アリアCD 新店舗へようこそ

新店舗トップページへ

お買い物の方法  
ページ内の商品チェック・ボックスをクリックし、最後に 「かごに入れる」ボタンを押してください(enterキーを押してもかまいません)。
新店内のほかのページのお買い物がありましたら、そちらもすませ、最後に「注文フォームへ」ボタンを押して注文フォームで注文を確定してください。
(チェック内容を変更したら、必ずもう一度「かごに入れる」ボタンをクリックしてください。変更内容がかごに反映されませんので)

注文フォームへ

第45号マイナー・レーベル新録音新譜(3)



AEOLUS 1SACD¥3200

AE 10114
(SACD Hybrid Multichannel)
ルイ・クープラン・エディションVol.2〜クープラン氏のパッサカリア ——
 組曲ヘ長調/同変ロ長調/同ト短調/同ハ長調/
 同イ短調/同ニ短調/デュレス・ド・フレスコバルディ
ボブ・ファン・アスペレン(チェンバロ)
クープラン・エディション第2弾!アスペレンのチェンバロが躍動する!"J・S・バッハ"、"フローベルガー"と並びアスペレンのソロ・レコーディングの柱となる重要作としてスタートを切った"ルイ・クープラン・エディション"。"大クープラン"フランソワ・クープランではなく、敢えてフランソワの叔父ルイ・クープランの鍵盤作品を取り上げるという世界的権威ならではの視点が称賛を浴びてきたシリーズ待望の第2集も、名作「ブラロンシェ氏の墓」を含む充実のプログラム。この第2集でアスペレンが弾いているチェンバロは、1681年にパリで製作された非常に貴重なヴォドリのチェンバロのオリジナルという歴史的銘器。レコーディングは、このチェンバロが保管されているロンドンのヴィクトリア&アルバート・ミュージアムで行われており、ヴォドリ製チェンバロ1681の音色を聴くことのできる唯一の録音でもある。この「クープラン氏のパッサカリア」とは、同じ17世紀フランスで生まれた作曲者と楽器、アスペレンの学術的研究とレオンハルト直伝の演奏技法という全ての要素がリンクすることによって生まれた芸術品である。
AE 10651
(SACD Hybrid Multichannel)
オターニョ:
 交響的前奏曲/アダージョ/コラール=アンティフォニコ/
 グレゴリオ聖歌によるカンシオン/
 聖霊頌歌/悲歌/グレゴリオ組曲/交響的詩篇
エステバン・エリツォンド・イリアルテ(オルガン)
スペインの音楽家ネメシオ・オターニョ(1880−1956)は、ロヨラのイエズス修道院でオルガンと人文学を学び、1902年からにバリャドリーへ移ってからはさらに音楽的才能に磨きをかけ、19曲のオルガン作品を作曲している。20世紀バスク地方の知られざる音楽にまた1つ光が照らされる。

ANTES EDITION 1CD¥2500

BM-CD 31.9253
¥2290
エストニアのチェロ ——
 エッレル:前奏曲ト短調、詩曲変イ長調/
 A・カップ:前奏曲変ホ長調/
 トビアス:無言歌/
 リュディグ:バラード ニ短調/
 オヤ:時の三部作/
 ライド:ラルゴ/
 マギ:詩篇/
 トビアス=デュスベリ:夜の歌/
 ペルト:フラトレス/
 トゥビン:13世紀の吟遊詩人の歌、チェロ協奏曲より 第1楽章
テート・ヤルヴィ(チェロ)、
ヴァルド・ルメセン(ピアノ)
テート・ヤルヴィは、エストニアの音楽一家ヤルヴィ一族の長、ネーメ・ヤルヴィの甥にあたるエストニアのチェリスト。濃厚でありながらも洗練されたエストニアのチェロ作品をじっくりと楽しめる。北欧音楽ファン要チェック盤。
BM-CD 31.9252 フランツ・ミクサ(1902−1994):
 アイスランド狂詩曲/
 交響曲第2番イ短調/
 トリトナス・ディアボロス・ドミタス
マンフレッド・ミューザウアー(指揮)、
ドナウ・フィルハーモニー・ウィーン
1902年にウィーンで生まれ、ウィーン国立音楽大学でマルクス、マンディチェフスキ、ハーガーに師事した作曲家フランツ・ミクサの管弦楽作品集。時折マーラーの面影が顔を見せる「アイスランド狂詩曲」など佳作揃い。

ATTACCA 1CD¥2500

ATTACCA 28116&28117
(2CD)
ビール:室内楽作品集 ——
 フルートとピアノのための組曲/メティエの歌/
 フルートとピアノのためのソナタ/ブイラン!/
 ピアノ4手のための4つの小品/
 フーガ・ソプラ/ヴァイオリンとピアノのためのムーヴメント/
 ピアノのための小品/3つのシャンソン/ピアノ・ソナタ/
 ネグロ・ソングス/ドビュッシーの墓/オランダの古い歌
エレオノーレ・パメイエル(フルート)、
マルセル・ビークマン(テノール)、
マルヤ・ボン(ピアノ)、
イレネ・マエッセン(ソプラノ)、
フランス・ファン・ルート(ピアノ)、
ウルスラ・ショッホ(ヴァイオリン)、
マルセル・ウォルムス(ピアノ)
ナディア・ブーランジェに師事した20世紀オランダの作曲家ジャック・ビール(1902−1947)。45歳という若さでこの世を去ったため、その作品はあまり知られていないが、フルートやピアノなどの器楽作品を中心にロマン派音楽の影響が見られる優れた作品を遺している。
ATTACCA 28106 ノルデン:
 バンドのための断章/ほこりを舞わせる歌/
 おかしなアヒル/
 やさしき歌/ブリング・イン・ダ・フォンク/ロンド2
コンバスション・チェンバー、
オシリス・トリオ、
マタンギ弦楽四重奏団、他
ジャズ・サクソフォン・プレーヤーとして、またクラシックのクラネット奏者としてマルチな活躍を展開するオランダのアーティスト、マールテン・ファン・ノルデンの作品集。南インドの古典音楽、カルナティック音楽のリズムやテクニックと現代的な手法のミックスが特徴。

AUDIOMAX

903 1534-6
(SACD Hybrid Multichannel)
\3200
オランダのチェロ・ソナタ集Vol.1 ——
 ペイペル:チェロ・ソナタ第1番/
 ポンセ:チェロ・ソナタ/
 ペイペル:チェロ・ソナタ第2番/
 エッシャー:ソナタ・コンチェルタンテ
ドリス・ホッホシャイト(チェロ)、
フランス・ファン・ルート(ピアノ)
20世紀オランダの3人の作曲家、ヴィレム・ペイペル(1894−1947)、ルクトール・ポンセ(1914−1998)、ルドルフ・エッシャー(1912−1980)のチェロ・ソナタにスポットライトをあてたチェロ・ソナタ集。ペイペルは1919年頃から無調音楽を用いるようになっており、作風が変わる直前に作曲された「第1番」と、完全に調性を捨てずに無調音楽との融合を目指した「第2番」の両作品を聴ける。20世紀オランダのチェロ作品のみを紹介する興味深いシリーズである。

AUDIOMAX 1CD¥2500

703 1456-2 ブエノス・アイレス ——
 ピアソラ:オブリビオン/
 プジョル:ブエノス・アイレス組曲/
 ウルリッヒ:アルゼンチンの夜/
 アルベニス:組曲《スペイン》Op.165より/
 ピアソラ:
  リベルタンゴ、タンゴ・エチュード第4番、
  ブエノスアイレスの夏、タンゴ・エチュード第3番、
  天使の死、タンティ・アンニ・プリマ
デュオ・メランジュ
〔〔アルムート・ウンガー(フルート&ピッコロ&打楽器)、
トーマス・ラウケル(打楽器)〕
フルートとマリンバという珍しい編成で1998年から活動を始めたドイツのアンサンブル、デュオ・メランジェ。J・シュトラウスのポルカなどをアレンジした「ウィーン」(703 1515-2)に続く「ブエノス・アイレス」でも、フルートと打楽器が大活躍!アレンジも演奏や編成と同じくとってもユニーク。
703 1342-2 アメリカ! ——
 バーンスタイン:ディヴェルティメント/
 ピアソラ:カフェ1930、ナイトクラブ1960/
 ガーシュウィン:ザ・マン・アイ・ラブ、アイ・ガット・リズム/
 ホルコンブ:スーパー・フルート・ジャズ組曲第1番/
 バーリン:アレキサンダーのラグタイム・バンド/
 エリントン:キャラバン/
 デスモンド:テイク・ファイヴ/
 ゴンザーガ:アサ・ブランカ/ジョビン:イパネマの娘/
 アブレウ:ティコ・ティコ/
 ヴェネズエラ民謡(ワイ編):ラテン・ブーケ/
 ピシンギーニャ:カリンホソ/
 マンデル:いそしぎ/ワイ:Op.1a
クインテセンツ
クインテセンツは、ゲヴァントハウス管、MDR響、シュターツカペレ・ハレのフルート奏者たちにより1996年に結成されたライプツィヒのフルート・アンサンブル。フルート・アンサンブルのためのアレンジされたスウィング、ラグタイム、ラテンなど様々なスタイルの作品が上品に、また時には熱く展開される。一糸乱れぬアンサンブル能力は、さすがドイツの一流オケで活躍する奏者たち。
703 1326-2 女流作曲家によるフルートのための作品集 ——
 アリュー:ソナチネ/
 アウビン:水彩画/
 C・シューマン:3つのロマンスOp.22/
 タイユフェール:フォルラーヌ/
 ツィーリッツ:見本市からの絵/
 レオナルダ:ソナタ第12番/
 F・メンデルスゾーン:4月/
 L・ブーランジェ:夜想曲、春の朝に/
 ベックマン:Yvy
スザンネ・シュレーゲ(フルート)、
イナ・オッテ
ファニー・メンデルスゾーンやクララ・シューマンなど収録作品の作曲者全員が女流作曲家というフルート・アルバム。タイユフェールやリリ・ブーランジェなどのフルート奏者にとってお馴染みのレパートリーから、20世紀の女流作曲家ベックマンの作品など収録曲はバラエティ豊か。アーヘンを拠点にソロ、室内楽で活躍する女流フルーティスト奏者スザンネ・シュレーゲの演奏も華麗。
703 1330-2 マリンバ2 ——
 ギルバート:マクファーランド・ラグ/
 グロスマン:妖精/
 ラリック:スコッツ・チューン/
 ゴメス:マリンバ・フラメンカ/
 ジャーヴィス:ジャングル・ウォーク/
 ブリット:ダンス/
 スタッドラー:たのしい川べ/
 サミュ:パタータ・ラグ/
 ライモン:Of Thoughts and Thinking/
 ムッサー:練習曲Op.6-9/
 シュミット:コンパニオン、イージー・ボッサ、忘れられた手紙/
 スマドベック:ヴァージニア・テイト/
 ブリット:オフェリング/
 サミュ:ホンブレ・ドゥット/
 セジュルネ:ヘネラリフェ/
 スタウト:アストラル・ダンス/
 ベイカー:レインミュージック
コルネリア・モンスケ(マリンバ)
マリンバ・ファーストの続編となるマリンバ2(セカンド)は、文字通りドイツの女流マリンバ奏者コルネリア・モンスケとEU青少年音楽コンクール(EMCY)のタイアップ企画第2弾。初級者&中級者向けの小品は、エチュードやコンサート・ピースとしても活用できそうな作品ばかり。ちなみにモンスケは日本を代表するマリンバ奏者安倍圭子に師事した経歴を持っている。
706 1530-2
\2500
リューベック聖ヤコブ教会のオルガン ——
 シュテルワーゲン・オルガン〜
  ブクステフーデ:トッカータ ニ短調BuxWV.155、
  トゥンダー:主よわれ汝に望みを抱けり、
  ブクステフーデ:パッサカリア ニ短調BuxWV.161、
  ダンクザクミューラー:エスタンピー、
  ブクステフーデ:トッカータ ヘ長調/
 ポジティブ・オルガン〜
  スヴェーリンク:Esce mars、
  フローベルガー:ファンタジア・ソプラ/
 グランド・オルガン〜
  J・S・バッハ:
   トリオ・ソナタ第1番変ホ長調BWV.525、
   前奏曲とフーガ ト短調BWV.542
アルヴィド・ガスト(オルガン)
ハンザ同盟の代表として隆盛を誇ったリューベック。この都市にある聖ヤコブ教会に設置されているシュテルワーゲン・オルガン(1637年製)、ポジティブ・オルガン(2003年製)、グランド・オルガン(1504年製)を、メンデルスゾーン音大やリューベック音大で教鞭を執る名教授アルヴィド・ガストが演奏。グランド・オルガンやシュテルワーゲン・オルガンと同時代を生きた作曲家たちの音楽が当時の音色で再現される。

AVIE 1CD¥2400

AV 2162
¥2190
ソワレ・アンテルナショナル ——
 ヴィラ=ロボス:
  ブラジル風バッハ第5番より アリア(プリムローズ編)、
  ブラジル風バッハ第2番/
 カマルゴ・グァルニエリ:チェロ・ソナタ第1番/
 N・ブーランジェ:3つの小品/
 マルティヌー:チェロ・ソナタ第3番/
 ヴィラ=ロボス:黒鳥の歌
アントニオ・メネセス(チェロ/アレッサンドロ・ガリアーノ1730)、
セリーナ・ツィルヴィンスク(ピアノ/スタインウェイ・モデルD)
アヴィー(Aive)から自身2度目となるJ・S・バッハの「無伴奏チェロ組曲」全曲(AV 0052)、シューマン&シューベルト(AV 2112)、メンデルスゾーン(AV 2140)、そして満を持してのベートーヴェン(AV 2103)を続々と発表してきたアントニオ・メネセス。最新作となる5枚目のリリースは、母国ブラジルの国民的作曲家ヴィラ=ロボスのチェロ作品をメインとした"ソワレ・アンテルナショナル"!この"ソワレ・アンテルナショナル"でメネセスが取り上げた作曲家は、ブラジルのヴィラ=ロボスとカマルゴ・グァルニエリ、フランスのナディア・ブーランジェ、チェコのマルティヌーの4人。20世紀フランスの名教師ブーランジェと弟子のカマルゴ・グァルニエリ以外は、一見繋がりがなさそうに見える4人の音楽家たち。ここではヴィラ=ロボスがパリ留学へと出発した1923年から、マルティヌーがパリを離れる1940年までの約20年という時間の中で、フランスの"パリ"を舞台として交錯した4つの大いなる才能を1つに結び付けている。昨年5月の来日公演でも演奏され大喝采を浴びたヴィラ=ロボスの「ブラジル風バッハ第2番」や同郷の作曲家カマルゴ・グァルニエリの「チェロ・ソナタ」など、メロディアスでエキサイティングなチェロ作品を通じてメネセスの熱き魂の音楽が鳴り響く。メネセスだからこそ創ることの出来た素晴らしきチェロ・アルバムの誕生です。2008年3月24日−26日、ポットン・ホール(サフォーク)での録音。
AV 2155 エッセンシャル〜
 無伴奏ヴァイオリンのための作品集 ——
  バルトーク:無伴奏ヴァイオリン・ソナタSz.117/
  J・S・バッハ:パルティータ第2番ニ短調BWV.1004/
  イザイ:
   無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第3番ニ短調Op.27-3《バラード》/
  スカルコッタス:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ/
  クライスラー:レチタティーヴォとスケルツォ・カプリースOp.6
ヘルヴィヒ・ツァック(ヴァイオリン)
カトワールのヴァイオリン作品全集(AV 2143)が話題を呼んだドイツのヴァイオリニスト、ヘルヴィヒ・ツァックの無伴奏ヴァイオリン作品集。時には炎のように激しく時には繊細な音色を聴かせる抜群の表現力、数々の難曲と堂々と対峙できる研ぎ澄まされた技巧はベテランならでは。1982年から1995年までシュトゥットガルト室内管の第1コンサートマスターとして活躍し、その後ソリストへと転身したドイツの名手が培ってきた熟練の技が"無伴奏"の愉しみを伝えてくれる。
AV 2165 ロマン派ヴィルトゥオーゾ・オルガン作品集Vol.3 ——
 ヴィーダーマン:インペトゥオーソ/
 ランドマン:ヘンデルの主題による変奏曲Op.29/
 ベアストー:夕暮れの歌/
 パリー:幻想曲とフーガ ト長調Op.188/
 リスト(ギユー編):交響詩《オルフェウス》/
 ガールドニ:グラン・クール/
 サン=サーンス:幻想曲第2番変ニ長調Op.101/
 コシュロー:交響的スケルツォ
ジェイン・パーカー=スミス(オルガン)
1975年、イタリアの名オルガン奏者フェルナンド・ジェルマーニの代役として出演したロイヤル・フェスティヴァル・ホールでのコンサートで大成功を収め、劇的なデビューを飾ったイギリスの女流オルガン奏者ジェイン・パーカー=スミス。ラトル、ボド、C・デイヴィスらとの共演を重ねるなど、コンサート・オルガニストとして豊富な経験を持つパーカー・スミスのロマン派作品集の第3弾でも前2作以上に多彩な選曲が光る。ドイツ、レーデの聖グードラ教会のオルガンを使用。

BNL 1CD¥2500

BNL 112960 パガニーニ:
 ヴァイオリン協奏曲第1番ニ長調Op.6/同第2番ロ短調Op.7
ジャン=ジャック・カントロフ(ヴァイオリン)、
ベルナール・トマ(指揮)、
ベルナール・トマ管弦楽団
パリ管のコンサートマスターやオーヴェルニュ室内管の音楽監督を歴任したフランスの名ヴァイオリニスト、ジャン=ジャック・カントロフが30代後半に収録したパガニーニの協奏曲集。壮年期のカントロフによるパガニーニ国際コンクールの覇者の称号に相応しい凄演と鬼気迫る臨場感はライヴ録音ならでは。1982年12月のライヴ録音。
BNL 112959 コレット:オルガンと管弦楽のための6つの協奏曲 フランソワ・アンリ・ウバール(オルガン)、
ベルナール・トマ(指揮)、
ベルナール・トマ管弦楽団
オルガン奏者、作曲家として活躍したフランス・バロックの作曲家ミシェル・コレット(1707−1795)のオルガンと管弦楽のための協奏曲集。オルガンをソロとして完全に独立させておらずオーケストラと対等に扱っているのが特徴的。1980年の録音。

CALA

CACD 0117
\2400
ギヴ・イット・ワン〜ロンドン・ホルン・サウンド ——
 リチャード・ビッシル:ロス・ヤラネロス/
 ジェレミー・ルボック(ビッシル編):ノット・ライク・ディス/
 ファーガソン&ダウニー(ビッシル編):ギヴ・イット・ワン/
 リチャード・ビッシル:ファット・ベリー・ブルース/
 マーティン&ブレイン(ビッシル編):ザ・トロリー・ソング/
 エリントン&ストレイホーン(ラティガン編):デイ・ドリーム/
 ジム・ラティガン:カセオーソ/
 ティモシー・ジャクソン:スリー・ポイント・ターン、ラナの子守歌/
 マーヴィン・ハムリッシュ(シムコック編):追憶/
 ホリデイ&ハーツォグ(シムコック編):神よ恵みを/
 グウィリム・シムコック:ブルース・フォー・ヒューイー
ジェフリー・サイモン(指揮)、
ロンドン・ホルン・サウンド・ビッグ・バンド、
グウィリム・シムコック(ピアノ&ホルン)、
サム・バージェス(ダブル・ベース)、
マーティン・フランス(ドラムス)、
クリス・バロン(マリンバ)、
ジョン・パリセリ(ギター)
前代未聞の編成、圧巻のサウンド、優れたアレンジが話題を呼び、世界的なベストセラーとして大人気を博しているヒット・シリーズ"ロンドン・サウンド(London Sound)"。"ロンドン・チェロ・サウンド"からスタートした"ロンドン・サウンド"シリーズの通算第11作目にして、ホルン&管楽器関係者待望の"ロンドン・ホルン・サウンド"第2弾は、なんとホルンのビッグ・バンド!!!カナダのジャズ・トランペッター、メイナード・ファーガソンのヒット・ナンバー「ギヴ・イット・ワン」では、咆哮するホルンのハイノートと熱く刻まれるリズム・セクションに卒倒すること間違いなし!またエリントン&ストレイホーンの「デイ・ドリーム」では、ソロ・ホルンのデイヴ・リーとジム・ラティガンが奏でるセンチなメロディー、イギリス注目の若手ジャズ・ピアニスト、シムコックのピアノがしっとりと響く。イギリスの猛者たちが、フレンチ・ホルンはもちろんのこと、ワーグナー・チューバまでを駆使して結成したホルン・セクションのみのビッグ・バンド。これは話題沸騰必至です!!

CAPRICE 1CD¥2500

CAP 21813
¥2290
エリク・エリクソン室内合唱団〜トレジャース ——
 ブリテン:神聖と世俗Op.91
  (録音:1979年5月15日)/
 エドルンド:2つの詩(録音:1971年4月17日)/
 マーラー:私はこの世から姿を消した
  (録音:2008年2月23日)/
 イェンネフェルト&サンドストレム:
  ただひととき(録音:1991年3月19日)/
 ダニエル=ルシュール:雅歌(録音:1987年6月3日)/
 シェーンベルク:地上の平和Op.13(録音:1988年10月23日)
エリク・エリクソン(指揮)、
エリク・エリクソン室内合唱団
"合唱の神様"エリク・エリクソンの歴史。1918年に北欧のスウェーデンに降り立った"合唱の神様"エリク・エリクソン。スウェーデン放送合唱団、エリク・エリクソン室内合唱団、オルフェイ・ドレンガルなどの名門合唱団を育て上げ、新たな合唱レパートリーの開拓、後進の育成など、エリク・エリクソンが合唱界にもたらした功績は計り知れない。2008年10月で90歳を迎えたエリク・エリクソン。自身の名前を冠するまさに手兵、エリク・エリクソン室内合唱団とのライヴ録音集には、ブリテンやマーラーからエドルンド、ダニエル=ルシュールなどエリク・エリクソンが開拓してきた豊富なレパートリーを収録。中でもマーラーは、2008年2月23日(89歳!)にストックホルムで行われた録音なのである!"合唱の神様"エリク・エリクソンとエリク・エリクソン室内合唱団がともに歩んだ合唱史に残る記録と言えるだろう。
CAP 21814
¥2290
スウェーデン放送合唱団〜トレジャース ——
 レーガー:我が息は弱まりOp.110-1
 (録音:1973年4月26日)/
 エック:3つのフランス合唱曲
 (録音:1969年10月29日)/
 コダーイ:イエスと商人(録音:1975年3月21日)/
 セーデルマン:魂の歌(録音:1969年1月2日)/
 ブルックナー:アヴェ・マリア、キリストはおのれを低くして
 (録音:1975年3月21日)/
 レーガー:主の祈り(録音:1973年11月27日)
エリク・エリクソン(指揮)、
スウェーデン放送合唱団
エリク・エリクソンとスウェーデン放送合唱団。1952年から1983年までの約30年間にわたって首席指揮者を務め、スウェーデン放送合唱団を北欧の名門から世界屈指の合唱団へとステップアップさせたエリク・エリクソン。スウェーデン放送合唱団単独での演奏はもちろんのこと、ベルリン・フィルとの共演に代表される別次元の美しき歌声は、エリク・エリクソンの存在があったからこそ。エリク・エリクソンの"合唱の神様"と呼ばれる卓越した手腕を、首席指揮者在任中のスウェーデン放送合唱団のハーモニーで聴ける歓び。北欧の合唱芸術の極み、ここにあり。

CAVALLI 1CD¥2500

CCD 287 クラリモニア〜オン・スウィト ——
 ヘンデル:序曲ニ長調HWV.424/
 プランツァー:トリオ第2番ハ長調/
 クロイツァー:トリオ/
 ブルーメンタール:アッベ・フォーグラーのオペラによるトリオ/
 シュタルク:トリオ ト短調Op.49
クラリモニア
デンナーのD管クラリネット(1720年頃)、ハンミッヒJr.のバセットホルン(1800年頃)、グレンザーのB管クラリネット(1810年頃)、ビューナー&ケラーのC管クラリネット(1800年頃)、オッテンシュタイナーのB管クラリネット、シュヴェンク&セゲルケのバセットホルン(1996年)、ヤークトホルン(狩猟用のホルン/1700年頃)という7本の歴史的楽器を用いたクラリネットの歴史絵巻。音色と楽器の発展に改めて驚かされる。
CCD 454 セレモニアル ——
 ジョリヴェ:セレモニアル〜ヴァレーズへのオマージュ/
 ライヒ:6つのマリンバ/
 タン・ドゥン:悲歌〜6月の雪/
 コブレンツ:サルペトリエール
H/F/Mパーカッション・ アンサンブル、
アレクサンドル・フルスホス(チェロ)
ヴッパータールを拠点に活動中のドイツのパーカッション・アンサンブルによるジョリヴェ、ライヒ、タン・ドゥン、コブレンツの作品集。ヴァレーズのオマージュとして書かれたジョリヴェの鮮烈な音楽、6つのマリンバが繰り広げるライヒのミニマル・ミュージックなど、打楽器の可能性の限界を追求したユニークなアルバム。

CENTAUR 1CD¥2300

CRC 2888 ヴァーチャル・ラフマニノフ ——
 コープ:
  ラフマニノフによる協奏曲/ラフマニノフによる組曲*
ジョン・マーク・ハリス(ピアノ)、
ジョン・マーシャル(指揮)、
オーケストラ・ノヴァ、
マリア・エゼロワ(ピアノ)*、
アナトール・ライキン(ピアノ)*
"ラフマノノフ"なのに"ラフマニノフ"ではない"ラフマニノフ"!?アメリカの名門カリフォルニア大学サンタクルーズの教授にして音楽学者、作曲家でもあるデイヴィッド・コープが、1980年から2003年までの23年間という時間を費やして完成させた自動楽曲生成システム"Experiments in Musical Intelligence(EMI)"。数ある自動楽曲生成システムの中でも高い評価を受けている"EMI"のデータベースに入力、蓄積されたラフマニノフの旋律を再構築することによって生まれた音楽が、このディスクに収録された「ラフマニノフによる協奏曲」と「ラフマニノフによる組曲」の2作品。作品全体からラフマニノフの旋律が溢れ出ているのにラフマニノフの作曲ではないラフマニノフ。それは"ラフマニノフの旋律"と"現代の科学"の融合が導き出した1つの結論なのである。
CRC 2968 ドビュッシーへのオマージュ ——
 牧神の午後への前奏曲(ハイミ編)/帆/
 アナカプリの丘/さえぎられたセレナード/
 亜麻色の髪の乙女/沈める寺/ヴィーニョの門/
 ヒースの茂る荒れ地/月の光がふりそそぐテラス/
 水の精/カノプスつぼ/花火/グラナダの夕暮れ/
 金色の魚/水に映る影/喜びの島/美しい夕暮れ(ベルコヴィツ編)
エリック・ハイミ(ピアノ)
10歳でボルティモア響にソリストとして招かれ、15歳と19歳の時にはワシントン・ナショナル響とも共演を重ねてきたエリック・ハイミ。現代アメリカでも有数のラヴェル弾きとして国際的な名声を得たハイミの"オマージュ・シリーズ"からドビュッシーが登場。色彩感豊かで繊細な音楽をここでもハイミがじっくりと描ききっている。ちなみに使用ピアノはシュタイングレーバー&サンズのモデルE272。あのカツァリスも数種の録音で使用したドイツのピアノである。
CRC 2895 グリーグ:ピアノ作品集第8巻 ——
 3つのピアノ曲EG.105/
 ノルウェー民謡集Op.66/ノルウェー民俗舞曲Op.72
アントニオ・ポンパ=バルディ(ピアノ)
1998年の「クリーヴランド国際ピアノ・コンクール」最高位受賞、1998年の"ロン・ティボー国際コンクール」第3位入賞、2001年の「ヴァン・クライバーン国際ピアノ・コンクール」では銀メダル獲得など輝かしい実績を持つイタリアのピアニスト、アントニオ・ポンパ=バルディのグリーグも第8集。北欧の音楽からどことなく地中海のエッセンスが漂う。
CRC 2909 ブラームス:
 ヴィオラとピアノのための歌曲とソナタ ——
  まどろみはいよいよ浅くOp.105-2/セレナードOp.106-1/
  ヴィオラ・ソナタ第1番ヘ短調Op.120-1/
  同第2番変ホ長調Op.120-2/ヴィオラ・ソナタOp.78《雨の歌》
レニー・シュランツェ(ヴィオラ)、
ジョン・デイヴィッド・ピーターソン(ピアノ)
イーストマン音楽院、ニューイングランド音楽院で研鑽を積んだアメリカのヴィオラ奏者レニー・シュランツェのブラームス・アルバム。ヴィオラならではの味わい深い響きで聴く「雨の歌」や「歌曲」の渋さがこれまた良い。
CRC 2942 オーボエとコントラバスのための作品集 ——
 ゴップルルド:飾り模様/
 コンスタンティニデス:ディアローグ/
 モンズ:2つ踊り/
 サンドスⅢ:ミニッツ・インプロヴィゼイション/
 クリアーフィールド:3つの歌/
 ゴップルルド:ラムボイド/
 ナイジェル:バッドタイム・ストーリー/
 ゴップルルド:イット・テイクス・ツー/
 マン:カンツォーネ・ヴェッキオーネ
カリー・ヴェッキオーネ(オーボエ&イングリッシュ・ホルン)、
ロルフ・エルダール(コントラバス)
"オーボエ"と"コントラバス"のデュオ。なかなか普段はお目にかかれない編成ために書かれた作品を集めこのレーベルらしい一風変わった室内楽作品集。オーボエの瑞々しい音色とコントラバスの安定感のある低音が意外とマッチ。管弦楽器のアンサンブルに新たなジャンルを打ち立てるかも!?
CRC 2957 ディーセンドラック:
 《バベルの塔》より 音楽理論、合意**/
 オン・ザット・デイ#/
 弦楽四重奏曲第2番《バベルの夢》+/ハウ/フィール*
ドナルド・ベルマン(ピアノ)、
スコット・クルックスダール(チェロ)**、
チャド・メリガン(ピアノ)**、
ライオンズ・ゲート・トリオ#、
プロ・アルテ四重奏団+、
ジル・ローズ(指揮)*、
ボストン・モダン・オーケストラ・プロジェクト*
ローマ賞、クーセヴィツキー財団賞、アイヴズ賞を授与されてきた作曲家タマール・ディーセンドラックの作品集。ピアノ・ソロからオーケストラ作品まで、ディーセンドラックのアイディアが駆使されたモダンな5作品が収録。
CRC 2903 CDCMコンピューター・ミュージック・シリーズVol.36〜
 サウンド・コラボレーションズ —— No.7/
 メインの捨てられた湖/男と月/煙/雑音の縁/山の風
アラン・オッテ(ジリ)、
アラン・バーン(アコーディオン)、
リック・バンメーター(サクソフォン)、
電子音楽による演奏、他
コンピュター・ミュージック・シリーズの第36集では、アコースティック楽器と電子音楽の融合がテーマ。
CRC 2950 J・S・バッハ:
 無伴奏チェロ組曲第1番ト長調BWV.1007/
 同第2番ニ短調BWV.1008/同第3番ハ長調BWV.1009
マイルス・ジョーダン(バロック・チェロ)
ダポンテ弦楽四重奏団のチェリスト、マイルス・ジョーダンが従来の解釈ではなく、18世紀のソースに基づいて再建された新たな解釈を用いたバッハの無伴奏チェロ組曲集。ジョーダンは5弦のピッコロ・チェロで無伴奏チェロ組曲第1番の第3曲クーラントを全てピツィカートで弾くなど、一般的に聴かれる演奏とは一風違った"バッハの無伴奏チェロ組曲"の姿が収められている。
CRC 2958 2台ピアノによるベートーヴェンの交響曲全集Vol.1 ——
 ベートーヴェン(リスト編):交響曲第9番ニ短調Op.125《合唱付き》
ポール・キム(ピアノ)、
マシュー・キム(ピアノ)
ジュリアード音楽院、マンハッタン音楽院を優秀な成績で卒業し、メシアンのピアノ作品全集の録音を発表した韓国系アメリカ人ピアニスト、ポール・キム。息子マシュー・キムとのデュオによる2台ピアノでの"ベートーヴェンの交響曲全集"の第1弾は"第九"。2台ピアノという編成ならではのスマートな演奏が持ち味。
CRC 2945 パガニーニ:ギターのための作品集 ——
 5つのソナチネMS.85/グランド・ソナタ イ長調MS.3/
 ソナタ第1番/同第2番/同第8番/同第10番
スコット・モリス(ギター)
アメリカのギター奏者スコット・モリスは1998年にカーネギー・ホール・デビューを果たし、中国では北京中央音楽学院のアーティスト・イン・レジデンスを務めるなど、欧米、アジアの各国で活躍中。ボストン・ギター・フェスティヴァル、中国の無錫芸術祭などの音楽祭へのゲスト出演、著作の発表など活動範囲は幅広い。清々しい風を吹き込んでくれるパガニーニのギター作品の音色が心地よい。
CRC 2946 ラフマニノフ:練習曲《音の絵》Op.33より
 第2曲ハ長調、第3曲ハ短調、第1曲ヘ短調/
プロコフィエフ:思い出Op.4-1、悪魔的暗示Op.4-4、サルカズムOp.17/
スクリャービン:前奏曲Op.11/
ラフマニノフ:ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調Op.36
メイロン・ツォン(ピアノ)
スタインウェイ・アーティストに名を連ねる女流ピアニスト、メイロン・ツォンのロシアン・アルバム。2008年のカーネギー・ホール・リサイタルやクロノス・クヮルテット、ブレンターノ弦楽四重奏団との共演、またロシア、アメリカ、カナダのオーケストラにソリストとして招かれるなど世界規模での活躍を展開中。流麗なタッチが生み出す艶やかな音色がロシアの抒情を描く。
CRC 2952 ファリャ:ピアノ作品集 ——
 バレエ音楽《恋は魔術師》より(作曲者によるピアノ編曲版)/讃歌/
 アンダルシアの幻想曲/歌/アンダルシアのセレナータ/
 4つのスペイン風小品/《三角帽子》からの3つの踊り/
 ポール・デュカスの墓碑銘/
プーランク:ノヴェレット第3番ホ短調(ファリャの主題による)
ジェイソン・カットモア(ピアノ)
ジェイソン・カットモアは、マイラ・ヘス・メモリアル・コンサートでシカゴでのデビューを飾ったアメリカのコンサート・ピアニスト。北米、ヨーロッパ、そしてインドを活動拠点としており、ボンベイやニューデリーでのリサイタルは特に熱狂的な支持を得ている。ファリャの音楽が持つ情熱的な一面と陰の部分を上手く捉えた力演である。
CRC 2955 ドナルド・マーティノの音楽 ——
 ドナルド・マーティノ(1931−2005):
  無伴奏ヴァイオリン・ソナタ/ヴァイオリン・ソナタ第2番/
  無伴奏ヴァイオリンのためのロマンス/幻想的変奏曲
ミランダ・クックソン(ヴァイオリン)、
ブレア・マクミラン(ピアノ)
ダラピッコラの弟子であり、ピュリツァー賞の受賞経験を持つアメリカの作曲家ドナルド・マーティノのヴァイオリン作品集。代表作「ピアニッシモ」が知られるマーティノの晩年の作品(幻想的変奏曲のみ1962年作曲)でも、得意としていた十二音技法などの現代的手法が用いられている。

CHAMBER SOUND

CSCD 08038
\2500
リリエホルムの音楽 ——
 トーマス・リリエホルム(1944−):
  バス・クラリネットとピアノのための《レンズ》/
  管弦楽のための《ベースとペンデュラム》/
  8つの楽器のための《オリゴ》/
  弦楽四重奏のための《ビフラクション》/
  サクソフォン四重奏のための
   《相互作用、テュレガータン53番地》
ボー・ペッエテション(バス・クラリネット)、
マッツ・ペアション(ピアノ)、
ニクラス・ヴィレーン(指揮)、
ムジカ・ヴィタエ、
スウェーデン王立海軍軍楽隊、
ストックホルム・サクソフォーン四重奏団、他
スウェーデン南部、スモーランドの小都市ヴェクシェーの地域音楽基金"Musik i Syd"の下で活動する"CoMA" の芸術監督でもあるスウェーデンの作曲家トーマス・リリエホルムの作品集。タイトルもユニークな「相互作用、テュレガータン53番地」ではサクソフォン四重奏のダイナミックな表現が面白い。

CHANDOS 1CD¥2400

CHSA 5068
(SACD Hybrid Multichannel)
\3200→¥2990
グーセンス:管弦楽作品集 ——
 ピアノと管弦楽のための《幻想協奏曲》/交響曲第1番
ハワード・シェリー(ピアノ)、
リチャード・ヒコックス(指揮)、
メルボルン交響楽団
英国音楽の達人ヒコックスへのトリビュート。グーセンスの管弦楽作品が新録音で蘇る!昨年11月23日に60歳という若さでこの世を去ったイギリス音楽の達人リチャード・ヒコックス。先だってリリースされた"ホルストの管弦楽作品集Vol.1(CHSA 5069)"に続き、ヒコックスと、彼がシャンドスに遺した素晴らしき演奏の数々に対するトリビュートとしてリリースされるのは、 イギリスとオーストラリアを活躍の舞台とした20世紀の音楽家ユージン・グーセンスの管弦楽作品集。アメリカのロチェスター管とオーストラリアのシドニー響などで首席指揮者を務めるなど、コンダクターとしても豊富なキャリアを築いたグーセンス。1950年代〜60年代以降は時代の流れに取り残されるかのように次第に忘れ去られてしまったグーセンスの音楽だが、カラフルで表現力に満ちた優れた作品はホルストやブリスを連想させ、バックス、ブリッジやウォルトンと並ぶ近代イギリスを代表する音楽として再評価を受けている。20世紀スペインの大ピアニスト、ホセ・イトゥルビのために作曲され1944年に初演が行われた「幻想協奏曲」弾くのは、ピアニスト、指揮者として縦横無尽に活躍するハワード・シェリー。今は亡きマエストロとの阿吽の呼吸によってグーセンスのピアノ協奏曲が蘇る。またメロディアスで創造性に富んだ「交響曲第1番」はヒコックス&メルボルン響のコンビにとっての集大成。ヒコックス最後の録音となるグーセンスの管弦楽作品集にご注目下さい。
CHSA 5070
(2SACDs Hybrid Multichannel)
\6400
バーンスタイン:ミサ曲 クリスチャン・ヤルヴィ(指揮)、
ウィーン・トーンキュスラー管弦楽団、
ランダール・スカルラータ(バリトン)、
アブソリュート・アンサンブル、
コーラス・シネ・ノミネ、
カンパニー・オヴ・ミュージック、
テルツ少年合唱団
超弩級!クリスチャン・ヤルヴィ!バーンスタインの超大作"ミサ曲"!父は一族の長にして歴戦の猛者ネーメ・ヤルヴィ、兄は次代の巨匠候補最右翼パーヴォ・ヤルヴィであり、エストニアの名門音楽一族ヤルヴィ家の中でひときわ異彩を放ち続ける若きマエストロ、クリスチャン・ヤルヴィ。シャンドスからのリリース第2弾は、クリスチャン・ヤルヴィの才能が輝くバーンスタインの「ミサ曲」!ベトナム戦争中という混迷の時代にワシントン・ケネディ・センターの?こけら落としのため、また自身が熱心に支持していたJ・F・ケネディ追悼のために委嘱されバーンスタインが作曲した超大作であると同時に、初演時には激しい論争の的ともなった「ミサ曲」。一般的な「ミサ曲」形式という範疇に収まらず、ロックやゴスペルなど様々な音楽の要素を併せ持ったバーンスタインの「ミサ曲」では、自身が音楽監督として率いてきたアブソリュート・アンサンブルでジャンルに縛られない活動を繰り広げてきたクリスチャン・ヤルヴィの才能爆発!近現代作品、特に大編成作品のタクト捌き、統率力は父ネーメ、兄パーヴォ以上という評価を受けてきたクリスチャン・ヤルヴィ。トーンキュスラー管、アブソリュート・アンサンブル、コーラス・シネ・ノミネ、テルツ少年合唱団などを総動員して展開されるバーンスタインの「ミサ曲」。期待大!
CHAN 10487 デイヴィッド・マシューズ(1943−):管弦楽作品集 ——
 夜明けの音楽/青の協奏曲/ビジョンと旅
ガイ・ジョンストン(チェロ)、
ラモン・ガンバ(指揮)、
BBCフィル
偉大なる先人リチャード・ヒコックスの跡を継ぐイギリス音楽の新たな達人ラモン・ガンバの最新録音は、1943年ロンドン生まれの中堅作曲家、デイヴィッド・マシューズの管弦楽作品集という野心作。ロンドンの王立音楽院で作曲科の主任講師だった名教師アンソニー・ミルナーから作曲を学び、イギリスのオードブラではベンジャミン・ブリテンのアシスタントとして経験を積むなど、着実にキャリアをアップさせてきたマシューズへの評価はこの数年で急上昇。ブルックナーの「交響曲第9番」第1楽章と、ブリストル海峡に浮かぶランディ島での休日、青い風景からヒントを得て作曲された「青の協奏曲」など、イギリスの伝統的な作曲技法を受け継いだマシューズの音楽が、ガンバ&BBCフィルのコンビによって世界に向けて発信される——。
CHAN 10513 ハートキ:ピアノと室内楽のための作品集 ——
 《ポスト=モダン・オマージュ》からのセレクション/
 ラベンダー色の目の馬/太陽の王/ピアノ・ソナタ
ロサンゼルス・ピアノ四重奏団、
エレン・ジェウェット(ヴァイオリン)、
リチャード・ファリア(クラリネット)、
ハク・ビィエルケン(ピアノ)
現代アメリカのリーディング・コンポーザーとして不動の地位を確立し、斬新な作品を発表し続ける作曲家スティーヴン・ハートキ(1952−)の室内楽作品の代表作を網羅したアルバムがなんとシャンドスからリリース。高村光太郎の詩を題材とした合唱作品「雨にうたるるカテドラル」などが知られるニュージャージー州生まれマンハッタン育ちのハートキ。中世のポリフォニーなど様々な"言葉"からインスピレーションを得ることにより生まれるハートキの音楽は、ジャンルや時代という括りだけでは表現できない独特の魅力を備えている。オール・ハートキ・プログラムは、膨大なレパートリーを誇るシャンドスでも珍しい。
CHAN 10508 マコンキー:歌劇《ソファー》/歌劇《出発》 ドミニク・ウィーラー(ディレクター)、
インディペンデント・オペラ
イギリス東部のハートフォードシャー州で生まれ、ロンドンの王立音楽院でヴォーン=ウィリアムズから作曲を学んだ女流作曲家エリザベス・マコンキー(1907−1994)のオペラ集。1957年と1961年にサドラーズ・ウェルズで初演されたマコンキーの1幕のオペラ「ソファー」と「出発」。両作品とも2007年にサドラーズ・ウェルズのインディペンデント・オペラによって久々の再演が行われ、ロンドン・オペラ界に予想以上の大反響を呼んだ話題作なのである。また「出発」は世界初録音、「ソファー」も数少ない貴重な音源となるだけに、レア・オペラのファンは要注目!
CHAN 0756
〔Chaconne〕
アポロ&パンのコンテスト ——
 カステッロ:ソナタ第4番、同第7番、同第8番、同第9番、同第10番/
 メールラ:チャコーナ/
 マリーニ:ソナタ、バレット第1番/
 ベルトリ:ソナタ第7番/
 ブオナメンテ:ガリアルダ、コレンテ/
 フレスコバルディ:トッカータ第1番、カプリッチョ・ルッジェーロ/
 ロッシ:ソナタ/ローレ:別れの時/
 トゥリーニ:ソナタ
アポロ&パン
〔タッシオ・エアハルト(バロック・ヴァイオリン)、
ベン・サンソム(バロック・ヴァイオリン)、
サリー・ホルマン(バロック・バスーン)、
スティーヴン・ディヴァイン(チェンバロ)〕
"アポロ&パン"は、オランダのハーグ王立音楽院で学んだバロック・ヴァイオリン奏者タッシオ・エアハルト、バロック・バスーン奏者のサリー・ホルマンのデュオに1993年ブロードウッド・ハープシコード・コンクールの優勝者である鍵盤奏者スティーヴン・ディヴァインが加わり三重奏となった若きピリオド・アンサンブル。"アポロ&パン"のメンバーは、ハノーヴァー・バンドやイ・ファジョリーニ、アムステルダム・バロック管弦楽団、パーリー・オヴ・インストゥルメンツでも活躍中。アンサンブルとしては2001年の国際古楽ネットワーク・ヤング・アーティスト・コンクールを圧倒的な支持で制覇するなど、実力の高さは実証済!"ヴァイオリン、バスーン、鍵盤楽器"という編成も含めて今後の活躍が楽しみなピリオド・アンサンブルの登場である。
CHSA 5069
(SACD Hybrid Multichannel)
\3200→¥2990
ホルスト:管弦楽作品集Vol.1
 新年の朝Op.45-2/バレエ音楽《ルール》/
 金色のガチョウOp.45-1/
 歌劇《どこまでも馬鹿な男》Op.39からのバレエ音楽
リチャード・ヒコックス(指揮)、
BBCナショナル・オーケストラ・オヴ・ウェールズ、
ジョイフル・カンパニー・オヴ・シンガーズ
イギリス音楽の達人ヒコックスの遺産。ホルストの管弦楽作品集が響く。去る11月23日に心臓発作で60歳という若さで急逝という衝撃のニュースが飛び込んできたイギリス音楽の達人リチャード・ヒコックス。生前のヒコックスが抜群のコンビネーションを構築していた新たなパートナー、BBCナショナル・オーケストラ・オヴ・ウェールズ(BBCNOW)と遺したホルストの管弦楽作品集が奇しくも最新盤として登場に。敢えてホルストの管弦楽作品を取り上げたヒコックスは、これまでに演奏、録音を行ってきたレパートリーをさらに掘り下げた"イギリス音楽の達人"の本領発揮とも言えるレアな4作品を新たに収録。ホルストの管弦楽作品は、「惑星」だけではないということをヒコックスのタクトが証明してくれる。イギリス音楽の発掘に情熱を注いだ達人の遺した記録を是非ともお聴きいただきたい。
CHAN 10505 マルクス:管弦楽伴奏付き歌曲&合唱作品集
 舟歌/つつましい羊飼い/愛がお前の心に宿ったなら/
 5月の花/マリアの歌/ピエモンテ州の民謡/幸せな夜/
 夏の歌/セレナーデ/昨日彼は私にバラの花を贈った/
 森の幸せ/ジプシー/牧神の秋の合唱/
 新年の賛歌/山の賛歌/朝の歌
クリスティーネ・ブリューワー(ソプラノ)、
イルジー・ビエロフラーヴェク(指揮)、
BBC交響楽団&合唱団、
トリニティ少年合唱団、
アポロ・ヴォイセズ
ヨーゼフ・マルクスの声楽作品集!ビエロフラーヴェクがシャンドスに帰還!20世紀オーストリアを生きた後期ロマン派の作曲家ヨーゼフ・マルクスの作品集でイルジー・ビエロフラーヴェクがシャンドスに久々の登壇!家族から法律家としての道を歩むことを強く望まれながらも、音楽の道を突き進んだマルクス。マルクスは本格的な作曲活動を開始したのは26歳からだったが、1908年から1912年という僅か4年間で約120曲の歌曲を作曲するなど、底知れぬ音楽的才能の持ち主だったことを窺わせるエピソードを持つ。ハイペリオンのR・シュトラウス歌曲集での歌声が話題となったソプラノ歌手ブリューワーをソリストに迎えての首席指揮者ビエロフラーヴェク&BBC響のマルクスの声楽作品集。2つの合唱団、トリニティ少年合唱団、アポロ・ヴォイセズも加わり、この作品集がマルクスの声楽作品の大家という名声と正統な評価、そして"マルクス・スタイル"の存在を改めて世に示すという重要な役割を果たすことになる。
CHAN 0757
〔CHACONNE〕
\2400
パーセル:歌劇《ディドとエネアス》 サラ・コノリー(メゾ・ソプラノ)、
ジェラルド・フィンリー(バリトン)、
ルーシー・クロウ(ソプラノ)、
パトリシア・バードン(メゾ・ソプラノ)、
ウィリアム・ピュアフォイ(カウンター・テナー)、
サラ・ティナン(ソプラノ)、
ジョン・マーク・エインズレー(テノール)、
カリス・レーン(ソプラノ)、
レベッカ・アウトラム(ソプラノ)、
スティーヴン・デヴァイン(ディレクター)、
エリザベス・ケニー(ディレクター)、
エイジ・オヴ・エンライトメント管弦楽団&合唱団
シャンドスのパーセル生誕350周年記念盤!来る2009年は、17世紀イギリスの天才作曲家ヘンリー・パーセル(1659−1695)の生誕350周年という節目の年。僅か36年という短い生涯の中で数多くの傑作を生み出し、音楽史に大きな足跡を遺したパーセルのアニヴァーサリー・イヤーを祝うシャンドスの記念リリースは、歌劇の代表作「ディドとエネアス」!ザ・シックスティーンでの活躍やシューマン歌曲集(CHAN 10492)での歌声が記憶に新しいソプラノ歌手サラ・コノリー、2008年グラモフォン賞の声楽部門賞に輝くなど勢いに乗る注目のバリトン歌手ジェラルド・フィンリー、そしてエイジ・オヴ・エンライトメント管などアニヴァーサリーに相応しい豪華なキャストが実現。またこの録音では、2006年にミラノ・スカラ座で上演されたバレエに改定を加えた版が使用されるなど、聴きどころは数多い。約70分というオペラとしては短い時間の中に凝縮されたパーセルの天才的手腕が、現在を輝くアーティストたちの演奏によって1つの芸術となる。
CHAN 10506 ボーウェン:ピアノ作品集Vol.3
 短いソナタOp.35-1/バラード第2番イ短調Op.87/
 トッカータOp.155/3つの小品Op.44/
 3つのシリアスな舞曲Op.51/3つの無言歌Op.94/
 3つの小品Op.81より 第2番、第3番
ヨープ・セリス(ピアノ)
ピアノ協奏曲集(Hyperion/CDA 67659)のリリースなどによって急速に再評価が進む"イギリスのラフマニノフ"ことヨーク・ボーウェン。ヨーク・ボーウェンのピアノ作品の再発掘にいち早く取り組み、再評価の先駆けとなったオランダの名手ヨープ・セリスの演奏による作品集の第3集には、初期作品から晩年の作品「トッカータ」などを幅広く収録。1977年第29回ブゾーニ国際ピアノ・コンクールでは3位(1位なし)を獲得するなど、実績十分の女流ピアニスト。第1集(CHAN 10277)&第2集(CHAN 10410)の前2作とも、ボーウェンのピアノ作品の魅力を伝える優れた演奏として高く評価されただけに、第3集の完成度も楽しみ。
CHSA 5072
(SACD Hybrid Multichannel)
\3200
マクミラン:
 胎動/
 歌劇《生け贄(The Sacrifice)》より 3つの間奏曲
ヒリアード・アンサンブル、
ジェイムズ・マクミラン(指揮)、
BBCフィルハーモニック、
バーミンガム市交響合唱団&青年合唱団
今や現代イギリスのリーディング・コンポーザーとしての地位を確立したスコットランド生まれの作曲家ジェイムズ・マクミラン。自身が作曲家兼指揮者のポストに就いているBBCフィルを率いての50歳記念リリースでは、ヒリアード・アンサンブルやバーミンガム市交響合唱団などを加えた大編成作品を発表!コリン・デイヴィスも賛辞を贈った「イゾベル・ゴーディの告白」に代表されるように、スコットランド神秘主義とも称されるマクミランの音楽。作曲者の現代社会に対する強いメッセージが作品から放たれる。
CHAN CAT 091
(CD+カタログ/
特別価格)
\1600→¥1490
シャンドス2009年最新カタログ付き特別限定仕様盤VOl.1
 ドヴォルザーク:ミサ曲ニ長調Op.86/テ・デウムOp.103
マリーナ・メシチェリャコーワ(ソプラノ)、
セルゲイ・ミアスニコフ(バリトン)、
ワレーリー・ポリャンスキー(指揮)、
ロシア国立交響楽団&シンフォニック・カペレ
アニヴァーサリー・ボックス"マイルストーンズ"(ANNI 0030)に続くシャンドス創立30周年記念リリース第2弾は、2009年最新カタログ付き限定盤2タイトル!持ち運び&収納に便利なCDサイズ&フルカラーのシャンドス最新カタログが入手できるのは、この特別限定仕様盤2タイトル、もしくは"マイルストーンズ"のみ!しかも特別価格でのご提供。英国音楽愛好家必携です。ショスタコーヴィチやプロコフィエフ、グラズノフなど、シャンドスのロシアン・レパートリーの中核を担ってきたポリャンスキー&ロシア国立響。このドヴォルザークのミサ曲&テ・デウム(CHAN 9505)は、同コンビの隠れた名盤として好評を博している録音。カタログ付き&特別価格の今がお得です。1995年2月14日&3月23日の録音。
CHAN CAT 092
(CD+カタログ/特別価格)
\1600→¥1490
シャンドス2009年最新カタログ付き特別限定仕様盤VOl.2
 レスピーギ:教会のステンドグラス/ブラジルの印象
ジェフリー・サイモン(指揮)、
フィルハーモニア管弦楽団
シャンドスのベストセラー・アイテム、レスピーギの「教会のステンドグラス」(CHAN 8317)もカタログ付き特別限定仕様盤で登場!レスピーギの人気作品の参考音源+選曲&アレンジ用の最新カタログのセットは吹奏楽関係者ならば見逃せません!1984年1月の録音。


CHANDOS CLASSICS

CHAN 10507X
\2000
モーツァルト:
 2台のピアノのための協奏曲変ホ長調K.365/
 協奏交響曲変ホ長調K.364
ホーヴァル・ギムセ(ピアノ)、
ヴェービョルン・アンヴィーク(ヴァイオリン)、
ラース・アネルス・トムテル(ヴィオラ)、
イオナ・ブラウン(ヴァイオリン&ディレクター)、
ノルウェー室内管弦楽団
ピアノのギムゼやヴァイオリンのアンヴィーク、ヴィオラのトムテルなどノルウェーのアーティストたちによるモーツァルトが、24bit/96kHzデジタル・リマスターを施されクラシックス・シリーズから新装再発売。1995年11月&1996年10月の録音。CHAN 9695からの移行再発売。


CHANDOS BRASS

CHAN 4555
\1700
クラシック・ブラス
 J・シュトラウスⅡ世(ウィンター編):
  喜歌劇《こうもり》序曲/
 シューベルト(ラングフォード編):軍隊行進曲/
 グレッグソン:交響的練習曲《プランタジネット朝》/
 クニッペル(ラングフォード編):コサック・パトロール/
 ニューサム:コンコード/
 ボール:黒人霊歌による狂詩曲第2番/
 シャブリエ(ラングフォード編):楽しい行進曲/
 ドニゼッティ(ラングフォード編):歌劇《連隊の娘》序曲/
 オッフェンバック(ラングフォード編):歌劇《ホフマン物語》より 舟歌/
 シャブリエ(ラングフォード編):狂詩曲《スペイン》
ジェフリー・ブラント(指揮)、
ロイ・ニューサム(指揮)、
ブラック・ダイク・ミルズ・バンド
イギリスが誇る名門ブラス・バンドの1つ、ブラック・ダイク・ミルズ・バンドのアレンジ&オリジナル作品集が「シャンドス・ブラス」シリーズでリニューアル。ブラック・ダイク、やはり上手すぎです。CHAN 6539からの移行再発売(ADD)。

CHANNEL CLASSICS

CCSSA 26109
(SACD Hybrid Multichannel)
\3200→¥2990
マーラー:交響曲第4番ト長調 ミア・ペアション(ソプラノ)、
イヴァン・フィッシャー(指揮)、
ブダペスト祝祭管弦楽団
ブダペスト祝祭管のマーラー第3弾!"奇跡のコンビ"、新たな境地へ ——。チャネル・クラシックスという活躍の場を得て、黄金時代に突入した"奇跡のコンビ"イヴァン・フィッシャー&ブダペスト祝祭管の専属第8弾は、「第6番」、「第2番」に続くマーラー・シリーズの第3弾となる「交響曲第4番」!交響曲などでも全集完結を最終目的とせず、鬼軍曹イヴァン・フィッシャーのアイディアと信念に基づいたプログラムのみを取り上げるという不変の姿勢はこれまでのリリースで証明されている。前回は管楽&弦楽セクションの首席奏者たちが"ソリスト"や"アンサンブル"という役割で大活躍するユニークなロッシーニの「器楽のための作品集」(CCSSA 27708)を発表したイヴァン・フィッシャー&ブダペスト祝祭管。続いてのリリースにトロンボーンとチューバが編成に含まれず、マーラーの交響曲の中で最も小規模な「交響曲第4番」を選曲してきたのも自然な流れと言えるだろう。第4楽章で「天上の生活」を歌うのは、スウェーデンの若き名花ミア・ペアション。その澄んだ美声が"大いなる歓びへの賛歌"とも呼ばれる「交響曲第4番」の純度と透明感に深みを加えるという重要な役割を果たしている。イヴァン・フィッシャー&ブダペスト祝祭管が歌うマーラーの"牧歌"。ハンガリーの"奇跡のコンビ"、新たな境地へ ——。
CCSSA 26509
(SACD Hybrid Multichannel)
\3200
ハイドン:後期ピアノ作品集 ——
 ピアノ・ソナタ第49番変ホ長調Hob.XVI-49/
 皇帝讃歌《神よ、皇帝を護り給え》による変奏曲ト長調/
 ピアノ・ソナタ第48番ハ長調Hob.XVI-48/
 変奏曲ヘ短調Hob.XVII-6/ピアノ・ソナタ第52番変ホ長調Hob.XVI-52
ゲイリー・クーパー(フォルテピアノ)
ゲイリー・クーパーのソロ・レコーディングが遂に始動!リリース第1弾はハイドンの後期ピアノ作品集!!レイチェル・ポッジャーとのコンビによるモーツァルトのヴァイオリン・ソナタ集でお馴染みの鍵盤奏者、ゲイリー・クーパーの本格的なソロ・レコーディング活動がいよいよ始動!チャンネル・クラシックスからスタートするソロ・アルバムのリリース第1弾は、2009年で没後200周年を迎えるハイドンの後期ピアノ作品集という意欲的で魅力的なレパートリー。クーパーは、収録されている5作品の作曲年(1789年〜1794年)とほぼ同時期に製作された1785年頃ウィーン製(製作者不詳/エドウィン・ベウンク・コレクション)の歴史的銘器を弾いており、作品の作曲当時のありのままの姿を再現、表現するという大きなテーマに挑んでいるのである。クーパーと言えば真っ先に思い出されるのは、ポッジャーとのコンビで世界的評価を得ているモーツァルト。このヴァイオリン伴奏付きピアノ・ソナタとも呼ばれるモーツァルトのヴァイオリン・ソナタ集でヴァイオリンが瑞々しい音色と躍動感を聴かせてくれるのは、ポッジャーという世界的奏者の実力をさらなる高みへと昇らせることのできるクーパーという唯一無二の存在があるからこそ。当代随一の実力を備えた鍵盤奏者ゲイリー・クーパーがスタートさせるソロ・レコーディング。大注目のリリース!
CCSSA 25408
(SACD Hybrid Multichannel)
\3200
リュートの騎士〜さまざまなリュート練習曲集(1610)からの音楽 マシュー・ワーズワース(リュート)
師であるナイジェル・ノース直伝の美しい調べを生む盲目の天才リュート奏者、マシュー・ワーズワースの"マスターズ・オヴ・ザ・リュート"(CCSSA 24206)に続くチャンネル・クラシックスでのセカンド・アルバム。ジョン・ダウランドの息子ロバート・ダウランドが編難「靴織螢紂璽箸里燭瓩龍塀ク"さまざまなリュート練習曲集(The Varietie Of Lute Lessons)"には、J・ダウランド、フェッラボスコ、モーレイ、そして現在もベールに包まれている"リュートの騎士"と名乗る作曲家など、様々な作曲家の作品42曲が収められている。ワーズワースがこの録音のために全42曲の中から厳選した作品の中にも"リュートの騎士"の作品が含まれており、"ローマのローレンツィーニ"とも"ヴィンチェンツォ・ピンティ"言われるその真の姿を追い求めるのも面白い。
CCSSA 28209
(SACD Hybrid Multichannel)
\3200
ハイドン:弦楽四重奏曲集Vol.2 ——
 弦楽四重奏曲第34番ニ長調Op.20-4/
 同第68番変ホ長調Op.64-6/同第81番ト長調Op.77-1
アムステルダム弦楽四重奏団
前作となるハイドンの弦楽四重奏曲集Vol.1(CCSSA 25907)でレコーディング・デビューを飾ったオランダ、アムステルダムを活動拠点とするピリオド楽器によるアンサンブル、アムステルダム弦楽四重奏団のハイドン・シリーズ第2弾。メンバーには、2003年から2006年までコープマン率いるアムステルダム・バロック・オーケストラのコンサート・ミストレスを務めたヴァイオリンのアリダ・シャット、ロック・コンソートの創設メンバーでもあるヴァイオリンのジョン・ウィルソン・マイヤー、ダンディン・コンソートやキングズ・コンソートなどでも活躍するヴィオラのジェーン。ロジャース、そしてコンチェルト・コペンハーゲン、オランダ・バロック協会からソリストとして招かれているチェロのトーマス・ピットなど、古楽界の第一線で活躍する実力者がズラリ。

CHRISTOPHORUS 1CD¥2500

CHR 77302 ヘンデル:
 組曲《王宮の花火の音楽》/
 協奏曲第1番変ロ長調HWV.301/
 ソナタ第2番変ロ長調/
 協奏曲第2番変ロ長調HWV.302a/
 《水上の音楽》組曲第2番HWV.350/同組曲第3番HWV.350
ヨアヒム・シェーファー(ピッコロ・トランペット)、
トランペット・アンサンブル・ヨアヒム・シェーファー、
プロイセン室内管弦楽団
ヘンデル没後250年の今年、特にトランペット奏者&関係者にオススメしたいアニヴァーサリー・アルバムがこのヘンデル・アルバム。このヘンデル・アルバムでは、「王宮の花火の音楽」と「水上の音楽」は8本のトランペット、ティンパニと通奏低音、原曲がオーボエ・ソロの2つの協奏曲とソナタはそれぞれトランペットがソロという編成になっており、全編を通じてトランペットが完全な主役!ピッコロ・トランペットの名手シェーファーとそのアンサンブルによるヘンデルはさらに輝かしく豪華絢爛!管楽器コーナーのヘンデル特集に是非!
CHR 77303 最後のヴィオラ・ダ・ガンバ奏者〜
 ハンマー:ソナタ ニ長調、同イ長調/
 アーベル:
  無伴奏ヴィオラ・ダ・ガンバのための
   《アダージョとアレグロ ニ短調》/
 ハンマー:ソナタ ニ長調、同イ長調、同イ長調
ハンブルク・ラツムジーク
〔シモーネ・エッケルト(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、
ウルリヒ・ヴェデマイヤー(テオルボ)、
ドロシー・パルム(チェロ)、
カール=エルンスト・ヴェント(チェンバロ&ハンマークラヴィア)〕
18世紀後半にヴィオラ・ダ・ガンバが歴史から姿を消してしまう前、ガンビストの代表的存在であるアーベルの次の世代の名手として奮闘したフランツ・クサヴァー・ハンマー(1741−1817)のヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタ集。CHR 77223からの新装移行再発売。1999年の録音。
CHR 77291 ルネサンス時代の管楽アンサンブルの音楽 ——
 作曲者不詳:Vil liber zit uff diser erde/
 ビュノワ:絶望した幸福の女神/
 アグリーコラ:Dites moy/
 ジョスカン:王様万歳/
 コンペール:Au Travail Suis/
 オケゲム:D'un autre amer/
 ジョスカン:ビスケーのマスク/
 オブレヒト:Staat een Meskin/
 ストッケム:Hor Oirez/他、全21曲
アンサンブル《レゾーゼ・レバ》
ショームとサックバットという編成の15世紀の合奏形態"アルタ"。ここでは作曲者不詳の作品からジョスカンなど、15世紀の宮廷でアルタによって演奏されたとされる作品を取り上げている。オーボエ属のボンバルド、ショーム、スライド・トランペット、サックバットといった古楽管楽器が奏でる独特のハーモニーと、現代の管楽アンサンブルの演奏の共通点を探すのも面白い。数々の古楽管楽器を使い分けるアンサンブルの実力も相当なもの。
CHR 77301 クレルヴォーのベルナール(c.1090−1153)〜
 シトー修道会の中世の音楽 ——
  ユビラス・リズミクス(Jubilus rhythmicus)、他
ウィルフリート・ロンバッハ(ディレクター)、
アンサンブル・オフィチウム
クレルヴォーのベルナールは、シトー修道会を大きく発展させ、クレルヴォー修道院の院長、カトリックの指導者としてなど絶大な影響力を持った12世紀フランスの神学者。シトー修道会の聖歌の復権にも力を注いだベルナールのものとされる作品、改定や編纂に携わったと伝わる作品を歌うのは、ドイツのア・カペラ・グループ、アンサンブル・オフィチウム。12世紀の神聖で神秘的なハーモニーが現代に蘇る。
CHR 77300 サンテイアゴ巡礼の道〜
 中世サンテイアゴ巡礼の音楽 ——
  別れ、巡礼(2部)、到着、神殿にて
アウグスブルク古楽アンサンブル
キリスト教の聖地サンティアゴ・デ・コンポステーラへの巡礼の道を、中世ヨーロッパ各地に伝わる音楽、カリクスティヌ写本からの音楽でたどる。CHR 77264からの移行新装発売。1986年3月の録音。

CHRISTOPHORUS

CHE 0140-2
\1400
ツェルニー:
 4手ピアノと管弦楽のための協奏曲ハ長調Op.153/
 交響曲第2番ニ長調Op.781
リウ・シャオ・ミン(ピアノ)、
ホルスト・ゲーベル(ピアノ)、
ニコス・アティネオス(指揮)、
ブランデンブルク州立管弦楽団
ピアノ・エチュードの作者としてあまりにも有名な19世紀オーストリアの音楽家カール・ツェルニー。「4手ピアノのための協奏曲」と「交響曲第2番」(なんとOp.781!)は、"ピアノ練習曲の作曲家"というイメージからツェルニーを脱却させるロマン派の優れた大規模作品である。1996年6月24日〜28日の録音。
CHE 0136-2
\1400
ツェルニー:ピアノ三重奏曲第4番イ短調Op.289/
オンスロウ:ピアノ三重奏曲ハ短調Op.26
ベルリン・ゲーベル・トリオ
カラヤン時代のベルリン・フィルとの共演や、ベルリン・フィルのオーケストラ・アカデミーの室内楽部門で活躍したピアニスト、ホルスト・ゲーベル(−2002)が主宰していたピアノ三重奏団によるツェルニーとオンスロウ。同世代のオーストリアとフランスの作品の対比が如実に現れている。1997年5月の録音。
CHE 0137-2
\1400
狩りの音楽
 エンドラー:交響曲ニ長調/
 フォーグラー:狩人たち/
 モーツァルト:ホルン協奏曲第1番ニ長調K.412/
 ハイドン:交響曲第73番ニ長調《狩り》
クリスティアン=フリードリヒ・ダルマン(ホルン)、
ヴォルフガング・ゼーリガー(指揮)、
ダルムシュタット・ホフカペレ
ドイツとオーストリアの"狩りの音楽"をテーマとしてピリオド・オーケストラによる管弦楽作品集。クリスティアン=フリードリヒ・ダルマンが吹くナチュラル・ホルンのサウンドが当時のヨーロッパの"狩り"の風景を浮かび上がらせる。CHR 77220からの移行再発売。1998年10月の録音。
CHE 0138-2
\1400
マネッセ写本〜大ハイデルベルク歌謡写本
 カンティガス・デ・サンタ・マリア
  (聖母マリアのための頌歌集)より/
 ヴァルター・フォン・デア・フォーゲルヴァイデ:
  Alrerst lebe ich mir werde/
 フリードリッヒ・フォン・ハウゼン:
  Min herze vnde min lip die wellent scheiden/他
イ・チャルラターニ 
14世紀前半の中世ドイツ、ハイデルベルク地方のミンネゼンガーの詩歌を収めた「大ハイデルベルク歌謡写本」からの未出版の歌曲集。ドイツの古楽アンサンブル、イ・チャルラターニが歌う中世の愛の歌はどこか儚い。1995年の録音。

CLARINET CLASSICS

CC 0056
\2400
バス・クラリネットとピアノのリサイタル ——
 ボザ:バラード/
 ディース:ロマンス/
 ペルト(ワッツ編):鏡の中の鏡/
 ガブリエル:バス・クラリネット・ソナタ/
 テルモス:新しい音楽/
 カトラー:都市伝説/
 クレア:スコーフェル
サラ・ワッツ(バス・クラネット)、
アントニー・クレア(ピアノ)
ロンドンの王立音楽院、オランダのロッテルダム音楽院で研鑽を積んだイギリスの若手女流奏者、サラ・ワッツのバス・クラリネット・アルバム。バス・クラリネットの名手ヘンリ・ボックに師事したサラ・ワッツは、イギリス随一のバス・クラリネット奏者として脚光を浴びるこの道のスペシャリスト。伴奏楽器、縁の下の力持ちと認識されやすい低音楽器の持つソロ楽器としての魅力を演奏で証明した意義深いアルバムである。静寂の中にある美が印象的なペルトの「鏡の中の鏡」は、コンサート・レパートリーに加わる可能性大!

COBRA

COBRA 0025
\2500
ドヴォルザーク:
 ピアノ三重奏曲第4番ホ短調Op.90《ドゥムキー》/
 同第3番ヘ短調Op.65
オシリス三重奏団
〔エレン・コーヴァー(ピアノ)、
ヴェスコ・エシュケナジー(ヴァイオリン)、
ラリッサ・グレーネフェルト(チェロ)〕
1988年の結成以来数多くのオランダの音楽賞に輝き、2005年からはアムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団のコンサートマスター、ヴェスコ・エシュケナジーをヴァイオリン奏者に向かえさらにグレードアップを遂げたオシリス三重奏団。ドヴォルザークの名作「ドゥムキー」では、エシュケナジーのヴァイオリンが時に優しく、時に物悲しく表情を変えながら訴えかけてくる。コーヴァーのピアノが発するほどよい主張、グレーネフェルトの豊かな低音がエシュケナジーの存在感とブレンドすることにより絶妙のアンサンブルが生まれている。

CYBELE

Cybele 960.209
\2500
DEGEM-CD9 ——
 オルフェウス400〜20のエレクトロアコースティック作品集
電子音楽による演奏
ドイツ電子音楽作曲家協会(DEGEM)に所属する作曲家たちの作品集"DEGEM"。第9巻はシュテファン・フリッケのコンセプションによるもの。
SACD 860.501
(SACD Hybrid Multichannel)
\3200→¥2990
ツィンマーマン:若い詩人のためのレクイエム クラウディア・ブラインスキー(ソプラノ)、
デイヴィット・ピットマン=ジェニングス(バリトン)、
ベルンハルト・コンタルスキー(指揮)、
オランダ・シンフォニア、
ブルノ・チェコ・フィルハーモニック合唱団、
スロヴァキア・フィルハーモニック合唱団、
エウロパ・コール・アカデミー、
エリク・ヴロイマンス・クィンテット、
ヤン・ハーゲ(オルガン)、
ジョアン・ラファエル(電子楽器)
ツィンマーマンの超大作にして問題作、"若い詩人のためのレクイエム"が登場!20世紀オペラの最高傑作とも呼ばれる「軍人たち」の作曲者、ベルント・アロイス・ツィンマーマン(1918−1970)が拳銃自殺で命を落とす前年に完成させた超大作にして問題作、「若い詩人のためのレクイエム」の新録音がいよいよ登場!演奏にはオーケストラ、3つの合唱団、ソプラノ、バリトン、ジャズ・クィンテット、オルガン、電子楽器、テープという250人を超える巨大編成を必要とするツィンマーマンの「レクイエム」。テキストにはマヤコフスキーの詩が随所で用いられており、テープからは、ヨハネ12世、毛沢東、イムレ・ナジ、ヒトラー、スターリン、チャーチル、チェンバレン、ジョイス、ウィトゲンシュタインなどの肉声が流れ、ベートーヴェンの「交響曲第9番」第4楽章の冒頭部分、ビートルズの「ヘイ・ジュード」が突如現れるなど、巨大な編成が次々と繰り広げるカオスの世界にただただ呆然とするしかない。無秩序が作品全体を支配しているのかと思いきや、この構成はツィンマーマンによって全て計算されたものだというのだから恐れ入る(ブックレットに記載あり)。死の直前にツィンマーマンが書き上げた「レクイエム」という名のメッセージはあまりにも深い。
SACD AB 005
(SACD Hybrid Multichannel)
\3200
シェーンベルク:お姫さま(世界初録音) アルノルト・シェーンベルク(語り)、
ヌリア・シェーンベルク(語り)、
ロナルド・シェーンベルク(語り)、
ローレンス・シェーンベルク(語り)、他
シェーンベルクの肉声を収録!シェーンベルクが自分の3人の子供たちに語り聞かせた物語「お姫さま」を収録した珍しいオーディオブック。しかもこの音源はただのオーディオブックではなく、シェーンベルクの3人の子供たちの語り、そしてアルノルト・シェーンベルク本人による語りを収録した貴重な記録なのである!12音技法の創始者が自らの子供たちのために語った物語。貴重なシェーンベルクの研究資料としても注目されることだろう。
SACD 960.308
(SACD Hybrid Multichannel)
\3200
クラレンス・バーロウ:ピアノ作品集 ——
 ルーダス・ラガリス〜
  ピアノのための13の前奏曲とフーガ/
  プレイヤー・ピアノのための小品/
  ピアノ四重奏のための《Cogluotobusisletmesi》
ヘルマン・クレッチュマー(ピアノ)、
クラレンス・バーロウ(プレーヤー・ピアノ)、
ジェイムズ・エイヴリー(指揮)、
イルメラ・レルケ(ピアノ)、
ユルゲン・クルーゼ(ピアノ)、
ベンジャミン・コブラー(ピアノ)
1945年インドのコルコタ出身で、ツィマーマン、グロボカール、シュトックハウゼンといった現代音楽の巨匠たちから作曲法を学んだクラレンス・バーロウのピアノ作品集。バーロウは、インドのラーガの旋律的な特色とヨーロッパの伝統的手法を織り交ぜた「ルーダス・ラガリス」、4台のピアノが東洋的な旋律などを絶え間なく奏でる「Cogluotobusisletmesi」など、民族音楽を取り入れた新しい音楽の発表を続けている。

C−Y CONTEMPORARY

CY 0801
\2500
ヒューマン・リレイションズ ——
 クラーヴェルダール:イントロトアギター/
 エンストレム:ポートレートⅢ/
 ヨルト:Tobjuhr/
 ビュール:ヒューマン・リレイションズ/
 ヨルト:トストルム/
 ストルム:ハッピー・モーメンツ/
 ヨルト:トラパッキ/
 ラパッキ:沈黙/他
ギター・デュオ《ラウリ&パスカル》
1981年ラウリ・カールストレムと1980年生まれのパスカル・ジャルディがタッグを組んだギター・デュオ「ラウリ&パスカル」のファースト・アルバム。近現代作品の演奏に定評があり、ここでも中堅〜若手作曲家の珍しい作品が取り上げられている。

DANACORD 1CD¥2500

DACOCD 667/668
(2CD)
¥5000→¥4590
フルート、ハープ、チェロとオルガンのためのメロディ ——
 ニールセン:霧が晴れていく/
 マスネ:タイスの瞑想曲/
 テレマン:幻想曲第8番ホ短調/
 グルック:精霊の踊り/
 サン=サーンス:白鳥/
 イギリス民謡:グリーンスリーヴス/
 J・S・バッハ:
  アダージョ、G線上のアリア、
  トッカータとフーガ ニ短調BWV.565、
  主よ人の望みの喜びよ/
 J・S・バッハ(グノー):アヴェ・マリア/
 ヘンデル:シャコンヌ ハ長調、ラルゴ/
 メンデルスゾーン:
  歌の翼にOp.34-2、結婚行進曲Op.61/
 シューベルト:万霊節の日のための連祷、アヴェ・マリア/
 ブルッフ:コル・ニドライ、カンツォーネ/
 グラナドス:マドリガル/
 ベートーヴェン:自動オルガンのためのアダージョ/
 フォーレ:エレジー/
 ブゾーニ:小組曲Op.23より/
 グリーグ:春Op.33-2/
 イベール:アリア/
 リンドベリ:夏の牧舎の古い賛美歌/
 ヴィドール:トッカータ/
 ドビュッシー:英雄の子守歌/
 アイヴズ:《アメリカ》による変奏曲/
 ドライシ:
  《朝は生きる喜びをもたらす》による即興、
  《顔をあげよシオンの娘、見えるであろう》による即興
ミカエル・バイアー(フルート)、
ヴィベケ・フランク(ハープ)、
ゲアト・フォン・ビューロウ(チェロ)、
フレミング・ドライシ(オルガン)
コペンハーゲン・コレギウム・ムジクムの創設メンバーであり、1997年からはデンマーク国立交響楽団の副首席奏者としても活躍中のフルーティスト、ミカエル・バイアーを中心とした心の清涼剤のような美しい小品集。LPでリリースされていた音源のデジタル・リマスターによるCD化復刻リリース。1982年〜1983年の録音。
DACOCD 675/676
(2CD)
フルート四重奏曲、フルートとピアノのための作品集 ——
 クルーセル:フルート四重奏曲ニ長調Op.8/
 ドヴィエンヌ:協奏的四重奏曲ト長調/
 クロンマー:フルート四重奏曲ニ長調Op.13/
 モーツァルト:
  フルート四重奏曲イ長調K.298、同ト長調K.285a、
  同ニ長調K.285、同ハ長調K,Anh.171/
 ル・ボルヌ:《カルメン》による華麗な幻想曲/
 フォーレ:子守歌Op.16/
 ショパン:
  ロッシーニの《シンデレラ》の主題による変奏曲ホ長調/
 ファルカシュ:ルーマニア舞曲/
 ジュナン:ヴェニスの謝肉祭Op.14/
 ゴーベール:マドリガル/
 トゥルー:グラン・ソロOp.96/
 アナセン:スケルツィーノOp.55-6
ミカエル・バイアー(フルート)、
アネ・エラン(ピアノ)、
コペンハーゲン三重奏団
〔キム・シェーグレン(ヴァイオリン)、
ビャーネ・ボイ・ラスムセン(ヴィオラ)、
ラース・ホルム・ヨハンセン(チェロ)〕
2000年に他界したヴィオラ奏者のビャーネ・ボイ・ラスムセンを偲び製作されたデンマークのフルーティスト、ミカエル・バイアーとその仲間たちによる室内楽作品集。こちらも"DACOCD 667-668"と同じく、LPでリリースされていた音源のデジタル・リマスターによるCD化復刻リリース。中でもモーツァルトのフルート四重奏曲4曲は初出となるだけにフルート関係者要チェック。1983年〜1984年の録音。

ETCETERA 1CD¥2500

KTC 1900 シャンティー写本Vol.1 ——
 ソラージュ:S'aincy estoit/
 作曲者不詳:Un crible/
 フィリポクトゥス・デ・カゼルタ(?):
  Medee fu、Je ne puis avoir plaisir/
 ガリオ:Se vos ne voles/
 マッテオ・ダ・ペルージャ(?):De quanqu'on peut/
 フランシスクス・アンドリュ:De Narcissus/
 ジャコブ・ド・サンレーシュ:Je me merveil
テトラクティス
〔ジル・フェルドマン(ソプラノ)、
カルロス・メナ(カウンターテナー)、
マルタ・グラツィオリーノ(アルパ)、
シルヴィア・テカルディ(ヴィエール)、
ケース・ブッケ(ヴィエール&リコーダー&ディレクター)〕
ジル・フェルドマン、シャンティー写本を歌う。名ソプラノ歌手ジル・フェルドマンと天才リコーダー奏者ケース・ブッケ夫妻のレーベル"オリーヴ・ミュージック(Olive Music"の流れをそのまま受け継ぐエトセトラ(Et'cetera)との共同製作シリーズがスタート。フェルドマン&ブッケ夫妻のアンサンブル、テトラクティスが新たに発掘するのは、フランスのコンデ美術館に所蔵されている中世14世紀の曲集"シャンティー写本"からの音楽。"シャンティー写本"にはソラージュなど、ほとんどがフランスの音楽家(と思われる)による作品が収録されており、ジル・フェルドマンの宝石のように輝く歌声、神秘的なメンの歌声がベールに包まれた中世のポリフォニーを伝えてくれる。
KTC 1379 ハイドン:弦楽四重奏曲集 ——
 弦楽四重奏曲第81番ト長調Op.77-1,Hob.III-81/
 同第82番ヘ長調Op.77-2,Hob.III-82/
 同第83番ニ短調Op.103,Hob.III-83
エディング弦楽四重奏団
ロプロコヴィツ伯爵に捧げられた3作品を弾くエディング弦楽四重奏団は、ベルギー王立歌劇場管のヴィオラ奏者として活躍したパウル・デ・クラーク、シャンゼリゼ管のソロ・チェロ奏者のアヘート・ツヴァイストラを中心にして2007年に結成されたピリオド楽器使用によるベルギーの弦楽四重奏団。
ヘレヴェッヘのガイドとサポートを受け、ベルギーのマースメヘレン文化センターのアンサンブル・イン・レジデンスでもあるエディング弦楽四重奏団のハイドンの響きは豊潤で優しい。
KTC 4027 テレマン:管弦楽組曲集 ——
 組曲ト長調TWV.55:G2《風変り》/
 同ト短調TWV.55:g1《ミュゼット》/
 同変ホ長調TWV.55Es:3《リラ》
バロック・オーケストラ《バ・ロック》
ベルギーのフランドル地方、オースト=フランデレン州の州都ヘントを本拠地として2005年に結成された新しいバロック・オーケストラによる溌剌としたテレマンの組曲集。
17世紀〜18世紀の音楽を主なレパートリーとしており、既にリチャード・エガー、スキップ・センペ、ゲイリー・クーパー、フィリップ・ジャルスキーなど一流奏者たちと共演を次々とこなすなど知名度急上昇中!
KTC 4028 ルネサンス期ヴェネツィアの音楽 ——
 ブレッシ:デディケイティオ/
 ヴィラールト:ダルチ・パドラム/
 テルツィ:カンツォン/
 A・ガブリエリ:サッシ・パラエ/
 メールロ:グラティオサ、レオノーラ/
 パドヴァーノ:ベネデッタ・エル・グレガリア/他
ゼフィーロ・トルナ
モンテヴェルディが自らの世俗歌曲の歌詞にも用いた詩人ペトラルカの詩「ゼフィーロ・トルナ/春の西風がもどり」をアンサンブル名に冠するフランドル地方の声楽と器楽による古楽アンサンブル。「人魚伝説」を題材とした録音(EUFODA 1343)や「ピエ・カンツォーネス〜中世フィンランドの賛歌」(KTC 4023)など、素晴らしい構成力と音楽的内容を持った録音を打ち出してきた若きアンサンブルの最新作は16世紀ヴェネツィアの音楽の宝石。中世地中海の音楽がそよ風のごとく吹き込む。
KTC 1363 レパートリー・ニュー! ——
 グネンク:黒海の踊り第1番/
 マイヤーリンク:スリップ・ビトウィーン・マイ・リップス/
 スナヘール:ザパトラカ/
 ファン・ヘール:キロメーターズ/
 パソス:タンゴ・タングス、ラ・サラバンダ/
 カルマス:リフレクション・オン・ビューティ/
 ブロム:ラテン・4・エスター/
 ドバル:テクラド・マーフィル/
 ヴァレ:モリノスⅠ〜Ⅳ/
 スナヘール:エル・ポステ
エステル・ステーンベルヘン(ギター)、
エリック・カルマス(エレキ・ベース)、
エンリケ・フィルピ(打楽器)、
クラウス・トフト(打楽器)、
オーネ・ファン・ヘール(打楽器)、
テオドール・ミルコフ(マリンバ)
"ギター版シューベルト"(KTC 1256)、"レパートリー"(KTC 1294)でのユニークな編成によるグッド・パフォーマンスがお見事だったオランダの女流ギター奏者エステル・ステーンベルヘンのリリース第3弾。前作"レパートリー"の続編となるこの"ニュー!"では、トルコ、オランダ、アルゼンチン、ウルグアイ、キューバなど現在も活躍中のアーティストたちの新曲が満載!アコースティック・ギターのみの曲から、エレキ・ギターや打楽器が加わる曲までスタイルも様々。ギター関係者の新たなレパートリー選曲に一役買いそうなアルバムだ。
KTC 1369 ドゥセック:ピアノと管弦楽のための協奏曲集 ——
 ピアノ協奏曲ニ長調/同ハ長調/
 同変ホ長調(全曲世界初録音)
カレル・コシャレク(ピアノ)、
プラハ室内管弦楽団
Dusek:Concertos/
Kosarek(p)、
Prague Chamber Orchestra
モーツァルトの友人、ヴァーゲンザイルの弟子として知られ、作曲家、鍵盤奏者、教育者として成功を収めた18世紀チェコの音楽家フランツ・クサヴァー・ドゥセック(フランティシェク・クサヴェル・デュシェック)。作曲家としてのドゥセックは、37曲の交響曲や9曲の協奏曲、20曲の弦楽四重奏曲、49曲の木管楽器のためのパルティータなど器楽のための作品を数多く作曲するなど、18世紀チェコの器楽音楽の発展に大きな足跡を残している。ドゥセックのピアノ協奏曲を弾くのは、実績十分の同郷のピアニスト、カレル・コシャレク。後期バロックから古典派初期にかけて誕生したドゥセックのピアノ協奏曲を収めた貴重な録音の登場である。
KTC 4026 ビンゲン:デンデルモンデの写本より ドース・マル
〔カテリーン・ファン・ラエザム(ヴォーカル)、
バルト・コーエン(リコーダー)、
ライアム・フェネリー(フィドル)〕
ベルギーのフランドル地方、デンデルモンデにある聖ピータース&ポール寺院で発見された"写本"に収められていた世界最古の女流作曲家と伝わるヒルデガルト・フォン・ビンゲン(1098−1179)の作品8曲を収録。パウル・ファン・ネーヴェル率いるウェルガス・アンサンブルのメンバーで結成されたドース・マルは、このビンゲンの作品集がデビュー録音となる古楽演奏団体。ファン・ラエザムの神秘的で愁いを帯びた歌声が、ベルギーで眠っていたビンゲンの音楽を呼び起こす。
KTC 1376 20世紀ヨーロッパのフルート作品集 ——
 シュールホフ:フルート・ソナタ/
 カプレ:即興曲集/
 デュカス:牧神のはるかな嘆き/
 ロバノウ:フルート・ソナタOp.38/
 マデルナ:Honeyreves/
 カスティリオーニ:Musica Vneukokvhaja /
 ボウマン:エコー/
 ヘクスター:アルト・フルートのための《三日月》
コース・フェルフール(フルート)、
ヤン・ファン・デル・メール(ピアノ)
コース・フェルフールは、ハーグ・レジデンティ管の首席フルート奏者として活躍し、アムステルダムの名門スヴェーリンク音楽院では教授として後進の育成に携わってきたオランダのベテラン・フルート奏者。ピアノのファン・デル・メールとは50年以上にわたってデュオを組み続けてきており、お互いを知り尽くしたそのコンビネーションは絶妙という他は無いほど。シュールホフやカプレ、マデルナなどを選りすぐった選曲眼にも恐れ入る。
KTC 1380
(10CD/特別価格)
\6400→¥5990
フランドル楽派の巨匠たち〜15世紀&16世紀のポリフォニー ——
 CD1〜アドリアン・ヴィラールトとイタリア ——
  ヴィラールト:
   めでたし乙女、エルサレムよ主をほめたたえよ、
   苦しみが私をさいなみ、
   Vecchie Letrose、Quante Volte Diss'io、他/
 CD2〜フィリップ・ロジエとスペイン ——
   《フェリペⅡ世のミサ》より
    キリエ、アニュス・デイ、天の元后, 喜び給え、我が心, 安からず、
    Amour et la beaute、Leal amour、主をほめたたえよ、他/
 CD3〜オルランド・デ・ラッスス ——
  ラッスス:
   第8旋法のマニフィカト、主に対し、すべての快楽の、
   歌は悲しみも涙も、いつか私はあなたをこの手に迎える、寒くて暗い夜、
   修道女のような人でした、恐れとおののきが、
   最後の時に、玉座に座したもう神よ、他/
 CD4〜16世紀フランドルの歌曲と舞曲 ——
  スザート:
   《ラ・ドンナ》パヴァーヌとガリアルド、《Mille Ducas》パヴァーヌ、
   ガリアルドとロンド、バス・ダンスとリプライズ、
  作曲者不詳:Druck en verdriet 、Wie sach oit、
  ラ・リュー:Mijn hert altijt heeft、他/
 CD5〜フィリップ・デ・モンテとハプスブルク家 ——
  デ・モンテ:おお、優しく甘きものよ、ベネディクトゥス・デウス、
  Fu preda d'empio Nume、Assai fervida Amante、
  Clamavi de tribulatione mea、ドミニ・エスト・テラ、
  ファート:サルヴェ・レジナ、ライトン:カンツォーナ、他/
 CD6〜ニコラ・ゴンベールと皇帝カール5世 ——
  ゴンベール:
   アレルヤ、主の霊は全地を満たす、トリステ・デパール、
   Plaisir n'ay plus、われはわが目を御身に対し上げ奉りぬ、
   天の后、喜びたまえ、御身いとうるわし、クレキヨン:突然天より風音が、
   来たれよ創り主なる聖霊よ、はかない喜びのために、
  ノン・パパ:聖霊降臨祭の夕食礼拝、Hortens-Lutens-Hortens、Forbons、他/
 CD7〜イザーク、オブレヒト、ド・ラ・リュー ——
  オブレヒト:サルヴェ・レジナ、聖母マリア、パルセ・ドミネ、
  イザーク:神の御名のもとに、In meinem Sinn、Alla battaglia、
  ラ・リュー:
   Il viendra le jour desire、
   Autant en emporte le vent、今はただ死を待つばかり、他/
 CD8〜ジョスカン・デ・プレ ——
  ジョスカン:
   苦しみが私をさいなみ、世の中のあまたの悲しみ、
   Fortune destrange plummaige、ジョスカンのファンタジー、
   いと聡明なる乙女、主よ, 御身の怒りにて、
   ああ, マリオンが、愛さずにはいられない、私を救っておくれ、
   私はもの思いに沈んだ、金がないのは何よりつらい、
   わが愛よさらば(リュートによる演奏)、わが愛よさらば(合唱による演奏)、
   すべての人の心は乱れ、A l'eure、われらを解き放ちたまえ、
   御身の定めは驚くべきものなり/
 CD9〜ヨハンネス・オケゲムとフランス ——
  コンペール:マニフィカト、Gaude prole regia 、Vous me faites morir、
  オケゲム:
   めでたし つぐない主の御母、私の口は笑う、可愛いカミュゼット、クレド、
  ディヴィティス:めでたし女王、他/
CD10〜ギョーム・デュファイとブルゴーニュ ——
  デュファイ:
   聖霊よ来たりたまえ、 めでたしトスカナ人の花、このフィレンツェの町は、
   美しい人が塔の下に、いと高きところには神に栄光、仇なす嫉妬よ、
   さあ、友だちよ、目を覚まそうよ、バンショワ:われに注ぎたまえ、他/
エリク・ファン・ネーヴェル(指揮)、
カペラ・サンクティ・ミヒャエリス、
クレンデ・コンソート
誇り高きフランドルのポリフォニー。古楽ファン注目のセットが登場!ベルギーのレーベル "Eufoda" からリリースされていた古楽ファン注目の好企画シリーズ "フランドルのポリフォニー" がボックス・セットとなって新装登場!15世紀〜16世紀のフランドル地方で隆盛を誇ったフランドル楽派。この"フランドル楽派の巨匠たち"には、ジョスカン、ラ・リュー、オケゲム、イザーク、ゴンベール、デ・モンテ、オブレヒト、ヴィラールトなど、ルネサンス時代を代表する大作曲家が次々と登場したフランドル楽派のポリフォニー音楽がテーマ別にまとめられており、当時のフランドル地方で生まれた"音楽"を網羅できる貴重なボックス・セットとして仕上がっている。また、かつてフランドル楽派と共にネーデルランド楽派を形成していたブルゴーニュ楽派からも、デュファイやバンショワらの作品が収められるなど充実度は非常に高い。ベルギー古楽界の名匠エリク・ファン・ネーヴェルと手兵クレンデ・コンソート、カペラ・サンクティ・ミヒャエリスの演奏も秀逸。古楽ファン要チェック!!
KTC 1367
\2500
シメオン・テン・ホルト(1923−):
 カント・オスティナート(2台ピアノ版)
ケイス・ウィーリンガ(ピアノ)、
ポロ・デ・ハース(ピアノ)
オランダで15000枚の大ヒットを記録した伝説の名盤が復活!作品が進行するに従い少しずつ変化を加えていく1つのフレーズ、すなわち "カント(歌)" が繰り返し奏でられていく現代オランダ音楽界の巨星、シメオン・テン・ホルトの超大作「カント・オスティナート」。美しく叙情的で、そして儚い "カント(歌)" が "オスティナート(反復)" しながら途切れることなく演奏される106のセクション。さざなみのように穏やかに広がる"カント(歌)"が生み出すアコースティックな癒しの空間には、クラシックやコンテンポラリー、ミニマルなどのジャンルや時代を超越した究極美が存在する。古くは17世紀から用いられてきた"オスティナート技法"と現代の作曲家が持つ無尽蔵のアイディアの融合による"カント(歌)"を聴くと、レーベルのお膝元であるオランダで15000枚以上の売上を記録したという実績にも納得。2台のピアノによって創造される新しく、またどこか懐かしい癒しの音楽が心に安らぎをもたらしてくれる ——。1996年5月17日−18日、マリア・ミノーレ教会(ユトレヒト)での録音。

GIMELL

CDGIM 042
\2400→¥2190
ジョスカン・デ・プレ(c.1440−1521):
 ミサ曲《不幸が私を襲い》(ミサ・マルール・ム・バ)/
 ミサ曲《絶望的な運命の女神》(ミサ・フォルトゥーナ・デスペラータ)
ピーター・フィリップス(指揮)、
タリス・スコラーズ
1987年の英グラモフォン賞年間最優秀賞獲得という快挙を達成した永遠の名唱「ミサ・パンジェ・リングァ」(CDGIM 009)に代表されるように、アレグリの「ミゼレーレ」と並ぶタリス・スコラーズの代名詞でもあるジョスカンのミサ曲。2007年の来日時のインタビューでは「キャリアを終えるまでにはジョスカンのミサ曲全曲録音を完成させたい」と語るなど、ジョスカンのミサ曲全曲録音に並々ならぬ意欲を見せていたピーター・フィリップス。そして「ミサ・パンジェ・リングァ」、「ミサ・ロム・アルメ」(CDGIM 019)から長い月日を経て遂にリリースされた全集第3弾、「無名のミサ&フーガによるミサ」(CDGIM 039)での完璧なハーモニーがこれまで以上に絶大な反響を巻き起こすなど、タリス・スコラーズの歌う"ジョスカン"への評価はさらなる高まりを見せている。「無名のミサ&フーガによるミサ」に続いてリリースされるタリス・スコラーズのジョスカンのミサ曲全集第4弾は、枢機卿アスカニオ・スフォルツァのために作曲されたという説を持つ「ミサ曲《不幸が私を襲い》」、「ミサ曲《絶望的な運命の女神》」の2作品。「ミサ曲《不幸が私を襲い》」は、オケゲムやマルティーニの作品とも伝えられている3声の世俗歌曲「不幸が私を襲い」に基づいた通作ミサ曲であり、「ミサ曲《絶望的な運命の女神》」ではビュノワの作と言われる3声の世俗歌曲「絶望的な運命の女神」が用いられている。独特の書法と多様な工夫が散りばめられたジョスカンのミサ曲の真の姿を、タリス・スコラーズの完璧なハーモニーが鮮明に浮かび上がらせる。世界最高峰のア・カペラ・グループとして古楽界に君臨するタリス・スコラーズがタリス・スコラーズとジョスカンという最高の組み合わせが生み出す合唱芸術の神髄にご期待下さい!※イギリスでは2009年3月2日リリース予定ですが、日本では大幅先行発売を予定しております!

GLOBE

GLO 6063
\2100
カッツ:朝の乙女たちと歌曲 ——
 愛の歌/朝の乙女たち/宗教歌曲
カメラータ・トラジェクティナ
詩人としてオランダの文学史に名前を残し、ホラント州の要職にも就いたとされるヤコブ・カッツ(1577−1660)の歌曲集。カメラータ・トラジェクティナは中世〜17世紀オランダの音楽を取り上げ続けているヴォーカルと古楽器によるアンサンブル。

GLOBE 1CD¥2500

GLO 5231 シューベルト:ピアノ作品集Vol.4 ——
 ピアノ・ソナタ第17番ニ長調D.850,Op.53/
 2つのメヌエットD.91/
 メヌエット ニ長調D.336/8つのレントラー変ロ長調D.378/
 3つのメヌエットD.380/アレグレット ハ短調D.915
トゥルーデリーズ・レオンハルト(フォルテピアノ)
グスタフ・レオンハルトの妹としても知られるオランダの女流ベテラン鍵盤奏者トゥルーデリーズ・レオンハルトは、シューベルトの録音に1815年〜1820年頃にウィーンのベニグヌス・ザイドナーによって製作されたフォルテピアノを使用。作曲者の晩年に製作された楽器を弾くことにより、作品が持つ本来の姿の再現を目指している。温かみのある音色が"ピアノ"とは違うシューベルト像を見せてくれる。
GLO 5234 ユトレヒトのカリヨンによるバロック音楽 ——
 J・S・バッハ:協奏曲/
 チーマ:ソナタ/
 ロカテッリ:ソナタ第12番/
 パーチャム:ソナタ/
 シャルパンティエ:ヴィオールのための4声のコンセール/
 カステッロ:ソナタ第2番/
 パーセル:歌劇《ディドとエネアス》より
アリー・アーベンス(カリヨン)
世界での有数の規模を誇る野外演奏用楽器"カリヨン"。この録音は、カリヨンの鐘の音色でバロック音楽を演奏してしまおうという仰天の作品集なのである。アリー・アーベンスは、カリヨン演奏が盛んなオランダでカリヨネア(カリヨン奏者)としてディプロマを取得したこの道のスペシャリスト。カリヨンの音色で聴くバロック音楽もユニーク。

GLOSSA

GCD 921525
\2500
ヘンデル:イタリアン・カンタータ集Vol.5 ——
 ヘンデル:カンタータ《クローリ、ティルシとフィレーノ》HWV.96
ロベルタ・インヴェルニッツィ(ソプラノ)、
イェツァベル・アリアス・フェルナンデス(ソプラノ)、
ロミーナ・バッソ(アルト)、
ファビオ・ボニッツォーニ(指揮&チェンバロ)、
アンサンブル・リゾナンサ
ヘンデルのイタリア滞在時代(1706年〜1710年)に作曲された100曲にも及ぶ"カンタータ"の中から、器楽伴奏が付いた約30曲を選りすぐりレコーディングを行うグロッサの"ヘンデル・イタリアン・カンタータ集"。最新作の第5集には、イタリア時代のヘンデルの有力なパトロンの1人だったフランチェスコ・ルスポーリ侯爵のローマ宮殿に招かれた1707年に作曲が行われたと伝わるカンタータ「クローリ、ティルシとフィレーノ(忠実な心)」HWV.96を収録。3人のソリストを必要とするカンタータ「クローリ、ティルシとフィレーノ」は、"器楽伴奏付きカンタータ"でありながら、小規模の"オペラ"に近い規模を持ったイタリア時代の傑作の1つである。ソリストには、第1集&第2集以来の登場となるソプラノのロベルタ・インヴェルニッツィ、キューバ生まれのソプラノ歌手イェツァベル・アリアス・フェルナンデス、イタリアのメゾ・ソプラノ、ロミーナ・バッソという人気、実力ともに今が旬の古楽の名手たちが集結。ディレクター兼チェンバロ奏者として大車輪の如き活躍を見せるボニッツォーニの統率力にも期待したい。2008年6月、サン・ミッシェル・アン・ティエラシュ修道院(フランス)での録音。
GCD 920410
\2500
カール・フリードリヒ・アーベル(1723−1787):ドレクセルの写本 ——
 組曲ニ長調/組曲ニ短調/組曲ニ長調/2つの小品イ長調
パオロ・パンドルフォ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
イタリアが生んだヴィオラ・ダ・ガンバの革命家、パオロ・パンドルフォの"サント・コロンブ"(GCD 920408)以来となる久々のリリースは、ドイツ古典派の天才ヴィオラ・ダ・ガンバ奏者アーベルの作品集!バロックから古典派へと移り変わる時代のドイツとイギリスで作曲家として、そしてヴィオラ・ダ・ガンバの名奏者としてその名を轟かせていたアーベル。アーベルの音楽人生はヴィオラ・ダ・ガンバと一心同体と言っても過言ではないほどの結びつきを見せており、そこから生まれた優れた作品がヴィオラ・ダ・ガンバの発展と復権に及ぼした影響力は計り知れない。"ソロ"と名付けられたヴィオラ・ダ・ガンバによる西洋音楽の旅、J・S・バッハの「無伴奏チェロ組曲」(ヴィオラ・ダ・ガンバ版)、マラン・マレの「膀胱結石切開手術の図」&「グラン・バレ」、サント・コロンブの「ヴィオールのための作品集」、そして超絶の"即興演奏"など、常に古楽界に大きな衝撃をもたらし、新たな世界を切り開いてきたパンドルフォが、アーベルの音楽にたどりつたのは必然だったのかもしれない。奇才パンドルフォが遂に録音を行ったアーベル。決定盤誕生の可能性大!2008年2月、フラン=ワレ教会(ベルギー)での録音。

Glossa Platinum

GCD P32302
\2500
エッサイの木〜グレゴリオ聖歌と中世のポリフォニー ——
 ラマの声/主よ、御身は祝福されたもう/神を讃えて歌おう/
 スブメルスス・ヤーチェト・ファラオ/バラムは言った/
 アレルヤ、イスラエルはエジプトより/ウツの地にヨブと名乗る人ありき/
 哀れみの母/罪と我らの父/預言者ヨナは言った/
 我らのために生まれた方が/ソロモン王/
 ルカ福音書によるセクエンシア/エッサイのひこばえは花咲く
ドミニク・ヴェラール(指揮)、
アンサンブル・ジル・バンショワ
〔アンヌ・ドラフォス(ソプラノ)、
アンヌ・マリー・ラブロード(ソプラノ)、
ゲルト・テュルク(テノール)、
ドミニク・ヴェラール(テノール)、
ジョセプ・キャブレ(バリトン)〕
アンサンブル・ジル・バンショワ第2弾!音楽で創造する"エッサイの木"。ドミニク・ヴェラールが作曲した5つの宗教作品を収めた"声楽のための新しい音楽"(GCD P32301)でグロッサ(Glossa)デビューを果たしたアンサンブル・ジル・バンショワ。ヴェラールの自作自演という独創的であり意外でもあった前作に続くグロッサからのリリース第2弾では、前作から180度転換した"グレゴリオ聖歌と中世のポリフォニー"というアンサンブル・ジル・バンショワが得意とする時代、作品を取り上げている。ステンドグラスに描かれた"エッサイの木"、すなわちキリストの家系図が大きなテーマとしてアルバムの根幹を成しているアンサンブル・ジル・バンショワの「エッサイの木」。ヨブ、ヨナ、ソロモン、ラケル、バラム、モーセなど聖書に登場する人物たちにまつわる聖歌によって1つのストーリーが形成されており、厳粛なるグレゴリオ聖歌と高貴なるポリフォニー、そしてアンサンブル・ジル・バンショワの柔らかなハーモニーが音楽による「エッサイの木」を創造する。2008年6月&7月、モン・サン・ヴァンサン教会(フランス)での録音。

GUILD 1CD¥2400

GMCD 7321 バッハ・オン・ザ・イタリアン・リュート ——
 J・S・バッハ:
  前奏曲ハ短調BWV.999、組曲ハ短調BWV.997、
  組曲ト短調BWV.995、無伴奏チェロ組曲第1番BWV.1007(クロトン編)/
 シュテルツェル:あなたがそばにいたら(クロトン編)
ペーター・クロトン(リュート)
1640年製のリュートが奏でるバッハの音楽。アメリカで育ち現在はスイスを拠点に活躍し、指導者としてもバーゼル・スコラ・カントルム、バーゼル音楽院、ベルン音楽院といったスイスの名門で教鞭を執るリュート奏者ペーター・クロトンのバッハ・アルバム。クロトンがバッハの演奏で弾いているリュートは、17世紀ヴェネツィアの楽器製作者マッテオ・セラスによって1640年に製作され、その後ヨハン・ゲオルク・ハウッケンにより修復が重ねられ1994年に演奏可能な状態として復活した銘器。数百年という長き年月を生きてきたイタリアのリュートが、録音場所となったバーゼル・シティ・スタジオの空気までを含んだ環境の全てを取り込み大バッハの音楽を創造している。クロトンの演奏のレベルの高さはもちろん、17世紀のリュートとバッハの音楽が醸しだす音色は古楽ファン要注目。
GMCD 7323 天の門〜17世紀リスボンとグラナダの教会音楽集 ——
 アヴィラ:Non est inventus/
 クリスト:Dixit Dominus/
 コンセイソン:Meio Registo/
 アヴィラ:In jejunio et fletu、Lamentations/
 コエリョ:Primeiro Kyrio do Primeiro/
 アヴィラ:Circumdederunt me/
 クリスト:Laudate pueri/
 ドゥアルテ・ロボ:聖母マリアのミサ/
 コエリョ:Magnificat、Nunc dimittis/
 クリスト:Versicle & response/
 フェルナンデス:Benedicamus Domino/
 D・ロボ:救い主のうるわしき母
シャルロット・フィリップス(オルガン)、
オーウェン・リーズ(指揮)、
オックスフォード・クィーンズ・カレッジ合唱団
スペイン黄金世代の17世紀で、ポルトガルがスペインが独立する1640年頃までのリスボンとグラナダで誕生した"教会音楽"にスポットをあてたユニークな合唱アルバム。16世紀後半から17世紀前半のポルトガルを代表する作曲家ドゥアルテ・ロボ(スペインのアロンソ・ロボとは別人)のミサ曲や珍しい作曲家たちの教会音楽と出会うことが出来る。クィーンズ・カレッジ合唱団の気品あふれるハーモニーも魅力的。
GMCD 7325 主に向かって喜ばしき声をあげよ ——
 エルガー:詩篇第100番/
 スタンフォード:ユビラーテ・デオ/
 ハンフォース:詩篇第81番/
 バード:神に向かいて喜びもて歌え/
 マーシャル:詩篇第23番/
 L・バークリー:主は我が導師/
 ベアストー:詩篇第55番/
 メンデルスゾーン:主よ我が祈りを聞きたまえ/
 ゴス:詩篇第116番/
 ハーヴェイ:我が神を愛す/
 ロイド:詩篇第137番/
 パレストリーナ:バビロンの流れのほとりにて/
 シュッツ:バビロンの流れのほとりにて/
 ガレット:詩篇第29番/
 エルガー:主に帰せよ
チャールズ・ハリソン(オルガン)、
アリク・プレンティス(指揮)、
リンカン大聖堂聖歌隊
グレインジャーの吹奏楽作品「リンカンシャーの花束」で知られるリンカンシャー州の由緒ある大聖堂、リンカン大聖堂の聖歌隊による教会合唱作品集。エルガーやスタンフォード、バークリーなどご当地イギリスの作曲家による合唱作品、パレストリーナとシュッツの「バビロン川のほとりにて」などプログラムも充実。

HYPERION 1CD¥2400

CDA 67741/4
(4CDs/特別価格)
\7200→¥6690
J・S・バッハ:
 平均律クラヴィーア曲集全曲〜
  48の前奏曲とフーガ BWV.846−893(2008年新録音)
アンジェラ・ヒューイット(ピアノ/ファツィオーリ)
バッハの「平均律クラヴィーア曲集」をプログラムとして、2007年8月のスタートから2008年10月の完結まで1年間以上の歳月をかけて世界6大陸の21ヶ国58都市で開催された鍵盤の女神アンジェラ・ヒューイットの"バッハ・ワールド・ツアー"。この壮大で画期的なプロジェクトを終えたヒューイットが出した1つの新たな答え。それこそが約10年ぶり2度目となるピアノの旧約聖書「平均律クラヴィーア曲集」の全曲録音なのである!"バッハ・ワールド・ツアー"のために「平均律クラヴィーア曲集」を1から見つめなおしたヒューイット。世界各国での公演を重ねていく中で新たに手にした"自由"と"発見"。そしてイタリアの銘器"ファツィオーリ"の存在。これらの様々な出来事や要素が絡み合うことにより生まれたヒューイットの新しい「平均律クラヴィーア曲集」。11年という歳月をかけてバッハの主要鍵盤作品の全てを録音したレコーディング・プロジェクトが"現代のレコード界における栄光のひとつ"と評されるなど、さらなる高みへと昇り続ける現代最高のバッハ弾きヒューイットが満を持して贈る新録音は絶対に聴き逃せません!ヒューイットの録音史上最大のブレイク必至です!2008年9月、ベルリン・イエス・キリスト教会(ドイツ)での録音。
CDA 67686 スティーヴン・ハフ・イン・リサイタル ——
 メンデルスゾーン:厳格な変奏曲ニ短調Op.54/
 ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第32番ハ短調Op.111/
 ウェーバー:舞踏への勧誘Op.65/
 ショパン:
  ワルツ第7番嬰ハ短調Op.64-2、
  ワルツ第2番変イ長調Op.34-1/
 サン=サーンス:のんきなワルツOp.10/
 シャブリエ:アルバムの綴り/
 ドビュッシー:レントよりおそく/
 リスト:
  忘れられたワルツ第1番嬰ヘ長調S.215-1、
  メフィスト・ワルツ第1番《村の居酒屋での踊り》/
 伝承曲(ハフ編):ウォルスィング・マティルダ
スティーヴン・ハフ(ピアノ)
英国が誇るヴィルトゥオーソ、スティーヴン・ハフ登場!最新作は魅力と驚きが満載のリサイタル・プログラム!サン=サーンスのピアノ協奏曲全集(CDA 67331/2/MCDA 67331/2)が英グラモフォン誌の選定する30年間で1枚の栄誉"グラモフォン・ゴールド・ディスク賞"に輝き、英ガーディアン紙からは"現在、世界で最も偉大な6人のピアニストの中の1人"と激賞されたイギリスの名手スティーヴン・ハフ。これまでにも「モーツァルト・アルバム」(CDA 67598)、「スパニッシュ・アルバム」(CDA 67565)、「イングリッシュ・アルバム」(CDA 67267)、「ニュー・ピアノ・アルバム」(CDA 67043)など、様々なテーマに基づいたユニークなコンセプト・アルバムを発表してきたハフの最新作は、"主題"、"変奏"、"ワルツ"がテーマに設定された"リサイタル・プログラム"。このリサイタル・プログラムは、実際にハフが2007〜2008シーズンに世界中で弾いたコンサートの公演曲目が収録曲に反映されているのが大きな特徴。ベートーヴェンの「ピアノ・ソナタ第32番」までが前半となり、プログラムの後半ではリスナーをワルツの旅にご招待。そしてハフ自身のアレンジによるオーストラリア第2の国歌「ウォルスィング・マティルダ」でコンサートを締め括っており、ハフのリサイタルの醍醐味を録音で味わえてしまうというピアノ・ファンに大推薦の1枚なのである。スティーヴン・ハフの実力とアイディアが生んだ、魅力と驚きが満載のリサイタル・プログラムにご期待下さい。
CDA 67763 パガニーニ:24のカプリースOp.1 ターニャ・ベッカー=ベンダー(ヴァイオリン)
新たなるヴァイオリンの女神が降臨。その名はターニャ・ベッカー=ベンダー!1996年の第16回ロドルフォ・リピツァー賞ヴァイオリン・コンクール第1位、2001年の第48回パガニーニ国際コンクール第3位という輝かしい実績を持つドイツの女流ヴァイオリニスト、ターニャ・ベッカー=ベンダーがハイペリオン初登場!1978年シュトゥットガルト出身のターニャ・ベッカー=ベンダーの勢いは凄まじく、前述のコンクール以外にも2000年のBunkamuraオーチャードホール・アウォード、ジュネーヴ国際音楽コンクールなどで優秀な成績を収め、ヨーロッパ、アメリカ、そしてアジアへと活躍の場を拡大。また2006年からはヴェンゲーロフの後任としてザールブリュッケンのザールラント州立音楽大学の教授に就任するなど、新たにスターダムに踊り出たドイツ系ヴァイオリニストの大器として注目を集めている。ベッカー=ベンダーのハイペリオンでのデビュー録音は、なんとパガニーニの「24のカプリース」。無伴奏、しかも超難曲という全く誤魔化しのきかないレパートリーを正々堂々と選んでしまうところからして只者ではない。ジュゼッペ・グァルネリ1728を駆使する新たなヴァイオリンの女神ターニャ・ベッカー=ベンダー、ブレイク必至!要注目!
CDA 67733 ファート:
 アンテヴェニス・ヴィリデス/ミサ曲《私は野の花》/
 主は来たりぬ/第8旋法によるマニフィカト/
 ミゼレーレ/エルサレムの娘たちよ/主の精霊は地上に満つ/
 音楽は神からの贈り物/めでたし元后/
クレメンス・ノン・パパ:私は野の花
チンクエチェント
2008年英グラモフォン賞にノミネートされるなど、前作フィリップ・デ・モンテの宗教作品集(CDA 67658)での素晴らしいハーモニーが改めて絶賛された男声のルネサンス・ヴォーカル・アンサンブル"チンクエチェント"。今回チンクエチェントが歌うのは、前作で取り上げたフィリップ・デ・モンテと同じく神聖ローマ皇帝マクシミリアン2世から絶大な信頼を受けながらもおよそ37歳という若さでこの世を去った夭折の天才ヤコブス・ファート(c.1529−1567)。ルネサンス期のフランドル楽派を代表する音楽家でもあったファートの綿密に組み立てられたミサ曲とモテットが、チンクエチェントのハーモニーに乗って宝石の如く輝きを放つ。チンクエチェントがルネサンス・ヴォーカルの世界に旋風を巻き起こすのも時間の問題だろう。
CDA 67724 ウカシェフスキ:十字架への道 スティーヴン・レイトン(指揮)、
ポリフォニー、ブリテン・シンフォニア
ポーランドの作曲家パヴェウ・ウカシェフスキ(1968−)の作品が持つ崇高な精神性、神秘的な美しさに惚れ込み、ウカシェフスキの音楽の代弁者としてその魅力を伝え続けているイギリス合唱界の名匠スティーヴン・レイトン。この「十字架への道」は、ウカシェフスキからレイトンに献呈された「ヌンク・ディミティス」を収録した宗教作品集(CDA 67639)に続くリリース第2弾。十字架を背負いゴルコタの丘へと向うキリストの姿を描いた大作「十字架への道」は、ポリフォニーの訴えかけるような鬼気迫る歌声とブリテン・シンフォニアの劇的な展開が全編を支配する55分の物語である。合唱関係者注目盤!
CDA 67661
\2400→¥2190
シューマン:チェロ作品集 ——
 幻想小曲集Op.73/アダージョとアレグロ変イ長調Op.70/
 ヴァイオリン・ソナタ第3番イ短調WoO.27(イッサーリス編)/
 夕べの歌Op.85-12(ヨアヒム編)/
 3つのロマンスOp.94/民謡風の5つの小品Op.102
スティーヴン・イッサーリス(チェロ)、
デーネシュ・ヴァーリョン(ピアノ)
モダンでもなくピリオドでもないJ・S・バッハの「無伴奏チェロ組曲」全曲(CDA 67541/OCDA 67541)が全世界を席巻するなど、その存在感の大きさを自身が奏でる音楽で改めて証明した"ミスターガット弦"スティーヴン・イッサーリス。バッハ以来となる待望の新録音では、没後150年となった2006年には日本でも"シューマン・プロジェクト"を開催するなど、心の底から愛するシューマンのチェロ作品集を取り上げる。「子供の頃からシューマンは最愛の友人であり、シューマン以上に身近な作曲家はいない」とまで語るイッサーリス。これまでのシューマンの音楽に対する功績の大きさが讃えられ、シューマンの生地ツヴィッカウ市から"シューマン賞"を授与されるなど、イッサーリスとシューマンの関係は切っても切れないほど強固で深いものなのである。「幻想小曲集」や「アダージョとアレグロ」、「5つのロマンス」など様々な楽器で演奏される名作だけでなく、イッサーリス自身のアレンジによる「ヴァイオリン・ソナタ第3番」を加えるなどプログラムも多彩。このシューマンでイッサーリスが弾いているチェロは、日本音楽財団より貸与されている1730年製のストラディヴァリウス"フォイアマン"、ロンドンの王立音楽院から使用許可を得た1726年製のストラディヴァリウス。2台の銘器を操る"ミスターガット弦"イッサーリスのシューマンが聴き手の心を魅了する。2008年6月28日〜30日、ヘンリー・ウッド・ホール(ロンドン)での録音。
CDA 67636
\2400→¥2190
ロマンティック・ピアノ・コンチェルト・シリーズ第47集 ——
 ザーロモン・ヤーダスゾーン(1831−1902):
  ピアノ協奏曲第1番ハ短調(世界初録音)、
  ピアノ協奏曲第2番へ短調Op.90(世界初録音)/
フェリックス・ドレーゼケ(1835−1913):
 ピアノ協奏曲変ホ長調Op.36
マルクス・ベッカー(ピアノ)、
ミヒャエル・ザンデルリンク(指揮)、
ベルリン放送交響楽団
歴史に埋もれたロマン派の知られざる"ピアノ協奏曲"の発掘と紹介を行うハイペリオンの"ロマンティック・ピアノ・コンチェルト・シリーズ(RPCシリーズ)"。巻を重ねるごとに勢いを増している"RPCシリーズ"の最新巻となる第47集は、ドイツ・ロマン派のピアノ協奏曲集!フランツ・リストから受けた大きな影響やライプツィヒ音楽院で音楽を学んだという共通点を持つ1831年生まれのヤーダスゾーンと1835年生まれのドレーゼケ。ユダヤ系の家庭に生まれたために名門ライプツィヒ音楽院を経てディーリアス、グリーグ、ブゾーニといった大音楽家を数多く育てながらも、反ユダヤ主義の煽りを受け不遇をかこったヤーダスゾーン。逆に本人の意思とは関係なくナチス・ドイツから称賛されたことにより、親ナチスという視線から逃れることができず次第に歴史から名を消すことになってしまったドレーゼケも、ヤーダスゾーンと同じくドイツ動乱の犠牲者であるとも言えるのではないだろうか。当時を代表する対位法の大家でありながらも"美しい旋律を書くことがなによりも重要"という姿勢を貫いたヤーダスゾーンと、リストやワーグナーの新ドイツ楽派に属しヤーダスゾーンと同じく対位法の名手でもあったドレーゼケの"ピアノ協奏曲"。3作品ともドイツ・ロマン派の濃厚な旋律美と華麗で技巧的なパッセージを備えた屈指の傑作であり、この録音の登場によって再評価の気運が高まる可能性は非常に高い。RPCシリーズ第47集でソリストを務めるのは、今回がシリーズ初登場となる"マックス・レーガーの化身"マルクス・ベッカー。レーガーのピアノ作品全集(Thorofon/RTCH 2501)で12枚にも及ぶレーガーのピアノ作品を弾ききったドイツの鬼神が遂にRPCシリーズに本格参戦!巨匠クルト・ザンデルリンクの血筋を受け継ぐミヒャエル・ザンデルリンクとベルリン放送響とのドイツ・トリオが"ヤーダスゾーン"と"ドレーゼケ"のピアノ協奏曲を復活させる。
CDA 67642
¥2190
ロマンティック・ヴァイオリン・コンチェルト・シリーズVol.7 ——
 アレンスキー:ヴァイオリン協奏曲イ短調Op.54/
 タネーエフ:ヴァイオリンと管弦楽のための《協奏的組曲》Op.28
イリヤ・グリンゴルツ(ヴァイオリン)、
イラン・ヴォルコフ(指揮)、
BBCスコティッシュ交響楽団
アレンスキーとタネーエフ!鬼才グリンゴルツがロシアの協奏曲を制覇する!現在第46集までリリースされている"ピアノ"、ゲルハルトの2タイトルが輝きを見せる"チェロ"、そしてもう1つのロマンティック・コンチェルト・シリーズである"ヴァイオリン"。サン=サーンス、スタンフォード、フバイ、カルウォヴィチ、コールリッジ=テイラーなどの知られざる素晴らしき"ヴァイオリン協奏曲"が取り上げられてきた"ロマンティック・ヴァイオリン・コンチェルト・シリーズ"の最新巻となる第7集は、シリーズ初となるロシアン・プログラム!巨匠にして名教師、レオポルト・アウアーに献呈されたアレンスキーの「ヴァイオリン協奏曲」とタネーエフの「協奏的組曲」。作品の形式こそは違うものの、アウアーの超絶技巧を活かすために散りばめられた高度な技巧を要する難解なパッセージ、ロシア・ロマン派ならではの哀愁漂う旋律など共通点は数多い。また献呈者のアウアー、作曲者のアレンスキー、タネーエフの3人それぞれがチャイコフスキーにまつわるエピソード、親交を持っているという点も興味深い。ソリストは、エルンストのヴァイオリン作品集(CDA 67619)で衝撃的な登場を飾ったロシアの若き鬼才イリヤ・グリンゴルツ。1995年メニューイン国際ヴァイオリン・コンクール優勝、98年に弱冠16歳でパガニーニ国際コンクール優勝を勝ち取るなど凄まじい実力と経歴を持つグリンゴルツが、祖国ロシアの2つのヴァイオリン協奏曲を制覇する!
CDA 67690
¥2190
ダンディ:管弦楽作品集 ——
 交響詩《ヴァレンシュタイン》Op.12/
 ヴィオラと管弦楽のための《コラール・ヴァリエ》Op.55/
 交響詩《花咲くサルビア》Op.21/
 ヴィオラと管弦楽のための《歌》Op.19
ローレンス・パワー(ヴィオラ)、
ティエリー・フィッシャー(指揮)、
BBCナショナル・オーケストラ・オヴ・ウェールズ
三十年戦争の英雄ヴァレンシュタインを描いたダンディの交響詩!ティンパニ(Timpani)やシャンドス(Chandos)から続々とリリースされたレコーディングのヒットにより、"マイナー作曲家"という括りから飛躍を遂げた20世紀フランスの作曲家ヴァンサン・ダンディ。急速なスピードで再評価が進み、いままさに旬の作曲家として注目を集めているダンディの管弦楽作品集がハイペリオンからも登場!"三十年戦争"の英雄ヴァレンシュタインを主人公としたシラーの戯曲に基づく"交響詩「ヴァレンシュタイン」"は、ダンディのドイツとその文化に対する敬意と親近感を反映した大作であり、この作品集のメイン・プログラム。またワーグナーの影響とフランスの作曲技法が同居する「花咲くサルビア」の巧みなオーケストレーションも魅力的。そして「コラール・ヴァリエ」と「歌」の2作品では、ソリスト、ナッシュ・アンサンブルのメンバーとして大活躍する次代の巨匠候補ローレンス・パワーがヴィオラ・ソロで参戦。20世紀フランス管弦楽作品の演奏で破竹の快進撃を展開しているティエリー・フィッシャー&BBCNOWの快演が楽しみ。
CDA 67653 バード:宗教音楽集第11巻 ——
 天より主が降りたまいぬ/あなたは羊飼い/
 主よ、われを憐れみたまえ/死の悲しみがわれをとりまく/
 汝が地にてつなぐものはみな/主よ、御身の契約を思い起こしたまえ/
 主よ、立ち上がりたまえ、何ゆえ眠りたもうや/リタニア/
 今こそわれは真に知る/御身は彼らを長となしたもう/汝はペテロなり/
 われらは天の主に手とともに心を上げん/きょう、シモン・ペテロは/
 ペテロよ、神の命によりこの世の鎖を解け/主はかく言いたもう
アンドルー・カーウッド(指揮)、
カージナルズ・ミュージック
バードの宗教音楽集第11巻!タリス・スコラーズのメンバーでもあるアンドルー・カーウッドが音楽監督として率いるイギリスのア・カペラ・グループ、カージナルズ・ミュージックのバード・エディション最新盤!前作の第10巻(CDA 67568)が2007年英グラモフォン賞の古楽部門賞を獲得するなど、ハイペリオン移籍後も絶好調を維持し続けているバードの代弁者たちが歌うのは、1585年に国教会忌避者とされた後のバードの宗教作品。ロンドンからエセックスに移住したバードが生んだ1591年の「聖歌集第2巻(カンティオネス・サクレⅡ)、1607年の「グラドゥアリアまたは宗教声楽曲集第2巻」からカージナルズ・ミュージックが選りすぐった15の宗教曲。イギリス国教会とカトリックを巡る騒乱の中を生き抜いたバードの音楽に、カーウッド&カージナルズ・ミュージックの歌声が新たな息吹きを吹き込む。
CDA 67667 R・シュトラウス:歌曲全集Vol.4 ——
 マドリガルOp.15-1/冬の夜Op.15-2/苦悩の讃歌Op.15-3/
 悲しみの歌からOp.15-4/帰郷Op.15-5/静かな散歩Op.31-4/
 労働者Op.39-3/わが子への歌Op.39-5/岸辺にてOp.41-3/
 ひそやかな歌Op.41-5/詩人の夕べの散歩Op.47-2/
 石切り人の歌Op.49-4/見つけた花Op.56-1/あなたの青い瞳でOp.56-4/
 夜ふけの船でOp.56-3/近づく老年Op.87-1/
 創造と生命を与えることOp.87-2/
 もはやそれ以上はOp.87-3/陽の光の中にOp.87-4
クリストファー・マルトマン(バリトン)、
アラステア・マイルズ (バス)、
ロジャー・ヴィニョールズ(ピアノ)
マルトマンが歌うR・シュトラウス!ハイペリオンが誇る歌曲シリーズを代表する"シューベルト歌曲集"や"シューマン歌曲集"に匹敵する支持と評価を得ているリヒャルト・シュトラウスの歌曲全集も今回のリリースで第4集に到達。作曲者の死後に出版されたリュッケルトとゲーテの詩による「歌曲集Op.87」など、シリーズ全体で共通しているセンスを感じさせるプログラミングもこのシュトラウス歌曲集の人気の秘密。クリスティーネ・ブリューワー(Vol.1)、アンネ・シュヴァネヴィルムス(Vol.2)、アンドルー・ケネディ(Vol.3)といった実力者たちに続き第4集を歌うのは、イギリス期待のバリトン歌手クリストファー・マルトマン!コヴェント・ガーデン王立歌劇場、メトロポリタン・オペラ、バイエルン州立歌劇場などでのオペラ出演や世界各地でのリサイタルが称賛を受けており、そのスタイリッシュな歌声への注目度は日増しに高まりを見せている。ハイペリオンからのリリースでは、シューベルト歌曲集、フォーレ歌曲集、ドビュッシー歌曲集などに参加しており、録音面での実績も抜群!
CDA 67719 ハイドン:ピアノ三重奏曲集Vol.1 ——
 ピアノ三重奏曲第24番ニ長調Op.73-1,Hob.XV-24/
 同第25番ト長調Op.73-2,Hob.XV-25《ハンガリー風》/
 同第26番嬰ヘ短調Op.73-3,Hob.XV-26/
 同第27番ハ長調Op.75-1,Hob.XV-27
フレスタン・トリオ
〔スーザン・トムズ(ピアノ)、
アンソニー・マーウッド(ヴァイオリン)、
リチャード・レスター(チェロ)〕
ロンドンのギルドホール音楽院の卒業生によって結成され、2000年のロイヤル・フィルハーモニック協会室内楽部門賞に輝くなど、ハイペリオンの歴史を語る上で欠かすことのできない世界有数のピアノ三重奏団、フロレスタン・トリオ。モーツァルトのピアノ三重奏曲集の録音を完成させたフロレスタン・トリオが新たにスタートさせるシリーズは、没後200周年記念となるハイドンのピアノ三重奏曲集。このフロレスタン・トリオによるハイドンの第1集には、イギリス滞在時代に書かれた傑作「ピアノ三重奏曲第25番《ハンガリー風(ジプシー・ロンド)》」が収録されており、アニヴァーサリーの"ハイドン"とハイペリオンの本拠地"ロンドン"を収録曲でリンクさせているところもユニーク。
CDS 44371/4
(4CD/特別価格)
\9600
ハイドン:ロンドン交響曲集 ——
 交響曲第93番ニ長調Hob.I-93/同第94番ト長調《驚愕》Hob.I-94/
 同第95番ハ短調Hob.I-95/同第96番ニ長調《奇跡》Hob.I-96/
 同第97番ハ長調Hob.I-97/同第98番変ロ長調Hob.I-98/
 同第99番変ホ長調Hob.I-99/同第100番ト長調《軍隊》Hob.I-100/
 同第101番ニ長調《時計》Hob.I-101/同第102番変ロ長調Hob.I-102/
 同第103番変ホ長調《太鼓連打》Hob.I-103/
 同第104番ニ長調《ロンドン》Hob.I-104
ハワード・シェリー(指揮)、
スイス・イタリア語放送管弦楽団
"交響曲の父"フランツ・ヨーゼフ・ハイドンの没後200周年を祝うハイペリオンからのアニヴァーサリー・リリースは、『ロンドン交響曲集(ザロモン・セット)』全12曲!ペーター・ザロモンの招きでロンドンを訪れたハイドンが、1791年から1795年にかけて作曲を行った12の交響曲の中からは、「驚愕」や「軍隊」、「時計」、「ロンドン」などの後期作品の代表作が生まれている。演奏はハワード・シェリー&スイス・イタリア語放送管弦楽団のコンビ、しかも2007年〜2008年の新録音。"シュポアの交響曲集(CDA 67616&CDA 67622)"で一気に株を上げているだけに、ドイツ作品の演奏への期待度は高い。テムズ川に架けられたウェストミンスター橋の絵画を使ったジャケット・アートワークもグッド!

HELIOS 1CD¥1500

CDH 55315
\1500
デミジェンコ・プレイズ・メトネル ——
 メトネル:
  夕べの歌ヘ短調Op.38-6/おとぎ話変ロ長調Op.20-1/
  ソナタ・エレジー ニ短調Op.11-2/朝の歌ハ短調Op.39-5/
  主題と変奏嬰ハ短調Op.55/
  酒神賛歌変ホ長調Op.10-2/回想ソナタOp.38-1
ニコライ・デミジェンコ(ピアノ)
オニックス(Onyx)からショパンの新録音をリリースするなど、進化を続けるロシアの重戦車ニコライ・デミジェンコ。デミジェンコにとってロシア作品は、十八番ショパンと双璧を成す自身の重要なレパートリー。デミジェンコに流れるロシアの血が、メトネルの作品が持つ古典的な美を解き放つ。1992年9月3日−4日の録音。CDA 66636からの移行再発売。
CDH 55331 チャイコフスキー:歌曲集 ——
 昨日の夜Op.60-1/そんなに早く忘れて/
 夜鳴きうぐいすOp.60-4/それは早春のことだったOp.38-2/
 騒がしい舞踏会でOp.38-3/恐ろしい一時Op.28-6/
 信じるな、わが友よOp.6-1/かっこうOp.54-8/
 私は野の草ではなかったかOp.47-7/子守歌Op.16-1/
 窓のかげにOp.60-10/セレナードOp.63-6/カナリアOp.25-4/
 語るな、おおわが友Op.6-2/嵐の時の子守歌Op.54-10/
 春Op.54-9/なぜ?Op.28-3/ただ憧れを知る人だけがOp.6-6/
 夜は明けるだろうかOp.47-6/
 私がそのことを知っていたらOp.47-1/なぜ?Op.6-5
ジョーン・ロジャーズ(ソプラノ)、
ロジャー・ヴィニョールズ(ピアノ)
100曲を超える歌曲の中なら選りすぐられたロマンティックなチャイコフスキーの歌曲集。名ソプラノ、ジョーン・ロジャーズと歌曲伴奏の達人ロジャー・ヴィニョールズのコンビネーションが美しい旋律に花を添える。CDA 66617からの移行再発売。
CDH 55249 イギリスのリュート歌曲集 ——
 ジョンソン:五尋の深みに、蜂が蜜吸うところで/
 作曲者不詳:女王の仮面の最後/
 キャンピオン:美しい人よ、ほめてほしいなら/
 ダウランド:暗闇に住まわしておくれ、時は停止する/
 ロウズ:私は恋の病/
 ジョンソン:ファンタジア/
 ロウズ:薔薇の蕾を摘め、摘めるうちに/
 ダウランド:見よ、この不思議を/
 ダニエル:ローサ/
 パーセル:リゴードン/
 バニスター:来よ、此黄なる真砂/
 ハンフリー:蜂が蜜吸うところで/
 パーセル:
  恋することは何と楽しいことか、リリバーレロ、自然の声/
 バニスター:私のリュートを下さい/
 パーセル:シフォーチの別れ/他
ロビン・ブレイズ(カウンターテナー)、
エリザベス・ケニー(リュート)
ロビン・ブレイズの清らかで無垢な歌声がイギリスで流行したリュート歌曲に生命力を吹き込む。エリザベス・ケニーのリュートの音色も味わい深い。CDA 67126からの移行再発売。



ページ内の商品チェック・ボックスをクリックしたら、最後に 「かごに入れる」ボタンを押してください。
新店内のほかのページのお買い物がありましたら、そちらもすませ、最後に「注文フォームへ」ボタンを押して注文フォームで注文を確定してください。
(チェック内容を変更したら、必ずもう一度「かごに入れる」ボタンをクリックしてください。変更内容がかごに反映されませんので)


注文フォームへ


アリアCD 新店舗トップページへ



Copyright(C) 2008 ARIA−CD.All rights reserved.109