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マイナー・レーベル新譜(3)
第35号 2006年9,10,11月リリース予定



2L

2L 34SACD
(SACD Hybrid)
\3200
R・シュトラウス:ヴァイオリン・ソナタ変ホ長調Op.18
エネスコ:ヴァイオリン・ソナタ イ短調Op.25
コールビョルン・ホルテ(Vn)、
トゥール・エスペン・アスポース(P)
ヨーロッパ室内管弦楽団の主席第2ヴァイオリン奏者として第1線で活躍を続ける傍ら、2006年8月からはノルウェーのオーケストラであるトロムソ交響楽団の芸術監督に就任するコールビョルン・ホルテの熱演が光るヴァイオリン・ソナタ集。ノルウェーのトップ・ピアニストであるアスポースのサポートも絶妙である。

AEOLUS 1CD¥2400

AE-10094
(SACD Hybrid Multichannel)
\2700
ルイ・クープラン・エディションVol.1〜クープランへの序曲
 ルイ・クープラン(c.1626−1661):
  組曲ニ短調/同イ長調/同へ長調/
  同ト長調/同イ短調/ファンタジー
ボブ・ファン・アスペレン(Cemb)
オランダが生んだ世界有数の鍵盤楽器奏者であるボブ・ファン・アスペレン。「J・S・バッハ」と「フローベルガー」シリーズをソロ録音の柱として進行してきたアスペレンだが、今回新たにスタートさせるのはクープラン!しかも取り上げるのはクープランはクープランでも大クープランであるフランソワ・クープランではなく、叔父にあたるルイ・クープランというアスペレンならではのプログラミング。フランソワ・クープランに次いでクープラン一族の重要人物であるルイ・クープランは、17世紀最大の鍵盤音楽作曲家の1人として知られる偉大な音楽家。深い知識と研究成果、レオンハルト直伝の技巧を発揮したアスペレンの演奏は、期待に違わぬ素晴らしいシリーズとして新たなる金字塔を打ち立てるに違いない。
AE-10501
(SACD Hybrid Multichannel)
\2700
フローベルガー・エディションVol.5
 幻想曲第1番〜第7番/カンツォーナ第1番〜第6番/
 トッカータ第5番、第8番、第13番、第14番
ボブ・ファン・アスペレン(Org)
J・S・バッハのシリーズと同時進行としてアスペレンが大きな力を注いでいるフローベルガー・エディションの最新盤の演奏は、なんとチェンバロではなくオルガン!初のオルガン演奏による録音となった第5集でアスペレンが弾くのは、ボローニャのサン_マルティノ教会に設置されている1556年に制作された歴史的オルガンという注目の銘機。アスペレンの研究に研究を重ねた解釈による演奏は壮大にして荘厳。大きな注目を集めることになるであろうアスペレンのオルガンによるフローベルガー。36ページに及ぶブックレットにはアスペレン自身による解説も収められており注目度は非常に高い!
AE-10421
(2CD)
ヨハン・ウルリヒ・シュタイグレーダー(1593−1635):
 オルガン作品全集
  タブラトゥア・ブーフ/リチェルカール・タブラトゥラ
レオン・ベルベン(Org)
16世紀〜17世紀ドイツの音楽一家に生まれ、足が不自由でありながらもオルガン奏者や作曲家として活躍したヨハン・ウルリヒ・シュタイグレーダーの書き上げたオルガン作品全曲を収録。ムジカ・アンティクヮ・ケルンなどで鍵盤奏者を務めるオランダ人演奏家レオン・ベルベンが、リュディングヴォルト聖ヤコビ教会に設置されているシュニットガー製オルガンでスケールの大きい演奏を聴かせてくれる。
AE-10581 ルイス・ウルテアガ(1882−1960):オルガン作品集
 アレグロ・マエストーソ/Ofrenda al Beato Pio Ⅹ/
 マルチャ・レリギオサ/カノン形式による牧歌/
 パストレーラ/レスポンソ/栄光のエルサレムへ/フィナーレ
エステバン・エリゾンド(Org)
ウルテアガは、その生涯で88曲に及ぶオルガンのための作品を作曲したスペインの音楽家である。来日経験も持つスペインのオルガニスト、エリゾンドがサン・ヴィセンテ教会のオルガンで同郷のウルテアガの作品を演奏した録音。
AE-10611
(SACD Hybrid Multichannel)
\2700
ポール・ド・マレングロー(1887−1956):
 シンフォニック・オルガン作品集Vol.1
  交響曲《神秘の子羊》Op.24/
  組曲《修道会》Op.65/交響曲《受難》Op.20
ペーター・ファン・デ・ヴェルデ(Org)
フランク、ドビュッシーの系譜を受け継ぐベルギーの作曲家マレングローの作品集がスタート。キリストの受難を描いた作品など、収録曲は何れも宗教色の濃い内容となっている。アントワープでの録音。

ANLEUT

A 034
\2400
C・P・E・バッハ:
 ヴィオラ・ダ・ガンバとチェンバロのためのソナタハ長調WQ.136/
 同ニ長調WQ.137/
 チェンバロとヴィオラ・ダ・ガンバのためのソナタ ト短調Wq.88
ローレンツ・デュフトシュミット(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、
ボブ・ファン・アスペレン(チェンバロ)
ヴィオラ・ダ・ガンバの権威デュフシュミットと、オランダを代表する鍵盤楽器奏者アスペレンの強力タッグによるアルバムが登場!デュフトシュミットはスイスのバーゼル音楽院で学び、25歳という若さでグラーツ音大の客員教授に就任。同時に2つの音楽祭の芸術監督にも任命され、古楽器アンサンブルのアルモニコ・トリビュート・オーストリアの音楽監督としても活躍中。オランダの生んだ鍵盤楽器、特にチェンバロの重鎮として世界に名高いアスペレンの正確なタッチと多彩な表現に満ちた演奏がデュフシュミットのヴィオラ・ダ・ガンバを更に際立たせている。ちなみにデュフトシュミットは今回の録音では、ヤコブ・スタイナー1679年製のヴィオラダ・ガンバを使用している。

APR 1CD¥1900

APR 5568 ロナルド・スミス・プレイズ・シューベルト
 シューベルト:
  さすらい人幻想曲ハ長調D.760/
  ピアノ・ソナタ第4番イ短調D.537/
  同第14番イ短調D.784
ロナルド・スミス(P)
フレディ・ケンプの師匠であり、アルカンの権威としての側面を併せ持った名手ロナルド・スミスが1986年と晩年となる2002年に残した録音。

ARCANA

A 342
\2400
ギョーム・デュファイ:聖ヤコブのミサ曲 ラ・レヴェルディ
デュファイの「イタリアへの道(A 317)」、ビンゲンの「王の花嫁(A 314)」など数々の名盤を送り出しているラ・レヴェルディは、2組のイタリア人演奏家の姉妹を中心とした古楽アンサンブル。1986年に活動を開始したラ・レヴェルディにとって今年2006年は結成20周年となる節目の年であり、今回のリリースは結成20周年記念盤となる。デュファイの演奏には特に高い評価を得ているレヴェルディ。澄み切った歌声やサクバットの音色が織り成すハーモニーは絶品である。
A 332
\2400
不可思議なる学芸〜
 中世の思惟としての音楽
ラ・レヴェルディ
廃盤となっていたA 29の新装再発売盤。約10年前となる1993年に録音が行われたラ・レヴェルディの演奏。

AR RE−SE 1CD¥2400

AR 2006-0
¥2400→¥2190
ルクー:
 ヴァイオリン・ソナタ ト長調/
アルベリク・マニャール(1865−1914):
 ヴァイオリン・ソナタOp.13
イリナ・ムレサヌ(Vn)、
ダナ・シオカルリ(P)
レコード芸術8月号の海外盤試聴記で紹介されて以来、問い合わせが続いているルクー&マニャールのソナタ・アルバム。現在はソリストや室内楽奏者として世界的に活躍しているルーマニア出身の女流奏者たちによる演奏は、「AR Re-Se」の代表盤としてだけでなく収録2作品の決定盤と言うに相応しい渾身のパフォーマンスである。
AR 2006-1
\2400
スクリャービン:練習曲(全曲) リディア・ジャルドン(P)
女流演奏家のみを取り上げるというコンセプトに基づいた活動を展開しているレーベル「AR Re-Se」の主宰者であり、実力派ピアニストでもあるリディア・ジャルドンのスクリャービン。

ASV GOLD

GLD 4022
\2300
モーツァルト:
 フルート四重奏曲第1番ニ長調K.285/
 アダージョ ヘ長調K.580a/
 ピアノと木管のための五重奏曲変ホ長調K.452/
 クラリネット五重奏曲イ長調K.581
アンサンブル360
イギリスの若手演奏家たちによって結成された室内楽団「アンサンブル360」のデビュー・アルバム。ASVは今後この新鋭アンサンブルの録音&リリースを継続的に行っていくという方針を打ち出しており、これからの飛躍と活躍が期待されている。平均年齢30歳未満という若さ溢れるフレッシュなパワーで新鮮なモーツァルトを披露してくれる!

ATTACCA 1CD¥2400

Babel 9371-72
(2CD)
ジョージ・クラム(1929−):ピアノのための作品全集
 ピアノのための5つの小品/
 アンプリファイド・ピアノのための《マクロコスモス》
  第1集、第2集、第4集「天界の力学」/
 1979年のクリスマスのための小組曲/
 小人の変奏曲/行列聖歌
ロベルト・ナスフェルト(P)、
ヤコブ・ボガート(P)、
マリアン・ボルト(P)
20世紀アメリカが生んだ新ロマン主義の大作曲家であり、神秘主義や悪魔主義の作風も見せたジョージ・クラムのピアノ作品集。中でも「マクロコスモス」第1集は、12曲の小品それぞれに黄道12宮の星座の名前が振り分けられたクラムの代表作である。楽譜も十字架、円、螺旋などの形をとなっており、通常の五線譜からは想像出来ないスケールと精度を兼ね備えているのも大きな特徴。コンテンポラリーの重要作を収めた「Attacca」レーベルの特色を全面に打ち出したアルバムと言える!1986年&1991年の録音。
Babel 8948-5 トリスタン・ケウリス(1946−):弦楽四重奏曲第2番/
ショスタコーヴィチ:
 弦楽四重奏曲第8番ハ短調Op.110、
 同第13番変ロ短調Op.138
ラファエル四重奏団
オランダの弦楽四重奏団であるラファエル四重奏団が同国の作曲家ケウリスによる委嘱作品とショスタコーヴィチの作品を深く掘り下げ、鬼気迫る演奏聴かせてくれる。1983年&1988年の録音。
Babel 9481 2台のピアノ、8手のための作品集
 ロベルト・ナスフェルト(1955−):
  2台ピアノのための3つの小品/
 テオ・ルーヴェンディ(1930−):Voor Jan Piet en Klaas/
 トン・ブルイネル(1934−1998):雨/
 ラヴェル:さし絵/
 フランソワ=ベルナール・マシェ(1935−):Styx、Lethe/
 グラハム・フィトキン(1963−):Untitled 11、Sciosophy
オランダ・ピアノ四重奏団
オランダの現代作品からロマン派の名作など幅広い作品をレパートリーとするオランダ・ピアノ四重奏団。40本の指と176の鍵盤が次々と繰り出す演奏が凄味を放っている。1994年の録音。
Babel 9374 ハンス・コックス(1930−):室内楽作品集
 Through A Glass Darkly/ヴァイオリン・ソナタ第4番/
 チェロ・ソナタ/2台ピアノのためのソナタ/弦楽四重奏曲
エーヴァ・コスキネン(Vn)、
ミレル・イアンコヴィチ(Vc)、
ジョン=エドワード・ケリー(Sax)、
ボブ・フェルステーフ(P)、
ユトレヒト弦楽四重奏団
オランダの現代作曲家であるハンス・コックスの作品を、ルーマニアのチェロ奏者イアンコヴィチやご当地オランダのユトレヒト弦楽四重奏団が演奏。1992年&1993年の録音。
Babel 8742-5 イグナス・リリエン(1897−1964):
 ヴェロニカ、メディアンツによる4つのシャンソン、
 ミーツカゼルネ(共同住宅)/
ライネルマリア・リルケ:ハーブスト/
パウル・ヴェルライネ:インドレンツ
アンヤ・ファン・ヴァイク(Ms)、
フランス・ファン・ルート(P)
ポーランドやソ連の間で揺れ動いたウクライナの都市、リヴィフに生まれたユダヤ人作曲家イグナス・リリエンの歌曲集。1986年の録音。
Attacca 2295 Fusion Moderne
 グース・ヤンセン(1951−):Met Spoed/Urgent/
 アネスティス・ロゴテティス(1921−1994):フュージョン/
 ルシエン・ゲータルス(1931−):4つの小品/
 テオ・ルーヴェンディー(1930−):
  バス・クラリネットとピアノのための音楽/
 ヨス・クンスト(1936−1996):No time at all/
 トン・ブルイネル(1934−1998):ルッキング・アース/
 アドリアン・ファン・ノールト(1954−):レゲエ/
 ヨープ・ストレイザー(1934−):インターセクションⅤ-2
ポロ・デ・ハース(P)、
ハリー・スパルナアイ(バス・クラリネット)
「Fusion Moderne」は、クラシックから現代音楽までを広くカバーするデ・ハースと、現代音楽のスペシャリストであるバス・クラリネット奏者スパルナイのデュオである。
Babel 9158-1 逃走用梯子5
 ロバート・ディック:
  Flames Must Not Encircle Sides、ルックアウト、
  アナムネシス、
  演奏会用練習曲Vol.2《フライング・レンスッンズ》/
 ルチアーノ・ベリオ:セクエンツァ/
 ドビュッシー:シランクス/
 福島和夫:メイ/
 ロバート・モリス:ラウドラ/
 ダニエル・アシア:プラム/ドリーム・セクエンスⅡ
ロバート・ディック(Fl)

AVIE 1CD¥2300

AV 2100 モーツァルト:
 ピアノ協奏曲第23番イ長調K.488/
 同第9番変ホ長調K.271
イモジェン・クーパー(P&指揮)、
ノーザン・シンフォニア
セイジ・ゲイツヘッド・ホールとのコラボレーションリリース第1弾!2004年12月にオープンとなり大きな話題を呼んだイギリスの都市ニューキャッスルゲイツヘッドの誇る国際音楽センター「セージ・ゲイツヘッド・ホール」。この「セージ・ゲイツヘッド・ホール」を新たな拠点とする名門ノーザン・シンフォニアが、同ホールで行ったコンサートのライヴ録音をリリースして行く新シリーズがアヴィー(Avie)よりスタート。記念すべきシリーズの第1弾はバドゥラ=スコダ、デームス、ブレンデル直伝の演奏で喝采を浴びているイギリスの女流ピアニスト、イモジェン・クーパーの弾き振りによるモーツァルト・アルバム。クーパーの丁寧なタッチで生み出されるクリアな音色によるモーツァルトは絶品。シャンドスやASVへ数多くの録音を行っているノーザン・シンフォニアも伸びやかな演奏を聴かせてくれている。アーティストとホール、聴衆が一体となった芸術を届けてくれる今後のリリースが楽しみなシリーズである!
AV 2089 知られざる恋〜ソラージュとマショーの歌曲
 ソラージュ:
  Le basile、Tres gentil cuer、Fumeux fume par fumee、
  Joieux de cuer、Corps feminine、S'aincy estoit、Pluseurs gens、
  Calextone, qui fut dame、Helas! je voy mon cuer
 ギョーム・ド・マショー:
  Mors sui, se je ne vous voy、Quant je sui mis au retour、
  Dame se vous m’estes lonteinne、Plus dure que un dyamant、
  Douce dame, tant com vivray、Se je souspir parfondement、
  Dieus Biaute Douceur Nature
 作曲者不詳:Adieu vous di、Le mont Aon de Trace
ゴシック・ヴォイセズ
世界最古の女流作曲家ヒルデガルト・フォン・ビンゲンの再評価に大きな貢献を果たし、3度に渡ってグラモフォン・アウォードを獲得するなど、その演奏と功績が全世界から絶賛されてきたイギリスのヴォーカル・グループ、ゴシック・ヴォイセズ。ゴシック・ヴォイセズの通算22枚目のリリースとなる今回の作品集は、同団体の結成25周年を記念したアニヴァーサリー・アルバム。共に14世紀の中世フランスで活躍したソラージュとマショー、作曲者不明ながらソラージュの作品とされている計19曲の歌曲を取り上げており、特にソラージュの作品の全曲収録は世界初となる。透明感にあふれた純粋無垢な歌声が奏でる14世紀フランスの美しき旋律は、記念盤に相応しい気品と魅力にあふれている。
AV 2105
(5CD/特別価格)
\4600
モーツァルト:ピアノ・ソナタ全集
 ピアノ・ソナタ第1番〜第18番/ロンド イ短調K.511/
 幻想曲ハ短調K.475/アイネ・クライネ・ジーグ ト長調K.574/
 メヌエット ニ長調K.355/アダージョ ロ短調K.540
レオン・マッカウリー(P)
オーストリアの音楽学者&作曲家、ハンス・ガルのピアノ独奏作品全集(AV 2064)の録音に取り組むなど、意欲溢れる姿勢を見せているレオン・マッカウリーがモーツァルトのピアノ・ソナタに着手。しかもハンス・ガルに続いてモーツァルトも全集録音!マッカウリーは第9回ベートーヴェン国際ピアノコンクールで優勝、第11回リーズ国際ピアノコンクールでは第2位への入賞を果たすなど期待を集めるイギリスのピアニスト。
AV 2115 ザ・バロック・リュート
 J・S・バッハ:無伴奏チェロ組曲第1番BWV1007/
 シルヴィウス・レオポルト・ヴァイス(1687−1750):
  ソナタ第36番ニ短調/
 アダム・ファルケンハーゲン(1697−1754):ソナタ第5番へ長調
アンドリュー・マギンレイ(バロック・リュート)
リュート界に現れた異色の存在として注目を集めているアメリカ人リュート奏者、アンドリュー・マギンレイのソロ・アルバム。マギンレイは後期バロック時代に広まったニ短調調弦のためのリュート作品を主なレパートリーとしており、収録3作品の演奏はファンファーレ誌などから「非常に印象的」と高い評価を獲得した。バロック音楽&古楽の分野に新風を巻き起こすアーティストとして、今後の活躍に注目が集まっている。
AV 2087 プロコフィエフ:フルート・ソナタ ニ長調Op.94/
ドビュッシー:シランクス/
ワーグナー(リスト編曲):イゾルデの愛の死/
フランク(ピッチニーニ編曲):ヴァイオリン・ソナタ イ長調
マリーナ・ピッチニーニ(Fl)、
アンドレアス・ヘフリガー(P)
マリーナ・ピッチニーニはトロントでニューヨーク・フィル首席奏者であるバックストレッサーの下でフルートを学び、小澤征爾にもその実力を認められたヴィルトゥーソ。ソリストとして活発な活動を展開しておりボストン響、東響、ロッテルダム・フィルなどと共演を重ねている。伴奏を務めるのはエルンスト・ヘフリガーの息子であり、ピッチニーニの夫君でもあるアンドレアス・ヘフリガー。夫婦ならではの息の合った演奏を聴かせてくれるフルート・アルバムである。
AV 2094 ノーブル・エンターテインメント〜
 アン女王のための音楽
  W・ウィリアムズ:トリオ・ソナタ第6番ヘ長調/
  D・パーセル:トリオ・ソナタ第2番ト短調/
  W・コルベット:トリオ・ソナタ ハ長調/
  N・F・ハイム:チェロと通奏低音のためのソナタ ホ短調/
  J・ペジブル:組曲第4番ハ短調、ソナタ ハ短調Op.1-3/
  J・C・ペプシュ:トリオ・ソナタ ヘ長調/
  H・パーセル:チェンバロのための組曲第2番ト短調/
  G・ケラー:トリオ・ソナタ第4番変ロ長調/
  G・フィンガー:トリオ・ソナタ ト長調2/
  G・F・ヘンデル:トリオ・ソナタ ヘ長調HWV.405
パルナシアン・アンサンブル
1998年より演奏活動を開始した2本のリコーダーを中心とした4人の音楽家によるバロック・アンサンブル、パルナシアン・アンサンブルのデビュー盤。18世紀イギリスのリコーダー作品が主なレパートリーであり、バロック・チェロとチェンバロの通奏低音に支えられたリコーダーの音色が印象的。今後のコンサート活動やレコーディングが楽しみなアンサンブルである。
AV 2106 北イタリア17世紀〜18世紀のヴァイオリン協奏曲集Vol.1
 フランチェスコ・ナヴァーラ(fl.1695−1699):
  シンフォニア/5声のソナタ ハ長調、同イ長調/
 作曲者不詳(fl.ca.1695):子らよ、主を誉めまつれ/
 ジョヴァンニ・レグレンツィ(1626−1690):
  3つのバレッティと5声のコレンテ/
 アルビノーニ:6声の協奏曲第4番/
 ジュゼッペ・ヴァレンティーニ(ca.1680−ca.1760):
  4つのヴァイオリンのための協奏曲第6番/
 ヴィヴァルディ:
  ヴァイオリン協奏曲ト長調Op.3-3,RV.310、
  4つのヴァイオリンのための協奏曲ロ短調Op.3-10,RV.580
アドリアン・チャンドラー(Vn&ディレクター)、
ラ・セレニッシマ、
ムハイリー・ローソン(S)
ラ・セレニッシマは1974年生まれの若手ヴァイオリニスト、アドリアン・チャンドラーを中心に1994年に結成されたピリオド・アンサンブル。前作のヴィヴァルディ・アルバム(AV 2063)でも、冴え渡るチャンドラーのソロとラ・セレニッシマの見事なアンサンブルによる演奏を披露しており、全3巻のリリースが予定されている今回のシリーズのパフォーマンスにも期待が高まる。
AV 2101
\2300
J・S・バッハ:
 フルートとチェンバロのためのソナタ ロ短調BWV.1030/
 同変ホ長調BWV.1031/同イ長調BWV.1032/
 フルートと通奏低音のためのソナタ ホ短調BWV.1034/
 同ホ長調BWV.1035
フィリッパ・デイヴィス(Fl)、
マギー・コール(Cemb)、
アリソン・マクギリヴレイ(Vc)
フィナンシャル・タイムズ誌からは「一流の巨匠」と評されるなど、イギリスで国際的に高い評価を受けているフルート奏者の1人である女流演奏家フィリッパ・デイヴィス。1977年にプロムス・デビューを果たした後、ジュリアン・ブリーム、パスカル・ロジェ、ヨー・ヨー・マ、スティーヴン・コヴァセヴィチらと定期的に共演を行っており、現在はギルドホール音楽院で後進の指導にもあたっている。共演のマギー・コールとアリソン・マクギリヴレイも、その録音がグラモフォン・アウォードに輝き、グラミー賞にノミネートされるなど実績は十分なだけに演奏への期待が高まるディスクである。
821936-0012-2
(SACD Hybrid Multichannel)
¥3800→¥3590
マーラー:交響曲第5番嬰ハ短調 マイケル・ティルソン・トーマス指揮
サンフランシスコ響
既にリリースされている「交響曲第6番《悲劇的》」と「交響曲第3番」が2度のグラミー賞に輝くなど、その驚異的なパフォーマンスと超優秀録音が世界中から称賛を浴びているマイケル・ティルソン・トーマスとサンフランシスコ交響楽団によるマーラー・チクルス。衝撃のリリースとなった交響曲第6番《悲劇的》から数えて第8作目となる今回は、マーラーの交響曲の中でも最も演奏され親しまれているといっても過言ではない名作、交響曲第5番が遂に登場!葬送行進曲の開始を告げる第1楽章冒頭のトランペット・ソロ。表題の如くまさに嵐のように荒く激しい表現を見せる第2楽章。約19分を要するスケルツォの第3楽章を経て響き渡る究極美とも言うべき第4楽章アダージェット。そしてティルソン・トーマスとサンフランシスコ交響楽団の緊張感と感情が開放され圧倒的なフィナーレを迎える第5楽章。更に進化を遂げたティルソン・トーマスのマーラーに対する解釈と見事なまでにそれに答えるサンフランシスコ交響楽団。作品の持つ魅力を最大限に引き出した名演奏。乞うご期待!2005年9月28日〜10月2日、サンフランシスコ・デイヴィス・シンフォニー・ホールでのライヴ録音。 (ハイブリッドSACD盤のみのリリース)

BLACK BOX

BBM 1097
\2300
スティーヴ・ライヒ(1936−):
 ディファレント・トレインズ、ピアノ・フェイズ/
マーク・メリッツ(1966−):弦楽四重奏曲第2番
アンドリュー・ルッソ(P)、
マーク・メリッツ(P)、
デューク・クヮルテット
最近はアダムズ、コリグリアーノ、クラム、ローレムなど現代アメリカの作曲家たちの作品集のリリースに力を入れているブラック・ボックス。今回の新譜は、現代音楽作曲家の中でも大御所的存在として君臨するスティーヴ・ライヒの代表作、「ディファレント・トレインズ」の収録盤。この作品はクロノス・クヮルテットのために書かれた作品であり、ミニマル・ミュージックの代名詞とされている大作である。カップリングのメリッツの弦楽四重奏曲第2盤は今回の録音が世界初録音となる。

BNL

BNL 112944
(2CD)
\4800→¥4380
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ集
 ヴァイオリン・ソナタ第28番ホ短調K.304/
 同第24番ハ長調K.296/
 同第34番変ロ長調K.378/同第42番イ長調K.526
フレデリク・ペラッシー(Vn)、
タチアナ・パヴロワ(P)
メニューイン・スクールでの実績でその名を一躍世界に知らしめたフレデリク・ペラッシー。モーツァルト・アルバムはその演奏が更に進化を遂げていることを実感できる充実の内容。音色、解釈とも非常に深く見事な演奏である。このCDはノーマルCD+同内容の5チャンネルdts盤がセットになっております。(dts盤は専用の再生機器でないと再生することができません。スーパーオーディオCDプレイヤーやDVDプレイヤーとは違います。ご注意下さい。)
BNL 112942
(2CD)
\4800
サン・リジェ大聖堂の歴史的オルガン
 J・ヒメネス:Obra de 1 tono de Ileno/
 パッヘルベル:第4アリア/
 S・A・エレディア:obra de 8 tono alto/
 J・スヴェーリンク:半音階的幻想曲/
 J・スタンレイ:3つのヴォランタリーOp.7/他 全11曲
アンドレ・ロッシ(Org)
このCDはノーマルCD+同内容の5チャンネルdts盤がセットになっております。(dts盤は専用の再生機器でないと再生することができません。スーパーオーディオCDプレイヤーやDVDプレイヤーとは違います。ご注意下さい。)

CALA

CACDS 4115
(SACD Hybrid)
\2900
チェロ・クリスマス
 グレゴリオ聖歌:
  あるときダヴィデの都で/世の人忘るな/ガウデーテ/
 チャイコフスキー:組曲《くるみ割り人形》より/
 カークパトリック:遠くの馬屋/
 プロコフィエフ:トロイカ、ベツレヘムの小さな町/
 バッハ、コルネリウス:三人の王/
 メドレー:アメリカのクリスマス/
 シューベルト:アヴェ・マリア/ディン・ドン、ほがらかに/
 メドレー:イギリスの古いクリスマス/
 バーリン:ホワイト・クリスマス/
 アンダーソン:そりすべり/
 ウィー・ウィッシュ・ユー・ア・メリー・クリスマス/
 ファンタジア:コヴェントリー・キャロル、もろびと声あげ
ジェフリー・サイモン指揮、
ロンドンの24人のチェリストたち、
ケンブリッジ・クレア・カレッジ聖歌隊
ラテン・チェロに続くカーラ(Cala)のSACDリリース第2弾はチェロ・クリスマス。チェロ・アンサンブルの演奏による温かく深みを感じさせてくれるクリスマス作品の数々は、BGMとしても効果抜群!

CAPRICCIO 1SACD¥2700

49533
(7CD/特別価格)
\6000→¥5690
ショスタコーヴィチ:映画音楽集
 ハムレット/新バビロン/馬あぶ/5日5夜/リア王/
 ゾーヤ/ベルリン陥落/黄金の丘/マクシム/女ひとり
ミハイル・ユロフスキ指揮、
ジェームズ・ジャッド指揮、
レオニード・グリン指揮、
ベルリン・ドイツ交響楽団、
ベルリン放送交響楽団
ショスタコーヴィチの生誕100周年を記念したリリースが一挙3タイトル登場!メインとなる第1弾は、1920年代から1970年までショスタコーヴィチが力を注いだ映画音楽選集BOX。他のレーベルに先駆けてショスタコーヴィチの映画音楽の録音へ積極的に取り組んできたカプリッチョの名盤をまとめた今回のリリースでは、ショスタコの映画音楽の中でも特に重要な作品を網羅しており、アニヴァーサリー・イヤーに相応しい重要なリリースである!
71096
(SACD Hybrid)
→¥2490
ショスタコーヴィチ:
 組曲《モスクワのチェリョムーシカ》/ジャズ組曲第1番/
 舞台管弦楽のための組曲(ジャズ組曲第2番)/
 2人でお茶を(タヒチ・トロット)
スティーヴン・スローン指揮、
ベルリン放送響
生誕記念リリースの第2弾となるジャズ・アルバムでは、ショスタコーヴィチの作品の中でも外すことの出来ない重要な作品であるジャズ組曲などを収録。
71097
(SACD Hybrid)
→¥2490
ショスタコーヴィチ:
 組曲《ボルト》Op.27a/組曲《黄金時代》Op.22a/
 映画音楽組曲《司祭とその下男バルダの物語》Op.36
ドミトリー・キタエンコ指揮、
ライプツィヒMDR響
続くリリース第3弾は、世界初のSACD Hybridフォーマットによるショスタコーヴィチの交響曲全集を録音した巨匠キタエンコによる組曲集。「ボルト」、「黄金時代」に加えて貴重な録音となる「司祭とその下男バルダの物語」をキタエンコのタクトで聴くことができる嬉しい1枚。ちなみにライプツィヒMDR交響楽団はあのケーゲルとのコンビで有名な旧ライプツィヒ放送響のこと。
71099
(SACD Hybrid)
→¥2490
アルフレード・カゼッラ(1883−1947):
 ヴァイオリン、ピアノとチェロと
  管弦楽のための三重協奏曲Op.56/
 ヴァイオリン協奏曲イ短調Op.48
マティアス・ヴォロング(Vn)、
石坂団十郎(Vc)、
フランク・インモ・ツィヒナー(P)、
ミヒャエル・ザンデルリンク指揮、
ウラディミール・ユロフスキ指揮、
ベルリン放送響
「20世紀のポートレート」シリーズ最新盤は、ヴィヴァルディの作品を再び世に送り出したことで知られるイタリアの作曲家アルフレード・カゼッラの協奏曲集。ドレスデン・シュターツカペレのコンサートマスターであるマティアス・ヴォロング、巨匠ボリス・ペルガメンシコフから教えを受けたチェロ界の新星、石坂団十郎とドイツ期待のピアニストであるツィヒナーといった面々が揃ったソリスト陣は強力!
71101
(SACD Hybrid)
ヴォルフ:イプセンの《ゾルハウグの祭り》の劇音楽/
ハンス・プフィツナー(1869−1949):
 イプセンの《ゾルハウグの祭り》の3つの序曲
ギュンター・ランプレヒト(ナレーター)、
メヒティルド・ゲオルク(Ms)、
ユ・チャン・ナ(Br)、
ヘルムート・フローシャウアー指揮、
ケルンWDR管、
ケルンWDR合唱団
「ペール・ギュント」の作家としても知られる19世紀ノルウェーを代表する劇作家ヘンリク・イプセン。イプセンの作品である「ゾルハウグの祭り」を題材として、ヴォルフとプフィツナーの2人の作曲家それぞれが書き上げた作品をカップリングした好企画。
71105
(SACD Hybrid Multichannel)
\2900
ショスタコーヴィチ生誕100 年記念アルバム
 劇音楽《リア王》より/オラトリオ《森の歌》より/
 交響曲第5 番《革命》より/劇音楽《すずめばち》より/
 ヴァイオリン協奏曲第1 番より/バレエ音楽《ボルト》より/
 ジャズ組曲第1 番より/室内交響曲より/
 2 台のピアノのための組曲嬰へ短調より/
 歌曲集《ユダヤの民族詩から》より/ピアノ五重奏曲より/
 マクシム3 部作より/ピアノ協奏曲第1 番より/
 交響曲第3 番《メーデー》より
ウラディミール・スピヴァコフ(ヴァイオリン&指揮)、
ラインホルト・フリードリヒ(トランペット)、
ペーターゼン・クヮルテット、ジェイムズ・コンロン指揮、
ドミトリー・キタエンコ指揮、
モスクワ・ヴィルトゥオージ、
ケルン放送合唱団、
ベルリン・ドイツ放送交響楽団、
ケルン・ギュルツェニヒ管
生誕100 周年も今年、ショスタコーヴィチの新譜リリースに積極的な姿勢を見せているカプリッチョ(Capriccio)からアニヴァーサリー・アルバムが発売に!現在のカプリッチョ・レーベルで中核を担っている主要アーティストたちによる演奏で、ショスタコーヴィチの様々なスタイルの作品を楽しめる。既存音源からの抜粋を収録したコンピレーション盤。

CAPRICCIO 1CD¥2300

71104
(SACD Hybrid Multichannel)
\2900→¥2690
ショスタコーヴィチ:
 弦楽四重奏曲第8番ハ短調Op.110、
 マリーナ・ツヴェターエワの6つの詩(アウエルバッハ編曲)/
レーラ・アウエルバッハ(1973−):
 弦楽四重奏曲《Cetera desunt》
ゾルヤナ・クシュプラー(Ms)、
ペーターゼン・クヮルテット
ドイツではアルベン・ベルク弦楽四重奏団を凌いだとも評されるペーターゼン・クヮルテット。クリスティーネ・シェーファーを共演に迎えて話題を呼んだ前作に続くリリースは、ショスタコーヴィチの生誕100年を記念したアニヴァーサリー・アルバム。しかしそこはペーターゼン。ショスタコーヴィチの弦楽四重奏曲だけでなく、アメリカの若き作曲家レーラ・アウエルバッハの作品と編曲をカップリングにするなど今回も独自の発想と意欲溢れる姿勢は健在!2000年のミュンヘン国際コンクールを制覇した1975年ウクライナ生まれのメゾであるゾルヤナ・クシュプラーが歌う「マリーナ・ツヴェターエワの6つの詩」も要チェック!
71098
(SACD Hybrid Multichannel)
\2900
シューベルト(マーラー編曲):
 弦楽四重奏曲第14番ニ短調D.810《死と乙女》(弦楽合奏版)/
R・ワーグナー:ヴェーゼンドンクの5つの詩
インドラ・トーマス(Ms)、
ウラディミール・スピヴァコフ指揮、
モスクワ・ヴィルトゥオージ
近年は以前にも増して指揮活動を充実させているスピヴァコフが手兵モスクワ・ヴィルトゥオージを率いた最新作。マーラーの手によって弦楽合奏版へと編曲が行われたシューベルトの後期弦楽四重奏曲の名作、「死と乙女」では精度の高いアンサンブルを披露。ワーグナーで共演のインドラ・トーマスは、次代のヴェルディ歌手として多方面から期待を浴びるアメリカの新星である。
67178 トランペット&パーカッション
 ジョン・ケージ(1912−1992):2声のためのソナタ、One4/
 クリスティアン・ヴォルフ:
  トランペット奏者と打楽器奏者のための《脈》、三重奏曲第1番/
 カスパル・ヨハネス・ワルター:レイゲン/
 ニコラウス・A・フーバー:
  トランペット独奏のための《doux et scintillant》/
 アキム・クリスティアン・ボルンホエフト:
  トランペットと打楽器のための《Perfor 1》
ラインホルト・フリードリヒ(Tp)、
ロビン・シュルコフスキー(打楽器)
様々な現代作品への積極的なアプローチを続ける2人の名手たちがケージやドイツの現代作曲家たちの作品を取り上げたデュオ・アルバム。かつてはフランクフルト放送響の首席奏者を務め、現在はソリストとして活発な活動を続けるフリードリヒと、現代作品を演奏させたら右に出る者はいない女流打楽器奏者シュルコフスキーの超強力タッグによる演奏は圧倒的な迫力と独特の世界を醸し出す!ちなみに今回のリリースはメイソンやワルター、リームなどの作品を収録したアルバム(Capriccio 10880)の続編となる。
60129
(2CD)
エルンスト・クルシェネク(1900−1991):歌劇《Sardakai》Op.206 ラインハルト・シュミーデル指揮、
ベルリン放送響 他
ナチスの台頭によってドイツとオーストラリアで弾圧を受け、アメリカへと逃れたクルシェネク。「退廃音楽」として括られることの多いその作品は350曲以上にも及び、ロマン派の音楽からジャズや十二音技法など様々なスタイルを用いたことでも知られている。クルシェネクの作品の発掘に力を入れるカプリッチョが表舞台に引き出した歌劇の録音は非常に貴重なものである。

CAVALLI

CCD 428
\2400
エックハルト・コペツキ(1956−):打楽器のための作品集
 2台のマリンバのための《Wooden Delight》/
 打楽器独奏のための《キャンド・ヒート》/
 マリンバ独奏と4人の打楽器奏者のための《月夜の踊り》/
 アルト・サクソフォーンと打楽器のための 《Mixed Music》/
 マリンバ独奏のための《ソロ・ダンサーのための3楽章》/
 打楽器四重奏のための《ドラミング・ライツ》
マリオン・アンダーソン(Sax)、
トロッシンゲン音楽大学打楽器アンサンブル
コペツキはオスナブルック音楽大学で研鑽を積み、トレーナーやプロの演奏家、作曲家として活動を続けるドイツの音楽家。打楽器を中心とした編成に、サクソフォーンを融合させるなど斬新なスタイルの作品を発表している。

CCN’C 1CD¥2300

CCn'C 01912 SACD
(SACD Hybrid Multichannel)
\2900
ジョン・アダムズ(1947−):
 恐怖のシンメトリー、ダンス音楽《委員長は踊る》/
レポ・スメラ(1950−2000):交響曲第2番
クリスチャン・ヤルヴィ指揮、
ノールランド歌劇場交響楽団
エストニアが世界に誇るヤルヴィ一族の風雲児、クリスチャン・ヤルヴィが2000年から2004年まで主席指揮者を務めていたスウェーデンのノールランド歌劇場交響楽団を率いての注目盤!現代アメリカ音楽界における代表的作曲家の一人として数えられるジョン・アダムズと、ヘイノ・エッレル最後の門下生であり文化大臣の地位にもあったレポ・スメラのカップリング。ジョン・アダムズの作品のタイトルも個性的で気になるところだが、特筆すべきはノールランド歌劇場交響楽団のパフォーマンス。クリスチャン・ヤルヴィの指揮によって放出される音の洪水は一級品!
CCn'C 02322 ダニエル・シュナイダー(1961−):
 ソングブック/イザベル/
 ピアノ協奏曲《パラレル・タイムズ》/
 イシュマエル/メモリーズ
ケニー・ドリュー・ジュニア(P)、
ダニエル・シュナイダー(Sax)、
クリスチャン・ヤルヴィ指揮、
ノールランド歌劇場交響楽団
ジャズ、クラシックなどを中心に様々なジャンルで演奏や作曲活動を行っているチューリッヒ出身のサクソフォーン奏者であるダニエル・シュナイダーの作品集。中でも特に注目なのはジャズ・ピアニスト、ケニー・ドリュー・ジュニアをフューチャーしたピアノ協奏曲。ピアニスト、指揮者ともに偉大な父親を持つ新世代のアーティストの共演という興味深い組み合わせ。才気の迸る圧巻の演奏は一聴に値するパフォーマンスである!
CCn'C 01812 エルッキ=ズヴェン・トゥール(1959−):アーキテクトニクスⅠ〜Ⅶ クリスチャン・ヤルヴィ指揮、
アブソリュート・アンサンブル
エウストニアの西方に浮かぶヒーウマー島出身の現代作曲家トゥールの作品を、クリスチャン・ヤルヴィが手兵アブソリュート・アンサンブルを率いて繰り広げた意欲作。プログレとロック、そしてコンテンポラリーのクロスオーヴァー作品をクリスチャン・ヤルヴィが見事にコントロール。
CCn'C 00702 アブソリュート・ミックス
 ヒンデミット:小管弦楽のための室内音楽第1番Op.24-1/
 マイケル・ドアティ(1954−):
  デッド・エルヴィス、シング・シング・ジョン・エドガー・フーヴァー/
 ジェームズ・マクミラン(1959−):...as others see us.../
 チャールズ・コールマン(1968−):ヤング・ワーズ/
 コンロン・ナンカロウ(1912−1997):
  スタディ第2番(イヴァ・ミカショフ編曲)/
 ジョン・アダムズ(1947−):《室内交響曲》より ロードランナー/
 ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲(ベンノ・ザックス編曲)
クリスチャン・ヤルヴィ指揮、
アブソリュート・アンサンブル
「CCn'C」の製作統括を行うクリスチャン・ヤルヴィは、その名の通り父はネーメ・ヤルヴィでありエストニアの音楽一家ヤルヴィ一族の次男である。アブソリュート・アンサンブルはクリスチャンが1993年に創設し自ら音楽監督を務めるアンサンブル。コンサートのライヴを収録した「アブソリュート・ミックス」にはヒンデミットやドアティ、ナンカロウ、アダムズなど近代&現代音楽ファンにとって魅惑の面々による作品がズラリと並んでいる。ドイツ・レコード批評家賞を受賞した「アブソリュート・ミックス」。炸裂するクリスチャンのタクトとアブソリュート・アンサンブルのパフォーマンスは圧巻!
CCn'C 01712 セレスティアルス
 ペーテル・ヴァヒ(1955−):
  フルートと弦楽オーケストラのための協奏曲ニ長調
   《Chant Of the Celestial Lake》/
 ウルマス・シサスク(1960−):
  レオニダス、フルートと弦楽オーケストラのための協奏曲Op.78
マーリカ・ヤルヴィ(Fl)、
クリスチャン・ヤルヴィ指揮、
タリン室内管
マーリカ・ヤルヴィは、パーヴォやクリスチャンと同じくエストニアの巨匠ネーメ・ヤルヴィを父に持つヤルヴィ一族の女流フルート奏者である。ヴァヒ、シサスクの両人とも現代エストニアを代表する作曲家として様々な作品を発表している。クリスチャン率いるタリン室内管のサポートを得たマーリカのフルートからは迸る感情を存分に聴き取ることが出来るだろう。
CCn'C 02022 トレイン・ソングス
 J・ボン・ジョヴィ:ホームバウンド・トレイン/
 ゲルノット・ウォルフガング:
  ユーゴスラヴィアン・レイルロード・ソング/
 トム・ウェイツ:ダウンタウン・トレイン、トレイン・ソング/
 ミヒャエル・ラダノヴィッチ:
  モンドライン、
  ザ・トレイン・ウィル・ブリング・ハー・バック・トゥー・ミー、
  アバウト・トレイン/
 ビリー・ストレイホーン:A列車で行こう/
 トーマス・マンデル:トレイン・フロム・オッシア/
 ジョン・コルトレーン:グランド・セントラル/
 イアン・アンダーソン:ロコモティフ・ブレス/
 J・シュトラウス(ラダノヴィッチ編曲):トレイン・デ・プレジール/
 パット・メセニー:ジャコ
スプリング・ストリング・クヮルテット
Extraplatteのブルー・スモーク・オン・ヨハン・シュトラウス(EX 601-2)では、シュトラウスとディープ・パープルの作品を組み合わせるという仰天の演奏を聴かせてくれたスプリング・ストリング・クヮルテット。電車に関する作品を集めた今回のアルバムでもスプリング・ストリング・クヮルテットの超絶技巧が爆発する!
CCn'C 02532 ハイドン:十字架上のキリストの最後の7つの言葉(弦楽四重奏版) タチアナ・グリンデンコ指揮、
アンサンブル《OPUS POSTH》
「アブソリュート・アンサンブル」と並び「CCn'C」レーベルの中核を担っている「アンサンブル《OPUS POSTH》」がハイドンに取り組んだ意欲作!弦楽四重奏版のこの作品を「アンサンブル《OPUS POSTH》」はヴァイオリン4本、ヴィオラ2本、チェロ2本、コントラ・バス1本という弦楽合奏の編成で演奏を行っている。様々なジャンルの演奏を行うことによって磨きぬかれた弦楽器群は抜群の音色でハイドンを奏でている。
CCn'C 00492 ジョン・アダムズ(1947−):室内交響曲
シェーンベルク:室内交響曲第1番Op.9
クリスチャン・ヤルヴィ指揮、
アブソリュート・アンサンブル
アダムズとシェーンベルクという20世紀の大家2人の作品が揃い踏みとなった強力盤タイトル。2つの室内交響曲でのパフォーマンスは、ヤルヴィ一族次男であり風雲児クリスチャン・ヤルヴィの指導者としての強力な統率力とアブソリュート・アンサンブルの機動性の高さを証明する凄演!
CCn'C 00282 ハンブルク・コンサート
 ダニー・セイデンベルク編曲:
  J・S・バッハの主題による変奏曲《バッハたちの昼食》/
 テロニウス・モンク:ルビー・マイ・ディアー/
 パット・メテニー:ジャコ/
 ヴィヴァルディ(ダニー・セイデンベルク編曲):
  「冬」による変奏曲/
 ジャンゴ・ラインハルト:Minor Blues/
 デイヴィット・バラクリシュナン:
  組曲《スパイダー・ドリームス》より、スカイライフ/
 マーク・サマー:アンセナダ/
 オリヴァー・ネルソン:ストールン・モーメンツ/
 ボビー・シャンドラー:Who Do You Think You Are ?
タートル・アイランド・ストリング・クヮルテット
1985年に結成されたアメリカの弦楽四重奏団であるタートル・アイランド・ストリング・クヮルテットは、従来の演奏スタイルに囚われない活動を展開中。クラシック、ジャズ、ブルーグラス、ブルースやロック、ヨーロッパの民謡などを幅広く取り入れて聴衆を楽しませているエンターテイナーである。

CELLO CLASSICS

CC 1019
\2400
ダンス・フォー・シックス〜6本のチェロのための作品集
 アラン・スティーヴンソン(1950−):セヴィーリャのお土産、4 for 6/
 ロナルド・G・ピーターソン(1971−2001):
  6本のチェロのための3つの舞曲/
 ヘンドリク・ホフマイヤー(1957−):タンゴ/
 Ha!Man(フランソワ・ル・ルー/1966−):ダウン・トゥ・D/
 アラン・ソロモン(1938−):アンティフォンとブルレスケ/
 伝承曲(ピーターソン編曲):Sarie Marais
グランディ・ヴィオロンチェリスティ
「グランディ・ヴィオロンチェリスティ」は、南アフリカのチェリスト6人によって結成されたハイレベルのチェロ・アンサンブル。収録作品には同アンサンブルが重要なレパートリーとして取り上げている南アフリカの作曲家たちによる作品が並んでいる。6人のチェリストたちのポテンシャルがフルに発揮された壮麗なサウンドによる好演!

CENTAUR 1CD¥2100

CRC 2790 ロマンティック・コンチェルト集
 ユリウス・レントヘン(1855−1932):
  ヴァイオリン協奏曲イ短調(世界初録音)/
 E・ショーソン:詩曲Op.25/
 J・フバイ:ヴァイオリン協奏曲第3番ト短調Op.99
ラーギン・ヴェンク=ヴォルフ(Vn)、
スタニスラフ・ボグニア指揮、
ドヴォルザーク・シンフォニー・オーケストラ、
デニス・バーク指揮、
スロヴァキア放送響
ラーギン・ヴェンク=ヴォルフは、クヴァンダル&ソーデルリンの協奏曲集(CRC 2236)、モンティのチャルダッシュなどを収録した「エキゾティックな夜」(CRC 2392)などの録音、ベルゲン・フィルやオスロ・フィルとの共演で名声を獲得したノルウェーの女流ヴァイオリン奏者。ちなみに日本でも注目が集まり始めているオランダの作曲家レントヘンによるロマンティシズムにあふれた協奏曲は、今回が世界初録音となる!
CRC 2735 アンリ・ラザロフ(1932−):
 ヴァイオリン協奏曲第3番/ヴィオラ狂詩曲/
 ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲(Partita di Madrigali)
クリスティアーネ・エディンガー(Vn)、
ポール・ニューバウアー(Va)、
ヴォルフガング・エマヌエル・シュミット(Vc)、
ジェラード・シュワルツ指揮、
ロイヤル・リヴァプール・フィル
ベルリン放送響
カリフォルニア大学音楽学部名誉教授の任にあり、作曲家兼指揮者として活躍するブルガリア出身のラザレフが作曲を行った弦楽器のためのレパートリー集。劇的で抒情性豊かなヴァイオリン協奏曲第3番は、ラザレフの重要作品の1つである。
CRC 2791 ショパン:ワルツ集 —— ワルツ第1番〜第14番 デイヴィット・ノーシントン(P)
ノーシントンは第4回ジーナ・バッカウアー国際ピアノコンクールでの審査員賞獲得など数々のコンクールで実績を残し、現在はテネシー大学音楽学部ピアノ科教授として教鞭を執るアメリカのピアニスト。
CRC 2789 マシュー・グリーンバウム:
 Castelnau/on the river the shadowy group/
 Untimely Obsevations/Psalter/From A Floating Island/
 Prospect Restospect/Elegy
様々なアーティスト
シュテファン・ヴォルペ、マリオ・ダヴィドフスキーの下で作曲を学び、ニューヨーク市立大学で博士号を取得。テンプル大学エスター・ボイヤー音楽&ダンス校の作曲科教授として教育の分野でも活躍する作曲科グリーンバウムの作品集。
CRC 2801 ローガン・スケルトン:E.E.カミングスの詩による24の歌曲 ジェニファー・ゴルツ(S)、
スティーヴン・ルースマン(Br)、
ローガン・スケルトン(P)
収録作品は、アメリカのピアノ奏者としても活躍中の音楽家ローガン・スケルトンが、アメリカの詩人「E.E.カミングズ」のアメリカン・サーカス第1巻&第2巻を題材として作曲を行った歌曲集。
CRC 2765 サウンド・ヴェッセルス
 リチャード・ワーニック(1934−):
  チェロとピアノのための二重奏曲/
 ロバート・ヘルプス(1928−):
  チェロとピアノのための二重奏曲/
 エリオット・カーター(1908−):チェロ・ソナタ/
 アウグスタ・リード・トーマス(1964−):チェロとピアノのための歌
スコット・クラックスダール(Vc)、
ノレーン・カシディ=ポレラ(P)
カーターを中心に現在も活躍中のアメリカの作曲家たちによるチェロとピアノのためのデュエットを集めたアルバム。
CRC 2753 ピアノによる水彩画
 J・S・バッハ(ブゾーニ編曲):
  コラール《われらは汝に呼ばわる、主イエス・キリストよ》
 シューマン:子供の情景Op.15/
 ドビュッシー:3つの前奏曲/
 ムソルグスキー:展覧会の絵
ジェニファー・ハイギ(P)
ジェニファー・ハイギは名門ジュリアード音楽院に学び、現在はルイジアナ州立大学で教授としてピアノの指導を行っているアメリカの女流演奏家である。
CRC 2770 ブラームス:ピアノ・ソナタ ハ長調Op.1/
ショパン:
 前奏曲変イ長調、前奏曲嬰ハ短調Op.45、
 即興曲変ト長調Op.51、華麗なる円舞曲/
プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第6番イ長調Op.82
アンドルー・デ・グラド(P)
ジョシュア・ベルとのコンビでその名を知られながら、演奏旅行中に37歳の若さでこの世を去ったデ・グラドが遺したライヴ録音集の第2弾。1996年&1997年の録音。
CRC 2772 ジェフリー・チャペル:
 アメリカン・ソナタ/ピアノ三重奏曲/オン・ザ・ウィング/
 無言のポップ・ソング/ジャズ・ソナタ/
 メランコリー・ムーン/バナナ・ジャム
ジェフリー・チャペル(P)
クラシックとジャズのピアニストとして活躍し、作曲や後進の指導にも積極的に取り組んでいるアメリカのアーティストであるジェフリー・チャペルによる自作自演集。ジャズ・ソナタを筆頭にジャジーな雰囲気に満ちた魅力的な作品が並んでいる。
CRC 2784 ヴィヴァルディ:
 協奏曲ニ長調RV.94、同ニ長調《ごしきひわ》RV.90、
 同協奏曲ハ長調、同ヘ長調《海の嵐》RV.98、
 同ト短調RV.107/
テレマン:協奏曲イ短調/
ボワモルティエ:協奏曲ホ短調Op.37a
フィオリトゥーラ
1995年に結成され、2002年よりセンター(Centaur)にレコーディングを行っている古楽器アンサンブル「フィオリトゥーラ」による作品集。2004年にはドイツ4都市へのツアーを行うなど意欲的な活動を展開中。
CRC 2785 ラッセル・リーペ:クラリネット作品集
 スリー・スタディズ・オン・フライト/
 クルツァンド・ラ・フロンテラ/ラクリモーサ
アミィ・パークス・シモンズ(Cl)、
ラッセル・リーペ(P&電子楽器)
イーストマン音楽院で作曲を学び、かの有名なイーストマン・ウィンド・アンサンブルで2年間ピアニストを務めた経験を持つラッセル・リーペ。作曲家としてはハワード・ハンソン賞を受賞するなど高い評価を獲得している。
CRC 2793 朝のトランペット
 フレデリック・スペック(1955−):朝のトランペット/
 スタンリー・フリードマン(1951−):トランペット・ソナタ/
 エイノユハニ・ラウタヴァーラ(1928−):賛歌/
 マーク・サターホワイト(1954−):Sorrow is almost violet/
 ヴァーツラフ・ネリベル(1919−1996):メタモルフォージス/
 ジョン・ガードナー(1917−):
  モンテヴェルディの主題によるソナタ・ダ・キエザ
マイケル・タンネル(Tp)、
J・デイヴィット・ワグナー(Org)、
メーメ・タンネル(P)、
リース・ランド(Tp)
マイケル・タンネルは、現在アメリカのルイビル大学教授の任にあり、ルイビル・バッハ・ソサイエティやルイビル管弦楽団で活躍していたトランペット奏者。フィンランドの大作曲家ラウタヴァーラや、吹奏楽でお馴染みのネリベルなど多彩なプログラミングで楽しませてくれる。
CRC 2795 フォーレ:
 愛の夢Op.5-2、河のほとりでOp.8-1、ネルOp.18-1、5月Op.1-2、
 秋Op.18-3、ゆりかごOp.23-1、マンドリンOp.58-1/
H・デュパルク:悲しみの歌、悲歌、テスタメント、他 全21曲
デイヴィット・リプリー(Bs・Br)、
アーレネ・キース(P)
オラトリオから室内オペラ、コンテンポラリーまでを幅広く演奏するアメリカのバス・バリトン奏者デイヴィット・リプリーが歌うフォーレとデュパルクの歌曲の数々。
CRC 2799 ショスタコーヴィチ:
 ロシアとキルギスの民謡による序曲Op.115/
ドビュッシー:3つの管弦楽的素描《海》/
ピアソラ:タンガーソ/
バーバー:管弦楽のためのエッセイ第2番
ジャクソン・リョン指揮、
ボフスラフ・マルティヌー・フィルハーモニック管
オハイオ州を拠点に活動中の指揮者、ジャクソン・リョンがチェコの都市ズリーンを本拠地とするボスフラフ・マルティヌー・フィルを率いて2005年に行った録音。
CRC 2806 ハイドン:
 ピアノ・ソナタ第35番ハ長調Hob.XVI-35/
 同第36番嬰ハ短調Hob.XVI-36/同第34番ホ短調Hob.XVI-34/
 同第30番イ長調Hob.XVI-30/同第37番ニ長調Hob.XVI-37/
 同第32番ロ短調Hob.XVI-32/アダージョ ト長調Hob.XV-22/Ⅱ
バイロン・シェンクマン(P)、
カティ・ウルフ(Vn)
バイロン・シェンクマンはシェンクマンはニュー・イングランド音楽院、インディアナ大学で教鞭をとっている鍵盤楽器奏者。

CHANDOS 1CD¥2300

CHAN 10384
¥2090
カバレフスキー:ピアノ協奏曲集Vol.2
 ピアノ協奏曲第1番Op.9/交響曲第2番Op.19/
 ピアノ協奏曲第4番Op.99《プラハ》
キャスリン・ストット(P)、
ネーメ・ヤルヴィ指揮、
BBCフィル
ピアノ協奏曲第2番&第3番を収録した前作(CHAN 10052)がイギリスではグラモフォン誌のエディターズ・チョイスに選出され、ここ日本でも音源の珍しさと充実の演奏で人気を呼んだシャンドスのカバレフスキー作品集。新たにリリースとなる第2集ではピアノ協奏曲第1番と第4番に加えて、これまた貴重な音源となる交響曲第2番をカップリング。指揮は第1集のシナイスキーに代わってヤルヴィ一族の長、ネーメ・ヤルヴィが登場。旋律的で色彩豊か、そして情熱的なカバレフスキーの作品をストットとヤルヴィが熱演!
CHAN 10334 ミェチスワフ・ワインベルク(1919−1996):交響曲集Vol.3
 交響曲第16番Op.131(世界初録音)/
 交響曲第14番Op.117
ガブリエル・フムーラ指揮、
ポーランド国立放送響
ワルシャワでユダヤ人の家庭に生まれたワインベルク。ナチス・ドイツのポーランド侵攻から逃れるために旧ソ連へ亡命を果たし、難を逃れたと思われた矢先にスターリンの反ユダヤ政策によって逮捕されるなど波乱の生涯を送ったことは有名である。盟友ショスタコーヴィチの影響を受けたワインベルクは22曲の交響曲を作曲。今回もワインベルクの祖国のオーケストラであるポーランド国立放送交響楽団が演奏を担当。収録されている交響曲第16番は世界初録音となる。
CHAN 10385 ヴォーン・ウィリアムズ:クリスマスのための作品集
 クリスマス・キャロルによる幻想曲(世界初録音)/
 クリスマス劇/
 バレエ音楽《クリスマスの夜に》(世界初録音)
サラ・フォックス(S)、
ロデリック・ウィリアムズ(Br)、
リチャード・ヒコックス指揮、
シティ・オヴ・ロンドン・シンフォニア、
ジョイフル・カンパニー・オブ・シンガーズ、
ヴォーン・ウィリアムズの作品のユニークなカップリングによるシャンドスのクリスマス・アルバム!シャンドスの屋台骨を支える看板指揮者の1人であり、現代屈指のイギリス音楽のスペシャリストであるヒコックスがタクトを振るう演奏はやはり見事。「クリスマス劇」を除く2作品は世界初録音という充実の内容で贈るクリスマス・アルバム!季節商品としても是非注目いただきたい1枚。
CHAN 10387 ロッシーニ:ピアノ作品集Vol.3
 ワルツ(世界初録音)/モデラート 変イ長調(世界初録音)/
 ワルツ 変ホ長調(世界初録音)/
 《老年のいたずら》第5集〜
   《幼い子供たちのためのアルバム》
マルコ・ソリーニ(P)、
ネーメ・ヤルヴィ指揮
BBCフィル
オピッツ、ワイセンベルクらの下で研鑚を積んだピアニスト、マルコ・ソリーニによるロッシーニのピアノ作品集完結盤。親交の深かったカール・ロスチャイルド夫人に献呈された「ワルツ」など3曲の世界初録音を収録。
CHSA 5045
(SACD Hybrid)
\3200
永遠の安息
 F・マルタン:二重合唱のためのミサ/
 ヤーコ・マンテュヤルヴィ(1963−):
  Canticum Calamitatis Maritimae/
 フランク・ティケリ(1958−):There Will Be Rest/
 レネ・クローゼン(1953−):In Pace
チャールズ・ブラッフィー指揮、
フェニックス・バッハ・クワイヤー、
カンザス・シティ・コーラル
タンスマンやヴァイルなどの作品のリリースを続々と行い、新たなカラーを打ち出し始めたシャンドスのSACDシリーズ。「永遠の安息」と題された今回のアルバムにはフランスの大家マルタン、現代フィンランドの俊英アンテュヤルヴィ、共にアメリカ作曲界の重要人物であるティケリとクローゼンなど4人の作曲家たちによる合唱作品を収録。演奏にはシェイクスピア・イン・ソング(CHSA 5031)での美しき歌声が高く評価されたフェニックス・バッハ・クワイヤーが再びシャンドスに登場するなど、合唱関係者要注目!
CHAN 10392
(6CD/特別価格)
\6000
チャイコフスキー:
 交響曲全集/マンフレッド交響曲Op.58/
 イタリア奇想曲Op.45
マリス・ヤンソンス指揮、
オスロ・フィル
ロイヤル・コンセルトへボウ管、バイエルン放送響のシェフとして破竹の快進撃を見せる帝王マリス・ヤンソンス。飛ぶ鳥を落とす勢いのヤンソンスが1984年から1986年にかけてシャンドスへ行った初のチャイコフスキー・チクルスが完全初回プレス限定セットとして装いも新たに再登場!初回リリース時からの大幅なプライス・ダウンに加えて、7枚組みから6枚組へ再編集。そしてシンプルでハイ・クォリティのパッケージへの新調と24bitリマスターも嬉しいポイント。オスロ・フィルを一流オーケストラに育て上げたヤンソンスがシャンドスに残した記念碑的名演奏。この機会をお見逃し無く!!
CHAN 10361
¥2090
ショスタコーヴィチ:映画音楽集-3
 《ハムレット》組曲Op.116/
 《若き親衛隊》組曲Op.75より 第2楽章、第4楽章、第5楽章/
 《忘れがたき1919年》Op.89より
  The Assault on Krasanaya Gorkaya/
 《5日5夜》組曲Op.111
マーティン・ロスコー(P)、
ワシーリー・シナイスキー指揮、
BBCフィル
ノセダやポリャンスキー父娘の演奏などによるショスタコーヴィチのアニヴァーサリー・アルバムのリリースを行ってきたシャンドス。そのシャンドスの人気シリーズである「シャンドス映画音楽集」の新譜は、Vol.1&Vol.2ともに充実の演奏と音源の珍しさによって同シリーズの中でも特に高い人気を誇っているショスタコーヴィチの映画音楽集の最新作であり、完結盤となるVol.3が登場!ジダーノフ批判にさらされたことにより作曲されたスターリンを称賛するプロパガンダである「忘れがたき1919年」、アレクサンドル・ファデエフの小説を題材とした「若き親衛隊」などショスタコ・ファン必聴の作品がズラリとラインナップ。BBCフィルを率いて指揮を振るのは前2作同様、ムーシンの門下生で現在ロシアの楽壇を牽引する名匠ワシーリー・シナイスキー。生誕100年の今年にシャンドスが送り出す映画音楽集の完結盤は、これまでのリリース同様話題沸騰間違い無し!
CHAN 10379 モーツァルトと同世代の作曲家シリーズ〜
 ヨハン・クリスティアン・カンナビヒ(1731−1798):交響曲集
  交響曲ト長調/同イ長調/同第22番ハ長調/
  同第57番変ホ長調/同ニ長調
マティアス・バーメルト指揮、
ロンドン・モーツァルト・プレーヤーズ
モーツァルトの生誕250周年として空前の賑わいを見せている今年2006年。各レーベルからモーツァルトの作品の新譜が続々とリリースされているが、シャンドスはモーツァルトと同じ世代に活躍した作曲家にスポットを当てるという独自のアプローチを展開。既発売18タイトルが大好評を博している「モーツァルトと同世代の作曲家シリーズ」の最新作は、マンハイム楽派最大の作曲家と称されたカンナビヒの交響曲集。当時最大の名声を誇っていたマンハイム宮廷楽団唯一の指揮者兼指導者として活躍し、モーツァルトに「これまで出会った最高の指導者」と言わしめたエピソードを持つ。カンナビヒの作品は優美な器楽法が特徴とされており、特に数々の交響曲は19世紀の管弦楽に大きな影響を及ぼしたとされている。収録曲中3曲は世界初録音。
CHAN 10380 アーサー・ブリス(1891−1975):
 ヴァイオリン協奏曲/色彩交響曲
リディア・モルドコヴィチ(Vn)、
リチャード・ヒコックス指揮、
BBCウェールズ・ナショナル管
イギリス音楽ファンにとってその名を欠かすことの出来ない重要作曲家であるサー・アーサー・ブリス。代表作であるバレエ組曲《チェック・メイト》や色彩交響曲は吹奏楽編曲版の演奏が行われるなど、広く知られる作品である。シャンドスでブリスの「色彩交響曲」といえば、ハンドリー&アルスター管による初期の名盤が存在しているが、シャンドスの顔でありイギリス音楽のスペシャリストであるヒコックスによる再録音が登場。カップリングはこれまたシャンドス初期から活躍を続けるモルドコヴィチを迎えてのヴァイオリン協奏曲。ユニークなカップリングによるブリスの最新録音は、シャンドス・ファン、イギリス音楽ファン必聴盤!
CHAN 0728 アレッサンドロ・ストラデッラ(1639−1682):
 カンタータ《Amanti ola ola!》/Chi resiste al dio bendato
エステヴァン・ヴェラルディ指揮、
アレッサンドロ・ストラデッラ・コンソート
17世紀イタリアを代表する大作曲家として歴史にその名を残すアレッサンドロ・ストラデッラ。器楽曲、声楽曲など当時の音楽に大きな影響を与えたストラデッラだったが、枢機卿の怒りを買いローマを追放され、刺客による暗殺の危機に遭遇するなど激動の人生を送ったことでも有名である。これまでにも他レーベルへ高水準の演奏を残してきたヴェラルディ率いるピリオド・オーケストラであるアレッサンドロ・ストラデッラ・コンソート。グループ名に冠している今回のストラデッラの作品集がシャンドスへのデビュー盤となる。


Chandos Opera In English

CHAN 3134
(2CD)
\3800
プーランク:歌劇《カルメル派修道女たちの対話》(英語歌詞版) カトリン・ウィン=デイヴィス(S)、
ポール・ダニエル指揮、
イングリッシュ・ナショナル・オペラ管&合唱団、他
Chandosとピーター・ムーア財団の共同制作による英語版オペラ・シリーズの最新作。英語歌詞版は世界初録音となる。


Chaconne

CHAN 0729
\2300
F・クープラン:諸国の人々Vol.2
 組曲集《諸国の人々》より
  第3組曲《神聖ローマ帝国の人々》、
  第4組曲《ピエモンテの人々》/
 コンセール第13番ト長調(新しいコンセール第9番)/
 《クラヴサン奏法》より 序曲第2番、同第3番
パーセル・クヮルテット、レベッカ・ルッソ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
1726年に出版が行われたクープランの重要作品「諸国の人々」を、イギリス屈指のバロック室内楽グループであるパーセル・クヮルテットが再び取り上げた第2弾集!「諸国の人々」は既存の作品を改題したものや、新たに作曲を行った作品が収録されたクープランのトリオ・ソナタを知るうえで重要な役割を果たす作品集である。

CHANNEL CLASSICS 1CD¥2300

CCSSA 24806
(SACD Hybrid)
\3200
ボリビアのバロックⅡ
 バルビ(1720−1775):ソナタ第9番/
 J・J・I・ブレントネル(1689−1742):グローリアとオノレ/
 J・de・アラウージョ(1646−1712):Cayosole al alba、Si el Amor/
 G・B・バッサーニ(1657−1716):ミサ・エンカルナシオン/
 P・ロカテッリ(1695−1764):ソナタ第10番/
 作曲者不詳(18世紀):
  ステラ・カエリ、トタ・サルティス、めでたし元后、とても美しい御方/
 フロリレジウム(編曲):トラディショナル・ボリビアン・メロディー
フロリレジウム、
アラカエンダル・ボリビア合唱団、アレハンドラ・ウェイアー(S)、
カティア・エスカレーラ(S)、
アンジェリカ・モンヘ(Ms)、
ヘンリー・ヴィルカ(T)
ボリビアの都市サンタクルスから車で6時間というジャングルの中にあるコンセプシオン教会で行われた録音が大きな反響を呼んだ「ボリビアのバロック」シリーズ待望の続編!イタリアの図書館で第2ヴァイオリンの楽譜が発見され、世界初録音が可能となったバッサーニの「ミサ・エンカルナシオン」などボリビアに眠っていたバロック音楽が満載!そして「ボリビアのバロックⅠ(CCSSA 22105)」の世界的ヒットにアメリカのCBCテレビが注目。来る11月に1時間の特集番組の放送が決定されるなど「チャンネル・クラシックス」と「ボリビアのバロック」への更なる期待度上昇は間違いないだろう。
CCSSA 23506
(2SACD Hybrid/特別価格)
¥3590
マーラー:交響曲第2番ハ短調《復活》 リサ・ミルン(S)、
ビルギット・レンマート(A)、
イヴァン・フィッシャー指揮、
ブダペスト祝祭管、
ハンガリー放送合唱団
I・フィッシャー&ブダペスト祝祭管のマーラー第2弾であり、チャンネル・クラシックスでのリリース4枚目となる今回の新譜は初の声楽付き作品となる大作、マーラーの「復活」!ブダペスト祝祭管は、イヴァン・フィッシャーとゾルタン・コチシュによって設立されたオーケストラ。全ての楽員を2年契約と定め、更新時には必ずオーディションを実施するという世界でも稀に見る厳しい姿勢は非常に有名である。イギリスとドイツを代表する世界的ソリストを迎えての今回の「復活」。更に磨きがかかったI・フィッシャー&ブダペスト祝祭管による壮大で荘厳なマーラーへの注目度は非常に高い!!(SACD Hybrid盤のみのリリースとなります)
第34号セール「駆け込み単発セール」ご案内済み。
CCSSA 24106
(SACD Hybrid)
\3200
ロッシーニ:ピアノ作品全集Vol.7“館のアルバム”
 《老年のいたずら第8集−館のアルバム》より
  気取った前奏曲/
 現代の見本/反舞踏的ワルツ/反牧歌的前奏曲/
 生粋のタランテッラ/夢/
 いわゆる劇的な前奏曲/未来の見本
パオロ・ジャコメッティ(P)
チャンネル・クラシックスがデヤン・ラツィックと共に世界に誇るピアニスト、パオロ・ジャコメッティが1998年より進めるロッシーニのピアノ作品全集もいよいよ佳境。1970年にミラノで生まれ、現在はユトレヒト音楽院で教授を務めるなどオランダを中心に精力的な活動を行っているジャコメッティ。味わい深い解釈と卓越したテクニックで奏で続けてきたロッシーニ・シリーズも、次回作のVol.8で完結予定となっている。また前作で弾いていた1858年製のエラールから、ショパンが好んだとされるフランスのプレイエルの1858年製ピアノへと使用楽器を変更している点もポイント。
CCS 14998 レスピーギ:歌曲全集Vol.3
 アルメニアの詩人の語る4つの詩P132/
 2つの抒情詩P123/
 5つの抒情詩P108/4つの抒情詩P125/
 La donna sul sarcofago P121/La statua P122/
 4つのスコットランド民謡の編曲P143
エリザベッタ・スカノ(S)、
レオナルド・デ・リージ(T)、
アンドレア・カッツェル(S)、
レイニルド・メース(P)
日本では「ローマ三部作」、「シバの女王ベルキス」、「リュートのための古風な舞曲とアリア」などの影に隠れてしまっているが、歌曲関係者やファンの中で非常に根強い支持を得ているレスピーギの歌曲集。レスピーギの歌曲集はローマ・サンタ・チェチーリア音楽院教授時代の門下生であり、妻でもあったエルザ・レスピーギの協力を得て作曲が行われたことでも有名である。今回の第3集の歌い手にはイタリア歌曲のスペシャリストであるスカノらを起用しており、充実のアルバムに仕上がっている。
CCS 9396
〔関連旧譜〕
レスピーギ:歌曲全集Vol.1
 5つの古風な歌P71/
 6つの抒情詩第2集P97/森の神々P107
レオナルド・デ・リージ(T)、
レイニルド・メース(P)
CCS 11998
〔関連旧譜〕
レスピーギ:歌曲全集Vol.2
 小さなお話P52/ミランダP39/雪P65/戯れP68/霧P64/
 6つの抒情詩第1集P90/ある日お帰りになるならば/涙P9/
 6つの歌曲P89/
 トスカーナ地方の4つの恋歌P103/Due canzoni dialettali
レオナルド・デ・リージ(T)、
アンドレア・カッツェル(S)、
レイニルド・メース(P)
CCSSA 23906
(SACD Hybrid)
\3200
モーツァルト:
 オーボエ四重奏曲ヘ長調K.370(368b)/
 ヴァイオリン・ソナタ第33番ヘ長調K.377(I・プレイエル編曲)/
 弦楽四重奏曲第15番ニ短調K.421(F・J・ロシナック編曲)
バート・シュニーマン(Ob)、
パオロ・ジャコメッティ(P)、
ロンバウツ・クヮルテット
オーストラリアのメルボルンに生まれた当代きってのバロック・オーボエの名手、バート・シュニーマンのモーツァルト・アルバム。オリジナルのオーボエ四重奏曲に加えて、オーボエのために編曲が行われた作品のカップリングも意欲的で興味深いラインナップ。ジャコメッティ、ロンバウツ・クヮルテットを共演に迎えるなど充実の布陣で聴かせるピリオド楽器ファン・注目のモーツァルト・アルバムである!シュニーマンはソリストとして活躍中のオーボエ奏者。これまでにゲルギエフ、デ・ワールト、コープマン、ブリュッヘンといった大物指揮者と共演を行っており、現在はハーグ王立音楽院で教鞭を執っている。
CCSSA 24206
(SACD Hybrid)
\3200
マスターズ・オヴ・ザ・リュート〜
 ダウランド(1563−1626):
  前奏曲、失われし望みのファンシー、
  ラクリメによるパヴァン、ラクリメによるガリアルド、
  我が主人ウィロビー卿のご帰館、
  エセックス伯爵ロバート閣下のガリアード、
  グリーンスリーヴス/
 カプスベルガー(c.1580−1651):
  トッカータ・アルペジアータ、カプスベルガー/
 アレッサンドロ・ピッチニーニ(1566−1638):
  トッカータ第10番、チャコーナ/
 ロベール・ ・ヴィゼー(c.1655−c.1732):
  前奏曲、アルマンド、クーラント、サラバンド、
  ジーグ、ハーレクインのシャコンヌ/
 ビーバー(1644−1704):
  パッサカリア(カール・フィッシャー編曲)
マシュー・ワーズワース(リュート&テオルボ)
ロンドンの王立音楽院でナイジェル・ノースにリュートを学んだ盲目の天才奏者、マシュー・ワーズワースがチャンネル・クラシックスに初登場。現在はソリスト、室内楽奏者としてイギリスを中心としたヨーロッパ、北米の主要な音楽祭などで活躍中のワーズワース。イギリスのバロック・アンサンブル「リコルド」の創設メンバーであり、昨年には「Rising Star for 2005」にノミネートされるなど日増しにその活動への期待が高まっている注目のアーティストである。今回のリリース第1弾は、ダウランド、カプスベルガー、ピッチニーニなどリュートの歴史に名を残す重要な音楽家たちの作品集。ルネサンス時代の美しいハーモニーを奏でるリュートの調べが、聴き手の心を揺さぶることだろう。

COE RECORDS (ASV) 1CD¥1300

 ASVによる名匠たちの旧録音の復活リリース。
CDCOS 507
(5CD)
\5100
モーツァルト:セレナード&協奏曲集
 セレナード第12番ハ短調K.388《ナハトムジーク》/
 同第11番変ホ長調K.375/
 同第10番変ロ長調K.361《グラン・パルティータ》/
 ホルン協奏曲第1番〜第4番/
 フルート協奏曲第1番ト長調K.313/
 ファゴット協奏曲変ロ長調K.191/
 フルートとハープのための協奏曲ハ長調K.299/
 オーボエ協奏曲ハ長調K.314/
 協奏交響曲変ホ長調K.297b/
 クラリネット協奏曲イ長調K.622
リチャード・ホスフォード(Cl)、
ティエリー・フィッシャー(Fl)、
ダグラス・ボイド(Ob)、
ジョンナサン・ウィリアムズ(Hr)、
アレグザンダー・シュナイダー指揮、
ヨーロッパ室内管
今年2006年はモーツァルトの生誕250年と同時に、世界屈指の名門室内管弦楽団であるヨーロッパ室内管弦楽団の結成25周年というアニヴァーサリー・イヤーにあたる。シュナイダーとヨーロッパ室内管の名演の中から選りすぐったモーツァルトの録音がセットで登場!超一流のソリストたちによる妙技も聴き逃せない!
CDCOE 809 R・シュトラウス:
 組曲《町人貴族》Op.60/
 クープランのクラヴサン曲による《舞踏組曲》AV.107
エーリヒ・ラインスドルフ指揮
ヨーロッパ室内管
ウィーンの巨匠ラインスドルフと欧州屈指の室内楽団であるヨーロッパ室内管の強力コンビによるシュトラウス・アルバムは、「町人貴族」に加えてクープランのクラヴサン曲を題材とした「舞踏組曲」が要注目!
CDCOE 813 モーツァルト:
 フルート協奏曲第1番ト長調K.313/
 ファゴット協奏曲変ロ長調K.191/
 フルートとハープのための協奏曲ハ長調K.299
ティエリー・フィッシャー(Fl&指揮)、
マシュー・ウィルキー(Fg)、
シャルロット・スプレンケルス(ハープ)、
シャンドール・ヴェーグ指揮、
ヨーロッパ室内管
巨匠シャンドール・ヴェーグがヨーロッパ室内管弦楽団を振ったモーツァルト・アルバムが登場。巨匠と名手たちの演奏によって響き渡るモーツァルトの美演。
CDCOE 810 作品集〜
 W・A・モーツァルト/A・ヴィヴァルディ/
 J・シュトラウスⅡ世/B・マルチェッロ/H・ヴォルフ
アレグザンダー・シュイナイダー指揮
ヨーロッパ室内管
幾多の名演を残してきたシュナイダーとヨーロッパ室内管によるクイーン・エリザベス・ホールでのライヴ録音。
CDCOE 811 モーツァルト:クラリネット協奏曲イ短調K.622/
コープランド:クラリネット協奏曲/
R・シュトラウス:二重小協奏曲AV.147
リチャード・ホスフォード(バセット・クラリネット&クラリネット)、
マシュー・ウィルキー(Fg)、
アレグザンダー・シュイナイダー指揮、
ティエリー・フィッシャー指揮、
ヨーロッパ室内管
ヨーロッパ室内管を支え続けたクラリネットの名手、リチャード・ホスフォードの独壇場!バセット・クラリネットのベスト・パフォーマンスと評されたタイトル。
CDCOE 812 木管楽器のための作品集〜
 ドヴォルザーク/J・フンメル/
 ヤナーチェク/F・クロンマー/M・シェイベル
ヨーロッパ室内管の木管奏者たち
ヨーロッパ室内管が世界に誇る木管セクションが大活躍!
CDCOE 814 モーツァルト:
 オーボエ協奏曲ハ長調K.314/
 協奏交響曲変ホ長調K.297b/
 クラリネット協奏曲イ長調K.622
ダグラス・ボイド(Ob)、
リチャード・ホスフォード(バセット・クラリネット)、
アレグザンダー・シュイナイダー指揮、
パーヴォ・ベルグルント指揮
ヨーロッパ室内管
ダグラス・ボイドとリチャード・ホスフォードによるコンチェルト、そして協奏交響曲という木管楽器の醍醐味を味わえるカップリング。
CDCOS 242
(2CD)
モーツァルト:
 セレナード第10番変ロ長調K.361《グラン・パルティータ》/
 ロンド変ホ長調K.371/セレナード第11番変ホ長調K.375/
 同第12番ハ短調K.388/協奏交響曲変ホ長調K.297b
アレグザンダー・シュイナイダー指揮、
ヨーロッパ室内管
アレグザンダー・シュナイダーがヨーロッパ室内管と録音を行ったモーツァルトの名演集。

CYBELE 1CD¥2400

Cybele 350.901 エネスコ:ヴァイオリン・ソナタ第2番へ短調Op.6/
レーガー:ロマンス ホ短調Op.87/
ブラームス:
 クラリネット・ソナタ第1番へ短調Op.120(ヴァイオリン版)/
ルトスワフスキ:パルティータ
アネット=バーバラ・フォーゲル(Vn)、
ウルリッヒ・ホフマン(P)
ヴァイオリンのフォーゲルはグリーンハウス、グリュミオー、メニューインなどの名手たちとの共演経験を持ち、200年よりアイオワ・アカデミーの国際室内楽音楽祭「Magisterra」の音楽監督を務める女流演奏家。
Cybele 300.101 ショスタコーヴィチ:チェロ・ソナタ ニ短調Op.40
ベルント・ハンシュケ(1969−):チェンジアントⅡ
ベートーヴェン:チェロ・ソナタ ト短調Op.5-2
ジャン・ハルスドルフ(Vc)、
マイケル・ハンシュケ(P)
ルクセンブルク出身でローマでチェロを学んだ後、ヨーロッパ・ユニオン・ユース・オーケストラに参加するなど同国有数のチェロ奏者として活躍中のハルスドルフによるチェロ・アルバム。
Cybele 130.101 ハイドン:
 ピアノ・ソナタ第50番ハ長調Hob.XVI-50/
 同第51番ニ長調Hob.XVI-51/
 同第52番変ホ長調Hob.XVI-52
トマス・レアンダー(P)
レアンダーは、デュッセルドルフのロベルト・シューマン・アカデミーでヘルベルト・ドレクセルに指導を仰ぎ、ウィーンではバドゥラ=スコダに師事した経歴の持ち主。

DANACORD

DACOCD 659
\2400→¥2190
2005年度フーズム城音楽祭ライヴ録音〜
 稀少ピアノ作品集第17集
  N・メトネル(1880−1951):
   即興曲変ロ短調Op.31-1(エカテリーナ・デルシャヴィーナ)/
  パンチョ・ヴラディゲロフ(1899−1979):
   前奏曲Op.15-1(リュドミル・アンゲロフ)/
  プロコフィエフ:ワルツOp.102-1(ローランド・ペンティネン)/
  フローラン・シュミット(1870−1958):
   影Op.64-1〜遠いところから聞こえる(セシル・リカド)/
  ルイ・モロー・ゴットシャルク(1829−1869):
   黒人たちの踊り(セシル・リカド)/
  モーツァルト:
   《リゾンは眠った》による9つの変奏曲K.264
    (アンドレア・バケッティ)/
  エネスコ:ピアノ・ソナタ第3番ニ長調Op.24-3より
   (コンスタンティン・リフシッツ)/
  シューベルト:舞曲集(ミヒャエル・エンドレス)/
  ピエール・サンカン(1916−):
   オルゴール(ミヒャエル・エンドレス)/
  C・コリア:スペイン(マルクス・ベッカー)/
  ジェローム・カーン(1885−1945):
  あなたは私のすべて(マルクス・ベッカー)
コンスタンティン・リフシッツ(P)、
ミヒャエル・エンドレス(P)、
ローランド・ペンティネン(P)、
リュドミル・アンゲロフ (P)、他/各曲の後ろの( )内に表記されているのがが演奏ピアニスト
フームズ城音楽祭2005年ライヴ登場!ファンお待ちかね!一流ピアニストによるレア・レパートリーに発掘を目的とした「フームズ城音楽祭」の2005年ライヴ盤が登場!1987年から開催されているフームズ城音楽祭は当初賛否両論だったようだが、回数を重ねることにファンや支持者が増え続けているという。2005年もリフシッツ、エンドレス、ペンティネンなどその名を轟かす名奏者たちが参加するなど、貴重なプログラムと併せてファンにとって堪らない要素が詰まったアルバムである。

ETCETERA 1CD¥2400

KTC 1310
\2400
マルカントワーヌ・シャルパンティエ(1643−1704):
 死者のためのミサ曲H.2/死者のためのモテットH.311/
 深き淵よりH.189/主を恐れるものは幸いなりH.221/
 《四旬節のための瞑想》より/
 めでたし女王H.24/聖ペテロの否認H.424
ミシェル・ラプレニー指揮、
サント修道院聖歌隊、
アンサンブル・レ・ムニュ・プレシール
ルネサンス時代やバロック時代の合唱作品のスペシャリストとして世界でも指折りに数えられる名匠ラプレニーと、29人の歌い手たちによって構成されているサント修道院聖歌隊によるシャルパンティエの宗教作品集。荘厳で尚且つ見事なまでの美しさと、深く研究された解釈を感じてくれる演奏は見事という他ない。Lira d'Arco LA 006-2のレーベル移行発売
KTC 1309 ロビン・デ・ラーフ(1968−):管弦楽作品集
 大管弦楽のための《ウニーソノ(Unisono)》/
 ピアノ協奏曲*/管弦楽のための協奏曲
エド・スパニャールド指揮、
ジョージ・ベンジャミン指揮、
ロイヤル・コンセルトへボウ管、
ラルフ・ファン・ラート(P)*、
ペーター・エトヴェシュ指揮*、
ラジオ・チェンバー・オーケストラ*
帝王ヤンソンスのタクトによって破竹の快進撃を続けるロイヤル・コンセルトへボウ管の録音がエトセトラからリリース!アムステルダム音楽院を優秀な成績で卒業し、ブーレーズにも一目置かれるロビン・デ・ラーフは、新ウィーン楽派の音楽、中でもアルバン・ベルクの作品を特に好み、バルトークとストラヴィンスキーの作曲技法の研究を行い自らの作曲活動に取り込むなど、斬新で意欲的な作品を世に送り出している現代オランダの作曲家である。「大管弦楽のための《ウニーソノ(Unisono)》」はコンセルトへボウ管の委嘱によって2004年に作曲、初演が行われた作品。一方「管弦楽のための協奏曲」はハーグ・レジデンティ管の委嘱により作曲が行われた作品で、ファゴットによる冒頭部分がストラヴィンスキーの「春の祭典」へのオマージュとなっており、タイトルはもちろんバルトークを意識して付けられたものである。デ・ラーフの作品はトロンボーンなどの低音楽器群や打楽器を効果的に用いているのが特徴の1つであり、この部分もバルトークやストラヴィンスキーの影響を受けている部分と言えるだろう。今回リリースとなる作品集では、大作曲家の作品を演奏する際 のコンセルトボウ管とは一味違った機動力と、徹底したアプローチによる現代作品の解釈を体感することが出来る!
KTC 4016 R・シューマンへのオマージュ〜
 R・シューマン:
  おとぎの絵本Op.113、3つのロマンス、
  管弦楽なしの協奏曲へ短調Op.14、おとぎ話Op.132/
 ジェルジ・クルターク(1926−):R・シューマンへのオマージュ
ヤン・ミヒエルス(P)、
ベンジャミン・ディルティエンス(Cl)、
トニー・ニィス(Va)
ロベルト・シューマンと現代ハンガリーの巨匠クルタークのコラボレーション・アルバム。ピアノを担当するのはEufodaへ多くの録音を行い、近現代の作品を得意としているベルギーのアーティスト、ヤン・ミヒエルス。Eufodaへの録音でもハイドンの《十字架上のキリストの最後の7つの言葉》の楽章間にクルタークの作品を散りばめるという仰天の試みを聴かせてくれるなど、大胆な姿勢は健在。室内楽奏者としてエトヴェシュの下で演奏活動を続けるなど、特に20世紀からコンテンポラリー作品の演奏を得意とするクラリネットのディルティエンス。フランクフルト放送響の客演ソロ・ヴィオラ奏者を務めるトニー・ニィスとのトリオによるシューマンとクルタークの演奏。まさに対照的とも言える両者の音楽の対比は、興味を抱かずにはいられない不思議な魅力を醸し出している。
KTC 1296
\2400
ピッコロの旋律〜ピッコロとピアノのための作品集
 ガリー・ショッカー(1959−):ソナタ/
 マイク・マウアー(1958−):ソナタ/
 G・オーリック:スケルツォ/
 ミヨー:音楽練習/
 F・プーランク:ヴィラネル/
 ヤン・フールブルック(1956−):Kay El'lem/
 レイモン・ギヨー(1930−):Onivatto/
 マルク・マッシス(1956−):エコーズ
ペーター・フェルホーエン(ピッコロ)、
ステファン・デ・シェパー(P)
フルート奏者&関係者必携のユニークなアルバムが登場!収録曲にはフランス6人組(ミヨー、プーランク、オーリック)、アメリカのショッカー、ロンドンのジャズ・シーンを主戦場とするマウアー、パリ・オペラ座管フルート奏者のギヨーといった多彩な名前が並んでいる。ピッコロとピアノのために作曲されたオリジナル作品が収録されているというまさにピッコロづくし!ペーター・フェルホーエンはロイヤル・フランダース管の主席ピッコロ奏者を務めるベルギーの誇るピッコロの達人。古楽器アンサンブル「アルコ・バレーノ」のメンバーとしても精力的な活動を展開している。

EUFODA 1CD¥2400

EUFODA 1265 ドヴォルザーク:ボヘミアの森からOp.68/伝説Op.59 ピアノデュオ・コラシニー
ベルギーの若手ピアノ・デュオ、コラシニー兄弟による「ピアノデュオ・コラシニー」は、ヨーロッパの保守本流の流れを組むピアノ・デュオであり1998と99年には来日ツアーも成功させている。レペルトワール、ルイスター、ディアパゾン・ドールなどの海外誌から高評価を獲得したEUFODA 1350(2CDs)からの分売。
EUFODA 1270 ドヴォルザーク:スラヴ舞曲集第1集Op.46&第2集Op.72 ピアノデュオ・コラシニー
こちらも同じく「ピアノデュオ・コラシニー」のドヴォルザーク。リズミカルなスラヴ舞曲は海外で絶賛されたのも納得のパフォーマンス!EUFODA 1350(2CDs)からの分売。
EUFODA 1320 ハイドン:
 交響曲第47番ト長調/
 同第48番ハ長調《マリア・テレジア》/
 同第49番ヘ短調《受難》
ディルク・フェルミューレン指揮、
プリマ・ラ・ムジカ
「プリマ・ラ・ムジカ」は、これまでにもモーツァルトやハイドンなどで優秀な演奏を聴かせてくれているベルギーの室内管弦楽団。
EUFODA 1104 ルネサンス時代フランドルにおけるポリフォニー音楽
 フィリップ・デ・モンテ(1521−1603):
  E Morte o Vita、Deh S'io Potessi Haver/
 ジャケス・デ・ヴェルト(1535−1596):
  Ascendente Jesu、Vox In Rama、Quiescat Vox Tua/
 オルランドゥス・ラッスス(1532−1594):
  Ce Faux Amour、Saccio Na Cosa、
  Tu sai Madonna Mia、Quis Mihi Det/他 全19曲
エリック・ファン・ネーヴェル指揮、
クレンデ
ラッススを筆頭に、マドリガーレに定評のあるデ・モンテとデ・ヴェルトの作品を集めた作品集。1986年の録音。
EUFODA 1111 シューベルト:
 ゴンドラの舟人D.809/愛D.983a/小さな村D.598/
 セレナードD.920/若者の歓喜D.983/墓と月D.893/
 父の聖名の祝日のためにD.80/愛の心D.747/
 16世紀からの酒の歌D.847/夜の明るみD.892/輪舞にD.983b/
 春の歌D.740/夜鳴きうぐいすD.724/現在の中の過去D.710/
 悲しみD.825/自然の喜びD.422/夜D.983c/酒宴の歌D.75
マルフィ・シンガーズ、
ヨハン・ヒューズ(P)、
ペーター・ピーテルス(G)
マルフィ・シンガーズは、フランドル地方出身の6人の歌い手によって1983年に結成された男声ヴォーカル・アンサンブル。1987年の録音。
EUFODA 1112 女声のための作品集
 メンデルスゾーン:
  歌の翼に、6つの二重唱曲Op.63、日曜日の朝Op.77-1、
  夕べの歌、何で陽気でいられよう/
 R・シューマン:
  タンバリンを鳴らしてOp.69-1、修道女Op.69-3、
  礼拝堂Op.69-6、孤独な少女Op.91-4/
 シューベルト:
  詩篇第23番Op.132、セレナードOp.135、
  女たちの挽歌、偉大なるハレルヤ/
 ブラームス:女性合唱のための民謡集
カレル・アーツ指揮、
カペラ・コンシニテ
昨年2005年で結成40周年を迎えたベルギーの女声合唱団カペラ・コンシニテによる名曲集。1986年の録音。
EUFODA 1122 金管五重奏のための作品集
 T・スザート:舞踏組曲/
 A・ホルボーン:組曲/
 C・ルジューヌ:Revecy venir du Printans/
 F・ショーグル:鱒による変奏曲/
 F・プーランク:シテール島への船出/
 E・グラナドス:スペイン舞曲第6番/
 B・バルトーク:ルーマニア民族舞曲/
 H・ファン・レインスホーテン:ロッシーニの誕生パーティー/
 S・マイヤーズ:カヴァティーナ/
 J・ヴァンデルロースト:プロヴァンス地方の民謡集/
 L・デ・メーステル:ギタネリアス/
 グレインジャー:羊飼いの歌/
 W・レンウィック:ダンス/
 F・デヴリース:Ui“James Ensors Beelden”/
 P・カブス:ロンドレット・ブルレスコ=グロテスコ/
 F・セリス:Hypocriete Treurmuziek/
 E・フェルシューレン:ブリュッセル組曲
テオ・メルテンス金管五重奏団
1955年のジュネーヴ国際音楽コンクールであのモーリス・アンドレに次いで2位に輝いたベルギーのトランペット奏者、テオ・メルテンスが率いる実力派金管五重奏団による作品集。1987年の録音。

EURIDICE

EUCD 33
(2CD)
\4800
フリチョフ・アネルセン(1876−1937):
 ソプラノとピアノのための《Samtliege》(全36曲)
アーセ・ヘレン・クリスタッド(S)、
セルゲイ・オサドチュク(P)、
セシリエ・コック(Vc)
母国ノルウェーのオスロで作曲、オルガンを学んだ後、1901年からライプツィヒに留学するためにドイツに渡り、ドイツのオルガン音楽から多大な影響を受けたとされる作曲家フリチョフ・アネルセンの歌曲集。

EXTRAPLATTE 1CD¥2400

EX-EP 020-2 トマス・ダニエル・シュレー(1957−):
 アンサンブルのための《Licht Farbe Schatten》Op.38/
 管楽合奏のための《Quia tu es Deus fortitudo mea》Op.24/
 アルバOp.26/
 ハープと弦楽合奏のための
  《Wacht auf Harfe und Saitenspiel》Op.35/
 管弦楽のための《オーロラ》Op.32
ヴォイチェク・ライスキ指揮、
ポーランド放送響
トマス・ダニエル・シュレーは、メシアンの下で作曲を学んだオーストリアの作曲家。シュレーは1990年から98年までは国際ブルックナー音楽祭の芸術監督を務め、1999年からはボン・ベートーヴェン・フェスティヴァルのアシスタント・ディレクターの任にある。高度な技術と理解が必要とされるシュレーの作品を、ポーランド放送響が洗練されたアンサンブルで聴かせてくれる。
EX 655-2 アスカニオ・マイオーネ(c.1565−1627):
 トッカータ第1番〜第5番/
 Prtita Sopra il tenore antico,o romanesca/
 Canzona francese prima/Recercar del decimo tuono/
 Recercar sopra il canto fermo di
  costantio festa e per sonar all Arpa/
 Canzona Franzese Terza/
 Recercar sopra il canto fermo di costantio festa/
 Recercar del quarto tono/Canzon francesa quarta
アン・ザウナー(ハープ)
16世紀から17世紀にかけてイタリアのナポリで活躍した作曲家アスカニオ・マイオーネ。マイオーネ自身がハープ奏者として活躍していたこともあり、自らの経験に基づいた素晴らしい作品を残している。
EX 582-2 オルガンのための作品集第1巻
 J・スヴェーリンク:Ballo Del Granduca/
 L・ハスラー:踊れ、跳べ/
 J・カプスベルガー:カナリオ/
 B・パスクィーニ:ベルガマスカ/
 J・ケルル:チャッコーナ、カンツォーナ/
 G・ムファット:チャッコーナ/
 J・フックス:ソナタ/他 全21曲
ペーター・ワルドナー(Org)
グスタフ・レオンハルト、ジャン=クロード・ツェンダー、イェスパー・クリステンセンなどの下で学んだ鍵盤楽器奏者ペーター・ワルドナーのオルガン作品集。
EX 592-2 オルガンのための作品集第2巻
 L・ハスラー:Wer liebt aus treuem Hertzen/
 J・パッヘルベル:第2アリア/
 J・S・バッハ:
  コラール《イエスよ、いまぞ汝御空より降り来たりて》BWV.650、
  トリオ《いと高きところにまします神にのみ栄光あれ》BWV.664/
 C・P・バッハ:オルガン・ソナタ イ短調Wq.70-4/
 J・G・アルブレヒツベルガー:前奏曲(3曲)/
 J・ハイドン:Stucke fur die Flotenuhr/
 ブラームス:
  コラール前奏曲《おお愛する魂よ、汝を飾れ》Op.122-5/他 全21曲
ペーター・ワルドナー(Org)
ペーター・ワルドナーのオルガン作品集の第2巻。大バッハやC・P・E・バッハ、ハイドン、ブラームスなど馴染みの深い作曲家の作品が並ぶ。
EX 651-2 クラウス・オーベルマイアー(1955−):
 弦楽四重奏曲第2番《35》/同第3番/同第1番/タステン/
 ディミヌエンド/Felder des Wohlbehagens/ブートキュート/
 Uberlagerung und Verschiebung/タ・ポ/
 In den Tropen war es sehr heiss und es regnete viel
アルノルト・クヮルテット、
バラネスク・クヮルテット、
アート・アンサンブル・オブ・シカゴ、
ドイツ・カンマーフィルハーモニー、他
リンツ・ブルックナー音楽院で研鑽を積んだオーストリアの作曲家オーベルマイアーの作品集。オーベルマイアーの作品は、クロノス・クヮルテットやアンサンブル・モデルンなどにも演奏されるなど注目が集まっている。
EX 641-2
(2CD)
ピア・パルム
 ブラウ/シゴーニュ/Souffleuse/アリアドネの声/Schnurlsamt/
 オスゾースケープ/オルトゥング/ロッキー/プレイフル・アビス/
 イエロー・プログレシオン/サブタレイニアン・スケルツォ/
 トレジャー・チューブ/コーアン/フロム・スクラッチ/
 ラウバイン/スクラッチ・グリーン
ピア・パルム(バス・リコーダー、リコーダー、電子楽器)
オーストリアの女流リコーダー奏者ピア・パルムの自作自演集。
EX 647-2 ウィーン・クラリネット・コネクション〜Cafe Europa
 メンデルスゾーン:《真夏の夜の夢》序曲/
 H・サルムホッファー:O bijav/
 P・グレインジャー:岸辺のモリー/
 A・クケルカ:Czernowitzer Skizzen/
 H・ヘードル:四重奏曲第2番、Out of Love、Itchy Fingers/
 シューベルト:即興曲第2番/
 T・タイシンク:Duna Lied/
 伝承曲:美しきミンカよ/
 M・カーティス:クレツマー・ウェディング/
 J・コスマ:枯葉
ウィーン・クラリネット・コネクション
「ウィーン・クラリネット・コネクション」はウィーン・クラリネット界の巨星、オッテンザマー&シュミードルにクラリネットを学んだヘルムート・ヘードルを中心に結成されたクラリネット四重奏団。コンサートのライヴを収録した「Cafe Europa」には、メンデルスゾーンやシューベルトといったクラシック作品の編曲版からメンバー自作の作品、コスマの「枯葉」など幅広いレパートリーを収録。楽器を存分に鳴らした重厚なクラリネットの響きは見事!
EX 662-2 エグザイル
 ツェムリンスキー(1871−1942):Walzergesange Op.6/
 エゴン・ヴェレス(1885−1974):
  Wie ein Bild Op.3、Lieder der Madchen Op.7a、
  Kirschblutenlieder Op.8、Einsamkeit/
 フランツ・ミトラー(1893−1970):5つの歌/
 ヴィクトル・ウルバンチチ(1903−1958):
  Der Traum、Die Elfe、Lustwandelnd schritt ein Madchen、
  O Suse Mutter!、Fruhling、Vision der Schonheit/
 コルンゴルト:3つの歌Op.22
ジュディス・コペツキー(S)、
ユリア・ティンホフ(P)
ナチスの台頭によって祖国から逃れなければならなかった作曲家たちの歌曲を集めた作品集。ウィーンのソプラノ奏者であるジュディス・コペツキーは、ウィーン・フィルやウィーン国立歌劇場、プラハ国立歌劇場などで活躍し、プレートル、ギーレン、シルマー、ハーゼルベックなどの指揮者とも共演を重ねている。
EX 550-2 77分で巡る世界一周〜
 アンダルシアのガスパチョ/
 ルーアンのジョン・ダウランド/シャルトル/
 ラデッキー行進曲/ソフィアからイスタンブールへ/
 ヴォルガのポルカ/冬の城/タンゴ/他 全20曲
トリロジー
2本のヴァイオリンとチェロで世界中の様々なスタイルの音楽を77分に渡って演奏。ラデツキー行進曲のパロディーが飛び出すなど予測不能の展開で音楽による世界一周を実現させた好企画盤!
EX 251-2 ギターとピアノのための新しい音楽
 クラウス・オーベルマイアー&ロベルト・スポール:
  ボックス・ミュージック、ガッファ、デライ/
 トム・ジョンソン:ラショナル・メロディーズⅢ&Ⅳ/
 クラウス・オーベルマイアー:コーズ/
 ジョン・ケージ:2声のためのソナタ
クラウス・オーベルマイアー(G)、
ロベルト・スポール(P)、
ディトマール・ヴィスナー(Fl)

GALA

GL 100.779
(2CD)\2600
ヴェルディ:歌劇《アッティラ》
 (録音:1987年1月23日)
サミュエル・レイミー(Bs)、
ガブリエレ・フェッロ指揮、
フェニーチェ歌劇場管&合唱団、他
GL 100.785
(2CD)\2600
スメタナ:歌劇《ダリボル》
 (英語歌詞版/録音:1969年8月31日)
エイプリル・カンテロ(S)、
ヴィレム・タウスキ指揮、
BBC管&合唱団、他

GAUDEAMUS

CDGAU 356
\2300
J・S・バッハ:ヴァイオリン協奏曲集
 ヴァイオリン協奏曲ニ短調BWV.1052/
 同第1番イ短調BWV.1041/
 同第2番ホ長調BWV.1042/同ト短調BWV.1056
モニカ・ハジェット(Vn)、
ソネリー
レイチェル・ポッジャーと双璧を成す女流バロック・ヴァイオリン奏者、モニカ・ハジェットのバッハ・アルバム!ハジェット自身が率いる古楽演奏のスペシャリスト集団「ソネリー」とのコンビによるビーバーのヴァイオリン・ソナタ集(CDGAU 203)がグラモフォン・アウォードに輝くなど、レコーディングの実績も満点。ハジェット&ソネリーの最新盤となるバッハ・アルバムでは、ピリオド楽器ファンの期待に応える美しさと透明感に溢れた演奏を余すことなく聴かせてくれる。

GIMELL

CDGIM 207
(2CD/1枚分価格)
\2300
タリス・スコラーズ〜ルネサンス時代の巨匠たち
 タリス(c.1505−1585):
  40声のモテット《御身よりほかにわれは》/
 ジョン・タヴァナー(c.1490−1545):ミサ曲《西風》/
 ジョスカン・デ・プレ(c.1440−1521):ミサ曲《パンジェ・リングァ》/
 パレストリーナ(c.1525−1594):ミサ・ブレヴィス/
 バード(1539/40−1623):4声のミサ曲/
 ビクトリア(1548−1611):レクイエム
ピーター・フィリップス指揮、
タリス・スコラーズ
世界最高のア・カペラ・グループとして古楽界に君臨するタリス・スコラーズ。7枚目のベスト盤となる今回のテーマは「ルネサンス時代の巨匠たち」であり、タヴァナー、ジョスカン、パレストリーナ、バード、ビクトリアそしてタリスといった6人の作曲家の6作品を収録。いずれの演奏もタリス・スコラーズの録音の中で特に高い評価を獲得した名演ばかり。ルネサンス時代の音楽を至高の演奏で存分に堪能できる贅沢なタイトルである!ピーター・フィリップスによって1973年に結成されたタリス・スコラーズは、グループ名の由来となった16世紀イギリス音楽の大家トマス・タリスなどの偉大な作曲家たちの作品を続々と発売し、その確かな理論に裏づけされた歌唱法と群を抜く演奏で世界中のファンに大きな感動を与え続けている。
CDGIM 992
\2300→¥2090
エリザベス王朝の調べ〜
 タリス・スコラーズ、ウィリアム・バードを歌う
  ウィリアム・バード(1542/43−1623):
   目覚めていよ/悲しみと不安が/
   怒りたもうな/導きたまえ、おお主よ/
   おお主よ、御身のしもべエリザベスが/
   マニフィカト(大典礼曲)/
   4声のミサ曲/アヴェ・ヴェルム・コルプス
ピーター・フィリップス指揮、
タリス・スコラーズ
GIMSA 592
(SACD Hybrid)
\3200
1973年にピーター・フィリップスによって創設されて以来、世界最高のア・カペラ・グループとして古楽界に君臨し続けるタリス・スコラーズ。グループ名に冠しているタリスをはじめ、ジョスカン、パレストリーナ、アレグリ、ビクトリア、グレーロ、そしてバードなどルネサンス時代の作品の演奏への評価は絶大であり、世界中のファンに大きな感動を与えている。今回の新譜は、先だってDVD-Videoとしてリリースされた「エリザベス王朝の調べ(GIMDN 902)」に対する多くのリクエストに答える形でCD化されたものであり、イギリスのテュークスベリー大聖堂で行われたコンサートを収めた待望の1枚なのである!テュークスベリー大聖堂でのウィリアム・バードの作品における演奏の素晴らしさはDVD-Videoで既に証明済みなだけに、ファンにとって嬉しいリリースとなること間違いなし!
GIMDN 902
(DVD-VIDEO)
(関連旧譜)
\3700
エリザベス王朝の調べ〜
 タリス・スコラーズ、ウィリアム・バードを歌う
ピーター・フィリップス指揮、
タリス・スコラーズ
CDには収録されていないトラックやドキュメンタリー、ボーナス・トラックなども収録されたDVD-Video。

GLOBE 1CD¥2400

GLO 5208 マルティヌー:合唱作品集
 8つのチェコのマドリガル/処女マリアのための4つの歌/
 マドリガル/山賊の歌/たんぽぽのロマンス
スティーヴン・レイトン指揮、
オランダ室内合唱団
チェコ、パリ、アメリカで活躍し、その生涯で6曲の交響曲を筆頭に約400曲という膨大な数の作品を残したマルティヌー。日本でも交響曲を中心として再評価の機運が高まっているが、合唱作品がまとまった形でリリースされることは稀なだけに抜群の演奏で聴くことの出来る今回の新譜は嬉しいリリースである。オランダ室内合唱団は、ベネルクス三国だけでなくヨーロッパ全土の中でもトップクラスの実力を誇る世界屈指の室内合唱団としてその名を知られている。グローブ(Globe)・レーベルへは様々な指揮者と多くのレコーディングを行っており、その透明感と気品にあふれた歌声は世界中から絶賛を博している。指揮者としてタクトを振るうのは、イギリスのヴィルトゥオーソ合唱団「ポリフォニー」を率いるスティーヴン・レイトン!ボヘミアの大作曲家による合唱作品の決定盤登場!
GLO 5218 ヤコブ・ファン・エイク(ca.1590−1657):《笛の楽園》より
 からいばり/最も美しい娘ダフネが/スコットランドの歌/
 Eerste Carileen/クーラント/o slaep o zoete siaep/
 麗しのアマリリ/ファンタジア&エコー/涙のパヴァーヌ/
 イギリスのナイチンゲール/気狂いシメン/戦争
サスキア・コーエン(リコーダー)、
アリー・アーベンス(カリヨン)
現在でも無伴奏リコーダーのための重要作品として親しまれている「笛の楽園」からの抜粋をリコーダーとカリヨンで演奏した美しきディスク。17世紀オランダの盲目の貴族だったヤコブ・ファン・エイク。同時にリコーダー奏者であり、ユトレヒトの教会でカリヨン奏者を務めていたエイクが奏でていた即興演奏が楽譜として書きとめられ、のちに出版されたものが「笛の楽園」である。収録曲の1部である二重奏の作品以外はリコーダーとカリヨンそれぞれの演奏が収録されており、当時のエイクによって演奏されていたカリヨンの音色を窺い知ることが出来る。ちなみにカリヨンの録音はユトレヒトのドム教会大聖堂の隣りに位置する鐘楼であるドム塔で収録されており、エイク自身が演奏したと考えられているカリヨンを用いているのも重要なポイント。
GLO 5217
\2400
アン・マクデアーミへのトリビュート〜
 ケルト地方のハープのための音楽
  The Blackthorn Bush/The Banks of the Suir/
  Molly Bawn and the Green/Mountain At the Seashore/
  Welsh melody/Women of the Glen/I am in a cold cell/
  Sad am I/Drunk at night and dry in the morning/
  The Fairhaired Lad/The Fairhaired Girl/
  The Land of the ever young/Helen of Kirconnell/
  Three Scots Jigs/Dream Angus/Red House/
  John McNeil/Spey in Spate/
  The Silver Moon my Mistress is/
  The Athole Highlanders/Music of the Islands/Och I am sad
エドワルト・ウィッツェンブルフ(ハープ)、
クリス・ウィッツェンブルフ(ハープ)
アバディーンに生まれた国際的なハープ奏者であり、歌い手でもある女流音楽家アン・マクデアーミがスコットランド、アイルランド、ウェールズの民謡を2台のハープのために編曲を行った珠玉の15曲を収録したトリビュート・アルバム。オランダのハープ奏者であるエドワルト&クリスのウィッツェンブルフ兄弟によるデュエットが、郷愁を誘う涼しく優しい旋律のケルト音楽を届けてくれる。

GLOSSA

GCDSA 922203
(SACD Hybrid)
\2900
ラフマニノフ:聖ヨハネ・クリソストモスの典礼Op.31 カスパース・プトニンシュ(指揮)、
フランダース放送合唱団
グロッサ(Glossa)が力を注ぐフランダース放送合唱団のアルバム第2弾では、ラフマニノフの美しき無伴奏合唱作品を届けてくれる。「聖ヨハネ・クリソストモスの典礼」は、ラフマニノフにとって最初のアメリカ演奏旅行から帰国した直後の1910年(37歳)に作曲が行われた4声のための無伴奏合唱作品。不朽の名作「晩祷」や合唱交響曲「鐘」の数年前に作曲されたこの作品は、作曲当時から現在までロシアを中心とした教会で歌い継がれている。今回フランダース放送合唱団を率いるカスパース・プトニンシュは、旧ソ連やバルト三国の合唱音楽のスペシャリストとしてその名を知られるラトヴィアの指揮者である。実力派合唱団が集うベネルクス三国の雄による厳粛で透明感に満ちたラフマニノフの秘曲は合唱関係者必聴!

GUILD 1CD¥2400

GMCD 7308 トレブル・ソロによる宗教作品&世俗歌曲集
 ヘンリー・ウォルフォード・デイヴィス(1869−1941):
  God Be In My Head/
 リチャード・ロドニー・ベネット(1936−):鳥の悲歌/
 ジャン・フランソワ・ラルエット(1651−1728):
  O Mysterium Ineffabile/
 リチャード・シェパード(1947−):Let him Who Seeks/
 ペルハム・ハンフリー(1647−1674):A Hymn To God The Father/
 ピーター・ワーロック(1894−1930):ゆりかごの歌/
 アントニオ・カルダーラ(c.1670−1736):愛しの君よ/
 ジェレミア・クラーク(1674−1707):夕べの賛歌/
 J・S・バッハ、C・グノー:アヴェ・マリア/
 ピーター・ハーフォード(1930−):精霊への祈り/
 ブリテン:あの幼子は/
 フォーレ:慈悲深き主イエスよ/
 エヴェリン・シャープ:スカイ・ボート・ソング/
 メンデルスゾーン:主よ、わが祈りを聞きたまえ/
 ブリテン編曲:サリーの園/
 オルフ:おお、運命の女神よ
フレディ・デ・リヴァス(トレブル)、
ニコラス・ロビンソン(P&Org)、
ジェイムズ・デイヴィ(Org)、
サイモン・ジョンソン(P&Org)
1991年12月にイギリスのセント・オーバンスに生まれたトレブルのフレディ・デ・リヴァス。幼少の頃からドラムに親しんだリヴァスは、1999年にアンドリュー・ルーカスが音楽監督を務めるセント・オーバンス教会(大聖堂、寺院)の聖歌隊のメンバーに選出され注目を集めるトレブル(ボーイ・ソプラノ)なのである!古くは17世紀の宗教作品から現代イギリスの歌曲、グノーのアヴェ・マリアやオルフのカルミナ・ブラーナなど幅広いレパートリーを持つのと同時に、ビブラートを多様しない真っ直ぐで明るい歌声による演奏は今後を大いに期待させてくれる!
GMCD 7304 オルガン・スペクタキュラー
 L・J・ルフェビュル=ウェリ:ソルティ変ホ長調/
 R・ヴォーン・ウィリアムズ:ロシメドル/
 T・デュボワ:トッカータ/
 M・プレトリウス:水夫のバレー/
 G・タルベン=バール:悲歌/
 A・ギルマン:間奏曲/
 J・アイルランド:奇想曲/
 G・マイアベーア:凱旋行進曲/
 H・パーセル:ロンドー/
 J・クラーク・トランペット・ヴォランタリー 他 全19曲
ヒュー・ウィリアムス(Org)
1998年より、セント・ポール大聖堂の第2オルガン奏者、アシスタント・ディレクターの任にある期待の若手音楽家ヒュー・ウィリアムスによるオルガン名作集。セント・ポール大聖堂のオルガンによって響き渡る様々な作品の数々はオルガン入門にも最適な内容であり、ウィリアムスのパフォーマンスも充実。

HALLE

CDHLL 7512
\1900
イギリスの風景
 バックス:交響詩《ティンタジェル城》/
 ディーリアス:春初めてのかっこうを聞いて、河の上の夏の夜/
 エルガー:夏の急流/
 G・フィンジ:落ち葉/
 J・アイアランド:丘/
 R・ヴォーン・ウィリアムズ:揚げひばり、ノーフォーク狂詩曲第1番
マーク・エルダー指揮、
リン・フレッチャー(Vn)、
ハレ管&合唱団
ハレ管弦楽団自主制作シリーズの新譜は「イギリスの風景」と題されたまさにイギリス一色の作品集。音楽監督のマーク・エルダーは、ロイヤル・フィルハーモニック協会のコンダクター・アウォーズ2006に選出されるなど、今後の更なる活躍が期待されている。

HORTUS 1CD¥2400

HORTUS 039
(2CD)
J・S・バッハ:フーガの技法 レジス・アラール(Org)
1983年に開催されたトゥールーズ国際オルガン・コンクールの覇者であるアラール。豊かな響きによる包み込むような温かなバッハの演奏を聴かせてくれる。
HORTUS 040 ジャン・ラングレ(1907−1991):荘厳ミサ 女声合唱団《アド・リミナ》、
エマヌエル・ル・ディヴレック(Org)
フランスの作曲家ジャン・ラングレはフランクの孫弟子となる音楽家であり、特にオルガンのための作品と宗教曲に優れた作品を残している。

HYPERION 1CD¥2300

CDA 67471/2
(2CD)
¥4180
ブラームス:ピアノ四重奏曲集
 ピアノ四重奏曲第1番ト短調Op.25/同第3番ハ短調Op.60/
 同第2番イ長調Op.26/3つの間奏曲Op.117
マルク=アンドレ・アムラン(P)、
レオポルド弦楽三重奏団
既にハイペリオンから数多くの録音のリリースを行っているアムランにとって初となる室内楽作品のレコーディングは、ピアノ協奏曲第2番に引き続きブラームス!3曲のピアノ四重奏曲の中でも「ピアノ四重奏曲第1番」は、シェーンベルクの手によって管弦楽編曲が行われるなど親しまれている作品である。またカップリングとして収録されているの「3つの間奏曲」は神秘的な雰囲気を持ち、演奏には高度なテクニックを必要とするブラームス晩年のピアノ独奏のための作品。先日行われた3回の来日公演では、期待に違わぬ見事ブラームスとショパンの演奏を聴かせてくれたアムラン。共演のレオポルド弦楽三重奏団も、ヴィオラ奏者のローレス・パワーなどの実力者が集っており演奏も秀逸。溢れんばかりのヴィルトゥオージティに加えて、更に円熟味の増したアムランの演奏からは、巨匠としての風格とオーラを感じ取ることが出来るだろう。
CDA 67565 スティーヴン・ハフ〜スパニッシュ・アルバム
 ソレール:ソナタ嬰へ長調/
 グラナドス:詩的な情景/
 アルベニス:エヴォカシオン、トゥリアーナ/
 モンポウ:内なる印象より 悲しい鳥、小舟、秘めごと、ジプシー/
 F・ロンガス:アラゴン/
 ドビュッシー:
  グラナダの夕べ、さえぎられたセレナード、ヴィーニョの門/
 ラヴェル(モリス・デュメニル編曲):ハバネラ形式による小品/
 アルベニス(ゴドフスキー編曲):タンゴ/
 F・X・シャルヴェンカ:スペインのセレナードOp.63-1/
 W・ニーマン:セヴィーリャの夕暮れ/
 S・ハフ:オン・ファリャ
スティーヴン・ハフ(P)
アムラン、ヒューイットを筆頭に、超一流の世界的ピアニストを擁するピアノ王国であるハイペリオンの中でも際立った存在感を見せているスティーヴン・ハフ期待の最新作はスパニッシュ・アルバム!アルバム・タイトルを見ただけでも思わず踊りたくなってしまう今回の新譜では、「スペインの作曲家による作品」、「フランスの作曲家によるスペインを題材とした作品」、「その他の国の作曲家や編曲作品」といった3つの枠で構成されている。ちなみにハフはモンポウのピアノ作品集(CDA 66963/MCDA 66963)で1998年度のグラモフォン・アウォードを獲得するなど、スペイン音楽への造詣も非常に深く実績も満点。高い技巧と深い音楽性で、聴き手の全身の血が高ぶるような熱演を存分に披露してくれることだろう!
CDA 67484 ニコライ・ロースラヴェツ(1881−1944):
 室内交響曲(世界初録音)、
 In the hours of the New moon
イラン・ヴォルコフ(指揮)、
BBCスコティッシュ響
ヤナーチェクの管弦楽作品集に続くヴォルコフ&BBCスコティッシュ響のハイペリオンへのレコーディング・プロジェクト第2弾は、アムランの演奏によるピアノ作品集(CDA 66926/MCDA 66926)によって再びその名を知られるようになったロシア・アヴァンギャルドの鬼才ロースラヴェツ。ロシアにおける無調音楽の創始者であり「ロシアのシェーンベルク」の異名を持っていたロースラヴェツの管弦楽のための作品を、イスラエルの若きマエストロであるヴォルコフが手兵BBCスコティシュ響とのコンビで解き放つ!ちなみに室内交響曲は今回のリリースが世界初録音となる。
CDA 67568 W・バード(1539/40−1623):宗教音楽集第10巻
 人生に望みを持つ人は誰か/苦難が近づき/
 彼は終わりの時に現われん/めでたし、聖なるみ母よ/
 アレルヤ、めでたし、めぐみに満てるマリア/祝福されし乙女/
 幸いなるかな、乙女マリアのみ体/天の女王、喜びませ/
 めでたし、女王、憐れみ深きみ母/
 御身のしもべに御身の慈悲もてはからいたまえ/
 見よ、何という幸せ、何という喜び/主よ、御身が手に/
 われは主にひとつの事を望みぬ/
 主よ、訪れたまえ、とわれらは願う/
 主よ、わが祈りを聞きたまえ、御耳を/
 聖なる讃美のうちに
アンドリュー・カーウッド指揮、
カージナルズ・ミュージック
タリス・スコラーズのメンバーにも名を連ねると同時に、自らが10年に渡って音楽監督を務めるカージナルズ・ミュージックを率いて精力的な演奏活動を行っているアンドリュー・カーウッド。今回のリリースは、同じくイギリスのレーベル「Gaudeamus」で第9巻まで進行していたバードの宗教作品集の第10巻となるもので、今後はハイペリオンへ活躍の場を移して完結までに更に3枚のリリースが予定されている(全13巻予定)。実力派合唱団による演奏のリリースが数多く行われているハイペリオンが期待を寄せるカージナルズ・ミュージック。合唱ファンは今後の動向に要注目!
CDA 67567 ジェフリー・バーゴン(1941−):合唱作品集
 At the round earth's imagined corners/アサンプション*/
 短いミサ曲/Of flowers and emeralds sheen*/マニフィカト/
 ヌンク・ディミッティス(1979年版)/As the angels stood*/
 林檎の花*/聖体祝日のキャロル*/The song of the creatures*/
 死よ驕るなかれ*/Come let us pity not the dead*/
 テ・デウム*/ヌンク・ディミッティス(1997年版)*
マシュー・オーウェンス指揮、
ウェルズ大聖堂聖歌隊
ジェフリー・バーゴンは、クラシックの作品のみにとどまらず映画音楽やテレビ、舞台音楽など多数作曲し、その作品はイギリス各地で数多く取り上げられているベテラン作曲家である。ハウエルズの合唱作品集(CDA 67494)に続いて2度目の登場となるウェルズ大聖堂聖歌隊は、バーゴンの作品の初演を担当するなど演奏、解釈ともに定評がある。*=世界初録音。
CDA 67518
\2300→¥2090
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集Vol.1
 ピアノ・ソナタ第7番ニ長調Op.10-3/
 同第4番変ホ長調Op.7/
 同第23番ヘ短調Op.57《熱情》
アンジェラ・ヒューイット(P)
SACDA 67518
(SACD Hybrid)
\3200→¥2990
当代最高のバッハ弾きとして世界中にその名を轟かすなど、名ピアニストとしての地位を確固たるものとしているアンジェラ・ヒューイット。ヒューイットの代名詞でもあるバッハだけでなく、既にリリースされているショパンやラヴェル、シャブリエ、クープラン、メシアンなど幅広いレパートリーを誇るのと同時に、深く掘り下げられた解釈と聴き手の心に響き渡る表現力に支えられた演奏が常に大きな感動を呼んでいることは周知の通り。現在を時めく鍵盤の女神ヒューイットが贈る最新作は、遂に着手した渾身のベートーヴェン!しかも収録曲の「ピアノ・ソナタ第23番ヘ短調Op.57《熱情》」は、来る10月に予定されている来日公演の演奏予定曲目と言うのだから注目せずにはいられない!これまでのアルバム以上に大きな注目を浴びること必至!
CDA 67585
\2300→¥2090
シューベルト:
 弦楽四重奏曲第14番ニ短調D.810《死と乙女》/
 同第13番イ短調D.804,Op.29《ロザムンデ》
タカーチ弦楽四重奏団
1975年にハンガリーのリスト音楽院に在学していた学生たちによって結成されたタカーチ弦楽四重奏団。数度のメンバー交代を経ながらも、長年にわたって世界最高の弦楽四重奏団の一つとしての地位を確立。ハンガリーより騎士十字勲章を授けられるなど、その実力と名声は周知の通り。この世界に名高い名門弦楽四重奏団がこの度1988年から17年間に渡って専属契約を結んでいたデッカを離れ、活動とレパートリーの自由を求めてハイペリオンへと移籍!否応でも期待の高まる移籍後のリリース第1弾は、シューベルトの後期四重奏曲集が登場。2005年8月からはヴィオラがロジャー・タッピングからサンフランシスコ響の首席奏者ジェラルディン・ウォルサーへと交代になっており、新生タカーチ弦楽四重奏団のサウンドを堪能できることも見逃せない重要ポイントである!ちなみに「死と乙女」は今年6月の来日公演でも演奏され喝采を浴びた作品。今後は年1枚のペースでブラームス、ヤナーチェクやシューマンの作品のリリースが予定されるなど、ハイペリオンのカタログに宝石のような眩いばかりの輝きを加えることは間違いない。タカーチ弦楽四重奏団の動向に要注目!
CDA 67525
\2300→¥2090
アイヴズ:交響曲全集Vol.1
 交響曲第2番/同第3番《キャンプの集い》/
 (ジョン・J・ベッカー編曲)ブース将軍天国へ行く
ドニー・レイ・アルバート(Br)、
アンドルー・リットン指揮、
ダラス響&合唱団
SACDA 67525
(SACD Hybrid Multichannel)
\3200→¥2990
CDA 67540
\2300→¥2090
アイヴズ:交響曲全集Vol.2
 交響曲第1番/同第4番/宵闇のセントラル・パーク
アンドルー・リットン指揮、
ダラス響
SACDA 67540
(SACD Hybrid Multichannel)
\3200→¥2990
現代音楽の実験に取り組み前衛的な作品を多数遺したアイヴズではあるが、さまざまなアメリカの民謡や民族音楽、カントリーバンドの旋律を採り入れロマン的な旋律に満ちた作品も書いたという事実へは残念ながら目が向けられないことが多い。しかし、そんな「アイヴズ=前衛的で難解」という印象や先入観を一掃してくれる見事なアルバムをハイペリオンが世に向けて送り出す!ブラームスやドヴォルザーク、チャイコフスキーなど19世紀後半の作曲家たちの作品を思わせる「交響曲第1番&第2番」。マーラーからも注目され室内交響曲的な特色を持つ「交響曲第3番」。そしてストコフスキによって取り上げられた「交響曲第4番」をリットン&ダラス響が熱演!ちなみに同一の指揮者&オーケストラによる交響曲全集の存在は僅かなだけに、一貫した演奏でアイヴズの作風の移り変わりを聴くことの出来る貴重なリリースと言える。中でも「交響曲第2番」でリットン&ダラス響が繰り広げる白熱のライヴは圧倒的演奏であり、最後に待ち受ける圧巻のサウンドに度肝を抜かれること必至!乞うご期待!!
CDA 67522 ウェストミンスター大聖堂のクリスマスの祈り
 J・スヴェーリンク:Gaude et laetare/
 T・タリス:5声のマニフィカト/
 T・ビクトリア:うるわしき救い主の御母よ/
 H・シュッツ:この日キリスト生まれしぬ/
 J・ラングレ:フェテ/他 交唱や詩篇など全36トラック
マシュー・マーティン(Org)、
マーティン・ベイカー指揮、
ウェストミンスター大聖堂聖歌隊
ハイペリオンのクリスマス・アルバム第1弾は、ロンドンのウェストミンスター大聖堂でクリスマスに歌われる音楽を集めたタイトル。ウェストミンスター大聖堂聖歌隊の荘厳なる歌声が響き渡る美しきクリスマス・アルバムである。
CDA 67576 セント・ジョーンズのクリスマス
 O・ゴールドシュミット:A Tender Shoot/
 H・ハウエルズ:A Spotless Rose/
 E・ネイラー:Vox dicentis:Clama/
 J・ビンガム:The Clouded Heaven/
 J・ラッター:There is a Flower/
 ホルスト:This have I done for my true love/
 F・ポット:Lullay me liking/
 P・ワーロック:Bethlehem Down/
 M・ラウリッドソン:大いなる神秘/他 全22曲
デイヴィッド・ヒル指揮、
ケンブリッジ・セント・ジョーンズ・カレッジ合唱団
続く第2弾は、メンデルスゾーンの宗教作品集(CDA 67558)でも美しい歌声を聴かせてくれたヒル&ケンブリッジ・セント・ジョーンズ・カレッジ合唱団によるイギリスの作曲家を中心としたクリスマス・アルバム。
CDS 44191/7
(7CDs/特別価格)
\8300→¥7900
ロバート・シンプソン(1921−1997):交響曲全集
 交響曲第1番〜交響曲第11番/
 ニールセンの主題による変奏曲
ヴァーノン・ハンドリー指揮、
ロイヤル・フィル、
ボーンマス響、
ロイヤル・リヴァプール・フィル
マシュー・テイラー指揮、
シティ・オヴ・ロンドン・シンフォニア
ハイペリオンの創設者である故テッド・ペリー氏が使命感を持ってその作品の紹介を行ってきたイギリスの作曲家、ロバート・シンプソンの交響曲全集がセットとして登場!ちなみに2004年完結となった全集で指揮者を務めたハンドリーは「シンプソン協会」の会長、テイラーは副会長としてシンプソンの作品の普及に尽力している。イギリス音楽ファン必携!
CDS 44261/4
(4CDs/特別価格)
\7500
イギリスのライト・ミュージック・クラシックス・シリーズ
 E・コーツ:Calling All Workers/
 G・トーイ:ホーンテッド・ボールルーム/
 C・ウィリアムス:悪魔のギャロップ/
 A・ケテルビー:Bells Across The Meadows/
 E・バカロッシ:バッタの踊り/
 R・ファーノン:ウェストミンスター・ワルツ/
 エルガー:カリッシマ/
 R・ビンジ:ミス・メラニー/
 S・コールリッジ=テイラー:演奏会用小組曲/他 全77曲
ロナルド・コープ指揮、
ニュー・ロンドン管
45人の作曲家による77曲に及ぶ珠玉の軽音楽を、4枚のディスク(演奏時間5時間10分)に収めたこれまたイギリス音楽ファンには嬉しいセット。
CDA 67535 ロマンティック・ピアノ・コンチェルト・シリーズ第41集
 フレデリック・カルクブレンナー(1785−1849):
  ピアノ協奏曲第1番ニ短調Op.61/
  同第4番変イ長調Op.127(世界初録音)
ハワード・シェリー(P&指揮)、
タスマニア響
ドイツ系フランスのピアニストであり作曲家でもあったフレデリック・カルクブレンナーは、ハイドンの指導を受け、1810年末から10年間に渡って活躍したイギリスではプレイエルから絶賛を受けるなど一流ピアニストとしての名声を獲得。続く1825年から1930年代までの約10年間はパリで人気、実力とも絶頂を極め、様々な勲章を贈られるなどヨーロッパ最高のピアニストとして絶大な評価を受けることとなる。その後ショパンやリスト、タールベルクといった新世代の名手たちの台頭によってカルクブレンナーの活躍は徐々に陰りを見せ始めるものの、その演奏と作品は19世紀ロマン派音楽に多大な足跡を残した。ちなみにショパンのピアノ協奏曲第1番はカルクブレンナーに捧げられている。シューベルトの歌曲全集、レスリー・ハワードのリスト全集と並び立つハイペリオンの大人気シリーズであるロマンティック・ピアノ・コンチェルト・シリーズ(RPCシリーズ)。演奏は前作に引き続きはハワード・シェリー&タスマニア交響楽団という実績十分の強力コンビである!
CDA 67530 ドビュッシー:前奏曲全集 スティーヴン・オズボーン(P)
1971年スコットランドに生まれ、91年にクララ・ハスキル国際コンクールで優勝を果たし一躍世界にその名を轟かせたスティーヴン・オズボーン。アムラン、ヒューイット、ハフやシェリー、ハワード、デミジェンコなど世界に名高い超一流ピアニストを擁するピアノ王国ハイペリオンがレーベルを挙げて強力にプッシュしている逸材でもある。これまでにオズボーンはリストを除くとカプースチン、アルカン、メシアンといった比較的珍しいレパートリーのリリースを行ってきたが今回は王道ドビュッシーに着手!ハイペリオンお墨付きの卓越した実力と音楽性を併せ持ったオズボーンが奏でるドビュッシーの前奏曲全集は、彼の名を更に知らしめるリリースとなるだろう。ちなみに演奏時間約78分で1枚のCDに収録されている点も嬉しいポイント。
CDA 67570 ロッシーニ:小ミサ・ソレムニス(原典版) キャロリン・サンプソン(S)、
ヒラリー・サマーズ(A)、
アンドリュー・トルティス(T)、
アンドリュー・フォスター=ウィリアムス(Bs)、
ロバート・キング指揮、
キングズ・コンソート合唱団、
ゲイリー・クーパー(P)、
マシュー・ホール(P)、
マーク・ウィリアムス(ハーモニウム)
モンテヴェルディの「聖母マリアの夕べの祈り」(CDA 67531)、ジョナサン・コーエンを迎えたヴィヴァルディの「チェロ協奏曲集」(CDA 67553)など、世に送り出す意欲的なリリースが次々と反響を呼んでいるロバート・キング&キングズ・コンソート。ロッシーニが晩年となる1863年に作曲を行った「小ミサ・ソレムニス」は、4声の独唱と合唱、2台のピアノとハーモニウムの伴奏という編成で書かれた傑作である。ちなみに1864年に初演が行われた「小ミサ・ソレムニス」は1867年に管弦楽伴奏への改訂が行われるが、今回収録されているのは1863年に作曲された原典版である。演奏者はロバート・キング率いるキングズ・コンソート合唱団に加えて、絶妙の関係を築いているソプラノのキャロリン・サンプソン、チャンネル・クラシックスで活躍中のピアニストであるゲイリー・クーパーなど錚々たる陣容。約79分に及ぶ演奏時間が至福の時間となることは間違いない!
CDA 67586 ウェストミンスター寺院における聖エドワード証聖王のための祝祭
 朝の祈り〜
  グレゴリオ聖歌:Laudes Regiae/
  W・スミス:祈り/
  W・クラッチ:詩篇132番/
  C・スタンフォード:テ・デウム、ベネデイクトゥス/
  W・スミス&R・ストーン:The Responses/
  H・パーセル:アンセム《おお神よ、あなたはわが神》/
 聖餐式〜
  J・ハーヴェイ:ミサ・ブレヴィス/
  A・ブルックナー:グラドゥアーレ《正しい者の口は知恵を語る》/
  W・モーリー:詩篇99番/
  H・パーセル:マニフィカト、ヌンク・ディミッティス/
  P・ムーア:キングとロビン/
  J・デゥメッシュー:テ・デウムOp.11
ロバート・クウィニー(Org)、
ジェームズ・オドンネル指揮、
ウェストミンスター寺院聖歌隊
ウェストミンスター寺院聖歌隊とハイペリオンのコラボレーション・アルバム第3弾。アルバムのタイトルにもなっている“聖エドワード証聖王”とはキリスト教への深い信仰心を持ち、ウェストミンスター寺院を再建した人物として歴史に名を残した11世紀初期のイギリスの王である。
CDS 44251/3
(3CD)
ゴシック・ヴォイセズ・グラモフォン・アウォード・ウィナーズ・コレクション
 H・フォン・ビンゲン:
  セクエンスと賛歌
   (1983年グラモフォン・アウォード受賞作)/
  ヴィーナスとマルスの礼拝
   (1988年グラモフォン・アウォード受賞作)/
  フランチェスカに捧げる歌
   (1989年グラモフォン・アウォード受賞作)
エマ・カークビー(S)、
アンドリュー・ローレンス=キング(ハープ)、
クリストファー・ペイジ指揮、
ゴシック・ヴォイセズ
初期のハイペリオンを支え、数々の名盤を世に送り出してきたイギリスのヴォーカル・グループ、ゴシック・ヴォイセズ。今回リリースとなるボックスには1983年、1988年、そして1989年にグラモフォン・アウォードに輝いた屈指の名演奏を収録。中でも世界最古の女流奏者として評されているヒルデガルト・フォン・ビンゲンの存在を世界に知らしめた演奏は、その功績と共に現在でも高い評価を受け続けている。


Hyperion dyad

CDD 22059
(2CD/1枚分価格)
\2300
マルセル・デュプレ(1886−1971):
 3つの前奏曲とフーガ/エスキス ハ長調Op.41-1/
 エスキス第1番ホ短調Op.41-2/
 エスキス第2番変ロ短調Op.41-3/
 受難の交響曲Op.23/
 クリスマスのための変奏曲Op.20/他 全19曲
ジョン・スコット(Org)
メシアンの師でもある20世紀フランスの作曲家デュプレのオルガン作品集。ジョン・スコットが演奏するのはセント・ポール大聖堂のオルガンである。CDA 66205&CDA 67047の移行再発売。
CDD 22062
(2CD/1枚分価格)
\2300
J・S・バッハ:
 幻想曲とフーガ ト短調BWV.542/同ハ短調BWV.537/
 幻想曲ハ短調BWV.562/同ト長調BWV.572/
 前奏曲とフーガ
  (BWV.543、532、544、541、552、
   546、548、547、534、536、545)
クリストファー・ヘリック(オルガン)
「オルガン・ファイアーワークス」シリーズへの録音など、ハイペリオンの初期から今日に至るまで活躍を続けるイギリスの名手によるバッハ・アルバム。CDA 66791/2からの移行再発売。

HELIOS 1CD¥1500

CDH 55243 4月の夕べのすべてのもの〜イギリス合唱曲集
 ヒュー・ロバートソン:
  4月の夕べのすべてのもの/
 イギリス民謡(ロバートソン編曲):
  美しい岸ドゥーン、エリスカイ・ラヴ・リルト、
  アンガスの夢、The Wee Cooper O'Fife/
 イギリス民謡(ヴォーン・ウィリアムズ編曲):羊を追って、キジバト/
 イギリス民謡(バントック編曲):O Can Ye Sew Cushions?/
 イギリス民謡(マンスフィールド編曲):Wi A Hundred Pipers/
 イギリス民謡(ロバートソン編曲):
  Drink to Me only with Thine Eyes、
  All Through The Night/他 全24曲
マイケル・ブリューワー指揮、
ラウディバス
グラスゴー・オルフェウス合唱団のレパートリーが詰まった美しきアルバム。CDA 67076からの移行再発売。
CDH 55261 イギリス古典派のクラリネット協奏曲集
 ジョン・マフーン(c.1748−1834):
  クラリネット協奏曲第2番ヘ長調、
  二重奏曲第4番変ロ長調、同第1番ヘ長調
 ヨハン・クリスチャン・バッハ(1735−1782):
  演奏会用交響曲変ホ長調
 ジェームズ・フック(1746−1827):クラリネット協奏曲変ホ長調
コリン・ローソン(Cl&バセット・ホルン)、
マイケル・ハリス(Cl&バセット・ホルン)、
ピーター・ホルマン指揮、
パーリー・オヴ・インストゥルメンツ
英国古典派時代に生み出されたクラリネットのための隠れた名作の数々 。CDA 66896からの移行再発売。
CDH 55262 ヘンデル:イタリア二重奏曲集
 多くの矢を私の胸に放ち/お前をじっと見つめていたい/
 あまりにも苛酷、あまりにも傲慢/もしお前が愛を捨てないなら/
 恋する心よ、熱情を抱いて倍加せよ/鳩は悩み、泣き、溜息をつく/
 盲目の愛の神、あなたを信じまい/愛の絆は楽しく幸福/軽く動く葉
ジリアン・フィッシャー(S)、
ジェームズ・ボウマン(C-T)、
キングズ・コンソート
重なり合う2つの声と声が愛の歌を響かせる。CDA 66440からの移行再発売。
CDH 55244 ブリテン:5つのカンティクル/パーセル・リアリゼイションズ アントニー・ラルフ・ジョンソン(T)、
ロジャー・ヴィニョールズ(P)、
マイケル・チャンス(C-T)、
アラン・オピー(Br)、
シオネッド・ウィリアムス(ハープ)、
マイケル・トンプソン(ホルン)
実力派演奏者陣がブリテンの声楽作品を深く掘り下げた好演を展開。(CDA 66498からの移行再発売)
CDH 55246 ハロルド・フレイザー・シムソン(1872−1944):山の乙女 ジャニス・ケリー(S)、
クリストファー・マルトマン(Br)、
リチャード・スアート(Br)、
サリー・バージェス(Ms)、他、
ロナルド・コープ指揮、
ニュー・ロンドン管、
ニュー・ロンドン・ライト・オペラ合唱団
20世紀初頭にヒットしたイギリスのミュージカル・コメディがここに再び!(CDA 67190からの移行再発売)
CDH 55263 ベートーヴェン:
 ミサ曲ハ長調Op.86/ああ、不実なる人よOp.65/
 あなたの幸福な日々にWoO.93/
 不信心な者よ、おののけOp.116
ジャニス・ワトソン(S)、
ジャン・リグビー(Ms)、
ジョン・マーク・エインズレー(T)、
グウィン・ハウエル(Bs)、
マシュー・ベスト指揮、
コリドン・シンガーズ&オーケストラ
マシュー・ベスト&コリドン・シンガーズのコンビによる金字塔とも言うべきベートーヴェンが復活!(CDA 66830からの移行再発売)
CDH 55270 ショパン:17のポーランドの歌Op.74、魅惑、ドゥムカ
ポーリーヌ・ヴィアルド(1821−1910):
 愛の嘆き、Faible Coeur、子守歌、祭、舞曲
ウルシュラ・クリュゲル(Ms)、
チャールズ・スペンサー(P)
19世紀を生きた天才作曲家とポーランドの天才女流歌手の作品が共演する!(CDA 67125からの移行再発売)


Helios 1CD¥1300

CDH 55226 イザイ:
 無伴奏ヴァイオリン・ソナタ集Op.27〜
  無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番ト短調/同第2番イ短調/
  同第3番ニ短調《バラード》/同第4番ホ短調/
  同第5番ト長調/同第6番ホ長調/
  悲しみの詩Op.12/子供の夢Op.14
フィリップ・グラファン(Vn)、
パスカルドゥヴァイヨン(P)
ベルギーの天才奏者の作品にフランス屈指のヴィルトゥオーソが挑んだ凄演!CDA 66940からの移行再発売。
CDH 55264 ルドヴィコのハープ
 アロンソ・ムダーラ(c.1510−1580):
  幻想曲、スパニョレッタのディヴィジョン/
 ルス・デ・ミラン(c.1500−c.1561):
  幻想曲、スペイン風パヴァーヌのディヴィジョン/
 ディエゴ・オルティス(c.1510−c.1570):
  幻想曲、パラデータスのディヴィジョン、Tutte le vecchie/
 ジョヴァンニ・デ・マッケ(?1548/50−1614):
  ストラヴァガンツァ第1番、ガリアルド第1番、トッカータ/
 オラツィオ・ミーキ(1594/5−1641):
  ス・ドゥロ・トロンコ、I Diletti Di Mundo、クエル・シニョール/
 ジローラモ・フレスコバルディ(1583−1643):
  トッカータ・デシマ、アリア《ラ・フレスコバルダ》、
  トッカータ第5番バラッタのアリア、チャコーナ、トッカータ第9番/
 モンテヴェルディ(1567−1643):われは黒し
アンドリュー・ローレンス=キング(バロック・ハープ)
フレスコバルディ自身と先人たちの作品を集めたルネサンスの小品集。CDA 66518からの移行再発売。



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