≪第115号アリアCD新譜紹介コーナー≫
その6 2022/3/22~
3/25(金)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
BIS
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BIS SA 2559
(SACD HYBRID)
¥2800
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マルティン・フレストとエサ=ペッカ・サロネンのコラボ
イェスペル・ヌーディン(1971-):
Emerging from Currents and Wave(潮流と波浪の間から出現する)
~クラリネット、管弦楽とライヴ・エレクトロニクスのための(2018)
(1)Currents(潮流)(第1部)
(2)Emergng(出現する)(第2部)
(クラリネット、管弦楽とジェストルメントのための)
(3)Waves(波浪)(第3部) |
マルティン・フレスト(クラリネット、ジェストルメント)
スウェーデン放送交響楽団
エサ=ペッカ・サロネン(指揮、ジェストルメント)
マグヌス・ホルマンデル(クラリネット・ソロ)* |
マルティン・フレストとエサ=ペッカ・サロネンのコラボレーションで生まれた現代のスウェーデンの音楽シーンの代表格、イェスペル・ヌーディンの作品の初演ライヴ録音!
ライヴ録音:2018年8月31日/ベールヴァルドホール(ストックホルム、スウェーデン)/DSD、5.0
Surround sound、マルチチャンネル、BIS ecopak、69'40
プロデューサー:ヤン・B・ラーション(スウェーデン放送)/レコーディング:スタファン・ショイエル(スウェーデン放送)
サウンド・エンジニア:マルタン・アンティフォン(Music
Unit)/コンピューター・ミュージック・デザイン:セバスチャン・リヴァス
SACD ハイブリッド盤。
スウェーデンの音楽シーンでは、ロック、即興音楽、民俗音楽といったジャンルを背景にもち、情感に強く訴えかける音楽を作る《バーバンクの変わり者》(BIS
SA-2483)のアルベット・シュネルツェルに代表される1970年代生まれの作曲家たちが注目を集めています。
イェスペル・ヌーディンもそのひとり。スウェーデン放送交響楽団が初演した《Roster:
trilogy for orchestra(声:管弦楽のための三部作)》(2015)のような北欧のアンサンブルのための作品のほか、ストラスブールの「フェスティヴァル・ムジカ」で初演された《Visual
exfor-mation》(2016)など、海外の音楽祭やオーケストラの委嘱作も手がけています。
2010年には「独創性と不屈の好奇心をもち、アコースティック空間を探求し拡大する音の魔術師」として王立スウェーデン音楽アカデミーの賞も受けました。
ヌーディンの《Emerging from Currents and
Wave(潮流と波浪の間から出現する)》は鬼才クラリネット奏者のマルティン・フレスト(マッティン・フロースト)、指揮者エサ=ペッカ・サロネンのコラボレーションから生まれた作品。
「ソーシャル・メディア、バーチャル・リアリティ、AI
の出現は、われわれの文化にかぎらず社会の全体に変化をもたらしている‛&‛&そうした変化の真っただ中にいるわれわれは、どんなやり方をすれば、芸術と芸術表現とその実践に新しいテクノロジーの力を利用することができるのか‛&‛&」とヌーディンは語っております。
大編成の管弦楽、ソロ・クラリネット、指揮者とライヴ・エレクトロニクスのために書かれた本作は、コンサートではリアルタイムのヴィジュアル効果も用いられました。
サロネンに献呈された〈Currents(潮流)〉と〈Waves(波浪)〉の間にフレストに献呈された〈Emerging(出現する)〉をはさむ3つの部分による構成。
「クラリネット協奏曲」の〈Emerging(出現する)〉では、作曲者のデザインした対話式(インタラクティブ)音楽ツール「Gestrument(ジェストルメント)」(「gesture
instrument(ジェスチュア・インストルメント)」)をクラリネット奏者と指揮者が「演奏」するようスコアに指定されています。
2018年8月31日にストックホルムのベールヴァルドホールで行われた初演には
IRCAM のサウンド・マネージャーとしてカイヤ・サーリアホたちのコンサートに協力したマルタン・アンティフォンと作曲家のセバスチャン・リヴァスの技術チームが参加。
「無限の可能性をもつように見えるテクノロジーが、伝統への架け橋としても使えるのか」という問いへの答えが探られました。
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BIS SA 2416
(SACD HYBRID)
¥2800
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ハンガリーの作曲家のヴァイオリン、
またはヴィオラのための無伴奏作品をスタークが録音!
(1)バルトーク:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ
Sz.117
(2)リゲティ:無伴奏ヴィオラ・ソナタ(1991-94)
(3)ヴェレシュ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ(1935)
(4)エトヴェシュ:「属七の和音への冒険」~
無伴奏ヴァイオリンのための(2019)【世界初録音】 |
ヌリット・スターク
((1)(3)(4)ヴァイオリン:
ピエトロ・グァルネリ(1710年)&
弓:アルバート・ニュルンベルガー、
(2)ヴィオラ:アルフレッド・ライヒト&
弓:プロスパー・コーラ) |
脈々と続く伝統。ハンガリーの作曲家のヴァイオリン、またはヴィオラのための無伴奏作品をスタークが録音!
セッション録音:2019年1月23-25日、2021年10月12&13日/アンドレーアス教会、ヴァンゼー(ベルリン)/DSD、5.0
Surround sound、マルチチャンネル、BIS ecopak、78'40
プロデューサー&サウンド・エンジニア:マルティン・ナルゴニ(Arcantus
Musikproduktion)
SACDハイブリッド盤。
ハンガリーの4人の作曲家バルトーク、リゲティ、ヴェレシュ、エトヴェシュによるヴァイオリンまたはヴィオラのための独奏作品をヌリット・スタークが録音しました。
バルトークはヴェレシュの師であり、ヴェレスはリゲティの師でした。またリゲティはエトヴェシュの直接の師ではありませんが、リゲティの助言によりエトヴェシュがブダペストのリスト音楽院に入学することができました。
西洋音楽の伝統と東欧を中心とした民族音楽が融合した彼らの音楽は有機的なつながりを持ちながらも独自のスタイルを築いていております。
イスラエル生まれのスタークはジュリアード音楽院でロバート・マンに師事。さらにケルン音楽大学でアルバン・ベルク四重奏団にも師事したのち、いくつものコンクールで優秀な成績を収めています。
Claves レーベルよりブロッホ(50-1705)、ブゾーニ&エネスコ(50-2811【廃盤】)、シューマン(50-1502)などをリリース。
またBISレーベルからはクルターグの「カフカ断章」(BIS
SA-2175)をリリースしています。
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HORTUS
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コレギウム・ヴォカーレ・ゲント首席フルート奏者
パトリック・ビュークルス
「フラウト・アッコンパニャート」
J.S.バッハ:
(1)フルートと通奏低音のためのソナタ ホ短調
BWV1034
(2)2 本のフルートと通奏低音のためのソナタ
ト長調 BWV1039
(3)パルティータ第6番 ホ短調 BWV830よりトッカータ
(4)フルート、ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ
ト長調 BWV1038
(5)オブリガート・チェンバロとフルートのためのソナタ
ロ短調 BWV1030 |
(1)(2)(4)(5)
パトリック・ビュークルス(トラヴェルソ)
アンサンブル・カフェ・ミリ
【(1)-(5)エリザベート・ジョワイエ(クラヴサン)、
(1)(2)(4)
ロミーナ・リシュカ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、
(4)ディルク・ヴァンダーレ(ヴァイオリン)
(2)柴田俊幸(トラヴェルソ)】 |
注目のフルート奏者柴田俊幸も参加!
名手ビュークルスがJ.S.バッハのフルートと通奏低音のためのソナタを録音!
録音:2017年10月14-16日/ヘント芸術大学内ミリー・コンサートホール(ベルギー)/DDD、ディジパック仕様、61'13
コレギウム・ヴォカーレ・ゲントの首席フルート奏者を務めているパトリック・ビュークルスがJ.S.
バッハのフルート(トラヴェルソ)と通奏低音のためのソナタを録音しました。
繊細で深みがあり極めて技巧的なフルートのパートもあるソナタ
ホ短調 BWV1034、ヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタ第1番
ト長調 BWV1027と同一曲である2本のフルートのソナタ
ト長調 BWV1039(注目のフルート奏者柴田俊幸も演奏!)、エリザベート・ジョワイエのクラヴサン独奏によるパルティータ第6番からトッカータ、ブランデンブルク協奏曲第3番の最終楽章を思わせるフルート、ヴァイオリンのソナタ
ト長調 BWV1038、そして屈指の名作オブリガート・チェンバロとフルートのためのソナタ
ロ短調 BWV1030 を収録。
名手ビュークルスが気心の知れたアンサンブル・カフェ・ミリのメンバーとともに温かい音色で奏で、聴き手を"カフェ・ツィンマーマン"の世界に誘います。
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KLARTHE
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名手ジル・コリャール待望の『四季』再録音
『四季』の創世記
ヴィヴァルディ:
ヴァイオリン協奏曲集『和声と創意の試み』Op.8より
ヴァイオリン協奏曲第1番~第4番『四季』
(1)ヴァイオリン協奏曲第1番 ホ長調
Op.8-1 RV 269「春」*
(2)ヴァイオリン協奏曲第2番 ト短調
Op.8-2 RV 315「夏」*
(3)ヴァイオリン協奏曲第3番 ヘ長調
Op.8-3 RV 293「秋」*
(4)ヴァイオリン協奏曲第4番 ヘ短調
Op.8-4 RV 297「冬」*
(5)ヴァイオリン協奏曲第1番 ホ長調
Op.8-1 RV 269「春」
(6)ヴァイオリン協奏曲第2番 ト短調
Op.8-2 RV 315「夏」
(7)ヴァイオリン協奏曲第3番 ヘ長調
Op.8-3 RV 293「秋」
(8)ヴァイオリン協奏曲第4番 ヘ短調
Op.8-4 RV 297「冬」
*=朗読付 |
(1)-(4)ネルソン・モンフォー(朗読)
ジル・コリャール(ヴァイオリン&指揮)
バルセロナ・バロック管弦楽団 |
ネルソン・モンフォーの朗読付き版も収録!バロック・ヴァイオリンの名手ジル・コリャール待望の『四季』再録音!
録音:2015年5月/サン=エスプリ教会(バルセロナ)/DDD、ディジパック仕様
ジル・コリャールはアンサンブル・バーバロックと共演した『四季』の録音(2002年)でも知られるバロック・ヴァイオリンの名手。
この度バルセロナ・バロック管弦楽団との共演で待望の再録音を果たしました。
当録音では通常の演奏版とネルソン・モンフォーの朗読付き版の2種を組み合わせた意欲作。
その研ぎ澄まされた解釈で名盤ひしめく『四季』にまた一つ注目盤が加わりました。
アリアCDでは直輸入で販売していたジル・コリャールの2度目の「四季」、ようやく代理店の扱いが始まった。
ジル・コリャールは1967年スイスのジュネーヴ生まれのヴァイオリニスト。
クリストフ・コワン(ヴィオラ・ダ・ガンバ、チェロ)、パトリック・コーエン(フォルテピアノ)ら巨匠と堂々のアンサンブルを組むなど古楽畑では一目置かれた人物。一方でアンサンブル・バロック・ド・リモージュ、トゥールーズ・バロック管弦楽団とレマン管弦楽団のコンサートマスターを務めるなど、ピリオド、モダーン両刀で名を馳せる。
・・・しかしそれだけの名匠でありながら、じつはとんでもない変わり者。
しかし始めはただの目立ちたがり屋かと思ったが、ここまで好き勝手やって、バッハの無伴奏までリリースするとなるともう無視はできない。
EMECからは個性豊かなアルバムがいくつも出てきて、いつかこの人の時代が来るかと思わせられたが・・・EMEC自体の活動が怪しくなって、このひとの名前もあまり聞かなくなった。最近は伴奏指揮でしか名前を見ない。
そうしてこのまま誰にも見向きもされないで消えてしまうのかもしれないが、もう一度この人に光が当たる日が来ることを切に願う。
こういう人がいたということを覚えておいてほしいのだ。
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ARS PRODUKTION
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ARS38130
(1SACD HYBRID)
【旧譜】
¥2700
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ヤナーチェク:ピアノ作品集
ヤナーチェク:
草陰の小径にて 第1集
ピアノ・ソナタ《1905年10月1日の街角で》
主題と変奏-ズデンカ変奏曲
思い出 |
ダナエ・デルケン(ピアノ) |
ダナエ・デルケンのヤナーチェク!
1991年、ドイツ=ギリシャ系の家系に生まれ、7歳でユーディ・メニューインにその才能を認められたエリート・ピアニスト、ダナエ・デルケン。
スイスの音楽誌クレッシェンドやドイツのコンチェルティ・マガジンなどで国際的な評価を積み重ねてきた新世代アーティストが奏でるヤナーチェクの作品集。
若くして世を去った娘への哀悼音楽として作曲され、スラヴ民謡の旋律を用いた「草陰の小径にて」や、1905年に発生したデモによる混乱で若者が犠牲となったことへの「嘆き」や「否定」の想いを反映させた「ピアノ・ソナタ」など、ヤナーチェクのピアノ作品において重要な位置を占める作品を、卓越した技巧と色彩豊かなピアニズムで描きます。
※録音:2012年9月10日-12日インマヌエル文化センター(ヴッパータール、ドイツ)
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ARS38821
【旧譜】
¥2600
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プレイエル博物館の秘曲コンサート Vol.11 ~
教会音楽作品集
プレイエル:
ルッパースタールのタントゥム・エルゴ
ハ長調(合唱と管弦楽のための) Ben
deest
パリのタントゥム・エルゴ
変ロ長調(独唱、合唱と管弦楽のための)
Ben 134
テ・デウム ハ長調
(独唱、合唱と管弦楽のための) Ben
deest
アリア「あなた無しで生きていけない、生きたくもない」
(ソプラノと弦楽のための) Ben 7132
ミサ・ソレムニス ニ長調
(独唱、合唱と管弦楽のための) Ben
756 |
コルネリア・ヒュープシュ(ソプラノ)
ダニエラ・トレフナー(メゾ・ソプラノ)
ドナート・ハヴァール(テノール)
スティーヴン・シーシャレッグ(バリトン)
カペラ・カントルム・サヴァリエンセ
カメラータ・プロ・ムジカ
マルティン・ブラウス(指揮) |
1995年に創設された国際イグナーツ・ヨーゼフ・プレイエル協会(IPG)が主催するコンサートとの共同プロジェクトとなる「プレイエル博物館の秘曲コンサート」シリーズの第11集。
交響曲や弦楽四重奏曲が比較的よく知られているプレイエルですが、今作は珍しい教会音楽作品集を収録。
プレイエルの知られざる作品の発掘に尽力する国際プレイエル協会のコンサート・シリーズならではの貴重なプログラムと言えるでしょう。
※録音:2012年11月(ハンガリー&オーストリア)
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ARS38820
【旧譜】
¥2600
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プレイエル博物館の秘曲コンサート Vol.10 ~
パリ四重奏曲集 Vol.2
プレイエル:
弦楽四重奏曲変ホ長調 Ben 368
弦楽四重奏曲ニ長調 Ben 369
弦楽四重奏曲ト短調 Ben 370 |
ヤナーチェク四重奏団 |
1995年に創設された国際イグナーツ・ヨーゼフ・プレイエル協会(IPG)が主催するコンサートとの共同プロジェクトとなる「プレイエル博物館の秘曲コンサート」シリーズの第10集。
プレイエルは生涯に70もの弦楽四重奏曲を作曲したといわれていますが、今作にはプレイエルがピアノ製作会社を設立した後の1810年頃に書かれた3つの作品が収録されています。
※録音:2012年5月(ルッパースタール、オーストリア)
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ARS38138
(1SACD HYBRID)
【旧譜】
¥2700
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ワーグナー:室内楽によるオペラ作品集
ワーグナー:
歌劇《さまよえるオランダ人》より「序曲」
楽劇《ニュルンベルクのマイスタージンガー》より
「冬の日の静かな炉辺で」
楽劇《パルジファル》より「聖金曜日の音楽」
ヴェーゼンドンク歌曲集
歌劇《ローエングリン》より
「第1幕への前奏曲」、「エルザのオルトルートへの訓戒」
アルバムの綴り ハ長調「メッテルニヒ公爵夫人のアルバムに」
歌劇《リエンツィ》より「序曲」 |
ロマンティック四重奏団
スザンネ・マクロード(メゾ・ソプラノ) |
室内楽編成で奏でるワーグナーのオペラ作品集!
創作活動において弦楽四重奏曲やピアノ三重奏曲、ピアノ伴奏のソロ楽器によるソナタといった室内楽をほとんど作曲しなかったワーグナーの作品を「家庭用編曲」で演奏することについて、ロマンティック四重奏団はその理由はあるのか、うまくいくのかと考えましたが、これまで様々な作品を編曲したり演奏してきた経験から、編曲が良ければ成立するという結論を出しました。
レオポルト・ヴェニンガーらの編曲を基に、ヴァイオリン、チェロ、ハーモニウム、ピアノという編成でワーグナーの世界観を忠実に表現しています。
※録音:2012年11月(ドイツ)
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ARS38139
(1SACD HYBRID)
【旧譜】
¥2700
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ピアノオーケストラ
リスト:メフィスト・ワルツ第1番 S.514
ストラヴィンスキー:ペトルーシュカからの3楽章
チャイコフスキー(ミハイル・プレトニョフ編):
演奏会用組曲「くるみ割り人形」
チャイコフスキー(サムイル・フェインベルク編):
交響曲第6番ロ短調 Op.74 《悲愴》 - 第3楽章
ビゼー(アルカディ・ヴォロドス編):
歌劇《カルメン》より「アラゴネーズ」 |
フランソワ・グザヴィエ・ポワザ(ピアノ) |
1989年フランス・グルノーブル生まれのピアニスト、フランソワ・グザヴィエ・ポワザによる、オーケストラ音楽のピアノ・トランスクリプション集。
ポワザはジュネーヴ音楽院、ハンブルク音楽演劇大学、ジュリアード音楽院、サンタ・チェチーリア国立アカデミーでピアノを学び、これまでにアレクセイ・ゴロヴィン、エフゲニー・コロリオフに師事しています。
マルタ・アルゲリッチも彼の成長に大きな影響を与えた人物で、12歳の彼を日本のパシフィック・ミュージック・フェスティバルに招きました。
そこでポワザは「深い叙情性と驚異的なヴィルトゥオジティを持つ若きピアニスト」と評され、国際的な注目を集めるようになりました。
今作はリストとストラヴィンスキーが自ら残したピアノ版の作品に加え、非常に高度な技術と音楽性を要求されるプレトニョフ、フェインベルク、ヴォロドスの名編曲3作品を収録。
オーケストラのために書かれた作品の数々を、持ち前の驚異的なヴィルトゥオジティで色彩豊かに奏でます。
※録音:2013年4月、インマヌエル文化センター(ヴッパータール、ドイツ)
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ARS38137
(1SACD HYBRID)
【旧譜】
¥2700
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オマージュ
アグスティン・バリオス(1885-1944):
ワルツ Op.8-4、ワルツ Op.8-3、大聖堂
フランシスコ・タレガ(1852-1909):
椿姫の主題によるファンタジア、アルハンブラの思い出
ヨハン・カスパル・メルツ(1806-1856):
オペラ・レヴュー第34番《さまよえるオランダ人》
Op.8-34
シューベルト(ヨハン・カスパル・メルツ編):
セレナーデ D957-4、愛の使い D957-1
マリオ・カステルヌオーヴォ=テデスコ(1895-1968):
ギター・ソナタ ニ長調《ボッケリーニへのオマージュ》
Op.77 |
アルミン・エッガー(ギター) |
1975年オーストリア・グラーツ生まれのギタリスト、アルミン・エッガーはグラーツ音楽大学でエリザベート・イルムラーとハインツ・イルムラーに、ロンドンの王立音楽アカデミーでティモシー・ウォーカーに師事。
ミラノ国際ギターコンクールをはじめ数多くのコンクールで入賞しています。
今回のアルバムでは「オマージュ」をテーマに、ギターという楽器の普及に重要な役割を果たした作品を選び、偉大な先人たちへの敬意をこめて演奏しています。
※録音:2013年1月、インマヌエル文化センター(ヴッパータール、ドイツ)
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ARS38136
(1SACD HYBRID)
【旧譜】
¥2700
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ヘンデル、ファッシュ、テレマン:室内楽作品集
ヘンデル:トリオ・ソナタ ヘ長調 HWV 389
ファッシュ:協奏曲 ニ短調 FWV L:d6
ヘンデル:ヴァイオリン・ソナタ ニ長調 HWV
371
テレマン:
トリオ・ソナタ イ短調 TWV 42:a4
トリオ・ソナタ ヘ長調 TWV 42:F7
トリオ・ソナタ ト短調 TWV 42:g9
ヘンデル:歌劇《リナルド》 HWV7 より
アリア「私を泣かせてください(涙の流れるままに)」 |
アンサンブル・ロルナメント
スザンネ・レーゲル(オーボエ)
レベッカ・ルソー(ディスカントガンベ)
メラニー・フラオー(ファゴット) |
リコーダー、ヴァイオリン、チェロ、ハープシコードのメンバーで活動するアンサンブル・ロルナメントはバーゼルで結成され、多くの受賞歴やヨーロッパ各地でのコンサート開催実績があります。
今回は3名のゲスト奏者を迎え、バロック時代の室内楽作品を演奏しています。ディスカントガンベはヴィオラ・ダ・ガンバの一種で、通常のものより小型で、高音が出るものを指します。
※録音:2012年9月(スイス)
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ALBANY
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「別れの曲」~バーバラ・ホワイト尺八作品集
(1)「仏陀の微笑みon East 23rd」(2009)
(2)「木漏れ日の中の仏法僧」(2009)
(3)「知足・鈴慕」(2012)
(4)「悪魔の喉をかき切れ(鬼の首をとれ)」(2016)
(5)「隠れ家」(2017-8)
(6)「仏陀は竹の中で呼吸する」(2009)
(7)「別れの曲」(2016) |
ライリー・リー(尺八)
(3)(4)(5)(7)バーバラ・ホワイト(Cl)
(7)チャールズ・マクドナルド(ドローン&ギター) |
録音:(1)(5)2017年9月20日、(2)(3)(4)2019年7月8日以上プリンストン大学、(7)2017年9月6-8日ハリファックス[58:00]
作曲者バーバラ・ホワイトの生年は公表されていないがブックレット記載の写真から中堅以上の世代と思われる。
彼女は日本の尺八に大変興味を持っており、このアルバムでは尺八独奏および作曲者自らクラリネットを担当して尺八との二重奏、さらに尺八、クラリネット、ギター、ドローンによるアンサンブルのための作品が収録。
尺八奏者のライリー・リーは1970年に来日し二代目星田一山、二代目酒井竹保ほかに師事、日本人以外で初めて大師範の免状を取得した。
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「リトル・スペクタクル」~クラリネット&バス・クラリネット二重奏作品集
アレックス・テンプル(b.1983):「こればかりは仕方がない」(2006,rev.2017)
ラスティ・バンクス(b.1974):「二枚貝」(2017)
サラ・ホリック(b.1984):「ディストリクト・グルーヴス」(2018)
コーリー・ダンビー(b.1991):「リトル・スペクタル」(2018,rev.2021)
メレディス・バターワース(b.1987):「少なくとも」(2017,rev.2020)
ジョン・ドラムヘラー(b.1957):「死角からの眺め」(2001,rev.2013)
ジェシカ・リンゼイ(b.1978):「野獣」(2020,rev.2021) |
スペイシャル・フォーセス・デュオ:
【クリスティ・バンクス(Cl, バスCl)、
ジェシカ・シンゼイ(Cl, バスCl)】 |
録音:2018年1月、6月、2021年5月[49:13]
スペイシャル・フォーセス・デュオとは「宇宙のちから」二重奏団という意味。
このアルバムには演奏者自作を含むアメリカの様々な世代の現代作曲家の作品を収録。
純粋なクラリネット二重奏の他、コンピューター音響、ライヴ・エレクトロニクスやコンピューターの打ち込みリズム・セクション、シンセザイザーなどを加えた作品もあり、ヴァラエティに富んでいる。
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ENSEMBLE MODERN
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EMCD 048/049
(2CD)
¥4600
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「BESCHENKT(あっぱれ)」~40のミニアチュア~
アンサンブル・モデルン結成40年を祝って |
インゴ・メッツマッハー(指揮)
アンサンブル・モデルン |
CD1)
マーク・アンドレ:rwh3(抜粋)/
マルティン・マタロン:flux,h.b.&エピローグ/
アンソニー・チュン:逆流/
パスカル・デュサパン:共に/
ヨハネス・カリツケ:スマイル!/
ハインツ・ホリガー:「ENSMO↔OMNES」/
ヨハネス・マリア・シュタウト:「頭文字-冬眠装置」/
マルティン・グリュッター:ディアトニック・シンフォニー/
ブリギッタ・ムンテンドルフ:「デイジー、デイジー」/
マイケル・ゴードン:紙吹雪/
キャシー・ミリケン:快進撃/
ゲオルグ・フリードリヒ・ハース:エッサウィラからの誕生日の花束/
ハイナー・ゲッベルス:アナコンダの歌/
マーク=アンソニー・タネジ:ア・ジョリー・ニーズ・グッド・アップ/
マンフレート・トロヤーン:ヴァルス・ミニッツ/
フレッド・フリス:ダンシング・イン・プレイス/
HK.グルーバー:タンゴ・フラグメント/
ヨハネス・モッチマン:ファンファーレと潜在周期/
ウラディミール・タルノポルスキ:オーバー・ドライヴ(抜粋)/
ヴィト・ジュライ:バタロの声/
フィリップ・マヌリ:思い出/
アンデシュ・ヒルボリ:ヒルボルグ・ミニアチュア/
サルヴァトーレ・シャリーノ:挨拶/
マルトン・イレシュ:EM-kor/
エンニオ・モリコーネ:40周年のために/
デイヴィッド・フェネシー:コーダ
CD2)
ペーター・エトヴェシュ:クリスマスの歌/ハンスペーター・キブルツ:喜び/
ジョルジュ・アペルギス:防寒/
アーヌルフ・ヘルマン:頭の中のやさしさ/
ヨハネス・シェールホルン:in X/サミール・オデー=タミミ:DGAM/
サイード・ハダッド:ア・ウィンター・カード/
ブライアン・ファーニホウ:裸のクリスマス・ツリー/
今井智景:「薔薇が咲いた」の変容/
マルクス・ヘッハトル:根無し草/
オルガ・ノイヴィルト:Merry X-M/
ベルンハルト・ガンダー:マリアは茨の森を抜けて/
エンノ・ポッペ:O Du/ジョージ・ベンジャミン:静かな夜 |
アンサンブル・モデルン結成40周年記念!40人の作曲家がお祝いの曲を献呈!
録音:2020年6月29日-7月3日フランクフルト、CD1[63:12]/CD2[28:57]
2020年にアンサンブル・モデルン結成40周年を記念して製作されたアルバム。
40年に因んで作風も様々な40人の作曲家がアンサンブルのためにお祝いの曲を作曲し献呈。
すべて1~4分程度の小品で、さながら今日の現代音楽のモザイク模様のように壮観。
同種の団体、たとえばアンサンブル・アンテルコンタンポランやクラングフォルム・ウィーンがヨーロッパの、ある特定の前衛様式で書かれた作品ばかり演奏するのに対し、こちらはそういった前衛派だけでなくマイルス・デイヴィスの影響を受けたマーク=アンソニー・タネジ、ロック系フリー・ミュージックのフレッド・フリス、映画音楽で有名なエンニオ・モリコーネ(彼は2020年に他界したのでここに収録された曲は彼の最晩年の作であろう)の作品を取り上げるなど、その人選、選曲のセンス、企画の独自性において他の追随を許さない。
どれも面白いがハイナー・ゲッベルスの、デフォルメされた矢野顕子?みたいな「アナコンダの歌」、ストラヴィンスキーとクルト・ワイルが合体したようなタネジの「ア・ジョリー・ニーズ・・」、フレッド・フリスの中世ルネサンスとロックが融合したような、とぼけた「ダンシング・イン・プレイス」などは抱腹絶倒の快作。意外とまじめにゲンダイオンガクしているモリコーネ作品も必聴。
21世紀音楽の見取り図、音のカタログとしてファンは必携のセット!
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パスカル・デュサパン(b.1955):歌劇「パッション」(2006-08)
~イタリア語によるオペラ
(台本:パスカル・デュサパン、リタ・デ・レッテリース |
フランク・オッル(指揮)
アンサンブル・モデルン
キエン・モツェリ(Sop)
ゲオルグクニグル(Br)
ウエリ・ヴィゲット(Cemb)
ヴォーカル・コンソート・ベルリン
ティエリー・コデュイス(音響操作) |
フランスの巨匠デュサパンのオペラ「パッション」
録音:2016年2月7,8日フランクフルト [74:14]
毎年、東京オペラ・シティで行われる武満徹作曲賞コンクールの2021年度の審査員を務めたパスカル・デュサパンが2006年に作曲した歌劇。
デュサパンはモンテヴェルディの歌劇「オルフェオ」「ポッペア」「ウリッセ」にインスパイアされ、これらの作品を土台とした新しいシアター・ピースを書こうとしたと言う。
デュサパンといえばフランコ・ドナトーニとクセナキスに学んだモダニストだが、彼の音楽は現代音楽の要素の中にもドビュッシー、メシアンの流れを汲む独自のリリシズムを持っている。
このオペラは実験的な音響の中で時に調性やモードによる抒情的な旋律が歌われ、またチェンバロがバロック音楽の引用を行う。洗練された21世紀のオペラ。
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GALLO
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テリー・ライリーの名作"In C"
21世紀・近未来風の装いで新たに登場!
(1)アンサンブル・バチーダ:HYDR-X(2019)
(2)テリー・ライリー(b.1935):In C(1964) |
アンサンブル・バチーダ:
【アレクサンドラ・ベロン(Perc)、
アンヌ・ブリセ(Melodica, Perc)
ジャンヌ・ラルートゥルー
(Pf, Melodica, Perc)、
ラファエル・クライカ(Synth, Melodica)
ビバ・サンチェス・レイノーソ・モランド
(Pf, シンセサイザー,
エレクトロニクス, 他)】 |
ミニマル・ミュージックの開祖テリー・ライリーの名作"In
C"21世紀・近未来風の装いで新たに登場!
録音:(1)2020年8月6-8日フランス・ソーヌ、(2)2019年1月23日スイス・ジュネーヴ (1)[20:00](2)[54:00]
テリー・ライリーの"In C"は全てのミニマル・ミュージックの始まりを告げる記念碑的作品。
楽譜に楽器の指定がないためピアノだけのものから中国の楽器で演奏されたりアフリカの楽器で演奏されたりと様々なバージョンが存在します。
このアルバムではエレクトリック・ピアノ、シンセサイザー、メロディカ、グロッケンシュピール、ヴィブラフォン、ハーモニウム、さらにクロタルやジャワ・ゴングなど金属系の打楽器が多用され、全体にメタリックできらきらしたイメージに仕上げられています。
オリジナル盤にあった民族音楽色は完全に一掃されテクノ・ポップ風に化学変化、渋谷や六本木のクラブでかかっていても何の違和感もありません。
またオリジナルにはなかった電子的なサウンド・エフェクトが多数かけられているだけでなく、ライリーが書いていない新たなパートが対旋律として登場、シンセサイザーの低音によるドローンも加わって万華鏡のような極彩色の世界が一時間近く続きます。これはもはやIn
Cのリミックス版と呼んだ方がよいでしょう。アンビエントとして聴くもよし、これで踊りまくるもよし、トリップ必至の一枚です。
テリー・ライリーは現在日本在住。佐渡で「鼓童」を聴いて感動したとか。ナチュラリストの彼がこの未来都市型In
Cを聴いたらどんな反応を示すのでしょうか(それもまたいいではないか、それもわしのカルマじゃ、と言って笑うかもしれません)。
HYDR-Xはアンサンブル・バチーダのメンバーによる共作でシンセ、打楽器とコンピューター操作による音響も加わった心地よいアンビエント・ミュージック。
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「アストル・ピアソラ生誕百年記念」
(1)-(5)ピアソラ(1921-1992):タンゴ・バレエ
(6)ピアソラ:瞑想と踊り
(7)ヒナステラ(1916-83):弦楽四重奏曲第1番Op.20~第1楽章
(8)ヒナステラ:ひめゆりの踊り
(9)カルロス・グアスタビーノ(1912-2000):コラスティーヌの恋
(10)スタルマン(1910-2004):恋するコンパドリート
(11)スタルマン:ザンバとマランボのモティーフ
(12)-(16)ピアソラ:
天使のミロンガ、天使の死、メロディア、デカリシモ、リベルタンゴ
(17)フリアン・プラサ(1928-2003):夜想曲 |
ロベルト・サヴィツキ(Vn&指揮)
ミシェル・フェストファル(Cl)
ランシー・ジュネーヴ管弦楽団 |
昨年と今年はピアソラのアニヴァーサリー・イヤー!
[69:28]
コロナ禍もあってか誰も騒がなかったが昨年はピアソラ生誕百年、そして今年は没後30年ということで、その記念CDがこの度リリース。
ピアソラの主要作品の弦楽オーケストラ編曲版の他、ピアソラが最初期に学んだ師匠ヒナステラの作品、同時代のアルゼンチンの作曲家たちの作品を収録。
ヒナステラの弦楽四重奏曲は弦楽オーケストラに編曲されている。重厚でゴージャスなストリングスがピアソラの情熱的な世界を見事に再現。
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ODRADEK RECORDS
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フランツィスカ・ピーチのバルトーク:ヴァイオリン・ソナタ
ベラ・バルトーク(1881-1945):
ヴァイオリン・ソナタ第1番Sz.75(1921)
ヴァイオリン・ソナタ第2番Sz.76(1922)
ルーマニア民族舞曲Sz.56(1915年ゾルタン・セーケイ編曲版) |
フランツィスカ・ピーチ(Vn)
林田麻紀(Pf) |
AUDITEレーベルでもお馴染み!フランツィスカ・ピーチのバルトーク:ヴァイオリン・ソナタ
録音:2021年5月24-26日 スタジオ・オドラデク・ザ・スフィアース[63:04](日本語オビ・解説付き)
ヴァイオリンのフランチィスカ・ピーチは旧東ドイツ出身。東ベルリンでヴェルナー・ショルツに師事後、いくつかの国内コンクールに入賞。
西側に移住後はジュリアードで学んだ。いくつかのオーケストラでコンサート・ミストレスを勤めた後、現在は室内楽とソロ活動に専念している。
AUDEITEレーベルから多数のソロ・アルバムが発売になっている。ピアノの林田麻紀はフランスでベルナルト・リンガイセン、ドイツでカール=ハインツ・カンマーリングに学び、現在フランチィスカ・ピーチとデュオを組んで精力的に活動している。
彼女たちは攻撃的で激しいバルトークの2つのヴァイオリン・ソナタを繊細に時に凄絶な美しさで演奏、神経質なまでに刻々と変化するフレーズ、リズムのニュアンス、表情を見事に弾き切っている。
同作品の新しいスタンダードといってよい録音の登場。オドラデクの音質も優秀。
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「クロッシング・ライン」~ニック・ショルテン、ハープ・リサイタル
ニック・ショルテン(b.1988):
覚醒(2020)、心配しないで(2020)、小さな総括(2017)
マルセル・グランジャニー(1891-1975):
ラプソディOp.10(1921)、パストラル(1971)
マルセル・トゥルニエ(1879-1951):
お供え物(1913)、ソナチネOp.30(1924)、ジャズ・バンド(1926)、ため息(1913)
カルロス・サルセード(1885-1961):
夜の歌(1927)、悲嘆(1927) 、シンティレーション(1936) |
ニック・ショルテン(Hrp) |
録音:2020年7月9-16,27-30日オランダ、ステッペン・ウルフ(荒野の狼)・スタジオ
[66:32]
ニック・ショルテンはオランダ出身のハーピスト、作曲家。ユトレヒト音楽院でエリカ・ワーデンブルクに師事、しばらくロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団のハープ奏者を勤めていたが、2011年以降はジャズなどクラシック以外のアルバム制作に参加するようになり作曲家として実験的な音楽の制作にも携わっている。
このアルバムには自作を含む、普段あまり聴く機会の少ない作曲家のハープ作品が集められている。グランジャニー、トゥルニエは19世紀後半のフランスの作曲家で曲はいずれもドビュッシーの影響を感じさせる繊細で美しい音楽。
サルセードはフランス出身だが後にアメリカに移住しハープ奏者、作曲家として活躍、ラヴェルの序奏とアレグロを得意としてこの曲の普及に尽力した。
この人の作品はドビュッシーとラヴェルの影響にラテンの要素を加えたセンスのよい音楽。ニック・ショルテン自身の作品はサティを思わせ、かつて一世を風靡したウィンダム・ヒル・レーベルに通じる透明な音楽である。
録音も大変優秀でハープの美しい音色が充分に堪能できる。
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「大西洋の海水」~ガリシアの作曲家による管弦楽曲集
(1)フェルナンド・ブイド(b.1980):「パサクセス」(2016)
(2)ファン・ドゥラン(b.1960):「モンテアグド宮殿の入り口」(2014)
(3)オクタビオ・バスケス(b.1972):「生と死の未亡人」(2014)
(4)エドゥアルド・スートゥーリョ(b.1968):
「仕事と夜明けの門(さらに他のユークロニア)」(2016) |
ポール・ダニエル(指揮)
ガリシア王立フィルハーモニー
(1)ラケル・ロヘンディオ(S)
(2)アルバ・バレイロ(Hrp)
(3)クリスティーナ・パト(バグパイプ) |
録音:2017年6月、2018年7月スペイン・ガリシア[69:02]
ガリシアとはスペインの自治州のひとつでスペインの北西に位置し大西洋に面した場所。巡礼と大聖堂で有名なサンチャゴ・デ・コンポステラはこの地にある。
このディスクはこの土地出身の様々な世代の作曲家によるヴァラエティに富んだ管弦楽曲を収録している。同郷の作家ゴンザロ・ヘルモの詩によるブイドの声楽曲「パサクセス」は起伏に富んだ抒情的な力作。
卓越した管弦楽法が聴き手を惹きつける。ドゥランの「モンテアグド宮殿の入り口」はハリウッドの映画音楽を思わせる(ジョン・ウィリアムスばりの管弦楽法が)華麗なハープ協奏曲。
バスケスの「生と死の未亡人」は珍しい一種のバグパイプ協奏曲で中世ルネサンス風の音楽と現代音楽が激突する。
スートゥーリョの「夜明けの仕事と門」は20世紀の鬼才画家フランシス・ベーコンの絵からインスピレーションを受けて作曲されたという巨大な交響詩。
管弦楽の色彩と機能を存分に発揮させた渾身の力作。
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<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>
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CASCAVELLE
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RSR 2003
(2CD)
¥4000 →\3690
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1946年、デル・モナコの「仮面舞踏会」
ヴェルディ:「仮面舞踏会」 |
マリオ・デル・モナコ(テノール リッカルド)
カルラ・カステッラーニ(ソプラノ アメーリア)
ピエロ・ビアジーニ(バリトン レナート)
ジュリエッタ・シミオナート(メッゾソプラノ
ウルリカ)
マリサ・モレル(ソプラノ オスカル)
アルセニオ・ジュンタ(バリトン シルヴァーノ)
カルロ・バディオーリ(バス サムエル)
ジーノ・ベッローニ(バス トム)
ルイージ・ナルディ(テノール 判事,アメーリアの召使)
ニーノ・サンツォーニョ(指揮)
スイス・ロマンド管弦楽団 |
在庫復活!デル・モナコの「仮面舞踏会」
録音:1946年5月8日 スイス ジュネーヴ大劇場、モノラル,130'22((C)2003、旧RSR
6167)
偉大なテノール、マリオ・デル・モナコがヴェルディ「仮面舞踏会」に出演した貴重なライヴ録音。
デル・モナコがリッカルドを歌ったのは若い頃だけで、全曲録音を残さなかった。
このジュネーヴでのライヴ録音は、デル・モナコはまだ30歳、デビューして5年半の新進テノール、さすがに声は瑞々しく魅力的。
しかし幕切れの死の場面では後の偉大なオテッロのドラマティックな歌も垣間見られる。
ウルリカが36歳直前のジュリエッタ・シミオナートなのも嬉しい。
1940年代半ばのライヴ録音なので音質は良好とは言い難いものの、舞台上の声は良く捕らえていて年代にしてはまずまず聞きやすいだろう。
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<メジャー・レーベル>
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WARNER CLASSICS
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初出音源あり
ジャクリーヌ・デュ・プレ没35年
オリジナル・マスターテープより最新リマスターによるボックス・セット!
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ジャクリーヌ・デュ・プレ/ワーナー(旧EMI)録音全集
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9029661138
(23CD)
\14000→\12990 |
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天才女性チェリストとして人気も高く、旧EMIに数多くの録音を残したジャクリーヌ・デュ・プレ。
「彼女は明らかにチェロを演奏するために生まれた」とニューヨーク・タイムズ紙で絶賛されるも、わずか28歳の若さでこの世を去ってしまいました。
この新しいボックス・セットは、彼女の短い12年間のキャリアの中で集められた、ジャクリーヌ・デュ・プレの旧EMIクラシックスの音源全てをまとめたものです。
一部の音源を除き、192kHz/24Bitでオリジナルテープから新しくリマスター(バルビローリ指揮による2枚のアルバムは2020年の192kHz/24Bitリマスター音源を使用)。
ディスク14に収録の『ブラームス:クラリネット三重奏曲』は初出音源となります。
ディスク12の『R.シュトラウス:ドン・キホーテ』は1995年に初めてリリースされた音源ですが、今回は2022年「Studio
Art & Son」による新編集版として収録されています。この録音はもともとオットー・クレンペラー指揮によって録音が開始されましたが、クレンペラーは録音を1日終えたところで降板(その後のコンサートもキャンセル)してしまったため、急遽エードリアン・ボールトが代役で録音が行われましたが、1回限りの別テイクなしの演奏だったとされています。1995年の初リリースにあたって当時編集とリマスターを担当したアビー・ロード・スタジオのAndrew
Keenerによると、「録音の際にスタート・ボタンが遅く押されたため、最初の1小節が欠落され収録されてしまっていた。その部分を補うため、クレンペラーとの断片的に残された録音テープから切り出してつなげた」と語っています。今回は「Art
& Son Studio Annecy」のChristophe Henault氏によって、最新のデジタル機器とツールを使用し、更なるより良いサウンドと全くの違和感のない編集が行われ再構築されています。
※オリジナル・カップリングによる基本収録のため、ジャクリーヌ・デュ・プレが演奏していない録音も収録されております。
※「TELDEC」より発売中のチェリビダッケとの『ドヴォルザーク:チェロ協奏曲』(1967年)はDGの音源のため、ここには収録されておりません。
※輸入商品のため、入荷時点で、商品(ジャケット・外装ビニール・外装箱・ケース・封入物など含む)に、細かい傷・折れ・擦れ・凹み・破れ・汚れ・角潰れ・再生に影響のないディスク盤面の傷・汚れ・イメージ違い・個体差などが見られる場合がございます。商品の状態・品質につきましてはあらかじめご了承の上、ご購入いただけますようお願い申し上げます。
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ジャクリーヌ・デュ・プレ/ワーナー(旧EMI)録音全集
CD1:Early BBC Recordings, Vol.1
1. J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲第1番ト長調
BWV.1007
2. J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲第2番ニ短調
BWV.1008
3. ブリテン:チェロ・ソナタ ハ長調 Op.65
4. ファリャ:スペイン民謡組曲(arr. Maurice
Marechal)
ジャクリーヌ・デュ・プレ(チェロ)
スティーヴン・コワセヴィチ(ピアノ:3)
エルネスト・ラッシュ(ピアノ:4)
録音:7.I.1962(1), 26.I.1962(2),
25.II.1965(3), 22.III.1961(4), BBC Studios,
London
音源:2022 in 192kHz/24-Bit from original
tapes by Studio Art & Son, Annecy
CD2:Early BBC Recordings, Vol.2
1. 1-4) ブラームス:チェロ・ソナタ第2番ヘ長調
Op.99
2. 5-9) クープラン:趣味の融合~コンセール第13番ト長調
3. 10-13) ヘンデル:ソナタ ト短調 HWV.287(arr.
J.W.Slatter)
ジャクリーヌ・デュ・プレ(チェロ)
ウィリアム・プリース(ピアノ:2)
エルネスト・ラッシュ(ピアノ:1,3)
録音:
22.III.1961(3), 17.III.1963(2), BBC Studios,
London
3.IX.1962, Freemason’s Hall, Edinburgh Festival(1,
live)
音源:2022 in 192kHz/24-Bit from original
tapes by Studio Art & Son, Annecy
CD3:Music for Viola and Cello
1. ヘンデル:ヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタ
ハ長調~第3楽章:アダージョ
ハーバート・ダウンズ(ヴィオラ)
ロナルド・キンロック・アンダーソン(チェンバロ)
2. ヴォーン・ウィリアムズ:グリーンスリーヴズの主題による幻想曲
ハーバート・ダウンズ(ヴィオラ)
オシアン・エリス(ハープ)
3. キュイ:万華鏡 Op.50~オリエンタル
ハーバート・ダウンズ(ヴィオラ)
ジョン・ウィリアムズ(ギター)
4. ブラームス:ハンガリー舞曲第17番
ハーバート・ダウンズ(ヴィオラ)
ジェラルド・ムーア(ピアノ)
5. J.Sバッハ=グノー:アヴェ・マリア
ハーバート・ダウンズ(ヴィオラ)
ロイ・ジェソン(オルガン)
6. ヴォーン・ウィリアムズ:ヴィオラと小オーケストラのための組曲~ギャロップ
ハーバート・ダウンズ(ヴィオラ)
ジェラルド・ムーア(ピアノ)
7. J.S.バッハ:ヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタ第2番ニ長調
BWV.1028~第1楽章、第2楽章
ジャクリーヌ・デュ・プレ(チェロ)
ロナルド・キンロック・アンダーソン(チェンバロ)
8. J.S.バッハ:トッカータ、アダージョとフーガ
ハ長調 BWV.564~アダージョ
ジャクリーヌ・デュ・プレ(チェロ)
ロイ・ジェソン(オルガン)
9. サン=サーンス:白鳥
ジャクリーヌ・デュ・プレ(チェロ)
オシアン・エリス(ハープ)
10. ファリャ:ホタ
ジャクリーヌ・デュ・プレ(チェロ)
ジョン・ウィリアムズ(ギター)
11. ブルッフ:コル・ニドライ Op.47
ジャクリーヌ・デュ・プレ(チェロ)
ジェラルド・ムーア(ピアノ)
録音:15(7,8,11), 21(9,10) VII.1962,
No. 1 Studio, Abbey Road, London
音源:2022 in 192kHz/24-Bit from original
tapes by Studio Art & Son, Annecy
CD4:A Jacqueline du Pre Recital
1. パラディス:シシリエンヌ
2. シューマン:幻想小曲集 Op.73
3. メンデルスゾーン:無言歌 ニ長調 Op.109
4. シューマン:幻想小曲集 Op.73
5. パラディス:シシリエンヌ
6. フォーレ:エレジー ハ短調 Op.24
ジャクリーヌ・デュ・プレ(チェロ)
ジェラルド・ムーア(ピアノ)
録音:15,16.VII.1962(1-3), 8.X.1963(4,5),
1.IV.1969(6), No. 1 Studio, Abbey Road,
London
音源:2022 in 192kHz/24-Bit from original
tapes by Studio Art & Son, Annecy
CD5
ディーリアス:
1. 告別の歌
2. 夜明け前の歌
3. チェロ協奏曲
ジャクリーヌ・デュ・プレ(チェロ:3)
ロイヤル・コーラル・ソサイエティ(1)
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
サー・マルコム・サージェント(指揮)
録音:22.IV.1964(1), 12 & 14.I.1965(2,3),
No. 1 Studio, Abbey Road, London
音源:2022 in 192kHz/24-Bit from original
tapes by Studio Art & Son, Annecy
CD6
エルガー:
1. チェロ協奏曲 ホ短調 Op.85
2. 海の絵 Op.37
ジャクリーヌ・デュ・プレ(チェロ:1)
ジャネット・ベイカー(メゾ・ソプラノ:2)
ロンドン交響楽団
サー・ジョン・バルビローリ(指揮)
録音:
19.VIII.1965, Kingsway Hall, London(1)
30.VIII.1965, No. 1 Studio, Abbey Road, London(2)
音源:2020 in 192kHz/24-Bit from original
tapes by Studio Art & Son, Annecy
CD7
ベートーヴェン:
1. チェロ・ソナタ第3番イ長調 Op.69
2. チェロ・ソナタ第5番ニ長調 Op.102-2
ジャクリーヌ・デュ・プレ(チェロ)
スティーヴン・コワセヴィチ(ピアノ)
録音:19-23.XII.1965, Abbey Road Studios,
London
音源:2022 in 192kHz/24-Bit from original
tapes by Studio Art & Son, Annecy
CD8
1. ハイドン:チェロ協奏曲第1番ハ長調 Hob.VIIb1
2. ボッケリーニ:チェロ協奏曲 変ロ長調(arr.
& cadenzas Grutzmacher)0
ジャクリーヌ・デュ・プレ(チェロ)
イギリス室内管弦楽団
ダニエル・バレンボイム(指揮)
録音:17(1), 24(2) IV.1967, No. 1
Studio, Abbey Road, London
音源:2022 in 192kHz/24-Bit from original
tapes by Studio Art & Son, Annecy
CD9
1. ハイドン:チェロ協奏曲第2番ニ長調 Hob.VIIb2
2. モン:チェロ協奏曲ト短調(harpsichord
continuo realised by Arnold Schoenberg: ed.
Aveling)
ジャクリーヌ・デュ・プレ(チェロ)
ロンドン交響楽団
サー・ジョン・バルビローリ(指揮)
録音:13.XII.1967(1), 20.IX.1968(2),
No. 1 Studio, Abbey Road, London
音源:2020 in 192kHz/24-Bit from original
tapes by Studio Art & Son, Annecy
CD10
1. シューマン:チェロ協奏曲イ短調 Op.129
2. サン=サーンス:チェロ協奏曲第1番イ短調
Op.33
ジャクリーヌ・デュ・プレ(チェロ)
ニュー・フィルハーモニア管弦楽団
ダニエル・バレンボイム(指揮)
録音:8-9.IV & 11.V.1968(1), 24.IX.1968(2),
No. 1 Studio, Abbey Road, London
音源:2022 in 192kHz/24-Bit from original
tapes by Studio Art & Son, Annecy
CD11
ブラームス:
1. チェロ・ソナタ第1番ホ短調 Op.38
2. チェロ・ソナタ第2番ヘ長調 Op.99
ジャクリーヌ・デュ・プレ(チェロ)
ダニエル・バレンボイム(ピアノ)
録音:IV 1968, London
音源:2022 in 192kHz/24-Bit from original
tapes by Studio Art & Son, Annecy
3. ブルッフ:コル・ニドライ Op.47
ジャクリーヌ・デュ・プレ(チェロ)
イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団
ダニエル・バレンボイム(指揮)
録音:VI 1968, London
音源:2022 in 192kHz/24-Bit from original
tapes by Studio Art & Son, Annecy
CD12
1. R.シュトラウス:交響詩『ドン・キホーテ』
Op.35
ジャクリーヌ・デュ・プレ(チェロ)
ハーバート・ダウンズ(ヴィオラ)
ニュー・フィルハーモニア管弦楽団
サー・エードリアン・ボールト(指揮)
録音:6-7 & 9.IV.1968, No. 1 Studio,
Abbey Road, London
音源:2022 in 192kHz/24-Bit from original
tapes by Studio Art & Son, Annecy(※新編集)
2. ラロ:チェロ協奏曲ニ短調
ジャクリーヌ・デュ・プレ(チェロ)
クリーヴランド管弦楽団
ダニエル・バレンボイム(指揮)
録音:4 & 6.X.1973, Severance Hall,
Cleveland(live)
音源:2022 in 192kHz/24-Bit from original
tapes by Studio Art & Son, Annecy
CD13
ブラームス:
1. チェロ・ソナタ第1番ホ短調 Op.38
2. チェロ・ソナタ第2番ヘ長調 Op.99
ジャクリーヌ・デュ・プレ(チェロ)
ダニエル・バレンボイム(ピアノ)
録音:20.V & 18.VIII.1968, No. 1
Studio, Abbey Road, London
音源:2022 in 192kHz/24-Bit from original
tapes by Studio Art & Son, Annecy
CD14
1. ブラームス:クラリネット三重奏曲 イ短調
Op.114(※初出音源)
ジェルヴァース・ド・ペイエ(クラリネット)
ジャクリーヌ・デュ・プレ(チェロ)
ダニエル・バレンボイム(ピアノ)
録音:1968, Abbey Road Studios, London
音源:2022 in 192kHz/24-Bit from original
tapes by Studio Art & Son, Annecy
2. サン=サーンス:チェロ協奏曲第1番イ短調
Op.33
ジャクリーヌ・デュ・プレ(チェロ)
フィラデルフィア管弦楽団
ダニエル・バレンボイム(指揮)
録音:23.I.1971, Academy of Music, Philadelphia(Live)
音源:2022 in 192kHz/24-Bit from original
tapes by Studio Art & Son, Annecy
CD15
ベートーヴェン:
1. ピアノ三重奏曲第1番変ホ長調 Op.1-1
2. ピアノ三重奏曲第2番ト長調 Op.1-2
ピンカス・ズッカーマン(ヴァイオリン)
ジャクリーヌ・デュ・プレ(チェロ)
ダニエル・バレンボイム(ピアノ)
録音:29 & 30.XII.1969 & 3.I.1970,
Abbey Road Studios, London
音源:2022 in 192kHz/24-Bit from original
tapes by Studio Art & Son, Annecy
CD16
ベートーヴェン:
1. ピアノ三重奏曲第3番ハ短調 Op.1-3
2. ピアノ三重奏曲第4番(クラリネット三重奏曲)変ロ長調
Op.11『街の歌』
3. ピアノ三重奏曲第5番ニ長調 Op.70『幽霊』
ジャクリーヌ・デュ・プレ(チェロ)
ダニエル・バレンボイム(ピアノ)
ピンカス・ズッカーマン(ヴァイオリン:1,3)
ジェルヴァース・ド・ペイエ(クラリネット:2)
録音:29,30.XII.1969 & 3.I.1970(1,3),
30.I.1970(2), Abbey Road Studios, London
音源:2022 in 192kHz/24-Bit from original
tapes by Studio Art & Son, Annecy
CD17
ベートーヴェン:
1. ピアノ三重奏曲第6番変ホ長調 Op.70-2
2. ピアノ三重奏曲第7番変ロ長調 Op.97『大公』
ピンカス・ズッカーマン(ヴァイオリン)
ジャクリーヌ・デュ・プレ(チェロ)
ダニエル・バレンボイム(ピアノ)
録音:29 & 30.XII.1969 & 3.I.1970,
Abbey Road Studios, London
音源:2022 in 192kHz/24-Bit from original
tapes by Studio Art & Son, Annecy
CD18
ベートーヴェン:
1. ピアノ三重奏曲変ホ長調 WoO.38
2. ピアノ三重奏曲変ホ長調 Op.44『創作主題による14の変奏曲』
3. ピアノ三重奏曲第11番ト長調 Op.121a『カカドゥ変奏曲』
4. ピアノ三重奏のためのアレグレット 変ロ長調
WoO.39
5. ピアノ三重奏のためのアレグレット 変ホ長調
Hess.48
ピンカス・ズッカーマン(ヴァイオリン)
ジャクリーヌ・デュ・プレ(チェロ)
ダニエル・バレンボイム(ピアノ)
録音:29 & 30.XII.1969 & 3.I.1970,
Abbey Road Studios, London
音源:2022 in 192kHz/24-Bit from original
tapes by Studio Art & Son, Annecy
CD19
ベートーヴェン:
1. チェロ・ソナタ第1番ヘ長調 Op.5-1
2. チェロ・ソナタ第2番ト短調 Op.5-2
3. チェロ・ソナタ第3番イ長調 Op.69
ジャクリーヌ・デュ・プレ(チェロ)
ダニエル・バレンボイム(ピアノ)
録音:live: 25-26.VIII.1970, Usher Hall,
Edinburgh
音源:2022 in 192kHz/24-Bit from original
tapes by Studio Art & Son, Annecy
CD20
ベートーヴェン:
1. チェロ・ソナタ第4番ハ長調 Op.102-1
2. チェロ・ソナタ第5番ニ長調 Op.102-2
3. ヘンデルの『マカベウスのユダ』の主題による12の変奏曲WoO.45
4. モーツァルトの『魔笛』の主題による7つの変奏曲
WoO.46
5. モーツァルトの『魔笛』の主題による12の変奏曲
Op.66
ジャクリーヌ・デュ・プレ(チェロ)
ダニエル・バレンボイム(ピアノ)
録音:live: 25-26.VIII.1970, Usher Hall,
Edinburgh
音源:2022 in 192kHz/24-Bit from original
tapes by Studio Art & Son, Annecy
CD21
ドヴォルザーク:
1. チェロ協奏曲ロ短調 Op.104
2. 森の静けさ Op.68-5
ジャクリーヌ・デュ・プレ(チェロ)
シカゴ交響楽団
ダニエル・バレンボイム(指揮)
録音:11.XI.1970, Medinah Temple, Chicago
音源:2022 in 192kHz/24-Bit from original
tapes by Studio Art & Son, Annecy
CD22
1. ショパン:チェロ・ソナタ ト短調 Op.65
2. フランク:チェロ・ソナタ イ長調
ジャクリーヌ・デュ・プレ(チェロ)
ダニエル・バレンボイム(ピアノ)
録音:10,11.XII.1971, No. 1 Studio, Abbey
Road, London
音源:2022 in 192kHz/24-Bit from original
tapes by Studio Art & Son, Annecy
CD23
チャイコフスキー:ピアノ三重奏曲イ短調 Op.50『偉大な芸術家の思い出に』
ピンカス・ズッカーマン(ヴァイオリン)
ジャクリーヌ・デュ・プレ(チェロ)
ダニエル・バレンボイム(ピアノ)
録音:live by Israel Radio: VII.1972,
Frederick Mann Auditorium, Tel Aviv(MONO)
音源:2022 in 192kHz/24-Bit from original
tapes by Studio Art & Son, Annecy
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3/24(木)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
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SKANI
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バルト三国1つ、ラトビアの音楽情報センター(LMIC)の一部門として設立されたレーベル「Skani(スカニ)」。
ラトビアの音楽を世界へと発信することを目的とする「Skani」からは、ラトビアを代表する演奏家、作曲家たちの録音がリリースされている。
ただ・・・なかなか入らない。代理店からもなかなか入らない。ときには新譜であるにもかかわらず入ってこないこともある。
しかも入るまでにかなり時間がかかる。
そんなふうに若干やっかいなレーベルだが、辺境クラシック・ファンにはそうした障害を乗り越えてでも聞きたい魅力的なレーベルである。 |
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ギンタラス・リンケヴィチュス(指揮)
ラトビア音楽の発展に貢献した
ペーテリス・バリソンスのオーケストラ作品集!
ペーテリス・バリソンス(1904-1947):
3つの前奏曲/交響曲第2番《ロマンティック》 |
ギンタラス・リンケヴィチュス(指揮)
リエパーヤ交響楽団 |
ラトビア音楽の発展に貢献したペーテリス・バリソンスのオーケストラ作品集!
1930年代はラトビア音楽の発展にとって重要な意味をもつ時代だったと言われます。
すべての世代の作曲家の作品、音楽教育、演奏活動、定期刊行物、5年毎に開催される「ラトビア・ソングフェスティヴァル」と、この時代のラトビアの音楽には大きな飛躍の跡が見られました。
ペーテリス・バリソンスは、そうした時代に足跡を残した作曲家のひとりです。エルネスツ・ヴィーグネルスとヤーニス・メディンシュに作曲、ヤーゼプス・ヴィートリスに指揮を学び、1945年にラトビア音楽院の教授に就任するものの、2年後、交響曲第3番を完成させないまま没しました。
後期ロマンティシズムのスタイルの作品を手がけ、ソングフェスティヴァルのための合唱作品がもっともよく知られています。
「アレグロ・モルト」「アンダンティーノ」「アンダンテ・フェローチェ」の
《3つの前奏曲》。
交響曲第2番 《ロマンティック》 は〈愛のめざめ〉〈歓喜〉〈エロティカ〉〈愛の死〉の4楽章から構成された作品です。
ギンタラス・リンケヴィチュス(b.1960)とリエパーヤ交響楽団によるセッション録音です。
※録音:2021年
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カールリス・ラーツィス(b.1977):
ピアノ協奏曲第1番*/ラトビア交響曲** |
アトヴァルス・ラクスティーガラ(指揮)
リエパーヤ交響楽団
アグネセ・エグリニャ(ピアノ)*
アルトゥールス・ノヴィクス
(アコーディオン)** |
カールリス・ラーツィスは、オーケストラや器楽の音楽と同時に、ミュージカルをはじめとする劇場や映画の音楽、ジャズ、ポップミュージックと、幅広いジャンルを手がけ、現代ラトビアでもっとも名を知られた作曲家のひとりと言われます。
《ピアノ協奏曲第1番》 は、〈アレグロ〉〈岐路〉〈絶望〉、ラトビア民謡の子守歌を使った〈子守歌〉の4楽章から成る作品です。
《ラトビア交響曲》 は、ラーツィスがタイ旅行から帰国してすぐ、タイの印象にラトビアとラトビアの自然を反映させて作曲したという作品です。
〈暗い夜〉〈湖〉〈ラトビア・スケルツォ〉ラトビア民謡による〈急げ、いとしい太陽よ〉の4楽章で構成され、ラーツィスの気に入りの楽器「フランスのミュゼット」アコーディオンも加えた、色彩豊かなオーケストレーションが特徴的な音楽です。
※録音:2021年8月、グレート・アンバー・コンサートホール(リエパーヤ、ラトビア)
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ヴェスタルズ・シムクス(b.1984):ピアノ作品集
ヴェスタルズ・シムクス:
ピアノ協奏曲第1番 《扱いにくい人に捧げる》
(ピアノと弦楽オーケストラのための)
夢の情景(ピアノのための9つのエチュード)
~
水門、蛇、Silverdark Trees、浮かぶ星、津波、
忘れてしまった夢-
ヨハン・ゼバスティアン・バッハに捧ぐ、
平行する夢の時間、現実、弾丸/
運命の門(ピアノと交響楽団のための) |
ヴェスタルズ・シムクス(ピアノ)
アトヴァルス・ラクスティーガラ(指揮)
リエパーヤ交響楽団 |
ヴェスタルズ・シムクスは、ラトビアの独立後に活動を始めた演奏家のひとりです。
彼らの世代は、ソ連の時代にはむずかしかった海外留学、演奏活動、欧米の著名なレコードレーベルとの契約といったことが自由に行え、キャリアの最初から将来を明るく展望することができるようになりました。
シムクスは、リガの音楽学校や南カリフォルニア大学などでピアニストとしての教育を受け、ペーテリス・ヴァスクスの下で作曲法を学びました。
彼の作曲家としての活動は、学生のころに手がけた、パラフレーズ、変奏曲、幻想曲といった技巧的なソロ・ピアノの作品に始まり、近年は、管弦楽をともなう規模の大きな作品も手がけるようになっています。
自身をロマンティックな思考と感覚のアーティストとみなし、ベートーヴェン、ショパン、シューマン、リスト、ラフマニノフのようにピアノと作曲を両立させながら活動した音楽家たちの「ヴィルトゥオージティと内面の精神性」を併せもった音楽を追求していると言います。
オーケストラ共演のピアノ協奏曲第1番《扱いにくい人に捧げる》
と 《運命の門》、ソロ・ピアノのための 《夢の情景》
。すべて初録音の作品です。
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シンフォニエッタ・リガ ~ 現代ラトビアの室内管弦楽作品集
アンドリス・ジェニーティス(b.1978):
室内オーケストラのための序曲 《ユーフォリア》
プラトンス・ブラヴィツキス(b.1989):
サクソフォーンと室内オーケストラのための協奏曲
《プラスティックの温度》*
リンダ・レイマネ(b.1989):レイ=ボウ
ルタ・パイデレ(b.1977):テンペラ |
シンフォニエッタ・リガ
ノルムンツ・シュネー(指揮)
アイガルス・ラウマニス(サクソフォーン)* |
国立の室内管弦楽団「シンフォニエッタ・リガ」は、2006年に創設。ノルムンツ・シュネーが芸術監督を務め、ラトビアの音楽生活の一環を担っています。
「わたしたちの生きている今、ラトビア音楽は、もっとも輝かしい創造の時にある」(シュネー)。
本アルバムは、シンフォニエッタ・リガと現代ラトビアの4人の作曲家によるコラボレーションによるもので、スタイル、作曲技法、音楽思考の異なる4人が、インスピレーションから得たものをそれぞれの個性と結びつけ、多様な響きと気分とニュアンスをもった音楽を創り出しています。
※録音:2021年7月、リガ録音スタジオ(リガ、ラトビア)
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ALPHA CLASSICS
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ネルソン・ゲルナー(ピアノ)
イサーク・アルベニス(1860-1909):イベリア
第1集
1. I. エボカシオン/2. II. 港3/. III.
セビリアの聖体祭
第2集
4. IV. ロンデーニャ/5. V. アルメリア/6.
VI. トゥリアーナ
第3集
7. VII. エル・アルバイシン/8. VIII.
エル・ポーロ/9. IX. ラバピエス
第4集
10. X.マラガ/11. XI.ヘレス/12. XII.エリターニャ |
ネルソン・ゲルナー(ピアノ) |
録音: 2021年7月 フラジェ、ブリュッセル、ベルギー
※こちらのCDの収録時間は82分41秒と長時間になっているため、一部のプレイヤーでは正常に再生できない可能性がございます。予めご了承ください。(代理店)
【名手ゲルナーが深い共感を込めて歌い上げる「イベリア」】
1969年アルゼンチン生まれ、何度かの来日で日本でも人気のネルソン・ゲルナー。
彼がスペイン語話者として強い共感を受けるという「イベリア」が登場。ドビュッシーやメシアンも絶賛した20世紀ピアノ史に残る名曲を、高い技術はもちろん、その奏でる音の美しさで世界中から支持を集めている彼ならではの繊細なタッチとダイナミックな表現で聴くことができます。
「ラバピエス」での高度でピアニスックティックなフレージングとポリフォニックで複雑なリズムの箇所での目の覚めるようなテクニック、夜の神秘を思わせる「ヘレス」での祈りなどが大きな聴きどころです。
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ジュリア・セメンツァート(ソプラノ)
『天使のように、悪魔のように』 ~
アリオスト『狂えるオルランド』によるバロック独唱曲集~ |
ジュリア・セメンツァート(ソプラノ)
バーゼル室内管弦楽団 |
ルイージ・ロッシ(1597頃-1653):
1. 太鼓を鳴らし、喇叭を響かせよ ~歌劇《魔法をかけられた宮殿》(1642)より
2. ほんの一時そっとしておいて ~歌劇《魔法をかけられた宮殿》より
ニコラ・ポルポラ(1686-1768):
3. あなたが命を吹き返したら ~歌劇《アンジェリカ》(1720)より
4. 貞淑に、忠実に ~歌劇《アンジェリカ》より
ベルナルド・サバディーニ(1650頃-1718):
5. より恐ろしいわたしを、彼は戦場で知るだろう~歌劇《中国のアンジェリカ》(1702)より
アゴスティーノ・ステッファーニ(1654-1728):
6. 大切な松明よ、お前が消えてしまったら
~歌劇《寛大なるオルランド》より
ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル(1685-1759):
7. わたしを不実とは呼ばせまい ~歌劇《オルランド》HWV
31(1733)より
カルロ・フランチェスコ・ポッラローロ(1653-1723):
8. わたしを裁いておきながら、その同じ手で
~歌劇《アリオダンテ》(1718)より
ヘンデル:
9. 飛べ、愛の天使たちよ ~歌劇《アリオダンテ》HWV
33(1735)より
10. 涙がわたしを離してくれず ~歌劇《アルチーナ》HWV
34(1735)より
11. わたしは容赦なき憤怒の鬼たちをことごとく呼び覚まし
~歌劇《ガウラのアマディージ》HWV
11(1715)より |
録音: 2021年1月、ドン・ボスコ・バーゼル(スイス)
【古楽シーンの新時代に輝くソプラノが魅せる、筋の通ったバロック歌劇プログラム】
17世紀のバロック・オペラや18世紀ナポリ楽派の宗教曲からプッチーニ《三部作》に至るまで、広い時代のイタリア歌劇作曲家たちの解釈で、欧州の明敏な聴き手たちをすでに虜にしつつある新世代のイタリア人歌手ジュリア・セメンツァート。
古楽にこだわりありのレーベルAlphaから堂々リリースとなるソロ・アルバムのテーマは、近世イタリアで大いに愛された詩人アリオストの傑作『狂えるオルランド』の女主人公アンジェリカを標題に、その悪魔的ともいえる激しい感情の起伏を音楽化した17~18世紀のオペラから名場面を厳選。
アルチーナや《ガウラのアマディージ》のメリッサなど、他の物語に登場する女妖術師たちの歌も交え、濃やかな歌詞のニュアンスが活きるバロック特有の表情豊かな音楽世界を一本筋の通ったプログラムで聴かせます。
共演は古楽器演奏にも秀でた新時代型の才人集団バーゼル室内管弦楽団。
Alphaではジョヴァンニ・アントニーニ指揮のもとハイドンの交響曲全曲録音にも参画する彼らの音作りも、冒頭の勢いよい打楽器とバロックギター掻き鳴らしから折々の金管・木管ソロ、しなやかな通奏低音の扱いなど各セクションが実に巧みで、曲ごとの声楽パートの魅力を精緻に盛り上げます。
歌やその詩句と器楽とが混然一体となったバロック舞台の真髄を味わえ、作曲家ごとの音作りの違いの面白さにも気づかせてくれます。
ヴィヴァルディ登場以前からヴェネツィアを湧かせてきたポッラローロや、ドイツで活躍しヘンデルにも多大な影響を与えたステッファーニなど、近年再評価めざましい作曲家たちの音世界を発見する喜びもさることながら、ヘンデル作品で聴かせるアルト音域の深みから圧倒的に力強いコロラトゥーラまで、セメンツァートの堂に入った歌いこなしは今後ますますの活躍を期待させてやみません。
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BR KLASSIK
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900931
(4CD)
¥3200
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コンダクターズ・イン・リハーサル マリス・ヤンソンス編 |
バイエルン放送交響楽団
マリス・ヤンソンス(指揮) |
【CD1】1-15. ストラヴィンスキー: ペトルーシュカ
- リハーサル風景(75:16)
録音: 2001年10月11、12日ミュンヘン、フィルハーモニー・イン・ガスタイク(ドイツ)
【CD2】1-13. チャイコフスキー: 交響曲第6番
ロ短調 「悲愴」 Op. 74 - リハーサル風景(53:43)
録音: 2004年6月23-25日ミュンヘン、フィルハーモニー・イン・ガスタイク(ドイツ)
【CD3】1-20. ショスタコーヴィチ: 交響曲第7番
ハ長調 「レニングラード」 Op. 60 - リハーサル風景(53:35)
録音: 2016年2月9-12日ミュンヘン、フィルハーモニー・イン・ガスタイク(ドイツ)
【CD4】1-15. ラフマニノフ: 交響的舞曲 Op.
45 - リハーサル風景(54:00)
録音: 2017年1月24-27日ミュンヘン、ヘルクレスザール(ドイツ)
※すべてリハーサルのみ。コンサート本番の演奏は含みません。 |
演奏家にとってはコンサート本番がすべてですが、その本番を作り上げるリハーサルこそ、指揮者の解釈やオーケストラを導く力量を明らかにします。
この4枚組のセットでは、マリス・ヤンソンスとバイエルン放送交響楽団の膨大なリハーサル録音から、ヤンソンスに縁の深いスラヴ系音楽のリハーサルをとり上げており、その音楽作りを目撃しているような気分を味わえるでしょう。
ヤンソンスがバイエルン放送響の首席指揮者に任命されながらも正式な着任前だった2001年の「ペトルーシュカ」と、2004年の「悲愴」、更に2016年の「レニングラード」及び翌2017年の「交響的舞曲」へと辿ることで、指揮者とオーケストラとの関係が熟成されてゆくのも感じ取ることができます。
リハーサルはドイツ語。また各CD冒頭にバイエルン放送の解説者を務めたフリードリヒ・シュロッフェルによるイントロダクション(ドイツ語)が収録されています。
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CD ACCORD
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LutosAir Quintet - 5[+2]
1-3. ポール・プロイサー(1974-): 5 [+1]
- 管楽五重奏のための3つの小品(トランペットの即興とともに)(2018)
ニコレット・ブジンスカ(1989-): Wieniec
debowy 樫の冠
- 管楽五重奏のために(2017)
4. Wicie, zaplatanie/5. Duchy lasu/6.
Wicie, zaplatanie/
7. Dewy, deby/8. Wicie, zaplatanie
ニコラ・コウォジェイチク(1986-): Ranwers
ウィングオーヴァー
バス・クラリネットと管楽五重奏のためのコンチェルタンテ(2019)
9. Ranwers/10. Fletner/
11. Kobra Pugaczowa/12. Kawa nad
Annapurna |
ネイト・ウーリー(トランペット)
トマシュ・ジムワ(バス・クラリネット)
ルトスエアー五重奏団
【メンバー】
ヤン・クシェショヴィエツ(フルート)
カロリナ・スタルマホフスカ(オーボエ)
マチェイ・ドボシュ(クラリネット)
アリツィア・キエルザルスカ(ファゴット)
マテウシュ・フェリンスキ(ホルン) |
録音: Main Hall of the Witold Lutoslawski
National Forum of Music in Wroclaw(ポーランド) 2019年12月17-18日‛&4-12 2021年6月30日‛&1-3
2017年にリリースされた「Canto for Winds」(ACD-234)で近現代の作品で見事なアンサンブルを披露した"ルトスエアー五重奏団"。
今作はタイトルの5[+2]の通り、2人のゲスト:
アメリカのジャズ・アメリカのジャズ・トランペッター、ネイト・ウーリーとバス・クラリネット奏者トマシュ・ジムラをゲストに迎え、実験的、かつ斬新な響きを追求、何度でも聴きたくなるアルバムを作り上げました。
アルバムには、ミニマル風の音型を繰り返すアンサンブルをバックにトランペットが即興を奏でるプロイサーの「3つの小品」、樫の木の枝が生い茂る様子をモチーフにした神秘的な雰囲気に満ちたブジンスカの「樫の冠」、航空、空気力学、宇宙など"空気"に関する主題を扱ったコウォジェイチクの「ウィングオーヴァー」の3作品が収録されています。
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CPO
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フェルディナント・リース(1784-1838):
弦楽四重奏曲集 第4集
1. 弦楽五重奏曲 ハ長調 Op. 37
2. 弦楽四重奏曲 イ短調 Op.150 No. |
シュパンツィヒ・クァルテット
【メンバー】
アントン・シュテック(ヴァイオリン)
カティア・グリュットナー(ヴァイオリン)
クリスティアン・ゴーセス(ヴィオラ)
ヴェルナー・マツケ(チェロ)
ラケル・マサデス(ヴィオラ)‛&1 |
録音: 2019年3月13-16日 Berlin, Andreaskirche(ドイツ)
フェルディナンド・リースの弦楽四重奏曲シリーズ第4弾。
このアルバムには作曲家としてのリースの重要性を確認できる2作品が収録されています。
ベートーヴェンの弟子であるリースは、ピアノ曲だけではなく、生涯を通じて弦楽四重奏曲や五重奏曲の作曲に力を注いでいました。
1809年に書かれたハ長調の弦楽五重奏曲は、1790年代に「シュパンツィヒ・クァルテット」を創設したヴァイオリニスト、イグナーツ・シュパンツィヒに献呈されたもので、ヴァイオリンをはじめとした各楽器の妙技が存分に楽しめる作品に仕上がっています。
また、1826年に書かれたイ短調の弦楽四重奏曲は、4/4拍子ではじまる第1楽章が、わずか4小節後に6/8拍子の短い動機で遮られるなど、かなりユニークな作風を持っています。
この曲は、1827年、当時の音楽専門誌で「リースの作曲に慣れ親しみ、その中に特異なものを認めた者は誰でも、この作品に魅了され、稀に見る喜びを味わうだろう。
彼の作品はすべて高貴で壮大な性格を持ち、堅固である。」と絶賛されています。
演奏はベートーヴェンの友人でもあったシュパンツィヒの名を冠するシュパンツィヒ・クァルテット。当時の雰囲気を伝える典雅な演奏をお楽しみください。
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ベートーヴェンと同い年
ゲオルグ・アブラハム・シュナイダー(1770-1839):
3つのフルート協奏曲
1. フルート協奏曲 イ短調 Op. 53
2. フルート協奏曲 ト長調 Op. 12
3. フルート協奏曲 ホ短調 Op. 63 |
ギャビー・パス=ファン・リエ(フルート)
ハイルブロン・ヴュルテンベルク室内管弦楽団
ヨハネス・メーズス(指揮) |
録音: 2020年7月1-4日 Flina Flein, Heilbronn(ドイツ)
ベートーヴェンと同じ年にダルムシュタットで生まれた作曲家、ゲオルク・アブラハム・シュナイダー。幼い頃から音楽の才能を発揮し、ラインスベルクへ留学の後、プロイセン公ハインリヒにラインスベルク礼拝堂のホルン奏者として雇われました。作曲家としてはハイドンやモーツァルトの様式に連なる存在です。
彼が得意としたホルンのための作品を多く遺していますが、フルートのためにも、協奏曲4曲、二重奏曲を約90曲、フルートと弦楽三重奏のための四重奏曲を約60曲など、驚くほど多くの作品を書いています。
このアルバムには3曲のフルート協奏曲を収録。モーツァルトの影響が強く感じられる「ト長調
Op.12」は軽快な楽想が魅力的。フルートの妙技が生かされた「イ短調
Op.53」ではパス=ファン・リエの優れた演奏が楽しめます。
また1812年にライプツィヒで出版された「ホ短調
Op.63」は各々2つのオーボエ、ファゴット、ホルンに加え、トランペット2本とティンパニが加わることで増強されたオーケストラが力強い響きを奏でます。
管楽器奏者だったシュナイダーの素晴らしい才能が発揮されています。
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マティアス・ヴェックマン(1616-1674): 11のソナタ集
ハンブルク・コレギウム・ムジクムのための |
ムジカ・フィアタ(古楽器使用)
ローランド・ウィルソン(指揮) |
1. ソナタ第2番 4声(コルネッティーノ、ヴァイオリン、トロンボーン、ファゴット、通奏低音)
2. ソナタ第6番 4声(コルネッティーノ、ヴァイオリン、トロンボーン、ファゴット、通奏低音)
3. ソナタ第8番 3声(2つのヴァイオリン、ファゴット、通奏低音)
4. ソナタ第1番 4声(ヴァイオリン、コルネッティーノ、トロンボーン、ファゴット、通奏低音)
5. ソナタ第3番 4声(ヴァイオリン、コルネッティーノ、トロンボーン、ファゴット、通奏低音)
6. ファンタジア 5声(ヴァイオリン、コルネット、ヴィオラ・ダ・ガンバ、トロンボーン、ボンバルド、通奏低音)
7. ソナタ第11番 4声(ヴァイオリン、コルネッティーノ、ヴィオラ・ダ・ガンバ、ファゴット、通奏低音)
8. ソナタ第4番 4声(コルネッティーノ、ヴァイオリン、トロンボーン、ファゴット、通奏低音)
9. ソナタ第5番 4声(ヴァイオリン、コルネッティーノ、ヴィオラ・ダ・ガンバ、ファゴット、通奏低音)
10. ソナタ第10番 3声(2つのヴァイオリン、ヴィオラ・ダ・ガンバ、通奏低音)
11. ソナタ第7番 4声(コルネッティーノ、ヴァイオリン、トロンボーン、ボンバルド、通奏低音)
12. ソナタ第9番 4声(コルネッティーノ、ヴァイオリン、トロンボーン、ボンバルド、通奏低音) |
録音: 2018年5月2-4日 Andreaskirche Berlin-Wannsee(ドイツ)
ドイツ初期バロックの作曲家、マティアス・ヴェックマンがハンブルクのコレギウム・ムジクム(民間の音楽愛好団体)のために書いた11曲のソナタ集を収めた1枚。
この作品の自筆譜は現在、リューネブルク市立図書館に残されており、2つのソナタ以外は4種の楽器と通奏低音の組み合わせで書かれています。
どの曲でもすべての楽器に見せ場があり、とりわけトロンボーンとコルネッティーノ(ツィンク、木管コルネット)には過酷ともいえるほどの高度な技巧が求められます。
音楽は、テンポ、リズム、音域の急激な変化が強烈なコントラストを生み出し、全曲を通して聴いても「似ている」という印象を与えません。
この分野の第一人者であるローランド・ウィルソンとムジカ・フィアタの奏者たちの妙技でお楽しみください。
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ハイニヒェン:2つの受難オラトリオ
1. Come- S'imbruna il ciel! Occhi piangete
2. L'aride tempie ignude |
エレナ・ハルシャーニ(ソプラノ)
エルヴィラ・ビル(アルト)
ミルコ・ルートヴィヒ(テノール)
アンドレアス・ヴォルフ(バリトン)
ケルン・アカデミー(古楽器使用)
ミヒャエル・アレクサンダー・ヴィレンズ(指揮) |
録音: 2021年7月25-28日 Wuppertal, Immanuelskirche(ドイツ)
ドイツ後期バロック音楽の作曲家・音楽理論家ヨハン・ダーフィト・ハイニヒェン。若き頃は弁護士として活躍するも、音楽の道を選び、1710年にヴェネツィア留学。その後、ザクセン選帝侯フリードリヒ・アウグスト1世の宮廷に仕え、宮廷楽長の地位に上りつめます。
この2つのイタリア語のオラトリオはハイニヒェンの晩年1728年の作品。1719年からドレスデンの宮廷で活躍したイタリアの詩人ステファノ・パラヴィチーノのテキストを用いたもので、大規模な受難曲の代用品として書かれています。『S'imbruna
il ciel』は聖書で「イエスの死」の直後に起きたとされる地震を描き、激しい自然現象を通して神への畏怖が描かれています。
もう1曲の『L'aride tempie ignude』は死(Morte)と希望(Speranza)、神の愛(Amor
divino)と懺悔(Poenitenza)を登場人物とする寓意劇の形式で書かれており、オペラのような劇的な物語となっています。
キリストの受難とその意味に思いを向かわせる作品をケルン・アカデミーと独唱者たちが味わい深く演奏しています。
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555551
(2CD)
¥2800
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ヨセフ・タル(1910-2008):交響曲全集
【CD1】‛&999921
1-3. 交響曲第1番
4. 交響曲第2番
5. 交響曲第3番
6. Hizayon Hagig 祭りの幻影
【CD2】‛&999922
1. 交響曲第4番「ジュビリー」
2. 交響曲第5番
3. 交響曲第6番 |
ハノーファー北ドイツ放送フィルハーモニー管弦楽団
イスラエル・イノン(指揮) |
録音: NDR、GroBer Sendesaal, Studio 1(ドイツ) 2002年9月‛&CD1 2003年1月、2月‛&CD2
ユダヤ教のラビを父として生まれベルリンで育ったヨセフ・タル。幼い頃からシナゴーグでユダヤ音楽に親しみ、ベルリン音楽大学でパウル・ヒンデミットらに師事、1931年に卒業した彼は、ナチス政権から逃れ、1934年にパレスチナからエルサレムに移住。
1937年にパレスチナ音楽院のピアノ・音楽理論・作曲の教師として招聘され活躍を始めます。
やがてイスラエル電子音楽センターを設立したほか、国際現代音楽協会のイスラエル代表として活動。イスラエル音楽界に重鎮として君臨しました。
彼の作風は若い頃に学んだヨーロッパの伝統に基づいていながらも、ヨーロッパ(特にドイツ)のモダニズムとは異なる新しい国民的スタイルを創造することを試み、時にはユダヤの旋律を採り入れることも積極的に行いました。
この6曲の交響曲は1952年からおよそ40年の年月をかけて書かれており、第1番のみが3楽章形式であるほかは、どれも単一楽章で構成され、簡潔で集中力に満ち、突き抜けた表現力を持っています。
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DRAMA MUSICA
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リヴァプール、セント・ピーター教会のオルガンで弾く「ザ・ビートルズ」 |
クリスティーナ・ガルシア・バネガス(オルガン) |
1. When I'm sixty-four/2. Till there was
you/3. Strawberryfields forever/4. In my
life/
5. Lucy in the sky with diamonds/6. I
will/7. Because/8.We can work it out/
9. メドレー I - Come together /Something
/ My love / Accross the universe / I me mine
/ Fool onn the hill/
10. If I fell/11. Julia/12. The long
and winding road/
13. メドレー II - Golden Slumbers / Carry
that weight / You never give me your money
/ The end |
録音: 2019年7月9、10日 St.Peter's Woolton,
Liverpool(UK)
前作「ビートルズ・ラヴ・バッハ」(DRAMA010)でバッハとビートルズ作品の融合を試みたウルグアイ出身のオルガン奏者バネガス。
今作では、ジョン・レノン、ポール・マッカートニーとジョージ・ハリスンが出会ったという、リヴァプールのセント・ピーターズ教会のオルガンを用いて、愛する"ビートルズだけ"のアルバムを作り上げました。
2曲のメドレーを含む全13曲には、彼女の心からの感謝と愛が込められています。
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NAXOS WORLD
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NXW76162
¥2200
※ワールド・ミュージックです
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スプラ/イベリ
1. Kutaisi Mravalzhamieri (Blessings from
Kutaisi) – 1:16
2. Mkholod Shen Erts (Only for You) –
2:58
3. Sisona Darchia – 3:07
4. Harira – 3:17
5. Svanuri Nana (Lullaby from Svaneti Region)
– 3:52
6. Kharatia ( Goblet) – 3:16
7. Shen khar venakhi (You are the Vineyard)
– 4:15
8. Vengara (Don't Cry) – 2:52
9. Arkhalalo – 3:22
10. Kovel Sneulebaze (Harder Than Any Illness)
– 2:32
11. U ts inares (We Praised Him the Most)
– 2:26
12. Varado – 3:08
13. Saeklesio Mravalzhamieri (Church Mraval
zh amieri) – 2:42
Total playing time: 39:42 min. |
IBERI
High voices:
Tornike Dzadzamia –
Vocals on all tracks, except 1.
Luka Chigvinadze –
Vocals on all tracks, except 3, 5,7,
8, 10.
Middle voices:
Bidzina (Buba) Murgulia –
Vocals on all tracks, except3.
Aleksandre Birkaia –
Vocals on all tracks, except 2, 8,10.
Guitar on tracks 2, 10.
Bass:
Archil Gibradze and George Kananadze
–
Vocals onall tracks, except 2, 3, 8,
10.
Nikoloz Birkaia –
Vocals on all tracks. Chonguri ontrack
3, 8, 11.
Giorgi Janashia,
David Kavtaradze and VakhtangRikrikadze
–
Vocals on all tracks, except 2, 3,
8, 10. |
Album recorded, mixed and mastered by PlayRecords
Studio, Janashia Street 10, Tbilisi.
華やかでポリフォニックな歌声を響かせるジョージア(グルジア)の男性のみのコーラス・グループ、イベリ(IBERI)。
料理、ワイン、歌の三位一体でジョージアを満喫できる料理本をリリースするなど、生活に根差した音楽活動に取り組んでいます。
このアルバムでは、ユネスコの「無形文化遺産」にも登録されている伝統的でポリフォニックな歌唱スタイルで、聖歌、歴史的バラード、子守唄、労働歌、そして祝宴のための「テーブル・ソング」など、ジョージアの生活にとって重要なスプラ(宴会)と乾杯をテーマに、まるで聴き手をもてなすような祝宴を繰り広げています。
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ONDINE
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ペトリス・ヴァスクス(1946-):ピアノ作品集
1. Cuckoo's Voice. Spring Elegy
カッコウの声、春のエレジー(2021)‛&世界初録音
Cycle サイクル(1976) ‛&世界初録音
2. I. Prologue プロローグ/3. II. Nocturne
ノクターン/
4. III. Drama ドラマ/5. IV. Epilogue
エピローグ
The Seasons 四季
6. White Scenery 白い情景(1980)
7. Spring Music 春の音楽(1995)
8. Green Scenery 緑の情景(2008)
9. Autumn Music 秋の音楽(1981) |
レイニス・ザリンシュ(ピアノ) |
録音: 2021年3月7-9日、9月28-29日 GORS,The
Embassy of Latgale, Rezekne(ラトヴィア)
ラトヴィアの作曲家、ペトリス・ヴァスクスのピアノ作品集。アルバムに収録されている『四季』は彼の作品の中でも比較的演奏機会が多いもので、静かな雪の情景から、早春の息吹、情熱的な夏、静かな秋まで、移り変わるラトヴィアの風景への愛が感じられる美しい作品です。ピアニスト、レイニス・ザリンシュは他に世界初録音となる2作品を併せ、このアルバムを作り上げました。
なかでも「カッコウの声、初春」は新型コロナ感染症のパンデミック中にヴァスクスがザリンシュのために書き下ろした作品であり、ちょうど作曲中にCOVID-19に感染したヴァスクスの病いの苦しみと治癒への祈りが込められています。
ザリンシュは曲が完成した後、ヴァスクスの自宅を訪れ、作曲家自身のピアノを聴いたという思い出を心から大切にしているということです。
もう一つの「サイクル」は1976年の作品。ヴァスクスの幼馴染のピアニスト、ターリヴァルディス・デクニスによって初演されたこの曲は、民謡を採り入れた穏やかな曲調ではなく、緊張感のある音のぶつかり合いが特徴的な、がっしりとした筋肉質な曲調です。
演奏者のレイニス・ザリンシュは10歳で協奏曲を弾いてデビューを飾ったのち、ヨーロッパと北米を中心に活躍するラトヴィア出身のピアニスト。故郷の作品を積極的に紹介し、これまでにもラトヴィア音楽のアルバムを発表しています。
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OPUS ARTE(CD)
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The Sweet and Merry Month 甘く楽しい月
メイ・モーニングの音楽 |
オックスフォード大学モードリン・カレッジ合唱団‛&2-27
マーク・ウィリアムズ(合唱指揮) |
1. The College Clock カレッジの時計台が時を告げる鐘の音
2. 伝承曲: Sumer is icumen 夏は来たりぬ(グレイストン・アイヴズ編)
3. トーマス・モーリー: Now is the month
of Maying 陽気な若者たちが楽しんでいる
4. ロバート・ルーカス・デ・ピアサル:
Lay a garland 花輪を飾れ
5. レノン=マッカートニー: I'll Follow
the Sun アイル・フォロー・ザ・サン(グレイストン・アイヴズ編)
6. 作者不詳: O Lusty May おお、陽気な5月
7. ウィリアム・コーニッシュ: Ah Robin
ああ、ロビン
8. レイフ・ヴォーン・ウィリアムズ: Linden
Lea リンデン・リー
9. スコットランド民謡: Loch Lomond ロッホ・ローモンド
(デイヴィッド・オヴァートン編)
10. ベンジャミン・ロジャーズ: Hymnus
Eucharisticus 聖体賛美
11. ジョン・スタイナー: Sicut lilium
ゆりのように
12. ジェラルド・フィンジ: Haste on my
joys
13. チャールズ・ヒューバート・ヘイスティングス・パリー:
Music when soft voices die 音楽よ、やさしい声が消えた後は
14. ハロルド・アーレン: Somewhere Over
the Rainbow 虹の彼方に(ガイ・ターナー編)
15. クロード・ドビュッシー: Dieu, qu'il
la fait bon regarder 神よ!あの人を見目麗しく創造し給うたお方よ
16. アイルランド民謡: The Lark in Clear
Air ヒバリ空高くさえずる時(ジェームズ・ウィトボーン編)
17. オルランド・ギボンズ: The Silver
Swan 銀色の白鳥
18. カルロ・ジェズアルド: Felice primavera
幸せな春よ
19. ジョン・アイアランド: The Hills
20. ウィリアム・バード: This sweet and
merry month of May この甘く楽しい5月に
21. ピーター・ウォーロック: The Spring
of the Year
22. イギリス民謡: The Oak and the Ash
(ゴードン・ラングフォード編)
23. トマス・ウィールクス: In pride of
May
24. ハインリヒ・イザーク: Hora e di Maggio
25. エドワード・エルガー: As torrents
in Summer 夏の奔流のように
26. チャールズ・ヴィリアーズ・スタンフォード:
The Bluebird ブルーバード
27. ベンジャミン・ブリテン: The Ballad
of Green Broom 緑のエニシダのバラード
28. The Bells of Magdalen College, Oxford
オックスフォード大学モードリン・カレッジの鐘の音 |
録音: 2021年7月6-9日 Church of St John
the Evangelist, Oxford, by kind permission
of St Stephen's House(UK)
「May Morning メイ・モーニング」とはオックスフォードで毎年5月1日に開催される恒例のイヴェントのこと。
500年以上の歴史を持つこのイヴェントは、午前6時に始まり、モードリン・カレッジ合唱団がモードリン・タワー(鐘楼)の屋上でマドリガーレや5月に関する曲を歌い上げます。
そして大勢の人々が合唱を聴くために集まり、祈りを捧げるとともに踊ったりし、イヴェントを心から楽しむことで知られます。
2020年は新型コロナ感染症のパンデミックにより、イヴェントはヴァーチャルで開催されましたが、2021年は5月1日の前の週に秘密裏に開催。実際の聴衆こそ不在だったものの、このモードリン・タワーでの演奏はオンラインで披露され喝采を浴びました。
このアルバムは、メイ・モーニングで歌われる曲を収録した1枚。カレッジの時計台の鐘の音を冒頭と最後に置き、伝統的な曲から現代の曲まで、さまざまな音楽が集められており、聴き手も長い伝統を体感することができます。
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ORCHID CLASSICS
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BASSOON STEPPES バスーンの大平原 |
ローラ・デスクール(ファゴット)
パロマ・クアイダー(ピアノ) |
1. アレクサンドル・スクリャービン(1871-1915):
練習曲 変ロ短調 Op. 8 No. 11 (グレゴール・ピアティゴルスキー編)
ドミートリー・ショスタコーヴィチ(1906-1975):
24の前奏曲 Op. 34より(ベルトラン・エノー編)
2. 前奏曲 第6番: Allegretto/3. 前奏曲
第13番: Moderato/4. 前奏曲 第14番: Adagio/
5. 前奏曲 第15番: Allegretto/6. 前奏曲
第16番: Andantino/7. 前奏曲 第24番: Allegretto
8. ニコライ・リムスキー=コルサコフ(1844-1908):
Captivated By The Rose (The Nightingale)
ばらに魅せられたナイチンゲール Op. 2 No.
2
9. ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー(1840-1893):
夜想曲 ニ短調 Op. 19 No. 4 (オリジナルのチェロ・カデンツァ付き)(イヴァン・コスティアン編)
10. レーラ・アウエルバッハ(1973-): エア「I
Walk Unseen」
11. ミハイル・グリンカ(1804-1857): エレジー「Don't
tempt me 誘惑しないで」
セルゲイ・ラフマニノフ(1873-1943): チェロ・ソナタ
ト短調 Op. 19
12. I. Lento–Allegro moderato/13.
II. Allegro scherzando/
14. III. Andante/15. IV. Allegro mosso
1、8、9(カデンツァ)、11、12-15‛&
ローラ・デスクール&パロマ・クアイダーによるファゴットとピアノのための翻案 |
録音: 2021年8月22-24日 Venue Salle Philharmonique
deLiege(ベルギー)
2019年に開催された「第16回チャイコフスキー国際コンクール」木管楽器部門に第4位入賞、注目を集めたフランス出身のファゴット奏者、ローラ・デスクール。このアルバムでは、チェロのための作品やピアノ曲、声楽曲などさまざまな作品をファゴットで演奏、その優れた技巧と音楽性を披露しています。
ラフマニノフのチェロ・ソナタなど、収録作品のいくつかは、デスクール自身とピアニストのクアイダーが編曲することで、ファゴットの新しいレパートリーを開拓しました。
【ローラ・デスクール】
パリ国立高等音楽院で学んだ後、バーミンガムで開催された国際ダブルリード協会(IDRS)のヤングコンクールで優勝。
以降数々のコンクールに入賞するとともに、19歳でパリ管弦楽団に入団、その才能が早くから知られていました。
2017年からフランクフルト歌劇場管弦楽団のソロ・ファゴット奏者を務めるとともに、ロイヤル・コンセルトヘボウ管やマーラー室内管弦楽団、バンベルク交響楽団などと共演しています。
自身の楽器の可能性を追求するとともに、楽器の魅力を多くの人々に伝えたいと願う彼女は、最近、映像作家のピエール・デュゴウソンとともにファゴットを紹介するビデオ・シリーズを立ち上げるなど、多彩な活動を行っています。
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ORFEO
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バイバ・スクリデ(ヴァイオリン)
近現代の無伴奏ヴァイオリン・ソナタ集 |
バイバ・スクリデ(ヴァイオリン) |
エルヴィン・シュルホフ(1894-1942): 無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ
1. I. Allegro con fuoco/2. II. Andante
cantabile/
3. III. Allegretto grazioso/4. IV. Allegro
risoluto
パウル・ヒンデミット(1895-1963): 無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ
Op. 31 No. 2
5. I. Leicht bewegte Viertel/
6. II. Ruhig bewegte Achtel/7. III.
Gemachliche Viertel/
8. IV. Funf Variationen - モーツァルトの「春への憧れ」による
フィリップ・ヤルナッハ(1892-1982): 無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ
Op. 13
9. I. Andante sostenuto./
10. II. Prestissimo/11. III. Allegro
deciso
エドゥアルト・エルトマン(1896-1958): 無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ
Op. 12
12. I. Ruhig/
13. II. Allegretto scherzando –
Trio. Einfach, wie eine Volksweise/
14. III.Langsam/15. IV. Lebendig |
録音: 2020年11月4-7日 ベルリン、ダーレム、イエス・キリスト教会(ドイツ)
ラトヴィア出身のヴァイオリニスト、バイバ・スクリデの最新アルバムは、J.S.バッハの「無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとバルティータ」の伝統を継承する4人の作曲家の作品集。
退廃音楽の作曲家として一時はその存在が忘れられてしまったシュルホフが1927年に作曲した、チェコ民謡とジャズの要素を取り入れたソナタを冒頭に置き、1924年に書かれたレーガーの影響が強いメロディアスなヒンデミットのソナタが続きます。
3曲目はやはりレーガーに触発されたヤルナッハのソナタが置かれていますが、こちらは精緻な筆致を特徴とする技巧的な作品です。
最後は知られざる作曲家エルトマンのソナタ。ラトヴィアのバルト・ドイツ系の家に生まれ、1914年にベルリンに移住。ハインツ・ティーセンの元で作曲を学んだ彼は、1920-21年にこの古典的なソナタの形式を用いた作品を作曲しています。
収録曲の4作品の中では最も古い作品ではありますが、謎めいた6つの音符で幕を開ける初期モダニズムのスタイルは独自の作風を表すものです。
スクリデは各作品の特徴を生かしながら、緊張感にあふれた素晴らしい演奏を聴かせます。
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RAMEE
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『ヘーベンシュトライトのバッハ』
~ダルシマーとオルガンで弾くバッハのソナタ~
ヨハン・ゼバスティアン・バッハ(1685-1750):
1-5. ヴァイオリンとオブリガート・チェンバロのための
ソナタ ト長調 BWV 1019
6-9. ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ
ホ短調 BWV 1023
10. サラバンド ハ長調 ~無伴奏チェロ組曲第3番
BWV 1009より
11. プレリュード ハ長調
~無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第3番
BWV 1006より
(原曲: ホ長調)
12-15. ヴァイオリンとオブリガート・チェンバロのための
ソナタ イ長調 BWV 1015
16. プレリュード ニ長調
~無伴奏チェロ組曲 第1番 BWV 1007より(原曲:
ト長調)
17-20. ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ
ト長調 BWV 1021
※全てダルシマーと教会オルガンによる演奏 |
ラ・ジョイア・アルモニカ
マルギット・ユーベルラッカー
(テナー・ダルシマー/
アルフレート・ピヒルマイアー1997年製)
ユルゲン・バンホルツァー
(オルガン/
ゲラルト・ヴェール1990年建造、
バート・ベルカ聖母教会のH.N.トレープス
1742年頃建造楽器による) |
録音: 2021年2月8-11日 バート・ホンブルク救世主教会(ドイツ中部ヘッセン州)
【美麗!フォルテピアノに繋がる古楽器の響きが、バッハ作品の意外な魅力を浮き彫りに】
響箱の上に張り巡らされた弦を撥で叩いて音を出す楽器ダルシマー。ハンガリーやペルシャの伝統音楽での使用例が有名ですが、この種の楽器はバロック期の宮廷音楽でも使われ、ドイツ語圏でのフォルテピアノ誕生にも影響を与えたことが知られています。
現代の名手マルギット・ユーベルラッカーは異能の古楽器集団ラルペッジャータの常駐メンバーとして活躍する傍ら、古楽器鍵盤奏者ユルゲン・バンホルツァーと組んでラ・ジョイア・アルモニカ名義でもRaméeから多数の録音をリリース。
今回は満を持してのバッハ・アルバムです。
表題に掲げられた名は、常人離れした腕前でドレスデン宮廷から厚遇されていたダルシマー奏者パンタレオン・ヘーベンシュトライト(1668-1750)。
自らの名にちなんでパンタレオンと名付けた独特のダルシマーを開発、演奏の巧みさでは彼の雇用主だった芸術愛好家ザクセン選帝侯=ポーランド王のみならず、クーナウやテレマンやマッテゾンら大物作曲家たち、オルガン建造家G.ジルバーマンなど音楽関係者からも大いに注目されていました。
ヘーベンシュトライト自身ヴァイオリン奏者としても一流だったことから、本盤ではバッハ自家薬籠中の楽器である教会のオルガンとダルシマーの二重奏で弦楽向け作品を演奏。緩徐楽章の旋律を歌うかそけき弱音からアレグロの煌びやかなパッセージまで、フォルテピアノや、どこかハープにも通じるダルシマーの美音は、バッハが知っていたモデルの教会オルガンと意外な相性で響き合い、分散和音などを通じて作品そのものの思わぬ側面を浮かび上がらせます。
Rameeレーベルならではの古楽器それぞれの響きを的確に捉えた自然なエンジニアリングも好感度大。
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VELUT-LUNA
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2021年第18回ショパン国際ピアノ・コンクール第5位
レオノーラ・アルメッリーニ アーリー・イヤーズ
14歳時のショパンと16歳時のモーツァルト!
ショパン (1810-1849) :
ピアノ協奏曲 第2番 ヘ短調 Op.21 (*)
アンダンテ・スピアナートと華麗な大ポロネーズ
(ピアノと管弦楽のための) Op.22 (*)
モーツァルト (1756-1791) :
ピアノ協奏曲 第27番 変ロ長調 K.595
(+) |
レオノーラ・アルメッリーニ (ピアノ)
パドヴァ・ヴェネト管弦楽団 (*)
アントン・ナヌート (指揮 (*))
アルパ・アドリア・ユース・フィルハーモニー管弦楽団
(+)
ルイージ・ピストーレ (指揮 (+)) |
録音 :2007年1月、ライヴ、アウディトリウム・ポッリーニ、パドヴァ、イタリア
(*)
2008年12月、ライヴ、フリウリ文化ホール、ゴリツィア、イタリア
(+)
原盤 : Audiophile Sound リミックス &
リマスター : 2016年8月
2021年に開催された第18回ショパン国際ピアノ・コンクールで第5位に入賞したイタリアのピアニスト、レオノーラ・アルメッリーニ
(1992年生まれ) の10代中盤でのライヴ。
12歳で音楽院を修了した彼女がローマのサンラ・チェチーリア音楽アカデミーで学んでいた頃の演奏。
LEONORA ARMELLINI final round (18th Chopin
Competition, Warsaw)
https://youtu.be/RLZ7zYh9oQg
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ピアノはレオノーラ・アルメッリーニ!
ヨハネス・ブラームス(1833-1897) :
チェロとピアノのためのソナタ 第1番 ホ短調
Op.38
チェロとピアノのためのソナタ 第2番 ヘ長調
Op.99 |
ルーカ・ジョヴァンニーニ (チェロ)
レオノーラ・アルメッリーニ (ピアノ) |
録音 : 2020年7月12日、マジステル・アレア・スタジオ、プレガンツィオル、イタリア
2021年に開催された第18回ショパン国際ピアノ・コンクールで第5位に入賞したイタリアのピアニスト、レオノーラ・アルメッリーニ
(1992年生まれ) が、2000年生まれという若きチェリスト、ルーカ・ジョヴァンニーニと組んだブラームス。
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ヨハン・ゼバスティアン・バッハ(1685-1750)
:
フルートと通奏低音のためのソナタ ヘ長調
BWV 1035 (#/*)
無伴奏フルートのためのパルティータ イ短調
BWV 1013 (+)
チェンバロ独奏のための協奏曲 ト短調 BWV
985 (*)
フルートとチェンバロのオブリガートのための
ソナタ ロ短調 BWV 1030 (+/*) |
マリア・ジョヴァンナ・フィオレンティーノ
(フラント・トラヴェルソ (+)、
リコーダー (#))
ニコラ・ラモン (チェンバロ (*)) |
録音 :2020年7月4-6日、ストゥディオ・ロッソ、シルヴェッレ・ディ・トレバゼーレゲ、イタリア
マリア・ジョヴァンナ・フィオレンティーノ
(1961年生まれ) はセルジョ・バレストラッチ、ペドロ・メメルスドルフ他に師事したイタリアのフルートおよびリコーダー奏者。
アンサンブル「イ・フィオリ・ムジカーリ」のディレクターを務め、Tactus
レーベルの主要アーティストの一人となっています。
ニコラ・ラモン (1979年生まれ) はセルジョ・ヴァルトロ他に師事したイタリアのチェンバロおよびオルガン奏者。
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ウィズイン & ウィズアウト ラフマニノフへのオマージュ
エドアルド・ブロット :
Farewell my Dreams Op.9
Siberian Blizzard Op.10
Waltz of the Fairies Op.11
Dusk Spirits Op.12
Gloomy Sparks Op.16
The Devil in Love Op.14 |
エドアルド・ブロット (ピアノ) |
録音 : 2020年9月15-16日、マジステル・アレア・スタジオ、プレガンツィオル、イタリア
イタリアのコンポーザー・ピアニスト、エドアルド・ブロットが敬愛するラフマニノフに捧げたアルバム。
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ロシアへ愛を込めて
ニコライ・メトネル (1880-1951) :
忘れられた調べ 第1巻 Op.38 から 第1曲
回想ソナタ
ピョートル・チャイコフスキー (1840-1893)
/
ミハイル・プレトニョフ (1957-) 編曲 :
組曲「くるみ割り人形」
イーゴリ・ストラヴィンスキー (1882-1971)
:
「ペトルーシュカ」からの3つの楽章 |
コスタンディン・タシュコ (ピアノ) |
録音 : 2020年12月3-4日、ラボラトリオ・ザンタ、カンポノガーラ、イタリア
コスタンディン・タシュコは1997年アルバニアのティラナに生まれ、トリエステ
(イタリア)のジュゼッペ・タルティーニ音楽院で学んだピアニスト。
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チェンバロ独奏で聴くバッハの無伴奏チェロ組曲
ヨハン・ゼバスティアン・バッハ (1685-1750)
/
ダリオ・カルパネーゼ 編曲 :
無伴奏チェロ組曲 第1番 ト長調 BWV 1007
(チェンバロ独奏版)
無伴奏チェロ組曲 第2番 ニ短調 BWV 1008
(チェンバロ独奏版)
無伴奏チェロ組曲 第3番 ハ長調 BWV 1009
(チェンバロ独奏版) |
ダリオ・カルパネーゼ (チェンバロ) |
録音 :2021年3月27日、ストゥディオ・ロッソ、シルヴェッレ・ディ・トレバゼーレゲ、イタリア
イタリアのチェンバロ奏者・作曲家のダリオ・カルパネーゼが自らの編曲版を弾いた録音。
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CVLD 334
(2CD)
¥4000
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ヨハン・ゼバスティアン・バッハ (1685-1750)
:
平均律クラヴィーア曲集 第1巻 BWV 846-869 |
ニコラ・ラモン (チェンバロ) |
録音 : 2021年2月12-14日、マジエーロ・エ・チェンタニン財団メイン・ホール、アルクア・ペトラルカ、イタリア
ニコラ・ラモン (1979年生まれ) はセルジョ・ヴァルトロ他に師事したイタリアのチェンバロおよびオルガン奏者。
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クルト!
クルト・ヴァイル (1900-1950) :
アイラ・ガーシュウィン (1896-1983) 作詞
: My Ship
マクスウェル・アンダーソン (1888-1959)
作詞 : Lost in the Stars
ラングストン・ヒューズ (1902-1967) 作詞
: Lonely House
マクスウェル・アンダーソン 作詞 : It
Never Was You
フランツ・ヴェルフェル (1890-1945) 作詞
: Song of Ruth
フェデリコ・ザルトロン、ヴァレンティーナ・フィン
: Lawrence (*)
ヴァレンティーナ・フィン : Dice Bertolt |
ヴァレンティーナ・フィン・アンサンブル
ヴァレンティーナ・フィン (歌)
マウロ・スパロ (ピアノ / 編曲 (* 以外))
フェデリコ・ザルトロン (ヴァイオリン /
編曲 (*))
ソフィア・ディ・マンブロ (ヴァイオリン)
フランチェスカ・プレット (ヴィオラ)
トマゾ・ヴァレーリオ (チェロ) |
録音 : 2021年7月19日、マジステル・アレア・スタジオ、プレガンツィオル、イタリア
イタリアのジャズ・シンガー、ヴァレンティーナ・フィンが歌うクルト・ヴァイルのステージ・ソングと自作曲。
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グスターヴ・ホルスト (1874-1934) : 組曲 「惑星」
(2台のピアノのための版) |
アマデウス・ピアノ・デュオ
アルベルト・ノゼ、
ヴァレンティーナ・フォルナーリ (ピアノ) |
録音 : 2021年9月14-15日、ファツィオリ・ホール、サチーレ、イタリア
使用楽器 : Fazioli, F278 Gran Coda da Concerto
(2台)
作曲者自身による編曲版。ファツィオリのピアノ2台を同社のスタッフが調律して録音に協力しています。
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CVLD 340
(5CD)
¥10100
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フランツ・シューベルト (1797-1828) : ピアノ・ソナタ集
[CD 1]
ピアノ・ソナタ 第4番 イ短調 D 537, Op.164
ピアノ・ソナタ 第7番 変ホ長調 D 568,
Op.122
ピアノ・ソナタ 第9番 ロ長調 D 575, Op.147
[CD 2]
ピアノ・ソナタ 第13番 イ長調 D 664, Op.120
ピアノ・ソナタ 第14番 イ短調 D 784, Op.143
ピアノ・ソナタ 第15番 ハ長調 「レリーク」
D 840
[CD 3]
ピアノ・ソナタ 第16番 イ短調 D 845, Op.42
ピアノ・ソナタ 第18番 ト長調 D 894, Op.78
[CD 4]
ピアノ・ソナタ 第17番 ニ長調 D 850, Op.53
ピアノ・ソナタ 第20番 イ長調 D 959
[CD 5]
ピアノ・ソナタ 第19番 ハ短調 D 958
ピアノ・ソナタ 第21番 変ロ長調 D 960 |
アレッサンドロ・チェーザロ (ピアノ) |
録音 :2021年3月30日、4月13日、5月18日、7月9-10日、マジエーロ・エ・チェンタニン財団メイン・ホール、アルクア・ペトラルカ、イタリア
使用楽器 : Steinway & Sons, Mod. O,
New York, 1909
アレッサンドロ・チェーザロはフランコ・アンジェレーリ、パウル・バドゥラ=スコダ、アルド・チッコリーニに師事したイタリアのピアニスト・作曲家。
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音楽の鏡
アレクサンドル・スクリャービン (1872-1915)
:
詩曲「焔に向かって」 Op.72
モーリス・ラヴェル (1875-1937) : 鏡
サミュエル・バーバー (1910-1981) : ピアノ・ソナタ
変ホ短調 Op.26 |
ルーカ・キャンドット (ピアノ) |
録音 : 2021年10月8-10日、マジステル・アレア・スタジオ、プレガンツィオル、イタリア
ルーカ・キャンドットは2021年現在グラーツ音楽大学で池場文美に師事しているイタリアのピアニスト。
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<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>
DANACORD
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DACOCD920
(2CD-R)
特別価格
¥2700
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トマス・イェンセンの遺産 第10集
[Disc 1]
ニルス・ヴィゴ・ベンソン(1919-2000):
ヴァイオリン協奏曲第1番 Op.70(c.1952)*
[録音:1957年9月26日、
デンマーク放送コンサートホール(コペンハーゲン)
(放送コンサート)]/
フランス・シベア(1904-1955):交響曲(1940)
[録音:1961年5月27日、
デンマーク放送コンサートホール(コペンハーゲン)
(スタジオ放送)]/
クヌーズオーウ・リスエーヤ(1897-1974):
演奏会序曲 《春》 Op.31(1934)
[録音:1960年、スタジオ録音(コペンハーゲン)]
[Odeon MOAK 10]、
弦楽のための小序曲(1934)
[録音:1949年1月27日-28日、
スタジオ録音(コペンハーゲン)]
[Tono X 25146/DACOCD 523-524]/
[Disc 2]
シークフリト・セーロモン(1885-1962):
チェロ協奏曲 二短調 Op.34(1922)**
[録音:1959年6月16日、
スタジオ放送(コペンハーゲン)][DACOCD
727]/
ライフ・テューボ(1922-2001):チェロ協奏曲(1959)**
[録音:1962年5月40日、
デンマーク放送コンサートホール(コペンハーゲン)
(放送コンサート)][DACOCD 846]/
ニルス・ヴィゴ・ベンソン:
チェロ協奏曲第1番 Op.106(1956)**
[録音:1957年8月16日、
ティヴォリ・コンサートホール(コペンハーゲン)
(放送コンサート)][DACOCD
727] |
トマス・イェンセン(指揮)
デンマーク放送交響楽団
チャーレス・センデローヴィツ(ヴァイオリン)*
エアリング・ブレンダール・ベンクトソン(チェロ)** |
トマス・イェンセン復刻シリーズ、第10集!20世紀中期デンマークの作品集!
トマス・イェンセン(1898-1963)の「遺産」シリーズの第10集は、イェンセンが、友人として支援者として、積極的に取り上げた20世紀中期デンマークの作曲家たちの作品を収録。
それぞれの「主観的モダニズム」と「伝統」との対話を行いながら創作活動をつづけた5人の作品にイェンセンは他の人たち以上の熱意と信念をもって取り組み、デンマーク音楽の発展に寄与しました。
《交響曲》 を作曲したフランス・シベアは、フューンのケアテミネに生まれ、ライプツィヒのジークフリート・カルク=エーレルトに作曲と音楽理論、コペンハーゲンのペーター・トムセンにオルガンを学びました。
1932年にケアテミネのオルガニストに任命され、1955年に没するまで故郷の音楽文化に貢献しました。
この 《交響曲》 は、《木管五重奏曲》 ともに彼の作曲活動の最後の作品のひとつです。王立デンマーク管弦楽団の作曲コンペティションのために書かれ、ホルムボーの作品に次ぐ第2位に選ばれました。
ヒンデミットやカール・ニルセンの影響も指摘されているこの交響曲は、1940年1月19日の初演後も、何度となく演奏され、このアルバムの作曲家のひとり、ベンソンが、ニルセンの交響曲よりも優れた作品とまで言って評価した、という話が伝わっています。
ベンソンの 《ヴァイオリン協奏曲第1番》
のソロを弾くチャーレス・センデローヴィツは、マルセル・ダリューやヴォルフガング・シュナイダーハンたちに学び、この録音の当時、デンマーク放送交響楽団のコンサートマスターを務めていました。
エアリング・ブレンダール・ベンクトソンがソロを弾いた
《チェロ協奏曲》 は、シークフリト・セーロモンとニルス・ヴィゴ・ベンソンが『初期デンマーク録音(1955-59)』(DACOCD727)、ライフ・テューボ
が『デンマーク放送録音 第3集』(DACOCD846)と、ベンクトソンのトリビュート・アルバムに収録されたものと同じ音源です。
※復刻/デジタルマスタリング:クラウス・ビューリト
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond
Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
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キング・インターナショナル
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KKC 4301/2
(2SACD HYBRID)
¥4000 →\3690
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ローマのフルトヴェングラー《田園・運命・英雄》
ベートーヴェン:
1. 交響曲 第6番 ヘ長調 作品68「 田園」
2. 交響曲 第5番 ハ短調 作品67「運命」
3. 交響曲 第3番 変ホ長調 作品55「英雄」
[SACD層]
Disc 1:「田園」「運命」/
Disc 2:「英雄」
[CD層]
Disc 1:「田園」全楽章 +「運命」第1・2楽章
Disc 2:「運命」第3・4楽章 +「英雄」全楽章 |
ウィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)
ローマ・イタリア放送交響楽団 |
イタリアのオケをかくも自由自在に操り、自己の音楽の中に引き入れるとは!1952年ローマでの巨匠の《田園・運命・英雄》を世界初のSACD-Hybrid化!
録音:1952年1月10日(田園、運命)、19日(英雄)
RAIオーディトリアム・フォロ・イタリコ、ローマ(放送用ライヴ)
[CD]68:03 / 71:24 [SACD]83:43 /
55:08
1952年1月、フルトヴェングラーがイタリアを楽旅したときの、ローマ・イタリア放送(RAI)用ライヴ。
RAI が録音スタジオとして使用していたRAIオーディトリアム・フォロ・イタリコ
(Auditorium Rai del Foro Italico)での収録。
10日の「田園」と「運命」、19日の「英雄」がローマ・イタリア放送交響楽団を指揮して披露されています。
聴衆を入れての燃える巨匠のライヴ、それも極めつけのベートーヴェン!「英雄」の最後にはブラボー連発の大拍手が40秒を超えて収録されています。
今回、この「田園」「運命」「英雄」の3曲を2SACD
ハイブリッド化!イタリアのオケということで、軽く見られがちですが、どうしてどうして、ここに聴かせる音楽はまさにフルトヴェングラー!
かつて宇野功芳もローマでのこの3曲について「オーケストラの能力、あまりにデッドな録音というような不備を超えて、晩年の彼の深い、スケール雄大な表現が身に迫って来る名演であり、実演ということでいっそう高い価値を有している」(『フルトヴェングラーの名盤』1977年芸術現代社刊より)と高く評価しております。
発売履歴・・「田園」「運命」はイタリア・チェトラ社で1980年に発売されたLP(FE-5、7)に収録。
キングレコードでLP:K17C-9543,9542 (1986.3.21) CD:KICC-2347,2346(1994.1.21)、KICC-1264/5(2016.6.22)
で発売。「英雄」は同じくチェトラ社のLP(FE-6)に収録。キングレコードでLP:K17C-9541(1986.3.21) CD:KICC-2292(1993.7.21),
KICC-1264/5で発売。
ミラノ・ディスコス社がローマ・イタリア放送局に残されていた放送用原盤から復刻した音質はスクラッチ・ノイズが少し残っているものの総じて明瞭、良好です。
キング関口台スタジオでアナログ・マスターテープ(2トラック、38㎝/秒速)から丁寧にデジタル・リマスタリングを施した世界初のSACD化にご期待ください。
SACD層は収録可能時間を活かし、「田園」全楽章(46:48)と「運命」全楽章(36:55)を1枚目のディスクに収録しています。
『フルトヴェングラーの全名演名盤』『フルトヴェングラーの名盤』に書かれた宇野功芳の批評(全文)をライナーノーツに転載します。以下はその抜粋。
「(田園は)オケの円熟味は皆無、オーボエなど実に下手だが、そのような悪い条件の中からも、あたかも最晩年のようなフルトヴェングラーの感慨が、ほかのどの盤よりも強く伝わってくる。その意味で、実に貴重なCDといえよう。」(『フルトヴェングラーの全名演名盤』1998年講談社刊より)
「(運命は)1954年のスタジオ録音のスタイルを基本として、それに実演の味をつけ加えたもので、フルトヴェングラーの《第五》CDの中でも異彩を放っている注目盤。その大きな原因はローマのオケがフルトヴェングラーに慣れていないため、克明な棒を振ったところにある。」(『フルトヴェングラーの全名演名盤』1998年講談社刊より)
「(英雄は)この第1楽章は、1944年、および1952年の2つのウィーン盤のそれと並んで、フルトヴェングラーの偉大さを後世にまで伝える記念すべき名演といえよう。」(『フルトヴェングラーの名盤』1977年芸術現代社刊より)
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<国内盤>
HYPERION(国内仕様盤)
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PCDA68357
(国内仕様盤・日本語解説付)
¥3143
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ヴィヴァルディ&ピアソラ:四季(マンドリン版)
ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲ヘ短調《冬》
RV297
ピアソラ:ブエノスアイレスの冬
ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲ホ長調《春》
RV269
ピアソラ:ブエノスアイレスの春
ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲ト短調《夏》
RV315
ピアソラ:ブエノスアイレスの夏
ヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲ヘ長調《秋》
RV293
ピアソラ:ブエノスアイレスの秋 |
ジェイコブ・ルーヴェン(マンドリン)
オマー・メイア・ウェルバー
(アコーディオン、ハープシコード、指揮)
シンフォニエッタ・ライプツィヒ |
Hyperion大推薦!マンドリン版「四季」アルバム、国内仕様盤も急遽発売決定!
☆イスラエルのマンドリンのヴィルトゥオーゾがHyperionデビュー!
☆同郷のオマー・メイア・ウェルバーとの共演によるヴィヴァルディ&ピアソラの「四季」アルバム!
☆レーベルの大推薦により急遽日本語解説付きの国内仕様盤もリリース決定!
イスラエル出身のマンドリン奏者、ジェイコブ・ルーヴェンがヴィヴァルディの「四季」と、タンゴの語法にヴィヴァルディの引用を巧みに織り込んだピアソラの「四季」を組み合わせたアルバムでHyperionデビュー!
ベエルシェバ音楽院とエルサレム音楽舞踊アカデミーで学んだルーヴェンはバロックから現代音楽まで幅広い音楽的視野を持ち、圧倒的な技巧と妥協を許さない演奏で聴衆を魅了。
既に多くの国際音楽祭に出演し、ズービン・メータ、ムスティスラフ・ロストロポーヴィチといった著名な指揮者やオーケストラと共演しているほか、イスラエル・マンドリン・ソロイスツやケルマン・クヮルテットのメンバーとしてトッププレイヤーの地位を確立。現在最も人気のあるヴィルトゥオーゾの一人として高く評価されています。
この「四季」アルバムでルーヴェンの演奏を好サポートしているのは同じくイスラエル出身で、ファンホ・メナに代わり2019/2020シーズンからBBCフィルハーモニックの首席指揮者に就任した若きホープ、オマー・メイア・ウェルバー。シンフォニエッタ・ライプツィヒの指揮に加え、アコーディオン、ハープシコードの演奏でも参加。主役のマンドリンを引き立てます。
ルーヴェンが使用する楽器は世界的に有名なイスラエルのマンドリン職人、アリク・ケルマン氏に特注したもの。
ケルマン氏の作るマンドリンは世界中に模倣品が出回るほど画期的で完成度の高い楽器といわれ、ルーヴェンも「長年にわたり、多くのマンドリン奏者や製作者に出会い、世界各地の数多くのマンドリンで演奏してきました。
しかし、アリク・ケルマン氏のマンドリンが生み出す可能性や音の陰影に匹敵する楽器には出会ったことがない。」と絶賛します。
他の弦楽器に比べ注目されることの少ないマンドリンが秘めた魅力を、ルーヴェンがHyperionの大舞台で解き明かします。
※録音:2021年3月24日-26日、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス
大ホール(ドイツ)
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3/23(水)紹介新譜
EVIL PENGUIN RECORDS
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リナス・ロス
J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ集
第1番 ロ短調 BWV1002
第2番 ニ短調 BWV1004
第3番 ホ長調 BWV1006 |
リナス・ロス
(ヴァイオリン;
ストラディヴァリウス「Dancla」、1703年) |
リナス・ロスの無伴奏録音、完結!音楽そのものの美しさを引き出した鮮やかな演奏
録音:2021年9月22-25日、12月20-21日/オクセンハウゼン、ライブラリー・ホール/81'54''
先に発売された無伴奏ソナタ3曲(EPRC-0039)を補完する、無伴奏パルティータ3曲が発売されます。
リナス・ロスは12歳でソナタ第1番のフーガを、15歳で『シャコンヌ』を弾き、17歳で全6曲を演奏しました。それ以来、バッハの無伴奏は彼にとって常に音楽家として成長し続けるための重要な存在となっています。
バッハ自身がタイトルにイタリア語で『Sei
Solo』と綴ったこの無伴奏作品には、「6つのソロ曲」であると同時に「あなたは一人である」という意が込められています。
音楽上の、あるいは楽典的なものを超えたあらゆる要素が一人の演奏家に求められるこの作品に、リナス・ロスが正面から向かい合い録音に踏み切ったのはコロナ禍の自粛期間と無関係ではありません。
偉大な先人の解釈や原典、作曲当時の湾曲弓などの研究で培った経験を活かし、現代の弓と楽器に応用することによって、手垢のついていない透き通った光の筋のような演奏を展開。
長大なシャコンヌを含む第2番やホ長調の華やかな音響による第3番から、音楽そのもの本来の美しさを見事に引き出しています。
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IDIS
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ヴィットリオ・フェッレガーラ(1927-2011):室内楽作品集
冬の音楽(1983)~ヴァイオリン、チェロとピアノのための
秋の音楽(1986)~弦楽四重奏のためのマーラーへのオマージュ
早春(1988)~ピアノ五重奏のための
夏の夜(1994)~ピアノ五重奏のための
子守唄(1980)~フルートとピアノのための
子守唄(1981)~クラリネットとピアノのための
ミューズの子(1985)~オーボエ独奏のための練習曲 |
アクローム・アンサンブル |
20世紀イタリア現代音楽界を生きぬいた作曲家の貴重な作品集が登場
録音:2021年12月/ミラノ、ノーヴェノーヴェ・スタジオ/45'48''
ヴィットリオ・フェッレガーラ(1927-2011)はイタリアの作曲家。数学と物理学を学んだ後、ミラノ・ジュゼッペ・ヴェルディ音楽院を卒業。
1955、56年にダルムシュタット現代音楽講習会に参加し、1960年から2004年までイタリア現代音楽協会の幹事を務めたほか、世界中の現代音楽祭に参加し、審査員や審査員長を務めました。
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ヒンデミット的なポリフォニーと十二音技法を結合した50
年代の手法に始まり、前衛時代の興亡とともに自らの語法を常に洗練させていったフェッレガーラ。
このCD は1980年から1994年にかけて書かれた室内楽作品を集めたもので、20世紀を代表するイタリア人作曲家の創作の極意が伝わってくる貴重なアルバムです。
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LA DOLCE VOLTA
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ベアトリス・ベリュ(ピアノ)
ユーゲントシュティル
・マーラー/ベリュ編:交響曲第5番 嬰ハ短調より
アダージェット
・マーラー/ベリュ編:交響曲第3番 ニ短調より
第2楽章 テンポ ・ディ・メヌエット
・マーラー/ベリュ編:交響曲第6番 イ短調より第3楽章
アンダンテ・モデラート
・シェーンベルク/ベリュ編:《浄夜》にもとづくパラフレーズ |
ベアトリス・ベリュ(ピアノ) |
浄夜をピアノ独奏で!自身の編曲により、愛する楽曲を演奏、ピアニスト、ベアトリス・ベリュ渾身の1枚!
録音:2021年7月24-26日、スタジオ4(ベルギー)/67'33、輸入盤・日本語帯・解説付
ユーゲントシュティル。19世紀末から20世紀初頭にかけてヨーロッパを席巻した芸術の様式で、曲線や植物文様を多様した装飾性にもとんだ建築や絵画、彫刻などが知られていますが、ここに収録されているマーラーやシェーンベルク(特に初期)の作品も、ちょうどユーゲントシュティルの時期に生まれています。
ここでは、この時代の音楽を愛してやまないピアニスト、ベアトリス・ベリュが、込み入ったハーモニーと、人間の様々な感情までもが生々しく盛り込まれた作品を、自身でピアノ独奏用に編曲して演奏しています。
マーラーでの繊細な編曲は説得力充分。「浄夜」でも、その世界の雰囲気はそのままに、そこにベリュの思いものって、実に濃密な世界となっています。
ピアノの倍音豊かな響きをあまさずとらえた録音も秀逸です!
聴く前からディスクの世界を予感させる、ユーゲントシュティルをほうふつとさせる美しいジャケットまで、すべてに行き届いた1枚です。
ベアトリス・ベリュ・・・
1985年スイスのヴァレー州生まれ。文字通り野山を駆け回る幼少時代を経て、8歳よりピアノをはじめる。16歳でエステル・イェリンに師事、その後ネイガウスの弟子であったガリーナ・イワンゾワ、さらにW.
ケンプの弟子であったジョン・オコナーに師事。
これまでに協奏曲のソリストとして、そしてソロ・リサイタルで世界的なホールで演奏を行っている。リスト作品のCD2枚ほか、CDリリース多数。
今回のアルバムのプロモーション映像。映画風になってて結構凝ってます。
https://www.youtube.com/watch?v=7iLUyvHJFNY&feature=player_detailpage
これはラフマニノフのピアノ協奏曲第2番の映像。
https://www.youtube.com/watch?v=x59uF4oiPJk&feature=player_detailpage
ベアトリス・ベリュ
リストの協奏曲2作 |
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ベアトリス・ベリュ(ピアノ)
リストの協奏曲2作を収録、
出版後にリストが指示した修正箇所を反映しての演奏!
リスト(1811-1886):
・死の舞踏 S.126
・ピアノ協奏曲第1番 変ホ長調 S.124
・ピアノ協奏曲第2番 イ長調 S.125 |
ベアトリス・ベリュ(ピアノ)
チェコ・ナショナル交響楽団
ジュリアン・マスモンデ(指揮) |
リストの協奏曲2作を収録、出版後にリストが指示した修正箇所を反映しての演奏!
録音:2017 年12 月12-15 日、プラハ
フランスの人気ピアニスト、ベアトリス・ベリュによるリスト3
作品。いずれも、最初のスケッチから最終的な出版までに20
年以上が経過した作品です。
注目なのが、ピアノ協奏曲で、出版後の楽譜に、リストの弟子ビューローが書き込んだリストの指示と思われる修正を適用して演奏していること。
第1 番の初版は1834 年に書かれたものの、第2
番に着手する1839 年まで寝かされており、1840
年までには両方とも一度完成させていましたが、人前で弾くことはなく、第1
番はベルリオーズの指揮、リスト自身のピアノで1855
年に初演。
第2 番は1857 年、リストの指揮、そしてリストの弟子のブロンサルトのピアノで初演されています。いずれも出版されましたが、リストの弟子ビューローの所有していたスコアには、リストの指示によるものと思われる修正がいくつか見られ、ここでベリュはこの手書きの修正を適用してこれらの作品を演奏しています。
そうしたことは抜きにしても、ベリュの超絶技巧とスケールの大きな演奏、そしてそれを支えるオーケストラとのアンサンブルが聴きごたえ十分であることは言うまでもありません。
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CALLIOPE
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クリスチャン・シャモレル(ピアノ)
モーツァルト、レイシェル:ピアノ協奏曲
モーツァルト:ピアノ協奏曲第23番 イ長調
K.488
ベルナール・レイシェル:ピアノ協奏曲(1949)
モーツァルト:ピアノ協奏曲第24番 ハ短調
K.491 |
クリスチャン・シャモレル(ピアノ)
オーケストラ・ネクサス
ギヨーム・バーニー(指揮) |
モーツァルトとレイシェルのピアノ協奏曲!
1786年頃ほぼ同時期に完成したモーツァルトのピアノ協奏曲第23番と第24番は、同じ作曲家が作ったとは思えないほど対照的で、作曲年が離れているか、同等の実力を持った天才の二人が書いたかのようです。
そのようなモーツァルトの優れたピアノ協奏曲2曲の間に、スイスで生まれ、ジュネーブで作曲活動を行っていたベルナール・レイシェル(1901-1992)の作品を同時収録。
レイシェルはモーツァルトの協奏交響曲の伝統を引き継いでおり、モーツァルトの作品と並んでも違和感なく、同等の作品として聴衆に思わせる優れた作品を残しています。
演奏は、ヴィオッティ国際音楽コンクール(ヴェルチェリ、イタリア)、ベートーヴェン国際ピアノ・コンクール(ウィーン、オーストリア)などでの入賞歴を持つ、クリスチャン・シャモレルです。
※録音:2021年8月16日-19日(スイス)
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エクスタシー・バロック
ドメニコ・スカルラッティ:
ソナタ ト短調 K.35、ソナタ イ短調 K.109、ソナタ
ヘ長調 K.6
ジョゼフ=ニコラ=パンクラス・ロワイエ:ザイード
スカルラッティ:ソナタ ニ短調 K.213、ソナタ
イ短調 K.175
ロワイエ:Le Vertigo、愛想のいい人
スカルラッティ:ソナタ ト長調 K.144
ロワイエ:
Les Tendres sentiments、La Marche aux
sacrifices、
スキタイ人の行進 |
アレクサンドラ・レスキュール(ピアノ) |
アレクサンドラ・レスキュールは、フランスを拠点にしてヨーロッパで活躍するピアニストです。これまでにプロヴァンス管弦楽団、トゥールーズ管弦楽団などと共演しています。
また、フランスのサント・ヴィクトワールで開かれる音楽祭の共同創設者であり、芸術監督としても活動しています。このアルバムでは18世紀の巨匠たちの作品を、溌溂と演奏しています。
※録音:2021年8月16日&18日
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ジョナタン・ベニシュの《ゴルトベルク変奏曲》
J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲 |
ジョナタン・ベニシュ(ピアノ) |
ジョナタン・ベニシュは14歳の時にパリ国立音楽院に入学しました。その後ロストロポーヴィチに見出されモスクワのチャイコフスキー音楽院に招待されました。
さらにドイツのハンブルク音楽院でも研鑽を積みました。
多数の演奏者たちによって録音される《ゴルトベルク変奏曲》ですが、フランスとロシア、さらにはドイツといった違った文化のピアノをルーツに持つベニシュの演奏は、他の演奏家には真似できない魅力のあるものになっています。
※録音:2020年1月18日(フランス)
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3つの楽器のための四重奏曲集
ヘルマン・ベーレンス(1826-1880):
社交四重奏曲第3番 Op.72
メンデルスゾーン:序曲《ルイ・ブラス》Op.95
フンメル:春のセレナーデ Op.37
ベーレンス:社交四重奏曲第4番 Op.80 |
アントワーヌ・ムルラ(ピアノ)
マリー・オリヴォン(ピアノ)
エクトル・ブルガン(ヴァイオリン)
シリエル・ゴラン(チェロ) |
「3つの楽器のための四重奏曲」とは、ピアノ1台4手連弾とヴァイオリン、チェロによる4人のアンサンブル(ピアノ三重奏の連弾版)のために書かれた作品。
現在では非常に珍しい編成ですが、19世紀には非常に人気のあった編成です。世界初録音として行われたこのアルバムの傑作の数々を、素晴らしい室内アンサンブルでお楽しみください。
※録音:2021年2月16日-19日(フランス)
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C’AVI-MUSIC
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ヒンデミット、プーランク、バルトーク:
ヴァイオリン・ソナタ集
ヒンデミット:ヴァイオリン・ソナタ Op.11-1(1935)
プーランク:ヴァイオリン・ソナタ(1942/43)
バルトーク:ヴァイオリン・ソナタ第1番(1921) |
エリアス・ダヴィッド・モンカド(ヴァイオリン)
ハンスヤコブ・ステームラー(ピアノ)
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ヴァルセージア国際音楽コンクール、第1位!エリアス・ダヴィッド・モンカド、デビュー!
2021年のヴァルセージア国際音楽コンクール(ヴァイオリン部門)とウラディーミル・スピヴァコフ国際ヴァイオリン・コンクールで第1位を受賞した期待の若きヴァイオリニスト、エリアス・ダヴィッド・モンカドのデビュー・アルバム!
「アーティストとして、作曲家たちが全体主義体制や迫害、抵抗、亡命などの時事問題にどう対処したかを観察するのはとても興味深い」と語るモンカドは、「歴史の中で最もスリリングでドラスティックな時代」である20世紀に焦点を当て、デビュー盤としては少々ハードともいえるヒンデミット、プーランク、バルトークの3作品を取り上げ、見事な演奏・解釈を繰り広げています。
「プーランクのソナタには、隠された情熱、厳しい残忍性、圧倒的な苦痛が感じられます。ヒンデミットのソナタでは、物悲しさ、舞踏的、そして英雄的な要素が対比され、並置されています。
バルトークの音色は信じられないほど精巧で、作品全体に苦悩のムードが漂っています」(エリアス・ダヴィッド・モンカド)
※録音:2021年5月(ドイツ、ミュンヘン)
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リスト:歌曲集 Vol.2
5つの歌曲(S.278b、S.297b、S.306b、S.279c、S.280c)
4つの後期歌曲(S.331 - 334)
7つの歌曲(後期のバージョン、1849年~1860年出版)
(S.287b、S.272b、S.290b、S.311b、S.
289b、S.309b、S.273b)
3つの後期歌曲(S. 337、S. 336、S. 338) |
コンスタンティン・クリンメル(バリトン)
ダニエル・ハイデ(ピアノ) |
ヘルムート・ドイチュ歌曲国際コンクール第1位の若手バリトン歌手、コンスタンティン・クリンメルが歌うリストの歌曲集!
出版されているものが少なく、遺品やオークションで発見されることも多いリストの歌曲。独自の世界へと進んでいった後期の作を含む珍しい作品を丁寧に集め録音しています。
本作はアンドレ・シュエンとダニエル・ハイデによって録音された第1集(8553472)の続編となります。
※録音:2020年12月、マルクス・ジティクス・ホール(オーストリア、ホーエネムス)
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FONE
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SACD219Analog
(1SACD HYBRID)
¥2700
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アナログ・マスター盤SACD
サルヴァトーレ・アッカルド(ヴァイオリン)
ドビュッシー&ラヴェル:ヴァイオリンとピアノのための作品集
ドビュッシー:
ヴァイオリン・ソナタ ト短調、
ベルガマスク組曲より《月の光》
(アレクサンドル・ローレンス(1881-1948)編曲)、
前奏曲集より《ミンストレル》(作曲家自編)、
前奏曲集より《亜麻色の髪の乙女》
(アーサー・ハルトマン(1881-1956)編曲)、
忘れられた小唄より《巷に雨のふるごとく》
(アーサー・ハルトマン(1881-1956)編曲)
ラヴェル:
ヴァイオリン・ソナタ、
2つのヘブライの歌より《カディッシュ》
(ルシアン・ガルバン(1877-1959)編曲)、
フォーレの名による子守歌、ハバネラ形式の小品、
ツィガーヌ(演奏会用狂詩曲) |
サルヴァトーレ・アッカルド(ヴァイオリン)
ラウラ・マンツィーニ(ピアノ) |
アッカルドのドビュッシー&ラヴェルとサラサーテ!アナログ・マスター盤SACDも登場!
イタリアの偉大なヴァイオリニスト、サルヴァトーレ・アッカルドが2019年11月にミラノで録音したドビュッシーとラヴェルの作品集。
オーディオ・ファン向けに、新たに「アナログ・マスター盤」のSACDが登場。
先に発売されていた同内容収録の「SACD219」はデジタル・マスターからのSACD化でしたが、今回はより自然でリアルな音質を実現するために、アナログ・マスターからステレオDSDに変換されSACDが作られました。
※録音:2019年11月、カーサ・デラ・ムジカ
「サーラ・デル・エルメリーノ」(イタリア、ミラノ)
※使用機材等:analog master recorded with
the Ampex ATR 102 (Electronic Tube Ampex
Model 351 - 1965) 2 tracks, 1/2 inch, 30ips
modified by David Manley transferred to Stereo
DSD on Pyramix using the dCS A/D and D/A
converters.
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SACD218Analog
(1SACD HYBRID)
¥2700
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アナログ・マスター盤SACD
サルヴァトーレ・アッカルド(ヴァイオリン)
サラサーテ:ヴァイオリンとピアノのための作品集
マラゲーニャ Op.21-1/ハバネラ Op.21-2/
アンダルシアのロマンス Op.22-1/
ホタ・ナヴァーラ Op.22-2/プレイェーラ
Op.23-1/
サパテアード Op.23-2/スペイン舞曲 Op.26-1/
スペイン舞曲 Op.26-2/アンダルシアのセレナード
Op.28/
アディオス・モンターニャス・ミアス Op.37/
ホタ・アラゴネーサ Op.27/バスク奇想曲
Op.24/
ナバーラ Op.33(2本のヴァイオリンのための)* |
サルヴァトーレ・アッカルド(ヴァイオリン)
ラウラ・ゴーナ(ヴァイオリン)*
ラウラ・マンツィーニ(ピアノ) |
イタリアの偉大なヴァイオリニスト、サルヴァトーレ・アッカルドが2019年11月にミラノで録音したサラサーテ作品集。オーディオ・ファン向けに、新たに「アナログ・マスター盤」のSACDが登場。
先に発売されていた同内容収録の「SACD218」はデジタル・マスターからのSACD化でしたが、今回はより自然でリアルな音質を実現するために、アナログ・マスターからステレオDSDに変換されSACDが作られました。
※録音:2019年11月、カーサ・デラ・ムジカ
「サーラ・デル・エルメリーノ」(イタリア、ミラノ)
※使用機材等:analog master recorded with
the Ampex ATR 102 (Electronic Tube Ampex
Model 351 - 1965) 2 tracks, 1/2 inch, 30ips
modified by David Manley transferred to Stereo
DSD on Pyramix using the dCS A/D and D/A
converters.
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RUBICON
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孤独 ~ 無伴奏ヴァイオリン作品集
ビーバー:パッサカリア ト短調
パガニーニ:カプリス第10番、第24番
クライスラー:レチタチーヴォとスケルツォ=カプリス
ジョユン・シル:マイ・ディア・ベッシー
ロクサンナ・パヌフニク:ホラ・ベッサラビア
ローラ・スノーデン:霧の向こう
イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第6番 |
ジョユン・シル(ヴァイオリン) |
韓国出身の才女!ジョユン・シルによる鮮烈な無伴奏アルバム!
☆パンデミックによる「孤独」の中、自身を見つめ直したことから始まったアルバム!
☆ソロ・ヴァイオリンのための音楽に慰めを見出すまでの音楽のタイムカプセル!
韓国出身のイギリスのヴァイオリニスト、ジョユン・シルが2020年以降のパンデミックを受け作り上げた、鮮烈な無伴奏アルバム!
パンデミックによるロックダウンで「孤独」を認識し、自身とそのレパートリーを見つめ直したというジョユン・シル。ヴァイオリンを手に誰もいない道を歩いてレコーディングに向かうのは、生々しい感情と孤独、そして自分の楽器を持って仕事に向かうという親しみの両方が混ざり合ったものであったといいます。
演奏もはるかに鮮烈なものとなりました。『孤独
Solitude』と題された本作は、ひとりのアーティストが聴衆や音楽仲間を奪われたショックを克服し、ソロ・ヴァイオリンのための音楽に慰めを見出すまでを収めた音楽のタイムカプセルなのです。
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NEO ~ オーダ・ヴォルテシュヴィーク(ピアノ)
スクリャービン、プロコフィエフ、
ショスタコーヴィチ、グバイドゥーリナ
スクリャービン:幻想曲 ロ短調 Op.28
プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第2番
ニ短調 Op.14
ショスタコーヴィチ:ピアノ・ソナタ第2番
ロ短調 Op.61
グバイドゥーリナ:シャコンヌ |
オーダ・ヴォルテシュヴィーク(ピアノ) |
オーダ・ヴォルテシュヴィークによるロシアの「ネオ・クラシック」!
☆チャイコフスキー、ボロディン、リムスキー=コルサコフといった19世紀のロマン派音楽の遺産が受け継がれた音楽!
☆ノルウェー出身のピアニスト、オーダ・ヴォルテシュヴィークが、天性の音楽感覚で描く!
ノルウェー出身のピアニスト、オーダ・ヴォルテシュヴィークによるロシアの「ネオ・クラシック」をテーマにしたピアノ作品集!
ちょうど1900年に作曲されたスクリャービンの《幻想曲》をはじめ、収録作品はすべて20世紀に作曲されたものですが、そこにはチャイコフスキー、ボロディン、リムスキー=コルサコフといった19世紀のロマン派音楽の遺産が受け継がれています。
不確実で激動する世界においては、そうした少し前の時代の音楽の持つ安心感が、とりわけ大切にされるのでしょう。
プロコフィエフの第2ソナタは、ロシア革命や第1次世界大戦が迫る中書かれ、ショスタコーヴィチの第2ソナタは、第2次世界大戦のさなかに書かれた傑作です。
オーダ・ヴォルテシュヴィークの演奏や音楽性は、著名な指揮者マリオス・パパドプーロスによって「素晴らしい感受性と美しい音色を持つピアニスト(中略)オーケストラの質感を鮮やかに表現するタッチ、激しく難しいピアノ曲に容易に取り組むテクニックを持っている」、ピアニストのガブリエレ・バルドッチによって「素晴らしい楽器コントロールと天性の音楽感覚を持つ音楽家」と称賛されています。
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<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>
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PROFIL
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PH 22006
(12CD)
¥5400 →\4990
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ソフロニツキーを中心に自作自演を含む超豪華演奏陣
スクリャービン生誕150周年記念Box |
スクリャービン:
Disc1 55'24"
26のエチュード(Op.2の1/Op.8/Op.42/Op.49の1/Op.56の4/Op.63)
ウラジーミル・ソフロニツキー(ピアノ)
Disc2 55'26"
(1)エチュード14種Op.8の1,2,4,5,7,8,10,11,12
; Op.42の2,3,4,5(Op.42の5は2種)
【1952年1月30日ライヴ】
(2)エチュード12種Op.2の1 ; Op.8の5,11
; Op.42の3,4,5,6,8 ; Op.63【1952年1月14日ライヴ】
ウラジーミル・ソフロニツキー(ピアノ)(1)、スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)(2)
Dics3 78'15"
(1)マズルカOp.3の6,9 ; Op.25の3,7,8
; Op.40の1,2/
(2)10のマズルカOp.3【録音:1952年】/(3)9のマズルカOp.25【録音:1950年代】
サムイル・フェインベルク(ピアノ)(1)、ウラジーミル・ソフロニツキー(ピアノ)(2)(3)
Disc4 54'40"
(1)2つの詩曲Op.32【録音:1960年1月8日】/(2)悲劇的詩曲Op.34【録音:1960年5月13日】/
(3)悪魔的詩曲Op.36【録音:1960年1月8日】/(4)詩曲変ニ長調Op.41【録音:1960年】/
(5)2つの詩曲Op.44【録音:1946、53年】/(6)おどけた詩曲Op.45の2【録音:1960年】/
(7)翼のある詩曲Op.51の3【録音:1960年2月2日】/(8)詩曲ハ長調Op.52の1【録音:1960年2月2日】/
(9)やつれた詩曲Op.52の3【録音:1960年2月2日】/(10)詩曲Op.59の1【録音:1960年2月2日】/
(11)ポエム・ノクチュルヌOp.61/(12)仮面Op.63の1【録音:1960
年2月2日】/
(13)2つの詩曲Op.69【録音:1960年2月2日】/(14)2つの詩曲Op.71【録音:1960年2月2日】/
(15)焔に向かってOp.72【録音:1959年】/(16)不思議な詩曲Op.63の2【録音:1946年】/
(17)詩曲ハ長調Op.52の1【録音:1955年6月20日モスクワ・ライヴ】/
(18)焔に向かってOp.72【録音:1955年6月20日モスクワ・ライヴ】
ウラジーミル・ソフロニツキー(ピアノ)(1)-(15)、
ゲンリヒ・ネイガウス(ピアノ)(16)、スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)(17)(18)
Disc5 48'48"
(1)マズルカ風即興曲Op.2の3【録音:1953年】/(2)即興曲変ロ短調Op.12の2【録音:1950年】/
(3)即興曲嬰ヘ短調Op.14の2【録音:1948年】/(4)ポロネーズ変ロ短調Op.21【録音:1950年】/
(5)幻想曲ロ短調Op.28【録音:1959年】/(6)ワルツ変イ長調Op.38【録音:1960年5月13日モスクワ・ライヴ】/
(7)ワルツ風にOp.47/(8)左手のためのノクターンOp.9の2【録音:1951年ライヴ】/
(9)幻想曲ロ短調Op.28【録音:1950年】
ウラジーミル・ソフロニツキー(ピアノ)(1)-(7)、ゲンリヒ・ネイガウス(ピアノ)(8)(9)
Disc6 57'59"
(1)ピアノ・ソナタ第1番ヘ短調Op.6~第4楽章「葬送」/
(2)ピアノ・ソナタ第1番ヘ短調Op.6【録音:1952年1月5日モスクワ・ライヴ】/
(3)ピアノ・ソナタ第2番嬰ト短調Op.19「幻想」/
(4)ピアノ・ソナタ第2番嬰ト短調Op.19「幻想」~第1楽章/
(5)ピアノ・ソナタ第2番嬰ト短調Op.19「幻想」
エミール・ギレリス(ピアノ)(1)(2)、ウラジーミル・ソフロニツキー(ピアノ)(3)(4)、
スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)(5)
Disc7 55'09"
(1)ピアノ・ソナタ第3番嬰ヘ短調Op.23
(2)ピアノ・ソナタ第4番嬰ヘ長調Op.30【録音:1952年1月30日レニングラード・ライヴ】
(3)ピアノ・ソナタ第5番嬰ヘ長調Op.53【録音:1955年4月27日ライヴ】
(4)ピアノ・ソナタ第4番嬰ヘ長調Op.30【録音:1957年3月2日モスクワ・ライヴ】
(5)ピアノ・ソナタ第5番嬰ヘ長調Op.53【録音:1962年11月10日パレルモ・ライヴ】
ウラジーミル・ソフロニツキー(ピアノ)(1)(2)(3)、
エミール・ギレリス(ピアノ)(4)、スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)(5)
Disc8 75'27"
(1)ピアノ・ソナタ第6番Op.62【録音:1961年1月7日スクリャービン博物館ライヴ】
(2)ピアノ・ソナタ第7番Op.64「白ミサ」【録音:1964年7月13日ベルリン・コーミッシェ・オーパー・ライヴ】
(3)ピアノ・ソナタ第8番Op.66【録音:1958年6月8日モスクワ・ライヴ】
(4)ピアノ・ソナタ第9番Op.68「黒ミサ」【録音:1958年6月8日モスクワ・ライヴ】
(5)ピアノ・ソナタ第10番Op.70【録音:1960年2月2日モスクワ・ライヴ】
(6)ピアノ・ソナタ第6番Op.62【録音:1955年6月20日モスクワ・ライヴ】
(7)ピアノ・ソナタ第9番Op.68「黒ミサ」【録音:1954年】
ウラジーミル・ソフロニツキー(ピアノ)(1)(3)(4)(5)(7)
スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)(2)(6)
Disc9 45'41"
(1)左手のための前奏曲Op.9の1/(2)前奏曲Op.2
の2/
(3)24の前奏曲Op.11【録音:1951、1954、1960年】/
(4)前奏曲Op.11の2,4,5,9,16,17,19,20,21,22,23,24【録音:1960年1月8
日モスクワ・ライヴ】
ウラジーミル・ソフロニツキー(ピアノ)
Disc10 51'13"
(1)前奏曲19種Op.13の1,6 ; Op.15の1
; Op.16 ; Op.17 の1,3,4,5,6 ; Op.22 ;Op.27【録音:1952、1960年】/
(2)前奏曲Op.13の2,3,4,5【録音:1960年】/(3)前奏曲Op.15の2,3,4,5【録音:1960年】/
(4)前奏曲Op.11の2,3,5,24,9,10,11,12,17,18,15,16【録音:1955年6月20日モスクワ・ライヴ】
ウラジーミル・ソフロニツキー(ピアノ)(1)、ゲンリヒ・ネイガウス(ピアノ)(2)、
アレクサンドル・ゴリデンヴェイゼル(ピアノ)(3)、スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)(4)
Disc11 49'39"
(1)前奏曲27種
Op.31 ; Op.33の1,2,3 ; Op.35の1,2
; Op.37 ; Op.39の2,3,4 ;Op.45の3 ;
Op.48の1,2 ; Op.49の2 ; Op.56の1
; Op.67の1 ; Op.74【録音:1960年】/
(2)マズルカOp.25の3,8/(3)エチュードOp.42の4,5/(4)翼のある詩曲Op.51の3/
(5)仮面Op.63の1/(6)詩曲Op.71の2/(7)エチュードOp.8の1/
(8)前奏曲6種Op.16 の4 ; Op.11の14 ;
Op.33の2 ; Op.31の3,4 ; Op.17の5
ウラジーミル・ソフロニツキー(ピアノ)
Disc12 33'08"
(1)演奏会用アレグロOp.18/(2)アルバムの綴りOp.45の1/(3)夢想Op.49の3/
(4)たよりなさOp.51の1/(5)やつれた舞曲Op.51の4/(6)謎Op.52の2/(7)皮肉Op.56の2/
(8)ニュアンスOp.56の3/(9)欲望Op.57の1/(10)暗い炎Op.73の2/(11)花飾りOP.73の1/
(12)前奏曲Op.11の1,13,14 ; Op.22の1/(13)マズルカOp.40の5/
(14)欲望Op.57の1/(15)エチュード嬰ニ短調Op.8
の12/(16)詩曲Op.32の1
ウラジーミル・ソフロニツキー(ピアノ)(1)-(11)、アレクサンドル・スクリャービン(ピアノ)(12)-(16) |
生誕150周年記念。ソフロニツキーを中心に自作自演を含む超豪華演奏陣によるスクリャービン・フルコース
今年2022年はロシアの生んだ奇才スクリャービンの生誕150周年にあたります。そこで彼の作品番号付ピアノ独奏曲をほぼ網羅したファン狂喜のBoxが驚きの価格で登場します。
スクリャービンは自身がピアノの名手だったこともあり作品の大半がピアノ独奏曲ですが、独特なピアニズムによる難曲揃いなうえ、アヴァンギャルドの源泉となった神秘主義的な作風から、演奏者を選ぶ音楽とされています。
ここではスクリャービンの娘婿にして「稀代のスクリャービン弾き」と称されたウラジーミル・ソフロニツキーの貴重な音源を中心に、リヒテル、ネイガウス、ギレリス、フェインベルク、ゴリデンヴェイゼルといった伝説的な名手たちが、誰にも真似のできないスクリャービン像を作り上げています。
ソフロニツキーの柔らかく移ろいやすい詩情、リヒテルやギレリスの曖昧さのない力強さ、ネイガウスやフェインベルク独特な語り口など、同曲異演も含まれながら全然違った印象を与えてくれて驚きの連続です。
最後にボーナスとしてスクリャービン自身がピアノロールに残した演奏も収められています。これがまた誰とも異なる軽みと揮発性に満ちていて聴きもの。
これだけの音源を集めるのはほとんど不可能。お買い逃しなく!
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<映像>
<LP>
FONE(LP)
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LP131
(1LP)
180g、限定盤
¥5200
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ヴィヴァルディ:四季
ヴィヴァルディ:
Side A ~
ヴァイオリン協奏曲ホ長調《春》 RV269
ヴァイオリン協奏曲ト短調《夏》 RV315
Side B ~
ヴァイオリン協奏曲ヘ長調《秋》 RV293
ヴァイオリン協奏曲ヘ短調《冬》 RV297 |
マルコ・フォルナチアーリ(指揮、ヴァイオリン・ソロ)
フォネ・アンサンブル |
クレモナ・ヴァイオリン・コレクションの銘器が揃って主役となったFoneの「ヴィヴァルディ:四季」名盤。
これまでも、2LP、4LP(45回転)、SACD、GOLD
CDなど様々なバージョンで発売されていた名録音が、新しくLP1枚組でリリース。
ストラディヴァリウスの中でももっとも有名で人気のある銘器の1つ「イル・クレモネーゼ」(ストラディヴァリ1715)をマルコ・フォルナチアーリ(クレモナ市のストラディヴァリ「イル・クレモネーゼ」とジェノヴァ市のグァルネリ「イル・カノーネ」を弾くことを許された数少ない奏者の一人)が演奏するほか、ジュゼッペ・グァルネリ1734「デル・ジェズ」、アンドレア・アマティ1566「シャルル9世」、アントニオ&ジローラモ・アマティ1615「Stauffer」(ヴィオラ)、などクレモナ派の銘器が一堂に会した貴重な録音です。
※録音:2000年8月24日-27日、サン・シギズモンド教会(イタリア、クレモナ)
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GLOBAL CULTURE AGENCY(LP)
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STCL 1006
(LP)
¥10000
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J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲 第1集
[A 面] 第1番 ト長調 BWV1007
[B 面] 第4番 変ホ長調 BWV1010 |
アンドレ・レヴィ(チェロ) |
希少なオリジナル盤に迫る完成度!アンドレ・レヴィのバッハ無伴奏を限りなくオリジナル盤に近いこだわりの復刻で
オリジナル・デザインにこだわる韓国SOUND
TREE 社によるハイ・クオリティな復刻LP シリーズから、超名盤アンドレ・レヴィのバッハ無伴奏、3
タイトル(STCL-1006/1007/1008)が登場。どれもオリジナルは中古市場でたいへん高値の付くレア盤。2017-18
年にSpectrum Sound から復刻されたLP(LPSMAC-001/002/003)も瞬く間に完売しましたので、お早目の入手をお勧めします!
当商品は、貴重なLumen オリジナル盤のファースト・プレスからデジタル・トランスファーしてリマスターを施し、カナダプレスで製品化したもの。
アナログならではの質感とレヴィの引き締まってハリのある力強い演奏が合わさって作られる、えも言われぬ迫力を持った音色!レコードファン注目の逸品です。
日本へは国内レーベルGlobal Culture Agencyを介してのみの流通です。
録音:1960年/輸入盤、カナダプレス、2022年リマスター、180g
重量盤、限定生産盤
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STCL 1007
(LP)
¥10000
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J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲 第2集
[A 面] 第5番 ハ短調 BWV1011
[B 面] 第3番 ハ長調 BWV1009 |
アンドレ・レヴィ(チェロ) |
録音:1960年/輸入盤、カナダプレス、2022年リマスター、180g
重量盤、限定生産盤
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STCL 1008
(LP)
¥10000
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J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲 第3集
[A 面] 第2番 ニ短調 BWV1008
[B 面] 第6番 ニ長調 BWV1012 |
アンドレ・レヴィ(チェロ) |
録音:1960年/輸入盤、カナダプレス、2022年リマスター、180g
重量盤、限定生産盤
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3/22(火)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
AVIE
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パラダイス・ファウンド ~
ブルース・ウォロゾフ:チェロとピアノのための作品集
チェロ・ソナタ第1番《パラダイス・ファウンド》
チェロ・ソナタ第2番《惑星のためのレクイエム》
キルケ―
森(エイプリル・ゴーニックのための) |
サラ・サンタンブロージョ(チェロ)
ブルース・ウォロゾフ(ピアノ) |
ブルース・ウォロゾフによるチェロとピアノのための作品集!
アメリカの作曲家兼ピアニストのブルース・ウォロゾフによるチェロとピアノのための作品集です。
彼の最初のチェロ・ソナタとなった《パラダイス・ファウンド》はコロナ禍の2020年に作曲されました。
ウォロゾフは、この作品について「自分自身と将来の聴衆に、美しい世界はまだ残っていると伝えたかった」と話しています。
チェロ・ソナタ第2番は《惑星のためのレクイエム》と題し、気候変動がテーマになっている、ソナタ形式のレクイエムになっています。
ブルースとジャズの影響も受けているウォロゾフの作品を、グラミー賞受賞のチェリスト、サラ・サンタンブロージョが奏でます。
※録音:2021年7月22日-23日、オクターヴ・オーディオ、ニューヨーク(アメリカ)
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イカロス ~ エレーナ・ルーアー:作品集
エレーナ・ルーアー(b.1963):
1. 弦楽四重奏曲第7番《千羽鶴》(2019)
2. クラリネットと弦楽四重奏のための《イカロス》(2018)
3. ピアノと弦楽四重奏のための《世界は回る》(2016)
4. 弦楽四重奏曲第8番のための組曲《昆虫の踊り》(2020) |
デルガニ弦楽四重奏団(1)
ボロメオ弦楽四重奏団(2,3)
ジョン・マナシー(クラリネット、2)
ドナルド・ベルマン(ピアノ、3)
アルネイス四重奏団 |
ウィリアム・ボルコムとヴィンセント・パーシケッティの門下生で、ジャズをオスカー・ピーターソンとエディ・ラスから学んだアメリカの女流作曲家、エレーナ・ルーアーによる、歴史と文学にまつわる作品集。
弦楽四重奏曲第7番《千羽鶴》ではアメリカの収容所における日本人の強制収容、クラリネットと弦楽四重奏のための《イカロス》ではギリシャ神話をテーマにして作曲されています。
これまでにもAvieレーベルで室内楽作品のアルバムをリリースしてきたエレーナ・ルーアー。
様々なアーティストが集まった今作で改めて彼女の作品をお楽しみください。
※録音:2019年9月3日-4日(3)、9月5日-6日(2)、2021年5月22日-23日(4)、WGBHボストン2021年4月28日-29日、ワイルドイッシュ・シアター(アメリカ)
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AV2494
【移行再発売】
¥2600
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聖なる神秘 ~ ケルティック・クリスマス
ベツレヘムの幼子/Duan Nollaig(スコットランド、ゲール語のキャロル)/
Deus in adjutorium/Gloria Patr/イステの告白者/
アレルヤ・ジャネット・ソレル/
The Road to Lisdoonvarna (伝統的なアイルランドのジグ)/
久しく待ちにし主よとく来たりて(12世紀のキャロル)/
Nowell, Nowell, Tydings Trew (15世紀のキャロル)/
Noel nouvelet(15世紀のフランス語、ブルトン語のキャロル)/
サセックス・キャロル(オン・クリスマス・ナイト)(イングランドの伝承曲)/
Come, My Children Dere/Wat ye what I got
yestreen Skene MS, Scottish, 1715/
幼児キリストの子守歌(スコットランド、ゲール語のキャロル)/
今日キリストが生まれた/マニフィカト/
Antiphon de Maria ad Vesperas/All Sons
of Adam, Sing Nowell!/
What Child is This?(伝統的なアイルランドのエア)/
小さな赤い鳥(マン島、ゲール語の子守歌)/
オキャロラン:O'Carolan's Cup、O'Carolan's
Favorite Jig/
At Work on the Land/
The Seven Rejoyces of Mary(伝統的なアイルランドのキャロル)/
クリスマス・イヴ(アイリッシュ・リール) |
アポロズ・ファイア
ジャネット・ソレル(チェンバロ&指揮)
メレディス・ホール(ソプラノ)
アンサンブル・ラ・ネフ |
アメリカ古楽界の最前線を歩むクリーヴランドのバロック・オーケストラ、レオンハルトの門弟ジャネット・ソレルが率いるアポロズ・ファイア。この「ケルティック・クリスマス」では、スコットランド、アイルランド、マン島に伝わるケルト人の伝承音楽を、バグパイプ、ハープ、パーカッション、フィドル、リコーダーを加えた特別な編成とアレンジで披露!
ルネサンス、バロックだけでなく、トラディショナルとのエキサイティングなクロスオーヴァーを得意とするアポロズ・ファイアならではのクリスマス・プログラムです。
※録音:2011年12月12日-14日、セント・ポール教会(イギリス)
※AV2269からの移行再発売。ボーナスDVD付きとして発売していたAV2269は廃盤となります。
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NIFC
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モニューシュコ:歌曲集第2巻
渡り鳥(1)/歌「低地で、高地で」/元気なお嬢さん/
若者と少女/クラコヴィアクは決してない/
土地を知っているか/私の魅惑の人(D.D.へ)/
会話(1)/魔術/魅了/バーシアへ/悪天候/村長/
イヴトの王/民間治療師の占い/私の富/
何のためにため息をつくの?/ニダ川には/哀歌第3番/
お母さん、あなたはもういない!/太陽の歌/出発/幸福/
サヴォアの歌/村のハーディー・ガーディー・マン(4)/
ハーディー・ガーディー・マン/軍歌/ビーズ |
マリウシュ・ゴドレフスキ(バリトン)
ラドスワフ・クレク(ピリオド・ピアノ/エラール1849) |
マリウシュ・ゴドレフスキが歌うモニューシュコの歌曲選集第2巻!
☆「ポーランド・オペラの父」、スタニスワフ・モニューシュコ!
☆ポーランド有数のバリトン歌手、マリウシュ・ゴドレフスキがピリオド・ピアノの伴奏で歌う歌曲選集第2弾!
生誕200周年を迎えた2019年にNIFC(ポーランド国立ショパン研究所)から様々な記念リリースが行われ、再発見・再評価の道を辿るスタニスワフ・モニューシュコ(1819-1872)。
アニヴァーサリー・イヤーが過ぎてからも主要なオペラをヒストリカル楽器で初録音するなどカタログの充実が進むNIFCから、モニューシュコの新たな歌曲集も登場。
前作(NIFCCD112)に引き続き、ポーランド国内外の多くのオペラ・シーンで活躍し、ドイツ・リート、イギリス・バロックなどもレパートリーとするポーランド有数のバリトン歌手、マリウシュ・ゴドレフスキが歌い、1849年製のエラール・ピアノで当時のサウンドを再現します。
モニューシュコの歌曲は、16世紀末ポーランドの詩人ヤン・コハノフスキから、20世紀の変わり目におこった新文学芸術運動「若きポーランド」の先駆けであるアダム・アスニクまで、3世紀にわたる多様な詩をテキストに用い、多彩なスタイルで作曲されています。
※録音:2020年6月1日-5日、ポーランド放送ヴィトルト・ルトスワフスキ・コンサート・スタジオ(ポーランド、ワルシャワ)
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SIGNUM CLASSICS
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ショパン:ピアノ協奏曲集(室内楽版)
ショパン:
ピアノ協奏曲第1番ホ短調 Op.11(弦楽五重奏とピアノ版)
ピアノ協奏曲第2番ヘ短調 Op.21(弦楽五重奏とピアノ版) |
エマニュエル・デスパ(ピアノ/ファツィオリ)
チネケ!・チェンバー・アンサンブル |
エマニュエル・デスパ新録音!"室内楽版"ショパンのピアノ協奏曲!
☆エマニュエル・デスパ新録音!
☆弦楽五重奏との共演による"室内楽版"ショパンのピアノ協奏曲!
英国王立音楽カレッジで名教師ルース・ナイにピアノを学び、クラウディオ・アラウの孫弟子にあたるファツィオリ・プレイヤー、エマニュエル・デスパ(フランス出身、現在はロンドンを拠点に活動)。
ロマン派とポスト・ロマン派作品の優れたパフォーマーとして高い評価を築き、昨年リリースされたブラームスのピアノ協奏曲第1番(SIGCD666)でさらにその名声を確固たるものとしたデスパの新録音は、弦楽五重奏との共演による"室内楽版"ショパンのピアノ協奏曲!
デスパとチネケ!・チェンバー・アンサンブルはこの「スリム化」された協奏曲を、ほとんど叙事詩のような壮大さを持って修辞的に演奏し、室内楽的でありながらも原曲のスケール感を失うことなく仕上げています。
デスパは2013年に録音したショパンの「24の前奏曲」(SIGCD482)でも楽譜の徹底的研究に基づいてあらゆるディテールを詩的に表現し、仏Diapason誌にも絶賛されていただけに、今回のショパン演奏にも大きな期待が持てるでしょう。
チネケ!・チェンバー・アンサンブルはヨーロッパ初の黒人と少数民族によるオーケストラとして2015年に設立された「チネケ!・オーケストラ(Chineke!
Orchestra)」の首席奏者で構成されたアンサンブル。
エイジ・オヴ・インライトゥメント管弦楽団の創設メンバーであり、首席コントラバス奏者を30年以上に渡って務めたコントラバス奏者、チチ・ワノクをはじめとした名手揃いのアンサンブルで、2018年にはウィグモア・ホールへのデビューも果たしています。
※録音:2021年5月7日-9日、メニューイン・ホール(サリー、イギリス)
※使用楽器:Fazioli model 278
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復活節の晩祷
ジュリアン・アンダーソン(b.1967):わが愛する者語りて*/
ケネス・レイトン(1929-1988):先唱句/
ジョン・ゴス(1800-1880):詩篇第12篇*/
チャールズ・ヒルトン・スチュワート(1884-1932):詩篇第13篇*/
チャールズ・ヴィリアーズ・スタンフォード(1852-1924):詩篇第14篇*/
ホセア書第13章4-14:第一日課/
ハーバート・ハウエルズ(1892-1983):
マニフィカト(グロスター・サーヴィス)₁^
コリント人への第一の手紙第15章50-終わり:第二日課/
ハーバート・ハウエルズ:ヌンク・ディミティス(グロスター・サーヴィス)₁^
使徒信条/ケネス・レイトン:答唱句/
ジョン・タヴナー(c.1490-1545):安息日が過ぎて
I/祈り/
シャルル=マリー・ヴィドール(1844-1937):
オルガン交響曲第6番ト短調 Op.42-2 - フィナーレ* |
ケンブリッジ・セント・ジョンズ・カレッジ合唱団
アンドルー・ネスシンガ(指揮)
ジェイムズ・アンダーソン=ベサント(オルガン)*
グレン・デンプシー(オルガン)� |
1670年代に創設され、世界でも有数のカレッジ聖歌隊として活動を続けるケンブリッジ・セント・ジョンズ・カレッジ合唱団(聖歌隊)と、2007年の音楽監督就任後、数多くの名演を共に創り上げてきた名指揮者アンドルー・ネスシンガ。
Signum Classics移籍後にも精力的なリリースを続け、これまでにBBCミュージック・マガジン賞の「合唱部門賞」(SIGCD456)、BBCミュージック・マガジンの「Choral
& Song Choice」(SIGCD541)、英グラモフォン誌の「Editor's
Choice」(SIGCD456、SIGCD567、SIGCD588、SIGCD667)に選ばれると、「マイケル・フィニシー:パイアス・アンセムズ&ヴォランタリーズ」(SIGCD624)ではこれら2つの賞に加え、2021年の英グラモフォン賞現代音楽部門にノミネートされるなど、英メディアでの極めて高い評価を維持しています。
今回の新しい録音は、2020年に発売した「Ash
Wednesday」(SIGCD605)に続くライヴ・アルバムとなります。
「Ash Wednesday」では、イースター(復活祭)に先立つ四旬節の最初の一日「灰の水曜日」に行われる特別な典礼を収録していましたが、今作にはその後四旬節が明け、イースターの季節からの作品が集められています。
※録音(ライヴ):2018年5月2日&2019年3月6日&2021年11月11日、セント・ジョンズ・カレッジ礼拝堂(ケンブリッジ、イギリス)
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DYNAMIC
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CDS-7927
(3CD)
¥3100
※Blu-ray、DVD同時発売
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クラウディオ・モンテヴェルディ(1567-1643):
歌劇《ウリッセの帰還》
プロローグと3幕のオペラ
台本:ジャコモ・バドアーロ
ベルナルド・ティッチによる校訂版 |
ウリッセ...チャールズ・ワークマン(テノール)
テレーマコ...アニチオ・ゾルジ・ジュスティアーニ(テノール)
ペネーロペ...デルフィーヌ・ガルー(アルト)
イーロ...ジョン・ダザック(テノール)
イル・テンポ(時)...フランチェスコ・ミラネーゼ(バス)
ジュノーネ...マリーナ・デ・リーソ(メゾ・ソプラノ)
ラ・フォルトゥーナ(幸運)...エレオノーラ・べロッチ(ソプラノ)
ジョーヴェ...ジャンルカ・マルゲーリ(バリトン)他
アカデミア・ビザンチナ
指揮: オッタヴィオ・ダントーネ |
録音: 2021年6月28日、30日 ペルゴラ劇場
(フィレンツェ) イタリア
モンデヴェルディの《ウリッセの帰還》は、ホメロスの叙事詩の壮麗な世界が音楽で描かれた最も深く優しく、感動的な作品と言われています。
主人公ウリッセ(ユリシーズ)が、トロイアからの旅の途上で過酷な試練を経ながらも帰国、最愛の女王ペネーロペと再会し王国の再興を果たすという物語に、ヴェネツィアのサン・マルコ寺院の楽長として活躍したモンデヴェルディが作曲した晩年の代表作のひとつです。
この作品を「モンテヴェルディの最も優れた作品」と評価するチェンバロ奏者・指揮者オッタヴィオ・ダントーネが、通奏低音にリュート、テオルボ、6弦のヴィオローネを用いるアカデミア・ビザンチナを自在に操り、17世紀の味わい深い響きを忠実に再現、ベテラン、チャールズ・ワークマン(ウリッセ役)とデルフィーヌ・ガルー(ペネーロペ役)を中心に若手歌手を起用した歌唱陣の表情豊かな歌唱演技をひきたてつつ、精彩にみちた音楽を紡ぎだしています。
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<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>
ALTUS
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ALTSA 483
(SACD シングルレイヤー)
¥9000
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若杉N響ライヴ音源9作品完全収録
メシアン:管弦楽作品集
サントリーホール10周年記念公演
オリヴィエ・メシアン(1908-1992):
【チクルス第1期】
(1)忘れられた捧げもの(1930)/録音:1996年1月29日
(2)教会のステンドグラスと小鳥たち(1986)〈日本初演〉
録音:1996年2月26日
(3)かの高みの都市(1987)〈日本初演〉/録音:1996年3月31日
【チクルス第2期】
(4)われら死者のよみがえりを待ち望む(1964)
録音:1997年1月13日
(5)聖体秘蹟への賛歌(1932)〈日本初演〉
録音:1997年2月24日
(6)キリストの昇天(1932-33)/録音:1997年3月18日
【チクルス第3期】
(7)天国の色彩(1963)/録音:1998年1月27日
(8)神の顕現の三つの小典礼(1945)/録音:1998年2月28日
(9)輝ける墓(1931)/録音:1998年3月13日 |
木村かをり((2)(3)(7)(8)ピアノ)
原田 節((8)オンド・マルトノ)
東京混声合唱団((8)女声合唱)
大谷研二((8)合唱指揮)
若杉 弘(指揮)
NHK 交響楽団 |
※通常のCDプレーヤーでは再生できません
ついにSACD化!豊饒な響きをとことん堪能!!若杉N響ライヴ音源9作品完全収録、詳細な楽曲解説も含め空前絶後のメシアン集成
録音:1996~98年/サントリーホール(ライヴ)/国内プレス、完全生産限定盤、初SACD
化、168分、日本語帯・解説・歌詞対訳付
1996年から98年にかけて3期9公演に渡り行われた若杉弘指揮・NHK交響楽団によるブルックナー・チクルス「2つの世紀のカトリック」は、各回ブルックナーの交響曲1曲とメシアンの作品を組み合わせた意欲的なプログラムで構成されていました。
この時に演奏されたメシアンを、このたび贅沢にもSACDシングルレイヤー盤でリリース。
SACDの収録時間を活かし1枚のディスクに全9作品たっぷりと収録しています。
NHK 収録のオリジナルマスターをALTUS がマスタリングして製品化。これほどの規模と完成度で残された、一貫した解釈によるライヴ録音はメシアン演奏史上でも珍しく大変貴重。
1曲1曲とても丁寧に作り上げられた演奏がまた素晴らしく、心から感動させられます。
大編成の管弦楽と官能的な響きを特徴とするメシアンとあらば、SACD化の効果も絶大。めくるめく豊饒な音響に心行くまで浸れます。
2022年メシアン没後30年に出される注目盤。
ブックレットには当時のプログラムに掲載された笠羽映子氏による楽曲解説を掲載。相当な文量で詳細に書かれており、日本語で読める資料としてもたいへん貴重なもの。
若杉の清冽な演奏を聴きながら読めば、メシアンの複雑な作曲技法が鮮やかに解きほぐされていくよう。女声合唱を伴う『神の顕現の三つの小典礼』の歌詞対訳もついています。
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ANAKLASIS
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ANA018
(3CD)
特別価格
¥4800 →\4390
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チェルニー=ステファンスカ、ヴォイトヴィチ、シュピルマン
ショパン:ピアノ協奏曲集、練習曲集、室内楽作品集
[CD1]
ピアノ協奏曲第1番ホ短調 Op.11*
ピアノ協奏曲第2番ヘ短調 Op.21+ |
ハリーナ・チェルニー=ステファンスカ(ピアノ)*
レギナ・スメンジャンカ(ピアノ)+
ヴィトルト・ロヴィツキ(指揮)*+
ワルシャワ・フィルハーモニー管弦楽団*+ |
[CD2]
12の練習曲 Op.10++
12の練習曲 Op.25++ |
ボレスワフ・ヴォイトヴィチ(ピアノ)++ |
[CD3]
ピアノ三重奏曲ト短調 Op.8§
序奏と華麗なるポロネーズ ハ長調 Op.3#
マイアベーアの歌劇「悪魔のロベール」の主題による協奏的大二重奏曲ホ長調# |
ウワディスワフ・シュピルマン(ピアノ)§#
タデウシュ・ヴロンスキ(ヴァイオリン)§
アレクサンデル・チエチャンスキ(チェロ)§
ハリナ・コヴァルスカ(チェロ)# |
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チェルニー=ステファンスカ、ヴォイトヴィチ、シュピルマンらのショパン録音!
☆ポーランド音楽出版社による「HERITAGE(遺産)」シリーズ!
☆戦後のポーランド楽壇を代表する名手たちの貴重なショパン録音を復刻!
1945年にクラクフで設立されたポーランド最大級の音楽出版社「ポーランド音楽出版社(PWM
Edition)」が新たに設立したレーベル「Anaklasis(アナクラシス)」によるHERITAGE(遺産)シリーズから、20世紀半ばのポーランドを代表する名ピアニストたちが弾いたショパンの協奏曲、練習曲、室内楽曲という貴重なショパン・ボックスが登場!
第4回ショパン国際ピアノ・コンクールで第1位を獲得したハリーナ・チェルニー=ステファンスカを始め、ワルシャワのフレデリク・ショパン音楽院(現ショパン音楽大学)の楽長も務め、ショパン・コンクールの審査員も度々務めたレギナ・スメンジャンカ、第1回ショパン・コンクールで特別賞を受賞し、その後定期的に審査員も務めたボレスワフ・ヴォイトヴィチ、『戦場のピアニスト』の原作となった回想録を書き、同作の主人公のモデルとしても知られるウワディスワフ・シュピルマン、シュピルマンとともに、ワルシャワ・ピアノ五重奏団として活動したタデウシュ・ヴロンスキやアレクサンデル・チエチャンスキなど、戦後のポーランド楽壇で活躍した名手たちの貴重な録音が、ポーランドの国立公文書館であるナショナル・デジタル・アーカイヴ(NAC/Narodowego
Archiwum Cyfrowego)から復刻されています。
【録音】
1959年*、+、++
1960年§
1961年#
ワルシャワ・フィルハーモニック
サウンド・レストレーション&マスタリング:
エヴァ・グジョウェク=トゥベレヴィチ(2021)
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SOLSTICE
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マルセル・シャンピ パリ・コンサート 1955-56
J.S.バッハ:半音階的幻想曲とフーガ BWV
903 1956.12.16
ハイドン:ピアノ協奏曲 ニ長調 Hob. XVIII-11 1955.1.6
パリ室内楽協会合奏団/
指揮:フェルナン・ウーブラドゥー
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第23番 Op.57「熱情」1956.12.16
ドビュッシー:前奏曲集 第1集・第2集より抜粋(8曲)1955.1.6 |
マルセル・シャンピ(ピアノ) |
INA所蔵のマルセル・シャンピのサル・ガヴォーにおける1955-56のコンサートを収録。
INAの豊富な音源よりマルセル・シャンピ(1895-1980)のサル・ガヴォーでのコンサート音源がマスタリングに定評のあるArt
et Sonスタジオの入念なマスタリングによって甦る。
CD初発売。
マルセル・ポール・マクシミン・シャンピ(
1891年 - 1980年)は、フランス出身のピアニスト。
パリの音楽家の家系に生まれ、父母と妹は歌手であり、母の兄にあたるテオドール・リッターはリスト門下のピアニストであった。
幼少時から、叔父のリッターの弟子からピアノの手ほどきを受け、ジョルジュ・マティアスにも師事。
1904年からはジョルジュ・ファルケンベルクの指導を受け、翌年からパリ音楽院でルイ・ディエメの門下生となった。一方で、アントン・ルビンシテイン門下のマリー・ペレス・ドゥ・ブランビラの薫陶も受けた。
1909年にプルミエ・プリを受けてパリ音楽院を卒業した。
以後ピアニストとして活躍し、ジェラール・エッキャン、ジョルジュ・エネスコ、ジャック・ティボー、パブロ・カザルスらと共演を重ねて声望を高めた。
カペー弦楽四重奏団とともにフランクのピアノ四重奏曲の録音を行ったことでも知られる。
フランスのリエージュのアレグザンダー・ブライロフスキー・コンクール、ベルギーのブリュッセルのウジェーヌ・イザイ・コンクールなど多くのコンクールで審査員を務め、フランスのレジオンドヌール勲章、ベルギーのレオポルド勲章を授与されている。
1941年には母校の教授に就任し、1961年まで務めた。
1963年からは、ユーディ・メニューイン音楽学校で教鞭を執った。
著名な門弟としてヘプシバ・メニューイン、イヴォンヌ・ロリオ、セシル・ウーセ、ジャン=マルク・ルイサダ等がいる。
1980年、パリにて死去。
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<メジャー・レーベル>
<映像>
BELAIR CLASSIQUES(映像)
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BAC198
(DVD)
¥3500
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テロ・サーリネン・カンパニー『サード・プラクティス』
ドキュメンタリー『ルーテッド・ウィズ・ウィングズ』
トーマス・フロイントリッヒ監督
使用楽曲
クラウディオ・モンテヴェルディ(1567-1643):
Introduzione al ballo (Madrigali
guerrieri et amorosi, 1638)
Ritornello, Amor che deggio far (Concerto,
1619)
Con che soavita (Concerto)
Sinfonia Altri canti d'Amor (Madrigali
guerrieri et amorosi)
O quam pulchra es (Ghirlanda sacra,
1625)
Quel sguardo sdegnosetto (Scherzi
musicali, 1632)
Mentre vaga angioletta (Madrigali
guerrieri et amorosi)
Tirsi e Clori (Concerto) |
トピ・レーティプー(テノール)
ヌリア・リアル(ソプラノ)...ヴァーチャル映像
ヘルシンキ・バロック・オーケストラ
指揮&編曲:アーポ・ハッキネン |
BAC498
(Blu-ray)
¥3500
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振付: テロ・サーリネン/音楽: クラウディオ・モンテヴェルディ
照明: エーリカ・トゥルネン/映像プロジェクション:
トーマス・フロントリヒ/音声デザイン: マルコ・メルヒオール
収録: 2021年3月 フィンランド国立歌劇場(ヘルシンキ)
フィンランド
収録時間: 67分(本編)+ 52分(ドキュメンタリー)/音声:
フィンランド語 PCMステレオ2.0(DVD/Blu-ray)
字幕: 英語・フランス語/画角: 16/9 NTSC
All Region/DVD...片面二層ディスク、Blu-ray...片面二層ディスク 1080i
High Definition
【テロ・サーリネン・カンパニー最新作『サード・プラクティス』映像登場!】
本作はフィンランドを代表するコンテンポラリー・ダンス振付家の一人テロ・サーリネンとヘルシンキ・バロック・オーケストラを率いるアーポ・ハッキネンとのコラボレーションにより創作され、2019年クレモナのモンテヴェルディ・フェスティヴァルで初演されました。
モンテヴェルディのマドリガーレに電子的な増幅やサウンド・エフェクトを加えた演奏に乗って、カンパニーのダンサーによる斬新な舞踏が幻想的な照明を背景に繰り広げられます。
本収録での歌唱、トピ・レーティプー(テノール)は舞台演技をしながら歌い、ヌリア・リアル(ソプラノ)はプロジェクション映像としてヴァーチャルに参加しています。
ドキュメンタリー『ルーテッド・ウィズ・ウィングズ』は、テロ・サーリネンの舞踏家、振付家としての世界各地での創作活動とその舞踏への創意・哲学に迫る必見映像。
テロ・サーリネン・カンパニーは、フィンランド国立バレエのダンサーとして活躍したテロ・サーリネンによって1996年に創設され、旺盛な創作活動と共に世界各地で公演を行っています。
2015年の同カンパニーの初来日では指揮者・作曲家のエサ=ペッカ・サロネン作曲の3つの楽曲
(Concert etude/Violin Concerto/Foreign Bodies)に振りつけた『MORPHED(変身)』を上演、2019年にはサーリネンが単独で来日、韓国国立舞踊団による『VORTEX(渦動)』を振りつけ好評を博しました。
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DYNAMIC(映像)
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DYNDVD37927
(2DVD)
¥4000
※CD同時発売
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クラウディオ・モンテヴェルディ(1567-1643):
歌劇《ウリッセの帰還》
プロローグと3幕のオペラ
台本:ジャコモ・バドアーロ
ベルナルド・ティッチによる校訂版 |
ウリッセ...チャールズ・ワークマン(テノール)
テレーマコ...アニチオ・ゾルジ・ジュスティアーニ(テノール)
ペネーロペ...デルフィーヌ・ガルー(アルト)
イーロ...ジョン・ダザック(テノール)
イル・テンポ(時)...フランチェスコ・ミラネーゼ(バス)
ジュノーネ...マリーナ・デ・リーソ(メゾ・ソプラノ)
ラ・フォルトゥーナ(幸運)...エレオノーラ・べロッチ(ソプラノ)
ジョーヴェ...ジャンルカ・マルゲーリ(バリトン)
ネットゥーノ...グイード・ロコンソロ(バリトン)
ミネルヴァ...アリアンナ・ヴェンディテッリ(ソプラノ)
アモーレ...コンスタンティン・デッリ(カウンターテナー)
アンティノー...アンドレア・パトゥチェッリ(バス)
アンフィーモ...ピエール=アントワーヌ・ショミアン(テノール)
ピサンドロ...ジェームズ・ホール(カウンターテナー)
メラント...ミリアム・アルバーノ(メゾ・ソプラノ)
エウリーマコ...ヒューゴ・ハイマス(テノール)
エウメーテ...マーク・ミルホーファー(テノール)
エリクレア...ナターシャ・ペトリンスキー(メゾ・ソプラノ)
人間のはかなさ...
ピエール=アントワーヌ・ショミアン(テノール)
ミリアム・アルバーノ(メゾ・ソプラノ)
マーク・ミルホーファー(テノール)他
アカデミア・ビザンチナ
指揮:オッタヴィオ・ダントーネ |
DYNBRD57927
(Blu-ray)
¥4000
※CD同時発売
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演出: ロバート・カーセン/舞台美術: ラドゥ・ボルゼスク/照明:
ロバート・カーセン&ペーター・ファン・プラート
衣装: ルイス・カルヴァリョ/脚本: イアン・バートン/映像監督:
ティツィアーノ・マンチーニ
収録: 2021年6月28日、30日 ペルゴラ劇場
(フィレンツェ) イタリア
収録時間: 165分/音声: イタリア語 PCMステレオ2.0/DTS
Digital Surround 5.1(DVD)、PCMステレオ2.0/DTS-HD
Master Audio Surround5.1(Blu-ray)
字幕: 日本語・イタリア語・英語・フランス語・ドイツ語・韓国語
画角: 16/9 NTSC All Region/DVD...片面二層ディスク×2、Blu-ray...片面二層ディスク 1080i
High Definition
トロイア戦争に勝利したにもかかわらず、夫の王ウリッセが帰国しないことを嘆く妻のペネーロペ。そのうえ夫不在の宮廷に居座り傍若無人にふるまう3人の求婚者にも悩まされています。
そのウリッセは女神ミネルヴァに助けられ、みすぼらしい姿で故郷に戻ってきました。ウリッセが死んだものとあきらめたペネーロペは求婚者の申し出を受け入れることにし「夫の弓を引き一番遠くに矢を射った者と結婚する」と宣言しますが、だれもウリッセの強弓を引くことはできません。そこへやってきた物乞いの姿に身をやつしたウリッセは難なく弓を引きますが...
モンデヴェルディの《ウリッセの帰還》は、ホメロスの叙事詩の壮麗な世界が音楽で描かれた最も深く優しく、感動的な作品と言われています。
主人公ウリッセ(ユリシーズ)が、トロイアからの旅の途上で過酷な試練を経ながらも帰国、最愛の女王ペネーロペと再会し王国の再興を果たすという物語に、ヴェネツィアのサン・マルコ寺院の楽長として活躍したモンデヴェルディが作曲した晩年の代表作のひとつです。
フィレンツェ五月音楽祭(ペラゴラ劇場)で上演された本作はローバート・カーセン&イアン・バートンコンビの演出によるユニークな舞台作り(神々はバルコニー、人間はステージ上で歌唱演技)を背景に、この作品を「モンテヴェルディの最も優れた作品」と評価するチェンバロ奏者・指揮者オッタヴィオ・ダントーネが、通奏低音にリュート、テオルボ、6弦のヴィオローネを用いるアカデミア・ビザンチナを自在に操り、17世紀の味わい深い響きを忠実に再現、ベテラン、チャールズ・ワークマン(ウリッセ役)とデルフィーヌ・ガルー(ペネーロペ役)を中心に若手歌手を起用した歌唱陣の表情豊かな歌唱演技をひきたてつつ、精彩にみちた音楽を紡ぎだしています。
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<LP>
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