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第43号マイナー・レーベル新録音新譜(6)



ALBANY 1CD¥2200

TROY 1039 「ソナタとアザー・インターリュード」
 ジョン・ケージ:ソナタⅠ/
 D.スカルラッティ:ソナタK.17/
 ジョン・ケージ:ソナタⅣ/
 F.リスト:眠れない!質問と回答/
 ジョン・ケージ:ソナタⅡ/
 W.F.バッハ:ハ短調のファンタジア/
 ジョン・ケージ:ソナタⅩⅣとⅩⅤ/
 シューマン:ノヴェレッテ/
 ジョン・ケージ:ソナタⅢ/
 R.シュトラウス:セレナード(ゴドフスキー編)/
 ジョン・ケージ:ソナタⅤ/
 F.リスト:調性のないバガテル/
 ジョン・ケージ:ソナタⅩⅡ/
 A.ミハロフスキ:ショパンのワルツによるパラフレーズ/
 ジョン・ケージ:インターリュードⅢ/
 D.スカルラッティ:ソナタK.247
ペドヤ・ムジイェヴィッチ(Pf)
ケージ初期の傑作プリペアード・ピアノのための「ソナタとインターリュード」はソナタと間奏曲が交互に組み合わされた曲集だが、これはケージのインターリュードの代わりにバロックからロマン派の様々なピアノ曲を配した試み。ムジジェヴィクはサラエボ出身、渡米後ジュリアードで学んだ若手ピアニスト。録音:2005年2月ニューヨーク
TROY 1038 《レガシー》〜
 アフリカ系アメリカ人の作曲家によるファゴットのための作品集
 W.G.スティル(1895-1978):
  あなたが行くなら、孤独の歌、支流の家/
 A.ヘイルストーク(b.1941):バスーン・セット/
 エド・ブランド(b.1926):
  「ワン・オン・ワン」、バスーンのために/
 ユリシーズ・ケイ(1917-1995):ソナタ/
 ゲイリー・パウエル・ナッシュ(b1964):
  デフォーメーションⅤ(バッハによる)/
 スウェーデン民謡:ウティ・ヴォル・ハーゲ(私たちの牧場に)/
 ダニエル・バーナード・ルーメイン(b1970):
  レコライオン・ループス(ウティ・ヴォル・ハーゲに基づく)
レコライオン・ワシントン(Fg)
カリーナ・ナイバーグ・ワシントン(Cl,声)
マーク・エンスレー(Pf)
いわゆるクラシック音楽におけるアフリカ系アメリカ人の作曲家の存在はスティルが辛うじて知られているくらいで他はあまり知られていない。これはそうした知られざる作曲家たちの足跡を知る事が出来るだけでなく、それがファゴットのための作品集という珍しいアルバム。1895年生まれのスティルはアメリカの国民楽派にもたとえられ、最も若い1970年生まれのルーメインは印象主義ともミニマルともいえる作風。
TROY 1030 レオン・カーシュナー(キルヒナー):
 弦楽四重奏曲全集(第1番〜第4番)
オリオン弦楽四重奏団:
【ダニエル&トッド・フィリップス(Vn)
スティーヴン・テネンボム(Vn)
ティモシー・エディ(Vc)】
レオン・カーシュナー(b.1919)はエルネスト・ブロッホとシェーンベルクに作曲を師事。特にシェーンベルクの影響を強く受けた。12音技法が基本にあるが、激しいリズムにバルトークの影響も感じられる。
TROY 1015 「ジョン・ジェイコブ・ナイルズ:歌曲集」
 黒は色、野性的な騎手、ちいさな黒い星、
 鳥のキャロル、賭博者の妻、
 スイート・リトル・ジーザス・ボーイ、黒いドレス、
 歌が歌われたこと、私が天国に行く時、ほか全18曲
ホープ・ケーラー(歌)
ジェイムズ・ダグラス(Pf)
ジョン・ジェイコブ・ナイルズ(1892-1980)はケンタッキー出身のダルシマー奏者で作曲家。第一次世界大戦では戦闘機パイロットになったが九死に一生をえる事故の後、パリに留学。生涯に1000曲以上の歌曲と民謡の作編曲を行った。作風はガーシュインの「サマー・タイム」を思わせる民謡風のものが多い。
TROY 1018 「バーナード・ホッファー:室内楽作品集」
 (1)室内協奏曲(2007)
 (2)4つの短いエピソード(2004)
 (3)もう一組の短いエピソード(2004)
 (4)ディヴェルティメント(1988)
ネオテリック:
【M.マッケイ(Fg)、
J.プレーザー(Hr)、
E.レンツ(Vc)】
(1)ハイディ・ルイーズ・ウィリアムズ(Pf)
(4)E.マンダット(Cl)、
M.バルタ(Vn)、
J.メキス(Vn)、
M=C.チ(Va)、
P.ブラウン(Cb)、
C.モアハウス指揮
ホッファー(b.1934)はスイス生まれで現在アメリカで活躍する作曲家。映画、TVの仕事を数多く手掛ける傍ら、シリアスな現代音楽も発表している。作風は基本的に無調だが、調性的な部分もある。叙情的で静かな部分あり、カーチェイスを思わせる動きのある部分ありと、TV畑で培った経験が活かされているようだ。この人の作品集はALBANYではほかに「マグース」(TROY798)がある。
TROY 1021 「ジョン・マグナッセン/リモン・ダンスのための音楽」
 (1)ザ・ウィングド/(2)詩篇
(1)デイヴィッド・ブリスキン指揮
ジュリアード音楽院管弦楽団のメンバー
(2)M.レイコック指揮
ウェストミンスター・カレッジ合唱団、
S.トンプソン(Br)、
インスティテュート祝祭管弦楽団
マグナッセンはダンスや演劇のための音楽を数多く手掛けており、そうした媒体に適した作風。調性、ミニマル、ポップスのイディオム、ドビュッシー、ストラヴィンスキー的な要素と多様なスタイルが折衷されている。一聴した印象ではマイケル・ナイマン、ギャヴィン・ブライヤーズに近いものを感じる。
TROY 1022 「ニュー・アメリカン・マスターズVol.2」
 キャロライン・ニューマン(b.1951):ファンタジー(2006)/
 フランク・エズラ・レヴィ(b.1930):トリオ第2番(2006)/
 ゲリー・エスコウ(b.1951):《ソナタじゃないよ!》(2005)/
 アレン・ショウン(b.1948):3つの夜の風景/
 カルロス・フランツェッティ(b.1948):
  ヴィルトゥオージのための4つの楽章(2006)
パリサデ・ヴィルトゥオージ:
【マーガレット・スウィンコスキ(Fl)、
ドナルド・モクリンスキ(Cl)、
ロン・レヴィ(Pf)】
パリサデ・ヴィルトゥオージはフルート、クラリネット、ピアノの三重奏からなるアンサンブルでCDはこれが二枚目となる(一枚目はTROY826)。前回より作曲家の世代は若くなっているが、曲はやはり近代フランス、新古典主義を思わせる親しみやすいものばかり。
TROY 1023 「フローレ・アルジェンティーナ/カルロス・ガスタヴィーノの歌曲集」
 アルゼンチンの花、揺りかごの6つの歌、
 アルゼンチンの4つの歌
  ほか全31曲
デジレ・ハラク(Ms)
ダルトン・ボールドウィン(Pf)
ガスタヴィーノはヒナステラとほぼ同世代のアルゼンチンの作曲家。器楽曲では野心的な試みもしたようだが、歌曲は民謡風の穏健な作風。モンポウやアルベニスの歌曲を思わせる。伴奏はなんとスゼーやアメリングなどの名歌手の伴奏で知られるピアニスト、ボールドウィンが務めている。
TROY 1029 「アメリカン・ビューティ/ラグタイムの花束」
 ジョセフ・ラム:ラグタイム・ナイチンゲール、
  アメリカン・ビューティ/
 ゲーリー・スマート:
  ララミー・ラグ、2つの花のラグ、クラッカー・ラグ、
  ピーナッツ・バター・ラグ、ウィーンの夜、
  ハーレクイン・ラグ、ベル・ラグ/
 ジェームズ・スコット:優美/
 ロバート・ハンプトン:カタラット・ラグ/
 スコット・ジョプリン:
  メキシカン・セレナード、グラジオラス・ラグ/ほか全14曲
ゲーリー・スマート(Pf)
ゲーリー・スマートの自作7曲を中心とした古き良きアメリカを思わせるノスタルジックなピアノ・ラグタイム集。ゲーリー・スマートはアメリカではよく知られた作曲家兼ピアニスト。既に当ALBANYレーベルに多くのCDがある。
TROY 1031 「チェイシング・タイム/エレノア・コリー:作品集」
 (1)チェイシング・タイム(2002)/
 (2)会話(2004)/
 (3)3つの歌(2001)/
 (4)鏡(2005)/
 (5)弦楽四重奏曲第2番(2000/2004)
(1)-(4)ニューヨーク・ニュー・ミュージック・アンサンブル:
【J.ローゼンフェルド(Fl)、
J.スタンバーグ(Cl)、
L.クァン(Vn)、
C.フィンケル(Vc)、
S.ゴスリング(Pf)】
(5)アトランティック弦楽四重奏団
エレノア・コリー(b.1943)はニュージャージー州出身の女性作曲家。ハーヴァード大学、コロンビア大学に学び、作曲はウォーリネンに師事した。セリーを基本とした新保守主義ともいえる手堅い作風で典型的な東海岸流アカデミズムの作曲家。
TROY 1032 「コスミック&ドメスティック・マスターズ
〜アメリカの新しい歌曲」
 (1)クリストファー・バーグ:リンカーンの手紙
 (2)ダロン・アリック・ヘイゲン:《親愛なる若者たちよ》より
 (3)ルッセル・プラット:
  ウォルト・ホイットマン・カンタータ「午後から星月夜へ」
ミラー・ヴィジョンズ・アンサンブル:
【(1)(3)スコット・マーフリー(T)、
(2)(3)リチャード・ラリ(Br)、
(2)トーブ・マラウィスタ(S)、
(3)ジョディ・シャインバウム(S)、
(1)(2)マーガレット・カンプマイヤー(Pf) 、
(3)アレン・ダーリング(Pf)】
アメリカの中堅世代以上の作曲家の歌曲を集めた。バーグの「リンカーンの手紙」は19世紀の曲と言われても信じてしまう。ヘイゲンの「親愛なる若者たちよ」は無調的語法とコープランド的素朴さが奇妙に合体、プラットの「午後から星月夜へ/ウォルト・ホイットマン・カンタータ」も、ある時は無調、またある時はスティーヴン・フォスターと見紛うほど、飄々と時代を超越(?)したような折衷主義である。
TROY 1033
¥2200→¥1990
モーツァルト:
 クラリネット五重奏曲イ長調K.581
 クラリネット四重奏曲ヘ長調K.496
ショーン・オズボーン(Cl)
サイモン・ジェームズ(Vn)
マイケル・ミロポルスキー(Vn)
スコット・リゴツキ(Va)
ウォルター・グレイ(Vc)
クラリネットのショーン・オズボーンはメトロポリタン歌劇場管弦楽団の首席を永らくつとめ、またニューヨーク・フィル、ピッツバーグ響、アメリカ交響楽団の首席客演もつとめた名手。
TROY 1034 「ハロルド・ブルーメンフェルド:作品集」
(1)悪魔の詩〜ボードレールの詩による
 (1.ウォーター・ジェット 2.時計 3.間奏曲 4.前の生活)
(2)呪いのカルネ〜ランボーの詩による
 (1.さよなら〜地獄の季節より 2.永遠〜新しい詩より)
(3)神話〜デレック・ウォルコットの詩による
 (1.夢 2.ヨーロッパ 3.群島)
(1)(3)ドニー・レイ・アルバート(Br)
(1)(2)クリスティーネ・シェイドバーグ(S)
(1)ジョエル・エリック・スーベン指揮
ポーランド国立放送響
(2)ハロルド・ブルーメンフェルド指揮
セント・ルイス・アンサンブル・オブ・エイト
(3)ポール・フィリップス指揮
ダラス・ヴォイセス・オブ・チェンジ
ブルーメンフェルドは声楽への関心が深く、オペラを始め多くの声楽作品を発表している。作風は無調でシェーンベルク、ベルクに似た緊張した空間を作り上げる。ALBANYレーベルには、やはりランボーの詩によるオペラ「地獄の季節」(TROY262)、デレク・ウォルコットによる神話/ジーグフリート・サスーンによる戦争挽歌(TROY443)がある。
TROY 1035 「愛と切望の歌/アメリカの新しい歌曲」
 スティーヴン・ポーラス:愛と切望の歌/
 ヤユダ・ヤネイ:記憶されたエロス/
 ヘンリー・モリコーン:5つの愛の歌、3つの単純な歌/
 ジョン・ダウニー:包含、私は愛する/
 リチャード・フェイス:
  水兵の歌、もし私だったら、シレーヌの夕べ、暇乞い、春
ヴァレリー・エランテ(S)
ジェフリー・ピーターソン(Pf)
アメリカの様々な世代の作曲家の歌曲を収録。7つのごく短い曲からなるポーラスの「愛と切望の歌」は日本の短歌の形式に霊感を受けたという。全体にロマン派、近代の様式で書かれた穏やかな音楽。わが国には日本歌曲という現代音楽ではないが、さりとてクラシックでもない独自の分野があるが、そうしたカテゴライズに従えばこれらはアメリカ歌曲といえるだろう。
TROY 1037 「アウトサイド・ミュージック/エドムンド・キャンピオン作品集」
 アウトサイド・ミュージック(2005)、
 黄金のダムス(2000)
 完全な豊富な時間(1990)、
 汝の素敵な数で私を溶かして(2002)
 ルージング・タッチ(1994)
サンフランシスコ・コンテンポラリー・ミュージック・プレーヤーズ
エドムンド・キャンピオンは1957年ダラス生まれ。コロンビア大学で学んだ後、パリ音楽院でスペクトル楽派のジュラール・グリゼーに師事した。またIRCAMでも研鑽を積み作品を制作している。ミニマル・ミュージック、コンピューター、ゲーム音楽などポップな軽さとヨーロッパの前衛音楽を融合した作風。「汝の〜」と「ルージング・タッチ」はライブ・エレクトロニクスを使ったアメリカの作曲家には珍しくシリアスな作品。
TROY 1044 「イアンシング・マクロスキー(b.1964):室内楽作品集」
 (1)ワイルド・ベル〜ヴィオラとピアノのための
 (2)オク-オク〜サキソフォン四重奏
 (3)ソルサンゲ(太陽の歌)
 (4)染色〜ピアノ・トリオ
 (5)かすり傷〜金管五重奏とドラムのための
(1)レティシア・オークス=ストロング(Va)、
ティモシー・ダーコビク(Pf)
(2)フロスト・サックス四重奏団
(3)メラニー・ガーモンド(S)、
キャロラン・バフ(A)、
ウィリアム・ドソン(T)
(4)ジョアンナ・カーコウィッツ(Vn)、
アンドルー・テイル(Vc)、
ニナ・フェリーノ(Pf)
(5)アトランティック金管五重奏団、
R.シュルツ(ドラム)
マクロスキーは様々な音楽の影響を受けながら独自の世界を築いている。ヴォーカル・アンサンブルのためのソルサンゲ(太陽の歌)は、東方聖歌、ジョスカン・デ・プレに現代的感性をブレンドした秀逸な作品。ピアノ・トリオ「染色」は激しいリズムと鮮烈な色彩の対比が美しい。豊かな才能を感じさせる作曲家。

AULOS 1CD¥2300

AUL 66155
¥2090
「ノルディック・ミュージック」
 カール・ブッシュ(1862-1943):エレジー
 マックス・ブルッフ(1838-1920):スウェーデン民謡によるセレナード
 ダグ・イヴァル・ヴィレン(1905-1986):セレナード
 カール・ニールセン(1865-1931):パラフレーズ
 ラルク=エリック・ラーション(1908-1986):小さなセレナード
セバスティアン・テヴィンケル指揮
プフォルツハイム南西ドイツ室内管
19世紀末から20世紀半ばまで活躍した北欧の作曲家たちとブルッフの北欧を題材にした弦楽オーケストラのための作品集。いずれも北国抒情満点の美しい音の細密画。録音:2003-2006年
AUL 66156
(2CD)
タピオ・トゥオメラ(1958b):歌劇《母と娘たち》
 〜カレヴァラをモティーフとしたレミンカイネンの物語
ヨン・ストルゴー指揮
フィンランド国立歌劇場管弦楽団、
他ソリスト
タピオ・トゥオメラは1958年フィンランド生まれの作曲家で指揮者としても国際的に活動している。作曲家としてはシベリウスの伝統を受け継ぎ、フィンランドの自然、歴史、神話に基づいた作品を多数発表、その功績により、フィンランドのカレヴァラ協会賞を受賞している。詩人パーヴォ・ハーヴィッコとの共同作業によるカレヴァラをモティーフにしたフィンランド現代オペラの傑作。録音:2002年
AUL 66158 「ニクラス・エッピンガー/無伴奏チェロ作品集」
 コダーイ:無伴奏チェロ・ソナタ,無伴奏チェロのための奇想曲
 リゲティ:無伴奏チェロ・ソナタ
 ミクロス・ローザ:トッカータ・カプリチオーサ
ニクラス・エッピンガー(Vc)
ミュンヘン・フィル首席チェリスト、エッピンガーのハンガリーの無伴奏チェロ作品集。近現代ハンガリーの作曲家による無伴奏チェロ作品集。ローザは映画「ベン・ハー」の音楽で知られるが、もともとはハンガリー出身。エッピンガーはゲリンガス、ジークフリート・パルムらに師事、現在ミュンヘン・フィルの首席チェリストを務める。伸びやかな音がヨーヨー・マを思わせる期待の若手である。録音:2006年

BRIDGE 1CD¥2200

BCD 9262 ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全集第6集
 ピアノ・ソナタ第29番変ロ長調Op.106《ハンマークラヴィーア》
 ピアノ・ソナタ第16番ト長調Op.31-No.1
ギャリック・オールソン(Pf)
1970年の第8回ショパン国際ピアノ・コンクール優勝のピアニスト、ギャリック・オールソンのベートーヴェン・ソナタ・シリーズ最新巻。今回の2タイトルはARABESQUEレーベルで出ていた名盤の復活。鮮やかな音色と確かなテクニックで、ベートーヴェンの大作に正攻法でどっしりと取り組んでいます。録音:1998年
BCD 9265 ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全集第7集
 ピアノ・ソナタ第11番変ロ長調Op.22
 ピアノ・ソナタ第13番変ホ長調Op.27-No.1
 ピアノ・ソナタ第31番変イ長調Op.110
ギャリック・オールソン(Pf)
好調なオールソンのベートーヴェン:ピアノ・ソナタ・シリーズの第7集はARABESQUEレーベルで出ていた名演奏の復刻。ベートーヴェンの初期、中期、後期のソナタから一曲ずつ選び、しかも調性関係が五度間隔(A♭-E♭-B♭)に配列された周到なプログラミング。確かなテクニックと済みきったタッチ、音楽性で作品に誠実に向き合っています。録音:1999年
BCD 9263 J.L.デュセック(1760-1812):
 ピアノ・ソナタ変ホ長調Op.44《告別》
J.B.クレーマー(1771-1858):
 魔笛の主題による変奏曲
J.ハイドン(1732-1809):
 ピアノ・ソナタ変ホ長調Hob52
マルコム・ビルソン(Pf)
かつてアルヒーフでガーディナーとモーツァルトのピアノ協奏曲全集録音の偉業を達成したフォルテ・ピアノの権威ビルソンがBRIDGEレーベルに登場。2007年の最新録音で、普段あまり聴く機会のない珍しい作品を収録。デュセックは日本の「ソナチネ・アルバム」でも有名なチェコの作曲家。録音:2007年9月CBCグレン・グールド・スタジオ,トロント
BCD 9255 《息へのオマージュ》〜スティーヴン・ジャッフェ(1954b):管弦楽作品集
 (1)カット・タイム(2004)/
 (2)チェロ協奏曲(2003)/
 (3)ピエドモントの詩(2006)/
 (4)息へのオマージュ(2001)
(1)(3)グラント・ルレウェリン指揮
ノース・カロライナ交響楽団
(2)デヴィッド・ハーディ(Vc)
ポウル・マン指揮オーデンセ交響楽団
(4)ミラグロ・ヴァルガス(Ms)
クリストファー・ケンダル指揮21世紀コンソート
ジャッフェは米国ノース・カロライナ州を中心に活動する作曲家でジョージ・クラム、ジョージ・ロックバーグに師事した。バルトーク的な語法、音列技法、調性を折衷しつつ時にジャズ的なノリをも加味した、シリアスなかにエンターテイメント性を感じさせる親しみ易い現代曲。チェロ協奏曲は鳥の声を模したチェロ独奏で始まるユニークな佳作でレナード・スラットキンにより初演されたジャッフェの代表作。録音:2007年
BCD 9260 「クアトロ・マーニ/気心の合う二人」
 〜ピアノ・デュオのための新作
J.ノヴァチェク:2台のピアノのための3つのラグタイム(2005)
スティーヴン・ジャフェ:カット・タイム・シャウト(2004)
P.ランスキー:「それで全ての合計があいます」〜6つの前奏曲(2005)
W.ブランド:気心の合う二人(2005)
ランス・ヒューム:躁病の音楽〜2人の熱狂的なピアニストのための(1995)
J.ディストラー:小銭(2005)
クアトロ・マーニ:
【スーザン・グレイス&
アリス・ライバック(ピアノ・デュオ)】
いずれも二人のピアニストのために作曲された2台ピアノのための新作でラグタイム、ジャズ、ミニマル風と親しみやすいスタイルで書かれた小品が集められている。録音:2006年
BCD 9264 「マーシー・ローゼン/後期ロマン派チェロ・ソナタ集」
 (1)ルードヴィヒ・テュイレ(1861-1907):チェロ・ソナタ
 (2)サー・ドナルド・フランシス・トヴェイ(1875-1940):
2つのチェロのためのソナタ
 (3)エルンスト・フォン・ドホナーニ(1877-1960):チェロ・ソナタ
マーシー・ローゼン(Vc)
(1)(2)フランセス・ローウェル(Vc)
(1)(3)リディア・アルティミフ(Pf)
19世紀後半から20世紀半ばにかけて活躍した作曲家たちの珍しいチェロ作品集。世代的には後期ロマン派ということになろうが、作風は意外に保守的でブラームス、フランクあたりを思わせる。トヴェイの作品は2つのチェロという編成が珍しい。チェリストのローゼンはBIS、DG、ノンサッチ、ソニーなどで数多くの録音を行っている。録音:2008年

CAMPION

RRCD 1326/27
(2CD)
\4400
J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲(全曲)BWV1007〜1012 イエルク・メッツガー(Vc)
知る人ぞ知るチェリスト、イエルク・メッツガーはそのいぶし銀のような渋さで隠れたファンがいるらしい。ヨーヨー・マのような流麗さとは無縁のゴリゴリした演奏だが、本当の大人の音楽が聴きたい向きには断然お薦め。録音:1994年
CAMEO 2045
\2000
「弦楽アンサンブルのためのイギリス音楽」
 アビソン:協奏曲Op.9-11/
 パーセル:弦楽のためのシャコンヌ(ブリテン校訂版)/
 ジェンキンス:パストラルとアレグロ/
 ウォルトン:《ヘンリーⅤ世》から弦楽のための2つの小品/
 ルイス:ローザ・ムンディ/ダンクウォース:マリポサス/
 ダーク:ブラザー・ジェームズのアリアによる瞑想曲/
 ブルックス:トゥ・マイ・ラヴ/エルガー:愛の挨拶/
 ブリッジ:クリスマス・ダンス
ピーター・フィッシャー(指揮&Vn)
チェンバー・アンサンブル・オブ・ロンドン
イギリスには弦楽のための愛らしい小品が多い。バロックから近代まで、イギリスの田園風景が見えてきそうなこじんまりした素敵な音楽ばかり。録音:2006年
CAMEO 2061
\2000
ツァイト・ガイスト(時間の精神)〜フィリップ・グレンジの音楽
 (1)骨の王宮〜メゾ・ソプラノと大アンサンブルのための
 (2)安っぽい夢の風景〜ブラス・バンドのための
 (3)ディプティック〜オーボエとハープのための
 (4)クラリネット・ラディカルと
  シンフォニック・ウィンド・バンドのための協奏曲「生生不息」
(1)リンダ・ハースト(Ms)、
G.トリーチャー指揮
ノーザン・ミュージック・シアター
(2)R.ニューサム指揮
サンライフ・バンド
(3)J.ショウ(Ob)、
L.ウェイクフォード(Hp)
(4)S.ウィリアムソン(Cl)、
P.スコット指揮
グレート・ブリテン・ナショナル・ユース・ウィンドアンサンブル
フィリップ・グレンジは1956年ロンドン生まれの作曲家で、ピーター・マックスウェル・デイヴィスに作曲を師事した。現代音楽特有の緊張した無調様式のなかにも、ほの暗いロマンティシズムを湛えた作風。録音:1984-2005年
CAMEO 2070
\2000
「ルシファーの発電機」カムデン・リーヴズ:ピアノ作品集
 魔法使いのピアノ(2006)
 地獄の炎からの夜想曲(2005)
 インヴェンションと幻想曲(2001)
 ルシファーの発電機(2005)
リチャード・ケーシー(Pf)
リーヴズは1974年生まれで作曲をフィリップ・グレンジに学び、イギリス国内の多くのオーケストラ、室内アンサンブルで作品が演奏されている。スクリャービンとセリエリズムを折衷させたような耽美的な響きが連綿と続く。録音:2006年

GENUIN 1CD¥2200

GEN 88123
(2CD 1枚価格)
ヨルク・クローネンベルク/ブラームス・リサイタル
 3つの間奏曲Op.117/ピアノの小品Op.118/
 ピアノの小品Op.119/2つのラプソディOp.79
ヨルク・クローネンベルク(Pf)
クローネンベルクは1973年ドイツ生まれ。ルチアーノ・ベリオに作曲を師事し、作曲家としても活動している。レパートリーはバッハからK.A.ハルトマン、ストラヴィンスキーと幅広い。そうした経歴から、このCDはさぞ斬新な解釈のブラームスが聴けるのかと思いきや、意外にも大変落ち着いた無駄のない、大人の音楽である。大器の予感がする期待のピアニスト。録音:2008年1—2月
GEN 88127
(2CD)
「ブラームス:クラリネットのための作品全集」
 クラリネット五重奏曲 ロ短調Op.115
 クラリネット三重奏曲 イ短調Op.114
 クラリネット・ソナタ ヘ短調Op.120-No.1
 クラリネット・ソナタ 変ホ長調Op.120-No.2
フランソワ・ベンダ(Cl)、
ベンダ音楽一座:
【ロラ・ベンダ(Vn)、
ナンシー・ベンダ(Vn)、
モニカ・ベンダ(Va)、
クリスティアン・ベンダ(Vc)、
セバスティアン・ベンダ(Pf)】
総代であるピアニストのセバスティアン・ベンダはチェコの名門音楽家ベンダ・ファミリーの血をひき、生前はオネゲル、カゼルラ、マルタンらとも交流があった。彼の家族も皆優れた音楽家となった。クラリネットのフランソワはブラジル生まれ、1988年にソロ・デビュー。このCDは、その頃の若々しい録音である。録音:1988年(CD1)/1990年(CD2)
GEN 88131 「ドメニコ・スカルラッティ:16のソナタ集」
 K.1、2、3、208、209、212、213、214、
 146、532、533、462、463、28、29、30
松岡友子(チェンバロ)
イタリア在住、期待のチェンバリスト 松岡友子デビュー!松岡友子は千葉県出身でチェンバロを曽根麻矢子、副嶋恭子の両氏に師事。その後、イタリアに留学。チェンバロをE.ファディーニ氏に、オルガンをE.ベッロッティ氏に師事、数々の賞を受賞、コンサートに出演。2007年8月、第44回ブルージュ国際古楽コンクール・チェンバロ部門で第3位入賞。現在、イタリアを拠点にソリスト、通奏低音奏者として活躍。ミラノ在住。今後の活躍が大いに期待されている。現在来日しリサイタルを行っている最中。※アントレ誌9月号に松岡友子のインタビューが掲載されました。録音:2008年5月,ヌシャテル、スイス

KAIROS 1CD¥2400

12742KAI
¥2190
オリヴィエ・メシアン(1908-1992):
 《彼方の閃光》(1992)
インゴ・メッツマッヒャー指揮
ウィーン・フィル
ニューヨーク・フィル創立150年記念に委嘱されたメシアン最後の管弦楽曲。メシアンは曲の初演を待たずに世を去りました。チョン・ミュン・フン、ラトル、カンブルラン盤と既に何種類ものCDが出ていることからもオーケストラの人気レパートリーになっていることがわかりますが、ここではウィーン・フィルが演奏していることが何よりうれしい驚き。メシアン独特の神秘的な和音はウィーン・フィルのしなやかな音色にピッタリでメシアンがドビュッシーよりもワーグナー、ブルックナーの末裔であったことがあらためてわかります。ぜひ試聴してみて下さい。録音:2008年1月20日 ウィーン楽友協会大ホールにおけるライヴ。
12802KAI
(3CD)
サルヴァトーレ・シャリーノ(1947b):管弦楽作品集
CD1)
 (1)チェロと管弦楽ための変奏曲(1974)
 (2)ヴァイオリンと管弦楽ための《アレゴリーの夜》(1985)
 (3)フルートと管弦楽のための《断章とアダージョ》(1991)
CD2)
 (4)管弦楽と語り手のための《ボロミーニの死》(1988)
 (5)管弦楽のための《論理を越えた炎》(1997)
CD3)
 (6)ピアノと管弦楽のための《暗い叙述》(1999)
 (7)管弦楽のための《音と沈黙》(2004)
 (8)管弦楽のための《音の影》(2005)
ティート・チェッケリーニ指揮
RAI国立交響楽団
(1)フランチェスコ・ディロン(Vc)
(2)マルコ・ロリアーノ(Vn)
(3)マリオ・カローリ(Fl)
(4)モニ・オヴァディア(語り手)
(6)ダニエレ・ポリーニ(Pf)
ラッヘンマンにも勝るとも劣らないほど特殊奏法、特異な音色が大好き、常に静寂のなかに広がる神秘の響きを作曲するイタリアの現代作曲家シャリーノの主要な管弦楽曲を3枚組のBOX CDで一度にリリース。⑧の「音の影(シャドウ・オヴ・サウンド)」は2005年サントリーホール国際作曲委嘱シリーズの委嘱作で、このCDの指揮者チェッケリーニと東京フィルで初演されました。2011年には武満徹作曲賞の審査員として来日が予定され、まさに今が旬のシャリーノ。これだけまとまってCDが発売されるのはおそらく初めてでしょう。録音:2006年

LONDON SINFONIETTA

SINFCD 1-2008
\1800
The jerwood SeriesⅡ
 (1)ウィリアム・アトウッド(1972b):タワーの上で
 (2)ジョアンナ・ベイリー(1973b):5つの有名なアダージョ
 リチャード・コーストン(1971b):(3)スリープ、(4)フェニックス
ニコラス・コク指揮
ロンドン・シンフォニエッタ
(3)セバスティアン・ベル(Fl)
いずれも30歳代半ばのイギリスの作曲家たちの作品。アトウッドはマイケル・フィニシーの弟子でリゲティに似た音群的作曲法を行う。ジョアンナ・ベイリーの「5つの有名なアダージョ」はバッハの管弦楽組曲BWV1067、ブランデンブルク協奏曲第1番、第6番、オーボエ協奏曲BWV1056、BWV1055からそれぞれの緩徐楽章を素材として使っているが、ほとんど原型をとどめないほどデフォルメされている。コーストンはエヴリン・グレニーにも作品を提供している作曲家で、しなやかなメロディ・ライン、ガリガリとした低音、クライマックスへの期待感など、つぼを押さえた書法が聴き手を飽きさせない。録音:2005/2007年

NEOS

NEOS10821
\2600
「第43回ダルムシュタット現代音楽祭2006」
(1)ロビン・ホフマン(1970b):魅惑(2006)
 〜7人のパフォーマーのための
(2)ディーター・マック(1954b):室内音楽第4番(2004)
 〜17人の奏者のための
(3)マルク・アンドレ(1964b):…ALS…(2001)
 〜バス・クラリネット、チェロとピアノのための
(4)クラウス・フーバー(1924b):
  「〜彼の馬から抜け出た魂と進み続ける絹のような足〜」
  (...a l'ame de descendre de sa monture et aller sur ses pieds de soie.../
  マフムード・ダーウィッシュの詩による断章)〜
   チェロ、バリトン、アルト、アコーディオンと打楽器のための室内協奏曲(2004)
(1)H.ペーターマン、
A.ナジー、K.ケレマンス、
K.ラナン、P.クロスランド、
L.カルミヒャエル、T.ヨハネス
(2)A.ルツ(Sop)、
B.ルブマン指揮
アンサンブル・モデルン
(3)インターナショナル・アンサンブル・モデルン・アカデミー、
R.C.クレゴ(Cl)、
W.ツァマスティル(Vc)、
U.ヴィゲット(Pf)
(4)R.d.サラム(Vc)、
M.エンゲル(Br)
K.リクス(Alt)、
T.アンツェロッティ(アコーディオン)、
中村功(打楽器)、
L.ヴィス指揮
近年、日本の若手作曲家が最もよく訪れ、学んでいるダルムシュタット夏期現代音楽講習会における2006年の演奏会ライヴからセレクト。戦後、現代音楽の中心的役割を担ったこの講習会もいまや数ある音楽トレンドのひとつとして、ひとつのジャンルと化した感がある。常に指導的立場にあるクラウス・フーバーと次の世代に属する若手作曲家の作品が取り上げられている。ホフマンの《魅惑》はヤスリをこするような、シューシュー、シャカシャカした摩擦音だけで構成されたへんてこな曲。フーバー作品ではヨーロッパで活躍する日本の打楽器奏者、中村功が参加。録音:2006年ライヴ

NMC 1CD¥2200

NMC D134 ジョー・カットラー(1968b):作品集
 (1)バートルブース/
 (2)アーカイエ/
 (3)Sal’s Sax(塩のサックス)/
 (4)夢の賞賛のなかで/
 (5)チェロと弦楽のための音楽/
 (6)クラヴィノーバ・ミュージック
(1)A.スパーリング(Cl),
(2)D.モーガン(Vn)
(1)(2)(5)R.マイケル(Vc),
(1)(2)(6)M.デュレア(Pf)
(3)オルケスト・デ・エレプリース
(4)S.レオナルド(Sop)、
S.グートマン(Pf)
(5)C.ヘイズルウッド指揮
BBCコンサート・オーケストラ
カットラーは1968年ロンドン生まれの作曲家で室内アンサンブル、オルケスト・デ・エレプリースのメンバーとしても活動、日本のピアニスト向井山朋子と共演したこともある。作風はストラヴィンスキーとクラスター技法にジャズ、パンク・ロックの要素を加えたような変化に富んだ音楽で、同じイギリスの作曲家マーク=アンソニー・タネジの流れに属するといえよう。録音:1996-2007年
NMC D136
〔ARCHIVE SERIES〕
「ザ・エオリアン・カンパニー」
〜ピアノラ(自動ピアノ)のためのオリジナル作品と編曲作品
 J.S.バッハ:前奏曲とフーガBWV541/
 グレインジャー:2つのイギリス民謡/
 ストラヴィンスキー:ピアノラのためのエチュード/
 グーセンス:リズミック・ダンス/
 ハウエルズ:ファンタジー・ミニュエット/
 カゼルラ:ピアノラのための3つの即興曲/
 カウエン:序曲、蝶々の玉/
 パリー:カエル/
 バックス:スケルツォ/
 ギル:奇想曲/
 ラヴェル:フロンティスパイス/
 スタンホープ:3つの民謡/
 ウォーカー:ハリファックス
レックス・ローソン(ピアノラ)
ピアノラとは19世紀末にアメリカのエオリアン社で開発された自動演奏ピアノの登録商標で、ロール・ピアノと同じものと考えてよいが、現在ではピアノラといえば自動演奏ピアノといえるほど、この名前が定着している。このCDはピアノラのために作曲されたオリジナル曲と編曲物が集められ、グレインジャーの名作《岸辺のモリー》からラヴェルの知られざる小品まで多彩な作品が聴ける。特にラヴェルの小品は彼としては珍しい無調的な様式で一聴に値する。録音;2007年
NMC D141 ジョナサン・ハーヴェイ(1939):管弦楽曲集
 (1)静かな滞在/
 (2)身体曼荼羅(Body Mandala)/
 (3)タイム・ピーセス(時の小品)/
 (4)ジャスミンの白/
 (5)純粋な土地にむかって・・・
(1)アヌ・コムシ(Sop)
(4)ステファン・ソリオム(Vn)
(1)-(5)イラン・ヴォルコフ指揮
BBCスコティッシュ響
いまや現代イギリス作曲界の重鎮ハーヴェイの主要な管弦楽曲を収録。ハーヴェイは初期にはシェーンベルク、ベルク、メシアンの影響を受けていたが、やがてシュトックハウゼンの影響を受け、ブーレーズの招きでIRCAMで電子音響を研究を行ったことが今の作風を大きく決定づけた。それはスペクトル楽派にも繋がる音響音楽で、《静かな滞在》では倍音に基づく調性的音響による潮の満ちひきのような変化が美しく、《身体曼荼羅》はチベット仏教の読経にインスピレーションを得た重低音が鳴り響くダイナミックな作品。録音:2007年
NMC D146 エドワード・ラッシュトン(1972b):
 歌劇《店》(The Shops)
パトリック・ベイリー指揮
ジ・オペラ・グループ
1972年生まれのラッシュトンは舞台作品を中心に作品を発表しており、2007年には権威ある英国作曲賞を受賞している。無調による正統的現代オペラ。録音:2007年、BBC第3放送との共同制作
NMC D148
〔ANCORA SERIES〕
\1600
「シークレット・シアター」〜
 ハリソン・バートウィッスル作品集
 (1)カルメン・アルカディア・メカニカ・ペルペトゥム/
 (2)シルバリー・エア/
 (3)シークレット・シアター
エルガー・ハワース指揮
ロンドン・シンフォニエッタ
Etceteraレーベルで出ていたもの。イギリス現代作曲界の大御所、バードウィッスルの代表的な管弦楽曲を収録。カルメン・アルカディア〜は短いなかに多様な変化が詰め込まれた点描的な音楽でパウル・クレーの絵にインスパイアされたという。シークレット・シアターはブーレーズ/アンサンブル・アンテル・コンタンポランの演奏でも出ていたバードウィッスルの代表作。録音:1987年
NMC D149
〔ANCORA SERIES〕
\1600
マシューズ:作品集
「ディヴェルティメント」〜コリン・マシューズ:室内楽作品集
 (1)2重弦楽四重奏のためのディヴェルティメント/
 (2)オーボエ四重奏曲第1番/
 (3)トリプティーク/
 (4)木管五重奏のための5つのコンチェルティーノ/
 (5)弦楽四重奏曲第2番
(1)オリヴァー・ナッセン指揮
(1)(2)ディヴェルティメンティ・アンサンブル
(2)メリンダ・マックスウェル(Ob)
(3)シューベルト・アンサンブル
(4)ハフナー・ウィンド・アンサンブル
(5)ブランディス四重奏団
ホルストの「惑星」の補作として「冥王星」を作曲したり、デリック・クックと共にマーラーの交響曲第10番の全曲版を完成させたことで知られる作曲家コリン・マシューズの作品集。彼の作風は表現主義ありウェーベルンばりの点描主義あり、また擬古典的ありと、かなり多様な様式と技術を持った作曲家であることがわかる。録音:1985年

ORF 1CD¥2300

CD 3034
(3CD)
¥6290
「メルク修道院国際バロック週間2005〜2007ライヴ」
CD1)2005年
 (1)バンキエリ:《木曜の祭り前の夕食》
 (2)M.A.シャルパンティエ:ヴィオールのための4声のコンセール
 (3)テレマン:シンフォニア ニ長調TWV44:1
 (4)マスキッティ:協奏曲イ長調Op.7/4
 (5)ドメニコ・ガロ:ラ・フォリア
CD2)2006年
 (6)カプスベルガー:愛に涙しながら、太陽の黄金
 (7)モンテヴェルディ:あの高慢なまなざし
 (8)カプスベルガー:白いバラ、警告、すでに笑わせる
 (9)ミスリヴェチェク:《オリンピアーデ》序曲
 (10)テレマン:序曲変ホ長調
 (11)ラッソ:6声のミサ「トゥ・レ・ルグレ」
CD3)2007年
 (12)モンテヴェルディ:《オルフェオ》(抜粋)
 (13)J.S.バッハ:チェンバロ協奏曲ニ短調BWV.1052
 (14)モーリー:今は五月、フレヒャ:爆弾
 (15)ヘンデル:シンフォニア変ロ長調HWV.339
 (16)ブクステフーデ:ソナタ ト長調 a3,Buxwv.271
(1)ロバート・ホリングワース(指揮、Cemb)、
イ・ファジオリーニ
(2)-(5)ラインハルト・ゲーベル(指揮、Vn)
ムジカ・アンティクワ・ケルン
(6)-(8)ヴィヴァンテ
(9)(10)ミッシ・ガイグ(指揮、Vn)
オルフェオ・バロック・オーケストラ
(11)パウル・ヴァン・ネーヴェル指揮
ウエルガスEns
(12)クラウディオ・カヴィーナ指揮
ラ・ヴェネクシアーナ、
ミルコ・グァダニーニ(T)、
エマヌエラ・ガッリ(S)、
アンナマリア・カルチョラーリ(S)、
桜田亮(T)、ほか
(13)セリーネ・フリッシュ(Cemb)、
カフェ・ツィメルマンほか
(14)キングズ・シンガーズ
(15)(16)リクレアツィオン・ダルカディア
メルクはウィーンの西方にある都市で、ここに11世紀に創設されたベネディクト派修道院とその周辺で毎年バロック週間が開催される。最新となるこのディスクではゲーベル&ムジカ・アンティクワ・ケルン、ネーヴェル&ウエルガスEns、キングズ・シンガーズら錚々たるメンバーが出演。更に桜田亮や全員が日本人のアンサンブル「リクレアツィオン・ダルカディア」も登場!古楽ファンには見逃せないセット。
CD 3023
(2CD)¥4190
J.S.バッハ:
 無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ
BWV.1001〜1006
トマス・フェオドロフ(Vn)
フェドロフはウィーン音楽大学で学び、その後アーノンクールが監督するコンツェントゥス・ムジクス・ウィーンのソリスト兼リーダーを務め、またソリストとして数多くのオーケストラと共演、ウィーン・モデルンにも出演して現代音楽にも意欲的に取り組むなど幅広いレパートリーをもつ新世代のヴァイオリニストとして活躍している。一糸乱れぬ音程と鮮やかな弓さばきが、この曲に新風を吹き入れる。録音:2006年9月
CD 3024
(SACD Hyrbid)
\2300
「ヨハネス・オケゲム第1集」
 ヨハネス・オケゲム:
  ミサ・ロム・アルメ(ミサ曲「武装した人」)
  ミサ・プロラツィオーヌム(種々の比率のミサ)
ザ・サウンド・アンド・フュアリ(音と熱狂):
【K.ヤウナルクスネ(S)、
クラウス・ヴェンク(T)、
ジョン・ポッター(T)、
トーマス・E.バウアー(Br)、
リヒャルト・ヴィストライヒ(B)】、
初期ポリフォニーの大作曲家オケゲムの代表作2曲を収録。「ザ・サウンド・アンド・フュアリ」はバリトンのバウアーによって2000年に創立された新しいアンサンブルだが、その高いクオリティでメキメキ評価を上げている。中心となるバウアーとポッター、ヴィストライヒはソリストとしても活躍している。録音:2006年9月ライヴ
CD 3025
(SACD Hyrbid)
\2300
ギョーム・フォーゲ(1442-1471):
 召使いのミサ(Missa le serviteur)
 ミサ《私は海にいる》(Missa Je suis en la mer)
ザ・サウンド・アンド・フュアリ(音と熱狂):
【ダフィート・エルラー(カウンターテナー)、
クラウス・ヴェンク(T)、
ジョン・ポッター(T)、
コリン・メイソン(B)】
「ザ・サウンド・アンド・フュアリ」のオケゲム作品集に続く第二弾。ギョーム・フォーゲはルネサンス期のフランスの作曲家で、その生涯についてはあまりわかっていない。彼の主要な作品は5つのミサ曲で、このディスクにはそのうちの2曲が収められている。召使いのミサはデュファイの世俗曲をベースにして作曲されている。録音:2007年9月ライヴ
CD 3035
(2SACD Hyrbid)
\4600
ベネデット・マルチェッロ(1686-1739):《ホアス》
 〜2幕からなる神聖劇(台本/アポストロ・ゼノ)
 ※世界初録音
クリストフ・ハンメル指揮
ノイエ・ホフカペレ・ミュンヘン
マリア・エルラヒャー(S)、
マルクス・フォルスター(Alt)、
ウルリケ・ホフバウアー(S)、
ドミニク・ヴェルナー(B)、
ダニエル・ヨハンセン(T)、
マルティン・ブルンス(Br)
後期バロック時代イタリアの重要な作曲家、ベネデット・マルチェッロの聖書に基づく珍しいオラトリオ。録音:2007年、メルク修道院国際バロック週間、ライヴ
CD 3038 「世界の大きさ」あるいは「古くて新しい歌」
 〜中世・ルネサンス歌曲集
  ラッソ、ゼンフル、イサーク、ノイシドラー、ホフアイメル、シャイン、
  オトマイヤー、ハスラー、ブルック、レヒナーほか
マティアス・ルフト(カウンターテナー)
スヴェン・シュヴァンベルガー(ルネサンス・フルート・トラヴェルソ)
ジュリアン・ベール(リュート、チタローネ)
中世ルネサンス歌曲の集めたアルバム。ルフトはヤーコプス、アンドレア・マルコン、ヘンゲルブロック等一流の古楽演奏家とも共演している。録音:2006年4月
CD 3039 「2008年フィデリオ・コンクール受賞者発表会」
 (1)クリスティアン・ローバ(1952b):ハード
 (2)リゲティ:ムジカ・リチェルカータより(フッソング編)
 (3)ペンデレツキ(1933b):《スラヴァのために》
 (4)ゲオルグ・ヒュー(1858-1948):幻想曲(ピアノ伴奏版)
 (5)チャイコフスキー:ドンファンのセレナーデ
 (6)サン=サーンス:ハバネラ
 (7)ヴァッハウアー(1982b):美しい神は誰かを震えあがらせた
 (8)シュトックハウゼン(1928-2007):誘拐〜《光》の《月曜日》より
(1)ペトラ・ホルヴァート(T-sax)
(2)ユーミン・シュ=エルトゥル(アコーディオン)
(3)ジ・イン・チョイ(Vc)
(4)マグダレーナ・ボグナー(Fl)
S.P.カルナー(Pf)
(5)I.ラヴィタン(Br)、ボニハーディ(Pf)
(6)A.モーゴレ(Vn)、C.ミヤモト(Pf)
(7)トリオ・ノーヴァリス
(8)N.シュヴァンク(S-sax)
フィデリオ・コンクール(Fidelio-Wettbeweb)’08はウィーン音楽院で毎年行われる音楽祭で選抜された学生が出演する。クラシックあり現代音楽ありと多彩なプログラム。

TELOS 1CD¥2300

TLS075 ステファン・リトウィン・プログラムVol.4/「鐘」
 (1)ドビュッシー:沈める寺
 (2)ミヒャエル・ギーレン:鐘のリサイクル〜7つのピアノ小品
 (3)ラヴェル:鐘の谷間
 (4)ステファン・リトウィン:鐘〜
   エドガー・アラン・ポーにもとづくメロドラマと死の舞踏(語りとピアノのための)
 (5)リスト:鐘(カリヨン)
ステファン・リトウィン(Pf)
久々の発売となりリトウィン・プログラム・シリーズ第4集。鐘に因んだ近現代のピアノ作品を収録。著名な指揮者ミヒャエル・ギーレンの《鐘のリサイクル》は鐘の音を模したピアノの低音が終始響くなか、高音が時折きらめく。リトウィンは1960年メキシコ・シティ生まれのピアニストで現代作品のスペシャリストとしてドホナーニ、ギーレン、準メルクルらと共演している。ここでは語りが入ったシアトリカルな自作を披露している。録音:2007年
TLS108
(3CD)
ヴォルフガング・リーム:
 ピアノ作品集1966-2000全曲
CD1)
 ピアノ曲第1番(1970)/
 3つのピアノ小品(1966-67)/、
 4つのピアノ小品《エレジー》/
 対談(1999)/ピアノ曲第2番(1971)
CD2)
 5つのピアノ小品(1969)/
 ピアノ曲第4番(1974)/
 追加の習作(1992-94)/、
 ピアノ曲第5番《トンボー》(1975)
CD3)
 6つの前奏曲(1967)/レントラー(1979)/
 もう1枚の紙の上で(2000)/
 ブラームスの愛のワルツ(1985)/
 ピアノ曲第6番《バガテル》(1977/78)/
 ピアノ曲第7番(1980)
ウド・ファルクナー(Pf)
500曲を越える多作家として知られるリームの多様な作風をピアノ曲で俯瞰するアルバム。最近もNEOSレーベルよりリームの2枚組のピアノ作品集がリリースされたが、こちらは3枚組の完全全集版。フォルクナーはワイセンベルクにピアノを、シュトックハウゼンのもとで現代音楽の演奏法を学んだ。録音:2004年(スタジオ録音)

TUDOR

TUDOR 7151
(SACD Hyrbid)
\2300→¥2090
マーラー:交響曲第4番ト長調 ジョナサン・ノット(w揮)
バンベルク交響楽団
モイカ・エルドマン(ソプラノ)
 ジョナサン・ノット&バンベルク交響楽団のマーラー第3作。
 この演奏は、前作の第1番「巨人」同様にかなりゆっくりとしたテンポが採用されているせいもあるが、往年の名指揮者ブルーノ・ワルターの名演を想起させる、叙情と空想に満ちたこれまた名演である。ノットはワルターに心酔しているのではないだろうか。この演奏は、ヴァイオリンを左右両翼に配し、低弦を左側に振るという古典配置によっており、その音響の見通しの良さは無類である。第3楽章の止まる寸前まで遅く設定されたテンポなど、ワルターにそっくりである。冒頭の鈴なども優秀すぎる録音のせいか、あまりにも柔らか過ぎるとも言えるが、その精妙さは、特筆ものである。第4楽章は、ハンブルク生まれの名花モイカ・エルドマンのソプラノを得て、メルヘンティックな趣で透徹しており、これぞリリシズムと言った満足を得られる。
 この録音、今の不況下に、5日間を掛けて、スタジオセッションを組んで録音されており、仕上がりの良さには、正直頭が下がる。あまりにもミスのない美しい演奏ゆえに、芸術に本来求められる切羽詰った緊張感や空気を一変させるような奇跡的瞬間には欠ける。ただし、レコードとコンサートは別物と判断するファンは多かろうし、何よりも丁寧な仕事ぶりに好感を覚えるファンは多いと思われる。安心して聴ける名演と言えよう。
録音:2006年12・8-22日,ヨーゼフ・カイルベルト・ザール,バンベルク 55:29
TUDOR 771
\1700
ブラームス:ホルン三重奏曲変ホ長調Op.40
シャルル・ケクラン(1867-1950):4つの小品
ドン・バンクス(1923-):ホルン三重奏曲(1962)
バリー・タックウェル(Hr)
ブレントン・ラングバイン(Vn)
モーリーン・ジョーンズ(Pf)
名ホルン奏者バリー・タックウェルの名盤が待望の再プレス。ホルン奏者にとって最も重要なレパートリーの一つブラームスのトリオに、フランス近代の佳品ケクランの小品集、今回演奏している3人のために作られたバンクスのトリオとバラエティにとんだ内容です。録音:1987年4月

CORO 1CD¥2300

COR 16062
(3CD)
\4500→¥4090
【特別価格】
ヘンデル:オラトリオ「メサイア」HWV56 キャロライン・サンプソン(ソプラノ)
キャサリン・ウィン=ロジャース(アルト)
マーク・パドモア(テノール)
クリストファー・パーヴズ(バス)
ハリー・クリストファーズ(指揮)
シックスティーン
クリストファーズ&シックスティーンの最新録音。3枚組(3枚目はボーナス盤、内容未詳)で2枚分の価格。
COR 16059
涙の流れフアン・グティエレス・デ・パディーリャ(1590頃-1664):教会音楽集
 Deus in adiutorium / Mirabilia testimonia tua
 Stabat Mater / Transfige, dulcissime Domine
 Lamentations / Tristis est anima mea
 Versa est in luctum / Missa Ave Regina caelorum
 Pater peccavi / Salve Regina / Ave Regina caelorum
ハリー・クリストファーズ(指揮)
シックスティーン
スペインのマラガに生まれたフアン・グティエレス・デ・パディーリャはメキシコに渡り、プエブラの大聖堂で活躍した作曲家。
COR 16060
マザランのための音楽
 オラツィオ・ミーキ(1594-1641):Spera mi disse Amore
 マルカントワーヌ・シャルパンティエ(1643-1704):Ah! Qu'ils sont courts
 ジャン=バティスト・リュリ(1632-1687)/ヴィゼ編曲:Assez de Pleurs
 ピエール・ゲドロン(1564-1619):Aux plaisirs
 ジャン=バティスト・リュリ/ダングルベール編曲:Ritournelle des Fees
 ジャコモ・カリッシミ(1605?-1674):Deh, memoria
 ルイジ・ロッシ(1597-1653):Mio core languisce
 ルイ・クープラン(1626頃-1661):Chaconne la Bergeronnette
 ジャン=バティスト・リュリ:Deh, piangete - from Psyche
 不詳/デイヴィッド・ブランデン編曲:
  La chasse donnee a Mazarin par les paysans des bourgs et des villages
   sur le tocsin (Mazarinade)
 ドマシ(?-1692頃):Allemande
 マルカントワーヌ・シャルパンティエ:Tristes deserts
 ミケランジェロ・ロッシ(1601頃-1656):Toccata Settima
 ルイジ・ロッシ:Non pianga e non sospiri - from Orfeo
 ジャン=バティスト・リュリ:Tranquilles coeurs - from Le Triomphe de L'Amour
 マルカントワーヌ・シャルパンティエ/デイヴィッド・ブランデン編曲:Sans frayeur
 マルカントニオ・パスクァリーニ(1614-1691): Si ch'io voglio sperare
 不詳/デイヴィッド・ブランデン編曲:
  Avertissement des enfarinez a Mazarin sur ce qu'il doit craindre (Mazarinade)
 ジャン=バティスト・リュリ:Le perfide Renaud me fuit - from Armide
 ジャン=バティスト・リュリ(1632-1687)/ヴィゼ編曲:Chaconne des Harlequins
 アンドレ・カンプラ(1660-1774):Ad un cuore - from L'Europe Galante

ル・ジャルダン・スクレ
 エリザベス・ドビン(ソプラノ)
 デイヴィッド・ブランデン(チェンバロ)
 ソフィー・ヴァンデン・アインデ(テオルボ)
 ロミナ・リシュカ、マリアン・ミネン(ヴィオラ・ダ・ガンバ)

バーゼル、ハーグ、ブリュッセルの音楽院で学んだ若い演奏家たちにより結成され、2007年ニューヨークで行われた「若いアーティストのためのアーリー・ミュージック・ネットワーク国際コンクール」で聴衆賞を獲得したル・ジャルダン・スクレのデビュー・アルバム。フランス国王ルイ14世(1638-1715、在位:1643-1715)の幼少から青年期にかけて実質的に宰相を務めた政治家・枢機卿ジュール・マザラン(1602-1661)。イタリア出身である彼は宮廷音楽家にリュリを迎えるなど、王室の宮廷にイタリア音楽を持ち込みました。

LIGIA DIGITAL

Lidi 0302184-08
\2500
シューマン:
 ヴァイオリン・ソナタ第1番イ短調 Op.105
 3つのロマンス Op.94
 ヴァイオリン・ソナタ第2番ニ短調 Op.121
ステファニー=マリー・ドガン(ヴァイオリン)
オリヴィエ・ペイルブリュヌ(ピアノ)
録音:2006年12月、フランス、ジュリニャク、ドメーヌ・ミュジカル・ド・ペティニャク 使用楽器:1756年、ナポリ、ジェンナロ・ガリアーノ製、ロマンティック仕様(ヴァイオリン) 1883年、スタインウェイ&サンズ製(ピアノ)
Lidi 0104190-08
(19CD)
\10200
【特別価格】
J・S・バッハ:オルガンのための作品集 オリヴィエ・ヴェルネ(オルガン)
マリー=クレール・アラン、
ブリュノ・モラン、
フレデリック・リヴォアル、
セドリック・メックレル(オルガン)
ギー・トゥーヴロン(トランペット)
コレギウム・バロック
廃盤となっていた「オルガン作品全集」に「2、3、4台のオルガンのための協奏曲」、「編曲作品集」等を加え、19枚でフルプライス4枚分という廉価で発売!!

REGIS 1CD¥950

RRC 1289
ベートーヴェン:
 ピアノ協奏曲第2番変ロ長調 Op.19
 ピアノ協奏曲第3番ハ短調 Op.37
ホルヘ・フェデリコ・オソリオ(ピアノ)
ルイス・エレーラ・デ・ラ・フエンテ(指揮)
メキシコシティ・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1994年6月1-2日、メキシコシティ、Sala Ollin Yoliztili 原盤:ASV, EMI
RRC 1298
アルベニス:
 組曲「イベリア」(アルボース編曲;管弦楽版)(*)
 ナバーラ(アルボース編曲;管弦楽版)(*)
 ピアノ協奏曲第1番イ長調(幻想的協奏曲)Op.78(+)
 民謡組曲「カタルーニャ」(#)
アルド・チッコリーニ(ピアノ(+))
エンリケ・バティス(指揮)
ロンドン交響楽団(*)
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団(+)
メキシコシティ・フィルハーモニー管弦楽団(#)
録音:1984年、ロンドン、ウッドサイド・パーク、聖バーナバス教会(*/+) メキシコシティ、Sala Nezahualcoyoti(#) 原盤:ASV, IMG
RRC 1299
トゥリーナ(1882-1949):管弦楽作品集
 幻想的舞曲集 Op.22/
 セビーリャ交響曲 Op.23/交響的狂詩曲 Op.66
 交響詩「ロシーオの行列」Op.9/闘牛士の祈り Op.35

エンリケ・バティス(指揮)
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
メキシコシティ・フィルハーモニー管弦楽団

録音:1983年、ロンドン、モーデン、聖ピーター教会(*)/メキシコシティ、Sala Nezahualcoyoti(+) 原盤:IMP(*)/ASV(+)
RRC 1300
ハチャトゥリアン:
 ヴァイオリン協奏曲ニ短調(*)
 ピアノ協奏曲変ニ長調(+)
ボリス・グートニコフ(ヴァイオリン(*))
コンスタンチン・イワーノフ(指揮(*))
ソヴィエト国立交響楽団(*)
アネット・サーヴァデイ[アンネッテ・セルヴァデイ](ピアノ(+))
ジョゼフ・ジュンタ(指揮(+))
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団(+)
録音:1981年(*)/1987年10月(+) ライセンサー:A Tempo Prague, Aquarius Music(*) 初出:Hyperion CDA 66293(+) ボリス・グートニコフ(1931-1986)は1962年の第2回チャイコフスキー国際コンクール・ヴァイオリン部門優勝者。教育者としても高名で、来日演奏歴もありますが、ソ連崩壊前に50代半ばで亡くなってしまったこともあり、「幻の巨匠」的存在となっている。(*)も「西側」初出音源とのこと。



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