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第42号マイナー・レーベル新録音新譜(6)



ALBANY 1CD¥2200

TROY 1009 ジャック・ビーソン(1921-):
 (1)対話形式の歌劇「ごめんなさい、電話番号間違えた」
 (2)オペリーナ「芸術的発声法の練習」
(1)リチャード・マーシャル指揮
現代オペラ・センター、
マリア・ベド、
ルーズヴェルト・アンドレ・ヅレディット、
パトリシア・デル、他
(2)ウェンディ・ヒル(S)、
ジェラルド・スタイチェン(Pf、俳優)
ビーソンはインディアナ生まれの作曲家。(1)は同じ電話ネタのプーランクの「声」やメノッティの「電話」とは違い2人づつの組み合わせで登場人物が大勢出てくる。(2)は2人だけの小さなオペラだが35分もある大作。
TROY 1011 「アメリカの歌」
 子供と歩こう/私は長い間嵐の中にいた/
 この川/シオンの壁/アメージング・グレイス/他
オーラル・モーゼス(B-Br)
ロザリン・フロイド(Pf)
ティモシー・ハレイ(Vc)
オーラル・モーゼスはアフリカ系アメリカ人のベテラン歌手。「ポギーとベス」のポギーなどを得意とし、アフリカ系アメリカ人作曲家の歌曲などを録音している。このアルバムでもアフリカ系の伝承曲を中心に歌っている。上質なゴスペルといった趣。
TROY 1014 ピアノ・ソロによるラプソディ・イン・ブルー
 「ジェイムズ・アドラー・プレイズ・シコペーテッド・リズム」
 ゴットショーク:パスキナード/
 ジョプリン(アドラー編):「トリーモニシャ」より3つの断章/
 オーンスタイン:9つの小品Op.7より3曲/
 アンタイル:小さなシミー,ベン・ヘクト・ワルツ/
 メノッティ:リチェルカーレとトッカータ/
 アドラー:前奏曲とトッカータ/
 アンタイル:トッカータ第2番/
 コープランド:「ロデオ」より「土曜の夜のワルツ」,「ホー・ダウン」/
 アドラー:一度に2つの踊り/
 ガーシュイン:ラプソディ・イン・ブルー
ジェイムズ・アドラー(Pf)
16才でシカゴ響と共演したというピアニスト、作曲家のジェイムズ・アドラー。このアルバムはゴットショークやアンタイル、メノッティにコープランドといった名作曲家の軽めなノリの作品やジャジーなものを中心にしたアルバムで自作も交えている。最後はピアノ独奏版ラプソディ・イン・ブルーで締めている。録音:2007年12月,ニューヨーク
TROY 1016 「ソロ・エクリプス」
 (1)ギジェルモ・クライン(1696-):ソーラー・リターン組曲
 (2)ラン・ブレイク(1935-)(ケネス・アミス編):
  ペール・ラシェーズ墓地の幽霊、死の興行師
 (3)ケネス・アミス(1970-):チューバ協奏曲
フレデリック・ハリスJr指揮
MITウィンド・アンサンブル
(1)ビル・マクヘンリー(テナーSax)
(2)(3)ケネス・アミス(Tuba)
吹奏楽とソロ楽器による協奏的作品集。1999年にフレデリック・ハリスJrによって創設された吹奏楽団「MITウィンド・アンサンブル」は積極的に新作を依頼しており、2001年以来18もの作品を初演しています。このアルバムに収録された作品もこのアンサンブルのための作品で(1)と(3)は初演のライヴ。録音:2005-2007年、(1)(3)ライヴ
TROY 1017 リー・アクター(1952-,デンヴァー):
 (1)ヴァイオリン協奏曲(2005)、
 (2)交響曲第2番(2006)、
 (3)ティンパニ協奏曲(2005)
カーク・トレヴァー指揮
スロヴァキア放送交響楽団
(1)ピップ・クラーク(Vn)
(3)スチュアート・シャフェッツ(ティンパニ)
デンヴァーのショスタコかJ.ウィリアムズかリー・アクターのド派手な管弦楽作品集!!指揮者でもあるアクターの作品集。アクターはオルバニー交響楽団のヴァイオリン奏者でもあったが、現在は作曲に専念している。ここに収録されている作品は全て21世紀のもの。しかしいずれも明快で巨大編成の20世紀初期の音楽を思わせる。特にヴァイオリン協奏曲が顕著で、映画音楽のよう。ロマン派好きの方は、すんなりと聴くことができるCD。又、編成の珍しいティンパニ協奏曲も要注目。録音:2007年5月,6月ブラティスラヴァ
TROY 1019 フロレンシオ・アセンホ(アルゼンチン):
 (1)レゾナンス〜ソリストと管弦楽のための交響曲(2006)/
 (2)オデッセイ(2006)/
 (3)さいころ投げ(2006)
カーク・トレヴァー指揮
カペラ・イストリポリターナ
管弦楽作品集(TROY822)に続くアセンホ作品集第2弾。(1)は協奏交響曲というわけではなく各楽章でオーケストラ奏者の中から二人づつのソリストをフィーチャーしている作品。全般的に穏やかな作品です。(2)はバロック風なところもある穏やかな作品。(3)タイトルから想像されるようなふざけた曲ではない。録音:2007年5月,6月ブラティスラヴァ
TROY 1020 ボーリング・グリーンからの音楽第5集
 「ザ・コンポーザーズ・ヴォイス
  ニューミュージック・フロム・ボーリング・グリーン 第5集」
 (1)スティーヴン・ブライアント:ルーズID
 (2)フアン・ルオ(黄若):リーヴィング・サオ
 (3)サミュエル・アドラー:かなえられた願望
 (4)シュラミット・ラン:勇気と希望の船/
 (5)ジョン・ロス:境界線の後ろで/
 (6)マイケル・ドアティ:大騒ぎ(2003)
 ※それぞれの作品の前に各作曲家のコメントを収録
エミリー・フリーマン・ブラウン(指揮)
ボーリング・グリーン・フィルハーモニア
(2)フアン・ルオ(Vo)
(5)ジェーン・シューンメイカー・ロジャーズ(S)
(6)ロジャー・シュップ(ティンパニ)
今回は激しい曲が多い。(1)は暴力的で猛烈なハイテンションで突き進む4分半の小品。(2)は中国の海南島生まれの若手作曲家でこの作品はソプラノか中国民謡歌手をフィーチャーした怪しげな作品。クレジットでは作曲家(男)が歌っていることになっているがどう聴いても女声なので裏声なのか?(4)はシカゴ響のコンポーザー・イン・レジデンスを務めたイスラエル出身の女性作曲家で、「伝説」「ヴァオリン協奏曲」のアルバムが発売になっている。(6)はご存知マイケル・ドアティの作品でティンパニが大活躍の都会的な「大騒ぎ」です。
TROY 1024/25
(2CD)
クリストファー・テオファニディス:歌劇「避難所」
 (プロローグ/アフリカ/ベトナム/メキシコ/パキスタン/インド/
 ソヴィエト時代のユダヤ人/中央アメリカ/フィナーレ)
パトリック・サマーズ指揮
ヒューストン大歌劇場管弦楽団・合唱団
「避難所」とは世界の難民や移民を受け入れて、多くの人種が住むヒューストンのこと。移民の人たちのルーツやヒューストンに家庭を築く様子などを各国の民族音楽風のメロディが使われたりして表現されています。録音:2007年11/10、世界初演ライヴ
TROY 1026 「マーガレット・シェルトン・マイアー:合唱作品集」
 (1)テ・デウム(1987)/(2)生涯の(2007)/
 (3)苦痛の後(2007)/(4)SOCSAのキルト(1997)
(1)〜(3)ブルース・ロジャース指揮
サン・アントニオ山大学室内シンガーズ
(4)アンドレアス・H.バウムガルトナー指揮
アルス・ブルネンシス合唱団(ダン・カロウシェク合唱指揮)、
モラヴィア・フィルハーモニー管
アメリカの女性作曲家マイアーの合唱作品集。(1)〜(3)は美しく輝かしい作品で(1)には金管アンサンブルの伴奏が入る。(4)SOCSAとはSurvivors Of Childhood Sexual Abuseのことで、45分もかかる深刻な大作です。
TROY 1027
¥2200→¥1990
「チャイコフスキー6とチャイコフスキー6.1」
 ピーター・ボイヤー:祝典序曲、シルヴァー・ファンファーレ
 チャイコフスキー:交響曲第6番「悲愴」
 ピーター・ボイヤー:チャイコフスキー6.1
ローレンス・ゴラン指揮
モラヴィア・フィルハーモニー管弦楽団
チャイコフスキー6.1って何? ボイヤーは1970年生まれの若手作曲家。個人的にコリリアーノに師事。映画音楽、テレビ音楽も手掛けている。祝典序曲、シルヴァー・ファンファーレは明るい曲。この2曲を聴く限り明快な音楽がボイヤーの作風のように思われる。「チャイコフスキー6.1」は世界初録音で、「悲愴」が終わり、そのまま曲が続くように始まる。曲が変わったことが分からないほど自然に続く。次いで和風の雰囲気と移り、最後に「悲愴」の第1楽章の有名な旋律がボイヤー風に低音金管楽器で派手に流れる。録音:2007年6月
TROY 1028 リー・ホイビー(1926-):
 (1)一幕の歌劇「ボナペティ(たっぷり召し上がれ!)」
 (2)一幕の歌劇「これはリルが言ったこと」
ベントン・ヘス指揮
イーストマン歌劇場管弦楽団
(1)カスリン・チャドウィック(MS)
(2)ケイト・ハンニガン、
ジョーダン・ウィルソン、他
ホイビーは1926年生まれのアメリカの作曲家でメノッティに学びました。ALBANYにはオペラ「村のひと月」(TROY747-78)のほか様々な作品が録音されている。このディスクにはホイビーの穏健な作風の一幕もののオペラが2作品収録されている。(1)は台所で一人だけで演じられる作品。(2)も家族の会話によるオペラ。

ARS PRODUKTION

ARS 38488
\2400
シューマン:ピアノ作品集
  クララ・ヴィークの主題による即興曲 Op.5(1833)
  ベートーヴェンの主題による練習曲(1833-1835)
  ショパンの主題による変奏曲 Op.15 No.3(1835/1836)
  ピアノ小品変ニ長調(花の曲 Op.19 冒頭部の初稿;1838)
  花の曲 変ニ長調 Op.19(1838/1839)/3つのロマンス Op.28(1839)
  3つの幻想小品 Op.111(1851)/暁の歌 Op.133(1853)

アレクサンドル・ゾロタレフ(ピアノ)

録音:2007年2月、モスクワ放送

ARTS

47746-8
(2SACD Hybrid)
\4600→¥4190
モーツァルト:「デモフォーンテ」(歌劇の断片) ブルーノ・ワイル(指揮)
カペラ・コロニエンシス
マティアス・ハービヒ(俳優 デモフォーン)、
エレオノーレ・マルグェーレ(ソプラノ ティマンテ)、
スンハエ・イム(ソプラノ ディルチェア)、
ネッタ・オル(ソプラノ クレウーザ)
モーツァルトは、ピエトロ・メタスタージョが書いたオペラ台本「デモフォーンテ」の歌詞から、「あなたに希望を、愛する夫よ」 K.440、「岸辺は近いと願っていた」 K.368、「愛など気にかけない」 K.74b、「もし勇気と希望が」 K.82、「もし私の全ての悩みを」 K.83、「あわれな幼子よ」 K.77という独立したアリアを作曲していた。これら6つのアリアを中心に、さらに交響曲第10番 ト長調 K.74、交響曲 第1番 変ホ長調 K.16、カッサシオン K.63a、カッサシオン K.99、バレエ「レ・プティ・リアン」 K Anh.10などを利用して、ザビーネ・ラーダーマッヒャーがオペラに仕立てあげたものである。既存の音楽を利用してオペラを作ることは、18世紀にはごく普通に行われていたことである。6つのアリアがドラマの中に入ることで、単独で聞く時よりもずっと奥行きの深さを感じることができる。ブルーノ・ワイルの指揮、盟友ハービヒの語りなど、演奏も優れている。録音:2007年5月24、25日、デュッセルドルフSACDハイブリッド(5.1サラウンド、SACDステレオ、通常CD)、DSD

BRIDGE 1CD¥2200

BCD 9249 ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全集第4集
 ピアノ・ソナタ第12番変イ長調Op.26、
 ピアノ・ソナタ第15番ニ長調Op.28
 ピアノ・ソナタ第27番ホ短調Op.90
ギャリック・オールソン(P)
ギャリック・オールソンはクラウディオ・アラウに師事し、1970年第8回ショパン国際ピアノコンクールで1位を獲得して以来アメリカを代表するピアニストとして活躍してきた。BRIDGEレーベルでのギャリック・オールソン・エディションはバッハにベートーヴェンと今までとイメージの違う古典を録音しています。前回のベートーヴェン・ピアノ・ソナタ集第3集(第3、9、10、25番、品番BCD9207)は「グラミー賞ベスト・ソロ・レコーディング」を受賞。今回も好調を維持し、メリハリがきいた演奏となっている。特に第12番、第15番共に第1楽章の柔らかい演奏が印象的。録音:2007年5月14〜16日
BCD 9250 ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全集第5集
 ピアノ・ソナタ第8番「悲愴」Op.13、
 ピアノ・ソナタ第14番「月光」Op.27-2
 ピアノ・ソナタ第21番「ワルトシュタイン」Op.53
ギャリック・オールソン(P)
好調オールソンのベートーヴェン・ソナタ・シリーズ第5集は「悲愴」「月光」「ワルトシュタイン」と超有名曲を収録。最近円熟味をましたオールソンの聴くものを自然に引き込む演奏。今年60歳を迎えるオールソン(1948年生まれ)も超絶技巧に頼るばかりではなくなり、例えば「月光」での第2楽章では、活発な雰囲気を抑えて、テンポも遅く、活動的な第3楽章との対比が強調されている。録音:2007年5月14〜16日
BCD 9251 ベートーヴェン:
 ピアノ・ソナタ第23番へ短調Op..57「熱情」、
 ピアノ・ソナタ第9番ホ長調Op.14-1、
 ピアノ・ソナタ第32番ハ長調Op.111 録音:2006年11月
ヴァシリー・プリマコフ(Pf)
プリマコフは1979年モスクワ生まれのピアニスト。ロシアで学んだあと、17歳でジュリアードにてJ・ローウェンタールに師事。1994年仙台で行われた「若い音楽家のためのチャイコフスキー・コンクール」でラン・ラン、上原彩子に次ぐ3位、2002年YCA(Young Concert Artists)国際オーディションにて1等賞を獲得。「ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番は熱情的だった」とニューヨークタイムズ誌に絶賛された。変化の大きいピアノ・ソナタ第32番では、きめ細かさと大胆さを窺い知る事ができる。
BCD 9252 ガーシュイン:ピアノと管弦楽のための作品全集
 ラプソディ・イン・ブルー/セカンド・ラプソディ/
 「アイ・ガット・リズム」変奏曲/ピアノ協奏曲へ調 録音:2007年6月10-12日ダラス
アン=マリー・マクダーモット(Pf)
ジャスティン・ブラウン指揮
ダラス交響楽団
ガーシュインのピアノと管弦楽のための作品全集。きらびやかなダラス響をバックにマクダーモットが雰囲気豊かに弾いている。マクダーモットはN.サレルノ=ソネンバーグの共演者としても知られ、1997年ニューヨーク・フィルにデビュー(ティーレマン指揮)、プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ&室内楽全集(ARABESQUE)を録音するなど高く評価されている女流ピアニスト。東京フィルに客演したこともあるジャスティン・ブラウンはイギリスの新鋭。現在アラバマ響の首席指揮者で2008年よりカールスルーエのバーデン州立歌劇場の音楽監督に就任する予定。
BCD 9253 「ジョージ・クラム・エディションVol.11」
 (1)変奏曲(1959)/(2)別世界のロマンス(2002/2005)/
 (3)4つの衛星の夜(1969)/(4)眠る人(1984)/
 (5)3つの初期歌曲(1947)
(1)ポール・マン指揮
オーデンセ交響楽団
(2)クアトロ・マーニ(ピアノ・デュオ)
(3)〜(5)ジャン・デガエターニ(MS)
(3)エオリアン室内プレイヤーズ
(4)(5)ギルバート・カリッシュ(Pf)
BRIDGEレーベルのクラム・エディションもなんと11集目の発売です。1曲目の変奏曲は初期の代表的大作で30分に及ぶベルクやウェーベルンの影響が大きい作品。続いて一気に40年以上後の作品「別世界のロマンス」(初録音)。(3)〜(5)は現代音楽を得意とし、クラム作品には欠かせなかった名歌手デガエターニ(1933-89)による歌曲。(4)はアポロ11号が月へ着陸した1969年にロルカのテキストに書かれた名作。
BCD 9231 タニア・レオン(1943〜):作品集
 (1)バイラリン(1998)/(2)シンギン・セピア(1996)/(3)軸索(2002)/
 (4)アレナス・ドゥン・ティエンポ(1992)/(5)サティネ(2000)/
 (6)日の出(1999)
(1)デイヴィッド・スタロビン(G)
(2)コンティヌウム(ソプラノとクラリネット、ヴァイオリン、四手ピアノのアンサンブル)
(3)木村まり(Vn)
(4)スペクルム・ムジケ
(5)クアトロ・マーニ(ピアノ・デュオ)
(6)ペーター・ルジツカ指揮
北ドイツ放送交響楽団
タニア・レオンはキューバ生まれの女性作曲家。このアルバムでは無伴奏の器楽から大管弦楽のための作品まで幅広く収録されている。(1)はノスタルジックなわかりやすいギター小品。(2)はリズミックな部分もあるが、基本的に無調で静謐な歌曲。(3)は木村まりが開発したヴァイオリンの音域外の低音を出す「サブハーモニック奏法」を駆使した難曲。(6)はザルツブルグ音楽祭の芸術監督も務めたことのある作曲家ルジツカの指揮によるもので、硬派な無調音楽。ラテンのノリなど求めてはいけません。
BCD 9241 ホルヘ・リデルマン(1957-2008):管弦楽作品集
 (1)バルセロナーゾ/(2)ほのかな光/(3)リフレインズ
(1)マーク・スカッターデイ指揮
イーストマン・ムジカ・ノヴァ
(2)ロバート・イアン・ウィンスティン指揮
キエフ・フィル
(3)ホセ・ルイス・カスティーリョ指揮
カメラータ・デ・ラス・アメリカス
リデルマンはブエノス・アイレス生まれでエルサレムで学んだ作曲家。惜しくも今年(2008年)2月に亡くなっている。(1)は2003年秋、バルセロナに滞在中に作曲され、腰の軽いミニマル風な音楽が30分にわたり延々と続く作品。(2)は1分程度の小品12曲からなり、大オーケストラによる色彩豊かな作品。(3)はフルート、クラリネット、オーボエ、トランペット、ピアノ、打楽器、弦楽器のための作品で、クセナキスの問題作エヴリアリを引用した作品です。
BCD 9244 「ツェムリンスキー:歌曲集」
 7つの歌曲(遺作)(1889-90)/
 メーテルランクの詩による6つの歌曲Op.13/
 トスカーナ民謡によるワルツ・ソングOp.6/5つの歌曲(遺作)(1895-96)/
 2つのキャバレー・ソング(遺作)(1901)
ヘルミーネ・ハーゼルベック(MS)
フローリアン・ヘンシェル(Pf)
オーストリアのメゾ・ソプラノ ハーゼルベックによるオーストリアの作曲家ツェムリンスキー:歌曲集。ツェムリンスキーはシェーンベルクの義兄で、アルマ・マーラーやコルンゴールドの師でもあります。マーラーと新ウィーン楽派をつなぐ作曲家として注目されています。この歌曲集もたゆたうようなものからマーラー風のものまで真摯な作品がそろい聴き応えのある1枚。録音:2003年6月ティボール・ヴァルガ・スタジオ、スイス、シオン
BCD 9245 リチャード・フェスティンガー(1948〜):室内楽作品集
 どんでん返し(クラリネット、ヴァイオリン、チェロのための)/
 変奏曲(ピアノのための)/三部作(無伴奏フルートのための)/
 金属と木材の建造物(ピアノ、打楽器のための)/
 アフター・ブルー
 (フルート、クラリネット、ヴァイオリン、チェロ、打楽器のための)
ニュー・ミレニアム・アンサンブル
サンフラシスコを拠点に活動しているフェスティンガーは1948年生まれ。カリフォルニア大学バークレー校で作曲を学び、ジャズのプレイヤーとして自らグループを率いていたこともあります。現代音楽のアンサンブル「イヤープレイ」を設立し、サンフランシスコ州立大学で作曲の教授を務めています。調性音楽ではないが、耳あたりのよいメシアン風な作風。録音:2001年、2006年
BCD 9248 アレン・ショーン:歌劇「音楽教師」 ティモシー・ロング指揮
アンサンブルサラ・ウルフソン(S)、
ジェフリー・ピコン(T)、
ジェイソン・フォーバック(Vo)、
レベッカ・ロビンズ(Vo)、
パーカー・ポージー(Vo)
アレン(作曲)とウォレス(台本)のショーン兄弟によるオペラです。アレン(1948〜)はシェーンベルクに関する著作で賞を受賞するなど多彩な活動をしている。このオペラは室内アンサブルと少人数の歌手で演じられ、歌手陣にはミュージカル歌手や、パーカー・ポージーのような映画女優まで登場している。
BCD 9254 「アメリカのオーケストラ伴奏歌曲集」
 ヴァージル・トムソン:愛の祝祭(1964)/
 ジョン・オールデン・カーペンター:水・色(1916)/
 ロイ・ハリス:輝き穏やかな日光をください(1959)/
 チャールズ・グリフェス:中国と日本の5つの古い詩(1917)
 ホラティオ・パーカー:赤い手のカハル・モル(1893) 録音:2007年オーデンセ、デンマーク
パトリック・メイソン(Br)
ポール・マン指揮
オーデンセ交響楽団
アメリカの古典とも言える作曲家たちの19世紀末から20世紀半ばまでのオーケストラ歌曲が集められている。ヴァージル・トムソン、カーペンター、ハリスとアメリカ本流の作曲家たちのあまり聴けない作品が勢ぞろい。グリフェス作品は4つの中国の詩に一つだけ日本から藤原定家の「見渡せば花ももみぢもなかりけり浦のとまやの秋の夕暮」が(もちろん英訳)選ばれている。
BCD 9256 「マイルド・ヴァイオレンス」〜スティーヴン・リックス(1969〜)作品集
 (1)無限の光(2003)〜フルートとエレクトロニクスのための/
 (2)穏やかな暴力(2005)/
 (3)アメリカの夢のような情景(アメリカン・ドリームスケープ)〜
  アルト・サックス、パーカッション、ピアノ、
   コントラバス、エレクトロニクスのための/
 (4)隔てられた時間(2000)/
 (5)ゼロを超えて(2005)〜ヴァイオリンとエレクトロニクスのための/
 (6)俳句(2006)〜打楽器そろとエレクトロニクスにための
(1)カールトン・ヴィッカーズ(fl)
(2)ニューヨーク・ニュー・ミュージック・アンサンブル
(3)スティーヴン・リックス指揮
ジョン・サンペン(アルトsax)、
ロン・ブロー(Perc)、他
(4)タルジョン打楽器四重奏団
(5)カーティス・マコンバー(Vn)
(6)ドミニク・ドナート(Perc)
「マイルド・ヴァイオレンス(テレビ・ゲームのR指定基準の言葉)」などという奇妙なタイトルのこのアルバムは、1969年生まれのスティーヴン・リックスの作品集。リックスははじめトロンボーンを学び、イリノイやユタで作曲を学んだ後、ロンドンのキングズ・カレッジでバートウィッスルに学びました。作風はジャズ風なものとライヴ・エレクトロニクスを多様したものが多いようです。(1)は仏教の神秘的なものに影響を受けたものだそうだが、尺八のようなフルートとコンピューターによるノイズが不思議な雰囲気をかもし出しています。
BCD 9257 「庶民のように話し、王のように書く」〜
 スティーヴン・マッキー作品集
  (1)往生術(アルス・モリエンディ)(2000)/(2)ルード(2002)/
  (3)がちょうの群れと群れ(2001)
(1)ボロメオ弦楽四重奏団
(2)(3)ブレンターノ弦楽四重奏団
(3)ファン・シンユン(Va)
スティーヴン・マッキー(1956〜)はアメリカ人の両親の元ドイツのフランクフルトで生まれた。初めはロック・バンドでエレキ・ギターを弾いていた。そんな彼もクラシックに目覚め室内楽から管弦楽、オペラを書くまでになった。経験から2曲のエレキ・ギター協奏曲も書いている。BRIDGEレーベルへは3枚目のアルバムとなります。(1)は瞑想的な部分とポップなノリな部分が入り混じった弦楽四重奏曲です。(2)はバッハのフーガの技法に倣った作品、(3)は軽いノリのミニマル風作品。録音:2007年3月
BCD 9258 ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第1番〜第3番 カーティス・マコンバー(Vn)
デレク・ハン(Pf)
ヴァイオリンのカーティス・マコンバーは現代音楽を得意としており、今回発売になる「スティーヴン・リックス作品集にも参加している。「演奏技術が素晴らしいのはもちろん、驚くべき感性の深さ」とファンファーレ誌に評されています。一方、中国人の両親を持つアメリカ生まれのハンは、ルドルフ・ゼルキンの案内よりマールボロ音楽祭で演奏したこともあるベテラン。この腕の立つ二人による注目のブラームス。ヴァイオリン・ソナタ第3番、終楽章のうねりのある演奏はこの2人の非凡さを感じさせる。録音:2007年6月ニューヨーク
BCD 9259 シュレーカー:歌曲集母の歌(6曲)、2つの歌Op.2、
 他、全30トラック
ヘルミーネ・ハーゼルベック(MS)
ヴォルフガング・ホルツマイアー(Br)
ラッセル・リャン(Pf)
ツェムリンスキー:歌曲集(BCD9244)に続くハーゼルベックのオーストリア後期ロマン派の歌曲集。今回は名バリトン歌手ホルツマイアーと分け合って歌っている。シュレーカーは主にオペラを作曲していたが、それに継いで歌曲に力を入れていた。渋いながらもリート・ファンにはたまらない芸術的価値の高い名作ぞろい。録音:2007年4月ニュージャージー

CEDILLE

CDR90000 103
\2200
「ストリング・ポエティック」〜
 アメリカ音楽、21世紀の展望
  ジェニファー・ヒグドン(1962b):ストリング・ポエティック(2006)
  カール・ラッグルズ(1876-1971):ムード(1918)
  ルー・ハリソン(1917-2003):グラン・デュオ(1988)
  ジョン・アダムス(1946b):ロード・ムーヴィーズ(1995)
ジェニファー・コー(Vn)
内田怜子(Pf)
コー女史はこれまで当CEDILLEレーベルにシェーンベルク、バルトークを録音してきたものの、20-21世紀の作品で一枚のアルバムを作るのはこれが初めて、とはいえ作品はどれもアメリカらしい快活でメロディックなものばかり。作品がアルバム・タイトルになっているジェニファー・ヒドゥンはコーのために作曲された、新ロマン主義とも新古典主義ともいえる聴きやすい作品。さっぱりとした爽やかなディスク。録音:2007年

CELESTIAL HARMONIES

13280
\2200
バッハ:
 半音階的幻想曲とフーガ ニ短調 BWV903
 パルティータ第2番 ハ短調 BWV826
 パルティータ第6番 ホ短調 BWV830
ロジャー・ウッドワード(ピアノ)
ロジャー・ウッドワード(1942−)は、オーストラリアのピアニスト。シドニーで学んだ後、ワルシャワでパデレフスキの弟子に学んでいる。ここで聞ける演奏は、いずれもピアノで弾いたバッハの手本とでも言うべき極めて誠実な演奏で、明確な意志とほの暗い情感が素晴らしい。録音:2007年1月70:34
14268
(2CD)
\4400
「バッハ(エヴァンス編):パルティータとソナタ集」
 ソナタ第1番 ト短調 BWV1001/
 パルティータ第1番 ロ短調 BWV1002
 ソナタ第2番 イ短調 BWV1003
 パルティータ第2番 ニ短調 BWV1004
 ソナタ第3番 ハ長調 BWV.1005
 パルティータ第3番 ホ長調 BWV1006
ウィンザム・エヴァンス(チェンバロ)
バッハの無伴奏ヴァイオリン・ソナタ、パルティータ全6曲を、チェンバロ奏者のウィンザム・エヴァンス自身がチェンバロ独奏用に編曲したもの。こうしたタイプの演奏は個別には録音があったものの、全集は初めてと思われる。チェンバロでの演奏効果を上げるため様々に手が加えられ、原曲とは異なった華麗な音楽になっている。チェンバロの俊敏な立ち上がりによって、まるでバッハの新発見のチェンバロ曲を聞くような新鮮さを感じられる。

COL LEGENO

WWE20609
(2SACD Hybrid)
\4800
ヴィンコ・グロボカール(1934b):
 (1)「歴史の天使」(2000-2004)〜
  2つのオーケストラ、2人の指揮者、予め録音されたテープ、
   ライヴ・エレクトロニクス、サンプラーのための三部作
    第1部:腐食、第2部:火星、第3部:希望
 (2)人質(2003)〜オーケストラとサンプラーのための
(1)ファブリス・ボロン(指揮,管弦楽Ⅰ)
マーティン・ブラビンス(指揮,管弦楽Ⅱ)
SWRバーデンバーデン・フライブルク交響楽団
(2)アルトゥーロ・タマヨ指揮
バイエルン放送交響楽団
優れたトロンボーン奏者でもあるグロボカールはパフォーマンスの要素を多く含んだ作品で独自の境地を開いてきたが、近作「歴史の天使」は、その集大成的な大作。ノイズ、コラジュ、サンプラーと現代音楽のありとあらゆる技法が詰め込まれている。2004年のサントリー国際作曲委嘱シリーズで初演された「人質」もこの路線で犬の鳴き声、馬のいななきなど具体音がオーケストラの特殊な音響と渾然一体となり、これまで経験したことのなかった異様な空間が広がる。今年上半期発売の現代音楽CDで最上のディスクといっても、あながち言い過ぎではないでしょう。録音:2004年((1))、2006年((2)),ムジカ・ヴィヴァにおけるライヴ

GENUIN 1CD¥2200

GEN 88125
¥1990
「パウル・バドゥラ=スコダ/シューベルト・ソナタ集」
シューベルト:
 ピアノ・ソナタ イ短調D.784(第14番)、
 ピアノ・ソナタ イ長調D.959(第20番)
パウル・バドゥラ=スコダ(Pf)
昨年のワールド・ツアーの一環で来日し、日本もツアーで回って元気なところをみせてくれた御年81歳の巨匠バドゥラ=スコダの最新録音。GENUINレーベルではバドゥラ=スコダのシューベルトが2タイトル発売になっています。今回は得意としているシューベルトのソナタ2曲で、第20番は昨年の来日公演でも演奏した得意中の得意です。年齢を全く感じさせないテクニック、鮮やかな音色、強靭なタッチに驚嘆する。老練、枯淡の境地とは無縁のみずみずしいシューベルト。録音:2008年2月22-23,ウィーン
GEN 88109 「世界へのリターン/アルゼンチン、ブラジル、スペイン、イタリア、ロシア、グルジア」
 ピアソラ:
  カフェ1930、タンティ・アンニ・プリマ、
  リベルタンゴ、忘却、ル・グラン・タンゴ
 ヴィラ・ロボス:ブラジル風バッハ第5番より《アリア》
 ファリャ:7つのスペイン民謡、
 ストラヴィンスキー:イタリア組曲、
 ジンザーゼ:サチダオ
ニコラス・アルトシュテット(Vc)
エルスベト・モーザー(バヤン&編曲)
バヤンはアコーディオンに似たロシアの民族楽器で、それにチェロを加えたデュオ。たったこれだけでピアソラからファリャ、ストラヴィンスキーまでやってしまう。編曲も優秀で楽しめること間違いなし。チェロのアルシュタットはドイツ音楽コンクール2005受賞者で、ベートーヴェン、リゲティ、ウェーベルンの作品でアルバムを作っている。録音:2008年
GEN 88119 ダブル・ベースとピアノのための作品集
 R.フックス(1847-1927):コントラバス・ソナタOp.97、
 K.ライナー(1910-1979):コントラバス・ソナタ
 F.プロト(1941-):ソナタ1963、
 A.ミシェック:コントラバス・ソナタOp.7
シルヴィオ・ダラ・トーレ(Cb)
マティアス・ペーターゼン(Pf)
「ベース!どこまで低く弾けるんだい?シルヴィオ・ダラ・トーレはドイツに生まれたイタリア系のダブル・ベース奏者。ヨーロッパのダブル・ベース奏者の中で中心的存在で現在オーケストラからソロまで幅広く活躍している。ダブル・ベースのための数少ないオリジナル作品集。録音:2007年
GEN 88132 アンリ・ボナミ/ピアノ・リサイタル
 ブラームス:幻想曲Op.116、
 ブラームス:ラプソディOp.79
 シューベルト:ピアノ・ソナタD.850(第17番)
アンリ・ボナミ(Pf)
ボナミはパリ音楽院でジャック・ルヴィエらに師事し、その後、数々の国際コンクールに入賞し、今勢いに乗っているフランスのピアニスト。若手とは思えない堂に入った落ち着きのある演奏は将来の巨匠を予感させる。録音:2007年
GEN 88526 「シューベルティアーデ・シュナッケンブルクのソリスト達」
 モーツァルト:弦楽五重奏曲第4番ト短調KV.516
 ショスタコーヴィチ:ピアノ五重奏曲ト短調Op.57
イリヤ・コノヴァロフ(Vn)
アンネッテ・ウンガー(Vn)
V.クラスノフ&V.ブカーチ(Va)
L.ゴロホフ(Vc)、
A.ゼンジパー(Pf)
シューベルティアーデ・シュナッケンブルクはドイツの夏の地方音楽祭のひとつ。これは昨年のライヴから収録。登場する演奏家たちはいずれも30代前後の若手。溌剌としたモーツァルトがすばらしい。録音:2007年ライヴ
GEN 88110 ピアソラ:タンゴと歌曲集
 (望郷*/バチンの少年/私はマリア*/鮫/リベルタンゴ/
  もしかして、まだ*/アディオス・ノニーノ/天使へのイントロダクション/
  天使の死/失われた鳥たち*/ロコへのバラード*/四季)
ミュンヘン・ピアノ三重奏団
オフェリア・サラ(ソプラノ*)
これは美しい!ピアノ・トリオによるピアソラ作品集、ゲストにスペインの歌姫オフェリア・サラも出演!ピアノ・トリオによるピアソラ作品集。またゲストに最近オーケストラ・アンサンブル金沢との録音(ワーナー)が発売されたスペインのソプラノ、オフェリア・サラが出演して歌曲を歌っている。このヴァイオリン・チェロ・ピアノによる演奏は美しくクラシカルな趣の本当に品のよいピアソラ作品集。録音:2006年7月、2007年6月、ガスタイク、ミュンヘン、DDD、70:26
GEN 88120 「ドイツ音楽コンクール2005受賞者〜
 マクシミリアン・ホルヌング」
  サン=サーンス:チェロ・ソナタ第1番 ハ短調/
  ベートーヴェン:モーツァルトの主題による変奏曲ヘ長調Op.66
  ヒナステラ:プネーニャ第2番/
  ヤナーチェク:おとぎ話/
  ブラームス:チェロ・ソナタ第2番
マクシミリアン・ホルヌング(チェロ)、
ゲルハルト・フィールハーバー(ピアノ)
次期バイエルン放送響首席チェリストホルヌングのデビュー盤。有望なソリストを紹介していく「ドイツ音楽コンクール受賞者シリーズ」の1枚。ホルヌングは1986年生まれの若いチェリスト。8歳でチェロを始め、1995年にイサカッゼの弟子になる。後にグロッセンバッハーやゲリンガスに学んだ。2005年ドイツ音楽コンクールで1等賞を獲得。2008年よりバイエルン放送交響楽団の首席チェリストになることが決まっている。今回はバラエティにとんだ選曲で挨拶代わりの1枚といえるだろう。録音:2007年10月23-25日ジーメンスヴィラ、ベルリン、DDD、81:19
GEN 88124 「シューベルト:フルートとピアノのための作品集」
 「しぼめる花」による変奏曲D.802/
 ソナティナ イ短調D.385(原曲:ヴァイオリン・ソナティナ第2番)/
 ソナタ イ長調D.574(原曲:ヴァイオリン・ソナタ)
フェリックス・レングリ(フルート)
ミカエル・バリアン(ピアノ)
日本のフルート奏者にはお馴染みレングリのシューベルト作品集。レングリは1961年バーゼル生まれのフルーティストで、ペーター=ルーカス・グラーフやオーレル・ニコレに学んだ。チューリヒ・トーンハレ管やルツェルン祝祭管、ヨーロッパ室内管などの首席を務めていた。現在バーゼル音楽院の教授で、2007年日本フルート・コンヴェンションで公開レッスンの講師などもしている。このアルバムではシューベルトの名曲「しぼめる花変奏曲」や原曲がヴァイオリンの2作品を演奏している。録音:2007年10月7-9日バーゼル、DDD、65:02

K&K 1CD¥2300

KUK 02
¥2090
ベートーヴェン:
 ピアノ・ソナタ第2番イ長調Op.2、
 ピアノ・ソナタ第23番へ短調Op.57「熱情」
リリヤ・ジルベルシテイン(Pf)
最近はアルゲリッチとの共演者としても知られるジルベルシテインの久々の新譜で、初のベートーヴェン。ジルベルシテインは1987年のブゾーニ・コンクールで優勝したあと国際的に活躍するようになり、ドイツ・グラモフォンへの録音で有名になった。近年では「展覧会の絵」(ヘンスラー)が好評だった。このベートーヴェンの録音も明晰なタッチで、第2番での繊細な表現、「熱情」での力感溢れるダイナミックな表現と見事にテクニックを使い分けた素晴らしい演奏。特に「熱情」の最後は凄まじいパワーとスピードに圧倒させられる。
KUK 05 シューベルト:
 4つの即興曲Op.90 D.899、さすらい人幻想曲Op.15
フランツ・フォーラバー(Pf)
フォーラバーは1962年オーストリアのグラーツ生まれのピアニスト。シューマンを得意としており、ピアノ作品全集(THOROFON)の録音は高い評価を得、オーストリア放送パスティッチョ賞を受賞している。7歳のころから教会でオルガンを弾き、13歳からグラーツ音楽院で学び、19歳で日本でもコンサート・デビューした。この録音もライヴとは思えない完成度の高い演奏。録音:2007年6月バート・ホンブルク、宮殿コンサート・シリーズ、ライヴ
KUK 41 「オルガン・グロリオーサⅠ」
 J.S.バッハ:幻想曲とフーガ「大フーガ」BWV.542/
 ムファット:パッサカリア ト短調(オルガン音楽の練習より)/
 C.P.E.バッハ:オルガン・ソナタWq70-4/
 クリスティアン・ハインリヒ・リンク:
  オルガンの為のフルート・ソナタOp.55
 メンデルスゾーン:オルガン・ソナタ第4番 変ロ長調Op.66-5
ウルリケ・ノルトホフ(Org)
国際的に活躍するドイツの女流オルガニスト、ノルトホフによる2006年のライヴ。バート・ホンブルクの宮殿教会にある歴史的なオルガンを使用。1787年にスイスの名オルガン製作者ヨハン・コンラート・ビュルギ(1721-1792)によって制作された大オルガン。バッハからメンデルスゾーンまでを大オルガンならではの様々な音色や迫力ある大音量を駆使した明快な演奏。録音:2006年6月バート・ホンブルク、宮殿コンサート・シリーズ、ライヴ
KUK 56 「オーボエ、ファゴット、ピアノによる演奏会」
 フランセ:三重奏曲(1994)/
 サン=サーンス:ファゴット・ソナタ ト長調Op.168(1921)/
 ラヴェル:ラ・ヴァルス(ピアノ独奏)/
 エドワード・ロングスタッフ(1965-):アイゲウス(1996)/
 プーランク:三重奏曲(1926)
アブラムスキー三重奏団:
【ミリヤム・ブッダイ(Ob)、
レベカー・アブラムスキー(Fg)、
ロン・アブラムスキー(Pf)】
オーボエ、ファゴット、ピアノによるなかなか洒落たコンサートです。ロングスタッフ以外はフランスの作曲家の作品で固められている。フランセやサン=サーンスの作品は最晩年のものだが、枯れた味わいなどどこ吹く風、軽妙洒脱な音楽。ロングスタッフの作品はギリシャ神話のアイゲウス王を題材にしたオーボエとピアノの作品で、この中では唯一現代的な作品。録音:2006年7月マウルブロン修道院ライヴ

KONTRAPUNKT

32339
\2500
ミハイル・コロンタイ(1952b):作品集
 (1)6つの聖書ソナタOp.28(1992)
 (2)「天の王国の神聖な市民」Op.29(1992)
エレナ・デニソヴァ(Vn)(1)
(1)イェンス・クリステンセン(Org)
(2)ミハイル・コロンタイ(Pf)
コロンタイは1952年モスクワ生まれの作曲家、ピアニスト。彼はショスタコーヴィチ賞、プーシキン・ゴールド・メダルなど、ロシアで名だたる芸術賞を得ている。語法は旋法、および無調に近いが聖書を題材にしたドラマティックで神秘的。6つの聖書ソナタはヴァイオリンとオルガンのための作品でオルガンの多彩な音色のなかでヴァイオリンが憂いに満ちた祈りの歌を歌う。録音:2008年(24bit)

MARQUIS 1CD¥2200

MAR81377 ブラームス:
 ピアノ四重奏曲第1番 ト短調 Op.25
 ピアノ四重奏曲第3番 ハ短調 Op.60
シャイン・ワン(ピアノ)
ジ・アミティ・プレイヤーズ
若い世代の演奏家たちによるブラームスのピアノ四重奏曲。シャイン・ワンは中国生まれ、1997年から米国に留学。中国、米国ともに活躍している。ジ・アミティ・プレイヤーズは、ヴァイオリンが1982年ハンガリー生まれのベラ・ホルヴァート、ヴィオラがイスラエルのテルアヴィヴ生まれのトム・パルニ、チェロが1984年パリ生まれのラファエル・デュベというメンバー。録音:2007年3月19日,5月1日,ニューヨーク、73:47
MAR81381 「オールドバラ・コネクション〜アワ・オウン・ソングズ」
 ジョン・グリーア:甘い欲求の寓話,愛の苦しみの歌曲集
 デレク・ホルマン:心の置き忘れ,大地の上の大気とこだま
 ジョン・ベックウィズ:ステイシー
オールドバラ・コネクション:
【アドリアンヌ・ピエチョンカ(S)、
モニカ・ウィッチャー(S)、
エリザベス・タンブル(MS)、
コリン・エンスウォース(T)、
マーク・ペドロッティ(Br)、
スティーヴン・ラルス(Pf)、
ブルース・ウルブカタ(Pf)】
いずれもオールドバラ・コネクションの委嘱による作品。「甘い欲求の寓話」が1998年、「愛の苦しみの歌曲集」2001年、「心の置き忘れ」が2002年,「大地の上の大気とこだま」が1998年の作品。ピエチョンカが参加している。録音:2007年、73:53
MAR81393 「リリー・フロスト、ビリー・ホリデイを歌う」
 恋人よ我に帰れ/愛さないなら出て行って(ラヴ・ミー・オア・リーヴ・ミー)/
 柳が私に同情して泣く(ウィロウ・ウィープ・フォー・ミー)/
 あなたのために泣く(アイ・クライド・フォー・ユー)/
 孤独(ソリチュード)/私はおかしいと彼は言う/雨が降り続き/
 私の全て/ほか(11曲)
リリー・フロスト(ヴォーカル)
ザ・コア・バンド
カナダの歌手、リリー・フォレストが、伝説的ジャズ歌手、ビリー・ホリデイの名曲を歌ったアルバム。

NEOS 1CD¥2600

NEOS 10707 「クセナキス:鍵盤楽器のための音楽」〜
 コンピュータ制御によるピアノおよびハープシコードのための作品集
  ヘルマ〜ピアノのための(1961)
  ミスツ(霧)〜ピアノのための(1981)
  コアイ〜ハープシコードのための(1976)
  エヴリアリ〜ピアノのための(1973)
  ナーマ〜ハープシコードのための(1984)
ダニエル・グロスマン(MIDIプログラミング)
鍵盤楽器のための作品に限ったことではないが、クセナキスの音楽は時に人間の限界を超えよと言わんばかりの超絶技巧と集中力を演奏者に要求する。こうして人の手によって再現された音楽は、神がかりともいえるほどの異様な気迫とエネルギーを生み出す。しかし、ではそれらの演奏が完璧に楽譜を再現しているのかと言えば、必ずしもそうとは言えない。これは人の手では複雑すぎて再現しきれない楽譜の細かい指定までも全てコンピュータ制御で忠実に再現した初めての試み。これからのクセナキス演奏の新基準となるだろう。制作:2005-2008年
NEOS 10715
(SACD Hybrid)
\2700
「ロベルト・HP・プラッツ(1951-):ピアノ作品集」
 ピアノ曲第1番《道》(1981)/ピアノ曲第2番(1984)*
 ピアノ曲第3番(1988)/ピアノ曲第4番《〜の上》(1997/98)/
 ピアノ曲第5番《帆の下》(2007)
ロルフ・ハインド(Pf)*SWR実験スタジオ(テープ)
フォルトナー、シュトックハウゼンに師事したプラッツは指揮者、現代音楽の名教師として度々来日している。彼の音楽はセリー音楽の延長線上にあり激しく点描的。ピアノ曲第2番ではテープ音響も入る。プラッツは今日の前衛音楽の正統的(?)継承者と言えよう。録音:2007年
NEOS 10717/18
(2CD)
「ヴォルフガング・リーム:ピアノ作品集」
CD1)
 1970年代の作品
  ピアノ曲第1番、第2番、
  第4番、第5番《トンボー》、第6番《バガテル》、レントラー
CD2)
 1980年代以降〜最新作まで
  ピアノ曲第7番、《ブラームスの愛のワルツ》、《調査の後》、
  《二ヶ国語》、《別のシート》、《二つの小さい振動》、《無言》
マルクス・ベルハイム(Pf)
500曲を越える多作家として知られるリームの多様な作風を作曲年代順に俯瞰する最適なアルバム。10代後半のピアノ曲第1番から最新作《無言》まで収録。ピアノのベルハイムはリームの他、クルターク、リゲティ、ライヒなど様々な現代音楽を演奏しているスペシャリスト。録音:2007-2008年
NEOS10801/02
(2SACD Hybrid)
\5400
ルイジ・ノーノ(1924-90):
 (1)「冷たい怪物に気をつけろ」(1983)〜
  M.カッチアーニのテキストによる
   2つのフルート、クラリネット、チューバ、ヴィオラ、
    チェロ、コントラバスとライヴ・エレクトロニクスのための
 (2)「死の間近な時 ポーランド日記第2番」〜
  4人の女声、バス・フルート、チェロとライヴ・エレクトロニクスのための
(1)ノア・フレンケル(A)、
ズザンネ・オットー(A)、
ロベルト・ファブリチアーニ(Fl)、
エルネスト・モリナーリ(Cl)、
クラウス・ブルガー(Tuba)、
スーザン・ナイト(Va)、
クリスティーネ・トイス(Vc)、
ウルリヒ・シュナイダー(Cb)
(2)ハイケ・ハイルマン(S)、
ペトラ・ホフマン(S)、
アレクサンドラ・ルブチャンスキー(S)、
ズサンネ・オットー(A)、
ロベルト・ファブリチアーニ(Fl)、
クリスティーネ・トイス(Vc)
(1)(2)アンドレ・リシャール(指揮)
SWR実験スタジオ(ライヴ・エレクトロニクス)
いずれも1980年代に作曲されたアンサンブルとライヴ・エレクトロニクスのための作品でノーノの代表作。SACDによりライヴ・エレクトロニクスの音質が飛躍的に向上、作品の意図をより明確に、よりリアルに伝える出来となっている。クラリネットのエルネスト・モリナーリ、フルートのロベルト・ファブリチアーニらノーノと縁の深かった名手たちによる演奏。録音:2007年1月SWRハンス・ロスバウト・スタジオ,バーデンバーデン
NEOS10722 (ムジカ・ヴィヴァ・ミュンヘンVol.17)
 ジャチント・シェルシ(1905-1988):管弦楽作品集
  (1)チュクルム(1963)〜大編成の弦楽オーケストラのための
  (2)4つの部分(1959)〜オーケストラのための
  (3)自然の再生(1967)〜11弦楽器のための
  (4)ヒムノス(1963)〜オルガンと2つのオーケストラ・グループのための
ハンス・ツェンダー指揮((2)〜(4))
ペーター・ルンデル指揮((1))
バイエルン放送交響楽団
エリザベト・ツァヴァドケ(Org)
今年没後20年を迎えるイタリアの特異な作曲家シェルシの主要なオーケストラ作品を集めた画期的なアルバム。シェルシは一つの音を徹底的に持続させ、その音の倍音や色彩の変化で音楽を構成させる作曲家としてスペクトル楽派にヒントを与え、20世紀後半以降の現代音楽界に大きな影響を与えた。オーケストラはシェルシが夢見るヴィジョンを具現化するのにうってつけの媒体であり、シェルシ入門用としても最適。ツェンダー指揮によるバイエルン放送響も他の追随を許さぬ大変優れた演奏。全てムジカ・ヴィヴァ音楽祭におけるライヴ。録音:2001年2月2日((1))2006年3月3日((2)〜(4))ともにライヴ録音
NEOS10723 クリスティアン・ウルフ(1934b):ピアノ作品集
 Tilbury(軽二輪馬車)Ⅰ〜Ⅲ(1969)/
 Keyboad Miscellany(鍵盤雑録)(1988-)/
 ピアノ・ピース(2006)/スノードロップ(1970)
ザビーネ・リープナー(Pf)
ケージ、フェルドマンと共にアメリカ実験音楽を代表する作曲家ウルフのピアノ作品を集めた。暗雲垂れ込める空からぽつぽつと降ってくる雨音のように寡黙で静謐な音楽。ケージやフェルドマンの録音で知られるリープナーによる演奏。録音:2007年1-3月

新シリーズNEOSクラシックス・スタート!

硬派な現代音楽や、実験音楽的要素の強いジャズ・シリーズなど個性的なリリースを続けているNEOSレーベル。この度、新シリーズとして「NEOSクラシックス」シリーズをスタート。クラシックといえども流石にNEOSレーベルだけあってタダモノではありません。初回リリースは、バッハのゴールドベルク変奏曲の弦楽三重奏版、初演時の編成によるベートーヴェンの「英雄」、シューマンのピアノ・ソナタ第3番の原曲「管弦楽なしの協奏曲」のオリジナル版、と大変に凝った内容。今後にご期待ください。
NEOS 30801
(SACD Hybrid)
\2700
「スイス・チェンバー・ソロイスツ・エディション1」
 J.S.バッハ:ゴールドベルク変奏曲(弦楽三重奏版)〜
  1977年ベーレンライター・新バッハ全集に基づくシトコヴェツキー編曲
スイス・チェンバー・ソロイスツ:
【ハンナ・ヴァインマイスター(Vn),
ユルグ・デーラー(Va),
T.グロッセンバッヒャー(Vc)】
スイス・チェンバー・ソロイスツは1999年に結成され、バロックから現代曲まで幅広い作品をレパートリーとしている。現代曲ではホリガー、キーブルツ、クルターク、リゲティなどを得意としており、そうした経験を踏まえて演奏されるゴールドベルク変奏曲は切れ味の鋭い都会的で洗練された仕上がりとなっている。 録音:2007年
NEOS 30802
\2600→¥2390
ベートーヴェン:交響曲第3番 変ホ長調《英雄》〜
 1804年の初演の際と同じ28人編成による
ダニエル・グロスマン指揮
アンサンブル28(ピリオド楽器使用)
アンサンブル28はEU6ヶ国の音楽家によって構成され、ヒストリカル楽器を使用する団体である。音楽監督は「クセナキス:鍵盤楽器のための作品集」でMIDIプログラミングを担当したダニエル・グロスマンが勤めている。この「英雄」は1804年の初演時と同じわずか28人で演奏されており、ヴァイオリンはファースト、セカンドそれぞれ4人で弦楽器が合計14人でオーケストラ全体の半分という小編成。無駄のないスリムで引き締まった演奏が特徴。録音:2003年
NEOS 30805
\2600
シューマン:
 管弦楽なしの協奏曲(ピアノ・ソナタ第3番Op.14)〜
  ロンドン・英国図書館所蔵の自筆譜によるオリジナル版
 幻想小曲集Op.12
フロリアン・ヘンシェル(Pf)
シューマンのピアノ・ソナタ第3番は当初、作曲者によって「管弦楽なしの協奏曲」と命名され、その名で出版されるように指示されたが、名前が適当でないとの理由から後に現在のピアノ・ソナタ第3番と改名された。そして、改められたのは題名だけではなく、内容も全5楽章から3楽章に減らされた(後の改訂で1つの楽章が復活)。このCDは最初の版の全5楽章による演奏で当初の題名を採用した。ヘンシェルは1970年ベルリン生まれの若手でソリストとしてだけではなく、リート伴奏者としても共演者から絶大な信頼を得ている。録音:2001年

ORF

CD 3019
(2SACD Hybrid)
\4600
「レゾナンツェン2007」
 (1)アルフォンソ10世「賢王」の元で編纂された音楽(5曲)
 (2)フィリップス:
   フィリップスのパヴァン,フィリップスのパヴァンへのガリアード/
 作者不詳:グリムストック,夜鶯,陽気な雰囲気/
 ホルボーン:パヴァナ・クァドロ,老狩人が立っている/
 アリソン:独身者の楽しみ,窓から行け/
 バード:オクセンフォード伯のマスク
 (3)カプスペルガー:陰に,アネモネ/
 モンテヴェルディ:苦しみが甘美なものなら,麗しい自由,西風が戻り/
 カプスペルガー:あなたは偽りの背後で
 (4)ファッシュ:ソナタ ニ短調 FWV N:d1/
 テレマン:協奏曲 ニ長調 TWV 44:D2
 (5)ジョスカン・デ・プレ:美しき人よ、あなたの愛のために/
 イサーク:誰が言うべきなんだ/ほか全6曲
 (6)ボッローノ:
   ファンタジア,パヴァナ“ラ・ゴンベルティーナ”/
   サルタレッロ,サルタレッロ“エル・マゾーロ”/
 リップ:ファンタジア22番,エコー,ファンタジア8番/ほか
 (7)ダ・カゼルタ:
  バッラーデ「愛が心をくれた」,ロンド「優美なご婦人」/ほか DSD、153:40
(1)ミクロログス
(2)ポール・オデット(リュート)
ロバート・ミーリ(ヴァイオリン)
ナンシー・ハッドゥン(フルート)他
(3)ヴィヴァンテ
(4)ゼフィーロ
(5)カピラ・フラメンカ
(6)ポール・オデット(リュート)
(7)ペドロ・メメルスドルフ(指揮)
マラ・プニカ
好評のレゾナンツ音楽祭の2007年のライヴ録音。2007年は、ミクロログス、ヴィヴァンテ、ゼフィーロ、カピラ・フラメンカなど注目の団体が参加している。SACD hybridでの発売。(1)2007年1月21日(2)2007年1月27日(3)2007年1月22日(4)2007年1月28日(5)2007年1月24日(6)2007年1月25日(7)2007年1月26日
CD 3007
(SACD Hybrid)
\2300
ジョヴァンニ・プリウリ(1575-1626):
 サクロルム・コンチェントゥウム
エッチェ・グレックス!
ジョヴァンニ・プリウリ(1575−1626)は、ヴェネツィアの有力貴族の出身で、ジョヴァンニ・ガブリエリに学んだ作曲家。グラーツのフェルディナント2世に仕えた。「サクロルム・コンチェントゥウム」はその時期の作品。録音:2006年 DSD、64:45
CD 3011
(2CD)\4600
フーゴ・フォン・モントフォルト(1357-1423):歌曲集(全10曲) エーベルハルト・クンマー(歌,ショスハルフェ,
ハーディ・ガーディ)
フーゴ・フォン・モントフォルト(1357−1423)は、中世オーストリアの吟遊詩人。有能な政治家でもあった。
※特典DVDがついていますが、PAL仕様のため日本の一般的なDVDプレイヤーでは再生できません。
CD 3032
\2300
「オペレッタ・ライヴ 第3集」
 (1)スッペ:「ボッカチオ」から
 (2)“サルスエラ・ガラ”ソロサバル:「一輪のバラ」,「港の居酒屋」/
  トローバ:「マラヴィージャ」/
  カバレロ:「アフリカの二人組」/他からの音楽
 (3)オッフェンバック:「地獄のオルフェ」
ウィーン・フォルクスオーパー管弦楽団
(1)ダニエラ・ファリー(ソプラノ フィアメッタ)
アンティゴネ・パポウルカス(メッゾソプラノ ボッカチオ)
アンドレアス・シューラー(指揮)
(2)カルロス・アルバレス(バリトン)
イズマエル・ジョルディ(テノール)
メルバ・ラモス(ソプラノ)
ジョゼフ・カバリエ=ドメネチュ(指揮)

(3)ジェニファー・バード(ソプラノ ユリディス)
ゼバスティアン・ラインタラー(テノール オルフェ)
カルロ・ハルトマン(バリトン ユピテル)
クリスティアン・バウムゲルテル(テノール プルート)、他
フローリアン・ルートヴィヒ(指揮)
6月に来日したウィーン・フォルクスオーパーの2007年の公演から選ばれたもの。「ボッカチオ」のアンティゴネ・パポウルカスは来日公演と同じ。メルバ・ラモスは「マルタ」のレディ・ハリエットに出演していた。サルスエラ・ガラには、カルロス・アルバレスが出演している。(1)2007年11月7日 (2)2007年4月7日  (3)2007年9月8日
CD 3033
(2CD)
\4600
ジャケ=ド=ラ=ゲール:歌劇「セファールとプロリス」 ラファエル・ケネディ(ソプラノ プロクリス)
アヒム・シュルツ(オートコントル セファール)
カミラ・デ・ファレイロ(ソプラノ ドリーヌ)
リサンドロ・アバディエ(バス アルカス)他
ダニエラ・ドルチ(指揮)
ムジカ・フィオリータ
エリザベト=クロード・ジャケ=ド=ラ=ゲール(1665−1729)は、パリに生まれた女性音楽家。ルイ14世の愛人、モンテスパン侯爵夫人に保護され、宮廷での華々しく音楽活動をした。「セファールとプロクリ」は1694年に初演されたオペラ。※CD EXTRAになっており、フランス語台本及び独訳のPDFファイルがダウンロードできます。2005年4月7,8日
NOCD 032
\2300
「マニフィカト」
 ブクステフーデ:
  第一旋法によるマニフィカト
 プファイファー:
  ソステヌート,「神の子羊」の主題によるファンタジー,カンタービレ
 メンデルスゾーン:「深淵からあなたを呼ぶ」より
 ダンドルー:マニフィカト組曲 イ長調ほか
ブルーノ・オーベルハンマー(オルガン)
コーラル=スコラ
オーストリア、ザイテンシュテッテンにあるベネディクト派修道院のオルガンを演奏したアルバム。ブルーノ・オーベルハンマーは、1946年にオーストリア最西の町ガイサウに生まれたオルガニスト、作曲家。2007年3月、DDD
NOCD 034
\2300
シューベルト:ミサ曲 変イ長調 D678 マルティン・ジークハルト(指揮)
スピリット・オヴ・ヨーロッパブルノ・チェコ・フィルハーモニー合唱団
イングリット・ハーバーマン(ソプラノ)
ヘルミーネ・ヘーゼルベック(アルト)
ミヒャエル・ノヴァーク(テノール)
ヨーゼフ・ワーグナー(バス)
シューベルトのミサ曲の中でも人気の高い変イ長調 D678の録音。スピリット・オヴ・ヨーロッパは、2004年結成のオーストリアのオーケストラ。マルティン・ジークハルトは、ウィーン生まれの指揮者。2005年からスピリット・オヴ・ヨーロッパの芸術監督を務めている。 2007年4月、DDD

PIERRE VERANY 1CD¥2400

PV 708011 「コーア・セレブレ〜祝福の宗教曲アンソロジー」
 ヴィヴァルディ:グローリア/
 J.S.バッハ:主よ人の望みの喜びよ、マニフィカト/
 カール・オルフ:《カルミナ・ブラーナ》より/
 モーツァルト:《ハ長調ミサ》より「グローリア」/
 ヘンデル:《メサイア》より「ハレルヤ」「アーメン」/
 モーツァルト:アヴェ・ヴェルム*/
 フォーレ:《レクイエム》より「楽園にて」「アニュス・デイ」/
 ヴェルディ:《レクイエム》より「怒りの日」
ポール・クエンツ指揮
ポール・クエンツ管弦楽団&合唱団、
パトリック・マルコ指揮
メイトリス・ド・パリ(* のみ)
PIERRE VERANYの既出音源からの編集もの。誰もがどこかで必ず聴いたことがある有名な宗教曲の一番よく知られたナンバーばかりを集めたアンソロジー。録音:1989-1998年
PV 708021 ミシェル・コレット(1707-1795):
 「パルナッソスの喜び」第2巻、第3巻
ジャン=パトリス・ブロス(Cemb)
フランス・バロックのチェンバロ作品を継続的に録音しているブロスの最新盤。ミシェル・コレットはノルマンディ生まれのフランスの作曲家で宗教曲、協奏曲、バレエ音楽など多くの作品を残した。クラヴサンのための曲も多数作曲、この「パルナッソスの喜び」は彼の代表作で親しみやすい歌謡性をもった曲集である。録音:2006年
PV 708031/2
(2CD)
¥4800→¥4380
ヴィヴァルディ:「嵐の中のドリラ」〜
 3幕からなる英雄的田園劇
マリア=クリスティーナ・キール(S)、
ジョン・エルウィス(T)、
フィリップ・カントール(Br)、
ジャン・ニルエ(カウンター・テナー)、
コンスエロ・カロリ(MS)、
ロール・フロレンティン(S)、
ジルベール・ベッツィーナ指揮
ニース・バロック・アンサンブル
PV794092の再発売。歌詞のついたヴィヴァルディ《四季》の「春」が聴ける!?この歌劇、序曲が終わり、本編が始まると有名な《四季》の春が流れてびっくりさせられるが、やがてそれに歌詞がついてくるから二度びっくり。その後もどこかで聴いたような旋律がたびたび出てくるので初めて聴いたのにそんな気がしない。さすがはヴィヴァルディ、流麗な旋律が泉のごとく惜しげもなくほとばしる。録音:1993年

TELOS 1CD¥2300

TLS070
(SACD Hybrid)
\2300
オリヴァー・シュニーダー/ショパン・リサイタル
 エチュード ハ長調Op.10-1/夜想曲ハ短調Op.48-1/
 エチュード 嬰ハ短調Op.10-4/幻想即興曲 嬰ハ短調Op.66/
 ワルツ 変ニ長調Op.64-1/スケルツォ第1番ロ短調/
 マズルカ イ短調Op.17-4/他全15曲
オリヴァー・シュニーダー(Pf)
シュニーダーは1973年生まれのスイスのピアニストでレオン・フライシャーに学び、その後、ヨーロッパの数々のコンクールに優勝、ヨーロッパ、アメリカ、そして東京、大阪でもリサイタルを行うなど、幅広い活動を行っている。「別れの曲」「幻想即興曲」「黒鍵」「子犬のワルツ」などの名曲ばかりを集めた。ルバートや過剰な表情づけを一切廃し、スリムで筋肉質、現代的なショパンとなっている。録音:2006年(スタジオ録音)
TLS073 エーリヒ・イトール・カーン(1905-1956):作品集
 (1)ネニア(Nenia Judaeis Qui Hac Aetate Perierunt)(1940-41)
 (2)弦楽四重奏曲(1953)
 (3)ゲラのテンポによるシャコンヌ(1943)
(1)ルーカス・フェルス(Vc)、
ジャン=ピエール・コロー(Pf)
(2)レオナルド四重奏団
(3)ステファン・リトウィン(Pf)
カーン(1905-56)はまさに時代に翻弄されたドイツのユダヤ人ピアニストで作曲家。始めはピアニストとして名をあげ、1928年フランクフルトの音大を卒業したあと南西ドイツ放送響でハンス・ロスバウトのアシスタントを務めた。その後ナチスが台頭すると職を失いフランス時代を経て1941年アメリカに移ったが1956年に亡くなった。作風はシェーンベルクの影響が大きく、ダイナミックなもので聴き応えのあるもの。 録音:1995〜2003年
TLS078 ピアノ三重奏曲集Vol.1〜モルゲンシュテルン・トリオ
 ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲第5番「幽霊」Op.70-1/
 ブラームス:ピアノ三重奏曲第2番ハ長調Op.87
モルゲンシュテルン三重奏団
モルゲンシュテルン三重奏団はエッセン・フォルクヴァング音楽大学の学生達により、2005年に結成された若いピアノ・トリオ。2007年にハイドン・コンクール(ウィーン)で一等賞、メルボルン・コンクールで2等賞、ARD音楽コンクール(ミュンヘン)で2等賞と聴衆賞を一気に獲得し、にわかに注目を集めている。このアルバムはモルゲンシュテルン三重奏団による名ピアノ三重奏曲シリーズ第1弾で、ベートーヴェンとブラームスの名曲。 録音:2007年7月

VARS 1CD¥2200

VA 0165
¥1990
「ダーヴィト・ポッパー:チェロと管弦楽のためのヴィルトゥオーゾ作品集」
 小さなロシアの歌による幻想曲/
 スコットランド幻想曲/
 スペイン舞曲/
 コンチェルト・ポロネーズ
ドミニカ・ホシュコヴァ(Vc)
イルジー・マラット指揮
プルゼニ放送交響楽団
ポッパー(1843-1913)はチェコ生まれのユダヤ人作曲家で生前はヴィルトゥオーゾ・チェリストとして活躍した。グリーグとほぼ同年代だが、チェロのパガニーニとでもたとえられるような、チェロの妙技を駆使した華麗で優雅な作風が特徴。若手チェリスト、ホシュコヴァはなかなかの名手で、柔らかく艶やかな音色が魅力。録音:2008年
VA 0166 「バッハ・ファミリーのチェロ協奏曲」
 J.S.バッハ:チェロ協奏曲ト長調BWV592
 C.P.E.バッハ:チェロ協奏曲第2番変ロ長調
 J.C.バッハ:チェロ協奏曲ハ短調
 J.S.バッハ:G線上のアリア〜チェロと管弦楽のための版
イルジー・ホシェック(Vc)
イルジー・マラット指揮
プルゼニ放送交響楽団
チェコの中堅世代に属するチェリスト、ホシェックのバロック協奏曲。ホシュコヴァと対照的に太くたくましい音色はバッハの印象を覆す。録音:2008年

ARS PRODUKTION

ARS 38029
[Multichannel SACD Hybrid]
\3000
忘れられた至宝 Vol.7
 J・C・フィッシャー、シュターミッツ:オーボエ協奏曲集
 ヨハン・クリスティアン・フィッシャー(1733-1800):
  オーボエ協奏曲第1番ハ長調/同第7番ヘ長調
 カール・シュターミッツ(1745-1801):協奏曲変ロ長調
 ヨハン・クリスティアン・フィッシャー:オーボエ協奏曲第2番変ホ長調
ミヒャエル・ニーゼマン(オーボエ)
マイケル・アレグザンダー・ウィレンズ(指揮)
ケルン・アカデミー
録音:2007年2月20-23日、ドイツ、ヴッペルタール、インマヌエル教会 オーボエ奏者として大活躍したドイツの作曲家フィッシャーの作品を中心としたアルバム。ミヒャエル・ニーゼマンはピリオドとモダーン両方のオーボエおよびリコーダー奏者、さらにジャズ・サクソフォン奏者としても活躍するドイツの才人。ピリオド楽器奏者としてはムジカ・アンティカ・ケルンに10年在籍した他、コンチェルト・ケルンの創設に参画し1993年まで在籍、1994年以降はジョン・エリオット・ガーディナーが主宰するイングリッシュ・バロック・ソロイスツおよびレヴォリューショネル&ロマンティーク管弦楽団の首席オーボエ奏者を務めている。
ARS 38031
[Multichannel SACD Hybrid]
\3000→¥2790
ユリウス・レントヘン(1855-1832):ピアノ三重奏曲集
 ピアノ三重奏曲第6番ハ短調 Op.50
 ピアノ三重奏曲第10番イ長調「ガウデアムス」
 ピアノ三重奏曲第9番ヘ短調「闇の後に光あり」[Post tenebras lux]
ストリオーニ三重奏団
(バルト・ファン・デ・ルール(ピアノ)
ワウター・フォッセン(ヴァイオリン)
マルク・フォッセン(チェロ))
録音:2007年2月1-4日、ドイツ、ヴッペルタール、インマヌエル教会 ユリウス・レントヘンはライプツィヒ生まれのオランダ人作曲家・ピアニストで、アムステルダム音楽院長を務めた。アルス・プロダクション・レーベルはレントヘンの作品の録音に力を入れており、すでに4枚のCD(FCD 368429, ARS 38439, ARS 38440, ARS 38469)を発売している。
ARS 38038
[Multichannel SACD Hybrid]
\3000
サン=サーンス:ピアノ・デュオのための作品集 Vol.2
 オペラ「エティエンヌ・マルセル」(1879)より エール・ド・バレ
  (ドビュッシーによるピアノ四手連弾のための編曲版;1890)(*)
 オペラ「サムソンとデリラ」Op.47(1877)より
  (ポール・デュカスによるピアノ四手連弾のための編曲版;1890頃?)(*)
 子守歌 Op.105(ピアノ四手連弾のための;1896)(*)
 パ・ルドゥブレ Op.86(ピアノ四手連弾のための;1886/1890)
 動物の謝肉祭(ピアノ四手連弾、2つのヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、
  コントラバス、フルート、クラリネット、ハーモニカとシロフォンのための;
  1886/1922)(+)
ヴィリヤ・ポスクテ&トマス・ダウカンタス(ピアノ)
チューリヒ・トーンハレ管弦楽団の奏者たち(*)
録音:2008年1月26-28日、スイス、ビューラッハ、ムジーク・フーク サン=サーンスのオリジナル全作品、自身による全編曲に加え、同時代の作曲家による編曲版をも含めた画期的なシリーズの第2弾(前作:ARS 38008)。(*)世界初録音。ヴィリヤ・ボクステとトマス・ダウカンタスはともにリトアニアの若手ピアニストで、2000年にデュオを結成した。

CHALLENGE

CC 72193
(2CD)
\3900
啓蒙思想の時代の交響曲集
 ヨハン・アドルフ・ハッセ(1699-1783):
  交響曲ニ長調(1760)(*)
 ヨハン・ゴットリープ・グラウン(1702-1771):
  交響曲変ホ長調(*)
 カール・フィリップ・エマヌエル・バッハ(1714-1788):
  交響曲ロ長調
 ヴィルヘルム・フリーデマン・バッハ(1710-1784):
  交響曲ニ長調 Falck 64(1746-1764)
 カール・フィリップ・エマヌエル・バッハ:交響曲変ホ長調
 ハイドン:交響曲第39番ト短調(1770以前)
 モーツァルト:交響曲第29番イ長調 K.201(1774)

モダーンタイムズ_1800

絶対王制時代のヨーロッパに啓蒙思想が広まり、今や「疾風怒濤」が始まらんとする時期のドイツ、オースリアで書かれた交響曲集。モダーンタイムズ_1800はピリオド楽器を用いた時代考証的なクラシック音楽の演奏と、モダーン楽器を用いた現代音楽の演奏の双方に習熟した新世代の演奏家たちから成る室内オーケストラで、創設は2003年、本拠地はオーストリアのチロル。録音:2007年9月28日-10月2日、オーストリア、 コングレス&メッセ・インスブルック内ザール・インスブルック
CC 72246
(2CD)
\3900
ディートリヒ・ブクステフーデ(1637頃-1707):作品全集 VII
 アリア、コンチェルトとカンタータ集
  どんなものも私たちを引き離すことはできない BuxWV77
  イエスよ、わが生命の源 Bux62/
  さあ、万物の神をほめたたえよ Bux79
  シオンよ、救い主を賛美せよ Bux68/
  私はこの世を去って Bux47
  いざ、弦を合わせよう Bux116/
  正義の城門を開け Bux7
  心から私はあなたを愛する、おお、主よ Bux41/
  わが心は喜ぶ Bux72
  喜びに響く Bux119A/楽人よ、太鼓を叩け Bux122
  ひとつのことを主に願い Bux24/
  わが意識よ、束縛を逃れよ Bux25
  イエスよ、あなたはまことに素晴らしき人 Bux63
  喜びに響く Bux119B/何を行うにせよ、すべてを Bux4
ミリアム・マイヤー、ベッティーナ・パーン、
ヨハネッテ・ゾマー(ソプラノ)
ボグナ・バルトシュ(アルト)
パトリック・ファン・フテム、
フーゴ・ナーセンス(男性アルト)
イェルク・デュルミュラー、
アンドレアス・カラシアク(テノール)
ドナルド・ベントフェルセン、
クラウス・メルテンス(バス)
トン・コープマン(指揮)
アムステルダム・バロック管弦楽団&合唱団
録音:2006年3月、2007年1、5、9月、アムステルダム、フランス改革派教会
CC 72291
\2500
ヴェンツェル・ルートヴィヒ・エドラー・フォン・ラードルト(1667-1716):
 ウィーンのリュート協奏曲集
  「いとも貞節で奥ゆかしく、喜ばしきときも、悲しきときも
   ユーモアを忘れぬ伴侶」(1701、ウィーン)から
   協奏曲ホ短調(移調して演奏)/
   アリア ハ長調/トッカータ ヘ長調
   協奏曲ヘ長調/協奏曲ト長調/
   シンフォニア ト短調/協奏曲ハ短調
フーベルト・ホフマン、
スヴェン・シュヴァンベルガー、
クラウス・ケープ(リュート)
グナール・レツボール(指揮)
アルス・アンティクァ・オーストリア
(グナール・レツボール、
ピロスカ・バトリ(ヴァイオリン)
クレール・ポッティンガー=シュミット(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
ヤン・クリゴフスキー(ヴィオローネ))
フォン・ラードルトは古いオーストリア貴族の家系に生まれたアマチュアのリュート奏者・作曲家。「いとも貞節で奥ゆかしく、…ユーモアを忘れぬ伴侶」は彼の唯一の出版曲集で、そのタイトルはリュートを差していると考えられ、8つのリュート協奏曲(組曲形式のコンチェルト)の他、リュートと他の楽器のアンサンブルのための作品を収録している。この録音はメイン・リューティストを務めるフーベルト・ホフマンの数年に渡る散逸譜収集と楽曲復元への奮闘努力によって実現したもので、音楽史研究の点においても非常に有意義なプロジェクトと言えるもの。グナール・レツボール率いるアルス・アンティクァ・オーストリアはチャレンジ・クラシックス初登場。録音エンジニアはシンフォニア・レーベルで彼らを見出したロベルト・メーオが担当している。録音:イタリア、トレ・コッリ教会

CRD

CRD 3513
\2000
ヴィクトリア朝とエドワード朝のアンセム集
 エドワード・エルガー(1857-1934):おお、主に捧げよ/アヴェ・ヴェルム
 チャールズ・ヒューバート・パリー(1848-1918):
  主よ、わが終わりを知らしめたまえ
 ジョン・ステイナー(1840-1901):われは主を見たり
 チャールズ・ウッド(1866-1926):ようこそ、喜びもたらす光よ
 チャールズ・ヒューバート・パリー:わが魂よ、そこに国はあり
 アラン・グレイ(1855-1931):マニフィカト/ヌンク・ディミティス
 エドワード・エルガー:主の御魂/おお、耳を傾けたまえ
 チャールズ・ウッド:おお、核たる宝珠なる御身よ
 フランク・ブリッジ(1844-1924):知恵を得る者は幸いなり
 チャールズ・ヒューバート・パリー:われ喜びぬ
エドワード・ヒギンボトム(指揮)
オックスフォード・ニュー・カレッジ聖歌隊
録音:オックスフォード・ニュー・カレッジ礼拝堂 録音時期は不明ですが新録音です。

GRIFFIN

GCCD 4060
\1700
ヘレフォードの讃美歌集
 J・ゴス:Praise My Soul
 J・S・バッハ:Jesu Joy of Man's Desiring
 H・G・レイ:The Strife is O'er ("Gelobt sei Gott")
 T・J・ウィリアムズ:O the Deep Deep Love of Jesus ("Ebenezer")
 W・H・ハリス:Come Down O Love Divine ("North Petherton")
 C・C・ショルフィールド:The Day Thou Gavest Lord Is Ended
 W・P・ローランド:Love Divine All Loves Excelling ("Blaenwern")
 G・J・ウェッブ:Stand Up Stand Up for Jesus ("Morning Light")
 S・S・ウェスリー:O Thou Who Camest from Above ("Hereford")
 アメリカ伝承曲:Come Sing the Praise of Jesus ("Battle Hymn")
 J・S・バッハ:Subdue Us By Thy Goodness (Cantata BWV22)
 E・ミラー編曲:When I Survey the Wondrous Cross ("Rockingham")
 J・S・バッハ編曲:All Glory Laud and Honour ("St Theodulph")
 W・H・モンク:All Things Bright and Beautiful
 J・ステイナー:All for Jesus
 P・ウォーロック:Bethlehem Down(*)
 伝承曲:Saint Joseph's Carol(*)/The Lord at First Did Adam Make(*)
ロイ・マッシー(指揮(*以外))
リチャード・ロイド(指揮(*))
ハーフォード大聖堂聖歌隊
ロバート・グリーン(オルガン)
録音:ハーフォード大聖堂 原盤:Abbey, Alpha
GCCD 4013
\1700
【旧譜・値下げ】
宮廷のジェスターたち
 テューダー朝のミンストレル(吟遊詩人)と宮廷作曲家たちの音楽
 伝承曲:ウォルシーのワイルド
 ウィリアム・コーニッシュ:そしてもし私が乙女なら
 不詳:わがキャリー夫人のダンプ
 アントニー・ホルボーン:夜警
 ウィリアム・コーニッシュ:I besherew you
 不詳:キャロル
 エドワード・ジョンソン:エリザは最も美しい女王
 不詳:メドレー
 ウィリアム・コーニッシュ:I am a Jolly Foster
 不詳:Votre trey dowce regaunt
 不詳:われら三人貧しき水夫(トマス・ラヴェンズクロフト刊)
 不詳:パヴァン
 ジョン・ダウランド:タールトンの復活(ケンプのジグ)
 伝承曲:貧しき人々の不平(Light o' Love)−鐘を鳴らせ(The Hunts Up)
 不詳:新牡蠣(振り売り)(トマス・ラヴェンズクロフト刊)
 不詳:Le Pied de cheval
 フィリップ・ファン・ウィルダー?:アーサーのダンプ
 ウィリアム・コーニッシュ:おーい、陽気なラッターキン
 ジョン・ダウランド:愛の神よ、かつて出会ったことがあるか
 不詳:ダウンス
 不詳:西風
 ウィリアム・バード:ファンタジア
 ウィリアム・コーニッシュ:角笛を吹き鳴らせ、狩人よ
 ウィリアム・バード:ラ・ヴォルタ
 ヘンリー8世:良き仲間たちとの気晴らし
 不詳:ムッシュのアルマン−ケンプのジグ−
      ジョアン・サンダーソン−セレンジャーのラウンド
シリヌ
 サラ・ストウ(ソプラノ、吹奏楽器、打楽器、鍵盤楽器)
 ジョン・バンクス(ハープ、ギター、吹奏楽器、ヴィオル、歌、指揮)
 ヘンリー・ストバート(リコーダー、パイプ&タボール、バグパイプ、吹奏楽器、歌)
 マシュー・スプリング(リュート、チターン、ハーディ=ガーディ、ヴィオル、吹奏楽器、歌)
録音:1996年9月19-20日、ケンブリッジ、聖ジョージ教会 低価格帯に値下げされました。ジェスターとは「お抱え道化師」のこと。
GCCD 4036
\1700
【旧譜・値下げ】
シェイクスピアのイングランド
 シェイクスピア劇中の音楽と同時代の音楽
 モーリー、ローズ、ジョンソン、ファーナビー、バード、ギボンズ、
 コーニッシュ、ルポ、ヴィグソープ、ダウランド、トムキンス、
 キャンピオン、ウィルビー、不詳:
  おお、わが愛しの女よ(「十二夜」)/蜂が蜜を吸うところで(「テンペスト」)
  ジョグ・オン(「冬物語」)/ファンタジア ハ長調&ニ長調(宮廷舞曲)
  グリーンスリーヴス(「ウィンザーの陽気な女房たち」)
  五尋の深い海底に(「テンペスト」)/恋する男とその乙女(「お気に召すまま」)
  やさしいロビン/やあロビン、愉快なロビン(「十二夜」)
  ロビンは緑の森へ行った(「ハムレット」)/シャーウッドに豪気なロビンがいた
  柳の歌(「オセロ」)/タールトンの復活(流行リュート曲)
  愛、愛(シェイクスピアの詩による)/心の安らぎ(「ロメオとジュリエット」) ほか
ジェイムズ・グリフェット(テノール)
ブライアン・ライト(リュート)
ニコラス・マギーガン(指揮、オルガン)
イングリッシュ・コンソート・オヴ・ヴァイルズ(ヴィオール合奏)
低価格帯に値下げされました。」プロ・カンツィオーネ・アンティカ創設以来の中心メンバーで、古楽のほかイギリス古謡にも造詣の深いグリフェットが、長年にわたり世界各国で披露してきた人気プログラムを録音したアルバム。

REGIS 1CD¥950

RRC 1274
\950→¥900
モーツァルト:
 ピアノ協奏曲第24番ハ短調 K.491(*)
 ピアノ協奏曲第16番ニ長調 K.451(*)
 ロンド イ短調 K.511(+)
 ドイツ舞曲集 K.509(#)

マルティノ・ティリモ(ピアノ(*/+)&指揮(*))
プラハ室内管弦楽団(*/#)

録音:2004-2005年、アテネ(*/#)/2006年(+) 原盤:REGISオリジナル(*)
RRC 1292
グラナドス:ピアノ作品集
 軍隊行進曲第1番/詩的なワルツ/スペイン舞曲第4−7番
 軍隊行進曲/スペイン奇想曲/わら人形/ムーア風舞曲とアラブの歌
 性格的舞曲/即興曲 Op.39/軍隊行進曲第2番
トマス・ライナ(ピアノ)
録音:1974-1978年 原盤:CRD
RRC 1294
ヘンデル:室内楽作品集
 トリオ・ソナタ ヘ長調 Op.2 No.4 HWV389(*)
 フルート・ソナタ ニ長調 HWV378(+)
 トリオ・ソナタ ハ長調 HWV403(#)
 リコーダー・ソナタ イ短調 Op.1 No.4 HWV362(**)
 ヴァイオリン・ソナタ ニ長調 Op.1 No.13 HWV371(++)
 オーボエ・ソナタ ハ短調 Op.1 No.8 HWV368(##)
 トリオ・ソナタ ヘ長調 Op.5 No.6 HWV401(***)
レコール・ドルフェ
(ジョン・ホロウェイ(ヴァイオリン(*/#/++/***)
フィリップ・ピケット(リコーダー(*/**))
スーザン・シェパード(チェロ)
ジョン・トル(チェンバロ(*))
スティーヴン・プレストン(フルート(+))
ルーシー・キャロラン(チェンバロ(+/#/**/++/##/***))
アリソン・バリー(ヴァイオリン(#))
デイヴィッド・レイチェンバーグ(オーボエ(##))
ミカエラ・コンバーティ(ヴァイオリン(***))
録音:1982-1985年 原盤:CRD

STRADIVARIUS 1CD¥2400

STR 33798
ヴィヴァルディ:モテット集
 エルサレムよ、ほめたたえよ RV609
 しもべらよ、ほめたたえよ RV602
 サルヴェ・レジナ RV618
 キリエ RV587
スサンネ・リデーン、
ジェンマ・ベルタニョッリ(ソプラノ)
マッシミリアーノ・マウテ・フォン・デーゲルフェルト(男性アルト)
クラウディオ・アストロニオ(指揮)
ハルモニチェス・ムンディ[ボーツェン・バロック管弦楽団&合唱団]
北イタリアの都市ボルツァーノを本拠に1996年より活動してきたピリオド楽器オーケストラ、ハルモニチェス・ムンディは2006年、ボーツェン・バロック管弦楽団に改称しました。ボーツェンはボルツァーノのドイツ語名です。
STR 33815
ミゲル・リョベート(1878-1938):ユモレスク 2つのギターのための編曲作品集
 アルベニス:カスティーリャ/エボカシオン/椰子の木陰/入り江のざわめき
 グラナドス:スペイン舞曲集 より 第6番,第11番
 アギーレ:足跡
 ロペス=チャヴァリ:モーロの城の伝説
 ヴィラ=ロボス:テレジーニャ・ジ・ジェズース(シランダス より)
 トレス:子守歌
 デ・ロガティス:チャカレーラ
 ダカン:かっこう
 モーツァルト:メヌエット
 ベートーヴェン:メヌエット
 ブラームス:ハンガリー舞曲集 より 第5番
 メンデルスゾーン:無言歌集 より 第20番,第25番
 チャイコフスキー:ユモレスク Op.10 No.2

ステファノ・グロンドーナ、
ラウラ・モンディエッロ

1925年6月9日、ブエノスアイレスのサロン・アルヘンティーナにおいてミゲル・リョベートと彼の教え子である天才少女マリア・ルイサ・アニード(1907-1996)による最初のギター・デュオ・コンサートが開かれました。そのコンサートこそ、室内楽としてのギター・デュオの輝かしい歴史が開かれた瞬間でした。当アルバムはリョベート=アニード・デュオの公式レパートリーを収録したもので、旧譜「賛歌」(STR 33660)に収録されたファリャ原曲の作品と合わせてその全集となる。
STR 33816
パーカッション・マスターピース
 スティーヴ・ライヒ(1936-):ドラミング(1971)
 カルロス・チャベス(1978):タンブーコ[Tambuco](1964)
 カールハインツ・シュトックハウゼン(1928-2007):ツィクルス(1959)
 ジョン・ケージ(1912-1992):サード・コンストラクション(1941)
 エドガー・ヴァレーズ(1883-1965):イオニザシオン(1931)
レナート・リヴォルタ(指揮)
イ・ペルクッシオニスティ・デラ・スカラ
STR 33797
クリストフ・グラウプナー(1683-1760):
 組曲ニ長調 GWV420(1730)
 組曲ニ長調 GWV421(1749)
ラウラ・トッフェッティ&トビアス・ボンズ(指揮)
アンティーキ・ストゥルメンティ
STR 33804
ジャチント・シェルシ(1905-1988):コレクション Vol.4 初期のピアノ音楽
 Rotativa(1934)/12の前奏曲(1940)/変奏曲とフーガ(1940)
 カプリッチョ(1930)/4つの詩(1939)

ドンナ・アマート(ピアノ)

Vol.3に先立っての発売です。




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