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過去新譜再注目アルバム・セール
第38弾

 好評、すでにお蔵入りにしていた数年前の「単発セール」の復刻。
 昔のものとはいえ今みても情報的に面白いし、何より2,3年も経てば人の趣味趣向は変わってくる。3年前はまったく食指が動かなかったのに、今回見たらすんごい聴きたくなった・・・というイアテムがあっておかしくない。
 ということで、全部で200近くあるお蔵入りファイルを、毎週少しずつご紹介していきます。
 もちろんすでに倒産しているレーベルや、廃盤になっているアイテムもあるのでそのあたりはわかる範囲で編集しています。またコメントはあまり手をつけずにその当時のものを使用してます。それがまた面白かったりします。

 そしてこれまでもお伝えしたように今回のセールのおいしいところは価格も昔からいじってないということ・・・。多くのメーカーが2年ほど前に200円から300円の値上げを断行しました(たとえば現在、BONGIOVANNIは¥2400、BISは¥2500、仏HMは¥2600)が、今回掲載のセールはその値上げの前の価格。さらにそこから値下げしているので現状の価格から比べるととんでもなく安いセールになってます。これはこれで大サービスということであえて直してません。そのため最近の別のセールと価格に違いが出ているものもあるかもしれませんが、ここからご注文されたものはもちろんこちらの価格となります。

 ただし、3年前とはいえ現地で完売や廃盤になっていたりするアイテムがあったり、入荷に時間がかかったりするアイテムもあると思います。どうかご容赦ください。また今回の掲載アイテムはおよそ3年以上前のもの、どうか重複購入だけお気をつけ下さいませ。


チェリビダッケ/ALTUS
ブルックナー交響曲第5番、慟哭の第2楽章

ALTUS ALT 138/9 (2CD)¥4400→¥3590

 チェリビダッケとミュンヘン・フィルの初来日ライヴ。1986年サントリーホールでのブルックナー第5番。
 今週サンプル・デモが送られてきた。

 すごかった。
 この場にいた日本の聴衆はそうとう度肝を抜かれたと思う。

 あの年、日本にはカルロス、ショルティ、ヨッフムらが大挙して訪れ、すさまじい名演を残して帰った。まさに日本史上最高の海外オーケストラの当たり年だったといわれる。
 しかし当時どれほどの人がチェリビダッケに注目していたか。当時チェリビダッケのCDはNUOVA ERAほかから出ている数枚のみ(しかも40年前の録音。しかしすごかった)。その数年前FMで特集されたが、「録音嫌いの名匠」みたいなこじんまりした扱いだった。そんなチェリビダッケのサントリー・ホールでのコンサートに、一体どれほどの人が駆けつけたか。「幻の巨匠」とやらをちょっと冷やかしに行ってくるか、くらいのものではなかったか。
 しかし、このコンサートに立ち会った人は、間違いなく生涯一度あるかないかの恐るべき体験をしたはずである。終演後、奇跡を目の当たりにして感極まった観客たちの歓声がそれを物語る。
 だが、とくにすごいのは第2楽章。
 ’93年のEMI盤を上回るかなりのスロー・テンポ。批評家によっては「意味を追いすぎる」みたいなことを書かれた第2楽章。
 しかしここでの第2楽章にすでに「意味」はない。
 ほんの一握りの演奏にだけ現れる「神」。それがここに降臨している。今年千枚以上の新譜を聴いたが、その中に神を見たのは唯一このCDのみ。
 チェリビダッケがインタビューでよく語っていた「自分の中の神」が、一体いつから彼の中に発現していたかどうかはわからない。が、少なくともこの音楽の中にはそれがいる。
 しかも雄大さや崇高さを押し付けてくる神ではなく、おそろしいほど優しく、穏やかで柔和な神。
 威厳よりも慈愛をいただく神。
 親しみ深く、限りない愛情を施してくれる神。

 ひょっとして泣いてしまう人がいるかもしれない。しかしそのことを恥ずかしがる必要はない。
 ここであなたが聴いているのは、ブルックナーとチェリビダッケを通してあなたに捧げられた神の声だから。


ALT 138/9
(2CD)
¥4400→¥3590
ブルックナー:交響曲第5番 セルジュ・チェリビダッケ指揮
ミュンヘン・フィルハーモニー管
 録音:1986年10月22日、サントリーホール
 今年最大の目玉が今年最後に現れた。
 業界関係者の間で今年前半頃から噂となっていたチェリビダッケとミュンヘン・フィルの初来日ライヴ。1986年サントリーホールでのブルックナー第5番である。
 FM東京が収録するも未放送。20年間梶本音楽事務所の保管室に封印され、完全未流出だったオリジナル音源。
 スケール、音質、テンポとあらゆる面で既出演奏を大きく上回り、伝説となっていた演奏。
 そのチェリのブルックナー5番がまさかのCD化。これまで多くの日本ライヴのCD化を手がけてきたALTUSの、一世一代の大事業である。
 チェリの音源を統括する息子イオアン総裁も激賞。チェリのテンポに言及した素晴らしい一文を解説によせており必読。音楽評論家岡本稔氏も「これほど再現性の高いチェリビダッケの録音は数少ないというのが率直な印象だ。ここに真のチェリビダッケの芸術と呼ぶにふさわしい音の記録が残されている」、と手ばなしの絶賛ぶり。
 同時に1986年はサントリーホールの開館の年でもあり、ヨッフム、コンセルトヘボウも来日して名演のブルックナー7番(ALT015/6)を残し、当時チェリかヨッフムかと大いに世間を騒がしたという。この貴重な音源は、20世紀後半の巨匠全盛期の華麗なるひとこまといえる。



シューリヒト&ウィーン・フィル
1956年ニューヨーク国連ライヴ
ARCHIPEL ARPCD 0352 1CD¥1200

 おそらくARCHIPHONで最も売れたアイテムだろう。シューリヒトの「ニューヨーク国連ライヴ」。
 その熱いハフナー、そしてベートーヴェンの7番は、同レーベルのチャイコフスキーの4番とともに、シューリヒトとしては珍しい爆演として知られていた。しかしその後あっという間に完売、ずっとファンの人たちを悲しませ続けることになる。
 で、先日ARCHIPHONと懇意になったところで再プレスをお願いしようかと思っていた矢先、その録音がARCHIPELから登場。
 シューリヒトをまだ玄人好みの渋い指揮者だと思っている人に、ぜひ聴いてほしい魂の咆哮。

ARPCD 0352
¥1200
シューリヒト/ニューヨーク国連ライヴ
 (1)ベートーヴェン:「エグモント」序曲
 (2)モーツァルト:交響曲第35番「ハフナー」
 (3)ベートーヴェン:交響曲第7番
 (4)メンデルスゾーン:「真夏の夜の夢」からスケルツォ 
カール・シューリヒト指揮
ウィーン・フィル
1956年12月10日ライヴ録音




ペーター・マーク ARTS ARCHIVESシリーズ最新巻
「フィガロの結婚」!
43070 (3CD)\5100→¥4790

 「コシ・ファン・トゥッテ」(43035)、「イドメネオ」(43063)に続くペーター・マークのライヴによるモーツァルトのオペラ第3弾。今回はついに「フィガロ」が登場!
 1956年モーツァルト生誕200年祭の行事としてボン市立歌劇場で指揮したモーツァルトのオペラ全作品の演奏により、一躍モーツァルトのスペシャリストとして知られるようになった矢先の58年の録音。時にマーク39才、国際的に活動し始め指揮者としての地位を不動のものとした時期の録音。ベルトッチ、ポッべ、シュトライヒらの名唱も忘れられない。

43070
(3CD)
\5100→¥4790
モーツァルト:歌劇「フィガロの結婚」全曲 ペーター・マーク指揮、
RAIナポリ・スカルラッティ管、
ナポリ・サンカルロ歌劇場合唱団
アルド・ベルトッチ、
マルチェラ・ポッベ、
ハインツ・ブランケンブルク、
リタ・シュトライヒ、
ビアンカ・マリア・カソーニ
1958年録音。



第1&2弾


「イドメネオ」
ARTS ARCHIVES 43063 (2CD)¥2780

43063
(2CD)
¥2780
モーツァルト:「イドメネオ」 ペーター・マーク指揮
RAIローマ交響楽団,合唱団
アルド・ベルトッチ(T イドメネオ)
ゲオルク・イェルデン(T イダマンテ)
アグネス・ギーベル(S イリア)
イルムガルト・シュタードラー(S エレットラ)
チェーザレ・ポンセ・デ・レオン(Br アルバーチェ)
デイヴィッド・ウォード(Bs 大祭司)
 名指揮者ペーター・マークの貴重な音源がまた一つ陽の目を見た。1965年ローマでのモーツァルト「イドメネオ」、放送用の演奏会形式のライヴ録音である。
 マークのモーツァルトは高い評価を得ていたが、オペラの録音が極めて少なく、この「イドメネオ」は、ARTSから先に発売された「コジ・ファン・トゥッテ」(43035)と共に歓迎されるものだろう。1960年代のマークならではの、清潔でキビキビした音楽作りは、今聞いても古びた印象がない。改めてマークの素晴らしさを思い知らされる録音である。


「コシ・ファン・トゥッテ」
43035(2CD)¥3000

43035
(2CD)
¥3000
モーツァルト:歌劇「コシ・ファン・トゥッテ」全曲 テレサ・シュティヒ=ランダル(フィオルディリージ)
ジャニス・マーティン(ドラベッラ)
ヴェルナー・クレン(フェエンド)
ヴィクター・コンラッド・ブラウン(グリエルモ)
カルロス・フェラー(ドン・アルフォンソ)
アドリアーナ・マルティノ(デスピーナ)
ペーター・マーク指揮
ローマRAI交響楽団
モーツァルトを最も得意としていたペーター・マーク。コシ・ファン・トゥッテの全曲はMONDO MUSICAでフェニーチェ劇場でのライヴが出ていたが、この録音はそれとは別の放送録音。イタリアRAI放送局提供のこの音源は少し古い感じはするが、ステレオ録音で24bit/96kHzリマスターで音質改善がなされているとのこと。マークの指揮のもと声楽陣の生き生きとした歌唱と劇場的な雰囲気を味あわせてくれる名演。
録音:1967年6月13日、ローマ、ステレオ・ライヴ録音





復活!
両者の唯一の共演
マルケヴィッチ&ゲヴァントハウス/展覧会の絵
BERLIN CLASSICS 0013832BC 1CD\1500

 「それでもクラシックは死なない!」でもご紹介した、マルケヴィッチとゲヴァントハウスの唯一の共演となる「展覧会の絵 」。ずっと廃盤だったが、アリアCD店主の叫ぶが届いたか、ついに復活。

 1973年の録音。マルケヴィッチにとって「展覧会の絵」は2度目となる。
 彼にとってはすでに晩年の域。そしてライプツィヒ・ゲヴァントハウス管とは唯一の録音となる。
 ここでマルケヴィチは彼らしい独特の知性的な演出を見せる。そのシャープで明確な切り口。でもそれならフランスのオケのほうがよさそうな気がする。しかしそこでマルケヴィチはあえてゲヴァントハウスを起用した。両者の唯一の共演がいかなる理由で生まれたかは知らない。しかし、マルケヴィチの解釈と、素朴なゲヴァントハウスの歌い口とが異様にミスマッチで、不思議な音楽が生まれた。
 古色蒼然とした管の響きや、柔らかな弦のハーモニー、それらを完璧に把握したマルケヴィチは、だからこそ正反対ともいえるシャープな切り口で音楽を縁取る。これはまるでロシアの古びた寺院から突如見つかった極彩色のイコン・・・。過剰な演出効果はどこにもないのに、数ある「展覧会」の中でも指折りの「奇演」となっているのは、やはりマルケヴィチの才能ゆえ、か。
 もしこの異常なサウンドを見越してゲヴァントハウスと組んだとしたら、マルケヴィチはやはり天才としかいいようがない。とにかくこのひなびたオケを使ってのラストの感動的な盛り上がりは必聴。壮絶なる「禿山」ともども、絶対お勧め。

0013832BC
\1500
ムソルグスキー(ラヴェル編):組曲「展覧会の絵」、
禿山の一夜
イゴール・マルケヴィッチ指揮
ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団
マルケヴィチとゲヴァントハウス、唯一の録音。




クレツキ/マーラー交響曲第1&9番
DOREMI DHR 7850/1 (2CD)¥4600→¥4190

 先年発売されて大きな話題となった「EMI 20世紀の偉大な指揮者たち 全40巻」シリ−ズ。その中で最も早く売り切れたのがクレツキだった。

 1900年生まれ、生誕100周年を迎えた巨匠クレツキ。
 ベーム、セル、バルビローリ、コンヴィチュニーらと同世代のクレツキは、ポーランドに生まれその後ドイツ、イタリア、ソビエト、アメリカ、スイスと移り住み、国際的で現代的なセンスを持ちながらも厳格で格調高いロマンにあふれた音楽を作り出した。しかしそのナチスからの逃避行の間に、彼の家族は虐殺されていき、最後に残った彼の精神状態もほぼ破綻寸前だったという。
 それなのに、そんなふうに理不尽に愛するものを殺されたにもかかわらず、彼の音楽は心穏やかで温かい。アンチェルといいクレツキといい、人間というのはそこまで崇高になれるものなのか。

 ただ現在では忘れられた存在といってよく、コンチェルト録音以外ではTESTAMENTからいくつか、そして熱烈なファンを歓喜させたSUPRAPHONからのベートーヴェン全集、そして代表作のマーラーがEMIから出ているくらいだが、絶品といってよいウィーン・フィルとのマーラーの1番はほとんど入手不能状態。この巨匠の現在における処遇はあまりよくない。だから上記のシリーズで彼のタイトルが最初に売り切れたというのも納得できる。
 このたびDOREMIよりイスラエル・フィルとの第1番と第9番が復刻される。クレツキはEMIのLPに最初にマーラーを録音し、50年代までずっとEMIでのマーラー録音を一手に引き受けていた。
 オケは因縁深いイスラエル・フィル。1936年に名ヴァイオリニスト、フーベルマンによりパレスチナ管弦楽団として創設され、1948年の改称を経て、世界有数のオケとして今日に至るイスラエル・フィル。のちのバーンスタインやメータとも優れた演奏を聴かせていた、このオケがマーラーに寄せる共感は特別なもの。このクレツキ盤でも元ヴァイオリニストのクレツキらしく、美しい弦を基調として、濃厚な音楽を作り上げている。

 名匠の代表的演奏の復活を心から喜びたい。 

DHR 7850/1
(2CD)
\4600→¥4190
マーラー:
 交響曲第1番ニ長調「巨人」
 交響曲第9番ニ長調
パウル・クレツキ指揮
イスラエル・フィル
録音:1954年4-5月 モノラル



クレツキ/既発EMI GEMIN盤

CZS 4769122
(2CD)¥1500
マーラー:
 交響曲第4番*/アダージェット(交響曲第5番)/
 大地の歌+
*E.ルース(S)
フィルハーモニアO
パウル・クレツキ指揮
M.ディッキー(T)+
フィッシャー=ディースカウ(Br)+
知られざる名盤の一つ。ディースカウがバーンスタイン盤の録音時より若く、もっと素朴に歌っており興味深い。


クレツキ/SUPRAPHON ベートーヴェン:交響曲全集

SU3451
(2CD)¥2600
ベートーヴェン:交響曲全集Vol.1
 第1番〜3番《英雄》/エグモント序曲Op.84
パウル・クレツキ(指)
チェコPO.
SU3453
(2CD)¥2600
ベートーヴェン:交響曲全集Vol.2:
 第4番〜6番《田園》/コリオラン序曲Op.62
パウル・クレツキ(指)
チェコPO.
SU3455
(2CD)¥2600
ベートーヴェン:交響曲全集Vol.3
 第7番〜9番《合唱》*
パウル・クレツキ(指)
チェコPO.
インゲボルク・ヴェングロル(S)*
アンネリーズ・ブルマイスター(A)*
マルティン・リッツマン(T)*
ロルフ・キューネ(Bs)*
チェコ・フィルハーモニーCho.
COCQ83945/9
(5CD)
\4830
〔国内盤〕
ベートーヴェン:交響曲全集 パウル・クレツキ(指)
チェコPO.
インゲボルク・ヴェングロル(S)*
アンネリーズ・ブルマイスター(A)*
マルティン・リッツマン(T)*
ロルフ・キューネ(Bs)*
チェコ・フィルハーモニーCho.


クレツキはもともと作曲家だった。戦時中の精神的ダメージから作曲活動はリタイアすることになるが人間性回帰の痛切な作品が多い。
BIS 1399
¥2300
パウル・クレツキ:
 (1)交響曲第3番「イン・メモリアム」 (1939)
 (2)フルート小協奏曲 (1940) 世界初録音
シャロン・ベザリー(Fl)(2)
トーマス・ザンデルリンク指揮
ノールショピングSO
ポーランド出身の大指揮者パウル・クレツキ (1900-73)。彼は作曲も残していたが、ほとんどが初演すらされていない。ここに収められた2篇も今回がおそらく世界初演。交響曲は第2次世界大戦のユダヤ人犠牲者への追悼とのこと。1939年なのでナチスの強制収容所が現れる以前の作だが、痛切な感情が胸を打つ。同じユダヤ系のトーマス・ザンデルリンクとシャロン・ベザリーが入魂の演奏を聴かせる。



リヒテル VS マゼール
DOREMI DHR 7872 1CD\2200→¥1990

 キャリア絶頂期のリヒテルが、若き日のマゼールと組んだ協奏曲ライヴ集。
 まず、同じマゼールとのスタジオ盤(70年)でも有名なプロコフィエフ。3年前のこの出会いあればこそと思わせる屈指の聴きもの。ほかにミュンシュとのスタジオ盤(60年)や、エッシェンバッハとのライヴ(88年)ほかを数える得意のベートーヴェン。さらにはいつもの第1番でなく、第5番というのが貴重なバッハ。
 いずれも巨人の豪腕と切り込み鋭い指揮者のぶつかり合いがなんとも異色でスリル満点のライヴ録音。

DHR 7872
\2200→¥1990
「リヒテル第11集 / ピアノ協奏曲ライヴ集、パリ1964 & 1967」
 (1)バッハ:ピアノ協奏曲第5番へ短調BWV.1056
 (2)ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第1番ハ長調Op.15
 (3)プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第5番ト長調Op.55
リヒテル(P)
マゼール指揮
(1)(2)フランス国立放送O.
(3)フランス国立O.
録音:(1)(2)1964年5月12日(3)1967年4月18日パリ(ライヴ)



リヒテル第12集
1958年ブダペスト & 1986年高崎ライヴ集
DOREMI DHR 7882 1CD\2300→¥2090

 同じ年にボロディン・カルテットとも録音を残しているピアノ五重奏は、2月9日から17日にかけて7回にわたって行なわれたブダペスト公演でのもの。50年代絶頂期のリヒテルとハイドンの全集録音で知られるタートライとの熱のこもった演奏が楽しめる。
 いっぽう亡くなる10年ほど前のリサイタル録音は高崎公演から。この年の日本公演は9月18日の上越市に始まり10月21日の長野まで全14回、ソロ・リサイタルのほかカガン、グートマン、バシュメットとの共演も含む大掛かりなものだった。初出レパートリーのシューマン、88年ライヴとほとんど同傾向のパガニーニ変奏曲はときに思索的でさえあり、いずれもかつての強く重い打鍵に円熟の味わいを加えている。ちなみに当日はほかにハイドンのソナタ2曲(第48番と第52番)も弾いている。

DHR 7882
\2300→¥2090
「リヒテル第12集/1958年ブダペスト &1992年チェゼーナ、 1986年高崎ライヴ集」
 (1)ブラームス:ピアノ五重奏曲へ短調Op.34
 (2)ブラームス:幻想曲集より 第3,5,6,7曲
 (3)ブラームス:パガニーニの主題による変奏曲Op.35
スヴャトスラフ・リヒテル(P)
(1)タートライ四重奏団
(ヴィルモシュ・タートライ /
ミハーイ・スーチュ /
ジェルジ・コンラート /
エデ・バンダ)
同じ年にボロディン・カルテットとも録音を残しているピアノ五重奏は、2月9日から17日にかけて7回にわたって行なわれたブダペスト公演でのもの。50年代絶頂期のリヒテルとハイドンの全集録音で知られるタートライとの熱のこもった演奏が楽しめる。いっぽう亡くなる10年ほど前、リサイタル・パートは高崎公演から。この年の日本公演は9月18日の上越市に始まり10月21日の長野まで全14回、ソロ・リサイタルのほかカガン、グートマン、バシュメットとの共演も含む大掛かりなものだった。初出レパートリーのシューマン、88年ライヴとほとんど同傾向のパガニーニ変奏曲はときに思索的でさえあり、いずれもかつての強く重い打鍵に円熟の味わいを加えている。ちなみに当日はほかにハイドンのソナタ2曲(第48番と第52番)も弾いている。録音:(1)1958年2月13日ブダペスト、アカデミー・オブ・ミュージック(ライヴ) (2)1992年4月11日イタリア、チェゼーナ(ライヴ) (3)1986年10月16日高崎、音楽センター(ライヴ)




DOREMI新譜ボックス!


ベートーヴェン四重奏団/ショスタコーヴィチ:弦楽四重奏曲全集
DOREMI DHR 7911/5 (5CD)\11500→¥9990

 今人気のショスタコーヴィチ弦楽四重奏曲全集を語るには、旧ならボロディンSQ、新ならハーゲンSQ。しかし多くの初演をこなし、作曲家自身に「他に類を見ない卓越した演奏技術と格調高い詩情が、不滅の名声と人気の元となっている」と言わしめたベートーヴェンSQを忘れるわけにはいかない。・・・のだが何せCDがなかった。ユージナに尻を引っ叩かれながら演奏している「ます」やギレリスとの共演盤はあったが、肝心のショスタコーヴィチの録音は最近のメロディア復刻と、あともう1枚あったくらいという状況だった。
 そのベートーヴェン四重奏団によるショスタコーヴィチ全集がDOREMIより一挙復刻。
 作曲者から第1番の演奏を絶賛された逸話が知られ、以後実際に弦楽四重奏のほとんどを初演した経緯から、作品を語る上で決して外せないもの。ベートーヴェン四重奏団は、1923年にモスクワ音楽院のその年の卒業生によって‘モスクワ音楽院四重奏団’として結成。1927年には没後100年を記念してベートーヴェンの四重奏全曲演奏を行ったのを契機に改称している。1960年代にメンバーの交替を経験しているが、不動の第1ヴァイオリン、ツィガノフのもときわめて強固なアンサンブルを聴かせている。

DHR 7911/5
(5CD)
\11500→¥9990
ショスタコーヴィチ:弦楽四重奏曲全集
 第1番ハ長調Op.49 / 第2番イ長調Op.68 / 第3番ヘ長調Op.73 /
 第4番ニ長調Op.83 / 第5番変ロ長調Op.92 / 第6番ト長調Op.101 /
 第7番嬰へ短調Op.108 / 第8番ハ短調Op.110 /
 第9番変ホ長調Op.117 / 第10番変イ長調Op.118 /
 第11番へ短調Op.122 / 第12番変ニ長調Op.133 /
 第13番変ロ短調Op.138 /
 第14番嬰ヘ長調Op.142 / 第15番変ホ短調Op.144
[ボーナス・トラック]
 弦楽八重奏のための2つの小品Op.11(*)
ベートーヴェン四重奏団、
コミタス四重奏団(*)
録音:1956-73年


レーヌ・ジャノリ/モーツァルト:ピアノ・ソナタ全集
DOREMI DHR 7901/5 (5CD)\11500→¥9990

 レーヌ・ジャノリ(1915-79)はパリ音楽院で名教師ラザール・レヴィに、エコール・ノルマルでイヴ・ナット、アルフレッド・コルトーに師事したフランスの名ピアニスト。
 演奏活動において指揮者ではパレー、ワインガルトナー、エネスク、シェルヘンと、またリサイタルではカザルス、フルニエ、エドウィン・フィッシャーとの共演を果たし、1947年にはパリのエコール・ノルマルのピアノ科教授に任命されている。
 彼女はウェストミンスター、BAM、Adesに数多くの録音を残したが、このウェストミンスター音源からの初CD化となるモーツァルトは、彼女の代表的録音としてとくに評価の高いもの。

DHR 7901/5
(5CD)
\11500→¥9990
モーツァルト:ピアノ・ソナタ全集
 第1番ハ長調K.279 / 第2番ヘ長調K.280 /
 第3番変ロ長調K.281 / 第4番変ホ長調K.282 / 第5番ト長調K.283 /
 第6番ニ長調K.284 / 第7番ハ長調K.309 / 第8番イ短調K.310 /
 第9番ニ長調K.311 / 第10番ハ長調K.330 / 第11番イ長調K.331 /
 第12番ヘ長調K.332 / 第13番変ロ長調K.333 /
 幻想曲ハ短調K.475 / 第14番ハ短調K.457 / 第15番ハ長調K.545 /
 第16番変ロ長調K.570 / 第17番ニ長調K.576 / 第18番ヘ長調K.533 + 494
[ボーナス・トラック]
 幻想曲ハ短調K.396 / ロンド イ短調K.511
レーヌ・ジャノリ(P)
録音:1947年-1955年頃 モノラル



旧譜/レーヌ・ジャノリ/シューマン:ピアノ作品全集
ACCORD 472 5422 (12CD)¥10500

472 5422
(12CD)¥10500

シューマン:ピアノ作品全集

レーヌ・ジャノリ(Pf)
フランスの女流ピアニストジャノリによるシューマンのピアノ作品全集。
第二次大戦前から活動をはじめワインガルトナー、エネスコ、カザルスらとの共演で名声を得たジャノリは、パリ音楽院の教授に就任後後進の指導に専念していたが晩年の1974年に長い沈黙を破ってAdesに録音したこのシューマンで、その類い稀なる深い洞察に富んだ音楽性を示した。
技巧の安定感気品あるタッチ一点一画たりとも揺るがせにしない構築性等など既存のシューマン全集の中で最も優れたものと評価されている名盤。





メロディアから復活
ボロディンSQ/ショスタコーヴィチ弦楽四重奏曲全曲
MELCD 1001077 (6CD)\6000

 新メンバーが第2期の黄金時代に残したショスタコーヴィチ全集。旧メンバーが残した1−13番までの時点での全集に比べると、時代に合わせてか全体的に明るく、軽快にアプローチしている。ソビエト最高のアンサンブルが残した歴史的偉業、先日veneziaからリリースされたが、今回本家メロディアから復活。リヒテルのピアノ五重奏曲とのカップリングは嬉しい。

MELCD 1001077
(6CD)
\6000
ショスタコーヴィチ:弦楽四重奏曲全集
 第1番ハ長調 Op.49/第2番イ長調 Op.68/第3番ヘ長調 Op.73
 第4番ニ長調 Op.83/第5番変ロ長調 Op.92/第6番ト長調 Op.101
 第7番嬰へ短調 Op.108/第8番ハ短調 Op.110/
 第9番変ホ長調 Op.117/第10番変イ長調 Op.118/
 第11番ヘ短調 Op.122/第12番変ニ長調 Op.133
 第13番変ロ短調 Op.138/第14番嬰へ長調 Op.142
 第15番変ホ短調 Op.144
 ピアノ五重奏曲ト短調 Op.57(*)/2つの小品 Op.11

ボロディン弦楽四重奏団
スヴャトスラフ・リヒテル(P(*))

録音:1978-1983年



旧譜
ボロディン・クヮルテット旧録音
ショスタコーヴィチ:弦楽四重奏曲第1−13番
Chandos Historical CHAN10064(4CD)¥4000

 3年前にリリースされた、結成時のオリジナル・メンバーによるボロディン・クヮルテットによるショスタコーヴィチの弦楽四重奏曲全集(選集)。完売していたが現在現地で再プレスされたもの。
 ショスタコーヴィチの弦楽四重奏曲の数ある録音の中でも、旧東側を代表する録音として長く君臨したもの。ただ、このときまだ続く第14番、第15番が作曲されていなかったため、後年になると全集としての体を保てなくなり、その結果この1回目の録音集は日の目を見なくなってしまった(雑誌などで取り上げられることすら珍しい)。ご存知のように、ボロディン・クヮルテットはメンバー・チェンジして’70年代から’80年代にかけて完全全集録音を残した。24bitデジタル・リマスターを施されてしかもこの価格での発売。




初出!
シゲティvsワルター
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲
M&A CD1197 1CD\2200→¥1990


 シゲティとワルターの共演によるメンデルスゾーン。
 もちろん初出。こんなものがあったのか?
 代理店の話では「時には音色が濁ったり、汚くなることも辞さない容赦のない追い込みが感激もの。過激なロマン主義といった趣きで、ワルターの雄大なバックも最高。」ということ。
 シゲティのメンデルスゾーンは33年のビーチャムとの演奏があり、もちろんすばらしい名演ではあったが、茶室で聴いたようなストイックで折り目正しい演奏、という印象があった。だが今回はその8年後、ちょっと違うらしい。そう、指揮はワルター。しかも40年代前半のワルター。
 ワルターとシゲティの共演といえば、32年のベートーヴェン。
 「完璧という言葉を演奏に用いることが許されるのならば、この録音にこそ与えられるべき」、と絶賛された永遠の名演がある。そのベートーヴェンは「厳しい情念」ともいうべき、両者の熱く気高い音楽性がぶつかりあったまさに録音史上に残る壮絶な演奏だった。今回の共演はそれから約10年。
 アメリカに移住、精神的にも安定し演奏家としての全盛期を迎えたシゲティと、同じころにアメリカにわたり、ウィーン時代を忘れようとするかのように狂ったような情熱的演奏を聴かせ始めたワルター。そんな頃の二人が残したメンデルスゾーン。
 ・・・・夢のような二人の、夢のような時期の演奏である。

M&A CD1197
\2200→¥1990
(1)メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲
 (1941年2月2日ライヴ)
(2)ブラームス:ヴァイオリン協奏曲
 (1948年10月24日ライヴ) 
ヨゼフ・シゲティ(Vn)
ワルター指揮(1)
ミトロプーロス指揮(2)
ニューヨーク・フィル 
シゲティ+ワルターという夢の組み合わせによるメンデルスゾーン。
ブラームスはかつてでたことのある演奏だが、別音源。ミトロプーロスの深い呼吸の中でシゲティの真摯なアプローチが闊達に響く。
いずれも名手マーストンによる復刻で、音質も当時としては極上。

<旧譜/シゲティとのベートーヴェン>

8.110946
¥900
モーツァルト: ヴァイオリン協奏曲第4番ニ長調 K.218
(録音: 1934年10月8日 ロンドン、EMI アビー・ロード第1スタジオ)
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲ニ長調 Op.61
(録音: 1932年4月14日 ロンドン、ウェストミンスター、セントラル・ホール)
ヨーゼフ・シゲティ(vn)
トーマス・ビーチャム指揮
ロンドン・フィルハーモニック管弦楽団
ブルーノ・ワルター指揮
ブリティッシュ交響楽団
*マーク・オバート=ソーン復刻




壮絶メンバー/ヴェルディ:「運命の力」
ステッラ、ディ・ステーファノ、バスティアニーニ、シミオナート(Ms プレツィオジッラ)
ミトロプーロス指揮&ウィーン国立歌劇場管
ORFEO ORFEOR 681062 (2CD)\4600→¥4180

 超破格の顔ぶれによる「運命の力」。ウィーン国立歌劇場の歴史でも語り草となった伝説の名演である。
 当時芸術監督だったカラヤンがスカラ座から引っ張ってきた壮絶な歌唱陣。ステッラ、ディ・ステーファノ、バスティアニーニ、シミオナート。絶句。
 GDSなどからも出ていたが、今回はウィーン国立歌劇場に奇跡的に保存されていたORF収録のマスターのコピーを使用した正規復刻盤。音質はこの年代のライヴとしては極めて鮮明らしい。
 約一ヵ月後の11月2日に急逝するミトロプーロスの、神がかったとしか言いようのない絶品の音楽にはただただ圧倒されるばかり。あまたの「運命の力」の中でも格別の魅力を放つ名演中の名演。

ORFEOR 681062
(2CD)
\4600→¥4180
ヴェルディ:「運命の力」 アントニエッタ・ステッラ(S レオノーラ)
ジュゼッペ・ディ・ステーファノ(T アルヴァーロ)
エットレ・バスティアニーニ(Br ドン・カルロ)
ジュリエッタ・シミオナート(Ms プレツィオジッラ)
ほか
ミトロプーロス指揮
ウィーン国立歌劇場管,合唱団
第3幕のアルヴァーロとカルロの決闘の場面は上演でカットされており、また当時のドイツ語圏の慣習として、第1幕をプロローグとして扱い、序曲がその後に演奏されている。
録音:1960年9月23日 モノラル(CDの裏と背にSTREOの表示がありますが、実際にはMONOです。)



アーベントロート&ベルリン放送響
1950年11月28日の「悲愴」
TAHRA TAH 604/605 (2CD)\4600→¥4180

 まさか本当に出るとは思わなかった。
 1950年11月28日の「悲愴」。
 今から2年ほど前にお贈りしたベルリン放送響の自主制作ボックス。すでに入手不能なので詳細は書かないが、歴代の豪華な指揮者の貴重な録音集。
 その中で突出してすさまじかったのがアーベントロートの「悲愴」終楽章だった。
 もちろんご存知のようにアーベントロートの「悲愴」には、52年のライプチッヒ放送響のものがあり、それも評論家の宇野氏に絶賛された名演だった。しかしこのボックスに収録されていたアダージョは、そのライプチッヒ放送響をまったく問題にしない、まさにこれぞみんなが期待していた「アーベントロート発狂演奏」だった。当時このボックスを宣伝告知したときに、「無理とは思うが、どうかこの全曲録音が出ることを切に願う!」と書いて締めくくった覚えがある。勝手気ままなアゴーギグ、無頼なテンポ設定、ドロドロの歌わせ方。どれも期待通り。これに勝るはあのゴロワノフ盤のみ。断言できる。
 その1950年11月28日の「悲愴」が、本当にTAHRAから出ることになったのである。
 カップリングも、多少差し替えがあるらしいが初出となるブルックナーの7番と、同じく初出のチャイコフスキーの組曲第3番。なんとも贅沢な新譜。

TAH 604/605
(2CD)
\4600→¥4180
(1)ブルックナー:交響曲第7番 
(2)チャイコフスキー:組曲第3番Op.55 
(3)チャイコフスキー:交響曲第6番Op.74「悲愴」
アーベントロート指揮
(1)(3)ベルリン放送O
(2)ライプチッヒ放送O
すべて初出。ブルックナーは同年、2月16,17日、スタジオ録音がTahraから発売されていた(TAH.114/5)がすでに廃盤。これはその翌々日のドレス・リハーサルの録音。終楽章の一部にテープの問題があったため、その部分はスタジオ録音と差し替えられている。組曲は唯一の録音。「悲愴」は52年のライプチッヒ放響と今回の2つが存在している。52年盤のスケルツォは宇野先生が「ティンパニの肌に粟を生じさせるような轟き、テンポの雄弁な動かし方にいたっては筆舌に尽くしがたい。まことに最高のスケルツォと絶賛してよいだろう。」と激賞されているが、この50年盤はさらにすさまじい、阿修羅のようなスケルツォで驚天動地の「悲愴」。
録音:(1)1956年2月19日 (2)1951年3月20日 (3)1950年11月28日


TAHRA ハスキル3CDボックス
TAH 601 (3CD)\6900→\6270

 ハスキルの名ライヴ録音の復活。
 [CD3]はTAHRAでは初登場音源。これらのコンサートのチケットはすべて完売となったもの。このシューマンの協奏曲は、ハスキル・ファンが口をそろえてハスキルの名演中の名演とほめちぎっている。
 [CD1][CD2]も、かつてTAHRAからリリースはされていたが、廃盤となっていたもの。[CD1]は、1955年にドイツ・グラモフォンでも録音があるが、これより少し前の時期、ハスキルの健康状態がより良かった頃の演奏だけに、「さすがハスキル」とうならされるもの。[CD2]も、カラヤン(当時44歳)とハスキル(当時57歳)の初めての出会いの演奏で、コンサートも大盛況で、第1楽章の終わりに拍手が4分間も続いたということ(このディスクでは拍手はカットされている)。

TAH 601
(3CD)
\6900→\6270
クララ・ハスキル(1895-1960):
[CD1](TAH 523の再発)
 モーツァルト:
  (1)ピアノ協奏曲第19番K.459 
  (2)2台のピアノのための協奏曲K.365
[CD2](TAH 483の再発)
 (1)J.S.バッハ:トッカータ ホ短調BWV914
 (2)ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第18番Op.31-3
 (3)ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番Op.58
[CD3]
 (1)シューベルト:ピアノ・ソナタop.42 D.845 イ短調
 (2)モーツァルト:デュポールの主題による変奏曲 ニ長調 K.573
 (3)シューマン:ピアノ協奏曲イ短調Op.54
クララ・ハスキル(P)
[CD1]
(1)フリッチャイ指揮
ケルン放送響
(2)ゲザ・アンダ(P)
パウル・ブルクハルト指揮
ベロミュンスター・スタジオ管
[CD2]
(3)カラヤン指揮
ウィーン響
[CD3]
(3)カール・シューリヒト指揮
ストラスブール市立管
録音:CD1:(1)1952年5月30日 (2)1954年10月18日 CD2:(2)1952年10月25,26日 (1)(3)1952年5月31日ミュンヘン/ザイドルハウス CD3:(1)1956年5月17日 (2)1956年5月17日 (3)1955年6月15日


クナッパーツブッシュ豪華4枚組!写真集つき!
TAH 606 (4CD)¥9200→¥8360

 TAHRAから、クナッパーツブッシュの音源が4CDで発売。
 いずれも名演として知られていたもので、特にケルン放送響を指揮したブラームスの4番交響曲は、クナらしい分厚いロマンティシズムに満ちた超名演。またベルリン・フィルとの「運命」も最高。濃厚なシューマンの4番もたまらない。ジークフリート牧歌と「亡き児をしのぶ歌」は比較的珍しい音源。
 さらに、クナッパーツブッシュのリハーサル風景、インタビューまで収録、クナッパーツブッシュの肉声が聞ける。
 さらにさらに、16ページの別冊小写真集に非常な貴重な写真が!クナッパーツブッシュの祖父母、父、母(そっくり!)、弟妹、少年時代、最初の夫人、娘、再婚の夫人、レジョン・ドノールの勲章を着けて大喜び、と、クナッパーツブッシュ・ファンが狂喜する内容ばかり。
 これは見逃がせない!!!

TAH 606
(4CD)
¥9200→¥8360
(1)ワーグナー:ジークフリート牧歌
(2)ブラームス:交響曲第4番 ホ短調 Op.98
(3)ベートーヴェン:交響曲第5番 ハ短調 Op.67 「運命」
(4)マーラー:「亡き児をしのぶ歌」
(5)ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番 ト長調 Op.58
(6)シューマン:交響曲第4番 ニ短調 Op.120
(7)ワーグナー:「パルジファル」〜
 前奏曲,クリングゾールの魔法の庭園の場面,
 聖金曜日の奇跡の場面,フィナーレ
(8)ブルックナー:交響曲第8番 ハ短調のリハーサル
(9)インタビュー
クナッパーツブッシュ指揮
(1)(2)ケルン放送響
(3)(4)ベルリン・フィル
(5)ウィーン・フィル
(6)シュターツカペレ・ドレスデン
(7)バイロイト祝祭管
(5)バックハウス(P)
(7)ヴォルフガング・ヴィントガッセン(T パルジファル),
マルタ・メードル(S クンドリー),
ヨゼフ・グラインドル(Bs グルネマンツ),
ハンス・ホッター(Br アンフォルタス)
録音:(1)(2)1953年5月8日,(3)(4)1956年4月9日,(5)1954年1月17日,(6)1956年6月4日,(7)1954年8月5日


イッセルシュテット/ブルックナー:交響曲第9番
TAH 568 (2CD)\4600→¥4180

 名匠シュミット=イッセルシュテットの1950年代前半の放送用録音を集めたもの。
 なんと言っても注目はブルックナーの9番交響曲。シュミット=イッセルシュテットの指揮したブルックナーの9番は、おそらくこれが初。さらに質実剛健の「太鼓連打」、フェラスと共演のパガニーニと、いずれも注目。そして、深々とした味わいのパッヘルベル、カノンだけじゃなくちゃんとジーグまで演奏しているところに、シュミット=イッセルシュテットらしさが伺える。

TAH 568
(2CD)
\4600→¥4180
(1)パッヘルベル:カノンとジーグ
(2)ハイドン:交響曲第103番 変ホ長調 Hob.I-103 「太鼓連打」
(3)パガニーニ:ヴァイオリン協奏曲第1番 ニ長調 Op.6
(4)ブルックナー:交響曲第9番 ニ短調
ハンス・シュミット=イッセルシュテット指揮
NDR交響楽団
(3)クリスティアン・フェラス(Vn)
録音:(1)1954年8月21日(2)1954年10月18日(3)1954年11月15日(4)1952年4月28日


シェルヘン 秘蔵音源集
TAH 599 (2CD)\4600→¥4180

 ヘルマン・シェルヘンと言えば発狂演奏で知られるが、同時にバロックから古典派の作品に新風をもたらしたことでも知られ、さらに同時代の最先端の音楽にも深い理解を示していたことでも知られている。
 このCDでは、なんといってもヴァレーズの「デゼール」の世界初演が貴重。今となっては別に過激でもない曲だが、電子音まで用いた独特のヴァレーズ・ワールドに客席からは怒号とそれを制する声とが飛び交い、臨場感たっぷり。演奏後の盛大なブーイングとささやかな拍手まで、どんなCDよりも楽しく聞ける「デゼール」だろう。
 一方、モーツァルトなどは、とても1950年代の演奏とは思えないサッパリと清潔な感触が心地よいもの。おそろしく禁欲的な演奏がかえって恐怖感をそそる。

TAH 599
(2CD)
\4600→¥4180
シェルヘン 秘蔵音源集
 シューベルト:
  (1)交響曲第5番 変ロ長調 D.485,
  (2)交響曲第6番 ハ長調 D.589
 (3)モーツァルト:交響曲第29番 イ長調 K.201
 (4)パーセル:「妖精の女王」から
 (5)ヴァレーズ:デゼール(砂漠)
ヘルマン・シェルヘン指揮
(1)ウィーン交響楽団
(2)ウィーン歌劇場管
(3)(4)フランス放送響
(5)フランス国立管
録音:(1)(2)1950-1951年,(3)(4)1954年1月20日,(5)1954年12月2日



フィッシャー=ディースカウ/東京ライヴ 1974
TDK TDKOC 022 1CD\2600→¥2390

 20世紀最高のバリトン歌手フィッシャー=ディースカウ、来日公演の記録が発売される。大歌手ディースカウほど高い技術と音楽性でドイツ歌曲を聴かせ、どの歌手のなかでも飛び抜けた存在であったことは言うまでもなく、その豊かな声量に聴衆は驚かされ、ホール全体に響き渡り歌詞が鮮明に脳裏に焼きつく。1974年50歳を目前にした絶頂期のディースカウが東京文化会館で繰り広げた、至高のオール・シューマン・プログラムをご堪能下さい。

TDKOC 022
\2600→¥2390
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ 東京ライヴ 1974
 シューマン:
  海辺の夜〜ロマンスとバラード第1集 op.45から第3曲
  春の夜に霜がおりた〜
   ロマンスとバラード第4集op.64 から第3曲「悲劇」Ⅱ
  ゆるやかに走る僕の馬車〜4つの歌 op.142から第4曲
  リーダークライスop.24
  詩人の恋op.48
 アンコール:
  きみはあたかも一輪の花、自由の心、
  新緑、うつくしき未知、ひとりでいる
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(Br)
小林道夫(P)
録音:1974年10月17日 東京文化会館におけるライヴ(アンコール:1974年10月13日)




WDR秘蔵音源、audite第1弾!!
フィッシャー=ディースカウ、若き日の「冬の旅」正規盤初出!!
AUDITE AU 95580 1CD\2300→¥2090

 天下の大バリトン、ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウが歌った「冬の旅」には、いったいいくつ録音があるのか、かなりのマニアでも分からなくなる状態(レコード会社への録音が7種、ライヴと映像を含めると、10種を超えるそうな)。
 このCDは、1952年、ケルン放送への録音をCD化したもので、正規盤はこれが初出。F-Dが復員した直後の、一番若い時の「冬の旅」の録音(1948年)と、初のレコード用録音であったジェラルド・ムーアの伴奏によるEMI録音(1955年)のちょうど間になる。1950年代前半は、F-Dが、有望な青年歌手から国際的なスターへと駆け上がっていくまっただなか、その勢いをこの録音からも感じ取れることだろう。

AU 95580
\2300→¥2090
シューベルト:「冬の旅」
ヴェルディ:
 「マクベス」,「運命の力」,「アイーダ」,「オテッロ」
マスカーニ:「カヴァレリア・ルスティカーナ」
プッチーニ:「トスカ」
R.シュトラウス:「サロメ」,「アラベラ」からのアリア,場面
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(Br)
ヘルマン・ロイター(P)
WDR秘蔵音源、audite第1弾!!フィッシャー=ディースカウ、若き日の「冬の旅」正規盤初出!!
録音:1952年



シューリヒト&パリ音楽院管
ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱」
TESTAMENT SBT 1409 1CD\2100→¥1890

 1957年から1958年にかけて録音されたシューリヒトとパリ音楽院によるベートーヴェン全集の中でその存在が知られつつも、これまで輸入盤ではリリースされることがなかったステレオ録音の「第九」がテスタメントの高度なリマスタリングを経て遂にリリース。名演として広く知られるこの録音がいかに、より鮮明な姿で蘇るかをご期待下さい。(ユニバーサル)

SBT 1409
\2100→¥1890
ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱」 シューリヒト指揮
ウィルマ・リップ(S)
マルガ・ヘフゲン(A)
マーレイ・ディッキー(T)
ゴットロープ・フリック(Bs)
エリザベート・ブラッスール合唱団
パリ音楽院管
インターナショナル初CD化!1958年3月4&5日、5月27〜29&31日;サル・ワグラム ※ステレオ録音

旧譜

<先日リリースのエロイカ>

TESTAMENT
SBT2 1403
(2CD)
\3200→¥2890
シューリヒト/晩年のベルリン客演ライヴ(ステレオ)
Disc1:
 シューマン:マンフレッド序曲
 モーツァルト:交響曲第38番K.504 「プラハ」
Disc2:
 ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」
シューリヒト指揮
ベルリン・フィル
録音:1964年10月8日、フィルハーモニー・ザール、ベルリン (ステレオ?)
音質は良いのだが、以前出ていたCD-R(DS 0001-2 \4800。SBT2 1403とまったく同じカップリング)や仏TRESOR(廃盤)のほうが無修正の野蛮な音でよかったという人もいる。



WEITBLICK超大型新譜3タイトル
1CD¥2200→¥1990


ギレリス/コンヴィチュニー&ギレリス
モーツァルト&チャイコフスキー
SSS 0065-2 1CD¥2200→¥1990

 WEITBLICKに旧ソ連の剛腕ピアニスト、ギレリスが登場。しかも共演はコンヴィチュニーとケーゲルという思いも寄らぬ組合せ、硬派同士の共演。
 モーツァルトは、コンヴィチュニーのベートーヴェン的な重厚極まりない、ゆったりしとした伴奏にギレリスの鋭いタッチとリリカルな風合いの対照の妙が聴きもの。チャイコフスキーは、鬼才ケーゲルとの共演という注目盤。ケーゲルはチャイコフスキーに対してはあまり思い入れがなかったのか演奏機会はごく僅か。ここでのケーゲルはすっきりとした古典的なアプローチで透徹している。ギレリスの見事なテクニックと疾風怒濤の迫力には圧倒されるばかり。
 ギレリス・エステート公認のリリース。音質はモノラルだが極上。

SSS 0065-2
¥1990
(1)モーツァルト:ピアノ協奏曲第21番
(2)チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番  
エミール・ギレリス(P)
(1)コンヴィチュニー指揮
ゲヴァントハウス管
(2)ケーゲル指揮
ライプツィヒ放送響 
(1)1960年11月3日モノラル・ライヴ (2)1965年3月2日モノラル・ライヴ


ケーゲル&リヒター・ハーザー(P)
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番&第5番「皇帝」
SSS 0068-2 1CD¥2200→¥1990

 ハンス・リヒター=ハーザー(1912-1980)は、ドレスデン生れなので、ケーゲルとは同郷ということになる。ベートーヴェンの権威として知られ、PHILIPSへのソナタ録音は、華麗さ、派手さを廃した実に渋く、そして魅力的な音色で名盤の誉れ高いもの。そのピアノの音はきらびやかさを意図的に否定しつつも郷愁を誘う泣かせる音色と言えるだろう。EMIへは、カラヤンとブラームスの協奏曲、ジュリーニとのベートーヴェンがあるが、晩年の演奏は、Kontrapunktのザンデルリンクとの共演盤くらい。ケーゲルの定評あるベートーヴェンは、さすがにベートーヴェンらしい格好良い場面展開を強調しながらも繊細でしみじみとした味わいを見せてくれるのも興味深いところ。

SSS 0068-2
¥1990
(1)ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番
(2)ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第25番「かっこう」より
 第1楽章(アンコール)
(3)ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番「皇帝」
ハンス・リヒター・ハーザー(P)
ケーゲル指揮
ライプツィヒ放送響
(1)(2)1978年6月6日ステレオ・ライヴ (3)1971年5月11日ステレオ・ライヴ


<旧譜 リヒター=ハーザーKONTRAPUNKTの名盤>

32020/21
(2CD)
\4600→¥4290
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番 変ホ長調 作品73《皇帝》
ブラームス:ピアノ協奏曲第1番 ニ短調 作品15
ハンス・リヒター=ハーザー(P)
クルト・ザンデルリンク指揮
デンマーク放送交響楽団 
その巨大な演奏からファンのあいだでは伝説と化しているリヒター=ハーザーとザンデルリンクの皇帝とブラームス。やはり、聴いておきたい。


テンシュテット・イン・ベルリン
SSS 0070-2 1CD¥2200→¥1990

 テンシュテットとドイツ名門オケの共演。
 現在のベルリン・ドイツ響、当時のベルリン放送響に客演した放送用スタジオ録音。こういうものが現存していたことにまず驚かされる。両曲ともに初出レパートリー。
 まずは昨年9月に亡くなった(CD化の快諾を貰ったばかりだった)モーツァルトのスペシャリスト、スイス出身カール・エンゲルの洒脱なモーツァルトが素晴らしい出来。ハスキルをもっと芯のある音色にしたような、デリカシーに事欠かない美しい音色。そして、そのピアノを豊かに抱擁するかのようなテンシュテットの織り成すオーケストラの立派で優しい佇まいには感激。
 次がハイドン。大指揮者は必ずハイドンの有名でない交響曲を取って置きのレパートリーとして持っているものだが、テンシュテットもその例に漏れず、第57番という珍しい曲をモーツァルトの伴奏同様の風格とセンス溢れる澄んだ音色で聴かせてくれる。こういうハイドンなら大歓迎。
 ベルリン・ドイツ響とは、その後共演はない様子で、何があったのか?トラブル・メーカー、テンシュテットの横顔がふと頭をよぎる。

SSS 0070-2
¥1990
テンシュテット・イン・ベルリン
 (1)モーツァルト:ピアノ協奏曲第12番
 (2)ハイドン:交響曲第57番
テンシュテット指揮
ベルリン・ドイツ響
(1)カール・エンゲル(P)
1973年9月11日スタジオ・ステレオ録音



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