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第54号マイナー・レーベル新録音新譜(6)



ARTA

F 10179
¥2300
リトムニェジツェ、聖シュチェパーン大聖堂のオルガン
 J・S・バッハ(1685-1750)/
  ヴィルヘルム・ミッデルシュルテ(1863-1943)編曲:
   シャコンヌ
 フランツ・シュミット(1874-1939):
  トッカータ ハ長調(1924)
 メンデルスゾーン(1809-1847):
  前奏曲とフーガ ト長調 Op.37 No.2
 マルコ・エンリコ・ボッシ(1861-1925):
  主題と変奏曲 Op.115
 フィデリオ・フリードリヒ・フィンケ(1891-1968):
  7つのコラール前奏曲 から
    第2番「キリスト、私たちに幸福を与えてくださるお方」
    第1番「ああ、罪を犯した私は何をすべきか」
    第3番「神がなされることは、良きことである」
 ヤロスラフ・トゥーマ(1956-):歌え、歌え、シュチェパーンよ
ヤロスラフ・トゥーマ(オルガン)
使用楽器:1941年、イェームリヒ・オルガン工房(ドレスデン)
録音:2009年9月、リトムニェジツェ(チェコ)、聖シュチェパーン大聖堂 

BMC

BMC CD165
¥2200
「神の降臨のためのアンブロジア聖歌集」
 (フランキノ・ガフリオ(1451-1522)作曲の作品を含む)
  (1)神の降臨のためのミサ (2)神の降臨のための晩祷
スコラ・フンガリカ
 (男声、女声、混声)
爽やかな初期ポリフォニー宗教音楽集!演奏も録音も最優秀です。

録音:2008年

キリスト教初期の聖歌と言われるアンブロジア聖歌を収録。このディスクでは一つのミサ曲として成立するよう、構成されています。一部、ルネサンスの作曲家フランキノ・ガフリオ(1451-1522)の作品を転用しています。時に単旋律、時に呼び交し(アンティフォナ)、豊かなハーモニーと様々なスタイルが楽しめます。初期ポリフォニーは古拙ながら素朴な木彫りの像を見るようで逆に聴き手を敬虔な気持ちにさせてくれます。
BMC CD172
¥2200
「ビザンチン・モザイク」
 〜ギリシャ=ビザンチン聖歌と様々な無伴奏聖歌集
  ギリシャ・ビザンチン聖歌/ グリンカ/
  スチェヴェアヌ/ムソルグスキー/チャイコフスキー/
  チェスノコフ/ラフマニノフ/ボクシャイ/クリストフ/
  ブブノ/フィリップ/ゾムボラの作品
タマーシュ・ブブノー(指揮)
聖エフレム男声合唱団
録音:2009年

ギリシャ正教に関わる新旧様々な宗教合唱曲を収録。聖エフレム男声合唱団は2002年結成のハンガリーの男声コーラス。リストの男声合唱曲集第1集(BMCCD168)が発売になり、好評を得ています。力強く分厚いハーモニーの一方、ファルセットを使用した繊細なアンサンブルを奏でる。

CD ACCORD

ACD 147
¥2200
イザイ:無伴奏ヴァイオリンのための6つのソナタ Op.27
 (第1番 ト短調/第2番 イ短調/第3番 ニ短調/
 第4番 ホ短調/第5番 ト長調/第6番 ホ長調 )
ヴォイチェフ・コプロフスキ(ヴァイオリン)
ポーランドの若き名手コプロフスキのイザイ

録音:2008年11月,2009年5,6月,ワルシャワ、65'01

偉大なヴァイオリニスト、ウジェーヌ・イザイ(1858-1931)が、6人のヴァイオリニストを想定して作曲した無伴奏ヴァイオリン・ソナタ集を、ポーランドの名手ヴォイチェフ・コプロフスキが弾いた録音。コプロフスキは1987年、ポーランド中央部のウッチの生まれ。音楽家の家系で、4歳でヴァイオリンを始める。2003年のルートヴィヒ・シュポア国際ヴァイオリン・コンクールで第4位、2009年、マックス・レーガー国際室内楽コンクールで優勝など数多くのコンクールの受賞暦を誇っている。コプロフスキは抜群のテクニックでこの難曲を軽々と奏でつつ、しかもその音楽にはどこか孤独感が漂っている。優秀録音もコプロフスキの魅力を見事に伝えている。

DIVERSIONS

DDV64150
¥2200
「スマイル」
 〜トロンボーンによるジャズ・スタンダード・ナンバー
  大晦日に何してるの?/星に願いを/
  ハウ・ハイ・ザ・ムーン/でも綺麗/キャラヴァン/
  夜も昼も/アルフィ(バート・バカラック)/
  ティコ・ティコ/スペイン(チック・コリア)/
  スマイル(チャップリン)/ほか全16曲
キャロル・ジャーヴィス(Trb)
ロデリック・ダンク指揮オーケストラ
ムード満点!癌を克服した美形トロンボーン奏者キャロル・ジャーヴィスのジャズ・スタンダード集!

録音:2009年

キャロル・ジャーヴィスはイギリス王立ノーザン・カレッジでトロンボーンを学び、その後イギリスの主要オーケストラにソリストとして度々共演。また映画のサウンド・トラックにも数多く参加している若手女流トロンボーン奏者。彼女は2004年にわずか26歳でホジキン・リンパ腫と診断され、病魔と闘ってきました。このCDもイギリス国内盤の収益は、ガン患者をサポートしているマクミラン財団へ寄付されています。
ここではポップス・オーケストラをバックにヴィブラートのかかったメープル・シロップのように甘いトロンボーンを聴かせてくれる。ジャズのテイスト満点のオーケストラ・アレンジも優秀。
DDV24152
(DUNELM SERIES)
¥2200
「ストリングス・イン・ジ・アース・アンド・エア」
 〜イギリス田園楽派モーラン、ウォーロック、スターンの歌曲集
  E.J.モーラン(1894-1950):ノーフォーク地方の6つの民謡/
  ジェームズ・ジョイスの詩による7つの歌曲
   ピーター・ウォーロック(1984-1930):
    キャンドルの光/
  3つの歌曲 ジェフリー・スターン(1935-2005):
   ワーズワースの詩による3つの歌曲/
  ジェームズ・ジョイスの詩による4つの歌曲/伝説
ポール・マーティン=ウェスト(T)
ナイジェル・フォスター(Pf)
イギリス音楽マニア必聴!モーラン、ウォーロック、スターンの歌曲集

録音:2005年12月ロンドン(制作:Dunelm Records)

20世紀初頭、変貌する激動の時代に背を向けるかのように都会を離れ、大自然に分け入り、ひたすら静かに己の内面の世界に沈潜する作曲家たちがイギリスに存在した。ディーリアスがその代表的作曲家だが、このディスクにはディーリアスの次の世代に属する作曲家の歌曲を収録。ジェームズ・ジョイス、ワーズワースの詩やスコットランド、アイルランド民謡に基づく歌で、どれも控えめながら幻想的な雰囲気に溢れている。微妙に半音階的ではっきりしないハーモニーはまさにイギリス、アイルランドの曇りがちな空の色。イギリス音楽ファンは必聴です。

DIVINE ART

DDA25089
¥2200
「ザ・ジャズ・エイジ」〜ピアノ・デュオ作品集
 (1)ガーシュイン:「パリのアメリカ人」(作曲者編)
 (2)エドワード・バーリンガム・ヒル(1872-1960):ジャズ・スタディ
 (3)ダリウス・ミヨー(1892-1974):「世界の創造」(作曲者編)
 (4)アレクサンデル・モイゼス(1906-84):ジャズ・ソナタ
 (5)マティアス・セイバー(マチャーシュ・シェイベル,1905-60):
  やさしいダンス(抜粋)
 (6)ホーギー・カーマイケル(1899-1981):
  スター・ダスト(ルイス・マーカー編)
 (7)ガーシュイン:
  エンブレイサブル・ユー(グレインジャー&ホイットニー編)
ゴールドストーン&クレモウ(ピアノ・デュオ)
 【アンソニー・ゴールドストーン&
  キャロライン・クレモウ(クレモフ)】
名人コンビ、ゴールドストーン&クレモウのデュオによるジャズの影響を受けたピアノ作品集!作曲者編「パリのアメリカ人」「世界の創造」も聴ける!

録音:2010年

アンソニー・ゴールドストーンとキャロライン・クレモウのコンビはイギリスではよく知られた夫婦ピアノ・デュオでモーツァルトからシューベルト、現代作品まで広いレパートリーを持っている。ここに収められたジャズに影響を受けた作品集は作曲者オリジナル編曲の「パリのアメリカ人」を始め、ジョージ・アンタイルを思わせるヒルの「ジャズ・スタディ」(掘り出しものといってもよい名品!)、ラヴェルを思わせるモイゼスの「ジャズ・ソナタ」など珍しいが楽しい作品が目白押し。シメはスタンダード・ジャズの「スター・ダスト」に「エンブレイサブル・ユー」としゃれた1枚。
DDA25088
¥2200
J.S.バッハ(1685-1750):オルガン作品集
 「目覚めよと呼ぶ声が聞こえ」BWV.645
 パッサカリア ハ短調 BWV.582
 「おお主なる神,われを憐れみたまえ」BWV.721
 幻想曲 BWV.572
 「おお人よ、汝の大いなる罪を嘆け」BWV.622
 トッカータ ハ長調BWV.564
 「これぞ聖なる十戒」BWV.678
 前奏曲とフーガ 変ホ長調 BWV552
デヴィッド・ハミルトン(Org)
録音:2010年2月キャノンゲート教会,エディンバラ

J.S.バッハのオルガン名曲を収録。ハミルトンはグラスゴーの大学でオルガンを学んだ後、オランダで古楽全般について研鑽を積んだ。イギリス王立音楽院のオルガン・コンクール、ヨーロッパ・オルガン・コンクールの優勝者。現在はブクステフーデのオルガン作品全集の録音に取り組んでいる。

GENUIN

GEN 10190
¥2200
「フレデリック・ショパンの最後の言葉」
 ショパン:
  (1)舟歌 嬰ヘ長調 Op.60
  (2)ピアノ・ソナタ第3番 ロ短調 Op.58
  (3)子守歌 変ニ長調 Op.57
  (4)2つの夜想曲Op.55(ヘ短調Op.55-1,変ホ長調Op.55-2)
  (5)3つのマズルカ Op.59
   (イ短調Op.59-1,変イ長調Op.59-2,嬰ヘ短調Op.59-3)
  (6)バラード ヘ短調 Op.52
エリナ・ゴトソウリアク(ピアノ)
ラトヴィアのピアニスト、ゴトソウリアクのショパン後期作品集

DDD、78'33

ショパンの作品50から60までの名作を集めている。ゴトソウリアクは1979年ラトヴィアのリガ生まれ、4歳からピアノを学び、リガでピアノとチェンバロを学ぶ。その後チューリヒでブーフビンダーに学び、様々なコンクールで優勝を得て注目を浴びた。現在ではソリストとして各地で活躍している。
GEN 10531
¥2200
「珠玉の名曲」
 ゼンガー(ハイフェッツ編):インテルメッツォ・スケルツォーソ
 ラフマニノフ(ハイフェッツ編):ひなぎく
 ファリャ(コハンスキー編):「七つのスペイン民謡」〜ホタ、ナナ
 ファリャ(コハンスキー編):「恋は魔術師」〜パントマイム
 クライスラー:真夜中の鐘,美しいロスマリン
 ドヴォルザーク(クライスラー編):スラヴ舞曲第1番
 ヴィラ=ロボス:黒鳥の歌
 ブラームス(ヨアヒム編):ハンガリー舞曲第1番,第2番
 サン=サーンス:序奏とロンド・カプリチオーソ
 ニン:カンティレーナ・ストゥリアーナ
 チャップリン(デュオ・インテルメッツォ編):コーヒーとケーキ
 グラナドス(クライスラー編):スペイン舞曲
 チャイコフスキー:メロディ
 プロヴォスト:ウィーンの思い出
デュオ・インテルメッツォ:
 【ラルフ・マティアス・カスパース(Vn),
 タマキ・タケダ=カスパース(Pf)】
洗練のヴァイオリン小品集、日本語解説付き

録音:2009年4月12-14日,ヘルフォルト、DDD、59'58(日本語解説付き)

「珠玉の名曲」という題名どおり、かつてヴァイオリンの巨匠たちが観客の喝采を浴びた洗練された小品を集めたCD。いずれも寛いだ気分で楽しめる名曲ばかりである。デュオ・インテルメッツォは、ヴァイオリンのラルフ・マティアス・カスパースとピアノのタマキ・タケダ=カスパースのデュオ。それぞれの細かい経歴は解説冊子にも見当たらないが、こうした小品を中心に演奏活動をしているとのこと。

KAIROS

12972KAI
¥2400
ゲーシュタ・ノイヴィルト(b.1937):作品集
 (1)弦楽四重奏曲1976
 (2)弦楽四重奏のための7つの小品
  (エルンスト・シュタインケルナーのために)(2008)
 (3)忘却の沸騰(ルーブリ・ブーイリ)(2008)
(1)(2)G.ヤッハ=ミッコ(Vn,Va)、D.ポリソイ
 ディス(Va)、A.リンデンバウム(Vc)
(1)A.ビク(Vn)
(2)S.シャフライトナー(Vn)
(3)D.ミシェル=ダンサク(声)
 エティエンヌ・シーベンス指揮
 クラングフォルム・ウィーン
録音:(1)1997/(2)2009/(3)2008年

ゲスタ・ノイヴィルトは1937年ウィーン出身の作曲家(女性作曲家のオルガ・ノイヴィルトとは別人)。10代のころ、ストラヴィンスキーの火の鳥や春の祭典を聴いて作曲家を志し、その後シェーンベルク、ヴァレーズ、ケージから影響を受けた。現在はベルリン自由大学で教鞭を取り、理論家、著述家としてフランツ・シュレーカーについての著作がある。作風はポスト・セリー主義から音群作法など、戦後の前衛技法をバランスよく取り入れた緊張感溢れる音空間を作り出している。
13052KAI
¥2400
ホセ・M・サンチェス=ベルドゥ(b.1968):
 歌劇《オーラ》(2007-2009)
  〜カルロス・フエンテスの同名の小説による
ホセ・M・サンチェス=ベルドゥ指揮
ノイエ・ヴォーカル・ゾリステン・シュトゥットガルト
ベルリン現代音楽室内アンサンブル
SWR実験スタジオ(ライブ・エレクトロニクス)
ヨアヒム・ハース(オーラフォン)
デュオ・アルベルディ&アイツピオレア
 (アコーディオン)
録音:2010年

KAIROSスペイン・シリーズ最新録音。サンチェス=ベルドゥのアルバム第2弾。第1作品集(12781KAI)は室内楽と管弦楽作品集で、この作曲家のおよその作風を知るのに打ってつけだったが、今回は大作オペラ。彼はマドリッドで学んだ後、フランクフルトでドナトーニ、ツェンダーに学んだ。作品は師匠ツェンダーやブライアン・ファーニホーの影響を感じさせるヨーロッパ前衛音楽の典型的な様式を体現している現代不条理オペラ。コンピュータの音響とアンサンブルの特殊奏法、ヴォーカルの特殊唱法が神秘の儀式のように粛々と進行する。
13092KAI
¥2400
ベルンハルト・ラング(b.1957):作品集
 (1)「飢餓の星」
  〜クリスティーネ・ラヴァントのテキストによる(2007)
 (2)「モナドロジーVII」〜アーノルドのために(2009)
シルヴァイン・カンブルラン指揮
クラングフォルム・ウィーン
(1)ザビーネ・ルッツェンベルガー(MS)
録音:2009年

ベルンハルト・ラングは現代音楽とともにジャズを学びドイツのジャズ・バンドのピアニストとしても活動する異色の作曲家。「飢餓の星」はメゾ・ソプラノによる一種のモノオペラで、声とアンサンブルのユーモラスで奇妙なやり取り。ジャズにも精通したラングの聞かせどころを押えた秀作。「モナドロジーVII〜アーノルドのために」はシェーンベルクの2つの室内交響曲から素材を取った5部からなるミニアチュール。
13102KAI
¥2400
セサル・カマレロ(b.1962):
 (1)「ヴァニシング・ポイント」
  〜2人の打楽器奏者と管弦楽のための(2007)
 (2)「デュラシオン・インヴィジブル」
  〜ヴァイオリン、チェロ、ピアノと2群の室内管弦楽のための(2009)
 (3)「雨の音を介して」(2000-04)
(1)(2)ペーター・ヒルシュ指揮
 スペイン国立管弦楽団
(1)ラファエル・ガルベス(Perc)、
 フアンホ・ギジェム(Perc)、
(2)(3)トリオ・アルボス:
 【ミゲル・ボレゴ(Vn)、
 ホセ・ミゲル・ゴメス(Vc)、
 フアン・カルロス・ガルバーヨ(Pf)】
録音:2008/2009年

カマレロはマドリッドに生まれたが、生まれて間もなく一家でニューヨークに移住。アメリカで音楽の教育を受けた。作風は限られた素材、点描的で鋭く刻み込まれる音のアタック、音色への神経質なまでの細かいこだわりなど、ブーレーズらポスト・セリエリズムの影響が強い。ヨーロッパでは既に広く知られ、アンサンブル・モデルン、クセナキス・アンサンブルなどから委嘱を受け、数々の現代音楽祭に招聘を受けている。

K&K

K&K 17
(2CD)
¥4600
ヘンデル:オラトリオ「エジプトのイスラエル人」(二部版) ミリアム・アラン(S)
サラ・ヴェーグナー(S)
デイヴィッド・オルソップ(CT)
ベンジャミン・ハレット(T)
シュテッフェン・バルバッハ(B)
ダニエル・ラシンスキー(B)
ユルゲン・ブッダイ(指揮)
ハノーファー宮廷楽団,
マウルブロン室内合唱団
マウルブロン修道院ライヴ・シリーズ、久々にヘンデルのオラトリオ!

録音:2009年9月27,28日,マウルブロン,DDD、96m

世界遺産であるマウルブロン修道院でのライヴ録音シリーズの新刊は、ヘンデルの「エジプトのイスラエル人」。ブッダイのヘンデルは、ピリオド楽器を使いつつも先鋭的でなく、人肌の温もりが感じられるのが大きな長所。独と英語圏混声のソリストたちも優秀である。マウルブロン修道院の優しい残響も心地よい。
K&K 93
¥2300→¥2090
「歌のないオペラ」
 ビゼー:「カルメン」
  (アンドレアス・N.タルクマンの編曲による組曲)
 モーツァルト:「ドン・ジョヴァンニ」
  (フォルカー・シュルツの編曲による組曲)
アルテ・アンサンブル
(Vn×2、Va、Vc、Cb、Cl、Hr、Fg)
歌のないオペラ!室内楽でカルメン&ドン・ジョヴァンニ!

録音:2009年6月6日,マウルブロン、DDD、56m

「カルメン」と「ドン・ジョヴァンニ」の“サワリ”を室内アンサンブルが演奏したもの。編成は、ヴァイオリン×2、ヴィオラ、チェロ、コントラバス、クラリネット、ホルン、ファゴット。レコード出現以前はこうした手頃な演奏が盛んで、往時の趣が楽しめる。アルテ・アンサンブルはハノーファーNDR放送フィルハーモニーの団員を中心に1993年に結成した室内アンサンブル。非常に達者な演奏である。

LYRINX

LYR 271
¥2200
ベートーヴェン:
 ピアノ・ソナタ第15番ニ長調 Op.28 「田園」
 ピアノ・ソナタ第9番 ホ長調 Op.14-1
リスト:ハンガリー狂詩曲第2番 嬰ハ短調,第12番 嬰ハ短調
パロマ・クーイデル(Pf)
期待の若手、クーイデル独特の翳りがあるベートーヴェン&リスト

録音:2009年9月15-19日,マルセイユ、DDD、69'22

パロマ・クーイデルは1987年11月4日、フランスのヨンヌ県に生まれたピアニスト。録音時はまだ21歳だったわけだが、音楽の完成度は非常に高い。技術的に高度なばかりでなく、音楽には独特の翳りが宿っており、それは当然ベートーヴェンのソナタでは大きな魅力となっている。驚いたことにリストのハンガリー狂詩曲でも、クーイデルのほのかに暗い音楽は変わらない。あの馬鹿陽気に弾きまくることもできるハンガリー狂詩曲第2番を、クーイデルは軽い鬱の混じった幻想的な音楽に仕立てており、まるで別の曲を聞くようだ。陰のロマンティシズムがお好みならお勧め。

MSR

MS1350
(3CD,ミドル・プライス)
¥5100→¥4790
「ヴィクトル・カラビス(1923-2006)の音楽」
 CD1)
  (1)ピアノ協奏曲第1番
  (2)交響曲第4番
  (3)バレエ音楽《2つの世界》
 CD2)
  (4)交響曲第5番
  (5)弦楽のための室内音楽
  (6)木管五重奏のためのディヴェルティメント
  (7)弦楽四重奏曲第2番
 CD3)
  (8)ハープシコードのためのカノン風インヴェンション
  (9)ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ
  (10)ピアノ三重奏曲
  (11)トロンボーン・ソナタ
(1)-(4)チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
(1)カレル・シェイナ(指揮)
(2)ズデニェク・コシュラー(指揮)
(3)イルジ・ビエロフラーヴェク(指揮)
(4)(5)ヴァーツラフ・ノイマン(指揮)
(1)(8)(9)ズザナ・ルージチコヴァ(Pf,Cemb)
(5)プラハ・チェンバー・ソロイスツ
(6)チェコ・フィル木管五重奏団、
(7)ヴラーフ四重奏団
(9)ヨゼフ・スーク(Vn)
(10)スーク三重奏団:
 【J.パネンカ(Pf)、J.スーク(Vn)、
  J.フッフロ(Vc)】
(11)ズデニェク・プーレツ(Trb)
 ヤン・ヴラーナ(Pf)
チェコ音楽界の名手勢ぞろい!20世紀チェコの国民的作曲家カラビス作品集成!スプラフォン音源初CD化!ロシア・東欧好きにはオススメ!

録音:(1)1957年、(2)1975年、(3)1984年、(4)1980年、(5)1965年、(6)1956年、(7)1965年、(8)(10)1976年、(11)1975年 (スプラフォン音源、モノ/ステレオ)

カラビス(1923-2006)は20世紀を代表するチェコの作曲家。決して多くの作品を残したわけではありませんが、ショスタコーヴィチ、プロコフィエフ、バルトークら旧ソビエト、東欧諸国の作曲家の影響を受けたダイナミックで聴き応えのある作品揃いです。演奏陣もカラビス夫人で名チェンバリストのルージチコヴァ(協奏曲ではピアノも弾いてます!)を初め、豪華な顔ぶれ。
MS1206
¥2200
「ジョシュア・ピアース〜シューベルト・レコーディングズ第3集」
 3つの即興曲D.946/メヌエットとトリオD.334/
 アンダンテD.29/ピアノの小品D.604/アダージョD.612/
 17のドイツ舞曲(レントラー)D.366/
 アンゼルム・ヒュッテンブレーナーの主題による変奏曲D.576
ジョシュア・ピアース(Pf)
ジョシュア・ピアースのシューベルト:ピアノ作品集第3集

録音:1996-1997年ニューヨーク

ピアースは古典派からロマン派、また現代音楽と幅広いレパートリーを持つピアニストで、当MSRに多くの録音がある。シューベルトにも意欲的に取り組んでおり、このアルバムは彼の3枚目のシューベルト作品集になる。
MS1378
¥2200
「サムシング・バロウド」〜チェロとピアノのための編曲集
 (1)ラヴェル(C.=テデスコ編):道化師の朝の歌
 (2)ラヴェル(バズレール編):ハバネラの形式による小品
 (3)フォーレ(カザルス編):夢のあとに
 (4)サラサーテ(トーマス=ミフネ編):ツィゴイネルワイゼン
 (5)ラフマニノフ(レナード・ローズ編):ヴォカリーズ
 (6)R.=コルサコフ(L.ローズ編):熊蜂の飛行
 (7)ショスタコーヴィチ(アトヴミヤン編):《明るい小川》よりアダージョ
 (8)シューベルト(カサド編):アレグレット・グラツィオーソ
 (9)R.クィルター(I.バックル編):3つの歌
 (10)シマノフスキ(コハンスキ編):《ロジェ王》よりロクサーナの歌
 (11)ショパン(ピアティゴルスキー編):夜想曲 嬰ハ短調
 (12)サラサーテ(L.ローズ編):ザパテアード・スパニッシュ・ダンス
 (13)J.S.バッハ(コダーイ編):「ああ、されどわれらが生命の何たるか」
ヨナタン・アースゴー(Vc)
イアン・バックル(Pf)
ロイヤル・リヴァプール・フィル首席アースゴーが弾くラヴェルからバッハまで、こだわりのチェロ編曲集

録音:2009年1月リヴァプール

名曲をチェロに編曲したアルバムは結構あるが、こちらの選曲はなかなかこだわっている。ラヴェルのスペイン情緒たっぷりの「道化師の朝の歌」はいったいどのように編曲するのかと思いきや、カステルヌーヴォ=テデスコの編曲はなるほど、と膝を打つほど見事にチェロの音楽になっている。その他にショスタコーヴィチ、シマノフスキと新たなチェロ名曲誕生という感想を持つほどの名編曲、名演奏。アースゴーはノルウェイの中堅チェリストで現在、ロイヤル・リヴァプール・フィルの首席を務める。広上淳一とハイドンのチェロ協奏曲を共演したこともある。
MS1132
¥2200
「マラソン」〜ホルン独奏のための音楽
 (1)V.ブヤノフスキー(1928-93):エスパーニャ
 (2)B.クロル(b.1920):ラウダティオ
 (3)P.バスラー(b.1963):5つの小品
 (4)L.クビーク(b.1946):魔法の角笛
 (5)S.バーグ(1929-2002):ホルン・ロック
 (6)P.バスラー:マラソン
 (7)L.D.グリアー(b.1950):空虚の地殻構造
 (8)M.アーノルド(1921-2006):ファンタジー
 (9)O.ケティング(b.1935):イントラーダ
 (10)D.リヨン(b.1938):パルティータ
 (11)L.E.ショウ(b.1930):トリペリー第4番
ミシェル・ステブルトン
 (Hr,ヤマハ863を使用)
珍しい!全曲無伴奏ホルン作品集レニングラード・フィルのブヤノフスキー作品から近作まで!

録音:1997年フロリダ州立大学レコーディング・スタジオ

ステブルトンはアメリカの女流ホルン奏者で国内の名だたるコンクールで優勝している。作品はレニングラード・フィルの首席ホルン奏者として名高いブヤノフスキーやマルコム・アーノルドの珍しいホルン独奏曲から、硬派な現代作曲家クビークまで、全曲ホルン独奏という珍しいもの。女流とはいえ、力強い響きを聴かせてくれる。ホルン・ファンは必聴である。
MS1338
¥2200
「トッド・クロウ/BBCレコーディング」
 (1)モシェレス:
  マリブラン・ドゥ・ベリオ夫人の追憶のための性格的オマージュ
 (2)メンデルスゾーン(リスト編):9つの歌
 (3)シューマン:自作の主題による変奏曲 変ホ長調
 (4)メンデルスゾーン:ピアノ・ソナタ ホ長調Op.6
トッド・クロウ(Pf)
録音:(1)(2)1992年1月ロンドン、(3)(4)1995年3月、ブリストル、 (BBCによる録音)

トッド・クロウは北米、南米、ヨーロッパを中心に活動するピアニスト。レパートリーもハイドン、シューベルトからタネイエフ、ドホナーニと幅広い。モシェレスの珍しいピアノ曲とリスト編のメンデルスゾーンの歌謡性あふれる歌曲編曲が聴きもの。
MS1235
¥2200
ブラームス:
 (1)7つの幻想曲Op.116/(2)3つの間奏曲Op.117/
 (3)ハイドンの主題による変奏曲Op.56b
(1)-(3)クリストファー・アッツィンガー(Pf)
(3)カスリン・アナンダ=オーウェンズ(Pf)
録音:2009年

クリストファー・アッツィンガーはミシガン出身のアメリカのピアニストでカナダ、ヨーロッパで活動している。クリアなタッチとブラームスと言えども重々しくならない爽やかさが持ち味。
MS1315
¥2200
「年月の移ろい」〜現代合唱音楽集
 (1)エリック・ウィテカー(b.1970):3つの花の歌/
 (2)ジョナサン・ドーヴ(b.1949):年月の移ろい/
 (3)ウィテカー:眠り/(4)M.ローリゼン(b.1943):バラの歌/
 (5)J.ベルモント=フォード(b.1939):音楽が愛の糧になれば/
 (6)ウィテカー:5つのヘブライ語の歌/(7)ウィテカー:少年と少女
ジョシュア・コープランド指揮
アンティオーク室内アンサンブル
 (声楽アンサンブル)
(6)クリスティーン・チャン(Pf)、
 ジェニファー・チョ(Vn)
録音:2008年

アンティオーク室内アンサンブルは女5名、男6名からなる声楽アンアンサンブル。現代的な抒情を感じさせる美しい合唱曲が揃っている。合唱曲や吹奏楽作品がよく演奏されるウィテカーを中心とした選曲。イギリスの作曲家ドーヴの「年月の移ろい」はテクスチュアといい、ハーモニーといいまるでS.ライヒのコピーでなかなか面白く、合唱音楽の領域でミニマル音楽がかなり浸透していることがわかる。
MS1351
¥2200
「コンヴェルサシオネス」
 〜デヴィッド・ローゼンマン=タウブ自作自演
  リスト風に、スカルラッティ風に、バッハ風に、ハイドン風に、
  シューベルト風に、シューマン風に、ブラームス風にほか全26曲
デヴィッド・ローゼンマン=タウブ(Pf)
録音:1997年

デヴィッド・ローゼンマン=タウブは1927年生まれのアメリカの作曲家、ピアニスト。タイトルを読むと「〜風」となっているので、様々な作曲家のスタイルを模倣しているような作品かと思いきや、あくまでそれは作曲者の主観で実際は無調、多調と典型的な現代音楽のスタイルで書かれている。
MS1357
¥2200
プロコフィエフ:
 ピアノ・ソナタ第8番Op.84/
 5つの小品Op.4/束の間の幻影Op.22
ジェリー・ウォン(Pf)
録音:2007-08年

ジェリー・ウォンはインディアナ大学、ピーボディ音楽院で学んだ中国系アメリカ人の若手。アメリカ、ヨーロッパ、アジアで活発に活動している。フィリップ・アントルモンに絶賛された期待の才能。
MS1363
¥2200
「ソング・トゥ・マイ・ラヴ」
 〜バスーンのためのブルガリアの歌と舞曲
  ヘイ・ストヤン/早朝/ガンキノ・ホロ/
  あなたはチューリップ、ヒヤシンス、それとも薔薇?/
  ソング・トゥ・マイ・ラヴ/ズラト・ガール/ほか全13曲
マリア・イェレツチェヴァ・ワイルドハーバー(Fg)
タニア・タコバ(Pf)
録音:2008-09年

マリア・イェレツチェヴァ・ワイルドハーバーはブルガリア生まれ。地元の音楽院を卒業後、渡米。イェール大学マスター・クラスに学び、その後ソリストとして世界各地で活動。このアルバムは彼女の母国ブルガリアの民謡やポップソングを彼女自身がバスーンとピアノのために編曲したものを収録、これがデビュー・アルバムとなる。「あなたはチューリップ、ヒヤシンス、それとも薔薇?」は「春の祭典」の冒頭を思わせる異国情緒あふれるメリスマティックな旋律が美しい。

MUSIC&ARTS

M&ACD 1242
(6CD,4枚価格)
¥8800
「ドメニコ・スカルラッティ:鍵盤ソナタ全集第2巻」
 パルマ写本第3巻(全30曲)
 パルマ写本第4巻(全30曲)
 パルマ写本第5巻(全30曲)
カルロ・グランテ(Pf)
カルロ・グランテが弾く異常にシャープで冴え渡るスカルラッティ第2集!

録音:2009年、パウル・バドゥラ=スコダの好意により氏所有のベーゼンドルファー・インペリアルを使用

カルロ・グランテはブゾーニ、ゴドフスキー、ソラブジなどを得意とする超絶技巧レパートリーでアムランと並びピアノ・マニアに注目される存在。近年はバロック音楽にも意欲を燃やし、現在ドメニコ・スカルラッティの鍵盤作品全集録音が進行中です。本年春にリリースされ高評価を得たVol.1に続き、待望のVol.2が発売されます。ソラブジなどと比べるとはるかに音が少なく、シンプルなスカルラッティをグランテがどのように弾くのか。チェンバロの奏法を模倣する一方、ベーゼンドルファー・インペリアルを豊かに響かせ、あくまでピアノ音楽としてアプローチ。またテンポの点ではバロック時代には考えられないルバートを多用。これまでにないユニークなスカルラッティです。
M&ACD 1245
¥2200
「1821年から2008年に書かれた即興曲の至宝」
 ヴォジーシェク(1791-1825):即興曲Op.7
 リスト(1811-1886):夜想曲-即興曲
 キュイ(1835-1918):即興曲-奇想曲
 バラキレフ:ショパンの2つの前奏曲の主題による即興曲
 ムソルグスキー:情熱的な即興曲
 R.コルサコフ:即興曲0p.11-1、前奏曲-即興曲Op.38-1
 モシュコフスキ:幻想曲-即興曲Op.6
 ドヴォルザーク(1841-1904):即興曲ニ短調
 フォーレ(1845-1924):即興曲Op.25-1
 ブルーメンフェルト(1863-1931):即興曲Op.28
 ゴドフスキー(1870-1938):即興曲変ホ短調(*)
 ババジャニアン(1921-1983):即興曲ロ短調
 プーランク(1899-1963):5つの即興曲
 N.マザラ(b.1977):即興曲(*)
 A.ヴォラジ(b.1974):即興曲(*)
 A.ビバロ(1922-2008):タンゴ-即興曲(*)
マルガリタ・グレボフ(ピアノ) 
才色兼備のピアニストによる新録音!180年間の即興曲集成!

録音:2008-2009年(*印は世界初録音)

即興曲(アンプロンプチュ)とは自由な形式で作曲された性格的小品のことで、歴史上、最初にこの題がつけられたのはこのアルバムの冒頭にも収録されているヴォジーシェクの即興曲である。その後、様々な作曲家がこのタイトルのもと自由奔放にイマジネーションの翼を拡げた。このアルバムには有名なシューベルト、ショパンの即興曲こそ収録されてはいないが、古今東西の即興曲が入っており、どれもこれも初めて聴くような作品だが、まるで宝箱を開けたような珠玉の名品がひしめいている。グレボフのピアノがこれまたぶっ飛んで素晴らしい。彼女はサンクト・ペテルスブルク出身の若手で2002年にピーボディ音楽院を卒業したばかり。アリシア・デ・ラローチャを思わせる輝かしい音色、粒の揃ったタッチ。若いピアニストだが、今後メジャーな場に出てくることは間違いない。

NEOS

NEOS10947-50
(SACD HYBRID
  4枚組3枚価格)
¥8100
「ザルツブルク・ビエンナーレ
 〜ニュー・ミュージック・フェスティヴァル2009」
  (1)ベアト・フラー(b.1954):シュプール(痕跡)(1998)
  (2)マウリシオ・ソテロ(b.1961):アウデーエイス(2004)
  (3)ベアト・フラー(b.1954):ゼノス(2008)
  (4)ジェルジ・クルターク(b.1926):クアジ・ウナ・ファンタジア(1988)
  (5)ジェルジ・クルターク(b.1926):ホワット・イズ・ザ・ワード(1990-91)
  (6)スティーヴ・ライヒ(b.1936):
   ディファレント・トレインズ〜弦楽四重奏とテープのための(1998)
  (7)ジェルジ・リゲティ(1923-2006):2台ピアノのための3つの小品
  (8)ジェルジ・リゲティ(1923-2006):コンティヌム(1968)
  (9)スティーヴ・ライヒ(b.1936):
   六重奏曲〜打楽器と鍵盤のための(1984-85)
  (10)細川俊夫(b.1955):ランドスケープV(1993)
  (11)ジョン・ケージ(1912-1992):
   TWO3(2の三乗)〜笙とほら貝のための(1991)
  (12)ガリーナ・ウストヴォルスカヤ(1919-2006):
   コンポジション第2番《怒りの日》(1972/73)
    〜8つのコントラバスとウッド・ブロック、ピアノのための
  (13)細川俊夫(b.1955):雲と光(2008)〜笙と管弦楽のための
  (14)クラウス・フーバー(b.1924):
   室内協奏曲《インタルシ》
    〜ルトスワフスキの追憶に(ピアノと17楽器のための)(1993/94)
  (15)フランク・クリストフ・イェズニキアン(b.1969):
   鎧の筋線(褶曲軸)〜ツィンバロムとアンサンブルのための(2008)
  (16)クラウス・フーバー(b.1924):
   ヴァイオリンと小管弦楽のための協奏曲「テンポーラ」
(1)(2)(6)シュタードラー四重奏団
(1)ファン・シンウェイ(Pf)
(2)アルカンゲル(フラメンコVo)
(3)-(5)ベアト・フラー指揮
 アンサンブル・コントルシャン
(4)ニコラス・ホッジス(Pf)
(5)P.モルナール(A)、
 チューリヒ・ヴォーカル・アンサンブル
(7)ミキ・スクタ&ノラ・スクタ(Pf)
(8)フローリアン・ビルザク(Cemb)
(9)オーストリア現代音楽アンサンブル
(10)(11)(13)宮田まゆみ(笙)
(10)ディオティマ四重奏団
(11)アラベラ・ヒルナー(ほら貝)
(12)(13)ヨハネス・カリツケ指揮
 ザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団
(12)塩崎典子(Pf)、
(14)-(16)アルトゥーロ・タマヨ指揮
 ザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団
(14)ニコラス・ホッジス(Pf)
(15)ルイジ・ガッゲーロ(ツィンバロム)
(16)フランク・シュタードラー(Vn)
傑作、問題作が目白押し。細川俊夫の優美な傑作「雲と光」スティーヴ・ライヒの「ディファレント・トレインズ」も登場!「2009年ザルツブルク・ビエンナーレ・ライヴ」!

録音:2009年3月ザルツブルク・「ビエンナーレ2009」よりライヴ・レコーディング

4年に一度行われるザルツブルク・ビエンナーレ2009はいまや現代音楽のザルツブルク音楽祭と言われているほどメジャーな現代音楽祭となりました。2009年のプログラムではシュタードラー四重奏団のライヒ:ディファレント・トレインズの他、六重奏曲が取り上げられるなど、ライヒが特に注目を集めました。近年のヨーロッパの音楽祭でライヒがこれほどまでに注目を集めたのは珍しいでしょう。そのほか、雲間から差す一条の日の光のように美しい細川俊夫のポスト武満ともいえる優美な傑作「雲と光」世界初演(近年の細川作品はこう言って良ければ一段と「抒情的」になってきている!)、クラウス・フーバーの最近の作品など、いずれも聴き応えのある注目の作品ぞろいです。演奏陣もアルトゥール・タマヨ、ヨハネス・カリツケ、ニコラス・ホッジス、宮田まゆみほか、豪華絢爛!
NEOS11014
(SACD HYBRID)
¥2700
「ムジカ・ヴィヴァ・ミュンヘンVol.18」
 エリオット・カーター(b.1908):チェロ協奏曲(2001)
 ウド・ツィンマーマン(b.1943):
  チェロ協奏曲《ある島の歌》(2009)※世界初録音
ヤン・フォーグラー(Vc)
クリスティアン・ヤルヴィ指揮
バイエルン放送交響楽団
ヤン・フォーグラー&クリスチャン・ヤルヴィ登場!カーターとウド・ツィンマーマンのチェロ協奏曲

録音:2009年ライヴ、39:19

本年取って102才となる長老エリオット・カーターが2001年に発表したチェロ協奏曲。セリーによる表現主義的で激しいエネルギーを放つ全曲20分あまりの大作は、とても作曲当時93才の作品とはとても思えない。いまだに現役でエネルギッシュな活動を続けているというのだから誠に恐れ入る。作曲者自らが「アンチ・協奏曲」と話すウド・ツィンマーマンの《ある島の歌》はチェロと管弦楽が対決するのではなく、終始穏やかな空気に包まれ、民謡風の旋律、ロマンティックなハーモニーが奏でられる。ペーテリウス・ヴァスクスを思わせる抒情的な作品。
NEOS11016
¥2600
ダヴィッド・フィリップ・ヘフティ(b.1975):
 (1)オーボエ協奏曲「ロタス」(2009)
 (2)不思議な角笛の音楽(2008)
  〜ヴァイオリンとアンサンブルのための7つの音画
(1)トーマス・インデアミューレ(Ob,Obダモーレ)、
 ルドルフ・ピールマイヤー指揮
 アウグスブルク・フィルハーモニー管弦楽団
(2)ラヘル・クンツ(Vn)、
 ヤク・ヴァン・ステーン指揮
 ヴィンタトゥール・グライス劇場アンサンブル
巨匠インデアミューレ登場!若手作曲家ヘフティ作品集

録音:(1)2009年4月ライヴ、(2)2008年4月

ダヴィッド・フィリップ・ヘフティはルトスワフスキ作曲コンクール優勝者で作曲をヴォルフガング・リーム、クリストバル・ハルフテルらに師事している。冒頭の呪術的ともいえるオーボエのメリスマティックな旋律が管弦楽への静かに響きが拡がってゆく「ロタス」はどこか古代の儀式を見ているかのような神秘的な音楽。巨匠トーマス・インデアミューレの吹き歌い(?)を含めた超絶技巧は聴きもの。「不思議な角笛」はウェーベルンの再来かとも思える音の細密画。
NEOS11048
(SACD HYBRID)
¥2700
ディーター・シュネーベル(b.1930):
 (1)弦楽四重奏曲第3番「空間内で」(2005/06)
 (2)小品(1954/55)
 (3)弦楽四重奏曲第2番「記憶-反復-運動」(2000-2007)
ディオティマ四重奏団
正統派現代作曲家シュネーベルの弦楽四重奏曲集

録音:2009年

ダルムシュタットでレイボヴィッツ、ノーノ、ブーレーズ、ヘンツェ、シュトックハウゼンらの影響を受け、牧師をしたり音楽大学の教授職を勤めたりとユニークな経歴を持つシュネーベルの新旧3つの弦楽四重奏曲を集成。最初期の小品(弦楽四重奏曲)はウェーベルンの影響が濃く、その後の作品も音の少なさ、小ささでは一貫している。最近作・弦楽四重奏曲第2番《記憶-反復-運動》では声までも取り入れ、演劇的な要素が増している。

NEOS JAZZ

NEOS40902
¥2600
マンフレット・ニール&リダクション・クァルテット
 「ロウ・ダウン・ミュージック」
  (ハンバーガー会社、とんでもなくひどい世間知らず、
   ミス・ブルー、明るさ、無料開店、ポツィライ、
   打ち鳴らす歌、シュネーフェルダーII)
作曲:マンフレット・ニール
演奏:リダクション・クァルテット
 (Trp,Trb,Db,Drms)
ジャズ系実験音楽を中心としたNEOSジャズ・シリーズ。ノイズ系現代音楽好きにはオススメ!

録音:2004年

NEOS Jazzシリーズとしては伝統的(つまりわかりやすい)な部類に入る。ラテン、アフリカのリズムに明るいハーモニー、自由なメロディが屈託なく歌われて楽しい。
NEOS40903
¥2600
ギュンター・ベイビー・ゾンマー/打楽器と弦楽器
 「ささやくユーラシア」
作曲&演奏:グンダ・ゴットシャルク(Vn)、
 シュ・フェンシア(中国古箏、三弦、声)、
 安藤明(D.b)、
 ギュンター・ベイビー・ゾンマー(Perc)
録音:2009年

古筝、三弦(ともに中国琴の一種)に各種打楽器、ヴァイオリン、ベースが絡み、エキゾチックでアナーキーな空間が広がる。ジャズというよりノイズ系現代音楽。実験音楽コーナー向け。
NEOS40905
¥2600
(エリオット・シャープ・エディションVol.6)
 エリオット・シャープ: スペクトロピア組曲
  (映画《スペクトロピア》サウンド・トラック)
31バンド
シリウス弦楽四重奏団
デビー・ハリー(Vo)
録音:2009年

映画のサウンド・トラック。映画音楽だけあって様々なスタイルが混交。ノイズ系あり、伝統的なジャズ・スタイルあり、クルト・ワイル風の音楽あり、無調の正統的(?)現代音楽ありと多彩で楽しめる。
NEOS41003
¥2600
カール・ルードヴィヒ・ヒュープシュ:
 「宇宙の長期的発展」〜創造主は当初の計画を歪める
  (光、ノット・イーヴン、3つのピンナップ、
   オービティング、モジュール・モジュレーション)
カール・ルードヴィヒ・ヒュープシュ(作曲、Tuba)
ゲリー・ヘミングウェイ(Drms)
マティアス・シューベルト(T.Sax)
ヴォルター・ヴィアボス(Trb)
録音:2009年

実験的要素の多いフリー・ジャズ。アメリカ実験音楽とかなり接点多し。
NEOS41004
¥2600
エリオット・シャープ&スコット・フィールズ:
 「アフィダカンポス」
  (プレオニカ、アース・エコロジー、俺は緑の卵が嫌れぇだ、
   クラッシュ・エリア、恥の図像、デルタ・デルタ、
   サン・フィグトリー、いま畳み込み!)
エリオット・シャープ(Gtr)
スコット・フィールズ(Gtr)
録音:2010年

2つのアコースティック・ギターのデュオ。ギターのボディを叩いたり、弦を引っ掻いたりとヘルムート・ラッヘンマン、ブライアン・ファーニホーを思わせる音楽。
NEOS41005
¥2600
スコット・フィールド&シュテファン・ラート:
 「僕たちが話したこと」
スコット・フィールド(Gtr)
シュテファン・ラート(テオルボ)
録音:2009年

アコースティック・ギターとリュート系撥弦楽器テオルボによるデュオ。周期的なリズムのない自由なテンポのなかで二つのギターが孤独な対話を続ける。武満徹のギター音楽を思い出させる秀作。

NMC

NMC D152
¥2200
「ウィンター・パッション」
 〜デヴィッド・マシューズ(b.1943):作品集
  (1)恐るべき美女
   (シェイクスピア「アンソニーとクレオパトラ」第2幕第2場による)
  (2)クラリネット五重奏曲
  (3)マリーナ(T.Sエリオットのテキストによる)
  (4)弦楽三重奏曲第1番、第2番
  (5)ウィンター・パッション
ライオネル・フレンド指揮
ナッシュ・アンサンブル
(1)スーザン・ビックリー(MS)
(4)スティーヴン・ロジス(Br)
マーラー10番クック版を仕上げたデヴィッド・マシューズの最新作を含む作品集

録音:2009年

デヴィッド・マシューズはニコラス・モーと同期でベンジャミン・ブリテンのアシスタントを長く務めるなどイギリス音楽界の中心で活躍し、今やイギリス作曲界の重鎮と言っても過言ではない存在。最新作を含む作品群はブリテン、バルトーク、ショスタコーヴィチの影響を感じさせる渋く手堅い作風のなかに硬質の抒情を漂う。
NMC D154
¥2200
「涅槃に向かって」
 〜アダム・ゴーブ(b.1958):吹奏楽作品集
  (1)告別/ (2)ブリューゲルからの情景/
  (3)アクセント/ (4)ニルヴァーナ(涅槃に向かって)
王立ノーザン・カレッジ音楽大学ウィンド・オーケストラ
(1)ティモシー・レイニッシュ指揮
(2)(3)クラーク・ランデル指揮
(4)マーク・ヘロン指揮
吹奏楽界の巨匠、アダム・ゴーブの最新吹奏楽!佼成ウインドO.が初演した大作を収録

録音:2009年ライヴ

ゴーブはイギリスの中堅作曲家で室内楽、吹奏楽に多くの作品がある。「涅槃に向かって」は佼成ウィンド・オーケストラの委嘱で書かれたダイナミックな大作。
NMC D155
¥2200
「眠りの前の歌」
 〜リチャード・ロドニー・ベネット(b.1936):歌曲集
  (1)マジョリー・フレミングの花輪/(2)眠りの前の歌/
  (3)ダンスの歴史/(4)ドリーム・ソングズ/
  (5)トム・オブドラムの歌/(6)これが庭/
  (7)旅/(8)夕暮れの歌
(1)(6)(8)ソフィ・デーネマン(S)
(2)ロデリック・ウィリアムズ(Br)
(3)(4)(7)スーザン・ビックリー(MS)
(5)ベンジャミン・ヒューレット(T)
(5)オリヴァー・コーツ(Vc)
(1)-(8)イアイン・バーンサイド(Pf)
イギリスの巨匠リチャード・ロドニー・ベネットの洒落た歌曲集!

録音:2009-2010年

ロドニー・ベネットは1936年生まれのイギリスの作曲家でロンドンの王立音楽院で学んだ後、ダルムシュタットの夏季現代音楽講習に参加しパリではブーレーズに個人的に師事するなどヨーロッパの前衛音楽を学んだが、彼の音楽は極端な前衛には走らず常によい意味で常識的で親しみやすい作風である。このアルバムには若書きから最近作まで幅広い作品が選ばれているが、近代イギリス歌曲のよき伝統を感じさせる秀曲ぞろい。「ダンスの歴史」は最新ブロードウェイ・ミュージカルのナンバーにしてもおかしくないウィットに富んだ曲。
NMC D158
¥2200
「地球と星々」
 〜ピーター・ウィーゴールド(b.1950):作品集
  (1)カーラチャクラ/
  (2)地球よ、栄えある賓客を迎えよ/
  (3)バラ/ (4)地球と星々
(1)(2)(4)ピーター・ウィーゴールド指揮
(1)(4)ノート・イネガル(アンサンブル)
(2)サウスバンク・シンフォニア
(2)メリンダ・マクスウェル(コール・アングレ)
(3)ジュリエット・フレイザー(Sop)
(3)マーティン・バトラー(Pf)
録音:2009年

ピーター・ウィーゴールドは現代イギリスの中堅世代に属する作曲家でBBCプロムスのために度々オーケストラを作曲している。カーラチャクラとはチベット密教の最奥義である無上ヨーガ・タントラの代表的な聖典のことで、同名の曲はチベット密教の世界観を表現しようとしたもの。「地球よ、栄えある賓客を迎えよ」はコール・アングレの呪術的な旋律に美しい弦楽のハーモニーが絡んで神秘的。「地球と星々」はジャズのイディオムも感じさせる佳作。
NMC D160
(2CD,1枚価格)
¥2200
「サウンド・センサス」
 〜エンディミオン結成30周年記念アルバム
  CD1)
   (1)アンソニー・ギルバート:ダブルス
   (2)アンソニー・ペイン:マウスフル・オブ・エア
   (3)フィリップ・キャシアン:コンチェルタンテ
   (4)サイモン・ベインブリッジ:2つのトリオ
   (5)マーティン・バトラー:フンディング
   (6)コリン・マシューズ:スケルツェット
   (7)ジョー・ダッデル:3つの彫刻
   (8)ベイヤン・ノースコット:ダブルス・オール・ラウンド
   (9)ピーター・マックスウェル・デイヴィス:ジュダス・メルケイター
   (10)ブライアン・エリアス:即興曲
   (11)ジョアンナ・ベイリー:アキシス
   (12)ジェームズ・ウィークス:ザ・ペッカム・ハーモニー
  CD2)
   (1)サイモン・ホルト:異種
   (2)フィリップ・ヴァネイブルズ:ファイト・ミュージック
   (3)ヴィック・ホイランド:トークン
   (4)モーガン・ヘイズ:シャトナーのバスーン
   (5)メリンダ・マクスウェル:シングラ・ロック
   (6)エドワード・カウィー:マグマ詩篇
   (7)藤倉大:暗示
   (8)クリストファー・フォックス:日の光のもとでの研究
   (9)サイモン・ウィルズ:言葉なしで・・・
   (10)ナオミ・ピノック:ウィズイン
   (11)サイモン・ホルト:ディスパレイト・ドス
エンディミオン
(Hrp,Fl,Ob,Cl,B/Cl,
 Fg,Hrn,Trp,Trb,Vn,
 Va,Vc,Db,Perc,Pf)
録音:2009年

現代音楽を専門とする室内アンサンブル・エンディミオンはイギリスのナショナル・ユース・オーケストラの有志により結成された。彼らは通常のクラシックのレパートリーに飽き足らず同時代の主にイギリスで活動する作曲家に作品を委嘱し常に野心的なコンサートを行ってきた。このアルバムは結成30周年を記念して作られたもので様々な世代の作曲家が記念に作品を提供している。ピーター・マックスウェル・デイヴィスら大御所から注目の日本の若手・藤倉大までバラエティに富んだ内容。今のイギリス現代音楽シーンを手っ取り早く知るのに最適のセット。
NMC D161
¥2200
「ソロとデュオ」
 〜エドウィン・ロクスバラ(b.1937):作品集
  (1)独り言3(Vn solo)
  (2)伴奏つきのフルートの音楽(Fl,Pf)
  (3)独り言2(Va solo)
  (4)回転する世界の静止点で・・・(Ob,Electronics)
  (5)独り言4(Vc solo)
  (6)オーブ(ダンサーと打楽器のためのバレエ)
  (7)デヴィッドのためのデュオローグ(Va duo)
スルキ・ユー(Vn)
M.コックス(Fl)
N.クレイトン(Pf)
M.ムラート(Va)
H-Y.フアン(Va)
E.ロクスバラ(Ob)
L.キャサリー(Electronics)
M.マックロード(Vc)
N.リード(Perc)
録音:2008年

エドウィン・ロクスバラ(b.1937)はリヴァプール出身のイギリスの作曲家でオーボエ奏者としても活動している。作曲をナディア・ブーランジェとダラピッコラに学んだ、正統的(?)なヨーロッパの前衛音楽の様式を継承した手堅い作風の作曲家だが、自らオーボエを吹く「回転する世界の静止点で・・・」ではオーボエの特殊奏法とオーボエの音を(おそらくリアル・タイムで)変調させて作ったコンピュータ音響の絶妙のタペストリーが実験的で面白い。
NMC D162
¥2200
「ノンチェルト,他(NONcertos and others)」
 〜リチャード・アイレス(b.1965):作品集
  (1)第37番b〜管弦楽のための
  (2)第36番「ホルンのためのノンチェルト」
  (3)第31番「トランペットのためのノンチェルト」
(1)-(3)ローランド・クルティヒ指揮
(1)フランクフルト放送交響楽団
(2)ウィム・ティンマーマンス(Hrn)、
 ASKOアンサンブル
(3)マルコ・ブラウ(Trp)、
 ムジーク・ファブリーク
録音:2002/2004年

リチャード・アイレス(b.1965)はアーサー王伝説発祥の地、イギリス・コーンウォール地方出身。ダルムシュタットでモートン・フェルドマンに師事した後、ルイ・アンドリーセンにも教えを受けている。ハリウッド映画かアニメのサウンドトラックのような明るく屈託のない楽想とオーケストレーションをまるで子供が積み木を崩すようにグチャグチャなカオスにしてしまうやんちゃぶりがこの作曲家の特徴。ノン・チェルト(NONcerto)というネーミングはもちろんConcertoのパロディだろうが、こんな所にも彼のセンスが表れている。ジョン・アダムズと新古典主義期のストラヴィンスキーとプロコフィエフを明るくシュニトケ風にシャッフルしたのがリチャード・アイレスの音楽といえよう。
NMC D166
¥2200
「ドレンペル」〜ノスフェラトゥ
 (1)ジョナサン・パウエル:ドレンペル
 (2)アンドルー・ポピー:いかにハンマーを感じるか
 (3)デイヴ・プライス:リーのゲーム
 (4)ポール・ニューランド:トランス
 (5)ハワード・スケンプトン:縦に並んで
 (6)ジョー・カットラー:シコースキーB
 (7)フィン・ピーターズ:いななく馬
 (8)ジェフ・ハンナン:バブル・ガム
ノスフェラトゥ:
【フィン・ピーターズ(Sax,Fl),
 デイヴ・プライス(Perc),
 イヴォ・デ・グレーフ(Pf),
 ジョー・カットラー
  (クリエイティヴ・アソシエート)】
録音:2008-09年

ノスフェラトゥはジャズにも精通した作曲家・演奏家が4人集まったアンサンブル。名前は吸血鬼からとられている。パウエルの「ドレンペル」とは車がスピードを出せないように設置された凸形の障害物。サックスとピアノ、パーカッションでの凸凹感がカッコいい作品です。その後もミニマルっぽいもの、ジャズっぽいもの、おしゃべりがサンプリングされてぐるぐる回るもの、と聴くものをあきさせない66分。

ORF

CD 3098
¥2300
「ピーター・レスターの『リラ=ヴァイオルのための練習教本』からの音楽」
 アルフォンソの手法 シャープ/ハープの手法 フラット/
 オクターヴの手法/バグパイプの手法/その他の手法/
 昔のリラの手法/その他の手法(高いハープの手法 フラット)/
 ほか(全49トラック)
ヨハンナ・ヴァレンシア(リラ=ヴァイオル)
珍しいリラ=ヴァイオルの教則本

録音:2007年4月14,15日,ウィーン、DDD、70'20

『リラ=ヴァイオルのための練習教本』、骨董品好きで歴史愛好家だったピーター・レスター卿(1614-1678)が収集したリラ=ヴァイオル練習用の曲集。1975年になって世に知られ、英国17世紀のリラ=ヴァイオルの優れた曲集として知られるようになった。ジョン・ジェンキンズ(1592−1678)やリチャード・ピッカーリング、チャールズ・コルマン(?−1662)、ウィリアム・ヤング(?−1662)らの作品を含んでいる。ヨハンナ・ヴァレンシアはウィーン生まれのヴィオル奏者。英国音楽を得意としている。
CD 3102
¥2300
「カウフハウス・ミュージック」〜木管三重奏のための新作集
 (1)クリストフ・ディエンツ:百貨店音楽(2001)
 (2)ルカス・ハーゼルベック:態度(2005)
 (3)エルラント・M.フロイデンタラー:ある絵の出品者(2007)
 (4)アレクザンダー・ヴァーゲンドリシュテル:内在する特質(2007)
 (5)クリストフ・ヘルントラー:パーティーより,柔軟(2006)
 (6)R.フライジッツァー:夜想曲〜忘れられたメロディを捜して(2007)
トリプル・タン・ヴィエンナ:
 【パウル・カイザー(Ob)、
 アレクサンダー・ノイバウアー(Cl)、
 ロベルト・ギリンガー=ブシェク(Fg)】
録音:2008年2月9-11日, DDD、75'23

いずれも2001年以降の作品。トリプル・タン(3枚舌?)・ヴィエンナは、オーボエ、クラリネット、ファゴットの3人による木管アンサンブル。
CD 3105
¥2300
「ハートのヴァルファールト教会のオルガン」
 スウェーリンク:
  いと高きところにいます神にのみ栄光あれ,
  私たちに一人の御子がお生まれになった
 シュタイグレーダー:天におられる父よ
 フローベルガー:
  トッカータ,ドレミファソラに基づくファンタジア,
  カンツォン,カプリッチョ,リチェルカール
 チーマ:カンツォン ヘ長調
 ストラーチェ:
  チャッコーナ,ルッジェーロに基づくカプリッチョ,戦いの踊り
グスタフ・アウツィンガー(オルガン)
録音:2010年4月9日,ハート,オーストリア(ライヴ), DDD、51'10

北オーストリアにある本当に小さな村、ハートの巡礼教会のオルガンを使用した演奏。このオルガンは1627年にコンラート・ツェルントルが製作したもので、近年改修された。その素朴な音色の美しさは、教会内の響きと合わさって、しみじみとした感動を与えてくれるものだ。アウツィンガーは1953年生まれのベテラン。ウィーン高等音楽院を修了。ことに歴史的オルガンの演奏で知られている。

PIERRE VERANY

PV 710041
¥2400
ホルボーン:リュート作品集
 (アルメイン/ファンタジア/題名のない小品/
 パヴァン/ガリアード/それは聖なるイヴにやってきた/
 パヴァン「最後の望みと遺言」/
 ガリアード「新年の贈り物」/パヴァン「忍耐」/
 アルメイン「夜警」/
 パヴァン「どうして都がひっそりとしているのか」/
 ガリアード「妖精の輪舞」/ファンタジア/パヴァン/
 ガリアード/プレイフェロー/プレイフェロー「ワントン」/
 パヴァン「ペンブルックス・パラダイス伯爵夫人」/
 ガリアード「マイ・リンダ」/ファンタジア/変奏曲)
フェデリーコ・マリンコラ(リュート)
録音:1995年5月29-31日、DDD

旧PV 795112の再発売。16世紀後半に活躍した英国の作曲家、アントニー・ホルボーン(1545頃−1602)のリュート作品集。フェデリーコ・マリンコラはローマ生まれ、ギターを学んだ後、リュートに転じ、アムステルダムやロンドンで研鑽を積んだ。アントーニオ・フローリオ率いるカペッラ・デッラ・ピエタ・デ・トゥルキーニで十年に渡ってテオルボを担当していたことでも知れられている。

PROPRIUS

PRCD 2057
¥2400
シーリア・リンデ&ジョージ・ミハラーチェ 旅のエピソード
 ミシオネーラ/フォンテーヌ・ブルー/リズムの研究
 ハリー・ライムのテーマ(映画「第三の男」より)
 悲しみのワルツ/旅のエピソード/私は誰も愛せない
 ジプシーの調べ/コユンババ/エピローグ
 「グリーンスリーヴズ」変奏曲/グリーンスリーヴズ
シーリア・リンデ(ギター)
ジョージ・ミハラーチェ(ツィンバロム)
録音:ヨーテボリ、スウェーデン放送第12スタジオ/リュケ教会(スウェーデン)

スウェーデン、ヨーテボリ生まれのギタリスト、シーリア・リンデとルーマニアのブカレストに生まれ、現在はコペンハーゲンに住むジプシーのツィンバロン奏者、ジョージ・ミハラーチェ(1971-)のデュオ。アルゼンチンのギタリスト、フェルナンド・ブスタマンテが作曲して1940年代から1950年代にかけてヒットした「ミシオネーラ」、フォンテーヌブローでの経験に基づきリンデがジャンゴ・ラインハルトへのオマージュとした「フォンテーヌ・ブルー」、ツィター奏者アントン・カラスが映画「第三の男」のために書いた主題曲、ミハラーチェの曲をリンデが編曲した「悲しみのワルツ」、ギター奏者ニルス・ダーヴィド・ラーション(1902-1990)の「リズムの研究」、クラシカルギターとツィンバロンがバルカン半島の民謡、ジプシーの旋律、アルゼンチンの平原へと誘う「旅のエピソード」、トルコに旅したリンデが出会った「私は誰も愛せない」。「エピローグ」もフォンテーヌブローへの旅から生まれました。
PRCD 2058
¥2400
アネッテ・ヴァリーン 生命 (いのち) の踊り
 美しい木よ/アンニカの花嫁ワルツ/エスプレッソマシン
 私のもの/イーダの歌/私の心が望むこと
 アンニカとステファンの結婚行進曲/ユリアの歌
 深い海に/マリの花嫁のポルスカ/私の友/涙のワルツ
 生命 (いのち) の踊り
アネッテ・ヴァリーン(歌、ヴァイオリン)
ハラルド・スヴェンソン(ピアノ)
録音:2007年、ヴァールベリ劇場(スウェーデン)/ 2008年、スレープ教会、ルンドビ教会(スウェーデン)

スウェーデンのシンガーソングライター、アネッテ・ヴァリーンがハラルド・スヴェンソンのピアノと共演して自作を歌い、ヴァイオリンを弾くアルバム。一部ライヴ録音。家の窓から見える木が天国に向かって枝を延ばしている様からインスピレーションを得た「美しい木よ」。アウグスト・ベンクトソンとブレアレド・ハランドの作った伝承曲「涙のワルツ」はヴァリーンのヴァイオリンとスヴェンソンのピアノのデュオで演奏されます。

QUERSTAND

VKJK 0931
(SACD HYBRID)
¥2500→¥2290
ブルックナー:交響曲第5番変ロ長調(ノヴァーク版) ヘルベルト・ブロムシュテット(指揮)
ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団
ますます凄みを増したブロムシュテット、ブルックナー・シリーズ第4弾!交響曲第5番!初回特価!日本語解説付き!

録音:2010年5月ライヴ、75分

巨匠ブロムシュテットのゲヴァントハウス管とのブルックナー・シリーズ第4弾です。第8から順に下ってきて、名曲第5番の登場です。ブロムシュテットにとってブルックナーの5番は大事なレパートリーで、シュターツカペレ・ドレスデンとの初来日(1978年)でも取り上げたものの、意外なことにこれが初録音となります。今年の4月、NHK交響楽団への客演でもこの5番を演奏し、その後、名誉指揮者を務める名門ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管に2010年5月に登場した際のライヴ録音です。ブロムシュテットは音色が混濁することを避け、それゆえに音楽のエッジが極めて明確であり、音色は明るめ。テンポも原則として中庸よりも速めでありスポーティな感じもあり、老け込んだ感じが全くありません。雰囲気やこけおどし的なごまかしも全くなく、作品の構造を明確に露わにしていく、新鮮な名演となっています。ゲヴァントハウス管弦楽団の良いコンディションも喜ばしい限りです。
VKJK 0919
¥1800
「シューマン&ダーフィト生誕200年記念アルバム」
 シューマン:ヴァイオリン・ソナタ第2番 ニ短調 Op.121
 ダーフィト:
  ヴァイオリンとピアノのための室内小品集 Op.36より「歌」,
  「牧歌的夜想曲」,「新鮮に生き生きと」
 ゲーゼ:ヴァイオリン・ソナタ イ長調 Op.6
アンドレアス・ハルトマン(Vn)
ロルフ=ディーター・アレンス(Pf)
シューマン&ダーフィト生誕200年記念盤

録音:2010年、DDD、65'09

シューマン(1810-56)と、同年代の作曲家のヴァイオリンとピアノのための作品を収録。フェルディナント・ダーフィト(ダヴィド,ダーヴィトとも 1810-73)は、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管のコンサートマスターを務めた名ヴァイオリニストで、メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲の初演でソロと務めたことで有名。「室内小品集」は、ロマンティックかつ親しみやすい音楽である。ニルス・ゲーゼ(ガーデ 1817-1890)はデンマーク出身。メンデルスゾーンの後任としてライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団の指揮者を務めた。ヴァイオリン・ソナタは、同時代のドイツの作曲家の作風とはことなった幻想的な味わいが美しい。シューマンのヴァイオリン・ソナタ第2番も含め、ドイツロマン派のヴァイオリン曲が好きなら要注目である。アンドレアス・ハルトマンは1960年生まれ。1990年からライプツィヒのMDR交響楽団のコンサートマスターを務めている。
VKJK 1007
¥1800
「シューマン-リスト-メンデルスゾーン-ショパン」
 シューマン:
  幻想小曲集Op.12より「飛翔」,「なぜ?」,「気紛れ」,「夜に」/
  森の情景Op.82より「予言の鳥」
 シューマン(クララ・シューマン編):「ミルテの花」Op.25より「献呈」/
 リスト:パガニーニによる大練習曲第2番 変ホ長調/
 クララ・シューマン:ロマンツェ Op11-1/
 メンデルスゾーン:無言歌(「道に迷い」/「ないしょ話」」/
 ショパン:
  子守歌変ニ長調Op.57/ワルツ変イ長調 「大円舞曲」Op.42/
  夜想曲ハ短調Op.48-1/幻想即興曲嬰ハ短調Op.66/夜想曲ホ短調Op.72-1
エルフルン・ガブリエル(ピアノ)
録音:2009年12月19-22日、DDD、63'22

ライプツィヒを中心に活躍するピアニスト、エルフルン・ガブリエルによるロマン派のピアノ作品集。いずれも女性らしくしっとりと優しく柔らかい質感で、音楽を丁寧に扱っているのが好ましい。
VKJK 1008
(2CD,1枚価格)
¥1800
「ライプツィヒ大学600周年記念祝祭演奏会」
 ベルント・フランケ(b.1959):メモリアム
 メンデルスゾーン:交響曲第2番 変ロ長調「讃歌」
ダフィト・ティム(指揮)
ライプツィヒ・メンデルスゾーン管弦楽団
ライプツィヒ大学合唱団
ライプツィヒ歌劇場合唱団
ユリア・キルヒナー(S)
カトリン・シュタリック(S)
マーティン・ペツォルド(T)
録音:2009年12月2日,ライプツィヒ大学

1409年に創立されたライプツィヒ大学の600周年を祝う演奏会のライヴ録音。記念演奏会らしく熱のこもった演奏である。ベルント・フランケは1959年、ヴァイセンフェルス・アン・デア・ザーレ生まれの作曲家。「メモリアム」はこの演奏会のために委嘱された作品。指揮者のダフィト・ティム1969年生まれ。合唱畑で活躍しており、ここでも合唱の扱いに冴えが見られる。

SWEDISH SOCIETY

SCD 1147
¥2400→¥2190
シベリウス(1865-1957):
 交響曲第3番ハ長調 Op.52(*)
 交響曲第4番イ短調 Op.63(+)
ウプサラ室内管弦楽団
パウル・マギ(指揮)
録音:2006年1月23日(*)、2004年4月22日(+)、ウプサラ大学大講堂、ライヴ
SCD 1148
¥2400→¥2190
ロッシーニ(1792-1868):オペラ「ウィリアム・テル」序曲
ショスタコーヴィチ(1906-1975):交響曲第15番 Op.141
ウプサラ室内管弦楽団
パウル・マギ(指揮)
録音:2006年9月21日、ウプサラ大学大講堂、ライヴ
SCD 1149
¥2400→¥2190
マーラー(1860-1911):
 交響曲第1番(1889/1894;エルヴィン・シュタイン校訂版)
 花の章
ウプサラ室内管弦楽団
パウル・マギ(指揮)
録音:2007年4月24日、ウプサラ大学大講堂、ライヴ

DUTTON EPOCH

CDLX 7249
¥2200
ギブズ、スコット、ライト、ペーコネン:オーボエ協奏曲集
 セシル・アームストロング・ギブズ(1889-1960):
  オーボエ協奏曲 Op.48(1923)
 シリル・スコット(1879-1970):
  オーボエと弦楽合奏のための協奏曲(1946)
 クリストファー・ライト(1954-):
  オーボエと弦楽合奏のための協奏曲(2009)
 エリス・ペーコネン(1940-):
  Amor Vincit Omnia(オーボエ・ダモーレと二重弦楽合奏のための;1994)
ジョナサン・スモール(オーボエ、オーボエ・ダモーレ)
ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団
マーティン・イェーツ(指揮)
録音:2010年3月31日、4月1日、リヴァプール、フライアリー。世界初録音。
CDLX 7250
¥2200
ディーリアス、アイアランド:ターティス編曲によるヴィオラ・ソナタ集
 フレデリック・ディーリアス(1862-1934)/
  ライオネル・ターティス(1876-1975)編曲:
  ヴァイオリン・ソナタ第2番(1922-1923/ヴィオラ編曲版;1929)
  ヴァイオリン・ソナタ第3番(1930/ヴィオラ編曲版;1932)
 ジョン・アイアランド(1879-1962)/ライオネル・ターティス編曲:
  チェロ・ソナタ(1923/ヴィオラ編曲版;1941)
  ヴァイオリン・ソナタ第2番(1915-1917/ヴィオラ編曲版;1918)(*)
ロジャー・チェイス(ヴィオラ)
大滝美知子(ピアノ)
録音:2009年5月24-26日、サフォーク、ポットン・ホール。(*)世界初録音
CDLX 7251
¥2200
ジョセフ・ホルブルック(1878-1958):
 窪みと振り子(幻想曲)Op.126(1926)(+/#)
 チェロ協奏曲「カンブリア紀」Op.103(1936)
 交響曲第4番ロ短調「シューベルトへのオマージュ」Op.95(1928)(+)
 パンドラ(1920)(#)
ラファエル・ウォルフィッシュ(チェロ(*))
ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団(+)
ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管弦楽団(#)
ジョージ・ヴァス(指揮)
録音:2010年4月6日、リヴァプール、フライアリー(+)。2010年5月3日、グラスゴー、ヘンリー・ウッド・ホール、RSNOセンター(#)。世界初録音。
CDLX 7252
¥2200
ジョン・フォウルズ(1880-1939):
 ケルト序曲 Op.28(1930)(*)/ケルト組曲 Op.29(1911)
 シチリアのオバド(1927)/ギリシャの島々 Op.48 No.2(1927)
 休日のスケッチ Op.16(1908)/アラブの夜(1936-1937)
 幻想的組曲 Op.72(1924)
BBCコンサート管弦楽団
ロナルド・コープ(指揮)
録音:2010年3月8-10日、ワトフォード、タウン・ホール、コロシアム。(*)世界初CD録音、他は世界初録音。
CDLX 7253
¥2200
アーサー・バターワース(1923-):
 交響曲第5番 Op.115(2001-2002)
 北の夏の夜(3つの夜想曲)Op.18(1958)
 静かな湖 Op.21(1960)/緑の風 Op.22(1960)
 知性のきらめき Op.127(2007)/ジグ Op.42(1969)
ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管弦楽団
アーサー・バターワース(指揮)
録音:2010年5月4-5日、グラスゴー、ヘンリー・ウッド・ホール、RSNOセンター。世界初録音。
CDLX 7254
¥2200
フランク・ブリッジ(1879-1941):
 ピアノ五重奏曲(1904-1905/改訂:1912)
 3つのスケッチ(ピアノのための;1906)
 弦楽四重奏曲のための幻想曲ヘ短調(1905)
 思考[Pensiero](ヴィオラとピアノのための;1905/改訂:1908)
 アレグロ・アッパッショナート](ヴィオラとピアノのための;1908)
 ヴァイオリン・ソナタ(1904/ポール・ヒンドマーシュ完成:1996)
 春の歌(チェロとピアノのための;1912)
ロンドン・ブリッジ・アンサンブル
 ダニエル・トング(ピアノ)
 ベンジャミン・ナバッロ、
  ルーシー・グールド(ヴァイオリン)
 トム・ダン(ヴィオラ)
 ケイト・グールド(チェロ)
録音:2009年12月21-23日、モンマス、ワイアストーン・ホール




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