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第50号マイナー・レーベル新録音新譜(3)



ABC CLASSICS

ABC 476 3224
\2400→¥2190
MSO Live
 ワーグナー: 歌劇《タンホイザー》序曲
 ディーリアス(ビーチャム編): 楽園の道
 エルガー:エニグマ変奏曲
チャールズ・マッケラス(指揮)、
メルボルン交響楽団
巨匠チャールズ・マッケラス、メルボルン交響楽団を振る!スコットランド室内管とのモーツァルトの後期交響曲集(Linn/CKD 308)、ベートーヴェンの交響曲全集(Hyperion/CDS 44301/5)でさらに深みを増した円熟の至芸を聴かせてくれた巨匠サー・チャールズ・マッケラス。マッケラスが母国オーストラリアのトップ・オーケストラ、メルボルン交響楽団を振った2007年のライヴ録音が"ABC Classics"の強力シリーズ"MSO Live"から登場に!メルボルン響の創立100周年という記念すべき年に本拠地ハマー・ホールの指揮台に立ったマッケラス。ライヴならではの熱気あふれる「エニグマ変奏曲」では主題と14の変奏の"個性"を巧みに描き分けるなど、オーケストラから豊かなサウンドやカラーを自在に引き出すマッケラスの"指揮"は円熟の至芸そのもの。母国オーストラリアでのマッケラス、要注目です。2007年11月24日、ハマー・ホール(メルボルン)でのライヴ録音。
ABC 476 5691
\2400
〔旧譜初紹介〕
J・S・バッハ:
 ヴァイオリン協奏曲集
  ヴァイオリン協奏曲第1番
   イ短調BWV.1041/
  同第2番ホ長調BWV.1042/
  オーボエとヴァイオリンのための
   協奏曲 ニ短調BWV.1060*/
  2つのヴァイオリンのための協奏曲
   ニ短調BWV.1043**
リチャード・トネッティ(ヴァイオリン)、
ダイアナ・ドハーティ(オーボエ)*、
ヘレナ・ラスボーン(ヴァイオリン)**、
オーストラリア室内管弦楽団
豪州のトップ・ヴァイオリニスト、トネッティのバッハ第2弾!1989年にオーストラリア室内管の芸術監督&リーダーに就任し、同オーケストラを世界有数の室内管弦楽団にまで育て上げたオーストラリアの天才ヴァイオリニスト、リチャード・トネッティ。1994年に録音された無伴奏ソナタ&パルティータ(ABC 476 8051)に続くトネッティのバッハ第2弾となるのが、固い絆で結ばれたオーストラリア室内管とのヴァイオリン協奏曲集。ガット弦を張った1759年製のグァダニーニに、18世紀中期のオランダで製作された弓を組み合わせたトネッティ。艶やかで潤いのあるトネッティのヴァイオリンとオーストラリア室内管のサポートによって育まれたバッハ。演奏、音質とも絶品です。2005年10月21日−24日の録音。
ABC 438 612-2
\2400
〔旧譜初紹介〕
ヴォルトゥオーゾ・ダブルベース
 グリーグ(カー&ホロヴィッツ編):
  コントラバス協奏曲イ短調/
 ジョセフス:コントラバス協奏曲Op.118/
 サンキー:カルメン幻想曲
ゲイリー・カー(コントラバス)、
パトリック・トーマス(指揮)、
アデレード交響楽団
コントラバスの神様、ゲイリー・カーのオーストラリア録音!1941年にアメリカ、ロサンゼルスに降り立ち、オーケストラの低弦楽器としてしか認識されていなかったコントラバスをソロ楽器として確立させ、全ての低音楽器奏者たちに新たな道標を示した伝説の名手ゲイリー・カーのオーストラリア録音!カーのアレンジ、ホロヴィッツのオーケストレーションで「コントラバス協奏曲」に生まれ変わったグリーグの「チェロ・ソナタ」は、まるでコントラバスのために書かれた作品ではないかと思えてしまうほど。低音楽器奏者の皆様、必聴です。1992年11月23日−27日の録音。
ABC 476 7737
\2400
〔旧譜初紹介〕
バロック・デュエット
 ペルゴレージ:
  スターバト・マーテル/
 ヴィヴァルディ:
  グローリア ニ長調RV.589よりラウダムス・テ、
  主は我が主に言われた ニ長調RV.594より
   主はあなたの力ある杖を/
 ヘンデル:
  主はあなたの力ある杖をHWV.192、
  盲目の愛の神あなたを信じまいHWV.189/
 モンテヴェルディ:
  おお金色の髪、
  ただあなたを見つめ
サラ・マクリヴァー(ソプラノ)、
サリー=アン・ラッセル(メゾ・ソプラノ)、
アントニー・ウォーカー(指揮)、
アンティポディーズ管弦楽団
バッハのアリア&二重唱集(ABC 4761183)が好評を博したオーストラリアの古楽シーンをリードする2人の歌姫、ソプラノのサラ・マクリヴァーとメゾ・ソプラノのサリー=アン・ラッセルのデュオによるバロック・アルバム。美しくブレンドするマクリヴァーとラッセルの澄み切った歌声が神々しく響くペルゴレージの「スターバト・マーテル」には"感動"というフレーズがピッタリ。豪州のピリオド・オーケストラ、アンティポディーズ管と2人の歌姫のアンサンブルも出色の出来。2004年&2005年の録音。
ABC 476 3394
\2400
J・S・バッハ:
 ヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタ集
  ヴィオラ・ダ・ガンバと
   チェンバロのためのソナタ
    第1番ト長調BWV.1027
    第2番ニ長調BWV.1028
    第3番ト短調BWV.1029
ダニエル・イアドン
 (ヴィオラ・ダ・ガンバ)、
ニール・ペレス・ダ・コスタ
 (チェンバロ)
ダニエル・イアドンは、イングリッシュ・バロック・ソロイスツやエイジ・オヴ・インライトゥメント管から客演首席奏者として招かれフロリレジウムのメンバーとしても活躍した実力派バロック・チェリスト&ガンビスト。アシュリー・ソロモンと共にフロリレジウムを結成したチェンバロ奏者ニール・ペレス・ダ・コスタとのコンビネーションは特筆もの。お互いの特徴をしっかりと活かした素晴らしいバッハはフロリレジウム時代から続くコンビだからこそ。2004年&2006年の録音。
ABC 476 5844
(2CDs/特別価格)
\3600
〔旧譜初紹介〕
ラモー:歌劇《ダルダニュス》 ポール・アグニュー(テノール)、
ミリアム・アレン(ソプラノ)、
スティーヴン・ベネット(バス)、
コリン・ボーン(バリトン)、
アンナ・フレイサー(ソプラノ)、
デイヴィッド・グレコ(バス)、
キャスリン・マッカスカー(ソプラノ)、
ペネロペ ・ミルズ(ソプラノ)、
ダン・ウォーカー(テノール)、
ポール・ウィーラン(バリトン)、
ダミアン・ホワイトリー(バス)、
アントニー・ウォーカー(指揮)、
カンティレイション、
アンティポディーズ管弦楽団
フランスの楽壇が"ラモー派"と"リュリ派"に分かれて大論争を巻き起こした1730年代。この動乱期に生まれたギリシャ神話を題材とする「ダルダニュス」は、1739年11月19日に初演された序曲と5幕から成る円熟期のラモーの傑作オペラである。豪州のバロック・オペラのスペシャリスト集団ピンチガット・オペラの「ダルダニュス」には、ダルダニュス役に英国の名テノール歌手ポール・アグニューの名前も!ちなみにここでは1739年原典版をベースに1744年改訂版を加えた形で演奏されている。2005年11月〜12月、シティ・リサイタルホール・エンジェル・プレイスでの録音(ライヴ)。
ABC 476 5941
\2400
〔旧譜初紹介〕
フレンチ・バロック・カンタータ集Vol.1
 モンテクレール:ディドンの死
 シュトゥック:L'amant reconcilie
 モンテクレール:アリアーヌとバッカス
 シュトゥック:アウロラとケファロス
タリン・フィービッグ(ソプラノ)、
フィオーナ・キャンベル(メゾ・ソプラノ)、
アンサンブル・バッティスティン

ミシェル・ピニョレ・ド・モンテクレール(1667−1737)とジャン・バティスト・シュトゥック(1680−1755)の作品を収めたオーストラリア発、フランス・バロック時代のカンタータ集。トラヴェルソ奏者ケイト・クラークも参加しているアンサンブル・バッティスティン、ソリストにはオーストラリアの2人の名花、タリン・フィービッグとフィオーナ・キャンベルを迎えるなど充実のキャスト陣でフランス・バロックのカンタータを堪能できる。2004年&2005年の録音。

ABC 476 3423
(2CDs/特別価格)
\3600
ベル・エポック 〜 ガブリエル・フォーレのポートレート
 フォーレ:
  舟歌第6番変ホ長調Op.70、
  夜想曲第6番変ニ長調Op.63、
  パヴァーヌOp.50(ホワット&ヒスコックス編)、
  主題と変奏嬰ハ短調Op.73、
  舟歌第5番嬰ヘ短調Op.66、
  夜想曲第1番変ホ短調Op.33-1、
  マズルカ変ロ長調Op.32、
  舟歌第7番ニ短調Op.90、
  夜想曲第9番ロ短調Op.97、
  舟歌第8番変ニ長調Op.96、
  夜想曲第12番ホ短調Op.107
 フォーレ&メサジェ:
  バイロイトの思い出*
 フォーレ:
  劇音楽《カリギュラ》より
   踊りの歌(ピアノ二重奏版/世界初録音)*、
  組曲《ドリー》Op.56*、
  夜想曲第4番変ホ長調Op.36、
  マズルカ形式の小品(世界初録音)、
  前奏曲(世界初録音)、
  8つの小品Op.84、
  夜想曲第5番変ロ長調Op.37、
  シシリエンヌ ト短調Op.78、
  夜想曲第7番嬰ハ短調Op.74、
  舟歌第4番変イ長調Op.44、
  夜想曲第10番ホ短調Op.99、
  同第13番ロ短調Op.119
ロイ・ホワット(ピアノ)、
エミリー・キルパトリック(ピアノ)*

フランス作品の演奏や研究、楽譜校訂で世界的評価を得ているスコットランド生まれのピアニスト、ロイ・ホワットのフォーレ・アルバム。フランスのピアノ作品の発掘にも積極的なホワットのフォーレは、世界初録音となる「踊りの歌」(二重奏版)、「マズルカ形式の小品」、「前奏曲」や、ワーグナーが見え隠れするフォーレとメサジェの共作「バイロイトの思い出」などプログラムもバラエティ豊か。聴き手の心を躍らせてくれる楽しいフォーレ・アルバムです。2007年〜2008年の録音。

ABC 476 8039
\2400
オースラリア・コンポーザー・シリーズ
 ウィリアムソン:
  組曲《ハバナの我が男》
  シンフォニア・コンチェルタンテ*
  序曲《サンチャゴ・デ・エスパダ》
  シンフォニエッタ
  イーディス・シットウェルのための墓碑銘**
キャロリーヌ・アルモンテ(ピアノ)*、
エリカ・ケネディ(ヴァイオリン)**、
ジャネット・ラザフォード(ヴィオラ)**、
リチャード・マイルズ(指揮)、
タスマニア交響楽団
ヒコックスの録音が記憶に新しいシドニー生まれのマルコム・ウィリアムソン(1931−2003)。12歳からシドニー音楽院で作曲をグーセンスから学んだウィリアムソンは1950年にロンドンへ渡りブーレーズやメシアンの音楽を研究。1975年10月にはイギリス人以外で初となる女王付き楽長にも任命されるなど、作曲家としてだけでなく音楽家としても幅広い活躍を見せた英国と豪州の橋渡し的存在である。2004年の録音。
ABC 476 3222
\2400
オースラリア・コンポーザー・シリーズ
 グランヴィル=ヒックス:
  エトルリア協奏曲*
  サッフォー**
  トラジック・セレブレーション
  モロッコからの手紙+
キャロライン・アルモンテ(ピアノ)*、
デボラ・リーデル(ソプラノ)**、
ジェラルド・イングリッシュ(テノール)+、
リチャード・マイルズ(指揮)、
アントニー・ウォーカー(指揮)+、
タスマニア交響楽団
ペギー・グランヴィル=ヒックス(1912−1990)は、ジョーン・サザーランド、マーガレット・サザーランド、ネリー・メルバ、アイリーン・ジョイスなどワールドクラスの女流音楽家を数多く輩出してきたオーストラリアの20世紀を代表する女流作曲家。ロンドンの王立音楽大学では作曲をヴォーン=ウィリアムズ、ピアノをベンジャミン、指揮法をランバートとサージェントという凄まじい顔ぶれから学んだグランヴィル=ヒックス。師匠たちの作風や伝統を受け継ぎ発展させた豪州の才女である。1993年〜2007年の録音。
ABC 476 3221
\2400
オースラリア・コンポーザー・シリーズ
 ミール:
  コンチェルト・モノローグ*
  カンティレーナ・パシフィカ**
  変奏曲
  ルーメン
  クラウズ・ナウ・アンド・ゼン
  ガルシア・ロルカへのオマージュ
  ガルシア・ロルカへのオマージュ+
マーリン・クワイフ(ソプラノ)*、
エリカ・ケネディ(ヴァイオリン)**、
リチャード・マイルズ(指揮)、
ドブス・フランクス(指揮)+、
タスマニア交響楽団
アメリカやスペインへ渡り欧米各国の音楽を吸収し、オーストラリアに新たな作曲の流れを呼び込むなど同国の"前衛作曲家"として高名なリチャード・ミール(1932−)の作品集。英国音楽の流れを汲む作曲家、母国オーストラリアの音楽を題材とする作曲家たちとは一線を画すモダンなオーストラリア音楽を知ることが出来る。1987年〜2005年の録音。
ABC 476 227-0
\2400
〔旧譜初紹介〕
オースラリア・コンポーザー・シリーズ
 エドワーズ:
  ホワイト・ゴースト・ダンシング
  来れ、創造主なる聖霊よ
  ギターと弦楽のための協奏曲*
  マウンテン・ビレッジ・イン・
   ア・クリアリング・ミスト
  コラールとエクスタティック・ダンス
カリン・シャープ(ギター)*、
リチャード・マイルズ(指揮)、
タスマニア交響楽団
オーストラリアの近現代作曲家たちにスポットライトを当てるタスマニア交響楽団の"オースラリア・コンポーザー・シリーズ"。現在のオーストラリアで最も人気のある作曲家の1人ロス・エドワーズ(1943−)の入門には、同じくオーストラリア生まれの名ギタリスト、ジョン・ウィリアムズのために作曲された情熱と抒情が同居する「ギター協奏曲」がオススメ。2002年〜2003年の録音。
ABC 438 610-2
\2400
〔旧譜初紹介〕
エドワーズ:
 ヴァイオリン協奏曲《マニンニャス》
 交響曲第1番《主よ、平和を与えたまえ》*
 打楽器と管弦楽のための夜想曲
ディーン・オールディング(ヴァイオリン)、
イアン・クレワース(打楽器)、
スチュアート・チャレンダー(指揮)*、
デイヴィッド・ポルセリーン(指揮)、
シドニー交響楽団

日本などアジアの音楽にも関心を寄せているロス・エドワーズの「交響曲第1番」は、ペルトの音楽やグレツキの「交響曲第3番」に通ずる雰囲気を醸し出す。ポルセリーン、チャレンダーの指揮者陣とシドニー響による作品集はエドワーズの名声をさらに高めることに一役買うことになるだろう。1990年〜1992年の録音。

ABC 476 227-3
\2400
〔旧譜初紹介〕
シュヴェルトシク:
 アースリー・サウンズ
 アースリー・サウンズ2
 ザ・エンド・オヴ・アースリー・サウンズ
 イン・ザ・ミドゥスト・オヴ・
  アースリー・サウンズ
 ツリー・ソング
デイヴィッド・ポルセリーン(指揮)、
アデレード交響楽団
クルト・シュヴェルトシク(1935−)は、ウィーン交響楽団のホルン奏者、ウィーン音楽院の作曲科講師、ウィーン音楽大学の作曲科教授を歴任し、2006年にはヨーゼフ・マルクス協会の創設、プレジデントに就任したオーストリア生まれのオーストラリア人音楽家。マルクス、シスケ、シュトックハウゼン直伝の作曲技法を用いてヨーロッパのモダニズムとオーストラリアの音楽を融合させたシュヴェルトシクの斬新な作品が並ぶ。1995年の録音。
ABC 476 3439
(2CDs/特別価格)
\3600
ブルース・マーティン 〜 ア・ライフ・イン・ソング
 モーツァルト:
  歌劇《ドン・ジョヴァンニ》より
   カタログの歌、
  歌劇《フィガロの結婚》より
   もう飛ぶまいぞこの蝶々/
 シューベルト:
  欺かれた裏切り者、
  妻をめとる法/
 レーヴェ:魔王/
 モーツァルト:
  歌劇《魔笛》より 恋人か女房か、
  歌劇《ドン・ジョヴァンニ》より
   シャンパンの歌/
 ヴェルディ:
  歌劇《ドン・カルロ》より
   彼女は決してわしを愛していない/
 ワーグナー:
  楽劇《トリスタンとイゾルデ》より
   それは本当か/
 ムソルグスキー:
  歌曲集《死の歌と踊り》/他
ブルース・マーティン(バス・バリトン)、
デイヴィッド・ミーシャム(指揮)、
ヴラディーミル・ヴェルビツキー(指揮)、
西オーストラリア交響楽団、
チャールズ・マッケラス(指揮)、
メルボルン交響楽団、
エドガー・クリー(指揮)、
プロ・アルテ管弦楽団、
ミヒャエル・ブリマー(ピアノ)、
ロン・チャールズ(ピアノ)

1969年のオペラ・デビュー以来、世界のトップ・ステージで活躍し続けているオーストラリアの偉大なるバス・バリトン歌手ブルース・マーティンのこれまでの業績を讃えて製作された録音集。シャンドスからヒコックスの指揮でリリースされているオーストラリア・オペラのプロコフィエフやドヴォルザークでもマーティンの勇壮な歌声に出会えます。1971年〜1991年の録音。

ABC 465 734-2
\2400
〔旧譜初紹介〕
サザーランド:
 弦楽オーケストラのための協奏曲
 合奏協奏曲
 ヴァイオリン協奏曲
 狩の丘
パトリック・トーマス(指揮)、
ジョン・ホプキンス(指揮)、
クイーンズランド管弦楽団、
メルボルン交響楽団

オーストラリア楽壇が世界に誇る2人のサザーランド。作曲家のサザーランド、すなわちマーガレット・サザーランド(1897−1984)は1920年代にイギリスでバックスに師事した経歴を持つ。その作風はバックスの影響の見られる作品や新古典主義の特徴を持った作品などさまざま。1972年〜1973年の録音。

ABC 465 427-2
\2400
〔旧譜〕
クリスマス・ギフト
 ウェイド編:神の御子は今宵しも/
 作曲者不詳:コヴェントリー&
  サセックス・キャロル/
 アダン:クリスマスの聖歌/
 作曲者不詳:荒野の果てに/
 グノー:悔悟(おお、主イエスよ)/
 作曲者不詳:御使いうたいて/
 ヘンデル:オラトリオ《メサイア》より
  シオンの娘よ、大いに喜べ/
 マスカーニ:アヴェ・マリア/
 マレー:まぶねの中で/
 テーラモ:幼子が生まれたら/
 作曲者不詳:リトル・ドラマー・ボーイ、
  まきびとひつじを/
 ジェームズ:オーストラリアの
  クリスマス・キャロルより/
 グルーバー:きよしこの夜
イヴォンヌ・ケニー(ソプラノ)、
デイヴィッド・スタンホープ(指揮)、
アデレード交響楽団、
コンテンポラリー・シンガーズ、
シドニー児童合唱団
南半球オセアニアのオーストラリアから届いた"クリスマス・ギフト"は、オーストラリア勲章(AM)を授与された同国随一のソプラノ歌手、イヴォンヌ・ケニーが歌うクリスマス・アルバム。イヴォンヌ・ケニーの美しき歌声をBGMにして感動のクリスマスを・・・。1999年の録音。

AEOLUS

AE-10166
(SACD HYBRID)
\3200
暗闇は私の歓び 〜 イギリス・ルネサンス時代の音楽
 作曲者不詳:暗闇は私の歓び/ダウランド:悲しみよ、来たれ/
 バード:天使は優雅なる言葉にて/
 作曲者不詳:このうれしい春に/モーリー:うぐいす/
 パーソンズ:ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ/
 フェッラボスコ:我を聞きたまえ、おお神よ/
 アシュトン:ヒュー・アシュトンのマスク/
 作曲者不詳:柳の歌/プレストン:ラ・ミ・レ/
 バード:ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ/ニコルソン:かっこう/
 バード:ファンタジア/ジョンソン:サテュロスの踊り/
 フェッラボスコ:4声のパヴァン/
 ニコルソン:スイート・ゼイ・セイ/モーリー:パヴァーナ/
 ウィグソープ:I am not I of such belief/
 作曲者不詳:カプリチオ&ヴォルタ・デュ・タンブール

フランダース・リコーダー四重奏団、
アマリリス・ディールティンス(ソプラノ)、
バート・ネーセンス(チェンバロ)

1987年に結成され20年以上という長き歴史を持つベルギーの世界的リコーダー・アンサンブル、フランダース・リコーダー四重奏団。
これはソプラノからグレートバスまで18本のリコーダーを使い分け、イギリス・ルネサンス時代の音楽をソプラノとチェンバロと共にたどる旅。
2008年のオランダ・バッハ協会来日公演にも同行した実力派ソプラノ歌手アマリリス・ディールティンスの歌声と、フランダース・リコーダー四重奏団のサウンドのブレンドが儚く、悲しく、そして美しい。

AVIE

821936-0030-2
(Normal-CD/特別価格)
\1600→¥1490
チャイコフスキー:交響曲第4番ヘ短調Op.36 マイケル・ティルソン・トーマス(指揮)、
サンフランシスコ交響楽団
821936-0031-2
(Normal-CD/特別価格)
\1600→¥1490
ベートーヴェン:交響曲第3番変ホ長調Op.55《英雄》
821936-0032-2
(Normal-CD/特別価格)
\1600→¥1490
ストラヴィンスキー:
 バレエ音楽《春の祭典》/バレエ組曲《火の鳥》より
821936-0033-2
(Normal-CD/特別価格)
\1600→¥1490
ベルリオーズ:幻想交響曲
第49号でアメリカから直接持って帰って先行販売したアイテム。
821936-0034-2
(Normal-CD/特別価格)
\1600→¥1490
アイヴズ:
 ホリデイ・シンフォニー《ニューイングランドの祝祭日》/
 コープランド:バレエ音楽《アパラチアの春》
821936-0035-2
(Normal-CD/特別価格)
\1600→¥1490
ショスタコーヴィチ:交響曲第5番ニ短調Op.47《革命》
"キーピング・スコア・サウンドトラックス"!

演奏、ドキュメンタリー両面の質の高さで世界中から高い評価を得ているマイケル・ティルソン・トーマスとサンフランシスコ交響楽団の"キーピング・スコア"シリーズ。
「 DVDも素晴らしいけどCDで演奏を聴きたい・・・」というファンの要望に応えて"キーピング・スコア"シリーズの演奏のみを収録した新シリーズ"キーピング・スコア・サウンドトラックス"が一挙6タイトル登場!
実績十分のストラヴィンスキーとベルリオーズ、プロムス・ライヴのショスタコーヴィチ、十八番のアメリカン・プログラム、このコンビの録音としては珍しいベートーヴェン、そして"キーピング・スコア"シリーズの記念すべき第1弾チャイコフスキーなど、6タイトル全てが超強力です!

AV 2187
\2400→¥2190
メンデルスゾーン:
 ピアノ三重奏曲第2番ハ短調Op.66
 ピアノ三重奏曲第1番ニ短調Op.49
ベンヴェニュー・フォルテピアノ・トリオ
 〔モニカ・ハジェット(ヴァイオリン)、
  ターニャ・トムキンス(チェロ)、
  エリック・ジヴィアン(フォルテピアノ)〕
重鎮ハジェットがピアノ・トリオを結成!メンデルスゾーンのピアノ三重奏曲集!アンサンブル・ソネリーとのJ・S・バッハの「管弦楽組曲(原典版)」(AV 2171)で改めてその存在感の大きさを世に示したバロック・ヴァイオリンの世界的名匠モニカ・ハジェット。百戦錬磨の名手ハジェットのバッハに続くアヴィー(Avie)第2弾は、アメリカの若き古楽器奏者たちと結成した新しいピリオド・アンサンブル、ベンヴェニュー・フォルテピアノ・トリオのメンデルスゾーン!ドイツ・ロマン派室内楽の代表的作品として数多くのアーティストたちによって演奏されてきたメンデルスゾーンの「ピアノ三重奏曲第1番&第2番」だがピリオド楽器での録音は珍しく、アメリカの若手有望株、ビルスマ門下のターニャ・トムキンスとゼルキンの弟子エリック・ジヴィアンを強烈なリーダーシップで率いるハジェットのトリオというキャストはメンデルスゾーン・イヤーのラストを飾るに相応しい。ちなみにジヴィアンが弾く楽器は、メンデルスゾーン存命当時の1841年に製作されたウィーンのフォルテピアノ。古楽界の重鎮と新世代の実力者たちが、メンデルスゾーンの「ピアノ三重奏曲」が持つ本来の響きを甦らせます。
AV 2157
(2CD/特別価格)
\3600
シューベルト・ライヴVol.2
 シューベルト:
  ピアノ・ソナタ第19番ハ短調D.958/
  楽興の時D.780/16のドイツ舞曲D.783/
  ピアノ・ソナタ第18番ト長調D.894/
  4つの即興曲D.935
イモジェン・クーパー(ピアノ)
英国の才女イモジェン・クーパー!感動必至のシューベルト第2弾!"Vol.1"(AV 2156)が世界各国で高評価、好レビューを続々と獲得するなど大きな成功を収めている英国の才女イモジェン・クーパーの"シューベルト・ライヴ"。ロンドンのクィーン・エリザベス・ホールでのコンサート&レコーディングのためにクーパーがセレクトしたのは、死が目の前まで迫っている中で作曲されたソナタ第18番&第19番を含む1820年代後半の5作品。1980年代には「最後の6年」と題された最初のシューベルトのシリーズを完成させるなど、バッハからアデスまでという膨大なレパートリーを持ちながらも夭折の天才の音楽にこだわり続けてきたイモジェン・クーパー。「私はシューベルトのスペシャリストと呼ばれることに全く恐れはありません」と語るクーパーの"シューベルト・ライヴ"が、"世界最高のシューベルティアンの1人"という名声をさらに高めることは間違いないだろう。20年以上という歳月を経て"ライヴ"というスタイルで創造されるイモジェン・クーパーの新しいシューベルトに感嘆必至。クィーン・エリザベス・ホール(ロンドン)でのライヴ録音。
AV 2170
\2400→¥2190
メンデルスゾーン:
 ヴァイオリン・ソナタ ヘ長調(1838)
 ヴァイオリンとピアノのための協奏曲ニ短調
ルーデンス・トゥルク(ヴァイオリン)、
オリヴァー・シュナイダー(ピアノ)、
アリエル・ズッカーマン(指揮)、
カペラ・イストロポリターナ
名指導者チュマチェンコ女史の秘蔵っ子。トゥルクのメンデルスゾーン!ユリア・フィッシャー、アラベラ・美歩・シュタインバッハー、リサ・バティアシヴィリをワールドクラスのヴァイオリン奏者に育て上げたミュンヘン音楽大学の名教授アナ・チュマチェンコ女史の門下生、"ルーデンス・トゥルク"がアヴィー(Avie)で初のコンチェルト録音に挑む!アルバニア生まれの本格派ヴァイオリニスト、トゥルクのメンデルスゾーンは"ソナタ"と"協奏曲"のカップリング。有名な「ヴァイオリン・ソナタOp.4」と「ヴァイオリン協奏曲Op.64」いわゆる"メンコン"を録音すると思いきや、トゥルクが盟友シュナイダーとのコンビで取り上げたのはこの2作品の影に隠れがちな1838年作曲の「ヴァイオリン・ソナタ ヘ長調」と「ヴァイオリンとピアノのための協奏曲」の2作品。王道ではなく敢えて別の視点からメンデルスゾーンを捉えるトゥルクの選曲眼は大器の証し。チュマチェンコ門下のもう1人の逸材ルーデンス・トゥルク、要注目です。
AV 2185
\2400→¥2190
ベートーヴェン:交響曲
 第1番ハ長調Op.21/第3番変ホ長調Op.55《英雄》
ダグラス・ボイド(指揮)、
マンチェスター・カメラータ
ボイド&マンチェスター・カメラータのベートーヴェン第3弾!ヨーロッパ室内管の首席オーボエ奏者から指揮者へと華麗な転身を遂げたダグラス・ボイド。現在音楽監督を務める室内オーケストラ、マンチェスター・カメラータとのベートーヴェン・サイクルの第3弾!「勇敢で逞しく、そして鮮やか 〜 このマンキューニァン(マンチェスター人)のベートーヴェンは別格だ」(英グラモフォン誌)と評されるなど、ボイドの巧みなオーケストラ・コントロールやシンプルなアプローチ、オーケストラのメンバー1人1人が持つ優れた演奏技術やアンサンブル能力は本国イギリスでも評価急上昇中。英国有数の"ベートーヴェニアン"ダグラス・ボイドが小編成オケの特色を最大限に活かしたベートーヴェン。「第1番」&「第3番」の今作も聴き逃せません。

BERGEN DIGITAL

BD 7065CD
\2500→¥2290
知られざるオーレ・ブル
 ブル:
  孤独のときに(オドリオゾラ編)/
  シチリアーノとタランテラ/
  アンダンテ・ドロローソとロンド・ジョコーソ/
  ナイチンゲール/風景/ポラッカ・ゲッリエラ/
  セーテルの娘の日曜日
リカルド・オドリオソーラ(ヴァイオリン)、
アイナル・ロッティンゲン(ピアノ)
19世紀ノルウェーの大ヴァイオリニスト、オーレ・ブル(1810−1880)の"作曲家"としての功績に光りをあてたヴァイオリン作品集。
ブルの代表作でもある「孤独のときに」は、スペインのビルバオ生まれのヴァイオリニスト、リカルド・オドリオソーラのアレンジによるもの。

BMS(CD−R)

BMS424CD
(CD-R)
\2400
マッケイブ:
 変奏曲Op.22/朝の歌(練習曲第4番)/
 ガウディ(練習曲第3番)/5つのバガテル/
 モザイク(練習曲第6番)/ハイドン変奏曲
ジョン・マッケイブ(ピアノ)
ジョン・マッケイブの自作自演集!"英国音楽協会(The British Music Society)"の会長であり"BMSレーベル"の主宰者、ジョン・マッケイブの自作自演集!ハイドンのソナタやイギリス音楽の演奏にも定評のあるマッケイブだが、作曲家としても近現代のイギリスを牽引する実力の持ち主。ここでは1963年から1983年の20年間に作曲された6作品の自作自演集の中では、特にハイドンのピアノソナタ第32番の第1楽章を主題として「ハイドン変奏曲」が聴きどころ。
※BMSはレーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。またCD-R盤、通常プレス盤が混在する可能性がございます。予めご了承下さい。
BMS423CD
(CD-R)
\2400
イギリスのチェロ・ソナタ集
 フォウルズ:チェロ・ソナタOp.6/
 ウォーカー:チェロ・ソナタ へ短調Op.41/
 ボーウェン:チェロ・ソナタ イ長調Op.64(全曲世界初録音)
ジョー・コール(チェロ)、
ジョン・タルボット(ピアノ)
タイトル通り"イギリス一色"のチェロ・ソナタ集には、「ワールド・レクイエム」の復活再演が話題となったジョン・フォウルズ、インドのムンバイ(ボンベイ)出身のアーネスト・ウォーカー、そして近年再評価が著しい"イギリスのラフマニノフ"ヨーク・ボーウェンが名を連ねる。ジョー・コールは、海外サッカー・ファンならばピンとくる(?)名前のイギリス人女流チェリスト。シティ・オヴ・ロンドン・シンフォニアの副首席、ASMFのメンバー、コヴェント・ガーデン王立歌劇場の客演首席などを務める英国女流チェリストのスターである。全曲世界初録音。1997年10月−12月の録音。C&P1998
BMS418CD
(CD-R)
\2400
イギリスのピアノ三重奏曲集
 ブリッジ:幻想曲ハ短調
 フリスキン:幻想曲ホ短調
 アイアランド:幻想曲イ短調
 モーラン:ピアノ三重奏曲ニ長調
カンタメン
〔キャロライン・ボールディング(ヴァイオリン)、
ジョー・コール(チェロ)、
ティモシー・リッシモア(ピアノ)〕
ブリッジ、アイアランド、モーランなど英国音楽ファンにはお馴染みの顔ぶれに加えて、グラスゴー生まれのスタンフォード門下生、ジェームズ・フリスキン(1886−1967)の幻想曲など珍しい"ピアノ三重奏曲"4作品を収録。
カンタメンは、ティペットの歌劇「アイスブレイク」からの組曲や新作の世界初演を数多く手がけるイギリスのピアノ三重奏団。1996年3月22日−24日の録音。C&P1996
BMS417CD
(CD-R)
\2400
春の歌 〜 イギリスの合唱作品集
 モーラン:
  春の歌、もう泣かないで悲しみの泉よ、
  バラのつぼみは摘めるうちに摘め、
  棺架の上で生まれるロビン・フッド、
  ジョリー・カーター、船乗りと若いナンシー、
  アイルランドの悲歌/
 ベンジャミン:3つの神秘的な小品/
 ベイントン:オープン・ザ・ゲート、夜、荒野で/
 ハワード:悪魔の宴
スティーヴン・ジョーンズ(指揮)、
シティ・チェンバー・コアー・オヴ・ロンドン
イギリス、ロンドンの合唱団によるイギリスの作曲家の無伴奏合唱のためのパートソング集。アーネスト・ジョン・モーラン(1894−1950)の「春の歌」は全曲を収録しており、選曲のための参考音源としても活躍しそう。1995年10月28日−29日の録音。C&P1996
英国音楽協会の自主レーベル"BMS"の取り扱いを開始します!現在ジョン・マッケイブが会長を務める"英国音楽協会(The British Music Society)"は、過去150年間のイギリス音楽を全世界へと普及させることを目指すイギリスの音楽団体。"BMS"レーベルからは2000年代に収録された新録音から歴史的音源まで、近代イギリス音楽の様々な演奏がリリースされます。ご期待下さい!
※BMSはレーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。またCD-R盤、通常プレス盤が混在する可能性がございます。予めご了承下さい。
BMS103CDH
(CD-R)
\2400
イングリッシュ・リサイタル
 ヴォーン=ウィリアムズ:山の中の湖、
  ギボンズの歌曲第13番による讃美歌前奏曲、
  6つの小品/
 ホルスト:ピアノのための2つの小品、
  2つのノーサンブリア民謡/
 アイアランド:ピアノ・ソナタ/
 バックス:アレグレット・クァジ・アンダンテ/
 ワーロック:5つの民謡前奏曲/
 モーラン:バンク・ホリデイ/
 ブリテン:夜想曲/
 ジュベール:舞踏組曲
ジョン・マッケイブ(ピアノ)
現代イギリス音楽界の大御所的存在にして、英国音楽協会(BMS)の会長、ジョン・マッケイブ自らが出陣!ヴォーン=ウィリアムズ、ホルスト、アイアランド、バックス、モーラン・・・。近代のイギリス音楽を知り尽くしたマッケイブのピアノによる"イングリッシュ・リサイタル"は絶品の一言に尽きる。1968年5月20日−22日&1972年5月20日の録音。全曲初CD化。
BMS427-429CD
(3CD-R/2枚分価格)
\4800
ソラブジ:ピアノ作品集
 2つの小品/スペイン幻想曲/
 ワルツ・ファンタジー〜ヨハン・シュトラウスへのオマージュ/
 ショパン、ビゼーとリムスキー=
  コルサコフによる3つのパスティーシュ/
 匂える園/夜想曲/グリスタン(薔薇の園)/
 《オプス・クラヴィシンフォニクム》より
  入祭唱とコラール前奏曲/
 ハロルド・ラトランドのための断片/ファンタジエッティーナ/
 Quaere reliqua hujus materiei inter secretiora/
 サン・ベルトラン・ド・コマンジュ/
 ハーバーマン:ソラブジ風に《月の光》
マイケル・ハーバーマン(ピアノ)
インド・パールシー教徒の父とスペイン系シチリア人の母を持つ20世紀イギリスの奇才ソラブジのピアノ作品集。マイケル・ハーバーマンは、他のピアニストによる自身の作品を演奏を禁じていたソラブジが晩年になって演奏を許可した僅かなピアニストの1人。難曲として知られるソラブジのピアノ作品に、作曲者お墨付きのピアニストが挑んだ価値ある演奏です。1979年〜1995年の録音。
BMS434-435CD
(2CD-R)
\4800
イギリスのピアノ・ソナタ集
 バックス:ピアノ・ソナタ第1番嬰へ短調、
  ピアノ・ソナタ第2番ト長調/
 アイアランド:ピアノ・ソナタ/
 ブリッジ:ピアノ・ソナタ/
 バックス:ピアノ・ソナタ第3番ト短調、
  ピアノ・ソナタ第4番ト長調
マルコム・ビンズ(ピアノ)
フォルテピアノによるベートーヴェンのピアノ・ソナタ集などの演奏が世界的に高く評価され、ボールトやブーレーズ、コリン・デイヴィス、ドラティ、ハイティンク、ラトルといった名指揮者たちと共演を重ねてきた英国の大ピアニスト、マルコム・ビンズ。定評あるメジャー・レパートリーだけでなく、母国イギリスの近代音楽への造詣の深さもビンズの魅力。ウィグモア・ホールでのデビュー・リサイタルから50周年を記念して製作されたこの「ピアノ・ソナタ集」こそがその証しである。2007年6月&7月の録音。
BMS426CD
(CD-R)
\2400
ボーウェン:
 弦楽四重奏曲第2番ニ短調Op.41/
 弦楽四重奏曲第3番ト長調/
 バス・クラリネットと弦楽四重奏のための
  《幻想五重奏曲》Op.9*
アルケウス弦楽四重奏団、
ティモシー・ラインズ(バス・クラリネット)*
シャンドスやハイペリオンからのリリースによって注目度が高まっている"イギリスのラフマニノフ"ヨーク・ボーウェン(1884−1961)の紹介に逸早く取り組んだ"BMS"。ピアノ作品に接する機会は増えてきたものの、室内楽作品の発掘はまだまだこれからなだけに「弦楽四重奏曲集」の登場はボーウェンの再評価に一役買うことになるだろう。バス・クラリネットが主役の「幻想五重奏曲」も面白い。全曲世界初録音。2001年12月の録音。
BMS432CD
(CD-R)
\2400
クック:
 ヴァイオリンとピアノのためのソナタ第2番/
 ヴィオラとピアノのためのソナタ/
 チェロとピアノのためのソナタ第2番
スーザン・スタンツェライト(ヴァイオリン)、
モーガン・ゴフ(ヴィオラ)、
ラファエル・ウォルフィッシュ(チェロ)、
ラファエル・テローニ(ピアノ)
アーノルド・クック(1906−2005)は、ベルリンでヒンデミットに作曲を師事した20世紀イギリスの作曲家。イギリスの伝承音楽を題材とした作風とは別の路線を歩んだクックの室内楽作品集には、チェロのラファエル・ウォルフィッシュなど英国の名手たちがズラリと並ぶ。全曲世界初録音。2005年10月の録音。
BMS102CDH
(CD-R)
\2400
ジュベア:合唱作品集
 おお、神を称えよOp.52/
 プロ・パーチェ・モテット/
 ハウ・アー・マイ・フォース・インクリースド、
  ロード!Op.61/
 スリープ・カンティクルOp.81/
 聖オズワルドへの3つの讃歌Op.74/
 まきびと羊をOp.58
ルイス・ハルシー(指揮)、
ルイス・ハルシー・シンガーズ、
マーティン・ニアリー(オルガン)
南アフリカのケープタウンでフランス人の父とオランダ人の母の間に生まれたイギリスの作曲家ジョン・ジュベア(1927−)。1946年にロンドンへ渡るまで南アフリカで研鑽を積むなど、生まれ故郷の南アフリカと、もう1つの故郷イギリスの音楽を吸収したジュベアの作品は、オペラや声楽作品が代表作として知られている。1975年2月の録音。全曲初CD化。
BMS419CD
(CD-R)
\2400
ジュベア:
 弦楽オーケストラのための変奏曲《タン・ペルデュ》Op.99/
 シンフォニエッタOp.38/
 バリトンと弦楽オーケストラのための歌曲集
  《インスタント・モーメント》
ヘンリー・ハーフォード(バリトン)、
ウィリアム・ボートン(指揮)、
イギリス弦楽オーケストラ
こちらは南アフリカ生まれのイギリス人作曲家ジョン・ジュベアの管弦楽作品集。2本のオーボエ、2本のファゴット、2本のホルンと弦楽のための「シンフォニエッタ」など、若かりし頃にブリテンとウォルトンから受けた影響を歳月をかけて発展させたジュベアの才能あふれる音楽を聴ける。
BMS431CD
(CD-R)
\2400
ボートン:歌曲集
 4つの歌Op.24/5つのケルトの愛の歌/
 女性の歌Op.33/3つの歌Op.39/
 シンボル・ソングス/スウィート・アス
ルイーズ・モット(メゾ・ソプラノ)、
アレグザンダー・テイラー(ピアノ)
100曲を超える声楽曲を手がけ、オペラでも成功を収めたスタンフォードの門弟ラトランド・ボートン(1878−1960)の歌曲集。20世紀初期のイギリスで活躍したボートンは、得意としていたオペラや歌曲だけでなく、ヘリオスからリリースされている「交響曲第3番」(CDH 55019)に代表されるように管弦楽法にも長けた隠れた名匠である。全曲世界初録音。2005年4月&5月の録音。
BMS433CD
(CD-R)
\2400
ダウブニー:歌曲集
 遅いユリ/マーチ/リディツェのためのバラ/
 シー・ハス・アン・アート/オータム・ザ・フール/
 エコーとナルキッソス/霜/スパルタのヘレン/
 ゴブリンの歌/母の赤い帽子/病院の葡萄/若い友人/
 歌手/留守/ジョン・アンダーソン、私はジョー/
 ウォンテージの鐘/涙を流さないで/ナチュラ・ナチュランス/
 嵐/イニスフリーの湖島/10月のバラ/他
アンナ・デニス(ソプラノ)、
ウィリアム・ベルガー(バリトン)、
ジョン・タルボット(ピアノ)
イギリス、バドニー出身のブライアン・ブライス・ダウブニー(1929−)は、イギリスのレスター・カレッジの音楽学部長、レスター・オペラのプロデューサーなどを務めたベテラン作曲家。200曲以上の独唱曲の中からトーマス・キャンピオンからテオドラ・ゴス、そして16世紀から現代の詩人たちの"詩"を題材としたバリトンとソプラノのための30曲の優美なイギリス歌曲を収録。2006年5月&6月の録音。

CENTAUR

CRC 2987
\2300

狩〜コルノ・ダ・カッチャのための音楽
 クネヒテル:コルノ・ダ・カッチャ協奏曲ニ長調/
 レーリグ:コルノ・ダ・カッチャ協奏曲変ホ長調/
 フェルスター:
  コルノ・ダ・カッチャ協奏曲第1番変ホ長調、
   同第2番変ホ長調/
 グラウン:コルノ・ダ・カッチャ協奏曲/
 ヴィヴァルディ:
  2本のコルノ・ダ・カッチャのための協奏曲へ長調*/
 テレマン:
  ヴァイオリンと3本のコルノ・ダ・カッチャのための協奏曲+/
 モルター:4本のコルノ・ダ・カッチャのためのシンフォニア**

マイケル・タンネル(コルノ・ダ・カッチャ)、
ジャック・アシュワース(オルガン)、
ブルース・ハイム
 (コルノ・ダ・カッチャ)*/+/**、
ステイシー・シンプソン
 (コルノ・ダ・カッチャ)+/**、
アルトゥール・ヴァンデルフォーフト
 (コルノ・ダ・カッチャ)**、
J・パトリック・ラファティ(ヴァイオリン)+

金管楽器関係者必聴必携!ホルンの先祖"コルノ・ダ・カッチャ"のための協奏曲集!

フレンチ・ホルンでもなく、ナチュラル・ホルンでもないホルンの先祖。一般的には"狩猟用ホルン"として知られている"コルノ・ダ・カッチャ"のための協奏曲集というなんともユニークで珍しい作品集が登場!
太陽王ルイ14世在位時代の17世紀フランスで使用され始め、その後ボヘミアへと伝わり、18世紀後半になるとオーケストラでも用いられるようになった"コルノ・ダ・カッチャ"。
この"協奏曲集"は、やがてハンドストップのナチュラル・ホルンやフレンチ・ホルンへと進化するに連れて忘れ去られてしまったホルンの先祖"コルノ・ダ・カッチャ"の"ソロ楽器"としての姿と魅力を現代に甦らせた画期的な録音なのである!

この録音で演奏に使用されているのは、ブレーメンの金管楽器工房タイン社が現代の奏者たちでも演奏できるように製作したヴァルヴ付きの"コルノ・ダ・カッチャ"。
ルイヴィル大学音楽部のトランペット科教授、ソリスト、ルイヴィル・ブラスのメンバーとして活躍するマイケル・タンネルが"コルノ・ダ・カッチャ"に持ち替えて大奮闘!
4本の"コルノ・ダ・カッチャ"が咆哮するモルターの「シンフォニア」は圧巻デス。金管楽器プレーヤー&関係者必聴必携!

CRC 3005
\2300
ノブレ:クラヴサンのための新しい組曲
 第1組曲/第2組曲

シャルロット・マッタ・ムーシェ(チェンバロ)

「クラヴサンのための新しい組曲」(1756年)は、マテュラン教会のオルガニスト、王立音楽アカデミーの常任音楽家、オペラ座のチェンバロ奏者などの地位を得た18世紀フランスの音楽家シャルル・ノブレ(c.1715−1769)の現存する貴重な作品。ブルージュやパリの国際コンクールでの受賞実績を持つ女流チェンバロ奏者マッタ・ムーシェの演奏が、煌びやかで輝かしいノブレの音楽に華を添える。
CRC 2990
\2300

ビーチ:作品集
 2台ピアノのための
  《バルカンの主題による変奏曲》Op.60c/
 愛の歌Op.21-1/エクスタシーOp.19-2/
 幻影Op.100-1/ステッラ・ヴィアトリスOp.100-2/
 ランデヴーOp.120/
 管弦楽のための
  《バルカンの主題による変奏曲》Op.60d/
 仮面舞踏会Op.22

キャスリン・アナンダ・オーウェンス(ピアノ)、
クリストファー・アツィンガー(ピアノ)、
アリソン・フェルト(ソプラノ)、
エクトル・バルディビア(指揮)、
モラヴィア・フィルハーモニック管弦楽団

ピアニスト、作曲家としての成功によって"アメリカの女流音楽家"という存在を確立させるなど、音楽史に新たな1ページを加えたエイミー・ビーチ(1867−1944)。母国アメリカのレーベルからの"作品集"には、2台ピアノ、歌曲、管弦楽曲など様々なジャンルの作品が取り上げられており、ロマンティックでリリシズムな作風、半音階的な手法など、女流音楽家として大成したビーチの豊かな才能に出会うことが出来る。
CRC 2984
\2300
グリーグ:ピアノ作品全集Vol.11
 抒情小品集第8集Op.65/抒情小曲集第9集Op.68/
 抒情小曲集第10集Op.71/4声のカノンEG.179/
 7つのフーガ

アントニオ・ポンパ=バルディ(ピアノ)

1998年のクリーヴランド国際ピアノ・コンクール最高位受賞、1998年のロン・ティボー国際コンクール第3位入賞、2001年ヴァン・クライバーン国際ピアノ・コンクール銀メダル獲得などの輝かしい経歴を誇り、クリーヴランド音楽大学ピアノ科教授として教育活動にも力を注ぐピアノ奏者アントニオ・ポンパ=バルディ。ポンパ=バルディのライフワークとして定着したグリーグのピアノ作品全集の第11集には前作第10集(CRC 2943)からの流れを受け継ぎ、「抒情小品集」の第8集〜第11集を収録。また年代的に「抒情小品集」へと繋がってゆく「カノン」、「7つのフーガ」をカップリング。世界が認めた名ピアニストの美しきグリーグです。
CRC 2985
\2300

ハービソン:
 弦楽四重奏曲第1番/
 同第2番/同第3番/同第4番

リディアン弦楽四重奏団

レヴァインのMET就任25周年を記念した歌劇「偉大なるギャッツビー」やローマ法王ヨハネ・パウロ2世に捧げられた「アブラハム」など、歴史的な節目にその作品を残してきた現代アメリカのリーディング・コンポーザー、ジョン・ハービソン(1938−)の"弦楽四重奏曲集"というアメリカのレーベルらしい好企画。リディアン弦楽四重奏団は、アメリカ、マサチューセッツのブランダイス大学の教授たちによって1980年に結成されたアンサンブル。シューベルト、ブラームスからオーンスタイン、ハービソンなど広いレパートリーも魅力の1つ。パーシケッティの弦楽四重奏曲集で好評を博すなど近現代のアメリカ作品の演奏と解釈には特に定評がある。
CRC 2925
\2300

メンデルスゾーン:ピアノ三重奏曲集
 ピアノ三重奏曲第1番ニ短調Op.49/
 同第2番ハ短調Op.66

メンデルスゾーン・ピアノ・トリオ

メンデルスゾーンの名を冠するアメリカのアンサンブル、メンデルスゾーン・ピアノ・トリオが生誕200年という最高のタイミングで発表するメンデルスゾーンへの恩返しは情感豊かな「ピアノ三重奏曲集」。
1997年から活動をスタートさせグートマンやジューコフにも認められたアメリカの若きアンサンブルは、ワシントンD.C'sエンバシー・コンサート・シリーズ、メシア大学のアンサンブル・イン・レジデンスとして活躍中。
CRC 2965
\2300

シャリュモー
 コヴァチ:ファリャへのオマージュ/
 ドナトーニ:クレール/バセット:独り言/
 コミヴ:炎/デニソフ:クラリネット・ソナタ変ロ長調/
 ボルコム:無伴奏クラリネットのためのシャリュモー/
 ゴトコフスキー:無伴奏クラリネットのためのソナタ/
 ペンデレツキ:無伴奏クラリネットのためのプレリュード/
 C・P・E・バッハ(サーストン編):ソルフェージェット

キャロライン・ハーティグ(クラリネット)

キャロライン・ハーティグは、国際クラリネット協会のゲスト・アーティストに任命されるなど、近現代作品のスペシャリストとして高い評価を受けているアメリカの女流クラリネット奏者。ボルコムやマルティーノのピュリッツァー賞受賞作の初演を担当するなど、現代作曲家たちのハーティグの演奏に対する信頼は相当なもの。無伴奏作品特有の間合いや空間創りもハイレベル。プログラムのラストを飾るC・P・E・バッハのクラリネット版「ソルフェージェット」も面白い。
CRC 2983
\2300

ミニママクタ
 グラス:オープニング/ソマカル:アンドレア/
 メルテン:クロス・カヴァー/グラス:ファサード/
 ソマカル:Le Ragioni Dimenticate/
 メルテン:4手/ グラス:ダンス8/
 ソマカル:Nessuno Ascolta il Cane di Ceramica/
 グラス:メタモルフォージス4/
 メルテン:ジェントルマン・オヴ・レジャー

ジョヴァンニ・ロッサーティ
 (ピアノ&音楽監督)、
ピッコラ・アッカデミア・デグリ・スペッキ

アメリカの大御所フィリップ・グラスから、ベルギーの名匠ウィム・メルテン(1953−)、イタリアの気鋭マッテオ・ソマカル(1977−)の作品を収録した、新旧欧米のミニマル・ミュージック・アルバム。200年末にローマで結成された管楽器、弦楽器とピアノという編成のミニマルの達人集団、ピッコラ・アッカデミア・デグリ・スペッキの演奏で、反復しながら発展を続ける不思議なミニマルの世界へ・・・・。
CRC 2995
\2300

プフィッツナー:歌曲集Vol.2
 夕べの歌/私のために君は死ぬか/
 捨てられた乙女/リート/深い森に隠れて/
 私は小鳥のいざないを聞く/
 沈みゆく太陽の美しい輝き/
 彼らは今日、夕べの集まりを持つ/
 緑の森に行こう/木々は色づき/
 春を告げるように風が大地を通り抜ける/
 秋に/あこがれ/私とお前/
 母なるヴィーナス/グレーテル/不実さと慰め/
 マルクに寄す/聖ミカエル教会広場/夕映え/
 捨てられた乙女/すてきな幼児よ/
 あなたのその美しさはどこから/
 私の心は1つの歌を歌う/秋の歌

マリアンナ・ブッシング(メゾ・ソプラノ)、
マイケル・コルドヴァナ(ピアノ)

作曲家としての作風、政治思想でも"保守的"なスタイルを頑なに守り続け、当時のドイツ有数の指揮者として活躍しながらも、望まざるナチスとの関係などにより現在も賛否が分かれるハンス・プフィッツナー。しかしながらプフィッツナーが「最後のロマン派」の1人として書き続けた歌曲の数々は、思想背景とは全く別世界で生まれた純粋に優れた作品ばかりである。マリアンナ・ブッシングはアメリカのメゾ・ソプラノ歌手。アトランタ響やミルウォーキー響などアメリカのメジャーオーケストラとの共演経験も豊富。
CRC 2996
\2300

ブラームス:オルガン作品全集
 前奏曲とフーガ イ短調WoO.9/
 前奏曲とフーガ ト短調WoO.10/
 11のコラール前奏曲Op.122/
 フーガ変イ短調WoO.8/
 《おお悲しみよ、おお心の苦しみよ》による
  コラール前奏曲とフーガ イ短調WoO.7

ヘイグ・マルディロシアン (オルガン)

1977年にドイツのボン国際オルガン週間にアメリカ人として初めて招聘された経歴を持つコンサート・オルガニスト、ヘイグ・マルディロシアンのブラームス。
ブラームス最晩年の「11のコラール前奏曲」と若き日の秀作4作品を、ワシントン聖アグネス教会のオルガンで荘厳に響かせる。
CRC 2997
\2300

アメリカ第1の都市と第2の都市の音楽
 ムチンスキ:トッカータOp.15/
 ガーシュウィン:4つのノヴェレッテ、
  メロディ第17番、ルバート、3つの前奏曲/
 サワビー:北国から/
 デル・トレディチ:バラード・イン・イエロー/
 ラ・モンテーヌ:6つのダンス・プレリュードOp.18/
 バーバー:ピアノ・ソナタOp.26

スティーヴン・グラーフ(ピアノ)

ガーシュウィンやバーバー、ムチンスキなど、アメリカの2つの大都市"ニューヨーク"と"シカゴ"に縁のある作曲家たちのピアノ作品のみというプログラムのピアノ作品集。 スティーヴン・グラーフはシカゴ生まれニューヨーク在住のピアニスト。グラーフが肌で感じてきた"ニューヨーク"と"シカゴ"の文化や特色を、6人の作曲家たちの作品と自身の演奏で表現する。
CRC 2999
\2300

カリフォルニア・オーボエ
 グラッセ:ブラジルからの手紙/
 ビアロスキー:ユダヤのメロディ/
 カンポ:ディアローグ2/
 バトラー:ファンタジー・オン・デイズ・・・/
 ビアロスキー:13のアフォリズムとサマリー/
 カンポ:パガニーニの主題による変奏曲/
 ビアロスキー:ソナチナ

リチャード・クラヴチャク
 (オーボエ&オーボエ・ダモーレ&
 イングリッシュ・ホルン)、
スコット・モリス(ギター)、
ドリー・ユージン・ケスナー(ピアノ)
イーストマン音楽院、ジュリアード音楽院、フロリダ州立大学というアメリカ屈指のエリートコースを歩み、現在はカリフォルニア州立大学ドミンゲス・ヒルズ校音楽学部の教授として活躍するリチャード・クラヴチャクのオーボエ・アルバム。カリフォルニア州の名手が、3種類のオーボエ属の楽器を巧みに吹き分ける。
CRC 3000
\2300

マスト:歌曲集
 ブルースの影/川の歌/カンツォネッタス/
 ヴィヴァ・スウィート・ラヴ/レクエルド/
 ハートビーツ/
 ワーズ・トゥ・ビー・スポークン(世界初録音)/
 フラメンコ/ピアノのヌード/
 サン・ホセ・シンフォニー・レセプション(世界初録音)

アレクサンダー・ハード(バリトン)、
ジェイコブ・グリーンバーク(ピアノ)

辻井伸行がヴァン・クライバーン国際コンクールで弾いた新作課題曲「即興曲とフーガ」の作曲者ジョン・マストの声楽作品集!日本では「即興曲とフーガ」の作曲者として名前が広まったジョン・マストだが、本国アメリカではオペラ、歌曲の作曲家として名声を得ており、2008年にはラヴィニア音楽祭にゲスト・コンポーザとして招待されるなど、その存在感は日に日に高まっている。
CRC 3004
\2300

20世紀&21世紀のチェロ作品集
 ドビュッシー:チェロ・ソナタ ニ短調/
 カーター:チェロ・ソナタ/
 ワゴナー:カテナリー、追憶と変奏/
 フォーレ:夢のあとで

ロバート・バークハート(チェロ)、
ブレア・マクミラン(ピアノ)

ドビュッシーとフォーレの"フランス"、カーターとワゴナーの"アメリカ"。欧米2ヶ国で20世紀〜21世紀にかけて誕生したチェロ作品集はエリオット・カーターの100歳記念盤でもある。ちなみにニューオーリンズ出身の作曲家アンドルー・ワゴナーの作品はこれが世界初録音となる。ロバート・バークハートは、アメリカ交響楽団、バークシャー・オペラ、ルイジアナ・フィルを経て現在はニューヨーク・シンフォニック・アンサンブルの首席を務めるアメリカのチェロ奏者。
CRC 3003
\2300

メモリア
 シュアクイ:室内楽&エレクトロアコースティック作品集
  エル・カント・レパルティド/記憶の固執/
  マレアス/デスデ・エル・リミテ

キャニオンランズ・ニュー・
 ミュージック・アンサンブル、
レフト・コースト・チェンバー・
 アンサンブル、他

ミゲル・シュアクイは、ソルトレイク・シティのユタ大学で作曲科准教授として後進の育成に取り組んでいるチリ系アメリカン人作曲家。2004年から2008年にかけて作曲され、北米と南米の音楽文化をミックスさせた4作品が並ぶ。
CRC 3010
\2300

合唱のための聖なるアンセム集
 ハース:主はわが牧者なり/
 ランツ:カルヴァリーの薔薇の贖罪/
 スタントン:グローリア/デュボワ:アドラムス・テ/
 ボイス:アレルヤ/ワーナー:たえなる道しるべの/
 ロバーツ:ディス・イズ・ザ・デイ/他

ジョヴァンニ・デ・キアーロ
 (ディレクター)、
カーロウ合唱団
ミシシッピ・ギター四重奏団のギタリスト、ジョヴァンニ・デ・キアーロがディレクターを務めるカーロウ合唱団は、165人以上の団員で構成されミシシッピとルイジアナを拠点とする混声合唱団。
CRC 3015
\2300
J・S・バッハ:
 クリスマス・シーズンのためのオルガン作品集
  前奏曲、トリオとフーガ ト長調
   BWV.541&529-3/
  目を覚ませと呼ぶ声が聞こえBWV.645/
  いざ来たれ、異教徒の救い主よBWV.659/
  いざ来たれ、異教徒の救い主よBWV.660/
  パストラーレ ヘ長調BWV.590/
  いと高きところにいます神にのみ栄光あれ
   BWV.711/
  高き天よりわれは来れりBWV.701/
  カノン風変奏曲《高き天よりわれは来たれり》
   BWV.769/
  わが喜びなるイエスBWV.1105/
  われらの主キリスト、ヨルダン川に来れり
   BWV.684/
  真実の光なるキリストよBWV.1120/
  前奏曲とフーガ ハ長調BWV.547
マシュー・ダースト(オルガン)
オルガン・コラールを中心にクリスマス・シーズンにピッタリの作品をチョイスした大バッハのオルガン作品集。マシュー・ダーストはヒューストンを拠点に活躍中のアメリカ人オルガニスト。ピリオド・アンサンブル、アルス・リリカ・ヒューストンを主宰するなど古楽演奏への取り組みも積極的。
CRC 3029
\2300
クリスマスの聖歌
 アダン:さやかに星はきらめき/
 イギリス伝承曲:天よりの真理/
 フランス伝承曲:この素敵な香りはなんだろう/
 ドイツ伝承曲:今日、子供らの声が/
 アイルランド伝承曲:
  ウェックスフォード・キャロル/
 スコットランド伝承曲:
  What Strangers Are These?/
 ウェールズ伝承曲:スオ・ガン/
 シーマン:厳しい真冬に/
 ヘッド:ベツレヘムへの小径/
 ヘイズ編:立て、羊飼いたち/
 バート:サム・チルドレン・シー・ヒム/
 ピンカム:エヴァーグリーン/
 ブレイン:ハヴ・ユアセルフ・ア・
  メリー・リトル・クリスマス/
 ヨン:幼子イエス/
 グルーバー&モーア:きよしこの夜/
 フンパーディンク:メリークリスマス/
 アダン:クリスマスの聖歌/
 ブリテン:新年のキャロル
マイケル・カルメス(テノール)、
ジョン・フィニー(ピアノ)、
ヘルマン・フッデ(ギター)、
ゲイリー・ディペルナ(打楽器)
ボストン・リリック・オペラなどで活躍するテノール歌手マイケル・カルメスが歌うクリスマス・ソング集。ピアノ伴奏に加わる打楽器やギターの音色が雰囲気を高めてくれます。

CHANDOS

CHAN 10561
\2400
ダラピッコラ:管弦楽作品集Vol.2
 管弦楽のための《パルティータ》/
 チェロと管弦楽のための《対話》+/
 アントニオ・マチャドの4つの抒情詩*/
 3つの問いと2つの答え
ジャナンドレア・ノセダ(指揮)、
BBCフィルハーモニック、
ジリアン・キース(ソプラノ)*、
ポール・ワトキンス(チェロ)+

灼熱のマエストロ、ノセダ参上! ダラピッコラの管弦楽作品集第2巻!レスピーギやヴォルフ=フェラーリなど、同郷の作曲家たちの知られざる名作の発掘と演奏に凄まじい情熱を注いでいる灼熱のマエストロ、ジャナンドレア・ノセダ。マエストロと同郷のイタリア人作曲家たちの秘曲を集めた"ムジカ・イタリアーナ"シリーズから20世紀イタリアの奇才ルイジ・ダラピッコラの管弦楽作品集第2巻が登場!リリシズム、ロマンス語、ダンテやモンテヴェルディ、ヴェルディといった古典を愛し、当時のムッソリーニ政権下では命の危険にさらされながらも反ファシズムを徹底的に貫いたダラピッコラ。厳しい状況の中で作曲されたダラピッコラの作品は、迫害や投獄、独裁政治への反抗、文明的価値の固守などがテーマとされていることが多い。新ウィーン楽派との出会いによって十二音技法に目覚めたダラピッコラだが、イタリア的な方向で十二音技法を取り入れ、バロック風の作品の作曲、リリカルな表現の優先など"ダラピッコラ流"とも言える独自の作風を確立させている。ノセダ&BBCフィルのコンビによるダラピッコラの管弦楽作品集は、第1巻(CHAN 10258)がイギリスのグラモンフォン誌、BBCミュージック・マガジン誌やガーディアン誌など各メディアでの大絶賛を博し、そして日本のレコード芸術では"月評特選"を獲得するなど実績も抜群!巨匠への道を確実に歩む灼熱のマエストロの野心作。さあ、魅惑のダラピッコラ・ワールドへ!

CHSA 5076
(SACD HYBRID)
\3100
コネソン:管弦楽のための《コスミック・トリロジー》
 第1部〜アレフ、
 第2部〜暗黒時代の一条の光、
 第3部〜スーパーノヴァ(超新星)/
  ピアノと管弦楽のための《輝く者》*
エリック・ル・サージュ(ピアノ)*、
ステファン・ドゥヌーヴ(指揮)、
ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管弦楽団
フランス楽壇の次代を担う逸材。ギヨーム・コネソンの大作"コスミック・トリロジー"!フランス各地の伝承音楽、ジョン・アダムズ、スティーヴ・ライヒ、そしてファンクの帝王ジェームズ・ブラウンから影響を受けたというギヨーム・コネソン(1970−)。オーベルヴィリエ-オーベルヴィリエ・ラ・クルヌーヴ地方音楽院で教授として教鞭を執りながら、革新的な作品を続々と世に送り出すなどフランス楽壇の次代を担う注目の逸材として熱い視線と期待を集めている。コネソンの管弦楽作品に接したロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管弦楽団(RSNO)の現音楽監督ステファン・ドゥヌーヴは、「ラヴェルやストラヴィンスキーのレベルに匹敵する驚異的なオーケストレーションだ!」と激賞。その才能に惚れ込んだドゥヌーヴとシャンドスの熱意によって、代表作「スーパーノヴァ」、ドゥヌーヴに献呈された「暗黒時代の一条の光」を収めた「コスミック・トリロジー」の全曲録音が実現したのである!長年の信頼関係で結ばれたRSNOの起用、ソリストにはル・サージュの招聘、久々の"SACD Hybrid Multichannel"でのリリースなど、シャンドスのコネソンの管弦楽作品集に懸ける意気込みもただならぬものがある。話題必至!
CHAN 10575
\2400
スコット:室内楽作品集
 ピアノ三重奏曲第1番(世界初録音)/
 クラリネット、チェロとピアノのための三重奏曲(世界初録音)/
 クラリネット五重奏曲/
 ピアノ三重奏曲第2番(世界初録音)/
 コーンウォール地方のボートの歌(世界初録音)
ロバート・プレーン(クラリネット)、
ミア・クーパー(ヴァイオリン)、
デイヴィッド・アダムス(ヴィオラ)、
グールド・ピアノ・トリオ
"イギリス印象派"の作曲家。シリル・スコットの室内楽作品集!ドイツのフランクフルトで音楽を学んだ英国の作曲家グループ「フランクフルト・ギャング」のメンバーであり、先見の明を持ったヘンリー・ウッドやトーマス・ビーチャムという代弁者を得て1920年代〜30年代にかけてその作品が盛んに演奏された"イギリス印象派"の代表者シリル・スコット(1879−1970)。歴史に埋もれたしまったスコットの音楽を4枚の管弦楽作品集で再興へと導いたシャンドスが、"イギリスのドビュッシー"と呼ばれた隠れた名匠の室内楽作品の発掘に乗り出した!30分以上の演奏時間を要し、すでに熟達した作曲技法が発揮された1920年作曲の「ピアノ三重奏曲第1番」、キャリア後期の1951年に出版された1楽章形式の「ピアノ三重奏曲第2番」など、シリル・スコットの室内楽作品の醍醐味を凝縮したプログラムはファン必聴!
CHAN 10576
\2400
フォーレ:ピアノ五重奏曲
 第1番ニ短調Op.89/ 第2番ハ短調Op.115
シューベルト・アンサンブル

結成から26年。イギリス室内楽の最前線で活発な演奏活動を続け、1998年にはこれまでの功績が認められ栄誉あるロイヤル・フィルハーモニー協会最優秀室内楽団賞を授与されたシューベルト・アンサンブル。マルティヌーの室内楽作品集(CHAN 10551)での秀演が記憶に新しいシューベルト・アンサンブルの次なるステージは、フォーレの室内楽作品集の代表格「ピアノ五重奏曲」。1995年度の英グラモフォン賞など数々の音楽賞に輝いたドーマスの名盤(Hyperion/CDA 66766)を超える名演の誕生なるか?OEKのコンサートマスター、サイモン・ブレンディスのリーダーシップにも期待。

CHAN 10572
(2CD)
\4800
マクミラン:歌劇《サクリファイス(生け贄)》 リサ・ミラン(ソプラノ)、
レイ・メルローズ(バリトン)、
クリストファー・パーヴェス(バス)、
サラ・ティナン(ソプラノ)、
ピーター・ホーレ(テノール)、
アントニー・ネグス(指揮)、
ウェールズ・ナショナル・オペラ管弦楽団&合唱団
ジェイムズ・マクミラン(1959−)は、BBCフィルハーモニックのコンポーザー&コンダクター、スコットランド室内管のアソシエイト・コンポーザーを歴任し、カトリック教徒の信仰心がベースとなっている管弦楽作品で全世界から注目を集めた現代スコットランドを代表するトップ・コンポーザー。ウェールズ・ナショナル・オペラの委嘱によって作曲、上演された中世ウェールズの幻想物語集「マビノギオン」を題材としたオペラ「サクリファイス」は、この演奏が世界初録音となる。※2007年10月13日、ウェールズ・ミレニアム・センターでのライヴ録音。
CHAN 10565
(3CD/1枚分価格)
\2400
コンプリート・トランキュリティ
 J・C・バッハ:チェロ協奏曲ハ短調より 第2楽章/
 ヴァッセナール:ラルゴ、アンダンテ/
 ヴィヴァルディ:ラルゴ/
 ストラヴィンスキー:アリオーソ/
 ショスタコーヴィチ:ピアノ協奏曲第2番より 第2楽章/
 ボッケリーニ:アダージョ/
 タルティーニ:チェロ協奏曲ニ長調より 第2楽章/
 ヴィヴァルディ:アダージョ/
 モーツァルト:アンダンテ/
 シューベルト:メヌエット第3番ニ短調/
 モーツァルト:教会ソナタ ヘ長調K.244/
 ヴィヴァルディ:協奏曲ニ短調RV.565より 第2楽章/
 ブリテン:ロマンス/
 ヘンデル:合奏協奏曲イ短調Op.6-4より 第2楽章/
 シチェドリン:第2間奏曲/
 スーク:アンダンテ・コン・モート/
 チャイコフスキー:乳母のお話/
 ドヴォルザーク:ワルツ第1番イ長調/
 デュパン:《椿姫》による幻想曲とアリアより/
 ハイドン:12のドイツ舞曲/
 ブラームス:ワルツ第8番、同第1番、同第9番/
 ボロディン:弦楽四重奏曲第2番ニ長調より 第2楽章/
 バーバー:弦楽のアダージョ/他
ユーリ・トゥロフスキー(指揮)、
イ・ムジチ・ドゥ・モントリオール
ドゥビンスキー、エドリナと共に"ボロディン・トリオ"のメンバーとして活躍した名チェリスト、ユーリ・トゥロフスキーの生誕70周年、シャンドス初期から現在まで数多くの録音を完成させてきたカナダの室内オーケストラ、イ・ムジチ・ドゥ・モントリオールの結成25周年を記念した特別リリース。トゥロフスキーとイ・ムジチ・ドゥ・モントリオールの40枚以上録音の中から選ばれたメロディが、研ぎ澄まされた美しさ、完全なる静寂をもたらしてくれる。現代の喧騒から離れ、心を休めるためのヒーリングミュージックとしても最適な演奏とプログラムです。
CHAN 0766
\2400
〔CHACONNE〕
ブクステフーデ:7つのソナタOp.1
 ソナタ ヘ長調BuxWV.252/ソナタ ト長調BuxWV.253/
 ソナタ イ短調BuxWV.254/ソナタ 変ロ長調BuxWV.255/
 ソナタ ハ長調BuxWV.256/ソナタ ニ短調BuxWV.257/
 ソナタ ホ短調BuxWV.258
パーセル・クヮルテット
若きバッハがその演奏を聴くために遠く離れたリューべックまで足を運び、滞在を延長させすぎてしまい当時の職を解かれてしまったというエピソードが存在の大きさを物語る北ドイツ・オルガン楽派最大の巨匠ブクステフーデ。エマ・カークビーやピーター・ハーヴェイの歌声が素晴らしい評価を得た宗教的カンタータ集(CHAN 0691&CHAN 0723)に続く、シャコンヌ3枚目のブクステフーデ作品集は、パーセル・クヮルテットの「7つのソナタOp.1」。ブクステフーデのソナタ(トリオ・ソナタ)は「Op.1」と「Op.2」の2作品しか残されていないだけに、大バッハにも影響を与えた巨匠の"室内楽作品"を英国発世界屈指のピリオド・アンサンブル、パーセル・クヮルテットが復権させる。
CHAN 10564
\2400→¥2190
ベートーヴェン:
 ピアノ、ヴァイオリンとチェロのための三重協奏曲ハ長調Op.56
ブラームス:
 ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲イ短調Op.102
トリオ・ポセイドン、
ネーメ・ヤルヴィ(指揮)、
イェテボリ交響楽団
"ネーメ・ヤルヴィ"と"トリオ・ポセイドン"!両雄がベートーヴェンとブラームスで激突!シャンドスの指揮台へ復帰してからは以前にも増して精力的な活動を展開しているバルト三国エストニアの音楽一族"ヤルヴィ家"のゴッド・ファーザー、ネーメ・ヤルヴィ。シャンドスでのネーメ・ヤルヴィと言えば、ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管やロンドン響との組み合わせが定番だったが、今回は北欧での活動拠点であり2004年まで首席指揮者を務めるなど深い絆で結ばれたイェテボリ交響楽団を引き連れてのベートーヴェンとブラームス!オーケストラ伴奏付きのピアノ三重奏曲とも聴こえてくるベートーヴェンの「三重協奏曲」、その約80年後となる1887年に作曲されオーケストラがピアノ・パートを担うかのようなブラームスの「二重協奏曲」。ヤルヴィのドイツ音楽は、ブラームスの「交響曲全集」(CHAN 9776)やシェーンベルク編曲の「ピアノ四重奏曲(管弦楽版)」(CHAN 8825)が名盤として輝きを放っており、定評あるロシア音楽と同等、もしくはそれ以上の絶大な評価を得ている。ヤルヴィ&イェテボリ響と共演するもう一方の主役トリオ・ポセイドンは、イェテボリのシンボル、ポセイドン象をアンサンブル名に冠し、2002年から活動をスタートさせたスウェーデンのアンサンブル。メンバーはイェテボリ響のリーダー、サラ・トロベック・ヘッセリンク、同じくイェテボリ響の首席チェロ奏者クレース・グンナルソン、ストックホルム王立音楽大学の教授、またソリストとして活躍するペール・ルンドベリというスウェーデンのツワモノたち。オーケストラをしっかりと鳴らすヤルヴィにトリオ・ポセイドンはどう挑むのか?楽しみが尽きないベートーヴェンとブラームスの登場です!
CHAN 10577
\2400
ハーマン:映画音楽集
 戦慄の調べ/市民ケーン
オーラ・ボイラン(ソプラノ)、
マーティン・ロスコー(ピアノ)、
ラモン・ガンバ(指揮)、
BBCフィルハーモニック
"シャンドス・ムーヴィーズ"最新作!米の巨匠バーナード・ハーマン登場!「モーツァルトと同世代の作曲家シリーズ」と並ぶシャンドスの歴史ある看板シリーズ、「シャンドス・ムーヴィーズ(シャンドス映画音楽シリーズ)」にアメリカの巨匠バーナード・ハーマン(1911−1975)が登場!ライト・ミュージックの全盛期1940年代から60年代にかけて革新的な映画音楽を次々と打ち出し、1941年には「悪魔の鐘」でアカデミー賞作曲賞を受賞するなど輝かしい経歴を誇るハーマン。ここでは1941年〜1976年に公開された映画のために47作品を作曲したハーマンの映画音楽の中から1945年公開の「旋律の調べ」、1941年公開の「市民ケーン」の2作品を収録。"シャンドス・ムーヴィーズ"ともはや一心同体という域にまで達した感のあるマエストロ、ラモン・ガンバが愛情を注いだ力作。今作も映画音楽ファン必聴必携!
CHAN 10582
\2400
フォーレ:ピアノ四重奏曲集
 ピアノ四重奏曲第1番ハ短調Op.15/
 ピアノ四重奏曲第2番ト短調Op.45/
 夜想曲第4番変ホ長調Op.36
キャスリン・ストット(ピアノ)、
エルミタージュ弦楽三重奏団
現代屈指のフォーレ弾き、キャスリン・ストットのフォーレ!2008年には50歳&デビュー30周年を記念したスペシャル・プログラム「ダンス」(CHAN 10493)が話題を呼び、2009年にシャンドスと専属契約を結んだイギリスの女流ピアニストの代表格キャスリン・ストットのフォーレ!ストットは1994年にハイペリオンでフォーレの「ピアノ作品全集」(CDA 66911/4)を完成させ、シャンドスからもクリスティアン・ポルテラとのデュオで「チェロ&ピアノ作品集」(CHAN 10447)をリリース。英BBCミュージック・マガジン誌では「キャスリン・ストットは現在最も素晴らしいフォーレ弾きの地位にある」と絶賛されるなど、ストットにとってフォーレは特別な大切な存在なのである。ストットとコンビを組むのは、ロンドン・フィルの元リーダー、ボリス・ガルリツキーが率いるエルミタージュ弦楽三重奏団。ストットとロシアの名手たちによる愛情に満ちた素晴らしいフォーレが誕生します。
CHAN 10578
(3CD/特別価格)
\5800
サリヴァン:歌劇《アイヴァンホー》 デイヴィッド・ロイド=ジョーンズ(指揮)、
BBCナショナル・オーケストラ・オヴ・ウェールズ、
エイドリアン・パーティントン・シンガーズ、
ジャニス・ワトソン(ソプラノ)、
ジェラルディン・マクグリーヴィ(ソプラノ)、
キャスリン・ウィン=ロジャース(メゾ・ソプラノ)、
トビー・スペンス(テノール)、
ピーター・ウェッド(テノール)、
アンドリュー・ステープルス(テノール)、
ピーター・ローズ(バス)、
ジェイムズ・ラザフォード(バリトン)、
ニール・デイヴィス(バリトン)、
マシュー・ブルック(バス・バリトン)、
スティーヴン・ガッド(バリトン)、
レイ・メルローズ(バリトン)
「ミカド」の作曲者としても知られ、存命時には国民的作曲家として絶大な人気を博した19世紀イギリスの作曲家アーサー・サリヴァン(1842−1900)。ウォルター・スコットの歴史小説を題材とした歌劇「アイヴァンホー」は、"神"や"神話"を題材とした舞台作品の作曲を避け、イギリスにおけるオペレッタのスタイルを確立させた功績を持つサリヴァンの最高傑作の1つ。イングリッシュ・ロイヤル・オペラ・ハウスのこけら落としのために作曲された「アイヴァンホー」は、150回以上も公演が行われたものの膨大な規模や費用のためオペラハウスを倒産させてしまったというエピソードを持つ作品でもある。オペラに詳しい人ならば注目せずにはいられない英国の豪華キャストによるこの「アイヴァンホー」は、録音の実現に尽力した今は亡き名匠ヒコックスに捧げられている。
CHAN 10581
\2400
北欧のオルガン作品集
 シベリウス:2つの小品Op.111
  〔イントラーダOp.111-1、葬送曲Op.111-2〕/
 ゲーゼ(ガーデ):3つの小品Op.22、 3つのコラール前奏曲/
 パルムグレン:2つの前奏曲/
 ニーステッド:イエスとともに旅をしよう/
 マッソン:ラルゲット/オルソン:ソナタOp.38
イアン・クイン(オルガン)
これまでに「ロシア」(CHAN 10043)、「チェコ」(CHAN 10463)、「アメリカ」(CHAN 10489)など様々なテーマに沿ったユニークなオルガン作品集をリリースしてきたウェールズのオルガン奏者イアン・クイン決めた次なるテーマは"北欧"!シベリウスの「2つの小品Op.111」やノルウェーの賛美歌「イエスとともに旅をしよう(Med Jesus vil eg fara)」を題材としたニーステッドの作品など北欧音楽ファンにオススメ。


CHANDOS OPERA IN ENGLISH

CHAN 3167
\2000
偉大なるオペラ・アリア集Vol.22 〜 ジェラルド・フィンリー
 アダムス:歌劇《ドクター・アトミック》より/
 ターネジ:歌劇《銀杯》より/他
ジェラルド・フィンリー(バリトン)、
ルーシー・クロウ(ソプラノ)、
アンナ・マリー・ギブソン(メゾ・ソプラノ)、
エドワード・ガードナー(指揮)、
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
フィンリー&ガードナー!次代の巨匠候補の共演が実現!2008年にはバーバー歌曲集(CDA 67528)、2009年にはシューマン歌曲集(CDA 67676)が英グラモフォン賞の歌曲部門賞に輝き2年連続受賞という快挙を果たしたカナダのバリトン、ジェラルド・フィンリーがシャンドスの「偉大なるオペラ・アリア集」に初登場。広く親しまれている名作から近現代の知られざる秘曲、問題作までを、圧倒的な勢いを見せるフィンリーが歌います。そして世界トップクラスのバリトン歌手にへ急ピッチで駆け上がったフィンリーのパートナーとして、シャンドスと専属契約を締結したイングリッシュ・ナショナル・オペラ(ENO)の音楽監督エドワード・ガードナーが初登壇!2007年5月の音楽監督就任から一気にENOを飛躍させたガードナー、2月にMETで上演されるプッチーニの「ラ・ボエーム」に出演予定のフィンリー。次代の巨匠候補たちの共演は要注目です。

CHANNEL CLASSICS

CCSSA 30210
(SACD HYBRID)
\3100
ロイヤル・コンセルトへボウ管弦楽団の首席奏者たちVol.3
 〜 ヤスパー・デ・ワール
  J・ハイドン:
   ホルン協奏曲第1番ニ長調Hob.VIId-3
    (カデンツァ:ヘルマン・ユーリセン)/
  M・ハイドン:ロマンス/
  J・ハイドン(M・ハイドン作?):
   ホルン協奏曲第2番ニ長調Hob.VIId-4
    (カデンツァ:ヤスパー・デ・ワール)/
  J・ハイドン:ディヴェルティメント変ホ長調Hob.IV-5/
  M・ハイドン:
   ホルンとトロンボーンのための《セレナード》ニ長調より
    アダージョとアレグロ・モルト(カデンツァ:ヘルマン・ユーリセン)*
ヤスパー・デ・ワール(ホルン)、
ヨルゲン・ファン・ライエン(トロンボーン)*、
コンセルトヘボウ室内管弦楽団

コンセルトヘボウの首席奏者たち第3弾!首席ホルン奏者ヤスパー・デ・ワール出陣!

Vol.1(CCSSA 22305)のヨルゲン・ファン・ライエン(首席トロンボーン奏者)、Vol.2(CCSSA 26408)のエミリー・バイノン(首席フルート奏者)に続く「ロイヤル・コンセルトへボウ管弦楽団の首席奏者たちシリーズ」の第3弾は、首席ホルン奏者ヤスパー・デ・ワール!!
オランダのブラバント音楽院でオランダの名教師ヘルマン・ユーリッセンに、ハーグ王立音楽院ではヴィセント・ザルゾにホルンを師事したヤスパー・デ・ワール。
1990年にハーグ・レジデンティ管弦楽団の首席奏者となり、2004年からはロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団の首席奏者に就任するなど、名実ともにオランダ・ホルン界の盟主として君臨する世界屈指のホルニストである。
ヤスパー・デ・ワールが選んだプログラムのテーマはヨーゼフとミヒャエルの"ハイドン兄弟"。
自身と師ユーリッセンのカデンツァを用いたハイドン・プログラムで、新帝王マリス・ヤンソンス率いるコンセルトヘボウ管弦楽団の首席ホルニストが、新たな発見や感動、驚きを与えてくれることだろう!
また「アダージョとアレグロ・モルト」では同僚の首席トロンボーン奏者ライエンとの共演という期待度満点の豪華な顔合わせが実現。ホルン&金管楽器関係者、必聴必携です!

CCSSA 28610
(SACD HYBRID)
\3100
エルガー:歌曲全集Vol.2
 語れ、我が心*/あの娘は楽しく過ごしているか?*/
 飛行の歌Op.31-2*/羊飼いの歌*/花言葉/
 そのあとでOp.31-1/わたしではない/パンの笛/
 シェイクスピアの王国*/ロンデルOp.16-3*/
 詩人の人生*/戦いの歌Op.5*/2つの歌Op.60/
 金の星か?Op.59-5*/久しき間Op.16-2*/
 アラビアのセレナード*/伏し思ううちに/
 ロンデル(1897)/眠る子/主の車/王道
アマンダ・ルークロフト(ソプラノ)、
コンラッド・ジャーノット(バリトン)*、
ライニルト・メース(ピアノ)
近現代歌曲の普及、発掘を目指すアムステルダムの"20世紀歌曲協会"がサポートするエルガーの歌曲全集第2弾のキャストも、前作(CCSSA 27507)と同じアマンダ・ルークロフト&コンラッド・ジャーノットの強力コンビ。
エニグマ変奏曲や威風堂々、交響曲などの管弦楽作品、大規模な合唱作品や宗教作品に比べると見過ごされがちなエルガーの歌曲にスポットライトをあてた選曲センスも素晴らしい。
シュレーカー、レスピーギ、シマノフスキの歌曲集を成功させたチャンネル・クラシックスのエルガー歌曲集は、本国英国のエルガー協会も太鼓判を押すほどの完成度。もちろん録音面もハイクォリティです!
CCSSA 29410
(SACD HYBRID)
\3100→¥2890
ブラームス(ラツィック編曲):ピアノ協奏曲第3番ニ長調
 (世界初録音/原曲:ヴァイオリン協奏曲Op.77/
  第1楽章カデンツァ:デヤン・ラツィック)/
ブラームス:2つのラプソディOp.79、スケルツォ変ホ短調Op.4
デヤン・ラツィック(ピアノ)、
ロバート・スパーノ(指揮)、
アトランタ交響楽団
構想5年。天才ラツィックの超大作!ブラームスのピアノ協奏曲"第3番"!

時間や感情という壁を取り払い、音楽で2人の作曲家の内面をつなぐ"リエゾンス(連結)"シリーズが絶賛を博しているクロアチアの天才デヤン・ラツィック。
バルカン半島に舞い降りた神童が構想、完成に5年という歳月を費やし完成させた世紀の大作、ブラームスの「ピアノ協奏曲第3番」の世界初演ライヴ&世界初録音が遂に登場!!
"音楽の父"J・S・バッハと"楽聖"ベートーヴェンが遺した自身の「ヴァイオリン協奏曲」の「ピアノ(鍵盤)協奏曲」へのアレンジ。
ここからインスピレーションを得たラツィックは自らの手で"3大B"最後の1人、ブラームスの「ヴァイオリン協奏曲」を「ピアノ協奏曲第3番」へと生まれ変わらせるという壮大なプロジェクトへの挑戦を決心する。
「ブラームスならきっとこうしただろう」。アレンジを施すにあたってこのキーワードを大切にし続けたラツィック。
遂に完成した「ピアノ協奏曲第3番」には、ブラームスの音楽への愛情、そして"3大B"への敬意があふれんばかりに込められているのである。
2009年10月、アトランタのシンフォニー・ホールを舞台としてラツィック、スパノ&アトランタ響の共演で遂に世界初演が実現し大成功を収めた「ピアノ協奏曲第3番」。
早くも世界中のピアニストたちからの演奏依頼、オーケストラからの共演依頼が数多く寄せられるなど、ラツィックが完成させた"偉業"への評価と期待度は凄まじい高さを見せている。
作曲から130年。数え切れないほどのヴァイオリニストたちによって演奏されてきたブラームスの傑作が、ピアニストたちからも愛される時が来た!大反響必至!乞うご期待!

※2009年10月、アトランタ・シンフォニー・ホール(ライヴ)、フリッツ・フィリップス・音楽センター(Op.79/Op.4)での録音。

CCSSA 28009
(SACD HYBRID)
\3100
ボリビアのバロックVol.3
 ロケ・ハシント・デ・チャバリア(1688−1719):
  フエラ、フエラ!アガンレス、ルガール!/
 ドメニコ・ツィポリ(1688−1726):トッカータ ニ短調/
 トマス・デ・トレホン・イ・ベラスコ(1644−1728):
  第8旋法によるミサ/
 作曲者不詳:ソナタ"チキータナ"第4番/
 ドメニコ・ツィポリ:アル・オッフェルトリオ/
 フアン・デ・アラウホ(1646−1712):
  アル・ジャント・マス・ティエルノ/
 作曲者不詳:シェンプレ・ピアノ/
 ドメニコ・ツィポリ:カンツォーナ ト短調/
 作曲者不詳:アイレス・メ・ヒエラン・アル・ニーニョ/
 ディエゴ・カセダ(fl.1673−1694):
  シレンシオ・ノ・チステ・エル・アイレ/
 作曲者不詳:ミシオネス・デ・チキートス/
 フアン・デ・アラウホ:
  オ・クエ・ビエン・セ・サスペンデン・ロス・シエロス/
 セバスティアン・デュロン(1660−1716):
  そよ風はリズムにのって/
 作曲者不詳:8声のサルヴェ/
 作曲者不詳(ルイス・クラフ編):オレンジ娘
フロリレジウム、
アラカエンダル・ボリビア合唱団、
ジェイムズ・ジョンストン(オルガン)
フロリレジウムの"ボリビアのバロック"第3弾!今回の舞台は南米"ボリビア"と欧州"オランダ"!ボリビアのサンタクルス市から車で6時間というジャングルの奥地にあるコンセプシオン教会に眠っていた手稿譜の復元、演奏を進めてきた世界有数のバロック・アンサンブル、フロリレジウムの"ボリビアのバロック"シリーズの第3集は、6250マイル離れた2つの国と3つの異なる会場が舞台。アラカエンダル・ボリビア合唱団のヨーロッパ・ツアー中にフロリレジウムと行われたオランダでのレコーディング。そしてボリビア、チキトスのサンタ・アナ教会に設置されている18世紀の歴史的オルガンで演奏されたボリビア・バロック時代の知られざるオルガン作品。この"ボリビア"と"オランダ"、"南米"と"欧州"という2つの国と大陸での演奏が1つになった"第3集"のスケールもまさに世界規模!厳粛な雰囲気の作品から民族音楽を彷彿とさせる作品など、幅広い作風を持ったバロック時代のボリビアの音楽に改めて驚かされること間違いなし。楽譜の発見場所であり作品の起源でもある"ボリビア"から"ヨーロッパ"へと飛び出したフロリレジウムの"ボリビアのバロック"シリーズ。音楽史に加わる新たな1ページをご確認下さい!2008年2月10日−12日、ヴァールゼ教会(オランダ)&2008年5月1日、サンタ・アナ教会(ボリビア)&2008年8月29日、メノナイト教会(オランダ)での録音。
CCSSA 28409
(SACD HYBRID)
\3100
テレマン:序曲と協奏曲集
 序曲ホ短調/協奏曲ニ長調/協奏曲ヘ長調/
 協奏曲変ロ長調/協奏曲ト長調
アレクシス・コセンコ(トラヴェルソ&リコーダー)、
オランダ・バロック協会
アレクシス・コセンコ参上!オランダ・バロック協会のテレマン!オランダのヘット・パロール誌で「衝撃的なデビュー」と絶賛された古楽大国オランダの新しいアンサンブル、オランダ・バロック協会(HBS)は、常任の指揮者を置かずプロジェクトごとに古楽界の名手を招いている新世代の古楽器奏者たちの精鋭集団。レトロスペクト・アンサンブル(旧キングズ・コンソート)の音楽監督マシュー・ホールを迎えたデビュー・タイトル、 ムファットの「合奏協奏曲集(1701)」(CCSSA 27408)に続く第2弾のゲストはフランスの名トラヴェルソ吹き、アレクシス・コセンコを迎えてのテレマン!コセンコのトラヴェルソ&リコーダーとオランダ・バロック協会の若き才能の相乗効果にがもたらしてくれたテレマンも充実の快演です。2009年2月11日−13日、ヴァールゼ教会(オランダ)での録音。

CHRISTOPHORUS

CHR 77308
\2500
カッシア:ビザンチンの賛歌集(世界初録音) ヴォーカメ
紀元9世紀の女流作曲家"カッシア"の賛歌集。

ヒルデガルト・フォン・ビンゲン(1098−1179)よりも約3世紀前を生きた東ローマ帝国(ビザンチン)の修道女、詩人そして作曲家だったカッシア(ca.810−843/867)の世界初録音となる賛歌集。
後に自ら修道院を設立し初の女性修道院長となったカッシアは、容姿、教養に優れていたため皇帝の婚礼相手の候補であったとも伝えられている。
ミズーリ大学セントルイス校の教授でカッシアの研究を続けてきたダイアン・トーリアトスの協力を得て実現した「賛歌集」を歌うのはドイツのアンサンブル"ヴォーカメ(VocaMe)"。
ドイツ有数の古楽歌手たちで結成されたアンサンブルのハーモニーは、まさに神秘的。音楽史の資料としても貴重なリリースとなることだろう。

CHE 0146-2
\1500
シトー会の歌 〜 グレゴリオ聖歌集
 アンティフォナI〜IV/おお、いと聡明なる乙女/
 アヴェ・マリス・ステラ/
 アンティフォナとマニフィカト/
 キリエ/サルヴェ・レジナ
ハンス=ゲオルク・レンナー(指揮)、
ハインリヒ・イザーク・アンサンブル
11世紀に誕生したシトー会。その厳格な規律による清貧、質素な信条と呼応するかのように、シトー会によって歌われたグレゴリオ聖歌も装飾音などが省かれ、シンプルで深い静けさを持つ。1996年の録音。
CHE 0147-2
\1500
センフル:マルティン・ルターのための音楽
 ミサ・スーペル・ニシ・ドミヌス/ニシ・ドミヌス/
 聖霊来たりたまえ/平安のうちに/詩篇第4番/
 我は死ぬことなく生き/グローリア/すべての人よ
ヴィルフリート・ロンバッハ(指揮)、
アンサンブル・オフィチウム
マルティン・ルターと親交のあったマクシミリアン1世の宮廷音楽家ルートヴィヒ・センフル(1486−1542)の音楽を通して、ルターと宗教改革が当時の教会音楽に与えた影響を伝える好企画。1999年の録音。
CHE 0148-2
\1500
トゥルバドゥール、トルヴェール、ミンネゼンガー
 〜 中世の歌曲と舞曲
  ベンタドルン:ひばりがはばたく時に/
  フォーゲルヴァイデ:菩提樹の下で/
  ロイエンタール:Willekomen sumerweter sueze/
  詩歌集《カルミナ・ブラーナ》より
アウグスブルク古楽アンサンブル
1150年から1250年にかけて南フランスのトゥルバドゥール、北フランスのトルヴェール、ドイツのミンネゼンガーたちによって歌われた歌曲集を、中世音楽のスペシャリストたちの演奏で。1994年の録音。

DEUX ELLES

DXL 1141
\2400
シャコンヌ・ブラス 〜 ダンシング・イン・ザ・ダーク
 ベイカー:ケック/ハルトマルク:子守歌/
 ホルンボー:金管五重奏曲Op.79/ケセル:ナチャナ*/
 マクドウォール:タンゴ・オスクロ/
 ロングスタッフ:金管五重奏のための交響曲
シャンコンヌ・ブラス、
シン・ナムドハリ(タブラ)*
金管楽器奏者には「金管五重奏曲」の作曲者として馴染みの深いデンマークの作曲家ヴァン・ホルンボー(1909−1996)の生誕100年と、アンサンブルの結成25周年を記念して製作されたイギリスの金管五重奏団シャンコンヌ・ブラスのアルバム。ホルンボーの「金管五重奏曲」からインドの民族楽器タブラが加わる「ナチャナ」などプログラミングも面白い。シャンコンヌ・ブラスのブリリアントなサウンドも爽快!

ETCETERA

KTC 4035
\2500→¥2290
ヴィヴァルディ:チェロ・ソナタ集
 チェロ・ソナタ第5番ホ短調RV.40/
 同第1番変ロ長調RV.47/同第3番イ短調RV.43/
 同第6番変ロ長調RV.46/同第7番イ短調RV.44
ロエル・ディエルティエンス(チェロ)、
アンサンブル・エクスプロラション
ピリオドとモダンをハイレベルで弾きこなすベルギーの名チェリスト、ロエル・ディエルティエンス(1957−)。
自らが創設したアンサンブル・エクスプロラションとの共演で、素晴らしいヴィヴァルディのチェロ協奏曲集を聴かせてくれたディエルティエンスが「チェロ・ソナタ」を録音!
涼しく流れるかのように響きながら聴き手の心に大きな存在感を残してゆくディエルティエンスのヴィヴァルディ。抜群の表現力も古楽大国ベルギーの名手ならでは。ディエルティエンス、いい仕事してます。
KTC 4030
\2500
オルフェオの歌
 ラージ:O che felice giorno/
 ブルネッリ:アリア・ソプラ・ラ・ベルガマスカ/
 ランディ:ラブリ・ソアーヴィ/
 ナニーノ:オルフェオ・カンタンド/
 ディンディア:ス、ス・プレンディ・ラ・チェトラ/
 カステッロ:ソナタ第2番/
 ロッシ:アモール・センティ/
 メールラ:チャコンナ/
 ガリアーノ:Care amorose piaghe/
 ディンディア:Che veggio/
 フォンターナ:ソナタ第2番/
 フェラーリ:この世から消え去りたい/
 カペッロ:Che faro dolce mia vita
イル・トリンフォ・デル・テンポ、
クレール・ルフィリアートル(ソプラノ)、
ヤン・ファン・エルザッカー(テノール)
ギリシャ神話、オルフェウスとエウリディーチェの物語。数え切れないほどの音楽家たちを魅了してきたこの悲劇のストーリーからインスピレーションを受けて作曲された17世紀初期の作品集。
ベルギーの古楽アンサンブル、イル・トリンフォ・デル・テンポの器楽演奏とソプラノのルフィリアートル、テノールのエルザッカーの歌声がオルフェウスの喜び、嘆き、悲しみなどの揺れ動く感情を巧みに描いている。
KTC 1393
\2500
スパーン:クリンゲン/ゾーン/クロックワーク ラルフ・ファン・ラート(ピアノ)、
バートン・ワークショップ、
バート・スパーン(電子楽器)
「オランダの作曲家シリーズ(Dutch Composers)」に加わるのは1963年生まれの作曲家バート・スパーン。オランダのナイメーヘン音楽院とアムステルダム音楽院で作曲を学び、そのエレクトロ・アコースティック作品はロッテルダムのゲルギエフ・フェスティヴァルで取り上げられた注目株である。
近現代音楽演奏の名手ファン・ラート、鬼才フルカーソン率いるバートン・ワークショップなどアーティスト陣も個性派揃い。
KTC 1334
(2CD)
\5000
シューベルト:フォルテピアノのための作品集Vol.5
 幻想曲ハ長調D.760《さすらい人》/
 12のドイツ舞曲D.790/
 ピアノ・ソナタ第6番ホ短調D.566/
 36のオリジナル舞曲D.365/
 ピアノ・ソナタ第1番ホ長調D.157/
 アンダンテ ハ長調D.29/
 アダージョ ト長調D.178/
 メヌエット イ長調D.334/
 メヌエット ホ長調D.335
ヤン・フェルミューレン(フォルテピアノ)
根強い支持を得ているベルギーの重鎮ヤン・フェルミューレンのシューベルトも第5集に到達。ヴィーラント・クイケンからの信頼も厚いフェルミューレンが、19世紀ウィーンの名工ナネッテ・シュトライヒャーの手により1826年に製作されたフォルテピアノで弾くシューベルトは、とても柔らかくとても優しい。シューベルトを愛する名手の両手とシューベルト存命当時の銘器が、作曲者の意図した作品の姿や音色を現代に甦らせてくれる。2008年12月&2009年4月の録音。
KTC 1396
\2500
ベートーヴェン:4手連弾のための作品全集
 ワルトシュタイン伯爵の主題による8つの変奏曲ハ長調WoO.67/
 ソナタ ニ長調Op.6/
 ゲーテの《君を思う》による6つの変奏曲ニ長調WoO.74/
 交響曲第4番変ロ長調Op.60(ワッツ編)/
 エグモント序曲Op.84(ワッツ編)
ヴィネケ・ヨルダンス(フォルテピアノ)、
レオ・ファン・ドゥセラール(フォルテピアノ)

アムステルダム音楽院で研鑽を積み、1977年から活動をスタートさせたヴィネケ・ヨルダンスとレオ・ファン・ドゥセラールのピアノ・デュオ。オランダ室内合唱団、オランダ・バッハ協会、アニマ・エテルナ、コンセルトヘボウ管から招かれるなど、特に活動拠点とするオランダでの評価は高い。イギリスのヴィオラ奏者ウィリアム・ワッツのアレンジ(1817年&1816年)による「交響曲第4番」と「エグモント序曲」を加えた"全集"、そしてウィーンのラグラッサ1815年製の"フォルテピアノ"が一味違った新鮮なベートーヴェンを聴かせてくれます。

KTC 1395
\2500
ミヨー:《4つの顔》Op.238より 1、2/
イザイ:無伴奏チェロ・ソナタOp.28(ヴィオラ版)/
ミヨー:ヴィオラ協奏曲第1番Op.108*/
ヒンデミット:無伴奏ヴィオラ・ソナタOp.25-1/
ミヨー:《4つの顔》Op.238より 3、4
スザンヌ・ファン・エルス(ヴィオラ)、
ヘラルド・バウハウス(ピアノ)、
ラインベルト・デ・レーウ(指揮)*、
シェーンベルク・アンサンブル*
フランス6人組のメンバー、ミヨーの「4つの顔」とイザイの無伴奏、ミヨーの協奏曲、ヒンデミットの無伴奏を組み合わせた20世紀のヴィオラ作品集はプログラミングが個性的。ソリストのスザンヌ・ファン・エルスは、シンフォニエッタ・アムステルダムの創設メンバーであり、近現代音楽の達人集団シェーンベルク・アンサンブルで活躍したオランダの女流ヴィオラ奏者。これまでに数多くの近現代作品を制してきたファン・エルスの研ぎ澄まされたサウンドと表現力の高さは見事。
KTC 1401
\2500
モーツァルト:
 クラリネット五重奏曲イ長調K.581/
 弦楽四重奏曲第15番ニ短調K.421
ニコラ・ボウド(バセット・クラリネット)、
エディング弦楽四重奏団
2007年に結成されたピリオド楽器によるベルギーのアンサンブル、エディング弦楽四重奏団とオーストラリア出身の女流奏者ニコラ・ボウドのコンビによるモーツァルト。師であるエリック・ホープリッチから授けられた妙技と、歴史的研究が重ねられ2008年に新たに製作されたバセット・クラリネットのサウンドがキラリと光る。
KTC 4031
\2500
ベネルクス地方のイタリア音楽
 作曲者不詳(18世紀):詩篇《エルサレムよ、主を讃めたたえよ》/
 作曲者不詳(18世紀):詩篇《われ主に感謝せん》/
 作曲者不詳(18世紀):モテット/
 マンチーニ:ミサ・セプティマス
クレール・ルフィリアートル(ソプラノ)、
マルニクス・デ・カット(アルト)、
エリク・ファン・ネーヴェル(指揮)、
クレンデ
15〜16世紀のフランドル地方で生まれたポリフォニー音楽を網羅した「フランドル楽派の巨匠たち」(KTC 1380)での名演が印象強いエリク・ファン・ネーヴェルとクレンデ。
ここではアントワープとブリュッセルの中間に位置するベルギーの都市、メヘレンの聖ロンバウツ教会で発見された1700年代のイタリア音楽を取り上げる。4作品とも世界初録音となる貴重な音源。ベルギーで眠っていたイタリアの教会音楽がエリク・ファン・ネーヴェル&クレンデの手によって宝石のように輝く ——。
KTC 1392
\2500
18世紀のチェンバロ二重奏曲集
 シャフラート:二重奏曲イ短調/
 ル・ルー:組曲第1番ニ短調/
 J・S・バッハ:コントラプンクトゥス13/
 クープラン:
  2台のクラヴサンのためのアルマンド、
   選り抜きのミュゼット、居酒屋のミュゼット/
 C・P・E・バッハ:4つの小二重奏曲Wq.115/
 J・C・バッハ:2台のチェンバロのためのソナタ ト長調/
 ソレール:協奏曲第3番ト長調
ヤン・デフリーヘル(チェンバロ)、
ギー・ペンソン(チェンバロ)
クープランからバッハ一族、ソレールなど、18世紀のヨーロッパで作曲された2台のチェンバロのための協奏曲集。古楽大国ベルギーの鍵盤奏者、デフリーヘルとペンソンのデュオがゴージャスで高貴なチェンバロの"饗宴"をたっぷりと楽しませてくれる。
KTC 1378
\2500
ヴィスマン:
 七重奏曲/ニュー・ヘヴン*/
 ソブルス・オキシジェン
ピーター・ダイクストラ(指揮)*、
ジェンツ*、
シェーンベルク・クヮルテット、
ヘット・トリオ、
バーバラ・ハンニガン(ソプラノ)#、
エド・スパニャールト(指揮)#、
リンブルフ交響楽団#
バート・ヴィスマン(1962−)はアムステルダムのスヴェーリンク音楽院でダーン・マネケとヘールト・ファン・クーレンに作曲を学んだ現代オランダのリーディング・コンポーザーの1人。ダイクストラ&ジェンツ、シェーンベルク・クヮルテットなどトップ・クラスのアーティスト陣の録音参加がその存在の大きさを窺わせる。ジェンツの歌声だけでも聴く価値アリ!
KTC 1386
\2500
デ・マン:
 マグネティック・フィールズ/
 コルデス・インヴィシブル*/
 クロモフォア+/
 ヒアー、ヒアー!#/
 マリオネット/
 ヴォラタイル・ヴォイセズ**
ペーター・エトヴェシュ(指揮)、
オランダ放送室内管弦楽団、
ドリス・ホッホシャイト(チェロ)*、
フランス・ファン・ルート(ピアノ)*、
ウルリッヒ・ペール(指揮)+、
インソムニオ+、
ホルヘ・イサーク(リコーダー&電子楽器)#、
ユルイェン・ヘンペル(指揮)、
ヴォルハルディング管弦楽団**
エトセトラ(Et'cetera)が母国オランダの近現代作曲家を紹介する「オランダの作曲家シリーズ(Dutch Composers)」。最新作として加わるのはインドネシアのジャワ島生まれのオランダ人作曲家、ロデリック・デ・マン(1941−)のエレクトロアコースティック作品集。

EXTRAPLATTE

EX 646-2
\2500
ウィーン・ブラス 〜 ライヴ・イン・タイペイ
 レンウィック:ダンス/
 作曲者不詳(コルプ編):ソナタ/
 シャイト(P・ジョーンズ編):戦いの組曲/
 ル・ジュヌ(カンス編):春がまためぐりくる/
 モーツァルト(カウツキー編):夜の女王のアリア/
 スッペ(カウツキー編):喜歌劇《軽騎兵》序曲/
 メンデルスゾーン(シヴィル編):タランテラ/
 ビゼー(コルプ編):カルメン組曲/
 シュヴェルトシク:クーレンヴィクト/
 ピルヒナー:Almweis-edelrausch、中央ヨーロッパの灌漑/
 ヴィッサー:皆様ワルツを/
 シュトラウスII世(コルプ編):トリッチ・トラッチ・ポルカ/
 ワイスバッハ:グーテ・ファート/
 フチーク(コルプ編):剣士の入場/
 ワイスバッハ(コルプ編):トランペット・ポルカI/
 伝承曲:ジャガポルカ/
 ワイスバッハ(コルプ編):トランペット・ポルカII
ウィーン・ブラス
ウィーン・トーンキュスラー管のトランペット奏者ヘルムート・デンマーとルディ・コルプたちによって結成されたウィーン・ブラスは、あのハンス・ガンシュ率いるアート・オヴ・ブラス・ウィーンと並ぶウィーンのもう1つの強力金管五重奏団。1990年に台湾の台北ナショナル・コンサート・ホールで行われたライヴのプログラムには、お馴染みのアレンジ作品あり、オリジナル作品あり、オーストリア勢お得意のピルヒナーあり!ライヴのちょっとしたキズはご愛嬌!?随所に遊び心が感じられる賑やかで楽しいブラスの宴です。
EX 729-2
\2500
ブラームス:
 スケルツォ変ホ短調Op.4、
 クラリネット・ソナタ第1番ヘ短調Op.120-1、
 クラリネット三重奏曲イ短調Op.114/
ハイネ:アルテ・カミンシュトゥック/
シュトルム:片いなかで/ヘッセ:アンダンテ/
ザール:ダス・オルター/
マイレーダー:ソネット/ゲーテ:旅行食
ベルンハルト・直樹・ヘーデンボルク(チェロ)、
フェルディナンド・スタイナー(クラリネット)、
フランチェスカ・カルドーネ(ピアノ)、
ハンネ・アイヒマン(語り)
ハインリヒ・シフにその才能を認めらたウィーンと日本の伝統を受け継ぐ注目のチェリスト、ベルンハルト・直樹・ヘーデンボルクが参加するブラームスの室内楽作品集。モーツァルテウム管弦楽団の首席クラリネット奏者フェルディナンド・スタイナーや、ペライア、パドゥラ=スコダから教えを受けたイタリアの女流ピアニスト、フランチェスカ・カルドーネなど共演陣もハイレベル。ハイネやゲーテなど当時の作曲家たちにとって重要な存在だった詩人たちの詩の朗読と、ブラームスの音楽を結びつけたプログラム構成も興味深い。
EX 701-2
\2500
モンテヴェルディ:マドリガーレ集
 私が私の生命を愛しても、羊飼いの娘フーミア、
 まだ陽は昇っていなかった、
 恋人の燃える瞳をじっと見つめていた時に、
 去れむごき者、つれないアマリッリ、
 この暴虐なる愛の神は、西風が帰り、おお金色の髪、
 今や天も地も、私は恋に燃えているが、
 さあさあ愛らしい羊飼いたち/
 デ・ローレ:Dalle belle contrade d'oriente/
 インジェニェーリ:Vaghi Boschetti Di Soavi Allori
アンサンブル15.21、
ドルチェ・リゾナンツァ
オーストリアの8人の声楽家たちによって結成されたルネサンス&バロックを専門とするヴォーカル・アンサンブル、"アンサンブル15.21"のデビュー・アルバム。古楽唱法に長けた気鋭の声楽家たちが歌うモンテヴェルディのマドリガーレは、特にソプラノの伸びやかで澄んだ歌声が印象的。
EX 680-2
\2500
ストロークス
 ワーゲンドリステル:スイート・スーツ/
 ハイニッシュ:ナハトムジーク/
 スウェイン:カント/
 フライシッツァー:フォーレプレイ/
 キール:Mへのアリア
マリア・フロドゥル(チェロ)
グラーツ生まれのグラーツ育ち。1995年からウィーン劇場協会管弦楽団のソロ・チェロ奏者として活躍する女流奏者マリア・フロードルが弾く無伴奏作品集。コンサートとレコーディングのためにフロドゥル自身が企画したプログラム"ストロークス"は、現役で活躍中の5人の現代作曲家たちの作品。様々な作風の中から高い集中力がビシビシと伝わってくる。
EX 718-2
\2500
ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲集《四季》 エリーザ・シュミットと仲間たち
エリーザ・シュミットは、ウィーン響のコンサートマスター、フローリアン・ツヴィアウアーやウィーン・フィルのコンサート・マスター、ウェルナー・ヒンクに師事したオーストリアの女流ヴァイオリニスト。ハンガリー留学時代の仲間たちが集まりレコーディングされた「四季」では、「春夏秋冬」各曲の冒頭に1分ほどのナレーションを加えるなど他の「四季」との違いを打ち出している。

GIMELL

CDGIM 043
\2400→¥2190
トマス・ルイス・デ・ビクトリア(1548−1611):
 エレミアの哀歌
  聖木曜日のための哀歌/
  聖金曜日のための哀歌、聖土曜日のための哀歌/
ファン・グティエレス・デ・パディーリャ(c.1590−1664):
 聖木曜日のための哀歌
タリス・スコラーズ、
ピーター・フィリップス(指揮)

タリス・スコラーズ、初録音から30周年!ビクトリアの"エレミアの哀歌"を歌う!

1980年3月22日〜23日に英国オックスフォードのマートン・カレッジ・チャペルで、タリス・スコラーズの初録音にして永遠の名唱アレグリの「ミゼレーレ」が誕生してから今年で30周年。
この初録音から30周年という節目の年を祝い、タリス・スコラーズにとってギメル(Gimell)での通算50枚目としてリリースされる新録音は、スペイン・ルネサンス時代の巨匠ビクトリアのエレミアの哀歌集!
宗教音楽の作曲にその人生に捧げたルネサンス時代のスペインにおける最大の作曲家ビクトリア。
他の作曲家の「エレミアの哀歌」と比べ"スペイン的"とも言われるビクトリアの「エレミアの哀歌」は、「レクイエム−死者のための聖務曲集」(1605)と並びスペイン・ルネサンス音楽の最高峰に位置する「聖週間の聖務日課集」(1585)に収められた音楽史上に輝く不朽の合唱芸術の1つである。
ビクトリアに続く形でタリス・スコラーズが歌うのは、スペインで生まれメキシコへと渡ったパディーリャの「エレミアの哀歌」。
当時スペインの支配下にあったメキシコでプエブラ大聖堂の楽長などを務めるなど、ビクトリアの次の世代を代表する実力者として歴史にその名を刻んでいる。
30年前の初録音と同じ舞台マートン・カレッジ・チャペルとタリス・スコラーズの究極のハーモニー。
「レクイエム」(CDGIM 012)の名唱と並び立つビクトリアの新たな名演の誕生です!


GLOBE

GLO 6065
\2100
ヒエロニムス・ボスの《7つの大罪》
 フェヴァン:キリエ/ピアチェンツァ:妬み/
 フェヴァン:サンクトゥス、アニュス・デイ/
 ダルツァ:スペイン風カラータ/
 ムートン:Nesciens mater virgo virum/他
カメラータ・トラジェクティナ、
ラ・カッチャ
中世〜17世紀のオランダとベルギーの知られざる音楽の発掘、紹介を専門とする古楽&声楽アンサンブル、カメラータ・トラジェクティナの新たなアイディアは、ルネサンス時代オランダの画家ヒエロニムス・ボスの「7つの大罪」と音楽を結びつけたプログラム。
カメラータ・トラジェクティナは、ボスと同時代を生きた作曲家たちの作品に、作曲者不詳の旋律に現代オランダの詩人ゲリット・コムリが歌詞を付けた歌曲を組み込み、音楽と美術が一体となった壮大な音絵巻を創り上げている。演奏の質もかなり高い。

GLOSSA

GCD 921111
\2500→¥2290
モーツァルト:
 レクイエム ニ短調K.626/
 フリーメイソンのための葬送音楽ハ短調K.477/
 2つのクラリネットと3つのバセット・
  ホルンのためのアダージョ変ロ長調K.411
フランス・ブリュッヘン(指揮)、
18世紀オーケストラ、オランダ室内合唱団、
モーナ・ユルスルー(ソプラノ)、
ヴィルケ・テ・ブルンメルストルテ(アルト)、
ゼーハー・ヴァンデルステイネ(テノール)、
イェレ・ドレイエル(バス)、
ユーヘイン・リヴェン・ダベラルド(グレゴリオ聖歌指揮)
ブリュッヘン&18世紀オーケストラの奇跡の"モーツァルトのレクイエム"が新装登場!

ブリュッヘン&18世紀オーケストラの名盤の不朽の名演モーツァルトの「レクイエム」が新たなデザインに生まれ変わって新装登場!
1998年3月9日、48回目のツアーのためにアムステルダムではなく東京に集まった18世紀オーケストラのメンバーたち。
オランダ室内合唱団、4人のソリストたち、グレゴリオ聖歌の権威ユーヘイン・リヴェン・ダベラルド、そしてブリュッヘンが用意したプログラムはモーツァルトの「レクイエム」。
この1998年3月20日に行われた日本ツアーの最終公演、東京芸術劇場でのライヴ録音は、数あるモーツァルトの「レクイエム」の名演の中でも最高峰の1つに位置づけられる奇跡の記録である ——。

※1998年3月20日、東京芸術劇場でのライヴ録音。

※「GCD 921111」のリリースに伴い旧盤の「GCD 921105」は廃盤となります。

GCD 920608
\2500
J・C・バッハ:6つのシンフォニア(1782)
 シンフォニア
  第3番変ホ長調/第4番変ロ長調/
  第5番変ホ長調/第6番変ロ長調/
  第1番変ホ長調/第2番変ロ長調
エリック・ホープリッチ
 (クラリネット&ディレクター)、
ナハトムジーク
ホープリッチ&ナハトムジーク登場!"ロンドンのバッハ"のシンフォニア集!18世紀オーケストラの木管セクションのスターであり首席クラリネット奏者エリック・ホープリッチ。このバセット・クラリネットの世界的名手が主宰するピリオド楽器による管楽アンサンブル「ナハトムジーク」の新録音は、"イギリスのバッハ"、"ロンドンのバッハ"とも呼ばれたヨハン・クリスティアン・バッハ(1735−1782)の「6つのシンフォニア」。1762年に渡ったロンドンでの大成功によって、ヘンデルの後継者とも呼ばれ、モーツァルトに大きな影響を与えた大バッハの末子J・C・バッハ。2本のクラリネットと2本のバスーン、2本のホルンという編成のために作曲され死後出版された「6つのシンフォニア」は、偉大なる父親の"対位法"に頼らずオペラで名声を確立させたバッハ一族の異端児による管楽アンサンブルのための傑作である。またナハトムジークの大きな魅力でもある綿密な時代考証に基づく当時の楽器、サウンドの再現も楽しみなところ。2009年1月、メノナイト教会(ハーレム/オランダ)での録音。
GCD 922206
(2CD/特別価格)
\4000→¥3590
ドビュッシー:ローマ賞のための音楽
 カンタータ《闘牛士》/祈り/
 カンタータ《選ばれし乙女》/
 交響組曲《春》/カンタータ《春》/
 春のあいさつ/カンタータ《放蕩息子》(初稿版)
ギレーヌ・ジラール(ソプラノ)、
ソフィー・マリレー(メゾ・ソプラノ)、
ベルナール・リヒター(テノール)、
アラン・ビュエ(バリトン)、
マリー=ジョゼフ・ジュデ(ピアノ)、
ジャン=フランソワ・エッセール(ピアノ)、
エルヴェ・ニケ(指揮)、
ブリュッセル・フィルハーモニック
 (旧フランダース放送管弦楽団)、
フランダース放送合唱団
コンセール・スピリチュエルを率いてのヘンデルの「水上の音楽&王宮の花火の音楽」(GCDSA 921616)、パーセルの歌劇「アーサー王」(GVD 921619)で古楽の常識を大胆に覆したフランス・バロックの鬼才エルヴェ・ニケ。
奇想天外で斬新な「アーサー王」に続く鬼才ニケ渾身の野心作は、なんとフランス印象派の大家ドビュッシーの"ローマ賞"にまつわる作品集!

1872年、パリ音楽院に入学しエルネスト・ギローのクラスで作曲を学んでいたドビュッシーは、1883年にカンタータ「闘牛士」を完成させ若手芸術家の登竜門"ローマ賞"で第2等賞を受賞。
翌年1884年には、カンタータ「放蕩息子」で見事ローマ大賞(第1等賞)を獲得し前年の雪辱を果たしたドビュッシー。しかしローマ大賞受賞者に義務付けられる"留学作品"の存在や、イタリアでの留学生活に馴染めず、ドビュッシーはわずか2年でフランスへと帰国してしまう。
イタリアでは不遇の時代を過ごしたドビュッシーだが、この期間に生まれた作品はどれも若き日の傑作と呼ぶに相応しいものばかり。
フランス音楽を心の底から愛するエルヴェ・ニケが考案し、"モダン・オケ"を振った特別なドビュッシーの作品集。これは話題必至です!

2009年6月&7月、ヘフェルレー&ブリュッセル(ベルギー)での録音。

GCDSA 922208
(SACD Hybrid Multichannel)
\3100→¥2890

ウルマン:歌劇《こわれ甕》序曲
 交響曲第1番《私の若き日》
 ドン・キホーテのファンダンゴ
 交響曲第2番

ゲルト・アルブレヒト(指揮)、
ブリュッセル・フィルハーモニック
 (旧フランダース放送管弦楽団)

ゲルト・アルブレヒト"Glossa"初登場!"テレージェンシュタットの作曲家"ウルマンの交響曲集!

読売日本交響楽団の第7代常任指揮者を務めたドイツのマエストロ、ゲルト・アルブレヒトがグロッサ(Glossa)初登場!
数多くの世界初演や日本初演を手がけてきたアルブレヒトがベルギーのオーケストラ、ブリュッセル・フィル(旧フランダース放送管)の指揮台に立ち、自身の代名詞ともなっている「退廃音楽」からヴィクトル・ウルマン(1898−1944)の音楽を取り上げる。

ウィーン大学で研鑽を積みシェーンベルクやツェムリンスキーに認められながらも、ナチスによって「退廃音楽」の烙印を押され、ユダヤ系のためナチスによってテレージェンシュタット収容所に収監されたウルマン。
死と隣り合わせという極限の環境の中で作曲活動を続けながらも、1944年にアウシュヴィッツ強制収容所で命を落としたウルマンの遺産。
アルブレヒトが全身全霊を傾けて作品から引き出すウルマンの魂の叫び、訴えに耳を傾けていただきたい。またグロッサにとって"異色"のレパートリーとなるだけに、その完成度も非常に楽しみ。

2008年5月、フラジェイ・スタジオ4(ブリュッセル)での録音。

GCD 921303
\2500
ヘンデル:ハープのための音楽
 ヘンデル:組曲ニ短調HWV.448/
 バベル:涙の流れるままに/
 ヘンデル:ハープ協奏曲変ロ長調HWV.294/
 作曲者不詳(1800年頃):ハープのための主題と変奏/
 ジョーンズ:ミクロコズム協奏曲/
 ボクサ:O let eternal honours & From Mighty Kings、
  ひとりのみどり子が私達のために生まれる
マラ・ガラッシ
 (トリプル・ハープ&エラール・ハープ)、
ジョヴァンニ・トーニ
 (オルガン、チェンバロ&フォルテピアノ)
"天空のハープ"の感動再び・・・。ガラッシのハープが奏でるヘンデル!

イタリアが生んだバロック・ハープの第1人者、そして日本が世界に誇るハーピスト、長澤真澄、西山まりえ両氏の師匠として古楽ファンにお馴染みのハープ奏者マラ・ガラッシ。
悲劇の女王マリー・アントワネットがヴェルサイユ宮殿で聴いたハープの調べを再現するという壮大な企画「天空のハープ」(GCD C81302)以来となるマラ・ガラッシの"グロッサ"第3弾はアニヴァーサリー・イヤーを締めくくるヘンデル・アルバム!
弦を3列に張ったウェールズの"トリプル・ハープ"、エラールの"ペダル・ハープ"という2台のヒストリカル・ハープでヘンデルの音楽を奏でるガラッシ。
ここでは「組曲HWV.448」、「協奏曲HWV.294」といったヘンデルのオリジナル作品はもちろんのこと、エドワード・ジョーンズ(1752−1824)やニコラ=シャルル・ボクサ(1789−1856)がヘンデルの音楽を題材とした作品も取り上げており、他の作曲家のマテリアルとなっても輝き続けるヘンデルの音楽の素晴らしさを教えてくれる。
"空想の音楽会 〜 天空のハープ"の感動再び ——。

2008年9月&2009年3月、モデナ&ミラノ(イタリア)での録音。

GCD 921526
\2500
ヘンデル:イタリアン・カンタータ集Vol.5
 カンタータ《おお、何と澄んで美しく》HWV.143/
 カンタータ《うるわしきアマリッリ》HWV.82/
 カンタータ《アルプスの山よ》HWV.81
ロベルタ・インベルニッツィ(ソプラノ)、
イェツァベル・アリアス・フェルナンデス(ソプラノ)、
ロミーナ・バッソ(アルト)、
ファビオ・ボニッツォーニ(チェンバロ&ディレクター)、
ラ・リゾナンサ
ヘンデルの"イタリアン・カンタータ"第5集!

オットボーニ枢機卿、パンフィーリ枢機卿、そしてルスポーリ侯爵といったパトロンたちから多大な援助を受けて音楽活動を続けていたイタリア滞在時代(1706年〜1710年)のヘンデル。
この時期に作曲された100曲のカンタータの中から、"器楽伴奏付き"のカンタータのレコーディングを行うラ・リゾナンサの「イタリアン・カンタータ集」もいよいよ佳境に突入!
シリーズ第5集には、イタリア滞在時代の中期となる"1708年"に作曲された3曲のカンタータを収録。いずれもイタリアの音楽、環境、文化に触れたヘンデルの才能が発揮された傑作である。
カンタータ、バロック・オペラなど多くの舞台で名唱を聴かせてくれているイタリア・バロックの歌姫ロベルタ・インベルニッツィを筆頭とする3人のソリストたちの歌声、
名チェンバリスト、ファビオ・ボニッツォーニが率いる"ラ・リゾナンサ"の定評あるアンサンブルが、若きヘンデルのイタリアでの成長と成果をじっくりと聴かせてくれます。

2008年6月、ティエランシェ・サン・ミッシェル(フランス)での録音。

GCDSA 922207
(SACD HYBRID)
\3100
ワイル:ベルリン・レクイエム、森に死す
ヒンデミット:死
ストラヴィンスキー:管楽八重奏曲
ミヨー:戦争カンタータ、平和のカンタータ
ポール・ヒリアー(指揮)、
フランダース放送合唱団、
イ・ソリスティ・デル・ヴェント

指揮はポール・ヒリアー!ワイルの"ベルリン・レクイエム!ワイルの「ベルリン・レクイエム」をメインとしたフランダース放送合唱団の作品集は、「新古典主義音楽」をテーマとしたグロッサ(Glossa)の新境地!ブレヒトの詩を題材としたポーランドの女性革命家ローザ・ルクセンブルクの追悼曲「ベルリン・レクイエム」の作曲者ワイルと、新古典主義音楽の代表格でもあるミヨー、ストラヴィンスキー、ヒンデミットでクヮルテットを形成させることにより、ジャン・コクトーの評論集「雄鶏とアルルカン」で加速したヨーロッパの"新しい音楽"のハイライトを創り上げている。ボー・ホルテンの指揮によるバッハの「モテット集」(GCDSA 922205)で注目を集めたフランダース放送合唱団を指揮するのは、ヒリアード・アンサンブルのリーダーとして一時代を築いたポール・ヒリアー。合唱指揮者としての手腕も芸術監督を務めるエストニア・フィルハーモニック室内合唱団との演奏活動で実証済なだけに、ベルギーの名門合唱団との組み合わせも楽しみ。2007年9月5日−7日、イエズス会教会(ベルギー)での録音。


GUILD

GMCD 7339
\2400
シューマン:
 ピアノ五重奏曲変ホ長調Op.44
 フィラス:ピアノ五重奏曲
ピーター・ウォーターズ(ピアノ)、
アウロス・クヮルテット
ピアノ+オーボエ3本+チェロ="シューマンのピアノ五重奏曲"!?シューマンの室内楽を代表する名作中の名作「ピアノ五重奏曲」を、"ピアノ+オーボエ3本+チェロ=ピアノ五重奏"という仰天の編成で演奏してしまったユニークなアルバム。ヴァイオリンとヴィオラの代わりとなるオーボエ、アルト・オーボエ(イングリッシュホルン)、テナー・オーボエのアンサンブルとピアノの組み合わせも想像以上にグッド!また管楽器作品の作曲家として高名なユライ・フィラス(1955−)の「ピアノ五重奏曲」はこの編成のためのオリジナル作品。この録音と作品がピアノとオーボエの新たな架け橋となるかも?
GMCD 7336
\2400
ジャック=ダルクローズ:
 ヴァイオリン協奏曲ハ短調Op.50
 詩曲(ヴァイオリン協奏曲第2番)
ロディオン・ザムルエフ(ヴァイオリン)、
アレクサンドル・アニシモフ(指揮)、
モスクワ交響楽団
"リトミック"の考案者、ジャック=ダルクローズのヴァイオリン協奏曲集!"リトミック"を考案し音楽教育を飛躍的に発展させたウィーン生まれのスイス人作曲家、音楽教育者エミール・ジャック=ダルクローズ(1865−1950)。リトミックの創設者という名声と反比例するかのようにその作品に接する機会には恵まれておらず、このヴァイオリン協奏曲集は"作曲家"としてのジャック=ダルクローズの姿を知る重要な録音となることだろう。ティボール・ヴァルガ国際コンクール、ロドルフォ・リピツァー賞ヴァイオリン・コンクールなど多くのコンクールで入賞実績を持つヴァイオリニスト、ロディオン・ザムルエフ、アニシモフ&モスクワ響のロシア勢が大活躍。

HALLE

CDHLL 7524
(CD-R)
\2000→¥1890
ブルックナー:交響曲第9番ニ短調 クリスティアン・マンデール(指揮)、
ハレ管弦楽団
首席客演指揮者マンデール初登場!ハレ管のブルックナー"交響曲第9番"!

ハレ管弦楽団の自主レーベル"Halle"に首席客演指揮者クリスティアン・マンデールが初登場!プログラムはブルックナーの「交響曲第9番」!
1946年生まれのマンデールはブカレスト音楽院で学んだ後、ベルリンでカラヤン、ミュンヘンでチェビダッケから指揮法を学んだルーマニアのマエストロ。
ドイツ語圏の後期ロマン派音楽、特にブルックナー、ブラームスを得意とし、ハレ管弦楽団150年の歴史の中で初の"首席客演指揮者"として迎えられたマンデール。
英国屈指の歴史を持つオーケストラに新風を吹き込む存在としてその手腕に大きな期待が寄せられている。"Halle"レーベル初のブルックナー、これは注目です。
※Halleはレーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。


HYPERION

CDA 67709
\2400
バッハ・ピアノ・トランスクリプションズVol.8 〜
 ダルベール・トランスクリプション全集
  J・S・バッハ(ダルベール編):
   パッサカリア ハ短調BWV.582/
   前奏曲(幻想曲)とフーガ ハ短調BWV.537/
   前奏曲とフーガ ト長調BWV.541/
   トッカータ(前奏曲)とフーガ ヘ長調BWV.540/
   前奏曲とフーガ イ長調BWV.536/
   前奏曲とフーガ ヘ短調BWV.534/
   前奏曲(トッカータ)とフーガ ニ短調BWV.538《ドリア調》/
   前奏曲とフーガ ニ長調BWV.532
ピアーズ・レーン(ピアノ)

オーストラリアの知性派ピアーズ・レーンのバッハ!シリーズ第8集はダルベールのトランスクリプション!

デミジェンコが弾くブゾーニ編曲の「トッカータとフーガ ニ短調BWV.565」でスタートしたハイペリオンの名物シリーズ"バッハ・ピアノ・トランスクリプションズ"。
前作でレーガーの編曲によるバッハ(CDA 67683)を弾いたレーガーの化身マルクス・ベッカーからバトンを受けたのは、第3集に続きシリーズ2度目の登場となるオーストラリアの名ピアニスト、ピアーズ・レーン!
そして第8集の編曲者は、スコットランドのグラスゴーで生まれたドイツ人オイゲン・ダルベール(1864−1932)!
正真正銘のイギリス人でありながらパリでは"ちょっとしたドイツ人"と呼ばれるなど次第にドイツへと引き寄せられ、最終的には帰化してドイツ人となってしまったダルベール。
幼少の頃から凄まじい才能を発揮し、ルビンシテインやリストを唸らせ、後にはバックハウスを育成した"ピアニスト"ダルベールにとってもやはり大バッハという存在は特別だったという。
存命当時には、"イギリス"と"ドイツ"のカラーを併せ持ち、正確に様式を表現した編曲として高い評価を受けていたダルベールのトランスクリプションによるバッハ。
スクリャービンや、ピアーズ・レーンが歴史に埋もれてしまった"ダルベール版"バッハを現代に呼び戻す!

CDA 67805
\2400
ドヴォルザーク:
 ピアノ五重奏曲第1番イ長調Op.5
 ピアノ五重奏曲第2番イ長調Op.81
ピアーズ・レーン(ピアノ)、
ゴールドナー弦楽四重奏団
オーストラリアのスペシャル・コンビ!ドヴォルザークのピアノ五重奏曲集!

ブロッホの「ピアノ五重奏曲集」(CDA 67638)に引き続き、ピアーズ・レーンがオーストラリアのアンサンブル、ゴールドナー弦楽四重奏団と再びコンビを結成!
教師としての収入で生計を立てていた下積み時代の1872年に作曲された「ピアノ五重奏曲第1番」。交響曲第7番と第8番の間、円熟期の1887年に作曲された傑作「ピアノ五重奏曲第2番」。
全く異なるバックグランドを持つ2作品の組み合わせが、ドヴォルザークの作曲家人生そのものを描いている。シドニー響やオーストラリア室内管の首席奏者たちで構成されるオーストラリアのトップ・アンサンブルのドヴォルザークが宝石のように眩く輝きます。

CDA 67811
\2400

パッションとディヴィジョン
 〜 ヒューム:エア集第1巻より
  愛の気晴らし/ジーグ/聞け、聞け/
  Now I come/ロザモンド/やさしく触れて/
  ホルストーン公爵のアルメイン/兵士の決意/
  私は憂鬱/Tickell, tickell/フランスのエアー/
  死/生/ガンバの魂/Tinckeldum, twinckeldum/
  ヒューム大尉のパヴァン/兵士のガリアルド/愛よ去らば

スザンヌ・ハインリヒ
 (ヴィオラ・ダ・ガンバ)
パラディアンズのガンビスト、ハンリヒがヒュームを弾く!

ハイペリオンからリリースされた最初のソロ録音、アーベルの無伴奏作品集(CDA 67628)が英グラモンフォン賞のエディターズ賞、仏ディアパゾン賞に選出されるなど、瞬く間にソリストとしての地位を確立した女流ガンビスト、スザンヌ・ハインリヒ。
パラディアン・アンサンブル、シャリヴァリ・アグレアブルのメンバーでもあるハインリヒのヴィオール世界の探求第2弾は、ロシアやスウェーデンの軍隊の所属した職業軍人だったトバイアス・ヒュームの音楽。
軍人としての活動を本業としながらもディレッタントの音楽家としてヴィオール演奏、作曲に底知れる才能を発揮した奇才ヒュームの大作「エア集第1巻(音楽の諧謔)」からの18作品でハインリヒがリスナーを、どこか憂鬱で悲しい暗い魅力の世界に誘います・・・。古楽ファン要注目!

CDA 67785
\2400
パレストリーナ:
 ミサ曲《テ・デウム》、6声の《汝はペテロなり》、
  ミサ曲《汝はペテロなり》/
 ビクトリア:ミサ曲《テ・デウム》
マーティン・ベイカー(指揮)、
ウェストミンスター大聖堂聖歌隊
ウェストミンスター大聖堂聖歌隊のパレストリーナ!

デイヴィッド・ヒル、ジェイムズ・オドンネル時代から数々の名唱をハイペリオンに録音してきた英国の名門合唱団ウェストミンスター大聖堂聖歌隊がそのルーツでもあるルネサンス時代のポリフォニー音楽、パレストリーナの「ミサ曲」を歌う!
デイヴィッド・ヒルの指揮で録音された「教皇マルチェルスのミサ」(CDA 66266)が20年以上経過した現在でも名盤として輝き続けるなど、"ウェストミンスター大聖堂聖歌隊"にとっての"パレストリーナ"は"タリス・スコラーズ"にとっての"アレグリのミゼレーレ"と同じくらい大切で重要な存在なのである。
偉大な功績を残した先人たちの後継者として2000年に音楽監督に就任したマーティン・ベイカーの合唱指揮、そして歴史と伝統が息づくハーモニーに期待。

CDA 67755
\2400→¥2190
ベートーヴェン:チェロ・ソナタ集Vol.2
 ヘンデルのオラトリオ《ユダス・マカウベス》の
  「見よ勇者は帰る」の主題による12の変奏曲ト長調WoO.45/
 チェロ・ソナタ第4番ハ長調Op.102-1/
 モーツァルトの歌劇《魔笛》の「恋人か女房か」の
  主題による12の変奏曲ヘ長調Op.66/
 モーツァルトの歌劇《魔笛》の「恋を知る男たちは」の
  主題による7つの変奏曲変ホ長調WoO.46/
 チェロ・ソナタ第5番ニ長調Op.102-2
ダニエル・ミュラー=ショット
 (チェロ/ゴフリラー)、
アンジェラ・ヒューイット
 (ピアノ/ファツィオーリ)

天才ミュラー=ショットと鍵盤の女神ヒューイット!ベートーヴェンのチェロ・ソナタ集第2巻!

ドイツの天才チェリスト、ダニエル・ミュラー=ショットと鍵盤の女神アンジェラ・ヒューイット。
2007年に世界6大陸25ヶ国で開催されたヒューイットのバッハ・ワールド・ツアーや、レコーディングで共演を重ねてきた2人の世界的名手によるベートーヴェンの第2集は、ベートーヴェン、そしてヘンデルとモーツァルトへ捧げるオマージュ ——。
1727年製マッテオ・ゴリフラーの銘器と一心同体になったミュラー=ショットの純真な歌心と気品のある音色、卓越した表現の源泉となるイマジネーションは全てが一級品!
そしてイタリアの銘器ファツィオーリの柔らかくぬくもりのある音色でミュラー=ショットのチェロに寄り添うヒューイットのセンスとバランスも素晴らしい。
"ミュラー=ショット"と"ヒューイット"、"ゴフリラー"と"ファツィオーリ"の饗宴が生み出すベートーヴェン。新たな金字塔の誕生です!

※2009年3月20日−23日、イエス・キリスト教会(ベルリン)での録音。

CDA 67803
\2400→¥2190
ショパンへのオマージュ
 バラキレフ:ショパンの2つの前奏曲の主題による即興曲/
 ベンデル:ショパンへのオマージュOp.111-1/
 グリーグ:練習曲(ショパンへのオマージュ)Op.73-5/
 ブゾーニ:ショパンの前奏曲ハ短調による10の変奏曲/
 ナプラヴニク:夜想曲(ショパンの追憶)Op.48-1/
 チャイコフスキー:ショパン風にOp.72-15/
 オネゲル:ショパンの思い出/
 L・バークリー:3つのマズルカ/
 ヴィラ=ロボス:ショパンへのオマージュ/
 モンポウ:ショパンの主題による変奏曲/
 ゴダール:ショパンへのオマージュOp.66-2/
 ゴドフスキー:
  《仮面舞踏会》より 第7番「プロフィール(ショパン)」/
 レシェティツキ:ショパンへのオマージュOp.46-9
ジョナサン・プロウライト(ピアノ)
ハイペリオンのショパン生誕200年記念盤は一味違う!東欧ピアノ音楽の申し子が弾く"ショパンへのオマージュ"!ショパンの生誕200周年のアニヴァサリー・イヤーを祝うハイペリオンの記念リリースは、一味も二味も違うユニークなプログラム!敢えて"ショパン"本人ではなく、13人の作曲家たちが偉大なる先人"ショパン"の音楽を題材として創り上げた珠玉の作品を集めた"ショパンへのオマージュ"アルバムなのである!バラキレフ、ベンデル、グリーグ、ブゾーニ、ナプラヴニク、チャイコフスキー、オネゲル、バークリー、ヴィラ=ロボス、モンポウ、ゴダール、レシェティツキ、そしてゴドフスキー。この作風も違う個性豊かな13人の作曲家たちそれぞれの作品から聴こえてくるショパンの音楽は、その桁外れの後世への影響力、"ショパン"という音楽的遺産の計り知れない大きさを音楽そのもので表現している。この「ショパンへのオマージュ」のピアニストに選ばれたのは、ヨークシャー生まれの実力者ジョナサン・プロウライト。パデレフスキ、ストヨフスキ、メルツェルなどポーランドの作曲家たちのピアノ作品を次々と取り上げ、アムラン、ヒューイット、ハフを擁するピアノ王国ハイペリオンの中でも東欧の作品を弾かせたら右に出るものはいないと絶賛されるまさに東欧ピアノ音楽の申し子である。ハイペリオンならではの特別なショパンのアニヴァーサリー・アルバム。ご期待下さい!
CDA 67779
\2400
バード:宗教音楽集第13巻
 われら来たりて、主に喜びの声を上げん/
 主よ、われは価せず/
 主よ、訪れたまえとわれらは願う/
 主よ、われを助けたまえ/この日こそ/
 われは今、戦いに明け暮れたる毎日ゆえ/
 いざ我ら主によりて喜べ/
 主のすべての聖人らは主を畏れよ/
 正しき者の魂/幸いなるかな、心清き者/
 神に感謝を/日々自らの罪に悩まされるわれらは/
 主に向かいて新しき歌を歌え/
 すべての国々よ、主をたたえよ/われは不幸なり

アンドルー・カーウッド(指揮)、
カージナルズ・ミュージック

カーウッド&カージナルズ・ミュージックの悲願成就。ウィリアム・バードの宗教音楽集ここに完結!タリス・スコラーズのメンバーとしても活躍したアンドルー・カーウッド率いるイギリスのア・カペラ・グループ、カージナルズ・ミュージック。ハイペリオンへの移籍後もこれまで以上の熱意を持って演奏、録音を続けてきた同コンビの代名詞、バードの宗教音楽集がいよいよ完結!第10巻(CDA 67658)が2007年の英グラモフォン賞古楽部門賞に輝き、続く第11巻(CDA 67653)も2008年度の同賞にノミネートされるなどイギリスのみならず欧米、そして日本など世界規模で高い評価を得てきたカージナルズ・ミュージックのバード。完結巻となる第13巻には1591年にロンドンで出版された「カンツィオ・サクラ集(聖歌集)第2巻」からの15作品を収録。カトリック教徒への弾圧により国教会忌避者のリストに加えられてしまい、厳しい立場に追い込まれたバードが書き上げたモテットの数々。信ずるカトリックと強制された英国国教会。複雑な環境下で自身の葛藤とも戦い続けたバードの素晴らしき音楽をカーウッドとカージナルズ・ミュージックが最高のハーモニーで贈ります。
CDA 67788
\2400
シュポア:
 オラトリオ《バビロンの陥落》WoO.63より
  序曲(世界初録音)/
 交響曲第3番ハ短調Op.78/
 交響曲第6番ト長調Op.116
  《4つの異なる時代の様式と趣味による歴史的交響曲》
ハワード・シェリー(指揮)、
スイス・イタリア語放送管弦楽団
マエストロ・ハワード・シェリー!ルイ・シュポアの交響曲集第3弾登場!近年ではピアニストとしての活躍はもちろんのこと、指揮者としても目覚しい活躍を繰り広げている名匠ハワード・シェリー。スイスのイタリア語圏ルガーノを本拠地とするスイス・イタリア語放送管弦楽団とのコンビによるシュポアの交響曲サイクルも中盤に突入!古典派音楽の流れを汲む前半5作品の中で最高傑作とされる「交響曲第3番」。チャイコフスキーの「モーツァルティアーナ」、グリーグの「ホルベルク組曲」、ストラヴィンスキーの「プルチネラ」、R・シュトラウスの「クープランによる舞踏幻想」など、次世代の作曲家たちの作風を先取りしたかのような新しいスタイルを用いて、古典派音楽に馴染んだ当時の聴衆を驚かせた「交響曲第6番」。今回の第3巻に収録された第3番&第6番の2作品は、どちらもシュポアの交響曲の知る上でのポイントとなる重要作品である。続編の登場が楽しみ。
CDA 67769
\2400
ヒンデミット:ヴィオラのための作品全集Vol.2
 無伴奏ヴィオラ・ソナタ
  Op.11-5/Op.25-1/Op.31-4/(1937)
ローレンス・パワー(ヴィオラ)
ローレンス・パワーのヒンデミット!第2弾は"無伴奏ソナタ"!イギリスのスーパー・アンサンブル、ナッシュ・アンサンブルのレギュラー・メンバーであり、レオポルド弦楽三重奏団のメンバー、ソリストとして大車輪の如き活躍を繰り広げている新時代のヴィオラ奏者ローレンス・パワー。ヴィオラのソロ楽器としての可能性を高め続けるパワーの新シリーズ「ヒンデミットのヴィオラ作品全集」第2弾は、"無伴奏ソナタ"集。「ウェーバーの主題による交響的変容」や「画家マティス」と並びヒンデミットの代表作と評される様々な楽器のために書かれた数々の「ソナタ」。その中でも"ヴィオラ"のために作曲された"ソナタ"は、ヒンデミット自身が優れたヴィオラ奏者だったいうこともあり、完成度は群を抜いている。バッハの無伴奏ソナタからの影響が見受けられる「Op.11-5」など、ヒンデミットの4つの無伴奏ソナタに英国の天才ヴィオラ奏者が堂々と挑む!
CDA 67723
(2CDs/1枚分価格)
\2400
ストラヴィンスキー:
 ヴァイオリンとピアノのための作品全集
  ペルゴレージによる組曲/パストラール/
  "夜鳴きうぐいすの歌"と"中国の行進曲"/
  協奏的二重奏曲/子守歌/序奏と王女たちのロンド/
  スケルツォ/ロシアの歌/ディヴェルティメント/
  ロシアの踊り/タンゴ/バラード/スケルツィーノ/
  ド・リール(ストラヴィンスキー編):
   ラ・マルセイエーズ
アントニー・マーウッド(ヴァイオリン)、
トーマス・アデス(ピアノ)
マーウッド&アデスの強力コンビが、ストラヴィンスキー&ドゥシュキン越えに挑む!「協奏的二重奏曲」や「プルチネラ」からのアレンジ「ペルゴレージによる組曲」などのヴァイオリン作品を生み出したストラヴィンスキーと盟友ドゥシュキンのコンビ。ストラヴィンスキーのヴァイオリンとピアノのための作品は、バレエ音楽や歌曲、オペラからのアレンジがほとんどを占めており、オリジナル作品は「協奏的二重奏曲」など極僅かというところも興味深い。ストラヴィンスキーとドゥシュキンという才能と才能のぶつかり合いによって誕生した音楽と真正面から向き合うのは、フロレスタン・トリオのヴァイオリン奏者アントニー・マーウッドとラトルからの信頼も厚い英国の俊英トーマス・アデス。
マーウッドとアデスという才気あふれるタッグによるストラヴィンスキーの音楽の創造と再創造に注目したい。
CDA 67747
\2400
バルティック・エクスチェンジ
 〜 バルト三国の合唱作品集
  プラウリンシュ:ミサ・リゲンシス/
  アインフェルデ:フリツィス・バルダの詩によるサイクル/
  シサスク:ベネディクティオ/
  ミシュキニス:
   神はあなたのために天使たちに命じられた(世界初録音)/
  プラウリンシュ:
   聖所にて至高なる主を讃美もて祝え(世界初録音)/
  ミシュキニス:主の祈り
スティーヴン・レイトン(指揮)、
ケンブリッジ・トリニティ・
 カレッジ合唱団
バルト三国の合唱作品集登場!指揮は英国の名匠スティーヴン・レイトン!長きにわたる戦火の渦や旧ソ連の支配から立ち直った"エストニア"、"ラトヴィア"、"リトアニア"のバルト三国。ラトヴィアのウギス・プラウリンシュ(1957−)、マイヤ・アインフェルデ(1939−)、リトアニアのヴィータウタス・ミシュキニス(1954−)、エストニアのウルマス・シサスク(1960)を輩出するなど、合唱大国としても非常に名高いバルト三国の合唱作品を歌うのは、英国合唱界の旗手スティーヴン・レイトンとケンブリッジ・トリニティ・カレッジ合唱団。シサスク1991年の作品「ベネディクティオ」から、2008年に作曲されたプラウリンシュの「聖所にて至高なる主を讃美もて祝え」まで。ソ連からの独立、そして現在へと至るバルト三国の合唱の歴史を英国の強力コンビが文字通りその歌声で描く ——。
CDA 67771/2
(2CD)
\4800
チェスティ:歌劇《愛の不幸》 カルロ・イパタ(指揮)、
アウセル・ムジチ、
クリスティアーナ・アルカリ(ソプラノ)、
マリア・グラツィア・スキアーヴォ(ソプラノ)、
フリオ・ザナージ(テノール)、
パオロ・ロペス(ソプラニスタ)、
エネア・ソリーニ(バス)、
アントニオ・アベーテ(バス)、
ルイージ・デ・ドナート(バス)、
カルロス・ナターレ(テノール)、
ガブリエラ・マルテラッチ(アルト)、
マルティン・オーロ(カウンターテナー)、
エレーナ・チェッチ・フェディ(ソプラノ)、
フランチェスコ・ゲラルディーニ(カウンターテナー)、
アニーチョ・ゾルジ・ジュスティニアーノ(テノール)

イタリア・バロックの秘められた傑作。アントニオ・チェスティの"愛の不幸"!アントニオ・チェスティ(1623−1669)は、フランチェスコ・カヴァッリと同時代を生き、カリッシミとアッバティーニから作曲を学んだと伝わる17世紀イタリアの音楽家。1652年からインスブルックの宮廷に使えた後にイタリアへ戻り、ローマ教皇庁聖歌隊に所属しながらも脱出するかのように再びインスブルックへと飛び出したチェスティ。ここでも十分な待遇が得られないとなると、その後はウィーンの宮廷劇場音楽監督、礼拝堂名誉司祭に就任するなど目まぐるしい音楽活動を展開したが、ストラデッラのように暗殺により生涯を閉じたとされている。「黄金のりんご」と並ぶチェスティの最高傑作「愛の不幸」とは、台本作家フランチェスコ・ズバッラと組んで1667年に完成させた3幕からなる「コミック・モラル・オペラ」。ギリシャ神話の神々の"愛"めぐる物語は、イタリア・バロックの空白部分を埋めるという意味でも非常に貴重な録音となることだろう。ポルポラやリダルディ、ボッケリーニの演奏で古楽界に新風を吹き込んだアウセル・ムジチ、一流のソリスト陣の演奏にも期待大。

CDA 67759
\2400
ドビュッシー:弦楽四重奏曲ト短調Op.10
ラヴェル:ヴァイオリン・ソナタ第2番ト長調、
 弦楽四重奏曲へ長調
ダンテ弦楽四重奏団
 〔クリシア・オソストヴィッツ(ヴァイオリン)、
 ジル・フランシス(ヴァイオリン)、
 ジュディス・バスブリッジ(ヴィオラ)、
 バーナード・グレゴール=スミス(チェロ)〕、
サイモン・クロフォード=フィリップス(ピアノ)
ハイペリオンも大推薦!ダンテ弦楽四重奏団のドビュッシー&ラヴェル!2007年にはロイヤル・フィルハーモニー協会室内楽部門賞に選出され、前作フランク&フォーレ(CDA 67664)がBBCミュージック・マガジン・アウォーズ2009の室内楽部門賞に輝くなど、世界各国で高い評価を受けているダンテ弦楽四重奏団。メニューイン門下の名女流ヴァイオリニスト、クリシア・オソストヴィッツが率いるダンテ弦楽四重奏団のハイペリオン第2弾は、フランス印象派の2大巨頭ドビュッシーとラヴェルの弦楽四重奏曲集!ルーアン大聖堂のファサードを描いたモネの連作を想像させるドビュッシーの「弦楽四重奏曲」、ドビュッシーから刺激を受けながらも独創性を打ち出したラヴェル唯一の「弦楽四重奏曲」、そしてジャジーな雰囲気を漂わせる「ヴァイオリン・ソナタ第2弾」の演奏はハイペリオンも大推薦。フランスの名作に新たな名演の誕生です。
CDA 67787
\2400
ラウタヴァーラ:合唱作品集
 ガルシア・ロルカの詩による組曲/
 我が時代の歌/ 聖処女マリアの雅歌/
 マニフィカト/ われらがいと楽しき祭の日/
 柳の木陰で/最初の悲歌
ジェームズ・バートン(指揮)、
オックスフォード・スコラ・カントルム
北欧の神秘。ラウタヴァーラの合唱作品集!ペルト、ローリゼン、ウィテカー、トルミス、ジャクソンなど数多くの優れた合唱作品集を全世界に発信してきたハイペリオン。合唱ファン注目の次なるリリースは、シベリウス以降の北欧フィンランドを代表する大作曲家、エイノユハニ・ラウタヴァーラ!新ロマン主義や新古典主義、神秘主義、セリー主義といった様々な形式を使い分けるなど独特の作風を持つラウタヴァーラの合唱作品集には代表作「ガルシア・ロルカの詩による組曲」など日本でも演奏機械の多い作品を収録。エマ・カークビーを育てた英国の精鋭集団オックスフォード・スコラ・カントルムの演奏もハイレベル。合唱関係者必聴必携!
CDA 67809
¥2400
ブクステフーデ:合唱作品全集Vol.2
 前奏曲ト短調BuxWV.149/
 カンツォーナ ハ長調BuxWV.166/
 テ・デウムBuxWV.218/
 コラール《人は幸せに生きんとするや》BuxWV.206/
 前奏曲イ短調BuxWV.153/
 コラール《来たれ聖霊よ、主なる神よ》BuxWV.199/
 コラール《天にいますわれらの父よ》BuxWV.207/
 トッカータ ト長調BuxWV.165/
 チャコーナ ホ短調BuxWV.160/
 コラール《神われらと共になかりせば》BuxWV.222/
 コラール《われ汝に感謝す、主イエス・キリスト》
  BuxWV.224/
 トッカータ ニ短調BuxWV.155/
 コラール《今ぞわが魂よ、主をたたえよ》BuxWV.213/
 前奏曲ハ長調BuxWV.138
クリストファー・へリック(オルガン)
J・S・バッハの「オルガン作品全集」や「オルガン・ファイヤーワークス」など40枚以上のレコーディングを発表してきた英国のオルガニスト、クリストファー・へリック。
へリックが取り組んでいるシリーズ、巨匠ブクステフーデのオルガン作品全集の第2巻には、「テ・デウム」や「前奏曲ト短調」など輝かしい作品を収録。この第2巻ではノルウェー、トロンハイムのニダロス大聖堂に設置されている名工ヨアヒム・ワーグナー(1690−1749)建築のオルガンが使用されている。

HELIOS

CDH 55380
\1500
ショパン:練習曲集
 12の練習曲Op.10、Op.25
 3つの新しい練習曲KK.IIb-3
ギャリック・オールソン(ピアノ)
ギャリック・オールソンのショパンが"Helios"から一挙7タイトル登場!一時は入手困難となりながらもハイペリオン(Hyperion)のBOXセットとして復活したギャリック・オールソンのショパン"ピアノ作品全集"(CDS 44351/16)。ショパンの生誕200年の記念リリースとして、オールソンのショパン全集から選りすぐられた演奏が一挙7タイトル登場!1970年の第8回ショパン国際ピアノ・コンクールを制覇したアメリカの名匠のショパン。ショパン・イヤー特集に是非!1996年10月27日−28日&30日−31日、ニューヨーク州立大学パーチェスカレッジ音楽院の録音。使用ピアノ:メイソン・アンド・アムランCC28051(Arabesqueレーベルからの移行再発売)
CDH 55381
\1500
ショパン:ワルツ全集
 華麗なる大円舞曲変ホ長調Op.18/3つのワルツOp.34/
 ワルツ第5番変イ長調《大円舞曲》Op.42/
 3つのワルツOp.64/2つのワルツOp.69/
 3つのワルツOp.70/ワルツ変イ長調KK.IVa-13/
 ワルツ ホ長調KK.IVa-12/ワルツ ホ短調KK.IVa-15/
 ワルツ イ短調KK.IVb-11/ワルツ変ホ長調KK.IVb-10/
 ワルツ変ホ長調KK.IVa-14/ ワルツ嬰へ短調KK.Ib-7/
 コントルダンス変ト長調KK.Anh.Ia-4/
 エコセーズ第3番変ニ長調Op.72-3
ギャリック・オールソン(ピアノ)
1995年、ニューヨーク州立大学パーチェスカレッジ音楽院の録音。使用ピアノ:ベーゼンドルファー・インペリアル・グランドNo.33808(Arabesqueレーベルからの移行再発売)
CDH 55382
\1500
ショパン:ポロネーズ集
 ポロネーズ
  嬰ハ短調Op.26-1/変ホ短調Op.26-2/
  イ長調Op.40-1《軍隊》/ハ短調Op.40-2/
  嬰ヘ短調Op.44/変イ長調Op.53《英雄》/
  変イ長調Op.61《幻想》/
 アンダンテ・スピアナートと華麗なる
  大ポロネーズ変ホ長調Op.22*
ギャリック・オールソン(ピアノ)、
カジミエシュ・コルト(指揮)*、
ワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団*
1993年、ニューヨーク州立大学パーチェスカレッジ音楽院&1997年6月、ナショナル・フィルハーモニック・コンサート・ホール(ワルシャワ)*での録音。使用ピアノ:メイソン・アンド・アムランCC28051&スタインウェイNO.527230*(Arabesqueレーベルからの移行再発売)
CDH 55383
\1500
ショパン:前奏曲&即興曲集
 24の前奏曲Op.28
 前奏曲変イ長調KK.IVb-7
 前奏曲嬰ハ短調Op.45
 即興曲第1番変イ長調Op.29
 即興曲第2番嬰ヘ長調Op.36
 即興曲第3番変ト長調Op.51
 幻想即興曲嬰ハ短調Op.66
ギャリック・オールソン(ピアノ)
1989年8月17日−19日、コンコーディア・カレッジ・ニューヨーク校&1993年、1995年、ニューヨーク州立大学パーチェスカレッジ音楽院での録音。使用ピアノ:ベーゼンドルファー・インペリアル・グランドNo.33808(Arabesqueレーベルからの移行再発売)
CDH 55384
\1500
ショパン:室内楽作品集
 チェロ・ソナタ ト短調Op.65
 序奏と華麗なるポロネーズ ハ長調Op.3
 大二重奏曲ホ長調KK.IIb-1
 ピアノ三重奏曲ト短調Op.8
ギャリック・オールソン(ピアノ)、
カーター・ブレイ(チェロ)、
リーラ・ジョセフォウィッツ(ヴァイオリン)
2000年7月25日−28日、ニューヨーク州立大学パーチェスカレッジ音楽院での録音。使用ピアノ:メイソン・アンド・アムランCC28051(Arabesqueレーベルからの移行再発売)
CDH 55391
\1500
ショパン:マズルカ全集Vol.1
 4つのマズルカOp.6、5つのマズルカOp.7、
 4つのマズルカOp.17、4つのマズルカOp.24、
 4つのマズルカOp.30、4つのマズルカOp.33、
 4つのマズルカOp.41
ギャリック・オールソン(ピアノ)
1998年、ニューヨーク州立大学パーチェスカレッジ音楽院での録音。使用ピアノ:メイソン・アンド・アムランCC28051(Arabesqueレーベルからの移行再発売)
CDH 55392
\1500
ショパン:マズルカ全集Vol.2
 3つのマズルカOp.50、3つのマズルカOp.56、
 3つのマズルカOp.59、3つのマズルカOp.63、
 4つのマズルカOp.67、4つのマズルカOp.68、
 マズルカ イ短調KK.IIb-5、マズルカ イ短調KK.IIb-4、
 マズルカ変ロ長調KK.IIa-3、マズルカ ト長調KK.IIa-2、
 マズルカ ニ長調KK.Anh.Ia-1、マズルカ ハ長調KK.IVb-3、
 マズルカ変イ長調KK.IVb-4
ギャリック・オールソン(ピアノ)
1998年、ニューヨーク州立大学パーチェスカレッジ音楽院での録音。使用ピアノ:メイソン・アンド・アムランCC28051(Arabesqueレーベルからの移行再発売)
CDH 55351
\1500
パデレフスキ:交響曲ロ短調Op.24《ポーランド》 イェジー・マクシミウク(指揮)、
BBCスコティッシュ交響楽団

2010年はショパンだけでなく、ポーランドの首相も務めた大ピアニスト、イグナツィ・ヤン・パデレフスキ(1860−1941)のアニヴァーサリー・イヤー。パデレフスキ唯一の「交響曲」は"ポーランド"という副題を持つ演奏時間約74分の大作。同郷のマエストロ、マクシミウクの指揮による録音の復刻がパデレフスキの生誕150周年を彩ることだろう。1998年1月22日−23日、グレイフライアーズ教会(エジンバラ)での録音。

CDH 55290
\1500
ヴィーナスとマルスに仕えて
 〜ガーター騎士団のための音楽1340−1440
  ド・ヴィトリ:喜べ、栄光ある神の御母/
  作曲者不詳:シングラリス・ラウディス・ディグナ/
  作曲者不詳:ねんね、ねんね/
  作曲者不詳:これほど徳のあるバラはない/
  パワー:サンクトゥス/
  ダンスタブル:あなたは麗しく、やさしく創られました/
  作曲者不詳:アジンコート・キャロル/他
クリストファー・ペイジ(ディレクター)、
ゴシック・ヴォイセズ、
アンドルー・ローレンス=キング(中世ハープ)
数々の名演を生み出してきたクリストファー・ペイジと英国屈指のヴォーカル・グループ、ゴシック・ヴォイセズ。マーガレット・フィルポット、ロジャース・カヴィ=クランプ、ジョン・マーク・エインズリー、レイ・ニクソン、ピーター・ハーヴェイ、コリン・スコット・メイソンといった名立たる名歌手たちが歌う「ヴィーナスとマルスに仕えて」は1988年の英グラモフォン賞に輝いたゴシック・ヴォイセズの代表盤の1つ。1986年10月の録音。CDA 66238からの移行再発売。
CDH 55334
\1500
タルティーニ:ヴァイオリン協奏曲集
 ヴァイオリン協奏曲
  変ロ長調Op.1-12/ト短調Op.1-1/
  ハ長調Op.1-5/ヘ長調/ニ長調Op.1-4
エリザベス・ウォルフィッシュ(ヴァイオリン)、
ニコラス・クレーマー(指揮)、
ラグラン・バロック・プレーヤーズ
コンヴィヴィウム(ロカテッリ・トリオ)のメンバー、またソリストとしてハイペリオンを舞台に名演を聴かせてくれているオーストラリア生まれのバロック・ヴァイオリン奏者、エリザベス・ウォルフィッシュ。一足先にリニューアルされた「ヴァイオリン・ソナタ集」(CDD 22061)に続き、「6つの5声の協奏曲第1集」からの4作品を収録したタルティーニの「協奏曲集」がヘリオスから復刻。偉大なる女流奏者が18世紀最大のヴァイオリニストの傑作と対峙する。2002年5月の録音。CDA 67345からの移行再発売。
CDH 55163
\1500
ケックラン:
 お望みならばOp.5-5/7つのおどけた歌Op.151/
 アンフィトリトは進むOp.31-2/
 アンフィスとメリッタOp.31-6/衰える愛Op.13-1/
 妖精のいた時Op.7-4/用意された食事Op.31-5/
 無邪気な人々の歌Op.22-1/アメジストOp.35-2/
 ヴィーナスの賛歌Op.68-1/冬Op.8-2/夜Op.1-2/
 夏Op.1-5/風Op.8-5/月Op.8-4/春Op.1-4/お茶Op.1-3
クローデット・ルブラン(ソプラノ)、
ボアズ・シャーロン(ピアノ)
復活!ケックランの歌曲集!

近年急速に再評価が進み、ブームを呼んでいる近代フランスの作曲家シャルル・ケックラン(1867−1950)。
フランス歌曲シリーズなどの歌曲集が絶大なる評価を得ているハイペリオンの"ケックラン歌曲集"。熟達した対位法と和声法、時折見せる印象主義的な響きが魅力を放つケックランの歌曲はファン必聴です!

1985年10月の録音。CDA 66243からの移行再発売。

CDH 55345
\1500
モンテヴェルディ:宗教声楽曲集
 行け、風の翼に乗って/われ主に感謝せん/
 この主の証聖者は/もろもろの国よ、主を讃めたたえよ/
 われ主に感謝せん/われ主に感謝せん(フランス風に)/
 われ永遠より立てられ/主が家を建てたまわずば/
 神よ、真心をつくして
エマ・カークビー(ソプラノ)、
イアン・パートリッジ(テノール)、
デイヴィッド・トーマス(バス)、
パーリー・オヴ・インストゥルメンツ
英国に生まれた"天使の声"の持ち主、古楽界の至宝エマ・カークビーが歌うモンテヴェルディ!
1981年2月、ロンドンのセント・ジュード・オン・ザ・ヒル教会に集まったカークビー、パートリッジ、トーマスといった名歌手たちが歌ったモンテヴェルディは、当時の英ガーディアン誌には「今年(リリースされた年)に聴いた録音の中で最も美しいと絶賛された名盤である。1981年2月2日−3日の録音。CDA 66021からの移行再発売。
CDH 55356
\1500
ブルックナー:
 テ・デウム/ミサ曲第1番ニ短調

ジョーン・ロジャース(ソプラノ)、
キャサリン・ウィン=ロジャース
 (メゾ・ソプラノ)、
キース・ルイス(テノール)、
アラステア・マイルズ(バス)、
ジェイムズ・オドンネル(オルガン)、
マシュー・ベスト(指揮)、
コリドン・シンガーズ&オーケストラ

実力派ソリスト陣、クリアなイントネーションを聴かせる140声(!)の合唱、ブリリアントなブラス・セクション・・・。ハイペリオンのプロジェクトの輝かしい最高点とまで称されたブルックナーの名盤が復刻!
テ・デウムは1962年、ミサ曲は1957年出版のノヴァーク版を使用。1993年2月5日−7日の録音。CDA 66650からの移行再発売。




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