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第46号お奨め国内盤新譜(2)



国内Victor Creative Media

JM-XR30007
\3465
ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」   朝比奈隆(指揮)
大阪フィル
1977年10月6日、東京文化会館、ライヴ録音

オクタヴィア・レコード

OVCX 00048
(SACD Hybrid)
\3000
YSO-Live Vol.4
 ブルックナー:交響曲 第5番 変ロ長調 (原典版)
飯森範親(指揮) 山形交響楽団 
山響自主制作レーベル YSOライブー新アルバム。前作、好評を得た第4番「ロマンティック」に続く、第5番の登場です。好評であった定期演奏会後、新たにセッション収録された今回のアルバムは、わずか60数人のオーケストラとは思えない演奏で、この曲に内在する深遠さと同時に壮大な精神性を描きあげています。またこのような編成であることの利点を生かし、緻密なアンサンブルとバランス感を表現し、壮大なコーダであっても混濁せず、オルガン的なハーモニー感を保ち、全ての声部がブルックナーの書いたとおりに大団円を迎えます。今、芸術の旬を迎えた山形の新たな音楽文化がここから発信されます。DSDレコーディングでセッション収録されたこのアルバムはオルガン的に響き渡るオーケストラサウンドを見事に再現することに成功しています。静寂間と力強さを伴うコンサートホールのプレゼンスを、SACD層ではDSD非圧縮信号のピュアなマスターサウンドでお聞きになれます。2009年 1月20-21日 山形テルサにて収録  HQ-Hybrid  DSD-Recording
OVCT 00054
¥2800
オクタヴィアの教則本シリーズの第1弾
 ブルグミュラー:
  18の練習曲、25の練習曲、他
 パデレフスキ:
  演奏会用ユモレスク
 ショパン:
  ワルツ第17番、
  夜想曲第20番「レント・コン・グラン・エスプレッシオーネ」
 6つのポーランド歌曲「乙女の願い」(リスト編)
江崎昌子(ピアニスト)
待望のブルグミューラー:18の練習曲、25の練習曲他、ピアノ教則本としてあまりにも有名なブルグミュラー、定番の25の練習曲、そして難易度の高い18番も収録した練習曲集というより美しいピアノ小品としても珠玉の作品集です。他、ボーナストラックとしましてパデレフスキのメヌエット、ショパンの遺作のノクターン、ワルツ、そして「乙女の願い」(六つのポーランド歌曲)も収録。江崎昌子の持つ叙情的な演奏を親子で堪能できる温かいアルバムです。録音: 2009年3月16日 @杜のホールはしもとにて収録
OVSL 00022
¥3000
「赤いサラファン」〜ロシア民謡/合唱名曲集(仮)
 「ヴォルガの舟ひき歌(舟唄)(エイ、ウーフネム)」
 (ロシア民謡 編曲:A.ノーヴィコ)
 「ポーリュシュカ・ポーレ」
 (作曲:L.クニッペル 作詞:V.グーゼフ 編曲:S.アナーシキン)
 「ともしび」
 (ロシア民謡 作詞:M.イサコーフスキー 編曲:K.リストーフ)
 「バイカル湖のほとり」
 (ロシア民謡 編曲:A.シローコフ)
 「赤いサラファン」
 (作曲:A.ワルラーモフ 作詞:N.ツィガーノフ 編曲:S.アナーシキン)
 「アムール河の波」
 (作曲:M.キュッス 編曲:V.ソコローフ)
 「ああ、私の庭よ」
 (ロシア民謡 編曲:A.スヴェーシニコフ)
 「鶴」
 (作曲:Y.フレンケリ 作詞:R.ガムザートフ 編曲:V.ウルマン)
 「カマリンスカヤ」
 (ロシア民謡 編曲:V.ザハーロフ)
 「ウラルのぐみの木」
 (作曲:E.ロディーギン 作詞:M.ピリペンコ 編曲:A.スヴェーシニコフ)
 「カリンカ」
 (ロシア民謡 編曲:V.ソコローフ)
 「私を責めないで」
 (ロシア民謡 編曲:A.スヴェーシニコフ)
 「ステンカ・ラージン」
 (ロシア民謡 編曲:V.レヴァショーフ)
 「カチューシャ」
 (作曲:M.ブランデル 作詞:M.イサコーフスキー 編曲:S.アナーシキン)
 「仕事の歌」(ロシア民謡)
 「樫の木、楡の木」
 (ロシア民謡 編曲:A.スヴェーシニコフ)
 「われらの命短く」
 (学生歌 編曲:A.スヴェーシニコフ)
 「モスクワ郊外の夕べ」
 (作曲:V.ソロヴィヨフ=セドイ
 作詞:M.マトゥソフスキー 編曲:S.アナーシキン)
ウラディーミル・ミーニン指揮
国立モスクワ合唱団
指揮者のウラディーミル・ミーニンによって1972年に結成された合唱団、国立モスクワ合唱団。演奏の質の高さ、活動の積極性など内外で高い評価を得て、国立の団体となった後も、活躍は目覚しく、ロシア最高の合唱団として高く評価されています。同団の多彩なレパートリーの中でも、ロシア民謡を中心に、ロシアの息吹溢れる作品集はまた格別で、スタンダードとして親しまれた名盤のひとつです。まさに魂をゆさぶる、深く叙情溢れるロシア・メロディーを堪能頂けます。録音:1992年12月21-25日 モスクワにて収録
OVSL 00023
¥3000
「道、一週間」〜ロシア民謡/合唱名曲集(仮)
 「母なるヴォルガを下りて」
 (ロシア民謡 編曲:A.スヴェーシニコフ)
 「スリコ」
 (グルジア民謡)
 「朝を告げる」
 (作曲:G.スヴィリードフ 作詞:A.プーシキン)
 「夜の調べ」
 (作曲:V.ガヴリーリン)
 「紡ぎ女」
 (ロシア民謡)
 「枯れた楓」
 (ロシア民謡 作詞:S.エセーニン 編曲:S.アナーシキン)
 「道」
 (作曲:A.ノーヴィコフ 作詞:レフ・オシャーニン)
 「一週間」
 (ロシア民謡)
 「呼応計画の歌」
 (作曲:D.ショスタコーヴィチ 作詞:E.ドルマトフスキー)
 「白いお腹のおしゃべり鳥」
 (作曲:G.スヴィリードフ 作詞:A.プーシキン)
 「村のカドリール『チ・リ・リ』」
 (作曲:V.ガヴリーリン)
 「私にあの歌をうたって」
 (作曲:G.スヴィリードフ 作詞:S.エセーニン)
 「満州の丘に立ちて」
 (作曲:I.シャトーロフ 作詞:A.マシストフ 編曲:A.コーポソフ)
 「ロシアの曠野」
 (作曲:J.フレンケリ 作詞:I.ゴッフ 編曲:S.アナーシキン)
 「淋しいアコーディオン」
 (作曲:B.モクロウーソフ 作詞:M.イサコーフスキー)
 「果てもなき荒野原」
 (ロシア民謡 作詞:I.スーリコフ 編曲:S.アナーシキン)
ウラディーミル・ミーニン指揮
国立モスクワ合唱団
録音:1995年2月2,3,6-8日 モスクワ音楽院大ホールにて収録
OVSL 00024
¥3000
‘91年 国立モスクワ合唱団 日本公演ライヴ!(仮)
 「暗い森にて」
 (ロシア民謡)
 「鈴の音は単調に鳴る」
 (ロシア民謡 作詞:A.マカーロフ)
 「トロイカ」
 (ロシア民謡)
 「栄光」
 (作曲:G.スヴィリドフ)
 「女声のための4つの皿占いの歌」
 1 チギサークの救世主教会の前で 2 オフセニ 3 かます 4 太鼓腹
 (作曲:I.ストラヴィンスキー)
 「島には狩人」
 (ロシア民謡)
 「若い私は夕暮れに」
 (ロシア民謡 編曲:A.スヴェシニコフ)
 「ターニャ・タニューシャ」
 (ロシア民謡)
 「うぐいす(前線にも春が来た)」
 (作曲:Y.ソロヴィヨフ=セドイ 作詞:A.ファチャーノフ)
 「道に吹雪が吹き荒れて」
 (ロシア民謡)
 「夕べの鐘」
 (ロシア民謡)
 「カリンカ」
 (ロシア民謡)
 「ああ、ナスターシャ」
 (ロシア民謡)
 「黒い瞳」
 (ロシア民謡)
 「おお酷寒よ」
 (ロシア民謡)
 「くぐり戸」
 (作詞・作曲:オブーホワ)
 「鶴」
 (作曲:J.フレンケリ 作詞:R.ガムザートフ)
 「モスクワ郊外の夕べ」
 (作曲:Y.ソロヴィヨフ=セドイ 作詞:M.マトゥソフスキー)
ウラディーミル・ミーニン指揮
国立モスクワ合唱団
本盤は91年の同団来日時のオーチャードホールでのライヴ収録。「黒い瞳」「トロイカ」「カリンカ」「モスクワ郊外の夕べ」などロシア民謡の人気曲を始め、ストラヴィンスキーによる合唱の秘曲など、盛りだくさんの内容です。本場ロシアの重厚な合唱団によるロシアのメロディーをご堪能下さい。録音:1991年5月26日 東京・オーチャードホールにてライヴ収録

EXTON

ダイレクト・カット盤
OVXL 00036
(SACD Hybrid)
\22000
ストラヴィンスキー:
 「ペトルーシュカ」
 「プルチネルラ」
 管楽器のための交響曲
ヤープ・ヴァン・ズヴェーデン(指揮)
オランダ放送フィルハーモニー管弦楽団(ペトルーシュカ、管楽器のための交響曲)
オランダ放送室内フィルハーモニー(プルチネルラ)
‘08年第46回レコード・アカデミー賞管弦楽曲部門を受賞したズヴェーデンの「春の祭典、他」(OVCL-00312) に続く、待望のストラヴィンスキー集第2弾がダイレクト・カット盤として登場です。鋭く明晰なズヴェーデンの統率力で完璧に構築された演奏。弦楽器と管楽器、抜群の機能で織り成すリズムと和声の精緻さ、繊細な音質が冴え渡ります。また音像と演奏の構造を的確に捉えた透明感のある録音が、圧倒的な音の実在感を示しています。完全なるバランスを保ちながらも華麗なる色彩で縁取りされた音、劇的な一体感と高揚感で導くズヴェーデンの逸演。ぜひダイレクト・カット盤でお楽しみ下さい。録音:2008年6月24-28日(ペトルーシュカ、管楽器のための交響曲)2008年8月26-29日(プルチネルラ) ヒルヴェルサム、MCOスタジオにて収録[CD&SACD]
EXCL 00020
(SACD Hybrid)
¥3000
チャイコフスキー:交響曲第3番「ポーランド」 ズデニェク・マーツァル(指揮)
チェコ・フィル
マーツァル&チェコ・フィルのチャイコフスキー交響曲シリーズ完結盤!マーツァル&チェコ・フィルによるチャイコフスキーの秀演を更に高みへと導く完結盤が登場。2005年に発売された交響曲第6番「悲愴」以来、高い評価を受けているマーツァル&チェコ・フィルによるチャイコフスキー交響曲シリーズ。2008年秋にルドルフィヌムで収録された最新録音、第3番「ポーランド」が当シリーズの完結盤として登場します。チャイコフスキーのロマンティシズムが、チェコ・フィルならではのまろやかな音色と満ち溢れた生命力で彩られてゆきます。マーツァルは優れた手腕でオケを導いており、夢見るような叙情と憂愁を歌うアンダンテはこの上なく優しく響き渡り、また躍動感のある推進力でこの第3番の演奏を特に際立たせています。技巧的な木管のソロ、4楽章の複雑に絡み合う旋律など、細部まで緻密に練り込まれた演奏は聴くものの耳を離しません。これまでのシリーズを更に高みへと導く完結盤です。録音:2008年10月2、3日 プラハ「芸術家の家」ドヴォルザーク・ホールにて収録
OVCL 00381
¥3000
林 光:交響曲 ト調(1953)
入野義朗:小管弦楽のためのシンフォニエッタ(1953)
池野 成:ダンス・コンセルタンテ(1953)
本名徹次(指揮)
オーケストラ・ニッポニカ
EXTONより邦人作曲家シリーズ第一弾登場!邦人楽曲専門集団オーケストラ・ニッポニカとEXTONの夢のコラボレーション!EXTONが邦人作曲家シリーズを立ち上げます。演奏するのは日本を代表する作曲家、芥川也寸志の志を受け継ぎその名を冠にもつ「芥川也寸志メモリアルオーケストラ・ニッポニカ」です。これまで多くの日本作曲家の秘曲、秀曲を現代に蘇らし、大いに注目を集めてきました。指揮するのは当楽団音楽監督を務める本名徹次です。内外の現代音楽を積極的に取り上げ、邦人作曲家の伝道師として活躍をしております。今回収録したのは、すべて1953年に東京交響楽団によって初演された曲です。当時のヨーロッパのスタイルであった、プロコフィエフやストラヴィンスキー、ショスタコーヴィチのリズム、サウンドを垣間見せながらも日本作曲家の意欲や情熱を強く感じる作品たちです。林光の初の交響曲となる「交響曲ト調」はラジオ東京(現TBS)による委嘱。ハープやチェレスタも含む大規模な作品です。第2楽章を外山雄三は「こじんまりとしたブルックナー!」と評したそうです。入野義朗の「小管弦楽のためのシンフォニエッタ」は管楽器各1本ずつという小編成。斉藤秀雄によって初演されています。土俗的なリズムが展開される池野成の「ダンス・コンセルタンテ」。ラヴェルとストラヴィンスキーの影響が伺われます。今回は初演以来の再演となります。このアルバムは2008年11月30日東京・紀尾井ホールにてのライヴ収録です。この先、日本作曲家を取り上げる当シリーズをお楽しみにお待ち下さい。録音:2008年11月30日@東京・紀尾井ホールにてライヴ収録
ダイレクト・カット盤・アンコール・プレス
OVXL 00009
(SACD Hybrid)
¥17000
モーツァルト:
 交響曲第41番「ジュピター」
 交響曲第40番
武藤英明(指揮)
チェコ・フィル
<枚数限定!待望のアンコール・プレス決定!>細かな音の粒子が響き渡るモーツァルト!!「マスターの音を出来るだけ多くの人に伝えたい」という思いからオクタヴィア・レコードが2007年9月に誕生させた『ダイレクト・カットSACD』。奇跡のディスクが12月に連続登場!12月に通常盤として発売される武藤英明&チェコ・フィルによる、モーツァルト:交響曲第41番「ジュピター」&40番。そのダイレクト・カットSACD盤が同時登場です。プラハの叙情あるモーツァルトの響きが細かな音の粒子となって流れます。輝くような弦楽器の明るさが際立つ中、きめ細かい管楽器の響きが加わり、華麗なるモーツァルトを彩ってゆきます。録音: 2006年6月10、16日 @プラハ「芸術家の家」ドヴォルザーク・ホールにて収録
OVCL 00500
(10枚組+
1ボーナス・ディスク)
¥10000
エクストン 10周年記念BOX *特典ディスク付
 全ディスク ハイブリッドSACD 1000セット完全限定盤!!
 設立年1999年から2008年までのベスト盤
  +特典ディスク付き
Disc1 1999年発売 
チャイコフスキー:交響曲第5番、スラヴ行進曲
  小林 研一郎(指揮) チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
 録音:1999年2月25、26日 プラハ「芸術家の家」ドヴォルザーク・ホール
 SACD Hybrid マルチチャンネル 2ch+5ch
 ※レコ芸特選盤!
Disc2 2000年発売  
ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」
 朝比奈 隆(指揮) 大阪フィルハーモニー交響楽団
 録音:2000年7月23日 東京・サントリーホール
 ※レコ芸特選盤!
 SACD Hybrid 非圧縮2ch
Disc3 2001年発売 
ショスタコーヴィチ:交響曲第5番、祝典序曲
  ウラディーミル・アシュケナージ(指揮) フィルハーモニア管弦楽団
  録音:2001年7月27日 東京・サントリーホール
  SACD Hybrid 非圧縮2ch
Disc4 2002年発売 
バッハ:組曲第1〜3番 
 ラデク・バボラーク(ホルン) 
 録音:2002年6月29日−7月1日 プラハ「芸術家の家」ドヴォルザーク・ホール
 SACD Hybrid 非圧縮2ch
Disc5 2003年発売 
マーラー:交響曲第5番 
 ズデニェク・マーツァル(指揮) チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
 オンジェイ・ヴラベッツ(ホルン)、ヤロスラフ・ハリーシュ(トランペット)
 録音:2003年10月9、10日 プラハ「芸術家の家」ドヴォルザーク・ホール
 SACD Hybrid マルチチャンネル 2ch+5ch
 ※レコ芸特選盤!
Disc6 2004年発売 
 ブルックナー:交響曲第6番(原典版)
 ゲルト・アルブレヒト(指揮) チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
 録音:2004年2月19−21日 プラハ「芸術家の家」ドヴォルザーク・ホール
 SACD Hybrid マルチチャンネル 2ch+5ch
Disc7 2005年発売
R.シュトラウス:ツァラトゥストラはかく語りき、交響詩「ドンファン」、「ばらの騎士」組曲
 エド・デ・ワールト(指揮) オランダ放送フィルハーモニー管弦楽団
 ロナルド・ホーヘヴィーン(ソロ・ヴァイオリン)
 録音:2005年3月11−15日 ヒルヴェルサム、MCOスタジオ
 SACD Hybrid マルチチャンネル 2ch+5ch
 ※レコ芸特選盤!
Disc8 2006年発売
ブルックナー:交響曲第4番「ロマンティック」(ノヴァーク版 第2稿)
 ヤープ・ヴァン・ズヴェーデン(指揮) オランダ放送フィル
 録音:2006年4月4−7日 ヒルヴェルサム、MCOスタジオ
 SACD Hybrid マルチチャンネル 2ch+5ch
Disc9 2007年発売
ブラームス:交響曲第4番、ハイドンの主題による変奏曲 作品56a
 マルティン・ジークハルト(指揮) アーネム・フィルハーモニー管弦楽団
 録音:2006年10月17−20日 アーネム、ムシス・サクルム、コンサート・ホール
 2005年9月5−7日 ナイメーヘン、コンセルトヘボウ・デ・フェレエーニヒング
 SACD Hybrid マルチチャンネル 2ch+5ch
 ※レコ芸特選盤!
Disc10 2008年発売
ベートーヴェン:交響曲第2番 & 第7番 
 ウラディーミル・アシュケナージ(指揮) NHK交響楽団 
 録音:2006年9月27、28日 東京・サントリーホール
 2007年6月29、30日 NHKホールにてライヴ収録
 SACD Hybrid マルチチャンネル 2ch+5ch
★Bonus Disc シベリウス:5つの小品「樹の組曲」
 ウラディーミル・アシュケナージ(ピアノ)
EXTON10年目のベスト盤BOX!!!EXTONレーベルを主幹に、良質な音楽とこだわりの録音を追求し続け、海外・国内のオーケストラ作品から室内楽・器楽まで、膨大なクラシックのCDをリリースしてきたオクタヴィア・レコード。2009年で設立10周年を迎えます。記念すべきこの10年目に、設立年である1999年から年毎にベスト盤を選出し、計10枚組みのBOXをリリース!アシュケナージ、バボラーク、朝比奈隆、小林研一郎、マーツァルなど著名アーティストたちの豪華盤が勢ぞろい。1000セットの完全限定BOXとして発売します。ラインナップはオーケストラ作品を中心とした全ハイブリッドSACD盤!各アーティストのファン、またオーディオ・ファンにもお楽しみいただけるベスト盤が揃いました。また、アシュケナージの弾く、シベリウスのピアノ作品「樹の組曲」がボーナスCDとして加わります。この超豪華特典付きBOXを10,000円という大特価でリリース!貴重な機会、是非ご注目ください。DISC1-DISC10 Hybrid SACD盤 特典ディスク CD盤 ※ 内容が変更になる場合がございます。その場合は追ってご連絡いたします。

SPEX

OVCX 00047
(SACD Hybrid)
¥3000
天使のピアノ / 三好優美子(pf)
 1、聖歌 第463番/ハートソー:十字架の血にきよめれば
 2、聖歌 第489番/デイヴィス:うきよのたから たのむべしや
 3、林晶彦:平和を求める祈り
 4、J.Sバッハ:
   平均律クラヴィーア曲集第1巻よりプレリュード第1番
 5、J.Sバッハ:主よ、人の望みの喜びよ
 6、目覚めよ、と呼ぶ声あり
 7、ベートヴェン:エリーゼのために
 8、ベートヴェン:
   パイジェッロの歌劇「水車小屋の娘」の二重唱
  「わが心はもはやうつろになりて」による6つの変奏曲
 9、バダジェフスカ:乙女の祈り
 10、メンデルスゾーン:春の歌
 11、ショパン:夜想曲第2番
 12、メンデルスゾーン:歌の翼に
 13、リスト:愛の夢
 14、シューマン:トロイメライ
 15、ブラーガ:天使のセレナーデ
 16、ショパン:夜想曲第20番
  「レント・コン・グラン・エスプレッシオーネ」(遺作)
 17、ショパン:別れの曲
 18、デュラン:ワルツ
 19、聖歌433番/ブラッドバリー:いつくしみ深き主の手に
三好優美子(pf)
日本で現存する最古のピアノ。このアルバムは東京国立市にある滝野川学園と言う福祉施設の教会に残る古いピアノが主役です。鹿鳴館時代の1885年製造されたピアノで日本に現存するピアノの中で、最も古いピアノと言われております。数年前まで教会の片隅で保管していたピアノを、市民のチャリティー募金で修復され、古き良き時代の温かい響きのするピアノとして蘇りました。鍵盤中央にあしらわれた天使のレリーフから「天使のピアノ」と呼ばれるようになりました。今回ピアノを演奏する三好優美子さんは定期的に「天使のピアノ」を使った演奏会を開き、楽器の特徴や性能にあった音楽表現を心得たピアニストです。現代のピアノとは一味違う魅力を秘めた音色と楽器に込められた愛情を感じ取っていただける1枚です。仕様:SACD 2ch & 5ch Multi(Hybrid) 録音:2008年9月24〜25日 かながわアートホール

EXTON

OVCL 00379
(SACD Hybrid)
¥3000
マーラー:交響曲 第8番 「千人の交響曲」 エリアフ・インバル(指揮)
東京都交響楽団
澤畑恵美、大倉由紀枝、
半田美和子(ソプラノ)
竹本節子、手嶋眞佐子(メゾ・ソプラノ)
福井敬(テノール)、
河野克典(バリトン)、
成田眞(バス)
晋友会合唱団、
NHK東京児童合唱団
インバル、EXTON第1弾!都響プリンシパル・コンダクター就任披露記念演奏会のライヴ盤!世界的巨匠の一人、インバルの記念すべきEXTON第1弾CDは東京都交響楽団とのマーラー交響曲第8番「千人の交響曲」です。インバルは2008年4月、都響のプリンシパル・コンダクターに就任しました。1980年代フランクフルト放送響との一連の世界ツアーや録音によって、「インバル=マーラー」という異名さえ存在する世界が認めるマーラー指揮者、インバル。都響も伝統的にマーラーを重要なレパートリーとして数々の名指揮者とのチクルスや演奏会で実績を積んできたオーケストラであり、この作曲家の名前によって深く結び付けられたコンビによる記念すべき「千人の交響曲」です。これまでもマーラー作品を重要なキーワードとして関係を築いてきてインバル&都響にとって、一つの大きな山場であり、未来への礎としての重要にして会心の演奏といえます。長年にわたって後期ロマン派のプロフェッショナルとして世界中を席巻してきた巨匠の円熟と、衰えを知らない若々しい生命力に満ち溢れた大スペクタクル交響曲!日本を代表するソリスト陣をむかえ、都響も万全の布陣で行われたベスト・ライヴです!録音: 2008年4月29日@ミューザ川崎シンフォニーホールにてライヴ収録
EXCL 00023
(SACD Hybrid)
¥3000
チャイコフスキー:交響曲第6番「悲愴」 小林 研一郎(指揮)
アーネム・フィル
—アーネム・フィル来日記念盤—壮絶なる悲哀と歌心で語りつくす、コバケンの「悲愴」。2007年3月に来日し、大盛況のうちに幕を閉じた、小林研一郎率いるアーネム・フィル来日コンサート。今年2009年も、あの熱狂コンサートが再来!そのコンサートに先駆けての来日記念盤です。高い評価を受けた同オーケストラとのチャイコフスキー「交響曲第5番」に続く「悲愴」の演奏ですが、小林は今回の演奏で「初めて悲愴が理解できた」と言葉を残しています。全体的にゆったりとした幅広いテンポで進み、悲哀を伴った「悲愴」の旋律を、アーネム・フィルのあたたかく素朴なサウンドが曲を彩ってゆきます。絶大なる信頼を置いている小林のタクトに導かれ、後半に行くに従って、壮絶なまでの劇的な歌心を見せるオーケストラ。しっかりとした構成感と、チャイコフスキーらしい劇的なロマンティシズムを随所に見せる秀演です。録音:2008年11月 27−29日 アーネム、ムシス・サクルム・コンサート・ホールにて収録
EXCL 00024
(SACD Hybrid)
¥3000
チャイコフスキー:
 「ロメオとジュリエット」
 「くるみ割り人形」組曲
 序曲「1812年」
小林 研一郎(指揮)
アーネム・フィル
—アーネム・フィル来日記念盤—小林研一郎が描く、チャイコフスキー・スペクタクル。2007年3月に来日し、大盛況のうちに幕を閉じた、小林研一郎率いるアーネム・フィル来日コンサート。今年2009年も、あの熱狂コンサートが再来!そのコンサートに先駆けての来日記念盤です。当盤ではチャイコフスキーの名曲を贅沢に集め、最終トラックには今回の来日で日本フィルとの大迫力の合同演奏が期待される大注目曲、序曲「1812年」を収めています。小林は手兵アーネム・フィルを堂々と導き、曲の構成をしっかりと捉えた演奏ながらも、劇的な演奏を作り上げています。特に、ロシア情緒たっぷりのチャイコフスキーならではの旋律は秀逸に響かせており、感動を誘います。そして、最後には高らかに歌い上げる金管にのって、燦然と鳴り続ける鐘の音と、大砲とが大迫力のうちに轟きます。まさしくコバケンならではの成せる圧巻たる一大スペクタクルがここに登場です。録音:2008年11月27-29日アーネム・ムシス・サクルム・コンサートホール(「ロメオとジュリエット」、序曲「1812年」)2005年4月6日(「くるみ割り人形」組曲) ナイメーヘン、コンセルトヘボウ・デ・フェレエーニヒングにて収録
OVCL 00330
(SACD Hybrid)
¥3000
ストラヴィンスキー:
 「春の祭典」
 「ミューズの神を率いるアポロ」
ヤープ・ヴァン・ズヴェーデン(指揮)
オランダ放送フィルハーモニー管
レコード・アカデミー賞管弦楽曲部門賞受賞!完全無欠の狂気の世界-超高精細な音が衝撃の演奏を引き起こす!演奏を生み出すことにあくなき情熱と、徹底的な厳格性を持つズヴェーデン。極限まで一貫した厳しさでオーケストラを統率して奏でた「春の祭典」&「ミューズの神を率いるアポロ」が2008年度レコード・アカデミー賞管弦楽曲部門賞に輝きました。極彩色に満ちた音と音、鋭く切り込んでくる変拍子のリズムが、ズヴェーデンの設計図のもとに恐るべき完璧なバランスで織り成し、圧倒的な迫力で迫りくるその演奏は、まさに“完全無欠な狂気の世界”。その演奏を、高品位録音で定評のあるエクストンの、今現在で最もハイレベルな技術を駆使して作り込みました。超高精細に富んだ音を引き出した録音芸術。聴けば、鳥肌の立つような劇的な臨場感を伴ったストラヴィンスキーを体感できます。今回は多くのリクエストの声にお応えして、マルチch入りのSACDハイブリッド盤での登場です!録音:2006年8月21-25日 ヒルヴェルサム、MCOスタジオにて収録

TRITON

OVXL 00019
(SACD Hybrid)
¥20000
ムソルグスキー:
 「展覧会の絵」/「夢想」
 「涙」/「瞑想」
清水和音(ピアノ)
枚数限定アンコール・プレス決定!徹底的に弾き込んだ壮大なロシア・ピアニズムをダイレクト・カット盤でリリース!!勇壮なリズム、また色彩感豊かなコントラスト、細かい旋律の表情。ダイレクト・カット盤により、それらの魅力が細部に至るまでリアリティの富んだ音質となって響きます。清水和音が弾き込む燦然たるロシア・ピアニズム。録音・演奏共に徹底的なこだわりを見せた究極の一枚です。録音:2004年8月9-21日@東京音楽大学、J館スタジオにて収録
≪通常CDとダイレクト・カットSACD その違い≫
通常のCDプレスは、大量生産に耐えうるため3種類のスタンパーを経てプレスの工程に入ります。(マスターテープ→マスタースタンパー→マザースタンパー→スタンパー)この為、少なからずマスターテープからの音の変化が認められてきました。そういった環境の中でも最高のものを商品としてお送りしてきたのですが、さらにこのマスターテープの音とほぼ同一のものをお届けできないかと日々工面してきました。そこで登場したのがマスターテープから一番最初にスタンパー制作されたヴァージンスタンパーからおこしたディスク。まさに一番絞り!の音の純度を聞き取ることができるでしょう。このディスクは製作者のみへのテスト用として渡されてきたもので、これまではオーディオファンにはまことしやかに語られていた幻のディスクです。マスターテープのもつ瑞々しい生々しい純度が閉じ込められたダイレクト・カットSACD。耐久性も欠けるこのヴァージンスタンパーからの貴重なディスクなのです。通常CDとはあまりにも違うその響きに、常識が覆されることでしょう。

EXTON

OVCL 00378
(SACD Hybrid)
¥3000
ストラヴィンスキー:
 「ペトルーシュカ」
 「プルチネルラ」
 管楽器のための交響曲
ヤープ・ヴァン・ズヴェーデン(指揮)
オランダ放送フィルハーモニー管弦楽団
(ペトルーシュカ、管楽器のための交響曲)
オランダ放送室内フィルハーモニー(プルチネルラ)
華麗に織り成す色彩とリズムの融合。ズヴェーデンの完璧な構築性が導く精緻の極み!2008年第46回レコード・アカデミー賞管弦楽曲部門を受賞したズヴェーデンの「春の祭典、他」(OVCL-00312) に続く、待望のストラヴィンスキー集第2弾。鋭く明晰なズヴェーデンの統率力で完璧に構築された演奏。弦楽器と管楽器、抜群の機能で織り成すリズムと和声の精緻さ、繊細な音質が冴え渡ります。また音像と演奏の構造を的確に捉えた透明感のある録音が、圧倒的な音の実在感を示しています。完全なるバランスを保ちながらも華麗なる色彩で縁取りされた音、劇的な一体感と高揚感で導くズヴェーデンの逸演がマルチサラウンド盤で登場です。録音:2008年6月24-28日(ペトルーシュカ、管楽器のための交響曲)2008年8月26-29日(プルチネルラ)ヒルヴェルサム、MCOスタジオにて収録2ch+5ch Hybrid SACD

TRITON

OVCT 00053
(SACD Hybrid)
\3000
マイ・フェイヴァリット・ショパン
 ショパン:
  ワルツ 第1番 変ホ長調 作品18 「華麗なる大円舞曲」
  バラード 第1番 ト短調 作品23
  マズルカ 第14番 ト短調 作品24-1※
  前奏曲 イ長調 作品28-7、変ニ長調 作品28-15 「雨だれ」
  幻想曲 ヘ短調 作品49
  ポロネーズ 第6番 変イ長調 作品53 「英雄」※
  舟歌 嬰ヘ長調 作品60
  夜想曲 第17番 ロ長調 作品62-1
  ワルツ 第6番 変ニ長調 作品64-1 「小犬のワルツ」
  夜想曲 第20番 嬰ハ短調(遺作)
  「レント・コン・グラン・エスプレッシオーネ」
   ※は初出音源!!
清水和音 (ピアノ)
一枚、持っておきたいショパンの作品集!登場する度に最高の評価を獲得する清水和音のショパン・シリーズ。バラードの1番、幻想曲など圧倒的な存在感を放つ大曲に、「小犬のワルツ」や「雨だれ」など誰もが耳にしたことのある名曲。ため息の出るほど美しい後期の夜想曲や舟歌、そして豪快な英雄ポロネーズ…圧倒的なピアニズムとクリスタルの美音を誇る清水和音の演奏は、厳選されたショパン名曲群の魅力と美しさを改めて堪能させてくれます。初出の英雄ポロネーズとマズルカ作品24-1を加えて、必携のショパン作品集の登場です。録音:2004年4月14-16日、5月1日/ 5月2-3日、9月28-30日 7月24-25日、11月2-3日/ 2005年6月7-9日 9月27-30日/ 2008年12月9-11日  @富山、北アルプス文化センター
EXCL 00022
(SACD Hybrid)
\3000
マイ・フェイヴァリッツ
 ブラームス:
  間奏曲 ホ長調 作品116-4
  間奏曲 イ長調 作品118-2 
 ドヴォルザーク:ユモレスク 作品101-7
 メンデルスゾーン:
  無言歌 作品62-6 「春の歌」
  無言歌 作品53-3 「胸騒ぎ」
 シューマン:アラベスク
 リスト:夕べの調べ(超絶技巧練習曲集第11曲)
 ドビュッシー:夢
 ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ、水の戯れ
 スクリャービン:2つの詩曲 作品32
 ラフマニノフ/ワイルド編:「ここはすばらしい場所」 作品21-7
 ラフマニノフ:前奏曲 作品3-2
 プロコフィエフ:モンタギュー家とキャピュレット家
  (「ロメオとジュリエット」からの10の小品より)
 行進曲(「3つのオレンジへの恋」より)
清水和音 (ピアノ)
クリスタルの美音を誇り、最高級のテクニックと音楽性とをあわせもつ日本を代表するピアニスト、清水和音。第一線の音楽シーンで活躍し続ける清水自身が、長年愛奏してきた珠玉の名作を厳選した「マイ・フェイヴァリッツ」の登場です。清水の煌めくピアニズムで綴られる音楽の絵巻は、ドイツ・オーストリア、チェコ、フランスを経由して、円熟のロマン派、近現代のロシアに至ります。小品ながらも内在する深い味わいを引き出すブラームス。ドヴォルザークやメンデルスゾーン、シューマンでは旋律美や和声の中に潜む細かい表情の機微を奏で、清水のクリスタルの音色で響きわたるリスト。ドビュッシー、ラヴェルでは淡く重ねられていく音色の中に抜群のセンスが光り、とりわけ得意とするロシア・ロマン派の作品群では、圧倒的なダイナミクスとテクニックで展開していきます。圧巻のピアニズム!清水の指は繊細にして大胆、精緻なニュアンスと表情に溢れ、各時代と国の豊穣な作品群を紡ぎます。録音:2008年12月9-11日 @富山、北アルプス文化センター
EXCL 00021
(SACD Hybrid)
\3000
バッハ :
 「半音階的幻想曲とフーガ二短調」BWV.903
 (Edwin Fisher Edition)
 「イタリア協奏曲」BWV.971
 (Viennen urtext edition)
 「パルティータ 第6番 ホ短調」BWV.830
  (Viennen urtext edition)
セルゲイ・エデルマン(ピアノ)
若き日のホロビッツを思い出させる演奏。海外雑誌や音楽界評論家の間ではそのテクニック、表現力の素晴らしさが賞賛されています。エデルマンのバッハはまさに彼のデビュー・アルバムにふさわしく、考えぬかれた解釈と目を見張る技巧を聴き入ることができる超強力期待大物アーティストとなる新譜の登場です!!
セルゲイ・エデルマン:1960年ウクライナ、リボブ生まれ。1979年にアメリカに移住し、現在はベルギー、ブリュッセルと日本に拠点をおいている。父、ピアニスト兼教師であるアレクサンダー・エーデルマン、及びフェリックス・ブルーメンフェルド、ハインリヒノイハウスにより5歳からピアノの手ほどきを受け、ホームグラウンドであるロシアにて最初のオーケストラでデビューしたのは10歳。演目はベートーヴェンのピアノコンチェルト第1番であった。エリザベート国際コンクール入賞をはじめ受賞歴多数である。近年はロストロポーヴィチの招待によりナショナル交響楽団と共演しているほか、世界各国の一流オーケストラと共演している。また現在武蔵野音楽大学客員教授。録音: 2008年10月7-9日 @富山北アルプス文化センターにて収録
OVCT 00052
(SACD Hybrid)
¥3000
Crystal Dream −サティ&吉松隆 ピアノ作品集−
 サティ :
  3つのジムノペディ
  6つのグノシエンヌ
  太った木の人形のスケッチとからかい
  貧者の夢想、愛撫、
  あなたが欲しい(ジュ・トゥ・ヴ)
  サラバンド 第3番
 吉松隆:
  「プレイアデス舞曲集Ⅰ−Ⅶ」抜粋
  水によせる間奏曲、
  過去形のロマンス、さりげない前奏曲
  球形のロマンス、夕暮れのアラベスク
  小さな春への前奏曲
  けだるい夏へのロマンス、秋の舟唄
  冬のパストラル、鳥のいる間奏曲
  間奏曲の記憶、途切れた淡い前奏曲
  遠い夢のロマンス、真夜中のノエル
  静止した夢のパヴァーヌ
パスカル・ロジェ(ピアノ)
フランス・ピアニズムの巨匠パスカル・ロジェがトリトン・レーベルにデビュー!フレンチ・ピアニズムを代表する名手、パスカル・ロジェのトリトン・レーベルへの初録音盤です。当盤ではロジェの十八番としているエリック・サティの作品と、ロジェがこよなく愛する「プレイアデス舞曲集」から抜粋し、ひとつの物語のようなアルバムを完成させました。ロジェが描く詩は、優しく夢へと導くような心地よい輝きを放ちます。ロジェによる極美なるピアノの音粒はまさに夢の世界への招待状です。サティの名曲と美しき吉松の小曲集。世紀を超えて新たに情感豊かに結びつく珠玉の小品達。ピアノを初めて聴く方にもぜひ聞いてほしいアルバムです。録音:2008年8月28‐30日@東京・秋川キララホールにて収録2ch+5ch SACD

CRYSTON

OVCC 00068
(SACD Hybrid)
¥3000
ブルックナー・イン・カテドラル —天上の音楽—
 ブルックナー:
  アヴェ・マリア
  「ヴィントハークのミサ」ハ長調WAB.25
  モテット集/ボク編
  アダージョ(交響曲第7番 第2楽章より)/ボク編
ラデク・バボラーク(ホルン)、
【チェコ・ホルン・コーラス】
ラデク・バボラーク/ヤン・ヴォボジル/
ヤン・ムシル/ペトル・ドゥダ
ペトラ・チェルマコヴァ/
ペトル・コトラン/ルカーシュ・コレク/
ズデニェク・ヴァシナ
アレシュ・バールタ(オルガン)
ミロシュ・ボク(指揮) ※モテット集のみ
天上の音楽 圧巻のホルン・アンサンブル!!「チェコ内の最高のホルン奏者を集めた、高い音楽性とクオリティを持った最高のアンサンブル」バボラーク氏が自信を持って言い放つ当最新アルバム。チェコの歴史ある都市、モストの教会においてゴシック・オルガンを使用し、ブルックナーのミサやモテット集を演奏。長い歴史の中で培われ、世界中の演奏家たちに今なお影響を与え続けているチェコ・ホルンの伝統的なアカデミーの中で育った奏者たちによるアンサンブル。名実ともに世界一のホルン奏者、バボラークを筆頭に、チェコの主要オーケストラから集った精鋭たちによって構成されています。長い残響音とともにやわらかく荘厳に響くそれはまさに「天上の音楽」。また最終トラックの、約25分間も響き渡る交響曲第7番第2楽章「アダージョ」(ホルンソロ&オルガン)の演奏、バボラークとバールタのデュオは圧巻です。その暖かで荘厳なブルックナーの和声が、深く心に染み入ります。マルチサラウンドで収録されたこのアルバムは、三次元的な神々しいブルックナー・サウンドをオーディオ的にもお楽しみいただけるアイテムです。録音:2008年7月21-23日 チェコ、モスト聖母被昇天教会にて収録 2ch+5ch Hybrid SACD
OVCC 00069
(SACD Hybrid)
\3000
オッテンザマーと息子たち
 J.F.フンメル:3つのクラリネットのための三重奏曲
 ドルシェツキー:三重奏曲
 モーツァルト:ドン・ジョヴァンニ・ディヴェルティメントより
 プリンツ:スケルツォ・ファンタスティック
 デニソフ:2つの小品
 プロイ:花屋の娘
 ヨハン・シュトラウス(2世) :こうもり三重奏
アンドレアス オッテンザマー
ダニエル・オッテンザマー
エルンスト・オッテンザマー(クラリネット&バセットホルン)
親子2代に渡って受け継がれるウィーン伝統の音色!!現在名門ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の首席クラリネット奏者を務めるエルンスト・オッテンザマー、その二人の息子たちもやはり、音楽の道を選び、父と同じクラリネットを学び成長しました。長男ダニエルは2009年度よりウィーン・フィルに入団、この名門管弦楽団で親子2代の共演も実現することなりました。次男アンドレアスはピアノ演奏でも秀でた才能を示し、コンクールの優勝暦もあり、現在ウィーン国立音大でヒンドラー教授の下研鑽を重ねています。二人ともウィーン式のクラリネットを学び、名手の父の奏でる、伝統の音色を次世代に伝える若きホープであることは間違いありません。このアンサンブルは父エルンストが息子たちと演奏する喜びを伝えるアルバムであり、家庭的な温かさを伝えるアンサンブルが聞きものです。録音:2008年5月7-8日 岐阜・クララザール にて収録

FONTEC

FOCD 9419
\2000
フルネ/フランス&ドイツ序曲集
 1 ベートーヴェン:序曲「コリオラン」Op.62
 2 ピエルネ:劇音楽「ラムンチョ」序曲
 3 ラロ:歌劇「イスの王」序曲
 4 メンデルスゾーン:序曲「ルイ・ブラス」Op.95
 5 マスネ:序曲「フェードル」
 6 メンデルスゾーン:序曲「フィンガルの洞窟」Op.26
 7 ボワエルデュー:歌劇「白衣の貴婦人」序曲
 8 ベートーヴェン:「エグモント」序曲 Op.84
ジャン・フルネ 指揮
東京都交響楽団
2008年11月3日、巨匠ジャン・フルネの訃報は、世界各地のファンに大きな衝撃を与えた。70年以上に渡り演奏活動をおこなった彼は特に日本を愛し、1958年の初来日以来フランス音楽の神髄を伝道、聴衆を魅了し続けてきました。都響には78年初客演、定期招聘指揮者を経て89年名誉指揮者に就任。約30年に渡り親密な関係を続けてきた両者は、奇跡的な名演を数多く残しました。そして、92歳となった巨匠は都響を指揮しての引退を望み、2005年12月21日におこなわれた感動的な公演を最後に「魔法」といわれるタクトをおろしました。フルネが最も得意とした仏・独の名序曲8作品を収録。収録 1998/12/24 東京芸術劇場 特別演奏会(1) 1996/4/15 東京文化会館 第428回定期演奏会(2) 1999/4/25 サントリーホール 第278回プロムナードコンサート(3) 1986/5/6 東京文化会館 第235回定期演奏会(4) 1991/2/15 サントリーホール 第325回定期演奏会(5) 1995/12/24 東京芸術劇場 都響スペシャル(6) 1999/4/21 サントリーホール 第489回定期演奏会(7) 1992/12/25 東京文化会館 都響スペシャル(8) 全てライヴ録音
FOCD 9420
\2520
〜ヴィラ=ロボス没後50年を記念して〜
 ヴィラ=ロボス ギター作品集/益田正洋=ギター
 ブラジル民謡組曲(オリジナル版)
 12のエチュード(1928年版)
 5つのプレリュード
 カデンツァ(ギター協奏曲より)
益田正洋:クラシックギター
本年4月14日(火)の「B→C(バッハからコンテンポラリーへ)」(東京オペラシティ リサイタルホール)出演など、現在最も注目を集めている若手トップギタリストの一人、益田正洋。「カンタービレ」(FOCD9258)「レニャーニ36のカプリス」(FOCD9295)「セゴビアへのオマージュ」(FOCD9336)に続く、待望のフォンテック第4弾アルバムの発売です。益田が今回取り上げる作曲家は、今年没後50年を迎えた南米を代表する作曲家の一人、エイトル・ヴィラ=ロボス。西洋音楽とブラジルの伝統音楽、モダニズムが絶妙に融合されたその音楽性を、また、南米の音楽に特有の「色気」を、益田はたった1本のギターで見事に表現しています。益田の今まで発表したアルバムの中でも最高傑作、かつ最も「蠱惑的な」作品といえるでしょう。2008/11/25-27 秩父ミューズパーク音楽堂Rec.)
FOCD 2566
\2548
野村国際文化財団助成 現代日本の作曲家シリーズ 第36弾
大村 久美子作品集 二重の輪郭
 1.二重の輪郭-チェロとライブエレクトロニクスの為の-
  (アレクシ・デシャルム:チェロ)
 2.発芽 II-6人の奏者の為の-(アンサンブルコンテンポラリーα)
 3.冥王星へのオマージュ-アンサンブルとライブエレクトロニクスの為の-
  (インターナショナル・アンサンブル・モデルン・アカデミー)
 4.メビウスの変容-リコーダーとヴィオラ・ダモーレの為の-
  (鈴木俊哉:リコーダー ガース・ノックス:ヴィオラ・ダモーレ)
 5.イマージュの錯綜 AB-アルト/
  バリトンサクソフォーンとライブエレクトロニクスの為の-
  (ペドロ・ビッテンクール:アルト/バリトンサクソフォーン)
 6.リティキュレーション-オーケストラの為の-
  (佐渡裕 指揮 新日本フィルハーモニー交響楽団)
 7.架空の橋 -尺八、アンサンブル、電子音響テープの為の-
  (藤原道山;尺八 板倉康明 指揮 東京シンフォニエッタ)
気鋭の邦人作曲家、大村久美子の初作品集。大村は東京藝術大学作曲科を卒業後、ドイツのフォルクヴァング大学で、作曲をニコラウス・A・フーバー、電子音楽をルドゥガー・ブルュンマーに師事。その後、フランス国立音響音楽研究所で電子音楽の研鑽を積み、帰国後は東京藝術大学先端芸術表現専攻にて古川聖(FOCD9333)のもとで、マルチメディアアートの研究を進めました。卒業後、文化庁芸術家在外研修員として渡独し、現在もZKM (芸術とメディアの為のセンター)の客員芸術家として創作活動を行っています。その作品は、入野賞オーケストラ部門(1994)、ハノーファー・ビエンナーレ最高位(ドイツ1999)をはじめ、多くのコンクールで評価され、各地の音楽祭で演奏されています。また器楽作品だけではなく、電子音響を伴う作品、映像、ダンスなど他分野との共同制作作品も得意としています。大村ならではの新しい響きで満ちた作品集です。

ALM/コジマ録音

ALCD 7131
\2940
交響的練習曲 シューマン ピアノ作品集V
シューマン:
 (1)間奏曲集 Op.4
 (2)交響的練習曲 Op.13 (遺作つき)
小林五月(ピアノ)
詩的な霊感、ほとばしる音の連なりの中に現れては消える一瞬の儚い煌めき・・・・・即興性にあふれ、新鮮な空気を纏った快心のシューマン
小林五月によるシューマンのピアノ曲全曲録音シリーズ第5弾。《交響的練習曲》では1852年版に基づき、さらにブラームス版(1873年)で採用された「遺作」5曲を曲集の中に散りばめて配置していくことにより、オイゼビウス的な作品とフロレスタン的な作品の対比を鮮やかに浮かび上がらせ、 実に起伏に富んだ音楽の流れを生み出している。シューマンらしいピアノ書法が随所に現れる《間奏曲集》においても、「天性のシューマン弾き」と呼ばれる小林ならではの見事なピアニズムを聴くことができる。録音:(1)2007年4月2日 キラリふじみ (2)2008年11月18-19日 彩の国さいたま芸術劇場
ALCD 77
\2940
冬のロンド 戸島美喜夫ピアノ曲集
戸島美喜夫 (1937- ):
  鳥のうた(カタルニア民謡) [1982]
  小変奏曲「機織りうた」 [2006 / rev. 2007]
  ヴェトナムの子守唄 [1980]
  柿むき(愛知県北設楽地方民謡) [1980]
  桑摘む娘 [1988]
  間奏曲 --V.ハラヘ? [1985]
  冬のロンド [1979]
高橋悠治(ピアノ)
戸島美喜夫の作品には、特に東アジア、東南アジアの伝統音楽を素材にした作品が多いが、沖縄の音階を用いた「機織りうた」、ヴェトナムの笙のサウンドを模した「ヴェトナムの子守唄」など、ここに収められた作品も、自然で色彩感あふれる響きが紡がれてゆく。一方、大逆事件で処刑された人物を描いた水上勉の戯曲「冬の棺」を土台とした初期の代表作「冬のロンド」では、音が塊となって激しく暴発する。長年の友人である高橋悠治が、シンプルで民俗的な意識に根ざした戸島の世界観を凛とした美しさで描いている。録音:2008年8月7-8日 東大和市民会館ハミングホール
ALCD 78
\2940
PIANO PASTOSO 間宮芳生ピアノ作品選集
 間宮芳生 (1929- ):
  12のエチュード ピアノのために
 エチュード ショパン詣 (1990)
 風のしるし・オッフェルトリウム ピアノ(左手)のために (2004)
中嶋 香(ピアノ)
独特の響きの色彩感をもった間宮芳生のピアノ作品。《12のエチュード》は、さまざまな音の律動、演奏技巧が自在に展開されていく近年の代表作のひとつである。中嶋香の演奏からは、自由なテンポ感と幻想的な雰囲気が見事に醸し出され、数々の現代ピアノ作品の演奏を行ってきた中嶋香ならではの感性が光る1枚となっている。左手のための作品《風のしるし・オッフェルトリウム》も収録。録音:2008年8月26-28日 田園ホール・エローラ
ALCD 9084
\2940
山根弥生子 メンデルスゾーンを弾く
 メンデルスゾーン(1809-47):
  前奏曲とフーガ ホ短調 Op.35-1
  ピアノ・ソナタ ホ長調 Op.6
  厳粛な変奏曲 Op.54
  ロンド・カプリチオーソ Op.14
  無言歌集より
    第1巻 第1曲 Op.19b-1
    第1巻 第3曲「狩人の歌」 Op.19b-3
    第2巻 第6曲「ヴェネツィアの舟歌」 Op.30-6
    第5巻 第1曲 Op.62-1
    第5巻 第6曲「春の歌」 Op.62-6
    第6巻 第4曲「紡ぎ歌」 Op.67-4
    第5巻 第5曲「ヴェネツィアの舟歌」 Op.62-5
    第8巻 第3曲 Op.102-3
    第8巻 第5曲 Op.102-5
    第3巻 第6曲「デュエット」 Op.38-6
山根弥生子(ピアノ)
近年、シューマンの録音でも高い評価を受けた山根弥生子による初のメンデルスゾーン
古典的な形式の中にロマン派的な感性が盛り込まれたメンデルスゾーンのピアノ作品。山根弥生子は知的で凛とした美しさを秘めた語り口で、作品のもつあたたかみや純粋さを見事に表現している。その音楽は常に生気に満ちていて、フレーズから薫り立つ情感の味わい深さは格別だ。録音:2007年9月27-28日、10月29?30日、11月27?28日 府中の森芸術劇場ウィーンホール

浜松市楽器博物館コレクションシリーズ

LMCD 1869
\3045
浜松市楽器博物館コレクションシリーズ 17
フリードリヒ大王の宮廷音楽 〜
 2つの“クヴァンツ・フルート”によるバロック・フルートの魅力〜
  C.Ph.E.バッハ フルート・ソナタ ホ短調 Wq.124 1737年
  フリードリヒ大王 フルート・ソナタ イ短調 1750年頃
  J.J.クヴァンツ
   「フランス風」ニ長調 QV3:1.3
   (1750年頃,フリードリヒ大王のための練習曲から)
  C.Ph.E.バッハ
   メヌエット ト長調
   ポロネーズ ホ短調
   アンダンテ ト短調
   アレグロ ト長調
   アレグロ・スケルツァンド ハ長調
   アレグロ・スケルツァンド ハ短調
   アラ・ポラッカ ニ短調
   アンダンティーノ ニ短調
  J.J.クヴァンツ:
   フルート・ソナタ ロ短調 QV1:167 1742年頃
  W.F.バッハ:
   2本のフルートのための二重奏 ト長調 Falck 59 1745年頃
  F.ベンダ:フルート・ソナタ ホ短調 1756年
  J.J.クヴァンツ:
   「アダージョ」 ロ短調 QV3:1 Anh.2
   1750年頃,フリードリヒ大王のための練習曲から
  J.Ph.キルンベルガー フルート・ソナタ ト長調 1770年頃
有田正広(フルート)
木下恵子(フルート)]
有田千代子(チェンバロ)
使用楽器:
2キー・フルート:
C.F.フライヤー1世 クヴァンツ・フルートによる
 1763年以降 ベルリン(楽器博物館所蔵)
2キー・フルート:
J.J.クヴァンツ 1740年(?)
 ポツダムまたはドレスデン(有田正広所蔵)
チェンバロ:F.E.ブランシェ2世
 1765年作 パリ (楽器博物館所蔵)
大王のフルートの師、クヴァンツゆかりの2本のフルートが奏でる、深遠なる美の世界!!現在確認できるクヴァンツ・フルートは、浜松市楽器博物館の1本を含め、アメリカ、ドイツの博物館、そして個人所有のものをあわせて9本になる。このディスクでは、当博物館所蔵の1770年頃、黒檀製でベルリンのフライヤーが作った「クヴァンツ・フルート」と、ツゲ材のクヴァンツ自身がおそらく1740年頃に作ったもので演奏している。なお、このツゲのフルートはクヴァンツのポートレイトに描かれているものの可能性が極めて高いことで知られている。大王の愛用したクヴァンツ・フルートは、その独特な性格から正にベルリン楽派の音楽と一体となって大王の宮廷で鳴り響いた。録音:2008年4月2‐4日 アクトシティ浜松音楽工房ホール 企画・制作:浜松市楽器博物館 録音・製作:コジマ録音
LMCD 1876
\3045
浜松市楽器博物館コレクションシリーズ 18
 ナチュラルホルン 〜自然倍音の旋律美と素朴な力強さ〜
  ベートーヴェン:ホルン・ソナタ ヘ長調 作品17 1800年
  フェルディナント・リース:ホルン・ソナタ ヘ長調 作品34 1811年
  モーツァルト:ホルン協奏曲第3番 変ホ長調 K.447 1787-88年
  狩猟ホルンによる信号
   ウサギを射た
   馬車の到着を告げる呼び声
   食事だぞ
   あいさつ
   野鳥を射た
   ヘラジカを射た
   アルプスカモシカを射た
   オーロクスを射た
   タマジカを射た
   前進するための励まし
塚田聡(ナチュラルホルン)
小倉貴久子(フォルテピアノ)
使用楽器:
ナチュラルホルン:
A.クルトワ 1841以前 パリ
A.クルトワ 1854頃 パリ6
デュボワ 1835〜37 リヨン
狩猟ホルン:
作者不明 1825頃 ドイツ
アラリ 1875 パリ
C.リンケル 1904頃 ストラスブール
アソシエーション・ジェネラル パリ 1880頃
アラリ 1820頃 パリ
フォルテピアノ:
 ワルター&サン 1808〜10年 ウィーン 
19世紀のナチュラルホルン8台が奏でる、ホルン本来の自然な響きは、森の息吹を感じさせる。ベートーヴェンやモーツァルトの時代に狩りや音楽の演奏で使われていたのは、現代のようなヴァルヴのついた複雑なホルンではなく、管を巻いただけの単純なホルン、すなわちナチュラルホルンだった。その不均質な音色と、管の長さによる調性の個性こそが、ホルン本来の魅力である。このアルバムには、19世紀のナチュラルホルン8台を使い、大作曲家の名曲と、当時の狩りの信号がホルン本来の響きで収められている。伴奏にも1810年ウィーン製のフォルテピアノが使われている。録音:2008年7月1〜3日 アクトシティ浜松音楽工房ホール 企画・制作:浜松市楽器博物館 録音・製作:コジマ録音
ALCD 7123/4
(2CD)
\3780
ベートーヴェン ピアノ・ソナタ集
DISC1
 ピアノ・ソナタ第15番 ニ長調 op.28「田園」
 ピアノ・ソナタ第17番 ニ短調 op.31-2「テンペスト」
DISC2
 ピアノ・ソナタ第26番 変ホ長調 op.81a 「告別」
 ピアノ・ソナタ第31番 変イ長調 op.110
エフゲニー・ザラフィアンツ(ピアノ)
これまでも深い精神性と詩情あふれる演奏が高い評価を受けてきたロシアのピアニスト、エフゲニー・ザラフィアンツによるベートーヴェンの中期・後期ソナタ集。詩人の独白を思わせるような究極のピアニッシモから、激しい感情の暴発を生々しく見せるドラマティックな表現まで、その音楽的幅広さは驚異的。宇野功芳氏も「疑いもなく今までのベスト」と絶賛するこのベートーヴェンは、このピアニストの「魂の告白」と言っても過言ではない。録音:2007年11月13-14, 19-21日 府中の森芸術劇場ウィーンホール
ALCD 7132
\2940
林光作品集 喜寿の林で(歌曲・オペラから・ソングの数々)
谷川俊太郎/詩 林光/曲
 [1] 道 (fl)
 [2] 子供と線路 (fl)
 [3] 空 (fl)
与謝野晶子/詩 林光/曲
 [4] 初夏(はつなつ) (p)
 [5] 二月の街 (ピアニカ)
中野重治/詩 林光/曲
 [6] 十月 (p)
 [7] 水辺(すいへん)を去る (p)
広渡常敏/台本(訳) B.ブレヒト/詩 林光/曲
 [8] 雪どけ ?オペラ「白墨の輪」より (p)
さねとうあきら/原作・台本 林光/曲
 [9] 子守唄 ?オペラ「べっかんこ鬼」よりエピローグ (fl, p)
林光/台本 S.マルシャーク/原作 湯浅芳子/訳 林光/曲
 [10] 森の夜は暗い ?オペラ「森は生きている」より(p)
加藤直/台本 W.シェークスピア/原作 小田島雄志/訳 林光/曲
 [11] 悲しみの冠 ?オペラ「ハムレットの時間」より (p)
宮澤賢治/詩 林光/曲
 [12] 向うも春の (p)
 「歩行について」より (p)
 [13] さっきのつや消しの
 [14] すきとおってゆれているのは
「続・歩行について」より (p)
 [15] 犬
 [16] 馬のひづめの痕が
 「虹色の歌(歩行について・第三)」(vn, p)
 [17] お日さまのお通りみちを ?「双子の星」より
 [18] あまのがわのにしのきしを ?「双子の星」より
 [19] みそかの晩とついたちは ?「北守将軍と三人兄弟の医者」より
 [20] 山のうえから ?「タネリはたしかにいちにち噛んでゐたやうだった」より
宮澤賢治/詩・曲  林光/編曲
 [21] 星めぐりの歌 (p)
竹田恵子(うた)
荒川洋(フルート)
志村泉(ピアノ、ピアニカ)
山田百子(ヴァイオリン)
宮澤賢治、与謝野晶子、谷川俊太郎・・・ことばを七色に彩る林光の「うた」。林光作品を長年にわたって歌ってきた竹田恵子による18年ぶりの林光作品集。オペラ・ソング(アリア)のほか、谷川俊太郎、与謝野晶子、中野重治、宮澤賢治の詩による歌を収録。声とフルート、ヴァイオリン、ピアノがやさしく交わりながら、詩の「ことば」の息づかいを見事に表現していく。自由でときにユーモアを感じさせる林光作品の魅力いっぱいの1枚。録音:2008年9月17-19日 東大和市民会館ハミングホール
ALCD 79
\2940
リディアの肖像 柳田孝義オーケストラ作品集
柳田孝義(1948- ):
 [1]-[3] ヴァイオリン協奏曲「リディアの肖像」(2007)
 [4]-[7] 歳時記抄…クラリネットとオーケストラのための(1997)
 [8]-[11] ピアノ協奏曲第2番「夢の変容」(2004)
東京交響楽団
飯森範親(指揮)
山下一史(指揮)
寺沢希美(ヴァイオリン)
佐川聖二(クラリネット)
上原由記音(ピアノ)
?聴き手の意識の深層にしっとりと染み込んでいく詩的な音風景 日本音楽コンクール作曲部門第1位、F.ティケリ国際作曲コンテスト第3位などの受賞歴があり、オーケストラ作品を中心に活動を展開している作曲家柳田孝義の作品集。抒情的で透明感にあふれた響き、そして「自然との交感」をテーマとした独特の世界観は、本ディスクにおさめられた代表作においても一貫して聴くことができる。録音:1997年10月28日([4]-[7])、2004年10月15日([8]-[11])、2007年10月31日([1]-[3]) 東京芸術劇場

コジマ録音扱い

LMCD 1881
\2625
浅利守宏 フルートリサイタル
[1] - [3] ソナタ第5番 ハ長調 KV14/
 W.A.モーツァルト(Joseph Bopp編曲)
[4] - [6] ソナタ第1番 ロ短調 BWV1030/
 J. S. バッハ
[7] パッサカリア 作品48 第2番/
 E. v. ドホナーニ
[8] - [11] ソナタ イ長調/
 C. フランク
[12] パストラル/
  G. タイユフェル
[13] あなたの声に心は開く(オペラ「サムソンとデリラ」より)/
  C. サン=サーンス
[14] 愛の挨拶/E. エルガー
浅利守宏(フルート)
田中幸治(ピアノ)
フルートの浅利守宏が2008年10月17日にカザルスホールで行ったリサイタルをライヴ収録。バッハの傑作、ロ短調のソナタをはじめ、バロックから20世紀までのフルートの重要なレパートリーを、各時代の様式感を非常によくとらえた語り口と美しい音色で好演している。とりわけ、フルート独奏によるドホナーニ「パッサカリア」では超絶技巧を聴かせている。録音:2008年10月17日 日本大学カザルスホール[ライヴ録音]

カメラータ・トウキョウ

CMCD 28172
\2940
リリカル・ランドスケープ/シリンクス フルート アンサンブル
 M.ラヴェル:「クープランの墓」より
  (1) I. プレリュード/(2) II. フォルラーヌ
  (3) III. リゴドン/(4) IV. メヌエット
 M.クトゥノヴスキ:
  (5) フルート・アンサンブルのためのインテルメッツォ
 大前 哲:
  (6) リリカル・ランドスケープ─フルート・アンサンブルのための 作品133
 J.S.バッハ:
  (7) ブランデンブルク協奏曲 第3番 ト長調 BWV 1048
  (8) コラール 「主なる神よ、いざ天の扉を開きたまえ」 BWV 1092
  (9) コラール「おお、神の子羊、罪なくして」 BWV 1095
  (10) コラール「イエスよ、わが喜び」 BWV 1105
  (11) コラール「主なる神よ、われを憐れみたまえ」 BWV 721
  (12) G線上のアリア(管弦楽組曲 第3番 ニ長調より)BWV 1068
[バス・フルート・アンサンブル (13)〜(15)]
 作曲者不詳(編曲:T.スサート)
  (13) ロンドとフプフ・アウフ
 J.クリューガー(編曲:J.S.バッハ):
  (14) 愛する魂よ、自ら飾れ
 C.ジャヌカン:
  (15) 恋の手習い
 モーツァルト:
  (16) 歌劇「フィガロの結婚」序曲(シンフォニア)
 エルガー:
  (17) セレナード ホ短調 作品20
シリンクス フルート アンサンブル
 持田 洋(指揮/フルート)
 青山優子/上垣典子/請川幸子/
 馬屋原冴理/梶谷博三/柴田真由美
 竹内あすか/谷口美香/松本ちひろ/
 松本直美/宮本正一/守舎慶子
 山田幸子/山本ありさ(五十音順)
フルート奏者、持田 洋が主宰するフルート・アンサンブル「シリンクス フルート アンサンブル」による魅力あふれる「フルート・アンサンブル」のアルバムです。「フィガロの結婚」やバッハの「G線上のアリア」など、フルート・アンサンブルでもおなじみのレパートリーから、アルバム・タイトルにもなっている「リリカル・ランドスケープ」(大前 哲)のような現代作品やメンバーのアレンジによる有名作品などを収録。さらに、バス・フルートだけによるアンサンブルも数曲収められています。この1枚で、フルート・アンサンブルの魅力を心ゆくまでたっぷりとお聴きください。録音:2008年7月/兵庫
CMCD 28170
\2940
ヴィオッティ:3つの協奏的四重奏曲/
 (1) 協奏的四重奏曲 第1番 ヘ長調 G112
 (2) 協奏的四重奏曲 第2番 変ロ長調 G113
 (3) 協奏的四重奏曲 第3番 ト長調 G114
イ・ソリスティ・ディ・ペルージャ メンバー
パオロ・フランチェスキーニ(第1ヴァイオリン)
ルカ・アルチェーゼ(第2ヴァイオリン)
ルカ・ラニエリ(ヴィオラ)
マリア・チェチリア・ベリオリ(チェロ)
イタリア、ウンブリア州にある小さな町〈モンテ・カステッロ・ディ・ヴィビオ〉のオペラハウスは、世界最小の歌劇場と言われています。1808年に建てられたこの歌劇場は全体で99席あり、3階席まである小さな馬蹄形となっています。この小さな歌劇場で収録されたのは、ヴィオッティの弦楽四重奏曲です。ヴィオッティは当時、ヴァイオリンの名手として注目され、一時はマリー・アントワネットの宮廷音楽家としても活躍しました。自身も大変優れたヴァイオリン奏者であったヴィオッティは、技巧的で流れるような美しい旋律にあふれたヴァイオリン作品を数多く残しています。 ウンブリア州の州都ペルージャを拠点に活躍する弦楽合奏団〈イ・ソリスティ・ディ・ペルージャ〉のメンバーによる弦楽四重奏団が、イタリアらしい明るい音色と伸びやかな演奏で、ヴィオッティ作品を表情豊かに披露します。録音:2008年6月/イタリア

カメラータ・ヴィルトゥオーゾ・シリーズ 第2弾 各¥1575

●日本そして世界での活躍の場を力強く切り開き、素晴らしい演奏を繰り広げる日本のヴィルトゥオーゾたち。その輝かしいレコーディングを厳選し再リリースする【カメラータ・ヴィルトゥオーゾ・シリーズ】。2008年にリリースされた第1弾のご好評に応え、新たに5タイトルを追加します。
●K2ダイレクトカッティングにより、さらに音質が向上。
●クォリティの高いヴィルトゥオーゾたちの名演をぜひお聴きください。
CMCD 15084
\1575
ブラームス :
 ヴィオラ・ソナタ 第1番 ヘ短調 作品120-1
 ヴィオラ・ソナタ 第2番 変ホ長調 作品120-2
A.ディートリヒ:アレグロ〜ソナタ “F.A.E.”(校訂編曲:井沢岳野/店村眞積)
店村眞積(ヴィオラ)
弘中 孝(ピアノ)
(旧 30CM-377) 録音:1994年8月/埼玉
CMCD 15085
\1575
菅原 淳/木と皮の鼓動─現代パーカッション作品集
 福士則夫:ソロ・パーカッションのための「樹霊」(1995)
 北爪道夫:シャドウズ Ⅲ-A〜打楽器ソロのための(1976)
 一柳 慧:リズム・グラデーション(1993)
 池辺晋一郎:モノヴァランス Ⅳ〜マリンバ等のために(1975)
 高橋悠治:狼(1988)
 一柳 慧:森の肖像(1983)
 石井眞木:打楽器ソロのための「サーティーン・ドラムス」作品66(1985)
菅原 淳(パーカッション)
(旧 30CM-414) 録音:1995年10月/埼玉
CMCD 15086
\1575
セリエ・アメリカーナ〜南米ギター作品集/鎌田慶昭
 A.ピアソラ:ギターのための5つの小品
 A.ラウロ:ベネズエラ組曲
 H.ヴィラ=ロボス:5つの前奏曲
 H.アヤラ:セリエ・アメリカーナ〜南米組曲
鎌田慶昭(ギター)
(旧 30CM-453) 録音:1996年12月/群馬 ほか
CMCD 15087
\1575
MAGIC FLUTE TANGO/中川昌巳
 セサミストリート・テーマ(ジョセフ・ラポソ)
 マジック・フルート・タンゴ(中川いづみ)
 アメージング・グレイス(アメリカ民謡)
 スカボローフェア(イギリス民謡)
 ピース君、世界を廻る(中川いづみ)
 アリラン(韓国民謡)
 マナマナ(ピエーロ・ウミリアーニ)
 黒田氏の西方見聞録[メドレー]
中川昌巳(ピッコロ/ソプラノ・フルート/
フルート/アルト・フルート/バス・フルー
ト/ビービー・フルート)
辻本智美(ピアノ)
KARIN(二十五絃箏)
(旧 30CM-544) 録音:1998年6月/埼玉 ほか
CMCD 15088
\1575
シューベルト:アルペッジョーネ・ソナタ/深井碩章
 シューベルト:
  アルペッジョーネ・ソナタ イ短調 D.821
  弦楽三重奏曲 第1番 変ロ長調 D.471
 シューマン:おとぎの絵本 作品113
 ウェーバー:アンダンテとハンガリー風ロンド ハ短調 作品35
深井碩章(ヴィオラ)
豊田元子(ピアノ)
ジェラール・プーレ(ヴァイオリン)
ダヴィッド・ゲリンガス(チェロ)
(旧 32CM-144) 録音:1984年12月/埼玉 ほか

マイスター・ミュージック

MM-2030-31
(2CD)
¥3980
J.S.バッハ:管弦楽組曲(全曲)
Disc 1
 管弦楽組曲 第1番 ハ長調 BWV1066
 管弦楽組曲 第2番 ロ短調 BWV1067
Disc 2
 管弦楽組曲 第3番 ニ長調 BWV1068
 管弦楽組曲 第4番 ニ長調 BWV1069
小林 道夫(指揮&チェンバロ)
松本バッハ祝祭アンサンブル(オリジナル楽器による)
桐山 建志 コンサートマスター
バロックの巨匠、小林道夫がバッハを振る!バロックの巨匠、小林道夫が、オリジナル楽器によるオーケストラ『松本バッハ祝祭アンサンブル』を率いて、バッハの管弦楽組曲をレコーディング。深い考察に裏打ちされた、洗練されたバッハの世界を堪能できる、必聴のアルバムです。
MM-2032
¥3060
ノヴェレッテ/トウキョウ・ウインズ
 F.プーランク: ノヴェレッテ (木管五重奏編/エマーソン編曲)
 ドヴォルジャーク:
  アメリカ Op.96 (木管五重奏編/ヴァルター編曲)
 ミヨー: 組曲『ルネ王の暖炉』 Op.205
 ヒンデミット: 5つの管楽器のための小室内音楽 Op.24-2
 イベール: 3つの小品
トリオ・オカザキ
赤坂 達三 クラリネット
岩佐 和弘 フルート
和久井 仁 オーボエ
小川 正毅 ホルン
藤田 旬 ファゴット
ヴィルトォーゾが集った!赤坂達三(クラリネット)を中心に結成された、トウキョウ・ウィンズ。ソリストとして、第一線で活躍する彼等が、最高のアンサンブルを目指したこのアルバムは、1997年のリリース以来、ロング・セラーを続けています。今回、制振性ディスクによるリマスター・カッティングにより音質が更に向上。若きヴィルトォーゾ達の至芸が、より美しい響きで蘇ります。
MH-2033
¥3060
2本のリコーダーのための作品集
 テレマン:ソナタ 第2番 ヘ長調 作品2
 テレマン:ソナタ 第5番 ハ長調
 J.M.オトテール:組曲 第1番 ニ短調 作品4
 M.ブラヴェ:ソナタ ハ長調 作品1-3
 M.ブラヴェ:ブリュネット「もう終わりなのか、つれない人よ」
 M.ブラヴェ:ロンドー・ブラヴェのミュゼット
 M.ブラヴェ:女神たちの対話
 M.ブラヴェ:タンブーラン
山岡 重治 &
向江 昭雅 (リコーダー)
今回のCDでは後期バロックの二重奏作品を取り上げた。テレマンの2作品とフランスの作曲家オトテールとブラヴェの作品である。(中略)二重奏という編成は、より愛好家に親しまれることもあり、当時の人々の好みが素直に作品に反映されるのであろう。テレマンの壮年期と晩年期、フランスの新旧様式を対比させて見るのもおもしろいかも知れない。(山岡 重治 ライナーノーツより)
MM-2034-35
(2CD)
¥3980
J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲(全曲) 堤 剛(チェロ)
斎藤秀雄、シュタルケル、そしてカザルス、名だたる巨匠達からバッハ演奏の本質を受け継ぐ堤剛が、満を持して『無伴奏チェロ組曲』を新録音。全6曲からなる組曲は、1曲1曲に固有の世界を持つ。それぞれを深く読み解き、個々の豊かな特色を、モダン楽器でいかに表現するかに心を注いだ、最高峰のバッハ演奏がここにあります。
MMKK-7026
¥1985
リコーダー×リコーダー 
 〜リコーダー・アンソロジー〜
 T.メールラ:カンツォン『うぐいす』
 A.コレッリ:フォリア/ソナタ第12番
 C.デュパール:序曲/組曲第1番より
 A.コレッリ:ガヴォッタ/ソナタ第10番 4楽章
 J.M.オトテール:サン・クルーの滝/組曲第3番より
 J.B.ボワモルティエ:ロンドー /ソナタ作品7-2 2楽章
 J.S.バッハ:アルマンド/ パルティータBWV1013より
 J.M.ルクレール:アレグロ /ソナタ第1番 4楽章 
 M.マレ:プレリュード/トリオ変ロ長調より
 G.P.テレマン:ファンタジー第10番
 J.S.バッハ:アダージョ・マ・ノン・タント/ ソナタBWV1035 1楽章
 A.コレッリ:アダージョ/ ソナタ第4番 1楽章
 D.カステッロ:ソナタ第16番
 D.オルティス:『甘い思い出』によるレセルカーダ第2番
山岡重治(リコーダー)
レ・サンク・サンス
えっ、リコーダーって、こんなにスゴイの!と『感嘆』『感動』の1枚です。至ってシンプルな楽器でありながら、その歴史は14世紀にまでさかのぼり、当時、貴族をはじめとしたセレブの間で大流行したリコーダー。美しい響きのルネサンス・リコーダーの四重奏にはじまり、ガンバやチェンバロとのアンサンブル、超絶技巧の無伴奏までを、同楽器の第一人者、山岡重治の演奏で楽しむ、他には無い贅沢な一枚。

若林工房

WAKA 4131/2
(2CD)
\3600
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集-3
[disc-1]
 ピアノ・ソナタ 第4番 変ホ長調 作品7
 ピアノ・ソナタ 第11番 変ロ長調 作品22
 ピアノ・ソナタ 第12番 変イ長調 作品26
[disc-2]
 ピアノ・ソナタ 第13番 変ホ長調 作品27の1
 ピアノ・ソナタ 第14番 嬰ハ短調 作品27の2 《月光》
 ピアノ・ソナタ 第16番 ト長調 作品31の1
 ピアノ・ソナタ 第22番 ヘ長調 作品54
イリーナ・メジューエワ(ピアノ)
ロシア出身の若き俊英、イリーナ・メジューエワによるベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全曲録音のシリーズ第3弾。若林工房創立5周年を記念して2008年にスタートした当シリーズは、第1弾、第2弾ともに「レコード芸術特選盤」に輝くなど、各方面で高い評価を獲得して大きな注目を集めています。待望の新作は、これまでと同じくCD2枚組に初期〜中期のソナタを7曲収録。巨匠作曲家への道を歩むベートーヴェンの野心溢れるソナタ群に対してメジューエワは衒いのない正攻法で臨んでおり、瑞々しい感性に貫かれた秀逸な演奏を展開しています。鮮やかなテクニック、力強さと繊細さを兼ね備えた多彩な音色と響きも素晴らしく、シンプルな佇まいの中に作品の核心を伝えてくれます。

・・・演奏がはじまり、時間の密度がしだいに増していくその場に、わたしたちは半ば強制的に投げ入れられる。メジューエワのピアノ演奏が流れている今この空間で時が熟していく過程を、聴く者はまざまざと、しかしほとんど呆然と見つめるしかない。「時が熟す」とはなじまない日本語だが、彼女はそのような稀有な体験をわたしたちにさせるピアニストだ。今回で三集目となるベートーヴェンのソナタ・アルバムもそれを確信させてくれる。(國重 游 〜 ライナーノートより)録音:2008年7月、9月、12月 & 2009年1月 新川文化ホール(富山県魚津市)STEREO/24bit Digital録音、発売元:若林工房

ミッテンヴァルト

MTWD 99038
\3000
「日本女性作曲家の歩み」〜ヴァイオリン作品〜
 幸田 延(明治3年〜昭和21年):
  ヴァイオリン・ソナタ第2番ニ短調(明治30年)
  ヴァイオリン・ソナタ第1番 変ホ長調(明治28年)
 松島 彝(明治23年〜昭和60年):
  プレリュード(大正13年)、ファンタジー(大正12年)
 外山道子(大正2年〜平成18年):
  日本民謡による組曲(子守歌、追分、籾引歌)(昭和28年)
 吉田隆子(明治43年〜昭和31年):お百度詣(昭和28年)
印田千裕(ヴァイオリン)、
堀江真理子(ピアノ)
幸田露伴の妹にして日本で初めて器楽曲を書いた幸田 延のヴァイオリン・ソナタを筆頭に全曲初録音!日本の洋楽黎明期における女性作曲家の作品のアンソロジーという明確な視座に立ち、優れた二人の女性演奏家が説得力に満ちた「音楽」へと昇華させた。池辺晋一郎(作曲家)〜ライナー・ノートより
日本では音楽に携わる人口は圧倒的に女性優位である。明治・大正期も女性の活躍は際立ち、幸田延・幸姉妹、三浦環、久野ひさを始め、多くの演奏家や教育者が名を遺した。しかし、これとは対照的に女性作曲家の名は見当たらない。日本人として初めて器楽曲を作曲した幸田延や、国際作曲コンクールで入賞を果した外山道子も含めて、当時の女性作曲家による作品が演奏される機会は殆どない。このCDに収録された4人の女性作曲家による作品は全て初録音である。その作品はどれも個性的で、何事にもとらわれない音楽に対する純粋なメッセージを伝えてくれる。と同時に、日本の作曲界の縮図としての一面も垣間見ることが出来る。辻 浩美(音楽学)〜ライナー・ノートより 録音:2008年9月4日、5日、神奈川県二宮町生涯学習センター・ラディアンホール録音:2008年9月4日、5日、神奈川県二宮町生涯学習センター・ラディアンホール

コウベレックス

KRS447
¥2800
「そよ風のリード・オルガン」
 ボエルマン:入堂 I、聖餐のパンをかかげて〜III「神秘の時」より/
 ブラームス:愛する魂よ、美しく装え/
 ツァハウ:変奏曲「イエスよ、わが喜びよ」/
 J.S.バッハ:フーガ ホ長調 BWV878/
 大中寅二:
  前奏曲 イ長調、
  前奏曲 雅楽調(「オルガン聖曲集第一編」より)/
 エルガー:
  アレグロ ニ短調、ポコ・レント ニ短調、
  アンダンティーノ ヘ長調(「晩祷 op.14」より)/
 ニクソン:あるフランス民謡による変奏曲(「あめのきさき」)/
 ペーテルス:
  アンダンテ・エスプレッシーヴォ ドリア調(「35のミニアチュール」より)/
 中村証二(編曲):主はわがかい主/
 ワルチンスキー(編曲):まぶねにやすけく/
 ペーテルス(編曲)久しく待ちにし/
 レンメンス:祈り/
 カーター(編曲):アメイジング・グレイス
中村証二(リード・オルガン【池内製風琴、ヤマハ製オルガン】)
リード・オルガン演奏の第一人者、中村証二氏が、絶妙な送風のコントロールと演奏表現で奏でる、優しく美しいオルガンの小品集。明治期中期に関西で製作されたとされる池内製風琴(11ストップ、リード3列)と、ヤマハ製オルガン(いずれも日本キリスト教団坂出教会所蔵)による貴重な録音です。
日本人にとっては、懐かしい音と感じるリード・オルガンですが、ヨーロッパでは、ハルモニウムのためのロマン派の美しい作品が多数残されています。ボエルマン、エルガー、レンメンス、ペーテルスといった作曲家の音楽を、ペダルの送風と、膝のレバーの音量調整を駆使し、柔軟かつ大胆に表現。また、リード・オルガン作品を多数残した大中寅二の「前奏曲」では、楽器の特性を生かし日本の空間美を見事に再現している。リード・オルガンの演奏法を全国各地で伝道している中村証二ならではの仕上がり。録音:2008年10月、坂出カトリック教会(香川県)

恩地マンドリン研究所

恩地早苗(マンドリン):
10才でマンドリンを始める
マンドリンを川口優和、比留間きぬ子、ギターを岡本一郎、各氏に師事
1970年日本マンドリン独奏コンクール3位入賞
1985年渡欧、マーガ・ヒュスゲン女史に師事
1990年第一回リサイタルを開き、その後イギリス・ドイツ・スウェーデン・
アメリカ・フランス・韓国・ベルギー・ロシア等でリサイタルを開く
R 580367
\3000
マンドリンとオルガンのためのファンタジーⅠ
 モーツァルト:6つのドイツ舞曲
 ベートーヴェン:ソナチネ ハ短調
 酒井多賀志:オルガンとマンドリンのためのファンタジー
 武井守成:ゆく春
 ペツイーネ:クリスマス ソング
 ゲンツマー:ソナチネ
 成田為三:浜辺の歌
 中山晋平:砂山
恩地早苗(マンドリン)
酒井多賀志(Org)
録音:1995年
R 9820486
\3000
マンドリンとオルガンのためのファンタジーⅡ
 作者不詳:グリーンスリーヴス変奏曲
 チェチェーレ:ソナタ ト長調
 ヴィヴァルディ:2つのマンドリンのためのコンチェルト
 武井守成:リュート組曲第2番
 ベートーヴェン:マンドリン組曲
 サルコリ:月に向かいて
 中田喜直/酒井多賀志:「夏の思い出」による変奏曲
 山田耕筰/酒井多賀志:「赤とんぼ」による変奏曲
 岡野貞一/酒井多賀志:「故郷」による変奏曲
恩地早苗(マンドリン)
酒井多賀志(Org)
録音:1997年
R 0200363
\2000
トワイライト・トーンズ(Twilight Tones)
 宇都宮正人:神戸港のセレナーデ
 パラディス:シシリアーナ
 カッチーニ:アヴェ・マリア
 メツァカーポ:アンダンテとポロネーズ
 宇都宮正人:マンドリンのためのソナタ
 ラフマニノフ:ヴォカリーズ
 エクルス:ソナタ ト短調
 トセリ:セレナータ
 グラナドス:アンダルーサ
 シューベルト:アルペジオーネ・ソナタ イ短調
 宇都宮正人:トライライト・トーン
恩地早苗(マンドリン)
宇都宮正人(P)
マンドリンのためのオリジナルをふくむ、世界ではじめてのパイプオルガン(酒井 多賀志)との協奏(CD:「ファンタジーI」,「ファンタジーII」)、ギターの第一人者福田 進一との協奏(CD:「マンドリンとギターのための音楽」)、宇都宮 正人のマンドリンのためのオリジナル「Twilight tone」をふくむピアノとの協奏(CD:「Twilight Tones」)等、マンドリンの古典から現代の前衛的作品、童謡にいたる様々な分野でマンドリン音楽の可能性を追求している。また、多数のグループ(下記) を指導し、宇都宮 正人のオリジナル「過ぎし日のために(マンドリンオーケストラのためのピアノコンチェルト)」「朝の海へ」の初演、Robert Shultzのオリジナル「Six seasons」の初演、世界各地へのコンサートツアーなど多彩な活動を行っている。

DELTA CLASSICS

DCCA 0059
\2415
ベートーヴェン:交響曲第1番
ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」
 (30,Nov,1952 rec)
フルトヴェングラー指揮
ウィーン・フィル
エロイカの復刻はウラニア(DCCA-0031)とローマ(DCCA-0039)、そして今回の演奏と同じ1952年12月7日にベルリン・フィルとのDCCA-0051の3種類を既に発売しました。圧倒的に「ウラニアのエロイカ」の人気が高いのですが、52年12月のベルリン・フィルとのエロイカも予想以上に支持されており、フルトヴェングラー・ファンの探究心の凄さを思いしりました。そこで今回のウィーン・フィルとの物もファンの方々から聞き比べをしたいので機会があれば是非発売して欲しいという要望がありました。幸い復刻に耐えられる程度のマスターがあり、それを余計な色を付けず自然な感じで好感の持てるものができました。フルトヴェングラーのエロイカはどれを聞いても同じという方もいらっしゃいますが、やはり時期やオケ、ライヴかスタジオかでどれ一つとして同じ顔のものは無い様に思えます。ウィーン・フィルはウィーン・フィルのベルリン・フィルにはベルリン・フィルの同じ手兵と呼ばれたオケでも違いが感じ取る事ができるでしょう。またカップリングの交響曲第1番は小編成でありながら厚みもあり、そして切れ味抜群のスピード感などに好感が持て、ただ重い、遅い様なゲテモノ的な仕上がりにはなっておらず、う〜ん!と唸らせる何かを秘めた見事な演奏というしか他はありません。エロイカよりも音質は上かもしれません。当日はマーラーのさすらう若人の歌も演奏されました。古いテープをマスターとした為ノイズ等があります。予めご了承下さい。録音日は一般的に知られている日です。(デルタ)
DCCA 0058
¥2415
ブルックナー:交響曲第8番(ハース版)
 (15,Mar,1949/ティタニア・パラスト ライヴ rec)
フルトヴェングラー指揮
ベルリン・フィル
フルトヴェングラーを精力的に発売している弊社でも、フルトヴェングラーのブルックナーは発売タイトルが極端に少ないです。何故か?やはりフルトヴェングラーと言えば、ベートーヴェン、ブラームス、シューベルト、ワーグナーといった作曲家に定評があり、聞く側もそれらに大きな期待をし事実定番と呼べる物が数多くあります。しかし、ブルックナーに関しては別で、何故かフルトヴェングラーのブルックナーは良くない!という固定観念の様な物がついてしまっている感じがあります。フルトヴェングラーが存命中は、ブルックナーの版もハース版が最新版であり、使用楽譜も原典版(初版)かハース版というハンディもありその上、日本ではまだブルックナーは良く聴かれる作曲家とは言い難い時代背景もあったのでしょう。そこで昔の批評で一刀両断されこの評価が今に至っても続いている気がします。勿論、全てが良いとは言いませんが、少なくともこの八番は名演の類に入れてもなんら差し支えない見事な演奏です。ここでもフルトヴェングラーが作り出すスケールの大きな演奏と、ライブならではの緊張感、細部まで読みつくされた構成力、そして力強く覇気のあるベルリン・フィルの演奏、どこをとっても素晴らしい演奏です。締りの無い演奏になりがちですが、ここでは緩急を自在に操り崩壊ぎりぎりまでに惹きつけ、最大限に開放そして再び緊張、最後は見事な昇華。これは聞いて損はしません。古いテープをマスターとした為ノイズ等があります。予めご了承下さい。録音日は一般的に知られている日です。(デルタ)
DCCA-0057
\2415
ブルックナー:交響曲第7番(ノヴァーク版)
 (3,Sep,1958 /ルツェルン ライヴ rec)
クレンペラー指揮
ベルリン・フィル
クレンペラーは大器晩成型と良く例えられますが、決してそうではなく若い時期から歌劇場の指揮者としてデビューし多くの歌劇場で指揮をした注目の人物でした。晩年自身のオーケストラと呼べるフィルハーモニア管(及びニュー・フィルハーモニア管)とEMIへ多くの録音を残した印象から大器晩成と思われるのでしょう。しかし、フィルハーモニア管以外にも多くの有名オーケストラに客演し、今回のベルリン・フィルとの演奏も運良く残されていました。ここで聞ける演奏はまさにクレンペラーが脂が乗っている円熟期ともいえる時代の物で最晩年ほどテンポは遅くありませんが、その堂々たる音の運び、各楽器のバランス、全体の構成、強弱、空気感などどれをとっても一流の風格がにじみ出てくる演奏です。ライヴ故に細かなミスなどありますが、クレンペラーは何事も無かったかの様に実に淡々と処理し、ブルックナーの精神世界に一心不乱に埋没していく様にも思える、重厚でダイナミックな響きに一度聞けば引き込まれるはずです。クレンペラーは同曲をフィルハーモニア管(1960年EMI録音)しているものがあり、演奏年代も近いのでこれらと聞き比べをしてみるのも面白いかもしれません。一応カタログなどで調べましたが、過去には発売された可能性はございますが、現在は入手困難な演奏だと思います。これを機にクレンペラーにどっぷり浸ってみるのも良いかもしれませんね。古いテープをマスターとした為ノイズ等があります予めご了承下さい。録音日は一般的に知られている日です。(デルタ)

DISC CLASSICA

DCJA 21011
\2500
ベートーヴェン(リスト編曲):交響曲第7番
ジョン・コリリアーノ:オスティナートによる幻想曲         
伊藤 憲孝(pf)
歴史を結ぶ演奏〜ベートーヴェンの交響曲第7番は音楽史上に燦然たる光をもって輝き続ける傑作である。その完全なる演奏は、音楽を志す者たちの永遠の目標であり、いつかは踏破したいと願う頂として聳え立ってきたのである。「第七」の前には列を成す巡礼者のように名演奏家たちの姿があると言っても決して過言ではないであろう。稀代の大作曲家にしてピアノ演奏の革命児であったフランツ・リストもそんなベートーヴェン詣でを繰り返した音楽家であった。リストは、残された交響曲のすべてを自身のレパートリーとして組み入れるべくピアノ用にアレンジすることで、いわばベートーヴェン信仰者としての証を結晶にし、その成果を後世に託している。だがこのピアノ譜は限りなき難問であり、そうたやすくピアニストの参加を許すものではない。もちろん過去に録音はあるが、その数が限定されている事実がその再現に要する破格の困難さを物語っていると思われる。そこに大胆にも伊藤憲孝という若きピアニストが挑戦した。しかも伊藤にとってこの録音はデビュー・アルバムなのであり、その怖れを知らぬ決意と行動は、それだけでも何か異次元の感動を予感させるものがある。筆者も興味津々、耳を傾けた。驚いたのは、伊藤憲孝というピアニストが演奏をチャレンジとはいささかも考えてはおらず、名作へのオマージュ、それも熱烈な賛美の念をもって作品を余すところなく歌い上げ、歓喜の調べとしている、その豪快さ、完全燃焼の姿のすがすがしさであった。リストの手を経た難曲を軽々と弾ききってしまう破格の力も凄いが、それ以上に伊藤憲孝にはこの名作に寄せる沸騰するような共感の心があり、それが喜びの演奏となって熱くふくらみ続けているのである。その放射される熱に聴き手もたちまち魅了され、聴き入ってしまうのである。しかもこのアルバムには現代アメリカのコリリアーノの手になる第7交響曲讃といえる「オスティナートによる幻想曲」までカプリングされている。これもまた伊藤憲孝の中で温められてきたベートーヴェンへの想いのもう一つの伏線とでもいうべきものであろう。演奏の白熱的興奮と完成度はもちろん特筆されるが、伊藤憲孝はリスト、コリリアーノと続けて弾くことで名作を点で終わらせるのではなく、歴史的営みの成果としてつなげている。この視点の豊かさ、そこにある敬虔な情熱とでもいうべきこだわりは強く聴き手の胸を打つインパクトがある。〔諸石幸生〕

CAT’S INTERNATIONAL

IDC 10012
\2500
杉谷昭子 珠玉のピアノ名曲選VOL.2“誰も寝てはならぬ”
 1. リスト:「愛の夢」第3番
 2. ショパン:24の前奏曲〜
  第15番 op.28「雨だれ」
 3. ショパン:幻想即興曲 op.66
 4. ラフマニノフ(A.リチャードソン編曲):ヴォカリーズ
 5. チャイコフスキー(ごとうまこと編曲):
  「白鳥の湖」〜「情景」
 6. グラナドス:スペイン舞曲集
  〜「アンダルーサ」
 7. グラナドス:スペイン舞曲集
  〜「オリエンタル」
 8. ルービンシュタイン:ヘ調のメロディ op.3 No.1
 9. ショパン:「3つの新エチュード」
  〜「エチュードヘ短調」
 10. ドビュッシー:「子供の領分」
  〜「ゴリウォーグのケイクウォーク」
 11. ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ
 12. ショパン(A・コルトー編曲):チェロソナタ第2楽章
 13. シューベルト(F・リスト編曲):「美しき水車小屋の娘」
  〜「水夫と小川」
 14. シューマン(L.ゴドフスキー編曲):「君は花の如く」
 15. 田中カレン:白鳥
 16. プッチーニ(杉谷昭子編曲):
  歌劇「トゥーランドット」〜「誰も寝てはならぬ」
杉谷 昭子(ピアノ)
調律:松永正行
使用ピアノ:ハンブルク製スタインウェイ フルコンサートグランド
東京芸術大学卒業後ドイツに留学。デートレフ・クラウス、エリーザ・ハンゼン、ブルーノ・レオナルド・ゲルバー、アレクシス・ワイセンベルク、クラウディオ・アラウ等に師事。 1971年エッセンフォルクヴァングコンクール優勝。72年マリア・カナルス国際コンクール第2位。ミラノ音楽祭出演。73年ヴィオッティ国際コンクール銀賞。76年ケルン音楽大学大学院修了後 数々のメジャー・オーケストラと共演を重ね、ゲヴァントハウス八重奏団、ゲヴァントハウス弦楽四重奏団、ベルリン弦楽四重奏団、他室内楽での活躍も華々しく、一方ではクララ・シューマン国際ピアノコンクールの審査員をアルゲリッチ、ワイセンベルク、アシュケナージと並んで歴任するなど、今やその活躍はコンサートピアニストにとどまらず、ピアノ教育の最前線にも及び、国際的に広がりをみせる杉谷昭子、待望の新録音は、珠玉の商品を集めた作品集。CDリリースに合わせ、全国でのリサイタルも予定されています。録音:1、3、5、6、7、13、15 小出郷文化会館/2005年7月20日 2、4、8、9、10、11 山口南総合センター/2005年9月28日 12、14 海南市民交流センター/2006年3月12日 16 浜離宮朝日ホール/2008年12月1日

クレアシオン

CRT3100/1
(2CD)
\4200
J.S.バッハ:
 無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ(全曲)
川原千真(バロック・ヴァイオリン)
古典四重奏団ではモダン・ヴァイオリンを、アンサンブル「音楽三昧」等ではバロック・ヴァイオリンと、奏法の異なる2種のヴァイオリンを弾きこなす川原千真が長年温めてきたバッハに満を持しての初挑戦。
限られた作品空間で、どれだけ多様な表現が可能か。この課題がバッハの意欲を掻き立てたのは当然でしょう。その多様な表現の中で、最終的にはソナタであれ、パルティータであれ、「一つの旋律が紡ぐ、ドラマとしての音楽」の理想像、あるいは一つの旋律が示す果てしない可能性を示すことに彼の目的がありました。同時に、その多様な姿から見えてくるただ一つの響き、ただ一つの旋律とはいったい何か...それをバッハは問おうとしたのです。(有田栄ライナーノートより)
川原千真 プロフィール:東京芸術大学および同大学院修了。ヴァイオリンを海野義雄、田中千香士、ヴィオラ・ダ・ガンバを平尾雅子に師事。モダン及びバロック・ヴァイオリン奏者。「古典四重奏団」の第1ヴァイオリン奏者。CD9枚をリリース。99年ギリシャ公演(国際交流基金助成)、05年10月ドイツ公演(招聘元/バッハ・アルヒーフ・ライプツィヒ)。97年「村松賞」、04年「文化庁芸術祭大賞」、07年「文化庁芸術祭賞」各受賞。アンサンブル『音楽三昧』のヴァイオリンおよびヴィオラ・ダ・ガンバ奏者。CD7枚をリリース。02年アメリカ公演(国際交流基金助成)。第7回「サライ大賞」CD・DVD部門賞受賞。 アンサンブル《BWV2001》メンバー。使用しているバロック・ヴァイオリンは 北イタリア(18世紀末)製。バロック仕様のまま200年近くジェノヴァの農家の納屋に埋もれていたが、10年ほど前に発見された。録音:2007年4月12-13日、6月12-13日、8月7-8日相模湖交流センター

EDITION HST

HST 064
¥2500
ガスマン(1729-1774):弦楽四重奏曲集第二巻
 弦楽四重奏曲イ短調op.3-6 Hill456 (1774)
 弦楽四重奏曲へ短調 Hill472 (ca.1772)
 弦楽四重奏曲ニ長調op.2-1 Hill442 (1772)
ハイドン・シンフォ二エッタ トウキョウ:
【磯 晃男、
福本 牧(ヴァイオリン)、
山田 那央(ヴィオラ)、
小原 圭(チェロ)】
悲運の作曲家、フローリアン・レオポルド・ガスマン:ボヘミア・ブリュックス生まれ。父親の反対を無視し音楽修行のため家出し、モーツアルトの師でもあるイタリア・マルティーニ神父に弟子入り。1763年にはグルックの後継者としてヴィーン宮廷バレエ作曲家に、1772年3月からはヴィーン宮廷歌劇場監督に就任するも、1774年新作オペライタリア公演準備の移動中、馬車から転落骨折し、その後あえなく死去。
特に、病床時に作曲された最晩年のフーガを多用したイ短調四重奏曲は最後の弦楽四重奏曲集op.3の最後を飾る第6番であり、正に天に昇る趣きをもった浄化された曲となっている。録音:2009年3月収録

ENZO

MOCP 10003
\2940
ベートーヴェン:
 フォルテピアノのためのソナタ〜Plaudite Amici III
  第4番変ホ長調Op.7、第8番ハ短調Op.13「悲愴」、
  第19番ト短調Op.49-1、第20番ト長調Op.49-2
大井浩明
[使用楽器: ヨハン・アンドレアス・シュタイン・モデル A=421Hz, Werckmeister III]
ベートーヴェン存命時のフォルテピアノはアクション機構や音域、ペダル機能の効果が革新的に変革されていく時代だったといわれます。それにあわせ、9台もの楽器を取り替えてソナタ及び交響曲を制覇するという、奇才大井浩明の前代未聞のプロジェクト最新作。ここで用いられているシュタイン・モデルのフォルテピアノは、音域たった5オクターヴ、ダンパー膝ペダルのみの、1790 年代当時の標準的なモデル。もちろんモダン・ピアノのような鉄製フレームなど存在しません。「悲愴」では、そのたった5オクターヴをフルに活用する様が実感できることでしょう。耳馴染んだ曲に潜むベートーヴェンの過激なまでの暴れっぷりを顕著に示す例がここに示されています。一人の演奏者が弾きわけることにより既発売のMOCP 10004(第9.10&11番)、MOCP 10005(第12.13&14番)で用いられたヴァルター・モデル(1800年頃の標準モデル)と比較してさえ、音色、性能ともに相当な違いがあることもよくわかるはずです。録音:2008年京都、東京におけるライヴ収録 ジャケット・アートワーク:Sosen Mori 森狙仙(1747-1821) /大英博物館蔵

FLORESTAN

FLCP 21003
\2800
明日のほうへ
 このかけがえのない日々へ(新作)佐橋俊彦/
 にらめっこwith本多俊之/
 タッチ・ハー・ソフト・リップス・アンド・パート ウォルトン(編曲:挾間美帆)/
 かえりみち 本多俊之/
 ザ・モーニングウォーク〜「子供のための組曲」より フィル・ウッズ/
 ヴェル・ドゥマン(明日のほうへ)長生 淳/
 私はこの世に忘れられ〜「5つのリュッケルトの詩による歌」マーラー/
 トラヴェシア M.ナシュメント                         
彦坂眞一郎(Sax)
東井美佳(pf)
【ゲスト】
本多俊之(Alto Sax)、
阿倍篤志(pf)、
佐藤紀雄(Guitar)
「今までこんなに楽しく、こんなに優しいサックスの音楽があったろうか」 トルヴェール・クヮルテットの彦坂眞一郎が満を持して送り出す、全く新しいサックスの世界。本多俊之、長生淳、佐橋俊彦ら日本を代表する作曲家達が、クラシック、ジャズ、ポップス…すべてのジャンルを飲み込んで今繰り広げられる、次代の子供たちの明るい未来を願う親から子への愛の物語!

ISODA

IE-2013
¥2500
「オテロ幻想曲」
 リスト:なぐさめ
 リース:無窮動
 エルンスト:オテロ幻想曲
 ヴュータン:夢 Op.22-3
 アルベニス:タンゴ
 グラナドス:アンダルーサ
 フィオッコ:アレグロ
 ヴィエニアフスキ:カプリッチョ・ワルツ
 ヴィエニアフスキ:旅芸人
 ブラームス:ハンガリー舞曲第7番
 クライスラー:ルイ13世の歌
 サラサーテ:嘆きの歌
 ゼンガー:スコットランドの田舎にて
 ディニク:ホラ・スタッカート
辻井 淳(ヴァイオリン)
藤井 由美(ピアノ)
オタケン・レコードの太田憲志氏が自らミキシングコンソールに入りサウンドメイキングした知る人ぞ知るヴァイオリニスト、辻井淳の小品集シリーズ最新作。シュ−ベルトの歌曲「魔王」のヴァイオリン編曲でおなじみのエルンスト。今回は彼のオリジナル作品で、小品の分野では10分を越える大作「ロッシーニのオペラ、オテロの主題による幻想曲」を中心に珍しい名品を網羅。特に、ゼンガーの原題名、スコティッシュ・パストラル、邦名、スコットランドの田舎にて(辻井訳)は、今ではほとんど聴かれない傑曲。新日本フィル客員コンマスを始め、最近では、宮川彬良率いるアンサンブル・ベガのコンマスとしても活躍、人気上昇中のヴァイオリニスト、辻井 淳。NHK教育テレビ「ゆうがたクインテット」のアリアさんのヴァイオリン担当として、その美しい音色は、ほぼ毎日、全国のお茶の間に届いている。録音:2007年8月 滋賀県高島市ガリバーホール プロデューサー・エンジニア:太田憲志(オタケン・レコード)

キング・インターナショナル

KDC 5065
\1500
BCJのバッハへのいざない〜声楽編
 ①カンタータ第63番《キリスト者よ、この日を刻み込め》BWV 63より
  第1曲 [合唱]:キリスト者よ、この日を刻み込め[BIS 881/録音:1997年7月]
 ②カンタータ第147番《心と口と行いと生活》BWV 147より
  終曲コラール[合唱]:イエスは変わらざる私の喜び(主よ、人の望みの喜びよ)
  [BIS 1031/録音:1999年6月]
  カンタータ第78番《イエスよ、あなたはわが魂を》BWV 78より
 ③第1曲 [合唱]:イエスよ、あなたはわが魂を
 ④第2曲 アリア・デュエット[ソプラノ、アルト]:
  我らは急ぐ、イエスの許へ/
   ソプラノ:野々下由香里/
   アルト:ダニエル・テイラー[BIS 1361/録音:2003年2月]
 ⑤カンタータ第55番《私は、哀れな人、罪のしもべ》BWV 55より
   第1曲 アリア[テノール]:私は、哀れな人、罪のしもべ/
   テノール:ゲルト・テュルク[BIS SA 1631/録音:2006年9月]
 ⑥カンタータ第190番《主に向かって、新しい歌を歌え》BWV 190より
  第1曲 [合唱]:主に向かって、新しい歌を歌え[BIS 1311/
   録音:2002年2月]
 ⑦マタイ受難曲BWV 244より 第49曲 アリア[ソプラノ]:
  ただ愛により我が救い主は/
  ソプラノ:ナンシー・アージェンタ [BIS 1000/録音:1999年3月]
 ⑧カンタータ第103番《おまえたちは、泣き喚く》BWV 103より
   第1曲 合唱[とアリオーソ(バス)]:おまえたちは、泣き喚く
   バス:ドミニク・ヴェルナー[BIS SA 1611/録音:2006年2月]
 ⑨カンタータ第51番《すべての国よ、神を誉め讃えよ》BWV 51より
   第1曲アリア[ソプラノ]:すべての国よ、神を誉め讃えよ/
   ソプラノ:キャロリン・サンプソン [BIS SA 1471/録音:2005年9月]
 ミサ曲 ロ短調 BWV 232より
 ⑩第10曲[アルト]:父の右に座したもう主よ/
  カウンターテナー:ロビン・ブレイズ
 ⑪第11曲[バス]:主のみ聖なり/バス:ペーター・コーイ
 ⑫第12曲[合唱]:聖霊とともに
  [BIS SA 1701/録音:2007年3月]
 ⑬カンタータ第32番《いとも慕わしいイエス、わが焦がれ求める君よ》BWV 32より
   第1曲 アリア[ソプラノ]:いとも慕わしいイエス、わが焦がれ求める君よ/
   ソプラノ:レイチェル・ニコルズ[BIS SA 1711/録音:2008年2月]
 ⑭マタイ受難曲BWV 244より 終曲(第68曲)[合唱]:
  さあ、ひざまずきましょう[BIS 1000/録音:1999年3月]
鈴木雅明(指揮)
合唱・管弦楽:バッハ・コレギウム・ジャパン
※日本語歌詞訳付
KDC 5066
\1500
BCJのバッハへのいざない〜器楽編
 ①ブランデンブルク協奏曲 第5番 ニ長調 BWV 1050より
  第1楽章 アレグロ/チェンバロ独奏:鈴木雅明、
   フラウト・トラヴェルソ:菅きよみ、
   ヴァイオリン:若松夏美[BIS 1151/録音:2000年5,6月]
 ②管弦楽組曲第3番 BWV 1068より
  第2曲「アリア」[BIS SA 1431/録音:2003年10月]
  管弦楽組曲第2番 ロ短調 BWV 1067より
 ③第5曲「ポロネーズ?ドゥーブル?ポロネーズ」
 ④第7曲「バディヌリー」/
  フラウト・トラヴェルソ独奏:前田りり子[BIS SA 1431/録音:2003年10月]
 ⑤カンタータ第35番《霊と心は驚き惑う》より
   第1曲シンフォニア/
   オルガン独奏:鈴木雅明[BIS SA 1621/録音:2006年9月]
 ⑥シンフォニア第11番 ト短調 BWV 797
  チェンバロ:鈴木雅明[BIS 1009/録音:1998年7月]
 ⑦カンタータ106番《神の時こそいと良き時》BWV 106より
  第1曲 シンフォニア/リコーダー:山岡重治、
  古橋潤一/ヴィオラ・ダ・ガンバ:上村かおり、
  福沢 宏[BIS 781/録音:1995年11月]
 ⑧ヴァイオリン協奏曲第2番 ホ長調 BWV 1042より
  第1楽章 アレグロ/
   ヴァイオリン:寺神戸亮 [BIS 961/録音:1999年7,9月]
  ドイツ・オルガン・ミサ(クラヴィーア練習曲集第3部)より
 ⑨これぞ聖なる十戒BWV 678
 ⑩これぞ聖なる十戒によるフゲッタ BWV 679/
  オルガン:鈴木雅明 [BIS 1091/録音:2000年3,4月]
 ⑪二つのヴァイオリンのための協奏曲 ニ短調 BWV 1043より
  第1楽章 ヴィヴァーチェ/
  ヴァイオリン:寺神戸亮、若松夏美[BIS 961/録音:1999年7,9月]
 ⑫ブランデンブルク協奏曲第1番 ヘ長調 BWV 1047より
  第1楽章[BIS 1151/録音:2000年5,6月]
 ⑬ゴルトベルク変奏曲 BWV 988より
  終曲:アリア/チェンバロ:鈴木雅明
  [BIS 819/1997年6,7月] 
鈴木雅明(指揮)
管弦楽:バッハ・コレギウム・ジャパン
1990年に結成されたバッハ・コレギウム・ジャパン(BCJ)。スウェーデンのBIS社からリリースされているバッハ作品のCDは50枚を超え、そのどれもが世界中で高い評価を得ています。このたび、BCJの音楽監督の鈴木雅明監修の下、声楽曲、器楽曲の選りすぐりのトラックを集めて、ベスト盤を作成いたしました。BCJによる比類なきクオリティで聴くバッハの世界をお楽しみください。

MA RECORDINGS

MA J506
\2940
「夢のあとに〜フランスのヴァイオリン・ソナタ集 」
 ①フォーレ=ミッシャ・エルマン編:夢のあとに
 ②フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調
 ③フォーレ:ヴァイオリン・ソナタ第2番Op.108
枝並千花(Vn)
長尾洋史(P)
フランス・プログラムのリサイタル・シリーズで好評を博し、ヴァイオリン・ファンの間でアルバム・リリースをとの呼び声の高かった枝並千花が、ついにMa recordingsよりデビュー。フランクの傑作に、枝並自身こだわりのフォーレ第2番、そしてエルマンの編曲による「夢のあとに」を収録しています。
音楽評論家平林直哉氏が、なによりまた本人も努めて心がけていると云うとおり、おもわず引き込まれてしまう音色のうつくしさ。この美音を完璧にとらえるべく、当代きっての名エンジニア、タッド・ガーフィンクルと、ディレクターには野田智子を起用。ワンポイント録音による驚きの臨場感で、オーディオ・ファンからも熱い支持を集めることでしょう。録音:2008年7月秩父ミューズパーク音楽堂 ディレクター:野田智子 エンジニア:タッド・ガーフィンクル *ワンポイント録音
枝並 千花 Chika Edanami, Violin:
4歳よりヴァイオリンを始める。桐朋学園女子高等学校音楽科を経て同大学音楽部卒業。
1998年、第52回全日本学生音楽コンクール中学生の部全国第1位。東儀賞、兎束賞、都築音楽賞を受賞。2001年、第10回日本モーツアルト音楽コンクール、ヴァイオリン部門第3位入賞。2003年、第24回ミケランジェロ・アバド国際ヴァイオリンコンクール優勝、及びソナタ賞受賞。ミラノにて受賞コンサート出演。2004年、「井上道義の上り坂コンサート」にて井上道義氏指揮、桐朋学園オーケストラと共演。大友直人指揮で東京交響楽団と共演。2005年ソウルにて日韓交流演奏会に出演など、多くの演奏会に参加。これまでにセミナーにて、ザハール・ブロン、ジュラール・プーレ、レジス・パスキエ、ドン・スク・カン各氏に指導を受ける。桐朋学園公開レッスンにて、シュロモ・ミンツ、竹澤恭子各氏に指導を受ける。クールシュベール音楽アガデミー(2002〜2005フランス)、京都フランスアカデミー(2003)、クールシュベール国際音楽アガデミーinともべ(2005)、ビアリッツ音楽アガデミー(2005フランス)、国際音楽セミナー「ミュージック・マスターズ・コースinかずさ(MMCK)」に参加。2006年4月〜2008年12月まで東京交響楽団に在籍。また、2007年10月より、一公演に一人の作曲家を取り上げた「クリスタル・リサイタル」シリーズを開始。好評を博す。奥村和雄、辰巳明子各氏に師事。
M 078A
\2940
L'Infidele〜異邦人
シルヴィウス・レオポルト・ヴァイス:リュート作品集
 ソナタ「L'Infidele異邦人」(ロンドン手稿譜)
  【アントレ - クーラント - サラバンド -
  メヌエッ ト- ミュゼット - イザンヌ】
 組曲「ヘ長調」、組曲「ニ短調」(ドレスデン手稿譜)
エドゥアルド・エグエス(バロック・リュート)
Ma recordingsの主力アーティスト、エドゥアルド・エグエスの久々の新譜。バロック期の「リュートの巨人」シルヴィウス・レオポルト・ヴァイスの作品集。ヴァイスは非常に多才なリュート奏者であり作曲家で、完璧な技術で即興や修飾を弾きこなしていました。その才能はバッハもヴァイスの作品を“借用”してしまう程でした。詳しくはエグエスの大ヒット・アルバム「バッハ・リュート作品集VOL.1、VOL.2」(M 053A、M 054A)で触れられています。ヴァイスは標題をつけたソナタを2曲書いており、「L'infidele(異邦人)」はそのうちの1曲(もう1曲は「Le Fameux Corsaire(有名な海賊)」)。エドゥアルド・エグエスは今回の録音のために2種類の手稿譜からロンドンのものを使用。優美さと鮮烈な効果が共存している作品です。録音:2005年6月サン・ベルナルディーノ・デ・シエナ教会(ピエモンテ、イタリア) ジャケット写真:ラヴェーノ=モンベッロ(イタリア)by Shoji Onuma 録音エンジニア:タッド・ガーフィンクル(Ma recordings) *ワンポイント録音日本語帯解説付

NAT

NAT 08401
\2800
ルトスワフスキ:パガニーニの主題による変奏曲/
ラヴェル:スペイン狂詩曲/
シューベルト:幻想曲D.940/
ラヴェル:ラ・ヴァルス
ピアノデュオ ドゥオール
(藤井隆史、
白水芳枝(pf))
踊りだす二人の鼓動 解き放つ光のハーモニー!!踊りだす二人の鼓動 解き放つ光のハーモニー、留学先ドイツ・マンハイムで得たものは深みを増し、想いは確信となった。時に同化し、時に個性をぶつけ合うデュオの醍醐味と、連弾の革命家シューベルト、巧みな手法と色彩感に富むラヴェルらの作品をお届けする、優しく、熱いピアノデュオ ドゥオール デビューアルバム

国内MOROX MUSIC

KDC 5063
\2500
「 La meraviglia parlante 」
 ダリオ・カステッロ(c.1590-1644):ソナタ第10番
 ジョバンニ・パオロ・チーマ:2声のソナタ
 セルマ:カンツォン第1番(バスとソプラノのための)
 チーマ:3声のソナタ
 フレスコバルディ:パッサカリアによる100のパルティータ
 マンチーニ(1672-1737):ソナタ第4番 イ短調
 ランツェッティ:ソナタ第7番 ト長調
 ヴィヴァルディ:協奏曲ヘ長調 RV 100
テアトルム・アフェクトゥム
〔アンドレアス・ベーレン(Rec)、
松永綾子(バロックVn)、
懸田貴嗣(バロックVc)、
渡邊孝(チェンバロ)〕
テアトルム・アフェクトゥムは、ヨーロッパを中心に活躍する若手日本人アーティスト達と、リコーダーのベーレンらによって結成されました。17〜18世紀のイタリア・ドイツの音楽をレパートリーの中心に据える、フレッシュでしなやかな感性と、確かなテクニックのアンサンブル。このディスクでも心地よい疾走感と、雷の閃光のような刺激的なパッセージに満ちたカステッロの作品から、典雅なランツェッティ、実にきらきらと流麗なヴィヴァルディなど、さまざまな魅力を放ちます。
渡邊孝(チェンバロ):怒涛のような即興性と熱い音が魅力で、現在はミラノに在住し、アンサンブル、ソロの両面で活躍。ヘンデル・フェスティバル・ジャパン「タメルラーノ」の指揮、バッハのパルティータ全曲演奏会が好評でした。録音:2007年7、8月
アンドレアス・ベーレン(リコーダー):1983年生まれの若手。リコーダーの他にサックスも演奏、ドイツのビッグ・バンドのメンバーも勤めているだけに、抜群のリズム感とアドリブのセンスが光ります。
懸田貴嗣(バロック・チェロ):バッハ・コレギウム・ジャパンやオーケストラ・リベラ・クラシカでもおなじみの存在で、現在はヨーロッパに活動の拠点を置いている、あたたかな音色が魅力のチェリスト。「ラ・ヴェネシアーナ」、アラン・カーティス指揮「イル・コンプレッソ・バロッコ」 に参加。
松永綾子(バロックヴァイオリン):桐朋学園大学を経て、オランダ、イタリアで研鑽を積んだ閃きのあるヴァイオリンを聴かせる実力派。「イル・ジャルディーノ・アルモニコ」に参加。

レグルス

巖本真理没後30年記念発売
巖本真理(1926〜1979)が亡くなって30年。新発見!
1969、74、76年の未発売ライヴ録音集。
巖本真理弦楽四重奏団によるライヴならではの魅力あふれるシリーズ3タイトル同時発売。
巖本真理弦楽四重奏団の遺産−ライヴ録音集 全3巻
各CD2枚組 定価3,675円(税抜3,500円)
QHJ-1004/5
(2CD)
\3675
所沢1974
 ハイドン:弦楽四重奏曲変ロ長調Op.76-4「日の出」、
 モーツァルト:弦楽四重奏曲第17番変ロ長調K.458「狩り」、
 ベートーヴェン:
  弦楽四重奏曲第7番ヘ長調Op.59-1「ラズモフスキー第1番」、
(アンコール)
 モーツァルト:弦楽四重奏曲第12番変ロ長調K.172より
  第2楽章 
巖本真理(第1ヴァイオリン)、
友田啓明(第2ヴァイオリン)、
菅沼準二(ヴィオラ)、
黒沼俊夫(チェロ)
録音:1974年12月23日パイオニア所沢工場大スタジオ
QHJ-1006/7
(2CD)
\3675
東京1969&76
 ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第1番ヘ長調Op.18 -1、
 メンデルスゾーン:弦楽四重奏曲第2番イ短調Op.13、
 F.シュミット:ピアノ五重奏曲ロ短調Op.51より
  第2楽章(ピアノ:坪田昭三)、
 *モーツァルト:
   弦楽四重奏曲第22番変ロ長調K.589「プロシャ王第2番」
録音:1969年12月13日東京文化会館小ホール、*1976年5月26日イイノホール(モノーラル)
QHJ-1008/9
(2CD)
\3675
相模原1976
 モーツァルト:弦楽四重奏曲第17番変ロ長調K.458「狩り」、
 ベートーヴェン:
  弦楽四重奏曲第9番ハ長調Op.59-3「ラズモフスキー第3番」、
 ラヴェル:弦楽四重奏曲ヘ長調、
(アンコール)
 チャイコフスキー:弦楽四重奏曲第1番ニ長調Op.11より
  第2楽章「アンダンテ・カンタービレ」
録音:1976年1月25日神奈川県立相模原青少年会館
好評の「鈴木クワルテットの遺産」(QHJ-1003)に続いて、本格的な常設の四重奏団としての先駆的な活動を繰り広げ、日本の音楽界に偉大な足跡を残した巖本真理弦楽四重奏団の未発表ライヴのCD化。3タイトル一挙発売。●2009年、巖本真理没後30年の年にあたる今年、タイムリーなことに彼らの演奏したライヴ録音、しかも未発売の新たな音源の存在が確認され、このメモリアルな年に発売できることになりました。レコードのための演奏では味わえない、ライヴ独特のほとばしる感性に溢れた、生き生きとした伸びやかな演奏が満喫できるのも嬉しい限りです。(CDブックレットより)

JVC XRCD

JMXR 24002S
(XRCD-SHM仕様)
\3800
バッハ:オルガン名曲集
 トッカータとフーガ ニ短調 BWV.565
 パッサカリアとフーガ ハ短調 BWV.582
 小フーガ ト短調 BWV.578
 幻想曲とフーガ ト短調 BWV.542
 シュブラー・コラール第1番
  『目覚めよ、と我らに呼ばわる物見らの声』 BWV.645
 コラール前奏曲『われいずこに逃れ行くべき』 BWV.646
 シュブラー・コラール第3番
  『尊き御神の統べしらすままにまつろい』 BWV.647
ジグモント・サットマリー(オルガン)
古くからの音楽ファンならかつて1度は耳にした懐かしいサットマリーのバッハのオルガン名曲集。あまりに売れたために、早速第2弾も制作された名盤中の名盤を、改めてSHM仕様のXRCDで聴いてみるのも一興。まだお聴きでない方も音の良さと今だ色あせぬ演奏でおすすめです!本録音は、1978年、オランダ・ズウォレ聖ミヒャエル教会のシュニットガー・オルガンによるサットマリーの演奏を76cm/secのハイスピードで録音した当時のオリジナル・アナログマスタテープを原音再生し、その信号をダイレクトにスーパーアナログコンソールでxrcd24としてマスタリングを行いました。名盤をさらにSHM仕様で磨き上げました。録音:1978年 オランダ、ズウォレ聖ミヒャエル教会(ステレオ)
JMXR 24028S
(XRCD-SHM仕様)
\3800
メンデルスゾーン:
交響曲第4番イ長調 op.90『イタリア』
交響曲第5番ニ短調 op.107『宗教改革』
シャルル・ミュンシュ(指)
ボストン交響楽団
熱狂と興奮が渦巻く「イタリア」、荘厳なまでに美しい「宗教改革」。キリスト教徒ではなくとも最終楽章の異様な高揚感に、思わず打たれます。トスカニーニのモノラル盤と双璧をなす、ミュンシュの快演、待望のSHM仕様XRCDで発売!録音:1957,58年、ボストン、シンフォニー・ホール(ステレオ)
JMXR 24001S
(XRCD-SHM仕様)
\3800
ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲集 op.8『四季』 ジェラール・ジャリ(ヴァイオリン)
ジャン=フランソワ・パイヤール(指)
パイヤール室内管弦楽団
最新録音に勝るとも劣らない驚異の音質!1976年に録音されたオリジナル4chアナログマスターをJVC独自開発のテープレコーダで原音再現、その信号をダイレクトに2chへミキシングしながら、スーパーアナログコンソールでxrcd24としてマスタリングを行いました名盤をさらにSHM仕様に!決定的音質で登場です!録音:1976年 パリ、ノートルダム・デ・ローズ教会(ステレオ)
XRCD24 RCAレッド・シール・アルティメイト・リマスタリング・エディション
JMXR24054
\3465
ストラヴィンスキー:
 バレエ組曲「火の鳥」[1919年版]
 バレエ音楽「ペトルーシュカ」[1947年版]
小澤征爾(指揮)
ボストン交響楽団
マイケル・ティルソン・トーマス(p)[ペトルーシュカ]
若き小澤会心の名演!【初XRCD化】  小澤征爾は1965年から1969年にかけて、シカゴ響、ボストン響、ニュー・フィルハーモニア管などとRCAにLP16枚分の録音を残している。これらは飛ぶ鳥を落とす勢いで世界的な活動を行なっていた30代の小澤の、まさに青春の記念碑ともいうべきフレッシュな演奏ぞろいで、今聴いてもその新鮮さは色褪せていない。特に、小澤が指揮したマルティノン時代のシカゴ響、スタインバーグ時代のボストン響は、1960年代のアメリカのオーケストラならではの圧倒的な輝きを放っており、それらがRCAならではの優秀な技術によって余すところなく捉えられている。 当アルバムは、1968年にボストン響にデビューした翌年に収録された「ペトルーシュカ」と「火の鳥」組曲を収めたもの。1969年のタングルウッド音楽祭で両曲を振って成功を収めたことがきっかけで録音が実現したもので、小澤にとってシカゴ響との「春の祭典」(1968年録音)に続くRCAにおける2枚目のストラヴィンスキー・アルバムとなった。小澤はその1週間前にボストン響とオルフ「カルミナ・ブラーナ」をRCAに録音しているが、その後小澤=ボストン響はドイツ・グラモフォンに移籍したため、この組み合わせによる1960年代のRCA録音はこれら2枚に留まった。3チャンネル・オリジナル・マスターからの復刻。 ストラヴィンスキー作品は小澤にとっては定評あるレパートリーであるが、1947年版を使用した「ペトルーシュカ」は、小澤にとって現在まで唯一の録音として貴重なもの。ここでは当時ボストン響の副指揮者だったマイケル・ティルソン・トーマスがピアノ・パートを担当し、若き小澤ならではの鮮やかな色彩感としなやかなリズムによる躍動感がききものである。またボストン響にとっても、「ペトルーシュカ」全曲の録音はほかに1959年録音のモントゥー盤(ただし1911年版)があるくらいなので、貴重な録音といえる。小澤は1972年と1983年に「火の鳥」全曲版を残しているが、1919年版の組曲による録音は当盤が唯一。細部まで緻密でありながら、しつこくならず全体がすっきりと磨き抜かれているのは小澤ならでは。[録音]1969年11月24日、ボストン、シンフォニー・ホール [オリジナル・プロデューサー]ピーター・デルハイム [オリジナル・レコーディング・エンジニア]バーナード・ケヴィル [オリジナル・マスター]3チャンネル [リマスタリング・エンジニア]杉本一家(JVC) [初出]LSC-3167(1970年9月発売) [日本盤初出]SRA-2712(1970年10月発売) ストラヴィンスキーの名作バレエを鮮やかに描き出す 仕様: JVC K2 24 BIT REMSTERING
RCAレッド・シールXRCD発売10周年アニヴァーサリー
JVC xrcd SHM-CDエディション
JMXR24027S
\3800
ベートーヴェン:交響曲第5番ハ短調Op.67「運命」
シューベルト:交響曲第8番ロ短調D.759「未完成」
シャルル・ミュンシュ(指揮)
ボストン交響楽団
XRCD マスタリング・エンジニア 杉本一家セレクション 高音質CDとして評価の高いXRCDと、CD素材として脚光を浴びるSHM-CDとが融合!史上最高・究極の高音質CDがここに誕生!!「運命」「未完成」という王道名曲を組み合わせたLP時代のベスト・セラー。情熱溢れるミュンシュが剛毅なまでに作品の魂を描き出す。1949年から1962年にかけてボストン交響楽団の音楽監督をつとめ、20世紀の演奏・録音史に輝かしい業績を残したフランスの巨匠シャルル・ミュンシュ(1891〜1968)。小澤征爾の師の一人としても知られ、生前に3度も来日するなど、その情熱あふれる豪放な音楽作りとあいまって、日本でも親しまれた存在だった。彼がボストン響とRCAに残した数多くの録音は、得意としたフランス音楽とロシア音楽のみならず、バッハ、ベートーヴェン、ブラームスなどのドイツ音楽をも網羅する広範なもので、それらが当時最高峰の録音技術によって残されている。当アルバムは、1955年に収録された初期のステレオ録音で、「運命」「未完成」というカップリングの嚆矢となったもの。「運命」は、第1楽章提示部を始めとする繰り返しをまったく行わず、前へ前へと前身する圧倒的なエネルギーが聴く者を圧倒する。特に終楽章における高揚感は、まるでライヴ演奏を思わせるほど。「未完成」は、作品に内包される熱いロマンティシズムを直截に表出したユニークな解釈で知られる。いずれもオリジナル2チャンネル・マスターを使用し、XRCD24ならではの剛直さと繊細さが同居したマスタリングとSHMとの相乗効果によってによって、原音の持つ輝きが鮮烈によみがえっている。解説:諸石幸生ほか[録音] 1955年5月2日、ボストン、シンフォニー・ホール [マスター]オリジナル2チャンネル・マスター使用 [オリジナル・プロデューサー]リチャード・モア [オリジナル・レコーディング・エンジニア]ルイス・レイトン [リマスタリング・エンジニア]瀧口博達 [LP初出] LM-1923[January 1956]仕様: JVC K2 24 BIT REMASTERING/STEREO  SHM-CD仕様 初回限定生産です ご予約はお早めに!
JMXR24019S
\3800
ラプソディーズ〜
 リスト:ハンガリー狂詩曲第2番嬰ハ短調[ミュラー=ベルクハウス編]
 エネスコ:ルーマニア狂詩曲第1番イ長調Op.11-1
 スメタナ:交響詩「モルダウ」(連作交響曲「わが祖国」、第2曲)
 スメタナ:歌劇「売られた花嫁」〜序曲
ストコフスキー(指揮)
RCAビクター交響楽団
変幻自在・融通無碍 — これぞまさにストコフスキー節!20世紀録音史に残る記念碑的 名盤、SHM-CD化!20世紀の演奏・録音史に輝かしい業績を残した個性派の巨匠レオポルド・ストコフスキー(1882〜1977)。彼が残した数多くの録音の中で、演奏のみならず録音のクオリティが最も高いものがこの1960年録音の「ラプソディ」。当時、ストコフスキーはヒューストン響音楽監督を離れフリーランスの活躍をし始めようとしおり、同時期にヴァンガードやキャピトルに残した録音も心技体そなわった見事なもので、いわば戦前のフィラデルフィア時代に次ぐ第2の黄金期を迎えていたといえる。当アルバムは、LP発売当初より名録音として高い評価を得ていたもので、黒字にストコフスキーのシルエットがあしらわれ、赤い文字でRhapsodiesとデザインされたジャケットは、ハイファイLPの代名詞のひとつだった。ニューヨーク在住のフリーランスの名奏者を集めたRCAビクター響を自在に駆使して描き出す音の魔術は鬼才ストコフスキーならでは。解説:レオポルド・ストコフスキー、諸石幸生ほか【録音】 1960年2月7日(1&2)、2月18日(3&4)、ニューヨーク、マンハッタン・センター [マスター]オリジナル3チャンネル・マスター使用  [オリジナル・プロデューサー]ピータ・デルハイム [オリジナル・レコーディング・エンジニア]ロバート・シンプソン  [リマスタリング・エンジニア]瀧口博達 [LP初出] LSC-2471(February 1961)仕様: JVC K2 24 BIT REMASTERING/STEREO
JMXR24025S
\3800
美しく青きドナウ〜ウィンナ・ワルツ名演集
 1: ヨハン・シュトラウス2世: ワルツ「朝刊」Op.279 
 2: ヨハン・シュトラウス2世: 皇帝円舞曲Op.437 
 3: ヨハン・シュトラウス2世: ワルツ「美しく青きドナウ」
 4: ウェーバー: 「舞踏への勧誘」(ベルリオーズ編)
 5: ヨーゼフ・シュトラウス: ワルツ「オーストリアの村つばめ」Op.164
 6: リヒャルト・シュトラウス: 楽劇「ばらの騎士」〜ワルツ(ライナー編)
フリッツ・ライナー(指揮)
シカゴ交響楽団
シュヴァルツコップが「無人島に持っていく1枚」に選んだ名盤。半世紀を経ても色褪せない、ライナー/シカゴによる究極のワルツ集。シュトラウス一家のワルツやポルカを中心に編まれた1957年発売のLPで、粋さや官能的な響きよりも、音楽的純度の高さを感じさせるライナーならではの一味違う名演。かの名ソプラノ、エリーザベト・シュヴァルツコップフが「無人島に持っていく1枚」として選んだのが、このライナーのJ.シュトラウスのレコードであった。「舞踏への勧誘」ではベルリオーズの色彩的なオーケストラの極意が開陳され、「ばらの騎士」のワルツは、作曲者編とは異なる、ライナー自身がアレンジしたものが使用されている。解説:諸石幸生ほか【録音】 1957年4月15日(2-6)&16日(1)、シカゴ、オーケストラ・ホール [マスター]オリジナル3チャンネル・マスター使用  [オリジナル・プロデューサー]リチャード・モア [オリジナル・レコーディング・エンジニア]ルイス・レイトン  [リマスタリング・エンジニア]瀧口博達 [LP初出] LM-2112(1957年9月) 仕様: JVC K2 24 BIT REMASTERING/STEREO

赤渋楽譜出版

AGSCD 0803
\2500
作曲・朗読/朴 守賢(パク・スヒョン):
 Sarang(2004)/愛 韓国語 詩:金龍澤
 Stray Birds(2006) 漂鳥集〜
  序、夢、上帝、我的心、愛
  (タゴールの詩の卓加真による中国語訳)
 The letter for final farewell(2008) /
  永訣の手記 日本語 詩:しおは
高見 美由紀(Cl)
藤村 竜也(Cb)
パク・スヒョンは在日3世で韓国管楽器界では著名な作曲家。作曲家自身のコメント:Sarangは韓国語で愛を意味します。このCDに収録されている3つの作品は、朗読と音楽によって綴られたラヴレターであり、ある愛の記録であり、記憶です。誰かを愛した経験を持つ人ならば、この曲集に何かしらのシンパシーを感じていただけると信じています。何故ならば今回のテーマは愛、ここで語られる愛というのはいわゆるロマンスですが、愛の形はどうあれ、愛そのものは誰にとっても永遠不変の宇宙の原則だからです。 これらの楽曲は皆、朗読はそれぞれ東アジアの3言語を話し、音楽はクラリネットとコントラバスというユニークな編成を持っています。言葉も音楽として捉えれば、このトリオのサウンドは他では聴けない独特のものとなり、しかも、これらは作曲者の語る愛の表現から導き出された必然的な編成なのです。 今回は、複数の言語がクロスオーバーした非常にグローバルなシリーズであるため、また、言葉の意味を感じる事も重要ですが、朗読と楽器に載せられた音楽表現を純粋に感じていただくことを第一義として、敢えて、詩は掲載しておりません。あくまで詩も音楽も"聴く"事で、愛を感じ、共有していただけたなら、幸いです。






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