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第44号マイナー・レーベル新録音新譜(6)


ARTS

47738-8
(2SACD hybrid)
\4600
J.S.バッハ:
 フランス組曲(全曲)BWV.812〜817
 組曲第1番 ニ短調BWV.812、組曲第2番 ハ短調BWV.813、
 組曲第3番 ロ短調BWV.814、組曲第4番 変ホ長調BWV.815、
 組曲第5番 ト長調BWV.816、組曲第6番 ホ長調BWV.817
 イタリア協奏曲 ヘ長調 BWV.971
 幻想曲とフーガ イ短調 BWV.904
フランチェスコ・チェーラ(チェンバロ)
バッハのチェンバロ協奏曲集(47729-8)が好評だった、フランチェスコ・チェーラが、フランス組曲を録音。チェーラはボローニャ出身。イタリアでオルガンとチェンバロを学んだ後、オランダでグスタフ・レオンハルトにも学んでいる。16、17世紀の音楽を得意とするチェーラだけに、フランス組曲でも古雅な美しさを佇んでいる。1691年ヴァンサン・ティボー作のクラヴサンを、2006年にロベルト・リーヴィが複製した楽器を使用。録音:2008年6月8-10日,ローマ、DSD、132:47
47739-8
(SACD hybrid)
\2300
ヘンデル:
 (1)聖セシリアの日の頌歌 HWV76
 (2)オルガン協奏曲 HWV295
 (3)戴冠式アンセム「祭司ザドク」 HWV.258
ディエゴ・ファソリス(指揮)
イ・バロッキスティ
(1)ジュリア・グッディング(ソプラノ)、
ジェレミー・オヴェンドン(テノール)、
スイス放送合唱団
(2)フランチェスコ・チェーラ(オルガン)
(3)スイス放送合唱団
精力的に活躍するファソリスとイ・バロッキスティだが、ヘンデルの録音は2000年録音の「メサイア」以来久々。彼らの特徴である、明るい色彩感に富み、柔らかさがありつつ、構成感にも優れた演奏は、ヘンデルの魅力を存分に引き出している。ことにスイス放送合唱団の温かみのある美しさは格別だ。録音:(1)2005年3月10−13日、(2)2008年4月28日、(3)2005年6月1日、DSD、61:35
47669-8
(SACD hybrid)
\2300
※ハイブリッド化再発売
ニコラ・シェドヴィユ(1705‐1782):
 「春、あるいは愉快な四季」〜
  ハーディ・ガーディ、ヴァイオリン、リコーダーのための協奏曲集
  (ヴィヴァルディの協奏曲集Op.8(四季を含む)より6曲の編曲)(1739年)
マティアス・ロイブナー(ハーディ・ガーディ)、
エンリコ・カサッツァ(バロックVn)、
キアラ・デ・ツィラー(Bfl)、
レ・エクレール・ド・ミュジック
通常盤47669-2のSACDハイブリッド化再発売。通常盤は廃盤となります。18世紀フランスの作曲家シェドヴィユが編曲したハーディ・ガーディとヴァイオリン、リコーダー用のヴィヴァルディ:四季です。録音:2001年9月、パドヴァ、54:15
47729-8
(SACD Hybrid)
\2300→¥2090
J.S.バッハ:チェンバロ協奏曲集
 協奏曲ニ短調BWV.1052
 協奏曲ホ長調BWV.1053
 協奏曲ヘ短調BWV.1056
 協奏曲ニ長調BWV.1054
フランチェスコ・チェラ(Cemb)
ディエゴ・ファソリス指揮
イ・バロッキスティ
当レーベルを代表する古楽アンサンブル、ディエゴ・ファソリスとイ・バロッキスティの最新録音。ファソリスは合唱指揮者として名を成していたこともあってか当初宗教曲の録音を続けていたが、バッハの管弦楽組曲やブランデンブルク協奏曲でも見事な棒さばきをみせた。ここでは高音質録音と相まってファソリスの精緻なアプローチがバッハのチェンバロ協奏曲に新たな光をあてている。録音:2005/2008年
47696-2
(ブルー・ライン)
\1700
「ショパン:バラード全曲」
ショパン:
 4つのバラード、幻想曲ヘ短調Op.49、
 舟歌嬰ヘ長調Op.60、4つのマズルカOp.30
アレッサンドラ・アマーラ(Pf)
アレッサンドラ・アマーラは現在30代半ばのイタリア出身の若手。数々のコンクールに優勝し現在ヨーロッパではかなり知られた存在となっている。レパートリーはバッハ、ショパン、シューマンからガーシュイン、シェルシのような現代音楽までと幅広く、ここに収められたショパンは情熱さと知性がバランスよくコントロールされた、大変洗練された演奏。CDは他にBrilliantやArktosにあるがARTSは初登場。来年はファビオ・ルイージ指揮でウィーン響と共演する予定。若き日のアルゲリッチを思わせる期待の美貌ピアニスト。録音:2007年3月

BMC 1CD¥2200

BMCCD 144 「コダーイ:合唱作品集」
 (1)聖グレゴリオの日/ラディスラウス王の男/聖霊降臨祭/
 (2)フランツ・リスト頌/シャンドル・シクのテ・デウム/
  イエスと商人/老人たち/トランシルヴァニアの哀歌/マトラの風景
アダム・フィッシャー指揮、
(1)MR(ハンガリー放送)児童合唱団、
(2)MR(ハンガリー放送)合唱団
管弦楽作品集(BMCCD141「ハーリ・ヤーノシュ」組曲、他)に続くアダム・フィッシャーのコダーイ作品集第2弾。コダーイは多岐に渡る作品を書いているが、合唱曲は同時代の作曲家のなかでは群を抜いて多く、コダーイ・システムの創始者であり優れた教育者であったため児童合唱のための作品も多い。このディスクは大人の合唱と児童合唱のための曲をバランスよく選曲。録音:2008年
BMCCD 143 「コダーイ:ピアノ作品集」
 9つの小品Op.3/ドビュッシーの主題による瞑想曲/
 小ワルツ/7つの小品Op.11/マロシュセーク舞曲
アドリエンネ・クラウス(Pf)
民謡を素材にしたピアノ小品Op.3、Op.11はバルトークのミクロコスモスに似た作風だが、バルトークにはないユーモアと優しさに溢れている。「ドビュッシーの主題による瞑想」はドビュッシーと見紛うほどの作品、オーケストラ編曲で有名なマロシュセーク舞曲はヴィルトゥオーゾ的な華麗な作品。録音:2008年
BMCCD 139 クルターク:「ヤテコク(ゲーム)」セレクション2 ガボール・チャローグ(P、全曲)、
アンドラーシュ・ケメネス(Pf)
マルタ・クルターク(ピアニーノ)
ジェルジ・クルターク、(ピアニーノ)
既に出ているクルターク:「ヤテコク」(BMCCD123)に続く第2集。「ヤテコク」はバルトークの「ミクロコスモス」ばりの大量の小品集。作曲家のスケッチ・ブックともアイデアの実験室とも言えるシリーズで、短い曲で15秒、長くて3分。「ストラヴィンスキーへのオマージュ」や「メシアンへの眼差し」など作曲家に捧げられた曲も多い。前回のアルバムで収録したものとの重複はない。このシリーズは、まだまだ続きそう。録音:2003-05年
BMCCD 135 ラースロー・メリス(1953〜):組曲「ブラック&ホワイト」
 (前奏曲、アルマンド、クーラント、ワルツ、タンゴ、サラバンド、
 チャールストン、チャルダッシュ、スティック・ダンス、アリア、
 ルール、ブルース、ロックン・ロール、ガヴォット、ジグ)
ゾルタン・レンジェル(Pf)
ラースロー・メリスはブダペスト出身でハンガリー有数の現代音楽アンサンブルであるグループ180のメンバーとして永らく活動(このアンサンブルはルイ・アンドリーセン、テリー・ライリー、スティーヴ・ライヒなどミニマル系の音楽を好んで演奏していた)、同グループのために多数の作品を書き下ろしている。「ブラック&ホワイト」とはもちろんピアノの鍵盤のこと。曲はバッハの鍵盤曲集をポップス風に換骨奪胎したような味わいがあり、ある時はサティもしくはショスタコーヴィチの諧謔趣味に通じる、ぴりっとスパイスの効いた粋な小品が多い。録音:2007年
BMCCD 140 「デレクタメントゥム〜コルプス・クリスティの祭典」
グレゴリオ聖歌とデュファイ作品集
 デュファイ:
  サンクトゥス、アヴェ・ヴェルム・コルプス、
  パンジェ・リングァ・グローリオシ、ラウダ・シオン
スコラ・フンガリカ
ヤンカ・センドレイ&ラースロー・ドブサイ(指揮)
全21トラック中3曲がデュファイの作品。風のように去来する古拙なグレゴリオ聖歌の間に時々差し挟まれるデュファイの典雅なポリフォニーとの対比がなんとも言えず美しい。録音:2007年

BRIDGE 1CD¥2200

BCD 9266 ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全集第8集
 ピアノ・ソナタ第1番 ヘ短調 Op.2-1
 ピアノ・ソナタ第23番 ヘ短調 Op.57 「熱情」
 ピアノ・ソナタ第30番 ホ長調 Op.109
ギャリック・オールソン(ピアノ)
ギャリック・オールソンのベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第8集。ただしこれは1992年の録音。1970年のショパン国際ピアノコンクールの覇者、オールソンは、ベートーヴェン弾きとして高名なクラウディオ・アラウの弟子。集中力が高く、構成感が明確な上、米国人ピアニストらしいメリハリの豊かさもあり、硬派のベートーヴェンを聞かせてくれる。録音:1992年6月8、9、10日
BCD 9267 ポール・チハラ(1938〜):
 (1)陽射しは無いかい(ピアノ三重奏曲)
 (2)ピアノ五重奏曲
 (3)ミニドカ
 (4)パフューム川の午後
(1)ワイス・カプラン・ニューマン三重奏団
(2)パスカル・ロジェ(Pf)、
イザイ弦楽四重奏団
(3)アラン・R.ケイ(cl)、
リチャード・オニール(Va)、
バーバラ・アレン(Hrp)、
ダニエル・ドラックマン(Perc)
(4)ポール・マン指揮
オーデンセ交響楽団
アメリカの日系作曲家ポール・チハラはシリアスな現代音楽から映画音楽(「デス・レース2000年」や「がんばれベアーズ」など)まで作曲する多作家として知られている。シリアスな作品は無調を基本とし、時に旋法、調性などを折衷的に用いる。Cl、Va、Hp、打楽器のための「ミニドカ」は楽章に盆踊り、俳句といった表題が付けられ、背景に篳篥が聴こえたりエスニックなテイストが楽しい。管弦楽曲「パフューム川の午後」は前半の穏やかな部分から激しい後半部分への劇的な変化に興奮する。ピアノ五重奏はDECCAでお馴染みのパスカル・ロジェ&イザイ四重奏団による演奏。録音:2007年
BCD 9273 ジャスティン・デロ・ジョイオ:
 一幕の室内オペラ「ブルー・マウンテン」
ケネス・ジーン指揮
ノルウェー・ウィンド・アンサンブル
ニョル・スパルボ(B,エドワルド・グリーグ)
マリアンネ・アンデルセン(MS,ニナ・グリーグ)
トルベン・グルエ(Br,ロッシング博士)
ニルス・ハーラル・ソーダル(T,パーシー・グレインジャー)
ジャスティン・デロ・ジョイオ(1955-)は高名な作曲家ノーマン・デロ・ジョイオ(1913-2008)の息子。ギャリック・オールソンやチョン・ミュンフンなどに演奏され、注目を浴びている。この作品は、作曲家グリーグと若きパーシー・グレインジャーとの出会いの史実を基にしたオペラ。グリーグのピアノ協奏曲共演にまつわる、グリーグとグレインジャーの確執をグリーグの妻ニーナを交えて描かれた人間模様。ジョイオの音楽は緊張に満ちた無調様式。ピアノ協奏曲も劇中引用される。録音:2007年10月
BCD 9230 デヴィッド・ズベイ(1964〜):金管アンサンブル作品集
 アンティフォナル・ファンファーレ第2番(2006)/
 金管五重奏曲第1番(1988)/
 アクロスティック変奏曲(1998)/ソルスⅠ(1990)/
 聖ヴィトゥスの踊り(2003)
マンハッタン・ブラス:
【ウェイン・デュ・メイン(Trp)、
ルー・ソロフ(Trp)、
アン・エルスワース(Hr)、
マイケル・セルツァー(Trb)、
デイヴィッド・テイラー(バスTrb)】
ズベイは1964年オレゴン生まれで作曲をルーカス・フォスらに師事した。この作品集ではソロから3重奏、6重奏までの作品が収録、メタリックで歯切れの良い壮快な音楽。録音:2006年
BCD 9269 フレッド・ラダール(1943〜):作品集Vol.2
 (1)クロス・カレンツ(1987)/
 (2)ワルツ集(1981)/
 (3)デュオ(2005)/
 (4)静かな音楽(1994)
(1)(4)ポール・マン指揮
オーデンセ交響楽団
(2)(3)ロルフ・シュルテ(Vn)、
(2)スコット・ニクレンツ(Va)、
フレッド・シェリー(Vc)、
ドナルド・パルマ(Cb)
(3)ジェイムズ・ウィン(Pf)
ラダールは、1943年アメリカ合衆国ウィスコンシン州出身の作曲家。1960年代から現在に至るまで、多様な作品を作曲、賞賛を得ている。1991年からコロンビア大学教授。録音:(1)(4)2007年6月、(2)1989年(CRIレーベルで出ていたもの)、(3)2007年9月
BCD 9272 「フェイヴァリット・トラック集Vol.1」
 ジュリオ・レゴンディ:練習曲第10番、第6番、夢Op.19
 ソル:ロシアの思い出
 パガニーニ:ソナタ・コンチェルタータ
 ジュリアーニ:
  練習曲Op.100-13、メヌエットOp.73-9、
  大序曲Op.61、カヴァティーナによる変奏曲Op.101
デイヴィッド・スタロビン(G)
スタロビンはBRIDGEのオーナーにしてギターの名手。20世紀のアメリカの作曲家とも親交が深く、カーター、クラム、ルーカス・フォスなどから作品を献呈されている。このCDでは19世紀の穏やかな作風の曲が選ばれている。録音:1979-1994年、ADD、DDD(新リマスター)

CEDILLE 1CD¥2200

CDR 90000 105
¥1990
アーロン・ジェイ・カーニス(1960-)/管弦楽曲集
 新しく引かれた空(2005)/
 熱すぎるトッカータ(1996)※世界初録音/
 波の交響曲(1989)
カルロス・カルマー指揮
グラント・パーク管弦楽団
ピューリツァー賞作曲家カーニスの近年の管弦楽曲。オーケストラの機能を存分に生かしたよく鳴るダイナミックな音楽。《熱すぎるトッカータ》はホルスト《惑星》の「水星」と「木星」を足して二で割ったテイスト。ハリウッドのSF映画かサスペンス映画のサントラのような親しみやすい音楽。激しいアレグロ、たっぷりと歌うチェロと山あり谷あり、聴かせ所に事欠かない。大作《波の交響曲》はミニマル的要素も取り込んだエンターテイメント・シンフォニー。録音:2006-2007年
CDR 90000 108 エリオット・カーター(1908-):ピアノ作品全集
 90+(1994)/再会(2000)/夜の幻想(1980)/
 2つの「転換」(1999)/マトリビュート(2007)/
 ピアノ・ソナタ(1945-46)/ピアノに関する2つの思考(2005-06)
ウルスラ・オッペンス(Pf)
録音:2008年。今年100歳にして未だ現役作曲家のエリオット・カーター:ピアノ曲集成。カーターは室内楽と管弦楽曲を数多く作曲しているがピアノ曲は決して多くない。最新作は昨年2007年のもので、その衰えぬ創作力には驚くべきものがある。
CDR90000 107 クリスマス・ア・カペラ/世界のクリスマス・ソング
 オニエジ:アムオロ・アイ・オツ・ンワ/
 ロジャーズ:なんて甘い音楽/
 ムーア編:神の御子が誕生した/
 デイリー編:ヒューロン・キャロル/
 ナイルス:私はさまようのか/
 パウルス:素晴らしい宝石/ほか全18曲
シカゴ・ア・カペラ
録音:2008年 アメリカの作曲家による新作クリスマス・ソング集。20世紀末から21世紀にかけて作曲された作品ばかりだが、現代音楽的な要素は全くない、癒し系の心地よい音楽である。シカゴ・ア・カペラは混声のアカペラ・ヴォーカル・グループで以前、当レーベルに録音した「シェークスピアをテキストとした合唱曲集」(CDR90000 085)が好評を博した。

CFM 1CD¥2200

CFM 38 「バロック協奏曲集〜ブルク城から」
 ヴァレンティーニ(1680頃〜1735):ソナタ第6番ハ長調/
 コレッリ:ソナタ ホ長調Op.5-4/
 ヴァレンティーニ:ソナタ第9番イ短調/
 ディエゴ・オルティス:
  「ヴィオール音楽のためのクラウズラの変奏及びその他のジャンルの技法」より
  レセルカーダ(5曲)(1553)/
 ヴァレンティーニ:ソナタ第10番ハ長調/
 パオロ・ベネデット・ベリンツィアーニ:ソナタ ハ短調Op.3-8/
 マルチェッロ:協奏曲ニ短調/
 ヴァレンティーニ:ソナタ第1番ヘ長調
ズザンネ・エールハルト(バロックfl、バロックcl)、
マティアス・アイセンベルク(Org)
ズザンネ・エールハルトはクラリネットとバロック・フルートを学び、現在はベルリンとケルンを中心に活動している。フルートとオルガンは音色的に似た部分が多く、相性がよい。作品も普段あまり聴く機会のないものなので一聴の価値あり。
CFM 39 「ピアランゴ〜ミサ・クリオージャ」
 ラミレス:ミサ・クリオージャ(チャランゴとピアノ版)
 他、民謡、クチ・レギサモン、ウニャ・ラモス、カルロス・カラバハル、
 マウロ・ヌニェス・カセレス、ウィリアム・センテーリャス、
 ミゲル・シモン、シビルス&セオリのチャランゴの作品集
ピアランゴ:
【ホセ・エルナン・シビルス(チャランゴ)、
パトリシオ・セオリ(ピアノ)】
チャランゴとは南米のフォルクローレで使用される弦楽器で、マンドリンのような楽器です。アルマジロの甲羅で作られたものもある民族色豊かな楽器です。このCDではカレーラスが歌って一躍有名になったラミレスの「ミサ・クリオージャ」をチャランゴとピアノだけで弾いたものをメインにフォルクローレの大物ミュージシャンの作品や民謡を演奏しています。

CLARTON 1CD¥2200

CQ 0080 「ホルンを伴う古典派室内楽作品集」
 モーツァルト:ホルン五重奏曲 変ホ長調KV.407
 J.ヴァーツラフ・シュティヒ=プント:ホルン四重奏曲Op.17
 J.ハイドン:ディヴェルティメント「夕べの音楽」変ホ長調
  (2つのホルン、弦楽四重奏のための)
エポカ・クラシカ(ピリオド楽器使用):
【J.フォウシェク&P.イラシェク(Hrn)、
ブランカ・ムラチコヴァ(Vn)、
バルバラ・ムラチコヴァ(Vn&Va)、
J.フィアラ(Va)、
ペトル・ヘイニ(Vc)】
ホルンを中心とした室内楽作品集。J.ヴァーツラフ・シュティッヒ=プントは近代ホルン奏法を確立しベートーヴェンのホルン・ソナタを初演したホルンの名手で自らもホルンのための作品を残している。その他の作品も全てプントが初演を担当した作品である。
CQ 0081 ヤナーチェク:弦楽四重奏曲集(朗読付き)
 弦楽四重奏曲第1番「クロイツェル・ソナタ」、
 第2番「内緒の手紙」
ヤナーチェク四重奏団
朗読:J.モラコヴァ、A.ストレイチェク
ヤナーチェクの2つの弦楽四重奏曲はともにある女性との不倫愛と関わりがある。第2番「内緒の手紙」は文字通り、作曲者が愛人カミラとの道ならぬ愛を描いた作品で、このCDはヤナーチェクとカミラの手紙を男女の俳優が朗読しながら弦楽四重奏の演奏が進むという、ややラジオ・ドラマ風仕立てに構成されたもの。俳優の朗読に感情が入っていて興奮させられる。

ELECT 1CD¥2000

EDC 801 「フェリチア・ドンチェアヌ(1931〜):室内歌曲集」
 イエナキタ・ヴァカレスクと歌う(4曲)/
 聖マリアへの祈り/
 ポンティ・エウグジニ・クレプシドラ(7曲)/
 私たちの父/音楽の授業/世界の賛美歌
アンネ・=マリー・コンダクセ(ソプラノ)
マリア・アマリエル=オテレアヌ(Vc)
ルチアン・ガブリエル・ダニラ(Vn,打楽器)
ヴァレリア・ミロン(Ob)
イオアナ・ロンチェア=ニコレスク(Hrp)
エウジェン・ボグダン・ポパ(Vc)
ディアナ・スパヌ=ダニラ(Pf,打楽器)
オアナ・スパヌ・ヴィセネスク(Vn)
レリア・セルバネスク(Pf)
エミル・ヴィセネスク(Cl,打楽器)、
フェリチア・ドンチェアヌは1931年、ブカレスト生まれの作曲家。彼女は古代の音楽に関心があり、ここでもいずれもそうした特性が出た曲ばかりである。アンネ・=マリー・コンダクセはルーマニア出身のソプラノで、オクラホマ州立大学の教授でもある。ADD、74'41
EDC 812 「リリアナ・パグ オペレッタを歌う」
 カールマン:「マリツィア伯爵夫人」,「シルヴィア」
 スッペ:「美しいガラテア」
 レハール:「パガニーニ」,「ジュディッタ」
 J.シュトラウス:「ヴェネツィアの一夜」
 バーンスタイン:「ウェストサイド物語」
  等からのアリア,重唱
リリアナ・パグ(ソプラノ)
コルネル・ポペスク(指揮)
管弦楽団 ほか
ルーマニアで大人気のソプラノ、リリアナ・パグが歌った様々なオペレッタ、ミュージカルの録音。親しみやすい可憐さのある声が魅力である。歌詞は、原語で歌っているものと、ルーマニア語で歌っているものがある。ADD、71'21
EDC 835
¥1890
ショパン:
 ピアノ協奏曲第1番 ホ短調 Op.11
 ピアノ協奏曲第2番 ヘ短調 Op.21
 スケルツォ第2番 変ロ短調 Op.31
ダン・アタナシウ(ピアノ)
ニコラエ・ボボク(指揮)
ティミショアラ・バナト・フィルハーモニー管弦楽団
ショパン・マニアなら注目すべき録音である。ダン・アタナシウはルーマニアのピアニスト。1977年のロン=ティボー国際コンクールのピアノ部門で第5位を獲得、以来30年以上活躍しているベテランである。日本ではほとんど知られていないピアニストだろうが、技巧も音楽性もたいへん優れており、少し乾いた響きのピアノを颯爽と弾いてダンディズム溢れるショパンを奏でている。ボボクの指揮も熱演で応えている。オーケストラはルーマニア最西部バナト地方の県都ティミショアラのオーケストラ。ADD、78'08

GENUIN 1CD¥2200

GEN 88122
¥1990
ブゾーニ:ピアノ協奏曲Op.39 ピエトロ・マッサ(Pf)、
シュテファン・マルツェフ指揮
ノイブランデンブルク・フィルハーモニー管弦楽団、
エルンスト・ゼンフ合唱団、
ノイブランデンブルク・フィル合唱団
イタリアの新鋭ピエトロ・マッサ(1973年生まれ)のGENUINレーベルへの第2弾。前作はラフマニノフのピアノ協奏曲第3番(GEN88112)でしたが、今回は前作以上の難曲ブゾーニのピアノ協奏曲です。今でこそアムランを始めオールソンやオグドン、ポストニコワなどの録音がありますが、以前は技術的にも演奏困難と言われ、演奏時間も80分前後、何故か終楽章では男声合唱でアラーの神を讃えるという強烈な大作です。しかしながら決して近寄りがたい作品ではなく勇壮で美しい場面にも事欠きません。こんな難曲をマッサはなんとライヴで録音。冴え渡る技巧と圧倒的なパワー、エキサイトな演奏で一気に聴かせます。録音:2008年1月17日、ノイブランデンブルク・コンサート・チャーチ(ライヴ)、79:08
GEN 88130 「ジークフリート・カルク=エラート(エーレルト):宗教合唱曲集」
 高きみ空より/キリストの埋葬/
 主イエス・キリストよ、われら汝に感謝す/
 サンクトゥス/ベネディクトゥス/
 レクイエム・エテルナム/
 交響的カンツォーネ第3番/神よ、汝らに近寄らん
グレゴル・マイアー指揮
ゲヴァントハウス合唱団、
ライプツィヒ・ヴォーカル・コンソート、
シュテファン・エンゲルス(Org)、他
カルク=エラート(エーレルト)はオルガン曲がよく知られていますが、彼の宗教合唱曲がこれだけまとめて収められたCDはこれが初めてではないでしょうか。この19世紀末のドイツの作曲家はワーグナー、スクリャービン、ドビュッシー、12音技法発案以前のシェーンベルクの影響を受け、独自のロマン的作風を確立しました。ブルックナーの音楽に内在する女性的な要素をさらに発展させたような甘美な音楽です。オルガンは様々なレジストレーションを駆使し多彩な音色を出しているのでさながらオーケストラ伴奏のようです。録音:2008年3月ライプツィヒ
GEN 87097 C.P.E.バッハ:
 (1)プロイセン・ソナタ集Wq.48(全曲)
 (2)ピアノ協奏曲 イ短調Wq.26
アナ=マリヤ・マルコヴィナ(Pf)
(2)フェデリコ・ロンゴ指揮
ベルリン・ブランデンブルグ室内フィルハーモニー
当レーベルでフーゴー・ヴォルフのピアノ作品集を出すなど独自の活動を展開しているマルコヴィナの最新録音。C.P.E.バッハの作品はこれまでにヴュルテンベルク・ソナタ集(GEN86058)を出している。冷たく済みきった音色が大変魅力。ピアノ協奏曲も素晴らしい。録音:(1)2008年2月、(2)2007年10月(ライヴ)
GEN 88126 「チェロ・プロジェクト〜チェロ・タンゴ」
 恐怖/エル・チョクロ/想いの届く日/ア・フエゴ・レント/
 天使の死/リベルタンゴ/ジェラシー/孤独/
 フーガと神秘/ル・グラン・タンゴ/忘却
エッカルト・ルンゲ(チェロ)
ジャック・アモン(ピアノ)
新シリーズ「チェロ・プロジェクト」第1弾。今後「チェロ・ジャズ」「チェロ・シネマ」が発売予定。このアルバムはピアソラの作品を中心にタンゴの古典的名曲「エル・チョクロ」やコンチネンタル・タンゴの名曲ヤコブ・ガーデの「ジェラシー」なども収録。
GEN 88129 「無伴奏フルート作品集」
 (1)J.S.バッハ:無伴奏フルート・ソナタBWV.1013
 (2)ハインツ・ホリガー(1939-):三重奏「ローラン・カヴァンのために」(2005)
 (3)ホリガー:(E)CRI(T)(2006)
 (4)C.P.E.バッハ:無伴奏フルート・ソナタWq.132
 (5)ホリガー:(T)AIR(E)(1980/83)
 (6)ホリガー:眠りの雲
 (7)ホリガー:ソナタ(イン)ソリト(アリア)(1995/96)
 (8)ホリガー:小さなアリア(2000)
フェリックス・レングリ(フルート、トラヴェルソ、
(2)アルトfl)
(2)アン=ローレ・パンティヨン(fl)、
アン・パリソー(fl)
(6)マティアス・ヴュルシュ(りん=仏具の一種)
著名な現代作曲家にしてオーボエ奏者ホリガーの作品とバッハ親子の作品を並べて聴いているとホリガー作品の中にある伝統、バッハ作品の中にある前衛に自ずと気づかされる。(3)はピッコロ、フルート、アルト・フルートのための三重奏で三者の関係が面白く音響的にも美しい佳品。レングリはスイス生まれでペーター=ルーカス・グラーフ、ニコレらに師事、古典から現代曲まで幅広いレパートリーを持つ。録音:2008年3月ライプツィヒ
GEN 88139
(5枚組、3枚価格)
\6600→¥5990
「フリューベック・デ・ブルゴス75歳記念BOX」
 (1)R.シュトラウス:アルプス交響曲
 (2)「言葉のないワーグナー」
 「ニュルンベルクのマイスタージンガー」「トリスタンとイゾルデ」「神々の黄昏」より
 (3)「アンコール!」
 ドコルザーク、ブラームス、ビゼー、モーツァルト、シュトラウス、他全12曲
 (4)ブルックナー:交響曲第3番ニ短調(1989版)
 (5)ブラームス:交響曲第1番、第3番
ラファエル・フリューベック・デ・ブルゴス指揮
ドレスデン・フィル
今年の来日公演も好評だった巨匠フリューベック・デ・ブルゴス(1933年生まれ)の生誕75年記念BOX。ドレスデン・フィル・エディションで出ていたもの(GEN86074、87081、87086、87095、87100)のセット化。録音:2005〜2007年

KAIROS 1CD¥2400

12752KAI
\2400
ジェラール・グリゼイ(1946-98):
 (1)時間と泡(1988-89)〜
  4つの打楽器、2台のシンセサイザー、室内オーケストラのための
 (2)愛の歌(1982-84)〜12人の声とテープのための
(1)アンサンブルS
(2)ヴァルター・ヌスバウム指揮
スコラ・ハイデルベルク
今年没後10年になるスペクトル楽派の巨匠グリゼイの大規模作品集。いずれもCDとしては世界初録音。「時間と泡」は膜質打楽器の表面を擦る、うねる様な音から次第にオーケストラ、シンセサイザーと音が拡大してゆく変幻自在の音色変化が聴き所。「愛の歌」はグリゼイとしては珍しい声楽作品。コンピューター変調された声はゲーム音響とも宇宙人の声ともつかぬ奇妙な音で、それとともにうねる12人の声が官能的。リゲティの「アバンチュール」、「ヌーベル・アバンチュール」をさらに発展したような作品だ。録音:2007年
12732KAI
(SACD Hyrbid)
\2400
マーク・アンドレ(1964-):
 (1)〜を通って(duruch,2004-05)〜サックス・打楽器・ピアノのための
 (2)・・・に・・・(...zu...,2004)〜弦楽三重奏のための
 (3)・・・の・・・(...in...,2002)〜バス・クラリネットのための
 (4)・・・時に・・・Ⅱ(...als...Ⅱ,2001)〜
  ライヴ・エレクトロニクスを伴う
   バス・クラリネット、チェロ、ピアノのための トリオ・アッカント
アンサンブル・ルシュルシュ、
岡 静代(バスcl)
SWRエクスペリメンタル・スタジオ
マーク・アンドレはパリに生まれ、かの地で音楽を学んだが、やがてシュトゥットガルトでラッヘンマンに師事する。その後ダルムシュタット夏期現代音楽講習会に参加するなど、ヨーロッパ前衛作曲家のエリート・コースを歩んで来た。楽譜は精緻に書き込まれているが、沈黙のなかに突然闇を切り裂くサックスの叫び、ヴァイオリンの呻くような軋む音など、ラッヘンマン譲りの不条理(?)音楽。録音:2003〜2007年
12762KAI レベッカ・ソーンダーズ(1967-):
 (1)不機嫌(2004)〜2台のピアノのための
 (2)深紅(クリムゾン)(2004-05)〜ピアノのための
 (3)ミニアータ(2004)〜
  アコーディオン、ピアノ、合唱、管弦楽のための
ニコラス・ホッジス(Pf)、
ロルフ・ハインド(Pf)
テオドロ・アンツェロッティ(アコーディオン)
ハンス・ツェンダー指揮
SWRシュトゥットガルト・ヴォーカル・アンサンブル、
SWRバーデン=バーデン・フライブルク交響楽団
ソーンダーズはロンドン生まれの中堅作曲家で、ヴォルフガング・リーム、ナイジェル・オズボーンらに作曲を学んでいる。彼女はクラスターを好み、煽情的で緊張にみちた音空間を持ち味としているようだ。ささくれ立った新表現主義ともいえる音楽。録音:2004-06年
12782KAI ホセ・M.サンチェス=ベルドゥ(1968-):
 (1)アルクィブラ(Alqibla,1998)
 (2)バラとナイチンゲール(2005)〜
  ソプラノ、バリトン、3つのヴィオラ・ダ・ガンバと管弦楽のための
 (3)地平線称賛(2005-07)〜クラリネットと管弦楽のための
 (4)アフマル=アスワド(赤・黒)(2000-01)
 (5)喜びと罪の風景(2003)
(1)ツァグローセク指揮
ユンゲ・ドイチェ・フィル
(2)マレク・ヤノフスキ指揮
スイス・ロマンド管、
クラウディア・バラインスキー(S)、
ガブリエル・スオヴァネン(Br)、
バンチェット・ムジカーレ(ガンバ三重奏)
(3)ミゲル・アルト=ベドヤ指揮
スペイン国立管
(4)パスカル・ロフェ指揮、
(5)ペーター・ルンデル指揮、
(4)(5)HRフランクフルト放送響
サンチェス=ベルドゥはスペイン、アンダルシア地方の生まれで、ドナトーニ、ツェンダーに作曲を学んだ。現代語法、特殊な音響のなかにもスペイン的な要素を織り込んでいるのが特色。狭義の調性音楽ではないが調性的音響、抽象化された民族的要素を寛容に取り込んでいる点が他の前衛作曲家とは違い、表現に幅を生み出している。録音:2000-2007年
12822KAI エクトール・パーラ(1976-):
 (1)ピアノ三重奏曲第2番「もつれた平原」(2007)
 (2)即興曲(2005)〜ピアノのための
 (3)ピアノ三重奏曲第1番「言葉の影」(2004)
 (4)悩ましい夜明け(2005)〜チェロとエレクトロニクスのための
 (5)弦楽三重奏曲(2006)
アンサンブル・ルシェルシェ
パーラはバルセロナの生まれ。ファーニホー、ジョナサン・ハーヴェイ、マイケル・ジャレルに作曲を師事、その後パリのIRCAMでも研鑽を積んだ。密林のような楽譜の風景、演奏困難で複雑なテクスチュア、いらいらとした音の身振りに新複雑主義のファーニホーの影響が感じられる。録音:2008年
12832KAI マウリシオ・ソテロ(1961-):
 (1)チャラン(2003)〜打楽器とアンサンブルのための
 (2)彼は水のように泣く(2008)〜フラメンコ・ギターのための
 (3)明るい黒の壁〜ショーン・スカリーのための(2005-06)
  〜サクソフォンとアンサンブルのための
 (4)夜(2007)〜打楽器とアンサンブルのための
(1)トリロク・グルトゥ(タブラ、Perc)、
ステファン・アスバリー指揮
(2)フアン・マヌエル・カニサレス(フラメンコG)
(3)マルクス・ヴァイス(sax)、
ブラッド・ラブマン指揮
(4)ミケル・ベルナット(Perc)、
マウリシオ・ソテロ指揮
(1)(3)(4)ムジーク・ファブリク
ソテロはルイジ・ノーノの影響を受け電子音響の技術を学び、アコースティックな楽器にそのフィーリングが生かされている。彼も21世紀現在のテクノロジーと思想のなかで己の出自である民族性をどう反映させるか工夫しているが、その反映のさせ方も一昔前のものとは異なり、コラージュ的、夢幻的、フュージョン的で面白い。例えば「チャラン」にはフラメンコと思しきリズム、民族的な旋律(セファルディ?と思われる)が現れる。「彼は水のように泣く」はまさにフラメンコ・ギターのために書かれていて、情熱的なフラメンコが見事に現代音楽として新たに生まれ変わっている。「夜」はもはや21世紀のレブエルタスと言えよう。極めて興味深く才能のある作曲家である。録音:2008年
12862KAI クラウス・ラング(1971-):
 (1)三頭の金色の虎/(2)太った羊飼いと白うさぎ
 (3)静寂の本/(4)金色の生き物
クラングフォルム・ウィーン
(3)ヨハネス・カリツケ指揮
オーストリア若手の代表的作曲家ラングの近作集。いずれも静寂の中に独自の緊張感を湛えた音楽。「太った羊飼いと白うさぎ」は時々打たれる太鼓、延々と吹き続けられる笛が日本の能舞台を想起させる。録音:2006-08年

METIER 1CD¥2000

MSVCD 2005
¥1890
「ベートーヴェン探索Vol.3」
 ベートーヴェン:
  ヴァイオリン・ソナタ イ長調Op.30-1(第6番)
  ヴァイオリン・ソナタ ハ短調Op.30-2(第7番)
  ヴァイオリン・ソナタ ト長調Op.30-3(第8番)
 フランツ・クレメント(1780-1842):
  グレトリーの歌劇《青いスカーフ》による変奏曲
   (無伴奏ヴァイオリンのための)
ペーター・シェパード・スカーヴェド(Vn)、
アーロン・ショル(Pf)
ベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタに当時の珍しい作品をカップリングした好評の「ベートーヴェン探索」シリーズの第3集。スカーヴェドは現代音楽を得意としており、METIERやNAXOSに録音があり、ヘンツェやロックバーグが好評を得ている。余白に収められたフランツ・クレメントはベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲を初演したソリストで自身もヴァイオリン協奏曲を作曲している。録音:2000年
MSVCD 2006
¥1890
「ベートーヴェン探索Vol.4」
 ベートーヴェン:
  ヴァイオリン・ソナタ イ短調Op.23(第4番)
  ヴァイオリン・ソナタ ヘ長調《春》Op.24(第5番)
 フェルディナント・リース(1784-1838):
  ヴァイオリン・ソナタ ハ短調Op.38
ペーター・シェパード・スカーヴェド(Vn)、
アーロン・ショル(Pf)
好評のベートーヴェン探索シリーズの第4集。これでベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタは第3番以降揃い、残すところ1番・2番のみとなった。余白に収められたフェルディナント・リースはベートーヴェンの弟子で師の死後、ベートーヴェンの回想録を出版している。自身は8つの交響曲、9つのピアノ協奏曲、ヴァイオリン協奏曲ほか多くの作品を残している。録音:1999年
MSVCD 28501 「ブライアン・ファーニホウ(b.1943):合唱作品集」
 ミサ・ブレヴィス(1969)〜12声部のための
 類似性の主義(1999-2001)〜
  合唱とアンサンブルのための
 2つのマリアのモテット(1966-2002)〜
  2人のソプラノと合唱のための
 失敗した時間の石碑(2001)〜
  合唱と予め録音された音響のための
オダリーネ・デ・ラ・マルティネス指揮
BBCシンガーズ、
ロンターノ(器楽アンサンブル)
新複雑性の作曲家として知られるファーニホウは器楽曲ほどではないが、多年に渡って合唱作品を発表している。絡み合う夥しい音の数、音取りの難しいスコアと、おそらく合唱曲としては歴史上もっとも難しい音楽といえるだろう。録音:2003年
MSVCD 28503 「アヴェ・マリス・ステラ」〜
 ピーター・マクスウェル・デイヴィス(b.1934):室内楽作品集
  詩篇124番〜Fl、B.Cl、打楽器、Vn、Va、VcとGtrのための
  鳩、塗り重ねられた星〜Vn、VaとVcのための
  スケールの経済性〜Cl、Pf、VnとVcのための
  アヴェ・マリス・ステラ〜Fl/A.Fl、Cl、Pf、Va、Vcのための
イアン・ミッチェル(指揮、Cl)
ジェミニ:
【I.ルーエマン(Fl)、
I.ミッチェル(Cl)、
C.ウィリアムソン(Pf)、
C.ボルディング(Vn,Va)、
井上裕子(Va)、
R.マイケル(Vc)、ほか】
イギリス・スコットランド北東沖のオークニー諸島に住み、豊かな自然に囲まれながら神秘的な作品を書き続けるデイヴィスの室内楽作品。詩篇第24番は古いスコットランドの聖歌を素材にした叙情的な佳品。アヴェ・マリス・ステラは9つの小品からなるデイヴィスの主要作品。チェロの艶やかなメロディ、寄せては返す静かな音の波が心地よい。録音:2005-2006年
MSVCD 28506 「20世紀の音楽」〜ローレンス・クレーン(b.1961):ピアノ作品集
 20世紀の音楽(20 Century Music) (1999)
 3つの前奏曲(1985)、
 ブルー・ブルー・ブルー(1986)
 キルケゴール(1986)
  (キルケゴール・彼の前奏曲/キルケゴール・コペンハーゲン周辺を歩く)
 マイケル・フィニシーのためのバースデー・ピース(1996)
 デリダズ(1985-86)
  (ジャック・デリダがナイト・クラブに行く/
  ジャック・デリダがマッサージ・パーラー(風俗店)に行く/
  ジャック・デリダがスーパー・マーケットに行く/
  ジャック・デリダが浜辺に行く)
 ゴーム、大道芸をする(1991)
 ジョン・デュークの息子、ジェームズ・デューク(1989)
 マイケル・ブレイスウェルの捜索(1989)
 アンドリュー・レントンは国際的な芸術評論家になる(1989)
 ハワード・スケンプトンのためのコラール(1997)
 ジェームズ・クラッパートンのための3つの小品(1989)
マイケル・フィニシー(Pf)
ローレンス・クレーンはオックスフォード出身の中堅作曲家でピーター・ネルソンとニーゲル・オズボーンに作曲を師事した。映像、ラジオ、ダンス、インスタレーションのための作品を手がけることが多く、作風はミニマル的。協和音が静かに連打されるだけのスタティックなスタイルはフィリップ・グラスを大いに連想させる。録音:2008年
MSVCD 92101 ジュディス・ベイリー(b.1941):室内楽作品集
 弦楽四重奏曲(1987)/クラリネット五重奏曲(1993)/
 サン・ジミニャーノの塔(1993)/エグロシェイルの夜鶯(1997)/
 アクアマリン・ワルツ(1999)/ミクロミニアチュア第1番(2000)/
 ミクロミニアチュア第2番(2000)/ヒルデガルトの幻影(2001)/
 光(2004)
デイヴィ室内アンサンブル:
【J.デイヴィ(Vn)、
P.セドウィック(Vn)、
L.ホワイト(Va)、
C.ウィルマーズ(Vc)、
J.プレッスナー(Cl)、
N.グルンバーグ(Pf)】
ジュディス・ベイリーはイギリス、コーンウォール地方出身。新古典主義、印象派の影響を受けつつ、ブリテンを思わせる独自の作風を確立した作曲家。録音:2007年

MULTI SONIC

31 0690
\2000
「グレーテスト・ロマンティック」
 (1)ブラームス:ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲
 (2)チャイコフスキー:ロココ風の主題による変奏曲
 (3)チャイコフスキー:憂鬱なセレナード
(1)(3)ヴァーツラフ・フデチェク(Vn)
(1)(2)アルズベタ・ヴルチコヴァ(Vc)
ウラディミール・.ヴァーレク指揮
プラハ放送交響楽団
録音:2007年 ロマンティックなヴァイオリン、チェロ作品を中心としたアルバム。ヴァイオリンのフデチェクはかつてスプラフォンに多くの録音を残している。ヴルチコヴァは1975年生まれの若手で日本でも公演を行ったことがある。深い潤いのある音色が魅力。ノイマン以後のチェコの巨匠ヴァーレクは久々の登場。手堅い指揮に定評がある。

NEOS 1CD¥2600

NEOS 30803 ブラームス:ドイツ・レクイエム
 (2台のピアノとティンパニによる伴奏版、
  ハインリヒ・ポース編〔1979〕)
ルペルト・フーバー指揮
WDRケルン放送合唱団
ジモーネ・ノルト(Sop)、
カイ・シュティーファーマン(Br)
イアン・ペース&マーク・ヌープ(Pf)
ペーター・シュトラッケ(Timp)
(NEOSクラシック・シリーズ)ドイツ・レクイエムのピアノ版は作曲家自身の編曲が存在するが、それは4手連弾版であり、しかも声楽パートはなかった(ピアノが声楽パートを弾いている、いわばインストゥメンタル・ヴァージョンである)。このCDはブラームスに造詣の深い作曲家ポースがピアノ伴奏版で声楽が入れるよう、再構成した版による録音。同じ4手でも連弾ではなく2台ピアノであることと、低音を補充するためにティンパニが加えられているので音の厚みも十分。録音:2007年
NEOS 10811 ゲラルド・エッケルト(1960-):
 (1)ネリー・ザックスによる習作(2004/2008)/
 (2)内部から〜造粒(2003)/(3)ネンⅦ(2007)/
 (4)垂直空間〜秋の雲(2002)/
 (5)空間の響きⅡ(1991/2000)/(6)フィールド3(2005)/
 (6)時間の定義の雲のように(1996/97)/
 (7)繊維 第1部(2006)
アンサンブル・レフレクションK
(ソプラノ、フルート、ハープ、アコーディオン、
打楽器、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバス)
エッケルトはワルター・ツィマーマン、J.ディオン、N.A.フーバー、ファーニホー、ハーヴェイらに作曲を師事した。極端な音高の跳躍、ディナーミクの激しいコントラスト、すばやく動き回る痙攣的なパッセージなど、ヨーロッパ前衛の中心的な様式を継承する一方、《ネンⅦ》では生楽器にテープ音響が加わり、山水画にも似た静かな空間が拡がる。フルートは尺八のむら息を模した音を奏でるし、彼の音楽はどうも禅のドイツ的解釈といえそうだ。楽音とノイズの境目を無効化し、あらゆる音色を素材とするところはラッヘンマンに近い。オリジナリティのある作曲家である。録音:2008年

NORTHERN FLOWERS 1CD¥2200

NF/PMA 9962
¥1990
セルゲイ・イヴァノヴィチ・タネーエフ(1856-1915):
 (1)ピアノ四重奏曲Op.20(1906)
 (2)ヴァイオリン・ソナタ(1911)
(1)エリソ・ヴィルサラーゼ(Pf)
ウラディミール・オヴチャレク(Vn)、
ウラディミール・ストピチェフ(Va)、
ヨシフ・レヴィンソン(Vc)
(2)ウラディミール・オヴチャレク(Vn)
タマラ・フィドラー(Pf)
チャイコフスキーの愛弟子タネーエフの室内楽はブラームスと見紛うばかりの憂いに溢れた重厚な音楽で、実際「ロシアのブラームス」と呼ばれることもあったらしいが、本人はブラームスのことを嫌っていたそうである。おそらく近親憎悪にも似た特殊な愛情の形だったのだろう。師匠チャイコフスキーよりはるかにドイツ的だが、弟子のラフマニノフを思わせる歌謡性もある(ラフマニノフがタネーエフの影響を受けたと言った方が正しいだろう)。演奏は当レーベル、タネーエフ室内楽シリーズのアーティスト、タネーエフ四重奏団のヴァイオリン奏者オヴチャレクによるもので、(1)では名手ヴィルサラーゼも参加しています。録音:(1)1987年(2)1980年
NF/PMA 9963
¥1990
ボリス・イヴァノヴィッチ・ティシチェンコ(1939〜):
 (1)ピアノ協奏曲(1962)
 (2)ハープ協奏曲(1977)
(1)ボリス・ティシチェンコ(Pf)
イゴール・ブラズコフ指揮
レニングラード・フィル
(2)イリーナ・ドンスカヤ(Hrp)
エドワルド・セロフ指揮
レニングラード室内管弦楽団
ショスタコーヴィチの愛弟子ティシチェンコの珍しい協奏曲集。作曲者がソロを務める2楽章からなるピアノ協奏曲は録音状態が良くないものの貴重なもの。2楽章の中間部が緩徐的なため、事実上、急緩急の3楽章形式ともとれる。無調ではないが調性のあいまいな音楽で諧謔的、ねじれた新古典主義的要素が師匠ショスタコーヴィチを思わせる。それから15年後に書かれたハープ協奏曲は5楽章からなる、さらに個性的な音楽でクラリネットの素朴な童謡風のメロディが独奏ハープに受け継がれ、やがてマーラー風のカタストロフへと向かうという、5歳年上の同僚シュニトケを思わせる独創的な傑作。録音:(1)1966年(2)1979年
NF/PMA 9964/65
(2CD)
¥3980
ボリス・チャイコフスキー(1925-1996):
 弦楽四重奏曲全集
 【第1番(1954)、第2番(1961)、第3番(1967)、
 第4番(1972)、第5番(1974)、第6番(1976)】
イリヤ・イオフ(Vn)
エレナ・ラスコヴァ(Vn)
リディア・コヴァレンコ(Va)
アレクセイ・マサルスキー(Vc)
今年4月に行われた最新録音。ボリス・チャイコフスキーの、ほぼ20年に渡って書かれた弦楽四重奏で創作の変遷をたどる。第1番ではまだ叙情的小品といった趣きだったものが、7年後に書かれた第2番ではバルトークを思わせる激しい不協和音の音楽となり、第4番で他で類を見ない独自の様式を確立、以後、ショスタコーヴィチからシュニトケにつながる多様式音楽を築いた。第6番では再びロマン的要素が復活している。録音:2008年4月

ORF 1CD¥2300

CD 483
¥2090
「シュトラウス、シューベルト、ブラームスとのお散歩」
 〜ウィンナ・ホルンズ&アート・ブラス・オヴ・ウィーン
●ウィンナ・ホルンズ(全10トラック)/
 原光(マーラー)、美しさをあなたが愛するなら(マーラー)、ヴィネタ(ブラームス)、
 夜(シューベルト)、狩猟の歌(メンデルスゾーン)、静かな湖(ミッテルグラトネッガー)、
 森の夜(ブラームス)、王様のファンファーレ(フランツ・シュミット)、
 第4交響曲よりスケルツォ(ブルックナー)、祈り(民謡)
●アート・オヴ・ブラス(全8トラック)/
 ハンガリー万歳(J.シュトラウス)、最初のワルツ(シューベルト)、
 雷鳴と電光(J.シュトラウス)、スンネの秋(ハインリヒ・ブルックナー)、
 悪魔の踊り(ヘルメスベルガー)、ゴイセラー・ヨーデル、
 スティリアの3声のヨーデル(民謡)、
 山賊のギャロップ(J.シュトラウス)
ウィンナ・ホルンズ:
W.トンベック、J.ライフ、T.ビーバー、
A.ハイツィンガー、W.ライトバウアー、
F.オバーミュラー、F.ピックル、
T.イェプシュトル、R.シュテッフェルマイアー、
H.ペンツィンガー、M.オブマン、
G.クルマー、C.ペハム、
T.フィッシャー(以上ウィンナHr)、
エルヴィン・ファルク(ティンパニ)
アート・オヴ・ブラス・ウィーン:
ハインリヒ・ブルックナー(Trp)
ペーター・フリーヒャー(Trp)
トーマス・ビーバー(ウィンナHorn)
エーリヒ・コイェダー(Trb)
ジョナサン・サス(Tuba)
シューマンからタイタニックまで盛り込んで大ヒットした前作に続く待望の新作。今回は名門金管アンサンブル、アート・オヴ・ブラス・ウィーンとの共同アルバム(共演は無し,T.ビーバーは両方のメンバー)ですが、ウィンナ・ホルンズのトラックもたっぷり収録されており、第1作以来のブランクを十分満たしてくれます。マーラーの「原光」、ブルックナーの第4交響曲のホルン版スケルツォなど、涙ちょちょぎれものの名品です。録音:2006年
CD 3043 「メタモルフォーゼン」
 (1)ロベルト・シュティーグラー(1959〜,ウィーン):
  ヴァイオリン協奏曲《アレグロ・ヴィーヴォのための祝典音楽》
 (2)トリブ・シャヒディ(1946〜,タジキスタン):
  ヴァイオリンとサントゥールと管弦楽のための合奏協奏曲
 (3)エマヌエル・シュルツ(1975):プジャ・トリニティ
  (シュリ・ガネシャ/シュリ・シャクティ/シュリ・シヴァ)
 (4)カン・アクセル・アキン(1977,トルコ):
  「アラー=求道者」〜ネイ、ヴァイオリンと管弦楽と打楽器のための
ビヤン・ハーデム=ミサーグ(指揮、(1)(2)Vn)
アカデミア・アレグロ・ヴィーヴォ
(2)エスマイル・ヴァセギ(サントゥール)
(3)マルガレータ・ヒレルド(S)、
スオミク・ダッタ(サロド)、
シャンタヌ・ラインホルト(タブラ)、
エマヌエル・シュルツ(タンプーラ,Hrp)、
ウィーン室内合唱団
(4)クジ・エルギューナー(ネイ:トルコの長笛の一種)、
マルタ・ハーデム=ミサーグ(Vn)
全てアカデミア・アレグロ・ヴィーヴォのために書かれた作品。シュティーグラーは生粋のウィーン生まれの作曲家、ヴァイオリニストでモーツァルトをポップにしたような明朗快活な音楽。シャヒディはタジキスタン出身でモスクワのチャイコフスキー音楽院でハチャトリアンに師事したせいか、中央アジアの民族色全開の妖艶な音楽。サントゥールはツィンバロム、ダルシマーに似たイランの楽器。シュルツはヨーロッパとインドの音楽を融合しようとしていて、音楽で東西の十字路を表そうとしている。トルコ、イスタンブール出身でウィーンでウルバンナーに作曲を学んだアキンの作品はトルコの民族音楽をベースにしたエキゾチックな作品。アンサンブル・アレグロ・ヴィオーヴォは元ウィーン・トーンキュンストラー管弦楽団のコンサートマスターでヴァイオリニスト、指揮者のビヤン・ハーデム=ミサーグが1979年にウィーンの弦楽奏者たちを募って結成した弦楽アンサンブル。録音:2004-2006年
CD 3044 シューベルト:水の上の精霊の歌D.714
シューベルト(マーラー編):死と乙女D.810
ビヤン・ハーデム=ミサーグ指揮
アカデミア・アレグロ・ヴィーヴォ、
ウィーン室内合唱団
同アンサンブルはこれまでに当ORFにドヴォルザーク、チャイコフスキーの弦楽セレナーデ(CD297)、スーク、ヤナーチェク:牧歌(CD298)、ヴィヴァルディ:四季(CD322)などを前身のトーンキュンストラー室内管弦楽団時代からかなり収録しており、いずれも好評を得ている。同アンサンブルは小編成ながらたっぷりとした音量感がドラマティックな音楽を作っている。録音:2005年

PARNASSUS 1CD¥2200

PACD 96042/4
(3CD)
「ベートーヴェン:後期弦楽四重奏曲集」
 弦楽四重奏曲第11番〜第16番
コロラド四重奏団
2001年にはベートーヴェン中期の第7番〜第10番を録音しているコロラド四重奏団の続編。コロラド四重奏団は、ジュリー・ローゼンフェルド(ヴァイオリン)、デボラ・リディア・レディング(ヴァイオリン)、マーカ・グスタフソン(ヴィオラ)、ダイアナ・チャプリン(チェロ)の女性奏者四人による弦楽四重奏団。コロラド大学で結成されたのでこの名があるが、長くニューヨークを拠点に活動している。2008年で結成25周年を向かえ(レディングが結成メンバー)、それを記念しての発売。四人の奏者が均等な役目を務めた演奏で、繊細さを大事にしたアンサンブルが美しい。録音:2004−2006年、215:41
PACD 96036/37
(2CD)
「フランス歌曲の1世紀」
 シャブリエ:幸福の島,リード/
 グノー:ヴェネツィア,おいで、芝生は緑,四月の歌/
 ビゼー:子守唄,愛の歌/
 フォーレ:
  5つのヴェネツィアの歌 Op.58
   (マンドリン,ひそやかに,グリーン,
    クリメーヌへ,やるせない夢ごこち),
  スプリーン Op.51-3,月の光 Op.46-2,「優しい歌」 Op.61(9曲)/
 デュポン:マンドリン/
 シュルツ:月の光/
 ドビュッシー:
  やるせない夢ごこち,木立ちの影,木馬,グリーン,
  スプレーン,ひそやかに,あやつり人形,月の光,マンドリン/
 プーランク:
  誰のもの,墓,田園の歌,昨日,
  ブルターニュの歌,小さな召使い/
 オネゲル:クロティルド,デルフィニウム,鐘/
 ミヨー:「コクトーの3つの詩」
  (煙,ボルドーの祭,モンマルトルの祭),曙/
 デュレ:ペトロニウスの3つの詩 Op.15(雪玉,輪廻,ザクロの実)/
 タイユフェル:6つのフランス歌曲/
 オーリク:リーズ・イルツによる5つの歌,春
キャロル・ボガード(ソプラノ)
ジョン・モリアリティ(ピアノ)
キャロル・ボガードは、1936年、シンシナティ生まれのソプラノ。バロック音楽から古典派を中心に活躍した人だが、それゆえ米国のバロック音楽活動にあまり関心のない日本では知名度が上がらなかった。しかしボガードの透明感に優れた美声は非常に魅惑的だ。ここでは彼女の得意とするもう一つの領域、様々な作曲家のフランス歌曲をしっとりと歌い上げている。かなり珍しい作品も取り上げており、フランス歌曲ファン必聴。録音:1975−1980年
PACD 96041 マクダーモット:
 「オール・ザ・キー」ピアノのための24の小品
 「何人かの私の友人」
トム ・マクダーモット(Pf)
トム・マクダーモットは1957年にニューオーリンズに生まれたピアニスト。ニューオリンズ・ジャズの世界では非常に有名な人である。「オール・ザ・キー」は、24の調性で書かれた小品集。音楽はラグタイム風。ここではヤマハ製ディスクラヴィア(コンピュータ制御の自動演奏ピアノ。電子ピアノではなく、音を出しているのは実際にピアノである)を使用。「何人かの私の友人」は、14曲からなるピアノとシンセサイザーのための組曲。録音:2007年、71'56

TELOS

TLS 126
\2300
ダーフィト・フィリップ・ヘフティ(1975〜):
 (1)テネット(2003)
 (2)音の影(2006)
 (3)月の影(2006)
 (4)おお、星よⅡ(2004)
 (5)鏡(1998)
(1)シルヴィア・ノッパー(ソプラノ)
ダーフィト・フィリップ・ヘフティ指揮
チューリヒ室内アンサンブル
(2)(5)オリヴァー・シュニーダー(Pf)
(3)ラヘル・クンツ(Vn)、
ジャクリーヌ・オット(マリンバ)
(4)ラーシュ・ムレクシュ(Sax)
(5)シュテファン・テンツ(Vn)
スイス生まれの作曲家ヘフティのTELOSレーベルへの2枚目のアルバム。ヘフティはヴォルフガング・リームの弟子で2005年のサントリー音楽財団サマーフェスティヴァルでも演奏された注目の若手。師匠譲りの無調で厳しい作風です。先ごろBMGからメジャー・デビューした注目のピアニスト、オリヴァー・シュニーダーが前作に引き続き参加している。録音:2006年4月、10月

WEITBLICK 1CD¥2200

SSS 0099-2
\2200→¥1990
ベートーヴェン:
 交響曲第3番「英雄」
 「プロメテウスの創造物」序曲
ホルスト・シュタイン指揮
ベルリン・ドイツ交響楽団
惜しくも没した巨匠ホルスト・シュタイン。WEITBLICKではこの演奏をかなり前から出版すべく準備しておりました。巨匠は1999年以降に活動停止というのは誤りで、いくつかのコンサートに出演している。2000年の10月には故郷のヴッパータルの交響楽団に客演しブルックナーの第5を聞かせ、超絶的な遅いテンポによる怪演で聴衆を沸かせた。N響との最後の来日公演もそうだったが、今までの理性が勝った演奏から脱皮して、凄みすら感じさせる深みのある名演は病を得てからの特徴。この「英雄」は60分に及ぶ巨大な演奏で、かつてのスタイリッシュで冷静な演奏とは対極にあるスケール極大の名演。第1楽章、第2楽章も20分近く、心情告白的なヒューマンな味わいにも事欠かない。ベルリン・ドイツ響の運動神経も抜群で嬉しいばかり。英語、日本語、ドイツ語によるライナーノート付。録音:2000年4月24日ベルリン・コンツェルトハウス(シャウシュピールハウス)、デジタル・ライヴ録音
巨匠ザンデルリンクは、2002年に演奏活動から引退する直前までヨーロッパ各地の名門オケに客演を繰り返し、どのオーケストラからも驚異的高水準の演奏を引出すことで尊敬を集めた。ほぼ毎年客演したウィーン交響楽団との相性も抜群。機能的でストレートな反応にザンデルリンクの豪快なドライヴが見事に決まります。いずれもドクター・ザンデルリングからリリース快諾を戴きました。英語、日本語、ドイツ語によるライナーノート付。
SSS0087-2
¥1990
(1)ハイドン:交響曲第94番「驚愕」
(2)ブラームス:交響曲第3番
クルト・ザンデルリング指揮
ウィーン交響楽団
録音:(1)1998年12月17日、(2)1997年10月4日 いずれもウィーン・コンツェルトハウス大ホール デジタル・ライヴ録音 巨匠お得意のブラ3では普段の渋みにウィーン響の華やかさが加味され絶妙。カプリングの「驚愕」はあるようでなかったディスク初登場レパートリー。ハイドンを面白く聴かせる第一人者の巨匠ゆえに、堅苦しさや優等生的な融通の利かなさはまるでなく、愉悦と大胆な遊び心に満ちた快演。やはり第2楽章の豪快な「バシンっ」には痺れる。
SSS0088-2
¥1990
(1)チャイコフスキー:交響曲第4番
(2)ムソルグスキー(ショスタコーヴィチ版):
 「ホヴァンシチナ」序曲
クルト・ザンデルリング指揮
ウィーン交響楽団
録音:(1)1998年12月17日、(2)1997年10月4日 いずれもウィーン・コンツェルトハウス大ホール デジタル・ライヴ録音 チャイ4も十八番で活動最後期まで手放さなかった愛想曲。華麗で荘重。ベルリン響とのスタジオ録音から20年を経た気品あふれる名演。スケールは極大だが、そこはかとない寂寥感が如何にもザンデルリンクらしいところ。音色のブレンドに凄腕を持つ巨匠に対し、オーケストラの機能美にも打たれる。「ホヴァンシチナ」序曲も初出演目。しみじみとした憂愁、鄙びたビターな味わいには感服。

ARENA 1CD¥2400

AR 08014
アガーテ・バッケル・グロンダール(1847-1907):ピアノ作品全集 Vol.2
 6つの演奏会用エチュード Op.11
  第1巻; 第1-3番「教授テオドル・クラック博士に」
  第2巻; 第4-6番「エドムント・ノイペルトに」
 3つの小品 Op.15; セレナード,舞踏会で,ユモレスク
 4つのスケッチ Op.19; ハ長調,ハ短調,イ短調,変イ短調
 組曲 Op.20; 前奏曲,夜想曲,ガヴォット,メヌエット,スケルツォ
 3つの演奏会用エチュード Op.22; 第1番,糸紡ぎ車のそばで,エチュード

ナターリャ・ストレルチェンコ(ピアノ)

録音:2007年8-10月、ノルウェー、ベールム、ヤール教会
AR 08016
アガーテ・バッケル・グロンダール(1847-1907):ピアノ作品全集 Vol.5
 2の演奏会用エチュード Op.57; 舟歌イ短調,ト長調
 2つの演奏会用エチュード Op.58; ヘ長調,ト短調
 6つのピアノ小品 Op.59
  メヌエット,間奏曲,マンドリナータ,夜想曲,アルバムのページ,子守歌
 前奏曲と大メヌエット Op.61
 幻想的小品集 Op.63; メヌエット,気分,悲しみ,ボートにて,小さな波
 2つのサロン用小品 Op.64; おどけた踊り,奇想ワルツ[ヴァルス・カプリス]
 6つの幻想的小品 Op.63
  はいしどうどう,隠れて,かけっこ,小デュエット,たそがれに,おやすみ
 2つのピアノ小品 Op.68; 霧の中の踊り,優雅なワルツ
 3つのピアノ小品 Op.69; 夜想曲,ユモレスク,カプリッチョ

ナターリャ・ストレルチェンコ(ピアノ)

録音:2007年8-10月、ノルウェー、ベールム、ヤール教会 ロシアに生まれ、ノルウェー国立音楽アカデミーでアイナル・ヘンニング・スメビに学んだナターリャ・ストレルチェンコ(1976-)による、ノルウェーの女性作曲家バッケル・グロンダールのシリーズ。発売順が入り組みましたが、当巻で完結です。
AR 07018
リスト:超絶技巧エチュード集(全12曲)
   前奏曲,イ短調,風景,マゼッパ,鬼火,幻影
   英雄的,狩,回想,へ短調,夕べの調べ,雪かき
ナターリャ・ストレルチェンコ(ピアノ)
録音:2007年2月、ノルウェー、ベールム、ヤール教会 ナターリャ・ストレルチェンコは2004年12月に同曲を録音し【AR 05003】としてリリースいていましたが、出来に納得が行かず再録音したとのことです。【AR 05003】は廃盤となりました。
AR 08013
ブーディル・アルネセン イン・リサイタル
 ヴォルフ(1860-1903):メーリケ歌曲集 から 旅路,隠遁
 ブラームス(1833-1897):君の青い瞳 Op.59 No.8/狩人 Op.95 No.4
 R・シュトラウス(1864-1949):私は恋を抱いて Op.32 No.1/悪天候 Op.69 No.5
 ヴォルフ:少年と蜜蜂/早朝に/メーリケ歌曲集 から 捨てられた娘
 シューベルト(1797-1828):
  ガニュメート Op.19 No.3 D.544/夜と夢 Op.43 No.2 D.827
 ブラームス:野の寂しさ Op.86 No.2
 R・シュトラウス:夜 Op.10 No.3/万霊節 Op.10 No.8
 ブラームス:私の眠りはますます浅くなり Op.105 No.2
 シューベルト:糸を紡ぐグレートヒェン Op.2 D.118/アヴェ・マリア D.839
ブーディル・アルネセン(ソプラノ)
エルリング・R・エーリクセン(ピアノ)
録音:2007年8月、ノルウェー、ベールム、ヤール教会 NAXOSレーベルに録音したグリーグの歌曲集をヒットさせたブーディル・アルネセンによるリート・アルバム。

ARS PRODUKTION 1CD¥2400

ARS 38036
[SACD Hybrid]
\3000
ブレイディング・バッハ(バッハを編みながら)
 J・S・バッハ(1685-1750):
  前奏曲ハ長調 BWV846a(平均律クラヴィーア曲集第1巻 から)
 アンドレアス・ヴォイケ(1966-):ヒマラヤの日の出[Himalayan Sunrise]
 J・S・バッハ:サラバンド嬰ハ短調(イギリス組曲第6番 BWV811 から)
 アンドレアス・ヴォイケ:砂漠の歌[Desert's Song]
 J・S・バッハ:サラバンド イ短調(イギリス組曲第2番 BWV808 から)
 アンドレアス・ヴォイケ:フリウリの春[Primavera Friulana]
 J・S・バッハ:サラバンド ニ長調(パルティータ第4番 BWV828 から)
 アンドレアス・ヴォイケ:北を向いて[Facing North]
 J・S・バッハ:サラバンド ロ短調(フランス組曲第3番 BWV814 から)
 アンドレアス・ヴォイケ:アメリー[Amelie]
 J・S・バッハ:サラバンド ト短調(イギリス組曲第3番 BWV809 から)
 アンドレアス・ヴォイケ:
  緑の木々の向こうに夕日が沈んだあとで[After Sunset over Green Trees]
 J・S・バッハ:フーガ ハ長調 BWV846b(平均律クラヴィーア曲集第1巻 から)(*)
アンドレアス・ヴォイケ(ピアノ)
録音:2008年4月、ファツィオリ・コンサート・ホール 当レーベルではフリードリヒ・クラインハプル(チェロ)とのデュオで知られるオーストリアのピアニスト、アンドレアス・ヴォイケのオリジナル・アルバム。ニューエイジ系?
ARS 38472
ファニー・メンデルスゾーン=ヘンゼル(1805-1847):
 初期のフランス語歌曲集(ギター伴奏)
  コルテスのセレナード/私の愛する唯一のもの/ゾレード/愛し合う二人の岩
  友情/クロディーヌのロマンス/ガラテーのロマンス/セレスティーヌのロマンス
  羊飼いたちの歌/ネモラン/万事休す/イジドール/アンネット/ネモラン II
  無用な逃走/それは涙/私の心はため息をつく/泉のほとりで
デュオ・アルカディー
(アンネ=リーザ・ナタン(メゾソプラノ)
ウルリケ・メルク(ギター))
録音:2008年7月1-4日、ドイツ、ネフィゲス改革派教区、市立教会
ARS 38482
愛、殺人と陰謀 ロマン主義時代の戦慄のメロドラマ集
 シューベルト(1797-1828):別れ−美しきこの世よさらば D.829
 シューマン(1810-1856):
  美しいヘートヴィヒ Op.106/荒野の少年のバラード Op.122 No.1
 カール・ライネッケ(1824-1910):ベルゲンの悪漢 Op.111 No.2
 マルティン・レーダー(1851-1895):夜間閲兵式 Op.4 No.1
 フィリップ・グレッチャー(1859-1895):歩哨 Op.147
 ヴィルヘルム・キーンツル(1857-1941):嫁取りの旅 Op.9
 R・シュトラウス(1864-1949):海辺の城
 マックス・フォン・シリングス(1868-1933):魔女の歌 Op.15
 ヴィルヘルム・キーンツル:死の光[Totenlicht]Op.97 No.2
トーマス・リューベナッカー(朗読)
カトリン・デュリンガー(ピアノ)
録音:2005年4月15日、2006年7月12-13日、ドイツ、カールスルーエ、SWRスタジオ 朗読とピアノによって進行するメロドラマ(メロディー+ドラマ)を集めた珍しい企画。
ARS 38030
[Multichannel SACD Hybrid]
\3000
忘れられた至宝 Vol.8
 ジギスムント・ノイコム(1778-1858):
  管弦楽のための幻想曲ハ短調 Op.11 NV25(1806)
  フンニウス婦人のための場面「Misera, Dove son!」NV12(1804)(+)
  ピアノ協奏曲ハ長調 Op.12 NV8(1804)(*)
  独唱カンタータ「ナクソスのアリアンナ」NV49
   (ヨーゼフ・ハイドンの作品のオーケストレーション;1808)(+)
福田理子(フォルテピアノ(*))
マリアンネ・ベアテ・シェラン(メゾソプラノ(+))
マイケル・アレグザンダー・ウィレンズ(指揮)
ケルン・アカデミー
録音:2008年1月4-6日、ドイツ、ヴッペルタール、インマヌエル教会 アルス・プロダクション・レーベルの看板となった当シリーズ。優秀録音も好評。ノイコムはザルツブルクに生またオーストリアの作曲家・ピアニスト。親戚にあたるミヒャエル・ハイドン、ヨーゼフ・ハイドンに師事し、ウィーン、ペテルブルク、パリ、ブラジルのリオデジャネイロ、英国等で活躍した。福田理子はオランダのハーグ音楽院でスタンリー・ホッホランドに師事したフォルテピアニスト&チェンバロ奏者。マリアンネ・ベアテ・シェラン(1975年生まれ)はバッハ・コレギウム・ジャパンのソリストとして来日したこともあるノルウェーの歌手。
ARS 38034
[Multichannel SACD Hybrid]
\3000
シューマン(1810-1856):ファゴットとピアノのための作品集
  民謡調の5つの小品 Op.102
   (原曲:チェロまたはヴァイオリンとピアノのための)
  アダージョとアレグロ Op.70
   (原曲:ホルンまたはチェロとピアノのための)
  3つのロマンス Op.94
   (原曲:オーボエまたはクラリネットまたはヴァイオリンとピアノのための)
  幻想小曲集 Op.73
   (原曲:クラリネットまたはヴァイオリンまたはチェロとピアノのための)
  森の情景 Op.82
   (原曲:ピアノのための/ヴォルフガング・レンツ、マティアス・ラッツ編曲)(*)
マティアス・ラッツ(ファゴット)
小菅優(ピアノ)
録音:2007年11月、ドイツ、ヴッペルタール、インマヌエル教会 ファゴットのレパートリーを拡大する試み。マティアス・ラッツ(1980年ベルリン生まれ)はフリッツ・フィンシュ、ダーグ・イェンセンに師事したファゴット奏者。ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団の首席奏者を経てチューリヒ・トーンハレ管弦楽団およびルツェルン祝祭管弦楽団の首席奏者を務めており、小澤征爾音楽塾オペラプロジェクトのために来日したこともあります。(*)はヴォルフガング・レンツ編曲がオーボエとピアノのために編曲した版をさらにラッツが編曲したもの。ヨーロッパで活躍する小菅優との共演。
ARS 38039
[Multichannel SACD Hybrid]
\3000
ブルッフ、マルタン、ショーンフィールド:ピアノ三重奏作品集
 マックス・ブルッフ(1838-1920):
  クラリネット、ヴィオラとピアノ、
   またはヴァイオリン、チェロとピアノのための8つの小品(1908/1909)
 フランク・マルタン(1890-1974):
  アイルランド民謡による
   ヴァイオリン、チェロとピアノのための三重奏曲(1925-1926)
 ポール・ショーンフィールド(1947-):
  ヴァイオリン、チェロとピアノのためのカフェ・ミュージック(1986)
パンタ・レイ三重奏団
 グドルン・パーゲル(ヴァイオリン) ソニヤ・アッセルホーフェン(チェロ)
 ユリア・ファイスベルク(ピアノ)
録音:2007年、ドイツ、ケルン音楽大学
ARS 38041
[Multichannel SACD Hybrid]
\3000
アメリカの合唱音楽
 サミュエル・バーバー(1910-1981):アニュス・デイ
 アーロン・コープランド(1900-1990):4つのモテット
 エリック・ウィテカー[Eric Whitacre](1970-):
  ルクス・アルムクェ[黄金の光 Lux aurumque]
  クラウドバースト[豪雨 Cloudburst]/ウォーター・ナイト[Water night]
 ポール・J・クリスチャンセン(1937-1986):
  マイ・ソング・イン・ザ・ナイト[My song in the night]
 モーテン・ラウリゼン[Morten Johannes Lauridsen](1943-):
  ノクターン[Nocturnes]
 ウーヴェ・ウンゲラー[Uwe Ungerer](1969-):バラ[The Rose]
 チャールズ・アイヴズ(1874-1954):
  主なる神よ、御身の海は強大なり[Lord God, thy sea is mighty]
  砂州を越えて[Crossing the bar]
 モーゼズ・ホーガン[Moses George Hogan](1957-2003):
  ジェリコの戦い[The Battle of Jerico]/アイム・ゴナ・シング[I'm gonna sing]
  エリヤの岩[Elijah's Rock]
 チャールズ・アイヴズ:「アメリカ」変奏曲
ニコル・マット(指揮)
アマデウス合唱団
クリスティアン・シュミット(オルガン;SACDトラックのみ)
録音:2008年3月25-28日、4月26-27日、ドイツ、ハイルスブロン修道院
ARS 38486
\2400
アレクサンドル・ブリンケン(1952-):ラテン語とドイツ語による教会合唱作品集
  無伴奏混声八部合唱のためのミサ Op.17(ラテン語;1993)
  無伴奏混声合唱のための4つの聖歌 Op.16(ドイツ語、ラテン語;1993)
  無伴奏混声八部合唱のための3つの聖歌 Op.19(ラテン語;2001-2003)
ユリア・フトレツカヤ(指揮)
サンクトペテルブルク青年室内合唱団
録音:2002年2月、2004年10月、サンクトペテルブルク、ルルドの聖母教会 アレクサンドル・ブリンケンはサンクトペテルブルクのドイツ家系に生まれた作曲家・ピアニスト・オルガニスト・音楽学者。1992年スイスのルツェルンに移住し、1998年スイスの市民権を獲得しました。
ARS 38484
\2400
ロマンティック・バラード
 ブラームス:4つのバラード Op.10
 ミハイル・コロンタイ(1952-):7つのロマンティック・バラード Op.2bis(*)

エレーナ・クシュネロワ(ピアノ)

録音:モスクワ、チャイコフスキー音楽院大ホール (*)はロシアの作曲家コロンタイがドイツ、バーデンバーデンのブラームスハウスで在外研究員を務めていた時(1999年)に書き始めた作品。

BOTTEGA DISCANTICA 1CD¥2400

DISCANTICA 173
イタリアのフルート、フランスのフルート フルートとピアノのための音楽
 ジュール・モケ(1867-1946):ソナタ「パンのフルート」Op.15
 ドビュッシー(1862-1918):シリンクス(パンのフルート)
 ドニゼッティ(1797-1848):ソナタ
 フォーレ(1845-1924):幻想曲 Op.79
 ピエール・カミュ(1885-1945):歌とバディネリ
 ロベルタ・ヴァッカ(1967-)、ヴィットリオ・ヴィナイ(1942-)、
  チンツィア・ペンネージ(1965):
  モーツァルトの「フィガロの結婚」の「恋とはどんなもの」による変奏曲
   主題,第1変奏「WAM !」(ロベルタ・ヴァッカ作曲;2006),
   第2変奏「メヌエットの変奏曲」(ヴィットリオ・ヴィナイ作曲;2006),
   第3変奏「Voi... che sapete ?」(チンツィア・ペンネージ作曲;2006)
 フィリップ・ゴベール(1879-1941):幻想曲
 ピエトロ・モルラッキ(1828-?):スイスの羊飼い
セルジョ・ツァンペッティ(フルート)
クラウディオ・ツァンペッティ(ピアノ)
録音:2007年6月29-30日、イタリア、ロンバルディア州ヴァレーゼ県ウボルド、 ニュー・アート・レコーディング・スタジオ
DISCANTICA 178
至高の光 女声のための中世と現代の教会音楽
 ペロティヌス(1155/1160-1200/1205):
  すべての国々は見たり[Viderunt onmes](4声のオルガヌム)
  幸いなる御胎[Beata Viscera](コンドゥクトゥス[・イン・オルガニス])
 不詳(バンベルク州立図書館、Lit.115):
  めでたし、元后なる処女[Ave virgo regina]−
  めでたし、栄光に満てる救い主の御母[Ave gloriosa]−
  主を[Domino](3声のモテトゥス)
 ギャヴィン・ブライヤーズ(1943-):
  めでたし、いとも聖なる母マリア[Ave donna sanctissima](単声のためのラウダ)
  至高の光[Altissima luce](3人のソプラノのユニゾンのためのラウダ)
 不詳(リモージュのサン・マルシャル楽派):Stirps Jesse[2声のオルガヌム]
 不詳(Trattato Ad organum faciendum):
  Cunctipotens Genitor Deus[キリエ4の2声のトロープス)
 不詳(ラス・ウエルガスの写本 から):
  過ぎ越しのいけにえに[Victime paschali laude](2声のセクエンツィア)
 ルチアーノ・シャイー(1920-2002):
  女声二部合唱のための小ミサ から アニュス・デイ
 不詳(英国、ソ−ルズベリー教会伝承歌):
  幸いなるエルサレムの町[Urbs Jerusalem beata](賛歌)
 ブルーノ・ベッティネッリ(1913-2004):ラウダ(女声3部のための)
 不詳(ノートルダム楽派):
  主をほめたたえよ[Benedicamus Domino](3声のオルガヌム)
ティト・モリザーニ(指揮)
スコラ・グレゴリアーナ・ピエルジョルジョ・リゲーレ
録音:2006年10月13-14日、イタリア、アブルッツォ州ペスカーラ県ロッカモリーチェ、サント・スピリト・ア・マイェッラ隠修士修道院 2007年8月31日-9月1日、イタリア、アブルッツォ州ペスカーラ県ペンネ、サンタ・マリア・イン・コッレロマーノ修道院 女性9名から成る声楽アンサンブルによる演奏。
DISCANTICA 179
フルート&ハープ・イン・コンチェルト
 ニーノ・ロータ(1911-1979):フルートとハープのためのソナタ(*/+)
 アンドレア・パドヴァーノ(1915-1992):フルートとハープのための子守歌(*/+)
 マルコ・ロレンツィーニ(1959-):ハープのための即興曲(+)
 マルク・ベルトミュー(1906-1991):
  フルートとハープのための5つのニュアンス(*/+)
 ジュリアン=フランソワ・ズビンデン(1917-):
  フルートとハープのための序奏とスケルツォ=ワルツ Op.52(*/+)
 ジョルジョ・ガスリーニ(1929-):Chorus(フルートのための;4曲)(*)
 同:Moto Velocetto Perpetuo(フルートとハープのための)(*/+)(**)
 アンドレ・ジョリヴェ(1905-1974):
  クリスマスのパストラーレ(フルート、チェロとハープのための;4曲)(*/+/#)
ジョヴァンニ・マレッジーニ(フルート(*))
ダヴィデ・ブラーニ(ハープ(+))
マッテオ・マラゴーリ(チェロ(#))
録音:2008年春、イタリア、レッジョ=エミーリア、ドン・ルイジ・グリエルミ記念音楽典礼教区学校コンサートホール (**)世界初録音。
DISCANTICA 172
ドヴォルジャーク:
 ピアノ三重奏曲第4番ホ短調「ドゥムキ」Op.90(ピアノ四手連弾版)
エルネ・ドホナーニ(1877-1960)/ヤン・ブランツ・バイス編曲:
 ピアノ五重奏曲第1番ハ短調 Op.1(ピアノ四手連弾版)
パルマス・ピアノ・デュオ
(クリスティーナ・パルマス、
ルカ・パルマス(ピアノ))
録音:2007年8月27-29日、イタリア、ヴィチェンツァ県ロニーゴ、聖アポッリナーレ教会
DISCANTICA 174
スイス、アイローロ、聖ナザロ&
 チェルソ教区教会のジュゼッペ・ヴェダーニ製オルガン
  モーツァルト:自動オルガンのための幻想曲 K.608
  ベルガモのダヴィデ神父(1791-1863):聖体奉挙 変ロ長調
  シューマン:ペダルピアノのための6つの練習曲 Op.56
  ヨゼフ・ガブリエル・ラインベルガー(1839-1901):
   オルガン・ソナタ第4番イ短調 Op.98「トーヌス・ペレグリヌス」
  マルコ・エンリコ・ボッシ(1861-1925):主題と変奏曲 Op.115
エンリコ・ヴィッカルディ(オルガン)
録音:2007年10月2-3日、スイス、アイローロ、聖ナザロ&チェルソ教区教会 使用楽器:1892年、ジュゼッペ・ヴェダーニ製(1997年、デッロルト&ランツィーニ復元)
DISCANTICA 177
2台のピアノのための珍品集
 ヨハン・クリスティアン・バッハ(1735-1782):ソナタ ト長調
 アルフォンソ・レンダーノ(1853-1931):アレグロ イ短調
 ショパン(1810-1849):ロンド ハ長調 Op.73
 フランク(1822-1890):前奏曲、フーガと変奏曲 Op.18
 ジュゼッペ・マルトゥッチ(1856-1909):変奏曲変ホ長調
ボッラット=ペッリーノ・ピアノ・デュオ
(エレーナ・ボッラット、
フォルコ・ペッリーノ(ピアノ))
録音:2007年7月2-4日、イタリア、イヴレア、SMC、バロック・ホール

CHALLENGE CLASSICS 1CD¥2500

CC 72247
ディートリヒ・ブクステフーデ(1637頃-1707):作品全集 VIII
 オルガン作品集 Vol.3
  前奏曲ト短調 BuxWV149/わが愛する神に BuxWV179
  カンツォネッタ イ短調 BuxWV225/前奏曲ニ短調 BuxWV140
  主よ、御身の御言葉のもとにわれらをとどまらせたまえ BuxWV185
  シャコンヌ ハ短調 BuxWV159/前奏曲ト短調 BuxWV148
  愚かなる者の口は語る BuxWV187/フーガ変ロ長調 BuxWV176
  前奏曲ヘ長調 BuxWV145
  アダムの堕落によりすべては朽ちぬ BuxWV183
  いざ、わが魂よ、主をほめよ BuxWV214/215/213
  前奏曲ハ長調 BuxWV137
  主イエス・キリストよ、われはよく知る BuxWV193
  来たれ、聖霊、主なる神よ BuxWV200
トン・コープマン(オルガン)
録音:2007年10月、ドイツ、ハンブルク、聖ヤコビ教会 使用楽器:1693年、アルプ・シュニットガー製(1993年復元)
CC 72195
Stylems トレチェントのイタリア音楽
 不詳(14世紀):Che Ti Zovar Nasconder
 エジディウス・ダ・フランチア(14世紀後半):Alta Serena Luce
 不詳:Aquila Altera
 バルトリーノ・ダ・パドヴァ(1365頃-1405):Per Un Verde Boschetto
 ドナート・ダ・フィレンツェ(14世紀後半):
  Senti Tu D'amor / Faccia Chi De' Se'l Po'
  Benche Partito Da Te / Amor, Tu Solo 'L Sai
 不詳:Quando l'Oselli Canta
 ドン・パオロ・ダ・フィレンツェ(1355頃-1436頃):Che L-aggi'i' Fatto
 ギラルデッロ・ダ・フィレンツェ(1320-25頃-1362/1363):
  La Bella e La Veccosa Carbiola
 不詳:Pescando In Aqua Dolce
 バルトリーノ・ダ・パドヴァ:Qual Lege Move
 エジディウス・ダ・フランチア:Mille Mercede Amor
 ドン・パオロ・ダ・フィレンツェ:Chi Vuol Veder
 不詳:O Crudel Donna / Che Ti Zova Nasconder

アレクサンドル・ダニレフスキ(指揮)
アンサンブル・シンタグマ
 入澤真美(ソプラノ) 太刀川昭(カウンターテナー)
 ベルンハルト・シュティルツ(リコーダー) ブノワ・スタシャスチク(打楽器)
 ソフィア・ダニレフスキ(トロンバ・マリーナ)
 アレクサンドル・ダニレフスキ(中世リュート、colichon、フィドル、
   チェッカー[クラヴィコード]、ポルタティーフ・オルガン)

録音:2007年7月5-7日、フランス、ビッチュ、聖オーギュスタン礼拝堂 トレチェントとは「1300年代」すなわち14世紀のこと。アルバム・タイトルの「Stylems(Styleme)」はビザンチン絵画史の用語で、芸術作品におけるスタイルの借用を意味するよう。シンタグマはフランスのメス[Metz]に本拠を置くアンサンブルだが、今回はヴォーカリストが二人とも日本人である点もご注目!!

CRD 1CD¥2000

CRD 3514
\2000
キャロルの祭典
 中世・ルネサンスのキャロル
  Hodie Christus Natus est / Wolcum Yole / Ther is no rose of swych vertu
  That yonge childe - Lully lullay / Grin greus ye rasses / Balulalow
  Les Bouffons / This little babe so few days old / Behold a silly tender babe
  Pleasure it is / Adam lay y bounden
 ブリテン:キャロルの祭典
ナンシー・ハデン(指揮)
プサリテ女声合唱団
録音:2006年
CRD 3524
¥1790
スクリャービン(1872-1915):後期ピアノ作品集
 4つの小品 Op.51(1906)/3つの小品 Op.52(1907)/2つの小品 Op.57(1908)
 アルバムの綴り Op.58(1910)/2つの小品 Op.59(1910)
 詩曲・夜想曲 Op.61(1911-1912)/2つの詩曲 Op.63(1911-1912)
 2つの前奏曲 Op.67(1912-1913)/2つの詩曲 Op.69(1912-1913)
 2つの詩曲 Op.71(1914)/詩曲「炎に向かって」Op.74(1914)
 2つの舞曲 Op.73(1914)/5つの前奏曲 Op.74(1914)
ポール・クロスリー(ピアノ)
録音:英国、サフォーク、ウェスルトン、ポットン・ホール 録音時期は不明ですが新録音です。
CRD 3507
【旧譜・再発売】
英国の大聖堂の古典
 クリストファー・タイ(1505頃-1572頃):ミサ「西風」から サンクトゥス,ベネディクトス
 ジョン・タヴァナー(1490頃-1545):ミサ「西風」から グローリア
 トマス・タリス(1505頃-1585):安息日が過ぎて[Dum tranisisset Sabbatum]
 ウィリアム・バード(1542-1623):
  おお、光よ、祝福されし三位一体よ[O lux beata trinitas]
 トマス・トムキンズ(1573-1656):歓呼せよ[Jubilate](第3サーヴィス から)
 オーランド・ギボンズ(1583-1625):
  おお、ともに手を打ち鳴らせ[O clap your hands together]
 ウィリアム・クロフト(1678-1727):
  朗らかなる楽の音とともに神は昇りたまえり[God is gone up with a merry noise]
 ウィリアム・ボイス(1710-1779):主は王なり[The Lord is King]
 モーリス・グリーン(1694-1755):神は地上を訪れたもう[Thou visitest the earth]
 サミュエル・セバスティアン・ウェスリー(1810-1846):
  父なる神に祝福あれ[Blessed be the God and Father]
 チャールズ・ヴィラーズ・スタンフォード(1852-1924):
  主はわが羊飼いなり[The Lord is my Shepherd]
エドワード・ヒギンボトム(指揮)
オックスフォード・ニュー・カレッジ聖歌隊

GRIFFIN

GCCD 4064
\1700
リッチフィールド・セレブレイション
 伝承曲:Come faithful people, come away
 クリューガー:Deck thyself my soul with gladness
 バード:Exalt thyself, o God
 オルコック:Out of the deep
 W・T・ハリス:King of glory / Psalm 122 / Come down o love divine
 H・K・アンドルーズ:Magnificat in D / Nunc dimittis in D
 スタンフォード:Song of peace (6 Bible Songs)
 フォーレ:Messe basse
 ウォルフォード・デイヴィス:Psalm 121 / Psalm 23
 ハウエルズ:Magnificat in G / Nunc Dimittis in G
 ベアストー:Blessed city, heavenly Salem
ジョナサン・リーズ=ウィリアムズ(指揮)
リッチフィールド大聖堂聖歌隊
録音:1980年代? 原盤:Alpha
GCCD 4065
\2300
天使だった少年たち 2 英国ボーイソプラノの伝統
 マーク・ロブソン
  ゲール伝承曲:Morning has broken
 デイヴィッド・ピッカリング
  シューベルト:ます
 アンドルー・ブロー&クリストファー・スミス
  パーセル:Shepherd, shepherd, leave decoying
 ダニエル・ラドフォード=トマス
  メンデルスゾーン:歌の翼に
 ジェレミー・ボウヤー
  ヘンデル:Angels ever bright & fair(「テオドーラ」から)
 ダラ・キャロル
  伝承曲:Will ye no come back again ?
  ボートン:Faery Song(「Immortal Hour」から)
  ブラームス:子守歌
  伝承曲:Road to the Isles
 マイケル・クリスウェル
  アレグザンダー・ホースリー:There is a green hill far away
  不詳(14世紀)/ラター:Quem pastores laudavere
 アンドルー・ウィックス
  H・フレイザー=シンプソン:
   Buckingham Palace / Halfway down the stairs / Polite
   Lines & Squares / Vespers
  民謡:No John, no / Blow away
 ダニエル・ノーマン
  メンデルスゾーン:I waited for the Lord
  ヘンデル:O lovely peace(「ユダス・マカベウス」から)
  J・S・バッハ:Bist du bei mir(アンナ・マグダレーナ・バッハの音楽帳 から)
  デュリュフレ:Pie Jesu(レクィエム から)
 ポール・ダットン
  アイルランド民謡:The Holy Boy
  アダムズ:The Holy City
  ブラーエ:Bless this house
  クィルター:Hey, ho, the wind & the rain
 ロビン・ブレイズ
  ヴォーン・ウィリアムズ:The Call(5つの神秘の歌)
  モンク:Abide with me(「夕まぐれ」から)
録音:1974-1989年 好評を得た「天使だった少年たち 英国ボーイソプラノの伝統 (Once Were Angels)」(GCCD 4040)の続編。ロビン・ブレイズのボーイソプラノが、また聴けます。
GCCD 4066
\1700
グロスターのクリスマス
 ジョン・サンダース:Tomorrow shall be my dancing day
 フランツ・グルーバー/ブラチリー編曲:Silent night
 マイケル・ヘッド:The three mummers
 フランス伝承曲(16世紀)/ウッド編曲:Ding dong ! merrily on high
 パトリック・ハドリー:I sing of a maiden
 ジョン・ゴス:See amid the winter's snow
 ピーター・アストン:There is no rose
 フランス伝承曲:Whence is that goodly fragrance flowing ?
 ジョン・タヴナー:The Lamb
 グレアム・ヒスロップ:A carol of praise
 H・J・ガントレット/ウィルコックス編曲:Once in royal David's city
 イングランド伝承曲/サンダース編曲:Blessed be that maid Mary
 ジェラルド・ヘンドリー:As I outrode
 ハーバート・ハウエルズ:Sing lullaby
 ジョン・サンダス:Carol for Today
 ドイツ伝承曲/バッハ編曲:O little one sweet
 イングランド伝承曲/サリヴァン、ウィルコックス編曲:
  It came upon a midnight clear
 ケネス・レイトン:Hymn of the Nativity
 ヘンリー・ウォルフォード・デイヴィス:O little town of Bethlehem
 ジョン・アイアランド:A New Year Carol
ジョン・サンダース(指揮)
グロスター大聖堂聖歌隊
マーク・リー(オルガン)
録音:1992年
GCCD 4063
\1700
ヴォーン・ウィリアムズ(1872-1958):賛歌集
  For All the Saints (Tune: Sine Nomine)
  Come Down O Love Divine (Down Ampney)
  At the Name of Jesus Every Knee Shall Bow (Kings Weston)
  The King of Love My Shepherd is (St Columba)
  Welcome, Day of the Lord (Salve Festa Dies)
  Saviour Again, to Thy Dear Name We Raise (Magda)
  Teach Me, My God and King (Sandys)
  Rest of the Weary (Fortunatus)
  Fierce Raged the Tempest Over the Deep (White Gates)
  He Who Would Valiant Be (Monks Gate)
  Into the Wood the Master Went (Mantegna)
  Firmly I Believe and Truly (Shipston)
  God be With You Till We Meet Again (Randolph)
  I Vow to Thee My Country (Abinger)
  England Arise the Long Long Night is Over (Guildford)
  It is A Thing Most Wonderful (Herongate)
  The Night is Come Like to the Day (Oakley)
  Servants of the Great Adventure (Marathon)
  All Creatures of Our God and King (St Francis)
  Servants of God, or Sons (Cumnor)
  Let Us Now Praise Famous Men (Famous Men)
  Jesus Christ is Risen Today (Easter Hymns)
オウェイン・アーウェル・ヒューズ(指揮)
カーディフ・フェスティヴァル合唱団
ロバート・コート(オルガン)
録音:1995年6月、カーディフ大学

IMART

IMART 105
\2400
ショパン:8つのワルツ
 ホ長調 Op.posth./ヘ長調「華麗なワルツ」Op.34 No.3
 変イ長調「大ワルツ」Op.42/ホ短調 Op.posth./変ト長調 Op.70 No.1
 ヘ短調 Op.70 No.2/変ニ長調 Op.70 No.3/変ホ長調 Op.posth.
ムソルグスキー:組曲「展覧会の絵」

イスクラ・マンチェヴァ(ピアノ)

録音:2007年10月、ノルウェー、レインボー・スタジオ イスクラ・マンチェヴァはブルガリアに生まれ、モスクワでアナトーリー・ヴェデルニコフに、ウィーンでパウル・バドゥラ=スコダに師事したノルウェーのピアニスト。

NUMERICA 1CD¥2300

NUM 1162
ミゲル・トルガ 肖像と光景
 カルロス・アヴェゼド(1949-):詩[Poema](「Ensaios e Discursos」より)(**)
 パウロ・バス・デ・カルヴァリョ:楡の木[A um Negrilho](「Diario VII」より)(+)(**)
 ヘスス・レヒド(1943-):記憶[Lembrancas](*)
 ルデジンド・ソテロ(1952-):
  自由のカラス[O Corvo de Liberdate](「Os Bichos」より)(+)(**)
 フェルナンド・ラパ(1950-):
  解放された葉[Folhas soltas](ミゲル・トルガの日記より)(+)(**)
 エウリコ・カラパトゾ(1962-):ミゲル・トルガの2つの詩(*/+/#)
   私のためのレクイエム[Requiem por mim](「Diario XVI」より)
   海[O Mar](「Diario XII」より)

アンジェリカ・ネト(ソプラノ(*))
ジョルジェ・コレイア(フルート(+))
パウロ・バス・デ・カルヴァリョ(ギター(#))
ジョゼ・ピント(朗読(**))
カメラータ・センツァ・ミズーラ

20世紀ポルトガルを代表する詩人・作家ミゲル・トルガ(1907-1995)へのオマージュ・アルバム。
NUM 1163
カルロス・セイシャス(1704-1742):フォルテピアノ・ソナタ集
  XIX ニ短調/VII ニ短調/XXVII イ長調/XXII ホ短調/XXVIII イ短調
  V ニ短調/43 ヘ短調/44 ヘ短調/XVII ハ短調/II ハ長調/VI ニ短調

クレミルデ・ロザド・フェルナンデス(フォルテピアノ)

録音:2005年7月4-5日、ドイツ、ラウイシュホルツハウゼン、福音教会 使用楽器:1730年、バルトロメオ・クリストフォリ&ジョヴァンニ・フェッリーニ製(デンジル・ライト復元) ポルトガルの名フォルテピアニストにしてセイシャスのスペシャリスト、ロザド・フェルナンデスによる新録音。フォルテピアノの開発者であるクリストフォリの工房でフェッリーニが製作した楽器の音色も魅力的。
NUM 1165
ポルトガル王ジョアン6世と王妃カルロッタ・ジョアキナのための音楽
 ジョアン・デ・ソザ・カルヴァリョ(1745-1798):ソナタ ニ長調
 マルコス・ポルトゥガル(1762-1830):
  悲しき気苦労よ[Cuidados tristes cuidados](モディーニャ)(*)
 ダヴィド・ペレス(1711-1778):トッカータ ト長調(+)
 コッリチェッリ[Corricelli](活躍:1790年代):
  恩知らずな男に見捨てられ[D'Hum ingrato abandonada](モダ・ノヴァ)(*)(+)
 アントニオ・レアル・モレイダ(1758-1819):ソナタ変ロ長調(+)
 ジョゼ・マウリシオ(1752-1815):
  私が自然に何をした[Que fiz eu a natureza ?](モディーニャ)(*)(+)
 ジョアン・コルデイロ・ダ・シルヴァ(1735-1808):
  ジョヴァンニ・コルデイロ・ダ・シルヴァ氏のチェンバロのための
   メヌエット集(12曲)(+)
 ジョゼ・マウリシオ:
  甘美な決まりを愛でること[He amor a lei suave](モディーニャ)(*)(+)
 ジョアン・コルデイロ・ダ・シルヴァ:
  トッカータ ハ長調「ポルトガル王妃マリア・アンナ」(+)
 ジョゼ・マルリシオ・ヌネス・ガルシア(1767-1830):
  幻想曲第3番/課題曲第5番
 マルコス・ポルトゥガル:時を過ごす[Passa as horas]
  (石鹸屋のソロのためのモダ・ノヴァ[Moda nova a solo do Saboeiro])(*)
イザベル・アルコビア(ソプラノ(*))
マリオ・マルケス・トリリャ(チェンバロ)
録音:ポルトガル、アヴェイロ博物館 使用楽器:1991年、フォン・ナーゲル製(モデル:1733年、ブランシェ製) 皇太子時代にナポレオンの侵攻を受けブラジルのリオデジャネイロに遷都(1808)しポルトガル王に即位(1816)、帰国(1821)後にブラジルの独立を承認(1825)したジョアン6世(1767-1826)と、その王妃カルロッタ・ジョアキナ(スペイン王カルロス4世の長女;1775-1830)の宮廷の音楽。(+)世界初録音。
NUM 1166
アントニオ・ピニョ・ヴァルガス(1951-):
  Graffiti (Just Forms)(*)
  Six portraits of Pain(+)
  Acting Out(#)
バルドゥア・ブレニマン(指揮(*))
ポルト国立管弦楽団(*/#)
フランク・オルン(指揮(+))
リミックス・アンサンブル(+)
アンッシ・カルットゥネン(チェロ(+))
マーティン・アンドレ(指揮(#))
ミゲル・エンリケス(ピアノ(#))
エリザベス・デイヴィス(打楽器(#))
録音:2007年9月23日(*)、ポルトガル、ポルト、音楽館、ライヴ(*) 2007年4月19日(+)、ポルトガル、ポルト、音楽館(+) 2002年2月23日、Culturgest、ライヴ(#)

OPERA TRES

CD 1044
\2600
マリア・ルイサ・アニード(1907-1996):北の歌 ギター作品集
 アルゼンチンの印象[Impresiones Argentinas]
  ミサチーコ[Misachico],サンティアゲーニャ[Santiaguena],
  平原の歌[Canto a la llanura],田舎の変奏曲[Variaciones camperas],
  悲しい 第1番[Triste no.1],パンパ前奏曲[Preludio pampeano],
  カタマルケーニャ[Catamarquena],原住民のスケッチ[Boceto indigena],
  クレオール前奏曲[Preludio criollo]
 郷愁の前奏曲集[Preludios Nostalgicos]
  遥か彼方[Lejania],灰色と海[Gris y mar]
 子守歌[Cancion de cuna]/悲しき恋歌[Aire de Vidalita]
 わが故郷より[De mi tierra]/田舎の前奏曲[Preludio campero]
 ユカタンの歌[Cancion de Yucatan]/舟歌[Barcarola]
 北の歌[Aire norteno]
カルメン・ベセーラ(ギター)
録音:スペイン、ナバーラ県アリョス=ラカール、聖マリア・デ・エギアルテ教会 マリア・ルイサ・アニード(1907-1996)はミゲル・リョベート(1878-1938)に師事したアルゼンチンのギタリスト・作曲家・教育者。カルメン・ベセーラは1976年スペイン、タラゴナ生まれのギタリスト。少女時代よりアニードに師事し、70歳近い年齢差を超えて交友を深めた。

PORTUGAL SOM

PS 5006
(2CD)
\4000→¥3690
ルイス・デ・フレイタス・ブランコ(1890-1955):交響曲全集
  交響曲第1番ヘ長調(*)
  交響曲第2番変ロ短調(+)
  交響曲第3番ヘ長調(#)
  交響曲第4番ニ長調(**)
アンドラーシュ・コーロディ(指揮(*))
ジュラ・ネーメト(指揮(+/#))
ヤーノシュ・シャーンドル(指揮(**)
ブダペスト・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1987年7月21-24日(*)、1983年2月15-19日(+)、1982年4月26-30日(#)、1987年4月2-5日(**)、ブダペスト、フンガロトン・スタジオ フレイタス・ブランコは生地リスボンとベルリン、パリで学んだのち帰国し、リスボン音楽院副院長に就任してからは院長のヴィアンナ・ダ・モッタとともに音楽院の大改革を断行、ポルトガルに無調と印象主義を導入した。作曲家、音楽学者、批評家として名声を獲得した彼はポルトガル楽壇の重鎮として活躍した。

PORTUGAL SOMは告知があっても入らないこと、あるいは入荷数が少ないことがあります。入荷数が少ない場合は先着順での引き当てになります。どうかご了解ください。

REGIS 1CD¥950

RRC 1301
ショスタコーヴィチ(1906-1975):
  ピアノ・ソナタ第1番 Op.12
  ピアノ・ソナタ第2番 Op.61
  24の前奏曲とフーガ Op.34
  5つの前奏曲
コリン・ストーン(ピアノ)
録音:1985年 原盤:Olympia
RRC 1302
ブラームス(1833-1897):
  ピアノ・ソナタ第3番 Op.5
  間奏曲 Op.117 No.1/狂詩曲 Op.79 No.1/間奏曲 Op.118 No.2
  狂詩曲 Op.79 No.2/間奏曲 Op.118 No.6/狂詩曲 Op.119 No.4
ロナン・オーラ(ピアノ)
録音:1996年 原盤:O'Hora
RRC 1303
バロックの栄光
 パッヘルベル:カノンとジーグ
 ヘンデル:シバの女王の入場
 アルビノーニ/ジャゾット:弦楽とオルガンのためのアダージョ
 J・S・バッハ:ヴァイオリンとオーボエのための協奏曲 BWV1030
 トランペット・ソナタ(協奏曲)ニ長調
 ヴィヴァルディ:2つのチェロのための協奏曲 RV531
 アルビノーニ:2つのオーボエのための協奏曲ニ長調 Op.9 No.12
 テレマン:オーボエダモーレ協奏曲イ長調
 ヴィヴァルディ:2つのトランペットのための協奏曲ハ長調
ロジャー・ハックル(指揮)
エメラルド・アンサンブル
録音:2000年 原盤:Dinmore
RRC 1304
英国の偉大なる大聖堂のオルガン
 メンデルスゾーン/ティモシー・ファレル編曲:結婚行進曲(*)
 ヘンデル/ティモシー・ファレル編曲:オルガン協奏曲ヘ長調 から 第1楽章(*)
 ヨハン・シュトラウス I/ティモシー・ファレル編曲:ラデツキー行進曲(*)
 サリヴァン/クリストファー・ディーンリー編曲:失くした和音(+)
 ルメア:月光とバラ(アンダンティーノ)(+)
 ヘンデル/クリストファー・ディーンリー編曲:水上の音楽 から エア(+)
 ウォルフォード・デイヴィス/クリストファー・ディーンリー編曲:荘厳な旋律(+)
 クラーク/バリー・ローズ編曲:トランペット・ヴォランタリー(#)
 ラインベルガー:オルガン・ソナタ第8番 から 第3楽章(#)
 ボッシ:スケルツォ ト短調(**)
 コッカー:テューバ・チューン(++)
 デュボワ:トッカータ(++)
 ジゴー:スケルツォ(++)
 ミュレ:カリヨン退堂曲(++)
 シャルパンティエ:テ・デウム(##)
 ワイトロック:民謡(##)/スケルツォ(##)
 ヴィエルヌ:オルガン交響曲第1番 から フィナーレ(##)
ティモシー・ファレル(オルガン(*))
クリストファー・ディーンリー(オルガン(+))
バリー・ローズ(オルガン(#))
アラン・ウィックス(オルガン(**))
フランシス・ジャクソン(オルガン(++))
ノエル・ロースソーン(オルガン(##))
録音:1974、1976年、ウェストミンスター修道院(*)、セントポール大聖堂(+)、ギルドフォード大聖堂(#)、カンタベリー大聖堂(**)、ヨーク大聖堂(++)、 リヴァプール英国国教会大聖堂(##) 原盤:Chalfont、他
RRC 2081
(2CD)
ヘンデル(1685-1759):オラトリオ「メサイア」 リン・ドーソン(ソプラノ)
ヒラリー・サマーズ(メゾソプラノ)
ジョン・マーク・エインズリー(テノール)
アラステア・マイルズ(バス)
スティーヴン・クレバリー(指揮)
ケンブリッジ・キングズ・カレッジ聖歌隊
ブランデンブルク・コンソート
録音:1994年、オランダ、オランダ、ライヴ 原盤:Columns
RRC 9111
《Forum》
\1200
ボリス・チャイコフスキー(1925-1996):
 ピアノ五重奏曲
 歌曲集「最後の春」(メゾソプラノ、フルート、クラリネットとピアノのための)

ボリス・チャイコフスキー(ピアノ)
プロコフィエフ弦楽四重奏団(*)
ナタリア・ブルナシェワ(メゾソプラノ(+))
セルゲイ・ブブノフ(フルート(+))
アレクサンドル・イワーノフ(クラリネット(+))

録音:1978、1985年 原盤:Melodiya(*)/Boris Tchaikovsky Society(+)

SOMM 1CD¥2400

SOMMCD 074
ジョン・アイアランド(1879-1962):ピアノ作品集 Vol.1
 ソナタ(1918-1920)/飾り付け(1912-1913)/
 ロンドン小品集(1917-1920)
 バラード(1929)/ソナティナ(1926-1927)
マーク・ベビントン(ピアノ)
録音:2007年8月8-9日、バーミンガム、シンフォニー・ホール 「英国の印象派」に位置づけられる作曲家アイアランドの、抒情的で性格的なピアノ音楽。ベビントンの個性にぴったり合っています。
SOMMCD 079
フィリス・セリックに捧ぐ
 F・クープラン(1668-1733):Le Pavolet Flotant
 ドビュッシー(1862-1918):水に映る影(「映像 第1集」から)
 イベール(1890-1962):小さな白ロバ/ガヴォットとミュゼット
 プーランク(1899-1963):パストラール
 ラモー(1683-1764):優しい訴え
 ラヴェル(1875-1937):「クープランの墓」から 前奏曲
 マイケル・ティペット(1905-1998):ピアノ・ソナタ第1番
フィリス・セリック(ピアノ)
録音:未詳 昨年95歳の天寿を全うした英国の女性ピアニスト、フィリス・セリック(1911-2007)の追悼盤。ロンドンのロイヤル・カレッジとパリ音楽院で学んだセリックは英国とフランスの流儀を併せ持つピアニストとして作曲家たちの厚い信頼を受け、ヴォーン・ウィリアムズやウォルトンから作品を献呈された。ティペットのソナタは彼女の最も有名な録音。

STRADIVARIUS 1CD¥2400

STR 33791
(2CD)
\3600
エヴァリスト・フェリーチェ・ダッラーバコ(1675-1742):
  複数の楽器のための協奏曲集 Op.6(全12曲)
アルベルト・ラージ(指揮)
イル・テンピオ・アルモニコ[ヴェローナ・バロック管弦楽団]
ダッラーバコは法学者を父にヴェローナに生まれ、幼い頃トレッリにヴァイオリンとチェロを師事し、20代初めはモデナで活動。1701〜1704年頃にバイエルンの選帝侯マクシミリアン2世の宮廷楽団員となり、戦争のためネーデルラント、フランスに随行。1715年、侯の凱旋に伴い宮廷楽長となり、1717年には顧問官の地位まで出世した。ダッラーバコは「ポスト・コレッリ」の作曲家とされ、その作風は非常に洗練されているが、その経歴を反映してか、当時のフランス音楽の様式が採り入れられている点が特徴的。
STR 33795
J・S・バッハ(1685-1750):リュート曲集(ギターによる)
  組曲 BWV995
  パルティータ BWV1006a
  前奏曲 BWV998
オスカル・ギリア(ギター)
現役最高峰のギタリストの一人にして教師としても高名なオスカル・ギリア(1938年生まれ)によるバッハが登場。
STR 33799
パスカル・ガロワ #3 ファゴットのための現代作品集
 オルガ・ノイヴィルト(1968-):
  In Nacht und Eis[夜と氷の中で]
   (ファゴット、チェロとリング・モジュレーターのための)(*)
 藤倉大(1977-):The voice(ファゴットとチェロのための)(*)
 ブルーノ・マントヴァーニ(1974-):
  Un mois d'octobre[十月](ファゴットとピアノのための)(+)
 オルガ・ノイヴィルト:
  Zefiro aleggia....nell'infinito....[西風は羽ばたく…無限の空間に]
   (ファゴットと管弦楽のための)(#)
  Torsion[ねじれ](ファゴットとCDのための)
パスカル・ガロワ(ファゴット)
ロハン・デ・サラム(チェロ(*))
ディミトリ・ヴァシラキス(ピアノ(+))
ブラッド・ラブマン(指揮(#))
ドイツ交響楽団(#)
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ヴィルヘルム・フリーデマン・バッハ(1710-1784)/
 オマル・ゾボリ&セルジョ・デルマストロ編曲:
  6つの二重奏曲 F.54-59

オマル・ゾボリ
 (オーボエ、オーボエダモーレ、イングリッシュホルン、ソプラノサクソフォン)
セルジョ・デルマストロ(クラリネット・A管、クラリネット・B♭管、バセットホルン)

フルート二重奏のために書かれた作品を様々な管楽器の組み合わせのために編曲して演奏。使用楽器がピリオド・タイプのものかどうかは不明ですが、サクソフォンも用いているあたり、あまりこだわらずに聴いたほうが楽しめそう。
STR 33818
細川俊夫(1955-):
 打楽器協奏曲「旅人」(2000)(*)
 線 VI(打楽器独奏のための;1993)
 蓮の花、ローベルト・シューマンに捧ぐ(打楽器と合唱のための;2006)(+)

中村功(打楽器)
高関健(指揮(*))
ケルンWDR交響楽団(*)
ルパート・フーバー(指揮(+))
ケルンWDR放送合唱団(+)

録音:2000-2006年、ケルン、西ドイツ放送
STR 33823
マルコ・スカッキとその時代 マドリガーレ集
 マルコ・スカッキ(1602-1685):どこに、ああ、どこに[Dove, ah dove]
 タルクイニオ・メールラ(1594/1595-1665):Andianne agli horti di Dameta
 ルカ・マレンツィオ(1553頃-1599):
  みずみずしい二輪のバラ[Due rose fresche]
  私の愛の詩はどこへ行ってしまったのか[Ov'e condotto il mio amoroso stile]
  わが命が過酷な苦しみに耐えうるなら[Se la mia vita da l'aspro tormento]
  西風が帰り[Zefiro torna]
 タルクィニオ・メールラ:カプリッチョ(チェンバロ独奏)
 マルコ・スカッキ:ああ、話そうか、黙っていようか[Parlo, misero, o faccio]
 クラウディオ・モンテヴェルディ(1567-1643):
  ああ、話そうか、黙っていようか[Parlo, misero, o faccio]
 マルコ・スカッキ:
  私の光を消したのは誰か[Chi la mia luce estinse]
  あなたは私の死を望んでいる[Voi volete ch'io mora]
  なんとおまえは優しいのだ[O come sei gentile]
 クラウディオ・モンテヴェルディ:なんとおまえは優しいのだ[O come sei gentile]
 ジローラモ・フレスコバルディ(1583-1643):
  あの人は私の魂だった[Era l'anima mia]
 マルコ・スカッキ:
  あの人は私の魂だった[Era l'anima mia]
  この初々しいアンジョレッタ[Questa nova angioletta]

アンサンブル・ヴォカーレ・ヴェネト
 ラヴィニア・ベルトッティ、
クリスティーナ・ミアテッロ(ソプラノ)
 エレーナ・ビスクオーラ(アルト) 
パオロ・コスタ(男性アルト)
 パオロ・ボルゴノーヴォ、ミケーレ・ダ・ロス、
ラファエーレ・ジョルダーニ(テノール)
 アンドレア・ファヴァーリ(バス)
ロベルト・ロレッジャン(チェンバロ)

マルコ・スカッキは作曲家としてよりもむしろ、当時の新しい音楽様式(「第二作法」)を擁護した著述で知られるイタリアの音楽家。スカッキの作品が録音されることは珍しく、同時代の大作曲家たちのマドリガーレと比較しながら聴けるこのアルバムは貴重。
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ヴィヴァルディ:
 喜ばしき聖母よ、昇天したまえ[Ascende laeta]
  (「主は言われた」への序唱)RV635
 主は言われた[Dixit Dominus]RV595
 草原にて歌え[Canta in prato, ride in fonte]
  (「主は言われた」への序唱)RV636
 主は言われた[Dixit Dominus]RV807
モニク・ザネッティ、
エマヌエラ・ガッリ(ソプラノ)
スザンナ・モンカヨ・フォン・カーゼ(アルト)
イアン・ハニーマン、
マリオ・チェッケッティ(テノール)
フリオ・ザナージ(バス)
フランチェスコ・ファンナ(指揮)
アンサンブル・ピアン&フォルテ
アンサンブル・ヴォカーレ・イル・カント・デ・オルフェオ
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ビーダーマイヤー時代 フルートとピアノのための音楽
 カール・チェルニー(1791-1857):協奏的ニ重奏曲 Op.129
 フリデリク・ショパン(1810-1849):
  ロッシーニの「チェレネントーラ(シンデレラ)」の主題による変奏曲ホ長調
 ヨハン・ペーター・ピクシス(1788-1874):ポプリ(*)
 フリードリヒ・カルクブレンナー(1785-1849):大二重奏曲 Op.63(*)
ルイーザ・セッロ(フルート)
ヨハネス・イェス・クロプフィッチュ(ピアノ)
ビーダーマイヤーとは、市民革命後の王政復古により市民たちに広まった、大きな理想よりも小市民的な日常に目を向けようとした文化風潮。当アルバムには、当時市民によって彼らの家庭内で日常的に演奏され楽しまれていた作品が収められている。ピクシスはマンハイムに生まれたドイツの作曲家。(*)は世界初録音。
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(4CD)\6000→¥5490
【特別価格】
リヒテル・プレイズ・バッハ
 ソナタ ハ長調 BWV966/同ニ長調 BWV963/同 BWV964
 カプリッチョ ホ短調「ヨハン・クリストフ・バッハをたたえて」BWV993
 4つのデュエット BWV802-805
 イギリス組曲第1番 BWV806/同第3番 BWV808/同第4番 BWV809
 同第6番 BWV811
 フランス組曲第2番 BWV813/同第4番 BWV815
 トッカータ ニ短調 BWV913/幻想曲ハ短調 BWV906
スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)
録音:1991年 既発売盤のセット化。リヒテル(1915-1997)がその晩年に至高のバッハを聴かせたライヴ&スタジオ録音を、4枚組で2枚半分の価格でご提供いたします。
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ジョヴァンニ・スペッツァフェッリ(1888-1963):ピアノ作品集
 見知らぬ者への手紙 Op.57(1931)
 3つの幻想的小品 Op.75(1940)/楽興の時 Op.55(1929)
 5つの易しい小品 Op.11(1908)/無言歌 Op.2(1906)
シメオーネ・ポッツィーニ(ピアノ)




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