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≪第118号アリアCD新譜紹介コーナー≫
その5 2022/12/6~



12/9(金)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
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ALTUS



ALT 522
¥3000→\2790
東京都交響楽団
音楽監督・大野和士の2021年《巨人》ライヴ

 マーラー:交響曲第1番 ニ長調《 巨人》
大野和士(指揮)
東京都交響楽団

 ALTUS×都響シリーズ始動!音楽監督・大野和士の2021年《巨人》ライヴ、明晰にして陰影ゆたか、妙味あふれる音のひびき都響のマーラー演奏史に刻まれた新たな名演!

 ライヴ録音:2021年4月20日/東京文化会館(第924回定期演奏会Aシリーズ)/国内プレス、日本語帯・解説付

 ALTUS が都響のライヴ・シリーズを開始いたします。
 第1弾は2015年より音楽監督を務める大野和士との《巨人》、2021年ライヴです。
 ALTUS が会場録音から行い、丁寧なマスタリングを施しCD 化。若杉弘、ベルティーニ、インバルらと共に日本のマーラー演奏史に大きな足跡を残してきた都響の「今」を鮮やかにとらえた、要注目のリリースです。

 渦巻くエネルギーの咆哮に任せるのではなく、たいへん丁寧なアプローチで静と動がしなやかに交替していきます。しかし音楽の持つ威力、味わいは薄まっていません。鮮度の高い明晰な響きを保ちつつも、ぐっと抑えるところや引き延ばすところに独特のねばりが見られ、深みのある陰影が描かれています。
 異なる角度から作品が照らされて、予想外の方向に伸びた影が聴き手にはからずも覆いかぶさってくるような感覚。

 「第3楽章の演奏が、もっとも色が濃い。淡々と運んでいるときでも、音色が影を帯びる」「マグリットの絵か何かのような、明快明晰に見えるのに幻想的という趣である」「《巨人》の中には、晩年の作品でいっそうはっきりしてくる要素が、まだひっそりと芽生えたばかりの状態で隠れている。それに大野は光を当ててみせるのである」(許光俊氏の解説より)
 


ALTUS旧譜
新時代の名演たる大野×バルセロナ響
 マーラー:交響曲第5番



 ALT 409
\2800→\2590
新時代の名演たる大野×バルセロナ響のマーラー!
 マーラー:交響曲第5番 嬰ハ短調
大野和士(指揮)
バルセロナ交響楽団

 深い呼吸で大きなフレーズを歌いながらも細やかで明晰、新時代の名演たる大野×バルセロナ響のマーラー!

 録音:2018年9月28-30日/バルセロナ、ラウディトリ(ライヴ)/国内プレス、日本語帯・解説付

 大野和士が2015年から音楽監督を務めているバルセロナ響とのライヴです。音質も素晴らしく、このコンビの相性の良さ、ポテンシャルの高さを十二分に伝える内容となっています。
 オーケストラの技術もたいへん高いのですが、技巧を見せる演奏とは一線を画した、柔らかな音色と深い呼吸を駆使した印象的な演奏。冒頭のトランペットからして美しい歌になっているのに驚かされ、緩やかに大きな弧を描くアーチ状のフレーズ感に魅せられます。とはいえ濃厚な歌い込みではなくしっかりとコントロールされており、透明で明晰。楽章ごとのバランスも素晴らしくアダージェットは格別の美しさ。鮮明に描かれたフィナーレの狂騒も心地よく、見事な完成度です。

 大野の演奏では、荒れ狂う第2楽章で、思いのほか抒情性ややさしさが感じ取れる。意外な驚きがある。荒々しく演奏するようにとわざわざ指示された音楽の中に、大野はその反対の要素、たとえば歌謡性を見つけ出す。いや、ここだけではない。第1楽章にもたおやかな表情が見て取れる。ゆっくりした音楽は、楽章として区切られているのではなく、途中に挟み込まれていて、心理的なフラッシュバックのように回帰する。意識や感覚や歴史の多層性が示されているかのようだ。(許光俊氏による解説より)



世界を驚嘆させた2002年の「復活」
 大野和士(指揮)&ベルギー王立歌劇場管
マーラー:交響曲第2番≪復活≫


WARNER MUSIC JAPAN
(国内盤)
WPCS22132
\1885
大野和士(指揮)&ベルギー王立歌劇場管
  マーラー:交響曲第2番≪復活≫
スーザン・シルコット(ソプラノ)
ヴィオレータ・ウルマーナ(アルト)
ベルギー王立歌劇場管弦楽団、合唱団
大野和士(指揮)
録音:2002年ブリュッセル、パラ・デ・ボザール(ライヴ)

 大野和士の指揮は繊細で緻密。集中力と技量によって美しさを際立たせた「復活」です。圧倒的な感動を呼ぶ「死」から「生」へのフィナーレ。
 伝統と革新が奇跡の融合を見せ、歓喜と熱狂を巻き起こすモネ劇場でのライヴ。解説対訳付(ワーナーミュージック・ジャパン)

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 2003年に突如WARNERの輸入盤で発売され、海外の音楽ファンを「日本にこんなすごい指揮者がいたのか」と驚嘆させた大野の「復活」。
 ただその後WARNERから大野の録音が継続的に出ることはなかった。
 が、国内のWARNERは2011年に国内盤化。いまでは日本人にもよく知られる名盤となった。




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BIS



BIS SA 2709
(3SACD HYBRID)
¥5700→\5290
ステンハンマル弦楽四重奏団による絶対的名盤、セットで登場
 ステンハンマル:弦楽四重奏曲全集

 Disc1(BIS SA-2019)
  (1)弦楽四重奏曲第1番 ハ長調 Op.2(1894)
  (2)弦楽四重奏曲第2番 ハ短調 Op.14(1896)
 Disc2(BIS SA-1659)
  (3)弦楽四重奏曲第4番 イ短調 Op.25(1904-09)
  (4)組曲『ロドレッシの歌』よりエレジーと間奏曲 Op.39(1919)
  (5)弦楽四重奏曲第3番 ヘ長調 Op.18(1897-1900)
 Disc3(BIS SA-2009)
  (6)弦楽四重奏曲第5番 ハ長調 Op.29「セレナード」(1910)
  (7)弦楽四重奏曲 へ短調(1897)
  (8)弦楽四重奏曲第6番 ニ短調 Op.35(1916)
ステンハンマル弦楽四重奏団
 【ペータ・オロフソン(第1ヴァイオリン)、
  ペール・エマン(第2ヴァイオリン)、
  トニー・バウアー(ヴィオラ)、
  マッツ・オロフソン(チェロ)】

 ステンハンマルの弦楽四重奏曲全集がセットになって登場。その名を冠したステンハンマル弦楽四重奏団演奏の圧倒的名盤!

 セッション録音:(3)2011年4月&10月、(7)2011年10月、(4)(5)2012年6月、(6)(8)2012年12月、(2)2013年9月、(1)2013年12月/スウェーデン
 DSD、5.0 Surround sound、マルチチャンネル、クラムシェル・ボックス仕様、Disc1: 61'54、Disc2: 73'47、Disc3: 65'20
 プロデューサー&サウンド・エンジニア:トーレ・ブリンクマン
 エグゼクティヴ・プロデューサー:ロバート・サフ

 SACD ハイブリッド盤。
 スウェーデンを代表する作曲家、ヴィルヘルム・ステンハンマル(1871-1927)。その名を冠したステンハンマル弦楽四重奏団による弦楽四重奏曲全集がセットになって登場します!

 ステンハンマルは交響曲、協奏曲、声楽曲、オペラなど様々な音楽形態の作品を残しており、巨匠ブロムシュテットが積極的に演奏していることで、日本でも人気を高めている作曲家です。
 その中でも弦楽四重奏曲はステンハンマルの芸術を知る上で最も優れた作品群です。当セットには世界初録音となった1897年作曲のヘ短調の四重奏曲も収録しており、全集としての価値を非常に高めております。

 2002年に結成したステンハンマル弦楽四重奏団はその名の通りステンハンマルの作品を中心に演奏しており、スウェーデン国内外で高い評価を得ております。
 近年、現代音楽にも力を入れアメリカ、イギリスなどの作曲家から多くの委嘱作品を依頼されております。当クァルテットならではの的確な解釈は、同作品群を知る上で必聴と申せましょう。

 ※ブックレットはオリジナルの3冊がクラムシェル・ボックスに封入されております。

 
 



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PENTATONE



PTC 5187017
¥2600→\2390
アラベラ・美歩・シュタインバッハー
「バッハとペルト」

 (1)ペルト:フラトレス~
    ヴァイオリン、弦楽オーケストラと打楽器のための
 (2)J.S.バッハ:ヴァイオリン協奏曲第2番 ホ長調 BWV1042
 (3)J.S.バッハ:ヴァイオリン協奏曲第1番 イ短調 BWV1041
 (4)J.S.バッハ:2 つのヴァイオリンのための協奏曲 ニ短調 BWV1043
 (5)ペルト:鏡の中の鏡

アラベラ・美歩・シュタインバッハー
 (ヴァイオリン/
  グァルネリ・デル・ジェス(1744年製作))
(1)-(5)シュトゥットガルト室内管弦楽団、
 ラヴァー・スコウ・ラーセン(コンサートマスター)
(4)クリストフ・コンツ(ヴァイオリン)
(5)ピーター・フォン・ヴァインハルト(ピアノ)

KKC 6633
(国内仕様盤・日本語解説付)
¥3300

 ファン待望!シュタインバッハーがついにバッハのヴァイオリン協奏曲を録音!!ペルトを両端に据えた好プログラム!

  セッション録音:2022年6月21-24日/聖ペーター&パウル教会、ロイトリンゲン・ゲニンゲン(ドイツ)/DDD、ディジパック仕様、68'56、輸入盤・日本語帯付
 エグゼクティヴ・プロデューサー:ルノー・ロランジェ(ペンタトーン)
 レコーディング・プロデューサー:エルド・グルート(ポリヒムニア・インターナショナル)

 人気と実力を兼ね備えた麗しきヴァイオリニスト、アラベラ・美歩・シュタインバッハー。ニューヨーク・タイムズは、「叙情と情熱のバランスのよさ―彼女の長所は、とりわけ磨き抜かれたテクニックと美しく多彩な音色にある」と評しています。

 当アルバムはシュトゥットガルト室内管弦楽団をバックにJ.S. バッハのヴァイオリン協奏曲とペルトの2 作という好プログラムです!

 4歳のときにバッハのヴァイオリン協奏曲第1番の第2楽章を聴いて以来虜になったというシュタインバッハー。バッハの音楽の美しさと深さに圧倒され、導かれるようにヴァイオリニストになったといいます。これまで自身の最重要レパートリーとして頻繁に取り上げてきたバッハの協奏曲、ついに録音を実現しました。

 ドッペル・コンチェルトの共演はクリストフ・コンツです。コンツといえばアカデミー賞を受賞したカナダ映画「レッド・ヴァイオリン」の神童カスパー・ワイス役(当時9歳) を演じたことでも知られるヴァイオリニスト。
 現在はウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の第2ヴァイオリン首席奏者をつとめる傍ら、ソロ活動も積極的に展開しております。
 二人の名手による音楽の対話も魅力で終始心地よいテンポで演奏しております。

 このアルバムのもうひとつの魅力はペルト。冒頭に「フラトレス」を、最後に「鏡の中の鏡」を、まるでプロローグとエピローグのように据えており、シュタインバッハーのセンスの高さもうかがえます。
 ペルトの2 作は現代のヴァイオリニストの必須レパートリーといえる作品。ことに「フラトレス」は頻繁に演奏され、シュタインバッハーは2021年6月の来日時に島田綾乃との共演でテレビ収録しNHK のクラシック倶楽部で放映されております。

 「バッハとペルトの音楽は異なっていても、神聖な原点は共通しています。彼らの音楽は、聴くたび、弾くたびに、私らしさを思い出させ、安らぎを与えてくれます」(アラベラ・美歩・シュタインバッハー)

 
 



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CHRISTOPHORUS



CHR77467
¥2700→\2490
テルツ少年合唱団
 バッハ一族のモテット集


 ヨハン・バッハ(1604-1673)
  ・我らが人生は影のごとく
  ・私の魂よ、再び安らうがよい
 ヨハン・ミヒャエル・バッハ(1648-1694)
  ・持っているものを大事にしなさい
 ヨハン・クリストフ・バッハ(1642-1703)
  ・主よ、今こそあなたはこの僕を安らかにいかせ給う
 ヨハン・ミヒャエル・バッハ
  ・今、私は苦難を乗り越え
 ヨハン・ルートヴィヒ・バッハ(1677-1731)
  ・私たちの苦悩のために
 ヨハン・セバスティアン・バッハ(1685-1750)
  ・すべての国よ、主を賛美せよ BWV230
テルツ少年合唱団
ミヒャエル・ホフシュテッター(指揮)
ゼーレン・ロイポルト(テオルボ)
アクセル・ヴォルフ(リュート)
ミヒャエル・シェーンフェルダー(ヴィオローネ)
トーマス・ライニンガー(ポジティブ・オルガン&ハープシコード)
ロバート・シュレーター(ポジティブ・オルガン)

 テルツ少年合唱団、Christophorus初登場!知られざるバッハ一族のモテット集!

 テルツ少年合唱団が歌う17世紀「バッハ・ファミリー」のモテット集!

 ほぼ70年間にわたり、その優れた均一性、光り輝くトレブル、正確なイントネーション、明確なアーティキュレーションによってドイツを代表する少年合唱団の1つとして活動するテルツ少年合唱団が、ドイツの古楽系老舗レーベルChristophorusより初登場。
 2022年の夏から首席客演指揮者となったミヒャエル・ホフシュテッターとともに、バッハ一族のモテットを収録するという意欲的なアルバムを贈り出します。
 全部で約80人もの音楽家で構成されるバッハ・ファミリーですが、今日知られている作曲家は一握りとなります。
 このアルバムでは、17世紀のバッハ・ファミリーから、J.S.バッハの大叔父であるヨハン・バッハから始まり、J.S.バッハの父の従兄弟であるヨハン・クリストフとヨハン・ミヒャエルの兄弟、遠い親戚となるがJ.S.バッハが高く評価したとされているヨハン・ルートヴィヒ・バッハの作品をセレクトし、最後に一族を代表する大バッハことJ.S.バッハの偉大なモテットで終わります。

 ※録音:2022年8月、ドイツ
 



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NIFC



ONIFCCD651652
(2CD)
(国内仕様盤・日本語解説付)
特別価格 ¥4400
進藤実優 ~ 第18回ショパン国際ピアノ・コンクール・ライヴ
 ショパン:
  CD1 ~
   1. 夜想曲第13番ハ短調 Op.48-1/
   2. 練習曲第18番嬰ト短調 Op.25-6/3. 練習曲第1番ハ長調 Op.10-1/
   4. バラード第3番変イ長調 Op.47/5. バラード第1番ト短調 Op.23/
   6-7. アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ変ホ長調 Op.22/
   8. ワルツ第5番変イ長調 Op.42/9. 舟歌嬰ヘ長調 Op.60/
  CD2 ~
   1-4. 4つのマズルカ Op.17/5. マズルカ風ロンド Op.5/
   6-9. ピアノ・ソナタ第3番ロ短調Op.58

進藤実優(ピアノ)

NIFCCD651652
(2CD)
特別価格 ¥3600

 2021年ショパン・コンクール・ライヴ!セミ・ファイナリスト、進藤実優!

 ☆2021年第18回ショパン・コンクール・ライヴ!
 ☆弱冠19歳で3次予選進出を果たした進藤実優!

 2021年10月に開催された第18回ショパン国際ピアノ・コンクールは、新型コロナ・ウイルスの影響で1年延期されながらも、極めてレベルの高い才能が各国から集結し、日本人コンテスタントの活躍や全世界オンライン配信などによりかつてない盛り上がりを見せました。

 コンクールを主催するポーランド国立ショパン研究所(NIFC)の自主レーベルよりリリースされ記録的大ヒットを連発しているコンクールのライヴ録音シリーズ(ブルー・シリーズ)から、ショパン・コンクール初挑戦にして3次予選進出を果たした進藤実優のライヴ録音がリリース!

 2002年生まれの進藤実優は現在人気急上昇中のピアニスト。ダン・タイ・ソンの助言でロシアへ渡りモスクワ音楽院付属中央音楽学校で腕を磨くと、2021年度の第45回ピティナ・ピアノ・コンペティション特級部門で銀賞(第2位)を受賞。勢いそのままに臨んだ第18回ショパン・コンクールでも19歳とは思えない成熟した演奏を披露し第1次、第2次予選を突破。惜しくもファイナル進出を逃したものの、第3次予選(セミ・ファイナル)では日本人参加者としては小林愛実、反田恭平に次ぐ高得点を獲得しました。今後ますますの活躍が期待される新星の雄姿に要注目です!

 ※録音(ライヴ):CD1 1-4:2021年10月4日(第一次予選)/CD1 5-9:10月9日(第二次予選)/CD2:10月14日(第三次予選)/ワルシャワ・フィルハーモニー・コンサート・ホール(ワルシャワ、ポーランド)
 ※使用ピアノ:スタインウェイ D, 611479
 ※国内仕様盤、輸入盤同時発売予定ですが、輸入盤が先行となる可能性がございます。

 
 
 


ONIFCCD653654
(2CD)
(国内仕様盤・日本語解説付)
特別価格
¥4400
JJ ジュン・リ・ブイ ~ 第18回ショパン国際ピアノ・コンクール・ライヴ
 ショパン:
  CD1 ~
   1. 練習曲第3番ホ長調 Op.10-3 《別れの曲》/
   2. 練習曲第4番嬰ハ短調Op.10-4/3. 練習曲第18番嬰ト短調 Op.25-6/
   4. 舟歌嬰ヘ長調 Op.60/5. 華麗なる変奏曲変ロ長調 Op.12/
   6. 幻想曲ヘ短調 Op.49/7. ワルツ第8番変イ長調 Op.64-3/
   8-9. アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ変ホ長調 Op.22/
   10. バラード第2番ヘ長調 Op.38/11-14. 4つのマズルカ Op.24/
  CD2 ~
   1. マズルカ風ロンド Op.5/2-5. ピアノ・ソナタ第3番ロ短調Op.58/
   6-8. ピアノ協奏曲第1番ホ短調 Op.11*
JJ ジュン・リ・ブイ(ピアノ)
アンドレイ・ボレイコ(指揮)*
ワルシャワ・フィルハーモニー管弦楽団*

NIFCCD653654
(2CD)
特別価格
¥3600

 2021年ショパン・コンクール・ライヴ!第6位、JJ ジュン・リ・ブイ!

 ☆2021年第18回ショパン・コンクール・ライヴ!
 ☆17歳の最年少出場者で唯一入賞を果たしたJJ ジュン・リ・ブイ!

 2021年10月に開催された第18回ショパン国際ピアノ・コンクールは、新型コロナ・ウイルスの影響で1年延期されながらも、極めてレベルの高い才能が各国から集結し、日本人コンテスタントの活躍や全世界オンライン配信などによりかつてない盛り上がりを見せました。
 コンクールを主催するポーランド国立ショパン研究所(NIFC)の自主レーベルよりリリースされ記録的大ヒットを連発しているコンクールのライヴ録音シリーズ(ブルー・シリーズ)から、第6位に入賞したJJ ジュン・リ・ブイのライヴ録音がリリース!

 若き才能の活躍が特に目立った今大会、中でも決勝に残ったJJ ジュン・リ・ブイ、エヴァ・ゲヴォルギアン、ハオ・ラオの「17歳トリオ」が大きな注目を集めましたが、その中で唯一の入賞を果たしたのがJJ ジュン・リ・ブイ。
 ベトナム人と中国人の両親の間にカナダで生まれたJJ ジュン・リ・ブイは、オーバリン音楽院でダン・タイ・ソンに師事。
 変幻自在の音色を操るフレッシュな演奏で会場を魅了し、ベトナム出身の師のような偉大なピアニストになり得る才能の片鱗を覗かせました。

 ※録音(ライヴ):CD1 1-4:2021年10月5日(第一次予選)/CD1 5-9:10月10日(第二次予選)/CD1 10-14&CD2 1-5:10月15日(第三次予選)/CD2 6-8:10月19日(決勝)/ワルシャワ・フィルハーモニー・コンサート・ホール(ワルシャワ、ポーランド)
 ※使用ピアノ:Shigeru Kawai
 ※国内仕様盤、輸入盤同時発売予定ですが、輸入盤が先行となる可能性がございます。

 
 
 


ONIFCCD649650
(2CD)
(国内仕様盤・日本語解説付)
特別価格
¥4400
ヤクブ・クシュリク ~
 第18回ショパン国際ピアノ・コンクール・ライヴ

  ショパン:
   CD1 ~
   1. 夜想曲 ホ長調 Op.62/2. 練習曲 嬰ト短調 Op.25/
   3. 練習曲 嬰ハ短調 Op.10/4. スケルツォ 嬰ハ短調/
   5-7. 3つのワルツ Op.34/8. バラード ヘ長調 Op.38/
   9. ポロネーズ 嬰ヘ短調 Op.44/10. 幻想曲 ヘ短調/
   11-14. 4つのマズルカ Op.30/
  CD2 ~
   1-4. ピアノ・ソナタ ロ短調 Op.58/
   5-7. ピアノ協奏曲第1番 ホ短調 Op.11*
ヤクブ・クシュリク(ピアノ)
アンドレイ・ボレイコ(指揮)*
ワルシャワ・フィルハーモニー管弦楽団*
NIFCCD649650
(2CD)
特別価格
¥3600

 2021年ショパン・コンクール・ライヴ!第4位&マズルカ賞 ヤクブ・クシュリク!

 ☆2021年第18回ショパン・コンクール・ライヴ!
 ☆ポーランド勢期待のクシュリクがマズルカ賞を獲得!

 2021年10月に開催された第18回ショパン国際ピアノ・コンクールは、新型コロナ・ウイルスの影響で1年延期されながらも、極めてレベルの高い才能が各国から集結し、日本人コンテスタントの活躍や全世界オンライン配信などによりかつてない盛り上がりを見せました。
 コンクールを主催するポーランド国立ショパン研究所(NIFC)の自主レーベルよりリリースされるコンクールのライヴ録音シリーズ(ブルー・シリーズ)から、小林愛実と共に第4位を受賞し、さらにマズルカ賞に輝いたポーランド人、ヤクブ・クシュリクの演奏がリリース!

 地元ポーランド勢の中でも有力候補とされていたヤクブ・クシュリクは、審査委員長であるカタジーナ・ポポヴァ=ズィドロンに師事しており、他の参加者とはまた違ったプレッシャーも背負って臨んだコンクール。
 結果は、見事に第4位入賞、さらにはポロネーズ賞受賞という栄誉に輝きました。クシュリクはこれまでにパデレフスキ国際ピアノコンクールでも第2位入賞を果たしており、今後の活躍が期待されます。

 ※録音(ライヴ):CD1 1-4:2021年10月7日(第一次予選)/CD1 5-9:10月12日(第二次予選)/CD1 10-14&CD2 1-4:10月16日(第三次予選)/CD2 5-7:10月20日(決勝)/ワルシャワ・フィルハーモニー・コンサート・ホール(ワルシャワ、ポーランド)
 ※使用ピアノ:スタインウェイ D, 611479
 ※国内仕様盤、輸入盤同時発売予定ですが、輸入盤が先行となる可能性がございます。

 
 
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ONIFCCD141142
(2CD)
(国内仕様盤・日本語解説付)
¥4400
カツァリスのビゼー編ピアノ版「ドン・ジョヴァンニ」!
 モーツァルト:歌劇《ドン・ジョヴァンニ》
  (ビゼー編曲ピアノ独奏版)
シプリアン・カツァリス(ピアノ)
NIFCCD141142
(2CD)
特別価格 ¥3600→\3290

 カツァリスの新たなレア・トランスクリプション!ビゼー編ピアノ版「ドン・ジョヴァンニ」!

 ☆シプリアン・カツァリスの新たなレア・トランスクリプション!
 ☆ビゼー編曲の「ドン・ジョヴァンニ」ソロ・ピアノ版全曲!

 鍵盤の魔術師シプリアン・カツァリスがNIFC(ポーランド国立ショパン研究所)からリリースするスペシャル・プログラム第3弾は、なんとモーツァルトの名作オペラ「ドン・ジョヴァンニ」のピアノ独奏版!
 「ドン・ジョヴァンニ」のピアノ版と言えば、リストの「ドン・ジョヴァンニの回想」や、ショパンの「ラ・チ・ダレム変奏曲」(『お手をどうぞ』による変奏曲)が有名で、カツァリスは過去にタールベルク編曲の「ドン・ジョヴァンニによる幻想曲」も録音していましたが、ここではジョルジュ・ビゼーが序曲やアリア、二重唱などをピアノ独奏用に編曲した全27曲を収録。
 1曲でも珍しいビゼー版ドン・ジョヴァンニですが、全曲録音はおそらく世界初ではないかと思われます。

 1860年代、ローマ賞受賞者でありながら舞台作品の上演に苦労し、1863年リリック座で初演された「真珠採り」も酷評されたビゼーが、出版社のために(お金のために)書き下ろし、1866年に出版されたピアノ独奏版「ドン・ジョヴァンニ」。
 とはいえ、単純なトランスクリプションではなく、原曲に大胆な干渉も行い、後の傑作「カルメン」に繋がる明確な道しるべとしての役割も果たした魅力的な作品となっています(「ドン・ジョヴァンニ」と「カルメン」は物語の舞台やテーマなど多くの共通点も持っています)。
 これまで、数々のピアノ・トランスクリプションの名録音を残してきたシプリアン・カツァリスが贈る「ビゼー版ドン・ジョヴァンニ」にご注目ください!

 ※録音:2021年8月1日-8日、ポーランド放送ヴィトルト・ルトスワフスキ・コンサート・スタジオ(ワルシャワ、ポーランド)
 ※使用ピアノ:ベヒシュタイン D 282

 
 



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SIGNUM CLASSICS

OSIGCD720
(2CD)
(国内仕様盤・日本語解説付)
¥4400
新首席指揮者ロウヴァリ時代に突入!
 サントゥ=マティアス・ロウヴァリ&フィルハーモニア管
  R.シュトラウス:交響詩集

   交響詩「ドン・ファン」 Op.20*
   アルプス交響曲 Op.64
   交響詩「ツァラトゥストラはかく語りき」 Op.30
   交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」 Op.28*
サントゥ=マティアス・ロウヴァリ(指揮)
フィルハーモニア管弦楽団
SIGCD720
(2CD)
特別価格 ¥3600→\3290

 新時代到来!PO 2021年シーズン幕開け、新首席指揮者ロウヴァリ堂々登場!

 ☆フィルハーモニア管の2021年はR.シュトラウスから!
 ☆ロウヴァリ時代到来を告げる2021年オープニング・コンサート!

 これまでもその固い信頼関係から生まれる名演をリリースしてきたサントゥ=マティアス・ロウヴァリとフィルハーモニア管弦楽団。
 いよいよ2021年シーズンが始まり新首席指揮者ロウヴァリ時代に突入です!
 このディスクに収められている「アルプス交響曲」と交響詩「ツァラトゥストラはかく語りき」は、サロネン時代からロウヴァリ時代へのオープニングとしてふさわしいものとなりました。
 英ガーディアン紙は「フィルハーモニア管の驚異的な演奏で、ロウヴァリはR.シュトラウスの作品に対する優れた指揮者であることを証明した。彼のアプローチは計り知れず、細部と色彩に細心の注意をはかっていた」と絶賛しています。

 前作のプロコフィエフ(SIGCD669)や前々作のチャイコフスキー(SIGCD648)などでも聴かせてくれた明晰であり、細部へのバランス感覚も秀でているサントゥ=マティアス・ロウヴァリの音楽。彼と数々の名匠との演奏を繰り返してきたフィルハーモニア管弦楽団の新しいタッグに期待せずにはいられません。

 ※録音:2021年9月30日-10月1日、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール(サウスバンク・センター、ロンドン、イギリス)
  2022年3月20日、フェアフィールド・ホール(ロンドン、イギリス)*

 
 



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ALPHA CLASSICS



ALPHA932
¥2800→\2590
パーヴォ・ヤルヴィ(指揮)&チューリヒ・トーンハレ管
ブルックナー:交響曲第7番

 1-4. アントン・ブルックナー(1824-1896):
  交響曲 第7番 ホ長調 WAB 107
チューリヒ・トーンハレ管弦楽団
パーヴォ・ヤルヴィ(指揮)
NYCX-10369
(国内仕様盤・日本語解説付)
¥3300

 録音: 2022年1月 チューリヒ・トーンハレ
 ※国内仕様盤日本語解説‛&舩木篤也

【パーヴォ・ヤルヴィ、約15年ぶりのブルックナー7番再録音!】
 フランクフルト放送交響楽団と11年の歳月をかけて完成させたブルックナー交響曲全集の発売が記憶に新しいパーヴォ・ヤルヴィが、その第7番を再び取り上げました。
 先の全集の中でも第7番はパーヴォ初のブルックナー録音として2006年11月の収録であったため、再録音のタイミングとして近すぎるとは言えないでしょう。
 旧盤と収録時間を比較すると全ての楽章で速くなっており、特に第2楽章では1分30秒近い差が出ていますが、演奏はくっきりとした音楽の輪郭を感じさせながら、むしろロマンティックな印象を与えるもので、フレーズ感のメリハリの効いた、個性的な解釈も随所に聴くことが出来ます。
 また今回は版の明記がされておりませんが、第2楽章での打楽器の使用を始め旧盤同様ノーヴァク版を基調としながらも、第4楽章冒頭の頻繁なリタルダンドなどは前回以上にイン・テンポで進められている印象です。
 対位法的な面白さをしっかり味わえるヴァイオリンの両翼配置に加え、ワーグナー・チューバをホルンとは反対となる右側、トロンボーンとバス・チューバの前に持ってくることでアンサンブルの親和性を向上させるとともに、響きに奥行きを与えることにも成功。再録音の期待に応える素晴らしいアルバムです。
 パーヴォ・ヤルヴィとチューリヒ・トーンハレ管は、ブルックナー生誕200年となる2024年までに、さらに第8番、第9番の録音を予定しているということです。

 [パーヴォ・ヤルヴィ指揮 ブルクナー交響曲第7番、演奏タイミングの比較]
 
第1楽章
第2楽章
第3楽章
第4楽章
 2006年フランクフルト放送響
 21分59秒 
 22分50秒 
 9分55秒 
 12分42秒 
 2022年チューリヒ・トーンハレ管 
21分18秒
21分23秒
9分40秒
12分29秒



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ALPHA692
¥2800→\2590
ジョヴァンニ・アントニーニ&イル・ジャルディーノ・アルモニコ
 ハイドン交響曲全曲録音シリーズVol.13

 フランツ・ヨーゼフ・ハイドン(1732-1809):
  1-4. 交響曲 第31番 ニ長調 Hob. I: 31「ホルン信号」
  5-8. 交響曲 第59番 イ長調 Hob. I: 59「火事」
  9-12. 交響曲 第48番 ハ長調 Hob. I: 48「マリア・テレジア」
イル・ジャルディーノ・アルモニコ(古楽器使用)
 コンサートマスター:
  ステファノ・バルネスキ(ヴァイオリン)
ジョヴァンニ・アントニーニ(指揮)
NYCX-10370
(国内仕様盤・日本語解説付)
¥3300

 録音: 2021年4月10-16日、グスタフ・マーラー・ホール(エウレジオ文化センター)、ドッビアーコ(イタリア北東部ボルツァーノ県)
 ※国内仕様盤解説日本語訳‛&白沢達生

 【ソロ続々の「ホルン信号」を中心に、第13弾は全て表題付きの傑作揃い!】
 ハイドン生誕300周年にあたる2032年までに、この「交響曲の父」が残した107曲の交響曲全てを録音してゆくジョヴァンニ・アントニーニの注目企画が、第1巻(ALPHA670)がリリースされた2014年から8年を経てますます充実をみせています。エステルハージ侯爵家での30年近くに及ぶ現役活動中、ウィーンから遠く離れた侯爵領で世評を気にせず試行錯誤を繰り返しながら書かれたハイドンの一連の交響曲は、ティンパニやトランペット、クラリネットを使わない小規模な二管編成でも驚くほど多彩な音楽作法で聴きどころが尽きませんが、今回はその中でも特に味わい深い中期前半の3曲を厳選。
 各パートのソロが多く聴きどころに事欠かない長大な第31番「ホルン信号」、独立した管楽器パートが一対のオーボエとホルンだけの小規模編成で変幻自在の展開が続く第59番「火事」、打楽器が入らないオリジナル版の演奏でも勇壮なスケールを存分に感じさせる第48番「マリア・テレジア」、といずれもアントニーニ自身の楽団であるイル・ジャルディーノ・アルモニコならではの、全奏者の個性が生かされながら豊かな一体感あふれる解釈が映える作品ばかり。
 特に「ホルン信号」では、圧倒的かつ痛快な吹奏でデュナーミク豊かなサウンド作りをみせる4人のナチュラルホルン奏者たちの活躍もさることながら、コントラバスやヴィオラにまでソロが出てくる終楽章での大規模室内楽風アンサンブルが絶妙で、個々の楽器の妙味をじっくり味わえます。
 最新研究を反映した解説(国内仕様盤は日本語訳付き)でも、各曲の表題にまつわる謎やアントニーニの解釈上の見解など情報満載。どこまでも見逃せない内容です。

 
 



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BRU ZANE



BZ2005
¥2800→\2590

ロト&レ・シエクルによるフランスのベル・エポック期周辺の舞曲集
 『パリの夜』 ~ ミュージック・ホールとオペラからの舞曲集


 ジュール・マスネ(1842-1912):
  1. キャバレーのワルツ ~ バレエ音楽『鐘』 より
 エルヴェ(1825-1892):
  2. スペイン女とセギディーリャ ~ バレエ音楽『パリ万国博覧会』 より
 ジャンヌ・ダングラ(1871-1915):
  3. ワルツ・恋の目覚め
 イザーク・ストロース(1806-1888):
  4. エベ・ポルカ
 テオドール・デュボワ(1837-1924):
  5. 不実な人のワルツ ~ バレエ音楽『ラ・ファランドール』 より
 エミール・ワルトトイフェル(1837-1915):
  6. ギャロップ・駿足
 シャルル・グノー(1818-1893):
  7. トロイアの女の踊り ~ 歌劇《ファウスト》のバレエ音楽 より
 ヴィクトラン・ジョンシエール(1839-1903):
  8. ワルツ ~ 歌劇《騎士ジャン》のバレエ音楽 より
 カミーユ・サン=サーンス(1835-1921):
  9. ワルツ ~ 歌劇《銀の呼び鈴》 より
 ワルトトイフェル:
  10. スケートをする人々(スケーターズ・ワルツ)
 アンブロワーズ・トマ(1811-1896):
  11. 序曲 ~ 歌劇《レイモン》 より
 エルネスト・ギロー(1837-1892):
  12. 目隠し鬼のワルツ ~ バレエ音楽『グレトナ・グリーン』 より
 フィリップ・ミュザール(1792-1859):
  13. 猿のポルカ
 レオ・ドリーブ(1836-1891):
  14. ワルツ・レント ~ バレエ音楽『コッペリア』 より
 イザーク・ストロース:
  15. オッフェンバックの《地獄のオルフェ》によるカドリーユ
 エルヴェ:
  16. 船酔いのワルツ ~ バレエ音楽『英国のスポーツ』 より
 ワルトトイフェル:
  17. ポルカ・美しい唇
レ・シエクル
 (19世紀末フランス仕様の楽器、
  ガット弦使用)
フランソワ=グザヴィエ・ロト(指揮)
NYCX-10371
(国内仕様盤・日本語解説付)
¥3300

 録音: 2022年1月8-9日 レイモン・デヴォ劇場、トゥルコアン、フランス
 ※国内仕様盤日本語解説‛&中西充弥

 【心躍る!ロトが紐解くフランス19世紀フランスの知られざる舞曲集】
 ロト率いるレ・シエクルによる、フランスのベル・エポック期周辺の舞曲を集めたアルバムが登場。
 『コッペリア』などのバレエ作品、《ファウスト》などオペラからのバレエ音楽、「フォリー・ベルジェール」に代表されるミュージック・ホールの音楽といった作品を収めています。
 有名な『スケートをする人々』や、いわゆる《天国と地獄》のカン・カンで盛り上がるストロースのカドリーユなどのほか、華やかながらほとんど知られていない作品を発見する喜びもあり、聴きどころ満載のアルバムとなっています。
 60ページを超えるカラー・ブックレット(英・仏・独語)付き。
 

<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>

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ALTUS



ALTSA 1001
(SACDシングルレイヤー)
¥6900→\5990
完全限定生産
チェリビダッケ、幻のリスボン・ライヴ≪SACD≫

 ブルックナー:交響曲第8番 ハ短調
セルジュ・チェリビダッケ(指揮)
ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団

 ※通常のCDプレーヤーでは再生できません。

 完全限定生産!!チェリビダッケの最高傑作・ブルックナー演奏の頂点。幻のリスボン・ライヴがSACD化!オリジナルマスターから改めてマスタリング、おどろきの音質でしかも1枚に全曲収録!

 イヴ録音:1994年4月23日/コリセウ・リスボン(ステレオ) ポルトガル国営放送 (RTP)によるデジタル録音
 国内プレス、新規リマスター、初SACD 化、100'32'、日本語帯・解説付

 正規盤・初出CD およびLPが世に送り出され、大ベストセラーを記録しているチェリビダッケ伝説のリスボン・ライヴ。
 「チェリビダッケの最高傑作にしてブルックナー演奏の頂点」とまで賞賛される伝説の名演が、ALTUSの手によってSACD化されました。完全限定生産です!

 既発のCDやLPではなくオリジナル音源に立ち戻り、改めて徹底的にマスタリング。SACDのポテンシャルを最大限生かせるように音を一新しました。生まれ変わったおどろきの高音質をぜひ体感ください。
 全曲が1枚のディスクに収められていることもSACDの利点で、100分を超える大演奏が贅沢にも一続きにお聴き頂けます。

 極限をも超えた超スローテンポで繰り広げられるチェリビダッケの魔術、その崇高なまでの神々しさを、おどろきの高音質でじっくりと堪能いただけます。
 ポルトガル大使館の協力で発見され、ご子息セルジュ・イオアン・チェリビダキ氏とミュンヘン・フィルの承認を得て世に出た、貴重極まる歴史的音源です。
 




DIAPASON



DIAP153
(2CD)
特別価格
¥1900

カイルベルト&ベルリン・フィルの「魔弾の射手」!
 ウェーバー:歌劇 《魔弾の射手》

ヘルマン・プライ(バリトン/オットカール)
エルンスト・ヴィーマン(バス/クーノー)
エリーザベト・グリュンマー(ソプラノ/アガーテ)
リーザ・オットー(ソプラノ/エンヒェン)
カール・クリスティアン・コーン(バス/カスパール)
ルドルフ・ショック(テノール/マックス)
ゴットロープ・フリック(バス/隠者)
ヴィルヘルム・ヴァルター・ディックス(バリトン/農夫)
フリッツ・ホッペ(テノール/ザミエル)
ベルリン市立歌劇場(現ベルリン・ドイツ・オペラ)合唱団
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
ヨーゼフ・カイルベルト(指揮)

 ディアパゾンが選んだ決定盤シリーズ第153集!カイルベルト&ベルリン・フィルの「魔弾の射手」!

 フランスの世界的クラシック音楽専門雑誌である「ディアパゾン(Diapason)」が音楽史に輝く名曲の歴史的名演を選出し、新たなマスタリングを施して復刻するシリーズ『レ・ザンディスパンサーブル・ド・ディアパゾン ~ ディアパゾンが選んだ決定盤』。
 シリーズ第153巻では、ドイツ・ロマン派の作曲家、ウェーバーの代表作 《魔弾の射手》 を取り上げています。
 ドイツの民話を題材に悪魔との精神的戦いと魂の救出を描いたこのオペラは、ドイツのロマン主義的なオペラを確立した記念碑的作品であり、後のワーグナーを中心とするドイツ・オペラ作品に大きな影響を与えたとされています。

 数ある名盤の中からディアパゾンが選び抜いたのは、カラヤンと同年に生まれ、ベルリンやバイエルンの主要な歌劇場の音楽監督を歴任したドイツの名匠、ヨーゼフ・カイルベルトと、名門ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団による1958年の録音。
 ドイツらしい硬派な響きを備えたオーケストラの演奏はもちろんのこと、カラヤンにその才能を見出されたソプラノ歌手、エリーザベト・グリュンマーと、フルトヴェングラー、セル、ベームらと共演するかたわら、オペレッタやポピュラー・ソングまで幅広いレパートリーを持ち、ドイツ国内で絶大な人気を誇ったテノール歌手、ルドルフ・ショックと言った往年の名歌手たちの洗練された歌唱で贈る、この作品のひとつの理想像とも言える名盤が堂々の復刻です。

 ※録音:1958年
 














12/8(木)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
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BIS



BIS SA 2489
(SACD HYBRID)
¥2800→\2590
セシリア・シリアクスがオール・サン=サーンス・プログラムに挑戦!
 サン=サーンス:
  (1)ヴァイオリン・ソナタ第1番 ニ短調 Op.75
  (2)ヴァイオリン・ソナタ第2番 変ホ長調 Op.102
  (3)幻想曲 イ長調 Op.124
  (4)子守歌 変ロ長調 Op.38
   (フィッツパトリック編曲によるヴァイオリンとハープ版
セシリア・シリアクス(ヴァイオリン)
(1)(2)クリスチャン・イーレ・ハドラン(ピアノ)
(3)(4)スティーブン・フィッツパトリック(ハープ)

 名手セシリア・シリアクスがオール・サン=サーンス・プログラムに挑戦!!

 [楽器 ヴァイオリン:N. Gagliano (on loan from the Jarnaker Foundation)、ピアノ:Steinway D、ハープ:Lyon & Healy]
 録音:(1)(2)2021年5月11&12日/リッラ・サレン(スウェーデン)、(3)(4)2021年8月16日/ストックホルム(スウェーデン)/DSD、5.0 Surround sound、マルチチャンネル、BIS ecopak、66'42
 制作・録音エンジニア:(1)(2)インゴ・ペトリ、(3)(4)マリオン・シュヴェーベル

 SACD ハイブリッド盤。
 「弦楽トリオZPR」でも知られるスウェーデンの名ヴァイオリニスト、セシリア・シリアクスがオール・サン=サーンス・プログラムに挑みました!
 共演はユーハン・ダーレネとのアルバム『北欧ラプソディ』(BIS SA-2560)の録音でも知られる若手ピアニスト、クリスチャン・イーレ・ハドラン、そしてハープのスティーブン・フィッツパトリックです。

 サン=サーンスの代表作ヴァイオリン・ソナタ第1 番は終始ヴァイオリンとピアノの技巧的な掛け合いが魅力。ことに無窮動の終楽章の最終パート「アレグロ・モルト」は一度聴いたら忘れられないほど煌びやか。シリアクスとハドランは驚くべき演奏を展開しています。
 幻想曲と子守歌(フィッツパトリック編曲)ではハープとヴァイオリンの美しいデュオをお楽しみいただけます!






日本ではまったく紹介されなかったシリアクスの超初期の録音
存在を知らなかった人も多いと思う

Intim
IMCD093
\3500
セシリア・シリアクス (ヴァイオリン)
 北欧のヴァイオリン作品集


 ジャン・シベリウス
  ユモレスク第1番 ニ短調
  ユモレスク第2番 ニ長調
  ユモレスク第3番 ト短調
  ユモレスク第4番 ト短調
  ユモレスク第5番 変ホ長調
  ユモレスク第6番 ト短調

ヴィルヘルム・ステンハンマル
 2つの感傷的なロマンス Op. 28

カール・ニールセン
 2つの幻想的小品 Op. 2, FS 8 - 第1曲 ロマンス(ヴァイオリンと管弦楽編)

ヨハン・スヴェンセン
 ロマンス Op. 26

ダニエル・ネルソン - Daniel Nelson (1965-)
 Dances and Air
セシリア・シリアクス (ヴァイオリン)
ヴェステロース・シンフォニエッタ
ハンヌ・コイヴラ (指揮)

海外在庫限り、完売の際はご容赦を。


2004年1月-5月録音。
1965年生まれのダニエル・ネルソンはアメリカ生まれでスウェーデンで活動している。
今回のアルバムで、「え、この曲なに、かっこいー」と思ったらダニエル・ネルソンの曲だった。3楽章10分ほどの小協奏曲。




<シリアクスの旧譜から>
いずれも海外在庫限り、完売の際はご容赦を


PHONO SUECIA
PSCD 705
\3500
スウェーデンのヴァイオリン・ソナタ集
  シーグルド・フォン・コック:ヴァイオリン・ソナタ
  ルーセンベリ:ヴァイオリン・ソナタ第2番
  メルケルス:ヴァイオリン・ソナタ
セシリア・シリアクス(Vn)
ベント=オーケ・ルンディン(P)

 シリアクスの10年前のアルバム。
 2000年度スウェーデン・グラミー賞でクラシックとしては初のアウォーズを受賞した。
 しかし内容はかなりの本格派でかなり聴きごたえあるアルバム。
 シーグルドの作品は熱く激情的。最近注目されてきたルーセンベリの曲は、北欧ロマンを脱却しようとした彼にしては珍しく抒情的
な作品。メルケルス の作品はフランス的。・・・といずれもなかなかの傑作。


CAPRICE
CAP 21695
(SACD Hybrid)
\3500
シリアクスの代表作
 スウェーデン・グラミー賞受賞

  J.S.バッハ/ドミトリー・シトコヴェツキー編:
   ゴルトベルク変奏曲(弦楽三重奏版)
トリオ・シリアクス=ペーション=ライティネン
〔セシリア・シリアクス(Vn)、
ヨハンナ・ペーション(Va)、
カティ・ライティネン(Vc)
2002年2月17日-19日、スウェーデン放送第3スタジオ(ストックホルム)での収録。

 北欧の3人の女神が弦で奏でる優美なる《ゴルトベルク》。
 演奏する「トリオ・シリアクス=ペーション=ライティネン」は、“スウェーデンのヴァイオリン・ソナタ”(Phono Suecia PSCD-705) によりスウェーデン・グラミー賞を受けたセシリア・シリアクスが、ヨハンナ・ペーション、カティ・ライティネンと結成したトリオ。彼女たちは各地の室内楽フェスティヴァルに参加して人気を集めているが、2001年6月、スウェーデンのボースタード室内音楽祭でシトコヴェツキー編曲版《ゴルトベルク変奏曲》を演奏、それが大きな話題となり今回のCDが実現したという。
 3年前に初めて聴いたシリアクスの演奏は印象的だった。それはスウェーデンの未知の作曲家のヴァイオリン・ソナタを集めたアルバムで、そこでのシリアクスのヴァイオリンは繊細でありながら優美、そして一種言いがたい崇高さを帯びていた。そのアルバムが、その年のスウェーデン・グラミー賞でクラシックとしては初のアウォーズを受賞したと聴いて驚き、そして納得した。
 そしてその後彼女が実は可憐な美女だったことを知ってさらに驚いた。
 彼女は1972年生まれ。7歳からヴァイオリンをはじめ、ロイヤル・ユニヴァーシティ・カレッジ・オヴ・ミュージック(スウェーデン)に入学し、音楽の研鑚を積んだという。




  DB PRODUCTIONS
DBCD195
\3500
ピセシリア・シリアクス(ヴァイオリン)
 スウェーデン・ヴァイオリン音楽の至宝
  知られざる名品集
ピセシリア・シリアクス(ヴァイオリン)
ベンクト・フォシュベリ(ピアノ)
 ヘレナ・ムンクテル(1852-1919): ヴァイオリン・ソナタ 変ホ長調
  1. 第1楽章: Allegro non tant,vigoroso/
  2. 第2楽章: Scherzo brusco.Moderato energico(オリジナル・ヴァージョン)/
  3. 第3楽章: Andante quasi Adagio/
  4. 第4楽章: Finale.Allegro con brio
 
 アルゴート・ハクヴィニウス(1886-1966): ヴァイオリンとピアノのための組曲
  5. 第1楽章: Andante moderato/
  6. 第2楽章: Andante espressivo/7. 第3楽章: Allegro moderato
 
 ハラルド・フリュクレフ(1882-1919): ソナタ・ア・ラ・レジェンダ
  8. Allegro moderato/9. Andante/
  10. Scherzo ma discrezione/11. Allegro commodo e giocoso
 
 イカ・ペイロン(1845-1922): 2つのキャラクター・ピースOp.19
  12. ロマンス: Andante cantabile/13. ユーモレスク: Allegro con spirito
 
 トラック8-11以外は世界初録音

 録音 2020年1月2-4日 Ingesund School of Music(Grand Concert Hall)、Arvika,Sweeden

 スウェーデンの数多くの賞を受賞した音楽家、ヴァイオリンのシリアクスとピアノのフォシュベリがデュオとして再びタッグを組み、スウェーデンの至宝であるヴァイオリン作品を紹介するアルバムをリリース。
 シリアクスは1972年生まれで1997年にスウェーデン王立音楽アカデミーのコンクールで成功を収め、国際的なキャリアを開始。フォシュベリは1952年生まれで、教会オルガニストやカントルを務めた後、リサイタルの伴奏ピアニストとして、声楽のフォン・オッターなどと舞台や録音で共演するなど、認められた存在です。
 ここではスウェーデンの知られざる才能あふれる作曲家たちに焦点をあてています。とりあげた4人のうち、ムンクテル(1852-1919)とペイロン(1845-1922)の二人は女性作曲家で、女性がキャリアをもつのに困難な時代の中でも、優れた作品を残しています。
 ここに収録されているフリュクレフ(1882-1919)のソナタ・ア・ラ・レジェンダは上演の機会も多い人気作品ですが、それ以外は今回が世界初録音。アルバム・タイトルの通り貴重な知られざる作品です。




 
 

BIS SA 2636
(SACD HYBRID)
¥2800
『ペーパームーン』 エレナ・パパンドレウ(ギター)
 マノス・ハジダキス(1925-1994):ギターのための歌曲編曲集
  ペーパームーン/草地の浮浪児たち/ヒュメットゥス/郵便配達夫は死んだ*/
  高貴なご婦人/このボートの中で/月へ散歩に出かけよう/御者/
  わたしには秘密がある/かわいいラルー/大海原*/ジャスミンの甘い香り
   【編曲:ローラン・ディアンス(1955-2016)*、
    オレスティス・カランパリキス(1981-)】
 レオ・ブローウェル(1939):郷愁への前奏曲(2020)

 エレナ・パパンドレウ、BISレーベル第4弾はマノス・ハジダキスのギターのための歌曲編曲集!

 [楽器 ギター:La Anorada, 1992, Jose Luis Romanillos]
 録音:2022年2月6-10日/聖ニコデモ教会(ベルリン)/DSD、5.0 Surround sound、マルチチャンネル、BIS ecopak、73'09
 制作・録音エンジニア:マルティン・ナゴルニ

 SACD ハイブリッド盤。
 「ワシントン・ポスト紙」から「ギターの詩人」と呼ばれたアテネ生まれのエレナ・パパンドレウのBISレーベル第4 弾!
 ニキータ・コシュキンのギター作品を弾いた第1作(BIS-1236)につづいて録音した『エレナ・パパンドレウ、ローラン・ディアンスを弾く』(BIS-1366)は、「われわれの時代のもっともインスピレーション豊かなギター作品の決定的な演奏が含まれる」(Classical Guitar Magazine)といった好評を得てきました。

 『ペーパームーン』と題した新作は、彼女が若いころから友人たちに歌っては感動させたというマノス・ハジダキス(1925-1994)の作品とキューバのレオ・ブローウェル(1939-)の作品によるプログラムが組まれました。
 ハジダキスは、映画『日曜はダメよ』の主題歌が1961年の第33回アカデミー賞歌曲賞を受賞し世界的に知られ、映画音楽の作曲を手がけるとともに多くのポップソングを作りました。
 このアルバムでパパンドレウは、ハジダキスのポップソングの中からフランスの有名なギタリストで作曲家のローラン・ディアンス(1955-2016)と彼にパリ国立高等音楽舞踊学校で学んだギリシアのギタリスト、オレスティス・カランパリキス(1981-)による「ギター編曲」の12曲を演奏しています。

 ディアンスが1997年の初めてのギリシア・コンサートでアンコールに弾いた《The Postman Is Dead(郵便配達夫は死んだ)》と彼がカランパリキスに手稿譜を献呈した《Wide Open Sea(大海原)》。
 ロマンティックな夜の香りの《Paper Moon(ペーパームーン)》。現代ギリシア社会を批判した《The Urchinsdown in the Meadow(草地の浮浪児たち)》。アテネを取り囲む山脈《Hymettus(ヒュメットゥス)》。
 女の悲しい物語《Noble Dame(高貴なご婦人)》。恋する人をひとり想う《In This Boat(このボートの中で)》と《A Stroll to the Moon(月へ散歩に出かけよう)》。恋の歌《The Coachman(御者)》。恋に落ちたティーンエイジの娘の《I Have a Secret(わたしには秘密がある)》。
 40人の勇ましい若者がひとりの美女の心をつかもうとする《Little Rallou(かに落ちたティーンエイジの娘の《I Have a Secret(わたしには秘密がある)》。40人の勇ましい若者がひとりの美女の心をつかもうとする《Little Rallou(か作る」というディアンスとの夢を引き継いだカランパリキスが10曲の編曲を手がけました。

 プログラムの最後、ブローウェルがハジダキスの《Nanourisma(子守歌)》からインスピレーションを得て作曲しパパンドレウに捧げた《郷愁への前奏曲》が演奏されます。
 
 
BIS 2625
¥2700
『織られた光』
 ヴィート・パルンボ(1972-):
  (1)ヴァイオリン協奏曲(2015)
  (2)シャコンヌ(「織られた光」、「闇の中の輝き」)~
   エレクトリック・ヴァイオリンとエレクトロニクスのための(2019-20)
フランチェスコ・ドラツィオ
 ((1)ヴァイオリン、(2)エレクトリック・ヴァイオリン)
ロンドン交響楽団
リー・レイノルズ(指揮)
(2)フランチェスコ・アブレシア(ライヴ・エレクトロニクス)

 「ほろ苦いリリシズム」の音楽、伊作曲家パルンボのヴァイオリン協奏曲!

 [楽器 ヴァイオリン:Giuseppe Guarneri, Cremona 1711、エレクトリック・ヴァイオリン(5弦):Alter Ego (2007)、エレクトロニクス:Csound, Cycling '74 MaxMSP]
 録音:(1)2016年9月17日/アビーロード・スタジオ 第1スタジオ(ロンドン)、(2)2021年1月19-20日/モーラ・ディ・バーリ(イタリア)/BIS ecopak、58'15
 制作:(1)アンドレア・ボッカドーロ、(2)フランチェスコ・アブレシア
 録音エンジニア:(1)ルイス・ジョーンズ、(2)フランチェスコ・アブレシア

 イタリアの作曲家ヴィート・パルンボは、シエナのキジアーナ音楽院を卒業、ローマのサンタ・チェチーリア国立アカデミアの大学院でアツィオ・コルギに学びました。
 特別奨学生としてルチアーノ・ベリオに師事。ポストモダンの実験的作品からキャリアをスタートさせ、高評価を獲得するとともに数々の賞を受けました。
 室内楽の作品、イタロ・カルヴィーノの『木のぼり男爵』によるオペラ=モノローグ《Sinforosa》やエミリ・ディキンソンの詩に基づく室内オペラ《Comuni-canti》といった声楽作品を発表。
 近年は、大編成の管弦楽作品やソロ楽器とオーケストラの協奏曲などを数多く手がけ、RAI 国立交響楽団、ロンドン交響楽団、スウェーデンのヤヴレ交響楽団によって演奏されています。
 パルンボは天文学に関心を寄せ、「無限の宇宙エネルギーにくらべれば、われわれは小さな孤立する点でしかない」ことを示すように、単一の長大な楽章の内に抽象的な「コア・サウンド」を見出すことに狙いを定めていると言われます。

 このアルバムには、イタリアのバーリ生まれのヴァイオリニスト、フランチェスコ・ドラツィオのソロによるパルンボのヴァイオリン作品が2曲、収録されています。
 《ヴァイオリン協奏曲》は、単一楽章で書かれた演奏時間約31分の作品です。「ベルクの名残」(ヴィート・パルンボ)のある「ほろ苦いリリシズム」の音楽。「『無』に始まり『無』に帰る」循環構造のスタイルがとられています。ロンドン交響楽団がリー・レイノルズの指揮で共演しています。

 《シャコンヌ》は、パルンボが緻密で正確な作曲技術とともに師コルギから受け継いだ、作曲の中心に音楽的「歴史の記憶」を置くという考えが、「過去の余韻」を思い起こさせる曲名に反映されています。
 〈Woven Lights(織られた光)〉と〈The Glows in the Dark(闇の中の輝き)〉の2楽章で書かれ、5弦エレクトリック・ヴァイオリンとエレクトロニクスにより演奏されます。
 バーリのニコロ・ピッチンニ音楽院で作曲と電子音楽を学んだフランチェスコ・アブレシアがライヴ・エレクトロニクスを担当しています。

 2010年に「イタリア音楽評論家協会」の最優秀ソリストに授与されるアッビアーティ賞(Premio Abbiati)を受賞したドラツィオの初めてのBIS 録音です。
 
 

BIS 2596
¥2700
『カーテンの後ろにいる人形』
 アミール・マヤル・タフレシプール(1974-):
  室内オペラ《カーテンの後ろにいる人形》(2015)
ヨーナタン・フォン・シュヴァーネンフリューゲル(テノール、メールダード)
シーネ・スネー・ドゥーアホルム(ソプラノ、ビーター)
エレノー・ヴィーマン(メゾソプラノ、母)
ヤコプ・ブロク・イェスパセン(バスバリトン、父)
ペア・バク・ニセン(バス、校長先生)
トマス・ストーム(バリトン、トンボー)
マリーエ・ドライシ(ソプラノ、ジゼル)
アテラス・シンフォニエッタ
カロリーナ・レード(フルート)
ライザ・ギブズ・フォックス(オーボエ)
アナ・クレト(クラリネット)
ニルス・アナス・ヴェステン・ラーセン(ファゴット)
トアビャアン・B・グラム(ホルン)
ティーネ・レーリング(ハープ)
アネ・スー(第1ヴァイオリン)
イディナ・リュツフフト(第2ヴァイオリン)
テーア・ヤーアンセン(ヴィオラ)
キム・バク・ディニセン(チェロ)
アストル・コルタバリア(コントラバス)
アイリク・ハウコース・オーデゴール(指揮)

 イラン初の現代室内オペラ!アミール・マヤル・タフレシプールの《カーテンの後ろにいる人形》

 録音:2020年12月14日/YMCAフェスティヴァルホール(コペンハーゲン)/BIS ecopak、68'42
 制作:アミール・マヤル・タフレシプール、イェスパー・リュツフフト
 録音エンジニア:トーステン・イェセン

 イラン系デンマークの作曲家アミール・マヤル・タフレシプール(1974-)の《カーテンの後ろにいる人形(The Doll behind the Curtain)》は、イラン初の現代室内オペラです。

 舞台は1930年代のフランスのル・アーブルとテヘラン。2幕の作品です。「イランからの学生、恥ずかしがり屋で内向的な性格のメールダードは、ル・アーブルでリセの課程を終えたばかり。
 イランに帰る日を待っているころ、ジャンクショップで美しいマネキン人形を見つける。世知に長けた校長から別れ際の説教を聞かされた後、止むに止まれぬ気持ちで、トンボーという名の謎めいた店主と孫娘ジゼルのいる店を訪れ、雪花石膏でできたマネキンを買う......」。

 イラン現代文学を代表する作家サーデク・ヘダーヤト(1903-1951)の同名の短編に基づきイギリスの劇作家ドミニク・パワー(1947-)が英語台本に執筆。
 2015年8月にロンドンのキングズ・プレースで行われた「テータテート・オペラ・フェスティヴァル」で初演、2020年にコペンハーゲンの王立デンマーク歌劇場で上演されました。
 細タフレシプールの音楽は、ヨーロッパのモダニズムと東洋の伝統の音楽の間を自在に行き来しながら、「文明の衝突」の中ですべての個人が直面せざるを得ない選択の姿を確実に描いていきます。

 メールダードを歌うテノールのヨーナタン・フォン・シュヴァーネンフリューゲルや婚約者ビーター役のソプラノのシーネ・スネー・ドゥーアホルムをはじめ、王立デンマーク歌劇場の公演と同じキャスト。ノルウェーのアイリク・ハウコース・オーデゴールも同公演の指揮者です。
 コペンハーゲンのYMCAフェスティヴァルホールでセッション録音されました。

 アミール・マヤル・タフレシプール(作曲家)
 イラン系デンマークの作曲家。デンマークのエスビェア音楽アカデミー、ロンドンのトリニティ音楽カレッジとギルドホール音楽演劇学校でピアノと作曲を学び、2016年、ロンドンのブルネル大学の作曲博士課程を修了。
 2003年、ソロ・ピアノ作品の《Images of Childhood(幼年時代の映像)》でテヘラン大学の新音楽作曲コンペティションで第1位を獲得。
 各国の主要なアンサンブル、ソリスト、オーケストラからの委嘱が多い。2022年、アングロ・ペルシアン石油会社とイラン在住イギリス人のストーリーに基づくオペラ《The Black Gold》を作曲中。
 




NAIVE

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NAIVEは活動状況が不安定で新譜でも入らないことがありえます。
ご注文はお早めに(2022/12/8)


OP 30578
(2CD)
¥3200→\2990

リナルド・アレッサンドリーニ&コンチェルト・イタリアーノ
 バッハ:序曲集(管弦楽組曲ほか)

 
[CD1]
  ・J.S.バッハ:序曲(管弦楽組曲)第3番 ニ長調 BWV 1068
  ・ヨハン・ベルンハルト・バッハ(1676-1749):序曲 ホ短調
   〔序曲-エア-レ・プレジール-メヌエット-エア-
    リゴードン-クーラント-ガヴォット・アン・ロンドー〕
  ・J.S.バッハ:序曲(管弦楽組曲)第1番 ハ長調 BWV 1066
 [CD2]
  ・J.S. バッハ:序曲(管弦楽組曲)第4番 ニ長調 BWV 1069
  ・ヨハン・ルートヴィヒ・バッハ(1677-1731):
   序曲 ト長調〔序曲-エア-メヌエット-ガヴォット-ブレ〕
  ・J.S.バッハ:序曲(管弦楽組曲)第2番 ロ短調 BWV 1067
   〔序曲-エア-ガボット-ブレ-ジーグ〕
コンチェルト・イタリアーノ
リナルド・アレッサンドリーニ
 (指揮、チェンバロ)

 アレッサンドリーニによる、バッハの管組!

 録音:2018年12月/2h10'

 アレッサンドリーニによるバッハの管弦楽組曲。
 録音にあたり、アレッサンドリーニは、バッハのあらゆる作品をあらためて検証、スタイルや楽器編成についても再考し、この「管弦楽組曲」の魅力である複雑な対位法と、フランス・イタリア趣味の舞曲のキャラクターを見事なバランスを保ちながら再現しています。
 アレッサンドリーニが放つ決定的名演。注目です!
 
 当盤のもうひとつの魅力が、J.S.バッハのまたいとこにあたる、ヨハン・ベルンハルト・バッハとヨハン・ルートヴィヒ・バッハの作品も収録していること。
 J.S.バッハはベルンハルトの作品をコレギウム・ムジクムの演奏会で取り上げるなど、その才能を認めていました。バッハの資料の中には、ベルンハルトの作品を写譜したものも残されています。
 ルートヴィヒ・バッハの作品も、J.S.バッハはライプツィヒで演奏していました。そのおかげで、ルートヴィヒの作品(とくにカンタータ)も多く現存しています。
 コンチェルト・イタリアーノとアレッサンドリーニが、ふたりの作品の魅力もこれ以上ないかたちで引き出しています。
 



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PIANO CLASSICS



PCL 10257
(4CD)
¥3000→\2790

レイナルド・アーン(1874-1947):ピアノ曲全集

アレッサンドロ・デリャヴァン(pf)
 Disc. 1
  当惑したナイチンゲール第1組曲(28曲)
 Disc. 2
  当惑したナイチンゲール第1組曲(2曲)、第2組曲「東洋」(全6曲)、
  第3組曲「旅の手帳」(全9曲)、第4組曲「ヴェルサイユ」(全8曲)
 Disc. 3
  インスピレーション ワルツ IRH41
  ジュヴェニリア(6つの初期作品)IRH43[肖像画、散歩、まどろみ、木の葉、フィービー、恋人たちの眼差し]
  3つのインプレッション[ドゥーセの絵の前で、悲しみ、後悔]
  憂鬱な輪郭、さよなら、4つの愛の小品、イタリア風夜想曲、月の光に IRH5(全11曲)、
  初見用の小品、画家の肖像 IRH71(全4曲)
  ヘリオトロープの夢想曲、傷心のトンボのワルツ、フリギア調のカノン、夢想
 Disc. 4
  はじめてのワルツ IRH74(全11曲)、バッカス巫女の踊り、アンジェロのパヴァーヌ、ソナチネ ハ長調 IRH90
  ハイドンの名による主題と変奏 ト長調 IRH94、「天地創造」への序曲、
  軍隊行進曲「若き勝者」IRH42、勇敢な娘マノン 前奏曲と間奏曲、2つの練習曲 IRH31

 ベネズエラで生まれ、後にパリで活躍したアーンは、14歳の時に書いた作品で注目されからフランスで著名な作曲家となりました。
 第一次世界大戦後の新しい音楽と演劇の流れを読み取って作られたオペレッタ「シブレット」で大きな成功を収めます。のちにパリ・オペラ座のディレクターも務めました。
 アーンは、声楽曲を中心に多作な作曲家で、劇音楽、映画音楽など付随音楽も多数残しました。
 このディクスは、幻想的で詩的なピアノ曲を全曲収録。ノスタルジックな音楽は多くの人を魅了することでしょう。
 



<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>

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SPECTRUM SOUND



CDSMBA 119
¥2900→\2690
「ポール・パレー・ライヴ録音集イン・パリ1966 &1973」
 (1)シューマン:交響曲第3番 変ホ長調 Op.97「ライン」
  (第1楽章:11'11、第2楽章:6'01、第3楽章:4'50、
   第4楽章:5'43、第5楽章:5'58)
 (2)シューマン:交響曲第4番 ニ短調 Op.120
  (第1楽章:10'00、第2楽章:3'54、第3楽章:4'16、第4楽章:7'10)
 (3)シャブリエ:狂詩曲「スペイン」(6'58)
 (4)ラヴェル:ラ・ヴァルス(11'23)
ポール・パレー(指揮)
(1)(3)フランス国立放送フィルハーモニー管弦楽団
(2)(4)フランス国立放送管弦楽団

 フランス国立視聴覚研究所音源提供。パレーの折り目正しく野太いシューマン第3&4交響曲!シャブリエ「スペイン」、ラヴェル「ラ・ヴァルス」も名演!1966年6月&1973年10月のライヴ、ステレオ音源で正規初出!!

 ライヴ録音:(1)(3)1973年10月2日/オペラ=コミック座(ステレオ)、(2)(4)1966年6月28日/シャンゼリゼ劇場(ステレオ)
 音源:フランス国立視聴覚研究所音源提供(24bit/192KHz digital restoration and remastering from the original master tapes)

 丁寧な復刻で評価を高めているスペクトラム・サウンド。当アルバムはフランス国立視聴覚研究所(INA)保有音源からの正規初出復刻で、20世紀を代表するフランスの指揮者ポール・パレー(1886-1979)が指揮した、シューマンの交響曲第4番、ラヴェルの「ラ・ヴァルス」(以上、1966年6月28日/シャンゼリゼ劇場)とシューマンの交響曲第3番「ライン」、シャブリエの「スペイン」(以上、1973年10月2日/オペラ=コミック座)を組み合わせたライヴ録音集です!

 巨匠パレーは晩年まで熱量の高い演奏をしたことで知られています。このシューマンではどっしりとかまえ、折り目正しく背筋を伸ばして聴きたくなるような偉大な演奏を展開。
 またシャブリエの「スペイン」では豪快で煌びやかに、ラヴェルの「ラ・ヴァルス」ではラヴェルならではのキラキラとした世界を存分に表現。
 終始香り高き演奏を展開しており、演奏直後、聴衆からの「ブラボー!」もうなずける熱演です。ステレオによる収録ということも嬉しい限りです!

 ※日本語解説は付きません。
 
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CDSMBA 131
¥2900→\2690
作曲家として名高いマリユス・コンスタン指揮
 正規初出音源
ブルックナー:交響曲第7番 ホ長調 WAB107

 (第1楽章:18'59、第2楽章:20'20、
  第3楽章:9'25、第4 楽章:11'51)
マリユス・コンスタン(指揮)
フランス国立放送フィルハーモニー管弦楽団

 フランス国立視聴覚研究所音源提供。これは非常に貴重な記録!作曲家として名高いマリユス・コンスタン指揮のブル7、正規初出音源の登場!

 ライヴ録音:1971年3月16日/メゾン・ド・ラジオ・フランス内オリヴィエ・メシアン・ホール、スタジオ104(ステレオ)
 音源:フランス国立視聴覚研究所音源提供(24bit/192KHz digital restoration and remastering from the original master tapes)

 丁寧な復刻で評価を高めているスペクトラム・サウンド。好評のフランス国立視聴覚研究所(INA)保有音源からの正規初出復刻、最新盤はマリユス・コンスタン指揮、フランス国立放送フィルハーモニー管弦楽団によるブルックナーの交響曲第7番。
 1971年3月16日、オリヴィエ・メシアン・ホール、スタジオ104におけるライヴ収録です!

 1925年、ルーマニアの首都ブカレヒトに生まれたコンスタン。その後フランスに移住。パリ音楽院でメシアン、ブーランジェ、オネゲルら20世紀を代表する作曲家に師事し、1963年には現代音楽アンサンブル「アルスノヴァ」を設立したことでも知られる音楽家です。
 作曲家、編曲家としてのキャリアだけでなく指揮者としても活躍しましたが、録音は非常に貴重。
 ことに交響曲を振った録音は非常に珍しく、この度日の目を見た音源は指揮者コンスタンを知れる貴重な記録です。

 終始澄み切った解釈で清らかな音楽を展開するコンスタンのブルックナーは息をのむ美しさ。その高い音楽性を示したブルックナーの演奏は指揮者としての力量の高さをあらわしております。

 ※日本語解説は付きません。
 



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The Barbirolli Society



SJB 1107
(CD-R)
¥2500→\2290
未発表音源
 バルビローリ・コンダクツ
・エルガー
エルガー:交響曲第2番Op.63
ジョン・バルビローリ指揮
BBC交響楽団

 録音:1964年5月20日 コヴェントリー大聖堂

 バルビローリの演奏は、BBC交響楽団の組織的な演奏と、改修されたコヴェントリー大聖堂の豊かな音響が相まって、この作曲家の芸術の天才をあらためて浮き彫りにしています。
 解釈としては、バルビローリの演奏が模範的です。
 この例外的に難しい楽譜を通して、彼は作品を完全に把握し、後の指揮者たちに教訓を与えているといっていいでしょう。
 高揚感あふれる冒頭から、記念碑的な緩徐楽章、スケルツォの驚くほど悪意に満ちた爆発、瞑想的なラストまで、すべてのフレーズをバルビローリは極めて巧みに、常に深く表現しています。
 これは名演です。

 
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SJB 1108
(2CD-R)
¥3000→\2790
バルビローリ・コンダクツ
 バルトーク、プロコフィエフ、シューベルト

  Disc. 1
   シューベルト:交響曲第5番D.485
   プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲第2番Op.63
  Disc. 2
   バルトーク:管弦楽のための協奏曲
ジョン・バルビローリ指揮
Disc. 1
 イオン・ヴォイク(Vln)
 ジョルジェ・エネスク
  国立フィルハーモニー管弦楽団
Disc. 2
 ハンガリー国立交響楽団

 Disc. 1 録音:1961年9月16日、17日 ジョルジュ・エネスク国際フェスティバル ライヴ(ステレオ録音)
 Disc. 2 録音:1961年9月26日 ブダペスト(モノラル録音)

 プロコフィエフのヴァイオリン協奏曲第2番は、バルビローリにとって非常に魅力的な作品であり(実際、彼はこの協奏曲を13回以上指揮している)、しかも、当代随一のルーマニア人ヴァイオリニストで偉大なジョージ・エネスコの弟子であるイアン・ヴォイクという素晴らしいソリストを迎えたことは注目に値する。

 バルトークの管弦楽のための協奏曲は、1961年9月にバルビローリが訪れたブダペストで、その1週間後に録音されたもので、ハンガリー国立交響楽団が素晴らしい音楽性で応えています。
 この作品は、20世紀のオーケストラのための最高のショーピースであると同時に、この時期の他の作品ではほとんど要求されない卓越した技術と結びついた音楽性を、個人的にも団体的にも演奏者が要求される、真の協奏曲であると考えられているます。

 バルトークとプロコフィエフは未発表の録音。
 プロコフィエフとシューベルトの録音はステレオ。
 



<国内盤> 

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BRINRINRI



KYBR-2200
¥2970

「山下和仁 ギター小品集2021」
 2021年しらかわホール(ライヴ)

山下和仁(ギター)
 1. ソナタ No.55(セイシャス)* Sonata No.55 (Seixas)
 2. ソナタ No.74(セイシャス)* Sonata No.74 (Seixas)
 3. ラルゲット・エ・スケルツァンド(テレマン)* Larghetto e Scherzando (Telemann)
 4. オペラ「サトコ」より「インドの歌」(リムスキー=コルサコフ)*
  Song of India ~ Sadko (Rimsky-Korsakov)
 5. 涙(ムソルグスキー)* Une larme (Mussorgsky)
 6.「展覧会の絵」より「ビドロ」(ムソルグスキー)*
  Bydlo ~ Pictures at an Exhibition (Mussorgsky)
 7.「新世界より」ラルゴ(ドヴォルザーク)* 
  Largo ~ From the New World (Dvorak)
 8. プレリュード(ヴィソツキー) Prelude (Vysotsky)
 9. 行進曲 ~ オペラ「魔笛」より(モーツァルト) March ~ The Magic Flute (Mozart)
 10. アンダンテ ~ 交響曲第53番「皇帝」(ハイドン) 
  Andante ~ Symphony No. 53 "L'Imperiale" (Haydn)
 11. 夢(クラムスコイ)  Suenos (Kramskoy)
 12. 小ロマンス(ワルカー)  Kleine Romanze (Walker)
 13. 鳥の歌(カタロニア民謡)* The Song of Birds (Catalan Folk Song)
 14. 涙ながらに ~ 草かげの小径にて(ヤナーチェク)*
  In Tears ~ On an Overgrown Path (Janacek)
 15. ミュゼット・エン・ロンド、タンブラン・エン・ロンド(ダカン)*
  Musette en Rondeau, Tambourin en Rondeau (Daquin)
 16. ソナタ(チマローザ)* Sonata in G minor (Cimarosa)
 17. ゴールドベルグ変奏曲よりアリア(バッハ)* Aria ~ Goldberg Variations (Bach)
 (*印:山下和仁編曲 arranged by Kazuhito Yamashita)

 巨匠 山下和仁 ギター小品集2021 ~還暦を迎えた生きる伝説 しらかわホールでの最新ライヴ

 録音:2021年1月24日および10月16日、しらかわホール(ライヴ)

 2021年1月と10月、しらかわホールで開催された山下和仁リサイタルのライヴ収録よりソロ17曲を選んでアルバムにしたもの。
 世界的ギタリストとして名高い山下和仁は編曲の天才としても知られ、新旧の作品が次々と披露された。定番たる数々の名編曲に加えて、2021年の新編曲としてセイシャス、テレマン、ダカン、チマローザの鍵盤楽器曲、誰もが思いもよらなかったヤナーチェク「涙ながらに」とムソルグスキー「涙」(いずれもピアノ曲)のギター用編曲が初演された。また、予想外の選曲と演奏が話題になった「小ロマンス」も収録。これは昭和46年(1971)当時10歳の山下和仁が初めて人前で弾いて以来、実に50年ぶりの公開演奏。
 ところで、生きながらにして伝説となったと言われる山下和仁だが、公演当日のステージリハーサルで本プログラムとは別の曲を次々と奏でるという独特な流儀を持つということは知られていないだろうし、そのようなアーチストはなかなかいないのではないだろうか。
 広大なレパートリー所持者としても知られるが、実は表舞台では取り上げられていない別のレパートリー群が存在することが最近わかってきている。このCDには、非公開リハーサル時に山下和仁がふとしたことで演奏した知られざる4曲の貴重な録音も収められている。

 ※ライヴ録音に伴う会場ノイズ等がありますが、ご了承ください。

  <アーチスト紹介> 山下和仁:
  1961年長崎市に生まれ、父、山下亨に8歳よりギターを学ぶ。また作曲家の小船幸次郎に師事。15歳で全国コンクール(現:東京国際ギターコンクール)優勝のあと、1977年、16歳でラミレス、アレッサンドリア国際、パリの世界三大国際ギターコンクールに、いずれも史上最年少優勝という快挙を成し遂げた。LP, CD合わせてこれまでに90枚のアルバムを発表。1980年発表の自身の編曲による〈展覧会の絵〉が大反響を得る。以後〈火の鳥〉〈シェエラザート〉〈新世界より〉などオーケストラ用大曲をギター用に次々アレンジ、さらに「バッハ:無伴奏ヴァイオリン、チェロ、フルート、リュート組曲BWV995-1013(5CDs)」を全て編曲。かたわら「F.ソル:ギター曲全集(16CDs)」「H.ヴィラロボス:12の練習曲と5つのエチュード」「M.カステルヌオーヴォ=テデスコ:ゴヤによる24のカプリチョス」など、ギター本来のレパートリーも名演の誉れ高く、広大なレパートリーを有する。
 ウィーン・ムジークフェライン大ホール、ロシア・サンクトペテルブルグ・フィルハーモニー大ホール、カペラ劇場、モスクワ・ザリャジエ大コンサートホール、イタリア・テアトロオリンピコ、テアトロ・レッジョ、ニューヨーク・リンカーンセンター、シカゴ・シンフォニーセンターオーケストラホール、など世界各地でソロリサイタル。また世界各地で行われるジャンルの混交した大規模フェスティバルにも、クラシックの雄として、たびたび招待されている。L.スラトキン、R.フリューベック・デ・ブルゴスなど世界的指揮者やオーケストラとも数々共演。
 また、ジャズ・ギタリストのラリー・コリエル、フルートのJ.ゴールウェイ、コントラバスのゲリー・カー、東京クヮルテットなどと共演。2004年に自身の子供たちと「山下和仁ファミリーカルテット・クインテット」を結成、長女(紅弓)、次女(愛陽)とのギターデュオでも世界各地で公演。
 国内外の作曲家、特にアジアの作曲家たちの新作委嘱初演にも意欲的で、山下和仁のために書かれた作品は60曲を越えている。CD『黎明期の日本ギター曲集』で平成11年度文化庁芸術祭大賞を受賞。
 




EDITION HST


HST-11
【リニューアル再発売】
¥2200
「J.B.ヴァンハル(1739 -1813);弦楽三重奏曲集第2巻」
 弦楽三重奏曲集op.11 (1772) から
  第3番ヘ短調Weinmann VIa:f1
  第2番ト長調Weinmann VIa:G3
  第5番イ長調Weinmann VIa:A3
  第6番ホ長調Weinmann VIa:E1
ハイドン・シンフォ二エッタ トウキョウ
 リーダー;松井利世子、
 福本 牧(ヴァイオリン)
 小原 圭(チェロ)

 ヴァンハル:弦楽三重奏曲集第2巻。疾風怒濤期を代表する「ヘ短調」を始め4曲収録!楽団25周年限定盤・特別価格にて再発売!

録音: 2019年12月12日、東京・三鷹、風のホールにてライヴ収録
 ※全曲世界初録音!

 交響曲、弦楽四重奏曲を各100曲、作曲した」ヴァンハルであったが、弦楽三重奏曲も100曲近く作曲していた。
曲調は、第一、第二ヴァイオリンに重音を多用し、弦楽四重奏曲に勝るとも劣らない様式となっている。
 ヴァンハル弦楽三重奏曲カタログ・リスト表(A.Weinmannヴァインマン編集)付き

 ※旧HST-119(限定盤)が終了となったため、リニューアル再発売です。
  品番・内容・価格は変更ありませんが、印刷物が更新されています。
 




TIMBRE

TB-0002
¥3300
「武満徹 SONGS」
 島へ(詩: 井沢満)/恋のかくれんぼ(詩: 谷川俊太郎)/
 さようなら(詩: 秋山邦晴)/The Last Waltz (*)/
 燃える秋(詩: 五木寛)/雪(詩: 瀬木慎一)/
 雲に向かって起つ(詩: 谷川俊太郎)/小さな部屋で(詩: 川路明)/
 三月のうた(詩: 谷川俊太郎)/○と△の歌(詩: 武満徹)/
 素晴らしい悪女(詩: 永田文夫)/見えないこども(詩: 谷川俊太郎)/
 翼(詩: 武満徹)/ワルツ(詩: 岩淵達治)/
 昨日のしみ(詩: 谷川俊太郎)/ぽつねん(詩: 谷川俊太郎)/
 明日ハ晴レカナ、曇リカナ(詩: 武満徹)/うたうだけ(詩: 谷川俊太郎)/
 Mi・YO・TA(詩: 谷川俊太郎)/小さな空(詩: 武満徹)/
 死んだ男の残したものは(詩: 谷川俊太郎)/
 波の盆 (*)/めぐり逢い(詩: 荒木一郎)
中嶋俊晴(カウターテナー)
岡本拓也(クラシック・ギター)
*印:ギター・ソロ

 ギターによるカウンターテナーで聴く武満徹ソング集!中嶋俊晴(カウンターテナー) / 岡本拓也(ギター)

 録音:2021年12月、2022年1月、加東市コスミックホール(兵庫)
 エンジニア:五島昭彦/使用機材:金田明彦氏、開発・設計・製作のDSD DC録音システム

 「3月の歌」が好きです。「昨日のしみ」は私も歌えます。
 「小さな空」はいつ聞いても、自分で口ずさんでも、武満の思い出で胸がいっぱいになります。(谷川俊太郎)

 中嶋俊晴(カウターテナー)
  京都市立芸術大学音楽学部声楽専攻卒業、東京藝術大学大学院修士課程修了。ウィーン国立音楽大学大学院リート・オラトリオ専修およびアムステルダム音楽院修士課程バロック声楽専攻を共に満場一致の最優秀栄誉賞付きにて修了。
  これまでにソリストとして、J.van Veldhoven、E.L. Banzo、A.van der Spoel、C. Meierら欧州を代表する音楽家と度々共演を重ねている。ウィーン・シューベルティアーデ、ユトレヒト古楽音楽祭、プラハの春音楽祭等欧州各地の音楽祭に招聘されるなど国際的に活躍の場を広めている。
  また日本音楽コンクール、ブラームス国際コンクール(ペルチャッハ)、国際ペティレック現代歌曲コンクール(ウィーン)、友愛ドイツ歌曲コンクール等で入選入賞を果たし歌曲の分野でも高く評価された。
  五島記念文化賞オペラ新人賞の他、滋賀県次世代文化賞、松方音楽賞奨励賞、京都芸術文化特別奨励賞等を受賞。野村財団海外留学助成者、ロームミュージックファウンデーション奨学生、文化庁新進芸術家海外研修員として欧州各地で研鑽を積んだ。

 岡本拓也(ギター)
  千葉県出身。 10歳よりギターを始め故平塚康史、篠原正志、ウィーン国立音楽大学にてアルバロ・ピエッリ各氏に師事。2018年、同大学院修士課程を満場一致の最優秀成績で修了。
  歴史的演奏法をインゴマー・ライナー、リュート演奏法をルチアーノ・コンティーニ各氏のもとで学ぶ。スペイン・アルハンブラ国際ギターコンクールにて第2位を受賞の他、これまで国内外のコンクールで優勝、入賞を重ねる。
  ソロアルバム「7つの指輪」(2019)と「One」(2021)は共にレコード芸術特選盤に選定された。
  これまでにウィーン・フォーラム国際ギターフェスティバルをはじめ、オーストリア、ハンガリー、ルーマニアやセルビアの国際ギターフェスティバルに招待されマスタークラスやリサイタルを行う。
  ソロや室内楽の他、2015年結成したギター四重奏「タレガ・ギターカルテット」(松田弦・朴葵姫・徳永真一郎・岡本拓也)のメンバーとしても活動。
 




WAON RECORDS


WAONCD 540
(HQCD)
¥2800
日本語の夢と目醒め
 平野一郎 邪宗門・魔睡(2012) 女声とピアノによる連作歌曲
   詩:北原白秋 
   (1) No.1 : 邪宗門扉銘/(2) No.2 : 邪宗門秘曲/
   (3) No.3 : 室内庭園/(4) No.4 : 赤き僧正/
   (5) No.5 : 赤き花の魔睡/(6) No.6 : 空に眞赤な/
   (7) No.7 : 接吻の時
 武満 徹 ソングスより
  編曲:鷹羽弘晃、詞:武満 徹 8,10,12、
  詞:谷川俊太郎 9,11,14、詞:秋山邦晴 13
   (8) 翼/(9) 恋のかくれんぼ/(10) 小さな空/
   (11) 死んだ男の残したものは/
   (12) 明日ハ晴レカナ、曇リカナ/
   (13) さようなら/(14) うたうだけ
 林 光
  (15) アメリカ・アメリカ
    竜の尻尾を見つけた黒い犬のことなど
     詞:佐藤 信
うた 吉川真澄
ピアノ:
 河野紘子(1-7)
 水戸見弥子(8-14)
 Momo(15)

 現代音楽のエキスパート吉川真澄による、平野一郎、武満徹、林光の歌曲。

 録音:2021年11月24-26日、富士見市民文化会館キラリ☆ふじみ メインホール
 [5.6448MHz DSD Recording & 192kHz 24bit Editing]
 Microphones : PureT Records current transmission microphones with Schoeps MK2S capsules,
 designed and manufactured by Mouri Tadaharu 毛利忠晴 (PureT Records), 2015 (last modified 2018), Tokyo
 Stereo setting : A-B stereo
 Preamplifier : PureT Records PT-CMP01, designed and manufactured by
 Mouri Tadaharu 毛利忠晴 (PureT Records), 2015 (last modified 2016), Tokyo
 AD converter : Mytek Digital Brooklyn ADC
 Recorder : TASCAM DA-3000
 Master clock : Grimm Audio CC2
 DSD/PCM to PCM converter : Weiss Saracon-DSD

 現代音楽のエキスパート吉川真澄による、平野一郎、武満徹、林光の歌曲。日本語の詞に寄り添い、時に激しく渡りあう三者三様の音楽を、それぞれに個性きわだつ三人のピアニストと共に収録した1枚です。

 特殊発声やボディ・パーカッションで、自然に満ちる声や音を再現したWAONCD-330 ≪平野一郎「四季の四部作~春夏秋冬」≫(本作などを実演した舞台で2015年佐治敬三賞を受賞)とはまた違って、今回は、ことばのある作品を選んで演奏しています。

 ≪邪宗門・魔睡≫は、平野一郎が14歳の時から魅了されていた北原白秋の≪邪宗門≫をモノオペラにしたものがもととなった作品。
 もともとは全6章からなり、15楽器と指揮者、そして声(母音唱や歌唱、朗唱、朗読などおよそ6段階に大別される多様な発声が要求される)、という編成ですが、吉川真澄がこの作品の第I部「魔睡」をぜひ連作歌曲として再編してほしいと平野に打診して完成したのがここに収録されたもの。
 現実とも夢ともつかない吉川の言葉の表現に、世界に引き込まれます。

 武満作品は、鷹羽弘晃のあらたな編曲を得ての録音。林光作品は未出版ですが、「アメリカ」にまつわる佐藤信(劇作家・演出家)の詩に林光が、語るようにうたい、かと思うとうたうように語り、時にシャウトやウェスト・サイド・ストーリーの断片、ジャズまでもが登場する音をつけた作品。
 少ない音符とコードネーム、リズムのアウトラインを記した譜面がそのまま遺されているだけの作品なので(委嘱者の伊藤淑と林光による録音が存在)、奏者は大胆にアプローチすることが求められる作品です。
 

<映像>


NAXOS(映像)


2.110749
(DVD)
¥3900
ミュージカル『エリザベート』
 シェーンブルン宮殿コンサート(2022)

  脚本&作詞:ミヒャエル・クンツェ
  作曲:シルヴェスター・リーヴァイ
 [特典映像]
  マヤ・ハクフォートの歌う
   'Ich gehor nur mir'
    (私は私だけのもの)
エリザベート(オーストリア皇妃)...マヤ・ハクフォート
シシィ(エリザベートの少女時代)...アブラ・アラウィ
トート(黄泉の帝王)...マーク・ザイベルト
ルイジ・ルキーニ(エリザベ―ト暗殺者)...ダフィット・ヤーコプス
フランツ・ヨーゼフ(オーストリア皇帝)...アンドレ・バウアー
ゾフィー(皇太后 エリザベートの姑)...ダニエラ・ツィーグラー
ルドルフ(皇太子 エリザベートの息子)...ルカス・ペルマン
ルドルフ(少年時代)...フィリップ・グルーバー=ヒルシュブリッヒ
マックス公爵(エリザベートの父)...ハンス・ネーブルング
ルドヴィカ公爵夫人(エリザベートの母)...カチア・ベルク
ヘレネ(エリザベートの姉)...ヴェロニカ・リーヴォ

ウィーン劇場協会管弦楽団
指揮:ミヒャエル・レーマー

NBD0164V
(Blu-ray)
¥3900
NYDX-50267
(DVD)
(国内仕様盤・日本語解説付)
¥4950
NYDX-50268
(Blu-ray)
(国内仕様盤・日本語解説付)
¥4950

 演出:ギル・メマート/振付:ジモン・アイヒェンベルガー/衣装:ヤン・タックス/照明:ミヒャエル・グルントナー
 
 映像監督:エルンスト・ノイマイヤー
 制作:ORF III(オーストリア放送協会第3チャネル)/VBW(ウィーン劇場協会)
 収録:HEY-U! Mediagroup/収録協力:Semmel Concerts
 協力:ナクソス
 収録:2022年6月30日、7月2日 シェーンブルン宮殿、ウィーン(オーストリア) 収録時間:本編122分+特典映像4分
 音声:ドイツ語 PCMステレオ2.0/DTS 5.1(DVD)、PCMステレオ2.0/DTS-HD Master Audio 5.1(ブルーレイ)
 字幕:日本語・英語・ドイツ語・フランス語・韓国語、画角:16/9 NTSC All Region
 DVD...片面二層ディスク、Blu-ray...片面二層ディスク 1080i High Definition

 2022年夏 初演30周年ウィーン生まれの世界的ヒット・ミュージカル――『エリザベート』シェーンブルン宮殿コンサート!

 落日のハプスブルク帝国の皇帝フランツ・ヨーゼフの妃となり、宮廷生活の束縛に苦しみながらも自由に生きることを望みつつ波乱に満ちた生涯を送ったオーストリア皇后エリザベート。
 本作はこのエリザベートを主人公とし、ミヒャエル・クンツェ(作詞・台本)、シルヴェスター・リーヴァイ(作曲)の名コンビによる美しいメロディと躍動するスペクタクルに溢れた史劇ミュージカルの傑作です。
 1992年ウィーン初演以来、世界中で翻訳版が上演(14カ国、9言語、観客動員数1200万人)され、日本でも宝塚歌劇団と東宝による再演が重ねられて絶大な人気を博しています。
 ここに初演から30周年の記念すべき2022年の夏、華麗なシェーンブルン宮殿を背景に、綺羅星のごとく並ぶ欧州のミュジーカル・スターによって演じられたコンサートの映像収録をお届けします。

 シェーンブルン宮殿を背景に繰り広げられる『エリザベート』コンサート!!
 何故、何故こんなにも魅了されるのだろう...
 私の魂は覚醒され、エリザベートの世界に引き込まれ、まるで其処に居るかのような臨場感を体感しました。また、改めてシルヴェスター・リーヴァイさんミヒャエル・クンツェさんお二人の素晴らしい世界観に感動し、至福の時を堪能させていただきました。
 永遠に語り継がれるミュージカル『エリザベート』に心からの感謝と敬意を表します。
  涼風真世(俳優)

 
 















12/7(水)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
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ARTE DELL'ARCO JAPAN



ADJ 069
(2CD)
¥4500→\4090
日本初のモンテヴェルディのマドリガーレ全集!
6年の歳月をかけた渾身のアルバム最終章
 ラ・フォンテヴェルデ

 モンテヴェルディ:
  CD1
   マドリガーレ集第9巻
    『2声と3声のマドリガーレとカンツォネッタ』(1651)
     1.「すてきな羊飼いさん」/2.「西風が戻り」/
     3.「誰も私に忠告しないように」/
     4.「愛の神は常に、楽しんでもよいと」/
     5.「お前の胸に」/6.「愛したくない」/
     7.「今日、そよ風はなんと甘く」/
     8.「踊りへ、喜びへ、楽しみへ」/
     9.「なぜ、僕を嫌ってたのに」
     10.「そう、可愛らしく美しい」/
     11.「ほらほら、幼く愛らしい羊飼いたちよ」/
     12.「愛する人よ、命の人よ」
  CD2
   「薄情な女たちのバッロ」~
    マドリガーレ集第8巻
     『戦いと愛のマドリガーレ』(1638)より
CD1
 ラ・フォンテヴェルデ
  【鈴木美登里・染谷熱子(ソプラノ)、
   布施奈緒子(メゾ・ソプラノ)、
   上杉清仁(カウンターテナー)、
   谷口洋介・中嶋克彦(テノール)、小笠原美敬(バス)】
 金子浩(リュート / バロック・ギター)
 伊藤美恵(バロック・ハープ)、上尾直毅(チェンバロ)
CD2
 プルート:小笠原美敬/ヴィーナス:鈴木美登里/
 愛の神:染谷熱子/薄情な女:森川郁子/
 地獄の霊たち:上杉清仁、谷口洋介、中嶋克彦、小笠原美敬/
 4人の薄情な女たち:
  森川郁子、染谷熱子、鈴木美登里、上杉清仁
 若松夏美・荒木優子(ヴァイオリン)、
 成田寛・佐藤駿太(ヴィオラ)、山本徹(チェロ)
 西澤誠治(ヴィオローネ)、金子浩(リュート)、
 伊藤美恵(バロック・ハープ)、
 上尾直毅(チェンバロ / オルガン)

 ラ・フォンテヴェルデによる日本初のモンテヴェルディのマドリガーレ全集!6年の歳月をかけた渾身のアルバム最終章はマドリガーレ集第9巻『2声と3声のマドリガーレとカンツォネッタ』!「薄情な女たちのバッロ」も同時収録!

 セッション録音:2013年10月7-9日、2014年9月21-23日、2016年5月15-18日、2017年5月15-18日、2017年9月11-14日、2018年4月8-10日、2018年7月23-25日、2018年12月4-6日/秩父ミューズパーク音楽堂
 録音:櫻井卓
 DDD、日本語帯・解説・歌詞対訳付

 鈴木美登里を中心に結成された本格派声楽アンサンブル、ラ・フォンテヴェルデ。6 年の歳月をかけたモンテヴェルディのマドリガーレ全集、そのアルバム最終章はマドリガーレ集第9 巻『2 声と3 声のマドリガーレとカンツォネッタ』と第8 巻『戦いと愛のマドリガーレ』より「薄情な女たちのバッロ」を収録。ここに完結いたします!

 日本人としてははじめてで、ヨーロッパでもほとんど例のない貴重な試みであるこの一大企画では、作曲家の成長と作風の変化に焦点を当て、モンテヴェルディの生涯に沿ってプロジェクトを進めていく形を取っています。
 もっぱらオペラなどの大作で知られる作曲家の半世紀をかけたライフワークが今ここに巻を追って響きとなります!

 モンテヴェルディは『オルフェオ』や『ポッペアの戴冠』などのオペラで一世を風靡し、バロックの扉を開いた作曲家です。しかし彼がライフワークとしていたのは、16世紀から17世紀にかけてヨーロッパ全土で流行したマドリガーレでした。
 1587年に出版されたマドリガーレ第1 巻から1651年の第9巻に至るまで、彼は実に半世紀以上の年月をその創作に費やし、新しい作曲技法や様式を追求し続けました。第9巻は1630年頃流行した舞踏歌と同じスタイルの三重唱が多数でその多くが有節歌曲です。巨匠のライフワーク、今ここに完結いたします!



 演奏会情報
  2022年12月27日(火) 19:00開演 Hakuju Hall
   ラ・フォンテヴェルデ 20周年記念コンサート〈Vol.2 マドリガーレ編〉
 




CANTALOUPE MUSIC

CA21183
¥2600
フィリップ・グラス(1937-):エチュード集 第1集
 1. Etude No. 1/2. Etude No. 2/
 3. Etude No. 3/4. Etude No. 4/
 5. Etude No. 5/6. Etude No. 6/
 7. Etude No. 7/8. Etude No. 8/
 9. Etude No. 9/10. Etude No. 10
ヴィッキー・チョウ(ピアノ)

 録音:2020年2月15-16日 Oktaven Audio, Mount Vernon, New York(US)

 フィリップ・グラスが「さまざまなテンポ、テクスチャー、テクニックを探求すること」を目標として1991年から着手したピアノのためのエチュード集。以来、新進気鋭のピアニストたちから支持されている作品です。第1集には1番から10番までが収録されています。
 演奏しているヴィッキー・チョウは、10年以上にわたり、バング・オン・ア・カン・オールスターズの一員として活躍、フィリップ・グラスともステージを共にした経験を持つピアニスト。
 これまでにもマイケル・ゴードンをはじめ数多くの現代作曲家の作品を初演しており、その技巧と作品の解釈には定評があります。
 
 

CA21173
¥2600
フレデリック・ジェフスキー(1938-2021):
 no place to go but around ピアノ作品集

  1. To His Coy Mistress
  2. no place to go but around
  3. Coming Together
  4. Amoramaro
  5. 4 Pieces for Piano: No. 4. —
リサ・ムーア(ピアノ&ヴォーカル)

 録音:2021年 Firehouse 12, Studio B, New Haven, Connecticut(US)

 2021年にこの世を去ったピアニスト・作曲家フレデリック・ジェフスキー。「不屈の民」変奏曲など、社会主義への強いメッージがこめられた数々の作品で知られます。
 彼の弟子であり、友人でもあったリサ・ムーアは、ジェフスキーの作品の中から5つの抒情的な旋律を持つ作品を選び、師へのトリビュート・アルバムとしました。彼女がピアノをやめようと思った時に、力強く励ましてくれたというジェフスキーへの強い思いがこめられた演奏です。
 ムーアは2016年にもジェフスキーの2作品「深き淵より」、「4つのノース・アメリカン・バラード」を録音しており(CA21014)、その演奏も高く評価されています。
 



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GRAMOLA



GRAM99282
¥2700→\2490
アントン・ブルックナー(1824-1896):ピアノ小品集
 キッツラーの練習帳より

  1. 練習曲 ト長調/2. ワルツ ハ長調/3. 半音階の練習曲/
  4. ワルツ 変ホ長調/5. 練習曲 ハ長調/
  6. ロンド第1番 ト長調/7. アンダンテ 変ホ長調/
  8. 行進曲 ハ長調/9. デュオ イ短調/
  10. アンダンテ ニ短調/11. メヌエットとトリオ ト長調/
  12. ギャロップ ハ長調/13. マズルカ イ短調/
  14. 主題 ヘ長調/15. 行進曲 ニ短調 /16. ロンド第2番 ト長調/
  17. 音楽の時代 ハ長調/18. 主題と変奏 ト長調/
  19. ポルカ ハ長調/20. 幻想曲第1番 ニ短調/
  21. 幻想曲第2番 ハ短調/22. 幻想曲第3番 変ホ長調/
  23. 幻想曲第4番 ヘ長調/24. メヌエット ハ長調
クリストフ・エッグナー
 (ピアノ...ベーゼンドルファー)

 録音: 2022年7-8月 聖フロリアン修道院、バロックギャラリー(オーストリア北部オーバーエスターライヒ地方)

 ブルックナーのピアノ曲を「ブルックナーのピアノ」で聴く!
 1855年のクリスマスの時期にリンツの大聖堂のオルガニストに就任したブルックナーは、リンツ劇場の指揮者オットー・キッツラーに作曲を師事しました。
 キッツラーは勉強や練習だけでなく実際に完成した作品を書くことをブルックナーに勧め、その成果を収めたものが「キッツラーの練習帳」と呼ばれています。
 この練習帳には弦楽四重奏曲や管弦楽曲、少なからぬ数の歌曲とピアノ曲が収められており、中にはベートーヴェンの悲愴ソナタのオーケストレーションもあります。
 このアルバムではその中からピアノ曲を収録。使われているピアノはブルックナーが所有していたベーゼンドルファー(ブックレットにきれいなカラー写真が載っています)、収録場所もブルックナーゆかりの聖フロリアン修道院、ピアニストもザンクトフロリアン生まれでブルックナー音楽院卒という、ブルックナー尽くしの1枚となっています。
 クリストフ・ヨハネス・エッグナーはリンツのブルックナー音楽院を卒業後、ウィーンでパウル・バドゥラ=スコダ、今井彰、ルートヴィヒ・ホフマン、オレグ・マイセンベルクに師事。
 更にパリでブリジット・エンゲラーとミシェル・ベロフに学びました。ソリストとしての活動に加えて兄弟で結成したエッグナー・トリオとしても活躍。欧州主要国はもとより、アジアやオセアニア諸国でも演奏しています。

 
 
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GRAM99248
¥2700→\2490
レミ・バロー(指揮)&クラングコレクティフ・ウィーン
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲 第16番&第14番(弦楽合奏版)

 弦楽四重奏曲第16番 ヘ長調 Op. 135(弦楽合奏版)
  1. I. Allegretto/2. II. Vivace/
  3. III. Lento assai, cantante e tranquillo/
  4. IV. Der schwer gefasste Entschluss:
   Grave, ma non troppo tratto - Allegro
 弦楽四重奏曲第14番 嬰ハ短調 Op. 131(弦楽合奏版)
  5. I. Adagio, ma non troppo e molto espressivo/
  6. II. Allegro molto vivace/7. III. Allegro moderato
  8. IV. Andante, ma non troppo e molto cantabile/
  9. V. Presto/10. VI. Adagio, quasi un poco andante/
  11. VII. Allegro
クラングコレクティフ・ウィーン
レミ・バロー(指揮)

 録音: 2020年10月7日(ライヴ) Lorely-Saal、Penzing、ウィーン(オーストリア)

 聖フローリアン修道院で行われる夏のブルックナー週間の常任指揮者を務め、ブルックナーの交響曲全曲の演奏と録音を続けているレミ・バロー。
 ウィーン・フィル及びウィーン国立歌劇場管弦楽団の第1ヴァイオリン奏者を務めたこともあります。
 2018年にはウィーンの5つのオーケストラ(ウィーン・フィル、ウィーン響、ウィーン放送響、トーンキュンストラー管、フォルクスオーパー管)のメンバーからなるオーケストラ、クラングコレクティフ・ウィーンを結成。
 Gramolaレーベルからハイドン、モーツァルト、ベートーヴェン、シューベルトの録音を出しています。彼らが2020年のベートーヴェン・イヤーに取り組んだのが、後期の弦楽四重奏曲2曲を弦楽合奏で演奏するというもの。
 6/4/3/2/1の弦楽5部16名から生まれる音楽は、精緻さと機敏さを損なうことなくサウンドに厚みと力強さをもたらしています。
 ブックレットによれば、新型コロナ感染症のパンデミック対策により編成を絞らざるを得なかったことから生まれた窮余の一策だったそうですが、この深遠な作品に相応しい深みが感じられる演奏となりました。

 
 
 


GRAM99278
¥2700
Atlantic Crossings 大西洋を越えて
 1. グスタフ・マーラー(1860-1911):交響曲第1番(1888年 第1稿) - 花の章
 マーラー: さすらう若人の歌(管弦楽伴奏版)
  2. No. 1. Wenn mein Schatz Hochzeit macht 恋人の婚礼の時
  3. No. 2. Ging heut' morgen uber's Feld 朝の野を歩けば
  4. No. 3. Ich hab' ein gluhend Messer 僕の胸の中には燃える剣が
  5. No. 4. Die zwei blauen Augen 恋人の青い目
 6. マーラー: 子供の不思議な角笛 - 天上の生活(交響曲第4番 終楽章)
 7. カール・マリア・フォン・ウェーバー(1786-1826):
  歌劇《3人のピント》(マーラー補筆) - 間奏曲
 8. ジグマント・ロンバーグ(1887-1951):
  Lover, Come Back to Me 恋人よ我に帰れ
 9. クルト・ヴァイル(1900-1950): Berlin im Licht
 10. ヴァイル: Je ne t'aime pas
 11. ヴァイル: That's Him


 フランク・トルティエ&ジャン・ゴビネ(編曲)...8
 フランク・トルティエ&アンジェロ・ペトロニオ(編曲)...9-11
 
ダニエル・シュムッツハルト(バリトン)
アメル・ブライム=ジェルール(ソプラノ)
オーケストラ・ジャズ・フランク・トルティエ
オーケストラ・パドルー
ヴォルフガング・デールナー(指揮)

 録音: 2020年12月16-18日 Philharmonie de Paris...1-5、8-11 Conservatoire J.B.Lully,Puteaux...6-7

 「大西洋を越えて」と題されたこのアルバムは、「渡米」をキーワードにドイツ語文化圏からアメリカへ渡った作曲家3人の作品を収め、20世紀前半の雰囲気を伝えます。
 グスタフ・マーラーは1907年以降、ニューヨーク・フィルやメトロポリタン歌劇場に招かれて何度も欧米間を往復しました。
 ここではマーラー自身の作品に加え、マーラーが補筆完成させたウェーバーの歌劇《3人のピント》の間奏曲も収録。ハンガリー生まれのジグマンド・ロンバーグはウィーン風オペレッタで成功を収めた後、1909年以降ニューヨークを拠点としてミュージカルの作曲を手掛け、ヒット作を生みました。
 ドイツ生まれのクルト・ヴァイルはベルリンで名声を得ますが、ナチスの圧迫を受けてまずパリへ逃れ、その後アメリカへわたります。
 彼の作品からはベルリンとパリにちなんだ歌とブロードウェイ・ソングを収録し、旅の軌跡をたどります。
 ロンバーグとヴァイルのナンバーではジャズ・オーケストラを加えたアレンジで時代を感じさせるサウンドを奏でます。

 
 




ONDINE



ODE-1419
¥2700
アルトゥルス・マスカツ:アコーディオン協奏曲/タンゴ 他
 1. タンゴ(2002)
 アコーディオン協奏曲
  「What the Wind Told Over the Sea 海を渡る風が語るもの」(2021)
   2. I. Andante, misterioso -3. II. Allegretto -
   4. III. Blues -5. IV. Cadenza. Moderato. Toccata
 6. Cantus Diatonicus カントゥス・ディアトニクス(1982)
 7. "My River runs to thee..." わたしの川はあなたへと流れる
  エミリー・ディキンソンへのオマージュ(2019)
アルトゥルス・ノヴィクス
 (アコーディオン)...1
クセーニャ・シドロワ
 (アコーディオン)...2-5
ラトヴィア国立交響楽団
アンドリス・ポーガ(指揮)

 録音:Great Guild Hall, Riga 2022年3月11-12日...2-6 2022年9月2-3日...1、7

 【聴き手の郷愁を誘うアコーディオン協奏曲、名手シドロワ参加!】
 アルトゥルス・マスカツはラトヴィアの作曲家。1996年からラトヴィア国立歌劇場の芸術監督を務め、主として歌劇や演劇の分野で活躍、ラトヴィアの文化向上の一端を担っています。
 彼の多くの作品は調性感があり、聴きやすく時にロマンティックな味わいを持っています。
 このアルバムに収録された「タンゴ」は2003年に開催された「第3回マスタープライズ国際作曲コンクール(英国)」のファイナリスト作品の一つとして国際的に注目され、以来、マスカツの代表作に数えられています。
 ピアソラを思わせるパッションをアコーディオンとオーケストラに落とし込んだ見事な作品です。
 かたや2021年の「アコーディオン協奏曲」は、以前リリースされた『ピアソラ・リフレクションズ』(国内仕様盤NYCX-10190/輸入盤ALPHA664)で情熱的なパフォーマンスを披露したラトヴィア出身の奏者クセーニャ・シドロワに捧げられており、創作にあたってもシドロワのさまざまな意見が反映されたというノスタルジックな雰囲気を持つ美しい作品です。
 「カントゥス・ディアトニクス」は、マスカツの名付け親で子供時代に大きな影響を受けた女性を念頭に書いた作品。この女性は当時重い病気にかかっており、マスカツは彼女への感謝、回復への希望と祈りを込めて作曲しました。彼女は後に奇跡的に回復したそうです。
 曲の最後にチェレスタで奏される有名なラトヴィア民謡「Saulit tecej ecedama」が印象を深めます。
 「わたしの川はあなたへと流れる」はエミリー・ディキンソンの詩にインスパイアされた交響詩であり、アンドリス・ネルソンス率いるボストン交響楽団の委嘱作。ネルソンスの親友であった故アンドレイ・ヤガルズに捧げられています。
 



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SWR CLASSIC



SWR19124CD
¥2600→\2390
ピエタリ・インキネン(指揮)&ドイツ放送フィル
 ショスタコーヴィチ:室内交響曲/ピアノ協奏曲

  セルゲイ・ナカリャコフ(トランペット).


 室内交響曲 Op. 110a(原曲:弦楽四重奏曲第8番 ハ短調 Op. 110)
  (ルドルフ・バルシャイ編)
   1. I. Largo/2. II. Allegro molto/
   3. III. Allegretto/4. IV. Largo/5. V. Largo

 ピアノ協奏曲 第1番 Op. 35 -
  ピアノ、 弦楽オーケストラとトランペットのために
   6. I. Allegretto/7. II. Lento/
   8. III. Moderato/9. IV. Moderato

 室内交響曲 Op. 49a(原曲:弦楽四重奏曲第1番)
  (ルドルフ・バルシャイ編)
   10. I. Moderato/11. II. Moderato/
  12. III. Allegro molto/13. IV. Allegro
マリア・メエロヴィチ(ピアノ) ...6-9
セルゲイ・ナカリャコフ(トランペット)...6-9
ドイツ放送フィルハーモニー
ピエタリ・インキネン(指揮)

 録音:Congresshalle Saarbrucken 2020年11月16-19日...1-5 2020年11月4-8日(8日のみライヴ)...6-9 2022年2月8-11日...10-13

 ショスタコーヴィチの弦楽四重奏曲を、彼の弟子であったルドルフ・バルシャイが弦楽合奏版に編曲した2曲の「室内交響曲」。優れたヴィオラ奏者、そして作曲家でもあったバルシャイの編曲は、原曲を拡大しながらも決して緊張感を失うことがなく、これらはショスタコーヴィチも認め作品番号を付すほど見事な仕上がりとなっています。
 ピアノ協奏曲は1933年の作品。正式には「ピアノとトランペット、弦楽合奏のための協奏曲」であり、トランペットにもソリストとしてのテクニックが求められます。ショスタコーヴィチ自身や他の作曲家、民謡まで様々な作品から引用された旋律が印象的な作品です。
 ここでピアノを演奏するのは、アナトール・ウゴルスキの弟子であるマリア・メエロヴィチ。トランペットは日本でもおなじみの名手セルゲイ・ナカリャコフが担当しています。
 日本フィル・ハーモニーと2017年よりドイツ放送フィルハーモニー管弦楽団(ザールブリュッケン・カイザースラウテルンドイツ放送フィルハーモニー管弦楽団)の首席指揮者を務めるピエタリ・インキネンは、オーケストラから力強い音楽を引き出し、作品の魅力を伝えています。

 
 




BRIDGE



BCD 9572
¥2500
レオン・ボツタイン(指揮)
「アメリカのロマンティシズムの古典」

 ブリストー(1825-98):交響曲第4番「理想郷」
 フライ(1813-64):ナイアガラ交響曲
レオン・ボツタイン(指揮)
ザ・オーケストラ・ナウ

 レオン・ボツタインのアメリカ・ロマンティシズムの交響曲!

 録音:2022年1月 米国 ニューヨーク州 アナンデール=オン=ハドソン[55'00]

 ロマン派の珍しい作品を復活させることに尽力している指揮者、レオン・ボツタインのBRIDGEへの5枚目のCDは、19世紀半ばの米国の作曲家の珍しい交響曲2曲。
 ジョージ・フレデリック・ブリストー(1825-1898)はニューヨークに生まれ育った作曲家。交響曲第4番 「理想郷」は、米国への移民を扱った作品。
 ウィリアム・ヘンリー・フライ(1813-1864)は、フィラデルフィア生まれの作曲家、音楽評論家。ナイアガラ交響曲は12分半の作品ながら大変意欲的な作風で、むしろ当時最先端だった交響詩の分野の米国での最初の作品かもしれない。
 こうした作品ではレオン・ボツタインの本領発揮で、レア作品好きには大いに満足できる内容だろう。

 Botsteinは日本ではボットスタイン,ボトスタイン,ボツスタインなどと表記されるが、本人はボツタインに近く発音している。
 
 

BCD 9564
¥2500
「演奏のありさま」
 (1)ロバート・カール:地面から上へ
 (2)ジョン・マクドナルド:2部の降雪
 (3)ロバート・カール:急上昇
 (4)ロバート・カール:ブルーズ・ボックス
 (5)(6)カール&マクドナルド:完全な別れの発掘
 (7)ジョン・マクドナルド:ペラム・ルックアウトで
 (8)ロバート・カール:足元にある物
 (9)(10)カール&マクドナルド:与えること...と招待
ジョン・マクドナルド(ピアノ)
ロバート・ブラック(コントラバス)
スコット・ウールウィーバー(ヴィオラ)

 録音:(5)(6)2004年3月21日,4月1日 コネチカット州 ハートフォード、(3)2005年12月21日 マサチューセッツ州 ジル、(1)2006年2月21日 マサチューセッツ州 ジル、(2)(7)-(10)2018年9月23日 マサチューセッツ州 メドフォード、[66'22]

 米国の作曲家、ロバート・カールとジョン・マクドナルドによる現代作品集。
 「演奏のありさま States of play」という題が付けられている。総じて静かで渋い作風。
 
 

BCD 9571
¥2500
「ストーリー・テラー」
 (1)クオン:チューバと管楽合奏のための協奏曲
 (2)マーラー(ベナヴィデス編):さすらう若人の歌
 (3)グッドマン:チューバと管楽合奏のための協奏曲
 (4)バーズヴィク:新入り
 (5)ドビュッシー(ベナヴィデス編):ベルガマスク組曲~前奏曲
 (6)ウィテカー(ベナヴィデス編):おやすみ月よ
 (7)ヴィズッティ:都市の景観~独奏チューバと管楽合奏のための
ジャスティンン・ベナヴィデス(チューバ)
デイヴィッド・プラック(指揮)
フロリダ州立大学シンフォニック・バンド
デロイゼ・シャガス・リマ(ピアノ)

 録音:(3)2019年11月21日、(2)(5)(6)2021年8月24,25日、(7)2021年10月11日、(1)2021年11月8日、米国 フロリダ州 タラハシー [78'29]

 米国のチューバ奏者、ジャスティンン・ベナヴィデスによるチューバ作品集。
 ジャスティンン・ベナヴィデスはタラハシー交響楽団の首席チューバ奏者で、またフロリダ州立大学の音楽大学でチューバとユーフォニウムの教授を務めている。
 彼の柔らかく明るい音色のチューバは、独英あたりのチューバとはかなり趣が異なる。ヴィエット・クオン(1990-)、トッド・グッドマン(1977-)、アンナ・バーズヴィク(1966-)、エリック・ウィテカー(1970-)、アレン・ヴィズッティ(1952-)らの作品を収録。
 




CASCAVELLE


VEL 1677
¥2200
「スイスの五重奏曲集」
 (1)ギュスターヴ・ドレ(1866-1943):五重奏曲~弦楽とピアノのための
 (2)フランク・マルタン(1890-1974):パヴァーヌ「時の色」
 (3)フリッツ・バック(1881-1930):
  「詩」~ピアノ、2つのヴァイオリンとチェロのための
 
 ※(1)(3)世界初録音
ウィーン・メロス・アンサンブル
アダルベルト・マリア・リーヴァ(ピアノ)

 マルタン他、スイスの珍しい五重奏曲集!

 録音:2021年9月27-30日,2022年2月19,20日 オーストリア ウィーン、DDD、79'50

 近代スイスの作曲家の五重奏を集めている。ギュスターヴ・ドレ(1866―1943)のピアノと弦楽四重奏のための五重奏曲は1925年の作。暗くドラマティックな後期ロマン派風の音楽で、ベルリンとパリで学んだドレらしくドイツ風でもありフランス風でもある。
 やや渋めとはいえこれは隠れた傑作と言ってもよいだろう。フランク・マルタン(1890―1974)のパヴァーヌ「時の色」は、ペローの童話「ロバの皮」に出て来る時の色の服(実現不可能なもの)から採られた題名。
 童話を基にした穏やかで優しい弦楽五重奏曲。これも知られざる名曲。フリッツ・バック(1881-1930)はパリの生まれで、本名はフレデリック・アンリという。
 30代でスイスに移り、主として宗教曲を手掛けた。この「詩」は5つの楽章に、「青春時代」、「愛」、「幸福、嬉しい」、「苦しみ、悲しみ」、「闘争」と、人生の様々な局面を思わせる題が付けられている。これもいたってロマン派的な音楽。
 ウィーンの弦楽五重奏団、メロス・アンサンブルに、CASCAVELLEとGALLOで意欲的なCDをいくつも出しているピアニスト、アダルベルト・マリア・リーヴァが加わり、演奏も申し分ない。

 ※簡易紙ケース収納。
 




CEMBAL D'AMOUR


CEMBCD 206
¥2400
「モルデカイ・シェホリ ベートーヴェンを弾く 第5集」
 ベートーヴェン:
  ピアノ・ソナタ第20番 ト長調 Op.49-2
  ピアノ・ソナタ第19番 ト短調 Op.49-1
  ピアノ・ソナタ第18番 変ホ長調 Op.31-3
  ピアノ・ソナタ第24番 嬰ヘ長調 Op.78「テレーゼ」
  ピアノ・ソナタ第25番 ト長調 Op.79
  ピアノ・ソナタ第27番 ホ短調 Op.90
モルデカイ・シェホリ(Pf)

 モルデカイ・シェホリのベートーヴェン第5集!

 録音:2022年6月 米国 ネバダ州 ラスヴェガス、DDD、77'15

 CDリリースの勢いが止まらないモルデカイ・シェホリ、ベートーヴェン集が第5集に到達。
 今回は、実際には20代後半の若い頃の作品である第19番、第20番、中期の第18番、第24番、第25番、第27番を収録。
 シェホリの演奏はいつもながら誠実丁寧で安心して聞けるもの。リストの超絶技巧練習曲集を弾ける程の優れた腕前のピアニストが虚心坦懐にベートーヴェンの有名ソナタに向き合っている。
 



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GALLO



GALLO 1676
¥2200→\1990
スイスの作曲家、フリッツ・ブルンのソナタ集!
 フリッツ・ブルン(1878-1959):
  (1)ヴァイオリン・ソナタ ニ短調(第1番)(1907)
  (2)ヴァイオリン・ソナタ ニ長調(1951)
  (3)チェロ・ソナタ(1952)
 ※(2)(3)世界初録音
アレッサンドロ・ファジュオーリ(ヴァイオリン)
アンドレア・ムスト(チェロ)
アレッシア・トファニン(ピアノ)

 スイスの作曲家、フリッツ・ブルンのソナタ集!

 録音:2021年7月19-20日,8月11-12,30-31日 イタリア ヴェネト州 パドヴァ県 サルメオーラ、DDD、83'31

 スイスの作曲家、フリッツ・ブルン(1878-1959)のヴァイオリン及びチェロのためのソナタを3曲収録。フリッツ・ブルンはルツェルンの生まれ。
 ドイツのケルン音楽院で学んだ後、スイスに戻りベルンを拠点に、1941年に引退するまで指揮者、指導者として長く活動した。
 作風は、当時の多くのスイスの作曲家同様、ロマンティシズムの濃いもので、とりわけニ長調のヴァイオリン・ソナタは充実している。
 ヴァイオリンのアレッサンドロ・ファジュオーリはヴェネツィアのベネデット・マルチェッロ音楽院を修了。近代フランスの埋もれたヴァイオリン作品を発掘することで知られており、ピアノのアレッシア・トファニンとコンビで様々な活動を行っている。
 アンドレア・ムストはヴィチェンツァのアッリーゴ・ペドロッロ音楽院を修了後、クラーゲンフェルトやアーヘンでさらに学び、ドイツ語圏と北イタリアで活動している。

 ※簡易紙ケース収納。
 




ODRADEK RECORDS


ODRCD 436
¥2600
「回顧」~ブラームス:ピアノ小品集
 8つの小品 Op.76
  カプリッチョ 嬰ヘ短調 Op.76-1(1871)/カプリッチョ ロ短調 Op.76-2/
  間奏曲 変イ長調 Op.76-3/間奏曲 変ロ長調 Op.76-4/
  カプリッチョ 嬰ハ短調 Op.76-5/間奏曲 イ長調 Op.76-6/
  間奏曲 イ短調 Op.76-7/カプリッチョ ハ長調 Op.76-8
 6つの小品 Op.118
  間奏曲 イ短調 Op.118-1/間奏曲 イ長調 Op.118-2/
  バラード ト短調 Op.118-3/間奏曲 ヘ短調 Op.118-4/
  ロマンツェ ヘ長調 Op.118-5/間奏曲 変ホ短調 Op.118-6
 4つの小品 Op.119
  間奏曲 ロ短調 Op.119-1/間奏曲 ホ短調 Op.119-2/
  間奏曲 ハ長調 Op.119-3/ラプソディ 変ホ長調 Op.119-4
ミケーレ・カンパネッラ(ピアノ)

 透明感のある静けさ、控えめな情熱!ミケーレ・カンパネッラのブラームス小品集!

 録音:2007年 イタリア マルケ州 フェルモ/DDD,70'17
 ※日本語オビ・解説付き

 ミケーレ・カンパネッラのODRADEKへの第3弾は「回顧」と題されたブラームスの3つの小品集。リスト弾きとして知られるカンパネッラがブラームスの渋い小曲集を弾くのは意外かもしれないが、これが予想を遥かに超えて素晴らしい。
 カンパネッラはピアノをかなり抑えて弾き、透明感のある静けさの中に豊かな詩情を湛え、そこに控えめな情熱を交える、その絶妙のバランスには舌を巻く。とりわけゆっくりした曲、Op.76の間奏曲 変イ長調や、Op.118のイ長調の間奏曲や変ホ短調の間奏曲、Op.119のロ短調の間奏曲などは唸らされる。
 解説もカンパネッラ自身が書いており(英伊語)、ニーチェを引用してブラームスを語るカンパネッラの見識は、そのまま演奏に反映されているのだろう。
 




PIERRE VERANY



PV 721061
¥2600
「シュトゥルム・ウント・ドラング」~18世紀のドイツのソナタ
 C.P.E.バッハ:ヴュルテンベルク・ソナタ集 Wq.49~ソナタ第3番 ホ短調 H.33
 J.C.バッハ:6つのピアノ・ソナタ Op.5―第4番 変ホ長調 W.A 4
 モーツァルト:ピアノ・ソナタ第13番 変ロ長調 K.333
 ハイドン:ピアノ・ソナタ第49番 変ホ長調Hob.XVI-49(ウィーン原典版・第59番)
 ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第19番 ト短調 Op.49-1
マリオ・ラスキン(チェンバロ)

 マリオ・ラスキンのチェンバロによるモーツァルトやベートーヴェンを含む18世紀ドイツのソナタ集!

 録音:2020年6月 フランス ヴァル=ドワーズ県 ショシ

 「シュトゥルム・ウント・ドラング Sturm und Drang 疾風怒濤」と題されたチェンバロ・アルバム。
 副題に「18世紀のドイツのソナタ」とある通り、1743出版のC.P.E.バッハのヴュルテンベルク・ソナタ集から1797年作のベートーヴェンのピアノ・ソナタ第19番まで、18世紀の概ね後半のドイツの5曲のソナタがすべてチェンバロで奏でられている。
 この時期はフォルテピアノがどんどん発達して行くのだが、しかしまだ主流はチェンバロ、そこでラスキンはあえてすべてチェンバロを用い、モダンピアノはもちろん、フォルテピアノとも異なったチェンバロ演奏による古典ソナタの魅力を引き出している。
 先に発売されたセバスティアン・デ・アルベーロのソナタ集(PV7 21051)と同じくパリから北西に50Kmほど離れたヴィラルソー城所蔵の、クリスチャン・クロル(1745―1782)が1776年に製作した貴重なチェンバロを使用。
 この楽器の素晴らしい音色を優秀な録音で聞くだけでも価値があるだろう。
 



<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>

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ANDRE CHARLIN

 
 伝説のエンジニア、アンドレ・シャルランの名録音。これまでリリースされていたCD は16bit/44KHz でしたがこの度24bit/96KHz でリリースされます。
 リマスタリングのエンジニアは半世紀以上シャルランの音に惚れこみ、シャルラン・レーベルの存続に大きく貢献している名エンジニア、ブリュノ・ゴリエです。
 ゴリエはシャルランの録音についての研究だけでなく、シャルランに関わるものの収集など「シャルラン愛」に満ちた人物。
 シャルランの遺産を後世に伝えるべく、並々ならぬ思いでマスタリングしており、実に生々しく、驚くべき熱量で蘇ります!
 

SLC 17HR
¥3700→\3490
2022年最新リマスタリング!ミヨー自作自演の大名盤!
 ミヨー:
  屋根の上の牡牛 Op.58
  世界の創造 Op.81
シャンゼリゼ劇場管弦楽団
ダリウス・ミヨー(指揮)

 実に生々しく驚くべき解像度で蘇る名演奏!伝説のエンジニア、アンドレ・シャルランの名録音がハイレゾ化& 2022年最新リマスタリングで登場!!

 24bit/96KHz のハイレゾ化&2022年最新リマスタリング!ミヨー自作自演の大名盤!

 録音:1956年/シャンゼリゼ劇場(パリ)/2022年リマスタリング
 デジタライゼーション&リマスタリング:ブリュノ・ゴリエ(2022年)

 伝説のエンジニア、アンドレ・シャルランの録音の中でも指折りの大名盤。ミヨー自身の指揮による自作自演集。代表作、「屋根の上の牡牛」は必聴です!
 この香り高い演奏を2022年の最新リマスタリングでお楽しみいただけます!
 
 

AMS 82HR
¥3700→\3490
2022年最新リマスタリング!
ゼーリヒ、タピーら名手らによる
 カンプラのクリスマス・オラトリオ

  カンプラ:
   モテット「主がシオンの繁栄を回復したもうとき」(詩篇125番)
   クリスマス・オラトリオ「われらの主イエス・キリストの降誕」
エディット・ゼーリヒ(ソプラノ)
エリック・タピー(テノール)
ジャック・エルビヨン(バリトン)
マック・シェーファー(オルガン)
ストラスブール音楽院合唱団
ストラスブール・コレギウム・ムジクム管弦楽団
ロジェ・ドゥラージュ(指揮)

 24bit/96KHz のハイレゾ化& 2022年最新リマスタリング!ゼーリヒ、タピーら名手らによるカンプラのクリスマス・オラトリオ。荘厳でありながら舞曲のリズムに弾む、心地よいフランス・バロックの響きにうっとり!

 録音:1966年/サン・ルイ教会(ストラスブール)/2022 年リマスタリング
 デジタライゼーション&リマスタリング:ブリュノ・ゴリエ(2022年)

 18世紀初頭、リュリとラモーの時代の狭間の世代を代表する音楽家カンプラ。とりわけ「優雅なヨーロッパ」のような歌劇作品で知られるカンプラですが、宮廷だけでなく教会で活動を行っていたこともあり、教会音楽作品も多く残しています。
 今回は彼の教会作品の中からクリスマス・オラトリオと詩篇を収録。器楽伴奏に乗って歌われるクリスマス・オラトリオは、聖夜を祝うにふさわしい壮大な響きにあふれています。
 2曲目の詩篇はカンプラ初期の作品。重厚で厳格な雰囲気というよりも、しなやかで軽快な響きが印象的な作品で、フランス・バロックならではの魅力を存分に感じられる作品といえましょう。
 2曲ともフランス舞曲のリズムが頻繁に使用されており、心地良いテンポ感に心満たされます。
 テノールを担当するのはスイスの世界的テノール歌手タピー。その他、世界的に活躍する名手達の共演にも注目の1枚です!

 ※これまで流通していたAMS-82は廃盤となります。
 



<国内盤> 


COO RECORDS


COO-066
¥3300
「光あれ」~グレゴリオ聖歌によって語られるクリスマスのよろこび~ 橋本周子(指揮)
カペラ・グレゴリアーナ
 前晩のミサ
  (1)入祭唱 「今日、あなたたちは救い主が来られるのを知り」
  (2)昇階唱(答唱詩編) 「今日、あなたたちは救い主が来られるのを知り」
  (3)拝領唱 「主の栄光が現わされる」
 真夜中のミサ
  (4)入祭唱 「主はわたしに告げられた」
  (5)昇階唱(答唱詩編) 「生れた日からあなたには王の威厳が備わっている」
  (6)アレルヤ唱 「主はわたしに告げられた」
  (7)奉納唱 「神の前で、天は喜び、地は踊る」
  (8)拝領唱 「聖なる響きの中で」
 早朝のミサ
  (9)入祭唱 「今日、光が私たちの上にかがやくであろう」
  (10)拝領唱 「娘シオンよ、大いに喜び踊れ」
 日中のミサ
  (11)入祭唱 「ひとりのみどりごがわたしたちのために生まれた」
  (12)昇階唱(答唱詩編) 「地の果てまですべての人は わたしたちの神の救いを見た」
  (13)アレルヤ唱 「聖なる日はわたしたちの上に輝いた」
  (14)奉納唱 「天はあなたのもの、地もあなたのもの」
  (15)拝領唱 「地の果てまですべての人は」
 天使ミサ
  (16)あわれみの賛歌/(17)栄光の賛歌/(18)信仰宣言/(19)感謝の賛歌/(20)平和の賛歌

 「光あれ」~グレゴリオ聖歌によって語られるクリスマスのよろこび。橋本周子(指揮)カペラ・グレゴリアーナ、あたたかな響きで祝う"主の降誕"

 録音:2022年1月8-12日聖グレゴリオの家、66'48

 創立40周年を迎えた「聖グレゴリオの家・宗教音楽研究所」所長として、長年キリスト教音楽の研究普及に供奉する橋本周子。
 日本におけるキリスト教音楽の第一人者である橋本が聖歌隊カペラ・グレゴリアーナと共に音楽による主への祈りを捧げます。
 言葉の抑揚にそって語るように声を合わせ、音楽へと祈りがつなげられるグレゴリオ聖歌。
 彼らによって紡ぎだされる主の降誕への祈りはいつの時代にも変わることなく我々に光を与えてくれることでしょう。

 
 















12/6(火)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜

PROSPERO CLASSICAL



PROSP 0047
¥2900
ドヴォルザーク:4手連弾のためのスラヴ舞曲集
 1-8 スラヴ舞曲集 Op.46
 9-16 スラヴ舞曲集 Op.72
アドリエンネ・ソーシュ&イーヴォ・ハーグ(ピアノ・デュオ)

 ドヴォルザークの名声を広めた出世作

 使用楽器:Bosendorfer 280VC
 録音:2021年11月22-24日/チューリッヒ・スタジオ/68'46''

 4手作品の名作とされるドヴォルザークのスラヴ舞曲。ブラームスの「ハンガリー舞曲」がヒットしたため出版社がドヴォルザークに書かせたもので、母国の中での人気作曲家だったドヴォルザークが国際的にブレイクしたきっかけとなった作品でもあります。
 スイスのピアノ・デュオがベーゼンドルファーで演奏。技術的に非常に難しい作品ながら、音楽的な高揚を大いに感じさせる魅力的な演奏となっています。
 
 

PROSP 0059
¥2900
DORMI BEL BAMBIN スイスのクリスマス
 アルベルト・ベッカー(1834-1899):Joseph, lieber Joseph
 カール・リュッティ(1949-):O nata lux de lumine
 ザムエル・シャイト:(1587-1654):Puer natus in Bethlehem
 ギオン・アントニ・デルングス(1935-2012):Tut ils fideivels
 ジュリア・シュヴァルツ(1963-):Das Christkind im Wald
 ゴットフリート・ヴォルタース(1910-1989):
  Maria durch ein Dornwald ging
 ピーター・アッペンツェラー(1955-):Maria va tras un god spinus
 ハインリヒ・フォン・ヘルツォーゲンベルク(1843-1900):
  Meine Seele erhebt den Herrn
 アンドレ・サラ(1899-1968):Que j'aime ce divin Enfant
 カルロ・ボラー(1896-1952):Dormi bel bambin
 マスクス・フリッカー(1943-):Advent
 フェリックス・メンデルスゾーン(1809-1847):聖夜 Op.79-1
 ピーター・アッペンツェラー:Neues Quempas-Lied I
 ピーター・アッペンツェラー:Neues Quempas-Lied II
 アンドレ・デュクレ(1945-):La Marche des Rois
 ロバート・ルーカス・ピアサル(1795-1856):In dulci jubilo
 マルクス・フリッカー(1943-):Liislig fallt de Schnee
 ブルクハルト・キンツラー(1963-):Still, still, still
 ツェザール・ブレスゲン(1913-1988)/マルクス・シュミードル(1971-)編:
  O du stille Zeit
マルコ・アマード(指揮)
シュヴァイツァー・ヴォーカルコンソート

 美しい合唱で聴くスイスのクリスマス・アルバム

 録音:2022年7月4-6日/チューリッヒ放送スタジオ/57'06''

 1988年生まれで指揮とオルガン、経済学を学び、合唱指揮者として活躍しているスイスの指揮者マルコ・アマードと、彼が2018年に設立した合唱団「シュヴァイツァー・ヴォーカルコンソート」によるクリスマスアルバム。
 



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GLOSSA

PGCD924207
(国内仕様盤・日本語解説付)
¥3143

ライラ・シャイエーク
 そして彼女自ら招集した精鋭アンサンブル「ラ・チェンティフォリア」デビュー
  「チャッコーナ!」

 パーセル:ファンタジア, グラウンド上の3声 Z.731
 アントニオ・ベルターリ:3声のチャッコーナ
 タルクィニオ・メールラ:チャッコーナ
  (教会と室内のための協奏的ソナタによるカンツォン Op.12 より)
 ヨハン・ハインリヒ・シュメルツァー:チャッコーナ
 ザムエル・カプリコルヌス:2声のチャッコーナ(ヴァイオリンとガンバのための)
  (パルティトゥーアブーフ・ルートヴィヒ 第37番 より)
 ベルターリ:チャコーナ/パーセル:3声のソナタ Op.12-6
 ニコラ・マッテイス:
  リチェルカータ、
  Diverse bizzarrie Sopra la Vecchia Sarabanda o
   pur Ciaccona from "Ayres for the violin", book I
 パーセル:シャコンヌ(ほどかれたゴルディウスの結び目 Z.597 より)
 ジョヴァンニ・バティスタ・ヴィターリ:3声のチャッコーナ Op.7-3
 ニコラ・マッテイス・ジュニア:アリア・ファンタジア
  (シュランク2世のコレクションより)
 作曲者不詳:シャコンヌ(シュランク2世のコレクションより)
 コレッリ:3声のソナタ Op.2-12
 トマゾ・アントニオ・ヴィターリ:無題(アダージョ・パート)
  (シュランク2世のコレクションより)
 パッヘルベル:カノンとジグ
ライラ・シャイエーク
 (バロック・ヴァイオリン、指揮)
ラ・チェンティフォリア

GCD924207
¥2600→\2390

 古楽新世代を牽引するライラ・シャイエーク!17世紀に書かれたシャコンヌ・アルバム!

 ☆古楽新世代を牽引するライラ・シャイエーク新録音は17世紀のシャコンヌ・アルバム!
 ☆彼女が自ら招集した精鋭アンサンブル「ラ・チェンティフォリア」デビュー盤!

 スイスが誇る古楽専門の音楽大学「バーゼル・スコラ・カントルム(SCB)」で古楽界の大御所キアラ・バンキーニに学び、2010年からはバンキーニの後任として自身もSCBでバロック・ヴァイオリンの教授を務めながら、バンキーニのアンサンブル415やラ・リゾナンサ、コンチェルト・ケルンなどのメンバーとして様々なコンサートや録音で存在感を示してきたバロック・ヴァイオリニスト、ライラ・シャイエーク(レイラ・シャイエ)。

 昨年のリリースをもって3巻からなるルクレールのヴァイオリン協奏曲集を完結させたシャイエークの新録音は17世紀に書かれたシャコンヌ集!
 遅くとも16世紀には南米からスペインに伝わったとされその後瞬く間にヨーロッパ全土に広がり、ポピュラー音楽の基礎ともなったといわれるシャコンヌ(チャッコーナ、チャコーナ)。
 本アルバムではドレスデンのシュランク2世の有名なコレクションから、ベルターリ、パーセル、シュメルツァー、マッテイス、コレッリといった作曲家の作品を収録。
 そしてアルバムの最後を飾るのはパッヘルベルの「カノンとジグ」。カノンだけが飛びぬけて知名度が高く単独で演奏されることも多いですが、ここでは通常無視されてしまっているジグも合わせて収録しています。

 このアルバムがデビュー盤となるラ・チェンティフォリアは2019年にシャイエークが設立したアンサンブル。
 Glossaレーベルでもおなじみのエヴァ・サラディンをはじめ、朝吹園子、ダニエーレ・カミニティ、ジョナサン・ペセク、ヨハネス・ケラーといったそれぞれが古楽界で大活躍する名手たちで構成され、バロック時代の音楽を主に演奏しています。

 ※録音:2022年6月、リーエン(スイス)



    


 ★◆▲

 もう、次から次へと才能あふれる実力派が登場するわけである。
 今回紹介するのはライラ・シャイエーク。
 GLOSSAやPAN CLASSICSなどで繊細且つ毅然とした演奏を聴かせてくれていた逸材。

 聡明で美しく、的確な「選曲眼」と確固たる技巧を兼ね備える。

 このプロモーション・ビデオを見れば、そのすばらしさを納得していただけるはず。

https://youtu.be/Ehwms7rQGFQ



 これからどんどん古楽界全体を担う存在になっていくのだろう。


GLOSSA 旧譜
ルクレール:ヴァイオリン協奏曲集 Vol.1~3

これぞフランス・バロック!高雅な香りをひっそりしみじみ伝えてくれる。
決して声高なじゃない、その清らかで楚々とした感じがいい。


 GCD 924202
\2600→\2390
ルクレール:ヴァイオリン協奏曲集 Vol.1
 ヴァイオリン協奏曲イ長調 Op.7-6
 ヴァイオリン協奏曲ニ長調 Op.7-2
 ヴァイオリン協奏曲イ長調 Op.10-2
 ヴァイオリン協奏曲ト短調 Op.10-6
ライラ・シャイエーク(ヴァイオリン、指揮)
ラ・チェトラ・バロックオーケストラ・バーゼル

 古楽新世代の女流 ライラ・シャイエーク!ルクレールのヴァイオリン協奏曲集がスタート!

 ☆キアラ・バンキーニの後継者となる古楽新世代の女流ヴァイオリニスト、ライラ・シャイエーク。
 ☆フランスのヴァイオリン音楽の巨匠、ルクレールのヴァイオリン協奏曲集がスタート!

 スイスの古楽総本山「バーゼル・スコラ・カントルム(SCB)」でキアラ・バンキーニに学び、2010年からは自身もSCBでバロック・ヴァイオリンの教授を務める古楽新世代のヴァイオリニスト、ライラ・シャイエーク。
 キアラ・バンキーニのアンサンブル415やラ・リゾナンサ、コンチェルト・ケルンなどのメンバーを務めてきたライラ・シャイエークのGlossa録音第5弾は、「フランスのコレッリ」と呼ばれた18世紀フランスのヴァイオリン音楽の巨匠、ジャン=マリー・ルクレール(1697-1764)のヴァイオリン協奏曲集が始動。
 第1弾は、ルクレールが書いた2つのヴァイオリン協奏曲集作品7と作品10から、それぞれ「第2番」と「第6番」を収録。特に、作品10-6ト短調の協奏曲は、ルクレールの作品の中でも最高峰とされる傑作です。

 バロックにとどまらず、古典派、ロマン派のピリオド演奏へとレパートリーを拡げているライラ・シャイエーク。
 アンドレア・グァルネリ1675年製のバロック・ヴァイオリンを操り、ラ・チェトラ・バーゼルを率いて、ルクレールの華麗で鮮烈なヴァイオリン協奏曲を奏でます。
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 GCD 924204
\2600→\2390
ライラ・シャイエーク
ルクレール:ヴァイオリン協奏曲集 Vol.2

 ヴァイオリン協奏曲ニ長調 Op.10-3
 ヴァイオリン協奏曲変ロ長調 Op.10-1
 ヴァイオリン協奏曲ニ短調 Op.7-1
 ヴァイオリン協奏曲ハ長調 Op.7-3
ライラ・シャイエーク
 (ヴァイオリン、指揮)
ラ・チェトラ・バロックオーケストラ・バーゼル

 古楽新世代の名手 ライラ・シャイエーク!ルクレールのヴァイオリン協奏曲集第2弾!

 ☆キアラ・バンキーニの後継者となる古楽新世代の女流ヴァイオリニスト、ライラ・シャイエーク。
 ☆フランスのヴァイオリン音楽の巨匠、ルクレールのヴァイオリン協奏曲集第2弾!

 スイスの古楽総本山「バーゼル・スコラ・カントルム(SCB)」でキアラ・バンキーニに学び、2010年からは自身もSCBでバロック・ヴァイオリンの教授を務める古楽新世代のヴァイオリニスト、ライラ・シャイエーク。
 キアラ・バンキーニのアンサンブル415やラ・リゾナンサ、コンチェルト・ケルンなどのメンバーを務めてきたライラ・シャイエークのGlossa録音第7弾。

 コレッリの弟子であるジョヴァンニ・バッティスタ・ソミスに師事し、「フランスのコレッリ」とも呼ばれた18世紀フランスのヴァイオリン音楽の巨匠、ジャン=マリー・ルクレール(1697-1764)のヴァイオリン協奏曲集第2弾。
 第1弾に引き続き、ルクレールが書いた2つのヴァイオリン協奏曲集「作品7」と「作品10」から、それぞれ「第1番」と「第3番」を収録。

 17世紀後半に作られたオリジナルのバロック・ヴァイオリン、アンドレア・グァルネリ1675を駆り、爽快なイタリアのヴィルトゥオージティと洗練されたフランスの優雅さを組み合わせたルクレールの見事なヴァイオリン協奏曲を展開してゆきます。

 ※録音:2019年5月13日-15日、マルティン教会(バーゼル、スイス)



 PGCD924206
(国内仕様盤・日本語解説付)
\3143

その清らかで楚々とした感じが
 ライラ・シャイエーク(ヴァイオリン、指揮)

  ルクレール:ヴァイオリン協奏曲集 Vol.3
  ヴァイオリン協奏曲ホ短調 Op.10-5
  ヴァイオリン協奏曲ヘ長調 Op.10-4
  ヴァイオリン協奏曲イ短調 Op.7-5
  ヴァイオリン協奏曲ヘ長調 Op.7-4

ライラ・シャイエーク(ヴァイオリン、指揮)
ラ・チェトラ・バロックオーケストラ・バーゼル

 GCD924206
\2600→\2390

 古楽新世代の名手 ライラ・シャイエーク!ルクレールのヴァイオリン協奏曲集最終巻!

 ☆キアラ・バンキーニの後継者となる古楽新世代の女流ヴァイオリニスト、ライラ・シャイエーク。
 ☆フランスのヴァイオリン音楽の巨匠、ルクレールのヴァイオリン協奏曲集完結!

 スイスが誇る古楽専門の音楽大学「バーゼル・スコラ・カントルム(SCB)」でキアラ・バンキーニに学び、2010年からは自身もSCBでバロック・ヴァイオリンの教授を務めながら、キアラ・バンキーニのアンサンブル415やラ・リゾナンサ、コンチェルト・ケルンなどのメンバーとして様々なコンサートや録音で存在感を示してきた古楽新世代のヴァイオリニスト、ライラ・シャイエーク(レイラ・シャイエ)。

 コレッリの弟子であるジョヴァンニ・バッティスタ・ソミスに師事し、「フランスのコレッリ」とも呼ばれた18世紀フランスのヴァイオリン音楽の巨匠、ジャン=マリー・ルクレール(1697-1764)のヴァイオリン協奏曲集が第3巻でついに完結。
 ルクレールが書いた2つの有名なヴァイオリン協奏曲集「作品7」と「作品10」から、それぞれ「第4番」と「第5番」を収録し、全12曲が揃いました。
 イタリアの文化やパフォーマンスに魅了され、自由なテンポ、ヴァイオリンの高度な技巧などイタリア的な要素が華麗に表現されたルクレールの協奏曲。
 シャイエークが17世紀後半に製作されたアンドレア・グァルネリのヴァイオリンを用いてバーゼルのラ・チェトラ・バロック・オーケストラを弾き振りし、その息を呑むような芸術性で聴衆を魅了します。

 ※録音:2020年6月19日-21日、マルティン教会(スイス)
 ※使用楽器:アンドレア・グァルネリ1675年製



ライラ・シャイエーク、ほかにもいろいろお奨めのアルバム


PAN CLASSICS
PC10368
\2700→\2490
ライラ・シャイエーク
 カルロ・ファリーナ-ー17世紀初頭のヴァイオリン芸術

 ファリーナ:
  ①「ファリーナ」と呼ばれたるソナタ
  ②「海辺の女」と呼ばれたるソナタ
  ③「絶望した女」と呼ばれたるソナタ
  ④「ボローニャの女」と呼ばれたるソナタ
  ⑤「炎」と呼ばれたるソナタ ⑥「フランスの女」と呼ばれたるソナタ
 ナウ:⑦シュテーファン・ナウのファンタジア
 M.ロッシ:⑧第7トッカータ(鍵盤のための) ⑨第4トッカータ(鍵盤のための)
 メッリ:⑩半音階的カプリッチョ「チャルリーノ(愛すべきカルロ)」(リュートのための)
 フランツ:⑪フランツのファンタジア
 作曲者不詳:⑫大いなる悲しみが、わが心に(ヴィオラ・ダ・ガンバのための)
   ※曲順は⑦①⑧②⑫③⑨④⑩⑤⑪⑥
ライラ・シャイエーク(バロックvn)
イェルク・ハルーベク(cmb・org)
ダニエレ・カミニーティ(アーチリュート)
ヨナタン・ペシェク(vc・vg)

 17世紀初頭の多芸な異才の世界は、古楽ファン必聴!

 古い音楽は音の構造からして、現代のヴァイオリンでクライスラーなどを弾くときのやり方では美しく響かせられない、当時の楽器と奏法によってこそ真価が立ち現れてくるもの。
 そうした歴史的楽器と奏法を20世紀に甦らせてきたシュレーダーやクイケン兄弟らのあとを受け、古楽教育のメッカたるバーゼル・スコラ・カントルムで多くの門弟を育ててきた伝説的名手キアラ・アバンキーニが2010年に引退したあと、この教育機関のバロック・ヴァイオリン科を受け継いだのが、近年の来日公演でも人気のアマンディーヌ・ベイエールと、本盤の主人公ライラ・シャイエーク!バロック奏法を学ぶ人が必ず通る17世紀イタリアの音楽世界を、ここでは縦横無尽の名演でじっくり味わえます。

 作曲家ファリーナは、フォンターナやカステッロ、ウッチェリーニなどと並んで17世紀初頭を代表する、つまりバロック・ヴァイオリン独奏芸術の最初期を飾る大家のひとり!
 イタリアからドイツ語圏にまで活躍地を広げながら展開された独特のエキサイティングな音世界を、シャイエークの確かな楽器選択と奏法でしみじみ味わえる喜び!

 ジャケット写真からして「初期バロック楽器と奏法の鑑」なポートレートで期待感を誘う逸品、もちろん解説も日本語訳付。


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 GLOSSA
GCD 923507
(2CD/特別価格)
\4000→\3690
この才能あふれるバッハ!
ライラ・シャイエーク
 J.S.バッハ:ヴァイオリン・ソナタ集

  ソナタ第1番ロ短調 BWV.1014
  ソナタ第2番イ長調 BWV.1015
  ソナタ第3番ホ長調 BWV.1016
  ソナタ第4番ハ短調 BWV.1017
  ソナタ第5番ヘ短調 BWV.1018
  ソナタ第6番ト長調 BWV.1019
  ソナタ ト長調 BWV.1019a
ライラ・シャイエーク(ヴァイオリン)
イェルク・ハルベック(チェンバロ)
 ライラ・シャイエーク&イェルク・ハルベック!Glossaが遂にバッハのヴァイオリン・ソナタ集を録音!

 スペインの名門古楽レーベル、グロッサ(Glossa)が満を持してリリースするJ.S.バッハの「ヴァイオリン・ソナタ集」では、古楽界の次代を担う若き巨匠たちが共演!

 大バッハの6つのソナタを奏でるのは、現代の古楽シーンのライジング・スターたち、バロック・ヴァイオリンのライラ・シャイエークと、チェンバロのイェルク・ハルベック!
 キアラ・バンキーニのアンサンブル415のメンバーとして活躍し、ボニッツォーニのラ・リゾナンサでは第1ヴァイオリンを務めるライラ・シャイエーク。
 2010年からは、師であるバンキーニの後任として、母校であるスイスの古楽総本山バーゼル・スコラ・カントルムで後進の育成にあたるバロック・ヴァイオリン界の才女である。
 イェルク・ハルベックは、シュトゥットガルトのバロック・オーケストラ、イル・ジュスト・バロッコの指揮者として目覚ましい活躍を展開中のドイツ古楽界の若きスター。
 フライブルクとバーゼルで古楽奏法を学び、リンツ・アントン・ブルックナー音楽大学、シュトゥットガルト音楽大学で教授を務める実力者である。

 ※録音:2015年6月、ファウテンバッハ旧教会(アーハーン、ドイツ)


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PAN CLASSICS
PC10305
\2700→\2490
こちらはカール・フィリップ!知的で刺激的で切なく物憂げ
ライラ・シャイエーク
 カール・フィリップ・エマヌエル・バッハ(1714-1788):

  1. ヴァイオリンと鍵盤のためのソナタロ短調 Wq.76/H512
  2. チェンバロとヴァイオリンのためのアリオーソ イ長調 Wq.79/H.535
  3. 幻想曲 嬰へ短調-ヴァイオリン助奏付きの鍵盤のための Wq.80/H.536
  4. ヴァイオリンとオブリガート・チェンバロのためのソナタ ニ長調 Wq.71/H.502
  5. ヴァイオリンと鍵盤のためのソナタハ短調 Wq.78/H.514
ライラ・シャイエーク(バロック・ヴァイオリン)
イェルク・ハルーベク(タンジェント・ピアノ、チェンバロ)
 
 古楽の牙城バーゼル・スコラ・カントルムで腕をみがき、かつてはエンリーコ・ガッティやエミリオ・モレーノといった世界的異才を続々輩出してきた名手集団アンサンブル415で長くソリストのひとりとしてやってきたライラ・シャイエークが、確かな室内楽パートナーのイェルク・ハルーベクとともに世に問うのはカール・フィリップ・エマヌエル・バッハ。

 ソナタばかり、というわけではなく、ソナタ3曲と“大がかりな小品”を2曲、長調短調とりまぜ、中期から後期にかけての名品を幅広く…という曲目構成。
 つねに新鮮な意識で古楽器演奏を考え続けてきたアンサンブル415 の出身者らしく、運弓や演奏編成、アゴーギグなどにも隅々までこだわりの感じられる演奏解釈は、ただ耳に心地よく心になじむ、というのでは終らない、音楽内容のいろいろなところに意識をむけさせてくれる充実した内容を誇るものとなっている。
 あたかもアルノンクールやブリュッヘンが、モーツァルトの交響曲を録音しはじめた頃に受けた衝撃と、どこか似たようなカリスマ的魅力が感じられる。

 この「衝撃」のありかたこそ、人の心の機微や移り変わりを音楽を通じて表現しようとしてきたC.P.E.バッハの「多感様式」の真髄なのでは。

 共演の鍵盤奏者ハルーベクも、レーゲンスブルク型タンジェント・ピアノ(先週ご案内したA.リュビモフも弾いていた、ウィーンのヴァルター型よりも前からある初期ピアノのひとつのスタンダード)とチェンバロをうまく使い分け、エマヌエル・バッハの機微を良く伝えるアンサンブルの呼吸をつくっているのが小気味よくてたまりません。



GLOSSA
GCD 924203
\2600→\2390

これで一気にブレイクするでしょう、ライラ・シャイエーク
ヴィヴァルディ:四季

 ソナタ ニ短調 Op.1-12 RV.63 《ラ・フォリア》
 ヴァイオリン協奏曲集 《四季》 Op.8, nos.1-4
  〔協奏曲第1番ホ長調 《春》 RV.269、
   協奏曲第2番ト短調 《夏》 RV.315、
   協奏曲第3番ヘ長調 《秋》 RV.293、
   協奏曲第4番ヘ短調 《冬》 RV.297〕
 チャッコーナ(ヴァイオリン協奏曲ニ長調 RV.222より)

ライラ・シャイエーク(ヴァイオリン)
ダニエラ・ドルチ(ハープシコード、指揮)
ムジカ・フィオリータ

 古楽新世代の名手 ライラ・シャイエーク!新録音は、ヴィヴァルディの「四季」!

 ☆キアラ・バンキーニの後継者となる古楽新世代の女流ヴァイオリニスト、ライラ・シャイエーク。
 ☆アンドレア・グァルネリ1675で弾く才気煥発な「四季」!

 スイスの古楽総本山「バーゼル・スコラ・カントルム(SCB)」でキアラ・バンキーニに学び、2010年からは自身もSCBでバロック・ヴァイオリンの教授を務める古楽新世代のヴァイオリニスト、ライラ・シャイエーク。キアラ・バンキーニのアンサンブル415やラ・リゾナンサ、コンチェルト・ケルンなどのメンバーを務めてきたライラ・シャイエークのGlossa録音第6弾では、ヴィヴァルディのもっとも人気で有名な傑作「四季」をレコーディング!

 才気煥発な音楽的洞察力、輝かしい技巧、歴史的解釈を結合し、新たなレパートリーの探求を続けるシャイエークが、アンドレア・グァルネリ1675年製のバロック・ヴァイオリンでしなやかに彩る魅惑の「四季」。
 ウィンド・マシーンやバード・ホイッスルなども使用し、前後にヴィヴァルディの「ラ・フォリア」と「チャッコーナ」を配置した、劇的で愉快な「四季」を創造しています。

 共演は、Glossa初登場となるスイスの古楽器アンサンプル、ムジカ・フィオリータ。バーゼル・スコラ・カントルムで歴史的鍵盤楽器と古楽を学び、アムステルダムでグスタフ・レオンハルトに師事したダニエラ・ドルチがリーダーを務め、初期ルネサンスとバロック時代の歴史的なパフォーマンスを実践しています。

 ※録音:2018年8月、聖十字架教会(ビンニゲン、スイス)

 ※アーティスト名表記について
  これまで、Leila Schayeghの日本語表記を「レイラ・シャイエ」としておりましたが、今後は原音表記に近い「ライラ・シャイエーク」に変更させていただきます。よろしくお願いいたします。


 RGCD924205
(2CD)
(国内仕様盤・日本語解説付)
特別価格
\3143

ライラ・シャイエーク
J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ(全曲)

 CD1 -
  ソナタ第1番ト短調 BWV.1001
  パルティータ第1番ロ短調 BWV.1002
  ソナタ第2番イ短調 BWV.1003
 CD2 -
  パルティータ第2番ニ短調 BWV.1004
  ソナタ第3番ハ長調 BWV.1005
  パルティータ第3番ホ長調 BWV.1006

ライラ・シャイエーク(バロック・ヴァイオリン)
 GLOSSA
GCD924205
(2CD)
特別価格
\2700→\2490

 古楽新世代の名手 ライラ・シャイエーク!バッハの無伴奏ソナタ&パルティータ全曲!

 ☆キアラ・バンキーニの後継者となる古楽新世代の女流ヴァイオリニスト、ライラ・シャイエーク。
 ☆イェルク・ハルベックと共演したバッハのヴァイオリン・ソナタ集から約5年。ついに聖典「無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ」全曲を録音!

 スイスの古楽総本山「バーゼル・スコラ・カントルム(SCB)」でキアラ・バンキーニに学び、2010年からは自身もSCBでバロック・ヴァイオリンの教授を務めながら、キアラ・バンキーニのアンサンブル415やラ・リゾナンサ、コンチェルト・ケルンなどのメンバーとして様々なコンサートやレコーディングで存在感を示してきた古楽新世代のヴァイオリニスト、ライラ・シャイエーク。
 これまで、ルクレールやブラームス、ヴィヴァルディなどの才気煥発なアルバムを送り出してきたシャイエークのGlossa録音第8弾。
 プロフェッショナルからアマチュアまで、あらゆるヴァイオリニストにとっての永遠の課題であり聖典となる記念碑的な作品、バッハの無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ(BWV.1001-1006)をついに録音。

 2015年にはイェルク・ハルベックとの共演で"伴奏付き"のバッハのヴァイオリン・ソナタ集(BWV.1014-1019)を録音し、英グラモフォン誌の「エディターズ・チョイス」、仏ディアパソン誌の「ディアパソン・ドール年間最優秀賞(古楽部門)」に選ばれるなど、既にバッハ演奏の誉れ高き実績を誇ります。
 スペインの古楽専門レーベルGLOSSA(グロッサ)としても(意外にも?)初となる、バッハの無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータの録音。満を持してリリースされるライラ・シェイエークの雄姿にご期待ください!

 ※録音:2019年9月9日-11日、2020年1月21日-23日、TPR音楽ルーム(ラ・ショー=ド=フォン、スイス)
 ※使用楽器:アンドレア・グァルネリ1675年製


 
 

 


GCD923536
¥2600
スイスの若きソプラノ、マリー・リス
愛しき星たちよ ~ アンナ・マリア・ストラーダのためのアリア集

 ヴィヴァルディ:歌劇《試練の中の真実》より
  アリア「Con piu diletto il mio Cupido」
 ドメニコ・サッロ:歌劇《ティベリウス・センプロニウス・グラックス》より
  アリア「Aria Se veglia, se dorme, l'amante mio core」
 ヘンデル:歌劇《ロタリオ》よりアリア「Scherza in mar la navicella」
 レオナルド・ヴィンチ:歌劇《エラクレア》より
  レチタティーヴォ「Io gelosa non sono」
  アリア「Il ruscelletto amante」
 レオナルド・レーオ:歌劇《シロのアキレス》より
  レチタティーヴォ「Ma per pieta」
  アリア「Non vedi tiranno ch'io moro d'affanno」
 ヘンデル:歌劇《アルチーナ》よりアリア「Ah! Mio cor!」
 レオナルド・レーオ:歌劇《パルミラの女王ゼノビア》より
  アリア「Quando irato il ciel s'oscura」
 バルダッサーレ・ガルッピ:歌劇《シリアのアドリアーノ》より
  アリア「Infelice in van mi lagno」
 レオナルド・レーオ:歌劇《シロのアキレス》より
  アリア「No, ingrato, amor non senti」
 ヘンデル:歌劇《アルミニオ》よりアリア「Scaglian amore e sangue」
 ジョヴァンニ・アルベルト・リストーリ:歌劇《シリアのアドリアーノ》より
  アリア「Oh Dio, mancar mi sento」
 ニコラ・ポルポラ:歌劇《ティリダート》より
  レチタティーヴォ「Non so piu dov'io sia」
  アリア「Vi conosco amate stelle」
マリー・リス(ソプラノ)
アプコルディス・アンサンブル
アンドレア・ブッカレッラ(指揮)

 スイスの若きソプラノ、マリー・リス!バロック時代の知られざるオペラ・アリア集!

 バロックオペラ・チェスティ・コンクール2018およびベルカント国際コンクール・ヴィンチェンツォ・ベッリーニ2017で第1位を獲得したスイスの若きソプラノ、マリー・リスの初めてのソロ・アルバムは、1730年代のロンドンでヘンデルのプリマドンナを演じた名ソプラノ、アンナ・マリア・ストラーダのために書かれたアリア集。
 ローザンヌ高等音楽院とロンドンの王立音楽院で学んだリスは既にドミトリー・シンコフスキー、マクシム・エメリャニチェフ、ミシェル・コルボといった著名な指揮者と共演しており、中でもファビオ・ビオンディ指揮のエウローパ・ガランテとの共演でヴィヴァルディの長らく失われていた歌劇《アルジッポ》を演奏したヨーロッパ・ツアーで大きな成功を収め、各方面から賞賛を浴びました。
 今後ますますの活躍が期待される注目の若手ソプラノが、自身が共同設立したアンサンブル、アプコルディス・アンサンブルと共にバロック時代の知られざるオペラ・アリアを歌い上げます。

 ※録音:2019年10月18日-22日(バーゼル、スイス)

 
 




KAIROS


0022007KAI
¥2700
マルティン・スモルカ(1959-):ギター四重奏のための作品集
 芭蕉~ソプラノとギター四重奏のための(2012)
 マルセル・デュシャンのための音楽~ギター四重奏のための
  (ジョン・ケージ作曲、マルティン・スモルカ編曲)(1947/1998)
 LiPoLied~ソプラノとギター四重奏のための(2020)
 8つの小品~ギター四重奏のための(1998)
デイジー・プレス(ソプラノ)
アレフ・ギター四重奏団

 プラハの舞台芸術アカデミーで作曲を学び、現代チェコを代表する作曲家マレク・コペレントにも師事したマルティン・スモルカ(1959ー)の、約25年にわたるギター四重奏作品のセレクション。
 空虚と過剰、孤独と落胆など、現代人が抱える無駄な苦痛や情熱を、新しくユニークな表現で表現しています。

 ※録音:2020年2月&5月(ドイツ、カールスルーエ)
 
 

0015083KAI
¥2700
朴泳姫(ヨンギ・パクパーン)(1945-):
 ソプラノ、フルート、ギターのための作品集

  Mein Herz II~ソプラノとギターのための(2020)
  Dreisam-Nore~無伴奏フルートのための(1975)
  MA-AM (Mein Herz)~女声とクラベスのための(1990)
  Hang-Sang II~アルトフルートとギターのための(1994)
  Flammenzeichen~女声と小打楽器のための(1983)
  Rast in einem alten Kloster~無伴奏バスフルートのための(1994/2022)
  Noch ... III~メゾソプラノとギターのための(1996/2022)
  Seerosen - Wurzelwerke~コムンゴのための(2018)
  wegen der Leere~ソプラノ、フルートとギターのための(2020)
アンゲラ・ポストヴァイラー(ソプラノ)
カリン・レヴァイン(フルート)
トビアス・クリッヒ(ギター)

 韓国出身の現代音楽作曲家、朴泳姫(ヨンギ・パクパーン)(1945-)の、韓国人としてのルーツとヨーロッパでの音楽活動が反映された魅力的なポートレート・アルバム。
 彼女が1975年から2022年にかけて作曲した、ソプラノ、フルート、ギターのための初録音作品を中心に収録しています。

 ※録音:2022年4月(ドイツ、ケルン)
 




NEOS

PNEOS12223
(国内仕様盤・日本語解説付)
¥3143
デイヴィッド・ゴートン:ファーナビーのマスク
 1-3. トレッリの主題によるリコーダーと
  ヴァイオリンのための協奏曲(2018)
   (リコーダー・ソロ、ヴァイオリン・ソロと弦楽オーケストラのための)
 4. ファーナビーのマスク(Farnabye's Maske)(2016)(ピアノのための)
 5-11. フォー・サム・フレンズ(マシュー・ロックによる)(2020)
  (ヴァイオリンとピアノのための)
 12-16. 5声のコンソート・セット(ウィリアム・ローズによる)(2019)
  (通奏低音のためのブロークン・コンソートのための)
 (全曲世界初録音)
オルウェン・フォークス(リコーダー/1-3)
ピーター・シェパード・スケアヴェズ
 (ヴァイオリン、ディレクター/1-3、5-11)
ロングボウ(アンサンブル/1-3、12-16)
ダニエル=ベン・ピエナール(ピアノ/4-11)
ステファン・エステルシェー
 (11弦アルト・ギター/12-16)

NEOS12223
¥2700

 テーマは17世紀イギリス音楽!?デイヴィッド・ゴートンの作品集!

 ☆ダニエル=ベン・ピエナール参加!
 ☆現代イギリスの作曲家デイヴィッド・ゴートンが17世紀の英国音楽と現代音楽を結ぶ!
 ☆古楽愛好家も現代音楽愛好家も要チェック!

 デイヴィッド・ゴートン(b.1978)はロンドン在住でロイヤル・フィルハーモニー協会作曲賞を受賞している作曲家。
 BBC交響楽団、ロンドン・シンフォニエッタ、アンサンブルExposéなどのために大規模な作品を作曲し、2006年からは英国王立音楽アカデミーで教鞭を執り、ロンドン大学の教授も務めています。

 Neosからリリースされるゴードンの新作集は、デイヴィッド・ゴートンが得意とする古楽をテーマとする作品4点を収録。
 ジュゼッペ・トレッリ、ジャイルズ・ファーナビー、マシュー・ロック、ウィリアム・ローズら17世紀イギリス音楽の素材を独自に解釈し編み上げた新感覚の音楽をどうぞ。

 ※録音:2020年2月&2021年月、イギリス

 
 
 
NEOS12312
¥2700
アルコン:
 ヴァイオリン、パーカッションと機械学習環境のための作品集

  Crossing the Iron Ocean
  Mist-Crawler*
ロベルト・アロンソ(ヴァイオリン)
クリスティアン・スミス(パーカッション)*
機械学習環境
 (アルコン、マレク・ポリクス、
  ロベルト・アロンソ)

 AIによる作曲!?新感覚の画期的なアルバムが登場!

 ミュージシャン兼研究者であるロベルト・アロンソとエンジニアであるマレク・ポリクスが開発したAI「アルコン」によって作曲された楽曲を収録するという画期的なプログラム。
 ライナーノーツのアートワークにも「アルコン」の表現が反映されており独特の世界観が拡がります。AIによって作られた新時代の音楽をご堪能ください。

 ※録音:2022年6月28日-30日
 
 
NEOS12218
¥2700
フランマー:エレクトロニクス・ワークス
 エルンスト・ヘルムート・フランマー(b.1949):
  nach vorn II ...(ヴィオラとテープのための)(1998/99)*
  ... diskursiv - mit drangender Entgegnung
   (テープとヴィオラによる低音のための)(1999)*
  Panoptikum - ein Klangmobil
   (ソプラノ・サクソフォンと4チャンネルテープのための)(1992/93)**
マウリツィオ・バルベッティ(ヴィオラ)*
シモーネ・エヒンガー(ソプラノ・サクソフォン)**

 管弦楽作品集のシリーズをNEOSレーベルからリリースしているエルンスト・ヘルムート・フランマー(b.1949)。
 このアルバムではエレクトロニクスによる作品を集めました。中でもソプラノ・サクソフォンと4チャンネルテープのために作られた《Panoptikum - ein Klangmobil》はザルツブルク音楽祭のために作られたこの作品を新たに改訂し、シモーネ・エヒンガー演奏によるスタジオまたはコンサート・ヴァージョンが特別に収録されています。

 ※録音:1999年、2020年
 




ORLANDO RECORDS

OR0053
¥2700
現代のファゴット作品集 ~ Kurzes leben 1.0 ヨハネス・シュヴァルツ(ファゴット)
 ヴァソス・ニコラウ(1971-):Vertices~
  ファゴット、ライヴ・エレクトロニクスとテープのための(2010)
 ペリクリス・リアカキス(1970-):TraumTanzTrance~
  ファゴット、ライヴ・エレクトロニクスとテープのための(2007)
 ヴァソス・ニコラウ:Recent 1/0/0/0~
  ファゴット、ライヴ・エレクトロニクスとテープのための(2008)
 マティアス・ゼバスティアン・クリューガー(1980-):
  Trace Lumineuse I~
   ファゴット、ライヴ・エレクトロニクスとテープのための(2012)
 ルチアーノ・ベリオ(1925-2003):Sequenza XII~ファゴットのための(1997)
 クラウス=シュテフェン・マーンコプフ(1962-):Kurzes Leben 1~
  ファゴットとグランドピアノのための(2007)

 プロコフィエフの《ピーターと狼》でのおじいさん役のような、従来のファゴットのイメージを塗り替えることに貢献してきた現代音楽のスペシャリスト、アンサンブル・モデルンのメンバーでもあるファゴット奏者ヨハネス・シュヴァルツによる現代作品集。
 ルチアーノ・ベリオとクラウス=シュテフェン・マーンコプフを除き、このアルバムに登場する作曲家はすべて「私のサウンド・アーカイブを使って」仕事をしている、とシュヴァルツは強調します。
 彼らの作品は、ファゴットの技術的、音響的限界を克服する、あるいは再定義することを目的とした、シュヴァルツとの長きにわたる交流によって生み出されたものといってよいでしょう。

 ※録音:2017年
 



 

PALADINO


PMR0132
¥2700
ハイドン:ピアノ三重奏曲集
 ハイドン:
  ピアノ三重奏曲 ハ長調 Hob.XV:27
  ピアノ三重奏曲 変ホ短調 Hob.XV:31
  ピアノ三重奏曲 ホ短調 Hob.XV:12
  ピアノ三重奏曲 嬰へ短調 Hob.XV:26
  ピアノ三重奏曲 ニ長調 Hob.XV:24
アルテンベルク・トリオ・ウィーン
 〔クリストファー・ヒンターフーバー(ピアノ)、
  ジユ・ヘ(ヴァイオリン)、
  クリストフ・シュトラートナー(チェロ)〕

 ウィーン楽友協会のトリオ・イン・レジデンスを務めるアルテンベルク・トリオ・ウィーンによる、ハイドンの後期ピアノ三重奏曲集!
 アメリカのピアニスト・音楽学者のチャールズ・ローゼンは1971年の著書『古典派音楽の様式 The Classical Style』の中で、ハイドンの後期ピアノトリオは繊細で深い表現と名人芸の点で、モーツァルトのピアノ協奏曲と並んで「ベートーヴェン以前の最も輝かしいピアノ作品」であると述べています。
 実際にハイドンは1785年以降、3つの楽器の組み合わせや珍しい調性によって、ピアノ・ソナタや他の作品ではあまり見られない即興的な雰囲気を作り出すことに成功しました。
 ここではアルテンベルク・トリオ・ウィーンが選んだ5つの名作によって、ハイドンが決して過小評価されてはならない作曲家であることを再確認できます。

 ※録音:2021年5月(オーストリア)
 



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ALPHA CLASSICS



ALPHA899
¥2800→\2590
ヴェロニク・ジャンス(ソプラノ)
プーランク:モノ・オペラ《人間の声》 、シンフォニエッタ

 フランシス・プーランク(1899-1963):
  1-21. モノ・オペラ《人間の声》 (1958)
   台本...ジャン・コクトー(1889-1963)
  22-25. シンフォニエッタ FP 141 (1947)
ヴェロニク・ジャンス(ソプラノ)...1-21
リール国立管弦楽団
アレクサンドル・ブロック(指揮)

 録音: 2021年1月7、8、25-29日 リール新世紀音楽堂(オーディトリアム・ドゥ・ヌーヴォー・シエクル)

 【ジャンスとブロックの共演によるモノ・オペラの傑作《人間の声》】
 別れを告げられた恋人からの電話を深夜に受け、精神的に追い詰められていく女性を描くコクトーの脚本にプーランクが作曲した《人間の声》。
 フランス・オペラに格別の相性を示す歌姫ヴェロニク・ジャンスが鬼気迫る演技で歌い上げ、フランス近代音楽で高い評価を得ているアレクサンドル・ブロック率いるリール国立管弦楽団が緊張感溢れる鋭い響きでこれを支える、注目のアルバムです。
 演奏される機会もそう多くはないこの難曲に、最新の録音として多くの期待に応える一枚といえるでしょう。
 カップリングは《人間の声》の10年ほど前に作曲された「シンフォニエッタ」。こちらは打って変わってフランスらしいエスプリに溢れた愛らしい作品で、ブロックの多彩な表現力を堪能することが出来ます。

 
 
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ALPHA898
¥2800→\2590
アラン・アルティノグル(指揮)&フランクフルト放送交響楽団
フランク:交響曲、贖罪、呪われた狩

 セザール・フランク(1822-1890):
  1-3. 交響曲 ニ短調 FWV 48 (1887)
  4. 交響詩「贖罪」 (管弦楽の断章) 第1版 (1872)
  5. 交響詩「呪われた狩人」FWV 44 (1881)
フランクフルト放送交響楽団
アラン・アルティノグル(指揮)

 録音: 2022年1月...1-3、5/2022年6月...4 HRゼンデザール、ヘッセン放送、フランクフルト

 コンサートのみならずオペラでも世界的に高い評価を得ているアラン・アルティノグル(アルティノグリュ)が、2020/21のシーズンからシェフを務める(パンデミックのため実質2021/22シーズンから)フランクフルト放送交響楽団との初録音に選んだのは、2022年が生誕200年であるフランクの作品集。有名な交響曲と、演奏機会の多くない2曲を組み合わせたプログラムとなっています。
 特に「贖罪」は、オラトリオ『贖罪』の間奏曲として1872年に作曲されたものの、翌年別の曲に差し替えられお蔵入りとなったもので、2021年に世界初録音(FUG791)が行われた貴重な作品。
 今回の録音にあたっては「呪われた狩人」と共に、最新の出版譜が使用されています。故国フランスの近代音楽史に大きな影響を与えたフランクの作品を、アルティノグルは深い共感を持って歌い上げます。

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 アラン・アルティノグル(Alain Altinoglu, 1975年10月9日 - )は、フランスの指揮者。

 イスタンブール出身のアルメニア系家族のもと、パリに生まれる。
 パリ国立高等音楽・舞踊学校で学び、後に同校で指導も行っている。

 シカゴ交響楽団、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、フィラデルフィア管弦楽団、スイス・ロマンド管弦楽団、メトロポリタン歌劇場、パリ・オペラ座など、世界中のオーケストラ、オペラハウスで指揮を行い、2015年にはバイロイト音楽祭にもデビューしている。
 2015年にモネ劇場の音楽監督に就任している。


 
 

ALPHA879
¥2800
Couleurs de l'Incendie
 映画『Couleurs de l'Incendie』(2022)
  オリジナル・サウンドトラック
   音楽...ギヨーム・ルーセル
   監督...クロヴィス・コルニアック
サンドリーヌ・ピオー(ソプラノ) ほか

 2022年製作のフランス映画『Couleurs de l'Incendie(原作小説の邦題は「炎の色」)』のオリジナル・サウンドトラック。
 フランスを代表する歌姫ピオーが参加しており、オリジナル曲「Un Secret」、マルティーニ「愛の喜び」、ヴェルディ「行け、わが想いよ、黄金の翼に乗って」を新録音で収録するほか、デュボワ「話し相手は、恋の相手は」を、2019年発売のヒット・アルバム『恋の相手は...』(ALPHA445/NYCX-10063)より再収録しています。
 作曲と編曲はフランスの作曲家ギヨーム・ルーセル。
 




ANALEKTA


AN29004
¥2800
『命と夢』~チェコのピアノ作品集
 1-2. レオシュ・ヤナーチェク(1854-1928):
  ピアノ・ソナタ「1905年10月1日、街頭にて」 (1905)
 3. ヨゼフ・スーク(1874-1935):
  『春』 Op. 22a (1902) より V. 感動して(憧れ)
 4-6. アントニン・ドヴォルザーク(1841-1904):
  『ユーモレスク』 (1894) より
   4. IV ヘ長調 5. VII 変ト長調 6. VIII 変ロ短調
 7-16. スーク: 『命と夢(人生と夢)』 Op. 30 (1909)
 17-20. ヴィチェスラヴァ・カプラロヴァ(1915-1940):
  『4月の前奏曲』Op. 13 (1937)
 21. ベドジフ・スメタナ(1824-1884):
  『チェコ舞曲集』第1集 JB 1 : 107 (1877) より II. ポルカ 第2番 イ短調
フランシーヌ・ケイ (ピアノ)

 録音: 2022年1月19-20日、3月22-23日 ジェニファー・ヴェルヴァ・バーンスタイン・パフォーマンス・ホール、イザベル・ベイダー・パフォーミングアーツセンター、カナダ

 「並外れた色彩感」(モントリオール・ガゼット紙)、「華麗にして詩的」(トロント・スター紙)と絶賛されるカナダのピアニスト、フランシーヌ・ケイによる、1900年前後のチェコに於ける円熟した文化を伝えるピアノ作品集。
 誰もが知るドヴォルザークの「ユーモレスク(VII)」、比較的知られるヤナーチェクのソナタなどから、有名とは言い難い作品までを幅広く収録しています。
 個性的なメロディ、聴く者の感性を刺激する和声、魅力的な舞曲のリズム、それらを備えながら幅広い曲想を持つ作品たちを、豊かな感性で聴かせています。
 




CHATEAU DE VERSAILLES SPECTACLES



CVS086
(2CD)
¥4400
クリストフ・ルセ&レ・タラン・リリク
 リュリ:《プシュケ》 ~序幕付全5幕の抒情悲劇(全曲)

 
 ジャン=バティスト・リュリ(1632-1687):
  《プシュケ》~序幕付全5幕の抒情悲劇(全曲)
   台本: トマ・コルネイユ(1625-1709)、
    ベルナール・ル・ボヴィエ・ド・フォントネル
     (1657-1757)
   初演: 1678年4月19日、
    パリ王立音楽アカデミー劇場(オペラ座)
<ソリストと合唱>
 プシュケ/苦悩する女...アンブロワジーヌ・ブレ(ソプラノ)
 美の女神ヴェニュス/ミューズ...ベネディクト・トーラン(ソプラノ)
 恋の神/アグロール/ニンフ...デボラ・カシェ(ソプラノ)
 花の女神フロール/シディプ/ニンフ/ミューズ
  ...ユジェーヌ・ルフェーヴル(ソプラノ)
 ヴェルテュムヌ/青年に扮した恋の神/メルキュール
  ...シリル・オヴィディ(オートコントル〔高音テノール〕)
 火の神ヴュルカン/苦悩する男/憤怒の鬼
  ...ロバート・ゲチェル(テノール)
 パレモン/海の精シレーヌ/西風の精ゼフィール/
  憤怒の鬼/酒の神バッコス
   ...ファビアン・イオン(テノール)
 アポロン/西風の精ゼフィール/サティール
  ...ザッカリー・ワイルダー(テノール)
 大神ジュピテール/苦悩する男/サティール
  ...フィリップ・エステーフ(バリトン)
 リカス/王/モミュス/川の神/憤怒の鬼
  ...アナス・セガン(バリトン)
 軍神マルス...マチュー・エム(バリトン)
 合唱のみ
  ...ドミニク・ボヌタン、ブノワ・プロシェロ(オートコントル)
レ・タラン・リリク(古楽器使用)
クリストフ・ルセ(クラヴサン〔=チェンバロ〕、指揮)

 録音: 2022年1月29-31日 ヴェルサイユ宮殿王室歌劇場

 【華やぎとドラマの交錯!リュリの牧歌的抒情悲劇を本場フランス最前線から】
 18世紀以前の知られざる音楽劇蘇演に大きな貢献をみせてきたフランスの古楽歌劇カンパニー、レ・タラン・リリク。
 特にフランス語台本のオペラは、指揮者ルセほか多くのメンバーにとって日常言語の延長上にあるといってもよい言葉と音楽性の相性の良さが抜群のパフォーマンスに繋がります。
 17世紀、ルイ14世の治世下にあって演劇と音楽の融合を追求し続けた王室音楽総監督リュリの劇音楽は、そんな彼らの本領がここぞとばかりに発揮される領域。
 Apartéから2019年に《イシス》を、また2022年秋には《アシスとガラテー》をリリースしたのも記憶に新しいところ、今度は抒情悲劇第6作《プシュケ(プシシェ)》が堂々登場!
 音楽入り演劇のあり方を巡って決裂する直前の劇作家モリエールとの共作による同題のトラジェディ=バレから7年後、悲劇作家ピエール・コルネイユの弟トマ・コルネイユと長命で知られるフォントネルの台本をもとに披露された牧歌的神話劇を、本場ヴェルサイユの王室歌劇場を舞台に鮮やかに現代に甦らせます。
 同作の全曲録音はcpoにも先行盤(777367)がありますが、フランスの演奏陣によるものはこれが初。
 シリル・オヴィディやデボラ・カシェらフランス古楽界で押しも押されもせぬ活躍をみせる名歌手らの存在感もさることながら、自身プシュケをテーマにした歌曲アルバムも発表しているアンブロワジーヌ・ブレが喜怒哀楽の機微を鮮やかに歌い上げる題名役も見事なもの。
 リコーダーのセバスティアン・マルクや低音弦のエマニュエル・ジャック、無孔ナチュラルトランペットを吹きこなすジャン=フランソワ・マドゥーフら器楽勢の充実ぶりにも目を見張らされます。
 同レーベルの常どおり解説も充実(原文フランス語、英独訳付)。

 
 




CYPRES RECORDS


CYP8621
(6CD)
¥6400
ミュジーク・ヌーヴェル 60周年記念BOX
 現代ベルギーの45人の作曲家たち

  【DISC 1】
   1. Tim Gouverneur(1983-): Danse insomniaque 9'53
   2. Benoit Chantry(1975-): Raisons de l'etre 8'46
   3. Adrien Tsilogiannis(1982-): Transfulgures 12'33
   4. Sebastien Jurczys(1985-): M.G. 5'29
   5. Eric Bettens(1973-): Timeless 11'11
   6. Edwin Pierard(1986-): Invention 7'21
   7. Alin Gherman(1981-): A sky of light 7'23
   8. Alithea Ripoll(1990-): Papillons noirs 2'26
   9. Paula Defresne(1971-): L'escalier 3'10
   10. Jonathan Aussems(1981-): Belgian Rhapsody 8'40
  【DISC 2】
   1. Nicolas d'Alessandro(1981-): La voix des anges 11'15
   2. Guillaume Auvray(1990-): Synergy II 8'39
   3. Maxime Georis(1991-): Ephemerides administratives maussades 12'05
   4. Francois Couvreur(1992-): Al Fine II 6'54
   5. Andre Ristic(1972-): Cristal Impur 15'05
   6. Gilles Doneux(1985-): Max 6'50
  【DISC 3】
   1. Pierre Slinckx(1988-): Anyway the wind blows 7'44
   2. Gregory d'Hoop(1986-): Still in exile 6'59
   3. Gaelle Hyernaux(1979-): Moloch whose mind is pure machinery... 8'36
   4. Qoutayba Neaimi(1986-): Histoire d'un refugie 12'09
   5. Adrien Lambinet(1979-): Les Baobabs sauvages 13'36
   6. Alice Hebborn(1990-): Hors-corps 10'12
   7. Eliott Delafosse(1994-): L'horloge des anges ici-bas 7'25
  【DISC 4】
   1. Jarek Frankowski(1958-): Meditaction 4'35
   2. Stefan Hejdrowski(1993-): Rime 18'07
   3. Hughes Kolp(1974-): Interstellar cloud 5'27
   4. Laurent Houque(1985-): Envol aux contours moires 8'30
   5. Max Charue(1992-): From Nomads to nomads 9'48
   6. Bo Van der Werf(1969-): MLK 19'43
   7. Benjamin Sauzereau(1984-): A Poison tree 10'28
  【DISC 5】
   1. Eric Collard(1995-): Fragments 10'05
   2. Pierre Quiriny(1983-): Souvenir de toi 5'44
   3. Judith Adler de Oliveira(1989-): Les moires 7'07
   4. Gwenael Grisi(1989-): Ticking 10'21
   5. Harold Noben(1978-): Seven years after 9'57
   6. Patrick Leterme(1981-): Cerisiers en fleurs 11'21
   7. Sarah Wery(1987-): Perspectives d'avenir :
    1. Attendre dans l'eau 5'50
  【DISC 6】
   1. David Achenberg(1966-): Il carillon subacqeo 7'40
   2. Line Adam(1972-): Tempus Fugit 12'13
   3. Jean-Philippe Collard Neven(1975-):
    I breathe your air (tribute to Lyle Mays) 10'58
   4. Fabian Fiorini(1973-): Story telling's on Revisited 7'18
   5. Apolline Jesupret(1995-):Sous ses doigts, doucement 7'21
   6. Stephane Orlando(1979-):La plus secrete memoire des hommes 7'09
   7. Arnould Massart(1956-): Autruche ? On grille ! 11'38
   8. Pauline Claes(1982-): Deconvenue 3'07
ミュジーク・ヌーヴェル(アンサンブル)
ジャン=ポール・デシー(指揮)
 ...下記以外
パトリック・ダヴァン(指揮)
 ...DISC 1 track 3

 録音: 2012年3月-2022年7月

 【現代ベルギー音楽の活況を物語る、充実の6枚組BOX】
 1962年、作曲家ピエール・バルトロメによって設立され、作品によって多彩な編成をとるベルギーの現代音楽アンサンブル、ミュジーク・ヌーヴェル。
 その60周年を記念し、現代ベルギーの作曲家たち45人による2012年から2022年までの新作演奏を集めた6枚組のBOXが登場。
 2012年の50周年にも、今回とは別の25人による作品の6枚組をリリースしているため(CYP4650)、2つを合わせると70人もの現代ベルギー作曲家アンソロジーになるという大企画です。
 収録された作曲家のうち多くは1970年代以降生まれという、まさに現在進行形で生まれている音楽を体験できる面白さに加え、驚かされるのはそのクオリティの高さで、知られざる魅力的な作品に出合う喜びを存分に味わうことの出来るアルバムです。
 



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FUGA LIBERA



FUG811
¥2800→\2590
ソフィー・パチーニ(ピアノ)
 『パズル』~ショパン、スクリャービン 作品集
ソフィー・パチーニ(ピアノ)
 フレデリック・ショパン(1810-1849):
  1. バラード 第1番 ト短調 Op. 23/2. 即興曲 第1番 変イ長調 Op. 29/
  3. 練習曲 第11番 イ短調 Op. 25-11「木枯らし」/
  4. 練習曲 第12番 ハ短調 Op. 25-12/5. 練習曲 第7番 嬰ハ短調 Op. 25-7
 アレクサンドル・スクリャービン(1872-1915):
  6. 前奏曲 第4番 ホ短調 Op. 11-4/7. 前奏曲 第5番 ニ長調 Op. 11-5
 ショパン:
  8. 練習曲 第10番 ロ短調 Op. 25-10/9. ワルツ 第11番 変ト長調 Op. 70-1/
  10. ワルツ 第12番 ヘ短調 Op. 70-2
 スクリャービン:
  11. 前奏曲 第22番 ト短調 Op. 11-22
 ショパン:
  12. 夜想曲 第20番 嬰ハ短調 Op. posth.「遺作」/
  13. ワルツ 第18番 変ホ長調 KK. IVb-10/14. ワルツ 第19番 イ短調 KK. IVb-11/
  15. ワルツ 第17番 変ホ長調 KK IVa-14/16. 練習曲 第1番 ハ長調 Op. 10-1

 録音: 2021年6月14-17日 DLF室内楽ホール、ケルン

 【ソフィー・パチーニが個人的に親しんできた、ショパンとスクリャービンを集めて】
 ミュンヘン出身のドイツ系イタリア人、ソフィー・パチーニのアルバムがベルギーのFUGA LIBERAから登場。
 アルゲリッチに直談判して自身の演奏を聴いてもらい、称賛を受けたという経歴の持ち主で、その後アルゲリッチ・プロジェクトに招待されるなど活躍、2015年にはECHO賞の若手アーティスト、ピアノ部門を受賞しています。
 今回のアルバムは『パズル』と題し、彼女が個人的にずっと親しみ大切にしてきた、ショパンとスクリャービンの作品を集めたもの。
 繊細さと大胆さを併せ持つ振幅の大きな表現と、それを包み込む豊かで瑞々しい音楽性で、作品の新たな側面に気付される魅力的な一枚です。



ソフィー・パチーニ、10年前のデビュー・アルバム


 ONYX 4088
\2400→\2190
に、似てる・・・
 アルゲリッチが惚れ込んだ若き新星登場!
  ソフィー・パチーニがONYXからデビュー!

   シューマン:ピアノ協奏曲イ短調 Op.54
   モーツァルト:ピアノ協奏曲第9番変ホ長調K.271《ジュノム》
ソフィー・パチーニ(ピアノ)
ラドスラフ・スルク(指揮)
ラインラント=プファルツ州立フィル

 あのマルタ・アルゲリッチが「かつての自分を見ているようだ」と大絶賛するピアノ界の新星、ソフィー・パチーニのデビュー・レコーディング!
 イタリア人の文学教授の父とドイツ人医師の母を持つ1991年ミュンヘン出身のソフィー・パチーニ。
 2000年にハイドンの「ピアノ協奏曲ニ長調」でデビューを果たし、2002年(11歳!)からはザルツブルクのモーツァルテウムでカール=ハインツ・ケメリングに師事するなど、早くから天賦の才を発揮してきたパチーニに大きな転機が訪れる。
 2010年にパチーニが弾いたリストの「ピアノ・ソナタ ロ短調」を直接聴いていたアルゲリッチがこの若き才能に惚れ込み、自身が主宰するルガーノ音楽祭へ招待したのである!
 ルガーノ音楽祭で大成功を収めたパチーニのデビュー・レコーディングは、シューマンの「ピアノ協奏曲」とモーツァルトの「ジュノム」。
 アルゲリッチが激賞する新星ソフィー・パチーニのサクセス・ストーリーは始まったばかり。要注目の逸材の登場です!



 
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FUG798
¥2800→\2590
アンドレイ・コロベイニコフ(ピアノ)
 ドミトリー・リス&ウラル・フィル
プロコフィエフ: ピアノ協奏曲 第2番、交響曲 第2番

 セルゲイ・プロコフィエフ(1891-1953):
  1-4. ピアノ協奏曲 第2番 ト短調 Op. 16
  5-6. 交響曲 第2番 ニ短調 Op. 40
アンドレイ・コロベイニコフ(ピアノ)...1-4
ウラル・フィルハーモニー管弦楽団
ドミトリー・リス(指揮)

 録音: 2021年7月 スヴェルドロフスク・フィルハーモニック大ホール、エカテリンブルク、ロシア

 【LFJでおなじみのメンバーによるプロコフィエフ】
 ラ・フォル・ジュルネほかの来日で日本でも馴染みの深いアンドレイ・コロベイニコフ、ドミトリー・リス、ウラル・フィルという組み合わせによるプロコフィエフ。ロシア、イギリス、アメリカなど各国で高い評価を得ているコロベイニコフの技量を堪能することの出来るピアノ協奏曲第2番と、硬質なサウンドが作品の特性と魅力を十二分に表出している交響曲第2番を収録。




 スクリャービン・コンクールで優勝して、司法試験に合格してるという逸材アンドレイ・コロベイニコフ。
 12歳でモスクワのヨーロッパ法科大学に入学、17歳で卒業し、司法試験に合格。
 現在はロンドンの英国王立音楽大学大学院修士課程で研鑽を続けると同時に、モスクワ大学大学院法学研究課修士課程で民法の研究を続けているという。








RICERCAR



RIC446
¥2800
『夜が来るたび』 ~独唱とリュートによるルネサンス世俗声楽曲
 ~黄昏~
  1. フィリップ・ヴェルドロ(1480/85-1530/52): おお、甘美なる夜
  2. バルトロメオ・トロンボンチーノ(1470頃-1525以降):
   眠ってしまうのか、わたしはむしろ
 ~恋人の不在~
  3. 伝フランシスコ・ゲレロ(1528-1599): こうも夜が暗くては
  4. ジャン=ポール・パラダン(またはジョヴァンニ・パオロ・パラディーノ 1500-1566):
   ファンタジア第1番(リュート独奏)
  5. 作者不詳: そうした夜はあまりに長い~『ウプサラの歌集』より
  6. ディエゴ・ピサドール(1509/10-1577以降): こうも夜が暗くては
  7. 作者不詳: 夜、誰もが休んでいるというのに
   ~オッタヴィアーノ・ペトルッチ編『フロットラ集 第4巻』(1505)より
 ~夢~
  8. ジョヴァンニ・ピエールルイージ・ダ・パレストリーナ(1525/26-1594):
   どうか、決して私の心から
  9. オルランドゥス・ラッスス(1532-1594): 夜が来るたび
  10. クレマン・ジャヌカン(1485頃-1558): 夜が来るたび
  11. トマ・クレキヨン(1505頃-1557)/編曲者不詳:
   夜が来るたび ~ピエール・ファレーズの曲集より(リュート独奏)
  12. クレキヨン: 夜が来るたび
 ~月の輝き~
  13. パラダン: ファンタジア第2番(リュート独奏)
  14. クレキヨン: 月が、恋人たちの悩みの種なら
  15. フアン・バスケス(1500頃-1563): 月が上ったら
  16. パレストリーナ: ああ、わたしが月の恋人であれば
  17. 作者不詳: おお、輝かしい月よ ~『ウプサラの歌集』より
  18. パラダン: ファンタジア第4番(リュート独奏)
  19. ジョスカン・デプレ(1450頃-1521): 恋の悩みはあまりにも大きく
 ~夜明け~
  20. ラッスス: 夜は冷え込み、また暗くもあり
  21. 作者不詳: 夜には朝が続くもの~ペトルッチ編『フロットラ集 第8巻』(1507)より
  22. パラダン: ファンタジア第3番(リュート独奏)
  23. ピエール・ド・マンシクール(1510-1564) : 見よ、太陽と夜が
  24. 作者不詳: 夜明けにおいでなさい、恋人よ ~『ウプサラの歌集』より
 25. ジョン・レノン(1940-1980)&ポール・マッカートニー(1942-): ブラックバード
ドゥルセス・エクスヴィエ
 ロマン・ボクレール(バリトン)
 ボル・ズリヤン(リュート)

 使用楽器:
  7コースのリュート: ヴェネツィアのG.イエベル(ヒーバー)1580年頃製作のモデルに基づくロンドンのスティーヴン・ゴットリーブ1984年製作の再現楽器
  6コースのリュート: ボローニャのH.フレイ1530年頃製作のモデルに基づくアレアウ(ブラジル)のセサル・アリアス2018年製作の再現楽器

 【多声の綾を独唱とリュートの美音で綴る、16世紀流儀のリュート歌曲集】
 16世紀には、パレストリーナやラッススらによる教会音楽はもとより、ヴェルドロやジャヌカンらの世俗音楽も、多くの場合は3~5声が別々のメロディを歌いあわせるポリフォニー楽曲として作曲されました。
 しかし当時のさまざまな史料から、そうした歌もリュート1挺を従えた独唱で演奏される機会が少なからずあったことも判っています。
 既にジョスカン・デプレの世俗歌曲群をその手法で、多くの声部をリュートで受け持って見事なアルバム(RIC403/国内仕様盤NYCX-10071)を制作している、スロヴェニア出身の新世代名手ボル・ズリヤンとフランスの古楽歌手ロマン・ボクレールのタッグは今回、たった一人で過ごす夜に去来する恋の悩みを歌ったイタリア語マドリガーレやフランス語シャンソン、およびスペイン語歌曲を集め、黄昏から夜明けまでの時の流れを追ったプログラムを二人だけでじっくり解釈。
 幾人もの歌手が歌うよりも現代人の感覚に近いと言ってもよい孤独感を鮮やかな演奏に結晶させました。
 温もりあるボクレールの美声もさることながら、ジェズアルドのマドリガーレをリュート独奏で演奏した驚くべきアルバム(RIC434/NYCX-10311『レコード芸術』誌特選)で新たに注目を浴びたズリヤンの細部まで行き届いた解釈も見事なもの。
 一連の切ない詩句による歌の末、不意にアンコールのように盛り込まれたビートルズの「ブラックバード」もあまりに自然な美しさではっとさせられます。

 
 


<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>

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PALADINO



PMR0131
¥2700→\2490
マリア・クリーゲル生誕70年、
 デムスとのLPをCD化再発売!


 フランク:チェロ・ソナタ イ長調
  (ジュール・デルサール編、原曲:ヴァイオリン・ソナタ)(1886)
 イェルク・デムス:詩的なソナタ Op.8(1986)
マリア・クリーゲル(チェロ)
イェルク・デムス(ピアノ)

 ドイツの名チェリスト、マリア・クリーゲルの70歳の誕生日(2022年11月)を記念し、当時LPでリリースされたイェルク・デムスとの1987年ライヴ音源がCDで再発売!
 1981年に第2回ロストロポーヴィチ国際コンクールで優勝したクリーゲルの優れた音楽性は、その国際的な活躍と、1990年代に残した数多くの録音によって広く知られています。
 イェルク・デムスとの共演によるフランクの名作と、当時デムスが書いたばかりであった自作の《詩的なソナタ》を収録した、このキャリア初期(彼女の半生にあたるちょうど35年前)の貴重なライヴ録音は、クリーゲルの詩的な表現力と卓越した技術を証明するものであり、さらにデムスとの数十年にわたる芸術的パートナーシップの記録でもあるのです。

 ※録音:1987年7月28日、聖ニコラス教会(ベルギー、デュルビュイ)
 


<LP>

 

ALPHA(LP)


ALPHA943
(2LP)
¥4900
モーツァルトとマンボ 2 - キューバン・ダンス(ヴァイナル・ヴァージョン)
 【SIDE A】
  1-3. ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(1756-1791):
   ホルン協奏曲 第2番 変ホ長調 K. 417
 【SIDE B】
  1-6. 『キューバン・ダンス』 ソロ・ホルン、弦楽合奏とパーカッションのための
   1. ペペ・ガビロンド(1989-)/ジャセル・ムニョス(1996-):
    I. Tamarindo Scherz-son
   2. ジュニエト・ロンビーダ(1989-): II. Danzon de la Medianoche
   3. ウィルマ・アルバ・カル(1988-): III. Guaguanco Sencillo
   4. ホルヘ・アラゴン(1988-): IV. Un Bolero para Sarah
   5. ジュニエト・ロンビーダ/エルネスト・オリバ(1988-): V. Sarahcha
   6. エルネスト・オリバ: VI. !Ay Comay! Un Changui pa'Sari
 【SIDE C】
  1. リチャード・エグエス(1924-2006)/ホルヘ・アラゴン編曲:
   食料雑貨屋の男(エル・ボデゲーロ)
  2. マリア・テレサ・ベラ(1895-1965)/ホルヘ・アラゴン編曲: 20年の歳月
 【SIDE D】
  1-3. モーツァルト: ホルン協奏曲 第1番 ニ長調 K. 412
  4. エドガー・オリヴェロ(1985-):パ・パ・パ
    (モーツァルト: 《魔笛》パパゲーナとパパゲーノのデュエットによる)
サラ・ウィリス(ホルン)
カルロス・カルンガ(歌)...C-2
エンリケ・ラサガ(ギロ)...B-2
サラバンダ
 サラ・ウィリス(ホルン)
 ジュニエト・ロンビーダ(サクソフォン)
 ジャネル・ラスコン(ピアノ)
 レオ・A. ルナ(ベース)
 アレハンドロ・アギアル(カホン、マラカス)
 アデル・ゴンサレス(コンガ)
 エドゥアルド・ラモス(ティンバレス)
ハバナ・リセウム・オーケストラ
 アデル・ゴンサレス
  (パーカッション/スペシャル・ゲスト)
ホセ・アントニオ・メンデス・パドロン(指揮)

 【大ヒット・アルバム「モーツァルトとマンボ」第2弾のアナログ盤登場!】
 ベルリン・フィルの人気ホルン奏者サラ・ウィリスがキューバのミュージシャンたちと録音し、世界的な大ヒットとなった2020年のアルバム「モーツァルトとマンボ」(ALPHA578/NYCX-10151)。
 「モーツァルトはきっと素晴らしいキューバ人になったはず」という現地の友人の一言がきっかけとなり、彼女自身が大好きなキューバの音楽とモーツァルトを取り合わせるというなんとも不思議な企画が立ち上がりましたが、これが非常に面白い相乗効果を生みました。その後コロナ禍を乗り越えて2022年にリリースされ、こちらも大ヒットとなった第2弾のアナログ盤が登場します。
 モーツァルトのホルン協奏曲2曲と共に今回メインとなるのは、キューバの若い作曲家たちに委嘱した「ホルンと弦楽とパーカッションのためのキューバン・ダンス」6曲。
 ベルリン・フィルではあまり聴くことの出来ないサラ・ウィリスの伸びのあるソロと、陽気で熱気あふれるキューバ音楽の魅力をたっぷりと味わうことが出来ます。
 ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ・バンドのツアーにも参加したカルロス・カルンガの張りのある歌声、今回の録音中に83歳の誕生日を迎えたというギロ(グイロ)の名手エンリケ・ラサガの妙技、そしてハバナ・リセウム・オーケストラの素晴らしい演奏も大きな聴きどころです。
 













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