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第43号マイナー・レーベル新録音新譜(3)



AMESON

ASCP 0712
\2500
コントラバスと人 ——
 サーリアホ:フォリア/
 マタロン:ラ・ロサ・プロフォンダ/
 ヨドロフスキ:ヴォラ/
 ヤフレノー:Les Tentations de l'anachorete/
 ジルドン&エタジェ:Unes, voix de basse/
 ローリン:スペース・バード/
 ハダッド:Ce qui dort dans l'ombre sacree
ジャン=ピエール・ロベール(コントラバス)、
パトリック・ファーブル(トランペット)
リヨン国立高等音楽院でコントラバスを学び、コントラバスの持つ可能性、特に近現代音楽での演奏を追及しているフランス人奏者ジャン=ピエール・ロベールのソロ・アルバム。コントラバスの低音と様々な特殊奏法による独特な雰囲気の世界が空間に広がる。

ATTACCA 1CD¥2500

ATTACCA 28113&28114
(2CD)
ヤン・ロークス・ファン・ローセンダール(1960−2005):
 タラ/イラマ/ウィンドウズ/ステイティック・モーション/
 スペース・オヴ・タイム/エコー/フェイステン/
 詩篇139番/ビーティチュード
エド・デ・ワールト(指揮)、
オランダ放送フィルハーモニック管弦楽団、
エド・スパニャールト(指揮)、
ニュー・アンサンブル、
ラインベルト・デ・レーウ(指揮)、
アーネム・フィルハーモニック管弦楽団、
ウーヴェ・グロノスタイ(指揮)、
スティーヴン・レイトン(指揮)、
オランダ室内合唱団、他
オランダのコンテンポラリー・ミュージックの世界において、アンドリーセンの次の世代を担う存在として期待を受けながらも2005年に44歳で亡くなったヤン・ロークス・ファン・ローセンダールの作品集。デ・ワールト&オランダ放送フィルによる「タラ」、オランダ室内合唱団の演奏でグロノスタイの指揮による「詩篇139番」、レイトンの指揮による「ビーティチュード」など、世界の第一線で活躍するアーティストたちによる演奏がローゼンダールの大きな存在感を証明している。1984年〜2002年の録音。
ATTACCA 27111&27112
(CD+DVD-Video-PAL/
2枚分価格)
\5000
エレクトラ〜エイブル・トゥ・ビー ——
 CD〜
  デイヴィッド・ドラム:バトン・ルージュ・マサカー、
  ルイ・アンドリーセン:ニュー・マス、
  JacobTV:エイブル・トゥ・ビー、
  ロン・フォード:シーズ・オヴ・パラダイス、
  コリー・ファン・ビンスバーゲン:フィフス・エレメント、
  ドナシャ・デネヒー:ウェザーリング/
 DVD〜
  ピオトル・スフラーフェサンデ:ミート・エレクトラ、
  ルイ・アンドリーセン:ショッピング・リスト・オヴ・ポイゾナー、
  ロン・フォード:シーズ・オヴ・パラダイス、
  ドナシャ・デネヒー:ウェザーリング、
  ミヒィエル・ファン・ダイク:ヴィネックス・プロダクションズ
エレクトラ
オランダのアンサンブル「エレクトラ」は、ヴァイオリンと打楽器、ヴォーカル、リコーダーという4つの異なる楽器、4つの異なる国籍の女流アーティストたちによって1999年に結成された近現代音楽のスペシャリスト集団。
シュレスヴィヒ=ホルシュタイン音楽祭やベルゲン国際音楽祭にも招待され、オランダ現代音楽の巨匠ルイ・アンドリーセンからも一目置かれている才色兼備のスーパーウーマンたちである。DVD-Video(PAL方式)にはエレクトラの演奏の模様が収録されており、その独特なスタイルから音楽が生み出される道筋を視覚で捉えることができる。

AUDIOMAX 1CD¥2500

ドイツのレーベル『Audiomax』の取り扱いを開始!名門デトモルト音楽大学で知られるドイツ北東部の都市デトモルトのレーベル、「Audiomax(オーディオマックス)」の取り扱いを開始。ドイツのレーベルらしい堅実な作りと上質なサウンドが特徴のオーディオマックスにご期待下さい。
705 0459-2
¥2290
ムファット:調和の捧げもの(1682) ——
 ソナタ第1番ニ長調/第2番ト短調/
 第3番イ長調/第4番ホ短調/第5番ト長調
アンドルー・マンゼ(リーダー&ヴァイオリン)、
ラ・ストラヴァガンツァ・ケルン
マンゼ&ラ・ストラヴァガンツァ・ケルン登場!バロック・ヴァイオリンの巨星アンドルー・マンゼをリーダーをとして1988年に結成されたケルンのピリオド・オーケストラ、「ラ・ストラヴァガンツァ・ケルン」の録音が登場!ラ・ストラヴァガンツァ・ケルンが1992年にオーディオマックス・レーベルに録音を行った「調和の捧げもの」は、初期の合奏協奏曲の様式を持ったムファットの代表作の1つとして知られている。流れるような穏やかな旋律、厚みのある豊かなハーモニー、旋律を際立たせる通奏低音など、ラ・ストラヴァガンツァ・ケルンのムファットはどれをとっても一級品。1992年7月20日〜22日の録音。
706 1151-2 トランペットとオルガンのためのバロック音楽 ——
 ムーレ:ファンファーレ・シンフォニー/
 ヘントのルイエ:ソナタ 二短調/
 クレプス:Es ist gewislich an der Zeit/
 C・P・E・バッハ:オルガン前奏曲ニ長調Wq.70-7/
 A・スカルラッティ:シンフォニア ニ長調/
 ヴィヴァーニ:ソナタ第1番/
 ヘンデル:シバの女王の入場/
 パーセル:組曲ニ長調/
 J・S・バッハ:
  コラール《われを憐れみたまえ、主なる神よ》BWV.721、
  主よ人の望みの喜びよ/
 テレマン:協奏曲/
 クラーク:組曲
ヨアヒム・プリケット(トランペット&コルネット)、
アルヴィド・ガスト(オルガン)
インゴ・メッツマッヒャーが音楽監督に就任したベルリン・ドイツ交響楽団の首席トランペット奏者ヨアヒム・プリケットと、メンデルスゾーン音大やリューベック音大で教鞭を執る名教授アルヴィド・ガストのデュオによるバロック音楽集。ブランデンブルク大聖堂を舞台として、バッハやヘンデル、パーセル、テレマンなどの定番レパートリーが輝かしいサウンドに乗って荘厳に響く。ちなみにプリケットは、ピッコロ・トランペット&コルネットはタイン製、C管トランペットはバック製の楽器を使用している。2002年4月17日〜19日の録音。
707 1148-2 マリンバ・ファースト ——
 ゴメス:メキシコの風景/
 ジヴコヴィッチ:愛の歌?/
 ゴメス&ライフ:雨の歌/
 ホウリフ:ザット・グッド・オーレ・カントリー・ワルツ/
 ラング:マリンバのための新しい小品/
 シンスタイン:ラヴリー・レディ/
 ハッチ:エチュード1955/
 シュナイダー:ザイロ・モーメンツ/
 ホウリフ:クロマティック・ケイパー/
 ジヴコヴィッチ:孤独者の音楽/
 ハッチ:ヒップポロリポップスの踊り/
 ホウリフ:キャメル/
 デランシー:ローズウッド・ブルース/
 シンスタイン:カンガルー・ジャンプ/他 全37曲
コルネリア・モンスケ(マリンバ)
この「マリンバ・ファースト」は、EU青少年音楽コンクール(EMCY)とコルネリア・モンスケとのタイアップによって製作されたマリンバのための易しい作品を集めたアルバム。初級者から中級者向けの小品がギッシリと収録されており、マリンバを始めたばかりのプレーヤーのお手本としてだけでなく講師の手助けをする教材としても存分に活用できる内容となっている。またエクセル・ファイルで収録されているマリンバの作品リストも選曲に一役買うこと間違いなし!2002年10月18日〜20日の録音。
944 1371-6
(SACD Hybrid Multichannel)
\3200
ディアベリ変奏曲 ——
 ディアベリ:主題/
 ツェルニー:ディアベリ変奏曲/
 フンメル:ディアベリ変奏曲/
 カルクブレンナー:ディアベリ変奏曲/
 リスト:ディアベリ変奏曲/
 モシュレス:ディアベリ変奏曲/
 ゼヒター:ディアベリ変奏曲/
 ベートーヴェン:ディアベリ変奏曲/
 ピクシス:ディアベリ変奏曲/
 ルドルフ:ディアベリ変奏曲/
 トマシェク:ディアベリ変奏曲/
 シューベルト:ディアベリ変奏曲/
 ヴォルジーシェク:ディアベリ変奏曲/
 ツェルニー:コーダ
ヤン・ミヒエルス(ピアノ)
ヤン・ミヒエルスは、ブリュッセル王立音楽院で研鑽を積み1991年エリザーベト王妃国際音楽コンクールでの入賞実績を持つベルギーのピアニスト。ミヒエルスは母国ベルギーのレーベル、「Eufoda」に多くの録音を行っており、その堅実な演奏が根強い人気を誇っている。このベートーヴェンを中心とした「ディアベリ変奏曲」では1901年製のスタインウェイ・モデルDを使用している。2006年1月23日〜25日の録音。

AVIE

821936-0019-2
(SACD Hybrid Multichannel)
¥3800→¥3590
マーラー:大地の歌 トーマス・ハンプソン(バリトン)、
スチュアート・スケルトン(テノール)、
マイケル・ティルソン・トーマス(指揮)、
サンフランシスコ交響楽団
これまでに「交響曲第6番《悲劇的》」(821936-0001-1)、「交響曲第3番」(821936-0003-2)そして「交響曲第7番《夜の歌》」(821936-0009-2)の3作品がグラミー賞の"ベスト・クラシカル・アルバム"や"ベスト・オーケストラル・パフォーマンス"の栄誉に輝くなど、オーケストラの驚異的なパフォーマンスと超優秀録音の両面が全世界で認められ絶賛を博し続けているマイケル・ティルソン=トーマス&サンフランシスコ響(SFS)のマーラー・チクルス。2001年のスタートから数年を経ていよいよ終盤を迎えたMTT&SFSのマーラー・チクルスの最新作となる第10弾は『大地の歌』!この「大地の歌」でMTT&SFSは、偶数楽章の独唱に通常用いられることの多いアルトではなくバリトンを設定。マーラー自身によって偶数楽章の独唱は「アルト、もしくはバリトン独唱」と指定されていもののアルトの独唱に比べてバリトン独唱による演奏や録音は少ないだけに、MTT&SFSの「大地の歌」はこの作品の新たな名盤としてはもちろんのこと、テノール&バリトンが独唱を担当する「大地の歌」の新録音としても大きな話題を呼ぶことは間違いない。ソリストには、現代を代表する世界最高峰のバリトン歌手トーマス・ハンプソン、巨匠マッケラスからの信頼も厚く世界各地のオペラハウスから引く手あまたのテノール、スチュアート・スケルトンが迎えられるなど豪華陣容が実現。また、MTT&SFSのマーラー・チクルスのほとんどでレコーディングを担当してきたアンドレアス・ノイブロンナー&ピーター・ランガーの名コンビは「大地の歌」でも健在!圧倒的なサウンド・クォリティもこのマーラー・チクルスが持つ大きな魅力と言えるだろう!マイケル・ティルソン・トーマスとサンフランスシスコ交響楽団の「大地の歌」。マーラーの演奏史に新たな足跡を刻むであろう名演の誕生である。2007年9月28日〜10月2日、サンフランシスコ・デイヴィス・シンフォニー・ホールでのライヴ録音。

BNL

BNL 112953
\2500→¥2290
ギリシャの神話と空想 ——
 アルカン:縛られたプロメテウス、イソップの饗宴/
 サティ:3つのジムノペディ/
 セヴラック:水の妖精と不謹慎な牧神/
 ドビュッシー:デルフィの舞姫、喜びの島/
 ルーセル:ミューズたちのもてなし/
 フローラン・シュミット:牧神は月光を浴びた麦畑の中に横たわる/
 デュカス:牧神の遥かな嘆き
レダ・マソウラ(ピアノ)
アルカンやフローラン・シュミットなど19世紀〜20世紀フランスの作曲家による「ギリシャ」に関連性を持つ作品を集めたユニークなピアノ・アルバム。冒頭からうごめく低音が迫り来るアルカンの「縛られたプロメテウス」、古代ギリシャの祭典が由来の「ジムノペディ」、なかなか耳にする機会に恵まれないセヴラックやフローラン・シュミットの珍しいピアノ作品など、優れた選曲眼が光るアルバムのコンセプトはお見事!レダ・マソウラは、首都アテネを中心に活動するギリシャの女流ピアニスト。アテネ国立管弦楽団、ラヴェル・アカデミー・オーケストラ、バイヨンヌ管弦楽団などからソリストとして招聘されるなど、ギリシャ内外からそのピアノに注目が集まっている。

CALA

CACD 1017
(2CD/1枚分価格)
\2400
木管楽器のためのフランス音楽集第1巻
 ドビュッシー:
  コール・アングレのための狂詩曲、シランクス、
  狂詩曲第1番、フルート,ヴィオラとハープのためのソナタ、
  小さな黒ん坊、クラリネットとピアノのための小品、
  サクソフォンのための狂詩曲/
 サン=サーンス:
  オデレットOp.162、クラリネット・ソナタOp.167、
  アルバムのページOp.81、ファゴット・ソナタ ト長調Op.168、
  デンマークとロシアの旋律による奇想曲Op.79、
  オーボエ・ソナタOp.166、ロマンス変ニ長調、タランテラOp.6
ウィリアム・ベネット(フルート)、
ニコラス・ダニエル(オーボエ)、
ジェイムズ・キャンベル(クラリネット)、
レイチェル・ゴフ(ファゴット)、
クリフォード・ベンソン(ピアノ)、
ジュリアス・ドレイク(ピアノ)、
ジョン・ヨーク(ピアノ)、
デイヴィッド・キャンベル(クラリネット)、
サイモン・ハラーム(サクソフォン)、
エヴァン・ジョーンズ(ハープ)、
ロビン・ケナード(ファゴット)、
ロバート・マスケル(ホルン)、
ロジャー・タッピング(ヴィオラ)、
リチャード・ワトキンス(ホルン)
管楽器大国イギリスの一流奏者たちによる演奏でリリースから現在まで重宝されてきたフランス音楽作品集がジャケット・デザインをリニューアルして新装再発売!第1巻はドビュッシー&サン=サーンス。両作曲家の作品はプロからアマチュアまで演奏機会も非常に多いだけに、木管関係者必携&要チェック!1994年1月12日〜20日の録音。
CACD 1018
(2CD/1枚分価格)
\2400
木管楽器のためのフランス音楽集第2巻
 ラヴェル:
  序奏とアレグロ、ハバネラ形式による小品/
 プーランク:
  オーボエ・ソナタ、劇音楽《城への招待》、
  ヴィラネル、2本のクラリネットのためのソナタ、
  ピアノ,オーボエとファゴットのための三重奏曲、
  ピアノと管楽のための六重奏曲、
  クラリネットとファゴットのためのソナタ、ニグロ狂詩曲、
  クラリネット・ソナタ、無窮動、フルート・ソナタ
ウィリアム・ベネット(フルート)、
ニコラス・ダニエル(オーボエ)、
ジェイムズ・キャンベル(クラリネット)、
レイチェル・ゴフ(ファゴット)、
クリフォード・ベンソン(ピアノ)、
ジュリアス・ドレイク(ピアノ)、
ジョン・ヨーク(ピアノ)、
アレグリ弦楽四重奏団、
デイヴィッド・キャンベル(クラリネット)、
ピーター・カーター(ヴァイオリン)、
エヴァン・ジョーンズ(ハープ)、
ピーター・シドホム(バリトン)、
リチャード・ワトキンス(ホルン)、
クリス・ウェスト(コントラバス)
同じく新装再発売となるフランス音楽作品集の第2巻は、ドビュッシー&サン=サーンスと同等、もしくはそれ以上に木管奏者にとって重要な作曲家であるラヴェル&プーランク。ソロ作品からアンサンブル作品までが幅広く網羅されており参考音源としても大活躍必至。1994年1月12日〜20日の録音。

CENTAUR 1CD¥2300

CRC 2921 ブラームス(ユン=チャオ・ウェイ編):
 チェロ・ソナタ第1番ホ短調Op.38/
何占豪/陳鋼(ユン=チャオ・ウェイ編):
 ヴァイオリン協奏曲《梁山伯と祝英台》
ユン=シャオ・ウェイ(コントラバス)、
チャオ=イ・チョウ(ピアノ)
コントラバスで聴くブラームスと中国の名曲!ブラームスの名作「チェロ・ソナタ第1番」と中国のクラシック音楽で最も親しまれている作品の1つに数えられる「梁山伯と祝英台」をカップリングし、しかもコントラバスで演奏&録音したというユニークで独創的なコントラバス作品集。台湾出身のユン=シャオ・ウェイはボストンのイーストマン音楽院で研鑽を積み、来日経験も持つ女流コントラバス奏者。カーネギー・ホールでソロ・リサイタルを行うなど、活動の拠点としているアメリカでも熱い視線を集める注目のアーティストである。ロマン派のブラームスと、20世紀の中国で生まれ愛され続ける作品のコントラストが絶妙な味わいを醸しだしている。
CRC 2944 ホルン、フルートとピアノのための室内楽作品集 ——
 エワイゼン:バラード、牧歌と舞曲/
 テレマン:協奏曲ヘ長調/
 ドップラー:リギの思い出Op.34/
 ミュラー:セレナーデOp.15/
 バック:フルートとホルンのための《2-ビット・コントラプションズ》/
 バルボトゥー:ホルン、フルートとピアノのための《エスキス》
ブルース・ボンネル(ホルン)、
ヴィエリ・ボタツィーニ(フルート)、
ピーター・グリーン(ピアノ)
室内楽作品のスペシャリストであり、オーケストラプレーヤーとしては香港フィルの2番奏者、マレーシア・フィルの首席奏者を務めるなどアジアのオーケストラを渡り歩いたアメリカのホルニスト、ブルース・ボンネル。マーレシア・フィル、トルコのアクバンク室内管、イスタンブール国立響などで活躍してきたイタリアのフルーティスト、ヴィエリ・ボタツィーニといった興味深い経歴を持つ2人の管楽器奏者にカナダのピアニスト、ピーター・グリーンが加わった室内楽作品集。トロンボーンやトランペットの関係者にはお馴染みのエワイゼン、ホルン奏者にとって欠かせないバルボトゥーの作品など、プログラムも多彩。
CRC 2916 友情に ——
 野田瞭:舞/
 デザンクロ:前奏曲、カデンツァと終曲/
 ボノー:ワルツ形式のカプリース/
 ムツィンスキ:サクソフォン・ソナタ/
 シュトックハウゼン:友情に/
 デニゾフ:サクソフォン・ソナタ
ジェイムス・ロメイン(サクソフォン)、
ケヴィン・クラス(ピアノ)
ハイ・レベルのウィンド・シンフォニー(吹奏楽団)を持つアメリカのドレイク大学でサクソフォンとジャズ演奏法の指導を行っているサクソフォン奏者、ジェイムス・ロメインのソロ・アルバム。デザンクロやボノー、デニゾフなどの定番レパートリーから、日本の野田瞭、アメリカのムツィンスキ、そしてアルバム・タイトルとなっているシュトックハウゼンの「友情に」などの難曲を安定感抜群の演奏で聴かせてくれる。伸びやかなサウンドもGood!
CRC 2908 ロージー・メイ=クイ・リー:ピアノ作品集 ——
 3楽章のソナタ/二十四節気
ローレン・シャック・クラーク(ピアノ)
日本で学んだ伝統音楽を自らの作品に取り入れているロージー・メイ=クイ・リーは、ボストンのバークリー音楽大学で准教授を務める台湾生まれの女流作曲家。2006年のインディアナポリス国際ダブル・リード・コンヴェンションにゲスト・コンポーザとして招かれ、「オーボエ、ファゴットとピアノのための三重奏曲」で大成功を収めている。"和"の心と旋律が感じられる「3楽章のソナタ」、演奏時間61分という大作「二十四節気」はいずれも完成度の高い作品。ピアノ作品のレア・レパートリー・ファンにもオススメ。
CRC 2935 フェデリコ・モレーノ・トローバ(1891−1982):
 ギターのための独奏作品集 ——
  陽気なムードで/古い伝説/ザパティアート/ロンド・フェスティーヴァ/
  郷愁/ナナ/キエン・テ・プソ・ペテネラ/小さな歌/
  ホタ・レヴァンティーナ/夜想曲第2番/マーチャ・デル・コホ/
  舞曲第1番/タコネオ・クラシコ/コントラダンツァ/
  ヴェルベネラ/プンテアド/ソナタ・ファンタジア/トリプティコ
マイケル・ボイド(ギター)
スペイン国民楽派の伝統を守り、サルスエラの発展と新しいギター音楽の開拓に生涯を通じて尽力した20世紀スペインの作曲家、指揮者であるフェデリコ・モレーノ・トローバの"スペイン・ギター音楽の作曲家"としての姿をクローズアップした作品集。情熱的でありながらもどこか哀愁を漂わせる旋律、これぞスペインというリズムなど、トローバのギター作品は、脈々と続く"スペインのギター音楽"の系譜を受け継いだ傑作である。
CRC 2915 メシアン:世の終わりのための四重奏曲 キャロル・リーバーマン(ディレクター)、
ホーリー・クロス・チェンバー・プレーヤーズ
生誕100年を迎えたメシアンの室内楽作品を代表する「世の終わりのための四重奏曲」を演奏するのは、ボストンを拠点に活動するアーティストたちによって1985年に結成された室内楽団「ホーリー・クロス・チェンバー・プレーヤーズ」。ディレクターのリーバーマンは、ヘンデル&ハイドン・ソサイエティやボストン・ポップス、CBC祝祭管での活動、またバロック・ヴァイオリンの名手としても名高いアメリカの女流アーティスト。リーバーマンのヴァイオリンのリードによってメシアン特有の神秘的な雰囲気が創造されている。
CRC 2918 アメリカン・ファンタジー〜シェーンベルクとアメリカの音楽 ——
 シェーンベルク:ヴァイオリンとピアノのための《幻想曲》/
 ケージ:ヴァイオリンと鍵盤楽器のための《6つのメロディ》/
 ギュンター・シュラー:レチタティーヴォとロンド/
 ドナルド・ハリス:ヴァイオリンとピアノのための《幻想曲》/
 レオン・キルヒナー:
  無伴奏ヴァイオリンのための(世界初録音)、二重奏曲第2番/
 ジェーン・クルサード:デイ・ドリーム(世界初録音)
ハッセ・ボルップ(ヴァイオリン)、
メアリー・キャスリーン・エルンスト(ピアノ)
12音技法の創始者シェーンベルクと、その亡命先アメリカの作曲家たちによる作品をテーマとしたヴァイオリンとピアノのための作品集。シェーンベルクから音楽を学んだケージやクルサード、またはその作品から大きな影響を受けたアメリカの作曲家たちによる才気にあふれた作品でアメリカのデュオが大健闘。鬼気迫る表現が作品の持つ難解なメッセージを紐解く。
CRC 2922 ハウエルズ:ヴァイオリン・ソナタ第1番ホ長調Op.18/
ブリテン:ヴァイオリンとピアノのための組曲Op.6/
ヴォーン=ウィリアムズ:ヴァイオリン・ソナタ イ短調
ジョン・ギルバート(ヴァイオリン)、
スーザン・ワズ(ピアノ)
ソリスト、室内楽奏者としての演奏活動に加え、管弦打楽器のレベルの高さに定評のあるテキサス工科大学音楽学校でヴァイオリン科の教授として教鞭を執るアメリカのヴァイオリニスト、ジョン・ギルバートによるイギリス・プログラム。ブリテン、ヴォーン=ウィリアムズはもちろんのこと、抒情性豊かなハウエルズのヴァイオリン・ソナタ第1番はもっと陽の目を見るべき近現代イギリスの室内楽の傑作の1つと言えるだろう。
CRC 2923 リップスティック ——
 ヤコブ・T・フェルトハウス:
  フルートとサウンドトラックのための《リップスティック》/
 パウル・ハイデン:フルートとサクソフォンのための《ヤヌス》/
 ロバート・ディック:フルート、キーボードとドラムのための《テクノ・ヤマン》/
 ジェニファー・ヒグドン:無伴奏フルートのための《ラピッド・ファイアー》/
 アン・ラ・ベルジュ:無伴奏フルートのための《リヴァンパー》/
 ハーヴェイ・ソルベルガー:無伴奏フルートのための《クオドリベチュード》/
 イアン・クラーク:無伴奏フルートのための《ズーム・チューブ》
カスリーン・ ケムラー(フルート)、
グリフィン・キャンプベル(サクソフォン)
シャンドスからリリースされた「パラディソ」など独自の路線を突き進むオランダの作曲家フェルトハウスの作品「リップスティック」をアルバムのタイトルとしたフルートのための作品集。アメリカやイギリス、ポーランド、イタリアなどを舞台として活躍するカスリーン・ ケムラーはルイジアナ州立大学の教授を務める女流フルーティスト。現代の作曲家たちが書いたグレードの高いフルート作品でのケムラーによる堂々たる演奏は聴き応えアリ。
CRC 2927 J・S・バッハ:ゴルトベルク変奏曲BWV.988 ベス・レヴィン(ピアノ)
12歳でフィラデルフィア管との共演でデビューを果たし、ルドルフ・ゼルキンの下で研鑽を積んだベス・レヴィンはアメリカの女流ピアニスト。ベス・レヴィンは、フィラデルフィア管、ボストン・ポップス、ボストン・シヴィック響、シアトル響などからソリストとして招聘を受けるなどソリストとしてアメリカを中心に幅広い活動を展開中。この「ゴルトベルク変奏曲」は2007年4月28日にニューヨークのスタインウェイ・ホールでのライヴ録音。ストレートなアプローチが作品の魅力をしっかりと引き出している。
CRC 2931/2932
(2CD)
モンテヴェルディ:歌劇《オルフェオ》 ダニエル・ステプナー(音楽監督)、
ミュージック・フロム・アストン・マグナ
ミュージック・フロム・アストン・マグナは、アメリカのアストン・マグナ財団が主催し今年で36年目を迎える夏の音楽祭の1つであるアストン・マグナ音楽祭やアストン・マグナ・アカデミーで活躍するピリオド楽器によるピリオド演奏のアンサンブル。これまでにセンター(Centaur)・レーベルからは、18世紀オーケストラの首席奏者ホープリッチをソリストに迎えてのモーツァルト(CRC 2561)、ヘンデルの「時と悟りの勝利」(CRC 2421/2422)、バッハのカンタータ集(CRC 2690)などがリリースされるなど着実に評価を高めている演奏団体である。

CHANDOS 1CD¥2400

CHAN 0752
(2CD)
(Chaconne)
\2400
J・S・バッハ:初期カンタータ集Vol.3 ——
 カンタータ第172番《響きわたれ、汝ら歌よ》BWV.172/
 カンタータ第182番《天の王よ、ようこそ来ませ》BWV.182/
 カンタータ第21番《わが心には患い多かりき》BWV.21
エマ・カークビー(ソプラノ)、
マイケル・チャンス(カウンターテナー)、
チャールズ・ダニエルズ(テノール)、
ピーター・ハーヴェイ(バス)、
パーセル・クヮルテット
大バッハ、ワイマール時代の傑作。初期カンタータ集第3巻登場!シャコンヌ(Chaconne)の中核アーティスト、パーセル・クヮルテットとエマ・カークビーをはじめとした世界屈指の歌い手たちによる充実の演奏で絶賛を博している大バッハの『初期カンタータ集』の第3巻は第2巻(CHAN 0742)に引き続きワイマール時代のカンタータを収録。1714年にワイマール宮廷楽師長に就任したバッハ。この第3巻に収録されている3作品はワイマール時代の最初期に書かれたカンタータと伝えられており、ワイマール時代のカンタータの中でも最高傑作の呼び声が高く後世の教会カンタータに大きな影響を与えた「BWV.21」など3曲ともバッハのカンタータの重要作として位置づけられている。第1巻&第2巻に引き続きパーセル・クヮルテットと4人のソリスト、カークビー、チャンス、ダニエルズ、ハーヴェイは今回も健在!シャコンヌ・シリーズを代表する名盤に加わる可能性はとてつもなく高い。
CHSA 5065
(SACD Hybrid Multichannel)
\3200
タンスマン:交響曲集Vol.3 ——
 交響曲第2番イ短調(世界初録音)/
 管弦楽のための4つの断章/
 協奏交響曲(交響曲第3番/世界初録音)
オレグ・カエターニ(指揮)、
メルボルン交響楽団
快進撃を続けるオレグ・カエターニ&メルボルン交響楽団によるタンスマンの交響曲集第3巻が登場!ストラヴィンスキーからの影響だけでなく、どことなくショパンやメンデルスゾーン、リムスキー=コルサコフの雰囲気や色彩をも感じさせる音楽の万華鏡のような「交響曲第2番」。続いてベルギーのエリザベート王妃のために作曲されたタンスマン3番目の交響曲「協奏交響曲(交響曲第3番)」は、「ピアノ四重奏とオーケストラ」というユニークな編成を持った作品であり、両曲とも壮年期のタンスマンが情熱を注いだ知られざる傑作である。2つの交響曲に挟まれる形でカップリングされた「管弦楽のための4つの断章」はキャリアの後期となる1967年から68年にかけて作曲が行われており、初期の交響曲との作風の対比も非常に興味深い。さらに熟成されたカエターニとメルボルン響のコンビネーションによって陽の目を見るタンスマンの音楽。話題必至!
CHAN 10499 エイドリアン・ジョンストン(1961−):
 映画《ブライヅヘッドふたたび》〜
  オリジナル・スコアによるサウンドトラック
テリー・デイヴィス(指揮)、
BBCフィルハーモニック
数々の名盤を生み出してきた人気シリーズ「シャンドス映画音楽集」の最新作となる「ブライヅヘッドふたたび」は、以外にもシリーズ初となるオリジナル・スコアによるサウンドトラック。アメリカでは7月25日に封が切られ、イギリスを含むヨーロッパでは9月から順次公開となる映画「ブライヅヘッドふたたび」は、イーヴリン・ウォーの古典小説を題材とした物語であり、アカデミー賞女優エマ・トンプソンの出演が話題を呼んでいる。この「ブライヅヘッドふたたび」の音楽を担当し名作揃いの「シャンドス映画音楽集」に抜擢された作曲家エイドリアン・ジョンストンは、英国アカデミー賞(BAFTA)やエミー賞の受賞歴を持つイギリス期待の映画音楽作家である。映画音楽ファン&サントラ・ファン要注目。
CHSA 5066
(SACD Hybrid Multichannel)
\3200
汚れなき薔薇〜聖母マリアへの賛歌 ——
 スティーヴン・ポールズ(1949−):スプレンディド・ジュエル/
 ブリテン:聖母讃歌/
 マクドウォール:3つのラテンのモテット/
 ハウエルズ:汚れなき薔薇/
 ハビエル・ブストー(1949−):聖母マリアのための2つの小品/
 ヒーリー・ウィラン(1880−1968):3つの典礼用モテット/
 ジーン・ベルモント・フォード(1939−):エレクタ
チャールズ・ブルフィー(指揮)、
フェニックス・コーラル
シェイクスピア・イン・ソング(CHSA 5031)でのハーモニーとプログラミングが高く評価され、アリゾナ州唯一のプロ合唱団として活動を続けるチャールズ・ブルフィー率いるフェニックス・コーラル(旧フェニックス・バッハ・クワイヤー)。フェニックス・コーラルは、グレチャニノフの「受難週」(CHSA 5044)が第50回グラミー賞でクラシック部門の最優秀録音賞を獲得するなど輝かしい実績を誇っている。フェニックス・バッハ・クワイヤー改め「フェニックス・コーラル」としてのリリース第1弾は、聖母マリアを讃える合唱作品集。20世紀アメリカとイギリス、バスク地方出身の作曲家ブストーなど収録作品は非常に多彩。ブリテンの「聖母賛歌」やハウエルズの名作「汚れなき薔薇」など重要レパートリーの収録も嬉しいところ。


Chandos Opera In English

CHAN 3156
\2000
ビゼー:歌劇《真珠採り》(ハイライト/英語歌唱) レベッカ・エヴァンス(ソプラノ)、
バリー・バンクス(テノール)、
サイモン・キーンリサイド(バリトン)、
アラステア・マイルズ(バス)、
ブラッド・コーエン(指揮)、
ロンドン・フィルハーモニック管弦楽団、
ジェフリー・ミッチェル合唱団
グッドオールの「ニュルンベルクのマイスタージンガー」(CHAN 3148)、マッケラスの「コシ・ファン・トゥッテ」(CHAN 3152)など大型リリースが続いた英語オペラ・シリーズ「Opera In English」。このビゼーの「真珠採り」でも、ソプラノのレベッカ・エヴァンスやテノールのバリー・バンクスなど一流のソリストが顔を揃えている。

CHANDOS CLASSICS 1CD¥2000

CHAN 10481X プロコフィエフ:
 交響組曲《キージェ中尉》Op.60/交響的絵画《夢》Op.6/
 アンダンテOp.50bis/交響的スケッチ《秋》Op.8/
 バレエ音楽《石の花》Op.118からの組曲
ネーメ・ヤルヴィ(指揮)、
スコティッシュ・ナショナル管
ネーメ・ヤルヴィのプロコフィエフ!6タイトルが一挙に新装登場!ワーグナーの楽劇「ニーベルングの指輪」〜オーケストラル・アドベンチャー(CHSA 5060)の録音で名コンビ復活を強く印象付けたネーメ・ヤルヴィ&スコティッシュ・ナショナル管。ヤルヴィ一族の長とスコットランドの名門オーケストラのコンビによって、1980年代後半から1990年代初頭にかけて録音&リリースが行われたプロコフィエフの管弦楽作品が6タイトル一挙に「Classicsシリーズ」から新装発売!しかも24-bit/96kHzデジタル・リマスターによる音質向上とプライスダウンでさらに魅力アップ!「キージェ中尉」、「石の花」といった代表的作品から初期の作品となる「夢」、「秋」がバランスよく収められており、プロコフィエフのオーケストレーションの変化を父ヤルヴィのタクトで味わえる。1985年12月10日&1989年8月21日〜22日の録音。24-bit/96kHzデジタル・リマスターによる新装再発売盤。
CHAN 10482X プロコフィエフ:
 スキタイ組曲Op.20/
 バレエ音楽《鋼鉄の歩み》Op.41aからの組曲/
 カンタータ《アレクサンドル・ネフスキー》Op.78
リンダ・フィニー(アルト)、
ネーメ・ヤルヴィ(指揮)、
スコティッシュ・ナショナル管&合唱団
「スキタイ組曲」の第2曲「チュジボーグと悪魔の踊り」での凄まじい勢いによる荒々しく凶暴なサウンドや、壮大なスケールで描かれる「アレクサンドル・ネフスキー」は、まさしくネーメ・ヤルヴィの真骨頂。モソロフ、バラダの作品と語られることの多い珍曲「鋼鉄の歩み」組曲も収録。1988年9月28日〜29日&1987年8月21日〜23日の録音。24-bit/96kHzデジタル・リマスターによる新装再発売盤。
CHAN 10483X プロコフィエフ:
 バレエ音楽《道化師》Op.21aからの組曲/
 歌劇《3つのオレンジへの恋》Op.33aからの組曲/
 組曲《ワルツ集》Op.110
ネーメ・ヤルヴィ(指揮)、
スコティッシュ・ナショナル管
特に「行進曲」が有名な組曲「3つのオレンジへの恋」や、ディアギレフのロシア・バレエ団のために書かれた「道化師」からの組曲をカップリング。「戦争と平和」、「シンデレラ」、「レールモントフ」からのワルツが集められた組曲「ワルツ集」Op.110は、プロコフィエフのワルツのダイジェストとも呼ばれる作品である。1985年8月18日&1984年8月25日〜26日&1988年9月28日&29日の録音。24-bit/96kHzデジタル・リマスターによる新装再発売盤。
CHAN 10484X プロコフィエフ:
 組曲《ピーターと狼》Op.67/
 バレエ音楽《シンデレラ》Op.87からの組曲/
 2つのプーシキン・ワルツOp.120/
 劇音楽《エフゲニー・オネーギン》Op.71より/
 劇音楽《ボリス・ゴドゥノフ》Op.70bisより
リーナ・プロコフィエフ(語り)、
ネーメ・ヤルヴィ(指揮)、
スコティッシュ・ナショナル管
幅広く親しまれているプロコフィエフの「ピーターと狼」。このヤルヴィ盤でナレーションを務めているのは、プロコフィエフ夫人のリーナ・プロコフィエフ。亡き夫が遺した作品の語りを妻であるリーナ(録音後の1989年に他界)が担当した貴重な記録と言えるだろう。「ロメオとジュリエット」に次ぐプロコフィエフ・バレエの傑作「シンデレラ」からの組曲や、プーシキンに関連する作品集でもヤルヴィ節を堪能できる。1985年19日〜20日&1986年8月の録音。24-bit/96kHzデジタル・リマスターによる新装再発売盤。
CHAN 10485X プロコフィエフ:
 交響組曲《セミョーン・カトコ》Op.81bis/
 歌劇《賭博者》からの4つ肖像と終曲Op.49
ネーメ・ヤルヴィ(指揮)、
スコティッシュ・ナショナル管
カターエフの小説を題材としたストーリーの歌劇「セミョーン・カトコ」は1940年6月にミハイル・ジューコフの指揮で初演が行われた作品であり、ここに収録されている「組曲版」は1943年に初演されている。ヤルヴィのプロコフィエフの音楽に対する造詣の深さはもちろんのこと、スコティッシュ・ナショナル管のハイ・パフォーマンスも特筆もの。1989年8月12日〜13日の録音。24-bit/96kHzデジタル・リマスターによる新装再発売盤。
CHAN 10486X プロコフィエフ:
 バレエ音楽《放蕩息子》Op.46/アンダンテOp.29bis/
 交響的な歌Op.57/ディヴェルティメントOp.43
ネーメ・ヤルヴィ(指揮)、
スコティッシュ・ナショナル管
「ピアノ・ソナタ第4番ハ短調Op.29」をオーケストラ用に編曲した「アンダンテOp.29bis」や冒頭のトロンボーンがズシリと響く「ディヴェルティメント」などの珍しい作品や、ディアギレフからの委嘱により聖書の「放蕩息子」を題材として作曲されたバレエ音楽「放蕩息子」を収録。1988年9月27日〜30日の録音。24-bit/96kHzデジタル・リマスターによる新装再発売盤。


Chaconne Classics

CHAN 0754X
\2000
クリスマスのための協奏曲とカンタータ集 ——
 マンフレディーニ:合奏協奏曲ハ長調Op.3-12/
 A・スカルラッティ:カンタータ・パストラーレ/
 ヴィヴァルディ:協奏曲ホ長調《安らぎ》RV.270/
 テレマン:もろびと声あげ/
 コレッリ:合奏協奏曲ト短調Op.6-8
スーザン・グリットン(ソプラノ)、
サイモン・スタンデイジ(指揮)、
コレギウム・ムジクム90
ドメニコの父、アレッサンドロ・スカルラッティと同世代の作曲家たちによるバロック時代のクリスマス作品集。「クリスマス協奏曲」とも呼ばれるコレッリの有名な合奏協奏曲からA・スカルラッティのカンタータ・パストラーレなど選曲へのこだわりも本格的。瞬く間に到来するクリスマス・シーズンのアイテムとして、またはバロック音楽に親しむためなど、楽しみかたは色々!1998年5月11日〜13日の録音。24-bit/96kHzデジタル・リマスターによる新装再発売盤。

CHANNEL CLASSICS

CCSSA 26308
(SACD Hybrid Multichannel)
\3200→¥2990
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番ハ短調Op.18/楽興の時Op.16 デヤン・ラツィック(ピアノ)、
キリル・ペトレンコ(指揮)、
ロンドン・フィル
稀代の天才デヤン・ラツィック最新作!ペトレンコ&ロンドン・フィルとのラフマニノフ!一見まったく共通点が無いと思われるスカルラッティとバルトークの作品を独自のプログラミングで組み合わせることによって新たな共通点や関連性を打ち出すなど、斬新かつ独創的なアイディアによる“リエゾンスVol.1”(CCSSA 23407)が激賞されたデヤン・ラツィック。これまでにリリースされた協奏曲録音はベートーヴェンのピアノ協奏曲第2番(CCSSA 19703)のみであり、ソロ・レコーディングを主体としてきたラツィックが今回のラフマニノフからいよいよ本格的にピアノ協奏曲の録音に進出。王道中の王道であり名曲中の名曲であるラフマニノフのピアノ協奏曲第2番は、幼少の頃から神童と呼ばれその才能に大きな期待が注がれてきたラツィックの新たな挑戦の幕開けとしてこの上ない選曲と言えるだろう!このラフマニノフでラツィックとコンビを形成するのは、シベリア、オムスク州生まれの俊英キリル・ペトレンコとイギリスの名門ロンドン・フィル。キリル・ペトレンコは1999年に就任したマイニンゲン州立劇場音楽監督での手腕が認められ2002年秋にはベルリン・コーミッシェオーパー音楽監督に転身。2006年には満を持してベルリン・フィルに登壇するなど、次代の巨匠候補として注目を浴びるマエストロである。クロアチアが生んだ稀代の天才ピアニスト、破竹の勢いを見せるロシアの若きマエストロ、そしてイギリスの名門オーケストラが一体となることによって生まれた新時代のラフマニノフ。ラツィックのさらなる飛躍と快進撃がスタートする!

DANACORD 1CD¥2500

DACOCD 661 ヨアヒム・アンデルセン(1847−1909):
 フルートのための作品全集第6集 ——
  国民的幻想曲Op.59より デンマーク、ロシア/
  オペラのトランスクリプションOp.45〜
   モーツァルトの「魔笛」による、
   ボイエルデューの「白衣の婦人」による/
  3つのサロンの小品Op.52〜第1巻&第2巻/
  2つの小品Op.28/2つのサロンの小品Op.6/
  つばめOp.44/アルバムのページOp.19/再会Op.46
トマス・イェンセン (フルート)
フローゼ・ステンゴー (ピアノ)
フルートの作品や教則本の作者としてもその名を知られ、自身も19世紀を代表するフルート奏者として活躍したヨアヒム・アンデルセンの作品を網羅するシリーズの第6弾。ロマンティックで美しい小品や、モーツァルト、ボイエルデューのオペラからのアレンジなどを1949年デンマーク出身で南ユラン交響楽団のソロ・フルート奏者として活躍するイェンセンがレベルの高い演奏で披露してくれる。
DACOCD 666 ヨアヒム・アンデルセン:フルートのための作品全集第7集 ——
 ガヴォットOp.23/4つの小品Op.62/
 オペラのトランスクリプションOp.45〜
  ウェーバーの「魔弾の射手」による、
   ニコライの「ウィンザーの陽気な女房たち」による/
 あきらめOp.22-1/ポロネーズOp.22-2/
 国民的幻想曲Op.59より スウェーデン/3つの小品Op.57/
 カンツォーネOp.53-1/追憶Op.53-2/モート・ペルペトゥオOp.8
トマス・イェンセン (フルート)
フローゼ・ステンゴー (ピアノ)
2000年から2007年にかけてレコーディングが行われ、ヨアヒム・アンデルセンのフルート作品を網羅した全集もこの第7集で遂に完結。1枚1枚の参考音源、資料的な価値はもちろんのこと、7枚のシリーズ全てがフルート関係者にとってのバイブルとなることだろう。

ETCETERA 1CD¥2500

KTC 1361 吟遊詩人と修道女 ——
 デ・ボルネーユ:Reis Glorios/
 ビンゲン:アヴェ・ジェネロサ/
 デ・ディア:嫌なことでも歌わなければ/
 ビンゲン:おお、光り輝く御母/
 作曲者不詳(14世紀頃イタリア):トリスタンの哀歌/
 ビンゲン:おお青々とした小枝よ/
 ベンタドルン:ひばりがはばたく時に/
 作曲者不詳(15世紀頃イギリス):
  Bryd One Brere、Edi be thu heven-queene/
 ダウランド:君よまだ帰らないでくれ、わが恋人の涙/
 ラニエー:Like hermit poor/
 ヒューム:死/
 キング:The Given Heart/
 ダウランド:憂鬱なガリアード/
 ジョンソン:Have you seen but a white lily grow?
エヴェリン・タブ(ソプラノ)、
マイケル・フィールズ(ハープ、リュート、テオルボ)、
デイヴィッド・ハッチャー(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
中世、ルネサンスの時代に吟遊詩人によって奏でられた「世俗曲」、修道女によって聖母マリアのために歌われた「聖歌」という両極に位置する音楽を集めたアルバム。ビンゲンやダウランドから作曲者不詳の作品を歌うのは、エマ・カークビーと並ぶ世界的バロック歌手エヴェリン・タブ。フィールズの奏でる中世ハープやルネサンス・リュート、テオルボ、ハッチャーの弾くヴィオラ・ダ・ガンバが、タブの情緒に満ちた歌声と、作品それぞれが持つ儚き香りを引き出している。
KTC 1321 ユップ・フランセンス(1955−):
 管弦楽と合唱のための作品集 ——
  ローリング・ロッテルダム(世界初録音)/
 天体のハーモニー(第1部)*/**/
 マニフィカト(世界初録音)*/***
ゲルト・アルブレヒト(指揮)、
トヌ・カリユステ(指揮)*、
オランダ放送フィルハーモニック管弦楽団、
オランダ室内合唱団**、
エルマ・ファン・デン・ドール(ソプラノ)***、
オランダ放送合唱団***
1955年オランダのフローニンゲン出身の作曲家、ユップ・フランセンスのポートレート・アルバム。ハーグ王立音楽院ではルイ・アンドリーセンに作曲を師事するなど、現代音楽の手法にとらわれない自由な作風が評価を高めている。読売日響の前常任指揮者で日本でもお馴染みのアルブレヒト、合唱界の名匠カリユステなど豪華なアーティスト陣もこのシリーズの魅力。1997年〜1999年の録音。

EUFODA 1CD¥2500

EUFODA 1371 ヴェニスへのオマージュ ——
 アルビノーニ:オーボエ協奏曲二短調Op.9-2/
 ヴィヴァルディ:オーボエとファゴットのための協奏曲ト長調RV.545/
 プラッティ:チェンバロ協奏曲ハ短調/
 ペルゴレージ:フルート協奏曲ト長調/
 タルティーニ:協奏曲イ長調/
 アルビノーニ:2つのオーボエのための協奏曲ト長調Op.9-6
ヤン・デ・ウィンネ(フラウト・トラヴェルソ)、
マルセル・ポンセール(オーボエ)、
アン・ファンランクール(オーボエ)、
アラン・デ・リケレ(ファゴット)、
ロレンツォ・ギエルミ(チェンバロ)、
ヴィットリオ・ギエルミ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、
イル・ガルデリーノ
オーボエ奏者のマルセル・ポンセールの提唱によって、アムステルダム・バロック・オーケストラ、ラ・プティット・バンド、シャペル・ロワイヤル、コレギウム・ヴォカーレなどに参加する名手たちが集結して1988年に結成された「イル・ガルデリーノ」の最新作!ヴィヴァルディの協奏曲ニ長調「ごしきひわ(Gardellino)」RV.90をグループ名の起源とするベルギーのアンサンブル「イル・ガルデリーノ」。アルビノーニやヴィヴァルディ、タルティーニなどイタリアの大御所の作品が収録された今回の『イタリア・バロックの協奏曲集』のソリストには、アンサンブルの主宰者であるマルセル・ポンセール、ヤン・デ・ウィンネはもちろんのことロレンツォ&ヴィットリオのギエルミ兄弟が招かれるなど、世界に名立たる一流奏者たちの演奏はまさに絶品。バロック・ファンのみならず是非ともご注目いただきたいディスク。
EUFODA 1370 ドヴォルザーク:ピアノ四重奏曲ニ長調Op.23/同変ホ長調Op.87 テトラ・リラ
〔ヤン・ミヒエルス(ピアノ)、
ヘールト・デ・ビエーヴル(チェロ)、
川村奈菜(ヴァイオリン)、
トニ・ニス(アルト)〕
ベルギーの名ピアニスト、ヤン・ミヒエルスを中心として、日本人ヴァイオリニスト川村奈菜などベルギーを拠点に活躍中の音楽家たちによって結成されたアンサンブル「テトラ・リラ」によるドヴォルザーク。 ミヒエルスは1884年製ベーゼンドルファーを弾いたドヴォルザークのピアノ作品集(Eufoda 1348)をリリースしているが、このピアノ四重奏曲集で使用しているピアノもベルギーのクリス・マーネ・コレクションから貸与された1875年製のスタインウェイという貴重な楽器。上質の演奏で作曲者と同じ時代に生まれた楽器の音色を愉しむことができるアルバムである。
EUFODA 1369 後期中世ヨーロッパの愛の詩 ——
 カピローラ:いとも美しきパドアーナ/
 ジョスカン:われに口づけを/
 アグリコラ:L'home banni、Je n'ay duel/
 作曲者不詳:恋のとりこ、Ick Byn Zo Elende/
 ダルツァ:カラタ・アラ・スパニョラ/
 コンペール:Le grand desir/
 作曲者不詳:スタンゲッタ/
 ムトン:James, james, james/
 オブレヒト:T'sat Een Meskin/
 コンペール:Lourdault lourdault、Nous sommes de l'orde de Saynt Babuyn/
 カピローラ〜アグリコラ:Alez regret/
 スピナチーノ:リチェルカーレ/
 アグリコラ〜ジョスカン〜作曲者不詳:O venus bant/
 ジョスカン:われに口づけを/ダルツァ:タスタール・デ・コルデ
カピラ・フラメンカ
ユーフォダ(Eufoda)から多くの演奏をリリースしてきた声楽とピリオド楽器によるベルギーのアンサンブル、カピラ・フラメンカ。2007年2月に収録されたカピラ・フラメンカの最新録音のテーマは、フランドル地方からイタリアにかけて1500年前後に演奏された愛の歌。カピローラやジョスカン、アグリコラ、オブレヒトなど当時の音楽の発展に大きな足跡を遺した偉人たちの作品が並ぶ。

GLOSSA

GCD 921524
\2500
ヘンデル:イタリアン・カンタータ集Vol.4 ——
 カンタータ《アミンタとフィリデ(歩みを止めて)》HWV.83/
 カンタータ《クローリ、私の美しいクローリ》HWV.92
マリア・グラツィア・スキアヴォ(ソプラノ)、
ヌリア・リアル(ソプラノ)、
ファビオ・ボニッツォーニ(指揮&チェンバロ)、
アンサンブル・リゾナンサ
ヘンデルのイタリアン・カンタータ集第4弾!イタリア滞在時代(1706年〜1710年)にヘンデルが作曲を行った100曲のカンタータの中から、器楽伴奏が付いた約30曲のレコーディングを行う「イタリアン・カンタータ集」最新作となる第4集では、2人のソプラノ歌手マリア・グラツィア・スキアヴォとヌリア・リアルが初登場!この第4集にはオットボーニ枢機卿やパンフィーリ枢機卿と同じくイタリア時代のヘンデルを支えた有力なパトロンの1人であるフランチェスコ・ルスポーリ侯爵のために作曲が行われた「アミンタとフィリデ」など重要な2つのカンタータが収録されている。シリーズ初登場となるナポリ生まれのマリア・グラツィア・スキアヴォは、古楽界の名匠たちからの信頼も厚いイタリア期待のソプラノ歌手。パーセルの「ディドとエネアス」、「妖精の女王」で大成功を収め、アンサンブル・リゾナンサやコンチェルト・イタリアーノ、エウロパ・ガランテなどイタリアを代表する世界屈指のアンサンブルからもソリストとして熱心な招聘を受けている実力派アーティストである。同じくシリーズ初登場となるヌリア・リアルは、ヨーロッパを中心に注目を浴びているバルセロナ出身の実力派古楽系ソプラノ歌手。ヌリア・リアルが録音に参加した名手ホセ・ミゲル・モレーノとのコンビによる「スペインのギター音楽第3集」(GCD C80205)は、グロッサの名盤の1つとして絶賛を博してきただけに今回のヘンデルでの歌声も非常に楽しみ。2007年6月、サン・ミッシェル・アン・ティエラシュ修道院(フランス)での録音。
GCDSA 921616
(SACD Hybrid)
\3200→¥2990
SACD再発売
ヘンデル:
 《水上の音楽》組曲第1番ヘ長調HWV.348/
 《水上の音楽》組曲第2番ニ長調HWV.349/
 《水上の音楽》組曲第3番ト長調HWV.350/
 《王宮の花火の音楽》HWV.351/
ボーナストラック〜Joyeux anniversaire(お誕生日おめでとう)
エルヴェ・ニケ(指揮)、
コンセール・スピリチュエル
ニケが構想に要した歳月は5年!そして演奏に参加したピリオド奏者はなんと100人!(しかもオーボエ奏者は24人!)初演当時の楽器を復刻させるために特注を行い、『オリジナル楽器と当時の音律を用いた再現』による演奏で全世界に衝撃を与えたエルヴェ・ニケ&コンセール・スピリチュエルのヘンデル。2003年のリリース時には日本でも爆発的な反響を巻き起こしており、音楽史に新たなページを加えた歴史的名盤として現在まで絶賛を博し続けている。今回、来る10月に来日公演を控えているニケ&コンセール・スピリチュエルがなんとこの「ヘンデル」のSACDハイブリッド・ヴァージョンを急遽発表!2002年9月にフランスで最高の響きを持つと称されるメッツ・アーセナルで、コンセール・スピリチュエル結成15周年を記念して行われたライヴであるヘンデルの「水上の音楽」と「王宮の花火の音楽」。このSACDハイブリッド・ヴァージョンでは、オリジナルのサラウンド録音によってニケ&コンセール・スピリチュエルが実現させた『オリジナル楽器と当時の音律を用いた再現』の真の姿に限りなく近付くことができるのである!また、ニケ&コンセール・スピリチュエルが演奏する「Joyeux anniversaire(お誕生日おめでとう)」がSACDハイブリッド盤のみのボーナストラックとして収録されており、結成15周年記念のライヴ録音に相応しい粋な計らいも嬉しいところ。ニケ&コンセール・スピリチュエルの「ヘンデル」が再び全世界に衝撃を与えることになるだろう!2002年9月、メッツ・アーセナル(フランス)でのライヴ。
〜エルヴェ・ニケ&コンセール・スピリチュエル/2008年来日公演情報〜
公演予定曲目〜ヘンデル:組曲《水上の音楽》、組曲《王宮の花火の音楽》、他 10月25日(土) 愛知 愛知県芸術劇場コンサートホール 10月26日(日) 大阪 ザ・シンフォニー・ホール 10月28日(火) 東京 オペラシティ・コンサートホール


Glossa Platinum

GCD P31905
\2500
ステラ・デル・ノストロ・マー〜
 聖母マリアからインスピレーションを受けた過去と現在の音楽 ——
  ペトルス・フラテル:アヴェ・マリア/
  ジャン・ムトン(c.1459−1522):アヴェ・フイト・プリマ・サルース/
  作曲者不詳:めでたし元后/
  フランシスコ・デ・ペニャローサ(c.1470−1528):
   聖母マリアよ、どうかお願いします/
  ハインリヒ・イザーク(c.1450−1517):うるわしき救い主の母/
  カルロ・ガランテ(1959−):ステラ・デル・ノストロ・マー/
  ルートヴィヒ・センフル(ca.1486−1542/43):いと聡明なる乙女/
  アドリアン・ヴィラールト(c.1490−1552):めでたしマリア、恩寵に満ちた方/
  作曲者不詳:めでたし天の女王/
  ハインリヒ・イザーク:われら御身の保護のもとに/
  ジョスカン・デ・プレ(c.1450/55−1521):喜べ乙女、キリストの御母/
  ジャン・ムトン:おお、聖母マリアよ/
  ハインリヒ・イザーク:おお、最も素晴らしい/
  ヤコフ・グバノフ(1954−):ベネディクタとヴェネラビリス
カンティカ・シンフォニア
〔ラウラ・ファブリス(ソプラノ)、
ジュゼッペ・マレット(テノール)、
ファビオ・フルナリ(テノール)、
マルコ・スカヴァッツァ(バリトン)
カンティカ・シンフォニアが歌う"聖母マリア"のための音楽。モテット集「クアドリヴィウム」(GCD P31902)、「シャンソン集」(GCD P31903)、そしてモテット集の第2巻となる「人にとって最もよきもの」(GCD P31904)を発表し、圧倒的な完成度を持つ「デュファイ三部作」を完結させたイタリアのアンサンブル、カンティカ・シンフォニア。次なる大型プロジェクトに着手する前にマレット&カンティカ・シンフォニアが手懸けたのは、4声のア・カペラ・アンサンブルというシンプルな編成による「聖母マリア」にまつわる宗教作品集。この作品集ではムトン、イザーク、センフル、そしてジョスカンなど14世紀〜15世紀の作曲家たちによる作品に加えて現代イタリアの作曲家カルロ・ガランテ、ウクライナの作曲家ヤコフ・グバノフの作品を織り交ぜることにより、「聖母マリア」からインスピレーションを受けて作曲されたモテットと賛歌の"過去"と"現在"を1つの線で繋いでいる。作品に秘められた究極の美と神秘性を追求することにより、デュファイの音楽を伝える代弁者としての名声を確立したカンティカ・シンフォニア。アンサンブルの核となる4人の歌い手たちが絶妙にブレンドされたハーモニーを響かせる —— 。2007年8月&2008年4月、コレット教会(イタリア)での録音。

GUILD

GMCD 7322
\2400
シェーンベルク:浄められた夜Op.4/
ケルターボーン:ピアノ三重奏のための《15の楽興の時》/
ツィンマーマン:ヴァイオリン、チェロとピアノのためのバレエ《プレゼンス》
アブソリュート・トリオ
シェーンベルク初期の傑作「浄められた夜」、現代スイスの重鎮ケルターボーンの「15の楽興の時」、歌劇「兵士たち」で再び脚光を浴びるツィンマーマンの小編成室内楽によるバレエ「プレゼンス」をカップリングした「三重奏」のための作品集。アブソリュート・トリオは、パールマンから教えを受けたヴァイオリンのベティナ・ボラー、ペルガメンシコフ&シフの下で研鑽を積んだチェロ奏者イムケ・フランク、ブルガリアのピアノの名手ガネフ夫妻の門下生ステフカ・ペリファノワといった3人の女流奏者たちによって2003年に結成されたアンサンブル。2007年にはウィグモア・ホール・デビューを果たすなど実力も十分。今後が楽しみなアンサンブルである。

HYPERION 1CD¥2400

CDA 67624
¥2190
アルカン:チェロ・ソナタ ホ長調Op.47/
ショパン:チェロ・ソナタ ト短調Op.65
アルバン・ゲルハルト(チェロ)、
スティーヴン・オズボーン(ピアノ)
チェロの貴公子アルバン・ゲルハルトとスコットランドの風雲児スティーヴン・オズボーンの強力タッグによる最新盤は、アルカン&ショパンのチェロ・ソナタ集という期待度満点のプログラム!歴史に輝く名作だけでなく、19世紀の知られざるチェロ作品の発掘に並々ならぬ情熱を注ぎ続けているゲルハルト。その飽くなき探究心の成果は、2つの「ロマンティック・チェロ・コンチェルト・シリーズ」や「レーガー:チェロ作品全集」などで確実に証明されており、ヒューイットやアムランと並び立つハイペリオンの柱としてその双肩に懸かる期待は大きい。"ショパン"と"アルカン"。この2人には19世紀の同世代の作曲家という部分だけでなく、共にチェロ・ソナタを当時の大チェリストであるオーギュスト・フランショームのために作曲したという共通点を持っている。アルカンのチェロ・ソナタもピアノ作品と同じく非常に高度なテクニックを要求される難曲であるがため演奏機会に恵まれずあまり知られてこなかったが、その完成度と作品の持つ煌びやかで濃厚な魅力は間違いなく19世紀を代表するチェロ作品である。そしてショパンのチェロ・ソナタもアルカンと同様にチェロとピアノの両方に高度なテクニックが求められる作品であり、その大半がピアノ作品だったショパンの作品の中でも一味違った輝きを放っている。またショパンとアルカンのチェロ・ソナタでは、チェロ以上にピアノが重要な役割を担う部分が少なくないだけにオズボーンの存在は頼もしい限り。19世紀の大チェリスト、オーギュスト・フランショームのために書かれた2つのチェロ・ソナタに、現代の天才アルバン・ゲルハルトがどのように挑むのか?楽しみが尽きないゲルハルトのアルカン&ショパンに乞うご期待!
CDA 67701/2
(2CD)
ヘンデル:セレナータ《パルナス山の祭典》HWV.73 キャロリン・サンプソン(ソプラノ)、
ルーシー・クロウ(ソプラノ)、
レベッカ・アウトラム(ソプラノ)、
ダイアナ・ムーア(メゾ・ソプラノ)、
ルース・クレッグ(アルト)、
ピーター・ハーヴェイ(バス)、
マシュー・ホールズ(指揮)、
キングズ・コンソート
英国の名門キングズ・コンソート、新体制での第1弾はヘンデル!1980年の創設から音楽監督ロバート・キングとのコンビで数多くの名演、名盤を生み出してきたヨーロッパ屈指のピリオド・オーケストラ、キングズ・コンソート。今回、2005年からキングズ・コンソートに副音楽監督として加わっていたマシュー・ホールズがロバート・キングに代わって音楽監督に就任!新音楽監督マシュー・ホールズによるキングズ・コンソート新体制での最初のリリースは、ヘンデルのセレナータ「パルナス山の祭典」の全曲録音。「アレグザンダーの饗宴」や「聖チェチーリアの頌歌」と同時期の作品であるこのセレナータ「パルナス山の祭典」とは、自らの弟子でもあった第1王女アンとオラニエ公との結婚の祝賀のために作曲されたヘンデルの知られざる傑作である。ソリストにはソプラノのキャロリン・サンプソン、ルーシー・クロウ、バスのピーター・ハーヴェイといった豪華メンバーが集結。祝賀のために作曲された「パルナス山の祭典」は、キングズ・コンソートの新たな船出を祝うという意味でも相応しい選曲である。マシュー・ホールズとキングズ・コンソートの新コンビに期待したい!
CDA 67677 ブゾーニ:ピアノ作品集 ——
 リスト(ブゾーニ編):
  コラール《アド・ノス、アド・サルタレム・ウンダム》による幻想曲とフーガ/
 モーツァルト(ブゾーニ編):アンダンティーノ
  (ピアノ協奏曲第9番変ホ長調K.271の第2楽章)/
 ブゾーニ:対位法的幻想曲
ヘイミッシュ・ミルン(ピアノ)
メトネルの世界的権威、ミルンの新録音はブゾーニ!独創的なプログラムやコンセプトを持った作品集を世に送り出してきたメトネルの世界的権威でありイギリスのベテラン・ピアニスト、ヘイミッシュ・ミルンの最新作はブゾーニのピアノ作品集。ピアニスト、作曲家、理論家としても優れた実力を持っていたブゾーニだが、最も有名なのはやはり"トランスクリプション"だろう。ミルンは今回の作品集を録音するにあたって、ブゾーニが特別な存在として意識し敬意を表していたJ・S・バッハ、モーツァルト、リストの3人に着目。そしてリストとモーツァルトそれぞれの作品からのトランスクリプション、バッハの「フーガの技法」の未完成フーガに基づいた難曲「対位法的幻想曲」の3作品を収めたヘイミッシュ・ミルン流のブゾーニ・アルバムが完成となったのである。ブゾーニの弟子であるグィド・アゴスティを師に持ち、ブゾーニの孫弟子としてその系譜を受け継ぐミルンの新たな録音。"メトネル"に続き"ブゾーニ"の権威としての称号が加わることになるだろう。
CDS 44331/42
(12CD/特別価格)
\16300
ブラームス:室内楽作品全集 ——
DISC-1 —
 弦楽六重奏曲第1番変ロ長調Op.18、
 同第2番ト長調Op.36〔ラファエル・アンサンブル〕/
DISC-2 —
 弦楽五重奏曲第1番ヘ長調Op.88、
 同第2番ト長調Op.111〔ラファエル・アンサンブル〕/
DISC-3 —
 弦楽四重奏曲第1番ハ短調Op.51-1、
 同第2番イ短調Op.51-2〔ニュー・ブダペスト弦楽四重奏団〕/
DISC-4 —
 弦楽四重奏曲第3番変ロ長調Op.67〔ニュー・ブダペスト弦楽四重奏団〕、
 ピアノ五重奏曲ヘ短調Op.34〔ピアーズ・レーン(ピアノ)、
 ニュー・ブダペスト弦楽四重奏団〕/
DISC-5 —
 ピアノ四重奏曲第1番ト短調Op.25、
 同第3番ハ短調Op.60
  〔マルク=アンドレ・アムラン(ピアノ)、レオポルド弦楽三重奏団〕/
DISC-6 —
 ピアノ四重奏曲第2番イ長調Op.26
 〔マルク=アンドレ・アムラン(ピアノ)、
 レオポルド弦楽三重奏団〕/
DISC-7 —
 ピアノ三重奏曲第1番ロ長調Op.8〔フロレスタン・トリオ〕、
 ホルン三重奏曲変ホ長調Op.40〔スティーヴン・スターリング(ホルン)、
 アンソニー・マーウッド(ヴァイオリン)、スーザン・トリオ(ピアノ)〕/
DISC-8 —
 ピアノ三重奏曲第2番ハ長調Op.87、
 同第3番ハ短調Op.101〔フロレスタン・トリオ〕、
 クラリネット三重奏曲イ短調Op.114
  〔スーザン・トリオ(ピアノ)、リチャード・ホスフォード(クラリネット)、
  リチャード・レスター(チェロ)〕/
DISC-9 —
 クラリネット五重奏曲ロ短調Op.115
  〔シア・キング(クラリネット)、ガブリエリ弦楽四重奏団〕、
 クラリネット・ソナタ第1番ヘ短調Op.120-1
  〔シア・キング(クラリネット)、クリフォード・ベンソン(ピアノ)〕/
DISC-10 —
 チェロ・ソナタ第1番ホ短調Op.38、
 同第2番ヘ長調Op.99
  〔スティーヴン・イッサーリス(チェロ)、ピーター・エヴァンス(ピアノ)〕、
 クラリネット・ソナタ第2番変ホ長調Op.120-2
  〔シア・キング(クラリネット)、クリフォード・ベンソン(ピアノ)〕/
DISC-11 —
 ヴァイオリン・ソナタ第1番ト長調Op.78、同第2番イ長調Op.100、
 同第3番ニ短調Op.108
  〔クリシア・オソストヴィッツ(ヴァイオリン)、
  スーザン・トムズ(ピアノ)〕、スケルツォ ハ短調WoO.2
  〔クリシア・オソストヴィッツ(ヴァイオリン)、
  サイモン・クロフォード=フィリップス(ピアノ)〕/
DISC-12 —
 ヴィオラ・ソナタ第1番ヘ短調Op.120-1、同第2番変ホ長調Op.120-2
  〔ローレンス・パワー(ヴィオラ)、サイモン・クロフォード=フィリップス(ピアノ)〕、
 ヴィオラ三重奏曲イ短調Op.114
  〔ローレンス・パワー(ヴィオラ)、
  サイモン・クロフォード=フィリップス(ピアノ)、ティム・ヒュー(チェロ)〕
初期の名盤や最近リリースされた強力タイトルなどハイペリオンの豊富なカタログの中から選りすぐられた"ブラームス"の室内楽作品がボックス・セットで登場!
アムランとレオポルド弦楽三重奏団のコンビによる「ピアノ四重奏曲集」、フロレスタン・トリオの「ピアノ三重奏曲集」、俊英ローレンス・パワーの「ヴィオラ・ソナタ集」、名手シア・キングの「クラリネット・ソナタ集」などなど充実度は抜群!そして廃盤となった現在でも名盤の誉れが高いイッサーリス1度目の「チェロ・ソナタ集」が聴けるのはこのブラームス・ボックスのみ。ブラームス・ファン、ハイペリオン・ファン必携!
CDA 67657 シューベルト:
 歌曲集《白鳥の歌》D.957/鳩の便りD.965a/
 秋D.945/冬の夕べD.938
ロベルト・ホル(バス・バリトン)、
ロジャー・ヴィニョールズ(ピアノ)
リートの巨星ロベルト・ホル、"白鳥の歌"でハイペリオン初登場!オランダ生まれの現代を代表するリート歌手、ロベルト・ホルがハイペリオンに初登場!偉大なるリートの巨星が歌曲王国ハイペリオンでの最初のプログラムとして選んだのは、シューベルト最後の歌曲集「白鳥の歌」。シューベルトの死後ウィーンの楽譜出版者ハスリンガーによって、ハイネとレルシュタープの詩による歌曲13曲とザイドルの詩による「鳩の便り」が1つにまとめられ出版が行われた「白鳥の歌」だが、ロベルト・ホルはここに2つの歌曲を加えた形で1つの"歌曲集"を形成。1890年代まで手稿譜が発見されず、レルシュターブの詩を題材とした歌曲でありながらも「白鳥の歌」には加えられなかった「秋」。そしてシューベルトの死の年である1828年に作曲された「冬の夕べ」を一連の歌曲の最後に据えるというアイディアはリートの巨匠と呼ばれるロベルト・ホルならでは!
CDA 67573
¥2190
タネーエフ:弦楽三重奏曲集 ——
 弦楽三重奏曲変ホ長調Op.31/
 同ロ短調/同ニ長調
レオポルド弦楽三重奏団
〔イザベル・ファン・クーレン(ヴァイオリン)、
ローレンス・パワー(ヴィオラ)、
ケイト・グールド(チェロ)〕
シャンドスからリリースされた2枚の交響曲集(CHAN 9998/CHAN 10391)の録音などの登場によって一気に知名度を高めたロシアの音楽家タネーエフ。当時のロシアでは珍しい編成でもあった「弦楽三重奏」のために書かれた作品は洗練されたフォルムの音楽内容だけでなく、師であるチャイコフスキーからも絶賛された対位法の大家としてのタネーエフの実力を示すという重要な役割も備えている。このタネーエフの弦楽三重奏曲集を演奏するのは、英国の有望株ローレンス・パワーを擁するレオポルド弦楽三重奏団。2005年のロイヤル・フィルハーモニック協会賞受賞に代表されるように、その成熟されたスタイルと演奏は国際的にも高い評価を得ている。ロシア音楽ファン要チェック。
CDA 67669 ヒエロニムス・プレトリウス(1560−1629):
 マニフィカトとモテット集 ——
  第4旋法のマニフィカト/おお、善きイエスよ/
  太陽の昇る地平から/ベネディクティオ・メンサ/
  ガウデーテ・オムネス/第2旋法のマニフィカト/
  おお、汝らみな/ラウダーテ・ドミヌム/
  イエスは彼女が泣き/主の祈り/第5旋法のマニフィカト
アンドルー・カーウッド(指揮)、
カージナルズ・ミュージック
タリスの宗教作品集(CDA 67568)が2007年グラモフォン賞の古楽部門賞に輝いた実績を持つアンドルー・カーウッド率いるカージナルズ・ミュージックにとって約1年振りとなる新録音は、プレトリウスの宗教合唱作品集。ルネサンス時代の音楽家でハンブルクの聖ヤコビ教会でオルガン奏者を務めたヒエロニムス・プレトリウス(テレプシコーレ舞曲集の作曲者ミヒャエル・プレトリウスとは別人)。プレトリウスの宗教合唱作品は、当時の北ドイツにヴェネツィア楽派の手法を取り入れた画期的な作品としても名高い。カージナル・ミュージックの極上のハーモニーが、傑作"第5旋法のマニフィカト"や初めて録音されるプレトリウスの作品が持つ魅力と価値を知らせてくれる。また音楽史の資料としても価値ある作品集である。
CDA 67679 ランドル・トンプソン(1899−1984):
 平和な王国/アレルヤ/
 最後の祈り/精霊のミサ/フェア・ウェル
ジェームズ・バートン(指揮)、
オックスフォード・スコラ・カントルム
合唱作品でその名を知られる20世紀アメリカの作曲家ランドル・トンプソン。あのエマ・カークビーを輩出した1960年創設のイギリスの混声合唱団オックスフォード・スコラ・カントルムによる新録音は、旧約聖書の1つイザヤ書のテキストを題材として作曲された「平和な王国」がメイン・プログラム。またクーセヴィツキーからの依頼によって作曲され1940年7月に初演が行われた「アレルヤ」は、ここ日本でもランドル・トンプソンの代表作品としてアマチュアからプロの合唱団で広く歌われている。ちなみに解説(英文)は、アメリカの人気作曲家モートン・ラウリッドソン(ローリゼン)によるもの。
CDA 67716 ウェストミンスター寺院のクリスマス・キャロル ——
 伝承曲(ピアソール編):甘き喜びに/
 プーランク:クリスマスの4つのモテット/
 レイトン:クリスマス・キャロル/
 ウォルトン:今の時期にはいつも/
 ラヴィーノ:イエスの降誕/
 ラッター:おやすみなさい、イエスよ/
 チルコット:羊飼いのキャロル/
 ドーヴ:3人の王/
 伝承曲(クレオバリー編):7つの喜び/
 グルーバー(ボーワーズ=ブロードベント編):きよしこの夜/
 伝承曲(オドンネル編):3隻の船/
 ヘッド:ベツレヘムへの小径/
 マサイアス:アヴェ・レクス
ロバート・クウィニー(オルガン)、
ジェームズ・オドンネル(指揮)、
ウェストミンスター寺院聖歌隊
カトリックの聖堂である「ウェストミンスター大聖堂」の聖歌隊による素晴らしい演奏を発表してきたハイペリオン。現在ハイペリオンが継続的にリリースを行っているイギリス国教会の「ウェストミンスター寺院」聖歌隊による7枚目と8枚目の録音が同時リリース。ウェストミンスター寺院聖歌隊のクリスマス・アルバムには、「甘き喜びに」や「きよしこの夜」といった長く親しまれる定番作品から、大御所ラッター、チルコットやレイトン、ドーヴといったイギリスの人気作曲家たちによるクリスマス・キャロルを収録。楽しく、ユニーク、そして厳かなクリスマス・アルバムに仕上がっている。今年のクリスマスにオススメ!
CDA 67704 ウェストミンスター寺院のメアリー女王とエリザベス女王 ——
 タイ:全ての者よ、手を叩き/
 マンディー:天なる父の声/
 タリス:ヴィデーテ・ミラクルム/
 シェパード:リベラ・ノス・サルヴァ、セカンド・サーヴィス/
 バード:
  おお神よ我に教え給え、主よ怒りたもうな、
  おお主よ御身のしもべエリザベスが/
 ホワイト: 主は汝の声を聞き
ジェームズ・オドンネル(指揮)、
ウェストミンスター寺院聖歌隊
クリスマス・アルバムと同時リリースとなるもう1枚のウェストミンスター寺院聖歌隊の最新盤は、メアリー1世とエリザベス1世の時代における宗教や政治の混乱の中で生まれた音楽がテーマ。カトリックを擁護しプロテスタントを弾圧したメアリー1世の統治下で生み出された音楽と、その跡を継ぎ中道政策を打ち出したエリザベス1世の時代での音楽を英国屈指の聖歌隊の歌声で聴き比べることが出来る。
CDA 67625 ブリテン:ピアノと管弦楽のための作品全集 ——
 ピアノ協奏曲ニ長調Op.13(1945年版)/
 ピアノ協奏曲ニ長調Op.13(原典版)より
  第3楽章「レチタティーヴォとアリア」/若きアポロOp.16/
 左手のピアノと管弦楽のための《ディヴァージョンズ》Op.21
スティーヴン・オズボーン(ピアノ)、
イラン・ヴォルコフ(指揮)、
BBCスコティッシュ交響楽団
スコットランドの風雲児オズボーン、ブリテンのピアノ協奏曲を弾く!カプースチン、アルカン、リスト、ドビュッシー、メシアン、そしてティペットなど、圧倒的なレパートリーを駆使した録音を発表してきたスコットランドの風雲児スティーヴン・オズボーン。去る2007年のプロムスでは、イラン・ヴォルコフ&BBCスコティッシュ響とのコンビと共にブリテンのピアノ協奏曲を携えて出演。このプロムスの公演でオズボーンは驚異的なパフォーマンスで聴衆を熱狂の渦に巻き込み、「ブリテンのピアノ協奏曲」の存在と魅力を改めて示すことに成功したのである。プロムスの直後となる2007年9月に行われたレコーディングでは、「ピアノ協奏曲」はもちろんのこと、「若きアポロ」、「ディヴァージョンズ」といったブリテンのピアノと管弦楽のための作品を収録。左手のために書かれた「ディヴァージョンズ」(主題、10の変奏と終曲)はこれまでにほとんど録音が行われなかっただけに、名手オズボーンの演奏による新録音はイギリス音楽ファン要チェック。また、1945年の改定の際に破棄されてしまったピアノ協奏曲(原典版/1938年)の第3楽章も併せて収録するなど、文字通りオズボーンの手によってブリテンの「ピアノと管弦楽のための作品全集」が完成!ブリテンの「ピアノと管弦楽のための作品」の持つ魅力を世界中に伝えるという重要な役割を持った録音の登場である。
CDA 67674 マルティヌー:ヴァイオリンと管弦楽のための作品全集Vol.4 ——
  ヴァイオリン協奏曲第1番H.226/同第2番H.293
ボフスラフ・マトウシェク(ヴァイオリン)、
クリストファー・ホグウッド(指揮)、
チェコ・フィルハーモニック管弦楽団
遂にシリーズ完結!マルティヌーのヴァイオリン協奏曲集!世界初録音となる作品や祖国チェコ以外では演奏機会に恵まれていない傑作など豊富なレパートリーを取り上げてきたマルティヌーの「ヴァイオリンと管弦楽のための作品全集」が完結!そして最終巻となるこの第4集ではシリーズのトリを飾るに相応しい大本命、ヴァイオリン協奏曲の第1番と第2番を収録!ポーランド生まれのアメリカ人ヴァイオリニスト、サミュエル・ダシュキンのために作曲されたマルティヌーのヴァイオリン協奏曲第1番。作品自体は1933年に完成したものの第2次世界大戦の動乱に巻き込まれスコアを紛失。作曲者の死後1968年にスコアが発見され、完成から40年後の1973年にようやく初演が行われている。委嘱者サミュエル・ダシュキンの演奏を想定して書かれた協奏曲第1番は、まばゆいばかりのエネルギーと技巧的な作風を持つ。続く第2番は、ウクライナ出身のヴァイオリニスト、ミッシャ・エルマンのために作曲が行われれ1943年に初演が行われた作品。民族的なカラーを持ち技巧的な第1番とは対照的に、穏やかで美しいフレーズが印象に残り、どことなくロマン派の音楽を彷彿とさせるマルティヌーの秀作である。もちろん第4集の演奏も、これまでの第1集から第3集で見事な演奏を聴かせてくれたマトウシェクとホグウッド&チェコ・フィルのコンビ。ミルシテインの門弟であり1970年代には読売日本交響楽団のコンサートマスターとしても活躍したマトウシェクが、2つのヴァイオリン協奏曲でシリーズを劇的に締め括る。
CDA 67717
(2CDs/1枚分価格)
\2400
クレメンティ:ピアノ・ソナタ全集Vol.2 ——
 ソナタ変ロ長調Op.9-1/同ハ長調Op.9-2/同変ホ長調Op.9-3/
 同イ長調Op.10-1/同ニ長調Op.10-2/同変ロ長調Op.10-3/
 同変ホ長調Op.11-1/トッカータ変ロ長調Op.11-2/ソナタ変ロ長調Op.12-1/
 同変ホ長調Op.12-2/同へ長調Op.12-3/同変ホ長調Op.12-4
ハワード・シェリー(ピアノ)
シェリーのクレメンティ・チクルス第2集!前作第1集(CDA 67632)が自身の通算100枚目のアルバムとなったハワード・シェリーのピアノによる「クレメンティのピアノ・ソナタ全集」第2巻はOp.9からOp.12までを収録。シェリーの新しいプロジェクトである「クレメンティのピアノ・ソナタ全集」は3年間の月日をかけて全6巻での完結が予定されており、年代順に沿って収録&リリースが進められている。幾分か明るく軽やかな作品が主となっていた第1集と比べ、第2集はシリアスで重みを持った作品が1つの特徴。中でも「Op.12」のソナタは、傑作と言われる「Op.13」へと続く優れた手法が発揮された隠れた傑作である。ピアニスト、指揮者としてますます勢いを増しているハワード・シェリーが推し進めるクレメンティの今後が非常に楽しみ。
CDA 67621 ニコラ・ポルポラ(1686−1768):ソプラノのためのカンタータ集
 Or si m'avveggio, oh Amore/Credimi pur che t'amo/
 Gia la notte s'avvicina/Or che d'orrido Verno
エレーナ・チェッチィ・フェディ(ソプラノ)、
カルロ・イパータ(指揮)、
アウセル・ムジチ
アウセル・ムジチの第3弾はポルポラ!ハイペリオンからリリースされているボッケリーニのフルート五重奏曲(CDA 67646)、リダルティのヴァイオリン協奏曲集(CDA 67685)の2タイトルが古楽&バロック・ファンの間で話題を呼んでいるイタリアの古楽演奏団体アウセル・ムジチ。ハイペリオン移籍第3弾となる新譜は、ボッケリーニ、リダルティと同じ18世紀イタリアの作曲家ニコラ・ポルポラのカンタータ集!18世紀イタリアにおけるオペラ、声楽の大家、声楽の教師として国際的な名声を得ていたポルポラ。イギリスの「貴族オペラ」から招聘を受けて渡ったロンドンでのヘンデルとの覇権争いや、若きハイドンを育てた教育者としての優れた手腕は、ポルポラの有名なエピソードである。名声楽教師として教育に携わり声楽を追求し続けたことにより生まれた美しい旋律や華麗な装飾を持つポルポラのカンタータを歌うのは、イタリアのソプラノ歌手エレーナ・チェッチィ・フェディ。アカデミア・モンティス・レガリスとの共演に代表されるように、特にバロックの分野で華々しい活躍ぶりを見せる今注目のソプラノである。
CDA 67639 パヴェウ・ウカシェフスキ(1968−):合唱作品集 ——
 幸いなり、聖パウロ/幸いなり、聖アントニウス/
 幸いなり、聖マルティヌス/四旬節の2つのモテット/
 アヴェ・マリア/交唱聖歌集/詩篇102番/ヌンク・ディミティス
スティーヴン・レイトン(指揮)、
ケンブリッジ・トリニティ・カレッジ合唱団
ヘンデルの「デッティンゲン・テ・デウム」(CDA 67678)でベールを脱いだ新音楽監督スティーヴン・レイトンが率いる新体制のケンブリッジ・トリニティ・カレッジ合唱団。ヘンデルに続いてハイペリオンからリリースとなるのは、合唱界を中心として急激に注目を集めているポーランドの作曲家パヴェウ・ウカシェフスキの合唱作品集。ウカシェフスキは1994年のショパン音楽アカデミー・コンクール優勝を皮切りにポーランド内外で実績を重ねており、1996年からはワルシャワのショパン音楽アカデミーで作曲の指導を行っている。スティーヴン・レイトンは逸早く美しく精神的なウカシェフスキの作品に取り組み、2007年には「ヌンク・ディミティス」を提供されるなど作曲者から厚い信頼を受けているだけに、ポーランドの新しい宗教合唱作品の解釈と演奏に期待が懸かる。
CDA 67676 シューマン:詩人の恋とハイネの詩による歌曲 ——
 悲劇Op.64-3/2人の擲弾兵Op.49-1/尼僧Op.49-3/
 憎しみ合う兄弟Op.49-2/哀れなペーターOp.53-3/ベルサツァールOp.57/
 蓮の花Op.25-7/孤独な涙は何を望むOp.25-21/君は花のごとくOp.25-24/
 君の頬を寄せたまえOp.142-2/私の愛は輝くOp.127-3/
 君の顔Op.127-2/ぼくの馬車はゆるやかにOp.142-4/歌曲集《詩人の恋》Op.48
ジェラルド・フィンリー(バリトン)、
ジュリアス・ドレイク(ピアノ)
世界中から引く手あまたのカナダ人バリトン歌手、ジェラルド・フィンリーと名手ジュリアス・ドレイクのコンビによる4枚目のリリースはこれまでのアイヴズ、バーバーから一転、シューマンの「詩人の恋」。フィンリーのシューマン歌曲集は収録作品が非常にユニーク。名曲「詩人の恋」とカップリングされているのは同じく「ハイネの詩」による歌曲であり、「詩人の恋」に含まれるはずだった4つの歌曲(Op.142-2、127-3、127-2、142-4)を「詩人の恋」の直前に配置しているというプログラミングからもフィンリーの強いこだわりが窺える。ハイペリオンの顔とも言える「歌曲シリーズ」にまた1つ光り輝くアルバムが加わった!
CDA 67694 モラレス:マニフィカト、モテットと哀歌 ——
 哀歌〜Coph.Vocavi、Zai.Candidiores、Nun.Vigilavit/
 モテット〜
  Gaude et Laetare Ferrariensis Civitas、Sancta Maria, succurre miseris、
  幸いなるかな女王、天の女王、スペム・イン・アリウム、すべての者は幸いなり/
 マニフィカト〜第1旋法によるマニフィカト(全曲版世界初録音)
スティーヴン・ライス(指揮)、
ブラバント・アンサンブル
これまでクレキヨン、マンシクール、ゴンベールの作品集をリリースしたきたブラバント・アンサンブルのハイペリオン第4弾は、スペインのレーベル「グロッサ(Glossa)」から歴史に埋もれたままとなっていた作品などが続々と発表されている16世紀スペインの作曲家モラレス。国際的な名声を得た最初のスペイン人作曲家とも言えるモラレスは、同時代の人々から「音楽におけるスペインの光」と称されるなどビクトリアが登場する以前のスペイン音楽を発展させた人物である。音楽学者としても高名なライスが率いるブラバント・アンサンブルの解釈も聴きどころ。第1旋法によるマニフィカトの全曲録音は当盤が世界初録音となる。


Hyperion dyad

CDD 22067
(2CD)\2400
ベルリオーズ:オラトリオ《キリストの幼児》Op.25,H.130 ジェーン・リグビー(メゾ・ソプラノ)、
アラステア・マイルズ(バス)、
ジェラルド・フィンリー(バリトン)、
ジョン・エイラー(テノール)、
グウィン・ハウエル(バス)、
ピーター・エヴァンス(テノール)、
ロバート・プールトン(バリトン)、
マシュー・ベスト(指揮)、
コリドン・シンガーズ&オーケストラ
新約聖書に記されている王位を奪われることを恐れたヘロデ王の幼児大虐殺と、その手から逃れるためにエジプトへ向ったキリストの物語を題材とした三部構成のベルリオーズの大作「キリストの幼児」。ベルリオーズが自らの名を伏せて作品を発表するなど、いわく付きのオラトリオをマシュー・ベスト&コリドン・シンガーズ、そしてフィンリーやエヴァンスなど一流歌手たちの演奏で。1994年10月2日〜5日の録音。CDA 66991/2からの移行再発売。


HELIOS 1CD¥1500

CDH 55240 コレッリ:ラ・フォリアとソナタ ——
 教会ソナタ ト長調Op.1-9/ヴァイオリン・ソナタ ハ長調Op.5-3/
 室内ソナタ イ長調Op.4-3/ヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタ ニ長調Op.5-11/
 室内ソナタ第12番ト長調《シャコンヌ》Op.2-12/
 ヴァイオリン・ソナタ 二短調《ラ・フォリア》Op.5-12/
 室内ソナタ ホ短調Op.2-4/教会ソナタ イ長調Op.3-12
パーセル・クヮルテット
「ラ・フォリア」シリーズに大本命コレッリが登場!ヴィヴァルディ、C・P・E・バッハ、A・スカルラッティ、ジェミニアーニ、マレといった大作曲家たちの「ラ・フォリア」を録音してきたパーセル・クヮルテット。ラ・フォリアのみならず、室内ソナタ「シャコンヌ」や教会ソナタなどコレッリの"ソナタ″の魅力が凝縮されている。CDA 66226からの移行再発売。
CDH 55295 愛を学ぶ〜14世紀フランスの歌曲とモテット ——
 マショー:私に喜びの苦痛を与えているのは、やさしく美しく/
 ピカード:グローリア/
 ソラージュ:バラード/
  他、作曲者不詳の作品を収録。
クリストファー・ペイジ(指揮)、
ゴシック・ヴォイセズ
中世フランスの音楽家たちが生み出した「愛の歌」の数々——。マショーやソラージュ、ピカードなど14世紀フランスを舞台として活躍した音楽家たちや、名も知れぬ作者たちが生んだ「歌曲」と「モテット」を収録。クリストファー・ペイジ&ゴシック・ヴォイセズの黄金コンビによる演奏は、英グラモフォン誌や米ファンファーレ誌から絶賛を博した実績がある。CDA 66619からの移行再発売。
CDH 55314 モーツァルト:教会ソナタ集 ——
 教会ソナタ ハ長調K.329/ト長調K.274/変ロ長調K.68/ヘ長調K.224/
 変ロ長調K.212/ニ長調K.245/ハ長調K.263/ヘ長調K.145/
 イ長調K.225/ハ長調K.336/変ホ長調K.67/ト長調K.241/
 ハ長調K.328/ニ長調K.144/ヘ長調K.244/ニ長調K.69/ハ長調K.278
ロバート・キング(指揮)、
キングズ・コンソート
モーツァルトの知られざる名曲「教会ソナタ」が生命力豊かな響きを放つ。ザルツブルク時代のモーツァルトが1766年(10歳!)から1780年にかけてミサの合間に演奏される音楽として作曲を行った17曲の教会ソナタ集。「教会ソナタ」は17曲全てが1楽章形式で書かれ、生命力豊かな曲想を持った神童モーツァルトの知られざる傑作である。CDA 66377からの移行再発売。
CDH 55350 ホルスト:管弦楽のための組曲《惑星》H.125/
マシューズ:冥王星—再生をもたらす神/
ホルスト:
 ヴィオラと小オーケストラのための叙情的断章、
 海王星−神秘の神(スコア通りの演奏)
マーク・エルダー(指揮)、
ハレ管弦楽団&女声合唱団
「冥王星」付きの世界初録音として全世界から注目を集め大ブームを巻き起こしたエルダー&ハレ管の「惑星」がヘリオスから新装登場!2006年に惑星から準惑星へと位置づけが変わってしまった「冥王星」だが、コリン・マシューズによって作曲された音楽の「冥王星」は不変。委嘱&初演団体の演奏によるこの"冥王星付き惑星"こそが本家本元の大本命盤!2001年3月27日〜28日の録音。CDA 67270からの移行再発売。
CDH 55325 羊飼い達が野宿で夜番をしながら〜
 イギリスのクリスマス音楽 ——
  ビーズリー:羊飼い達が野宿で夜番をしながら/
  作曲者不詳(ダベントリー編):
   レット・アン・アンセム・オヴ・プライズ/
  スミス:羊飼い達が野宿で夜番をしながら/
  へレンダール:牧歌/
  作曲者不詳:(バッツ編):
   Hark! how all the welkin rings、
   Hush! my dear, lie still and slumber/
  キー:羊飼いたちは見た/
  アーノルド:あめにはさかえ/
  クラーク:羊飼い達が野宿で夜番をしながら/
  ヘンデル:あめにはさかえ/
  ジャーマン:羊飼い達が野宿で夜番をしながら/
  ウェスリー:《世の人忘るな》によるロンド/
  マシューズ:み空をはせゆくみ使いたちよ/
  ヘンデル:Hymning seraphs wake the morning/
  フォスター:羊飼い達が野宿で夜番をしながら
ピーター・ホルマン(指揮)、
プサルモディ、
パーリー・オヴ・ インストゥルメンツ
ヘリオス(Helios)からのクリスマス・アルバムは、1940年から1830年にかけて教区教会や礼拝堂で歌われた音楽をテーマとするイギリスのクリスマス音楽集。「羊飼いらが(While shepherds watched)」を題材とした様々な作曲家たちのクリスマス・キャロルが、この録音ために結成されたプサルモディのハーモニーで響く。1996年7月18日〜20日の録音。CDA 66924からの移行再発売。



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