ミヒン
ドニャ
ラスコル
ミヒン
ラスコル
ドニャ
ミヒン
ラスコル
ミヒン
ラスコル
ミヒン
ラスコル
ドニャ
ラスコル
ドニャ |
夏のように暑いと思ったら、急に涼しくなってきて。
昨日なんか年賀状の広告まで入ってきていて、もう年末なのかーと思ってしまいました。
1年あっという間だね。この間夏休みが終わったと思ったのに。
秋といえばコンサート・シーズン。ビッグ・ネームがどんどん来日しますね。
この間のアバド&ルツェルンはすごかった。マーラーの6番。演奏が終わっても誰も拍手できなくて。アバドが指揮棒をおろしても、
まだ拍手が起きない。ホール全体が異常な緊張状態と異常な感動に包まれて、優に1分以上沈黙が続いたんだ・・・。
フーン、そんなことがあるんですね。
前の日も行ったんですけど、同じようなことが起きたんです。
やっぱり?家帰ってから8月の両者の同じ曲をKARNAのCD-Rで聴いたら(KA
307M)、やっぱり大沈黙だった。それってすごくな
い?アバドって、いつのまにかとんでもない巨匠になってたのかも。
ほんとですね。会場も始めからすごい熱気でしたしね。
うん。アバドにとってはベルリン・フィル時代も実はひとつの過程に過ぎなかったのかもしれない。これからが本当の演奏活動な
のかも。
まだコンセルトヘボウもザールブリュッケンも来ますよ。
楽しみだね。
そりゃ楽しみが多くてよかったですね。
あはは・・・え、えーと、じゃあ、CDの話をしようか、ドニャは何かいいのあった?
2枚組で「ノルウェーのなんとか」っていうのをよくかけてませんでした? |
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ラスコル
ドニャ
ラスコル
ドニャ |
これかな?
そうそう、これこれ。有名な曲はあんまり入っていないんですけど、聴きなじむととても温かくて優しいアルバムでよかったな。
グリーグのピアノ協奏曲もマイナーな趣があってよかったよね。
あとは、あの390円で安売りされてた韓国のソプラノ歌手のアルバム。 |
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ドニャ
ラスコル
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「魔笛」のアリアなんて、持っていたドイツ・グラモフォンのモーツァルト・アリア集よりこっちのほうがよかったです。なんでこんなに安い
の?って感じです。
いや、まあ、それはメーカーのたまたまの在庫セールだったわけで。ずっとその価格って訳じゃないから。まだ在庫はあるけど。
モーツァルトのオムニバスものがたくさん出た中で、出色の出来だったのがこれ。 |
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ラスコル
ミヒン |
グルダのピアノに始まり、グリュミオー、シェリングのヴァイオリン、ダンコ、ピアーズの名唱に加えて、最後はブレイン・・・。こんなぜいた
くなライヴ集は聴いたことがなかった。本当にすばらしかった。
モーツァルトでは、今回ドイツから直輸入で入れたSONYのヤン・フォグラーがよかったです。 |
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ミヒン
ラスコル
ドニャ
ラスコル
ミヒン |
洒落てて、才気豊かで。なんで日本の代理店はドイツSONYのものをちゃんと輸入しないんでしょうか。きちんと紹介すればすばらしいも
のがたくさんあるのに。
ほんとだね。
そういえば一時期沈静化していたスヴェトラーノフがまたCD化ブームですね。
まあそれもたまたまだとは思うけど、ERATOの大全集シリーズや、スヴェトラーノフ財団制作なんてのも出てきたね。
中でもVENEZIAの待望のショスタコーヴィチ「森の歌」は、大ベストセラーで早くもメーカー在庫は完売寸前らしいです。 |
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ミヒン
ラスコル
ドニャ |
これは噂どおりの圧倒的な迫力で、ほんとにすさまじかったですね!
うん。さすが。でも実は少年合唱団の清らかなコーラスが一番印象的だったりして。なんにしても今年リリースされたCDの中では最大の
注目盤だった。
スヴェトラーノフ、もう1枚すごく売れたのがありませんでした? |
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ラスコル
ミヒン
ラスコル
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フレンニコフのピアノ協奏曲。これも元気いっぱいソ連音楽の象徴みたいで、頭空っぽにして聴く分には最高。
今回は歴史的録音もBBCやPROFILなどからいろいろ魅力的なものが出ましたが、注目盤は?
個人的にはDOREMIのオドノポゾフ・シリーズ第1巻かな・・・。6枚組っていうのがすごい。ずっと聴けなかったコンチェルト録音が
一気に聴けた・・・というか、もったいないので少しずつ聴いてて、まだ全部聴き終えてない。 |
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ドニャ
ラスコル
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ほかにはどうですか?
ACCORDのフェスティヴァル・シリーズ。ずいぶん揃えたんだけど、まだ1枚も聴いていない。インフォ第35号が出て落ち着いたら少
しずつ聴いていこうかな。実は今回は聴きたいものが多すぎてまだ聴けていないものが山積み。でも聴いた中ではあといくつか今回
面白かったものがあって、お客さんから薦められて聴いた、CPOのカリヴォダの交響曲。 |
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ラスコル
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ORFEOからも同時期に5番、6番が出て、そういう時って「聴け!」っていうお告げの場合が多いんだけど、よくある埋もれた古典派
作品かと思って聴いてなかったの。そうしたら古典派じゃなくて、ロマン派だって言われて。しかもばりばりの。メンデルスゾーンやシ
ューマンと同じくらい。で、聴いてみたら、そのあたりのロマン派作品の亜流のような感じで、最初は才能ない作曲家が有名作品をま
ねして悪戦苦闘しているように思えたのに、3、4回聴いているうちに、いやいや、どうして、なかなかの才能と個性に感じられてきて。
・・・なんだか今ではすっかりはまっちゃったよ。シンフォニー・ファンなら絶対に聴いて損しない。そうとう勉強して苦心して作ってるよ、これ。
それから、期待してて期待以上だったのがグリエールの弦楽四重奏曲集。 |
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ラスコル
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これは最高。ロシアのクァルテットではチャイコフスキーやボロディンと並ぶ。第2番の第4楽章なんて、ベートーヴェンばりにムチャク
チャやっちゃうんだけど、そのベタなオリエンタル・ムードに完全にしてやられた。もちろん本格的なしっかりした作品なんだけど、こんな
個性的な四重奏曲には久しぶりに出会った。絶対お奨め。
そんでもって、一番たくさん聴いてしまったのが、サロネンのDG本格デビューとなるアルバム。この中の「はげ山の一夜」が原典版で
なんとも垢抜けなくて、汗臭くて土の匂いがして、いかにもムソルグスキー。でもサロネンの手にかかるとそれがとっても洗練されて、
この曲がロシア民謡からできているというのが全然陳腐でなく初めて理解できて、しかも楽しかった! |
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ラスコル
ミヒN
ドニャ
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ドニャ |
R・コルサコフって、ムソルグスキーのためにいろいろしてくれたけど、実は最終的にはよけいなお世話だったんじゃないかな。
まあ、そこまでは言いませんけど、「ボリス」とかはもう原典版以外での公演は考えられません。
ということで、こんなところでしょうか?あと、なにかありますか?
えー・・・、「クラシックは死なない!」の続刊「それでもクラシックは死なない!」が出ます!どうぞよろしくおねがいしまーす!
そうでした。よろしくおねがいしまーす! |