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第38号新録音新譜(6)



ALBANY 1CD¥2200

TROY 888
(SACD)
¥1990
ドン・ギリス(1912-1978):
 交響曲第1番「アメリカ交響曲」/
 交響曲第2番「信仰の交響曲」/
 交響曲第5-2/1番「楽しみのための交響曲」
イアン・ホブソン指揮
シンフォニア・ヴァルソヴィア
着々と進行しているドン・ギリスの交響曲シリーズ。なんと交響曲第5-2/1番は当レーベル2種類目の録音となる。ギリスは放送プロデューサー、指揮者としても活動し、聴き手が歌ったり弾いたりすることのできる旋律によって音楽を聴き手に届けることを目標としていた。ライト・クラシックの大家として知られ、これらの交響曲も肩肘はらず楽しめるエンターテインメント系交響曲となっている。第二次世界大戦の最中にアメリカの理想を示すことを目指して最初の3つの交響曲を作曲し、発売されるのはこれが世界初となる。
TROY 903 「エリック・ラスク〜ジャスト・ミー&マイ・ホルン」
 ベルンハルト・クロル(1920-):賛美/
 J.S. バッハ:パルティータイ短調BWV1013(原曲:フルート)/
 パーシケッティ(1915-1987):
  無伴奏ホルンのためのパラブル(寓話)/
 C.P.E. バッハ:ソナタイ短調H. 562/
 テオドーレ・アントニオウ(1935-):哀歌/
 アヴラム・デーヴィッド(1930-2004):
  無伴奏ホルンのためのソナタop. 101/
 オットー・ケッティング(1935-):  
イントラーダ エリック・ラスク(Hrn)
ホルンの名手ラスクによる無伴奏のホルン作品集。バッハから最近の作品まで幅広い作品が演奏されている。ラスクは1987年アメリカ・ホルン・コンクール、1988年フランスのランスでの国際コンクールで優勝した。20歳の時クリーヴランド管弦楽団の副首席ホルン奏者になり、エンパイア・ブラス(金管五重奏団)で演奏し、東京音楽大学でも教えた。2006年6月録音
TROY 053
(SACD)
ジェレ・タナー(1939-):
 金魚を連れた少年〜ハワイの伝説に基づく独唱、
 合唱と管弦楽のための英雄的幻想曲
レオン・シウ(歌)、
マライ・エリオット(歌)、
リー・ホルドリッジ指揮
ロンドン響、
ナイジェル・ブルックス指揮
ナイジェル・ブルック合唱団他
SACDによる再発売。この作品は、象徴主義とユング理論を信奉する画家ジョン・トマスの一連の絵画に基づいている。フランス人とチェロキー族を両親とするタナー自身も、自然の中で育ち、その体験やハワイの神話を題材とした歌劇や管弦楽曲を作曲している。
TROY 881 ジョゼフ・サマー:「君を夏の日にたとえようか−オックスフォード歌曲集」
 ソネット104番
 (私にとって、美しい友よ、あなたは決して年を取ることはあり得ない)/
 18番(君を夏の日にたとえようか)/
 130番(私の彼女の目は太陽みたいなんかじゃない)/
 110番(ああ、私があちこちへ行ったのは本当だ)/
 レーダーと白鳥(イェーツ作詞)他
イヴ・ジリオッティ(S)、
アラン・シュナイダー(T)、
ケリー・ヴァン・ホーン(Ms)、
ヘザー・カーリー(S)、
トム・オトゥール(Br)、
ジョン・マギン(P) 他
サマーは、シェークスピアは17代オックスフォード伯エドワード・ド・ヴィアだったという説に賛成し、シェークスピアの劇中の場面とソネットを歌詞とした「オックスフォード歌曲集」を6集作曲している。
TROY 887 「マーガレット・アストラップ、ルス・ショーンサルを歌う」
 ショーンサル(1924-2006):
  初期歌曲集/ヴィルドゥング歌曲集/
  3つの愛の歌
マーガレット・アストラップ(S)、
ルス・ショーンサル(P)、
ジョーン・フォーサイス(P)
ショーンサルはハンブルクで生まれたが、ユダヤ人であるためメキシコに逃れてポンセとヒンデミットに学んだ。現代の手法を取り入れながら古典派・ロマン派の伝統を基礎とし、現代の問題を扱って深い情緒を表現している。
TROY 889 「幻想的なオスティナート」
 ピエール・マックス・デュボワ:ファンファーレによる3つの前奏曲/
 マルコ・ピュッツ:B管クラリネットのための協奏曲/
 カルロス・スリナック(1915-):ソレリアーナ(ソレル風の)/
 ジョージ・パール:ヴィオラと室内管弦楽のためのセレナード第1番/
 ブラス・アテオルトゥア(1933-):
  コラールと幻想的オスティナートop. 200
ドナルド・デロッシュ指揮
ディポール管楽アンサンブル
オスティナートは同じ音型を曲全体にわたって反復する作曲技法。この合奏団がAlbanyレーベルに録音する際に持ち続けている、重要な作曲家によるめったに録音されない作品と、優れた独奏者による管楽伴奏付き独奏曲を選ぶという方針も意味している。
TROY 893 「幻影、夢と記憶」
 マイケル・モールディン(1947-):光の子供の夢/
 デーヴィッド・イェグリー:巻き毛/
 ハイグ・ボヤディアン(1938-):セヴァン湖/
 ナンシー・ブルーマー・デュッセン:夜の森/
 ランダル・スナイダー:悲歌/
 ウィリアム・ヒル:瞑想と儀式の踊り
ジェームズ・ジョン・ペレリット(アメリカ土着のFl)、
ローレンス・ゴラン指揮
モラヴィア・フィル
ペルリットはフィラデルフィア管弦楽団などの独奏フルート奏者やインディアナ大学教授を務めた。音楽の強さは伝統との直接の接触から生まれると考え、1995年からほとんどもっぱら米国北部平野土着のフルートを演奏している。 2006年8月録音
TROY 894 「ラッパの音−トロンボーンを伴う室内三重奏曲集」
 ジャック・カステレード(1926-):
  トランペット、トロンボーンとピアノのための小協奏曲/
 ロナルド・ローズマン(1933-2000):
  オーボエ、トロンボーンとピアノのための三重奏曲/
 フランク・ステンパー(1951-):ラッパの音/
 ジョン・スティーヴンズ(1951-):三つ組/
 ボリス・ブラッハー(1903-1975):ディヴェルティメント
デーヴィッド・ギア(Tb)、
シャリ・ローズ(P)、
デーヴィッド・グリーンホー(Tp)、
マーク・ウェーガー(Ob)他
ギアはミシガン大学とイェール大学で学び、スプリングフィールド交響楽団とニューイングランド管弦楽団で演奏した。現在はクワド市交響楽団とセダー・ラピズ歌劇場管弦楽団の主席トロンボーン奏者を務め、アイオワ大学で教えている。
TROY 898 「火に似て−レーモンド・ウォイチクの管弦楽作品集」
 (1)二十五年祭/火に似て
 (2)舞踏交響曲/芸術の精神(若い人たちの絵による8つの細密画)
(1)ジョエル・エリック・スーベン指揮
モラヴィア・フィル、
(2)レーモンド・ウォイチク指揮
ジェシュフ・フィル
ウォイチクは1957年ニュージャージー州で生まれ、指揮者としても活動している。「芸術の精神」は、同州にある大西洋岸中部芸術センターの「視覚と音」教育プログラムのために委嘱された2つの組曲からの抜粋。 (1)2004年録音 (2)2005年12月録音
TROY 899 「Common Sense Composers’ Collective(常識作曲集団):TIC」
 マーク・メリッツ:スパム/
 ベリンダ・レノルズ:回って来る…/
 エド・ハーシ:一晩の空ではない/
 ランダル・ウルフ:代替音楽/
 ダン・ベッカー:S.T.I.C.(Sensitivity to initial conditions)/
 キャロリン・ヤーネル:青金石/
 ジョン・ハレ:街の声
ニュー・ミレニアム合奏団
「常識作曲集団」と名乗る8人のアメリカの作曲家たちが10年近く前に初めて発売したCDは、当時まだ現代音楽で支配的だった禁欲主義への挑戦と見なされた。このCDに収録されているのは、1996年に作曲された作品を、ピアノと管弦打楽器の六重奏から成るこの合奏団のために書き直したもの。 2002年1月録音
TROY 900 「怪物論−アイオワからの新しい音楽」
 ローレンス・フリッツ:怪物論/音楽測定法/
 マイケル・エッカート(1950-):こだまの歌/戻らない点/
 デーヴィッド・ゴンパー(1954-):古い棒/私たちが失った楡
エスター・ラムネック(Cl)、
ジェフリー・ライマン(Fg)、
ウィリアム・ラリュー・ジョーンズ指揮
アイオワ大学室内管、
デーヴィッド・ゴンパー指揮、
ティモシー・スタルター(T)、
ジョン・ムリエロ(Br)他
アイオワ大学の作曲教員たちによって21世紀に作曲された作品集。フリッツは数学のアルゴリズムとコンピュータを用い、エッカートは新古典主義的な無調、ゴンパーは調性以後の中心音に基づいて作曲している。2005・2006年録音
TROY 902 アルヴィン・シングルトン(1940-):「太陽に歌う」
 欲の機械/アルゴル3/
 太陽に歌う/リンゴ/太陽の周りを50回
テレサ・マカラ(P)、
ペギー・ベンクサー(Vib)、
サラ・ヴァーガス=バリット(Fl)、
スピヴィ・ホール児童合唱団、
デーヴィッド・シフリン(Cl)他
シングルトンはニューヨーク大学、イェール大学、サンタ・チェチリア国立アカデミーで学び、アトランタ交響楽団、アトランタのスペルマン大学、デトロイト交響楽団、フロリダ州ジャクソンヴィルのリッツ室内プレーヤーズのコンポーザー・イン・レジデンスを務めた。1993・1999・2003・2004年録音
TROY 904
(2CD)
アレッサンドロ・スカルラッティ:オラトリオ「ジュディッタ」 ジュリアンヌ・ベアード(S)、
マーシャル・コイド(C-T)、
フィリップ・アンダーソン(T)、
クイーンズ・チェンバー・バンド他
旧約聖書外典ユディト書にある、アッシリアの将軍ホロフェルネスに攻められ、その首を切り落としてユダヤを救った未亡人ユディトの話。1693年にナポリで歌劇として作曲されたが、イタリアでは18世紀最初の10年に歌劇が禁止されたので、オラトリオとして書き直された。
TROY 906 レオン・カーシュナー(1919-):「ピアノ独奏のための作品集」
 ピアノ・ソナタ第1番/間奏曲1/5つのピアノ曲/
 間奏曲2/禁じられたもの/ソナタ第2番
レオン・フライシャー、
ピーター・ゼルキン、
マックス・レヴィンソン、
ジョナサン・ビス、
ジョエル・ファン、
ジェレミー・デンク(P)
カーシュナーはロサンジェルスのカリフォルニア大学でシェーンベルクに学んだが、無調的作品でも12音列は用いなかった。ブロッホ、セッションズにも学び、指揮者、ピアノ奏者としても活動した。「5つのピアノ曲」はエミリー・ディキンソンの詩による歌曲集の編曲。
TROY 907 モリス・ローゼンツワイグ(1952-):
 「連作集」場所と物語/出来事のある連続
スティーヴン・ゴスリング(P)、
ラニ・ポールソン(Ms)、
スーザン・ウェンクス(P)
ローゼンツワイグはイーストマン音楽学校、ペンシルヴァニア大学、コロンビア大学で学び、ユタ大学教授を務めている。第1作は12のピアノ曲、第2作は9つの歌曲と前奏曲、間奏曲、後奏曲から成り、いずれも各曲が音階の12の各音に基づいている。2004年3月・2003年8月録音
TROY 910/11
(2CD)
「イギリスのピアノ四重奏曲集」
 A・C・マッケンジー(1847-1935):四重奏曲変ホ長調op. 11/
 フランク・ブリッジ(1879-1941):幻想曲/
 ハーバート・ハウエルズ(1892-1983):四重奏曲イ短調op. 21/
 チャールズ・スタンフォード(1852-1924):四重奏曲へ長調op. 15/
 ゴードン・ジェイコブ(1895-1984):四重奏曲/
 ウィリアム・ウォルトン(1902-1983):四重奏曲
エイムズ・ピアノ四重奏団
アントン・ルビンシテインは、エディンバラに来た時マッケンジーに、イギリスには作曲家がいないと言った。けれども、19世紀半ばに生まれたスタンフォードやエルガーと共にマッケンジーは、イギリスに立派な作曲家がいることを示し、ブリッジ、ハウエルズ、ウォルトンが続いて国際的に認められるようになった。2005年12月・2006年3・5月録音
TROY 912 ウェイン・ピーターソン(1927-):
 「変転」変転/12音音楽/迷宮/カプリッチョ/二部作
ニューヨーク・ニュー・ミュージック合奏団
ピーターソンはミネソタ大学とロンドンの王立音楽アカデミーで学び、サンフランシスコ州立大学教授を務めている。ジャズ・ピアノ奏者として活動したこともあるため、流動的なリズムが特徴。1995・1996・1999年録音
TROY 913 「青銅の音楽」
 ジェラルド・レヴィンソン:山の光/青銅の音楽/
 リンダ・ダンスマン:至/
 ジョシュア・フェルトマン:フビライハーン/
 マルコム・ペイトン:木管、金管と打楽器のための2つの幻想曲/
 ラリー・ベル:バンドのための短い交響曲/
 デーヴィッド・マクブライド:川の舞曲/
 ピーター・チャイルド:ファンファーレ
ウィリアム・ドルリー指揮
ニューイングランド音楽院ジョーダン・ウィンズ
1867年に創立されたニューイングランド音楽院は、アメリカ最古の独立した音楽学校で、優れた教授陣と幅広いカリキュラムを誇っている。このバンドのプログラムでは、普通でない楽器編成のため無視されている作品や世界初演の作品が重要な部分となっている。
TROY 914 ハワード・ハーシ(1940-):
 「子馬の協奏曲−室内楽2000-2005」
  子馬の協奏曲/
  ヴァイオリンと打楽器のためのソナタ/網目状の川の夜
ハワード・ハーシ指揮
サクラメント室内楽協会、
ウィリアム・バービニ(Vn)、
デーヴィッド・カーライル(Perc)、
マシュー・クレイチ(Fl)、
マシュー・ダーリング(Mar)
ハーシは、音楽的抽象と具象的な人間性とのつながりを求めて作曲すると述べていて、スピード感のある現代的な手法と並んで、叙情的な表現が随所に現れる。「子馬の協奏曲」という題は、作曲していたカリフォルニアの森で子馬を見て思いついたもの。
TROY 915/16
(2CD)
サリヴァン:
 コミック・オペラ「ゴンドラのこぎ手、又はバタラリアの王」
テッド・クリストファー(Br)、
サンドラ・ロス(Ms)、
ゲーリー・モス(Br)、
リン・トンプソン指揮
オハイオ・ライト・オペラ
ギルバートの台本によるこの作品は1889年ロンドンで初演されて大成功を収め、554回続けて上演された。バタラリア王の幼い息子は、スペイン公爵の娘との結婚に反対する宗教裁判所長に誘拐されてゴンドラのこぎ手に育てられる。成長してそれぞれ好きな人ができた彼らは結婚話に困惑するが、実は王子でないことがわかってハッピー・エンドとなる。 2006年録音
TROY 918/19
(2CD)
クインシー・ポーター(1897-1966):「弦楽四重奏曲全集」
 弦楽四重奏曲第1〜9番/修道院で/
 ポチャイフの聖母マリア(ウクライナ民謡)/
 スケルツォ(1923)/フーガ(1941)
ポトマック弦楽四重奏団
ポーターはダンディ、ブロッホなどに学び、ニューイングランド音楽院とイェール大学で教えながら多くの弦楽四重奏団のヴィオラ奏者として活動した。その弦楽四重奏曲はアメリカの現代音楽への重要な貢献で、和声はしばしば半音階的でも常に調的で、対位法を好んで用いている。

AULOS(MUSIKADO)

AUL66154
\2300
「クロンベルク・アカデミー〜展望第2集」
 ヘイデン・チスホルム&マルクス・シュミックラー:
  独奏と伴奏(クラウディオ・B.のために)
クラウディオ・ボホルケス(Vc)
クロンベルク・アカデミーは才能ある若い音楽家を支援するために1993年に設立され、国際パブロ・カザルス・チェロ・コンクールを創設した。ボホルケスは1976年に生まれ、ゲリンガスとペルガメンシチコフに学び、1995年ジュネーヴ・コンクール、2000年上記コンクールで優勝した。独奏者・室内楽奏者として国際的に活動し、ベルリンの「ハンス・アイスラー」音楽大学の客員教授を務めている。チスホルムはニュージーランド出身のサクソフォン奏者・作曲家で、日本でも学び、ドイツの美術家レベッカ・ホルンとの革新的な仕事や、ジャズ・現代音楽の演奏で知られている。シュミックラーは1968年ケルンで生まれ、電子音楽も多数作曲している。この作品でも電子音が用いられ、終始奏されるゆるやかな旋律と伴奏が対比されている。2006年9月録音

BMC

BMC CD134
\2200
「イルディコ・ヴェコニー/ウィズ・マレット&ストリングス」
 J.S.バッハ:パルティータ第3番ホ長調BWV1006
 ゾルタン・イェネイ(1943〜):リゲティへの告別
 C.P.E.バッハ:自由な幻想曲 嬰ヘ短調W67
 アダム・コンドール(1964〜):ハンド・ボール・ペーパー
 J.S.バッハ:ソナタ第1番ト短調BWV1001
イルディコ・ヴェコニー(ツィンバロン)
ハンガリーの民族楽器でジプシー・バンドの花形楽器として有名なツィンバロン。スチール弦をマレットで叩くあれです。名前の響きからも容易に察せられるようにチェンバロの親であり、ひいてはピアノの遠い親戚にもなるわけ。これでバッハをやろうというのいうのだから面白くないはずがない。おかげでバッハの音楽のなかにある民族的な要素が自ずと明らかになる。ハンガリーは東西文化の中継点であり、お琴にも似たツィンバロンの響きは不思議と日本的でもある。アコーディオンによるバッハが話題となった次は、このツィンバロン・バッハです!録音:2006年

BRIDGE 1CD¥2200

BCD 9225
(2CD 1枚価格)
\2200→\1990
(1)ドヴォルザーク:ピアノ四重奏曲第2番 変ホ長調 Op.87
(2)ドヴォルザーク:ピアノ三重奏曲第3番 ヘ短調 Op.65
(3)ドヴォルザーク:4つのロマンティックな小品 Op.75
(4)ショーソン:コンセール ニ長調 Op.21 ADD
アルトゥール・バルザム(Pf)
共演:
(1)ペーター・リバール(Vn)
オスカー・クロマー(Va)
アントニオ・トゥシャ(Vc)
(2)〜(4)ルイス・カウフマン(Vn)
(2)マルセル・セルヴェラ(Vc)
(4)パスカル四重奏団
アルトゥール・バルザムのピアノに、ペーター・リバール、ルイス・カウフマンといった名ヴァイオリニストが加わった室内楽集。ルイス・カウフマン(1905−1994)は、米国オレゴン州ポートランド生まれのヴァイオリニスト。ハリウッドの映画音楽の演奏で有名な一方、20世紀の米国の音楽を積極的に紹介したことでも知られている。
BCD 9226
(2CD 1枚価格)
\2200→\1990
バルザム80年代のピアノ・ソロ録音集
「マンハッタン音楽院でのライヴ録音集」
 ハイドン:ピアノ・ソナタ ハ長調 Hob.XVI-50
 ベートーヴェン:ディアベリの主題による33の変奏曲 ハ長調Op.120
 ブラームス:
  間奏曲 ロ短調 Op.119-1,間奏曲 イ長調 Op.118-2,
  カプリッチョ 嬰ハ短調 Op.76-5
 メンデルスゾーン:無言歌 変ホ長調 Op.67-1「瞑想」
 ショパン:
  マズルカ ロ長調Op.63-1,マズルカ ヘ短調Op.63-2,
  マズルカ 嬰ハ短調Op.63-3,夜想曲 嬰ヘ短調Op.48-2,
  ポロネーズ 変ホ短調Op.26-2,マズルカ イ短調Op.17-4,
  華麗なる変奏曲 変ロ長調Op.12
アルトゥール・バルザム(ピアノ)
伴奏ピアニストとして名高いアルトゥール・バルザム(1906−1994)が、マンハッタン音楽院で行ったリサイタルのライヴ録音。バルザムのソロの録音は少ないわけではないが、ディアベリ変奏曲のような大曲は珍しい。録音:1982,1986,1987年、ADD DDD
BCD 9224 プーランク、ミヨー、バルトークの2台のピアノのための協奏曲集
 プーランク:二つのピアノと管弦楽のための協奏曲
 ミヨー:二つのピアノと打楽器の協奏曲第2番
 バルトーク:二つのピアノ、打楽器と管弦楽のための協奏曲
クアトロ・マーニ
〔スーザン・グレイス(ピアノ),
アリス・ライバック(ピアノ)〕
スコット・ヨー(指揮)
コロラド大学夏季音楽祭管 ほか
20世紀の二台ピアノのための協奏曲集。その名もピアノの4手を意味するクアトロ・マーニは1989年に結成されたピアノ・デュオ。アリス・ライバックは、ジュリアード音楽院に7歳で入学した程の早熟だったという。BRIDGEレーベルにはクラムやルーザースなど現代音楽を録音している。録音:2006年
BCD 9227 レオ・スミット(1921-1999):歌曲集「円周の向こう」〜
 ディッキンソンの詩による(18曲),
 マーシャ・ウィリエムの3つの詩,
 マリーゴールドの心〜ディッキンソンの詩による(15曲)
ジョージン・レシック(ソプラノ)
ウォーレン・ジョーンズ(ピアノ)
レオ・スミット(1921−1999)はフィラデルフィア生まれの作曲家。BRIDGEからは既に、ディッキッソンの詩による33の歌曲(BCD9080)が発売されている。録音:2006年1月2−4日
BCD 9180 「バッハ・リサイタル〜アンドルー・ランゲル」
 小前奏曲イ短調BWV942/
 半音階的幻想曲とフーガBWV903/前奏曲ト長調BWV902/
 フランス風序曲ロ短調BWV831/
 小前奏曲ニ短調BWV936/イタリア協奏曲
アンドルー・ランゲル(P) 
ランゲルはシカゴで生まれ、ジュリアード音楽院で学んで奏家組合マルロー賞を受賞後、アメリカ、ヨーロッパ、イスラエルで演奏している。1977-85年ダートマス大学で教え、1984-85年には5回のバッハ演奏会、1986-89年にはベートーヴェンのピアノ・ソナタ全曲演奏会を行って高く評価された。
BCD 9187 「ショパン&リスト:チェロとピアノのための作品集」
 ショパン:
  チェロ・ソナタト短調op. 65/リスト:悲しみのゴンドラ/
  ノンネンヴェルトの僧房/
 ショパン:華麗なポロネーズ/
 リスト:忘れられたロマンス/悲歌第1番/第2番/
 ショパン:協奏的二重奏曲2002年1月録音
フィッシャー二重奏団
【ノーマン・フィッシャー(Vc)、
ジーン・キアマン(P)】
正確にはチェロとピアノのための作品全曲は収録されていないが、めったに演奏されない作品を聴くことができる。フィッシャーはコンコード弦楽四重奏団のチェロ奏者として国際的な演奏活動を始め、1971年にフィッシャー二重奏団を結成した。古典的レパートリーだけでなく、ブゾーニ、ブーランジェ、リストなどの過去の忘れられた作品の再発見にも努めている。
BCD 9200 「ジョン・ハービソンの音楽第1集」
 (1)モンターレのモテットの2つの巻/
 (2)オーボエ、クラリネットと弦楽のための協奏曲
 (3)ピアノ・ソナタ第1番−ロジャー・セッションズの思い出に/
 (4)ミラバイの歌
(1)ロレーン・ハント・リーバーソン(Ms)、
グリーンリーフ室内プレーヤーズ、
(2)ペギー・ピアソン(Ob)、
ジョー=アン・スターンバーグ(Cl)、
スコット・ユー指揮
メタモルフォーゼン室内管、 
(3)ロバート・シャノン(P)、
(4)ジョージン・レシック(S)、
ウォレン・ジョーンズ(P)
ハービソンは1938年に生まれ、ピストンに師事し、セッションズに強い影響を受けた。作風は新古典主義的で、1987年ピューリッツァー賞を受賞し、マサチューセッツ工科大学の音楽研究所教授を務めている。最後の作品は16世紀にインドで書かれた宗教的な詩に基づいている。
BCD 9205 「5つのピアノ・ソナタ」
 エルネスト・アルフテル(1905-1989):
  ピアノ・ソナタ(1926-32)/エネスコ:ソナタ嬰へ短調op. 24-1/
 ストラヴィンスキー:ソナタ/
 E.アルフテル:ソナタ「ドメニコ・スカルラッティへの敬意」/
 ヤナーチェク:ソナタ「1905年10月1日」 2005年9月録音
アンドルー・ランゲル(P)
20世紀に作曲された5曲のソナタが収録された興味深いアルバム。アルフテルはドイツの家系のスペインの作曲家で、ファリャに学び、ストラヴィンスキーやラヴェルの影響を受けました。ストラヴィンスキーのソナタは新古典主義の時期の代表作の1つ。他にヤナーチェクの名作、エネスコのソナタを収録。
BCD 9209 「ステファン・ウォルペ(1902-1972)第3集〜
 アインシュタインの演説と歌曲集」
 原子時代における平和についてのアインシュタイン博士の演説からの抜粋/
 10の初期の歌/イディッシュ語の民謡編曲/
 ヘブライからの歌曲集/
 ハンス・ザックスによる寓話「怠け者の農夫と犬」/
 墓碑銘 2005年10月録音
パトリック・メーソン(Br)、
ロバート・シャノン(P)、
トニー・アーノルド(S)、
ジェーコブ・グリーンバーグ(P)、
リーア・サマーズ(Ms)、
アシュラフ・セワイラム(Bs-Br)、
スーザン・グレース(P)
ウォルペはベルリン生まれのユダヤ人で、ナチスの迫害を逃れて1931年からウィーンでウェーベルンに学び、1934年エルサレム、1938年米国に渡った。エルサレムでユダヤやアラブの音楽からの影響を受けて「ヘブライからの歌曲集」が作曲された。
BCD 9213 ビーバー(1644-1704):「技巧的で楽しい合奏」から
 パルティータ第1番ニ短調/第2番変ロ短調/
 第3番イ長調/第4番変ホ長調/第5番ト短調/第6番ニ長調
ルベル
【イエルク・ミヒャエル・シュヴァルツ(Vn)、
カレン・マリー・マーマー(Vn, Va)、
ジョン・モラン(Vc)、
ドンソク・シン(Org)】
ビーバーはボヘミア生まれのヴァイオリン奏者・作曲家で、1670年以降はザルツブルクを中心として活動した。7つのパルティータから成るこの曲集のうち5曲はスコルダトゥーラ(変則的な調弦法)・ヴァイオリン又はヴィオラと通奏低音のために書かれている。ルベル(バロック・オーケストラ)は大きな編成のバロック・オーケストラだが、今回はそのメンバーによる室内楽編成。
BCD 9215 「ステファン・ウォルペ第4集」
 (1)オーボエ・ソナタ断章/
  オーボエ・ソナタ/歌、言葉、賛美歌、節…最も優しい動き/
 (2)フルートとピアノのための2部から成る曲/
 (3)オーボエ、チェロ、打楽器とピアノのための曲
  1992・2001・2005・2006年録音
(1)ハインツ・ホリガー(Ob)、
(2)ロバート・エイトケン(Fl)、
(1)〜(3)ジェームズ・エイヴリー((1)(2)P、(3)指揮)、
(3)サープラス・アンサンブル
ウォルペがパレスティナに住んでいた時の生徒に、ベルリン生まれのオーボエ奏者ヨーゼフ・マルクスがいた。ウォルペはマルクスにオーボエの楽器としての可能性を尋ね、彼のために書かれた作品は20世紀におけるオーボエの技巧を発展させた。演奏は現代最高のオーボエ奏者ホリガーや武満徹作品集(NAXOS)が好評のエイトケンなど。
BCD 9216 「バッハへの橋」
 ギボンズ:ソールズベリー卿のパヴァーヌとガイヤルド/
 スヴェーリンク:わが青春はすでに過ぎ去り/緑の菩提樹の下で/
 トムキンズ:心の乱れた時の悲しみのパヴァーヌ/ヴォランタリー/
 フローベルガー:
  リチェルカーレ第6番/リチェルカーレハ長調/
 ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第14番嬰ハ短調op. 131からフーガ/
 ファーナビー:別れのつらさ/
 J.S.バッハ:シンフォニアヘ短調他2006年6月録音
アンドルー・ランゲル(P)
 ここに収録されているのは、主に17世紀にヴァージナル、クラヴィコード、チェンバロ、オルガンのために書かれた、舞曲、変奏曲や対位法的な曲。ランゲルはそこにバッハの作品との類似点を見出し、バッハは先駆者たちの作品を解釈するための師だと述べている。
BCD 9218
(2CD、1枚価格)
「ジョージ・クラム・エディション第10集」
 ジョージ・クラム(1929-): 「人生の川」〜
  喜びと悲しみの歌曲集、賛美歌・黒人霊歌・再流行した曲の連作、
  声・打楽器四重奏・増幅されたピアノのための
  (アメリカン・ソングブック第1集)/
 「丘へ」〜悲しみ、あこがれと無邪気の歌曲集、
 アパラチアの歌曲連作、
 声・打楽器四重奏・増幅されたピアノのための(アメリカン・ソングブック第3集)
 20012005年11月・2003年6月録音
アン・クラム(S)、
ジェームズ・フリーマン指揮
オーケストラ
クラムはアパラチア山脈の西にあるウェスト・ヴァージニア州チャールストンで生まれた。アメリカ民謡に興味を持っていた娘アンの提案でアパラチアの歌曲集を作曲し、それを管弦楽を伴う4集の「アメリカの歌の本」に改作した。
BCD 9219 ドビュッシー:「ピアノ作品全集第3集」
 映像(忘れられた)/映像第1集/映像第2集/コンクールの小品/悲歌/
 レントより遅く/英雄の子守歌/石炭の熱によって照らされた夕べ/
 アルバムのページ/ハイドンをたたえて/ピアノのために 2006年10月録音
ベネット・ラーナー(P)
ラーナーはクラウディオ・アラウや、ドビュッシーの偉大な演奏者ギーゼキングの生徒だったアルジェンティンのピアニスト、アルミンダ・カンテロスに学んだ。現代の作品を多数初演し、1990年からタイに住んでチェンマイの大学で教えている。
BCD 9220 「ジャスティン・デロ・ジョイオ(1955-)作品集」
 (1)2つの演奏会用練習曲/
 (2)ピアノ三重奏のための音楽「愚行の行進曲」/
 (3)ピアノ・ソナタ
(1)(3)ギャリック・オールソン(P)、
(2)アニ・カヴァフィアン(Vn)、
(2)カーター・ブレイ(Vc)、
(2)ジェレミー・デンク(P) 
デロ・ジョイオはジュリアード音楽院でパーシケッティ、セッションズ、ダイアモンドに学び、在学中も、博士号取得後も数々の賞を受賞している。ピアノ・ソナタはコープランドの提案で作曲され、パーシケッティに献呈された。ピアノ・ソロ作品はギャリック・オールソンが弾いている点も注目される。
BCD 9221 「ヴィルトゥオーソ・アコーディオン〜現代のアコーディオン音楽」
 サンポ・ハーパメキ(1979-):力/ユッカ・ティエンスー(1948-):飛翔/
 ヴラディーミル・ズビツキー(1953-):カルパティア山脈組曲/
 サルヴァトーレ・シャリーノ(1947-):青い放浪者/
 ジェラール・グリゼイ(1946-1998):パッサカリア/
 マグヌス・リンドベルイ (1958-):舌の戯れ/
 ユッカ・ティエンスー(1948-):ゾロ 2006年7・9月録音
ミッコ・ルオマ(アコーディオン)
ルオマはシベリウス・アカデミーを最優秀で卒業し、1997-98年ニューヨーク市立大学で現代音楽の演奏を学びました。フィンランドのトゥルク音楽アカデミーで教え、多数の現代作品を初演しています。シャリーノ、グリゼイ、リンドベルイなど現代の巨匠の作品も演奏されている。
BCD 9222 エチュード&パロディ〜ポール・ランスキー作品集
 ポール・ランスキー:
 (1)練習曲とパロディ/(2)半組曲/(3)リチェルカーレ・プラス、
 2006年4・10月、2005年3月録音
(1)ウィリアム・パーヴィス(Hrn)、
カーティス・マコンバー(Vn)、ミハエ・リー(P)、
(2)デーヴィッド・スタロビン(G)、
(3)ブレンターノ四重奏団
ランスキーは若 い時はコンピュータ音楽に没頭していたが、50歳を過ぎて器楽作品を書くようになり、60歳を超えて若い作曲家として新しい挑戦を始めたと述べている。最初の曲はランスキーが初めホルン奏者を目指した経験を生かしている。
BCD 9223 ウィリアム・ブランド(1947-):
 ピアノ・ソナタ第4番変ホ長調「4つの『告別』−演奏会用ラグ」/
 バレエのアリア/新しいラグ/牧歌/
 ピアノ・ソナタ第14番変ロ長調 2005年9月録音
ウィリアム・ブランド(P)
ブランドはボルティモアのピーボディ音楽院で学び、ニューヨークで活動した後、生地ウェスト・ヴァージニアに戻った。ロマン派音楽とジャズが混合したような様式で、あらゆる調性の24曲のピアノ・ソナタを1998年に作曲し始め、16曲が完成している。

CEDILLE 1CD¥2200

CDR90000 095 「シューマン:ヴァイオリン・ソナタ全集」
 シューマン:
  ヴァイオリン・ソナタ第1番イ長調op.105/
  ヴァイオリン・ソナタ第2番ニ短調op.121/
  ヴァイオリン・ソナタ第3番イ短調WoO27
ジェニファー・コー(Vn)、
内田怜子(P)
シューマンのヴァイオリン・ソナタ第3番は第1,2楽章がオリジナルで作られたものだが、第3、4楽章はFAEソナタのシューマンが作曲した楽章をあてたもの。FAEソナタはヴァイオリニストのヨアヒムに献呈するために、第1楽章をシューマンの生徒ディートリヒ、スケルツォをブラームス、間奏曲とフィナーレをシューマンが作曲した作品です。ジェニファー・コーは15歳の時イリノイ州の若い演奏家のコンクールで優勝し、カーティス音楽院とオバーリン大学で学んだ。1994年チャイコフスキー・コンクールで1位なしの2位と特別賞を受賞して以来、アメリカ内外で活躍している。昨年(2006年)にはチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲でニューヨーク・フイルへのデビューや、ウォリネンの新作を初演するなど評価はますます高まっている。シューマンの暗い情熱を豊かな音で表現している。伴奏を務める内田怜子はカーティス音楽院とマネス音楽大学で学び、ジョアンナ・ホッジズ・ピアノ・コンクールで1位となり、コロンビア大学で教えている。 2005年5月・2006年6月録音
CDR90000 094 「奇妙な想像上の動物たち」 ジェニファー・ヒグドン:ゾコ(2003)/
 ゴードン・フィッツェル:ヴァイオレンス(暴力)(2001)/消失(2006)
 スティーヴン・マッケイ:土着の楽器(1989)/
 デーヴィッド・M. ゴードン:摩擦の体系(2002/2005)/
 デニス・ディサンティス:奇妙な想像上のリミックス(2006)
エイト・ブラックバード:
【リサ・カプラン(P)、
マット・アルバート(Vn)、
フォティノス(Vc)、
モリー・アリシア・バース(Fl)、
マッカフェッリ(Cl)、
ドゥヴァル(Perc)】
この団体名は、米国の詩人ウォレス・スティーヴンズの詩「ブラックバード(クロムクドリモドキ)を見る13の方法」第8連から採られた。1996年に結成され、多くの作曲家に作品を委嘱し、CedilleレーベルにCD3点を録音していた。2005年8月録音
CDR90000 096 「アクロバット〜デーヴィッド・ライスナー(1953〜)作品集」
 (1)アクロバット/エル・ココ(お化け)/郷愁/精神病院での踊り/
 (2)三つ折り画/(3)両極端
カヴァティーナ・デュオ:
【エウジェニア・モリナー(Fl)、
デニス・アザバギック(G)】、
(2)カティンカ・クレイン(Vc)、
(3)ジョシュア・ルビン(Cl) 
ライスナーは1953年生まれのギタリスト兼作曲家で、このアルバムはフルートとギターのための作品集。ライスナーは1975年トロント、1981年ジュネーヴの国際ギター・コンクールで優勝したが、1980年代に手を負傷して演奏活動を12年間中断した。その間に作曲家としての地位を築き、「精神病院での踊り」は広く演奏されている。
CDR90000 097 「アメリカのヴィルトゥオーソ〜モード・パウエルへの賛歌」
 エイミー・ビーチ:ロマンスop.23/
 グレンジャー:岸辺のモリー/
 ドヴォルザーク:わが母の教えたまいし歌/ユモレスク/
 シベリウス:ミュゼット/
 ショパン:子犬のワルツ/
 パルムグレン:五月の夜/
 コールリッジ=テイラー:深い川/
 マスネ:「田園詩」から「たそがれ」/
 J.ロザモンド・ジョンソン:だれも知らない私の悩み他
レイチェル・バートン・パイン(Vn)、
マシュー・ヘーグル(P)
 レイチェル・バートンのCEDILLEレーベルへの8枚目のアルバム。モード・パウエル(1868-1920)は伝説的な女性ヴァイオリニストで、アメリカ、黒人、女性、同時代の作曲家の作品を演奏し、弦楽四重奏団も結成した。その伝記に感銘を受け、ヴァイオリニストとして最も尊敬している演奏者は、彼女が編曲した作品や彼女に献呈された作品ばかりをここに録音した。2006年10・11月録音

CLASSICO 1CD¥2000

CLASSCD 704 「イギリスの交響作品集第14集」
 ブリテン:ピアノ協奏曲Op.13
 アイアランド:ピアノ協奏曲変ホ長調
デイヴィッド・ストロング(P)
ダグラス・ボストック指揮
オールボー交響楽団
相変わらず精力的に録音をこなすボストック。息の長い「イギリスの交響作品集」シリーズもなんと第14集になる。今回はCLASSICOレーベルとの付き合いも長いデイヴィド・ストロングをソリストに迎え、ブリテンとアイアランドのピアノ協奏曲というこのシリーズではメジャーな作品。両作品ともカラッとした明るく快活な作品で、イギリスものの鬱々としたイメージとは正反対。ストロングとボストックもダイナミックかつ明晰に演奏し、高音質の録音も手伝ってこれらの作品の魅力を描ききっている。ストロングは1964年イギリスの西ヨークシャー生まれ、1990年デンマークに移住しました。明晰な演奏が好評を博している。録音:2006年7月7-10日
CLASSCD 733 シベリウス没後50年企画「フィンランディア」〜管弦楽作品集
 シベリウス:管弦楽作品集
  (1)「カレリア」序曲Op.10、(2)2つのセレナードOp.69、
  (3)森の精(バラード)Op.15、
  (4)組曲「歴史的情景」第1番Op.25、
  (5)フィンランディアOp.26
ダグラス・ボストック指揮
エーテボリ=オーフス・フィルハーモニック
(2)サカリ・テッポネン(Vn)
多彩なレコーディング暦を誇るダグラス・ボストックの最新録音。今年(2007年)はシベリウス没後50年にあたり、このCDはその企画として今年1月にスタジオ録音されたもの。有名曲の「フィンライディア」から知名度はそれほどでもシベリウスらしい名曲までバランスの良い選曲となっている。若いオーケストラの実力を引き出した清々しい名演奏になっている。セレナードでのヴァイオリン独奏はラハティ交響楽団の黄金期をコンサート・マスターとして演出したテッポネン。録音:2007年1月12-14日、オーフス、デンマーク
CLASSCD 565 レイフ・ムンク・ハンセン:詩篇とオルガン・コラール(全18曲) フィン・ペデルセン(Org)
オーレ・ヘデゴー(T)
オルガンによる敬虔なコラールとオルガン伴奏による歌がほぼ半々からなる作品。
CLASSCD 711 フランク:前奏曲・コラールとフーガ
ラヴェル:夜のガスパール
ドビュッシー:映像第2集、喜びの島
イェンス・エルヴェキール(P)(JENS ELVEKJAR)
エルヴェキールはデンマーク生まれのピアニスト。ブラームス・コンクール(ウィーン)やヴィットリオ・グイ・コンクールで優勝など世界各地のコンクールで認められ、2005年にはデンマーク人ピアニストとして初めてスタインウェイ・アーティストに指名された。ソリスト、室内楽奏者として様々な音楽祭に参加、来日経験もある。2004年5月録音
CLASSCD 71819
(2CD)
\3000
オルガン伴奏によるバッハ:ヴァイオリン・ソナタ集
 J.S.バッハ:
  6つのヴァイオリン・ソナタBWV1014〜1019(オルガン伴奏による)
ヨッヘン・ブルシュ(Vn)、
スヴェン=イングヴァート・ミケルセン(Org)
通常はチェンバロで伴奏されることが多いバッハのヴァイオリン・ソナタだが、これは全6曲をオルガンで伴奏するという一風変わった演奏。オルガンが伴奏だとなんとも宗教的な雰囲気を醸し出し、あたかもカンタータの合唱が始まりそうな気がしてしまう。ブルシュとミケルセンのコンビはオルガン伴奏による「ヴィヴァルディの四季」(CLASSCD333)も録音していて、ヒット商品となった。
CLASSCD 722 ニルス・ヴィゴ・ベンソン(1919-2000):
 金管楽器のための室内楽作品集
  (1)三重奏曲Op.82(トランペット、ホルン、トロンボーン)
  (2)ホルン・ソナタOp.47、
  (3)トランペット・ソナタOp.73
  (4)トロンボーン・ソナタOp.277、
  (5)脂肪とフェルト(Fett und Filz)Op.403
(1)(2)ヤコブ・ケイディング(Hr)
(1)(3)マルティン・シュスター(Trp)
(1)(4)ニルス=オレ・ボー・ヨハンセン(Trb)
(5)フィン・シューマッカー(Tuba)
(2)〜(5)エリク・カルトフト(Pf)
20世紀後半デンマークを代表する作曲家ニルス・ヴィゴ・ベンソンの金管楽器のための作品集。多作家として知られるベンソンだが、基本的には調性による作品が多く、ここに収録された作品も楽器の性能をいかした不思議な感じのもの。
CLASSCD 728 ベートーヴェン:
 (1)五重奏曲Op.16
  (オーボエ、クラリネット、ファゴット、ホルン、ピアノのための)
 (2)七重奏曲Op.20
  (クラリネット、ホルン、ファゴット、
   ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバスのための)
エスビャール・アンサンブル
サッカーの強豪チームが有名なデンマークの都市エスビャールに本拠を置く当アンサンブルは1967年に設立されたデンマーク初のプロの室内アンサンブル。現在は12人のメンバーで構成され、ベートーヴェンから現代の作曲家の初演まで幅広いレパートリーを持っている。意外と録音の少ないベートーヴェンの名作を見事に演奏している。録音:(1)2004年3月(2)2003年3月
CLASSCD 729 テアスのヴィドール:オルガン交響曲全集完結編
 シャルル=マリー・ヴィドール(1844-1937):
  オルガン交響曲第4番ヘ長調op.13-4、
  オルガン交響曲第8番ロ短調op.42-7
ハンス・オレ・テアス(Org)
第1番、第2番(CLASSCD442)、第3番、第7番(CLASSCD450)、第5番、第6番(CLASSCD629)に第9番、第10番(CLASSCD637)と続いてきたテアスのヴィドール:オルガン交響曲シリーズもいよいよ完結。テアスは1985年にデビューしたベテランで、コペンハーゲンの王立音楽院を卒業したあと、パリでマリー=クレール・アランに師事したという、フランス・オルガンの大作曲家ヴィドールを演奏するうってつけの人材。録音:2006年9月録音
CLASSCD 730 ノアゴー:金管楽器のための作品集
 ペア・ノアゴー:金管楽器のための作品集
  (1)今、地球全体が雪で白く染まっている1、
  (2)逆光(1970)
  (3)今、地球全体が雪で白く染まっている2、
  (4)連峰−水晶−滝、
  (5)今、地球全体が雪で白く染まっている3、
  (6)食欲不振ファンファーレ、
  (7)今、地球全体が雪で白く染まっている4、
  (8)ムザイク(1969)、
  (9)今、地球全体が雪で白く染まっている5
ニルス=オレ・ボー・ヨハンセン(Trb,ユーフォニウム)、
イェスパー・ブスク・セーレンセン(Trb,ユーフォニウム)、
フィン・シューマッカー(Tuba)、
マルティン・シュスター(Trp)、
アルス・ノヴァ・コペンハーゲン(合唱)、他
ノアゴーの金管作品集だが、編成は異様な作品ばかり。(1)(3)(5)(7)(9)はユーフォニウム4本とチューバ4本に合唱、(4)はトロンボーン12本、(6)はアルト・サックスにトランペット2本、トロンボーン2本に打楽器、(8)はトランペット5本にトロンボーン3本といった具合。意外なことにブルックナーを彷彿させる厳かな「地球が雪で・・・」の間に激しい曲調や軽いノリのものなど様々な作品が挟まった興味深いアルバム。
CLASSCD 731 J.A.P.シュルツのピアノ作品集
 ヨハン・アブラハム・ペーター・シュルツ(1747〜1800):
  ピアノ作品集
   (1)ソナチネ ト長調(1790)(2)6つの様々な小品集Op.1(1776)
   (3)ピアノ・ソナタ 変ホ長調Op.2(1778)
   (4)アレグレット ハ長調(1797)
トマス・トロンイェム(Pf)
ちょうどハイドンとモーツァルトの生年の真ん中あたりに生まれた作曲家J.A.P.シュルツ。1787〜95年にかけてデンマーク宮廷の指揮者を務めたこともあり、デンマーク音楽界に大きな影響を与えた人物。古典派の器楽に興味のある方にはお薦めしたいアルバム。録音:2003〜4年オーフス

DIVOX

CDX20504
\2200
ショスタコーヴィチ:
 ピアノ五重奏曲ト短調op. 57/
 弦楽四重奏曲第12番変ニ長調op. 133
ブルーノ・カニーノ(P)、
アマティ四重奏団
1936年に「ムツェンスクのマクベス夫人」が『プラウダ』で非難された後、1940年に作曲されたピアノ五重奏曲は、フーガやバロック風の間奏曲を含む古典的な作品で、当局からも賞賛された。1968年に作曲された弦楽四重奏曲第12番では、それまで否定的な見解を表明していた12音技法を第2楽章の一部で用いたことが注目される。カニーノは1935年ナポリで生まれ、ミラノ音楽院在学中からアントニオ・バリスタとピアノニ重奏を行い、ミラノ三重奏団のメンバーとして活動している。特に現代音楽に関心を持ち、多くの作品を初演し、ベルン音楽院で20世紀音楽のマスター・クラスで教えている。1999年6月・2000年3月録音

GENUIN 1CD¥2200

GEN 87095
¥1990
「言葉のないワーグナー」
 「ニュルンベルクのマイスタージンガー」から
  第3幕への前奏曲/徒弟たちの踊り/第1幕への前奏曲/
  「トリスタンとイゾルデ」から前奏曲/イゾルデの愛の死/
  「神々のたそがれ」から日の出/ジークフリートのラインの旅/
  ジークフリートの死/葬送音楽/フィナーレル
ラファエル・フリューベック・デ・ブルゴス指揮
ドレスデン・フィル
 読売日本交響楽団もたびたび指揮しているフリューベック・デ・ブルゴスは、2003年ドレスデン・フィルの主席客演指揮者、翌年主席指揮者・芸術監督となった。同楽団とはR.シュトラウスの作品や2007年のニュー・イヤーコンサートを録音し、「マイスタージンガー」は1993年ベルリン・ドイツ・オペラと来日して指揮。この録音は、強音部分や官能的な個所を極度に強調することなく、全体のバランスや流れが考慮され、落ち着いて細部まで丁寧に演奏されている。2006年9月録音
GEN 87523 ムソルグスキー:展覧会の絵/
グバイドゥリーナ:ソナタ「そして待ち望む」
ヘラルド・エラー(バヤン)
グバイドゥリーナのソナタは一種のミサ曲で、曲名はクレドの最後の行「そして死者の復活と来世の生命を待ち望む」から採られ、ロシアのバヤン奏者フリードリヒ・リップスに献呈されました。ミサ通常文が5つの部分から成るように、5楽章で構成されています。バヤンはロシアのクロマティック・アコーディオンの一種です。エラーは1977年に生まれ、ヴュルツブルク音楽大学でシュテファン・フッソングに学びました。第3回JAA(日本アコーディオン協会)国際アコーディオン・コンクールで3位、2005年ドイツ音楽院コンクールで2位となり、ドイツ内外で独奏者・室内楽奏者として活動しています。2007年1・2月録音
GEN 87084 「ドイツ音楽コンクール2005受賞者〜ニコラス・アルトシュテット」
 ベートーヴェン:チェロ・ソナタ第4番ハ長調op. 102-1/
 ヴェーベルン:2つの小品/3つの小品op. 11/チェロ・ソナタ/
 J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲第5番ハ短調BWV1011/
 リゲティ:無伴奏チェロ・ソナタ/ストラヴィンスキー:イタリア組曲
ニコラス・アルトシュテット(Vc)、
フランチェスコ・ピエモンテシ(P)
ドイツ音楽コンクールは1975年から毎年ドイツ音楽協議会によって行われています。アルトシュテットは1982年ドイツ人とフランス人を両親として生まれ、ペルガメンシチコフとゲリンガスに師事し、2005年サントリー・ホールでシューマンの協奏曲を演奏しました。録音:2007年2月
GEN 87091 フーゴー・ヴォルフ:ピアノ作品集
 変奏曲/ロンド・カプリッチョーソ/
 ユモレスク/幼年時代より(眠りの精/たわむれと遊び)/
 ワーグナーの「ニュルンベルクのマイスタージンガー」によるパラフレーズ/
 ワーグナーの「ワルキューレ」によるパラフレーズ)
アナ=マリヤ・マルコヴィナ(P)
ヴォルフが15歳から22歳の時に書いた作品で、ピアノ曲はこのほか数曲しか作曲していません。作品は古典的な変奏曲や1分ほどの小曲があるかと思えば、ワーグナーをネタにした大作(「マイスタージンガー・パラフレーズ」は12分、「ワルキューレ・パラフレーズ」は20分を超える)までバラエティにとんでおります。マルコヴィナはクロアティアで生まれ、バドゥラ=スコダ、ロルフ=ディーター・アレンスなどに師事し、新日本フィルとも共演しています。当アルバムはGENUINレーベルへの3枚目のアルバムとなります。録音:2007年1月
GEN 87093 「ドイツ音楽コンクール2006受賞者〜デュオ・アルプ・フランツ」
  ショパン:チェロ・ソナタト短調op.65/
  シューマン:幻想小曲集op.73/
  ドビュッシー:チェロ・ソナタニ短調/
  ヤナーチェク:おとぎ話
デュオ・アルプ・フランツ:
【ユリアン・アルプ(Vc)、
カスパー・フランツ(P)】
アルプは1981年ドイツのゾルタウで生まれ、エトヴィン・コッホ、ペルガメンシチコフ、ゲリンガスに学びました。2006年、メンデルスゾーン・コンクールとフィレンツェのプレミオ・ヴィットリオ・グイ国際室内楽コンクールでも優勝しました。 録音:2007年3月

KAIROS 1CD¥2400

12432KAI
(2SACD)
\4800
ベアト・フラー(1954b):ムジーク・シアター《願望》(2002/03) ペトラ・ホフマン(S)、
ヨハン・ロイトゲプ(語り)
ヴォーカル・アンサンブル・ノヴァ、
エンサンブル・ルシェルシュ、
ベアト・フラー(音楽監督)
すでにKAIROSではお馴染みの作曲家フラーの大規模なシアター・ピース。テキストはほとんど語りのみで特殊奏法多用の室内アンサンブルとコーラスがそれに付随する。 録音:2003年
12552KAI エンノ・ポッペ(1969b):インター・ゾーン(2003/04) ジョナサン・ストックハンマー(指揮)
ノイエ・ヴォーカル・ゾリステン、
アンサンブル・モザイク、
オマール・エブラヒム(声)、
ヴィデオとヴォーカル・アンサンブル、室内アンサンブルのための作品。ピーポポ、ピピピ!といった昔懐かしい(?)いわゆる電子音楽的音響あり、ロック的なビートも入るほか、ホーミーもどきの発声あり、何でもありのチープな世界が面白い。録音:2004年
12592KAI ヴォルフガング・ミッテラー(1958b):「彩られたノイズ」〜
 23人の音楽家とエレクトロニクスのための残忍な交響曲(2005)
ヴォルフガング・ミッテラー(Org)、
ペーター・ルンデル指揮
クラングフォルム・ウィーン
急激に変わる音響とスピード感、電子音響とコラージュはもはや実験的ロック、ジャズと言い切ってよいが、といってそこまでなかなかハジケきれないのがヨーロッパの伝統の重さというところだろうか。肩に力入りまくりの「残忍な交響曲」という副題が「オレはワルだぜぇ」と言っているみたいでおかしい。2005年ウィーン・モデルンでのライヴ。録音:2005年、ライヴ、ウィーン・モデルン
12602KAI ピエルルイジ・ビローネ(1960b):「1+1=1」〜
 2つのバス・クラリネットのための(2006)
ペトラ・シュトゥンプ&ハインツ=ペーター・リンシュハルム(バスCl)
ビローネはシャリーノ、ラッヘンマンに師事した経歴の持ち主から特殊奏法多用を好むようだ。この1+1=1は、その名の通り、2つのバス・クラリネットが互いに補完しあいながら一つの音楽を作ってゆく。全体にスタティックな静謐の音楽である。録音:2006年
12612KAI
(2CD)
ハンス・ツェンダー(1936b):
 《シル・ハシリム(Shir Hashirim)》 (1992-1996)〜
  ソリスト、合唱、ライヴ・エレクトロニクスと大管弦楽のための歌の中の歌
シルヴァイン・カンブルラン指揮
SWR交響楽団(バーデン=バーデン・フライブルク)、
SWRシュトゥットガルト・ヴォーカル・アンサンブルジュリー・モファット(S)、
マティアス・クリンク(T)、
クリストフ・シュルテ(ライヴ・エレクトロニクス)、ほか
旧約聖書のなかにある有名なソロモンの聖歌をテキストとしたカンタータで男女の恋歌である。カンタータとはいえ極めてオペラに近い全4部からなる大作。意外と伝統的なロマンティシズムもあり楽しめる。作曲者60歳頃の作品だが、劇的緊張力にあふれており、そのパワーには驚かされる。 録音:2001年
12622KAI
(SACD)
\2400
ゲルト・キュール(1952b):「楽器とエレクトロニクスの探究」(2004/05)
 1.導入 2.トランス 3.カット 
 4.インター 4.タイム・アウト 5.終曲(擬似ダンス)
IEM グラーツ、
エミリオ・ポマリコ指揮
クラングフォルム・ウィーン
タイトルの通り、楽器とライヴ・エレクトロニクスの様々な関係と可能性の探究が作品のテーマとなっている。キュールはヘンツェに作曲を、チェリビダッケに指揮を学んでいる中堅作曲家。録音:2005年

METIER 1CD¥2000

MSVCD 92097
(2CD)
トリスタン・ミュライユ/ピアノ作品全集
 CD1) 夢による中断された目と毛のように・・・(1967)/河口(1972)/
 忘却の領土(1977)/
 告別の鐘そして微笑み・・・〜
  オリヴィエ・メシアンの追憶に(1992)/
 マンドラゴア(1993)
 CD2)作品と日々Ⅰ−Ⅸ(2003) 録音:2003年10月マンチェスター
マリリン・ノンケン(Pf)
※グリゼーと並ぶスペクトル楽派の開祖ミュライユ(1947b)の現在までのピアノ曲を集成した画期的なアルバム。メシアン門下のミュライユは初期にはメシアンの影響を強く受けていたが「忘却の領土」あたりから独自の理論を展開、最新作「作品と日々」では彼の音楽の総括ともいえ、これまでの要素が統合されている。
MSVCD 92064 「リフレクションズ」〜
 エリザベス・マコンキーとニコラ・レファニュ親子の音楽
  レファニュ:
   ラメント〜Va,Vc,Cl,Ob(1988)/
   「旅する精霊」(トレーシー・チャドウェルの追憶に)〜Sop,Recorder(1996)/
   独白〜Ob(1965)/
   ミラ・クラ・テネブラス〜Ms,Va,Ob,Hp(2002)
 マコンキー:
  リフレクションズ〜Va,Cl,Ob,Hp(1960)/ミニアチュア(1987)/
  朝、昼そして夜〜Hp(1976)
ブリジット・ケアリー(Va)、
ニール・ハイド(Vc)、
ケイト・ロマノ(Cl)、
ジニー・ショウ(Ob)、
ルーシー・ウェイクフォード(Hp)、
レスリー=ジェーン・ロジャーズ(S)、
サリー・ブラッドショウ(MS)
エリザベス・マコンキー(1907-1994)はアイルランド生まれの女性作曲家で初期はバルトーク、ベルク、ヤナーチェクの影響を受けていたが、やがて無調と調性を折衷した独自の作風を確立。1930年にはヘンリー・ジェームスがプロムスで彼女のオーケストラ作品を取り上げるなど好評を博した。今日ではほとんど演奏されなくなってしまったが生誕百年に因んでのリヴァイヴァルである。ニコラ・レファニュ(1947b)はマコンキーの娘でオペラから室内楽まで多様なジャンルの作品を手がけている。録音:2002/2003年
MSVCD 92074 「輪郭」〜ケイト・ロマノ/クラリネットのための現代作品
 フランコ・ドナトーニ:クレア/
 ウィリアム・O.スミス:ヴァリアンツ/
 ソーラブ・ウドゥマン:輪郭/
 リチャード・コーストン:2つのクラリネットのための2つの小品/
 ジェイムズ・ディロン:クロッシング・オーヴァー/
 ケイト・ロマノ:Pied Piper(巧みな誘惑者)/
 シャリーノ:目が覚める前に死なせろ/
 J.アーバー:親密でおかしな時/
 クリストファー・フォックス:総括的作品#7
ケイト・ロマノ(Cl)
ロマノは現代音楽を得意とするクラリネット奏者で自ら作曲も手がける。演奏されている作品は何れもヨーロッパの前衛及びその影響を強く受けているもので超絶的な技巧を必要とする。特殊奏法満載のソロ、2つのクラリネットそしてライブ・エレクトロニクスの併用と、今日の典型的な前衛音楽である。録音:2005年
MSVCD 92081 クリストファー・フォックス(1955〜):作品集
 ストレート・ラインズ・イン・ブロークン・タイムス(破壊された時のなかの直線)/
 やや活発に/主題と変奏/よろめき
アイヴズ・アンサンブル
メティエ・レーベルにしばしば登場するクリストファー・フォックスは1955年イギリス生まれでジョナサン・ハーヴェイに師事している。この作品集は室内アンサンブルのためのもので、ストレート・ライン・イン・ブロークン・タイムスは機械的な動きの中でパート間のずれや色彩の変化が主眼の、ややミニマル的発想の佳曲。さまざまなスタイルを軽いノリで消化吸収し自己の音楽に変化させるのが彼の特徴。録音:2002年
MSVCD 92089 ニコロ・カスティリオーニ(1932-1996):
 ピアノ作品集変化(1959)、3つの小品(1978)、
 私が夏を渡すように(1983)、
 ドゥルチェ・レフリジェリウム(6つの聖職者の歌)(1984)、
 ソナチネ(1984)、HE(1990)
サラ・ニコルス(Pf)
ベリオ、ブソッティらと並ぶ現代イタリアの作曲家カスティリオーニのピアノ曲がまとまって出るのは珍しい。点描的な初期作品からから晩年の調性的な要素が取り入れられた作品まで彼の作風の変遷を一望。同様に初期から晩年までのアンサンブル作品を集めたものがCOL LEGNOレーベル(WWE20253)から発売になっている。録音:2004年
MSVCD 92100 「新しいフランス語の歌」〜
 イギリスの作曲家によるフランス語の新しい歌参加作曲家/
  タリク・オレーガン、サディ・ハリソン、ウィル・トッド、エドワード・カウィー、
  ボブ・チルコット、ジョン・カスケン、ローレンス・クレーン、
  アダム・ゴーブ、ガブリエル・ジャクソン、マイケル・フィニシー、
  アンドリュー・キーリング、ヒュー・ウッド、ダイアナ・バレル、ヘレン・ロー、
  ニコラ・レファニュ、エドワード・マクガイア、ジュディス・ビンガム、
  ロジャー・レッドゲイト、ハワード・スケンプトン、グラハム・フィットキン
アリソン・スマート(Sop)、
キャサリン・デュラン(Pf)
現代イギリスの作曲家たちが往年のフランス名詩人たちの詩に作曲。このプロジェクトは歌手アリソン・スマートとピアニスト、カスリーン・デュランが1999年のプーランク生誕百年を記念して企画、上記の作曲家達に委嘱された。マラルメ、アポリネール、ボードレール、ヴィクトル・ユーゴー、ヴェルレーヌ、コクトーらの詩に作曲されている。ポスト・ミニマリストのフィットキンがミニマルの元祖ともいえる作曲家サティの書いた詩に作曲しているのも面白い。録音:2005年

MULTISONIC

31 0683
\2000
「チェコの弦楽のためのセレナード集」
 ドヴォルザーク:弦楽セレナードop. 22/
 ヤナーチェク:弦楽のための組曲/
 マルティヌー:セレナード第2番(2つのヴァイオリンとヴィオラのための)
チェコ・フィル室内管
ドヴォルザークはチェコの歌を探求し、ヤナーチェクはモラヴィアの旋律を基礎として独自の様式を形成し、マルティヌーは祖国を去った後もチェコ民謡を創作の源とした。セレナードは18世紀以降は求愛の歌を意味するが、バロック組曲とのつながりがあり、ヤナーチェクの組曲の一部には初めバロック組曲の舞曲の名がつけられていた。チェコ・フィル室内管弦楽団はチェコ・フィルの優れた弦楽奏者によって1977年に創設された。1992年初来日し、この時日本の代理業者が1年おきに日本で演奏することを提案したことはこの団体の評価を高め、その後日本では1996年から2002年まで1年おきに演奏した。ここでは、同郷の作曲家たちに対する共感を根底として、自発的で伸びやかな演奏をしている。2004年9月録音

NBB

NBB 21
\2400→¥2190
「クラウス・シュトールVol.1」
 クーセヴィツキー:小さなワルツ (No,1)
 クーセヴィッツキー:ユーモレスク (No,1)
 ドラゴネッティ:アンダンテとロンド (No,2)
 コレッリ:プレリュードとアダージョ (No,2)
 フォーレ:シチリアーノ (No,2)
 サン・サーンス:白鳥 (No,2)
 ブルッフ:コル・ニドライ (No,1)
 パガニーニ:メロディア (No,2)
 サルツァ:インプロヴィーゾ (No,1)
 ボッテジーニ:エレジー (No,1)
 ボッテジーニ:レヴェリー (No,1)
 ボッテジーニ:ガヴォット (No,1)
クラウス・シュトール(コントラバス)
使用楽器:
(No,1)ジョヴァンニ・グランチ−ノ1643年ミラノ、
(No,2)ジョヴァンニ・パオロ・マッジ−ニ1610年ブレ−シャ
クラウス・シュトールは、輝かしいキャリアを誇り(ベルリン・フィル第一首席奏者等)解説の必要のない、現在世界最高のコントラバス奏者の一人である。NBBレコード代表のアルベルト・ボチーニは彼のNBBレコードへの参加を大変喜んでいる。今回のCDは復刻版であるが、日本のDENONに録音したレコードに較べるとかなり良い出来である。使用楽器が曲ごとに明記されているのが特徴で、ジョヴァンニ・グランチ−ノ1643年ミラノ(No,1)とジョヴァンニ・パオロ・マッジ−ニ1610年ブレ−シャ(No,2)の音色を聞き分けることが出来る。

NORTHERN FLOWERS 1CD¥2200

NF/PMA9948 「19世紀前半ロシアの作曲家による歌曲集」
 ヴェルストフスキー(1799-1862):ジブシーの歌/黒い肩掛け/
 アリャビエフ(1787-1851):乞食女/ナイチンゲール/
 グリエフ(1803-1858):小さい鐘/少女の悲しみ/別れ/
 ヴァルラモフ(1801-1848):
  天使/赤いサラファン/
  夜明けに彼女を起こさないで/私を見捨てないで 他
ミラ・シキルティル(Ms)、
ユーリ・セロフ(P)
ロシア国民楽派の先駆的作曲家たちの歌曲集。シキルティルはリムスキー=コルサコフ音楽大学とリムスキー=コルサコフ音楽院で学び、1997年からサンクト・ペテルスブルグ音楽院の歌劇場と契約し、日本でも歌っている。2005年・2006年録音
NF/PMA9949 「セルゲイ・シェプキン、バッハを弾く 第1集」
 J.S.バッハ:
  カプリッチョ「最愛の兄の旅立ちにあたって」BWV992/
  パルティータホ短調BWV830/イタリア協奏曲BWV971
セルゲイ・シェプキン(P)
シェプキンはサンクト・ペテルスブルグ音楽院を1985年に卒業し、1990年アメリカに移住してニューイングランド音楽院で学んだ。バッハの演奏は高く評価され、2007年からピッツバーグのカーネギー・メロン大学の准教授を務めている。2007年1月録音
NF/PMA9950
\1990
ニコライ・ミャスコフスキー(1881-1950):「弦楽四重奏曲全集第1集」
 第1番イ短調op. 33-1/第2番ハ短調op. 33-2/
 第3番ニ短調op. 33-3
タネーエフ四重奏団
好評を博しているタネーエフの弦楽四重奏曲&五重奏曲全集を完成したタネーエフ四重奏団。今度はミャスコフスキーの全集第1弾。13曲作曲された弦楽四重奏曲は、27曲の交響曲と並んでミャスコフスキーにとって重要なジャンルで、その様式の変化を反映している。第3・4番はモスクワ音楽院の卒業作品として提出され、後に改訂されたもの。1983年録音

ORF 1CD¥2300

CD 487
(2CD)
「トリゴナーレ音楽祭2006〜時代」
 (1)セファルディーのロマンセ,即興演奏、
 メールラ:カンツォネッタを聴いておくれほか
 (2)オルブレヒト:フーガ,
  スザート:パヴァンとガイヤール「戦い」,
  スヴェーリンク:私の若い人生は終わった
 (3)バッハ:オーボエ・ダモール協奏曲 イ長調 BWV.1055R
  (チェンバロ協奏曲第4番からの復元曲)
 (4)ダウランド:
  パヴァン 私のバルバラ,レディー・リッチのガリアード,
  運命はわが敵,エリザベス女王のガリアード,
  デンマーク王のガリアード
 (5)カンプラ:レクイエム
(1)ジョルディ・サヴァール(Gamb,ヴィエラ)、
モンセラート・フィゲラス(歌)、
アリアンナ・サヴァール(歌,ハープ)、
フェラン・サヴァール(歌,テオルボ)、ほか
(2)アムステルダム・ルッキ・スターダスト・カルテット
(3)マルセル・ポンセール(オーボエ・ダモール)、
クリストフ・ルセ(Cemb,指揮)、
レ・タラン・リリク
(4)ホプキンソン・スミス(リュート)
(5)ステファニー・レヴィダ(S)、
マリー=ピエール・ワティエ(S)、
フランソワ=ニコラ・ジェスロ(CT)、
エミリアーノ・ゴンザレス・トロ(T)、
ブノワ・アルヌ(B)
エルヴェ・ニケ(指揮)
ル・コンセール・スピリチュエル
恒例となったトリゴナーレのCD、2006年も、サヴァール、ポンセール、ルセ、スミス、ニケと豪華な面々が集っている。特にポンセールとルセの共演が注目だろう。ニケとル・コンセール・スピリチュエルによるカンプラのレクイエムは、1991年の録音以来。 (1)2006年6月18日 ライヴ(2)2006年6月28日 ライヴ(3)2006年6月18日 ライヴ(4)2006年6月30日 ライヴ(5)2006年7月8日ライヴ
CD 496 「弦楽四重奏によるピアソラ作品集」
 ピアソラ:
  ウイスキー、ミケランジェロ'70、十月の歌、タンゴの街、
  シタ、孤独、光、博打、死、バンドネオン、リベルタンゴ
ストリング・フィッツ
【ヴェロニカ・ゴットフリート(Vn),
ゾフィー・ガンシュ(Vn),
イネス・ミクリン(Va),
マリアンネ・ブルックナー(Vc)】
弦楽四重奏によるピアソラ。全てマリアンネ・ブルックナーの編曲。ストリング・フィッツは、2001年結成、全員が女性の弦楽四重奏団。先ごろ発売されたモーツァルトのレクイエム(弦楽四重奏版)(品番:CD473)が好評を得ていた。
CD 491
(SACD Hybrid)
\2300
「音楽による気晴らし」〜ルクレール作品集
 ルクレール:
  序曲 Op.13-3、ソナタ Op.4-1,Op.4-3,Op.4-4,Op.13-3
オペラ・クワルタ
【ソフィ・ゲント(Vn)、
トゥオニ・スニ(Vn)、
エミリー・ロビンソン(Vc)、
オリヴィエ・フォルティン(Cemb)】
若手ピリオド楽器奏者達によるルクレール作品集ジャン=マリー・ルクレール(1697−1764)は、18世紀前半に活躍したフランスのヴァイオリニスト、作曲家。パリのほか、ハーグでも活躍した。オペラ・クワルタは2000年にハーグ王立音楽院の学生によって結成されたピリオド楽器の団体。SACD hybrid。録音:2005年1月 ライヴ
CD 492 ヘルヴィヒ・ライター(1941〜):合唱作品集第2集
 私たちの父、小さなアレルヤ、アヴェ・マリア、愛について、
 愛の歌、夜だった、私はあなたをとても愛した、
 苦しみ、夜の鳥、春の始まりにさまようほか
ウォルフガング・マイールホファー(指揮)
リンツ若者合唱団、
ヘルベルト・ベック(指揮)
コンチェントゥス・ヴォカリス、
ミヒャエル・グロホトルスキ(指揮)
コーラス・ヴィエンネシス、
トーマス・ベットヒャー(指揮)
コーラス・ディスカントゥス
ヘルヴィヒ・ライター(1941−)はオーストリアの作曲家。ウィーン少年合唱団のソリストとしても活躍した人で、合唱曲で高く評価されている。様々な録音を集成し、ライターの19の作品を収録している。
CD 493
(SACD Hybrid)
\2300
「ロンドンからの挨拶」〜エア、幻想曲と音楽のユーモア
 マッテイス(?〜1714):
  ガヴォッタ,コントラリア,スカラムッチャ,
  アリア・ブルレスカ,アリア・アモローサ,
 ヒルトン(1599〜1657):ファンタジア集、
 ヘンデル:プレリュードとカプリッチョ、
 パーセル:嘆きの歌、ほか 録音:2005年10月6−9日
オマン・コンソート
ニコラ・マッテイス(?−1714以降),アンドレア・ファルコニエーロ(1586−1656),ジョン・ヒルトン(1599−1657),ジョージ・フリデリック・ヘンデル(1685−1759),ヘンリー・パーセル(1659−1695)の作品。オマン・コンソートは、リンツ出身のリコーダー奏者ミヒャエル・オマンが2001年に結成したピリオド団体。SACD hybrid。
CD 494
(SACD Hybrid)
\2300
カール・ツェルニー(1791〜1857):ピアノ作品集
 お気に入りの悲しいワルツによる変奏曲Op.12導入、
 輝かしい変奏と狩りのロンドOp..202
 ピアノフォルテのための幻想曲Op.27
 ソナタ第1番 変イ長調Op.7 録音:2005年8月
クリストフ・ハンマー(Fp)
ピアノ練習曲で有名なカール・ツェルニー(1791−1857)は、千曲以上と言われる多作家で、その中には非常に立派な作品も多々含まれるが、あまり顧みられることはない。ここには4つの優れた作品が含まれ、しかもピリオド楽器(1805年頃、ウィーン、ミヒャエル・ロゼンベルガー製フォルテピアノに基づく、2001年、ロバート・ブラウン製作のコピー)で演奏している。作曲家ツェルニーの真価を知ることのできる演奏である。SACD hybrid。
CD 498 「イタリアのダウランド」
 ダウランド:
  今こそ別れねばならない/ご婦人向きの素敵な小間物/
  悲しみよ、とどまれ/時間は静止し/帰っておいで/
  哀れな天文学者たちよ/私の愛しい人が泣くのを見た/
  暗闇に住まわせておくれ/溢れよ 私の涙/
 カッチーニ:聞いてくれ、恋人たち/美しい真紅のバラ/
 モンテヴェルディ:私は黒いほか
アコルドーネ
【マルコ・ベアズリー(歌),
クリスティーナ・プルハール(リュート)】
マルコ・ベアズリーの歌うダウランドほか。ジョン・ダウランド(1563−1626)は、イタリアに行ったことこそないが、後期の作品には当時のイタリアの最新の音楽(初期バロック)の影響が見られる。ダウランドと、カッチーニ、モンテヴェルディの音楽に、さらに詩や手紙の朗読を加えている。マルコ・ベアズリーは、1957年、ナポリ生まれ。父が英国人、母がイタリア人で、ナポリで育った歌手。まさにこのアルバムに打ってつけである。クリスティーナ・フルハールはオーストリア出身のリュート奏者。録音:2001年9月16日(ライヴ)
CD 3001
(SACD Hybrid)
\2300
「ヘンデル ローマ 1707年」
 (1)ヘンデル:
  ああ、私を泣かせた酷い人 HWV78、
  静かな穏やかな夜 HWV142、エーロとレアンドロ HWV150
 (2)(ボーナス・トラック)
  モーツァルト:エクスルターテ・ユビラーテ
ヌリア・リアル(S)
(1)ファビオ・ボニッツォーニ(指揮)
ラ・リゾナンツァ
(2)ミヒ・ガイック指揮
オルフェオ・バロック・オーケストラ
古楽系のソプラノの中でも特に注目の逸材ヌリア・リアルのライヴ。ヘンデルが青年の頃、イタリアに留学した時期のソロ・カンタータを3曲収録。ヌリア・リアルは、スペイン、バルセロナのマンレサ生まれのソプラノ。若い古楽系のソプラノの中でも特に注目されている逸材である。ラ・リゾナンツァは、1995年にファビオ・ボニッツォーニによって結成されたピリオド団体。SACD hybrid。録音:2006年6月3,5日 ライヴ

QUERSTAND 1CD¥1800

VKJK0611
(MDRエディション16)
¥1690
フランツ・シュミット(1874-1939):
 ピアノ(左手)と管弦楽のためのベートーヴェンの主題による変奏曲/
 左手のためのピアノ協奏曲変ホ長調
カルロ・グランテ(P)、
ファビオ・ルイジ指揮
中部ドイツ放送(MDR)響
ファビオ・ルイジがこだわりを持って挑む作曲家フランツ・シュミットのなんと6枚目のアルバム。一人の指揮者でこれだけシュミットの録音を行った人はいないのではないだろうか。シュミットはブラティスラヴァで生まれ、ウィーン音楽院でブルックナーなどに師事し、後期ロマン派の作風を維持した。第一次世界大戦で右手を失ったピアニスト、パウル・ヴィトゲンシュタインの求めに応じて、シュミットはここに収録された2曲のほか、3曲のピアノ五重奏曲や独奏用トッカータを書いた。変奏曲はヴァイオリン・ソナタ「春」のスケルツォとトリオの素材に基づいている。グランテはイタリアの主要なピアニストの一人で、ブゾーニ、ゴドフスキー、ソラブジなどの超難曲作品を多数録音し、あまり知られていない作品や現代曲も多数演奏している。 2005年9月・2006年11月録音
VKJK0711
(2SACD Hybrid)
\3600→¥3380
CD1:チャイコフスキー:交響曲第6番「悲愴」
CD2:(オーディオ・ブック)ドキュメント「音楽に捧げた人生」
クルト・マズア指揮
ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管
今年2007年に80歳を向かえるクルト・マズアの記念CD。マズアは現在ロンドン・フィルやフランス国立管の首席指揮者を務め、メジャー・オーケストラへの客演も多い今最も忙しい指揮者の一人です。1枚目は昨年2006年秋に演奏され絶賛されたチャイコフスキーの悲愴。1970年から96年までカペルマイスターを務めたゲヴァントハウス管に帰っての感動的な演奏です。2枚目はマズアの生涯をたどるオーディオ・ブックとなっております。数々の歴史的な録音の他、ズービン・メータやアンネ=ゾフィ・ムター、作曲家のジークフリート・マトゥスなど著名なアーティストからの賞賛のコメントなどが収録されている。録音:2006年9月ライヴCD2:ハラルド・シュミット(語り)
VKJK0502 「ツァハリス・ヒルデブラントのオルガン第1集」
 J.S.バッハ:
  BACH名による前奏曲とフーガ変ロ長調BWV898/
 J.C.バッハ:
  BACH主題によるフーガWarburtonYA50, Terry348-4/
 J.H.クネヒト(1752-1817):BACH主題によるフーガ/
 C.P.E.バッハ:C-F-E-B-A-C-HによるフゲッタWq121, H285/
 アルブレヒツベルガー:BACH主題によるフーガト短調/
 G.A.ゾルゲ(1703-78):BACHによる3つのフーガBWVAnh.107,108, 110/
 クレープス(1713-80):幻想曲へ長調Krebs-WV420、他
フェリックス・フリードリヒ(Org)
2007年がドイツのオルガン製作者ヒルデブラントの死後250年に当たるのを記念して、その製作した6つのオルガンが使用されている。フリードリヒはフライブルクのジルバーマン協会副会長、1991年からテューリンゲン・オルガン・アカデミー会長を務め、クレープスのオルガン曲全曲を初めて録音した。 2001・2004・2005年録音
VKJK0612 「もう一つの歌〜カルムス・アンサンブル」
 ペーター・イゲルホフ:満足した時、歌わなくてはならない/
 ビリー・ジョエル:子守歌「おやすみ、私の天使」/
 フィル・コリンズ:もう一晩/
 ゲオルク・クライスラー:バルバラ/
 クイーン:リロイ・ブラウン/
 スティング:フラジャイル/
 ガーシュウィン:サマータイム/
 ジョン・レノン&ポール・マッカートニー:
  ゴット・トゥー・ゲット・ユー・イントゥー・マイ・ライフ/
 フレド・ユング:ロンド、他
カルムス・アンサンブル
【アニャ・リプフェルト(S)、
セバスティアン・クラウゼ(C-T)、
トビアス・ペッヒェ(T)、
ルートヴィヒ・ベーメ(Br)、
ヨエ・レスラー(Bs)】、
フレド・ユング(P)
カルムス・アンサンブルのQUERSTANDへの5枚目のアルバム。今までのアルバムとはガラっと変わってポピュラー・アルバムが発売になる。カルムス・アンサンブルは1999年にトーマス教会少年聖歌隊出身者による五重唱団として発足しました。古今の宗教・世俗作品だけでなく、ジャズ、ロックやポピュラー曲も演奏します。2007年1−3月録音
VKJK0705 モーツァルト:ディヴェルティメント変ホ長調KV563/
シューベルト:弦楽三重奏曲変ロ長調D. 581
ドレスデン弦楽三重奏団
【イェルグ・ファスマン(Vn)、
セバスティアン・ヘルベルク(Va)、
ミハエル・プフェンダー(Vc)】
VKJK9901で出ていたものの再発売。VKJK9901は廃盤。ドレスデン弦楽三重奏団はシュターツカペレ・ドレスデンとMDR交響楽団の若手メンバーにより、1995年に結成されました。このアルバムは彼らの最初の録音で、瑞々しい演奏が好評を得、その後5枚のアルバムが発売されるに至った。1988年5月3日
VKJK0706 「ライプ“ジャズ”ィヒ・オーケストラ、ライヴVol.2」
 シュテファン・ケーニヒ:
  ジャズ・オーケストラのためのバラード/
  ピアノとジャズ・オーケストラのための協奏曲/
 J.S.バッハ(ケーニヒ編曲):
  レジャズサンス(管弦楽組曲第4番ニ長調BWV1069による)/
  ジャズによるトッカータとフーガ(BWV565による)
シュテファン・ケーニヒ指揮
ライプ“ジャズ”ィヒ・オーケストラ
ケーニヒは1963年ライプツィヒで生まれ、同地のメンデルスゾーン音楽大学でピアノ、指揮、作曲を学びました。10年ほど前に結成されたこの楽団はその名の通りライプツィヒのジャズ・オーケストラで、普通のビッグ・バンドと異なり、ソリストたちから成っています。第3曲の曲名は”Rejouissance”という題の原曲の終楽章に基づいている。2007年1月5日ライヴ録音
VKJK0717 新ライプツィヒ・ゲヴァントハウスからのオルガン音楽」
 J.S.バッハ:
  前奏曲とフーガ変ホ長調BWV552/
  コラール「おお愛する魂よ、汝を飾れ」BWV654/
 メンデルスゾーン:前奏曲とフーガハ短調op. 37-1/
 ガーゼ:コラール前奏曲「暁の星のいと美しきかな」/
 シューマン:ペダル・ピアノのためのスケッチop. 58/
 カルク=エーレルト(1877-1933):
  「コラール即興曲集」op. 65から「おお神よ、汝いつくしみ深き神よ」
  (第2・第1版)「おお愛する魂よ、汝を飾れ」/
 レーガー:バッハ主題による幻想曲とフーガop. 46
ミヒャエル・シェーンハイト(Org)
旧東ドイツ時代の1970年代に新しいゲヴァントハウスを建設する計画が作られ、新しいオルガンは1981年9月に完成しました。シェーンハイトは1984年国際バッハ・コンクールで1位となり、1986年からゲヴァントハウス、1996年からメルゼブルク大聖堂のオルガン奏者を務めている。2007年3月録音
VKJK0718 「ティコ・ティコ〜ブラジルのギター」
 セキナ・デ・アブレウ:ティコ・ティコ/
 カノト・ダ・パライバ:友セナ/
 ピシンギーニャ:1対0/
 エグベルト・ジスモンティ:ピアノ/水とワイン/
 パット・メセニー:ベター・デイズ・アヘッド/
 セルジオ・アサド:ヴァルセアンナ/
 バーデン・パウエル:プレリュードのサンバ他
ジャン=ペーター・ブラウン(G)
ブラウンは1961年ヘッセン州で生まれ、若い時にブラジル音楽の多彩な輝き、豊かな和声、優雅なリズムに圧倒された。このCDでは、ボサ・ノヴァやサンバのほか、ジャズ、バラード、娯楽音楽の響きを聴くことができる。

RCD

RCD30110
\2000
「ショパン&リスト〜アレクサンドル・トマス」
 ショパン:
  夜想曲へ短調op.15-1/嬰へ長調op.15-2/嬰ハ短調op.27-1/
  ホ長調op.62-2/バラード第3番変イ長調op.47/
  スケルツォ第1番ロ短調op. 20/
 リスト:
  「巡礼の年」第2年イタリアから「婚礼」/
  同第2年から「物思いに沈む人」/
  同第3年から「エステ荘の噴水」/暗い雲/
  ハンガリー狂詩曲第12番/愛の夢第3番
アレクサンドル・トマス(P)
トマスは1967年ロシアのトヴェーリで生まれ、レフ・ヴラセンコとグリゴーリ・ソコロフに学び、1994年ウェスト・パーム・ビーチ国際ピアノ・コンクールとサレルノ国際ピアノ・コンクールに入賞した。ショパンは最も好きな作曲家の一人で、全作品を録音するのが夢だと述べている。2006年2月録音

WEITBLICK 1CD¥2200

SSS 0071-2
\1990
ブルックナー:交響曲第9番
 (1983年7月20日ヘルクレスザール・ライヴ)
ワーグナー:楽劇「トリスタンとイゾルデ」前奏曲
 (1979年11月8日ヘルクレスザール・ライヴ)
オイゲン・ヨッフム指揮
ミュンヘン・フィル
全ステレオ録音 WEITBLICK初登場の巨匠オイゲン・ヨッフム。60年に及ぶ長い結びつき(巨匠の指揮者デビューはミュンヘン・フィル!)を誇ったミュンヘン・フィルと初の公式ディスク。マニアには広く知られた晩年のブル9!この演奏は、海賊盤の米METEORレーベルから1987年の演奏としてリリースされ、評判となったが、そのデータは誤り。こちらのバイエルン放送マスターによる音源は極上品質。晩年とはいえ枯れ切った味わいとは異なる、オケを叱咤激励する推進力に富んだ演奏であり、チェリビダッケが磨きはじめた輝かしい音色と妙技がマッチした非の打ち所のない演奏。カプリングのワーグナーもドラマティックな高揚を見せるファン待望の凄演。ご息女ヴェロニカ・モルトケ女史もリリースを快諾。ヨッフムシリーズは今後も継続予定。
SSS 0072-2
\1990
ベートーヴェン:「エグモント」序曲
J.S.バッハ:二台ヴァイオリンのための協奏曲
ブラームス:交響曲第4番
クルト・ザンデルリンク指揮
ミュンヘン・フィル
インゴ・ジンホファー(Vn)、
スレテン・クルスティク(Vn)
全ステレオ録音 WEITBLICKでは2枚目の登場となる巨匠ザンデルリンク。ミュンヘン・フィルには、80年代から90年代にかけてほぼ頻繁に客演を繰り返しました。「エグモント」からして壮大、重厚な響に圧倒される。バッハはもちろん旧スタイルの演奏で、堂々たる押し出しの立派な音楽を作っている。ジンホファーはバイエルン国立歌劇場管のコンマスもつとめた名手。クルスティクは、現在もミュンヘン・フィル名物コンマス。そしてブラ4!これぞ圧倒的な名演奏。尋常ではない遅いテンポが採用され、ロマンティシズム、耽美指向がムンムンと漂う個性的な演奏。チェリビダッケが鍛えたミュンヘン・フィルの明るく、美しいサウンドを時には豪快に、時には繊細に料理したライヴゆえの自在な起伏が最高。1984年11月23日ヘルクレスザール・ステレオ・ライヴ

ALMAVIVA

DS 0144
(2CD)
\4800
マヌエル・ガルシーア(1775-1832):
  トナディーリャ「宣言」(1799)
  トナディーリャ「マホとマハ(美男と美女)」(1798)
  オペラ「計算高い詩人」(1804)
ルス・ロシケ(S)
マーク・タッカー(T)
アンドレア・マルコン(指揮)
グラナダ市立管

録音:2005年7月、グラナダ、マヌエル・デ・ファリャ・ホール マヌエル・ガルシーアはスペインのセビーリャに生まれた国際的テノール歌手で、作曲家としても数多くのトナディーリャ(スペインの幕間劇から生まれた短い喜劇的舞台作品)を残した。アンドレア・マルコンがモダーン楽器オーケストラを指揮している。


ARTA 1CD¥2300

F1 0135
Mysteeria 秘跡
 不詳:「シビラの予言」から プロヴァンスのシビラ
 不詳:「モンセラートの朱い本」から 母なる処女、マリアをたたえよう
 ヒルデガルト・フォン・ビンゲン(1098-1179):めでたし、気高き乙女よ
 即興演奏:Zrozeni Nadje
 ヒルデガルト・フォン・ビンゲン:万物の内に愛は満ち溢れ
 ハナ・ブロホヴァー&クヴィンテルナ:宇宙
ハナ・ブロホヴァー(歌、ハープ、プサルテリウム、チベタンボール、オルガネット)
クヴィンテルナ
(ペトル・ヴィオラル(フィドル、ウード)
パヴェル・ポラーシェク(シャリュモー、サントゥール、歌)
ミロシュ・ヴァレンタ(フィドル)
フランチシェク・ポク(ショーム、リコーダー、ハーディ=ガーディ)
ペトル・フィラーク(ウード)
プシェミスル・ヴァツェク(リュート)
ミハル・ソディア(ディジェリドゥー)
ミラン・ビーレク、ミラン・ドロウヒー、
ルボシュ・ホルゼル(打楽器)
マリエ・フジェビーチコヴァー、
ヨセフ・プレイスレル、ペトル・ドウベク(歌)
録音:1998年3月、1999年9月、ズラター・コルナ修道院  2004年11月、クトナー・ホラ、Boziho Tela礼拝堂  2006年3月、Cetvinach、聖母マリア生誕教会
F1 0156
J・S・バッハ:
 オルガン小曲集[オルゲルビュヒライン]BWV599-644
ヤロスラフ・トゥーマ(Org)
録音:ドイツ、ブルッフザール、聖ペーター教会 使用楽器:2004年、ヴラディミール・シュライフ(チェコ、ボロヴァニ)製

AUTOR 1CD¥2400

SA 01185
スペイン・ロマンティック歌曲集
 フェルナンド・ソル(1778-1839):Mis descuidados ojos
 ブラス・デ・ラ・セルナ(18世紀):El Tripili trapala
 ラモン・カルニセル(1789-1855):El nuevo sereni
 フェデリコ・モレッティ(?-1838):Bolera de la Bola
 ホセ・メルチョル・ゴミス(1791-1836):Si la mar fuera de tinta
 ホアキン・タデオ・デ・ムルギア(1759-1836):Cuantas veces mis ojos
 フェルナンド・ソル:Preparame la tumba
 ホセ・メルチョル・ゴミス:Ei aire danino
 フェデリコ・モレッティ:Los primeros amores
 ホセ・メルチョル・ゴミス:Un navio, dos navios
 フェルナンド・ソル:Cesa de atormentarme 以上(*)
 セバスティアン・イラディエル(1809-1865):La paloma(+)
 エステバン・モレーノ(19世紀):Una verdad(+)
 ナルシソ・パス(19-20世紀):El corazon en el pecho(+)
モンセラート・カバリエ(S)
マヌエル・ブルゲラス(P(*))
ダビド・ゴンサレス・ロドリゲス、
ホルヘ・ゴンサレス・ロドギリゲス(G(+))
録音:2006年9月、バルセロナ、SGAEスタジオ
SA 01247
¥2190
フリアン・バウティスタ(1901-1961):交響的作品集
  あるグロテスクなオペラへの序曲(1932)/短い交響曲(1956)
  バレエ「どんちゃん騒ぎ」からの舞踊組曲(1943)
  エストランボーテ[ストランボット](アルボスの主題による;1934)
  古風な組曲 Op.11(1932頃)
サルバドール・ブロトンス(指揮)
バルセロナ交響楽団
マドリッド生まれのフリアン・バウティスタは14歳で作曲の勉強を始め、19歳で最初の作品を発表、1930年代にロドルフォ・ハルフテルらと共に「マドリッド・グループ」を結成、1940年アルゼンチンに移住し活躍、ブエノスアイレスに没した。
SA 01255
(4CD)
\4800
【特別価格】
サルスエラ劇場の未発表録音集
 【サルスエラ】
 フェデリコ・モレーノ・トローバ:
  「ルイサ・フェルナンダ」(1932)から 日傘のマズルカ
  カルメン・ゴンサレス、ルイス・ダマソ(歌) ミゲル・ロア(指揮)
  マドリッド市立管弦楽団 サルスエラ劇場合唱団 録音:1999年
 パブロ・ソロサーバル:「ばらの花束の女」(1934)から ホアキンのロマンス
  カルロス・アルバレス(歌)
  ルイス・レマルティネス(指揮) マドリッド市立管弦楽団 録音:1999年
 アマデオ・ビベス:「ドニャ・フランシスキータ」(1923)から
   フランシスキータとフェルナンドの二重唱
  マリア・バヨ、ホセ・ブロス(歌)
  アントニ・ロス・マルバ(指揮) マドリッド市立管弦楽団 録音:1998年
 フランシスコ・アセンホ・バルビエリ:
  「ラバピエスの理髪師」(1874)から カレセーラの四重唱
  ベアトリス・ランサ、カルメン・ゴンサレス、マルコ・モンクロア、
  フリオ・モラーレス(歌)
  ミゲル・オルテガ(指揮) マドリッド市立管弦楽団 録音:2006年
 ハシント・ゲレーロ:「サフランの花」(1930)から 種まきの歌
  マヌエル・ランサ(歌)
  パスクァル・ロサ(指揮) マドリッド市立管弦楽団 録音:2003年
 パブロ・ソロサーバル:「港の酒場女」(1936)から あり得ない!
  ホセ・ブロス(歌)
  ラモン・トレリェド(指揮) マドリッド市立管弦楽団 録音:2006年
 フランシスコ・アセンホ・バルビエリ:「パンと闘牛」(1864)から
   ドニャ・ペピータとルサンの王女の二重唱
  マリオラ・カンタレーロ、ロラ・カサリエゴ(歌)
  ジョゼプ・ポンス(指揮) マドリッド市立管弦楽団 録音:2001年
 マヌエル・ペネーリャ:
  「アルカラのドン・ヒル」(1932)から ドン・ヒルのロマンス
  リカルド・ムニス(歌)
  ミゲル・ロサ(指揮) マドリッド交響楽団 録音:1989年
 ルペルト・チャピ:「魔女」(1887)から 四重唱
  ミラグロス・マルティン、シルビア・バスケス、カルロス・モレーノ、
  フリオ・モラーレス(歌)
  マヌエル・ガルドゥフ(指揮) マドリッド市立管弦楽団 録音:2001年
 レベリアーノ・ソウトゥーリョ&フアン・ベルト:
  「ソト・デル・パラルの女」(1927)から ミゲルのロマンス
  ギリェルモ・オロスコ(歌)
  ルイス・レマルティネス(指揮) マドリッド市立管弦楽団 録音:2000年
 アマデオ・ビベス:「ドニャ・フランシスキータ」から フェルナンドのロマンス
  ホセ・デ・ブロス(歌)
  ルイス・レマルティネス(指揮) マドリッド市立管弦楽団 録音:2004年
 エミリオ・アリエータ:「マリーナ」(1871)から 乾杯
  アルフレード・クラウス、ビセンテ・サルディネロ(歌)
  オドン・アロンソ(指揮) マドリッド交響楽団  サルスエラ劇場合唱団
  録音:1994年
 ヘロニモ・ヒメーネス:「早咲きの娘」(1900)から Tarantula e un bicho malo
  テレサ・ベルガンサ(歌) フェリス・ラビーリャ(ピアノ) 録音:1976年
 マヌエル・フェルナンデス・カバリェーロ:
  「ラ・アフリカーナの二重唱」(1893)から ソプラノとテノールの二重唱
  ホセフィーナ・メネセス、ペドロ・ラビルヘン(歌)
  ミゲル・ロア(指揮)  マドリッド交響楽団 録音:1987年
 アマデオ・ビベス:「ドニャ・フランシスキータ」から ロマン派たちの合唱
  ルイス・レマルティネス(指揮)
  マドリッド市立管弦楽団 サルスエラ劇場合唱団 録音:1999年
 フェデリコ・モレーノ・トローバ:「ルイサ・フェルナンダ」から
   Caballero del alto plumero
  カルメン・ゴンサレス、ルイス・ダマソ(歌)
  ミゲル・ロア(指揮) マドリッド市立管弦楽団 録音:1999年
 パブロ・ソロサーバル:「港の酒場女」から マローラのロマンス
  マリア・ホセ・モレーノ(歌)
  マヌエル・ガルドゥフ(指揮) マドリッド市立管弦楽団 録音:2001年
 ルペルト・チャピ:「クッロ・バルガス」(1898)から
  クッロ・バルガスのシーンとロマンス
  アントニオ・オルドニェス(歌)
  エンリケ・ガルシア・アセンシオ(指揮) マドリッド交響楽団 録音:1984年
 フランシスコ・アセンホ・バルビエリ:
  「ラバピエスの理髪師」から 縫い子たちの合唱
  ベアトリス・ランサ(歌) ミゲル・オルテガ(指揮)
  マドリッド市立管弦楽団 サルスエラ劇場合唱団 録音:2006年
 パブロ・ソロサーバル:「ばらの花束の女」から
  アセンシオンとホアキンの二重唱
  ミラグロス・マルティン、カルロス・アルバレス(歌)
  ルイス・レマルティネス(指揮) マドリッド市立管弦楽団 録音:1999年
 アマデオ・ビベス:「ドニャ・フランシスキータ」から ナイチンゲールの歌
  マリオラ・カンタレーロ(歌)
  ルイス・レマルティネス(指揮) マドリッド市立管弦楽団 録音:2004年
 エミリオ・アリエータ:「マリーナ」から ホルヘとロケの二重唱
  アルフレード・クラウス、ビセンテ・サルディネロ(歌)
  オドン・アロンソ(指揮) マドリッド交響楽団 録音:1994年
 パブロ・ソロサーバル:「港の酒場女」から マローラとレアンドロの二重唱
  マリア・ホセ・モレーノ、ホセ・ブロス(歌)
  マヌエル・ガルドゥフ(指揮) マドリッド市立管弦楽団 録音:2006年
 ハシント・ゲレーロ:「灰鷹」(1923)から 第2幕フィナーレ
  ルイス・ダマソ、ルイス・カンシーノ、ミラグロス・マルティン、
  アランチャ・イラニェータ(歌) ルイス・レマルティネス(指揮)
  マドリッド市立管弦楽団 サルスエラ劇場合唱団 録音:2002年
 【オペラ】
 ビゼー:「カルメン」(1875)から お前が投げたこの花は
  プラシド・ドミンゴ(テノール)
  ラファエル・フリューベック・デ・ブルゴス(指揮) スペイン国立管弦楽団
  録音:1975年
 ヴェルディ:「第一回十字軍のロンバルディア人」(1843)から
  私の喜びは呼び覚ます
  ホセ・カレーラス(テノール)
  ヘスス・ロペス・コボス(指揮) スペイン放送交響楽団 録音:1977年
 ドニゼッティ:「寵姫(ラ・ファヴォリータ)」(1840)から 優しい魂よ
  アルフレード・クラウス(テノール)
  ジャンパオロ・サンツォーニョ(指揮) マドリッド交響楽団 録音:1992年
 ヴェルディ:「運命の力」(1862)から 神よ、平和を与えたまえ
  モンセラート・カバリエ(ソプラノ)
  ダニエル・リプトン(指揮) マドリッド交響楽団 録音:1982年
 ビゼー:「カルメン」から レチタティーヴォとハバネラ
  テレサ・ベルガンサ(歌) フェリス・ラビーリャ(ピアノ) 録音:1976年
 ヴェルディ:「マクベス」(1847)から ああ!父のこの手は
  ペドロ・ラビルヘン(テノール)
  ステファン・トゥルチャク(指揮) スペイン放送交響楽団 録音:1980年
 ロッシーニ:「セビーリャの理髪師」(1816)から 私は町の何でも屋
  マヌエル・ランサ(バリトン)
  アルベルト・ゼッダ(指揮) マドリッド交響楽団 録音:1992年
 プッチーニ:「トスカ」(1900)から 星は光りぬ
  ホセ・カレーラス(テノール)
  ルイス・アントニオ・ガルシア・ナバーロ(指揮) スペイン放送交響楽団
  録音:1981年
 ビゼー:「カルメン」から ミカエラのアリア
  マリア・バヨ(ソプラノ)
  アントニ・ロス・マルバ(指揮) マドリッド交響楽団 録音:1992年
 マイアベーア:「アフリカの女」(1865)から おお、パラダイス!
  プラシド・ドミンゴ(テノール)
  フェルナンド・ロザーノ(指揮) スペイン放送交響楽団 録音:1974年
 ロッシーニ:「セビーリャの理髪師」から 私のような医者に向かって
  カルロス・チャウソン(バス)
  アルベルト・ゼッダ(指揮) マドリッド交響楽団 録音:1992年
 ドニゼッティ:「ランメルモールのルチア」(1835)から わが祖先の墓よ
  ホセ・センペーレ(テノール) ジュリアーノ・カレッラ(指揮)
  マドリッド交響楽団 サルスエラ劇場合唱団 録音:1994年
 ドニゼッティ:「連隊の娘」(1840)から 発たねばならない
  マリア・ホセ・モレーノ、アレハンドロ・ロイ、カルロス・マリーン(歌)
  ステファノ・ランツァーニ(指揮) マドリッド交響楽団 録音:1997年
 プッチーニ:「トスカ」から 歌に生き、恋に生き
  モンセラート・カバリエ(ソプラノ)
  ルイス・アントニオ・ガルシア・ナバーロ(指揮) スペイン放送交響楽団
  録音:1981年
 マスネ:「ウェルテル」(1892)から なぜ私を目覚めさせるのか
  アルフレード・クラウス(テノール)
  エンリケ・ガルシア・アセンシオ(指揮) マドリッド交響楽団 録音:1977年
 ビゼー:「カルメン」から カルメンとドン・ホセの二重唱
  テレサ・ベルガンサ(メゾソプラノ) ルイス・リマ(テノール)
  アントニ・ロス・マルバ(指揮) マドリッド交響楽団 録音:1992年
 ヴェルディ:「ルイザ・ミラー」(1849)から Oh! fede negar potessi
  プラシド・ドミンゴ(テノール)
  フェルナンド・ロザーノ(指揮) スペイン放送交響楽団 録音:1974年
 ドニゼッティ:「ランメルモールのルチア」から お前は昇天の翼を広げた
  ホセ・センペーレ(テノール) ミケーレ・ペルトゥージ(バリトン)
  ジュリアーノ・カレッラ(指揮) マドリッド交響楽団
  サルスエラ劇場合唱団 録音:1994年
 プッチーニ:「トゥーランドット」(1926)から 誰も寝てはならぬ
  ホセ・カレーラス(テノール)
  ヘスス・ロペス・コボス(指揮) スペイン放送交響楽団 録音:1977年
マドリッドの国立サルスエラ劇場(1856-)の創設150年を記念して、同劇場が所蔵する未発表音源をCD化したアルバム。
SA 01269
スレマ・デ・ラ・クルス(1958-):サクソフォンのための作品集
  Triangulo de verano[夏の三角形]
   (ソプラノサクソフォン、ピアノとエレクトロニクスのための)
  Altair(ソプラノサクソフォン、ピアノとエレクトロアコースティクスのための)
  Deneb(ソプラノサクソフォン、ピアノとエレクトロニクスのための)
  Eridano(アルトサクソフォンとエレクトロアコースティクスのための)
  Austral(サクソフォン・クァルテットと打楽器のための)
  Chio(バリトンとエレクトロアコースティクスのための)
  Soluna(サクソフォン・クァルテット、ピアノ、
   打楽器とエレクトロアコースティクスのための)
フランシスコ・マルティネス(Sax)
ホセ・デ・エウセビオ指揮
グループ・サックス=アンサンブル
録音:2000年8月24日-9月3日、マドリッド、RCSM、マヌエル・デ・ファリャ・ホール
SA 01270
(2CD)
\3600
ラモン・カルニセル(1789-1855):
 オペラ「罰された淫蕩者、または、女たらしのドン・ジョヴァンニ」(1822)
ディミートリー・コルチャク(T:ドン・ジョヴァンニ)
ヴォイテク・ギェルラフ(Bs:騎士長)
アンナマリア・デロステ(Ms:ドンナ・アンナ)
フアン・ルケ・カルモナ(T:ドン・オッターヴィオ)
エンリカ・ファブリ(S:ドンナ・エルヴィーラ)
ホセ・フリアン・フロンタル(Br:レポレッロ)
アルベルト・ゼッダ(指揮)
ガリシア交響楽団&合唱団
スペインのロマン派音楽を代表する作曲家であり指揮者でもあったカルニセルの3作目のオペラ。2幕構成、テキストはイタリア語。モーツァルトとロッシーニの様式を統合した作風と評されている。1928年生まれのヴェテラン・オペラ指揮者ゼッダは録音時点で78歳、健在です。録音:2006年6月9、11日、コルーニャ、ロサリア・デ・カストロ劇場、ライヴ
SA 01294
ヘスス・トレス(1965-):室内楽作品集
  ヴァイオリン、チェロとピアノのための三重奏曲(2001)
  ピアノのための「Memento」(2003)
  チェロのためのグローサ(2004)
  ピアノのための「存在」(2002)
  ヴァイオリンのためのシャコンヌ(2004)
  チェロとピアノのための変奏曲(2004)
  ヴァイオリン、チェロとピアノのための「Decem」(2006)
アルボス三重奏団
 フアン・カルロス・ガルバーヨ(P)
 ミゲル・ボレーゴ(Vn)
 ホセ・ミゲル・ゴメス(Vc)
録音:2006年9月19-22日、ヘタフェ音楽院

BOTTEGA DISCANTICA 1CD¥2400

DISCANTICA 146
イタリアの協奏曲集
 アルベルト・クルチ(1886-1976):
  ヴァイオリンと管弦楽のためのロマンティック協奏曲
 ジュゼッペ・タルティーニ(1692-1770):
  ヴァイオリン協奏曲ニ短調
 ジョヴァンニ・バッティスタ・ヴィオッティ(1755-1824):
  ヴァイオリン協奏曲第22番イ短調
 カミッロ・シヴォリ(1815-1894):
  12のカプリッチョ風練習曲から カプリッチョ第5番変ロ長調
 ピエトロ・ロカテッリ(1695-1764):
  「ヴァイオリンの技法」から カプリッチョ第18番ト長調
 フェデリコ・フィオリッロ(1753-1824):
  36のカプリッチョ から 第28番ニ長調
フルヴィオ・ルチアーニ(Vn)
カルロ・デ・マルティーニ(指揮)
イ・ポメリッジ・ムジカーリ管
録音:2006年7月6-8日、ミラノ、ヴェルメ劇場
DISCANTICA 147
モーツァルト:
 ピアノ協奏曲第12番イ長調 K.414(*)
 ピアノ協奏曲第11番へ長調 K.413(*)
 幻想曲ニ短調 K.397
 アリエッタ「リゾンは眠った」による変奏曲 K.264
 ロンド ニ長調 K.485
アンドレア・バケッティ(P)
アントネッロ・マナコルダ(指揮(*))
イ・ポメリッジ・ムジカーリ管(*)
録音:2006年7月9、12-13日、ミラノ、ヴェルメ劇場
DISCANTICA 149
ばらとすみれ リュート、ビウエラのための音楽
 ピエトロ・パウロ・ボッローノ(?-1564以後):
  サルタレッロ「ばらとすみれ」
 フランチェスコ(・カノーヴァ)・ダ・ミラノ(1497-1543):
  リチェルカーレ XII(Ness 3-Chiesa Ricercare III)
  Vignon vignetta(原曲作者不詳)
  リチェルカーレ XV(N.51 - D.Ri.XXXVIII)
  リチェルカーレ XVI(N.30-C.Fantasia X)
 ピエトロ・パウロ・ボッローノ:
  パヴァーヌ「ラ・ミラネーザ」とそのサルタレッロ
 フランチェスコ・ダ・ミラノ:リチェルカーレ XXVII(N.38-C.Fa.XVIII)
 ピエトロ・パウロ・ボッローノ:サルタレッロ「エル・マゾロ」
 フランチェスコ・ダ・ミラノ:リチェルカーレ XXXI(N.22-C.Fa.III)
 ピエトロ・パウロ・ボッローノ:サルタレッロ「エル・ブラート」
 フランチェスコ・ダ・ミラノ:
  Las ye my plains(クローダン・ド・セルミジ原曲)
  リチェルカーレ XXIX(N.28-C.Fa.VI)
 ピエトロ・パウロ・ボッローノ:パヴァーヌ「ラ・ミラネーザ」とそのサルタレッロ
 フランチェスコ・ダ・ミラノ:
  リチェルカーレ XXXII(N.66-C.Fa.XXXIII)/同 XXIII(N.16-C.Ri.XVI)
  同 XXI(N.14-C.Ri.XIV)/同 XIX(N.40-C.Fa.VV)/同 XX(No.45-C.Ri.XXXI)
 ピエトロ・パウロ・ボッローノ:
  パヴァーヌ「ラ・デスペラータ」とそのサルタレッロ
 フランチェスコ・ダ・ミラノ:
  リチェルカーレ I(N.27-C.Fa.VIII)/同(N.33-C.Fa.XIII)
 ピエトロ・パウロ・ボッローノ:サルタレッロ「アントノーラ」
 フランチェスコ・ダ・ミラノ:
  リチェルカーレ III(N.69-C.Ri.XLIII)/同 VI(N.34-C.Ri.LVII)
 ピエトロ・パウロ・ボッローノ:パヴァーヌ「ラ・マルコンテンタ」とサルタレッロ
 フランチェスコ・ダ・ミラノ:
  リチェルカーレ X(N.2-C.Ri.II)
  Quand'io penso al martire(ジャック・アルカデルト原曲)
 ピエトロ・パウロ・ボッローノ:サルタレッロ「ラ・トラディトレッラ」
 フランチェスコ・ダ・ミラノ:
  リチェルカーレ II(N.63-C.Fa.XXX)/Mon per si ma marie(原曲作者不詳)
  リチェルカーレ XXXIV(N.11-C.Ri.XI)
  O bone Jesu(ロワゼ・コンペール原曲)

パオロ・ケリーチ(リュート、ビウエラ)

録音:2006年2月
DISCANTICA 150
リモージュの作者不詳のオルガン曲集
 [第1旋法]
 前奏曲と半音階フーガ/
 アヴェ・マリス・ステラ(アルトの単旋律聖歌)
 アヴェ・マリス・ステラによるフーガ
 Reci de nazard ou de Tierce(アヴェ・マリス・ステラの単旋律聖歌)
 Tierce en Taille, pleinchant figuree/デュオ
 キリエによる荘重なフーガ/フーガ/ディアローグ
 グラン・ジュ、トランペット・ペダルのテノール声部を伴う
 聖体奉挙、クルムホルンのテノール
  (ガスパール・コレット(17世紀終盤活躍)作曲)
 ディアローグ/バス・トランペット/デュオ
 [第2旋法]
 フーガ(アンドレ・レゾン(?-1719)作曲)
 グラン・ジュ/トリオ/デュオ/グラン・ジュ
 [第4旋法]
 フーガ
 [第6旋法]
 パス・トランペットとコルネットのディアローグ
 [第8旋法]
 ディアローグ/バス・トランペット/トリオ
 人声のディアローグ(ガスパール・コレット作曲)/ディアローグ
 フーガ(ガスパール・コレット作曲)/2つの合唱のディアローグ(同作曲)

エレーナ・サルトーリ(Org)

録音:2005年10月3-4日、フランス、セーヌ=エ=マルヌ県ロゼー・アン・ブリー、 ノートルダム組合教会 使用楽器:17世紀、不詳作者製(1996年、イヴ・カブールダン製作所修復) 1720年頃に不明者によって編纂され、1992年よりリモージュ国立図書館の所蔵品となっている手写本には51のオルガン曲が収録されている。
DISCANTICA 151
カルロ・プラーティ−ジュゼッペ・コロンボのオルガン
 ジョヴァンニ・バッティスタ・マルティーニ(1706-1784):
  ミサ・ソレムニス から オフェルトリウム/
  聖体奉挙のソナタ
  ミサ・ソレムニス から デオ・グラツィアスのためのトッカータ
  ソナタ Op.3 No.2/同 Op.3 No.4/同 Op.3 No.6
 モーツァルト(1756-1791):
  マエストロ「対位法」氏の葬送行進曲[小葬送行進曲]K.453a
  小オルガンのワルツのためのアンダンテ
   [自動オルガンのためのアンダンテ]へ長調 K.616
  グレトリのオペラ「サムニウム人の婚礼」からのワルツによる
   変奏曲へ長調 K.352
  ニコロ・モレッティ氏のオルガンのために縮小されたモーツァルト氏のソナタ
   (ピアノ連弾ソナタ K.381 第3楽章より編曲)
マッシミリアーノ・グイード(Org)
録音:2006年7月12-13日、イタリア、ロンバルディア州ソンドリオ県カスパーノ、聖パルトロメオ教会 使用楽器:1683年、カルロ・プラーティ製;1862年、ジュゼッペ・コロンボ改修(1995年、ジョヴァンニ・プラデッラ・オルガン店修復)
DISCANTICA 152
ドヴィルジャーク:
  スラヴ舞曲集(第2集)Op.72(1886)
  伝説 Op.59(1881)
ティツィアーノ・モネータ&ガブリエーレ・ロータ・ピアノ・デュオ
録音:2005年6月、ミラノ、ヴェルメ劇場
DISCANTICA 153
Viola...Violar ブラジルのギター音楽
 アリー・バローゾ(1903-1964)/
  マルコス・ヴィニシウス編曲:ノ・ランショ・フンド(*)
 パウリーニョ・ノゲイラ(1929-2003):バッキアニーニャ第1番
 ブラジル民謡/マルコス・ヴィニシウス編曲:小さな家
 カトゥーロ・ダ・パイシャン・セアレンシ(1863-1946)/
  マルコス・ヴィニシウス編曲:奥地の月光
 ルイス・ボンファ(1922-2001):謝肉祭の朝
 アレシャンドレ・ピロ(1955-):小さなワルツ
 ハダメス・ニャターリ[ジナタリ](1906-1988):練習曲第1番
 ワルジール・アゼヴェード(1923-1980)
  /マルコス・ヴィニシウス編曲:星屑
 ジョアン・シャヴェス(1910-):あなたが大好き
 エグベルト・ジスモンチ(1947-):パリャーソ[道化師](*)
 アウグスト・アニバル・サルディーニャ(1915-1955):貧しき人々
 バーデン・パウエル(1937-2000):名も無いワルツ
 カルロス・アルベルト・ピント・フォンセカ(1933-2006):
  練習曲第3番
 ヴィニシウス・ジ・モライス(1913-1980)/
  マルコス・ヴィニシウス編曲:別離のセレナード
 ジョアン・ジ・アキーノ・モンテイロ(1949-):旅
 ニルトン・ハンジェル(1949-)&ジョアン・リラ(1949-)/
  マルコス・ヴィニシウス編曲:岩石
マルコス・ヴィニシウス(G)
録音:2006年、イタリア 1961年ブラジル生まれのマルコス・ヴィニシウスが亡き母に捧げた、祖国ブラジル音楽のアルバム。彼は9歳の時、学校帰りに楽器店のショーウィンドーに飾られたギターに魅せられその場を動けなくなった。心配になって探しにきた母親はその光景を見て何かを感じ、数日後、彼にギターを買い与えたのだそうだ。(*)は多重録音による一人二重奏。
DISCANTICA 154
モーツァルト:クラリネット五重奏曲イ長調 K.581
ブラームス:クラリネット五重奏曲変ロ短調 Op.115
クラウス・ハンプル(Cl)
ローマ四重奏団
録音:2006年8月、ドイツ、ロイトキルヒ、コンサートホール
DISCANTICA 155
ガエターノ・カッリードのオルガン
 ベルナルド・パスクィーニ(1637-1710):トッカータ ト長調
 ドメニコ・スカルラッティ:ソナタ K.87
 J・S・バッハ:
  フーガの技法 BWV1080 から 対位法第5/パストラーレ BWV590
 ヘンデル:オルガン協奏曲ヘ長調 Op.4 No.5
 ベネデット・マルチェッロ(1686-1739):ソナタ ト長調
 ペルゴレージ:ソナタ へ長調
 アンドレア・バジーリ(1705-1777):フーガ ト短調
 フランチェスコ・バジーリ(1767-1850):
  ヴァーセット第79番/同第56番/同第50番/同第75番
 アントニオ・ブルネッティ(1760?-1810?):ソナタ第4番
 ピエトロ・モランディ(1739-1815):
  クリスマスのためのパストラーレ
 ジョヴァンニ・モランディ(1777-1856):
  尊者の祝福[Benedizione del Venerabile]
ジョヴァンニマリア・ペルッチ(Org)
録音:2006年7月5-7日、イタリア、マルケ州ペーザロ・エ・ウルビーノ県ファーノ、 聖パーテルニアーノ・バジリカ教会 使用楽器:1775年、ガエターノ・カッリード製(Op.103) (2004年、フランチェスコ・ツァニン・ディ・コドロイポ社、イシドロ・バッキオッキア社修復)

CHALLENGE CLASSICS 1CD¥2400

CC 72242
ブクステフーデ(1637頃-1707):作品全集 III オルガン作品集 1
 前奏曲嬰へ短調 BuxWV146/甘き喜びのうちに BuxWV197
 前奏曲ト長調 BuxWV162/ああ、主よ、哀れな罪人なるわれを BuxWV178
 前奏曲ホ長調 BuxWV141/いざ、わが魂よ、主をほめたたえよ BuxWV213
 シャコンヌ ホ短調 BuxWV160
 今ぞ喜べ、汝ら愛するキリストの輩よ BuxWV210
 前奏曲ニ長調 BuxWV139/われ神より離れじ BuxWV220
 カンツォネッタ ホ短調 BuxWV169/トッカータ へ長調 BuxWV156
トン・コープマン(Org)
録音:ドイツ、アルテンブルッフ、聖ニコライ教会 使用楽器:1498年、The Coci製;1728年、クラプマイヤー改修 若きJ・S・バッハを震撼させたブクステフーデのオルガン作品。
CC 72243
ブクステフーデ:作品全集 IV オルガン作品集 2
 トッカータ へ長調 BuxWV157/われらの神は堅き砦 BuxWV184
 フーガ ハ長調 BuxWV174/暁の星のいと美しきかな BuxWV223
 いざ来たれ、異教徒の救い主よ BuxWV211
 ベツレヘムにみどり児うまれ BuxWV217/パッサカリア ニ短調 BuxWV161
 われらの主キリスト、ヨルダン川に来たれり BuxWV180
 ああ、神にして主なる者よ BuxWV177/トッカータ ト長調 BuxWV164
 カンツォーナ ト長調 BuxWV170/主に感謝せよ BuxWV181
 かくも喜びに満てるこの日 BuxWV182
 カンツォネッタ BuxWV173/フーガ ト長調 BuxWV175
 御身はほむべきかな、イエス・キリストよ BuxWV188
 前奏曲ト短調(手鍵盤で[manualiter])BuxWV163
トン・コープマン(Org)
録音:ドイツ、リュディングヴォルト、聖ヤコビ教会 使用楽器:1599年、ヴィルデ製;1682年、シュニットガー改修
CC 72244
(2CD)
\3900
ディートリヒ・ブクステフーデ(1637頃-1707):作品全集 V
 カンタータ、コンチェルト&種々の声楽小品集
  われは主をほめたたえる BuxWV113/天使に来たれと命じたまえ BuxWV10
  甘き喜びのうちに BuxWV52/全地よ、神に向かいて歓呼せよ BuxWV64
  夜毎求めても BuxWV50/平和の王、イエス・キリストよ BuxWV20
  今日は楽しくやろう BuxWV124/マニフィカト BuxWVAnh.1
  いかに新しく、喜ばしきかな BuxWV110/
  今ぞ喜べ、愛するキリスト者たちよ BuxWV51
  栄光と誉れを主に帰せよ BuxWV2
  おお、楽しい時、すばらしい日 BuxWV120
  三つの麗しきことあり BuxWV19/ミサ・ブレヴィス BuxWV114
  愛する者よ、わが魂は言う BuxWV70/拡大二重カノン BuxWV123
  主に向かいて新しき歌を歌え BuxWV12/
  われらを主のもとへ行かせたまえ BuxWV81
  われらの主なる神 BuxWV40/これぞ神の御子の勝利の日 BuxWV43
ベッティーナ・パーン、
ヨハネッテ・ゾマー(S)
ボグナ・バルトシュ(A)
パトリック・ファン・フテム、
ダニエル・テイラー(男性アルト)
イェルク・デュルミュラー、
アンドレアス・カラシアク(T)
ドナルド・ベントヴェルセン、
クラウス・メルテンス(Bs)
トン・コープマン(指揮)
アムステルダム・バロック管&合唱団
CC 72153
J・S・バッハ:オルガン作品集 Vol.8
 幻想曲ト短調 BWV542.1/
 いと高きにある神にのみ栄光あれ BWV662
 同 BWV663/同 BWV664(トリオ)/
 前奏曲とフーガ イ長調 BWV536
 協奏曲イ短調 BWV593(原曲:ヴィヴァルディ Op.3 No.6)
 トッカータとフーガ へ長調 BWV593
ジャック・ファン・オールトメルセン(Org)
録音:オランダ、ハールレム、聖バフォ教会 使用楽器:1738年、クリスティアン・ミュラー製
CC 72166
オランダのハルモニウム音楽の世紀
 ルイス・アンドリーセン(1939-):Rememberinb that Sarabande...
 コル・クリント(1890-1944):
  ハルモニウムのための組曲 Op.29(1922)から スケルツィーノ(No.3)
  ヴァイオリンとオルガンまたはハルモニウムのための
   モダーン二重奏曲集(1917)から 苦痛 Op.12(+)
 ヤン・ファン・ヌエネン(1880-1970):
  オルガンまたはハルモニウムのための6つの作品 Op.19(1935)から
   前奏曲,間奏曲,即興,メロディー
 アルフォンス・ディーペンブロック(1862-1921):アヴェ・マリア(*)
 ヘンリ・ザグヴェイン(1878-1954):(かなり行儀よく)
 ロジー・ヴェルトヘイム(1888-1949):賛歌(1929)(*/+)
 マルテイン・パッディング(1956-):Cow Music(2000)から
   パッディングのカントリー・ダンス第1番,人の声[Vox humana],
   パッディングのカントリー・ダンス第2番
 アンドリース・ファン・ロッセム(1957-):肺と舌(1988)
 ヒール・メイエリング(1954-):4000の冬(2003)から(*)
    わが子はどこに,アダムは生まれた
 フース・ヤンセン(1951-):Harm(2000)
 ロデリク・デ・マン(1941-):神の機械[Machina ex Deo](2002)
ディルク・ライメス(ハルモニウム)
フランシーヌ・ファン・デル・ヘイデン(S(*))
レミー・バウデット(Vn(+))
録音:2004年9月18日、2006年6月28日、旧レデンプトリスチン修道院礼拝堂 ハルモニウム(英語ではリードオルガン)は、足踏み式ふいごから手鍵盤によって選ばれたリードに風を送り込んで発音させる楽器。1810年に発明され、パイプオルガンに代わる楽器として隆盛したが、20世紀に入ってピアノが量産されるとともに衰退していった。
CC 72174
ベートーヴェン:
 ヴァイオリン・ソナタ第10番ト長調 Op.96
シューベルト:
 ピアノとヴァイオリンのための幻想曲ハ長調 Op.posth.159 D.934
 挨拶を送ろう Op.20 No.1 D.741
リザ・フェルシュトマン(Vn)
イノン・バルタナン(P)
録音:2006年9月13-15日、ニューヨーク、サニー・パーチェイス・カレッジ リザ・フェルシュトマンはロシア人音楽家の娘としてオランダに生まれ、5歳でヴァイオリンの勉強を開始、イヴリー・ギトリス、イーゴリ・オイストラフ、アーロン・ロザンドのマスタークラスを受講して注目され、1988年よりアムステルダム音楽院でヘルマン・クレッバースに師事、さらに合衆国フィラデルフィアのカーティス音楽学校でイダ・カヴァフィアンに、ロンドンでデイヴィッド・タケノに師事しました。彼女は2007年にはオランダのデルフト音楽祭の芸術監督をイザベル・ファン・クーレンから引き継ぐことになっている。イノン・バルタナンはイスラエル出身、ロンドンの王立音楽アカデミーで学び現在はニューヨークを本拠に活動している。

FINELINE CLASSICAL
FL 72405
\2100
マルガレーテ・ダンツィ(1768-1800):
 ピアノとヴァイオリンのオブリガートのための3つのソナタ Op.1
  第1番変ホ長調,第2番変ロ長調,第3番ホ長調
モーツァルト(1756-1791):
 「ああ、私は恋人をなくした」の主題による6つの変奏曲ト短調 K.360(374b)
ヴォーン・シュレップ(Fp(*))
アントワネット・ローマン(Vn(+))
マルガレーテは高名な歌手・俳優・劇場監督テオバルト・マルシャンの娘で、ザルツブルクでレオポルト・モーツァルトに師事し一家と交流、1790年に作曲家フランツ・ダンツィ(1763-1826)と結婚し歌手・ピアニスト・作曲家として活躍しましたが、30歳そこそこで亡くなった。ヴォーン・シュレップは1956年、東京生まれ。ニューヨークのイーストマン音楽学校でピアノを学び12歳で第二位優等にて卒業後、古楽に興味を抱きグスタフ・レオンハルトに師事。チェンバロ、フォルテピアノ、モダーン・ピアノをマスターした奏者として活躍し、Brilliant Classics レーベルのJ・S・バッハのカンタータ全曲録音にも参加した。アントワネット・ローマンは1969年、アムステルダム生まれ。スヴェーリンク音楽院でモダーン・ヴァイオリン、ヴィオラ、バロック・ヴァイオリン(ルシー・ファン・ダールに師事)を学び、ポピュラーを含む幅広いジャンルで活躍したが、1997年以来、ピリオド・スタイルによる演奏に活動を絞り込んでいる。使用楽器:P・マクナルティ製(モデル:1785年頃、シュタイン製)(*) 1770年、G・ピアッテリーニ製(+)

COLUMNA MUSICA 1CD¥2400

1CM 0163
\2400
J・S・バッハ:
 チェンバロ協奏曲第1番ニ短調 BWV1052(*)
 ブランデンブルク協奏曲第5番ニ長調 BWV1050(+/*)
アントニオ・ソレール(1729-1783):
 前奏曲ニ短調とファンダンゴ
ディエゴ・アレス(Cemb)
エンリケ・サンチェス(Fl(+))
ファラン・ジェイムズ(Vn(+)、指揮(*))
メノルカ島室内管(*)
ディエゴ・アレス(1983年、スペインのビーゴ生まれ)はハーグ王立音楽院でジャック・オッホに師事、アムステルダムでリチャード・エガーの講習を受けた後バーセルのスコラ・カントールでイェルク・アンドレアス・ベトヒャーとイェスパー・クリステンセンに師事した新進気鋭の奏者。「ファンダンゴ」は若きスペイン魂むき出しの熱演。ここでエンリケ・サンチェスが吹いているフルートはピリオド・タイプのフラウト・トラヴェルソと思われる。1998年、地中海に浮かぶマヨルカ島の中心の町マオ(マホン)で若い奏者たちによって創設されたメノルカ島室内管弦楽団もピリオド奏法で応えている。録音:2006年9月23-25日、スペイン、バレアレス諸島メノルカ島マオ、プリンシパル劇場 使用楽器:2005年、パルマ・デ・マヨルカ、フランシスク・フォンテサ・イ・ペレ・フィオル製 (モデル:アンリ・エムシュ、フレンチ・タイプ)[チェンバロ]
1CM 0161
¥2190
ビクトリア・デ・ロス・アンヘレス・コレクション Vol.1
 東京リサイタル 1988-1990
 シューマン(1810-1856):
  東方のばらから Op.25 No.25/間奏曲 Op.39 No.2
  私の心は重く Op.25 No.15/くるみの木 Op.25 No.3
  はすの花 Op.25 No.7/春の夜 Op.39 No.12
 シューベルト(1797-1828):
  死と乙女 D.531/ます D.550/アヴェ・マリア D.839/魔王 D.328
 ラヴェル(1875-1973):5つのギリシャ民謡
   花嫁の目覚め,向こうの教会へ,私と比べられる伊達男は誰,
   乳香を摘む女たちの歌,なんと楽しい!
 レイナルド・アーン(1874-1947):
  クロリスに/しぼんだ花/離れ家に閉じ込められたとき
 マルエル・ガルシア・モランテ(1937-):5つのカタルーニャ民謡
   神の御母,マリアニェータ,聖ボイの若かりし頃,
   アリオのカテリーナ,ラ・マルガリディータ
 ホアキン・ニン(1879-1950):ムルシアの羅紗
 エンリケ・グラナドス(1867-1916):内気なマホ
 ホアキン・ニン:エル・ビト
ビクトリア・デ・ロス・アンヘレス(S)
ミゲル・ガルシア=モランテ(P)
録音:1988年10月25-31日、東京、La sala Camerata 1990年5月10-13日、東京、サントリーホール
1CM 0164
¥2190
ビセンテ・マルティン・イ・ソレール(1754-1806):オペラ序曲集
  「珍事」(1786)/「ディアナの木」(1778)/「喜びの島」(1795)
  「まじめな気まぐれ女」(1794)/
  「だまされた先生(マドリッドの女)」(1775)
  「善良な気むずかし屋」(1785)/「村祭り」(1798)
 [ボーナス・トラック]
 モーツァルト(1756-1791):「ドン・ジョヴァンニ」(1787)
ジョゼプ・ビセント(指揮)
ジュネス・ミュジカル・ワールド管
録音:2006年7月24-26日、バレンシア音楽堂 スペインのバレンシアに生まれたマルティン・イ・ソレールはイタリアに留学しジョヴァンニ・バッティスタ・マルティーニに師事。オペラの作曲家として成功し、ウィーン、サンクトペテルブルク、ロンドン等で活躍、その人気は同世代のモーツァルトをはるかに凌いだといわれている。
1CM 0167
カルロス・スリニャク(1915-1997):ピアノ協奏曲集
  ピアノ協奏曲(1973)
  ピアノ、弦楽とシンバルのための協奏曲(1956)
  ヴァイオリン、ピアノと室内アンサンブルのための二重協奏曲(1954)(*)
ダニエル・ブランク(P)
カリナ・マツタ(Vn(*))
ヤツェク・カスプシク(指揮)
シンフォニア・ヴァルソヴィア
録音:2006年10月23-25日、ワルシャワ、ポーランド放送ヴィトルト・ルトスワフスキ・ホール

CORO 1CD¥2300

COR 16045
ヘンデル:イタリア語カンタータ集
 「死に瀕するアグリッピーナ」HWV.110
 「忘却の甘美さの中で」HWV134
 「おまえが忠実か?おまえが貞節か?」HWV.171
 「捨てられたアルミーダ」HWV.104
エリン・マナハン・トマス(S)
ハリー・クリストファーズ(指揮)
シンフォニー・オヴ・ハーモニー&インヴェンションの首席奏者たち
ガーディナーによるJ・S・バッハのカンタータ・シリーズにも参加しているエリン・マナハン・トマスのソロ・デビュー・アルバム。もちろん新録音。
COR 16046
ペロティヌスとアルス・アンティクァ
 不詳(13世紀):
  Vetus abit littera/
  Deus misertus hominis/Veni Creator Spiritus
 ペロティヌス(1200頃活躍):すべての人は見た[Viderunt omnes]
 レオニヌス(1163-1190頃活躍):
  わが贖い主に栄光あれ[Gloria, redemptori meo]
 不詳(13世紀):
  Hec dies/Stirps lesse/
  Mundus vergens/Procurans odium
 不詳/ペロティヌス:Allelulia. Nativitas
 グレゴリオ聖歌(13世紀):Christus surrexit
 ペロティヌス:王たちは座り[Sederunt principes]
ヒリアード・アンサンブル
録音:1996年8月、ケンブリッジ・トリニティ・カレッジ、ライヴ 初出:Hilliard Live, HL 1001 ヒリアード・アンサンブルの自主制作レーベル「ヒリアード・ライヴ」からの移行再発売。買い逃していたファンの方にとっては朗報。
COR 16047
システィーナ礼拝堂の音楽
 フェリーチェ・アネーリオ:めでたし、天の元后(8声)
 ジョヴァンニ・ピエルルイジ・ダ・パレストリーナ(1525頃-1594):
  神は昇られる[Ascendit Deus](5声)/アヴェ・マリア(5声)
  天より降りし主の天使(5声)
 フェリーチェ・アネーリオ(1560頃-1614):
  天の元后よ、喜びたまえ(8声)
  スターバト・マーテル(12声)
 グレゴリオ・アッレーグリ(1582-1652):
  キリストは死よりよみがえりたまえり
 ルーカ・マレンツィオ(1553/1554-1599):
  私の太陽は今頃何をしているだろう(マドリガーレ)
 グレゴリオ・アッレーグリ:ミサ「Che fa oggi il mio sole」
 フェリーチェ・アネーリオ:マニフィカト第2旋法(8声)
 ジョヴァンニ・ピエルルイジ・ダ・パレストリーナ:
  マリアは天に昇らせられ(6声)
ハリー・クリストファーズ(指揮)
シックスティーン
録音:2006年11月 カトリックの総本山バチカンのシスティーナ礼拝堂で歌われた音楽。「ミゼレーレ」(COR 16014に収録)で有名なアッレーグリがマレンツィオのマドリガーレに基づいて書いたミサ曲や、アネーリオの12声のスターバト・マーテルなどが聴きどころ。
COR 16048
オケゲムに捧ぐ
 ヨハネス・オケゲム(1410頃-1497):
  ミサ・ミ・ミ[ミサ「ほとんど死にかけて[Presque transi]」)から
   キリエ,グローリア
 アントワーヌ・ビュノワ(1430頃-1492):ヒュドラリウスに
 ヨハネス・オケゲム:ミサ「次第に[De plus en plus]」から クレド
 ロワゼ・コンペール(1445-1518):
  あらゆる善きものに満ちた[Omnium bonorum plena]
 ヨハネス・オケゲム:ミサ・カプト から サンクトゥス
 ヨハネス・ルピ(1506頃-1539):Ergone continuit
 ヨハネス・オケゲム:ミサ・プロラツィオヌム から アニュス・デイ
ヒリアード・アンサンブル
ボブ・ペック(朗読)
録音:1997年以前、ハムステッド・ガーデン、セント・ジュード=オン=ザ=ヒル教会、ライヴ 初出:Hilliard Live, HL 1002 「ヒリアード・ライヴ」からの移行再発売。詩人ギヨーム・クレタン(1460-1525)がオケゲムの葬儀のために書いた「トゥールの聖マルタン教会財務官ヨハネス・オケゲムへの追悼詩」が曲間で朗読される。
COR 16049 オックスフォード、モードリン・カレッジの音楽
 単旋律聖歌:Inclita sancte(マニフィカトのためのアンティフォナ)
 ジョン・シェパード(1515頃-1559/1560):
  マニフィカト(4声)/おお、幸福な貴婦人たち[O happy Dames]
 ジョン・メイソン(?-1548以前):
  禍なるかな、哀れなるわれら[Vae nobis miseris]
 ジョン・シェパード:Laudem dicite Deo
 リチャード・デイヴィー(1465頃-1507頃):Joan is sick and ill at ease
 ジョン・シェパード:
  あなたの御手に[In manus tuas]I/同 II/同 III/聖霊 I
 単旋律聖歌:Inclita sancte(マニフィカトのためのアンティフォナ)
 リチャード・デイヴィー:Ah, mine heart, remember thee well
 ジョン・メイソン:おお、いかに哀れなるかな、急ぎ行くわれら[Quales sumus]
ハリー・クリストファーズ(指揮)
シックスティーン
新録音かどうか不明。

EMEC 1CD¥2400

E-070
セゴビア:オリジナル・ギター作品集
 毎日の練習曲[Estudios diarios];祈り,思い出
 光なき練習曲[Estudio sin luz]
 カール・サンドバーグのために[For Carl Sandburg]
 練習曲ホ長調[Estudio en mi mayor]
 デリのための練習曲[Estudio para Deli]
 マカレーナ[Macarena]/ネブリーナ[Neblina]
 レッスン 11[Leccion 11]/レッスン 12[Leccion 12]
 3つの練習曲イ長調[Tres preludes en la mayor]
 即興曲[Impromptu]/トナディーリャ[Tonadilla]
 5つの逸話[Cinco anecdotas]
 11の前奏曲[Once preludios];
  ホ短調,ホ短調「疲労」,ホ短調「レオン」,ハ長調,ホ短調,ロ短調,
  ホ短調「マドリレーニョ」,ホ長調「アパリシオ・メンデスの主題による」,
  ハ長調「シネ・ノミネ」,ト長調,ロ短調「Vara」
アグスティン・マルーリ(G)
録音:2006年9月20-22日、マドリッド、王立サン・フェルナンド美術アカデミー、ギターの間 使用楽器:1962年、ヘルマン・ハウザー・Jr[Hermann Hauser II]製 (王立サン・フェルナンド美術アカデミー所蔵) 名ギタリスト、セゴビアの作品を、セゴビア自身が所有し演奏していたギターを使用して録音した注目盤。
E-071
古きウィーン ヴァイオリンとピアノのための作品&編曲集
 レオポルド・ゴドフスキー(1870-1938)/
  ヤッシャ・ハイフェッツ(1899-1987)編曲:古きウィーン
 レオポルド・ゴドフスキー:ワルツ・ポエム第2番
 レオ・ヴェイネル(1885-1960):婚礼の宴[Lakodalmas]Op.21b
 モリツ・モシュコフスキ(1854-1925)/
  フィリップ・シャルヴェンカ(1847-1917)編曲:スペイン舞曲集 Op.12 Nos.1,2,4
 フーゴー・ヴォルフ(1860-1903)/
  コンスタンチン・モストラス(1886-1965)編曲:隠棲
 アルカンジェロ・コレッリ(1653-1713):ソナタ ト短調 Op.5 No.5
 モーツァルト(1756-1791)/フリッツ・クライスラー(1875-1962)編曲:
  ロンド(ハフナー・セレナード K.250 より)
 フランツ・シューベルト(1797-1828)/
  コンスタンチン・モストラス編曲:性格的な行進曲 Op.121 No.1
 ニコロ・パガニーニ(1782-1840)/フリッツ・クライスラー編曲:カプリス Op.1 No.20
 ニコライ・メトネル(1879-1951):ヴァイオリン・ソナタ第1番ロ短調 Op.21
 シリル・スコット(1879-1970):熟したさくらんぼ
インナ・コーガン(Vn)
トビアス・ビッガー(P)
録音:2005年4月4-7日、フランクフルト、フェステブルク教会 古き良き時代のウィーンのサロンを思わせるプログラム。インナ・コーガンはロシアのサンクトペテルブルクに生まれ現在はドイツを本拠に活躍するヴァイオリニスト。トビアス・ビッガーはドイツのピアニスト。
E-072
モーツァルト:フルート四重奏曲集
 ニ長調 K.285/ト長調 K.285a/
 ハ長調 K.Anh.171(285b)/イ長調 K.298
ザビーネ・ドライアー(Fl)
ジル・コリャール(Vn)
マリー・ルジャンドル(Va)
マイケル・ケヴィン・ジョーンズ(Vc)
録音:2006年8月6日、スペイン、パレンシア県オルモス・デ・オヘダ、ライヴ ザビーネ・ドライアーはドイツ、フランクフルト生まれのフルーティスト。ピリオド楽器もこなしたが、ここでは弦とともにモダーン楽器を演奏している。
E-053
ハイメ・ボテーリャ:室内楽作品集
 Qualibet Libet(1999)/Noix(1994)
 Anihila(1992)/Stratonicea(1999)
 Scando(1993)/Dea Kara(1998)
トリオ・エキノクス
フロリレジウム弦楽四重奏団
アルケウス・アンサンブル
E-064
アルケウスとともに10年
 ビンセント・ベレンゲル(1968-):Mots(2003)(**)
 ロメロ=ラミレス(1968-):Grupin's(2002)(**)
 ホセ・マリア・ブラウ(1959-):Seng(#)(2001)
 フランシスコ・J・モリーナ(1968-):Mezgorj(2002)(**)
 ジョルディ・オルツ(1962-):Imatges(2002)(**)
 フランシスコ・M・トレド(1967-):Muiwashaha(1999)(+)
 エドゥアルド・テロル(1965-):El Cau del Silenci(1997)(*)
リヴィウ・ダンチェアヌ(指揮)
アルケウス・アンサンブル
録音:1998年(*)、1999年(+)、2002年(#)、2003年(**)、ルーマニア、ブカレスト、スタジオ
E-065
ハビエル・ダリアス(1946-):ポリアンテア
 様々な分野にわたる室内楽作品選集
  インディアの物語(弦楽四重奏のための;1992)(*)
  アロヒーアス[Alogias]
   (ギターとプリペアード・ギターのクァルテットのための;1979)(+)
  Prop a Vicmar(二人で奏するピアノとプリペアード・ピアノのための;1982)(#)
  変奏曲第12番(ヴァイオリンと同調器のための;1998)(**)
  サンデー組曲[Sanday Suite]
   (フルート、オーボエ、クラリネット、ファゴット、
   ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバスとピアノのための;1991)(++)
  フーガの遊び I
   (指揮者と三人で奏するプリペアード・ピアノのための;1978)(##)
  アンヘル・コスモスの詩のための構造
   (声とフィードバックのための;1980)(***)
  フーガの遊び II
   (指揮者と三人で奏するプリペアード・ピアノのための;1978)(##)
フロリレジウム弦楽四重奏団(*)
アカサカ・コウキチ(G(+))
カルメン・サンチョ(キーボード(#/##))
ハビエル・ダリアス
 (キーボード・プリパレーション(#)、同調器(**)、フィードバック(***))
タレー・ダリアス(Vn(**)、指揮(##))
リヴィウ・ダンチェアヌ(指揮(++))
アルケウス・アンサンブル(++)
ホセ・チャフィーノ、
カルメン・ベルドゥ(P(##))
アンヘレス・ペテルス(S(***))

ENCHIRIADIS 1CD¥2400

EN 2017
ゲオルク・フィリップ・テレマン(1861-1767):
 アルトのためのカンタータ集
  「音楽による礼拝」(1725/1726)から
   第42番「退け、罪よ」TWV1:1538
   第58番「幸福なる時」TWV1:118
   第18番「エドムより来たるこの者は誰か」TWV1:1584
   第33番「萎えたる魂の清めに励め」TWV1:448
   第50番「聖霊の力が」TWV1:363
   第25番「われらの魂の羊飼いにして監督」TWV1:804b
   第9番「天より降り来たりし愛」TWV1:1044

マルタ・インファンテ(A)
ラウル・マリャビバレーナ(指揮)
アンサンブル・フォンテガーラ
 アンドニ・マルセーロ(Vn)
 メルセデス・ルイス(Vc)
 ラファエル・ボナビータ(アーチリュート)
 ラウル・マリャビバレーナ(Org)

録音:2006年6月、スペイン、ソリア県キンタナス・ルビアス・デ・アリーバ、聖アンドレス教会
EN 2018
フランシスコ・ゲレーロ(1528-1599):ビリャネスカ集 II
  「宗教的カンシオンとビリャネスカ集」(1589)から
   Zagales, sin seso vengo / Alresplandor d'una estrella /
   La Gracia y los ojos bellos /
   Tan largo a sido / Mi ofensa's grande /
   Dezidme fuente clara /
   De donde viens Pascual? (Mi fe, vengo Belen) /
   Ojos claros, serenos / O dulce y gran contento /
   Hombres, victoria! / En tanto que es rosa /
   O celestial medicina! / O Virgen, quando's miro /
   Pluguiera a Dios /
   Los Reyes siguen la'strella / O venturoso dia! /
   La luz de vuestros ojos / Hud, huyd / Estrana muestra d'amar /
   Apuestan zagales dos
ラウル・マリャビバレーナ(指揮)
ムジカ・フィクタ
 シルヴィア・シュヴァルツ(S)
 マリア・インファンテ(Ms)
 フェリス・リエント、
 アルベルト・グァルディオラ(T)
 ルイス・ビセンテ(Bs)
アンサンブル・フォンテガーラ

 マヌエル・ビラス(ハープ)
 ラファエル・ボナビータ(ビウエラ)
録音:2006年8月、スペイン、マラガ県ロンダ、跣足カルメル会旧修道院

GRIFFIN 1CD¥2300

GCCD 4056
パトリック・ガワーズ(1936-):合唱&オルガン作品集
 トッカータとフーガ(オルガン独奏)
 リベラ・メ II/ガリラヤ人たちよ[Viri Galilaei](*)
 降臨節の続唱;
  われは御身に魂を上げ奉る[Ad te Levavi],シオンの民よ[Populus Sion],
  歓喜せよ[Gaudete],われらを記憶したまえ[Memento Nostri]
 聖なるかな、聖なるかな、聖なるかな[Holy, Holy, Holy](*)
 バルラロー[Balulalow]
 特別な機会のためのトランペット・ヴォランタリー(オルガン独奏)
ニール・テイラー(指揮)
シェフィールド大聖堂聖歌隊
アントニー・ガウィング(Org)
ジョン・キーズ(シンセサイザー(*))
録音:2006年7月4-6日、シェフィールド大聖堂 シェーンベルク以降のいわゆる「20世紀的な音楽」とは無縁の英国人作曲家ガワーズは、テレビ番組シリーズの音楽の作曲家としても知られている。残念なことに彼は2001年に発作を起こして以来作曲不能になってしまっているそうだ。
GCCD 4058
セントポール大聖堂の22の聖歌集
 ジョン・ダーウォル(1731-1789):Ye holy angels bright
 ジョン・スタイナー(1840-1901):Cross of Jesus
 ジョン・ゴス(1800-1880):Praise my soul the king of heaven
 ジョン・バッカス・ダイクス(1823-1876):O strength and stay
 レイフ・ヴォーン・ウィリアムズ(1872-1958):
  For all the Saints/Come down O love divine
 ハーバート・ハウエルズ(1892-1983):All my hope
 ジョン・ダイクス・バワー(1905-1981):O king enthroned on high
 デイヴィッド・グラント(1836-1887):The Lord's my shepherd
 ジェレマイア・クラーク(1673-1707):Immortal love for ever full
 チャールズ・ヒューバート・H・パリー(1848-1918):O praise ye the Lord
 モーリス・ベヴァン(1921-2006):There's a wideness in God's mercy
 クリストファー・ディアンリー(1930-2000):Sing to him in whom creation
 ジョン・スコット(1956-):Christ be the Lord of all our days
 マルコム・アーチャー(1952-):King of Glory, king of peace
 ジョン・バーナード(1948-):Christ triumphant, ever reigning
 ジョージ・クーパー(1820-1876):Jesus where'er thy people meet
 デレク・ウィリアムズ(1945-):Give me the wings of faith
 クレメント・カターリル・ショルフィールド(1839-1904):The day thou gavest
 チャールズ・ヒューバート・H・パリー:Dear Lord and Father of mankind
 サミュエル・セバスチャン・ウェスリー(1810-1876):
  O thou who camest from above
 ジョージ・クレメント・マーティン(1844-1916):
  Lord enthroned in heavenly splendour
マルコム・アーチャー(指揮)
セントポール大聖堂聖歌隊
ヒュー・ウィリアムズ(Org)
録音:2006年7月4-6日、セントポール大聖堂

LA MA DE GUIDO

LMG 2074
\2400
フランシスコ・バリュス(1671頃-1747):詩篇とミサ
 われ主に感謝す[Confitebor tibi]
 (イントロイトゥス;詩篇138[137])
 ミサ第4旋法(1709)
 われは喜びに満てり[Laetatus sum]
 (イントロイトゥス;詩篇122[121])
 ミサ第1旋法(1709)
 われは信ず[Credidi, propter quod locutus sum](終唱;詩篇116[115])
ジョアン・グリマルト(指揮)
エクサウディ・ノス
アレシャンドリーナ・ポロ、
メリチェイ・オラーヤ(ソプラノ)
エリゼンダ・アルキンバウ、
モンセラート・ベルトラル(アルト)
アルベルト・リエラ、
ダミアー・カルボネイ(テノール)
シャビエ・パジェス(バリトン)
アルナウ・ロドン(コルネット)
メリチェリ・フェレー(ファゴット)
ジョゼプ・M・マルティー(テオルボ)
サンティアゴ・ミローン(ヴィオローネ)
不明(オルガン)
録音:2006年7月19-20日、テラッサ、サン・ペレ礼拝堂 フランシスコ・バリュス[フランセスク・バユス]はバルセロナに生まれ、同地の大聖堂楽長を務めた作曲家。

LICANUS

CDM 0719
\1800
Tempus Fugit(光陰矢の如し) カペーリャ・デ・ミニストレルス20周年
 ジョゼフ・プラダス・ガリェーン(1689-1757):
  昇天せる聖母マリア[Maria Virgo Assumpta]
  エストレーリャ・エステベス(ソプラノ) 〔EGT 526〕
 不詳(16世紀):ああ、月が輝いて[Ay luna que reluzes]
   (「カラブリア公の歌集」から)
  イサベル・モナール(ソプラノ) 〔EGT 536〕
 マティアス・ナバーロ(1668-1727):Abrasame, alumbrame
  イサベル・モナール(ソプラノ) 〔EGT 579〕
 ホセ・デ・オレホン・イ・アパリシオ(1705-1765):蝶[Mariposa]
  オルガ・ピタルク(ソプラノ) 〔EGT 631〕
 アントニオ・リテレス(1673-1747):権勢を渇望し[Sedienta de Influjos]
  エストレーリャ・エステベス(ソプラノ) 〔CDM 0617(未案内)〕
 ビセンテ・マルティン・イ・ソレール(1754-1806):
  サルスエラ「ラ・マドリレーニャ」(1778)から これが私の手だ
  オルガ・ピタルク(ソプラノ) ミケル・ラモーン(バリトン) 〔CDM 0410〕
 アントニオ・テオドーロ・オルテリュス(1650頃-1706):
  宗教的オラトリオ「われらが主キリストの受難について」から
   崇めるべき沈黙[Silencio Adorable]
  オルガ・ピタルク(ソプラノ) 〔CDM 0305〕
 ペレ・ライモン・デ・トルトーサ(12-13世紀):Atressi cum la candela
   (トルバドゥールの歌;器楽演奏) 〔CDM 0308〕
 不詳(15世紀):羊飼いたちよ、言ってごらん [Bien vengades pastores]
  ルース・ロシケ(ソプラノ) ジョゼプ・エルナンデス(カウンターテナー)
  ランベルト・クリメント(テノール) ホセ・アントニオ・ロペス(バリトン)
   〔CDM 0203〕
 ニコラ・コンフォルト(1718-1788):カンタータ「私は何て不幸な女」
  ルース・ロシケ(ソプラノ) 〔CDM 0306〕
 アルフォンソ10世(1221-1284)編纂:聖母マリアのカンティガ集 から
   レー(カンティガ 139/183)(器楽演奏) 〔CDM 0307〕
 不詳(14世紀):われらは死に向かって急ぎ行く(「モンセラートの朱い本」から)
  ピラール・エステバン(ソプラノ) ランベルト・クリメント(テノール)
  ジェネラリタート・バレンシア合唱団 〔CDM 0201〕
 不詳(15-16世紀):ロドリーゴ・マルティネス(「王宮の歌集」から)
  ジュゼプ・エルナンデス(カウンターテナー)
  ジュゼプ・ベネート、ペドロ・カストロ(テノール)
  ホセ・アントニオ・ロペス(バス) 〔CDM 0409〕
 不詳(15世紀):「エルチェの神秘劇」から Germanes mies, yo voldria
  エリーザ・フランゼッティ(ソプラノ) 〔CDM 0304〕
 不詳(15世紀):「エルチェの神秘劇」から Turba o judiada
  バレンシア自治州合唱団 〔CDM 0411〕
 トマス・ルイス・デ・ビクトリア(1548-1611):
  死者のためのミサ(レクィエム;6声)から アニュス・デイ
  エリーザ・フランゼッティ、ピラール・エステバン(ソプラノ)
  アリシア・ベリ(アルト) ジョゼプ・ベネート(テノール)
  ペドロ・カストロ(テノール) トマス・マシェ(バス) 〔CDM 0615〕
 ヨハネス・デ・ヤヌア(14世紀):私の優しい恋人は(「シャンティー写本」から)
  ピラール・エステバン(メゾソプラノ) 〔CDM 0512〕
 ビセンテ・マルティン・イ・ソレール(1754-1806):
  「御婦人方に捧げる12のイタリア語カンツォネッタ」から 希望
  ラケル・ロヘンディオ(ソプラノ) 〔CDM 0614〕
 ジョアン・アンブロジオ・ダルツァ:「リュート曲集」(1508)から
   カラータ・アラ・スパニュオーラ,ピーヴァ(器楽演奏) 〔CDM 0718〕
 アルフォンソ10世(1221-1284)編纂:聖母マリアのカンティガ集 から
   En quantas guisas(アリカンテのカンティガ) 〔PMV 004〕(未発売)
カルレス・マグラネル(指揮)
カペーリャ・デ・ミニストレルス
カペーリャ・デ・ミニストレルス(1987-)の創設20周年記念盤。最後の曲以外は既発売盤からのコンピレーション(上記〔アルバム規格番号〕)ですが、EGT規格は現在入手困難。
CDM 0718
\2400
ラ・スパーニャ スペイン・ルネサンス舞曲集
 不詳/ディエゴ・オルティス:「装飾変奏論」(1553)から
   ラ・スパーニャによるレセルカーダ,パッサメッツォ・アンティコ
   ロマネスカ,フォリア
 ルイス・ミラン:「ビウエラ音楽集」(1535)から パバーナ/ガリャルダ
 ジョアン・アンブロジオ・ダルツァ:「リュート曲集」(1508)から
   カラータ・アラ・スパニュオーラ,ピーヴァ
 チェーザレ・ネグリ:「愛の恵み」(1602)から
   幸福なオーストリア,ビリャンシーコとスパニョレット,カナリオ
 ファブリツィオ・カローソ:「イル・バッラリーノ」(1577)から
   バレット「私の恋人」,カスティーリャのカスカルダ,
   バレット「恋人コスタンテ」,スパニョレッタ,カナリオ
 ヴィンチェンツォ・カピローラ:スパーニャ・トゥタ・デ・フージェ(1520)
 アントニオ・デ・カベソン:「音楽作品集」(1578)から
   パバーナ「ラ・ダーメ・レ・デマンダ」/ミラノのガリャルダ
 ミヒャエル・プレトリウス:
  「テルプシコーレ」(1612)から スパニョレッタ,ラ・カナリエ
 ジュリオ・チェーザレ・バルベッタ:「リュート曲集」(1585)から
   モレスカ「レ・カナリエ」
 フランチェスコ・スピナチーノ:「リュート曲集」(1507)から
   ラ・スパーニャ(バス・ダンス)
 不詳/ルイス・デ・ナルバエス:「デルフィンの曲集」(1538)から
   「牛の番」によるディフェレンシアス
 不詳:「王宮の歌集」から
  わが愛する三人のモーロ娘,ロドリーゴ・マルティネス
カルレス・マグラネル(指揮)
カペーリャ・デ・ミニストレルス
 ダビド・アンティク(笛)
 パコ・ルビオ(ツィンク)
 カルレス・マグラネル(ソプラノ・ヴィオル)
 ジョルディ・コメーリャス(テナー・ヴィオル)
 リシャニア・フェルナンデス(バス・ヴィオル)
 フアン・マヌエル・ルビオ(ハープ、サンフォーニャ、ウード、ギター)
 オクタビオ・ラフルカーデ(ギター、ビウエラ)
 パウ・バリェステル(打楽器)
 イグナシ・ジョルダ(オルガン、チェンバロ)
録音:2006年1月25-28日、スペイン、リリア、聖血教会

NUMERICA 1CD¥2300

NUM 1139
¥2090
フレイタス・ブランコ、ロペス=グラーサ:チェロとピアノのための作品集
 ルイス・デ・フレイタス・ブランコ(1890-1955):
  チェロ・ソナタ(1913)(*)
 フェルナンド・ロペス=グラーサ(1906-1994):
  忘れられたページ(1955)(*)/
  3つのポルトガル民謡(1953)(*)
  アダージョと舞曲風(1965)(*)/
  無伴奏チェロのための3つの開花(1973)
  無伴奏チェロのための3つのインヴェンション(1961)
ジェド・バラハル(チェロ)
クリスティーナ・マルゴット(ピアノ(*))
録音:パソス・デ・ブランダン、ヌメリカ・スタジオ 師弟関係にあった20世紀ポルトガルの二人の作曲家の作品を収録。ジェド・バラハルは合衆国カリフォルニアに生まれ、ブラジルのいくつかのオーケストラの奏者、フランスのトゥールーズ・キャピトル管の首席奏者を経て、1989年新設のポルト管弦楽団の首席奏者に招かれたチェリストで、ポルト音楽・舞台芸術大学音楽学部長も務めている。クリスティーナ・マルゴットは長らくバラハルとのデュオを組んでいるブラジルのピアニスト。
NUM 1143
フレイタス・ブランコ、フェルナンデス:ピアノのための前奏曲集
 ルイス・デ・フレイタス・ブランコ(1890-1955):
  10の前奏曲「ヴィアンナ・ダ・モッタに捧ぐ」(1914-1918)
  ソナティナ(1922-1923)/
  4つの前奏曲「イザベル・マンソに捧ぐ」(1940)
 アルマンド・ジョゼ・フェルナンデス(1906-1983):5つの前奏曲 Op.1
アントニオ・ロザード(ピアノ)
録音:パソス・デ・ブランダン音楽アカデミー 師弟関係にあった20世紀ポルトガルの二人の作曲家の作品を収録。アントニオ・ロザードはパリ音楽院でアルド・チッコリーニに師事したポルトガルのピアニスト。
NUM 1144
¥2090
ジョゼ・ヴィアンナ・ダ・モッタ(1868-1948):
 弦楽四重奏のための作品全集
  アンダンテ(*)/変奏曲(*)/
  弦楽四重奏曲変ホ長調(*)/同ト長調(+)
サン・ロケ弦楽四重奏団
アントニオ・マルテーロ、
クリスティーナ・アルメイダ(ヴァイオリン)
ジョアン・ペドロ・デルガード(ヴィオラ)
リカルド・モタ(チェロ)
録音:2005年、ヌメリカ・スタジオ(*)  2004年、ベイラ・バイシャ、サルゲイロ・ド・カンポ礼拝堂、ライヴ(+) ヴィアンナ・ダ・モッタはシャルヴェンカ、リスト、ビューローらに師事、ブゾーニの親友にして協力者となり、リスボン音楽院院長を務めた作曲家・ピアニスト・指揮者。サン・ロケ弦楽四重奏団は2001年に活動を開始したポルトガルのクァルテット。
NUM 1146
¥2090
J・S・バッハ(1685-1750):
 無伴奏チェロ組曲第4番変ホ長調 BWV1010
 無伴奏チェロ組曲第5番ハ短調 BWV1011
 無伴奏チェロ組曲第6番ニ長調 BWV1012
ジョゼ・ペレイラ・デ・ソウザ(チェロ)
録音:ポルト、フレイショ宮 ペレイラ・デ・ソウザはポルト音楽院出身、現在ポルト国立管弦楽団の首席を務めているチェリスト。彼がこの録音でも使用しているチェロは1710年モンタニャーナ製(モダーン仕様)で、音楽史上最初のプロフェッショナルな女性チェリストの一人とされるポルトガルのギリェルミーナ・スッジア(1885-1950)が愛奏していた名器。
NUM 1134
【旧譜】
¥2090
J・S・バッハ(1685-1750):
 無伴奏チェロ組曲第1番ト長調 BWV1007
 無伴奏チェロ組曲第2番ニ短調 BWV1008
 無伴奏チェロ組曲第3番ハ長調 BWV1009
ジョゼ・ペレイラ・デ・ソウザ(チェロ)
NUM 1147
ポルトガルのピアノ音楽 Vol.2
 エウリコ・カッラパトーゾ(1962-):
  感動したピアノのための5つのヴィネット(1998)
 フィリペ・ピレス(1934-):3つのバガテル(1949-1952)
 サラ・カルヴァーリョ:… 遠くの鏡(2003)
 トマス・エンリケス(1963-):静寂(1986/2005)
 アミルカール・ヴァスケス・ディアス(1945-):野の紅百合(2005)
 オスカル・ダ・シルヴァ(1870-1958):幻想曲
 ジョルジェ・クロネール・デ・ヴァスコンセロス(1910-1974):歌(1973)
 カンディド・リマ:十二音による4つの小品(1994)
ナンシー・リー・ハーパー(ピアノ)
録音:パソス・デ・ブランダン、ヌメリカ・スタジオ ナンシー・リー・ハーパーは合衆国生まれでポルトガル在住のピアニストで、音楽教育・研究の分野でも活躍している。
NUM 1148
Llocr サクソフォン・クァルテットのためのポルトガル現代音楽
 アルトゥール・フェルナンデス:Llocr
 ルイス・F・デ・カルヴァーリョ:Sax-Suite
 ジョルジェ・プレンダス:Triple Sax
 クラウディオ・フェレイラ:Saxol
 アルトゥール・フェルナンデス:7 Obsessions
インヴィクタサックス
ユーゴ・テイシェイラ(ソプラノサクソフォン)
フェルナンダ・アルヴェス(アルトサクソフォン)
ユーゴ・ロペス(テナーサクソフォン)
マヌエル・シルヴァ(バリトンサクソフォン)
録音:パソス・デ・ブランダン、ヌメリカ・スタジオ インヴィクタサックスは2000年ポルトで結成されたクァルテット。
NUM 1150
オープス・アンサンブル 2007
 ハイドン:ソナタ ヘ長調 Op.11 No.4
 ベートーヴェン:「プロメテウス」変奏曲(Op.43)
 フェルナンド・ロペス=グラーサ(1906-1994):
  Georgicas(1989)(*)
 アントニオ・ヴィクトリーノ・ダルメイダ(1940-):
  深き淵より−ブルーノ・ピッツァミーリョの思い出に Op.130
オープス・アンサンブル
ペドロ・リベイロ(オーボエ)
オルガ・プラッツ(ピアノ)
アナ・ベラ・シャヴェス(ヴィオラ)
アレジャンドロ・エルリク=オリーヴァ(コントラバス)
録音:2006年12月19-23日、リスボン、ベレン文化センター、小ホール (*)はオープス・アンサンブルへの献呈作品で、これが世界初のディスク録音。
NUM 1138
第27回ポヴォア・デ・ヴァルジン国際音楽祭
 カンディド・リマ(1939-):
  …ポヴォアの海から−MANTA(管弦楽のための)(*)
 イザベル・ソヴェラル(1961-):
  Le navigateur du soleil incandescent(ヴィオラとピアノのための)(+/#)
 フェルナンド・C・ラパ(1950-):思い出のための3つの歌
   (フェルナンド・ロペス=グラサの記念に;ピアノのための)(#)
 セルジョ・アゼヴェード(1968-):
  協奏組曲(リコーダーと管弦楽のための)(*/**)
ペドロ・メイレレス(Va(+))
エルザ・マルケス・シルヴァ(P(#))
アントニオ・カリーリョ(リコーダー(**))
オスヴァルド・フェレイラ(指揮(*))
ポヴォア・デ・ヴァルジン交響楽団(*)
録音:2005年7月30日、ポルトガル、ポヴォア・デ・ヴァルジン、マトリス教会
NUM 1140
¥2090
ゆき ポルトガルと日本のピアノ作品集
 ルイス・コスタ(1879-1960):
  「田園風景のキャンパス」Op.6 から 風は畑に舞う(No.4)
 クラウディオ・カルネイロ(1895-1963):
  アルパ=エオリア[エオリアン・ハープ](1948)
  バイラデイラス(1946)/パヴァナ[パヴァーヌ](1937)
 エンリコ・カラパトーゾ(1962-):「田舎の空気」(2003)
   アウガス・ビバス[湧き出る水],パラソロ,プラド・ガトン
 ヴィアンナ・ダ・モッタ(1868-1948):「ポルトガルの情景」Op.9 から
   カプリショ・ワルツ[ワルツ=カプリチョーザ](No.3)
 山田耕筰(1886-1965):待ちぼうけ
 橋本国彦(1904-1949):夜曲(1934)
 カルロス・セイシャス(1704-1742):
  トッカータ ハ長調/同ホ短調
 宮城道雄(1894-1956):春の海
ゆき・ロドリゲス(P)
ゆき・ロドリゲスはリスボン国立音楽大学ピアノ科を卒業後ローマにてファスト・ザドラ(カルロ・ゼッキの愛弟子)に師事。ポルトガルのマリア・カンビーナ・ピアノ・コンクール特別賞受賞、若い音楽家のためのコンクールで第3位入賞、1999年ブレッシャ(イタリ)でのピアノ協奏曲コンクールにてソリスト賞受賞。2004年2月にヴェンセスラウ・モラエス生誕150年記念演奏会のために、2005年5月にはポルトガル政府代表芸術家として愛知万博での演奏のために来日しています。ブックレットに日本語解説を収録。録音:2004年10月、セイシャル市立ホール
NUM 1145
(2CD)
フェルナンド・ロペス=グラサ(1906-1994):
  ピアノのための8つの累進的組曲
   「ベラ・バルトークの思い出に」Op.126
アントニオ・ロザード(P)

PNEMUA

PN-820
\2400
マーリンとケルトのカンティガ
 アルフォンソ10世(1221-1284)編纂:聖母マリアのカンティガ集 から
  第386番「漁師の王」(器楽)
  第108番「マーリンのカンティガ」
  第23番「ブルターニュのワイン」
  第101番「小鳥」(器楽)
  第36番「ブルターニュの船」
  第85番「イングランドのユダヤ人」(器楽)
  第86番「モンサンミシェルの妊婦」
  第226番「グレート・ブリテンの修道院」
  第285番「修道女と騎士」−第207番「復讐」
エドゥアルド・パニアグア(指揮)
ムシカ・アンティグァ
(ハイメ・ムニョス(口笛、バンスリ、アハベーバ、ブルターニュ・シャリュモー、
バグパイプ、ガイタ、チリミア、合唱、サパテアード)
ジョセプ・マリア・リベリェス(ハープ)
アナ・アルカイデ(ニッケルハルパ)
ダビド・マヨラル
 (カンタラ、ダフ、ダルブカ、ボンボ、ザルブ、タンブレーリョ、パンデレータ)
エドゥアルド・パニアグア(合唱、テナーフルート、カンパニル、ダフ、パンデーロ、ゴング、鈴)
セサル・カラソ、イサベル・ウルサイス(歌))
[共演]
カルロス・ベセイロ(ハーディガーディ)
フルホ・ヌニェス(ボドラム、中世タボール)
録音:2006年、マドリッド、Axis 「マーリン」とは中世ケルト伝説上の人物で、アーサー王伝説にも登場するブリテン島の魔術師。
PN2-880
(2CD)
\3600
ビザンチンのカンティガ キリスト教東方世界
 アルフォンソ10世(1221-1284)編纂:聖母マリアのカンティガ集 から
  第9番「ダマスカスのイコン」
  第34番「失われたイコン」
  第29番「ミルクの聖母」
  第264番「ブラケルニオティッサの聖母」
  第46番「海を渡ってきたモーロ人とミルクの聖母」
  第28番「コンスタンチノープルの包囲」
  第145番「聖ヨハネ・エレーモシナリウス」
  第265番「ダマスカスの聖ヨハネ」
  第131番「皇帝と司教」
  第25番「ビザンチンから来たユダヤ人」
  第342番「石のイコン」
  第138番「金口聖ヨハネ」
エドゥアルド・パニアグア(指揮)
ムシカ・アンティグァ
(セサル・カラソ(歌、ビオラ)
ルイス・アントニオ・ムニョス(歌、フィドゥラ、パンデーロ)
フェリペ・サンチェス(ビウエラ・ダ・ペニョラ、中世ギター)
ディミトリス・プソニス(サントゥール、ギリシャ・リラ、サズ、ラバーバ)
ハイメ・ムニョス(カバル、アハベーバ、カラモ、シャリュモー、バグパイプ、ガイダ)
ダビド・マヨラル(ダルブカ、パンデーロ、パンデレータ、カンパーナ)
エドゥアルド・パニアグア(トロンバ・マリーナ、リコーダー))
録音:2006年12月12日、マドリッド、Axis
PN-910
\2400
主は言われた グレゴリオ聖歌の中のキリストの言葉
  Quid mihi et tibi est / Dicit Dominus / Ambulans Iesus
  Videns autem Iesus / Amen dico vovis / Audistis quia dictum est
  Venite ad me / Tollite iugum / Simile est enim regnum...homini
  Simile est regnum caelorum / Simile est enim regnum...sagenae
  Edo sum vitis vera / Egressus Iesus secessit
  Dixit Dominus mulieri Chananaeae / Quem dicunt homines
  Tu es pastor ovium / Tunc oblati sunt / Magister bone
  Dicit ille: Quae ? / Fidelis servus / Fidelis servus / Beatus servus
  Zachaee, festinans descende / Cum appropinquaret
  Cum sublevasset oculos Iesus / Accepit ergo Iesus panes
  Ut autem saturati sunt / Ego rogabo Patrem / Simon Ioannis
  Dicit ei: Etiam Domine / Tenebrae factae sunt
  Et ecce duo ex fillis / Et appropinquaverunt castello
フアン・カルロス・アセンシオ・パラシオス(指揮)
スコラ・アンティクァ
録音:2006年3月3-5日、セゴビア、ぶどう園の聖母マリア修道院

PORTUGAL SOM 1CD¥2300

ポルトガルソン・レーベルがヌメリカ傘下で活動を再開、第1回発売として旧譜5点が復活!なお、旧ポルトガルソンの規格番号商品はすべて廃盤となっております。
PS 5001
ジョアン・ドミンゲス・ボンテンポ(1775-1842):
  キリエ変ホ長調(1818/1821)
  グローリア ハ長調(1818/1821)

ヴェロニク・ジャンス(S)
ヘレナ・ラスカー(Ms)
ジョン・ボーエン(T)
ルイス・ロドリゲス(Br)
ミシェル・ブロダール(Bs)
ミシェル・コルボ(指揮)
リスボン・グルベンキアン管&合唱団

旧ポルトガルソン・レーベル末期に発売されながら、直後に国際配給会社が倒産したために未案内だったアイテム。ボンテンポはイタリア人音楽家を父にリスボンに生まれた。父の後を継いで王室宮廷礼拝堂に仕えた後、1801年にパリに赴きピアニスト、作曲家として名をあげ、クレメンティと交友、ロンドン、リスボン、パリを行き来したのち1820年にリスボンに戻りました。リスボンではフィルハーモニー協会を創設して演奏会を開き、ハイドン、モーツァルト、ベートーヴェンらの作品を採りあげ、1835年にはリスボン音楽院初代院長に就任するなど、ポルトガル音楽の改革者としておおいに活躍した。巨匠コルボと長年の手兵グルベンキアン管弦楽団&合唱団にご注目を。録音:1997年12月18-19日、リスボン、グルベンキアン財団大ホール
PS 5002
ジョアン・ドミンゲス・ボンテンポ(1775-1842):
  レクイエム ハ短調「カモンエスの記念に」Op.23(1819)
アナ・プサル=イェリチ(S)
ハイディ・リース(A)
クリスティアン・フォーゲル(T)
ヘルマン・クリスティアン・ポルスター(Bs)
ハインツ・レーグナー(指揮)
旧東ベルリン放送響&合唱団
録音:1980年12月1-5日、ベルリン、キリスト教会
PS 5003
アルフレード・ケイル(1850-1907):歌曲&ピアノ作品集
  盲人の歌 Op.101(*)/不敬 Op.102(*)/約束 Op.103(*)
  ファド Op.75/思い出 Op.12 No.2/追求 Op.12 No.3
  愛の誓い Op.12 No.4
  6つの歌(*)
   深淵,酷似,これら二つとも,百合,
   この世ですべての百合が滅び
  美しさ Op.15/空想 Op.12 No.3/青春 Op.9 No.4
  ざわめき Op.9 No.2/昔 Op.9 No.7
アナ・フェラス(S(*))
ガブリエーラ・カナヴィーリャス(P)
アルフレード・ケイルはリスボン生まれのドイツ系作曲家。博学の紳士であった彼はポルトガル民族主義者で、ポルトガル民族オペラの創始者とされている。録音:1999年3月30-31日、4月1日、リスボン国立音楽院のサロン、ストラウス・スタジオ
PS 5004
フランシスコ・デ・ラセルダ(1869-1934):
  管弦楽のための4つの小品
  民謡集(*)
エルヴィーラ・アルシェル(S(*))
ヤーノシュ・シャーンドル(指揮)
ブダペスト・フィルハーモニー管
ラセルダはアゾーレス諸島サンジョルジェ島に生まれた指揮者・作曲家・音楽学者。リスボン音楽院とパリ音楽院で学び、その後フランスを中心にヨーロッパ各地で指揮活動を行い、名声を確立しました。ドビュッシーやラヴェルと交友を持ち、エルネスト・アンセルメは彼の指揮を手本にして独学したといわれている。録音:1986年6月2-6日、ブダペスト、フンガロトン・スタジオ 
PS 5005
¥2090
ルイス・デ・フレイタス・ブランコ(1890-1955):
  ヴァイオリン協奏曲(*)
  「聖修道士ジルの誘惑」(+)
ヴァスコ・バルボーザ(Vn(*))
シルヴァ・ペレイラ(指揮)
ポルトガル放送響
ルイス・デ・フレイタス・ブランコは生地リスボンで学んだ後ベルリン、パリに留学。帰国後リスボン音楽院副院長に就任し、院長のヴィアンナ・ダ・モッタとともに音楽院の大改革を断行、ポルトガル音楽に無調と印象主義を導入した。作曲家・音楽学者・批評家として名声を獲得した彼はポルトガル楽壇の重鎮だった。録音:1980年6月17-20日(*)、12月9-10日(+)、リスボン、慈悲の聖母教会

PROPRIUS

PRCD 7001
\2400
天つ御国に
 エドヴァルド・グリーグ(1843-1907):天つみ国に Op.74 No.4
 バーンハー・レオコヴィチ(1927-):主に向かいて歌わん/おお、善きイエス
 スヴェン=エーリク・ベック(1919-1994):涸れた谷に鹿が水を求めるように
 オット・オルソン(1879-1964):
  シメオンの頌歌 Op.40 No.2/イエス、甘美な思い出 Op.40 No.4
 オスカル・リンドベリ(1887-1964):聖霊降臨節
 オット・オルソン:目を上げて、われは山々を仰ぐ

 録音:1979年9月22日-23日、ムンクトルプ教会
 原盤LP:Proprius, PROP 7831 "Gloria Patri" (1979)

ミカエル・サミュエルソン(バリトン)
ブルール・サミュエルソン(指揮)
ヴェステロース大聖堂少年合唱団
グンナル・ヌーデンフォシュ(オルガン)
14世紀ドイツの旋律/フーゴ・ディストラー(1908-1942) 校訂:
  一輪のばらが咲いた(エサイの根より)
 クリスマスのための中世のアンティフォナ:キリストの生まれた日に
 アルベルト・ルンベック(1894-1974):マニフィカト
 フランスのクリスマス・キャロル/ハンス・ラング編曲:御子は眠る
 スクルトゥナの宗教的民謡/ローランド・フォシュベリ編曲:
  聖母マリアはベツレヘムへ行った
 ヤコプ・アルカデルト(1500-1568):アヴェ・マリア
 レオンハルト・レヒナー(1902-1986)マニフィカト第1旋法
 モーリス・デュリュフレ(1902-1986):汝はすべてに美し、マリアよ Op.10 No.2
 M・カマルゴ・グァルニエリ(1907-1993):アヴェ・マリア
 フランチェスコ・ソリアーノ(1549-1621):レジナ・チェリ[天の元后]
 オット・オルソン:アヴェ・マリス・ステッラ[めでたし海の星]Op.40 No.5
 イングマル・ミルヴェデーン(1920-):神の寵愛を受けた幼児
 「ピエ・カンツィオネス」から/ゴットフリード・ベリ編曲:エルサレムとともに喜び
 ウィリアム・バード(1543-1623):アヴェ・ヴェルム・コルプス
 バーンハー・レオコヴィチ:われらがためキリストは死のもとに
 クヌート・ニューステット(1915-):あの方は復活された
 ミケランジェロ・グランチーニ(1605-1669):優しきキリスト/アニュス・デイ
 ヴァルデマー・オーレーン(1894-1982):
  谷と野原は優しい緑におおわれ(夏の賛美歌)
 フランスの旋律:御身の恩寵の中で、おお、優しき父よ

 録音:1974年1月12日、1979年3月10日-11日、ディングテュナ教会
     1974年1月13日、ヴェステロース大聖堂
 原盤LP:Proprius, PROP 7733 "Upp min tunga" (1975)
      Proprius, PROP 7816 "Mariakoren sjungar om Maria" (1979)

ブルール・サミュエルソン(指揮)
マリア合唱団
スウェーデン、ヴェステロース大聖堂の二つの聖歌隊、少年合唱団とマリア合唱団の創設50周年記念盤。LP3枚の音源を新マスタリングでCD化したもの。
PRSACD 2040
[SACD Hybrid]
\2500
ペルゴレージ:スターバト・マーテル
A・スカルラッティ:スターバト・マーテル
スサンネ・リデーン(ソプラノ)
ミカエル・ベッリーニ(カウンターテナー)
ストックホルム・バロック管弦楽団のメンバー
マリア・リンダル、エヴァ・リンダル(ヴァイオリン)
モニカ・カルレーン(ヴィオラ) マグダレーナ・モルーディング(チェロ)
アンナ・ホルム(コントラバス) カール・ニーリン(アーチリュート)
ペーテル・ロンネベリ(オルガン、チェンバロ)
録音:2007年1月28-19日、4月17日、スウェーデン、ヘーレ教会 [Surround 5.0 SACD/Stereo SACD/CD Hybrid]

RTVE 1CD¥2400

CD 00017
(7CD)
\6000
【特別価格】
エッシャンシャル・モーツァルト

 【CD-1 交響曲】
 モーツァルト:
  交響曲第8番ニ長調 K.48
   ワルター・ウェラー(指揮) スペイン放送交響楽団
   録音:2005年10月28日、マドリッド、モヌメンタル劇場
  交響曲第35番ニ長調「ハフナー」K.385
   レオポルト・ハーガー(指揮) スペイン放送交響楽団
   録音:2000年2月25日、マドリッド、モヌメンタル劇場
  交響曲第41番ハ長調「ジュピター」K.551
   ペーター・マーク(指揮) スペイン放送交響楽団
   録音:1994年3月20日、マドリッド、モヌメンタル劇場
 【CD-2 協奏交響曲】
 モーツァルト:
  ヴァイオリン、ヴィオラと管弦楽のための協奏交響曲変ホ長調 K.364
   マリアナ・トドロヴァ(ヴァイオリン) Jesen Horn-Sim Lam(ヴィオラ)
   ジャン・フルネ(指揮) スペイン放送交響楽団
   録音:1997年2月20日、マドリッド、モヌメンタル劇場
  オーボエ、クラリネット、ホルン、ファゴットと管弦楽のための
   協奏交響曲変ホ長調 K.A9(C.14.01)
   サルバドール・バルベラ(オーボエ)
   ミゲル・ビセンテ・エスペーホ(クラリネット)
   フアン・エンギダノス(ファゴット) ルイス・マラート(ホルン)
   セルジュ・コミッショーナ(指揮) スペイン放送交響楽団
   録音:1997年10月17日、マドリッド、モヌメンタル劇場
 【CD-3 ピアノ協奏曲】
 モーツァルト:
  ピアノ協奏曲第23番イ長調 K.488
   ジャン・フィリップ・コラール(ピアノ)
   エイドリアン・リーパー(指揮) スペイン放送交響楽団
   録音:2001年12月7日、マドリッド、モヌメンタル劇場
  ピアノ協奏曲第27番変ロ長調 K.595
   Yung Wook Yoo(ピアノ)
   エイドリアン・リーパー(指揮) スペイン放送交響楽団
   録音:2002年11月8日、マドリッド、モヌメンタル劇場
 【CD-4 ヴァイオリン&クラリネット協奏曲】
 モーツァルト:
  ヴァイオリン協奏曲第5番イ長調「トルコ風」K.219
   Anabella Steinbacher(ヴァイオリン)
   ワルター・ウェラー(指揮) スペイン放送交響楽団
   録音:2006年1月13日、マドリッド、モヌメンタル劇場
  クラリネット協奏曲イ長調 K.622
   マヒモ・ムニョス・パボン(クラリネット)
   イーゴリ・マルケヴィチ(指揮) スペイン放送交響楽団
   録音:1967年11月25日、マドリッド、情報旅行省ホール
 【CD-5 セレナードとディヴェルティメント】
 モーツァルト:
  セレナード第8番ニ長調「ノットゥルノ」K.286
   エンリケ・ガルシア・アセンシオ(指揮) スペイン放送交響楽団
   録音:1975年2月9日、マドリッド、王立劇場
  オーボエ、2つのホルンと弦楽のためのディヴェルティメント ニ長調 K.251
   録音:1981年3月10日、マドリッド、情報旅行省ホール
  セレナード第9番ニ長調「ポストホルン」K.320
   アールパード・ヨー(指揮) スペイン放送交響楽団
   録音:1989年11月24日、マドリッド、王立劇場
 【CD-6 教会音楽】
 モーツァルト:
  戴冠式ミサ ハ長調 K.317
   アンヘレス・チャモーロ(ソプラノ) イネス・リバデネイラ(アルト)
   フリアン・モリーナ(テノール) アントニオ・ブランカス(バリトン)
   イーゴリ・マルケヴィチ(指揮) スペイン放送交響楽団&合唱団
   録音:1966年3月31日、マドリッド、情報旅行省ホール
  レクィエム ニ短調 K.626
   マリア・オラーン(ソプラノ) ガブリエラ・ドラグシン(メゾソプラノ)
   マヌエル・シド(テノール) ハラルト・シュタム(バス)
   セルジュ・コミッショーナ(指揮) スペイン放送交響楽団&合唱団
   録音:1991年12月6日、マドリッド、モヌメンタル劇場
 【CD-7 オペラ】
 モーツァルト:
  「魔笛」K.620 から 序曲
   エイドリアン・リーパー(指揮)スペイン放送交響楽団 録音:1995年
  「魔笛」K.620 から 夜の女王のアリア
   Urantsetseg Urtnasan(ソプラノ)
   エイドリアン・リーパー(指揮)スペイン放送交響楽団 録音:2003年
  「魔笛」K.620 から 「なんと素晴らしい音、なんと美しい音」
   エンリケ・ガルシア・アセンシオ(指揮) スペイン放送交響楽団&合唱団
  「皇帝ティトの慈悲」K.621 から 序曲
   ワルター・ウェラー(指揮) スペイン放送交響楽団 録音:2006年
  「羊飼いの王」K.208 から アミンタのアリア「L'amaro saro constante」
   アンヘレス・チャモーロ(ソプラノ)
   イーゴリ・マルケヴィチ(指揮) スペイン放送交響楽団録音:1967年
  「フィガロの結婚」K.492 から 序曲
   George Pehlivanian(指揮) スペイン放送交響楽団 録音:2006年
  「フィガロの結婚」K.492 から 公爵夫人のアリア「楽しい思い出はどこへ」
   ヴァレンティーナ・ヴァレンテ(メゾソプラノ)
   オドン・アロンソ(指揮) スペイン放送交響楽団 録音:1993年
  「フィガロの結婚」K.492 から
   アルマビーバ公爵のアリア「溜息をついている間に」
   マルチン・ブロニブロフスキ(バリトン)
   オドン・アロンソ(指揮) スペイン放送交響楽団 録音:1993年
  「フィガロの結婚」K.492 から ケルビーノのアリア「恋とはどんなものかしら」
   ビクトリア・デ・ロス・アンヘレス(ソプラノ)
   オドン・アロンソ(指揮) スペイン放送交響楽団 録音:1973年
  「フィガロの結婚」K.492 から 結婚行進曲
   エンリケ・ガルシア・アセンシオ(指揮) スペイン放送交響楽団
  「後宮からの逃走」K.384 から 序曲
   エイドリアン・リーパー(指揮) スペイン放送交響楽団 録音:2003年
  「コジ・ファン・トゥッテ」K.588 から
   フィオルディリージのアリア「岩のように動かずに」
   カルメン・セラーノ(ソプラノ) エンリケ・ガルシア・アセンシオ(指揮)
   スペイン放送交響楽団 録音:2000年
  「コジ・ファン・トゥッテ」K.588 から グリエルモのアリア「彼に目を向けなさい」
   マルクス・エルチェ(バリトン) エンリケ・ガルシア・アセンシオ(指揮)
   スペイン放送交響楽団 録音:1999年
  「コジ・ファン・トゥッテ」K.588 から
   フィオルディリージのアリア「許してください」
   ピラール・ローレンガー(ソプラノ)
   ミゲル・アンヘル・ゴメス・マルティネス(指揮) スペイン放送交響楽団
   録音:1987年
CD 65256
グラナダ国際音楽舞踊祭 Vol.8
 ハビエル・ペリアネス ピアノ・リサイタル
 マヌエル・ブラスコ・デ・ネブラ(1750-1784):ピアノ・ソナタ第5番嬰へ短調
 ドビュッシー(1862-1918):前奏曲集第1巻 から
   亜麻色の髪の乙女,遮られたセレナード,帆,
   野を渡る風,雲の上の足跡,吟遊詩人
 ショパン(1810-1849):ピアノ・ソナタ第3番ロ短調 Op.58
 マヌエル・デ・ファリャ(1876-1946):歌
 ハイドン(1732-1809):ピアノ・ソナタ ハ長調 Hob.XVI:40 から 第2楽章
 ショパン:夜想曲嬰ハ短調 Op.posth.
ハビエル・ペリアネス(P)
録音:2005年6月、グラナダ、アルハンブラ宮殿、アラヤネスの中庭、ライヴ 1978年スペインのウエルバ県ネルバに生まれのハビエル・ペリアネスは、2001年のハエン国際ピアノ・コンクールで優勝し「アラウの再来」と評された。
CD 65266
サルスエラ二重唱曲集
 マヌエル・フェルナンデス・カバリェーロ(1835-1906):
  「グラント船長の甥たち」、「La Viejecita (老女 ?)」、「アフリカの二重唱」、
 フランシスコ・アセンホ・バルビエリ(1825-1894):「ラバピエスの理髪師」、
 ホセ・マリア・ウサンディガーサ(1887-1915):「白鳥」、
 マヌエル・ペネーリャ(1880-1939):「アルカラのドン・ヒル」、
 ホセ・セラーノ(1873-1941):「織女たち」、「El mal de amores (恋患い ?)」、
 パブロ・ルナ(1879-1942):「ユダヤの子」、
 アマデオ・ビベス(1871-1932):「恋愛禁制」、
 ルペルト・チャピ(1851-1909):「嵐」、
 トマス・ブレトン(1850-1923):「枝の主日」、
 フランシスコ・アロンソ(1887-1948):「浮かれ騒ぎ」、
 ハシント・ゲレーロ(1895-1951):「灰鷹」、
 パブロ・ソロサバル(1897-1988):「ドン・マノリート」から
アナ・マリア・サンチェス(S)
マリア・ホセ・モンティエル(Ms)
エンリケ・ガルシア・アセンシオ(指揮)
スペイン放送交響楽団
録音:2006年7月24-28日、マドリッド、モヌメンタル劇場
CD 65267
トレヴァー・ジョーンズ(1949-):映画音楽作品集
  「絶体×絶命」、「ラスト・オブ・モヒカン」、「エクスカリバー 聖剣伝説」、
  「ロザンナのために」、「亡国のイージス」、「Los Ultimos Dias en la Tierra」、
  「Un Mundo a Su Medida」、「Fields of Freedom」、「ダーク・クリスタル」から
トレヴァー・ジョーンズ(指揮)
スペイン放送交響楽団
パウラ・アロンソ(ヴォーカル・ソロ)
録音:2006年7月1日、マドリッド、モヌメンタル劇場、ライヴ (第1回マドリッド映画音楽祭 "SONCINEMAD" より) タイトルがスペイン語に訳されているため一部原題・邦題が不明。
CD 65268
タンゴ・シンフォニコ
 マリアーノ・モレス:タンゲーラ
 エンリケ・カビカーモ/フアン・カルロス・コビアン:ノスタルヒア
 エンリケ・サントス・ディスセポロ:カンバラーチェ
 マリアーノ・モレス:軍靴の響き[タキート・ミリタール]
 アストル・ピアソラ:ブエノスアイレスの夏/コラール/しびれ[カランブレ]
 セバスティアン・ピアーナ/オメロ・マンツィ:悲しきミロンガ(*)
 アストル・ピアソラ:フーガと神秘
 G・コリア・ペニャローサ/フアン・デ・ディオス・フィリベルト:カミニート(+)
 マリアーノ・モレス:エル・フィルテレーテ
 カルロス・ガルデル/アルフレード・レ・ペラ:懐かしのブエノスアイレス(#)
イシドロ・アナヤ(Br(*))
パトリシア・ノラ(ヴォーカル(+))
ホルヘ・レマ(バンドネオン(#))
フアン・ホセ・ガルシア・カッフィ(指揮)
スペイン放送響
録音:2006年7月、マドリッド、モヌメンタル劇場、ライヴ
CD 65270
カリョーサ・デ・セグーラのクリスマス・ミサ
  クリスマス・ミサ[ミサ・パストレーラ]
   入祭唱,キリエ,導入−グローリア,導入−クレド,
   サント,ベネディストゥス,アニュス・デイ
  よそ者たち(アギナルド)/聖マルティンと聖ロケに(アギナルド)
  聖アントンは(ビリャンシーコ)/天の女王(ビリャンシーコ)
  みどり児が生まれた(ビリャンシーコ)
  無原罪のお宿りに(アギナルド)/絵[Los Cuadros](アギナルド)
バルビーナ・セルマ・ウエルタス(指揮)
パハレス・サリナス財団合唱団
録音:2006年10月、ムルシア高等音楽院ホール スペイン南東部ムルシア州アリカンテ県のカリョーサ・デ・セグーラという町に口承で伝わるクリスマス・ミサ。アギナルドとはもともと「クリスマス・プレゼント」を意味する言葉で、ビリャンシーコと同様、クリスマス・キャロルの一形式。
CD 65271
歌おう サルベ・デ・ラレード合唱団
 J・M・セラート:Cantares
 アンヘル・バルハ:Al lado de mi cabana(カスティーリャ)
  A la mar(レオン)/Eres alta y delgada(カスティーリャ)
 アントニオ・ホセ:Salmos de la merseta(レオン)
 ノベル・サマノ:Las barandillas del puente(カンタブリア)
 アンヘル・バルハ:
  Manantian(アンダルシア)/Cantando en la orilla(レバンテ)
 ビセンテ・ゴンサレス:No me mueve, mi Dios(カスティーリャ)
 ミゲル・グローバ:O voso galo comadre(ガリシア)
 フアン・セドロン:Poema de amor no.15
 ホセ・ガルシア・ロマン:Dicen que dice, dicen(グラナダ)
 マリア・アンヘレス・ロドリゲス:A los arboles altos(カスティーリャ)
 ノベル・サマノ:Cantabria infinita(カンタブリア)
 ホセ・アントニオ・ドノスティア:Oi Bethleem(バスク)
 マヌエル・カスティーリョ:Los companilleros(アンダンルシア)
 アントニオ・ペレス・モヤ:El rossinyol(カタルーニャ)
 ホセ・パガン:A Ti, Inmaculata(トレビエハ)
 ノベル・サマノ:Tengo de subir(アストゥリアス)
 マヌエル・マッソッティ:Habanera divina(レバンテ)

ホセ・ルイス・オセホ(指揮)
サルベ・デ・ラレード合唱団

録音:2006年7月7-8日、カンタブリア、コリンドレス、聖フアン教会
CD 65272
(2CD)
\3600→¥3190
サンタンデール国際音楽祭 2006
 マヌエル・デ・ファリャ(1876-1946)/
  カンディノ・アレグリア(1887-1976)編曲:
  4つのスペインの小品(1909)から モンタニェーサ
 ホアキン・ロドリーゴ(1938-1939):
  アランフエス協奏曲(1938-1939)(*)
 セルゲイ・ラフマニノフ(1871-1999):
  交響曲第2番ホ短調 Op.27

マリア・エステル・グスマン(ギター(*))
ペドロ・アルフテル(指揮)
セビーリャ・レアル交響楽団

録音:2006年8月10日、サンタンデール、パラシオ・デ・フェスティバル
CD 65273
(2CD)
\3600
モーツァルト:レクィエム ニ短調 K.626
  録音:2006年10月1日、ハエン大学大ホール
アンナ・サラベリア(S)
アイノア・スビラーガ(A)
ジョアン・カベーロ(T)
ヘスス・ガルシア・アレフラ(B)
サインス・アルファーロ指揮
アンダルシア・フィルハーモニー管
オルフェオン・ドノスティアラ(合唱)
オルフ:カルミナ・ブラーナ
 録音:2006年10月13日、ヘレス・デ・ラ・フロンテーラ、ビリャマルタ劇場
ミラグロス・ポブラドール(S)
ルイス・カレーロ(C-T)
ヴォルフガング・ネヴェルラ(Br)
サインス・アルファーロ(指揮)
マラガ・フィルハーモニー管
オルフェオン・ドノスティアラ(合唱)
CD 65274
(2CD)
\3600
フアン・フランセス・イリバレン(1699-1767):
 詩篇、ビリャンシーコとカンタータ集
  ディクシト・ドミヌス[主は言われた](8声;1736)
  終課(6声;1761)
   招待の賛歌,ミゼレーレ(アンティフォナ),詩篇4,詩篇91,
   詩篇133,ミゼレーレ(アンティフォナ),日の終わる前に(賛歌),
   御身の手に(小レスポンソリウム),われらを救いたまえ(アンティフォナ),
   ヌンク・ディミティス(シメオンの頌歌),われらを救いたまえ
  サルヴェ・レジナ(8声;1738)
  マニフィカート「デ・バターリャ」(聖母マリアの晩課のための8声の;1738)
  あのありふれた暴風雨(クリスマスの8声のビリャンシーコ;1741)
  はっきりさせよう、わが子よ
   (バス独唱のためのクリスマス・カンタータ;1748)
  ああ、わが神よ!(イエスの割礼の日のためのビリャンシーコ;5声;1733)
  パルディオブレ!(ソプラノ独唱のためのクリスマス・カンタータ;1751)
  ジルが騒ぎを起こしたので(クリスマスの6声のハカラ;1745)
  喜ばしい夜なので(クリスマス・ビリャンシーコ・デ・トナディーリャ;1733)
  なんと早く、愛する人よ(独唱のためのクリスマス・カンタータ;1746)
  ハカラ・デ・ファンダンギーリョ(クリスマスのふざけたビリャンシーコ;1733)
  今日より預言者たちは止める(クリスマスの8声のビリャンシーコ;1739)

ダビッド・ギンダーノ・イガレータ(指揮)
ノヴァ・ルクス・アンサンブル(パンプローナ室内合唱団メンバー)

録音:2006年9月20-23日、オルコイェン、聖ミゲル教会 イリバレンはマラガ大聖堂楽長を務めたスペイン・バロック時代の作曲家。
CD 65277
愛の夢
 リスト(1811-1886):
  愛の夢/それはすばらしいことだろう/おお、夢に来ませ
  ペトラルカの3つのソネット
 エンリケ・グラナドス(1867-1916):悲しむマハ(3曲)
 フェルナンド・オブラドルス(1896-1945):
  Con amores la mi madre/Corazon por que pasais ?
  En el pinar/Del cabello mas sutil/Las coplas de Curro Dulce
インヴァ・ムラ(S)
エデルミロ・アルナルテス(P)
録音:200612月11-12、14日、スペイン国営放送局音楽スタジオ2 アルバニア出身、若くしてすでに国際的に活躍中のインヴァ・ムラ。
CD 65280
(2CD)
\3600
サルスエラの声
  様々なサルスエラからのアリアと二重唱曲(全28曲)
カルロス・アルバレス
アイノア・アルテータ
アナ・マリア・サンチェス
マリア・ホセ・モンティエル
アルフレード・クラウス
ピラール・ローレンガー
プラシド・ドミンゴ
マリア・バヨ
スサナ・コルドン
マヌエル・シレーナ
ヘスス・カステホン マリア・デ・ラス・メルセデス・ガルシーア
アントニオ・オルドニェス
マリア・ロドリゲス
インマクラータ・エヒード
ミラグロス・ポブラドール
リカルド・ムニェス
フランシスコ・マティーリャ
ミゲル・ソラ
様々な指揮者
スペイン放送交響楽団&合唱団

SOMM 1CD¥2400

SOMMCD 060
(2CD)
\3300→¥2990
ジョン・ジュベア(1927-):室内楽&器楽作品集
  弦楽四重奏曲第2番 Op.91(1978)(*)
  風景 Op.129(ソプラノとピアノ三重奏のための)(1992)(+/#)
  ピアノ三重奏曲 Op.113(1986)(#/**)
  オペラ「ジェーン・エア」の主題による
   ピアノのための抒情的幻想曲 Op.114(2000)(**)
  ピアノ・ソナタ第1番 Op.24(1楽章;1957)(++)
  ピアノ・ソナタ第2番 Op.71(1972)(++)
  ピアノ・ソナタ第3番 Op.157(2006)(++)
ブロドスキー弦楽四重奏団(*)
パトリシア・ロザリオ(S(+))
デイヴィッド・チャドウィック(Vn(#))
アンナ・ジュベア(Vc(#))
マーク・ベビントン(P(**))
ジョン・マッケイブ(P(++))
録音:2006年2月20日、ロンドン、ウォルサムストー、聖マリア教会(*) 2006年7月22-23日、8月12-13日、バーミンガム、バーバー・インスティチュート(+/**/++) ジョン・ジュベアは南アフリカ共和国出身のイギリスの作曲家。
SOMMCD 063
愛の声 ガーニー、アイアランド、ヴェナブルズ、フィンジ:歌曲集
 アイヴァー・ガーニー(1890-1937):
  ウェンロックの断崖で(*)/パンとさくらんぼ/サリー・ガーデン
 ジョン・アイアランド(1879-1962):
  災いおける友情,三羽のからす,格子
 イアン・ヴェナブルズ(1955-):「愛の声」Op.22(4曲)
 アイヴァー・ガーニー:ハナッカーの水車屋/雪/鷹とバックル
 ジェラルド・フィンジ(1901-1956):「Oh Fair to See」Op.13b(7曲)
 イアン・ヴェナブルズ:
  Vitae summa brevis Op.3 No.3(*)/Flying crooked Op.28 No.1
  深夜に Op.28 No.2/かば Op.33 No.6(*)
 ジョン・アイアランド:満足の失われた土地

ネイサン・ヴェイル(T)
ポール・プラマー(P)

録音:2006年2月13-15日、サフォーク、ポットン・ホール (*)世界初録音。
SOMMCD 064
キャサリン・ガワーズ ヴァイオリン名曲集
 ヴィットリオ・モンティ(1868-1922):チャルダーシュ
 フォーレ(1845-1924)/カザルス編曲:夢の後に
 ラヴェル(1875-1937):ハバネラ形式の小品
 ガーシュウィン(1989-1937)/ヤッシャ・ハイフェッツ編曲:
  イット・エイント・ネセサリリー・ソー
 ドビュッシー/ハイフェッツ編曲:美しい夕暮れ
 エルネスト・ブロッホ(18880-1959):ニーグン(即興曲)
 マヌエル・マリア・ポンセ(1882-1948)/ハイフェッツ編曲:エストレリータ
 ヤッシャ・クレイン(?-1946):ジプシー・カーニヴァル
 ヨセフ・スク(1874-1935):バラード ニ長調 Op.3b
 フリッツ・クライスラー(1875-1962):ジプシー女
 リヒャルト・ホイベルガー(1850-1914)/クライスラー編曲:真夜中の鐘
 ジョゼフ・アクロン(1886-1942)/レオポルト・アウアー編曲:
  ヘブライのメロディー
 イェネー・フバイ(1858-1937):ヘイレ・カティ Op.32 No.4
 アメリカ合衆国民謡/ソフィー・リード&パトリック・ガワーズ編曲:
  オランジ・ブラッサム・スペシャル
キャサリン・ガワーズ(Vn)
チャールズ・オーエン(P)
録音:2004年3月27、29-30日、ロンドン、セントポール学校ウォセン・ホール

STRADIVARIUS 1CD¥2400

STR 33710
ドメニコ・スカルラッティ(1685-1757):ソナタ全集 Vol.10
 マンドリン・ソナタ&チェンバロ・ソナタ集
  ト長調 F.52 K.91(*)/変ロ長調 F.299 K.351(+)/
  ニ短調 F.50 K.89(*)/ヘ長調 F.2 K.44(+)/
  ハ長調 F.120 K.170(+)/ホ短調 F.42 K.81(*)
  変ロ長調 F.528 K.172(+)/
  ト短調 F.295 K.437(+)/ト長調 F.296 K.438(+)
  ト短調 F.49 K.88(*)/ニ短調 F.537 K.176(+)/ニ短調 F.51 K.90(*)
マウロ・スクィランテ(マンドリン(*))
ラファエーレ・ヴレンナ(Cemb(+))
STR 33734
ジェラール・グリゼイ(1946-1998):
  Vortex Temporum I-II-III(ピアノと5つの楽器のための;1994-1996)
  Periodes(7つの楽器のための;1974)
ティート・チェッケリーニ(指揮)
アンサンブエル・リゾニャンツェ
STR 33755
ネヴァーランド
 マウロ・ランツァ(1975-):
  バロック(ソプラノ、楽器と玩具のための;2002)
  貝とかたつむり(フルートとピアノのための;1996)
  たまねぎの皮
   (フルート、ヴァイオリン、チェロ、ピアノと打楽器のための;2000)
 ジェラール・ペッソン(1958-):
  人生はクリスマスツリーのようなもの
   (ヴァイオリンとピアノのための;1995)
  Non sapremo mai di questo mi
   (フルート、ヴァイオリンとピアノのための;1991)
  わが至福(ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、ピアノと打楽器のための;1995)
アンサンブル・アルテルナンス
STR 33759
レスピーギ:歌曲集
 4つの詩(1920);
  夢,ナイアデス(水の精),夕べ,古い歌に
 石棺の傍らの夫人(1919)/立像(1919)/日没(1914)
 5つの詩 Op.20(1917);
  過ぎ去った日々,葬送の歌,夕べに,抱擁,終焉
 アルメニアの詩人の語る4つの詩(1921)
  いいえ、お前の息子は死んでいない,
  お母さんは焼きたてのパンのように,
  私は母、永遠の友,朝の輝き、公平な太陽
マルタ・モレット(Ms)
アルド・オルヴィエート(P)
STR 33760
アレッサンドロ・ソルビアーティ(1956-):
  シンフォニア・セコンダ[交響曲第2番](2005)
  シンフォニア(1998-2005)
  ライドラントの星(1991)
ダニエル・カフカ(指揮)
RAI国立交響楽団
STR 33766
(2CD)
\3600
ニコラ・サーニ(1961-):四大元素(1996-2002)
  水の記憶[Wassererinnerungen]
   (バス・フルートとエレクトロニクスのための)
  無風[Windstille]
   (コントラバスフルート、オルガンとエレクトロニクスのための)
  土[Terra](打楽器とエレクトロニクスのための)
  火の如く[Con Fuoco]
   (ハイパーバスフルートとエレクトロニクスのための)

ロベルト・ファブリチアーニ(Fl)
ナカムラ・イサオ(打楽器)
オスカル・ピッツォ(Org)
ニコラ・サーニ(エレクトロニクス)

STR 33767
レオーネ・シニガーリャ(1868-1944):歌曲集
 夜想曲/プロヴァンスのセレナード/
 山の女/四月の悪戯 Op.1 No.3
 わが心の涙 Op.1 No.4/悲しみの聖母/アヴェ・マリア
 4つの歌曲 Op.15/「さすらう若者の歌」Op.17(3曲)
 3つの歌曲 Op.23/4つのロマンス Op.34/3つの歌 Op.37/他
アニヤ・カンペ(S)
マッシミリアーノ・ジェノト(P)
シニガーリャはトリノ生まれのイタリアのユダヤ人作曲家で、ウィーンでブラームス、ゴルトマルク、マーラーに出会いドヴォルジャークと親交を結んだ。
STR 33771
ヴィヴァルディ:リュートと弦楽のためのトリオと協奏曲集
 リュート、ヴィオラ・ダモーレと
  弦楽のための協奏曲ニ短調 RV540(*/+)
 リュート、ヴァイオリンと
  通奏低音のためのトリオ ト短調 RV85(*/#)
 ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ ト長調 RV24(#)
 リュート、ヴァイオリンと
  通奏低音のためのトリオ ハ長調 RV82(*/#)
 ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ ト長調 RV22(#)
 リュート、2つのヴァイオリンと
  通奏低音のための協奏曲ニ長調 RV93(*/#)
マッシモ・ロナルディ(リュート(*))
エルネスト・ブラウヒャー(ヴィオラ・ダモーレ(+))
マリーノ・ラゴマルシーノ(Vn(#))
コンセルト・ヴァーゴ
RV93の二人目のヴァイオリン・ソリストは不明。(ブラウヒャーか?)
STR 33776
ドイツのオルガン音楽
 ゲオルク・ムッファット(1653-1704):トッカータ V
 ヨハン・ヤコプ・フローベルガー(1616-1667):
  リチェルカーレ ト短調 FbWV405
  ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラによるファンタジア FbWV201
 ヨハン・パッヘルベル(1653-1706):
  われら皆唯一の神を信ず/トッカータ ハ長調
  パルティータ「神の御業は善きかな」
 ヨハン・カスパル・ケルル(1627-1693):
  カンツォーナ V/トッカータ III
 ヨハン・フィッシャー(1670-1746):
  チャッコーナ[シャコンヌ]ヘ長調
 ゴットリープ・ムッファット(1690-1770):
  聖体奉挙の前のアリア/カプリッチョ・デスペラート
 ヨハン・クリスティアン・バッハ(1735-1782):ソナタ ニ長調 Op.5 No.2
マウリツィオ・クローチ(Org)
使用楽器:スイス、フライブルク、聖ニコラ大聖堂、1657年、ゼーバルト・マンデルスシャイト製 ブルク病院礼拝堂、1667年、ゼーバルト・マンデルスシャイト製 モンタルジュ修道院、1811年、アロイス・モーザー製


echo series 1CD¥1500

STR 11018
パレストリーナ:
 聖母マリアのためのモテット集
  アヴェ・マリア/贖い主の優しき御母/来たれ、キリストの花嫁
  立ちて出でよ/それは誰か/
  マニフィカト第4旋法/今日、祝福されし処女は
  めでたし、天の女王/マニフィカト第7旋法/
  アヴェ・マリア/めでたし、海の星
ルイジ・タリオーニ(指揮)
カメラータ・ノーヴァ
STR 33375(廃盤)の新装値下げ再発売。
STR 11019
バルダッサーレ・ガルッピ(1706-1785):
 2つのヴァイオリン、ヴィオラと
  バスのオブリガートのための4声の協奏曲集
   変ロ長調/ハ短調/イ長調/
   ニ長調/ト短調/変ホ長調/ト長調
アグライア弦楽四重奏団
STR 33316(廃盤)の新装値下げ再発売。
STR 11020
(2CD)
J・S・バッハ/フレデリク・ジガンテ編曲:
 リュートのための作品全集(ギター版)
  前奏曲と組曲 BWV996/パルティータ BWV997/
  前奏曲ハ短調 BWV999
  シャコンヌ BWV1004 No.5/パルティータ BWV1006a/
  組曲 BWV995
  リュートまたはチェンバロのための前奏曲 BWV998/
  フーガ BWV1000
フレデリク・ジガンテ(G)
STR 33571(廃盤)の新装値下げ再発売。

VERSO 1CD¥2400

VRS 2038
¥2190
スペインの悦楽 弦楽合奏のための19世紀の音楽
 エドゥアルド・ロペス・フアランス(1844-1897):メロディー ヘ長調
 ホセ・ウルタード(?-?):アダージョとロンド・クラシコ
 ヘスス・デ・モナステリオ(1836-1903):アンダンテ・レリジオーソ
 ホセ・マリア・エチェベリーア(1855-?):
  マリア・ルイシータ(ガヴォット)Op.12
 ホセ・I・ヒメーノ・デ・レルマ(1842-1903):アンダンテ・カンタービレ
 マルシアル・デル・アダリッド(1826-1881):セレナード
 ヘスス・デ・モナステリオ:アンダンティーノ・エスプレッシヴォ
 ブラス・ガルシーア(?-1891):メロディー
 ホセ・マリア・エチェベリーア:間奏曲 Op.27
 ルペルト・チャピ(1851-1909):サルスエラ「激怒する王」から 夜想曲
 ラファエル・ペレス(?-1884):
  弦楽四重奏曲変ホ長調 から メヌエット−トリオ
トマス・ガリード(指揮)
カメラータ・デル・プラード
録音:2005年12月14-15日、2006年1月16日、ヘタフェ・プロフェッショナル音楽院ホール カメラータ・デル・プラードは1990年創設。トマス・ガリード(1955-)は指揮者にしてチェロ、コントラバス、ヴィオラ・ダ・ガンバ奏者、作曲家、音楽学者という才人。
VRS 2039
¥2190
ホアキン・トゥリーナ(1882-1949):ヴァイオリンとピアノのための作品全集
  スペイン・ソナタ、1908(1907-1908)
  ソナタ第1番ニ長調 Op.51(1923)
  古典的変奏曲 Op.72(1932)
  ソナタ第2番ト長調「スペイン・ソナタ」Op.82(1933-1934)
  ナバーラへのオマージュ Op.102(1945)
ダビッド・ペラルタ・アレグレ(Vn)
アナ・サンチェス・ドナーテ(P)
録音:2006年5月2-5日、ヘタフェ・プロフェッショナル音楽院ホール ダビッド・ペラルタ・アレグレ(1972-)は現在オランダ室内管弦楽団第2ヴァイオリンのトップを務めるヴァイオリニスト。アナ・サンチェス・ドナーテはホセ・クーラ(テノール)の伴奏者も務めているピアニスト。
VRS 2041
ルイス・デ・パブロのまわりで
 ルイス・デ・パブロ(1930-):
  フランス風序曲(サクソフォンとフルートのための;1930)(*)
 フランコ・トナトーニ(1923-2000):
  Rash II
 (サクソフォン・クァルテット、ピアノと打楽器のための;1995)(+/**/++)
 トマス・マルコ(1942-):ダイナミックな天国
   (サクソフォン・クァルテット、ピアノと打楽器のための;1993)(+/**/++)
 ルイス・デ・パブロ:Rumia(サクソフォン・クァルテットのための;2003)(+/*)
 ソフィア・グバイドゥーリナ(1931-):期待に
   (サクソフォン・クァルテット、ピアノと打楽器のための;1994)(+/**/++)
 ルイス・デ・パブロ:
  Colora(サクソフォン・クァルテット、ピアノと打楽器のための;1998)(+/**/++)
フランシスコ・マルティネス(芸術監督)
ホセ・デ・エウセビオ(音楽監督(++))
グルポ・サックス=アンサンブル
(フランシスコ・マルティネス(ソプラニーノサクソフォン、
ソプラノサクソフォン、テナーサクソフォン(*))
マリア・アントニア・ロドリゲス(Fl、ピッコロ、G管フルート(*))
サクソフォン・クァルテット(+)
[フランシスコ・マルティネス(S、T)
フアン・カルロス・ブラスコ(A、T)
ルイス・ミゲル・カステリャーノス(T)
ホセ・マヌエル・サラゴサ(バリトン)]
フランシスコ・エレーロ(A(*))
モリモト・カヨコ(P(**))
アントニオ・ドミンゴ、
ラファエル・マス、
アルフレード・アナーヤ、
ペドロ・バリエンテ、
ハビエル・ベリンチョーン、
アルベルト・ラマーン(打楽器)
録音:200年8月、マドリッド、RCSM・マヌエル・デ・ファリャ・ホール  2005年9月、アルコルコーン、E.M.M.
VRS 2042
ヘラルド・ゴンバウ(1906-1971):器楽アンサンブルのための作品全集
  構成と構造[Texturas y Estructuras](1963)(*)
  8人の奏者のための音楽(1966)/音楽 3+1(1967)
  ALEA 68(1968)(*)/ベートーヴェンの主題によるパラフレーズ(1970)(*)
  見えざる空気の原子(1970)(+)
  [ボーナス・トラック]
  NO-DOのための音楽(1968)(*)
  エレクトロアコースティックの実験(1968)(*)
マリア・ホセ・サンチェス(S(+))
ホセ・ルイス・サンチェス(指揮)
サラマンカ現代音楽工房
録音:20006年7月、サラマンカ高等音楽院 サラマンカに生まれの作曲家ヘラルド・ゴンバウの生誕100年を記念して制作されたアルバム。(*)世界初録音。
VRS 2043
騎士に告げよ ルネサンスのビウエラ&ギター音楽
 ルイス・デ・ナルバエス:「デルフィンの曲集」(1538)から
   「牛の番」による4つのディフェレンシア
   皇帝の歌
  (ジョスカン・デプレの「千々の悲しみ」)/バハ・デ・コントラプント
 アドリアン・ル・ロワ:「ギター曲集」(1551-1555)から
   舞曲集;ブランル・ド・ポワトゥ,アルマンド・トゥルネ、
    ブランル・オルバロワ,ピモントワーズ
 ディエゴ・ピサドール:「ビウエラ音楽集」(1552)から
   騎士に告げよ,たいへん平易なパバーナ
 ギヨーム・モルレイ:「ギター曲集」(1551-1553)から
   道化師たち,ヴィラネスク,クラロス伯爵
 フランチェスコ・ダ・ミラノ:「Libro della Fortuna」(1536)から
   ファンタジア35−ファンタジア34−リチェルカーレ60,
   ファンタジア11−リチェルカーレ7
 アロンソ・ムダーラ:
  「ビウエラのタブラチュアによる三部の曲集」(1546)から
   パヴァーヌ,ルドヴィコの手法によるハープを模したファンタジア,
   ロマネスカ、または、牛の番,アレクサンドルのパヴァーヌとガイヤルド
 ファレーズ=ベッレール:「Selectissima Elegantis」(1570)から
   ファンタジア(3曲)
 不詳:手写本「小さな花束」[Ramilete de Flores](1593)から
   ロペスのファンタジア
 アドリアン・ル・ロワ:「ギター曲集」(1551-1555)から
   パヴァーヌと戦いのガイタルド
 ミゲル・デ・フエンリャーナ:「オルフェウスのリラ」(1554)から
   私を憐れめ、貴婦人よ(フアン・バスケスのビリャンシーコ)
   臆病な騎士(フアン・バスケスのビリャンシーコ)
 不詳:シマンカスの手写本(1560頃)から
   陰なす緑の川岸,パビニーリャ,ラ・モレーダ
 ルイス・ミラン:「エル・マエストロ」(1536)から
   パヴァーヌ第7&8旋法,美しいフランセスキータ(パヴァーヌ),
   パヴァーヌ第8旋法
フェルナンド・エスピ(ビウエラ、ルネサンス・ギター)
録音:2006年9月、アリカンテ県デ・ラ・トーレ・デ・レス・マサーネス、聖アナ教区教会 2005年のフランシスコ・ターレガ国際ギター・コンクールで第2位に入賞しターレガ賞を贈られたフェルナンド・エスピによる古楽レパートリー。彼はスペインのアリカンテ音楽院を卓越した成績で卒業したことによりスペイン音楽家協会奨学生となり、ホプキンソン・スミスやロルフ・リスレヴァンらにピリオド楽器による古楽奏法を師事した。


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