.
GRAMOLA
|
|
ベンヤミン・シュミット(ヴァイオリン)
Heifetz Favorites ハイフェッツのお気に入り
ヤッシャ・ハイフェッツによる編曲集とアンコール・ピース |
ベンヤミン・シュミット(ヴァイオリン)
アリアーネ・ヘーリンク(ピアノ) |
1. プロコフィエフ(1891-1953): 歌劇《三つのオレンジへの恋》
- 行進曲
2. ウィリアム・クロル(1901-1980): バンジョーとフィドル
3. ドリゴ(1846-1930): 火花のワルツ
4. ガーシュウィン(1898-1937): 歌劇《ポーギーとベス》
- ブルースのテンポで
5. ポンセ(1882-1948): エストレリータ
6. チャイコフスキー(1840-1893): セレナード
Op.48-ワルツ(レオポルト・アウアー編)
7. ハチャトゥリアン(1903-1978): 『ガイーヌ』
- 剣の舞
8. アントニー・ドンチェフ(1959-): Mish
Mash
9. パラディス(1759-1824): シシリエンヌ(サムエル・ドゥシュキン編)
10. ラヴェル(1875-1937): 高貴で感傷的なワルツ
第7番
11. ゴドフスキー(1870-1938): 古きウィーン
12. フラウシーノ・バレ(1894-1954): Ao
pé da fogueira
13. ガーシュウィン: 歌劇《ポーギーとベス》-
It Ain't Necessarily So なんでもそうとは限らない
14. ザビーナ・ハンク(1976-): Thoughts
over Caravan(デューク・エリントンからのインスパイア)
15. ハンク: In A Sentimental Mood for
Two(デューク・エリントンからのインスパイア)
16. チャイコフスキー: 感傷的なワルツ
17. フォーレ(1845-1924): 子守歌
18. ゴルドマルク(1830-1915): ヴァイオリン協奏曲
Op.28 - エア
ヤッシャ・ハイフェッツによるヴァイオリンとピアノ編‛&1,3-5,7,10-13 |
録音 2020年5月28,29日,7月11日 Musikschule
Bad Goisern,Austria
「ヴァイオリニストの王」と呼ばれたヤッシャ・ハイフェッツ(1901-1987)。20世紀を代表する偉大な巨匠の生誕120年を記念し、オーストリアのヴァイオリニスト、ベンヤミン・シュミットが、妻アリアーネ・ヘーリングとともに"ハイフェッツのお気に入り"作品を録音しました。コンサートで大成功を収めた「剣の舞」やゴドフスキーの「古きウィーン」などの巧みなアレンジ作品や《ポーギーとベス》のジャズ風アレンジの曲、またハイフェッツが好んでンコールで採り上げたクロルやパラディスの煌めくような小品を選ぶだけでなく、ジャズから想起されたというデューク・エリントンのインスパイア作品も取り混ぜることで、ハイフェッツへの敬意を捧げるとともに、21世紀の名手であるシュミット自身の"お気に入り"もアピールしています。
|
. |
GRAM99204
(SACD)
¥2600 →\2390
|
イルンベルガー(ヴァイオリン)
ストラヴィンスキー(1882-1971):ヴァイオリンのための作品集
1-4. ヴァイオリン協奏曲 ニ長調
イタリア組曲(ヴァイオリンとピアノ編)
5. I Introduzione 序曲: Allegro moderato/6.
II Serenata セレナータ: Larghetto/
7. III Tarantella タランテッラ: Vivace/8.
IV Gavotta con due variazioni ガヴォットと2つの変奏/
9. V Scherzino スケルツィーノ: Presto
alla breve/
10. VI Minuetto e finale メヌエットとフィナーレ:Moderato
- Molto vivace
11. 『ペトルーシュカ』 - ロシアの踊り(ストラヴィンスキー/サムエル・ドゥシュキンによるヴァイオリンとピアノ編)
12. 歌劇《マヴラ》 - ロシアの娘の歌(ストラヴィンスキー/サムエル・ドゥシュキンによるヴァイオリンとピアノ編)
13-17. 協奏的二重奏曲 - ヴァイオリンとピアノのために
18. リムスキー=コルサコフ(1844-1908):ロシアの主題による協奏的幻想曲
ロ短調 Op.33 |
トーマス・アルベルトゥス・イルンベルガー(ヴァイオリン)
ウィーン放送交響楽団‛&1-4,18、ドロン・ザロモン(指揮)‛&1-4,8、パヴェル・カシュパル(ピアノ)‛&5-17 |
録音2018年6月25-26日 Grosser Sendesaal、ORFオーストリア放送協会‛&1-4,18 2019年11月4-10日
Mozartsaal Salzburg‛&5-17
ザルツブルクを拠点に活躍するヴァイオリニスト、トーマス・アルベルトゥス・イルンベルガー。モーツァルト、ベートーヴェンやシューベルトなど古典派の作品からコルンゴルト、ゴルトマルク、エルガーなど近代の作品までを目の覚めるようなテクニックと美音で弾きこなしています。今回は、彼のレパートリーとしては珍しいストラヴィンスキーのヴァイオリン作品を演奏。サミュエル・ドゥシュキンのために作曲された唯一の協奏曲を中心に、『プルチネルラ』の中の曲をヴァイオリンとピアノ用に編纂した『イタリア組曲』とドゥシュキンが編曲した2作品が収録されています。アルバムにはストラヴィンスキーの師であったリムスキー=コルサコフの「ロシアの主題による協奏的幻想曲」も添えられており、ロシアのヴァイオリン音楽の伝統を辿ることができます。ピアノはイルンベルガーと長く共演を続けているパヴェル・カシュパル。協奏曲ではザロモンが指揮するウィーン放送交響楽団がバックを務めています。
|
|
|
ヴァイオリンにおけるウィーン楽派 第1集 ヴァイオリン二重奏曲集(1820-1869)
1-3. ヨーゼフ・マイセダー(1789-1863):二重奏曲
ホ長調 Op.32
4-6. レオポルト・ヤンサ(1795-1875):二重奏曲
イ長調 Op.64 No.6
7. ヨーゼフ・ベーム(1795-1876):練習曲第2番
ト短調
8. ベーム: 練習曲第1番 嬰ハ短調
9-10. ゲオルク・ヘルメスベルガー(1800-1873):
二重奏曲第3番 ホ短調
11. フランツ・グルチュ(1800-1867):二重奏曲
Op.7 No.3より第3楽章 主題と変奏
12-15. ヤコブ・ドント(1815-1888):二重奏曲
ハ長調 Op.43
世界初録音 |
アデラ・フラジネアヌ
(第1ヴァイオリン‛&1-3,8,9-10、
第2ヴァイオリン‛&4-7,11-15)
ライムント・リッシー
(第1ヴァイオリン‛&4-7,11-15、
第2ヴァイオリン‛&1-3,8,9-10) |
録音 2020年5月20日,6月9,25日,9月7日 Studio
Wavegarden、Mitterretzbach、ニーダーエスターライヒ州(オーストリア)
19世紀ウィーンの音楽界に脈々と息づくヴァイオリン音楽の系譜を辿るシリーズ。第1集では1820年から1869年に6人の作曲家によって書かれたヴァイオリン二重奏曲を採り上げます。1819年から1849年までウィーン音楽院の教授を務めたヨーゼフ・ベーム、彼からヴァイオリンを学んだヘルメスベルガー、ベームとヘルメスベルガーの2人から教えを受けたドント、1816年からアン・デア・ウィーン劇場のヴァイオリン奏者を務めたグルチュ、1824年からウィーン宮廷管弦楽団の奏者を務めたボヘミア出身のヤンサ、そしてこのアルバムの演奏者の一人リッシーが熱心に研究を続けているマイセダー。彼らが伝えた官能的な音色と、完璧かつエレガントなステージマナーは、21世紀の現代でもしっかり受け継がれています。
|
. |
|
ショパン作品を歌曲に
1. ルイージ・ボルデーゼ(1815頃-1886): Les
Fleurs 花(原曲: 子犬のワルツ Op.64-1)
2. 作者不詳: 葬送行進曲(原曲: ピアノ・ソナタ第2番
変ロ短調 Op.35 第3楽章)
3. 作者不詳: La Libellule bleue 青いとんぼ(原曲:
エチュード Op.25-9)
4. 作者不詳: A la Lune 月へ(原曲: 夜想曲第2番
Op.9-2)
ポーリーヌ・ガルシア=ヴィアルド(1821-1910):
5. Seize ans 16歳(原曲: マズルカ第31番
Op.50-2)/6. Aime-moi 私を愛して(原曲: マズルカ第23番
Op.33-2)/
7. Berceuse 子守歌(原曲: マズルカ第24番
Op.33-3)
ボルデーゼ:
8. La Fille de l'onde 流行にのる娘(原曲:
バラード第2番 Op.38)/
9. Les Traineaux そり(原曲: マズルカ第36番
Op.59-1)/10. L'Attente 待つ(原曲: マズルカ第6番
Op.7-2)/
11. Violette すみれ(原曲: マズルカ第31番
Op.50-2)/12. La Fete des Prairies 草原の祭り(原曲:
マズルカ第5番 Op.7-1)
ガルシア=ヴィアルド:
13. Plainte d'Amour 愛の嘆き(原曲: マズルカ第1番
Op.6-1)/14. Separation 別離(原曲: マズルカ第14番
Op.24-1)/
15. L'Oiselet 小鳥(原曲: マズルカ第47番
Op.68-2)/16. La Beaute 美しさ(原曲: マズルカ第42番
Op.67-1)
17. 作者不詳: Berceuse 子守歌(原曲: 子守歌
Op.57)
18. 作者不詳: Hymne 賛歌(原曲: 夜想曲第15番
Op.55-1)
ガルシア=ヴィアルド: 19. Coquette コケット(原曲:
マズルカ第5番 Op.7-1)
ショパン(1810-1849): 歌曲集 Op.74より
20. Wiosna春 WN52/21. Pierscien 指環
WN50/22. Moja pieszczotka わが喜び WN51 |
リディア・トイシャー(ソプラノ)‛&1,2,5-7,10,15,16、
オリヴィア・フェルミューレン(メゾ・ソプラノ)‛&1-3,10,13,14,16-19、
カロル・コズウォフスキ(テノール)‛&2,4,8-12,20-22、アンドレアス・シュミット(バリトン)‛&2,8-12
ヴォルフガンク・ブルンナー(フォルテピアノ)、
ミヒャエル・ローゼンベルガー 1810年頃製の復元楽器(2010年
ローベルト A.ブラウン) |
「指で歌うべきだ」「ピアノを弾きたいのなら、歌を学ぶ必要がある」とレッスンの際に多くの生徒たちに語っていたというショパン。その教えは忠実に守られるとともに、彼のピアノ曲に詩を付け歌曲にする試みも数多く行われてきました。中でもショパンの信奉者であり、歌手としても素晴らしい才能を持っていたポーリーヌ・ガルシア=ヴィアルドは、師のマズルカを12曲の歌曲に仕立て、自らも歌いながらその魅力を広めていました。このアルバムはガルシア=ヴィアルドの歌曲を中心に、イタリアで生まれフランスで活躍した作曲家ボルデーゼがアレンジした「子犬のワルツ」や「バラード」、他、作者不詳の数曲に、ショパン自身の歌曲を3曲併せ、アンドレアス・シュミットらベテランの歌手たちの歌声とショパン時代のフォルテピアノ(復元楽器)の伴奏でその旋律の美しさを味わいます。
|
|
|
シューベルトの女性たち 歌曲と詩の朗読
1. 朗読: Das Echoこだま(Ignaz Franz Castelli)
シューベルト(1797-1828):
2. 男は人が悪い D866-3/3. 汝はわれを愛さず
D756/4. おとめの嘆き D191/
5. 朗読: Kennst du das Land 君よ知るや南の国(Johann
Wolfgang von Goethe)/
6. 朗読: Nur wer die Sehnsucht kennt
ただあこがれを知るものだけが(Johann Wolfgang
vonGoethe)
シューベルト:
7. 君よ知るや南の国 D321/8. ミニョンの歌
その1「私に言わせないで」 D877-2/
9. ミニョンの歌 その2「大人になるまでこのままに」
D877-3/
10. ミニョンの歌「ただあこがれを知るものだけが」
D877-4/
11. 朗読: Erster Verlust 最初の損失(Johann
Wolfgang von Goethe)/
12. 朗読: Liebesbotschaft 愛の便り(Ludwig
Rellstab)
シューベルト:
13. 泉のほとりの若者 D300/14. ルイーゼの答え
D319/
15. 朗読: Thekla, eine Geisterstimme
テクラ、精霊の声(Friedrich Schiller)
シューベルト:
16. テクラ D595/17. 若い尼僧 D828/18.
朗読: Der Fischer 漁夫(Johann Wolfgang von
Goethe)/
19. 朗読: Das Rosenband ばらの帯(Friedrich
Gottlieb Klopstock/
20. 朗読: Das Heidenroslein 野ばら (Johann
Wolfgang von Goethe)
シューベルト:
21. 漁夫 D225/22. 野ばら D257/23. 朗読:
Faust ファウスト(Johann Wolfgang von Goethe)-最終行
シューベルト:
24. テューレの王 D367/25. 糸を紡ぐグレートヒェン
D118/
26. 塔の中のグレートヒェン D564(B.ブリテンによる補筆完成版) |
クラウディア・タンドル(メゾ・ソプラノ)、ガブリエーレ・ヤコビ(朗読)、ナイアル・キンセラ(ピアノ) |
録音 2020年2月17-19日 Studio Wavegarden、Mitterretzbach、ニーダーエスターライヒ州(オーストリア)
多くの友人たちに囲まれつつも、生涯独身で過ごしたシューベルト。彼にまつわる女性の話は数えるほどしか残されておりません。そんなシューベルトが女性や愛について抱いた思いはどのようなものだったのでしょうか。このアルバムは、残された歌と歌詞から女性について書かれた作品を選び、彼の女性観を探っていく1枚です。採り上げられたのはゲーテの『ヴィルヘルム・マイスターの修業時代』に登場する薄幸の少女ミニョンや、同じくゲーテの『ファウスト』のヒロイン、グレートヒェン。そして恋人に棄てられて嘆くルイーゼや名もなき乙女をはじめとする可憐な女性たち。決して妖艶な女や魔女たちは出て来ません。これらを表現豊に歌うのはオーストリアの歌手クラウディア・タンドル。名優ガブリエーレ・ヤコビの朗読が物語に花を添えています。
|