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第51号お奨め国内盤新譜(2)



オクタヴィア・レコード

EXTON

EXCL 00042
(SACD Hybrid)
\3000
プロコフィエフ:
 交響曲第1番「古典交響曲」&第5番
ウラディーミル・アシュケナージ(指揮)
シドニー交響楽団
アシュケナージとシドニー交響楽団によるプロコフィエフ・シリーズがスタート!!アシュケナージとシドニー響によるプロコフィエフ・シリーズの第1弾の登場です。これまでエルガー交響曲・管弦楽曲シリーズ、ラフマニノフ交響曲・管弦楽曲全集などを発売し、好評を得てきた同コンビによる新シリーズがこの4月からスタートします。2009年1月に首席指揮者兼アーティスティック・アドヴァイザーに就任したアシュケナージですが、シドニー交響楽団とはますます信頼関係を深めていることが演奏から窺えます。アシュケナージによるプロコフィエフの見事な構築力と、オーケストラの引き締まった音色。きらびやかで機能性に満ちたプロコフィエフの音楽を聴くことができます。
今後のリリース予定は、度々の来日で話題の俊英ピアニスト、アレクサンダー・ガブリリュクを迎えたプロコフィエフのピアノ協奏曲。そして、「キージェ中尉」 、「3つのオレンジの恋」、「みにくいアヒルの子」を収録した珠玉の管弦楽曲集など。気鋭コンビによる新シリーズをご期待ください。録音:2009年10月31日、11月2日 シドニー、オペラ・ハウス、コンサート・ホールにて収録DSD レコーディング  SACD 2ch HQ Hybrid

≪アシュケナージ&シドニー交響楽団 好評発売中!≫
ラフマニノフ交響曲・管弦楽曲全集 [CD]EXCL-00018 \10,000(税込)
エルガー交響曲・管弦楽曲集
 Vol.1 交響曲第1番 [CD&SACD]EXCL-00027 \3,000(税込)
 Vol.2 交響曲第2番 [CD&SACD]EXCL-00028 \3,000(税込)
 Vol.3 エニグマ変奏曲、南国より [CD&SACD]EXCL-00029 \3,000(税込)
 Vol.4 「威風堂々」 第1番〜第6番&弦楽セレナード [CD&SACD]EXCL-00030 \3,000(税込)
OVCT 00062
(SACD Hybrid)
\3000
ラフマニノフ:
 ピアノ協奏曲第3番
 楽興の時(ピアノ・ソロ)
清水和音(ピアノ)
ウラディーミル・アシュケナージ(指揮)
NHK交響楽団
清水和音のラフマニノフのピアノ協奏曲第3番がついに登場です。清水が尊敬するアシュケナージの抜群のサポートを得て、清水本人にとって最も特別なレパートリーである同曲を渾身の演奏で繰り広げます。完全なるテクニック、確固たるピアニズムを聴くことができます。清水の強い意欲、アシュケナージの同曲への深い理解と、そしてNHK交響楽団の機能性が見事なまでに融合し、ラフマニノフの勇壮で広大な響きを作り出します。またカップリングにはラフマニノフの秀曲、「楽興の時」を収録。コンチェルトの演奏とは別の表情を見せ、深い響きを聴かせています。現在の清水和音の魅力と情熱を語りつくす一枚です。録音:2007年7月3日、東京・かつしかシンフォニーヒルズにて収録(ピアノ協奏曲第3番)、2009年4月20、21日 富山・北アルプス文化センターにて収録 DSD レコーディング  SACD 2ch HQ Hybrid

CRYSTON

EXCL 00041
\3000
ホルン・スケッチーズ
 ネリベル / フランス組曲
 プレトリウス / 4本のホルンのためのテレプシコーレ舞曲集
 真島 俊夫 / ホルン・アンサンブルのための3つのエピソード
 織田 英子 / 日本の童歌
 ケルコリアン / ホルン六重奏曲
 リュトゲン / ホルン四重奏曲 作品19
 伊藤 康英 / スパニッシュ・ホルン
 東海林 修 / ディスコ・キッド
つの笛集団
在京オーケストラ、十数名のトップ・ホルン・プレーヤーで構成されるつの笛集団はフレキシブルな編成でホルン・アンサンブルの魅力、ホルンという楽器の音色の美しさとその多様性を長年アピールしてきました。今回、サード・アルバムになる「ホルン・スケッチーズ」が完成しました。四重奏から八重奏という編成でホルン・アンサンブルの醍醐味を堪能できます。ホルン独特のロマンティック音色が、遠近感溢れ立体的に響き渡る作品や邦人作曲家委嘱作品、知られざる名曲リュトゲンの四重奏という、多角的視点にたちにホルン・アンサンブルの魅力をスケッチしたアルバムです。<録音:2009年12月1-2日 かながわアートホール にて収録>DSD レコーディング

EXTON

EXCL 00039
(SACD Hybrid)
¥3000
チャイコフスキー:交響曲第3番「ポーランド」 小林 研一郎(指揮)
アーネム・フィル
小林 研一郎が4月9日に70歳を迎えることを記念して、EXTONにおいて特別リリースを行います。当CDは、小林のレパートリーの中でも最も人気を博しているアーネム・フィルとのチャイコフスキー・シリーズの続編。熱狂的な話題を呼んだ第5番、第6番「悲愴」に続く3番「ポーランド」です。概してゆったりとしたテンポに、骨太の構成力による、小林ならではのチャイコフスキーを展開。100年以上の歴史をもつアーネム・フィルとの厚い信頼関係の下に豊潤で濃厚な音楽性による秀演を繰り広げます。録音:2009年10月21-24日 アーネム、ムシス・サクルムにて収録 DSD レコーディング  SACD 2ch Hybrid
EXCL 00040
(SACD Hybrid)
¥3000
チャイコフスキー:交響曲第4番 小林 研一郎(指揮)
アーネム・フィル
小林研一郎が4月9日に70歳を迎えることを記念して、EXTONにおいて特別リリースを行います。当CDは、小林のレパートリーの中でも最も人気を博しているアーネム・フィルとのチャイコフスキー・シリーズの続編です。悲哀や激情といったこの曲の表情を最大限に表現した演奏。音楽的な配慮が細部まで十分に行き届いていることにより、チャイコフスキーの豊麗な魅力を存分に引き出しています。アーネム・フィルも小林のタクトにしっかりと導かれ、輝かしくも艶のあるサウンドを聴かせています。同曲については、これまで幾度も録音を行っている小林ですが、その経験による手ごたえを感じさせる逸演です。録音:2009年10月21-24日 アーネム、ムシス・サクルムにて収録 DSD レコーディング  SACD 2ch Hybrid
OVCL 00419
(SACD Hybrid)
¥3000
ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」 小林 研一郎(指揮)
チェコ・フィル
炎のコバケン、70歳のANNIVERSARY記念アルバム第1弾!チェコ・フィルの定期演奏会に 新世界交響曲で臨んだ小林。3日間のコンサートは、チェコ・フィルの定期としては異例の、スタンディングオベーションで観客を圧倒する成功となりました。同曲の成功により、小林は真の意味で、チェコ・フィルからそして、プラハの聴衆から受け入れられた事になりました。本アルバムは、正にその事実を熱く伝えるドキュメントです。録音: 2008年2月7-9日 @プラハ、ルドルフィヌム、ドヴォルザーク・ホールにてライヴ収録 DSD レコーディング  SACD 2ch Hybrid
EXCL-00036
(SACD Hybrid)
¥3000
ブルックナー:交響曲第5番 エリアフ・インバル(指揮)
東京都交響楽団
インバルと東京都交響楽団による2009年11月のライヴ録音、ブルックナー第5番の登場です。壮大なブルックナーのシンフォニズムを丁寧で正統な構成力でこだわり抜き、力強く艶やかに仕上げています。インバルといえばブルックナー交響曲全集を完成させた数少ない指揮者の一人でもありますが、ここでは都響の機能性を十分に引き出し、ピアニシモからフォルテシモまで厚みのある美しい響きを引き出しています。円熟を極めた巨匠インバルによる最新のブルックナーをご期待ください。録音:2009年11月24日 東京文化会館大ホールにて収録
EXCL-00037
(SACD Hybrid)
\3000
ベートーヴェン:
 交響曲 第5番 ハ短調「運命」
 序曲「プロメテウスの創造物」Op.43
オステルツ:レリジオーソ「オーケストラのための組曲」より
アントン・ナヌート(指揮)
紀尾井シンフォニエッタ東京
これぞ、王道のベートーヴェン!幻の巨匠と言われていたアントン・ナヌートがそのベールをついに脱いだ初来日記念アルバム。
スロヴェニア放送響とともに約150タイトルを録音したアントン・ナヌートの初来日記念アルバムがエクストン・レーベルから登場です。彼の熟練されたキャリアを感じさせるオーソドックスなベートーヴェンと紀尾井シンフォニエッタ東京の緻密で豊かな表現力が見事にマッチし、室内オーケストラでありながら重厚な音圧となって迫ります。録音: 2009年12月17-19日 @東京、紀尾井ホールにて収録
アントン・ナヌート(Anton Nanut):
1932年9月13日、カナル・オブ・ソチ(スロヴェニア)生。
リュブリャナ音楽院を卒業後1958年にドブロヴニク市管(現・ドブロヴニク響)で指揮者を務めた。その間、ロンドン、プラハ、ワルシャワに客演したほか、ドブロヴニク市管とはハンガリー、イタリア、オーストリアで公演した。
その後、1975年スロヴェニア・フィル首席指揮者に就任、同オーケストラとイタリア、オーストリア、ベルギー、ドイツ、ポーランド、ソヴィエト連邦(現・ロシア)、米国などでも公演をおこなった。同じ頃、リュブリャナ音楽大学では指揮科の学科長も務めた。1981年スロヴェニア放送響音楽監督に就任し、テレビ・ラジオ放送向けの録音活動に注力するほか、米国、イタリア、オーストリア、ポーランド、ブルガリア、メキシコ、ドイツ、スイス、ハンガリーの各国に演奏旅行を行った。
数多くの批評家や音楽家は、ナヌートの音楽的な直截性とさまざまな様式の音楽の解釈についての傑出した洞察力を高く評価している。レニングラード・フィル、ドレスデン・シュターツカペレ、スイス・ロマンド管、メキシコシティ・フィルなど約200の国外のオーケストラに客演している。CDはスロヴェニア放送響とともに約150タイトルを録音、世界中で発売され、非常に高い評価を得ている。
彼の業績に対して、スロヴェニア、クロアチア、ユーゴスラヴィアの各国で数々の賞が贈られている。
OVCL-00415
¥2500
芥川也寸志:
 子供のための交響曲「双子の星」
 《交響管弦楽と児童合唱と語り手による》
−宮澤賢治作・雙子の星より−
 映画音楽組曲「八つ墓村」(甲田潤編)
 映画音楽組曲「八甲田山」
本名徹次(指揮)
オーケストラ・ニッポニカ
岡寛恵(語り)
すみだ少年少女合唱団
芥川也寸志の幻の楽曲が初のCD化!子供のために描かれた美しくも温かなシンフォニー!
2009年は芥川也寸志の没後20周年の記念の年で、数多くのコンサートで芥川の楽曲が取り上げられました。その中で最も注目されたのが、この舞台初演となった「双子の星」(1957年初演)を演奏したニッポニカのコンサートでした。宮澤賢治の作品を原作に芥川也寸志が曲をつけたのがこの楽曲です。文化放送のために書かれ、渡邉暁雄指揮日本フィル、中村メイコ(語り)で放送されました。児童合唱と語りによって物語が進められ、宮澤賢治作曲の「星めぐりの歌」が全編登場してきます。美しくファンタジーに満ちた曲となっており、芥川也寸志の才能溢れる技法が満ちています。これまで演奏されていなかったのが不思議なくらいです。この作品が芥川の楽想的転換期でもあった「交響曲第1番」(1954年)と「エローラ交響曲」(1958年)の間を埋めるもので、芥川にとっても重要な楽曲とです。また、代表的な映画作品「八つ墓村」「八甲田山」の2タイトルも含めて、非常に価値のある芥川也寸志メモリアルアルバムとなりました。録音:2009年11月15日 東京・紀尾井ホールにて収録
OVCL-00416
(SACD Hybrid)
¥3000
ストラヴィンスキー:
 「春の祭典」1947年版
 「ペトルーシュカ」1947年版
飯森 範親(指揮)
モスクワ放送響
飯森のタクトが描き出す鮮やかなストラヴィンスキー。飯森とモスクワ放送響が1992年に録音した「春の祭典」「ペトルーシュカ」。新進気鋭指揮者であった飯森の音楽的感性は当時から鮮烈で、ストラヴィンスキーの珠玉のバレエ音楽を鮮やかな色彩に満ちた演奏に仕上げています。飯森自身の視点で捉えた色彩感やリズム感でオーケストラの演奏をエネルギッシュに導いています。若き飯森の名演がEXTON HQ SACDハイブリッドで登場します。録音:1992年11月2ー4日 モスクワ放送局第5スタジオにて収録DSD レコーディング  SACD 2ch Hybrid
OVCL-00417
(SACD Hybrid)
¥3000
ストラヴィンスキー:バレエ音楽「火の鳥」(全曲版) 飯森 範親(指揮)
モスクワ放送響
飯森が作り上げる颯爽で鮮やかなストラヴィンスキー。飯森とモスクワ放送響が1993年に録音したストラヴィンスキー作品集の一枚、「火の鳥」全曲版。当時若手の気鋭指揮者であった飯森が独自のフレッシュな感性でストラヴィンスキーを描きました。若々しい息吹を感じさせ、颯爽とした演奏を展開、オーケストラを十分にコントロールしています。人の耳を引き寄せる「華」を持つ演奏を見せる、若き飯森のこだわりの「火の鳥」全曲版がEXTON HQ SACDハイブリッドによって登場します。録音:1993年2月25-27日 モスクワ放送局第5スタジオにて収録DSD レコーディング  SACD 2ch Hybrid
OVCL-00418
(SACD Hybrid)
¥3000
チェコ・フィル プロムナード・コンサート
 カバレフスキー:組曲「道化師」
 ヨハン・シュトラウス2世:美しく青きドナウ
 ヨゼフ・シュトラウス:鍛冶屋のポルカ
 ポンキエルリ:
  歌劇「ジョコンダ」第3幕より「時の踊り」
 ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ
 ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲
 ビゼー:「アルルの女」第2組曲より
  メヌエット/ファランドール
飯森 範親(指揮)
チェコ・フィル
珠玉の名曲管弦楽曲集!1995年に録音した飯森範親とチェコ・フィル室内管による「プロムナード・コンサート」。クラシック曲の中でも最もポピュラーな名曲管弦楽曲を集めた珠玉の1枚です。カバレフスキーの「道化師」を始めとした、非常に親しみやすいレパートリーを、若き新鋭、飯森ならではのみずみずしい感覚で描き出してゆきます。チェコ・フィル室内管の豊かな音楽性と演奏の巧さが魅力の名演がEXTON HQ SACDハイブリッドによって登場です。録音:1995年3月25-27日 プラハ「芸術家の家」ドヴォルザーク・ホールにて収録DSD レコーディング  SACD 2ch Hybrid

TRITON

EXCL-00038
(SACD Hybrid)
¥3000
リスト: ピアノ・ソナタ ロ短調
シューベルト: 幻想曲 ハ長調 
「さすらい人幻想曲」D.760 作品15
セルゲイ・エデルマン
セルゲイ・エデルマン重厚のピアニズム、待望の第四弾!ロマン派2大名曲のカップリングで登場です。バッハ、シューマンそしてショパンすべて絶賛を受け続けているエデルマン第四弾は彼自身が温めてきた構想のカップリングです。彼の熱情的、且つ典雅な静穏で独特の個性あふれる円熟された彼の入魂の演奏をお楽しみいただけます。録音: 2009年10月14日- 16日 @富山北アルプス文化センターにて収録

SPEX

OVCX-00056
¥2500
Chopin Solitaire−ショパン作品集−
ショパン:
 3つの夜想曲 
  第20番「レント・コン・グラン・エスプレッシオーネ」、
  第2番、第9番    
 4つの前奏曲
  第4番、第9番、第11番、第15番「雨だれ」
 ピアノ協奏曲 第2番 (室内楽版)※
井口真由子(ピアノ)
Ensemble a cordes※
解き放たれたファンタジー 孤独なショパン。
「これまで見たこともないショパン」と〈NHK名曲探偵アマデウス〉で有名な音楽評論家平野昭氏が驚嘆したアルバムが誕生しました。井口真由子はこれまで広上淳一とモーツァルトのニ短調協奏曲でコンチェルト・デビューをし、札幌で”Standard &Beyond”というリサイタル/室内楽シリーズを続けるなど、個性的な活動をしています。今回の録音はショパンの孤独な意識に焦点をあてたものです。
収録にあたっては、ヴィンテージマイクとして知られたリボン型のRCA77DXをメインとして使用、Earthworks QCT-1を併用したオーディオマニア垂涎のサウンドに仕上がっています。制作スタッフはかつてDENONで数々の録音をになったプロデューサー川口義晴とエンジニア岡田則男です。2009年12月16,17日 埼玉芸術劇場にて収録
井口真由子(ピアノ):
京都に生まれる。
96年 ワルシャワ・ショパン音楽院夏期研修に参加、ディプロマ・コース終了。1997年 モーツァルト室内管弦楽団とベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番を共演。王子ホールでの日本調律師協会主催新人演奏会、大阪いずみホールでの新人演奏会等に出演。共演した演奏家ギター奏者福田進一・トランペット奏者アレクセイ・トカレフ(レニングラードフィル元主席奏者)等にはその優れた音楽性から厚い信頼を得る。
2001年 京都でのリサイタル、アレクセイ・トカレフとの西日本ツアーなど精力的に演奏活動を行う2002年 12月アレクセイ・トカレフと共演したCDアルバム第2弾がリリースされる。桐朋学園大学音楽学部研究科修了。2003年 牛腸和彦(トランペット)、渡辺善行(トロンボーン)とのブラス・トリオ「ラ・メユール」デビューコンサートをサントリーホールで行う。
2004年 山形交響楽団定期演奏会ではフェルスターのカデンツァを日本初演し、指揮者広上淳一からも高い評価を得る。6月本格的なメジャーデビューとなるHakujyu Hallでのリサイタルを行う。
ソロ活動だけにとどまらず、アンサンブルやトリオまたジャンルや形態を問わない公演活動を精力的に展開している。

ALM/コジマ録音

ALCD-82
\2940
小鍛冶邦隆作品集II《マドリガル 或いは愛の寓意I~VI》
小鍛冶邦隆(作曲)銀色夏生(作詩):
 混声合唱のための マドリガルI
 [1] 真冬の風の中
 [2] あなたの笑顔の一瞬や
 [3] 夏が教えてくれた
女声合唱のための マドリガルII
 [4] ひとつひとつ
 [5] こころという不思議
 [6] いま
混声合唱のための マドリガルIII
 [7] 二人の日常
 [8] ハートブレイク前夜(イブ)
 [9] 菜の花別離
 [10] いとしく、こんなに愛しているのに
 [11] たからもの
混声合唱のための マドリガルIV
 [12] CHANCEをください
 [13] 君は急いでここまで来たから
 [14] 台風コワイ
 [15] 君のそばで会おう
 [16] あなたはもう黙りこんでしまう
 [17] 気がかりの森
混声合唱のための マドリガルV
 [18] ファンファーレ
 [19] ハートブレイク前夜(イブ)
 [20] いとしく、こんなに愛しているのに
 [21] たからもの
 [22] 二人の日常
混声合唱のための マドリガルVI
 [23] センチメンタルチョコレート
 [24] これは 別れ という恋
 [25] 夢の嵐
 [26] 急にさよならと言ったから
東京混声合唱団/
田中信昭(指揮)
中嶋香(ピアノ)
銀色夏生の詩と“小鍛冶ワールド”の幸福な出逢いから生まれた現代の「マドリガル」
イタリア・ルネサンス期に隆盛したマドリガルの伝統が、われわれの時代に新たな息吹を得て復活した。作曲家 小鍛冶邦隆が偶然手にした銀色夏生のシンプルで痛切な抒情を湛えた恋愛詩の数々。ここから生まれた技巧的でレトリカルな声楽アンサンブル作品は、愛の情景を歌いつつも様々な寓意的な表現が繰り広げられる「マドリガル」本来の先鋭な時代的ファッション性にほかならない。1991年に初演された《マドリガルI》から本CDのために書き下ろされた《マドリガルVI》まで、通年20年あまりにわたって書き続けられたシリーズの全曲を収める。本シリーズの初演を多く担ってきた東京混声合唱団の円熟のアンサンブルも聴きどころの一つ。録音:2009年9月9日 彩の国さいたま芸術劇場
ALCD-7142
\2940
Acentuadoアセントゥアード
 [1] オブロフスカ: バルトーク讃歌
 ピアソラ:5つの小品
  [2] 草原
  [3] ロマンティックに
  [4] アクセントを利かせて
  [5] うら悲しく
  [6] 伊達男
 オブロフスカ:4つの日本の印象
  [7] 広重へのオマージュ
  [8] 北斎へのオマージュ
  [9] 歌麿へのオマージュ
  [10] 写楽へのオマージュ
 クレンジャンス:最期の日の夜明けに Op. 33
  [11] 待つ……
  [12] 夜明け
 ブローウェル:舞踏礼賛
  [13] レント
 [14] オスティナート
 ヒナステラ:ギター・ソナタ Op. 47
  [15] エソルディオ(前口上)
  [16] スケルツォ
  [17] カント(歌)
  [18] フィナーレ
谷辺昌央(ギター)
国際ギター・コンクールで10回に及ぶ優勝歴を持つ谷辺昌央の待望のデビューアルバム。2005年には2000人の聴衆総立ちでアメリカ・デビューを果たし、現在はドイツを拠点に活躍するギタリスト 谷辺昌央のデビューアルバム。鍛え抜かれたしなやかな技術から溢れ出す驚くべき音の数々は、ピアソラ、ブローウェル、ヒナステラらのラテン・アメリカの情熱と、冷戦下のチェコに生きた女性作曲家オブロフスカの作品が内包する独特なイマジネーションを色彩豊かに彩る。録音:2009年10月26-28日 きらりふじみ
ALCD-7143
\2940
ベートーヴェン ヴァイオリン・ソナタ全集 Vol. 1
 [1]-[3]ヴァイオリン・ソナタ第3番 変ホ長調 Op. 12-3
 [4]-[6] ヴァイオリン・ソナタ第4番 イ短調 Op. 23
 [7]-[10] ヴァイオリン・ソナタ第5番 へ長調 Op. 24《春》
ジャン=ジャック・カントロフ(ヴァイオリン)
上田晴子(ピアノ)
カントロフの最新録音!至高のデュオが贈る気韻生動たる円熟のベートーヴェン。世界的ヴァイオリニスト カントロフと、パリを拠点として活躍するピアニスト上田晴子によるベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ全集シリーズがスタート。カントロフ最新の録音には豊かな気品と風格が満ち、聴く者をとらえて離さない音楽の躍動がある。長年デュオを組む上田晴子のピアノも圧巻のアンサンブルを繰り広げる。録音:2008年11月20-21日 彩の国さいたま芸術劇場
ALCD-9095
\2940
山根弥生子 ショパンを弾くVol. 2
 [1] スケルツォ第1番 ロ短調Op.20
 [2] スケルツォ第2番 変ロ短調Op.31
 [3] スケルツォ第3番 嬰ハ短調Op.39
 [4] スケルツォ第4番 ホ長調Op. 54
 [5] 即興曲第1番 変イ長調 Op. 29
 [6] 即興曲第2番 嬰へ長調 Op. 36
 [7] 即興曲第3番 変ト長調 Op. 51
 [8] 即興曲第4番 嬰ハ短調「幻想即興曲」(遺作)
 [9] ポロネーズ第7番 変イ長調「幻想ポロネーズ」Op. 61
 [10] 子守歌 変ニ長調 Op. 57
山根弥生子(ピアノ)
強さと優しさをあわせもった山根弥生子のショパン【ショパン生誕200年記念】
近年はシューマンやメンデルスゾーンのレコーディングを積極的に行い、いずれも高い評価を得てきた山根弥生子が、2003年のvol.1に続いてリリースするショパンの作品集。スケルツォと即興曲をメインに配した本アルバムでは、音符の一つ一つとフレーズの端々にまで思念が通わされた気品あふれる演奏で、円熟の熱情から生まれる色濃い陰影と歌いまわしの味わい深さが滲み出る。録音:2008年10月1-2日/11月5-6日/2009年9月30日 府中の森芸術劇場ウィーンホール
ALCD-81
\2940
南聡作品集「鏡遊戯」
  [1] 鏡遊戯 op. 18 (1989/90)
  [2]-[8] 歓ばしき知識の花園 op. 15 (1986-92/2004)
  [2] 〈II〉for flute violin and piano op. 15-3(1988)
 〈I b〉for 3 soli and 3 instruments-groups op. 15-5 (1991)
  [3] Section-1
  [4] Section-2
  [5] Section-3
  [6] Section-4
 [7]〈Ⅲ〉for orchestra op. 15-6 (1992/2004)
 [8]〈Epilogue c〉for guitar solo with 4 instruments-groups op. 15-9 (1992/2004)
 [9]-[14] 彩色計画Ⅹ(東京ヴァージョン) op. 35 (1996/98)
  [9]〈I b〉for piano with orchestra
  [10] Bridge 1 (Coda Ancora from I) for piano
  [11] Bridge 2 (Coda from V) for orchestra with piano
  [12] Bridge 3 (Coda Ancora from V) for orchestra
  [13] Bridge 4 (Conjoin?) for orchestra
  [14]〈EFE〉for piano and orchestra
筝:吉村七重、田村法子、三宅礼子
指揮:十束尚宏
フルート:木ノ脇道元
ヴァイオリン:甲斐史子(ROSCO)
ピアノ:大須賀かおり(ROSCO)
ギター:金庸太
桐朋学園オーケストラ
指揮:小松一彦
ピアノ:黒田亜樹
東京交響楽団
作曲家 南 聡 が3つの作品を通して示す音楽の多次元的方向性 作品構成の諸要素に歪んだ「鏡像」が仕掛けられた箏三重奏のための《鏡遊戯》、ニーチェの「悦ばしき知識」の文字列を原素材とする、完成に20年近くを要した《歓ばしき知識の花園》、夢幻能の様式から転化した大曲《彩色計画X》の3作品を収録。音楽は細胞のように変容を繰り返しながら増殖し、散開したり収斂したりしながら複雑な層をなして物語るが、ここに収められた3作品もまた、小細胞から特異な全体へとそれぞれに固有の音楽的物語を展開し、アルバムの全体像へと至っている。録音:[1] 第11回JFCアンデパンダン 東京オペラシティリサイタルホール 2007年1月6日 [2]-[8] 現代の音楽展2006 すみだトリフォニーホール大ホール 2006年3月13日 [9]-[14] 現代の音楽展98 かつしかシンフォニーヒルズ 1998年3月18日
ALCD-1114
\2940
欧羅巴風琴紀行 カザルス・ホールのアーレント・オルガン
 1. J. S. バッハ (1685-1750) :小フーガ ト短調BWV578
 2. スウェーリンク (1562-1621) :大公の舞踏会
 3. 作曲者不詳 (16世紀) :カーリー夫人のドンプ
 4. 作曲者不詳 (16世紀) :ラ・ミ・レに基づいて
 5-9. デュ・コーロワ (1549-1609) :《若い娘》にもとづく5声のファンタジー
  5. 3声のファンタジー第25番
  6. 3声のファンタジー第30番
  7. 4声のファンタジー第31番
  8. 4声のファンタジー第32番
  9. 5声のファンタジー第33番
 10. ムファット (1653-1704) :チャコーナ
 11. ブルーナ (1611-1679) :聖母のための連祷によるティエント
 12. フレスコバルディ (1583-1643) :トッカータ第4番
 13. ブクステフーデ (c. 1637-1707) :われは神より離れじ BuxWV220
 14. ブクステフーデ:われは神より離れじ BuxWV221
 15. ラインケン (1643-1722) :トッカータ ト長調
 16. J. S. バッハ:われは神より離れじ BWV658
 17-21. J. S. バッハ:協奏曲 ニ短調BWV596
  (原曲 ヴィヴァルディ:協奏曲 ニ短調 RV565)
  17. I.
  18. II. Grave
  19. III. Fuga
  20. IV. Largo e spiccato
  21. V. Finale
椎名雄一郎(オルガン)
さようなら カザルスホール!椎名雄一郎が弾きおさめるカザルスホールのアーレント・オルガン
日本を代表する若手No.1オルガニスト椎名雄一郎が演奏するのは、この春閉館するカザルスホールのアーレント・オルガン。ルネサンスからバロックにかけて花開いたヨーロッパのオルガン音楽で、英・仏・伊・西・蘭から独まで欧州をひとめぐりする。ホールの建設段階から設置が構想された銘器アーレント・オルガンの誇るべき多彩な音色と豊かな響きを伝える貴重な一枚。録音:2009年9月2-4日 日本大学カザルスホール
ALCD-3090
\2940
パリのフルート音楽 フレンチ・スクールとその周辺
 1. ボザ (1905-1991): アリア
 2-4.ゴーベール (1879-1941):フルート・ソナタ第1番 イ長調
 5. ビゼー (1838-1875)/矢代秋雄 編: 間奏曲 ?歌劇「カルメン」より?
 6. タファネル (1844-1908): アンダンティーノ
 7. タファネル:アレグレット
 8. シャミナード (1857-1944): スペインのセレナーデ
 9. タファネル:アンダンテ
 10. タファネル:アレグロ
 11-14. ヴィドール (1844-1937): フルートとピアノのための組曲 op. 34
出口清子(フルート)
藤田雅(ピアノ)
パリの人々を魅了した巨匠たちが残した瀟洒にして華麗なフランス近代フルート音楽の花束
「ベル・エポック」と呼ばれた19世紀末のフランスで、パリ国立音楽院を中心に花開き、現代に至るフルート演奏の主要な潮流を生み出したフレンチ・スクール(エコール・フランセーズ)の巨匠たち。本アルバムでは、色彩感に満ちた和声と華麗な奏法を駆使したゴーベールのフルート・ソナタとヴィドールのフルート組曲の間に魅力あふれる小品が散りばめられて、プリズムのような光が放たれる。フランス近代のレパートリーを最も得意とする出口清子の初のソロ・アルバム。録音:2009年10月22-23日 三鷹市芸術文化センター
ALCD-7141
\2940
クライスレリアーナ シューマン ピアノ作品集Ⅵ
シューマン(1810-1856):
 子供の情景 Op. 15
 クライスレリアーナ Op. 16
 アラベスク Op. 18
小林五月(ピアノ)
シリーズ第6弾!天性の「シューマン弾き」小林五月が映し出すシューマン作品の深遠な内奥。小林五月のシューマン全曲録音シリーズ第6集。冴えわたるテクニックと作品に対する深い洞察力から生み出される豊かなロマンティズムは、シューマンの詩情とピアニズムが見事に融合した傑作「クライスレリアーナ」のみならず、叙情と憧憬が交錯する「子供の情景」、珠玉の小品「アラベスク」でもあますところなく描き出されている。録音:2009年11月4-6日 響ホール(山形 庄内町)
ALCD-9093
\2940
フルート・イン・ブルー
 1. サン=サーンス:歌劇“サムソンとデリラ”より
  “あなたの声に私の心は開く”
 2-4. タクタキシヴィリ:フルートとピアノのためのソナタ
 5-8. ボラン:フルートと
  ジャズピアノのための組曲 第1番より[アレンジ:斎木隆]
 9. タファネル:歌劇“ミニヨン”の主題による幻想曲
 10. モンティ:チャルダッシュ
 11-13. マウワー:ソナタ・ラティーノ[アレンジ:斎木隆]
角家道子(フルート)
斎木 ユリ・斎木 隆(ピアノ)
ジャズのエッセンスを盛り込みフルートの新たな魅力を探求する角家道子のファースト・アルバム。カーネギーホールでのデビューリサイタルがニューヨークのレビュー誌より「もう一度聴きたい!」と喝采を浴びてから10年。とどまることなく進化を続けるアーティスト角家道子の「いま」を凝縮した1stアルバムが誕生。クラシックとジャズの融合ともいうべきボラン『組曲』、サンバやサルサのリズム満載のマウワー『ソナタ・ラティーノ』などジャズ・テイストがふんだんに織り交ぜられた作品の数々によって、角家道子の明快で小気味よい感性とニューヨーク仕込みのテクニックが一層の魅力を放つ。まさに“くり返し聴きたくなる”魅力の一枚である。録音:2009年9月10-11日 彩の国さいたま芸術劇場
ALCD-8033
\2940
オルフ:カルミナ・ブラーナ 高関健(指揮)
札幌交響楽団
針生美智子(ソプラノ)
高橋淳(テノール)
堀内康雄(バリトン)
札響合唱団
札幌アカデミー合唱団
HBC少年少女合唱団
長内勲(合唱指揮)
「札響」&高関健の初CD!ほとばしる熱狂と圧倒的大迫力にみちた躍動のライヴ!!「札響」の愛称で広く親しまれている札幌交響楽団と当団の正指揮者を務める高関健による昨年6月のライヴ録音。透明なサウンドとパワフルな表現力で雄大な北海道から世界へ発信するオーケストラとして評価を高める「札響」と北海道に縁の深いソリスト陣が繰り広げる迫力の演奏には、20世紀の傑作「カルミナ・ブラーナ」にふさわしい沸き上がる推進力と高揚感にあふれ、ライヴならではの熱気と迫力に充ちた大編成オーケストラの臨場感で聴く者を圧倒する。録音:2009年6月13日 札幌コンサート・ホール Kitara【ライヴ録音】

カメラータ・トウキョウ

CMCD-28213
\2940
ジョゼフ・ボダン・ド・ボワモルティエ:
 トリオ・ソナタ ト長調 作品37-1/トリオ・ソナタ ホ短調 作品37-2
 トリオ・ソナタ ニ長調 作品37-3/トリオ・ソナタ ト短調 作品37-4
 トリオ・ソナタ イ短調 作品37-5/ソナタ ト短調 作品34-1
 ソナタ ト長調 作品34-2/ソナタ ホ短調 作品34-3
 ソナタ ニ長調 作品34-4/ソナタ ニ短調 作品34-5
 ソナタ イ短調 作品34-6
ジュゼッペ・ノヴァ(フルート)
ミヒャエル・オマン(リコーダー)h-!1
ヴォルフガング・シュルツ(フルート)h-!1
リノ・ヴェルニッツィ(ファゴット)
クラウディオ・ブリツィ(クラヴィオルガン)
ラモーと並びフランス・バロックの担い手であった作曲家ボワモルティエによるフルート、ファゴットのためのソナタとフルート、ファゴット、リコーダーのためのソナタを収めました。変幻自在な音色を作り出すブリツィのクラヴィオルガンによる通奏低音にあわせて、ノヴァとシュルツのフルート、ヴェルニッツのファゴット、そしてオマンのリコーダーが織り成す優雅な響きは、まさにフランス・バロック音楽の真骨頂です。
CMCD-28204
\2940
ブラームス:クラリネット三重奏曲 イ短調 作品114
シューマン:夜に〜スペイン歌曲集作品74より第4番
ツェムリンスキー:クラリネット三重奏曲 ニ短調 作品3
カール・ライスター(クラリネット)
フェレンツ・ボーグナー(ピアノ)
インケ・フランク(チェロ)
ブラームスの名曲のひとつ、クラリネット・トリオの誕生は、同時代に活躍していたクラリネット奏者リヒャルト・ミュールフェルトの演奏にブラームスが触発されたことがきっかけとなりました。一方、ツェムリンスキーのクラリネット・トリオは、ブラームスの強い後押しによりジムロック社からの楽譜出版の道が開かれ、世に知られるきっかけとなりました。キング・オブ・クラリネット、カール・ライスターが、両者のクラリネット・トリオを、確かなテクニックと燻し銀のような音色でしっとりと聴かせます。両者の間に収められたシューマンの作品は、スペイン歌曲集からのトランスクリプション。ピアニストのフェレンツ・ボーグナーとチェリスト、インケ・フランクとの息のあった演奏は、それぞれの作品の魅力とライスターの美しいクラリネットの音色を引き立たせるみごとなアンサンブルです。
CMCD-28205
\2940
J.S.バッハ:後期オルガン作品集
 プレリュードとフーガ ロ短調 BWV544
 種々の技法による6つのコラール(シュープラー・コラール集)より
  目覚めよ、とわれらに呼ばわる物見らの声 BWV645
  尊き御神の統べしらすままにまつろい BWV647
  わがこころは主をあがめ BWV648
 プレリュードとフーガ ホ短調 BWV548
 カノン風変奏曲「高き御空よりわれは来たり」 BWV769a
 プレリュードとフーガ ハ長調 BWV547
松居直美(オルガン)
日本を代表するオルガニスト松居直美の最新アルバムは、ドイツのバロック・オルガン製作者フリードリヒ・ジルバーマン製作のオルガンで演奏するJ.S.バッハの後期作品集。フライベルクにある聖ペトリ教会のオルガンは2006年から2007年にかけて大々的な修復がなされ、美しい姿と音色がみごとに蘇りました。ドイツ・バロックを代表する作曲家バッハとオルガン製作者ジルバーマン。そして、両者の英知極めた作品をひとつにまとめ、それぞれの魅力を巧みに引き出しいっそうの輝きをもたらす松居直美の崇高な演奏。まさに究極のドイツ・バロック・オルガン作品の1枚です。
CMCD 28202
\2940
メンデルスゾーン:
 チェロ・ソナタ 第1番 変ロ長調 作品45
 無言歌 作品109
 チェロ・ソナタ 第2番 ニ長調 作品58
ローベルト・ノージュ(チェロ)
岡田博美(ピアノ)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の第1チェリスト、ローベルト・ノージュがピアニスト岡田博美を迎えて奏でるメンデルスゾーンのチェロ・ソナタ。恵まれた環境に育ち、作曲家としてだけではなく、優れた器楽奏者であり、指揮者でもあり、さらに素晴らしい画家でもあったメンデルスゾーン。彼は生涯で2曲のチェロ・ソナタを残しました。情熱的で躍動感あふれる2つのチェロ・ソナタは、チェロだけでなくピアノも聞かせどころの多い作品です。ノージュと岡田のダイナミックな演奏で、メンデルスゾーンの2つのチェロ・ソナタをお聴きください。
CMCD 28203
\2940
シューベルト(編曲:G.マーラー):
 死と乙女(弦楽合奏版)
  [原曲:弦楽四重奏曲 第14番 ニ短調 D.810 「死と乙女」]
シューベルト:
 アンダンテ〜
  弦楽四重奏曲 第13番 イ短調 D.804 作品29-1「ロザムンデ」より
 5つのドイツ舞曲 D.90
イ・ソリスティ・ディ・ペルージャ
シューベルトの「死と乙女」は弦楽四重奏曲として知られていますが、この名作には、マーラー編曲による弦楽合奏版も残されています。コントラバスのパートも加えられ、オリジナルの弦楽四重奏版よりも響きに厚みが増し、よりドラマティックに聞こえてきます。ペルージャを本拠地とする弦楽合奏団「イ・ソリスティ・ディ・ペルージャ」によるエネルギッシュで心揺さぶられる「死と乙女」は必聴の1枚です。
CMCD-28200
\2940
J.ハイドン:交響曲 第101番 ニ長調 Hob.Ⅰ:101 「時計」
モーツァルト:弦楽のためのアダージョとフーガ ハ短調 K.546
シューベルト:交響曲 第5番 変ロ長調 D.485
フィルハーモニック・アンサンブル・
ウィーン“モーツァルティステン”
ハンス・ペーター・オクセンホファー(指揮)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の精鋭を中心に結成された、フィルハーモニック・アンサンブル・ウィーン“モーツァルティステン”。ウィーンの伝統的奏法を継承し、品位と風格ある演奏が最大の特徴です。彼らのセカンド・アルバムとなる本CDでは、ウィーンにゆかりのある作曲家、ハイドン、モーツァルト、シューベルトを収録。まさにウィーン“モーツァルティステン”の真骨頂を発揮したウィーンを堪能する決定盤です。なお、“モーツァルティステン”は今年6月に待望の初来日公演が予定されています。2枚目となるこのアルバムと共に注目される事は間違いないでしょう。録音:2009年5月/ウィーン
CMCD-28182
\2940
ベートーヴェン:
 チェロとピアノのためのソナタ イ長調 作品69
 チェロとピアノのためのソナタ ハ長調 作品102-1
 チェロとピアノのためのソナタ ニ長調 作品102-2
エーバーハルト・フィンケ(チェロ)
岡田知子(ピアノ)
2010年5月に90歳を迎えるフィンケ。ベルリン・フィルのソロ・チェリストの座を退いた後、現在も現役チェリストとして精力的に演奏活動を続けています。2007年にCD「ベートーヴェン:チェロとピアノのためのソナタ集」をリリースし、衰えることない深みある音色と音楽でチェリストとしての健在ぶりを示しました。さらに年輪を重ねたことにより、フィンケの音楽はより一層、崇高かつ慈愛にみちたものになっています。
CMCD-28196
\ 2940
イタリア現代フルート作品集/高橋眞知子
チジャチント・シェルシ:
 プウィル〜フルート・ソロのための(1945)
 波止場〜アルト・フルート・ソロのための(1954)
 波止場〜フルート・ソロのための(1953)
 ヒクソス〜アルト・フルートとパーカッションのための(1955)*
ブルーノ・マデルナ:
 二元のための音楽 第1番〜フルートとテープのための(1952)
 二元のための音楽 第2番〜フルートとテープのための(1957)
 フルートのためのカデンツァ ディメンション Ⅲより(1963)
アルナルド・デ・フェリーチェ:
 MU−夢〜フルートとパーカッションのための(2008)*
高橋眞知子(フルート/アルト・フルート)
菅原 淳(パーカッション)*
1945年以降にイタリアの作曲家たちによって生み出されたフルート作品を収録。当時の前衛的作品とはどこか一線を画しているシェルシより4作品です。次に多様式主義を強く推奨したマデルナの作品では、テープから流れる音とともにフルートを演奏するスタイルの作品を選曲。そして、デ・フェリーチェによる「MU」は、フルート奏者、高橋眞知子のための書かれた作品。作家、谷崎潤一郎初期の作品にインスピレーションを受けたデ・フェリーチェが書き上げたオペラ作品「AKUMU」との共通性を聴き取ることができ、「MU」全体にもある種のジャポニズムを感じ取ることができます。イタリアの現代音楽における功績を存分に堪能できる貴重音源です。

フォンテック

FOCD9462
(SACD Hybrid)
\2800
伊藤 恵/シューベルト ピアノ作品集3
 ピアノ・ソナタ 第14番 イ短調 D784, Op.143
 楽興の時 D780, Op.94
 3つのピアノ曲 D946
 (2009/12/21・22・24 神戸新聞松方ホール.REC)
伊藤 恵:ピアノ
「シューベルト ピアノ作品集1」(FOCD9368)「シューベルト ピアノ作品集2」(FOCD9428)に続く、伊藤 恵によるシューベルト・シリーズの第3弾。「ピアノ・ソナタ第14番」は中期の作品ですが、特に内向的な傾向で、前後の13番、15番に比べると演奏される機会の少ない作品ですが、シューベルトの内面を深く覗き込むような魅力があります。「楽興の時」は洗練された小曲集で、ドイツ・リートの作曲を得意としたシューベルトならではの歌心が感じられる名曲です。「3つのピアノ曲」はシューベルトの没年に作られたもので、没後暫くの間忘れられていましたが、ブラームスによって再発見され、現在の曲名となりました。ブラームスは非常にシューベルトを高く評価しており、シューベルトの旧作品全集の監修者となったほどでした。そして周知の通りブラームスとシューマンの関係は密接なものがあり、この曲において、シューベルト、シューマン、ブラームスの繋がりが垣間見えるのです。そしてシューマンのピアノ作品全曲を録音した伊藤 恵による演奏は、この曲の新たな魅力に気付かせてくれます。伊藤 恵によるシューベルトの演奏は曲本来の姿を表現し、沈みこむような静寂感を湛えながらも、常に温かさが感じられるものです。
FOCD9463
\2520
チャイコフスキー:
 歌劇「エウゲニー・オネーギン」より「ポロネーズ」「ワルツ」
 マンフレッド交響曲 ロ短調 作品58
(2009/11/20 アクロス福岡シンフォニーホール ライヴ録音)
秋山和慶 指揮
九州交響楽団
九響シリーズ第6弾。現在、九響のミュージック・アドヴァイザー/首席指揮者を務める秋山和慶の指揮によるものはFOCD9290「序曲集」、FOCD9317「ワルキューレの騎行 スーパーサウンズ」、FOCD9371「ペトルーシュカ、ダフニスとクロエ」に続く4作目となります。マンフレッド交響曲はバイロンの劇詩「マンフレッド」に基づく標題交響曲として、1885年に作曲されました。唯一の標題交響曲であり、同時に番号付けのないただ一つの交響曲でもあります。時期としては第4番と第5番の間に作曲され、大変ドラマティックで華麗な大作です。歌劇「エウゲニー・オネーギン」はプーシキンによる同名の小説が原作となっています。チャイコフスキー自身もあえてオペラではなく、叙情的情景と呼んでいました。まさに登場人物の心理を繊細に描写するような音楽です。本CDではその中からポロネーズとワルツを収録いたします。秋山の指揮による九州交響楽団の演奏は、時に厳しく、時に流麗に両曲の個性を表現しており、音楽を聞く歓びを再確認させてくれるような名演です。

コロムビア

COGQ 41
(SACD Hybrid)
\2940
ブルックナー:交響曲 第9番 ニ短調 スクロヴァチェフスキ指揮
読売日本交響楽団
2007年に読売日本交響楽団の第8代常任指揮者のポストに就き、日本中のファンを驚かせ、また喜ばせたマエストロも、今シーズンを最後に惜しまれつつそのポストから去って桂冠名誉指揮者となりました。
掉尾を飾るプログラムは、ブルックナーの第8交響曲。言わずと知れたミスターS再評価のきっかけを作ったブルックナー・チクルス中の畢生の大作です。
スクロヴァチェフスキ=読響は、デンオン・レーベルにてブラームスの交響曲全集が進行中で、残すところ第4番のみとなっていますが、この機会に合わせ、先の9月に行われたブルックナーの交響曲第9番のライヴ録音を先行して発売します。
8番の後に書かれ、未完に終わった第9番は、その神々しいまでの宗教性によって、凡百の指揮者の入山を許さない峻厳な霊峰に喩えられます。
86歳の巨匠が読響をして顕現せしめた奇跡的な音空間の中で、幸運にもコンサート会場に居合わせた聴衆は神の声を聴いたといいます。このCDは、その機会に恵まれなかった人々への、日本を愛するマエストロSからの素晴らしい贈り物といえるでしょう。ライヴ録音:2009年9月23日 東京芸術劇場  総収録時間:61.18] SACD Stereo / SACD 5chサラウンド/ CD
COGQ 42
(SACD Hybrid)
\3000
シューマン:交響曲第4番
ブラームス:ハイドンの主題による変奏曲
上岡敏之(指揮)
ヴッパータール響
90分にもおよぶブルックナー第7、非常にロマンティックなR.シュトラウスの「ドン・ファン」、そして極めて魅惑的な弾き振りのモーツァルト。前回の上岡/ヴッパータール響の公演は近年、最も印象に残るものだった。そのコンビがこの秋に再来日するというのは非常に嬉しいニュースだが、それに合わせての新譜も実に興味津々だ。耳にすることが出来たのはブラームスのハイドンの主題による変奏曲とシューマンの交響曲第4番。まずブラームスだが、たいへんに柔らかく繊細である。響きのバランスや息づかい、テンポの流動に細かく神経を配りながらもそれを決して表立たせず、あくまで自然にさりげなく音楽が流れる。最近は単に流行に追随したり、奇をてらったりする演奏が多いが、上岡はそうした流れとは全く関係なくしっかりと自分の言葉で語っている。これぞ信頼できる音楽家の証である。シューマンも素晴らしい。結論を先に言ってしまえば、音質も含めた演奏内容という点では間違いなくマイ・ベスト、新定番の登場である。多くの人がきっとそうであろう、この曲を聴く時、あのフルトヴェングラー/ベルリン・フィルという異形の名演がいつも頭をよぎる。しかし、私はこの上岡の演奏を聴いて、本当に久しぶりにフルトヴェングラーのことを忘れて作品を味わうことが出来た。解釈の基本はブラームスと同じである。第1楽章の若々しいロマン、そして夢を見るような第2楽章。さりげなさを基調とした第3楽章、そして第4楽章も流麗で響きが非常によく溶け合っているが、最後は素晴らしい加速で締めくくる。また、SACDで発売されることにも感謝したい。CDで聴いても良いが、SACDでの感銘度は言葉に尽くせぬものがある。(音楽評論:平林直哉) 2008年10月19、20日 ヒストーリッシェ・シュタットハレ(ヴッパータール)におけるライヴ収録
COGQ 43
(SACD Hybrid)
\3000
R.シュトラウス:《家庭交響曲》 上岡敏之(指揮)
ヴッパータール響
ドイツを本拠に、オペラとコンサートの分野に活躍している上岡敏之——。あまたの日本人指揮者の中でも、最も個性的な「楽譜読み」をする人であろう。彼は、決してありきたりの解釈で演奏を創ることをしない。テンポや、楽器の響きのバランスや、音色などに、他の指揮者とは全く異なるユニークな試みを施し、常に新鮮なアプローチを行なう指揮者なのである。彼の指揮で聴くと、聴きなれていたはずの名曲が、予想外の表情を以て現われて来る。それがまた、すばらしく面白いのだ。スリリングな指揮者、と呼ばれるゆえんである。この《家庭交響曲》の演奏も、その例に漏れない。彼は、2009年4月末に東京で新日本フィルとこの《家庭交響曲》を演奏したが、その10日ほど前にドイツでヴッパータール交響楽団を指揮している。それが、ここに聴くディスクである。東京での演奏と同じように、かなり遅いテンポが採られている。51分強という演奏時間は、ブルックナーの《第7交響曲》を90分もかけて演奏した(通常なら70分程度)こともある上岡の面目躍如たるものだろう。だが、その超遅テンポにもかかわらず、楽曲全体の構築バランスは明確に保たれていて、音楽はいささかも弛緩することはない。上岡は、この曲の演奏にありがちな外面的な威容と明るさを排し、翳りのある音色で全曲を統一している。「子守歌」や「アダージョ」における壮大な音の流れと、あふれるカンタービレの沈潜した美しさとは全曲中の白眉だが、しかしそこでは、これまでの和やかな《家庭交響曲》のイメージは覆され、異様な緊迫感に支配されたドラマティックな音楽と化しているのだ。紙と記号のみでできているスコアから、かくも個性的な解釈を引き出す上岡の新鮮な発想には、舌を巻かずにはいられない。(音楽評論:東条碩夫) 2009年4月19、20日 ヒストーリッシェ・シュタットハレ(ヴッパータール)におけるライヴ収録 SACD Stereo / SACD 5chサラウンド / CD
COCQ 84801-4
(4CD)
¥3990
若杉弘 / R.シュトラウスBOX 
リヒャルト・シュトラウス:
[Disc 1]
 バレエ《ヨゼフの伝説》 作品63
[Disc 2]
 バレエ《お菓子のクリーム》 作品70
[Disc 3]
 舞踏幻想《いにしえの祭り》
 舞踏組曲 —
  フランソワ・クープランのクラヴサン曲による
 ディヴェルティメント —
   フランソワ・クープランのクラヴサン曲による
   小オーケストラのための
[Disc 4]
 交響曲 ヘ短調 作品12/ロマンツェ ヘ短調 AV 75*
若杉弘 指揮
東京都交響楽団
藤原真理(チェロ)*
R. シュトラウス・ファン必携!忘れられた傑作を、忘れられてはならない名指揮者の棒で。2009年7月に74歳で他界した日本指揮界の至宝、若杉弘は、現代作品のみならず、埋もれていた傑作の日本初演を多く手がけましたが、このR. シュトラウスは中でも圧巻といえる偉大なモニュメントと言えます。ドレスデン国立歌劇場、新国立歌劇場とオペラも知り尽くした若杉ならではの目眩くシュトラウス・クラング!ニジンスキー・プロジェクトから発した怪物的な《ヨゼフの伝説》、メリー・ゴーラウンド的に楽しい《お菓子のクリーム》、端整・優美な《いにしえの祭り》に、若書きの交響曲等まで併録。音楽史上屈指のオーケストラ使い、リヒャルトの管弦楽曲をもっと聴きたいという渇望を一挙に満たすセットです。 録音:1987年7月31日〜8月2日、狭山市市民会館 [Disc 1]    1988年7月22日〜25日、戸田市民会館 [Disc 2]    1989年7月15日〜17日、江戸川文化センター [Disc 3]    1993年7月27日〜29日、東京芸術劇場 [Disc 4]
COCQ-84797
¥2940
光の風〜ヴァイオリン・クラシックス
 バルトーク:ルーマニア民族舞曲
 クライスラー:ウィーン風小行進曲  
 ブラームス:ハンガリー舞曲第1番ト短調
 ブラームス:ハンガリー舞曲第2番ニ短調
 ドヴォルザーク:わが母の教え給いし歌
 ドヴォルザーク:スラヴ舞曲第2番ホ短調
 ラフマニノフ:ヴォカリーズ  
 ドビュッシー:夢
 ヴィラ=ロボス:黒鳥の歌
 モンティ:チャールダーシュ
 チック・コリア:スペイン  
 林そよか:光の風
ヴァイオリン:花井悠希
ピアノ:林そよか
花井悠希(ヴァイオリン):
3歳よりヴァイオリンを始める。
第11回、第18回のACFに出演し、カザルスホール、王子ホールでピアノトリオ、カルテットを演奏する。
第15回三重音楽コンクール第1位。
小学生から所属している地元の弦楽合奏団では、コンサートミストレスやモーツァルトのヴァイオリン協奏曲等のソリストも務める。
いしかわミュージックアカデミー、みやざきミュージックアカデミー、草津国際ミュージックアカデミーやアルテンシュタイク音楽アカデミー(独)等の講習会に参加し、川崎雅夫、漆原朝子、ジェラール・プーレ、ウェルナー・ヒンク、ヘルムート・ツェートマイアー等のレッスンを受ける。また、選抜者のコンサートなどにも出演。
最近では室内楽にも意欲的に取り組んでおり、2008年Luce弦楽四重奏団を結成。第一回名古屋アンサンブルフェスタに出演し、ベストアンサンブル賞を受賞。2010年3月に名古屋宗次ホールでリサイタルを行う。
これまでに、ヴァイオリンを植村祐子、小林健次氏に、現在、大谷康子、嶋田慶子、菅沼ゆづき各氏に師事。
ヴィオラを百武由紀氏に、室内楽を百武由紀、齋藤真知亜各氏に師事。
東京音楽大学3年次に在学中。

東武レコーディングズ

TBRCD0003-2
\2200→¥1990
マーラー:交響曲第7番「夜の歌」 ヘルベルト・ケーゲル指揮
東京都交響楽団

ついに登場幻の名演!ケーゲル+都響のマーラー「夜の歌」!

録音:1985年6月25日東京文化会館ライヴ(都響第218回定期演奏会)

東武レコーディングズ(Tobu Recordings)レーベルから超弩級の名演が登場です。WEITBLICKでは、ケーゲルのマーラーを数々リリースして参りましたが演奏記録があるにもかかわらず、第5番、第7番の放送録音は幾ら探しても見つからずリリースの機会を失っております。しかし、ケーゲルが東京都交響楽団に二回目の客演を果たした1985年の曲目が何と「夜の歌」だったのです!東京都交響楽団様が良好な状態で録音保存して下さったお陰でついにその全貌が明らかになりました。ケーゲルは1981年に当時の手兵ドレスデン・フィルを指揮して「夜の歌」を現地のみならずプラハ、ブタペストでも演奏しております。これが恐らく最初の演奏と思われますが、1985年の当演奏ではすっかり手の内に入った見事な棒さばきを見せます。共演が日本でも屈指のマーラー・オーケストラ、都響という点もプラスです。ライプツィヒ放送響やドレスデン・フィルを上回るストレートな反応や音の立ち上がりの機敏さには舌を巻きます。思えば1937年2月にプリングスハイムが日本初演して以後上演に恵まれなかった「夜の歌」を日本で蘇演させたのは渡邊暁雄氏と都響でした(1974年12月)。演奏の特徴はケーゲルならではの糞真面目偏執的演奏で、冒頭の第2ヴァイオリン以下をトレモロで演奏させないところなど、ギーレン、ベルティーニもやっていますが徹底振りはケーゲルに敵いません。そして、第4楽章冒頭のヴァイオリン・ソロにおけるグリッサンドの強調も如何にも闇の世界を描いた交響曲として相応しいものです。そして大騒ぎのフィナーレも厳格さがさらに強まる感があります。聴衆の熱狂も凄まじい!「一般的でない」、「魅力に乏しい」と非難されることもある「夜の歌」を深く理解する指揮者、オーケストラ、そして聴衆の三位一体の幸福なコンサートがこの当時開かれていたことに感銘と驚きを禁じえません。
※原盤:東京都交響楽団、マスタリング:WEITBLICK


レーベンバッハ

LB 9609
\3000
「ベートーヴェンへの感謝の夕べ」
 (1)ベートーヴェン:交響曲第9番より第1楽章
 (2)ベートーヴェン:交響曲第3番変ホ長調「英雄」
根本昌明(指揮)
新星日本交響楽団

幻の指揮者の幻の名盤 遂に一般発売!!根本昌明が新星日響を振った「ベートーヴェンへの感謝の夕べ」ライヴ録音!

録音:1996年9月16日,昭和女子大学人見記念講堂ライヴ

このCDは、「現代には稀な魂の芸術家」として度々音楽雑誌等で紹介された根本昌明が、1996年、初めてプロ・オーケストラを振り、話題となった指揮リサイタル「ベートーヴェンへの感謝の夕べ」(「英雄」全曲、第九第1楽章)のライヴ録音です。
独学の指揮者が初めて振った演奏で「歴史的名演」と論ぜられる事はあり得ない事ですが、少なくともこの新星日響の演奏は奇跡的な名演となりました。ライナー・ノートでは4人の評論家・関係者がそれぞれこの演奏について文章を寄せています。またオビには、当時新星日響のフルート奏者、現・東京フィル奏者のさかはし矢波氏から文章が寄せられており、「ギネスブック的指揮者」という賛辞で、オーケストラ・メンバーの非日常的なテンションで成し遂げられた演奏である事を証言しています。
『(根本は)音楽への陶酔加減が並ではない!!これは見事としかいい様がない。まさに作曲者が根本に乗り移ったと言うのか、目つきまでガラッと変わり、演奏者もこれには鳥肌が立つ思いで演奏したはずである。』〜さかはし矢波氏(CDオビの解説より)
このCDはかつて自主制作されたものでしたが、浅岡弘和氏により音楽現代で紹介され、限定70枚だけが市販されました。それも瞬く間に売り切れとなり、ファンの間では“幻のCD”と化していました。今回再プレスにあたり、リマスタリングされ音質も改善された、とのことです。新星日響があたかもヨーロッパの名門のような響きで指揮者に応え、アナログ録音による、深味と重厚感と雰囲気豊かな音で、あたかも聴く者を、古き巨匠の時代へ誘ってくれるようです。

※根本昌明コンサート情報
2010年7月25日(日) 開演17:30 東京オペラシティ コンサートホール  
「ベートーヴェンへの感謝の夕べII」
交響曲第9番 二短調「合唱付き」/ピアノ協奏曲第5番 変ホ長調「皇帝」
管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団、合唱:二期会合唱団
ソリスト:イェルク・デームス(ピアノ)、安藤赴美子(ソプラノ)、小川明子(アルト)、大槻孝志(テノール)、青山貴(バス)
お問い合わせ(レーベンバッハ):080-5377-3303,03-3955-3373


若林工房

WAKA-4141〜42
(2CD)
\3600
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集-5
[disc-1]
 ピアノ・ソナタ 第10番 ト長調 作品14の2
 ピアノ・ソナタ 第18番 変ホ長調 作品31の3
 ピアノ・ソナタ 第23番 ヘ短調 作品57 《熱情》
[disc-2]
 ピアノ・ソナタ 第28番 イ長調 作品101
 ピアノ・ソナタ 第30番 ホ長調 作品109
 ピアノ・ソナタ 第31番 変イ長調 作品110
イリーナ・メジューエワ(ピアノ)

ロシアの俊英ピアニストが渾身の力で挑んだシリーズ、堂々の完結
メジューエワ/ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集-5

録音:2009年1月、5月、6月、11月 & 12月、新川文化ホール(富山県魚津市)、 STEREO/24bit + 96kHz Digital録音、発売元:若林工房

若林工房創立5周年を記念して2008年にスタートしたイリーナ・メジューエワによるベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全曲録音シリーズは、これまでに発売した4作品全てが「レコード芸術特選盤」に輝くなど、各方面から高い評価を獲得しています。シリーズ棹尾を飾る第5弾は、初期から後期に至る6曲のソナタを収録。(うち第23番《熱情》と第28番は二度目の録音。第31番は三度目の録音)。シリーズが進むごとに着実な深化・進化を見せてきたメジューエワですが、今回もまたさらにひとまわり成長した姿を披露しています。第18番フィナーレ(プレスト・コン・フォコ)における疾走感や、《熱情》両端楽章での巨大なスケール感の表出、後期ソナタでの深い精神性や厳格なポリフォニーなど、「これぞベートーヴェン」という内容。緩徐楽章における歌い口も清潔な抒情に溢れたもの。虚飾を排し、ひたすら作品の核心に迫ろうとする真摯な姿勢を通じて、ベートーヴェン音楽の素晴らしさを改めて認識させてくれます。若きロシアの俊英が渾身の力で挑んだシリーズ、堂々の完結です。

「…第30番第2楽章の精妙な変奏曲、第31番終楽章の緻密なフーガなどにおける作曲技法の熟成、深化、ときに遊びこころさえ交えたりのピアニスティックな効果…では、壮年ベートーヴェンが到達した純化至高の境地が展開する。メジューエワによる〈ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全集〉の完成を祝う、とともに、日本のみならず世界中のベートーヴェン愛好家、ピアノ・ファンにぜひ聴いてほしい、と心から願う。
(壱岐邦雄/ライナーノートより)


ドリーム・ライフ(CD)

RIPD-0009
(2CD)
\2520
5/26発売
エピタフォーン・ヒストリカル・レコーディング・アーカイヴス/
コンヴィチュニー
 CD1
  ①T.ベルガー:ロンディーノ・ジョコーソ 
    シュターツカペレ・ドレスデン 
    1959年4月7日 ウィーン
  ②M.レーガー:ヒラー・ヴァリエーション 
    シュターツカペレ・ドレスデン 
    1959年4月7日 ウィーン
    収録分数:約56分 モノラル
 CD2
  ③A.ドヴォルザーク:交響曲 第9番 「新世界より」 
   シュターツカペレ・ドレスデン  
    1959年4月7日  ウィーン
  ④R.シュトラウス:ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら
    ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団 
    1957年5月9日 ライプツィヒ
    収録分数:約56分 モノラル
フランツ・コンヴィチュニー指揮
シュターツカペレ・ドレスデン
ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管
今では耳にすることの出来ない純ドイツ的解釈の「新世界」とコンヴィチュニーの珍しい曲目の組み合わせのコンサート・ライヴです。温故知新の一言に尽きる正統的な演奏であり、一魂入神的インスピレーションと伝統の重みを感じることの出来る演奏です。
フランツ・コンヴィチュニー(1901.8.14〜1962.7.28):フルトヴェングラー時代のライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団でヴィオラ奏者としてデビュー。その後、指揮者に転向して1927年よりシュトゥットガルト州立歌劇場で活動した後、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団の主席指揮者に1949年に就任。1953年〜1952年、ドレスデン・シュターツカペレの主席指揮者も兼任。1955年以降はベルリン国立歌劇場の主席指揮者も兼務した。1961年、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団とともに初来日し、ベートーヴェンの交響曲全曲演奏などを行った。翌年、没。享年61歳。

永遠不滅のディーヴァ
「マリア・カラス コンプリート・ライヴ・オペラ・コレクション」

DLCA-5000
(100CD)
\49350
20世紀で最も美しく華麗なソプラノ、マリア・カラス!マリア・カラス全盛期の1949年〜1959年までのライヴ・レコーディング47公演を約100枚のCDに収めた完全コンプリート盤を発売。オペラ以外にも選りすぐりのコンサート、名演集も収録。その他、日本語訳希少な《ラ・ヴェスターレ》《アルチェステ》《イフィジェニーア》の日本語対訳を収録。超貴重盤1909年エルヴィーラ・デ・イダルゴとジョヴァンニ・ゼナテッロのアリア集が初回特典として付いています。価格的にも1枚500円を切る、超お買い得価格を実現しました。
1.ヴェルディ「ナブッコ」全曲
   1949年12月 ナポリ サンカルロ歌劇場
2.ベッリーニ「ノルマ」全曲
   1950年 5月 メキシコ・シティ パラシオ・デ・ベラス・アルテス
3.ヴェルディ「アイーダ」全曲
   1950年 6月 メキシコ・シティ パラシオ・デ・ベラス・アルテス
4.プッチーニ「トスカ」全曲
   1950年 6月 メキシコ・シティ パラシオ・デ・ベラス・アルテス
5.ヴェルディ「イル・トロヴァトーレ」全曲
   1950年 6月 メキシコ・シティ パラシオ・デ・ベラス・アルテス
6.ヴェルディ「アイーダ」他
   1950年10月 ローマ ローマ歌劇場  
7.ワーグナー「パルジファル」コンサート形式
   1950年11月 ローマ RAIオーディトリアム
8.ヴェルディ「イル・トロヴァトーレ」全曲
   1951年 1月 ナポリ サンカルロ歌劇場
9.ヴェルディ「シチリア島の夕べの祈り」全曲
   1951年 5月 フィレンツェ フィレンツェ市立劇場
10.ヴェルディ「アイーダ」全曲
    1951年 7月 メキシコ・シティ パラシオ・デ・ベラス・アルテス
11.ヴェルディ「椿姫」全曲
    1951年 7月 メキシコ・シティ パラシオ・デ・ベラス・アルテス
12.ロッシーニ「アルミーダ」全曲
    1952年 5月 フィレンツェ フィレンツェ市立劇場
13.ベッリーニ「清教徒」全曲
    1952年 5月 メキシコ・シティ パラシオ・デ・ベラス・アルテス
14.ヴェルディ「椿姫」全曲
    1952年 6月 メキシコ・シティ パラシオ・デ・ベラス・アルテス
15.ドニゼッティ「ランメルモールのルチーア」全曲
    1952年 6月 メキシコ・シティ パラシオ・デ・ベラス・アルテス
16.ヴェルディ「リゴレット」全曲
    1952年 6月 メキシコ・シティ パラシオ・デ・ベラス・アルテス
17.プッチーニ「トスカ」全曲
    1952年 7月 メキシコ・シティ パラシオ・デ・ベラス・アルテス
18.ベッリーニ「ノルマ」全曲
    1952年11月 ロンドン コヴェント・ガーデン王立歌劇場
19.ヴェルディ「マクベス」全曲
    1952年12月 ミラノ ミラノ・スカラ座
20.ヴェルディ「イル・トロヴァトーレ」全曲
    1953年 2月 ミラノ ミラノ・スカラ座
21.ケルビーニ「メデーア」全曲
    1953年 5月 フィレンツェ フィレンツェ市立劇場
22.ヴェルディ「アイーダ」全曲
    1953年 6月 ロンドン コヴェント・ガーデン王立歌劇場
23.ベッリーニ「ノルマ」全曲
    1953年11月 トリエステ ジュゼッペ・ヴェルディ劇場
24.ケルビーニ「メデーア」全曲
    1953年12月 ミラノ ミラノ・スカラ座
25.グルック「アルチェステ」全曲
    1954年 4月 ミラノ ミラノ・スカラ座
26.スポンティーニ「ラ・ヴェスターレ」全曲
    1954年12月 ミラノ ミラノ・スカラ座
27.ジョルダーノ「アンドレ・シェニエ」全曲
    1955年 1月 ミラノ ミラノ・スカラ座
28.ベッリーニ「夢遊病の女」全曲
    1955年 3月 ミラノ ミラノ・スカラ座
29.ヴェルディ「椿姫」全曲
    1955年 5月 ミラノ ミラノ・スカラ座
30.ベッリーニ「ノルマ」全曲
    1955年 6月 ローマ RAIオーディトリアム
31.ドニゼッティ「ランメルモールのルチーア」全曲
    1955年 9月 ベルリン ベルリン市立歌劇場
32.ベッリーニ「ノルマ」全曲
    1955年12月 ミラノ ミラノ・スカラ座
33.ヴェルディ「椿姫」全曲
    1956年 1月 ミラノ ミラノ・スカラ座
34.ロッシーニ「セビーリャの理髪師」全曲
    1956年 2月 ミラノ ミラノ・スカラ座
35.ドニゼッティ「ランメルモールのルチーア」全曲
    1956年 3月 ナポリ サンカルロ歌劇場
36.プッチーニ「トスカ」全曲
    1956年 11月 ニューヨーク メトロポリタン歌劇場
37.ドニゼッティ「ランメルモールのルチーア」全曲
    1956年12月 ニューヨーク メトロポリタン歌劇場
38.ドニゼッティ「アンナ・ボレーナ」全曲
    1957年 4月 ミラノ ミラノ・スカラ座
39.グルック「トリードのイフィジェニーア」全曲
    1957年 6月 ミラノ ミラノ・スカラ座
40.ベッリーニ「夢遊病の女」全曲
    1957年 7月 ケルン ケルン大劇場
41.ベッリーニ「夢遊病の女」全曲
    1957年 8月 エディンバラ エディンバラ王立歌劇場
42.ヴェルディ「仮面舞踏会」全曲
    1957年12月 ミラノ ミラノ・スカラ座
43.ヴェルディ「椿姫」全曲
    1958年 3月 リスボン サン・カルルシュ国立歌劇場
44.ヴェルディ「椿姫」全曲
    1958年 6月 ロンドン コヴェント・ガーデン王立歌劇場
45.ケルビーニ「メデーア」全曲
    1958年11月 ダラス ステート・フェア音楽堂
46.ベッリーニ「ノルマ」第1幕
    1958年 1月 ローマ ローマ歌劇場
47.ケルビーニ「メデーア」全曲
    1959年 6月 ロンドン コヴェント・ガーデン王立歌劇場
48.珠玉のコンサート名演集
49.珠玉のコンサート名演集
50.エルヴィーラ・デ・イダルゴとジョヴァンニ・ゼナテッロのアリア集
(音源は全てLP盤からの復刻です)

EDITION HST

HST-075
¥3000
ヴァンハル(1739−1813):
 (1)ピアノとヴァイオリンのためのソナタ変ホ長調
  Weinmann XIa:64( ca.1810 )
 (2)3つのピアノとヴァイオリンのためのソナタ集Op.33( 1808 )
  Weinmann XIa:55-57(変ロ長調/変ホ長調/ト長調)
福本 牧(ヴァイオリン)
船本貴美子(ピアノ)

ヴァンハル・ヴァイオリン・ソナタ集第二巻1770年代ヴィーンで一番人気だった作曲家の最晩年の傑作集、世界初録音!

録音:2010年 1月、三鷹・風のホールにて収録

1760年、ヴィーン上京したヴァンハルは、先ずカッサシオン、協奏曲、交響曲、続いて弦楽四重奏曲など室内楽を次々と作曲し、90年代には商業主義の世俗音楽から断絶し、教会音楽を専門とするようになり、音楽史から消えた。しかしながら食い扶持を得るため、音楽家庭教師として働き、とくに弟子のために、ソナタ、ソナチネ集は作曲し、それらは地元ヴィーンの出版社から刊行された。本CDのソナタは作曲家70歳前後の作とされ、後輩モーツアルトは既にあの世であり、弟子ベートーヴェンは第6〜8交響曲を作曲し終えている時となる、なんと勤勉なことか!
【演奏者】
福本 牧(ヴァイオリン)
東京都出身。2000年より、HST参加。ヴァンハル:ヴァイオリン・ソナタ集を2008年にリリース。
船本 貴美子(ピアノ)
東京都出身。 特にチェコ、ヴィーン音楽に造詣が深く、2009年にはチェコフィル・ホルン奏者イルジー・ハヴリーク氏との競演CD「現代チェコ音楽集」をリリースし、好評を博している。

HST-072
\3000
F.L.ガスマン(1729-1774):交響曲集第三巻
 (1)交響曲ハ短調Hill 23(1765)
 (2)交響曲ハ長調Hill 86 (1769)
 (3)序曲「イシッピーレ〜テッサリア国王ジアソーネの婚約者」
  H121 (1758)
ハイドン・シンフォ二エッタ
トウキョウ リーダー;
 松井利世子(ヴァイオリン)

ガスマン・交響曲集第三巻。1774年ヴィーン宮廷歌劇場総監督でありながら不慮の事故で急死した不運のボヘミアン作曲家、ハ短調を含む、世界初録音・第三弾!

録音:2009年 12月、三鷹市・風のホール にて収録

歌劇「イシッピーレ」は「メロペー」に続くガスマン第二作目のオペラ。台本は当時宮廷詩人であったメタスタージオによる。オペラ・セリアにはメタスタージオ、ドラマジョコーソにはゴルドーニの台本を主に使用していた。 本収録の中でもハ短調交響曲は、その後盛んになる「疾風怒濤」作風を先取りした印象的な曲となっている。終楽章、ハ短調コントラ・タンツは多様な短調への転調を繰り返し、さながら「死の舞」のごとくである。


FLORESTAN

FLCP 21010
\2800
メンデルスゾーン:ピアノ三重奏曲第1番
ハイドン:ピアノ三重奏曲第39番「ジプシー風」
崎谷直人(Vln)
新倉 瞳(Vc)
沼沢淑音(pf)
スーパー・ピアノ・トリオ誕生!20代前半の次代を担う若きアーティスト3人によるピアノ・トリオ。このメンバーで先ごろ開催されたルーマニア国際音楽コンクール室内楽部門で第1位を獲得、高い音楽性、表現力を評価された。人気、実力共にフレッシュで最高のトリオ誕生。それぞれソリストとしても活躍しているが、若さに似合わず、外面的なパフォーマンスではなく、室内楽の限りない表現の深さとアンサンブルの緻密さを追求しつつも、ほとばしる感性溢れる演奏に期待。ピアノ・トリオの最もポピュラーなメンデルスゾーンと室内楽の原点とでも言うべきハイドンとの組み合わせも室内楽ファンの心をくすぐる。2010年2月20、21日 東京エレクトロン韮崎文化ホールにて録音
FLCP 21008
\2800
クラリネット・パラフレーズ
 1.歌劇「リゴレット」の旋律による演奏会用幻想曲(バッシ)
 2.歌劇「椿姫」の旋律による演奏会用幻想曲(ロヴェーリオ)
 3.ヴェニスの謝肉祭(ジャン・ピエリ)
 4.オー・ソレ・ミオ(カプア)
 5.ルーマニア民族舞曲(バルトーク)
 6.萬情の鳥(長生 淳)
 7.「楽しき農夫」の主題によるダイヴァージョン(ホロヴィッツ)
 8.愛の喜び(マルティーニ)
小倉清澄(Cla)
白石光隆(pf)
小倉清澄(クラリネット):中学入学と同時に吹奏楽部でクラリネットをはじめる。1984年東京藝術大学音楽学部器楽科卒業。第2回ヤマハ新人演奏会に出演。1985年1月より東京佼成ウインドオ—ケストラの団員となる。これまでに故フレデリック・フェネル氏をはじめ、内外の指揮者と同オーケストラで多くのソロ曲を共演。第79回同オーケストラの定期演奏会にもソリストとして出演しバーンスタイン「プレリュード、フーガ&リフス」を演奏した。楽団員としてレコーディングしたレコード、CDのタイトル数は100を超えている。ソロ活動では東京、横浜、名古屋、仙台、盛岡、熊本、久留米など各地でリサイタルを行い、東京駅コンサート、NHK-FMにも出演。ソロCD「オフィーリア」、「三つの伝説」、「クラリネットのためのカラオケCD」を発売。また東京クラリネット アンサンブルのメンバーとしても10枚のCDをリリースしている。委嘱作品として磯崎淳博氏作曲、吹奏楽とソロクラリネットのための「予祝歌」、長生 淳氏作曲、クラリネットとピアノのための「オフィーリア」、「萬情の鳥」がある。吹奏楽の分野では全国各地においてクラリネットクリニック、合奏指導を行い小学生から社会人まで吹奏楽愛好者の指導にも熱心である。各地の中学校、高校、大学、一般の吹奏楽部の演奏会にゲストとして招かれソロ演奏を行っている。吹奏楽コンクール審査員も多数務めている。楽器開発の協力プレイヤーとしてクラリネットをヤマハ株式会社に、リード、リガチャーをリコ社(アメリカ)にアドバイスしている。現在、上記オーケストラ クラリネット奏者、東京セレーノクラリネットオーケストラコンサートマスター。クラリネットを藤井一男、故大橋幸夫、故三島勝輔の各氏に師事。大分県出身。使用楽器: YAMAHA YCL-SEVmaster 12月21,22日 秩父ミューズパーク音楽堂にて収録

HARMONY

HCC2050
(2CD)
\5000
ラヴェル:ピアノ独奏曲全集                                                                 金澤 希伊子(pf)
ペルルミュテールも認めるラヴェル弾き
プロフィール:
1952年 東京音楽学校ピアノ科卒業。
1954年 同校(現東京芸術大学)研究科(現大学院)首席修了。
1953〜54年 滞仏、ラザール・レヴィ教授に師事。
1955年〜 桐朋学園子供のための音楽教室、女子高校、短期大学、大学に奉職。(1957年より教授 2001年名誉教授)  
1964〜84年 東京芸術大学兼任。
1955年 第1回リサイタルを開催。(バッハ、ベートーヴェン、ショパン、邦人作品、ラヴェル等)
1956年 上田仁指揮東京交響楽団とラヴェルのピアノ協奏曲を協演。
その後、ラヴェル:左手のための協奏曲、ファリャ:スペインの庭の夜(東フィル)、
 三善晃:ピアノ協奏曲(東京芸大管弦楽団)を協演。
 その他 バッハ:ブランデンブルグ協奏曲第5番、
 サン=サーンス:動物の謝肉祭、モーツァルト、グリーグ、リストの協奏曲を演奏。
1965年より、イソ弦楽四重奏団と10年間にわたりピアノ五重奏曲のほぼ全レパートリーを演奏。
2001〜02年 再渡仏、ペルルミュテール教授にラヴェルの楽曲演奏について指導を受ける。
2002年 パリに於いてサロンコンサートを開催。 
2003年 チェコ・プラハの現代音楽祭「日本の夕べ」で松村禎三氏の作品他を紹介。
2003年、2006年、2007年 パリに於いてサロンコンサートを開催。
2005年8月、プラハ・サマーアカデミーに教授として招かれる。11月、チェコ室内楽の夕べでコチアン弦楽四重奏団と共演。
 小津恒子、井口基成、安川加壽子の各氏に師事。池田友次郎氏に理論を学ぶ。
日本音楽コンクール、同学生コンクール、安川加壽子記念コンクールやオーディションにて審査委員を務める。またバッハやラヴェル作品の運指奏法解説やエッセイ等執筆多数。
現在、桐朋学園大学名誉教授。(財)日本ピアノ教育連盟理事。(社)日本演奏連盟、日仏音楽協会各会員。

HOMA DREAM

HR 1188
\2730
ギフト
 山田耕筰[佐藤弘和・編曲]:この道
 横尾幸弘:さくらの主題による変奏曲
 壺井一歩:新12の歌
  アメージング・グレイス(スコットランド民謡)
  おぼろ月夜(岡野貞一)
  城ヶ島の雨(梁田 貞)
  竹田の子守歌(京都民謡)
  五木の子守歌(熊本民謡)
  グリーンスリーヴス(イギリス民謡)
  すみれの花咲く頃(F.デーレ)
  I Loves You, Porgy(ガーシュウイン)
  みどりのそよ風(草川 信)
  ペチカ(山田耕筰)
  仰げば尊し(スコットランド民謡)
  この道(山田耕筰)
宮下祥子(Gt)

56’18”

宮下祥子の「パッション」(HR1063レコ芸特選!!)「ヴィルトゥオーゾ」(HR1141)に続く3枚目のアルバム。これまでとは趣向を変えて、広く知られている名旋律の数々を集めたもの。この聴きやすいアルバムは音楽好きの皆さまへの贈り物です。
 新進作曲家・壺井一歩が編んだ《新12の歌》は、武満徹《12の歌》に倣った自由な編曲集ですが、きっと新たなギターのレパートリーとなることでしょう


ISODA

IE-2014
¥2500
「アレトゥーザの泉」
 (1)シマノフスキ:アレトゥーザの泉Op.30-1
 (2)ゲッツラー:うなり独楽
 (3)モンポウ:庭の乙女たち(「子供の情景」より,シゲティ編)
 (4)フェラーラ:ブルレスカ
 (5)セラーノ:マリネラ(「忘れるため」の歌)より
 (6)ベートーヴェン:ロマンス ト長調Op.40
 (7)パラディエス:シチリアーノ(ドゥシュキン編)
 (8)パガニーニ:ヴェニスの謝肉祭Op.10(レーピン、辻井編)
 (9)リスト:悲しみのゴンドラ
 (10)ブラームス:ハンガリー舞曲第21番(ヨアヒム編)
 (11)ホイベルガー:
  真夜中の鐘(「オペラ舞踏会」より,クライスラー編)
 (12)ザルチスキ:ポロネーズ イ長調Op.23
 (13)サラ=サーテ:セレナータ・アンダルーサOp.28
 (14)カステルヌオーヴォ=テデスコ:
  私は町のなんでも屋(セビリヤの理髪師より)
辻井 淳(ヴァイオリン)
藤井由美(ピアノ)

実はNHK教育テレビの「ゆうがたクインテット」でおなじみ辻井淳の小品シリーズ最新巻「アレトゥーザの泉」

録音:2009年8月 滋賀県高島市ガリバーホール、 プロデューサー,エンジニア:太田憲志(オタケン・レコード)

子供さんから音楽関係者まで幅広い層から支持を集めるNHK教育テレビの「ゆうがたクインテット」。その中で、アリアさんのひときわ美しいヴァイオリンを奏でているのが、このCDの辻井淳です。小品集12作目となるこのCDには、非常に珍しいがたいへん親しみやすい曲が多く含まれております。オタケン・レコード太田憲志のプロデュースで、今回は特にアンサンブル・ベガのステージ・プランナー松田淳一氏の協力を得て、さらに臨場感あふれる録音に仕上がっております。

IE-3004
\2500
(1)ドヴォルザーク(1841-1904):
 ピアノ五重奏曲イ長調 Op.81(1887)
(2)コルンゴルド(1897-1957):
 ピアノ五重奏曲 ホ長調 Op.15(1920)
マイ・ハート弦楽四重奏団:
【辻井 淳(第1ヴァイオリン)、
 釋 伸司(第2ヴァイオリン)、
 沖田孝司(ヴィオラ)、
 雨田一孝(チェロ)】
藤井由美(ピアノ)

好評だった大澤壽人に続くマイ・ハート弦楽四重奏団のピアノ五重奏曲、待望のコルンゴルドとドヴォルザーク

録音:2004年9月 滋賀県高島市ガリバーホール、エンジニア:太田憲志(オタケン・レコード)

三位一体とはこのこと!せつなく、親しみやすい旋律が国籍や時代を超え、人々の胸を打つドヴォルザーク。爛熟したロマンの香りが濃く、甘美だが多彩な響きの表情をみせるコルンゴルド。聴き手の関心を一瞬もそらさない、緊密なアンザンブルを繰り広げるマイ・ハート弦楽四重奏団と藤井由美。

未案内旧譜
IE-3002
\2500
モーツァルト:弦楽四重奏曲第17番変ロ長調「狩」
シューベルト:弦楽四重奏曲第13番イ短調「ロザムンデ」
マイ・ハート弦楽四重奏団:
【辻井淳(第1Vn)、釋伸司(第2Vn)、
 沖田孝司(Va)、雨田一孝(Vc)】
広島に本拠におくこの弦楽四重奏団が、「弦楽四重奏ってこんなに面白いんだ」というホットな体験を全国に伝えていって欲しいとと私は念願している。マイ・ハートが、弦楽四重奏ルネサンスの火付け役になってくれたら、音楽の世界も変わるはずである。(礒山 雅)
IE-4001
\2500
「マイ・ハート室内オーケストラ・デビュー・アルバム」
 ヴィヴァルデイ:ヴァイオリン協奏曲集「四季」
 バッハ:ヴァイオリン協奏曲第2番ホ長調
辻井淳(ソロ・ヴァイオリン)、
マイ・ハート室内オーケストラ
録音:2006年9月滋賀県高島市ガリバーホール

ミッテンヴァルト

MTWD99042
\3000

「日本弦楽三重奏曲の世界」
 〜團伊玖磨・下總蕃ーヲス貊ーマコ。チ
。。。。(1)ヤ・ーヒカ癸ハツ鄲オ13ヌッ。チハソタョ13ヌッ。ヒ。ァ
。。。。。。クケウレサースナチユカハ・、テサトエ。ハ1944。ヒ
。。。。(2)イシ蠱蕃ー譟別声31年〜昭和37年):
   ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロのための主題と変奏(1933)
  (3)諸井三郎(明治36年〜昭和52年):
   弦楽三重奏曲 二長調Op.19
菖蒲弦楽三重奏団:
【浜野孝史(ヴァイオリン)、
伴野 剛(ヴィオラ)、
江口心一(チェロ)】

諸井は傑作!簡素な三声体に神が宿る下總一も師ヒンデミット譲りの充実の筆法、諸井と下總の弟子の團もまたよし!—片山杜秀—

録音:2009年5月4日、5日、神奈川県生涯学習センター ラディアン・ホール

團伊玖磨(1924-2001)の弦楽三重奏曲イ短調は、そのまま詩をつけて歌に出来そうな清妙たるメロディの第1楽章、寮歌の如き質実剛健たる主題が耳に残る第2楽章を持つ。東京音楽学校に在学し、下總蕃ーヒサユサキ、ニ、、、ソ、ウ、惕ホコ鐱ハ。」
イシ蠱蕃ー譟扮898-1962)は1932年から1934年までベルリン・ホッホシューレでパウル・ヒンデミットに学んだ。「主題と変奏」は1933のドイツ留学時代の作品である。主題と10の変奏からなり、第7変奏はカノンとなっている。下總は後にドイツ留学時代を振り返り「欧米人の音楽に対抗して私はいつも日本の民謡風の旋律を主題としたものを作って持っていった」と書いている。
諸井三郎(1903-1977)は東京大学美学科在学中から自作を発表していたが、独学による限界を感じて1932年から1934年までベルリン・ホッホシューレでレオ・シュラッテンホルツに作曲を基礎から学んだ。留学後の作品群は、交響曲、協奏曲、ソナタ、弦楽作品など、旋律や律動に関わらず日本的な感性をドイツで学んだ構造美へ融合させており、諸井の創作上でも頂点とされている。「弦楽三重奏曲ニ長調Op.19」は1940年1月15日から4月13日に作曲された。皇紀2600年の記念音楽会で日本音楽界に多くの重要作が生まれた年である。祝祭ムードと戦争の影、時代の空気は諸井へも少なからず影響を与えているかもしれない。非常にテンション高く、息の長い音楽に思わず引き込まれる。(西 耕一,ライナー・ノートより抜粋)


STUDIO FROHLA

AT V45
\2800
サントリーホール ニューイヤーコンサート2009
 (1)ホイベルガー:オペレッタ『オペラ舞踏会』序曲
 (2)J.シュトラウスII:エジプト行進曲 op.335
 (3)J.シュトラウスII:オペレッタ『こうもり』からチャールダーシュ♪
 (4)クライスラー:愛の喜び
 (5)J.シュトラウス:ワルツ「神秘な魅力」op.173
 (6)レハール:オペレッタ『微笑みの国』から「私の心のすえては きみのもの」★
 (7)J.シュトラウスII:新ピッツィカート・ポルカ op.449
 (8)オッフェンバック:オペレッタ『天国と地獄』序曲
 (9)J.シュトラウスI:
  幻想曲「エルンストの思い出、またはヴェネツィアのカーニヴァル」op.126
 (10)レハール:
  オペレッタ『メリー・ウィドウ』から 愛のワルツ「ときめく心に唇は黙し」♪★
 (11)J.シュトラウスII:ワルツ『美しく青きドナウ』op.314
指揮:ルドルフ・ビーブル
♪ナターリャ・ウシャコーワ(ソプラノ)/
★メルツァード・モンタゼーリ(テノール)
管弦楽:ウィーン・フォルクスオーパー交響楽団

収録:2009年1月1日(ライヴ) 東京サントリーホール
毎年恒例のサントリーホールのニューイヤーコンサートの映像と音が同時発売!2009年は、日本とオーストリア修好140周年という節目の年ということで、豪華メンバーによる贅沢なコンサートとなっています。オーストリア皇帝フランツ・ヨーゼフ在位50周年に創設されたフォルクスオーパーを、ウィーンの伝説的マエストロ、ルドルフ・ビーブルが指揮しています。ビーブルは2009年に80歳を迎えたということもあって、オーケストラの団員たちのマエストロに対する思いも一入。花形ソプラノ、ウシャコーワと、実力派テノール、モンタゼーリが花を添えています。楽しく盛り上がったコンサートの模様をあまさず収録しました。ビーブルの指揮姿も感動的です。


NAT

NAT 09371
\2800
奏鳴曲 Sonata
 ヒンデミット:トランペットとピアノの為のソナタ/
 アポステル:トランペットの為の3章によるソナチネ作品42a/
 シュニーダー:ソナタ/
 ブラント:演奏会用小品第1番、第2番/
 ベーメ:協奏曲作品18
菊本和昭(Trp)
"深層にある、美しさが聴こえるベーメ、ブラント、ヒンデミット、アポステル、シュニーダー。ドイツ語圏の国に関係のある、ロマン・近・現代作曲家の作品を集めました。どれも個性的な美しいメロディを持つ格好よい曲たちです。"

REGULUS

RGCD‐1028
\3045
デュカス:魔法使いの弟子/
ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲、海
ラヴェル:スペイン狂詩曲、ラ・ヴァルス/
シャブリエ:エスパーニャ
パスカル・ドゥヴァイヨン &
村田理夏子(ピアノ・デュオ)
オーケストラからピアノへ〜二台、四手によるフランス近代管弦楽曲集 編曲の名手たち〜
ベルリン芸術大学とジュネーブ音楽院の教授として後進の育成を図りつつも、演奏・録音の両面で世界的に活躍するパスカル・ドゥヴァイヨンと、現在ヨーロッパを中心に活動する村田理夏子によるセカンド・デュオ・アルバム。
今回は作曲家自らの編曲による管弦楽作品のピアノ・デュオ版作品集(「ドビュッシー:海」のみ連弾)。●私たちはこれらの作品に取り組みながら、音楽の形式美を超えてこの作曲家たちがピアノという楽器を”響かせる”術を知り尽くしていて、可能な限りのピアノの豊かな可能性を用いていることに改めて敬服しています。彼らは、オーケストラと同じように、たった一つの楽器でも作品を引き立たせる能力をも備えた創造主だったのです...私たちが彼ら自身の編曲版による作品集を手がける理由がお分かりになるでしょう。P.ドゥヴァイヨン(ライナーノーツより●レコ芸広告(4月20日号)
パスカル・ドゥヴァイヨン プロフィールヴィオッティ、ブゾーニなど数々の国際コンクール入賞に加え、1978年チャイコフスキー国際コンクールにおける、フランス人ピアニストとして過去最高位となる第2位を獲得。レパートリーは、ベートーヴェンからバルトーク、メシアン、さらにはモリス・オハナの作品まで、非常に幅広く多彩である。シャルル・デュトワをはじめとする著名な指揮者と、ロンドン・フィル、N響、ロッテルダム・フィル、モントリオール響パリ管弦楽団などと共演。室内楽分野で、ドンスーク・カン、スティーヴン・イサリス、タベア・ツィンマーマンをはじめとする著名な演奏家との共演も数知れない。1999年より、クールシュヴェール夏期国際音楽アカデミーの芸術監督に就任。現在ベルリン芸術大学教授。ジュネーブ音楽院教授。2001年にはフランス政府よりフランス芸術文化勲章"シュヴァリエ”を受賞。村田理夏子 プロフィール東京藝術大学卒業後ドイツ政府給費留学生としてベルリン芸術大学に留学、パスカル・ドゥヴァイヨンに師事。1997年、マリアカナルス国際コンクール入賞、2000年にはポルトー国際ピアノコンクールで第3位受賞など数々の成功をおさめ、東京、ベルリンでリサイタル開催。また1998年のベルリン交響楽団との共演(モーツァルト:ピアノ協奏曲KV467)が大好評を博し、以後毎年ソリストとして招待されピアノ協奏曲の公演は既に20回近くを数えている。2000年ベルリン芸術大学を満場一致の最高点で首席にて卒業、”国家演奏家コース”へ進学。2003年より同大学講師として後進の指導にあたっている。最近ではクールシュヴェール夏期国際音楽アカデミーに講師として参加しているほか、室内楽の活動も積極的に行い、2006年からはドゥヴァイヨンとピアノ・デュオ活動を本格化し、フランス、ドイツなど多方面の音楽祭から招待を受けている。録音:2009年10月7日−9日 ヤマハ ピアノ・テスト・スタジオ[デジタル録音]
LIU‐1010/11
(2CD)
\4200
ルース・スレンチェンスカの芸術Ⅵ−ブラームス/ピアノ曲集−
CD-1
 8つのピアノ小品 0p.76/2つのラプソディ op.79/
 7つの幻想曲 op.116
CD-2
 3つの間奏曲 0p.117/
 6つのピアノ小品 0p.118/4つのピアノ小品 op.119
ルース・スレンチェンスカ(ピアノ:1926年製スタインウェイ)
84歳の巨匠、至高のブラームス!知られざる‘ブラームス・ワールド’への誘い!    ラスト・コンサートから4年。84歳の伝説の巨匠ルース・スレンチェンスカが自らのピアニズムの集大成として描き出した、優しくも美しい幽玄なる未知のブラームスの内面世界!。
2007年11月録音の前作より1年半ぶりの録音。80歳半ばを前にして、なおも不屈の精進で進化し続けるルース・スレンチェンスカの第6弾。
前作にも「3つの間奏曲Op.117」が収録されていますが、今回は1926年製スタインウェイによる新録音です。ちなみに前作は1877年製グロトリアン・スタインヴェッグですので演奏の違いとともにピアノの違いも楽しめます。録音:2009年6月12日〜14日 岡山・劉生容記念館
WNNH-1001
\2625
渡辺範彦=ギター パリ・ライヴ録音集〜
 コンクール&リサイタル1969, 70 & 7
  ダウランド:
   幻想曲P.1*、パイパー船長のガリアードP.19、
   メランコリー・ガリアードP.25、ハンソン夫人のパフ P.54
  ポンセ:
   ソナタ第3番より*
    第2楽章ニ短調 アンダンテ「シャンソン」、
    第3楽章ニ長調アレグロ・ノン・トロッポ
  タンスマン(1897~1986):マズルカ*、組曲「カヴァティーナ」
  J.S.バッハ:組曲第4番ホ長調BWV.1006aより
    第1曲 前奏曲**
渡辺範彦(ギター)
パリ国際ギター・コンクール優勝の演奏を含む畢竟のライヴ!2004年2月、惜しまれつつ世を去った不世出のギタリスト渡辺範彦のINAに残された音源による未発表演奏集。2004年春、私たちは「第11回パリ国際ギター・コンクール(1969年)が行われたラジオ・フランス(旧・フランス国営放送)を訪ね、優勝を飾った範彦の録音に出会うこととなりました。その演奏を初めて聴いて心に浮かんだ言葉は、「純粋」「無垢」でした。パリの舞台でひと際輝いた22歳の演奏を残しておきたいと思い、メモリアルCD発売への夢が膨らみました。 (渡邊悦子・史彦・恵美理〜解説書より)録音:1969年10月18日、第11回パリ国際ギター・コンクール本選*メシアン・ホール(モノーラル) フランス国営放送 1976年10月21日、第18回パリ国際ギター・コンクール客演 メシアン・ホール(ステレオ)ラジオ・フランス 1970年12月5日、ギター国際フェスティヴァル・ライヴ** アミアン文化会館(モノーラル)フランス国営放送原盤提供:フランス国立視聴覚研究所(INA)発売元:渡辺範彦メモリアル企画・制作:有限会社クヮルテット・ハウス・ジャパン
QHJ‐1001/2
(2CD)
\5250
『ボン・ベートーヴェン・ハウスのパブロ・カザルス』
CD-1
 J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲 第1番ト長調 BWV.1007
  パブロ・カザルス
  (ベートーヴェンが生前使っていた
   ボン・ベートーヴェン・ハウスのチェロによる演奏)
 ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲 第7番変ロ長調 Op.97「大公」
  パブロ・カザルス(チェロ)、
  シャンドール・ヴェーグ(ヴァイオリン)、
  ミエチスラフ・ホルショフスキ(ピアノ)
CD-2
 ベートーヴェン:
  チェロ・ソナタ 第2番ト短調Op.5-2/
  第5番ニ長調Op.102-2/ヘ長調Op.17(ホルン・ソナタ)
   パブロ・カザルス(チェロ)、
   ミエチスラフ・ホルショフスキ(ピアノ)
新発見・初発売から10年、国内仕様初登場 バッハの「無伴奏」。カザルス没後35年記念。ボン・ベートーヴェン・ハウスの Dr.ラーデンブルガー氏による解説の日本語訳。及び日本のベートーヴェン・ファンへのメッセージ付発売:有限会社クヮルテット・ハウス・ジャパン録音:ボン・ベートーヴェン・ハウス(ドイツ)[バッハ1955年9月(モノーラル)ベートーヴェン1958年9月(ステレオ)] 直輸入盤・邦訳解説付 輸入盤は既に在庫なし とのこと。

KII(キング・インターナショナル)

KKC 28
\2800
(1)セヴラック:ミニョネッタ
(2)同:セレの想い出
(3)同:ロマンティックな歌 世界初録音
(4)同:ペパーミント・ジェット(ピアノ独奏)
(5)同:辻音楽士と落穂拾いの女たち(ピアノ独奏)
(6)同:蹄鉄工の踊り
 〜歌劇「粉屋の心」より(ピアノ独奏) 世界初録音
(7)サラサーテ:ツィゴイネルワイゼン
(8)同:アンダルシアのロマンス
(9)同:バスク奇想曲
(10)同:マラゲーニャ
(11)ラヴェル:ハバネラ形式の小品
(12)ファリャ(コハンスキ編):6つのスペイン民謡
ジェラール・プーレ(ヴァイオリン)
深尾由美子(ピアノ)

ティボー、フーベルマンの伝統を現代に生かす巨匠プーレ。 セヴラックの超珍しいヴァイオリン曲に洒脱の極みの至芸発揮

[録音:2009年1、3、9月/港南区民文化センターひまわりの郷]

先頃まで日本に在住したフランス・ヴァイオリン界の人間国宝的巨匠ジェラール・プーレ。彼が日本で行った最新録音が登場します。いずれもスペイン風味の南欧作品で、プーレお得意の曲ばかり。
注目は薫高いピアノ曲に熱心なファンの多いセヴラックのオリジナル・ヴァイオリン曲3篇。彼のピアノ曲に惹かれる人なら最愛の曲になること間違いなしの「良い匂い」に満ちた世界が広がります。日本のセヴラック演奏の第一人者・深尾由美子による独奏曲3篇も嬉しい限り。緑色のリキュールの名を冠した「ペパーミント・ジェット」のオシャレな世界や、歌劇の舞台転換用に書き足された「蹄鉄工の踊り」のセヴラック自身によるピアノ版の世界初録音も興奮させられます。
さらにサラサーテの「ツィゴイネルワイゼン」ほか4篇でのスペイン的節回しの巧さ、往年の巨匠たちを彷彿させる自由奔放さなど、ゾクゾクさせられる芸風を堪能できます。
まさに神業。これほど味のあるヴァイオリン演奏は絶滅寸前で、「洒脱」のひとことにつきるオトナの音楽を繰り広げています。
当ディスクはキングインターナショナル制作盤です。直輸入盤は存在しません。

KKC 5080
\2800
鉄オタクラシック/オーケストラ曲編
 (1)ロンビ:コペンハーゲン蒸気鉄道 (1847)
 (2)コープランド:鉄道のバラード (1940)
 (3)パッヒャーネグ:出発進行! 列車通過
 (4)イベール:交響組曲「パリ」〜地下鉄 (1931)
 (5)ダンディ:交響組曲「海辺の詩」
  〜緑の水平線、ファルコナーラ (1921)
 (6)E.シュトラウス:テープは切られた!
 (7)ドヴォルザーク(ボフスラフ・レオポルト編):ユモレスク
 (8)ヴィラ=ロボス:カイピラの小さな列車 (1930)
 (9)E.シュトラウス:蒸気をあげて! (1872)
 (10)レブエルタス:鉄道敷設 (1938)
 (11)ルーセンベリ:鉄道のフーガ (1932)
 (12)J・シュトラウス:観光列車 (1864)
 (13)バーンスタイン:ミュージカル「オン・ザ・タウン」
  〜地下鉄乗車 (1944)
 (14)オネゲル:パシフィック231 (1923)
イジー・スターレク (指)
カイザースラウテルン南西ドイツ放送管弦楽団

全国の鉄オタ兼クラオタに捧ぐ こんなCDを待っていた!

[録音:2005年10月13日-14日、11月29日-12月2日、2006年2月21日]DDD、61’ 46”、Haenssler、[93.187]、日本語解説書付

鉄道にちなんだオーケストラ曲を集めたアルバム.。いわゆる世の「鉄道オタク」のかなりが「クラシック音楽オタク」と重複しますが、実音を収録した効果音CDは数多いものの、芸術音楽としてのアルバムは何故かこれまでありませんでした。
そこにガン狂喜の本格的CDが登場します。収録されているのは名だたる作曲家たちがオーケストラで機関車を描写したもので、大半が世界初録音。
古くは19世紀半ばのものから新しいところではバーンスタイン作品まで多種多様。しかし各自がリアルかつユーモラスに機関車を描写していて興味津々。
鉄オタならば超興奮で座右の盤になること間違いなしと申せましょう。

KKP 4
¥2000
V.A. / 森のメロディ classic in a romantic mood
 1. 亜麻色の髪の乙女(ドビュッシー)
 2. フルートとハープのための協奏曲より第2楽章[抜粋](モーツァルト)
 3. 羊は安らかに草をはむ(J.S. バッハ)
 4. ノクターン第2番(ショパン)
 5. スイス民謡による変奏曲(ベートーヴェン)
 6. 森のこだま(バダジェフスカ)
 7. 蝶々(ショパン)
 8. フルート四重奏曲第4番より第1楽章(モーツァルト)
 9. 亡き王女のためのパヴァーヌ[抜粋](ラヴェル)
 10. ジムノペディ第1番(サティ)
 11. ホルベアの時代より前奏曲(グリーグ)
 12. そりすべり(ルロイ・アンダーソン)
 13. こんぺいとうのおどり(チャイコフスキー)
 14. サテンを着た少女(ルロイ・アンダーソン)
 15. 「大きな古時計」による変奏曲(フート)
 16. 炉辺で(シューマン)
 17. 初見用小品(1881年用)(マスネ)
 18. 冬より第2楽章(ヴィヴァルディ)
 19. 雨だれの前奏曲(ショパン)
 20. 月の光(ドビュッシー)
1)クラーラ・ケルメンディ(ピアノ)
2)イルジ・ヴァーレク(フルート)/
 ハナ・ムレロヴァ(ハープ)/
 カペラ・イストロポリターナ
3)フィルハーモニー交響楽団
4),19)アレクサンダー・コブリン(ピアノ)
5)アイステ・バリューニテ(ハープ)
6)ユリア・チャプリーナ(ピアノ)
7)イディル・ビレット(ピアノ)
8)ジャン・クロード・ジェラール(フルート)/
 ヴィラ・ムジカ・アンサンブル
9),13),20)スロヴァキア放送交響楽団
10), 16)エリック・ハイドシェック(ピアノ)
11)カメラータ・カッソヴィア
12),14)白石光隆(ピアノ)
15)工藤淳子(ファゴット)/白石光隆(ピアノ)
17)難波薫(フルート),/沼尻竜典(ピアノ)
18)西崎崇子(ヴァイオリン)/
 カペラ・イストロポリターナ

森ガールのためのクラシックCD  クラシック初心者にもおすすめの、 こころ安らぐ、森林浴CDの登場!!!

Tr.1, 2, 3, 7, 8, 9, 11, 13,18 ,20 Licensed by NAXOS JAPAN, Inc.

森ガール。「森にいそうな女の子」で、ゆるくてふんわりしたイメージ、気取らずに、自分らしさや心地よさを追求する、ファッションや生活スタイルが、大きな話題となっています。そんな森ガールたちへ贈る、森イメージのクラシック音楽コンピレーション。
クラシック音楽の、まさに巨匠たちによって紡ぎだされた、エバー・グリーンのメロディの数々が、世代を超えて人々のこころを安らぎの世界に誘う、まるで、森林浴をしてるかのような、時間と空間を体験できる、マジカルな音楽CDが誕生しました!!!
「ノクターン」、「月の光」などこころ安らぐクラシックの名曲から、「森のこだま」などの、森に関連した曲などが収録された充実の全20トラックは全てデジタル録音です。




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