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PSC 1179
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ベートーヴェン:ベーレンライター版による管弦楽作品全集vol.1
騎士バレエのための音楽、交響曲第1番、第2番 |
スウェーデン室内管弦楽団、
トマス・ダウスゴー指揮 |
このディスクの冒頭におさめられた「騎士バレエのための音楽」は1791年の初演。初演時にはワルトシュタイン伯爵の作と偽って発表されたもの。聞いた瞬間は本当にベートーヴェンの作品かなとブックレットを見直した。出版もベートーヴェンの死後50年近くたってからだったらしい。まだ交響曲は一曲も書いていない時期の管弦楽作品の完全全曲版をシリーズ第1弾の冒頭に持ってくるというのもすごい。これはベートーヴェン・ファンなら一聴の価値あり。
とはいえ、話題の中心は当然交響曲。どちらも血が飛び散り肉が裂けるような演奏。ときおり聴いたことのない旋律が聴こえてきてはっとさせられる。とくに第2番の生気溢れる演奏には聴いてるこちらもだんだん元気になってくる。 |
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PSC 1180
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ベートーヴェン:ベーレンライター版による管弦楽作品全集vol.2
交響曲第4番、第5番、コリオラン序曲 |
スウェーデン室内管弦楽団、
トマス・ダウスゴー指揮 |
スピーディーでリズミカルな4番、5番は、これまでの常識を根底から覆す。しかしスピーディーであっても決して「軽く」はない。昨今流行の軽薄な演奏とは全く異質である。室内オケであるのに重厚で深い響き。鍛え上げられた筋肉が躍動する美しさである。楽譜を克明に追いながら聴いた担当の方が、「きわめて楽譜どおりだった」と首をかしげながら言っていた。これがダウスゴーの魔術なのか。ただ「運命」の終楽章はもっともっと締め上げてほしかった。
そして上記「エグモント」同様、「コリオラン」もすごい。この圧倒的な存在感。おそろしいほどの緊張感。 |
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PSC 1181
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ベートーヴェン:ベーレンライター版による管弦楽作品全集vol.3
ピアノ協奏曲第1番、第2番、ピアノと管弦楽のためのロンド変ロ長調WoO.6
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ボリス・ベレゾフスキー(pf)
スウェーデン室内管弦楽団、
トマス・ダウスゴー指揮 |
| ボリス・ベレゾフスキー。チャイコフスキー・コンクールで優勝、TELDECと契約し、キャラのかぶるスルタノフを蹴落としてレーベルの看板役者になったはずが、いつのまにか日本人ヴァイオリニストの伴奏者になったりしてきっと悔しい思いをしているだろうと思ったら、案の定マイナー・レーベルで出てきた。しかしベレゾフスキーもすごいのだが、伴奏オケがあまりにすごいので唖然とした。これがあのダウスゴー&スウェーデンだったのだ!ただ、ダウスゴー&スウェーデンの音色とベレゾフスキーのゴージャスなピアノが合うかどうかという問題はひょっとしたら残るかもしれないが、オーケストラは常に刺激的で魅惑的、反対にベレゾフスキーは変に萎縮することなく正統派スタイルで突っ切っている。それにしてもこんなに聴いてて楽しい1、2番は久しぶり、いや初めて。また珍しい曲を収録するというスタイルも変わらない。 |
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PSC 1182
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ベートーヴェン:ベーレンライター版による管弦楽作品全集vol.4
交響曲第7番、劇音楽「エグモント」全曲
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ヘンリエッテ・ボンデ=ハンセン(sop)
スウェーデン室内管弦楽団、
トマス・ダウスゴー指揮 |
これまでで最も過激だった。
第7番終楽章はあのカルロス(ふたりの)もぶっ飛ぶ激烈演奏。終わった瞬間あまりの衝撃に頭がふらふらした。しかしそれなのに下品ではなく知的な印象をもたせてくれる。ここまでやっても「正統派」と呼びたくなるノーブルな雰囲気がこの人にはあるのだ。そしてさらに劇音楽「エグモント」全曲は、いきなりの序曲で羽交い絞めにあって窒息しそうになる。先月リリースされたホーレンシュタインの地獄的演奏もすごかったが、これもすごい。ダウスゴー傑物なり。これから3、6、8、9番が続くと思うと興奮を隠せない。なお、劇音楽「エグモント」に2曲あるソプラノ付きの曲で美声を披露するヘンリエッテ・ボンデ=ハンセンは、デンマーク語によるディーリアス歌曲集(Danacord
DACOCD536) を歌ったソプラノ。 |
| PSC1183 |
ベートーヴェン:ベーレンライター版による管弦楽作品全集Vol.5
ピアノ協奏曲第3番ハ短調 op.37
ヴァイオリン、チェロ、ピアノのための三重協奏曲ハ長調
op.56 |
ボリス・ベレゾフスキー(P)
ウルバン・スヴェンソン(Vn)
マッツ・ロンディン(Vc)
トマス・ダウスゴー指揮、
スウェーデン室内管 |
| 1990年チャイコフスキー国際コンクールの覇者ベレゾフスキーは言うまでもなく圧倒的なテクニシャンだが、このベートーヴェンのシリーズでは、決してロマン派的な重い弾き方ではなく、ダウスゴーのピリオド志向に呼応した、抑制したタッチで聴かせてくれる。 |
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PSC 1184
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ベートーヴェン:ベーレンライター版による管弦楽作品全集Vol.6
交響曲第6番ヘ長調《田園》Op.68
《レオノーレ》序曲第1,2,3番 |
トマス・ダウスゴー指揮、
スウェーデン室内管 |
| 自然体でありながら激しい起伏をいたるところで見せてくれる、シリーズ中でもとくに名盤の誉れ高い演奏。 |
PSC 1280
¥2400→¥990
(在庫限り) |
ベートーヴェン:交響曲 管弦楽曲 協奏曲全集Vol.7
ピアノ協奏曲第4番
ピアノ協奏曲ニ長調 Op.61a |
トマス・ダウスゴー指揮
ボリス・ベレゾフスキー(Pf)
スウェーデン室内管 |
| デンマークを代表する指揮者のひとり、トマス・ダウスゴー(1963-)とスウェーデン室内管(オレブルー)によるシリーズ。ピリオド楽器の奏法を活かした、現代楽器による小編成オーケストラの透明な響きによる演奏は、新しいスタイルのベートーヴェンのひとつとして評価され、高い人気を誇る。4番のピアノ協奏曲と、ベートーヴェン自身によるヴァイオリン協奏曲のピアノへの編曲のカプリングも興味深い。1番から3番のピアノ協奏曲につづき、ダウスゴーが共演を望んだといわれるベレゾフスキーを起用して録音された。 |
| PSC 1281 |
ベートーヴェン:管弦楽作品全集 Vol.8
交響曲第3番変ホ長調作品55《エロイカ》
12のコントルダンスWoO14
劇付随音楽〈レオノーレ・プロハスカ〉WoO96
ロマンス第1番ト長調作品40(ヴァイオリンと管弦楽のための)
ロマンス第2番ヘ長調作品50(ヴァイオリンと管弦楽のための) |
カタリーナ・アンドレアソン(Vn)
トマス・ダウスゴー指揮
スウェーデン室内管 |
| デンマークの指揮者、トマス・ダウスゴー(1963-)と、スウェーデン室内管(オレブルー)によるシリーズ。ジョナサン・デル・マー校訂によるベーレンライター版を使用。現代楽器アンサンブルにピリオド楽器の奏法を活かした緻密な演奏、管楽器と弦楽器の程よいバランス、重苦しさと無縁の明快な響きなど、もっとも今日的なスタイルによるベートーヴェンのひとつとして人気を集めている。録音:2002年 |