ABC 1CD¥2400
|
ABC 476 5255
〔旧譜〕 |
エマ・カークビー 〜 マニフィカト ——
J・S・バッハ:カンタータ第51番《もろびとよ歓呼して神を迎えよ》/
ヴィヴァルディ:マニフィカトRV.610/
ヘンデル:主の僕たちよ、主をほめたたえよHWV.237/
ヘイズ:受難曲(抜粋) |
エマ・カークビー(ソプラノ)、
アントニー・ウォーカー(指揮)、
カンティレイション、
アンティポディーズ管弦楽団 |
その歌声が"天使の声"と称されている古楽系ソプラノの第一人者、エマ・カークビーが歌うバッハ、ヴィヴァルディ、ヘンデル、ヘイズの宗教歌曲集。ABC
Classicsレーベルの古楽分野の中核を担い、そして南半球の広大な大地オーストラリアを代表する合唱団カンティレイション、ピリオド・オーケストラのアンティポディーズ管と"天使の声"のコラボレーションはあまりにも美しい。カークビー・ファン必聴盤。2005年の録音。 |
ABC 476 160-5
〔旧譜〕 |
タヴナー:エルサレムのための悲歌 |
パトリシア・ロザリオ(ソプラノ)、
クリストファー・ジョジー(カウンターテナー)、
トーマス・ウッズ(指揮)、
オーストラリア・ユース・オーケストラ、
シドニー・フィルハーモニア合唱団 |
ソリスト、合唱と管弦楽のための「エルサレムのための悲歌」は、ギリシア正教に帰依し、その後イスラム教へ改宗するなど独特の歩みを続ける現代英国の神秘主義者ジョン・タヴナー(1944−)の大作。聖地エルサレムのための"悲歌"。それは神秘主義者タヴナーの祈りが込められ、キリスト教、ユダヤ教、イスラム教という3つの宗教の垣根を超えて歌われる神秘的な愛の歌なのである。2003年の録音。 |
ABC 476 3175
〔旧譜〕 |
失われた望みのファンシー 〜
ルネサンスの舞曲とリュートのためのファンタジー
——
ダウランド:ハンスドン夫人のパフ/
ジョンソン:パッサメッツォのパヴァン/
ロビンソン:ジーグ/
ダウランド:ファンシー/
ジョンソン:御者の口笛/
フェッラボスコ:パヴァン第6番/
ロビンソン:私の窓へ/
ジョンソン:アルマン/
ガリレイ:トッカータ、ヴォルタ第1番〜第3番/
ダウランド:運命よ/
カプスベルガー:ガリアルダ/
カピローラ:バレット/
ミラノ:リチェルカーレ/
ダルツァ:ヴェネツィア風パヴァーナ、サルタレッロ、ピヴァ/
作曲者不詳(バード編):森はこんなに荒れて/
フェッラボスコ:ガリアルド/
ダウランド:
ダービー伯爵ファーディナンド閣下のガリアード、
失われた望みのファンシー/
ピッチニーニ:チャコーナ |
ローズマリー・ホジソン(リュート) |
オーストラリアの女流リュート奏者、ローズマリー・ホジソンが、8コースと10コースのルネサンス・リュートを使い分けてのルネサンス小品集。ルネサンス・リュートの調べに乗って1つ1つの音符が、まるで宝石のようにキラキラと輝く。哀愁を帯びながらも優しいリュートの音色が安らぎを運ぶ
——。2007年の録音。 |
ABC 476 7636
(2CDs/特別価格)
\3600
〔旧譜〕 |
グーセンス:ピアノ作品全集 ——
万華鏡Op.18/4つの思いつきOp.20/
船〜ピアノのための3つの前奏曲Op.42/2つの練習曲Op.38/
パデレフスキへのオマージュ/ドビュッシーへのオマージュOp.28/
2つの小品Op.56/奇想曲/演奏会用練習曲Op.10/
自然詩Op.25/リズミカルなダンスOp.30/
フォルラーヌとトッカータ/ピアノのための組曲《スエズ以東》Op.33/
バレエ音楽《クリノリン・バレエ学校》Op.29/
J・S・バッハ(グーセンス編):アンダンテ〜
ブランデンブルク協奏曲第2番より |
アントニー・グレイ(ピアノ) |
1893年にロンドンで生を受けたウジェーヌ・グーセンス。南半球のオーストラリアに新天地を求め、英国と豪州の20世紀音楽に多大な影響を与えたグーセンスのピアノ作品全集も、"作曲家グーセンス"の評価を高める意義深い録音。様々なスタイルを見せるグーセンスのピアノ作品全曲を弾くのは、ウィリアムソンのピアノ作品全集(ABC
472 902-2)を完成させたアントニー・グレイ。確かな技術がグーセンスのピアノ作品を再評価へと導く。1995年〜1998年の録音。 |
ABC 476 6906
〔旧譜〕 |
ヴォーン=ウィリアムズ:合唱作品集 ——
あなたの手を叩きなさい/オー・テイスト・アンド・シー/
5つのの神秘的な歌*/ローモンド湖/いばらの道を通って/
オルフェウスが竪琴を手に/静かな昼さがり/
主よ、あなたはわれらの隠れ家である/
ミサ曲ト短調/あなたの居所は何と美しく |
マイケル・レイトン・ジョーンズ(指揮&バリトン*)、
メルボルン大学トリニティ・カレッジ合唱団、
ジョナサン・ブラッドリー(ピアノ&オルガン)、
ティンアレー弦楽四重奏団、
オーストラリア・チェンバー・ブラス・アンサンブル |
英国国教会の礼拝音楽の歌い手として高く評価されているメルボルン大学トリニティ・カレッジ合唱団が歌うヴォーン=ウィリアムズ。雄大なオーストラリアの大地から沸き立つようなハーモニーが感動を呼んでくれる。指揮者、バリトン独唱のレイトン・ジョーンズはウェストミンスター寺院聖歌隊、ケンブリッジ・キングズ・カレッジ合唱団から転身した合唱指揮者。「5つのの神秘的な歌」のソロ、合唱、ピアノ五重奏版は世界初録音となる。2007年12月の録音。 |
ABC 476 6957
(2CDs/特別価格)
\3600
〔旧譜〕 |
ヴィヴァルディ:オラトリオ《勝利のユディタ》RV.644 |
サリー=アン・ラッセル(メゾ・ソプラノ)、
デイヴィッド・ウォーカー(カウンターテナー)、
サラ・マクリヴァー(ソプラノ)、
フィオナ・キャンベル(メゾ・ソプラノ)、
レニー・マーティン(メゾ・ソプラノ)、
アッティリオ・クレモネージ(指揮)、
カンティレイション、アンティポディーズ管弦楽団 |
旧約聖書のユディト記を題材としたヴィヴァルディの現存する唯一のオラトリオ「勝利のユディタ」の全曲録音。このシドニーのピンチガット・オペラが上演した「勝利のユディタ」は、サリー=アン・ラッセルやサラ・マクリヴァー、名合唱団カンティレイションやピリオド・オーケストラのアンティポディーズ管といった豪州の豪華キャストによるもの。2007年12月のライヴ録音。 |
ABC 476 192-8
〔旧譜再案内〕 |
サン=サーンス:
ピアノ協奏曲第5番ヘ長調Op.103《エジプト風》/
ダンディ:フランスの山人の歌による交響曲Op.25/
フランク:交響詩《魔神》Op.45 |
ダンカン・ギフォード(オーストラリア)、
セバスティアン・ラング=レッシング(指揮)、
タスマニア交響楽団 |
オーストラリア、ロシア、スペインで研鑽を積んだダンカン・ギフォードは、2000年のマリア・カラス・グランプリ優勝、1998年のホセ・イトゥルビ国際ピアノ・コンクール優勝など数々の栄誉に輝いてきたオーストラリアのピアニスト。サン=サーンスの「ピアノ協奏曲第5番」に、近年評価急上昇中のフランス人作曲家ダンディ、ベルギー生まれのフランス国民音楽協会創設者フランクの協奏的作品を加えたプログラムはセンス抜群。ラング=レッシング、タスマニア響のサポートを受けたギフォードのパフォーマンスもグッド!2002年8月27日−30日の録音。新代理店初紹介。 |
ABC 472 151-2 |
ヘンデル:アリア集 ——
《セメレ》HWV.58より あなたが歩けば/
《セルセ》HWV.40より
愛するすずかけの木の、オンブラ・マイ・フ/
《聖チェチーリアの頌歌》HWV.76より
The trumpet's loud clangor/
《メサイア》HWV.56より
慰めよ慰めよ私の民よ、すべての谷は高められ/
《エステル》HWV.50bより
あなたのハープの調べを/
《サムソン》HWV.57より 完全な日蝕だ!/
《時の悟りと勝利》HWV.46aより
棘には手を触れずに、バラを摘みなさい/
《タメルラーノ》HWV.18より
天地は怒りで身を固めよ、Su
la sponda
del pigro/
《エイシスとガラテア》HWV.49bより
あのひとの眼の中で愛は密かに戯れ/
《アタリア》HWV.52より
Gentle airs, melodious strains/
《アタランタ》HWV.35より いとしい森よ/
《イェフタ》HWV.70より
天の使いよ高きところに彼女を導け、静かな賛美/
《ユダス・マカベウス》HWV.63より
ラッパを鳴らせ |
デイヴィッド・ホブソン(テノール)、
アントニー・ウォーカー(指揮)、
カンティレイション、シンフォニア・オーストラリス |
オーストラリアの歌劇場を中心に活躍中のテノール歌手、デイヴィッド・ホブソンの"ABC
Classics"デビュー盤となったヘンデルのアリア集。ホブソンの叙情的で明るく感情豊かな歌声とウォーカー&カンティレイションによるヘンデルは、2002年の初回リリース時にオーストラリアで大ヒットを記録するなど実績十分。2001年7月25日−8月2日の録音。 |
ABC 476 2601
(2CD/特別価格)
\3600
〔旧譜再案内〕 |
マルタン:ピアノ作品全集 ——
8つの前奏曲/エスキス/月の光/
リズミカルな練習曲/ギター/
フラメンコのリズムによる幻想曲/
フォクストロットと序曲*/時の光彩のパヴァーヌ*/
月の光(4手連弾版)*/
2つのやさしい小品*/2台ピアノのための練習曲* |
ジュリア・アダム(ピアノ)、
クリスティーン・ローガン(ピアノ)* |
ジュリア・アダムは、ルイス・ケントナー、ゲザ・アンダから薫陶を受け、マルタンのピアノ作品の解釈者としても評価の高いハンガリー出身オーストラリア在住の女流ピアニスト。名ピアニストたちに鍛え上げられたアダムのピアノが、マルタン独特の音楽語法を丁寧に解読していく。オーストラリアのピアニスト、クリスティーン・ローガンとのデュオによる2台ピアノ、4手連弾のカップリングも嬉しい。2003年8月〜11月の録音。新代理店初紹介。 |
ABC 476 7632
(3CD/
2枚分価格)
\3600
〔旧譜再案内〕 |
グーセンス:管弦楽作品集 ——
CD-1 〜
交響曲第1番Op.58/オーボエ協奏曲Op.45/
タモ・シャンターp.17a/
演奏会用小品Op.65(世界初録音)/
CD-2 〜
交響曲第2番Op.62(世界初録音)/
弦楽のための小協奏曲Op.47(世界初録音)/
木管楽器のための幻想曲Op.36/
CD-3 〜
ディヴェルティスマンOp.66/
中国民謡の主題による変奏曲Op.1/
永遠のリズムOp.5(世界初録音)/
カレイドスコープOp.18 |
ヴァーノン・ハンドリー(指揮)、
西オーストラリア交響楽団(CD-1)、
シドニー交響楽団(CD-2)、
メルボルン交響楽団(CD-3) |
作曲家、指揮者として20世紀の英国と豪州の架け橋としての役割も果たしたユージン・グーセンス(1893−1962)。英国の名匠ハンドリーと、グーセンスが晩年を過ごしたオーストラリアのトップ・オーケストラ3団体の英豪共演による「管弦楽曲集」は、グーセンスの音楽を再評価へと導いた重要な録音である。1993年〜1996年の録音。新代理店初紹介。 |
AMESON
|
ASCP 0711
\2500 |
ダルバヴィ:
ヤナーチェクの作品による管弦楽のための変奏曲/
シンフォニエッタ/水の下の岩 |
マルク=アンドレ・ダルバヴィ(指揮)、
モンテカルロ・フィルハーモニー管弦楽団 |
巨匠ブーレーズの次の世代を担う現代フランスの作曲家マルク=アンドレ・ダルバヴィ(1961−)の自作自演による管弦楽作品集。2006年にはサントリー音楽財団サマーフェスティバルに招聘され来日を果たし、その作品はパユやアンスネスといった超一流アーティストたちにも取り上げられている。 |
ATTACCA
|
ATTACCA 28120
\2500 |
逃走用梯子10 ——
デ・マン:アンネリーへの鐘/
リー:タングラム/
フォールモーレン:チェンバロ組曲/
アンドリーセン:ダブルトラック/
ブレガール:カウンティング・スターズ・ウィズ・コンフィデンス/
キング:白い薔薇/
カトラー:都市伝説/
フェルトハウス:ドッギー・ステップス |
アンネリー・デ・マン(チェンバロ)、
ハリー・スパルネイ(バス・クラリネット)、
ロバート・ナスフェルト(ピアノ)、
マリアン・ボルト(チェレスタ)、他 |
アーティストにスポットライトをあてる「逃走用梯子」シリーズの第10弾の主役は、チェンバロ。クラシックなスタイルと大胆な和声を組み合わせたフォールモーレンの「チェンバロ組曲」の4曲目「トッカティーナ」でのスリリングな展開でおもしろい。 |
AUDIOMAX 1CD¥2500
|
703 1179-2
〔旧譜再案内〕 |
アラベスク ——
ドビュッシー:2つのアラベスク/
シャイト:カンツォーナ・ガリカ、カンツォーナ・ベルジカ/
ブロイン:古い組曲より/
グリーグ:ホルベルク組曲/
クープラン:恋するうぐいす/
ジェズアルド:恋人たちよ、私のため息よ,
急ぎ飛んでいけ/
デュボワ:トッカータ/
J・S・バッハ:イエス、わが喜び |
クインテセンツ |
クインテセンツは、ゲヴァントハウス管、MDR響、ロストック北ドイツ・フィル、のフルーティスト5人によって結成されたライプツィヒのフルート五重奏団。
アンサンブル・アレンジでよく知られているドビュッシーやシャイトから、バッハのコラールやジェズアルドのマドリガーレなどを"フルートのみ"で取り上げる。2002年6月13日−15日の録音。新代理店初紹介。 |
902 1336-6
(SACD Hybrid Multichannel)
\3200
〔旧譜再案内〕 |
ア・カペラ・エクストラ ——
マルタン:二重合唱のためのミサ曲/
ヴァスクス:母なる太陽/
シサスク:リベラ・メ/
ラウタヴァーラ:マニフィカト/
シサスク:オレムス |
ハラルド・ニッコル(指揮)、
カルミナ・ムンディ |
マルタンの名作「二重合唱のためのミサ曲」に、ラトヴィアのヴァスクス、エストニアのシサスク、フィンランドのラウタヴァーラの作品をカップリングした無伴奏合唱作品集。ノルトライン=ヴェストファーレンのドイツ合唱コンクール優勝などの実績を持つカルミナ・ムンディは、ドイツのアーヘンで1983年に結成された混声合唱団。2004年6月10日−13日の録音。新代理店初紹介。 |
703 1284-2
〔旧譜再案内〕 |
愛の詩 ——
ビショップ:見よ!優しいひばりを/
シューマン:予言の鳥/
ルーセル:ロンサールの2つの詩/
グラナドス:嘆き、またはマハとナイチンゲール/
ラモー:愛の夜鳴きうぐいす/
ロドリーゴ:春の小鳥/
リヴィエ:やさしい鳥/
ドラージュ:ひばり/
ラモー:鳥のさえずり/
マスグレイヴ:春の小鳥/
ベルク:夜鳴きうぐいす/
メシアン:もりひばり/
ロドリーゴ:ファン・ラモン・ヒメネスの詩/
ヘッド:鳥の歌/
ボザ:山の夕暮れ |
トリオ・カントライアーノ
〔ブリギッテ・クレイ(ソプラノ)、
エレ・グラウ(フルート)、
ギュンター・フリードリッヒ(ピアノ)〕 |
ソプラノ、フルート、ピアノのトリオによる"鳥"にまつわる歌曲集。時代も国も作風も違う13人の作曲家たちによる作品が"鳥"という共通のテーマによって1つにまとまるのだから面白い。2004年4月15日−17日の録音。新代理店初紹介。 |
703 1244-2
〔旧譜再案内〕 |
ベルリオーズ:ロマンス集 ——
囚われの女/オフェリアの死/朝/漁師/
美しい旅人/
《キリストの幼時》Op.25より
2本のフルートとハープのための三重奏曲/
ハープの起源/最初の激情/ロマンス/
Lise chantait dans la prairie/Faut
l'oublier/
Que d'etablissement/ブルターニュの若い羊飼い/
君はかの人を愛して/ザイード |
カロラ・ゾンネ=ベックラー(ソプラノ)、
トーマス・ミュラー=ぺリング(ギター)、
ワリー・ハーゼ(フルート)、
アンネッテ・ハーティグ(ソプラノ)、
エリザベート・アネットセーダー(ハープ)、
マティアス・ガリア(ヴィオラ) |
ワイマール・リスト音楽院の教授であり、古楽、オラトリオ、現代音楽など様々な時代の歌曲をレパートリーとしているドイツのソプラノ、カロラ・ゾンネ=ベックラーのベルリオーズ・アルバム。ピアノ伴奏ではなく、ギターやハープの調べによる伴奏も叙情性豊かで味わいがある。2003年10月3日−5日の録音。新代理店初紹介。 |
AVIE 1CD¥2400
|
821936-0021-2
(2SACD Hybrid Multichannel/
1枚分価格)
\3800→¥3490 |
マーラー:
交響曲第8番変ホ長調《千人の交響曲》/
交響曲第10番嬰ヘ短調〜アダージョ |
マイケル・ティルソン・トーマス(指揮)、
サンフランシスコ交響楽団、
サンフランシスコ交響合唱団、
パシフィック少年合唱団、
サンフランシスコ少女合唱団、
エリン・ウォール(ソプラノ)、
エルザ・ファン・デン・ヘーヴァー(ソプラノ)、
ラウラ・クレイコム(ソプラノ)、
カタリーナ・カルネウス(メゾ・ソプラノ)、
イヴォンヌ・ナエフ(メゾ・ソプラノ)、
アンソニー・ディーン・グリフィー(テノール)、
クイン・ケルシー(バリトン)、
ジェイムズ・モリス(バス・バリトン) |
2001年9月、アメリカ同時多発テロの直後に収録された慟哭の「交響曲第6番《悲劇的》」で幕を開けたマイケル・ティルソン・トーマス&サンフランシスコ交響楽団の"マーラー・サイクル"。スタートから11作目、遂に迎えた最終章は、交響曲全曲録音の最後を飾るに相応しい大作であり、リリースが待ち望まれていた「交響曲第8番《千人の交響曲》」!MTT&SFSのマーラー・サイクルは、「交響曲第6番《悲劇的》」(821936-0001-1)、「交響曲第3番」(821936-0003-2)、「交響曲第7番《夜の歌》」(821936-0009-2)の3作品がグラミー賞を受賞。グラモフォン賞、ビルボード・クラシカル・チャートのトップ10へのランクインといった世界各国での音楽賞の獲得や、シリーズ全体で100,000枚以上という驚異的なセールスを記録するなど、スタートから現在まで世界中で絶賛を浴び続けている。今回の「交響曲第8番」では、ソリストにソプラノのエリン・ウォールやラウラ・クレイコム、メゾのカタリーナ・カルネウス、イヴォンヌ・ナエフなどMTTが信頼を置く世界一流の歌手陣が集結。弦楽セクションを両翼配置(対抗配置)とするなど、この壮大な交響曲の持ち味を圧倒的なスケールで解放するためにMTT&SFSが整えた万全の態勢が頼もしい。また、MTT&SFSのレコーディングを支え続けてきた録音チーム"トリトナス"が収録を担当しており、シリーズの持ち味でもある驚異的なハイファイ録音にも期待がかかる。MTT&SFSのマーラー・サイクル、圧巻のフィナーレへ
——!2008年11月19日−23日(第8番)&2006年4月6日−8日(第10番)、デイヴィス・シンフォニー・ホール(サンフランシスコ)でのライヴ録音。 |
AV 2150
¥2190 |
シベリウス:交響曲第3番ハ長調Op.52/
ストラヴィンスキー:ヴァイオリン協奏曲ニ長調/
シベリウス:交響曲第6番ニ短調Op.104 |
トーマス・ツェートマイヤー(ヴァイオリン&指揮)、
ノーザン・シンフォニア |
1958年に創設されたイギリスの名門室内オーケストラ"ノーザン・シンフォニア"が本拠地とする国際音楽センター"セージ・ゲイツヘッド・ホール"で行われたコンサートのライヴ録音をリリースするコラボレーション・シリーズの第4弾では、音楽監督ツェートマイヤーの弾き振りが再び登場!「第2番」や「第5番」、「第7番」など傑作の間に挟まれ陰に隠れがちなシベリウスの交響曲「第3番」と「第6番」。ノーザン・シンフォニアの実力を最大限に引き出し、この2作品に秘められた魅力を一気に解放させる"マエストロ"ツェートマイヤーの手腕に驚嘆必至。また"新古典主義"時代のストラヴィンスキーが書いた唯一の「ヴァイオリン協奏曲」の弾き振りでも驚異的な演奏を展開するなど、世界的ヴァイオリン奏者としての変わらぬ実力と名声、手兵との厚い信頼関係を存分に感じさせてくれている。ツェートマイヤーとノーザン・シンフォニア。セージ・ゲイツヘッド・ホールを舞台としたシベリウスとストラヴィンスキーの宴がいま始まる
——!2007年&2008年、セージ・ゲイツヘッド・ホールでのライヴ録音。 |
AV 2178 |
ヴィヴァルディ:フレンチ・コネクション ——
弦楽と通奏低音のための協奏曲ハ長調RV.114/
ファゴット協奏曲ヘ長調RV.488/
ヴァイオリン協奏曲ハ長調Op.4-7,RV.185/
フルート協奏曲ト長調RV.438/
弦楽と通奏低音のための協奏曲ト長調RV.157/
ファゴット協奏曲ハ長調RV.468/
フルート協奏曲ホ短調RV.432/協奏曲ヘ長調RV.100/
弦楽と通奏低音のための協奏曲ハ短調RV.119/
ヴァイオリン協奏曲ニ長調RV.211 |
エイドリアン・チャンドラー(ヴァイオリン&ディレクター)、
ケイティ・ビルヒャー(フルート)、
ピーター・ウィーラン(ファゴット)、ラ・セレニッシマ |
全3巻の「北イタリア17世紀〜18世紀のヴァイオリン協奏曲集」を完結させるなど、リリースを重ねるたびに着実な進化を遂げているイギリスのピリオド・アンサンブル、ラ・セレニッシマ。ラ・セレニッシマ6枚目のリリースは、イタリアでのフレンチ・スタイル、フランスでのイタリアン・スタイルの普及と浸透に打ち込んだヴィヴァルディの協奏曲集。ヴィヴァルディの協奏曲を研究を進めるため、サウサンプトン大学から特別研究員に任ぜられた英国新世代のヴィヴァルディ弾きエイドリアン・チャンドラーの熱意の結晶である。 |
AV 2166 |
ホームランド ——
グリーグ:ヴァイオリン・ソナタ第3番ハ短調Op.45/
ラフマニノフ(プレス&ギンゴールド編):ヴォカリーズ/
ドヴォルザーク:ソナチナ ト長調Op.100/
ピアソラ:ミロンガ・アン・レ/
サラサーテ:アンダルシアのロマンスOp.22-1 |
ルーデンス・トゥルク(ヴァイオリン)、
オリヴァー・シュニーダー(ピアノ) |
名教師アナ・チュマチェンコの下で研鑽を積んだ1978年アルバニア生まれの本格派ヴァイオリニスト、ルーデンス・トゥルクのリリース第3弾は、オリヴァー・シュニーダーとのデュオ・アルバム。"ホームランド"と題されたこのアルバムに収録されているのはグリーグやラフマニノフ、ドヴォルザークなど、14歳で祖国アルバニアを離れドイツへと移住したトゥルクが幼少から共に歩んできた思い入れの深い特別な作品ばかり。音楽的視野の広さ、確かな技術を感じさせるトゥルクのヴァイオリン。シュニーダーのサポートを得てさらなるに飛躍を遂げる! |
AV 2161 |
ショパン(リスト編):6つのポーランド歌曲/
ショパン:12の練習曲Op.10、12の練習曲Op.25 |
ルイザ・ボラック(ピアノ) |
同郷の大作曲家エネスコのピアノ作品集(AV
0013)でデビューを果たしたルーマニアの女流ピアニスト、ルイザ・ボラック。エネスコの2枚目の録音(AV
2081)ではBBCミュージック・マガジン・アウォードに選出されるなど、東欧作品の演奏に定評があるボラックが"ショパン"を取り上げる。ボラックはショパンがリストに献呈した「12の練習曲Op.10」の前にリストがアレンジを施した「ポーランド歌曲集」を弾くなど、親友でありライバルでもあった"ショパン"と"リスト"の関係をテーマとしている。 |
AV 2167 |
イートン・クヮイアブックからの音楽 ——
フォーキナー:喜べ、棘のない薔薇/
コーニッシュ:めでたし女王/
ラム:マニフィカト/
デイヴィー:In honore summe
matris/
ブラウン:スターバト・マーテル |
スティーヴン・ダーリントン(指揮)、
オックスフォード・クライスト・チャーチ聖歌隊 |
ヘンリー8世の戴冠500周年(戴冠式は1509年6月24日)を記念した、スティーヴン・ダーリントンとオックスフォード・クライスト・チャーチ聖歌隊による「イートン・クヮイアブック」からの合唱作品集。フォーキナー、コーニッシュ、ラム、デイヴィー、そしてのブラウン。ウィンザーの名門イートン・カレッジの図書館に所蔵されている写本楽譜集「イートン・クヮイアブック」からチューダー朝の音楽が甦る。 |
BRASS CLASSICS
|
BC 3009
\2400 |
トランペットとサウンドのための音楽 ——
シャルパンティエ:《テ・デウム)より
前奏曲/
フォーレ:ピエ・イエス/
アルビノーニ:協奏曲ヘ長調/
グノー:アヴェ・マリア/
パーセル:ソナタ第1番ニ長調/
エベン:窓/
マルティーニ:トッカータ/
M・フランク:舞踏組曲/
ホヴァネス:聖グレゴリオの祈り/
トレッリ:トランペットのためのシンフォニア/
作曲者不詳:いと高きところには神に栄光あれ |
ジョン・コールトン(トランペット)、
デイヴィッド・ダネット(オルガン) |
ジョン・コールトンはクィーンズランド管、マレーシア・フィル、シンガポール響など、オーストラリアや東南アジアのオーケストラからゲスト奏者に招聘されているフリーランスのトランペット奏者。またオルガンのデイヴィッド・ダネットは11世紀、1096年に建設された聖域ノーウィッチ大聖堂の現オルガニスト、音楽監督という要職にある。トランペットとオルガンのサウンド、大聖堂の豊かな残響がバランスよく組み合わさった録音。 |
BUDA
|
860175
\2400 |
カウフマン:
チェロとギターのための《イディッシュ組曲》/
ヴァイオリン、チェロとピアノのための《メモラ》/
無伴奏チェロのための《ネシャマー》/
カンタータ《Ima Ou La Mere
Depossedee》 |
ヴァージニー・コンスタン(チェロ)、
レミ・ジュスルム(ギター)、
トリオ・エレジアク、
スザンヌ・ラモン(チェロ)、
クリスチャン・ナダレ(指揮)、
アンサンブル・ヴォーカル・ユニテ |
ローザンヌ近郊のピュイで、ユダヤ人の父とプロテスタントの母との間に生まれたユダヤ系フランス人作曲家、セルジュ・カウフマン(1930−)の作品集。カウフマンの作品集はベルギーのパヴァーヌ(Pavane)からもリリースされており、このブダ(Buda)盤もユダヤの音楽を後世へと伝える重要な役割を持つ。 |
CELLO CLASSICS 1CD¥2400
|
CC 1023 |
ハイドン:
チェロ協奏曲第1番ハ長調Hob.VIIb-1、
同第2番ニ長調Hob.VIIb-2/
ツムシュテーク:チェロ協奏曲イ長調 |
セバスティアン・コンベルティ(チェロ)、
エイジ・オブ・インライトゥメント管弦楽団 |
チェロ・クラシックスのハイドン没後200周年記リリースは、シャンドスの"モーツァルトと同世代の作曲家シリーズ"でお馴染みのロンドン・モーツァルト・プレーヤーズの首席チェリストであり、チェロ・クラシックス・レーベルの創設者、芸術監督でもあるコンベルティによる協奏曲集。ハイドンのチェロ協奏曲だけでなく、シュトゥットガルト宮廷楽団のチェロ奏者として活躍したイドンと同世代の音楽家、ヨハン・ルドルフ・ツムシュテークの珍しい「チェロ協奏曲」をカップリング。 |
CC 1022 |
無伴奏チェロのための作品集 ——
リゲティ:無伴奏チェロ・ソナタ/
クラム:無伴奏チェロ・ソナタ/
ヒンデミット:無伴奏チェロ・ソナタOp.25-3/
ホ・チー・コン:テンブスの夕暮れ/
ヴァスクス:無伴奏チェロのための《本》/
ソッリマ:アローン |
リー・ウェイ(チェロ) |
リー・ウェイは、1998年の第11回チャイコフスキー国際コンクール第2位、アダム国際チェロ・コンクール優勝、ロストロポーヴィチ国際チェロ・コンクール特別賞受賞という輝かしい経歴を誇る上海生まれオーストラリア在住の実力派チェリスト。ラルフ・カーシュバウム、デイヴィッド・タケノ直伝の演奏法と、オーストラリア・カウンシルから貸与されているA・グァルネリ1721の銘器が近現代の無伴奏作品に鋭く切り込む。 |
CENTAUR 1CD¥2300
|
CRC 2991
\2090 |
シチェドリン:ピアノ作品集 ——
ピアノ・ソナタ第1番/《ポリフォニーの手帳》より/
詩曲/バレエ音楽《せむしの仔馬》からの4つの小品/
ユーモレスク/アルベニス風に/2つのポリフォニックな小品 |
マリーナ・ロマゾフ(ピアノ) |
旧ソ連作曲家同盟議長を務めた長老。ロディオン・シチェドリンのピアノ作品集!「カルメン組曲」や「せむしの仔馬」、「ただ愛だけでなく」などの名作を生み、1973年の就任からソ連末期の1990年までソヴィエト作曲家同盟の議長という大役を担ったロディオン・シチェドリン(1932−)。夫人がボリショイ・バレエの名バレリーナ、マイヤ・プリセツカヤということもありバレエ音楽など舞台作品にスポットがあたりがちなシチェドリンの作品だが、ピアノ作品も負けず劣らず傑作揃い。ここでは1952年から1972年にかけて作曲されたピアノ作品を収録しており、作曲年代によって調性音楽から近代的な手法へと移り変わる"作風"もシチェドリンの音楽の大きな魅力である。シチェドリンのピアノ作品の持ち味を引き出すウクライナ出身の女流ピアニスト、マリーナ・ロマゾフの好演が光る。 |
CRC 2975/2976
(2CD) |
ハイドン:ソナタ集 ——
ソナタ第50番ハ長調Hob.XVI-50/
同第23番ヘ長調Hob.XVI-23/
同第20番ハ短調Hob.XVI-20/
同第19番ニ長調Hob.XVI-19/
同第32番ロ短調Hob.XVI-32
DISC-1(フォルテピアノでの演奏)
DISC-2(ピアノでの演奏) |
エヴァ・メンゲルコッホ(フォルテピアノ&ピアノ) |
"フォルテピアノ"と"ピアノ"。それぞれの演奏で5曲のソナタを聴き比べることができるユニークで興味深いハイドンのソナタ集。DISC-1(フォルテピアノ)もDISC-2(ピアノ)も、同じ奏者による同じハイドンの音楽なのにじっくり聴いてみるとその響きの違いがさらに鮮明に。ボルチモアのタウソン大学で教授を務めるエヴァ・メンゲルコッホは、エッセン音楽大学でイギリスの名手マイケル・ロールから教えを受けた女流ピアニスト。2008年にはメリーランド州アーツ・カウンシルから演奏家賞を贈られている。 |
CRC 2988 |
ユダヤの精神 ——
ゼハヴィ(フリードマン編):イスラエル民謡《エリ・エリ》/
ブロッホ:ヘブライ風瞑想曲/
シュテュッチェスキー:ハシディック組曲/
ブロッホ:ユダヤの生活より/
パールトシュ:追憶に/
コピィトマン:カディッシュ/
ブルッフ(リブケ編):コル・ニドライOp.47(チェロ五重奏版)* |
アミット・ペレド(チェロ)、
エリィ・カールマン(ピアノ)、
ヨタム・バーチ(チェロ)*、
ダヴィン・リー(チェロ)*、
アンドルー・タッレ(チェロ)*、
ユン・ビン・キム(チェロ)* |
ブロッホなどユダヤ系作曲家の作品、ブルッフに代表されるユダヤの旋律を題材として作曲された"ユダヤ"にまつわるチェロのための作品集。物悲しく儚さを漂わせる"ユダヤ"の音楽を奏でるのは、米アメリカン・レコード・ガイド誌には「その才能は若き日のロストロポーヴィチのようだ」と激賞されたチェリスト、アミット・ペレド。揺れ動く感情を前面に押し出したアミット・ペレドの演奏がストレートに訴えかけてくる。 |
CRC 2982 |
ファッショナブリー・レイト 〜 ヴィオラのための作品集
——
ウォーカー:ヴィオラ・ソナタ/
ガードナー:トリシニウム 〜
無伴奏ヴィオラのためのソナタ、
ヴァイオリンとヴィオラのための組曲/
コルグラス:4つのドラムスとヴィオラのための変奏曲 |
ジュリエット・ホワイト=スミス(ヴィオラ)、
ハイディ・ブレンデ(ピアノ)、
リチャード・フックス(ヴァイオリン)、
マイケル・スミス(打楽器) |
モントリオールでの第34回国際ヴィオラ・コングレスで大喝采を浴び、2008年アメリカン・ヴィオラ・ソサイエティのプレジデントを務めるなど、アメリカで話題を呼んでいる女流ヴィオラ奏者ジュリエット・ホワイト=スミスのデビュー・アルバム。名門イーストマン音楽院で博士号を取得したホワイト=スミスが取り上げるのは、ジョージ・ウォーカー(1922−)、モーリス・ガードナー(1909−2002)、マイケル・コルグラス(1932−)。ヴィオラが持つソロ楽器としての可能性をさらに開拓してくれる録音である。 |
CRC 2993 |
スウィーツ&スウィーツ ——
コーウェル:ヴァイオリンとピアノのための組曲/
ストラヴィンスキー:イタリア組曲/
コルンゴルト:組曲《から騒ぎ》Op.11/
ファリャ(コハンスキ編):スペイン民謡組曲/
ラヴェル:ハバネラ形式による小品/
マスネ:タイスの瞑想曲 |
ジェシカ・マテース(ヴァイオリン)、
ロドニー・ウォータース(ピアノ) |
1807年ヨハネス・カイペルス製のヴァイオリンを操り、2005年からはアメリカのオースティン交響楽団でコンサートミストレスという重責を担っている女流ヴァイオリニストのソロ・アルバム。コーウェルやストラヴィンスキー、コルンゴルト、ファリャなど、プログラムは多国籍で多彩。またハイメ・ラレードやフィリップ・アントルモンから称賛の声が寄せられるなど実力も確か。 |
CRC 2967 |
コダーイ&バルトークのハンガリー民謡集 ——
バルトーク:
10のハンガリー民謡Sz.33より、
8つのハンガリー民謡Sz.64、20のハンガリー民謡Sz.92より/
コダーイ:ハンガリー民謡集より |
トーマス・ボグダン(テノール)、
サトウ・ヨシコ(ピアノ) |
1991年からメレディス・モンク&ヴォーカル・アンサンブルのメンバーとして活躍しているテノール歌手トーマス・ボグダンが歌うハンガリーの歌曲は、20世紀の大家バルトークとコダーイ。祖国ハンガリーの民謡を大切にした2人の大家の"ハンガリー民謡"を題材とした歌曲では、メレディス・モンクの薫陶を受けたトーマス・ボグダンの幅の広い表現力が秀逸。 |
CRC 2963 |
ライアス:サワードウの歌/
パターソン:ア・ボーイズ・ウィル/
ホイビー:
3つのフランス歌曲、デグジルの歌、冬と夏、ラスト・レター・ホーム |
スコット・ラグラフ(バリトン)、
アンドルー・ハドソン(ピアノ) |
20世紀を代表するイタリア生まれのアメリカ人作曲家メノッティの弟子リー・ホイビー(1926−)、同じくアメリカの中堅作曲家スティーヴン・ライアス(1966−)、マイケル・パターソン(1953−)の歌曲集。現代アメリカの作曲家たちの歌曲を歌うのは、シラキュース・オペラやタルサ・オペラ、ペンサコーラ・オペラなどアメリカのオペラ・ハウスで活躍するバリトン歌手スコット・ラグラフ。アメリカの近現代作品の理解者としても高い評価を得ている。 |
CRC 2972 |
東欧の木管三重奏曲集 ——
ルトスワフスキ:
オーボエ、クラリネットとファゴットのための三重奏曲/
ヒダシュ:オクラバ/
シュールホフ:ディヴェルティスマン/
シャウォフスキ:三重奏曲/
セーニ:5つの古い踊り/
ヴァレーズ:ソナチナ |
イースト・ウィンド・トリオ・ダンシュ |
ルトスワフスキやヒダシュ、シュールホフ。ポーランド、チェコ、ハンガリーなど"東欧"の作曲家たちの作品に限定した木管三重奏のための作品集。イースト・ウィンド・トリオ・ダンシュは、シトコヴェツキーが音楽監督を務めるグリーンズボロ響の現役首席奏者たち(Ob&Cl)と、アッシュヴィル響、ノースカロライナ・バレエ、グリーンズボロ響などの首席奏者を歴任したファゴット奏者による木管三重奏団。 |
CRC 2981 |
ワン・オヴ・ア・カインド 〜
クラリネットのための無伴奏作品集
——
フィリップス:ワン・オヴ・ア・カインド/
コヴァチ:ファリャへのオマージュ/
オッパーマン:アン・ソェル/
ハーヴェイ:ガーシュウィンの主題による組曲/
ストラヴィンスキー:無伴奏クラリネットのための3つの小品/
タワー:ウィングス/
フラワーズ:ヴィジョンズ・イン・ザ・ダーク/
カッファマン:ムーンフラワーズ・ベイビー! |
レベッカ・リシン(クラリネット) |
このレコーディングがファースト・アルバムとなるレベッカ・リシンは、1994年にポーランドのクラコウで開催された国際クラリネット・コンクールで第1位に輝いたアメリカの女流クラリネット奏者。無伴奏作品の王道ストラヴィンスキーからなど近現代の貴重なレパートリーがズラリと並ぶ。芯の通った音色による演奏は安定感抜群。 |
CRC 2977 |
バーレンス:ピアノ・ソロへのオマージュ ——
ケージへのオマージュ/ラフマニノフへのオマージュ/
幻想即興曲/トリビュータリーズ/
エメ・ヴ・ブラームス?/ショパンへのオマージュ |
ビアンカ・バチウ(ピアノ) |
ジュリアード音楽院でヴィンセント・パーシケッティに、アスペン音楽祭ではダリウス・ミヨーに作曲を師事したベテラン作曲家ジャック・バーレンス(1935−)のピアノ作品集。ショパンの「幻想即興曲Op.66」をポストモダン・スタイルに生まれ変わらせたバーレンスの「幻想即興曲」などが聴きどころ。 |
CHANDOS 1CD¥2400
|
CHAN 10544 |
ラフマニノフ:歌劇《けちな騎士》Op.24 |
ジャナンドレア・ノセダ(指揮)、
BBCフィルハーモニック、
イルダル・アブドラザコフ(バス)、
ミッシャ・ディディク(テノール)、
セルゲイ・ムルザエフ(バリトン)、
ピーター・ブロンダー(テノール)、
ゲンナジー・ベズベンコフ(バス) |
"知られざる名曲秘曲の伝道師"、ジャンドレア・ノセダとBBCフィルハーモニックがセルゲイ・ラフマニノフ財団のサポートを受けて推し進めているラフマニノフ・プロジェクト。「フランチェスカ・ダ・リミニ」(CHAN
10442)、「交響曲第1番」(CHAN
10475)に続くプロジェクトの第3弾に選ばれたのは、ラフマニノフ3大オペラの1つ「けちな騎士」!「交響曲第1番」の初演失敗により陥った出口の見えない深い闇から立ち直ったラフマニノフ。創作意欲の復活によって生まれた「ピアノ協奏曲第2番」、「チェロ・ソナタ」や「春」に続き、1903年〜1905年にかけてプーシキンの同名悲劇を題材として作曲された「けちな騎士」は、ボリショイ劇場の指揮者として培った経験が注ぎ込まれたラフマニノフの隠れた傑作である。BBCフィルハーモニックの首席指揮者(チーフ・コンダクター)との兼任で、トリノ王立歌劇場の音楽監督を務めている灼熱のマエストロ、ジャナンドレア・ノセダ。歌劇場の伝統を尊重しながらも斬新なプログラムや演出を続々と取り入れるなど、その手腕は絶大な評価を受けているだけに、この「けちな騎士」の完成度も非常に楽しみ。また今夏にザルツブルク音楽祭にデビューを果たしたアブドラザコフや、ノセダからの信頼も厚い期待のリリック・テノール、ディディクの歌声にも注目したい。 |
CHAN 10543 |
スポリアンスキー:映画音楽集 ——
《北西戦線》組曲/《コンゴウ部隊》より
3つの歌/
《奇蹟人間》組曲/夜の声/《幽霊西へ行く》組曲/
デディケーション/《キング・ソロモン》組曲/
ギャロップ/トッカティーナ |
ラモン・ガンバ(指揮)、
BBCコンサート・オーケストラ、
マーク・コールズ(バス)、
ロデリック・エルムス(ピアノ) |
映画音楽シリーズ最新作登場!ミッシャ・スポリアンスキー!"モーツァルトと同世代の作曲家シリーズ"と並ぶシャンドスのロングセラー、"シャンドス映画音楽シリーズ(Chandos
Movies)"の最新作はロンドンで開花したロシアの才能ミッシャ・スポリアンスキー(1898−1985)。1898年にビャウィストク(現ポーランド)で生まれたスポリアンスキーは、ワルシャワ、カリシ、ウィーン、ケーニヒスベルク(プロシア)、ベルリンなど各地を転々とする流浪の時代を経験。その後、1933年にナチスの台頭による共和政の崩壊を受けドイツを脱出し、ロンドンへと逃れたスポリアンスキー。この新天地で「北西戦線」や「コンゴウ部隊」、「キング・ソロモン」など40年間で50作品以上の映画音楽の作曲を手がけるなど、秘めていた才能を見事に開花させたのである。タクトを執るのはもちろん"シャンドス映画音楽シリーズ"の代名詞であり、映画音楽の達人としての名声を轟かせるマエストロ・ラモン・ガンバ。映画音楽ファン大注目のリリースです!※編曲=フィリップ・レーン(夜の声、デディケーションを除く全曲) |
CHAN 0762
〔Chaconne〕
¥2190 |
J・C・バッハ:6つのソナタOp.5 ——
ソナタ第1番変ホ長調Op.5-1/
同第2番ニ長調Op.5-2/同第3番ト長調Op.5-3/
同第4番変ホ長調Op.5-4/
同第5番ホ長調Op.5-5/同第6番ハ短調Op.5-6 |
ソフィー・イェーツ(チェンバロ) |
イェーツのJ・C・バッハ!『ソフィー・イェーツは、彼女自身の業績がイギリスで最も優秀なチェンバロ奏者の1人であるということを確かなものにしている」
〜 英デイリー・テレグラフ紙昨年2008年の来日公演でも成功を収めた英国有数の女流チェンバロ奏者ソフィー・イェーツ。2005年に発表されたA-L・クープラン(大クープランの孫)の作品集以来となる久々の新譜は、"ロンドンのバッハ"、"ミラノのバッハ"などの異名を持つ大バッハの末子ヨハン・クリスティアン・バッハ(1735−1782)の「ソナタ集Op.5」。オペラ作曲家として成功するなどバッハ一族の中で異才を放ったJ・C・バッハの「ソナタ」は、神童時代のモーツァルトに影響を与えるなど音楽史の観点からも重要な作品である |
CHAN 10563 |
マンドリンとギターのためのスーヴェニア ——
オルティス:パシージョ/
ピノ:エル・フサガスゲーニョ/
ニエト・S.:バジェ・デル・カウカ/
ハジダキス:マザーとシスター、ケマル/
ブードゥーニス:エレナへのチフテテリ/
ザンブラーノ:ベネソラーナ組曲/
ナワタ:桜/
スティーブンス:富士山/
ゼレガ:オヴィオのお土産/
レオナルディ:シチリアのお土産/
ムニョス:エル・デュエンデ/
アングーロ:デ・アイレス・アンティグオ/
ディアス:ポルカ、悲しいワルツ/
テオドラキス:ホェア・ハズ・マイ・ボーイ・フロウン・トゥ?/
ファンパス:ソウスタ/
キオウラフィデス:ディフェレンシャス/
タディチ:ウォーク・ダンス/
カウフマン:ブルレッタOp.62、ミトカ・ドラゴミルナOp.63 |
アリソン・スティーヴンス(マンドリン)、
クレイグ・オグデン(ギター) |
1999年にリリースされ、マンドリンとギターのデュオ・アルバムの決定盤として親しまれてきた「コレリ大佐のマンドリン」(CHAN
9780)から早や10年。シャンドスに帰還したスティーヴンスとオグデンのデュオのニュー・アルバムは、南米コロンビアやメキシコ、ギリシャなどこの10年間で培った世界各国の珍しい小品を集めた「スーヴェニア」。生没年不詳の知られざる作曲家から、テオドラキス、スティーヴンス自作の「富士山」など構成力の高さは前作を凌ぐ。 |
CHAN 0763
〔Chaconne〕 |
哀歌 ——
ビクトリア:
《エレミアの祈祷が始まる》より 第3朗読、
《わたしは知った者》より
第3朗読、
《主の慈しみは》より 第1朗読、
《敵は手を伸ばし》より 第3朗読/
ジェズアルド:
《我が魂は悲しみに満ち》より
レスポンソリウム第2番/
ホワイト:《エルサレムは罪を犯ししゆえ》より
第1朗読、第2朗読/
パレストリーナ:
《我が魂は悲しみに満ち》より
第3朗読、
《エレミアの祈祷が始まる》より第3朗読/
ジェズアルド:《暗闇とはなりぬ》より
レスポンソリウム第5番 |
ノルディック・ヴォイセズ |
北欧ノルウェー発、6重唱のア・カペラ・グループ、ノルディック・ヴォイセズのレコーディング第2弾は、16世紀〜17世紀初頭にかけて活躍した4人の作曲家たちの「哀歌」集。ノルディック・ヴォイセズの歌声はワシントンポスト紙で『イントネーション?完璧だ。アンサンブル?フレージング、ダイナミクス、色彩感・・全てが見事に調和されている。』と絶賛を受けている。6重唱という小編成の特性を活かした透明感に満ちたハーモニーは、今後さらに注目を集めることになるだろう。 |
CHANDOS CLASSICS
|
CHAN 10536X
\2000 |
プロコフィエフ:イワン雷帝(コンサート・シナリオ版) |
リンダ・フィニー(コントラルト)、
ニキータ・ストロエフ(バス)、
ネーメ・ヤルヴィ(指揮)、
フィルハーモニア管弦楽団 |
スタセヴィチ編曲の"オラトリオ版"ではなく、名アレンジャー、クリストファー・パルマーがアレンジを施した"コンサート・シナリオ版"という珍しい「イワン雷帝」のレコーディング。パルマー版のスコアを細部まで研究し尽くした御大ヤルヴィのタクトが、雷帝イワン4世を召喚する!1991年3月2日−3日の録音。デジタル・リマスターによる移行新装再発売。 |
CHAN 10537X
\2000 |
プロコフィエフ:
十月革命20周年のためのカンタータOp.74/
バレエ音楽《石の花》Op.118より |
ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー(ナレーター)、
ネーメ・ヤルヴィ(指揮)、
フィルハーモニア管弦楽団&合唱団 |
ヤルヴィが指揮、ロジェストヴェンスキーがナレーションを担当するなど、2人の巨匠の共演が実現した「十月革命20周年のためのカンタータ」全曲録音。ソヴィエト政府が樹立するきっかけとなった「十月革命」を祝うための壮大なカンタータと、ヤルヴィとロジェストヴェンスキーの強力タッグという濃厚すぎる組み合わせが凄い。1992年6月8日−9日の録音。デジタル・リマスターによる移行新装再発売。 |
CHAN 10538X
\2000 |
プロコフィエフ:
歌劇《戦争と平和》Op.91からの交響組曲/
交響組曲《夏の夜》Op.123/ロシア序曲Op.72 |
ネーメ・ヤルヴィ(指揮)、
フィルハーモニア管弦楽団 |
初リリース時には英グラモフォン誌のレコーディング・オヴ・ザ・マンス(月間最優秀録音)にも選出されたヤルヴィ&フィルハーモニアの名盤の1つ。ウォルトンの映画音楽のアレンジでもお馴染みのクリストファー・パルマーによる「戦争と平和」からの交響組曲の録音は貴重。1991年3月2日&11月15日の録音。デジタル・リマスターによる移行新装再発売。 |
CHAN 10539X
\2000 |
プロコフィエフ:
《ロメオとジュリエット》組曲第1番/同第2番/同第3番 |
ネーメ・ヤルヴィ(指揮)、
ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管弦楽団 |
プロコフィエフ最大の代表作にして不朽の名作「ロメオとジュリエット」の組曲集。エストニアの音楽一族ヤルヴィ家の長、ネーメ・ヤルヴィの情熱とプライドにロイヤル・スコティッシュ管が見事なまでに応えた凄演である。1984年〜1986年の録音。デジタル・リマスターによる移行新装再発売。 |
CHAN 10540X
\2000 |
プロコフィエフ:
ヴァイオリン協奏曲第1番ニ長調Op.19/
同第2番ト短調Op.63/
ヴァイオリン・ソナタ第1番ヘ短調Op.80* |
リディア・モルドコヴィチ(ヴァイオリン)、
ネーメ・ヤルヴィ(指揮)、
ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管弦楽団、
ゲルハルト・オピッツ(ピアノ)* |
タネーエフ&リムスキー=コルサコフ(CHAN
10491)で復活を果たしたヤルヴィ&モルドコヴィチの百戦錬磨コンビによるプロコフィエフの協奏曲集。ゲルハルト・オピッツが伴奏を弾いたヴァイオリン・ソナタ第1番もかなり魅力的。1988年9月27日−30日&1984年10月9日−10日*の録音。デジタル・リマスターによる移行新装再発売。 |
CHAN 10541X
(2CD)
\4000 |
プロコフィエフ:劇音楽《エフゲニー・オネーギン》
(英語歌唱版) |
ティモシー・ウェスト(語り)、
サミュエル・ウェスト(語り)、
ニアマ・キューザック(語り)、
ドミニク・マフハム(語り)、
ヘレナ・マッカーシー(語り)、
テレンス・ハーディマン(語り)、
キャサリン・フーグ(ソプラノ)、
アンドルー・ラット(バス)、
ジュリアン・ウォーカー(バス)、
エドワード・ダウンズ(指揮)、
シンフォニア21、
ニュー・カンパニー・コーラス |
奇しくもサー・エドワード・ダウンズ(1924−2009)の追悼リリースとなってしまった「エフゲニー・オネーギン」の英語歌唱による全曲盤。アメラダ・ヘス社、プロコフィエフ財団をサポート受けて実現した全曲録音では、ティモシー・ウェストやニアマ・キューザックなどの人気俳優による語りもポイント。1994年3月22日−23日&7月25日の録音。デジタル・リマスターによる移行新装再発売。 |
Chandos Opera In English
|
CHAN 3161
\2000 |
偉大なるオペラ・アリア集Vol.21 ——
チレア:歌劇《アドリアーナ・ルクヴルール》より
私は創造の神のいやしい召使い/
チャイコフスキー:歌劇《スペードの女王》より/
レオンカヴァッロ:歌劇《道化師》より
彼の目は怒りで光り/
ボイト:歌劇《メフィストフィーレ》より/
R・シュトラウス:歌劇《アラベラ》より/他 |
シェリル・ベイカー(ソプラノ)、
ジリアン・ケイス(ソプラノ)、
ウィリアム・デイズリー(バリトン)、
デイヴィッド・パリー(指揮)、
ロンドン・フィル |
"シャンドス"と"ピーター・ムーア財団"の共同制作による英語版オペラの"アリア"シリーズ第21集は、オーストラリアの名ソプラノ、シェリル・ベイカーが主役。オーストラリアの公用語でもある英語で"アリア"を歌えるのは、ベイカーにとって特別な出来事になったという。 |
CHANNEL CLASSICS
|
CCSSA 28309
(SACD Hybrid Multichannel)
\3200→¥2990 |
ブラームス:
ハンガリー舞曲第14番ニ短調(I・フィッシャー編)/
ハイドンの主題による変奏曲Op.56a/
交響曲第1番ハ短調Op.68 |
イヴァン・フィッシャー(指揮)、
ブダペスト祝祭管弦楽団 |
マエストロの自信作、マーラーの「交響曲第4番」(CCSSA
26109/RCCSSA 26109)が英グラモフォン誌のエディターズ・チョイス選出を筆頭に世界中のメディアを賑せているイヴァン・フィッシャーとブダペスト祝祭管弦楽団。世界的成功を収めたマーラーの「交響曲第6番」、「交響曲第2番」、「交響曲第4番」の録音や、ブダペスト・マーラー音楽祭の創設など快進撃を続ける"奇跡のコンビ"の次なるステージ、チャンネル・クラシックス専属第9弾はブラームスの「交響曲第1番」!チャンネル・クラシックスへの移籍以降、ラフマニノフを皮切りにチャイコフスキー、マーラー、ベートーヴェン、ロッシーニなど、ハンガリー音楽にこだわらない様々な作品を取り上げてきたフィッシャー&ブダペスト祝祭管。フィッシャー自身のアレンジによる「ハンガリー舞曲第14番」、崇高なコラールが響く「ハイドンの主題による変奏曲」、そしてメイン・プログラム「交響曲第1番」の3作品によるレコーディングは、イヴァン・フィッシャーの思い描くブラームス・プログラムの理想形が具現化されたものなのである。ストレートなアプローチはもちろんのこと、チャイコフスキーの「交響曲第4番」(CCSSA
21704)で披露してくれた第1楽章冒頭"運命の動機"での大胆な解釈など、ハンガリーの鬼軍曹のアイディアは無尽蔵。怒涛の快進撃を続ける"奇跡のコンビ"が完成させたブラームスの全貌とは!?乞うご期待! |
CCSSA 29209
(SACD Hybrid Multichannel)
\3200 |
愛と狂気 〜 ヘンデル:アリア集 ——
歌劇《ベレニーチェ》より
ベレニーチェのアリア 〜 Chi
t'intende?/
歌劇《テーゼオ》より メデアのアリア
〜
Moriro/
協奏的四重奏曲/
歌劇《リナルド》より アルミレーナのアリア
〜
涙の流れるままに/
オーボエ協奏曲ト短調/
歌劇《アマディージ》より メリッサのアリア
〜
ああ、何と残酷な/
カンタータ《魅惑的な唇に悩まされ》/
歌劇《テーゼオ》より メデアのアリア
〜
甘い休息/
オラトリオ《時の悟りと勝利》より
美のアリア
〜 Io sperai/
歌劇《アリオダンテ》より
アリオダンテのアリア 〜 不貞の女め/
カンタータ《私の胸は騒ぐ》〜アダージョ、アリア/
カンタータ《愛の妄想》〜前奏曲/
歌劇《リチャードⅠ世》より
コンスタンツァのアリア 〜
愛しい方、私のもとへ |
ヨハネッテ・ゾマー(ソプラノ)、
バート・シュニーマン(バロック・オーボエ)、
ムジカ・アンフィオン |
古楽界の花、ゾマーが歌うヘンデルのアリア集!同郷のフェルトホーフェン&オランダ・バッハ協会や、世界各国の古楽団体から招かれ、その美しき歌声を響かせ続けている古楽系ソプラノ、ヨハネッテ・ゾマーのヘンデル・アルバムは、バロック・オーボエの名手バート・シュニーマン、オランダのピリオド・アンサンブル、ムジカ・アンフィオンとの共演によるアリア集。ヘンデルがオペラの題材として好んで用いた"ギリシャ神話"と"ローマ神話"。神話の世界で繰り広げれた喜怒哀楽の入り混じる人間模様が、ゾマーの歌声を通じてドラマチックに、そして鮮明に浮かび上がる。またこのゾマーとシュニーマンによる「アリア集」では、ソプラノはもちろんのことヘンデルが特別な楽器と意識していた"オーボエ"が果たす役割も大きい。ヘンデルの"アリア"によって、"ソプラノ"と"オーボエ"という異なる2つの存在が恋に落ちる
——。 |
CCSSA 28809
(SACD Hybrid Multichannel)
\3200 |
カトナ・ツインズ 〜 ファリャ ——
ファリャ:
歌劇《はかなき人生》より
スペイン舞曲/
バレエ音楽《恋は魔術師》/
バレエ音楽《三角帽子》より
3つの小品/
7つのスペイン民謡/
クロード・ドビュッシーの墓碑銘のための讃歌/
お前の黒い瞳 |
カトナ・ツインズ
〔ペーター・カトナ(ギター)、
ゾルターン・カトナ(ギター)〕、
ファニータ・ラスカーロ(ソプラノ)、
ダビド・ガルシア・ミル(打楽器) |
スカルラッティからピアソラという驚異的なレパートリーと抜群のコンビネーションで聴衆を沸かせるハンガリー生まれの双子ギター・デュオ、カトナ・ツインズの新録音はマヌエル・デ・ファリャの作品集。カトナ・ツインズのファリャには、2本のギターにソプラノや打楽器が加わるなどアレンジや編成も本格的。「恋は魔術師」や「三角帽子」、「スペイン舞曲」など代表作をズラリと揃えたカトナ・ツインズのファリャが熱い! |
CCSSA 29309
(SACD Hybrid Multichannel)
\3200→¥2890 |
モーツァルト:
ヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲変ホ長調K.364*/
ハイドン:
ヴァイオリン協奏曲ハ長調、
ヴァイオリン協奏曲第4番ト長調 |
レイチェル・ポッジャー(ヴァイオリン/ストラディヴァリウス&ペザリニウス)、
パヴロ・ベズノシウク(ヴィオラ/ストラディヴァリウス)*、
エイジ・オブ・インライトゥメント管弦楽団 |
盟友ゲイリー・クーパーとのデュオで"バロック・ヴァイオリン"&"フォルテピアノ"によるモーツァルトの「ヴァイオリン・ソナタ」全曲録音を実現させたバロック・ヴァイオリンの天女レイチェル・ポッジャー。バロック・ヴァイオリンを携え華麗に舞う天女の次なる舞台は、エイジ・オブ・インライトゥメント管を弾き振りしたモーツァルト&ハイドン!モーツァルトの名作「協奏交響曲」でポッジャーとコンビを組むのは、ビーバーの「ロザリオのソナタ」(AV
0038)で旋風を巻き起こした鬼才パヴロ・ベズノシウク。2人の名手の"対話"が創り出す、唯一無二の「協奏交響曲」に感動必至!またハイドン・イヤーを祝うハイドンの協奏曲も、大反響を呼んだヴィヴァルディの「ラ・ストラヴァガンツァ」(CCSSA
19503)以来の協奏曲録音となるだけに期待せずにはいられない。ポッジャーが歩む新たなる「現在進行形の発見の旅」。ご期待下さい! |
CCSSA 26609
(SACD Hybrid Multichannel)
\3200 |
止めどない涙と 〜 17世紀イギリスの歌と哀歌
——
ロバート・ジョンソン(1583−1633)、
ヘンリー・ロウズ(1595−1662)、
ペラム・ハンフリー(1647−1674)、
ヘンリー・パーセル(1659−1695)、
ニコラス・ラニアー(1588−1666)、
ジャック・ゴティエ、の歌曲を収録 |
ヨハネッテ・ゾマー(ソプラノ)、
フレッド・ヤコブス(リュート&テオルボ) |
オランダ・バッハ協会、フロリレジウムとの共演、ブリュッヘンやヘレヴェッヘ、コープマンなど古楽界の巨匠たちからも厚い信頼を寄せられている古楽唱法の世界的名手ヨハネッテ・ゾマー。「光り輝くローマ」(CCSSA
19903)や「カッチーニの新音楽」(CCSSA
21305)、「レスプリ・ガラ」(CCSSA
24307)での好演が世界的な評価を得ているゾマーとヤコブスのデュオによる「止めどない涙と」は17世紀のイギリスが舞台の歌曲集。これまでに数々の名演、名唱を生み出してきたゾマーの歌声とヤコブスのリュート&テオルボ。パーセルの「しばしの音楽(エディプス王より)」など、英国の美しき"歌"を集めた「止めどない涙と」は、17世紀イギリスのメランコリーとユーモアを漂わせる逸品である。 |
CCSSA 24409
(SACD Hybrid Multichannel)
\3200 |
ボヘミアン・アルバム ——
ドヴォルザーク:弦楽セレナード
ホ長調Op.22/
ハース:弦楽四重奏曲第2番Op.7《猿の山々から》
(弦楽オーケストラ&打楽器版)/
シュールホフ:弦楽四重奏のための《5つの小品》WV.68
(弦楽オーケストラ版) |
カンディダ・トンプソン(ヴァイオリン&芸術監督)、
アムステルダム・シンフォニエッタ |
チャイコフスキーの「フィレンツェの思い出」(CCSSA
21504)や、ベートーヴェン&ウォルトンの弦楽作品(CCSSA
23005)、ショスタコーヴィチの弦楽四重奏曲(CCSSA
26007)を"弦楽合奏版"という一味違うアプローチで発表してきたアムステルダム・シンフォニエッタの"ボヘミアン・アルバム"。この"ボヘミアン・アルバム"では、ドヴォルザークの名作「弦楽セレナード」と、同じくチェコのハースとシュールホフの弦楽四重奏曲(もちろん弦楽合奏版!)をカップリング。弦楽合奏が醸し出すボヘミアの香りもまた格別。アムステルダム・シンフォニエッタは23人による演奏を基本形態とするオランダの常設アンサンブル。1995年にコンサートマスターに就任したカンディダ・トンプソンが2003年から音楽監督を務めている。 |
CCS 25109
\2400 |
ワイル:《三文オペラ》からの組曲/
トッホ:歌劇《エゴンとエミリー》Op.46/
シュールホフ:ジャズ・オラトリオ《ロイヤル・オーク》 |
エレーナ・フィンク(ソプラノ)、
ハイム・レヴァノ(ナレーター)、
ダニエル・ロイス(ナレーター)、
ベルナール・ローネン(テノール)、
オーサ・オルソン(ソプラノ)、
ヴェルナー・ハーバース(指揮)、
エボニー・バンド、カペラ・アムステルダム |
ロイヤル・コンセルトヘボウ管でソロ・オーボエとして活躍したヴェルナー・ハーバースが、コンセルトヘボウ管のメンバーなどツワモノたちと1990年に結成したオランダのアンサンブル。エボニー・バンドは、20世紀前半の知られざる作曲家たち、忘れられた作曲家たちの作品の発掘を目指しており、シュールホフの2タイトル(CCS
6994、CCS 9997)はオランダの権威あるエジソン賞を獲得するなど高い評価を得ている。今作も英国戦艦「ロイヤル・オーク(H.M.S.Royal
Oak)」を題材としたシュールホフのジャズ・オラトリオを収録するなど、これまで以上にかなり濃厚。 |
CCSSASEL 5509
(SACD Hybrid Multichannel/
特別価格)
\2400 |
スーパー・アーティスツ・オン・スーパー・オーディオVol.6
——
J・S・バッハ:カンタータ第209番《悲しみのいかなるかを知らず》より
レチタティーヴォ(CCSSA 27208)
〜
ルーシー・クロウ(ソプラノ)、フロリレジウム/
J・S・バッハ:モテット第3番《イエスよ、わが喜び》より
いざ、さらば(CCSSA 27108)
〜
ピーター・ダイクストラ(指揮)、オランダ室内合唱団/
シューマン:ダヴィット同盟舞曲集Op.6より
荒々しく,そしてほがらかに(CCSSA
28709)
〜
パオロ・ジャコメッティ(ピアノ)/
ハイドン:弦楽四重奏曲第68番変ホ長調Op.64-6より
Allegro(CCSSA 28209) 〜
アムステルダム弦楽四重奏団/
ムファット:協奏曲第7番より
Menuet(CCSSA
27408) 〜 オランダ・バロック協会/
ロッシーニ:弦楽のためのソナタ
ト長調より
Allegro(CCSSA 27708) 〜
イヴァン・フィッシャー(指揮)、ブダペスト祝祭管弦楽団/
スウィングしなけりゃ意味がない(CCSSA
29008)
〜 フローマーマン/
ヴァーゲンザイル:トロンボーン協奏曲変ホ長調より
Allegro Assai(CCSSA 26708)
〜
ヨルゲン・ファン・ライエン(サックバット)、
コンバッティメント・コンソート・アムステルダム/
ハイドン:ピアノ・ソナタ第48番ハ長調Hob.XVI-48より
Rondo, Presto(CCSSA 26509)
〜 ゲイリー・クーパー(フォルテピアノ)/
中国歌曲:ママ・イン・ザ・キャンドルライト(CCSSA
80908) 〜
ジンマ・ファン(テノール)、レイニルド・メース(ピアノ)/
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番ハ短調Op.18より
Adagio Sostenuto(CCSSA 26308)
〜
デヤン・ラツィック(ピアノ)、
キリル・ペトレンコ(指揮)、ロンドン・フィルハーモニック管弦楽団/
カプレ:フランス風に(CCSSA
28908) 〜
ラヴィニア・マイアー(ハープ)/
ヴェローゾ:ミケランジェロ・アントニオーニ(CCSSA
25508) 〜
メリディアン・アーツ・アンサンブル/
ショスタコーヴィチ:チェロ協奏曲第2番ト長調より
Allegretto(CCSSA 25308)
〜
ピーター・ウィスペルウェイ(チェロ)、
ユルイェン・ヘンペル(指揮)、シンフォニエッタ・クラコヴィア/
J・C・バッハ:カンタータ《愛しい女よ、汝は美しく》より(CCSSA
27308) 〜
ヨス・ファン・フェルトホーフェン(指揮)、オランダ・バッハ協会//
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ第33番ヘ長調K.377より
Tempo di Menuetto(CCSSA
26208) 〜
レイチェル・ポッジャー(ヴァイオリン)、ゲイリー・クーパー(フォルテピアノ)/
ダウランド:ジョン・スミス卿のアルメイン(CCSSA
25408) 〜
マシュー・ワーズワース(リュート)/
ファランク:トリオOp.45より
Scherzo(CCSSA
26408) 〜
エミリー・バイノン(フルート)&フレンズ/
マーラー:交響曲第4番ト長調より
Ruhevoll, Poco Adagio(CCSSA
26109)
〜
イヴァン・フィッシャー(指揮)、ブダペスト祝祭管弦楽団 |
好評チャンネル・クラシックスのSACDサンプラー第6弾には、同レーベルがSACDテクノロジーを導入してからの8年間にリリースされたタイトルから厳選に厳選を重ねて選ばれた19トラックを収録。ポッジャーやラツィック、フィッシャー&ブダペスト祝祭管、オランダ・バッハ協会など超一流アーティストの名演を楽しむも良し!チャンネル・クラシックが誇るハイ・クォリティ・サウンドを味わうも良し!クラシック・ファンはもちろんのこと、オーディオ愛好家にもオススメしたい1枚です。 |
DAL SEGNO 1CD¥2400
|
DSPRCD 400 |
ラグタイム・アット・ザ・リッツ ——
オール・ドレス・アップ/ブレイズ・アウェイ/
ナイト・オヴ・グラドネス/リトル・ガダバウト/
口ぶえをふくルーファス/ソレッラ/
タンバリンとオレンジ/湖上の美人/
ロウ・ロウ・ロウ/ロバート・E.リー/他 |
パーム・コート・オーケストラ |
ピアノ・ロールの再生&デジタル収録、リリースで定評のあるイギリスのダル・セーニョ(Dal
Segno)の新シリーズは、1976年にシドニーで結成されたサロン・オーケストラ、パーム・コート・オーケストラの復刻集。1977年〜1979年の録音。 |
DSPRCD 401 |
ダンシング・オン・ア・サマー・ローン ——
ピンク・レディ/ア・パーフェクト・デイ/
デザイア・ドゥ・モーメント/アロハ・オエ/
メロディ/悲しいワルツ/西部の小さな灰色の家/
まるでバラのように/妖精の夢/
スリル/ドリーミング/オ・ソレ・ミオ/他 |
パーム・コート・オーケストラ |
シドニーのヒルトン・ホテル、メルボルンのグランド・ウィンザー・ホテルなどを舞台として優雅な演奏を繰り広げ続けたパーム・コート・オーケストラ。オーストラリアの外に出る機会に恵まれてこなかった演奏は、ベル・エポック時代のスタイルを彷彿とさせる。1977年〜1979年の録音。 |
DANACORD
|
DACOCD 689
\2500→¥2290 |
2008年度フーズム城音楽祭ライヴ録音〜
稀少ピアノ作品集第20集 ——
リュリ(ゴドフスキ編):サラバンド
ホ短調、
ラコフ(ギンツブルク編):ロシアの歌、
インファンテ:セビリャーナ(ダニエル・ベルマン)/
タレガ(アトウッド編):アランブラの思い出、
フォーレ(アトウッド編):ゆりかごOp.23-1(コージ・アトウッド)/
リスト:トッカータ、マルクス:アルバムブラット、
ヴィエネ:ジャワ(ドニ・パスカル)/
ヴィークルンド:もの思いにふけって、
シマノフスキ:
マズルカOp.50-2、同Op.50-3(ペーテル・ヤブロンスキー)/
ツェムリンスキー:愛Op.9-3、
コルンゴルト:ソナタ第2番ホ長調Op.2より第3楽章、
フリードマン:前奏曲Op.96-3(ペーター・フロウンジャン)/
フリードマン:
マスク・ガランテOp.81-2、
アルルキナードOp.81-3、
ロータ(ペンティネン編):
《フェリーニのアマルコルド》のテーマによる即興曲
(ローランド・ペンティネン)/
カステルヌオーヴォ=テデスコ:糸杉Op.17、
トレネ(ワイセンベルク編):
巴里で四月に、街角、ブン!(マルク=アンドレ・アムラン) |
マルク=アンドレ・アムラン(ピアノ)、
ペーテル・ヤブロンスキー(ピアノ)、
ダニエル・ベルマン(ピアノ)、
コージ・アトウッド(ピアノ)、
ドニ・パスカル(ピアノ)、
ペーター・フロウンジャン(ピアノ)、
ローランド・ペンティネン(ピアノ) |
稀少ピアノ作品のEXPO!フーズム城音楽祭2008!世界に名だたるピアニストたちが一同に集い、レア度MAXの秘曲を披露するレア・レパートリーのEXPO「フーズム城音楽祭」2008年公演のライヴも豪華でマニアック!世界中のピアノ・マニアから熱い支持を受け続ける「フーズム城音楽祭」のスタートは1987年。ダナコード(Danacord)は1989年の第3回から録音を開始しており2008年のライヴ盤は20枚目のリリースとなる。2008年のフーズム城音楽祭も、超人マルク=アンドレ・アムラン、北欧の雄ペーテル・ヤブロンスキー、ローランド・ペンティネンなど参加ピアニストは豪華絢爛!そして収録作品のレア度マニアック度の高さは例年以上!ピアノ・ファンのマニア心をくすぐる逸品の登場です。2008年8月16日〜23日の録音。 |
DAPHENEO
|
Dapheneo A510
\2500 |
デュクルック:アルト・サクソフォンとピアノのための作品集
——
8つのフランスの小品/叙情的な歌/
叙情的な歌第3番/叙情的な歌第5番/
月下の星/サックス=ヴォリュビル/
セルメラ=サックス/ダイナの哀訴/
レッド・サックス/ジャズ・トッカータ/
憂鬱/ゴールデン・サックス |
ジャン=ピエール・バラグリオリ(サクソフォン)、
フロレスタン・ブタン(ピアノ) |
フランスが世界に誇る吹奏楽の超名門、ギャルド・レピュブリケーヌ管弦楽団のソロ・サクソフォン奏者ジャン=ピエール・バラグリオリのソロ・アルバム!ギャルドのサクソフォン・セクションの顔でもあるバラグリオリは、パリ音楽院ではサクソフォンと室内楽の1等賞を獲得、またメニューイン財団賞を授与されるなど、サクソフォン大国フランスの中でも際立った存在感を放つ名手である。バラグリオリが吹くフェルナンド・デュクルック(1896−1954)はフランスとアメリカで活躍した女流作曲家、オルガニスト。管楽器のためのメロディアスな作品は当時の楽団員たちによって演奏されるなど、パリ・ギャルドとの縁も深い。 |
ET’CETERA(Olive Music) 1CD¥2500
|
OM 002
(KTC 1902) |
トレチェント 〜 14世紀のイタリア音楽 ——
マショー:
恋人よ,私の心を連れ去って、
私が嘆いてもしかたがない、恋人よ,目を向けないで、
落胆し苦しんで/ボローニャ:木陰に花を見る時/
フロレンティア:
神の裁き、慈悲は期待できない、
逃げろ,ジャンニ,酒飲みよ/
フィレンツェ:ドンナ・ラルトルイ・ミラル(器楽)/
ペルージャ:
おお,お慈悲を、気になどしない、
プラス・リース・デス・リース/
作者不詳:トロット(器楽)/
チコーニア:
慈悲を,さもなければを死を、あなたの愛の炎を、泉のほとり |
ジル・フェルドマン(ソプラノ)、
ケース・ブッケ(リコーダー&フィドル) |
中世ルネサンス、バロックのスペシャリストとして高名なソプラノ歌手ジル・フェルドマンと天才リコーダー奏者ケース・ブッケ夫妻の創設したレーベル「オリーヴ・ミュージック(Olive
Music)」がエトセトラ(Et'cetera)から新装登場!この「トレチェント」はオリーヴ・ミュージックの代表作。ソプラノと笛のみ、ほかに一切の伴奏なしで歌われる中世の歌が心地よい。「OM
002」からの移行再発売。
※このディスクは「KTC 1902」として新装されていますが、これまで通り日本語曲目表記オビ付き仕様の「OM
002」としてご提供させていただきます。 |
KTC 1903 |
デュファイ:シャンソン集 ——
よい日、よい月、よい年、そして何かよいこと/
ああ、どうしたらよいのか?/私は心をこめ、思いをこらして/
私の心はいつも私を思いにふけさせる/
ああ、死なんばかりの悲しみ/
あでびとは、塔のほとりに/あの気高い顔/
ああ、いとしい人よ/私の心は殉教者のように痛む/
新年の日/燃えるような眼差しが、恋人よ/
さらばラノワのよき酒/まこと隠れもない貴公子の名を讃え |
テトラクティス
〔ジル・フェルドマン(ソプラノ)、
ケース・ブッケ(ヴィエール&フルート)、
マリア・クリスティーナ・クリアリー(ハープ)、
ヤーネ・アクトマン(ヴィエール)〕 |
ジル・フェルドマンとケース・ブッケ夫妻の古楽アンサンブル"テトラクティス"が奏でるデュファイのシャンソン集も絶品。ジル・フェルドマンの持ち味が活きるプログラムである。「OM
005」からの移行再発売。 |
GIMELL
|
CDGIM 211
(2CD/1枚分価格)
\2400→¥2190 |
タリス・スコラーズ 〜 フランドル楽派の巨匠たち
——
ハインリヒ・イザーク(c.1450−1517):使徒のミサ/
ヨハンネス・オケゲム(c.1425−1497):
ミサ曲《わたしは苦しんで》/
オルランドゥス・ラッスス(1532−1594):
ミサ曲《わたしに口づけしてくださるように》/
チプリアーノ・デ・ローレ(c.1515−1565):
ミサ曲《万物の連なりを越えて》/
アントワーヌ・ブリュメル(c.1460−c.1520):
ミサ曲《見よ、大地が大きく揺れ動き》 |
ピーター・フィリップス(ディレクター)、
タリス・スコラーズ |
天上から降り注ぐかのような神々しいハーモニーを生み出す当代屈指のア・カペラ・グループ"タリス・スコラーズ"。2003年に「エッセンシャル・タリス・スコラーズ」(CDGIM
201)でスタートしたタリス・スコラーズの大好評ベスト盤の第11弾は、その名も「フランドル楽派の巨匠たち」!ブルゴーニュ楽派からの流れを受け継ぎ、タリス・スコラーズがミサ曲の全曲録音を進行させている"ジョスカン・デ・プレ"(c.1440−1521)といった当時を代表する音楽家を数多く輩出するなど、ルネサンス時代に黄金時代を築いた"フランドル楽派"。ここには15世紀〜16世紀に隆盛を誇ったフランドル楽派の各世代を代表する"5人の巨匠たち"、イザーク、オケゲム、ラッスス、ローレ、ブリュメルによる偉大なる"5つのミサ曲"を収録!音楽史に燦然と輝く"フランドル楽派"のポリフォニー音楽の魅力、そして進化と発展を、タリス・スコラーズの究極のハーモニーが伝えてくれる
——。ピーター・フィリップスによって1973年に結成されたア・カペラ・グループ「タリス・スコラーズ」は、2007年6月に行われた来日公演で日本公演通算100回記念&世界公演通算1500回という偉業を達成。去る6月に行われた来日公演での大絶賛を博した名唱も記憶に新しい。グループ名の由来となった16世紀イギリス音楽の大家トマス・タリスやジョスカン、アレグリなどの音楽史上にその名を遺す偉大な作曲家たちの作品を続々と発表し、確かな理論に裏づけされた歌唱法と群を抜くハーモニーで世界中のファンに大きな感動を与え続けている。 |
GLOSSA
|
GCD 921110
\2500→¥2290 |
モーツァルト:ホルンのための作品集 ——
ホルン協奏曲第3番変ホ長調K.447/
アリア《あなたから遠く離れて》〜
歌劇《ポントの王ミトリダーテ》K.87より/
ホルン五重奏曲変ホ長調K.407/音楽の冗談K.522/
ホルンのための12の二重奏曲K.487より |
トゥーニス・ファン・デァ・ズヴァールト(ナチュラルホルン)、
フランス・ブリュッヘン(指揮)、
18世紀オーケストラ、
クラロン・マクファデン(ソプラノ)、
エルヴィン・ヴィーリンガ(ナチュラルホルン)、
マルク・デストリュベ(ヴァイオリン)、
スタース・スヴィールストラ(ヴァイオリン&ヴィオラ)、
アルベルト・ブリュッヘン(チェロ)、
ロベルト・フラネンベルグ(コントラバス) |
オーストリアの天才ツェートマイヤーをソリストに迎えたモーツァルトの「ヴァイオリン協奏曲集」(GCD
921108)、オランダ系アメリカ人作曲家ロン・フォードの"間奏曲"を加えた刺激的なハイドンの「十字架上のキリストの最後の7つの言葉」(GCD
921109)など、続々と新録音を発表してきた巨匠フランス・ブリュッヘン&18世紀オーケストラ。そして早くも登場する最新盤は、ホープリッチとのクラリネット協奏曲と同等、もしくはそれ以上の衝撃と感動を予感させるモーツァルトの「ホルンのための作品集」!ザルツブルクの宮廷楽団で活躍するなど当時を代表するホルンの名手だったヨーゼフ(イグナーツ)・ロイドゲープ。自身よりも25歳近く年上だったこの友人と意気投合したモーツァルトが、ロイドゲープのために「4つのホルン協奏曲」を作曲したというエピソードは非常に有名。ソリストを務めるトゥーニス・ファン・デァ・ズヴァールトは、18世紀オーケストラとフライブルク・バロック・オーケストラの首席奏者を兼務するなど古楽大国オランダが誇るナチュラルホルンの世界的名手。ブリュッヘン&18世紀オーケストラとの「ホルン協奏曲第3番」、18世紀オーケストラの盟友たちとの共演による「室内楽作品」、アメリカのソプラノ歌手マクファデンを迎えての「アリア」など、作品のスタイルによって変わるナチュラルホルンの役割や音色がモーツァルトの意図した作曲当時の作品の姿を伝えてくれることだろう。"18世紀の傑作に相応しい名演奏"と"
作品初演時の感動の再現"を目指す巨匠ブリュッヘンと名手ズヴァールトによるモーツァルト。大反響必至!録音:2006年6月−2008年7月、ブレシア(イタリア)、フェーネンダール(オランダ)、マドリッド(スペイン)での録音。 |
GCD 921509
\2500 |
リュリ:バレエとイタリア語のレチタティーヴォ
——
揶揄のバレエLWV.11/プシシェLWV.45/
アルシディアーヌのバレエLWV.9/
諸国のバレエLWV.43/病のアモルのバレエLWV.8/
フローラのバレエLWV.40/
偽装したアモルたちのバレエLWV.21 |
エマヌエラ・ガッリ(ソプラノ)、
イェツァベル・アリアス・フェルナンデス(ソプラノ)、
ステファニー・トゥルー(ソプラノ)、
ファビオ・ボニッツォーニ(チェンバロ&ディレクター)、
ラ・リゾナンサ |
太陽王ルイ14世の宮廷楽長リュリ。フランス時代初期の"バレエ集"!イタリア滞在時代(1706年〜1710年)のヘンデルが作曲した"器楽伴奏付きカンタータ"のレコーディング・プロジェクトが進行中のボニッツォーニ&ラ・リゾナンサ。イタリアが生んだ天才チェンバリストと気鋭のピリオド・アンサンブルによる新録音は、ヘンデルではなく太陽王ルイ14世の宮廷楽長リュリの音楽!ルイ14世の寵臣であり、フランスで音楽悲劇(トラジェディ・リリック)を確立した"フランス・バロックの作曲家"リュリだが、その出生地はイタリアのフィレンツェ。そこでボニッツォーニとラ・リゾナンサが注目したのは、リュリが1661年12月にフランスへ帰化する前後に作曲を行った音楽、すなわちイタリア時代の影響を残すフランス時代初期の作品。イタリア語のレチタティーヴォやイタリアの音楽様式が随所に見られるこの"バレエ集"では、フランス人の"ジャン=バティスト・リュリ"へと生まれ変わろうとしていた"ジョヴァンニ・バッティスタ・ルッリ"の成長と変遷も表現している。リュリの歴史の隙間を埋めることになるであろう興味深く重要な録音の登場である。2008年10月、サンタ・マリア・アンヌンツィアータ教会(イタリア)での録音。 |
GLOSSA PLATINUM
|
GCD P32303
\2500 |
モテ・クロワゼ(Motets Croises) ——
ルゲ:主の祈り/
モンテヴェルディ:おお、いかに美しき/
フレスコバルディ:
《主日のミサ》より 前奏のトッカータ、
《使途のミサ》より 聖体奉挙のためのトッカータ/
ルゲ:アレルヤ、アレルヤ(器楽)/
シュッツ:おおイエス、やさしき御名/
フレスコバルディ:《聖母のミサ》より
書簡の朗読の後のカンツォーナ/
モンテヴェルディ:めでたし、女王/
フレスコバルディ:《使徒のミサ》より
聖体拝領後の第4旋法のカンツォーナ、
《聖母のミサ》より 第5声部の歌の助奏を伴ったリチェルカーレ/
ルゲ:聖マタイ |
ドミニク・ヴェラール(テノール)、
ジャン=ピエール・ルゲ(オルガン) |
2007年にグロッサ(Glossa)へと活躍の場を移して以来、ドミニク・ヴェラールの「宗教作品集」(GCD
P32301)、グレゴリオ聖歌と中世のポリフォニーによる「エッサイの木」(GCD
P32302)を発表するなど、今まで以上に荘厳かつ崇高なハーモニーを聴かせてくれているアンサンブル・ジル・バンショワ。2009年が結成30周年という節目の年となるアンサンブル・ジル・バンショワの記念リリースは、アンサンブルのディレクターを務める中世&ルネサンス音楽の世界的権威ドミニク・ヴェラールと、パリのノートルダム大聖堂で活躍する盲目のオルガニスト、ジャン=ピエール・ルゲのデュオによる教会音楽集!マショーのミサ曲を演奏するためにアンサンブル・ジル・バンショワを率いてノートルダム大聖堂を訪れたヴェラール。そこで耳にしたルゲの即興演奏に大きな感銘を受けたヴェラールの提案により誕生したプログラムこそが、この「十字架のモテット集」(Motets
Croises)なのである。モンテヴェルディ、シュッツ、フレスコバルディ、そしてルゲ。"過去"と"現在"の教会音楽で、2人の巨匠ヴェラールとルゲの"歌"と"オルガン"が交差する。2004年6月&10月、フランスでの録音。 |
HORTUS 1CD¥2500
|
HORTUS 065 |
ボーアン写本 ——
L・クープラン:小品集/
ロッシ:パッサカリア/
フローベルガー:トッカータ/
フレスコバルディ:奇想曲/
フローベルガー:アルマンド、ジーグ、トッカータ/
L・クープラン:小品集、ブランクロシェ氏のトンボー |
バンジャマン・アラール(チェンバロ) |
2004年ブルージュ国際チェンバロ・コンクール優勝、2007年ゴットフリート・ジルバーマン国際オルガンコンクール優勝という栄誉に輝き、2005年には20歳という若さでパリのサン・ルイ・アン・リル教会の正オルガニストに就任したフランスの俊英バンジャマン・アラール。彗星の如く現れたアラールの3枚目の録音は、100曲以上のチェンバロ作品を収めた手稿譜「ボーアン写本」からの音楽。バッハのアレンジ集(HORTUS
050)に続くステップとなる「ボーアン写本」からの音楽を弾くアラールの演奏からは既に風格が漂っている。2008年にはラ・プティット・バンドのメンバーとして来日を果たしたアラール。今後の活躍が楽しみな逸材である。 |
HORTUS 064 |
宗教改革期の詩篇集 ——
作曲者不詳:フォ・ブルドン/
マレシャル:詩篇第25番/
グーディメル:詩篇第51番/
マレシャル:詩篇第42番/
スヴェーリンク:詩篇第138番/
グーディメル:詩篇第92番/
スヴェーリンク:詩篇第47番/
ラッスス:器楽による後奏曲/他 |
ダニエル・メイラン(指揮&オルガン)、
ラ・カメラータ・バロック、ラ・トロンボンチーナ |
フランスの宗教改革指導者ジャン・カルヴァン(1509−1564)の生誕500周年を祝う高貴なる詩篇歌集。宗教改革期に作曲された数ある詩篇歌の中から、スヴェーリンク、マレシャル、グーディメルらによる13曲の詩篇歌、2曲の器楽合奏を収録。Hortusカタログ付き特別仕様盤。 |
HORTUS 999 |
デザンクロ:
レクイエム/ノス・アウテム/おお、サルタリス/
パーテル・ノステル/ノス・アウテム/
アヴェ・マリア/アニュス・デイ |
フレデリック・デザンクロ(オルガン)、
ジョエル・スービエット(指揮)、
レゼレマン室内合唱団 |
日本では「サクソフォン四重奏曲」の作曲家として知られるデザンクロ。その他の面は中々知られていないデザンクロだがローマ大賞の受賞歴を持つなど多岐に渡って20世紀フランスで活躍した作曲家である。レゼレマン室内合唱団とオルガンによって壮大に響き渡るレクイエムは合唱ファン必聴の作品。Hortusカタログ付き特別仕様盤。 |
HYPERION 1CD¥2400
|
CDA 67691/2
(2CDs)
¥4800→¥4390 |
J・S・バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ(全曲)
——
ソナタ第1番ト短調BWV.1001/パルティータ第1番ロ短調BWV.1002/
ソナタ第2番イ短調BWV.1003/パルティータ第2番ニ短調BWV.1004/
ソナタ第3番ハ長調BWV.1005/パルティータ第3番ホ長調BWV.1006 |
アリーナ・イブラギモヴァ(ヴァイオリン) |
1985年、ロシアのポレフスコイで音楽一家に生まれた可憐なる妖精アリーナ・イブラギモヴァ。ハイペリオン・デビュー以来、「ハルトマン」(CDA
67547)や「ロースラヴェツ」(CDA
67637)、「シマノフスキ」(CDA
67703)などの近現代のレパートリーで凄演を披露し、人気&評価急上昇中のイブラギモヴァが満を持してヴァイオリン奏者にとっての永遠のバイブル、J・S・バッハの「無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ」を取り上げる!イブラギモヴァは2005年10月の来日公演でバッハの無伴奏作品(パルティータ第3番など)を演奏しており、その模様がNHK-BSやNHK-FMで放送され大きな反響を巻き起こした実績を持ち、大ヒットへと繋がる土台は既に完成済!祖国ロシアの大地のように雄大でありながらも繊細さを持ち合わせたイブラギモヴァのバッハ。1738年ピエトロ・グァルネリ製のヴァイオリンを手にしたロシアの妖精が奏でる純真無垢の演奏が、聴き手の魂を揺さぶります——。 |
CDA 67714
¥2190 |
A・スカルラッティ:オラトリオ《ダビデの戦いと勝利》 |
ロベルタ・インヴェルニッツィ(ソプラノ)、
アントニオ・アベーテ(バス)、
ロビン・ヨハンセン(ソプラノ)、
マルティン・オロ(カウンターテナー)、
フレドリク・アクセルベルク(テノール)、
アレッサドロ・デ・マルキ(指揮)、
アカデミア・モンティス・レガリス |
"ハイペリオン"という新たな活躍の場を得て、ストラデッラの「洗礼者聖ヨハネ」(CDA
67617)、ヘンデルの「時の悟りと勝利」(CDA
67681/2)といった2つのオラトリオの録音を発表してきたアレッサンドロ・デ・マルキ率いるアカデミア・モンティス・レガリス。ハイペリオン移籍第3弾となる新録音は、ドメニコの父でありナポリ楽派の始祖でもあるイタリアの巨匠アレッサンドロ・スカルラッティの現存する唯一のラテン語オラトリオ「ダビデの戦いと勝利」。四旬節の期間中はオペラなど世俗作品の上演が禁止されていた17世紀〜18世紀。そこで旧約聖書のダビデとゴリアテの戦いを題材としてスカルラッティが作曲を行ったオラトリオは、5人のソリストと二重合唱、弦楽と通奏低音という編成で描かれ、ラテン語の歌詞と音楽が見事なまでに融合した傑作である。イタリア・バロックの権威デ・マルキと古楽演奏の若き精鋭アカデミア・モンティス・レガリスのコンビに加えて、ロベルタ・インヴェルニッツィやアントニオ・アベーテなどソリスト陣の充実振りも見逃せない。 |
CDA 67738
(2CDs/1枚分価格)
\2400 |
クレメンティ:ピアノ・ソナタ全集Vol.4 ——
ソナタ ハ長調Op.25-1/同ト長調Op.25-2/同変ロ長調Op.25-3/
同イ長調Op.25-4/同嬰へ短調Op.25-5/同ニ長調Op.25-6/
同ヘ長調Op.26/同イ長調Op.33-1/同ヘ長調Op.33-2/
同ハ長調Op.33-3/同変ホ長調Op.41 |
ハワード・シェリー(ピアノ) |
イギリスを代表するピアニストとしてだけでなく、近年ではRPCシリーズでの弾き振りなど指揮者としても大活躍中の名匠ハワード・シェリー。リリースを重ねるごとに評価と価値を高めている新プロジェクト、クレメンティの「ピアノ・ソナタ全集」も後半に突入!第4集にはロンドン時代に作曲された"Op.25"、"Op.26"、"Op.33"と、ヨーロッパ旅行中のウィーンで作曲された"Op.41"をカップリング。この時期の作品では"Op.25-5(嬰へ短調)"や"Op.33-1(イ長調)"など、クレメンティのピアノ・ソナタの中でも突出した完成度を誇る作品が多く見られている。かのホロヴィッツも好んで弾いたクレメンティのピアノ・ソナタ。第4集では前3作以上にハワード・シェリーの好演が光ります。 |
CDA 67757 |
ハイドン:ピアノ三重奏曲集Vol.2 ——
ピアノ三重奏曲第28番ホ長調Op.75-2,Hob.XV-28/
同第29番変ホ長調Op.75-3,Hob.XV-29/
同第30番変ホ長調Op.88,Hob.XV-30/
同第31番変ホ短調Op.101,Hob.XV-31 |
フロレスタン・トリオ
〔スーザン・トムズ(ピアノ)、
アンソニー・マーウッド(ヴァイオリン)、
リチャード・レスター(チェロ)〕 |
「ピアノ・ソナタ」や「交響曲」と同じく奥深い魅力を放つハイドンの「ピアノ三重奏曲」。英国屈指の室内楽団フロレスタン・トリオが第2集で聴かせてくれるのは、1979年にロンドンで出版された"Op.75"(Op.75-1,Hob.XV-27は第1集〔CDA
67719〕に収録)などハイドン晩年の作品。ロンドン滞在中のハイドンが出会ったクレメンティの弟子テレーズ・ジャンセンのために書かれた"Op.75"。その技巧的なピアノ・パートがジャンセンへのハイドンの高い評価を物語る。フロレスタン・トリオは、ロンドンのギルドホール音楽院の卒業生によって結成され、2000年のロイヤル・フィルハーモニック協会室内楽部門賞に輝くなど、ハイペリオンの歴史を語る上で欠かすことのできない世界有数のピアノ三重奏団。 |
CDA 67766 |
モルテルマンス:ホメロス交響曲/朝/春の神話 |
マーティン・ブラビンズ(指揮)、
ロイヤル・フランダース・フィルハーモニック管 |
ルネサンス時代のフランドル楽派のポリフォニーに代表されるように、教会音楽などの声楽作品が目覚しい発達を遂げたフランドル地方。声楽が発展を続けたフランドル地方でオーケストラ・ルネサンスを起こした作曲家こそが、今回取り上げられたローデヴェイク・モルテルマンス(1868−1952)なのである。古代ギリシャの詩人ホメロスをテーマとした交響曲などは、まさにフランドルのロマン。モルテルマンスの管弦楽作品を振るのは、イギリス音楽の達人マーティン・ブラビンズ。ヘレヴェッヘとのコンビで名を上げたロイヤル・フランダース・フィルはハイペリオン初登場! |
CDA 67773 |
プーシキンのロマンス ——
グリンカ:
告白、アデーリ、美しい人,
私の前で歌わないで、
わたしは素晴らしい瞬間を覚えている、イェズィリヤ,
わたしはここにいる/
リムスキー=コルサコフ:
流れたなびく雲が切れ切れになってOp.42-3、
美しい人よ, 私のために歌わないでOp.51-2、
あなたにとって私は何でしょうOp.4-1、グルジアの丘でOp.3-4、
あなたに語る私の甘く悩ましげな声Op.7-1、こだまOp.45-1、
お前とあなたOp.27-3/メトネル:ミューズOp.29-1、ばらOp.29-6、
バラはもうしおれOp.36-3、ワルツOp.32-5/
ルビンシテイン:歌手Op.36-7、夜Op.44-1/
チャイコフスキー:ゼムフィーラの歌、夜鳴きうぐいすOp.60-4/
ムソルグスキー:夜、おしゃべりのかささぎ/
ダルゴムイシスキー:彼の友人へ、少女と少年/
ショスタコーヴィチ:ある若者にOp.46-2/
ラフマニノフ:ミューズOp.34-1、歌うな美しい女よ私の前でOp.4-4/
キュイ:
ツァースコエ・セロの銅像Op.57-17、
あなたと貴方Op.57-11、願いOp.57-25/
ヴラソフ:バフチサライの中庭の噴水 |
ジョーン・ロジャーズ(ソプラノ)、
マルコム・マルティヌー(ピアノ) |
シューベルト、シューマン、R・シュトラウス、フレンチ・ソング・エディション・・・。数々の名演を生み出してきた歌曲王国ハイペリオンに加わるのは、19世紀ロシアの詩人アレクサンドル・プーシキンの"詩"を題材としたロシアの作曲家たちによる歌曲のコレクション。プーシキンの"詩"の偉大な存在感を歌声で表現するのは、ロシア歌曲のスペシャリスト、ジョーン・ロジャーズ。名伴奏者マルコム・マルティヌーのサポートも心強い。シューベルト、シューマン、R・シュトラウス、フレンチ・ソング・エディション・・・。数々の名演を生み出してきた歌曲王国ハイペリオンに加わるのは、19世紀ロシアの詩人アレクサンドル・プーシキンの"詩"を題材としたロシアの作曲家たちによる歌曲のコレクション。プーシキンの"詩"の偉大な存在感を歌声で表現するのは、ロシア歌曲のスペシャリスト、ジョーン・ロジャーズ。名伴奏者マルコム・マルティヌーのサポートも心強い。 |
CDA 67707 |
ウェストミンスター大聖堂の地下墓地より ——
ビクトリア:天使たちは降り来たる/
バード:
天より露をしたたらせよ、支配者らよ門を上げよ、
見よ乙女がみごもりて/
マーティン:アダムは縛られて/
マルコム:キリエ・、グローリア、アニュス・デイ/
モンテヴェルディ:グローリア、サンクトゥス&ベネディクトゥス/
ラッスス:すべての者は皆サバより来たらん/
モンテヴェルディ:アニュス・デイ/
ベヴァン:マニフィカト/
ウッド:ヌンク・ディミッティス/他 |
マーティン・ベイカー(指揮&オルガン)、
ウェストミンスター大聖堂聖歌隊、
マシュー・マーティン(オルガン) |
ハイペリオン初期から美しいハーモニーを響かせ続けるイギリスの名門、ウェストミンスター大聖堂聖歌隊。ビクトリアやバード、グレゴリオ聖歌による待降節や主顕節のための音楽は、ロンドンのローマ・カトリック教会の音楽に新たな道標を示したウェストミンスター大聖堂聖歌隊の初代音楽監督リチャード・ランシマン・テリー(1865−1938)に捧げられている。 |
HYP 41
\1400
(特別価格) |
ドリームランド 〜 ハイペリオンの合唱作品集より
——
ジャクソン:朝まで/
タヴナー:眠っていた者のように/
ローリゼン:幸いあれ、いと優しいマリアよ/
トンプソン:アレルヤ/
ヴィレット:おお、聖なる饗宴/
トルミス:《4つのエストニアの子守歌》より/
バーゴン:聖体拝領のキャロル/
ピッツ:アドロ・テ/
ペルト:マニフィカト/
デュブラ:天使が祭壇のそばに/
マクミラン:子供の祈り/
チルコット:羊飼いのキャロル/
モー:子守歌/
ウカシェフスキ:ヌンク・ディミッティス/
バークモア:歌/
ウィテカー:スリープ |
スティーヴン・レイトン(指揮)、
ポリフォニー、
ホルスト・シンガーズ、
ケンブリッジ・トリニティ・カレッジ合唱団、
アントニー・ピッツ(指揮)、
トヌス・ペレグリウス、
マーティン・ベイカー(指揮)、
ウェストミンスター大聖堂聖歌隊、
ジェイムズ・オドンネル(指揮)、
ウェストミンスター寺院聖歌隊、他 |
ハイペリオンの最新サンプラー・アルバムは、演奏&プログラムの両面が全世界の関係者から高い評価を受けている"合唱作品集"。チルコット、ウィテカー、ジャクソン、トルミス、ウカシェフスキなど、現代の人気作曲家たちの作品がハイレベルの演奏で満載。コンクールやコンサートの選曲用参考音源としても大活躍の1枚デス。 |
CDA 67705 |
プロコフィエフ:
チェロ協奏曲ホ短調Op.58/
交響協奏曲ホ短調Op.125 |
アルバン・ゲルハルト(チェロ)、
アンドルー・リットン(指揮)、
ベルゲン・フィルハーモニック管弦楽団 |
レーガーやショパン&アルカンのチェロ・ソナタ集、2つの"ロマンティック・チェロ・コンチェルト・シリーズ"など、独創的なプログラムと圧巻の演奏でリスナーを沸かせてくれているドイツ系チェリスト最大の大器アルバン・ゲルハルト。サー・サイモン・ラトル自身の強い希望でベルリン・フィルのソリストにも招かれたゲルハルトが、リットン&ベルゲン・フィルのサポートを得てプロコフィエフとロストロポーヴィチを繋いだ2つの「チェロ協奏曲」をレコーディング!ピアティゴルスキーからの依頼を受けて1934年から1938年にかけて作曲されたものの、ミャスコフスキーや聴衆から厳しい評価を受けた「チェロ協奏曲第1番」。1947年、若きロストロポーヴィチが演奏する「チェロ協奏曲第1番」に感銘を受けたプロコフィエフは作品の大幅な改訂を決断。「チェロ協奏曲第1番」は、1952年に発表された「チェロ協奏曲第2番」を経て最終稿「交響協奏曲」へと進化を遂げることになるのである。ゲルハルトは2008年のBBCプロムスでヴォルコフ&BBCSSOと「交響協奏曲」を取り上げ、その壮絶な演奏が各方面から絶賛された実績を持つだけに今回のリリースへの期待も大きい。プロコフィエフとロストロポーヴィチの共同作業の歴史とも言える「チェロ協奏曲第1番」と「交響協奏曲」。一足先にリリースされた超人ウィスペルウェイの録音と双璧を成す21世紀の名演誕生の予感大!*2008年9月1日−5日、グリーグ・ホール(ベルゲン)での録音。 |
CDA 67675 |
バード:宗教音楽集第12巻 ——
めでたし、聖なるみ母よ/
祝されたまいし者、尊ぶべき者、尊ぶべき者/
聖なる乙女マリアよ、御身は幸いなり/
乙女マリアよ、御身は祝福されたもう/
幸いなるかな、乙女マリアのみ体/
地と大海と天とを育みたもう/めでたし女王/
おお、誉れある女性/
民のうちの富める者はみな御身が御顔を/
御身が唇には慈しみが置かれぬ/
アヴェ・マリア/見よ、乙女がみごもりて/
思い出したまい、救いの創造主よ/
めでたし、神の唯一なるみ母/めでたし、海の星/
いざ我ら主によりて喜べ/真理のため/
マリアは天に昇らせたもう/
マリアは最良の部分を自ら選びたまいぬ |
アンドルー・カーウッド(指揮)、
カージナルズ・ミュージック |
バードの宗教音楽集第12巻は、グラドゥアーレ集第1巻(1605)からの音楽。1989年の結成以来、教会音楽の分野で数多くの成功を収めてきたアンドルー・カーウッド率いるイギリスのア・カペラ・グループ、カージナルズ・ミュージックのハイペリオン移籍第5弾は"バード・エディション"の第12巻。"バード・エディション"は第10巻(CDA
67658)が2007年の英グラモフォン賞古楽部門賞に選出されるなど、世界的評価を獲得しているカージナルズ・ミュージックの代名詞である。1585年には国教会忌避者のリストに加えられ、カトリックと英国国教会の板挟みにあいながらもカトリック教徒としての信念を貫き通し通したバード。この"バード・エディション"第12巻には、カトリック的様相がはっきりと表現されている1605年出版の「グラドゥアーレ集第1巻」から19曲を収録。火薬陰謀事件の発生と同年に出版された曲集に込められたバードのメッセージを、カーウッド&カージナルズ・ミュージックのハーモニーが描く。 |
CDA 67698 |
ストラヴィンスキー:バレエ音楽集 ——
バレエ音楽《カルタ遊び》/
バレエ音楽《アゴン》/バレエ音楽《オルフェウス》 |
イラン・ヴォルコフ(指揮)、
BBCスコティッシュ交響楽団 |
ヴォルコフ&BBCスコティッシュ響の熱く濃厚なストラヴィンスキー!1976年イスラエル出身の若きマエストロ、イラン・ヴォルコフが2003年から首席指揮者のポストを務めているBBCスコティッシュ響(BBC
SSO)との新たなプロジェクトはストラヴィンスキーのバレエ音楽集!原始主義時代に書かれた「火の鳥」、「ペトルーシュカ」、「春の祭典」のいわゆる"3大バレエ"ではなく、新古典主義時代に突入してからの「カルタ遊び」、「アゴン」、「オルフェウス」の3作品を選ぶなど、ヴォルコフ&BBCスコティッシュ響の燃え上がらんばかりの意欲と並々ならぬ自信が演奏とプログラムからビシビシと伝わってくる。ロンドンにLSOとLPOがあるならば、グラスゴーには輝かしい金管セクション、表現力豊かな木管セクション、柔軟性の高い弦楽セクションを持つBBC
SSOがある!熱く濃厚なストラヴィンスキーに乞うご期待! |
CDA 67776 |
天駆ける馬 〜 MLリュート・ブックからの音楽
——
ダウランド:戦いのガリアード/
ホルボーン:ホルボーン氏の遺言/
作曲者不詳:ベドラムのトム/
作曲者不詳:ジョン、来て、すぐにキスして/
ジョンソン:パヴァン/
作曲者不詳:コラント/
ペリション:コラント/
作曲者不詳:戦い/
ジョンソン:パヴァン/
バチェラー:バチェラー氏のガリアード/
ダウランド:ガリアード/
作曲者不詳:コラント/
作曲者不詳:コラント/
バラール:ラ・クーラント・サラバンド/
作曲者不詳:コラント/
ドレルアン:ヴォルト/
ストゥルト:ヴォルト/
ジョンソン:パヴァン、アルメイン、ノーブル・マン、アルメイン/
作曲者不詳:アルメインとコラント/
作曲者不詳:グレイ・イン・マスク/
作曲者不詳:天駆ける馬 |
エリザベス・ケニー(リュート) |
1912年に発見され大英図書館に所蔵されているリュートのための曲集"MLリュート・ブック"。イニシャル"ML"、走り書きされた"マーガレット"の文字、作曲者不詳の作品の数々など、謎の多い17世紀のリュート曲集の不思議な魅力に惹かれたエリザベス・ケニーが奏でるリュートのシンプルなメロディはただただ美しい。ロビン・ブレイズやマーク・パドモアと共演を重ねてきた英国屈指の女流リュート奏者エリザベス・ケニーによって"MLリュート・ブック"のページがめくられる
——。リュート・ファン要チェックの録音です。 |
CDS 44381/3
(3CD/特別価格)
\7000 |
パーセル:劇場のためのエア全集 ——
歌劇《予言者、またはダイオクリージャン》Z.627より/
歌劇《アーサー王、またはブリテンの守護者》Z.628より/
歌劇《妖精の女王》Z.629より/
歌劇《インドの女王》Z.630より/
劇音楽《女房持ちの色男》Z.603より/
劇音楽《老いたるやもめ》Z.607より/
劇音楽《アンフィトリオン、2人のソシア》Z.572より/
劇音楽《二枚舌》Z.592より/
劇音楽《悲しむ乙女、ペルシャの王女》Z.577より/
劇音楽《ゴルディウスの結び目はほどかれた》Z.597より/
劇音楽《アブデラザール》Z.570より/
劇音楽《ボンドゥカ、イギリスの女傑》Z.574より/
劇音楽《貞淑なる妻、幸運の到来》Z.611より/
歌劇《妖精の女王》Z.629より
シンフォニー/
歌劇《アントニー・ラヴ卿》Z.588より
序曲/
劇音楽《アテネのタイモン》Z.632からの音楽/
歌劇《インドの女王》Z.630より
シンフォニー |
ロイ・グッドマン(ディレクター&ヴァイオリン)、
パーリー・オヴ・インストゥルメンツ |
バロック・ヴァイオリンの達人ロイ・グッドマンとイギリス屈指のピリオド・オーケストラ、パーリー・オヴ・インストゥルメンツによるパーセルのエア全集が装いも新たに復刻リリース。レッド・プリーストのメンバー、ジュリア・ビショップやヴィオールのウィリアム・ハント、テオルボ&ギターのエリザベス・ケニー、ポール・オデットなど、ピリオド奏法の名手たちがリッチなパーセルを楽しませてくれる。1994年9月17日〜19日&10月3日〜8日の録音。CDA
67001/3からの移行再発売。 |
CDA 67736
\2400→¥2190 |
アンジェラ・ヒューイット・プレイズ・ヘンデル&ハイドン
——
ヘンデル:
シャコンヌ ト長調HWV.435、
組曲第2番ヘ長調HWV.427、
組曲第8番ヘ短調HWV.433/
ハイドン:
変奏曲Hob.XVII-6、ピアノ・ソナタ第52番変ホ長調Hob.XVI-52 |
アンジェラ・ヒューイット(ピアノ/ファツィオーリ) |
17世紀と18世紀を代表する大作曲家、ヘンデルとハイドンのアニヴァーサリー・イヤーを鍵盤の女神アンジェラ・ヒューイットがファツィオーリのピアノで華麗に、そして盛大に祝う!全世界から称賛を受け続けているバッハの作品集、そして新たに発表された「平均律クラヴィーア曲集」の新録音(CDA
67741/4)によって現代有数のバッハ弾きとしての評価と名声を今まで以上に揺るぎないものとしたヒューイット。代名詞となったバッハだけでなく、ラモーやクープランをモダン・ピアノで演奏、録音するという画期的かつ意欲的なチャレンジを成功させてきているだけに、"バッハと同世代のヘンデル&古典派のハイドン"の作品集が大きな話題を呼ぶことは間違いないだろう!明快で優雅、また時には愛らしいヒューイットのヘンデルとハイドン。ヒューイットの奏法や、ヘンデル&ハイドンの音楽と銘器ファツィオーリの相性など、楽しみの尽きない"アニヴァーサリー・アルバム"の登場です!2008年9月17日−18日&2009年3月17日−18日、ベルリン・イエス・キリスト教会での録音。 |
HELIOS 1CD¥1500
|
CDH 55049 |
マルトゥッチ:回想の歌、夜想曲Op.70-1/レスピーギ:日没 |
キャロル・マデリーン(メゾ・ソプラノ)、
アルフレード・ボナヴェーラ(指揮)、
イギリス室内管弦楽団 |
19世紀後期〜20世紀初期のイタリアを代表する2人の作曲家、ジュゼッペ・マルトゥッチ(1856−1909)とオットリーノ・レスピーギ(1879−1936)の歌曲をカップリング。歌曲王国としても名高いハイペリオンならではのレパートリー。1987年11月13日−14日の録音。CDA
66290からの移行再発売。 |
CDH 55378 |
ブリテン:カンタータ《聖ニコラス》Op.42/聖チェチーリア讃歌Op.27 |
アントニー・ロルフ・ジョンソン(テノール)、
マシュー・ベスト(指揮)、
コリドン・シンガーズ、
イギリス室内管弦楽団 |
テノール独唱、混声合唱、ピアノ二重奏、オルガン、弦楽と打楽器というユニークな編成によるカンタータ「聖ニコラス」と、5声の無伴奏合唱のための「聖チェチーリア讃歌」を収録したブリテンの合唱作品集。1988年10月7日−8日の録音。CDA
66333からの移行再発売。 |
CDH 55340 |
ゲレーロ:
パンジェ・リングヮ/戦いのミサ/
イスラエルがエジプトをいで/
2人のセラフィムが叫んだ/天の后、喜びたまえ/
第8旋法によるマニフィカト/輝く実り多き天の創り主 |
ジェームズ・オドンネル(指揮)、
ウェストミンスター大聖堂聖歌隊、
ヒズ・マジェスティーズ・サクバッツ&コルネッツ |
スペイン・ルネサンス音楽の大作曲家フランシスコ・ゲレーロ(1528−1599)の没後400周年を記念して、1999年にリリースされた英国のウェストミンスター大聖堂の聖歌隊による「戦いのミサ」。アーリー・ミュージック・レビューなど各メディアから「非常に重要なディスク」と称賛されたゲレーロは今も全く色褪せない。1998年6月23日−25日、オール・ハロウズ・ゴスペル・オーク(ロンドン)での録音。CDA
67075からの移行再発売。 |
CDH 55283 |
イギリスとフランスの精神Vol.3 〜
バンショワと同世代の音楽家たち
——
バンショワ:
悪口を言いたい人をけなすなら、
私は恋をしていて楽しいことばかり、
さようなら我が愛の喜びよ/
カルドー:Pour une fois/
バンショワ:苦しくてため息が出て/
ヴェリュ:Un petit oyselet/
作曲者不詳:Abide、I hope/
ヴェリュ:Laissies ester/
レグラン:セ・リエス/
リンブルジア:私は園に下り/
パワー:グローリア/
バンショワ:第2旋法のマニフィカト/
ダンスタブル:幸せな方マリア/
バンショワ:もし恋人が願望を持っていなければ/
フォンテーヌ:私は逃げていかれたあの方をお慕い申します/
マショー:イル・メスト・アヴィス/
作曲者不詳:主にあって私の心は喜び/
ビタリング:いざ、カテリーナは |
クリストファー・ペイジ(ディレクター)、
ゴシック・ヴォイセズ |
ブルゴーニュ楽派の大家ジル・バンショワ(c.1400−1460)と同世代の作曲家たち、カルドー(c.1380−1470)、ジレ・ヴェリュ(15世紀頃)、
レオネル・パワー(d.1445)、ギョーム・ド・マショー(c.1300−1377)らによる音楽がこの録音の中で"イギリス"と"フランス"の両国を結ぶ架け橋の役割を果たしている。キャサリン・キング、ポール・アグニュー、ロジャーズ・カヴィ=クランプ、ジュリアン・ポッジャーなど、ゴシック・ヴォイセズのメンバーは今回も豪華。1995年3月23日−25日の録音。CDA
66783からの移行再発売。 |