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第45号マイナー・レーベル新録音新譜(4)



INTIM MUSIK

IMCD 110
\2500
レーンクヴィスト:
 ソプラノ、4つの楽器と女声合唱のための協奏曲《燃える手の天使に》
ヘレナ・エック(ソプラノ)、
バッカ・カタリナ・エリクソン(オーボエ)、
サラ・リンドルフ(フルート)、
アンナ・ウォールグレン(チェロ)、
レオ・スヴェンソン(チェロ)、
ヨルゲン・ペッテション(サクソフォン)、
カーリン・エクルンド(指揮)、
ラ・カペラ
カーリン・レーンクヴィスト(1957−)は、ストックホルム合唱団"Stans kor"のディレクター、スウェーデン室内管弦楽団のコンポーザー・イン・レジデンスを務めてきたスウェーデンの女流作曲家。「燃える手の天使に」は女声合唱を中心として、器楽のサウンドを効果的に散りばめた劇的な作品である。

MUSIQUE EN WALLONIE

MEW 0844-0845
(2CD)
\5000
イザイ:歌劇《坑夫ピエール》 ギレーヌ・ジラール(ソプラノ)、
アラン・ガブリエル(テノール)、
パトリック・デルクール(バリトン)、
ジャン=ピエール・ヘック(指揮)、
ワロン王立歌劇場管弦楽団&合唱団
イザイのオペラ、"坑夫ピエール"!1858年ベルギーのリエージュに生まれたヴァイオリンの世界的巨匠ウジェーヌ・イザイ。ここでは、話題盤"イザイに献呈されたヴァイオリン・ソナタ"(MEW 0528-0531)に収録された作品など、数々の初演を行った"ヴァイオリン奏者"としてではなく"作曲家"としての姿に焦点をあてており、録音された作品はイザイの珍しいオペラ「坑夫ピエール」!1931年3月4日に初演が行われたものの未出版のため演奏機会に恵まれてこなかった「抗夫ピエール」だったが、2005年にアメリカのケース・ウェスタン・リザーブ大学のフィリップ・シストがクリティカル・エディションを発表したことにより今回の録音が実現の運びとなったのである。イザイの作品といえば「無伴奏ヴァイオリン・ソナタ」などが知られているが、母国ベルギーのアーティストたちによって貴重なオペラがその姿を現すことになる。2006年11月25日の録音。

MUSIQUES SUISSES

MGBCD 6263
(2CD)
\5000
ズーターマイスター:歌劇《ロメオとジュリエット》 アドルフ・ダラポッツァ(テノール)、
ウルスラ・コシュト(ソプラノ)、
ハインツ・ワルベルク(指揮)、
ミュンヘン放送管弦楽団、
バイエルン放送合唱団、テルツ少年合唱団、他
ミュンヘンではカール・オルフに師事した20世紀スイスの作曲家ハイリヒ・ズーターマイスター(1910−1995)。ピアノ作品や協奏曲、オペラの作曲家として知られ新古典主義を掲げたズーターマイスターの代表作が、カール・ベームの手で初演されたこの「ロメオとジュリエット」。指揮者のワルベルクやミュンヘン放送管、バイエルン放送合唱団など演奏者陣も大作に相応しく実力者が揃っている。
MGBCTS-M 115
(2CD)
\5000
2007年に世界初演が行われたスイスの音楽 ——
 ジャギ:トリーブ/
 スクリュプチャク:イニシャル/
 ジンマーリン:クエリス/
 ゴーディベール:ワンダーランドの中で/
 グブラー:RIT/
 ゲーザー:ツァイト/
 ブランク:ダンス・ランスタン/
 ダイアー:D'un amour lance/
 フーバー:ヴィダ
デイヴィッド・スターン(指揮)、
バーゼル室内管弦楽団、
マルコ・アンギウス(指揮)、
ローザンヌ室内管弦楽団、
サクソフォン四重奏団XASAX、他
現代スイスの大御所クラウス・フーバーを筆頭に10人の作曲家たちの新しい作品を収録。現代のスイス楽壇の最先端とも言える音楽が並ぶ。

NIMBUS 1CD−R¥1800

NI 7701
¥1690
ショパン:
 アンダンテ・スピアナートと
  華麗なる大ポロネーズ変ホ長調Op.22、
 ピアノ・ソナタ第3番ロ短調Op.58/
リスト:
 ハンガリー狂詩曲第2番、ピアノ・ソナタ ロ短調S.178
シューラ・チェルカスキー(ピアノ)
1995年の没後も根強い人気を誇るウクライナ出身の名匠シューラ・チェルカスキー。ヨーゼフ・ホフマンの流れを汲むチェルカスキーが弾くショパンとリストの"ロ短調ソナタ"。"音の魔術師"、"ピアノの魔術師"と呼ばれたチェルカスキーが、異名の由来を自身の演奏で説明してくれる。1985年6月&10月の録音。(Nimbusはレーベル・オフィシャルのCD-R盤となります)
NI 7704 メンデルスゾーン:
 カプリッチョ イ短調Op.33-1/
 ロンド・カプリチオーソ ホ長調Op.14/
 前奏曲とフーガ第1番ホ短調Op.35-1/
 練習曲第2番ヘ長調/
 前奏曲とフーガ第5番ヘ短調Op.35-5/
 スケルツォ ホ短調Op.16-2/無言歌集より/
 厳格なる変奏曲ニ短調Op.54/
 7つの性格的小品Op.7/ピアノのための小品第2番
マーティン・ジョーンズ(ピアノ)
コルンゴルトやグアスタビーノからブラームス、ドビュッシー、ラフマニノフなど、凄まじい量のレパートリーを持つニンバスの看板ピアニスト、マーティン・ジョーンズ。メンデルゾーンのピアノ作品全集からのハイライトは、「無言歌」を中心としたプログラム。1972年〜1979年の録音。
NI 7703 グレインジャー:ピアノ作品集 ——
 ストランド街のヘンデル/婚礼のララバイ/
 カントリー・ガーデンズ/ダウランド〜いまぞ別れの時か/
 J・S・バッハ〜羊たちは安らかに草を食み/
 ガム・サッカーズ・マーチ/わたしのロビンは緑の森へ/
 岸辺のモリー/スタンフォード〜マーチ・ジグ/
 ロンドンデリーの歌/
 チャイコフスキー〜ピアノ協奏曲第1番の冒頭部分/
 R・シュトラウス〜歌劇《ばらの騎士》より
  ランブル・オン・ラヴ/コロニアル・ソング/
 シェパーズ・ヘイ/ウッドストック・タウンの近くで/
 モリスもどき/ザンジバルの舟歌/子供のマーチ/
 わたしのジョンよ、もう一日/ダオメーにて
マーティン・ジョーンズ(ピアノ)
「リンカンシャーの花束」などの吹奏楽作品や、民族音楽を取り入れた傑作の数々で人気の高いグレインジャーの作品をマーティン・ジョーンズが弾く。オリジナル作品だけでなく、グレンジャー編曲によるチャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番冒頭部分を加えるなど、プログラミングのセンスも高い。1989年4月&5月の録音。
NI 7702 ドビュッシー:ピアノ作品集 ——
 月の光/パスピエ/雨の庭/水に映る影/仮面/
 そして月は荒寺に落ちる/グラドゥス・アド・パルナッスム博士/
 雪は踊る/ゴリウォーグのケークウォーク/レントよりおそく/
 雪の上の歩み/西風の見たもの/亜麻色の髪の乙女/
 沈める寺/ミンストレル/ラヴィーヌ将軍/カノプスつぼ/
 花火/アルペッジョのために/和音のために
マーティン・ジョーンズ(ピアノ)
メンデルスゾーンと同じく、ドビュッシーのピアノ作品でも全集を完成させたマーティン・ジョーンズ。全集からの抜粋となるドビュッシー・アルバムでも「月の光」や「亜麻色の髪の乙女」、「沈める寺」など聴き応えは十分。1988年4月〜10月の録音。

NIMBUS 1CD−R¥2300

NI 5831
\2090
シチェドリン:チェロのための作品集 ——
 ロシア民謡による古い旋律/
 チェロ・ソナタ
 アルベニスの形式で/カドリエ
ラファエル・ウォルフィッシュ(チェロ)、
ロディオン・シチェドリン(ピアノ)
英国チェロ界の名手ラファエル・ウォルフィッシュとソ連作曲家同盟の議長を務めた大御所シチェドリンのデュオによるシチェドリンのチェロ作品集!「カルメン組曲」の作曲家としての一面がクローズアップされることの多いシチェドリンの室内楽作品を、ウォルフィッシュの弓とシチェドリンのピアノが濃厚に繰り広げる。2007年5月25日の録音。(Nimbusはレーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。)
NI 7707
\1800
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集 ——
 ピアノ・ソナタ第8番ハ短調Op.13《悲愴》/
 同第14番嬰ハ短調Op.27-2《月光》/
 同第21番ハ長調Op.53《ワルトシュタイン》/
 同第26番変ホ長調Op.81a《告別》
バーナード・ロバーツ(ピアノ)
英国屈指のベートーヴェン弾き、バーナード・ロバーツがニンバスに録音を行ったベートーヴェンのピアノ・ソナタ全集から人気作品をチョイスしたベスト・アルバム。スケールの大きさを感じさせる落ち着いたベートーヴェンは大ベテランだからこそなせる業。1982年〜1985年の録音。(Nimbusはレーベル・オフィシャルのCD-R盤となります)
NI 7716/7
(2CD/特別価格)
\2700
シベリウス:
 交響曲第2番ニ長調Op.43/交響詩《フィンランディア》Op.26/
 交響詩《エン・サガ》Op.9/組曲《ペレアスとメリザンド》Op.46*/
 ロマンス ハ長調Op.42*/アンダンテ・フェスティーヴォ*/
 悲しいワルツ*/田園組曲Op.98b*/
 組曲《恋する者》Op.14*/かわいい組曲Op.98a*
ウィリアム・ボートン(指揮)、
ロイヤル・フィルハーモニック管弦楽団、
イギリス弦楽オーケストラ
フィンジやメンデルスゾーンなど、弦楽オーケストラのための作品を数多く録音したイギリスの指揮者ウィリアム・ボートンのシンフォニック・レパートリー。シベリウスの「交響曲第2番」や「フィンランディア」ではオーケストラをしっかりと歌わせており、管楽器セクションの使い方も独自色豊かで佳演に仕上げている。1988年&1990年の録音。
NI 7712
\1800
ウェディングのために ——
 ワーグナー:結婚行進曲/
 J・S・バッハ:主よ人の望みの喜びよ/
 ヘンデル:メヌエット/
 メンデルスゾーン:結婚行進曲/
 シャルパンティエ:前奏曲/
 ヘンデル:アリア/
 ボエルマン:聖母への祈り/
 ワーグナー:楽劇《ニュンベルクのマイスタージンガー》より第1幕の前奏曲/
 ヘンデル:序曲、アリア、ホーンパイプ/
 クラーク:デンマーク王子の行進曲/
 J・S・バッハ:羊は安らかに草を喰み/
 ライト:前奏曲/
 ヘンデル:シバの女王の入場/
 スタンリー:トランペット・ヴォランタリー/
 J・S・バッハ:G線上のアリア/
 ヴォーン=ウィリアムズ:グリーンスリーヴス/
 ウォルトン:王冠/
 パーセル:トランペット・チューン/
 グノー:アヴェ・マリア/
 ウィドール:トッカータ
ケヴィン・ボウヤー(オルガン)
長大なJ・S・バッハのオルガン作品集の録音でお馴染みのオルガニスト、ケヴィン・ボウヤーの演奏によるウェディング・アルバム。ウォルトンの「王冠」など英国作曲家の作品がしっかり取り上げられているところは流石。アルバムの最初が"ワーグナー"の結婚行進曲というところはご愛嬌!?1995年の録音。
NI 5486
\2300
タイの音楽 ——
 チャオ・プラヤ協奏曲/カンボジアの夜の音楽/イニスエーション/
 ピグミー族の踊り/Cherd Nawk/フォン・ナアム
フォン・ナアム
タイの伝統音楽と西洋のクラシック音楽の融合を試みたエスニックなアルバム。「チャオ・プラヤ協奏曲」でのピアノの超絶テクニックと伝統音楽の旋律のコラボレーションがこれまた面白い!1995年の録音。
NI 5483
\2300
ブラジル北東部の弦楽四重奏曲 ——
 ペレイラ:3つの小品/
 伝承曲:ムレール・レンデイラ/
 マドゥレイラ:トレ/
 カピバ:トアダとデサフィオ/
 マシエル:ペドラ・ド・レイノ/
 ペレイラ:変奏曲/
 マドゥレイラ:プレグイサ、ゲレイロ/
 アルメイダ:Rasga do Nordeste/
 マドゥレイラ:Baque de Luanda、Toada e Dobrado da Cavalhada
パライバ弦楽五重奏団
ブラジルの弦楽アンサンブルによるブラジルの弦楽作品集。サンバのような熱いリズムが全編で展開されるかと思いきや、抒情的な旋律が次々と現れる。一般的なブラジル音楽のイメージとはまた違ったスタイルを知れる。1995年の録音。

OMNIBUS CLASSICS

CC 5001
\2400
クリス・ウィリアムズ:
 ツナミ・レクイエム/
 金管五重奏のための《マラバール》/
 コロマンデル海岸の歌
ジェイムズ・ギルクリスト(テノール)、
グレアム・ウィリィ(指揮)、
イングリッシュ・フィルハーモニア&合唱団、
エルサム・カレッジ合唱団、
イングリッシュ・ブラス
クラシックのオーケストラ、室内楽、コンテンポラリーの新作、ジャズ、ワールド・ミュージックのライヴ録音をリリースする新レーベル"オムニバス・クラシックス(Omnibus Classics)"がスタートします。リリース第1弾は、ベアフォード・アーツ・センターのミュージシャン・イン・レジデンスなどを歴任したイギリスの作曲家クリス・ウィリアムズの作品集。2004年に起きたスマトラ沖大地震と大津波で命を落とした人々への鎮魂歌として作曲された「ツナミ・レクイエム」の荘厳で哀しきな響きが胸を打つ。2008年5月12日、ロンドン・フェスティヴァル・ホールでのライヴ録音。

ONYX 1CD¥2400

ONYX 4042
¥2190
ウォルトン:チェロ協奏曲/
ブロッホ:無伴奏チェロ組曲第1番/
リゲティ:無伴奏チェロ・ソナタ/
ウォルトン:無伴奏チェロのための10のパッサカリア/
ブリテン:無伴奏チェロ組曲第2番より シャコンヌ
ピーター・ウィスペルウェイ(チェロ/グァダニーニ1760&ストラディヴァリ1698"magg")、
ジェフリー・テイト(指揮)、
シドニー交響楽団
オランダのチャンネル・クラシックスからリリースされたドヴォルザークの「チェロ協奏曲」(CCSSA 25807)やショスタコーヴィチの「チェロ協奏曲第2番」(CCSSA 25308)での劇的な凄演が記憶に新しいオランダ生まれの超人チェリスト、ピーター・ウィスペルウェイ。現代を代表するチェリストの1人、ウィスペルウェイにとって初となるウォルトンのチェロ協奏曲を含む"20世紀中期のチェロ作品集"がなんとイギリスのオニックス(Onyx)から登場に!!!2007年にオーストラリアで収録(ライヴ録音)され、自身初の録音となったウォルトンの「チェロ協奏曲」では経験豊富なイギリスのマエストロ、ジェフリー・テイトとオーストラリアの名門シドニー交響楽団との磐石のコンビが実現。オーストラリアの聴衆に衝撃を与えた"「奇跡の弓」と讃えられるボーイング"、"「奇跡のチェロ」と称されるグァダニーニ"によるウォルトンのチェロ協奏曲が、今度は全世界の聴衆に衝撃と感動を届けてくれることになる。ウォルトンの「チェロ協奏曲」とカップリングされているブロッホ、リゲティ、ウォルトン(10のパッサカリア)、ブリテンの無伴奏4作品(オランダでのスタジオ録音)でウィスペルウェイが弾いているのは愛器グァダニーニではなく、ストラディヴァリ1698"magg"!協奏曲での"グァダニーニ"、無伴奏での"ストラディヴァリ"。2つの歴史的銘器を自在に操るウィスペルウェイの至芸が、"20世紀中期のチェロ作品"が持つ魅力を強烈にアピールする。
ONYX 4041 シューマン:ハイネ歌曲集 ——
 リーダークライスOp.24/哀れなペーターOp.53-3/
 2人の擲弾兵Op.49-1/海辺の夕暮れOp.45-3/
 憎しみ合う兄弟Op.49-2/ベルシャザル王Op.57/ミルテの花Op.25/
 悲劇Op.64-3/私の愛は輝くOp.127-3/君の頬を寄せたまえOp.142-2/
 あなたの顔はOp.127-2/ぼくの馬車はゆるやかにOp.142-4
フローリアン・ベッシュ(バリトン)、
マルコム・マルティヌー(ピアノ)
これまでにクリスティーネ・シェーファー、バーバラ・ボニー、スーザン・グラハムなど、超一流の女声歌手たちの録音をリリースしてきた実績を持つオニックス。レーベル初となる男声歌手のレコーディングは、ウィーンでドイツ・リートの巨匠ロベルト・ホルに声楽を学んだオーストリアのバリトン歌手フローリアン・ベッシュのシューマン歌曲集!ハイネの詩によるシューマンの歌曲を歌うベッシュは、2003年にチューリッヒ歌劇場で本格的なオペラ・デビューを果たし、既にアバド、ビシュコフ、アーノンクール、ヘレヴェッヘといった大物指揮者と共演を重ねるなど急速なスピードでキャリアを積み上げている。 また師であるロベルト・ホル直伝のリート演奏が脚光を浴びており、リートの新たな歌い手として名乗りを上げた注目のバリトン歌手である。
ONYX 4038
(CD+DVD-Video/特別価格)
\3600→¥3290
オマージュ —— 12の世界的銘器へのトリビュート
◇ヴァイオリン〜
 バッツィーニ:妖精の踊り(アントニオ・ストラディヴァリ 1715"Marsick")/
 ファリャ(コハンスキ編):《スペイン民謡》組曲 —
  ムーア人の衣装(ジュゼッペ・グァルネリ 1737"King Joseph" )、
  ナナ(アントニオ・ストラディヴァリ 1733"Sassoon")、
  カンシオン(アントニオ・ストラディヴァリ 1719"Duke of Alba")、
  ポロ(ジュゼッペ・グァルネリ 1742"Lord Wilton")、
  アストゥリアーナ(アントニオ・ストラディヴァリ 1709"La Pucelle")、
  ホタ(アントニオ・ストラディヴァリ 1715"Baron Knoop")/
 エルガー:気まぐれな女(ピエトロ・グァルネリ 1698"Shapiro")/
 スコット(クライスラー編):ロータス・ランド
  (ジュゼッペ・グァルネリ 1737"King Joseph" )、
 ディニーク(ハイフェッツ編):ホラ・スタッカート
  (アントニオ・ストラディヴァリ 1713"Baron d'Assignies")/
 ラヴェル:ハバネラ形式による小品(アントニオ・ストラディヴァリ 1715"Marsick")/
 ヴィエニャフスキ(クライスラー編):エチュード・カプリース
  (ピエトロ・グァルネリ 1698"Shapiro")/
 シベリウス:マズルカOp.81-1
  (アントニオ・ストラディヴァリ 1719"Duke of Alba")/
 モシュコフスキ(サラサーテ編):ギター
  (アントニオ・ストラディヴァリ 1713"Baron d'Assignies")/
 エルガー:愛の挨拶(アントニオ・ストラディヴァリ 1709"La Pucelle")/
 クライスラー:ルイ13世の歌とパヴァーヌ(アントニオ・ストラディヴァリ 1733"Sassoon")/
 チャイコフスキー:メロディ(ジュゼッペ・グァルネリ 1742"Lord Wilton")/
 ファリャ(クライスラー編):スペイン舞曲
  (アントニオ・ストラディヴァリ 1715"Baron Knoop")/
◇ヴィオラ〜
 ヴォーン=ウィリアムズ:グリーンスリーヴズによる幻想曲(ガスパロ・ダ・サロ ca.1560)/
 ベンジャミン(プリムローズ編):ジャマイカン・ルンバ
  (ジュゼッペ・グァダニーニ 1793"Rolla")/
 ダヴィード(ヴュータン編):夜(アンドレア・グァルネリ 1676"Count Vitale, ex Landau")/
◇ボーナス・トラック(音色の比較のために)〜
 ブルッフ:《スコットランド幻想曲》からの抜粋(9種類のヴァイオリン)/
 ベルリオーズ:交響曲《イタリアのハロルド》からの抜粋(3種類のヴィオラ)
ジェームズ・エーネス(ヴァイオリン&ヴィオラ)、
エドゥアルド・ローレル(ピアノ)
2008年度のグラミー賞&グラモフォン賞の栄誉に輝き、欧米のメディアからは「地球上に存在する4〜5人の完璧なヴァイオリン奏者の1人」、「エーネスこそハイフェッツ、メニューイン、オイストラフ、スターン、そしてミルシュタインの後継者に相応しい」と激賞されるなど、巨匠への道を確実に歩むカナダのヴァイオリニスト、ジェームズ・エーネス。飛躍を続けるエーネスの新たなプロジェクトは、"12の世界的銘器"とのコラボレーション。このプロジェクトは、世界有数の弦楽器コレクターとしてその名を知られ、シカゴ大学交響楽団のコンサートマスターとしての経歴も持つデイヴィッド・フルトンが所有する世界的銘器、すなわち"フルトン・コレクション"を1枚のディスクの中で弾き分けるという画期的でゴージャスなリサイタル・プログラムなのである!それぞれの楽器が持つ音色の魅力を最大限に活かすことの出来る作品を選りすぐったエーネスがストラディヴァリやグァルネリなど9種類のヴァイオリン、グァダニーニなど3種類のヴィオラと共に繰り広げるリサイタルはまさに至福の一時。ボーナス・トラックとして収録されている9種類のヴァイオリンで弾き比べた「スコットランド幻想曲」、3種類のヴィオラで弾き比べた「イタリアのハロルド」では、それぞれの楽器が持つ音色を"同じフレーズ"で聴き比べることが出来るようになっており、長い年月によって育まれた銘器の特色を存分に味わえる。また約100分収録のDVD-Videoには、楽器を中心としたアングルでのCD収録曲全曲の演奏と解説、エーネスのインタビュー、デイヴィッド・フルトンのインタビュー、12の世界的銘器の詳細映像(クローズアップ映像)などが収められており、"フルトン・コレクション"の現在を伝える貴重な記録に仕上がっている。天才ジェームス・エーネスの"演奏"とフルトン・コレクションの"銘器"による素晴らしき"オマージュ"にご期待下さい!DVDフォーマット〜リージョン・コード:0/NTSC/16:9/ステレオ、5.1サラウンド

PASSACAILLE 1CD¥2500

Passacaille 9513
\2500
水上の音楽 ——
 ヘンデル:
  《水上の音楽》組曲第1番ヘ長調HWV.348、
  同組曲第3番ト長調HWV.350、
  同組曲第2番ニ長調HWV.349/
テレマン:水上の音楽
パウル・ドンブレヒト(指揮)、
イル・フォンダメント
1989年に結成されたイル・フォンダメントは、古楽系オーボエ奏者としても著名なパウル・ドンブレヒトが率いるベルギーのピリオド・オーケストラ。"水上の音楽"と題されたこの録音には、"ヘンデル"と"テレマン"の「水上の音楽」をカップリング。瑞々しくストレートなサウンドと丁寧な演奏はさすがイル・フォンダメント!1995年7月の録音。
Passacaille 948 スウェルツ:ヘンリー8世の6人の妻たち フランダース・リコーダー四重奏団、
パトリック・ファン・フーテム(カウンターテナー)
フランダース・リコーダー四重奏団が描く悲劇の王妃たちの人生。1987年の結成から約20年。世界最高峰のリコーダー・アンサンブルとしての地位を築き上げてきたフランダース・リコーダー四重奏団が、ベルギーのレーベルからベルギーの作曲家の作品集をリリース!吹奏楽作品の作曲家としても知られるベルギーの作曲家ピート・スウェルツ(1960−)が音楽で描くのは、イギリス絶対王政の象徴、ヘンリー8世の6人の妻たちがたどった悲劇の人生。アラゴン、ブーリン、シーモア、クレーヴズ、ハワード、パーと名付けられた6つのセクションでは、6人の妻それぞれの王妃としての絶頂時代から悲劇的な最期までが、フランダース・リコーダー四重奏団の一糸乱れぬ超絶のアンサンブルで描写されている。またリコーダー演奏の合間に時折響くカウンターテナー、ファン・フーテムの儚い歌声が最後のピースとして作品、演奏を完成へと導く。リコーダー・アンサンブルがたどるチューダー朝の歴史にご注目下さい。
Passacaille 949 ファン・ペテゲムのオルガン ——
 C・P・E・バッハ:ソナタ第1番/
 ヴァンハル:フーガ ヘ長調、同ハ長調/
 ムファット:トッカータ/
 クレランボー:第2旋法による組曲/
 ガルッピ:ソナタ ニ短調
カテリナ・チロボコワ(オルガン)
カテリナ・チロボコワは、2000年に行われたイギリス・アウンドル国際オルガン音楽祭での優勝、アニマ・エテルナやヤナーチェク室内管、モラヴィア・フィルとの共演などで活躍中の女流オルガニスト。ベルギーのハリンゲにある聖マルティヌス教会の1778年製ファン・ペテゲム・オルガンで、C・P・E・バッハやヴァンハル、クレランボーなど異なるスタイルを持った作品のリサイタル・プログラムを披露。18世紀ベルギーで生まれたどこか柔らかなオルガンの音色が癒しになる。

PAVANE 1CD¥2500

ADW 7321 ヨーロッパの新しいハーモニー ——
 スポルケン:序曲風に/
 カブス:2つのゴイセンの歌/
 ルデュック:イントラーダとダンスリー/
 カペレッティ:ミ・コンペア/
 レグリィ:断章/
 シモニス:寄港とアルガルヴェ/
 ヴァンデルロースト:百万回の歓迎を/
 ミシェル:橋/
 ウェステルリンク:スケルツォ・テデスコ/
 ベイリー:ダフネ/
 セリス:イル・カント・デラ・ピッチーナ・シレーナ/
 フェルドバスク:スプレーン/
 スウェルツ:ソルチーコ
アルテ・デル・スォーノ弦楽四重奏団
"アルテ・デル・スォーノ"は、現在も根強い人気を保ち続けるルーマニア出身のベルギーの女流ヴァイオリン奏者ローラ・ボベスコ(1921−2003)が第1ヴァイオリンを務める弦楽四重奏団。日本でもお馴染みのヴァンデルローストやスウェルツなどベルギーの12人の作曲家たちが、ヨーロッパ12ヶ国をテーマとして作曲した弦楽四重奏曲12作品を収録。「序曲風に」ではいきなりシャルパンティエのテ・デウムが登場するなどユニークな作品が並ぶ。1994年6月の録音。
ADW 7316 ブゾーニ:ピアノ作品集 ——
 ショパンのハ短調前奏曲による変奏曲とフーガOp.22/
 6つの練習曲Op.16/変奏曲形式のエチュード Op. 17
ダニエル・ブルメンタール(ピアノ)
作曲者の名前を冠した1984年の第34回ブゾーニ国際ピアノ・コンクールで3位入賞(1位なし)を果たしたブルメンタールのブゾーニ・アルバム。約30分の演奏時間を要するショパンの前奏曲に基づく「変奏曲とフーガ」は、魔法のようなブゾーニの手法が発揮された"これぞブゾーニ!"と言える代表作の1つ。J・S・バッハのシャコンヌのピアノ編曲などアレンジが特に知られるブゾーニだが、Op.16とOp.17の2つの練習曲も秀逸である。
ADW 7317 ジョプリン:ラグ&ワルツ ——
 メープル・リーフ・ラグ/イージー・ウィナーズ/ジ・エンターテイナー/
 ストレニュアス・ライフ/カスケーズ/ベセーナ/ビンクス・ワルツ/
 ヘリオトロープ・ブーケ/グラジオス・ラグ/パイナップル・ラグ/
 ウォール・ストリート・ラグ/ソレース/ユーフォニック・サウンズ/
 パラゴン・ラグ/フェリシティ・ラグ/
 スコット・ジョプリン・ニュー・ラグ/マグネティック・ラグ
ダニエル・ブルメンタール(ピアノ)
ダニエル・ブルメンタールは、1981年のシドニー、リーズ、1982年のジュネーヴ、ブゾーニ、1983年のエリザベス王妃国際など、数々の国際コンクールでの入賞実績を持つドイツ生まれ、パリ育ちのアメリカ人ピアニスト。ブルメンタールのピアノが過剰な表現に走らず、ストレートなアプローチで祖国の"ラグタイム王"ジョプリンのラグとワルツを存分に楽しませてくれる。
ADW 7313 シューマン:謝肉祭Op.9、アベッグ変奏曲Op.1/
ブラームス:3つの間奏曲Op.117、2つのラプソディOp.79
ロベルテ・マムー(ピアノ)
チュニジアで生まれ、チュニス音楽院を経てヨーロッパへ渡りアントワープとパリで研鑽を積んだ女流ピアニスト、ロベルテ・マムーが弾くドイツ・ロマン派のピアノ作品集。ベルギーを拠点としているマムーは、ソリストとしてのディアパゾン賞受賞や、ヨーロッパ、母国チュニジアの音楽祭で音楽監督を務めるなどその活動は多岐に渡る。
ADW 7330 ガイスラー・ヴィガノフスキ(1913−1989):ヴァイオリンのための作品集 ——
 幻想ポロネーズ/牧歌/カンタービレ/モンタニャールの踊り/
 幸福な思い出/テレサ・ハバネラ/気まぐれなガヴォット/子供とかっこう/
 ユダヤの歌/夢/子守歌/ゆっくりな歌/歌とロシアの踊り/悲歌
ジョナサン・モートン(ヴァイオリン)、
ミハイル・ベズヴェルフニー(ヴァイオリン)、
オルガ・ベズヴェルフニー(ピアノ)
1913年パリ出身のユダヤ系音楽家ガイスラー・ヴィガノフスキ。ポーランドの作曲家パヌフニクと親交が厚く、ソリストとしても活躍したヴィガノフスキのヴァイオリン作品は、シマノフスキへのオマージュとして書かれた「幻想ポロネーズ」など秀作揃い。優美なメロディも美しい。1994年9月の録音。

PENTATONE

PTC 5186 332
(SACD Hybrid Multichannel)
\3200→¥2990
ムソルグスキー:
 組曲《展覧会の絵》(ラヴェル編)/
 交響詩《はげ山の一夜》(リムスキー=コルサコフ編)/
 歌劇《ソロチンスクの定期市》より 序奏(リャードフ編)/
 歌劇《ホヴァンシチナ》(リムスキー=コルサコフ編)より
  モスクワ河の夜明け、ペルシャの女たちの踊り
カルロ・ポンティ(指揮)、
ロシア・ナショナル管弦楽団
まさにサラブレッド!カルロ・ポンティ・ジュニア初登場!レーベルの創設から現在に至るまで抜群のコンビネーションを築き上げてきたペンタトーン(PentaTone)とロシア・ナショナル管弦楽団。最新盤となるムソルグスキーの管弦楽作品集でロシア・ナショナル管の指揮台に登壇するのは、20世紀イタリアの名映画監督カルロ・ポンティと大女優ソフィア・ローレンの長男、カルロ・ポンティ・ジュニア!パリで音楽の勉強をスタートさせたポンティ・ジュニアは、カリフォルニア大学ロサンゼルス校、ウィーン音楽大学でズービン・メータやレオポルド・ハーガーに指揮法を師事。2001年に音楽監督兼首席指揮者として迎えられたアメリカのサンバーナーディーノ交響楽団とは、2014/2015年までの長期契約を結ぶなど俊英のタクトに対する期待は急速な高まりを見せている。2000年から副指揮者を務めているロシア・ナショナル管とのムソルグスキーは、ポテンシャルの高さと大器の片鱗を窺わせる堂々たる演奏。異色のサラブレッドの今後に期待したい。
PTC 5186 152
(SACD Hybrid Multichannel)
\3200
メンデルスゾーン:
 ロンド・カプリチオーソOp.14/ピアノ・ソナタ第3番変ロ長調Op.106/
 厳格な変奏曲ニ短調Op.54/3つの幻想曲、またはカプリスOp.16
イルゼ・フォン・アルペンハイム(ピアノ)
SACD Hybridによる高音質の復刻盤として活発なリリースを続けるクァドラフォニック(RQR/4チャンネル録音)シリーズの最新作。1927年インスブルック生まれの女流ピアニストであり、アンタル・ドラティの妻でもあるイルゼ・フォン・アルペンハイムのメンデルスゾーン。「無言歌集」に代表されるようにアルペンハイムのメンデルスゾーンは高く評価されている。1975年11月、オランダでの録音。

PHONO SUECIA 1CD¥2500

PSCD 177 デュオ・コン・フォルツァ ——
 ヘルゲ:エラスティック・チーム/
 グラス:インターツインド/
 エークストレム:マンダラ/
 ドミトリーエフ:子供のころの雪は解けてしまった/
 マロシュ:鬼ごっこ/
 マルムボリ=ウォード:クローニング/
 シュネルツェル:サンダーダンス
リズム・アート・デュオ
〔フレードリク・アンデション(打楽器)、
ダニエル・ベリ(打楽器)〕
スウェーデンの若手アーティストの演奏を紹介する"コン・フォルツァ"シリーズからパーカッション・デュオが登場。ともにイエテボリ王立音楽院で研鑽を積んだフレードリク・アンデションとダニエル・ベリのアンサンブルが、打楽器のみのアンサンブルだからこそ可能な"リズム"と"サウンド"の世界を展開。その表現力の高さに驚かされる。
PSCD 180 アンハード・オヴ〜アゲイン ——
 ストリンドベリ:タイムライン/
 レーンクヴィスト:試験的な(第2部)/
 ジヴコヴィチ:海辺の墓地/
 ボリソワ=オラス:影の後ろで/
 フリド:デジャ・ヴュ/
 リュセル:ギルデッド・スプリンターズ/
 ステルン:深い夜
アンア・ラーション(アルト)、
ソナンサ室内アンサンブル
作曲者たちと良好な関係を築き、250曲以上の新曲初演を任されてきたスウェーデンのソナンサ室内アンサンブルの結成25周年記念リリース。収録作品は全てスウェーデンの作曲家による新作であり、続々と新作を世に送り出してきたアンサンブルならではの選曲となっている。

QUARZ 1CD−R¥2400

QTZ 2063 テレマン:12の幻想曲 エリザベス・ウォーカー(フルート)
エリザベス・ウォーカーは、イギリスではナンシー・ハッデンとスティーヴン・プレストン、ハーグではウィルベルト・ハーツェルツェットにモダン・フルートとバロック・フルートを学んだイギリスの女流フルーティスト。ニュー・ロンドン・コンソートのレコーディング参加やBBC響、シティ・オヴ・ロンドン・シンフォニアにゲスト奏者に招かれるなど、モダンとピリオドを駆使するフルート奏者として活躍している。(Quartzはレーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。)
QTZ 2062 エキソドス —— Ⅰ〜Ⅵ ポール・ダンモール(ソプラノ・サクソフォン)、
ロマン・ミンツ(ヴァイオリン)
スタジオ・ミュージシャンなど様々な分野で活躍するサクソフォン奏者ポール・ダンモールと、現代のヴァイオリン作品の申し子ロマン・ミンツによる革新的で刺激的なアヴァンギャルドの世界。

RAUMKLANG 1CD¥2500

RK 2704 舞曲さまざま ——
 パーセル:歌劇《妖精の女王》からの組曲/
 コレッリ:合奏協奏曲Op.6-4/
 ルベル:舞曲さまざま/
 アルビノーニ:オーボエ協奏曲ニ短調Op.9-2/
 テレマン:7声の序曲
アルフレッド・ベルナルディーニ(オーボエ&指揮)、
ハーモニー・オヴ・ネーションズ・バロック・オーケストラ
才能溢れるヨーロッパの若手奏者が集結するEUバロック・オーケストラで出合った演奏家たちによって2004年に結成された新進気鋭の古楽器演奏団体、ハーモニー・オヴ・ネーションズ・バロック・オーケストラ。2007年のトリゴナーレ古楽音楽祭での大成功によって、ヨーロッパでの"ハーモニー・オヴ・ネーションズ"への期待と注目度は一挙に高まっている。アンサンブル・ゼフィロの創設メンバーにしてバロック・オーボエの名手ベルナルディーニの統率力とソロが、若きピリオド奏者たちの持ち味を最大限に引き出している。
RK 2702 ドレスデン宮廷礼拝堂の音楽 ——
 ハスラー:第9旋法によるトッカータとフーガ、カンツォン/
 ミヒャエル:4声の前奏曲/
 シャイト:マニフィカト/
 エルバッハ:第4旋法による4声のカンツォン、カンツォン ハ長調/
 フローベルガー第15番ト短調/
 ヴェックマン:パルティータ ニ短調/
 フローベルガー:ファンタジア第7番/
 ヴェックマン:ファンタジア/
 フローベルガー:悲しみとトンボー/
 ヴェックマン:トッカータ ニ短調/
 ミヒャエル:4声のトッカータ イ短調/
 クレム:フーガ第22番/
 ケルル:トッカータ第8番/
 J・プレトリウス:ドイツのマニフィカト/
 シャイデマン:Jefu wollft uns weifen、前奏曲ト長調
セバスチャン・クネーベル(オルガン&チェンバロ)、
ブリッタ・シュヴァルツ(アルト)
ザクセン選帝侯の下でその才能を発揮したハスラーやヴェックマン、ヴェックマンとお互いに影響を与え合ったフローベルガーなど、ドレスデン宮廷に縁のある音楽家たちの作品を、ザクセン州のゴスヴィヒにある旧教会で演奏したラウムクラング(Raumklang)らしい好企画。ドレスデンとワイマールで教会音楽を学んだ鍵盤奏者セバスチャン・クネーベルは、コープマン、フォーゲルから古楽奏法を伝授されたドイツ教会音楽のスペシャリスト。テレマニッシェス ・コレギウム・ミヒャエルシュタインのチェンバロ奏者として活躍し、2007年からはヒューストン・バッハ協会の客演オルガニストに招聘されている。

Raumklang Souvenir 1CD¥2000

RKs 59603 バッハ一族の室内楽 ——
 ヨハン・ベルンハルト・バッハ:管弦楽組曲ホ短調/
 J・S・バッハ:ソナタ ト長調BWV.1021/
 J・C・バッハ:四重奏曲イ長調/
 W・F・バッハ:ヴィオラ二重奏曲ト長調/
 C・P・E・バッハ:チェンバロ協奏曲イ短調
クールザッハジッシェ・カペレ・ライプツィヒ
これまでリリースされてきたラウムクラング・レーベルの人気タイトルをミッド・プライス&ジュエル・ケース仕様でリリースする"スーヴェニア"シリーズがスタート!大バッハと根幹とするバッハ一族の室内楽を演奏するクールザッハジッシェ・カペレ・ライプツィヒは、1994年にゲヴァントハウス管、ハレ・ヘンデル音楽祭管などのメンバーで結成された古楽アンサンブル。トラヴェルソのディーンやチェロのマクギヴレイ、チェンバロのレミーなど実力者がズラリと勢揃い。1996年4月の録音。RK 9603からの移行再発売。
RKs 59802 ヒルデガルト・フォン・ビンゲンとビルギッタ・フォン・シュヴェーテン ——
 ヒルデガルト・フォン・ビンゲン:《天啓の調和のシンフォニア》より/
 ビルギッタ・フォン・シュヴェーテン《カントゥス・ソノルム》より
レ・フランヴォヤン
歴史上最初の女性作曲家と伝えられている中世ドイツの聖職者ヒルデガルト・フォン・ビンゲンと、14世紀スウェーデンの修道女ビルギッタ・フォン・シュヴェーテンの聖歌集。3人の女性ヴォーカルの清らかな歌声とシンプルな器楽の音色が神秘的な空間を創り出す。1998年1月の録音。RK 9802からの移行再発売。
RKs 59301 13世紀〜15世紀の歌と舞曲集 ——
 マショー:良き人に会っての帰り/
 ロイエンタール:草木の枯れた牧場/
 作曲者不詳:王のエスタンピー、スタンタイプス/
 モールンゲン:私はずっと物思いに沈んでいた/
 作曲者不詳:王のエスタンピー第2番、王のダンス、ラ・ヴィエール/
 ダミアン:これでおしまい/
 作曲者不詳:3つの泉、トロット/他
ヨクラトーレス
1984年にライプツィヒで結成された古楽演奏団体ヨクラトーレスの最初のアルバム。中世の舞曲、シャンソン、吟遊詩人の歌などを取り上げており、優秀録音盤としてサウンド面でも好評価を獲得してきた録音である。1993年5月の録音。RK 9301からの移行再発売。
RKs 59901 中世のユダヤ人たち〜セファルディムとアシュケナジム ヤルダ・レープリング(ヴォーカル)、
ハンス=ヴェルナー・アーペル(リュート)、
シュテファン・マース(リュート)、
スザンネ・アンソルク(フィドル)、
ザビーネ・ヘラー(ハープ)、
ファイト・ヘラー(ポルタティフ・オルガン)、
ミヒャエル・メツラー(打楽器)
中世のイベリア半島、スペインやポルトガルに定住したユダヤ人"セファルディム"と、東欧やドイツ語圏に定住したユダヤ人"アシュケナジム"によって演奏されていたと伝わる伝承曲を収録。女性ヴォーカル、レープリングの愁いを帯びた歌声がしみる。1999年2月の録音。RK 9901からの移行再発売。
RKs 59601 古いニグン〜イディッシュ語のユダヤ歌曲集 ヤルダ・レープリング(ヴォーカル)、
ハンス=ヴェルナー・アーペル(ギター)、
シュテファン・マース(ギター)、
ヘルムート・アイゼル(クラリネット&バス・クラリネット)、
ミヒャエル・メツラー(打楽器)
ユダヤ系古楽の発掘、復刻に情熱を注いできたレープリングを中心とした古楽演奏トリオによるユダヤの歌曲集。今村泰典に師事したアーペルとユングヘーネルに師事したマースが弾くギターのさり気ない音色がレープリングの歌声の魅力をさらに高める。1995年12月の録音。RK 9601からの移行再発売。

RONDEAU 1CD¥2500

ROP 6020 イタリアの修道院の詩篇とモテット ——
 ペルコーナ:ガウデ・プラウデ/
 コッツォラーニ:われ主に感謝せん/
 ペルコーナ:O superbi mundi machina/
 コッツォラーニ:
  主をほめ讃えよ、Quis audivit unquam tale、
  主をおそれる人は幸い、いと高きところには神に栄光、主は言われた
グートルン・シュレーフェル(指揮)、
ハノーファー女声合唱団、
ハノーファー・ホフカペレ
ミラノのラデゴンダ修道院の修道女だったキアラ・マルガリータ・コッツォラーニ(1602−ca.1677)と、17世紀ロンバルディアの修道女マリア・クサヴェリア・ペルコーナ(1652−1699)の音楽を、ドイツの女声合唱、ハノーファー女声合唱団が歌った女声合唱による修道女の教会音楽集。1952年に創設されたドイツ有数の女声合唱団のハーモニーが荘厳にイタリアの教会音楽を描く。
ROP 7005 カンタータとモテット ——
 J・S・バッハ:
  カンタータ第106番《神の時は最良の時なり》BWV.106/
 J・L・バッハ:Unsere Trubsal, die zeit ich und nicht ist/
 シェレ:ああ主よ、教えたまえ/
 J・バッハ:われわれの人生は影のごとし/
 J・S・バッハ:カンタータ第131番《深き淵から、主よ、汝に呼びかけん》BWV.131
イェルク・ブライディング(指揮)、
ハノーファー少年合唱団、
ヒムリッシェ・ カントライ、
バロックアンサンブル・ラルコ
1707年頃の若かりし大バッハが作曲したカンタータ2曲と、大バッハに縁のあるヨハン・ルートヴィヒ・バッハ、ヨハン・バッハ、ヨハン・シェレ(大バッハから2代前の聖トーマス教会のカントール)といった3人の音楽家たちの宗教音楽をハノーファー少年合唱団が歌う。ハインツ・ヘニッヒの跡を継ぎハノーファー少年合唱団の音楽監督に就任したイェルク・ブライディングの的確な指揮が、合唱団から落ち着きと厚みのあるハーモニーを引き出している。

SIGNUM 1CD¥2400

SIGCD 148
\2400→¥2190
R・シュトラウス:
 交響詩《ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら》Op.28/
 交響詩《英雄の生涯》Op.40
クリストフ・フォン・ドホナーニ(指揮)、
フィルハーモニア管
フィルハーモニア管弦楽団が保有している秘蔵音源を全世界に向けて発信するためにスタートしたシグナム・クラシックス(Signum Classics)の"フィルハーモニア管弦楽団シリーズ"。昨年一挙にリリースされたドホナーニ体制時代の主要指揮者たちによる3タイトル、現名誉指揮者ドホナーニのブラームス(SIGCD 132)と首席客演指揮者マッケラスのシューベルト(SIGCD 133)、桂冠指揮者アシュケナージのショスタコーヴィチ(SIGCD 135)に続くシリーズ第4弾では再びドホナーニが登場!先だってリリースされたブラームスの「交響曲第2番&第4番」での堂々たる正統派のアプローチが高い評価を受けるなど、1997年の就任から11年間に渡って首席指揮者の重責を担い、フィルハーモニア管の新時代を築いたドイツの巨匠クリストフ・フォン・ドホナーニ。このR・シュトラウスでも、決して過剰な表現には走らず音楽の自然な流れを大切にしながら、時には木管セクションや弦楽セクションを絶妙なタイミングで際立たせ、ここぞという場面では金管セクションを的確に且つ雄大に鳴らすなど、ドホナーニの老練な手綱捌きは実に見事。国際的な評価の高さや実績と反比例するかのように録音に関しては不遇の時代を過ごしてきたドホナーニだが、その流れは確実に変化を見せているといっても過言ではないだろう。ドイツの巨匠が首席指揮者時代に英国の手兵と残した至芸の記録。今回も期待度特大!録音:2001年6月30日(Op.28)&2007年10月4日(Op.40)、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール(ロンドン)でのライヴ録音。
SIGCD 150 キングズ・シンガーズ〜ライヴ・アット・ザ・BBCプロムス ——
 フランシス・プーランク:フランスの歌/
 ジョン・マッケイブ:アメリカ砂漠の風景/
 クレマン・ジャヌカン:戦争/
 オルランド・デ・ラッスス:ダラスの市場で、毎夜私はあなたなしで床につき/
 ピエール・パスロー:うちの亭主はお人好し/
 ジョン・ウィリアム・ホッブス:フィリス、我が喜び/
 伝承曲(ロヴァット編):リトル・グリーン・レーン/
 フランク・ブリッジ:ガチョウのひなたち/
 伝承曲(チルコット編):グリーンスリーヴス/
 伝承曲(ラングフォード編):樫とトリネコ/
 伝承曲(ローソン編):キジバト/
 伝承曲(ラングフォード編):ウィディコム・フェア/
 アーサー・サリヴァン:長い一日が終わる
キングズ・シンガーズ
〔デイヴィッド・ハーリー(カウンタテナー)、
ロビン・タイソン(カウンターテナー)、
ポール・フェニックス(テノール)、
フィリップ・ローソン(バリトン)、
クリストファー・ガビタス(バリトン)、
スティーヴン・コノリー(バス)〕
1968年にケンブリッジ・キングズ・カレッジで結成され、2008年に結成40周年という節目の年を迎えた"英国の6人の紳士たち"、キングズ・シンガーズ。キングズ・シンガーズの結成40周年記念コンサートにもなったBBCプロムス2008、ロイヤル・アルバート・ホールでのライヴがCD&DVDの2フォーマットで同時に登場!このプロムスでは古くは伝承曲からのアレンジ、ラッスス、ジャヌカンからプーランク、そして新しくはマッケイブやブリッジなどが歌われており、キングズ・シンガーズの驚異的なレパートリーの広さはここでも健在!ア・カペラ・グループの礎を築くのと同時に、エンターテイナーとして新たな道を切り開いたキングズ・シンガーズの歴史と功績がディスクという形で具現化された重要なリリースと言えるだろう!
SIGCD 145 ベートーヴェン:リートと歌曲Vol.2 ——
 あきらめWoO.149/星きらめく夕べの歌WoO.150/思い出WoO/
 残酷な女WoO.125/希望に寄すOp.32/山からの呼びかけWoO.147/
 悲嘆WoO.135/独りごとWoO.114/アデライーデOp.46/
 ゲーテの詩による3つの歌Op.83/遠くからの歌WoO.137/
 声高き嘆きWoO.135/生きる喜びOp.82-5/うずらの声WoO.129/
 希望に寄すOp.94(第2稿)/遥かなる恋人に寄す
ジョン・マーク・エインズリー(テノール)、
イアン・バーンサイド(ピアノ)
アン・マレーとロデリック・ウィリアムスの歌声が記憶に新しいベートーヴェンの"リートと歌曲"シリーズの第2弾では、世界中からオファー殺到中のイギリス人テノール、ジョン・マーク・エインズリーが登場。その活躍は欧米のオペラハウスやレコーディングのみにとどまらず、ここ日本でも小澤征爾&サイトウ・キネンとのマタイ受難曲(J・S・バッハ)での名唱で株を上げている。エインズリーの艶やかで豊かな生命力を感じさせる歌声によるベートーヴェンがもたらす感動は、マレー&ウィリアムの第1集(SIGCD 139)を凌ぐ。来る2月に予定されている来日公演が楽しみ。
SIGCD 152 スペインのヒロインたち ——
 ロッシーニ:歌劇《セビリアの理髪師》より
  今の歌声は、激しい愛の火/
 モーツァルト:歌劇《ドン・ジョヴァンニ》より 何というふしだらな/
 ドニゼッティ:歌劇《ファヴォリータ》より いとしのフェルナンド/
 ヴェルディ:歌劇《ドン・カルロ》より ヴェールの歌、むごい運命よ/
 ビゼー:歌劇《カルメン》より ハバネラ、セビーリャの砦のそばで/
 マスネ:
  歌劇《ル・シッド》より
   泣け泣けわが瞳、
  歌劇《ドン・キショット》より アルザ!アルザ!
シルビア・トロ・サンタフェ(メゾ・ソプラノ)、
スザンナ・プッチ・イ・フェレス(ソプラノ)、
ジュリアン・レイノルズ(指揮)、
ナバーラ交響楽団、
オルフェオン・パンプローネス
スペインを舞台としたオペラから、文字通り"スペインのヒロインたち"が歌うアリアを集めたユニークなオペラ・アリア集。ご当地スペインのビゼーはもちろん、ロッシーニ、モーツァルト、ドニゼッティ、ヴェルディ、マスネのオペラからのアリアはどれも色濃く情熱的。このアルバムの主役シルビア・トロ・サンタフェは、バレンシアに生まれホアキン・ロドリーゴ音楽院では研鑽を積んだスペインのメゾ・ソプラノ歌手。サンタフェの特徴であり魅力でもある硬派で力強い歌声が聴き手をグイグイと"スペインのヒロイン"の世界に引き込む!
SIGCD 146 グラナドス:組曲《ゴイェスカス》H.64 アナ=マリア・ヴェラ(ピアノ)
レオン・フライシャーとイルダ・ノヴィックの弟子アナ=マリア・ヴェラは、アメリカのワシントンで生まれ、オランダ人とボリヴィア人の両親を持つ女流ピアニスト。
9歳でアーサー・フィードラー&ボストン・ポップスと共演を果たし、フィラデルフィア管やクリーヴランド管などの名門オーケストラとの共演も数多い。ヨーロッパと南米の血を受け継ぎ独特のカラーを持つヴェラのピアノは、あのイヴリー・ギトリスからの信頼も厚く、共演者として世界中を駆け巡っている。ここでは"動"と"静"を上手く使い分けた完成度の高いグラナドスが聴ける。
SIGCD 144 ビンガム:合唱作品集 ——
 遥か遠くの世界の輝き/羊飼いの暦/睡蓮/
 アイルランドのテネブレ/予測不可能、しかし幸運な/
 エイリアンの星の下で/アメリカ西部のゴースト・タウン
デイヴィッド・ヒル(指揮)、
BBCシンガーズ、
リチャード・ベンジャフィールド(打楽器)、
クリス・ブランニック(打楽器)、
イアン・ファーリントン(オルガン)、
クリシア・オソストヴィツ(ヴァイオリン)、
オリヴィア・ロビンソン(ソプラノ)
かつてBBCシンガーズのメンバーとして活躍していたイギリスの女流作曲家ジュディス・ビンガム(1952−)が、"作曲者"と"演奏者"という立場で古巣とのコラボレーションを実現させた合唱作品集。ウェストミンスター大聖堂聖歌隊などと幾多の名演を生んできた名匠デイヴィッド・ヒルが、こちらも英国屈指の合唱団BBCシンガーズのハーモニーを巧みにコントロール。近代的であり、時には神秘的、民族的でもあるビンガムの音楽の妙を愉しむことができる作品集である。
SIGCD 151 ハウエルズ:合唱とオルガンのための音楽 ——
 Thee Will I Love/Hills of the North/
 I Love All Beauteous Things/
 ミサ・アエディス/オルガンのための6つの小品/
 This World, my God, is held within your hand/Haec Dies/
 A Maid Peerless/Sweetest of Sweets/O Holy City, seen of John
トリスタン・ラッシャー(オルガン)、
ジュディ・マーティン(指揮)、
ダブリン・クライスト・チャーチ大聖堂聖歌隊
教会音楽を含む多くの優れた合唱作品を作曲し、ヴォーン=ウィリアムズに通ずる手腕と作風の持ち主と評される20世紀イギリスの作曲家ハーバート・ハウエルズ(1892−1983)。フランシス・ポットの合唱作品集(SIGCD 080)を発表したダブリン最古の教会ダブリン・クライスト・チャーチの聖歌隊が、ミサと合唱作品、オルガン作品を組み合わせることにより、ハウエルズの音楽の魅力を見事にまとめている。
SIGCD 142 メイキング・ウェーヴス〜ボブ・チルコット合唱作品集
 チルコット:
  サークルズ・オヴ・モーション/
  ライク・ラ・レインボウ/オール・シングス・パス/
  メイキング・ウェーヴス/ユリとバラ/ソー・フェア・アンド・ブライト/
  キャッチ・ア・フォーリング・スター/白鳥の歌Ⅰ/
  ライク・ア・シンギング・バード/白鳥の歌Ⅱ/
  オール・フォー・ラヴ・オヴ・ワン/
  女声合唱とピアノのための《ディス・デイ(This Day)》/
  リトル・ジャズ・ミサ(A Little Jazz Mass)*
ボブ・チルコット(指揮)、
サイレンス、イアン・ファリントン(ピアノ)、
アレキサンダー・ホーキンス(ピアノ)*、
マイケル・チルコット(ダブル・ベース)*、
デレク・スキュール(ドラムス)*
チルコットの大ブレイク作品、"リトル・ジャズ・ミサ"を収録!日本でも絶大な人気を誇るイギリスの作曲家、合唱指揮者ボブ・チルコットの合唱作品集作品集第2弾には、待望の「リトル・ジャズ・ミサ(A Little Jazz Mass)」を収録!ケンブリッジ・キングズ・カレッジ聖歌隊、キングズ・シンガーズのメンバーとして活躍し、1997年に作曲家へと転身を遂げたチルコット。続々と話題作を発表するなど、合唱界の最先端を行くチルコットの作品の中でも大ブームを巻き起こしている「リトル・ジャズ・ミサ」は、アメリカのニューオーリンズで行われた「クレセント・シティ・コーラス・フェスティバル2007」のために作曲された話題作。ミサ曲の通常文にジャズ・テイストを加えた斬新な作風、合唱とピアノ・トリオという大胆な編成で演奏される「リトル・ジャズ・ミサ」。チルコットが創設した若きプロフェッショナルの女声合唱団サイレンスによる録音の登場は話題必至。合唱ファン&関係者必携です!
SIGCD 139
(2CD/特別価格)
\3900
ベートーヴェン:リートと歌
 6つの歌Op.75/ゲレルトの詩による6つの歌Op.48/
 4つのアリエッタとひとつの二重唱曲Op.82/恋人に/
 あこがれ/秘密/恋人が別れようとした時/くちづけOp.128/
 あこがれ/約束を守る男Op.99/
 片思いの男のため息と愛の返答/
 この暗い墓のうちに/8つの歌Op.52
アン・マレー(メゾ・ソプラノ)、
ロデリック・ウィリアムス(バリトン)、
イアン・バーンサイド(ピアノ)
シグナム・クラシックスから楽聖ベートーヴェンの"リートと歌曲"シリーズがスタート。第1集の歌い手は、アイルランドの才女アン・マレーと、イギリスのオペラハウスを中心に大活躍中のバリトン歌手ロデリック・ウィリアムス。もちろんそれぞれの独唱も見事だが、「4つのアリエッタとひとつの二重唱曲Op.82」のデュエットでは、ワールドクラスの歌声が生み出すドラマティックな世界に感嘆させられる。バーンサイドの絶妙の伴奏も2人の歌声を引き立てている。
SIGCD 143 エレクトリック・カウンターポイント
 ライヒ:エレクトリック・カウンターポイント/
 クラフトワーク:ツール・ド・フランス、放射能、電卓/
 バージェス&フェアクロー:カーボン・コピー/
 アルバレス:テマスカル/
 フェアクロー:オーディオテクトニクスⅢ
パワープラント、エリジアン・クヮルテット
打楽器とエレクトリック・サウンド、ビジュアルの3要素を組み合わせて作品を構築するイギリスのコンテンポラリー・アンサンブル、パワープラントのデビュー・アルバム。パワープラントはデビュー作に、ライヒの「エレクトリック・カウンターポイント」、ドイツのテクノ・バンド「クワフトワーク(クラフトヴェルク)」などの作品を選曲。エンハンスト仕様として収録されているアルバレスの「テマスカル」の演奏映像にパワープラントの全てが凝縮されている。
SIGCD 140 エクスプレシア〜タンゴ&ファンタジー
 ピアソラ:
  鮫、悪魔のロマンス、悪魔のタンゴ、ポエム、
  天使の死、五重奏のためのコンチェルト/
 ガルデル(ババハニアン編):
  タンゴ・ポル・ウナ・カベーサ/
 ザリフィアン:タンゴ・エクスプレシア/
 スタンポーニ(ババハニアン編):
  タンゴ・エル・ウルティモ・カフェ/
 ガーシュウィン(ババハニアン編):
  ポーギーとベスの主題による幻想曲
カデンス・アンサンブル
ピアノ、ギター、ヴァイオリン、コントラバス、アコーディオン&バンドネオンによる五重奏団カデンス・アンサンブルは、リーズ国際、ヴァン・クライバーン国際などの難関コンクールで数々の入賞を果たしてきたアルメニアのピアニスト、アルメン・ババハニアンによって結成された異色のアンサンブル。アルメニアの作品集(SIGCD 129)に続くリリース第2弾も、ピアソラやガルデルの"タンゴ"、ババハニアンのアレンジによるガーシュウィンの"幻想曲"など民族色豊かなプログラム。ユニークな編成で聴くタンゴも情熱的で格別。

SOLO MUSICA 1CD¥2500

SM 134
¥2290
ライヴ・イン・コンサート ——
 J・シュトラウスⅡ世:喜歌劇《ジプシー男爵》序曲/
 ブラームス:
  ハンガリー舞曲第2番、同第17番、
  同第19番、同第21番/
 J・シュトラウスⅡ世:喜歌劇《こうもり》序曲/
 レハール:金と銀/
 J・シュトラウス:ワルツ《オーストリアの村つばめ》/
 J・シュトラウスⅡ世:ポルカ《浮気心》、シャンペン・ポルカ/
 メンデルスゾーン:序曲《真夏の夜の夢》
リオール・シャンバダール(指揮)、
ベルリン交響楽団
不死鳥の如く甦ったベルリン響のライヴ!1966年に旧西ドイツで創設されたベルリン交響楽団(旧東ドイツのベルリン交響楽団、現ベルリン・コンツェルトハウス管弦楽団とは別団体)のニュー・イヤー・コンサート・プログラムのライヴ録音。1997年から首席指揮者を務めているイスラエルのマエストロ、リオール・シャンバダールとベルリン響は昨年2008年にも来日を果たし、日本全国で伝統のサウンドを響かせている。ベルリン響は2005年に突如としてベルリン市からの財政支援を打ち切られてしまい一度は解散となったものの、ベルリン市民を中心とした多くの支援によって約半年後に不死鳥の如く復活。この"ライヴ・イン・コンサート"からも音楽を演奏できる喜びがサウンドに乗って伝わってくる。
SM 105 ラストレッリ・チェロ四重奏団Vol.1 ——
 ストロク(ドラプキネ編):ラプソディ・タンゴ/
 ソコロフ:メロディ/
 アンダーソン:シンコペーテッド・クロック/
 ピアソラ:忘却/
 ドラプキネ:007、ロシア風の合奏協奏曲、パガニッシモ/
 チャイコフスキー:秋の歌/
 バーンスタイン:《ウェストサイド・ストーリー》より/
 ショスタコーヴィチ:ポルカ/
 ボーマン:12番街のラグ/
 ヴォロヴェス:"ムー・ムー"
ラストレッリ・チェロ四重奏団
〔キラ・クラフツォフ、
セルギオ・ドラブキネ、
ミシャ・デグチャレフ、
キラ・ティモフェイエフ)
ラストレッリ・チェロ四重奏団は、18世紀に活躍したイタリア生まれのロシアの建築家、バルトロメオ・ラストレッリの名を冠するその名の通り"チェロのみ"のアンサンブル!ロシアのサンクトペテルブルクとベラルーシのポロツク出身の4人のチェリストによって、2002年にドイツのシュトゥットガルトで結成されたという経歴も編成同様どこかユニーク。チャイコフスキーやショスタコーヴィチ、ピアソラ、バーンスタイン、メンバーのドラブキネのアレンジによる007などバラエティ豊かなプログラムも魅力的。これぞ低音楽器の醍醐味也!
SM 102 協奏風大二重奏曲 ——
 カステルヌオーヴォ=テデスコ:ファンタジアOp.145/
 ハウク:ファンタジア/
 モシュレス&ジュリアーニ:協奏風大二重奏曲Op.20
ルイス・オルランディーニ(ギター)、
ベアトリス・ベルトールド(ピアノ)
チリのギタリストとドイツの女流ピアニストによるデュオ・アルバムがドイツのソロ・ムジカ(Solo Musica)から登場。ルイス・オルランディーニは、ケルン音楽大学では名匠エリオット・フィスクに師事し、1989年のミュンヘン国際音楽コンクールでは第1位を獲得しセンセーションを巻き起こしたチリのギタリスト。名ソプラノ歌手アンネリーゼ・ローテンベルガーで見出され一躍脚光を浴びたドイツのピアニスト、ベアトリス・ベルトールドとのデュオの最大の聴きどころは、モシュレスとジュリアーニの共作にして「大作協奏風大二重奏曲」!ギターとピアノの超絶技巧の競演は、かなり聴き応えアリ。2005年7月の録音。
SM 101 オペラ・ファンタジー ——
 フロロフ:ガーシュウィンの《ポーギーとベス》の主題による演奏会用大幻想曲/
 ヴュータン:ヴェルディの《エルナーニ》の主題によるファンタジー・ブリランテ/
 カステルヌオーヴォ=テデスコ:
  ロッシーニの《セヴィリアの理髪師》による演奏会用トランスクリプション/
 ドルドラ:オッフェンバックの《ホフマン物語》による幻想曲/
 バッツィーニ:ヴェルディの《椿姫》の主題による幻想曲/
 ガーシュウィン(ハイフェッツ編):《ポーギーとベス》より 5つの小品
ナターシャ・コルサコワ(ヴァイオリン)、
キラ・ラトナー(ピアノ)
最初にヴァイオリンのレッスンを受けた祖父はモスクワ放送響の元コンサートマスター、ボリス・コルサコフ、そして父は今は亡きロシアのヴィルトゥオーソ、アンドレイ・コルサコフという、ロシアの偉大なる系譜を受け継ぐ女流ヴァイオリニスト、ナターシャ・コルサコワのソロ・アルバム。オペラをテーマとしたこのアルバムでは、ガーシュウィン、ヴェルディ、ロッシーニ、オッフェンバックの作品を題材としてアレンジされた難曲を巧みに弾きこなしており、その血筋が伊達ではないことを自らの演奏で証明してみせている。確実に受け継がれた巨匠のDNAのさらなる進化に期待!2005年7月の録音。

STERLING 1CD¥2500

CDS 1077-2
\2290
フロートー:
 ピアノ協奏曲第1番ハ短調/同第2番イ短調/
 祝典序曲/
 ホワイトホールのヴィルヘルム・フォン・オラーニエン
カール・ペッテション(ピアノ)、
ハンス・ペーター・ヴィースホイ(指揮)、
ピルセン・フィルハーモニック管弦楽団
歌劇「マルタ」の作曲家フロートーのピアノ協奏曲集!父はプロイセンの騎兵隊長というメクレンブルクの由緒ある家柄に生まれた19世紀ドイツの作曲家フリードリヒ・フォン・フロートー。音楽を学ぶためパリに留学したフロートーは、グノーやオッフェンバックと交友を深めており、後の作曲活動に大きな影響を与える出会いに恵まれている。フロートーは代表作でもある歌劇「マルタ」以外の作品はほとんど知られておらず、ここに収録されている2つのピアノ協奏曲と管弦楽作品はフロートーの優れたオーケストレーションを現代に伝える重要な役割を持っている。華やかな冒頭と旋律が印象的な「ピアノ協奏曲第1番」やウェーバーからの影響が感じられる「ピアノ協奏曲第2番」は、ハイペリオンのRPCシリーズのファンにもオススメしたい作品。
CDS 1078-2 R・フランク:
 交響的幻想曲Op.31/
 ヴァイオリンと管弦楽のための《セレナーデ》イ長調Op.25/
 管弦楽のための組曲ニ長調Op.30/
 《愛と魂》ホ長調Op.40/
 チェロと管弦楽のための《セレナーデ》ハ長調Op.24/
 演奏会用序曲ホ長調Op.2
ファビアン・ウェッツシュタイン(ヴァイオリン)、
ティム・ストレーブル(チェロ)、
クリストファー・フィフィールド(指揮)、
ロイトリンゲン・ヴュルテンベルク・フィル
リヒャルト・フランクの管弦楽作品集!メンデルスゾーンの弟子でありピアニスト、教育者としてシューマンや当時の聴衆から高く評価されたエドゥアルト・フランクの息子にして、ドイツ・ロマン派の音楽家リヒャルト・フランク(1858−1938)の管弦楽作品集というレア・レパートリー!父エドゥアルト、ライネッケ、ヤーダスゾーンに作曲を学んだR・フランク。作曲家、教育者としてだけでなくベートーヴェンの作品の演奏家としても一目置かれた存在だったR・フランクの作品からは、音楽家として追い続けたベートーヴェンの音楽からの影響を感じ取ることが出来る。歴史の影に隠れたドイツ・ロマン派音楽の知られざる存在がまた1つ表舞台に戻ってくる。
CDA 1666-67-2
(2CD)
\5000→¥4590
モーツァルト:
 ピアノ・ソナタ第8番イ短調K.310
  (録音:1958年12月22日)/
 ヴァイオリン・ソナタ第28番ホ短調K.304
  (録音:1959年11月3日)/
 幻想曲ハ短調K.475(録音:1963年5月5日)/
 ピアノ・ソナタ第14番ハ短調K.457
  (録音:1963年5月5日)/
 ピアノ協奏曲第19番ヘ長調K.459*
 (録音:1961年4月29日)/
 同第20番ニ短調K.466+(録音:1969年5月27日)
ラーシュ・セレールグレン(ピアノ)、
マヌーグ・パリキアン(ヴァイオリン)、
コリン・デイヴィス(指揮)*、
スウェーデン放送交響楽団*、
カール・ルネ・ラーション(指揮)+、
ストックホルム・フィルハーモニック管弦楽団+
2008年に惜しくもこの世を去ったスウェーデン鍵盤音楽界の重鎮ラーシュ・セレールグレン(1927−2008)のモーツァルト・アルバム。1993年までストックホルム王立音楽院で教授を務めていたセレールグレンの1950年代後半から1960年代後半にかけて収録されたモーツァルトは、北欧の巨匠の風格を備えた堂々たる演奏。
CDA 1668-2 シューベルト:即興曲変ト長調/
ショパン:
 夜想曲第13番ハ短調Op.48-1、
 ポロネーズ第2番変ホ短調Op.26-2、
 スケルツォ第3番嬰ハ短調Op.39/
リスト:軽やか、ラ・カンパネッラ/
グリーグ:
 アリエッタOp.12-1、孤独なさすらい人Op.43-2、
 小人の行進Op.54-3/
ラフマニノフ:
 楽興の時Op.16より 第3番ロ短調Op.16-3、
 第4番ホ短調Op.16-4/
バラキレフ:イスラメイ
マリア・フェルバイテ(ピアノ)
1992年にリトアニアのカウナスで生まれ、2歳の時に家族とスウェーデンに移住した現在16歳の若き女流ピアニスト、マリア・フェルバイテのファースト・アルバム。カウナスの国際ピアノ・コンクールでの優勝、パリでの第6回ニコライ・ルビンシテイン国際コンクールでも優勝を勝ち取るなど既に実績は十分。フェルバイテの演奏からは、テクニックだけではなく"心"が感じられる。

SYRIUS 1CD¥2500

SYR 141420 キリニャーゴ、ヴェネツィア
 カポッチ:スケルツォ、フーガ ト短調/
 レンツィ:トッカータ ホ短調/
 ラヴァネッロ:オルガンのための7つのコラールOp.29/
 ペロージ:オッフェルトリオ/
 C・A・ボッシ:オルガンのための6つの小品Op.37より/
 M・E・ボッシ:6つの小品Op.70、スケルツォ ト短調
ドメニコ・セヴェリン(オルガン)
オペラが隆盛を誇っていた19世紀〜20世紀のイタリアで生まれたオルガンのための音楽を紹介するシリーズの第12集。オルガニスト、作曲家として活躍したボッシ兄弟などの作品がキリニャーゴ(ベネツィア)のサン・ジョルジオ教会に設置されている歴史的オルガン(マッシオーニ・オルガンOp.300)によって演奏されている。
SYR 141414 ウィドール:オルガン交響曲第5番/同第6番 マッシモ・ノゼッティ(オルガン)
イタリアのメッシーナにあるメッシーナ大聖堂のグランド・オルガンによるウィドールのオルガン交響曲集。地中海に浮かぶシチリア島の大聖堂のオルガンと、19世紀後期から20世紀前半のフランスを代表するウィドールの音楽の組み合わせが面白い。
SYR 141415 メッシーナ大聖堂のオルガンVol.4
 J・S・バッハ:
  汝の慈愛によりてわれらを死なしめたまえ/
 カンプラ:リゴードン/
 L・クープラン:シャコンヌ/
 モランディ:ベル・ロンド/
 ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第8番ハ短調《悲愴》Op.13より
  アダージョ/
 サン=サーンス:白鳥/
 エルガー:エニグマ変奏曲より ニムロッド/
 ケテルビー:修道院の庭で/
 R・シュトラウス:ヨハネ騎士団騎士の荘重な入場/
 ブラームス:大学祝典序曲/
 バーバー:アダージョ
マッシモ・ノゼッティ(オルガン)
歴史的建造物でもあるメッシーナ大聖堂の中にあるオルガンが奏でる大作曲家たちの作品のオルガン・アレンジ集。ベートーヴェンの「悲愴」のアダージョやサン=サーンスの「白鳥」などの優しく包むような響きが印象的。メッシーナ大聖堂のオルガンが持つスケールの大きさを実感。

TACTUS 1CD¥2400

TC 830801 フルートとピアノのための作品集 ——
 ユーグ:幻想的ソナタOp.100/
 ケーラー:村の踊り/
 ユーグ:
  協奏曲ニ長調Op.56、アレグロ・カプリチオーソp.93、
  夜想曲Op.94、ソナタ ヘ長調Op.95/
 ケーラー:協奏曲ト短調Op.97
フランチェスコ・ファランガ(フルート)、
ロレンツォ・バヴァーイ(ピアノ)
フルートのための作品や教則本で親しまれているルイジ・ユーグ(1836−1913)と、同じく現在では教則本の作曲者として名を知られるエルネスト・ケーラー(1849−1907)の本格的なコンサート・ピースを収録したフルート関係者必携盤!ヴェルディ、ロッシーニ、ドニゼッティ、プッチーニなどオペラの絶頂期にあった19世紀のイタリアで、フルート奏者、作曲家として活躍し続けたユーグとケーラーの抒情性に満ちた作品は現在まで脈々と受け継がれている。イタリア、ぺザーロのジョアキーノ・ロッシーニ音楽院で後進の育成にも携わるフランチェスコ・ファランガは、1962年ポテンツァ出身のフルーティスト。確かな技術と音楽性を兼ね備えた演奏がユーグとケーラーのフルート作品をじっくりと聴かせてくれる。
TC 750301 カンパニョーリ:6つのフルート四重奏曲 ——
 フルート四重奏曲第1番ニ長調/
 同第2番ト長調/同第3番ト長調/
 同第4番ホ短調/同第5番ヘ長調/同第6番変ロ長調
ニコラ・グイデッティ(フルート)、
マルコ・ロリャーノ(ヴァイオリン)、
トマソ・ポッジ(ヴィオラ)、
ルカ・パッカネラ(チェロ)
バルトロメオ・カンパニョーリ(1751−1827)は、タルティーニの孫弟子にあたり、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団のコンサートマスターへの就任、スウェーデン王立アカデミー会員への選出など、母国イタリアだけでなくドイツや北欧でもその勇名をはせたイタリアの音楽家である。作曲家カンパニョーリの作品にはエチュードなど、特に自身が相当な腕前を持っていたヴァイオリンのための教育的作品が多く、この録音のように器楽を主役とした室内楽作品は珍しい。ソロのニコラ・グイデッティは、イタリアのフェラーラ市管弦楽団の首席フルート奏者。ガッツェローニ、マリオン、ランパルといった名匠たちから学んだフルートの実力は本物。
TC 841906 ズガンバーティ:ピアノ作品全集Vol.6 ——
 交響曲第1番ニ長調Op.16(4手連弾版)/
 管弦楽のための葬送行進曲
  (作曲者による4手連弾編曲版/世界初録音)/
 リスト:交響詩《理想》S.106
  (ズガンバーティ編曲による4手連弾版)
フランチェスコ・カラミエロ(ピアノ)、
フランチェスコ・リベッタ(ピアノ)
コアなファンから高い支持を得ているリストの愛弟子、ジョヴァンニ・ズガンバーティ(1841−1914)のピアノ作品全集第6巻では、4手連弾のためのアレンジ作品を収録。師であるリストが見抜いたズガンバーティの才能は、19世紀イタリアの鍵盤音楽の隆盛に影響を及ぼすなど大きな役割を果たしている。ズガンバーティのアレンジによる師匠リストの交響詩も聴き物。ズガンバーティのピアノ作品集で継続的に演奏を務めるイタリアのピアニスト、フランチェスコ・カラミエロ。今回も使用ピアノはファツィオーリのモデルF278!
TC 672248 ヴィヴァルディ:
 オーボエと通奏低音のための協奏曲集 ——
  オーボエ協奏曲ハ長調RV.450/
  2つのオーボエのための協奏曲イ短調RV.536/
  オーボエ協奏曲ハ長調RV.447/
  2つのオーボエのための協奏曲ハ長調RV.534/
  オーボエ協奏曲ヘ長調RV.457/同ニ長調RV.453/
  2つのオーボエのための協奏曲ニ短調RV.535
パオロ・グラツィア(オーボエ)、
ロベルト・ヴァレリアーニ(オーボエ)、
アンサンブル・レスピーギ
現在のタクトゥス(Tactus)の中核アーティストの1つ、アンサンブル・レスピーギのヴィヴァルディは、オーボエ、もしくは2本のオーボエのために書かれた協奏曲集。浜松国際管楽器アカデミーの講師としても来日しているボローニャ歌劇場管の首席オーボエ奏者グラツィア、同じくボローニャ歌劇場管で活躍していたヴァレリアーニの瑞々しく豊潤な音色が美しい。この音色こそダブルリード楽器の魅力。
TC 901301 マルゴーラ:
 弦楽のための音楽とオーボエのための協奏曲 ——
  トリティコ/パルティータ/アリオーソ/
  ピッコロ協奏曲/オーボエと弦楽のための協奏曲/
  夜想曲とフーガ/6つのマドリガル/
  ヴァージナルの作曲家たちによる音楽
パオロ・グラツィア(オーボエ)、
フェデリコ・フェッリ(指揮)、
アンサンブル・レスピーギ
フランコ・マルゴーラ(1908−1992)は、アンコナではアルフレード・カゼッラの下で作曲を学び、ピアノ協奏曲は文字通りミケランジェリの手でも演奏された20世紀イタリアの作曲家。マルゴーラは20世紀のイタリアに現れた器楽作品の作曲家として認知されており、弦楽アンサンブルのための作品とオーボエ協奏曲を収録したこのプログラムはマルゴーラの手腕を知ることができる貴重な録音である。
TC 512201 ヴィンチ:3声のリチェルカーレ第2巻/2声の音楽第1巻 ディエゴ・カニッツァーロ(オルガン)
シチリア島生まれの作曲家ピエトロ・ヴィンチ(1515−1584)はシチリア・ポリフォニー楽派の創始者であり、そのマドリガーレは当時のイタリアでも屈指の完成度を持った作品として絶大な評価を受けてきた。ヴィンチのオルガン作品を演奏するのは、イタリアのオルガニスト、ディエゴ・カニッツァーロ。シチリア島メッシーナのサン・パンタレオーネ大聖堂に設置されている1666年製のオルガンが厳かに鳴り響く。

THOROFON

CTH 2548
\2500
R・フックス:9つの幻想的小品Op.89/
J・J・フックス:パルティータ第2番ヘ長調/
クルシェネク:小組曲Op.13a/
ドビュッシー:スティリー風タランテラ/
リスト:メフィスト・ワルツ イ長調
フランツ・フォーラバー(ピアノ)
シューマンのピアノ独奏作品全集でシューマン弾きとしての名声を得たグラーツ出身のピアニスト、フランツ・フォーラバーが弾くフックスやクルシェネク。これまでのレパートリーからすると意外なプログラムだが、ベーゼンドルファー賞、オーストリア連邦省賞、ハンス=ヨアヒム・エアハルト賞などの輝かしい実績はダテではない。

TIMPANI 1CD¥2500

1C 1153
\2500
マレク:
 独唱、合唱と管弦楽のためのカンタータ《エピストラ》/
 チェロと管弦楽のための協奏曲《アルク・アン・チェロ》*
クラウディア・バラインスキ(ソプラノ)、
マルヤナ・リボウシェク(メゾ・ソプラノ)、
ロビン・レガーテ(テノール)、
ラルフ・ルーカス(バス)、
イリア・ラポレフ(チェロ)*、
エマヌエル・クリヴィヌ(指揮)、
ルクセンブルク・フィルハーモニック管弦楽団
クロアチアのザグレブで生まれ、ザグレブ大学で音楽を学び、ピエール・シェフェールが結成した音響研究グループ(GRM)への参加を契機にパリへと活躍の場を移した作曲家イヴォ・マレク(1925−)の作品集第2弾には、2003年から2006年にかけて作曲された大規模作品"カンタータ"と"チェロ協奏曲"の2作品を収録。様々なな要素が複雑に構築されたマレクの大作を、整頓しながらも的確に表現していくクリヴィヌ率いる超高性能オーケストラ、ルクセンブルク・フィルの演奏はやはり凄い。
1C 1158 クセナキス:管弦楽作品全集Vol.2 ——
 藺草が茂る土地/シャール/地衣類/対地星
アルトゥーロ・タマヨ(指揮)、
ルクセンブルク・フィル
10段楽譜に記された16声部の演奏を要求される超難曲「シナファイ」を収録した第3集(1C 1131)がレーベル最大のベストセラー・タイトルとなったティンパニ(Timpani)のクセナキス作品集。クセナキスの作品集は第2ピアノ協奏曲の「エリフソン」を収録した第4集までがリリースされているが、第3集に次ぐ人気と地位を確保しながらも入手困難の状況が続いてきた第2集がいよいよ復活!超高性能オーケストラ、ルクセンブルク・フィルが放つクセナキスの怒濤の如き音の奔流がすべてのものを跡形もなく押し流す!「シナファイ」、「エリフソン」へと続く衝撃の音楽が再び注目を集める時が来た!(今回の移行再発売に伴い「1C 1062」は廃盤となります。/国内仕様盤の「M1C 1062」はこれまで同様ご利用いただけます。こちらもオーダーをご検討下さい。)
1C 1157 ロパルツ:
 交響詩《アーサー王の狩り》/弔いの鐘/
 ショームの夕べ/4つの短い頌歌/4つの詩
セシル・ペリン(ソプラノ)、
ヴァンサン・ル・テクシエ(バリトン)、
エマヌエル・クリヴィヌ(指揮)、
ルクセンブルク・フィル
再評価という枠を遥かに超えた"ロパルツ・ブーム"の火付け役となったティンパニのロパルツ・シリーズ。現在2タイトルがリリースされている"交響曲集"(1C 1093&1C 1097)より前にリリースされていた「アーサー王の狩り」をメインとするロパルツの管弦楽作品集は、クリヴィヌのティンパニ初登場となった録音でもある。クリヴィヌ率いるルクセンブルク・フィルの"管弦楽曲集"は、"交響曲集"でロパルツにハマったファンの方に改めてプッシュしたい1枚。1C 1073からの移行新装再発売。(今回の移行再発売に伴い「1C 1073」は廃盤となります。)
1C 1161 オアナ:チェンバロのための作品集 ——
 セレスティーヌの鏡/クラヴサンのための2つの小品/これほどタンゴ/
 聖なるイルクス/昼と夜の聖務日課/ティエント/サラバンド
エリザベト・ホイナツカ(チェンバロ)、
ベアトリス・ドーダン(打楽器)、
ファブリス・メリナン(オーボエ)、
ミクローシュ・ナジ(ホルン)、
アルトゥーロ・タマヨ(指揮)、
ルクセンブルク・フィル
モロッコのカサブランカでイギリス人の父とスペイン人の母との間に生まれたユダヤ系フランス人作曲家モーリス・オアナも、ティンパニからのリリースによって再評価の気運が高まった音楽家。エリザベト・ホイナツカは、生前のオアナから厚い信頼を受け、作曲家の存命中には多くの初演を任されたベテラン鍵盤奏者。共演者にも世界最高峰のホルン奏者ナジやタマヨ&ルクセンブルク・フィルなど豪華面々が集う。1C 1069からの移行新装再発売。(今回の移行再発売に伴い「1C 1069」は廃盤となります。)
1C 1155 オアナ:チェロ協奏曲《暗く青く》/タラーン=ンゴー/ピアノ協奏曲 ソニア・ヴィーダー=アサートン(チェロ)、
ジャン=クロード・ペネティエ(ピアノ)、
アルトゥーロ・タマヨ(指揮)、
ルクセンブルク・フィル
カサブランカ、バルセロナ、パリなど多くの地で生涯を過ごし、建築家の道を捨て音楽家へと転身を果たした"パリの異邦人"オアナの協奏曲集。師であるジャンドロンとロストロポーヴィチの技巧と音楽性を受け継ぎ、ヨーロッパで脚光を浴びる女流チェロ奏者ヴィーダー=アサートンが弾く「チェロ協奏曲」は、数あるオアナの録音の中でも特に高い評価を得た代表的演奏である。1C 1039からの移行新装再発売。(今回の移行再発売に伴い「1C 1039」は廃盤となります。)
1C 1137 オアナ:室内楽作品全集 ——
 4つの即興曲/ネウマ/シルト/
 サウク/夜想曲/サチュロス/キプリス
ルクセンブルク・フィルのソリストたち、
パスカル・ドゥヴァイヨン(ピアノ)
スペイン、アフリカなどの民俗音楽にも接し、微分音程や不確定性などの手法を用いた作品を発表したオアナ。フルートのプラスマンやブレンニマン、オーボエのメリノンなど超人集団ルクセンブルク・フィルのソリストたちが、オアナの持ち味でもある呪術的な雰囲気漂う不気味な作風をこれでもかというほど濃厚に仕上げている。1C 1071からの移行新装再発売。(今回の移行再発売に伴い「1C 1071」は廃盤となります。)
1C 1156 オーリック:歌曲集 ——
 アルファベット/燃える頬/3つの間奏曲/
 ポール・エリュアールの6つの詩
ソニア・ド・ボーフォル(メゾ・ソプラノ)、
マルシャル・ドフォンテーヌ(テノール)、
アラン・ジャコン(ピアノ)
オネゲル、ミヨー、プーランク、デュレ、タイユフェールと肩を並べた"フランス6人組"の1人、ジョルジュ・オーリック。バレエ音楽「フェードラ」と「画家とモデル」(1C 1090に収録)、数々の映画音楽など多くの傑作を遺した大家の"歌曲集"が復活!1C 1049からの移行新装再発売。(今回の移行再発売に伴い「1C 1049」は廃盤となります。)



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