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マイナー・レーベル新譜(4)


IBER MUSICA

IM 003-3
\2400
エコ・ドゥ・ラ・モンターニュ〜
 フェルレル・フェルラン(1966−):
  シンフォニエッタ第1番《エコ・ドゥ・ラ・モンターニュ》/ホビントゥ/
  コンスエロ・シスカル/交響幻想曲《エル・キホーテ》/
  エル・カラコル・ミファソ/ジャンヌ・ダルク/
  スペイン序曲《ティオ・アルベローラ》
フェルレル・フェルラン(指揮)、
バンダ・プリミティヴァ・デ・パイポルタ

JECKLIN 1CD¥2400

JD 629-2 ヴェルナー・ベルトスヒ・ライヴ
 J・S・バッハ:トッカータ ニ長調BWV.912/
 ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第10番ト長調Op.14-2/
 ショパン:スケルツォ第2番ロ短調Op.31/
 W・ベルトスヒ:In Trauer und Prunk/
 ヤナーチェク:ピアノ・ソナタ《1905年10月1日街頭にて》/
 フランク:前奏曲、コラールとフーガ ロ短調
ヴェルナー・ベルトスヒ(P)
博士のような風貌ながら、ピアノ奏者兼作曲家として活躍しているヴェルナー・ベルトスヒが1988年10月19日から23日にかけて行ったコンサートを収録したライヴ録音。バッハやベートーヴェン、ヤナーチェクや自作の作品までを並べたプログラムと演奏は深い研究と解釈を聴き取ることができる充実の演奏。
JD 627-2 フリードリッヒ・テオドール・フレーリッヒ(1803−1836):合唱作品集
 Lied der Meermadchen/水の上の精霊の歌/
 無伴奏混声合唱のための《3つの歌》/
 無伴奏男性合唱のための《3つの歌》/
 悲歌Op.15-2/同Op.15-1/主の祈り/
 アニュス・デイ/Wie kostlich ist's dem Herrn zu danken
ピエール・サルバッハ指揮、
ベルンハルト・ビレター(P)、
ヴィンタートゥーア・ヴォーカル・アンサンブル・プロ・ムジカ
スイス・ロマン派最大の作曲家の1人とされているフレーリッヒは、父の希望により作曲家から弁護士となり、その後再び音楽家に戻るという経歴を持った音楽家として知られている。1988年の録音。
JD 624-2 マウロ・ジュリアーニ(1781−1829):歌曲集
 6つのアリエットOp.95/
 ロッシーニの歌劇《セミラーミデ》より Qual mesto gemito/
 カヴァティーナと変奏《こんなに胸さわぎが》Op.79/
 3つの小品Op.74/3つのカヴァティーナOp.39/ロンドーOp.68/
 6つの歌曲Op.89/ディヴェルティメント/
 ロマンス《マリー・ルイーズが揺りかごの息子へ》
マイスター・コンソート
1781年にイタリアで生まれ、ギターの歴史に大きな影響と発展を残した大家ジュリアーニのギター伴奏付き歌曲集。ソプラノ歌手マイスターの歌声とギターの奥深い伴奏との一体感が美しい。1989年の録音。
JD 623-2 ブゾーニ:ピアノ作品集
 ショパンのハ短調前奏曲による変奏曲と自由な形式のフーガOp.22/
 J・S・バッハによる幻想曲/ショパンのハ短調前奏曲による変奏曲/
 J・S・バッハ(ブゾーニ編曲):
  コラール《目を覚ませと呼ぶ声が聞こえ》、
  コラール《いざ来たれ、異教徒の救い主よ》
ジョン・バトリック(P)
19世紀音楽と20世紀音楽の橋渡し枠となった鬼才ブゾーニ。ここではフィラデルフィア出身のバトリックがバッハとショパンの作品を題材とした作品5曲で熱演を聴かせている。1988年の録音。
JD 622-2 メルポ
 18世紀イギリス:アリア・ディ・カメラより/
 ロレンツォ・ダ・フィレンツェ(14世紀):ア・リコルタ・ブブ/
 ギランデルス・ダ・フロレンティア(14世紀):I vo' bene/
 ギョーム・ド・マショー(1300−1377):Le Lay de la rose/
 ジュリオ・カッチーニ(1545−1618/エイク編曲):
  我が麗しのアマリッリによる変奏曲/
 ヤコブ・ファン・エイク(1590−1657):《Slaep o zoete slaep》による変奏曲/
 レジナ・イルマン(1957−):メロディー/
 コンラッド・スタインマン(1951−):
  即興曲第1番〜第3番、シジフォス、Xero/
 ローランド・モーザー(1943−):
  ...das also alles mehr Gesang und reine Stimme ist...
コンラッド・スタインマン(バロックフルート)
1982年に開催された第1回ブルージュ国際リコーダー・コンクールを制覇したスイスの達人スタインマンが、数々のバロックフルートを携えて卓越したテクニックを披露!1988年の録音。

KML RECORDINGS

KML 1111
\2400→¥2190
カティア&マリエル・ラベック〜ラヴェル
 ラヴェル:
  スペイン狂詩曲(2台ピアノ版)/
  組曲《マ・メール・ロワ》(1台4手連弾版)/
  古風なメヌエット(マリエルによるソロ)/
  亡き王女のためのパヴァーヌ(1台4手連弾版)/
  前奏曲(カティアによるソロ)/ボレロ(打楽器と2台ピアノ版)
カティア・ラベック(P)、
マリエル・ラベック(P)、
グスタヴォ・ヒメノ(打楽器)、ティエリー・ビスカリー(打楽器)
スペインとの国境に近いフランス南西部の都市バイヨンヌ。このフランス・バスク地方の中心都市で生まれたカティア&マリエルのラベック姉妹が自らのルーツに立ち戻るため、自主レーベルである「KML Recordings」を設立!記念すべき大注目のリリース第1弾は、ラベック姉妹と同じくフランス南西部のバスク地方(シブール)をルーツとするラヴェルの作品集。収録曲は「スペイン狂詩曲」や「マ・メール・ロア」、「亡き王女のためのパヴァーヌ」などラヴェルを代表する作品が並ぶ豪華なラインナップであり、演奏形態も1台4手連弾、2台ピアノによるデュオ、そしてカティアとマリエルそれぞれのソロなど非常に多彩。中でも特に注目すべき作品はやはり「ボレロ」だろう。カティアとマリエルは2台ピアノ版の「ボレロ」に打楽器を加えるためにバスクの作曲家ミシェル・センドレスに編曲を依頼。そしてここに収録された「ボレロ」は一般的に用いられている打楽器ではなく、アタバルといったバスク地方の民族楽器が加えられたバスクの色彩にあふれた新たなる「ボレロ」なのである。動のカティア、静のマリエルと言われるラベック姉妹にとって初となるオール・ラヴェル・プログラム。対照的な特長の姉妹の中に流れる同じバスクの血が燃え滾る!大きな反響を巻き起こすこと間違い無し!!

MARC AUREL EDITION

MA 20035
\2400
J・S・バッハ:
 ソナタ第1番ト長調BWV.525/ソナタ第4番ハ短調BWV.1017/
 パルティータ ハ短調BWV.1013/ソナタ ホ長調BWV.1035/
 前奏曲、フーガとアレグロ変ホ長調BWV.998/
 ソナタ ロ短調BWV.1030
ドロシー・オベルリンガー(リコーダー)、
クリスティアン・リーガー(Cemb)
大バッハのトラヴェルソやオルガンのための作品をリコーダーで演奏を行った意欲作。1969年アーヘン出身の女流リコーダー奏者オベルリンガーは1996年にはカッセルで行われたERTAコンペティションで優勝、1997年にSRP・メック国際リコーダー・コンクールでも優勝を果たすなど実力は折り紙付き。

MTG Classy

MTGCD 77223
\2400
声とドラム ——
 ヤヴィ/クロックワークス/歌と涙/
 スヴェフⅡ/ラムロサス/声とドラム/深き淵より
シリ・トリエセン(声)、
シス打楽器アンサンブル
ノルウェー・ソロイスツ・コアー、
ヤン・カーレ・ヒスタッド(サクソフォーン)、
スヴェヌンンク・サンド(ベース)

MUSIQUE EN WALLONIE 1CD¥2400

CYP 3616 ピエトロ・アントニオ・フィオッコ(1654−1714):
 春(Le Retour de Printemps)/ソナタ ハ長調/
 カンタータ《Tutto acceso d'amore》/
 ソナタ ト短調/アリア《告げよ、愛の神よ》
キャロリーヌ・ペロン(S)、
ジュリー・ハスラー(S)、
ラファエル・ケネディ(S)、
ジル・ゲナール(C-T)、
フィリップ・ノンクル(オートコントル)、
ヴァンサン・ブーショ(Br)、
ユーゴ・レーヌ指揮、
ラ・サンフォニー・デュ・マレ、他
17世紀ヴェネツィアで生まれ、ベルギーのブリュッセルへと活躍の場を移したピエトロ・アントニオ・フィオッコは、後にベルギー音楽に多大な貢献を果たすジョゼフとエクトールのフィオッコ兄弟の父でもある。アントニオ・フィオッコの現存する作品は宗教音楽が多数を占めており、器楽作品などの音源は貴重と言える。1999年のライヴ録音。
CYP 3607 ニコラ・オトマン(ca.1610−1663):
 ヴィオールのための組曲/
 テオルボのための小品集/エール・ア・ボワール集
ソフィー・ワティヨン(バス・ヴィオール)、
パスカル・モンテイエ(テオルボ)、
マリー=クロード・ヴァラン(S)、
パスカル・ベルタン(カウンター・テナー)、
ファブリス・ショミエンネ(バス)
17世紀フランスのリュート奏者であり、ヴィオラ・ダ・ガンバ奏者としても活躍したニコラ・オトマンの世界初録音となった作品集。ベルギーのブリュッセルに生まれ、その後フランスへ帰化したとされているオトマンはサント・コロンブの師匠でありフランス・ヴィオール楽派の礎を築いた重要な作曲家として歴史にその名を残している。
CYP 3606 マテオ・ロメロ(1575−1647):スペイン宮廷の音楽
 主よ、われを許したまえ/
 わたしの魂は主をあがめ/主は言われた/
 Ojos Suspended/Entre dos mansos arroyos/
 Ay que me muero de zelos/No Vayas Gil al Sotillo/
 A Quien Contrare Mis Quejas/Bullicioso y claro arroyuelo/
 ロメリコ・フロリド/
 Carason donde estuvistes/Pascador que das al mar
エリク・ファン・ネーヴェル指揮、
アンサンブル・ヴォーカル&インストゥルメンタル《クレンデ》
マテオ・ロメロは生まれ故郷であるベルギーのリエージュからスペインのマドリードへ移り住み、ハプスブルク朝のフェリペ3世とフェリペ4世の時代に宮廷に仕えた音楽家である。ネーヴェル&クレンデはフランドル地方の作曲家の作品を網羅するなど、ベルギー有数の古楽演奏団体として幅広い活動を行っている。1985年の録音。
CYP 3605 ジャック・ド・サン-リュック(a.1616−ca.1708):
 リュートのための小品集
  組曲嬰へ短調/同ニ長調/
  同イ長調/同ニ長調/同ト長調
スティーブン・スタッブス(バロック・リュート)
17世紀ブリュッセルで宮廷と王室礼拝堂のリュート、テオルボ奏者を務めていたジャック・ド・サン-リュックが書き上げた作品を集めた珍しいタイトル。アメリカ、シアトル出身のスタッブスは20を超える録音や数多くのコンサートへ出演するなど、活発な演奏活動を続けるリュートやテオルボといった古楽器演奏のスペシャリストである。1995年の録音。

MUSIQUES SUISSES 1CD¥2500

MGBCD 6240
(4CD)
¥10000→¥9390
パウル・ザッハー〜指揮者と音楽の代弁者
 ストラヴィンスキー:
  ヴェノーサのジェズアルド400年祭のための記念碑、
  宗教的バラード《アブラハムとイサク》、
  カンタータ《説教、説話、祈り》、3楽章の交響曲/
 ハイドン:交響曲第39番ト短調Hob.I-39/
 マルティヌー:リディツェ追悼/
 マルタン:チェロのためのバラード/
 バルトーク:弦楽器、打楽器とチェレスタのための音楽/
 ベリオ:夢の回想/
 ミヨー:歌劇《オルフェの不幸》/
 モーツァルト:オーボエ協奏曲ハ長調K.314/
 W・フォルトナー:アウロディ/
 H・ホリガー:2つのリスト・トランスクリプション、塔の音楽
ハインリッヒ・シフ(Vc)、
ロストロポーヴィチ(Vc)、
ハインツ・ホリガー(Ob&指揮)、
パウル・ザッハー指揮、
バイエルン放送響&合唱団、
バーデンバーデン・フライブルク南西ドイツ放送響、
バーゼル室内管&合唱団、
バーゼル響
バーゼル室内管弦楽団、バーゼル・スコラ・カントルムを創設。多くの近現代作曲家への協力や資金援助を行いパトロンとしての役割も果たしたスイスの音楽家パウル・ザッハー。バルトークの「弦楽器、打楽器とチェレスタのための音楽」などザッハーの委嘱によって作曲された作品は数多く、近現代の音楽の発展に多大な影響を及ぼしたことは非常に有名である。今回のリリースは、ザッハーの代名詞でもある近現代音楽からハイドン、モーツァルトなど1961年から1987年にかけて収録された音源を収めた貴重なボックス・セット。またマルタンではシフ、ベリオではロストロポーヴィチ、モーツァルトではホリガーなど、超一流のアーティストがソリストとして参加しているところもザッハーの偉大さの証明だろう。スイスの偉大なる音楽家の記録がスイスのレーベルから登場という素晴らしい企画である。
MGBCD 6246 アルペンホルンのための新しい作品集
 アルカディ・シルクロペール(1956−):
  ファンファーレ、アフター・ストーム、アルペン・トレイル、
  行列、ブレイン、クレステッドビュート・マウンテン/
 ハンス=ユルク・ゾマー(1950−):牧歌風舞曲/
 マティアス・リュエック(1952−):エアバウリッヒェ・スタディ/
 ジョン・ヴォルフ・ブレンナン(1954−):
  トゥ・ザ・サミット・アンド・バック、歌と変奏/
 アルフレッド・レオンツ・ガスマン(1876−1962):悲しい時間/
 ダニエル・シュナイダー(1961−):
  アルペンホルン協奏曲〜カデンツァ/
 ハンス・ケネル(1939−):5つの踊り
アルカディ・シルクロペール(アルペンホルン&フレンチホルン)
スイス山間部の民族楽器であり、ブラームスやロッシーニもその音色に影響を受けたアルペンホルンのための作品を集めたユニークなアルバム!1956年モスクワ出身のホルン奏者アルカディ・シルクロペールはモスクワ陸軍音楽学校でホルンを学び、ボリショイ歌劇場管とモスクワ・フィルのホルン奏者を歴任した歴戦の猛者。その後ソリストとして活動を始めたシルクロペールは、クラシック、ジャズや即興など枠にとらわれない幅広い活動を展開している。このアルバムでは全てのパートをアルペンホルンとフレンチホルンを用いた多重録音でシルクロペールが演奏。クラシカルなスタイルの作品から、現代風の作品などバラエティに富んだラインナップとなっている。スイスのレーベルならではの意欲作である!
MGBCTS-M101 ロルフ・ルーザー(1920−2001):レチタティーヴォと賛歌/
コリャ・レッシング(1961−):Metaphysical Muse on a Street Lit/
フリーデマン・トレイバー(1971−):
 無伴奏ヴァイオリンのための前奏曲/
バルツ・トランピー(1946−):The Intertwined Paths/
エリック・ゴーディベール(1936−):奇想曲/
ハイディ・バーデル=ノブス(1940−):二重奏曲/
エリオット・カーター(1908−):4つの賛美
ハンスハインツ・シュネーベルガー(Vn)
1926年10月にスイスのベルン出身で今年2006年で御歳80歳というスイスの老匠ハンスハインツ・シュネーベルガーのポートレート・アルバム。ハンブルク北ドイツ放送響では1958年から1961年にかけて第1コンサートマスターを務め、マルタンのヴァイオリン協奏曲、バルトークのヴァイオリン協奏曲第1番の世界初演を行うなどスイスのみならず世界トップクラスのヴァイオリニストとして君臨してきたシュネーベルガー。20世紀の無伴奏ヴァイオリンのための作品を集めた今回の最新録音では、老練で巧みな技と衰えを知らぬテクニックを存分に披露してくれている。2006年5月〜6月の録音。
MGBCD 6248 フリードリッヒ・テオドール=フレーリッヒ(1803−1836):
 4声のモテット集/12声の《ミゼレーレ》
ミカイエル・バルヤン(ハンマーフリューゲル)、
セバスティアン・ゴール指揮、
バーゼル・ヴォーカル・ソロイスツ
スイス・ロマン派最大の作曲家の1人とされているフレーリッヒは、父の希望により作曲家から弁護士となり、その後再び音楽家に戻るという経歴を持っっていた。12人の若き声楽家たちによって結成されたバーゼル・ヴォーカル・ソロイスツの澄み切った歌声が美しく響き渡る。
MGBCD 6237 Bonifacius Amerbach(1495−1562)の楽譜より(全25曲) ミハエル・ゴンドコ指揮、
コリーナ・マルティ指揮、
ラ・モッラ
中世ドイツ語圏の知られざる作曲家たちの作品集。ラ・モッラは、2000年に結成されアントワープでデビューを果たしたバーゼルを拠点とする新しい古楽アンサンブル。
MGBCD 6239 ペーター・ミーク(1906−1990):
 弦楽三重奏曲/弦楽四重奏曲第1番/
 オーボエ協奏曲/トッカータ、アリオーソとジーグ
ストライフ・トリオ、
カルミナ・クヮルテット、
トーマス・インダーミュール(Ob)、
マルク・キソッツィ指揮、
カメラータ・チューリッヒ、
セバスティアン・トゥインケル指揮、
南西ドイツ室内管
ペーター・ミークは作曲家、画家、そしてジャーナリストなど多くの分野で活躍したスイスの作曲家。オーボエ協奏曲のソリストであるインダーミュールは、オランダ室内管やロッテルダム・フィルのオーボエ奏者を歴任したベルン生まれの名手である。
MGBCD 6241 F・マルタン:室内楽作品集
 ヴァイオリン・ソナタ第1番/同第2番/
 アイルランド民謡による三重奏曲/
 ギターのための《4つの小曲》
アルメーネ・スタキアン(Vn)、
パスカル・デザルツェンス(Vc)、
ダニエル・フックス(P)、
ミゲル・シャロスキー(G)
様々な楽器のための「バラード」などを残したスイスの大作曲家マルタン。弦楽器のための作品集となったこのアルバムの中でも特筆すべきは「 ギターのための《4つの小曲》」だろう。アルゼンチン出身のミゲル・シャロスキーは、1988年ジュネーヴ国際音楽コンクールのギター部門で3位入賞の実績を持つ。
MGBCD 6242
(2CD)
¥4580
パウル・ユオン(1872−1940):
 弦楽四重奏曲Op.5/同ロ短調Op.11/
 同イ短調Op.29/同第3番Op.67
ニツィオル四重奏団
ロシアに生まれたパウル・ユオンはその後ドイツへ移住。スイスの市民権を持ちながらも人生の大半をドイツで過ごした作曲家である。ロマン派的な作風が特徴。チューリヒ・トーンハレ管とチューリッヒ歌劇場管のメンバーで構成されるニツィオル四重奏団による充実の演奏が光る。
MGBCD 6243
¥2290
パウル・ユオン:五重奏曲ニ短調Op.33/室内交響曲Op.27 チューリヒ・トーンハレ管弦楽団の奏者たち
同じくパウル・ユオンの作品集。こちらは弦楽器、木管楽器、ピアノなどによる編成の2作品を収録。チューリヒ・トーンハレ管の奏者たちのレベルの高さは流石の一言!ロマン主義を持ち続けたユオンの作品を鮮やかに描いている。
MGBCD 6245 フランツ・ティッシュハウザー(1921−):
 3つのモルゲンシュテルン
エディット・マティス(S)、
フランツ・ティッシュハウザー(P)、
フリッツ・ナフ指揮、
スイス室内合唱団、
スイス・クラリネット・プレーヤーズ
スイスのベテラン作曲家ティッシュハウザーが詩人クリスティアン・モルゲンシュテルンの詩を題材として書き上げた合唱作品を収録。
MGBCD 6247 ヴィリー・ブルクハルト(1900−1955):
 オルガンのための《パッサカリア》/7つの詩篇Op.82/
 幻想曲とコラールOp.58/無伴奏合唱のためのモテットOp.51/
 ソプラノとオルガンのための《マニフィカト》Op.64/
 テ・デウムOp.33
マリア・C・シュミット指揮、
クライネ・カントレイ、ダイエル・シャイドゲル(ティンパニー)、
アドリアン・ウェーバー(Tb)、
アンネッタ・ゲイゼル(Tp)、
ハインツ・バリー(Org)
マルタン、オネゲル、シェックなどの大作曲家を世界へと羽ばたかせた20世紀前半のスイスにおいて、彼らと並ぶと期待されながらも55歳でこの世を去った作曲家ブルクハルトの宗教作品集。
MGBCTS-M97 ゲオルギス・アペルギス(1945−):
 イン・エクストリミス/
ワン・ド・クン(1972−):4つの詩/
メラ・マイアーハンス(1961−):スフレ・コンバッタント
マリー・シュワブ(A)、
ピエール=アラン・モノ指揮、
ヌーヴェル・アンサンブル・コンテンポラン
ヌーヴェル・アンサンブル・コンテンポランは、2005年1月で結成10周年を迎えたスイスの現代音楽アンサンブル。コンサートではシフを筆頭とした大物をゲストに迎えるなど評価は高い。
MGBCTS-M98 トーマス・ケスラー(1937−):
 《, said the shotgun to the head.》/
 ドラム・コントロール/《Is it?》
ソウル・ウィリアムズ(語り)、
マルコ・レトンヤ指揮、
バーゼル・ラップ・コアー、
バーゼル響 他
ボリス・ブラッハーの門下生でスイスの作曲家であるケスラーの作品集。主演映画「SLAM」が全米で話題を呼び一躍話題の人となったアメリカの詩人ソウル・ウィリアムズのレコーディングへの参加が最大の目玉である。
MGBCTS-M99 パトリシア・ユンガー(1951−):
 ヘラー・シャイン/ワルツ・エターナル
エヴァ・チャポ(Ms)、
パトリシア・ユンガー指揮、
コレギウム・ムジクム・チューリヒ
ドイツのフランクフルトで生まれ、オーストリア人とスイス人の両親を持つ女流作曲家パトリシア・ユンガー。ドイツ南西放送(SWR)の「Karl-Sczuka」賞を受賞した初の女性作曲家でもある。
MGBCTS-M100 メラ・マイアーハンス(1961−):
 ディフェランスⅠ/タンネルⅡ/
 プレリュードとエコー/
 ナルシサスとエコー/エッセイⅠ−Ⅴ
バーゼル・シンフォニエッタ、
アンサンブル・エクアトゥオール、
クヮルテット・ノワール、他
コンテンポラリー、電子音楽の作品に定評があるルツェルン出身の女流作曲家マイアーハンス。その作品はルツェルン音楽祭やバーゼル響、ワシントンのルーズベルト・アンサンブルなどでも取り上げられている。

NEW WORLD 1CD¥2300

80652-2 チェアー・ボーイズ・チェアー!〜南軍第26連隊バンドの音楽Vol.2
 Band Call〜Cheer Boys Cheer/Grand Confederate Quickstep/
 Double Quickstep/Serenade Waltz/
 Irish Emigrant's Lament/Parting/
 21st Regiment Quickstep/他 全24曲
アメリカン・ブラス・クインテット・ブラス・バンド
アメリカの南北戦争で最も有名だった南軍第26連隊軍楽隊の音楽を再現したシリーズ第2弾。アメリカ随一の金管五重奏団である「アメリカン・ブラス・クインテット」のメンバーを主体としたブラス・アンサンブルがハイレベルな演奏を次々と披露!
80649-2 バレルハウスからブロードウェイまで〜
 ジョー・ジョーダンの音楽冒険旅行
  ジョー・ジョーダン(1882−1871):
   Double Fudge/That Teasin' Rag/Brother-N-Law Dan/
   Pekin Rag-Intermezzo/
   Bouclaire Waltzes/The Morocco Blues/他 全22曲
リック・ベンジャミン指揮、
パラゴン・ラグタイム・オーケストラ
アメリカ劇場音楽の黄金時代の申し子であるアフリカ系アメリカ人アーティスト、ジョー・ジョーダン。軽音楽の魅力満載のこのアルバムにはジョー・ジョーダンのインタビューという貴重な音源が含まれている。
80657-2 モートン・フェルドマン(1626−1987):
 ヴィオラ・イン・マイ・ライフ/
 False Relationships and the Extended Ending/
 なぜ、パターンなのか?
モートン・フェルドマン(P&指揮)、
高橋悠治(P)、
デイヴィッド・チューダー(P)、
カレン・フィリップス(Va)、他
ブゾーニの孫弟子であり、ジョン・ケージの弟子でもあるフェルドマン。図形楽譜を発明した20世紀アメリカ音楽界の大家の作品集では、作曲者自身など錚々たる演奏者が顔を揃えている。CRI原盤。
80646-2 バーバラ・ベナリー(1946−):
 Aural Shoehorning/サン・オン・スノー/
 バランⅠ/バランⅡ/ダウンタウン・スティール
ダウンタウン・アンサンブル、
ガムラン・サン・オヴ・ライオン
インドネシアの音楽から大きな影響を受けたアメリカの女流作曲家の作品集。ガムランなどインドネシア音楽の要素がふんだんに用いられている。
80656-2 ピーター・ズモ(1948−):
 ソングⅣ/インストゥルメンツ/ラテラル・パス
ビル・ライル(タブラ)、
アーサー・ラッセル(Vc&声)、
ピーター・ズモ(Tb)、他
ミニマリズム、民族音楽、ジャズ、そしてクラシックの作風を織り交ぜたズモの作品集。タブラとトロンボーンのコンビネーションが面白い。
80653-2 女流作曲家による新しい電子音楽〜1977
 ヨハンナ・M・バイヤー(1888−1944):天体の音楽/
 アンネ・ロックウッド(1939−)ワールド・リズム/
 ポーリン・オリヴェロス(1932−):バイ・バイ・バタフライ/他 全8曲
様々なアーティスト
女流作曲家のみの現代音楽を集めたアルバム。CRI原盤。
80647-2 ジョージ・アンタイル(1900−1959):
 Dreams/ピアノ協奏曲第2番/セレナード第2番
ガイ・リヴィングストン(P)、
ダニエル・スパルディング指揮、
フィラデルフィア・ヴィルトゥオージ室内管
「バレエ・メカニック」、「ジャズ・ソナタ」の代表作で知られるアメリカの現代作曲家ジョージ・アンタイル。前衛音楽や難解な作品だけでなく、「ピアノ協奏曲第2番」のようにメロディーと仕掛けが満載の作品も残している。
80651-2 デイヴィット・トゥドール(1926−1996):
 レインフォレスト/
ゴードン・ムンマ(1935−):
 4つのモグラフと2つのセクション、無言歌
マース・ カニングハム舞踏団、他
80658-2 クリスチャン・ウォルフ(1934−):《Exercises》より 様々なアーティスト
80641-2 ヴァイオリンのための作品集
 ヘンリー・カウエル(1897−1965):ヴァイオリン・ソナタ/
 ステファン・ウォルペ(1902−1972):
  ヴァイオリン独奏のための小品第2番/
 ジョージ・アンタイル(1900−1959):
  ヴァイオリンとピアノのためのソナタ第2番/
 チャールズ・ドッジ(1942−):
  ヴァイオリンとテープのためのエチュード/
 デイヴィッド・マーラー(1944−):マックスフィールズ・リール/
 ラリー・ポランスキー(1954−):ジョン・ケージへの断章ホ長調/
 ルース・ポーター・クロフォード(1901−1953):夜想曲
アベ・ミワコ(Vn)、
マイケル・キーラン・ハーヴェイ(P)
カウエル、ウォルペ、そしてアンタイルなどアヴァンギャルドの発展に大きく名を残した偉人たちによるヴァイオリン作品集。カウエルのヴァイオリン・ソナタは意外とメロディアスな作品。現在はオーストラリアを拠点に活動中の日本人女流ヴァイオリン奏者が熱演を披露している。
80650-2 アール・ブラウン(1926−2002):
 タイムズ・ファイブ/八重奏曲第1番/1952年12月/ナヴァーラ/
 ヴァイオリン、チェロとピアノのための音楽/フォリオより/
 チェロとピアノのための音楽/ナイン・レア・ビッツ
様々なアーティスト
アメリカ実験音楽の代表的作曲家の1人であるアール・ブラウンが1952年から1965年にかけて作曲を行った作品を収録。CRI原盤。

OLIVE MUSIC

om 008
\2400
ルイ・マルシャン(1669−1732):
 クラヴサン組曲(1754)/クラヴサンのためのエアー集
マリオ・マルティノリ(Cemb)
2003年に発見された18世紀中頃のフランス音楽を収めた132ページ及ぶ写本の中に含まれていたマルシャンの知られざる作品集。マルシャンの弟子や友人によって集められたと推測される写本の中からマルシャンの作品、そしてマルシャンの作品と思われるものが選ばれており、ブックレットには小品それぞれの詳細が掲載されている。イタリアのジェノアで生まれたマルティノリはアスペレンの弟子であり、卓越で革新的な技法を見せる18世紀フランスの小品集を劇的に、そして美しく奏でている。


ONYX

ONYX 4018
\2300→¥2090
ドビュッシー:ピアノ作品全集Vol.2
 版画/組曲《子供の領分》/2つのアラベスク/
 ベルガマスク組曲/レントよりおそく/
 バラード/マズルカ/小さな黒人
パスカル・ロジェ(P)
フランスのピアニズムを例証する現代最高の存在であるパスカル・ロジェ。そのロジェ自身にとって初となるドビュッシーのピアノ作品全集の第2巻が登場!初の全曲録音となった前奏曲集第1巻&第2巻を収録した第1弾(ONYX 4004)では、圧巻の演奏を披露し世界中から称賛を浴びるなど絶大なる存在感を再度証明したロジェ。今回リリースとなる第2巻では世界中で親しまれている小品の数々を収録。ちなみにロジェは1970年代後半に「版画」、「組曲《子供の領分》」、「2つのアラベスク」、「ベルガマスク組曲」の録音を行っており、この4曲に関しては今回が待望の再録音となる。円熟味漂う現代フランス最高のピアニストが満を持して送り出す究極のドビュッシー。乞うご期待!
ONYX 4017
\2300→¥2090
ストラヴィンスキー:
 バレエ音楽《アポロ》、弦楽のための協奏曲ニ調/
プロコフィエフ(1891−1953)/バルシャイ&バラショフ編曲:
 束の間の幻影Op.22
ユーリ・バシュメット指揮、
モスクワ・ソロイスツ合奏団
カンチェリ、グバイドゥーリナ、シュニトケを筆頭に数多くの作品の世界初演を行っているロシアが生んだ現代を代表するヴィオラ奏者ユーリ・バシュメット。オニックス・レーベルからのリリース第2弾では、1986年に自らが結成した手兵モスクワ・ソロイスツ合奏団を率いてストラヴィンスキー&プロコフィエフという2大巨頭の作品を取り上げる。プロコフィエフの「束の間の幻影」は、1962年にバルシャイがモスクワ室内管のために20曲中15曲を室内管弦楽版に編曲。それに加えてモスクワ・ソロイスツのヴァイオリン奏者であり、マネージャーでもあるロマン・バラショフが残りの5曲の編曲を行ったことで遂に完全版が完成。もちろん今回の録音が世界初録音となる!なおバシュメット&モスクワ・ソロイスツは2007年3月から4月にかけて別府アルゲリッチ音楽祭への出演のため来日が予定されるなど今後の動向に要注目である。

PAVANE 1CD¥2400

ADW 7444 フンメル:ピアノのための変奏曲集
 アダージョ、 
 変奏曲とロンド変ホ長調Op.75〜
  イギリス民謡《可愛いポリー》による/
 創作主題による変奏曲イ長調Op.76/
 オランダ民謡による変奏曲変ロ長調Op.21/
 モーツァルト《後宮からの逃走》の主題による変奏曲ハ長調Op.34-3
ジョアンナ・トルチアク(P)
自らもピアノの名手として活躍し、ショパンへ大きな影響を与えたフンメルのピアノ作品の中から「変奏曲」にスポットをあてたアルバム。ポーランドの女流ピアニストであるトルチアクは、1980年に行われたポーランド・ピアニスト・フェスティヴァル優勝などの実績を持つ。
ADW 7446/8
(3CD)
ジャコモ・ファッコ(1676−1753):
 歌劇《愛は全くの作り事、あるいはユピテルとアンフィトリオン》(世界初録音)
アニバル・セトランゴーロ指揮、
アンサンブル・アルバロンガ
ヴェネツィアに生まれスペインでその才能を発揮した18世紀の知られざる作曲家ファッコ。収録されているオペラは、1721年にマドリードのブエン・レティーロ王立劇場で当時のスペイン国王フェリペ5世夫妻を招き上演された作品である。ピリオド楽器の旋律とスペイン語の歌声で響くファッコのオペラは世界初録音となる重要な録音。
ADW 7441 B・マルチェロ:
 チェロと通奏低音のためのソナタ第1番〜第3番、第5番/
J・G・ヴァルター(1684−1748):
 ヴィヴァルディの協奏曲、
 アルビノーニの協奏曲、トレッリの協奏曲/
G・B・マルティーニ:小品第15番、同17番、同19番/
D・スカルラッティ:ソナタ ハ長調K.255
エヴェリン・マルティナ=ドウシィ(Vc)、
パスカル・ルーエ(Org)
数百点に及ぶ作品を残したイタリアの作曲家ベネデット・マルチェロとその同時代に活躍した作曲家たちのオルガンを主とした作品集。ちなみにヨハン・ゴットフリート・ヴァルターは大バッハの遠戚にあたる。
ADW 7443 アンソニー・ギラード(1959−):
 オーボエと管弦楽のための《マニフィカト》/
 Comme Une Etoile du Matin/Chant D'amour A L'eternite
ジャン=ミシェル・ペノー(Ob)、
エレーナ・リベロワ(S)、
ベルナール・カルメル指揮、
ベルナール・カルメル・オーケストラ
フランス国立ルーアン音楽院のディレクターを務めるアンソニー・ギラードの宗教作品集。アルミン・ジョルダンの下で指揮者としてのキャリアをスタートさせたカルメルが自ら創設した室内管弦楽団を率いた録音。全曲世界初録音。
ADW 7440 バッハ・ファミリー
 C・P・E・バッハ:
  2本のフルートと通奏低音のためのソナタ ニ短調/
 J・C・バッハ:
  2本のフルートと通奏低音のためのソナタ ト長調/
 J・C・F・バッハ:2本のフルートとチェンバロのためのソナタ/
 W・F・バッハ:2本のフルートと通奏低音のためのソナタ ニ長調/
 J・S・バッハ:2本のフルートと通奏低音のためのソナタ ト長調
マクサンス・ラリュー(Fl)、
ジャン=ミシェル・タンギー(Fl)、
クリスティアン・ナイキスト(チェンバロ)
元パリ・オペラ座管の首席奏者でありフランスを代表するフルート奏奏者であるラリューと、ベートーヴェンオーケストラ・ボンの首席奏者などを歴任したタンギーという強力コンビが贈るバッハ一族の魅力あふれる音楽の数々。透き通る笛の音色は美しいの一言に尽きる。
ADW 7445 フォルカルキエの歴史的オルガン
 J・P・スヴェーリンク:大公のバレット/
 H・シャイデマン:前奏曲ニ短調、第6旋法のマニフィカト/
 N・ブルンス:前奏曲ホ短調/
 J・S・バッハ:幻想曲ト長調BWV.572/
 ブクステフーデ:前奏曲ニ短調BuxWV.139/
 L・マルシャン:オルガンのための作品集第1巻
ジャン=ピエール・レコウディ(Org)
フランス南部プロヴァンス地方の都市フォルカルキエにある歴史的オルガンを、パヴァーヌ・レーベルに多くの録音を行っているレコウディが演奏。
ADW 7439 18世紀の作曲者不詳のオルガン作品集
 組曲/ミサ曲/ノエル/
 Basse de Trompette/テ・デウム/組曲ニ長調
リュク・ポネ(Org)、
ムシカ・グレゴリアーナ・アルデン・ビーセン
ベルギー、ブリュッセルの王立図書館に残された18世紀の楽譜を長き時を経て音として蘇らせた好企画。
ADW 7461
¥2190
ベートーヴェン:
 ヴァイオリン・ソナタ第6番イ長調Op.30-1/
プロコフィエフ:ヴァイオリン・ソナタ第1番へ短調Op.80/
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第3番ニ短調Op.108
フィリップ・フィルシュホーン(Vn)、
エリザベート・レオンスカヤ(P)
バルト三国の小国リトアニアが輩出した名ヴァイオリニスト、フィルシュホーンがレオンスカヤとのデュオで1993年11月30日にアムステルダム・コンセルトへボウで開催したコンサートのライヴ録音!ベルギーを拠点に活躍していたフィリップ・フィルシュホーンは、1965年のパガニーニ国際コンクールで第2位を獲得。続く1967年のエリザベート国際コンクールではクレーメルやカントロフを抑えて第1位に輝いた名匠である。
ADW 7449 トランペットとオルガンのための作品集
 シャルパンティエ:《テ・デウム》より 前奏曲/
 ヴィヴァルディ:協奏曲ニ長調Op.3-7/
 ミシェル=リシャール・ドラランド(1657−1726):
  トランペット協奏曲/
 ジャン・ラングレ(1907−1991):3つのコラール/
 J・S・バッハ:
  G線上のアリア、
  主よ人の望みの喜びよ、目覚めよと呼ぶ声あり/
 シューベルト:アヴェ・マリア/
 ロッシーニ:歌劇《セビリャの理髪師》より カヴァティーナ/
 ジョルジュ・ドルリュー(1925−1992):叙唱とコラール
シモン・フルニエ(Tp)、
ジャン=ピエール・レコウディ(Org)、
フレデリク・マドレーヌ(バロック・ティンバレス)
1973年にベルギーの都市アンジェで生まれたシモン・フルニエは、フランスのアンサンブル・オーケストラ・トロワでソロ・トランペット奏者を務めている。2000年7月にはバシュメット&モスクワ・ソロイスツのツアーに参加するなど、その輝かしいサウンドに大きな期待が寄せられている。
ADW 7454 フロリエージュ・ワロン〜ピエール・マトー:
 ワロン地方の民謡によるサクソフォーンとオルガンのための組曲
ジャン=ピエール・ロリーヴ(Sax)、
ピエール・マトー(Org)
ベルギーのフランス語圏ワロン地方に伝わる民謡18曲を、サクソフォーンとオルガンで奏でた心地よい調べを届けてくれるアルバム。リエージュ音楽院を首席で卒業し、デュファイエやロンデックスなどサクソフォーンの重鎮の下で学んだロリーヴが駆使するアルト、ソプラノ、ソプラニーノといった3種類の楽器の音色の聴き比べも魅力的。
ADW 7455 ヴィヴァルディ:フルート・ソナタ集
 フルート・ソナタ ト短調Op.13-6,RV.58/同ハ長調RV.48/
 同ト短調RV.51/同ニ短調RV.49/
 同ホ短調RV.50/同イ長調Op.13-4,RV.59
マクサンス・ラリュー(Fl)、
ジョルジュ・キス(Cemb)
フルートのマクサンス・ラリューは、1954年のジュネーヴ国際音楽コンクールで優勝という輝かしい経歴を持ち、パリ・オペラ座管弦楽団の首席奏者などを歴任したフランスのフルート界を牽引してきたベテラン奏者である。
ADW 7456 セファルディ〜スペイン系ユダヤ人の音楽
 Morena Me Yaman/Puntcha Puntcha/
 Mi Padre Era De Fransya/
 Doz Amantes Tengo La Mi Mama/
 La Roza Enflorese/他 全12曲
ラ・ローザ・エンフローレーゼ
中世イベリア半島へ移り住んだユダヤ人である「セファルディ」に伝わる伝統音楽12曲を収録。セファルデイの伝統音楽の中でも特に名作と言われる「La Roza Enflorese」を名に冠する5人組のアンサンブルがイベリアとユダヤの融合を聴かせてくれる。
ADW 7504 タンゴロジア
 ピアソラ:
  グラン・タンゴ(チェロ&ピアノ)、天使の死(ピアノ・デュオ)、
  イ調のタンゴ(ヴァイオリン&ピアノ)、
  アディオス・ノニーノ(ピアノ・デュオ)、
  ブエノスアイレスの四季(ピアノ&ヴァイオリン&チェロ)/
 パブロ・シーグレル(1944−):
  アスファルト(ピアノ・デュオ)、Elegante Canyenguito(ピアノ・デュオ)
セルジオ・ティエンポ(P)、
カリン・レヒナー(P)、
アレクサンドル・デブルス(Vc)、
アンドレ・シウィ(Vn)、
セバスティアン・リエナール(P)
ベネズエラに生まれた神童として名を馳せ、アルゲリッチをも唸らせたピアニストであるセルジオ・ティエンポ。7歳年上の姉であるカリン・レヒナーとのデュオで奏でるタンゴは、南米の熱きパッションが発揮された見事なパフォーマンス。パヴァーヌ・レーベルの本拠地ブリュッセルに深い縁を持つアーティストであるデブルスやシウィ、リエナールも、ティエンポ&レヒナーのデュオに劣らぬのリズミカルで情熱的な演奏を披露。聴き手の心に熱き情熱を届ける素晴らしきタンゴ・アルバムの登場!
ADW 7501 エモーション〜映画音楽集
 J・ボック:屋根の上のバイオリン弾き/
 B・クレ:コーラス/
 E・モリコーネ:
  シネマ・パラダイス、
  銃殺!ナチス長い五日間、ザ・ミッション/
 バーンスタイン:ウェスト・サイド・ストーリー/
 J・ウィリアムス:シンドラーのリスト/
 N・ピオヴァーニ:ライフ・イズ・ビューティフル/
 M・ルグラン:ルグランの映画からのアリア/
 V・コスマ:Salut L'artiste/他 全21曲
フィリップ・ユセール(パンフルート)、
ドミニク・スコーニー(P)、
ラファエル・ユセール(Vn)
「ラプソディ(ADW 7495)」では、クラシックの小品の数々をパンフルートの哀愁を帯びた美しき音色と驚嘆の超絶技巧で聴かせてくれたフィリップ・ユセール。そのユセールの最新盤は、パンフルートを中心にピアノとヴァイオリンのトリオで奏でた映画音楽集。名旋律の魅力を存分に引き出した演奏の数々は、映画音楽の枠を超えた「癒しの音楽」を聴かせてくれる。
ADW 7471 ノエル
 王の行進/きよしこの夜/三人の天使は夜来る/あらのの果てに/
 おめでとうイエスさま/もみの木/
 メルヒオールとバルタザール/新しいクリスマス/他 全21曲
マルク・グローウェルズ(Fl)、
ダニール・グリュセル(アコーディオン)、
ティエリー・スメツ(Org)、
ダ・カーポ少年少女合唱団
フランスで歌い継がれてきた民謡を集めたダ・カーポ少年少女合唱団のクリスマス・アルバム第1弾。ベルギーの世界的フルート奏者グローウェルズの演奏が合唱に花を添えている。
ADW 7472 クリスマス・キャロル名曲集
 もみの木/いざ、御子をむかえ/
 われら東より来り、はるか彼方より来り/
 神の御子は今宵しも/きよしこの夜/他 全18曲
マルク・グローウェルズ(Fl)、
ダニール・グリュセル(アコーディオン)、
ティエリー・スメツ(Org)、
ダ・カーポ少年少女合唱団
「もみの木」や「きよしこの夜」などの定番のクリスマス・キャロルから、フランスやベルギーの伝承曲を収録した名曲集。
ADW 7507/8
(2CD)¥4380
モーツァルト:
 教会ソナタ第1番〜第17番/序曲ハ長調K.399/
 フーガ ト短調K.401/同変ホ長調K.153/同ト短調K.154/
 小ジーグ ト長調K.574/アダージョとアレグロ ヘ短調K.594/
 アンダンテ ヘ長調K.616/幻想曲ヘ短調K.608
オリヴィエ・シャルリエ(Vn)、
フローラン・シゲティ(Vn)、
ドレル・フォドレーヌ(Vc)、ウナル・アルテ(コントラバス)、
ジャン=ピエール・レコウディ(Org)、
ファビアン・ガルソー(Ob)、
ヴァンサン・バルテルミー(Ob)、
エリク・ソンブレー(Hr)、
ブルノ・アーミニース(Hr)、
レネ・マゼ(バロック・トランペット)、
エマヌエル・マルマニー(バロック・トランペット)、
ローレンス・ブリゴ(バロック・ティンバレス)
日本への来日公演を度々開催するなど多くのファンを持つフランスのヴァイオリ奏者シャルリエと、同じくフランスのオルガニストであるレコウディを中心とした教会ソナタ集。シャルリエの表情豊かなヴァイオリンの音色が印象的な好演。
ADW 7506 ロベルト・ヘルベリフス(1886−1974):
 アリアン/イヴの歌による5つのメロディー/
 田舎の組曲/6つの歌曲
ダニエル・ブルメンタール(P)、
マルティーヌ・デ・クレアーネ(S)
ベルギーのヘント王立音楽院で学び、23歳でベルギー・ローマ賞を受賞した作曲家ヘルベリフスの作品集。ピアノ独奏曲とソプラノのための歌曲を収録しており、全曲世界初録音となる。

PENTATONE

PTC 5186 091
(2SACDs Hybrid )
\4800→¥4490
ボリショイ・エクスペリエンス〜
 チャイコフスキー:
  バレエ音楽《くるみ割り人形》Op.71/
  バレエ音楽《白鳥の湖》Op.20より パ・ド・ドゥ/
 歌劇《エフゲニー・オネーギン》Op.24より ポロネーズ
アレクサンドル・ヴェデルニコフ指揮、
ボリショイ歌劇場管&少年少女合唱団
ロジェストヴェンスキーの辞任を受け37歳という若さで長き歴史を誇る名門「ボリショイ歌劇場」の音楽監督に抜擢された若きマエストロ、アレクサンドル・ヴェデルニコフ。「ボリショイ・エクスペリエンス」と銘打ったシリーズ期待の第2弾は、2006年2月に収録された「くるみ割り人形」を中心としたチャイコフスキー・アルバムであり、ボリショイ歌劇場の現在を証明する録音なのである。若くして名門再建へ抜擢され、辣腕を振るうヴェデルニコフの冴え渡るタクトが今後の更なる飛躍への期待を抱かせてくれる!
PTC 5186 165
(SACD Hybrid)
\3200
ショパン:
 24の前奏曲Op.28、前奏曲第25番嬰ハ短調Op.45、
 同第26番変イ長調
シューマン:蝶々Op.2
クラウディオ・アラウ(P)
フィリップスのクァドラフォニック(4チャンネル録音)の復刻シリーズ。20世紀を代表する巨匠のショパンとシューマンがDSDリマスターで登場。
PTC 5186 095
(SACD Hybrid Multichannel)
\3200→¥2990
チャイコフスキー:
 ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.35/
 憂鬱なセレナード変ロ短調Op.26/
 ワルツ・スケルツォOp.34/
 なつかしい土地の思い出Op.42
ユリア・フィッシャー(Vn)、
ヤコフ・クライツベルク指揮&P)、
ロシア・ナショナル管
BBCミュージック・マガジンの2006年ベスト・ニューカマー・アウォードに選出され、コンサートやリリースされた録音は世界中から大絶賛を受けるなど、現在最も注目を集めているヴァイオリン奏者ユリア・フィッシャー。この秋からは23歳という若さでドイツの名門フランクフルト音楽大学の教授に就任するなど、スケールの違いを証明する規格外の活躍を見せてくれている。この度リリースとなるメンデルスゾーン、モーツァルトに続く期待の最新盤は遂に王道のチャイコフスキーが登場!モーツァルトなどでお馴染みの組み合わせとなったクライツベルクが率いるロシア・ナショナル管とはデビュー盤となる「ロシアのヴァイオリン協奏曲集(PTC 5186 059)」で共演を行っており、お互いの相性や実力ともに不安は皆無。しかもチャイコフスキーというレパートリーなだけに最適な起用と言えるだろう!また「なつかしい土地の思い出」では、クライツベルクがピアノでユリア・フィッシャーをサポートするなど聴きどころ満載。風格を漂わせ王道に挑む若きミューズ。巨匠への道を確実に歩むユリア・フィッシャーの奏でる大名演に乞うご期待!!
PTC 5186 077
(SACD Hybrid Multichannel)
\3200
ワーグナー:ヴェーゼンドンクの5つの詩とアリア集
 歌劇《ローエングリン》より
  第1幕への前奏曲、寂しい日々に神に祈った(エルザの夢)/
 ヴェーゼンドンクの5つの詩/
 楽劇《トリスタンとイゾルデ》より
  第1幕への前奏曲、穏やかに静かに(イゾルデの愛の死)/
 歌劇《タンホイザー》より 全能のマリアよ/
 楽劇《ワルキューレ》より 君こそは春
シャルロッテ・マルジョーノ(S)、
エド・スパニャールド指揮、
マーストリヒト・リンブルフ響
世界各国の歌劇場を活躍の舞台とし、数多くの名匠たちと共演を重ね続けているオランダの名ソプラノ歌手、シャルロッテ・マルジョーノによるワーグナー・アルバム!深さを感じさせる歌声で聴衆に感銘を与え続けるマルジョーノのワーグナーは「ヴェーゼンドンクの5つの詩」を中心とした充実のプログラミングとなっており、ワグネリアン要注目の充実した内容。スパニャールド&リンブルフ交響楽団のコンビはフォーレの合唱作品集(PTC 5186 020)に続く2度目の登場となる。ペンタトーンが強力にプッシュする推薦盤!
PTC 5186 164
(SACD Hybrid Multichannel)
\3200
チャイコフスキー:
 大序曲《1812年》Op.49、
 幻想序曲《ロメオとジュリエット》
シベリウス:
 交響幻想曲《ポホヨラの娘》Op.49、
 悲しいワルツOp.44-1、《カレリア》組曲Op.11
コリン・デイヴィス指揮、
ボストン響&合唱団
フィリップスのクァドラフォニック(4チャンネル録音)の復刻シリーズ。合唱入りの「1812年」の中でも特に高く評価されているコリン・デイヴィス&ボストン響の演奏。得意とするシベリウスも楽しみなプログラム。

PEPPERLAND 1CD¥2400

PEP 03028 ノスタルジア・ウルバーナ
 A・ピアソラ:
  コラール/天使のミロンガ/天使の死/オブリヴィオン/
  チキリン・デ・バチン/失われた鳥たち/
  アディオス・ノニーノ/ヴァルシシモ/ブエノスアイレスの四季
イラン・ロゴフ(P)
モダン・タンゴの申し子にして革命家であった巨匠ピアソラによる珠玉の作品をピアノで奏でたタンゴ・アルバム。ピアノ用いてピアソラの作品を演奏するのは、1991年からスペインのマジョルカ島を活動の拠点としているイスラエルのベテラン・ピアニストであるイラン・ロゴフ。ピアノのためのオリジナル作品から編曲を行った作品12曲が収められたこのアルバムには、躍動するリズムとセンチメンタルな旋律に満ちている。
PEP 02104 ハイドン:ピアノ三重奏曲集Vol.4
 ピアノ三重奏曲第29番変ホ長調Op.75-3,Hob.XV-29/
 同第26番嬰ヘ短調Op.73-3,Hob.XV-26/
 同第40番ヘ長調Hob.XV-40/
 同第23番ニ短調Op.71-3,Hob.XV-23/
 同第10番変ホ長調Op.42-3,Hob.XV-10
ハイドン・トリオ・アイゼンシュタット
1992年にウィーン音楽大学のマスタークラスで室内楽を学んでいたメンバーによって結成されたハイドン・トリオ・アイゼンシュタットは、その名の通りハイドンのスペシャリスト集団として各地の音楽祭やマスタークラスに招かれている。(当アルバムは、カプリッチョ(Capriccio)よりリリースされている49489(4CDs)のディスク2と同内容となっております。)
PEP 94003 リスト:ピアノ・ソナタ ロ短調/
ウルヴィ・エマル・エルキン(1906−1972):Duyuslar
カメルハン・トゥラン(P)
カメルハン・トゥランは、トルコのテレビやラジオへの出演やオーケストラとの共演、リサイタルなど様々な演奏活動を行っている1965年アンカラ出身のピアニスト。リストと併録されているエルキンは同郷トルコの作曲家である。
PEP 95101 ハイドン:ピアノ三重奏曲集Vol.1
 ピアノ三重奏曲第24番ニ長調Op.73-1,Hob.XV-24/
 同第1番ト短調Hob.XV-1/同第7番ニ長調Op.41-2,Hob.XV-7/
 同第35番イ長調Hob.XV-35
ハイドン・トリオ・アイゼンシュタット
現在はカプリッチョを中心に新譜のリリースを行っているハイドン・トリオ・アイゼンシュタットが結成から数年後に録音を行ったハイドン。ちなみにこアルバムに収録されている音源はカプリッチョのセット盤(49489)には未収録。
PEP 96102 ハイドン:ピアノ三重奏曲集Vol.2
 ピアノ三重奏曲第14番変イ長調Op.61,Hob.XV-14/
 同第34番ホ長調Hob.XV-34/同ヘ短調Hob.XV-f1/
 同第8番変ロ長調Op.41-3,Hob.XV-8/
 同第36番変ホ長調Hob.XV-36
ハイドン・トリオ・アイゼンシュタット
前出のVol.1と同じくカプリッチョのセット盤(49489)には未収録の音源。結成から数年とは思えない一体感を作り出しており、アルバムからは上質なハイドンの演奏が聴こえてくる。

PHAEDRA 1CD¥2400

DDD 92047
\2400
In Flanders' Fields Vol.47〜
 エルネスト・ファン・デル・エイケン(1913−):室内楽作品集
  弦楽四重奏曲第2番/2つのメロディー/
  フルート三重奏曲/
  ソフィーのためのソナチネ/木管八重奏曲
マテ・スチ(Va)、
ヨーゼフ・デ・ベーンハウアー(P)、
ヌォヴォ・ムジケ弦楽四重奏団、
ウィンド・アンサンブル・ベレロフォン、他
エルネスト・ファン・デル・エイケンはヴィオラ奏者、指揮者、そして作曲家と様々な顔を持つフランダース地方の大御所的存在である。クレメンス・クラウスとヨゼフ・マルクスに師事したエイケンの作品には、伝統的な手法を用いながらも斬新なアイディアを採り入れた個性豊かな楽曲が多い。
DDD 292016 シューベルト:弦楽五重奏曲ハ長調D.956/
ボッケリーニ:弦楽五重奏曲ハ長調Op.28-4
パノハ弦楽四重奏団、
ミレル・イアンコヴィチ(Vc)
去る8月に開催された第27回草津夏期国際音楽アカデミーに招聘され、指導とコンサートを行ったパノハ弦楽四重奏団はチェコを代表する弦楽アンサンブル。中でもチェコの音楽とシューベルトの作品の演奏は世界的評価を獲得している。
DDD 292013 映画音楽作曲家の演奏会用作品集
 N・ロータ:三重奏曲/
 F・ドゥヴレーズ:ベンヴェヌータ/
 ピアソラ:ブエノスアイレスの夏/
 A・ウィリアムズ:地蔵/
 E・モリコーネ:プリモ・スタジオ
ニュー・アート・トリオ
2000年に結成されたニュー・アート・トリオは、クラリネットとチェロ、ピアノによる現代作品など様々なジャンルの演奏に取り組むアンサンブル。ウィリアムズの「地蔵」はその名の通り、日本の地蔵を題材とした約16分の作品。

PIANO21

P 21021-N
\2400→¥2190
モーツァルト:ピアノ協奏曲全集Vol.3
 ピアノ協奏曲第24番ハ短調K.491
  (第1楽章カデンツァ:カツァリス作)/
 第1楽章のカデンツァ(カツァリス作)/
 ピアノ協奏曲第18番変ロ長調K.456
  (第1楽章&第3楽章カデンツァ:モーツァルト作)/
 第1楽章のカデンツァK.624(626a)
 第1楽章のカデンツァK.624(626a)
 第3楽章のカデンツァK.624(626a)
シプリアン・カツァリス(P)、
リ・ユンク指揮、
ザルツブルク・カンマーフィル
久々のリリースとなった前作「ロシアン・ミュージック(P 21020-A)」では、1970年代の若かりし頃の貴重な録音を聴かせてくれた超絶技巧の現人神シプリアン・カツァリス。来日公演を目前に控えるカツァリスの最新盤は、ザルツブルクのモーツァルテウム大ホールで行われたコンサートのライヴを収録したモーツァルト・アルバム第3弾!共演の指揮者とオーケストラはVol.1&Vol.2に引き続き、韓国人指揮者リ・ユンクが率いるザルツブルク・カンマーフィルハーモニー。2000年にはザルツブルク音楽祭にも出演したザルツブルク・カンマーフィルは、エヒテルナハ音楽祭でもカツァリスと共演を行うなどお互いの関係を深めている。「第24番」の第1楽章では、カツァリスのお家芸でもある自作のカデンツァが炸裂!しかもカツァリス作の第1楽章のためのカデンツァがもう1種類収録されている点も嬉しいところ。モーツァルト・イヤーも残り僅かとなったところで登場する個性溢れるモーツァルト・アルバムにファン感涙&絶叫間違い無し!!

POINT

PCD 5163
\2400
スヴェン・ニールセン(1937−):Solversange/
ペア・ドルド・ニールセン(1950−):Canzoni al tempo/
ペア・スクリヴェル(1962−):海の夢/
ヤン=オーケ・ヒッレルード(1938−):Veni Emmanuel/
I・ピツェッティ:レクイエムより/他 全14曲
モーエンス・ダール(指揮)、
オールボー大学室内合唱団
デンマークのオールボー大学室内合唱団による20世紀の合唱作品集。若さと生命力に満ちた歌声で北欧の作品を中心に選曲された収録曲を演奏している。

QUARTZ 1CD¥2300

QTZ 2051 J・S・バッハ(エシュパイ編曲):
 ゴルトベルク変奏曲BWV.988(木管四重奏版)
ホームカミング木管アンサンブル
旧ソ連の奇才アンドレイ・エシュパイの手によって新たな姿へと変貌を遂げた永遠の名曲「ゴルトベルク変奏曲」!1997年から活動を始めたホームカミング木管アンサンブルはロシアとドイツの演奏家によるオーボエ、イングリッシュ・ホルン、ファゴットという一風変わった編成による木管アンサンブルである。
QTZ 2050 J・S・バッハ:ヴィオラ・ダ・ガンバとチェンバロのためのソナタ
 第1番ト長調BWV.1027/
 同第2番ニ長調BWV.1028/
 同第3番ト短調BWV.1029/シャコンヌ
井上祐子(Va)、
キャスロン・スタロック(P)
英国王立音楽院の教授の任にあり、1852年フランス製のJ・B・ヴィオームのヴィオラを駆使してイギリスを拠点に活躍中の井上祐子によるバッハ・アルバム。解説は井上祐子自身によるものであり、このアルバムは制作のきっかけを与えてくれた両親へ捧げられている。(ブックレットには日本語解説&プロフィールが掲載)
QTZ 2046 リチャード・ブラックフォード(1954 −):完全なる鏡 イン・ホワン(S)、
ボー・スコウフス(Br)、
リチャード・ブラックフォード(指揮)、
ボーンマス・シンフォニエッタ、
ボーンマス交響合唱団、
バラード・レーン・オウレパラトリー・スクール・コアー
オックスフォード大学べリオール・カレッジでコンポーザー・イン・レジデンスを務めるイギリスの作曲家ブラックフォードの自作自演盤。「完全なる鏡」は英国王立音楽院で1996年3月に初演が行われた声楽付きの作品。
QTZ 2052 マルヤン・モゼティヒ(1948−):Affairs of the Heart/
エレーナ・ランガー(1974−):プラッチ(世界初録音)/
シュニトケ:ヴァイオリンとチェロ、ヴィオラのための協奏曲/
エド・ベネット:Sometimes It Rains
ロマン・ミンツ(Vn)
マキシム・リサノフ(Va)、
クリスティーヌ・ブラウマネ(Vc)、
マイケル・トムズ(指揮)、
ニュー・プラハ・フィルハーモニア、
西カザフスタン・フィルハーモニック管
旧ソ連圏出身のアーティストたちの共演によるヴァイオリンのための作品集。指揮者のマイケル・トムズはクォーツ・レーベルのクリエイティヴ・ディレクターでもある。西カザフスタン・フィルやニュー・プラハ・フィルなどマニアの興味をそそるオケの起用も面白い。

RAUMKLANG 1CD¥2400

RK 2403 ディートリヒ・ブクステフーデ(1637−1707):
 カンタータ《イエスは私の生命の生命》BuxWV.62/
 7つの連作カンタータ《われらがイエスの四肢》BuxWV.75/
 カンタータ《主よ、あなたさえこの世にあれば》BuxWV.38
ヴォルフガング・カッチュナー指揮、
カペラ・アンジェリカ、ラウテン・カンパニー
バッハ以前の時代を代表するドイツの巨匠であり、若きバッハに多大な影響を与えたリューベックの大作曲家ブクステフーデのカンタータ集。ヴォルフガング・カッチュナーとハンス・ヴェルナー・アーペルによって1984年に結成されたラウテン・カンパニーの研ぎ澄まされた演奏とカペラ・アンジェリカの緊張感を保った歌声は秀逸。録音も非常に優秀な仕上がりを見せており、演奏の魅力を更に引き立たせてくれている。バロック・ファン要注目盤!
RK 2503 ジョゼフ=マリ=クレマン・ダッラーバコ(1710−1805):
 チェロのための《11の奇想曲》(世界初録音)
クリスティン・フォン・デル・ゴルツ(バロック・チェロ)
ミュンヘン選帝侯会議のメンバーであった父を持つイタリア系ネーデルランドの作曲家ダッラーバコの世界初録音となる無伴奏チェロのための作品集。古典派様式など新しい手法が現れ始めていた時代に生きたダッラーバコだったが、自身はバロック様式に基づいた作品を書き上げている。チェロのゴルツはフライベルク・バロック・オーケストラを皮切りに、ハノーヴァー・バンドでも活躍した名手。モダンとバロックの両方を使いこなし、フィルハーモニア管やロンドン・フィルとの共演でソロを弾いた実力者である。
RK 2208 悲しい楽しみと苦しい喜び〜
 ギョーム・デュファイ(c.1400−1474):
  美しい人よ私をあなたの召使いに、
  私の愛しい人の愛のために、Qui latuit in virgine、
  哀れにもわが身をかこつ、
  あの気高い顔、恋する私たち目覚めよう、
  やあ諸君、私の心は殉教者のように痛む、
  J'ai grant doulour、美わしの聖処女、レオ殿/
 作曲者不詳(15世紀):
  La plus grant chiere、Paumgartner/
 ヤコブス・ヴィデ(1386−1433):Et c'est assez/
 ジル・バンショワ(1400−1460):
  悲しい楽しみと苦しい喜び、Mort en merchy、
  Lune tres belle、Adieu adieu mon joieulx souvenir/
 ニコラス・グレノン(1380−1456):La plus belle et doulce figure
レナ・スザンヌ・ノーリン(A)、
ランドール・クック(ヴィオラ・ダ・ガンンバ&フィドル)、
スザンヌ・アンソルグ(フィドル&レベック)
ドミニク・ヴェラール、ルネ・ヤコブスなど巨匠たちとの共演を重ねるスウェーデンのアルト、レナ・スザンヌ・ノーリンが歌うデュファイ。デュファイの世俗歌曲を中心に同世代のバンショワなどの作品が組み込まれているところも嬉しい。ストックホルム音楽院でバロック唱法の指導も行っているノーリンの深みのある歌声が作品を巧みに表現している。

Raumklang edition apollon

RK ap 10101
\2400
豊かな恵みの創始者よ〜
 作曲者不詳:Hosianna dem Sohne David/
 G・デュファイ:豊かな恵みの創始者よ/
 ヤコブス・ハンドル・ガルス(1550−1591):Ante luciferum genitus/
 ワルター・ライン(1893−1955):
  おお救世主よ、天を開け/
 伝承曲(14世紀):天使は乙女に/
 ヨハネス・ヴァイラウフ(1897−1977):マリアは茨の森を通って行った/
 伝承曲(15世紀イギリス):Ther is no rose of swych vertu/
 賛美歌(プレトリウス編曲):エサイの根より若枝が育ち/
 賛美歌(ロッチュ編曲):いざ歌え/
 賛美歌(ケイト&パロット編曲):赤子を抱く聖母マリア/
 ゲオルク・シューマン(1866−1952):甘き喜びのうちに/
 T・ビクトリア:天の王よ/
 エルハルト・マウエルスベルガー(1903−1982):ヴァイナハテン(クリスマス)/
 ドイツ民謡:Schlaf mein Kindlein schlaf/
 マテオ・フレーチャ(1481−1553):リウ・リウ・チウ/
 伝承曲(アメリカ/ケイト&パロット編曲):Rise Up Shepherd and Follow/
 伝承曲(オーヴェルニュ地方):待ちぼうけ/
 J・S・バッハ:やさしきイエス、まぶねのかたわらに立ちて/
 フィンランドの讃美歌集《ピエ・カンツィオーネス》より
 ディン=ドン・ディン!/F・X・グルーバー:きよしこの夜
アンサンブル・アマコード
降り注ぐ神々の歌声・・・宝石の如く輝きを放つ最高のクリスマス・アルバム!アマコードは1992年秋にライプツィヒの聖トーマス教会バッハ・クワイアーの出身者で結成された5人の男声によるア・カペラ・グループであり、その神秘的で美しさに満ち溢れた歌声はここ日本でも急速に人気が高まっている。賛美歌を中心としたクリスマス・アルバムとなる今回のリリースではドイツやフランス、イギリス、スペイン、フィンランドなどに伝わる作品などを収録。その中でもアルバムの最後に収録されている「きよしこの夜」は、これまでの全ての演奏を凌駕する神々の声として聴こえてくるほど!アメリカの「ア・カペラ・オスカー」に選出されるなど、世界的名声を獲得しているアマコード。一足先に大ブレイクを果たした「ジェンツ」に匹敵するハーモニーで贈る究極のクリスマス・アルバム。今年のクリスマスの大本命!!

RESONANCE 1CD¥1200

CDRSN 3083 ベスト・オブ・シベリウス
 シベリウス:
  交響詩《フィンランディア》Op.26/トゥオネラの白鳥Op.22-2/
  悲しきワルツOp.44-1/カレリア組曲/他
様々なアーティスト
CDRSN 3084 ベスト・オブ・ショパン
 ショパン:
  ワルツ第6番変ニ長調Op.64-1《子犬のワルツ》/
  ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調Op.35《葬送》/
  前奏曲第15番変ニ長調Op.28-15《雨だれ》/他
様々なアーティスト
CDRSN 3085 ベスト・オブ・ヘンデル
 ヘンデル:水上の音楽/王宮の花火の音楽/他
様々なアーティスト
CDRSN 3082 ベスト・オブ・チャイコフスキー
 チャイコフスキー:
  ピアノ協奏曲第1番変ロ短調Op.23/
  ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.35より/
  バレエ音楽《眠りの森の美女》より/
  幻想序曲《ロメオとジュリエット》より
様々なアーティスト
CDRSB 406
(4CD)
\3900
四季〜コレクション・オヴ・シーズナル・クラシックス
 ヴィヴァルディ:春/
 ヘンデル:歓喜/
 H・マッカン:収穫の踊り/
 ディーリアス:夏の歌/
 ガーシュウィン:サマータイム/
 ブリッジ:春の歌/
 ブリテン:スプリング・キャロル/
 チャイコフスキー:こんぺい糖の精の踊り、花のワルツ
様々なアーティスト
これまでにリリースされた「春」(CDRSN 3068)、「夏」(CDRSN 3069)、「秋」(CDRSN 3074)、「冬」(CDRSN 3055)をボックス化!一流アーティストによる演奏で四季の移り変わりを楽しめる。
CDRSB 3079 ブラームス:ピアノ四重奏曲第1番ト短調Op.25
メンデルスゾーン:ピアノ四重奏曲第2番へ短調Op.2
シューベルト・アンサンブル
OEKで第1コンサートマスターとして活躍中のサイモン・ブレンディスも参加しているピアノ四重奏曲の名作集。
CDRSB 3080 ブラームス:ピアノ四重奏曲第2番イ長調Op.26
メンデルスゾーン:ピアノ四重奏曲第1番ハ短調Op.1
シューベルト・アンサンブル
CDRSB 3081 ブラームス:ピアノ四重奏曲第3番ハ短調Op.60
メンデルスゾーン:ピアノ四重奏曲第3番ハ短調Op.3
シューベルト・アンサンブル

RONDEAU 1CD¥2400

ROP 6012 ディスカントゥの音楽Ⅱ ——
 シューベルト:詩篇第23番D.706,Op.132、セレナード/
 ロベルト・フックス(1847−1927):
  冬の歌Op.66-2、妖精と小人Op.66-1、Letzter Wille Op.65-1/
 マルタ・アルター(1904−1976):Two Plato Settings/
 ヴィータウタス・ミスキニス(1954−):アヴェ・マリス・ステラ第2番/
 ジークフリート・ストローバッハ(1929−):アヴェ・マリア/
 クヌート・ニーステッド(1915−):Der Olbaum spricht Op.177/
 ポール・スタンホープ(1969−):ジオグラフィーⅥ/
 ヘンリク・コールディング=ヨルゲンセン(1944−):オザンナ!/
 ヤーコ・マントヤルヴィ(1963−):Presudo-Yoik Lite
シモーネ・ブルックナー(S)、
スザンヌ・アイホルン(フルート)、
スザンヌ・ユッツ=ミルツチスキ(P)、
カトリン・ウェンデ=エーメル(指揮)、
ミュンヘン女声合唱団
1989年より活動を行っているドイツの女声合唱団「ミュンヘン女声合唱団」のロンドー(Rondeau)移籍第1弾。 19世紀から20世紀、そして21世紀にかけて作曲された高声のための合唱曲を収録。ちなみにニーステッドの作品は2003年にミュンヘン女声合唱団の委嘱によって作曲された作品。
ROP 4023 パウル・ゲルハルト(1607−1676)〜
 バロックの詩人とルター派の牧師
オットー・サンダー(語り)、
マルティン・ペツォルト(T)、
トルステン・ラウ(オルガン)、ゲオルク・クリストフ・ビラー(指揮)、
ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団、
聖トーマス教会少年合唱団
17世紀ルター派の牧師であると同時に、史上最高の賛美歌、宗教詩の作家と評されるパウル・ゲルハルトが書いた詩を題材とした作品を収録した作品集。
ROP 7002 ハノーファー少年合唱団アーカイヴ・シリーズ〜1977年
 諸人こえあげ(全19曲)
ハインツ・ヘニッヒ(指揮)、
ハノーファー少年合唱団
クォリティの高い合唱アルバムを次々と送り出しているロンドーが取り組む「ハノーファー少年合唱団アーカイヴ・シリーズ」。宗教作品を中心とした録音は1977年1月の収録。
ROP 6013 ペーター・ウィートリヒ:きよしこの夜〜
 ルートヴィヒ・トーマの作品による
モニカ・バウムガルトナー(語り)、
マルリス・ニューマン(ハープ)、
カトリン・ウェンデ=エーメル(指揮)、
ミュンヘン女声合唱団
ドイツの小説家、劇作家ルートヴィヒ・トーマ(1867−1921)の作品と同じくドイツの作曲家ウィートリヒの楽曲を組み合わせた合唱とハープのための作品。

RONDO

RCD 8362
\2400
ヴァン・ホルンボー(1909−1996):フルートのための室内楽作品集
 四重奏曲Op.90/フルート・ソナタop.71/
 ソナチナ・カプリチョーサOp.27b/六重奏曲Op.114
クラウス・エトルップ・ラーセン(Fl)/
アネッテ・セアゴー・イェンセン(Cl)/
アンタル・モイセル(Fg)/
エルッキ・パロラ(Vn)/
アツソ・レート(Va)/
キルスティ・ヴァユリネン(Vc)/
レオニド・マクシモフ(P)
ニールセンにもその才能を認められたデンマークの作曲家ホルンボー。交響曲が代表作として知られているが、室内楽曲など小編成の作品でも素晴らしい作品を残している。このアルバムの主役であるフルート奏者ラーセンはデンマーク王立歌劇場管、オールボー響の奏者を歴任。ソリストとしてもチボリ響やヘルシンキ・フィルと共演を果たすなど第1線で活躍中のアーティストである。

SIGNUM

SIGCD 087
\2400
ジュディス・ウェアー(1954−):歌曲集
 On buying a horse/Ox Mountain Was Covered By Trees/
 エキゾチックからの歌曲/スコッチ・ミンストレルシー/
 欲望の声/スペインの歌曲集/ハラルド王の伝説/セレナード
スーザン・ビックリー(Ms)、
アンドリュー・ケネディ(T)、
アイリッシュ・ティナン(S)、
イアン・バーンサイド(P)
ジョン・タヴナーと共にロンドンで音楽を学んだ女流作曲家ジュディス・ウェアーは、ジェシー・ノーマンのための作品の作曲やミネソタ管からの委嘱作品を手がけ、1995年から1998年までバーミンガム市交響楽団の提携作曲家を務めた。また1995年から2000年まではロンドンのスピタルフィールズ音楽祭の芸術監督として辣腕を振るうなどイギリス随一の女流作曲家として活躍中。
SIGCD 089
(2CD)
\4800
ウェストミンスター大聖堂のオルガン
 ブラームス:
  大学祝典序曲、ハイドンの主題による変奏曲、
  ぼくらはそぞろ歩いた、アダージョ/
 ワーグナー:
  ジークフリート牧歌、
  楽劇《ニュルンベルクのマイスタージンガー》第1幕への前奏曲/
 マルセル・デュプレ(1886−1971):
  3つの前奏曲とフーガ、クリスマス変奏曲、喚起、行列と連祷
ロバート・クィニー
オルガン演奏の録音に大きな意欲を注いでいるシグナムからウェストミンスター大聖堂のオルガンを使用したアルバムが登場!今回のリリースが初のソロ・アルバムとなるロバート・クィニーは、2000年から2004年までウェストミンスター大聖堂の副音楽監督を務め、現在はウェストミンスター寺院の副オルガン奏者の任にある。壮大なブラームスやワーグナーの演奏からは荘厳な雰囲気が漂っている。
SIGCD 090
\2400
景色と時間
 リチャード・ロドニー・ベネット(1936−):The Seasons of his Mercies/
 ジョン・マッケイブ(1939 −):Scenes in America Deserta /
 キリルス・クレーク(1889 − 1968):4 つのダヴィデの詩篇/
 ジャクソン・ヒル(1941 −):
  リメンバード・ラヴ/
 ピーター・マックスウェル・デイヴィス(1934 −):冬の家/
 J・シベリウス:愛人/
 Z・コダーイ:夕べの歌/
 ボブ・チルコット(1955 −):Even Such Is Time
キングズ・シンガーズ、
アンドリュー・スウェイト(トレブル)
シグナム・クラシックスへの移籍以降、積極的に新作のリリースを続けるキングズ・シンガーズのニュー・アルバム。今年の5 月から6 月にかけて行われた最新録音となる今回の最新盤では、キングズ・シンガーズのために作曲されたベネットの「The Seasons of his Mercies」やマッケイブの「Scenesin America Deserta」、エストニアの作曲家クレークやシベリウス、コダーイなどによる多彩な作品を歌い上げる。またイギリスの天才トレブル奏者アンドリュー・スウェイトがゲストとして録音に参加しており、キングズ・シンガーズとのコラボレーションによる相乗効果に期待が高まる!

SONOR

SONCD 2016
\2400
O・ニールセン:Bli' det poesi ta Slekt/
R・ノーマン:Alfred og Oline/
K・ローエン:Dompapen/
C・ニールセン:Loddvig/
C・ハルトマン:Avskjed med Mai/他 全15曲
カーレ・イエッセン(Br)、
アンドレアス・ランナン(P)

TACTUS 1CD¥2300

TC 851301 ジュゼッペ・マルトゥッチ(1856−1909):
 ヴァイオリン・ソナタ ト短調Op.22、
 メロディ、3つの小品Op.67/
ジョヴァンニ・ズガンバーティ(1841−1914):
 2つの小品Op.24、舟歌Op.29
ルカ・ブラガ(Vn)、
ルチア・ピタウ(P)
1990年よりデュオを組み、イタリア内外で活躍を続けるアーティストによるイタリアのヴァイオリン作品集。オペラが隆盛を誇っていた19世紀イタリアで敢えてオペラを書かなかったマルトゥッチ、リストの愛弟子でありイタリアの鍵盤音楽界の発展に尽力したズガンバーティといった異色の作曲家たちの魅力に満ちた作品を収録している。艶やかなヴァイオリンの音色が印象的な好演。
TC 570101 ラファエッラ・アレオッティ(1575−1646?):聖ヴィートの修道女
 Sancta et immaculata virginitas/
 Hodie nata est beata Maria/
 Congratulamini mihi omnes/
 Exurgat Deus/Diligam te Domine/
 Surge propera amica mea/
 Beatus Laurentius/Miserere mei Deus/他 全23曲
キャンダス・スミス(ディレクター)、
カペラ・アルテミシア
ラファエッラ・アレオッティは若くしてフェッラーラの聖ヴィート女子修道院に入り、音楽の才能を伸ばしたイタリアの女流音楽家である。修道院の重要な演奏団体「コンチェルト・グランデ」の指導を行い、その演奏は教皇クレメンス8世とスペイン女王から絶賛されたとされている。現存しているアレオッティの作品は僅かなだけに録音は貴重である。全曲世界初録音。
TC 750601 フェデリーゴ・フィオリッロ(1755−ca.1823):
 フルートとヴァイオリン、ヴィオラのための三重奏曲集(第1番〜第6番)
アンサンブル・アランティカ
1755年にオペラ作曲家であるイニャツィオ・フィオリッロの息子として生まれたフェデリーゴ・フィオリッロ。1788年からはロンドンでザロモン弦楽四重奏団のヴァイオリン奏者として活動を始めるなど相当な名手であったとされている。当盤には「36曲のカプリッチョ」と並ぶ代表作である「三重奏曲集」を収録しており、今回が世界初録音となる。
TC 790002 ナポレオン時代のギター伴奏付き歌曲集
 カルロ・ミケーレ・アレッシオ・ソラ(1786−1829):
  Or che fra nube asconde、Quel cor che mi prometti/
 ドメニコ・プッチーニ(1772−1815):
  Aure amiche、Senza l'amabile/
 ガエターノ・マラーニ:E taglia cor di vederme、Polacca/
 ジローラモ・クレッシェンティーニ(1762−1846):
  Languir d'amore/他 全20曲
マウリツィア・バラッツォーニ(ソプラノ)、
サンドロ・ヴォルタ(G)
ナポレオン・ボナパルトが生きた同時代に活躍したイタリアの作曲家たちによる歌曲集。伴奏がピアノではなくギターというところがこのアルバムの特色と言える。

THOROFON 1CD¥2400

CTH 2469 アン・ギャルド! ——
 藤井敬吾(1956 −):
  マンドリンとギターのためのソナタ/
  ステフェン・ファンク・ピアーソン(1952 −):マウンテン・ムーア/
  ハイメ・ミルテンバウム・ツェナモン(1953 −):とまどい第6 番/
  アルフォンソ・カルロス・ミゲル(1956 −):バック・トゥ・シリウス/
  マキシモ・ディエゴ・プジョル(1957 −):カフェ・パラ・ドス/
  ピアソラ:オブリヴィオン/
  J・フランセ:ディヴェルティスマン
シュテフェン・トレッケル(マンドリン)、
ミヒャエル・トレスター(G)
権威ある「Echo Klassik」の受賞経験を持つギターのトレスターと、多くの国内外のコンクールで入賞経験を持つマンドリンのトレッケルのコンビによるマンドリン&ギター・デュオの近代作品集。凄腕のアーティストによる演奏で撥弦楽器の魅力を余すことなく伝えてくれるアルバムである。
CTH 2537 ハラルド・ゲンツマー(1909−):
 ピアノ協奏曲第1番/ヴァイオリン協奏曲/
 オーボエと弦楽オーケストラのための室内協奏曲/
 弦楽オーケストラのための交響曲第2番
アンドレア・リーバークネヒト(Fl)、
フランソワ・ルルー(Ob)、
ライナー・クスマウル(Vn)
オリヴァー・トリエンドル(P)、
アレクサンダー・リーブレイヒ(指揮)、
ミュンヘン室内管
トロフォン(Thorofon)が積極的にリリースを進めるドイツ作曲界の大ベテラン、ゲンツマーの作品集に超一流のソリストが集結!元ケルン放送響の首席奏者リーバークネヒト、ヨーロッパ室内管のソロ・オーボエ奏者であり現在最高と称されるルルー。そして元ベルリン・フィルのコンサート・マスター、クスマウルなど豪華な面々がその妙技を存分に披露してくれている。
CTH 2541 2005年国際シューベルト・ピアノ・コンクール優勝記念
 シューベルト:
  ピアノ・ソナタ第19番ハ短調D.958、春の想い(リスト編曲)、
  水の上にて歌わん(リスト編曲)/
 ワーグナー(リスト編曲):イゾルデの愛の死/
 チャイコフスキー(プレトニョフ編曲):演奏会用組曲《くるみ割り人形》
川島基(P)
10歳からピアノを始めた川島は東京音楽大学大学院を首席で修了。その後ベルリン芸術大学などドイツで研鑽を積み、2005年国際シューベルト・ピアノ・コンクールで見事に優勝を飾った期待の逸材。現在はベルリンに居を構え活発な演奏活動を展開している。(ブックレットには日本語曲目表記&プロフィールが掲載)
CTH 2532
\2400
ウィーンの夜会〜
 J・シュトラウス(シュルツ=エヴラー編曲):
  《美しく青きドナウ》によるアラベスク/
 L・ゴドフスキー:アルト=ウィーン/
 C・タウシク:軍隊行進曲/
 A・グリューンフェルト:ウィーンの夜会Op.56/
 シューベルト(リスト編曲):ウィーンの夜会第6番、同第7番/
 クライスラー(ラフマニノフ編曲):愛の悲しみ、愛の喜び/
 コルンゴルト:シュトラウスの物語Op.21
フランツ・フォーラバー(P)
13枚に及ぶシューマンのピアノ作品全集を完結させたグラーツ出身のピアニストであるフォーラバー。J・シュトラウスやウィーンにちなんだ超絶技巧を要する作品を集めた迫力満点のウィンナ・アルバム!

TIMPANI

1C 1115
\2400→¥2190
ロパルツ:弦楽四重奏曲全集Vol.2
 弦楽四重奏曲第4番ホ長調/
 同第5番ニ長調《幻想曲風》/同第6番へ長調
スタニスラス弦楽四重奏団
モーツァルトやショスタコーヴィチのアニヴァーサリーで沸く2006年。その傍らでブームを巻き起こしているフランスの作曲家ロパルツ。クセナキスのシリーズと並び、ティンパニー(Timpani)の柱となったロパルツのシリーズに新たなタイトルが登場!今回の第2集では1934年から1948年にかけて作曲が行われた後期の3作品を収録。中でも第5番と第6番は世界初録音となる。スタニスラス弦楽四重奏団はフランスの室内楽団スタニスラス・アンサンブルの弦楽セクションのメンバーによって1984年に結成されたアンサンブル。ロパルツに縁の深いフランスの都市ナンシーを中心に活動の場としており、デュティーユやクラムなどの作品やコンテンポラリーなど現代作品の演奏に定評がある。
2C 1110
(2CD)
\4800→¥4380
ピエルネ(1863 − 1937):室内楽作品全集Vol.1
 幻想即興曲Op.4 /ヴァイオリン・ソナタOp.36 /セレナードOp.7 /
 子守歌Op.8 /アンダンテ/ピアノ五重奏曲Op.41 /
 木管五重奏のための《田園曲》/カッツォネッタOp.19 /
 ソナタ・ダ・カメラOp.48 /演奏会用前奏曲Op.53 /
 前奏曲とフーガOp.41-1 /オーボエとピアノのための小品Op.5 /
 田園風演奏曲Op.30 /演奏会用独奏曲Op.35 /
 スペインの踊り子/バレエ《Giration》/ Nuit Divine
ルクセンブルク・フィルハーモニック管弦楽団のソリストたち
好調ティンパニーの新たなるプロジェクトは、作曲家&指揮者として19 世紀〜 20 世紀フランス音楽界に大きな足跡を残したピエルネの室内楽作品のコンプリート!今回リリースとなる第1 巻では、弦楽器と木管楽器のために書かれた作品を中心に17 曲を収録。演奏はティンパニーへ数々の録音を行っている高機能オーケストラ、ルクセンブルク・フィルの実力者たちが勢揃い。実力に違わぬ充実の演奏を披露してくれている。ちなみに、このピエルネの室内楽作品全集は全2 巻での完結が予定されている。

URTEXT 1CD¥2400

JBCC 116 ナディエスタ
 ショスタコーヴィチ:ヴィオラ・ソナタOp.147/
 ラフマニノフ:チェロ・ソナタOp.19(ヴィオラ編曲版)
ミハエル・トルピゴ(Va)、
マヌエル・ゴンザレス(P)
メキシコ発ヴィオラのためのロシアン・アルバム!ミハエル・トルピゴはスヴェトラーノフが音楽監督を務めていたロシア国立交響楽団の主席ヴィオラ奏者として1967年から1991年まで活躍。現在はメキシコ国立交響楽団に所属する歴戦の勇者である。深く歌いこまれた2作品では、ソ連の音楽をその身で体験してきたトルピゴだからこそ表現できる演奏を聴かせてくれている。
JBCC 129 リフレクションズ
 レスピーギ:夜想曲/
 ラフマニノフ:前奏曲Op.23-4、同Op.32-5、ロマンス変ホ長調/
 グリーグ:
  夜想曲、過ぎ去った日々、ガーゼ、郷愁、まぼろし、
  あなたのそばに、子守歌、森の静けさ/
 R・シュトラウス:
  静かな森の小径で、アンダンテ変ロ長調Op.3-1、
  アレグロ・モルト変イ長調Op.3-4
ダニエル・ノリ(P)
現在メキシコ国立音楽院で教鞭を執るウルグアイ生まれのダニエル・ノリは、7歳から演奏家としてのキャリアをスタートさせたピアニスト。熱き魂と物悲しさが同居する珠玉の小品集である。
JBCC 130 ラベリントス
 ヘルベルト・バスケス(1963−):ロス・ラベリントス・デル・スエーニョ/
 マリア・グラニーロ(1962−):トランス/
 ゲオルギーナ・デルベス(1968−):弦楽四重奏曲第1番/
 ホラシオ・ウリベ(1970−):三重奏曲第1番/
 アルマンド・ルーナ・ポンセ(1964−):ソナタ・ダ・キエザ
オニクス・アンサンブル
ラテン・アメリカのコンテンポラリー作品を主なレパートリーとする若手演奏グループ「オニクス・アンサンブル」の最新作。リゲティやベリオの作品のメキシコ初演を行うなど高い意欲を見せ続ける団体として期待を集めている。
JBCC 125 ブラス・ガリンド(1910−1993):
 Te Canta mi esperanza、Arrullo、Madre mia cuando muera、Jicarita、
 Paloma blanca、Fuensanta/
ホセ・ローエン(1883−1945):Ufrasia、Ingrata/
アルヌルフォ・ミラモンテス(1882−1960):Serenata、Las hojas caen/
ヒギニオ・ルヴァルカバ(1905−1968):Chapultepec/
ホセ・ルイス・ゴンザレス(1937−):El celaje、Cuando Ilueve 他 全21曲
グスタヴォ・クアウトリ(T)、
セルジオ・ヴァスケス(P)
1988年にヘンデルのメサイアのソリストでデビューを果たしたメキシコのテノール奏者クアウトリが、メキシコのハリスコ州にちなんだ作曲家たちの作品を歌う。

VMS

VMS 170
(2CD+DVD)
\4800→¥4380
フォアアルルベルク交響楽団創立20周年記念盤
 DISC-1
  シューベルト:交響曲第5番変ロ長調D.485/
  マーラー:
   歌曲集《子供の魔法の角笛》、
   交響曲第10番嬰ヘ短調より アダージョ
 DISC-2
  ヴェルディ:歌劇《運命の力》序曲、歌劇《椿姫》前奏曲/
  ロッシーニ:歌劇《どろぼうかささぎ》序曲/
  マスカーニ:歌劇《カヴァレリア・ルスティカーナ》間奏曲/
  スッペ:歌劇《スペードの女王》序曲/
  J・シュトラウスⅡ世:
   エジプト行進曲、ワルツ《シトロンの花咲くところ》、
   ポルカ《何か小さなもの》、常動曲、ワルツ《ウィーンの森の物語》、
   ポルカ《狩り》/
  オフェンバック:ホフマンの舟歌
アネリー・ピーボ(Ms)、
クリストフ・エーベルレ指揮、
フォアアルルベルク響
オーストリアでウィーンに次いで2番目に小さな面積の州であり、国の最西端に位置するフォアアルベルク州。フォアアルベルク州の州都であり、ブレゲンツ音楽祭で有名なブレゲンツを本拠地とするオーケストラであるフォアアルルベルク交響楽団の創立20周年を記念したコンサートを収録したライヴ盤。フォアアルルベルク交響楽団はブレゲンツ音楽祭などで意欲的なプログラミングによるコンサートを披露するなど、レベルの高い演奏で聴衆から喝采を浴びるている。DISC-1は2005年4月16日、DISC-2は2005年5月22日にブレゲンツ祝祭劇場で行われたライヴ録音。
※特典DVDにはDISC-2と同内容のコンサート映像が収録されておりますが、NTSC方式でないため日本の再生機器では視聴が出来ません。ご注意下さい。
VMS 146
(2CD)
\4800
セティン・イシコズル(1939−):
 歌劇《アララト山の伝説》/バレエ音楽《ジュディス》
エロール・エルディンク指揮、
アンカラ国立歌劇場&バレエ管、同合唱団
アンカラ国立音楽院をトロンボーン奏者として卒業したのち、サンタ・チェチーリア音楽院やザルツブルク・モーツァルテウムで指揮と作曲を学んだイスタンブール出身の作曲家の作品集。旧約聖書でノアの箱舟が流れ着いたとされていることで有名な「アララト山」を題材としたオペラと、都市エルサレムを舞台としたバレエ音楽という珍しい作品のカップリングとなっている。1991年&1994年の録音。



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