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第43号マイナー・レーベル新録音新譜(1)



2L

2L 53SACD
(SACD hybrid)
\2500
ハイドン:弦楽四重奏曲 第79番 ニ長調 Hob.III/79 Op.76-5
ライフ・スールベリ(1914-):弦楽四重奏曲 ロ短調 (1945)
グリーグ:弦楽四重奏曲 ト短調 作品27
エンゲゴール四重奏団
【アルヴィド・エンゲゴール(Vn)
アトレ・スポンベルグ(Vn)
ジュリエット・ジョプリング(Va)
ヤン=エーリク・グスタフソン(Vc)】
ノルウェー、ロフォーテンのある白夜の日、ふたりの音楽家を軸に新しい弦楽四重奏団の結成が決まった。ザルツブルクのカメラータ・アカデミカのコンサートマスター、オルランド四重奏団リーダーを務めたアルヴィド・エンゲゴール。ニュー・ヘルシンキ弦楽四重奏団で演奏したヤン=エーリク・グスタフソン 。ノルウェー放送管弦楽団コンサートマスターのアトレ・スポンベルグとイギリスからジュリエット・ジョプリング が参加することになり、2006年、エンゲゴール四重奏団が発足。ベルゲン国際フェスティヴァルとオスロ室内楽フェスティヴァルをはじめとする国内の音楽祭に参加している。「ラルゴ」の名で知られているハイドンの弦楽四重奏曲、グリーグ唯一の弦楽四重奏曲、そして94年に冬季オリンピックが行われたリレハンメル在住の作曲家兼オルガニスト、ライフ・スールベリを収録。スールベリのロ短調の四重奏曲は、作曲者と親交のあったヒンダル四重奏団の委嘱により1945年に作曲された。同世代のモダニスト作曲家の音楽から遠く離れた調的語法で書かれた、伝統的、古典的ソナタ形式の作品。録音に先立ってエンゲゴール四重奏団は、この曲をスールベリの自宅で演奏。解釈上の細かい指示を受け、作曲者からのお墨付きを得ている。録音:2007年10月 ヤール教会 (オスロ、ノルウェー)[制作:モッテン・リンドベルグ、録音:ハンス・ペーテル・ロランジュ、モッテン・リンドベルグ]5.1 surround/stereo)

AEON 1CD¥2600

AE 0866 ステファーノ・ジェルヴァゾーニ(b.1962):作品集
 (1)Least Bee〜
  小さき蜜蜂〜エミリー・ディキンソンの詩による
 (2)Anあるひとつの〜
   5つの楽器のための〜シューベルトのセレナードのように
 (3)アニマート〜8つの楽器のために
 (4)アンティテッラ〜12の楽器のために
 (5)エピカデンツァ〜打楽器、二つのトリオとツィンバロンのために
 (6)Godspell〜フィリップ・レヴィンのテクストに
バーバラ・ザニケッリ(S)
シルヴァーナ・トルト(Ms)
フランソワ・ヴォルペ(打)
ルイージ・ガッゲーロ(ツィンバロン)
杉山洋一(指)
アンサンブル・ミディ
ジェルヴァゾーニ(1962年生まれ)は、ノーノの勧めで作曲の勉強を始め、その後リゲティの下でも研鑽を積んだ人物。今年のサントリー音楽財団サマーフェスティバルでも来日が予定されており、委嘱作品も世界初演されるなど、今一番輝いている、熱い作曲家といえるだろう。指揮の杉山洋一氏はフェスティヴァルでも実際に演奏することになっており、色々な面で注目の一枚の登場。ジェルヴァゾーニの音作りはどちらかというとシャープなタイプだが、緊張と弛緩、人間の高揚と沈静、人が満たされたり空虚になったりすること・・・すべての対照的な事物間に存在している距離感を表現している。実に奥深い世界が展開されている。
AE 0752 ミカエル・ジャレル(1958〜):作品集
 (1)...プリズム/投射...
 (ヴァイオリンとオーケストラのための)
 (2)航跡(または残り香)
  (フルート、クラリネット、オーボエとオーケストラのための)
 (3)3つのエチュード〜ドビュッシーによる
 (4)別れ
エマニュエル・パユ(Fl)
ポール・メイエ(Cl)
フランソワ・ル・ルー(Ob)
ハエ=スン・カン(Vn)
モリノ・フェルメンティ(Pf)
パスカル・ロフェ(指)
スイス・ロマンド管
ジャレルは、1958年ジュネーヴ生まれの作曲家。様々な楽器の能力、そしてそれを演奏するアーティストの潜在能力を最大限に引き出すような楽器の書き方をしています。1曲目の「...プリズム/投射ノ」は、太陽に照らされるプリズムの微妙な光の変容する様を、様々な楽器の微妙な音色を駆使して表現している。オーケストラもソリストも名人ばかり、豪華な1枚となっている。
AE 0861
(2CD)
[CD1]
 デュティユー:
  (1)はるかなる世界すべて。。。〜チェロとオーケストラのための
  (2)3つのストローフェ
 アンドレ・カプレ:(3)エピファニー
[CD2]
 インタビュー
 (デュティユー、ジャン=ミシェル・ネクトゥ、マルク・コッペイ)
マルク・コッペイ(Vc)
パスカル・ロフェ(指)
リエージュ・ワロニー・ブリュッセル・フィルハーモニー管弦楽団
夢から生まれ出でたような幻想的な世界が広がるデュティユー作品。「静けさを聴く」、という日本のわび・さびの世界のようでもあり、しかし一つ一つの音の韻律はきわめて明瞭。くっきりとした筆づかいながら、幻想的な世界が広がるなんとも独特なデュティユー・ワールドを堪能できる。そして、ドビュッシーの同時代人カプレの作品では近代の和声による中世ポリフォニー的な世界が広がる。インタビューでは、デュティユーがそれぞれの作品について語っている、興味深い内容となっています(英語訳のブックレットあり)。
AE 0864 アタウアルパ・ユパンキ(1908-1992):作品集
 エル・トゥルンバーノ、エル・アディオスほか(全15曲)
ロベルト・アウセル(Gt)
ユパンキは、アルゼンチンのギタリスト、歌手、そして作家。60年代から70年代にかけてギタリストとして来日もしている人物です。ここでギターを奏でるアウセルは同じくアルゼンチンが生んだ世界的ギタリスト。ピアソラから作品を献呈されているほどの腕前です。熱く、それでいて哀愁漂う独特の世界に引きずりこまれる一枚。録音:2006年

ALTARA

ALT 1035
\2400
「ザ・ダーク・パストラル?第1次世界大戦の歌曲&詩集」
 (1)ウィリアム・デニス・ブラウン(1888?1915):
  To Gratiana / Had I the Heaven's embroidered cloths /
  To Rupert Brooke(*) / Dream Tryst / Diaphenia
 (2)ルパート・チョウナー・ブルック(1887?1915):Safety(*)
 (3)W.D.ブラウン:The Isle of Lost Dreams
 (4)エドワード・トーマス(1878?1917):Lights out(*)
 (5)アイヴァー・ガーニー(1890?1937):By a Bierside
 (6)シャーロット・メアリー・ミュー(1869?1928):May 1915, June 1915(*)
 (7)I.ガーニー:Severn Meadows / in Flanders / To His Love(*) / Even Such is Time
 (8)アルフレッド・エドワード(A.E.)ハウスマン(1859?1936):Bredon Hill(*)
 (9)I.ガーニー:On Wenlock Edge
 (10)エドムンド・チャールズ・ブランデン(1896?1974):The Midnight Skaters
 (11)I.ガーニー:The Ghost / Tarentella / Watching Music(*)
 (12)サー・ユージン・エインズリー・グーセンス(1893?1962):
  Threshold / A winter-night Idyll / A woodland Dell / Seascape
 (13)ジェイムズ・オーガスティン・アロイジアス・ジョイス(1882?1941):Love came to us(*)
 (14)グーセンス:Gentle Lady
 (15)ブルック:Kindliness(*)
 (16)グーセンス:Dear Heart / O cool is the Valley
 (17)トマス・ハーディ(1840?1928):The Darkling Thrush(*)
 (18)グーセンス:All day I hear the noise of waters / I hear an army
 (19)ヴェラ・メアリー・ブリテン(1893?1970):Perhaps(*)
 (20)グーセンス:When thou art Dead
アンドルー・ケネディ(T)
ジュリアス・ドレイク(P)
サイモン・ラッセル・ビール(*語り)
第1次大戦はヨーロッパに未曾有の戦禍をもたらし、おおくの詩人や作曲家たちの内面にも癒しがたい爪痕を残した。このアルバムには第1次大戦中の兵役で心身ともに深い傷を負ったガーニーや指揮者グーセンスの作品をはじめ、ジョイスやハーディの詩作までも収めています。ドレイクの名伴奏のもと、しっとりやさしく歌い上げるのはイギリスの若手アンドルー・ケネディ。ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーのアソシエイト・アーティスツ、ビールの朗読も味わい深いもの。録音:2007年10月29日-11月1日ロンドン、ケンティッシュ・タウン、セント・サイラス・プレイス、セント・サイラス殉教者記念顕彰聖堂、(*語りのパートのみ2007年10月20日)

AMBROISIE

AM 151
\2600
パンクラス・ロワイエ(1705-1755):クラヴサン曲集第1巻(1746) クリストフ・ルセ(チェンバロ)使用楽器:ジャン・クロード・グジョン、
J.ヨアヒムスヴァネン(1784年製)
ルセの名を高らしめたロワイエの待望の新録音。実に美しい響きで収録されており、いつまでも聴きたくなる。なお収録にあたってのモニタースピーカーは今までの録音で多く使われたB&Wでなく、ソナスファベールで音を決めました。また、ロワイエはF.クープランと並ぶフランスチェンバロ音楽の巨匠でペルゴレージの「スターバトマーテル」をフランスに広めた実力者。つかみのある音楽が大変うけていたのでどれを聴いても名曲!ロワイエのうれしい一枚。録音:2007年パリ デジタル
AM 168
\2600
(1)シュニトケ:ヴィオラ協奏曲
(2)ショスタコーヴィチ:ヴィオラソナタ Op.147
アントワーヌ・タメスティ(Va)
ドミートリー・キタエンコ(指)
ワルシャワ・フィル(1)、
マルクス・ハドゥラ (Pf)(2)
2001年プリムローズ国際コンクールをはじめ、世界の名だたるコンクールを軒並み制覇したタメスティ。将来を最も嘱望されているヴィオラ奏者のひとり。彼のヴィオラはたっぷりと鳴り響くつややかな音色、ヴィオラならではの低音の迫力、自由なフレージングなど、まさにこの楽器のために生まれてきた天才。そのタメスティでもっとも聴いてみたかったショスタコーヴィチのソナタがついに登場。20代の若さでここまで深遠な音楽性をみせているのは只者ではない。ひさびさに鳥肌のたつショスタコーヴィチのソナタを聴くことができる。シュニトケも凄いのひとことで、大物キタエンコの指揮ぶりも堂に入っている。

AMBRONAY

AMY 008
\2600→¥2390
リスト&ワーグナー:ソナタ&メタモルフォーゼ
リスト:
 (1)リヒャルト・ワーグナーの墓に
 (2)ソナタ ロ短調
 (3)悲しみのゴンドラ第1番 
ワーグナー/リスト:(4)イゾルデの愛の死 
リスト:(5)悲しみのゴンドラ第2番
ワーグナー:(6)M.W.夫人のアルバムのためのソナタ 
リスト:
 (7)R.W.(リヒャルト・ワーグナー)-ヴェネツィア
 (8)ソナタ ロ短調(初期稿の終結)
 【(2)のソナタ(トラック2〜9)のうち、
  2-7のあとにこのトラックを続けてプログラミングすると、
    初期稿の姿でおたのしみいただけます)】
トーマス・ヒッツルベルガー(ピアノ/Steingraeber'Liszt'Piano)
リストとその義理の息子にあたるワーグナー、二人に捧げるCD。リストのロ短調ソナタといえば、音楽史上燦然と輝き続けている大規模なピアノ曲にして大変な難曲。その終結は、冒頭の不気味な下降音型が静かに少しだけ形をかえて再現・繰り返される中静かに幕を閉じる形をとっています。しかし、もともとは異なる終結が構想されていた(リスト自身がこれをやめたのです)。その古いバージョンの終結部分が収録されているのも興味深いところ。現行のバージョンでは、静かに天から降り注ぐ一筋の光に救いを感じる終わり方ですが、古いバージョンは、力で運命に打ち克つような感じの終わり方になっており、聴き比べてみると大変に興味深いです。ピアノもリストが晩年(死の1ヶ月前)使っていたという大変に歴史あるもので、音楽史上様々に名を残す偉大な二人への最上のオマージュとなっています。録音:2006年4月

ATMA CLASSIQUE

SACD2 2514
(SACD Hybrid)
\2400→¥2190
ブルックナー:交響曲第9番(ノヴァーク版) ヤニック・ネゼ=セガン(指)
グラン・モントリオール・メトロポリタン管
ヤニック・ネゼ=セガンは1975年生まれのカナダ人指揮者。ダニエル・ハーディング、ウラディミール・ユロフスキと同世代の次世代指揮者。今夏にはザルツブルグ音楽祭デビュー。そして9月からはゲルギエフの後任としてロッテルダム・フィルの音楽監督、ロンドン・フィルの首席客演指揮者に就任。また12月にフィラデルフィア管、2009年2月にボストン響などアメリカデビューも決まり、まさに今世界中が注目する32歳の若手指揮者の一人。今年6月には鮮烈な日本デビューを飾っています。ヤニック・ネゼ=セガンは既に2000年から率いているグラン・モントリオール・メトロポリタン管弦楽団とATMAレーベルからブルックナーの第7番(SACD2 2512)を発売。遅めのテンポで丁寧に描いていました。今回の第9番は、たっぷりと構築される濃い内容と素晴らしい表現力、よどみなく流れる音楽でじっくりと聴かせる。2009年には第8番を録音する予定。今後の彼の活躍に目が離せません。録音:2007年9月 Stereo/Multichannel

AUDITE

AU 92569
(SACD Hybrid)
\2700
チャイコフスキー:四季 Op.37b(全曲)
ラフマニノフ:コレッリの主題による変奏曲Op42
原田英代(P)
日本人女流ピアニストとしては、圧倒的なスケールと存在を放つ原田英代。昨年発売されたグリーグ:「抒情小曲集」(AU 92555)は、日本はもちろん海外を中心に大絶賛されました。今年5月に録音されたこのアルバムは、彼女の得意とするラフマニノフ、チャイコフスキーの作品。力強さと豊かな表現が魅力の彼女の演奏にピタリとはまった1枚。録音:2008年5月19-21日 イエス・キリスト教会(ベルリン)
。=原田英代プロフィール=
東京芸大、同大学院で松浦豊明氏に師事した後、渡欧。モスクワ音楽院の名教師ヴィクトール・メルジャーノフ教授の愛弟子として研鑽を積む。
84年ジュネーブ国際音楽コンクール最高位、91年シューベルト国際ピアノコンクール第1位、ウィーン現代音楽コンクール第2位。そして93年モスクワにおける第1回ラフマニノフ国際ピアノコンクールで旧西側参加者の中で唯一入賞を果たす。これまでに日本の主なオーケストラ、海外の有名オーケストラとも共演。また講習会、公演なども開催し多方面で活躍中。原田英代シューベルト・チクルス(全10回)と題して演奏会を開催。2008年11月19日シューベルトの命日に最晩年のピアノ曲を演奏予定。

AURA

ACD 5033
\2500
ヘルゲ・スンネ(1965-):
 (1)Riddles and Ache (なぞと苦痛) *
 (2)Charade (シャレード) (シンフォニエッタのための) **
 (3)Festina lente II (フェスティナ・レンテ II)
  (3人の打楽器奏者、2台のピアノと弦楽のための)
 (4)Rotations (回転) (1996) (シンフォニエッタのための) **
 (5)Danza (1989) (クラリネット四重奏のための) **
 (6)Caglia (1997 rev.1999) (管弦楽のための) **
 (7)Paroushonon (2001) (サクソフォーンと打楽器のための) **
 (8)The 1002nd Tale (1002番目の物語) (1992)
  (サクソフォーン四重奏のための)
 (9)Festina lente I (フェスティナ・レンテ I)
  (3人の打楽器奏者、2台のピアノと弦楽のための)
(1)ヘルゲ・スンネ(P)
シェル・サイム(指)
ノルウェー放送管弦楽団
(2)ロルフ・グプタ(指)
アンサンブル・エルンスト
(3)インガル・ベルグビ(指)
BIT20 アンサンブル
(4)ロルフ・グプタ(指)
ノルウェー放送管弦楽団 
(5)クヴァリネット
【テリエ・ビョルン・レシュタード(Cl)
キム・スティーゲン・フレリ(Cl)
アン・ソフィ・ハルヴォシェン(Cl)
イェットルード・ペーデシェン(Cl)】
(6)ロルフ・グプタ(指)
ノルウェー放送管弦楽団 
(7)デュオ・サラス
【ハイディ・クリスチャン・ホルム=ストーメル(Sax)
オイヴィン・ウルフ・ストーメル(打楽器)】
(8)サクソフォン・コンセントゥス
(9)インガル・ベルグビ (指)
BIT20 アンサンブル
七変化の才人ヘルゲ・スンネ作品集。オーケストラやアンサンブルのための作曲と編曲。映画のための音楽も手がけるビッグバンドジャズの曲を書き、指揮をし、トロンボーンを演奏し、果てはレコードのプロデューサー、ミュージシャンでもあるヘルゲ・スンネは多方面にわたり活動をつづけています。オスロの国立音楽アカデミーを卒業した後、クラスメート7人と一緒に録音した「フェスティナ・レンテ(ゆっくり急げ)」を含む作品集。プログラムノーツを書いた作曲家のビョルン・クルーセはスンネの曲を<ダイナミックで生気にみちた>音楽と表現しました。録音:1990年11月30日 NRKスタジオ (ライヴ) *、2004年5月3日-7日 NRKスタジオ **][制作:アーリル・エリクスタード、録音:インゲル・クヴァルスヴィーク、テリエ・ヘッレム]

BIS 1CD¥2500

BIS SA 1816
(SACD Hybrid)
\2600→¥2390
ベートーヴェン:
 (1)交響曲第2番ニ長調 Op.36
 (2)同第7番イ長調Op.92
オスモ・ヴァンスカ(指)
ミネソタ管弦楽団
SACDハイブリッド盤。ヴァンスカとミネソタ管によるベートーヴェンの交響曲シリーズ最後の2曲が登場し、ついに完結!!今回は陽性な2番と7番だが、一聴して感心させられるのはリズムの良さで、ヴァンスカならではのボルテージの高い推進とあいまって、驚くほど生気にあふれたベートーヴェンとなっている。
BIS 1386 クリストファー・ラウス:
 (1)イスカリオテ (1989)
 (2)クラリネット協奏曲 (2001)
 (3)交響曲第1番 (1986)
マルティン・フレスト(Cl)(2)、
アラン・ギルバート(指)
ロイヤル・ストックホルム・フィル
現在最も精力的なアメリカの作曲家のひとりクリストファー・ラウス (1949-)。大きな管弦楽曲が創作の中心で、アナログ的な作風が特徴。交響曲第1番はもちろん現代の作品ながら19世紀風要素たっぷりで、主要主題がブルックナーの7番のアダージョに由来していたり、ワーグナーチューバ4本使用など時代錯誤ぶりがオシャレ。スウェーデンの名手フレストのクラリネットと、日本でもおなじみのアラン・ギルバートの好演が光る。
BIS 1632 ヴァーレン:管弦楽作品集 Vol.2
 (1)ネニア(嘆きの歌)Op.18の1
 (2)希望に Op.18の2
 (3)祝婚歌 Op.1
 (4)交響曲第2番 Op.40
 (5)交響曲第3番 Op.41
クリスチャン・エッゲン(指)
スタヴァンゲルSO
近代ノルウェーの作曲家ファッテイン・ヴァーレン (1887-1952)は重要な存在ながら、あまり録音に恵まれておらず、このBISのシリーズは北欧音楽ファンを狂喜させている。好評の第1集(BIS.1522)に次ぐ今回には2篇の交響曲をはじめ力作揃い。新ウィーン楽派の影響を受けながらも、北欧独特の透明感と優しさに満ちた作風が独特。
BIS 1731/33
(15CD3枚価格)
\7500→¥6990
ハイドン:ピアノ曲全集 ロナルド・ブラウティハム(フォルテピアノ)
オランダの実力派ロナルド・ブラウティハムのハイドン・ピアノ曲全集がBOXセットとなり超廉価発売!!。何と15枚組3枚価格という驚異的お買い得品。ソナタはもとより、変奏曲や舞曲多数、さらに連弾曲から「十字架上のキリスト最後の7つの言葉」のピアノ版まで収めるという徹底ぶり。さらにさらにオリジナル楽器使用というのも魅力で、これさえ持っていればハイドンのピアノ曲は万全。
BIS SA 1724
(SACD)
\2600
※ハイブリッドではありません
ダウランド:リュート曲全集 ヤコブ・リンドベルイ(リュート)
1995年にリリース以来、高い評価を受け続けてきたリンドベルイのダウランド全集、全92曲、演奏時間4時間に及ぶ浩瀚なアルバムが、何とSACD1枚に収まってしまいました。もちろん価格はSACD1枚分、信じ難いお買い得品です。
*このディスクは、SACD専用機でのみ再生可能です。通常のCDプレイヤーでは再生できませんので、ご注意下さい。
BIS SA 1671
(SACD Hybrid)
\2600
J.S.バッハ:カンタータ全集 Vol.40
 (1)第137番「主を讃えよ、」 BWV137
 (2)第164番「汝らキリストのものと自称する者たちよ」BWV164
 (3)第168番「申し開きをなせ、とは雷鳴のごとき言葉」BWV168
 (4)第79番「主なる神は太陽にして盾なり」BWV79
野々下由香里(S)、
ロビン・ブレイズ(A)、
櫻田亮(T)、
ペーター・コーイ(Bs)
鈴木雅明(指)
バッハ・コレギウム・ジャパン
SACDハイブリッド盤。BCJのカンタータ・シリーズもついに40集に至りました。今回は1725年作の4篇が選ばれている。いずれも力強く明るいものばかり。コラールに重点を置いたものが多く、BCJの魔術的な合唱にひたれます。
BIS SA 1573
(SACD Hybrid)
\2600
ベートーヴェン:ピアノ曲全集 Vol.6
 (1)ピアノソナタ第21番ハ長調 Op.53「ワルトシュタイン」
 (2)同第22番ヘ長調 Op.54
 (3)同第23番ヘ短調 Op.57「熱情」
 (4)同第24番嬰ヘ長調 Op.78「テレーゼ」
 (5)同第25番ト長調 Op.79「かっこう」
ロナルド・ブラウティハム(フォルテピアノ)
SACDハイブリッド盤。世界中で極めて評価の高いブラウティハムのフォルテピアノによるベートーヴェン。今回は1819年製のグラーフピアノ(複製)を使用して「熱情」や「ワルトシュタイン」など人気作に挑戦しています。インターナショナル・レコード・レビュー誌で「切れば血の出るような演奏だ。楽器の限界までに挑みながらも、いつもコクのある結晶化した響き…」と絶賛されています。
BIS SA 1705/6
(3SACD Hybrid)
\5200
ヘンデル:コンチェルト・グロッソ集 Op.6(全12曲) マルタン・ジュステル(指)
アルテ・デイ・スオナトーリ
SACDハイブリッド盤。ヘンデルはオペラや宗教作品など声楽曲が代表的ですが、初期のコンチェルト・グロッソもみずみずしくて颯爽としていて非常に魅力的です。いずれもヘンデルならではの甘いメロディ、活気と明るさに満ち、いつまでも聴いていたくなります。1993年創設のポーランドの古楽器がフレッシュきわまりない演奏を繰り広げています。
BIS 1689
\2500
(1)ヘンデル:フルートソナタ ロ短調HWV367b
(2)J.S.バッハ:フルートソナタ イ長調 BWV1032
 (テレンス・チャールストン完成版)
(3)同:同 ホ短調 BWV1034
(4)同:同 変ホ長調 BWV1031
(5)同:同 ホ長調 BWV1035
(6)テレマン:フルートソナタ ヘ長調 TWV41:F4
シャロン・ベザリー(Fl)、
テレンス・チャールストン(Cem)、
チャールズ・メドラム(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
シャロン・ベザリーが本格的バロックに挑戦しました。バッハの名作に加え、第1楽章が不完全にしか残っていないBWV1032をチェンバロ奏者チャールストンが補筆完成させたものまで収録しているのが興味津々。さすがシャロン、バロックを演奏しても凄いのひとことに尽きる。
BIS 1554
\2500
スカルコッタス:
 (1)2つのヴァイオリンのための協奏曲 (1944/5)
 (コスティス・デメルツィスのオーケストレーションによる)
 (2)2台のピアノのための協奏曲 (1935)
 (3)夜の愉しみ (1949)〜木琴と管弦楽のための
ゲオルギオス・デメルツィス、
シモス・パパナス(Vn)、
マリア・アステリアドウ、
ニコラオス・サマルタノス(Pf)、
ドミトリウス・デシラス(Xyl)、
ヴァシリス・フリストプーロス(指)
テッサロニキ国立響
BISが全貌紹介に心血を注ぐギリシャの奇才作曲家スカルコッタス。シェーンベルクの弟子にして十二音主義者だった彼の作品はかなり過激ですが、ここに収められた3作はギリシャの旋律を用いたり、軽かったりと聴きやすいものばかり。未完で残されたものを、スカルコッタス研究の第一人者デメルツィスが完成させているのも注目。

CALLIOPE 1CD¥2400

CAL 9375
¥2190
チャイコフスキー:
 ヴァイオリン協奏曲ニ長調、
 なつかしい土地の思い出op.42、
 憂鬱なセレナードop.26、
 ワルツ・スケルツォop.34
 レジス・パスキエ(Vn)
サンクトペテルブルク管弦楽団のソリスト
エマニュエル・ルドゥック=バローム(指)
バルティック・チェンバー・オーケストラ
フランスが世界に誇るヴァイオリンの至宝、パスキエによる待望のチャイコフスキー協奏曲。第2楽章の蛇行する旋律は、はらりはらりと舞い落ちる雪、あるいはすすり泣く美しい女性のまつげに静かに降る雪を思わせる、軽さと甘さ、センチメンタルの絶品のバランス。ワルツ・スケルツォも往年の巨匠の芸を思わせる軽やかな芸が魅力。
CAL 3720
\1700
(特価カタログCD)
J.S.バッハ:
 (1)シンフォニア ニ長調BWV29
 (2)協奏曲ニ短調BWV59a
 (3)同ニ長調BWV1053a
 (4)同ニ短調BWV1052a
アンドレ・イゾワール(オルガン)
マルティン・ゲスター(指)
ル・パールマン・ドゥ・ミュジク
フランスのオルガン界の至宝、イゾワールによるバッハの名曲の数々がカタログ付でお買い得になって再登場。
CAL 9389 サン=サーンス:
 (1)弦楽四重奏曲第1番op.112
 (2)弦楽四重奏曲第2番op.153
ヨアヒム弦楽四重奏団
エレガントな旋律線、色彩感豊かなハーモニー、そして美しい和声進行・・・ロマン派の真骨頂ともいえる弦楽四重奏曲をまとめて!
CAL 9401 フランスの美しき合唱曲
 ラッスス、グノー、サン=サーンス、
 プーランク、ラヴェル、ドビュッシー、フォーレらの作品
フランソワ・ポルガー(指)
ル・プティ・シャントゥール・ドゥ・サン=クロワ・ドゥ・ヌイイ
心洗われる少年合唱によるフランスの珠玉の合唱曲集。
CAL 9386 シューマン:リーダークライスop.39、女の愛と生涯op.42ほか オードレー・ミシェル(S)
テオドール・パラスキヴェスコ(Pf)
CAL 9376 ターロック・オキャロラン:作品集〜ラ・フォリアほか(全14曲) ガーリック・ブレッド
今もなおそのあたたかみのある世界で私たちを魅了するオキャロランの作品集。
CAL 9383
\2400→¥2190
ストラヴィンスキー:
 (1)ペトルーシュカ
 (2)火の鳥組曲 (1919年版)
イサーク・カラプチェフスキー(指)
フランス国立ロワール管
カラプチェフスキーはロシア系ブラジル人のベテラン指揮者。1995年から2001年までイタリアのフェニーチェ劇場の音楽監督を務めて名を売った。2004年以降、フランス国立ロワール管の音楽監督を務めています。豪快かつものものしい音楽作りが独特で、カルト的な人気を誇っています。当アルバムのストラヴィンスキーも興味津々。最近珍しい濃厚な音楽を堪能。

CALLIOPE 1CD¥1700

CAL 5614 (1)シューベルト:アルペジョーネ・ソナタ
(2)シューマン:アダージョとアレグロ/民謡風の5つの小品
(3)ドヴォルザーク:
 ロンド ト短調/森の静けさ/ユモレスク
アンドレ・ナヴァラ(Vc)
(1)(2)アニー・ダルコ(P)
(3)エリカ・キルチャー
カリオペが誇るチェリスト、ナヴァラによる名録音がまたまた発売される。ナヴァラはもともとボクサーとしても活躍したため、大変にスポーティで力強い演奏が魅力となっており、人々を今も魅了しつづけている。
CAL 5332 スメタナ:弦楽四重奏曲第1番&第2番
フィビヒ:弦楽四重奏曲第1番
ターリヒ弦楽四重奏団
いつ聴いても安定したアンサンブルが見事なターリヒの面々による名録音。
CAL 5719 J.S.バッハ:フーガの技法 アンドレ・イゾワール(Org)
音楽学的思考と人間味の絶妙なマッチングが魅力のイゾワールによるフーガの技法。
CAL 5711 J.S.バッハ:オルガン小曲集BWV 599-644 アンドレ・イゾワール(Org)
イゾワールによる、バッハのオルガン作品集。神を感じ、同時にイゾワールやバッハの人間味も感じる内容。

COL LEGNO

WWE 60012
\2400
アントニオ・ソレール(1729-1783):
 ファンダンゴ/ソナタ第90番嬰ヘ長調/88番変ニ長調
 21番嬰ハ短調/84番ニ長調/117番/6番ヘ長調
 15番ニ短調/18番ハ短調/48番ハ短調
 24番ニ短調/27番ホ短調
リベロ・ムレッドゥ(1975-):ソレール・デリリウム(ソレール譫妄症)
ダヴィデ・カバッシ(Pf)
ピアノによるドメニコ・スカルラッティが好きという人なら絶対に楽しめる1枚。美しく磨き抜かれた音と抜群のテクニック。現代のピアノを聴く喜び、ここに極まれり!アントニオ・フランシスコ・ハビエル・ホセ・ソレール・ラモスはカタルーニャの作曲家、オルガニスト。マドリードでD・スカルラッティに学び、スカルラッティに匹敵する鍵盤曲を多数作曲した。スカルラッティがチェンバロのために作曲したのに対し、ソレールは常にピアノを念頭においていたようだ。多彩なシンコペーション、オスティナートを多用したボレロやホタなどのイベリア的舞曲のリズムがソレールの魅力で、特に450小節、11分に及ぶ第1曲目の「ファンダンゴ」はラヴェルの「ボレロ」のように徐々に興奮の頂点に盛り上がっていく傑作。ダヴィデ・カバッシは1976年、ミラノ生まれ。レオン・フライシャー、ロザリン・トゥレックらに師事し、最近はグスタフ・クーンとcol legnoに積極的に録音を開始している。
WWE 20902
\2400→¥2190
音響解放戦線
 クラシックとパンク、メタル、ヒップホップの異種格闘技戦
  前奏曲21世紀〜ショパン 前奏曲 ホ短調 Op.28-4
  ドン・ジョヴァンニのセレナーデ
  モーツァルトと21世紀のクレッツマー〜クラリネット五重奏曲
  無限大〜ブラームス 第4交響曲 第1楽章
  J.S.バッハ:カンタータ第106番「神の時は最上の時なり」
    他全13曲
音響解放戦線
{ジーン・ノイズパンク・プリスカー(Gt,rap,Pf) 
デイヴ・前科者チェロ・ゴテイ(Vc,rap)
鈴木・禅母・ミチオ(Cl)
チャンダ・ルール(Vo) 
ダーヴィッド・まっぽ・ローゼンブラット(Perc)
ペーター・クリサ(Vn) 
エドムンド・レミラス(sitar)他}
ショパンとバッハはのりのりで興味深く聴けます。ブラームスは有名なあの出だしのメロディに英語の歌詞をのっけてラップでそのまんま歌ってしまう。笑えるかも。モーツァルトはロックから一番遠いところにいるようです。
WWE 60011
\2400→¥2190
ベートーヴェン:荘厳ミサ曲 ニ長調 Op.123 グスタフ・クーン(指)
ボルツァーノ・トレント・ハイドン管弦楽団
チロル・フェスティヴァル合唱協会
イングリット・カイザーフェルト(Sp)
ヘルミーネ・ハーゼルベック(At)
ヴォルフラム・ヴィテキント(T)
リャン・リー(Bs)
ステファノ・フェラーリオ(Vnソロ)
2005~2006年の交響曲全曲演奏、2007年5月、9月のピアノ協奏曲に続き、遂にグスタフ・クーンによるベートーヴェン晩年の最高峰「荘厳ミサ曲」の登場。(2008年10月10~16日 イタリア ボルツァーノ、ハイドン・オーディトリアム録音)

COVIELLO

COV 50805
\2500
ゲサ・フリード(1905-1989):弦楽四重奏曲集
 第1番Op.2、第2番Op.21「フーガ」、
 第3番Op.30「ファンタジア・トロピカ」、第4番Op.50a
アマリリス弦楽四重奏団
ゲサ・フリードはハンガリー生まれのオランダの作曲家。1912年から24年までリスト音楽院でピアノをバルトークに、作曲をコダーイに学ぶ。彼の音楽はハンガリー民俗音楽の伝統的な様式に影響を受けている。今回アマリリスQ.がゲサ・フリードの世界初録音の4つの弦楽四重奏曲を録音。アルバムのタイトルにもなっている第3番「ファンタジア・トロピカ」は熱帯日を表現し、各楽章の副題にも第1楽章la Sera(夕方)、第2楽章la Notte(夜)、第3楽章il Giorno(昼)、第4楽章la Sera(夕方)と付いており第2&第3楽章はインドネシアの民俗音楽を引用している。アマリリスQ.はバーゼル音楽院でラサールQ.のワルター・レヴィンとアルバンベルクQ.に師事。忘れられた作曲家の再発見と現代作曲家の演奏に力を入れて活動し、数々の音楽フェスティヴァルに出演しているドイツ/スイスの若手弦楽四重奏団。録音:2007年10月

クリエイティヴ・コア

待望のトッパンホール ライヴ・シリーズ続編!トッパンホール ライヴ・シリーズとは国内外の選りすぐりのアーティストが集結する〈トッパンホール アンサンブル〉は、東京・小石川にある408席の室内楽ホール・トッパンホールが、主催シリーズとして2005年から展開しているもの。ホールのプロデューサーが毎回プログラムに合わせてメンバー編成を決める、メンバーを固定しない新しいタイプのアンサンブル。室内楽の精髄を余すところなく堪能できるアンサンブルを堪能することが出来る。
CCMA 003/4
(2CD)
\3300
ベートーヴェン:
 (1)ピアノ三重奏曲 第7番 変ロ長調 Op.97 「大公」
 (2)ピアノと管楽のための五重奏曲 変ホ長調 Op.16
 (3)ピアノと弦楽のための四重奏曲 変ホ長調 Op.16
トッパンホール・アンサンブル
(1)(3)久保田 巧(Vn)
(1)(3)林 峰男(Vc)
(1)(2)(3)清水和音(P)
(2)吉井瑞穂(Ob)
四戸世紀(Cl)
西條貴人(Hrn)
ギヨーム・サンタナ(Fg)
(3)鈴木 学(Va)
国内外の選りすぐりのアーティストたちが集結し、室内楽の精髄を余すところなく披露する<トッパンホール アンサンブル>。その珠玉の演奏会から、ベートーヴェンの名室内楽作品をお届け。日本音楽界の中核を担う久保田巧・林峰男・清水和音のトリオが見事なアンサンブルを展開するピアノ・トリオ「大公」。Disc2は、マーラー室内管で大活躍の吉井瑞穂や、読響の首席、四戸世紀など管の名手たちが一堂に会した「五重奏曲」と、同曲をベートーヴェン自身が弦楽とピアノのために編曲した「四重奏曲」を収めるという、まさに創意に満ちた選曲。録音:(1)(3)2007年5月20日、(2)2008年3月5日 トッパンホール(ライヴ)
CCMA 005
\2600
(1)モーツァルト:オーボエ四重奏曲 ヘ長調 K.370(368b)
(2)ブラームス:クラリネット五重奏曲 ロ短調 Op.115
トッパンホール アンサンブル
ライナー・クスマウル(Vn)
小林秀子(Va)
ティボル・ベーニ(Vc)
(1)渡辺克也(Ob)
(2)四戸世紀(Cl)
田島高宏(Vn)
名人芸が炸裂する<トッパンホール アンサンブル>。その珠玉の演奏会を収めたライヴ・シリーズの第4集は、アバド時代のベルリン・フィルでコンサート・マスターとして活躍したライナー・クスマウルが登場。室内楽でも抜きんでた実力と経験を有する名ヴァイオリン奏者のリードを得て、理想的なアンサンブルが実現した。ベルリン・ドイツ・オペラ管の首席、渡辺克也や読響の首席である四戸世紀が、最上のサポートを得ながら紡ぎだす、モーツァルト&ブラームスの不滅の室内楽盤の登場です。録音:2007年10月23日 トッパンホール(ライヴ)
CCAD 026
\2600
モーツァルト:ピアノ三重奏曲集
 変ロ長調 K.502/ホ長調 K.542/ハ短調 K.548
スタンリー・ホッホランド(フォルテピアノ)
若松夏美(Vn)
鈴木秀美(Vc)
先日発売され高い評価を得たモーツァルト:ピアノ作品集(CCAD 027)と同時期録音。世界に誇るオリジナル楽器の名手、鈴木秀美と若松夏美がフォルテピアノの名匠ホッホランドを迎え、古雅な華やぎと、心に沁みる愉悦に彩られたモーツァルト円熟の小宇宙を、余すことなく奏でる至福の楽興の時。録音:2007年5月24-26日 秩父ミューズパーク音楽堂 音声収録編集:櫻井卓

DYNAMIC

KDC 5057
\2600
“愛の喜び 〜中嶋彰子 歌曲集”
 マルティーニ:愛の喜び
 スカルラッティ:菫
 スカルラッティ:心に感じる
 モーツァルト:静けさはほほえみながら K152
 ベッリーニ:追憶
 オーベール:歓喜
 カニョーニ:愛の思い
 メルカダンテ:棄てられた女
 リッチ:嘆き
 トーマ:一人!
 ヴェルディ:ストルネッロ
 メルカダンテ:孤児の祈り
 メルカダンテ:蝶
 トスティ:四月
 トスティ:苦しみ
 トスティ:理想の女
 トスティ:別れの歌
 トスティ:さようなら
中嶋彰子(S)
ニルス・ムース(P)
世界のアキコ、待望の新録音が登場。ウィーンを中心に世界で活躍する中嶋彰子が、18世紀から19世紀にかけての様々な歌曲を歌っている。表題にも使われている名曲、マルティーニの「愛の喜び」、スカルラッティの古典歌曲、モーツァルトの可愛らしいカンツォネッタ、ベッリーニ、ヴェルディらイタリアオペラの作曲家の歌曲、そしてトスティの名作歌曲、などなど、実に多彩な内容。しかも、これが世界初録音となるオーベール、カニョーニ、メルカダンテ、リッチ、トーマらの歌曲と、中嶋のこだわりが隅々まで行き渡ったアルバムです。近年の中嶋は一段と表現の幅が広がり、しっとりとした歌、軽快な歌、ドラマティックな歌、いずれにおいても申し分のない円熟を感じさせてくれる。ニルス・ムースの完璧なバックアップも加わり、中嶋の魅力が結集した1枚になっている。録音:2007年,ジェノヴァ DDD 58:40 日本語解説,帯付

ELOQUENTIA

EL 0815
(2CD)
\2500
ヴィヴァルディ:初期ヴァイオリン協奏曲集(12曲)
[CD1]
 協奏曲(1)ニ短調RV Anh. 10 (2)変ロ長調RV381
 (3)ニ長調RV 220 (4)ヘ長調RV 291
 (5)ハ長調RV 175(Anh. 104) (6)イ短調RV 355(Anh. 107)
[CD2]
 協奏曲(1)イ長調RV 388 (Anh.65)
 (2)ホ短調RV 274(Anh. 106)(3)ハ長調RV 176
 (4)ホ短調RV 275 (5)変ロ長調V 377(未出版)
 (6)ヘ長調RV Anh. 130(未出版)
フロリアン・ドイター(独奏ヴァイオリン)
アルモニー・ウニヴェルセル
〔フロリアン・ドイター&
モニカ・ヴァイスマン、音楽監督〕
ヴィヴァルディは、ソロの楽器と管弦楽のための「協奏曲」というジャンルを確立させ、発展させたことで知られています。しかし、彼の若いころの「協奏曲」ジャンルは未だ多くの謎に包まれたまま。ここに収められているのは、未出版の資料に含まれる、初期の協奏曲のほぼ全てがここに網羅されています。今まで全く存在すら知られていなかったもの、また、世界初録音のものも多く含まれている。まず驚かされるのが滴るように美しい弦の音色。たとえばマン・レイの写真などを観るとき、私たちはその美しさに思わずはっと息をのみますが、まさにそんな感じの美しさ。もちろん音色だけでなく、音楽も極めて美しい。「ヴィヴァルディはどれも同じような感じの曲ばかりで」という方に是非聴いてみていただきたい充実した作品ばかり。

FARAO 1CD¥2400

B 108036
¥2190
ブラームス:チェロソナタ第2番へ長調Op.99
ベートーヴェン:チェロソナタ第3番イ長調Op.69, 第5番ニ長調Op.102-2
フランツ・アマン(Vc)
ヴォルフガング・サヴァリッシュ(Pf)
1923年8月23日生まれのサヴァリッシュ。2年前に引退し、ミュンヘンのレーベルFarao、Orfeoからは体調不良が伝えられています。85歳の誕生日を前に50代、60代の円熟しきったこのピアノを聴き、巨匠の健康の回復を祈りましょう。録音はバイエルン放送。チェリストのアマンはバイエルン国立歌劇場で永くチェロのソリストを務め、サヴァリッシュの指揮でワーグナー、シュトラウス、ヴェルディ、モーツァルトを演奏してきたベテランで息もぴったり。ブラームス(1986年)ベートーヴェン(1976年)
B 108032 ジョリヴェ:フルート協奏曲(1949)、リノスの歌(1944)
ピエール=フィリップ・ボーザン(1933-2005):フルート協奏曲(1960)
ルーセル:セレナーデ(1925)
イベール:ソロ・フルートのための小品(1936)
サラ・ルヴィオン(Fl)
アリエル・ツッカーマン(指)
リヴラドワ・フェスティヴァル・アンサンブル
フランクフルト歌劇場の首席フルーティスト、サラ・ルヴィオン(フランス人)によるフランス近現代のフルートの魅力がたっぷり味わえる1枚。特にボーザンの曲が聴きもの。ボーザンは名ピアニストというだけでなく偉大なオルガニスト、作曲家でもありサウンド・エンジニアとしてO.R.T.Fで働いていたときにジャン・ピエール・ランパルに出会いこの曲を作曲し献呈した。これが唯一のCD録音。

HAENSSLER 1CD¥2300

98 526
¥2090
ハイドン:交響曲集
 (1)第57番ニ長調Hob.I-57
 (2)第59番イ長調Hob.I-59「火事」
 (3)第65番イ長調Hob.I-65
トーマス・ファイ(指)
ハイデルベルク交響楽団
いまだかつてない過激ぶりが評判のハイドン・シリーズ第11集は、有名な「火事」ほか疾風怒涛期の2曲を中心に、いわばファイの持ち味が際立つ内容となっている。両端楽章の燃え盛るような性格がニックネームの由来と言われる「火事」。強弱の交替や唐突な全休符などが強烈なプレストに、一目散に突っ切るフィナーレ。対照的にたとえば第2楽章は憂愁を帯びた短調で開始され、どこまでも繊細。途中、意表を突く音を割ったホルンの扱いも効果的です。冒頭の3つの打撃和音が特徴的な第65番も中間2楽章、ヴァイオリンの紡ぐやわらかな主題とオーボエとホルンからなるファンファーレ動機が交替するアンダンテと、リズムがへんてこな聴感を与えるメヌエットとが躍動的な性格の両端楽章とのあいだに絶妙なコントラストを生んでいます。ほかに前作(98.522)と共通して、疾風怒涛期とパリ・セットのあいだに成立した第57番を収録。聴衆へのサービス精神満点のつくりが伝わってくる楽しい作品です。録音:(1)2008年3月15、16日ハイデルベルク、プファッフェングルント、ゲゼルシャフトハウス(2)2008年1月16、17日バート・ドュルクハイム、ナトゥールホルン・アカデミー
98 240 エネスコ:ヴァイオリンとピアノのための作品全集 Vol.2
 (1)ヴァイオリンソナタ第1番ニ長調 Op.2
 (2)同第3番イ短調 Op.25「ルーマニア民俗風に」
 (3)バラード (1895)
 (4)協奏的即興曲 (1903)
 (5)アンダンテ・マリンコニーコ (1951)
 (6)タランテラ (1895)
 (7)ホラ・ウニレイ (1917)
レムス・アゾイテイ(Vn)
エドゥアルド・スタン(Pf)
自身が大ヴァイオリニストだったエネスコは、この楽器のために効果的で美しい作品を残していますが、好んで演奏されるものは少なく、網羅的に収めたCDもあまりありません。当シリーズはエネスコと同郷のルーマニア人アゾイテイとスタンによる全集という大歓迎企画。ジュリアードでドロシー・デレイに学んだアゾイテイは1699年製ストラディヴァリウスの美音とルーマニアの民俗的要素の巧みな表現で、これさえ持っていれば十分な質の全集を創りあげています。
98 528 「ミカラ・ペトリのクリスマス」
 A.P.Berggren : Welcome To Lord's New Year
 J.S.Bach / Ch. Gounod : Ave Maria
 M.Praetorius : Lo, How A Rose E'er Blooming
 C.F.Weyse : Christmas Has Brought A Blessed Message
 E.Hornemann : Such A Busy Thronging All Around
 M.Reger : Mary's Cradle Song
 Vorreformatorische Weise:Let The Clouds Sweetly Resound
 J.S.Bach : Jesu, Joy Of A Man's Desiring
 E.Harder : Ready Stands The Christmas Tree
 J.S.Bach : Sleepers, Wake
 Deutsche Melodie : Fairest Lord Jesus
 A.Vivaldi : Largo (From "The Four Seasons〜Winter")
 F.Gruber : Silent Night
 F.Schubert : Ave Maria
 C.Nielsen : Strange It Is To Speak Of
 G.H.Haendel : Pastorale (From "The Messiah")
 C.Balle : The Bells Ring Out For Christmas Tide
 A.P.Berggren : Be Welcome Again, God's Angels Small
 J.S.Bach : Beside Thy Cradle Here I Stand
 H.Rung : Ring Out, Ye Bells
ミカラ・ペトリ(Bfl)
DRデンマーク・ラジオ・シンフォニエッタ
かねて才色兼備のリコーダー奏者ペトリがすてきなクリスマス・アルバムをつくりました。過去に合唱を伴うクリスマス・アルバムを出していますが、これは完全なる新作。J.S.バッハ(グノー編)やシューベルトの「アヴェ・マリア」にグルーバーの「きよしこの夜」などなど、どれも欠かせないナンバーばかりを全部で20曲。小鳥のさえずりのようにかわいらしい息吹でほんわりとした気持ちにさせてくれます。大切な方への贈りものにも喜ばれるでしょう。
98 523 「王のための音楽〜バロック期のフランスのリュート音楽」
 (1)ジャック・ガロ(?-1690):組曲嬰ヘ短調
 (2)ロベール・ド・ヴィゼ(1660-1732):組曲ト長調
 (3)シャルル・ムトン(1617-1699頃):組曲イ短調
 (4)フランソワ・クープラン(1668-1733):「森の妖精」
  (クラヴサン曲集第1巻、第1組曲より)
 (5)エヌモン・ゴティエ(“老ゴティエ”):組曲ニ短調
ヨアヒム・ヘルト
(2004年ロンドン、クラウス・T・ヤコブセン製作
11弦バロック・リュート &
1984年ロンドン、クラウス・T・ヤコブセン製作テオルボ)
バロック時代、特にルイ14世期のフランスは、リュート音楽においてもヨーロッパの中心を占めていた。演奏技術や調弦の面において著しい発達を遂げたこの時期、演奏は「表情豊かな」ものに発展して行ったと言われています。また、クラヴサン作曲家に影響を与えた側面もあったので、この録音ではF.クープランの曲を取り上げています。ヨアヒム・ヘルトは1963年生まれ。バーゼル・スコラカントルムでドンボワやホプキンソン・スミスに師事し、広く活躍する中堅の演奏者。彼の深く味わい深い音は、これら「表情豊かな」作品に非常にマッチしています。録音:2008年2月25-27日ファーレンドルフ、救世主教会
98 396
\2300→¥2090
ベートーヴェン:交響曲集
 第4番変ロ長調Op.60
 第6番ヘ長調Op.68「田園」
トーマス・ファイ(指)
ハイデルベルク交響楽団
‘過激路線のベートーヴェン’と音楽評論家の安田和信氏もかねて激賞していたファイのベートーヴェン。長らくカタログ落ちしていたタイトル、第4番&「田園」が、強いリクエストを受けた代理店による交渉の結果、ふたたび流通可能となった。なかでも第4番は、聴いた方が口を揃える必聴の演奏!!

HMF

HMX 2901578
(2CD+CD-ROMカタログ+
CDサイズカタログ本付)
\2500→¥2290
J.S.バッハ:管弦楽組曲(全4曲)
[CD1]
 (1)組曲第1番ハ長調BWV 1066
 (2)組曲第2番ロ短調BWV 1067
 (3)組曲第4番ニ長調BWV 1069
[CD2]
 組曲第3番ニ長調BWV 1068
  + CD-ROMカタログ
ベルリン古楽アカデミー
ハルモニアムンディ毎年恒例のカタログつきCD。今回は、CD-ROMにデータが一気に集約されての登場。2枚目のディスクは、通常のプレイヤーに入れると通常の音楽CDとして再生されるが、パソコンに入れると、充実のカタログ・データが起動。このカタログには、50年の歴史をもつムンディのカタログが網羅されている。作曲家、演奏者、時代、ジャンル、楽器での検索が可能なのはもちろん、シリーズ別など様々な区分で検索可能。さらに、画期的試みとして、各タイトルの試聴も可能(試聴いただくにあたっては、インターネットに接続したパソコンで、オンラインメンバーとして登録していただくことが必要になります)。もちろん、従来通り、CDサイズのカタログ本(フルカラー)も付いています。録音:1995年9月 収録楽曲のJ.S.バッハの管弦楽組曲は不朽の名盤として名高いベルリン古楽アカデミーのもの。1セットで実に様々にたのしめる充実のカタログつきCDの登場。
★2枚目discは、プレイヤーで再生可能な楽曲CD+パソコンに入れると起動するカタログCD-ROM。カタログCD-ROMのための推奨環境:Windows XP, Vista/Macintosh OsX.4 *インターネットに接続されているパソコンだと、試聴機能もご利用いただけます
HMC 901976
\2600→¥2390
ブルックナー:ミサ曲第3番ヘ短調 インゲラ・ボーリン(S)
インゲボルク・ダンツ(A)
ハンス=イェルク・マンメル(T)
アルフレート・ライター(Br)
フィリップ・ヘレヴェッヘ(指)
RIAS室内合唱団
シャンゼリゼ管弦楽団
ホ短調ミサにモテット集、交響曲第4番と第7番につづいておくる、ヘレヴェッヘのブルックナー。最新作はことし3月にベルリンのフィルハーモニーでも、テノール(このときはスティーヴ・ダヴィスリム)をのぞいて同じ顔ぶれで演奏され、高い評価を得たミサ曲第3番。とりわけ交響曲が不動の人気を誇るブルックナーにあって、総じて声楽作品は交響曲に通じる動機や音型が随所に散りばめられていることもあり、ブルックナー好きのあいだではその魅力が語られてきました。じっさい、このジャンルの最高峰とも云われる第3番も、たとえば、まさに天国的という形容がぴったりのベネディクトゥス動機が第2交響曲第2楽章のコーダや第4楽章に引用されるなど、聴きどころの宝庫。思えばチェリビダッケが傾倒して、息の長いフレージングによる特異で巨大な演奏を聴かせていたのもこの作品だった。ヘレヴェッヘの新録の特徴は、どこか素朴なひびき味わいが内容に好ましいピリオド楽器による手兵シャンゼリゼ管と、なにより、もっとも重要な役割を担うコーラスにRIAS室内合唱団を起用したことだろう。ふわりとやわらかく包み込むようなサンクトゥス。グローリア、そして最大の山場クレドにおける、強じんでありながらもあたたかみのあるハーモニー。さすがは合唱指揮者としてまず名を成したヘレヴェッヘと、現代最高水準のアンサンブルとの顔合わせ。いま、あらためて名作の魅力に目を開かせてくれる演奏の登場。
HMI 987074
(2CD)
\4200
ブラームス:弦楽四重奏曲集
[CD1]
 (1)弦楽四重奏曲第1番op.51 ハ短調
 (2)弦楽四重奏曲第2番op.52イ短調
[CD2]
 (1)弦楽四重奏曲第3番op.67変ロ長調
 (2)ピアノ五重奏曲op.34ヘ短調
カザルス弦楽四重奏団
クラウディオ・マルティネス・メーナー(ピアノ)
ブラームスの弦楽四重奏曲というと、つい構えてしまいがちだが、カザルス弦楽四重奏団の演奏は、柔らかな情熱に彩られた稀有な演奏。メンバー一人一人の音色があたたかく、気品に満ちているのがよくわかる。決して硬くなることなく、薫り豊かな演奏を展開していて、とても好感がもてる。カザルス弦楽四重奏団は1997年に創立された。2007年11月に来日しており、メンバー一人一人は若手だが、すでに巨匠の風格と余裕を感じさせる演奏で聴衆を魅了した。ピアノのメーナーは、レオン・フライシャーにも師事した名手。絶妙のバランスでアンサンブルをまとめている。録音:2007年
HMU 907428
\2600
パーセル(1659-1695):鍵盤のための作品集
 組曲第1番 ト長調Z.660〜シャコンヌ ト短調Z.680
 組曲第2番 ト短調Z.661〜グラウンドZ.T681
 組曲第3番 ト長調Z.662〜新しいグラウンド Z.T682
 組曲第4番 イ短調Z.663〜全音域のグラウンドZ.645
 組曲第5番 ハ長調Z.666〜グラウンドZ.D221
 組曲第6番 ニ長調Z.667〜ラウンド・0 Z.T684
 組曲第7番 ニ短調Z.668〜グランドZ.D222
 組曲第8番 ヘ長調Z.669
リチャード・エガー(チェンバロ)
2008年6月に来日し、その強烈でパンチの効いたチェンバロ演奏で聴衆をあっと言わせたリチャード・エガーの最新盤は、パーセル作品集。密度の濃い和声、入り組んだ旋律やテクスチュア、いうなれば「骨太」の音楽は、まさにエガーにぴったり。さらに、笑っていたかと思うと怒っている、怒っていたかと思うと3秒後にはすましている、といったようなイギリス的ユーモアの要素もつまっており、これまたサービス精神旺盛、ひょうきん者のエガーにこれまたぴったり。あまりに早くに亡くなった天才作曲家の作品が放つ、麻薬的ともいえる魅力に酔わされる1枚となっています。録音:2007年10月

HUNGAROTON 1CD¥2300

HCD 16886
\2300
「サヴォイの舞踏会〜アブラハム・パール:オペレッタのハイライト集」
サヴォイの舞踏会、ヴィクトーリア、ハワイの花ほかより
 全14ナンバー
エルジェーベト・ハーツィ、
マリカ・ネーメト、
アンナ・ゼンタイ、
ジェルジ・メリシュ、
ラースロー・メンシャーロシュ、
ラートニ・ローベルト
タマーシュ・ブロディ(指)
ハンガリー放送交響楽団ほか
ハンガリーのオペレッタ作家アブラハム・パール(1892〜1960)の代表作より、選りすぐりのナンバーを収めています。あまく薫るムードがどれも共通していて、お好きなかたにはたまらない内容。
HCD 32480
¥2090
ゲオルク・リックル(1769-1843):
 (1)ミサ・ソレムニス ハ長調(“愛好者のミサ曲”)
 (2)オッフェルトリウム“わが愛する、慈悲深き神よ”
 (3)ミサ・ソレムニス ニ短調
(1)マーリア・ザードリ(S)
(2)エステル・ヴィエルドゥル(S)
(3)ジタ・ヴァーラディ(S)
(1)カタリン・ハルマイ(Ms)
(3)ルーチア・メジェシ=シュヴァルツ(A)
(1)(3)ゾルターン・メジェシ(T)
(1)(3)クリスティアーン・チェル(Bs)
(1)サボルチュ・サモシ(Org)
(2)(3)ジョルト・セフチク(Vn)
(3)オルショイア・モード(Vc)
パーセル合唱団
ジェルジ・ヴァシェギ(指)
エルデーディ室内管弦楽団(リーダー:ジョルト・セフチク)
オーストリアのコルノイブルクに生まれたリックルは、1785年あたりにウィーンへ出てアルブレヒツベルガーとハイドンに師事し、まず、数多くのジングシュピールによって成功を収める。けれども、1805年に当時ウィーンの強い影響下にあったフュンフキルヘン(現ハンガリーのぺーチュ)大聖堂の聖歌隊長に任命されて以後は、死ぬまで同地に留まりミサ曲やレクイエムなどの教会音楽を多数書き上げた。リックルは例を見ないほど多作家であったことが分かっているが、結果として、現在135の作品がぺーチュ大聖堂の音楽書庫で発見されている。当初モーツァルトの作品とされていたハ長調ミサは、オルガンと木管の扱いにリックルの卓抜なる書法が開花していて、なかでも第5曲、独唱4人を擁するベネディクトゥスが美のきわみ。そして、現存する29のオッフェルトリウムのうち、非典礼のテキストに作曲されたものは3曲あり、そのひとつがこの“わが愛する、慈悲深き神よ”。オペラ風の曲調が過日の劇音楽作家リックルとは決して無縁でないことをうかがわせる内容。1823年に作曲された荘厳ミサは、1820年代に教会音楽の作曲家としてピークを迎えたリックルの最も記念碑的な作品。管弦楽は木管とホルンとが2管編成をとり異例に大規模。さらに特徴的な作風として、ハーモニーの多様性と自然なのに大胆な転調という単調にならない工夫が施されている。この曲の質の高さはそのまま当時のぺーチュ大聖堂で繰り広げられていた音楽活動の高いレベルを反映しているといって間違いないでしょう。これは教会音楽に特別な関心を抱いていたリックルの本領がうかがえる貴重なアルバム。リックルでは先の美しいカルテット(HCD.32220)と同様にこのたびもすべてが世界初録音。ラテン語による歌唱。録音:2007年10月15-20日フンガロトン・スタジオ
HCD 32580 「ヴェルフル:3つの弦楽四重奏曲集Op.4」
 (1)ハ長調Op.4-1 (2)ヘ長調Op.4-2 (3)ハ短調Op.4-3
オーセンティック四重奏団(ピリオド楽器使用)
(ジョルト・カッロー、
バラージ・ボザイ(Vn)
ガーボル・ラーツ(Va)
チッラ・ヴァーリ(Vc))
ベートーヴェンとほぼ同時代のヴィルトゥオーゾ・ピアニストで、長身のイケメンだったことから、当時はベートーヴェンよりも人気を集めたというヨーゼフ・ヴェルフル(1773-1812)。作曲家としてレオポルト・モーツァルトとミヒャエル・ハイドンに学び、ウェーバーを先取りしたようなロマン的で技巧的なピアノ曲を数多く残している。こういうわけで、もっぱらピアノ・マニアのあいだで名高いヴェルフルだが、このたび登場するのは世界初録音の四重奏。まず第1番が1796年11月に、つづいて第2、第3番が翌1797年7月に出版されている。成立年代からみてちょうどHUNGAROTONよりリリースされたモーツァルト作品の編曲(HCD.32408、32343、32352)と同様の傾向がみられる。つまり、簡潔で明解な構造にメロディアスで美しい反復進行による3曲は、いずれもアマチュアによる私的な演奏を念頭に置いて、聴き手と奏者といずれにも歓びを与えるように作られている。もちろん、技巧的なパッセージと楽器間の対話にもじゅうぶん配慮がなされ、ヨーロッパ各地で再版を重ねたというのも頷ける。使用楽譜は1796-97年ウィーン、コジェルフ手稿譜(聖シュテファン王博物館セケシュ・フェーエルヴァル収蔵)。録音:2008年1月11-13日フンガロトン・スタジオ
HCD 32561 カール・フィリップ・シュターミッツ(1745-1801):クラリネット四重奏曲
 (1)イ長調Op.14-6 (2)ニ長調Op.14-3 (3)変ホ長調Op.19-1
 (4)変ロ長調Op.19-2 (5)変ホ長調Op.19-3
ラヨシュ・ロズマーン(Cl;L.ロッシ F 537)
オーセンティック四重奏団のメンバー(ピリオド楽器使用)
(ジョルト・カッロー(Vn)
ガーボル・ラーツ(Va)
チッラ・ヴァーリ(Vc))
ボヘミアからドイツに出て、いわゆるマンハイム楽派の中心メンバーとして18世紀後半のヨーロッパを席巻したシュターミッツ一族。マンハイム楽派随一の多作家と云われるカール・フィリップ・シュターミッツは、父ヨハンに引き続きマンハイム楽派第2世代を代表する作曲家として活躍しました。かれの作品では50曲もしくはそれ以上の交響曲に、少なくとも60の協奏曲、そして当時のはやりだった、8曲のサンフォニ・コンセルタントのほか、ぼうだいな数に及ぶ室内楽が残されたことがわかっている。ここでは当時最新の楽器だったクラリネットを主役に据えた四重奏を収録。快活なロンドが特徴的な作品14の3も素敵だが、“協奏的四重奏”とよばれる作品19になると、より規模も大掛かりでソリスティックな見せ場もふんだんです。現代作品に至る幅広い活動を展開する注目の若手ロズマーンのテクニックはもちろん、当時を思わせるオリジナル楽器による演奏がまた魅力いっぱい。世界初録音。録音:2007年10月フンガロトン・スタジオ
HCD 32566 「クリストフ・シャフラート(1709-1763):
 ハープシコードのための6つのソナタ集Op.2」
  (1)ソナタ第1番ヘ長調 (2)ソナタ第2番ホ短調
  (3)ソナタ第3番ト長調 (4)ソナタ第4番ハ短調
  (5)ソナタ第5番変ロ長調 (6)ソナタ第6番ト短調
ボルバーラ・ドボジ(Cem:キルンベルガー Ⅲ 415 Hz)
クリストフ・シャフラートは18世紀に活躍したドイツのチェンバロ奏者、作曲家、教師。フリードリヒ大王に仕え、1740年に王の即位にともないベルリン宮廷楽団のチェンバロ奏者に任命されている。作曲家としてのジャンルは器楽曲に集中しており、とりわけ重要なのが鍵盤作品。このアルバムでは1749年にニュルンベルクで出版された作品2の6曲を収録している。シャフラートの書法はシンプルで、ほとんど(このアルバムでは第6番をのぞくすべて)が急-緩-急の3楽章形式により、分散和音と音階的なパッセージの効果的な使用に特徴がみられる。また様式上は、旋律の美しさ、短いフレーズ、単純なテクスチュア、緩やかな和声リズムと三連符の多用など、いわゆるギャラント・スタイルの特徴をみせています。しかも第6番第2楽章のフーガ楽章に明らかなように、すぐれた対位法書法をも垣間見せる。演奏は名手ズザナ・ルージイチコヴァに師事したドボジ。使用楽器は1733年パリ、フランソワ・エティエンヌ・ブランシェにもとづく、1987年レムヒンゲン、エッケハルト・メルツドルフ工房による製作のチェンバロ。録音:2007年11月17-18日、2008年4月8日フンガロトン・スタジオ
HCD 32592 「妖精の踊り-珠玉のチェロ作品集」
 R=コルサコフ:熊蜂の飛行
 チャイコフスキー:気まぐれな小品 ロ短調Op.62
 ダヴィドフ:泉のほとりでOp.20-2
 サン=サーンス:白鳥
 バルトーク:ラプソディ第1番
 コダーイ:叙情的なロマンス
 ポッパー:妖精の踊りOp.39
 ドヴォルザーク:森の静けさOp.68-5
 カサド:愛の言葉
 シューマン:アダージョとアレグロOp.70
 ポッパー:紡ぎ歌Op.55-1
イルディコー・サボー(Vc)
アーゴタ・レーナールト(P)
1993年生まれ、ハンガリー期待の若手サボーによる、きわめつけのチェロ名曲集。彼女はフェレンツ・リスト音楽院で名門バルトーク四重奏団の創立メンバーのひとりラースロー・メゼーに師事しており、メゼーの師事したカザルス、ピアティゴルスキーの孫弟子にあたる。録音:2008年3月18日、4月1-2日フンガロトン・スタジオ
HCD 32528 「バルトーク:ピアノ曲全集Vol.5」
 (1)ハンガリー農民歌による8つの即興曲Op.20 BB 83, Sz 74
 (2)舞踏組曲BB 86b, Sz 77
 (3)ピアノ・ソナタBB 88, Sz 80
 (4)戸外にてBB 89, Sz 81
 (5)9つのピアノ小品BB 90, Sz 82
 (6)小組曲BB 113, Sz 105
ゾルターン・コチシュ(P)
Philips(デッカ)のライセンスによる組み替え再発売。バルトークの持ち味である、民謡素材をふんだんに扱った民俗的旋律と打楽器を思わせるリズムを理想的にまとめあげたコチシュの代表的録音。音質も優秀。録音:(1)1980年2月10-11日ロンドン、ヘンリー・ウッド・ホール (2)1999年8月21日(3)1996年6月16日(4)(6)1996年6月17日(5)1996年6月18日以上ハンブルク、フリードリヒ・エーベルト・ハレ
HCD 32589 「J.S.バッハ:オルガン曲集」
 (1)前奏曲とフーガ ロ短調BWV.544
 (2)同 ニ長調BWV.532
 (3)同 ハ短調BWV.546
 (4)同 ト長調BWV.541
 (5)トリオ・ソナタ 第1番変ホ長調BWV.525
 (6)パルティータ ハ短調BWV.767
ガーボル・レホトカ(Org)
[ケチュケメート、コダーイ・ミュージック・センターのイェームリッヒ・オルガン
((1)(4)ヴァーツ・ミュージック・スクールのイェームリッヒ・オルガン)]
現代ハンガリーを代表する作曲家でもあるガーボル・レホトカ(1938年ヴァーツ生まれ)が弾くバッハのオルガン作品集。AAD&DDD 録音:(2)(3)(5)(6)1985年ケチュケメート(1)(4)1978年ヴァーツ



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