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≪第118号アリアCD新譜紹介コーナー≫
その7 2022/12/20~




12/23(金)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜

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APARTE



AP 299
¥2700→\2490
ゴットフリート・フォン・デア・ゴルツ
 指揮はベザイデンホウト
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲

 (1)ヴァイオリン協奏曲第3番ト長調K.216
 (2)ヴァイオリン協奏曲第4番ニ長調K.218
 (3)ヴァイオリン協奏曲第5番イ長調K.219「トルコ風」
ゴットフリート・フォン・デア・ゴルツ
 (ヴァイオリン)
クリスティアン・ベザイデンホウト
 (指揮、フォルテピアノ)
フライブルク・バロック・オーケストラ
KKC 6636
(国内仕様盤・日本語解説付)
¥3300

 ベザイデンホウトが指揮者初登場!ゴルツとのスリリングなモーツァルトのヴァイオリン協奏曲!

 録音:2021年8月20-24日 フライブルク・アンサンブルハウス/ディジパック仕様、24bit/96kHz、71'00"

 フライブルク・バロックオーケストラがゴルツの独奏でモーツァルトのヴァイオリン協奏曲に挑戦しました。
 なんと名フォルテピアノ奏者クリスティアン・ベザイデンホウトも通奏低音のみならず指揮にまで挑戦。
 そこではモーツァルト時代の慣習に従い即興を見せているのも興味津々で、贅沢の極みの通奏低音となっています。

 ゴルツは1720年カルト・アントニオ・テストーレ製作のバロック・ヴァイオリンを使用。驚くべきパワーと生気に富む演奏で、初めて聴くかのように新鮮な魅力に満ちています。
 
 

AP 309
¥2700
ギター・デュオのモーツァルト、ハイドン、シューベルト
 (1)ハイドン(カラマーゾフ&シュタイドル編):
  ピアノ・ソナタ第49番変ホ長調
 (2)モーツァルト(カラマーゾフ&シュタイドル編):
  幻想曲ハ短調K.475
 (3)シューベルト(カラマーゾフ&シュタイドル編):
  アルペジオーネ・ソナタD.821
エディン・カラマーゾフ
パヴェル・シュタイドル(ギター)

 まるでフォルテピアノのような滋味あふれるギター・デュオによるウィーン古典派

 録音:2022年3月3-5日 ジャルディーノ・スタジオ(クレマ。イタリア)/ディジパック仕様、24bit/96kHz、59'00"

 18世紀半ばのウィーンはヨーロッパ音楽文化の中心地でしたが、ギター文化も盛り上がり、オリジナル作品が乏しかったゆえ多くの有名作品編曲が現れました。
 当アルバムは演奏者エディン・カラマーゾフとパベル・シュタイドルが当時の象徴的な3作品の2本のギター用に新編曲。

 ギターはその後タレガやセゴビアの出現により新しく合理的な奏法が開発されたこともあり、ふたりはより効果的な編曲を施しました。
 ハイドンとモーツァルトはピアノ曲ですが、フォルテピアノのように微妙なニュアンスが絶美。
 シューベルト作品はもともとの楽器アルペジオ-ネがギターの遺伝子を継いでいるためより「目から鱗」の連続にびっくり。
 非常な難曲ながらカラマーゾフとシュタイドルは見事な演奏を披露しています。
 
 

AP 305
¥2700
シューマン作品集
 (1)幻想曲ハ長調Op.17
 (2)アラベスクOp.18
 (3)子供の情景Op.15
 (4)子供のためのアルバム第30番Op68 の30
ファブリツィオ・キオヴァッタ(ピアノ)

 ボルテージの高いシューマン

 録音:2022年3月5-7日 グスタフ・マーラー・ザール(ドッビアーコ。イタリア)/ディジパック仕様、24bit/96kHz、60'00"

 師のバドゥラ=スコダから「繊細にして熱い感情が伝わる演奏」と激賞されたスイスのピアニスト、ファブリツィオ・キオヴェッタ。
 彼がシューマンに挑戦。キオヴェッタはクラリネットのパトリック・メッシーナとシューマン夫妻のクラリネット曲のアルバム(AP 153)をリリースし、詩情あふれる演奏が注目されていましたが、今回はシューマン20代後半の名作3篇。
 いずれも幸せな情感に満ちたものばかりで、キオヴェッタの明るく前進的な演奏によく合っています。
 




INITIALE


INL 15
¥2500
マリオネット
 (1)ラースロー・ライタ:マリオネットOp.26
 (2)ジャン・クラ:五重奏曲
 (3)ジョリヴェ:
  リノスの歌(フルート、弦楽三重奏とハープ版)
ル・バトー・イーヴル
 【サミュエル・カナーレ(フルート)、
  ゼレナ・マンガナス(ヴァイオリン)、
  ヴァレンチン・シャペロ(ヴィオラ)、
  ケヴィン・ブルダー(チェロ)、
  ジャン=バティスト・アイユ(チェロ)】

 フルート、ハープと弦楽器が織りなす典雅な音世界

 録音:2020年11月10-13日 パリ音楽院/ディジパック仕様、56'45"

 2015年結成のル・バトー・イーヴルはフルート、ハープ、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロという変わった編成の五重奏団。
 この編成で書かれたジャン・クラの作品を演奏するために集まり、その後常設化しました。

 全員がストラスブール音楽院で学び、2017年大阪国際室内楽コンクール入賞を果たすなどその実力は高く評価されています。
 グループ名はランボーの同名の詩(酔っぱらった船)からとっています。典雅な響きに癒されます。
 
 


INL 13
¥2500
低弦だけの編成
 スフマート

 (1)コレッリ(編曲者不詳):ヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタOp.5
 (2)ヴィヴァルディ:チェロ・ソナタRV47~前奏曲
 (3)ジャコギルボベ・チェルヴェット:トリオ・ソナタOp.1の3
 (4)マラン・マレ:組曲ト短調~前奏曲
 (5)ベネデット・マルチェッロ:2つの低音のためのソナタOp.6の2
 (6)ジャン=バティスト・バリエール:チェンバロ・ソナタ第4番~アダージョ
 (7)同:チェロ・ソナタ第6番
 (8)ヴィヴァルディ:チェロ・ソナタRV47~ラルゴ
 (9)ジャン=バティスト・バリエール:チェロ曲集第3巻~ソナタ第2番
セ・テトランジュ・エクラ
 【ゴーチエ・ブルタン(チェロ)、
  アニエス・ボワソンノ=ギルボ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、
  クロエ・リュカ(ヴィオローネ)、
  ノラ・ダルガザンリ(チャンバロ)】

 バロック時代の低弦!

 録音:2020年10月26-29日 ボン・スクール・ルター派教会(パリ)/ディジパック仕様、67'13"

 セ・テトランジュ・エクラは低弦だけの編成による若き古楽器団体。
 パリ音楽院の学生で結成され、17-8世紀の低弦レパートリーに興味と情熱を燃やしています。
 グループ名はアラゴンの詩からとられ、「長く残る香り」を意味します。18世紀の聴衆を驚かせたオーディオ効果をお楽しみください。
 




PENTATONE



PTC 5187019
¥2600
クラリオン合唱団が2023年
 ラフマニノフ生誕150年に贈る新録音「晩祷」

  ラフマニノフ:晩祷Op.37
スティーブン・フォックス(指揮)
クラリオン合唱団

 圧倒的な声のエネルギーがフルオーケストラばりに迫る!

 録音:2020年1月 至聖三者大聖堂(ニューヨーク)/DDD、ディジパック仕様、74'36、輸入盤・日本語帯付

 ニューヨークに本拠を置くクラリオン合唱団が2023年ラフマニノフ生誕150年に贈る新録音。
 ロシアのレパートリーに定評のある彼らにとり、ラフマニノフはロシア人ながら後半生をアメリカで送っていたゆえ特別の愛着をもっているそうです。

 ラフマニノフの「晩祷」はキリストの復活を象徴する夜明けに向かい徹夜で吟じられる賛歌。
 リーダーのスティーブン・フォックスは現在ウクライナで起こっている紛争と人々の苦しみを、曲およびラフマニノフが革命時に味わった故郷から離れるという経験と重ね合わせています。

 ラフマニノフが作った15の部分に加え、4、5、8、12、14曲の前にはラフマニノフが基にしたオリジナルのキエフ聖歌やズナメニー聖歌を歌っているのも注目。

 これまで複数のグラミー賞にノミネートされたクラリオン合唱団、実用的教会音楽として作られたラフマニノフの「晩祷」がコンサート用作品としても魅力的なことを証明してくれます。
 ペンタトーンならではの高音質録音が人の声の凄さを再認識させてくれます。
 




ALPHA CLASSICS



ALPHA913
¥2800

アンソニー・ロマニウク
 古楽器から現代楽器、そして電子楽器まで操って

Perpetuum ~ 無窮動

 1. ジョン・アダムズ(1947-): 中国の門 a
 2. エリック・サティ(1866-1925):歪んだ踊り 1 ~『冷たい小品』より c
 3. ヨハン・ゼバスティアン・バッハ(1685-1750)/ロマニウク編曲:
  前奏曲 ホ長調 BWV 1006a ~『リュート組曲』 より d
 4. ペンギン・カフェ・オーケストラ、サイモン・ジェフス(1949-1994)/
  ロマニウク編曲:パーペテュム・モービル a
 5. ジェルジ・リゲティ(1923-2006):
  ピアノのための練習曲 第4番 ファンファーレ a
 6. フランツ・シューベルト(1797-1828):即興曲 第3番 変ト長調 D 899-3 c
 7. Shadings 陰影 (即興) a
 8. ヘンリー・パーセル(1659-1695): 新しいグラウンド ZT 682 b
 9. サティ: 歪んだ踊り 2 ~『冷たい小品』 より d
 10. Parabola 放物線 (即興) e
 11. イーゴリ・ストラヴィンスキー(1882-1971):ピアノ・ソナタ 第1楽章 a
 12. J.S.バッハ: トッカータ ホ短調 BWV 914 b
 13. フィリップ・グラス(1937-): エチュード 第2番 a
 14. ロベルト・シューマン(1810-1856):
  IV. 間奏曲 ~『ウィーンの謝肉祭の道化』Op. 26 より c
 15. モーリス・ラヴェル(1875-1937):
  前奏曲(Vif) ~『クープランの墓』 M.68 より a
 16. 作曲者不詳: ラ・ミ・レの調べで e
 17. ドミートリー・ショスタコーヴィチ(1906-1975):
  前奏曲 イ短調 Op. 87-2 a
 18. 「ラ・ミ・レの調べで」による即興 d
 19. ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(1770-1827):
  ピアノ・ソナタ 第17番 Op. 31-2「テンペスト」 フィナーレ c
 20. サティ: 歪んだ踊り 3~『冷たい小品』 より a
 21. ヨハン・ヒエロニムス・カプスベルガー(1580-1651)/
  ロマニウク編曲:トッカータ・アルペッジアータ f/a
アンソニー・ロマニウク
 ピアノ〈ファツィオリ F228〉...a
 チェンバロ
  〈17世紀後半リヨン製(製作者不詳)、
   リヨンのジョゼフ・コレスが
    1748年に拡張改造〉...b
 フォルテピアノ
  〈コンラート・グラーフ1835年製〉...c
 YAMAHA CP80(電子ピアノ)...d
 ミュゼラー・ヴァージナル
  〈ルッカース1623年製モデルによる
   アンドレアス&
    ヤコブ・キルストレム製作の再現楽器〉...e
 シンセサイザー〈Prophet Rev2〉...f
NYCX-10374
(国内仕様盤・日本語解説付)
¥3300

 録音: 2022年7月 スタジオ1、フラジェ、ブリュッセル
 ※国内仕様盤 序文...小室敬幸   ロマニウクによる解説日本語訳...後藤菜穂子

 【アンソニー・ロマニウクのソロ第2弾、鍵盤作品縦横無尽!】
 バロックからロマン派、現代に至るまで幅広い時代の作品を、広く深い知見とテクニックに裏打ちされた類まれな適応力で演奏し、世界各地のアーティストから篤い信頼を得ているアンソニー・ロマニウク。
 来日公演でもその個性で聴衆を魅了した彼のセカンド・ソロ・アルバムは、前作『BELLS 鐘』(NYCX-10300/ALPHA631)の方向性をさらに推し進めたものといえ、古楽器から現代楽器、そして電子楽器までを操り、バロックから現代音楽、ポップスに至るまでを、まさに縦横無尽に行き交う内容となっています。
 一見ばらばらな選曲ですがその流れが極めて自然なことにまず驚かされ、聴き進むほどに、それぞれの作品を引き立てる楽器選択の素晴らしさにも気付かされることでしょう。
 これからの鍵盤楽器のありようを提案しつつ、際立って優れた構成力で全体を美しくまとめ上げた、新しい魅力に溢れるアルバムです。

 
 




GRAND PIANO

GP929
¥2400
中国のピアノ小品集 エドワード・ハン・ジアン(ピアノ...Steinway Model D)
 1. 王建中 ワン・ジャンツォン(1933-2016):Liuyang River(1972)
 2. 孫以強 スン・イチアン(1945-):Spring Dance 春舞(1978)
 姜翰 エドワード・ハン・ジアン(1991-):CHILDREN'S CORNER 儿童園地組曲 子供の領分(2020)*
  3. I. Panda Blues/4. II. Peking Opera on Black Keys/
  5. III. Etude on a Pentatonic Scale/6. IV. Flowing Stream Beneath a Little Bridge
 7. 伝承曲:Jasmine Flower 茉莉花(エドワード・ハン・ジアンによるピアノ編 2021)*
 8. 伝承曲:A Moonlit Night on The Spring River 春江花月夜(エドワード・ハン・ジアンによるピアノ編 2021)*
 9. 王酩 ワン・ミン(1934-1997):Velvet Flowers 絨花(エドワード・ハン・ジアンによるピアノ編 2018)*
 10. 王建中 ワン・ジャンツォン:
  4 Shanbei Folk Songs 4つの上海民謡 - 第3曲 Embroidering a Portrait in Gold
 11. 崔世光 ツイ・シーグアン(1948-):松花江上 松花江のほとりで(1967)
 譚盾 タン・ドゥン(1957-):八幅水彩画的回憶  水彩による8つの思い出(1979)
  12. No. 1. Missing Moon/13. No. 2. Staccato Beans/14. No. 3. Herdboy's Song/
  15. No. 4. Blue Nun/16. No. 5. Red Wilderness/17. No. 6. Ancient Burial/
  18. No. 7. Floating Clouds/19. No. 8. Sunrain
 20. 姜翰 ハン・ジアン:漁光曲主題即興演奏「漁光曲」の主題による即興曲(2022)*
 *...世界初録音

 録音:Vancouver, British Columbia(カナダ) 2022年9月2日...1-8、10-20Roy Barnett Recital Hall, UBC School of Music 2018年10月28日...9Chan Centre for the Performing Arts

 中国出身の作曲家たちが書いた1960年代から70年代の作品に、現代の作品を組み合わせた10作からなるコレクション。
 演奏しているのは、中央音楽院で学んだ後、コロンビア大学で研鑽を積み自らも作曲家として活動するエドワード・ハン・ジアンで、彼はピアノの黒鍵と白鍵を中国の水墨画の精神になぞらえ、崔世光の「松花江」と王建中の「Liuyang River」(別名:瀏陽河)による悠然と流れる大河の姿や、 孫以強が描く西方の春の舞などを演奏。
 また中国古来の民謡をジアン自身でアレンジし、技巧的な装飾がほどこされた「茉莉花」や1300年以上も前の唐の時代にさかのぼる「春江花月夜」などを、長年にわたるこの国の文化を代表する作品としてコレクションに加えています。
 他にはジアン作曲の子供のための「儿童園地組曲 」と五音音階が効果的に用いられたタン・ドゥンの「水彩による8つの思い出」を収録。
 アルバムの最後は、中国でよく知られる映画の主題歌『漁光曲』の旋律を用いたジアンの即興演奏で締めくくられます。
 
 


GP928
¥2400
アルメニアの作曲家ステパン・エルマス
 エルマス:ピアノ作品全集 第2集 マズルカ集
ミカエル・アイラペティアン(ピアノ...Steinway Model D)
 1. マズルカ第1番 嬰ヘ長調/2. マズルカ第2番 変ホ長調/3. マズルカ第3番 変ロ長調/
 4. マズルカ第4番 ホ長調/5. マズルカ第5番 嬰ハ短調/6. マズルカ第6番 ニ短調/
 7. マズルカ第7番 ホ短調/8. マズルカ第8番 ニ長調/9. マズルカ第9番 ニ短調/
 10. マズルカ第10番 嬰ハ短調/11. マズルカ第11番 変ロ短調/12. マズルカ第12番 変イ長調/
 13. マズルカ第13番 変ロ短調/14. マズルカ第14番 イ短調/15. マズルカ第15番 ト短調/
 16. マズルカ第16番 ハ短調/17. マズルカ第17番 変ニ長調/18. マズルカ第18番 ニ短調/
 19. マズルカ第19番 ロ短調/20. マズルカ第20番 ホ短調/21. マズルカ第21番 ヘ長調/
 22. マズルカ第22番 変ロ長調/23. マズルカ第23番 イ長調/24. マズルカ第24番 変ロ長調/
 25. マズルカ第25番 イ長調/26. マズルカ第26番 ヘ長調/27. マズルカ第27番 ロ長調
 
 ※全て世界初録音

 録音:2022年7月6日 Recording Studio, UCLA Herb Alpert School of Music,California(USA)

 アルメニアのピアニスト・作曲家ステパン・エルマス。幼い頃から楽才を発揮、13歳の頃にはフランツ・リストの作品でリサイタルを行うなど神童ぶりが評判になりました。
 やがてドイツのワイマールに行き、念願であったリストに出会い、連絡を取り合いながらウィーンで修業を積みます。
 1885年にウィーンでデビューし称賛を浴びた後は、作曲家としても活躍。
 彼の作品の多くは1922年におこった「スミルナの大火」によって消失してしまいましたが、このマズルカ集は幸運にも手稿譜が遺され、現在アルメニアの文芸博物館に保管されています。
 この手稿譜をアルメニア音楽の発掘と発展貢献、その普及に努めるミカエラ・アイラペティアンが編集、演奏しました。
 このマズルカ集はどれも初期ロマン派の作風による優雅な作品ですが、ショパンがマズルカで行ったように、エルマスも民俗音楽と舞曲の特徴を組み合わせており、とりわけ第9番や第10番ではリズム処理やハーモニーなどに斬新なアプローチも聴かれます。
 



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NAXOS



8.574152
¥1800→\1590
遂に完結
ボリス・ギルトブルグ(ピアノ)
 ペトレンコ(指揮)&ロイヤル・リヴァプール・フィル
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番、第4番

 ピアノ協奏曲第3番 ハ短調 Op. 37
 ピアノ協奏曲第4番 ト長調 Op. 58e
ボリス・ギルトブルグ(ピアノ)
ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団
ヴァシリー・ペトレンコ(指揮)
NYCX-10372
(国内仕様盤・日本語解説付)
¥2200

 録音:Liverpool Philharmonic at the Friary,Liverpool(UK) 2019年5月13日...1-3 2022年4月30日...4-6

 ボリス・ギルトブルグとヴァシリー・ペトレンコ指揮リヴァプール・フィルとのベートーヴェン:ピアノ協奏曲全集が遂に完結。
 ギルトブルグにとって個人的に思い入れの深い2曲を繊細かつ雄弁に奏でています。
 クラシック音楽の魅力を伝えるブログや解説動画を得意としているギルトブルグは、当盤にも魅力的で説得力のある解説を寄稿しています。
 第3番については、子供の時にベートーヴェンのピアノ協奏曲の中で最も強烈に魅了されていたこと、特に曲が始まってしばらく続くハ短調の暗い闘争的なドラマに心酔していたこと、演奏を重ねるうちに、優しく抒情的でユーモラスでさえある第2主題の長調部分とのコンビネーションこそ真の天才の業と気づいたこと。
 また第4番については、ベートーヴェンのピアノ協奏曲の中で技術的には最も難しいとしつつ、より難しいのは「すべての音を繊細微妙に呼吸するような詩情で満たすこと」と綴っています。
 幼少時から親しんだ第3番はダイナミックなドラマを感じさせる演奏。第4番はギルトブルグ自身が挙げた課題を見事にクリアした演奏で、録音がコロナ禍で再々の延期を余儀なくされた間にベートーヴェンのピアノ・ソナタ全曲を録音したことが、彼の解釈を一層成熟させたのかもしれません。
 ギルトブルグにとって一つの集大成であると同時に、新たな出発を予感させる仕上がりとなりました。

 ※ 日本仕様盤にはギルトブルグ自身による原盤解説の日本語訳解説が付属します。



ボリス・ギルトブルグ(ピアノ)
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲
第1集・第2集



8.574151
\1800→\1590
ボリス・ギルトブルグ(ピアノ)
ベートーヴェン(1770-1827):ピアノ協奏曲 第1番&第2番 ロンド WoO 6

 ピアノ協奏曲 第1番 ハ長調 Op.15(1795-1800)
  …カデンツァ:ベートーヴェン
  1.第1楽章:Allegro con brio
  2.第2楽章:Largo
  3.第3楽章:Rondo:Allegro
 ピアノ協奏曲 第2番 変ロ長調 Op.19(1790-1798)
  …カデンツァ:ベートーヴェン
  4.第1楽章:Allegro con brio
  5.第2楽章:Adagio
  6.第3楽章:Rondo:Allegro molto
 7.ロンド WoO 6(1793)…カデンツァ:ギルトブルグ
ボリス・ギルトブルグ(ピアノ)

ヴァシリー・ペトレンコ(指揮)
ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団
NYCX-10109
(国内仕様盤・日本語解説付)
\2200

 モーツァルトの時代に初期のピークを迎えたとされるピアノ協奏曲。このジャンルを更に推し進めたのがベートーヴェンでした。
 彼は14歳の時に初のピアノ協奏曲を作曲(作品番号なし、変ホ長調 WoO 4)、1790年には後に2番となる変ロ長調の第1稿を完成させます。しかしこの作品は出版までに、終楽章が差し替えられるなどの様々な構想が加えられ、その間に、現在第1番とされるハ長調の協奏曲が完成。最終的には番号が逆になり出版されることとなります。

 ギルトブルグは今回のベートーヴェンについても、確かな技巧と音楽性で作品に全力で対峙し見事な演奏を繰り広げます。
 後年にみられる壮大堅固な作風による第1番ではエネルギッシュに音楽を創り上げ、モーツァルトの影響を受けながらも、随所に先鋭的な工夫が見られる第2番では、絶妙な転調から生まれた、はっとするような美しい瞬間を捉えています。
 同時に彼は、作品の出版までの変遷を丹念に追い、ベートーヴェンが“新しいスタイル”の協奏曲を完成させるまでの経緯をブックレットにまとめています。
 尚、もともとは第2番の終楽章として用意されていた「ロンド WoO 6」もギルトブルグ自身がカデンツァを用意し、このアルバムに含め、、若いベートーヴェンの意欲的な試みを演奏、解説とともに理想的な形で聴き手に提示します。

 ギルトブルグの華麗な演奏をバックアップするのは気鋭の指揮者ヴァシリー・ペトレンコとロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団。
 すでにショスタコーヴィチなどの一連のロシア物で高い評価を受けている両者による演奏も注目です。

 輸入盤国内仕様:日本語解説付き
  録音 :2019年5月10-11日…1-6/2019年5月13日…7 The Friary, Liverpool, UK
 



 8.574153
\1800→\1590
ボリス・ギルトブルグ(ピアノ)
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(1770-1827):
 ピアノ協奏曲第5番「皇帝」/ピアノ協奏曲第0番 (オリジナル版)

  ピアノ協奏曲第5番「皇帝」 Op. 73(1808-09)
   1. I. Allegro/2. II. Adagio un poco moto/3. III. Rondo: Allegro
  ピアノ協奏曲 変ホ長調 第0番 WoO. 4
    (オリジナル版...ピアノ・ソロ)(1784頃)
    4. I. Allegro moderato/5. II. Larghetto/
    6. III. Rondo: Allegro, ma non troppo
ボリス・ギルトブルグ(ピアノ)
ロイヤル・リヴァプール・
 フィルハーモニー管弦楽団...1-3
ヴァシリー・ペトレンコ(指揮)...1-3
 NYCX-10283
(国内仕様盤・日本語解説付)
\2200

 録音2019年7月11日フィルハーモニック・ホール、リヴァプール(UK)...1-3 2020年11月13-14日ファツィオリ・コンサート・ホール、サチーレ(イタリア)...4-6

 昨秋発売されたベートーヴェンのピアノ・ソナタ全集が『レコード芸術』特選はじめ、高く評価されたギルトブルク。並行して進めているピアノ協奏曲全集の第2弾です。
 今作は人気曲第5番「皇帝」の登場です。今回もギルトブルグは作品について熟考を行い(その考察はブックレットに詳細に記されています)、独自の解釈に彩られた若々しくエネルギッシュな演奏を披露しました。
 併録は「皇帝」と同じ変ホ長調による「第0番」。ベートーヴェン13歳の作品です。オーケストラ・パートの大半が失われたため、復元を加えて演奏する試みもありますが、ギルトブルクは遺されたソロ・パートのみを演奏しています。
 ギルトブルグお気に入りのファツィオリ・ピアノの厚みのある響きも聴きどころです。

 第5番でギルトブルグの華麗な演奏をバックアップするのは、前作の第1番&第2番と同じく気鋭の指揮者ヴァシリー・ペトレンコとロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団。息のあった演奏が繰り広げられています。

 *国内仕様盤にはギルトブルク自筆の解説を邦訳して掲載します。


 
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8.574139
¥1800
ジョアン・ファレッタ&バッファロー・フィル
 スクリャービン:法悦の詩/交響曲第2番

 1. 交響曲第4番「法悦の詩」Op.54(1905-08)
 交響曲第2番 ハ短調 Op. 29(1901)
  2. I. Andante -3. II. Allegro
  4. III. Andante
  5. IV. Tempestoso -6. V. Maestoso
バッファロー・フィルハーモニー管弦楽団
ジョアン・ファレッタ(指揮)

 録音:Kleinhans Music Hall, Buffalo, New York(USA) 2019年2月27日...1 2022年3月7日...2-6

 大編成の作品を得意とするジョアン・ファレッタとバッファロー・フィルが持てる力を最大限発揮したスクリャービン・アルバム。
 1901年に完成された「交響曲第2番」は5つの楽章で構成され、フランクを思わせる循環形式を用いています。
 ワーグナーの《ジークフリート》からの引用や、メシアン作品に通じる部分もあるなど、意欲的かつ先進的なものでしたが、1902年に初演された際は、指揮をしたリャードフのみならず同時代の人々からも理解不能とされ、スクリャービン自身も高い評価を与えませんでした。
 しかし現代では、初期から中期への転機となる作品として注目されています。「交響曲第4番」は1908年の作品。
 スクリャービンが神秘主義に転じてから書かれた単一楽章からなるこの曲は「法悦の詩」と題されており、性的な官能と宗教的な歓びの感情を同一視して表現しようとしたもの。
 オルガン、ハープ、鐘などを含む大編成のオーケストラで奏でられる神秘的な響きが特徴で、圧倒的なクライマックスでの弦のうねりと金管の咆哮が法悦のヴィジョンを音で伝えます。
 
 

8.559924
¥1800
ホランド:ギター作品と編曲集 クリストファー・マレット(ギター)
 1. アルフレッド・ハンフリーズ・ピーズ(1838-1882):
  Delta Kappa Epsilon, Grand March 大行進曲「デルタ・カッパ・エプシロン」*
 2. 伝承曲:Tis the Last Rose of Summer 夏のなごりのバラ(庭の千草)
 3. 伝承曲:Spanish Fandango スペインのファンダンゴ
 4. 伝承曲:あなたの甘い思い出(J. ホランドによる「母に祝福あれ」のギター編)
 5. フェルディナント・バイエル(1806-1863):Soirees musicales 音楽の夜会 Op. 109: No. 7
  Last Waltzes of a Madman 狂人の最後のワルツ
 6. ヘンリー・ビショップ(1786-1855):Home Sweet Home 埴生の宿(ホーム・スイート・ホーム)*
 7. テクラ・バダジェフスカ(1834-1861):The Maiden's Prayer 乙女の祈り Op. 4*
 8. W.H.ルリソン(生没年不詳):Rochester Schottisch ロチェスター・ショティッシュ
 9. アルフォンス・ツィブルカ(1842-1894):Stephanie-Gavotte ステファニー=ガヴォット Op. 312*
 10. ジャスティン・ホランド(1819-1887):An Andante in C Majo アン・アンダンテ ハ長調
 11. ピーズ:Antoinette Polka Mazurka ポルカ・マズルカ「アントワネット」*
 12. アルフォンス・ルデュック(1804-1868):Pearls of Dew, Polka Mazurka ポルカ・マズルカ「露の真珠」*
 13. ホランド:Variations on L. Mason's Nearer, My God, to Thee in E Major
  L. メイソンの「主よ、御許に近づかん」による変奏曲 ホ長調*
 14. 伝承曲:Carnival of Venice, Fantaisie 幻想曲「ヴェニスの謝肉祭」
  1-9、11-12、14...ジャスティン・ホランドによるギター編
  *...世界初録音

 録音:2022年1月7-8日、15日 Music Center, University of California, Santa Cruz(USA)

 19世紀アメリカを代表するギタリストの一人と評価されたジャスティン・ホランドの妙技が蘇るCD。
 ホランドはバージニア州ノーフォーク生まれのアフリカ系アメリカ人で、幼くして音楽の才能を発揮。
 14歳で両親を亡くし てから移住したボストンで出会ったスペイン人ギタリスト、マリアーノ・ペレスからギターを学ぶために、働きながら研鑽を積みました。
 彼が書いたギター教本は、同種のものとしてアメリカで初めて出版されてベストセラーを記録。また公民権運動を強く支持しました。
 ホランドは教会音楽や流行曲の編曲や変奏が巧みで、「ヴェニスの謝肉祭」による幻想曲は彼の演奏・作曲技法のエッセンスが凝縮されています。
 カリフォルニアを拠点に活動するギタリスト、クリストファー・マレットの妙技をご堪能ください。
 
 
8.574346
¥1800
ブラームス:歌曲全集 第3集 49のドイツ民謡集 第6集/第7集 他
 49のドイツ民謡集 第6集 WoO 33(1893-94)
  1. 第36曲 ひとりのヴァイオリン弾きが住んでいる/
  2. 第37曲 おまえはだたひとつの光/
  3. 第38曲 夜には眠れない/4. 第39曲 美しい瞳の美しい輝き/
  5. 第40曲 私は愛らしくかわいいおとめを知っている/
  6. 第41曲 あの谷に菩提樹が立っている/7. 第42曲 静かな夜に
 49のドイツ民謡集 第7集 WoO 33(1893-94)
  8. 第43曲 3本のばらが立っていた/9. 第44曲 天に向かって私は嘆く/
  10. 第45曲 真っ白な小鳥がいた/11. 第46曲 昔ひとりの大工がいた/
  12. 第47曲 女房たちは出かけた/
  13. 第48曲 ナイチンゲールは挨拶する/14. 第49曲 ひっそりと月が昇る
 子供のための15の民謡 WoO 31(1857)
  15. 第1曲 野いばら/16. 第2曲 ナイチンゲール/17. 第3曲 雄鶏/
  18. 第4曲 眠りの精/19. 第5曲 男/20. 第6曲 野ばら/
  21. 第7曲 怠け者の極楽/22. 第8曲 膝の上に馬乗り/
  23. 第9曲 森の狩人/24. 第10曲 おとめとはしばみの木/
  25. 第11曲 子守歌/26. 第12曲 クリスマス/
  27. 第13曲 てんとう虫/28. 第14曲 守護天使に
アリーナ・ヴンダーリン(ソプラノ)
 ...1、3、6、8-14、16、18、24-26、28/
  (ナレーター)...8、11
エスター・ヴァレンティン=フィーグト
 (メゾ・ソプラノ)
  ...7-14、17、20-21、24、26-28/
   (ナレーター)...8、11
キーラン・カレル(テノール)
 ...3、5、8-14、16、22-23、26、28/
  (ナレーター)...8、11
コンスタンティン・インゲンパス(バリトン)
 ...1、2、4、8-15、19、26、28/
  (ナレーター)...8、11
ウルリヒ・アイゼンロール
 (フォルテピアノ...
  ヨハン・バブティスト・シュトライヒャー製)

 録音:Hans-Rosbaud-Studio, SWR, Baden-Baden(ドイツ) 2021年4月26-28日...2、4、7、15、17、19-21、27/2021年6月21-23日...1、3、5-6、16、18、22-23、25/2021年7月26-27日...8-14、24、26、28

 ブラームスの歌曲全集第3集は、前作に続きブラームスを魅了した民謡による創作を集めています。
 ブラームスはドイツ・リートの作曲にも熱意を注ぎ、生涯を通じて約300作にも及ぶ歌曲を作るとともに、ドイツ民謡を元にした歌曲も多く遺しました。
 ブラームスにとって民謡は学問的研究の対象ではなく、音楽創作上のインスピレーションの源でした。
 『49のドイツ民謡集』はドイツの言語学者アントン・ヴィルヘルム・ズッカルマリオとアンドレアス・クレッチュマーが編纂した「ドイツ民謡集」に収められた旋律を元に、ブラームスがピアノ伴奏を付けたもの。
 第1集から第5集は当シリーズの「歌曲全集第2集」(8.574345)に収録され、当CDには残る第6集と第7集が収められています。
 第6集までは独唱および二重唱の曲ですが、第7集は四重唱曲で、民謡の旋律を元にした声楽アンサンブルの可能性を示しています。
 第49曲「ひっそりと月が昇る」の旋律はピアノ・ソナタ第1番(1853)の第2楽章「主題と変奏」の主題で、彼が若い頃からこの旋律に魅了されていたことが窺えます。
 愛らしい第4曲「眠りの精」が有名な『子供のための15の民謡』は一層素朴な味わいを持つ曲集。ブラームスの巧妙なピアノ伴奏が旋律に彩りを添えています。
 ウルリヒ・アイゼンロールはシュトライヒャー製のフォルテピアノによる素晴らしい演奏で歌手たちをサポートするとともに、ブックレット(英語・ドイツ語)に詳細な解説を書いています。
 



<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>

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CHERRY RED



ACMEM367CDX
(4CD)
¥4800→\4390

Igor Stravinsky:
 Late Music Sensual Musical Radicalism
イーゴリ・ストラヴィンスキー
 晩年の音楽 - 官能的な音楽的急進主義

ストラヴィンスキー(指揮)
 他
 DISC.1
  ストラヴィンスキー:バレエ音楽「オルフエウス」より (イゴール・ストラヴィンスキー(指揮)RCA交響楽団)
  ストラヴィンスキー:7重奏曲 (イゴール・ストラヴィンスキー(指揮)コロンビア交響楽団)
  ストラヴィンスキー:バレエ音楽「アゴン」 (ハンス・ロスバウド(指揮)南西ドイツ室内管弦楽団)
  ストラヴィンスキー:ピアノと管弦楽のためのムーヴメンツ
   (チャールズ・ローゼン(p)ストラヴィンスキー(指揮)コロンビア交響楽団
  ストラヴィンスキー:Epitaphium
  ストラヴィンスキー:Double Canon
  ストラヴィンスキー:ジェズアルド・ディ・ヴェノーサ400年祭のための記念碑
   (ストラヴィンスキー(指揮)(コロンビア交響楽団)
  ストラヴィンスキー:バレエ音楽「アゴン」 (ストラヴィンスキー(指揮)ロサンゼロス祝祭交響楽団)

 DISC.2
  ストラヴィンスキー:ミサ曲 (コロンビア木管室内管弦楽団)
  ストラヴィンスキー:カンタータ (コリン・デイヴィス(指揮)イギリス室内管弦楽団
  ストラヴィンスキー:カンティクム・サクルム (ロバート・クラフト(指揮)Orchestra of the Domain Musical
  ストラヴィンスキー:説教、説話、祈り (ストラヴィンスキー(指揮)CBC交響楽団
  ストラヴィンスキー:Anthem (ストラヴィンスキー(指揮)トロント祝祭シンガーズ)

 DISC.3
  ストラヴィンスキー:シェイクスピアの3つの歌 
  ストラヴィンスキー:ディラン・トマス追悼 (ピーター・ピアーズ(テノール)ハンス・ロスバウド(指揮)アンサンブル
  ストラヴィンスキー:トレニ―預言者エレミアの哀歌 (ストラヴィンスキー(指揮)コロンビア交響楽団)
  ストラヴィンスキー:レクイエム・カンティクルズ (ハイティンク(指揮)コンセルトヘボウ管弦楽団)
  ストラヴィンスキー:洪水 (ロバート・クラフト(指)コロンビア交響楽団

 DISC.4
  ラヴェル:ダフニスとクロエ (ミュンシュ(指揮)ボストン交響楽団)
  エリック・サティ:サラバンド 2
  ドビュッシー:遊戯 (ロゼンタール(指揮)パリ・オペラ座国立劇場
  シェーンベルグ:5つの管弦楽曲』作品16 (コロンビア交響楽団)
  ウエーベルン:管弦楽のための5つの小品 Op. 10 (ロバート・クラフト(指揮)ロバート・クラフト交響楽団)
  ベルク:管弦楽のための3つの小品 (ハンス・ロスバウド(指揮)南西ドイツ放送交響楽団)
  ブーレーズ:ル・マルトー・サン・メートルより (ロバート・クラフト(指揮))
  シュトックハウゼン:For Five Woodwinds (ロバート・クラフト(指揮))
  ルイジ・ノ-ノ:The Suspended Son
  ベリオ:サークルよりハイライト
  ジョン・ケージ:ソナタとインテリュード
  ヴァレーズ:密度21.5

Cherry Red Records【チェリー・レッド・レコード】 は1978年に設立されたイギリスのインディーズ・レコードレーベル。
ジャズ、パンク、フォークからクラシックまであらゆるジャンルの音楽をリリースしている。

CD4は、ラヴェル、ドビュッシーからシュトックハウゼン、ジョン ケージまで、彼にインスピレーションを与えた音楽からのセレクション。



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EPITAGRAPH



EPITA 030/2
(3UHQCD)
¥5100→\4790
ブルーノ・ワルター(指揮)
 宗教曲集
  (ベートーヴェン:ミサ・ソレムニス/モーツァルト:レクイエム/ヴェルディ:レクイエム)【3UHQCD】
ブルーノ・ワルター(指揮)
  DISC 1 ベートーヴェン:ミサ・ソレムニス ニ長調 Op.123
    エレノア・スティーバー(ソプラノ)/ナン・メリマン (メゾ・ソプラノ)/ウィリアム・ヘイン (テノール)/
    ロレンツォ・アルヴァリ( バス)/ウェストミンスター合唱団/ニューヨーク・フィルハーモニー管弦楽団
    録音:1948年4月18日 カーネギー・ホール、ニューヨーク(ライヴ)

  DISC 2 モーツァルト:レクイエム ニ短調 K. 626( ジュスマイヤー版)
    イルムガルト・ゼーフリート (ソプラノ)/ジェニー・トゥーレル (メゾ・ソプラノ)/
    レオポルド・シモノー(テノール)/ウィリアム・ウォーフィールド ( バリトン)/
    ウェストミンスター合唱団/ニューヨーク・フィルハーモニー管弦楽団
    録音:1956年3月11日 カーネギー・ホール、ニューヨーク(ライヴ)

  DISC 3 ヴェルディ:レクイエム
    ジンカ・ミラノフ(ソプラノ)&ハイディ・クロール(ソプラノ)/ロザリンド・エリアス(アルト)/
    カルロ・ベルゴンツィ(テノール)/ジョルジョ・トッツィ(バス)/メトロポリタン歌劇場管弦楽団&合唱団
    録音:1959年3月29日 メトロポリタン歌劇場、ニューヨーク(ライヴ)

 ニューヨーク時代のワルター"伝説"の名演ライヴ― 「ミサソレ」「モツレク」「ヴェルレク」、望みうる最高音質で国内盤初登場!

 Produced by Epitagraph(原盤:エピタグラフ)/MONO、78:02、56:13、77:19、日本語帯・解説・歌詞対訳付(解説:山崎浩太郎)

 エピタグラフ・レーベルによるワルター没後60年企画のライヴ録音シリーズ。
 モーツァルト、ブラームス、マーラー、ブルックナーと続けてきて、今回は3大宗教曲集 (1)ベートーヴェンのミサ・ソレムニス (2)モーツァルトのレクイエム (3)ヴェルディのレクイエム。

 ベートーヴェン:ミサ・ソレムニス・・・宇野功芳氏がクレンペラー盤と並ぶこの名曲の代表的名演として海外盤を著作で紹介してきましたが、「欠点は録音の、あまりの悪さ」でした。それが今回、目覚ましく音の状態が良いのが登場!
 「これはワルターの最高傑作の一つであるばかりでなく、同曲CD中、クレンペラーのそれと並んで演奏面では一、二を争うものである。・・・クレンペラーの、遅いテンポを一貫させた堂々たる造型に対し、ワルターのはテンポを緩急自在に動かした極めて動的な表現で、好みからいえば、ぼくは断然ワルターを採りたい。」(『名指揮者ワルターの名盤駄盤』宇野功芳著、講談社+α文庫1995年刊)

 また、「放送録音ディスクが良い音で残っている。残念なことに、最近出ているグロテスクに歪んだ音源によるコンパクト・ディスクは、1948年4月半ばにカーネギーホールで聴かれた崇高な演奏をひどく不当に扱っている。」(『ブルーノ・ワルター 音楽に楽園を見た人』エリック・ライディング&レベッカ・ペチュフスキー共著、高橋宜也訳、音楽之友社2015年刊)として、本書籍では「数ヶ所の乱れを別とすれば、これはワルターの名演の一つである。キリエで醸し出される優しさ、唖然とするようなグローリアでの歓喜の激しい爆発、クレドの力強い信念の表出、サンクトゥスの揺りかごを揺らすような祝福、そして人生の重荷を厳かに思い、平安を乞い願うアニュス・デイ。スティーバーとメリマンは特に見事で、甘美な声色というのではなくて自分のパートを息づかせるドラマがすばらしく、神々しい熱狂にすっかり我を忘れているようであるが、オーケストラと合唱も、神にささげる恍惚とした喜びの音を奏でるのにひと役買っている。
 ワルターの、自分の巨大なヴィジョンを大編成の演奏家に伝達する能力と、テンポを変化させて歌手とオーケストラから多彩な抑揚を引き出す技は、時には息をのむほどである。」と称賛されております。

 モーツァルト:レクイエム・・・1956年3月10・12日、モーツァルト生誕200年記念にワルターは米コロンビア・レコードにセッション録音し、この名曲の代表盤を完成していますが、11日にカーネギー・ホールでのモーツァルト・フェスティバルで披露していました。
 ワルターは4人の独唱者(ゼーフリート、トゥーレル、シモノー、ウォ―フィールド)とのピアノ・レッスンの際、本番中は暗譜して歌うように要請。はたして本番では、四重唱として室内楽的なまとまりのある美しい音楽となったと、ウォ―フィールドは後年の雑誌インタビューで語っています。
 音も良好。最後の拍手歓声がすごく、当時のワルターのモーツァルトへの人気ぶりがうかがえるドキュメントとなっております。

 ヴェルディ:レクイエム・・・「ミサ・ソレムニス」と同様、ワルター唯一の録音。何度も演奏してきましたが、レコーディングの機会に恵まれず、1959年3月27日と29日、つまり聖金曜日と復活祭の日にメトロポリタン・オペラでのお別れコンサートでこの曲を演奏、2日目の記録が本ディスクになりました。
 当時激しい合唱を含むこの曲を指揮するには老年のワルターには無理ではないかとの声も出ていた中、「首尾一貫した力強い演奏ができなくなっているとうかがわせるものはない。彼の熱のこもった気合の声や独唱者たちへのしばしばこちらまで聞こえる指示の言葉は、演奏行為に完全に没入している人間の様を表している。― ニューヨーク・タイムズ紙'59.3.29」(前掲『ブルーノ・ワルター 音楽に楽園を見た人』)
 なお、ソプラノ・パートのミラノフは「怒りの日」を歌い終わってから体調不良で降板、代役で控えていたクロールに替っています。

 以上3曲とも、曲の最初から終わりまで途切れはなく、終了後の拍手も入っています。
 それぞれ1枚のディスクに収録。
 いずれも放送原盤ディスクからの復刻にともなうスクラッチ・ノイズが多少ありますが、従来の海外盤をも凌駕する明瞭な音質で登場!
 国内盤初発売になります。さらに"高音質CDの決定版"であるUHQCD仕様で発売!歌詞対訳付き。
 



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PROFIL



PH 22080
(6CD)
¥4500→\4090
ヨハンナ・マルツィ 協奏曲とソナタ集 ヨハンナ・マルツィ(ヴァイオリン)
 Disc1
  (1)ドヴォルザーク:ヴァイオリン協奏曲イ短調Op.53
  (2)ブラームス:ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.77
    フェレンツ・フリッチャイ(指揮)RIAS交響楽団(1)、
    パウル・クレツキ(指揮)フィルハーモニア管弦楽団(2)
 Disc2
  (1)モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第4番ニ長調K.218
  (2)同:ヴァイオリン・ソナタ第24番ヘ長調K.376
  (3)シューベルト:幻想曲ハ長調Op.159, D934
    オイゲン・ヨッフム(指揮)バイエルン放送室内管弦楽団(1)、
    ジャン・アントニエッティ( ピアノ) (2)(3)
 Disc3
  (1)メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ホ短調Op.64
  (2)ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第8番ト長調Op.30の3
  (3)シューベルト:ヴァイオリン・ソナタ( 二重奏曲)イ長調D574
    パウル・クレツキ(指揮)フィルハーモニア管弦楽団(1)、
    ジャン・アントニエッティ( ピアノ) (2)(3)
 Disc4
  シューベルト:
   (1)ソナチネ第1番ニ長調D384/(2)ソナチネ第2番イ短調D385/
   (3)ソナチネ第3番ト短調D408/(4)華麗なるロンド ロ短調
     ジャン・アントニエッティ( ピアノ)
 Disc5
  J.S.バッハ:
   (1)無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番ト短調BWV1001
   (2)無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第1番ロ短調BWV1002
   (3)無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番イ短調BWV1003
 Disc6
  (1)無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番ニ短調BWV1004
  (2)無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第3番ハ長調BWV1005
  (3)無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第3番ホ長調BWV1006

 マルツィの至芸を存分に堪能できるお買い得Box

 録音:Disc1: 1953年6月10-12日イエス・キリスト教会(ベルリン)(1)、1954年2月15-17日キングズウェイ・ホール(ロンドン)(2)
  Disc2: 1952年11月ミュンヘン(1)、1952年7月9-10日ハノーファー、ベートーヴェン・ザール(2)、1955年11月9-12日ベルリン(3)
  Disc3: 1955年12月20-21日キングズウェイ・ホール(ロンドン)(1)、1952年7月7-8日ハノーファー、ベートーヴェン・ザール(2)、1955年9月26日、11月13日ベルリン(3)
  Disc4: 1955年11月9-12日ベルリン
  Disc5: 1955年3月26-27日(1)、4月27-30日(2)、3月27-31、4月1-2日(3)アビーロード・スタジオ(ロンドン)
  Disc6: 1954年7月24-26日(1)、5月1、6月1-3日(2)、1955年5月15-18日(3)アビーロード・スタジオ(ロンドン)
 MONO、73' 22"、68' 20"、68' 34"、71' 22"、66' 14"、73' 34"

 ヨハンナ・マルツィ(1924-1979) はハンガリー出身の名女流ですが、東西冷戦やセクハラのあおりを受け録音に恵まれていません。
 しかしフリッチャイとのドヴォルザークの協奏曲などは今日でも同曲を代表する名演と評されています。

 そのマルツィの名演を集め6 枚のセットにした好企画。
 前述ドヴォルザークや彼女のトレードマークとなっているバッハの「無伴奏ヴァイオリンのソナタとパルティータ」ももちろん収録。
 マルツィの至芸をお手頃価格で堪能できる稀有なBoxと申せましょう。
 



<国内盤> 


キング・インターナショナル

KKC 4312/14
(3SACD シングルレイヤー)
¥6600

ベートーヴェン: 弦楽四重奏曲全集 /ズスケ四重奏団


 ディスク1
  ・弦楽四重奏曲 第1番 ヘ長調 作品18-1
    録音:1978年1月31日~2月3日、ドレスデン・ルカ教会
  ・弦楽四重奏曲 第2番 ト長調 作品18-2
    録音:1976年11月2~6日、ドレスデン・ルカ教会
  ・弦楽四重奏曲 第3曲 ニ長調 作品18-3
    録音:1976年10月4,5 日、ドレスデン・ルカ教会
  ・弦楽四重奏曲 第4番 ハ短調 作品18-4
    録音:1976年10月、ドレスデン・ルカ教会
  ・弦楽四重奏曲 第5番 イ長調 作品18-5
    録音:1976年12月、ドレスデン・ルカ教会
  ・弦楽四重奏曲 第6番 変ロ長調 作品18-6
    録音:1977年3月、ドレスデン・ルカ教会

 ディスク2
  ・弦楽四重奏曲 第7番 ヘ長調 作品59-1「ラズモフスキー第1番」
    録音:1967年7月、ドレスデン・ルカ教会
  ・弦楽四重奏曲 第8番 ホ短調 作品作品59-2「ラズモフスキー第2番」
    録音:1968年7月、ドレスデン・ルカ教会
  ・弦楽四重奏曲 第9番 ハ長調 作品作品59-3「ラズモフスキー第3番」
    録音:1967年7 月、ドレスデン・ルカ教会
  ・弦楽四重奏曲 第10番 変ホ長調 作品作品74「ハープ」
    録音:1975年5月、ドレスデン・ルカ教会
  ・弦楽四重奏曲 第11番 ヘ短調 作品95「セリオーソ」
    録音:1975年7月、ドレスデン・ルカ教会
  ・弦楽四重奏曲 第12番 変ホ長調 作品127
    録音:1978年1月31日~2月3日、ドレスデン・ルカ教会

 ディスク3
  ・弦楽四重奏曲 第13番 変ロ長調 作品130
    録音:1979年5月28日~6月1日、ドレスデン・ルカ教会
  ・弦楽四重奏曲 第14番 嬰ハ短調 作品131
    録音:1980年1月14日~18日、ドレスデン・ルカ教会
  ・弦楽四重奏曲 第15番 イ短調 作品132
    録音:1977年4月5月、ドレスデン・ルカ教会
  ・大フーガ 変ロ長調 作品133
    録音:1979年7月、ドレスデン・ルカ教会
  ・弦楽四重奏曲 第16番 ヘ長調 作品135
    録音:1978年1月~2月、ドレスデン・ルカ教会
ズスケ四重奏団
 カール・ズスケ(第1ヴァイオリン)
 クラウス・ペータース(第2ヴァイオリン)
 カール・ハインツ・ドムス(ヴィオラ)
 マティアス・プフェンダー(チェロ)

 ※通常のCDプレーヤーでは再生できません。

 「ドイツ・シャルプラッテンETERNAの芸術」エテルナのオリジナル・サウンドに最も忠実な音!
 第2弾はドイツ正統派の名演奏として定評のあるズスケ四重奏団のベートーヴェン弦楽四重奏曲全集。SACD3枚組で税込6,600円。 国内プレス、日本語帯・解説付

 全盛期のエテルナのオリジナル・アナログ・レコードの音を限りなく再現すべく、マスターテープから新規デジタル・マスタリングした、キングインターナショナルの新シリーズ「ドイツ・シャルプラッテンETERNA の芸術」第2弾は、ズスケ四重奏団によるベートーヴェンの弦楽四重奏曲全集。
 引き続き企画監修には、ヴィンテージレコードショップ「エテルナトレーディング」の店主で、日本にETERNA のレコードを流布させた"仕掛け人"でもある高荷洋一氏を招き、最大限アナログ・レコードに忠実な音質を目指すべく、徳間より受け継ぎ、キングレコードに保管されているマスターテープからSACD 用に通常の3 倍の時間をかけマスタリングを行いました。

 1967年7月にスタートしたズスケ四重奏団によるベートーヴェンの弦楽四重奏曲全曲録音は徳間の要請により実現しました。
 完結したのは1980年1月。当時、徳間ジャパンのプロデューサーであった清勝也氏から全曲録音の打診があった際に、カール・ズスケは「10年待ってくれますか」と謙虚に答えたといいますが、まさに言葉通り満を持して完成されました。
 ドイツ正統派の奥深いベートーヴェン演奏を堪能するとともに、最良の指標であるオリジナルLP盤の音を念頭にカッティング技師の作業を追体験するようなSACD マスタリングを施し、ETERNA のオリジナルLPのクオリティを楽しむことができるセットです。
 またSACD シングルレイヤーの長時間収録の利点を生かし、CDだと7 枚組にもなる8 時間超の全集を3枚のSACD にまとめました。
 解説書には、ズスケ四重奏団の複雑な呼称の変遷など詳細に記されており、今まであまり語られることのなかったエテルナレーベルの歴史および販売史、さらに録音会場解説などエテルナレーベルの詳細情報を集約したエテルナ読本ともいえる解説書は必読です。
 




シルフィード・レコーズ



D00EM 08292
¥2500
「新世界より」
 ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」(山下和仁編)
 J.S.バッハ:平均律クラヴィーア曲集第1巻より
  第4番BWV.849~
   前奏曲と5声のフーガ嬰ハ短調(ホルヘ・カバジェロ編)
 J.S.バッハ:半音階的幻想曲とフーガ ニ短調BWV.903
ホセ・カバジェロ(ギター)

 ギター独奏版「新世界より」、世紀のヴィルトゥオーゾ、ホルヘ・カバジェロによる最新録音盤登場!!、「ただただ一聴するべし、ここに最高のものがある」・・・樋浦靖晃

 録音:2022年8月9-10カルラホール、58:27

 私がホルヘ・カバジェロの演奏を体験したのは忘れもしない2007年にロサンゼルスで開催されたGFA(Guitar Foundation of America)でのゲスト演奏でだった。
 私はプログラムなどをチェックしないので、何の予備知識も無く席に着いたのだが、演奏が始まると徐々に心臓の鼓動が高まり「いま自分は何かとんでもない事に遭遇しているのではないか!?」との驚きと共にステージ上の演奏に集中していった。
 コンサートはバッハのオルガン曲BWV539の「プレリュードとフーガ」から始まったが、次に同じくバッハの「半音階的幻想曲とフーガ」の演奏に入るとこちらの驚嘆はマックスとなり、演奏を聴く集中力も極限までに高まった。
 そして続く山下和仁編の「新世界より」の演奏が終えられると、人生で舞台にここまで持続的に高く集中したことは無かったのではないかとの思いと共に(それはカバジェロの途切れない強靭な集中力にこちらが共振させられたのだが)熱狂に包まれた。
 それからホルヘ・カバジェロを日本の聴衆に紹介しなくてはならないとの使命感に突き動かされ、2019年のEEIGF(イーストエンド国際ギター・フェスティバル)でそれは叶えられたが、今回2022年の来日と共にこのCDの録音が実現出来たことで15年来の使命を果たせた喜びに私はいま浸っている。内容については「ただただ一聴するべし」としか言えない。ここに最高のものがある。
  樋浦靖晃(ギターリスト)※ライナーノートより
 

<映像>

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ARTHAUS MUSIK(映像)



10 9459BD
(Blu-ray)
¥5400→\4990
R.シュトラウス円熟の境地《カプリッチョ》、
 2021年ドレスデン国立歌劇場での無観客上演
  ティーレマン指揮ヘルツォーク演出

 リヒャルト・シュトラウス:歌劇《カプリッチョ》

カミッラ・ニールント(ソプラノ/伯爵夫人マドレーヌ)
クリストフ・ポール(バリトン/ 伯爵)
ダニエル・ベーレ(テノール/作曲家フラマン)
ニコライ・ボルチェフ(バリトン/詩人オリヴィエ)
ゲオルク・ツェッペンフェルト(バス/舞台演出家ラ・ロッシュ)
クリスタ・マイア(アルト/ 女優クレロン)
クリスティアン・ティーレマン(指揮)
ドレスデン国立歌劇場管弦楽団

KKC 9788
(Blu-ray)
(国内仕様盤・日本語解説付)
¥5940
★発売中止

 シュトラウス円熟の境地《カプリッチョ》、2021年ドレスデン国立歌劇場での無観客上演。ティーレマン指揮ヘルツォーク演出、伯爵夫人にカミッラ・ニールント

 演出:イェンス=ダニエル・ヘルツォーク/舞台:マティス・ナイトハルト/衣装:シビル・ゲデケ/照明:ファビオ・アントーチ/
 振付:ラムセス・ジグル、ミヒャエル・シュミーダー/ドラマティック・アドヴァイザー:ヨハン・カジミール・オイレ/映像監督:ティツィアーノ・マンチーニ
 収録:2021年5月、ドレスデン国立歌劇場(ライヴ)/画面:16:9,1080i HD、音声:PCM ステレオ、DTS HD MA5.1、リージョン:All、原語:ドイツ語、字幕:独英仏伊西韓日、145分

 ドレスデン国立歌劇場で2021年5月に無観客上演された、ティーレマン指揮R. シュトラウスのオペラ《カプリッチョ》のブルーレイ・ディスクが発売されます。
 演出は、ニュルンベルク歌劇場監督も務めるドイツ気鋭の演出家イェンス=ダニエル・ヘルツォーク。そして伯爵夫人に圧倒的な存在感と歌唱力のカミッラ・ニールント。
 伯爵には2005 ~ 2018年までドレスデンを中心に活躍し、その後欧州の各劇場でも引っ張りだこのバリトン歌手クリストフ・ポール。そして劇場支配人ラ・ロッシュは、抜群の歌唱と演技力を持つゲオルク・ツェッペンフェルト。
 さらに作曲家フラマンにはドイツの若手実力派のテノール歌手ダニエル・ベーレと、人気・実力ともに充実した歌手陣を揃えた注目の舞台です。

 R.シュトラウスが完成させた最後のオペラ《カプリッチョ》は、R.シュトラウス自身のテーマでもあった「音楽が先か、言葉が先か」を題材とし、オペラによるオペラ論という形のウィットに富んだ作品です。
 晩年のR. シュトラウスの作曲技術、音楽観の到達点ともいえる澄み切った音楽を、R.シュトラウス解釈の権威ティーレマンが指揮し、その巧みな描写力で複雑極まりなく、かつ最上に美しい音楽を紡ぎだしています。

 
 

















12/22(木)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜



BONGIOVANNI


GB 2602
(2CD)
¥4800
ピッチンニの名作『ディドン』、貴重な録音
 ピッチンニ:歌劇『ディドン』
デニア・マッツォラ・ガヴァッツェーニ(ディドン)
ゴナ・ジョン(エリーゼ)
シュザンナ・ハコブヤン(フェニス)
後田翔平(エネー)
ジョルジョ・ヴァレリオ(イアルベ)
フルヴィオ・オッテッリ(アラスペ/アンキセスの影)
アブ・ハルモニアエ合唱団
オルケストラ・フィラルモニカ・イタリアーナ
ダミアーノ・チェルッティ(指揮)

 録音:2021年5月/カストレッツァート、オーディトリアム・カヴァッリ・ムジカ/[CD1]72'38''、[CD2]72'11''

 イタリアからパリに渡り、グルックと対立させられ論争に巻き込まれるほどの名高いオペラ作曲家として活躍したニコロ・ピッチンニ(1728-1800)。
 ジャン・フランソワ・マルモンテルのフランス語の台本による3 幕の叙情悲劇『ディドン』は、1783年10月16日にフォンテーヌブローでルイ16世とマリー・アントワネットの立会いのもと初演されたオペラで、その後も何回も演奏された名作です。
 同じ題材を用いたベルリオーズの『トロイアの人々』にも影響を与えたとされています。
 
 
GB 2259
(2CD)
【再発売】
¥2600
パイジェッロの喜劇『空想のソクラテス』、再発売
 パイジェッロ:歌劇『空想のソクラテス』
クラウディア・マルキ(ドンナ・ローザ)
ヨランダ・アウヤネット(エミーリア)
ダニエラ・スキッラーチ(ラウレッタ)
リンダ・カンパネッラ(チッラ)
フィリッポ・ピーナ・カスティリョーニ(イッポリート)
ドメニコ・コライアンニ(マストロ・アントニオ)
クリストフォロス・スタンボーリス
 (ドン・タンマーロ・プロモントリオ)
マッテオ・ペイローネ(カランドリーノ)
サヴォナ・G.マンツィーノ劇場合唱団
サヴォナ交響楽団
ジョヴァンニ・ディ・ステファノ(指揮)

 2枚組・1枚価格で再発売、パイジェッロの喜劇『空想のソクラテス』

 ライヴ録音:1998年11月5・7・8日/サヴォナ、キアブレラ劇場/[CD1]79'01''、[CD2]72'35''

 ジョヴァンニ・バッティスタ・ロレンツィと、啓蒙主義者のフェルディナント・ガリアーニが手がけた台本による3幕の喜劇『空想のソクラテス』。
 1775年10月にナポリのヌオーヴォ劇場で初演され、大成功を収めたオペラです。
 内容は古代の哲学にかぶれソクラテスに心酔しすぎた男ドン・タンマーロ・プロモントリオが、自身をソクラテスだと信じ込んでしまいソクラテスの生き方をなぞってしまうがために起こすドタバタ劇。指揮者ジョヴァンニ・ディ・ステファノ自らの校訂譜を使用。

 同品番で出ていた商品が、品番を変えずバーコードのみ変わって廉価再発売。
 ブックレットはトラックリストのみ。
 



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HARMONIAMUNDI



HMM 902709
¥2900→\2690
ラ・レヴーズ
鳥たちのコンサート

 (1)パーセル:鳥への前奏曲~「妖精の女王」より
 (2)ファン・エイク:イギリスのナイチンゲール~「笛の楽園」より
 (3)テオドール・シュヴァルツコップ:
  ナイチンゲールとカッコウの模倣によるソナタ:
   アレグロ/ジーグ
 (4)クープラン(ラ・レヴーズ編):
  恋のナイチンゲール~「クラヴサン曲第3巻」より
 (5)ジャン=バティスト・ブセ(ラ・レヴーズ編):
  どうして、甘いナイチンゲール~「エール第14巻」より
 (6)モンテクレール:さえずり~2本のフルートのためのコンセール第5番
 (7)クープラン(ラ・レヴーズ編):
  嘆くホオジロ~「クラヴサン曲第3巻」より
 (8)コレット:カッコウ
 (9)サン=サーンス(ヴァンサン・ブショ編):
  森の奥のカッコウ~「動物の謝肉祭」より
 (10)ブリテン(ヴァンサン・ブショ編):カッコウ~「金曜の午後」より
 (11)ラモー(ヴァンサン・ブショ編):雌鶏
 (12)サン=サーンス(ヴァンサン・ブショ編):
  雌鶏と雄鶏~「動物の謝肉祭」より
 (13)ラヴェル(ヴァンサン・ブショ編):
  女王の陶器人形レドロネット~「マメール・ロワ」より
 ヴァンサン・ブショ:絶滅危惧種の謝肉祭
  (14)前奏曲:センザンコウの悲しみ
  (15)アルマンド:ジャワスローロリス
  (16)クーラント:昔の家禽ドードー
  (17)間奏曲:レソミラ63
  (18)サラバンド:白フクロウと黒フクロウ
  (19)ガヴォット:インドガビアル(ワニ)
  (20)間奏曲:レソミラ92
  (21)ヴァルス・ツイスト:ナマコ
  (22)ジーグ:人類、その進化
ラ・レヴーズ
 【セバスティアン・マルク(リコーダー、フラジオレット)、
  野崎剛右
   (フラジオレット、リコーダー、ミュゼット、ゲムスホルン)、
  フローランス・ボルトン
   (バス・ヴィオール、パルドゥシュ・ヴィオール)、
  バンジャマン・ペロー(テオルボ、バロックギター)、
  ジャン・ミゲル・アリスティサバル(チェンバロ)、
  シルヴァン・ルメートル(マリンバ、ヴィブラフォン、打楽器)】

 鳥類や動物に興味ある音楽ファンに超オススメ。作曲家たちが鳥と競う音楽会

 録音:2022年6月/サン=ジャン=ド=ブレイ・カトリック教会(1)-(13)、2022年1月/シテ・ドゥ・ラ・ミュジーク(パリ)(14)-(22)/71'03"

 鳥は人類が音楽を始めるはるか昔からさえずっていました。人間が計算し考え抜いた完璧な音楽を作る間に、鳥は妙なる調べを自然に繰り出します。

 作曲家たちは自然現象やある種の騒音を表現する試みをしてきましたが、鳥のさえずりは世界中で音楽化され、それぞれが工夫を見せています。
 ルネサンス、バロックはもとより、サン=サーンス、ラヴェル、ブリテンらの近代手法による鳥描写も楽しめます。

 さらにヴァンサン・ブショがサン=サーンス作品をもじって作った「絶滅危惧種の謝肉祭」が聴きもの。
 古典組曲の様式であまり親しみのない動物たちを描き、最後「人類」で閉めているのも意味深長でいろいろ考えさせられます。
 ブックレットはフルカラーで各種鳥類や動物の詳細な説明もあり愛蔵したくなる美しさです。

 ラ・レヴーズはフローランス・ボルトンとバンジャマン・ペローにより2004年に創設された古楽器団体。
 17-8世紀作品が中心ですが、音楽と時事問題を組み合わせたテーマで作品を構成し話題となっています。
 




NEOS


代理店変更に伴い再掲載
NEOS12124
【旧譜】
¥2700
ダビド・モリナー(1991-):フィジカル・サウンド
 ピアノについてのファンタジー(2012/2020)~
  プリペアド・ピアノのための
 ソロ I "Echo Perpetuel Dun F Pure"(2016)~
  ヴィブラフォンのための
 Was Koordiniert Ist! Ist Nicht Koordiniert (Zwei Kleine Vogel)(2015)~
  フルートとソプラノ・サックスのためのデュオ
 ソロ II "Echo Fluctuant Dun D Sensuel"(2017)~
  マリンバのための
 三重奏曲 "Der Klang Der Erde"(2015)~
  ファゴット、チェロと打楽器のための
 ソロ III "Points De Penetration Du T]k]"(2018)~
  ボディ・パーカッションのための
 Eindringlicher Satz(弦楽四重奏曲第3番)(2020)
 ソロ IV "...Flux Orgasmique De Desir..."(2020)~
  スネア・ドラムのための
 構造 I "...Eros Sur Le Bleu"(2016)~アンサンブルのための
ダビド・モリナー(パーカッション)
プルーラル・アンサンブル
フェビアン・パニセーリョ(指揮)

 スペインの作曲家ダビド・モリナー、《フィジカル・サウンド》!

 パスカル・デュサパンやイェルク・ヴィトマンに師事したスペインの作曲家、ダビド・モリナー(1991-)の作品集。
 打楽器奏者でもあるモリナーの作品は音楽劇的に構想され、視覚的要素を含んでおり、演奏しながら声を上げたり、何らかのパフォーマンスをしたりと、極めて高い身体性を備えている点が特徴です。

 ※録音:2020年11月
 
 
NEOS12122
【旧譜】
¥2700
ゲオルク・カッツァー& フリードリヒ・ゴルトマン:作品集
 ゲオルク・カッツァー(1935-2019):
  Streichermusik 1(1971) ~
  14の独奏弦楽器のための、Drei Klangreden(2004)~
  弦楽オーケストラのための
 フリードリヒ・ゴルトマン(1941-2009):
  ... Fast Erstarrte Unruhe ... 2(1992)~
  9人の奏者のための、Ensemblekonzert II(1985)~
  16人の奏者のための
ミュンヘン室内管弦楽団
クレメンス・シュルト(指揮)

 20世紀後半、音楽的なポピュラリズムや大衆へのアピールといった芸術創造における社会主義リアリズムとの対立が強まっていた東ドイツの若い作曲家グループの中心的存在であった、ゲオルク・カッツァー(1935-2019)とフリードリヒ・ゴルトマン(1941-2009)による作品集。カッツァーはハンス・アイスラー、ゴルトマンはシュトックハウゼンに学んでいます。

 ※録音:2021年3月(ドイツ、ミュンヘン)
 
 
NEOS12121
【旧譜】
¥2700
ダニエル・オソリオ(1971-):Zikkus
 Zikkus-F(2007)~フルートとライヴ・エレクトロニクスのための
 Zikkus-S(2013)~バリトン・サックスとライヴ・エレクトロニクスのための
 Zikkus-V(2007)~チェロとライヴ・エレクトロニクスのための
 Zikkus-P(2010)~ピアノとライヴ・エレクトロニクスのための
 Zikkus-K(2021)~クラリネットとライヴ・エレクトロニクスのための
ディー・クロノピエン -
コレクティフ・フュア・インテルクルチュレーレ・ノイエ・ムジーク

 1971年チリ生まれ、アンデスの楽器の音色とともに育った作曲家ダニエル・オソリオによる、シーク(Siku、パンフルートの一種)のさまざまな音楽的・文化的側面を扱った、ソロ楽器とエレクトロニクスのための5つの作品集。
 チリのピノチェト独裁政権時代、シークのようなアンデスの伝統的な楽器は抵抗の意味を持ち事実上禁止されたため、彼にとって特別な意味を持っているのです。

 ※録音:2021年7月
 




RONDEAU

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代理店変更に伴い再掲載


ROP6161
【旧譜】
¥2700→\2490
マインツ大聖堂でのブルックナーの荘厳な宗教曲!
 ブルックナー:ミサ曲第3番ヘ短調 WAB.28
ユッタ・ヘルル(ソプラノ)
グドルン・ペルカー(アルト)
トルステン・ビュトナー(テノール)
デリック・バラード(バス)
聖マルティン大聖堂合唱団
マインツ大聖堂合唱団
聖クヴィンティン大聖堂少女合唱団
ダニエル・ベックマン(オルガン)
マインツ大聖堂管弦楽団
カルステン・シュトルク(指揮)

 ドイツの三大大聖堂に数えられる歴史あるマインツ大聖堂。本アルバムは、2017年にこの大聖堂の第88代目司教職を引き継いだペーター・コールグラフの就任記念として演奏された、ブルックナー「ミサ曲第3番」のライヴ録音。

 コールグラフの強い要望で曲目が決定され、ブルックナーの宗教曲の最高傑作に数えられるこの荘厳な音楽を、4人のソリスト陣、オーケストラ、合唱団がひとつにまとまり、力強く、そして神々しいサウンドで見事に奏でています。

 ※録音(ライヴ):2018年4月29日
 
 
ROP6171
【旧譜】
¥2700
シング・ア・カペラ!
 ジョヴァンニ・クローチェ(1557-1609):主をほめたたえよ
 ポール・ミーラー(b.1975):平和
 ヨス・エルベルディン(b.1975):主に向かいて歌え
 ジェイク・ルネスタッド(b.1986):アレルヤ
 ミーラー:ウビ・カリタス
 メンデルスゾーン:
  3つの詩篇 Op.78より 詩篇第43番「神よ、われらを正せ」
 セバスティアン・クヌッファー(1633-1676):神よ、われを調べ
 パーセル:マニフィカト
 ジム・クレメンツ(b.1983):祈り
 イヴォ・アントニーニ(b.1963):神を讃えよ
 ベン・バリー(b.1965):シング・ア・カペラ!
 ルネスタッド:ニョン・ニョン
 伝承曲(パブロ・ロバッロ編):ロンダ・カタンガ
 エルベルディン:Gaur Akelarre
 作者不詳(マリオ・ウルスプラング編):S'Solothurnerlied
 アドキンス&エプワース(アレックス・ターキー編):スカイフォール
ゾロトゥルン・聖ウルゼン大聖堂少年合唱団
アンドレアス・ライツェ(指揮)

 スイスのゾロトゥルン聖ウルゼン大聖堂で活動する少年合唱団による17世紀の合唱曲から現代作品までを取り上げた意欲作。
 複雑な二重合唱によるクローチェやクヌッファーの作品を始めとする高難度の作品を、柔軟なスタイルで華麗に歌い上げます。

 ※録音:2018年8月10日-11日&15日
 
 

ROP6170
【旧譜】
¥2700
CHOR. KLANG. SAXOPHON. ~ 讃美歌とラッシャーの出会い
 J.S.バッハ:
  主よ人の望みの喜びよ BWV.147-10、イタリア協奏曲ヘ長調 BWV.971
 オルランド・ディ・ラッソ:バビロンの河のほとりに
 J.S.バッハ:モテット第6番《すべての国よ、主を讃美せよ》BWV.230
 モンテヴェルディ:詩篇第121《われは喜びに満ちたり》
 ジョン・タヴナー:神の御母への賛歌
 アルトゥール・ヘイメ(1925-2009):天にいますわれらの父よ
 ペルト:天にいますわれらの父よ
 クリストフ・グルント(b.1961):
  Alle Flüsse fließen ins Meer, doch wird das Meer nicht voll
シュトゥットガルト・ヒムヌス少年合唱団
ラッシャー・サクソフォン四重奏団
ライナー・ヨハネス・ホンブルク(指揮)、他

 1969年に結成されたラッシャー・サクソフォン四重奏団は、確立された伝統を受け継ぎつつ、これまでに世界有数のオーケストラや様々な楽器、声楽とのコラボレーションなど、新たな可能性を追求してきました。
 本アルバムでも、ルネサンスからバロック、現代まで、様々な時代の合唱作品とサクソフォン四重奏によるコラボレーションという好企画で、リスナーに新たな体験をもたらすことでしょう。

 ※録音:2018年7月18日-21日
 
 
ROP6167
【旧譜】
¥2700
コルンゴルトが新しい作品として仕上げた《愛の歌》
 コルンゴルト:喜歌劇《愛の歌》
クッシュ・ユンク(ナレーター)
リリ・ヴュンシャー(ソプラノ)
アダム・サンチェス(テノール)
アンドレアス・ライナー(テノール)
ラウラ・シェルヴィッツル(ソプラノ)
ミリヤム・ノイルーラー(ソプラノ)
ハインリヒ・ホルン(バリトン)
ライプツィヒ・ムジカーリッシェ・コメーディエ管弦楽団
シュテファン・クリンゲレ(指揮)

 コルンゴルトが、ヨハン・シュトラウス2世のオペレッタ《女王のレースのハンカチーフ》 にいくつかの有名なワルツを埋め込み新しい作品として仕上げた《愛の歌》 。
 「シュトラウスの音楽を広めるため」だけの目的で作り上げられたもので、本アルバムは、ライプツィヒでの特別なプロジェクトとして、若い指揮者たちがオペレッタを学ぶためのワークショップの一環として企画されました。

 ※録音:2018年6月20日-21日
 
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ROP616263
(2CD)
【旧譜】
¥5100→\4690
ペーター・シュライアー指揮によるヨハネ受難曲!
 J.S.バッハ:ヨハネ受難曲 BWV.245
ペーター・シュライアー(指揮)
ザクセン室内合唱団
ミッテルドイチュ・ヴィルトゥオーゼン
ヴィクトリア・ウィルソン(ソプラノ)
マリー・ヘンリエッテ・ラインホルト(アルト)
マルティン・ペツォールト(テノール)
パトリック・グラール(テノール)
エグベルト・ユングハンス(バス)
ラース・コンラート(バス)

 20世紀を代表するリリック・テノール、ペーター・シュライアー指揮によるヨハネ受難曲!

 惜しくも2019年12月にこの世を去った20世紀を代表するリリック・テノールとして知られたドイツの歌手・指揮者のペーター・シュライアーによる、バッハの名作、ヨハネ受難曲のライヴ録音。
 シュライアーは、バッハのカンタータや受難曲の歌唱で高く評価され、歌手生活引退後は、教育者、指揮者としても国際的に評価されています。
 本アルバムでは、最高峰のエヴァンゲリスト(福音史家)としての解釈でバッハの傑作の真の魅力を引き出しています。

 ※録音(ライヴ):2018年2月24日、聖トーマス教会(ドイツ)
 
 

ROP6181
【旧譜】
¥2700
グノー:ミサ曲集
 グノー:
  ミサ・ブレヴィス第5番《神学校のミサ曲》
  聖セシリア荘厳ミサ曲
マインツ大聖堂管弦楽団&合唱団
カルステン・シュトルク(指揮)、他

 グノーの宗教音楽家としての力量を示した旋律美に溢れた名作、聖セシリア荘厳ミサ曲。
 本アルバムでは、マインツ大聖堂でのクリスマス・コンサートの一環として行われた演奏を収録。宗教作品でありながら、オペラの劇的な要素が組み合わされた大作を、1866年に創設された歴史ある合唱団の聖なる歌声と、オーケストラのダイナミックかつ色彩感に富んだサウンドで描きます。

 ※録音(ライヴ):2019年5月20日-21日、2018年12月22日-23日
 
 

ROP6179
【旧譜】
¥2700
ケルビーニ:宗教作品集
 ケルビーニ:
  Exulta e lauda/Cum invocarem/
  Qui habitat/Nunc dimittis/
  Kyrie et Pater noster/
  O salutaris hostia/Inclina、Domine
ドレスデン聖母教会室内合唱団
ドレスデン聖母教会アンサンブル
マティアス・グリュナート(指揮)
シビラ・ルーベンス(ソプラノ)
ブリッタ・シュヴァルツ(アルト)
トビアス・フンガー(テノール)
トビアス・ベルント(バス)

 イタリア出身のフランスの作曲家、ルイジ・ケルビーニの世界初録音となる宗教作品集。
 ケルビーニが若き日にイタリアで書いたとされるCum invocarem、Qui Habitat、Nunc dimittisの3つの作品は、パリの国立図書館で長い間発見されずに眠っていました。
 200年以上の時を経て、これらの美しい作品が再び蘇ります。

 ※録音:2019年2月7日-9日
 
 

ROP6172
【旧譜】
¥2700
愛の歌 ~ 声楽作品集
 ペーター・コルネリウス:
  Liebe, dir ergeb ich mich、 Ich will dich lieben, meine Krone、
  Thron der Liebe, Stern der GUTe
 トマス・タリス:光よ、お前の消える前に
 ジャチント・シェルシ(1905-1988):グロリア
 ヴァツロヴァス・アウグスティナス(b.1959):聖マルティヌスの賛美歌
 ブリテン:聖チェチーリア賛歌
 トマス・トムキンズ:ごらん、羊飼いの女王様
 マーラー(C.ゴットヴァルト編):思い出
 シベリウス:ラカスタヴァ
 F.メンデルスゾーン:主は御使いたちに命じて
 ブラームス:私の胸の思いのすべて
 伝承曲(H.ヴォルムスバッヒャー編):Dat du min Leevsten bust
ヴォクテット・ハノーファー

 8人の声楽アンサンブル、ヴォクテット・ハノーファーによる「愛」をテーマとした作品集。
 人間同士の愛を考える作品もあれば、神への霊的な愛に取り組む作品など、古典的作品から現代まで幅広く集約。
 アンサンブルは、2012年に結成され、2018年ドイツ合唱コンクールの声楽アンサンブル部門第1位受賞など、様々な国際コンクールで優秀な成績をおさめ、ポリフォニーから現代曲まで多岐に渡るレパートリーで、アルブレヒト・マイヤーなど著名なアーティストとも共演を果たしています。このアルバムでもその幅広いレパートリーを存分に活かし、美声を聴かせてくれています。

 ※録音:2018年9月9日-12日
 
 

ROP62030405
(3CD)
特別価格 ¥5100
素朴な美しさ溢れる「マタイ受難曲」!
 J.S.バッハ:マタイ受難曲 BWV 244
ドレスデン聖母教会室内合唱団
ドレスデン聖母教会アンサンブル
マティアス・グリュナート、他

 J.S.バッハの「マタイ受難曲」は声楽曲の中でも間違いなく名曲中の名曲といえるでしょう。この演奏では福音史家とイエスを除いたソリストをダブルキャストで録音しています。
 ドレスデン聖母教会では毎年2月13日に追悼コンサート(1945年2月13日のドレスデン爆撃のためと思われる)を行っておりこの「マタイ受難曲」はその直前に収録されました。
 編成は小さいながらも細部まで歴史的な背景を伴った丁寧な音作りが魅力の演奏です。

 ※録音:2020年2月5日-8日、ドレスデン聖母教会
 
 

ROP621314
(2CD)
【旧譜】
特別価格 ¥3900
東ドイツで人気の児童書、
 「消防隊のコーヒーは冷めている」をオペラにしたライヴ録音

  オリバー・オステルマン:消防隊のコーヒーは冷めている
ケムニッツ劇場、他

 東ドイツで最も人気のある児童書のひとつ「消防隊のコーヒーは冷めている(bei der feuerwehr wird der kaffee kalt)」をオペラにしたライヴ録音。
 コーヒーが大好きな7人の消防士たち。度々入る出動要請のためにコーヒーはどんどん冷めていってしまいます。
 ドイツで老若男女から愛されるお話をコミカルに描きます。

 ※録音:2019年12月6日、ケムニッツ劇場
 
 

ROP6202
【旧譜】
¥2700
有名なものから今では忘れ去られてしまった美しい小曲、
 ドイツの子供の歌の本

  フンパーディンク:ドイツの子供の歌の本
クラウス・メルテンス(バス・バリトン)
ハノーファー少年合唱団
トーマス・フリッツィヒ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
マルギット・ウーベルラッカー(ダルシマー)
マサコ・アルト(ハープ)

 フンパーディンクと言えば「ヘンゼルとグレーテル」を思い浮かべるかもしれません。しかしフンパーディンクはアデルハイド・ヴェッテと協力し、ドイツの民謡やモーツァルト、シューマンなどの曲も引用して多くの童謡を出版していました。
 「きらきら星」や「カッコウ」、「ぶんぶんぶん」といった有名なものから今では忘れ去られてしまった美しい小曲をクラウス・メルテンスとハノーファー少年合唱団の歌声でお楽しみください。

 ※録音:2020年2月27日-29日
 



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MAGISTRALE



MG17-60001-2
¥2700→\2490
最・最晩年2016年4月17日(最後の来日から3か月後)
スクロヴァチェフスキ&
 ベルリン放送交響楽団(旧東)とのブル8

  ブルックナー:交響曲第8番
スクロヴァチェフスキ指揮
ベルリン放送交響楽団

 スクロヴァチェフスキ&ベルリン放送交響楽団(旧東)ブル8。2016年4月17日(最後の来日から3か月後) フィルハーモニーベルリン・ライヴ 年内入荷が決定、素敵なジャケット、お孫さんとのツーショット!UHQCD83分

 [16:15][17:54][29:54][20:54]

 イギリス、エセックスに企画室を置く新レーベルMAGISTRALEからスクロヴァチェフスキ最晩年のライヴが登場。
 92歳という超高齢でありながら、ここまで尖った音楽を創造していることに驚かされます。
 この年2016年の1月には読売日本交響楽団とやはりこのブル8を披露し、これが日本最終公演となりました。
 ヤノフスキに15年にわたってしごかれたベルリン放送響は当時最高の状態にあり、ドイツオケの匂いが充満している点も嬉しいところ。
 スクロヴァチェフスキのブルックナーはのんびりしたリラックスからは程遠い、ピリピリした緊張感に満ち、それでいながら圧倒的なスケールの大きさも兼ね備えている奇跡の名演です。
 第3楽章が目いっぱい遅く、フィナーレは一転して凄まじい高速になるスクロヴァ流儀がここでも徹底しております。
 ご遺族の全面協力を得て、今後もヨーロッパ、アメリカでの名演を世に出して参ります。
 日本が世界に誇るフォーマットであるUHQCDであることも注目の名演です。
 



<国内盤> 


コウベレックス


KRS 5611
¥2970

マルセル・デュプレ(Marcel Dupre1886-1971):
 「十字架の道行き」op.29 全曲

  「79のコラール」op.28 より
   ・第12番「キリストは死の縄目につながれたり」
   ・第25番「聖なるキリストはよみがえり給えり」
   ・第47番「来たれ聖霊、主なる神」

山田早苗(オルガン)

 イエス・キリストの最も重要な場面を描いたデュプレの作品をダイナミズムそのままに届ける大オルガンの神秘的空間

 録音:2022年9月15日所沢市民文化センターミューズ アークホール、58'54

 カトリック教会で伝統的に行われている"十字架の道行き"(Le Chemin de la Croix)は、イエス・キリストが十字架を担った歩みをたどる祈りで、全部で14の部分(留)からなる。
 教会では、聖堂の脇に掲げられた一連の絵画や彫刻にむかい、各場面を黙想しながら行う。デュプレは1931年に、ブリュッセル音楽院において、各留の朗読のあとに即興演奏したのがきっかけで翌年「十字架の道行き」を完成し作曲者自身によって初演された。イエスの受難や苦悩の足取り、十字架や慰めなどを表わすテーマや音形が巧みに織り込まれている。
 作曲者による音色指定は、ロマン派オルガンの香りも引継ぎながら、映像を見るようなドラマティックな展開へと構築されている。
 続くデュプレのコラール作品は、J.S.バッハが伝統的な賛美歌を用いて作曲した79のコラールをオルガン学習者に馴染みやすいよう、デュプレがシンプルな作品としてまとめたもの。その中から山田は3曲を選び、"復活"としてアルバムのしめくくりとした。

 山田早苗は、長年、教会祭儀や宗教音楽に携わり、後進を育てながらオルガニストとして活躍。
 ファーストアルバム「ヨブ」(P.エベン)に続いて、今回も真摯な作品理解と技術の熟達したレコーディングとなった。録音に使用された所沢ミューズのリーガーオルガンは、近代の様式を持つ楽器であり、75ストップで4段の手鍵盤とペダルを持つために、フランス近代作品の様々な特徴を引き出すのにもふさわしく、32フィートを含む地鳴りする超低音から、微細な光の粒のような倍音までが、ダイナミクスの調整もされずにそのまま収録されており、その場に入り込むような没入感と、楽曲への情熱を静かに味わうことができる。

 ●
 山田 早苗(オルガン) プロフィール
  ドイツ国立レーゲンスブルク教会音楽大学卒業。ドイツの教会音楽家国家資格を取得。
  オルガンと即興演奏を鈴木雅明、W.ヘーリン、 K. シェーファー、 F. J . シュトイバーの各氏に師事。チェンバロを K. F. ワーグナー氏に、対位法を G. ラッツィンガー氏に師事。
  また、ヨーロッパ各地の講習会において、 M.C. アラン氏、 D. ロート氏らのレッスンを受け、フランス音楽を学ぶ。
  レーゲンスブルク三位一体教会オルガニスト、レーゲンスブルク市立劇場オーケストラ鍵盤楽器奏者、聖グレゴリオの家宗教音楽研究所講師などを経て、現在カトリック北浦和教会オルガニスト。
  2018 年リリースのオルガン組曲「ヨブ」 CD が、「レコード芸術」誌などで好評を博す。
  オルガンと教会音楽を学ぶ会を主宰しオルガニスト養成に尽力する一方、日本とヨーロッパ各地でパイプオルガンの演奏活動を続けている
 


















12/21(水)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜



MISTER SAM RECORDS


SAMCD001
¥2600
【旧譜】
リスペクタブル・グルーヴ/ミステリアス・バラクーダズ
 1. La Rotta della Manfredina / 2. Trotto /
 3. Loose Connections (John McSherry) /
 4. Les Baricades Misterieuses/Mysterious Barracudas
  (F.Couperin / David Gordon) /
 5. Mike's Tune / 6. Mister Sam (David Gordon) /
 7. Strange Bird of Paradise (David Gordon, after Borodin) /
 8. April Fool / 9. Achavari Waltz (Kathryn Tickell) /
 10. Chorinho (Lyle Mays) / 11. Henderson the Rain King (Richard Jeffries) /
 12. April 3rd (Donal Lunny) / 13. Drink to me only with thine eyes (trad.)
リスペクタブル・グルーヴ
 〔エヴリン・ナレン(recorder)、
  デヴィッド・ゴードン
   (harpsichord, chamber organ, congas)、
  リチャード・ジェフリーズ
   (double bass, cuica)、
  イチロー・タツハラ(percussion)〕

 デヴィッド・ゴードンの古楽&ジャズ!

 英国の人気ジャズ・ピアニスト、作曲家、そしてハープシコード(チェンバロ)奏者でもあるデヴィッド・ゴードンがリコーダー奏者のエヴリン・ナレンと共に結成した、即興演奏と作曲を融合した革新的な古楽&ジャズ・グループ、「リスペクタブル・グルーヴ」。
 Mister Sam Recordsのリリース第1弾ともなった「ミステリアス・バラクーダズ」は、フランソワ・クープランやアレクサンドル・ボロディン、伝承曲、15世紀のマニュスクリプト(写本)からの様々な音楽などとデヴィッド・ゴードンのオリジナルを組み合わせ、鮮烈なリコーダーとリズミカルなハープシコードやオルガンのエキサイティングなサウンドを聴かせます。
 デヴィッド・ゴードン・トリオのファースト・アルバム(Dozen a Day)の冒頭を飾った名曲、「Mister Sam」の秀逸なアレンジなど、昔からのデヴィッド・ゴードン・ファンも喜ぶようなナンバーも収録。クラシック・古楽とジャズの素晴らしきクロスオーヴァーにご注目ください。

 ※録音:1999年8月16日-21日、チャペル・レイン・スタジオ
 
 

SAMCD002
¥2600
【旧譜】
エヴリン・ナレン&デヴィッド・ゴードン/
 ル・トンボー・デュヌ・ティプラ

  ヘンク・バーディングス:ソナタ
  デヴィッド・ゴードン:ル・トンボー・デュヌ・ティプラ(ティプラの墓)
  ロクサンナ・パヌフニク:リメンバー
  ナイジェル・バターリー:The White-throated Warbler
  ハインリヒ・ポース:古いイングランドの歌による変奏曲
  ハーバート・マリル:ソナタ
  カール・リュッティ:ソナティネ
  エドマンド・ラッブラ:「Plusieurs regrets」によるパッサカリア
  マーティン・ショウ:エアと変奏曲
  アラン・ラングフォード:ソナタ
エヴリン・ナレン(recorder)
デヴィッド・ゴードン(harpsichord)

 Mister Sam Records第2弾は、デヴィッド・ゴードンがハープシコードで伴奏してエヴリン・ナレンが華麗な旋律を響かせる近現代のリコーダー作品集。
 デヴィッド・ゴードン、カール・リュッティ、アラン・ラングフォードの作品はエヴリン・ナレンのために書かれ、ロクサンナ・パヌフニクの作品はエヴリン・ナレンとデヴィッド・ゴードンのために作曲されています。

 ※録音:2000年9月&2001年1月、チャペル・レイン・スタジオ
 
 
SAMCD003
¥2600
【旧譜】

リスペクタブル・グルーヴ/ダイドーとイニーアス
 デヴィッド・ゴードン&ヘンリー・パーセル:
  ダイドーとイニーアス

リスペクタブル・グルーヴ
 〔エヴリン・ナレン(recorder)、
  デヴィッド・ゴードン(harpsichord)、
  オリ・ヘイハースト(double bass)、
  イチロー・タツハラ(percussion)〕

 イギリス・バロック音楽の巨匠ヘンリー・パーセルが書いたバロック・オペラの傑作「ダイドーとイニーアス(ディドとエネアス)」を、英国の人気ジャズ・ピアニスト、作曲家、そしてハープシコード(チェンバロ)奏者でもあるデヴィッド・ゴードンが大胆にアレンジ。
 バロック音楽に単にジャズのリズムを加えるだけでなく、劇的な感覚、異様な雰囲気、鋭いインプロヴィゼーションで、パーセルが描いた神秘的でグロテスクなエンターテイメントを新鮮に解釈しています。
 2003年にオックスフォード・コンテンポラリー・ミュージック(Oxford Contemporary Music)の委嘱によってスタートしたプロジェクトで、その後バロック・ダンサーとのコラボレーションなどにも発展しています。

 ※録音:ロックフィールド・スタジオ&スティーム・ルームズ(ロンドン)
 
 

PSAMCD004
(国内仕様盤・日本語解説付)
¥3143
デヴィッド・ゴードン・トリオ/
 アレクサンドル・スクリャービンズ・ラグタイム・バンド
  
1. Praeludium Mysterium /
  2. Alexander Scriabin's Ragtime Band
   (Irving Berlin, adapted by D. Gordon) /
  3. Scriabin's Depressed /
  4. Cakewalk (Claude Debussy, adapted by D. Gordon) /
  5. Prelude for Both Hands / 6. Famous Etude /
  7. Tres Lindas Cubanas (danzon, Antonio Maria Romeu) /
  8. Nuances / 9. Choro Mazurka /
  10. El Pollito (tango, Francesco Canaro) /
  11. Rootless Sonata / 12. Improbable hip /
  13. Passinha (choro, Pixinguinha) / 14. River
デヴィッド・ゴードン(p)
ジョンティ・フィッシャー(b)
ポール・カヴァキューティ(ds)
ゲスト ~
 カラム・ヒース(g/tr.1, 11)
 ヤロン・スタヴィ(b/tr.6, 10)
SAMCD004
¥2600

 ☆スクリャービンらの楽曲が華麗なラグタイム、ブギウギ、タンゴ、ショーロに変身!

 2016年にMister Sam Recordsからリリースされ、現在では入手困難となっていたデヴィッド・ゴードン・トリオの6枚目のアルバム、「アレクサンドル・スクリャービンズ・ラグタイム・バンド」。書き下ろし日本語解説付きの国内仕様盤は新規リリースとなります。

 ロシアの偉大なクラシック作曲家&ピアニスト、アレクサンドル・スクリャービン(1872-1915)の没後100周年を記念して2015年にレコーディングされた、デヴィッド・ゴードンの新たな一面を体感させてくれる一枚。
 スクリャービンを中心にクロード・ドビュッシー、アントニオ・マリア・ロメウ、フランシスコ・カナロ、ピシンギーニャなどの様々なジャンルの音楽(主にスクリャービンの晩年と同時期の作品)をデヴィッド・ゴードンが魔法のように調理し華麗なジャズ・ピアノ・トリオに生まれ変わらせています。
 かつてはビル・エヴァンスやチック・コリアも録音してきたスクリャービンの音楽。その中にジャズやブギウギ、サンバ、タンゴ、ラグタイムなどの要素を見出して素敵にアレンジしたデヴィッド・ゴードンの至芸にご注目ください。

 ※録音:2015年6月9日、10日、20日、AIRスタジオ(ロンドン)
 



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TACET

S 249S
(SACD HYBRID)
¥2700→\2490
ケラー指揮コンチェルト・ブダペスト
 シューベルト:「ザ・グレート」

  シューベルト:
   交響曲第8(9)番 ハ長調 D.944「ザ・グレート」
コンチェルト・ブダペスト
アンドラーシュ・ケラー指揮

 2017年11月5-10日 ブタペスト、イタリア文化研究所コンサート・ホールでの録音
 ・5.1 Version Real Surround Sound : for all SACD Surround Systems
 ・Stereo Version : For all Stereo Systems Plays on CD/SACD/DVD/Blu-ray Players
 SACDハイブリッド盤です。

 ブタペスト祝祭管弦楽団のコンサートマスターとして、またケラー四重奏団のヴァイオリニストとして世界的に活躍し、近年では指揮者としても精力的な活動を行うアンドラーシュ・ケラー指揮によるTACETレーベルの新アルバム。
 ・ブルックナー:交響曲第9番(S 245 #4009850 024545)
 ・ドヴォルザーク:交響曲第9番(S 250 #4009850 025047)
 ・ショスタコーヴィチ:交響曲第9番&第5番(S 253 #4009850 025344)
 に続く「第9番交響曲演奏プロジェクト」第4弾です。

 長年、弦楽四重奏団で活躍してきたケラーは各楽器が持つ音質・音色を室内楽のように繊細に調和させオーケストラから豊かな響きを引き出し明るく美しく壮大でロマンティックなこの名曲に新たな息吹を吹き込み最後の一音に至るまで情感豊かなシューベルトを聴かせてくれます。
 





<メジャー・レーベル>
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DG



4863018
(CD)
\2600→\2390
《チョ・ソンジン~
 ヘンデル・プロジェクト/ヘンデル:組曲集&ブラームス:変奏曲》

 ヘンデル:『チェンバロのための8つの組曲』(1720年)より
  1-4) 組曲第2番ヘ長調HWV427、5-9) 組曲第8番ヘ短調HWV433、
  10-13) 組曲第5番ホ長調HWV430『調子の良い鍛冶屋』、
 14-40) ブラームス:ヘンデルの主題による変奏曲とフーガ変ロ長調Op.24、
 ヘンデル:『チェンバロのための9つの組曲』(1733年)より
  41) 組曲第7番変ロ長調HWV440:第3楽章(サラバンド)、
  42) 組曲第1番変ロ長調HWV434:第4楽章(W.ケンプ編)
チョ・ソンジン(ピアノ)
4863509
(2LP)
\6200

 センセーショナルな韓国のピアニストが思いを込めたヘンデルのニュー・アルバム

 ●2015年ショパン国際ピアノ・コンクールで優勝し国際的に活躍中の韓国のピアニスト、チョ・ソンジンのニュー・アルバムです。

 ●チョ・ソンジンはしばしば忘れられがちな鍵盤楽器のレパートリー、ヘンデルの鍵盤のための組曲にも愛情を注いでいます。
    組曲はそれぞれ見事に個性的で生命力にあふれていますが、大のお気に入りの3曲を選び、その全曲を演奏しています。
 そしてもう一人のヘンデルの鍵盤組曲の愛好家であるブラームスの『ヘンデルの主題による変奏曲』Op.24を組み合わせました。

 ●「すべての声を届けたく、実に多くのテクニックを駆使しました。それらすべてに異なる音色を保つようにしています。そして合奏協奏曲をイメージしました。例えば左手の声はファゴットのように、右手の声はヴァイオリンのように聞こえるようにと」(チョ・ソンジン)

 ●2LPは180重量盤2LP,ゲイトフォールド仕様。

 【録音】2022年9月7-9日、ベルリン、シーメンスヴィラ
  
 
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《クラウディオ・アバド~ドイツ・グラモフォン&デッカ録音全集》

4862510
(257CD+8DVD)
\130000→\119990

 巨匠アバド生誕90周年記念、DGとデッカに行ったすべての録音がBOXセットに
 CD257枚組+DVD8枚組

 ●イタリアの世界的指揮者クラウディオ・アバド(1933-2014)が生誕90周年を迎えるのを記念して、ドイツ・グラモフォンとデッカ、フィリップスに行われたすべての録音がまとめられたBOXセットが発売されます。
 アバドは40年以上にわたりドイツ・グラモフォンに録音を行いました。
 オペラ、現代音楽の他、ベルリン・フィルとのマーラーの交響曲、アバドが設立し音楽監督も務めたモーツァルト管弦楽団とのモーツァルト、バッハ、ペルゴレージ、ルツェルン祝祭管弦楽団など新しい楽団との演奏、あるいは協奏曲のパートナーとしてなど、その演奏と録音は長く歴史に残るものです。これほどの大全集の発売はカラヤン以来です。
 CD257枚組+DVD8枚組。限定盤。シリアルナンバー入り。オリジナル・ジャケット仕様。ハードカヴァーのブック(112ページ)付き。

 ●DVDにはコンサート(ルツェルン祝祭管弦楽団、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、ミラノ・スカラ座管弦楽団)、1991年のニューイヤー・コンサート、『ピーターと狼』(スティングによる英語版とロベルト・ベニーニによるイタリア語版)、歌劇『チェネレントラ』『セビリャの理髪師』『死者の家から』が収録されています。

 ●ヨナス・カウフマン、チェチーリア・バルトリ、ブリン・ターフェル、アンナ・ネトレプコ、テレサ・ベルガンサ、プラシド・ドミンゴ、マウリツィオ・ポリーニ、マルタ・アルゲリッチ、アンネ・ソフィー・フォン・オッター、シュロモ・ミンツ、アルフレッド・ブレンデル、ギル・シャハム、ジャン・ワン、イーヴォ・ポゴレリチ、ルネ・フレミングなど、多くの一流アーティストと共演しています。

 ●サイズ: 31.6(L)*23.4(W)*29.4(H) cm ? 重量 10.3 kg

 ※録音全集と謳っている商品の中にも、稀に音源が漏れているものもございますこと、予めご了承ください。
  詳細は下記トラックリストでご確認いただけますようお願いいたします。



《クラウディオ・アバド~ドイツ・グラモフォン&デッカ録音全集》


詳細はこちら





<映像>

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ARTHAUS MUSIK(映像)



10 9458BD
(Blu-ray)
¥5400→\4990
初演から125周年を祝して
トリノ王立歌劇場による《ラ・ボエーム》

 プッチーニ:歌劇《ラ・ボエーム》
マリア・テレーザ・レーヴァ(ソプラノ/ミミ)
イヴァン・アヨン・リヴァス(テノール/ロドルフォ)
ハスミック・トロシャン(ソプラノ/ムゼッタ)
マッシモ・カヴァレッティ (バリトン/マルチェッロ)
トマソ・バレア(バス- バリトン/ショナール)
アレッシオ・カッチャマーニ(バス/コッリーネ)
マッテオ・ペイローネ(バス/ベノア&アルチンドロ)
アレハンドロ・エスコバル(テノール/ パルピニョール)
トリノ王立歌劇場管弦楽団&合唱団
ダニエル・オーレン(指揮)
KKC 9787
(Blu-ray)
(国内仕様盤・日本語解説付)
¥5940
★発売中止

 初演から125周年を祝して当時の精神を受け継いだ新演出が上演!トリノ王立歌劇場による《ラ・ボエーム》

 演出:パブロ・ガヴァッツェーニ、ピエロ・マランギ/舞台:リナルド・リナルディ
 収録:2021年、トリノ王立歌劇場(ライヴ)
 画面:16:9,1080i HD、音声:PCM ステレオ、DTS HD MA5.1、リージョン:All、原語:イタリア語、字幕:独英伊西仏韓日、本編:120分、ボーナス:28分

 1896年2月1日にトリノ王立歌劇場で初めて上演されたプッチーニの代表作《ラ・ボエーム》。初演から125年を迎えた2021年に、パブロ・ガヴァッツェーニとピエロ・マランギによる新演出が上演されました。1896年当時と同じデザインの衣装と舞台セットを用意。特に衣装は、 アドルフ・ホーヘンシュタイン(当時イタリアで活躍したポスター画家) が描いたオリジナル・スケッチに基づいて制作されました。指揮は名オペラ指揮者で、特にイタリア・オペラのスペシャリストとして高く評価されているダニエル・オーレン。 ミミ役には1987年レッジョ・カラブリア生まれのマリア・テレーザ・レーヴァ。そしてロドルフォ役を1993年ペルー出身で、2021年「オペラリア」の最優秀賞に選ばれたイヴァン・アヨン・リヴァスが務めており、勢いのある若手とトリノの歴史と伝統が融合した見ごたえのある舞台となっています。


















12/20(火)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
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PRAGA DIGITALS



PRD 250425
(50CD)
¥38000→\34990

プラジャーク弦楽四重奏団
 PRAGA DIGITAL 全録音集 1992-2018

プラジャーク弦楽四重奏団
 [CD1]原盤:PRDDSD 250183(廃盤)
  ベートーヴェン:弦楽四重奏曲集
   弦楽四重奏曲第1番へ長調Op.18-1、第4番ハ短調Op.18-4 第5番イ長調Op.18-5
     録音:2002年12月、2003年1月& 4月
     プラジャーク弦楽四重奏団 I
      (ヴァーツラフ・レメシュ(Vn)、ヴラスティミル・ホレク(Vn)、
       ヨセフ・クルゾニュ(Vla)、ミハル・カニュカ(Vc))
 [CD2]原盤:PRD 250158
  ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第3番ニ長調Op.18-3、第2番ト長調Op.18-2、第6 番変ロ長調Op.18-6
    録音:2000年6月,2001 年4月
    プラジャーク弦楽四重奏団 I
 [CD3-4]原盤:PRD 250145および250146(いずれも廃盤)
  ベートーヴェン:弦楽四重奏曲集~ラズモフスキー
   弦楽四重奏曲第7番ヘ長調Op.59-1,弦楽四重奏曲第8番ホ短調Op.59-2,
   弦楽四重奏曲第9番ハ長調Op.59-3
     録音:1999年10月/2000 年7, 10月
     プラジャーク弦楽四重奏団 I
 [CD5]原盤:PRDDSD 250199(廃盤)
  ベートーヴェン:弦楽四重奏曲集
   弦楽四重奏曲第10番変ホ長調Op.74「ハープ」、第11番へ短調Op.95「セリオーソ」
     録音:2003 年7, 9月
     プラジャーク弦楽四重奏団 I
 [CD6]原盤:PRD 250181(廃盤)
  ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第12番 変ホ長調 Op.127、第14番 嬰ハ短調 Op.131
    プラジャーク弦楽四重奏団 I
    録音:2002 年5,6月
 [CD7]原盤:PRD 250133(廃盤)
  ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第15番イ短調Op.132、第16番ヘ長調Op.135
    録音:1999年3, 8, 9月プラハ
    プラジャーク弦楽四重奏団 I
 [CD8]原盤:PRDDSD 250206(廃盤)
  ベートーヴェン:
   弦楽四重奏曲第13番変ロ長調Op.130、大フーガ 変ロ長調 Op.133、
   弦楽四重奏曲第13番の新たなフィナーレ(アレグロ/1825-6)
     プラジャーク弦楽四重奏団 I
     録音:2003年11, 12月
 [CD9]原盤:PRD 250161(廃盤)
  (1)ベルク:弦楽四重奏曲Op.3 (2)抒情組曲
  (3)③抒情組曲~第6楽章異版(ソプラノ独唱付) ④ウェーベルン:弦楽四重奏曲Op.28
    ヴァンダ・タベリィ(S (3))
    録音:1999年11月& 2000 年10月
    プラジャーク弦楽四重奏団 I
 [CD10]原盤:PRDDSD 250282(廃盤)
  ボロディン:室内楽作品集Vol.1
   (1)弦楽四重奏曲第2番 ニ長調 (2)チェロ・ソナタ ロ短調 (3)ピアノ五重奏曲 ハ短調
     プラジャーク弦楽四重奏団 I
     ヤロミル・クレパーチ(Pf)、ヤン・ペルシュカ(Vla)、マルティン・セドラーク(Vc)
     録音:1999年3月、2000年1月、2011年5月
 [CD11] 原盤:PRDDSD 250227(廃盤)
  ブラームス:弦楽四重奏曲第1番Op.51-1 ハ短調,クラリネット五重奏曲Op.115 変ロ短調
    パスカル・モラゲス(Cl)、プラジャーク弦楽四重奏団 I
    録音:2005年7, 9月
 [CD12] 原盤:PRDDSD 250236(廃盤)
  ブラームス:(1)弦楽四重奏曲第2番イ短調Op.51-2 (2)弦楽五重奏曲ト長調Op.111
    プラジャーク弦楽四重奏団 I 、(2)ウラジミール・ブカチュ(Va)
    録音:2006年3, 6月
 [CD13]原盤:PRDDSD 250220(廃盤)
  ブラームス:弦楽四重奏 第3番 変ロ長調 Op.67,*ピアノ五重奏 ヘ短調Op.34
    プラジャーク弦楽四重奏団 I 、*イヴァン・クラーンスキー(P)
    録音:2005年6月
 [CD14] 原盤:PRDDSD 250297
  ブラームス:(1)弦楽六重奏曲第1番変ロ長調Op.18 (2)同第2番ト長調Op.36
    ペトル・ホルマン(Va)、ヴラディミール・フォルティン(Vc)
    プラジャーク弦楽四重奏団 II
     (パヴェル・フーラ(Vn)、ヴラスティミル・ホレク(Vn)、
      ヨセフ・クルソニュ(Vla)、ミハル・カニュカ(Vc))
    録音:2013 年6月
 [CD15]原盤:PRD 250102(廃盤)
  ドヴォルザーク:弦楽四重奏曲第10番 変ホ長調 Op.51、13番 ト長調 Op.106
    プラジャーク弦楽四重奏団 I
    録音:1996 年4, 6月
 [CD16]原盤:PRDDSD 250198(廃盤)
  ドヴォルザーク:弦楽四重奏曲第11番 ハ長調 Op.61、「糸杉」(弦楽四重奏版)
    プラジャーク弦楽四重奏団 I
    録音:2004年5, 7月
 [CD17]原盤:PRD 250110(廃盤)
  ドヴォルザーク:弦楽四重奏曲第12 番「アメリカ」Op.96、テルツェットOp.74、バガデルOp.47
    プラジャーク弦楽四重奏団 I、ヤロスラフ・トゥーマ(ハルモニウム Op.47)
    録音:1998年1月
 [CD18]原盤:PRD 250175(廃盤)
  ドヴォルザーク:ピアノ五重奏曲イ長調Op.5、イ長調Op.81
    イヴァン・クラーンスキー(P)、プラジャーク弦楽四重奏団 I
    録音:2002年6月
 [CD19]原盤:PRDDSD 250239, 350037より(いずれも廃盤)
  インドジヒ・フェルド(1925-2007):
   弦楽四重奏曲第4番J.61(1965)、弦楽四重奏曲第6番 J.181(1993)、
   クラリネット五重奏曲J.194(1999)
     プラジャーク弦楽四重奏団 I 、ヤン・マフ(Cl)
     録音:2002年10月& 2006年7, 9月
 [CD20]原盤:PRD 250169, 250136より(いずれも廃盤)
  ハイドン:
   弦楽四重奏曲第36番イ長調Op.20-6(「太陽四重奏曲」より)、
   弦楽四重奏曲第67番ニ長調「ひばり」Op.64 - 5
  ドヴォルザーク:弦楽四重奏曲第14番変イ長調Op.105 B.193(録音:1999年)
    プラジャーク弦楽四重奏団 I
    録音:ハイドン/2001 年6, 9月、ドヴォルザーク/1999 年4月
 [CD21] 原盤:PRDDSD 250251(廃盤)
  ハイドン:弦楽四重奏曲
   (1)Op.50-3 変ホ長調 (2)Op.50-5 ヘ長調「夢」 (3)Op.50-6 ニ長調「蛙」
     プラジャーク弦楽四重奏団Ⅰ
     録音:2008年10, 11月&2009 年6月
 [CD22] 原盤:PRDDSD 250291(廃盤)
  ハイドン:弦楽四重奏曲「十字架上のキリストの最後の七つの言葉」 Op.51
    プラジャーク弦楽四重奏団 II
    録音:2011 年11, 12月
 [CD23]原盤:PRDDSD 250289(廃盤)
  ハイドン:3 つの弦楽四重奏曲 op.71(アポニー弦楽四重奏曲)
   (1)第1番 変ロ長調 (2)第2番 ニ長調 (3)第3番 変ホ長調
     プラジャーク弦楽四重奏団 II
     録音:2011年10月、2012 年3, 6月
 [CD24] 原盤:PRD 250069(廃盤)
  ハイドン:エルデーディ四重奏曲第1集
   弦楽四重奏曲第75番ト長調Op.76-1「エルデーディ」、
   第76番ニ短調Op.76-2「五度」、第77 番ハ短調Op.76-3「皇帝」
     プラジャーク弦楽四重奏団 I
     録音:1992年6月、1993年4月、1994年5月
 [CD25]原盤:PRD 250070(廃盤)
  ハイドン:エルデーディ四重奏曲集Op.76 第2巻
   弦楽四重奏曲第78番変ロ長調「日の出」、第79番ニ長調「ラルゴ」,第80番変ホ長調
     プラジャーク弦楽四重奏団 I
     録音:1995年6月
 [CD26]原盤:PRD 250108(廃盤)
  ヤナーチェク:
   (1)弦楽四重奏曲第1番「クロイツェル・ソナタ」
   (2)同第2番「ないしょの手紙」 (3)ヴァイオリン・ソナタ(1912/21)
     ヴァーツラフ・レメシュ(Vn(3))、萱原祐子(Pf (3))、プラジャーク弦楽四重奏団Ⅰ
     録音:1997 年5, 7月
 [CD27]原盤:PRDDSD 250301およびPRD 250174(いずれも廃盤)
  ヤナーチェク:弦楽四重奏曲第1番「クロイツェル・ソナタ」、弦楽四重奏曲第2 番「ないしょの手紙」
  プロコフィエフ:弦楽四重奏曲第2番 ヘ長調 Op.92
    パヴェル・フーラ(Vn/ヤナーチェク)、ヴァーツラフ・レメシュ(Vn/プロコフィエフ)
    ヴラスティミル・ホレク(Vn)、ヨセフ・クルソニュ(Vla)、ミハル・カニュカ(Vc)
    録音:プロコフィエフ/2002 年6月、ヤナーチェク/2013 年3, 10月
 [CD28]原盤:PRDDSD 250254およびPRD 250097(いずれも廃盤)
  マルティヌー:弦楽四重奏曲第3番 H.268、弦楽四重奏曲第6番、弦楽四重奏曲第7番(室内協奏曲)
    プラジャーク弦楽四重奏団 I
    録音:2009年1, 6月、1996年1月(第7番のみ)
 [CD29] 原盤:PRDDSD 250252、PRDDSD 250221(廃盤)
  メンデルスゾーン:
   弦楽四重奏曲 変ホ長調 Op.12(録音:2008年10 月)、
   弦楽八重奏曲変ホ長調 Op.20(録音:2005年1, 5月)
     プラジャーク弦楽四重奏団 I 、コチアン弦楽四重奏団
 [CD30] 原盤:PRDDSD 250242(廃盤)
  モーツァルト:
   (1)弦楽四重奏曲第15番ニ短調KV.421 (2)弦楽四重奏曲第17番変ロ長調KV.458「狩り」
   (3)弦楽四重奏曲第19番ハ長調KV.465「不協和音」
     プラジャーク弦楽四重奏団 I
     録音:2007年6, 9月
 [CD31] 原盤:PRD 250026(廃盤)
  モーツァルト:「プロシャ王」弦楽四重奏曲集
   (1)弦楽四重奏曲第21番K.575 (2)弦楽四重奏曲第22番K.589 (3)弦楽四重奏曲第23番K.590
     プラジャーク弦楽四重奏団 I
     録音:1992年9, 12月
 [CD32] 原盤:PRD 350012(廃盤)
  モーツァルト:(1)弦楽五重奏曲第5番ニ長調 K.593 (2)弦楽五重奏曲第4番ト短調 K.516
    プラジャーク弦楽四重奏団 I 、ハット・バイエルレ(ヴィオラ) 
    録音:2000年2月
 [CD33] 原盤:PRD 250104(廃盤)
  モーツァルト:弦楽五重奏曲第4番 ト短調 K.516、ブルックナー:弦楽五重奏曲(1879) 
    プラジャーク弦楽四重奏団 I 、ヤン・ターリヒ(Va)
    録音:1996年5月
 [CD34] 原盤:PRDDSD 250200、PR 250095、PR 250164(いずれも廃盤)
  モーツァルト:
   クラリネット五重奏曲イ長調K.581(録音:2002年1月)、
   ホルン五重奏曲 変ホ長調 K.407(録音:1995年6月)
  ウェーバー:クラリネット五重奏曲 変ロ長調Op.34(録音:2001年1月)
    パスカル・モラゲス(クラリネット)、ヴラデミラ・クランシュカ(ホルン)
 [CD35] 原盤:PRDDSD 250298(廃盤)
  モーツァルト:ピアノ協奏曲集
   (1)第12番 イ長調 K 414/ 385b (2)第11番 ヘ長調 KV 413/ 387a (3)第13番 ハ長調 KV 415/ 378b
     スラーヴカ・ピエホチォヴァー=ヴェルネロヴァー(ピアノ)
     パヴェル・ネイチェク(コントラバス)、プラジャーク弦楽四重奏団 II
     録音:2013年1月
 [CD36] 原盤:PRD 250168(廃盤)
  マーラー:ピアノ四重奏曲(未完)
  シェーンベルク:
   弦楽四重奏曲第0番ニ長調、弦楽三重奏曲Op.45、
   ピアノ伴奏つきヴァイオリンのためのファンタジーOp.47
     プラジャーク弦楽四重奏団 I
     Op.47/ヴラスティミル・ホレク(Vn) 萱原祥子(P) 
     録音:1994 年5月、2001年9月
 [CD37] 原盤:PRD 250112(廃盤)
  シェーンベルク:弦楽四重奏曲第1番ニ短調Op.7、弦楽四重奏曲第2番嬰ヘ短調Op.10
    クリスティーネ・ホイットルシー(S/op.10) 
    プラジャーク弦楽四重奏団、プラジャーク弦楽四重奏団 I
    録音:1994年5月、1997年5月
 [CD38] 原盤:PRD 250278(廃盤)
  シェーンベルク:
   弦楽四重奏のためのスケルツォ ヘ長調、弦楽四重奏のためのプレスト ハ長調、
   室内交響曲 Op.9(ウェーベルンによるピアノと弦楽四重奏編曲版)、弦楽四重奏曲第3番 Op.30
     プラジャーク弦楽四重奏団 II 、ヤロミル・クレパーチ(ピアノ/Op.9)
     録音:2010 年6, 9月
 [CD39] 原盤:PRDDSD 250234(廃盤)
  シェーンベルク:(1)弦楽四重奏曲第4番Op.37 (2)弦楽六重奏曲「浄夜」Op.4
    ヴラディーミル・ブカチュ(Va)、ぺトル・プラウゼ(Vc)、プラジャーク弦楽四重奏団Ⅰ
    録音:2007年1月
 [CD40] 原盤:PRD 250270(廃盤)
  ショスタコーヴィチ:
   弦楽四重奏曲第8番ハ短調 Op.110、弦楽四重奏曲第7番嬰ヘ短調Op.108、
   ピアノ五重奏曲ト短調 Op.57
     エフゲニー・コロリオフ(Pf) 、プラジャーク弦楽四重奏団 II
     録音:2009年11月、2010 年1, 4月
 [CD41] 原盤:PRDDSD 250306(廃盤)
  ショスタコーヴィチ:
   (1)弦楽四重奏曲第14番嬰ヘ長調Op.142 (2)弦楽四重奏のための2つの小品 (1931)
   (3)弦楽四重奏曲第15番変ホ短調Op.144
     プラジャーク弦楽四重奏団 II
     録音:2014年5, 7月
 [CD42] 原盤:PRDDSD 250191(廃盤)
  シューベルト:(1)弦楽五重奏曲ハ長調D.956 (2)弦楽四重奏曲第7番ニ長調D.94
    プラジャーク弦楽四重奏団 I 、マルク・コッペイ(Vc)
    録音:2002年9月、2003年1月
 [CD43] 原盤:PRD 250091(廃盤)
  シューベルト:
   (1)弦楽四重奏曲第13番イ短調D.804〈ロザムンデ〉 (2)弦楽四重奏曲第14番ニ短調D.810〈死と乙女〉
     プラジャーク弦楽四重奏団 I
     録音:1995年6月
 [CD44] 原盤:PRDDSD 250240(廃盤)
  シューベルト:弦楽四重奏曲第15 番ト長調D.887
    プラジャーク弦楽四重奏団 I
    録音:2007年11月
 [CD45] 原盤:PRDDSD 250265(廃盤)
  シューマン:ピアノ五重奏曲変ホ長調、弦楽四重奏曲第1番イ短調 Op.41
    エフゲニー・コロリオフ(Pf)、プラジャーク弦楽四重奏団 I
    録音:2009年10, 11月
 [CD46] 原盤:PRD 250128, PRD 250203(いずれも廃盤)
  スメタナ:弦楽四重奏曲第1番ホ短調「わが生涯より」、弦楽四重奏曲第2番ニ短調
  シュールホフ:弦楽四重奏のための5つの小品
    プラジャーク弦楽四重奏団 I
    録音:1998年9月、1999年1月(スメタナ)/2003年7, 10, 12月、2004年1月(シュールホフ)
 [CD47] 原盤:PRDDSD 350151
  スメタナ:弦楽四重奏曲第1番ホ短調「わが生涯より」、第2番ニ短調
    プラジャーク弦楽四重奏団 III
     (ヤナ・ヴォニャシュコヴァー(Vn)、ヴラスティミル・ホレク(Vn)、
      ヨセフ・クルソニュ(Vla)、ミハル・カニュカ(Vc))
    録音:2017年10月
 [CD48] 原盤:PRD 250294(廃盤)
  (1)グリンカ:大六重奏曲 変ホ長調 (2)チャイコフスキー:弦楽四重奏曲 第1番 ニ長調
  (3)グリンカ:ベッリーニの歌劇「夢遊病の女」の主題による華麗なディヴェルティメント
    プラジャーク弦楽四重奏団 II
    ルーカス・クランスキー((1)(3) Pf)、パヴェル・ネイテク(Cb)、プラジャーク四重奏団
    録音:2012年3, 6月
 [CD49] 原盤:PRD 250107(廃盤)
  ツェムリンスキー:
   弦楽四重奏曲第1番イ長調Op.4、弦楽四重奏のための二章(1927)、
   弦楽四重奏曲第4番イ長調Op.25
     プラジャーク弦楽四重奏団 I
     録音:1998年3, 9月
 [CD50] 原盤:PRDDSD 350045(廃盤)
  「プラジャーク・カルテット・イン・コンサート/ 国際エヴィアン賞受賞より30年」
   (1)ハイドン:弦楽四重奏曲ニ長調Op.50-6「蛙」 (2)マルティヌー:弦楽四重奏曲第3番H 26
   (3)フェルト:サクソフォーン五重奏曲J 194 (4)ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第16番ヘ長調Op.135
     ラーフ・ヘッケマ(sax)、プラジャーク弦楽四重奏団 I
     録音:(1)(2)(4)2008年3月 (3)2006年11月(いずれもライヴ)
 
 ※原盤番号のところに廃盤とあるものは、2022年12月時点での状況です。

 結成50年!プラジャーク弦楽四重奏団の大ボックスセットの登場!

 1972年に創立されたプラジャーク弦楽四重奏団。実に50年の歴史をもちます。
 これを記念して、PRAGA DIGITALSレーベルでの録音を50枚組のボックスで発売いたします。
 それぞれの盤は、ほぼ発売当初のままのカップリングで構成されていますが、組みなおされているものもいくつかございます。
 また、SACDHybrid で発売されていたものもすべてCD でのボックス化となります。
 ブックレットには創立当初からのメンバーであるヨゼフ・クルソニュ(ヴィオラ)の対談が掲載されており、この部分は日本語訳でお読みいただけます。

 
 




AEOLUS

AE11231
(2SACD HYBRID)
¥5700
L.ヴィエルヌ:オルガン交響曲全集 Vol.1&2
 オルガン交響曲第1番 Op.14 ニ短調
 オルガン交響曲第2番 Op.20 ホ短調
 オルガン交響曲第3番 Op.28 嬰ヘ短調
 オルガン交響曲第4番 Op.32 ト短調
ダニエル・ロート(オルガン)

 ルイ・ヴィエルヌのオルガン交響曲集!

 19世紀後半から20世紀前半のフランスにおいて最も重要なオルガニストであり、作曲家でもあったルイ・ヴィエルヌ(1870-1937)。
 彼が作曲したオルガン交響曲のうち第1番から第4番までを収録。演奏するのは、奏者としても教師としてもフランスで有名なオルガニストの一人であるダニエル・ロートです。
 ロートはヴィエルヌ自身やその師であるシャルル=マリー・ヴィドールも所属していたことのあるサン・シュルピス教会のオルガニストに任命されました。

 オルガンの重厚な響きをSACDの高音質でたっぷりとお楽しみいただけます。
 
 

AE11341
(2SACD HYBRID)
¥5700
ティトゥルーズ:賛美歌のためのオルガン奏法
 ジャン・ティトゥルーズ(1563-1633):
  Ad coenam agni providi/Veni Creator Spiritus/
  Pange lingua gloriosi/Ut queant laxis/
  Ave Maris Stella/Conditor alme siderum/
  A solis ortus cardine/Exultet caelum laudibus/
  Annue Christe saeculorum/Sanctorum meritis/
  Iste confessor/Urbs Jerusalem beata
レオン・ベルベン(オルガン)

 フランス・初期バロック期のオルガニストであり作曲家であるジャン・ティトゥルーズ(1563-1633)の作品集。
 レオン・ベルベンは、1550年から1790年の作品のスペシャリストであるオルガン奏者兼ハープシコード奏者です。
 グスタフ・レオンハルトの最後の生徒であり、ゲーベル率いるムジカ・アンティクヮ・ケルンでも活躍しました。
 これまでにも「ディアパゾン・ドール」を獲得するなど数々の受賞歴のある名手です。

 ※録音:2021年11月15日-18日
 
 

AE11351
¥2700
ベルギー・シンフォニック・オルガン
 カミーユ・ジャクマン(1899-1947):グランド・オルガンのための交響曲
 レイモン・ムラール(1875-1962):
  Choral en mi bemolmajeur、Etude en forme de canon
 レオン・ジョンゲン(1884-1969):In Memoriam Regis(1934)
 ジョゼフ・ジョンゲン(1873-1953):宗教行進曲 Op.38-1
 ジャン=マリー・プリュム O.S.M.(1899-1944):
  オルガンのための3つの小品 Op.30
 ピエール・フロワドビーズ(1914-196):Diptyque pour Orgue
ペーター・ファン・デ・ヴェルデ(オルガン)

 アントワープ聖母大聖堂の名誉オルガニスト、ペーター・ファン・デ・ヴェルデが弾く、ベルギーのオルガニストや作曲家たちの作品を世界初録音も含めて収録。
 今回のアルバムではアントワープの聖ミカエル教会の1909年製作ジョス・スティーブンス・オルガンを使用して、ルイ・ヴィエルヌの弟子でありその影響を受けているカミーユ・ジャクマンの「グランド・オルガンのための交響曲」を中心に、Aeolus(エオルス)レーベルによる高音質でお楽しみいただけます。

 ※録音:2022年6月20日-22日
 



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DANACORD



DACOCD904
¥2700→\2490
オレグ・マルシェフ(ピアノ)
 ラヴェル:独奏ピアノ作品全集 Vol.2

 バレエ《ダフニスとクロエ》より
  〔ダフニスの優雅で軽やかな踊り、交響的断章、ダフニスとクロエの情景〕/
   ソナチネ/ハイドンの名によるメヌエット/
   夜のガスパール/フーガ 変ホ長調/フーガ ニ長調
オレグ・マルシェフ(ピアノ)

 オレグ・マルシェフ!ラヴェルの独奏ピアノ作品全集第2巻!

 ☆アゼルバイジャンが生んだピアノの巨人、オレグ・マルシェフ!
 ☆モーリス・ラヴェルの独奏ピアノ作品全集!
 ☆第2巻は「ハイドンの名によるメヌエット」や「夜のガスパール」に加え、今回もローマ賞のために書かれた珍しい「フーガ」を収録!

 旧ソ連、アゼルバイジャンのバクー出身の天才ピアニスト、オレグ・マルシェフは、メジャー・レーベルからの幾度にわたるオファーを断り続け、深い信頼関係で結ばれたデンマークのダナコード(Danacord)・レーベルへ、35以上の素晴らしいアルバム録音し続けてきたピアノの巨人。
 リスト晩年の高弟エミール・フォン・ザウアーのピアノ作品集(全6巻)やデンマークの知られざる作曲家たちのピアノ協奏曲集(全4巻)などの稀少作品から、ブラームス、シューベルト、リスト、ショパン、メンデルスゾーンなどロマン派の名作たちまで膨大なレパートリーを誇り、ロシアの偉大な作曲家たち(チャイコフスキー、ラフマニノフ、プロコフィエフ、ショスタコーヴィチ)のピアノと管弦楽のための作品すべてを録音した(おそらく唯一の)アーティストでもあります。

 2014年に同時リリースされたメンデルスゾーン(DACOCD734-736)とショパン(DACOCD701-702)以来、8年ぶりとなるレコーディングとしてラヴェルのピアノ独奏作品集(DACOCD903)が2022年の春にリリースされましたが、続編となる第2巻がさっそく製作されました。
 第2巻では、「ハイドンの名によるメヌエット」や「夜のガスパール」などの名曲に、バレエ音楽《ダフニスとクロエ》からのピアノ・アレンジメンツを収録。更に前作に続き、ラヴェルがローマ賞のために書いた複数の「フーガ」からの2曲も収録した貴重なレコーディングとなっています。

 


オレグ・マルシェフ
ラヴェル:独奏ピアノ作品全集 Vol.1


 DACOCD903
\2700→\2490
8年ぶり、オレグ・マルシェフが録音スタジオに復帰
ラヴェル:独奏ピアノ作品全集 Vol.1

 グロテスクなセレナード/古風なメヌエット/
 パレード/逝ける王女のためのパヴァーヌ/
 水の戯れ/メヌエット 嬰ハ短調/鏡/フーガ ヘ長調
オレグ・マルシェフ(ピアノ)

 オレグ・マルシェフが録音スタジオに復帰!ラヴェルの独奏ピアノ作品全集が始動!

 ☆アゼルバイジャンが生んだピアノの巨人、オレグ・マルシェフがレコーディング・スタジオに復帰!
 ☆モーリス・ラヴェルの独奏ピアノ作品全集がスタート!
 ☆第1巻は、「鏡」や「水の戯れ」に、ローマ賞のために書かれた珍しい「フーガ」も収録!

 旧ソ連、アゼルバイジャンのバクー出身の天才ピアニスト、オレグ・マルシェフは、メジャー・レーベルからの幾度にわたるオファーを断り続け、深い信頼関係で結ばれたデンマークのダナコード(Danacord)・レーベルへ、35以上の素晴らしいアルバム録音し続けてきたピアノの巨人。
 2014年に同時リリースされたメンデルスゾーン(DACOCD 734-736)とショパン(DACOCD 701-702)以来、8年ぶりとなる待望のレコーディングがついに登場!

 リスト晩年の高弟エミール・フォン・ザウアーのピアノ作品集(全6巻)やデンマークの知られざる作曲家たちのピアノ協奏曲集(全4巻)などの稀少作品から、ブラームス、シューベルト、リスト、ショパン、メンデルスゾーンなどロマン派の名作たちまで膨大なレパートリーを誇り、ロシアの偉大な作曲家たち(チャイコフスキー、ラフマニノフ、プロコフィエフ、ショスタコーヴィチ)のピアノと管弦楽のための作品すべてを録音した(おそらく唯一の)アーティストでもあるマルシェフが次に選んだのはラヴェルの独奏ピアノ作品全集。

 第1巻は、ラヴェルの最高傑作とも言われるピアノ曲集「鏡」を中心に、初期の「グロテスクなセレナーデ」や「古風なメヌエット」から、「水の戯れ」、「逝ける王女のためのパヴァーヌ」などの名曲を選択。
 ラヴェルは5度に渡ってローマ賞(第一等)に落選し当時の楽壇で波紋を呼んだというエピソードも有名ですが、このアルバムには、ラヴェルがローマ賞のために書いたフーガのうちの1つを初めてピアノで録音したという貴重な録音も収録されています。
 ラヴェルのピアノ協奏曲と左手のためのピアノ協奏曲はすでにフランク&ドビュッシーとのカップリングでレコーディングしており(DACOCD 672)、その繊細で雄弁な詩情は証明済みとなるマルシェフが弾く至高のラヴェルにご期待ください!


 




NEOS

NEOS12103
【旧譜】
¥2700
ミヒャエル・クヴェル:室内楽作品集 Vol.3 デア/ゲルベ/クラング(アンサンブル)
ベンヤミン・フィッシャー(ob)*
 ミヒャエル・クヴェル(b.1960):
  目に見えないエネルギーIII -
   フィシス(フルート、クラリネット、ヴァイオリン、チェロ、アコーディオンのための)(2019)
  目に見えないエネルギーII
   (コントラバス・クラリネットとアコーディオンのための)(2018)
  相互依存(ギターとパーカッションのための)(1998)
  ストリングI(独奏オーボエのための)(2013)*
  目に見えないエネルギーI
   (フルート、クラリネット/バス・クラリネット、チェロ、パーカッションのための)(2013)
  ストリングIII-ブレインズ(ヴァイオリン、アコーディオン、ピアノのための)(2019)
 ※全曲世界初録音

 哲学的・美学的観点から創造されるミヒャエル・クヴェルの音世界。

 ハンス=ウルリヒ・エンゲルマンに作曲を学び、フランクフルト芸術賞、ベルリン国際作曲賞など多くの賞を受賞しているミヒャエル・クヴェルの作品集シリーズ。
 クヴェルは音楽のみならずゲーテ大学では哲学と神学も修めており、哲学的・美学的観点から創造される、複雑な相互作用のある構造を持つ魅力的な音世界が広がります。

 ※録音:2021年1月25-26日&3月8-9日、バイエルン放送第2スタジオ(ミュンヘン、ドイツ)
 
 
NEOS12107
【旧譜】
¥2700
デトレフ・ホイジンガー:ルルの夢 ~ 作品集
 デトレフ・ホイジンガー(b.1956):
  4つのクロスロード
   (アンサンブルとライヴ・エレクトロニクスのための)(2017)
  ルルの夢
   (エレクトリック・ギターとエレクトロニクスのための)(2018)
  ザブリスキー・ポイント2周年記念
   (エレクトリック・ギターと大管弦楽のための)(2005)
 ※全曲世界初録音
デトレフ・ホイジンガー
 (指揮、エレクトリック・ギター)
アンサンブル・エクスペリメンタル
カロリーナ・エイク(テルミン)
SWRエクスペリメンタル・スタジオ
 (サウンド・ディレクション、
  エレクトロニクス)
ユルゲン・ルック(エレクトリック・ギター)
シャーン・エドワーズ(指揮)
フランクフルト放送交響楽団

 1956年生まれのデトレフ・ホイジンガーはハンス・ヴェルナー・ヘンツェやルイジ・ノーノに学び、作曲、指揮のほかギター奏者としても地位を確立しています。
 ここに収められた作品もすべてエレクトリック・ギターが中心的な役割を果たしており、自身が責任者を務めるSWRエクスペリメンタル・スタジオの電子音響やテルミンといった楽器を巧みに生かし、スリリングでミステリアスな響きや鋭利なサウンドで聴く者を魅了します。

 ※録音:2005年11月、2019年5月、2020年6月(ドイツ)
 
 
NEOS1210809
(2CD)
【旧譜】
¥5100
チャールズ・ウゾー:マザータング ~ 作品集
 チャールズ・ウゾー(b.1961):
  マザータング
   (メゾ・ソプラノ、テープ、アンサンブルのための)(2019)
  天安門広場に降り注ぐ白い紙の花
   (5つのチェロのための)(1989)
  8'46'' ~ ジョージ・フロイドを悼んで
   (いくつかの楽器を伴う何人かのミュージシャンのための)(2020)
  Go ~ 想像上のバレエのための六重奏曲(1999/2019)
  ZimZum(2つのギターのための)(1998)
  Sephardic lilt.mimicri
   (ギター、アコーディオン、テープのための)(2017-18)
  サマルカンドの王女(独奏打楽器のための)(2001)
 ※全曲世界初録音
アンサンブル・マザータング
ルペルト・フーバー(指揮)
アンサンブル・ラ・ノッテ
チャールズ・ウゾー(指揮)、他

 ナイジェリア出身の作曲家、チャールズ・ウゾーの2枚組アルバム。母国の内戦により7歳でスイスへの移住を余儀なくされたウゾーの、音楽的、精神的な宇宙を旅するようなプログラム。
 思春期に失った彼の母語であるイボ語の響きを探し求めるマザータング(母語)のほか、2020年にアメリカで発生した、警察官によって黒人男性ジョージ・フロイドが不適切な拘束で殺害された事件や1989年の天安門事件などを扱った社会性の高い作品が、彼の民主主義や平和への思いを表しています。

 ※録音:1996年~2020年(スイス&ドイツ)
 
 
NEOS12029
【旧譜】
¥2700
ジム・フランクリン:湖からの歌 ~
 尺八とライヴ・エレクトロニクスのための作品集

  ジム・フランクリン(b.1959):
   Mists, Descending
    (尺八とライヴ・エレクトロニクスのための)
   Ripples(尺八、テルミン、ライヴ・エレクトロニクスのための)
   Fluid Convex(尺八とライヴ・エレクトロニクスのための)
   Mirrored Depths(尺八とシンセサイザーのための)
   Surface Trace
    (尺八、ライヴ・エレクトロニクス、
     ハーケン・コンティニュー・ミニのための)
   Spiral Eddies(尺八、テルミン、ライヴ・エレクトロニクスのための)
   Mists, Departing
    (尺八、ライヴ・エレクトロニクス、シンセサイザーのための)
 ※全曲世界初録音
ジム・フランクリン
 (尺八、テルミン、
  シンセサイザー、
  ハーケン・コンティニュー・ミニ、
  シンセサイザー)

 ジム・フランクリンの尺八作品集!日本語解説付き!

 尺八の師範演奏家、ジム・フランクリンの自作自演集。
 フランクリンはオーストラリア、ドイツ、オランダで作曲と民族音楽を学んでいましたが、大学在学中に出会った尺八に魅了されオーストラリアで尺八を習得。
 その後日本で古屋輝夫、横山勝也の両氏に師事し1996年に横山氏より師範免状を授与されました。
 以来尺八とライヴ・エレクトロニクスを組み合わせ、仏教の思想と経験、禅の世界からもインスピレーションを得た作曲、演奏活動を行っています。
 作品はすべて半構成された即興演奏で、尺八+ライヴ・エレクトロニクスの同時演奏(尺八の音をリアルタイムで電子処理した演奏)を試みています。

 ※録音:2020年5月~6月(ドイツ)
 
 
NEOS12102
【旧譜】
¥2700
ヴィト・ジュライ:アラヴォ ~ 作品集
 ヴィト・ジュライ(b.1979):
  Der Verwandler(室内混声合唱と交響楽のための)(2018)*
  i-Formation(2つの管弦楽と2人の指揮者のための)(2016)**
  Alavo(ソプラノ、ピアノ、器楽グループのための)(2017)***
 ※全曲世界初録音
SWRヴォーカル・アンサンブル*
SWR交響楽団*
ブラット・ラブマン(指揮)*
ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団**
フランソワ=グサヴィエ・ロト(指揮)**
WDR交響楽団**
ユッカ=ペッカ・サラステ(指揮)**
ティエリー・メヒラー(オルガン)***
リナット・モリア(ソプラノ)***
ジャン=フレデリック・ヌーブルジェ(ピアノ)***
ベルリン・フィルハーモニー・カラヤン・アカデミー***
スタンリー・ドッズ(指揮)***

 スロヴェニア出身の作曲家、ヴィト・ジュライは、日本における知名度はまだ高くないもののヨーロッパでは既に大きな支持を得ています。
 情景的要素や空間的音響概念を取り入れ、パワフルで綿密に練られた作風が特徴。オーケストラの大音響に叫び声、特殊奏法が融合し、目まぐるしく変容するエネルギーに満ち溢れた音楽です。
 ヨーロッパでの評価の高さを物語る超豪華な演奏者陣にも注目。全曲が世界初演のライヴ録音です。

 ※録音(ライヴ):2019年2月(シュトゥットガルト)*、2016年9月(ケルン)**、2017年11月(ベルリン)***
 
 
NEOS12101
【旧譜】
¥2700
ダーフィト・フィリップ・ヘフティ:Light and Shade ~ 作品集
 ダーフィト・フィリップ・ヘフティ(b.1975):
  An durchsichtigen Faden
   (メゾ・ソプラノと弦楽四重奏のための) ~
    クルト・エーブリの詩による(2018)
  Concubia nocte(弦楽四重奏曲第5番)(2018)
  Danse interstellaire
   (バセット・クラリネットと弦楽四重奏のための)(2014)
 ※全曲世界初録音
アマリリス弦楽四重奏団
マリア・リッカルダ・ヴェッセリング(メゾ・ソプラノ)
ベルンハルト・レートリスベルガー(バセット・クラリネット)

 アルバン・ベルク弦楽四重奏団にも師事したドイツの正統派カルテット、アマリリス弦楽四重奏団によるダーフィト・フィリップ・ヘフティの作品集。
 ヘフティはヴォルフガング・リームらに師事したスイス出身の作曲家。光と影、悲しみと安らぎ、緊張と解放の間を自在に行き来する3つの作品を収録。

 ※録音:2019年&2020年、チューリッヒ放送スタジオ(スイス)
 
 
NEOS12028
【旧譜】
¥2700
ダーフィト・フィリップ・ヘフティ:雪の女王
 ダーフィト・フィリップ・ヘフティ(b.1975):
  音楽劇《雪の女王》
   (ソプラノ、2人の語り手と管弦楽のための)(2018)
 ※世界初録音
チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団
ダーフィト・フィリップ・ヘフティ(指揮)
モイツァ・エルトマン(ソプラノ)
デリア・マイヤー(語り手)
マックス・シモニシェク(語り手)

 ディズニー映画「アナと雪の女王」の原作としても知られるアンデルセン童話「雪の女王」を全く新しい解釈で仕立て上げたダーフィト・フィリップ・ヘフティの現代音楽劇。
 チューリッヒ・トーンハレ協会が創立150周年を記念してヘフティに委嘱した作品で、それを祝う記念コンサートで初演された際のライヴ録音です。

 ※録音(ライヴ):2018年11月11日、トーンハレ(チューリッヒ、スイス)
 




ONYX



ONYX4229
¥2600
ラフマニノフ、ボーウェン、メトネル:2台ピアノ作品集
 セルゲイ・ラフマニノフ:交響的舞曲 Op.45
 ヨーク・ボーウェン:主題と変奏 Op.139
 ニコライ・メトネル:2つの小品 Op.58
ヨーゼフ・モーグ
カイ・アドマイト(ピアノ)

 生誕150年を迎える、ラフマニノフを2台ピアノで奏でる!

 ☆2015年英グラモフォン賞の「ヤング・アーティスト・オヴ・ジ・イヤー」を受賞!
 ☆2016年『グリーグ&モシュコフスキ:ピアノ協奏曲集』が第58回グラミー賞にノミネート!

 1987年生まれ、2015年に英グラモフォン賞の「ヤング・アーティスト・オヴ・ジ・イヤー」を受賞、2016年に『グリーグ&モシュコフスキ:ピアノ協奏曲集(ONYX4144)』が第58回グラミー賞にノミネートされたドイツのヴィルトゥオーゾ・ピアニスト、ヨーゼフ・モーグ。
 本作では、ゲルハルト・オピッツやマイケル・ポンテイ、ジョルジュ・シフラらに師事したドイツのピアニスト、カイ・アドマイトとともに、20世紀前半に活躍したコンポーザー=ピアニストたちによる2台ピアノのための作品を収録。
 2023年に生誕150周年を迎えるラフマニノフに、ラフマニノフとお互いに作品を献呈し合うなど、深い親交のあったメトネル、そしてラフマニノフ作品を多数レパートリーにしていたことから「イギリスのラフマニノフ」と呼ばれたボーウェン。
 20世紀においても調性音楽の枠組みを大きく外れることのなかったロマンティックな作曲家たちによる、旋律とハーモニーの魅力に満ちた3作品をお楽しみください。
 




<メジャー・レーベル>

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オーストラリアELOQUENCE


4842492
(10CD)
\8200→\7790

《アンドレイ・ガヴリーロフ~ドイツ・グラモフォン録音全集》


《CD 1》
 1-32) J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲BWV988
  【録音】1992年9月、ヴィースバーデン/
《CD 2》
 J.S.バッハ:
  1-6) フランス組曲第1番ニ短調BWV812、
  7-12) フランス組曲第2番ハ短調BWV813、13-19) フランス組曲第3番ロ短調BWV814
  【録音】1993年10月、ヴィースバーデン/
《CD 3》
 J.S.バッハ:
  1-7) フランス組曲第4番変ホ長調BWV815、
  8-14) フランス組曲第5番ト長調BWV816、15-22) フランス組曲第6番ホ長調BWV817
  【録音】1993年10月、ヴィースバーデン/
《CD 4》
 シューベルト:1-4) 4つの即興曲D899、5-8) 4つの即興曲D935
  【録音】1991年2月、ハンブルク/
《CD 5》
 ショパン:
  1-4) ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調Op.35、5) バラード第1番ト短調Op.23、
  6) バラード第2番ヘ長調Op.38、7) バラード第3番変イ長調Op.47、8) バラード第4番ヘ短調Op.52
   【録音】1991年9月、ハノーファー/
《CD 6》
 グリーグ:
  1) 抒情小曲集第1集Op.12より第1曲:アリエッタ、
  2) 抒情小曲集第2集Op.38より第1曲:子守歌、抒情小曲集第3集Op.43より
    3) 第1曲:蝶々、4) 第2曲:孤独なさすらい人、5) 第6曲:春に寄す、
  抒情小曲集第4集Op.47より
   6) 第2曲アルバムの綴り、7) 第3曲:メロディ、8) 第4曲:ハリング、
  抒情小曲集第5集Op.54より
   9) 第1曲:羊飼いの少年、10) 第2曲:ノルウェーの農民行進曲、
  11) 第3曲:小人の行進、12) 第4曲:夜想曲、13) 第5曲:スケルツォ、
  14) 抒情小曲集第6集Op.57より第6曲:郷愁、
  15) 抒情小曲集第7集Op.62より第4曲:小川、
  抒情小曲集第8集Op.65より
   16) 第5曲:バラード調で、17) 第6曲:トロルドハウゲンの婚礼の日、
  抒情小曲集第9集Op.68より
   18) 第3曲:あなたのそばに、19) 第5曲:ゆりかごの歌、
  抒情小曲集第10集Op.71より
   20) 第1曲:昔々、21) 第2曲:夏の夕べ、22) 第3曲:小妖精、23) 第6曲:過去、24) 第7曲:余韻
    【録音】1993年4月(1, 2, 5, 6, 9-11, 13-15, 17, 19, 21, 23)、1992年12月(3, 4, 7, 8, 12, 16, 18, 20, 22, 24)/
《CD 7》
 プロコフィエフ:
  1) ピアノ・ソナタ第3番イ短調Op.28、2-4) ピアノ・ソナタ第7番変ロ長調Op.83、5-7) ピアノ・ソナタ第8番変ロ長調Op.84
   【録音】1991年5月、ハンブルク/
《CD 8》
 プロコフィエフ:
  1-10)『ロメオとジュリエット』からの10のピアノ小品、11) 4つの小品Op.4より第4曲:悪魔的暗示、
  12) 10の小品Op.12より第7曲:前奏曲、
 ラヴェル:13-15) 夜のガスパール、16) 亡き王女のためのパヴァーヌ
  【録音】1992年4月(1-10)、1993年(11-16)、ヴィースバーデン/
《CD 9》
 ブリテン:
  1-12) 金曜の午後Op.7、13) 組曲『休日の日記』Op.5より第2曲:帆走、
  14) 小姓マスグレイヴとバーナード夫人のバラード、15) 組曲『休日の日記』Op.5より第4曲:夜、16) 黄金の虚栄Op.78
   【演奏】ウィーン少年合唱団(1-12, 16)、コルス・ヴィエネンシス(14)
    【録音】1992年6月、ウィーン/
《CD 10》
 ストラヴィンスキー:
  1) ロシア風スケルツォ(2台ピアノ版)、2-5) 2台のピアノのための協奏曲、
  6-8) 2台のピアノのためのソナタ、9-21) バレエ『春の祭典』(2台ピアノ版)
   【演奏】ヴラディーミル・アシュケナージ(ピアノ)
    【録音】1990年1月(1, 9-21)、1991年6月(2-8)、スウォンジー
アンドレイ・ガヴリーロフ(ピアノ)

 鬼才ピアニストがDGに行った3年間の衝撃の録音を集大成。CD10枚組BOXセット

 アンドレイ・ガヴリーロフは1955年生まれのロシアのピアニスト。短期間ながらドイツ・グラモフォンに行った録音はリスナーと批評家たちに大きな衝撃を与えました。
 それらの録音すべてにアシュケナージとデッカに行った録音も加え、CD10枚組BOXセットで発売します。

 1990年初期の3年間、アンドレイ・ガヴリーロフは同世代のクリスチャン・ツィメルマンやイーヴォ・ポゴレリチと並ぶドイツ・グラモフォンの専属アーティストでした。
 その間、自身のレパートリーを再び採り上げるとともに新たな挑戦も行い、9つのアルバムを作成しました。
 さらにデッカのピアニスト、ヴラディーミル・アシュケナージとストラヴィンスキーのCDで共演しました。中でも2台ピアノ版の『春の祭典』の力強さと細やかさは批評家から驚きを持って称賛されました。

 『ファンファーレ』誌はガヴリーロフを“鬼才ピアニスト”と称えました。

 ※オリジナル・ジャケット仕様。
 
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4842053
(11CD)
\8700→\8290

《イェルク・デームス~ウェストミンスター/バッハ録音集》


J.S.バッハ:
《CD 1-2》
 平均律クラヴィーア曲集第1巻BWV846-869
  【録音】1956年、ウィーン/
《CD 3-4》
 平均律クラヴィーア曲集第2巻BWV870-893
  【録音】1956年、ウィーン/
《CD 5》
 1-7) パルティータ第1番変ロ長調BWV825、
 8-13) パルティータ第2番ハ短調BWV826、14-20) パルティータ第3番イ短調BWV827
  【録音】1964年、ウィーン/
《CD 6》
 1-7)パルティータ第4番ニ長調BWV828、
 8-14) パルティータ第5番ト長調BWV829、15-21) パルティータ第6番ホ短調BWV830
  【録音】1964年、ウィーン/
《CD 7》
 1-32) ゴルトベルク変奏曲BWV988
  【録音】1953年1月、オーストリア/
《CD 8》
 1-32) ゴルトベルク変奏曲BWV988
  【録音】1963年6月、ウィーン/
《CD 9》
 1) カプリッチョ変ロ長調BWV992『最愛の兄の旅立ちに寄せて』、
 2) メヌエット ト長調BWV Anh.116、3) ミュゼット ニ長調BWV Anh.126、
 4) メヌエット ト長調BWV Anh.114、5) ポロネーズ ト短調BWV Anh.125、
 6) ゴルトベルク変奏曲BWV988よりアリア、7) チェンバロのためのソロ変ホ長調BWV Anh.129、
 8-9) 半音階的幻想曲とフーガ ニ短調BWV903、10-12) イタリア協奏曲ヘ長調BWV971
 【録音】1961年6月、ウィーン/
《CD 10》
 1-3) チェンバロ協奏曲第1番ニ短調BWV1052、4-6) チェンバロ協奏曲第2番ホ長調BWV1053
  【演奏】クルト・レーデル(指揮)ウィーン国立歌劇場管弦楽団
   【録音】1959年、ウィーン/
《CD 11》
 1-3) 2台のチェンバロのための協奏曲第2番ハ長調BWV1061、
 4-6) チェンバロ協奏曲第5番ヘ短調BWV1056、
 7-9) 2台のチェンバロのための協奏曲第1番ハ短調BWV1060、10-12) チェンバロ協奏曲第4番イ長調BWV1055
  【演奏】パウル・バドゥラ=スコダ(ピアノ)(1-3, 7-9)、クルト・レーデル(指揮)ウィーン国立歌劇場管弦楽団
   【録音】1959年6月、ウィーン
イェルク・デームス(ピアノ)

 “ウィーンの三羽烏”の一人による心を満たすバッハ演奏。CD11枚組BOXセット

 ウィーンのピアニスト、イェルク・デームスがウェストミンスターに行った有名なバッハ録音をまとめたCD11枚組BOXセットが発売されます。
 その演奏は聴く人に元気を与え、心を満たしてくれます。デームスはパウル・バドゥラ=スコダ、フリードリヒ・グルダとともに「ウィーン三羽烏」と呼ばれ、バロックと古典派レパートリーに新たな光を当てました。
 デームス自身によるとバッハの音楽はピアノの才能にあふれていた10代のデームスにとって受け入れやすいものだったといいます。

 『ゴルトベルク変奏曲』は1953年のモノラル録音と1963年のステレオ録音の両方が収録されています。

 デームスは2019年4月16日、ウィーンで90歳で亡くなりました。
 















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