アリアCD 新店舗へようこそ

新店舗トップページへ

お買い物の方法  
ページ内の商品チェック・ボックスをクリックし、最後に 「かごに入れる」ボタンを押してください(enterキーを押してもかまいません)。
新店内のほかのページのお買い物がありましたら、そちらもすませ、最後に「注文フォームへ」ボタンを押して注文フォームで注文を確定してください。
(チェック内容を変更したら、必ずもう一度「かごに入れる」ボタンをクリックしてください。変更内容がかごに反映されませんので)

注文フォームへ


第43号特選アイテム

 ご覧のように第43号のために今回特別に集めたアイテム。他店ではなかなか入りにくいアイテム、レーベル、価格の商品ですのでどうかお見逃しなく。
 在庫限定などで商品数に限りがあるものは【先着抽選】とさせていただいております。これは、応募多数の場合、11月上旬までのご注文をまとめ抽選をさせていただくというものです。どうか抽選漏れ、完売の際はご容赦くださいませ。

ウィーン・フィル自主制作盤最新新譜
ジョルジュ・プレートル
シェーンブルン・
サマー・ナイト・コンサート2008
3
 
ロッテルダム・フィル自主制作盤
2008年
ゲルギエフ
首席指揮者就任20周年記念アルバム
4
 
クラシック・スナイパー3
特集 クラシック名盤大噴火!
6
 
完売
スヴェトラーノフ/「哀−Sorrow」
7
 
チェコSONY
天台聲明&グレゴリオ聖歌の融合
「遙聲」
7
 
ヴェルサイユの音楽200年
20枚組ボックス

フランス・バロックの中心への旅
7
 
レモン・トゥルアールの芸術
仏SONY 11枚組ボックス
8
 
DIW Classics 新譜2タイトル 9
 
1年半ぶり再入荷!
ガーディナー
イングリッシュ・バロック・ソロイスツ

モーツァルト:交響曲第39番・第41番
12
 
完売!
TRUESOUND TRANSFERS

モーツァルト初録音音源CD-R
交響曲第39番(1913年頃録音)
レクイエム&
戴冠式ミサ曲(1931年録音)
13
 
完売!HAENSSLER 
カール・シューリヒト・コレクション
1950-1966

(20CD+1DVD)\21000→¥9990
13
 
完売
TAHRAベストセラー2タイトル
在庫超特価セール!
16
 
完売
超特価商品入荷

不当に不遇な彼らの作品を聴け!
アレッサンドロ・スカルラッティ
カイザー
ハッセ
17
 
ようやくの再入荷!価格据え置き!
怒涛のユーリ・シモノフ/幻想交響曲
18
 
アリアCD落穂ひろいセール 19
 
小倉貴久子 AYUS盤 完売 21
 
ONGAKU RECORDS
セルゲイ・シェプキン(P)入荷!
22


 
ウィーン・フィル自主制作盤最新新譜
ジョルジュ・プレートル
シェーンブルン・サマー・ナイト・コンサート2008

 4月頃、ウィーン・フィルの担当者から連絡が来た。
 6月にシェーンブルン宮殿でウィーン・フィルの野外コンサートが開かれるから観に来ないか。指揮はわれらがプレートルだと。
 昨年ウィーンでその担当者といっしょにニュー・イヤー・コンサートの記者発表会に参加したのだが、もちろんその会見場ではプレートルが主役だった。なのでその担当者と店主の間ではプレートルは「われらがプレートル」なのである。
 しかし、「来ないか」と言われて「はい、行きます」と言える身分では残念ながらない。すると担当者は、「ではコンサートの模様はCDとDVDになるだろうからそれを楽しんでほしい」、と言う。
 なんと。
 それはすごい。

 今年のニューイヤー・コンサートでのプレートルの大成功はご存知のとおり。店主もひいきめでなくこの数年最高のニュー・イヤーだったと思う。
 そしてその熱気冷めやらぬうちに、ハプスブルグ王朝のシンボル、ウィーンの誇るシェーンブルン宮殿でプレートルが野外コンサートを開き、それがCD&DVD化されるというのである。
 シェーンブルン宮殿での思い出を話し始めるとまた長くなるのでやめておくが、ヨーロッパに君臨したハプスブルグ王朝の末期を語る優雅な宮殿。その美しい庭園で開かれるプレートルとウィーン・フィルの野外コンサート・・・。
 7月、さっそく商品が届いた。
 シンプルな中にシックな雰囲気を醸し出す装丁。さて、内容は。やはりワルツを中心とした優雅系。ラストには生誕100年のルロイ・アンダーソンを入れたりしてる。ただ演奏はいきなりプレートル節。ぐぐっとこぶしを利かせてためを作って、どの曲もロマンティックにたっぷりと歌ってくれる。かなり個性的なところもあるが、ウィーン・フィルもしっかりついてきてるからそれなりに練習もしてるみたい。なにより昨年11月の定期公演、そしてニューイヤー・コンサートもそうだったが、団員たちが音楽を楽しんでる。プレートルにはそういう、団員も観客も幸せにする天性のものがある。
 それにしてもすごかったのはリヒャルトの「ばらの騎士」組曲。
 リヒャルト・シュトラウスとヨハン・シュトラウスは、名前は同じシュトラウスだけど全然血のつながりはないんですよ。リヒャルト・シュトラウスはウィンナ・ワルツとは関係ないんです。
 ・・・そんなことをクラシック初心者に向かって講釈したことがある人も、このプレートルの「ばらの騎士」組曲を聴いたら自分がいったことは本当に正しかったんだろうか、と一瞬頭がクラッとするかもしれない。
 この「ばらの騎士」組曲、踊っているのである。本当にウィンナ・ワルツのように。
 もちろん原曲オペラがウィンナ・ワルツを効果的に用いていることはご存知のとおりだが、でもこんなにも優雅に素敵に踊っている組曲を聴いたことがない。たいていの人が交響詩の延長みたいにこの曲を演奏してしまうのに、プレートルは勘違いしているかのように徹底してウィンナ・ワルツとしてこの曲を演奏する。
 なにせ1曲目のヨハン・シュトラウス2世の「ウィーン気質」から、そのままの雰囲気でつながっているのである。まるで3世がいたかのように。
 こんな芸当ができる演奏家が今世界に何人いるだろう。
 限りない贅沢さと、限りない楽しさと、限りない切なさ。まるで魔術のように、我々を優雅な世界に導いてくれる。だまされているふりをしてこちらもいっしょにだましてしまう、超一流のマジシャン。こんな幸せな魔術にかけてくれる指揮者が今現存していることを心から嬉しく思う。

 DVDのほうはリージョン・コード「0」ながらPALのみの発売なので、日本の通常のDVDプレーヤーでは視聴できない。どうかご了承ください。

 現在現地再発注中。入荷は・・・来年初頭でしょうか・・・。どうかご理解くださいませ・・・。


SSNC-CD-2008
(2CD)\3990
ウィーン・フィル自主制作盤最新新譜
 シェーンブルン・サマー・ナイト・コンサート2008
  J・シュトラウス2世:ウィーン気質
  R・シュトラウス:「ばらの騎士」組曲
  J・シュトラウス2世:スペイン行進曲
  シャブリエ:スペイン
  オッフェンバック:ホフマンの舟歌
  ラヴェル:ラ・ヴァルス
   (ボーナス)
     ベルリオーズ:ラコッツィ行進曲
     R・シュトラウス:歌劇「カプリッチョ」から「月光の音楽」
     J・シュトラウス2世:オルフェウス・カドリーユ
     ルロイ・アンダーソン:トランペット吹きの休日
ジョルジュ・プレートル指揮
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
SSNC-DVD-2008
(1DVD)
\4800
上記のDVD映像
 PAL方式なので日本のDVD機器ではご覧になれません。パソコンだと観られると思います。



ご興味ある方は、こちらへもどうぞ。ご注文途中の方は、一度ご注文を確定させてからどうぞ。

店主ラスコル・ウィーン紀行
(1)
(2)




旧譜
プレートル/2008年ニュー・イヤー・コンサート
DECCA
478 0034 (2CD)¥2600→¥2290
74 3246 DVD\3700→¥3290

 この天変地異的人選は誰がやったのか。今回登場するのはジョルジュ・プレートル。フランス人初のニュー・イヤー登場である。しかも稀代の洒落者。かつてのカラスとの超名演オペラ録音が印象に強すぎるが、やっぱりこの人の真骨頂はフランス近代。その類い希な舞踏感覚。インタビューで喋っているときさえついつい踊り始めてしまう。陽気で快活で、まわりを気持ちよくさせてくれるような、そんな人。でも「ウィーン紀行」でも書いたが、シュトゥットガルト放送響の演奏家が歴代の指揮者の中でこの人のことを一番高く評価していた。とても斬新で大胆で、その思いつきは天才的、と。
 その感覚。
 ウィンナ・ワルツで生かせられないわけがない。
 ・・・きっとウィーンの人がみんなそう思っていたんだろう。かくして、今回の登場となったわけである。
 プレートルはウィーンとの結びつきも深く、1986から91年までウィーン交響楽団の首席指揮者だった。また11月のウィーン・フィル定期でのビゼーやマーラーを聴く限り、オケとの信頼関係は圧倒的に良好。そしてもちろん観客の受けも最高にいい。まさに時は熟した、という感じの満を持してのお招きといえる。
 今回のニュー・イヤー・コンサート。ただのニュー・イヤー・コンサートの一つと言ってしまうにはあまりにももったいない、特別な演奏会なのである。

478 0034
(2CD)
\2600→¥2290
「ニュー・イヤー・コンサート2008」
[収録予定曲]
 ヨハン・シュトラウス2世:ナポレオン行進曲作品156
 ヨーゼフ・シュトラウス:
  ワルツ《オーストリアの村つばめ》作品164
  ラクセンブルク・ポルカ作品60
 ヨハン・シュトラウス:パリのワルツ作品101
  ヴァルサイユのギャロップ作品107
 ヨハン・シュトラウス2世:カドリーユ《オルフェウス》作品236
 ヨーゼフ・ヘルメスベルガー2世:ギャロップ《小さな広告》作品4
 ヨハン・シュトラウス2世:オペレッタ《インディゴと40人の盗賊》序曲
  ワルツ《人生を楽しもう》作品340 フランス風ポルカ《閃光》作品271
  ポルカ=シュネル《トリッチ・トラッチ》作品214
 ヨーゼフ・ランナー:ワルツ《宮廷舞踏会舞曲》作品161
 ヨーゼフ・シュトラウス:ポルカ・マズルカ《とんぼ》作品204
 ヨハン・シュトラウス2世:ロシア行進曲作品426
  フランス風ポルカ《パリの女》作品238
 ヨハン・シュトラウス:中国のギャロップ作品20
 ヨハン・シュトラウス2世:皇帝円舞曲作品437
  ポルカ・シュネル《インドの舞姫》作品351
ウィーン・フィル
指揮:ジョルジュ・プレートル
映像
74 3246
DVD
\3700→¥3290
 録音:2008年1月1日、ムジークフェライン、ウィーン





 
ロッテルダム・フィル自主制作盤
ゲルギエフ
首席指揮者就任20周年記念アルバム
RPHO 2008-1 4CD¥13000

 また入ってきた・・・。
 第41号と第42号で紹介しながら、入らない可能性が高いと思っていたロッテルダム・フィルの自主制作盤。
 今回入ってきたのは、だめもとで頼んでおいた最新アルバム、ゲルギエフのロッテルダム・フィル首席指揮者就任20周年記念アルバム。
 今回もヨーロッパ仲介業者に個人的に依頼して手に入れたので、入荷本数はわずか15セットのみ。
 まずは抽選で引き当てをして、その後の分についてはもちろん追加注文しますが、でも確実に入ってくる保障はありません・・・・。そんな中途半端な状況なのですがもしよろしければご注文お待ちしております。
 で・・・内容は・・・??
 まだ聴いてないんです。
 一応以下のようなラインナップになってます。
 目玉は・・・チャイコフスキーの4番にシベリウスの1番、プロコフィエフの「ロメオとジュリエット」に「春の祭典」、ショスタコーヴィチの11番にバシュメットやカヴァコスとの共演・・・ってほとんど全部じゃないですか。正直ゲルギエフ・ファンにもオーケストラ・ファンにも涙が出そうなチョイスです。ありがたいです。
 でもあんまりもったいないのでまだ聴いてません。
 いつものとおりあんまり褒めすぎて、もし万一追加が入らないと残酷なので、ほとぼりが冷めたころひっそり聴きます。ごめんなさい。

 1回目の入荷分がすでに予約で完売したため、2回目の発注中。入荷は来年??

RPHO 2008-1
(4CD)
\13000
チャイコフスキー:交響曲第4番 1988.11.2
シベリウス:交響曲第1番 2003.12.13
プロコフィエフ:「ロメオとジュリエット」から 2004.6.4
ストラヴィンスキー:春の祭典 1996.5.31
ショスタコーヴィチ:交響曲第11番 1990.11.17
ベルリオーズ:「ファウストの劫罰」より 1997.9.25
シュニトケ:ヴィオラ協奏曲
 ユーリ・バシュメット(Va)
1993.3.13
デュティーユ:ヴァイオリン協奏曲「夢の木」
 レオニダス・カヴァコス(Vn)
2007.9.14
ティシチェンコ:バレエ「ヤロスラヴナ」より 2007.9.15


<第41・42号紹介の3アイテム>


イリヤ・ムーシン/古典交響曲、スペイン奇想曲、ほか
RPHO 9697-1 1CD¥5800

 これが・・・すごくよかったんです。
 イリヤ・ムーシン。ずっとずっと聴きたかった指揮者。
 70年にわたってレニングラード音楽院で指導にあたり、バルシャイ、テミルカーノフ、ゲルギエフ、ビシュコフ、ミッコ・フランクなど、彼の弟子の名をみんな上げていたら大変なことになってしまう。ちなみに日本では西本智実の師ということで有名になった。
 なにせ1903年生まれ。ムラヴィンスキーより年上なのである。そして朝比奈を押さえて現役最年長指揮者として90歳を超えても現役で活躍。1999年、95歳で大往生した。
 しかし・・・こんな大偉人なのに・・・CDがない。
 そういうものかと諦めていた。
 ところがそのムーシンの演奏が、ロッテルダム・フィル自主制作のCDに入っているというのである。ゲルギエフのセット・アルバムはもちろん魅力的だが、個人的にはこのムーシンが聴きたくてしつこくしつこくしつこくしつこくアプローチし続けていた。
 そしてあれから数年。ようやく手に入った。・・・ムーシンの演奏。
 録音は1997年4月。当時94歳!
 資料が少なくてあまり書けないのが残念だが、彼が最後に演奏したのが「スペイン奇想曲」だったと何かに書いていたが、この日の演奏なのか?コンセルトヘボウでのライヴである。・・・しかしいずれにしてもこのコンサートがムーシンの人生の最終期を飾る演奏会だったことは間違いない。
 それにしてもこのしなやかさ!生命感あふれる音楽運び!
 ・・・いや・・・これ以上このアルバムのことを書き綴ってもし入らなかったら、注文された方があまりにもかわいそう・・・。もうやめておきます・・・。
 ただ、この数年の中で一番の宝物になったということだけ言わせてください。

RPHO 9697-1
\5800
(1)R・シュトラウス:ドン・ファン
(2)プロコフィエフ:古典交響曲
(3)R・コルサコフ:スペイン奇想曲
(4)モーツァルト:後宮からの逃走
(5)J・シュトラウス:「こうもり」序曲
(2), (3), (4)イリヤ・ムーシン指揮
(1)エドゥアルド・マータ指揮
(5)ミヒャエル・ディートリッヒ指揮
ロッテルダム・フィル
(1)1994.11.17
(2), (3), (4)1997.4.13 コンセルトヘボウ・ライヴ
(5)1993.5.9


ゲルギエフ・フェスティヴァル 2005ライヴ!
RPHO 2005-1 4CD¥13000

 この筋肉の塊のような音楽。全身エネルギーと言っていいような熱い熱い音楽。
 冒頭の「海」からして熱い。この海、沸騰している。まだ地球創成期の海。生命はいないが、代わりに将来生命となりそうなドロドロのスープ状のものが充満している。
 その後もショスタコーヴィチの「ジャズ組曲」や、ラヴェル、タネエフなど貴重な録音が続く。ロッテルダム以外のオケの録音も入っているがチャイコフスキーの5番はマリンスキー管。もちろんウィーン・フィルとの演奏もすばらしかったが、やはりロシア・オケじゃないと思っていた方にはかなり嬉しい。
 全曲聴いて細かく話しをしたいが・・・これまたムーシンと同じで、このセットを「すごい!」と書いたところで、もし入って来なかったらかえって辛くなるだけ・・やめておきます。第一このセットが「すごい」なんて、店主が嬉しそうにご報告しなくてもわかりますもんね・・・。

RPHO 2005-1
(4CD)
\13000
CD1 ドビュッシー:海 1996.9.20
プロコフィエフ:スキタイ組曲 2003.9.4
ショスタコーヴィチ:ジャズ組曲第2番 2001.9.16
CD2 ラヴェル:ダフニスとクロエ組曲第2番 1997.9.20
ストラヴィンスキー:結婚 ロッテルダム・フィルの打楽器奏者、ほか
2002.9.12
タネエフ:交響曲第4番 マリンスキー管弦楽団
2004.10.21
CD3 チャイコフスキー:ロメオとジュリエット 2004.10.16
チャイコフスキー:交響曲第5番 マリンスキー管弦楽団
2004.10.21
CD4 ストラヴィンスキー:花火 1996.9.18
バルトーク:中国の不思議な役人 1997.9.20
プロコフィエフ:交響曲第5番 2003.9.12
表記のないものはロッテルダム・フィル。


ゲルギエフ・フェスティヴァル2007
WITH ワールド・オーケストラ・フォー・ピース
WOP 003/4 (2CD)\7800

 毎年9月にロッテルダムで開催されるゲルギエフ・フェスティバル。2007年で12回目という結構年季の入ったフェスティヴァル。
 さて今回のCD、ロッテルダム・フィル自主制作盤だが、演奏するのはロッテルダム・フィルではない。ワールド・オーケストラ・フォー・ピースである。昔ユニバーサルからショルティのCDが出たりしたので覚えてらっしゃる方もいるかしら。1995年に国際連合創設50周年を記念して、ショルティ指揮のもとに世界各国から集まった奏者により作られた記念オーケストラ。世界の名だたるトップ・アーティストが名を連ねる豪華な楽団。1997年のショルティ没後は、ゲルギエフにその指揮が任されることとなった。
 そしてこの2007年のフェスティヴァル、メインが「トリスタンとイゾルデ」だったらしいが、このCDの収録曲も「ロメオとジュリエット」を中心にもってくるなど、なんとなくそのわかるようなコンセプト。テーマはずばり「愛の夜」。いやらし〜。
 で、演奏については、もし入らないと申し訳ないので最小限度に留めるとして、男女の「愛の夜」をいきなり表現したような濃厚な「タンホイザー」に始まり、ダイナミックでまさにドラマティック、そして官能的なベルリオーズ「ロメ・ジュリ」(「愛の情景」など意外に繊細でびっくり)、そしてゲルギエフに限らずすべての演奏の中でもトップ・クラスにぐちゃぐちゃのおどろおどろしいプロコフィエフ「ロメ・ジュリ」、と期待通り。ゲルギエフ・ファンならたっぷり1時間50分堪能できるでしょう。装丁も美しい紙パケ。こうした充実したアルバムが一般の人に知られずに終わるというのはあまりにもったいない。
 ちなみにロッテルダム・フィルの音楽監督を辞めてしまったゲルギエフだが、しばらく音楽祭は続くらしい。

WOP 003/4
(2CD)
\7800
ワグナー:「タンホイザー」序曲
ベルリオーズ:劇的交響曲「ロメオとジュリエット」より
プロコフィエフ:「ロメオとジュリエット」
メンデルスゾーン:「真夏の夜の夢」からスケルツォ
ベルリオーズ:ラコッツィ行進曲
ヴァレリー・ゲルギエフ指揮
ワールド・オーケストラ・フォー・ピース
2007年9月10日。




クラシック・スナイパー3
特集 クラシック名盤大噴火!
許 光俊/鈴木淳史/片山杜秀/江森一夫 /まつもとだいすけ、ほか
青弓社 予価1680円
2008年10月中旬書店発売予定 

 あまりにコアでマニアックで悪魔的な内容に、第3巻は出ないのではないかと噂された「クラシック・スナイパー」、堂々第3巻発売決定!
 「失恋」・「極道」と続く今回のお題は、・・・ついに「名盤」。いきなり本丸に突入。忘れられた名盤、名盤の生態、名盤をめぐる喜怒哀楽、名盤の謎や秘密……論客がクラシック・ファンの肺腑をえぐる衝撃の内容。
 でもお題はオーソドックスでも、内容はさらに過激に。「名盤」特集でありながら、いきなり「名盤」を否定する話から入るというのが、いかにも屈折したこのシリーズらしい。

 ちなみに毎回好評を持って受け容れられていると推測される、日本初のCDバイヤー漫画家”まつもとだいすけ氏”による連載漫画「くらせらへようこそ!」、今回も載ってるようです。またまた熱烈なファンレター待ってます!ファンレター下さった方には洩れなく愛をプレゼント!



クラシック・スナイパー 1
特集 失恋の美学
許 光俊/鈴木淳史/平林直哉/須永恒雄 /まつもとだいすけ、ほか
青弓社 1680円

 「いじけた批評やちょうちん記事を蹴散らして、許・鈴木コンビを中心にした辛口・ストレート勝負の評論と、思わずニヤリの変化球エッセイで構成する。
 須永恒雄氏「大作曲家の失恋事件簿」、許光俊「オペラ論」、鈴木淳史氏・平林直哉氏・脇田真佐夫氏による「CD・DVD、コンサート評」、ほか。(青弓社)」
 編集方針はクラシック・ファンのための「遊び」。
 真剣な遊びもあれば、癒し的な遊びもある。ただ、執筆陣を見てわかるとおり、どの人も辛らつな正直者ばかり。クラシック・ファンにとっては貴重な情報が必ずあるはず。四角四面のまじめな音楽雑誌もよいけれど、こうした「遊び」の中に真実があったりする。
 ・・・で、もうひとつ、この雑誌にはマンガも一編掲載されているが、その著者「まつもとだいすけ氏」はどこかのCDショップの店主らしい。仕事中に描かないことと、子供が起きている時間には描かないということを自らに課し、徹夜○日を経て執筆した超感動巨編(・・・8ページ)。おそらく史上初めてのCDバイヤー執筆によるマンガ。・・・どうぞお楽しみに。ファン・レター待ってます!

クラシック・スナイパー2
特集 極道のクラシック音楽
1680円
許光俊/鈴木淳史/平林直哉/片山杜秀/まつもとだいすけ ほか

 今回のお題は「極道」!ひい。これでどんな話題が出てくるのか。
 執筆陣は前回に引き続き許光俊、鈴木淳史、平林直哉、片山杜秀などなど、豪華メンバー。連載エッセイ15本、単発もので構成。前回以上の爆裂ぶりを期待しましょう。
 ちなみに、前回好評いただいた、まつもとだいすけ氏による漫画「くらせらへようこそ!」も第2話掲載。今回はお題がお題だけにかなりダークな話です。

 




完売
スヴェトラーノフ/「哀−Sorrow」
VENEZIA CDVE 04269 1CD¥2800

 スヴェトラーノフの死後、いろいろなところで話題になっていた、TRITONレーベルから「哀〜Sorrow」というタイトルで発売されていたアルバム。
 ずっと廃盤で多くのファンを悲しませていたが、1年前にロシアVENEZIAが限定発売した。ただ、それも完全限定盤だったので一年持たずして完売。今回ロシアからちょっと高くなったが10枚だけ入荷。

 「哀−Sorrow」。
 スヴェトラーノフが最晩年にリリースした、不思議なオムニバス・アルバム。
 20世紀末、スヴェトラーノフはなぜか突然数枚のオムニバス・アルバムをリリースした。最初の「海」とか「鳥」とかいうのはまだわかるが、そのうち、「和−アダージョ」、「哀−Sorrow」というようなちょっと気恥ずかしいものまで出始めた。しかしこれらはスヴェトラーノフが選曲し、新たに録音を行ったもの。よくある寄せ集めアルバムではなかったのである。だがリリース当時はほとんど無視され、「時代錯誤」という評価をいただき、あっという間に店から消えた(会社がなくなった、というのが本当のところだが)。 
 ところがご存知のとおり2002年にスヴェトラーノフが亡くなり、その後この盤に注目が集まった。「哀−Sorrow」は、「死」にまつわる作品ばかりを取り上げたということでいっそう多くの人の関心を引いた。
 スヴェトラーノフのホームページで知られるはやしひろし氏も、そのホームページの中で「これは、もしかしたらスヴェトラの「白鳥の歌」じゃないだろうか…。」と述べ、さらに追い討ちをかけるように評論家の許光俊氏がその著作「生きていくためのクラシック」でなんと5ページを費やして絶賛。「信じられないような名演奏が綺羅星のように並ぶスヴェトラーノフ畢生の大傑作である。このCDを聴いていると、至純の美の世界から抜け出せなくなるような気がしてくる。」・・・・。
 当然、たちまち多くの注文が殺到した。
 ・・・しかし肝心のCDが手に入らなかった。輸入盤も国内盤も。
 そうしていつしか幻となった、これは、そんなアルバムだったのである。
 演奏は強烈。ちなみに21分かかるエロイカの第2楽章は(普通15分)、評論家に「緩慢この上ない」とぶったぎられた。わずか8年前とはいえ、当時こういう演奏は許されなかった。
 しかしいずれにせよ全編聴きとおすのにかなりのエネルギーが必要となるのはいつもと同じ。いや、このアルバムの前では変に抗うことをしないで、潔くスヴェトラーノフの体内に取り込まれることをお奨めする。

CDVE 04269
\2800
完売
スヴェトラーノフ指揮メロディーVol.2
 アルビノーニ:アダージョ
 バッハ:管弦楽組曲第3番から「アリア」
 グルック:メロディ(「精霊の踊り」より)
 グリーグ:「ペール・ギュント」第1組曲から「オーゼの死」
 ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」から第2楽章
 ワーグナー:楽劇「神々の黄昏」から「ジークフリートの葬送行進曲」
 ブルックナー:交響曲第9番から第3楽章 
スヴェトラーノフ指揮
ロシア国立響
1998年ステレオ録音



天台聲明&グレゴリオ聖歌の融合
「遙聲」
チェコSONY 88697077742 1CD¥2500

 レコード芸術の9月号を読んだ方はみな驚いただろう。店主も驚いた。
 しかし実際にそのCDは出ていたし、コンサートも大成功していた。
 天台聲明とグレゴリオ聖歌の融合コンサートである。
 もう何の説明も要らない。そのものズバリ。仏教の天台聲明とキリスト教のグレゴリオ聖歌が同時に歌われるのである。
 これは魚山流天台聲明研究會とプラハ・グレゴリオ聖歌隊が十年来創り上げてきた企画。ちなみに「魚山流天台聲明研究會」は同好会とか一般人の研究会ではない。實相寺住職で延暦寺学園比叡学院教授である齊川文泰を中心に天台宗僧侶たちが作り上げた研究会。
 彼らは今年ドイツ・ルクセンブルグ、チェコなど9ヶ所の修道院や大聖堂で公演を行い、5000人近くを集めたという。またヨーロッパ8カ国でラジオ生放送されたというのだから現地での注目度がいかに高かったかがわかる。
 聴いていただければわかるが、本当に不思議なほど自然に混ぜ合わさる両者の歌声に驚かれることと思う。真摯な祈りの心を持った人間から発せられる歌は、様式こそ違えど本質的には世界共通ということか。
 おそるべきアルバムである。

 採算度外視した日本語解説に、美しく丁寧に作られた装丁。もともと利益を得るために製作されたものではないのである。だから製作枚数も限られているし、流通経路も齊川文泰住職から直接入れるしかない。今回は住職に無理を言って入れさせていただくことになった。
 こうした神聖なものを前にこういうことを言うのはちょっと無神経なのだが、この不思議な世界にもし興味ある方は、お早めにどうぞ。




ヴェルサイユの音楽200年
フランス・バロックの中心への旅
仏MBF1108 (20CD)
\13000→¥11990

 フランス・バロック・ファンはレコード芸術8月号をみて歓喜の声を上げたと思う。関根敏子氏が1ページ丸々使って、ものすごいボックス・セットを紹介していたのである。
 「ヴェルサイユの音楽200年−フランス・バロックの中心への旅」。実に20枚まるまるフランス・バロック。最近では独HMからもものすごいバロック・セットが相次いだが、この専門的な内容はすごい。
 ということで関根敏子氏の詳細な解説を適宜引用しながら、この画期的なボックスをご紹介したい。

 外箱正面はヴェルサイユ宮殿の大理石の中庭と王の寝室。
 その建物の上空には宮殿の天井画から抜け出してきたかのような神々が、ヴェルサイユの音楽200年を祝っている。
 収録されているのはルイ13世から16世の時代まで、ブルボン王朝の宮廷で活躍した40人以上もの作曲家の作品、フランス・バロック音楽の多彩なジャンルが見出される。

CD1 初期バロックの才女たちのサロン ボエセ:エア・ド・クール
バラール:リュート曲集
作曲者不詳:リュート曲集
モニク・ザネッティ(ソプラノ)、
クレア・アントニーニ(リュート)
CD2 ルイ13世時代の宮廷音楽 ボエセ:エア・ド・クール
リシャール:エア・ド・クール
シャンシィ:エア・ド・クール
ムリニエ:エア・ド・クール
ランベール:エア・ド・クール
シャンボニエール:クラヴサン曲集
デュブイソン:リュート曲集
ゴーティエ:リュート曲集
バンジャマン・ペロー(リュート)、
ブランディーヌ・ラヌー(クラヴサン)、
ジェラール・レーヌ(指揮)、
イル・セミナーリオ・ムジカーレ
CD3 リュリ、フランス・オペラの創始者 リュリ:歌劇《イシス》(抜粋)、
    歌劇《アマディス》(抜粋)
ヴェロニク・ジャンス(ソプラノ)、
オリヴィエ・シュネーベリ(指揮)、
ムジカ・フロレア
CD4 王立アカデミーに
 おけるリュリとその後継者たち
デトシュ:音楽悲劇《カリロエ》(抜粋)
コラッス:歌劇《アシールとポリュクセーヌ》(抜粋)
マレ:音楽悲劇《セメレ》より シャコンヌ
シャルパンティエ: 歌劇《メデ》(抜粋)
ステファニ・ドゥスラック(メゾ・ソプラノ)、
アリス・ピエロ(ヴァイオリン)、
エルヴェ・ニケ(指揮)、
コンセール・スピリチュエル
CD5 国王のためのコンセールとサンフォニー クープラン:王宮のコンセール第1 番、第2 番
ドラランド:王宮のサンフォニー
リュリ(子):王宮のコンセール
マレク・シュトリンツル(指揮)、
ムジカ・フロレア
CD6 バロックの信仰の勝利 クープラン:3 つのルソン・ド・テネブレ/
シャルパンティエ:聖母
     マリアへの連祷H.83*、
     ミゼレーレH.193*
パトリシア・プティボン(ソプラノ)、
ソフィー・デイヌマン(ソプラノ)、
ウィリアム・クリスティ(指揮)、
レ・ザール・フロリサン、
ジョエル・スービエット(指揮)*、
アンサンブル・ジャック・モデルン*
CD7 ルイ14世時代の王室礼拝堂 デュモン:エクスルタト・アニムス、マニフィカト
リュリ:ミゼレーレ*
デマレ:深き淵より+
フィリップ・ピエルロ(指揮)、
リチェルカーレ・コンソート、
コレギウム・ヴォカーレ、
オリヴィエ・ シュネーベリ(指揮)*、
ヴェルサイユ・バロック音楽センター聖歌隊*、
ムジカ・フローレア*、
エルヴェ・ニケ(指揮)+、
コンセール・スピリチュエル+
CD8 教区教会のためのミサとモテット シャルパンティエ:死者のためのミサ曲H.10 /
ブロサール:主が帰られる時* /
デマレ:主よ、いつまでもわれを+
フィリップ・ピエルロ(指揮)、
リチェルカーレ・コンソート、コレ
ギウム・ヴォカーレ、
クリストフ・コワン(指揮)*、
アクサントゥス室内合唱団*、
リモージュ・バロック・アンサンブル*、
ウィリアム・クリスティ(指揮)+、
レ・ザール・フロリサン+
CD9 王立音楽アカデミー(オペラ座)のラモー ラモー:
 歌劇《イッポリートとアリシー》(抜粋)/
 歌劇《エベの祭り、またはオペラの才能》(抜粋)* /
 歌劇《イッポリートとアリシー》(抜粋)* /
 歌劇《ゾロアストル》(抜粋)*
ヴェロニク・ジャンス(ソプラノ)、
ジャン=ポール・フシェクール(テノール)、
ベルナルダ・フィンク(メゾ・ソプラノ)、
ロラン・ナウリ(バリトン)、
マルク・ミンコフスキ(指揮)、
ルーヴル宮音楽隊、
クリストフ・ルセ(指揮)*、
レ・タラン・リリク*
CD10 「愛しの王」(ルイ15世)
 のためのディヴェルティスマン
ルベル&フランクール:シルフの王、ゼランドール ベネディクト・トラン(ソプラノ)、
マティアス・ヴィダル(テノール)、
フレデリック・ハース&ミラ・グロデニュ(音楽監督)、
オゾニア
CD11 プティ・アパルトマン
 の劇場のためのディヴェルティスマン
ブラモン:エジーヌ ヴィルジニー・ポション(ソプラノ)、
カロリーヌ・ミュテル(ソプラノ)、
ジャン=セバスチャン・ブー(バリトン)、
アルノー・マルゾラーティ(バス)、
ル・ヌーヴォー・カラクテレス
CD12 コンセール・スピリテュエル モンドヴィル:主は王
ラモー:主が帰られる時
ウィリアム・クリスティ(指揮)、
レ・ザール・フロリサン
CD13 ルイ15世時代の王室礼拝堂 カンプラ:われ主に感謝せん/
モンドヴィル:ニシ・ドミヌス/
バルバストレ:ディジョンのオルガン曲集より* /
コレット:器楽のためのノエルより* /
ダカン:ノエルの新しい曲集Op.2 より*
ルイ・カストラン(指揮)、
ル・パルナス・フランセ、
オリヴィエ・ラトリー(オルガン)*
CD14 フランスのオーケストラ・ルネッサンス ドラランド:カルデーニオのフォリア(抜粋)
モンドヴィル:
 ソナタ(サンフォニーOp.3-4)*、
 ソナタ(サンフォニーOp.3-6)*
クリストフ・コワン(指揮)、
リモージュ・バロック・アンサンブル、
マルク・ミンコフスキ(指揮)*、
ルーヴル宮音楽隊*
CD15 フランス宮廷のイタリア人 サッキーニ:コロンヌのオイディプス(抜粋)/
ピッチンニ:ディドー(抜粋)、
      棄てられたディドーネ (抜粋)
ロベルタ・インヴェルニッツィ(ソプラノ)、
アントニオ・フローリオ(指揮)、
カペッラ・デッラ・ピエタ・デ・トゥルキーニ
CD16 ロマン主義の入り口のフランス・オペラ サッキーニ:ダルダノス序曲
クロイツァー:アベルの死(抜粋)/
モンシニー:脱走兵(抜粋)/
ルシュー:洞穴(抜粋)/
ゴセック:サビニ人より 組曲/
フィリドール:ノルウェー王女エルネリンデ(抜粋)/
グレトリ:ル・ヒューロン序曲*、
       偽りの魔法(抜粋)*、
       嫉妬深い恋人(抜粋)*
ピエール=イヴ・プリュヴォ(バリトン)、
ギ・ファン・ワース(指揮)、
レザグレマン、
イザベル・プールナール(ソプラノ)*、
ジェローム・コレア(指揮)*、
レ・パラダン*
CD17 フランス交響曲の飛躍 ゴセック:サンフォニー・コンセルタント ニ長調より Allegro /
ルデュック: サンフォニー変ホ長調/
リジェル:サンフォニー 二短調
ジェレミー・ロレール(指揮)、
ル・セルクル・ド・ラルモニー
CD18 初期のピアノフォルテ バルバストレ:前奏曲ハ長調/
モーツァルト:ピアノ・ソナタ第8番イ短調K.310 /
ジャダン:ソナタ ニ長調Op.5-2 /
モーツァルト:
 ドゼードの「ジュリー」の《リゾンは眠った》による9 つの変奏曲
ハ長調K.264
アンドレアス・シュタイアー(ピアノフォルテ)
CD19 啓蒙時代のヴェルサイユのサロン ドヴィエンヌ:フルート四重奏曲イ短調Op.66-1 /
ヴァション:木管四重奏曲へ短調Op.5-3 /
カンビーニ:木管四重奏曲ト短調Op.5-3 /
ボッケリーニ:フルート五重奏曲変ホ長調Op.21-6
アレクシス・コセンコ(フルート)、
カンビーニ四重奏団
CD20 ルイ16世時代の信仰の新しい特徴 ゴセック:この場所は恐ろしきかな/
ジルースト:わが魂よ、主に祝福を与えよ/
リジェル:出エジプト記* /
セジャン:スイスのノエル+ /
ラスクー:フルートのための小品+ /
バルバストレ:マルセイエーズ行進曲とサ・イラ+
ジャン=クロード・マルゴワール(指揮)、
レザグレマン、ナムール室内合唱団、
オリヴィエ・シュネーベリ(指揮)*、
ヴェルサイユ・バロック音楽センター聖歌隊*、
オーケストラ・フォリー・フランセーズ*、
オリヴィエ・ラトリー(オルガン)+


 1987年のリュリ没後300年記念の年に、知られざるフランス・バロック音楽の真価を紹介するために国の援助を受けて創設されたヴェルサイユ・バロック音楽センター。その創設20周年だった昨年、ヴェルサイユ宮殿の音楽祭との共同制作で生まれたのがこのCDセット。収録曲のほとんどは2007年9〜10月のヴェルサイユ宮殿でのライヴ録音。まさにほかほかの新録音。一方で過去の名録音も収録されている。


 ということで、これまで仏HMくらいしか手を出してこなかったジャンルに、フランスが国を挙げてこうした偉大なボックス・セットを作り上げたこと、それだけでも賞賛に値する。
 イタリア以上に華やかな音楽文化を花開かせたルイ14・15世の時代のフランス音楽は、これまでもいろいろなところで耳にすることができた。今回店主が注目するのはその後、バロック末期から古典派の時代にいたる頃の音楽。この頃のフランスはヨーロッパの最大の音楽消費国家であったにもかかわらず、自前の大作曲家が現れなかった。またその一方で今回の主役である「ヴェルサイユ」自体の存在感はかなり低下していた(モーツァルトもパリで職探ししていてヴェルサイユで口があったが、あんな田舎に行くかい、と言って断った。)ある意味「フランス作曲家」としては暗黒の時代でもある。そのあたりのフランス音楽を、フランス人がどのようにCDにまとめ、仕上げているのか・・・そんなところも注目したい。
 



レモン・トゥルアールの芸術
仏SONY 88697 318462 11CD¥4300

 まったく無名でも、ちょっと聴いただけでそのスゴさにゾクゾクと背筋が寒くなるときがある。
 エルンスト・レヴィ、ヴェレッド、バルボサ、セレールグレン、パレチニ、ブラレイ・・・。そういう人たちに出会うと、有名でなくてもものすごいピアニストは存在しているものだと痛感し、いままで知らなかった悔しさと、いま知った幸せを激しく感じる。
 それが、メジャー・レーベルがいきなり数枚組のセットで発売してきたような場合、知らなかった、出会えてよかった、ではすまされない。今回の場合はまさにそう。これだけの大量の録音を残している、これだけの大家を知らずにいたことは間違いなくバイヤーとして恥ずべきことであり、それを自覚した上で人々にその素晴らしさを伝えなければならない。
 レモン(レイモンド)・トゥルアール。フランス人。
 フランス・ピアニスト・ファンにはお馴染みの名前かもしれないが、店主は今回会員の方から教えていただくまでまったく知らなかった。少なくともメジャーなリリースでこの人のCDを見たことはないし、資料や音楽書籍でもこの人の名前を見た覚えはない。今回のCDセットも仏SONYでひっそりとリリースされたが、一般の市場にはほとんど出回っていない。間違っても国内盤が出ることはなさそうである。
 そのレモン・トゥルアール。1916年生まれ。ヴィクトル・スタウプ、ジョセフ・モルペンといった大家に師事し、ギーゼキングなどに影響を受けながら戦中戦後から演奏会活動を始め、ODEONレーベルにショパンやリストほかいくつかの録音を行ってきた。
 今回のセットにはそれらODEONレーベルの音源に加え、レーベルを超えてEMI,に入れていたチャイコフスキーなどの協奏曲録音も収録、さらにおそらく未発表だったラジオ番組のためのINA放送音源なども入っている。今回のリリースが安易な旧譜寄せ集めでないことがわかると思う。それだけフランスでは大きな存在の人であるということだろう。

 さて、トゥルアール、レパートリーは決して狭くないが、リストとショパンの存在がやはり大きい。
 彼はザウアーの指導を受けたこともあり、ザウアーがリスト最晩年の高弟の一人であることを考えると、トゥルアールもリストの孫弟子ということになる。ここでの録音はかなりポピュラーな作品ばかりだが、重量級でありながら気品あふれる演奏。超絶技巧でサラサラ弾きこなすタイプではなく、どちらかというとじっくり弾きこなすタイプ。しかしそこに学究的な堅さや、哲学的な暗さはない。かといって華やかさにもけばけばしさはない。
 それはショパンもそう。どっしりとした存在感と、バリバリのテクニック、さらに気品漂う音楽性。フランスの粋や洒脱、というタイプではないのだが、独墺系の生真面目タイプでもない。折衷的なのに、とてもがっしりした感じなのである。
 協奏曲録音も注目で、先ほども紹介したリストも快演だが、チャイコフスキーとグリーグの1枚が聴きもの。チャイコフスキーの自由闊達で個性的な演奏はなかなか切れがあっていい。しかし最高の注目はグリーグ。指揮のデルヴォーとトゥルアールはそうとう息が合っていたらしいが、ここではまさに最高の協奏を聴かせる。デルヴォーのちょっと尋常じゃない感情たっぷりの個性的な伴奏に合わせ、トゥルアールはその豊饒の海を気持ちよく颯爽と泳ぎきる。個性と個性、天才と天才が完璧に融合した奇跡的名演。この曲の最高級の演奏にここで出会った。
 それ以外も小品における存在感も抜群だし、またベートーヴェンも予想通り悪くない。

 これから先このトゥルアールの録音が再びクラシック市場にドドンと現れることはないかもしれない。しかし、もしそうだとしたら、いや、それだからこそ、このセットは非常に非常に貴重なものとなる。ぜひぜひ聴いて、記憶に入れておいてほしい。レモン・トゥルアールの名前を。
 こちらもフランスからの直輸入のため入荷までに1,2ヶ月かかる見通し。どうかご了承ください。

CD1 ショパン:16のワルツ、6つの前奏曲 1964年
CD2 リスト:
 ハンガリー狂詩曲第2、6番
 愛の夢第3番
 パガニーニ大練習曲第5番「狩り」
 ハンガリー幻想曲
 即興的ワルツ
 ラ・カンパネッラ、ほか
(*)
 ギュスターヴ・クローエ指揮
 フランス国立管
1957年
CD3 シューベルト:36のワルツ、楽興の時第2、3、6番
シューマン:ロマンス
ブラームス:間奏曲作品117-1
CD4 ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第8番「悲愴」
                 第14番「月光」
                 第15番「田園」
                 第23番「熱情」
1960,1966年
CD5 リスト:ピアノ協奏曲第1番
            第2番
    ピアノ・ソナタ
ウジェーヌ・ビゴ指揮
コンセール・コロンヌ
1957年
CD6 ショパン:幻想曲、舟歌、子守歌、3つのエコセーズ
      ポロネーズ、マズルカ、前奏曲、練習曲、ワルツより
1964年
CD7 ショパン:10の夜想曲
      葬送行進曲
1959,1960,
1964年
CD8 ショパン:24のマズルカ集 1959−1960年
CD9 グリーグ:ピアノ協奏曲
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番
ピエール・デルヴォー指揮
コンセール・コロンヌ
1961年
CD10 リスト:
 バッハの名による前奏曲とフーガ
 小鳥に説教するアッシジの聖フランチェスコ、
 水の上を歩くパオラの聖フランチェスコ、
 「巡礼の年」イタリアより「婚礼」、「ダンテを読んで」
 孤独の中の神の祝福
1957年
CD11 サン=サーンス:動物の謝肉祭(*)
グリーグ:行進曲
プロコフィエフ:3つのオレンジの行進曲
シャブリエ:行進曲
スカルラッティ:ソナタ
ハイドン:ソナタ作品13-3
バッハ(サン=サーンス編):序曲
バッハ(ブゾーニ編):コラール集
(*)
 エドゥアルド・リンデンベルク指揮
 ジャーマイン・ドゥヴェーズ(P)
 アンドレ・ナヴァラ(Vc)
 クレマン・メルケル、ジョルジュ・アレス(Vn)
 アンリ・ディオネ(Cl)、ほか
1957年





DIW Classics 新譜2タイトル

 ユニークな活動を続けるCDショップとして知られるディスク・ユニオンが贈る歴史的録音シリーズ。
 そうとうマニアックな復刻もあるが、それだけに人気も高い。今回新譜が2タイトル発売になったのでお知らせします!ご注文いただいたら1,2週間で入荷しそうです。

<新譜>


カール・ズスケ
1979年日本初リサイタル


 共演に永冨和子を迎えたカール・ズスケの日本初リサイタルのライブ録音。
 当時ゲヴァントハウス管弦楽団のコンサートマスターと、ゲヴァントハウス及びベルリン弦楽四重奏団のリーダーだったズスケの、最も脂の乗っている時期にあたります。
 永冨和子との共演は、ズスケたっての希望により実現したもの。ライブならではの熱気と力強い推進力、スリリングな高揚感等が随所に見られる、まさにデュオの真髄と言うべき名演です。

DCL 1007
\2205
カール・ズスケ/永冨和子 イン・ジャパン 1979
 モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ第28番
 ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第9番 「クロイツェル」
 ドヴォルザーク:ソナチネ作品100より第3楽章スケルツォ
カール・ズスケ(ヴァイオリン)
永冨和子(ピアノ)
1979年1月、都市センター・ホールでのライヴ録音。




ショパン・コンクール創始者たちによる演奏

 いやはや、この執念の収集力には脱帽。
 ショパン・コンクール創始者2人を含む同コンクール草創期の貴重な音源をこれでもかと集めたもの。イェジー・ジュラヴレフとズビグニェフ・ジェヴィエツキなんて名前すら知らなかった・・・お恥ずかしい。
 レコ芸の評によると、最近の優等生演奏と違ってこの頃の演奏はみな個性バリバリのオモシロ演奏らしい。ワクワク!

DCL 1008
\2205
【ショパン・コンクール創始者たちによる演奏】
創始者二人 イェジー・ジュラヴレフ 小犬のワルツによるパラフレーズ(ミハウォフスキ編曲)
エチュード 第5番 変ト長調 Op.10-5「黒鍵」
ズビグニェフ・ジェヴィエツキ マズルカ 第22番 嬰ト短調 Op.33-1
【第1回ショパン・コンクール1927年】 レフ・オボーリン マズルカ 第7番 ヘ短調 Op.7-3
バラード 第3番 変イ長調 Op.47
スタニスワフ・シピナルスキ マズルカ 第25番 ロ短調 Op.33-4
ワルツ 第6番 変ニ長調 Op.64-1「小犬」
ワルツ 第7番 嬰ハ短調 Op.64-2
ローザ・エトキン ワルツ 第5番 変イ長調 Op.42
夜想曲 第5番 嬰ヘ長調 Op.15-2
マズルカ 第32番 嬰ハ短調 Op.50-3
グリィゴリー・ギンズブルグ ポロネーズ 第6番 変イ長調 Op.53「英雄」
【第2回ショパン・コンクール1932年】 アレクサンドル・ウニンスキ スケルツォ第3番 嬰ハ短調 Op.39
イムレ・ウンガール 前奏曲 ロ短調  Op-28-6
前奏曲 ヘ長調  Op-28-23
ワルツ 第14番ホ短調 遺作
アブラム・ルーフェル マズルカ 第45番 イ短調 Op.67-4
マズルカ イ短調 遺作「エミール・ガイヤール」
ユリアン・フォン・カーロイ 幻想即興曲 嬰ハ短調 Op.66
マリラ・ヨーナス ワルツ

故きを温ね、新しきを知る。21世紀のショパン演奏を求めて…
アシュケナージ、ポリーニ、アルゲリッチ、フー・ツォン、ポゴレリッチ、ユンディ・リー…
数々のスター・ピアニストを輩出し続けるショパン国際ピアノコンクール。
きたる2010年開催の第16回ショパン・コンクールでショパン生誕200年を迎え、ショパン演奏の新たなる発展を求めるリスナーのニーズが大きな高まりを見せている。
Diw Classicsでは、従来の優勝者レコード収録から、入賞者・のちに活躍した選外者、そして審査員やコンクール創始者の演奏まで、大きく踏み込んだセレクションでショパン演奏の変遷を徹底的に辿り、21世紀のショパン演奏のヒントをシリーズで模索していきます。




<旧譜>

 「生々しい音色を楽しむ」というSPレコードの愉しみ方をご存じでしょうか。
 音の良い初期重量盤のモノラルLPですら聴くことの出来ない「コツーン」というピアノ打鍵の快感。心を込めハンマーで弦を打ち鳴らす様子が、目の前で聞こえるように蘇るのです。正しく再生されたSPレコードの音の「生々しさ」は、デジタル録音に疲れた耳に新鮮な喜びを与えてくれる事でしょう。
 唯一、古いレコードの弱点にノイズの多さがありますが、これに馴れるには簡単な「コツ」があるのです。実はノイズ成分には小さなボリュームで聴くほど「楽器」の音をマスキング(覆い隠す)する性質があります。かえって小さな音で聴く方が、気になってしまうのは意外と知られていません。ノイズの音が気になったら、まず「楽器の音」が細部までハッキリとスピーカーから聞こえるボリュームまで、思い切って大きくしてみて下さい。それでもどうしても気になるようだったら、最初はアンプのトーンコントロールで高域成分(High)を削ってみて下さい。馴れるにしたがって徐々に平常値へ戻していくようにすると良いと思います。
 DIW Classics は、ノイズ処理を必要最小限に抑える為に、まずオリジナルSP盤のポテンシャルを最大限に引き出す事を大切に復刻しています。そうすることによって、当時の空気感や演奏家のアーティキュレーションが、伸び伸びとした音色で驚くほど鮮明に蘇ってくるのです。
 (DIW Classics プロデューサー:夏目久生)
DCL1001
¥2205
Hounds of Ecstasy 〜スクリャービン歴史的録音集Vol.1 ロシアピアニズム編〜
 スクリャービン研究第一人者、佐藤泰一氏セレクション
練習曲 作品8-12、前奏曲 作品11-1、前奏曲 作品11-2、
マズルカ 作品40-2、欲望 作品57-1
スクリャービン(P)
前奏曲 作品11-8 ラフマニノフ(P)
前奏曲 作品45-3、翼のある詩曲 作品51-3 プロコフィエフ(P)
マズルカ 作品25-7、詩曲 作品32-2 イグームノフ(P)
前奏曲 作品15-1、前奏曲 作品16-2、前奏曲 作品16-3 ゴリデンヴェイゼル(P)
ピアノ・ソナタ 第9番 G.ネイガウス(P)
マズルカ 作品25-1、マズルカ 作品25-2、マズルカ 作品25-3 フェインベルグ(P)
ピアノ・ソナタ 第2番 オボーリン(P)
前奏曲 作品11-21、前奏曲 作品11-22、前奏曲 作品11-23、前奏曲 作品11-24 イッセルリス(P)
練習曲 作品2-1、練習曲 作品42-5、詩曲「炎に向って」作品72 ソフロニツキー(P)
練習曲 作品8-11 ズューズィン(P)
前奏曲 作品11-17、前奏曲 作品11-18、前奏曲 作品11-19 フィオドロワ(P)
 
第一集は名著「ロシア・ピアニズムの系譜」の著者で、日本でのスクリャービン研究第一人者、佐藤泰一氏セレクションによる「ロシア・ピアニズム編」。
スクリャービン自身による決定的なピアノ演奏(1910年ピアノロール録音)をはじめ、同時代の大作曲家ラフマニノフやプロコフィエフの個性的な演奏、ロシアの伝説的大ピアニスト、イグームノフやゴリデンヴェイゼル、作曲者の気質にもっとも似ていたとされているフェインベルグやソフロニツキーなどの名演を収録したスクリャービン演奏史を一望できる必携の一枚。
また、24の前奏曲集を残したJ・イッセルリス、盲目のピアニストL・ズュージィン、フィオドロワのライブ録音など、世界初出音源を多数含む。
DCL 1002
\2205
Hounds of Ecstasy 〜スクリャービン歴史的録音集Vol.2 SPレコード編〜
 夏目久生氏の秘蔵SPセレクション
ピアノ・ソナタ 第4番 K・ルース・ヘイマン
マズルカ 作品25-7 フェインベルク
ポロネーズ 作品21 ソフロニツキー
練習曲 作品8-9 ズューズィン
2つの左手のための小品より「夜想曲」 作品9-2 バッティスタ
ピアノ・ソナタ 第9番、ピアノ・ソナタ 第10番 シェンキェヴィチ
練習曲 作品8-2
プレリュード 作品10-11&14、練習曲 作品42-5
グーレヴィッチ
詩曲,夜想曲 作品61 ヤッフェ
練習曲 作品8-2&12 エトキン
スクリャービン第2集は夏目久生氏の秘蔵SP音源をCD化した、コレクター待望・垂涎の一枚。
作曲者の没後わずか10年にアコースティック録音されたソナタ第9番と第10番の歴史的録音をはじめ、アメリカの伝説的スクリャービニスト、ルース・ヘイマン女史によるソナタ第4番、1940年代に多くのスクリャービン録音を残した謎のピアニスト兼作曲家ヤッフェ、奇蹟的にアセテート盤に残されていたバッティスタの夢見るような「左手のための夜想曲」、大戦中に30代で非業の死を遂げたエトキンの壮絶なエチュード8-12を収録した、ほぼ全曲が世界初出音源・初紹介ピアニスト多数。まさにマニア必携CD。
DCL1003
\2205
光と陰のハーモニー 〜フランス女流ピアニストによるフォーレ名演集
 夏目久生氏の秘蔵SPセレクション
夜想曲第1番 バベト・レオネ(P)
夜想曲第4番 エマ・ボワネ(P)
夜想曲第6番、主題と変奏 作品73 カルメン・ギルベール(P)
舟歌第3番 マリー=・テレーズ・フルノー(P)
夜想曲第13番 イヴォンヌ・ルフェビュール(P)
バラード 作品19 ギャビー・カサドシュ(P)
マニュエル・ロザンタール指揮
ラムルー管
夜想曲第4番 マルグリット・ロン(P)
即興曲第3番 マグダ・タリアフェロ(P)
「シャイロック」より夜想曲 ジャン・ヴィトコフスキ(Vc)
エドゥアール・コメット(Or)
フランス・ピアノ・ファンが歓喜した、すべて女流奏者によるフォーレの歴史的録音。ボワネやルフェビュール、カサドシュ、そして御大ロン、とフォーレのファン誰もが聴きたいと思う女流ピアニストたち。聴こうと思ってもなかなかCDではまとめて聴けなかった音源。
おまけとしてブラジル生まれのタリアフェロの演奏、そしてヴィトコフスキとコメットによるオルガンとチェロの演奏が入っている。どこまでもサービス精神旺盛。
DCL1004
¥2205
アリーヌ・ヴァン・バレンツィン SP録音集〜レシェティツキの弟子たち第一集
 夏目久生氏の秘蔵SPセレクション
 ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第14番「月光」、第8番「悲愴」、第23番「熱情」
アリーヌ・ヴァン・バレンツィン(P)
中古レコード市場、高値で取り引きされているフレンチ・ピアニストの中でも、ひときわ人気の高いバレンツィンのSPレコードを最高の音質で復刻。
パデレフスキ、シュナーベル、エリー・ナイ、フリードマン、モイセヴィッチなど、数多くの伝説的ピアニストを送り出したレシェティツキ楽派特有の美しいタッチと独特のロマンチシズムに加え、マルグリット・ロンから学んだフランス楽派の洗練された音楽性を身に付けたバレンツィンの至福の名演集。久々の市場登場でファンは歓喜し、歴史的録音に辛いレコード芸術でもさすがに特選を取った。
DCL1005
¥2205
黎明期のゲヴァントハウス弦楽四重奏団
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲 第14番 ゲヴァントハウス弦楽四重奏団
エドガー・ヴォルガント(1st vn)
カール・ヴォルシュケ(2nd vn)
カール・ヘアマン (vla)
ユリウス・クレンゲル (vc)
※1916年録音
モーツァルト:弦楽四重奏曲 第21番 「プロシャ王 第1番」 ゲヴァントハウス弦楽四重奏団
クルト・シュティーラー (1st vn)
ホルスト・センネミュラー (2nd vn)
フリッツ・ヘンチェケ (vla)
アルウィン・バウアー (vc)
※1953年録音
歴史上初、1916年録音のベートーヴェン作品131全曲初登場。1953年のシュティーラーと並んで、鬼才ヴォルガントの音が初めて甦る。ゲヴァントハウス弦楽四重奏団、未発表の貴重盤。
室内楽評論の権威、音楽評論家の幸松肇氏監修。
DCL1006
¥2205
「ショパン演奏の秘かな愉しみ」第一集 〜失われた美意識を求めて
 夏目久生氏の秘蔵SPセレクション
前奏曲 変ニ長調 Op.28-15「雨だれ」、
夜想曲 第15番 ヘ短調 Op.55-1、子守歌 変ニ長調 Op.57
マリー・パンテ(1872-1955)
※1953年・1949年録音
夜想曲 第15番 嬰ヘ短調 Op.48-2、夜想曲 第2番 変ホ長調 Op.9-2、
幻想曲 ヘ短調 Op.49、夜想曲 第5番 嬰ヘ長調 Op.15-2
ヴィクトール・ジル(1884-1964)
※1950年代・1930年代録音
即興曲 第1番 変イ長調 Op.29、マズルカ 第25番 ロ短調 Op.33-4、
マズルカ 第13番 イ短調 Op.17-4、バラード 第3番 変イ長調 Op.47
スタニスワフ・ニージェルスキ(1905-1975)
※1950年代録音
バラード 第4番 ヘ短調 Op.52 モニク・ド・ラ・ブリュショルリ(1915-1972)
※1947年録音
「私がどうしても紹介したかったピアニストたちです。」 夏目久生
最高のショパン弾きたちによる幻の演奏が待望の世界初CD化。
全てを傑作に変えてしまうマリー・パンテの厳粛な語り口。夢幻の境地を彷徨う、ヴィクトール・ジルの唯一無二の世界。全てをリストラクチャーせずにはいられない超個性派スタニスワフ・ニージェルスキ。女流ヴィルトゥオーゾ、モニク・ド・ラ・ブリュショルリが爆発的威力を発揮した「バラード第4番」。
今まで聴くことの叶わなかった、伝説的ショパン名演奏の秘かな愉しみ方をご紹介。1950年代モノラルLPを中心にPure Transfer Masteringで復刻した、ピアノファン必携の一枚。





1年半ぶり再入荷!
ガーディナー&イングリッシュ・バロック・ソロイスツ
モーツァルト:交響曲第39番・第41番
SDG 501 1CD¥3500

 「それでもクラシックは死なない!」で紹介したにもかかわらず完売してしまっていたガーディナーのモーツァルト交響曲集。紆余曲折はあったがようやくの再入荷。2008.11.11現在在庫3枚。

 なんだかすっかり日暮れの人のようになって、最近はあまりパッとしなかったガーディナー。もちろんご存知のようにモンテヴェルディ合唱団のSDGレーベルから、生涯をかけたバッハのカンタータ集がリリースされているが、一時期ポリグラムのヌシとして続々CDをリリースしていた頃の豪腕俗物のイメージはもうない。

 そんなガーディナーがそのSDGから不思議なCDをリリースした。
 今年2006年の2月9日にロンドンのカドガン・ホールで行ったコンサート。
 なんだか訳がわからないが、そのコンサート終了時までにCD-Rを1000枚作製し、終演後に会場で販売したというのである。まさにできたてホヤホヤのパンのようなCD。そんなことができるのか・・・というよりそんなことして意味あるのか・・・と思ったが、まあ確かにその会場にいれば買いたいと思う。
 で、さらに追加で2000枚限定プレスし、SDGのサイトでネット販売し始めた。全世界で2000枚だから、それなりにレアである。で、レアものに弱い店主はすぐさま購入。
 そうしたら、これがまたいい演奏だったのである。
 ガーディナーのPHILIPSのモーツァルト録音は、すんばらしいベートーヴェンと並んで素敵な演奏だったが、20年も経てば解釈も人格も変わる。キビキビ溌剌とした明るさの中に学者らしい一種の潔癖さを見せていた旧録音に比べ、今回の演奏はまるで仙人が久々に山奥から人里に出てきて村人と会話を楽しむような陽気さがある。もちろんガーディナーらしいアグレッシヴな解釈は随所に見られるが、それよりも音楽の喜びのようなものが全身にあふれている。威厳は保ちながらも、束の間の俗世を楽しむような感じ・・・。39番の第2楽章でのちょっと赤面しちゃうような管のアドリブや、ジュピターのラスト10秒の爆裂ティンパニなど、いろいろ楽しめる箇所がちりばめられている。
 おそろしいことにライヴの一発録りということで、管がプヒャとかいっている個所もあるが、完全主義者のガーディナーがそれを許して販売に踏み切ったということがまたすごい。これぞまさにライヴならでは。ほんとにCDを切ったら血が出そうなほど生々しい。そう、生々しいといえば、録音が異常に生々しいことも書いておかないと。これじゃ、世の中の録音エンジニアたちのやっている編集って何?という気さえしてきてしまう。
 SDGの代理店に聞いたところ、代理店としては扱わないことが正式に決まっているということで、SDGから直接輸入した。なので普通のショップには並ばないはず。

SDG 501 モーツァルト:交響曲第39番・第41番 ジョン・エリオット・ガーディナー指揮
イングリッシュ・バロック・ソロイスツ
2006年の2月9日、ロンドン・カドガン・ホール・ライヴ




新譜コーナーでも紹介している
ガーディナー/ブラームス・プロジェクト開始
SOLI DEO GLORIA 

 なるほどー、そうきたか。でもいわれてみればそうだった。
 昨年ウィーンに行ったときに感動的なドイツ・レクイエムを聴かせてくれたガーディナー。その研ぎ澄まされた、しかしスケールの大きな演奏に、ガーディナーのまだまだ進化している音楽を感じ取ったが、まさかそれがそのまま「SOLI DEO GLORIA」の録音に直結するとは思っても見なかった。
 しかしいきなり始まった。ガーディナーのブラームス・プロジェクト。
 そのコンセプトは、あの演奏会のときのまま。
 ブラームスのほかの顧みられない合唱音楽と、ブラームスが賞賛したシュッツやJ.S.バッハの作品や、そしてブラームスにとっての同時代の英雄たちメンデルスゾーンやシューベルト、シューマンの作品を一緒に演奏することで、ブラームスをあらたな視点から探る・・・というもの。そういやあの日も前半はずっと古今東西の声楽小品が取り混ぜられて演奏されていた。ガーディナー、ずっとそうした試みを繰り返していたのである。
 そうして、今回登場するのは交響曲第1番。
 そして取り巻くのは見てのとおりの楽曲。なんとも面白い取り合わせ。ひとつの充実したコンサートを体験するような気持ちで聴いてみたい。


SDG 702
\3300→¥2990
ブラームス:埋葬の歌Op.13
メンデルスゾーン:われら、人生のただ中にありてOp.23-3
ブラームス:運命の歌Op.54
同:交響曲第1番ハ短調Op.68
ジョン・エリオット・ガーディナー(指)
モンテヴェルディ合唱団,
オルケストル・レヴォリューショネル・エ・ロマンティーク
録音:2007年秋ロンドン、パリ(ライヴ)





完売
TRUESOUND TRANSFERS
モーツァルト初録音音源CD-R
交響曲第39番(1913年頃録音)
レクイエム&戴冠式ミサ曲(1931年録音)

 第40号で紹介したレアCD-R、ようやく入荷。各10枚。再入荷は・・・おそらくない。
 平林直哉氏の最新刊「クラシック名曲 初演&初録音事典」に、1913年頃の録音というモーツァルトの交響曲第39番の世界初録音CD-Rが紹介されていた(当初40番ということで案内していました、すみません。)。 TRUESOUND というレーベルである。これが結構面白そう。
 さらにこのレーベル、レクイエムと戴冠式ミサ曲の1931年の初録音CD-Rもあるという。
 ということで、怖いもの見たさもあってさっそく取り寄せてみた。
 さすがに音はほとんどまともに聴けないだろうと思ったら、案外きれいに入っていてびっくり。TT-3022のほうは十分すぎるほど鑑賞できるし、1913年のTT-2109なんてノイズの中に音が混じる程度かと思いきや、きれいにノイズ・カットされて歴史的録音になじみのある人ならまったく問題なく聴ける。
 で、演奏も予想以上にしっかりしてる。
 考えてみれば昔の人の演奏レベルが低いという先入観自体が間違っていたかもしれない。シンフォニーは技巧的にうまい!とはいえないにしてもなんとも味のある音楽を聴かせてくれる。
 ハイドンの「驚愕」の第1楽章の何とチャーミングなことか。モーツァルトだっていまどきの味も素っ気もない演奏に比べたらなんと魅力的に聴こえることだろう。
 宗教曲2つは声楽陣などかなりすごいし、テンポ設定が非常に遅めで重厚且つ大胆な音楽運び。凄みすら感じる。
 この時代の音楽の迫力・雰囲気というのがそのまま20世紀初頭の大指揮者の演奏DNAに引き継がれていることはおそらく間違いない。逆にそれを考えると古楽器系オケ全盛期の現代のスピーディな演奏は、作曲当時のスピードとはかなりかけはなれているのではないかという気もしてくる。そんな、作曲者の死後百数十年、そして今から百年前というちょうど中間点の演奏がどんなものだったかを知る上でも、そしてひとつ、立派な演奏の観賞用としても、充実した内容を保持している。聴いたらきっとびっくりすると思う。

TT-2109
¥2500
完売
モーツァルト:交響曲第39番
ハイドン:交響曲第6番(第94番)「驚愕」
コルネリウス「バグダッドの理髪師」より
フンパーディンク:「ヘンゼルとグレーテル」より
エドゥアルド・キュネッケ指揮
大オデオン弦楽合奏団
1913年頃録音。
「さっそく取り寄せて聴いてみたところ、・・・、「シュトライヒ・オルケスター=ストリング・オーケストラ=弦楽合奏団」という表示とは違い、管楽器や打楽器(ティンパニ)も入った通常のフル編成の演奏だった。しかも反復の省略以外はノーカットで収められている。・・・このCD-Rではおそらく当時の音楽台帳を参照にしたのであろう、指揮者をエドゥアルド・キュネッケ(EDUARD KUNNEKE 1885-195 ベルリン高等音楽院でブルッフに師事。)と特定している。第2楽章をねっとりと歌わせたり、遅いテンポで堂々と音楽を運ぶ第3楽章など、随所に指揮者の主張が感じられるところがよい。」(平林直哉氏の最新刊「クラシック名曲 初演&初録音事典」より)
TT-3022
¥2500
完売
モーツァルト:レクイエム、
        戴冠式ミサ曲
ヨゼフ・メスナー指揮
ザルツブルグ宮殿管弦楽団、同合唱団
1931年8月9日。モーツァルトのレイエム、戴冠式ミサ曲のザルツブルグにおける1931年の録音。
 「この録音はドイツのマイナー・レーベル、クリストシャルによって行われたもの。名前の知られていないレーベルで、この録音自体も主要なカタログにまったく掲載されておらず、一般的には知られていない。」(平林直哉氏の最新刊「クラシック名曲 初演&初録音事典」より)



完売!
カール・シューリヒト・コレクション1950-1966
HAENSSLER 93 140
(20CD+1DVD)\21000→¥9990

 ヘンスラーによるSWR MUSICシリーズの柱、シューリヒト・コレクション。その人気アイテムの集大成ボックスの、在庫限定超特価セール。
 これまで単品発売されているすべてのアルバムと映像作品に加え、当時初登場となったマーラーの「復活」とハイドンの第86番が新たに追加された。
 絶品というほかないモーツァルト、ファンの熱い支持を受けるブルックナーやマーラー、そしてシューリヒトにとってシュトゥットガルト放送との最後の録音となったブラ2などSWR蔵出しの音源の数々は貴重なものばかり。
 またドキュメントでは、シュターダー、マルツィといった共演経験のある豪華なキャストの回想インタヴューを通じて、彼が高潔な人格者であり誰からも慕われていたことが理解され、こちらも興味が尽きない。
 シューリヒトが70歳の1950年11月に始まり、亡くなる前年の1966年3月まで続いた手兵シュトゥットガルト放送交響楽団との偉大なる足跡。
 もはや今後これだけまとまった内容が表に出ることはないのではないだろうか。

93 140
(20CD+1DVD)
紙製スリムBOX
\21000→¥9990
完売
「カール・シューリヒト・コレクション1950-1966」
[CD 1]モノラル(分売93.141)
 (1)ベートーヴェン:交響曲第7番イ長調Op.92
 (2)シューマン:交響曲第2番ハ長調Op.61
録音:
 (1)1952年10月24日シュトゥットガルト=デゲルロッホ、ヴァルトハイム(ライヴ)
 (2)1959年10月31日シュトゥットガルト、ゼンデザール・ヴィッラ・ベルク
[CD 2]モノラル(分売93.142)
 (1)交響曲第9番ニ短調Op.125「合唱つき」
 (2)序曲「コリオラン」Op.62
録音:
 (1)1961年9月13日シュトゥットガルト・リーダーハレ(ライヴ)
 (2)1952年9月25日シュトゥットガルト、ゼンデザール・ヴィッラ・ベルク(ライヴ)
マリア・シュターダー(S)
マルガ・へフゲン(A)
マレイ・ディッキー(T)
オットー・ヴィーナー(Bs)
SWR声楽アンサンブル、シュトゥットガルト教員合唱協会、シュトゥットガルト・バッハ合唱団
[CD 3](1)のみステレオ / モノラル(分売93.143)
 (1)ブラームス:交響曲第2番ニ長調Op.73
 (2)同:運命の歌Op.54
 (3)同:悲歌Op.82
録音:
 (1)1966年3月16日シュトゥットガルト、フンクスタジオ・ベルク
 (2)1954年1月26日(3)1954年1月25日シュトゥットガルト、ゼンデザール・ヴィッラ・ベルク
シュトゥットガルトSWR声楽アンサンブル
[CD 4]モノラル(分売93.144)
 ブラームス:ドイツ・レクイエムOp.45
録音:1959年11月7日シュトゥットガルト、ゼンデザール・ヴィッラ・ベルク
マリア・シュターダー(S)
ヘルマン・プライ(Br)
シュトゥットガルトSWR声楽アンサンブル、
フランクフルト・ヘッセン放送Cho.
[CD 5]モノラル(分売93.145)
 ブルックナー:交響曲第4番変ホ長調「ロマンティック」
録音:1955年4月5日シュトゥットガルト=デゲルロッホ、ヴァルトハイム(ライヴ)
[CD 6]モノラル(分売93.146)
 ブルックナー:交響曲第5番変ロ長調
録音:1962年10月18日シュトゥットガルト、リーダーハレ(ライヴ)
[CD 7]モノラル(分売93.147)
 (1)ブルックナー:交響曲第7番ホ長調
 (2)ワーグナー:楽劇「トリスタンとイゾルデ」より前奏曲と愛の死
録音:
 (1)1953年3月6日シュトゥットガルト=デゲルロッホ、ヴァルトハイム(ライヴ)
 (2)1950年4月29日シュトゥットガルト=デゲルロッホ、ヴァルトハイム
[CD 8 & 9]モノラル(分売93.148)
 (1)ブルックナー:交響曲第8番ハ短調
 (2)同:交響曲第9番ニ短調
録音:(1)1954年3月10日(2)1951年11月2日シュトゥットガルト=デゲルロッホ、ヴァルトハイム(ライヴ)
[CD 10]モノラル(分売93.149)
 (1)グリーグ:演奏会用序曲「秋に」Op.11
 (2)ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番ト短調Op.26
 (3)ヘルマン・ゲッツ:ヴァイオリン協奏曲ト長調Op.22
 (4)ロベルト・フォルクマン:序曲「リチャード3世」Op.68
録音:
 (1)1954年12月2日(3)1953年4月10日
 (4)1952年9月12日シュトゥットガルト、ゼンデザール・ヴィラ・ベルク
 (2)1960年9月15日シュトゥットガルト、リーダーハレ
ハンスハインツ・シュネーベルガー(Vn)
ロマン・シマー(Vn)
[CD 11]モノラル(分売93.150)
 (1)ハイドン:交響曲第100番ト長調「軍隊」
 (2)同:チェロ協奏曲ニ長調
 (3)同:交響曲第95番ハ短調
録音:
 (1)1958年4月8日シュトゥットガルト、ゼンデザール・ヴィラ・ベルク
 (2)1950年11月5日(ライヴ)
 (3)1955年4月5日シュトゥットガルト=デゲルロッホ、ヴァルトハイム
エンリコ・マイナルディ(Vc)
[CD 12 & 13]モノラル(分売93.151)
 (1)マーラー:交響曲第3番ニ短調
 (2)R.シュトラウス:アルプス交響曲
録音:
 (1)1960年4月7日シュトゥットガルト、リーダーハレ(ライヴ)
 (2)1955年1月4-7日シュトゥットガルト、ゼンデザール・ヴィラ・ベルク
ルート・ジーヴェルト(Ms)
シュトゥットガルト放送声楽アンサンブル女声合唱、
シュトゥットガルト・エバーハルト=ルートヴィヒ・ギムナジウム児童合唱団
[CD 14]モノラル(分売93.152)
 (1)モーツァルト:交響曲第35番ニ長調KV.385「ハフナー」
 (2)同:交響曲第38番ニ長調KV.504「プラハ」
 (3)同:交響曲第40番ト短調KV.550
 (4)同:コンサートアリア「いいえ、いいえ、あなたにはできません」KV.419
 (5)同:歌劇「フィガロの結婚」より、愛の神よ、安らぎを与えたまえ
 (6)同:歌劇「魔笛」より、なんと美しい絵姿
録音:
 (1)(2)1956年7月4日ルートヴィヒスブルク(ライヴ)
 (3)1961年5月19日シュヴェツィンゲン音楽祭(ライヴ)
 (4)1959年4月9日シュトゥットガルト・リーダーハレ(ライヴ)
 (5)1959年4月6日
 (6)1959年4月12日シュトゥットガルト、ゼンデザール・ヴィラ・ベルク
ルート=マルグレート・ピュッツ(S)
エリーザベト・シュヴァルツコプフ(S)
フリッツ・ヴンダーリヒ(T)
[CD 15]モノラル(分売93.153)
 (1)モーツァルト:ピアノ協奏曲第9番変ホ長調KV.271「ジュノーム」
 (2)同:ピアノ協奏曲第19番ヘ長調KV.459
録音:
  (1)1952年5月23日シュトゥットガルト=デゲルロッホ、ヴァルトハイム
  (2)1956年7月4日ルートヴィヒスブルク城、バロック=テアーター(ライヴ)
クララ・ハスキル(P)
[CD 16]モノラル(分売93.154)
 (1)レズニチェク:
   シャミッソーの詩「悲劇的な物語」にもとづく
   バリトン独唱と大管弦楽のための主題と変奏
 (2)R.シュトラウス:歌劇「グントラム」第1幕前奏曲
 (3)プフィッツナー:劇音楽「ハイルブロンのケートヒェン」序曲
 (4)レーガー:モーツァルトの主題による変奏曲とフーガOp.132
録音:
 (1)1960年2月12日(2)1956年3月20日-23日
 (3)1956年1月20日以上シュトゥットガルト、ゼンデザール・ヴィラ・ベルク
 (4)1950年11月5日シュトゥットガルト=デゲルロッホ、ヴァルトハイム(ライヴ)
バリー・マクダニエル(Br)
[CD 17]モノラル(分売93.155)
 (1)シューマン:「マンフレッド」序曲Op.115
 (2)メンデルスゾーン:序曲「静かな海と楽しい航海」Op.27
 (3)シューマン:序曲、スケルツォとフィナーレOp.52
 (4)メンデルスゾーン:序曲「フィンガルの洞窟」Op.26
 (5)同:
  劇音楽「真夏の夜の夢」より序曲Op.21、
  夜想曲Op.61-7、スケルツォOp.61-1
録音:
 (1)1960年9月14-15日シュトゥットガルト(2)1961年3月10日
 (3)1954年9月21日(4)1955年1月4日
 (5)1954年1月26日以上、シュトゥットガルト、ゼンデザール・ヴィラ・ベルク
[CD 18]モノラル(分売93.156)
 (1)「パルシファル」より第1幕への前奏曲
 (2)「トリスタンとイゾルデ」より第1幕への前奏曲 
 (3)「神々の黄昏」より夜明けとジークフリートのラインへの旅
 (4)「神々の黄昏」よりジークフリートの葬送行進曲
 (5) ジークフリート牧歌
 (6)「パルシファル」より聖金曜日の音楽
 (7)「パルシファル」より第3幕フィナーレ(合唱なし)
録音:
 (1)1966年3月17日
 (7)1966年3月17-19日シュトゥットガルト、フンクスタジオ・ベルク、ゼンデザール
 (2)1950年4月29日シュトゥットガルト=デゲルロッホ、ヴァルトハイム
 (3)(4)(5)1955年9月28日
 (6)1954年9月23日シュトゥットガルト、ヴィラ・ベルク
[CD 19 & 20]モノラル シリーズ初出
 (1) マーラー:交響曲第2番ハ短調「復活」
 (2)ハイドン:交響曲第86番ニ長調Hob.I-86
録音:
  (1)1958年4月17日シュトゥットガルト、リーダーハレ
  (2)1954年5月20日シュトゥットガルト、ゼンデザール・ヴィッラ・ベルク
ハンニ・マック=コザック(S)
ヘルタ・テッパー(A)
シュトゥットガルトSWR声楽アンサンブル、
シュトゥットガルト・バッハCho.
[DVD]モノラル(分売KDC.9002)
 (1)ロルフ・ウンケル監修「シューリヒト-生涯の肖像」
 (2)ストラヴィンスキー:バレエ組曲「火の鳥」(1919年版)
 (3)モーツァルト:交響曲第35番ニ長調「ハフナー」より終楽章
収録:(1)1957年(2)1958年(3)1956年
仕様:NTSC / リージョン0 / 4:3 字幕:独英仏
ヘンスラーによるSWR MUSICシリーズの柱、シューリヒト・コレクションがたいへんお得なセットになって登場。しかも、これまで単品発売されているすべてのアルバムと映像作品のほか、マーラーの「復活」とハイドンの第86番が新たに追加されるというBOXだけの見逃せないポイントつき。絶品というほかないモーツァルト、ファンの熱い支持を受けるブルックナーやマーラー、そしてシューリヒトにとってシュトゥットガルト放送との最後の録音となったブラ2などSWR蔵出しの音源の数々は貴重なものばかり。またドキュメントでは、シュターダー、マルツィといった共演経験のある豪華なキャストの回想インタヴューを通じて、彼が高潔な人格者であり誰からも慕われていたことが理解され、こちらも興味が尽きない。シューリヒトが70歳の1950年11月に始まり、亡くなる前年の1966年3月まで続いた手兵シュトゥットガルト放送交響楽団との偉大なる足跡。もはや今後これだけまとまった内容が表に出ることはないのではないだろうか。





TAHRAベストセラー2タイトル
在庫超特価セール!
完売

 TAHRAの新譜の中でもこの数年大きなベストセラーとなった”タイトルをびっくりの超特価で。
 在庫限りなので応募多数の際は抽選となります。完売の際はご容赦くださいませ。【先着抽選】


フルトヴェングラー/3種類の第9
比較分析用CD日本語対訳つき
TAHRA FURT 1101 (4CD)¥5000→¥1690

  フルトヴェングラーが指揮したベートーヴェンの第9交響曲は、1937年から亡くなる1954年までの17年間に、全部で11種類の演奏がCDになっている。その中でも特筆すべき演奏は3つ。
 1942年3月のベルリン・フィルとの公演、これは大戦中の緊迫感に満ちた演奏。
 「バイロイトの第9」として名高い1951年のバイロイト音楽祭開幕公演。これは極めつけの名演として長い間「絶対的名盤」の座に君臨している。
 そして1954年のルツェルン音楽祭公演、これはフルトヴェングラー晩年の深い思索を感じさせる感動的演奏。
 この3つの演奏がセットなった。
 しかもベルリンとバイロイトの演奏は、新たなリマスターが行われており、、音質も一新。TAHRAとしても大きな自信の出来ばえとなっている。
 さらにフランス・フルトヴェングラー協会の重鎮サミ・アブラ氏による詳細な分析と、比較用CDがついて、フルトヴェングラーの芸術を多面的に検証できるようになっている。しかもすべて日本語訳つき!!さすがTAHRA!

FURT 1101
(4CD)
¥5000→¥1690
完売

フルトヴェングラー/ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱」(3種類)

【CD1】
 ベルリン・フィル,
 ブルーノ・キッテル合唱団
 ティラ・ブリーム (S),エリーザベト・ヘンゲン (A),ペーター・アンデルス (T),ルドルフ・ヴァツケ(Bs)
  録音:1942年3月22-24日 新リマスター
【CD2】
 バイロイト祝祭管,合唱団
 エリザベス・シュワルツコップ(S),エリーザベト・ヘンゲン(A),ハンス・ホップ(T),オットー・エーデルマン(Bs)
  録音:1951年7月29日 新リマスター
【CD3】
 フィルハーモニア管
 ルツェルン音楽祭合唱団
 エリザベス・シュワルツコップ(S),エルザ・カヴェルティ(A),エルンスト・ヘフリガー(T),オットー・エーデルマン(Bs)
  録音:1954年8月22日
【CD4】
 ・サミ・アブラ氏による
  フルトヴェングラー指揮の第9交響曲・比較分析
 ・フルトヴェングラー以外に使用されている音源(全て一部のみ)
  トスカニーニ(指)NBC交響楽団 1952年
  カラヤン(指)ベルリン・フィル 1963年
  メンゲルベルク(指)コンセルトヘボウ管弦楽団 1940年
  アーベントロート(指)ライプツィヒ放送管弦楽団 他




TAHRA秘蔵のマーラー録音3題!
カイルベルト:第1番
イッセルシュテット:第2番「復活」
ワルター:第4番
TAHRA TAH 642 (3CD)\7500→¥1990

 驚きのマーラー秘蔵音源。しかも3種類。
 注目は、シュミット=イッセルシュテットの指揮する「復活」。1956年11月12日、ハンブルクのムジークハレでのライブ録音。速めのテンポでキビキビと演奏しつつ、S-Iならではの自然な美しさ、流れの良さと、隅々までが目が行き届いた知性が生かされた優れものの名演。豊満肥大化してしまった「復活」に慣れている耳に新鮮に響く「復活」。なお多少のカットが入った演奏。
 カイルベルトの第1交響曲は、カイルベルトがシュターツカペレ・ドレスデンの首席指揮者だった頃の演奏。カイルベルトらしい骨太のゴッツイ演奏。
 ワルターの第4交響曲は、海賊盤CDで出ていたもの。ワルターの覇気に溢れた棒に、フランクフルトのオーケストラが必死に喰らいついている一期一会的名演。しかも音質が年代にしてはかなり明瞭なのがありがたい。
 3種それぞれに聞き応え十分のマーラー。

TAH 642
(3CD)
\7500→¥1990
完売
マーラー:
 (1)交響曲第1番 ニ長調
 (2)交響曲第2番 ハ短調 「復活」
 (3)交響曲第4番 ト長調
(1)ヨゼフ・カイルベルト(指)
シュターツカペレ・ドレスデン
(2)ハンス・シュミット=イッセルシュテット(指)
NWDR交響楽団,
オダ・バルスボルク(S),
シークリンデ・ワーグナー(Ms)
(3)ブルーノ・ワルター(指)
フランクフルト博物館管弦楽団,
アンネリース・クッパー(S)
録音:(1)1950年2月4日,(2)1956年11月12日,(3)1950年9月4日






完売
不当に不遇な彼らの作品を聴け!
アレッサンドロ・スカルラッティ/カイザー/ハッセ

 音楽史的に重要な位置を占め、実際魅力的な音楽を残したにもかかわらず、なぜか時代を経ることで不当な扱いを受けてしまっている作曲家は多い。
 今回は特にそんな思いの強い作曲家3人の作品を取り上げた。価格は思いっきり安い。これならまあ失敗してもいいや、という価格である。しかし失敗ということはないと思う。彼らの音楽に触れる機会を得ることは必ずやあなたの胸に何らかの感興を与えると思う。向き不向き・好き嫌いはあるにしても、下手なコピーに乗せられてつまらない演奏に出会って味わう失望感は絶対にない。
 ・・・とはいうものの本数限定。完売の際はご容赦ください。4,5年経って音楽史の本を読んだとき、「ああ、あのとき買っておけばよかったなあ」、ということになりませんよう。【先着抽選】



アレッサンドロ・スカルラッティ
 アレッサンドロ・スカルラッティ。
 みんな名前は知っている。
 そしてスカルラッティに二人いることも知っていて、その親父か息子かどっちかだということも知っている。・・・でもどっちかは知らない。ましてや作品を聴いたことはない。
 アレッサンドロは親父のほうである。息子はイタリアからスペインに渡って鍵盤ソナタの王様となったドメニコである。このドメニコのほうはみんな比較的知っているし、いまでもかなり頻繁に取り上げられるので聴く機会も少なくない。
 一方のアレッサンドロ。この人の音楽を聴く機会は、現在ほとんどない。
 ・・・しかし音楽史を勉強した人ならば、誰もがこの人の偉大さを知り、この人のオペラを聴いておかなくチャと思うはずである。
 まず一般的に知られるのは、モンテヴェルディの次に現れた最大最高のオペラ作曲家であり、百十いくつのオペラを書いた「ナポリ派」の創始者・・・というようなこと。
 しかしそうした外見上のことだけでなく、ベルカント・アリアによる新しいオペラの形を作り上げ、ソナタ形式の原型を作り上げ、イタリア風序曲を確立したことで後の交響曲の出発点を作り上げたということは案外知られていない。そして沈滞しつつあったヴェネツィアからオペラの覇権をナポリに移したことで当時の音楽全体の鮮度と未来を獲得せしめたということもあまり知られていない。言ってみればモンテヴェルディによって生まれたバロック音楽の流れを、一気に奔流としてパワー・アップさせた大偉人なのである。
 ・・・そうしたことを考えると音楽史全体への影響というのはとてつもなく大きいものがある。その影響力はコレッリやヴィヴァルディよりもはるかに大きかったといっていい。
 だからそのことを知った人は誰でもアレッサンドロの作品、もちろんオペラを聴きたくなる。
 ・・・しかしCDがないのである。
 まったくないわけではない。しかしそれだけの大偉人であり、それだけの膨大な数のオペラを書いたとは思えないほど現在リリースされているCDは少ない。美しくはあるが代表作ではない宗教作品や室内楽作品ばかりなのである。
 しかし・・・それも無理はない。いま、バロック・オペラを好き好んで聴く人はあまりいない。さらに当時の作品をどこまで再現できるか、その困難さが常に付きまとう。しかもそのうえ、上演時間はかなり長い。3,4時間になる。だからアレッサンドロに限らずバロック・オペラがCDでリリースされることはきわめて希なのである。結局アレッサンドロの偉大さが現代に蘇ることはない。
 ・・・そんな状況を打破するために今回「超・激安」アイテムを用意した。
 いかにそんなすごい偉人の作品でも、8000円近く出してそのCDを買うのは勇気がいる。・・・でもこの値段でアレッサンドロの代表的オペラが聴けるのであれば、とりあえず向学のために買ってみようか、という方はいらっしゃると思う。
 オペラ「グリゼルダ」はアレッサンドロ最晩年の代表的作品。それを野心あふれるヤーコプスが再現した、現在アレッサンドロのオペラを聴くディスクとしては最高最良と断言できる。
 もし聴いて失敗してもいいではないか。たとえそうであったとしてもあなたの中にはバロック・オペラの最高傑作のひとつ、そして偉大なるアレッサンドロの最高傑作を「体験した」という何かが残る。
 もしそこに何か光るものを見出すことができたら最高に嬉しい。
 そしてそういう方にはもうひとつ、奇才ビオンディが録音した美しいオラトリオ2題の入ったアルバムも超特価でお贈りしましょう。

HMC 901805
(3CD)
¥7800→¥1590
完売
アレッサンドロ・スカルラッティ:
 オペラ「グリゼルダ」
ドロテア・レッシュマン(S)
ローレンス・ザゾ(CT)
ヴェロニカ・カンジェミ(S)
ベルナルダ・フィンク(Ms)
シルヴィア・トロ・サンタフェ(Ms) 他
ルネ・ヤーコプス指揮
ベルリン古楽アカデミー
この春のヘンデルの「リナルド」が、バロックオペラとしては異例中の異例の好セールスを記録したルネ・ヤーコプス。期待の秋の新譜は、ベルリン古楽アカデミーとの大スカルラッティのオペラ「グリゼルダ」。高名なアポストロ・ゼーノの台本による、グァルティエーロ王の妻グリゼルダの物語。初演当時不運に見舞われたこの作品も、20世紀後半に“発見”され、今では代表作として高く評価されている。現代オーケストラで演奏されたこともあるが、もちろん天下のヤーコプスが指揮してこそ真打登場、名前ばっかり有名でさっぱり聞いたことの無い大スカルラッティのオペラが、まさにオペラ史上に燦然と輝く宝石であることを知らしめる。
OP 20013
(2CD)
¥2500→1390
完売
アレッサンドロ・スカルラッティ:
 オラトリオ「人間とルチフェル」、 
 オラトリオ「狂人のマグダラの聖マリア」
ファビオ・ビオンディ(指、Vn)
グロリア・バンディテッリ(C-A)
ロッサーナ・ベルティーニ(S)
シルヴィア・ピッコロ(S)
マッシモ・クリスピ(T)
エウローパ・ガランテ




カイザー

 バロック時代、音楽の中心はイタリアだった。一方ドイツは、芸術的にも文化的にも商業的にも他のヨーロッパ諸国と比べて格段に差をつけられていた。
 ところが港町ハンブルグだけは違っていた。もともと「ドイツ」というひとかたまりの国などなく、幾多もの自由国家やらなんやらで構成されていた当時の「ドイツ」地方。ハンブルグはそのなかで例外的に裕福で文化的にも進んだ都市だった。
 さて、オペラは基本的に貴族の宮廷のために存在していたが、ようやくヴェネツィアで一般庶民も見られる劇場が生まれた。そしてドイツでもようやくハンブルグでそうした劇場が生まれ、イタリアにも負けないようなドイツ独自のオペラが人気を博した。ご当地オペラである。そのハンブルグで一世を風靡したのが、ラインハルト・カイザー。後のハンブルク市立歌劇場の首席作曲家を
勤め、ドイツの国民オペラを隆盛に導いた。年代的にはヴィヴァルディとほぼ同時代。年下のテレマンも彼を慕ってハンブルグに来たらしい。その後いろいろ確執はあったらしいが、カイザーが繁栄させた土壌の上に、ドイツ最大の人気作曲家テレマンが生まれたことは間違いない。実際若きヘンデルもカイザーが発掘したと言われる。
 さて、そんなドイツの隠れた偉人カイザーの、集大成と言える作品歌劇「クロイソス」。実在のリュディア王を題材にした話に様々な枝葉の話が盛り込まれ、おいしさゴッチャ混ぜの楽しいもの。指揮のヤコープスはこの作品にぞっこんになって今回の録音となったという。ちょっと信じられないような価格だが、どうかカイザーの優れた音楽を楽しんでみてください。

HMC 901714/16
(3CD)
¥5200→¥1990
完売
カイザー:歌劇「クロイソス」全曲 ラモン・トレケル(クロイソス)、
ヨハネス・マンノフ(キュロス)、
ドロテア・レシュマン(エルミーラ) 他
ルネ・ヤーコプス指揮
ベルリン古楽アカデミー
RIAS室内合唱団
1999年1月ベルリンでの録音。




ハッセ

 モーツァルト・ファンは、モーツァルトの伝記を読んでいて、ときどきハッセの名前に行き当たる。一番多いエピソードはこれである。

 14歳のモーツァルトがミラノで「アルバのアスカーニョ」を初演した。そのときのメインの出し物は偉大なる大家ハッセのオペラだったが、添え物のはずの少年モーツァルトのオペラは、大家ハッセの新作オペラを完全に凌駕してしまった。

 まあ、これを読んで、「ハッセとかいう当時の人気作曲家が、天才モーツァルトの前で赤っ恥を書いたんだな」、と思うわけである。
 ただ、上記の情報をもたらしたのが同行していたのがモーツァルトの父親レオポルドであったことを考えると、もちろんその話は鵜呑みにできないし、逆にそれはレオポルドがそう書きたくなるほど「ハッセ」という人が当時偉大な存在であったことの証明でもある。
 有名な石井宏氏の著作では、「当時最も有名だったドイツ人は、いまは(音楽史から)抹殺されてしまったアードルフ・ハッセである。ハッセの活躍はイタリアの巨匠たちと並ぶというか、時にはそれ以上のこともあった」、とある。
 現存する彼のイタリア・オペラは74本、オラトリオが12本、カンタータが87曲・・・。彼はイタリア語による最高のオペラ台本作家メタスタージョと組んで、まるで一体のようになって多くのオペラを残した。もともとは北ドイツ生まれだったがヴェネツィア、ボローニャ、ローマと転々としながら、ナポリでついにアレッサンドロ・スカルラッティに師事、そしてナポリで最高のオペラ作曲家となる。そしてイタリアだけでなくヨーロッパ中にその名をとどろかせ、その後ロンドンでは人気絶頂のイギリス人作曲家ヘンデルのライバルとなるようたきつけられたり、またドレスデンの宮廷からぜひにと誘われ彼の地に赴いている。また稀代のカストラート、ファリネッリが、スペイン国王のための10年間毎日繰り返し歌っていた2曲の歌は、ともにハッセの作品だったという。
 しかし現在彼はドイツの音楽史、イタリアの音楽史、どちらからも重要視されていない。・・・が、間違いなく彼はバロック時代の最高の作曲家の一人であた。が・・・彼の場合もオペラ作品がメインであるためにそのCDがリリースされることは希である。
 今回はそんなハッセの作品の中から、彼の人生で長きに渡って書き続けられた宗教曲を収めた1枚を激安超特価で入手。
 30代のイタリア時代に書かれた作品から、60代ドレスデン(ウィーン)時代に書かれたレクイエムまで、ハッセの豊かな感性を感じることができるアルバム。はたしてこれらの作品が、レオポルドの言うようにモーツァルトによって完全に打ち負かされてしまうような類いのものかどうか、250年後のあなたが判断してみてください。

OP 20004
(2CD)
¥2500→1390
完売
ハッセ:
 (1)レクイエム ハ長調、
 (2)ミゼレーレ ホ短調、
 (3)独唱モテット「地獄の野蛮な者ども」、
 (4)独唱モテット「照らされた高い雲は」、
 (5)「サルヴェ・レジナ(めでたし元后)」イ長調、
 (6)「サルヴェ・レジナ(めでたし元后)」ト長調
(1)(2)パウル・ドンブレヒト指揮
グレタ・ド・レイヘール(S)
ズザンナ・モンカーヨ・フォン・ハッセ(A)
イアン・ハニーマン(T)
ディルク・シュネリングス(Bs)
イル・フォンダメント
(3)(4)(5)(6)マルタン・ジェステル指揮
モニク・ザネッティ(S)
ジェニファー・レイン(A)
ル・パルルマン・ド・ミュジーク





完売、再発注中
怒涛のユーリ・シモノフ/幻想交響曲
SOLO MUSICA 1CD¥2700→¥1990

 完売。現在再発注中。入荷はうまくすれば来年2月。

 「シモノフの最高傑作といっていいと思う。
 確かに彼には最もぴったりの曲。全編諧謔味あふれる舞踏感覚!
 第1、2楽章ではスロヴェニア・フィルもぴったり寄り添って、シモノフのアゴーギグにもきっちりついていく。リズムが明確で、切ると血が飛び散りそうな生きのよさ。また普段耳にしない弦の元気なピチカートが聴こえたり、聴いたことのないような内部旋律が浮き出てきたり。
 ところがそれでは終わらない。
 シモノフ、第3楽章から大勝負に出る。まず第3楽章。所要時間なんと20分弱。第2楽章もかなり遅かったが、これはすごい。手元の資料を見た限りこれ以上遅い演奏はない。とにかく遅い。通常15、6分のこの楽章を、シモノフは20分かけてまるで未練がましい男の心を形容するかのようにネチネチネチネチと表現していく。そこには詩的なロマンも牧歌的な抒情もない。あるのはすでに変質し崩れ落ちた愛情のかけら。そしてこれから起きることを予知するかのような陰惨な感情のむくろ。・・・だから第4楽章の冒頭になんと説得力があることか!
 「彼」はいきなり変質的殺人者になったわけではないのだ!なるほど、あの第3楽章があったからこの第4楽章が存在するわけか!
 しかし第4楽章は我々の期待を裏切り、あっさりと進行し(あいかわらず今まで聴いたことのないようなバランスで楽器を鳴らしているが)、スマートなほどに颯爽と突き進む。まるで劇中劇のような。・・・これは「彼」の見た夢なのか?(・・・夢なのだ)
 そして彼は夢から覚める。第5楽章が始まる。あの、進もうにも進めない第3楽章と同様のテンポ。時間にして11分半。これまた通常9分から10分でやってのけるところをズルズルズルと何かを引きずるようにシモノフは音楽を展開していく。・・・なんだ、これは?私は夢から覚めたんじゃないのか?この鐘の音はなんなんだ?やつらは何を笑っているんだ?・・・はは、・・・そうか・・これは現実だ、・・・だが現実の、・・・地獄だったんだ・・・。
 ちなみにラスト10秒で、あなたも間違いなく驚天動地の地獄に引きずり込まれる。お楽しみに。でもお気をつけて。
 間違いなく数ある「幻想」の中でもトップクラスの名演・迷演。そしてシモノフにとっても最高のライヴだっただろう。終わってから拍手はやまない。絶対お薦め。(「それでもクラシックは死なない!」より)」

 とういうことで、心して、どうぞ。

RMS10005 ベルリオーズ:幻想交響曲  ユーリ・シモノフ指揮
スロヴェニア・フィル
1994年



<幻想交響曲以外のタイトル。若干数在庫あり>
RMS10001
¥1990
ベートーヴェン:交響曲第1番、第4番  ユーリ・シモノフ指揮
モスクワ・フィル
2002年、2003年
RMS10002
¥1990
ラフマニノフ:交響曲第2番  ユーリ・シモノフ指揮
モスクワ・フィル
2001年
RMS10003
(2CD)
\4200→¥3790
ショスタコーヴィチ:バレエ「黄金時代」全曲  ユーリ・シモノフ指揮
ボリショイ歌劇場
2005年
RMS10004
¥1990
チャイコフスキー:白鳥の湖より、イタリア奇想曲  ユーリ・シモノフ指揮
モスクワ・フィル
2002年




≪アリアCD落穂ひろいセール≫

 今回もなかなか素敵なアルバムをかなり安い価格でゲット。
 再入荷もありえますが、在庫限りとなる可能性もあるのでどうかお早めに。完売の際はご容赦ください。【先着抽選】


ANDANTE 2タイトル
クレンペラー/ケルン放送響
アマデウス弦楽四重奏団/ベスト・カップリング
(2CD)¥3200→¥1690

 第42号でお贈りしたNANDATEセールにも入っていなかった2タイトル。

AN 2130
(2CD)
¥3200→¥1690
完売
クレンペラー/ケルン・イヤーズ vol.1
 ベートーヴェン交響曲第3番&第4番
 アンダとのブラームス:ピアノ協奏曲第2番

   ベートーヴェン:交響曲第4番
   ブラームス:ピアノ協奏曲第2番
   ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」
   ヒンデミット:組曲「気高き幻想」
クレンペラー指揮
ケルン放送響
ゲザ・アンダ(P)
2つのベートーヴェンをはじめ、ファンの間ではすでに伝説と化したたいへん有名な録音の正規盤。
フィルハーモニアとのスタジオ全集やウィーン・フィルとのライヴで圧倒的評価を獲得しているクレンペラーのベートーヴェン演奏。オケの個性もありそれぞれが異なる魅力を放っているが、ケルンとのクレンペラーのベートーヴェン演奏のひとつの理想形ともいうべきもの。ケルン放送による正規録音で音質もたいへん良好。
[CD1]録音:(1)1954年10月25日(2)1954年4月5日 [CD2] 録音:(1)(2)1954年2月8日 (ともにクラウス・フォン・ビスマルク・ザールにおけるWDRライブ録音) モノラル
AN 2160
(2CD)
¥3200→¥1690
完売
アマデウス弦楽四重奏団/ベスト・カップリング
 ハイドン、モーツァルト、ベートーヴェン、シューベルト

 (1)ハイドン:弦楽四重奏曲 ハ長調 op.74-1
 (2)モーツァルト:弦楽五重奏曲 ハ長調 K.515
 (3)ベートーヴェン:「大フーガ」変ロ長調 op.133
 (4)ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第16番 ヘ長調 op. 135
 (5)シューベルト:弦楽四重奏曲第14番「死と乙女」ニ短調 D.810
アマデウス弦楽四重奏団
〔ノルベルト・ブレイニン(Vn)、
ジークムント・ニッセル(Vn)、
ペーター・シドロフ(Va)、
マルティン・ロヴェット(Vc)〕
セシル・アロノヴィッツ(Va、モーツァルト)
1947年に結成、翌48年ウィグモアホールで華々しいデビューを飾った英国の名アンサンブル、アマデウス四重奏団。87年のヴィオラのシドロフが亡くなるまで、一時代を築いた彼らが活動当初の10年間にケルンで行ったライヴをまとめた貴重なドキュメント。モーツァルトやシューベルトなど瑞々しい感性に彩られてたいへん新鮮。
[CD1]録音:(1)1956年2月2日(2)1953年9月14日(3)1957年5月31日 [CD2]録音:(1)1955年2月28日(2)1956年2月3日 ケルン、クラウス・フォン、ビスマルク・ザールにおけるライヴ モノラル




シャロン・ベザリー/モーツァルト:フルート協奏曲第1・2番
2005年 BIS完全カタログ、日本語帯、解説付
BIS SA 153901 (SACD Hybrid)¥690

 2005年にカタログ付CDとして発売されたベザリーのモーツァルト協奏曲集。その後「フルートとハープのための協奏曲」をくっつけて再リリースされた。なのでこのサンプル付きCDが超激安で流れてきたのだろう。アリアCD8周年記念セールで発売するもすぐに完売してしまっていたが、今回はあのときよりさらに安い価格でゲット。とはいえ今回も枚数が少ないので完売の際はご容赦ください。

BIS SA 153901
(SACD Hybrid)
¥690
完売
2005年 BIS完全カタログ、日本語帯、解説付
 モーツァルト:
  フルート協奏曲第1番 ト長調K.313
  アンダンテ ハ長調 K.315
  ロンド ニ長調K.Anh.184
  フルート協奏曲第2番 ニ長調K.314
シャロン・ベザリー(Fl)
ユハ・カンガス指揮
オストロボスニア室内管
シャロン・ベザリーのモーツァルトのフルートとオーケストラのための作品集。2つのフルート協奏曲を中心に、華やかな演奏を繰り広げている。シャロンご自慢のムラマツ製特注24金フルートが、えも言われぬ高貴な音を出していて、それだけでもウットリ。そして注目がカデンツァ、なんとシャロンの大の讃美者である現代フィンランドを代表する作曲家、カレヴィ・アホが直々に作曲。これが実に斬新なもので、ベザリーの腕が益々生かされている。
録音:2005年4月11-15日,フィンランド



CALLIOPE レジス・パスキエ2タイトル
1CD¥2400→¥990

 12歳でパリ音楽院を首席で卒業、アイザック・スターン、ダヴィッド・オイスラフらとの出会いを経ていまや世界的巨匠となったパスキエ。フランス的な洒脱さと現代的で洗練された音楽性を持つ。1734年製造ジョゼッペ・ガルネリ・デル・ジェスを所有。

CAL 9358
¥2400→¥990
完売
ベートーヴェン:
 ヴァイオリン協奏曲ニ長調op.61/
 ロマンス第1番ト長調op.40/ロマンス第2番ヘ長調op.50
レジス・パスキエ(Vn)
エマニュエル・ルデュック=バロム指揮
バルチック室内管
第1楽章の冒頭から、高貴のきわみのオーケストラの音色に驚かされる。つづいて始まるヴァイオリンも、天上から降ってくるかのような美しさ。輝かしく美しい音色は、一音たりとも聞き逃してはもったいない、と思わせるほど。つづくロマンス2曲も絶品。パスキエのヴァイオリンの明るくあたたかみのある音色、きわめて絶妙な音程のとりかたには脱帽。
CAL 9392
¥2400→¥990
完売
(1)クルト・ヴァイル:ヴァイオリン協奏曲
(2)バーンスタイン:セレナーデ
レジス・パスキエ(Vn)、
コロメール指揮
ピカルディー管弦楽団
フランスが生んだヴァイオリンの巨匠レジス・パスキエ。彼が奏でる音色は天上から降り注ぐかのような美しさと軽やかさ、そしてしなやかさも併せ持ったもの。バーンスタインのセレナーデは、5楽章からなり、エスプリたっぷりの楽章、ジャズ風の楽章、ウェストサイド物語風の楽章など、ヴァイオリンが変幻自在に大活躍する作品。パスキエのセンスが光る。





SYMPHONIA
アウゼル・ムジチ/ジェミニアーニ:6つの合奏協奏曲Op2
1CD ¥2300→1390

 マニア垂涎のイタリア古楽レーベルSYMPHONIAから1枚。
 カルロ・イパタを芸術監督として1997年に設立されたアウゼル・ムジチによるジェミニアーニ。
 コレッリ、A.スカルラッティに師事し、ロンドンやダブリンで活躍したジェミニアーニの合奏協奏曲集Op2は、イタリア・バロック時代最後の名ヴァイオリン奏者と知られる彼の面目躍如といえる名曲。

SY 02200
¥2300→1390
完売
ジェミニアーニ:6つの合奏協奏曲Op2(1732)
ガスパリーニ:歌劇「アンティオコス王」序曲
    (ヘンデル作、歌劇「アグリッピーナ」による)
アウゼル・ムジチ
熱演する団体。イタリアの団体らしいのびのびとした演奏で、ジェミニアーニの曲が持つ華やかな側面を生かしている。録音:2002年10月(96KHz 24bit ハーレゾリューション録音)




ミドリ・ザイラー(Vn) 
ジョス・ファン・インマゼール&アニマ・エテルナ
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第2番&第3番/交響曲第29番
ZIG ZAG TERRITOIRES 1CD¥2600→¥1390

 ビックリするほどに瑞々しい生気がいっぱい。インマゼール&アニマ・エテルナが贈るモーツァルト。
 大きな話題を呼んだ後期3大交響曲集(ZZT.030501)に続く第2弾は、ザルツブルク時代1774年と75年の代表作、2つのヴァイオリン協奏曲と29番のシンフォニー。コンチェルトでは、コンミス、ミドリ・ザイラーのソロがため息を誘うほどにチャーミング!
 ハフナーに始まる後期の6曲に繋がる29番も、ピリオド・アプローチの清清しいフレージングが幸福で愉悦的な気分を盛り上げる。

ZZT051001
\2600→¥1390
完売
モーツァルト:
 (1)ヴァイオリン協奏曲第2番ニ長調KV.211
 (2)交響曲第29番イ長調KV.201
 (3)ヴァイオリン協奏曲第3番ト長調KV.216
ミドリ・ザイラー(Vn) 
ジョス・ファン・インマゼール(指)
アニマ・エテルナ, 
録音:2004年2月23-25日ブリュージュ、コンセルトヘボウ





モザイク弦楽四重奏団
モーツァルト:弦楽四重奏曲第14〜17番
NAIVE 1CD¥2500→¥990

 オーケストラでは古楽器が当たり前になってきた現在でも、弦楽四重奏曲の分野ではまだまだ。そんな中で間違いなく世界最高の古楽器弦楽四重奏団体モザイクSQのモーツァルト2タイトル。温かく、激しく、熱く、切なく。現代的で完璧な演奏ばかりを聴きすぎていた耳には、この人間的な演奏はあまりにもあまりにも美しく響く。

E 8843
¥2500→¥990
完売
モーツァルト:
 弦楽四重奏曲第14番/同第15番 ニ短調 K.421
モザイク弦楽四重奏団
E 8844
¥2500→¥990
完売
モーツァルト:
 弦楽四重奏曲第16番/同第17番 変ロ長調 K.458《狩》
モザイク弦楽四重奏団 







小倉貴久子 AYUS盤 完売

 小倉貴久子は青年モーツァルト、そしてベートーヴェンのほとばしる若き情熱を、作曲者をも上回る過激さで描く。チェンバロのようなチャラチャラした音だと思ったら大間違い。フォルテには芯があり、倍音が豊かで華やかな音を生み出し、弱音は繊細でレガートに歌うことができる。小倉の超絶技巧もあって楽器は極限まで歌い続ける。18世紀後半から19世紀初頭にかけて、作曲家たちが弾いていたのはおそらくこういう楽器であり、そして彼らはこんな弾き方をしていたのではないか。
 人によってはあまりにも小倉貴久子の個性・体臭が強いので熱にうなされたようになるかもしれないが、これくらいすさまじい演奏だってたまには聴いてみたい。
 今回は限定少数入荷(各1〜3枚)。小倉貴久子のホームページでも「在庫切れ」扱いになっているレア・アイテム。すべて在庫限りの販売となりますので完売の際はご容赦ください。【先着抽選】

小倉貴久子 既発アルバム
AYUS
GECB 2081
\2625
完売
ファンタジー/モーツァルト・イン・ウィーン
 プレリュードのフーガ KV.394
 6つの変奏曲 KV.398/小葬送行進曲 K.453a
 幻想曲 KV.475/ピアノ・ソナタ KV.457/ロンド KV.485
 コジェルフ:ピアノ・ソナタ 作品2-3
小倉貴久子(フォルテピアノ)
 ダイナミック、エネルギッシュ。これまでのフォルテピアノのチャカチャカした音色がまるで嘘のよう。小倉貴久子はブルージュ国際古楽コンクールに優勝した才媛らしいが、かなり過激な人である。KV.457のソナタの第1楽章をここまで熱情的に弾いた人はいない。あまりに熱いので拒否反応を示す人もいるかもしれないというくらい、これはかなり注目のアルバム。
AYUS
GECB 2083
(2CD)\3990
完売
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ 作品1 KV.301 - 306 大西律子(Vn)、
小倉貴久子(フォルテピアノ)
上記「ファンタジー」で過激な演奏を聴かせてくれた小倉貴久子と、最近急速に頭角をあらわし始めた若手の逸材大西律子。古楽器演奏という枠にとらわれないで、女性らしい直感とでも言うべきスリリングなセンスで全6曲を一気に聴かせる。とくに第4番ホ短調は涙を誘う。
GECB 2091
¥2800
完売
ベートーヴェン:7つのバガテル
         ピアノ・ソナタ第13番、第14番「月光」
         自作主題による6つの変奏曲
小倉貴久子(フォルテピアノ)
レコ芸器楽曲のコーナーでいきなりトップの特選になっていた。これまでの過激な表現が少し抑えられた分、当時のベートーヴェンの想いをそのまま伝えるようなフォルテピアノの微妙なニュアンスに心が注がれている。今回も愛用のアントン・ヴァルター1795年製をモデルにクリス・マーネが制作したレプリカを使用。作曲当時ベートーヴェンが聴かせていたと思われる音楽を雰囲気豊かに再現する。やはり特筆すべきは「月光」第1楽章。その幻想的な響きはまさに「水墨画のにじみ」のような音楽。おすすめ。
GECB 2085
\2625
完売
モーツァルト:ピアノと管楽のための五重奏曲 K.452
ベートーヴェン:ピアノと管楽のための五重奏曲 作品16
小倉貴久子(フォルテピアノ)
アンサンブル・カライドスコープ
1999年に国内のトップクラスの古楽管楽器奏者により結成されたEns.カライドスコープのデビュー盤である。管楽八重奏編成を基本としてここでは4人が参加している。小倉はモーツァルトではバランスを考えた穏やかな表情を見せ、ベートーヴェンではまるでピアノ協奏曲のように個性的で主張の強いピアノを聴かせる。




ONGAKU RECORDS
セルゲイ・シェプキン(P)入荷!
1CD¥2200 2CD¥3200

 「ONGAKU」という日本語名のレーベル。実はケンタッキーのレキシントンで本拠を構えるアメリカのレーベルである。一時期日本にも入ってきていたのだが、いつの頃からか代理店が消滅。現在、入手は極めて困難だった。
 
 さて、そのONGAKUレーベルの柱的アーティスト、セルゲイ・シェプキン。
 先日このシェプキンが日本でコンサートを開いて大注目を浴び、日本のポップス・メーカーが、ONGAKUから発売になっていたシェプキンの「ゴールドベルク変奏曲」を国内リリース。全国的にも大ヒットとなった。アリアCDでは第40号で紹介、無理を言って10枚入れてもらったが即日完売した。
 またパルティータも続編として発売されるらしいのだが、こちらは残念ながら入手できなかった。

 しかし!ご心配なく。ようやく本家のONGAKUとの交渉成立。このたびゴールドベルクやパルティータを含むシェプキンのアルバムも手に入るようになった。
 現在それぞれ10枚ずつ在庫あり。・・・ただ今度売り切れると次回発注がかなり先になると思うのでご注文はお早めに。【在庫分先着抽選】


 セルゲイ・シェプキン。
 ロシア系のアメリカ人。1985年サンクトペテルブルグ音楽院を首席で卒業。その後1990年にアメリカに渡り、1999年ニューオリンズ国際ピアノ・コンクール優勝。2007年初来日で日本人観客の心を虜にした。

024-107 J.S.バッハ:
 ゴルトベルク変奏曲
セルゲイ・シェプキン(P)
 すみだトリフォニーホールで行われる「ゴールドベルク変奏曲」連続演奏会。2006年から始まってシュタットフェルト、ペドローニ、ヴァユリネン(アコーディオン)、フォルケ(オルガン)、などが登場。そして昨年はセルゲイ・シェプキンで幕を開けた。
 そのシェプキンの「ゴールドベルク」が大きな反響を呼び、磯山雅氏は「シェプキンの“ゴルトベルク” 輝かしく自由なファンタジー」と絶賛、片山杜秀氏も賞賛。「何やらジャズ的なたたずまいすら感じさせる」という洗練された感性で観客の心を動かした。 「多くの曲で聴かれる力強く硬質なタッチや、圧倒的な推進力、豪快ともいえる音楽のまとめ方などからは、安らぎよりも興奮を呼び覚まされるようである。」(松本学氏)
 そんなシェプキンが1995年に録音していたゴールドベルク。10年近くたった今聴いても鮮烈で印象的。先日国内盤でリリースされ、限定盤だったためあっという間に完売した。
024-113
(2CD)
J.S.バッハ:平均律クラヴィア曲集第1部
CD1
 前奏曲とフーガ 第1-12曲
CD 2
 前奏曲とフーガ 第13-24曲
セルゲイ・シェプキン(P)
024-115
(2CD)
J.S.バッハ:平均律クラヴィア曲集第2部
CD 1
 前奏曲とフーガ 第1-12曲
CD 2
 前奏曲とフーガ 第13-24曲
セルゲイ・シェプキン(P)
024-108 J.S.バッハ: 6つのパルティータ, Vol. 1
  (パルティータ 第1曲 変ロ長調 BWV 825 (1726)
  同第2曲 ハ短調 BWV 826 (1727)
  同第3曲 イ短調 BWV 827 (1725-27)
  同第4曲 ニ長調 D, BWV 828 (1729))
セルゲイ・シェプキン(P)
024-109 J.S.バッハ: 6つのパルティータ Vol. 2
  (パルティータ 第5曲 ト長調 BWV 829 (1730)
  同第6曲 ホ短調 BWV 830 (1723-30))
  4つのデュエット(from Clavier,bung III, 1739)
   (BWV 802-805)
  フランス風序曲 BWV 831 (1731-35)
セルゲイ・シェプキン(P)




ページ内の商品チェック・ボックスをクリックしたら、最後に 「かごに入れる」ボタンを押してください。
新店内のほかのページのお買い物がありましたら、そちらもすませ、最後に「注文フォームへ」ボタンを押して注文フォームで注文を確定してください。
(チェック内容を変更したら、必ずもう一度「かごに入れる」ボタンをクリックしてください。変更内容がかごに反映されませんので)


注文フォームへ


アリアCD 新店舗トップページへ



Copyright(C) 2008 ARIA−CD.All rights reserved.