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第46号マイナー・レーベル新録音新譜(4)



KOPASETIC

KOPACD 024
\2500
イーササウンド ——
 ハヴォック/パントクレイター/ルク:)クナラル/
 ビ・ミーン/バード・サウンズ/
 ディセンバー/エマンシペイション
ヘンリク・フリスク(テナー&アルト・サクソフォン、バス・クラリネット、コンピューター・プログラミング)、ピーター・ニルソン(ドラムス&打楽器)
サクソフォンと打楽器、コンピューター・プログラムによる電子音楽のコラボレーション。北欧のコンテンポラリーへの理解度の高さが窺い知れる。

LIBRA CLASSICS 1CD¥2500

LCD 1012 ブリンヤル・ホフ・プレイズ・ファリャ ——
 モーツァルト(バルビローリ編):喜びは胸に踊りK.597/
 伝承曲(クラクストン編):3つのエリザベス朝の小品/
 J・S・バッハ:シチリアーノ/
 シューベルト:ロザムンデからのバレエ音楽第2番/
 リムスキー=コルサコフ:インドの歌/
 バルト:消灯/
 ニールセン:幻想的小品Op.2/
 スウェーデン民謡(パーキンス編):ウォーキング・チューン/
 ドビュッシー(ラニング編):小さな羊飼い/
 サティ:ジムノペディ第2番/
 ウィルキンソン:ホーンパイプ/
 ビゼー:セギディーリャ/
 ファリャ:7つのスペイン民謡(オーボエ版世界初録音)
ブリンヤル・ホフ(オーボエ)、
ヴォルフガング・プラッゲ(ピアノ)
スカンジナヴィア半島を代表するオーボエ奏者ブリンヤル・ホフが現役時代に収録した録音がリマスターを施され3タイトルが一挙に復刻。ホフは15歳で首席オーボエ奏者としてトロンハイム響に入団。その後、移籍したオスロ・フィルでは20年にわたって活躍したノルウェーの名手である。ファリャの「7つのスペイン民謡」のオーボエ版は世界初録音。1996年9月9日−12日の録音。
LCD 1011 モルテンセン:
 オーボエとチェンバロのためのソナタOp.44/
ストレームホルム:コンチェルト・ミニモ/
サマーフェルト:
 無伴奏オーボエのためのディヴェルティメントOp.41/
カールセン:ソナチナOp.44/
オルセン:3つの詩曲/
マドセン:オーボエ・ソナタOp.22
ブリンヤル・ホフ(オーボエ)、
ハラルド・ヘレンスタル(チェンバロ)、
ロバート・レヴィン(ピアノ)、
コーレ・オルヌング(ピアノ)
ノルウェーの作曲家フィン・モルテンセン(1922−1982)のソナタなどを収録した北欧のオーボエ作品集。モルテンセンのソナタで伴奏パートを受け持つチェンバロの響きが、電子音楽のようにも聴こえて興味深い。ホフは1973年にはノルウェー・グラミー賞に輝き、1981年にノルウェー作曲家協会から"最優秀演奏者賞"を授与されるなど、受賞歴も凄い。1979年&1980年の録音。
LCD 1010 オーボエと管弦楽のためのノルウェーの作品集 ——
 マドセン:オーボエ協奏曲Op.30/
 オルセン:アリアOp.67/
 セーデルリンド:2つの小品Op.21b/
 ベルゲ:ラーガ
ブリンヤル・ホフ(オーボエ)、
ペル・ドライエル(指揮)、
ロンドン・フィル
2003年にオスロで行われたコンサートを最後に引退したノルウェーのオーボエ奏者ブリンヤル・ホフが、1982年にロンドンのセント・ピータース教会で収録した祖国ノルウェーの協奏曲集。「チューバ協奏曲」などでも知られるトリグヴェ・マドセンの「オーボエ協奏曲」が聴きどころ。

LINN

CKD 332
(SACD Hybrid Multichannel)
\2700
パーセル:4声のソナタ集 ——
 4声のソナタ第1番ロ短調/同第2番変ホ長調/
 同第3番イ短調/同第4番ニ短調/同第5番ト短調/
 同第6番ト短調/同第7番ハ長調/同第8番ト短調/
 同第9番ヘ長調《黄金のソナタ》/第10番ニ長調
レトロスペクト・トリオ
〔ソフィー・ジェント(ヴァイオリン)、
マシュー・トラスコット(ヴァイオリン)、
ジョナサン・マンソン(バス・ヴィオール)、
マシュー・ホールズ(チェンバロ&オルガン)〕
"キングズ・コンソート"改め"レトロスペクト・アンサンブル"!移籍第1弾はヘンリー・パーセル! ハイペリオンに録音された数々の名演で知られるイギリスの名門古楽演奏団体"キングズ・コンソート"が生まれ変わり、"レトロスペクト・アンサンブル"として新たに始動!アンサンブルのリニューアルと時を同じくして"レトロスペクト・アンサンブル"は、超優秀録音で定評のある"リン(Linn)"に移籍。早速登場となる"Linn"からのリリース第1弾はパーセルの生誕350年記念盤となる「4声のソナタ集」!「黄金のソナタ」の名で知られる「ソナタ第9番ヘ長調」を含む「4声のソナタ集」で、現音楽監督マシュー・ホールズ、チェロ&ヴィオールの名手ジョナサン・マンソンなど、レトロスペクト・アンサンブルが誇る世界的名手4人が創意あふれる演奏を展開。"レトロスペクト・アンサンブル"と"リン"との間で結ばれた新しいパートナーシップ。このパーセル、そしてこれからのリリースにご期待下さい!
CKD 336
(2SACDs Hybrid Multichannel/
特別価格)
\3200→¥2590
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲集 ——
 ピアノ協奏曲第3番ハ短調Op.37/
 ピアノ協奏曲第4番ト長調Op.58/
 ピアノ協奏曲第5番変ホ長調Op.73《皇帝》
アルトゥール・ピツァーロ(ピアノ)、
チャールズ・マッケラス(指揮)、
スコットランド室内管弦楽団
1948年のデビュー以来キャリアを積み重ね、80歳を超えた現在も進化を続ける円熟の巨匠チャールズ・マッケラス。モーツァルトの「後期交響曲集」(CKD 308)や「レクイエム」(CKD 211)、ベートーヴェンの「交響曲全集」(CDS 44301/5)の名演を創り上げるなど、確固たる信頼関係を築き、現在は桂冠指揮者を務めるスコットランド室内管弦楽団(SCO)との待望の新録音は、ベートーヴェンの「ピアノ協奏曲集」!そして注目のソリストは、リスボン出身のワールド・ヴィルトゥオーソ・ピアニスト、アルトゥール・ピツァーロ!!リン・レコーズを代表する世界的奏者たちの共演が実現したこのベートーヴェン。マッケラス&SCO、ピツァーロの強固なパートナーシップによって「ピアノ協奏曲第3番」&「第4番」の収録をほぼワンテイクという驚異的な速さで完成させ、当初予定されていなかった「ピアノ協奏曲第5番」を急遽プログラムに追加するなど、前出の録音を上回る大成功を収めたというのだから期待度も一気に急上昇!しかも、2008/2009シーズンに2日間のみ設定された2008年10月30日&31日のマッケラス&SCOのコンサートでは、収録曲の「ピアノ協奏曲第3番」(30日)&「第4番」(31日)でピツァーロをソリストとして招聘しこちらも大成功を収めているだけに、新たな名盤誕生の予感も漂う!巨匠マッケラスのまるで魔法のようなタクト捌きと音楽作り、ピツァーロのヴィルトゥオージティ溢れるピアノ、指揮者とソリストの特徴を完全に理解したSCOの適応力と堅実な演奏、そして定評あるリン・レコーズの超優秀録音が1つとなり完成したベートーヴェン。話題爆発必至!!

MSM

MSM 0011
\2100
R・シュトラウス、ニールセンとボアセンの歌曲集 ——
 R・シュトラウス:8つの歌曲Op.10/
 ニールセン:5つの詩Op.4より、歌と詩Op.6より/
 R・シュトラウス:歌曲集《素朴な歌》Op.21/
 ボアセン:歌曲集Op.8/
 R・シュトラウス:4つの歌曲Op.27
ヨハン・ロイター(バリトン)、
トーヴェ・レンスコウ(ピアノ)
コペンハーゲンのデンマーク王立歌劇場を牽引するトップスターの1人であり、コヴェントガーデンやモネ劇場など欧米のオペラハウスから引く手あまたのバリトン歌手ヨハン・ロイター。ヴェルディの珍しいアリアを集めた「レア・ヴェルディ」(MSM 0004)に続くソロ・アルバムの第2弾は、R・シュトラウスと母国デンマークのニールセン、ハーコン・ボアセン(1876−1954)を繋ぐ歌曲集。凛々しさと力強さを感じさせるロイターの歌声によるR・シュトラウス、ニールセンとボアセンを聴くと、欧米各国で急速に高まっている名声と評価が本物だということを実感できる。。2008年9月29日−30日、トラウムトーン・スタジオ(ベルリン)での録音。

MTG 1CD¥2500

MTGCD 89011 プロコフィエフ:ヴァイオリン・ソナタ ニ長調Op.94a/
R・シュトラウス:ヴァイオリン協奏曲変ホ長調Op.18
ビルギッテ・ステルネス(ヴァイオリン)、
ヨールン・マリー・ブラトリー(ピアノ)
ビルギッテ・ステルネスは、1989年ロッテルダム国際ヴァイオリン・コンクールで優勝を果たしたノルウェーの女流ヴァイオリン奏者。2003年にはウィグモア・ホールにもデビューするなど、活躍の場を世界規模に拡大させている。1748年製トマソ&ロレンツォ・カルカッシのヴァイオリンが放つ艶やかな音色に惹かれる。
MTGCD 88266 プレイエラ ——
 ピアソラ:酒場1900/
 サラサーテ:プレイエラ/
 アルベニス:コルドバ/
 サラサーテ:マラゲーニャ/
 ピアソラ:ミロンガ・アン・レ/
 伝承曲:ジプシー、2本のギター/
 プジョル:ポンページャ、パレルモ/
 サラサーテ:サパテアード/
 グラナドス:間奏曲/
 ピアソラ:天使のミロンガ/
 サラサーテ:ハバネラ
ア・コルダ
〔ビルギッテ・ステルネス(ヴァイオリン)、
マッティン・ハウグ(ギター)〕
1997年に結成されたノルウェーのアンサンブル"ア・コルダ"の中核コンビ、ヴァイオリンのビルギッテ・ステルネスとギターのマッティン・ハウグのデュオによるラテン・アルバム。ギターを含めたノルウェーの弦楽器アンサンブルの情熱的な演奏は、2007年秋に進出したモスクワとプラハでも高評価を得ている。

NIMBUS 1CD−R¥1800

NI 5832/3
(2CD/特別価格)
\3600
ツェルニー:ピアノ・ソナタ集Vol.1 ——
 ピアノ・ソナタ第9番ロ短調Op.145/
 同第8番変ホ長調Op.144/夜想曲変ホ長調Op.647/
 ピアノ・ソナタ第5番ホ長調Op.76/同第6番ニ短調Op.124
マーティン・ジョーンズ(ピアノ)
コルンゴルト、グアスタビーノ、モンポウ、グラナドス、ガルなど、アムランにも匹敵する恐るべき数のレパートリーを持つニンバスの看板ピアニスト、
マーティン・ジョーンズが狙いを定めたのは、"30番"、"40番"、"100番"などの練習曲であまりにも有名なカール・ツェルニー。"練習曲"だけの作曲家ではないということ、知られざる新たな魅力をジョーンズのピアノが1つ1つ解き明かしてくれることだろう。続編にも期待!2007年12月&2008年6月の録音。(Nimbusはレーベル・オフィシャルのCD-R製となります。)
NI 5829/30
(2CD/特別価格)
\3600
J・S・バッハ:フルートと通奏低音のためのソナタ集 ——
 ソナタ ロ短調BWV.1030/同ホ短調BWV.1034/
 同ホ長調BWV.1035/同イ長調BWV.1032/
 同ト短調BWV.1020/同ハ長調BWV.1033/
 同変ホ長調BWV.1031/
 パルティータ ハ短調BWV.997/同イ短調BWV.1013
ハンス・ゲオルク・シュマイザー(フルート)、
インゴマール・ライナー(チェンバロ)、
オトマール・ミュラー(チェロ)
ハンス・ゲオルク・シュマイザーは、オーストリアの名門、ウィーン・フォルクスオーパー響の首席フルート奏者、ウィーン音楽大学フルート科教授など欧州の最前線で活躍中のフルーティスト。2本のフルートと通奏低音のためのソナタ集(NI 5817)の続編となる今作でもチェンバロのライナー、チェロのミュラーとのコンビネーションは絶妙。豊かで中身のある本物のフルートの音でバッハの音楽を堪能できる。2007年9月の録音。
NI 7090 R・シュトラウス:
 交響詩《ドン・ファン》Op.20/
 交響詩《死と浄化》Op.24/
 交響詩《ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら》Op.28/
 歌劇《ばらの騎士》より ワルツ
尾高忠明(指揮)、
BBCナショナル・オーケストラ・オヴ・ウェールズ
札幌交響楽団を率いて快進撃を続ける日本最高のエルガー指揮者、尾高忠明のイギリスの拠点、BBCナショナル・オーケストラ・オヴ・ウェールズとのR・シュトラウス。首席指揮者就任後に収録されたこの録音は、後々まで続くニンバスとBBC NOWとのパートナーシップの出発点となったものでもある。1990年2月20日−21日の録音。NI 5235からの移行再発売。
NI 7083 バッカナール ——
 ワーロック:カプリオル組曲/
 プーランク:組曲/
 アーノルド:金管五重奏曲/
 クープラン:組曲/
 バルトーク:ハンガリーの風景
エクアーレ・ブラス
トランペットはジョン・ウォーレスとジョン・ミラー、ホルンはマイケル・トンプソン、トロンボーンはピーター・グッドウィン、チューバはジョン・ジェンキンス。世界に名立たる英国の名手たちが80年代に録音したアーノルドは金管奏者必聴!1982年12月21日−22日の録音。NI 5004からの移行再発売。
NI 7084 チャイコフスキー:弦楽セレナードOp.48/
ドヴォルザーク:弦楽セレナードOp.22
ウィリアム・ボートン(指揮)、
イギリス弦楽オーケストラ
フィンジの名盤(NI 5665)やメンデルスゾーンの弦楽のための交響曲全集など、ニンバスで大活躍のボートン&イギリス弦楽オーケストラ。オーケストラの持ち味でもある一体感が2つの"弦楽セレナード"をさらに美しくしている。1984年3月30日−31日の録音。NI 5016からの移行再発売。
NI 7086 ロッシーニ:序曲集 ——
 歌劇《ウィリアム・テル》序曲/
 歌劇《アルジェのイタリア女》序曲/
 歌劇《ブルスキーノ氏》序曲/
 歌劇《チェネレントラ》序曲/
 歌劇《タンクレディ》序曲/
 歌劇《セビリャの理髪師》序曲/
 歌劇《絹のはしご》序曲/
 歌劇《セミラーミデ》序曲
ハイメ・ラレード(指揮)、
スコットランド室内管弦楽団
マッケラスとの名演でお馴染みの存在となったスコットランド室内管。ボリビア生まれの名ヴァイオリン奏者ハイメ・ラレードのタクトによるロッシーニは、グラスゴー・シティ・ホールの豊潤な残響がオーケストラの響きを潤わせた好演奏。1986年10月12日−13日の録音。NI 5078からの移行再発売。
NI 7088 エルガー:
 行進曲《威風堂々》Op.39(第1番〜第5番)/
 組曲《子供の魔法の杖》第2組曲Op.1b/
 3つのバイエルンの踊りOp.27
ウィリアム・ボートン(指揮)、
イギリス交響楽団
イギリス弦楽オーケストラと同じく、ウィリアム・ボートンとのコンビで多くの録音を行ってきたイギリス交響楽団のエルガー。「威風堂々」全曲(当時は第6番の草稿が発見されていないので5曲)や「バイエルンの踊り」など本場イギリスらしい粋な選曲。1988年6月18日−19日の録音。NI 5136からの移行再発売。
NI 7091 シベリウス:ヴァイオリン協奏曲ニ短調Op.47/
ハチャトゥリアン:ヴァイオリン協奏曲
フー・クン(ヴァイオリン)、
ユーディ・メニューイン(指揮)、
ロイヤル・フィルハーモニック管弦楽団
メニューインの門下生であり現在はメニューイン・スクールやロンドンの王立音楽院で教鞭を執るフー・クン。師であるメニューイン卿が指揮するロイヤル・フィルをバックにフー・クンがシベリウスとハチャトゥリアンを堂々と弾ききる!1990年4月15日−16日&18日の録音。NI 5277からの移行再発売。
NI 7724 イギリス諸島の伝承曲集 ——
 日曜日には17歳/農場の少年/バーバラ・アレン/
 陽気な粉屋/リッチモンド・ヒルの娘/柳/
 ぼろぼろのジプシーたち/木々は高く育つ/他
シューラ・ゲルマン(バス)、
エイドリアン・ファーマー(ピアノ)
シューベルト、シューマンからヴォーン=ウィリアムズ、バターワースの録音を遺したシューラ・ゲルマン(1925−1994)が歌うイギリス民謡。「日曜日には17歳」はヴォーン=ウィリアムズの「イギリス民謡組曲」の原曲の1つ。吹奏楽ファンは作品研究のために聴いてみてはいかが?1987年3月28日−29日の録音。NI 5082からの移行再発売。

のすたるぢあ(Nostalgia)

Nostalgia 0801
\2400→¥2190
歩み〜2台のバロックリュートによるドイツ音楽 ——
 ヴァイス:組曲レ短調/
 コリニアーニ:コンチェルト シ♭長調/
 ヴァイス:二重奏曲ソ長調/
 テレマン:《メランテ氏のポーランド組曲》から
佐藤豊彦(リュート)、
佐藤美紀(リュート)
「ヴァイヒェンベルガーの音楽」(Nostalgia 0401)が『2008年度第46回"レコードアカデミー賞"音楽史部門賞』に輝くなど、日本のみならず世界を代表するリュート奏者としての存在感を改めて世に示した佐藤豊彦。今回新たに自身のレーベル「のすたるぢあ(Nostalgia)」から発表する3枚目のアルバムは、実娘"佐藤美紀"との父娘共演によるバロック時代のドイツ音楽集!大英博物館に所蔵されている手稿譜からの「組曲」と、モスクワの手稿譜に収められていた「二重奏曲」は、"リュート"と"ドイツ"を結ぶうえで欠かすことの出来ない偉大な音楽家ヴァイスの確かな足跡。ほとんど記録が残されておらずドイツ人作曲家のペンネームではないかと推測されるコリニアーニの気品に富んだ「コンチェルト」や、ワルシャワに残されていた手稿譜によるテレマンの「ポーランド組曲」など、2台のバロックリュートが奏でる美しく暖かいドイツ・バロックの音楽が聴き手の心を揺さぶり胸を打つ ——。
佐藤豊彦は、1968年のバーゼル・スコラ・カントルムに留学し、1971年には世界初となるバロック・リュートによるLPのリリースを行いデビュー。1973年にはハーグ王立音楽院(オランダ)の教授に招聘され2005年1月に退官するまで後進の育成にも尽力するなど、リュート界の第1人者としての称号に相応しい世界規模での活躍を続けている。この「歩み」がデビュー録音となる佐藤美紀は1989年オランダ生まれ。父から学び受け継いだリュート演奏法と、古楽大国オランダで培った音楽性からは、古楽界の次世代を担う豊かな才能と大きな可能性を確かに感じ取ることが出来るだろう。またリュートだけでなく弓道と舞踊を追求するなど、ヨーロッパ音楽だけでなく日本の伝統文化に対する深い造詣も持つ才女である。楽器や弦のコンディション、音響、湿度、気温などの変化も含めて、最良の演奏を徹底的に追求する姿勢は不変。歴史の狭間に埋もれたドイツ・バロックのリュート音楽が佐藤父娘の温かく素晴らしいデュオで甦ります。
◆使用楽器:11コース・バロックリュート〜マルティン・ヴィッテ(デン・ハーグ)2004年製、13コース・バロックリュート〜リチャード・バーグ(オタワ)2005年製
◆使用弦:プレイン・ガット弦〜ガムート社製(アメリカ)、ウニヴェルサーレ社製(イタリア/第1弦のみ)
◆録音:2008年9月15日−18日、コルンラーデ教会(ドイツ)

ONYX

ONYX 4040
(2CD/特別価格)
\3600→¥3290
J・S・バッハ:
 無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ(全曲) ——
  ソナタ第1番ト短調BWV.1001/
  パルティータ第1番ロ短調BWV.1002/
  ソナタ第2番イ短調BWV.1003/
  パルティータ第2番ニ短調BWV.1004/
  ソナタ第3番ハ長調BWV.1005/
  パルティータ第3番ホ長調BWV.1006
ヴィクトリア・ムローヴァ(ヴァイオリン/グァダニーニ1750)
オッタヴィオ・ダントーネとのデュオで大絶賛を博したJ・S・バッハの「ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ集」(ONYX 4020)に続く女王のムローヴァのバッハ。ムローヴァのオニックス第5弾にして待ち望まれてきた大本命、「無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ」の全曲録音がいよいよオニックスからリリースに!!1992年から1993年にかけてモダン・スタイルで3つの"無伴奏パルティータ"をフィリップスに録音したものの、相反するように3つの"無伴奏ソナタ"は録音を行わなかったムローヴァ。その後、ガーディナー、ダントーネ、アーノンクール、アントニーニ&イル・ジャルディーノ・アルモニコをはじめとした古楽界の名匠たちとの出会いと共演からの影響、ピリオド奏法の研究と追求、そしてJ・S・バッハの音楽に対する解釈の変化を経験したムローヴァが、遂に「無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ」の全曲録音を決断!ムローヴァが「無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ」の全曲録音に臨むために選択したのは、ガット弦を張った1750年製のG.B.グァダニーニに、ワルター・バエルビエロ製のバロック弓を組み合わせた近年の絶好調を支える"ムローヴァ・スタイル"。J・S・バッハの音楽、すなわちバロック時代の音楽を追求するためにムローヴァが生み出した独自のスタイルでの成果は、前回の「ソナタ集」(ONYX 4020)で実証されているだけに、今回の「無伴奏全曲」への期待度はとてつもなく高い。ムローヴァ旋風再び!

PAVANE 1CD¥2500

ADW 7524 ジョンゲン:
 弦楽四重奏曲第3番ニ長調Op.67/
 弦楽四重奏のための2つのセレナーデOp.61
ゴン弦楽四重奏団
ジョンゲン(ヨンゲン)の弦楽四重奏曲第1番&第2番を収録した前作(ADW 7483)に続くベルギー音楽ファン待望の続編には、1921年に作曲された「第3番」と1918年に作曲された「2つのセレナーデ」を収録。弦楽四重奏が紡ぐ濃厚なジョンゲンのメロディーが2つの作品から泉のように湧き出してくる。ファン必携!ヴァイオリンのゴン・ハンシャンをリーダーとしてリエージュ・フィルのメンバーが集まり1986年に結成された弦楽四重奏団。第1ヴァイオリンのゴン・ハンシャンの存在感とアンサンブルの結束力が交わることにより、表情豊かな演奏を可能にしている。
ADW 7312
〔旧譜〕
ショパン:12の練習曲Op.10/ピアノ・ソナタ第3番ロ短調 ギンツ・ベルジンス(ピアノ)
1966年11月13日、ラトヴィアの首都リガ生まれのピアニスト、ギンツ・ベルジンスのショパン・アルバム。モスクワ音楽院を経てラトヴィアやロシアで活躍を重ね、1993年6月にはカーネギー・ホール・デビューを飾った実力者である。ダイナミックな表現が印象的。1993年6月の録音。
ADW 7311
〔旧譜〕
イタリアの音楽 ——
 ロッシーニ:ソナタ ロ長調/
 ジュリアーニ:アンダンテ/
 ゲルリ:2つのディヴェルティメント/
 モッツァーニ:ラリアーネ祭/
 パガニーニ:カンタービレ/
 ヴィヴァルディ:ソナタ ト短調/
 ボッケリーニ:弦楽四重奏曲イ長調Op.33-6
マルク・グローウェルズ(フルート)、
ギー・ルコフスキー(ギター)、
ヴァルソヴィア弦楽四重奏団
"イタリア"をテーマとした室内楽作品集では、ベルギーのトップ・フルーティスト、グローウェルズが大活躍。1828年にパリでロッシーニ自身の手により編曲された「ソナタ」では弦楽三重奏と、ゲルリのディヴェルティメントではギターとの絶妙なコンビネーションを展開!
ADW 7303
〔旧譜〕
ブラームス(シェーンベルク編):
 ピアノ四重奏曲ト短調Op.25(オーケストラ版)/
ヤナーチェク:ラシュスコ舞曲集/
J・シュトラウスⅡ世:ポルカ《ハンガリー万歳!》Op.332
ペーター・ヒルシュ(指揮)、
ユンゲ・フィルハーモニー
1989年に創設されロナルド・ゾルマンが初代指揮者を務めたベルギーのユンゲ・フィルハーモニーによる1993年のライヴ録音。同オーケストラは、フランクの「交響曲」、マーラーの「交響曲第1番」、ムソルグスキーの「展覧会の絵」などに挑戦してきており、このブラームスでも若手演奏家たちの健闘が光る。
ADW 7304
〔旧譜〕
ベートーヴェン(リスト編):
 ゲーテの詩による歌曲/
 ピアノ・ソナタ第23番へ短調Op.57《熱情》/
 同第21番ハ長調Op.53
ラムジ・ヤッサ(ピアノ)
カイロ生まれのエジプト人ピアニスト、ラムジ・ヤッサが弾くベートーヴェン。パリ・エコールノルマル高等音楽院教授として後進の育成にも携わるラムジ・ヤッサのベートーヴェンは、モスクワ音楽院教授のセルゲイ・ドレンスキー直伝の技。メータとも親交の深いエジプトのピアニストによる堂々たるベートーヴェンである。1993年の録音。
ADW 7308
〔旧譜〕
ヴァイオリンとヴィオラのための二重奏曲集 ——
 ハルヴォルセン:パッサカリア/
 ローラ:二重奏第3番/
 グリエール:8つの二重奏曲Op.39/
 ハルヴォルセン:変奏曲とサラバンド
ヘンリー・ラウダレス(ヴァイオリン)、
フレディ・ファン・フーテム(ヴィオラ)
グァテマラのヴァイオリン奏者とベルギーのヴィオラ奏者という異色のコンビによるデュエット集。ヘンデルの作品を題材としたノルウェーのハルヴォルセンや「青銅の騎士」でお馴染みのグリエールなど選曲もユニーク。1993年3月の録音。

PENTATONE

PTC 5186 090
(SACD Hybrid Multichannel)
\3200
ボリショイ・エクスペリエンスVol.2 ——
 ムソルグスキー:歌劇《ホヴァンシチナ》
  (リムスキー=コルサコフ補筆完成版)より
   第1幕の前奏曲、神秘の力よ/
 リムスキー=コリサコフ:
  歌劇《見えざる町キーテジと聖女フェヴローニャの物語》より
   自然を讃える歌、ケルジェネツの戦い、
  歌劇《サトコ》より
   ヴァイキングの歌、インド人の歌、ヴェネツィアの商人の歌/
 チャイコフスキー:歌劇《エフゲニー・オネーギン》より
  ポロネーズ、青春は遠く過ぎ去り/
 ムソルグスキー:歌劇《ボリス・ゴドゥノフ》より プロローグ
エレーナ・マニスティナ(メゾ・ソプラノ)、
ミハイル・グブスキー(テノール)、
ウラディミール・クラソフ(バリトン)、
ウラディーミル・マトーリン(バス)、
ヴァディム・リンコフスキー(バス)、
マクシム・パステル(テノール)、
アントン・グリゴリエフ(バリトン)、
アンドレイ・ドゥナーエフ(テノール)、
ミハイル・カザコフ(バス)、
アレクサンドル・ヴェデルニコフ(指揮)、
ボリショイ劇場管弦楽団&合唱団
巨匠のDNAを継承するヴェデルニコフ体制下、すなわち21世紀のボリショイ劇場の姿を収めた「ボリショイ・エクスペリエンス」の第2弾もオール・ロシアン・プログラム!ハイライトが収録されたムソルグスキーやリムスキー=コルサコフなど5つのオペラも本場ロシアならではのプログラム。名門ボリショイ劇場の屋台骨を支える音楽家たちの"現在"を聴ける。
PTC 5186 099
(SACD Hybrid Multichannel)
\3200
アメリカの作曲家による歌曲集 ——
 ボルコム:4つのキャバレー・ソング/
 ゲッティー:プアー・ピーター/
 ヘギー:4つの歌曲/
 コリリアーノ:2つのキャバレー・ソング/
 パール・ウルフ:オード・デ・トド・エル・ムンド
リサ・デラン(ソプラノ)、
スザンヌ・メンツァー(メゾ・ソプラノ)、
マット・ハイモヴィツ(チェロ)、
クリスティン・パンコニン(ピアノ)
リサ・デランは、石油で巨額の富を築いたゲッティー家の一員であり作曲家でもあるゴードン・ゲッティーのカンタータ「ジョーンと鐘」の世界初演でもソリストを務めたアメリカのソプラノ歌手。ボルコムやコリリアーノなど現役で活躍中のアメリカ人作曲家による作品のみでプログラムを組んだ型にはまらない歌曲集は、これぞ"自由の国アメリカ"!ボルコムとヘギー以外の作品は世界初録音となる。
PTC 5186 124
(SACD Hybrid Multichannel)
\3200
ブラームス:ピアノ協奏曲第1番ニ短調Op.15/
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第14番嬰ハ短調Op.27-2《月光》
ミッシャ・ディヒター(ピアノ)、
クルト・マズア(指揮)、
ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団
フィリップスの名盤を"SACD Hybrid"として復刻するクァドラフォニック(RQR/4チャンネル録音)シリーズの最新作。上海でユダヤ系ポーランド人の両親の下に生まれたミッシャ・ディヒター。名門ジュリアードで学び、チャイコフスキー・コンクールで準優勝を勝ち取ったディヒターのブラームスは「ピアノ協奏曲第2番」(PTC 5186 125)が復刻されており、今回のリリースで2つの協奏曲がSACD Hybridで揃う。1977年6月、ライプツィヒでの録音。
PTC 5186 334
(SACD Hybrid Multichannel)
\3200→¥2990
シューベルト:
 ピアノ五重奏曲イ長調D.667,Op.114《ます》/
 《しぼめる花》の主題による
  序奏と変奏曲ホ短調D.802,Op.160/
 ピアノ三重奏曲変ホ長調D.897,Op.148《ノットゥルノ》
マーティン・ヘルムヘン(ピアノ)、
クリスティアン・テツラフ(ヴァイオリン)、
アントワーヌ・タメスティ(ヴィオラ)、
マリー・エリザベス・ヘッカー(チェロ)、
アロイス・ポッシュ(コントラバス)、
アルド・ベアルテン(フルート)
ペンタトーン・クラシックスを代表する看板アーティストにまで成長したドイツ・ピアニズムの系譜を継ぐ大器、マーティン・ヘルムヘン。2008年に行われた来日公演での大成功に続き、来日公演でのNHK交響楽団との共演の模様がNHKで放映され、レコード芸術2008年12月号では吉田秀和氏の『之を楽しむ者に如かず』で紹介されるなど、ヘルムヘンの知名度と存在感は急上昇!久々に現れたドイツ系ピアニストの超新星として世界中から熱いまなざしが注がれているヘルムヘンの最新作は、若き天才奏者たちを引き連れてのシューベルト!このシューベルトの演奏のために組まれたピアノのマーティン・ヘルムヘンを中核とする五重奏は、若さと実力を兼ね備えた次代の楽壇を担う精鋭集団。チャイコフスキー以来、久々のペンタトーン帰還となるドイツの天才テツラフ、2004年ミュンヘン国際音楽コンクールの覇者タメスティ、2005年ロストロポーヴィチ国際チェロ・コンクールで優勝を含め3つの賞を独占という快挙を成し遂げたヘッカー、そしてコントラバス奏者としてウィーン・フィルで活躍してきた名匠アロイス・ポッシュがアンサンブルのまとめ役として加わるなど、豪華でフレッシュな強力アンサンブルがシューベルトの名曲「ます」を取り上げる。生命力が沸き立つ溌剌とした演奏と、熟練の解釈が同居するシューベルト。ヘルムヘンとその仲間たちが大きな話題を運んできてくれそうだ!
PTC 5186 327
(SACD Hybrid Multichannel)
\3200→¥2990
シューマン:
 交響曲第3番変ホ長調Op.97《ライン》/
 同第4番ニ短調Op.120
ローレンス・フォスター(指揮)、
チェコ・フィル
フォスター&チェコ・フィルのシューマン第2弾!アメリカのマエストロ、ローレンス・フォスターと東欧の名門チェコ・フィルのコンビによる"シューマン・チクルス"第2弾。交響曲第1番&第2番を収録したチクルスの第1弾(PTC 5186 326)でのハイ・パフォーマンスが高く評価され、世界各国の誌面に好レビューが続々と登場しただけに、第3番&第4番の演奏も楽しみ。東欧ルーマニアをルーツとするフォスターの巧みなオーケストラ・コントロールは、NHK交響楽団や東京?交響楽団への客演などで実証済み。"東欧"というキーワードがリンクする指揮者とオーケストラによる充実のシューマンである。
PTC 5186 185
(2SACDs Hybrid Multichannel)
\3200
ハイドン:歌曲全集 ——
 おお、美しい声よHob.XXVIa-42/
 6つの最初のカンツォネッタ第1集Hob.XXVIa-25〜30/
 同第2集Hob.XXVIa-31〜36/魂の歌Hob.XXVIa-41/
 貴婦人の姿見Hob.XXXIc-17/
 私を心から思って下さるの、恋人よXXVIa-46/
 掘っ立て小屋XXVIa-45/
 12のクラヴィア伴奏歌曲第1部Hob.XXVIa-1〜12/
 かつて女性の美しさがHob.XXVIa-44/
 利口で忠実なプードルHob.XXVIa-38/
 もうすぐ春の風が吹いて来るHob.XXVIa-47/
 私はこの世のものを求めないHob.XXVIa-39/
 12のクラヴィア伴奏歌曲第2部Hob.XXVIa-13〜24/
 心断ち切られる思いの時にHob.XXVIa-37/
 別れの歌Hob.XVI-F1/神よ、皇帝を護りたまえHob.XXVIa-43
エリー・アメリンク(ソプラノ)、
イェルク・デームス(ピアノ)
アメリンクのハイドン、マルチ・チャンネルで登場!フィリップスの名盤を"SACD Hybrid"として復刻するクァドラフォニック(RQR/4チャンネル録音)シリーズの最新作は、アニヴァーサリー・イヤーを記念したアメリンクのハイドン歌曲集!ここ日本でもレコード・アカデミー賞に輝くなど、世界規模で称賛され続けてきたアメリンクの名唱が作曲者没後200年の今年、マルチ・チャンネルにスケール・アップ。オランダの名花アメリンクが歌った名盤中の名盤が、ペンタトーンのマルチ・チャンネルのサウンドによってさらに鮮明に美しく。2枚組で1枚分価格です!

PHAEDRA

DDD 292019
\2500
メンデルスゾーンへのトリビュート ——
 メンデルスゾーン:
  無言歌集より/ロンド・カプリチオーソ ホ長調Op.14/
  厳格な変奏曲ニ短調Op.54/ピアノ協奏曲イ短調
リブレヒト・ファンベッケファールト(ピアノ)、
アラン・ローラン(指揮)、
カメラータ・コンコルド
リブレヒト・ファンベッケファールトは、2007年に開催されたエリザベート王妃国際音楽コンクールのピアノ部門で6位入賞を果たした1984年ベルギー生まれの俊英ピアニスト。ヤン・ミヒエルス、メナヘム・プレスラーなどの世界的名手たちからピアノを学び、20代半ばにして既に経験豊富なファンベッケファールト。ソロと協奏曲をカップリングしたメンデルスゾーンの作品集には、若き力とベテランにも引けをとらない風格がある。

QUARTZ 1CD−R¥2400

QTZ 2064
(2CD)
※このタイトルは通常プレスのCDです
エッセンシャル・エイナウディ ——
 エイナウディ:
  波/ディエトロ・カーサ/希望の扉/アンダーレ/
  マンデイ/フライ/ウノ/バラ/秘められた力/
  プリマヴェーラ/リトナーレ/白い雲/朝の/
  レスタ・コン・ミ/炎/DNA/カム・ウン・フィオーレ/
  ドルチェ・ドロガ/レオ/黒雲/クエスタ・ヴォルタ/オーラ
ジェレミー・リム(ピアノ)
映画音楽や舞台音楽の作曲家として大成功を収めてきたイタリアの作曲家兼ピアニスト、ルドヴィコ・エイナウディのピアノ作品集。シンプル、静寂、優しさ、憂鬱・・・。シメオン・テン・ホルトの「カント・オスティナート」のような癒しの空間がこのエイナウディのピアノにも確かに存在する。エイナウディの美しく儚いピアノのメロディに身を委ねるのもまた一興。(※このタイトルは通常プレスのCDです。)
QTZ 2065 ラトヴィアの合唱作品集 ——
 エセンヴァルズ編:
  アメイジング・グレイス、
  ドロップ・イン・ザ・オーシャン/
 ヴァスクス:Ziles Zina、Lidzenuma ainavas*/
 デュブラ:天はよろこび/
 ピュース:ガイスメナ・アウサ/
 マスカッツ:真夏の歌/
 エセンヴァルズ編:雨、降り止め
ギドン・クレーメル(ヴァイオリン)*、
マルタ・スドラバ(チェロ)*、
マリス・シルマイス(指揮)、
カメール・ユース合唱団、
アルテラ・ヴェリタス・アンサンブル
カメール・ユース合唱団は、合唱指揮者マリス・シルマイスにより1990年に創設された合唱王国ラトヴィアが期待を懸ける混声合唱団。ドイツのレーベル"Solo Musica"からのタイトルではチェリストのユリウス・ベルガーとの共演を行っていたが、ここでは巨匠ギドン・クレーメルが録音に参加!大物奏者の突然の登場もこのレーベルならではの魅力。(Quartzはレーベル・オフィシャルのCD-R製となります。)

QUERSTAND

VKJK 0820
(2CD)
\5000
軽音楽と楽器の女王〜
 チューリッヒ・トーンハレのオルガンと
  ヴァーデンスヴィル・グルベンマン教会のオルガン
ウルスラ・ハウザー(オルガン)
19世紀初期から20世紀中期までのオルガン小品をスイスの2台のオルガンで演奏。メリーゴーランドに乗っているかのようなご機嫌で風情のある音楽が満載。

RONDEAU 1CD¥2500

ROP 6022 テレマン:カンタータ集 ——
 全地よ、主に向かいて喜びの声をあげよ/
 死にゆくイエス/ Reiner Geist lass doch meine Herz/
 In Gott vergnugt zu leben/われいずこに逃れ行かん/
 Es sind schon die letzen Zeugen
ゴットホルト・シュヴァルツ(バス&指揮)、
聖トーマス教会少年合唱団、
ザクセン・バロックオーケストラ
後期バロック時代の大作曲家、テレマンの1000曲を上回る数のカンタータの中から選ばれたハンブルクで作曲され"バス"をソロとする6曲のカンタータを収録。バス独唱、指揮者の二役をこなすゴットホルト・シュヴァルツは、ロッシュ、シュライヤー、ポンマー、リリングといった名匠たちの下で研鑽を積んだザクセン州生まれの音楽家。バロック唱法に定評のあるシュヴァルツの歌声と、トランペットやオルガンとの絡みが優雅で美しい。
ROP 6025 スーツケース ——
 マイネリオ:シャラズラ・マラズラ/
 パレストリーナ:美しきかな、わが友よ/
 コンフォルティ:リチェルカーレ/
 アラミレ:タンデルナック/
 スヴェーリンク:Tes beaux yeaux/
 バード:セレンガー・ラウンド/
 ホルボーン:パドゥアナ、ガリアルダ/
 ヴォーン=ウィリアムズ:組曲より/
 フィッシャー:組曲ト短調/
 コーマンス:ジョガー/
 シーグ:アフリカ組曲第4番/
 ワンダー:愛するデューク
アンサンブル・パイプライフ
アンサンブル・パイプライフは、女流奏者のみで1999年春に結成されたドイツのリコーダー・アンサンブル。2005年には新たなメンバーを加え五重奏に編成を拡大。"四重奏"と"五重奏"の両編成を使い分けドイツ各地の古楽コンクールで優秀な成績を続々と獲得するなど、活躍の場を広げている。メンバー全員がアムステルダム・ルッキ・スターダスト・クヮルテットのメンバーでもあるカレル・ファン・ステーンホーフェンに師事しており、名手直伝のテクニックとレパートリーが今後の飛躍を予感させてくれる。

SIGNUM 1CD¥2400

SIGCD 147 ロマンス・ドゥ・ソワール ——
 サン=サーンス:夜の静けさOp.68-1/
 ベアストー:音楽、優しい声が消えても/
 エルガー:おお、幸せな瞳よOp.18-1/
 シューベルト:愛D.983a/
 エルガー:愛Op.18-2/
 ウィルビー:おいで、優しい夜よ/
 ブラームス:昔の恋の歌Op.62-2/
 ラッスス:毎夜私はあなたなしで床につき/
 サン=サーンス:冬のセレナード/
 センフル:ああエルスライン/
 シューマン:露にぬれたばらOp.65-1/
 ウィルビー:泣け、わが瞳よ/
 R・シュトラウス:夢の光Op.123-2/
 ラーセン:恋人たちの旅/
 サン=サーンス:夕べのロマンスOp.118/
 サリヴァン:長い一日が暮れる
キングズ・シンガーズ
英国の6人の紳士たち。夕暮れのロマンスを歌う。2008年には結成40周年を迎え、"BBCプロムス・ライヴ"をCDとDVD-Videoの2フォーマットでリリース。そして"シンプル・ギフト"(SIGCD 121)が第51回グラミー賞ベスト・クラシカル・クロスオーヴァー・アルバム賞の栄冠に輝くなど、さらにスケールアップした世界規模での活動を展開する"英国の6人の紳士たち"キングズ・シンガーズ。"BBCプロムス・ライヴ"に続き早くも登場するキングズ・シンガーズの最新盤は「ロマンス・ドゥ・ソワール」。エルガー、シューマン、サン=サーンス、人気急上昇中のアメリカ人作曲家リビー・ラーセンの新作「恋人たちの旅」など、15世紀から現代までの様々な"夕暮れのロマンス"が、どこか物悲しくも優しく響く。キングズ・シンガーズだからこそ醸し出せる品格を備えた高貴なハーモニーが"夕暮れのロマンス"を届けてくれる——。
SIGCD 141 エミリア ——
 ヘンデル:涙の流れるままに/
 モリコーネ(キーナン編):ネラ・ファンタジア
  (ガブリエルのオーボエ)/
 ブロドスキー(キーナン編):アイル・ウォーク・ウィズ・ゴッド/
 伝承曲(ベネット編):丘を越えてかなたへ/
 ナイマン(キーナン編):イフ/
 シベリウス(スキナー編):フィンランディア/
 フランク:天使の糧/
 作曲者不詳(ラム編):フエン・ア・ナイト、ミリ・イット・イズ/
 伝承曲(アイネス編):スオ・ガン/
 伝承曲(キャンベル編):庭の千草/
 伝承曲(ダンスタル編):イエスのもとへ逃れよう/
 ラム:アヴェ・マリア/
 フォースダイク:神よ私の頭に
エミリア・ダルビー(ソプラノ)、
グレアム・ダルビー(指揮)、
ロンドン・エステルハージ・オーケストラ、
セーラム・ヴォイセズ
1995年ロンドン出身で現在14歳(!)のエミリア・ダルビー。ソールズベリー大聖堂少年少女聖歌隊のコリスターとして4年間を過ごした麗しい若き逸材のソロ・デビュー・アルバムは、これまた驚きの11歳(!!)の時に録音を行った6つの原語と7つの世紀を巡る音楽の旅。ヘンデルの「涙の流れるままに」、モリコーネの「ネラ・ファンタジア」、父との想い出「フィンランディア」、伝承曲「庭の千草」などアットホームなレパートリーで、エミリアの何色にも染まっていない純潔で可憐な歌声がとても11歳とは思えない"美しい歌"を披露。未来のサラ・ブライトマンの誕生か!?エミリアのこれからの歩みに注目です!
SIGCD 157 オリジナルのブランデンブルク協奏曲集〜
 トレッリ:協奏曲集Op.6
シャリヴァリ・アグレアブル
イタリアのバロック時代を代表する大家ジュゼッペ・トレッリ(1658−1709)の没後300周年を記念したリリースは、トレッリの「ブランデンブルク協奏曲」。「ブランデンブルク協奏曲」と言われて真っ先に頭に浮かぶのは、1721年に当時のブランデンブルク=シュヴェート辺境伯クリスティアン・ルートヴィヒに献呈されたJ・S・バッハの作品。それに対してこのトレッリの「協奏曲集」Op.6とは、アンシュパッハのブランデンブルク伯ゲオルク・フリードリヒの宮廷に仕えていた時代の1698年に完成し、バッハより前に献呈された言わばオリジナルの「ブランデンブルク協奏曲」なのである。フランス語で"楽しい騒ぎ"との意味を持つバロック・アンサンブル、シャリヴァリ・アグレアブルの丁寧な演奏もGood。
SIGCD 158 ファサード ——
 ロジャース:空のレッスン/
 ムチンスキ:サクソフォン・ソナタOp.29/
 マクドナルド:ヒアー・アゲイン/
 グラス:ファサード/
 ペインター:サクソフォン・ソナタOp.56/
 フィトキン:グラス
ララ・ジェームズ(サクソフォン)、
ジェレミー・ヤング(ピアノ)、
キャスリン・プライス(チェロ)、
ニコラス・コック(指揮)、
シンフォニア・ヴィヴァ
イギリスの女流サクソフォン奏者ララ・ジェームズのソロ・アルバムは、グラスやフィトキンなど現代の大物作曲家たちの作品集。難解な現代的な手法に走らず、サクソフォンの特性をしっかりと掴んだ6つの作品は、既存の定番レパートリーに一石を投じる傑作ばかり。グラスの「ファサード」やフィトキンの「グラス」など、ソプラノとアルト両方のレパートリー拡大にも繋がる粋な選曲が光る。
SIGCD 153 レイザー・ブレイズ、リトル・ピルス&ビッグ・ピアノス ——
 J・S・バッハ:フランス組曲第5番ト長調BWV.816/
 ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第27番ホ短調Op.90/
 ショパン:バラード第4番ヘ短調Op.52/
 J・S・バッハ(ブゾーニ編曲):シャコンヌ/
 モシュコフスキ:花火Op.35-6/
 J・S・バッハ(ジロティ編):前奏曲ロ短調
ジェームズ・ローズ(ピアノ)
まるでポップやロックのアーティストのような外見の持ち主、ジェームズ・ローズは正真正銘クラシックのピアニスト。ソコロフに憧れ、独学でピアノを学び続けてきたジェームズ・ローズのデビュー録音は、複雑に入り組んだ異端の旅だという。感情を抑制しているかのように聴こえてくる演奏の中に隠された本当の感情。ジェームズ・ローズの弾くバッハ、ベートーヴェン、ショパンとモシュコフスキは深くどこか新鮮。

STERLING

CDS 1080-2
\2500
クルーセル:管楽器のための作品集 ——
 ベートーヴェン(クルーセル編):
  七重奏曲変ホ長調Op.20(木管楽器版)/
 クルーセル:スウェーデンの旋律による幻想曲
オーロフ・ブーマン(指揮)、
オーショッタ・シンフォニック・ウィンド・アンサンブル
当時はスウェーデン領だったフィンランドで生を受け、クラリネットの名手、作曲家として音楽の世界を生きたベルンハルト・ヘンリク・クルーセル(1775−1838)の作品集は、「シンフォニア・コンチェルタンテ」(CDS 1072-2)に続いて2作目。管楽器のみの編成にアレンジした楽聖ベートーヴェンの「七重奏曲」と、スウェーデンの旋律を題材としたクルーセル自作の「幻想曲」は、いずれもクルーセルの管楽器奏者としての経験が反映された優れた作品である。オーショッタ・シンフォニック・ウィンド・アンサンブルのレベルの高さも特筆もの。北欧の管楽器の充実振りには改めて感服!

SYRIUS 1CD¥2500

SYR 141365
〔旧譜〕
パガニーニ:
 協奏的三重奏曲第1番/グランド・ソナタ イ長調/
 カプリース第17番/小三重奏曲/常動曲ハ長調
ピエール・レネールト(ヴィオラ)、
ネリー・デカン(ギター)、
シリル・ラクロー(チェロ)
"ヴァイオリン"ではなく、"ヴィオラ"、"ギター"、"チェロ"といった3つの弦楽器による演奏のみを集めたパガニーニの作品集。ヴィオラとギターが絶え間なく疾走する「常動曲」が痛快!ピエール・レネールトは、19歳でパリ国立歌劇場管のソロ・ヴィオラ奏者に着任し、23歳でスーパー・ソリストに転身したフランスのアーティスト。
SYR 141364
〔旧譜〕
オルガンによるコンサートVol.3 ——
 フランク:英雄的小品/
 ヴィドール:交響曲第7番より 終曲/
 レーガー:前奏曲とフーガOp.65/
 ヨンゲン:奇想的即興曲Op.37-2/
 ウェイツ:ファンファーレとゴシック様式の行進曲/
 アレッサンドロ:グレゴリオ聖歌風協奏曲より 終曲/
 ロータ:オルガン・ソナタ/
 デュコモン:前奏曲
マッシモ・ノゼッティ(オルガン)
2004年にはトリノ大司教区の名誉オルガン奏者に任命された1960年アレッサンドリア出身のマッシモ・ノゼッティ。フランクやヴィドールなどで構成される多彩なプログラムの中でも特にニーノ・ロータの「オルガン・ソナタ」が聴きどころ。2001年5月、スイスでの録音。
SYR 141372
〔旧譜〕
オルガンによるコンサートVol.4 ——
 ボエリ:オッフェルトリウム/
 ギルマン:ヘンデルの主題による行進曲Op.15-2/
 ラインベルガー:ソナタ第8番Op.132/
 ボエルマン:フランス風ロンドOp.37/
 トレス:ソナタ第4番/
 スロゲダール:ノルウェーの旋律による変奏曲/
 ペーテルス:モーダル組曲Op.43
マッシモ・ノゼッティ(オルガン)
マッシモ・ノゼッティのコンサート・シリーズ第4集。ただの名曲集としてではなくボエリやギルマン、ボエルマンなどの作品を組み込むなど、趣向を凝らしたレパートリーはここでも健在。2002年6月、アクイレイア大聖堂での録音。

TACTUS 1CD¥2400

TC 881301 マリピエロ:チェロとピアノのための作品集 ——
 チェロ・ソナタ(世界初録音)/
 無限の中の歌(世界初録音)/ソナチナ/
 閉ざされた園/虫/
 幽霊(Da Bizzarrie Luminose Dell'Alba Del Meriggio Della Notte)
ルカ・パッカネラ(チェロ)、
サブリナ・アルベルティ(ピアノ)
20世紀イタリアにおけるフランス印象主義の具現者、ジャン・フランチェスコ・マリピエロ(1882−1973)。マリピエロは、対位法の師ボッシから離れての独学時代、ワーグナーの弟子である盲目の作曲家ズマレーリャのアシスタント、「春の祭典」の初演、盟友カゼッラとの出会い、聖チェチーリア音楽院コンクールでの4作品入賞などを経て、フランス印象主義、イタリア古典音楽を取り入れた独自の作風を確立させている。管弦楽作品に比べてマリピエロの室内楽作品に対する再評価はまだまだこれからという状況なだけに、タクトゥス(Tactus)からのリリースにも期待が懸かる。ロヴィーゴ音楽院のディレクター、指揮者としても活躍するチェロ奏者パッカネラ、チェゼーナ国立音楽院の教授を務めるヤブロンスカヤの門弟アルベルティの好演が、マリピエロ印象主義の豊かな色彩感を描き出す。マリピエロ&印象主義ファン要注目盤!
TC 871890
(2CD)
¥4800→¥4390
レスピーギ:ヴァイオリンとピアノのための作品全集 ——
 5つの小品/ヴァイオリン・ソナタ ロ短調/
 アレグレット・ヴィヴァーチェ/
 ヴァイオリン・ソナタ ニ短調/6つの小品
マルコ・ロリャーノ(ヴァイオリン)、
マウリツィオ・パチャリエッロ(ピアノ)
19世紀後半から20世紀前半におけるイタリアを代表する作曲家の1人、オットリーノ・レスピーギ。今回、イタリアのタクトゥス(Tactus)が取り上げたのは、「ローマ三部作」や「シバの女王ベルキス」など、華麗で壮麗な"管弦楽作品"の作曲者レスピーギの"ヴァイオリンとピアノのための作品"全曲。どことなくブラームスの音楽を感じさせる「ソナタ ロ短調」など、"管弦楽作品"とはまた違ったレスピーギの作曲技法の妙を感じさせてくれる5作品はどれも傑作。作曲者の名を冠するアンサンブル・レスピーギのリーダー、名手マルコ・ロリャーノのヴァイオリンが、レスピーギのヴァイオリン作品を情熱的に描ききる。
TC 672250 ヴィヴァルディ:
 ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタOp.2より ——
  ソナタ第2番イ長調RV.31/同第3番ニ短調RV.14/
  同第1番ト短調RV.27/同第4番ヘ長調RV.20/
  同第5番ロ短調RV.36/同第6番ハ長調RV.1
マルコ・セリーノ(ヴァイオリン/ストラディヴァリ1720)、
マルコ・テストリ(チェロ)、
フランチェスコ・セラ(チェンバロ)、
ルカ・マルコナート(テオルボ)
1709年にヴェネツィアで出版され、コレルリの影響を残すなど後年のヴィヴァルディの作品とはまた違う作風を持った初期の名作「ヴァイオリン・ソナタ集Op.2」から6曲を収録。注目のヴァイオリンはローマ出身であのギュンター・ピヒラーの高弟、マルコ・セリーノ。ストラディヴァリ"Von Beckerath"を駆使するマルコ・セリーノのヴィヴァルディは、作品、演奏者、楽器、レーベル、録音場所の全てがイタリア!生命力豊かなヴィヴァルディの音楽を聴ける。
TC 653201 ゲッツィ:
 3声のオラトリオ《アダム》/聖なる対話/
 聖週のための悲歌(全曲世界初録音)
ロベルト・カシオ(ディレクター)、
サン・ジャコモ・マッジョーレ・カペラ・ムジカーレ
イッポーリト・ゲッツィ(ca.1650−ca.1709)は、生没年など詳しい経歴は不詳だがアウグスチノ会の修道士、神学士、モンテプルチャーノ大聖堂の楽長としての活躍が伝えられているシエナ出身の音楽家。アダムとイヴの物語を題材とした3声のオラトリオや、対話、悲歌の3作品は全曲世界初録音となる。ボローニャを拠点とする声楽と器楽のバロック演奏団体サン・ジャコモ・マッジョーレ・カペラ・ムジカーレの演奏も充実しており、知られざるイタリア音楽を高水準の演奏で紹介してくれる。
TC 862712 ボッシ:オルガンのための作品集Vol.2 ——
 ペロージ(ボッシ編):
  マルコ受難曲/キリストの変容(全曲世界初録音)
アンドレア・マシナンティ(オルガン)
オペラが隆盛を誇っていたイタリアで、敢えてオペラ以外の作品の復興に精力を注いだ音楽家マルコ・エンリコ・ボッシ(1861−1925)のオルガン作品集第2巻。
イタリアの同世代の作曲ロレンツォ・ペロージの2大宗教作品を、コモ大聖堂のオルガニストを務め、当時最高のオルガニストとも称されたボッシがオルガンのためにアレンジ。オルガンの持つ特性を知り尽くすボッシの手腕が発揮されたアレンジは実に見事。崇高で荘厳な雰囲気を漂わせるオルガン作品である。
TC 631802 パスクィーニ:
 モテット《クエナム・ポルテンタ》/フランス風カンツォン/
 リチェルカーレ/クーラント/モテット《主を祝せよ》/
 序奏と牧歌/パッサカリア/奇想曲/
 モテット《イアム・メ・リガスティス》/
 変奏曲/トッカータ/トッカータ第3番
アレクサンドラ・ニジート(オルガン&ディレクター)、
アンサンブル・アレア・ムジカ
イタリア・バロック時代の鍵盤音楽の作曲家として高名なベルナルド・パスクィーニ(1637−1710)。珍しい3曲のモテットと9曲のオルガン作品を組み合わせて構成されたプログラムは、鍵盤作品にも劣らぬパスクィーニの声楽作品の魅力を知れる貴重な機会。特にソプラノのカミラ・デ・ファレイロ、ガラッシの弟子であるアルト理子のハープが印象的。
TC 660103 アルベルガーティ:独唱のためのカンタータOp.13/
ビクトリア:
 聖なるマリア 、年老いし女は男子をみごもり、
 恐れるなマリア、我はハトのごとき美しき人を見たり、
 我はめでたきかな、喜びたまえ乙女マリア、
 そなたの歩みのなんと美しきことか、アヴェ・マリア
アンサンブル・ラ・フローラ
ピッロ・アルベルガーティ(1663−1735)は、ボローニャを舞台として数多くの作品を生み出した17世紀〜18世紀イタリアの作曲家。ここでは、アルベルガーティの膨大な作品の中で特に高く評価されていた声楽作品に着目。アルベルガーティの"カンタータ"と、ビクトリアの"交唱とモテット"を交互に演奏することにより、演奏効果を高めている。
TC 713101 フェッラディーニ:チェンバロのための6つのソナタ シルヴィア・ランバルディ(チェンバロ)
18世紀イタリアのナポリ楽派に属する音楽家であり、プラハとも縁があったとされるアントニオ・フェッラディーニ(c.1718−1779)。他の"フェッラディーニ"の作品と混同されていたこともあってまだまだ知られていない作品も多いが、この「チェンバロのための6つのソナタ」は当時のザクセン選帝侯に献呈された代表作である。
TC 600008 グロンドーナのオルガン ——
 フェリーニ:マントヴァのバッロ/
 ナルシソ:アレグロ、牧歌/
 ヘンデル:オルガン協奏曲ヘ長調《ユダス・マカベウス》/
 コレッリ:合奏協奏曲第8番ト短調Op.6-8より 牧歌/
 ピストイエーゼ:トッカータ、エレヴァツィオーネ/
 パコット:ソナタ第3番/
 作曲者不詳:アンダンテ・ヴォーチェ・ウマーナ、アンダンテ・ロンド/
 ヴェンニ:主題と変奏/
 作曲者不詳:ソナタ
レティツィア・ロミティ(オルガン)
イタリア北西部のコムーネ、グロンドーナの聖マリア・アッスンタ教会にある1837年製のオルガンによる17〜19世紀の作品集。19世紀ミラノのオルガン製作家、カルロ・ジュリアーニによって建造された歴史的オルガンの気品に満ちた響きを味わえる。

TIMPANI

1C 1172
\2500
フォーレ:協奏的小品集 ——
 ピアノと管弦楽のための《バラード》Op.19/
 ヴァイオリンと管弦楽のため《子守歌》Op.16/
 チェロと管弦楽のための《エレジー》Op.24/
 ヴァイオリン協奏曲Op.14/
 チェロと管弦楽のための《ロマンス》Op.69/
 フルートと管弦楽のための《幻想曲》Op.79/
 ピアノと管弦楽のための《幻想曲》Op.111
ジャン=マルク・フィリップス=ヴァリャベディアン(ヴァイオリン)、
アンリ・ドゥマルケット(チェロ)、
ジュリエット・ユレル(フルート)、
ジェローム・デュクロス(ピアノ)、
モーシェ・アツモン(指揮)、
ブルターニュ管弦楽団
"ティンパニ"のフォーレは一味違う!クセナキスに始まり、ロパルツ、ピエルネ、ダンディなどクラシック界に多くのブームを巻き起こしてきた"ティンパニ(Timpani)"の最新盤は意外(!?)にもフォーレ。しかしただのフォーレ名曲集や室内楽曲集にしないところはさすが"Timpani"。ピアノ伴奏版ではなく、敢えてオーケストラ伴奏版のみを取り上げたこだわりのフォーレなのである。"トリオ・ワンダラー"のフィリップス=ヴァリャベディアンや、ロッテルダム・フィルの美しきフルーティスト、ジュリエット・ユレルなどソリストも名手がズラリと揃う。しかも指揮者は懐かしのモーシェ・アツモン!"ティンパニ"本気のフォーレ、熱いです。

TURNLEFT

turnCD 15
\2500
ヨハンセン:フェルム・ソルス〜
 ディス・イズ・マイ・ミュージック!
ペール・オドヴァール・ヨハンセン(ドラムス&シンバル&打楽器)、
ハープリート・バンサル(ヴァイオリン)、
ウルスラ・ミュールベルガー(ヴァイオリン)、
ベンディク・フォス(ヴィオラ)、
クリスティーネ・マルティンス(チェロ)
ノルウェーのピアノ・トリオ"クローズ・イレース"のドラマー、ペール・オドヴァール・ヨハンセンが叩きまくるインプロヴィゼーション・アルバム。

URTEXT 1CD¥2400

JBCC 169 ビジャヌエバ:ピアノ作品集 ——
 大幻想曲/スビサの粉屋/
 ユーモラスな3つの舞曲(Ⅰ)/マズルカ第1番/
 マズルカ《マリア》/マズルカ第3番/
 ユーモラスな3つの舞曲(Ⅱ)
エジソン・キンタナ(ピアノ)
メキシコの忘れられし夭折の作曲家フェリペ・ビジャヌエバ(1862−1893)のピアノ作品集という中南米音楽ファン注目の録音がご当地メキシコのウアテクスト(Urtext)から登場。19世紀メキシコの神童ビジャヌエバは、6歳から作曲をスタートさせ、地方の教会ではオルガン演奏も引き受けていたという。30数年という生涯の中で作曲されたピアノ作品は、中南米で想像する情熱的というよりも、サロン音楽風でありどことなくショパンの作品を連想させる詩的な作風が特徴的。ポンセやハルフテルのピアノ作品を録音してきたメキシコのピアニスト、エジソン・キンタナの演奏がビジャヌエバの音楽を再評価に導く。
JBCC 168 メキシコのフルートと管弦楽のための音楽 ——
 モンカージョ:アマツィナク/
 ペーニャ:フルート協奏曲/
 モヤ:固定観念/
 アルバレス:ユートピアⅢ/
 トレス:フルート協奏曲
ミヘル・アンヘル・ビジャヌエバ(フルート)、
ヘスス・メディーナ(指揮)、
アンサンブル・アルス・モデルナ
ラテンの熱い鼓動と哀愁漂う旋律を併せ持ったメキシコの5人の作曲家たちによる珍しいフルート協奏曲集。メキシコ国立音楽大学、パリ・エコール・ノルマ、リヨン音楽院で研鑽を積んできたミヘル・アンヘル・ビジャヌエバは、メキシコ、ドイツ、フランスを拠点にソリスト、室内楽奏者として活躍中のトップ・フルーティスト。メキシコ人らしい情感豊かなフレーズと、フランス仕込みの確かなテクニックがレベルの高い演奏を生む土台となっている。



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