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≪第118号アリアCD新譜紹介コーナー≫
その4 2022/11/29~



12/2(金)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
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ACCENT

ACC 24386
¥2700→\2490
フロリアン・ドイター
 ハインリヒ・ビーバー(1644-1704):祭壇または宮廷用のソナタ集(ザルツブルク 1676年)
 ~2つのトランペット、2つのヴァイオリン、3つのヴィオラ、通奏低音のための

    二重奏曲第10番(トランペット2)[C 135]
    ソナタ第1番(8声:クラリーノ2、ヴァイオリン2、ヴィオラ3、通奏低音)[C 114]
    ソナタ第2番(6声:ヴァイオリン2、ヴィオラ3、通奏低音)[C 115]
    ソナタ第3番(6声:ヴァイオリン2、ヴィオラ3、通奏低音)[C 116]
    二重奏曲第7番(トランペット2)[C 132]
    二重奏曲第8番(トランペット2)[C 133]
    二重奏曲第9番(トランペット2)[C 134]
    ソナタ第4番(5声:クラリーノ、ヴァイオリン、ヴィオラ2、通奏低音)[C 117]
    ソナタ第5番(6声:ヴァイオリン2、ヴィオラ3、通奏低音)[C 118]
    ソナタ第6番(5声:ヴァイオリン2、ヴィオラ2、通奏低音)[C 119]
    二重奏曲第2番(トランペット2)[C 127]
    二重奏曲第4番(トランペット2)[C 129]
    二重奏曲第5番(トランペット2)[C 130]
    ソナタ第7番(5声:クラリーノ2、ヴァイオリン2、通奏低音)[C 120]
    ソナタ第8番(5声:ヴァイオリン2、ヴィオラ2、通奏低音)[C 121]
    ソナタ第9番(5声:ヴァイオリン2、ヴィオラ2、通奏低音)[C 122]
    二重奏曲第11番(トランペット2)[C 136]
    二重奏曲第12番(トランペット2)[C 137]
    ソナタ第10番(5声:クラリーノ、ヴァイオリン、ヴィオラ2、通奏低音)[C 123]
    ソナタ第11番(5声:ヴァイオリン2、ヴィオラ2、通奏低音)[C 124]
    二重奏曲第1番(トランペット2)[C 126]
    二重奏曲第3番(トランペット2)[C 128]
    二重奏曲第6番(トランペット2)[C 131]
    ソナタ第12番(8声:クラリーノ2、ヴァイオリン2、ヴィオラ3、通奏低音)[C 125]
フロリアン・ドイター
モニカ・ワイズマン(ヴァイオリン、指揮)
アルモニー・ウニベルセル

 トランペットを伴うビーバーの名作ソナタ

 録音:2021年5月31日、6月4日/ドイツ、ニーダーエーエ、聖レオデガル教会/77'21''

 優れたヴァイオリン奏者として名をとどろかせたザルツブルクの宮廷楽長ビーバー。宗教・世俗どちらの機会でも演奏できるように書かれた12曲からなる「祭壇または宮廷用のソナタ集」は、ビーバーが多くの演奏機会を持つ人気奏者であったからこそ生まれたもので、聖俗が高い次元で融合されたみごとな名作です。
 2本のトランペットを伴う編成が目を引きますが、これは当時ザルツブルク宮廷における祝祭的な場でトランペット二重奏によるファンファーレが習慣的に演奏されていたことからきていると思われます。
 このアルバムではそこからアイデアを発展させ、12曲のソナタの中にビーバーが書いた12曲のトランペット二重奏を挿入して演奏しています。
 



Accent旧譜
フロリアン・ドイター&アルモニ・ユニヴェルセル
才気と感性あふれるヴィヴァルディ!

 ACC 24266
\2700→\2490
フロリアン・ドイター&アルモニ・ユニヴェルセル
 ヴィヴァルディ:ミューズの扉
 (1)弦楽のためのシンフォニア ニ長調RV125
 (2)2つのヴァイオリンのための協奏曲ハ短調RV510
 (3)弦楽のための協奏曲ニ短調RV128
 (4)ヴァイオリン協奏曲ニ短調RV246
 (5)弦楽のための協奏曲ヘ長調RV138
 (6)ヴァイオリン協奏曲ト短調RV330
 (7)弦楽のための協奏曲ト短調RV157
 (8)2つのヴァイオリンのための協奏曲ハ長調RV508
フロリアン・ドイター、
モニカ・ヴァイスマン(Vn, 指)
アルモニ・ユニヴェルセル
何という活気、何という瑞々しさ、ヴィヴァルディ観の変わる1枚

録音:2009 年6 月/ドイツ放送カンマームジークザール(ケルン)/DDD、61’31”

 驚くべき活気と潤いに満ちたリッチな響き、かつて聴いたことがないほど華麗なヴィヴァルディの音世界にひたれます。
 ムジカ・アンティクァ・ケルンのリーダーだったフロリアン・ドイターのソロも光ります。






HARMONIAMUNDI


HMM 935352
(3CD)
¥5200
新装再登場
 ロトとレ・シエクルがピリオド楽器で
 ドビュッシーの「ペレアスとメリザンド」に挑戦!

   ドビュッシー:歌劇「ペレアスとメリザンド」
メリザンド:ヴァンニーナ・サントーニ(ソプラノ)
ペレアス:ジュリアン・ベール(テノール)
ゴロー:アレクサンドル・デュアメル(バリトン)
ジュヌヴィエーヴ:マリ=アンジュ・トドロヴィチ(メゾソプラノ)
アルケル:ジャン・テジャン(バス)
医師:ダミアン・パス(バス・バリトン)
イニョルド:アドリアン・ジュベール(ボーイ・ソプラノ)
牧童:マチュー・グルレ(バス)、
リール歌劇場合唱団
フランソワ=グザヴィエ・ロト(指揮)
レ・シエクル

 あの「春の祭典」以上の衝撃!
 ロトとレ・シエクルがドビュッシーの「ペレアスとメリザンド」にピリオド楽器で挑戦!!

 録音:2021年3月/リール歌劇場、ラ・セーヌ・ミュジカル

 ロトの名盤「ペレアスとメリザンド」が、CD ブック仕様からクラムシェルボックスへとパッケージの装いもあらたに再登場します。
 これにともない新品番 でのご案内となります。
 HMM 905352 は廃盤となります。

 おそらくほとんど誰も考えなかったドビュッシーの「ペレアスとメリザンド」のピリオド楽器による録音が登場します。
 それもロトとレ・シエクルという最高の演奏陣で、ストラヴィンスキーの「春の祭典」のディスク発表時以上の衝撃と申せましょう。

 「ペレアスとメリザンド」の声楽パートはフランス語の抑揚による朗誦に終始しますが、1987年生まれのソプラノ、ヴァンニーナ・サントーニのメリザンド役をはじめ母国語歌手で固め、自然で美しさ満点。
ことにゴロー役のバリトン、アレクサンドル・デュアメルの名演が光ります。

 さらに注目なのがロトとレ・シエクルの作り上げるオーケストラ・サウンド。奇を衒わずあくまでシンプル、室内楽的とさえ言えるドビュッシーの精妙なオーケストレーションを実現。
 弦楽器以外はすべて1900年前後のフランス製(ブックレットに詳細記載)を用い、明るく透明な音色、ガット弦を用いた弦楽器が無限な柔らかさを醸しているのも魅力。
 基本的にノン・ヴィブラートなため日本の雅楽のような音響さえ創り出しています。
 ロトによれば地下のシーンでドビュッシーがトロンボーンを用いた理由が、コントラバスの弦と共鳴して不思議な色合いを出そうとしているのも、この演奏で初めて実感できるとのこと。

 昨今日本でも「ペレアスとメリザンド」が注目されている感がありますが、その本家本元による真打として世界中の関心を集めること間違いなし。
 まさに初めて曲の美しさ、凄さを実感できます。

 
 



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PAN CLASSICS



PC 10444
¥2700→\2490
グナール・レツボール(指揮)
 オスティナート
 バロック百花繚乱の響き

 ハインリヒ・ビーバー(1644-1704):ソナタ第6番
 ゲオルク・アーノルド(1621-1676):カプリッチョ
 ハインリヒ・ビーバー:ソナタ第75番
 アントニオ・ベルターリ(1695-1669):チャッコーナ
 ハインリヒ・デーベル(1651-1693):ソナタ イ長調
 ヨハン・ヨーゼフ・ヴィルスマイアー(1663-1722):
  ソナタ(スコルダトゥーラ b- es'- b''-es'')
 ヨハン・ハインリヒ・シュメルツァー(c1623-1680):チャッコーナ
グナール・レツボール(指揮)
アルス・アンティクヮ・アウストリア

 多彩な通奏低音と共にレツボールが妙演を披露!オスティナート上に繰り広げられる百花繚乱の響きバロックの演奏形態に合致した魅惑の形式

 録音:2021年12月16-19日/オーストリア、ザンクト・フローリアン修道院/73'25''

 古楽ヴァイオリン音楽の伝道師・レツボールによる「オスティナート」をテーマとしたアルバムです。
 「オスティナート」(ラテン語でobstinatus:頑固な)は絶えず繰り返されるフレーズのことで、執拗低音とも言われます。
 このバスの動きは即興的な音楽展開に最適で、通奏低音を伴うバロック時代にうってつけの形式であったため、数々の名品が生み出されました。

 シュメルツァーとベルターリのチャッコーナはこのジャンルの代表格。現代ポップスにも通用するコード進行を持ち、シンプルな骨格から耳に楽しい音楽が沸き上がってくる佳曲です。
 これにヴァイオリンの名手ビーバーによるオスティナートを主体とした2つのソナタと、アーノルド、デーベル、ヴィルスマイアーといったあまり知られていない作曲家の作品を絡めた、レツボールならではの技ありの構成。めくるめくオスティナートの世界を堪能できます。

 このアルバムでレツボールは、ビーバーが楽長を務めたザルツブルクの宮廷では特別な通奏低音があったという研究結果のもと、リュート、キタッラ・アッティオルバータ、コラシオーネという豪華な音響効果を持った通奏低音編成を採用しています。
 
 


PC 10443
¥2700
ジュゼッペ・サンマルティーニ(1695-1750):
 リコーダー・ソナタ集

  1-3 ソナタ ト長調 Sibley No. 25 (GSM 1324)
  4-6 ソナタ ニ短調 Sibley No. 20 (GSM 1319)
  7-9 ソナタ ニ長調 Sibley No. 17 (GSM 1316)
  10-12 ソナタ ト短調 Sibley No. 14 (GSM 1313a)
  13-16 ソナタ ヘ長調 Sibley No. 27 (GSM 1326a)
タマル・ラロ(リコーダー)
ダニエル・オヤルサバル
 (チェンバロ、オルガン 1-7, 9-16)
ジャドラン・ダンカム
 (リュート 1, 3, 4, 6, 8, 9, 11, 15, 16)
エイアル・ストリート
 (ファゴット 1-4, 6, 13, 14, 16)
ホセチュ・オブレゴン(チェロ 7-9)
イスマエル・カンパネロ(ヴィオローネ 1, 3)

 後期バロックに書かれたリコーダー音楽の頂点

 録音:2021年11月/スペイン、ラス・ロサス・デ・マドリード/60'12''

 イスラエル人リコーダー奏者タマル・ラロによるソロ・デビュー盤。ジュゼッペ・サンマルティーニは1720 年頃にロンドンで大活躍したオーボエ奏者・作曲家。
 当時のオーボエ奏者はリコーダーも演奏するのが一般的で、サンマルティーニは30 曲以上のリコーダー・ソナタを残しています。
 そのほとんどは「シブリー手稿譜Sibley manuscript」と呼ばれる写本に収められており、このアルバムに収録された作品もその写本によっています。
 後期バロックにあたる時代、リコーダーはだんだんと忘れられていく古い楽器になりつつありました。
 そんな中、時代と共に大きく発展した器楽書法を駆使して書かれたこれらのソナタは、自由で大胆な創意に基づく、リコーダー音楽の頂点ともいえるものになっています。
 




TCO(クリーヴランド管弦楽団・自主制作盤)

TCO 0005
(SACD HYBRID)
¥3700
フランツ・ウェルザー=メスト指揮

ジョージ・ウォーカー作品集!
 ピューリッツァー賞受賞作「ライラック」収録

  ジョージ・ウォーカー:
   ・アンティフォニー
   ・シンフォニア第4番「Strands」
   ・ライラック(ソプラノ:ラトニア・ムーア)
   ・シンフォニア第5番「Visions」
フランツ・ウェルザー=メスト
クリーヴランド管弦楽団
ラトニア・ムーア(ソプラノ/ライラック)

 ウェルザー=メスト&クリーヴランド管、アメリカを代表する作曲家、ジョージ・ウォーカー作品集!
 ピューリッツァー賞受賞作「ライラック」収録

 録音:2020年10月、2021年10月、2022年3月、ジャック・ジョセフ・アンド・モートン・マンデル・コンサート・ホール/セヴェランス・ミュージック・センター/STEREO

 フランツ・ウェルザー=メストが率いるクリーヴランド管のレーベル最新作は、2022年が生誕100年となるアメリカを代表する作曲家、ジョージ・ウォーカー(1922-2018)の作品集!
 ピューリッツァー賞を受賞した声楽とオーケストラのための作品「ライラック」、そして弦楽合奏のための「アンティフォニー」およびシンフォニア第4番&5番を収録しています。
 「ジョージ・ウォーカーの音楽はとても濃密で、それが10分ほどの作品だとしても、30分の長さのほかの音楽と同じくらい精神的に疲弊します。
 トリッキーであり、難しく、要求が多く、挑戦的で、激しさと本物の声があります。私はそれを非常に楽しんでいます。」(ウェルザー=メストの言葉)
 
 ジョージ・ウォーカーは、1996年に音楽家として初めてピューリッツァー賞(音楽部門)を受賞した、アメリカを代表する作曲家。1922年、ジャマイカからの移民で医師であった父と、アメリカの政府の印刷局で働いてウォーカーの才能を早くから認めた母のもとに生まれました。オバーリンでピアノを学んだのち、カーティス音楽院でピアノと作曲を学び、1945年、同音楽院初の黒人の卒業生となりました。クリーヴランド管との縁は、1947年4月にまでさかのぼります。当時就任2年目に入ったばかりの音楽監督、ジョージ・セルに「親愛なるマエストロ・セル、はじめてお便り申し上げます。この弦楽合奏のためのアダージョをご覧いただきたく存じます。この曲を気に入っていただき、演奏していただけることを願っています。・・・」という手紙とともに、作品を送ったのです。

 セルはこの時この作品を演奏はしませんでしたが、のちにこれは「弦楽のためのリリック」という名で傑作のひとつに数えられることとなりました。
 ウォーカーは、生涯を通じて、自分のを演奏はしませんでしたが、のちにこれは「弦楽のためのリリック」という名で傑作のひとつに数えられることとなりました。ウォーカーは、生涯を通じて、自分のとなく、96歳でこの世を去りました。
 本盤の中でも特に注目なのが、声楽とオーケストラのための作品「ライラック」。ウォルト・ホイットマンによるエイブラハム・リンカーンへの追悼詩「When LilacsLast in the Dooryard Bloom'd」の4節に合わせたこの作品で、ウォーカーは、この作品でピューリッツァー賞を受賞しました(ボストン響による委嘱作、世界初演は小澤征爾の指揮によって1996 年に行われました)。
 無調作品ですが、歌の旋律は常にハーモニーに彩られて、ライラック、鳥、星というこのテキストの3つの重要な要素が効果的に音で描かれてゆきます。

 
 



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HYPERION



PCDA68362
(国内仕様盤・日本語解説付)
¥3143
スティーヴン・ハフ(ピアノ)
 モンポウ:ひそやかな音楽

 フェデリコ・モンポウ(1893-1987):
  ひそやかな音楽第1巻(1959)
  ひそやかな音楽第2巻(1962)
  ひそやかな音楽第3巻(1962)
  ひそやかな音楽第4巻(1967)
スティーヴン・ハフ(ピアノ)
CDA68362
¥2500→\2290

 スティーヴン・ハフが弾く!モンポウの代表作《ひそやかな音楽》!

 ☆イギリス・ピアノ界の名匠スティーヴン・ハフ!
 ☆大好評だったモンポウのピアノ小品集に続く「ひそやかな音楽」!

 1997年8月にリリースされ、ペンギン・ガイドのロゼット賞やグラモフォン賞、ディアパソン・ドールなどの受賞をした名盤(CDA66963)に続くスティーヴン・ハフによるモンポウの作品集がついにリリース。
 前回は小作品集でしたが、今作ではモンポウの最高傑作のひとつともいえる「ひそやかな音楽」を収録。モンポウの後期に完成され瞑想的、神秘的な作風を特徴とする前衛的なスタイルの音楽です。静謐で美しい作品をスティーヴン・ハフが紡いでいきます。

 1961年生まれのスティーヴン・ハフは、ピアニストの他に作曲家としても活躍しています。前述のロゼット賞やグラモフォン賞の他にも、4つのグラミー賞ノミネートなどその他にも多数の受賞歴のあるイギリス・ピアノ界が誇る名匠の一人です。
 前作で多数の評価を得たモンポウ作品の続編ともいうべき「ひそやかな音楽」、スティーヴン・ハフの卓越した分析力から生まれる音楽にもご期待ください。

 ※録音:2020年10月22日-24日、殉教者聖サイラス教会(ケンティッシュ・タウン、ロンドン)
 
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PCDA68397
(国内仕様盤・日本語解説付)
¥3143
マハン・エスファハニ(ハープシコード)
 20世紀チェコのハープシコード協奏曲集


 マルティヌー(1890-1959):
  ハープシコードと小オーケストラのための協奏曲 H246

 ハンス・クラーサHans Krasa (1899-1944) :
  ハープシコードと7つの楽器のための室内楽曲

 ヴィクトル・カラビスViktor Kalabis (1923-2006):
  ハープシコードと弦楽オーケストラのための協奏曲 Op.42
マハン・エスファハニ(ハープシコード)
プラハ放送交響楽団
アレクサンダー・リープライヒ(指揮)
CDA68397
¥2500→\2290

 ☆バッハ作品集などで好演をみせてきたエスファハニによる20世紀チェコの協奏曲集!
 ☆大注目はマルティヌーの「ハープシコードと小オーケストラのための協奏曲」!

 マハン・エスファハニは、1984年テヘラン生まれのイラン系アメリカ人ハープシコード奏者。
 ハープシコード奏者として初めてBBCラジオ3の「ニュー・ジェネレーション・アーティスト」に選ばれた他、ボルレッティ=ブイトーニ財団賞受賞、2014年ロイヤル・フィルハーモニック協会賞の「インストゥルメンタリスト・オヴ・ジ・イヤー」と2014年グラモフォン賞の「アーティスト・オヴ・ジ・イヤー」にノミネートするという栄誉を、それぞれハープシコード奏者として初めて達成。
 2015年にはBBCミュージック・マガジンの「ニューカマー・オヴ・ジ・イヤー」に選ばれ、2015年と2017年にもグラモフォン賞の「アーティスト・オヴ・ジ・イヤー」にノミネートしています。
 これまでにリリースしてきたバッハの作品集も、レコード芸術「特選盤」、BBCミュージック・マガジン「インストゥルメンタル・チョイス」、グラモフォン誌「エディターズ・チョイス」に選ばれ、ICMA(国際クラシック音楽賞)2019にもノミネートするなど、絶大な評価を得てきました。

 そのマハン・エスファハニによる協奏曲録音第1弾(伴奏はハイペリオン初登場のプラハ放送交響楽団とアレクサンダー・リープライヒ。リープライヒは2022年10月に来日したばかりです。)は、前世紀のチェコの巨匠たちに注目した、エスファハニのレパートリーの広さを存分に活かしたものと言えるでしょう。
 演奏者自身がハープシコードの協奏曲の中で最高の作品のひとつというマルティヌーの演奏には要注目です。

 ※録音:2021年9月21日-22日&10月13日-14日、スタジオ・S1、チェコ放送(プラハ、チェコ)
 
 


CDA68399
¥2500
マショー:運命の妙薬
 Qui n'aroit autre deport/Tieus rit au main/
 Joye, plaisance/En amer a douce vie/
 Dame, de qui toute ma joie vient 2vv /
 Dame, a vous sans retollir/
 Dame, mon cuer en vous remaint/
 Dame, de qui toute ma joie vient 4vv
オルランド・コンソート
 〔マシュー・ヴェンナー(カウンターテナー)、
  マーク・ドーベル(テノール)、
  アンガス・スミス(テノール)、
  ドナルド・グレイグ(バリトン)〕

 イギリスを代表する男声クヮルテット!オルランド・コンソート!

 ☆中世ポリフォニー音楽の最高峰!
 ☆ギヨーム・ド・マショー作品集の最新作!

 1988年にイギリス国立古楽センターで結成された男声ヴォーカル・クヮルテット、オルランド・コンソート。
 かつてアンドルー・カーウッドが在籍し、現在はタリス・スコラーズのメンバーでもあるドナルド・グレイグが低声部を支える精緻な歌声で、中世ポリフォニー音楽の最高峰として活動しています。

 ギヨーム・ド・マショーの録音プロジェクトでも注目を浴びてきたオルランド・コンソートの新録音は、「運命の妙薬」。
 男性から女性への愛が歌われ、その詩を作ったのは誰かという問いかけをするというものです。
 それを各パート一人ずつという編成で正確に歌い上げるオルランド・コンソートの見事なアンサンブルをご堪能ください。

 ※録音:2021年11月2日-4日、洗礼者聖ヨハネ教区教会(ラフトン、エセックス)
 



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TRPTK



TTK0096
(1SACD HYBRID)
¥2900→\2690
RCO首席フルート奏者ケアステン・マッコール
 B.ACH ~ バッハ・フルート編曲集
 To Bach
 J.S.バッハ:無伴奏フルートのためのパルティータ イ短調 BWV1013
  (ケアステン・マッコール編曲/フルートとハープシコード)
 ケアステン・マッコール:Zifix!
  (2本のフルート、2本のアルト・フルート、ハープシコード)
 J.S.バッハ:フルート・ソナタ ハ長調 BWV1033
  (マッコール編曲/フルート、チェロとハープシコード)
 マッコール:Ach(フルートとアルト・フルート)
 J.S.バッハ:
  無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第3番ハ長調 BWV1005
   (マッコール編曲/2本のフルート、2本のアルト・フルート)
 J.S.バッハ/パウル・フリック:Et Expecto(リアレンジメント)
  (フルート、アルト・フルート、バス・フルートの
   多重録音&エレクトロニクス)
 J.S.バッハ:フルート・ソナタ イ長調 BWV1032
  (マッコール編曲/フルート、ヴァイオリン、チェロとハープシコード)
ケアステン・マッコール(フルート)
オルガ・マティエヴァ(ハープシコード)
ティエール・トップ(ヴァイオリン)
ベネディクト・エンツラー(チェロ)
マリヤ・セモテュク(フルート)
ジュリー・ムラン(アルト・フルート)
マリア・クリスティナ・ゴンサレス(アルト・フルート)

 RCO首席フルート奏者!ケアステン・マッコールによるバッハ・アレンジメンツ!

 ☆オランダ名門ロイヤル・コンセルトヘボウ管の首席フルート奏者!
 ☆ケアステン・マッコールがアレンジした新感覚のバッハ!

 ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団の首席フルート奏者を長年務める名手、ケアステン・マッコールのソロ・アルバムが、オランダの高音質レーベルTRPTKからリリース!
 何年か前に友人からイ長調ソナタ第1楽章の「完成版」(数小節だけ)を入手したことをきっかけに、この作品を自分なりに完成させ、様々な演奏で試し、修正し、破壊し、再構築し、そしてたどり着いたというフルート・ソナタ(BWV1032)は、ポリフォニックな構造をより明確にするために、ヴァイオリン、チェロを加えたトリオ・ソナタ版として編曲。
 更に、無伴奏フルート・パルティータ(BWV1013)はハープシコード伴奏を加え、ハ長調ソナタ(BWV1033)はフルートとチェロとハープシコードのバージョンに、無伴奏ヴァイオリン・ソナタ(BWV1005)はフルートとアルト・フルート計4本でそのポリフォニーの綾を紡ぎます。間には現代的な自作曲も挟み、極めて興味深いバッハ・フルート・アルバムが完成しました。

 ケアステン・マッコール(カーステン・マッコール)はドイツ出身、1997年神戸国際フルート・コンクールで優勝、2000年ARDミュンヘン国際音楽コンクール第3位入賞。
 ザールブリュッケン放送交響楽団の首席フルート奏者をはじめ、ベルリン・フィル、バイエルン放送響、ニューヨーク・フィルで演奏。
 2005年から、オランダの名門ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団(RCO)の首席フルート奏者に就任。
 室内楽奏者としても世界的に有名で、ニュー・ミュージックのための「アンサンブル・エスト!エスト!!エスト!!!」を共同設立したほか、リノス・アンサンブルやRCOのメンバーで構成されるムジカ・レアーレなどのメンバーとしても活躍しています。

 
 



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CAPRICCIO



C5490
(2CD)
¥3100→\2890
全曲録音は少ない
 アルベルト・ロルツィング(1801-1851):
  歌劇《刀鍛冶》 全3幕(1846)


  台本: アルベルト・ロルツィング
  原作: フリードリヒ・ヴィルヘルム・ツィーグラー
   「Liebhaber und Nebenbuhler in einer Person」
  【CD1】
   1. 序曲/2-8. 第1幕/9-11. 第2幕
  【CD2】
   1-4. 第2幕(続き)/5-10. 第3幕
ハンス・シュタディンガー: 刀鍛冶、マリーの父親...
 ギュンター・グロイスベック(バス)
マリー: ハンスの娘でコンラートの恋人...
 ミリアム・クトロヴァッツ(ソプラノ)
イルメントラウト: マリーの家庭教師...
 ユリエッテ・マルス(メゾ・ソプラノ)
リーベナウ伯爵: 職人コンラートとしてハンスの下で働く...
 ティモシー・コナー(バリトン)
ゲオルク: 伯爵の小姓...アンドルー・モーステイン(テノール)
アデルホフ: シュヴァーベンの騎士...
 イヴァン・ジノヴィエフ(バス)
ブレンナー: ハンスの義弟...ヤン・ペトリカ(テノール)
アルノルト・シェーンベルク合唱団
 (合唱指揮: エルヴィン・オルトナー)
ウィーン放送交響楽団
レオ・フセイン(指揮)

 録音: 2021年10月21日(ライヴ) アン・デア・ウィーン劇場(オーストリア)

 頑固な刀鍛冶ハンス・シュタディンガーの娘マリーを愛するリーベナウ伯爵。なんとかマリーとの仲を認めてもらうため一計を案じ、コンラートと名乗りハンスの下で職人見習いとして働いています。
 マリーの心を上手く掴んだリーベナウですが、彼女は職人としてのコンラートを愛している様子なので、貴族としての自分を愛してくれるのかが不安です。
 また、過去に妻を騎士に奪われた経験を持つ貴族嫌いのハンスは、リーベナウの身分が貴族だと知れば当然、あるいは職人であってもマリーとの結婚を許してくれそうにありません。さて、コンラートはどうやって親方の気持ちを和らげるのでしょうか・・・

 19世紀前半のドイツで役者・歌手として活躍し歌劇作曲家としても認められたアルベルト・ロルツィング。
 この歌劇《刀鍛冶》は中世ドイツを舞台にした、モーツァルトとワーグナーの初期作品との架け橋となる軽快な作品です。
 ロルツィング作品の中では比較的人気の高い演目ですが、全曲録音は少なく、初演時と同じアン・デア・ウィーン劇場でのライヴ録音はファンにとっても歓迎されるものとなることでしょう。
 ベテラン、ギュンター・グロイスベックが歌うハンス、そして注目の若きソプラノ、ミリアム・クトロヴァッツらを揃えた歌手陣の歌唱を、多彩なレパートリーを誇るウィーン放送交響楽団のしなやかな音色が支えます。

 
 
 


C5473
(2CD)
¥2600
ヨーゼフ・ラーボア(1842-1924):室内楽作品集
 【CD1】
  五重奏曲 ニ長調 Op. 11 -
   クラリネット、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロとピアノのために
    1. I. Allegro/2. II. Allegretto grazioso/
    3. III. Quasi Fantasia. Adagio/
    4. IV. Tema con Variazioni. Quasi Allegretto
  三重奏曲 ト短調 - クラリネット、ヴィオラと左手ピアノのために
   5. I. Allegro ma non troppo 12:06/
   6. II. Quasi Allegretto e grazioso 5:44/
   7. III. Adagio ma non troppo 7:29/8. IV. Allegro
 【CD2】
  五重奏曲 ニ長調 -
   オーボエ、クラリネット、ホルン、ファゴットとピアノのために
    1. I. Allegro comodo/2. II. Adagio/3. III. Quasi Allegretto/
    4. IV. Thema mit Variationen. Moderato
  三重奏曲 ホ短調 -
   クラリネット、チェロと左手ピアノのために
    5. I. Allegro comodo/6. II. Scherzo. Allegro con spirito/
    7. III. Adagio ma non troppo/
    8. IV. Thema mit Variationen. Allegretto
トルステン・ヨハンス(クラリネット)
 ...CD1、CD2
ニナ・カーモン(ヴァイオリン)...CD1:1-4
アンドレアス・ヴィルヴォール(ヴィオラ)
 ...CD1
アレクサンダー・ヒュルスホフ(チェロ)
 ...CD1:1-4、CD2:5-8
オリヴァー・トリンドル(ピアノ)
 ...CD1、CD2
ユーリ・ヴァレンテイン(オーボエ)
 ...CD2:1-4
プジェミスル・ヴォイタ(ホルン)...CD2:1-4
テオ・プラート(ファゴット)...CD2:1-4

 録音: ケルン(ドイツ)2020年6月13-14日...CD1:1-4 2020年10月29-30日...CD1:5-8 2020年12月14-16日...CD2

 オーストリアの作曲家・ピアニスト、ヨーゼフ・ラーボアの室内楽作品集第4集。
 ラーボアは3歳の時に失明するというハンディを背負いながらも、音楽教師として大成。シェーンベルク、アルマ・マーラーの最初の教師を務めた他、20世紀初頭の音楽家たちと親交を結びました。
 なかでも戦争で右手を失ったパウル・ヴィトゲンシュタインを指導したことは彼の生涯にとっても大切な出来事であり、ブラームスを思わせる落ち着いた作風による80曲ほどの作品のほとんどは裕福なヴィトゲンシュタイン家の尽力によって出版されました。
 このアルバムではヴィトゲンシュタインのための「左手ピアノのための」2作品を含むクラリネットを用いた作品を収録。
 クラリネットはパウルの弟で後に言語学者として名をなしたルートヴィヒが演奏していた楽器であり、これらの曲を聴くと彼が優れた奏者であったことが窺えます。
 2001年に25歳の若さでケルンWDR交響楽団の首席クラリネット奏者に就任したトルステン・ヨハンスを中心に、ラーボア作品を得意とするピアニスト、オリヴァー・トリンドルら名手による演奏です。
 




DACAPO

8.226142
¥2700
Reforming Hymns 宗教改革時代のデンマークの賛歌集
 Singing professionals
  1. Ad te leuaui animam meam,
   Niels Jespersen's Gradval. En Almindelig Sangbog(Copenhagen 1573) より
  2. Ad te leuaui animam meam 6声 Mottetta, Sex Vocvm (Munich 1582) より
  3. O Stierners skaber i Himmelske huss,
   Hans Thomisson's Den danske Psalmebog(Copenhagen 1569) より
  4. Conditor alme siderum 5声
   原曲: a manuscript in the Royal Danish Library
    (Copenhagen) (GKS 1872, dated 1541)
 From professional to congregational singing
  5. Kyrie missa II Graduale Romanum (Paris 1961) より
  6. Kyrie 4声 Missa "In majoribus Duplicibus"
   (Biblioteca Apostolica Vaticana) より
  7. Kyrie, fons bonitatis,Jespersen's Graduale より
  8 Kyrie/ Gud Fader allsom hoyeste trost Jespersen's Graduale より
  9. Kyrie/ Gud Fader allsom hoyeste trost 5声
   Pratum Spirituale (Copenhagen 1620) より
 From secular song to hymn
  10. Maria zart/ von edler art,Tabulaturen Etlicher lobgesang vnd lidlein
    (Mainz 1512) より
  11. O Jesu bold met megit vold,Thomisson's Den danske Psalmebog より
  12. Ich seufftz vnd klag/ vil lannger tag 4声
   Johann Kugelmann, Concentus novi (Augsburg 1540)
  13. Maria zart/ von edler art,
   Tabulaturen Etlicher lobgesang vnd lidlein (Mainz 1512) より
  14. O Christe huor vaar din kundskaff,Thomisson's Den danske Psalmebog より
  15. Rosina, wo was dein Gestalt 4声
   Johann Ott, Hundert vnd funfftzehen guter newer Liedlein
    (Nuremberg 1544) より
  16. Dig Herre mild/ ieg tacke vil,Thomisson's Den danske Psalmebog より
  17. Von edler art/ geporen ward,Bergkreyen (Nuremberg 1551)より
 The Reformation's new core hymns
  18. Fader vor vdi Himmerig,Thomisson's Den danske Psalmebog より
  19. Fader vor vdi Himmerig,Pratum Spiritualeより
  20 Vater unser im Himmelreich,Anonymous organ chorale
   after a manuscript from Gdansk 1591
  21. Nu bede wi den hellig Aand,Thomisson's Den danske Psalmebogより
  22. Nu bitten wyr den heyligen geyst,
   Wittenbergisch Gsangbuchli (Strasbourg 1537)より
  23. Nv bitten wir den heiligen Geist,
   Geistliche und weltliche Teusche Geseng (Wittenberg 1566)より
  24. Nv bede vi den Helligaand,Pratum Spirituale より
  25.Christ laa i Dodsens baande,Thomisson's Den danske Psalmebog より
  26. Christ lag ynn todes banden 4声,
   Geystliche Gesangk Buchleyn (Wittenberg 1524)より
  27. Christ lag ynn todes banden 5声 Geystliche Gesangk Buchleynより
  28. Christ lag inn todes banden,
   based on a vocal setting in Newe deudsche
    geistlicheGesenge fur die gemeinen Schulen (Wittenberg 1544)
 'To each his own'
  29. Christe du est den klare dag,Thomisson's Den danske Psalmebog より
  30. Christ der du bist der helle tag,
   Centuriae sacrarvm cantionvm (Rostock 1608) より
フレードリク・ボック(リュート)...10
セレン・クリスティアン・ヴェステゴー(オルガン)...13、20、28
ムジカ・フィクタ(声楽アンサンブル)
ボー・ホルテン(指揮)

 録音:2022年1月6-8日 Koncertkirken, Copenhagen(デンマーク) 2022年2月19日 Trinitatis Kirke, Copenhagen(デンマーク)

 16世紀に起こった宗教改革により、プロテスタントにとって聖書の教えは身近なものになりました。
 しかし誰もが聖書を隅から隅まで覚えていたわけではなく、重要な教えを広く人々に伝える上で、それぞれの国や民族の言葉による賛歌(讃美歌)が大きな役割を果たしました。
 このアルバムは音楽学者ビャーケ・モウの監修により16世紀にデンマーク語で歌われていた賛歌を集めています。
 単旋律聖歌とポリフォニーが織り交ぜられていますが、ポリフォニーの多くはフランドル地方やドイツの作曲家による音楽を借用したもの。
 デンマークにおけるこの分野の第一人者ボー・ホルテンと、彼が創設したムジカ・フィクタによる演奏で。

 ※ブックレットにはビャーケ・モウによるデンマーク語と英語の充実した解説が載っています。歌詞はデンマーク語のみです。

 収録曲の作曲家
  ニコラウス・ゴッチョヴィウス(1575-1620頃)...30/モウンス・ペーザスン(1583頃-1623)...9、19、24/
  ルプス・ヘリンク(1493-1541)...28/エラスムス・ローテンブッヒャー(1525頃-1586)...17/
  オルランド・ディ・ラッソ(1532頃-1594)...2/アルノルト・シュリック(1460頃-1521)...10、13/
  マテウス・ル・メストル(1505頃-1577)...23/ルートヴィヒ・ゼンフル(1486-1543)...4、15/
  ジョヴァンニ・ピエルルイージ・ダ・パレストリーナ(1525-1594)...6/ヨハン・ヴァルター(1496-1570)...22、26、27

 
 




GRAND PIANO



GP909
¥2400
セリム・パルムグレン(1878-1951):ピアノ作品全集 第6集 ヨウニ・ソメロ(ピアノ...Steinway, Model D)
 1. 祝祭的な前奏曲 Op. 93B(1934年もしくはそれ以前)*
 2. 葬送の前奏曲 SP225(1921年もしくはそれ以前)*
 3. 小さな伝説 SP217(1925年もしくはそれ以前)*
 組曲『青春』 Op. 28(1908)
  4. No. 1. Praeludium 前奏曲/5. No. 2. Skuggornas o 影の島/6. No. 3. Saga 伝説/
  7. No. 4. Mor sjunger 母の子守歌/8. No. 5. Svanen 白鳥/9. No. 6. Ringdans 円舞
 3つの小品 Op. 54(1916年もしくはそれ以前)
  10. No. 1. Regndroppar 雨だれ/11. No. 2. Valse mignonne ミニョンのワルツ/
  12. No. 3. Mansken 月光
 13. 前奏曲SP226(1940年もしくはそれ以前)*
 14. 練習曲 ハ長調 SP76(1940年もしくはそれ以前)*
 15. アリエッタ SP10(1940年頃)*
 16. 練習曲 イ長調 SP75(1940年もしくはそれ以前)*
 17. 日光 SP12(1937年もしくはそれ以前)*
 18. スケルツォ ホ長調 SP247(1898年もしくはそれ以前)*
 19. ハンガリー舞曲 SP318(1901)*
 2つの練習曲(1900頃)*
  20. No. 1. Allegro grazioso/21. No. 2. Non troppo vivace
 ピアノ・スケッチ Op. 35(1913)
  22. No. 1. Tanz-Humoreske I ユーモラスな舞曲 I/
  23. No. 2. Altfinnisches Wiegenlied 古いフィンランドの子守歌*/
  24. No. 3. Irrlicht 鬼火/25. No. 4. Tanz-Humoreske II ユーモラスな舞曲 II*
 26. ヴァルス=カプリス Op. 1, No. 4(1898年もしくはそれ以前)*
 27. メフィストワルツ Op. 37(1916年もしくはそれ以前)*
 *...世界初録音

 録音: Kuusaa Hall, Kuusankoski(フィンランド) 2022年1月8-9日...1-25、27 2022年6月12日...26

 セリム・パルムグレンのピアノ作品集。
 第6集には印象派のスタイルとフィンランドの民謡の要素を融合した組曲『青春』や、「雨だれ」と「月光」を含む"3つの小品"など、彼の生前から人気の高かった作品を収録。
  組曲『青春』は1908年にコペンハーゲンとロンドンで出版、その後ボストンでも出版されるほど人気を集めた作品。
 ドビュッシー風の雰囲気を湛えた曲と、フィンランドの民俗音楽の要素を取り入れた作品がバランス良く配されています。
 他にはパルムグレンの葬儀で演奏された「葬送の前奏曲」、リストの超絶技巧作品を思わせる習作「ハンガリー舞曲」や「メフィストワルツ」など多くの世界初録音を含んでいます。
 パルムグレンの研究者でもあるヨウニ・ソメロがシリーズを通じて見事な演奏を聴かせます。
 
 


GP924
¥2400
カルロ・アルバネージ(1858-1926):ピアノ作品集 第1集
 ピアノ・ソナタ第2番(第3番) ニ短調(1897もしくはそれ以前、1899年出版)
  1. I. Allegro giusto/2. II. Scherzo: Presto ma con ritmo/
  3. III. Andante cantabile/4. IV. Finale: Molto allegro e agitato
 5. SOUHAIT, ROMANCE 願い、ロマンス(1910年出版)*
 ピアノ・ソナタ第4番 変ロ短調(1905年出版)*
  6. I. Allegro maestoso/7. II. Andante/
  8. III. Finale: Allegro risoluto ed energico
 *...世界初録音
ユリア・セヴェルス
 (ピアノ...Steinway, Model D)

 録音: Studio Boerne 45, Berlin(ドイツ) 2022年7月21日...1-5 2022年7月22日...6-8

 作曲家の父のもと、ナポリに生まれたカルロ・アルバネージ。父ルイジから初期の音楽教育を受け、イタリアで最初のコンサートを成功させた後、20歳でパリにわたり作曲家として活動を始めました。
 1882年にはパオロ・トスティの推薦をうけロンドンに移住。コンサートを開きながら、作曲に従事。1893年に王立音楽院のピアノ科教授に就任し、亡くなるまでの33年間同校で教鞭を執りました。
 自作を人前で演奏することがほとんどなかったとされるアルバネージですが、才能あふれるピアニストであったことは巧みに書かれたその作品から窺うことができます。
 彼の作品は管弦楽曲や室内楽曲を含む60作ほどが遺されていますが、その大部分はピアノ曲であり、中でも6曲(現存するのは5曲のみ)のソナタは彼の創作活動の神髄とも言えるものです。
 このアルバムには第2番とされるソナタと、第4番のソナタ、1910年に出版された美しい旋律を持つ「願い、ロマンス」を収録。
 繊細な風情を持つ作品をビゼーやラフマニノフを得意とするユリア・セヴェルスが奏でています。
 



<メジャー・レーベル>
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DHM



19658724762
\3100→\2890

ファミ・アルカイ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
 &アカデミア・デル・ピアチェーレ
  コロンビ-ナ~メディナ=シドニア公の音楽


 作者不詳:プレリュード『ラ・スパーニャ』(ファミ・アルカイ編)
 作者不詳:めでたし、『聖なる産みの母』
 フアン・デ・ウレーデ:『これほどの苦しみはかつてなく』
 作者不詳:『私は歩かなく』
 作者不詳:『彼らは呪い』
 フアン・デ・トリアーナ:『だれがきみにそんな力を』
 ヨアン・アンブロシオ・ダルツァ:『カビルド・カスティリアーノ』
 フアン・デ・トリアーナ:『大きな恐れを持ち』
 作者不詳:『悲痛な叫びで呪詛している』
 ヤーコプ・オブレヒト:インテルルディウム『めでたし海の星』
 作者不詳:『ア・ロス・マイティネス・エラ』
 作者不詳:『何とかわいい坊や』
 エンリケ:『溢れんばかりの悲しみをもって』
 作者不詳:『子守歌とワイン』
 作者不詳:プレリュード『ラ・スパーニャ』(別の対位法による、ファミ・アルカイ編)
アカデミア・デル・ピアチェーレ
ファミ・アルカイ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
 録音:2021年12月9-11日、スペイン、セヴィリャ、Church of the former Convento de San Pedro de Alcantara

 スペイン古楽界の次代のエース、ヴィオラ・ダ・ガンバの鬼才ファミ・アルカイと、自身の古楽アンサンブル、アカデミア・デル・ピアチェーレのドイツ・ハルモニア・ムンディへの2枚目のアルバム。
 ファミ・アルカイは1976年生まれ。現代のヴィオラ・ダ・ガンバ奏者の中でもっとも才気あふれる若手演奏家と評されると同時に、その独特で伝達力に長けたアプローチによって、古楽レパートリーの優れた解釈者として広く認められています。ヴィットリオ・ギエルミらに学び、ジョルディ・サヴァールのエスペリオンXXIなど世界的に名高い古楽アンサンブルに参加。2002年に、アカデミア・デル・ピアチェーレを結成し、音楽監督も務めています。彼らの演奏は「並外れた特別なものであり、ヴィオラ・ダ・ガンバを喜びの可能性に満ちた新境地へと導く、ヴィオラ・ダ・ガンバの過去と未来への素敵なトリビュート」と英国グラモフォン誌は絶賛しています。

 スペイン・セビリアのセビリア大聖堂に付属するコロンブス図書館(コロンビーナ図書館)に5世紀にわたって所蔵されている「コロンビーナ歌集」は、間違いなく、スペインのルネサンスの偉大な音楽的遺産のひとつでしょう。その楽譜には、アンダルシア楽派のユニークな音楽約100点が含まれています。これらは、コレクションの創設者であるクリストファー・コロンブスの次男であり、並外れた好奇心旺盛なエルナンド・コロンによって、1534年に購入されました。おそらく当時はセビリアに拠点を置いていたメディナ=シドニア公爵夫人によって編集され、歴史上最初のヴィオラ・ダ・ガンバ奏者のひとりが、楽譜の一部を演奏したと考えられています。

 アカデミア・デル・ピアチェーレの音楽監督であるファミ・アルカイは、その500年後、楽譜をアンサンブルとしてここに蘇らせました。この録音はあまり演奏されないスペインのルネサンスの宝石を取り戻すため、フアン・デ・ウレーデの『これほどの苦しみはかつてなく』や、ヨアン・アンブロシオ・ダルツァノ『カビルド・カスティリアーノ』、ファミ・アルカイが独自のアレンジを加えた『悲痛な叫びで呪詛している』や『プレリュード=ラ・スパーニャ』などの作者不詳のものなど、様々な魅力的な作品が収録されています。
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19439846222
\2800→\2590
イル・ジャルディーノ・アルモニコの首席チェロ、ジョルダーノ・アントネッリ
 &ムジカ・アンティクァ・ラティーナ
  ヴィヴァルディ:協奏曲集


 チェロ協奏曲ニ短調 RV.405
 弦楽のためのシンフォニア ニ長調 RV.125(ジョルダーノ・アントネッリによる復元版)
 チェロ協奏曲ト長調 RV.413
 マンドリン協奏曲ハ長調 RV.425
 2つのチェロのための協奏曲ト短調 RV.531
 室内協奏曲ニ短調 RV.96
 2つのヴァイオリンのための協奏曲ト短調 RV.517
 弦楽のためのシンフォニア ロ短調 RV.168 
ムジカ・アンティクァ・ラティーナ(ピリオド楽器アンサンブル)
ジョルダーノ・アントネッリ(チェロ、指揮)
 録音:2020年6月16-22日、ローマ、アヴェンティーノの丘、聖アレッシオ教会

 「ムジカ・アンティクァ・ラティーナ」は、バロック・チェロ奏者ジョルダーノ・アントネッリ(イヴァン・モニゲッティに師事し、現イル・ジャルディーノ・アルモニコの首席チェロ奏者)によって2000年に結成されました。
 バロックから前古典派の音楽を専門とし、主要なイタリアのアーカイブからの出典と写本などから綿密に調査、隠された修辞的な数字、記号、パターンを解読し、神聖な正統性と演劇的なの旋律の融合を追跡します。特に未発表の様々なプログラムの発掘・演奏で高い評価を得ています。

 アントネッリとムジカ・アンティクァ・ラティーナによるDHM3枚目となるこのアルバムでは、ヴィヴァルディの著名な協奏曲とそうでない作品とが組み合わされ、しかもヴィヴァルディの音楽に当時のヨーロッパや周辺の音楽文化の影響が色濃く残されている証左となるような作品がセレクトされているのが興味深いところです。

 数年前まで未発表のままだった復元された『シンフォニア RV.125』は、スラヴ音楽の影響と思われるシンコペーションしたアクセントが示されています。『協奏曲 RV.413&RV.96』は、ドイツ音楽の伝統的な特徴を備えています。
 『協奏曲 RV.517』は、北欧のインスピレーションだけでなく、スペインの様々な形式(フォリアからチャコーナ、ファンダンゴ、フラメンコ)の音楽に浸透しているイベリア・スタイルの影響を受けています。
 スウェーデンのアーカイブに保存されている『シンフォニア RV.168』は、北ヨーロッパとバルカン半島の両方の影響を示しており、第3楽章ではジョルダーノ・アントネッリが演奏するオスマン・トルコ風によるギリシャのリラによって長い即興演奏が加えられています。

 ヴィヴァルディがほぼ一生を過ごしたヴェネツィアは、常にさまざまな人々や宗教のコミュニティが出会い、音楽の伝統が共有される大都市でした。この録音はこの文化的背景を重点的に検証し演奏されています。ジョルダーノ・アントネッリとムジカ・アンティクァ・ラティーナは、ヴィヴァルディの協奏曲を通して、民族の影響を受けたヴェネツィアの音を我々聴き手に指し示しているかのようです。






<国内盤> 

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SONARE



SONARE 1059
¥2640
藤原浜雄/ヴァイオリン・リサイタル 2022 浜離宮朝日ホール
 (1)ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第1番 ニ長調 Op.12-1
 (2)ヤナーチェク:ヴァイオリン・ソナタ(1921)
 (3)ブラームス:ヴァイオリ・ソナタ第2番 イ長調 Op.100
 (4)ヴィエニアフスキ:伝説 Op.17
 (5)ヴィエニアフスキ:
  華麗なるポロネーズ(大二重奏曲)第2番 イ長調 Op.21
 (6)ブラームス(ヨアヒム編):ハンガリー舞曲第1 番
 (7)ヴィエニアフスキ:スケルツォ・タランテラ Op.16
藤原浜雄(ヴァイオリン)
三上桂子(ピアノ)

 コロナ禍以降、約2年ぶりの最新盤!藤原浜雄、三上桂子による2022年6月、浜離宮朝日ホールにおけるリサイタルのライヴ録音!

 ライヴ録音:2022年6月8日/浜離宮朝日ホール/DDD、77'19、日本語帯・解説付

 日本を代表するヴァイオリニストの藤原浜雄と藤原の夫人、ピアニストの三上桂子。
 コロナ禍以降、約2年ぶりの新譜は2022年6月8日、浜離宮朝日ホールにおけるライヴ録音!

 収録作品はベートーヴェン(第1番)、ヤナーチェク、ブラームス(第2番)のヴァイオリン・ソナタを主軸に、ヴィエニアフスキの「伝説」「華麗なるポロネーズ第2番」、ブラームス(ヨアヒム編)のハンガリー舞曲第1番、そしてヴィエニアフスキのスケルツォ・タランテラという充実のプログラムです!藤原浜雄が奏でる輝かしく美しい音色と三上桂子の表情豊かな演奏。阿吽の呼吸から奏でられる二人の演奏は常に聴き手の心に届く唯一無二の世界が広がります!

 藤原浜雄と三上桂子の共演盤、「ヴァイオリン・リサイタル 2020」(SONARE-1048)、「ヴァイオリン・リサイタル2017」(SONARE-1038)、「ヴァイオリン・リサイタル2015」(SONARE-1028)、「ヴァイオリン・リサイタル2012」(SONARE-1016)、「ヴァイオリン・リサイタル2010」(SONARE-1005)、「ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ集(1997年録音)」(SONARE-1009)も好評発売中です!

 「藤原さんのリサイタルが2年ぶりで再開された。リベラルで飾らないお人柄は藤原さんの演奏にそのまま反映している。少年のような初々しさと躍動感、そしてわくわくするような好奇心に満ちていて、その演奏を拝聴した後は清涼感で満たしてくれる」(西原稔 ライナーノーツより)
 















12/1(木)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜

BIS



BIS SA 2616
(SACD HYBRID)
¥2800
鬼才トロンボーン奏者ヨルゲン・ファン・ライエン
「鏡像」

 (1)ブライス・デスナー(1976-):トロンボーン五重奏曲より第1楽章
 (2)ダウランド(ニコ・ミューリー編):「私の愛しい人が泣くのを見ました」
 (3)ニコ・ミューリー(1981-):
  「オール・パーフェクションズ・キープ」
   (ダウランドの「わが窓より行け」による変奏曲)
 (4)バルトーク(ディミタール・ボドゥロフ編):
  ブルガリン・リズム その1(ミクロコスモス第113番)
 (5)ディミタール・ボドゥロフ(1979-):内なる声
 (6)バルトーク(ボドゥロフ編):
  ブルガリン・リズムによる6つの舞曲より第2番
   (ミクロコスモス第149番)
 (7)フォーレ(スティーヴン・フェルヘルスト編):漁師の歌
 (8)JTフェルトハイス(ヤコブ・テル・フェルトハイス)(1951-):
  シラキュースのブルース
 (9)サティ(ヨルゲン・ファン・ライエン編):グノシエンヌ第1 番
 (10)フローリアン・マグヌス・マイアー(1973-):糸
 (11)シューマン(へールト・ヴァン・クーレン編):幻想小曲集 Op.12
 (12)マルタイン・パディング(1956-):シューマンの最後の行列
 (13)キエル・マイエリング(1954-):ロック・ザット・トロンボーン
ヨルゲン・ファン・ライエン(トロンボーン)
アルマ弦楽四重奏団
 【マルク・ダニエル・ファン・ビーメン(第1ヴァイオリン)、
  ベンジャミン・ペレド(第2ヴァイオリン)、
  イェルン・ヴァウトストラ(ヴィオラ)、
  クレモン・ペニエ(チェロ)】

 鬼才トロンボーン奏者ヨルゲン・ファン・ライエンがバロックから現代までトロンボーンの新たなレパートリーの開拓に挑む!

 セッション録音:2021年10月14-19日/ジンゲル教会、アムステルダム(オランダ)/DSD、5.0 Surround sound、マルチチャンネル、BIS ecopak、74'36

 SACDハイブリッド盤。
 「トロンボーンの歴史は15世紀にさかのぼりますが、この楽器のために書かれた室内楽のレパートリーは限られています。
 特に室内楽の沢山の名曲が生まれた古典派からロマン派の時代、同時代の偉大な作曲家たちがトロンボーンのために書いた室内楽はありません」と語る鬼才トロンボーン奏者イェルゲン・ファン・ライエンが、トロンボーンの新たなレパートリーの開拓に挑みました!

 ファン・ライエンは室内楽の"王様"である弦楽四重奏との共演こそバロックから現代まで幅広いレパートリーを開拓できると考えこの録音を決意。ダウランド、バルトーク、フォーレ、サティから新作委嘱まで実にカラフルな作品で構成しております。

 ロッテルダム音楽院にてジョージ・ヴィーゲルに、リヨン国立高等音楽院にてミシェル・ベッケにそれぞれ師事したヨルゲン・ファン・ライエンは、ロッテルダム・フィルハーモニー管弦楽団の首席奏者を経て、1997 年よりロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団の首席奏者を務める世界トップクラスのトロンボーン奏者。
 「マクミラン、ファーベイ、ベリオ:トロンボーン協奏曲集」(KKC-6180 / BIS SA-2333)がレコード芸術誌の特選盤に選出されるなど、多くのディスクでも高い評価を得ております。

 
 
 


BIS SA 2466
(SACD HYBRID)
¥2800
カレヴィ・アホ、
 ヴァイオリン協奏曲、チェロ協奏曲、待望の第2番!

  カレヴィ・アホ(1949-):
   (1)ヴァイオリン協奏曲第2番(2015)
   (1)チェロ協奏曲第2番(2013)
(1)エリナ・ヴァハラ(ヴァイオリン)
(2)ヨナタン・ローゼマン(チェロ)
キュミ・シンフォニエッタ
オラリ・エルツ(指揮)

 ヴァハラ、ローゼマンが独奏!フィンランドを代表する作曲家カレヴィ・アホ、ヴァイオリン協奏曲、チェロ協奏曲、待望の第2番!

 録音:(1)2019年4月24-26日、(2)2021年12月2-4日/クーサンコスキ・ホール、コウヴォラ(フィンランド)/DSD、5.0 Surround sound、マルチチャンネル、BIS ecopak、63'38

 SACDハイブリッド盤。
 フィンランドを代表する作曲家カレヴィ・アホ。当アルバムにはヴァイオリン協奏曲第2番、チェロ協奏曲第2番を収録しております。
 アホは1980年代前半にヴァイオリン、チェロそれぞれの協奏曲を書いていますが、20年ほどの歳月を経て、ついに新作の登場です。

 長年ヴァイオリン協奏曲を書いていなかったアホがエリナ・ヴァハラの依頼により作曲した第2番は、アホ独特の美しい旋律が魅力。ヴィルトゥオーゾ・ヴァイオリニストのヴァハラへ捧げた注目作です。

 一方、チェロ協奏曲第2番はナーンタリ音楽祭とラハティ交響楽団との共同企画で生まれた新作委嘱。
 初演は2014年6月5日、ナーンタリでアルト・ノラスのチェロ独奏、オスモ・ヴァンスカ指揮、ラハティ交響楽団によって行われました。5つの楽章からなるこの作品はシンフォニエッタのように書かれており、楽章間がとぎれることなく演奏され、終楽章の非常に印象的なカデンツァも聴きものです。
 当録音では2015年にはチャイコフスキー国際コンクールのチェロ部門で第6位に入賞した1997年生まれのフィンランド系オランダ人ヨナタン・ローゼマンがチェロ独奏をつとめています。

 
 
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BIS SA 2550
(SACD HYBRID)
¥2800→\2590
ショスタコーヴィチの知られざる側面
 多くが世界初録音

ショスタコーヴィチ:日の目を見た作品集
 (1)交響曲第14番Op.135「死者の歌」
  (作曲者によるソプラノ、バス、ピアノと打楽器版)
 (2)未完のヴァイオリン・ソナタ(1945)
 (3)革命の犠牲者追悼の葬送行進曲(1917?) (ピアノ曲)
 (4)郷愁(1918?)(ピアノ曲)
 (5)森の歌(1919)
 (6)バガテル(1919)
 (7)マーラー(ショスタコーヴィチ編):
  交響曲第10番断片(ピアノ・デュオ版)
ニコラ・スタヴィ(ピアノ、チェレスタ(1))
エカテリーナ・バカノワ(ソプラノ)(1)
アレクサンドロス・スタヴラカキス(バス)(1)
フロラン・ジョデレ(打楽器)(1)
パク・スーイエ(ヴァイオリン)(2)
セドリック・ティベルギアン(ピアノ)(7)
KKC 6625
(SACD HYBRID)
(国内仕様盤・日本語解説付)
¥3300

 ショスタコーヴィチの知られざる側面が日の目を見た。ファン狂喜の世界初録音!

 録音:2021年12月7-10日/ブレーメン放送ゼンデザール/DSD、5.0 Surround sound、マルチチャンネル、BIS ecopak、76'27

 SACDハイブリッド盤。
 ショスタコーヴィチ・ファン狂喜のアルバムが登場します。すべて稀少作品のうえ、収録時間76分のうち63分が世界初録音なのも驚き。

 世界初録音2点のひとつ目は交響曲第14番「死者の歌」のショスタコーヴィチ自身によるピアノと打楽器用編曲。
 声楽と打楽器はそのまま、弦楽オーケストラのパートをピアノに書き換えています。
 弦とは全く異なる音響が衝撃で、原作以上に尖った暴力性が聴きもの。単なる歌手の勉強用や作曲家同盟のプレゼン用ではないのは打楽器が加わっていることからも伺え、独特な刺激と色彩を添えます。
 ここではフランス国立管弦楽団の名打楽器奏者フロラン・ジョデレがひとりで健闘、第3楽章と4楽章の重要なチェレスタ・パートはピアノのスタヴィが原作通り奏し、効果をあげています。

 もうひとつはマーラーの交響曲第10番第1楽章のピアノ4 手編曲。1920年代、彼の親友の音楽学者ソレルチンスキーがレニングラードに協会を設立するほどマーラーに関心が高まっていました。
 ショスタコーヴィチも衝撃を受け、以後強い感化をうけることとなりました。編曲は1920年代後半と思われますが、全曲ではなく最初の3分の1まで約8分の未完作品。
 仕事というよりは個人的な研究目的と協会員に聴かせるためで、最近ようやく日の目を見ました。マーラーとショスタコーヴィチをつなぐ絆なうえ、セコンドをティベルギアンが受け持っているのも豪華です。

 フィルアップは、ショスタコーヴィチが正式に作曲を学び始めた少年時代に試作した4つのピアノ曲。
 ショパンやラフマニノフを思わす作風のなか、ピアニスティックな技法やグロテスクさも垣間見せ興味津々。さらに1945年に取り組みながら中止したヴァイオリン・ソナタの断章も貴重。
 ユン・イサンのヴァイオリン協奏曲第3番ディスクで好演した韓国出身の若手パク・スーイエの熱演を楽しめます。

 ニコラ・スタヴィは1975年生まれのフランスのピアニスト。ドミニク・メルレ門下で2000年の第14回ショパン国際コンクール入賞の実力派。
 ソプラノのバカノワは1984年生まれ。2013年のフェニーチェ劇場の来日公演で注目されました。
 ギリシャのバス、スタヴラカキスは2019年第16回チャイコフスキー国際コンクール声楽部門優勝の注目の若手。両者とも新鮮な歌唱ぶりを堪能させてくれます。
 




MDG



MDG 61322712
(CD)
¥2500
ミヨー:歌曲集 Vol.1
 ・ジャン・コクトーの3つの詩 Op.59
 ・リオの街で Op.44a
 ・ユダヤの詩 Op.34
 ・ペトログラードの夜 Op. 55
 ・レオ・ラティールの4 つの詩 Op.20
 ・最初の家庭 Op.193より2曲
 ・ヴォカリーズ Op.105
ホルガー・ファルク( バリトン)
シュテッフェン・シュライエルマッヒャー(ピアノ)

 バリトン歌手のホルガー・ファルク、ピアニストのシュライエルマッヒャーがダリウス・ミヨーの歌曲の録音シリーズをスタート!

 輸入盤・日本語帯付

 ハンス・アイスラーの歌曲集やオネゲル:歌曲集(MDG-61322032)など知られざる作品を録音してきたバリトン歌手のホルガー・ファルク、ピアニストのシュテッフェン・シュライエルマッヒャーがこの度、フランス6人組のメンバーの一人ダリウス・ミヨーの歌曲の録音シリーズをスタートさせます。
 ミヨーの歌曲は華やかなキャバレー・ソングからシリアスな歌曲まで音楽の幅が非常に広く、その全貌を把握するのは困難です。その巨大なミヨーの迷路に二人がどのように挑んでいくのか非常に楽しみなシリーズ・スタートといえるでしょう。

 ミヨーは、同時代の作曲家たちが無調や十二音技法を追及していく中、生涯調性音楽に忠実でありました。
 ただ楽曲の中で、同時に複数の調性を使用する多調性はミヨーの特徴とも言えます。
 8分の5拍子の「ヴォカリーズ・エチュード」は、発声練習というより南米の踊りのような独特な響きが感じられます。
 また「リオの街で」は、ブラジルに滞在した際の思い出が影響されています。またロシアの移民団の録音をもとにした「ペトログラードの夜」はユニークなキャバレー音楽のような印象を受けます。
 多彩で豊富な楽想を駆使したミヨーの世界を十分に楽しむことのできる1枚です。
 
 


MDG 92622776
(SACD HYBRID)
¥2500
カテルヴァ・ムジカ
ヴィルトゥオーゾの芸術 Vol.1~ソロ・コンチェルト集

 ヴィヴァディ:リコーダー協奏曲(RV441)ハ短調
 ニコラ・フィオレンツァ :チェロ協奏曲 ヘ長調
 ヨハン・ゴットリープ・グラウン:ヴィオラ協奏曲(Cv:VIII:116) 変ホ長調
 ヨハン・ヨアヒム・クヴァンツ:ホルン協奏曲(QV 5)嬰ニ長調
 ヨハン・メルヒオール・モルター:
  ティンパニとオーケストラのための交響曲
カテルヴァ・ムジカ
 スザンヌ・ホッホシャイト(リコーダー)
 イモーラ・ゴンボス(チェロ)
 ヴォルフガング・.ファブリ(ヴィオラ)
 O.ニコライ(ホルン)
 F.コッホ(ティンパニ)

 古楽アンサンブル、カテルヴァ・ムジカのMDG初アルバム、18世紀の技巧的なソロ協奏曲を収録

 Stereo/5.1/2+2+2、76'58、輸入盤・日本語帯付

 ドイツのルール地方の西部に位置するヴェストファーレンで活動する古楽アンサンブル、カテルヴァ・ムジカのMDG 初アルバムがリリースされます。
 同団は、1998年にエルケ・ファブリ、ヴォルフガング・ファブリ夫妻によって設立。オリジナル楽器による演奏で、歴史的な音楽をただ蘇らせるだけではなく、現代的なアプローチを取り込んだ生き生きとした演奏で定評があります。
 第1弾は、18世紀の技巧的な5つのソロ協奏曲を収録。ドイツの前古典派の作曲家ヨハン・ゴットリープ・グラウンのヴィオラ協奏曲。18世紀ヨーロッパ屈指の名フルート演奏家であったヨハン・ヨアヒム・クヴァンツによるなんと嬰ニ長調のホルン協奏曲。
 ドイツ後期バロックから前古典派に至る過渡期の作曲家ヨハン・メルヒオール・モルターによる交響曲はティンパニがソロ楽器として登場します。
 あまり知られていない18世紀ナポリの作曲家・ヴァイオリニストのニコラ・フィオレンツァのチェロ協奏曲はソロ楽器を効果的際立たせた華麗な作品。
 そしてヴィヴァルディのリコーダー協奏曲は、生き生きとしたリコーダーのトリルが伸びやかに響きます。
 
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MDG 30722732
(CD)
¥2500→\2290
ライプツィヒ弦楽四重奏団
ヨアヒム・ラフ(1822-1882):室内楽作品集Vol.3

 弦楽八重奏 ハ長調 Op.176 
 ピアノ五重奏「幻想曲」ト短調 Op.207b
 《トロヴァトーレ》《リゴレット》
  (ヴァイオリンとピアノのため)
ライプツィヒ弦楽四重奏団
 【シュテファン・アルツベルガー(ヴァイオリン)、
  ティルマン・ビューニング(ヴァイオリン)、
  イーヴォ・バウアー(ヴィオラ)、
  ペーター・ブルンス(チェロ)】
八重奏
 エリザベス・ディングスタッド(ヴァイオリン)
 フランク・ライネッケ(ヴァイオリン)
 ドルテア・ヘムケン(ヴィオラ)
 ペーター・ヘル(チェロ)
ピアノ五重奏
 ルドルフ・マイスター(ピアノ)
トロヴァトーレ&リゴレット
 シュテファン・アルツベルガー(ヴァイオリン)
 ルドルフ・マイスター(ピアノ)

 祝生誕200年、スイス出身の中期ロマン派の作曲家ヨアヒム・ラフ、ライプツィヒ弦楽四重奏団による第3弾、珍しいアンコール・ピースも収録!

 69'56、輸入盤・日本語帯付

 スイス出身の中期ロマン派の作曲家ヨアヒム・ラフ。リストの助手としてオーケストレーションを務めるなど評価されます。
 後に独立し、生涯に交響曲11曲、弦楽四重奏曲8曲、協奏曲など200曲以上の作品を残しています。
 しかし、ラフ自身は優れたピアニストであったにも関わらず公開演奏会はほとんど行わず、自己宣伝は苦手で私生活はつつましいものでした。
 晩年はフランクフルトのホッホ音楽院の院長に就任し後進の指導にあたっていました。
 今回ラフの生誕200年を記念して、第1集(MDG-30721872)、第2集(MDG-30722552) に続き、ライプツィヒ弦楽四重奏団が第3集をリリース。弦楽八重奏、ピアノ五重奏に加え、アンコール・ピースとして非常に珍しい2曲を収録しています。
 当時絶大な人気を誇っていた編曲家ジョゼフ・クフナーの名義でラフが書いたヴェルディの人気オペラ《トロヴァトーレ》《リゴレット》のヴァイオリンとピアノ版は必聴です。



旧譜
ライプツィヒ弦楽四重奏団

ヨアヒム・ラフ:室内楽作品集VOL.1・2

 MDG 30721872
\2500→\2290
ヨアヒム・ラフ(1822-1882):室内楽作品集VOL.1
 弦楽四重奏曲第1 番OP.77ニ短調
 弦楽四重奏曲第2 番OP.90イ長調
ライプツィヒ弦楽四重奏団
 【シュテファン・アルツベルガー(ヴァイオリン)、
  ティルマン・ビューニング(ヴァイオリン)、
  イーヴォ・バウアー(ヴィオラ)、
  ペーター・ブルンス(チェロ)】

 リストの助手としても活躍したヨアヒム・ラフ、ライプツィヒ弦楽四重奏団による室内楽作品集

 録音:2020年6月18-21日マリエンミュンスター修道院コンツェルトハウス/63'46、輸入盤・日本語帯付

 スイス出身の中期ロマン派の作曲家ヨアヒム・ラフ。リストの助手としてオーケストレーションを務めるなど評価されます。後に独立し、生涯に交響曲11曲、弦楽四重奏曲8曲、協奏曲など200曲以上の作品を残しています。
 しかし、ラフ自身は優れたピアニストであったにも関わらず公開演奏会はほとんど行わず、自己宣伝は苦手で私生活はつつましいものでした。晩年はフランクフルトのホッホ音楽院の院長に就任し後進の指導にあたっていました。
 ここにラフの再評価を高めるためにライプツィヒ弦楽四重奏団によるシリーズがスタートするのは喜ばしいものと言えるでしょう。
 ラフの室内楽作品の第1集となる本作は、ヘルメスベルガー四重奏団によって初演されたラフのワイマール時代最後の作品で最初の弦楽四重奏曲第1番とウィスバーデンに引っ越した翌年に書かれた第2番を収録しています。
 

 MDG 30722552
\2500→\2290
ライプツィヒ弦楽四重奏団
ヨアヒム・ラフ(1822-1882):室内楽作品集Vol.2

 弦楽四重奏第5番 ハ長調 作品138
 弦楽四重奏第7番 変ホ長調 作品192-2
ライプツィヒ弦楽四重奏団
 【シュテファン・アルツベルガー(ヴァイオリン)、
  ティルマン・ビューニング(ヴァイオリン)、
  イーヴォ・バウアー(ヴィオラ)、
  ペーター・ブルンス(チェロ)】

 祝生誕200年、スイス出身の中期ロマン派の作曲家ヨアヒム・ラフ、ライプツィヒ弦楽四重奏団による第2弾

 62'27、

 スイス出身の中期ロマン派の作曲家ヨアヒム・ラフ。リストの助手としてオーケストレーションを務めるなど評価されます。後に独立し、生涯に交響曲11曲、弦楽四重奏曲8曲、協奏曲など200曲以上の作品を残しています。
 しかし、ラフ自身は優れたピアニストであったにも関わらず公開演奏会はほとんど行わず、自己宣伝は苦手で私生活はつつましいものでした。
 晩年はフランクフルトのホッホ音楽院の院長に就任し後進の指導にあたっていました。
 今回ラフの生誕200年を記念して、第1集(MDG-30721872)に続き、ライプツィヒ弦楽四重奏団が世界初録音となる弦楽四重奏曲第5番と『美しき水車小屋の娘』(Schone Mullerin)と呼ばれている第7番を録音しました。

 




BR KLASSIK



900530
¥2800
モーツァルト:戴冠式ミサ
 1-2. ミサ曲 ハ長調 「戴冠式ミサ」 K. 317
  - キリエ、グローリア
 3. 教会ソナタ K. 326
 4. ミサ曲 ハ長調 「戴冠式ミサ」 K. 317 - クレド
 5. 創造主の御母 K. 277
 6-8. ミサ曲 ハ長調 「戴冠式ミサ」 K. 317
   - サンクトゥス、ベネディクトゥス、アニュス・デイ
 9-14. 主日のための晩課 K. 321
カタリナ・コンラディ(ソプラノ)
ソフィー・ハームセン(メゾ・ソプラノ)
スティーヴ・ダヴィスリム(テノール)
クレシミル・ストラジャナッツ(バス)
ラファエル・アルパーマン(オルガン)
バイエルン放送合唱団
ベルリン古楽アカデミー(ピリオド楽器使用)
ハワード・アーマン(指揮)

 録音: 2022年5月19-21日 ミュンヘン、ヘルクレスザール(ライヴ録音)

 モーツァルトがザルツブルク時代後期に作曲した教会音楽によるコンサートのライヴ録音が登場。
 「戴冠式ミサ」の名はモーツァルトの命名ではありませんが、ウィーンの宮廷では人気があったらしく、1791年の神聖ローマ帝国皇帝レオポルト2世の戴冠式で宮廷楽長アントニオ・サリエリの指揮により演奏されています。
 作曲当時は教会で演奏される音楽が過度に複雑になるのを禁じていたため、わかり易く華やいだ曲想が好まれた理由かもしれません。
 ここではほぼ同時期に書かれたと見られる教会ソナタや晩課を加え、祝祭的な雰囲気を演出しています。
 ソリストに実力派の若手・中堅を揃えた、気鋭の古楽アンサンブルとの共演で、バイエルン放送合唱団もアクセントの利いた精彩に富んだ演奏を聞かせます。
 (ブックレットに歌詞は掲載されていません)

 
 
 


900206
¥2800
ドイツの公共放送100周年記念
 1923年 - The Wild Sound of the 20s


 1-6. エルンスト・トッホ(1887-1964): 舞踊組曲 Op. 30
  - フルート、クラリネット、ヴァイオリン、ヴィオラ、
   コントラバスとパーカッションのために

 7-13. クルト・ヴァイル(1900-1950):
  中世の七つの詩による『乙女の踊り』Op. 10
   - ソプラノ、フルート、ヴィオラ、クラリネット、
    ホルンとファゴットのために

 14-16. エルンスト・クシェネク(1900-1991):
  無伴奏混声合唱のための3つの合唱曲 Op. 22

 17-22. ベーラ・バルトーク(1881-1945):
  舞踊組曲 Sz 77 - オーケストラのために
アンナ=マリア・パリー(ソプラノ)...7-13

ソリスト・・・
 バイエルン放送交響楽団のメンバー
  コルビニアン・アルテンベルガー(ヴァイオリン)...1-6
  ベネディクト・ハルネス(ヴィオラ)...1-13
  ナタリー・シュヴァーベ (フルート)...1-13
  ベッティーナ・ファイス(クラリネット)...1-13
  ルーカス・リヒター(コントラバス)...1-6
  グイド・マルグランダー(パーカッション)...1-6
  ウルズラ・ケプザー(ホルン)‥7-13
  イェズス・ヴィッラ・オルドネス(ファゴット)...7-13
バイエルン放送合唱団...14-16
ハワード・アーマン(指揮)...14-16
バイエルン放送交響楽団...17-22
クリスティアン・マチェラル(指揮)...17-22

 録音:2021年4月12&13日 バイエルン放送スタジオ2...7-13 2022年3月22日 バイエルン放送スタジオ1...14-16 2017年3月8-10日 ガスタイク、フィルハーモニー...17-22

 2023年はドイツの公共放送100周年にあたり、これを記念した企画がBR-KLASSIKから登場。
 ベルリンのポツダム広場の一角からドイツの公共放送サービスが始まったのは1923年10月29日。ラジオは音楽文化の普及と発展に非常に大きな役割を果たしました。
 当時のドイツでは第1次世界大戦の戦後処理でハイパーインフレが経済を直撃し、社会を深刻な不安が覆うと同時に、ワイマール共和制の下で文化が爛熟していました。
 このアルバムには1923年に作曲され、あるいは構想を得た作品を収録。モダニズムのもたらした新しいサウンドが聞かれます。
 
 


900342
¥2800
ドイツの公共放送100周年記念
 1923年 カプレ: オラトリオ「イエスの鏡」

 アンドレ・カプレ(1878-1925):オラトリオ「イエスの鏡」(1923)
  - メゾ・ソプラノ、女声合唱、弦楽合奏とハープのために
   1-6. 第1部 喜びの鏡
   7-12. 第2部 苦しみの鏡
   13-18. 第3部 栄光の鏡
アンケ・フォンドゥング(メゾ・ソプラノ)
バイエルン放送合唱団
ミュンヘン放送管弦楽団
ハワード・アーマン(指揮)

 録音: 2019年4月4&5日 ミュンヘン、イエスの聖心教会(ライヴ)

 2023年はドイツの公共放送100周年にあたり、これを記念した企画がBR-KLASSIKから登場。
 ベルリンのポツダム広場の一角からドイツの公共放送サービスが始まったのが1923年。カプレの『イエスの鏡』は同年春から秋にかけて作曲されました。
 聖母マリアという「鏡」に映ったキリストの生涯を描いたアンリ・ゲオンの詩をテキストとするオラトリオで、マリア役のメゾ・ソプラノが時に歌い、時に語るように物語を進め、カプレが研究した中世音楽のような響きと無調的な瞬間が入れ替わります。
 小編成の女声合唱がもたらす透明感と浮遊感に弦楽合奏とハープを交えたサウンドが、キリストの苦悩と受難を描く第2部にあっても物語を神秘的に彩り、最後の被昇天の法悦感も見事に演出。
 1923年は第1次世界大戦が終わってから5年目で、戦争の傷跡もそこかしこに残っていました。
 カプレも第1次大戦従軍中の負傷による後遺症に苦しみ、彼の作品中でも屈指の大作となった『イエスの鏡』を仕上げた後、2年も経たずに亡くなりました。

 
 



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NAXOS



8.507014
(7CD)
¥6000→\5590

デイヴィッド・ロイド=ジョーンズ指揮&ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管
 バックス:交響曲全集&管弦楽作品集


 【CD1】...8.553525
  1. 交響詩「妖精の丘に」(1909/1921改訂)
  2. 交響詩「ファンドの園」(1913-16)
  3-5. 交響曲第1番 変ホ長調(1921-22)
 【CD2】...8.554093
  1-3. 交響曲第2番 ホ短調&ハ長調(1924-26)
  4. 交響詩「11月の森」(1917)
 【CD3】...8.553608
  1-3. 交響曲第3番(1928-29)
  4. 管弦楽のための自然詩「幸福の森」(1914-21)
 【CD4】...8.555343
  1. 悪漢喜劇への序曲(1930)
  2. 自然交響詩「ニンフォレプト」(1912-15)
  3-5. 交響曲第4番(1930-31)
 【CD5】...8.554509
  1-3. 交響曲第5番 嬰ハ短調(1931-32)
  4. 交響詩「松の木のおはなし」(1931)
 【CD6】...8.557144
  1-3. 交響曲第6番(1933-35)
  4. 交響詩「黄昏に」(1908)
  5. 夏の音楽(1921/1932改訂)
 【CD7】...8.557145
  1. 交響詩「ティンタジェル城」(1917-19)
  2-4. 交響曲第7番(1938-39)
ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管弦楽団
デイヴィッド・ロイド=ジョーンズ(指揮)

 録音:Henry Wood Hall, Glasgow, Scotland(UK) 1995年8月...CD2 1996年1月31日...CD1、CD3:4 1996年5月30日...CD3:1-3 1996年5月31日...CD5:1-3 1996年6月31日...CD5:4 初出時よりこの表記 2000年8月24-25日...CD4 Glasgow Royal Concert Hall, Scotland(UK) 2002年8月3-4日...CD6 2002年8月21-22日...CD7

 2023年に生誕140年、没後70年となるアーノルド・バックス。数多くの交響曲が書かれた19世紀末から20世紀半ばのイギリスにあって、ケルト文化の影響を感じさせる神秘的・幻想的な作風で根強い人気があります。
 このボックスでは彼の書いた7曲の交響曲をすべて収録。加えて多くの交響詩を含む管弦楽曲が収録されており、バックスの音楽の魅力にどっぷりと浸ることが出来ます。
 ロンドンに生まれたバックスはW.B.イェーツの『ケルトの薄明』に接してアイルランドとケルト文化に魅了され、ダブリンに移り住んで当地の文学サークルで活動したこともあります。
 バックスのケルトへの関心は自然崇拝や妖精物語、民間伝承や神話といった精神的なもの、世界観へ向けられ、後にアーサー王伝説や北欧神話にも広がってゆきます。
 彼の交響詩や交響曲の多くはそのような関心が育んだ自然現象や伝説の幻想的な表現で、そこでは静まり返った森、荒れ狂う海、古代遺跡が誘う夢想などが、練達の管弦楽法により、時に印象派音楽、時に映画音楽のような効果を伴って描き出されています。
 7つの交響曲は1921年から39年までの時期に書かれました。北方的なものに惹かれていたバックスは1932年にシベリウスと会って意気投合し、第5番をシベリウスに献呈しています。
 その後も意欲的に創作を続けたバックスですが、第2次世界大戦の勃発後は作品数が激減し、交響曲はシベリウスと同じく第7番が最後となりました。
 オペラ指揮者としても高く評価されていたデイヴィッド・ロイド=ジョーンズ(1934-2022)が指揮するロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管弦楽団の演奏は、ダイナミックで意欲的なもの。『グラモフォン』など英国内外で高く評価されています。
 
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8.574407
¥1800

ブラジル外務省プロジェクト「Brasil em Concerto」新作アルバム

 サントロ:南アメリカ幻想曲集/無伴奏ヴァイオリン・ソナタ

 1. 無伴奏フルートのための南アメリカ幻想曲(1983)
 2. Transicoes para um Encontro de 3 Fantasias -
  第1番 アンダンテ(1984)*
 3. 無伴奏オーボエのための南アメリカ幻想曲(1983)*
 4. Transicoes para um Encontro de 3 Fantasias -
  第2番 エクスプレッシーヴォ・レント(1984)*
 5. 無伴奏クラリネットのための南アメリカ幻想曲(1983)
 6. Transicoes para um Encontro de 3 Fantasias -
  第3番 レント(1984)*
 7. 無伴奏ファゴットのための南アメリカ幻想曲(1983)
 8. Transicoes para um Encontro de 3 Fantasias -
  第4番 フィナーレ(アレグロ)(1984)*
 9. 独奏ギターのための南アメリカ幻想曲(1983)
 10. 無伴奏ホルンのための南アメリカ幻想曲(1983)*
 11. 無伴奏トランペットのための南アメリカ幻想曲(1983)*
 12. 無伴奏トロンボーンのための南アメリカ幻想曲(1983)
 13. 無伴奏チューバのための南アメリカ幻想曲(1983)
 14. 独奏ピアノのための南アメリカ幻想曲(1983)*
 15. 無伴奏ヴァイオリンのための南アメリカ幻想曲(1983)
 16. 無伴奏ヴィオラのための南アメリカ幻想曲(1983)*
 17. 無伴奏チェロのための南アメリカ幻想曲(1983)*
 18. 無伴奏コントラバスのための南アメリカ幻想曲(1983)*
 19. 声とピアノのための南アメリカ幻想曲(1983)
  無伴奏ヴァイオリン・ソナタ(1940)
 20. I. Preludio
 21. II. Allegro com brio
 22. III. Lentamente
 23. IV. Allegro gracioso
 *...世界初録音
ナタリア・アウレア(ソプラノ)...19
クラウディア・ナシメント(フルート)...1
アルカディオ・ミンチュク(オーボエ)...2-4、6、8
オバニル・ブオシ(クラリネット)...2、4-6、8
アレシャンドリ・シウヴェリオ(ファゴット)...2、4、6-8
ルイス・ガルシア(ホルン)...10
フェルナンド・ディセーニャ(トランペット)...11
ワーグナー・ポリスチュク(トロンボーン)...12
フィリペ・ケイロス(チューバ)...13
ダヴィ・グラトン(ヴァイオリン)...15
エマヌエーレ・バルディーニ(ヴァイオリン)...20-23
オラシオ・シェーファー(ヴィオラ)...16ロ
ドリーゴ・アンドラーデ(チェロ)...17
ペドロ・ガデーリャ(コントラバス)...18フ
ァビオ・ザノン(ギター)...9
オリガ・コピロヴァ(ピアノ)...14、19

 録音: Sala Sao Paulo, Sao Paulo, Brazil 2019年5月27日...1、3、13/30日...11/31日...17、18 2019年6月2日...12、14/13日...10/27日...15、16/ 28日...20-23 2019年9月13日...7/28日...2、4-6、8 2019年10月11日...9/12日...19

 ブラジル外務省が主導するプロジェクト「Brasil em Concerto」の1枚。
 19世紀から20世紀にかけて作曲された約100曲のブラジル音楽をブラジルのオーケストラが演奏、録音するという、これまでになかった大がかりな企画です。
 このアルバムでは、14の交響曲を含む600曲にものぼる作品を書いたクラウジオ・サントロの室内楽曲を聴くことができます。
 1983年、リオデジャネイロで開催された若手音楽家のコンクール用に課題曲を求められたことがきっかけとなり、サントロは15曲から成る「南アメリカ幻想曲集」を作曲しました。
 当時彼が傾倒していた十二音と無調を基調としつつ、多彩なスタイルを持ち、高度な技巧を要求するこれらの作品は、 現在ブラジルの器楽奏者たちの重要なレパートリーとなっています。
 またトラック2,4,6,8はブラジリア大学の3人の教授からの依頼で作曲された、オーボエ、ファゴット、クラリネットのための短い作品で「南アメリカ幻想曲」の素材が用いられています。
 最後に置かれた 無伴奏ヴァイオリンのためのソナタは、21歳の若きサントロの実験的な作品。
 サントロ自身によって初演されており、素材の用い方などは後の「南アメリカ幻想曲」に通じるものがあります。
 
 
8.579137
¥1800
ホルン三重奏曲集 バークリー/ブラームス/レシュノフ
 レノックス・バークリー(1903-1989): ホルン三重奏曲 Op. 44(1952)
  1. I. Allegro/2. II. Lento/3. III. Tema con variazioni
 ヨハネス・ブラームス(1833-1897):
  ホルン三重奏曲 変ホ長調 Op. 40(1865)
   4. I. Andante - Poco piu animato/5. II. Scherzo: Allegro/
   6. III. Adagio mesto/7. IV. Finale: Allegro con brio
 ジョナサン・レシュノフ(1973-):
  ホルン、ヴァイオリンとピアノのための三重奏曲(2016) ...世界初録音
   8. I. Pensive/9. II. Fast
デイヴィッド・クーパー(ホルン)
アレクサンダー・カー(ヴァイオリン)
オライオン・ワイス(ピアノ)

 録音: 2017年9月5-7日 Academy of Arts and Letters, New York(USA)

 1865年に完成されたブラームスのホルン三重奏曲。ブラームスのホルンを用いた室内楽作品はこの曲のみですが、彼は幼い頃に父からナチュラルホルンを学んでいたこともあり、楽器については熟知したようです。
 同年に死去した母への追悼の思いや、ドイツの古いコラールなどが織り込まれたこの曲は、完成度の高さによって、以降の作曲家たちに大きな影響を与えました。
 20世紀になってこの形式に注目したのが英国の作曲家レノックス・バークリー。彼の友人のピアニストから委嘱され、書き上げた三重奏曲は独創的なフレーズと緊密なアンサンブルを要する見事な作品。
 終楽章には変奏曲が置かれるなど工夫が凝らされています。現代アメリカで高い人気を誇るレシュノフの「ホルン三重奏曲」は、ブラームスだけではなく、彼が敬愛するベートーヴェンからも影響を受けた作品。「闇から光へ」というモットーに基づき、ヴァイオリンの豊かな旋律にはじまり3つの楽器が親密な対話を繰り返しながら、楽しくリズミカルな音楽に変化していきます。
 シカゴ交響楽団の首席ホルン奏者デイヴィッド・クーパー、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団のコンサート・マスターを務めた経験のあるヴァイオリニスト、アレクサンダー・カー、アメリカを中心に数多くのオーケストラと共演するピアニスト、オライオン・ワイスの3人が素晴らしいアンサンブルを披露しています。
 
 


8.660514
(2CD)
¥2600
ダニエル=フランソワ・オーベール:
 歌劇《媚薬》(1831)(フランス語歌唱)

  【CD1】
   1. 序曲
   2-18. 第1幕
  【CD2】
   1-10. 第2幕
ギヨーム...パトリック・カボンゴ(テノール)
ジョリ=クール...エマニュエル・フランコ(バリトン)
フォンタナローズ...エウジェニオ・ディ・リエート(バス)
テレジーネ...ルイザ・ファトヨル(ソプラノ)
ジャンネッテ...アディーナ・ヴィリキ(ソプラノ)
クラクフ・フィルハーモニー合唱団&管弦楽団
ルチアーノ・アコチェッラ(指揮)

 録音: 2021年7月13-15日 バート=ヴィルトバート・ロッシーニ音楽祭 Offene Halle Marienruhe, Bad Wildbad(ドイツ)

 フランスの歌劇作曲家フランソワ・オーベール。
 19世紀前半のパリではワーグナーと人気を二分し、またその才能はロッシーニにも比肩するとまで賞賛されましたが、やがてオーベールの人気は下火となり、現在では《フラ・ディアヴォロ》などの一部の作品が上演されるのみです。
 この歌劇《媚薬》はウジェーヌ・スクリーブの台本によるもので、フランス田園地方に住む人々の恋愛模様が描かれています。
 ロッシーニの《オリー伯爵》から影響を受けたとされる筋書きは、村娘テレジーネに恋するギヨームの行動と心の動きが面白可笑しく描写されており、美しい音楽と、生き生きとしたアリアとカヴァティーナで彩られています。
 1831年に初演された際は200回以上も再演されるほどの大成功を収め、ベルリン、ブリュッセル、ロンドン、ミラノなどの他のヨーロッパの首都で上演され、やがてニューヨークにまで到達。
 またこの作品はドニゼッティの《愛の妙薬》にも大きな影響を与えました。
 この演奏は2021年バート=ヴィルトバート・ロッシーニ音楽祭の上演記録です。
 
 

8.579116
¥1800
ルクセンブルクの現代音楽 第2集 ピュッツ:管弦楽作品集
 1. Moods ムード(2013)
 人生の章(チューバと管弦楽版)(2010)
  2. I. Wild Days/3. II. Midlife (to Dana)/
  4. III. A Celebration of Life
 5. Elegia エレジア(2009/2021改訂)
 ユーフォニアの声(2019)
  6. I. Intrada -7. II. Cantilena -8. III. Dance
 9. Stromungen 海流(2014)
カール・ベルケル(チューバ)...2-4
フィリップ・シュヴァルツ(ユーフォニアム)...6-8
コットブス州立劇場フィルハーモニー管弦楽団
アレクサンダー・メルツィン(指揮)

 録音: 2021年6月11-12日 Sttatstheater Cottubus(ドイツ)

 1958年ルクセンブルクで生まれた作曲家マルコ・ピュッツ。リエージュでサックスと作曲、指揮法を学び、1987年から作曲家として活動をはじめ、シンフォニック・ウィンド・バンド、室内楽、子供向けミュージカル、弦楽四重奏、オーケストラのために100曲近い作品を書き上げ、多くの賞を獲得。国際的に知られるようになりました。
 彼の音楽は、聴衆と演奏家の双方にとって親しみやすく楽しいことが中心的となっています。
 収録作は「ムード」を除いて世界初録音。「ユーフォニアの声」はあまり注目されることのない楽器の表現力を探求した作品であり、「人生の章」では喜びと悲しみのコントラストが描かれています。
 また「エレジー」ではバッハのコラールが主題に用いられていますが、旋律はさまざまな形に変形されていきます。
 「海流」はルクセンブルク文化省の委嘱作品。流動的な旋律がやがてクライマックスを形成し、最後は穏やかな雰囲気に包まれ曲を閉じます。
 


<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>

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BIDDULPH RECORDINGS



BIDD85022
¥2200→\1990
フリッツ・クライスラー
 ベル・テレフォン・アワー録音集 第3集
フリッツ・クライスラー(ヴァイオリン)
ベル・テレフォン・アワー・オーケストラ
ドナルド・ヴォーヒーズ(指揮)

  1. ヨーゼフ・ハイドン(1732-1809): ハンガリー風ロンド(クライスラー編)
  2. ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(1756-1791): ハフナーセレナード - ロンド(クライスラー編)
  3. フリッツ・クライスラー(1875-1962): ルイ13世の歌とパヴァーヌ「クープランの様式による」
  クライスラー: 協奏曲 ハ長調「ヴィヴァルディの様式による」
   4. I. Allegro energico, ma non troppo/5. II. Andante doloroso/6. III. Allegro molto
  7. ヨハン・ブランドル(1835-1913):
   喜歌劇《愛するオーガスティン》 - オールド・リフレイン(クライスラー編)
  8. ホイベルガー: 喜歌劇《オペラ舞踏会》 - 真夜中の鐘(クライスラー編)
  クライスラー:
   9. 喜歌劇《シシー》 - Ich war' so gern einmal verliebt わが瞳に輝ける星/
   10. ウィーン小行進曲/11. ウィーン風狂想的幻想曲/
   12. ベートーヴェンの主題によるロンディーノ/13. 美しきロスマリン/
   14. 愛の悲しみ/15. 愛の喜び/16. ウィーン奇想曲/17. 中国の太鼓/18. マラゲーニャ
  19. 伝承曲: ロンドンデリーの歌(クライスラー編)

 ※録音は全てライヴです。

 録音:1945年10月30日...1 1947年4月14日...2 1948年10月4日...3 1945年4月16日...4、7、13、14、15、16 1946年4月15日...5、6 1946年12月16日...8、11 1946年10月17日...9 1945年10月29日...10 1945年1月1日...12、17 1950年3月6日...18 1944年10月9日...19
 復刻プロデューサー: Eric Wen/マスタリング: Dennis Patterson

 【初出&貴重音源多数! ベル・テレフォン・アワー第3集は自作・編曲集】
 1940年から1958年まで放送されたアメリカの人気ラジオ番組ベル・テレフォン・アワー。クラシック、ジャズ、ポップスのスターが出演し、聴取者は8百万人から9百万人に達したといいます。
 クライスラーも1944年から1950年にかけて出演しましたが、その演奏はごく一部を除いて録音として世に出ることはありませんでした。
 Biddulphは「個人所蔵の、望みうる最上のコンディションの素材」をもとにベル・テレフォン・アワーでのクライスラーの演奏をCD3枚に復刻。
 クライスラーは1941年にニューヨークで交通事故に遭い、一時はステージ復帰も危ぶまれましたが、1943年にカムバック、「奇跡の復活」と呼ばれました。
 ベル・テレフォン・アワーの録音集は、その「奇跡の復活」直後から1950年の引退までのクライスラーの姿を伝える貴重なものです。

 完結編となる第3集はクライスラー自身の作品と編曲作品を収録。クライスラーはバロック音楽のスタイルで作品を書くのが上手でした。トラック3-6でその一端を聞くことができます。
 ウィーン生まれのクライスラーにとって、典雅なウィーン情緒を伝える作品は書くのも弾くのもお手のもの。このアルバムでも随所で堪能できます。
 最後の3曲は異国のイメージで作曲・編曲した作品。中国、スペイン、スコットランドの雰囲気を漂わせつつ、歌い口には彼ならではの魅力が満ちています。
 「マラゲーニャ」はクライスラー自身による録音がありませんでした。他の曲についてもクライスラーによるオーケストレーションでの録音は貴重なものとなっています。
 クライスラーが関心を寄せていたバロック時代には、演奏家と作曲家が一体となっていましたが、時代が下るにつれて分業が進みました。
 20世紀に活躍したヴァイオリストで名曲を多数残したという点でも、クライスラーは格別な存在です。



世界的に大ベストセラーになって在庫品薄になっている第1弾&第2弾
早めに手配しておいたほうが良いかと思います。



 BIDD85019
\2200→\1990

フリッツ・クライスラー
 ベル・テレフォン・アワー録音集 第1集


  ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(1756-1791):
   1. ヴァイオリン協奏曲第3番 ト長調 K. 216 - I. Allegro
     録音: 1950年3月6日
  モーツァルト:
   2. ヴァイオリン協奏曲第4番 ニ長調 K. 218 - I. Allegro
     録音: 1945年1月1日
  ジョヴァンニ・バッティスタ・ヴィオッティ(1755-1824):
   ヴァイオリン協奏曲第22番 イ短調 G. 97(F. クライスラー編)
    3. I. Moderato*/4. II. Adagio/5. III. Agitato assai
      録音: 1945年2月19日/1945年10月29日*
  フェリックス・メンデルスゾーン(1809-1847):
   6. ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 Op. 64 -
    I. Allegro molto appassionato
      録音: 1944年7月17日
  ヨハネス・ブラームス(1833-1897):
   7. ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op. 77 - II. Adagio
     録音: 1945年12月31日
  マックス・ブルッフ(1838-1920):
   ヴァイオリン協奏曲第1番 ト短調 Op. 26
    8. I. Vorspiel: Allegro moderato/9. II. Adagio
      録音: 1944年10月9日
フリッツ・クライスラー(ヴァイオリン)
ベル・テレフォン・アワー・オーケストラ
ドナルド・ヴォーヒーズ(指揮)

 復刻プロデューサー: Eric Wen/マスタリング: Dennis Patterson

 【クライスラー・ファン大注目!「弦のBiddulph」がベル・テレフォン・アワー録音の復刻を開始】

 ベル・テレフォン・アワーは電話の実用化で大成功を収めたベル電話会社がスポンサーとなって、1940年から1958年まで放送されたアメリカのラジオ番組(1959年から68年はテレビで放送)。
 出演者はヤッシャ・ハイフェッツ、ヨーゼフ・ホフマン、エツィオ・ピンツァ、リリー・ポンスといったクラシック音楽のスターから、ベニーグッドマン、ビング・クロスビーといったジャズやポップスのスターを揃え、聴取者は8百万人から9百万人に達したという人気番組でした。
 クライスラーも1944年から1950年にかけて出演しましたが、その演奏はごく一部を除いて録音の形で世に出ることはありませんでした。

 Biddulphは「個人所蔵の、望みうる最上のコンディションの素材」をもとにベル・テレフォン・アワーでのクライスラーの演奏をCD3枚に復刻予定で、その第1弾となる当CDには、同番組で収録された協奏曲の演奏がすべて収められています。
 モーツァルトの第3番はクライスラーのディスコグラフィに無いので、第1楽章だけとはいえ貴重。そしてこのアルバム最大の聴きものは、クライスラーが愛奏したのに録音が無かったヴィオッティの第22番の全楽章が収録されていること。
 クライスラーはこの曲を深く研究し、カデンツァを作曲したのみならず、ピアノ伴奏版の楽譜を作成して出版したほど。
 この録音では彼によるオーケストレーション(オリジナル編成を拡大)が採用されており、様々な面で極めて貴重な音源です。
 
 クライスラーは1941年にニューヨークで交通事故に遭い、再起不能と見られた時期もありましたが1943年に「奇跡の復活」を遂げました。
 ここに収められた演奏はいずれも堂々たるもの。Biddulphの復刻もソロ・ヴァイオリンの張りのある艶を伝えます。
 聴衆を入れたライヴ収録だったようで、各曲の終わりには最後の音が消えるのを待ちきれないほど興奮した聴衆の喝采と歓声が収められています。
 「奇跡の復活」直後から1950年の引退までのクライスラーの姿を伝えるベル・テレフォン・アワーの録音集は、ファンにとって大きな驚きと喜びになりそうです。


 



 BIDD85020
\2200→\1990

フリッツ・クライスラー
 ベル・テレフォン・アワー録音集 第2集


 1. アルカンジェロ・コレッリ(1653-1713):
  ヴァイオリン・ソナタ 第12番 ニ短調「ラ・フォリア」
 2. アントニン・ドヴォルザーク(1841-1904):
  我が母の教え給いし歌Op. 55 No. 4
 3. ドヴォルザーク: ユモレスク Op. 101 No. 7
 4. ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー(1840-1893):
  ユモレスク Op. 10 No. 2
 5. チャイコフスキー:
  アンダンテ・カンタービレ ? 弦楽四重奏曲第1番 ニ長調 Op. 11より
 6. ニコライ・リムスキー=コルサコフ(1844-1908):
  ロシアの主題による幻想曲 Op. 33
 7. リムスキー=コルサコフ: 太陽への讃歌 - 歌劇《金鶏》より
 8. 祈り - セルゲイ・ラフマニノフ(1873-1943):
  ピアノ協奏曲第2番 ハ短調 Op. 18 第2楽章による
 9. ラフマニノフ: 前奏曲 ト短調 Op. 23 No. 5
 10. ジュール・マスネ(1842-1912): タイスの瞑想曲 - 歌劇《タイス》より
 11. エセルバート・ネヴィン(1862-1901): ロザリオの祈り
 12. イサーク・アルベニス(1860-1909): タンゴ Op. 165 No. 2
 13. マヌエル・デ・ファリャ(1876-1946): ホタ ? 7つのスペイン民謡より
 14. モーリス・ラヴェル(1875-1937): ハバネラ形式の小品
 15. エルネスト・ショーソン(1855-1899): 詩曲

 【編曲者】
  1-4、6-9、11-12...フリッツ・クライスラー
  13...パウル・コハンスキー
  14...ジョルジュ・カトリーヌ

 ※録音は全てライヴです。
フリッツ・クライスラー(ヴァイオリン)
ベル・テレフォン・アワー・オーケストラ
ドナルド・ヴォーヒーズ(指揮)

 録音:1944年7月17日...12 1945年2月19日...3、10 1945年8月13日...6、8、9 1945年12月31日...13、14 1946年10月7日...1、2 1946年12月16日...11 1947年4月14日...4、5 1948年1月19日...7、15
 復刻プロデューサー: Eric Wen/マスタリング: Dennis Patterson

 【クライスラー・ファン大注目!ベル・テレフォン・アワー第2集も初出音源収録】
 1940年から1958年まで放送されたアメリカの人気ラジオ番組ベル・テレフォン・アワー。クラシック、ジャズ、ポップスのスターが出演し、聴取者は8百万人から9百万人に達したといいます。
 クライスラーも1944年から1950年にかけて出演しましたが、その演奏はごく一部を除いて録音として世に出ることはありませんでした。
 Biddulphは「個人所蔵の、望みうる最上のコンディションの素材」をもとにベル・テレフォン・アワーでのクライスラーの演奏をCD3枚に復刻予定です。
 クライスラーは1941年にニューヨークで交通事故に遭い、一時はステージ復帰も危ぶまれましたが、1943年にカムバック、「奇跡の復活」と呼ばれました。ベル・テレフォン・アワーの録音集は、その「奇跡の復活」直後から1950年の引退までのクライスラーの姿を伝える貴重なものです。

 第2弾となる当CD、レーベルの資料によればトラック1,6,8,9はクライスラーによる同曲初録音とのこと。
 コレッリのラ・フォリアは荘重な出だしがバロック舞曲というより葬送行進曲のよう。ヴァイオリン・パートの音も今日聞くものとは随所で大きな違いがあり、堂々たるカデンツァまで用意されてロマン派ヴィルオゥオーゾ・ピースに変貌しています。
 これはもう編曲というよりはクライスラーによる再創造と呼ぶべきでしょう。ラフマニノフの2曲はラフマニノフが亡くなった2年後の演奏で、親交があったクライスラーとしては特別な思いがあったのではないでしょうか。
 リムスキー=コルサコフの ロシアの主題による幻想曲も含めて、これら4曲にはクライスラー編曲の楽譜を使った他のヴァイオリニストたちによる録音がありますが、クライスラー自身の解釈を伝える録音の持つ意義は計り知れません。
 最後に置かれたショーソンの詩曲はクライスラー72歳の時の演奏。独自のアゴーギクが彼の到達した解釈を伝えます(この曲のみ1994年にBiddulphから復刻されていました)。
 


 


<メジャー・レーベル>
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SONY



19439995992
\4500→\4290
ギラン・バレー症候群から復活したアレッシオ・ビドリが
 80代の長老アラン・ムニエ、ブルーノ・カニーノと組んだ新録音
  超豪華装丁高価格帯アルバム

フレイタス・ブランコ:ヴァイオリン・ソナタ集、ピアノ三重奏曲

 1. ピアノ三重奏曲 (1908)
 2. ヴァイオリン・ソナタ第1番 (1908)
 3. ヴァイオリンとピアノのための前奏曲 (1910)
 4. ヴァイオリン・ソナタ第2番 (1928)レオ(デジタル)
アレッシオ・ビドリ(ヴァイオリン)
アラン・ムニエ(チェロ:1)
ブルーノ・カニーノ(ピアノ)

 この商品はSONY ITALY のローカル・アルバムのため、入荷しづらくなっております。
 新譜でも入手できない可能性がありますのでどうかご了承ください。
 2022/11/30の時点で7枚を手配しておりますが、ご注文いただいた時点で完売している可能性がありますのでどうかご理解ください。


 ポルトガルの作曲家ルイス・デ・フレイタス・ブランコ(1890-1955)の貴重な室内楽作品をSONY CLASSICALが豪華装丁でリリース。
 イタリア語、英語、ロシア語の解説。1枚ものだが超高価格帯商品。

 ルイス・マリア・ダ・コスタ・デ・フレイタス・ブランコ(1890年 - 1955年)はリスボン出身。
 幼い頃よりピアノとヴァイオリンを学んだ。
 1910年にベルリンに留学しエンゲルベルト・フンパーディンクに作曲を学び、さらにパリでクロード・ドビュッシーに師事した。
 1916年よりリスボン音楽院の作曲科の教授を務め、生徒にはジョリー・ブラガ=サントスなどがいる。指揮者のペドロ・デ・フレイタス・ブランコは弟である。

 ここで聴ける第1番のソナタの冒頭は、まさにフランクそのもの。しかしフレイタス・ブランコはその後に独自の路線を歩み、第2番のソナタでは、はっきりと個性を打ち出すことに成功しています。
 その間をつなぐ『前奏曲』のもどかしいまでの美しい音楽は、一皮むけようとする作曲家が身を震わせている姿を見るかのような感さえあります。


 


 アレッシオ・ビドリAlessio Bidoli は、イタリアのヴァイオリニスト。1986年8月18日生まれ。
 7歳からヴァイオリンを始め、17歳のときコルトーナのシニョレッリ劇場にソリストとしてデビュー。その後、ミラノ音楽院で学び、2006年に卒業。ザルツブルクのローザンヌ音楽院でピエール・アモワイヤルに師事し、さらにシエナのキジアーナ音楽院でサルヴァトーレ・アッカルドに師事した。
 ブルーノ・カニーノと共演し、多くのアルバムをレコーディングしている。
 2009年4月にウイルス感染症を発症し、ギラン・バレー症候群により四肢麻痺となったが、2年後に再びヴァイオリニストとして復帰した。
 今回の新録音は名匠アラン・ムニエとブルーノ・カニーノという超ベテラン80代の人々に囲まれた美しい録音。
 豪華な小冊子には、作品の興味深いプレゼンテーションとアーティストの伝記に加えて、 白黒の美しい写真を掲載。

プロモーション動画
https://youtu.be/QggCxNd-_6o







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DHM



19658710732
\3100→\2890

カタリーナ・ズスケ(オーボエ・ダモーレ、指揮)&フライタークスアカデミー
 Bach Concertos: Lost and Found
  ~J.S.バッハ/失われ復元された協奏曲

J.S.バッハ:
 カンタータ『悲しみを知らぬ者』 BWV.209~I. シンフォニア
 オーボエ・ダモーレ協奏曲イ長調
   (原曲:チェンバロ協奏曲 BWV.1055より=
    第1、第3楽章&復活祭オラトリオ BWV.249より=第2楽章)
 ヴァイオリン協奏曲ト短調 BWV.1056
 オーボエ・ダモーレ協奏曲イ長調~ラルゲット
  (原曲:チェンバロ協奏曲 BWV.1055より第2楽章)
 フルート、オーボエ・ダモーレ、ヴァイオリンのための三重協奏曲
   (カンタータ『神の御業こそ麗しい』 BWV.99、
    『平安と歓喜もて われはいま』 BWV.125、
    『備えよ、わたしの魂よ』 BWV.115からの
     ヴァルター・フェリックス・ヒンデルマンによる再構築版)
カタリーナ・ズスケ(オーボエ・ダモーレ、指揮)
フライタークスアカデミー(ピリオド楽器アンサンブル)

 録音:2021年11月29日~12月1日、スイス、ボスヴィル、アルテ教会

 バッハの作品には、自作や他人の作品を巧みにリサイクルして新作に仕立てられたものが数多く残されています。中には原曲が失われてしまっているものもありますが、バッハが旧作を新作に転用するさまざまな手法を研究することで、原曲の姿を推察し復元することがある程度可能になる場合があります。このアルバムも、そうした手法で3つの協奏曲について今では失われたオリジナルの姿を現代に蘇らせたものです。

 『チェンバロ協奏曲イ長調 BWV.1055』は、もともと同じ調性をもつオーボエ・ダモーレのための協奏曲であったことは間違いなく、これまでも多くの演奏者が復元演奏・録音をおこなってきましたが、このアルバムでは第2楽章が『復活祭オラトリオ BWV.249』のアダージョ楽章であったのではという考察の上、そちらで復元し演奏しています(もともとのラルゲット楽章も別トラックに収録)。
 またバッハは、既存の曲に合唱パートと合唱メロディを追加してカンタータに転用している場合もあり、『フルート、オーボエ・ダモーレ、ヴァイオリンのための三重協奏曲ト長調』は、3つのカンタータ(BWV.99、BWV.125、BWV.115)のそれぞれの冒頭の合唱曲から再構築されており、まるでブランデンブルク協奏曲を思い起こさせます。
 このように、フライタークスアカデミーは、バッハのこれらの失われた作曲の魅力的なジャンルのハイブリッド性を指摘し、それらを生き返らせています。

 音楽家、文化のクリエイター、音楽の仲介者としての多様な活動において、自身が1993年にスイス・ベルンを本拠地に共同設立したアンサンブル「フライタークスアカデミー」の監督であるカタリーナ・ズスケ。ク・エビンゲ、ハンス=ペーター・ヴェスターマンなどにバロック・オーボエを師事し、室内楽奏者およびソリストとして、ヴェニス・バロック・オーケストラ、ベルリン古楽アカデミー、イ・バロッキスティ、チューリッヒ歌劇場のピリオド楽器オーケストラ「ラ・シンティラ」といった数多くの著名な古楽アンサンブルと共演してきました。2002年以降は「フライタークスアカデミー」にて彼女独自のプログラムの企画やその実現を行っており、バロック音楽だけでなく現代音楽、コンテンポラリー・ダンスや視覚芸術、文学といった様々に異なる分野のアーティストとのコラボレーションで成功をおさめています。

カタリーナ・ズスケ



<LP>


ALTUS(LP)

ALTLP 165/169
(5LP)
¥54000
ブルックナー・チクルス in サントリーホール 第3期 1998
 交響曲第5番・第1番・第9番

  ブルックナー:
   (1)交響曲第5番 変ロ長調 WAB 105
    [LP1-A] 第1楽章 21:53
    [LP1-B] 第2楽章 17:00
    [LP2-A] 第3楽章 14:28
    [LP2-B] 第4楽章 26:28
   (2)交響曲第1番 ハ短調 WAB 101
    [LP3-A] 第1楽章 14:02
    [LP3-B] 第2楽章 13:37
    [LP4-A] 第3・4楽章 9:11+15:45
   (3)交響曲第9番 ニ短調 WAB 109
    [LP4-B] 第1楽章 25:16
    [LP5-A] 第2楽章 11:09
    [LP5-B] 第3楽章 27:00
若杉 弘(指揮)
NHK 交響楽団

 世界に誇るブルックナー演奏の金字塔、伝説のチクルスを演奏年順に全3期に分けてLP化、アナログレコードで追体験する若杉弘・究極の至芸!完結篇・第3期はチクルス総決算たる圧巻の演奏!

 ライヴ録音:(1)1998年1月27日、(2)1998年2月28日、(3)1998年3月13日/サントリーホール/国内プレス、完全限定生産、初LP 化、日本語帯・解説付、特典盤応募券付

 ブルックナー没後100周年・サントリーホール開館10周年・N 響創立70周年が重なった記念すべき1996年から、98年にかけて3期9公演にわたり行われた若杉& N 響の伝説的ブルックナー・チクルス。
 「2つの世紀のカトリック」と題し、各回ブルックナーの交響曲1曲とメシアン作品を組み合わせた意欲的なプログラムによるこのチクルスは、リハーサルもすべてサントリーホールで行いホールの響きを完璧に手中にしてから本番に臨むという破格に贅沢なプロジェクトでした。
 マエストロの意気込みは並々ならぬもので、回を重ねるごとに解釈は深まり、完成度は高まり、日本の演奏史に残るブルックナーの全集録音が残されたのです。
 その全貌は2020年にALTUS により初めてCD化され「レコード芸術」誌で特選盤を獲得するなど大きな話題となりました。
 そしてこのたび満を持しての初LP化。NHK 音源をALTUS がLP 用にリマスタリングし、東洋化成でカッティングとプレスを行いました。
 当時のブルックナー・チクルスを追体験できるよう演奏年順に全3期にわけての発売。世界に誇る若杉弘の至芸がレコードならではの魅力と共にじっくりとお楽しみいただけます。

 当チクルスのLP化はラッカー盤・テストプレス盤と慎重に検聴しながら進めております。CD・SACDとは全く違う魅力を湛えた音がお楽しみいただけることと思います。レコードならではの音をぜひじっくりとご堪能ください。

 商品の帯に応募券が付いています。第1~3期の応募券を揃えると若杉N響の非売品LPをプレゼント!



 ●若杉弘 非売品LPプレゼントキャンペーン
  <応募期限> 2023年6月30日(金)[当日消印有効]
  <対象商品>
  ブルックナー・チクルス in サントリーホール/若杉 弘(指揮)、NHK交響楽団
   第1期(第7・3・8番)...ALTLP-155/9
   第2期(第4・2・6番)...ALTLP-160/4
   第3期(第5・1・9番)...ALTLP-165/9
  <応募方法>
  第1期、第2期、第3期それぞれの帯の裏にある「応募券」全3枚を封入いただき、
  (1)郵便番号、(2)住所、(3)氏名、(4)電話番号、(5)購入店、(6)ご意見・ご要望(あれば) を明記の上、下記までお送りください。
 <応募宛先>
  〒112-0005 東京都文京区水道2-9-2 音羽YFビル3F
  (株)キングインターナショナル
  「若杉弘LPプレゼントキャンペーン」宛
 <特典盤内容>
  モーツァルト:交響曲集(2LP)
   LP1-A 交響曲第35番 ニ長調 『ハフナー』 K.385 全楽章
   LP1-B 交響曲第38番 ニ長調 『プラハ』 K.504 全楽章
   LP2-A 交響曲第41番 ハ長調 『ジュピター』 K.551 第1・2楽章
   LP2-B 交響曲第41番 ハ長調 『ジュピター』 K.551 第3・4楽章
    若杉弘(指揮)、NHK交響楽団/録音:1995年5月18日/NHKホール(ライヴ)
 2023年春以降、随時発送予定
 















11/30(水)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
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MDG



MDG 90422476
(SACD HYBRID)
¥2500→\2290
カール=アンドレアス・コリー(ピアノ)
 知られざる東欧ロマン派の作曲家
 ハンス・ゼーリンク(1828-1862):ピアノ作品集

  ・2つの詩 Op.7
  ・5つの葦の歌 Op.11 (レーナウ詩)
  ・コンチェルト・エチュード Op.10
  ・舟歌 Op.9
  ・ある芸術家の想い出 Op.13
カール=アンドレアス・コリー(ピアノ)

 忘却の作曲家ハンス・ゼーリンク、ロマン派ピアノ音楽の一角を照らす珠玉の作品集

 使用楽器:1901年"Manfred Burki"スタインウェイD

 チェコ、プラハ出身の作曲家ハンス・ゼーリンク(1828-1862)。ピアニストとしての腕も超一流で、19世紀のヨーロッパのサロンやコンサートホールで活躍していました。
 しかし、現代ではゼーリンクの生涯については殆ど知られておらず、その演奏や録音に触れる機会があまりありません。
 本アルバムに収録されているエチュードや舟歌といった曲目から、ゼーリンクの音楽には、ポーランドの大作曲家ショパンの影響を感じさせます。
 またシューマン、モシェレス、ヘンゼルトといった、同時代の作曲家たちの技巧的な響きも思い起こさせます。
 ただ技巧面もさることながら、ゼーリンクの伸びやかな旋律にも心を奪われます。特に当時人気のあった詩人レーナウの「葦の歌」による5つの作品は、どれもメロディが頭に残る親しみやすい作品。
 
 そして最後に収録されている「ある芸術家の想い出」は、友人によるとゼーリンクが死の床に伏している間に作曲したもの。
 当盤のジャケットにあるように、ゼーリンクはヴェネチアにしばらく滞在していました。しかし、肺炎を患い、故郷プラハに戻り34 歳の若さでこの世を去ることとなります。
 全10 曲からなるこの作品は、タイトルがほとんど付けられていませんが、最後の2曲には「葬送行進曲」「アポテオーズ」とあり、聴き手を彼の人生の旅に連れ出してくれるような魅力的な作品群です。

 演奏は、スイスのピアニスト、カール=アンドレアス・コリー。
 ロマン派のピアノ音楽の一角を照らすようなゼーリンクの作品を見事輝かせています。
 



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COBRA RECORDS



COBRA0086
¥2700→\2490
フランス国立管首席ホルン奏者
 エルヴェ・ジュラン(ホルン)
エッセンシャルズ!~ ロマン派のホルンのための独奏作品集

 F.ヨーゼフ・シュトラウス:
  シューベルトの《あこがれのワルツ》による幻想曲 Op.2
 シューマン:アダージョとアレグロ 変イ長調 Op.70
 ベートーヴェン:ホルン・ソナタ へ長調 Op.17
 R.シュトラウス:序奏,主題と変奏 変ホ長調 AV52
 サン=サーンス:ロマンス ホ長調 Op.67
 ロッシーニ:前奏曲,主題と変奏
エルヴェ・ジュラン(ホルン)
ジルケ・アヴェンハウス(ピアノ)

 フランス国立管首席ホルン奏者!ロマン派の名作を奏でる!

 ☆フランス国立管弦楽団首席ホルン奏者、エルヴェ・ジュラン!
 ☆ソロ楽器としてのホルンの可能性を見出した19世紀ロマン派の名作品集!

 フランスのホルン奏者、エルヴェ・ジュランが奏でる19世紀ロマン派のホルンのための名作品集。
 ジュランは、当時20歳という若さでフランス国立放送フィルハーモニー管弦楽団の首席奏者(1987-1997)を務め、1997年からはフランス国立管弦楽団の首席奏者および、2002年からはシンフォニカ・トスカニーニの首席奏者の地位を兼任しています。
 ソリストとしては、ハイドン、モーツァルト、シューマン、ウェーバー、サン=サーンス、シュトラウス、ブリテンなどの作品を125以上ものオーケストラと共演。
 室内楽奏者としては、ポール・トルトゥリエ、ヴァディム・レーピン、ユーリ・バシュメット、ギドン・クレーメルといった名手達と肩を並べるなど、管楽器王国フランスが誇る名手として第一線で活躍しています。

 これまでに25枚ものアルバムをリリースしてきたジュランが新たに挑んだのは、バルブ機構の発展により、それまでは表現の難しかった細やかなパッセージの向上、音楽的表現力の幅が飛躍的に広がりを見せ始めた19世紀ロマン派の名作品集。ホルンの名手として広く知られたジョヴァンニ・プントのために書かれたベートーヴェンの 《ソナタ》 から、バルブ付きホルンの利点を取り上げた初期の独奏作品とされるシューマンの 《アダージョとアレグロ》、協奏曲、交響詩、オペラを通じてホルンの魅力を数多く見出したR.シュトラウスまで、現代へと通ずる傑作の数々をホルン界を牽引する名手の優れたテクニックと豊かな音楽性で描きます。

 ※使用楽器:エンゲルベルト・シュミット
 ・フルダブル F/B♭with A stopping valve(ベートーヴェン&F.ヨーゼフ・シュトラウス)
 ・フルトリプル F/B♭/high E♭(その他の作品)
 ※録音:2022年7月26日-29日、ライデン音楽堂(オランダ)

 
 




CRD

CRD3542
(1CD-R)
¥2200
カノン
 テレマン:6つのカノン風ソナタ TWV40:118-123
 モーツァルト:
  4声または5声のカノン集
  2声, 3声または多声部のカノン集
  カノン《謎》K.89
マヤ・マガブ(ヴァイオリン)、他

 マヤ・マガブはイギリスのヴァイオリニストで現在ロサンゼルスで活動しています。
 彼女はパーセル・スクールと王立音楽院の奨学生となり、ケンブリッジ大学のゴンヴィル・アンド・キーズ・カレッジで音楽学位を取得しました。
 ソリストまたは室内楽奏者として活動していた彼女は、エリザベス女王から招待を受けバッキンガム宮殿で演奏を行ったり、ロンドン・モーツァルト・プレイヤーズのメンバーとしても活躍していました。

 このアルバムは非常に特殊な形の録音方法を実践しており、いわば「リモート室内楽」の形で作成されました。
 その際カノン形式は非常に有効的で次の旋律を次のプレイヤーへまるで音楽の手紙の様につなげていくことが出来たのです。また録音も音源をマイクに非常に近づけなくてはならず、その結果非常にクリアな音で収録されています。

 ※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
 




DA VINCI CLASSICS



C00636
¥2600
ダンツィ:
 クラリネット、またはバセットホルンと
  ピアノのためのポプリとソナタ集

   3つのポプリ/クラリネット・ソナタ/
  バセットホルン・ソナタ
ルイージ・マジストレッリ(クラリネット、バセットホルン)
クラウディア・ブラッコ(ピアノ)

 管楽五重奏の達人ダンツィのクラリネット作品集!

 数十年前までは忘れ去られていたドイツの大作曲家フランツ・ダンツィ(1763-1826)。
 ダンツィは管楽五重奏(木管五重奏)という編成を最初に使った作曲家の一人と考えられており、その作品は名作として現在でも広く親しまれています。
 ここに収録されたクラリネット作品も、魅惑的な旋律主題に続いて、挑戦的な技巧的変奏が施された非常によく練られた作品ばかり。
 クラリネット、バセットホルンの特性を知り尽くした末に書かれた秀作群を、イタリア国際クラリネット協会の会長を務める重鎮で、カール・ライスターやディーター・クレッカーとの共演も数多いルイージ・マジストレッリが奏でます。

 ※録音:2020年10月、ヴィッラ・ボッロメオ・オヴ・チェザーノ・マデルノ(イタリア)
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C00640
¥2600→\2390
パオロ・アルディンギ&ブルーノ・カニーノ
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ集

 ソナタ ハ長調 K.296
 ソナタ ト長調 K.301
 ソナタ ヘ長調 K.376
 ソナタ変ロ長調 K.454
パオロ・アルディンギ(ヴァイオリン)
ブルーノ・カニーノ(ピアノ)

 フランコ・グッリの高弟であるヴァイオリニスト、パオロ・アルディンギが2006年からコンビを組み続けている名匠ブルーノ・カニーノとのデュオで奏でるモーツァルトのソナタ4曲!
 ザルツブルクの天才が遺した数々のヴァイオリン・ソナタの中からアルディンギとカニーノが選んだ4作品には、よりヴァイオリンの存在が引き立てられた「変ロ長調 K.454」が含まれています。
 イタリアの名匠デュオが阿吽の呼吸で繰り出すモーツァルトをお楽しみ下さい。

 ※録音:2020年9月、ピエーヴェ・ヴェッキア・ディ・サンタ・マリア・デル・ジュディチェ(ルッカ、イタリア)



旧譜
パオロ・アルディンギ&ブルーノ・カニーノ
グリーグ&フォーレ:ヴァイオリン・ソナタ集

 C00303
\2600→\2390
グリーグ&フォーレ:ヴァイオリン・ソナタ集
 グリーグ:ヴァイオリン・ソナタ第3番ハ短調 Op.45
 フォーレ:ヴァイオリン・ソナタ第1番イ長調 Op.13
パオロ・アルディンギ(ヴァイオリン)
ブルーノ・カニーノ(ピアノ)

 イタリアの2人の重鎮、ヴァイオリンのパオロ・アルディンギとピアノのブルーノ・カニーノのデュオが繰り広げる室内楽史上の絶対的名作ソナタ2作品!
 北欧のグリーグ、フランスのフォーレという異なるスタイルの2つのソナタの中で見せる様々な表情や豊かな表現力は様々な経験を重ねてきたベテランならではの味わい深さがあります。
 フランコ・グッリの高弟であるパオロ・アルディンギは2006年から名匠ブルーノ・カニーノとコンビを組み続けており、そのコンビネーションは絶品です。

 ※録音:2009年9月14日-16日、ピエヴェ・ヴェッキア(ルッカ、イタリア)
 

 

C00637
¥2600
テオドール・ゴーデ(1782-1846):ソナタ、セレナーデ&変奏曲集
 ギターとフルートのためのソナタ Op.24
 フルートとギターのための変奏曲 Op.28
 フルートとギターのためのセレナーデ Op.40
 ギターとフルートのためのソナタ Op.25
 フルートとギターのためのテーマ・ヴァリエ Op.9
 フルートとギターのためのセレナーデ Op.46
ジャンルカ・ニコリーニ(フルート)
リッカルド・グエッラ(ギター)

 18世紀から19世紀にかけて書かれたギターに捧げられた室内楽は、そのほとんどが当時演奏法や新たな演奏技法を生み出していたコンポーザー=ギタリストたちによって作曲されたものであり、ここで取り上げられているテオドール・ゴーデも例に漏れずドイツで活躍したギタリストでした。
 ここに収録されたフルートとギターのための作品では、シンプルなギターの伴奏、重要なテーマを提示するためにフルートとギターが交互に演奏する瞬間など、異なるスタイルと形式が組み合わさり、独自の作風を聴かせてくれています。
 ジャンルカ・ニコリーニは、ジェノヴァのオルケストラ・フィラルモニカ・ジョヴァニーレで首席フルートを務めていた名手。現在はアレッサンドリアのヴィヴァルディ音楽院で教授として活躍しています。

 ※録音:2022年4月
 

C00638
¥2600
ヴァイオリンとチェロ二重奏のための20世紀名作選
 ラヴェル:ヴァイオリンとチェロのためのソナタ ハ長調
 シュールホフ:ヴァイオリンとチェロのための二重奏曲
 オネゲル:ヴァイオリンとチェロのためのソナチナ H.80
 シュニトケ:ヴァイオリンとチェロのための《静寂の音楽》
デュオ・シノプシス
 〔イゴール・カンタレッリ(ヴァイオリン)、
  グレゴリオ・ブティ(チェロ)〕

 20世紀の約60年間をカバーし、その期間に生み出された「ヴァイオリンとチェロ」のための二重奏のための名作に焦点をあてた好プログラム。
 音楽言語と形式の探求という茨の道を進み、独自のスタイルを生み出したラヴェル、シュールホフ、オネゲル、そしてシュニトケ。
 様式の混合に新たな道を見出した大作曲家たちの作品を、2006年から活動しているイタリアのアンサンブル、デュオ・シノプシスが紐解きます。

 ※録音:2021年9月、バディア・カヴァナ(パルマ、イタリア)
 

C00639
¥2600
フレスコバルディと彼の遺産
 フレスコバルディ:《音楽の花束》より
 ロッシ:トッカータ第7番
 フローベルガー:トッカータ第5番
 ケルル:カプリッチョ・クク
 パスクイーニ:カプリッチョ風変奏曲
 ブクステフーデ:
  トッカータ ト長調 BuxWV.164
  カンツォネッタ ニ短調 BuxWV.168
 ムファット:トッカータ第3番
 J.S.バッハ:
  ファンタジア ハ長調 BWV.570
  カンツォーナ ニ短調 BWV.588
エンリコ・ヴィッカルディ(オルガン)

 初期バロック時代を代表する巨匠ジローラモ・フレスコバルディ(1583-1643)の功績と、同世代、次世代に与えた影響を大きさを音楽で表現したプログラム。
 特にブクステフーデやムファット、バッハの作品が、フレスコバルディの影響が北ドイツ地方にまで及び、数世紀に渡っていたことを表しています。
 エンリコ・ヴィッカルディはコモ音楽院のオルガン科、オルガン作曲法の教授を務めているイタリアの音楽家。フレスコバルディの作品の演奏でも高い評価を受けています。

 ※録音:2022年2月、サント・ステファノ教会(フェラーラ、イタリア)
 




HALLE

CDHLL7559
(1CD-R)
¥2200
シュロップシャーの若者 ~
 ロデリック・ウィリアムズ編曲による英語の歌

  アイアランド:グレイト・スィングス、海熱
  アイナ・ボイル:地球の喜び
  ウィリアム・デニス・ブラウン:グラティアナの踊りと歌に
  ジョージ・バターワース:《シュロップシャーの若者》より6つの歌
  ルース・ギップス:The pulley
  ヴォーン・ウィリアムズ:ザ・ハウス・オヴ・ライフ
  マデリーン・ドリング:Take, O take those lips away
  ジェイムズ・バートン:When I set out for Lyonesse
  レベッカ・クラーク:The seal man
  アーネスト・ファーラー:静かな午後
ロデリック・ウィリアムズ(バリトン)
ハレ管弦楽団
マーク・エルダー(指揮)

 ロデリック・ウィリアムズ編曲、イギリス歌曲の世界!

 イギリスを代表するバリトン奏者であるロデリック・ウィリアムズの夢であったというこの集大成のアルバムは、第一次世界大戦で犠牲になった人々へと捧げられています。
 このアルバムは、ヴォーン・ウィリアムズなどイギリスを代表する20世紀の作曲家と現代の作曲家の作品を、ロデリック・ウィリアムズがオーケストレーションを行い歌ったものです。
 マーク・エルダーの味わいたっぷりの伴奏で、2016年にはロイヤル・フィルハーモニー協会のシンガー・オブ・ザ・イヤー賞を受賞し、イギリスで今最も注目されるバリトンの一人であるロデリック・ウィリアムズが歌い上げます。

 ※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
 




NIMBUS ALLIANCE



NI6432
(1CD-R)
¥2500
イギリス交響楽団「21世紀交響曲プロジェクト」
 エイドリアン・ウィリアムズ(b.1956):
  交響曲第1番(2020)
  室内協奏曲《ネッド・ケリーのポートレイト》(1998)
イギリス交響楽団
ケネス・ウッズ(指揮)

 この《交響曲第1番》は、イギリス交響楽団の「21世紀交響曲プロジェクト」のためにケネス・ウッズがエイドリアン・ウィリアムズに委嘱したもので2019年末には完成されていましたが、2021年に録音されるまでに様々な改訂がなされています。
 この作品はケネス・ウッズにとって「希望を与えてくれたもの」となったということです。
 同時収録の室内協奏曲は、オーストラリアに実在した無法者ネッド・ケリーを題材にしたものです。
 演奏が非常に難解な作品ではありますが、その分聴き応え十分な音楽になっています。

 ※録音:2021年4月8日&12月1日-2日
 ※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
 




STERLING



CDA18502
(1CD-R)
¥2700
ラフ:4手のためのピアノ・ソナタ集
 4手のためのピアノ・ソナタ ホ短調 Op.73b
 4手のためのピアノ・ソナタ イ長調 Op.90b
ソールヴェイ・ヴィークマン(ピアノ)
ベルティル・ヴィークマン(ピアノ)

 ラフが活躍した時代、元々作曲した作品を4手連弾のために編曲することは珍しいことではありませんでした。
 しかし作曲家自身で編曲するということは当時でも珍しく、特に今回収録されたOp.90bは弦楽四重奏曲第2番の編曲と考えられており、作曲後すぐに4手連弾版に編曲されたと思われますが、ラフが亡くなったため生誕200年にあたる2022年まで出版されなかった貴重なものです。

 ※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
 


<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>


ALTUS


ALTSA 503
(SACDシングルレイヤー)
¥6600
INA秘蔵音源・ハスキル&クリュイタンス・フランス国立管ライヴ
 モーツァルト:ピアノ協奏曲第24番 ハ短調 K.491
 ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番 ト長調 作品58
クララ・ハスキル(ピアノ)
アンドレ・クリュイタンス(指揮)
フランス国立放送管弦楽団

 ※こちらはSACD 対応プレーヤー専用ディスクです。通常のCDプレーヤーでは再生することができません。

 ALTUS聴き応えある2曲を一夜で弾き切った至高のライヴ、クリュイタンスの品格ある伴奏も絶妙にマッチ

 ライヴ録音:1955年12月8日(モノラル)/国内プレス、初SACD 化、日本語帯・解説付

 INA(フランス国立視聴覚研究所)所有の貴重音源を新規マスタリングでSACD 化!
 クリュイタンス&フランス国立放送管とクララ・ハスキルによって同日に演奏された協奏曲2題が高音質で楽しめます。

  1曲目はモーツァルト。クリュイタンスの伴奏は激情と熱気がありながらも品格を損なわず、壮麗なハ短調の音響を打ち立てます。
 ハスキルは深みのある音色で美しく飛翔、その豊かな表現はどれも確固たる意志に裏打ちされたもので、実に論理的に音楽が展開されていきます。香り立つ木管とのアンサンブルも絶品です。
 2曲目ベートーヴェンも同様の特徴が挙げられますが、古典様式が拡大されていく楽曲のため更に自由な広がりと大胆さがプラスされます。
 それでいて芯のある高貴さに貫かれており、まさにこのコンビにしか成しえない堂々たる演奏となっています。

 〈ハスキルの高貴で透明な音色が、ざわついた心をさっと静めてくれるような魅力に溢れている〉〈クリュイタンスの素晴らしい伴奏―悲劇的な響きと貴族的な色彩の万全なバランス―ともあいまった、有機的なコラボレーションも忘れがたい〉~平林直哉氏の解説より
 



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MDG



MDG 10200032
(2CD)
¥3000→\2790
1976年11月録音
 MDGレーベルの第一歩となった名録音、
  ロッシーニの「小荘厳ミサ曲」
ゲルダ・ハーグナー(ソプラノ)
ガブリエレ・シュナウト(アルト)
アルド・バルディン(テノール)
カール・フェイス(バス)
マリー=テレーズ・アンゲリッシュ(ピアノ)
クリスティアン・デ・ブリュイン(ピアノ)
マルティン・ルッカー(ハーモニウム)
ギュータースロー・バッハ合唱団
ヘルマン・クロイツ(指揮)

 MDGレーベルの第一歩となった名録音、ロッシーニの「小荘厳ミサ曲」が初CD化。プロデューサーのダブリングハウス氏が丹精込めてマスタリング

 録音:1976年11月7日、マリーエンフェルト修道院(ライヴ)/CD1:47'20、CD2:46'06、輸入盤・日本語帯付

 MDGレーベル始まりの録音がこの度満を持してCD化されました。
 曲目は、ヘルマン・クロイツ指揮によるロッシーニの「小荘厳ミサ曲」で、1976年マリーエンフェルトの修道院でライヴ収録されました。
 音楽的にも音響的にも妥協が一切ない見事な録音で、46年間培われたMDG レーベルの首尾一貫した録音のスタートを感じることができます。
 
 MDG の録音信条は、音楽が第一優先であり、過度な録音技術に頼らず、会場の響きを最大限取り込み、必要最低限のマイクセッティングで収録するものです。
 このロッシーニの「小荘厳ミサ曲」はLPでリリース直後、大きな反響があり「お気に入りレコードだ!傑出した音響空間を捉えている!」(ステレオプレイ誌)、「音楽的にも録音として最高峰だ!」(フォノフォーラム誌)と業界でも高い評価を受けました。

 そしてギュータースロー・バッハの演奏も必聴です。この合唱団はヘルマン・クロイツが何十年もかけて育て上げた地域に根付いた最高のアンサンブルです。
 4人のソリストと2台のピアノとハルモニウムという特徴的な楽器編成でロッシーニの美しい音楽を見事演奏しています。

 今回のプロデューサーのヴェルナー・ダブリングハウス氏が丁寧にリマスタリングを行い、惜しくも数年前に亡くなった録音パートナーであったライムント・グリム氏の思い出と共に、最良の形で蘇らせました。
 



<メジャー・レーベル>
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DECCA



4853577
\2600→\2390
《マーク・パドモア、内田光子~
 ベートーヴェン:遥かなる恋人に /シューベルト:白鳥の歌》

  ベートーヴェン(1770-1827):
   歌曲集《遥かなる恋人に》作品98 
    1. 第1曲:丘の上に腰をおろし 2. 第2曲:灰色の霧の中から
    3. 第3曲:天空を行く軽い帆船よ 4 第4曲:天空を行くあの雲も
    5. 第5曲:五月は戻り、野に花咲き 6. 第6曲:愛する人よ、あなたのために
  シューベルト (1797-1828):歌曲集《白鳥の歌》D957
   7. 第1曲:愛の使い 8. 第2曲:戦士の予感 9. 第3曲:春の憧れ
   10. 第4曲:セレナーデ 11. 第5曲:すみか 12. 第6曲:遠い地にて
   13. 第7曲:別れ 14. 第8曲:アトラス 15. 第9曲:彼女の肖像
   16. 第10曲:漁師の娘 17. 第11曲:都会 18. 第12曲:海辺にて
   19. 第13曲:影法師 20. 第14曲:鳩の便り
マーク・パドモア(テノール)
内田光子(ピアノ)

 イギリスの名テノール、マーク・パドモアと、世界的ピアニスト、内田光子による歌曲アルバム。

 ●2017年、第59回グラミー賞にてドロテア・レシュマンとともにアルバム『シューマン:リーダークライス、女の愛と生涯/ベルク:初期の7つの歌』(UCCS-50219)で最優秀クラシック・ヴォーカル・アルバム(ソロ)賞を受賞したピアニスト、内田光子の最新アルバム。

 ●今作は、テノール歌手マーク・パドモアとのリサイタルプログラムで演奏が予定されている2つの歌曲、ベートーヴェンの《遥かなる恋人に》とシューベルトの《白鳥の歌》を収録。
 
 録音:2022年5月15日、17日、18日 ウィグモア・ホール、ロンドン
 
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4853114
(18CD)
\13600→\12590

《アンタル・ドラティ&デトロイト交響楽団~デッカ録音全集》


《CD 1》
 チャイコフスキー:1) 大序曲『1812年』Op.49、2) イタリア奇想曲Op.45、3) スラヴ行進曲Op.31
  【録音】1978年4月/

《CD 2》
 1)リスト:ハンガリー狂詩曲第2番S.559 No.2、
 2) ドヴォルザーク:スラヴ狂詩曲第3番Op.45 No.3、
 3) エネスコ:ルーマニア狂詩曲第1番Op.11 No.1、
 4-7) ラヴェル:スペイン狂詩曲
  【録音】1978年4月/

《CD 3》
 バルトーク;1-5) 組曲第1番Sz.31、6-7) 2つの映像Sz.46
  【録音】1978年4月/

《CD 4-5》
 R.シュトラウス:歌劇『エジプトのヘレナ』Op.75
  【演奏】ギネス・ジョーンズ、バーバラ・ヘンドリックス、ダイナ・ブライアント(ソプラノ)、ビルギット・フィニレ(コントラルト)、
  マッティ・カストゥ(テノール)、ウィラード・ホワイト(バス)、ケネス・ジュエル・コラール
   【録音】1979年5月/

《CD 6》
 R.シュトラウス:
  1) 交響詩『ドン・ファン』Op.20、
  2) 交響詩『ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら』Op.28、
  3-6) 交響詩『死と変容』Op.24
   【録音】1979年5月(1, 2)、1980年6月(3)/

《CD 7》
 1-4) ストラヴィンスキー:バレエ『ペトルーシュカ』(1947年版)
  【録音】1980年6月/

《CD 8》
 シマノフスキ:1-2) 交響曲第2番Op.19、3-5) 交響曲第3番Op.27『夜の歌』
  【演奏】リシャード・カルチコフスキー(テノール)(3-5)、ケネス・ジュエル・コラール(3-5)
  【録音】1980年6月/

《CD 9》
 ドヴォルザーク:
  1-5) チェコ組曲Op.39、6) プラハ・ワルツ集、7) ポロネーズ変ホ長調、
  8) ポロネーズ変ロ長調Op.53a No.1『プラハの学生たち』、9) 夜想曲Op.40
   【録音】1980年6月/

《CD 10》
 コープランド:
  1) エル・サロン・メヒコ、2-4) 舞踏交響曲、
  5) 市民のためのファンファーレ、6-9) バレエ『ロデオ』【録音】1981年5月/

《CD 11》
 1-14) ストラヴィンスキー:バレエ『春の祭典』【録音】1981年5月/

《CD 12》
 R.シュトラウス:1-9) 交響詩『ツァラトゥストラはかく語りき』Op.30、10) 交響詩『マクベス』Op.23
  【録音】1982年10月/

《CD 13》
 1-15) ストラヴィンスキー:バレエ『火の鳥』【録音】1982年10月/

《CD 14》
 1) ガーシュウィン:交響的絵画『ポーギーとベス』、2-6) グローフェ:組曲『グランド・キャニオン』
  【録音】1982年10月/

《CD 15》
 R.シュトラウス:
  1-5) 楽劇『ばらの騎士』組曲Op.59(ドラティによる管弦楽編)、
  6-11)『影のない女』による交響的幻想曲
   【録音】1983年11月/

《CD 16》
 バルトーク:1-8) 中国の不思議な役人Sz.73、9-12) 弦楽器、打楽器とチェレスタのための音楽Sz.106
  【録音】1983年11月/

《CD 17》
 ストラヴィンスキー:
  1-4) 交響曲第1番変ホ長調Op.1、5) 幻想的スケルツォOp.3【録音】1984年11月/

《CD 18》
 1-8) コープランド:バレエ組曲『アパラチアの春』、
 9-18) ストラヴィンスキー:バレエ『ミューズの神を率いるアポロ』(1947年版)
  【録音】1984年11月
アンタル・ドラティ(指揮)
デトロイト交響楽団

 楽団を黄金時代に導いた指揮者との実り多き録音を集大成。CD18枚組BOXセット

 ●ハンガリー出身の指揮者アンタル・ドラティは1977年11月に71歳でデトロイト交響楽団の音楽監督に就任し、楽団を黄金時代に導きました。
  これが生涯で最後の大きな役職で、600を超える全録音の中でも重要な時期に当たります。デッカよりこの時期の実り多き録音がはじめてまとめて発売されます。
  
  CD18枚組BOXセット。限定盤。オリジナル・ジャケット仕様。

 ●関わりの深いバルトーク作品の他、ドラティがよく知る、仕事も共にしたR.シュトラウス、ストラヴィンスキー、コープランドの作品が収録されています。
  R.シュトラウスの『エジプトのヘレナ』は初めてのスタジオ録音です。ギネス・ジョーンズ、ウィラード・ホワイト、若いバーバラ・ヘンドリックスが歌っています。

 【録音場所】デトロイト

 ※録音全集と謳っている商品の中にも、稀に音源が漏れているものもございますこと、予めご了承ください。
 
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4854969
\2600→\2390

《ニュウニュウ~ライフライム》


 1) リスト:『ウィリアム・テル』序曲S.552よりフィナーレ(ロッシーニによる)、
 2) ベートーヴェン:ロンド・ア・カプリッチョOp.129『失われた小銭への怒り』、
 3) Niu Niu:Impromptu No.2 “Miss”、
 4) アール・ワイルド:エチュード第4番『君を抱いて』、
 5) Chen Gang&He Zhanhao:Butterfly Lover’s Concertoより
   第1楽章:Adagio cantabile(Chen Gang&Shi Wenによるピアノ編)、
 6) スクリャービン:12のエチュードOp.8より第12番嬰ニ短調、
 7) ラフマニノフ:パガニーニの主題による狂詩曲Op.43より
   第18変奏(Niu Niuによるピアノ編)、
 8) プロコフィエフ:4つの小品Op.4より第4曲:悪魔的暗示、
 9) シューベルト:白鳥の歌D957よりセレナード(カミーユ・トマによるチェロとピアノ編)、
 10) サティ:ピカデリー、
 11) グルック:歌劇『オルフェオとエウリディーチェ』より
   「精霊の踊り(メロディ)」(ジョヴァンニ・ズガンバーティによるピアノ編)、
 12) プッチーニ:歌劇『トゥーランドット』より
   「誰も寝てばならぬ」(フィリップ・シャープによるピアノ編)、
 13) ショパン:子守歌変ニ長調Op.57、
 14) J.S.バッハ:前奏曲第10番ロ短調BWV855a(アレクサンドル・ジロティ編)、
 15) 坂本龍一:Energy Flow、
 16) ロルフ・ラヴランド:ソング・フロム・ア・シークレット・ガーデン(Niu Niuによるフルートとピアノ編)、
 17) 伝承曲:アメイジング・グレイス(Niu Niuによるピアノ編)
ニュウニュウ(ピアノ)、
カミーユ・トマ(チェロ)(9)、
Cocomi(フルート)(16)
 
 世界が注目する中国の新世代ピアニストが最新アルバムをリリース

 ●国際的に評価が高まっている中国の若きピアニスト、Niu Niuが最新アルバム『Lifetime』をリリースします。
 全17曲の一つ一つが人生の局面を表現しているというユニークな選曲です。

  第1曲から第8曲までが「Feelings(感情)」、
  第9曲から第17曲が「Passages(時の経過)」

と大きく2つに分かれ、さらにそれぞれの曲にテーマが与えられています(1. Pleasure[楽しさ]、2. Anger[怒り]、3. Sorrow[悲しみ]、4. Joy[喜び]、5. Love[愛]、6. Hate[憎しみ]、7. Romance[恋愛]、8. Enmity[悪意]、9. Pathos[苦しみ]、10. Delight[楽しみ]、11. Separation[別れ]、12. Union[結婚]、13. Birth[誕生]、14. Aging[老い]、15. Sickness[病気]、16. Death[死]、17. Peace[平和])。

 ●ベートーヴェン、ロッシーニ、坂本龍一他の作品に、Niu Niu自身が編曲したラフマニノフの『パガニーニの主題による狂詩曲』Op.43の第18変奏、Niu Niu自身の作曲による『Impromtu No.2 “Miss”』が収録されています。
 Niu Niuの編曲で、人生の旅の最後を表現した心に沁みる『ソング・フロム・ア・シークレット・ガーデン』は日本の若きフルート奏者Cocomiと共演しています。
 Niu NiuとCocomiは今年初め、Cocomiのデビュー・アルバム『de l’amour』でも『ヴォカリーズ』と『アヴェ・マリア』を演奏し、世界の批評家かた高い評価を受けています。

 ●アルバムはベルリンのエミール・ベルリナー・スタジオでグラミー賞受賞のプロデューサー、ライナー・マイヤール氏により録音されました。

 ●2022年11月より、日本を始めとして中国、アメリカ、ヨーロッパへの世界ツアーが開始されています。

 【録音】2022年、ベルリン、エミール・ベルリナー・スタジオ
 
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\2600→\2390
スティレ・アンティコ
 ~The Golden Renaissance/没後400年ウィリアム・バード


 ウィリアム・バード:
  1)『詩篇、歌曲とソネット集』より「退け、我が心よ」、
  2) すべての者よ、主に向かいて喜ばん、
  『4声のためのミサ曲』より
   3) 第1曲:キリエ、4) 第2曲:グローリア、
  5)『グラドゥアリア』第1巻より「Assumpta est Maria―Propler veritatem」、
  6)『4声のためのミサ曲』より第3曲:クレド、
  7) 奉献唱:Assumpta est Maria、
  8)『4声のためのミサ曲』より第4曲:サンクトゥス&ベネディクトゥス、
  9)『グラドゥアリア』第1巻より「奉献唱:Optimam partem elegit」、
  10)『4声のためのミサ曲』より第5曲:アニュス・デイ、
  11) おお主よ、われらをとらわれの身より、
  12) 諸々の異邦人よ、主をほめまつれ、
  13) 主をほめ讃えよ(ラウダーテ・ドミヌム)、14) 主よ、認めたまえ
スティレ・アンティコ

 ルネサンスの偉大な作曲家シリーズ第2弾は没後400周年のウィリアム・バード

 ●英国のスティレ・アンティコがルネサンスの偉大な作曲家を取り上げるシリーズ三部作。
  第2弾は没後400年を迎えるウィリアム・バード(1543-1623)です。第1弾は2021年の没後500周年のジョスカン・デ・プレでした。
  第3弾は2025年に生誕500周年を迎えるジョヴァンニ・ダ・パレストリーナです。
  今回はウィリアム・バードの『4声のためのミサ曲』を含む偉大な作品が集められています。
  バードはイギリスの合唱音楽の歴史に最も影響を受けた作曲家の一人で、プロテスタントのイギリスでカトリック・スタイルで作曲して議論の的となりました。

 ●スティレ・アンティコは18世紀以前に作曲された多声音楽を専門とするア・カペラの声楽アンサンブルです。「固い結びつきと意図の明快さ」に満ちていると『グラモフォン』誌に評されました。

 ●「つまり、これはア・カペラ天国だ」―『インディペンデント』紙(スティレ・アンティコについて)
 
 【録音】2022年5月13-15日、ロンドン、All Hallows, Gospel Oak
 
 

4851336
\2600
《アベル・コジェニオウスキ~映画『Till(原題)』オリジナル・サウンドトラック》
 アベル・コジェニオウスキ:
  1) Through The Tunnel、2) Chicago、3) Watch、4) Wolf Whistle、
  5) They’ve Come for You!、6) A Perfect Baby、7) The Tallahatchie River、
  8) Why Is This Happening?、9) Threnody、10) This Is My Boy、
  11) The Story Must Continue、12) Money, Mississippi、13) Witness、
  14) We Do the Best We Can、15) I Know the Verdict is、
  16) I’m Ready to Go、17) Emmett’s Room
Kim Lisa Eunsoo(ヴァイオリン・ソロ)、
Devin Moore(ヴィオラ)、
パトリック・ジェー(チェロ)、
アンナ・ポロンスキー(ピアノ)、
アベル・コジェニオウスキ(指揮)
ニューヨーク・スタジオ管弦楽団

 気鋭のポーランドの映画音楽作曲家によるアメリカの話題作のサウンドトラック

 ●2022年のアメリカ伝記ドラマ映画『Till(原題)』のオリジナル・サウンドトラック。
 映画は1955年に起こった史実にもとづくもので、人種差別がまだ残るアメリカで殺された黒人の少年の死をめぐる不当な裁判に、残された少年の母親が毅然と立ち向かっていくというストーリーです。

 ●音楽を担当したアベル・コジェニオウスキはポーランドのクラクフの生まれ。チェロを弾く母親の影響で幼い頃から音楽に親しみ、二人の兄弟も音楽家に。
  クラクフ音楽アカデミーではクシシュトフ・ペンデレツキ監督のもと、チェロと作曲を学びました。映画音楽作曲家としてさまざまな賞を受賞しています。
  2009年映画『シングルマン』でサンディエゴ批評家協会賞を受賞し、ゴールデングローブ賞最優秀作曲賞にもノミネートされました。
  2012年には映画『ウォリスとエドワード』でも同賞にノミネートされています。
 















11/29(火)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜

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CHICAGO SYMPHONY ORCHESTRA



CSOR 9012201
¥3100→\2890
ムーティ&CSOによるカヴァレリア・ルスティカーナ
 マスカーニ:
  歌劇『カヴァレリア・ルスティカーナ』

シカゴ交響楽団、
リッカルド・ムーティ(指揮)
アニタ・ラチヴェリシュヴィリ(メゾ・ソプラノ/サントゥッツァ)
ピエロ・プレッティ(テノール/トゥリッドゥ)
ルカ・サルシ(バリトン/アルフィオ)
ロンイタ・ミラー(メゾ・ソプラノ/ルチア)
サシャ・クーック(メゾ・ソプラノ/ローラ)
シカゴ交響楽団合唱団
 (合唱指揮:ドゥウェイン、ウォルフ)

KKC 6630
(国内仕様盤・日本語解説付)
¥5000

 21世紀の決定盤!!ムーティ&CSOによるカヴァレリア・ルスティカーナ

 録音:2020年2月、シカゴ・オーケストラ・ホール

 シカゴ響のレーベル、CSO。2022年の新譜は、カヴァレリア・ルスティカーナ。
 ムーティが認める最高の歌手をそろえた、21世紀の決定盤ともいえる録音の誕生となりました。

 シカゴ交響楽団は、その歴史の初期に、カヴァレリア・ルスティカーナの公演に約50回もかかわっていました。
 しかし、1931年以来、全曲演奏はしておりませんでした。このたび、ムーティが、自身が認める最高の歌手をそろえ、本作を録音しました。
 ムーティが「世界最高のヴェルディ・メゾ・ソプラノ」と大絶賛するラチヴェリシュヴィリが歌うサントゥッツァはあまりにも雄弁。腹の底から嘆き、悲しんでいます。うますぎるサントゥッツァです。
 トゥリッドゥ役のテノール、ピエロ・プレッティも、ムーティとの共演も多く、2023年の東京・春・音楽祭でも来日予定の本物のテノール。合唱の迫力もかつてないレヴェル。
 文句なしの布陣により、シチリアの雰囲気が濃厚な色彩感、そして破局へとむかうストーリーなど、すべてが超贅沢なサウンドで展開されます。
 唯一の平安ともいえる間奏曲の美しさは絶品。
 帝王ムーティの音楽と統率の素晴らしさにあらためておどろかされる内容です。
 




EURO ARTS

20 69527
(CD)
¥3000
レオニー・カタラシュ、ロマン派の大作曲家のピアノ・ソナタに挑む!
 シューベルト:ピアノ・ソナタ第21番 変ロ長調 D.960
 リスト:ピアノ・ソナタ ロ短調 S.178
レオニー・カラタシュ(ピアノ)

 バレンボイムもその才能を絶賛したベルリンのピアニスト、レオニー・カタラシュ、ロマン派の大作曲家のピアノ・ソナタに挑む!

 録音:2018年2月27日ベルリン、フィルハーモニー、室内楽ホール/70分

 ダニエル・バレンボイムが14 歳の時の演奏を聴いてその才能を絶賛したというベルリンのピアニスト、レオニー・カタラシュによる2枚目のCDがリリースされます。
 デビュー・アルバムは、チェコの夭折の女性作曲家ヴィーチェスラヴァ・カプラーロヴァーのピアノ作品集(20-69107)でしたが、今回は、シューベルト最晩年のピアノ・ソナタで崇高なまでに美しくおだやかな世界が感じられる作品「ピアノ・ソナタ第21番」とリスト唯一のピアノ・ソナタであり彼の最高傑作の一つである「ピアノソナタ ロ短調」という、ロマン派の大作曲家のピアノ・ソナタを収録しています。
 
 


20 69227
(CD)
¥3000
ハリウッド・ガラ
 ジョン・ウィリアムズ
  ・『スーパーマン』~行進曲
  ・『E.T.』~フライング・テーマ
  ・『ジュラシック・パーク』~ジュラシック・パークへようこそ
 ハンス・ジマー
  ・『ワンダーウーマン』~セミッシラ
  ・『グラディエーター』~ついに自由に
 ドリー・パートン
  ・『ボディガード』~オールウェイズ・ラヴ・ユー
 デン・アーベ
  ・『ムーラン・ルージュ』~ネイチャー・ボーイ
 ジェームズ・ホーナー
  ・『ブレイブハート』~フォー・ザ・ラヴ・オブ・ア・プリンセス
  ・『タイタニック』~マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン
 ハンス・ジマー&クラウス・バデルト
  ・『パイレーツ・オブ・カリビアン』~デッドマンズ チェスト
 バート・バカラック&ハル・デイヴィッド
  ・『明日に向って撃て!』~雨にぬれても
  ・『アルフィー』~メイン・テーマ
 ミシェル・ルグラン
  ・『シェルブールの雨傘』~アイ・ウィル・ウェイト・フォー・ユー
 ジョシュア・ブライアン・キャンベル、シンシア・エリヴォ
  ・『ハリエット』~スタンド・アップ
 レディー・ガガ
  ・『アリー/スター誕生』~シャロウ
 ジェームズ・ニュートン・ハワード
  ・『ハンガーゲーム』~ハンギング・ツリー
 デイヴィッド・ベアウォルド
  ・『ムーラン・ルージュ』~カム・ワット・メイ
デンマーク国立交響楽団、
ルートヴィヒ・ヴィッキー(指揮)
デンマーク国立ジュニア合唱団
アンドレア・リッケ・エーレンシュレーガー
 (ソリスト)
ディルクシャン・ジャヤラトナム(ソリスト)

 ハリウッドのレッド・カーペットを彩った名作映画の音楽、デンマーク国立交響楽団による大好評のシリーズ第7弾「ハリウッド・ガラ」がCDでも登場!

 録音:2022年5月、コペンハーゲン、DRコンサートホール(ライヴ)/80分

 デンマーク国立交響楽団による大好評のシリーズ。第1弾はゲーム・ミュージックの祭典「Gaming in Symphony」(KKC-9442)、第2弾はSF 映画の名作音楽集「GALAXYMPHONY」(20-65214)、第3弾はファンタジー映画やドラマの音楽を取り上げた「FANTASYMPHONY」(20-65194)、第4弾はスパイ映画音楽を集めた「Agents are Forever」(20-67774)。第5弾は、ハリウッド黄金期のモノクロ映画の名曲を集めた「Divas & Diamonds」(20-65997)。そしてサスペンス、スリラー、ミステリーなど恐怖映画の音楽を集めた第6弾「GALAXYMPHONY2」(20-68714)と若い世代を中心に絶大な人気を誇っています。

 今回は、毎年アメリカのロサンゼルスで開催されるハリウッド映画の祭典「アカデミー賞」を彩った名作映画の音楽が演奏された「Hollywood Gala」。
 ステージにはレッド・カーペットが敷かれ、コンサートは本物のアカデミー賞の授賞式さながらの盛り上がりをみせています。

 映画音楽の巨匠ジョン・ウィリアムズの『スーパーマン』『E.T.』『ジュラシック・パーク』と名作が並び、故ホイットニー・ヒューストンが主演した『ボディガード』の世界的に大ヒットした主題歌「オールウェイズ・ラブ・ユー」。
 実在した2人組の強盗を描いた『明日に向って撃て!』の主題歌「雨にぬれても」、名作曲家、ミシェル・ルグランが音楽を担当したフランスのミュージカル映画『シェルブールの雨傘』などアカデミー賞の歴史を飾る名画の数々の音楽が次々と演奏されます。

 これまで同シリーズでCDも発売されたのは、ギャラクシンフォニー(20-65211)、Agents are Forever~スパイ映画音楽集(20-67777)、ディーヴァスとダイアモンド(20-65997)、マーダー・アット・ザ・シンフォニー(20-65207)、ギャラクシンフォニー2~ギャラクシンフォニー逆襲(20-68717)と続々と発売され、このシリーズの人気と反響の大きさが反映されています。
 




HARMONIAMUNDI

HMX 2904041
(5CD)
¥6000

ボックスで登場
 モーツァルト:「後宮からの誘拐」&「魔笛」


 『後宮からの誘拐』[CD1-2]
   コンスタンツェ:ロビン・ヨハンセン(ソプラノ) ブロンデ:マリ・エリクスモーエン(ソプラノ) 
   ベルモンテ:マキシミリアン・シュミット(テノール) ペドリッロ:ジュリアン・プレガルディエン(テノール) 
   オスミン:ディミトリー・イヴァシュチェンコ(バス) 太守セリム:コルネリウス・オボニャ(語り)
   RIAS室内合唱団,ベルリン古楽アカデミー,ルネ・ヤーコプス(指揮) 
   録音:2014年9月/テルデックス・スタジオ・ベルリン

 『魔笛』[CD3-5]
   タミーノ:ダニエル・ベーレ(テノール) パミーナ:マリス・ペーターゼン(ソプラノ)
   パパゲーノ:ダニエル・シュムッツハルト(バリトン) パパゲーナ:イム・スンヘ(ソプラノ)
   夜の女王:アンナ=クリスティーナ・カーッポラ(ソプラノ)
   ザラストロ:マルコス・フィンク(バス=バリトン) モノスタトス:クルト・アツェスベルガー(テノール) 
   第1の侍女:インガ・カルナ(ソプラノ)
   第2の侍女:アンナ・グレヴェリウス(メゾ・ソプラノ)
   第3の侍女:イザベル・ドリュエ(メゾ・ソプラノ)
   弁者:コンスタンティン・ヴォルフ(バス=バリトン)ほか
   ルネ・ヤーコプス(指)ベルリン古楽アカデミー,RIAS 室内合唱団
   録音:2009年9,10月/テルデックス・スタジオ・ベルリン

 ヤーコプスの大名盤、後宮からの誘拐と魔笛がボックスで登場!!!

 5h27'/約260ページのフルカラーブックレット(日本語はついておりません)

 『後宮からの誘拐』~~ヤーコプスの『後宮からの誘拐』は、2014 年の録音。パーカッションもにぎにぎしく活躍する快速序曲から、トルコを思わせる世界に一気に引きこまれる痛快な演奏です。
 セリフ部分にも演技と音楽の両面で様々に工夫がなされ、聴いていて実にたのしい「後宮」の誕生となりました!

 1782年の「後宮からの誘拐」のウィーン初演は、聴衆および批評家たちから、かつてない大成功の反響となりました。
 エキゾチズム(東洋趣味)に重きを置いた音楽、啓蒙主義思想の礼賛、当時のオスマン帝国に対する偏見とは間逆の筋書が当時の人々にとってまさにドンピシャ、ツボにはまったものだったのです。
 
 また、このオペラはジングシュピール(歌芝居)なのでレチタティーヴォがなく、アリアとセリフで構成されています。
 現在では、演奏に際し、セリフ部分は多くの部分がカットされてしまいますが、この録音では改訂を施しながらもフルに収録。
 さらに、アリアの途中でもセリフを挿入させるなど、耳のための音楽劇として聴き手が場面や登場人物の心情を想像しやすいような工夫も随所に見られます。
 さらに、様々な資料から、ヤーコプスは、セリフ部分でモーツァルトが自らフォルテピアノを操り場面を盛り上げ、次のアリアへのよい橋渡しとなるような即興、あるいは自作の鍵盤音楽からの引用を織り交ぜたのではと考え、この録音に際してもセリフ部分の何か所かで、フォルテピアノ奏者にちょっとした楽曲を演奏させ、さらにアリアの中でも通奏低音の枠を超えたようなものを演奏させています。
 このような細かな工夫により、セリフとアリアのつながりにも自然な流れが生まれ、オペラの内容がよりリアルなものとして見事によみがえっています。

 歌唱陣は、バイロイトにも出演、カルダーラの世界初録音アリア集CD(マルコン指揮)でも注目を浴びたソプラノのロビン・ヨハンセン、既にバロックからロマン派のアリアまで多数のCDをリリース、2015年のザルツブルク音楽祭デビューをしたテノールのマキシミリアン・シュミットなど、旬の顔ぶれがズラリそろっています!

 『魔笛』~~『魔笛』は2009年の録音。セリフ部分にも音楽部分にも入念な考察を重ねた、歌芝居としての面白さが万全に引き出された演奏です。
 タミーノ役のダニエル・ベーレはハンブルク出身で録音当時デビューしたてでしたが、今では大活躍のテノールです。
 ペーターゼンは押しも押されぬ存在のソプラノ。『魔笛』の録音に新たな歴史を刻んだ名盤です。
 




BASTILLE MUSIQUE


OBM022
(1CD+1Blu-ray)
(国内仕様盤・日本語解説付)
¥4400

ムンテンドルフ:トリロジー&残響の劇場
 ブリギッタ・ムンテンドルフ(b.1982):
  [CD]トリロジー(2014-2018)
  [Blu-ray]残響の劇場(2019-2020)

グラウシューマッハー・ピアノ・デュオ、他


BM022
(1CD+1Blu-ray)
特別価格 ¥3700

 新進気鋭ブリギッタ・ムンテンドルフの新作世界初録音!

 ☆ベルリンのラグジュアリー・レーベル「bastille musique」22作目!
 ☆音楽(CD)と映像(Blu-ray)で贈るブリギッタ・ムンテンドルフの新作!
 ☆現代音楽のスペシャリスト、グラウシューマッハー・ピアノ・デュオによるパフォーマンスに注目!

 ベルリンのラグジュアリー・レーベル「bastille musique」からリリースされる22番目のアルバムは、ブリギッタ・ムンテンドルフによる《2台のグランドピアノのためのトリロジー(三部作)》(世界初録音)とマルチチャンネルで収録された《残響の劇場》(Theater des Nachhalls)です。
 Dirk Wieschollekによるエッセイや、グラウシューマッハー・ピアノ・デュオやブリギッタ・ムンテンドルフのインタビューや写真を掲載した52ページのブックレット(英語&ドイツ語)(国内仕様盤は日本語訳の別冊子付き)が付属しています。

 ドイツ系オーストリア人の作曲家であるブリギッタ・ムンテンドルフの作品は、器楽、合唱、オーケストラ音楽から電子音楽までにも及び、今回のアルバムでは自らボーカルとしても参加しています。

 メイン・アーティストのグラウシューマッハー・ピアノ・デュオはこれまでにもエトヴェシュ、クルターグなどの現代作曲家の作品をリリースしており、今作ではピアノでの卓越した演奏のみならず、映像作品でのパフォーマンスも非常に印象的です。

 ※録音:クラウス・フォン・ビスマルク・ホール、WDR放送センター(ケルン、ドイツ)

 
 




DA VINCI CLASSICS


C00633
¥2600
ザ・ゴールデン・エイジ・プロジェクト
 ルディ・ヴィードフ(1893-1940):サックス・オ・フン
 ガーシュウィン:3つの前奏曲
 ヴィードフ:はかないワルツ
 ニック・ルッソニエッロ(1984-):組曲《港町》
 ガーシュウィン:子守歌
 シュールホフ:6つのジャズのスケッチ
 ルッソニエッロ:ルディのワルツ
ニック・ルッソニエッロ(サクソフォン)
ザ・ゴールデン・エイジ・クヮルテット(弦楽四重奏)
エッラ・ブリンチ(ヴィオラ)
ポール・ステンダー(チェロ)

 伊のサクソフォニストが1920年代の黄金時代を再現!

 ジャズ黎明期のアメリカで活躍したルディ・ヴィードフに捧げる「ザ・ゴールデン・エイジ・プロジェクト」。
 このレコーディングの主人公であるサクソフォニスト、ニック・ルッソニエッロは、ダンス・オーケストラやジャズ・クラブ、当時の豊かなストリングス・セクションの音色を想起させるよう、収録曲をサクソフォンとストリングスのためのヴァージョンにアレンジ。
 ルッソニエッロは1920年代のガット弦を採用した弦楽四重奏団と共演し、ヴァイオリンの名手フリッツ・クライスラー(ちなみにルディ・ヴィードフは『サクソフォンのクライスラー』の異名を持っていました)が広めたポルタメント、柔軟性、鮮やかなヴィヴラートを再現しています。

 ※録音:年月日不詳
 
 

C00631
¥2600
2本のリュート ~
 ルネサンス時代のリュート二重奏のための傑作選
フランチェスコ・トマージ(リュート)
ファブリツィオ・カルタ(リュート)
  トーマス・ロビンソン(c.1560-c.1610):プレイン・ソング、パッセメッツォ・ガリアルド、女王の真夜中
  フランチェスコ・ダ・ミラノ(1497-1543):ファンタジア、カノン、ラ・スパーニャ
  ホアン・アンブロージオ・ダルサ(FL.1508):サルタレッロ、ピヴァ
  ジョン・マーチャント(FL.1588-1611):ファンタジー
  ジョン・ジョンソン(c.1545-1594):フラット・パヴァン、フラット・ガリアルド
  ヴィンチェンツォ・ガリレイ(c.1520-1591):二重奏のファンタジア、コントラプント第1番、コントラプント第2番
  オルランド・ディ・ラッソ(1532-1594):ファンタジア第10番、ファンタジア第4番、ファンタジア第9番
  ジョン・ダウランド(1563-1626):ウィルビー卿ご帰館
  アルフォンソ・フェッラボスコ1世(1543-1588):スペインのパヴァン/
  ジョン・ジョンソン:ロジェーロ
  ジョヴァンニ・アントニオ・テルツィ(c.1545-1594):クラウディオ・ダ・コレッジオのカンツォーネ

 ルネッサンス期には、トーマス・ロビンソン、フランチェスコ・ダ・ミラノ、ヴィンチェンツォ・ガリレイ、ジョヴァンニ・アントニオ・テルツィらによるリュート・デュオのための作品が比較的多く作曲されており、このアルバムにはそれらのほとんどが収められています。
 これらのデュオ作品は、ルネッサンス期のリュート音楽の技法、雰囲気、ジャンル、スタイルのパレット全体を引き出しており、2つの楽器が互いに対話することによって、さらにその効果を高めています。
 フランチェスコ・トマージとファブリツィオ・カルタは、忠実な歴史公証と当時の演奏法への敬意を持って見事なアンサンブルを奏でています。

 ※録音:2020年5月-2022年5月、360DBスタジオ(ローマ、イタリア)
 
 

C00632
¥2600
ドビュッシー:ピアノ作品集
 夜想曲/映像第1集/映像第2集/
 忘れられていた映像/版画
アンドレア・ミクッチ
 (ピアノ/ファツィオリF278)

 イタリアのピアニスト、アンドレア・ミクッチがファツィオリのF278で奏でるドビュッシーのピアノ作品集。
 ミクッチのドビュッシーは、音が印象となり、その印象が聴き手を魅了し、一拍ごとに魅力が確実に増すという、美しく神秘的な印象派の世界を描いています。
 アンドレア・ミクッチはバドゥラ=スコダやベルマン、プロセダ、ルケシーニなど数々の世界的名匠たちから教えを受けた有望株です。

 ※録音:2022年3月、パラッツォ・チーゴレ・マルティノーニ(ブレッシャ、イタリア)
 
 

C00634
¥2600
1999年に作曲されたこのレクイエム、
 2021年に改定された独唱、合唱、オルガンヴァージョン

  アントニオ・ココマッツィ(1973-):
   独唱、合唱とオルガンのための《レクイエム》
ガブリエッラ・コスタ(ソプラノ)
ヌンツィア・サントディロッコ(ソプラノ)
ヴィンチェンツォ・ボノモ(テノール)
マッテオ・ダポリト(バス)
コーロ・ケモニア
サルヴァトーレ・シナルディ(指揮)
マウロ・ヴィスコンティ(オルガン)

 南イタリアの最も重要な宗教面における精神的中心地のひとつであるサン・ジョバンニ・ロトンドで育った作曲家アントニオ・ココマッツィ。
 ココマッツィの家族はピオ神父と知り合い、ピオ神父が彼らの人生に与えた影響について多くの親密な思い出を持っており、神父の没後30周年という節目の年に「レクイエム」を作曲しました。
 1999年に作曲されたこのレクイエムは現在でもココマッツィにとって最も重要な作品であり、今回は2021年に改定された独唱、合唱、オルガンによるヴァージョンで演奏されています。

 ※録音:2022年5月、パレルモ大聖堂(イタリア)
 
 

C00635
(2CD)
特別価格 ¥3600
チーロ・フェッリーノ(1967):リ・エシステンツェ ~ 室内楽作品集
 弦楽四重奏曲/幻想曲《ケツァルコアトル》/
 伝説、哀歌/組曲/ペルソナッジ/
 アフターライフの主題による2つの変奏/
 トランペット・ソナタ/
 4つの小品/3つのヴォカリーズ/
 シーニョのドン・ドミンゴ・スカルラッティ
シルヴィオ・ベッリオ(フルート)
フランチェスコ・マリア・ナヴェッリ(ピアノ)
フランチェスコ・カポコッタ(トランペット)
マリオ・タマロ(トロンボーン)
ナポリ・ブラス・アンサンブル、他

 イタリアの現代作曲家チーロ・フェッリーノの室内楽作品集は、対位法に基づく構造と音色を構成するハーモニクスを利用し、音の特異性から生じる実験的な音楽を収録しています。
 フェッリーノはナポリのコンポーザー=ピアニスト。室内楽をアレクサンダー・ロンクヴィッヒに、作曲をルチアーノ・シャイーに学んでいます。

 ※2022年1月-5月、カプア(イタリア)
 



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ALPHA



ALPHA885
¥2800→\2590
コパチンスカヤ&サイ
 ヤナーチェク、ブラームス、バルトーク:ヴァイオリン・ソナタ集


 1-3. レオシュ・ヤナーチェク(1854-1928):
  ヴァイオリン・ソナタ
 5-8. ヨハネス・ブラームス(1833-1897):
  ヴァイオリン・ソナタ 第3番 ニ短調 Op. 108
 9-11. ベラ・バルトーク(1881-1945):
  ヴァイオリン・ソナタ 第1番 Op. 21、Sz. 75、BB 84
パトリツィア・コパチンスカヤ(ヴァイオリン)
ファジル・サイ(ピアノ)
NYCX-10366
(国内仕様盤・日本語解説付)
¥3300

 録音: 2022年8月 テルデックス・スタジオ、ベルリン
 ※ 国内仕様盤解説日本語訳‛&伊東信宏

 【コパチンスカヤ&サイ、スーパー・デュオ再び!】
 今や鬼才の名を欲しいままにしているヴァイオリニスト、パトリツィア・コパチンスカヤ。
 2008年にリリースされた彼女のデビュー・アルバムでパートナーを務めたのが、こちらも当時から鬼才の呼び声高いコンポーザー・ピアニスト、ファジル・サイでした。その後も共演を重ね、名コンビとしての評判を揺るぎないものにしているこの二人が、およそ15年ぶりに録音に臨んだのがこちらのアルバム。
 お互いに「火山のように不屈の精神力とエネルギーを持つピアニスト」、「公演の度に異なったキャラクターと新しいストーリーを自然に繰り出してくる変幻自在なヴァイオリニスト」と評する二人がここで聴かせるのは、バルトーク、ブラームス、ヤナーチェクによる全く異なった性格を持つソナタ3曲。
 2つの個性が時に寄り添い、時にせめぎ合いながら紡ぐ音楽は、他では味わえない陶酔感と火花が飛ぶような激しさを併せ持つ唯一無二のもの。
 特にコパチンスカヤが「始まりから終わりまで実に素晴らしい」と評するバルトークがハイライトで、終楽章の緊張感溢れる掛け合いは格別です。

 





万が一お持ちでない方はお早めに
コパチンスカヤ&サイ/異常な「クロイツェル」

国内盤
avex-CLASSICS
AVCL25368
\2640
コパチンスカヤ&サイ
 異常な「クロイツェル」

 ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第9番『クロイツェル』
 ラヴェル:ヴァイオリン・ソナタ
 バルトーク:ルーマニア民俗舞曲
 ファジル・サイ:ヴァイオリン・ソナタ
パトリシア・コパチンスカヤ(ヴァイオリン)
ファジル・サイ(ピアノ)
録音:2007年10月、ケルン、ドイツ放送局室内楽ホール(デジタル)
原盤NAIVE V 5146


 このクロイツェル、異常。

 ロープで縛り上げられて喉元にカミソリを当てられたかのような。
 サファリパークに行って、気づいたら柵を踏み越えていたかのような。
 ビタミン剤と間違えてバイアグラを5粒飲んでしまったかのような。

 コパチンスカヤは、「まさかこんなことはしないだろう」というあなたのうすっぺらな希望を木っ端微塵に打ち砕き、その胸倉を掴んで引きずり倒す。
 傍若無人なカオスに放り込まれたあなたは、地獄の底も奈落の底にも突き破り、気づいたら天国のお花畑で「ヘラヘラ」笑いながらへたりこんでいる。

 コパチンスカヤ、舞台に裸足で登場してくるらしいが、聴いている者の心臓の中にも裸足でズカズカドカドカ入り込んでくる。
 コパチンスカヤを見つけたのは異才ファジル・サイなのか?当然、サイの演奏もいつも以上に異常。同じ世界の人間を見つけてもう嬉しくてたまらない、といった感じ。いっしょになって狂気の世界を蹂躙している。


 原盤は仏NAIVEだが、日本のavex-CLASSICSが販売権を取ったからか輸入盤は代理店からは入ってこなかった。なんてことをするんだと思ったが、その後NAIVEが活動休止、このアルバムも入らなくなった(中古は軽く10000円を超える)。
 しかしavex-CLASSICSの国内盤だけは流通し続けた。今にして思えばavex-CLASSICSのファインプレー。

 持ってない方は早めに買っておきましょう。avex-CLASSICSの在庫もそんなにたくさんあるとは思わないので。


 



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MARCHVIVO



MV007
¥2800→\2590
バンジャマン・アラール(クラヴサン〔=チェンバロ〕)
クープラン一族のクラヴサン音楽

 ルイ・クープラン(1626頃-1661):
  1-5. 組曲 イ短調 ~ 『ボーアン写本』(17世紀後半-18世紀初頭)より
   1. Prelude a l'imitation de M. Froberger フローベルガー氏を模したプレリュード、
   2. Allemande アルマンド、3. Courante クラント、4. Sarabande サラバンド、
   5. La Piedmontaise ラ・ピエモンテーズ(ピエモンテ風)
 6.Tombeau e M. de Blancrocher ブランロシェ氏のトンボー(追悼曲)
 7.Chaconne シャコンヌ
 フランソワ・クープラン(1668-1733):
  8-15.『クラヴサン奏法』(1716)より
   8. Septieme prelude 第7のプレリュード、9. Troisieme prelude 第3のプレリュード、
   10. Premier prelude 第1のプレリュード、11. Quatrieme prelude 第4のプレリュード、
   12. Second prelude 第2のプレリュード、13. Allemande アルマンド、
   14. Cinqieme prelude 第5のプレリュード、15. Huitieme prelude 第8のプレリュード
  16. Sixieme prelude 第6のプレリュード
  17-21.第14組曲より ~『クラヴサン曲集 第3巻』(1722)より
   17. Le rossignol-en-amour 恋する夜啼鶯、18. La linotte effarouchee 驚き怯えるヒワ、
   19. Les fauvettes plaintives 嘆いてばかりのムシクイ、
   20. Le carillon de Cithere シテール島の鐘、21. Le petit-rien ささやかなものごと
 アルマン=ルイ・クープラン(1727-1789)
  22-24.『クラヴサン曲集』(1751)より
   22. La Cheron シェロン、23. L'affligee 苦悩、24. La Francoise フランス風
 フランソワ・クープラン
  25.Les barricades mysterieuses
   神秘の障壁 ~ 『クラヴサン曲集 第2巻』(1717)第6組曲より
 ルイ・クープラン
  26.Chaconne de M. Couperin クープラン氏のシャコンヌ ヘ長調
バンジャマン・アラール
 (クラヴサン〔=チェンバロ〕)
NYCX-10367
(国内仕様盤・日本語解説付)
¥3300

 使用楽器:アントウェルペンのアンドレアス・リュッケルス1646年製作、パリのパスカル・タスカン1780年拡張改造モデルに基づくキース・ヒル2001年製作の再現楽器
 録音:2020年2月1日 フアン・マルク財団、マドリード (ライヴ/セクションごとに拍手入り)
 ※ 国内仕様盤 解説日本語訳‛&白沢達生

 【バッハ録音で名高いアラールの「お国もの」、かくも濃やかで繊細!】
 フランスの名手バンジャマン・アラールが、若き古楽器演奏家たちの登竜門ブリュッヘ(ブルージュ)国際古楽コンクールを制したのが2004年。
 翌年パリのサン=ルイ=アン=リル教会に新設されたオーベルタン・オルガンの専属奏者となり、この足鍵盤の音栓まで充実した楽器をはじめ各地のオルガンで堂々たるバッハ演奏を聴かせる一方、録音でもチェンバロとオルガンの双方を等しく弾きこなし、ALPHAやHarmoniaMundi Franceでバッハの鍵盤作品を続々と録音してきました。
 逆にバッハ以外を演奏するアラールの様子に触れる機会は滅多にありませんでしたが、2022年5月の来日公演アンコールではスカルラッティのソナタの驚くべき解釈を披露、バッハ作品へのこだわりが彼の適性や嗜好の限界を示すものではなかったことを明らかにしました。そのことをさらに裏付ける驚くべき録音が意外にもスペインのレーベルMarch Vivoから登場。

 2020年2月1日にマドリードで行われた演奏会の記録で、フランス音楽史に名高いクープラン一族の最も重要な3人の作品を厳選したプログラム。
 3人それぞれの作風は大きく違いますが、そのいずれにおいてもごく自然な佇まいで様式感を捉え、曲ごとの個性を描き分けてゆく解釈の妙は圧巻の一言。
 彼のバッハ演奏を特徴づける寛いだ安定感はここでも健在で、ライヴの臨場感に貫かれていながら危うさとは全く無縁、各作曲家の音楽世界にじっくり浸らせてくれます。
 イタリア屈指の古楽器奏者たちの名録音を数多く手掛けてきたロベルト・キネッラートのマスタリングで、現代最高峰の域にあるクラヴサン音楽の比類ない境地をじっくりお楽しみ頂けます。

 
 



<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>

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BERLIN CLASSICS



BC 0302791
(3CD)
¥3000→\2790
ヘルマン・アーベントロート/ベートーヴェン
 ETERNAオリジナル・アナログテープ復刻
 Disc 1
  ベートーヴェン:交響曲第1番 ハ長調 op.21
    録音: 1952年,ライプツィヒ
  ベートーヴェン:交響曲第6番 ヘ長調op.68「田園」
    録音:1950年6月18日,ライプツィヒ
 Disc 2
  ベートーヴェン:交響曲第4番 変ロ長調op.60
    録音:1949年12月4日,ライプツィヒ
  リヒャルト・シュトラウス:交響詩「ドン・キホーテ」op.35 *
    ヘルマン・ヴィルケ(ヴィオラ)
    フェルディナンド・ダニー(チェロ)
    録音:1955年1月22日,ベルリン
 Disc3
  ベートーヴェン:交響曲第9番 ニ短調 op.125「合唱付き」
    エディット・ラウクス(ソプラノ)
    ディアナ・オイストラティ(アルト)
    ルートヴィヒ・ズートハウス(テノール)
    カール・パウル(バス)
    ライプツィヒ音楽大学合唱団
    ライプツィヒ放送合唱団
    録音:1951年6月29日,ライプツィヒ
ベルリン放送交響楽団*
ライプツィヒ放送交響楽団
ヘルマン・アーベントロート指揮
 


BC 0302794
(2CD)
¥2500→\2290
ヘルマン・アーベントロート/シューベルト&シューマン
 ETERNAオリジナル・アナログテープ復刻
 Disc 1
  シューベルト:交響曲第8番 ロ短調「未完成」
    録音:1949年9月18日,ライプツィヒ
  シューベルト:交響曲第9番 ハ長調「グレート」
    録音:1950年1月11日,ライプツィヒ
 Disc 2
  シューマン:ピアノ協奏曲 イ短調op. 54*
    フリードリヒ・ヴューラー(ピアノ)
    録音:1956年3月13日,ライプツィヒ
  シューマン:チェロ協奏曲 イ短調op. 129
    ポール・トルトゥリエ(チェロ)
    録音:1955年9月3日,ライプツィヒ
ベルリン放送交響楽団*
ライプツィヒ放送交響楽団
ヘルマン・アーベントロート指揮

 本国のETERNAオリジナル・アナログテープより新規で復刻! 名マスタリング・エンジニアのクリストフ・スティッケル氏による、 過度なノイズリダクションなどをせず、アナログテープ本来の持っている情報を限りなく忠実に再現する、ETERNAピュア・アナログ・リマスタリング方式を採用。
 オリジナル・ジャケット仕様、ブックレットに使用アナログ・マスターテープの写真掲載。
 



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SPECTRUM SOUND



CDSMBA 117
¥2900→\2690
パレー×フランス国立放送管の「第九」!
 1966年11月のライヴ

  ベートーヴェン:
   交響曲第9番 ニ短調「合唱付き」Op.125
マリア・ポーザ(ソプラノ)
アルレット・シュデル(コントラルト)
ゲオルク・イェルデン(テノール)
ジャック・マルス(バス)
フランス国立放送合唱団、
ルネ・アリックス(合唱指揮)
フランス国立放送管弦楽団、
ポール・パレー(指揮)

 フランス国立視聴覚研究所音源提供。凄まじい熱量のパレー×フランス国立放送管の「第九」!1966年11月のライヴ、ステレオ音源で正規初出!!

 ライヴ録音:1966年11月8日/シャンゼリゼ劇場(ステレオ)/62'14
 音源:フランス国立視聴覚研究所音源提供(24bit/192KHz digital restoration and remastering from the original master tapes)

 丁寧な復刻で評価を高めているスペクトラム・サウンド。当アルバムはフランス国立視聴覚研究所(INA)の貴重音源からの復刻で、20世紀を代表するフランスの指揮者ポール・パレー(1886-1979)がフランス国立放送管弦楽団を振った、1966年11月8日、シャンゼリゼ劇場における「第九」のライヴ録音です!

 当時80歳になろうという巨匠パレー。その熱量は当演奏でも実に凄まじいもの。パレーらしい雄々しく輪郭のはっきりとした快演は聴き手を興奮の渦に包みます。
 当音源はステレオで収録されており、ソリストの生々しい歌声と臨場感のあるライヴ演奏を楽しめます。

 ※日本語解説は付きません。
 演奏時間は第1楽章:14'52、第2楽章:11'37、第3楽章:12'58、第4楽章:22'00(+拍手約47秒)=62'14です。
 
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CDSMBA 118
¥2900→\2690
晩年アンセルメのベートーヴェンとドビュッシー!
 ベートーヴェン:交響曲第4番 変ロ長調 OP.60
 ドビュッシー:6つの古代のエピグラフ
 ドビュッシー:「海」
エルネスト・アンセルメ(指揮)
フランス国立放送フィルハーモニー管弦楽団

 フランス国立視聴覚研究所音源提供。晩年アンセルメのベートーヴェンとドビュッシー!1967年1月のライヴ、ステレオ音源で正規初出!!

 ライヴ録音:1967年1月11日/メゾン・ド・ラジオ・フランス内オリヴィエ・メシアン・ホール、スタジオ104(ステレオ)
 音源:フランス国立視聴覚研究所音源提供(24bit/192KHz digital restoration and remastering from the original master tapes)

 丁寧な復刻で評価を高めているスペクトラム・サウンド。当アルバムはフランス国立視聴覚研究所(INA)の貴重音源からの復刻、最新盤はアンセルメです!

 「作曲家の精神にしたがうべき」と主張したアンセルメの音楽は時代、作品ごとに表情を変え、その強いこだわりが演奏にあらわれています。
 当演奏では得意とするベートーヴェンとドビュッシーで構成。ベートーヴェンでは構築のはっきりとさせながらも雄弁な語り口が実に印象的。
 後半のドビュッシーでは、作品が生まれた時代を知るアンセルメならでは。詩的な雰囲気も見事に引き出しております。

 亡くなる2年前、80代半ばとは思えぬほどの熱い音楽は、巨匠アンセルメだからこそといえましょう。ステレオで収録されていたことも非常に喜ばしく、臨場感あふれる演奏を体感できます。

 ※日本語解説は付きません。
 



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JAZZLINE



N 77008
【旧譜・再入荷】
¥2600→\2390
フリードリヒ・グルダ(ピアノ)&ジョー・ザヴィヌル(ピアノ)
グルダ&ザヴィヌル:2 台のピアノのための音楽

 (1)ブラームス:ハイドンの主題による変奏曲 Op.56b(20:14)
 (2)グルダ:2 台のピアノとバンドのための変奏曲(16:34)
 (3)ジョー・ザヴィヌル:ヴォルケイノ・フォー・ハイアー(4:24)
フリードリヒ・グルダ(ピアノ)
ジョー・ザヴィヌル(ピアノ)
ジェリー・ファン・ローエン(指揮)
ケルンWDRビッグバンド
N 78007
(LP)
【旧譜・再入荷】
¥3200

 待望の再入荷!!!グルダ&ザヴィヌル奇跡の共演盤!

 録音:(1)1988年5月21日、(2)(3)1988年5月20日/フィルハーモニー(ケルン)

 長らく入手困難が続いていたフリードリヒ・グルダ(1930-2000)とジョー・ザヴィヌル(1932-2007)、奇跡の共演を収めたアルバム、待望の再プレスが決まりました!

 ともにウィーン生まれのグルダとザヴィヌル。20世紀を代表するグルダはクラシックだけでなく、ジャズの要素をとりいれた自作自演など、ジャンルの垣根を超えた演奏活動でも知られます。
 一方、サヴィヌルは言わずと知れたバンド「ウェザー・リポート」のメンバーとして活躍した鍵盤奏者。
 20世紀が生んだふたりの鬼才の共演ということだけでも驚きですが、収録作品はブラームスとグルダ、ザヴィヌル、それぞれの自作という超豪華内容。
 驚くべきテクニックを披露する二人の丁々発止のやり取りは、今もなお色あせることなく、聴き手を魅了します!

 ※再入荷に伴い、CD フォーマットのみ仕切り価格を変更させていただきます。
 


<メジャー・レーベル>
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SONY



19439963302
\2800→\2590
クリスティアン・ゲルハーヘル(バリトン)
 ホリガー(指揮)&バーゼル室内管
シェック:歌曲集『エレジー(悲歌)』 Op.36~
 バリトンと室内オーケストラのための
クリスティアン・ゲルハーヘル(バリトン)
バーゼル室内管弦楽団
ハインツ・ホリガー(指揮)
 録音:2020年3月7-9日、スイス、ラントガストホフ・リーエン

 チューリッヒとライプツィヒで作曲を学び、レーガーに師事した20世紀スイスの作曲家オトマール・シェック。
 シェックの歌曲集はレーガーの影響はあまり受けていませんが、声楽曲の分野で300以上の作品を残し、特にドイツ・リートの伝統を受け継ぐ意味で重要な作曲家です。
 保守的な作風を持ち、その特徴は寡黙でありながら重い情熱で満たされたロマンの香りを色濃く残したものでありました。

 この連作歌曲集『エレジー』は、アイヒェンドルフやレーナウらの詩によるもので、歌劇『ヴェーヌス』に続くシェックの最も初期の作品です。作曲の由来は、シェックとピアニストのマリー・ド・サンジェールとの恋愛関係にあるとも言われています。2人は1918年に出会い、1923年までさまざまな喧嘩、和解を乗り越えました。その前年に書かれたこの作品は「死にゆく愛の物語」を描いていると言え、内容的には衝動に駆られた自伝的なものに仕上げられています。

 この歌曲集はバリトンと室内オーケストラのために書かれていますが、最初の音符から、リスナーはシェックの世界に引き込まれていきます。
 想像力に富んだ24の歌曲は、独創的で繊細な色彩に満ちています。たとえば、3番目の曲『Stille Sicherheit(静かな確実性)』はわずか1分半の曲ですが、集約された感情が詰め込まれています。同じことが11曲目の『Vesper(晩課)』についても言えます。シェックのハーモニーとオーケストラのパレットは繊細の極みで、その上に浮かぶバリトンのメロディが美しく描かれ、詩に込められた内面の動きが歌いだされていきます。


 今やドイツ・リート界での最高峰として揺るぎない地位を確立しているバリトン、クリスティアン・ゲルハーヘル。
 シェックのリート世界に魅了され、2009年にはこれまたシェックの代表作である歌曲集『ノットゥルノ』をロザムンデ四重奏団と「ECM」に録音しています。
 美しく明快なドイツ語のディクションによって、ひとつひとつの単語に込められた作曲家の思いや情景が鮮明に浮かび上がってくるのがゲルハーヘルの持ち味。師フィッシャー=ディースカウが得意としたシェック作品の21世紀の解釈者として、ゲルハーヘルほどの適任者はいないでしょう。

 共演は、昨年(2021年)超絶的なシューベルトの交響曲全集を完成させ「レコード・アカデミー賞」を受賞した、ハインツ・ホリガー指揮するバーゼル室内管弦楽団。
 このシェックの『エレジー』は、ホリガー&バーゼルのシューベルト・チクルスの最終回に、『未完成』交響曲などと併せて取り上げられました。ホリガーの鋭敏極まる指揮が、ゲルハーヘルとともに、作品に内包する揺れ動く感情を繊細に汲み取っています。







<国内盤> 

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OMF



KCD-2094
¥2999
阿部雅子(ソプラノ)/西山まりえ(バロックハープ)
かへろかへろと ― 山田耕筰歌曲集

 山田耕筰(1886-1965)
  1. 赤とんぼ (野口雨情)
  2. 中国地方の子守唄 * (中国地方民謡)
  3. 曼珠沙華(AIYANの歌) (北原白秋)
  4. 待ちぼうけ (北原白秋)
  5. 山百合 (川路柳虹)
  6. 野道 (川路柳虹)
  7. 七夕 (川路柳虹)
  8. 燕 (川路柳虹)
  9. かへろかへろと (北原白秋)
  10. この道 (北原白秋)
  13. 砂山 (北原白秋)
  14. 赤とんぼ (三木露風)
  15. あわて床屋 (北原白秋)
  16. からたちの花 II (北原白秋)
  17. からたちの花 (北原白秋)
  18. 夜中 (北原白秋)
  19. 雪こんこん (北原白秋)
  20. ペイチカ (北原白秋)
  21. 雪こんこん (野口雨情)
  22. 子守謡 * (日本古謡)
  23. さくら さくら * (近世筝曲)
 *採譜編曲 :山田耕筰
阿部雅子(ソプラノ)
西山まりえ(バロックハープ)
ハマ(パーカッション)

 録音会場:神奈川県立相模湖交流センター
 録音日:2021 年11 月2 日-4 日
 録音フォーマット:DXD
 仕様:ジュエルケース

 -子供時代の追憶の中に『からたちの花』『この道』『赤とんぼ』といった名曲のルーツを見つけることができる-
 -『かへろかへろと』『ほういほうい』『夜中』など、まだ広く知られていない小曲を多く収めている-
 -素朴であたたかく、山田の子供時代に、そして聴く者の子供時代に心を巡遊させてくれる愛らしい歌たち-

 【阿部雅子 ソプラノ】
 国立音楽大学声楽科、同大学大学院修士課程、後期博士課程音楽研究科声楽研究領域修了。博士論文『C. モンテヴェルディの歌劇《ポッペーアの戴冠》におけるポッペーア像の研究』とそれに関する演奏で博士号(音楽)取得。
 C. モンテヴェルディ《ポッペーアの戴冠》タイトルロール、W. A. モーツァルト《イドメネオ》イリア、G. プッチーニ《つばめ》リゼット、N. ロータ《かしこいリス》タイトルロール、G. F. ヘンデル《メサイア》、L. V. ベートーヴェン《第九》、G. B. ペルゴレージ《スターバト・マーテル》等のソリストを務める。中でも《ポッペーアの戴冠》はこれまで4回タイトルロールを務め、深い人物像解釈に基づく歌唱と高い演技力でいずれも好評を博す。
 バロック時代の音楽を中心とする傍ら、N響団友会との共演や、イタリアで開催されたAMI Festival(2012)、NYの国連イベント日本歌曲コンサート(2014)、東京・春・音楽祭(2018)への出演、また高い演技力と「四大気質」に基づく人物像分析の研究を生かした演技指導・演出などで、演奏以外でも幅広く活躍の場を広げている。2018 年7月に「Ego flos campi わたしは野の花」(レコード芸術誌・準特選盤/OMFレーベル)をリリース。
 現在は得意の絵を生かし、イラストレーターとしても活動を開始。本CDのカヴァーイラスト、挿絵も本人によるものである。
 















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