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過去新譜再注目アルバム・セール
第40弾

 好評、すでにお蔵入りにしていた数年前の「単発セール」の復刻。
 昔のものとはいえ今みても情報的に面白いし、何より2,3年も経てば人の趣味趣向は変わってくる。3年前はまったく食指が動かなかったのに、今回見たらすんごい聴きたくなった・・・というイアテムがあっておかしくない。
 ということで、全部で200近くあるお蔵入りファイルを、毎週少しずつご紹介していきます。
 もちろんすでに倒産しているレーベルや、廃盤になっているアイテムもあるのでそのあたりはわかる範囲で編集しています。またコメントはあまり手をつけずにその当時のものを使用してます。それがまた面白かったりします。

 そしてこれまでもお伝えしたように今回のセールのおいしいところは価格も昔からいじってないということ・・・。多くのメーカーが2年ほど前に200円から300円の値上げを断行しました(たとえば現在、BONGIOVANNIは¥2400、BISは¥2500、仏HMは¥2600)が、今回掲載のセールはその値上げの前の価格。さらにそこから値下げしているので現状の価格から比べるととんでもなく安いセールになってます。これはこれで大サービスということであえて直してません。そのため最近の別のセールと価格に違いが出ているものもあるかもしれませんが、ここからご注文されたものはもちろんこちらの価格となります。

 ただし、3年前とはいえ現地で完売や廃盤になっていたりするアイテムがあったり、入荷に時間がかかったりするアイテムもあると思います。どうかご容赦ください。また今回の掲載アイテムはおよそ3年以上前のもの、どうか重複購入だけお気をつけ下さいませ。



カティア&マリエル・ラベック〜ラヴェル・プログラム
バスクの打楽器と2台ピアノによるボレロ
KML RECORDINGS KML 1111 1CD\2400→¥2190

 いや、まあ、懐かしい。
 一時期一世を風靡しながら、メジャー・レーベルと決別してからはCD業界とはトンとご無沙汰だったラベック姉妹。今回自らのルーツに立ち戻るため、自主レーベルである「KML Recordings」を設立したという。

 スペインとの国境に近いフランス南西部の都市バイヨンヌ。このフランス・バスク地方の中心都市で生まれた2人は、同レーベル第1弾として同じくバスク地方(シブール)をルーツとするラヴェルの作品集を取り上げた。
 収録曲は「スペイン狂詩曲」や「マ・メール・ロア」、「亡き王女のためのパヴァーヌ」など。しかし当然彼女たちが取り上げるわけだからただでは終わらない。1台4手連弾、2台ピアノによるデュオ、さらにカティアとマリエルそれぞれのソロなど非常に多彩。
 そして中でも特に注目すべき作品はやはり「ボレロ」。
 カティアとマリエルは、2台ピアノ版の「ボレロ」に打楽器を加えるためにバスクの作曲家ミシェル・センドレスに編曲を依頼。「アタバル」といったバスク地方の民族楽器を用い、明らかにバスクの色彩を強力に意識した新たなる「ボレロ」を生み出した。

 彼女たちにとっても初となるオール・ラヴェル・プログラム。すでにヴィジュアル系を放棄した、真の芸術家としての本懐を見た。

KML 1111
\2400→¥2190
カティア&マリエル・ラベック〜ラヴェル
 ラヴェル:
  スペイン狂詩曲(2台ピアノ版)/
  組曲《マ・メール・ロワ》(1台4手連弾版)/
  古風なメヌエット(マリエルによるソロ)/
  亡き王女のためのパヴァーヌ(1台4手連弾版)/
  前奏曲(カティアによるソロ)/ボレロ(打楽器と2台ピアノ版)
カティア・ラベック(P)、
マリエル・ラベック(P)、
グスタヴォ・ヒメノ(打楽器)、
ティエリー・ビスカリー(打楽器)



コルボ新録音/フォーレ:レクイエム
MIRARE MIR 028 1CD\2500→¥2290

 昨年5月の東京国際フォーラムで開催された「ラ・フォルジュルネ」音楽祭でも久々に来日し、モーツァルトの声楽曲を指揮、その健在ぶりと感動的な演奏でファンを魅了したコルボとシンフォニア・ヴァルソヴィアによる新録音は、フォーレ。
 レクイエムのどこまでも澄み切った世界は、コルボが現在いかに高い境地に達しているかを示すもの。ソプラノソロによるサンクトゥスはまさに天上から降り注ぐような歌声、理想的なレクイエムの姿がここにある。のちに「小ミサ曲」として改作された「ヴレヴィユの漁師達のミサ」も収録されているのが心憎いところ。
 録音も秀逸。

MIR 028
\2500→¥2290
フォーレ:
 (1)レクイエム(1893年版)op.48
 (2)アヴェ・ヴェルム・コルプスop.65-1
 (3)アヴェ・マリアop.67-2
 (4)タントゥム・エルゴop.55
フォーレ/メサジェ:
 (5)ヴレヴィユの漁師達のミサ(のちに小ミサ曲に改作)
アナ・クインタンス(S)
ペーター・ハーヴェイ(Br)
ミシェル・コルボ指揮
シンフォニア・ヴァルソヴィア
ローザンヌ声楽アンサンブル



リチェルカール・コンソート
パーセル:ヴィオールのためのファンタジア集
MIRARE MIR 012 1CD\2500→¥2290

 パーセルといえば声楽作品、というのが常識だが、その常識が日本でのパーセルの不人気をもたらしている。バロックの声楽作品というのは一般の人には聴き馴染めない。しかし、パーセルの器楽作品、とくに弦楽合奏作品を聴くと、この人がやはりイギリスの最高の作曲家だったことを認識できる。優雅で気品があって、しかも美しい。
 さて、今回そのパーセルの「ヴィオールのためのファンタジア集」のアルバムが出る。フィリップ・ピエルロ率いる実力派古楽集団リチェルカール・コンソートによる演奏。
 パーセルのファンタジアは英国伝統の対位法で作られているのが特徴。響きも派手さはなく堅実な音楽。しかし反復低音上に音楽が展開するグラウンドは何度も繰り返して聴きたくなる不思議な魅力を持つ。
 フィリップ・ピエルロを筆頭にヴィオールの名手が一同に会した、なんとも贅沢豪華なアルバム。パーセルの人気復興に大きな役目を果たすだろう。

MIR 012
\2500→¥2290
パーセル:ヴィオールのためのファンタジア集
 グランドによる3声のファンタジア、パヴァーヌ、
 3声のファンタジア、4声のファンタジア、
 一音に基づく5声のファンタジア、
 6声のファンタジア「イン・ノミネ」、
 7声のファンタジア「イン・ノミネ」
リチェルカール・コンソート、
フィリップ・ピエルロ(指&Vn)
上村かおり、
ライナー・ツィッパリング、
エマニュエル・バルサ、
ミエネケ・ファン・デル・ヴェルデン、
ソフィア・デニズ、
フランソワ・フェルナンデス、
ルイス・オクラビオ・サント、
ジョバンナ・ペシ




パウル・ユオン 新譜2アルバム
MUSIQUES SUISSES 1CD¥2500→¥2290

 スイス&ドイツ系ロシア人作曲家で、タニェエフに学び、終始ロマンティックなスタイルで交響曲や室内楽に佳作を残したパウル・ユオン。
 「ロシアのブラームス」と呼ばれ、一般的認知度は低いものの、CDが少ないことと熱心なファンが多いことから、CDがリリースされると必ずちょっとしたベストセラーとなる。
 で、先日そのユオンのCDをリリースしたMUSIQUES SUISSESから2枚目、3枚目が。ひとつは弦楽四重奏曲を4つ収めた2枚組の力作。もうひとつは五重奏曲と室内交響曲というこれまた興味深い1枚。レントヘン(オランダ 1855-1932)、カリヴォダ(チェコ 1801-1866)と、時代・地理は違うが、最近キラリと光るセンスを見せてくれる無名の作曲家の発掘が続く。うれしい。

MGBCD 6242
(2CD)
¥4580
パウル・ユオン(1872−1940):
 弦楽四重奏曲Op.5/同ロ短調Op.11/
 同イ短調Op.29/同第3番Op.67
ニツィオル四重奏団
ロシアに生まれたパウル・ユオンはその後ドイツへ移住。スイスの市民権を持ちながらも人生の大半をドイツで過ごした作曲家である。ロマン派的な作風が特徴。チューリヒ・トーンハレ管とチューリッヒ歌劇場管のメンバーで構成されるニツィオル四重奏団による充実の演奏が光る。
MGBCD 6243
¥2290
パウル・ユオン:五重奏曲ニ短調Op.33
          室内交響曲Op.27
チューリヒ・トーンハレ管弦楽団の奏者たち
同じくパウル・ユオンの作品集。こちらは弦楽器、木管楽器、ピアノなどによる編成の2作品を収録。チューリヒ・トーンハレ管の奏者たちのレベルの高さは流石の一言!ロマン主義を持ち続けたユオンの作品を鮮やかに描いている。


<旧譜>

MGB CD 6202
¥2500→¥2290
パウル・ユオン(1872−1940):
 エピソード・コンチェルタント(Vn、Vc、Pのための)、
 神秘劇(チェロとオーケシトラのための交響詩)
ヨーロピアン・ファイン・アーツ・トリオ
[トマツ・トマチェフスキ(Vn)、
ピ・チン=チェン(Vc)、
フランソワ・キリアン(P)]
トマツ・ブガイ指揮
クラカウ・フィル
ユオンはスイスおよびドイツ系のロシア生まれの作曲家。モスクワ音楽院でアレンスキー、タニェエフに作曲を学んだ後、ベルリンに赴きさらなる研鑚を積んだ。彼の作品にはロシアの様式美がはっきりと表れており、管弦楽曲においてはチャイコフスキーの影響を受けたものが多い。また、ピアノ付きあるいはピアノなしの弦楽器のための優れた室内楽曲を数多く作曲したことから「ロシアのブラームス」と呼ばれるなど、その多彩で質の高い作品は高く評価されていた。





パウル・ザッハー〜指揮者と音楽の代弁者〜豪華ボックス
ハインリッヒ・シフ(Vc)、ロストロポーヴィチ(Vc)、
ハインツ・ホリガー(Ob&指揮)、パウル・ザッハー

MUSIQUES SUISSES MGBCD 6240
(4CD)¥10000→¥9390

 バーゼル室内管弦楽団、バーゼル・スコラ・カントルムを創設、多くの近現代作曲家への協力や資金援助を行いパトロンとしての役割も果たしたスイスの音楽家パウル・ザッハー。
 バルトークの「弦楽器、打楽器とチェレスタのための音楽」などザッハーの委嘱によって作曲された作品は数多く、近現代の音楽の発展に多大な影響を及ぼしたことは非常に有名である。
 今回のリリースは、ザッハーの代名詞でもある近現代音楽から、ハイドン、モーツァルトなど、1961年から1987年にかけて収録された音源を収めた貴重なボックス・セット。
 またマルタンではシフ、ベリオではロストロポーヴィチ、モーツァルトではホリガーなど、超一流のアーティストがソリストとして参加しているところもザッハーの偉大さの証明だろう。
 スイスの偉大なる音楽家の記録がスイスのレーベルから登場という素晴らしい企画である。

MGBCD 6240
(4CD)
¥10000→¥9390
パウル・ザッハー〜指揮者と音楽の代弁者
 ストラヴィンスキー:
  ヴェノーサのジェズアルド400年祭のための記念碑、
  宗教的バラード《アブラハムとイサク》、
  カンタータ《説教、説話、祈り》、3楽章の交響曲/
 ハイドン:交響曲第39番ト短調Hob.I-39/
 マルティヌー:リディツェ追悼/
 マルタン:チェロのためのバラード/
 バルトーク:弦楽器、打楽器とチェレスタのための音楽/
 ベリオ:夢の回想/
 ミヨー:歌劇《オルフェの不幸》/
 モーツァルト:オーボエ協奏曲ハ長調K.314/
 W・フォルトナー:アウロディ/
 H・ホリガー:2つのリスト・トランスクリプション、塔の音楽
ハインリッヒ・シフ(Vc)、
ロストロポーヴィチ(Vc)、
ハインツ・ホリガー(Ob&指揮)、
パウル・ザッハー指揮、
バイエルン放送響&合唱団、
バーデンバーデン・フライブルク南西ドイツ放送響、
バーゼル室内管&合唱団、
バーゼル響
1961年から1987年。





ドゥ・ラ・サール
ショスタコーヴィチ/リスト/プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第1番
NAIVE V 5053 1CD\2300→¥2090

 1988年生まれの美貌と才能に恵まれたピアニスト、リーズ・ドゥ・ラ・サール。次なる新譜は初の協奏曲。
 ショスタコーヴィチのピアノ協奏曲第1番では、プラハ室内管でも活躍するトランペッター、ガボル・ボルドツキ(ソニーからリリースあり)がソロ・パートで演奏しているのも注目の点。ピアノのパートも、シンプルな響きの中にリーズの感性がきらりと光る名演。リストの協奏曲も、冒頭の華々しいピアノのパッセージのものすごい迫力には圧倒される。第3楽章のスケルツァンドの雰囲気も軽妙洒脱。プロコフィエフも、ちりばめられた技巧のひとつひとつをリーズはいとも簡単にこなしており、見事。
 指揮のローレンス・フォスターは2007年5月のN響定期でも来日が決まっている。グルベンキアン管は創立40年以上の中堅管弦楽団.リーズの若き才能を好サポートしている。

V 5053
\2300→¥2090
(1)ショスタコーヴィチ:ピアノ協奏曲第1番
(2)リスト:ピアノ協奏曲第1番変ホ長調
(3)プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第1番変ニ長調op.10
リーズ・ドゥ・ラ・サール(P)
ローレンス・フォスター指揮
グルベンキアン管
ガボル・ボルドツキ(Tp)(1)



イリヤ・グルベルト新譜
エルンスト:ヴァイオリン協奏曲「悲愴協奏曲」
NAXOS 8.557565 1CD¥990

 全然無名である。
 しかしイリヤ・グルベルトはチャイコフスキー・コンクールで優勝とゴールド・メダルをあわせて受賞した紛れもない天才。
 デビュー後初のCDでとんでもないチャイコフスキーのコンチェルトの演奏を聴かせてくれて(は・・・廃盤・・・)、慌ててプロフィールを見たらそういう経歴だった。なのでコンクールの経歴が先に歩いているタイプのアーティストではない。一音一音に「意味」と「美しさ」を載せることのできる稀有のヴァイオリニスト。
 ただロシアン・ディスクが活動停止となりその後ぱったりと消息を聞かなくなったが、CHANDOSがその才能を買って契約を結び、パガニーニをリリース。どちらかというともっと大曲のほうが似合うグルベルトではあったが、もちろんそんじゃそこらのヴァイオリニストでは聴けない熱く厚い演奏を響かせてくれた。しかしそれからまた消息不明。5年後ようやく復活、CHANNEL CLASSICSからショスタコーヴィチの「24の前奏曲」ヴァイオリン&ピアノ版をリリース。鬼才と芸達者の両面を見せてくれた。そしてさらに2年後、NAXOSからミヤスコフスキーとヴァインベルクという、地味ながらファン歓喜の新譜をリリース。そして今回はそれから3年。マイナー系コンチェルト集第2弾(シリーズにしているのかどうか不明だが)。
 この稀代の天才ヴァイオリニスト、もちろんNAXOSからでてきてくれるだけでありがたいのだが、どういてもっと大曲を録音させてあげるところが現れないのか・・・。

8.557565 エルンスト(1 8 1 4 - 1 8 6 5):
 <ヴァイオリンと管弦楽のための音楽>
 ロッシーニの「オテロ」のアリアによる幻想曲/
 ヴァイオリン協奏曲「悲愴協奏曲」/悲歌/
 ヴァイオリン小協奏曲ニ長調/「パパゲーノ」によるロンド
イリヤ・グルーベルト(Vn)、
ドミトリ・ヤブロンスキー指揮
ロシア・フィルハーモニー管
「庭の千草(夏の名残のバラ)による演奏会用変奏曲」がアンコール・ピースとして有名な、1 9世紀のヴィルトゥオーゾ・ヴァイオリニスト兼作曲家。パガニーニと並び称されるその作品は、すべてヴァイオリンのテクニックを100%引き出します。ヴィエニャフスキが使っていたグァルネリを手に、グルーベルトが自在な演奏を聴かせる。

<グルベルト旧譜>

BRILLIANT
BRL 92233
(2CD)
\1040
ロマンティック・ヴァイオリン協奏曲集
 (1)メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調Op.64
 (2)チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.35
 (3)ブラームス:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.77
 (4)ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲 ト短調 Op.26
エミー・ヴェルヘイ(Vn)
ヴラディミール・スピヴァコフ(Vn)
ヴァン・デン・ボーレン(Vn)
イリヤ・グルーベルト(Vn)
グルベルトのブルッフがこっそり入っている。
CHANDOS
CHAN9492
¥2300→¥2090
パガニーニ:ヴァイオリン協奏曲第1、2番 イリヤ・グルベルト(Vn)
オーベリアン指揮、モスクワ室内O
ロシアン・ディスクが活動停止となり消息不明となっていたが、このアルバムで久々登場。
CHANNEL CLASSICS
CCS 16398
¥1990
ショスタコーヴィチ:ヴァイオリンとピアノのための作品集
 ショスタコーヴィチ/D・ジガノフ&A・ブロック編:
   24の前奏曲 op.34(ヴァイオリン&ピアノ版)
 ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン・ソナタ op.134
 ショスタコーヴィチ/G・グリークマン編:3つの幻想的な踊り
イリヤ・グルベルト(Vn)
ヴラディミール・トロップ(P)
圧巻は24の前奏曲のヴァイオリン&ピアノ版。ショスタコーヴィチはヴァイオリンとピアノのための作品をあまり残していない。ピアノのための名作「24の前奏曲」がヴァイオリンのための新たなレパートリーとなりうることを示すリリースとなりそう。
イリヤ・グルベルトはチャイコフスキー・コンクールで第一位とゴールド・メダルをあわせて受賞した名手。ピアノはご存知トロップ教授。DENONからロシアものをリリースしてレコード・アカデミー賞を受賞するなど、こちらは日本にはお馴染み。逆に今チャンネル・クラシックスから登場というのも興味深い。
NAXOS
8.557194
¥990
ミャスコフスキー:ヴァイオリン協奏曲
ヴァインベルク(1919-1996):ヴァイオリン協奏曲
イリヤ・グルーベルト(Vn)
ドミトリ・ヤブロンスキー指揮
ロシア・フィルハーモニー管
全曲を通して抒情的なメロディが流れ続け、第3楽章はバレエのような音楽が展開されるミャスコフスキー。あまりにもショスタコーヴィチ的なヴァインベルク。師コーガンから曲と音楽性を受け継いだグルーベルトの爽快な演奏。




デプリースト指揮&ロンドン響/マーラー:交響曲第5番
NAXOS 8.557990 1CD¥990

 今までは世界で珍しい黒人指揮者ということだけで知られていたが、都響のシェフになって日本でもようやく名前が広く知られ、その徳のある人格と深い音楽性から一気に人気指揮者へとなりつつあるデプリースト。
 スケールの大きなさわやかな演奏がこの人の持ち味だが、今回なんとNAXOSでマーラーをリリース。オケもLSO。全集になるのか、デプリースト・チクルスとなるのか現時点では不明だが、とにもかくにもこのメジャー大作のリリースは嬉しい!

8.557990 マーラー:交響曲第5番 ジェームス・デプリースト指揮
ロンドン響


プティジラール&ボルドー・アキテーヌ国立管
ラヴェル:バレエ音楽「ダフニスとクロエ」(全曲)
NAXOS 8.570075 1CD¥990

 「エレファント・マン」のオペラの作曲家として知られるプティジラール。ときどき演奏家としても顔を出すが、今回はラヴェルの「ダフニスとクロエ」。しかも全曲。「まさにフランス!」という洗練された音楽をいつも作り出していたプティジラールがこの幻想的で古代ギリシャの美を思わせるこのバレエ音楽をどう描き出すのか。またオケがワインの生産地として有名なボルドーの地方オーケストラだというのが食指をそそる。純正度100%の粋なフランス音楽。

8.570075 ラヴェル:バレエ音楽「ダフニスとクロエ」(全曲) ローラン・プティジラール指揮
ボルドー・アキテーヌ国立管、
ボルドー歌劇合唱団、
サミュエル・コールズ(Fl)


セレブリエール/ショスタコーヴィチ:バレエ音楽「黄金時代」
NAXOS 8.570217-18 (2CD)¥1980

 そろそろ世界的に頭角を現してもよさそうなのに、おそらく世間的立ち回りが下手なのだろう、なかなかメジャー・レーベルからは登場しない天才セレブリエル。そうこうしているうちにNAXOSからショスタコーヴィチの大作をリリース。人気は高いがカタログの少ないアイテムだけにセレブリエルの録音はずっと代表盤となるだろう。

8.570217-18
(2CD)
ショスタコーヴィチ:バレエ音楽「黄金時代」(全曲) ホセ・セレブリエール指揮
ロイヤル・スコティッシュ管
ショスタコーヴィチ生誕1 0 0年におくるナクソスのトリは、魅力的な小品が多数あるバレエ音楽の全曲版。1 9 3 0年に初演された際の記録をベースに、第3幕の冒頭には「二人でお茶を(タヒチ・トロット)」を挿入。アイヴズや20世紀ロシア(ソヴィエト)音楽を得意とする指揮者が、鮮烈に描き出す演奏。



エッシェンバッハ指揮&フィラデルフィア管
サン=サーンス:交響曲第3番『オルガン付き』
ONDINE ODE 1094(SACD Hybrid) 1CD\2500→¥2290

 「オケコン」「チャイ5」「マラ6」と続いたエッシェンバッハ&フィラデルフィア管との録音も佳境にさしかかり、今回登場するのは「オルガン付き」!
 ヴェリゾン・ホールに据え付けられた6938本のパイプと110のストップを備えた巨大オルガンが活躍するサン=サーンスのオルガン交響曲と、プーランクのオルガン協奏曲、バーバーのオルガンと管弦楽のための祝祭トッカータという超ポピュラー・オルガン三昧のプログラム。
 ソロはパリのノートルダム寺院大聖堂正オルガニストのオリヴィエ・ラトリー。彼の魅力は何と言っても光り輝くクリスタルのような音色。超絶技巧と豊かな音色を堪能できる。ヴェリゾン・ホールのこの巨大オルガンは、2006年5月11日に初披露され、この新オルガンのために作曲されたジェラルド・レビンソンの“Toward Light”が初演された。ヨーロッパのオペラハウスのような構造のヴェリゾン・ホールの特徴を活かした非常に伸びやかなサウンド。

ODE 1094
(SACD Hybrid)
\2500→¥2290
サン=サーンス:
 交響曲第3番ハ短調 作品78『オルガン付き』
プーランク:オルガン、弦楽とティンパニーのための協奏曲 ト短調
バーバー:祝祭トッカータ
エッシェンバッハ指揮
フィラデルフィア管
オリヴィエ・ラトリー(Org:フレッドJ.クーパー記念オルガン使用)
録音:2006年5月(ライヴ)  フィラデルフィア、ヴェリゾン・ホール エグゼクティヴ・プロデューサー:ケヴィン・クラインマン プロデューサー:マーサ・デ・フランシスコ エンジニア:エヴェレット・ポーター、チャールズ・ギャニオン2ch. Stereo 5.0ch. Surround


エッシェンバッハ/ONDINE旧譜

KDC 5014
(2SACD Hybrid)
\3800→¥3490
=オンディーヌ・フィラデルフィア・エディション=
マーラー:
 (1)交響曲第6番イ短調「悲劇的」
 (2)ピアノ四重奏曲イ短調(1876)
(1)エッシェンバッハ指揮
フィラデルフィア管
(2)クリストフ・エッシェンバッハ(P)
フィラデルフィアO.のメンバー
(デイヴィッド・キム(Vn)
チューン=ジン・チャン(Va)
エフェ・バルタチギル(Vc))
バルトーク、チャイコフスキーにつぐエッシェンバッハ&フィラデルフィア管によるシリーズ最新作はマーラーの「悲劇的」。音楽監督エッシェンバッハのもと、華麗をきわめた“フィラデルフィア・サウンド”が全開!舞台左右両翼に並んだヴァイオリン。最近話題の楽章配置はアバド、ヤンソンスらとは異なり、2楽章スケルツォ、3楽章アンダンテの順による演奏といったポイントに加え、なにより現代屈指のマエストロがスーパー・オケを鳴らし切って、破格のスケールで展開される音楽はまさに圧巻というほかない。そして当シリーズの目玉といえるのが驚異的な録音。SACDフォーマットを活かしメジャーレーベルでの経験も豊かな最高の布陣による仕事が確認できる。カップリングは交響曲と同じ調性による若き日の四重奏。名手エッシェンバッハがフィラデルフィアのトップ・メンバーと親密なアンサンブルを聴かせている。なお、今回は特別に日本語のオビに加えて、音楽評論山崎浩太郎氏による充実の解説つきというのも大きな魅力となっている。スリップケース入りの豪華仕様。日本語オビ・解説つき録音:(1)2005年11月(ライヴ) (2)2006年3月フィラデル フィア、ヴェリゾン・ホール5.0サラウンドステレオ
ODE 1076
(SACD Hybrid)
¥2400→¥2190
チャイコフスキー:
 交響曲第5番 ホ短調 作品64
 四季 作品37b*
クリストフ・エッシェンバッハ(指&P*)
フィラデルフィア管
録音:2005年5月 ライヴ録音
ODE 1065
¥2400→¥2190
ルーセル:
 バレエ〈バッカスとアリアーヌ〉作品43
 組曲第1番・第2番、
 交響曲第2番 変ロ長調 作品23
クリストフ・エッシェンバッハ指揮
パリ管
録音:2005年2月モガドール劇場(パリ)、2005年7月パリ音楽院(交響曲)
ODE 1072
(SACD Hybrid)
¥2400→¥2190
バルトーク:管弦楽のための協奏曲
マルティヌー:交響詩「リディツェ追悼」
G.クライン:弦楽のためのパルティータ(サウデク編)
エッシェンバッハ指揮
フィラデルフィア管
録音:2005年5月 ライヴ・レコーディング ヴェリゾン・ホール(フィラデルフィア)
ODE 1030
¥2400→¥2190
ブルックナー:
 交響曲第4番「ロマンティック」(ノヴァーク版)
クリストフ・エッシェンバッハ指揮
パリ管
録音:2003年2月3日パリ、放送用公開ライヴ




ブッフビンダー/ライヴ/ラヴェル:ピアノ協奏曲
ORF CD469 (2CD)¥4600→¥4180


 ブッフビンダーのライヴ2枚組。弾き振りのハイドンも興味深いが、サヴァリッシュとの共演によるシューマン、そしてブッフビンダーにはあまり似合わないラヴェルなど、ライヴならではの緊迫感ある演奏が期待できそう。
 巨匠ブフビンダーは1946年ボヘミアで生まれ、ウィーン三重奏団の一員として初来日した。1966年にはヴァン・クライバーン国際コンクールで特別賞を受けた。古典派・ロマン派の作品をレパートリーの中心とし、ベートーヴェンの解釈で高い評価を得ていているが、20世紀の作品も多数演奏している。100点以上の録音にはハイドンの全ピアノ曲やモーツァルトの全ピアノ協奏曲が含まれる。この録音の古典作品にも伝統に根差した確固とした形式感が感じられる。
 2007年5月に来日し、N響とブラームスの協奏曲第1番を演奏する予定。

CD469
(2CD)
¥4180
(1)ハイドン:ピアノ協奏曲ニ長調Hob. XVIII-11
(2)シューマン:序奏とアレグロ・アパッショナータト長調op. 92
(3)ラヴェル:ピアノ協奏曲ト長調
(4)モーツァルト:
  「ああ、お母さん聞いて」による変奏曲ハ長調KV265/
 シューマン:交響的練習曲
(5)シューマン:幻想曲ハ長調
ルドルフ・ブフビンダー(P)
(1)ブフビンダー指揮
(2)ヴォルフガング・サヴァリッシュ指揮
(3)マルチェッロ・ヴィオッティ指揮
(1)(2)(3)ウィーン響
(1)1994年6月(2)2003年3月(3)2004年1月(4)2000年5月(5)1991年6月録音



ビオンディも登場!
レゾナンツェン2006−外国人、異端者、反逆者
ORF CD476 (3SACD)¥6900→¥6270

 レゾナンツェンは1993年から毎年、ウィーン交響楽団が本拠とするウィーン・コンツェルトハウスが開催している古楽音楽祭。毎年テーマが設定され、中世からバロックまでの様々な音楽が開催される。2006年は1月21日から29日まで演奏された。今回はやはりビオンディのヴィヴァルディが注目される。

CD476
(3SACD)
¥6270
「レゾナンツェン2006−外国人、異端者、反逆者」
 (1)ヴィヴァルディ:歌劇「バヤゼット」から/
  カルロ・ファリナ(1600頃-1640):
   風変わりなカプリッチョ「気晴らしのクオドリベット」/
  コレッリ:合奏協奏曲ニ長調op.6-4/
  テレマン:序曲ニ長調TWV55D12〜無窮動
 (2)ヘンデル:歌劇「リナルド」から「いとしい婚約者」「風よ、旋風よ」/
  ヴィヴァルディ:歌劇「狂乱したオルランド」から
    「あなたによってだけ」
 (3)フィレンツェ民謡(過ぎ越しの祭りの歌)
   「なぜ今夜は/私たちはかつて奴隷だった」/
  ジュゼッペ・チェンチ(-1616):
   逃げろ、逃げろ、逃げろ(マントヴァの踊り)/
  フェッラーラ民謡「子ヤギ」
 (4)ヨハン・ヴァレンティン・メダー(1649-1719):
  2つのヴァイオリンと通奏低音のためのトリオ(シャコンヌ)/
  対話のカンタータ「人々は何をぶつぶつ言うのか」
 (5)ルクレール:
    ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタハ長調op. 5-10/
   C.P.E.バッハ:
    フルート、ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタニ短調Wq145
 (6)アンダルシア地方民謡
 (7)ヘンデル:歌劇「ロンゴバルディ王妃ロデリンダ」からメヌエット/
  「無慈悲な人たちよ、あなたたちに誓う」「私はあなたを抱き締める」
  「すべての残酷な苦しみから」「暗い夜のあとに」他
(1)ファビオ・ビオンディ指揮
エウロパ・ガランテ
(2)フィリップ・ジャルスキー(C-T)、
ジャン=クリストフ・スピノシ指揮
マテウス合奏団
(3)アンサンブル・ルチダリウム
(4)ペーター・コーイ指揮
セッテ・ヴォーチ、デ・プロフンディス
(5)ヒロ・クロサキ(黒崎弘嗣)(Vn)、
ウィルベルト・ハーゼルゼット (Fl)
(6)ベゴニャ・オラヴィデ指揮
ムデハル
(7)アラン・カーティス指揮
イル・コンプレッソ・バロッコ他
2006年1月ライヴ録音


ORF注目最新新譜
1CD¥2300→¥2090

 放送音源系レーベルらしく、ナマの熱い演奏を聴かせてくれるORF。
 今回は4点、古楽ファンならずとも注目のアルバムが。
 ひとつはヒロ・クロサキのバッハ、次はサヴァール、ショルが登場するトリゴナーレ音楽祭2005、続いて四半世紀前の録音だがジュディス・ネルソン、ヤーコプス、クリスティらの名前が連なるチェスティのアリア集、最後がコープマン、ヘレヴェッヘ、ジャルディーノ・アルモニコも顔を出す豪華な古楽祭「メルク修道院国際バロック週間2003・2004」のアルバム。こうしたライヴ録音でこそ、古楽・バロックを聴く楽しみがある。

CD 449
(SACD)
¥2090
「J.S. バッハ:ヴァイオリン・ソナタ集」
 ヴァイオリン・ソナタハ短調BWV1017/
 無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番ニ短調BWV1004/
 ヴァイオリン・ソナタト長調BWV1019
ヒロ・クロサキ(黒崎広嗣)(Vn)、
ヴォルフガング・グリュクサム(Cemb)
黒崎はウィーン音楽院で学んだ後ナタン・ミルシテインに師事し、ヴィエニャフスキ・コンクールとクライスラー・コンクールに入賞した。長年バロック・ヴァイオリンとその奏法を研究し、ロンドン・バロックなどの合奏団のリーダーを務めている。2005年6月トリゴナーレ音楽祭でのライヴ録音
CD 450
¥2090
「トリゴナーレ音楽祭2005」
 (1)ダウランド:「ラクリメ、又は7つの涙の曲集」から10曲
 (2)ブクステフーデ:
  カンタータ「安らぎと喜びもてわれは逝く」から/主をたたえよ/
 シュメルツァー(1620頃-1680):フェルディナント3世の死への哀歌/
 ヨハン・クリストフ・バッハ:
  独唱カンタータ「ああ、たっぷりと水さえあれば」他
(1)ジョルディ・サヴァール(指揮、Gamb)、
エスペリオンXXI
(2)アンドレアス・ショル(C-T)、
コンチェルト・ディ・ヴィオーレ、バーゼル・コンソート
この古楽音楽祭は2003年に始まり、オーストリア南部のケルンテン州で毎年開催される。1750年以前に作曲された知られていない作品を初演することや、知られていない演奏家をデビューさせることを目的としている。 2005年6月録音
CD 451
(2CD)
¥4180
アントニオ・チェスティ(1623-69):「パスティッチョ」
 (歌劇「黄金のりんご」「アルジア」「ティート」「オロンテア」
  「ドリア人」「セミラミ」からアリアとデュエット集)
ジュディス・ネルソン(S)、
ルネ・ヤーコプス(C-T)、
木村美穂子(Vn)、
ウィリアム・クリスティー(Cemb, Org)他
チェスティはバロック中期のヴェネツィア楽派を代表する作曲家で、15曲の歌劇を作曲した。パスティッチョは寄せ集めという意味で、様々な歌劇から選ばれたアリアが並べられている。1980年インスブルック古楽週間でのライヴ録音
CD 457
(3CD)¥6270
「メルク修道院国際バロック週間2003・2004」
 (1)J.S. バッハ:
  カンタータ「いざ、晴れやかなラッパの鳴り渡る響きを」BWV207a
 (2)ヴァーゲンザイル(1715-77):
  オルガンと2つのヴァイオリンのための協奏曲へ長調
 (3)作曲者不詳:生活のパッサカリア/
  ルチッラ・ガレアッツィ:
  ああ、美しい生活/ガルガノのタランテラ(プーリア民謡)/
 アタナシウス・キルヒャー(1601-80):ナポリのタランテラ/
 ジョヴァンニ・ジローラモ・カプスペルガー(1580頃-1651):
  第1旋法のトッカータ他
 (4)デュファイ:ミサ「もし顔が青いなら」/
 ヴァーゲンザイル:シンフォニアト短調WV418/
 ビーバー(1644-1704):ミサ ex B
 (5)W.F. バッハ:シンフォニアヘ長調/
  C.P.E. バッハ:シンフォニア変ロ長調Wq182-2/
  ホセフ・デ・トレス(1665頃-1738):
   非常に神聖なカンタータ「飛べ、愛の深い小蜂」「神の蜂の巣」他
 (6)J.S. バッハ:カンタータ「神のみわざは善きかな」BWV99
(1)トン・コープマン(指揮、Org)、
アムステルダム・バロック管・合唱団、
デボラ・ヨーク(S)、
(2)ロベルト・センシ指揮
ウィーン・ピッコロ・コンチェルト、
エンリコ・バイアノ(Org)、
(3)ルチッラ・ガレアッツィ、
マルコ・ビスリー(歌)、
クリスティナ・プルハー指揮
アルペッジャータ
(4)ヒリヤード・アンサンブル
(5)ジョヴァンニ・アントニーニ指揮
ジャルディーノ・アルモニコ
(6)フィリップ・ヘレヴェッヘ指揮
コレギウム・ヴォカーレ・ヘント、
ジビラ・ルーベンス(S)、
シュテファニー・ホウツェール(A)、
トーマス・バウアー(T,Bs)
メルクはウィーンの西方にある都市で、ここに11世紀に創設されたベネディクト派修道院とその周辺で毎年バロック週間が開催される。コープマンら古楽の代表的な演奏者たちが出演している。2003年6月・2004年5月ライヴ録音




ORFEO アラベラ・美歩・シュタインバッハー、待望の新譜!
ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン協奏曲第1&2番

 ムターに次ぐ期待の女流ヴァイオリニスト、アラベラ・美歩・シュタインバッハー。
 来日コンサートでは力強い演奏を披露し聴衆を驚かせ、ストラディヴァリウス「ムンツ」(1736年製/日本音楽財団貸与)、ムターから贈与された弓、最高の演奏環境を見事自分の手中におさめ、その美貌とともに観客を魅了した。
 待望の新譜は2006年に生誕100年を迎えたショスタコーヴィチのヴァイオリン協奏曲。
 第1番は沈鬱な色彩、感情を厳しく制御した熟考された音楽。彼女の力強さ、難曲に果敢に挑む姿勢が聴くものに激しい緊張感を与える。第2番は第1番の素晴らしさに曇りがちだが、ひねりのある旋律が要所要所に実に効果的にあらわれる。彼女の底鳴りする深き音色が、哀愁を帯びたメロディーを浮かび上がらせている。1作品ごとに変化をみせるアラベラ・美歩・シュタインバッハーの著しい成長を感じ取ることの出来る1枚。
 共演のアンドリス・ネルソンはラトヴィアの首都リガで音楽一家の元に生まれた現在28歳の若手指揮者。2003年からラトヴィア国立オペラの首席指揮者をつとめ、2006/7シーズンからは北西ドイツフィルハーモニック管の音楽監督に就任。アラベラ・美歩・シュタインバッハーと組んでフレッシュな演奏を披露している。

ORFEO 687061
\2400→¥2190
ショスタコーヴィチ:
 ヴァイオリン協奏曲第1番作品77
 ヴァイオリン協奏曲第2番作品129
アラベラ・美歩・シュタインバッハー(Vn)
アンドリス・ネルソン指揮
バイエルン放送響
録音:2006年5月

旧譜 1CD\2400→¥2190

ORFEO 686061
\2400→¥2190
ラテン・アルバム
 ピアソラ(1921-1992):
  リベルタンゴ(ヴィーンハルト編)、
  アディオス・ノニーノ(オスバルド・カロー編)、
  天使のミロンガ(オスバルド・カロー編)、
  オブリビオン(ヴィーンハルト編)、
 レビラード(オスバルド・カロー編)
 ポンセ: エストレリータ(ヘイフェッツ編)
 ファリャ:スペイン舞曲(クライスラー編)、火祭りの踊り
 クライスラー:ジプシーの女
 ヒナステラ:
  パンペアーナ第1番、ヴァイオリンとピアノのためのラプソディー
 アルベニス:タンゴOp.165/2
 ミヨー:ブラジリア(ヘイフェッツ編)
 ヴィラ=ロボス:ナナ、ポロ、黒鳥の歌
 ヴィーンハルト:サルサ(1966年)
 マイク・モウワー:
  ボッサ メレンゴヴァ(1958年)(ヴィーンハルト編)
 
アラベラ・美歩・シュタインバッハー(Vn)
ペーター・フォン・ヴィーンハルト(P)
ピアソラの強いリズムと物悲しい旋律を時には切なく時には激しく聴かせる。特にアディオス・ノニーノでは鬼気迫る演奏。ポンセの代表作エストレリータはハイフェッツがヴァイオリン独奏に編曲し有名になったが、原曲は甘く美しい歌曲。アラベラの演奏は外見とは裏腹で非常に男性的。エストレリータも甘さだけではなく、豪快で意志の強さを感じさせる。

<旧譜>

ORFEO 623041
\2400→¥2190
ハチャトゥリアン:
 チェロ協奏曲/ヴァイオリン協奏曲
ダニエル・ミュラー=ショット(Vc)
アラベラ・シュタインバッハー(Vn)
サカリ・オラモ指揮
バーミンガム市響
ハチャトゥリアンのヴァイオリン協奏曲。この曲には多くの名演がひしめくが、ヴァイオリンのアラベラ・シュタインバッハーがドロドロの民族性を抑えた現代的な演奏で爽快。確かに砂塵を舞う踊り子のようなニュアンスには欠けるかもしれないが、ともすると「ちょっと陳腐・・・」と思わせられるこの作品でこんなにもスマートな演奏を聴かせてもらったのは初めてかも。
ORFEO 646051
\2400→¥2190
ミヨー:
 ヴァイオリン協奏曲第1番 Op.93
 ヴァイオリン協奏曲第2番 Op.263
 春のコンチェルティーノ Op.135
 屋根の上の牡牛
アラベラ・シュタインバッハー(Vn)
ピンカス・スタインバーグ指揮
ミュンヘン放送交響楽団
録音:2004年3月15-19日
 ジャケットを見れば、まずその美貌で驚く。
 アラベラ・シュタインバッハー。
 1981年ミュンヘン生まれのヴァイオリニスト。母親が日本人で、日本とドイツのふたつの国籍を持つ。本名はアラベラ・美歩・シュタインバッハーという。子供の頃から注目されていて、彼女の才能を高く評価したアンネ=ゾフィー・ムターがいまも熱心に彼女を援助してあげているらしい。ギトリス門下ということだが、幸か不幸か音楽解釈は似ていない。先日のORFEO第一弾ハチャトゥリアンの爽快でスマートな弾きっぷりは実に見事。現在すでにそのエキゾチックで知的な美貌から、水面下ではかなりの人気を博しているらしい。日本でも何度もコンサートを開いており、日本での人気・知名度もこれからグングン上がっていくと思われる。
 今回はそのシュタインバッハーが独り立ち。CDレパートリーとしても貴重なミヨーのコンチェルトをリリース。
 多作家のミヨーだが、ヴァイオリン協奏曲はそれほど多くなく、番号付が3つと単一楽章の小協奏曲がある程度。このCDには、1番2番と春のコンチェルティーノに、有名なバレエ音楽「屋根の上の牡牛」を収録。一番のお勧めは1934年作の春のコンチェルティーノ、これは気の利いた曲。ヴァイオリンの音色の美しさが発揮できるような歌いまわしと、優しい色に彩られた伴奏オーケストラと、チャーミングなこと。1929年の第1番は10分ほどの短い作品。いかにも6人組の作品といった作風。一方1946年の第2番は堂々とした風格のある作品。特に第2楽章の濃厚さが格別です。そしてもちろん「屋根の上の牡牛」は超ゴキゲン・ナンバー。
 ちなみに指揮のピンカス・スタインバーグはウィリアムの息子。

 実は彼女、こっそり(でもないか)フェドセーエフとこんなアルバムを出していたりもする。
VISTA VERA
VVCD 00060
\1900→¥1490
期間限定特価
ハチャトゥリアン生誕100年記念演奏会
 ハチャトゥリアン:
  ヴァイオリン協奏曲*/+
  バレエ「スパルタクス」から アダージョ+
  バレエ「ガヤネー(ガイーヌ)」組曲+
  劇付随音楽「仮面舞踏会」から ワルツ#
アラベラ・シュタインバッハー(Vn*
ウラジーミル・フェドセーエフ指揮
モスクワ放送チャイコフスキー交響楽団
録音:2003年5月13日、モスクワ音楽院大ホール、ハチャトゥリアン生誕100年記念演奏会、ライヴ+1990年#





オリヴィエ・シャルリエ/モーツァルト:教会ソナタ
PAVANE ADW 7507/8 (2CD)¥4800→¥4380

 知る人ぞ知るフランスの名手、オリヴィエ・シャルリエ。
 フランスの演奏家は売り込み下手というか、そういうことに頓着しないというか、ものすごい才能がある人が呑気で気ままな演奏活動を送っていることが多い。この人もその一人。日本にフラフラ遊びに来ていないでどっか大きなレーベルと契約してドカンとおっきなアルバムを出せばいいのに、最近はデュティユーとかそのあたりばっかり録音してメジャーな曲に手を付けてくれない。

 1961年生まれ。10歳でパリ音楽院のジャン・フルニエのクラスに入り、14歳でヴァイオリンと室内楽で1等賞を得て卒業。在学中に、ブーランジェの知遇を得、シェリングからは1976年、特別に個人的な奨学金を受けた。17歳より、ロン=ティボーをはじめ国際的に権威あるヴァイオリンコンクールに入賞。またソリストとして、ヨーロッパ中のメジャー・オーケストラと名指揮者と共演。世界各国で絶大な評価を得ている。

 さて、そんなシャルリエの新作が、結構嬉しいモーツァルト教会ソナタ集。オルガンと器楽合奏によるこの曲は、大体オルガン作品集としてとらえられていて、今回のように明らかにヴァイオリン主導というアルバムはあまりない。聴いてぞくぞくするような名曲というよりは、厳かで質素な響きを楽しむというタイプの作品なので、バロック的・室内楽的なアルバムがあれば、と思っていた。もちろん聴いてみないとわからないが、なんとも典雅な香り漂うアルバムになっているような気がする。

ADW 7507/8
(2CD)¥4380
モーツァルト:
 教会ソナタ第1番〜第17番/序曲ハ長調K.399/
 フーガ ト短調K.401/同変ホ長調K.153/同ト短調K.154/
 小ジーグ ト長調K.574/アダージョとアレグロ ヘ短調K.594/
 アンダンテ ヘ長調K.616/幻想曲ヘ短調K.608
オリヴィエ・シャルリエ(Vn)、
フローラン・シゲティ(Vn)、
ドレル・フォドレーヌ(Vc)、
ウナル・アルテ(コントラバス)、
ジャン=ピエール・レコウディ(Org)、
ファビアン・ガルソー(Ob)、
ヴァンサン・バルテルミー(Ob)、
エリク・ソンブレー(Hr)、
ブルノ・アーミニース(Hr)、
レネ・マゼ(バロック・トランペット)、
エマヌエル・マルマニー(バロック・トランペット)、
ローレンス・ブリゴ(バロック・ティンバレス)




フィルシュホーン&レオンスカヤ
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第6番
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第3番
PAVANE ADW 7461 1CD¥2400→¥2190

 全然知らなかった。いまも、いろいろな資料で調べたが、詳しいことはわからない。
 フィリップ・フィルシュホーン。バルト三国の小国リトアニアが輩出した名ヴァイオリニストらしい。
 なんでも1965年のパガニーニ国際コンクールで第2位を獲得。続く1967年のエリザベート国際コンクールではクレーメルやカントロフを抑えて第1位になったという。あらまあ。
 全然知らなかった。
 で、今回レオンスカヤと組んでのヴァイオリン・ソナタ集。選曲は若干渋めだが、なかなかの難物ぞろい。1993年11月30日にアムステルダム・コンセルトへボウで開催したコンサートのライヴ録音、ということで、なぜ今頃突然出てきたかは不明だが、かなり食指をそそる1枚。

ADW 7461
¥2190
ベートーヴェン:
 ヴァイオリン・ソナタ第6番イ長調Op.30-1/
プロコフィエフ:ヴァイオリン・ソナタ第1番へ短調Op.80/
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第3番ニ短調Op.108
フィリップ・フィルシュホーン(Vn)、
エリザベート・レオンスカヤ(P)




ヴェデルニコフ&ボリショイ歌劇場管
ボリショイ・エクスペリエンス第2弾/くるみ割り人形
PENTATONE PTC 5186 091
(2SACDs Hybrid )¥4800→¥4490

 2001年突如辞任したロジェストヴェンスキーの後任として、わずか37歳という若さで名門「ボリショイ歌劇場」の音楽監督に抜擢されたアレクサンドル・ヴェデルニコフ。
 そのヴェデルニコフがPENTATONEからリリースした「ボリショイ・エクスペリエンス」シリーズ。期待の第2弾は、2006年2月に収録された「くるみ割り人形」を中心としたチャイコフスキー・アルバム。これこそボリショイ歌劇場の現在を証明する録音。
 若くして名門再建へ抜擢され、辣腕を振るうヴェデルニコフの冴え渡るタクトが今後の更なる飛躍への期待を抱かせてくれる!

PTC 5186 091
(2SACDs Hybrid )
\4800→¥4490
ボリショイ・エクスペリエンス〜
 チャイコフスキー:
  バレエ音楽《くるみ割り人形》Op.71/
  バレエ音楽《白鳥の湖》Op.20より パ・ド・ドゥ/
 歌劇《エフゲニー・オネーギン》Op.24より ポロネーズ
アレクサンドル・ヴェデルニコフ指揮、
ボリショイ歌劇場管&少年少女合唱団



ボリショイ・エクスペリエンス第1弾

PTC 5186 089
(SACD Hybrid)
\3200
ザ・ボリショイ・エクスペリエンス
 グリンカ:歌劇《イワン・スサーニン》より/
 A・ダルゴムイシスキー:歌劇《ルサルカ》より/
 チャイコフスキー:
  歌劇《イオランテ》より、歌劇《スペードの女王》より、
  歌劇《マゼッパ》より/
 ラフマニノフ:歌劇《アレコ》より/
 ボロディン:歌劇《イーゴリ公》より
アレクサンドル・ヴェデルニコフ指揮、
ボリショイ歌劇場管弦楽&合唱団
長き歴史を誇る名門「ボリショイ歌劇場」で音楽監督として辣腕を振るう若きマエストロ、アレクサンドル・ヴェデルニコフが再びペンタトーンに登場。チャイコフスキーやボロディンを筆頭に、ロシア・オペラの重要なレパートリーのハイライトを収録。ボリショイ歌劇場の魅力と実力が詰まった1枚。




ユリア・フィッシャー新録音
チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲
PENTATONE PTC 5186 095
(SACD Hybrid Multichannel)¥3200→¥2990


 BBCミュージック・マガジンの2006年ベスト・ニューカマー・アウォードに選出され、コンサートやリリースされた録音は世界中から大絶賛を受けるなど、現在最も注目を集めているヴァイオリン奏者ユリア・フィッシャー。
 この秋からは23歳という若さでドイツの名門フランクフルト音楽大学の教授に就任するなど、スケールの違いを証明する規格外の活躍を見せてくれている。

 この度リリースとなるメンデルスゾーン、モーツァルトに続く期待の最新盤は遂に王道のチャイコフスキー。
 1983年、ドイツ生まれの彼女がなぜロシアに惹かれるのか定かではないが、PENTATONEデビュー・アルバムがロシア作品であったことなどから考えるときっと何か特別な思いがあるのだろう。
 モーツァルトなどでお馴染みの組み合わせとなったクライツベルクが率いるロシア・ナショナル管とはデビュー盤となる「ロシアのヴァイオリン協奏曲集(PTC 5186 059)」で共演を行っており、お互いの相性や実力ともに不安は皆無。しかもチャイコフスキーというレパートリーなだけに最適な起用と言えるだろう。
 また「なつかしい土地の思い出」では、クライツベルクがピアノでユリア・フィッシャーをサポートするなど聴きどころ満載。風格を漂わせ王道に挑む若きミューズ。
 巨匠への道を確実に歩むユリア・フィッシャーの奏でる大名演に乞うご期待!!

PTC 5186 095
(SACD Hybrid Multichannel)
\3200→¥2990
チャイコフスキー:
 ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.35/
 憂鬱なセレナード変ロ短調Op.26/
 ワルツ・スケルツォOp.34/
 なつかしい土地の思い出Op.42
ユリア・フィッシャー(Vn)、
ヤコフ・クライツベルク指揮&P)、
ロシア・ナショナル管



ユリア・フィッシャー/コンチェルト録音集

PTC 5186059
(SACD Hybrid)
¥3200→¥2990
ユリア・フィッシャー・デビュー・アルバム/
  ハチャトゥリアン:ヴァイオリン協奏曲ニ短調
  プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲第1 番ニ長調Op.19
  グラズノフ:ヴァイオリン協奏曲イ短調Op.82 /
ユリア・フィッシャー(Vn)
ヤコフ・クライツベルク指揮
ロシア・ナショナル管
 ユリア・フィッシャー。1983年、ドイツ生まれ。
 6歳で音楽コンクール初出場初優勝して以来、出場した8回の国際コンクールすべてで優勝しているというが、なんとそのうち3回はピアノ演奏だというからその人間離れした音楽的才能にはおそれいる。
 2003年1月、マゼール&ニューヨーク・フィルとのシベリウスのヴァイオリン協奏曲でニューヨーク・デビュー。その演奏会はニューヨーク・タイムス紙で絶賛された。マゼールとはその後ニューヨーク・フィルとの全米・イタリアへのツアー、バイエルン放送交響楽団との日本ツアーでも共演。これまでCDは出ていなかったが来日もすでに3回を数え、業界関係者には知られる存在だった。とくに2003 年4 月のマゼール&バイエルン放送響の日本ツアーでは大反響を巻き起こしていた。
PTC 5186 064
(SACD Hybrid)
\3200→¥2990
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲集Vol.1
 ヴァイオリン協奏曲第3番ト長調K.216/
 同第4番ニ長調K.218/
 ヴァイオリンと管弦楽のための《アダージョ》ホ長調K.261/
 ヴァイオリンと管弦楽のための《ロンド》変ロ長調K.269
ユリア・フィッシャー(Vn/グァダニーニ 1750)
ヤコブ・クライツベルク指揮
オランダ室内管
 今回のモーツァルトではユリア・フィッシャー自身による自作のカデンツァを随所に盛り込んでいる点に注目。
 ●ヴァイオリン協奏曲第3番−第1楽章(ユリア・フィッシャー)/第2楽章(ヤコブ・クライツベルク)/第3楽章(サム・フランコ、ユリア・フィッシャー)
 ●ヴァイオリン協奏曲第4番−第1楽章&第2楽章(ユリア・フィッシャー)/第3楽章(ヨーゼフ・ヨアヒム)
 ●ヴァイオリンと管弦楽のための《アダージョ》(ユリア・フィッシャー)
 ●ヴァイオリンと管弦楽のための《ロンド》(ユリア・フィッシャー)
となんと全8トラック中、6トラックのカデンツァをユリア・フィッシャー自身が担当しているという。マルチの才能を見せる天才音楽家にのみ許される所業。
 演奏のほうも若き名匠クライツベルクのサポートを受けた22歳とは思えぬ深みと風格を感じさせてくれる充実の内容。
 なお今作のモーツァルト・アルバムはユリア・フィッシャーのピアノの師匠であり、彼女の音楽と人生に多大な影響を与えたアンスガー・ヤンケ教授に捧げられるという。
PTC 5186 094
(SACD Hybrid)
¥3200→¥2990
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲集Vol.2
 ヴァイオリン協奏曲第1番変ロ長調K.207/
 同第2番ニ長調K.211/同第5番イ長調K.219《トルコ風》
ユリア・フィッシャー(Vn)、
ヤコフ・クライツベルク指揮
オランダ室内管
 前作(PTC 5186 064)でも自作のカデンツァを随所に盛り込んだユリア・フィッシャー。今回も3曲全てで自身と指揮者クライツベルクによるカデンツァを用いるなどその積極的なスタンスは勢いを増すばかり。ユリア・フィッシャーの音楽に対する真摯な姿勢が音楽で表現されたモーツァルトは、聴き手に感動と至福の時間を届けてくれる。



話題になっていたCD−Rライヴ盤 1CD−R¥2400

PENTATONEによる正規盤の前に以下の3タイトルのCD−R盤が発売になっており、その圧倒的な存在感、情感たっぷりの歌い方はすでに話題になっていた。廃盤の際はご容赦ください。
ELS 02-283/4
(2CD)¥4800
ドヴォルザーク:序曲「謝肉祭」/ヴァイオリン協奏曲
ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」
ユリア・フィッシャー(Vn)
エッシェンバッハ指揮
ハンブルク北ドイツ放送響
彼女はシカゴ響デビューのときもエッシェンバッハとこのドヴォルザークを演奏し、これまでで最も印象に残る演奏だったと語っていた。
2002年9月24日、ハンブルクでの録音。音質極上、世界初出。
ELS 03-454 シベリウス:ヴァイオリン協奏曲(2002/6、ミュンヘン)
フランク:交響曲ニ短調(録音年月日不詳、インゴルシュタット)
マゼール指揮
ユリア・フィッシャー(Vn)
バイエルン放送響(シベリウス)
BRオーケストラ・アカデミー・インゴルシュタット(フランク)
 フランクは毎年ドイツのインゴルシュタットで行われる「夏のコンサート」でのライヴで、BRオーケストラ・アカデミーを指揮したもので、マゼールの強烈な個性に圧倒される。シベリウスもスケールの大きな伴奏も見事な出来だが、それ以上にソロの素晴らしさは特筆に値する。
 音楽ライター江藤光紀氏は、2000年6月のコンサートの模様を次のようにレポートしている。
 — ソリストのユリア・フィッシャーが17 歳の少女と知って卒倒。で、シベリウスのヴァイオリン協奏曲ですが、「これは凄い!」。日本音楽財団貸与のストラディヴァリがよく鳴っている上に、視覚的にもボーイングのロジックが分かる手本のような弓使い。ひとつひとつのフレーズがこれだけ丁寧にリアライズされているのも、年齢を考えれば驚異です。」・・・江藤光紀氏のコメントはおそらくこの日のものだろう。
2002年6月。音質良好 世界初出
LSU 1105-2 ブラームス:
 二重協奏曲、
 交響曲第2番、ハンガリー舞曲
ユロフスキ指揮
ベルリン放送響
ユリア・フィッシャー(Vn)
ダニエル・ミュラー=ショット(Vc)
2003年7月26日のライヴ。ダニエル・ミュラー=ショットはフィッシャーと長年パートナーを組んでおり、このブラ−ムスのダブル・コンチェルトも彼女の忘れられない演奏のひとつという。フィッシャーの自由奔放な天才性は、古典的名作の厳格な形式の中にも華々しくきらめく。ときに人生を切り裂くようなパッションが痛烈。音質良好 世界初出





ペーター・ヤン・マルテ&ヨーロピアン・フィル
ブルックナー交響曲第3番&第9番
各2CD¥4200→¥3890

 拙著「それでもクラシックは死なない!」でも取り上げた怪人ペーター・ヤン・マルテ。そのブルックナーの新録音が立て続けにドイツPREISERから登場。

 ペーター・ヤン・マルテはかなり変わった経歴の持ち主で、元はツェルハ・アンサンブルなどにも参加していた有名オルガニスト。1980年まで世界中でオルガニストとして活躍していたらしい。
 それが1981年にチェリビダッケと運命的な出会いをして指揮者に転向。活動を始める。しかし1986年にそのキャリアを中断し今度はインドへ向かう。そしてそこで音楽性を深めるために修行を積んだという。その演奏はトンデモ演奏の一歩手前というか、そのもの。チェリビダッケを彷彿とさせる超スロー・テンポと広大スケール。チベットの音楽や瞑想用音楽などをリリースしているpolyglobeレーベルから出ていたブルックナーの8番や4番、チャイコフスキーの5番では、吹き出したくなるほどの孤高演奏を堂々と展開していた。
 一方のヨーロピアン・フィルは、1996年にメニューインの強力なサポートにより設立された。もともとはユンゲ・エステルレイヒッシュ・フィル(オーストリア・フィル・ユース・オーケストラ)という名前で青年オーケストラだが、多くのヨーロッパの青年オケがそうであるようにこのオケもそうとうな技術レベルをもつ。
 
 これまでは噂ばかりが先行してあまり認知度が高くなかったヤン・マルテだが、今回のPREISERからのリリースによって一気にその知名度も人気も高まるに違いない。

PRCD 90715
(2CD)
\4200→¥3890
ブルックナー:交響曲第3番(マルテ版) ペーター・ヤン・マルテ指揮
ヨーロピアン・フィルハーモニー管
マニアの間で注目されていたオーストリアの指揮者で作曲家、オルガニストでもあるペーター・ヤン・マルテ。オルガニストとしてキャリアをスタートさせ、チェリビダッケに出会い指揮者に転向。ブルックナーについて独自の視点から取り組んできた実績を持っている。今回、プライザー・レーベルから登場する第3番もマルテ自身による新しいヴァージョン。マルテはすでに何度もこのヴァージョンを用いて演奏会を行っており内容にも期待が持てる。第3番1曲でCD2枚組、演奏時間にして実に88分弱という長大な録音。楽章の配置も後期風に変更され、第2楽章にスケルツォ、第3楽章にアダージョが置かれているなど、非常に興味深い1枚となっている。ヨーロピアン・フィルハーモニー管は、凄腕の若手楽員のオーケストラ。
PRCD 90728
(2CD)
\4200→¥3890
ブルックナー:交響曲第9番(マルテ版) ペーター・ヤン・マルテ指揮
ヨーロピアン・フィルハーモニー管
ジャケットには「RELOADED」とどぎつく書かれてあり、終楽章を自分で作ってしまったマルテの異常な意気込みを感じることができる。詳細は不明だが、マルテ版、というよりマルテが作り直した「ブルックナー交響曲第9番」という心構えでいたほうがいいと思う。




ヤン・マルテ PREISER 既出アルバム

 すでにPREISERのカタログからは消えている。入りますように。

PRCD 90637
\1900
“コンチェルト・インペリアーレ”
 スッペ:「軽騎兵」序曲
 ヴェルディ:「アイーダ」‐凱旋行進曲
 J.シュトラウス:
  エジプト行進曲,「こうもり」序曲,皇帝円舞曲
 ラヴェル:ボレロ
 マルテ:
  コンチェルト・インペリアーレ‐オーストリア皇帝讃歌による変奏曲
ペーター・ヤン・マルテ指揮
オイロペアン・フィルハーモニー管
ハプスベルク家の末裔、オットー・フォン・ハプスブルク氏臨席の演奏会でのライヴ。聴かれた方の話ではとってもゴージャスな響きらしい。ヤン・マルテ、ひょっとしてどこかの尊い血筋の持ち主か?
録音:2003年,インスブルック




シノーポリ&ドレスデン・シュターツカペレ
マーラー:交響曲第9番
R.シュトラウス:交響詩「死と変容」
PROFIL PH 07004 (2CD)\4600→¥4190

 シノーポリ。「アイーダ」演奏中に倒れて、そのまま亡くなってから5年。
 ここに収められた交響詩「死と変容」は、そのわずか3ヶ月前の録音。1992年以来首席指揮者を務めたドレスデン国立歌劇場管とのライヴである。リヒャルトのオペラや「英雄の生涯」「アルプス交響曲」など主要な管弦楽作品を録音している当コンビだが、「死と変容」はこの顔合わせでは初めて。死を予感させるような官能的なリヒャルトが聴けるか。
 そしてマーラーの9番。これはフィルハーモニア管とのスタジオ録音の3年後。93年録音との端的な違いの顕れとしては、第1楽章がおよそ5分、アダージョも2分半と、すべての楽章の演奏時間が拡大した結果、全曲が10分近くも長くなっている

  [シュターツカペレ・ドレスデン / 97年ライヴ]Ⅰ.32’51”+Ⅱ.16’54”+Ⅲ.14’12”+Ⅳ.28’18”(※実測値)
  [フィルハーモニアO. / 93年]Ⅰ.28’05”+Ⅱ.15’08”+Ⅲ.13’14”+Ⅳ.25’50”

 とくに終楽章をこれだけの時間かけて演奏したのはバーンスタインとエッシェンバッハくらいしか知らない。あの壮絶ドロドロ演奏がここでも繰り広げられているのか。
 いや、シノーポリならドレスデンの美点を極限まで結晶化させて、きっと想像以上の地獄絵図を見させてくれるはず。

PH 07004
(2CD)
\4600→¥4190
(1)マーラー:交響曲第9番ニ長調
(2)R.シュトラウス:交響詩「死と変容」Op.24
シノーポリ指揮
ドレスデン・シュターツカペレ
録音:(1)1997年4月6-8日ドレスデン、ゼンパーオーパー(ライヴ) (2)2001年1月10、11日ライプツィヒ、ゲヴァントハウス(ライヴ)



ハイティンク&ドレスデン・シュターツカペレ
ブルックナー:交響曲第6番
PROFIL PH 07011 1CD\2400→¥2190

 ハイティンク&ドレスデンによるブルックナー第6番。ようやく正規盤でのリリースが実現した。
 確かな耳を持つProfilレーベルの主宰ギュンター・ヘンスラー氏がアーカイヴのテープを聴きリリースを即決したというのも頷ける内容。ハイティンクにとって第6番はこれまでのところ70年のセッション録音に次いで2種目。現在では桂冠指揮者のポストにあるロイヤル・コンセルトへボウ管とともに、キャリアの若い時期に完成させたこの全集によって、以後ブルックナー指揮者としての確固たるポジションを築いてゆくことになる。当アルバムは急死したシノーポリの後を受け、ハイティンクがドレスデン国立歌劇場音楽監督に就任した翌年に行なわれたコンサートを収めたもの。ヨーロッパの伝統を体現した最高の楽器との呼び声高いオケを得たことで、より大きく魅力が開花している。いったいどうすればこんな音が出せるのかというほど、ニュアンスいっぱいのオーボエ・ソロが紡ぎ出す哀感がたまらないアダージョ。しなやかで潤いいっぱいの弦の美しさや、分厚いブラスの音。ここを聴いただけでも、これをハイティンク&ドレスデンの最上の仕事に数えることに何のためらいもな い。

PH 07011
\2400→¥2190
ブルックナー:交響曲第6番イ長調 ハイティンク指揮
ドレスデン・シュターツカペレ
録音:2003年11月3日ドレスデン、ゼンパーオーパー(ライヴ)



ヴァントとミュンヘン・フィル最期の演奏会
2001年9月15日の「ロマンティック」
PROFIL PH 06046 1CD¥2400→¥2190

 ニューヨーク・テロのあった翌々日。
 ガスタイク・ホールは一種異常な雰囲気だった。
 テロがあったからなのか。
 それとも、もうじきヴァントとミュンヘン・フィルとの最後の演奏会が近づいていることを聴衆たちが察していたからか。
 まさか。
 でも今思うとそんなふうにも思える。
 コンサート時に行われた黙祷も、そしてミュンヘンの聴衆としては極めて異例な熱狂的なスタンディング・オベーションも、なにかすべてが異常なコンサートだった。
 演奏自体はまったく落ち着いたもの。つつましく、穏やかで、美しい。・・・なのだが、何か虚無的な、闇に吸い込まれるような演奏だった。
 そしてそのコンサートの2日後、本当にヴァントとミュンヘン・フィルの最後のコンサートが訪れることになる。
 今回のCDはそのラスト・コンサートのライヴ。


PH 06046
¥2190
ブルックナー:交響曲第4番「ロマンティック」 ギュンター・ヴァント指揮
ミュンヘン・フィル
待望のミュンヘン・フィルとのブルックナー・シリーズ。ついに「ロマンティック」 の登場。この演奏会の半年後2002年2月14日にヴァントは90年の生涯を閉じた。数多いヴァントのブルックナーだが、耳の肥えた方ほどミュンヘン・フィルとの組み合わせに執着するのも道理で、ヴァント晩年の味わい、オーケストラの音色の適度な明るさ、弦の暖かみのある厚い響き、管楽器の比類ない美しさなど他に代え難い魅力にあふれている。
録音:2001年9月15日ガスタイク・ミュンヘン



ブロムシュテット、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管
カペルマイスター退任コンサート・ライヴ
QUERSTAND VKJK0604
(2SACD Hybrid)¥3600

 CD-Rでも発売となり、ファンの間ではすでに大きな話題となっていたライヴ。ブロムシュテットのゲヴァントハウス管カペルマイスター退任コンサート。正規盤がついに登場。
 終演後しばらく拍手が出ず、観客全員が恍惚としていたという。DI 05-012BでCD-R発売されたが、その終演後の拍手を変に編集しているということで別レーベルのKARNAが再びリリースしなおしたという異例の事態に。その緊張感と深い愛情にあふれた演奏は、聴くものすべての心を強く揺さぶった。
 DECCAを離れ、CD界からは遠ざかっていたブロムシュテットだが、昨年相次いで発売されたDECCA, BMG, QUERSTANDからのアルバムはいずれも非常に高い水準を誇った。今になってようやくブロムシュテットが非常に熟成された芸術家に成長したことを知ることになった。そんなブロムシュテットが愛したライプツィヒ・ゲヴァントハウス管との惜別のコンサートである。

VKJK0604
(2SACD Hybrid)
ブルックナー:交響曲第8番 ヘルベルト・ブロムシュテット指揮
ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管
録音:2005年7月1日ゲヴァントハウス・ライプツィヒ・ライヴ
 マズアの後任として、その厳しいトレーニングで音色を磨き上げて、キリッと引き締まったサウンドにゲヴァントハウス管を再教育したブロムシュテット。音楽の従順な下僕とも評したい敬虔なマエストロがそのコンサートで選んだ曲目は、ブルックナー畢生の名作、交響曲第8番。その短くないレコーディング・キャリアで初のレパートリーとなる。演奏は正に立派の一言。心持ちゆったりとしたテンポが採用され、見通し抜群のバランス感覚は正にブロムシュテットならでは。QUERSTANDが最近力を入れているSACDによる瑞々しい高音質もセールスポイント。80歳を目前とした現代最高の指揮者による年末最大の話題盤、名盤と言えるだろう。


<ブロムシュテット旧譜>


ブロムシュテット& ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管
来日記念盤! 最新ライヴ集
QUERSTAND VKJK 0507 (5CD)¥9500→¥8990

 ヨーロッパ楽壇での認知度は非常に高く、’98年からはゲヴァントハウス管の音楽監督を務め、ドイツのしぶい伝統をきっちり継承し続けたブロムシュテット。両者の録音は当初わずかに行なわれたが、その後まったくなくなってしまった。・・・ユニバ−サルのリストラで真っ先に矢面に立たされ、質のいい録音を残すものの本人のキャラクターと音楽性が地味だったためかもうひとつセールスが伸びず、あっさり切られてしまったのである。
 しかし聴けなくなると聴きたくなるのが音楽ファンの性分で、彼とゲヴァントハウス管との最新録音はいろいろなところで嘱望されていた。
 ・・・といっている間に、ついに2004/05 シーズンをもって彼はゲヴァントハウスを退くことになってしまった。結局彼とゲヴァントハウスの円熟の演奏をCDで聴くことはできないのか!なんとも・・・!
 ・・・と、そこに登場したのがこの5枚組。ブルックナーのみ1998年だが、あとは2000年以降。昨年9月、11月の超最新録音もある。さらにブルックナー3番、ブラームス2番は彼にとっては初録音。レーガーはオケにとってコンヴィチュニー以来のレパートリー。さらにメンデルスゾーンは、ブライトコプフ新全集による世界初録音というから興味は尽きない。

VKJK 0507
(5CD)¥8990
(1)ブルックナー:
  交響曲第3番「ワーグナー」(1873年第1稿)(1998/9/3,4)
(2)ブラームス:交響曲第2番(2000/4/27,28)
(3)ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」
(4)ニールセン:交響曲第5番(以上2000/10/5,6)
(5)ヨハン・アダム・ヒラー:序曲「狩」
(6)レーガー:ヒラーの主題による変奏曲
(7)ジークフリート・マトゥス:
 管弦楽のための協奏曲「RESPONSO」(以上2004/9/9,10)
メンデルスゾーン:
 (8)「ルイ・ブラス」序曲、
 (9)ピアノ協奏曲、
 (10)交響曲第3番「スコットランド」(2004/11/5,6)
ブロムシュテット指揮
ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管
ベルント・グレムザー(P)(9)
録音会場:ゲヴァントハウス大ホール


<最新アルバムとなった下記タイトルもすごい。>

DECCA
475 6550
¥2200→¥1890
R.シュトラウス:管弦楽作品集
 ブルレスケ ニ短調*
 歌劇:「ばらの騎士」〜第1幕のワルツ
 歌劇:「カプリッチョ」〜六重奏
 歌劇:「ばらの騎士」〜第2幕のワルツ
ジャン・イヴ・ティボーデ(Pf)*
ブロムシュテット指揮
ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管
 先日来日した両者の演奏会は、絶賛のうちに終了した。これで本当に両者の活動が終わってしまうのかと残念がる人も多く、CDリリースはほとんど止まってしまっていたけれど、ここに至るまで高い音楽的進化を続けてきていたのは間違いなかった。先日QUERSTANDからリリースされた豪華なボックスも、全編名演ばかりという高水準のアイテムで、今更ながら多くの音楽ファンはこの指揮者とオケの素晴らしさを堪能することができた。
 そうした反響を聞きつけたかのように、本来彼らの音源をしっかり発表すべき立場にあったDECCAが、今回申し訳なさそうに1996年と最新録音をリリースしてきた。曲はリヒャルト。このオーケストラにとって重要なレパートリーのひとつである。これによりブロムシュテットとゲヴァントハウスが我々の知らないところで築き上げていた黄金時代をまたひとつ聴くことができるようになった。
録音:1996年&2004年、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス



REGIS
マルティノ・ティリモ/モーツァルト:ピアノ作品全集完結

 たぐいまれな才能を持ちながら、なぜか日本ではあまり知られていない演奏家というのが多く存在する。
 ピアニストのマルティノ・ティリモもそのひとり。派手なパフォーマンスもメジャーな活動もしていないので(国内盤もずっとない)、日本のピアノ・ファンや評論家が知らなくても無理はない。しかし彼の数少ないリリース・アルバムは、それを聴いた人に必ずなにかを届けてくれる。実直・堅実な演奏だが、その誠実な音楽性が聴く人の心に自然に響くのである。彼のショパンやドビュッシーを、メジャー・レーベルの有名演奏家と並んで聴かせたら、案外ティリモの演奏を選ぶ人が多いような気がする。

 ティリモは、キプロスの音楽一家に生まれ、ヴァイオリン奏者であり指揮者でもあった父親からピアノとヴァイオリンの手解きを受けた。
 6歳でピアノ・デビュー、12歳で指揮者デビューし、1971年から1972年にかけてミュンヘンとジュネーヴの国際コンクールを制覇したというから、キャリアだけをみてもただものでないことがわかるはず。まあ、彼の音楽の前では瑣末なことだが。その後は、バルビローリ、ボールト、ザンデルリンク、マズアやラトルといった巨匠たちと共演を重ねるなど、名ピアニストとしての地位を確固たるものとしている。

 そんなティリモが、ドビュッシー、ヤナーチェクに続いてまとまった録音を出してくれた。モーツァルトである。彼の優しく、穏やかな表情がそのまま演奏ににじみ出たモーツァルト。世間では世界初出録音があるということが話題になっているというが、そのことではなく、名匠ティリモの貴重な演奏が聴けるということでこの全集は強く推したい。


RRC 5003
(5CD)
¥4500→¥4190


モーツァルト:ピアノ・ソナタ全集


分売

RRC 1251、1252、1253(以上既発売)、1254、1255をスリップケースに収納。
RRC 1251
¥900
モーツァルト:ピアノ独奏作品全集 Vol.1 ウィーンのモーツァルト
 幻想曲ハ短調 K.475/ソナタ第14番ハ短調 K.457
 ソナタ(第18番)へ長調 K.533(+ロンド K.494)
 ソナタ第16番変ロ長調 K.570
マルティノ・ティリモ

録音:2005年10月、ライプツィヒ、ゲヴァントハウス、メンデルスゾーンザール 
レジス・レーベル・オリジナル企画、キプロス出身のマルティノ・ティリモによるモーツァルトのピアノ独奏作品全曲録音シリーズの第1巻。レコーディング、エディティング、ミキシングはゲヌイン(Genuin)ミュージック・プロダクションが行っている。

RRC 1252
¥900
モーツァルト:ピアノ独奏作品全集 Vol.2
 ソナタ第5番ト長調 K.283/同第7番ハ長調 K.309
 同第9番ニ長調 K.311/同第8番イ長調 K.311/
 ロンド ニ長調 K.485
マルティノ・ティリモ

録音:2005年7‐8月、ライプツィヒ、ゲヴァントハウス、メンデルスゾーンザール

RRC 1253
¥900
モーツァルト:ピアノ独奏作品全集 Vol.3
 ソナタ第1番ハ長調 K.279/同第2番ヘ長調 K.280
 同第4番変ホ長調 K.282/同第6番ニ長調 K.284
マルティノ・ティリモ
録音:2005年7月、ライプツィヒ、ゲヴァントハウス、メンデルスゾーンザール
RRC 1254
¥900
モーツァルト:ピアノ・ソナタ集
 第12番ヘ長調 K.332
 第13番変ロ長調 K.333
 第15番ハ長調 K.545
 第17番ニ長調 K.576
マルティノ・ティリモ(P)
録音:2005年12月、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス、メンデルスゾーン・ザール
RRC 1255
¥900
モーツァルト:ピアノ・ソナタ集
 第3番変ロ長調 K.281
 第10番ハ長調 K.330
 第11番イ長調「トルコ行進曲付き」K.331
 「ああ、お母さん聞いて」による12の変奏曲
  (きらきら星変奏曲)ハ長調 K.265

マルティノ・ティリモ(P)

録音:2005年10月、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス、メンデルスゾーン・ザール

RRC 7002
(7CD)
¥6300→¥5990


モーツァルト:
 幻想曲・変奏曲・舞曲全集、
 初期&あまり知られていないピアノ作品集



分売

RRC 1256、1257、2072(以上既発売)、1261、2073をスリップケースに収納。
RRC 1256
¥900
モーツァルト:アンコール&プルミエール 小品名曲と珍曲集
 幻想曲ニ短調 K.397/
 同ハ短調 K.396/ロンド ニ長調 K.485
 同イ短調 K.511/6つのドイツ舞曲 K.509/
 アダージョ ロ短調 K.540
 メヌエット ニ長調 K.355(K.588b)/ジーグ ト長調 K.574
 アンダンティーノ変ホ長調 K.236(K.588b)
 グラスハーモニカのためのアダージョ ハ長調 K.617a
 2つの小フーガ(ヴァーセット)K.154a(*)
 コントルダンス K.534(「Thunderstorm」の2つの版)(*)
 コントルダンス K.deest(*)
マルティノ・ティリモ(P)
録音:2006年2月、ライプツィヒ、ゲヴァントハウス、メンデルスゾーンザール REGISのオリジナル録音。(*)世界初録音と思われるとのこと。
RRC 1257
¥900
モーツァルト:
 ロンドンのスケッチブック K.15a-qq
 (様々な調による39の小品)

マルティノ・ティリモ(P)

録音:2006年4月、ライプツィヒ、ゲヴァントハウス、メンデルスゾーンザール REGISのオリジナル録音。
RRC 2072
(2CD)
¥1800
モーツァルト:アーリー・ワークス&レアリティーズ
 [初期のピアノ作品]
  4つの小品 K.1a-d/5つの小品 K.1-5/アレグロ ハ長調 K.9a
  小品へ長調 K.33B/メヌエット ニ長調 K.94
  ブッターブロート K.deest(*)/12のメヌエット K.103(*)
  ソナタ楽章変ロ長調 K.400/ソナタ ヘ長調 K.Anh.135(547a)
  アレグロとメヌエット変ロ長調 K.498a/ソナタ楽章ト短調 K.312(590d)
 [あまり知られていないピアノ作品]
  転調する前奏曲 K.624/前奏曲(カプリッチョ)ハ長調 K.395
  前奏曲(幻想曲)とフーガ ハ長調 K.394
  自動オルガンのためのアンダンテ ヘ長調 K.616
  11のメヌエット K.176(*)/ヘンデルの手法による組曲 K.399
  行進曲ハ長調 K.408,1/マエストロ対位法氏の葬送行進曲 K.453a
  8つのメヌエット K.315a(*)

マルティノ・ティリモ(P)

録音:2006年4月、ライプツィヒ、ゲヴァントハウス、メンデルスゾーンザール REGISのオリジナル録音。(*)世界初録音と思われるとのこと。
RRC 1261
¥900
モーツァルト:変奏曲集 Vol.I
 「ああ、お母さん聞いて」による12の変奏曲
  (きらきら星変奏曲)ハ長調 K.265
 「女ほどすばらしいものはない」による8つの変奏曲へ長調 K.613
 クラリネット五重奏曲 K.581, K.Anh.137 より 6つの変奏曲イ長調
 「主に幸いあれ」による6つの変奏曲ヘ長調 K.398
 「われら愚かな民の思うは」による10の変奏曲ト長調 K.455
 デュポールのメヌエットによる9つの変奏曲ニ長調 K.573
マルティノ・ティリモ(P)
録音:2005年7月、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス、メンデルスゾーン・ザール
RRC 2073
(2CD)¥1800
モーツァルト:変奏曲集 Vol.II & III
 グラーフのオランダ語歌曲による8つの変奏曲ト長調 K.24
 ウィレム・ファン・ナッサウのオランダ語歌曲による
  7つの変奏曲ニ長調 K.25
 ボーマルシェのロマンス「私はランドール」による12の変奏曲ホ長調 K.354
 グレトリーの「サムニットの結婚」の行進曲による
  8つの変奏曲ヘ長調 K.352
 アレグレットによる12の変奏曲変ロ長調 K.500
 サルティの「子羊のように」による10の変奏曲イ長調 K.460
 K.460のもう一つの主題と2つの変奏曲 【世界初録音】
 アレグレットによる6つの変奏曲ヘ長調 K.54
 サリエリの「わが愛しのアドーネ」による6つの変奏曲ト長調
 フィッシャーのメヌエットによる12の変奏曲 K.179
 「美しいフランソワーズ」による12の変奏曲変ホ長調 K.353
 ドゼードの「リゾンは眠った」による9つの変奏曲 K.264
マルティノ・ティリモ(P)
録音:2005年5月、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス、メンデルスゾーン・ザール





<旧譜>

 いや、もうなにせ、この「ベルガマスク」の「月の光」。
 ドビュッシーなんて聴かないね、という人の心もまず間違いなく掴んで離さなくなる。ドビュッシーを聴いて感動したことないね、という人も、はたと余所事している手が止まる。温かく、優しく、誠実なドビュッシー。
 これを聴いてティリモのすごさを知った人は多いはず。
 4枚組で手に入れてももちろん絶対に後悔はしないが、もしちょっと心配ならRRC 1121だけでも聴いてみてほしい。
RRC 4003
¥3600→¥3290

マルティノ・ティリモ/ドビュッシー:ピアノ作品集



ドビュッシー/分売

RRC 1063
\900
ドビュッシー:
  組曲「子供の領分」/映像 他
マルティノ・ティリモ(P)
RRC 1091
\900
ドビュッシー:12の練習曲/版画/喜びの島

マルティノ・ティリモ(P)

RRC 1121
\900
ドビュッシー:
  ベルガマスク組曲/忘れられていた影像/夢想
  舞曲(スティリー風タランテラ)/2つのアラベスク
  バラード/ロマンティックなワルツ/夜想曲
  ボヘミア舞曲/ピアノのために
マルティノ・ティリモ(P)
原盤:IMP/Carlton


CONIFER時代、このティリモのゴージャスで情感豊かなピアノに引き込まれてしまった。このショパンの美しさは形容しがたい。その人の人生観や生き方そのものが演奏に現れているのである。バックのグルシチェンコの濃厚且つ精密な演出もあって、予想以上の名盤となった。
しかしその後廃盤。REGISから再発になっても特に見向きもされてなかった。
RRC 1096
¥900
ショパン:
 ピアノ協奏曲第1番ホ短調 Op.11
 ピアノ協奏曲第2番ヘ短調 Op.22
マルティノ・ティリモ(P)
フョードル・グルシチェンコ指揮
フィルハーモニア管
原盤:BMG/Conifer

現在注文中でまだ聴いていない。ティリモらしい実直で穏やかなヤナーチェクだろう。幻想性や怪奇性だけがヤナーチェクでないと思わせてくれそう。
QUARTS
QTZ 2023
(2CD)\4600
ヤナーチェク:ピアノ作品全集
 主題と変奏(ズデンカ変奏曲)/
 4つのピアノ小品《霧の中で》/
 ピアノ・ソナタ《1905年10月1日》/
 3つのモラヴィア舞曲/組曲《草陰の小径にて》
マルティーノ・ティリモ(P)
最近はCD-Rのようである。





チェクナヴォリアン/サン=サーンス:交響曲第3番「オルガン」
REGIS RRC 1262 1CD¥900

 チェクナヴォリアンのサン・・サーンス「オルガン」の録音があるとは知らなかった。もとはVarese Sarabandeらしい。とすると派手な演奏にゴージャスな録音、ということでいいのかしら。全然知らなかったので棚ボタ気分で嬉しくなってしまった。
 カップリングも廃盤になっていたバティスの派手系の作品ということで、とっても充実の1枚。

RRC 1262
サン=サーンス:
 交響曲第3番ハ短調「オルガン付き」Op.78(*)
 交響詩「死の舞踏」Op.40(+)
 「動物の謝肉祭」(#)
チェクナヴォリアン(指揮(*))
ロイヤル・リヴァプール・フィル(*)
エンリケ・バティス(指揮(+/#))
メキシコ国立交響楽団(+)
メキシコシティ・フォルハーモニー管(#)
ギジェルモ・サルバドール・シニア&ジュニア(P(#))
初出:1980年(*)/1988年(+)/1983年(#) 原盤:ASV(+/#) 前出:Varese Sarabande(*)



カヴァリエーリ(1550頃-1602):「魂と肉体の劇」
STRADIVARIUS echo series
STR 11016 1CD¥1700→¥1590

 1600年に、フィレンツェでペーリとカッチーニの「エウリディーチェ」、ローマでカヴァリエーリの「魂と肉体の劇」が上演された。いわゆるオペラ元年である。
 ただどちらも現在多くのCDで聴けるということはない。音楽史の本などでよく見かけるが、なかなか聴く機会はないのが実情である。今回の「魂と肉体の劇」STRADIVARIUS盤は、マルコ・ロンギーニによるクリティカル・エディション。通常2枚になって、聴くのもかなり難解(ちとダルい)といわれる同曲を、劇的且つ新鮮によみがえらせた名盤として名高かった。教科書的知識だけで知っていた名作を身近のものにできる1枚。
 ずっと廃盤だったが今回ようやくの復活。

STR 11016
\1590
エミリオ・デ・カヴァリエーリ(1550頃-1602):
 「魂と肉体の劇」
 (1600;マルコ・ロンギーニによるクリティカル・エディション)
ジェンマ・ベルタニョッリ(S:魂)
ロベルト・マッテイ(Br:肉体)
ベルタ・ロッセッティ(S:守護天使、祝福された魂)
クラウディオ・カヴィーナ(C-T:知性、快楽、享楽的生活)
ジュゼッペ・マレット(T:忠告、友人)
アントニオ・アベーテ(Bs:時、世界、友人、地獄に落ちた魂)
マルコ・ロンギーニ指揮
イスティトゥツィオーニ・ハルモニケ・ディ・ヴェローナ合奏団&合唱団
アンサンブル・ディ・ヴィオーレ・デラッカデーミア・ストルメンターレ・イタリアーナ
STR 33339(廃盤)の新装値下げ再発売。



パーヴォ・ヤルヴィ/ラフマニノフ:交響曲第2番
TELARC CD 80670 1CD¥2300→¥2090

今回はロマン豊かなラフマニノフに挑む。

 今年(2006年)5月にドイツ・カンマーフィルと来日してベートーヴェン:交響曲全曲演奏を行い、大絶賛を博したパーヴォ・ヤルヴィ。手兵シンシナティ交響楽団とテラークに録音した「バルトーク&ルトスワフスキ:管弦楽のための協奏曲」は2006年度のレコード・アカデミー賞を受賞するなど、近年めざましく高い評価を受けている。
 今作は、ラフマニノフの残した最もロマンティックな交響曲第2番をメインに据えたアルバム。そしてオペラ作曲家としてスタートを切ったラフマニノフ・・・ということで、そのきっかけとなった歌劇「アレコ」からの管弦楽曲を2曲、そしてモスクワ音楽院時習作で、メンデルスゾーンのスケルツォの影響が色濃く現れた「スケルツォ」をカップリング。
  豊かな感性、オーケストラを自在に扱うことのできるカリスマ性、そして卓越した音楽性、そのいずれについても現役指揮者として最高のものをもつパーヴォによる、歌心あふれる心打つ演奏。

CD 80670
¥2300→¥2090
ラフマニノフ:
 交響曲 第2番
 女の踊り 歌劇「アレコ」より
 スケルツォ ニ短調
シンシナティ交響楽団
パーヴォ・ヤルヴィ指揮
SACD 60670
(SACD Hybrid)
\3700
ラフマニノフがオペラ作曲においてチェイコフスキーに見出された後、管弦楽においてもその才能を発揮し大衆へ受け入れられた頃にあたる初期の作品集。未完の交響曲とされるスケルツォ(メンデルスゾーン)も収録。



前作

CD 80660
¥2300
ブリテン:青少年のための管弦楽入門 作品34
同:4つの海の間奏曲 作品33a (ピーター=グライムズより改編)
エルガー:創作主題による変奏曲 「エニグマ」 作品36
パーヴォ・ヤルヴィ指揮
シンシナティ響
SACD 60660
(SACD Hybrid)
\3700
シンシナティ響をアメリカを代表するまでのオーケストラに育てあげたことは彼の代表する功績といえるもの。今作は、そのシンシナティ響とのテラークにおける10枚目のアルバムとして記念すべきものでもある。過去の9作品も、バルトーク、ドヴォルザークといった東欧物、ドビュッシー、ラヴェルといったフランス物、そしてストラヴィンスキー、プロコフィエフといわゆる「お国物」ではない、多彩なレパートリーがとりあげられており(シベリウスは1枚ありますが)、最初から彼らが目指しているのは「インターナショナル」であることが窺い知れる。今回も彼らの出身とは関係のない英国ものだが、ブリテン、エルガーだけでなく「青少年のための〜」の主題を書いたヘンリー・パーセルも含めた英国の3人の偉大なる作曲家へのトリビューション・アルバムとなっている。録音:2006年1月22-23日



2006年レコード・アカデミー賞 管弦楽部門受賞

CD 80618
¥2300
バルトーク:管弦楽のための協奏曲 Sz.116
ルトスワフスキ:管弦楽のための協奏曲
同:ルイヴィルのためのファンファーレ
パーヴォ・ヤルヴィ指揮
シンシナティ響
SACD 60618
(SACD Hybrid)
¥3600
パーヴォ・ヤルヴィの真価が明らかとなる一枚!現在もっとも注目される指揮者のひとり、パーヴォ・ヤルヴィのバルトーク&ルトスワフスキ。ここではハンガリーの民族的な要素をとりいれながら、独自の作風をつくりあげたバルトークの「管弦楽のための協奏曲」とポーランド出身の現代作曲家ルトスワフスキの「管弦楽のための協奏曲」を一枚のアルバムに収録した。最近の新譜からも分かるように、旺盛な表現意欲からなのか一つひとつのフレーズが実に生き生きとしており、漫然と流れる瞬間がまったく無いといっても過言ではないP.ヤルヴィ演奏には、ラトルやヤンソンス等に比肩する才能と高いスキルを感じさせられる。



ロパルツ弦楽四重奏曲シリーズ第2巻
TIMPANI 1C 1115 1CD\2400→¥2190

 モーツァルトやショスタコーヴィチのアニヴァーサリーで沸く2006年。その傍らでブームを巻き起こしているフランスの作曲家ロパルツ。
 クセナキスのシリーズと並び、ティンパニー(Timpani)の柱となったロパルツのシリーズに新たなタイトルが登場。今回の第2集では1934年から1948年にかけて作曲が行われた後期の3作品を収録。中でも第5番と第6番は世界初録音。
 スタニスラス弦楽四重奏団はフランスの室内楽団スタニスラス・アンサンブルの弦楽セクションのメンバーによって1984年に結成されたアンサンブル。ロパルツに縁の深いフランスの都市ナンシーを中心に活動の場としており、デュティーユやクラムなどの作品やコンテンポラリーなど現代作品の演奏に定評がある。

1C 1115
\2400→¥2190
ロパルツ:弦楽四重奏曲全集Vol.2
 弦楽四重奏曲第4番ホ長調/
 同第5番ニ長調《幻想曲風》/同第6番へ長調
スタニスラス弦楽四重奏団


<弦楽四重奏曲シリーズ第1巻>

1C 1099
¥2400→¥2190
ジョセフ・ギイ・ロパルツ(1864−1955):
 弦楽四重奏曲全集Vol.1
  弦楽四重奏曲第3番ト長調/
  弦楽四重奏曲第2番ニ短調
スタニスラス弦楽四重奏団
ティンパニーからの交響曲全集、管弦楽曲集などのリリースによって評価、人気ともに急上昇中のロパルツ・シリーズに弦楽四重奏曲全集が加わることに!弦楽四重奏曲全集は今回のリリースを皮切りに、スタニスラス弦楽四重奏団の演奏で2007年の完結予定として交響曲全集と並行したリリースが予定されている。スタニスラス弦楽四重奏団はフランスの室内楽団スタニスラス・アンサンブルの弦楽セクションのメンバーによって1984年に結成されたアンサンブル。ロパルツに縁の深いフランスの都市ナンシーを中心に活動の場としており、デュティーユやクラムなどの作品やコンテンポラリーなど現代作品の演奏に定評がある。

<交響曲全集第1&2弾 ¥2400→¥2190>

 人気のシンフォニー・チクルス。

1C 1093
¥2190
ジョセフ・ギイ・ロパルツ(1864−1955):
 交響曲全集Vol.1(世界初録音)
  交響曲第1番《ブルターニュのコラールによる》/
  交響曲第4番
セバスチャン・ラング=レッシング指揮
ナンシー響
 「ロパルツ」というだけでベストセラーとなる。
 マイナー作曲家と思われているが、その人気は一般の人が思っているよりかなり高い。
 ロパルツは1864年にフランス、ブルターニュ地方に生まれた。ブルターニュ地方は信仰心に厚く、独特の文化をもった地域。いまだにケルトの文化を色濃く感じさせ、神秘的な巨石、古城など、不思議な雰囲気をもっている。ロパルツはそのブルターニュの風土に強く影響を受けており、教育者としての実直な人生も、保守的でロマンティックな作風もそこに由来すると思われる。また作品に流れる独特のロマンティシズムも、ブルターニュの風土、ケルトの雰囲気を反映している。まじめで素直、暗くはないのに哀愁が漂う。彼の作品は他のフランスの作曲家とは性質を異にしており、尊敬する師フランクとさえ全然似ていない。そのノスタルジックな風情はあえて言えばイギリスの一部の作曲家に似ているが、ロパルツはもっと洗練されている。
 ・・・そんなところがロパルツの高い人気の秘密であろう。ほかにいないのである、こんな作品を書く作曲家が。
 フランスのTIMPANIはそのロパルツのシリーズを少しづつリリースしてくれているが、今回は最も注目すべきシンフォニー。全3巻のまずは第1弾である。
演奏はフランス東部の都市ナンシーを本拠地とするナンシー交響楽団。レッシングはナンシー交響楽団の音楽監督、タスマニア交響楽団の芸術監督を兼務している期待の指揮者。
1C 1097
¥2190
ジョセフ・ギイ・ロパルツ(1864−1955):
 交響曲全集Vol.2(世界初録音)
  交響曲第2番へ短調/交響曲第5番ト長調
セバスチャン・ラング=レッシング指揮
ナンシー交響楽団
 前回リリースされたVol.1(1C 1093)が日本のみならず、世界中から大きな反響を受けたフランスの作曲家ロパルツの交響曲。
 待望の第2弾は1900年に作曲された「交響曲第2番」と1944年に作曲されたロパルツ最後の交響曲である「交響曲第5番」というカップリング。演奏はVol.1でも好演を聴かせてくれた、ナンシー交響楽団の音楽監督とタスマニア交響楽団の芸術監督を兼務する期待の指揮者ラング=レッシングと、フランス東部の都市ナンシーを本拠地とするナンシー交響楽団のコンビが引き続き担当。



ピエルネ室内楽作品全集 第1巻
TIMPANI 2C 1110 2CD¥4800→¥4380

 1863年にフランス、メッツで音楽家の両親のもとに生まれたガブリエル・ピエルネ。マスネに作曲を、フランクにはオルガンを師事し、1882年にはカンタータ《エディート》でローマ大賞を受賞するなど華々しい活躍を見せた。ピエルネの作品には、パリ音楽院時代の友人でもあったドビュッシーらフランス印象派の作品とは一味違い、ロマン派の雰囲気も併せ持っているという特徴がある。
 さて好調ティンパニーの新たなるプロジェクトは、そのピエルネの室内楽作品のコンプリート。これまでも管弦楽作品をリリースして好セールスを記録してきた。
 今回の第1 巻では、弦楽器と木管楽器のために書かれた作品を中心に17 曲を収録。演奏はティンパニーへ数々の録音を行っている高機能オーケストラ、ルクセンブルク・フィルの実力者たちが勢揃い。実力に違わぬ充実の演奏を披露してくれている。
 ちなみに、このピエルネの室内楽作品全集は全2 巻での完結が予定されている。

2C 1110
(2CD)
\4800→¥4380
ピエルネ(1863 − 1937):室内楽作品全集Vol.1
 幻想即興曲Op.4 /ヴァイオリン・ソナタOp.36 /セレナードOp.7 /
 子守歌Op.8 /アンダンテ/ピアノ五重奏曲Op.41 /
 木管五重奏のための《田園曲》/カッツォネッタOp.19 /
 ソナタ・ダ・カメラOp.48 /演奏会用前奏曲Op.53 /
 前奏曲とフーガOp.41-1 /オーボエとピアノのための小品Op.5 /
 田園風演奏曲Op.30 /演奏会用独奏曲Op.35 /
 スペインの踊り子/バレエ《Giration》/ Nuit Divine
ルクセンブルク・フィルハーモニック管弦楽団のソリストたち

<旧譜 ピエルネ管弦楽曲集>

1C 1059
¥2190
ガブリエル・ピエルネ(1863−1937):
 バレエ音楽「シダリーズと牧羊神」(全曲)
デヴィッド・シャローン指揮
ルクセンブルク・フィル
メッツ大聖堂合唱団
ピエルネの名作バレエ音楽「シダリーズと牧羊神」の、初の完全全曲録音。「小牧神の行進」ばかりが有名なこの作品の全貌が初めて明らかになる画期的な全曲録音。あらゆるジャンルに優れた作品を残したピエルネだが、管弦楽作品のレコーディングは本国フランスのレーベルでさえそう頻繁に行われるわけではなかった。この作品も組曲版が出ていたが現在はカタログにない。したがって今回のレコーディングは、フランス音楽ファンにとって重要なリリースとなりそう。1919年に作曲され、1923年にパリ・オペラ座で初演された「シダリーズと牧羊神」は、ヴェルサイユ宮殿に招かれて行く舞姫シダリーズに、森の牧羊神スティラティックスが魅せられる幻想的な物語。「月の出」を皮切りに始まる神秘的な序奏、歌詞なし、母音のみを歌う女声合唱、全曲で50分程度の演奏時間、2つの組曲が生まれた事など「ダフニスとクロエ」と共通項があまりにも多いと感じるのは気のせい?
デヴィッド・シャローンは昨年9月、東京都交響楽団を指揮するため来日中、気管支喘息のために突然世を去ってしまった。この録音 はその死のわずか3ヶ月前、5月の下旬から6月の上旬にかけてルクセンブルク音楽院でレコーディングされたもの。
1C 1096
¥2190
ガブリエル・ピエルネ(1863−1937):
 ミュージック・ホールの印象/
 ヴァイオリンと管弦楽のための《バスク風ファンタジー》/
 管弦楽のための組曲《Izeyl》/
 牧歌風の主題によるディヴェルティスメント
フィリップ・コッホ(Vn)、
ブランウェル・トヴェイ指揮
ルクセンブルク・フィル




イダ・ヘンデル、ヒストリック・リターン
VAI(CD) VAIA 1264 1CD\2200→¥1990

 もうすぐ80歳を迎えるというのに、いまだ現役で活動するヴァイオリニスト、イダ・ヘンデル。
 ポーランドの貧しい家庭で生まれるが、カール・フレッシュの弟子に迎えられその才能を開花させる。当時イダは楽譜をまったく読めなかったにもかかわらず、耳で聴くだけですべての音楽を完璧に演奏してみせたという。まったくマンガのような天才少女だった。その後わずか11歳でヴィエニアフスキ・コンクールで3位に入賞。3位?そう3位。11歳で3位。2位がオイストラフで1位がヌヴーだったときの3位である。
 そんな伝説的な彼女の逸話は数多くあるが、しかし彼女の素晴らしさは年齢や過去にあるのではなく、今でも最上の音楽を奏でているということである。80歳近くもなれば、普通は貫禄で押し切りそうなものだが、彼女は常に真っ直ぐ素直に音楽に向き合う。たしかな基礎技術と、強靭な集中力、そして70年という途方もないキャリアに裏打ちされた作品の吟味。そうしたものが演奏に凝縮されているのである。
 さて、今回のVAI第2弾のライヴ・アルバムは、出身地であるポーランドのチェルムでの演奏。定番ともいえるヴァイオリンの名曲が並ぶが、そうした作品にかける彼女の熱い想いが伝わってくるような気がする。

VAIA 1264
\2200→¥1990
「イダ・ヘンデル、ヒストリック・リターン」
 バッハ:
  無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番〜シャコンヌ
 タルティーニ:悪魔のトリル
 ヴィエニャフスキ:
  伝説 ト短調 Op.17,ポロネーズ ニ長調 Op.4
 サラサーテ:ツィゴイネルワイゼン Op.20
 チャイコフスキー:ロシアの踊り
 ブルッフ:コル・ニドライ
 バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番〜アンダンテ
イダ・ヘンデル(Vn)
スタニスラフ・ガロンスキ指揮
カペラ・クラコヴィエンシス
録音:2006年5月20日、チェルム(ポーランド)


<旧譜>

VAIA 1219
¥2200
「イダ・ヘンデル・イン・リサイタル2000」
 ベートーヴェン:ソナタ第7番
 バッハ:シャコンヌ
 モーツァルト:ソナタ第34番
 ヴィエニャフスキ:ポロネーズ第1番
 ドヴォルザーク:4つのロマンティックな小品より第1&2番
イダ・ヘンデル(vn)
ヴァレンティナ・リシッツァ(P)
ヘンデルはなぜかマイナー・レーベルがお好み。このアルバムが出たときもファンはびっくりした。生々しいライヴ演奏が聴ける。ピアノはイタリア直輸入DVDがベストセラーになっている金髪美女のリシッツァ。



フォアアルルベルク交響楽団創立20周年記念盤
VMS 170 (2CD+DVD)\4800→¥4380

 オーストリアでウィーンに次いで2番目に小さな面積の州であり、国の最西端に位置するフォアアルベルク州。フォアアルベルク州の州都であり、ブレゲンツ音楽祭で有名なブレゲンツを本拠地とするオーケストラであるフォアアルルベルク交響楽団の創立20周年を記念したコンサートを収録したライヴ盤。フォアアルルベルク交響楽団はブレゲンツ音楽祭などで意欲的なプログラミングによるコンサートを披露するなど、レベルの高い演奏で聴衆から喝采を浴びるている。

VMS 170
(2CD+DVD)
\4800→¥4380
フォアアルルベルク交響楽団創立20周年記念盤
 DISC-1
  シューベルト:交響曲第5番変ロ長調D.485/
  マーラー:
   歌曲集《子供の魔法の角笛》、
   交響曲第10番嬰ヘ短調より アダージョ
 DISC-2
  ヴェルディ:歌劇《運命の力》序曲、歌劇《椿姫》前奏曲/
  ロッシーニ:歌劇《どろぼうかささぎ》序曲/
  マスカーニ:歌劇《カヴァレリア・ルスティカーナ》間奏曲/
  スッペ:歌劇《スペードの女王》序曲/
  J・シュトラウスⅡ世:
   エジプト行進曲、ワルツ《シトロンの花咲くところ》、
   ポルカ《何か小さなもの》、常動曲、ワルツ《ウィーンの森の物語》、
   ポルカ《狩り》/
  オフェンバック:ホフマンの舟歌
アネリー・ピーボ(Ms)、
クリストフ・エーベルレ指揮、
フォアアルルベルク響
DISC-1は2005年4月16日、DISC-2は2005年5月22日にブレゲンツ祝祭劇場で行われたライヴ録音。
※特典DVDにはDISC-2と同内容のコンサート映像が収録されておりますが、NTSC方式でないため日本の再生機器では視聴が出来ません。ご注意下さい。



インマゼール&シュヴァリエ
ラフマニノフ:2台ピアノ&4手のための作品集
ZIG ZAG TERRITOIRES ZZT 061105 1CD\2500→¥2290

 リリースの度に注目を集め、最近ではピリオド楽器によるラヴェルの管弦楽集(ZZT060901)で新感覚の演奏を披露したジョス・フォン・インマゼール。
 今回のアルバムは、本人所有の1905年製エラール・ピアノによるラヴェル「左手の協奏曲」で見事な演奏を聴かせてくれたクレール・シュヴァリエとの共演。ラフマニノフの2台ピアノと4手のための作品集である。
 演奏に使用されているのはエラール製のピアノ。しかも、収録曲が作曲された19世紀末から20世紀初頭に製作されたもの。ラフマニノフというとニューヨーク・スタインウェイのイメージが強いが、若い頃フランスではエラールを弾いたこともあったのだろう。ここではラフマニノフが本来イメージした音色が再現されているのかもしれない。柔らかく高音の伸びの良いエラールの音色が、これまでの分厚いラフマニノフの演奏とは一味違った印象を与えてくれるはずである。壮麗で華麗な「ラフマニノフぶし」というよりも、ラフマニノフ的な半音階進行による旋律と感情を増幅させる和音、アルペッジョやトリラー風の音型など、細部にこだわりを感じさせる演奏。まるでお互い丁寧に会話をしているような優しい音楽に仕上がって いる。

ZZT 061105
\2500→¥2290
ラフマニノフ:2台ピアノ&4手のための作品集
 (1)組曲第1番「幻想曲」Op.5 (1893)
  1.バルカロール2.夜-愛3.涙4.復活祭、
 (2)組曲第2番Op.17 (1901)
  1.序奏2.ワルツ3.ロマンス4.タランテラ、
 (3)6つの小曲Op.11(1894)
  1.舟歌2.スケルツォ3.ロシアの主題4.ワルツ5.ロマンス6.栄光
(1)Ⅰ.インマゼール
Ⅱ.シュヴァリエ
(2)(3)Ⅰ.シュヴァリエ
Ⅱ.インマゼール
使用楽器:インマゼール/1897年エラール社製エクストラ・コンサート・グランド・ピアノ使用、シュヴァリエ/1905製エラール社製コンサート・グランド・ピアノ使用 
録音:2005年7月4-8日、11月7-8日 コンセルトヘボウ(ブルージュ)



ヨアヒム・カイザー選/14人のピアニスト
南ドイツ新聞社 20CD¥19900→¥11000

 今から2年前にドイツから1度だけ輸入した南ドイツ新聞社出版の「ヨアヒム・カイザー選/14人のピアニスト」豪華20枚組。音源はメジャー中心のものでとてつもなく珍しいものではないが、安心して聞けるという強みはある。とにかく装丁は豪華。今回日本の輸入業者が限定輸入。価格もかなり抑えられた。限定ボックスのため完売の際はご容赦ください。

 ドイツで最も著名な音楽学者・音楽評論家・著述家であるヨアヒム・カイザーが責任編集した、歴代14人のピアニストたちによる豪華ボックス。南ドイツ新聞社からドイツ国内だけで発売になったものである。
 音源は過去に登場したことのある有名なものが多いが、さすがカイザー氏が選んだだけあってそのピアニストの持ち味が発揮された名演ばかり。ピアニストごとに洒落た紙パッケージに収められ、全体も豪華な化粧箱に入っている。
 それぞれ最後のトラックにカイザー氏自身によるコメントが収録されている。

KAISER 23900
(20CD)
CD1/2 ルービンシュタイン ショパン・リサイタル・イン・モスクワ 1964
ブラームス:ピアノ協奏曲第1番 ラインスドルフ&ボストン響 1964
モーツァルト:ロンド KV.511 1959
CD3/4 E・フィッシャー シューベルト:即興曲 D.899 & 935 1938
バッハ:半音階的幻想曲とフーガ 1931
ベートーヴェン;ピアノ協奏曲第5番 フルトヴェングラー&PO 1951
モーツァルト:幻想曲 KV.475 1931
CD5 アルゲリッチ ショパン:スケルツォ第3番 1960
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番 シャイー&ベルリンRSO 1982
プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第7番 1979
CD6 シュナーベル ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第23番 1933
シューベルト:ピアノ・ソナタ第21番 1939
CD7/8 ポリーニ ショパン:ピアノ協奏曲第1番 カトレウィッツ&ワルシャワ・フィル
 (1960年ショパン・コンクール・ライヴ)
シェーンベルク:ピアノ協奏曲 アバド&BPO1988
ベートーヴェン:ディアベリ変奏曲 1998
CD9 ケンプ シューマン:クライスレリアーナ 1956
ブラームス:ヘンデルの主題による変奏曲 1957
       間奏曲 1950
CD10/11 ホロヴィッツ スカルラッティ:ソナタ L.186/118/189/494/33/224  1981 ニューヨーク・ライヴ
シューマン:ユモレスク 1979
ムソルグスキー:展覧会の絵 1947
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番 トスカニーニ&NBC 1941
リスト:ハンガリー狂詩曲第2番 1953
    泉のほとりで 1947
CD12 バレンボイム ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第27番 1984
メンデルスゾーン:無言歌集より 1974
CD13 ミケランジェリ ショパン:マズルカ Op.68-4 1972
ブラームス:パガニーニ変奏曲 1948
ドビュッシー:映像第1集、第2集 1971
ラヴェル:ピアノ協奏曲 グラシス&PO 1957
CD14/15 ブレンデル ハイドン:ピアノ・ソナタ第52番、第37番 1985
モーツァルト:ピアノ協奏曲第9番 マッケラス&スコティッシュCO 2001
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番 ラトル&VPO 1997
シュ−ベルト:ピアノ・ソナタ第19番
CD16 リパッティ モーツァルト:ピアノ・ソナタ第8番 1950
シューマン:ピアノ協奏曲 カラヤン&PO 1948
ショパン:ピアノ・ソナタ第3番 1947
バッハ:主よ、人の望みの喜びよ 1950
CD17 アラウ シュ−ベルト:ピアノ・ソナタ第20番 1982
シューマン:謝肉祭 1966
CD18 ソロモン ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第31番 1962
         ピアノ・ソナタ第29番「ハンマークラヴィア」 1956
リスト:レジェレッツァ 1930
CD19/20 グールド バッハ:イタリア協奏曲 1959
リスト:ベートーヴェン/交響曲第5番 1968
ブラームス:バラード 1982
スクリャービン:ピアノ・ソナタ第3番 1968




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