  【録音】1959年5月、パリ
 


ARCHIV



4836385
(2CD+BDA)
\3800
《ピエール・フルニエ〜J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲》
J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲
《CD 1》
 1) 第1番ト長調BWV1007、
 2) 第2番ニ短調BWV1008、
 3) 第3番ハ長調BWV1009 /
《CD 2》
 1) 第4番変ホ長調BWV1010、
 2) 第5番ハ短調BWV1011、
 3) 第6番ニ長調BWV1012
《BDA》
 第1−6番BWV1007-1012
ピエール・フルニエ(チェロ)

 高音質で再現されたフルニエの歴史的バッハ演奏
 ピエール・フルニエによるJ.S.バッハの無伴奏チェロ組曲の録音は、1961年にアルヒーフから最初に発売されて以来ずっと歴史的演奏として注目され続けています。
 昨年豪華版レコードで再発売された時は即完売となってしまいましたが、バッハの記念盤『Bach 333』でこの録音を再び高音質で聴く機会が得られました。
 そして今回のCD2枚組+BDオーディオのセットでも同様の高音質でお楽しみいただけます。
 優美なデジパック仕様。ブルーレイ・オーディオは24bit/192kHz。
  【録音】1960年12月(CD 1: 1, 2, CD 2: 1, 2)、1961年2月(CD 1: 3, CD 2: 3)、ハノーファー
 




DECCA


4817817
\2300
《カール・ジェンキンス〜ピアノ》
 1. カンティレーナ 〜アディエマス
 2. ベネディクトゥス〜武装した男
 3. ホワイト・ウォーター *
 4. パラディオ
 5. 讃歌〜アディエマス
 6. Lullay〜ステラ・ナタリス
 7. Laudamus Te 〜グロリア
 8. アディエマス〜ソングス・オブ・サンクチュアリ
 9. アニュス・デイ〜武装した男
 10. Quirky Blue *
 11. ピエ・イエス〜レクイエム
 12. アヴェ・ベルム〜スターバト・マーテル
 13. ヒーリング・ライト〜ザ・ピースメイカーズ
 14. アイル・メイク・ミュージック〜グロリア
 15. 楽園へ〜レクイエム
 16. And The Mother Did Weep 〜スターバト・マーテル
 17. 緑の目をした少女
 18. Cancion Plateada〜アディエマス・カラーズ
 19. Only Heavenly Music〜ステラ・ナタリス
 20. 涙の日〜レクイエム
 21. キリエ〜武装した男
 22. The Mystics

* 新曲
カール・ジェンキンス(P)

 自身の大ヒット・チューンをソロ・ピアノ・ヴァージョンで奏でるベスト盤
 今年2月17日に生誕75年を迎えるメロディ・メーカーカール・ジェンキンスの記念年を祝う最新盤は広く愛される『アディエマス』や『武装した男』、『レクイエム』からの大ヒット・チューンをピアノ・ヴァージョンに書き替え、自らピアノに向かって静謐な響きを聴かせてくれるアルバム。
 新曲2曲も含まれています。
 
















1/24(木)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜


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ACCENT

ACC 24349
¥2600→\2390
バロックの慰め ウィーン宮廷の宗教的アリア
 カルダーラ、ムファット、ツィアーニ兄弟といったウィーン宮廷で活躍した作曲家たちの作品に、
 神聖ローマ帝国の皇帝ヨーゼフ1 世の作品なども収録

  時代の最先端を行ったウィーン宮廷の音楽をまとめて味わえる1 枚

 (1)コンティ(1682-1732):Tu lumen mentis es
 (2)J.J.フックス(1660-1741):3 声のソナタ
 (3)カルダーラ(1670-1736):Gloria Patri
 (4)ヨーゼフ1世(1678-1711):Alme ingrate
 (5)ピエトロ・アンドレア・ツィアーニ(1616-1684):
  Domine Dominus noster
 (6)ムファット(1653-1704):第1トッカータ
 (7)マルコ・アントニオ・ツィアーニ(c.1653-1715):
  Quel sembiante cosi bello
 (8)フローベルガー(1616-1667)ファンタジア 第2番
 (9)マルコ・アントニオ・ツィアーニ:Non é giunta
 (10)カルダーラ:Deh sciogliete, o mesti lumi
 (11)パッヘルベル(1653-1706):幻想曲 ト短調
 (12)カルダーラ:Oro supplex
 (13)フローベルガー:トッカータ 第10番
サラ・ファン・モル(ソプラノ)
ヴィム・ベキュ(指揮)
オルトレモンターノ

 ハプスブルク家が牽引した音楽の最先端、イタリア趣味の良曲を楽しむ1枚

 録音:2018年2月/ベルギー/58'04''

 13世紀から19世紀までヨーロッパで強い勢力を持ったハプスブルク家。文化的勢力も同様であり、宮廷音楽を牽引したことでも有名です。
 ウィーンの宮廷ではイタリア趣味が流行とされ、イタリアの作曲家が宮廷音楽家として迎えられ活動することも多くありました。カルダーラ、ムファット、ツィアーニ兄弟といったウィーン宮廷で活躍した作曲家たちの作品に、神聖ローマ帝国の皇帝ヨーゼフ1 世の作品なども収録した当アルバムは、時代の最先端を行ったウィーン宮廷の音楽をまとめて味わえる1 枚となっています。
 
 


ACC 24356
¥2600
セコンダ・ドンナ/
 ヘンデル&ヴィヴァルディ:アルトのためのアリア集

 ヘンデル:
  Furie del crudo averno / Arma lo sguardo / Quel superbo(ロタリオ)
 ヴィヴァルディ:Forse, o caro, in questi accent i(ファルナーチェ)
 ヘンデル:
  Gelo, avvampo(ベレニーチェ)、Notte cara(フロリダンテ)
 ヴィヴァルディ:
  Amorose ai rai del sole / Vorresti amor da me(狂気のオルランド)、
  Lascia di sospirar(ファルナーチェ)
 ヘンデル:
  Son contenta / Quando mai spietata sorte(ラダミスト)
 ヴィヴァルディ:
  Ascondero il mio sdegno / Se cresce un torrente(狂気のオルランド)、
  Se lento ancora il fulmine(アルジッポ)
ユリア・ベーメ(アルト)
ロビン・ペーター・ミュラー
 (指揮、ヴァイオリン)
ラ・フォリア・バロックオーケストラ

 アルトという声域に込められた特別の感情を掬い取る

 録音:2015年4月/ドレスデン/51'01''

 プリマ・ドンナではなく2番目の女性「セコンダ・ドンナ」と題されたこのアルバムはアルトのためのアリア集。
 花形のソプラノやカウンターテナーではなくアルトの声域に対して書かれた歌は陰りを帯びた美しさを称えたものが多く、ヘンデルとヴィヴァルディもアルトのために特別な感情をこめてアリアを書いていました。
 ユリア・ベーメは近年17・18世紀音楽の解釈と表現で名を上げている名歌手で、音楽に込められた感情を見事に掬い取っています。各パートひとりずつのアンサンブルと共に繰り広げる演奏も濃密。
  




HMF

HMX 2908965
(5CD)
\4800
ヘレヴェッヘ不朽の名演、ヨハネ受難曲&マタイ受難曲
 特別価格で登場!

 ・J.S.バッハ:ヨハネ受難曲(1725年版)
   ソプラノ:シビッラ・ルーベンス、セシル・ケンペナー
   アルト:アンドレアス・ショル
   テノール:マーク・パドモア(エヴァンゲリスト&アリア)、マルコム・ヴェネット(下役)
   バス:セバスティアン・ノアック(ピラト)、
    ミヒャエル・ヴォッレ(イエス)、ドミニク・ヴェルナー(ペテロ)
   フィリップ・ヘレヴェッヘ(指揮)、コレギウム・ヴォカーレ(合唱&管弦楽)
    録音:2001年4月
 ・J.S.バッハ:マタイ受難曲 BWV 244
   ソプラノ:シビッラ・ルーベンス、エリザベス・ヘルマン、スーザン・ハミルトン
   アルト:アンドレアス・ショル
   テノール:イアン・ボストリッジ(エヴァンゲリスト)、ヴェルナー・ギューラ
   バリトン:フリッツ・ヴァンフル(ユダ)
   バス:フリッツ=ヨーゼフ・ゼーリッヒ(イエス)、ディートリヒ・ヘンシェル(ピラト)
   フィリップ・ヘレヴェッヘ(指揮)、コレギウム・ヴォカーレ(合唱&管弦楽)
    録音:1998年

 ヘレヴェッヘ不朽の名演、ヨハネ受難曲&マタイ受難曲、特別価格で登場!

 バッハのヨハネ受難曲&マタイ受難曲というカップリング。
 ヘレヴェッヘの演奏は、これらがきわめて劇的な作品でありながら、きわめてすぐれた教会(宗教)音楽であることをあらためて私たちに気づかせてくれる一貫した敬虔さに満ちています。
 どちらも約20年前の録音ですが、あらためてその美しい音と、バッハが遺した完全なる建造物ともいえる作品の素晴らしさに驚かせるセットです。

 


HMX 2908798
(3CD)
特別価格¥2800

最先端の音楽が生み出されていたヴェネツィアをたっぷり
 A Venetian Journey〜ヴェネツィアの旅
 [CD1]
  ヴェネツィアの黄金時代〜ヴィヴァルディ、ポルタ、マルチェッロ
   1-3. ウリ・ロム(b.1969):「オリンピアーデ」協奏曲(ヴィヴァルディとテッサリーニのパスティッチョ風)
   4-6. ヴィヴァルディ(1678-1741):協奏曲 ホ短調 RV 134〜弦と通奏低音のための
   7-9. アレッサンドロ・マルチェッロ(1669-1747):協奏曲 ニ短調〜オーボエ、弦と通奏低音のための
   10-11. ジョヴァンニ・ポルタ(c.1675-1755):シンフォニア ニ長調〜弦、2 つのオーボエ、ファゴットと通奏低音のための
   12-15. ヴィヴァルディ:協奏曲 変ロ長調 RV 364, RV Anh.18による〜ヴァイオリン、オーボエ、弦と通奏低音のための
   16-18. ヴィヴァルディ:
    協奏曲「ザクセン選帝侯のために」 ト短調 RV 576〜ヴァイオリン・ソロ、
    オーボエ・ソロ、第2オーボエ、2つのフルート、弦と通奏低音のための,
   19-21. テッサリーニ(1690-1766):「ラ・ストラヴァガンツァ(風変わり)」序曲 ニ長調〜弦と通奏低音のための
   22-24. ヴィヴァルディ:協奏曲 ハ長調 RV450〜オーボエ、弦と通奏低音のための
     クセニア・レフラー(バロック・オーボエ)
     ゲオルク・カッルヴァイト(独奏ヴァイオリン、コンサートマスター) ベルリン古楽アカデミー
     録音:2013年10月、2014年2月/テルデックス・スタジオ、ベルリン
 [CD2]
  「IL TEATRO ALLA MODA〜当世流行劇場」
   ヴィヴァルディ(1678-1741):
    ・「オリンピアーデ」からシンフォニア ハ長調 RV 725〔1.アレグロ 2.アンダンテ 3.アレグロ〕
    ・ヴァイオリン協奏曲 ヘ長調 RV 282(オリジナル版)〔1.アレグロ・ポーコ 2.ラルゴ 3.アレグロ〕 
    ・スコルダトゥーラ調弦されたヴァイオリンの協奏曲 ロ短調 RV 391
     〔1.アレグロ・マ・ノン・トロッポ 2.ラルゴ 3.アレグロ〕
    ・ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 RV 228〔1.アレグロ 2.ラルゴ 3.アレグロ〕 
    ・ヴァイオリン協奏曲 RV 314a〔アダージョ〕 
    ・ヴァイオリン協奏曲 ト短調 RV 323〔1.アレグロ 2.ラルゴ 3.アレグロ〕 
    ・ヴァイオリン協奏曲 ト短調 RV 322〔1.アレグロ 2.ラルゴ 3.アレグロ〕 
    ・「ヴィオリーノ・イン・トロンバ」のための協奏曲 ト長調 RV 313〔1.アレグロ 2.アンダンテ 3.アレグロ〕 
    ・「ポントスのアルシルダ王妃」RV 700より第1バレエ ト短調〔1.ラルゴ 2.アレグロ〕 
    ・ヴァイオリン協奏曲ト短調 RV316より第3楽章ジーグ(プレスト) 
    ・ヴァイオリン協奏曲 変ロ長調「キアーラのために」RV 372a、アンダンテ 
    ・ラルゴ RV 228(ピゼンデルの版?)
      アマンディーヌ・ベイエ(ヴァイオリン)、リ・インコーニティ
      録音:2014 年11月
 [CD3]
  G.ガブリエリ:「失われた響きをもとめて・・・」 
  G.ガブリエリ:オルガンを含む合奏によるソナタとカンツォーナ集
   (1)第9旋法による8声のカンツォーナ*/(2)7声によるカンツォーナ 第5番**/
   (3)第1旋法による10声のカンツォーナ*/(4)第9旋法による12声のカンツォーナ*/
   (5)8声によるカンツォーナ 第8番**/(6)8声によるカンツォーナ 第10番**/
   (7)Ricercar del primo tono/(8)8第12旋法による10声のカンツォーナ/
   (9)第2カンツォーナ(6曲のカンツォーナより)/(10)エコー効果の第12旋法による10声のカンツォーナ*/
   (11)第7旋法による8声のカンツォーナ*/(12)7声によるカンツォーナ 第6番**/ 
   (13)第12旋法による10声のカンツォーナ*/(14)8によるカンツォーナ 第9番**/
   (15)第8旋法による12声のカンツォーナ*/(16)8声によるカンツォーナ 第12番/
   (17)10声によるカンツォーナ 第14番/(18)12声によるカンツォーナ 第16番/
   *サクラ・シンフォニア集第1巻(1597)より **カンツォーナとソナタ(1615)より
     ブルース・ディッキー、シャルル・トゥト(Org/ボローニャ、聖ペトロニオ教会のオルガン)
     コンチェルト・パラティーノ
     録音:2000年

 ヴェネツィアにまつわる3枚がお買い得価格で登場!

 ルネッサンス後期から18世紀中旬まで、ヴェネツィアは、宗教音楽から器楽ヴィルトゥオーゾ作品まで、当時の最先端の作品が生み出されていた都市でした。
 ここでは当時のヴェネツィアで鳴り響いた作品や、ヴェネツィアにまつわる作品を集めた3枚組をお買い得ボックスに。現代の名手たちの演奏を思う存分お楽しみいただけます。




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AUDAX RECORDS



ADX 13714
¥2600→\2390
プラムゾーラー最新作
 2本のヴァイオリンのためのフランスのソナタ集 〜
  ギユマン、ルクレール、ギュイニョン、マンジャン
ヨハネス・プラムゾーラー(ヴァイオリン)
ロルダン・ベルナベ(ヴァイオリン)
  ルイ=ガブリエル・ギユマン(1705−1770):ソナタ ニ短調 Op.4-2
  ジャン=マリー・ルクレール(1697−1764):ソナタ 変ロ長調 Op.12-6
  ジャン=ピエール・ギュイニョン(1702−1774):
   2本ヴァイオリンのための小品 Op.8より〔未開人、タンドルマン*、ラ・フュルステムベルク*〕、
   スペインのフォリアによる新しい変奏曲 Op.9
  エティエンヌ・マンジャン(c.1710−c.1756):ソナタ ト短調 Op.3-6* (*=世界初録音)

 【日本語解説付き】 プラムゾーラー新録音!2本のヴァイオリンのためのフランスのソナタ集!

 ● ポッジャーに学んだ新世代のバロック・ヴァイオリニスト筆頭、ヨハネス・プラムゾーラー!
 ● 通奏低音を伴わない2本のヴァイオリンのためのフランスのソナタ集!
 ● 日本語解説付き!

 南チロルから世界へと羽ばたいた"21世紀世代"のバロック・ヴァイオリニスト、ヨハネス・プラムゾーラー。アンサンブル・ディドロやインターナショナル・バロック・プレーヤーズを主宰し、師であるレイチェル・ポッジャーのブレコン・バロックのメンバーとしても活躍する若き名手です。
 プラムゾーラーの自主レーベル「Audax Records」からは、これまでも様々な「知られざる作品」を発掘・録音し、ドイツ・レコード批評家賞ノミネートを始めとする国際的な評価を得てきました。

 最新作は、通奏低音を伴わない2本のヴァイオリンだけによるフランスのソナタ集。共演は、2014年からアンサンブル・ディドロのメンバーとして活躍しているスペイン出身のバロック・ヴァイオリニスト、ロルダン・ベルナベ。

 ヴァイオリンのソロ楽器としての役割を発展させたイタリアのヴィルトゥオージティがフランスに押し寄せ、多くのヴァイオリンの名手が集った18世紀中頃のパリが舞台。
 モンドンヴィルとともに人気ヴァイオリン・デュオとして活躍したとジャン=ピエール・ギュイニョン(ギニョン)。
 並み居る名手たちの中でもとりわけ才能豊かで、熱狂的で、悲劇的でもあったルイ=ガブリエル・ギユマン。
 詳細な経歴は不明だが、コンセール・スピリチュエルに於いて「高名なヴァイオリニスト」と称されていたエティエンヌ・マンジャン。
 そして、この編成の作品としては比較的知られている、ジャン=マリー・ルクレール。イタリアの技巧とフランスの優雅さを組み合わせ、華麗に発展したヴァイオリン二重奏のための作品を収録しています。

 ※使用楽器:1713年ピエトロ・ジャコモ・ロジェリ製作(プラムゾーラー)、1748年ダヴィド・テヒラー製作(ベルナベ)
 ※録音:2017年1月24日−27日、グスタフ・マーラー・ザール(トーブラッハ、イタリア)

 ☆ Soundcloudにてご試聴いただけます!
  https://soundcloud.com/audaxrecords/l-g-guillemain-sonata-in-d-minor-op-4-no-2-allegro







AVIE

AV 2402
¥2500
ベルリン国際音楽コンクール2018最優秀賞!
 クリストフ・クロワゼ
ハイドン&ヴィヴァルディ:チェロ協奏曲集

 ハイドン:チェロ協奏曲第1番ハ長調 Hob.VIIb:1
 チェロ協奏曲第2番ニ長調 Hob.VIIb:2
 ヴィヴァルディ:
  ヴァイオリンとチェロのための協奏曲変ロ長調 RV.547*
クリストフ・クロワゼ(チェロ)
ユーラシアン・ソロイスツ・
 チェンバー・オーケストラ
シェルニヤズ・ムサカーン
 (リーダー、ソロ・ヴァイオリン*)

 ベルリン国際音楽コンクール2018最優秀賞!若きチェリスト、クリストフ・クロワゼ!

 ☆スイス・アンバサダーズ・アウォード2017受賞!
 ☆ベルリン国際音楽コンクール2018ファースト・グランド・プライズ!
 ☆スイスの若きチェリスト、クリストフ・クロワゼが、カザフのヴァイオリニストが率いるユーラシア大陸の室内オーケストラと共演!

 クリストフ・クロワゼは1993年生まれ、17歳でニューヨークのカーネギー・ホール・デビューを果たし、国際的に活動。オーストリアのブラームス国際コンクールやドイツのベルリン国際音楽コンクールを含む、アメリカ、中国、イタリア、スイスなど数々のコンクールで第1位を受賞しており、2017年にはスイス・アンバサダーズ・アウォード(スイス大使賞)も受賞しています。

 クリストフ・クロワゼのAvieデビュー・アルバムは、ハイドンとヴィヴァルディのチェロ協奏曲集。ユーラシアン・ソロイスツ・チェンバー・オーケストラは、カザフスタンのヴァイオリニスト、シェルニヤズ・ムサカーンが2015年に設立。
 ヨーロッパとアジア、ユーラシア大陸の様々な地域から当時18歳〜30歳の若き有望なミュージシャンが集った室内オーケストラで、エステルハージ城で行われたハイドンのチェロ協奏曲の初演時のセットアップを再現しています。
 ヴィヴァルディの「ヴァイオリンとチェロのための協奏曲」では、シェルニヤズ・ムサカーンもソロ・ヴァイオリンとして参加しアルバムを締めくくります。

 ※録音:2017年11月、オベルシュトラス教会(チューリッヒ、スイス)





ラトビア SKANI



SKANI 066
¥2500
ラトビアのチェロ・フェスティヴァル・ライヴ
チェロ・ツェーシス

 ヴァスクス:チェロ協奏曲第2番 《存在していること》−
   第3楽章 アダージョ
 ブラームス:ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲 イ短調 Op.102 −
   第1楽章 アレグロ
 シューベルト(カサド編):チェロ協奏曲 ニ短調(アルペッジョーネ・ソナタ D.821)−
   第1楽章 アレグロ・モデラート
 ヴィヴァルディ:2つのチェロのための協奏曲 ト短調 RV.531 −
   第2楽章 アダージョ
 トゥムシェヴィカ:太陽の音楽(チェロと交響楽団のための)
マルコ・ユロネン(チェロ)、
ボリス・ブロフツィン(ヴァイオリン)、
クリスティーネ・ブラウマネ(チェロ)、
マリオ・ブルネロ(チェロ)、グンタ・アーベレ(チェロ)、
カールリス・クロティンシュ(チェロ)、
エーリクス・キルシュフェルズ(チェロ)、
シンフォニエッタ・リガ、
ノルムンズ・シュネー(指揮)、
アルトゥールス・ガイリス(指揮)  

 ラトビアのSKANI新譜、ラトビアのチェロ・フェスティヴァル・ライヴ!

 ラトビアの古都ツェーシスでは毎年9月、「チェロ・ツェーシス」フェスティヴァルが開催され、ベテランから若いプレーヤーまで各国のチェリストと音楽家たちが多彩な響きの音楽を聴かせます。
 このフェスティヴァルのハイライト・アルバム。フィンランドのマルコ・ユロネン、ロシアのボリス・ブロフツィン、イタリアのマリオ・ブルネロ、ラトビアのクリスティーネ・ブラウマネ、グンタ・アーベレ、カールリス・クロティンシュ、エーリクス・キルシュフェルズが参加した2015年、2016年、2017年のフェスティヴァルのライヴ録音です。

 ※録音:2015年9月、2016年9月、2017年9月 ツェーシス・コンサートホール(ツェーシス、ラトビア)〉(ライヴ録音)

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SKANI 067
(2CD/特別価格)
¥3800→\3490
イマンツ・カルニンシュ:管弦楽作品集
 サンタ・クルス、
 交響曲第5番、
 オーボエ協奏曲、
 交響曲第7番
リエパーヤ交響楽団
アトヴァルス・ラクスティーガラ(指揮)
マーリス・シルマイス(指揮)
ペーテリス・エンジェリス(オーボエ)

 イマンツ・カルニンシュは、1941年ラトビアのリガ生まれの作曲家。政治家としても活動した他、ロックやポピュラー、映画や舞台の音楽も知られており、キャッチーな旋律や心地よいリズム、色彩豊かなサウンドの交響曲、協奏曲を楽しめます。

 ※録音:Great Amber Concert Hall(リエパーヤ、ラトビア)




うーむ、ここで第5番の全曲が聴けてしまうのだが・・・
https://www.youtube.com/watch?v=gJ1772HP9jk

 

SKANI 046
¥2500
わたしの家 〜 リガ大聖堂のグレゴリオ聖歌
 献堂式ミサ、
 「聖なるおとめマリア被昇天に」と「献堂式」
スコラ・カントルム・リガ
リガ大聖堂少女聖歌隊 TIARA
グンタルス・プラーニス
 (指揮、ハーディ=ガーディ)

 リガ大聖堂で中世後期に歌われ、1460年代から1490年代のものとされる手稿譜集『Riga Missal』に収められた、グレゴリオ聖歌。
 初期ネウマ譜によるグレゴリオ聖歌とその他の初期レパートリーを20年以上に渡り演奏、リハルズ・ドゥブラやヘンニング・ソンメッロといった現代の作曲家の作品も手がけるヴォーカル・アンサンブル「スコラ・カントルム・リガ」の歌唱。
 リガ大聖堂少女聖歌隊 TIARA が2つの聖歌で共演。いくつかの聖歌で使われるハーディ=ガーディは指揮者のグンタルス・プラーニス が弾いています。

 ※録音:2016年3月、リガ大聖堂(リガ、ラトビア)

 

SKANI 045
¥2500
ラトビアの歌 エギルス・シルニンシュ(バス・バリトン)
マーリス・スクヤ(ピアノ)
 エミールス・ダールズィンシュ:
  いつになるか言ってくれ、涙が涸れてしまい、あなたはまだバラの花を摘んでいる、
  目を閉じてにっこりしてごらん、痛みをものともせず、わたしの幸せ、
  人目を忍びでもするように、スペインのロマンス/
 ヤーニス・カルニンシュ:ひと時ごとに/
 エミリス・メルンガイリス:黄金色の葉/
 アルフレーズ・カルニンシュ:秋の花、どうだろうか‛&/
 ヤーゼプス・ヴィートリス:
  あなたの高く白い窓の下に、白樺のゆりかごに、
  死の島のゴブレット、クアクレの音、ランの夢、
  目を閉じてにっこりしてごらん、あの静かな夜を今も思い出す、
  聞いておくれ, 明るい目をした娘さん/
 ヤーニス・メディンシュ:井戸、あなたの手をなで/
 ターリヴァルディス・ケニンシュ:村/
 ブルノ・スクルテ:夢の国/
 アールヴィズ・ジリンスキス:役者の生活

 バス・バリトン歌手のエギルス・シルニンシュは、ラトビア音楽アカデミーの歌唱法とオペラのクラスで学び、2011年、ロンドンのコヴェントガーデン王立歌劇場で《さまよえるオランダ人》のタイトルロールを歌ってデビュー。
 スカラ座、メトロポリタン、パリのバスティーユ、ウィーンの国立歌劇場とフォルクスオーパーをはじめとする各国のオペラハウスの舞台に立ってきました。

 リガ湾に面し、かつてエディンバラと呼ばれたジンタリのコンサートホールで彼が行ったコンサートのライヴ録音。夏になるとこの街を訪れたというエミールス・ダールズィンシュの作品をはじめ、ラトビア歌曲の歴史をたどるプログラムが歌われます。

 ※録音:2015年10月31日、ジンタリ・コンサートホール(ユルマラ、ラトビア)(ライヴ録音)




 

ALPHA



ALPHA423
(2CD)
\2600
マルティン・ヘルムヒェン(ピアノ)
メシアン(1808-1992):幼子イエスに注ぐ20のまなざし

【DISC 1】
 1.第1曲:父のまなざし
 2.第2曲:星のまなざし
 3.第3曲:交わり
 4.第4曲:聖母のまなざし
 5.第5曲:子を見つめる子のまなざし
 6.第6曲:その方によって全ては成されたり
 7.第7曲:十字架のまなざし
 8.第8曲:天のいと高きところのまなざし
 9.第9曲:時のまなざし
 10.第10曲:喜びの聖霊のまなざし
【DISC 2】
 1.第11曲:聖母の初聖体
 2.第12曲:全能の言葉
 3.第13曲:降誕祭
 4.第14曲:天使たちのまなざし
 5.第15曲:幼子イエスの口づけ
 6.第16曲:預言者たち、羊飼いたちと博士たちのまなざし
 7.第17曲:沈黙のまなざし
 8.第18曲:恐るべき感動のまなざし
 9.第19曲:私は眠っているが、私の魂はめざめている
 10.第20曲:愛の教会のまなざし
マルティン・ヘルムヒェン(ピアノ)
 
 1944年に作曲された「幼子イエスに注ぐ20のまなざし」はメシアンの最も重要、かつ規模の大きなピアノ曲集の一つ。全曲を演奏するためにはほぼ2時間を要すこの曲は、全編にわたって神への賛美や彼が愛した鳥の声などが混然一体となって盛り込まれています。
 5曲目ごとに重要な内容を持つ曲が置かれ、曲の中にはしばしば“神の主題”を表す嬰ヘ長調の和音が顕れ、その柔らかい響きが全曲に統一感を与えるとともに、ある種の聴きやすさももたらされています。
 ヘルムヒェンはこう語ります。「この20世紀最高の"鍵盤楽器による神聖な音楽"に魅了されてからというもの、作品を深く研究し理解しようと努めました」「“決して官能的でも神秘的でもない”この作品は聴き手への大胆な挑発であり、メシアンの仕掛けた冥想の世界に入ることで、神に出会い崇拝することになるのです」。その言葉どおり全ての曲で変幻自在な響きと静けさを対比させながら、緊張感あふれる世界を描き出しています。
 




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ARCANA



A459
(3CD)
\4800→\4390
「ボローニャのバッハ」
 J.S.バッハ(1685-1750):無伴奏チェロ組曲 (全曲)
 ドメニコ・ガブリエッリ(1659-1690):無伴奏チェロのための7つのリチェルカーレ(1689)

  音楽史上最も早い時期の無伴奏チェロのための作例であるドメニコ・ガブリエッリのリチェルカーレと、バッハの無伴奏チェロ組曲を調性の関連に目を付けて並べたアルバム
【DISC 1】
 1.ガブリエッリ:リチェルカーレ 第1番 ト短調 *
 2.ガブリエッリ:リチェルカーレ 第6番 ト長調 * 
 3-8.バッハ:無伴奏チェロ組曲 第1番 ト長調 BWV1007
 9.ガブリエッリ:リチェルカーレ 第3番 ニ長調
 10-15.バッハ:無伴奏チェロ組曲 第6番 ニ長調 BWV1012 *
 16.ガブリエッリ:チェロ二重奏のためのカノン ※ *
【DISC 2】
 1.ガブリエッリ:リチェルカーレ 第7番 ニ短調
 2-7.バッハ:無伴奏チェロ組曲 第2番 ニ短調 BWV1008
 8.ガブリエッリ:リチェルカーレ 第4番 変ホ長調
 9-14.バッハ:無伴奏チェロ組曲 第4番 BWV1010 *
【DISC 3】
 1.ガブリエッリ:リチェルカーレ 第5番 ハ長調
 2-7.バッハ:無伴奏チェロ組曲 第3番 ハ長調 BWV1009
 8.ガブリエッリ:リチェルカーレ 第2番 イ短調 *
 9-14.バッハ:無伴奏チェロ組曲 第5番 ハ短調 BWV1011
マウロ・ヴァッリ (チェロ/アンドレア・カスタネッリ、パリ1740年頃)
 *=(5弦のチェロ・ピッコロ/
マティアス・エレラ&ルチア・ヴァッリ、カラカス1993年)
※「カノン」は多重録音によるデュエット
ピッチ a'=465Hz
バロック弓(ペリクリ・ピーテ、ペサロ2010年)
ガット弦(E,A,D)、銅巻ガット弦(G,C)(ニコラ・オットーブレ・モネータ)

 古楽から近代作品まで幅広いレパートリーを誇るイタリア出身のチェリスト、マウロ・ヴァッリによるたいへん興味深い企画。
 音楽史上最も早い時期の無伴奏チェロのための作例であるドメニコ・ガブリエッリのリチェルカーレと、バッハの無伴奏チェロ組曲を調性の関連に目を付けて並べたアルバムです。
 ガブリエッリのいたボローニャは、17世紀当時からチェロを独奏に使った音楽がいち早く花開いた都。ヴァッリはそうしたイタリア・バロック期のチェロ音楽に対する自らの深い理解を背景に、バッハ自身もフレスコバルディ、アルビノーニ、ヴィヴァルディといったイタリアの作曲家に魅了されていたことをふまえ、独自のイタリア風解釈のバッハを作り上げました。
 また通常の組曲第6番はもちろん、第4番でも5弦チェロ・ピッコロを使用しているのが興味深いところです。
  録音:2015年-2017年 ノイミュンスター教会、スイス・チューリヒ
  


<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>


GRAND SLAM



GS 2192
¥2500
ワルター&NYPO、モーツァルトの後期3大交響曲
 モーツァルト:
  (1)交響曲第39番 変ホ長調 K.543
  (2)交響曲第40番 ト短調 K.550
  (3)交響曲第41番 ハ長調 K.551「ジュピター」
ブルーノ・ワルター(指揮)
ニューヨーク・フィルハーモニック

 ワルター&NYPO の最高傑作、モーツァルトの後期3大交響曲。2トラック、38センチ、オープンリール・テープ復刻シリーズ

 セッション録音:(1)1953年12月21日&1956年3月3日、(2)1953年2月23日、(3)1956年3月5日/30番街スタジオ(ニューヨーク)/モノラル
 使用音源:Private archive(2トラック、38センチ、オープンリール・テープ)

 ■制作者より
 ワルターが引退直前、モノラル時代に収録したモーツァルトの後期3大交響曲は、オーケストラの厚みある響きや表現力において、のちのステレオ録音よりも高く評価する人も多いようです。
 復刻に使用したのは2トラック、38センチのオープンリール・テープですが、従来盤よりも細部が明瞭に聴き取れるため、ワルターのやりたいことが手に取るようにわかるかもしれません。
 また、解説書には77歳を記念してアメリカ・コロンビア社より依頼されたワルター自身の解説(確か、初めての邦訳かと思います)を掲載しています。短いながらも、ワルターの人となりがうかがえる文章です。(平林直哉)
  




STERLING


CDA 1832/1833-2
(2CD-R)
¥5400
歌唱の技術 〜 ダーヴィド・ビョーリングへのオマージュ 第3集
 [CD1]
  ヴェルディ:レクイエム−われは嘆く(〈怒りの日〉から) *、
  メンデルスゾーン:オラトリオ 《エリヤ》 Op.70 − 人々よ、お前たちの心を引き裂け‛&心を尽くして求めるならば/
  W・A・モーツァルト:アヴェ・ヴェルム・コルプス K.618/
  ヘンデル:
   オラトリオ 《メサイア》 HWV.56 − 慰めよ、わたしの民を慰めよと‛&谷はすべて身を起こし *、
   歌劇 《クセルクセス(セルセ)》 HWV.40 − なつかしい木陰よ *、
   歌劇 《イェフタ》 HWV.70 − わが娘を高みにあげてくれ、天使たちよ *、
   歌劇 《アタランタ》 HWV.35 − いとしの森よ、歌劇 《セメレ》 HWV.58 − そなたの赴くところ、いずこにも */
  バッハ:マタイ受難曲 BWV.244 − わたしはイエスのそばで目覚めていよう/
  シューベルト:アヴェ・マリア D.839/グリーグ:大きな白い群 Op.30 no.10/
  セーデシュトレム:主はわが羊飼い/
  アダン:クリスマスの歌「聖らに星すむ今宵」/レーガー:マリアの子守歌/
  ジョン・フランシス・ウェイド:アデステ・フィデリス(神の御子は今宵しも)/
  フレスコバルディ:あなたは去ってゆく、わたしの太陽よ、わたしを拒まないでください, ああ/
  グルック:歌劇 《パリーデとエレーナ》− おお、私のいとしい人よ/
  ロッシーニ:スターバト・マーテル − 嘆き、憂い/ビゼー:神の子羊
 [CD2]
  シューベルト:魔王 D.328 *、野ばら D.257 *、万霊節のための連 D.343 *、岩の上の羊飼い D.965 */
  ハイドン:おお、美しい声よHob.XXVIa:42、さすらい人 Hob.XXVIa:32、鋭い目 Hob.XXVIa:35/
  ベルリオーズ:歌曲集 《夏の夜 Op.7 − ヴィラネル)、バラの精、知られざる島/
  ニューストレム:歌曲集 《海辺の歌》、海の歌、わたしは海辺に家を、岩礁で/
  ボノンチーニ:お前を賛える栄光のために/カッチーニ:うるわしのアマリッリ/
  ヴェルディ:日没/コープランド:アメリカの古い歌 第1集 − 遠い昔/
  ビーチ:3つのブラウニングの歌 Op.44 − ああ恋人よ, わずか一日で/コーツ:あなたの歌が聞こえた
   ラーシュ・ビョーリング(テノール)、ハッリ・エーベット(ピアノ)、ブリタ・リグネル(ピアノ)、
   リリアン・カールソン(ピアノ)、アヌーシュカ・ムケルジー(ピアノ)、
   カール=オット・エルサミー(ピアノ)、ウルフ・ヴェスレーン(ピアノ、オルガン)、
   オルガンをともなう小アンサンブル

 スウェーデンのビョーリング一家が受け継ぐ伝統のベルカント!

 ☆ラーシュ・ビョーリングが歌う、祖父ダーヴィド・ビョーリングへのオマージュ・アルバム第3弾。

 Sterling のアーティスト・シリーズ。スウェーデン音楽史と世界のオペラ史に名を残すテノール歌手、ユッシ・ビョルリング(ユシー・ビョーリング)(1911−1960)の子、ラーシュ・ビョーリングが、祖父ダーヴィド(1873–1926)に捧げるオマージュ・アルバムの第3作。

 ※録音:1975年−2018年、セッション録音 *、ライヴ録音
 ※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。

 


CDA 1829-2
(CD-R)
¥2600
イェイエル&ランデル:弦楽四重奏集
 エーリク・グスタフ・イェイエル:弦楽四重奏曲第2番 変ロ長調
 アンドレーアス・ランデル:弦楽四重奏曲 へ短調
ノルショーピング四重奏団
 〔ジョージ・レイモンド(ヴァイオリン)、
  シーロルド・ランドストレム(ヴァイオリン)、
  アロイス・シェンプニ(ヴィオラ)、
  トゥーレ・シュンデル(チェロ)〕

 ノルショーピング四重奏団は、1934年、ノルショーピング交響楽団のメンバーにより結成され、途中メンバーが交替しながら1975年まで活動を続けました。
 トゥーレ・シュンデルが創設以来チェロを担当、1956年から解散まで、オーケストラの第1コンサートマスターのジョージ・レイモンドが第1ヴァイオリンを受け持ちました。
 スウェーデンの作品とコンテンポラリー作品を中心に演奏、リゲティの弦楽四重奏曲の一作をスウェーデン初演しています。
 1977年5月、スウェーデン放送のために彼らが録音したスウェーデン・ロマンティシズム時代の2つの作品。

 エーリク・グスタフ・イェイエル(1783−1847)は、国会議員、雑誌の編集者など多面的に活動。作曲家としては 《小さな炭焼き》 や 《夜空》といった歌曲(Musica Sveciae MSCD519)の作者として知られ、2曲の弦楽四重奏曲とヴァイオリンソナタ、ピアノ五重奏曲、ピアノ四重奏曲などの室内楽曲を残しました。

 アンドレーアス・ランデル(1806−1864)は、オスカル王子の助力を得てパリでヴァイオリンを学び、1828年からストックホルムの王立管弦楽団で演奏、1861年から1864年までコンサートマスターを務めました。
 劇のための音楽、フランス・ヴィルトゥオーゾ・スタイルのヴァイオリン協奏曲3曲、ハイドンの後期とベートーヴェンの初期のスタイルの室内楽曲、男声合唱曲、ロマンティックなスタイルの歌曲とロマンスを作曲。
 3曲の弦楽四重奏曲のうちへ短調の作品は、彼の代表作のひとつとみなされ、ウプサラ・チェンバー・ソロイスツによる録音(MSCD522)が「スウェーデン音楽アンソロジー」のシリーズに収められています。

 ※録音:1977年5月9日、スウェーデン放送局(ストックホルム)
 ※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。




<国内盤> 


masters brass nagoya



MBN4-2018
\2500+税
ヴァンデルロースト/マスターズ・ブラス・ナゴヤ
 ヤン・ヴァンデルロースト
  1. クレデンティウム CREDENTIUM 14:12
  シンフォニア フンガリカ
   2. 第1楽章 アッティラ! 14:05
   3. 第2楽章 アールバード 12:34
   4. 第3楽章 イシュトヴァーン 17:24
  5. ミネルヴァ MINERVA 5:09Total time 63:25
鈴木竜哉(音楽監督&指揮)
マスターズ・ブラス・ナゴヤ
 
 ヤン・ヴァンデルロースト作品の決定盤!あの日、だれもが興奮し涙した、奇蹟のライブ録音!!
 音楽を楽しむ”をコンセプトに『伝統と革新』を追求するマスターズ・ブラス・ナゴヤ。マスターズ・ブラス・ナゴヤは音楽監督・指揮者に鈴木竜哉を迎え、2016年に結成された東海地区のオーケストラ奏者・音楽大学教師・フリーランス奏者によって構成される吹奏楽団です。
 華々しくデビューし、吹奏楽ファンのみならず、クラシックファンからも吹奏楽を超えた吹奏楽!と好評を博しています。
 このCDは2018年4月30日刈谷市総合文化センター大ホールにて行われた第4回定期演奏会ライブ録音。日本でも人気の高いヤン・ヴァンデルローストの作品3曲を収録しました。ヴァンデルロースト作品の魅力は西洋音楽の歴史に根ざした構成と持続です。
 指揮者鈴木竜哉が音楽の持続と楽団のポテンシャルを最大に引き上げた名演ぞろい。このCDの演奏・作品から吹奏楽表現の可能性の幅広さが実感されることでしょう。
  【録音】刈谷市総合文化センター大ホール ライブレコーディング2018年4月30日レコーディング・エンジニア/エディット:長江和哉
  【楽曲解説】鈴木英史(作曲家)ヤン・ヴァンデルローストより寄せられたメッセージ
 

 【プロフィール】鈴木竜哉 Tatsuya Suzuki (音楽監督&指揮)
  横浜生まれ。東京音楽大学付属高等学校トランペット専攻を経て、東京藝術大学音楽学部指揮科を首席で卒業。在学中に安宅賞受賞。卒業後、大学主催の新卒業生紹介演奏会に出演。藝大フィルハーモニアを指揮し、好評を博す。これまでに指揮を佐藤功太郎、汐澤安彦の両氏に、トランペットを林昭世氏に、ピアノを北川暁子、井田康子、渡辺真知子、西澤はな子の各氏に師事。神奈川フィルハーモニー管弦楽団、セントラル愛知交響楽団を指揮するほか、ピアニストの小川典子氏、オルガニストの三浦はつみ氏をはじめとする多くの演奏家と共演し、いずれも高い評価を得る。オペラの分野においてもこれまでに新国立劇場「魔笛」、二期会「魔笛」、びわ湖ホール・神奈川県民ホール共同制作「ばらの騎士」、日生劇場「魔笛」、日本オペラ団体連盟人材育成公演「魔笛」、調布市民オペラ「ラ・ボエーム」、大田区民オペラ「ノルマ」、「シモン・ボッカネグラ」、松本市民オペラ「ラ・トラヴィアータ」、「魔笛」、川崎市民オペラ「フィガロの結婚」、「こうもり」などの副指揮者、合唱指揮者を務める。また、アマチュア団体に対しても積極的に活動し、これまでに数多くのアマチュアオーケストラ、吹奏楽団、合唱団を指揮する。さらにドラマ「のだめカンタービレ新春スペシャル in ヨーロッパ」、映画「のだめカンタービレ最終楽章 前編・後編」の指揮指導を行うなど、各方面において積極的に活躍。今後の活躍が大いに期待される指揮者の一人である。現在、マスターズ・ブラス・ナゴヤ音楽監督。

 マスターズ・ブラス・ナゴヤ Masters Brass Nagoya
  2016年結成。東海地区のオーケストラ奏者、音楽大学の講師、フリーランス奏者によって構成される。吹奏楽が持つ魅力の一つである"音楽を楽しむ"をコンセプトとし、「伝統と革新」を追求し、さらなるクラシックファンの裾野を広げることを目的としている。
 













1/23(水)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜


ATMA CLASSIQUE


ACD2 2790
¥2100
合唱中心のプログラムで魅せるバロック芸術
 (1)ヘンデル:ディクシト・ドミヌス HWV232
 (2)シュッツ:受難モテット SWV56-60
 (3)J.S.バッハ:モテット「来たれ、イエスよ、来たれ」 BWV 229
ダニエル・テイラー((1)カウンターテナー)
リゼット・カントン(指揮)
オタワ・バッハ合唱団
アンサンブル・カプリース

 録音:2018年5月3-6日/オタワ/51'55''

 ドイツ・バロックを代表する3人の作曲家による声楽曲。どの作品もドイツの伝統に根ざしつつ、情熱的でドラマティックな表現などイタリアからの影響も思わせる音楽となっています。
 充実した和声と目まぐるしいほどに駆け回る対位法の対比が音楽を鮮やかに輝かせます。

 リゼット・カントンによって2002年に設立されたオタワ・バッハ合唱団は、バッハを軸としつつもあらゆる時代の作品を歌う、カナダを代表する合唱団。各パートは複数人いて、力強い響きをもち、かつ敏捷性もある合唱団です。
 名カウンターテナーであるダニエル・テイラーや、リコーダー奏者のマティアス・マウテ率いるアンサンブル・カプリースと共にレベルの高い演奏を繰り広げています。

 


ACD2 2774
¥2100
ジョン・ゾーン(1953-):弦楽四重奏曲集
 Cat O'Nine Tails(1988)
 The Dead Man(1990)
 Memento Mori(1992)
 Kol Nidre(1996)
モリナーリ弦楽四重奏団

 ジョン・ゾーン登場! 知る人ぞ知る前衛音楽

 録音:2018年10月/ケベック/60'01''

 クラシックというよりジャズやアヴァンギャルドの音楽家として有名なジョン・ゾーンが書いた弦楽四重奏曲。かつてクロノス・カルテットの録音がありました。音楽は超前衛ですのでご注意を。ギイイィイ・・と軋み、不協和音を叩きつけ、ふわっと調性のあるコードを浮かばせたかと思えば、またガリガリと身を削るような音を楽器から引き出す。
 この緊張感、今なお斬新で強烈な音楽!現代の奏者による渾身の演奏でお聴きください。




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HMF


ハルモニア・ノーヴァ・シリーズ



HMN 916111
¥1700
ハルモニア・ノーヴァ 6〜アナイス・ゴドゥマール
 (1)ルニエ:伝説
 (2)スカルラッティ:ソナタ イ短調K.109
 (3)C.P.E.バッハ:ハープ・ソナタ ト長調Wq.139
 (4)フォーレ:即興曲
 (5)ヒンデミット:ハープ・ソナタ
 (6)エルサン:バーミヤン
アナイス・ゴドゥマール(ハープ)

 ハープ界の将来を担う美貌の若手ゴドゥマール、魅惑の小品集

 録音:2018年5月/ラ・クロエ(アントレーグ=シュル=ラ=ソルグ)

 アナイス・ゴドゥマールは1991年生まれのフランスの女性ハープ奏者。リヨン音楽院で学び、さらにローザンヌでも研鑽を重ねました。2012年にイスラエル・ハープ・コンクール優勝して注目される逸材です。
 2016 年にClaves レーベルからヒナステラほかの協奏曲のアルバムをリリースして注目されました。

 今回のアルバムは独奏。ルニエの「伝説」、フォーレの「即興曲」、ヒンデミットのソナタなどハープの名作から、C.P.E.バッハのオリジナル作品、さらに現代のエルサンの「バーミヤン」まで多彩なプログラムでハープの魅力を満喫できます。



ニュースでの映像。話し方までハープみたいで優雅です。

https://youtu.be/vj-PlODBml4






スマッシュヒットとなったCLAVESのコンチェルト集

CLAVES
50 1613
\2700→\2490
純フランス風ハープのスター誕生!アナイス・ゴドゥマール
 (1)ヒナステラ:ハープ協奏曲 (1956)
 (2)ドビュッシー:神聖な舞曲と世俗的な舞曲
 (3)ボワエルデュー:ハープ協奏曲ハ長調 (1800)
アナイス・ゴドゥマール(ハープ)
レオ・フセイン(指揮)
ノルマンディ・ルーアン歌劇場管弦楽団
 録音:2015年10月24-29日/ノルマンディ・ルーアン歌劇場/DDD、56’ 29”

 1991 年生まれのフランスのハープ奏者アナイス・ゴドゥマール。リヨン音楽院で学び、さらにローザンヌでも勉強を続けました。2012 年にイスラエル・ハープ・コンクールで優勝し、2015 年にグシュタート山頂音楽祭でティエリ・シェルツ賞を受賞し、その賞品として当ディスクの録音が実現しました。
 フランス風な色香漂う優雅な演奏で、美しい容姿ともあいまって人気が出ること間違いなしの逸材。日本でもおなじみの指揮者レオ・フセインが絶妙な伴奏



clavesのおしゃれなプロモーション・ビデオ、どうぞ。
https://youtu.be/PrLUi6bfZLM


 

HMN 916112
¥1700
ハルモニア・ノーヴァ 7〜マリー・ペルボー
 (1)プーランク:愛の小径
 (2)エルヴェ(フェリモン・ロンジェ):
  ふくらはぎのロンドー〜「アメリカへの旅」より
 (3)コスマ:タクシードライバーの悪夢
 (4)エルヴェ:寄宿者のロンドー〜「法王の嫁」より
 (5)ジャン・ドレトル:私のランデヴー
 (6)レイナルド・アーン:最後のワルツ〜「ルヴュ」より
 (7)プーランク:月並み(全5 曲)
 (8)ドビュッシー:そぞろな悩める心
 (9)セルペット:宝石の二重唱〜「赤ずきん」より
 (10)オッフェンバック:ほろ酔い歌〜「ペリコール」より
 (11)ディオー:エッフェル塔
 (12)エルヴェ:理髪師の歌〜「コサック」より
 (13)メサジェ:恋人がふたり〜「仮面の恋人」より
 (14)ドビュッシー:やるせない夢心地/巷に雨の降るごとく
 (15)クルト・ワイル:セーヌ哀歌
 (16)ルコック:大ヴァルス〜「百人の乙女」より
(1)(3)(4)-(16)
 マリー・ペルボー(ソプラノ)
 ジョゼフィーヌ・アンブロセッリ(ピアノ)
(9)パコ・ガルシア(テノール)
フリヴォリテ・パリジエンヌ
 【マチュー・フラノー(クラリネット)、
  ティボー・モドリ(ヴァイオリン)、
  オリアーヌ・ポカール・キエニー
   (ヴィオラ)、
  ジャン=ルー・ロジェ(チェロ)、
  レミ・フェルメーレン(コントラバス)】

 要注目!大型エンターテナー歌手の出現

 録音:2018年10月/ラ・クロエ(アントレーグ=シュル=ラ=ソルグ)

 マリー・ペルボーはフランス期待のソプラノ。モーツァルトのオペラやバッハの受難曲で注目されるかたわら、オペレッタとシャンソンに力を注ぎ、観客との直接的な関係性に喜びを見出すという見所ある若手。
 プーランクを得意にするというだけに、洒脱でやや退廃的な声と歌い回しが超新鮮。

 歌の実力はもちろんながら、作品の歴史的な研究も好きとあって、戦前に姿を消したブールバール劇(フランスのグラン・ブールバール界隈で流行した娯楽劇)の復活を目指して忘れられた楽曲を発掘する学究肌の面もあります。
 ルコックの「大ヴァルス」ではアルプスのヨーデル唱法にも挑戦。

 当アルバムの魅力は近代フランスのシャンソン系歌曲。プーランクの「愛の小径」でほのかなメランコリーのひだを表し、アーンの「最後のワルツ」では極上のベル・エポックのサロンの雰囲気を味あわせてくれます。
 ことにアーンの美しさは格別で、宝物にしたくなります。またフランスではないものの、クルト・ワイルの「セーヌ哀歌」も超オシャレ。

 ロートレックの名画「新聞を読むデジレ・ディオー」のディオー作曲の「エッフェル塔」も貴重。ペルボーの仲間フリヴォリテ・パリジエンヌの伴奏もベル・エポックの香りを現代に再現しています。要注目の歌手の出現と申せましょう。

 

HMN 916113
¥1700
ハルモニア・ノーヴァ 8〜
 ルイ=ノエル・ベスティオン・ド・カンブーラ

  (1)リスト:忘れられたロマンス
  (2)同:交響詩「オルフェウス」
  (3)フォーレ(ロビヤール編):シシリエンヌ
  (4)パラディール:幻想
  (5)ドビュッシー:神聖な舞曲と世俗的な舞曲
  (6)ヴォルフ(レーガー編):祈り〜メーリケ詩集より
  (7)レーガー:あなたに会いますOp.105の1
  (8)フランク:コラール第3番イ短調
  (9)フォーレ:幻の水平線Op.118(全4曲)
  (10)ドビュッシー(ロバン編):月の光
  (11)ナディア・ブーランジェ:冬の夕べ
  (12)同:日没
  (13)フォーレ:夢のあとにOp.7の1
(6)(7)(11)(12)
 ルイ=ノエル・ベスティオン・ド・カンブーラ
  (オルガン)
 ウジェーヌ・ルフェーブル(ソプラノ)
  
(4)(9)エティエンヌ・バゾラ(バリトン)
(1)(2)(13)アドリアン・ラ・マルカ(ヴィオラ)
(5)(11)リュシー・ベルトミエ(ハープ)

 何と色彩的!オルガンの可能性を実感させてくれる驚愕のアルバム

 録音:2018年4月/ロワイモヨン修道院食堂

 ルイ=ノエル・ベスティオン・ド・カンブーラは1989年生まれのフランスのチェンバロ& オルガン奏者。オリヴィエ・ボーモン、ブランディーヌ・ランヌーに師事、Ambronay レーベルからバッハとその周辺のチェンバロ、オルガン曲のアルバムをリリースして注目されていました。

 今回はロマン派から近代にかけてのフランスとその周辺の作品で、ベスティオン・ド・カンブーラはロワイモヨン修道院のオルガンを奏でています。
 フランク、ブーランジェとレーガーの歌曲はオリジナルですが他は編曲で、明記されていないものはベスティオン・ド・カンブーラの手によります。
 目から鱗が落ちるのがドビュッシー。「月の光」は色彩感が増し、長い音価を指定通り伸ばせるため、音が混ざり合う効果を実感できます。「神聖な舞曲と世俗的な舞曲」もオリジナルの弦楽の綾がより色彩的かつ効果的に響きます。

 リストの交響詩「オルフェウス」も興味津々。オーケストラ的なサウンドはもちろんながら、フランスの若手実力派ヴィオラ奏者ラ・マルカも加わり不思議な音響を生みだしています。





MIRARE

MIR 414
¥2700
PORTRAITS- QUATUOR MODIGLIANI
 〜ポートレイツ/モディリアーニ弦楽四重奏団

  1. メンデルスゾーン:カプリッチョ(弦楽四重奏のための小品 op.81-3)
  2. ラフマニノフ:スケルツォ(弦楽四重奏曲第1番より)
  3. プッチーニ:菊
  4. コルンゴルト:間奏曲(弦楽四重奏第2番 変ホ長調 op.26より)
  5. クライスラー:スケルツォ(弦楽四重奏曲 イ短調より)
  6. バーバー:アダージョ(弦楽四重奏曲 ロ短調 op.111より)
  7. シューベルト:メヌエットとトリオ(弦楽四重奏曲 D.89-3より)
  8. ボロディン:スペイン風セレナータ(ベリャーエフの名前による四重奏曲)
  9. ショスタコーヴィチ:ポルカ(弦楽四重奏のための2つの小品より)
  10. ウェーベルン:弦楽四重奏のための緩楽章
  11. ホフシュテッター:
   アンダンテ・カンタービレ(セレナーデ)(弦楽四重奏曲 ヘ長調より)
  12. W.A.モーツァルト:プレスト(ディヴェルティメント ヘ長調 K.138)
  13. ルロイ・アンダーソン:プリンク・プランク・プランク!
アムリ・コエイトー
 (ヴァイオリン/グァダニーニ(1773))
ロイック・リョー
 (ヴァイオイン/グァダニーニ(1780))
ローラン・マルフェング
 (ヴィオラ/マリアーニ(1660))
フランソワ・キエフェル
 (チェロ/ゴフリラー"ex-Warburg"(1706))

 モディリアーニ弦楽四重奏団、最新盤は名曲による旅!

 録音:2018年4月、フラゲイ、スタジオ1(ベルギー)

 フランスの人気クヮルテット、モディリアーニ弦楽四重奏団、新メンバーでの録音第2弾の登場。「ポートレイツ」と題し、名曲から演奏機会の少ない美しい曲をプログラム。
 作曲家の国も様々で、魅力ある小品による旅のようなアルバムとなっています。

 =モディリアーニ弦楽四重奏団=
 2003年結成。ラ・フォル・ジュルネ音楽祭などでも来日を重ね、みずみずしい音楽と濃密なアンサンブルでファンを大いに増やしています。2016年、第一ヴァイオリンのベルナール・フィリップが肩および右上腕部の筋肉をいため、演奏家としてのキャリアをストップさせることを決断。
 フランス放送フィルハーモニー管弦楽団のコンサート・マスターを務めていた旧知の友人、アムリ・コエイトーを新メンバーに迎え、新たな活動もいよいよ深まってきたところ。2017 年にはベルリン・フィルハーモニーや、カーネギー・ホールでのデビューも果たしています。新メンバーでの録音は、シューマン作品集(MIR 346/ KKC 5854)に続く第2弾となります。

 
MIR 368
¥2700

1700年頃のロンドン〜パーセルとその周辺 Vol.1
ラ・レヴーズ
 ・ヘンリー・パーセル(1659-1695):ソナタ第3番 ニ短調 Z792、ソナタ第6番 ト短調 Z807
 ・ダニエル・パーセル(1664-1717):
   ソナタ第3番 ニ短調(2本のリコーダーのための)、
   ソナタ第6番 ト短調(ヴァイオリンのための)
 ・ゴッドフリー・フィンガー(1655/56-1730):
   グラウンド ニ短調(リコーダーのための)、
   組曲 ニ短調(リコーダーのための)、
  ヴィオラ・ダ・ガンバのためのソナタ第2番 ニ調
 ・ジョヴァンニ・バッティスタ・ドラーギ(1640-1708):トリオ・ソナタ ト短調
 ・ジョン・ブロウ(1649-1708):2つのリコーダーのためのグラウンド ト短調
 ・ウィリアム・クロフト(1678-1727):
   2本のリコーダーと2つのヴァイオリンのためのソナタ ヘ調

 17 世紀末、音楽の最先端都市だったロンドンの音楽

 録音:2017年10月、パリ

 バンジャマン・ペローとフロランス・ボルトンによって設立された古楽アンサンブル、ラ・レヴーズ。17-18世紀の音楽をメインのレパートリーとしています。
 今回のテーマは、17世紀末のロンドン。17世紀の終わり、ロンドンは夢と希望に満ちた都市でした。劇場やコンサートは毎晩満席、音楽出版も盛んに行われていました。このロンドンという都市の華やぎは、海外の音楽家たちのあこがれでした。器楽音楽においても非常に充実した作品が生み出されていました。
 ここでは、パーセルの作品や、イタリア出身で英国に招かれた鍵盤ヴィルトゥオーゾ奏者としても鳴らしたドラーギの作品、さらにはロンドンで(トリオ・)ソナタの形式を定着させたフィンガーと、その後継者であるダニエル・パーセルやウィリアム・クロフトらの作品など、当時のロンドンの最先端の音楽シーンでしのぎを削った作曲家たちの作品が並びます。

 
MIR 436
¥2700
今年のフォルジュルネ音楽祭に出演予定の
 ミュージシャンによるフランス風アコーディオン

  (1)ティボー・ペリーヌ:ミュゼット組曲(全5曲)
  (2)プロコフィエフ(ティボー・ペリーヌ編):ユダヤ主題による序曲
  (3)ガーシュウィン(ティボー・ペリーヌ編):パリのアメリカ人
  (4)ピアソラ(ティボー・ペリーヌ編):天使のミロンガ
  (5)リシャール・ガリアーノ:小フランス組曲(全5曲)
  (6)ギュス・ヴィズール(ティボー・ペリーヌ編):モントーバンの火
ル・パリ・デ・ブルッテル
 【フェリシアン・ブリュ(アコーディオン)、
  エルメス弦楽四重奏団、
  エドゥアール・マカレ(コントラバス)】

 今年のフォルジュルネ音楽祭に出演予定のミュージシャンによるフランス風アコーディオン

 録音:2018年9月/四季劇場(グラディニャン)/64'

 今年2019年のフォルジュルネ音楽祭に出演が予定されているフランスのアコーディオン奏者フェリシアン・ブリュとエルメス弦楽四重奏団。彼らの共演アルバムの登場です。

 1986年オーヴェルニュ生まれのブリュは、フランスのアコーディオン、ミュゼットの名手で、この楽器の機能と可能性を追求して新しい作品を世に出しています。
 ここではフランスの若手作曲家ティボー・ペリーヌによるオリジナル曲に加え、プロコフィエフ、ガーシュウィン、ピアソラ作品のアコーディオンと弦楽五重奏のための編曲が収められています。これはロシア、アメリカ、南米とそれぞれアコーディオンが形を変えて根付いた国の作品をとりあげているとのこと。

 ブリュのミュゼットはパリらしいエスプリにあふれ、ガーシュウィンも多彩な表現力に驚かされます。エルメス弦楽四重奏団の生気に満ちたバックアップも最高のアンサンブルを聴かせてくれます。




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PENTATONE



PTC 5186787
(SACD HYBRID)
¥2700→\2490
「ジェット・セット!
 今度は飛行機!クラシック音楽で巡る音楽の旅路
   音楽のの社交界」

 (1)カール・フリードリヒ・ツェルター(1758-1832):
   協奏曲 変ホ長調〜ヴィオラとオーケストラのための
    (I.8'09"+II.6'22"+III.9'02"=23'33")
 (2)カール・フリードリヒ・アーベル(1723-1787):
    交響曲 ハ長調 Op.14-1 WK25(I.4'22"+II.1'34"+III.2'35"=8'31")
 (3)ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(1756-1791):
  スザンナのアリア「恋人よ、早くここへ」〜歌劇「フィガロの結婚」よりK.492(3'18")
 (4)ヨハン・フリードリヒ・ライヒャルト(1752-1814):交響曲 ト長調(I.3'53"+II.3'14"+III.2'37"=9'44")
 (5)ステファン・ストーレース(1762-1796):
  アリア「国内平和」〜歌劇「ベオグラード包囲」より【サイモン・マーフィー編曲】(5'05")
 (6)ジョヴァンニ・パイジェッロ(1740-1816):
  アリア「もはや私の心には感じない」〜歌劇「水車小屋の娘」より(1'48")
 (7)アーベル:交響曲 変ホ長調 Op.14-2 WK26(I.5'09"+II.3'45"+III.5'10"=14'04")
   (2)(4)(5)(7)=世界初録音
   (3)(5)(6)グードルーン・シドニー・オットー(ソプラノ)、
   サイモン・マーフィー(指揮/(1)ヴィオラ)、
   新オランダ・アカデミー室内管弦楽団

 なんと軽やかで色彩豊かな音色!マーフィー率いる新オランダ・アカデミー室内管がおくる18 世紀クラシック音楽の旅路

 セッション録音:2017年5月/ゴシック・ホール、デン・ハーグ(オランダ)/DSD、マルチチャンネル、66' 09"、ディジパック仕様、輸入盤・日本語帯付

 SACD ハイブリッド盤。
 PENTATONE レーベルが力を注いで録音をしている新オランダ・アカデミー室内管弦楽団による演奏。

 毎回ユニークなコンセプトで聴き手を楽しませてくれていますが、当アルバムは「ジェット・セット!
 クラシック音楽の社交界」と題され、18世紀に活躍した作曲家によるにロンドン、パリ、ベルリン、ウィーン、サンクトペテルブルクにまつわる作品を収録しました。
 これらの音楽をまるで飛行機で旅をしているかのように構成しております。

 このうち、カール・フリードリヒ・アーベル作曲の交響曲2篇、他4作品が世界初録音であることも興味深いところです。

 前作「グランド・ツアー—バロック・ロード・トリップ」(PTC 5186668)に引き続き、ブックレットには実際に乗車している写真なども掲載しており、ユーモラスにしておしゃれなコンセプトです!

 1973年オーストラリア生まれのサイモン・マーフィーはオランダを拠点に活躍するヴィオラ奏者、指揮者。シドニー交響楽団にてハンス・フォンクに師事し、指揮者としての研鑽を積みました。
 1996年よりオランダにて古楽の指揮者、ヴィオラ奏者として本格的に活動を開始し、現在は2002年創立の新オランダ・アカデミー室内管弦楽団の音楽監督としての活動を中心に、ヨーロッパ内外での幅広い演奏活動を展開しております。
 当演奏でも見通しがよく色彩豊かな音楽を披露するマーフィーの統率力に脱帽です。当団のディスクは上記の他にグラーフ、ザッパの交響曲(PTC 5186365)、コレッリの合奏協奏曲集(PTC 5186031)などをリリースしております。

 
プロモーション映像→ Mkm0G3sWnEU

 美女を連れて世界旅行に行ってるというイメージみたいです。




こちらも楽しい第1弾
「車で旅するバロック音楽の世界」
PTC 5186668
(SACD HYBRID)
\2700→\2490
グランド・ツアー — バロック・ロード・トリップ
 (1)ヘンデル(1685-1759):
  オペラ「アルチーナ」より「帰ってきて、喜ばせて」(4’49”)
 (2)-(5)テレマン(1681-1767):
  ヴィオラ、弦楽と通奏低音のための協奏曲 ト長調
  (I.3’18”+II.2’57”+III.3’48”+IV.3’30” = 13’33”)
 (6)-(8)ヴィヴァルディ(1678-1741):
  リュート、弦楽と通奏低音のための協奏曲 ニ長調
  (I.3’18”+II.4’44”+III.2’11”= 10’13”)
 (9)-(11)J.S.バッハ(1685-1750):
  ブランデンブルク協奏曲第6番 変ロ長調 BWV1051
  (I.7’34”+II.5’09”+III.7’01”= 19’44”)
 (12)-(15)ヴァッセナール(1692-1766)(伝ペルゴレージ):
  弦楽合奏曲集「コンチェルト・アルモニコ第1番」
  (I.1’49”+II.3’23”+III.4’38”+IV.2’34” = 12’24”)
 (16)-(18)ヴィヴァルディ:
  フルート、弦楽と通奏低音のための協奏曲 ハ長調 RV 443
  (I.4’03”+II.4’13”+III.3’03”= 11’19”)
 (19)ヘンデル:オペラ「アレッサンドロ」より
  「なにかしらまた分からない」(6’21”)
(1)(19)
 ミルシニ・マルガリティ(ソプラノ)
(6)-(8)
 カール・ニューリーン(リュート)
(9)-(11)
 アンネグレート・メデル(ヴィオラ)
(16)-(18)
 エリザベス・シャンポリン(リコーダー)
(12)-(15)
 レイチェル・ビーズリー(ヴァイオリン)
 朝吹園子(ヴァイオリン)
 アレクサンドラ・レンスカ(チェロ)
サイモン・マーフィー
 (指揮/(2)-(5)(9)-(11)ヴィオラ)
新オランダ・アカデミー室内管弦楽団

 なんと色彩豊かな音色!マーフィー率いる新オランダ・アカデミー室内管がおくる「車で旅するバロック音楽の世界」!

 セッション録音:2016年3月、10月/ゴシック・ホール、デン・ハーグ(オランダ)/DSD、5.0 Surround sound、マルチチャンネル、78’39”

 SACDハイブリッド盤。

 PENTATONEレーベルが力を注いで録音をしている新オランダ・アカデミー室内管弦楽団による演奏。“グランド・ツアー—バロック・ロード・トリップ” と題された当ディスクはJ.S. バッハ、ヴィヴァルディ、ヘンデル、テレマンといったバロック時代の音楽を演奏者が車で旅して演奏しているように構成しております。
 ブックレットには実際に乗車している写真なども掲載しており、ユーモラスにしておしゃれなコンセプトです!

(プロモーション・ビデオのリンク→ https://youtu.be/TJ0iegIH9no

 1973 年オーストラリア生まれのサイモン・マーフィーはオランダを拠点に活躍するヴィオラ奏者、指揮者。シドニー交響楽団にてハンス・フォンクに師事し、指揮者としての研鑽を積みました。1996 年よりオランダにて古楽の指揮者、ヴィオラ奏者として本格的に活動を開始し、現在は2002 年創立の新オランダ・アカデミー室内管弦楽団の音楽監督としての活動を中心に、ヨーロッパ内外での幅広い演奏活動を展開しております。

 当演奏でも見通しがよく色彩豊かな音楽を披露するマーフィーの統率力に脱帽です。当団のディスクはPENTATONE レーベルからグラーフ、ザッパの交響曲(PTC 5186365)、コレッリの合奏協奏曲集(PTC 5186031)などをリリースしております。

    

 




SUPRAPHON



SU 4259
(2CD)
¥3600
ヴィクトル・カラビス(1923-2006):ピアノ作品全集
 CD 1
  (1)ピアノ・ソナタ第1番 Op.2(1947)
  (2)ピアノ・ソナタ第2番 Op.4(1948)
  (3)ピアノ・ソナタ第3番 Op.57(1982)
 CD 2
  (4)アクサン Op.26(1967)
  (5)エントラータ、アリアとトッカータ〜
   ピアノフォルテのため Op.41(1975)
  (6)3つのポルカ〜ピアノのための Op.52(1979)
  (7)4つのエニグマ〜グラハムのための Op.71(1989)
  (8)2つのトッカータ Op.88(1999)
  (9)アレグロ・インペトゥオーソ〜ピアノフォルテのための Op.89(1999)
イヴォ・カハーネク(ピアノ)
 色彩と音響に対する輝くばかりの感性、現代チェコを代表するカラビスのピアノ作品全集

 セッション録音:2016年4月15日&2016年6月18日/マルティヌー・ホール、2017年12月2日、
  2018年4月4&6日、2018年6月4&6日/プラハ芸術アカデミー内コンサートホール/2h04'30"

 スプラフォン・レーベルが力を注いで録音を進めている現代チェコを代表する作曲家の一人ヴィクトル・カラビス(1923-2006)の作品集。前作のソナタ3 篇(チェロ・ソナタ、クラリネット・ソナタ、ヴァイオリン・ソナタ)(SU 4210)に続いてピアノ作品全集が登場。前作のソナタ3 篇同様、イヴォ・カハーネクがピアノをつとめます。

 カラビスは1945年から48年までプラハ音楽院でフロビルに、52年に音楽アカデミーでジートキー師事した作曲家で、新古典的様式の管弦楽、室内楽曲、ピアノ曲を残しました。ピアノ作品は3つのソナタと小品集をプラハ音楽院在学時より晩年まで作曲。色彩と音響に対する輝くばかりの感性に満ちたカラビスの作品は、強烈な表現と無駄のない楽想が特徴です。なお、カラビスの妻はチェンバロ奏者のズザナ・ルージチコヴァー(1927-2017)です。カラビスの作品に強い感銘を受けたカハーネクが思いを込めて演奏します。





<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>

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キング・インターナショナル


NHK レジェンド・シリーズ 4



KKC 2174
¥2500→\2290
ロックのようなルーセルの交響曲第3番
 (1)ドビュッシー:交響詩「海」
 (2)フォーレ:組曲「ペレアスとメリザンド」
 (3)ルーセル:交響曲第3番ト短調Op.42
シャルル・ミュンシュ(指揮)
フランス国立放送管弦楽団
 
 初出! ミュンシュの「爆演」をまさに実感、ロックのようなルーセルの交響曲第3番

 録音:1966年10月8日(1)(モノラル)、10月20日(2)(3)(ステレオ)/東京文化会館(ライヴ)/MONO、STEREO、日本語帯・解説付

 巨匠シャルル・ミュンシュは生涯に3度来日しましたが、その最後にして唯一フランスのオーケストラと共演した1966年10月の東京公演が、NHKによりステレオで録音され、その音源が残っていました。
 曲は彼が得意とした3篇ですが、東京公演の演奏にふれられるのは、思いがけないニュースと申せましょう。

 変幻自在なドビュッシー、フランス的な典雅さに満ちたフォーレも絶品ですが、驚くべきは今年が生誕150年のルーセルの交響曲第3番。物凄いエネルギーと力に満ちた、まさに爆演。終楽章など、しばしばミュンシュの咆哮が聞こえ、オーケストラも異常に白熱します。まるでロックのような交響曲で、この場にいたら、さぞや興奮したであろう一端を味わえます。
  
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KKC 2175
¥2500→\2290
終演後の観客の熱狂ぶりが伝わるサヴァリッシュの「ブル7」
 ブルックナー:交響曲第7番ホ長調
ヴァルフガング・サヴァリッシュ(指揮)
ウィーン交響楽団

 録音:1967年11月4日/東京厚生年金会館(ライヴ)/STEREO、日本語帯・解説付

 ヴォルフガング・サヴァリッシュといえばNHK 交響楽団との関係で有名ですが、1967年のウィーン交響楽団初来日時の指揮者でもありました。彼らの東京公演が、NHKによりステレオで録音され残っていました。

 曲はなんとブルックナーの交響曲第7番。定評あるサヴァリッシュのブルックナーですが、7 番は他になかったと思われます。これがたいへんな名演で、端正ながら大きく盛り上がり感動的。
 終演後、感極まった観客から歓声があがるのも納得できます。
 ブルックナーが1967年にすでに日本の聴衆を熱狂させていた事実も感じることができます。
 



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MARSTON



57001-2
(7CD 4枚価格)
¥10000→\9490
お早めに・・・

完全に謎に包まれていたピアニスト
 「シドニー・フォスター〜アメリカの名手再発見」
  来日時の録音も収録!
シドニー・フォスター(ピアノ)
 (CD1)
  チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番 変ロ短調 Op23-1
    モーリス・アブラヴァネル(指揮)ユタ交響楽団
    録音:1966年1月15日 ユタ州 レイクシティ
    (ステレオ ただし録音テープの傷みのため第1楽章の14分過ぎから18分前辺りまでモノラル)
  ベートーヴェン:ピアノ協奏曲 ハ短調 Op.37
    ジョン・バルビローリ(指揮)ニューヨーク・フィルハーモニー交響楽団
    1941年3月23日 ニューヨーク州ニューヨークシティ(ラジオのアナウンス付き)
  バッハ(リスト編):幻想曲とフーガ ト短調 BWV542
    1955年3月29日 インディアナ州ボルチモア
  メンデルスゾーン:無言歌 Op.62-1 「五月のそよ風」
    1965年10月10日 インディアナ州ブルーミントン

 (CD2)
  メンデルスゾーン:幻想曲 嬰へ短調 Op.28
  シューマン:謝肉祭 Op.9
  ショパン:ピアノ・ソナタ第2番 変ロ短調 Op.35
  リスト:慰め S.172 第3番,ヴェネツィアとナポリ S.162—タランテラ
  スクリャービン:左手のための前奏曲 Op.9-1
  ウェーバー:ピアノ・ソナタ第1番 ハ長調 Op.24—第4楽章 常動曲
  シューマン:ロマンツェ 嬰ヘ長調 Op.28-2
    1954年5月3日 インディアナ州ブルーミントン


 (CD3)
  モーツァルト:ピアノ・ソナタ第5番 ト長調 K.283
    1973年11月26日 インディアナ州ブルーミントン
  ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第21番 ハ長調 Op.53 「ワルトシュタイン」
    1971年11月13日 インディアナ州ブルーミントン
  ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第31番 変イ長調 Op.110
    1966年10月30日 インディアナ州ブルーミントン
  リスト:ピアノ・ソナタ ロ短調 S.178
    1968年2月8日 インディアナ州ブルーミントン(ステレオ)


 (CD4)
  シューマン:蝶々 Op.2
    1968年6月30日 インディアナ州ブルーミントン(かすかなステレオ)
  シューマン:ピアノ協奏曲 イ短調 Op.54
    奥田道昭(指揮)日本フィルハーモニー交響楽団
    1962年5月3日 東京(ステレオ)
  ブラームス:ピアノ・ソナタ第3番 ヘ短調 Op.5
    1970年2月19日 インディアナ州ブルーミントン(ステレオ)
  グリーグ:夜想曲 ハ長調 Op.54-4
    1973年11月26日 インディアナ州ブルーミントン(かすかなステレオ)


 (CD5)
  フランク:前奏曲、コラールとフーガ
  ショパン:
   幻想曲 ヘ短調 Op.49,練習曲 嬰ハ短調 Op.10-4,練習曲 変ト長調 Op.10-5 「黒鍵」,
   練習曲 変ホ短調 Op.10-6,練習曲 ヘ長調 Op.10-8
    1952年4月27日 インディアナ州ブルーミントン
  ショパン:ピアノ・ソナタ第3番 ロ短調 Op.58
    1970年2月19日 インディアナ州ブルーミントン(ステレオ)
  ショパン:バラード ヘ短調 Op.52
    1969年7月1日 インディアナ州ブルーミントン(ステレオ)
  ショパン(フォスター編):ワルツ 変ニ長調 Op.64-1 「小犬のワルツ」
    1975年1月19日 インディアナ州ブルーミントン(不明瞭なステレオ)
  モシュコフスキー:ギター Op.45-2
    1968年6月30日 インディアナ州ブルーミントン(ステレオ)


 (CD6)
  ラフマニノフ:ピアノ・ソナタ第2番 変ロ短調 Op.36
    1974年11月3日 ペンシルベニア州フィラデルフィア(ステレオ)
  スクリャービン:
   練習曲 変ニ長調 Op.42-1,練習曲 嬰ヘ短調 Op.42-2,
   練習曲 嬰ヘ長調 Op.42-4,練習曲 嬰ハ短調 Op.42-5
    1974年2月2日 ニュージャージー州グラスボロ(ステレオ)
  スクリャービン:ピアノ・ソナタ第9番 Op.68 「黒ミサ」
    1968年2月8日 インディアナ州ブルーミントン
  バルトーク:「子供のために」第4巻—葬送歌
    1964年7月8日 インディアナ州ブルーミントン
  プロコフィエフ:
   ピアノ・ソナタ第9番 ハ長調 Op.103,
   束の間の幻影 Op.22〜第1,3,10,11,14,15,8,18曲,ガヴォット Op.32-3
    1961年10月2日 インディアナ州ブルーミントン
  パデレフスキ:幻想的クラコヴィアク Op.14-6
    1968年2月8日 インディアナ州ブルーミントン
  フンメル:ロンド 変ホ長調 Op.11
    1952年4月27日 インディアナ州ブルーミントン


 (CD7)
  バッハ(リスト編):前奏曲とフーガ イ短調 BWV.543
    1957年5月19日 インディアナ州ブルーミントン
  モーツァルト:デュポールのメヌエットによる9つの変奏曲 ニ長調 K.573
    1952年4月27日 インディアナ州ブルーミントン
  ブラームス:4つのバラード Op.10
    1955年3月29日 インディアナ州ブルーミントン
  ドビュッシー:前奏曲集第2巻〜月の光がふりそそぐテラス,前奏曲集第1巻〜野を渡る風
  デロ・ジョイオ:ピアノ・ソナタ第3番 ト長調
    1952年4月27日 インディアナ州ブルーミントン
  バルトーク:ピアノ協奏曲第3番
    アーロン・コープランド(指揮)ボストン交響楽団
    1965年4月9−10日 マサチューセッツ州ボストン(ステレオ)


 幻中の幻の名ピアニスト、シドニー・フォスター録音集成!何と来日時の日本フィル共演のシューマン:協奏曲やコープランド指揮のバルトーク:協奏曲も収録!

 録音:1941〜1975年ADD 559分

 mastonが世界中のピアノ・マニアを狂喜させる7CDセットを発売。商業録音がほとんどない幻中の幻の名ピアニスト、シドニー・フォスター(1917—1977)の1941年から1975年までの主としてライヴ録音を集めている。

 シドニー・フォスターは1917年、米国、サウスカロライナ州のフローレンスの生まれ。10歳で、伝説的ピアニスト、ヨーゼフ・ホフマンが院長を務めるカーティス音楽院に入学。卒業後は1970年代半ばまで精力的に活動し名声を築き上げた。
 日本にも1962年に訪問して絶賛された。高い実力を誇りながら、フォスターは商業録音に関心を示さず、残されたのはモーツァルトのピアノ協奏曲とクレメンティのソナタが少々。そのため今日ではマニアしか知らないピアニストになってしまった。

 そんなフォスターのライヴ録音をmarstonがCD7枚にまとめ上げた。
 大半は彼が住んでいたインディアナ州ブルーミントンでの録音。録音状態はマチマチながら、これまでほぼ完全に謎に包まれていたピアニストの芸術がこれだけ一気に明らかにされることに興奮を覚える。
 また作曲家アーロン・コープランドがボストン交響楽団を指揮したバルトークのピアノ協奏曲第3番という、伴奏の点でも目を引く録音もある。1962年来日時のシューマンのピアノ協奏曲も収録されている。
 これを含め一部はステレオ録音、ただしものによってはほとんど左右に広がらないかろうじてステレオのものも含まれるのでご注意を。
  

<LP>


ALTUS(LP)


PHLP 019/24
(6LP)
¥29800+税
ギュンター・ヴァント/北ドイツ放送交響楽団
 ブルックナー:交響曲選集 ハンブルク・ライヴ 第2集(1985〜1996)
ギュンター・ヴァント(指揮)
北ドイツ放送交響楽団
  ブルックナー:
   (1)交響曲第3番 ニ短調(ノヴァーク第3稿/1889年)
     ([LP1]A面:第1楽章、B面:第2楽章、[LP2]A面:第3楽章、B面:第4楽章)
   (2)交響曲第4番 変ホ長調『ロマンティック』(1787/80年原典版)
     ([LP3]A面:第1楽章、B面:第2楽章、[LP4]A面:第3楽章、B面:第4楽章)
   (3)交響曲第5番 変ロ長調(原典版)
     ([LP5]A面:第1楽章、B面:第2楽章、[LP6]A面:第3楽章、B面:第4楽章)

 ブルックナーの極北。ヴァント・北ドイツ放響の最終回答がここに。絶頂期に手兵と残した究極のライヴが極上の音質で初LP化。

 録音:(1)1985年12月23日/ハンブルク、ムジークハレ、(2)1996年10月11〜13日/ハンブルク、ムジークハレ、(3)1995年10月8〜10日/ハンブルク、ムジークハレ(すべてNDRによるライヴ録音)
 ステレオ、国内プレス、完全限定生産盤、日本語帯・解説付

 絶頂期のギュンター・ヴァントが手兵・北ドイツ放送交響楽団と演奏した、1985年から1996年にかけてのブルックナー交響曲ライヴを極上の音質で初LP化。
 第7・8・9番を収録した第1集(PHLP-013/8)に続く第2弾です。Profil レーベルよりライセンスを受け、LP用のリマスタリングを施しアナログ・マスター・テープを作成した上で製品化しています。
 巨匠ヴァントの意志を完璧に汲み、無駄をそぎ落とし細部の細部まで緊張感をみなぎらせ、かつ自然な流れにして弛緩することのない、究極に偉大なブルックナー演奏です。ベルリン・フィルでもミュンヘン・フィルでも味わえない集中度に驚愕。これぞヴァントの真髄、全人類必携のアナログ・ディスクです。

 あるオーケストラが《完璧さ》を目ざしているというと、そのオーケストラの演奏は《冷たい》とか《平凡》だなどと考えがちです。あるいは《情熱的で》《あたたかみがある》などというと、すぐにその演奏は不正確なだらしのないものだと考えがちですが、こういう考えは慎まねばならないと思います。《完璧さ》と《情熱的な力》は結合されねばなりません。(ギュンター・ヴァント)















1/22(火)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜

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HYPERION



CDA 68240
¥2400→\2190
ロマンティック・ピアノ・コンチェルト・シリーズ Vol.78 〜
 クララ・シューマン:ピアノ協奏曲

  クララ・シューマン:ピアノ協奏曲イ短調 Op.7
  フェルディナント・ヒラー:演奏会用小品 Op.113
  アンリ・エルツ:演奏会用ロンド Op.27
  フリードリヒ・カルクブレンナー:夢 Op.113
ハワード・シェリー(ピアノ&指揮)
タスマニア交響楽団

 ロマンティック・ピアノ・コンチェルト第78巻!生誕200周年! クララ・シューマンのピアノ協奏曲!

 ☆名匠ハワード・シェリーによるRPCシリーズ最新作!
 ☆生誕200周年記念のクララ・シューマンと、シューマン夫妻と縁の深い3人の作品をカップリング!

 ロマン派の知られざるピアノ協奏曲の発掘、蘇演を行うハイペリオンの人気シリーズ、「ロマンティック・ピアノ・コンチェルト・シリーズ(RPCS)」。
 第78集は、2019年に生誕200周年を迎える偉大な女流作曲家、クララ・シューマンのピアノ協奏曲が登場! 1833年、当時既に若き天才ピアニストとして名を馳せていたクララ・ヴィークが、14歳になる年で書き始めたピアノ協奏曲イ短調。
 そして、クララやロベルト・シューマンと関係の深かった3人の作曲家、ヒラー、エルツ、カルクブレンナーの「ピアノと管弦楽のための作品」もカップリング。
 RPCシリーズ常連の名匠ハワード・シェリーとタスマニア交響楽団は、同シリーズでヒラー、エルツ、カルクブレンナーのピアノ協奏曲集もすべて担当しており、熟練の技術と解釈も万全です。

 ※録音:2018年5月1日−4日、フェデレーション・コンサート・ホール(ホバート、オーストラリア)



 


CDA 68254
(2CD/特別価格)
¥2400→\2190
エルガーの「カラクタクス」!
 エルガー:カラクタクス Op.35
マーティン・ブラビンズ(指揮)
オペラ・ノース管弦楽団
ハダースフィールド合唱協会
エリザベス・ルウェリン(ソプラノ)
エルガン・スィール・トマス(テノール)
ローランド・ウッド(バリトン)
クリストファー・パーヴェス(バス)
アラステア・マイルズ(バス)

 マーティン・ブラビンズの英国音楽!エルガーの「カラクタクス」!

 ☆ウォルトンやエルガー、ヴォーン・ウィリアムズなど近代英国音楽で定評のあるマーティン・ブラビンズ!
 ☆名声を高めていった1890年代のエルガーが書いた大規模合唱作品、「カラクタクス」を録音!

 2003年から2016年まで名古屋フィルの常任指揮者を務め、2016年からはイングリッシュ・ナショナル・オペラの音楽監督という大役を任されているマーティン・ブラビンズ。
 ウォルトンやエルガー、ヴォーン・ウィリアムズ、ティペットらの録音で高い評価を得てきたブラビンズの英国音楽最新作は、「エニグマ変奏曲」の直前に書かれた合唱と管弦楽のための作品「カラクタクス」が登場。

 「カラクタクス」は、「黒騎士」(1893)、「生命の光」(1896)、「オラフ王」(1896)、「聖ジョージの旗」(1897)など、大規模な合唱作品を発表し名声を高めていった1890年代のエルガーによる最後の合唱作品。オペラハウスとコンサートホールの両面で活躍するオペラ・ノース管弦楽団と、同じウェスト・ヨークシャー州のハダースフィールド合唱協会(マーティン・ブラビンズとは、ブライアンの交響曲第1番〔CDA67971〕でも共演)、そしてエリザベス・ルウェリン、クリストファー・パーヴェスらの名歌手たちを見事にまとめ上げ、エルガーの揺るぎない価値と栄光を表現しています。

 ※録音:2018年4月11日−13日、ハダースフィールド・タウン・ホール(イギリス)



 


CDA 68255
¥2400
ジョン・タヴナー:合唱作品集
 神はわれらとともに/神の御母への賛歌/
 愛はようこそといった/
 ゼイ・アー・オール・ゴーン・イントゥ・ザ・ワールド・オブ・ライト/
 受胎告知/眠っていた者のように/アテネのための歌/
 子羊/主の祈り/天使/「神殿の幕」より5つの頌歌
ウィンチェスター大聖堂聖歌隊
アンドルー・ラムスデン(指揮)

 ウィンチェスター大聖堂聖歌隊!ジョン・タヴナーの宗教合唱作品集!

 ☆英国を代表する大聖堂聖歌隊の1つ、ウィンチェスター大聖堂聖歌隊。
 ☆現代の神秘主義を代表する作曲家、ジョン・タヴナーの合唱作品集!

 名匠デイヴィッド・ヒルが磨き上げた、英国を代表する大聖堂聖歌隊の1つ、ウィンチェスター大聖堂聖歌隊。2002年からオルガニスト&音楽監督を務めるアンドルー・ラムスデンとの新録音は、現代の神秘主義を代表する作曲家、ジョン・タヴナー(1944−2013)の合唱作品集!

 ケンブリッジ・セント・ジョンズ・カレッジ、サウスワーク大聖堂、ウェストミンスター寺院などでオルガンと宗教合唱の腕を磨き、ウェインフリート・シンガーズの指揮者としてもフロリレジウム、ロンドン・モーツァルト・プレイヤーズ、ボーンマス交響楽団などと定期的に活動しているアンドルー・ラムスデン。少年聖歌隊、少女聖歌隊、男声のレイ・クラークスを曲によって組み合わせ、ジョン・タヴナーが残した美しき宗教合唱を歌います。

 ※録音:2018年2月5日−6日&26日−27日、ウィンチェスター大聖堂







LYRITA


SRCD.378
(CD-R)
¥2500
ミリアム・ハイド:歌曲集
 夢の国/私の悲しみがかき乱す/4月の木/
 音楽/雨上がりの韻/子守歌/ヒマラヤスギ/
 中世ラテンの3つの詩
  〔私の心に火をつける、このバラを持って、美の祭壇で〕/
 バラの庭で/コンスタント・プール/風の中の葉/
 夕暮れの考え/冬の柳の音楽/海の幻想/川の夕暮れ/
 たそがれの浜辺/秋の歌/アカシアの花が咲いたとき/
 川と丘/ツバキ/祝祭の花/6月下旬/
 9月のクスノキ/ヨークシャーの風景
シャーロット・ド・ロスチャイルド(ソプラノ)
エイドリアン・ファーマー(ピアノ)

 シャーロット・ド・ロスチャイルド新録音、ミリアム・ハイドの歌曲集

 ☆シャーロット・ド・ロスチャイルドの、知られざる歌曲発見の旅。
 ☆第3弾は、オーストラリアの女流コンポーザー=ピアニスト、ミリアム・ハイド!

 世界中にその歌声を響かせるソプラノ歌手であり、イギリスの歴史ある名門ロスチャイルド家の長女でもあるシャーロット・ド・ロスチャイルド。ザルツブルク音楽学校、英国王立音楽大学、同大学院を卒業し、音楽の才を発揮。
 18ヶ国語の歌をレパートリーとするなど、世界各地で音楽活動を行っています。

 Nimbus Recordsの代表兼アーティスティック・ディレクターも務めるエイドリアン・ファーマーがピアノ伴奏を務め、シャーロット・ド・ロスチャイルドとともに知られざる歌曲を録音してゆく発見の旅。
 ノーマン・ピーターキン(SRCD.362)、シリル・スコット(SRCD.365)に続く第3弾は、オーストラリアの女流コンポーザー=ピアニスト、ミリアム・ハイド(1913−2005)の歌曲集。

 オーストラリアのアデレードに生まれたミリアム・ハイドは、アデレード大学の音楽院とロンドン王立音楽カレッジで学び、優れたコンポーザー=ピアニスト、教育者、詩人として活躍。
 20世紀初頭の牧歌的なスタイルを中心に、印象派とポスト・ロマン派を効果的に取り入れ、管弦楽、ピアノ協奏曲、ピアノ独奏曲、歌曲などの作品を残し、現在では学習者向けのピアノ作品が比較的知られています。
 この歌曲集でも、自然や風景を詩的に描写した親しみやすい歌を多数収録。これまで見過ごされてきたミリアム・ハイドの魅力的な歌曲を、シャーロット・ロスチャイルドとエイドリアン・ファーマーが新たに呼び起こします。

 ※録音:2018年5月31日−6月2日、ワイアストン・レイズ(モンマス、イギリス)
 ※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。



 


SRCD.368
(CD-R)
¥2500
シャーウッド&パリー:2台ピアノのための音楽
 パーシー・シャーウッド:2台ピアノのための組曲
  (世界初録音)
 ヒューバート・パリー:大二重奏曲 ホ短調
 シャーウッド:2台ピアノのためのソナタ(世界初録音)
パルナッシアス・ピアノ・デュオ
 〔サイモン・キャラハン(ピアノ)、
  竹ノ内博明(ピアノ)〕

 サイモン・キャラハン&竹ノ内博明!シャーウッドの2台ピアノ作品世界初録音!

 数々の知られざるピアノ作品を発掘してきたピアニスト、サイモン・キャラハンと竹ノ内博明。英国王立音楽カレッジで、晩年のヨンティー・ソロモンに学んだ二人が結成したパルナッシアス・ピアノ・デュオの新録音が、イギリスのLyritaから登場。
 これまでパリー、メトネル、シャーウッド、スタンデイル・ベネットなどの希少なピアノ・デュオ・レパートリーに取り組み、2017年にはラフマニノフの交響曲第2番を自ら編曲した2台ピアノ版で演奏しています(2019年に楽譜も出版予定)。
 今回世界初録音となるパーシー・シャーウッドの2つの作品は生前には出版されておらず、オックスフォード大学ボドリアン図書館に所蔵されていたマニュスクリプトから竹ノ内博明が準備・編集し録音されています。

 ※録音:2018年1月10日−12日、ワイアストン・レイズ(モンマス、イギリス)
 ※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。




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NIMBUS

NI 5972
(CD-R)
¥2400→\2190
ラファエル・ウォルフィッシュ(チェロ)
 ブラームス:チェロ・ソナタ集
  チェロ・ソナタ第2番ヘ長調 Op.99
  ソナタ断章(スケルツォ)
  チェロ・ソナタ第1番ホ短調 Op.38
ラファエル・ウォルフィッシュ(チェロ)
ジョン・ヨーク(ピアノ)

 ニンバス(Nimbus)が誇るいぶし銀の名コンビ、ラファエル・ウォルフィッシュとジョン・ヨークのブラームス・プロジェクトがスタート!
 2巻にわたり、チェロ・ソナタ、クラリネット・ソナタ(ヴィオラ・ソナタ)、ヴァイオリン・ソナタ第1番を取り上げる予定となっています。

 第1弾は名作中の名作、2曲のチェロソナタとソナタ断章(スケルツォ)のカップリング。絶妙のコンビネーションと安定感を感じさせる堂に入った演奏は、長年にわたってコンビを組んできた名手たちの熟練のなせる業と言えるでしょう。

 ※録音:2017年9月28日−29日、ワイアストン・レイズ(モンマス、イギリス)
 ※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルの盤となります。


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NIMBUS ALLIANCE



NI 6375
(CD-R)
¥2400→\2190
20世紀フランスのフルート協奏曲集
 フランセ:フルートと弦楽のための即興曲
 リヴィエ:フルートと弦楽のための協奏曲
 ダマーズ:フルートと弦楽のためのセレナード Op.36
 イベール:フルートとオーケストラのための協奏曲
ランサム・ウィルソン(フルート)
ペリー・ソウ(指揮)
BBCコンサート・オーケストラ
 
 ノースカロライナ芸術大学、ジュリアード音楽院を経て、パリでジャン=ピエール・ランパルに師事し、現在はソリスト、カリフォルニアのレッドランズ交響楽団の音楽監督として活躍する名フルーティスト、ランサム・ウィルソンのフレンチ・プログラム。
 イベールを筆頭とするフルートのための重要なフレンチ・レパートリーの数々を、ランサムがベテランならではの円熟の演奏で聴かせてくれます。
 また、モーツァルトの「魔笛」で王立デンマーク歌劇場へのデビューを果たしした新鋭、ペリー・ソウの指揮にも要注目です。

 ※録音:2017年6月12日−14日、ワトフォード・コロッセウム(イギリス)
 ※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。

 

NI 6379
(CD-R)
¥2400
リチャード・ブラックフォード、
 「アジア」をテーマとした作品集。

  ブラックフォード:
   弦楽四重奏のための《7つの北斎の小品》
   メゾ・ソプラノ、クラリネットと弦楽四重奏のための
    《5つのナイドゥの歌》
   グラニー・チャンの龍の歌
ソレム・クヮルテット
ロザンナ・クーパー(メゾ・ソプラノ)
デイヴィッド・キャンベル(クラリネット)
フィンチリー・チルドレン・ミュージック・グループ
ロナルド・コープ(ピアノ)
アレックス・ウェルズ(ピアノ)
リチャード・ブラックフォード(指揮)

 「グレート・アニマル・オーケストラ」やサン=サーンスの「動物の謝肉祭」の新編曲などの意欲作を続々と世に送り出しているイギリスの作曲家、リチャード・ブラックフォードの最新作は「アジア」をテーマとした作品集。
 「7つの北斎の小品」はその名の通り、ドビュッシーをも魅了した葛飾北斎の浮世絵からインスピレーションを得て書かれた7曲からなる弦楽四重奏のための作品です。

 ※録音:1981年、2017年、2018年
 ※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。

 
NI 6376
(CD-R)
¥2400
スメタナ、ドヴォルザーク、ヤナーチェク:弦楽四重奏曲集
 スメタナ:弦楽四重奏曲第2番ニ短調
 ドヴォルザーク:弦楽四重奏曲第10番変ホ長調 Op.51
 ヤナーチェク:弦楽四重奏曲第2番《内緒の手紙》
ウィハン弦楽四重奏団

 1985年に結成され、1991年のロンドン国際弦楽四重奏コンクールで第1位を受賞。幅広いレパートリーに定評があるチェコの実力派クヮルテット、ウィハン弦楽四重奏団。
 1995年の初来日以来、度々来日公演を重ね日本でも人気を誇るウィハン弦楽四重奏団による新たなチェコ・プログラム。
 ドヴォルザーク、スーク、ヤナーチェクを収録した前作(NI 6322)に引き続き、スメタナ、ドヴォルザーク、ヤナーチェクの濃密なるチェコ・サウンドを繰り広げます。

 ※録音:2018年4月&6月、プラハ
 ※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。

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NI 6377
(CD-R)
¥2400→\2190
ウラディーミル・フェルツマン(ピアノ)
 忘れられたロシア人たち
ウラディーミル・フェルツマン(ピアノ)

 スタンチンスキー:リディア旋法による前奏曲、4つのスケッチ Op.1/
 フェインベルク:子守歌/
 オブホフ:4つの小品/
 ルリエー:大気のかたち/
 ロースラヴェツ:5つの前奏曲/
 モソロフ:2つの夜想曲 Op.15、2つの舞曲 Op.23b/
 プロトポポフ:ソナタ第2番 Op.5/
 ルリエー:フェニックス・パーク・ノクターン


 孤高の天才ピアニスト、フェルツマン。新録音はロシアの秘曲集!
 11歳という若さでモスクワ・フィルとの共演、衝撃的なデビューを果たし、モスクワ音楽院では名教師ヤコフ・フリエールに師事。8年間に渡る演奏活動の禁止という苦難の時期を乗り越え、亡命先の新天地アメリカで世界的ピアニストとしての地位を確立したウラディミール・フェルツマン。

 近年、ニンバス(Nimbus)を活躍の舞台として、バッハ、ベートーヴェン、シューマン、シューベルトなど幅広いレコーディングに取り組んできたフェルツマンが祖国ロシアの音楽に回帰!
 フェルツマンが取り上げているのは、1882年から1900年にかけて生まれた7人のロシア人作曲家たち 〜 ロシアに留まったロースラヴェツ、フェインベルク、スタチンスキー、プロトポポフ、モソロフの「5人」、1917年のロシア革命後にフランスへと渡ったオブホフとルリエーの「2人」〜 がそれぞれの環境下で書き上げたピアノ作品の数々。
 革命後のロシア、フランスで活動した作曲家たちの歴史に埋もれた秀作を、フェルツマンのピアニズムが紐解きます。

 ※録音:2018年4月、ワイアストン・レイズ(モンマス、イギリス)
 ※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。

 

NI 6378
(CD-R)
¥2400
ザクロの木(編曲:コスモス・アンサンブル)
 ギリシャ民謡:アイズ・ライク・ユアーズ/
 アンステー:バーニング・ストーンズ/
 アル・モウソリ:ナツメヤシ/ロシア民謡:黒い瞳/
 ルーマニア民謡:ジャンパラレ・ア・ラ・コスモス/
 パガニーニ:コサニーニ/アル・マスリー:ランマ・バダ/
 ヴォーン・ウィリアムズ:揚げひばり/ベイ:ロンガ/
 ペテルスブルスキ:ポーランドのタンゴ/
 伝承曲:ウクライナ舞曲/ピアソラ:リベルクレツァンゴ
コスモス・アンサンブル
 〔ハリエット・マッケンジー
   (ヴァイオリン)、
  メグ・ハミルトン(ヴィオラ)、
  ミロシュ・ミリヴォイェヴィチ
   (アコーディオン)、
  シャーリー・スマート(チェロ)、
  ヴァシリス・サリキス(打楽器)〕

 ニンバス(Nimbus)がプッシュしているイギリスの若手女流ヴァオリニスト、ハリエット・マッケンジーが率いるクロスオーヴァー系アンサンブル、コスモス・アンサンブルが繰り広げる越境系プログラム!

 クラシック、ジャズ、ジプシー・ヴァイオリン、クレズマー音楽、アラブとトルコの即興、熱狂のタンゴ、ギリシャの旋律、さらにはパガニーニやヴォーン・ウィリアムズの作品のアレンジなど、様々な作風、音楽が時代やジャンルを超越して1つのプログラムに!越境系プログラムがお好きな方に特にオススメしたいタイトルです

 ※録音:2011年1月&3月、ポットン・ホール(イギリス)
 ※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。





SIGNUM CLASSICS

SIGCD 556
¥2400→\2190
ロマンティック・ホルン
 ベートーヴェン:ホルン・ソナタ Op.17
 フランツ・シュトラウス:夜想曲 Op.7
 リヒャルト・シュトラウス:アンダンテ Op.Posth
 シューマン:アダージョとアレグロ Op.70
 グラズノフ:夢 Op.24
 スクリャービン:ロマンス
 デュカス:ヴィラネル
 プーランク:エレジー 〜 デニス・ブレインの思い出に
 ギルバート・ヴィンター:狩人の月
リチャード・ワトキンス(ホルン)
ジュリアス・ドレイク(ピアノ)

 リチャード・ワトキンスが吹くロマンティックなホルン名曲集!

 ☆ナッシュ・アンサンブルのホルニスト、リチャード・ワトキンス!
 ☆ホルンのための宝石のようなヨーロピアン・レパートリー!

 フィルハーモニア管弦楽団の首席ホルン奏者を12年間担い、現在は超人集団ナッシュ・アンサンブルのホルン奏者、ロンドン・ウィンズの創設メンバー、英国王立音楽アカデミーの講師(デニス・ブレイン・チェア・オヴ・ホルン)などを務める現代最高のホルン奏者の一人、リチャード・ワトキンス。

 ベートーヴェンからシューマン、スクリャービン、シュトラウス(リヒャルトとフランツ)など、宝石のように輝くホルンのためのロマンティックなレパートリーをセレクション。ワトキンスの高貴な音色と卓越したテクニックで、歴史を超えて愛されるホルンの名曲をお届けします。ホルン愛好家、管楽器関係者要注目!

 ※録音:2018年3月22日−24日、ブリテン・スタジオ(イギリス)
 ※ジャケットのイラストはイギリスの美術家レイチェル・ガズデンが書いたリチャード・ワトキンスの肖像画です。





ONDINE



ODE-1328
(2CD)
\3200
Song of the Scarlet Flower スカーレット・フラワーの歌
アルマス・ヤルネフェルト(1869-1958):
 1919年、同名の無声映画のためのフルオーケストラ・スコア

(ヤニ・キッレネンとヤーコ・クーシストによる再構築版)
【CD1】
 1.チャプター1:The first flush of spring 最初の春の芽生え
 2.チャプター2:The mother's glance 母の視線
 3.チャプター3:Learning life 学ぶ生涯
【CD2】
 1.チャプター4:A young man's daring-do 若い男の大胆さ
 2.チャプター5:Kyllikki キュリッキ
 3.チャプター6:In the town 街にて
 4.チャプター7:The Pilgrimage 巡礼

※完全版スコアによる世界初録音
アーサ・ヴィルデフェルト(ヴァイオリン&リーダー)
ペテル・オロフソン(ヴァイオリン)
マッツ・オロフソン(チェロ)
ベングト・ローゼングレン(オーボエ)
エリク・ラーション(クラリネット)
ビョルン・ゲフヴェルト(ハルモニウム)
アヌ・シルヴァスティ(ピアノ)

ヤーコ・クーシスト(指揮)
イェヴレ交響楽団

 ヘルシンキ生まれの無声映画監督マウリッツ・ステイッレル。短編映画制作からキャリアを始め、1920年までに35本の映画を製作、また名女優グレタ・ガルボを見出したことでも知られています。
 スティッレルは、フィンランドの作家ヨハネス・リンナンコスキーの小説に基づき、1919年に映画「Song of the Scarlet Flower スカーレット・フラワーの歌」を制作しましたが、彼が音楽を依頼したのが当時指揮者としても活躍していたアルマス・ヤルネフェルト(彼の妹はシベリウスの妻アイノ)です。
 ヤルネフェルトがこの無声映画のために書き上げたのは、100分近くのオーケストラスコアであり、これは彼の最後の管弦楽作品であるとともに、“北欧初のオリジナル音楽を持つ長編映画”としても先駆的作品にもなりました。
 映画は大ヒットとなり、スウェーデン以外の40か国以上で上演されましたが、ヤルネフェルトのスコアは失われてしまいました。
 しかし幸いなことに、1980年代にヤルネフェルトの親戚の所持品から再発見され、この録音のためにヤニ・キッレネンとヤーコ・クーシストが復元、その素朴で美しい音楽を改めて聴くことができるようになったのです。
 アルバムではヤーコ・クーシスト自身がタクトを取り、自然豊かな世界を思わせる音楽を奏でています。
 録音 2018年6月18-21日 スウェーデン、イェヴレ・コンサートホール
 
 


ODE-1314
\2400
ブラームス(1833-1897):ピアノ四重奏曲 第1番 ト短調 Op.25
 (A.シェーンベルクによる管弦楽版)(1937)
 1.第1楽章:Allegro
 2.第2楽章:Intermezzo:Allegro ma non troppo
 3.第3楽章:Andante con moto
 4.第4楽章:Rondo alla zingarese.Presto
5.ヒューバート・パリー(1848-1918):ブラームスへのエレジー(1897)
ハイメ・マルティン(指揮)
イェヴレ交響楽団

 2013年にイェヴレ交響楽団の首席指揮者兼芸術監督に就任したハイメ・マルティンとイェヴレ響のシリーズ最新作は、彼がずっと取り組んでいるブラームス作品へのオマージュです。
 19世紀から現代まで無数の芸術家たちにインスピレーションを与えたブラームスですが、シェーンベルクもその作品を愛しており、とりわけ「ピアノ四重奏曲第1番」には格別の想いを抱いていました。
 1937年にクレンペラーがこの曲のオーケストレーションをシェーンベルクに持ち掛けた際、彼はこの提案を迷わず引き受け、小さな編成の作品をまるで交響曲のような壮大な響きへと変貌させたのです。
 このアレンジは時に「ブラームスの第5交響曲」とも呼ばれるほどに成功を収め、現代のコンサートでもしばしば耳にするほどにお馴染みになっています。
 イギリスの作曲家パリーの「エレジー」はブラームスの訃報を聞いたパリーが書いた哀悼の音楽。パリーの生前には演奏されることなく、1918年パリーの死後に一度演奏されたものの、1977年まで顧みられることがありませんでした。最近の英国音楽ブームに乗って、このような作品も復興の兆しを見せています。
 録音 2017年11月13-17日 イエヴレ・コンサートホール、スウェーデン
 
 


ODE-1325
\2400→\2190
ハンヌ・リントゥ(指揮)&フィンランド放送管
 リーラ・ジョセフォヴィツ(ヴァイオリン)

 ベルント・アロイス・ツィンマーマン(1918-1970):作品集

 ヴァイオリン協奏曲(1950)
  1.第1楽章:ソナタ Allegro moderato, rubato
  2.第2楽章:ファンタジア
  3.第3楽章:ロンド Allegro con brio
 4.Photoptosis 大管弦楽のための前奏曲「フォトプトシス」(1968)

 《兵士たち》-ヴォーカルシンフォニー(1957-1963)
  5.第1曲:前奏曲
  6.第2曲:第1幕-序奏
  7.第3曲:第1幕第3場-
    リチェルカーリ第1番「Meine gottliche Mademoiselle …お嬢さん、私の神よ」
  8.第4曲:第1幕第5場-
    ノクトゥルノ 第1番「Ach, Herr Jesus!ああ、主よ、イエズス」
  9.第4曲:第1幕第5場-ノクトゥルノ 第1番「Das herz ist mir so schwer 心は私にとって難しい」
  10.第5曲:第2幕-間奏曲
 11.第6曲:第2幕第2場-カプリッチョ、コラールとシャコンヌ
   「Was fehlt Ihnen, mein goldnes Mariel …
    あなたの何が問題なのですか?私の黄金のマリエルよ」
 12.第6曲:第2幕第2場-
    カプリッチョ、コラールとシャコンヌ「Kindlein mein 私の小さな子」
リーラ・ジョセフォヴィツ(ヴァイオリン)…1-3

アヌ・コムシ(ソプラノ)…7.8.9.11
イェニ・パッカレン(アルト)…12
ヒラリー・サマーズ(コントラルト)…12
ヴィッレ・ルサネン(バリトン)…12
ぺーテル・タンチツ(テノール)…7.11
ユハ・ウーシタロ(バス)…7.8

ハンヌ・リントゥ(指揮)
フィンランド放送管弦楽団

 第二次世界大戦後のドイツ音楽界を代表する作曲家、ベルント・アロイス・ツィンマーマンの作品を話題の指揮者ハンヌ・リントゥが指揮した注目盤。
 時代により刻々とスタイルを変貌させたツィンマーマンの中期から後期の作品3曲が収録されています。名手リーラ・ジョセフォヴィツをソリストに迎えた初期のヴァイオリン協奏曲は新古典派の様式を用いて書かれた作品。
 壮大かつ緊張感に満ちた音楽が描き出されています。“静止主義”の様式による「Photoptosis」はツィマーマンの最後の管弦楽作品。
 そして、ツィマーマンの代表作の一つ、歌劇《兵士たち》はあまりにも難解であったため、初演は一旦中止されたほどの問題作。後に彼が歌劇の一部を40分程度の演奏会用作品に作り上げたのが、このアルバムに収録された《兵士たち》によるヴォーカル・シンフォニーです。
 難解さはそのままですが、コンパクトにまとめられており、ツィマーマンの複雑な音楽世界が存分に表現されています。
  録音 ヘルシンキ・ミュージック・センター      フィンランド 2018年5月・・・1-3 2016年6月・・・4 2018年9月・・・5-12 ライヴ
 



<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>


CAMEO CLASSICS



CC 9108
(2CD-R/特別価格)
¥3200→\2890
マルコム・サージェントとBBC響の「ファウストの劫罰」
  ベルリオーズ:
   劇的物語《ファウストの劫罰》Op.24(英語歌唱)
  ドヴォルザーク:テ・デウム Op.103*
マルコム・サージェント(指揮)
BBC交響楽団、BBCコラール・ソサエティ
ジョアン・ハモンド(メゾ・ソプラノ)
リチャード・ルイス(テノール)
マリアン・ノヴァコフスキ(バス)
ハーヴェイ・アラン(バス・バリトン)
エリーザベト・シュヴァルツコップ(ソプラノ)*
ブルース・ボイス(バリトン)*

 「カメオ・クラシックス」のベルリオーズ没後150周年記念リリースは、当時の首席指揮者、マルコム・サージェントとBBC交響楽団のコンビによる「ファウストの劫罰」の1953年ロイヤル・フェスティヴァル・ホールでのライヴ・レコーディング。「リリタ(Lyrita)」の創設者、リチャード・イッターが蒐集していたBBC放送のコレクションからの貴重な復刻です。
 並録のドヴォルザークの「テ・デウム」は翌年1954年の録音。エリーザベト・シュヴァルツコップの参加もポイントです。

 ※録音(ライヴ):1953年2月25日(ベルリオーズ)&1954年5月26日(ドヴォルザーク)、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール
 ※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。





DIAPASON

 
  『レ・ザンディスパンサーブル・ド・ディアパゾン 〜 ディアパゾンが選んだ決定盤』シリーズは、往年の名演奏家、またフランスを中心とする現役の演奏家たちの数ある名演の中から、フランスのクラシック音楽専門誌「ディアパゾン(Diapason)」が推薦する必聴録音を集めたシリーズです。
 フランスのマスタリング・スタジオ「Circe」のリマスタリングによって音質が向上した名演の数々をお楽しみ下さい。
  


DIAP 111
¥1600
J.S.バッハ:トリオ・ソナタ集 BWV.525-530
 ・トリオ・ソナタ第5番ハ長調 BWV.529
   ロレンツォ・ギエルミ(オルガン/アーレント1991年製)
   録音:1993年、サン・シンプリチャーノ教会(ミラノ)
 ・トリオ・ソナタ第4番ホ短調 BWV.528
   ロンドン・バロック
    〔イングリッド・ザイフェルト(ヴァイオリン)、リチャード・グウィルト(ヴィオラ)、
     テレンス・チャールストン(オルガン)、チャールズ・メドラム(チェロ)〕
    録音:2001年
 ・トリオ・ソナタ第1番変ホ長調 BWV.525
   アンドレ・イゾワール(オルガン/ヴェステンフェルダー1977年製)
   録音:1979年、エシュ=シュル=アルゼット(ルクセンブルク)
 ・トリオ・ソナタ第2番ハ短調 BWV.526
   フロリレジウム
    〔アシュリー・ソロモン(フルート)、ロドルフォ・リヒター(ヴァイオリン)、
     ジェームズ・ジョンストン(クラヴサン)、市瀬礼子(ヴィオール)、エリジオ・キンテイロ(リュート)〕
   録音:2007年
 ・トリオ・ソナタ第3番ニ短調 BWV.527
   ベンジャミン・リゲッティ(オルガン/フェルベルク1997年製)
   録音:2009年、サン=レジエ、ラ・シエサ(スイス)
 ・トリオ・ソナタ第6番ト長調 BWV.530
   ル・プティ・コンセール・バロック、シャニ&ナージャ・ソルニエ(クラヴサン)
   録音:2012年
 ・トリオ・ソナタ第5番ハ長調 BWV.529より ラルゴ
   ソフィー・ゲント(ヴァイオリン)、スキップ・センペ(クラヴサン)
   録音:記載無し

 1727年から1732年にかけて作曲されたJ.S.バッハの「トリオ・ソナタ」6曲それぞれの名演奏をフランスのディアパゾン誌が選出!ギエルミやイゾワール、リゲッティといった名オルガニストたち、そして世界有数のピリオド・アンサンブルであるフロリレジウムやロンドン・バロック、ル・プティ・コンセール・バロックの演奏など、バラエティ豊かな組み合わせはこのレーベルならではの魅力です。

 


DIAP 040
¥1600
ラフマニノフ 〜 歴史的録音集
 ・シューマン:謝肉祭
 ・シューベルト/リスト:さすらい人幻想曲
 ・グルック:ズガンバーティ:メロディ
 ・ショパン:バラード第3番ト短調
 ・ショパン:夜想曲第2番変ホ長調 Op.9-2
 ・ショパン:ワルツ嬰ハ短調
 ・ショパン:ワルツ変イ長調
 ・ショパン:ワルツ ホ短調
 ・J.S.バッハ:パルティータ BWV.828(サラバンド)
 ・リスト: 小人の踊り
 ・シュトラウス2世/タウジヒ:人はただ一度生きる
 ・メンデルスゾーン:紡ぎ歌
 ・チャイコフスキー:トロイカで
 ・ボロディン:スケルツォ
 ・ショパン/リスト:乙女の願い
 ・ショパン/リスト:家路
 ・シューマン/タウジヒ:密輸入者
 ・シューベルト/リスト:セレナード
セルゲイ・ラフマニノフ(ピアノ)

 ロシアの大作曲家にして名ピアニスト、セルゲイ・ラフマニノフが遺した1925年から1942年にかけての録音が、フランスのマスタリング・スタジオ「Les Studios de Circe社」のリマスタリングを施されてディアパゾン・レーベルから復刻!ピアニストとしてのラフマニノフの至芸を、フランスのリマスタリングとフランスのレーベルの組み合わせでお楽しみ下さい。

 録音:1925年−1942年

 
 


DIAP 039
¥1600
リヒテル・プレイズ・リスト
 リスト:
  ピアノ協奏曲第1番変ホ長調 S.124
  ピアノ協奏曲第2番イ長調 S.125
スヴィヤトスラフ・リヒテル(ピアノ)
キリル・コンドラシン(指揮)
ロンドン交響楽団

 数あるリストのピアノ協奏曲集の中で、屈指の名演と称され続けるリヒテルの快演。フランスのマスタリング・スタジオ「Les Studios de Circe社」のイザベル・デイヴィのリマスタリング(2012年)による音質向上にもご注目下さい。

 ※録音:1961年6月19日−21日

 


DIAP 038
(2CD)
¥1800
クララ・ハスキル・イン・コンサート
 ・ソレール:ソナタ ニ長調
   録音:1934年
 ・シューマン:アベッグ変奏曲 Op.1
   録音:1938年
 ・シューマン:子供の情景 Op.15
 ・モーツァルト:デュポールのメヌエットによる9つの変奏曲 K.573
   録音:1956年
 ・モーツァルト:ピアノ協奏曲第9番変ホ長調 K.271《ジュノム》*
   録音:1953年
 ・モーツァルト:ピアノ・ソナタ第10番ハ長調 K.330
 ・ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第18番変ホ長調 Op.31-3
   録音:1957年
 ・ハイドン:ソナタ ニ長調 Hob.XVI:37
 ・シューベルト:ピアノ・ソナタ変ロ長調 D.960
   録音:1952年
クララ・ハスキル(ピアノ)
パブロ・カザルス(指揮)*
プラド祝祭管弦楽団*

 存命時には当時屈指のモーツァルト弾きとして絶大な評価を受けていたルーマニアの伝説的女流ピアニスト、クララ・ハスキルの名演集。ハスキルのデビュー録音の1つである1934年のソレールや得意とした古典派、初期ロマン派のソロ・レパートリー、カザルスとの共演によるモーツァルトの「ジュノム」などを集めた好プラグラムです。
  
 


DIAP 037
¥1600
シューベルト:交響曲集
 ・交響曲第9番ハ長調 D.944《ザ・グレイト》
   ヨーゼフ・クリップス(指揮)、ロンドン交響楽団
   録音:1958年
 ・交響曲第8番ロ短調 D.759《未完成》
   エフゲニー・ムラヴィンスキー(指揮)、レニングラード・フィルハーモニー管弦楽団
   録音:1959年


 ディアパゾン誌が選んだシューベルトのシンフォニーは、クリップスの「ザ・グレイト」とムラヴィンスキーの「未完成」の2曲。クリップスのデッカ時代を代表する名演の1つ「ザ・グレイト」、そしてムラヴィンスキー&レニングラード・フィルのコンビによる「未完成」の大名演という贅沢なカップリングです。
 

 


DIAP 036
¥1600
ドビュッシー:弦楽四重奏曲、歌曲、ピアノ作品集
 ・弦楽四重奏曲ト短調 Op.10
   ブダペスト弦楽四重奏団/録音:1957年
 ・ビリティスの3つの歌
   シュザンヌ・ダンコ(ソプラノ)、グイド・アゴスティ(ピアノ)
   録音:1950年
 ・ピアノのために
   モニク・アース(ピアノ)/録音:1957年
 ・華やかな宴第1集
   シュザンヌ・ダンコ(ソプラノ)、グイド・アゴスティ(ピアノ)
   録音:1954年
 ・ベルガマスク組曲
   フリードリヒ・グルダ(ピアノ)/録音:1957年
 ・恋人たちの散歩道
   シュザンヌ・ダンコ(ソプラノ)、グイド・アゴスティ(ピアノ)
   録音:1950年

 ディアパゾン誌の「ドビュッシー作品集」は、ブダペストSQの弦楽四重奏曲、シュザンヌ・ダンコが歌う歌曲、モニク・アースとフリードリヒ・グルダが弾くピアノ作品を組み合わせたフランスのエスプリ漂うプログラム。フランスの音楽雑誌、レーベルならではの美しいアルバムです。
 
 


DIAP 035
¥1600
ミケランジェリ・プレイズ・
 ショパン、バッハ、リスト、スカルラッティ&アルベニス

  ・ショパン:ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調 Op.35《葬送》
    録音:1960年
  ・ショパン:バラード第1番ト短調 Op.23
    録音:1957年
  ・J.S.バッハ/ブゾーニ:シャコンヌ ニ短調
    録音:1948年
  ・リスト:死の舞踏 S.126*
    録音:1961年
  ・スカルラッティ:
   ソナタ K.27、ソナタ K.11、ソナタ K.9、ソナタ K.322
    録音:1955年
  ・アルベニス:マラゲーニャ
    録音:1942年
アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリ(指揮)
ラファエル・クーベリック(指揮)*
トリノ・イタリア放送交響楽団*

 20世紀のイタリアを代表する名ピアニスト、アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリ。ディアパゾン誌が選んだミケランジェリの名演集には、共にプラハでライブ収録されたショパンの「ピアノ・ソナタ第2番」と「バラード第1番」、ロンドンで収録された1948年の「シャコンヌ」などの数々の名録音が収められています。リマスタリングはディアパゾン・レーベルでお馴染みの「Les Studios de Circe社」が担当しています。
 
 


DIAP 034
¥1600
J.S.バッハ:フーガの技法 アンドレ・イゾワール
 (オルガン/ゲルハルト・グレンツィング製)

 フランスのオルガン界に多大な足跡を遺した巨匠、アンドレ・イゾワール(1935−2016)の代表的名演の1つである「フーガの技法」。イゾワールはこの録音のために、コントラプンクトゥス1→3→2→4→7→5→6など、演奏順序を再構築。随所にこだわりを見せた巨匠の遺産です。

 録音:1999年、ペリゴール、サン=シプリアン教会(フランス)




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PRIMA VOCE



NI 7967
(2CD-R/特別価格)
¥3000→\2690
サザーランドが歌う「皇帝ティートの慈悲」!
 モーツァルト:歌劇《皇帝ティートの慈悲》(英語版)
リチャード・ルイス(ローマ皇帝ティート)
モニカ・シンクレア(セスト)
ジョーン・サザーランド(ヴィッテリア)
ジェニファー・ヴィヴィアン(セルヴィリア)
アンナ・ポラック(アンニオ)
トマス・ヘムズリー(プブリオ)
ジョン・プリッチャード(指揮)
ロンドン・モーツァルト・プレーヤーズ
BBCコーラス
 
 プリッチャード指揮、ジョーン・サザーランドやリチャード・ルイスが英語で歌うモーツァルトの「皇帝ティートの慈悲」。
 1956年にBBCでスタジオ録音されたコンプリート・パフォーマンスが、数々の歴史的名唱を復刻してきたプリマ・ヴォーチェ(Prima Voce)・レーベルから登場。
 リリタ(Lyrita)・レーベルの創設者、リチャード・イッターが所有していたBBCの放送録音を収録したテープ、アセテート盤のコレクションからの復刻です。

 ※録音:1956年3月11日、BBCスタジオ
 ※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。




















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