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第54号お奨め国内盤新譜(2)



ユニバーサル

UCCG-1511
\2800
庄司紗矢香/
ベートーヴェン:
 ヴァイオリン・ソナタ 第2番 イ長調 作品12-2、
 ヴァイオリン・ソナタ 第9番 イ長調 作品47《クロイツェル》
庄司紗矢香(ヴァイオリン)、
ジャンルカ・カシオーリ(ピアノ)
2009年度文化科学大臣新人賞を受賞するなど、着実に芸術家としての道を歩み続ける日本が世界に誇るヴァイオリニスト庄司紗矢香。
スタジオ録音としては実に4年ぶりとなる新作は鬼才ジャンルカ・カシオーリを共演者に迎え、この二人にしか表現できない新たなるベートーヴェン像を作り上げている。録音:2009年12月、ベルリン

東武レコーディングズ

TBRCD 0012
¥2200→¥1990
ブルックナー:交響曲第5番 ペーター・マーク(指揮)
東京都交響楽団
東武レコーディングズ・都響音源第2弾!これは世紀の名演か?希代の珍演か?ペーター・マークのブルックナー5番!!

録音:1986年4月10日東京文化会館、デジタル録音(東京都交響楽団第233回定期演奏会ライヴ)

鬼才マークがブルックナーを取り上げることが頻繁でなかったことは間違いないようです。それなのに、マークは東京都交響楽団と1982年10月19日と1986年4月10日の二回、このブルックナー第5番を演奏しているのです!演奏は一聴して異端のブルックナーでこんな演奏を繰り広げた人はかつていません。第1楽章実に17分46秒、これは話題の最速演奏、ネーメ・ヤルヴィ盤を超えます。重厚長大路線に一切目もくれず、ひたすらスイスイ、楽々と歩みを進めます。この辺り、モーツァルトやシューマンにおける清清しい演奏スタイルをここでも貫いています。ところがマークが恐ろしいのは時としてシューリヒト張りのきついアゴーギグも顔を出すところで気が抜けません。それに、いくつか明らかな楽器追加もあるようで、これは見識あるファンのご意見を伺いたいところです。どの楽章にも共通しているのは絶叫型詠嘆がないところと申せましょうか。
晩年のマークは日本以外では、あまり優秀なオーケストラに客演しなかった様子です。ここでは都響の妙技を全面的に信頼した上で、こういう面白い演奏を聴かせてくれたのです。80年代もこうした豊かな音楽シーンが日本で展開されていたのですね。
これは多くのブルックナーファンのブルックナーの聴き方に対し一石を投ずる問題演奏と言えるかもしれません。東京文化会館の独特のアコースティックを伝える優秀なデジタル録音。

※演奏タイミング[17:46],[13:50],[12:30],[22:10]
※解説(日英)、サウンド・マスタリング:WEITBLICK
TBRCD 0011
¥2200→¥1990
ベートーヴェン:
 (1)交響曲第8番/(2)交響曲第7番
朝比奈隆(指揮)
倉敷音楽祭祝祭管弦楽団
朝比奈隆+倉敷音楽祭祝祭管、室内オーケストラを指揮した唯一のベートーヴェン・ツィクルスより第8番、第7番!

録音:(1)1995年3月21日,(2)1994年3月27日。全て倉敷音楽祭(倉敷市民会館大ホール)に於けるデジタル・ライヴ録音

朝比奈隆が室内管弦楽団の規模で唯一残した「ベートーヴェン・ツィクルス」から第8番、第7番の登場です。第8番のソリスティックな味わいは、名手を揃えた「倉敷音楽祭祝祭管弦楽団」ならではの魅力で、こういう曲を小編成で聴くと隅々までクリアで朝比奈が施したマジックの手の内が理解できるというものです。軽いようで軽くない、小さいようで小さくない、この名曲を朝比奈は自由自在にテンポを動かしてドラマを作っており、普段の悠揚迫らぬ音楽と一味違う所が実に興味深いです。
第7番も運動神経抜群のオーケストラを駆使し、立派な展開から大見得を切るような豪快なアッチェレランドに至るまで、手に汗握る名演となっております。いずれの演奏も朝比奈自身が演奏を楽しんでいる感があり、一年に一度の顔合わせの倉敷音楽祭が巨匠にとってのリラックス・タイムであったのではないかと当時が偲ばれます。 いずれも音質に不足はなくホールアコースティックも相俟って直接音による硬質でクリアな肌合いです。
※協力:アルスくらしき倉敷市文化振興財団、解説(日英):ヘンリー・フォーゲル(元シカゴ響総裁)、サウンド・マスタリング:WEITBLICK

オクタヴィア・レコード

OVCL-00403
(SACD Hybrid)
¥3000
ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」 小林 研一郎(指揮)
チェコ・フィル
今年70歳を迎えた小林研一郎が、ついにベートーヴェンの交響曲全集に着手します。
これまで幾度と録音を重ね、リリースに至らなかったこの本丸に、いま考えうるベスト・パートナーであるチェコ・フィルと第1弾をリリースします。
その第1弾の交響曲第3番「英雄」では、重心が低く、ゆったりとしたテンポ設定ながら、力強い前進力のある音楽をくりひろげます。
小林自身が、長年指揮者として真摯に音楽に取り組んだ、「一つの結論」ともいえるこれらの演奏を、チェコ・フィルも最大限のサポートで応えています。
このコンサートには、ベートーヴェンとゆかりのあるロプコヴィッツ氏も会場に現れ、最大の賛辞で小林を絶賛したことも、大きなトピックでした。
エクストンが放つ、2010年最大のリリース。小林研一郎=チェコ・フィルの、ベートーヴェン交響曲全集のスタートです。録音: 2010年4月29-30日 プラハ、ルドルフィヌム、ドヴォルザーク・ホールにてライヴ収録DSD レコーディング  SACD 2ch Hybrid
EXCL-00054
\3000
マーラー: 交響曲 第5番 アシュケナージ(指揮)
シドニー交響楽団
アシュケナージ,マーラー・シリーズ 第2弾!
「葬送行進曲といわれる第1楽章と、マーラーの曲の中でも最も明るく暖かい音楽的表情であり、マーラー自身の妻への思いをあらわした第4楽章とのコントラストがこの曲の聞きどころ」と解説するアシュケナージ。各楽器の響きを大切にしながら鮮明なマーラー像を映し出し、音を刻んでゆきます。なかでも透明感と重厚さを併せ持った管楽器の響かせ方は、アシュケナージならではの表現だといえます。虚飾を廃した純粋なマーラー像がここに浮かび上がります!収録:2010年5月20‐22日 シドニー・オペラハウス、コンサート・ホールにてセッション&ライヴ録音
EXCL-00057
(SACD Hybrid)
\3000
クライスラーの魅力 Vol.1 作曲作品集
 おもちゃの兵隊の行進曲、ジプシー女、
 シチリアーノとリゴードン、エピソード、オーカッサンとニコレット、
 ウィーン奇想曲(2ヴァージョン)、シンコペーション、ロマンス、
 中国の太鼓、ウィーン小行進曲、
 ルイ13世の歌のパヴァーヌ、狩り、昔の歌(2ヴァージョン)、
 マラゲーニャ、愛の悲しみ、前奏曲とアレグロ
木野雅之(ヴァイオリン)
平沢匡朗(ピアノ)
木野雅之のクライスラーの作曲作品集の魅力 第1弾!
木野雅之自身の選曲したクライスラー・シリーズがいよいよスタートします。第1弾はクライスラー自身の作曲によるお馴染みの名曲を集めた珠玉の作品集です。木野のふくよかで美しいヴァイオリンの音色と平沢の熟練された見事なサポートにより、聴きごたえたっぷりのアルバムとなりました。ライナーにも、木野、平沢自身が筆を取り、大変興味深い1枚です。録音:2010年9月27-29日富山、北アルプス文化センターにて収録
OVCC-00081
¥3000
Brass SymphonyⅡ−偉大なる作曲家−
トウキョウ・ブラス・シンフォニー
 ヘンデル:組曲「水上の音楽」より
 J.S.バッハ:金管のための組曲
 メンデルスゾーン:2つの宗教的合唱曲
 チャイコフスキー:バレエ音楽「眠りの森の美女」より
 ドビュッシー:
  ミンストレル、亜麻色の髪の乙女(「前奏曲」より)
  ゴリウォーグのケーク・ウォーク(「子供の領分」より)
 エルガー:
  インペリアル・マーチ
  「弦楽のためのセレナーデ」より第一楽章
 グリーグ:葬送行進曲
 クレスポ:低音金管楽器のためのブルックナー・エチュード
<トウキョウ・ブラス・シンフォニー>
トランペット:
井川明彦(NHK交響楽団)
栃本浩規(NHK交響楽団)
服部孝也(新日本フィル首席)
中山隆崇(東京都交響楽団)
杉木淳一郎(新日本フィル)
トロンボーン:
吉川武典(NHK交響楽団)
桑田晃(読売日本交響楽団首席)
岸良開城(日本フィル副首席)
バス・トロンボーン:門脇賀智志(新日本フィル)
ホルン:今井仁志
テューバ:池田幸弘
パーカッション:NHK交響楽団メンバー
日本を代表する金管楽器の名手たちによる大編成のブラス・アンサンブル、トウキョウ・ブラス・シンフォニー。デビューアルバムの「ブラス・シンフォニー」(OVCC-00066)が各方面から高い評価を受けて、満を持してのセカンド・アルバムです。今回はクラシック音楽を代表する作曲家の名曲をブラス・アンサンブルで高らかに奏でます。ヘンデル、バッハの重厚な金管楽器の響き、超絶技巧連発のチャイコフスキー、ドビュッシー、打楽器も含めて豪華なハーモニーを魅せるグリーグ、エルガー。そして、トロンボーンを中心として豊かな重低音を奏でるクレスポの「ブルックナー・エチュード」。(トロンボーンは人気アンサンブル、トロンボーン・クァルテット・ジパングが担当!)金管楽器の魅力を存分に聞かせます。金色のハーモニー、色彩豊かな妙技。これぞジャパニーズ・ブラスです。ブラス・ファンはもとよりクラシック・ファンにも聴いてもらいたいアルバムです!録音:2010年8月10−12日 東京・秋川キララホールにて収録
OVCC-00082
¥3000
プーランク:フルート・ソナタ
ウィドール:フルートとピアノのための組曲
デュティユー:フルートとピアノのためのソナチネ
サンカン:フルートとピアノのためのソナチネ
マルタン:バラード
ドビュッシー:シランクス
マチュー・デュフォー (フルート)
パスカル・ロジェ (ピアノ)
シカゴ響首席フルート奏者デュフォー待望の国内初アルバム!ロジェとのフレンチ・デュオが実現。
トゥールーズ・キャピタル管弦楽団首席奏者、パリ・オペラ座管弦楽団スーパー・ソロイストを歴任し、1999年にダニエル・バレンボイムの招きでシカゴ交響楽団の首席奏者となったマチュー・デュフォー。日本では神戸国際フルート・コンクールで第2位に入賞し、多くのファンを得て、シカゴ響ではブーレーズとエッシェンバッハ指揮による定期演奏会にソリストとして登場、大絶賛を受けました。さらに2009年からはドゥダメルの招きでロサンジェルス・フィルの首席奏者としても兼任し、名実ともに、エマニュエル・パユと肩を並べる世界的フルート奏者として活躍しています。
驚愕のテクニックときらびやかで安定した音色、魅力的な音楽作りというデュフォーの演奏スタイルは常に話題を呼び、待望の国内初アルバムとなります。さらにリリースに先駆け、「バンドジャーナル」「ザ・フルート」等雑誌で表紙を飾ります。
このCDのパートナーには繊細なフレンチ・ピアニズムを聴かせるパスカル・ロジェ。レパートリーにはフランス近代レパートリーを揃え、フランス人ならではのエスプリの効いたフレンチ・デュオを聴かせます。またマルタンのバラードではデュフォーの圧巻のテクニックが聴きものです。デュフォー待望の国内デビュー・アルバム、パスカル・ロジェとのコンビによるフランス近代レパートリー。この類稀な組み合わせによる1枚をお楽しみください。録音:2010年6月27日-6月29日 ハーモニーホールふくいにて収録DSD レコーディング 
OVCL-00435(SACD Hybrid)¥3000 ブラームス:
 チェロ・ソナタ 第 1番 ホ短調 作品38
 チェロ・ソナタ 第 2番 イ長調 作品99
藤森亮一(チェロ)
武本京子(ピアノ)
心の奥底に置き忘れた灯に火が燈る 希求のロマンティシズム
ピアニスト、武本京子とNHK交響楽団首席チェリスト、藤森亮一のデュオ、満を持してのブラームスのソナタ集です。
好評な過去2つのアルバム、「ショパン:ピアノとチェロの作品集」(OVCL-00373)、「パッショナート:ラフマニノフ・ピアソラ作品集」(OVCL-00408)において、互いの音楽性を高め、アンサンブルとしての可能性を追求していた2人。このブラームス2曲のチェロ・ソナタで、その成果をさらに昇華させています。
ノーブルな藤森のチェロと、内省的で深い情熱を秘めた武本のピアノが、作品の性格を見事に描き分け、2人のアンサンブルの崇みを感じさせます。ブラームスの心の奥底にある希求のロマンティシズムを見事に再現することに成功しています。
DSD収録による深い音色とナチュラルなダイナミクスは、マスタークォリティそのもののSACDステレオ非圧縮データで制作されたHQ-Hybrid盤仕様です。チェロとピアノの音色の秘めたロマンティシズムをお楽しみください。録音: 2010年9月15-17日 岐阜、クララザールにて収録 DSD-レコーディング  
OVCT-00068
¥3000
シューマン:
 ダヴィッド同盟舞曲集作品6
 アレグロ作品8
 フモレスケ作品20
 トッカータ作品7
菊地 裕介 (ピアノ)
菊地裕介、シューマンアルバムいよいよ登場!
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集第1弾、第2弾をリリースし、絶賛と注目を浴びる菊地裕介。今回はシューマンアルバムです。今回収録している「ダヴィッド同盟舞曲集」と「アレグロ」は2010年に全音楽譜出版社とのタイアップで菊地自身が校正・解説をした楽譜も出版しています。このアルバムは教則本的要素と、菊地独特の解釈と磨き上げられた技巧から体現された、個性あふれるシューマンを堪能できます。録音: 2010年4月12日-15日 富山、北アルプス文化センターにて収録
<プロフィール>東京都に生まれる。ピアノを皆川紀子、加藤伸佳に師事。 桐朋女子高等学校音楽科卒業後、渡仏。 パリ国立高等音楽院ピアノ科に入学後、ジャック・ルヴィエに師事。1999年 1等賞で卒業。
2001年同研究科修了。 2003年10月〜2007年 ハノーファー音楽大学ソロクラスにてアリエ・ヴァルディ に師事。 2007年2月に一時帰国、日本での演奏活動を開始。 1997年から翌年にかけてローム ミュージック ファンデーションの奨学生。2004〜2006年文化庁新進芸術家海外留学研修員。 現在、東京藝術大学,東京音楽大学の非常勤講師を務める。
<受賞歴>1994年 第63回日本音楽コンクール 第2位 、2000年 マリア・カナルス・バルセロナ国際音楽演奏コンクール 第1位 、2003年 ポルトガル・ポルト市国際音楽コンクール 第1位 、2006年 ジュネーヴ国際音楽コンクール ピアノ部門 第3位 、2006年 フランシス・プーランク国際ピアノ・コンクール 第1位
OVCT 00076
(2SACD Hybrid)
¥3000
ベートーヴェン:ピアノソナタ集 VOL.2
「Beethoven`s Debut」
1) 第1番、第2番、第3番、第19番
2) 第5番、第6番、第7番、第8番「悲愴」、第20番
菊地 裕介 (ピアノ)
曲目変更再掲載・第4番は次回のアルバムに収録されることになりました。
ピアニスト・菊地裕介。ベートーヴェンソナタ集の第二弾!!
 菊池裕介のベートーヴェン全集、第二弾は初期の楽曲を中心とした作品集です。
今回のアルバムは前作同様、菊地自身の深い楽譜への探究が端々に読み取れます。ベートーヴェンのソナタ初期作品独特の構成的な造形美を、フレッシュな躍動感と磨き上げられたエネルギー感で、完成度の高い演奏仕上げております。
特に三大ソナタの一つ第8番「悲愴」は感情の濃淡を緻密に描くなど、前作同様に若きベートーヴェンの心情や作品への意気込みを感じさせる代表的な演奏となりました。今回もSACDハイブリッド盤2枚組3000円というお買い求めやすい価格となっております。録音: 2010年8月16日-20日
富山、北アルプス文化センターにて収録 仕様:2CD[CD&SACD] HQ SACD Hybrid
OVCX-00050
(2SACD Hybrid)
¥3800
マーラー:交響曲第3番 エリアフ・インバル(指揮)
東京都交響楽団
メゾ・ソプラノ:イルス・フェルミリオン
晋友会合唱団
NHK東京児童合唱団
インバル/都響 遂にマーラー交響曲第3番の登場!
マーラー:交響曲第8番のリリースで幕を開けたインバル&都響のマーラー・シリーズ。第4番はレコード芸術誌での特選盤に選ばれ、宇野功芳氏による大絶賛を受けました。遂に大曲第3番が登場します。マーラー指揮者として席巻してきたインバルの真価が発揮された演奏です。
録音:2010年3月30日、31日 東京・サントリーホールにて収録 仕様:HQ SACD Hybrid[CD&SACD 2ch]
OVCL-00433
¥2500
伊福部昭:管絃樂の爲の音詩「寒帯林」
深井史郎:「平和への祈り」
−四人の独唱者及び合唱と大管弦楽のための交声曲(大木惇夫作詞)
本名徹次(指揮)
オーケストラ・ニッポニカ
佐々木典子(ソプラノ)
穴澤ゆう子(アルト)
鈴木准(テノール)
河野克典(バス)
日本近代音楽館記念合唱団
四野見和敏(合唱指揮)
伊福部昭の幻の楽曲がついに音源化!「寒帯林」の日本初のライヴ盤登場!!現在再評価せれている深井史郎の大曲を含めて全曲初CD化!
2010年8月8日。伊福部ファンにとって待望の日になりました。伊福部昭の幻の作品と言われていた「寒帯林」の日本初演が行われたのです!この曲は1944年に満州国から委嘱され1945年満州にて初演されました。この曲の楽譜は長い間、北京にのみ存在しており、演奏されることが出来ない状況でしたが、2007年に作曲者の自宅より別の自筆譜が発見され、今回の日本初演につながりました。伊福部昭の若い時代の代表作としてこの先も重要な資料として残ることでしょう。伊福部らしいテーマによって構成されており、ファン必聴の楽曲です。また、深井史郎にとって生涯最大の編成規模で作曲された「平和への祈り」も収録。1949年に初演され、戦争に対する強い憤りや、想いが詰められた作品です。第九やマーラーの大曲を思わせる作品で、最終部の合唱と管弦楽によるフーガは圧巻です。作詞は「大地讃頌」の大木惇夫です。日本の音楽史においても重要な資料的価値のある全曲初CD化です!録音:2010年8月8日 東京・日比谷公会堂にて収録 24bit Recording
<オーケストラ・ニッポニカ&本名徹次 好評発売中!>
「芥川也寸志:子供のための交響曲「双子の星」他」 [CD]OVCL-00415 定価¥2,500
「林光:交響曲 ト短調 他」 [CD]OVCL-00381 定価¥3,000
OVCT-00074
(2SACD Hybrid)
\3500
ショパン:
 ピアノ・ソナタ:第2番、第3番
 スケルツォ第2番
 二つのノクターン 作品48
セルゲイ・エデルマン(ピアノ)
セルゲイ・エデルマンの最新新譜、ショパンのソナタ集の登場!数あるショパンのピアノ作品の中でも、特に人気の高いソナタ2曲を中心とした作品集です。楽曲構成にこだわりを持つエデルマンが今回新たな試みとして、スケルツォ第2番をソナタ第2番の最終楽章からアタッカで始めたり、2つのノクターンからの響きの中でソナタ第3番を始めたりするなど、楽曲の存在感を表現。その技術的完成度の高さ、芸術性はショパン・イヤーを締めくくるに相応しいアルバムです。録音:2010年6月1-3日 富山・北アルプス文化センターにて収録 仕様:HQ Hybrid 2CD[CD&SACD]
OVCT-00075
\2500
ブラームス:
 パガニーニの主題による変奏曲 Op.35 第2巻
チャイコフスキー(プレトニョフ編):
 演奏会用組曲「くるみ割り人形」
  行進曲、金平糖の踊り、タランテラ、
  インテルメッツォ、トレパック、中国の踊り
チャイコフスキー(フェインベルグ編):
 交響曲第6番「悲愴」より第3楽章「スケルツォ」
カプースチン:ピアノ・ソナタ第9番
ワディム・ルデンコ(ピアノ)
世界初録音! カプースチンのピアノ・ソナタ9番をルデンコの名演で!
カプースチンの作品の中でも、自作自演録音のない人気曲、ピアノ・ソナタ第9番が待望の再登場!チャイコフスキーコンクールで最高位入賞歴のある、ワディム・ルデンコがカプースチンとの共同プロジェクトによって実現したこの録音は、音楽的にも歴史的にも大変価値があるものとなりました。ヴィルトゥオーゾと呼ぶに相応しい超絶技巧の中に、驚くほど豊かな音色を見せつける演奏は、ルデンコならではの魅力にあふれています。また、チャイコフスキーの交響曲・管弦楽からの編曲作品は、起伏に富んだ難所の多い事で有名です。ルデンコは、これらの曲を楽々と弾き切り新たな魅力を引き出しています。音楽性と技術力に裏打ちされた、人間味あふれる演奏をお楽しみください。録音:2001年10月 定価:2,500円(税込) 仕様:CD
OVCC-00080
¥2500
BABORAK PLAYS ETUDES 
—オーケストラ・スタディ&ホルン・エチュード集—
≪オーケストラ・スタディ≫
 バッハ:ロ短調ミサより
 ヘンデル:「エジプトのジュリオ・チェーザレ」より
 ベートーヴェン:交響曲第8番、第9番
 ブラームス:交響曲第1番、第2番、第3番
 マーラー:交響曲第5番、第7番「夜の歌」、第9番
 ワーグナー:楽劇「ジークフリート」〜ジークフリート牧歌より
 R.シュトラウス:交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」
 メンデルスゾーン:「夏の夜の夢」より「夜想曲」
 チャイコフスキー:交響曲第5番
 R.シュトラウス:交響詩「英雄の生涯」より
≪ホルン・エチュード≫
 シュナイダー:Eメール、小さなアメリカ人
 フランツ・シュトラウス:ホルンのための17の演奏会用練習曲集より
 ブラームス:トランペットまたはホルンのための練習曲集
 カウツキー:ホルンのための練習曲集第2巻
 クーツィール:13の性格的練習曲集
ラデク・バボラーク(ホルン)
ホルン一本勝負!
バボラークの 超絶オーケストラ・スタディとホルン・エチュード集!
「世界には、私よりももっと技術的に上手なホルン奏者はたくさんいる。しかし、自分の強みは“なんでもやる”ことである」と言うバボラーク。新しいアルバムは、バボラークがホルン一本勝負で数々のオーケストラ・スタディとホルンのための練習曲集を吹くという斬新な企画です!
オーケストラ・スタディはマーラーの交響曲、R.シュトラウスの「ティル・オイレンシュピーゲル」、「英雄の生涯」、チャイコフスキー:交響曲第5番2楽章からソロなど、ホルンの“おいしい”ところばかりを集めたほか、ベートーヴェンの交響曲のテーマを元にしたフランツ・シュトラウスの練習曲集、ストラヴィンスキー「春の祭典」のリズムに則ったクーツィールの練習曲など、個性的な曲目を集めました。なお、オケスタはあくまで音楽の流れにこだわり、ホルン・パートのみならずオーケストラ・パートまでも演奏しており、バボラーク流のアレンジも加えています。幼い頃から約2000曲あまりの膨大な練習曲をこなしてきたというバボラークならではのアイデアや前代未聞ともいえる超絶テクニックが聴きどころです。こんなにとてつもないホルン演奏をするプレイヤーがこの世に存在したのかと思わせるほどの圧倒的なものです。「ホルンを吹く学生やホルン奏者だけでなく、他の楽器の奏者や、音楽に携わらない人にも聴いてもらいたい。ここで抜粋したのは非常に音楽的なものであり、1枚のアルバムとして純粋に楽しんでもらいたい」とバボラーク。ベルリン・フィル首席奏者時代を彷彿とさせる演奏をぜひご期待下さい!録音:2010年4月3-5日 富山・北アルプス文化センターにて収録 DSD レコーディング  
OVCL 00430
(SACD Hybrid)
¥3000
ベートーヴェン:
 交響曲第5番「運命」
 交響曲第7番
エリアフ・インバル(指揮)
東京都交響楽団
ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」&「コリオラン」序曲に続く、インバル&都響によるベートーヴェン・シリーズの第2弾は第5番「運命」&第7番。
インバルの第5番「運命」は初録音となります。都響とのライヴ録音では、マーラー、ブルックナーなど、持ち前のレパートリーを存分に聴かせ、レコード芸術特選や、宇野功芳氏の大絶賛など、高評価を受けてきたインバル。そしてチャイコフスキー:交響曲第5番の異彩あふれる演奏や、初録音となったベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」。勢いを見せる都響とのコンビで放つ当新録音では、更に新しいインバルの魅力を見せます。オーケストラの一糸乱れぬ芯のある骨太なアンサンブルで奏でられるベートーヴェン。毅然とした迫力に満ちた音楽を聴かせ、インバルの並ならぬ統率力を感じることができます。録音:2009年11月29日(第7番)2010年3月14日(第5番)東京芸術劇場にてライヴ収録 仕様:HQ SACD Hybrid[CD&SACD 2ch]  DSD レコーディング
OVCL 00428
¥3000
20世紀無伴奏ヴァイオリン作品集
 バルトーク:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ
 プロコフィエフ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ ニ長調 作品115
 ストラヴィンスキー:エレジー
戸田弥生(ヴァイオリン)
日本の女流ヴァイオリニストとして確固たる地位を築いた戸田弥生の最新アルバムです。これまでEXTONレーベルより「イザイ:ヴァイオリン・ソナタ」「子供の夢」の2枚をリリースし、どちらも高い評価を得ていますが、今アルバムでは、ファンより強く期待されてきたバルトークのソナタを遂に収録。戸田弥生の独特の高い集中力と技術が輝きを放ち、高難度な楽曲を音楽的にもすばらしいものに仕上げています。また、演奏機会の多いプロコフィエフ、珍しいストラヴィンスキーの無伴奏曲をカップリングにし、20世紀の無伴奏作品の代表的なものをすべて収録しております。まさに、戸田弥生らしい硬派な無伴奏アルバムとなりました。録音:2010年5月25-27日 
埼玉・秩父ミューズパークにて収録 DSDレコーディング 仕様:[CD]
OVCC 00078
(SACD Hybrid)
¥3000
R.シュトラウス:
 オーボエ協奏曲
 献呈、夜、万霊節(8つの歌 作品10より)
 あした 作品27-4
 4つの最後の歌
広田智之(オーボエ)
東京都交響楽団
アンドリュー・グラムス(指揮)
三輪郁(ピアノ)
東京都交響楽団の木管セクションの顔として、そしてソリストとして縦横無尽な活躍を見せる日本を代表するオーボエ奏者、広田智之の最新アルバムの登場です。今回はオーボエにとって最も重要なレパートリーのひとつであるR.シュトラウスのオーボエ協奏曲を収録。広田にとって2度目の収録になりますが、年齢を重ね、音楽的経験を積み、奏者として最高の時を迎えている現在の広田の音楽的きらめきとバランスのとれた確実な技術により、過去の歴史的名手たちをも凌ぐ、同曲の最高峰の演奏となりました。ライヴ感あふれる演奏ですが、それをサポートする東京都交響楽団のアンサンブルも見事で、彩りを加えています。また、カップリングも注目で歌曲として人気の高い「4つの最後の歌」をオーボエとピアノで収録。これがオーボエによる世界初の録音となります。ソプラノの美しいニュアンスや繊細な響きを、オーボエよってより表現深く奏でてゆきます。もともと管楽器の曲であるかのような、美しい調べを聞くことが出来ます。伴奏もウィーンで研鑽を積んだ三輪郁が、美しい和声とメロディを紡いでゆきます。R.シュトラウスの晩年の重要な楽曲2曲を中心に、美しいオーボエ・アルバムが誕生しました。録音:2009年10月30日 東京・サントリーホールにてライヴ収録(協奏曲) 2010年4月26-28日 埼玉・秩父ミューズパークにて収録(歌曲) DSD レコーディング :HQ SACD Hybrid
OVCC-00079
¥3000
EXPO in ZIPANG
 トロンボーン・クァルテット・ジパング
 バセット:トロンボーン四重奏曲
 セロツキ:組曲
 スパーク:リフレクション(書き下ろし作品)
 ガブリエリ/ブラウン編:ソナタ
 ライヒェ:ソナチネ 第3番
 アルブレヒツベルガー:ドッペルフーガ
 久石譲:トロンボーンカルテットのための『4つのバガテル』
        (書き下ろし作品)
トロンボーン・クァルテット・ジパング
日本を代表する管楽器アンサンブル、トロンボーン・クァルテット・ジパングの最新アルバムの登場です。今回の注目はなんといっても、日本を代表する作曲家で、ジブリ映画の音楽を担当し、今年はSMAPに楽曲提供し話題となった久石讓が、ジパングのために楽曲を提供しました!久石らしい美しいメロディとミニマム・ミュージックが融合した大作となりました。このレパートリーの定番となってゆくでしょう。また、吹奏楽界の巨匠、フィリップ・スパークの書き下ろしも収録。今回はミディアム・テンポの重厚でスパークらしい心地よいハーモニーを堪能できる作品となりました。その日本とイギリスの作曲家の新作を中心に、フランスのバセット、ポーランドのセロツキ、イタリアのガブリエリ、ドイツのライヒェ、オーストリアのアルブレヒツベルガーと世界のトロンボーン四重奏の作品を集めました。世界各国を代表する楽曲を、トロンボーン・クァルテット・ジパングが見事に奏でます。まさにジパングによる世界万国博覧会!!トロンボーン・クァルテットによる世界平和のハーモニーが高らかに響きます!録音:2010年6月7-9日 茨城・小美玉市四季文化館みのーれにて収録 DSDレコーディング 仕様:CD

フォンテック

FOCD9483/4
(2CD)
\4500
漆原朝子/シューベルト:ヴァイオリン作品集(仮)
 ソナチネ 第1番 ニ長調 Op.137-1 D384
 ソナチネ 第2番 イ短調 Op.137-2 D385
 ソナチネ 第3番 ト短調 Op.137-3 D408
 ヴァイオリンと弦楽のためのロンド イ長調 D438
 ソナタ イ長調 Op.post.162 D574
 華麗なロンド ロ短調 Op.70 D895
 幻想曲 ハ長調 Op.post.159 D934
漆原朝子:ヴァイオリン/
ベリー・スナイダー:ピアノ/
ロータス・カルテット
漆原朝子は東京藝術大学附属高校在学中に第2回日本国際音楽コンクールで最年少優勝し、その後ジュリアード音楽院に留学しました。以来、国際的に活躍しています。
漆原は現代音楽を含め、幅広いレパートリーがありますが、近年では2003年にシューマンのヴァイオリン・ソナタ全曲(FOCD3502)、2005年にはブラームスのヴァイオリン・ソナタ全曲(FOCD9235)をリリース。いずれもロマン派の大家の魅力を余すところなく伝える録音として好評を得ました。
2009年には長く共演しているベリー・スナイダーと共にオール・シューベルト・プログラムによるツアーを行っており、本作はベストのタイミングで収録された、シューベルトのヴァイオリン作品集です。繊細さと大胆さを合わせ持ち、知性に裏打ちされた漆原の演奏は、シューベルトの神髄へと迫るものです。
また「ヴァイオリンと弦楽のためのロンド」で協演したロータス・カルテットは日本で設立され、国際的に活躍する常設弦楽四重奏団としては、東京カルテット以降、唯一の団体です。2008/10/2 埼玉芸術劇場(D438)、2009/10/14-16 みつなかホール.REC
FOCD9485
\2800
定期演奏会 100回記念  秋山和慶 指揮 大阪市音楽団
デ・メイ 「指輪物語」&バーンズ 交響曲 第3番
 ヨハン・デ・メイ:交響曲 第1番 「指輪物語」
 ジェイムス・バーンズ:交響曲 第3番 作品89
  (2010/6/12 ザ・シンフォニーホール ライヴ録音)
秋山和慶 指揮
大阪市音楽団
お待たせしました!市音(大阪市音楽団)第100回記念定期演奏会、ライヴCDが発売!今回収録された2曲は市音によって1992年第64回定期で日本初演されたデ・メイの「指環物語」と1996年第72回定期で世界初演されたバーンズの「交響曲第3番」です。両曲とも市音と深い関わりがあり、第100回記念定期演奏会にふさわしい名曲です。市音が1990年代の定期演奏会でとりあげ、世界に向けて羽ばたくきっかけとなった2曲を芸術顧問・特別指揮者の秋山和慶が再演しました。壮大な音楽絵巻、吹奏楽の世界がもたらす緻密かつ巨大な建築物(交響曲)を市音のサウンドでお楽しみ下さい。今、新しい作曲家たちによって多くの吹奏楽による交響曲が誕生しています。吹奏楽の素晴らしさを改めて体験して頂ける2大交響曲作品です。
FOCD9460
\2800
筑紫讃歌・筑後川‖團 伊玖磨合唱作品集
 ソプラノ・バリトンソロと合唱とオーケストラのための組曲「筑紫讃歌」
  作曲/團伊玖磨 作詞/犬塚 堯
 混声合唱組曲「筑後川」
  作曲/團伊玖磨 作詞/丸山 豊
(2009年10月12日 福岡シンフォニーホール ライブRec.)
現田茂夫:指揮
佐藤しのぶ:ソプラノ
青戸 知:バリトン
「筑紫讃歌」特別合唱団
「筑後川」特別合唱団
九州交響楽団
團 伊玖磨(1924〜2001)が2001年5月17日中国・蘇州で急逝し、来年は歿後10年を迎えます。残された数多くの作品は多岐にわたり、今でも多くの人たちに愛されています。その中で、團は父祖の地である九州の自然と風土そして隣人を愛し、九州をテーマにした作品は50曲にのぼります。一つの地方にこれだけ多くの作品を残した作曲家は他に類を見ないでしょう。團は語っています・・・『音楽には湧き上がるものが必要で、九州には熱気溢れる風土がある。僕と九州はお互いに引きつけ合っていた』
ソリストと、各々200名の合唱団とオーケストラで演奏された團の合唱作品。その雄大なメロディーは聴く者の心の奥まで響いて来ます。

fontec P&D レーベル

FOCD20080
\2940
T・ベーム (1794-1881):
  2本のフルートとピアノのためのコンチェルタンテOP7
F・ドップラー (1821-1883):
 「謀叛人」の主題によるコンサートパラフレーズOP18
F・クーラウ(1786-1832):トリオ ト長調OP119
F・ドップラー(1821-1883):リギの思い出 OP34
J・アンデルセン(1847-1909):軍隊式アレグロ OP48
J・ブラームス(1833-1897):ハンガリー舞曲第1番 ト短調
 (1999/5/3、2000/9/6 いずみホール 2002/10/21第一生命ホール ライヴ録音)
フルート:マクサンス・ラリュー&アンドラシュ・アドリアン
ピアノ:占部由美子
ベル:吉田いずみ
今世紀を代表するフルート界の二大巨匠による夢の共演。マクサンス・ラリュー&アンドラシュ・アドリアン スーベニア・オブ・ジャパン(仮)
この<Souvenir of Japan日本の思い出>は、ロマン派の2本のフルートとピアノのための作品を集めたアルバムで、パウエル・フルート・ジャパンの協力を得て行った1999年、2000年、2002年の3回のジャパン・コンサート・ツアーのLIVE音源です。長年、友人であり仕事仲間であるマクサンス・ラリューとアンドラシュ・アドリアンは、二人とも「ランパル」という伝統的なフレンチ・スクールの流れを受ける継承者です。ジャパン・コンサート・ツアーのために、2本のフルートとピアノのためのロマン派の珍しい作品を、二人で見つけては、楽しんで演奏しました。その<日本の思い出>の感動をここに再現しました。まさに、今世紀を代表するフルート界の二大巨匠による夢の共演です。
FOCD9487
(SACD Hybrid)
\2800
ドイツ歌曲集/藤村実穂子
 シューベルト:
  泉に寄せて D530/ギリシャの神々 D677b/
  泉のほとりの若者 D300/春の想い D686b
 ワーグナー:ヴェーゼンドンク歌曲集
 R.シュトラウス:
  私の想いのすべて Op.21-1/
  君は心の冠 Op.21-2/ダリア Op.10-4
  私の心は黙り、冷たい Op.19-6/
  二人の秘密をなぜ隠すの Op.19-4
 マーラー:リュッケルトの詩による歌曲集
 シューベルト:夕映えの中でD799
 R.シュトラウス:明日 Op.27-4
藤村実穂子:メゾ・ソプラノ
ロジャー・ヴィニョーレス:ピアノ
ヨーロッパをはじめの世界各国を席巻し「現在最高のメゾ」と賞される藤村実穂子。ミラノ、バイロイト、ウィーン、ミュンヘンなど名だたる歌劇場に出演し、オペラ歌手として国際的なキャリアを確立した今も「歌曲こそが私の原点」と語っています。多忙なスケジュールの間隙をぬい、本人の強い希望によって実現した2009年の日本公演。ドイツ歌曲によるリサイタル ライヴを収録しました。音楽に対する真摯な姿勢と類い希なる才能。「現在最高のメゾ」の初ソロCDです。(2009/2/25 いずみホール 2/27 しらかわホール 3/1 所沢市民文化センターミューズ 3/3 紀尾井ホール. ライヴ録音)
FOCD6002
¥2200
バイロイト・フェスティバル ヴァイオリンクァルテット
 テレマン:4つのヴァイオリンのための協奏曲 ト長調 TWV10:201
 モーツァルト(木村三穂子 編):“魔笛”より
 キルヒナー:“エッコヴェネツィアーノ” 4つのヴァイオリンのためエレジー
 ダンクラ:4つのヴァイオリンのための8つのヴァリエーション 作品161
 ラハナー:4つのヴァイオリンのためのクァルテット 作品107
 クプコヴィッチ:
  4つのヴァイオリンのための“ローエングリュン・ヴァリエーション”
 バツェヴィチ:4つのヴァイオリンのためのクァルテット
ベルンハルト・ハルトーク 第一ヴァイオリン
ミヒャエル・フレンツェル 第二ヴァイオリン
ウルフ・クラウゼニッツァー 第三ヴァイオリン
眞峰紀一郎 第四ヴァイオリン
世界でも稀にみるヴァイオリンだけの<弦楽四重奏団>、それがバイロイト・フェスティバル ヴァイオリンクァルテット(BFVQ)です。
ドイツの名門オーケストラに在籍し、長年バイロイト音楽祭に参加している4人のヴァイオリン奏者によって結成されたBFVQ。第一ヴァイオリンのベルンハルト・ハルトークは、同音楽祭でコンサートマスターを務めています。
ヴァイオリンのみとは信じられない重厚感溢れるサウンド、そして官能感溢れる眩い高音のアンサンブルは、<小さなオーケストラ>そのものです。
大成功をおさめた2009年来日時のライヴ録音。※独primton直輸入盤 日・英・独解説
FOCD6000
(SACD Hybrid)
\2500
尾高忠明 指揮 札幌交響楽団
グリーグ&シベリウス 北欧音楽の新伝説 2
 1.グリーグ:叙情組曲 作品54/
 2.グリーグ:二つの悲しい旋律Op.34/
 3.シベリウス:二つの荘重な旋律Op.77
 4.シベリウス:交響詩「ポヒヨラの娘」Op.49/
 5.シベリウス:交響詩「夜の騎行と日の出」Op.55
 6.シベリウス:アンダンテ・フェスティーヴォ
尾高忠明 指揮
札幌交響楽団
石川祐支 チェロ(3)
北の大地から新たに発信するシベリウス&グリーグ---前作「北欧音楽の新伝説」 (FOCD9434)、その清新な響きは圧倒的な賛辞で迎えられました。
シリーズ第二弾となる本CDは、尾高忠明/札響の本拠地でもある札幌<芸術の森>における 2010年6月セッション収録です。
首席チェロ奏者 石川祐支が妙技を聴かせる秘曲を含む「新伝説 2」 。北欧音楽の知られざる奥行きと魅力に溢れる名盤の登場です。(2010/6/8-9 札幌芸術の森アートホール.REC)
FOCD6001
\2200
シベリウス:
 交響曲 第2番 ニ長調 作品43/
 悲しきワルツ 作品44
※Blu-spec CD
秋山和慶 指揮
広島交響楽団
秋山和慶/広島交響楽団によるセッション録音第3弾−−−シベリウス。
前作「ラフマニノフ 交響曲 第2番」(FOCD9451)は各紙誌で絶賛され、大きな話題となりました。
広島交響楽団は、1984年に渡邉曉雄が音楽監督・常任指揮者に就任。シベリウスは同団にとってかけがえのないレパートリーのひとつです。
1998年には秋山和慶が首席指揮者・ミュージックアドバイザーに就任し、2004年から音楽監督・常任指揮者を務める秋山の棒のもと、国際平和文化都市 広島から音楽に「平和の願いと祈り」を託し、世界へ向けて発信します。(2010/7/28-29 アステールプラザ.REC)
FOCD9488
\2940
20世紀のフランスオルガン音楽〜
 生誕100年 アンリエット・ピュイグ=ロジェ その師と仲間たち〜
坂戸真美(オルガン)/二つの祈り
 セザール・フランク:コラール 第1番 ホ長調 (1890)
 アンリエット・ピュイグ=ロジェ:
  聖週間の嘆きースペイン風瞑想(1949)
 アンリエット・ピュイグ=ロジェ:2つの祈り(1934)
 シャルル・トゥルヌミール:
  「過越のいけにえ」によるコラール即興曲(1930)
 オリヴィエ・メシアン:
  「キリストの昇天」(1934)より II天国を望む魂の清らかなアレルヤ
 マルセル・デュプレ:ノエルによる変奏曲 Op. 20(1922)
坂戸真美(オルガン)
ピュイグ=ロジェは、作曲家、ピアニスト、オルガニスト、教育者の他にも多くの仕事をなし得た「完全な音楽家」として知られていますが、残念ながら作曲家としての一面は余り知られていません。本CDは今年で生誕100年を迎える、ピュイグ=ロジェの作曲家としての側面に注目しました。選曲はセザール・フランク、マルセル・デュプレという大家の作品の間に、同時代のピュイグ=ロジェ、トゥルヌミール、メシアンの作品が置かれ、構成感ある配列となっており、1930〜1940年代のパリの音楽界の活況を大いに感じることができます。
ピュイグ=ロジェの弟子であり、パリで研鑽を積んだ坂戸真美の演奏は、各々の曲の魅力を最大限に引き出しています。本年2010年はピュイグ=ロジェ生誕100年の年です。2010/6/28-30 横浜みなとみらいホール.REC

—fontec P&D レーベル—

FOCD20081
\2940
J.S.バッハ:
 プレリュードとフーガ第1番 ハ長調
 フランス序曲
 プレリュードとフーガ第9番 ホ長調
鈴木理賀:チェンバロ
ゴルドベルク変奏曲(FOCD20061)に続く、鈴木理賀のバッハ作品集第2弾。
今回は「クラヴィーア練習曲集」の中からイタリア協奏曲とフランス風序曲を中心に、前後を「平均律クラヴィーア曲集」から選曲するなど、バッハの多彩な面を印象づける凝った選曲です。
また、使用楽器はブルース・ケネディによるミートケのレプリカで、素晴らしい楽器と多くの演奏家が認めています。
鈴木の端正で伸びやかな演奏は、派手さや新奇さとは無縁ですが、聞くものを捕らえて離さない魅力に溢れています。2010/5/18-20 笠懸野文化ホール.REC)
FOCD20082/3
(2CD)
\2500
シューマン:ユーゲントアルバム(新ヘンレ版) 石井晶子:ピアノ
シューマンはユーゲントアルバムの出版に際し、多くの小品を作りましたが、その全てが収められたわけではありませんでした。本CDで使用された、シューマン生誕200年に向けてヘンレ社から出版された再校訂版「こどものためのアルバム」には、初版に収められていなかった曲や、版を重ね、改訂される過程で抜け落ちた曲の全てが収められています。石井晶子はピアニストとして、多くのコンクールに入賞するのみならず、長くピアノ指導者として多くの後人を育ててきました。本録音では石井の教育者としての視点が活かされています。新ヘンレ版による希少な録音をお聞きください。2002/12/24ひまわりの郷 セッション録音

カメラータ・トウキョウ

CMCD-28228
\2940
ハイセ&ゲーダ:室内楽作品集
 〜デンマーク作曲家たちの名作集/コンツ、フォゥグ、浦田
 ニルス・ヴィルヘルム・ゲーダ:
  ピアノ三重奏のための ノヴェレッテ 作品29
 ピーダ・アーノル・ハイセ:
  チェロとピアノのためのソナタ イ短調
 ニルス・ヴィルヘルム・ゲーダ:
  ピアノ三重奏曲 作品42
クリストフ・コンツ(ヴァイオリン)
ヨァゲン・フォゥグ(チェロ)
フォゥグ・浦田陽子(ピアノ)
2人のデンマーク人作曲家の作品を収めました。メンデルスゾーンの後継者としても活躍し、またグリーグやニールセンも弟子にもつニルス・ヴィルヘルム・ゲーダ。まさにロマン派の極みともいえるゲーダの作品は、優雅な中にも憂いを漂わせる珠玉の作品ばかり。本CDでは、ゲーダのピアノ三重奏曲を2曲、さらに同郷のピーダ・アーノル・ハイセのチェロ・ソナタをカップリング。デンマーク・ロマン派の音楽を存分にお聴きいただける、貴重な1枚です。録音:2010年5月/オーストリア
CMCD-28222
\2940
A.スクリャービン:
 マズルカ 遺作 ヘ長調
 マズルカ 遺作 変ロ短調
10のマズルカ 作品3
 1. ロ短調/ 2. 嬰へ短調/ 3. ト短調/ 4. ホ長調
 5. 嬰ニ短調/ 6. 嬰ハ短調/ 7. ホ短調/ 8. 変ロ短調
 9. 嬰ト短調/!2 10. 変ホ短調
9つのマズルカ 作品25
 1. ヘ短調/!4 2. ハ長調/!5 3. ホ短調/!6 4. ホ長調/!7 5. 嬰ハ短調
 6. 嬰ヘ長調/!9 7. 嬰ヘ短調/.0 8. ロ長調/.1 9. 変ホ短調
2つのマズルカ 作品40
 1. 変ニ長調/.3 2. 嬰ヘ長調
ボリス・ベクテレフ(ピアノ)
スクリャービンがほぼ生涯を通じて作曲し続けたジャンル、マズルカの全集です。ショパンの影響を感じる若き日の作品から、少しずつ神秘性を漂わせていく中期から後期の作品まで、まさにスクリャービンの足跡をたどるアルバムです。叙情性と神秘性にあふれるスクリャービンの世界をたっぷりとお聴きください。録音:2010年1月/埼玉
CMCD-20105/6
(2CD)
\4200
ベートーヴェン:
[DISC-1]
 弦楽四重奏曲 第11番 ヘ短調 作品95
 弦楽四重奏曲 第13番 変ロ長調 作品130、133
 大フーガ 変ロ長調 作品133
[DISC2]
 弦楽四重奏曲 第15番 イ短調 作品132
 弦楽四重奏曲 第16番 ヘ長調 作品135
上海クァルテット
ウェイガン・リ(ヴァイオリン)
イーウェン・ジャン(ヴァイオリン)
ホンガン・リ(ヴィオラ)
ニコラス・ツァヴァラス(チェロ)
2005年よりスタートした上海クァルテットの「ベートーヴェン:弦楽四重奏曲全曲収録プロジェクト」がついに完結します。プロジェクト終結を飾るのは、完結記念盤にふさわしく、後期の名作5作品を豪華2枚組みでお届けします。このプロジェクトを通じ、弦楽四重奏団としての技量をさらに高めた上海クァルテット。今後のさらなる躍進を期待させる迫力の演奏です。
CAMP-8017
\2940
ドイツ人作曲家たちのハープ・ソロ作品集
〜バロックから現代まで/マルギット=アナ・シュース
 L.シュポア:幻想曲 ハ短調 作品35
 L.シュポア:「Je suis encore dans mon printems」による
  ハープのための変奏曲 作品36
 J.S.バッハ:組曲 第1番 変ホ長調 BWV996
 (原曲:リュート組曲 第1番 BWV996/編曲:マリー=クレール・ジャメ)
 J.ハイドン:主題と変奏 ハ長調 Hob.XVII:No.5
 P.M.ハメル:ハープのための小品(1980)
 P.ヒンデミット:ハープのためのソナタ
マルギット=アナ・シュース(ハープ)
音楽が時代を越えて語るべき内容は何か、それをどのようにしてハープで実際に演奏できるか、ということがこのアルバムのコンセプト。オリジナル・ハープ作品からアレンジ作品まで、ハープの魅力、そして音楽の偉大さをハープで伝えられる作品を選曲しました。バッハからハイドン、シュポア、ヒンデミット、そして現代作曲家、ハメルまで、時代を越えたドイツ人作曲家たちの名作が、美しいハープの音色とともに奏でられます。ドイツの作曲家を皮切りに、今後はフランスやイタリア、イギリスなどの作曲家も同様に収録予定。時代を越えたハープ作品を堪能するシリーズ第1弾となる必聴音源です。
CMCD 15106
\1575
C.P.E.バッハ:無伴奏フルート・ソナタ イ短調 Wq.132, H.562
ビゼー(ボルン 編):カルメン幻想曲
P.A.ジュナン:ヴェニスの謝肉祭 作品14
A.カゼッラ:シシリエンヌとブルレスク
エネスコ:カンタービレとプレスト
ブーレーズ:「…エクスプロザント=フィクス…」より
オーレル・ニコレ(フルート)
クリスティアーネ・ニコレ(フルート)
ヤンカ・ヴィッテンバッハ(ピアノ)
ロマン派から現代作品までを展望 フルート音楽の精髄!
フルートの巨匠、オーレル・ニコレの1992年草津音楽祭での名演、そしてクリスティアーネ・ニコレによるポピュラー・ピースを収録した本作。ロマン派から現代作品まで、すべてのフルート・ファン必聴の名盤です。
CMCD 15107
\1575
ベートーヴェン:フルート協奏曲 ニ長調 作品61
 (原曲:ヴァイオリン協奏曲/ウィリアム・ベネット編曲)
F.シュヴィンドル:フルート協奏曲 ニ長調
ウィリアム・ベネット(フルート)
スチュワート・ベッドフォード(指揮)
イギリス室内管弦楽団
ベートーヴェンの傑作、ヴァイオリン協奏曲が完璧なフルート協奏曲として蘇る
イギリスを代表するフルート奏者ウィリアム・ベネット。高度なテクニックと正確無比な音程、そして叙情溢れる歌心でベートーヴェンの傑作ヴァイオリン協奏曲をフルートで聴かせます。
CMCD 15108
\1575
C.シュターミッツ:
 クラリネット協奏曲 第3番 変ロ長調
 クラリネットとファゴットのための協奏曲 変ロ長調
 クラリネット協奏曲 変ホ長調
クロード・フォーコンプレ(クラリネット)
馬込勇(ファゴット)s
クラウディウス・トラウンフェルナー(指揮)
ウィーン・カンマー・フィルハーモニー
マンハイム楽派を代表する偉大な作曲家カール・シュターミッツを再考する名盤
モーツァルトをはじめ多くの作曲家に多大なる影響を与えた作曲家シュターミッツ。中でも人気の高いクラリネット作品を名手フォーコンプレが豊かな音色、自然体の演奏で聴かせます。シュターミッツの再認識に寄与した名盤です。
CMCD 15109
\1575
P.ヒンデミット:
 オーボエ・ソナタ(1938)
 クラリネット・ソナタ(1939)
 イングリッシュ・ホルン・ソナタ(1941)
 フルート・ソナタ(1936)
トーマス・インデアミューレ
(オーボエ /イングリッシュ・ホルン)
カレ・ランダル(ピアノ)
カール・ライスター(クラリネット)
フェレンツ・ボーグナー(ピアノ)
バーバラ・ギスラー=ハーゼ(フルート)
森美加(ピアノ)
ヒンデミット生誕100年を祝い名手たちが集って録音した名盤
1995年に生誕100年を迎えたヒンデミット。それを祝し、カール・ライスター、トーマス・インデアミューレをはじめとした名手たちの名演を収録した本作。楽器の魅力を最大限に発揮させたヒンデミット作品の魅力が詰まった名盤です。
CMCD 15110
\1575
「タンブーラン」/マクサンス・ラリュー& 鈴木一郎
 F=J.ゴセック(アルメイダ 編):タンブーラン
 パガニーニ:カンタービレ ニ長調 作品17
 ロドリーゴ:遠くで聞こえるサラバンド(はるかなるサラバンド)
 ラヴェル(アルメイダ 編):ハバネラ形式の小品
 ファリャ:ドビュッシー讃歌
 イベール:間奏曲
 ダウランド:ファンタジー
 パガニーニ:協奏的ソナタ イ長調
 M.ジュリアーニ:大ソナタ イ長調 作品85
 カタロニア民謡(リョベート 編):聖母の御子
マクサンス・ラリュー(フルート)
鈴木一郎(ギター)
2人の名手による音楽の対話
フランスを代表するフルートの名手マクサンス・ラリュー、そして世界を舞台に活躍するギタリスト、鈴木一郎。気心の知れた2人の演奏は、高い技術はもとより、聴き手に音楽の楽しさを伝えるまさに理想的なデュオです。
CMCD-28180
\2940
プロコフィエフ:フルート・ソナタ ニ長調 作品94
マルティヌー:フルート・ソナタ 第1番
ヨー:フルートとピアノのためのソナティナ 作品76
ヒンデミット:フルート・ソナタ
ヴォルフガング・シュルツ(フルート)
アドリアン・コックス(ピアノ)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団首席フルート奏者ヴォルフガング・シュルツ5年ぶりのソロ・アルバム。これは、2002年にピアニスト、アドリアン・コックスと共演したアルバム「牧神の午後への前奏曲」の第2弾とも言えるアルバムです。世界最高のフルート奏者の一人としてその名を知られるシュルツの完璧なテクニックと明るく、美しく、そして温かみあふれるフルートの音色は、多くの人を魅了します。本アルバムでは、コックスの好サポートにより、シュルツのフルートがプロコフィエフ、マルティヌー、ヒンデミット等の名作品を格調高く、そしてシャープに披露します。録音:2004年10月/ウィーン
CMCD-28218
\2940
グリュンフェルト:華麗なるピアノ作品集/ドリス・アダム
 A.グリュンフェルト:
  マズルカ 第6番 嬰ハ短調 作品36
  オリエンタル・セレナード 変ロ短調 作品44-1
  小さなワルツ 変ホ長調 作品44-3
  ロマンス 嬰ヘ長調 作品45-1
  メヌエット ト短調 作品45-2
  ナポリ風セレナード イ長調 作品47-2
  ガヴォット・カプリース ト短調 作品49-4
  言葉のないシャンソン 変ニ長調 作品50-1
  おしゃべり ホ長調 作品50-4
  ウィーン風マズルカ ハ短調 作品51-3
  愛らしいワルツ 変イ長調 作品51-9
  スケルツィーノ ホ短調 作品53-6
  古典的様式による小さなガヴォット ハ長調 作品54
  アルバムの綴り 第13曲 変ホ長調
  アルバムの綴り 第11曲 ヘ長調
  小さなセレナード ホ短調
ドリス・アダム(ピアノ)
19世紀末にヴィルトゥオーゾ・ピアニスト兼作曲家として活躍したグリュンフェルトの華麗なピアノ作品を収めました。ピアニストの優れたテクニックと豊かな音楽性を存分に堪能できる、いずれも華やかな作品ばかりです。ウィーンを拠点に活躍するピアニスト、ドリス・アダムの流麗な演奏で19世紀末ウィーンで親しまれたグリュンフェルトの華麗なるピアノ作品をお聴きください。
ドリス・アダム(ピアノ):
 ウィーンに生まれ、6歳で最初のピアノ教育をレナーテ・クラマー=プライゼンハマーから受けた。ウィーン音楽大学でハインツ・メジモレックに師事し、1992年に抜群の成績で演奏家資格を得て卒業。オーケストラとの初共演は8歳の時、ウィーンで行なった。 1986年、ルドルフ・ハインダー・コンクール優勝。1987年、ベーゼンドルファー奨学金取得。1989年、国際クララ・ハスキル・コンクール決勝出場。1992年、オーストリア学研大臣評価賞。1993年、ベーゼンドルファー・コンクール優勝。1994年、バーデン市芸術功労者特別賞。 ウィーン、ザルツブルク、バーゼル、ロンドン、プラハ、ミラノ、ニューヨーク、東京、エーテボリなど世界の主要都市で演奏。客演したオーケストラはウィーン室内管弦楽団、リンツ・ブルックナー管弦楽団、ウィーン・トーンキュンストラー管弦楽団、バーゼル交響楽団、フランダース交響楽団、ローザンヌ室内管弦楽団、バーミンガム市交響楽団、ロイヤル・リヴァプール交響楽団など。共演指揮者はヴァルター・ヴェラー、アルフレッド・エシュヴェ、マンフレッド・ホーネック、ベルンハルト・クレー、ギュンター・ノイホルト、ウリエル・セガル、アンドレアス・シュテーアなど。 カリンシアの夏、リンツ・ブルックナー音楽祭、ウィーンの夏音楽祭、シューベルティアーデ音楽祭、バーデン・ベートーヴェン祭、ウィーン祭週間、ブレゲンツの春、ウィーンの春祭など様々な音楽祭に客演。1986年以来、ヴァイオリニストの姉カリーン・アダムとデュオを組む。 CD録音はカメラータ・トウキョウに多数あり、ソロとしてはシューベルトの即興曲集と楽興の時、シューマンのピアノ・ソナタ 第1番とダヴィッド同盟舞曲集をリリース。またカリーン・アダムとの共演でブラームス、フランク、R.シュトラウス、ベートーヴェン、シューベルトのヴァイオリンとピアノのためのソナタ、クライスラーの小品集を収録。さらにメンデルスゾーンのヴァイオリンとピアノのための二重協奏曲を、カリーン・アダム、ヴァルター・ヴェラー指揮/バーゼル交響楽団との協演で録音している。また、50人の作曲家によるディアベリ変奏曲では、2003年、オーストリア放送局(ORF)主催の“パスティッチョ賞”を受賞した。 1999年9月より、ウィーン音楽院で教鞭を執っている。
CMCD-28220
\2940
ショパン:フルート三重奏曲 作品8
(原曲:ピアノ三重奏曲)/アウアー、フォゥグ、浦田
F.ショパン:フルート三重奏曲 ト短調 作品8(原曲:ピアノ三重奏曲)
J.フランセ:フルート三重奏曲
J.ディヒラー:フルート三重奏曲
ワルター・アウアー(フルート)
ヨァゲン・フォゥグ(チェロ)
フォゥグ・浦田陽子(ピアノ)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の若き首席フルート奏者として人気急上昇中のワルター・アウアーが、トリオ作品のアルバムを完成させました。自らアレンジしたショパンの三重奏曲(原曲:ピアノ三重奏曲)にフランセとディヒラーのフルート三重奏曲をカップリングした大変珍しい選曲。透明感あふれる美しい音色で奏でられるレアな作品を収めた本アルバムは、アウアーのフルーティストとしての高い資質を聴くことのできる必聴の1枚です。

ALM/コジマ録音

ALCD-3091
\2940
モーツァルト&レーガー クラリネット五重奏曲
 モーツァルト:クラリネット五重奏曲 イ長調 KV581
 レーガー:クラリネット五重奏曲 イ長調 op. 146
山本 正治(クラリネット)
玉井 菜採(ヴァイオリン)
山田 麻実(ヴァイオリン)
川崎 和憲(ヴィオラ)
山崎 伸子(チェロ)
モーツァルトが創始したと言われるクラリネット+弦楽四重奏による五重奏の形態。この作品から120年先に位置するレーガーの作品でも、ドイツ音楽の伝統の上でクラリネットという楽器の多彩な魅力が引き出されている。日本クラリネット界の重鎮 山本正治を囲んで、弦楽器のトップアーティストが集結。重厚で深みを湛えたアンサンブルを繰り広げる。録音:武蔵野音楽学園 シューベルトホール 2010年7月19, 22-23日
ALCD-9100
\2940
Benedicere[ベネディチェーレ]〜祝福〜
 [1] 柳瀬佐和子:Benedicere(祝福)
 [2]-[4] J. S. バッハ:フルートとオブリガード・チェンバロのためのソナタ イ長調 BWV1032
 [5] G. ショッカー:パ・ド・ドゥ〜ふたりの歩み〜
  フルートとチェロのための(フルート&コントラバス版)
 [6]-[7] G. チン:
  涙の泉・初雨 フルート、クラリネット、コントラバス、ピアノのための[委嘱作品]
 [6] 涙の泉
 [7] 初雨
 [8] G.ビゼー=F. ボルヌ:カルメン幻想曲
 [9] 川崎優:わすれな草
 [10] 川崎優:君を慕いて
 [11] H. R. ビショップ(柳瀬佐和子 編曲):
  埴生の宿(讃美歌第2編148番「父なる神の授けましし」)
 [12] 黒人霊歌(柳瀬佐和子 編曲):
  深い河を越えて(讃美歌第2編175番)
紫園 香(フルート)
柳瀬 洋(クラリネット)
石川 滋(コントラバス)
藤井一興(ピアノ)
フルーティスト紫園香(しおんかおり)の最新アルバム。藤井一興ら実力者が脇を固め、バッハのソナタから個性あふれる現代作品、なじみ深い讃美歌まで多彩に収録する。本邦初となるG. チン「涙の泉」「初雨」は、聖書の詩編をもとにした一対の楽章作品。澄みわたるフルートの音色を中心に、めずらしい楽器編成で展開される音の綾からは、豊かなアンサンブルの妙がたちのぼる。全編を通じて聴き手をおだやかな安らぎへといざなう一枚。録音:彩の国さいたま芸術劇場 2010年7月27-28日
ADS-007
\3000
林光 [パリ 1923]
 [1] 林光(ヴィム・ホーグヴェルフ編曲):裸の島
 [2] 林光(ヴィム・ホーグヴェルフ編曲):魚のいない水族館[詩:佐藤信]
 [3] 林光:波紋
 [4] 林光(ヴィム・ホーグヴェルフ編曲):あばよ上海[詩:佐藤信]
 [5] 林光:2つのギターのためのエチュード
 [6] 林光(ヴィム・ホーグヴェルフ編曲):三十五億年のサーカス[詩:佐藤信]
 [7] 林光(ヴィム・ホーグヴェルフ編曲):
  ファンタジア JOHANN SEBASTIAN…2
 F. G. ロルカ採譜:“スペイン民謡集”より
  (F. G. ロルカ〜V. G. ベラスコ編曲/濱田滋郎訳)
 [8] アンダ・ハレオ
 [9] セビージャの子守歌
 [10] チニータスのカフェ
[11] 林光:メメント〜F. G. ロルカを追憶して
林光:パリ 1923
 [12] 朝
 [13] オーギュスト・ブランキ通り
 [14] 獄中の思索
 [15] イーゴリ
 [16] フランシス
 [17] ペール・ラシェーズの墓地
 [18] ミラボー橋(詩:G.アポリネール/飯島耕一訳)
 [19] エピローグ
姫田大(フルート)
ヴィム・ホーグヴェルフ(ギター)
新井純(歌・朗読)
フルートの姫田大がフランスのギタリスト ヴィム・ホーグヴェルフとの共演のために委嘱した作品で、大正時代の思想家 大杉栄を題材にした「パリ 1923」を中心に、林光のフルート作品・ギター作品を収録。フルート作品は、ホーグヴェルフがギター用にアレンジした初収録版も多く含む。また、スペインの詩人・劇作家ロルカを追憶して書いた「メメント」にちなみ、ロルカが採譜したスペイン民謡集から抜粋した3曲も朗読つきで収めている。録音:三鷹市芸術文化センター 2010年2月25-26日/相模湖交流センター 2010年2月28日
LMCD-1921
\3045
【浜松市楽器博物館コレクションシリーズ27】
シューベルティアーデ 〜ピアノ五重奏曲《ます》〜
 マーシャル・フォルテピアノによる
シューベルト:
 [1] 音楽に寄す D547
 [2] ます D550
 [3] きみは憩い D776
 [4] 魔王 D328
 [5]-[7] ピアノソナタ イ長調 D664
 [8]-[12] ピアノ五重奏曲 イ長調 D667 作品114「ます」
小倉貴久子(フォルテピアノ)
畑儀文(テノール)
桐山建志(ヴァイオリン)
長岡聡季(ヴィオラ)
花崎薫(チェロ)
笠原勝二(コントラバス)
【浜松市楽器博物館コレクションシリーズ27】は、シリーズ初登場となるマーシャル・ピアノでのシューベルト作品集。歌曲、ピアノ・ソロ、ピアノ五重奏曲と多彩な編成で愛すべきピアノの魅力に迫り、寛ぎに満ちた「シューベルティアーデ」のひとときを再現する。録音:2010年6月12-15日 アクトシティ浜松音楽工房ホール 
【使用楽器】G. マーシャル ウィーン 1808年頃 はねあげ式 73鍵 A=430Hz 浜松市楽器博物館所蔵
ALCD-1120
\2940
アレッサンドロ・スカルラッティ リコーダー協奏曲集
「ナポリの手稿譜による24の協奏曲集」(1725)より
アレッサンドロ・スカルラッティ(1660-1725):
 リコーダー協奏曲第7番 ニ長調
 リコーダー協奏曲第9番 イ短調
 リコーダー協奏曲第12番 ハ短調
 リコーダー協奏曲第21番 イ短調
 リコーダー協奏曲第22番 イ長調
 リコーダー協奏曲第23番 ハ長調
 リコーダー協奏曲第24番 ト短調
向江昭雅(リコーダー)
長岡聡季(ヴァイオリン)
高橋真二(ヴァイオリン)
諸岡範澄(チェロ)
芝崎久美子(チェンバロ)
ナポリの宮廷楽長を務めオペラ作曲家としても名声を博したA. スカルラッティの器楽曲は、まとまって紹介されることが非常にめずらしい。本ディスクに収録されたスカルラッティの7曲のリコーダー協奏曲は、ナポリの図書館に残る手稿譜「フラウト(=リコーダー)、ヴァイオリン、ヴィオレッタとバスのための、種々の作曲家による協奏曲集」による。前作「フランチェスコ・マンチーニ リコーダー協奏曲集」でイタリア・バロック音楽の真髄を清新に謳い上げた向江昭雅が、本作でも、小編成のアンサンブルの中で澄んだ音色に流麗な旋律を浮かび上がらせていく。【A. スカルラッティ生誕350年記念】録音:相模湖交流センター 2010年4月13-15日
ALCD-1119
\2940
メンデルスゾーンからシューマンへ ロマン派弦楽四重奏の系譜
 メンデルスゾーン:弦楽四重奏曲第2番 イ短調 op.13 MWV R22
 シューマン:弦楽四重奏曲第3番 イ長調 op.41-3
エルデーディ弦楽四重奏団
[蒲生克郷
花崎淳生
桐山建志
花崎薫]
東京藝術大学出身の4人による1989年結成のエルデーディ弦楽四重奏団が重要なレパートリーとしてきたメンデルスゾーンとシューマンの弦楽四重奏曲。最新の成果ともいえる当ディスクには、弱冠18歳の作品ながら深遠な美と叙情に満ちたメンデルスゾーンの第2番と、シューマンの生涯で最も優れた室内楽作品が生み出された1842年の作品で、メンデルスゾーンに献呈された第3番を収録。ロマン派の爛熟してゆく軌跡を訪ねる彼らの演奏には、真摯な洞察と深みを湛えた躍動が息づいている。録音:所沢市民文化センターミューズ キューブホール 2010年3月3-5日
ALCD-7149
\2940
Liberte(リベルテ) 武満徹SONGSの自由なる世界
武満徹 (1930-1996):
 [1] うたうだけ(谷川俊太郎 詞/福田進一 編曲)
 [2] 小さな部屋で(川路明 詞/北爪道夫 編曲)
 [3] ○と△の歌 (武満徹 詞/鈴木大介 編曲)
 [4] 見えないこども(谷川俊太郎 詞/寺嶋陸也 編曲)
 [5] 恋のかくれんぼ(谷川俊太郎 詞/三枝成彰 編曲)
 [6] めぐり逢い(荒木一郎 詞/渡辺香津美 編曲)
 [7] 三月のうた(谷川俊太郎 詞/野平多美 編曲)
 [8] 島へ(井沢満 詞/福田進一 編曲)
 [9] 燃える秋(五木寛之 詞/福田進一 編曲)
 [10] 雪(瀬木慎一 詞/たかの舞俐 編曲)
 [11] ワルツ(岩淵達治 詞/寺内園生 編曲)
 [12] さようなら(秋山邦晴 詞/福田進一 編曲)
 [13] 素晴らしい悪女(永田文夫 詞/啼鵬 編曲)
 [14] ぽつねん(谷川俊太郎 詞/福田進一 編曲)
 [15] 雲に向かって起つ(谷川俊太郎 詞/寺嶋陸也 編曲)
 [16] 死んだ男の残したものは(谷川俊太郎 詞/寺嶋陸也 編曲)
 [17] 小さな空(武満徹 詞/野平一郎 編曲)
 [18] MI・YO・TA(谷川俊太郎 詞/野平多美 編曲)
 [19] 明日ハ晴レカナ、曇リカナ(武満徹 詞/渡辺香津美 編曲)
 [20] 昨日のしみ(谷川俊太郎 詞/鈴木大介 編曲)
 [21] 翼(武満徹 詞/福田進一 編曲)
坂本朱(メゾソプラノ)&
福田進一(ギター)
【武満徹 生誕80周年記念】
坂本朱(さかもとあけみ)待望のファーストアルバム。武満徹の「SONGS」——映画やテレビ、雑誌等のために様々な場で書かれた“うた”の数々——全曲が、作曲者生誕80周年の記念イヤーに新たな息吹を与えられ、美しい翼を纏って羽ばたく。オペラを中心に活躍する坂本朱の歌声には深みを湛えた潤いが満ち、福田進一が自在につま弾くギターの音色と豊かに絡み合って自由なる世界への扉をひらく。ギター・アレンジは福田進一を含む11人もの音楽家による豪華版。録音:キラリふじみ 2010年5月24-26日
LMCD-1920
\3045
【浜松市楽器博物館コレクションシリーズ26】
地無し尺八の世界 ?瞑想の奥へ、響きの彼方へ?
 [1] 大和調子(やまとちょうし)【A】
 [2] 虚鈴(きょれい)【B】
 [3] 虚空(こくう)【C】
 [4] 霧海?(むかいぢ)【D】
 [5] 江戸時代の銘器「古鏡作」の音味を聴く【E】
志村哲(尺八)
【使用楽器】
A 小林照明 作 三尺三寸管
B 三世俣野真龍 作「古可良志」 二尺管
C 林虎月 作「秋草」 一尺九寸管
D 三世俣野真龍 作「露堂々」 二尺管
E 古鏡 作 無銘 一尺六寸管 

A:志村哲 所蔵
B-E:浜松市楽器博物館 所蔵
【浜松市楽器博物館コレクションシリーズ26】は、古管尺八と呼ばれる古いタイプの「地無し尺八」で奏する伝統の尺八古典本曲。およそ100年前に作られたシンプルな管に息が吹き込まれ、当時の響きと静寂が呼び起こされる。楽器によって個性が異なる地無し管ならではの「音味(ねあじ)」を聴くことができるボーナストラック付(トラック[5])。録音:2009年10月19-21日 アクトシティ浜松音楽工房ホール

エイベックス・クラシック

AVCL 25713
(SACD Hybrid)
\3000
舘野泉 50周年記念最新録音 記憶樹
coba:
記憶樹(舘野泉「左手の文庫」助成作品)
 [1] 深遠な予感 −
 [2] 果敢な叫びを上げよ −
 [3] 嘆きと自負 −
 [4] 宿命 −
 [5] 回廊 −
 [6] バルカロール −
 [7] 信頼 −
 [8] 果敢な叫びを上げよ Bis −
 [9] カオス −
 [10] 根源的な回想
間宮 芳生:
 風のしるし・オッフェルトリウム(舘野泉に捧ぐ)
 [11] プレスト−アレグロ・ノン・トロッポ
 [12] モデラート−アンダンテ・アンティクァト
 [13] 三つの聖詞より第1曲
 [14] 三つの聖詞より第2曲
 [15] 小さなシャコンヌ
パブロ・エスカンデ Pablo Escande (b.1971):
 ディヴェルティメント(舘野泉「左手の文庫」助成作品)
 [16]I.プレリュード
 [17]II. 主題と変奏
 [18]III. アダージョ
 [19]IV. ダンス
舘野 泉(ピアノ)
[録音]2010年8月 エスポー(フィンランド)、セッロ・ホール DSD Recording
AVCL-25717
(SACD Hybrid)
\3000
ショパン
 01.ノクターン第1番 変ロ短調 Op.9-1
 02.ノクターン第2番 変ホ長調 Op.9-2
 03.ノクターン第4番 ヘ長調 Op.15-1
 04.ノクターン第5番 嬰ヘ長調 Op.15-2
 05.ノクターン第8番 変ニ長調 Op.27-2
 06.ノクターン第9番 ロ長調 Op.32-1
 07.ノクターン第13番 ハ短調 Op.48-1
 08.ノクターン第14番 嬰ヘ短調 Op.48-2
 09.ノクターン第16番 変ホ長調 Op.55-2
 10.ノクターン第17番 変ロ長調 Op.62-1
 11.ノクターン第20番 嬰ハ短調 (遺作)
 12.マズルカ第36番 イ短調 Op.59-1
 13.マズルカ第37番 変イ長調 Op.59-2
 14.マズルカ第38番 嬰ヘ短調 Op.59-3

山本貴志(ピアノ)
ショパンのノクターンの「美しさ」には、様々な表情と意味が込められています。
「繊細優雅な美しさ」
「哀愁が漂う美しさ」
「儚い美しさ」
「悲しい美しさ」
「凛とした美しさ」
きっとこの美しさはショパンその人の美しさだと思います。
どんなに物悲しい曲であっても聞き終わると幸せな気持ちにさせてくれる…
それがショパンの作品なのかもしれません。
—— 山本貴志
[録音]2010年7月12、13、15日 山形テルサ テルサホール DSD Recording
AVCL 25711/2
(2CD)
\3500
金聖響/
 ベートーヴェン:交響曲第1番/同第9番「合唱」
金聖響
森麻季
押見朋子
吉田浩之
黒田博
大阪フィルハーモニー合唱団
オーケストラ・アンサンブル金沢
録音:2009年4月(第1番)、2009年12月(第9番) 石川県立音楽堂 コンサートホール
AVCL-25493
\2800
パトリシア・コパチンスカヤ/ラプソディ
 [1] チョクルリア(ひばり)(民謡)
 [2] エネスコ:フィドル弾き(幼き頃の印象 作品28より)
 [3] ドイナとホラ・マリタ(民謡)
 [4]-[6] エネスコ:ヴァイオリン・ソナタ第3番
 [7] リゲティ:2つのヴァイオリンのためのバラードとダンス
 [8][9] ツィンバロン・ソロのためのドイナとホラ(民謡)
 [10]-[17] クルターク:ヴァイオリンと
  ツィンバロンのための8つのデュオ 作品4
 [18] ディニク:ホラ・スタッカート
 [19] ラヴェル:ツィガーヌ [ツィンバロン伴奏]
 [20] サンチェス=チョン:クリンより
 [21]-[23] 3つのカルシャリ(民謡)
パトリシア・コパチンスカヤ(ヴァイオリン)
エミリア・コパチンスカヤ(ヴァイオリン&ヴィオラ)
ヴィクトル・コパチンスキー(ツィンバロン)
マルティン・グヤコノフスキ(コントラバス)
ミハエラ・ウルスレアサ(ピアノ)
[録音]2009年3月 ドイチュランドラジオ室内楽ホール

若林工房

WAKA-4149
¥2400
「さすらい人幻想曲」〜シューベルト作品集
 シューベルト: さすらい人幻想曲 ハ長調 D.760(作品15)
 ピアノ・ソナタ 第19番 ハ短調 D.958
 アレグレット ハ短調 D.915
コンスタンチン・リフシッツ(ピアノ)
透徹したタッチの醸し出す幽寂たる香気。孤高の天才が紡ぐシューベルトの内なるファンタジー。リフシッツ/さすらい人幻想曲〜シューベルト作品集

録音:2008年7月3〜5日、新川文化ホール(富山県魚津市)/STEREO/24bit + 96kHz Digital録音、発売元:若林工房

神童ピアニストとしてセンセーショナルにデビュー。以来、天才の名をほしいままに欧米で大活躍を続けているコンスタンチン・リフシッツの新作アルバムは、2008年来日時に富山県魚津市の新川文化ホールで録音されたオール・シューベルト・プログラム。リフシッツのシューベルトには、ソナタ第20番・21番、即興曲集(全8曲)、楽興の時、3つのピアノ曲(D946)などがありましたが、いずれもコンサート・ライヴ録音。今回は初出のレパートリー、しかも待望のセッション録音となります。その演奏は、期待どおり詩情とロマンのほとばしるみずみずしい魅力に満ちたもの。自然でありながら重厚な構成感、内省の淵を覗くような思索性、そしてなんといっても透明感あふれる清冽なタッチの生み出す独特のリリシズムによって、作品に内在するファンタジーを変幻自在に描き出します。新しい時代のピアノの抒情詩人リフシッツの魅力を満載した一枚です。

「リフシッツはシューベルトに特定のイメージを想定してそこに収斂させるのではなく、変幻しながら次々と多種多様なファンタジーを創生し、計り知れない躍動を持つ生命体に結実させているのだ。作曲者の高邁な境地や達観を示したこのディスクが、シューベルト演奏のひとつの最高峰であることは間違いない。」 (真嶋雄大/ライナーノートより)

ミッテンヴァルト

MTWD 99045
¥3000
〜日本楽派IX〜
 日本のピアノ・ソナタ選〜小松耕輔・乾 春男・大澤壽人〜
  (1)小松耕輔(明治17年〜昭和41年):ピアノ・ソナタ ト長調(大正11年)
  (2)乾 春男(昭和4年〜昭和24年):ピアノ・ソナタ(昭和24年)
  (3)乾 春男:ペルソナ(昭和24年)
  (4)大澤壽人(明治39年〜昭和28年):ソナチネ ホ短調(昭和8年)
  (5)大澤壽人:丁丑春三題(昭和12年)
入川 舜(ピアノ)
平成22年度文化庁芸術祭参加作品、明治・大正・昭和 三代の作曲家が紡ぐフランスへの憧れ —片山杜秀—
大澤壽人ほか「日本のピアノ・ソナタ選」

録音:2010年5月25日・26日,神奈川県二宮町生涯学習センター ラディアンホール

3つの世代の日本人作曲家のピアノ曲が収められている。小松耕輔は山田耕筰や信時潔と同世代の明治人。大澤壽人は諸井三郎や橋本國彦、高木東六、池内友次郎、深井史郎、松平頼則や平尾喜四男と同世代の大正育ち、乾春男は黛敏郎や武満徹と同世代で諸井誠や間宮芳生とは同級生の戦後の作曲家。
一見、バラバラと思えなくもない3人だ。しかし、ひとつのキイワードでつながっている。フランスだ。いや、パリだ。小松は1920年代にパリに学び、日本に近代フランス音楽の息吹きを伝えた。大澤は1930年代にパリに学び、その街に鳴り響く最新の音楽をたちまち自家薬籠中のものにした。乾は日本から出ぬまま早逝した人だけれど、その師匠は小松の紹介でパリ音楽院に留学した池内友次郎であり、池内との出会いが乾のフランス趣味を強めていった。
日本人とフランス音楽とピアノ。そんなつながりに思いを巡らせるためのアルバムである。 (片山杜秀,ライナー・ノートより)

ディスク・クラシカ

DCJA-21015
\2500
半タ魵テオン。ソ・ン。シ・ネ・譽ぅ伴BR>  即興曲 第15番 ハ短調「エディット・ピアフへのオマージュ」、
 ノクチュルヌ 第1番 ハ長調(以上プーランク)
 亡き王女のためのパヴァーヌ(ラヴェル)/
 「エステ荘の噴水」〜巡礼の年 第3年 S.163 第4曲(リスト)
 パヴァーナ・カプリチオ 作品12(アルベニス)/
 「愛の歌」〜6つのピアノ小品Op.7 第1番(スーク)
 ルーマニア民俗舞曲 Sz.56(全6曲)(バルトーク)/
 ピアノのための「からたちの花」(山田耕筰)
 ノクターン第20番嬰ハ短調(遺作)、
 練習曲作品10第3番 ホ長調 「別れの曲」、
 バラード第1番ト短調Op.23(以上ショパン)
 ヴォカリーズ(ラフマニノフ−コチシュ編曲)-/+
半タ魵テオン(・ヤ・「・ホ)
セセクヘサヤ、ヌ、ホサヤオトイロ。シ・襯灰鵐機璽函Ε魁璽妊諭璽拭次∨莊邀㎐鼎気譴觧匐,箸譴気鵑里燭瓩離灰鵐機璽函垈里里Ⅳ發舛稟◆奸∈G0回を越えた海浜幕張のホテルでのサロンコンサート(プロデュース&演奏)など、地域とのかかわりを温めつづけるピアニスト・川眞弓、CDデビュー。録音:2010年6月23,24日 相模湖交流センター多目的ホール 収録時間:約63分

半タ釭。篥オン。。。ハ・ヤ・「・ホ。ヒ。。Mayumi。。Tokugawa
ナ豕歃兮膤慍山擲愽嫗芦山攅眦佖惺擦魴个篤餌膤愆鏗擴淵團▲寮豺饗感函BR> 在学中に大野和史氏指揮によりグリーグのピアノ協奏曲を演奏。ロータリー財団奨学生として米国インディアナ大学大学院に留学。
修了後は同大学院指揮科ピアニストとして3年間勤務。その間学内オーケストラとラフマニノフのピアノ協奏曲第2番を演奏する他、アスペン音楽祭(コロラド州)、20世紀の室内楽シリーズ(マドリッド)に参加、スペイン各地、カナダなどで演奏。 
帰国後はソロ・リサイタルをはじめ室内楽・伴奏など様々なコンサート活動を展開する。一方千葉県松戸市に於いてはコンサート・コーディネーターも務め、2000年には「森の音楽祭」を企画・制作し好評を博す。  2003年から「マンハッタン・サロン・コンサート」をプロデュースしている。
ピアノを石塚信子、天田繋、勝谷壽子、故井口秋子、エドワード・アウアー、ジョルジュ・シェボック、山岸麗子各氏に、室内楽を故ジョセフ・ギンゴールド、ヤーノシュ・シュタルケル各氏に、歌曲伴奏をポール・スペリー氏に師事する。

半タ魵テオン、ネ、ウ、ホ・ヌ・」・ケ・ッ
。。半タ魵テオン、マ。「ナ豕砂兮膤悗鯊感噺紂∧胴颯ぅ鵐妊▲並膤愨膤惘,卜嘘悄せ硫歡の燦紂餌膤惘〇愆覆離團▲縫好箸鯡海瓩燭箸いΨ侘鬚了措腓任后▲好撻鷁山攤廚望⑲慇献▲㎤鵐僖縫好箸箸靴道臆叩扮990年〜1993年)し、マドリッドのファン・マーチ財団の招聘により「20世紀の室内楽」シリーズ出演のほかスペイン各地で演奏(1992年、1997年)。帰国後はソロ・リサイタルや室内楽、伴奏などで妙技を聴かせており、2003年より千葉・海浜幕張のホテル ザ・マンハッタンでの「マンハッタン・サロン・コンサート」のプロデュースやレギュラー出演などでも精力的に活躍しています。このサロン・コンサートでは、同ホテルが所有するベーゼンドルファーが使用されていますが、これはフレデリック・フランソワ・ショパン没後150年を記念して製作された、現在日本で1台のみの貴重なピアノです。そうしたピアノにも似て、半タ魵テオン、マ。「・オ・愠ヒスク、ヲイサウレ・ユ・。・ャニ篆ヒア」、キ、ニ、ェ、ュ、ソ、、ハェ、ホ、隍ヲ、ハ・「。シ・ニ・」・ケ・ネ、ネ、、、ィ、゛、ケ。」

。。、ス、ハ半タ魵テオン、ホス鬢ホ・ス・悅ヲ・ヤ・「・ホ。ヲ・「・襯丱燹悒檗璽肇譽ぅ函戮粟㌔靴泙靴拭I④ぅ譽僉璽肇蝓爾鮓悗詒狃♤◆崘鮟鼎佑董伐獷㎠靴機匹魎兇犬觸峇屬┐討④泙靴拭修譴蓮∪凌┐譴寝山擇世辰燭蝓平Г世辰燭蝓匹鵑惜椶世辰燭蠅靴泙垢♤△箸蠅錣院反諭匹冒曚い鮹擇擦襪海箸燭∮△修琉嫐膿佑録佑箸侶犬錣蠅竜⑱韻㎠藾呂蕕譴襪里㎠靴蕕隼廚い泙后修ΔいΥ蕎陲鯢集修任④董△㎠槌羈單Ⅴ櫂團絅蕁爾隼廚錣譴觝酩覆鯀Ⅳ咾泙靴拭廚噺譴襪海離▲襯丱爐砲蓮榛未丙酩覆官2作品収録されています。

「演奏するときに大切にし、心がけていることは、聴き手、作曲者、そして自分に誠実でありたいと思うと同時に楽しみたいと思っています」こう語る川眞弓の今回のレコーディングは終始なごやかな雰囲気で進められ、彼女はピアノを弾くことが楽しくて仕方がないという表情を見せながら、自身が感じたままを真摯に音に託していました。
 誇るべき技巧としなやかな感性をもつ川眞弓は、本アルバムで、のびやかで清新な演奏を展開しており、知性的でありながらも洗練された音楽性と抜群のセンスで、美しく磨きあげられた表現を楽しませてくれます。いずれも味わい深く、それぞれの楽曲の個性が息づいており、聴けば聴くほど川眞弓の深い作品愛が伝わってくる珠玉のような演奏です。(横堀朱美)
DCJA-21016
\2500
春口 巌&ヴィエナ・インストゥルメンツ
チャイコフスキー|ピアノ協奏曲第1番
w/幻想序曲「ロメオとジュリエット」
 収録時間:約63分
春口 巌(プログラミング)
ヴィエナ・インストゥルメンツ
テクノロジーの限りを尽くしたチャイコフスキーへの「恋文」
テクノロジーを駆使し、演奏家のエゴを排除した状態が達成された結果、1人の生身の人間の音楽観が聴き手の耳元、心の中に曇りなく届く。一種、パラドックスと言える体験は予想外の驚きだった。
 —池田卓夫(音楽ジャーナリスト)
一人ですべてを成し遂げた驚異のアルバム!
春口巌さんのこの作品を試聴させていただいたとき、指揮者、ソリストの表現意図から始まってレコーディングエンジニアの感性までたったお1人で成し遂げてしまうとは、私には驚異のできごとでした。
多くの時間とコンピューターを駆使しての春口さんの作品ですが、指揮者、ソリスト、プロデューサー、ディレクター、サウンドエンジアと多くの人の係わる制作を全て一人で完結させてしまったこの作品を思うとき、名門オーケストラのネームバリュー、名指揮者のネームバリュー、エンジニアを含むスタッフの感性まで飛び越えてしまっています。もはや、サウンドエンジニアもディレクターも失職の時代なのかもしれません。
 —半田健一(レコーディング・エンジニア)
Vienna Symphonic Library 社が2005 年に開発したVienna Instruments は、サイレントステージという特別なスタジオでウィーンの音楽家たちが生の楽器を演奏し録音された音素材を、あたかも演奏家が演奏しているかのように鳴らすためのたくさんの工夫がなされています。弦楽器や管楽器におけるレガート奏法では一つの音から別の音に移り変わる瞬間の中間的な音を自動的に補うなど「音を鳴らす」というよりは「演奏できるようになった」という意味で、これまでのサンプラー系の音源とは別格の高みに到達しました。42枚のDVDに収められた素材音(楽器音を構成するために録音された音)は1,143,482におよび、生の楽器と同じような表現力の豊かさがあるため、演奏する際には、生の楽器で練習して演奏するのと同様の手間がかかります。
本CDに収録された2曲は、PC1 シーケンサー(指揮者の役割)、PC2(弦楽器)、PC3(木管楽器)、PC4(金管楽器、打楽器、ピアノ)の、4台のコンピュータを使って演奏しています。
ピアノ協奏曲第1番 変ロ短調 作品23
一台のピアノと分厚く豪華なオーケストラのバランスを取るのに大変苦労しました。オーケストラが単なる伴奏ではなく、大変な活躍をする部分もあって、それはそれで素晴らしいので、きちんと鳴らす必要があるのですが、ピアノの音を圧倒し過ぎないように細心の注意を払う必要がありました。
幻想序曲「ロメオとジュリエット」
弦楽器群の多様な表情を実現するために、かつてないほどメモリーに楽器音を読み込んで演奏しました。ダイナミックな曲で、かつメロディは大変美しく、ノリの良い部分が多いのでついつい快速なテンポで演奏したくなるのですが、様々な場面を丁寧に描きたいという想いから、単に突っ走った演奏にならないように仕上げました。
春口 巌(ブックレット解説から)

【春口 巌 略歴】
東京大学理学部数学科卒業、ITメディア系エンジニアとしての道を歩み始める。ビジュアルサイエンス研究所で主任研究員を務め、音楽(MIDIによる演奏情報)をリアルタイム・コンピュータグラフィクスで可視化するソフトウェア「サウンドビジュアライザー」を研究開発。これは現在のVJソフトの先駆けとも言えるものだった。
その後、東京造形大学で教鞭を取るようになる。コンピュータグラフィクスを教える傍ら、学生の映像作品に自ら作曲した音楽を付け、その作品が国際学会SIGGRAPHに入選するなど、音楽制作にも注力する。
取り組んできたコンピュータ音楽歴は20年を超える。当初はDTM音源を使い、クラシック音楽だけでなく様々なジャンルの音楽を演奏、クラシック音楽の分野では、チャイコフスキー、ベートーヴェン、バッハ、ラヴェル等のピアノ曲や管弦楽曲作品を多数制作している。
2000年頃、Vienna Symphonic Library社がTASCAM社のソフトウェアサンプラーGiga Studio用の音源として発売したORCHESTRAL CUBEにより、クラシック音楽を本格的にコンピュータで演奏表現する可能性を見いだす。2005年にVienna Symphonic Library社が新たに開発したVienna Instrumentsによるオーケストラ音源に出会うことにより、更なる表現の可能性を求め、現在は専らこの音源によるクラシック音楽の制作を行っている。
現在、尚美学園大学芸術情報学部・大学院教授、東京工芸大学大学院非常勤、女子美術大学非常勤。芸術科学会理事、情報処理学会会員、日本音響学会会員、日本映像学会会員。

エディションHST

HST-902
(5CD特別価格)
¥3150
ヴァンハル(1739 −1813):10の交響曲集 (HST902) 【世界初録音】
 Disc1) 第一巻; HST053
  変ロ長調Bryan B2/変ホ長調Bryan Es5
 Disc2) 第六巻; HST051
  ト長調Bryan G7/ト長調Bryan G1/へ長調Bryan F4
 Disc3) 第八巻; HST059
  ト長調Bryan G8/ハ長調Bryan C9
 Disc4) 第九巻; HST066
  変ロ長調Bryan B4/変ホ長調Bryan Es3/ホ長調Bryan E1
 Disc5) HST901
  「アダージョ集」
ハイドン・シンフォ二エッタ トウキョウ
松井 利世子(ヴァイオリン;リーダー)
HST結成13周年記念・限定盤、特別価格!「ヴァンハル:10の交響曲集」 世界初録音、疾風怒濤交響曲集をお求めやすい価格で!

録音:2007年- 2009年

ハイドン・シンフォニエッタ・トウキョウ結成13年を記念して、リリース済みのヴァンハル:疾風怒濤交響曲全集から4枚とアダージョ集を集成して、廉価盤として限定発売。
中でも、特に交響曲 B2, G8 は20世紀初頭までハイドン作として伝承された曰く付きであり、古典派交響曲を語る上で欠くことのできない存在となっています。
5枚組(マルチケース入り、疾風怒濤交響曲集4枚+アダージョ集1枚)、限定盤(再発売)

ジェイズ・ミュージック

JMCC 20217
¥3000
「死と乙女」〜クァルテット・エクセルシオ
 ベートーヴェン:弦楽四重奏曲 第9番Op.59-3「ラズモフスキー第3番」
 シューベルト:弦楽四重奏曲 第14番 D.810「死と乙女」
クァルテット・エクセルシオ:
【西野ゆか(Vn)、
 山田百子(Vn)、
 吉田有紀子(Va)、
 大友肇(Vc)】
クァルテット・エクセルシオ待望のセカンド・アルバム「死と乙女」

録音:2010年4月、7月,入善コスモホール

結成17年。国内の常設カルテットとしては、今や若手ナンバーワンの名前を欲しいままにしているエクセルシオ。待望のセカンド・アルバムです。今回は難曲「死と乙女」に挑戦。瑞々しい迫力に満ちあふれています。芳醇で上品な仕上がりとなっている「ラズモフスキー 第3番」と共に、聴き応えのある1枚に仕上がっています。
2000年、第5回パオロ・ボルチアーニ国際弦楽四重奏コンクールにて最高位受賞、同時にサルバトーレ・シャリーノ特別賞受賞。また、2009年には第19回新日鐵音楽賞を受賞。

「エクの演奏は、構築とダイナミズム、響きの色彩が鮮やかに融合し、恐るべきファンタジーが紡がれていくのである。そして何よりもエクの美意識の高さに驚かされているのだ。」(真嶋雄大)
JMCC-20206
(未案内旧譜)
¥2500
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第10番Op.74「ハープ」
シャリーノ:弦楽四重奏曲 第7番(世界初録音)
ディーリアス:弦楽四重奏曲「去りゆくツバメ」
 (ボーナス・トラック,幸松肇:4つの日本民謡第1集より)
クァルテット・エクセルシオ
クァルテット・エクセルシオ ファースト・アルバム、ベートーヴェン・シャリーノ・ディーリアス

クァルテット・エクセルシオの第1弾CDです。弊社で取り扱うことになりました。
現在のエクセルシオの原点ともいえる1枚。エクセルシオの伝説はここから始まった。

MOLT FINE

MF 21205
(2CD)
¥4000
シューマン:交響曲全集(マーラー版)
 交響曲第1番 変ロ長調 作品38「春」
 交響曲第4番 ニ短調 作品120
 交響曲第2番 ハ長調 作品61
 交響曲第3番変ホ長調作品97「ライン」
東京交響楽団
指揮:ユベール・スダーン
生誕200年記念。創造と発見の喜びに満ちたシューマン!

録音:CD-1=第1番:2009年 5月9日、第4番:2010年3月27日、CD-2=第2番:2009年11月7日、第3番:2009年7月13日。サントリーホールでライブ収録  DSD to finest CD

ライナーノーツ
創造と発見の喜びに満ちたシューマン(奥田佳道)
ユベール・スダーン、ローベルト・シューマンの交響曲を語る(舩木篤也)

これぞオーケストラ芸術の昇華。指揮者とオーケストラの緊密な「対話」、ここに極まる! ---------- 奥田佳道

マーラーはシューマン読みの天才です。重要なものを聴こえやすくし、それほど重要でないものを引っ込めたのです。 ---------- ユベール・スダーン

昨年リリースした、ブルックナー、交響楽団は第22回ミュージック・ペンクラブ音楽賞で最優秀アルバム賞(日本人演奏部門と最優秀録音賞をダブル受賞に輝くなど、演奏、録音の両面で高い評価を得ましたが、それに続くシューマンの交響曲全集(全4曲)がマーラー版でリリースされます。
 2009年5月から2010年3月にかけ4回にわたりサントリーホールで開催された、シューマン&ブラームス・チクルス‐シューマンの4つの交響曲とブラームスの4つの協奏曲の組み合わせ-をライブ収録したものです。
ユベール・スダーンは、13年間にわたるザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団の音楽監督を経て、2004年に東京交響楽団の音楽監督に就任しましたが、スダーンはハイドンをその出発点と定め、モーツァルト、ベートーヴェンといった古典作品を東京交響楽団のプログラムの中心に据え、さらには2008年度のシューベルト・チクルス、2009年度のシューマン&ブラームス・チクルスを展開し、楽団の実力を着実に高めてきました。
 マーラー版によるシューマン交響曲全曲演奏は日本では初めての試みですが、マーラー版についてスダンーンは「マーラーはシューマン読みの天才。重要なものを聴こえやすくし、それほど重要でないものを引っ込めた。」と語っています。
 マーラーの校訂と、指揮者スダーンの解釈を通して、シューマンの作曲意図が明確に示された、創造と発見の喜びに満ちたシューマン交響曲全集の誕生と言えるでしょう。
 コンサートマスターは1番と3番がニキティン、4番と2番は高木和弘が担当しており、それぞれの持ち味も演奏に反映されています。
 曲順は、作曲された1番、4番、2番、3番の順に配列されています。
■ユベール・スダーン
オランダ・マーストリヒト生まれ。ブザンソン国際指揮者コンクール優勝、カラヤン国際指揮者コンクール第2位、グィード・カンテルリ国際コンクール優勝に輝いている。
メルボルン交響楽団首席客演指揮者、フランス国立放送フィルハーモニー管弦楽団、ユトレヒト交響楽団、パルマのトスカニーニ交響楽団、フランス国立ペイ・ドゥ・ラ・ロワール管弦楽団の音楽監督などを歴任。そして13年間にわたるザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団の音楽監督を経て、2004年9月に東京交響楽団の音楽監督に就任、現在に至る。
これまでに、ベルリン・フィル、ミュンヘン・フィル、ロンドン響、ロンドン・フィル、ミラノ・スカラ座歌劇場管、ドレスデン・シュターツカペレ、バンベルク響、ウィーン響、シュトゥットガルト、ハンブルク、フランクフルトの各放送交響楽団など数多くの主要オーケストラと共演し、オペラの分野でもバスティーユ・オペラや、パルマ、カターニァ、パレルモ、トリエステ、ボローニャなど、多くのオペラハウスで精力的に活動している。2004年7月、ザルツブルク市名誉市民およびオーストリア・ザルツブルク州ゴールデン勲章を授与された。
■東京交響楽団
1946年創立。音楽監督にユベール・スダーン、桂冠指揮者に秋山和慶、常任指揮者に大友直人、正指揮者に飯森範親、首席客演指揮者にニコラ・ルイゾッティを擁する。活動の特色の一つに邦人作品を含む現代音楽の初演があり、これまでに文部大臣賞、音楽之友社賞、京都音楽賞大賞、毎日芸術賞、モービル音楽賞、サントリー音楽賞など数々の賞を受賞している。新国立劇場においてもオペラ・バレエ公演を毎年担当。新潟市とは準フランチャイズ契約を結び、1999年から定期演奏会や特別演奏会を開催している。2004年からは川崎市のフランチャイズ・オーケストラとして、ミューザ川崎シンフォニーホールで定期演奏会をスタートさせ、活動の場を拡げている。2009年2月、2008年度サントリーホール定期演奏会におけるシューベルト・ツィクルスが「第21回ミュージック・ペンクラブ音楽賞/コンサート・パフォーマンス(日本人アーティスト)部門」を受賞した。

STUDIO FROHLA

BB 2105
¥2800
「Happy- Go- Lucky!」
 (1)E. クック:Bolivar
 (2)J.G. ロパルツ:小品 変ホ短調
 (3)中村典子:ガンジン・ウェイ
 (4)スッペ:君にバラを~オペレッタ『ボッカチオ』より
 (5)ミレッカー:深紅のバラ~オペレッタ『ガスパローネ』より
 (6)ドゥメルスマン:序奏とポロネーズ op.30
 (7)ブルーメ:‘ハイク’パーミュテーションズ
 (8)ヨルゲンセン:組曲 作品 22
 (9)シューベルト:鳩の使い~歌曲集『白鳥の歌』より
〔ボーナス・トラック〕
 (10)クラーク:いとこたち
 (11)バグダサリアン:シマリスの歌
田中宏史(トロンボーン)
近藤麻由(ピアノ)
田中紫織(マリンバ、パーカッション1 3 4 5)
平田慎(バストロンボーン7)
藤島謙冶(トランペット10)
野々山未帆(ピアノ11)
名フィル首席トロンボーン奏者、田中宏史のアルバム!

録音:2009 年 11 月 5,6 日/ 2007 年 5 月 3 日(11)、2010 年 4 月 4 日(7、10、11)

名古屋フィルハーモニー交響楽団の首席トロンボーン奏者、田中宏史のアルバム。濃厚な旋律美に溢れたロパルツ作品や、ドゥメルスマンの超絶技巧作品など、田中の実力が遺憾なく発揮された演奏には圧倒されます。また、委嘱作品も多数含んでいるのも興味深いところ。中村典子の「ガンジン・ウェイ」は、鑑真にまつわる作品。鑑真が 6 度目の渡航で日本に渡ったことに因み、「6」という数字をキーに中国的な雰囲気の響きの中曲が進みます。ブルーメの ‘ハイク’・パーミュテーションズでは、ジャズを思わせる軽快なパッセージを響かせます。トロンボーンとは思えないような甘やかな音色、揺るぎないテクニックと抜群の音程感覚など、田中の魅力のすべてがあますところなくおさめられています。
元フィラデルフィア管弦楽団のトロンボーン奏者で、現インディアナ大学教授の M.D. ステュワート氏は「HIROSHI が素晴らしい CD を創りあげた。非常に音楽性の高いトロンボーンの演奏に加え、素晴しい音色と躍動的な演奏スタイルが聴かれる。よく知られた作品から今回のプロジェクトの為に委嘱されたものが加えられ、多様性と創造性がうかがえる。更に、様々な手法によるアンサンブルが色彩感を高め、心から楽しめる CD に仕上がっている。」という賛辞を寄せています。
B 2922
¥2500
「真夜中のコンガ」
 (1)レクオーナ:真夜中のコンガ
 (2)ルイス・ヘラルド・ヴィテリ:かかし
 (3)イグナシオ・セルバンデス:Los Tres Golpes(3 つのノック )
 (4)グアスタヴィーノ:10 の民謡より
 (5)レクオーナ:Ahi viene el Chino 中国人がここに来る
 (6)セルバンテス:L Velorio(お通夜)
 (7)ヒナステラ:美しい娘のダンス
 (8)マヌエル・サウメル・ロブレド:Tu Sonrisa(あなたの笑顔)
 (9)グアスタヴィーノ:カンタレーナ第 1 番
 (10)セルバンテス:No Bailes Mas( もう踊ってはいけない )
 (11)フアン・ホセラモス:南のミロンガ
 (12)ヒアナヴァロ:Pasillo
 (13)レクオーナ:ダンツァ・ネグラ
 (14)サウメル:ラメントス・デ・アモール
 (15)ホアン・モレル・カンポス:No me toque(s さわらないで)
 (16)マヌエル・ポンセ:インテルメッツォ
 (17)セルバンテス:
  4 手連弾のための 3 つのキューバのダンス
   「カマグエイ」、「ロシータ」、「操り人形」
 (18)セルバンテス:さようならキューバ
 (19)モレイロ:ホロッホ
森川実千代(ピアノ)
伊藤正美(ピアノ17)
森川実千代が鮮やかに奏でる南米のピアノ作品集

南米ピアノ作品集。賑やかなリズムの連弾から、ノスタルジックでロマンティクな旋律美の「さようならキューバ」など、色とりどりの作品が並びます。ヒナステラの「美しい娘」は複雑なハーモニーと美しい旋律、そして南米の大地を思わせる雄大な音楽。メキシコの空気を知るピアニスト、森川実千代が瑞々しい感性で多彩な世界を紡ぎます。
=森川実千代(ピアノ/プロフィール)=
長野県出身。桐朋学園高校、同大学卒業後、メシキコへ渡り孤児院で音楽教師としてボランティア活動をする。その間、黒沼ユリ子アカデミーでの伴奏、グアダラハラ日本人補習校で合唱指導を行う。マンハッタン音楽院修士課程修了。マネス音楽院プロフェッショナルスタディーズ修了。日本、ヨーロッパ、アメリカ、中南米で演奏活動を行う。日本—ハリスコ州政府友好記念コンサートにて、ゲストソリストとしてハリスコフィルハーモニックオーケストラと共演。イグナシオ・セルバンテス国際ピアノコンクール(キューバ)にて特別賞を受賞。ヘルマン・ディエス、ジェローム・ローズ、カール・U・シュナーベル、ヒューゴ・ゴールデンツバーグ、高橋従子各氏に師事。現在、グリニッジハウス音楽学校、サードストリート音楽学校でピアノ教師として、また伴奏者としても活躍している。

キング・インターナショナル

KKC 29
¥2800
J.S. バッハ:ゴルトベルク変奏曲 BWV988 セルゲイ・シェプキン(ピアノ)
現代のバッハ弾きセルゲイ・シェプキン /ゴルトベルク変奏曲、満を持して 13 年振りに再録音した衝撃の演奏

録音:2008 年 7 月 22 日ジョーダンホール、ニューイングランド音楽院(ボストン)/71’52

全く新しい解釈で聴衆を驚嘆させた衝撃の初来日の一年後、シェプキンは 13 年振りにゴルトベルク変奏曲を再録音。多彩な装飾音、生気に満ちた演奏は変わらずに、新たな解釈を加え音楽に一層深みを与えた充実の演奏となりました。今回もすべてのリピート(アリア・ダ・カーポ以外)を繰り返していますが、シェプキン自身はこの作品の複雑な素材に「ニ度生きる」機会を与え、より宇宙的な広がりを加えたと語っています。1995 年の最初の録音以降、何度も演奏し、その中で変化していった解釈を知識、想像、センスを用い新たなゴルトベルク変奏曲を世に放ちます。

もしあの世が存在するのなら、私はグールドに会いたいと思います。彼はいつでも私の偉大なヒーローでしたから。しかし、私が再録したのは、グールトが 1981 年に考えたのと同じ理由があったからです。セルゲイ・シェプキン(解説より)

セルゲイ・シェプキン・プロフィール
ロシアのサンクトペテルブルク生まれ。サンクトペテルブルク音楽院で、アレクサンドラ・ジュコーフスキー、グリゴリー・ソコロフ、アレクサンダー・イカレフにピアノを師事し、1985 年に最優等で卒業。1990 年にアメリカに渡り、ボストンに移住。ニューイングランド音楽院でラッセル・シャーマンのもとでさらに研鑽を積み、1992 年に演奏ディプロマを、1999 年には音楽芸術博士号を取得。1994 年から 1998 年には伝説的なフランス系アメリカ人ピアニストのポール・ドグローに師事。現在、ニューイングランド音楽院の予備校及び継続教育部門教員およびピッツバーグのカーネギーメロン大学ピアノ科准教授。
2007 年に東京のすみだトリフォニーホールでバッハのゴールドベルク変奏曲を演奏し、日本デビューを果たした。以来、彼は毎年同ホールで演奏している。
また京都コンサートホール、札幌コンサートホール Kitaraでもリサイタルを行う。1993 年にカーネギーホールのワイル・リサイタル・ホールにてニューヨーク・デビュー。その後アメリカ内外の主要会場や多くのコンサートシリーズに出演している。
ニューヨーク・タイムズ紙は彼を「ロマンティックな扇動者」、「称賛すべきブラームス愛好者」と呼び、ニューヨーク・サン紙は、彼がニューヨークのバージミュージックで演奏したムソルグスキーの《展覧会の絵》を 2004 年のベスト・パフォーマンスの一つと絶賛した。ボストン・グローブ紙は、シェプキンは「非凡で、唯一無二の才能と誠実さをもったアーティストであり、多様性に富んだアプローチと洞察力とをまとめあげている」と述べている。またミュージックウェブ・インターナショナルの最近のレビューでは、シェプキンの演奏を「衰えを知らない演奏」と評している。

《公演情報》2010 年 11 月 19 日(金) すみだトリフォニーホール 19:00 開演
KKC 5114
¥3000
鉄オタクラシック〜ピアノ曲編
 (1)マルセル・ポート:出発進行
 (2)アルカン:鉄道 Op.27
 (3)ロッシーニ:楽しい汽車の小旅行
 (4)ラフ:汽車旅行 Op.160 の 2
 (5)ボルトキェヴィチ:元気でね Op.21 の 2
 (6)同:発車 Op.21 の 4
 (7)ニーマン:鉄道に乗って Op.36 の 8
 (8)オタカル・シーン:鉄道で
 (9)ヴェールリ:鉄道で Op.17 の 2
 (10)ブルクハルト:鉄道に乗って
 (11)セレーニ:轟音通過
 (12)デシェヴォフ:線路 Op.16
 (13)イジー・パウエル:電話線の音楽
 (14)ハンゼルマン:3つの鉄道小品
  【蒸気機関車ティガーリ/オリエント急行/ミカド 1244 型】
 (15)デッサウ:小列車
 (16)クシェネク:流線形列車 Op.83 の 7
 (17)ミヨー:「青い列車」より雌鶏とスケコマシの合唱
 (18)プーランク:鉄道で
 (19)オネゲル:豆汽車
 (20)マルティヌー:幽霊列車
 (21)オネゲル:パシフィック231(作曲者自編による連弾版)
 (22)ブレスゲン:野ざらし廃車両の歌
 (23)イェジャーベク:ケーブルカー
 (24)ガルシチャ:列車内で Op.5 の 2
 (25)スリーマ・ストラヴィンスキー:機関車
 (26)トーマス=ミフネ:小機関車
 (27)ハンゼルマン:鉄道ソナチネ
イェルク・ハンゼルマン (Pf)
ザンドラ・ハンゼルマン (Pf 連弾 )
4,21,26
お待たせしました。大好評「鉄オタクラシック」第2弾!今回は鉄オタ中の鉄オタピアニスト、ハンゼルマン渾身のピアノ編。ロッシーニが、ラフが、クシェネクが鉄道音楽を遺していた!

DDD、71’51”、PR EZIOSO、[800.062]、輸入盤・日本語解説書付

世の鉄道ファンを狂喜させ、大きな反響を呼んだ「鉄オタクラシック~オーケストラ編」。お待たせの続編登場です。今回は古今の作曲家が鉄道を題材にしたピアノ曲集。
超絶技巧の要求されるアルカン、途中で脱線して葬式になってしまうロッシーニの作品は割と有名ですが、ヴァイオリン曲「カヴァティーナ」で知られるラフや小川典子が録音した組曲「日本」の作曲者ヴァルター・ニーマンに鉄道作品があるとは驚き。さらにロシア・アヴァンギャルドのデシェヴォフの未来派風なものやクシェネクの十二音作品、さらにチェリストのトーマス=ミフネからストラヴィンスキーの令息スリーマまで仰天の作品が並びます。そのすべてがオリジナル作品なのだからこれまたビックリ。
いずれも快速に進む汽車を表現するため、トッカータ風音楽となっていますが、非常にピアノ向きで、技巧的な指さばきと迫力が楽しめると同時に、作曲者の母国であるヨーロッパ各国ならではの民族色も現れていて興味津々。
これらを演奏するのはルクセンブルクのピアニスト、イェルク・ハンゼルマン。ベルン音楽院で学んだ後、ケントナーやホルショフスキにも師事した実力派。アルカンの「鉄道」で見せる曖昧さのない強靭なテクニックの持ち主。同時に強度の鉄オタで、収録曲はすべて自分で調べ、集めたというつわもの。
鉄オタならではの痒い所に手の届く絶妙な表現を繰り広げています。3曲ある連弾曲は夫人が共演「、亭主の好きな赤烏帽子」を実践していると申せましょう。ハンゼルマンはシャーンドル・ヴェレシュ門下の作曲家でもあり、自ら鉄道音楽を作曲、自演。超あっぱれな要注目ピアニストの登場です。

ソニー

SICC-1415
\2520
チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲ニ長調作品35
プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲第2番ト短調作品63
神尾 真由子
SICC-1413/4
(CD+DVD)
\2940
※初回限定盤
情熱の炎と化した神尾のヴァイオリンが、聴く者の心を溶かしつくす
神尾真由子のトレードマーク、チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲。2007年6月、第13回国際チャイコフスキー・コンクールで居並ぶ審査員と耳の肥えた聴衆を圧倒して優勝を飾ったのがこの協奏曲であり、世界各地のオーケストラとの共演でも取り上げている、神尾にとってのキー・レパートリーともいえる重要な作品です。名門RCA Red Seal専属契約第3弾で、ついにその黄金のレパートリーの録音が実現! これこそ全音楽ファンが待ち望んだアルバムです。
カップリングは、20世紀ロシアの大作曲家プロコフィエフの人気曲、ヴァイオリン協奏曲第2番。1935年にマドリッドで初演されたこの作品は、伝統的なロシア民謡を思わせる素朴なヴァイオリンの旋律が耳を捉える、第1楽章からして明快で聴きやすい作風が特徴。神尾にとってもチャイコフスキーに匹敵する得意曲です。父クルトの血を受け継ぎ、ロシア音楽には一家言を持つトーマス・ザンデルリンクが、イギリス最古のオーケストラ、名門ハレ管弦楽団から重厚なソノリティを引き出して十全のバックアップを行っています。
初回生産限定盤はDVD付きの2枚組。マンチェスターでのレコーディング・セッションの模様が、神尾、ザンデルリンク、プロデューサーへのインタビューとともに収録されています。(ソニー)

日本コロムビア

COCQ-84825
¥3000
イスラメイ− 100年の時を経て甦る、ピアノの黄金時代
 チャイコフスキー(グレインジャー編):
  花のワルツにもとづくパラフレーズ 
 サン=サーンス(ゴドフスキー編):白鳥
 バラキレフ:イスラメイ
 グリンカ(バラキレフ編):ひばり
 ファリャ:アンダルシア幻想曲
 グリフス:スケルツォOp.6の3
 スクリャービン:幻想曲 作品28
 ラヴェル:ラ・ヴァルス
長富彩(P)
1912製ヴィンテージ・スタインウェイ使用(Steinway CD368)
録音:2009年12月3〜5日、2010年8月11日、 ふれあいプラザさかえ文化ホール(千葉県印旛郡栄町)
*使用ピアノ【CD368】について 
スタインウェイ&サンズ社は、1853年ニューヨークに設立されたメーカーである。 
パデレフスキー、ラフマニノフ、ルビンシュタイン、ホロヴィッツ、グレン・グールドなど世界的な巨匠たちが愛用したピアノ、ニューヨーク・スタインウェイ。自由とお金を求めてニューヨークに集まってきた、ロシアやヨーロッパの巨匠たち。彼らがピアノに求めた音色、タッチ、及びその反応に答えるべく、スタインウェイは、次々に改良を加え、近代ピアノの構造を完成させた。
この録音で使用された1912年製のCD368(CDとは、Concert D型の略)は、スタインウェイ本社コンサート部の貸出用として当時活躍していた楽器だ。1900年代初頭のスタインウェイは、ゴールデンエイジと呼ばれるほどクオリティが高い。それは先に述べたように巨匠達の時代真っ只中であり、近代クラシックの黄金時代の楽器だからである。
1800年代のロマン派独特の香りを残し、太い重低音と輝かしい高音、メロウな中音域、豊かな色彩を持つこの楽器は、多くの巨匠達と過ごしてきたキャリアの余裕すら感じられる。まさにクラシック黄金時代のすべてを語ってくれるであろう。
COCQ-84843-53
(11CD)
¥6930
ショスタコーヴィチ:交響曲全集(全15曲) 
 DISC-1 交響曲 第1番&第15番
 DISC-2 交響曲 第5番&第2番《十月革命に捧げる》
 DISC-3 交響曲 第9番&第3番《メーデー》
 DISC-4 交響曲 第4番
 DISC-5 交響曲 第6番&第12番《1917年》
 DISC-6 交響曲 第7番《レニングラード》
 DISC-7 交響曲 第8番
 DISC-8 交響曲 第10番
 DISC-9 交響曲 第13番《バービー・ヤール》
 DISC-10 交響曲 第11番《1905年》
 DISC-11 交響曲 第14番(「死者の歌」)
エリアフ・インバル指揮
ウィーン交響楽団
全世界にインバルの名を知らしめたマーラーに始まって、ラヴェル、ベルリオーズへと、短期間にある作曲家の作品を集中的に録音・発表することによってその全体像を明らかにするというインバルのアプローチとそれを実現させる力量は、このウィーン交響楽団とのショスタコーヴィチ全集に至って、一段と大きな成果を生みました。全体主義政権下における芸術家の苦悩、そしてその作品の本質への理解を後世に託したショスタコーヴィチの心の声が、今改めて全15曲を俯瞰することによって、より深く感得されることでしょう。歌詞対訳付き  録音:1990年1月&11月、1991年1月&3月、1992年1月、5&10月、1993年4月、5月&6月(ウィーン、コンツェルトハウス) 1990年6月&11月(ウィーン、ムジークフェライン)  CDエキストラ仕様(DISC-11)

ワーナー

WPCS-12440/50
(11CD)
\5500

ブルックナー:交響曲全集
 (交響曲ヘ短調 交響曲第0番含む)
インバル指揮
フランクフルト放送響

インバルは、イスラエル出身の名指揮者。2008年4月から東京都交響楽団のプリンシパル・コンダクターに就任し、日本での公演も多い。2009年よりチェコ・フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者も務める。ワーナークラシックに残したブルックナーの全集録音は高い評価を受けており、今回は待望のBOXリリースとなる。
インバルは、2010年11月20日〜30日に東京都交響楽団と公演予定。


JVC XRCD

発売延期
JMXR 24700
(2XRCD)
特別価格¥4200
(1)ブルックナー:交響曲第 8 番 ハ短調(ノヴァク版)
(2)ベートーヴェン:交響曲第 2 番 ニ長調 Op.36
(3)同:交響曲第 7 番 イ長調 Op.92
ロヴロ・フォン・マタチッチ(指揮)
NHK 交響楽団
マタチッチ最後の来日公演!かつて日本コロムビアで発売されていた名演が 新たな鮮烈サウンドでよみがえる

JVC が XRCD を出し始めたとき僕は音の素晴らしさに一驚した。そのXRCDでマタチッチN響84年来日ライヴがリリースされることになった。こんなよろこびが又とあろうか —宇野功芳—

録音:(1)1984 年 3 月 7 日 N 響 第 925 回定期公演ライヴ(NHK ホール) (2)1984 年 3 月 14 日 N 響 第 926 回定期公演ライヴ(NHK ホール) (3)1984 年 3 月 23 日 N 響 第 927 回定期公演ライヴ(NHK ホール)
[リマスタリング ・ エンジニア]杉本一家(JVC) [音源提供]NHK / NHKサービスセンター

この度 NHK のオリジナルテープを JVC 横浜スタジオに持ち込み、じっくり細心の注意をはらいトランスファーいたしました。NHK のテープが NHK以外のスタジオに持ち込まれるのは異例で NHK 職員立会いのもと厳重に作業が進められました。結果は予想を上回る音質の良さで驚きを禁じえません。演奏はいわずもがなの名演中の名演ですが、評論家宇野功芳は、さらに今回の XRCD の出来栄えを下のように激賞しておられます。

『ベートーヴェンの 2 曲は、もちろん既発売のコロムビア盤に比べ、大きな差をつけているが、最近 NHK から出た DVD と比べても感動はさらに大きい。
それだけ音質が優れているということになる。ブルックナーも旧 CD よりはるかに良い。本 CD の価値は不滅であろう。なにしろブルックナーといえばマタチッチにとって最も大切な作曲家、わけても 8 番は得意中の得意だからだ。84 年 3 月 7 日、NHK ホールの 1 階席最前列にすわって聴いたときの、手に汗にぎる感動が昨日のことのように思い出されてくる。コーダの豪快な迫力についてはいわずもがなであろう。ベートーヴェンの 2 番と 7 番ではやはり後者の迫力が凄い。当日 NHK ホールにすわっていたぼくの感動、魂の震撼はとてもとても筆舌に尽くせるものではなかったのである。』—宇野功芳— ライナーノーツより



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