≪第114号アリアCD新譜紹介コーナー≫
その6 2021/12/21~
12/24(金)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
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APARTE
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AP 256
(2CD)
特別価格
¥2900 →\2690
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クリストフ・ルセ(チェンバロ)
テオボン夫人の写本
ルセ自身がオークション・サイトebayで落札した楽譜から
リュリのオペラ編曲作品を中心に |
クリストフ・ルセ(チェンバロ)
1704年ニコラ・デュモン製 |
Disc1
ニ短調の小品
(1)作者不詳:前奏曲*/(2)シャンボニエール:重々しさ(アルマンド)/
(3)ゴルチエ(ダングルベール編):古き不滅のゴルチエのクーラント/(4)作者不詳:乞食のブラーンル*/
(5)ゴルチエ(ダングルベール編?):ジグ/(6)作者不詳:美しき羊飼いティルシス
ハ長調の小品
(7)ダングルベール(?):前奏曲*/(8)リュリ:「テセウス」~マルスの降臨とメヌエット/
(9)作者不詳:ブドウの収穫があるのでさようなら/(10)「アシスとガラテ」~リゴドンI
& II/
(11)ダングルベール:ダングルベール氏のシャコンヌ/(12)作者不詳:メヌエットとドゥーブル*
ト短調の小品
(13)リュリ:「ヴェルサイユの洞窟」序曲/(14)同:「アティス」~エコー/
(15)同:リュリ氏のクーラント/(16)同:「ヴェルサイユの洞窟」~楽しみを享受しましょう/
(17)同:「ヴィーナスの誕生」~冥界の神*/(18)ジャン・ルソー:ロンドーによるジグ/
(19)リュリ:エール第2番/(20)同:アルミードの眠り/(21)同:アルミードのパサカイユ/
(22)同:アティスの楽しい夢/(23)作者不詳:サラバンド*
変ロ長調の小品
(24)ガスパール・ルルー(?):前奏曲*/(25)リュリ:アティスの終わりの夢/
(26)同:アティスの終わりの夢のエア第2番
イ短調の小品
(27)ダングルベール(?):前奏曲*/(28)リュリ:リュリ氏のアルマンド/
(29)作者不詳:あなたに会わず2日も過ごした/
(30)アルデル:ガヴォット&ルイ・クープラン:ドゥーブル/
(31)リュリ:ジョコンドのエール(アルマンド)
Disc2
ニ短調の小品
(1)作者不詳:前奏曲*/
(2)ダングルベール:スペインのフォリア/
(3)作者不詳:「私たちの船で」リゴドン第1、第2番/(4)作者不詳:クリスマス
ヘ長調の小品
(5)シャンボニエール:おお美しい庭(サラバンド)/
(6)作者不詳:ジグ/
(7)シャンボニエール(?):サラバンド*
ハ長調の小品
(8)作者不詳:前奏曲*/(9)ダングルベール:アルマンド/
(10)シャンボニエール:クーラント「イリス」&ドゥーブル/(11)モンナール:サラバンド/
(12)リュリ:ガラテのシャコンヌ/(13)同:カドモスの行進/(14)ルベーグ:ガヴォット/
(15)作者不詳:カナリア*/(16)作者不詳:メヌエット*
ト短調の小品
(17)リュリ:「アモルの勝利」~アポロンの入場/(18)同:「アモルの勝利」~アントレの組曲/
(19)ゴーチエ:喜び/(20)作者不詳:リゴドンI
& II*/
(21)リュリ:「イシス」~ミューズたちの前奏曲/
(22)同:ロンドーによるエール*/(23)同:「ミューズたち」~ムーア人のエール/
(24)同:「ミューズたち」~ムーア人のエール第2番/(25)同:「町人貴族」~アルルカンのシャコンヌ
ハ長調の小品
(26)作者不詳:前奏曲*/(27)作者不詳:ヴォードヴィユ*/
(28)ゴルチエ(ダングルベール編?):ジグ/(29)作者不詳:フローラのメヌエット
ト長調の小品
(30)リュリ:「フェアトン」前奏曲/(31)同:「村の婚礼」~ロランの花嫁/
(32)同:「村の婚礼」~ロランの花嫁のエール第2番/(33)作者不詳:若きイリス/
(34)リュリ:「ロラン」~ロジスティユ/(35)同:フェアトンのシャコンヌ/
(36)同:アマディスのメヌエット/(37)シャンボニエール:若きゼフィールのサラバンド/
(38)リュリ:「四季」~フォンテーヌブローのリトルネッロ/
(39)作者不詳:メヌエット*/(40)作者不詳:サラバンド*/
* 世界初録音 |
チェンバロ独奏も最高!ルセのリュリ愛光る珠玉のアルバム
録音:2020年11月29-30日/パリ/CD1: 55'00"、CD2:
67'00"/96kHz 24bit
近年指揮者として高く評価されるルセですが、やはりチェンバロ演奏が聴きたくなります。待望の新録音、それも彼が特別な愛着を示すリュリ作品を中心としているのが興味津々。
これらはリディ・ド・ロシュフォール=テオボン夫人(1638-1708)
所蔵の写本で、何とルセ自身が2004年にオークション・サイトebayで見つけて落札した唯一無二の楽譜によります。
Ebay の出品者コメントには「18世紀のハープシコード曲集」とありましたが、ルセは一瞥して17世紀の、それも超お宝であることを見抜き入手することができたとのこと。
楽譜集に収録された約80曲のうち34篇はリュリ作品のチェンバロ用編曲で、あまり鍵盤作品を残していないリュリだけにルセの喜びぶりが想像できます。
最高の落札者を得た手書きの楽譜が3世紀以上を経て、ふさわしい奏者により蘇ったと申せましょう。
ルセは曲順に弾くのではなく、調性別の組曲のようにまとめて統一感を図っています。
幸運なことに1704年ニコラ・デュモン製の修復済のチェンバロも入手することができ、それを用いてのレコーディングとなりました。
多くはリュリのオペラからの編曲ですが、原曲を誰よりも研究しているルセゆえ神業的な出来となっています。
古楽研究者、古楽ファンは見逃すことのできない新譜です。
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DA VINCI CLASSICS
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モガヴェーロが歌うように奏でるテレマン!
テレマン:
無伴奏フルートのための12のファンタジア
TWV.40:2-13 |
アンドレア・モガヴェーロ(フルート) |
フルーティストであり歌手!モガヴェーロが歌うように奏でるテレマン!
存命当時には大バッハを凌ぐ名声と人気を誇っていたテレマンが書いた「ファンタジア」の中でも、最も人気と知名度が高い「フルートのためのファンタジア」。
1727年から28年頃に作曲されハンブルクで出版されたと伝わり、卓越したポリフォニックなテクスチャを感じさせるこの傑作を奏でるのはイタリアのフルーティスト、アンドレア・モガヴェーロ。
ジャン=ピエール・ランパルの演奏に感銘を受けてフルートを学び始めたモガヴェーロはジェームズ・ゴールウェイやハンス=イェルク・シェレンベルガーといった世界的名手たちと共演を重ね、2009年にはパリのエコールノルマル音楽院に招かれ、工藤重典の下で研鑽を積みました。
2015年のミラノ万博への出演、さらにはティート・スキーパの弟子であるヴァンナ・マッサーリ・カマッサにベルカント唱法を学ぶなど、活躍の場を広げている注目の存在です。
使用楽器はヘインズの14Kゴールドのフルート。
※録音:2020年5月、ノー・フェイク・レコーズ(レッチェ、イタリア)
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ルイス・フェリペ・ラミレス・サンティリャン(1970-):交響曲集
交響曲第3番/FES-C*/
交響曲第1番*/エル・ピアノ+
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モスクワ放送交響楽団、
アレクサンドル・ポリアニチュコ(指揮)*/+、
セルゲイ・スクリプカ(指揮)*/+、
イリーナ・ポポヴァ(ピアノ)+
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1970年、メキシコシティ出身のメキシコ人作曲家ルイス・フェリペ・ラミレス・サンティリャンの2つのシンフォニーを含む管弦楽作品集。
メキシコのCIEMで作曲を学んだ後、現在は作曲家、アレンジャー、ギタリストとして活躍中のサンティリャン。
2004年の「交響曲第1番」、2020年の「交響曲第3番」と一緒に作曲されたピアノ協奏曲風の作品「エル・ピアノ」は、サウル・マスリ監督のショートフィルム「影」で使用された2004年の作品です。
打楽器やブラス・セクションの活躍、独特のリズム感が特徴的な作品群です。
※録音:2020年3月26日-27日、2007年12月22日*/+(モスクワ、ロシア)
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フルートとギターのためのソナタ集
ロベルト・ディ・マリーノ:ソナタ
ラダメス・グナッターリ:ソナチナ
レオ・ブローウェル:ソナタ第1番
フランコ・マルゴーラ:ソナタ第4番
マリオ・カステルヌオーヴォ=テデスコ:ソナチナ
Op.205 |
デュオ・マッシミーノ=ラモンダ
〔ヴェロニカ・ラモンダ(フルート)、
マルティーナ・マッシミーノ(ギター)〕 |
ロッサーナ・べルティーニともコンビを組むコンポーザー=ギタリストでありエンジニア、ダヴィデ・フィッコがサウンド・エンジニアを務めたフルートとギターによるデュオのためのソナタ集。
抜群の相性の良さを見せ、特にラテン系の作曲家が好んだフルートとギターのデュオ。
ブローウェルやマルゴーラ、カステルヌオーヴォ=テデスコの作品を奏でるのは、イタリアの女流奏者たちのアンサンブル、デュオ・マッシミーノ=ラモンダ。
2015年の結成後、イタリア、クーネオのジョルジョ・フェデリコ・ゲディーニ音楽院やイギリス、ロンドンの王立音楽大学でコンビを磨き続けてきた気鋭のアンサンブルです。
※録音:2021年、IRR(リヴァーラ、イタリア)
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ルイージ・モグロベホ(1969-):スオーノ・セーニョ
ファースト・ムーヴ/セカンド・ムーヴ/
サード・ムーヴ/フォース・ムーヴ/
デュエット第1番&第2番/5つのスケッチ/
ゲームI/ゲームII/ゲームIII/
ゲームIV/ゲームV |
マリル・グリエコ(フルート)
パスクアリーノ・リッツォ(オーボエ)
セバスティアーノ・チェルヴォ(フルート)
ニコラ・ロマーニョ(ホルン)
ドメニコ・チェラソ(トランペット)
アレッサンドロ・スキアヴォ(トロンボーン)
バッジョ・フィエッロ(チューバ)
ルイージ・モグロベホ(ピアノ&打楽器) |
1969年生まれのルイージ・モグロベホはイタリアの作曲家、音楽教師。ナポリのサン・ピエトロ・ア・マイエッラ音楽院で作曲法を学ぶのと同時にロックやポップスのジャンルでも活躍し、アレンジャー、サウンド・エンジニアとしての一面を持つ音楽家です。
ここでは1993年から2001年にかけて作曲された12曲の主に管楽器のために書かれた室内楽作品がまとめられています。
※録音:2001年、ブルー・スタジオ(ヴァッロ・デッラ・ルカーニア、イタリア)
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<メジャー・レーベル>
<国内盤>
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BIJIN CLASSICAL
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BJN-1016/17
(2CD)
¥3960
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イリーナ・メジューエワ(ピアノ)
「シューベルト作品集-2」
シューベルト(1797-1828):
●CD-1
ピアノ・ソナタ(第16番)イ短調 D845
ピアノ・ソナタ(第13番)イ長調 D664
●CD-2
ピアノ・ソナタ(第18番)ト長調 D894
12 のグラーツのワルツ D924
アダージョ ホ長調 D612
グラーツのギャロップ D925 |
イリーナ・メジューエワ(ピアノ) |
作品との真摯な対話を通してシューベルトの「心の声」を聴く。「シューベルト作品集-2」イリーナ・メジューエワ
(ピアノ - 1922年製のニューヨーク・スタインウェイ)
録音:2021 年9 月29 日~10 月1 日、新川文化ホール(富山県魚津市)/STEREO
/ 96kHz+24Bit録音、発売元:日本ピアノサービス株式会社
イリーナ・メジューエワによるシューベルト新シリーズ第2
集は、傑作ソナタ三曲に舞曲と小品を組み合わせたプログラム。
1922 年製のNYスタインウェイの名器を自在に操り、多彩な音色とタッチ、自在なイントネーション、音楽的なダイナミクスで作品の魅力を十全に引き出します。
※ライナーノートより
「・・・作曲家の心に寄り添いながら、丹念に問いかけ、その答えを注意深く聴き取ります。そして、そうした対話から生まれたものを、イリーナさんは私たちに届けてくれます。その対話が真摯なものであるからこそ、私たちはシューベルトの心の声を聴くことが出来ると思うのです」(松井治伸)
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<LP>
12/23(木)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
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ALIA VOX
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AVSA 9946
(3SACD HYBRID)
¥5200 →\4790
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ジョルディ・サヴァール(指揮)&ル・コンセール・デ・ナシオン
ベートーヴェン:交響曲第6-9番
[CD1]
交響曲第6番 ヘ長調 op.68「田園」[42'06]
〈録音:2020年7月〉
[CD2]
交響曲第7番 イ長調 op.92 [39'12]
交響曲第8番 ヘ長調 op.93 [24'51]
[CD3]
交響曲第9番 ニ短調 op.125 [63'58] |
ジョルディ・サヴァール(指揮)
ル・コンセール・デ・ナシオン
(コンサート・マスター:ヤコブ・レーマン)
9番:
ラ・カペラ・ナシオナル・デ・カタルーニャ
サラ・グジ(ソプラノ)
ライラ・サロメ・フィッシャー(アルト)
ミン・ジ・レイ(テノール)
マヌエル・ヴァルサー(バス) |
ついに完結編登場!サヴァールによるベートーヴェン交響曲6-9番、音楽史を生きてきたサヴァールが導き出したこたえ
録音:第6&7番/2020年7月18-21日、カタルーニャ自治州バルセロナ県カルドナ城聖ビチェンス参事会教会
第8番/2020年10月10-11日、国立音楽フォーラム、ヴロツワフ(ポーランド)
第9番/2021年9月30日、10月1日、カタルーニャ自治州バルセロナ県カルドナ城聖ビチェンス参事会教会/Multichannel
ベートーヴェンの第1番~第5番(AVSA 9937)から約1年。ついに、完結編となる第6~9番の登場。
2019年6月から始まった、サヴァールによるベートーヴェン交響曲ツィクルスの演奏会と連動したこの録音プロジェクトも、ついに完結となります。
ベートーヴェンにつづいては、シューベルトが予定されているとのこと。
サヴァールの探求心と音楽世界は、とどまるところを知りません!
ピリオド楽器のベートーヴェン交響曲も今となっては珍しくはなくなってきましたが、あらためて、コンセール・デ・ナシオンの面々が奏でる、ピリオド楽器の音色の独特の風合いが際立っていることは特筆に値するといえるでしょう。
「田園」でも、管楽器の表現が「嵐」での管楽器やティンパニの響きが非常に素晴らしい。
第7 番での弦楽器の軽やかながらも推進力のある表現も見事。
そしてなんといっても第九!終楽章でも、器楽が奏でるひとつひとつのパッセージが細部まで高精度で浮かびあがりながら、全体として美しくひとつの響きとなっています。
声楽陣も、器楽の響きと同様柔らかく、精緻なアンサンブルとバランスで聴かせます。
「音楽史」を生きてきたともいえるサヴァールと奏者たちが導き出したひとつのベートーヴェン像への答えともいえる演奏。
大注目です!
サヴァールによるベートーヴェン交響曲第1-5番 |
AVSA 9937
(3SACD HYBRID)
\5200 →\4790
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サヴァールによるベートーヴェン交響曲!1-5番!!
ベートーヴェン:交響曲第1-5番
[CD1]
交響曲第1番 ハ長調 op.21 [25'30]
交響曲第2番 ニ長調 op.36 [34'07]
[CD2]
交響曲第3番 変ホ長調「 英雄」op.55 [43'58]
[CD3]
交響曲第4番 変ロ長調 op.60 [32'10]
交響曲第5番 ハ短調 op.67 [34'22]
気になる6-9番は、2021年に発売予定! |
ジョルディ・サヴァール(指揮)
ヤコブ・レーマン(コンサート・マスター)
ル・コンセール・デ・ナシオン |
録音:2019年6月5-6日(第2,4番)、2019年10月5-9日(第1,3,5番)/コルドナ城修道院、カタルーニャ
SACD層オーディオフォーマットはマルチチャンネルとなっております。
ベートーヴェン・イヤーに、ALIA VOX から注目盤の登場!
この録音にあたり、サヴァールは当時使用された楽器、およびそれに近い楽器をそろえ、メンバー数も50-60名と当時なされていたと考えられるのと同じ規模で録音に臨みました。もちろんオリジナル資料にもあらためてあたり、ベートーヴェン自身によるテンポ表示などもすべて見直しての演奏となっております。
全体を通して、良い意味で軽やかで、非常にピュアなまなざしで演奏していながら、思わぬ響きにはっとさせられる瞬間が続き、耳が開かれる思いです。美しさを追求した弦楽器の音色は抜群、管楽器のブレンド具合も見事。
サヴァールのアンサンブルでおなじみのパーカッション奏者ペドロ・エステヴァンのティンパニも軽やかに響きながら全体を見事に引き締めております。
交響曲第3番は1994年の録音がありますが、それ以来のベートーヴェン交響曲の登場ということで、大注目です。なお、気になる6-9番は、2021年に発売予定ということです。
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HAENSSLER
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HC 18043
(12CD)
¥6800 →\6190
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鬼才女子マルコヴィナ
今度はメンデルスゾーンのピアノ独奏曲全集!
断片、異稿、草稿も網羅しちゃいます
メンデルスゾーン:ピアノ独奏曲全集
CD1(68’41)
アレグロ ハ長調 MWV U 1(1820)
ピアノのための小品 ト短調 MWV U 2(1820)
アンダンテ イ長調 MWV U 3(1820)
アレグロ・モルト 変ロ短調 MWV U 4(1820)
ピアノのための小品 ト長調MWV U 5(断片)(1820)
アンダンテ ヘ長調 MWV U 6(1820)
ピアノのための小品 ロ短調 MWV U 7(1820)
ピアノ・ソナタ ホ短調 MWV U 8(1820)
ラルゴ ニ短調MWV U 9(1820)
ピアノのための小品 ヘ短調 MWV U 10(1820)
レチタティーヴォ ニ短調MWV U 11(1820)
ピアノのための小品 ホ短調 / ト長調 MWV U
12(1820)
ラルゴ - アレグロ ハ短調MWV U 13(1820)
アンダンテ ハ長調 MWV U 14(断片)(1820)
アダージョ ニ長調 MWV U 15(1820)
プレスト ハ短調 MWV U 16(断片)(1820)
プレスト ハ短調 MWV U 17(1820)
ピアノのための小品 ホ短調 MWV U 18(1820)
ピアノ・ソナタ ホ短調 MWV U 19(1820)
アンダンテ ロ短調 MWV U 20(断片)(1820)
ピアノ・ソナタ ヘ長調 MWV U 21(断片)(1820)
CD2(66’00)
ピアノのための小品 イ短調 MWV U 22(1820)
ピアノ・ソナタ ヘ短調 MWV U 23(1820)
練習曲 ヘ長調 MWV U 24(断片)(1820)
ピアノのための小品 ハ長調 MWV U 25(断片)(1820)
練習曲 ニ短調 MWV U 26(1820)
練習曲 イ短調 MWV U 27(1820)
アレグロ イ短調 MWV U 28(1821)
練習曲 ハ長調 MWV U 29(1821)
ピアノ・ソナタ第2 番 ト短調 Op.105 MWV U
30(1821)
ラルゴ ハ短調 . アレグロ・ディ・モルト ハ長調
MWV U 31(1821)
フーガ ニ短調 MWV U 32(1821)
フーガ イ短調 MWV U 33(断片)(1821)
ソナチネ ホ長調 MWV U 35(1821)
CD3(67’34)
フーガ ニ短調 MWV U 36(1822)
フーガ 変ロ短調 MWV U 37(1822)
ピアノのための小品 ト長調 MWV U 38(1822)
ワルツ ニ長調 MWV U 39(1822)
アンダンテ ホ長調 MWV U 40(1822)
ファンタジア ハ短調 / ニ短調 MWV U 41(1823)
ピアノ・ソナタ 変ロ短調 MWV U 42(1823)
カプリッチョ 変ホ短調 MWV U 43(1824)
7 つの性格的小品より第2 番 ロ短調 Op.7-2
MWV U 44(1824)
CD4(66’36)
プレスティッシモ ヘ短調MWV U 45(1824)
フーガ ト短調MWV U 46(1824)
アレグロ・モデラート 変ホ長調 MWV U 47(断片)(1825)
アレグロ・コン・モート イ短調 MWV U 48(断片)(1825)
アレグロ・ヴィヴァーチェ ヘ短調 MWV U 49(断片)(1825)
カプリッチョ(スケルツォ)嬰ヘ短調Op.5 MWV
U 50(断片)(1825)
フーガ 嬰ハ短調 MWV U 51(1826)
ヴィヴァーチェ ハ短調MWV U 52(1826)
アンダンテ ニ長調 MWV U 53(1826)
ピアノ・ソナタ第1 番 ホ長調 Op.6 MWV U 54(1826)
CD5(70’48)
7 つの性格的小品より第4 番 イ長調 Op.7-4
MWV U 55(1826)
7 つの性格的小品より第1 番 ホ短調 Op.7-1
MWV U 56(1826)
フーガ 変ホ長調 MWV U 57(1826)
無窮動 ハ長調 Op.119 MWV U 58(1826)
7 つの性格的小品より第3 番 ニ長調 Op.7-3
MWV U 59(1827)
7 つの性格的小品より第5 番 イ長調 Op.7-5
MWV U 60(1827)
7 つの性格的小品より第6 番 ホ短調 Op.7-6
MWV U 61(1827)
7 つの性格的小品より第7 番 ホ長調 Op.7-7
MWV U 62(1827)
ピアノのための始曲と終曲 イ長調 MWV U 63(1827)
ピアノ・ソナタ 第3 番 変ロ長調 Op.106 MWV
U 64(1827)
前奏曲 ホ短調MWV U 157(1841)
前奏曲 ホ短調MWV U 65(1827)
CD6(65’52)
前奏曲(練習曲)ホ短調Op.35-1[a] MWV U 116(1836)
フーガ ホ短調 Op.35-1[b] MWV U 66(1827)
ロンド・カプリチオーソ(練習曲)ホ長調 Op.14
MWV U 67(1828)
無言歌 変ホ長調 MWV U 68(1828)
スケルツォ ロ短調 MWV U 69(1829)
幻想曲または奇想曲より第1 番 イ長調 Op.16-1
MWV U 70(1829)
幻想曲または奇想曲(スケルツォ)より第2 番
ホ短調 Op.16-2 MWV U 71(1829)
幻想曲または奇想曲より第3 番 ホ長調 Op.16-3
MWV U 72(1829)
無言歌集 第1 巻より第4 番 イ長調「信頼」Op.19[b]-4
MWV U 73(1829)
「夏の名残のばら」による幻想曲 ホ長調 Op.15
MWV U 74(1830)
アンダンテ・コン・モート イ長調 MWV U 75(1830)
アンダンテ イ長調 MWV U 76(1830)
無言歌集 第2 巻より第2 番 変ロ短調「安らぎもなく」Op.30-2
MWV U 77(1830)
無言歌集 第1巻より第6番 ト短調「ヴェネツィアの舟歌
第1」 Op.19[b]-6 MWV U 78(1830)
フーガ ホ短調 MWV U 79(断片)(1830)
無言歌集 第1 巻より第2 番 イ短調「後悔」
Op.19[b]-2 MWV U 80(1830)
アンダンテ・マエストーソ ヘ長調 MWV U 81(1830)
無言歌 変ホ長調 MWV U 82(断片)(1830)
無言歌集 第1巻より第1番 ホ長調「 甘い思い出」Op.19[b]-1
MWV U 86(1831)
CD7(70’40)
アンダンテ ロ長調 / アレグロ・ディ・モルト
ロ短調(華麗なるロンド)MWV U 87(1831)
コン・モート イ長調 MWV U 88(1831)
無言歌集 第1巻より第3番 イ長調「 狩人の歌」Op.19[b]-3
MWV U 89(1832)
無言歌集 第1 巻より第5 番 嬰ヘ短調「眠れるままに」Op.19[b]-5
MWV U 90(1832)
前奏曲 ロ短調 Op.35-3[a] MWV U 131(1837)
フーガ ロ短調 Op.35-3[b] MWV U 91(1837)
幻想曲 嬰ヘ短調「スコットランド風ソナタ」Op.28
MWV U 92(1833)
アンダンテ・カンタービレ 変ロ長調(音楽のスケッチ第1
番)MWV U 93(1833)
プレスト・アジタート ト短調(音楽のスケッチ第2
番)MWV U 94(1833)
カプリース / カプリッチョ 変ロ短調 Op.33-3
MWV U 95(1833)
小フーガ ロ短調 MWV U 96(1833)
無言歌集 第2 巻より第5 番 ニ長調「小川」Op.30-5
MWV U 97(1833)
無言歌集 第2 巻より第4 番 ロ短調「道に迷った人」Op.30-4
MWV U 98(1834)
カプリース / カプリッチョ イ短調 Op.33-1
MWV U 99(1834)
CD8(68’30)
練習曲第2 番 ヘ長調 Op.104-2 MWV U 100(1834)
無言歌集 第7 巻より第2 番 イ短調「別れ」Op.85-2
MWV U 101(1834)
無言歌集 第6 巻より第3 番 変ロ長調「巡礼の歌」Op.67-3
MWV U 102(1820)
無言歌集 第2 巻より第1 番 変ホ長調「瞑想」Op.30-1
MWV U 103(1834)
無言歌集 第2 巻より第3 番 ホ長調「慰め」Op.30-3
MWV U 104(1834)
前奏曲 ニ長調 Op.35-2[a] MWV U 129(1836)
フーガ ニ長調 Op.35-2[b] MWV U 105(1834)
前奏曲 ヘ短調 Op.35-5[a] MWV U 126(1836)
フーガ ヘ短調 Op.35-5[b] MWV U 106(1834)
無言歌集 第3 巻より第3 番 ホ長調「詩人の竪琴」Op.38-3
MWV U 107(1835)
前奏曲 変イ長調 Op.35-4[a] MWV U 122(1836)
フーガ 変イ長調 Op.35-4[b] MWV U 108(1834)
無言歌集 第4 巻より第2 番 変ホ長調「浮雲」Op.53-2
MWV U 109(1835)
無言歌集 第2巻より第6番 嬰ヘ短調「ヴェネツィアの舟歌
第2」 Op.30-6 MWV U 110(1835)
無言歌集 第7 巻より第3 番 変ホ長調「狂乱」Op.85-3
MWV U 111(1835)
カプリース / カプリッチョ ホ長調 Op.33-2
MWV U 112(1835)
スケルツォ・ア・カプリッチョ 嬰ヘ短調MWV
U 113(1835)
無言歌集 第4 巻より第4 番 ヘ長調「心の悲しさ」Op.53-4
MWV U 114(1835)
無言歌集 第3 巻より第2 番 ハ短調「失われた幸福」Op.38-2
MWV U 115(1836)
CD9(70’11)
練習曲第1 番 変ロ長調 Op.104-2 MWV U 117(1836)
フーガ 変ロ長調 MWV U 118(断片)(1836)
無言歌集 第3 巻より第6 番 変イ長調「デュエット」Op.38-4
MWV U 120(1836)
無言歌集 第3 巻より第1 番 変ホ長調「夕べの星」Op.38-1
MWV U 121(1836)
練習曲第2 番 ロ短調 Op.104-1 MWV U 123(1836)
無言歌 嬰ヘ短調 MWV U 124(1836)
練習曲(前奏曲)ヘ短調 MWV U 125(1836)
前奏曲第3 番 ニ長調 Op.104-1 MWV U 127(1836)
前奏曲 変ロ長調 Op.35-6[a] MWV U 135(1837)
フーガ 変ロ長調 Op.35-6[b] MWV U 128(1836)
アレグロ ロ短調 MWV U 130(断片)(1836)
前奏曲第1 番 変ロ長調 Op.104-1 MWV U 132(1836)
前奏曲 嬰ヘ短調 MWV U 133(断片)(1836または1837)
アルバムの綴り「無言歌」ホ短調 Op.117 MWV
U 134(1836または1837)
ヴェネツィアの舟歌 イ長調MWV U 136(1837)
無言歌集 第3 巻より第5 番 イ短調「情熱」Op.38-5
MWV U 137(1837)
アレグレット イ長調MWV U 138(1837)
アンダンテ ホ長調 . アレグロ ホ短調「カプリッチョ」
MWV U 139(1837)
アンダンテ・カンタービレとプレスト・アジタート
ロ長調・ロ短調MWV U 141(1838)
練習曲第3 番 イ短調 Op.104-2 MWV U 142(1838)
無言歌集 第4 巻より第1 番 変イ長調「海辺で」Op.53-1
MWV U 143(1839)
無言歌集 第4 巻より第3 番 ト短調「胸騒ぎ」Op.53-3
MWV U 144(1839)
CD10(71’11)
無言歌集 第6巻より第2番 嬰ヘ短調「失われた幻影」Op.67-2
MWV U 145(1839)
フーガ 変ホ長調MWV U 146(断片)(1839)
ピアノ・ソナタ ト長調MWV U 147(断片)(1839-1841)
アンダンテ・ソステヌート ホ長調MWV U 148(断片)(1830
年代後半 / 1840 年
代前半)
無言歌 ヘ長調 MWV U 150(1841 頃)
無言歌集 第5 巻より第5 番 イ短調「ヴェネツィアの舟歌
第3」 Op.62-5 MWV U151(1841)
無言歌集 第8 巻より第4 番 ト短調「そよぐ風」
Op.102-4 MWV U 152(1841)
無言歌集 第4 巻より第5 番 イ短調「民謡」
Op.53-5 MWV U 153(1841)
無言歌集 第4 巻より第6 番 イ長調「勝利の歌」
Op.53-6 MWV U 154(1841)
無言歌集 第7 巻より第6 番 変ロ長調「旅人の歌」Op.85-6
MWV U 155(1841)
厳格な変奏曲 ニ短調 Op.54 MWV U 156(1841)
変奏曲 変ホ長調 Op.82 MWV U 158(1841)
変奏曲 変ロ長調 Op.83 MWV U 159(1841)
アレグレット イ短調 MWV U 160(1841)
無言歌集 第5 巻より第6 番 イ長調「春の歌」
Op.62-6 MWV U 161(1841)
無言歌集 第8 巻より第1 番 ホ短調「寄る辺なく」
Op.102-1 MWV U 162(1842)
カノン 嬰ヘ短調 MWV U 163(1842)
6 つの子供の小品より第3 番 ト長調 Op.72-3
MWV U 164(1842)
アンダンテ 変ホ長調MWV U 165(1842)
6 つの子供の小品より第5 番 ト短調 Op.72-5
MWV U 166(1842)
ソステヌート ヘ長調 MWV U 167(1842)
CD11(69’00)
6 つの子供の小品より第6 番 ヘ長調 Op.72-6
MWV U 168(1842)
6 つの子供の小品より第4 番 ニ長調 Op.72-4
MWV U 169(1842)
6 つの子供の小品より第2 番 変ホ長調 Op.72-2
MWV U 170(1842)
6 つの子供の小品より第1 番 ト長調 Op.72-1
MWV U 171(1842)
無言歌集 第8 巻より第6 番 ハ長調「信仰」
Op.102-6 MWV U 172(1842)
ピアノのための小品 ホ短調 MWV U 173(1842)
アレグロ ヘ長調 MWV U 174(1842)
無言歌集 第5 巻より第4 番 ト長調「朝の歌」
Op.62-4 MWV U 175(1843)
無言歌 ニ長調 MWV U 176(断片)(1843)
無言歌集 第5 巻より第3 番 ホ短調「葬送行進曲」
Op.62-3 MWV U 177(1843)
無言歌 ニ長調 MWV U 178(断片)(1843)
アンダンテ・コン・モート ホ短調MWV U 179(1843)
無言歌集 第6 巻より第1 番 変ホ長調「瞑想」Op.67-1
MWV U 180(1843)
無言歌集 第5 巻より第2 番 変ロ長調「出発」Op.62-2
MWV U 181(1843)
無言歌集 第6 巻より第4 番 ハ長調「紡ぎ歌」Op.67-4
MWV U 182(1843)
プレスト イ長調 MWV U 183(断片)(1844)
無言歌集 第6巻より第5番 ロ短調「羊飼いの嘆き」Op.67-5
MWV U 184(1844)
無言歌集 第5 巻より第1 番 ト長調「5月のそよ風」Op.62-1
MWV U 185(1844)
ピアノのための小品 イ短調 MWV U 186(1844)
無言歌 ニ短調 MWV U 187(1844)
無言歌集 第6 巻より第6 番 ホ長調「子守歌」Op.67-6
MWV U 188(1844)
無言歌集 第7 巻より第1 番 ヘ長調「夢」Op.85-1
MWV U 189(1844)
無言歌集 第7 巻より第4 番 ニ長調「悲歌」Op.85-4
MWV U 190(1844)
無言歌集 第7 巻より第5 番 イ長調「帰還」Op.85-5
MWV U 191(1844)
無言歌集 第8 巻より第2 番 ニ長調「追憶」Op.102-2
MWV U 192(1845)
無言歌集 第8 巻より第5 番 イ長調「子供のための小品」Op.102-5
MWV U 194(1845)
無言歌集 第8 巻より第3 番 ハ長調「タランテラ」Op.102-3
MWV U 195(1845)
時間の経過とともに ト短調 MWV U 196(1847)
幸せな再会 イ長調 MWV U 197(1847)
フーガ イ短調 MWV U 199(作曲年不詳)
無言歌集 第2 巻より第4 番 ロ短調「道に迷った人」(初稿)Op.30-4
MWV U 98(1834 頃)
無言歌集 第1 巻より第4 番 イ長調「信頼」(初稿)Op.19[b]-4
MWV U 73(1829)
無言歌集 第8 巻より第2 番 ニ長調「追憶」(キャヴェンディッシュ夫人のための
献呈自筆譜「アンダンテ・ソステヌート」)Op.102-2
MWV U 192(1847)
無言歌集 第5 巻より第3 番 ホ短調「葬送行進曲」(初稿)
Op.62-3 MWV U 177(1843)
CD12(65’48)
主題と変奏曲 ニ長調 MWV Z 119(1819-1821)
組曲 ト長調 MWV Z 1, 105(1819-1821)
小フーガ ト長調 MWV Z 1,53, 23v-(r 1819-1821)
小インヴェンション ヘ長調 MWV Z 1, 92, 34(r
1819-1821)
カノン MWV Y 13(1837)
『夏の夜の夢』Op.61より「スケルツォ」MWV
M 13(1842-1843)
『夏の夜の夢』Op.61より「夜想曲」MWV M 13(1844)
『夏の夜の夢』Op.61より「結婚行進曲」MWV
M 13(1844)
無窮動 / スケルツォ ハ長調(第2 稿)Op.119
MWV U 58(1826)
無言歌集 第1 巻より第2 番 イ短調「後悔」(初稿)Op.19[b]-2
MWV U 80(1830)
アンダンテ ト長調 MWV U 19(1820)
前奏曲 ロ短調 MWV U 123(1836)
無言歌集 第4巻より第1番 変イ長調「海辺で」(初稿)Op.53-1
MWV U 143(1839)
無言歌集 第7巻より第6番 変ロ長調「旅人の歌」(異稿)Op.85-6
MWV U 155(1841)
厳格な変奏曲 ニ短調(草稿)Op.54 MWV U 156(1841)
アンダンテと変奏曲 変ホ長調(草稿) Op.82
MWV U 158(1841)
無言歌集 第5 巻より第3 番 ホ短調「葬送行進曲」(クララ・シューマンのための
献呈自筆譜「アンダンテ・マエストーソ」)Op.62-3
MWV U 177(1843)
無言歌集 第8巻より第2番 ニ長調「追憶」(第2稿)Op.102-2
MWV U 192(1847)
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アナ=マリヤ・マルコヴィナ
(ピアノ/ベーゼンドルファー) |
断片、異稿、草稿も網羅!メンデルスゾーン歿後175年記念、名手マルコヴィナがメンデルスゾーンのピアノ独奏曲全集をリリース!
セッション録音:2018年3月-2021年4月/デュルメン・ゴットシュリング・スタジオ/DDD
鬼才ピアニスト、アナ=マリヤ・マルコヴィナ。師のバドゥラ=スコダも絶賛していた名手です。
録音では独ヘンスラー・レーベルよりC.P.E.
バッハ(98-003)、ブルックナー(HC-17054)、アントン・ウルシュプルフ(HC-16015)のピアノ独奏曲全集などをリリース。
作曲家へ焦点を当てた充実の内容のアルバムで非常に高い評価を得ております。
その名手が次に挑んだのは2022年に歿後175年を迎えるメンデルスゾーンです!
メンデルスゾーンは数多くのピアノ曲を残しており、当全集では11歳のときに作曲したアレグロ
ハ長調 MWV U 1から、亡くなる7か月前、ピアノ曲としては最後の作品「幸せな再会」イ長調
MWV U 197 まで、基本的には作曲年月日の順番で収録しております。
付属のブックレット(独英)には曲ごとに作曲の経緯や作品の特徴なども記載されており、各言語約50ページ分、計100ページほどの資料的価値の高い内容となっております。
さらに注目が断片、草稿、異稿を網羅していること。異稿としては無言歌集の初稿、第2稿などを収録。さらに有名な「厳格な変奏曲」ニ短調Op.54
MWV U156は草稿も録音しています。
この草稿では5つの破棄された変奏と第16、17変奏の異稿を聴くことができ、現稿と比較すると第17変奏は明らかに短くなり、主題もより充実したものに仕上がっているのがよくわかります。
この他興味の尽きない内容の12枚組。マルコヴィナが愛奏するベーゼンドルファーで聴く、メンデルスゾーン・イヤーふさわしい真の決定盤が登場します!
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ANALEKTA
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アンジェル・デュボー&ラ・ピエタ
エル ~ 女性作曲家たちの作品集 |
アンジェル・デュボー(ヴァイオリン&指揮)、
ラ・ピエタ |
エレーナ・カッツ=チェルニン:エリザ・アリア/
ダラル:Eos/
レイチェル・ポートマン:フライト/
ジョスリン・プーク:妻/
レベッカ・デール:冬/
カティア・マックディッシ=ウォーレン:記憶/
ヒルデガルト・フォン・ビンゲン:おお、知恵の徳よ/
エレーナ・カッツ=チェルニン:リ・インヴェンション第1番/
レーラ・アウエルバッハ:後奏曲/
レベッカ・デール:《マテルナ・レクイエム》
より リベラ・メ/
キャロライン・ショー:《Plan & Elevation》より第4曲「The
Orangery」/
イソベル・ウォーラー=ブリッジ:アライズ/
ジョスリン・プーク:イントロスペクション/
ジュリー・テリオー:トランスミューテーション/
アナ・ソコロヴィッチ:舞曲第3番 |
アンジェル・デュボー&ラ・ピエタ、25周年にふさわしい、多彩なプログラム!
☆アンジェル・デュボー&ラ・ピエタ創設25周年記念盤!
☆クラシックに留まらず、あらゆるジャンルの女性作曲家の作品が集結!
クラシック、現代音楽、映画やゲームの音楽など、さまざまなジャンルの作品を弦楽アンサンブルのためにアレンジした数多くのレコーディングで高い評価を得てきたアンジェル・デュボーと、彼女が創設した女性奏者のみの弦楽オーケストラ「ラ・ピエタ」。
創設25周年を記念したこのアルバムは、女性作曲家特集です。
ヒルデガルト・フォン・ビンゲン以外は現代女性作曲家でプログラミングされた今作。
取り上げられた作曲家の中には、例えばオーストラリアで最も重要な現代作曲家の一人で、ロシアやドイツなどの多種多様な音楽を取り入れているエレナ・カッツ=チェルニンや、ロサンゼルスでポップ・ソングやエレクトニック・ダンスを作曲しているダラル、映画『エマ(Emma)』でアカデミー賞を獲得した映画作曲家レイチェル・ポートマンなど非常に多彩!
これまでにもジャンルを超えた活動をしてきたアンジェル・デュボー&ラ・ピエタにふさわしい記念盤となっています。
※録音:2019年5月
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モーツァルト:フォルテピアノのための作品集
モーツァルト:
ピアノ・ソナタ第11番 イ長調 K331《トルコ行進曲付き》
幻想曲第3番 ニ短調 K397
ピアノ・ソナタ第13番 変ロ長調 K333
ピアノ・ソナタ第16番 ハ長調 K545 |
リュック・ボーセジュール(フォルテピアノ) |
リュック・ボーセジュール、モーツァルトを弾く
☆名チェンバリスト、オルガニストがフォルテピアノで挑む!
☆モーツァルトの珠玉の名曲をリュック・ボーセジュールの演奏で!
カナダのピリオド・アンサンブル、クラヴサン・アン・コンセールの創設者兼音楽監督であり、同国の古楽界を代表するチェンバリスト、オルガニストとして知られるリュック・ボーセジュール。
今作ではモーツァルトのお気に入りの楽器であったフォルテピアノ(使用楽器は2019年製アントン・ヴァルター・モデルのレプリカ)を用いて、モーツァルトが天才であったことを証明するような代表的なピアノ・ソナタと幻想曲を収録しました。
これらの名曲たちが、ボーセジュールのリズミカルな演奏によって、鮮やかに生き生きと蘇ります。
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ウィーン 1840 ~ ロマンティックなウィーンの音楽
エミリア・ジュリアーニ=グリエルミ(1813-1850):
6つの前奏曲 Op.46より第1番、6つの前奏曲
Op.46より第3番
ヨハン・カスパール・メルツ(1806-1859):吟遊詩人の調べ
Op.15
シューベルト(1797-1828)(ヨハン・カスパール・メルツ編):セレナーデ
ジュリオ・レゴンディ(1822-1872):夜想曲《夢想》Op.19
ヨハン・カスパール・メルツ:ハンガリー幻想曲第1番
Op.65 |
パスカル・ヴァロワ(ギター) |
ロマン派の時代に見られたギターへの熱狂を、現代に復活させることに専念するギタリスト、パスカル・ヴァロワによるAnalekta2枚目のアルバム。
今作にはドイツ・ロマン派に影響を受けたり関係する作曲家の作品を収録。中には近年注目され評価が高まってきている女性作曲家エミリア・ジュリアーニ=グリエルミ(マウロ・ジュリアーニの娘)の作品も含まれています。
それらの作品を現代に再現するため演奏には、1830年製ヨハン・ゲオルグ・シュタウファー・モデルのレプリカを使用しています。
※録音:2021年8月10日-12日
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前奏曲集 ~ 無伴奏チェロ作品集 |
ジュリア・マクレイン(チェロ) |
J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲第1番 ト長調
BWV1007より前奏曲/
アイラット・イシュムラトフ:無伴奏チェロのための前奏曲
ト長調 Op.69/
J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲第2番 ニ短調
BWV1008より前奏曲/
ガブリエル・ダルムー:Sarasaraahat/
J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲第3番 ハ長調
BWV1009より前奏曲/
カーメン・ブレイデン:プレイ・タイム/
J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲第4番 変ホ長調
BWV1010より前奏曲/
ニコール・リジー:廃墟への祈り/
J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲第5番 ハ短調
BWV1011より前奏曲/
クリス・デルクセン:ランド・バッハ/
J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲第6番 ニ長調
BWV1012より前奏曲/
ロイ・ジョンストーン:ナンバー・シックス・ポスト・バッハ |
2014年からカナダ・ナショナル・アーツ・センター管弦楽団(the
National Arts Centre Orchestra)のアシスタント・プリンシパル・チェロ奏者を務めるジュリア・マクレインのデビュー・アルバム。
J.S.バッハの無伴奏チェロ組曲(第1番~第6番の前奏曲)でクラシック音楽のルーツを探るとともに、以前から力を注いできた6人のカナダの現代作曲家たちによる様々なスタイルの無伴奏チェロ作品を収録することによって、チェロの持つ新たな可能性を表現しています。
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AN 288801
(2CD)
特別価格
¥3600
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クララ、ロベルト、ヨハネス Vol.2 ~ リリカル・エコーズ
ロベルト・シューマン:交響曲第2番ハ長調
Op.61
クララ・シューマン:歌曲選集*
〔彼はやってきた Op.12-1、美しさゆえに愛するのなら
Op.12-2、
なぜ他の人たちに尋ねようとするの Op.12-3、私は暗い夢の中に立っていた
Op.13-1、
彼らは愛し合っていた Op.13-2、愛の魔法
Op.13-3、私はあなたの瞳に Op.13-5〕
ヨハネス・ブラームス:交響曲第2番ニ長調
Op.73
クララ・シューマン:歌曲選集*
〔月は静かに昇った Op.13-4、無言のハスの花
Op.13-6、
別れの時に、私の星、おやすみなさいとあなたに言う〕 |
アレクサンダー・シェリー(指揮)、カナダ・ナショナル・アーツ・センター管弦楽団、
エイドリアン・ピエチョンカ(ソプラノ)*、リズ・アップチャーチ(ピアノ)* |
アレクサンダー・シェリー率いるカナダのNAC管!シューマン夫妻とブラームス
第2弾!
☆ズーカーマンよりタクトを譲り受けたアレクサンダー・シェリー率いるカナダのナショナル・アーツ・センター管弦楽団!
☆シューマン夫妻とブラームスの親密な関係を探る録音プロジェクト、「クララ、ロベルト、ヨハネス」第2巻。
☆シューマンとブラームスの「交響曲第2番」とクララの歌曲を収録!
カナダの名門オーケストラの一つ、ナショナル・アーツ・センター管弦楽団(NAC管)と、2015年からピンカス・ズーカーマンより音楽監督の職を引き継ぎ、精力的に演奏・録音活動を行っているアレクサンダー・シェリー。
「クララ、ロベルト、ヨハネス」は、3人のドイツ・ロマン派の巨人、クララ・シューマン、ロベルト・シューマン、ヨハネス・ブラームスの間の密接に絡み合った個人的および芸術的なつながりを探るという興味深いプロジェクト。
今後2年間で計4枚のアルバムを予定しており、クララ・シューマンの研究家Julie
Pedneault-Deslauriersとブラームスの伝記作家Jan
Swaffordの協力も得て、ロベルトとヨハネスの交響曲にクララの管弦楽作品や室内楽、歌曲などを組み合わせた綿密なプログラムが編まれてゆきます。
第2巻は、ロベルトとヨハネスそれぞれの「交響曲第2番」に、クララが結婚初期に書いた歌曲からの素晴しきセレクションをカップリング。
歌うのは、ニューヨークのメトロポリタン・オペラ、ウィーン国立歌劇場、ロイヤル・オペラ・ハウスなど世界の主要なオペラハウスで歌ってきたカナダのソプラノ、エイドリアン・ピエチョンカ(アドリアンヌ・ペジョンカ)。
2010年にカナダのグラミー賞と呼ばれる「ジュノー賞」を受賞したほか、彼女が参加したMETのプーランク「カルメル派修道女の対話」は、2022年のグラミー賞にノミネートしています。
※録音(交響曲):2018年3月22日-23日&4月4日-6日、サウザン・ホール、ナショナル・アーツ・センター(カナダ)
※録音(歌曲):2021年7月8日-10日、ジョージ・ウェストン・リサイタル・ホール、メリディアン・アーツ・センター(カナダ)
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BMC (Budapest Music Center)
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BMCCD162
【旧譜】
¥2500
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リゲティ・アンド・クルターグ・アット・カーネギーホール
リゲティ:メロディーエン
クルターグ:亡きR.V.トルーソヴァのメッセージ
Op.17
リゲティ:チェロ協奏曲‡
クルターグ:アンナ・アフマトーヴァによる4つの詩
Op.41� |
ペーテル・エトヴェシュ(指揮)
UMZEアンサンブル
ナタリア・ザゴリンスカヤ(ソプラノ)
ミクローシュ・ペレーニ(チェロ)‡ |
エトヴェシュ、リゲティとクルターグを振る!
ハンガリーを代表する現代作曲家のリゲティとクルターグのプログラムを、カーネギーホールでライヴ収録!
しかも指揮をするのは、やはりハンガリーを代表する現代作曲家のひとり、ペーテル・エトヴェシュ!これ以上現代のハンガリー音楽を堪能できる一枚があるでしょうか。
ソリストも豪華で、リゲティのチェロ協奏曲を弾くのはこちらもハンガリー出身の名手ミクローシュ・ペレーニです。
持ち前の技巧を活かして圧倒的な演奏を繰り広げています。
※録音:2009年1月31日、カーネギーホール、ライヴ録音(アメリカ)
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BMCCD138
(1CD+1DVD(PAL))
【旧譜】
特別価格
¥3600
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ペーテル・エトヴェシュ:夢の橋を渡るように
【CD】
・夢の橋を渡るように(更科日記のテキストによるサウンド・シアター(英語)(1999)
【DVD】(オーディオ・オンリーDVD/DTS&ドルビー・デジタル
5.1ch)
・夢の橋を渡るように
・Tale(テキスト:ハンガリーの民話からのセレクション/ハンガリー語/オリジナル3チャンネル版)* |
UMZEアンサンブル、ゲルゲイ・ヴァイダ(指揮)、エリザベス・ローレンス(語り)、
マイク・スヴォボダ(ダブルベル・アルト・トロンボーン)、
ジェラール・ブケ(ダブルベル・コントラバス・トロンボーン、スーザフォン)、
モルナール・ピロシュカ(ナレーション)* |
日本文学の古典、菅原孝標女による回想録『更級日記』。その名作を題材に、ハンガリー現代作曲家を代表するひとり、ペーテル・エトヴェシュが、サウンド・シアターに仕上げました。エトヴェシュによって描かれる『更級日記』の世界は、独特の語り口と音楽によって、まさに《夢の橋を渡るように》回想していく様が目の前に拡がっていくように感じられます。
DTS&ドルビー・デジタル 5.1ch版収録のDVDオーディオ付き!
※録音:2001年-2008年
※当DVDはPAL方式です。PAL方式対応のプレーヤーやパソコンでのみ再生が可能です。予めご了承下さい。(代理店)
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ジェルジュ・クルターグ(1926-)によって作曲された
《ヤテコク》のセレクション2
クルターグ:ヤテコク・セレクション2 |
ガーボル・チャログ(ピアノ)
アンドラーシュ・ケメネス(ピアノ)
マールタ・クルターグ(ピアニーノ)
ジェルジュ・クルターグ(ピアニーノ) |
現代ハンガリーを代表する作曲家、ジェルジュ・クルターグ(1926-)によって作曲された《ヤテコク》のセレクション2です。元々は教育用に作られたという曲集で、セレクション2だけでも大変な曲数になります。
このアルバムには、ジェルジュ・クルターグの妻であるマールタ・クルターグも演奏に参加しています。
※録音:2003年-2005年
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BMCCD140
【旧譜】
¥2500
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デレクタメンタム ~ グレゴリオ聖歌とデュファイ作品集
賛美歌:Jesu nostra refectio/Antiphon:Sapientia
aedificavit/
Responsory:Quicumque manducaverit/
Responsory:主イエスはその夜/Melchisedec
rex Salem/
Antiphon:天使の糧/デュファイ:サンクトゥス、アヴェ・ヴェルム・コルプス/
Reading from the Sermons of St. Thomas
Aquinas I./
Responsory:Verbum vitae carni conjungitur/
Sermon Ⅱ./Responsory:Panis oblatus caelitus/Sermon
Ⅲ./テ・デウム/
デュファイ:パンジェ・リングァ・グローリオシ/
Introit:良い麦で養ってくださる/
Epistle:Ego enim accepi/
Gradual:Oculi omnium/
Alleluia:Caro mea/
デュファイ:ラウダ・シオン/Offertory:Sacerdotes
incensum/
Communion:Quotiescumque manducabitis |
スコラ・フンガリカ、ヤンカ・センドレイ(指揮)、ラースロー・ドブサイ(指揮) |
グレゴリオ聖歌とデュファイの作品を組み合わせることによって、デュファイの作品の特徴をより際立たせています。
スコラ・フンガリカの澄み切った歌声が響き渡り、聞き手の心を揺さぶるような美しさです。
※録音:2007年6月18日-22日
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CARL DAVIS COLLECTION
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CDC033
(2CD)
特別価格 ¥3100
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バスター・キートン ~
ザ・カール・デイヴィス・サウンドトラックス
キートン将軍、荒武者キートン、
キートンの船長、キートンのハイ・サイン、
文化生活一週間、キートンの案山子、
キートンの即席百人芸 |
カール・デイヴィス(指揮)
テムズ・サイレンツ・オーケストラ
ロンドン室内管弦楽団
チェコ国立交響楽団 |
映画音楽界の巨匠、カール・デイヴィスがバスター・キートンの世界を描く!
☆「世界の三大喜劇王」のひとりバスター・キートン作品のサウンドトラック!
☆カール・デイヴィスが描く1920年代の喜劇の世界!
バスター・キートン(1895-1966)は、アメリカの喜劇俳優であると同時に映画監督であり、チャールズ・チャップリン、ハロルド・ロイドと並び「世界の三大喜劇王」と呼ばれていました。
そのバスター・キートンの初期の作品にあたる1920年代に作成された映画のサウンドトラックを、カール・デイヴィスが作曲しました。
カール・デイヴィスが、バスター・キートンの映画に出会ったのは1970年代後半でテムズ・テレビジョン・シリーズの準備をしていた頃でした。
彼は作曲するにあたりチャールズ・チャップリン、ハロルド・ロイドそしてバスター・キートンそれぞれの個性を理解することが必要だったといいます。
バスター・キートンに関しては、無表情で喜劇を演じることを芸風としていたことから「グレイト・ストーン・フェイス」と評しています。
コミカルで、古き良きアメリカを感じさせるカール・デイヴィスのサウンドを、彼自身の指揮でたっぷりとご堪能ください!
※録音:1984年ᬢ2020年
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DA VINCI CLASSICS
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川辺での音楽 ~
クラリネット、ヴァイオリンとピアノのための20世紀の音楽
ストラヴィンスキー:《兵士の物語》より
組曲
ミヨー:組曲
ハチャトゥリアン:三重奏曲
メノッティ:三重奏曲 |
トリオ・マンフレディ
〔サラ・トマイウオロ(クラリネット)、
ジョヴァンナ・セヴィ(ヴァイオリン)、
アンジェロ・ナスート(ピアノ)〕 |
クラリネット、ヴァイオリンとピアノのためのトリオ集!
室内アンサンブルの中で最も多様な音色を得ることができる編成の1つ、「クラリネットとヴァイオリン、ピアノ」のトリオのための作品集。
弦楽器と木管楽器のヴィルトウオージティにピアノが絡みながら繰り広げれるアンサンブルのレコーディングのために選ばれたのは、ストラヴィンスキーの「トリオ版」の「兵士の物語」をはじめ、ミヨー、ハチャトゥリアン、そしてメノッティの計4作品!
トリオ・マンフレディは、20世紀作品の演奏を得意とし、ヴィチェンツァのテアトロ・オリンピコ管弦楽団で活躍するヴァイオリニスト、ジョヴァンナ・セヴィを中心として結成されたアンサンブル。
2016年にアルド・チッコリーニ賞を授与されたピアノのアンジェロ・ナスート、ボローニャのテアトロ・コムナーレなどで活躍するクラリネットのサラ・トマイウオロが、ジョヴァンナ・セヴィと充実のアンサンブルを披露してくれています。
※録音:2021年10月、モルフェッタ(イタリア)
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コンテンポラリーなウクレレ |
ジョヴァンニ・アルビーニ(ウクレレ) |
ファブリツィオ・ナスターリ:ディエス・レインボー/
アルベルト・バルベリス:変奏曲風序曲/
ダヴィデ・タマーロ:メッセンジャー/
シドニー・ドーメル:グリーン/
アンドレア・ベッジョ:オブスキュレ・パルティクレス/
マシュー・キリアム:デパートメント/
サマンサ・ムイル:ブリンター/
フィリップ・エリス・フォスター:コスモスⅠ/
ズルフィーア・トゥルスノヴァ:インテンション・セクター3012/
ブランドン・ロッレ:アフターワード/
フレデリック・ラウスキ:ミラン・ミスリメンバード/
トイヴォ・トゥレフ:シンクロニスティック・アフターヌーン/
コアン・ガルベス:チェアーレス・ウォーク/
オリヴァー・ドゥボン:レアリティーズ・エッジ |
ポルトガルからハワイに持ち込まれた楽器を起源として誕生したとされる「ウクレレ」。
幅広い層に親しまれ、特にハワイの音楽で大活躍するこの「ウクレレ」のために書かれた「現代作品」を集めるというユニークかつレアな企画が実現しました!
現代の14人の作曲家たちがウクレレのために作曲した14曲の作品はいずれもウクレレの特色を活かしながらも、コンテンポラリーのスタイルやテクニカルな要素を組み合わせた興味深い作品ばかり。
従来の雰囲気を残しつつも、ウクレレのイメージがガラリと変わる「コンテンポラリーなウクレレ」は、なかなかの掘り出し物と言えるでしょう!
※録音:2021年8月-9月、パヴィア(イタリア)
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リスト:イタリアへの巡礼
巡礼の年第2年《イタリア》S.161より ペトラルカのソネット第47番、
ペトラルカのソネット第104番、ペトラルカのソネット第123番、
ソナタ風幻想曲《ダンテを読んで》
タッソーの葬送的凱旋 S.517
ハンス・フォン・ビューローの《ダンテのソネット》S.479 |
アレッサンドロ・リッカルディ
(ピアノ/YAMAHA CFX) |
「イタリアの詩」にまつわるフランツ・リストのピアノ作品を集めたコンセプト・プログラムを打ち出したのは、ヴェネツィアのフェニーチェ劇場でのピアノ・フェスティヴァルやブルガリアのキュステンディルのスクリャービン&ラフマニノフ・ピアノ・フェスティヴァルで目覚ましい活躍を見せたイタリアのピアニスト、アレッサンドロ・リッカルディ。
イタリアの音楽大学でマルコ・バラルディ、モニカ・チェッキ、クリスティアーノ・ブラートに師事した後、ショパンの音楽の演奏法を学ぶためポーランド、カトヴィツェのカロル・シマノフスキ音楽アカデミーへ留学。
名教師アンジェイ・ヤシンスキ、ヴォイチェフ・シヴィタワの指導を受けています。
またイタリアやアメリカでのコンクールの受賞歴も積み上げており、さらなる飛躍が楽しみなピアニストです。
※録音:2021年7月、ヴィラ・ボッシ(ボーディオ・ロンナーゴ、イタリア)
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ルカ・モスカルディ(1976-):ピアノ作品集
Vol.1 ~
前奏曲とソナタ集
9つの前奏曲 Op.1
ピアノ・ソナタ第1番 Op.4
4つの前奏曲 Op.10
ピアノ・ソナタ第2番 Op.33 |
タニア・カルディッロ
(ピアノ/スタインウェイ) |
イタリアのアンコナ出身でペーザロのロッシーニ音楽でピアノを学んだイタリアの音楽家ルカ・モスカルディ(1976-)のピアノ作品集がスタート!
作曲はほぼ独学で身に着けたというモスカルディ。そのスタイルは古典派から現代、20世紀音楽や映画音楽などを採り入れるなど、多様で折衷的な言語でありながら常に調性を意識しているのが大きな特徴とされています。
「前奏曲とソナタ」を収録した第1巻を弾くのはカターニャ生まれの女流ピアニスト、タニア・カルディッロ。カゼッラの弟子だった祖母マリア・テレサ・バルデスキに手ほどきを受け、アルベルト・マリア・ジャンベッロやセルゲイ・ドレンスキーに師事し、今後の活躍が期待されている若手です。
※録音:2021年7月、ラギアラ・スタジオ(モディカ、イタリア)
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ET’CETERA
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パリ 狂乱の1920年代
ミヨー:屋根の上の牡牛 Op. 58*/
プーランク:《仮面舞踏会》の終曲によるカプリッチョ
FP 155*/
オネゲル:夏の牧歌 H.31*/
マヌエル・ポンセ:ギターとハープシコードのためのソナタ/
マルタン:時の光彩のパヴァーヌ*/
ヴィラ=ロボス:《ブラジル民謡組曲》より「ショリーニョ」/
ストラヴィンスキー:《ペトルーシュカからの3楽章》より「ロシアの踊り」*/
ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ M.19*/
サティ:グノシエンヌ第1番/
ミヨー:スカラムーシュ Op.165b*/
マルティヌー:《調理場のレビュー》より「チャールストン」H.161*
*デュオ・アデントロ編曲 |
デュオ・アデントロ
〔サスキア・ファン・ヘルゼーレ(ピアノ)、
マールテン・ファンデンベムデン(ギター)〕 |
ギターとピアノの二重奏、デュオ・アデントロ!
ブリュッセル王立音楽院で結成され、2018年5月に行われたトゥエンツ・ギター・フェスティヴァルでのギター付き室内楽のためのコンペティションで優勝を果たしたギターとピアノの二重奏、デュオ・アデントロのセカンド・アルバム。
この編成での新たな可能性を見出した前作(KTC1637)同様、名曲のアレンジを中心とした構成。
今作は狂乱の時代と呼ばれた1920年代のパリやその周辺に縁のある作曲家たちの作品を集めており、そのほとんどは彼ら自身による編曲で演奏されています。
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エリク・ファン・ネーヴェル:アポン・ザ・チャント
Tota pulchra es/Alma redemptoris mater/Ave
Maria/
Salve Regina/Regina coeli/Ave maris stella/
Gaudeamus/Veni sancte spiritus /Ubi caritas
et amor/
Rorate coeli/Hodie Christus natus est/Resurrexi/
Victimae paschali laudes/Missa de Angelis/Missa
de Requiem |
クレンデ、エリク・ファン・ネーヴェル(指揮) |
ベルギー古楽界の名匠エリク・ファン・ネーヴェルと、ネーヴェルが率いる声楽を中心とした古楽アンサンブル、クレンデ。
これまでも16世紀~18世紀の宗教作品を世に送り出してきた彼らが今回挑戦したのは、エリク・ファン・ネーヴェルが自ら編曲した、混声によるグレゴリオ聖歌集。
本来単旋律のユニゾンで歌われるグレゴリオ聖歌の旋律とリズムを忠実に再現しながらも、新たな一面を見出しています。
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星への飛行 |
アナスタシア・サフォノワ(ピアノ) |
スクリャービン:
4つの小品 Op.51、練習曲嬰ハ短調 Op.2-1、練習曲嬰ハ短調
Op.42-5、
幻想曲ロ短調 Op.28、ピアノ・ソナタ第4番嬰ヘ長調
Op.30
ボリス・パステルナーク(1890-1960):2つの前奏曲
メトネル:
おとぎ話 Op.26-1、おとぎ話 Op.8-1、おとぎ話
Op.20-1、
おとぎ話 Op.26-3、おとぎ話 Op.14-2
スクリャービン:詩曲《焔に向かって》 Op.72 |
12歳の時にモスクワ・ジュニア・シンフォニー・オーケストラとのメンデルスゾーンの協奏曲のソリストとしてキャリアをスタートし、グネーシン音楽アカデミーとオランダのハーグ王立音楽院を卒業。
現在はオランダを中心に各地で活躍を見せるロシア出身のピアニスト、アナスタシア・サフォノワが、母国の大作曲家、スクリャービンが2022年に迎える生誕150年を祝して録音したソロ・アルバム。
少年期にスクリャービンにピアノを学んでおり、のちにノーベル文学賞を受賞したロシアの詩人、ボリス・パステルナークの作品が収録されている点にも注目です。
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<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>
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DOREMI
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DHR 8156
(2CD)
¥4400 →\3990
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アイザック・スターンLIVE 第11集 |
アイザック・スターン(ヴァイオリン) |
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調
Op.61
ヴィトルト・ロヴィツキ(指揮)、ワルシャワ・フィルハーモニー管弦楽団
ライヴ録音:1966年6月3日
ブラームス:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.77
ウィリアム・スタインバーグ(指揮)、フランス国立放送管弦楽団
ライヴ録音:1960年6月28日/シャンゼリゼ劇場
《1985年トロント・リサイタル》
ブラームス:F.A.E.ソナタ 第3楽章 スケルツォ
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ ホ短調
K.304
バッハ:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第1番
ロ短調 BWV1002
フォーレ:ヴァイオリン・ソナタ第1番 イ長調
Op.13
バルトーク:ルーマニア民俗舞曲
シマノフスキ:ヴァイオリンとピアノのための3つの詩曲『神話』より
第1曲「アレトゥーサの泉」Op.30-1
ラヴェル:ヴァイオリン・ソナタ ト長調より
第3楽章「無窮動」
ポール・オストロフスキー(ピアノ)
ライヴ録音:1985年3月5日/トロント、ロイ・トムソン・ホール |
貴重音源発掘シリーズ第11弾!協奏曲2題に珍しいリサイタル録音をカップリング
スターンの貴重音源、第11集。
ロヴィツキとのベートーヴェン、スタインバーグとのブラームスで協奏曲を堪能。
トロントでのリサイタルは幅広い選曲であまり聴けない楽曲も。
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<映像>
12/22(水)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
BR KLASSIK
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Musica Viva Vol.38 オンドレイ・アダーメク(1979-):
Follow me/Where are You-
Follow me(2016/17) - ヴァイオリンと管弦楽のための協奏曲
バイエルン放送とヘルシンキ・フィルハーモニー管弦楽団、musica
vivaの委嘱作品 世界初演
1. I/2. II/3. III
イザベル・ファウスト(ヴァイオリン)、バイエルン放送交響楽団、ペーター・ルンデル(指揮)
WHERE ARE YOU-(2020) - メゾ・ソプラノとオーケストラのために
バイエルン放送とロンドン交響楽団、musica
vivaの委嘱作品
エルンスト・フォン・ジーメンス音楽財団助成 世界初演
4. I. Slotha – setting a trap
for divine/5. II. Where are You-/6. III.
Peter sent me back/
7. IV. Sharp point/8. V. Saeta/9.
VI. Confession/10. VII. Ecstasy/11. VIII.
Levitation/
12. IX. You are not there/13. X.
Gentle whisper/14. XI. Everywhere
マグダレーナ・コジェナー(メゾ・ソプラノ)、バイエルン放送交響楽団、サイモン・ラトル(指揮) |
録音(ライヴ) 2017年12月15日 ミュンヘン、ヘルクレスザール(ドイツ)...1-3 2021年3月6日 ミュンヘン、フィルハーモニー・イン・ガスタイク(ドイツ)...4-14
1979年、プラハ出身の作曲家オンドレイ・アダーメク。チェコとパリで学び、指揮者として活躍する傍ら、オーケストラから室内楽、歌、エレクトロアコースティックなど多彩なジャンルの作品を発表。
権威ある賞も数多く受賞しています。彼の作品には声と動作、身振りや演劇性が組み合わされており、時には特別に開発した楽器を用いることで、作品に独自性が与えられています。
このアルバムには世界初演となる2つの作品を収録。
メゾ・ソプラノとオーケストラのための「WHERE
ARE YOU-」は「人間はどこから来てどこへ行くのか」の問いを探求、マグダレーナ・コジェナー、サイモン・ラトルのビッグ・スターが演奏を担当しています。
11部で構成された35分の作品には、エキサイティングなオーケストラのサウンドをバックに語りを交えたリズミカルな歌が披露されます。
イザベル・ファウストがソリストを務める「Follow
me」では中世後期のホケット技法(複数の奏者がそれぞれ単独で発する言葉が繋がり、一つのリズムやメロディーを形成してゆく奏法))に沿って、ソリストとオーケストラの間でメロディが分割されていくというもの。印象的な冒頭のソロの旋律が少しずつ形を変えながらオーケストラ全体に広がっていく不思議な音楽です。
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ドビュッシー/アーン: 合唱作品集
クロード・ドビュッシー(1862-1918): 1.
春の挨拶 – 合唱とピアノのために
カンタータ『選ばれた乙女』-
独唱、合唱と2台ピアノのために(ハワード・アーマンによる2台ピアノ伴奏編)...世界初録音
2. 前奏曲/3. 女声合唱と語り手/4.
選ばれた乙女と女声合唱/5. 女声合唱と語り手
6. アンジェラスの鐘(クリトゥス・ゴットヴァルトによる合唱編)
7. 木々の影は - 忘れられた小唄第3番 - 歌とピアノのために
レイナルド・アーン(1874-1947): 8. 悲しい風景、霧深い川の木々の影
- 灰色の歌第6番 - 歌とピアノのために
ラテン礼賛 - ソプラノとピアノ、テノールとバス、合唱のために
9. I. Lydie リディ La Jeunesse nous quitte/10.
II. Neere ネール Il me faut retourner aux
anciennes amours/
11. III. Salinum サリヌム Le souci plus
leger que les vents de l'Epire/
12. IV. Thaliarque タリアルク Ne crains
pas de puiser aux reduits du cellier/
13. V. Lyde リデ Viens! c'est le jour
d'un Dieu/
14. VI. Vile potabis ヴィレ・ポタビス Dans
mes coupes d'un prix modique/
15. VII. Tyndaris タンダリス O blanche
Tyndaris/16. VIII. Pholoe フォロエ Oublie,
o Pholoe/
17. IX. Phidyle フィディレ Offre un encens
modeste/18. X. Phyllis フィリス Depuis neuf
ans et plus |
クリスティアーネ・カルク(ソプラノ)...1、4、7、8、10-11、13-16、18/アンジェラ・ブローワー(朗読、アルト)...3、5/
ダニエル・ベーレ(テノール)...9/アンナ=マリア・パリー(ソプラノ)...12/ニコラウス・プファンクフ(テノール)...12/
タレク・ナズミ(バス)...17/ゲロルト・フーバー(ピアノ)...1-5、7、8、9、10-18/
マックス・ハンフト(ピアノ)...2-5、17/バイエルン放送合唱団...1-6、9、12、17/
ハワード・アーマン(指揮)...1-6、9、12、17 |
録音2021年5月27、28日 BR第1スタジオ...1、6、7、8 2021年2月3-5日
BR第2スタジオ...2-5 2020年7月23日 BR第2スタジオ...9-18
【バイエルン放送合唱団が歌うフランス印象派の作曲家ドビュッシーとアーンの作品集】
どの曲もドイツ・ロマン派作品とは全く異なる風情を持っていますが、ハワード・アーマンが指揮する合唱団はいつもながらの愛情こもった精緻なアンサンブルによって、エキゾチックな味わいを持つ作品の魅力を存分に引き出しています。
ドビュッシーのア若き意欲作『選ばれた乙女』はソプラノ、アルトの独唱と女声合唱および管弦楽のためのカンタータですが、ここでは世界初録音となる2台ピアノによる伴奏版が選ばれており、その繊細な美しさが余すことなく披露されています。
アーンの「ラテン礼賛」は「ラテン・エチュード」とも訳される詩人ルコント・ド・リールの『古代詩集』を用いたソプラノをメインとする3人のソリストと合唱による組曲。アーンの旋律美が遺憾なく発揮されています。
他にはヴェルレーヌの同じ詩を用いたドビュッシー、アーンそれぞれの「木々の影」など繊細な合唱曲をお楽しみいただけます。
アルバムを通じて陰影に富んだ歌唱を聴かせるクリスティアーネ・カルクの美しい声と、伴奏ピアニストとして高く評価されるゲロルト・フーバーのピアノ演奏も聴きどころ。
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CANTALOUPE MUSIC
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CA21172
(2CD)
¥2600
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タイショーン・ソーリー(1980-):ジョージ・ルイスのために
【CD1】
1. ジョージ・ルイスのために
【CD2】
1. Autoschediasms 2019 第4番 セント・ルイス
2. Autoschediasms 2019 ヴィデオ・チャット・ヴァリエーション |
アラーム・ウィル・サウンド(アンサンブル)
アラン・ピアソン(指揮)...CD1
タイショーン・ソーリー(指揮)...CD2 |
録音不明...CD1 2019年5月(ライヴ)...CD2:1 2020年10月
インターネット、ヴィデオ・チャット...CD2:2
アメリカの作曲家、マルチインストゥルメンタリストのタイショーン・ソーリー。
トロンボーン奏者としてキャリアを始め、ジャズ・ドラマーに転向。2017年にマッカーサー・フェローシップを獲得、2021年1月、ニューヨークタイムズ誌の特集で「ジャズのように現代クラシック音楽と実験音楽で人々を捉える」と紹介されたソーリー、この2枚組のアルバムの1枚目には伝説的なトロンボーン奏者ジョージ・ルイスのための音楽を収録。
また2枚目にはブッチ・モリスの「即興メソッド」とアンソニー・ブラクストンの「言語音楽」システムにインスパイアされたという「Autoschediasms」が収録されています。
パンデミック中にヴィデオ・チャットで収録された作品からは心地よい緊張感が漂います。
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マーティン・ブレスニック(1946-):弦楽四重奏曲第4番「テーブルの上の惑星」
他
1-5. 弦楽四重奏曲第4番 「The Planet on
the Table テーブルの上の惑星」
6. Parisot パリソット
7. オペレ・デッラ・ムジカ・ポヴェーラ -
第12曲 Bird as Prophet 預言者としての鳥
8. Bundists バンディスト |
ブレンターノ弦楽四重奏団...1-5
アシュリー・バスゲート(チェロ)...6
エリー・トヨダ(ヴァイオリン)...7
リサ・ムーア(ピアノ)...7、8 |
録音2019年10月 Sprague Hall, New Haven,Connecticut(USA)...1-5 2019年10月
Firehouse 12, New Haven,Connecticut(USA)...6-8
アメリカの現代音楽、映画音楽作曲家マーティン・ブレスニックの作品集。
2019年に作曲された弦楽四重奏曲「The Planet
on the Table テーブルの上の惑星」は難解な作風で知られるモダニズム詩人、ウォレス・スティーヴンスの詩に触発されており、記憶の霧の中から浮かび上がる音を伝えるために書かれたという作品。
続いて独奏チェロのための「パリソット」、シューマンの「預言の鳥」のタイトルからイメージを膨らませた「Bird
as Prophet」の2曲、最後はピアニスト、リサ・ムーアによるリゲティを思わせる技巧的なピアノ曲「Bundists」で幕を閉じるという1枚です。
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CD ACCORD
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ACD-287
(2CD)
¥4500
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ポーランドの指揮者=作曲家の伝統
クレツキ/マクラキェヴィチ/スクロヴァチェフスキ/フィテルベルク:作品集 |
オルガ・パシェチニク(ソプラノ)
ワルシャワ・フィルハーモニー管弦楽団
アンドレイ・ボレイコ(指揮) |
【CD1】
1-3. パウル・クレツキ(1900-1973): シンフォニエッタ
ホ短調 Op. 7
ヤン・マクラキェヴィチ(1899-1954): 4つの日本の歌
Op. 25
4. No. 1. Noc jak cien obrazu/5. No.
2. Woda zamknela sie gladka, spokojna liniapowierzchni/
6. No. 3. Wiatr przyniosl jesien/7.
No. 4. Wiosny krzew
8-11. クレツキ: コンサート・ミュージック
Op. 25
【CD2】
1. アントン・ブルックナー(1824-1896):
弦楽五重奏曲 ヘ長調 WAB 112
- 第3楽章 アダージョ(S. スクロヴァチェフスキによる管弦楽編)
スタニスラフ・スクロヴァチェフスキ(1923-2017):
6つのマドリガル (C.ジェズアルドのマドリガーレによる)
2. No. 1. Ecco moriro dunque/3. No.
2. Belta, poi che t'assenti/4. No. 3. Al
mio gioir il ciel si fa sereno/
5. No. 4. Io pur respiro/6. No. 5.
Deh, come in van sospiro/7. No. 6. Moro
lasso
8. ヨハネス・ブラームス(1833-1897):R.シューマンの主題による16の変奏曲
Op.9(G.フィテルベルクによる管弦楽編)
CD2:1を除き世界初録音 |
録音 2020年11月9-12、23-25日、2021年1月19-23日 Warsaw
Philharmonic Concert Hall(ポーランド)
先のショパン・コンクール最終ラウンドで颯爽とした指揮姿を披露したアンドイ・ボレイコ。サンクトペテルブルク生まれですが父方はポーランド系で、2019/20のシーズンよりワルシャワ・フィルハーモニー管弦楽団の音楽監督を務めています。
この2枚組のアルバムではワルシャワ・フィルと縁のある指揮者=作曲家たちの作品を取り上げ、偉大な伝統へのオマージュとしています、
【CD1】で紹介されるのはパウル・クレツキと、1947年から48年までワルシャワ・フィルの指揮者を務めたマクラキェヴィチの作品。
クレツキに作曲家の一面があったことはあまり知られていませんが、立派なオーケストラ曲を遺しています。マクラキェヴィチの「4つの日本の歌」は、ポーランドに留学して日本文化を伝えた梅田良忠(1900-1961)の詩をもとにしたポーランド語のテキストに日本風の旋律を付けたユニークな作品です。
【CD2】では、日本でも馴染み深いスクロヴァチェフスキと、ポーランド国立放送カトヴィツェ交響楽団の創設者及び指揮者として長く活躍したグジェゴシュ・フィテルベルクの編曲作品を収録。
オーケストラの鳴らせ方を熟知した指揮者ならではの練達の管弦楽法が、ブルックナー、ジェズアルド、ブラームスの作品に新たな魅力を加えています。
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パヴェウ・ミキェティン(1971-):
チェロ協奏曲第2番/ オスカル・ダヴィツキへのオマージュ
1. チェロ協奏曲第2番(2018)
2. オスカル・ダヴィツキへのオマージュ
- 管弦楽のために(2014) |
マルチン・ズドゥニク(チェロ)...1
バセム・アキキ(指揮)...1
ベンヤミン・シュヴァルツ(指揮)...2
NFMヴロツワフ・フィルハーモニー管弦楽団 |
録音 Main Hall of the Witold LutoslawskiNational
Forum of Music in Wroclaw(ポーランド) 2020年8月19-20日...1 2016年4月13-14日...2
ポーランドの作曲家パヴェウ・ミキェティンの作品集。
映画音楽作曲家としても活躍する彼は、これまでにも新進演出家クシシュトフ・ヴァルリコフスキをはじめとする映画監督のために数多くの作品を書き、ポーランド映画賞などを獲得しています。
このアルバムに収録された「チェロ協奏曲第2番」はもともと「無声映画のためのエチュード」として書かれた作品。うごめくようなオーケストラのバックにチェロが不思議な旋律を歌い上げます。
ルトスワフスキのチェロ協奏曲に匹敵すると評される傑作です。「オスカル・ダヴィツキへのオマージュ」は緻密な数学的計算をもとに書かれた作品。
ミキェティンと同世代のポーランドのマルチアーティスト、オルカス・ダヴィツキへの敬意が表明されており、アタッカでつながれた3つの楽章で構成された大規模な編成を持つ曲です。
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ヴィトルト・ルトスワフスキ(1913-1994):作品全集
第8集
20のポーランドのクリスマス・キャロル -
ソプラノ、女性コーラスとオーケストラのために
1. Aniol pasterzom mowil 羊飼いの天使たちがやってきた/2.
Hej! Weselmy sie ええ、私たちは今喜んでいます/
3. Gdy sie Chrystus rodzi われらのキリストが生まれたとき/4.
Polnoc juz byla 今は真夜中過ぎ/
5. Bog sie rodzi 神は生まれる/6. Gdy
sliczna Panna われらの聖母/
7. Przybiezeli do Betlejem ベツレヘムに急いで/8.
W zlobie lezy 飼い葉桶に/
9. Jezus malusienki イエスはそこに横たわり/10.
My tez pastuszkowie 私たちは羊飼い/
11. Lulajze, Jezuniu ねむれ、幼きイエスよ/12.
Hej, w dzien narodzenia ええ、この日に/
13. Jezu, sliczny kwiecie イエス、愛しい花/14.
Hola, hola, pasterze z pola ヘイラ、ヘイラ、そこに羊飼いが/
15. A coz z ta dziecina この子をどうするの?/16.
Hej, hej, lelija Panna Maryja ええ、ええ、素敵なマリア様/
17. Z narodzenia Pana 主の誕生日/18.
Pasterze mili 羊飼いよ、わかりますか?/
19. Dziecina mala 本当に小さな幼子20.
Najswietsza Panienka po swiecie chodzlla
聖マリア(世界中をさまよった) |
アレクサンドラ・クルザク(ソプラノ)、NFM合唱団、NFMヴロツワフ・フィルハーモニー管弦楽団、アントニ・ヴィト(指揮) |
録音 2021年2月1-2日 Main Hall of the Witold
Lutoslawski National Forum of Music(ポーランド)
近代ポーランドを代表する作曲家ヴィトルト・ルトスワフスキの作品全集。
第8集はクリスマス・キャロル集です。ここに収録された20曲のキャロルには、定番である
「東方の三博士」「きよしこの夜」「もろびとこぞりて」などの有名曲はありませんが、ポーランドで愛されてきた子守歌と牧歌が集められています。
どれも親しみやすいメロディを持ち、子守歌は家庭的な雰囲気とスラヴの抒情が感じられます。
中でも注目はトラック11の子守歌「Lulajze、Jezuniu
ねむれ、幼きイエスよ」。これはショパンがスケルツォ第1番の中間部に使用した旋律です。
これらの親しみやすく伝統的なキャロルに、ルトスワフスキはモダンなハーモニーをつけており、ハープと
弦、合唱が織り成す夢幻的な世界が生まれています。
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聖母マリアのカンティガ集
1. Prologo – Porque trobar/2. Como
poden (第166番)/3. Madre de Deus (第422番)/
4. Dized', ai trobadores (第260番)/5.
Aquela que a seu Fillo (第258番)/
6. Alegria, alegria (第425番)/7. Ontre
toda las vertudes (第323番)/8. Santa Maria
amar (第7番)/
9. Miragres fremosos (第37番)/10. Ai,
Santa Maria (第79番)/11. Rosa das rosas
(第10番)/
12. Santa Maria, valed, ai Sennor (第279番)/13.
Quantos en Santa Maria (第66番) |
スカンディクス(中世アンサンブル)/アグニェシュカ・ムハ(歌...1-4、6-12/ベンディール...5)/
ティモテウシュ・ドルダ(歌...8/中世ヴァイオリン...1、2、4-7、9,12/シンフォニア...11)/
ヤクブ・カブス(歌...5/ベンディール...2、9、12/シンフォニア...1、3、8、10)/
ピオトル・フリス
(芸術監督、ロマネスク・ハープ...3、7、8、13 リコーダー...1、2、5、12/ウード...6、9、11/シトル...4、10)/
スワヴォミル・ヴィトコフスキ
(歌...1、5、13/ウード...1、2、3、5、7、8/シトル...12 ベンディール...1、4、6、10、11/レク...9) |
録音 2018年8月27-31日 Chuech of St Martin
in Tarnowslie Gory(ポーランド)
『賢王』として名高いカスティーリャ王国の国王アルフォンソ10世(1221-1284)。天文学や占星術とともに、詩や音楽の発展に寄与、なかでも彼の統治下で編纂された『聖母マリアのカンティガ集』は400曲を超える聖母マリアのためのカンティガ(歌)で構成されており、その中には典礼歌や賛歌、中世舞踊に由来する民俗的な歌などを含む様々な形式を持つ多彩な曲が含まれています。
また挿絵には当時使用されていた楽器や衣服が描かれており、当時の文化を伝える貴重な史料にもなっています。
このアルバムでは多数のカンティガの中から選ばれた曲に、13世紀頃の復元楽器による演奏を加えることで、カンティガ本来の響きを再現する試みが行われています。
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The Light of a Winter Night 冬の夜の光 ミハウ・ジュウコフスキ(1991-):合唱作品集
編曲集
1. Puer natus in Bethlehem (2015)/2.
Jam jest dudka(2014–15)/3. Mizerna
cicha(2014–15)/
4. Przybiezeli do Betlejem pasterze(2015)/5.
Lulajze, Jezuniu(2015)/
6. O gwiazdo betlejemska(2015)/7. Gore
gwiazda Jezusowi (2015)
クリスマス組曲「冬の夜の光」- 少年合唱と混声合唱、室内オーケストラのために(2017,
rev. 2020)
8. I. Veni, veni Emmanuel (2017)/9.
II. Hej, w dzien narodzenia(2020) 3'32/
10. III. Vidimus stellam (2017)/11.
IV. Nad Betlejem w ciemna noc(2017)/
12. V. Swiatlo zimowej nocy(2020)/13.
VI. Do szopy, hej, pasterze (2017)/
14. VII. Nunc dimittis (2017) |
NFM少年合唱団、NFM合唱団、NFMレオポルディヌム管弦楽団、マウゴジャタ・ポジェルニ(指揮) |
録音 2021年2月4-7日 Main Hall of the Witold
Lutoslawski National Forum ofMusic(ポーランド)
「私にとって、クリスマスキャロルはある種の懐かしさを連想させます。これらのメロディーはいつも子供時代を思い出させてくれます」とブックレットで語る作曲家、1991年生まれのミハウ・ジュウコフスキ。
彼は伝統的なキャロルをもとに、ピアノとオーケストラ伴奏による発展的かつ創造的なハーモニーをつけることで、耳慣れた旋律に新しい味わいを与えています。
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COL LEGNO
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Axis Mundi 世界の軸 現代ピアノ作品集
1. フィリップ・フェストゥ(1970-): デレウス・オルビス(2019)
2. 平野真由/ルイジ・エスポジト: シヤージ(2020)
3-10. ジャン・クロード・リセ(1938-):
一人のピアニストのためのデュエット(1989)
11-13. イバン・ソラーノ(1973-): トリプティク・オブ・アン・エコー(2020)
14. フランソワ・ロッセ(1945-): 東山(2019)
15. ジョン・ケージ(1912-1992): 得体の知れない冒険(1945)
16. イソッタ・トラステーヴェレ: セイユ(2020)
17. ルイジ・エスポジト(1962-): ハッカー・ソナタ(2020) |
エレーヌ・ペレイラ(ピアノ)
フィリップ・フェストウ(エレクトロニクス)...1
シャルル・バスコー(エレクトロニクス)...16 |
録音 不明
ピアニスト、エレーヌ・ペレイラによる「Axis
Mundi 世界の軸」と題されたアルバム。
8人の作曲家の作品から彼女独自の解釈を引き出し、不思議な時間感覚へと誘う各々の作品を見事な音として聴かせています。
シンプルなピアノだけの曲や、MIDIピアノを用いてあたかも一人でデュオを行うかのような曲、プリペアド・ピアノを用いたユニークな音色の曲、エレクトロニクスを伴う曲など多種多彩な音色が楽しめます。
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マティアス・ムヘ(1972-): Bonecrusher
1. Glocken
2. Gleiter
3. Luffft!
4. Beller
5. Fanfare |
【トロンボーン】
マティアス・ムヘ/マティアス・ミュラー/
ダニエル・リーグラー/アンケ・ルックス/
モーリッツ・アンテス/アドリアン・プロスト/
マキシミリアン・ヴェーナー/
マティアス・シュラー/
ティル・キュンクラー/モーリッツ・ヴェスプ
【パーカッション】
渡邉理恵/エティエンヌ・ニールセン |
録音 不明
1972年ドイツ生まれの作曲家マティアス・ムヘの作品集。
これは10人のトロンボーンとパーカッション・デュオが織り成す摩訶不思議な音世界。
トロンボーンという楽器を「神聖な物体ではなく、単なる体の延長である」と唱えたジャズ・トロンボーンの名手ヴィンコ・グロボカールの精神に基づいたこれらの作品は音楽に新しい命を吹き込んでいます。
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DYNAMIC
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トリノ王立歌劇場管弦楽団&合唱団
ステファノ・モンタナーリ指揮
ヴォルフガンク・アマデウス・モーツァルト(1756-1791):
レクイエム ニ短調 K. 626
レクイエム ニ短調 K. 626(ジュスマイヤー版)
1. I. Introitus - Requiem æternam
入祭唱 - 永遠の安息を
2. II. Kyrie 憐みたまえ/3-8. III. Sequentia
続唱/
9-10. IV. Offertorium奉献唱/11. V. Sanctus
聖なるかな/
12. VI. Benedictus 祝福された者/
13. VII. Agnus De 神の子羊/14. VIII.
Communio 聖体拝領唱 |
ゴルダ・シュルツ(ソプラノ)
カトリン・ヴンドザム(メゾ・ソプラノ)
マルティン・ミッタールッツナー(テノール)
ナフエル・ディ・ピエッロ(バス)
トリノ王立歌劇場管弦楽団&合唱団
(合唱指揮...アンドレア・セッキ)
ステファノ・モンタナーリ(指揮) |
録音 2020年7月8-10日 Teatro Regio Torino(イタリア)
モーツァルト晩年の名作『レクイエム ニ短調』をトリノ王立歌劇場管弦楽団&合唱団とステファノ・モンタナーリの指揮による演奏で。
この録音はコロナ禍と戦う医療関係者に捧げられた演奏会に先立ってセッション収録されました。
バロック・ヴァイオリニストとしても活躍するモンタナーリは、このレクイエムでもピリオド奏法を採り入れた切れの良い演奏を披露します。
過度な表現を控えながらも「ディエス・イレ」などでは感情が爆発するかのようなメリハリある音楽を聴かせるモンタナーリ。
独唱者たちも期待に違わぬ美しい声。オペラを思わせる親密なアンサンブルも楽しめます。
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ジョヴァンニ・バッティスタ・バッサーニ(1650頃-1716):
Affetti Canori 愛の歌い手
1. アリア - Occhi amorevoli/2-4. カンタータ:
uci brune ho il cor ferito/
5-9. カンタータ: Sconsolata gemea/10.
アリア - Fiero tiranno amor/
11-18. カンタータ: Ardea di due begl'occhi/19.
アリア - Si si begl'occhi/
20-22. カンタータ: Che ti costa o bocca
avara/23. アリア - M'e grato il languire/
24-27. カンタータ: ve con pie fugace/28.
アリア - Un occhio vezzoso/
29-31. カンタータ: Lungi dal ben ch'adoro/32.
アリア - Dolce mio bene
世界初録音 |
アンナ・ピローリ(ソプラノ)
ルイージ・アッカルド
チェンバロ...Andrea di Maio, Canepina
(VT) 2018, after an 18th-centuryTuscan instrument
ポジティフ・オルガン...Giuseppe Tisi,
Brescia 2014
ニコラ・ブロヴェッリ
バロック・チェロ...Maurizio Vella,
Cremona 2016, after Giovanni PaoloMaggini,
Brescia 1600 ca.
エリサ・ラ・マルカ
14コース・テオルボ...Giuseppe Tumiati,
Canneto Pavese (PV), 2013, afterVendelio
Venere, Padua, 1611
バロック・ギター...Anna Radice, Bologna
2019, after a 17th-centuryanonymous maker |
録音 2020年7月12-15日 Chiesa dell'Ascensione
di Nostra Signora, Brancere(イタリア)
アルカンジェロ・コレッリと同時代の作曲家ジョヴァンニ・バッティスタ・バッサーニ。パドヴァで生まれ、優れた弦楽器奏者、オルガン奏者としてモデナ、フェラーラ、ベルガモの大聖堂の楽長を歴任、高い人気を誇りました。
ヴァイオリンのための曲集が有名ですが、歌の分野ではとりわけ「愛」をモティーフにした作品を多く遺しました。
世界初録音となるこのアルバムにはバロック作品の歌い手、アンナ・ピローリが清冽な声と超絶技巧を駆使して歌う、愛の苦しみと喜びを描いたソロ・カンタータを収録。曲により楽器の組み合わせを変える通奏低音に乗ったピローリの歌唱で、音楽と言葉が見事に融合した表現力豊かな作品をお聴きください。
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IBS CLASSICAL
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カルメロ・ベルナオラ(1929-2002): バレエ音楽『ラ・セレスティナ』
他
1-16. カルメロ・ベルナオラ: バレエ音楽『ラ・セレスティナ』
17. スリーネ・F・ヘレナバレーナ(1965-):
JASO ヤソ
18-20. ベルナオラ:
GALATEA, ROCINANTE Y PRECIOSA -
ソプラノとアンサンブルのために |
ルシア・ゴメス(コントラルト)...1-16
ミケル・サバラ(バス)...1-16
カルロス・チャマロ(俳優)...1-16
ヨランダ・ベガ(女優)...1-16イ
レーネ・フライレ(ソプラノ)...18-20
ムシケネ交響楽団
ナチョ・デ・パス(指揮) |
録音 2020年12月
「スペインの51世代」と呼ばれる作曲家グループに属するカルメロ・ベルナオラのバレエ音楽『ラ・セレスティナ』。朗読を伴い、激しく色彩的なオーケストラの音色が印象的な音楽です。
ベルナオラは20世紀後半のスペイン音楽界で最も影響力のあった作曲家の一人。
イタリアでゴッフレード・ペトラッシとブルーノ・マデルナに作曲、セルジュ・チェリビダッケに指揮を学び、ダルムシュタット夏季現代音楽講習会にも参加、シュトックハウゼンやブーレーズ、ノーノから影響を受けたベルナオラは1962年にマドリードに戻り本格的な作曲活動を始めます。
セリエ形式を用いた「Espaciosvariados」や100曲以上のサウンドトラックを書き上げた後、1990年代にはこのアルバムに収録された『ラ・セレスティナ』とカンタータ『Euskadi』を発表。現代音楽の担い手として不動の地位を築きました。
教師としても有能であり、このアルバムでは彼の生徒であるヘレナバレーナの「JASO」も聴くことができます。演奏を担当するナチョ・デ・パス
演奏を担当するナチョ・デ・パスは1974年生まれの指揮者。アルトゥーロ・タマヨのアシスタントを務め、アンサンブル・モデルンを指揮するなど20世紀から21世紀作品への積極的な取り組みで知られます。
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OEHMS
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ウィリアム・バード(1539/40-1623):鍵盤楽器のための音楽集 |
フリーデリケ・シュレク(チェンバロ)
Matthias Griewisch after Ioannes Ruckers,
1624 |
1. The Earl of Oxford's March オックスフォード卿の行進曲/2.
Sellinger's Round セリンジャーのラウンド/
3. The Queen's Alman 女王のアルマン/4.
Alman アルマン MB 28/89 ...ムジカ・ブリタニカ
Vol. 28/No. 89/
5. Pavan パヴァン MB 27/31a/6. Galliard
ガイヤルド MB 27/31b/
7. The Second Ground 第2ラウンド MB 27/42/8.
The Irish March アイルランド風行進曲/
9. Prelude プレリュード MB 27/12/10. Fantasia
ファンタジア MB 27/13/
11. Wilson's Wild ウィルソンズ・ワイルド/12.
The Carman's Whistle 御者の口笛/
13. Tregian's Ground トリージアンのラウンド |
録音 2019年10月1-5日 Alte Kirche Fautenbach,
Achern(ドイツ)
チェンバロ奏者フリーデリケ・シュレクが弾くウィリアム・バードの作品集。
シュレクはこれまでに「時よとどまれ-イギリス・バロック期の音楽」(OC1864)、「From
Byrd to Byrd」(OC1702)と、バード作品を含む2枚のアルバムを録音していますが、今回はバードのみに焦点を当て作品の魅力を探求しました。
演奏に用いたのはイオアネス・ルッカース1624年製楽器の復元モデル。力強く華やかな音色が魅力です。
【フリーデリケ・シュレク】
ドイツ、ミュンヘン近郊のシュタルンベルクで生まれたフリーデリケ・シュレクは7歳でピアノとリコーダーを始め、リヒャルト・シュトラウス音楽院で学んだ後、ミュンヘンでチェンバロ奏者ミヒャエル・エベルトに師事、本格的に古楽奏者の道に進むことを決意しました。
そしてバーゼル・スコラ・カントルムでチェンバロと通奏低音をイェスパー・クリステンセン、即興演奏をルドルフ・ルッツから学んでいます。
現在は、ドイツを始め世界中のコンサートホールで演奏を行い、古楽フェスティヴァルにも頻繁に招かれています。
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ONDINE
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アルギルダス・マルティナイティス(1950-):シーズンとセレナード
3つのマート・コメディ・シーズン(2014)
- ヴァイオリンと弦楽オーケストラのために
1. 第1曲 コメディア・デッラルテ・シーズンズ/
2. 第2曲 バレエ=コメディ・シーズンズ/3.
第3曲 ラ・カッチャ・コメディ・シーズンズ
4. アルティザッラ(2001) - 弦楽オーケストラとチェンバロのために
5. ヨーロッパのミストレスのためのセレナード(1999)
- 弦楽オーケストラのために
6. 楽園の鳥たち(1981) - 弦楽オーケストラのために
7. 悲しきワルツ(2020) - ソプラノと弦楽オーケストラのために
8. 彼方の愛の歌(2014) - ソプラノ、弦楽オーケストラとピアノのために |
ルータ・リピナイティーテ(ヴァイオリン)...1-3、アスタ・クリクシュチューナイテ(ソプラノ)...7-8、
ダウマンタス・スリプクス(チェンバロ...4/ピアノ...8)
セント・クリストファー室内管弦楽団、モデスタス
・バルカウスカス(指揮) |
録音 2020年2月 Lithuanian National Culture
Centre RecordingStudio, Vilnius(リトアニア)
リトアニアの作曲家アルギルダス・マルティナイティスの弦楽オーケストラのための作品集。
収録された作品は、初期の「楽園の鳥たち」(1981)から最近書かれた「悲しきワルツ」(2020)までの20年間にわたり、マルティナイティスの幅広い作風の変遷が示されています。
ヴィヴァルディの"四季"を意識した「3つのマート・コメディ・シーズン」、リトアニアの新ロマン主義運動の先鋒を果たした「楽園の鳥たち」、チェンバロを効果的に用いた「アルティザッラ」、穏やかな美しさの中に時折アイロニカルな響きが入り混じる「ヨーロッパのミストレスのためのセレナード」などからはマルティナイティス独自の音楽を感じることができます。
またソプラノ・ソロを伴う「悲しいワルツ」と「彼方の愛の歌」ではリトアニア系フランス人の詩人オスカル・ミロシュの詩が用いられています。
バルト三国音楽の熱心なファンの間ではよく知られるマルティナイティスですが、彼の作品を収録したアルバムはとても少なく、このモデスタス
・バルカウスカスが指揮するセント・クリストファー室内管弦楽団の演奏は、ファンだけでなく多くの愛好家にとっても福音となることでしょう。
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RESONUS CLASSICS
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フェネラ・ハンフリーズ
ジャン・シベリウス(1865-1957):ヴァイオリンとピアノのための作品集 |
フェネラ・ハンフリーズ(ヴァイオリン)
ジョセフ・トング(ピアノ) |
4つの小品 Op. 78
1. 即興曲/2. ロマンス/3. レリジオーソ/4.
リゴードン
5. アンダンテ・カンタービレ ト長調 JS 33
5つの小品 Op. 81
6. マズルカ/7. ロンディーノ/8. ワルツ/9.
朝の歌/10. メヌエット
5つの田園舞曲 Op. 106
11. Largamente assai よりゆったりと遅く/12.
Alla polacca ポーランド風に/
13. Tempo moderato 中くらいのテンポで/14.
Tempo di Menuetto メヌエットのテンポで/
15. Poco moderato 少し中くらいのテンポで
4つの小品 Op.115
16. 荒地にて/17. バラード/18. ユモレスク/19.
鐘
3つの小品 Op. 116
20. 舞踏の情景/21. 性格的な舞曲/22.
ロマンティックなロンド |
録音 2020年10月27-28日 Cedars Hall, Wells(UK)
前作「シベリウス: ヴァイオリン協奏曲」(RES10277)で素晴らしい演奏を披露したハンフリーズ。今作では同じくシベリウスがヴァイオリンとピアノのために書いた魅力的な小品を演奏しました。
収録されているのは、1887年に作曲された若々しい「アンダンテ・カンタービレ」から第一次世界大戦の真っ只中に書かれたにもかかわらず明るく抒情的な「4つの小品」Op.
78、同時期の「5つの小品」Op. 81、交響曲第7番と同時期に書かれた「5つの田園舞曲」Op.
106、晩年のシベリウスが到達した境地から生まれた味わい深い「4つの小品」Op.
115と「3つの小品」Op. 116までと、さまざまな時代の作品が並べられています。
英国出身のフェネラ・ハンフリーズは、2018年「BBCミュージック・マガジン」のインストゥルメンタル・アワードを受賞したヴァイオリニスト。
室内楽とソロの両面で活躍しており、その演奏はBBC、ClassicFMのほか、ドイツ、カナダ、オーストラリア、韓国のラジオとテレビで紹介されています。また、ピーター・マクスウェル・デイヴィスやサリー・ビーミッシュをはじめとした多くの現代作曲家が彼女のために作品を書いています。
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ジョゼフ・フィブス(1974-):室内オペラ《ジュリアナ》
(2018)全1幕
台本: ローリー・スレード/原作: アウグスト・ストリンドベリ
1. Scene One: Evening light outside/2.
Scene Two: Light fading outside/
3. Scene Three: Twilight outside/4. Scene
Four: Darkness outside/5. Dance sequence/
6. Scene Five: Moonlight from the patio/7.
Interlude/8. Scene Six: The night is serene/
9. Scene Seven: The serenity of the night
returns/10. Scene Eight: Daylight strengthens/
11. Scene Nine: Reality dawns/12. Scene
Ten: Daylight strengthens/
13. Scene Eleven: Retribution threatens/14.
Scene Twelve: Daylight brightens/
15. Scene Thirteen: Morning light
世界初録音 |
ジュリアナ...ゾーイ・ドラモンド(ソプラノ)、
カースティン...レベッカ・アフォヌイ=ジョーンズ(メゾ・ソプラノ)、
ジュアン...フェリックス・ケンプ(バリトン)
ノヴァ・ミュージック・オペラ・アンサンブル
【メンバー】
フィオナ・ケリー(フルート)、カトリーナ・スコット(クラリネット)、
ジョージ・バートン(パーカッション)、サリー・プライス(ハープ)、
ソフィー・マザー&ローラ・リカード(ヴァイオリン)、
ジェンマ・ウェアハム(チェロ)、ベン・ダニエル=グリープ(コントラバス)
ジョージ・ヴァス(指揮) |
録音 2021年3月15-16日 St John the Evangelist
(SJE Arts), Oxford(UK)
スウェーデンの劇作家アウグスト・ストリンドベリの代表作『令嬢ジュリー』をもとにした室内オペラ《ジュリアナ》。
男性的な考え方を持つ伯爵令嬢ジュリーと、彼女の召使で上昇志向が強いジャンを主人公に据えた戯曲は日本を含む世界中で人気を博しています。
作者が「自然主義悲劇」と名付けたこの物語を、台本作家のローリー・スレードは舞台を19世紀から現代に置き換えるとともに、登場人物にも新たな性格を持たせ、富の持つ力、移民、麻薬、ジェンダーなどの問題を絡めながら描き出しています。
父親に夢中になっている金持ちの娘ジュリアナ、移民のジュアン、2人の感情の諍いに巻き込まれる家政婦のカースティン、この3人の緊迫したやりとりを、パーカッションの効いたアンサンブルが彩っていくという音楽が聴きものです。
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STEINWAY&SONS
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Arabesque アラベスク シューマン&ナモラーゼ:
ピアノ作品集 |
ニコラス・ナモラーゼ(ピアノ) |
ロベルト・シューマン(1810-1856): 暁の歌
Op. 133
1. I. Im ruhigen Tempo/2. II. Belebt,
nicht zu rasch/3. III. Lebhaft/
4. IV. Bewegt/5. V. Im Anfange ruhiges
6. シューマン: アラベスク ハ長調 Op. 18
7. ニコラス・ナモラーゼ(1992-): アラベスク
シューマン: フモレスケ 変ロ長調 Op. 20
8. I. Einfach/9. II. Hastig/10. III.
Einfach und zart/11. IV. Innig/
12. V. Sehr lebhaft/13. VI. Zum Beschluss
ナモラーゼ
14. エチュード I. Major Scales/15. エチュード
II. Mostly Triads/16. エチュード III. Moving
Mirrors |
録音 2019年3月1-3日 Steinway Hall、ニューヨーク(USA)
カナダで3年に1回開催される「ホーネンス国際ピアノコンクール」。この2018年度コンクールで優勝し注目を集めたニコラス・ナモラーゼ。
作曲家としても知られる彼は、このSTEINWAYレーベルでのデビュー盤で、シューマン作品と自作を披露。2人のアラベスクを中心に据えたプログラムで自身の才能をアピールしています。
とりわけ、コンクールでも演奏した自作の「エチュード」での鮮やかな技巧と音楽性が聴きどころ。
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<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>
ALTUS
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ALTSA 054
(SACD シングルレイヤー)
¥5400
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ムラヴィンスキー/レニングラード・フィル
来日公演'75&'77 |
エフゲニー・ムラヴィンスキー(指揮)
レニングラード・フィルハーモニー管弦楽団 |
シベリウス:交響曲第7番 ハ長調 Op.105 【録音:1977年10月19日/NHKホール】
チャイコフスキー:バレエ音楽『くるみ割り人形』より
抜粋
(第6曲:客の退場、夜、ネズミの出現/
第7曲:くるみ割り人形とネズミの戦闘、くるみ割りの勝利と王子への変身/
第8曲:冬の森/第9曲:雪片のワルツ/第14曲:パ・ド・ドゥ/第15曲:終曲のワルツ)
【録音:1977年10月12日/東京文化会館】
モーツァルト:交響曲第39番 変ホ長調 K.543 【録音:1975年6月7日/東京文化会館】
チャイコフスキー: 交響曲第5番 ホ短調 Op.64 【録音:1975年5月13日/東京文化会館】
チャイコフスキー: 交響曲第6番 ロ短調『悲愴』Op.74 【録音:1975年6月7日/東京文化会館】 |
※SACD対応プレーヤー専用ディスクです。通常のCDプレーヤーでは再生することができません。
ムラヴィンスキー来日公演、初SACD化。75年、凄まじいチャイコフスキー5・6番ほか
録音:1975年、1977年(ライヴ、ステレオ)
ムラヴィンスキー&レニングラード・フィルは1973、75、77、79年と来日し、年代ごとのプログラムの個性と、全てを貫く凄まじいまでのムラヴィンスキー節で日本の聴衆を魅了しました。
ALTUS がディスク化し大いなる衝撃とともに世に提示された至宝の遺産から、75年と77年の来日公演をまとめて長時間収録でSACD
化。
CD 盤(ALT-054、ALT-058、ALT-059)と同じ解説原稿を使用、どれも初SACD
化となるタイトルです。
チャイコフスキーの5、6番などムラヴィンスキーにとっての重要レパートリーが披露されております。
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ALTSA 051/2
(2SACD シングルレイヤー)
¥6000
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ムラヴィンスキー/レニングラード・フィル
来日公演'77 |
エフゲニー・ムラヴィンスキー(指揮)
レニングラード・フィルハーモニー管弦楽団 |
[Disc1]
ワーグナー: 楽劇《ニュルンベルクのマイスタージンガー》より第1幕への前奏曲
ブラームス: 交響曲第2番 ニ長調 Op.73
【録音:1977年9月27日/東京文化会館】
チャイコフスキー: 交響曲第5番 ホ短調
Op.64
【録音:1977年10月19日/NHKホール】
[Disc2]
ワーグナー: 歌劇《ローエングリン》より第1幕への前奏曲
ワーグナー:歌劇《タンホイザー》より序曲
【録音:1977年9月27日/東京文化会館】
ウェーバー: 歌劇《オベロン》より序曲
シューベルト: 交響曲第8(7)番 ロ短調『未完成』D.759
【録音:1977年10月12日/東京文化会館】
ウェーバー:歌劇《オベロン》序曲
シューベルト:交響曲第8(7)番 ロ短調『
未完成』D.759
チャイコフスキー:バレエ音楽「くるみ割り人形」より
抜粋
(第6曲:客の退場、夜、ネズミの出現/
第7曲:くるみ割り人形とネズミの戦闘、くるみ割りの勝利と王子への変身/
第8曲:冬の森/第9曲:雪片のワルツ/第14曲:パ・ド・ドゥ/第15曲:終曲のワルツ)
【録音:1977年10月8日/大阪、フェスティバルホール】 |
※SACD対応プレーヤー専用ディスクです。通常のCDプレーヤーでは再生することができません。
ムラヴィンスキー来日公演、初SACD化。77年、2つの圧倒的な『未完成』ほか
録音:1977年(ライヴ、ステレオ)/国内プレス、完全限定盤、初SACD
化、219分、日本語帯・解説付
ムラヴィンスキー&レニングラード・フィルは1973、75、77、79年と来日し、年代ごとのプログラムの個性と、全てを貫く凄まじいまでのムラヴィンスキー節で日本の聴衆を魅了しました。
ALTUS がディスク化し大いなる衝撃とともに世に提示された至宝の遺産から、77年の来日公演をまとめて長時間収録SACD
で限定発売。
CD 盤(ALT-051、ALT-052、ALT-053、ALT-286)と同じ解説原稿を使用、どれも初SACD
化となるタイトルです。
『未完成』は東京公演と、後に発見された大阪公演を聴き比べることが可能です。
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ALTSA 063
(SACD シングルレイヤー)
¥5400
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ムラヴィンスキー/レニングラード・フィル
来日公演'79 |
エフゲニー・ムラヴィンスキー(指揮)
レニングラード・フィルハーモニー管弦楽団 |
ベートーヴェン:交響曲第6番 ヘ長調『 田園』Op.68
ワーグナー:楽劇『トリスタンとイゾルデ』より
前奏曲と愛の死
ワーグナー:楽劇『ジークフリート』より
森のささやき
ワーグナー:楽劇『ワルキューレ』より ワルキューレの騎行
録音:1979年5月21日/東京文化会館
グラズノフ:交響曲第5番 変ロ長調 Op.55
チャイコフスキー:バレエ音楽『眠りの森の美女』より
抜粋
[序曲(プロローグ)、アダージョ、パノラマ、ワルツ]
録音:1979 年6月8日/NHKホール |
※SACD対応プレーヤー専用ディスクです。通常のCDプレーヤーでは再生することができません。
ムラヴィンスキー来日公演、初SACD化。79年、グラズノフの超名演ほか
録音:1979年(ライヴ、ステレオ)/国内プレス、完全限定盤、初SACD
化、129分、日本語帯・解説付
ムラヴィンスキー&レニングラード・フィルは1973、75、77、79年と来日し、年代ごとのプログラムの個性と、全てを貫く凄まじいまでのムラヴィンスキー節で日本の聴衆を魅了しました。
ALTUS がディスク化し大いなる衝撃とともに世に提示された至宝の遺産から、79年の来日公演をまとめて長時間収録SACD
で限定発売。
CD 盤(ALT-063、ALT-064)と同じ解説原稿を使用、どれも初SACD
化となるタイトルです。
期せずしてムラヴィンスキー最後の日本での演奏会となった6月8日の公演では熱い共感みなぎるグラズノフを披露。
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OLYMPIA
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ミハイル・プレトニョフのチャイコフスキー
チャイコフスキー (1840-1893) :
ピアノ協奏曲 第2番 ト長調 Op.44 (原典版)
ピアノ協奏曲 第3番 変ホ長調 Op.75 |
ミハイル・プレトニョフ (ピアノ)
フィルハーモニア管弦楽団
ヴラディーミル・フェドセーエフ (指揮) |
録音 : 1990年 ステレオ、ADD/原盤 : Virgin
Classics
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レオニード・コーガンのグラニャーニ、パガニーニ
& ジュリアーニ
フィリッポ・グラニャーニ (1767-1812) :
ギターとヴァイオリンとピアノのためのデュエット
イ長調 (*)
ヴァイオリンとギターのためのソナタ ヘ長調
(*)
ニコロ・パガニーニ (1782-1840) :
ヴァイオリンとギターのためのソナタ 第1番
イ長調 Op.2 No.1 (+)
ヴァイオリンとギターのためのソナタ 第10番
イ短調 Op.3 No.4 (+)
マウロ・ジュリアーニ (1871-1829) :
ヴァイオリン、チェロとギターのための三重奏曲
イ長調 (#) |
レオニード・コーガン (ヴァイオリン)
アレクサンドル・イヴァーノフ=
クラムスコイ (ギター)
フョードル・ルザノフ (チェロ (#)) |
録音 : 1950年 (*) / 1951年 (+/#) モノラル、AAD/原盤
: Melodiya
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レオニード・コーガンのバッハ & モーツァルト
J・S・バッハ (1685-1750) :
2つのヴァイオリン、弦楽と通奏低音のための
協奏曲 ニ短調 BWV 1043 (*)
ヴァイオリン、弦楽と通奏低音のための
協奏曲 第1番 イ短調 BWV 1041 (+)
モーツァルト (1756-1791) :
ヴァイオリン協奏曲 第5番 イ長調 「トルコ風」
K.219 (#) |
レオニード・コーガン (ヴァイオリン)
エリザヴェータ・ギレリス (ヴァイオリン (*))
フィルハーモニア管弦楽団 (*/+)
オットー・アッカーマン (指揮 (*/+))
パリ音楽院管弦楽団 (#)
アンドレ・ヴァンデルノート (指揮 (#)) |
録音 : 1956年 (*/+) / 1957年 (#) モノラル、ADD/原盤
: EMI
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レオニード・コーガンのヴィヴァルディ &
パガニーニ
ヴィヴァルディ (1678-1741) :
ヴァイオリン協奏曲 ト短調 Op.12 No.1,
RV 317 (*)
パガニーニ (1782-1840) :
ヴァイオリン協奏曲 第1番 ニ長調 Op.6
(+)
無伴奏ヴァイオリンのための24のカプリス
Op.1 から (#)
第9番 ホ長調 / 第23番 変ホ長調 |
レオニード・コーガン (ヴァイオリン)
パリ音楽院管弦楽団 (*/+)
アンドレ・ヴァンデルノート (指揮 (*))
シャルル・ブリュック (指揮 (+)) |
録音 : 1953年 (#) / 1957年 (*) / 1958年
(+) モノラル、ADD 原盤 : EMI
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レオニード・コーガンのモーツァルト &
チャイコフスキー
モーツァルト (1756-1791) : ヴァイオリン協奏曲
第3番 ト長調 K.216 (*)
チャイコフスキー (1840-1893) :
ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.35 (+)
ワルツ=カプリス ハ長調 Op.34 (#) / 瞑想曲
ニ長調 Op.72 No.5 (**) |
レオニード・コーガン (ヴァイオリン)
ソヴィエト国立交響楽団 (*/+/**)
キリル・コンドラシン (指揮 (*/**))
ヴァシリー・ネボリシン (指揮 (+))
モスクワ放送交響楽団 (#)
アレクサンドル・ガウク (指揮 (#)) |
録音 : 1950年 (+) / 1952年 (#) / 1959年
(*) / 1960年 (**) モノラル、ADD/原盤 :
Melodiya
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レオニード・コーガンのブラームス & ラロ
ブラームス (1833-1897) : ヴァイオリン協奏曲
ニ長調 Op.77
ラロ (1823-1892) : スペイン交響曲 ニ短調
Op.21 |
レオニード・コーガン (ヴァイオリン)
パリ音楽院管弦楽団 (*/+)
アンドレ・ヴァンデルノート (指揮 (*))
シャルル・ブリュック (指揮 (+)) |
録音 : 1955-1957年 モノラル、ADD 原盤
: EMI
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レオニード・コーガンのベートーヴェンとチャイコフスキー
ベートーヴェン (1770-1827) : ヴァイオリン協奏曲
ニ長調 Op.61
チャイコフスキー (1840-1893) : ヴァイオリン協奏曲
ニ長調 Op.35 |
レオニード・コーガン (ヴァイオリン)
パリ音楽院管弦楽団
アンドレ・ヴァンデルノート (指揮) |
録音 : 1955-1958年 モノラル、ADD/原盤
: EMI
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ドミトリー・アレクセーエフのショパン
ショパン (1810-1849) : ワルツ全集 |
ドミトリー・アレクセーエフ (ピアノ) |
ワルツ 第1番 変ホ長調 Op.18 / ワルツ
第5番 変イ長調 Op.42
ワルツ 第9番 変イ長調 Op.69 No.1 / ワルツ
第4番 ヘ長調 Op.34 No.3
ワルツ 第3番 イ短調 Op.34 No.2 / ワルツ
第8番 変イ長調 Op.64 No.3
ワルツ 第6番 変ニ長調 Op.64 No.1 / ワルツ
第12番 ヘ短調 Op.70 No.2 (Op. posth.)
ワルツ 第2番 変イ長調 Op.34 No.1 / ワルツ
第7番 嬰ハ短調 Op.64 No.2
ワルツ 第13番 変ニ長調 Op.70 No.3 / ワルツ
第11番 変ト長調 Op.70 No.1
ワルツ 第10番 ロ短調 Op.69 No.2 / ワルツ
第14番 ホ短調 (Op. posth.) KK IVa No.15
ワルツ 第15番 ホ長調 (Op. posth.) KK
IVa No.12
ワルツ 第16番 変イ長調 (Op. posth.) KK
IVa No.13
ワルツ 第17番 変ホ長調 (Op. posth.) KK
IVa No.14
ワルツ 第18番 変ホ長調 (Op. posth.) KK
IVb No.10
ワルツ 第19番 イ短調 (Op. posth.) KK
IVb No.11 |
録音 : 1984年11月28-29日 DDD/原盤 : EMI
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ドミトリー・アレクセーエフのショスタコーヴィチ
ピアノ協奏曲 第1番 ハ短調
(ピアノ、弦楽合奏とトランペットのための)
Op.35 (*)
ピアノ協奏曲 第2番 ヘ長調 Op.102 (1957)
組曲 「忘れがたき1919年」 (ピアノと管弦楽のための)
Op.89a から
クラスナヤ・ゴルカへの襲撃 |
ドミトリー・アレクセーエフ (ピアノ)
フィリップ・ジョーンズ (トランペット (*))
イギリス室内管弦楽団
イェジ・マクシミウク (指揮) |
録音 : 1983年5月、セント・ジョンス・スミス・スクエア、ロンドン、イギリス DDD/原盤
: EMI
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MKM 326
(2CD)
¥3000
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ワーグナー (1813-1883) : 管弦楽作品集 |
フィルハーモニア管弦楽団
オットー・クレンペラー (指揮) |
[CD 1]
オペラ 「リエンツィ」 から 序曲
オペラ 「タンホイザー」 から 序曲 / 第3幕前奏曲
オペラ 「ローエングリン」 から 第1幕前奏曲
/ 第3幕前奏曲
楽劇 「ニュルンベルクのマイスタージンガー」
から 前奏曲 / 弟子たちの踊りとマイスターたちの入場
楽劇 「パルジファル」 から 第1幕前奏曲
[CD 2]
オペラ 「さまよえるオランダ人」 から
序曲
楽劇 「ラインの黄金」 から ヴァルハラ城への神々の入場
楽劇 「ヴァルキューレ」 から ヴァルキューレの騎行
ジークフリート牧歌
楽劇 「ジークフリート」 から 森のささやき
楽劇 「神々の黄昏」 から ジークフリートのラインへの旅
/ ジークフリートの葬送行進曲
楽劇 「トリスタンとイゾルデ」 から 前奏曲と愛の死 |
録音 : 1960、1962、1963年 ADD/原盤 :
EMI
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J・S・バッハ (1685-1750) : オルガン名曲集
トッカータとフーガ ニ短調 BWV 565
トッカータ、アダージョとフーガ ハ長調 BWV
564
幻想曲とフーガ ト短調 BWV 542
パッサカリアとフーガ ハ短調 BWV 582
フーガ ト短調 BWV 578
われは御身を呼ぶ、主イエス・キリストよ
BWV 639
いざ来たれ、異教徒の救い主よ BWV 659
目覚めよ、とわれらを呼ぶ声あり BWV 645 |
ヘルムート・ヴァルヒャ (オルガン) |
録音 : 1960年代 ADD/原盤 : Deutsche Grammophon
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ザ・ベスト・オブ・シュトラウス ワルツ &
ポルカ集
ヨハン・シュトラウス II (1825-1899) :
ウィーンの森の物語 (ワルツ) Op.325 (*)
/ 狩り (ポルカ・シュネル) Op.373
ピツィカート・ポルカ / 雷鳴と電光 (ポルカ・シュネル)
Op.324
ウィーン気質 (ワルツ) Op.354 / 美しく青きドナウ
(ワルツ) Op.314
皇帝円舞曲 Op.437 / アンネン・ポルカ
(ポルカ・フランセーズ) Op.117
トリッチ・トラッチ・ポルカ Op.214
ヨゼフ・シュトラウス (1827-1870) : うわ言
(ワルツ) Op.212
ヨハン・シュトラウス II : 常動曲 (無窮動)
Op.257
ヨハン・シュトラウス I (1804-1849) : ラデツキー行進曲 |
カール・スウォボダ (ツィター (*))、ベルリン・フィルハーモニア管弦楽団、
ヘルベルト・フォン・カラヤン (指揮) |
録音 : 1960年代 ADD/原盤 : Deutsche Grammophon
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チャイコフスキー (1840-1893) :
交響曲 第1番 ト短調 「冬の日の幻想」 Op.13
(+)
幻想序曲 ロ短調 「ロミオとジュリエット」
(*)
イタリア奇想曲 Op.45 (*) |
ソヴィエト国立交響楽団
エフゲニー・スヴェトラーノフ (指揮) |
録音 : 1967年 (+) / 1970年 (*)/原盤 :
Melodiya
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チャイコフスキー (1840-1893) :
交響曲 第6番 ロ短調 「悲愴」 Op,74 (*)
スラヴ行進曲 変ロ短調 Op.31 (+)
幻想曲 「フランチェスカ・ダ・リミニ」 Op.32
(#) |
ソヴィエト国立交響楽団
エフゲニー・スヴェトラーノフ (指揮) |
録音 : 1967年 (*) / 1968年 (#) / 1970年
(+) ADD/原盤 : Melodiya
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ラフマニノフ (1873-1943) : 徹夜祷 (晩祷)
Op.37 |
クラーラ・コルカン (メゾソプラノ)
コンスタンチン・オグネヴォイ (テノール)
ソヴィエト国立アカデミー・ロシア合唱団
アレクサンドル・スヴェシニコフ (指揮) |
録音 : 1965年 ADD/原盤 : Melodiya
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マーラー (1860-1911) :交響曲
第1番 ニ長調 (*)
第10番 嬰ヘ短調 から アダージョ (+) |
モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団 (*)
キリル・コンドラシン (指揮 (*))
モスクワ放送交響楽団 (+)
ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー (指揮
(+)) |
録音 : 1963年 (+) / 1969年 (*) ADD/原盤
: Melodiya
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MKM 333
(2CD)
¥3000
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ヴェルディ (1813-1901) : オペラ 「アイーダ」 |
ルッジェーロ・ライモンディ (バス : エジプト王)、
エレーナ・オブラスツォヴァ (メゾソプラノ
: アムネリス)、
カティア・リッチャレッリ (ソプラノ : アイーダ)、
プラシド・ドミンゴ (テノール : ラダメス)、ニコライ・ギャウロフ
(バス : ランフィス)、
レオ・ヌッチ (バリトン : アモナストロ)、ピエトロ・デ・パルマ
(テノール : 使者)、
ルチア・ヴァレンティーニ・テッラーニ (メゾソプラノ
: 巫女の長)、
ミラノ・スカラ座合唱団 & 管弦楽団、クライディオ・アバド
(指揮) |
録音 : 1981年 DDD/原盤 : Deutsche Grammophon
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チャイコフスキー (1840-1893) :
弦楽合奏のためのセレナード ハ長調 Op.48
(*)
管弦楽のための組曲 第3番 ト長調 Op.55 (+) |
モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団
キリル・コンドラシン (指揮) |
録音 : 1959年、モノラル (*) / 1966年、ステレオ
(+) ADD/原盤 : Melodiya
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ヴラディーミル・スピヴァコフのモーツァルト
& ハイドン
モーツァルト (1756-1791) :
ヴァイオリン協奏曲 第1番 変ロ長調 K.207
(*)
ヴァイオリン協奏曲 第4番 ニ長調 K.218
(*)
ハイドン (1732-1809) : ヴァイオリン協奏曲
第1番 ハ長調 Hob.VIIa:1 (+)
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ヴラディーミル・スピヴァコフ
(ヴァイオリン、指揮)
イギリス室内管弦楽団 (*)
モスクワ・ヴィルトゥオージ室内管弦楽団 (+) |
録音 : 1983年 (*) / 1988年 (+) ADD 原盤
: EMI (*) / RCA (+)
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<映像>
<LP>
YARLUNG RECORDS(LP)
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YR-944228
(LP)
¥5100
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ジャン・シベリウス(1865-1957):
ピアノ三重奏曲 ニ長調「コルポ」 JS209
1. I. Allegro moderato
2. II. Fantasia - Part 1
3. II. Fantasia - Part 2
4. III. Finale |
シベリウス・ピアノ三重奏団
【メンバー】
ペテリ・イーヴォネン(ヴァイオリン)
ジューホ・ポーヨネン(ピアノ)
サムリ・ペルトネン(チェロ) |
録音 2016年3月30日(ライヴ) Samueli Teater
at Segerstrom Center for the Arts(USA)/45RPM
180g LP
以前、2枚組CD(YR-52638)としてリリースされたシベリウス・ピアノ三重奏団のアルバムから、アンサンブル名にもなっている作曲家シベリウスのピアノ三重奏曲「コルポ」をLP化した1枚。
若き奏者たちの熱意が伝わるライヴをテープ一発録りした無編集のワンテイク録音で、デジタル操作を介在させない新鮮な音でお届けします。
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YR-77612
(LP)
¥5100
※ジャズです
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Simpler Times
1. ゲイリー・ウィックス: Bicycles
2. J.J. カークパトリック: Los Barriles
3. ミシャ・ビゴス: Blue Corn Moon
4. ミシャ・ビゴス: For Sebastian
5. ゲイリー・ウィックス: Sketches of a
Melancholy Bass
6. ゲイリー・ウィックス: Simpler Times |
ソフィスケーテッド・レディ・ジャズ・クァルテット
【メンバー】
ミシャ・ビゴス(ピアノ)
アンドルー・ジェームズ・ボイル(ドラムス)
J.J. カークパトリック(トランペット)
ゲイリー・ウィックス(ベース) |
録音 2013年10月24-26日(ライヴ) Brian and
Creativity Institute's Cammilleri Hall at
USC(USA)/45RPM 180g LP
ショーティー・ロジャース・アンド・ヒズ・ジャイアンツを筆頭に、1950年代のアメリカ西海岸で一世を風靡した「ウェスト・コースト・ジャズ」のクールな伝統を継承するソフィスケーテッド・レディ・ジャズ・クァルテットのアルバム。
彼らのレパートリーのほとんどは、クァルテットのメンバーによって書かれています。
またスタジオではなくコンサートホールで収録されたトラックは、どれも一切の編集を行わずライヴをテープ一発録りした無編集のワンテイク録音で、デジタル操作を介在させない新鮮な音が楽しめます。
こちらは2018年に発売されたCD「SIMPLER TIMES」から6曲をLP化したアルバム。優れたアレンジによる絶妙なパフォーマンスをお聴きください。
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YR-95816
(LP)
¥5100
※ジャズです
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Left Coastin'
1. ゲイリー・ウィックス: Left Coastin'
2. ゲイリー・ウィックス: Flutterby Girl
3. ゲイリー・ウィックス: Hello
4. ミシャ・ビゴス: Stumbling |
ソフィスケーテッド・レディ・ジャズ・クァルテット
【メンバー】
ミシャ・ビゴス(ピアノ)
アンドルー・ジェームズ・ボイル(ドラムス)
J.J. カークパトリック(トランペット)
ゲイリー・ウィックス(ベース) |
録音 2013年10月24-26日(ライヴ) Brian and
Creativity Institute's Cammilleri Hall at
USC(USA)/45RPM 180g LP
ショーティー・ロジャース・アンド・ヒズ・ジャイアンツを筆頭に、1950年代のアメリカ西海岸で一世を風靡した「ウェスト・コースト・ジャズ」のクールな伝統を継承するソフィスケーテッド・レディ・ジャズ・クァルテットのアルバム。
彼らのレパートリーのほとんどは、クァルテットのメンバーによって書かれています。またスタジオではなくコンサートホールで収録されたトラックは、どれも一切の編集を行わずライヴをテープ一発録りした無編集のワンテイク録音で、デジタル操作を介在させない新鮮な音が楽しめます。
こちらは2018年に発売されたCD「SIMPLER TIMES」から4曲をLP化したアルバム。
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12/21(火)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
ACCENTUS MUSIC
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注目アンサンブル「K」
メタノイア
1 -5.プッチーニ:4声のミサ曲(ミサ・ディ・グローリア
)
【 キリエ/グローリア/エト・イン・テラ・パクス/
クオニアム・トゥ・ソルス/クム・サンクト・スピリトゥ】
6.J.S.バッハ:
無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ
第1番ロ短調BWV1002より「サラバンド」
7.ヴィラ=ロボス:ブラジル風バッハ 第4番より「前奏曲」
8.ペルト:In spe(2010)
9.ボロディン/ヴァンサン・ポーレ編:だったん人の踊り |
シモーネ・メネセス(指揮)
K(室内楽アンサンブル)
セクエンツィア9.3
(ヴォーカル・アンサンブル:1-5)
マノン・ガリー(ヴァイオリン:6) |
ブラジルの新鋭シモーネ・メネセス率いる注目アンサンブル「K」によるアルバム「メタノイア」
録音:2021年3月、RiffXスタジオ、ラ・セーヌ・ミュージカル、パリ/51'39
ブラジル出身の指揮者シモーネ・メネゼスのアルバム「メタノイア」。
シモーネ・メネゼスが2020年に結成したアンサンブル「K」と声楽アンサンブル、セクエンツァ9.3
による演奏。アンサンブル「K」は、"クラシック/コスモポリタン/コンテンポラリー/クリエイティヴ/コネクテッド"の5つのテーマ(5つの"K")
を掲げ、20世紀の室内楽レパートリーを中心に活動するアンサンブルです。
そしてバッハのソロを聴かせるのが、1996年トゥールーズ出身のヴァイオリニスト、マノン・ガリーという気鋭の演奏家たちによる注目の1枚です。
アルバム・タイトルの「メタノイア」とは、古代ギリシア語で、思考を超えて、視野を広げ、見方を変えることを意味しています。
このアルバムは、そうしたコンセプトのもと、バッハ、プッチーニ、ボロディン、ヴィラ=ロボス、ペルトといった時代と国境を越えた作曲家たちの作品を集めた内容となっています。
シモーネ・メネゼスの鋭い洞察力で、クラシックの偉人たちがどのように創造していったのかを明らかにしていきます。
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MIRARE
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クロスリー=メルセルによる「冬の旅」、美麗ブックCDで登場
シューベルト:冬の旅 |
エドウィン・クロスリー=メルセル(バリトン)
ヨアン・エロー(ピアノ) |
若手注目フランスのバリトン、クロスリー=メルセルによる「冬の旅」、美麗ブックCDで登場
録音:2019年1月14-20日、ベルギー/68'30
フランスの注目若手バリトン、クロスリー=メルセルによる「冬の旅」の登場。
クローディーヌ・フランク(画家)による美しい絵画が各曲の歌詞とともに掲載されています。クロスリー=メルセルは、ヴェルサイユで学んだあとディースカウのもとでリートやオペラの学びを深めたのち、モーツァルトからラモーまで、様々なオペラでヨーロッパだけでなくアメリカ、ロシアでも活躍しています。
ルセ率いるレ・タラン・リリクの公演にも登場するなど、ニュー・ジェネレーションの注目株です。
美麗ブックCD(縦216ミリ、横157ミリ、厚さ12ミリ)。
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PROFIL
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PH 21024
(2CD)
¥4900 →\4490
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エディション・シュターツカペレ・ドレスデンVol.51
~1945年2月13日ドレスデン爆撃の追悼に
ヘレヴェッヘ、ティーレマン、コリン・デイヴィス、ハイティンク
Disc1
J.S.バッハ:カンタータより
(1)第21番「私の心は思い煩いで一杯でした」BWV21~シンフォニア
(2)第82番「私は満ち足りた」BWV82(バス版)
(3)第12番「泣くこと、嘆くこと、案ずること」BWV12~シンフォニア
(4)第199番「私の心は血の中で泳ぐ」BWV199 |
クレシミル・ストラジャナッツ(バス・バリトン)(2)、
ドロテー・ミールズ(ソプラノ)(4)
フィリップ・ヘレヴェッヘ(指揮)
シュターツカペレ・ドレスデン
2021年2月12日/ドレスデン、ゼンパーオーパー |
Disc2
(1)ヘレヴェッヘのインタビュー
(2)ヴェルディ:レクィエム~レクィエム/怒りの日/奇しきラッパの響き
(3)ベルリオーズ:死者のための大ミサ曲(レクィエム)Op.5~第2曲
怒りの日
(4)マーラー:交響曲第2番ハ短調「復活」~第5楽章
(5)シュテファン・ラングによるアンドレアス・シュライバーのインタビュー |
クラッシミラ・ストヤノヴァ(ソプラノ)、
マリーナ・プルデンスカヤ(メゾソプラノ)、
チャールズ・カストロノーヴォ(テノール)、
ゲオルク・ツェッペンフェルト(バス)、
ドレスデン国立歌劇場合唱団、
クリスティアーン・ティーレマン(指揮)
シュターツカペレ・ドレスデンZ(2)
2014年2月13日/ドレスデン、ゼンパーオーパー(ライヴ)
キース・イカイア=パーディ(テノール)、
ドレスデン国立歌劇場合唱団、ジンフォニーコール・ドレスデン、
ジングアカデミー・ドレスデン、
サー・コリン・デイヴィス(指揮)
シュターツカペレ・ドレスデン(3)
1994年2月14日ドレスデン、聖十字架教会(ライヴ)
シャルロッテ・マルギオーノ(ソプラノ)、
ヤルド・ファン・ネス(アルト)、
ザクセン州立ドレスデン・シュターツカペレ合唱団、
ドレスデン交響合唱団、
ベルナルド・ハイティンク(指揮)
シュターツカペレ・ドレスデン(4)
1995年2月13日ドレスデン、ゼンパーオーパー(ライヴ) |
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1945年2月3日ドレスデン爆撃追悼コンサート、ヘレヴェッヘが登場
第2次世界大戦中の1945年2月13日から15日にかけ、連合軍はドレスデンに無差別爆撃を行いました。
これにより同市は灰燼に帰し、2万5千人とも6万人ともいわれる一般市民が犠牲となりました。
この犠牲者を悼む式典が毎年行われますが、同市を代表するオーケストラ、シュターツカペレ・ドレスデンが追悼演奏を務めます。
2021年はフィリップ・ヘレヴェッヘがバッハの教会カンタータを披露しました。
コロナ禍ゆえ無観客で行われましたが、全世界を覆うパンデミックの恐怖も加わり、今年のコンサートはひときわ印象的。
というのは、とりあげられているカンタータ第82番と第199番は、どちらもソロ・カンタータで合唱が入っていません。
これもソーシャルディスタンスゆえとも思われますが、声楽アンサンブルからキャリアを始めたヘレヴェッヘがあえてこの形態の作品を選んでいるのが意味深長です。
その抑えた情感と真摯な祈りがドレスデンの罪なき犠牲者とコロナで苦しめられている世界中の人々を救おうとしているかのようです。
Disc2 はヘレヴェッヘのインタビューのほか、2014年、1994年、1995年の同コンサートの一部が披露されています。
ティーレマン、コリン・デイヴィス、ハイティンクらそれぞれの祈りに満ちた世界を堪能できます。
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ANAKLASIS
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ノヴァク&トヴァルドフの「シレジア三部作」、第2弾《シレナ》!
アレクサンデル・ノヴァク:メロドラマ・エテルナ《シレナ》 |
マレク・モシ(指揮)、ティヒ市室内管弦楽団
《AUKSO》、
ヨアンナ・フレシェル(ソプラノ)、エヴァ・ビエガス(メゾ・ソプラノ)、
ヤン・ヤクブ・モノヴィト(カウンターテナー)、バルトウォミェイ・ドゥシ(サクソフォン)、
ダニエル・ポピアウキエヴィチ(エレクトリック・ギター)、ピオトル・サワイチク(ピアノ) |
1945年にクラクフで設立されたポーランド最大級の音楽出版社「ポーランド音楽出版社(PWM
Edition)」が新たに設立したレーベル「Anaklasis(アナクラシス)」のオペラ・シリーズ。
現代のもっとも優れたポーランドの作曲家の一人、アレクサンデル・ノヴァク(アレクサンダー・ノヴァーク)(b.1979)のメロドラマ・エテルナ(永遠のメロドラマ)《シレナ》
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ノヴァクと同じくシレジア地方の出身であり同じ年齢のポーランドの小説家、シュチェパン・トヴァルドフの作品を基にした前作の音楽劇
《ドラフ》に続く「シレジア三部作」の第2弾。
この《シレナ》も、2019年に初演され成功に終わった《ドラフ》と同様に2020年11月6日から8日に予定されていたAUKSO主催の「Auksodrone」フェスティヴァルにて初演されるはずでしたが、COVID-19の感染拡大により開催の方式が変更となり、最終的には録音され11月14日にポーランド・ラジオによる放送で初公開されました。
オーケストラと歌に加えサクソフォンやエレクトリック・ギターを加えた編成で、各20分程度の3部構成で海をテーマに切望、愛、自由、恐怖、混沌、空虚を歌いながら人生の意味について問いかけるこの作品について、ノヴァクは「海に浸からなくても、海の深さを感じることができる」と語ります。
※録音:2020年11月、カロル・シマノフスキ・カトヴィツェ音楽アカデミー・コンサート・ホール(ポーランド)
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BMC
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代理店変更に伴い再掲載 |
BMCCD118
【旧譜】
¥2500
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エトヴェシュ&ユンゲ・ドイチェ・フィルの"ハルサイ"!
ストラヴィンスキー:春の祭典、マヴラ* |
ペーテル・エトヴェシュ(指揮)
ユンゲ・ドイチェ・フィルハーモニー、
ヨーテボリ交響楽団*
マリア・フォントシュ(ソプラノ)*
リュドミラ・シェムチュク(メゾソプラノ)*
リリ・パーシキヴィ(メゾソプラノ)*
ヴァレリー・セルキン(テノール)* |
エトヴェシュ&ユンゲ・ドイチェ・フィルの"ハルサイ"!
ハンガリーが生んだ名指揮者・作曲家、ぺーテル・エトヴェシュが振る春の祭典。ユンゲ・ドイチェ・フィルハーモニーは1974年に設立されたドイツを代表するユース・オーケストラで、28歳までの若いメンバーで構成されていますがプロも顔負けの非常に高い実力を持つことで知られています。
難曲としても有名なストラヴィンスキーの傑作を、ユース・オケとは思えない安定した技術とエネルギー漲る熱演で楽しめます。
※録音:2004年9月11日-12日(ライプツィヒ)/2003年10月15日-17日(ヨーテボリ、スウェーデン)
うむー・・・すみません。
海外の倉庫で発掘して、「これがおそらく業界最後の在庫」と言って第112号特集でご紹介したこのアルバムが、新規代理店から案内来ました。
すでに廃盤で在庫はないという話だったのに・・・。
(そのときコメントから)
エトヴェシュ。いまさらこの曲を現代音楽系の指揮者がやってもどうとも思わないけれど、オケがユンゲ・ドイチェだし、指揮がときおり大ホームランをかっとばすエトヴェシュだから注目してたけど、その期待をはるかに上回る出来だった。
野生的で大胆なコケ脅し的演出が最高。そう見せかけておいて、一方でしっかりと分析的な解釈も見せる。各パートの浮き上がらせ方が天才的で、「ふーん、そういう聴かせ方があるのか」と感心するところ多数。・・・でも次の瞬間には怒涛のオケ地獄。その落差がすごい!まさに「ジキルとハイド」。
優秀な神経外科医が、いきなり電動のこぎりとハンマーを持って入院患者を追い回すような感じ。
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メニューインに献呈された無伴奏ヴァイオリン・ソナタ、
東欧の様々な国の民謡の編曲からなる44のデュオ
バルトーク:
無伴奏ヴァイオリン・ソナタ(原典版)
Sz.117, BB 124
2つのヴァイオリンのための44の二重奏曲
Sz.98, BB 104* |
バルナバーシュ・ケレメン(ヴァイオリン)
カタリン・コカシュ(ヴァイオリン)* |
バルトークがアメリカに滞在していた時期にメニューインからのリクエストで作曲され、メニューインに献呈された無伴奏ヴァイオリン・ソナタと、東欧の様々な国の民謡の編曲からなる44のデュオを収録。無伴奏ヴァイオリン・ソナタはその難易度の高さゆえ、のちに書き換えられた部分も少なくありませんが、この録音では初稿のバージョンで収録。
インディアナポリス国際ヴァイオリン・コンクール優勝、エリザベート王妃国際音楽コンクール第3位などの実績を持つハンガリーのヴァイオリニスト、バルナバーシュ・ケレメンが華麗に弾きこなします。
※録音:2005年10月18日-21日(ハンガリー)
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トリオ・リグヌム ~ トリアログ
オケゲム:ミサ・シネ・ノミネ
ツォルト・シェライ(b.1954):ドリーム・ドローイングス
ヨージェフ・シャーリ(b.1935):トリアログ
タリス(アーダーム・コンドール編):御身はまことに幸いなる者 |
トリオ・リグヌム
〔チャバ・クレニャーン(クラリネット)、
ラヨシュ・ロズマーン(クラリネット)、
ジェルジ・ラカトシュ(ファゴット)〕
イルディコー・ヴェーコニ(ツィンバロン) |
2本のクラリネットとファゴットで編成されるトリオと、ゲストにツィンバロンを迎えてのアルバム。ハンガリーの2人の現代作曲家の作品を15世紀と16世紀の巨匠の音楽で挟んでいます。
この大胆な構成は、単に4つの音楽を好きな順番で聴くだけでなく、新しい価値観、新しい音楽の構成を発見しようと試みています。
※録音:2006年10月6日-8日、2007年4月1日-5日(ブダペスト)
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聖ミカエルと聖マルティンの日のための晩課
聖ミカエルの日のための晩課
聖マルティンの日のためのミサ
聖マルティンの日のための晩課 |
スコラ・フンガリカ
ヤンカ・センドレイ(指揮)
ラースロー・ドブサイ(指揮) |
1571年にアンナ・ハンセン・シューマンという未亡人が、貴重な写本をブラチスラヴァの聖マルティン礼拝堂に寄贈しました。
その写本には239のポリフォニックな作品が収録されており、そのほとんどが晩課のための音楽でした。
今回の録音では教会の守護聖人である聖マルティンと、同じ時代の聖ミカエルの日のための作品が取り上げられています。
※録音:2006年6月(ハンガリー)
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DA VINCI CLASSICS
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オーロル ~ フルート、ファゴットとハープのための19世紀&20世紀のフランス音楽集
シャルル・エドゥアール・ルフェーヴル(1843-1917):バラード/
ピエール・ヴェローヌ(1889-1939):スペインの印象
Op.68/
ポール・ラコンブ(1837-1927):感傷的なディアローグ(世界初録音)/
アンリ・ガニュバン(1886-1977):牧歌(世界初録音)/
ベルナール・アンドレ(1941-):古風な形式による舞踏組曲《ブルトゥイユの想い出》(世界初録音)/
ドビュッシー:ヒースの茂る荒れ地/テオドール・デュボワ(1837-1924):カノン形式による2つの小品/
アンドレ・ジョリヴェ(1905-1974):クリスマスの牧歌 |
アンサンブル・ファイネ
〔フィリッポ・マッツォーリ(フルート)、
マッシミリアーノ・デンティ(ファゴット)、マルタ・ペットーニ(ハープ)〕
ダヴィデ・バンディエリ(クラリネット) |
'フランス的'編成による19世紀&20世紀のフランス音楽集!
フルートとファゴットが単独で室内楽をするのは珍しく、ピアノの代わりにハープを使うという「フランス的」な発想で書かれた19~20世紀のフランス人作曲家(と同時期にフランスで活躍した作曲家による)たちの作品集。
ここには「国粋主義」の影響下で生まれた様々な作品があり、極めてフランス的な味わいを感じることができます。
ピエール・ヴェローヌの「スペインの印象」のような最も「異国的」な作品でさえ、フランス派の作曲と和声のテイストが見られます。
演奏は2016年にイタリアで結成されたアンサンブル・ファイネ。室内楽のための新たなレパートリーの探求、知られざる作品の発掘に取り組むアンサンブルです。
現在、ローザンヌ室内管弦楽団の首席クラリネット奏者を務め、ルツェルン祝祭管弦楽団やマーラー室内管弦楽団でも活躍したダヴィデ・バンディエリの参加が演奏の魅力をさらに高めています。
※録音:2021年9月17日-19日、サントゥアリオ・デル・サントクロチフィッソ(ボーディオ・ロンナーゴ、イタリア)
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バリトン、ヴィオラとチェロのための三重奏曲集
ハイドン:バリトン三重奏曲ニ長調 Hob.XI:113
アロイージオ・ルイージ・トマジーニ(1741-1808):
ディヴェルティメント第9番イ長調
ハイドン:バリトン三重奏曲ロ短調 Hob.XI:96
トマジーニ:ディヴェルティメント第8番ニ長調
ハイドン:バリトン三重奏曲ニ長調 Hob.XI:97 |
パトヒ・モンテーロ(バリトン)
フランチェスカ・ヴェントゥーリ・フェッリオーロ(ヴィオラ)
ジョルジオ・カサティ(チェロ) |
ハイドンがエステルハージ家の宮廷楽長を務めていた時代の当主だったニコラウス1世が好んでいたと伝わるヴィオール属の楽器バリトン。
このような関係もあり膨大な数のバリトンのための作品を書いたハイドンの「バリトン三重奏曲」と、そのハイドンが率いていたエステルハージ家の宮廷楽団でリーダーを務めたアロイージオ・ルイージ・トマジーニの「ディヴェルティメント」をカップリング。当時のエステルハージ家の宮廷楽団の充実ぶり、バリトンの存在感の高さを表現しています。
このハイドン&トマジーニ作品集で主役を担うのはパトヒ・モンテーロ。ロベルト・ジーニにヴィオラ・ダ・ガンバを学び、エウローパ・ガランテやアンサンブル・コンチェルト、イル・ジャルディーノ・アルモニコ、イ・トゥルキーニなどで活躍する実力者です。
※録音:2021年7月15日-17日、ヴィラ・ボッシ(ボーディオ・ロンナーゴ、イタリア)
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ナポレオン・コスト(1805-1883):ギター作品全集
Vol.3 ~
ギタリストのための黄金の本
ギタリストのための黄金の本 Op.52
ばらのワルツ
ロベール・ド・ヴィゼーに基づく6つの小品 |
カルロ・フィエレンス(ギター) |
国際的なギタリストだった父グイッレルモに指導を受け、名匠リカルド・イズナオラから絶賛された腕前の持ち主であるイタリアのギタリスト、カルロ・フィエレンス。
ギターのレパートリーとテクニックの両面において決定的な足跡を遺したフランスのギターの巨匠、ナポレオン・コストの全作品を網羅するという壮大なプロジェクトの第3巻のメインは「ギタリストのための黄金の本」!
ド・ヴィゼーやモーツァルト、ヘンデル、グルック、ベートーヴェン、ドニゼッティなどの作曲家たちの音楽のコストによるギター編曲を中心として構成された演奏時間約55分の大作です。
今回の第3巻でフィエレンスは、ルネ・ラコート1855年製とオルリー1850年製のギターを弾き分けています。
※録音:2020年12月、マクウェイヴ・スタジオ(ブレッシャ、イタリア)
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マルコ・ソッリーニが自作自演集を発表!
マルコ・ソッリーニ:24のピアノ作品 Op.1~27 |
マルコ・ソッリーニ(ピアノ/スタインウェイ) |
ソリストとしてはシャンドス(Chandos)にロッシーニのピアノ独奏作品全集を録音した実績を持ち、室内楽奏者としても同郷のモーツァルト弾き、サルヴァトーレ・バルバターノとのデュオ・ソッリーニ・バルバターノで活発に活動しているイタリアのピアニスト、マルコ・ソッリーニが自作自演集を発表!
ピアニストとしてバッハ、モーツァルト、ショパン、シューマン、リスト、ブラームス、ラフマニノフなどの偉大な作曲家に触れてきたソッリーニの経験と閃きから生まれた24の小品は、これらの作曲家たち、そしてイタリアのプッチーニ、レオンカヴァッロ、マスカーニ、ロッシーニなどからの影響を感じさせる佳作です。
※録音:2018年2月8日-10日、バルトーク・スタジオ(ベルナレッジョ、イタリア)
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SKANI
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ペーテリス・プラキディス:合唱作品集 |
ラトビア放送合唱団
シグヴァルズ・クリャヴァ(指揮) |
ペーテリス・プラキディス(1947-2017):
伝説/鐘の言葉/リンゴの木に刺さった大鎌/永遠/シダの花/
2つの魔力の歌〔私の頭は縛られ、水をください,親愛なるマーラ〕/パンの歌/
『旧約聖書』のふたつの聖歌〔わたしは改めて、わたしは知った〕/クルゼメの海岸,ヴィゼメの海岸/
蜃気楼〔砂漠の熱い塵の中で、歌うのにもっといい場所があるだろうか、森のこびと〕/
秋に/親愛なる母よ,太陽よ/生活の風景/夜明け/真夏の子供へ/
追悼/あなたの土地のあなたのルーツ |
ラトビアの現代作曲家、ペーテリス・プラキディスの合唱作品集!
ラトビア放送合唱団とシグヴァルズ・クリャヴァの最新のスタジオ録音。
現代ラトビアを代表する作曲家のひとり、ペーテリス・プラキディス(1947-2017)のこれまでに録音されたことのない作品を中心に歌ったアルバムです。
「彼は、鋭敏な洞察力で人生を見つめ、自身の音楽にしっかりと、厳しく、積極的なやりかたで反映した。静かに気づかれないように、しかし、祖国の魂という世界をしっかりと歩みつづけた」。
ラトビアの文学に大きな影響を与えたヤーニス・ライニス、ヴィズマ・ベルシェヴィカ、ジャーナリストでもあったマーリス・チャクライスといった詩人たちの作品、現代ラトビアのヤーニス・ペーテルの『シダの花』『2つの魔力の歌』と『蜃気楼』、ラトビア民謡、『旧約聖書』の『伝道の書』が、テクストに使われています。
※録音:2021年3月22日-26日、聖ヨハネ教会(リガ、ラトビア)
※制作総指揮:エギールス・シェーフェルス
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ヤーニス・イヴァノフス、交響曲第15番,第16番
ヤーニス・イヴァノフス(1906-1983):
交響曲第15番変ロ短調 《Symphonia ipsa》(1972)
交響曲第16番変ホ長調(1974) |
ラトビア国立交響楽団
グンティス・クズマ(指揮) |
ヤーニス・イヴァノフス(1906-1983)は、ラトビア音楽史上もっとも才能に恵まれた「交響曲」作家とみなされています。
ラトビア国立交響楽団とグンティス・クズマが録音した2つの交響曲は、これまで、1970年代と1980年代のラジオ放送のコピーとLPレコードでしか聴くことのできなかった作品です。
「Symphonia ipsa」(交響曲それ自体)の副題をもつ《交響曲第15番》は「モデラート」「モルト・アレグロ」「モルト・アンダンテ(アダージョ)」「モデラート.アレグロ」、《交響曲第16番》は「アレグロ・モデラート」「アレグロ」「アンダンテ.ペザンテ」「アレグロ・モデラート」と、いずれも4楽章で構成されています。
イヴァノフスが、ラトビアを支配下に置いていたソビエト連邦の「ブレジネフ体制の衰退期」という時代の政治的空気を反映した一連の作品を発表する端緒を開いたと言われる交響曲です。
※録音:2021年、大ギルド・コンサートホール(リガ、ラトビア)
※制作、編集、ミキシング、マスタリング:ノルムンズ・シュネー
(SKANI 048の紹介文)
ヤニス・イヴァノフス(Janis Ivanovs、1906年10月9日
- 1983年3月27日)。以前はMARCO POLOから何枚か交響曲のCDが出ていた。
イヴァノフスは、ラトビアの人口1万人に満たない街プレイリ出身。
1931年までリガ音楽院でピアノと作曲を学んだ後、1931年よりラトビア放送のラジオ交響楽団で指揮。1963年まで芸術監督を務めた。
また教育活動にも熱心で、1944年よりリガ音楽院の作曲科の講師となり、1955年には作曲と楽器法の教授となった。
当然ラトビア音楽界の偉人であり、2度にわたるラトビア共和国 国家賞を受賞のほか、1950年にソビエト連邦国家賞を受賞し、1965年にはソ連人民芸術家の称号も得た。
このイヴァノフスの音楽は民俗的でロマンティック。
なのでラトビアの作曲家のなかでは一般的な人気が高い。
今回の交響曲第20番はイヴァノフスが完成した最後の交響曲。
昔ラトビアの超マイナー・レーベルを入手して聴いたとき、そのあまりの素晴らしさに感激したことがある。ただ現地在庫はすぐに完売。悔しい思いをした。
第1、2楽章の重厚さ、深刻さというのは、最晩年に彼がたどり着いた境地か。どこかシベリウスを思わせる箇所がある。
また、彼は自分の交響曲にラトヴィア東部のラトガーレ地方の民族音楽を高度な水準で引用しているらしいが、ここでの第3楽章の美しさはチャイコフスキーなみ。無防備なまでに美しい。
そして終楽章での破壊力は、彼の作曲に対する潰えることのないパワーを思い知らされる。
探せば世界にはこんなすごい人がまだいるわけか・・・
イヴァノフス交響曲集
なにせ小さなレーベル、完売の際はご容赦を・・・
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ヤーニス・イヴァノフス「交響曲第5番」、
ユリス・カールソンスの「1945年」
イヴァノフス:交響曲第5番
カールソンス:
シンフォニー・オーケストラのための音楽《1945年》 |
ラトビア国立交響楽団
アンドリス・ポーガ(指揮) |
ラトビア建国以来、最大のシンフォニストであり、同国で最も重要な作曲家の1人と称されているヤーニス・イヴァノフス(1906-1983)。
1945年に作曲された"力強い油絵"のような「交響曲第5番」は、1985年4月14日にユリス・カールソンスの「1945年」と共に、ワシリー・シナイスキーが指揮するラトビア国立響によって初演されています。
※録音:2017年5月29日-6月2日、グレート・ギルド・コンサート・ホール(リガ、ラトビア) |
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世界にはこんなすごい人がまだいるわけか・・・
ヤニス・イヴァノフスの代表作登場!!!
ダルツィンス:ピアノ協奏曲第2番
イヴァノフス:交響曲第20番 |
レイニス・ザリンシュ(ピアノ)
アンドリス・ポーガ(指揮)
ラトビア国立交響楽団 |
「1906年生まれ」という共通点を持ち、共にラトビア音楽院で音楽を学んだ2人のラトビア人作曲家、ヴォルフガング・ダルツィンス(1906-1962)とヤニス・イヴァノフス(1906-1983)。
ラトビアの高名な作曲家であり重要な音楽評論家でもあった父エミルス・ダルツィンスからモーツァルトに因んで「ヴォルフガング」と名付けられたものの、後に「ラトビアのバルトーク」と称されたダルツィンスの「ピアノ協奏曲第2番」、ラトビアを代表するシンフォニスト、イヴァノフス晩年の作品である「交響曲第20番」がカップリングされています。
※録音:2015年、リガ(ラトビア)
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ラトビア音楽界の偉人
ヤーニス・イヴァノフス:弦楽のための交響曲
シンフォニエッタ
ポエマ・ルットゥオーソ(嘆きの詩)
交響曲第14番(室内交響曲) |
シュネー・ノルムンズ(指揮)
リガ・シンフォニエッタ |
ラトビアのSKANI新譜、ヤーニス・イヴァノフスの室内交響曲!
☆ラトビアの偉大なシンフォニスト、イヴァノフスの室内交響曲!
ラトビア建国以来、最大のシンフォニストであり、同国で最も重要な作曲家の1人と称されているヤーニス・イヴァノフス(1906-1983)。
豊かな内面世界からインスピレーションを得て作曲したとされる、弦楽のための作品集。
1971年に作曲された室内交響曲(Sinfonia
da camera)である「交響曲第14番」、若者と若きミュージシャンのために書かれた「シンフォニエッタ」、ナチスのサラスピリス強制収容所の犠牲者に捧げられた交響詩「ポエマ・ルットゥオーソ(嘆きの詩)」。
※録音:2018年1月&4月、ラトビア放送スタジオ |
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花咲くジャスミン |
リエパーヤ交響楽団
グンティス・クズマ(指揮) |
ブルノ・スクルテ(1905-1976):序曲/ヤーニス・イヴァノフス(1906-1983):虹/
アルフレーズ・カルニンシュ(1879-1951):スタブラガで/
ゲオルグス・ペレーツィス(b.1947):花咲くジャスミン(ヴァイオリン、ヴィブラフォンと弦楽のための協奏曲/
ヤーニス・ポリエティス(b.1953):朝/ヤーニス・ケピーティス(1908-1989):抒情のバラード/
グンタ・アーベレ(b.1986):瞑想(孤独)/アグリス・エンゲルマニス(1936-2011):セピア調の素描/
エーリクス・エシェンヴァルズ(b.1977):夜想曲 |
ナショナル・ロマンティシズムから21世紀のポスト・ロマンティシズムまで、ラトビアの一世紀にわたる管弦楽のための小品集。
ブルノ・スクルテ、交響曲作家ヤーニス・イヴァノフスといった作曲家たちが、夏の夜明け、空、花の芳しい香りなどからインスピレーションを得て作曲した音楽は、自然の美しさを描きながら、人と環境の間を橋渡しする役割も担っていると言われます。
1881年創設、バルト三国でもっとも伝統のあるリエパーヤ交響楽団の演奏。
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エインフェルデのヴァイオリン・ソナタ集
マイヤ・エインフェルデ(b.1939):
ヴァイオリン・ソナタ第1番
ヴァイオリン・ソナタ第2番(1985)
ヴァイオリン・ソナタ第3番
ソロ・ヴァイオリンのためのソナタ |
マグダレーナ・ゲカ(ヴァイオリン)
イヴェタ・ツァリテ(ピアノ) |
ラトビアのヴァイオリニスト、マグダレーナ・ゲカ(b.1992)は、ソリスト、室内楽奏者としてロンドンのウィグモアホールをはじめとするヨーロッパのコンサートホールに出演してきました。
2014年の秋、ラトビア交響楽団と共演してデビュー、ラトビアの聴衆に名前を知られるようになったと言われます。彼女のデビューアルバム。
ラトビアでもっとも名を知られる女性作曲家のひとり、エインフェルデの4曲の「ヴァイオリン・ソナタ」を演奏しています。
マイヤ・エインフェルデ(b.1939)は、教会オルガニストの母から音楽を教わり、アルフレード・カルニンシュ音楽学校、ヤーセプス・メディンシュ音楽大学と進み、1966年からラトビア音楽院でヤーニス・イヴァノフスに作曲を学びました。
合唱と室内楽のための作品を主に手がけ、アイスキュロスの詩に作曲した室内オラトリオ《地の端で》で1997年のバーロウ作曲コンペティションの第1位を獲得しました。
インドゥリス・スナとイルガ・スナのために書かれた《ヴァイオリン・ソナタ第1番》。ラトビア民謡をモチーフに加えた《ヴァイオリン・ソナタ第2番》と、そのほかの2曲は、「驚くべきヴァイオリニスト、真の音楽の戦士」と彼女が語るヤーニス・ブラフスのために作曲された作品です。
リガで生まれ、王立ストックホルム音楽大学でステファン・ボイステンとマッツ・ヴィードルンドに学んだイヴェタ・ツァリテが共演しています。
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CYPRES
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『風の歌』~フランス、ベルギー歌曲集 |
クロティルド・ヴァン・ディーレン(メゾ・ソプラノ)
水本桂(ピアノ) |
1-8. アドルフ・ビアラン(1871-1916): メゾ・ソプラノのための8つの歌
1. Lied 歌 2. Desir de mort 死への願い 3.
Le chant de ma mere わが母の歌
4. Il passa あの人が通り過ぎた‛& 5.
Chanson 歌
6. La lune blanche luit dans les bois
白い月影は森を照らし
7. Ballades au hameau 村のバラード 8.
La chanson du vent 風の歌
9. エクトル・ベルリオーズ(1803-1869): 囚われの女(東方の歌)
Op. 12
10. フランシスコ・サルバドール=ダニエル(1831-1871):Chanson
mauresque de Tunis チュニスのムーア人の歌
11. シャルル・グノー(1818-1893): メジェ(アラビアの歌)
12. ジョルジュ・ビゼー(1838-1875): 別れを告げるアラビアの女主人
13. カミーユ・サン=サーンス(1835-1921):
オフェーリアの死
14. サン=サーンス: そよ風(ペルシャの歌
Op. 26-1)
15. フェリクス・フルドラン(1880-1923):
夜のアルジェ
16. エルネスト・ショーソン(1855-1899):
隊商 Op. 14 |
録音: 2020年8月17-19日 ARTS2オーディトリアム、王立モンス音楽院、ベルギー
【ベルギーの知られざる歌曲と、オリエンタル趣向のフランス歌曲】
ベルギー出身で、ブリュッセル王立音楽院で歌と演技を学んだクロティルド・ヴァン・ディーレンによる、母国の知られざる作曲家アドルフ・ビアランの歌曲集と、フランスの作曲家による東洋趣味の歌曲を集めた一枚。
ベートーヴェンやワーグナーに傾倒したというビアランですが、メーテルリンクやヴェルレーヌらの詩によるこれらの歌曲は、近代フランスの要素も多分に感じさせる洗練されたものです。
こちらも珍しい作品を含むオリエンタルな一連の歌曲も雰囲気たっぷり。
北海道出身で現在ベルギーで活動する水本桂のピアノも、歌い手と歌詞にそっと寄り添うような、好感の持てる美しい表情を聴かせます。
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PERCUSSIONS DE STRASBOURG
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PDS121
(CD+BOOK)
¥4500
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結成60周年!ストラスブール・パーカッション・グループ
ヤニス・クセナキス(1922-2001):プレイアデス、ペルセファサ
1-4. プレイアデス(1979)
1. Melanges 総合 2. Claviers 鍵盤
3. Metaux 金属 4. Peaux 太鼓
5. ペルセファサ(1969) |
ストラスブール・パーカッション・グループ |
録音: 2021年7月17、20日 オトピエール劇場、ストラスブール、フランス
【結成60周年!ストラスブール・パーカッション・グループゆかりのクセナキスの名作2題を新録音】
1962年の結成からメンバー・チェンジを繰り返しながら第一線で活躍し、2022年に60周年を迎えるストラスブール・パーカッション・グループの記念アルバムは、クセナキスが6人の打楽器奏者のために書き、同グループが初演した名作2曲を集めたもの。
いずれも彼らによるアルバムとパフォーマンスがこれまでも高い評価を得ている作品の、最新録音となります。
1979年、ミュルーズのフランス国立ラン歌劇場にて、同劇場のバレエ団と共に初演された「プレイアデス」は、6人の奏者がマリンバやヴィブラフォンなどの鍵盤楽器、太鼓類、金属によるSIXXEN(ジクセン)という名の創作楽器という3つの楽器群を操り、楽器群ごとの3つのパートと全ての楽器類が登場する「総合」の計4つのパートで構成され、その演奏順は奏者たちに委ねられています。
奏者を取り囲むように聴衆を配することを一つの理想としており、濃密かつ高速なアンサンブルと渦巻くようなサウンドが大きな魅力です。
1969年にイランのシラーズ-ペルセポリス芸術祭で初演された「ペルセファサ」は、「プレイアデス」とは逆に6人の奏者が聴衆を取り囲むような配置を求めており、様々な素材を用いた楽器の音が立体的に響く様や、めまぐるしいフレーズの中で方々へ移動するアクセントなどが、聴く者を虜にします。
このアルバムでは、これら作品の特性を体験するためヘッドフォンでの鑑賞を推奨とのこと。
約70ページに及ぶブックレット(仏語・英語/白黒)には解説のほか、初演時や再演時の歴代メンバーや作曲者の貴重な写真が満載です。
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<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>
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ALTUS
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INA 秘蔵音源ステレオ初出
ギレリス&クリュイタンス・フランス国立管ライヴ
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲
(1)ルジェ・ド・リール(ベルリオーズ編):ラ・マルセイエーズ
(2)チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番
変ロ短調 作品23
(3)【アンコール】
J.S.バッハ(シロティ編):前奏曲
ロ短調 BWV855a |
エミール・ギレリス(ピアノ(2)(3))
フランス放送合唱団(1)
アンドレ・クリュイタンス(指揮)
フランス国立放送管弦楽団 |
秘蔵音源ステレオ初出!ギレリスの威厳あふれるピアニズムが炸裂、クリュイタンスとの圧倒的共演、カップリングの編曲物もおもしろい!
ライヴ録音:1959年6月19日/パリ、シャンゼリゼ劇場(ステレオ)/国内プレス、ステレオ初出、日本語帯・解説付
INA(フランス国立視聴覚研究所)所有音源をライセンスしてALTUS入魂のマスタリングでCD化。
クリュイタンス&フランス国立放送管が鋼鉄のピアニスト・ギレリスを迎えたチャイコフスキー・ライヴです。
今までモノラルでしか発売されたことがなく嬉しいことにステレオ初出!くっきりと音楽をとらえ飛翔するピアニズムと、ふくよかで流麗なオーケストラとの立体的な交錯がおおいに楽しめます。
同日に演奏されたふたつの編曲モノも面白い!合唱付き大迫力のベルリオーズ編「ラ・マルセイエーズ」に度肝を抜かれ、アンコールでのギレリスお得意シロティ編「前奏曲」の浮かびあがる内声に涙。
オーケストラとピアノの魅力をとことん味わえる1枚です。
〈「大熱演」だと予想するかもしれない。しかし〉〈繊細な透明感や、つま弾くように弾いた時のなんとも言えない詩情に、いっそう心を奪われる。言い換えれば、非常に真摯であり、気品と凜々しさを湛えた演奏とも言える。〉~平林直哉氏の解説より
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ALTSA 0012
(2SACD シングルレイヤー)
¥5400
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ムラヴィンスキー/レニングラード・フィル
来日公演'73
[Disc1]
ベートーヴェン:交響曲第4番 変ロ長調
Op.60
リャードフ:『バーバ・ヤーガ』 Op.56
グラズノフ:バレエ音楽『ライモンダ』より
第3幕への間奏曲
[Disc2]
ショスタコーヴィチ:交響曲第5番 ニ短調『
革命』Op.47 |
エフゲニー・ムラヴィンスキー(指揮)
レニングラード・フィルハーモニー管弦楽団 |
※SACD対応プレーヤー専用ディスクです。通常のCDプレーヤーでは再生することができません。
張りつめた緊張感、鳥肌ものの峻烈さ、ムラヴィンスキー初来日時の伝説公演。ALTUSの原点にして代名詞たる2タイトル、SACD盤をひとまとめにした限定お徳用セット!
録音:1973年5月26日/東京文化会館(ライヴ、ステレオ)/国内プレス、完全限定盤、83分、日本語帯・解説付
2000年にALT-001、ALT-002として発売、ALTUSレーベルの幕開けを告げ、以降レーベルの代名詞ともなったムラヴィンスキー73年来日公演実況録音。
大好評のロングセラーを受けて2011年にはSACDシングルレイヤー盤(ALTSA-001、ALTSA-002)が発売されました。
今回ご案内するのはこのSACDシングルレイヤー盤を、単売のパッケージそのまま2枚セットにして紙ケースでまとめたお徳用バージョン。
SACD の需要・普及も高まる昨今、未聴の方にぜひお聴き頂きたいALTUS
の会心作です!
NHK 秘蔵のオリジナルマスターテープ(放送用編集前)をテレフンケン製のレコーダーにて再生、DSD
方式にデジタル変換しSACD用のマスタリングを施して製作されています。
Disc1
ベートーヴェン 〈多くの部分でレニングラード・フィルの管楽器奏者たちの名妓と、アンサンブル能力の高さを楽しむことができる。
特に"クラリネットを中心とした協奏交響曲"と言うべき2楽章を聴いて欲しい〉〈(第3楽章は)透かし彫りの徹底が、室内楽的レベルにまで高められたモティーフのリレーの面白さを堪能させてくれる〉
Disc2
ショスタコーヴィチ 〈あの張りつめた緊張感を昨日のように再現してくれる〉〈録音が鮮明なせいもあって、彫刻家が鋭いノミで余分な要素を一気に削り取っていく現場に居合わせたかのような緊張感が伝わってくる。
「切れ味の鋭い演奏」といった紋切り型の称賛が陳腐に思えてくるほどの峻烈さ〉~金子建志氏の解説より
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<国内盤>
Khaggavisana
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孤独の中の神の祝福
フランツ・リスト(1811-1886):
1. 忘れられたワルツ第1番 S.215/R.37
2. 巡礼の年 第3年 エステ荘の噴水 S.163/R.10
3. 詩的で宗教的な調べ S173/R14 - No.3
孤独の中の神の祝福
4. パガニーニ大練習曲 S141/R3b - No.3
嬰ト短調「ラ・カンパネッラ(鐘)」
5. スペイン狂詩曲 (スペインのフォリアとホタ・アラゴネーサ)
S.254/R.90 |
尾関友徳(ピアノ) |
<収録>2021年8月11日、12日 津幡町文化会館シグナス
1853年出版の「詩的で宗教的な調べ」第3番と、祈りの鐘として全ての人々に捧げる「ラ・カンパネッラ(鐘)」をはじめF.Lisztの作品5作を収録したアルバム。
未知の感染症による厄災から、立ち上がろうとする人達へ届ける音楽を。すべての自分と向き合う人々へ祝福を。いつも希望を忘れぬように。
表題の『孤独の中の神の祝福』を中心として、穏やかな祈りを捧げる一枚。
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<映像>
OTTO KLEMPERER FILM FOUNDATION
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24 1121
(5Blu-ray)
¥6000 →\5590
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クレンペラー生涯最後のベートーヴェン・チクルス
ベートーヴェン:交響曲全集 |
オットー・クレンペラー(指揮)
ニュー・フィルハーモニア管弦楽団 |
BD1
交響曲第1番ハ長調Op.21/交響曲第3番変ホ長調Op.55「英雄」
収録:1970年5月26日/放映(BBC TV):1970年6月19日(第1番)、6月21日(第2番)
BD2
交響曲第4番変ロ長調Op.60/交響曲第5番ハ短調Op.67「運命」
収録:1970年6月2日/放映(BBC TV):1970年6月26日
BD3
交響曲第2番ニ長調Op.36/交響曲第6番ヘ長調Op.68「田園」
収録:1970年6月9日/放映(BBC TV):1970年6月19日(第2番)、6月28日(第6番)
BD4
交響曲第8番ヘ長調Op.93/交響曲第7番イ長調Op.92
収録:1970年6月21日/放映(BBC TV):1970年7月3日
BD5
交響曲第9番ニ短調Op.125「合唱つき」
テレサ・ツィリス=ガラ(ソプラノ)、ジャネット・ベイカー(メゾ・ソプラノ)、
ジョージ・シャーリー(テノール)、テオ・アダム(バリトン)、ニュー・フィルハーモニア合唱団
収録:1970年6月30日/放映(BBC TV):1970年7月5日
[ボーナス・オーディオ]
オットー・クレンペラーについて/ガレス・モリスによる回想録
(インタビューアー:ジョン・トランスキー) |
クレンペラー生涯最後のベートーヴェン・チクルスがシンプルBlu-ray
BOXとなって再登場!
日本限定盤・数量限定
収録:1970年5、6月、ロンドン、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール
音声:PCM Mono、画面:4:3、リージョン:0、50GB、ドイツ語(第9のみ)、404'44
mins
2019年にリリースされた、クレンペラー生涯最後のベートーヴェン・チクルス、1970年ベートーヴェン生誕200年記念演奏会のBlu-ray
BOXが、この度シンプルな装丁で再登場します!!
(普及版のため解説書は付属しません。なおオリジナルBOX(KKC-9476)は、現在在庫分で終了となります。)
以前クラシカ・ジャパンで放映され、神々しいばかりの『田園』などマニアのあいだで話題となっていたクレンペラー最後のベートーヴェン・サイクル。
新たにリマスターされて画質・音質共に大幅にアップ。演奏の様子をクリアな映像で見ることができるため、楽員たちの献身的というほかない真剣な様子がそれだけでも感動的。
1970年のテレビ放映プログラムなので音声はモノラルですが、情報量も十分に多くたいへん聴きやすい音になっています。
このベートーヴェン・サイクルのライヴ映像は、1967年にデッカを退職してBBCテレビ音楽部門の責任者になっていたジョン・カルショーの尽力で制作されたものです。
カルショーは米キャピトル時代の1953年にクレンペラーと契約しようとして、上層部に阻まれ断念した過去がありました。
クレンペラーは1966年8月に腰部を骨折して大きな手術を受け、療養のため約6か月間という予定外の空き時間を過ごすことになります。
その長い空き時間に、死や宗教の問題について思いを巡らせ、1967年1月には、47年間のカトリック信仰を終えてユダヤ教に改宗。
背景には、イスラエル在住の妹マリアンネの危篤状態に、前年の姉レギーナの死、そしてなかなかうまくいかないイスラエルとの関わり方の問題などもありました。
1967年2月に現場復帰したクレンペラーは、マーラー交響曲第9番のリハーサルの際、近くにあった指揮棒を手に取って気に入り、楽員の意見も聞き入れて三十数年ぶりに指揮棒を使用することに決定。
1971年9月の最後のコンサートまでの4年7か月、基本的には棒を使って指揮しています。
クレンペラーの最晩年様式は、死や宗教への強い思いで始まり、指揮の方法も、楽員が見やすい指揮棒スタイルに変更。
それが超低速化した演奏を崩壊寸前で食い止め、独自の世界を築き上げることに繋がったものと考えられます。
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