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第57号マイナー・レーベル新録音新譜(6)



ALTARUS

AIRCD 9064
(2CD)
¥4600→¥4180
カイホスルー・シャブルジ・ソラブジ(1892-1988):
 ピアノ独奏のための交響曲第5番「シンフォニア・ブレヴィス」(1973)
  CD1)第1部、第2部a-b-c、CD2)第2部d-e-f
ドンナ・アマート(Pf)
怪人ソラブジの秘曲「シンフォニア・ブレヴィス」がついに登場!

2011年

ALTARUSの真打ち作曲家ソラブジの新譜が久々に登場です。ソラブジはインド系とスペイン系の血を受け継いでイギリスに生まれ、独学で作曲とピアノを学び、ブゾーニにその才能を見出されました。ブゾーニ、メトネル、スクリャービンらの影響を受けた彼の音楽はどれも長大で分厚い音塊がこれでもか、これでもまだ参らぬかとばかりにぶつかってきます。彼の作品は殆どがピアノ曲ですが長いものでは演奏に9時間もかかるというから驚き。それもケージやフェルドマンのように希薄な空間ではなく、楽譜が真っ黒になる位、ぎっしりと音符で埋め尽くされているのです。さて今回リリースされるのは1973年に書かれた(作曲家81才!)ピアノのための交響曲第5番《シンフォニア・ブレヴィス》。ここでも汲めども尽きせぬ音の奔流と妄想が壮大に展開します。ピアノのドンナ・アマートはこれまでにも積極的にソラブジの演奏を行ってきましたがソラブジ・アーカイブが認めた記録ではこれまでこの作品を演奏したのはこのアマート女史のみ。もちろん、これが現在唯一のCD録音となります。

BRIDGE

BCD 9307
(3CD 2枚価格)
\4400→¥3990
リスト:「巡礼の年」(全曲)、「クリスマス・ツリー」(第2・3巻)
 フランツ・リスト(1811-1886):
  CD1)
   ジュネーヴの鐘(「旅人のアルバム」より)/
    「巡礼の年」第1年スイス
     (ウィリアム・テルの聖堂、ワレンシュタット湖畔で、
      田園曲、泉のほとりで、嵐、オーベルマンの谷、牧歌、
      郷愁、ジュネーヴの鐘)
  CD2)
   「巡礼の年」第2年イタリア
    (婚礼、物思いに沈む人、サルヴァトル・ローザのカンツォネッタ、
     ペトラルカのソネット第47番、ペトラルカのソネット第104番、
     ペトラルカのソネット第123番、ダンテを読んで)/
   「巡礼の年」第2年補遺ヴェネツィアとナポリ
    (ゴンドラを漕ぐ女、カンツォーネ、タランテラ)
  CD3)
   「巡礼の年」第3年
    (アンジェルス!守護天使への祈り、エステ荘の糸杉にI、
     エステ荘の糸杉にII、エステ荘の噴水、ものみな涙あり、
     葬送行進曲、心を高めよ)
   「クリスマス・ツリー」より第2、第3巻
    (スケルツォーソ、カリヨン、子守歌、
     古いプロヴァンスのクリスマスの歌、夕べの鐘、昔々、
     ハンガリー風、ポーランド風)
ジェローム・ローウェンタール(Pf)
カーメル・ローウェンタール
 (「クリスマス・ツリー」の2nd Pf)
リスト生誕200年記念!!当代最高のリスト弾きローウェンタールの《巡礼の年》全曲!最新録音!

録音:2010年3月、4月

ローウェンタールは1932年生まれ。カペルやシュトイアマン、コルトーなどに学んだ、19世紀〜20世紀前半のヴィルトゥオーゾ・ピアノの伝統を今に受け継ぐ数少ないピアニスト。既に巨匠の地位を不動のものにしているにもかかわらず、さらにチャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番を原典版で録音したり、メシアンの「アーメンの幻影」を新録音したりと年齢を感じさせない活躍ぶりには驚かされる。このCDも録音当時78歳(!)にもかかわらず技術の衰えは全く感じさせず音色は益々冴え渡っている。ベルマン、ボレットに次ぐこの曲の定番CDとなるに違いない。《クリスマス・ツリー》は娘のカーメル・ローウェンタールとの共演による連弾。
BCD 9322
\2200
「プリマコフ・イン・コンサートVol.1」
 (1)ブラームス(ブゾーニ編):2つのコラール前奏曲Op.122-9&10
 (2)シューベルト:《さすらい人》幻想曲Op.15
 (3)チャイフコスキー:こどものためのアルバムOp.39
 (4)ラフマニノフ:ピアノ・ソナタ第2番Op.36
ヴァシリー・プリマコフ(Pf)
アメリカで大人気イケメン・ロシア人プリマコフのライヴ集

録音:2002-2007年(ライヴ)

プリマコフにとってBridgeレーベル7枚目となる当アルバムは様々な2002年より2007年までコンサートで特に高い評価を得た演奏をまとめたもの。若い力が前のめりに突き進むようなみずみずしい演奏が印象的。ブラームスの2つのコラール前奏曲はもともとオルガン曲ですがブゾーニがピアノ用に編曲したものでその迫力は圧巻。
BCD 9274
(2CD 1枚価格)
\2200→¥1990
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全集第9集
 CD1)
  第5番ハ短調Op.10-No.1/第6番ヘ長調Op.10-No.2/
  第7番ニ長調Op.10-No.3/第22番へ長調Op.54
 CD2)
  第17番ニ短調Op.31-No.2/第18番変ホ長調Op.31-No.3/
  第19番ト短調Op.49-No.1/第20番ト長調Op.49-No.2
ギャリック・オールソン(Pf)
オールソンのベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全集完結編!

録音:2008年パフォーミング・アーツセンター,ニューヨーク州立大学パーチェイス校
使用楽器:ハンブルク・スタインウェイD(Op:10)、メイソン&ハムリン(Op.10以外)

好評のギャリック・オールソンのベートーヴェン・ピアノ・ソナタ全集録音シリーズ完結編。ARABESQUEレーベルで始まったものの頓挫していた全集をBRIDGEレーベルで引き継いでようやく完結に至りました。初期と中期〜後期のソナタを適宜織り交ぜてカップリングするのはアルバムを単品で売るための戦略としても、幅広い様式の変化を自在に澱みなく弾ききるオールソンの力量には改めて驚かされる。音色はどこまでも澄み渡り、音楽の流れは無理なく自然、どんな小さなパッセージにもピアニストの意志が明瞭に行き渡っている。オールソンは現代の知性派ピアニストの筆頭的存在である。
BCD 9337
\2200→¥1990
フランツ・リスト(1811-1886):
 (1)コラール《私達へ、魂の救いを求める人々へ》
  による幻想曲とフーガS.259(ブゾーニ編)
 (2)ピアノ・ソナタ ロ短調S.178
ギャリック・オールソン(Pf)
オールソンのリスト生誕200年記念盤!ブゾーニ編超絶技巧「幻想曲とフーガ」とピアノ・ソナタ

録音:2009年4月ニューヨーク

ベートーヴェンのピアノ・ソナタ全集録音が完結したオールソンが今年生誕200年を迎えるフランツ・リストに挑む。名曲ピアノ・ソナタと、元はオルガン曲だがブゾーニによって編曲された超絶技巧の幻想曲とフーガを収録。ベートーヴェンのソナタでは理知的な側面を見せているが、こちらは一転、燃え立つような熱いパッションとロマンティシズムを爆発させている。完全燃焼系の熱演にも関わらず、音は一糸乱れず、音はどこまでも透明という驚嘆の連続。
BCD 9293
\2200
「ウルスラ・マムロック(b.1923)作品集Vol.2」
 シントラ(アルトfl&Vc,1969)/ポリフォニー(Cl,1968)/
 野生の花(Vn,1987)/アンドレアスの庭(MS、fl&Hrp,1987)/
 彫刻I(Pf,1965)/二羽の鳩のラブ・ソング(Pf,1991/1993)/
 5つの間奏曲(G,1984-1990)/
 2つのバガテル(弦楽四重奏,1961)/
 私の庭から(Vn,1983)/組曲(Vn&Pf,1960)/
 ソナー・トラジェクトリー(テープ音楽,1966)
C.チェイス(アルトFl)
A.ブラスティン(Cl)
D.ボーリン(Vn)、J.トンプソン(Va)
D.エッガー(Vc)、D.リッペル(Gtr)
ダイダロス四重奏団
ギャリック・オールソン(Pf)ほか
録音:2007-2009年

ウルスラ・マムロックは1923年ベルリン出身で1939年にナチを逃れてエクアドル、次いでアメリカに移住、現在は生まれ故郷のベルリンに帰郷している。ロジャー・セッションズ、ステファン・ウォルペに師事した彼女の作品は典型的なセリー、無調音楽。切り詰められた音、一曲一曲が短いことなどからウェーベルンの影響が伺われる。1966年のテープ音楽「ソナー・トラジェクトリー」のようなミュージック・コンクレート作品(ピー・ポポという音響が今では懐かしささえ感じられる)も手がけている。
BCD 9299
(2CD)
\4400
「2つのコミック・オペラ」
 CD1)ジョン・マスト(b.1954):《バスティアネッロ》(2008)
 CD2)ウィリアム・ボルコム(b.1938):《ルクレツィア》(2007)
P.アップルバイ、M.ベーラー、
P.メイソン、L.ブロマンほか(以上Vo)、
ニューヨーク・フェスティバル・オブ・ソング(アンサンブル)、
ジョン・マスト(Pf)
録音:2008年

アメリカの現代作曲家の2つのコミック・オペラを収録。ジョン・ムストはピアニスト兼作曲家で主に室内楽と声楽曲の分野で精力的に作品を発表している。ムスト作品はほどよくモダンでほどよくポップなアメリカ版こんにゃく座のような室内オペラ。ベテランのウィリアム・ボルコムはショスタコーヴィチやバーンスタインを思わせる、これまたユーモラスな室内オペラ。
BCD 9332
\2200
「昆虫と紙飛行機」〜ローレンス・ディロンの室内楽
 ローレンス・ディロン(b.1959):
  (1)弦楽四重奏曲第4番《無限の空間》
  (2)弦楽四重奏曲第3番《エア》
  (3)弦楽四重奏曲第2番《飛行》
  (4)《なにが起こった?》〜弦楽三重奏とピアノのための
ダイダロス四重奏団
(4)ベンジャミン・ホックマン(Pf)
録音:2010年

ローレンス・ディロンはジュリアード音楽院でパーシケッティ、エリオット・カーター、ミルトン・バビット、ロジャー・セッションズに学んだ経歴からほぼ想像できるように彼の音楽は20世紀の音楽語法をまんべんなく消化吸収した大変堅実で聴か所を押さえた優等生的な完成度を持っている。ひとつの作品からベルク、バルトーク、バーバー、はてはミニマルまで幅広い様式を楽しむことができる。
BCD 9333
\2200
「ユーディ・ワイナー(b.1929) の音楽Vol.3〜宗教音楽集」
 (1)シル・ハシリム(歌の中の歌)〜女声合唱版(2001)
 (2)律法の儀式
 (3)シル・ハシリム(歌の中の歌)〜混成合唱版(2001)
 (4)金曜の夕べの儀式(1963)
(1)スーザン・D.ワイナー(指揮)
ウェレスレー・カレッジ合唱団
(2)〜(4)ユーディ・ワイナー(指揮)
ニューヨーク・ヴィルトゥオーゾ・シンガーズ
(4)管弦楽団
他、独唱者
録音:(1)1996年、(2)〜(4)2010年

ユーディ・ワイナーは2006年ピューリッツァー賞受賞の作曲家でこれまでに管弦楽曲、室内楽、オペラなど80曲以上の作品を発表している。第1集(室内楽作品集,BCD9134)、第2集(管弦楽作品集,BCD9282)が既発。この第3集はユダヤ教の儀式に基づく音楽でロマン派の語法や無調、ユダヤの宗教音楽が渾然一体に折衷されている。
BCD 9334
\2200
「お静かに願います」
 〜ダリウス・デ・ハース、ジャズ・スタンダードを歌う
  みんな笑った/それが魔法なら/
  アイヴ・ガット・クラッシュ・オン・ユー/誰かが私を見ている/
  ペーパー・ムーン/センティメンタルな気分/
  ソフィスティケーテッド・レディ/ラヴ・フォー・セール/ほか全17曲
ダリウス・デ・ハース(Vo)
スティーヴン・ブライアー(Pf)
デ・ハースはブロードウェイ・ミュージカル《蜘蛛女のキス》でデビュー、ジャズ、ミュージカルの分野で活躍する一方、ジョン・アダムズのオペラにも出演するなど、ジャンルを越えて活動している。本CDではガーシュイン、デューク・エリントンらの有名なナンバーをピアノ伴奏だけでご機嫌に歌いまくる。
BCD 9335
\2200
「ジョージ・クラム・エディションVol.15」
 ジョージ・クラム(b.1929):
  (1)《アルハンブラの亡霊》-スペイン歌曲集第1巻(2009)
   〜テキスト:ガルシア・ロルカ
  (2)《忘れられた世界からの声》-アメリカ歌曲集第5巻(2006)
   〜女声、男声と電気増幅されたピアノと打楽器四重奏のための
(1)パトリック・メイソン(Br)
デイヴィッド・スタロビン(Gtr)
ダニエル・ドラックマン(Perc)
(2)ジェイミー・ヴァン・エイク(MS)
パトリック・メイソン(Br)
打楽器四重奏、M.バローン(Pf)
ジェームズ・フリーマン指揮
オーケストラ2001
録音:(1)2010年1月、(2)2008年10月

好評のクラム・エディション第15集。ここ数年に作曲された声楽のための大作を2曲収録。「アルハンブラの亡霊」は全7曲19分弱、「忘れられた世界からの声」は全10曲48分。電気増幅されたピアノと打楽器のミステリアスな響きに平易な旋律が絡むお馴染みのクラム・ワールドが全開。彼の代表作《マクロコスモス》と《古えの子供の声》の世界がさらに深化。

CELESTIAL HARMONIES

19918
(4CD)
\8800
「吉村七重・箏の芸術」
 コンプリート・エディションVol.1-4
  CD1)「江戸時代の作品集」
   八橋検校:六段、乱れ/光埼検校:残月、五段砧/
   吉沢検校:千鳥
  CD2)「八橋から宮城まで」
   八橋検校:
    四季の曲、八段/松坂春栄:楓の花/
    伝承/宮城道雄:尾上の松/宮城道雄:瀬音、春の海
  CD3)「二十絃筝作品集」
   三木稔:天女/長沢勝俊:5つの小品〜錦木によせて/
   三木稔:秋の曲/西村朗:七重/佐藤聡明:神招琴
  CD4)「三木稔&&吉松隆作品集」
   三木稔:
    コンチェルト・レクイエム〜二十絃箏と邦楽器のための/
   吉松隆:夢あわせ夢たがえ〜二十絃箏と邦楽器のための/
   三木稔:竜田の曲〜二十絃箏のための
吉村七重(箏、二十絃箏)、
(CD2、CD3)三橋貴風(尺八)、
(CD2)深見さとみ(箏、三味線)、
(CD4)アンサンブル・プロ・ムジカ・ニッポニア
  (邦楽アンサンブル)
二十絃箏奏者、吉村七重の仕事を俯瞰する画期的セット!六段、春の海から吉松隆、西村朗まで!

録音:CD1・2000年、CD2・2001年2-4月東京、CD3・2003年、CD4・2003年9月19日津田ホール(ライヴ)

世界的な箏奏者、吉村七重による新旧様々な箏曲を収録。この録音はCELESTIAL HARMONIESが企画し、吉村七重が選曲したオリジナル録音です。CD1、CD2は伝統的な筝曲、CD3、CD4は現代作曲家による新作集となっている。二十絃箏は伝統的な箏に基づきながら、三木稔と吉村が共同開発したもので、この新しい楽器のために吉村は現代作曲家に多くの作品を委嘱初演している。
13186
\2200
「箏の芸術第1集」
(上記セット19918のDISC1)
吉村七重(箏、二十絃箏)
13187
\2200
「箏の芸術第2集」
(上記セット19918のDISC2)
吉村七重(箏、二十絃箏)
三橋貴風(尺八)、深見さとみ(箏、三味線)
13188
\2200
「箏の芸術第3集」
(上記セット19918のDISC3)
吉村七重(箏、二十絃箏)
三橋貴風(尺八)
13189
\2200
「箏の芸術第4集」
(上記セット19918のDISC4)
吉村七重(箏、二十絃箏)
アンサンブル・プロ・ムジカ・ニッポニア
13301
\2200
「アカッシュ」〜デヴィッド・パーソンズ
 アカッシュ/マンダラ/風の馬/天空の精霊/ヴァユ
作曲&演奏:デヴィッド・パーソンズ
 (シンセサイザー、エレクトロニクス)
制作:2010年

デヴィッド・パーソンズはニュージーランド出身のアンビエント、ニュー・エイジ系の作曲家。ジャズ・ドラマーとして活動を開始しその後、アラブ、アルメニア、インド音楽に傾倒しシタールも自ら演奏する。全編ドローンで構成されたメディテイティヴな音楽集。

COLLINS CLASSICS

英国COLLINS CLASSICSは1989年に音楽出版社ランボーン・プロダクションのCD部門として活動を開始しました。正にデジタル時代の申し子的存在で、一流アーティスト、プロデューサーを用いて金を掛けたセッション録音を行いました。しかし経費の掛けすぎが財政を圧迫したのか、1998年には活動停止の憂き目にあいました。今回の2タイトルはフーツォンのドビュッシー(CLN0001)、スヴェトラーノフのドビュッシー(CLN0002)に続く第2弾となります。
オリジナル・ジャケット、ロゴを復活させた上でリマスタリングをWEITBLICKに依頼し音質向上を図りました。COLLINSというとヴォリュームが小さく大人しい音質で知られましたが、今回のリリースからは立体的でメリハリのあるサウンドで楽しめます。
CLN 0003-2
\2200→¥1990
リムスキー=コルサコフ:
 交響組曲「シェエラザード」
ルイ・フレモー指揮
ロンドン・フィルハーモニック
COLLINS復活第2弾はロンドン・フィルの2タイトル!!フレモーのシェエラザードとロッホランの新世界!

録音:1989年5月ロンドン,スタジオ録音

フランスの名指揮者ルイ・フレモー(1921〜)は近年の活動が伝わってきませんが、如何にも瀟洒な音楽を聴かせてくれたものです。活動の本拠地は英国でラトルの前任としてバーミンガム市立響の演奏技術向上に尽力、録音も多く同地で行われております。COLLINSによるロンドン・フィルとのスタジオ・セッションは、まさに「おフランス系ロシア音楽」の雰囲気濃厚なもので、チェリビダッケのような荘重でブルックナーのような音楽と対極にあるお洒落で、軽やかな演奏です。ロンドン・フィルも全盛時故に妙技集団と呼ぶに相応しい仕上がりを聴かせてくれます。見事なヴァイオリン・ソロは表記はないものの、恐らくデイヴィッド・ノーラン氏と思われます。
COLLINSのロンドン・フィル録音は、「テンシュテットが持たないレパートリー、もしくはテンシュテットが他のオケと録音したレパートリー」に絞られている感があり、その企画性も甚だ興味深いものがあります。
※演奏タイミング[10:47][11:54][9:36][12:24]、日本語、英語解説付。
CLN 0004-2
\2200→¥1990
ドヴォルザーク:
 交響曲第9番「新世界より」
ジェームズ・ロッホラン指揮
ロンドン・フィルハーモニック
録音:1989年5月デジタル・スタジオ録音

日本フィルとの名コンビでも知られる巨匠ジェイムズ・ロッホラン(1931〜)の名盤が復活です。コンサートに足しげく通う方は既に御存知でしょうが、ロッホランは幅広いレパートリーとムラのない演奏水準、そして包容力あるスケール雄大な演奏で知られますが、当盤もその例に漏れません。随所に表れる独特のタメに驚かされる演奏で、第1楽章など特に顕著(8’41”あたり)。第3楽章の偏執的リズムの繰り返しも、懇切丁寧なお仕事っぷり。この時代のロンドン・フィルはホルンが実に上手く、その手のマニアにも喜ばれる商品と思われます。
※演奏タイミング[9:41][13:15][7:54][11:45]、日本語、英語解説付。

DREYER GAIDO

CD21065
(2CD)
¥3200→¥2690
マーラー:交響曲第3番ニ短調
 (タイミング 33:19/9:34/16:16/
  10:12/4:12/23:06)
ガブリエル・フェルツ指揮
シュトゥトガルト・フィルハーモニー管弦楽団
アレクサンドラ・ペーターザマー(メゾ・ソプラノ)
ブルノ国立フィルハーモニー合唱団
カルヴ・アウレリウス少年合唱団
いまや名匠!フェルツのマーラー・チクルス第4弾!悠々とした大自然の調べがリアルに歌いだす!日本語解説付!

録音:2010年4月30日ライヴ・レコーディング ※日本語解説つき(フェルツ氏のインタビュー形式)

リリース済みの3タイトルが好評で、今後の活躍が俄然期待されることとなったガブリエル・フェルツのマーラー交響曲全集シリーズ第4弾。今回はマーラーの交響曲中、もっとも長大で多様性に富み、マーラーの田園交響曲とも評される第3番。宇宙の誕生から命の誕生と発展、そして愛の光の中へと上昇してゆく過程は「交響曲は世界である」と語ったマーラーの音楽観が如実に反映されています。11才の頃からマーラーの音楽をこよなく愛してきたというフェルツはこの作品を演奏するにあたってこれまでの慣習に囚われず、スコアに表記されているテンポ、ディナーミクを徹底的に検証し直し、また初演前後の手紙、関係者の証言(R.シュトラウスを含む)までにも目を通しながら、マーラーが本当に望んだ演奏を再現しようとしています。実際演奏を聴いてみると、これまでのCDにはなかったテンポの設定と変化、声部がフォーカスされ新鮮です。解説(日本語訳つき)では譜例を引用しつつフェルツ自身の分析を読むことが出来ます。
CD21064
(2CD1枚価格)
¥2200→¥1890
CD1)ブラームス:交響曲第3番ヘ長調Op.90
 (タイミング 9:34/8:07/6:19/8:30)
CD2)ブラームス:交響曲第4番ホ短調Op.98
 (タイミング 12:52/10:45/6:16/9:18)
マーカス・ポシュナー指揮
ブレーメン・フィルハーモニー管弦楽団
若き巨匠ポシュナー、ブラームス交響曲全集完結編!

録音:2009年2月23、26日ブレーメン ※日本語解説付き

マーカス・ポシュナー指揮ブレーメン・フィルハーモニーによるブラームス交響曲全集の完結編。指揮者ポシュナーは1971年ミュンヘン生まれ。2004年にドイツ音楽協会、ドイツオーケストラ連盟よりドイツ指揮者賞を授与された。コリン・デイヴィス、ロジャー・ノリントン、ファビオ・ルイジのアシスタントとして研鑽を積み、2007年9月からはブレーメン歌劇場の音楽総監督を務め、客演指揮者としてミュンヘン・フィル、バンベルク響、ケルンWDR交響楽団、リンツ・ブルックナー管弦楽団、シュトゥットガルト放送響と共演。2010年4月には東京都交響楽団、2009年には広島交響楽団の指揮台にも立っている若き巨匠。

GEGA NEW

GD 355
\2000
シューベルト:交響曲第4番《悲劇的》D.417
メンデルスゾーン:交響曲第4番《イタリア》Op.90
ウラディーミル・ギャウロフ指揮
ブルガリア国立放送交響楽団
ニコライ・ギャウロフの息子ウラディーミルのシューベルト「悲劇的」&メンデルスゾーン「イタリア」

指揮のウラディーミル・ギャウロフはその名前から想像通り、名歌手ニコライ・ギャウロフの息子(ニコライの再婚相手のフレーニの子ではない)。ソフィア国立歌劇場の音楽監督で2002年の同歌劇場の来日公演(この時の演目はヴェルディのドン・カルロ)でもタクトを執っていた。Capriccioよりオペラ、当GEGAよりリスト、スクリャービン、プロコフィエフのピアノ協奏曲(GD318)をリリースしている。メリハリのある目鼻立ちのくっきりとした演奏はロシア東欧系のオーケストラにありがちな情熱にまかせた粗雑な演奏(それはそれでローカルな感じでよいのだが)とは無縁な快演。ブルガリア国立放送交響楽団のアンサンブル・レベルも高い。
GR 04
\2000
「マルタの音楽家シリーズ」
 アントニオ・ナーニ(1842-1929):
  聖パウロ難破教会のミサ(1871)
   〜男声合唱と大管弦楽のための
J.アクィリーナ(T)、C.ヴェラ・ザルブ(T)、
A.カミレッリ(Br)、A.モンテベッロ(B)、
ミラベトゥール合唱団男声セクション
ジョン・ガレア指揮ユーバル管弦楽団
オペラチック!マルタ共和国の音楽シリーズ2タイトル

録音:2008年12月

ナーニはマルタ共和国出身の作曲家。この国の音楽文化は地理的にもイタリアの影響を強く受け、ナーニの音楽にはヴェルディの影響が強く聴き取れる。彼は歌劇、交響曲、宗教音楽を数多く作曲した。イタリア・オペラを聴くような劇的で起伏に富んだミサ曲。イタリア・オペラ・ファンにお勧め。
GR 09
\2000
「マルタの音楽家シリーズ」
 ジョセフ・サムット(b.1926):オラトリオ「使徒ルカの讃歌」
  (1.マリアの賛歌/2.シメオンの賛歌/
   3.ザッカリーの讃歌/4.終曲「アレルヤ」)
クレール・マッサ(Ms)
チャールズ・ヴィンチェンティ(T)
ジョセフ・サムット指揮マルタ・フィル
ミラベトゥール合唱団女声セクション
録音:2008年12月

ジョセフ・サムット(b.1926)は指揮者としての活動が比較的知られているようだが、作曲家としても7つの交響曲、5つのピアノ協奏曲、多くの室内楽曲と旺盛な創作活動をしている。この作品は21世紀に入ってからの作曲だがアルヴォ・ペルトも赤面するのではと思えるほどロマンティックで宗教曲とは言え朗々とした旋律、オペラ的な構成はプッチーニかニーノ・ロータ(やはりイタリア音楽の影響が濃い)を思わせる。アントニオ・ナーニ同様、イタリア・オペラの好きな人にはお勧め。

KAIROS

13062KAI
¥2400
「チン・ウンスク(b.1961):作品集」
 (1)ファンタジー・メカニーク(1994/1997)
 (2)Xi(1997/1998)
 (3)アクロスティコン-ボースピール(1991/1993)
 (4)二重協奏曲(2002)
アンサンブル・コンテンポラン
(1)パトリック・ダヴァン(指揮)
(2)デヴィッド・ロバートソン(指揮)
(3)大野和士(指揮)、ピーア・コムシ(Sop)
(4)ステファン・アスバリー(指揮)
 サミュエル・ファヴレ(Perc)
 ディミトリ・ヴァシラキス(Pf)
大野和士も登場!リゲティの愛弟子チン・ウンスクの主要な作品集

録音:2003-2004年

チン・ウンスク(b.1961)はソウル国立大学でカン・ソキに学んだ後、ハンブルグ音楽院でリゲティに師事。1985年に権威あるオランダのガウデアムス作曲コンクールに優勝して以来、シカゴ響、ベルリン・フィル、クロノスQ、アルディッティQなど名だたる団体から委嘱を受け、韓国を代表する作曲家となった。彼女の作品は韓国の伝統音楽の影響は直接感じさせないものの、激しい感情を思わせるエネルギッシュな音の身振りとヨーロッパ前衛音楽の技法が程よく融合され、ユン・イサンの後継者というに相応しい。
13152KAI
¥2400
フリードリヒ・チェルハ(b.1926):
 (1)断片的小品《夢》(2009)
 (2)9つのバガテル(2008)
 (3)《瞬間》(2006/07)
(1)シルヴァン・カンブルラン指揮
 クラングフォルム・ウィーン
(2)ゼブラ・トリオ(弦楽三重奏)
(3)ペーター・ルンデル指揮WDRケルン放送響
重鎮チェルハの衰えぬ創作力を示す、充実の3曲!

録音:2009-2010年

今年85歳を迎えるチェルハの近作を3曲収録。いずれも密度の高い作品で高齢にも関わらず、その創作力には驚かされる。断片的小品《夢》は弦楽の静謐な持続音が絡み合い、次第に旋律を為してゆく美しい佳曲。「9つのバガテル〜弦楽三重奏のための」はベルクを思わせ、オーケストラのための《瞬間》は作曲当時80歳というのが信じられないほどのエネルギーを放射。これもまたベルクの《3つの管弦楽曲》を思わせる。チェルハ芸術の総決算がこの一曲に集約。

MARQUIS

MAR 81415
¥2200
「パラレルズ」〜スクリャービンとロスラヴェッツ
 スクリャービン:
  ピアノ・ソナタ第2番「幻想的ソナタ」Op.19(1892-1897)
 ロスラヴェッツ:ピアノ・ソナタ第2番(1916)
 スクリャービン:2つの詩曲Op.32(1903)
 ロスラヴェッツ:2つの詩曲(1920)
 スクリャービン:5つの前奏曲Op.74(1914)
 ロスラヴェッツ:5つの前奏曲(1919-1922)
 スクリャービン:3つの前奏曲Op.65(1911-1922)
 ロスラヴェッツ:3つの前奏曲(1914)
アーニャ・アレクセーエフ(Pf)
スクリャービンとロスラヴェッツのピアノ作品集

録音:2009年10〜11月

同時代を共有した二人のロシアの作曲家のピアノ小品を収録。スクリャービンはロスラヴェッツよりおよそ10才年上で当アルバムではショパンの影響を受けた初期の作品から独自の様式を確立した後、晩年までの小品が収録。対するロスラヴェッツはロシア・アヴァンギャルドの一員として独自の無調様式を確立した作曲家。二人とも似た部分とそうでない部分を持っており、そうした微妙な距離感がアルバム・タイトル「パラレル」に表れている。ロスラヴェッツのピアノ曲の録音は滅多にないので貴重。共に19世紀末の爛熟と20世紀の混沌の雰囲気にあふれている。

MEGADISC

MDC7794
\2400
「ムジカ・ファルサ」
 〜リーティス・マジュリス(b.1961):フルート作品集
  プジャ(2004)/ムジカ・ファルサ(2006)/
  エクス・ウナ・ヴォーチェ・トレス(2002)/
  シスマ(2007)/見晴台(2010)/静けさ(1992)
マニュエル・ズリア(Fl)
以外なヒット作曲家マジュリス作品集第3弾!細川俊夫作品でお馴染みズリアによるフルート作品集!

録音:2010年

リトアニアの新世代のマイクロ・トーナルの作曲家リーティス・マジュリス(b.1961)のこれが4枚目となる最新作品集でフルートのための独奏曲ばかりが収められている。どれもエレクトロニクスによる加工が施されており、ある時は多重録音、またある時はディレイ、と変幻自在の音色、テクスチュアの変化が楽しめる。マジュリスは反復を基調とした作曲作法を取っているが、いわゆるミニマルとは一線を画した独自のスタイルを確立した作曲家である。フルート奏者のマニュエル・ズリアはケージ、フェラーリ、シャリーノ、ペルトら現代音楽のスペシャリストで細川俊夫の作品を得意とし来日したこともある。自らも作曲家としてアルバムを数種出している。

NORTHERN FLOWERS

お待たせしました、大好評の戦時の音楽シリーズ最新盤!無名なイェヴラホフと有名なグリエール!
NF/PMA9988
¥2200→¥1890
「戦時の音楽1941-1945 Vol.12」
 オレスト・イェヴラホフ(1912-1973):
  (1)交響曲第1番Op.14(1944-1946)
  (2)《夜警》〜劇的バラードOp.12(1942-1944)
  (3)交響楽のための協奏組曲Op.8(1941-1942)
アレクサンドル・ティトフ指揮
サンクト・ペテルブルグ交響楽団
(2)オレシア・ペトロワ(M.Sop)
録音:2009年

オレスト・アレクサンドロヴィチ・イェヴラホフ(1912-1973)はワルシャワ出身でレニングラード音楽院でリャザノフに師事した。この時の同級生にはスヴィリドフがいた。ショスタコーヴィチには師事こそしなかったが親しく付き合い、その親交はイェブラコフの音楽に大きく影響を与えている。聴き応え充分の交響曲第1番、メゾ・ソプラノ独唱のための《夜警》の悠然とした威厳、プロコフィエフを思わせるユーモラスな交響楽のための演奏会用組曲と聴き所満載。
NF/PMA9989
¥2200→¥1890
「戦時の音楽1941-1945 Vol.13」
 レインゴリト・グリエール(1875-1956):
  (1)チェロ協奏曲ニ短調Op.87(1945-1946)
  (2)コロラトゥーラ・ソプラノと管弦楽のための協奏曲へ短調Op.82(1943)
アレクサンドル・ティトフ指揮
サンクト・ペテルブルグ交響楽団
(1)ディミトリ・フリチョフ(Vc)
(2)オルガ・トリフォノワ(S)
録音:2009年

スクリャービンとラフマニノフと同世代でありながら、19世紀型のロマンティシズムを貫いたグリエールの大作チェロ協奏曲と、もうひとつ変り種のコロラトゥーラ協奏曲(要はコロラトゥーラの為のアリアとカデンツァなのですが)の組み合わせ。チェロ協奏曲はロシア民謡に基づく悠々としたチェロの旋律のうねり、華麗な管弦楽に思わずうっとりさせられてしまいます。
NF/PMA9990-92
(3CD)
¥6600→¥5670
ボリス・ティシチェンコ(1939-2010):弦楽四重奏曲全集
 CD1(66:18)
  (1)弦楽四重奏曲第1番Op.8(1957)
  (2)弦楽四重奏曲第2番Op.13(1959)
  (3)弦楽四重奏曲第6番Op.148(2008)
 CD2(58:10)
  (4)弦楽四重奏曲第3番Op.47(1970)
  (5)弦楽四重奏曲第5番OP.90(1984)
 CD3(40:20)
  (6)弦楽四重奏曲第4番Op.77(1980)
(1)(4)タネーエフ四重奏団
(2)(3)(5)イリヤ・イオフ(Vn)
 エレナ・ラスコワ(Vn)
 リディア・コヴァレンコ(Va)
 アレクセイ・マサルスキ(Vc)
(6)トヴェリ・フィルハーモニー弦楽四重奏団
ティシチェンコ追悼盤!弦楽四重奏曲全集

録音:(1)(4)1976年、(2)(3)(5)2010年、(6)1982年/ ADD、DDD

昨年亡くなったボリス・イヴァノーヴィチ・ティシチェンコはレニングラード音楽院でショスタコーヴィチとウストヴォルスカヤに学び重厚な作品を数多く生み出した。当Northern Flowersではティシチェンコの作品を交響曲、協奏曲、管弦楽曲、器楽曲と次々にリリースしてきたが、今回は最晩年の第6番を含む弦楽四重奏曲全集。やはり作曲家にとって弦楽四重奏曲は作曲のアイデアを試す実験室であると同時に最後に到達すべきパルナッソスなのであろう。国民学派を思わせる民謡的な要素から後期ロマン派、無調までを縦横無尽と言おうか、自由自在に折衷する手法はシュニトケのポリスタイリズムを先取りしているとも言える。ショスタコーヴィチの弦楽四重奏曲が好きな人にお勧め。
NF/PMA9987
¥2200→¥1890
ミカロユス・チュルリョーニス(1875-1911):
 弦楽四重奏のための作品全集
 弦楽四重奏曲ハ短調(1902)/
 主題と変奏ロ短調(1896)/
 2つのカノン(1902)/2つのフーガ(1902)
ヴィリニュス弦楽四重奏団
没後100周年記念リリース!神秘の作曲家チュルリョーニスの弦楽四重奏のための作品全集

録音:2008年ヴィリニュス/ DDD、48:56

ミカロユス・チュルリョーニス(1875-1911)はリトアニアの国民的英雄と目される画家・作曲家で、特に絵画では他に類を見ないほど独創的な作品を数多く残しカンディンスキーにも影響を与えている。作曲ではリトアニア民謡に材を採りながら、ほの暗く幻想的な作品を残している。これまで主にピアノ作品がよく知られていたが、ここに数少ない弦楽四重奏曲がリリースされた。どの作品も祈りのような憂いを帯びた旋律にあふれている。
NF/PMA9993
¥2200→¥1890
ミハイル・クズミン(1872-1936):歌曲集(世界初録音)
 アレクサンドリアの歌II(1905)
 アレクサンドリアの歌I(1905)
 神聖な詩(1901-1903)
ミラ・シュキルティル(MS)
ユーリ・セロフ(Pf)
ロシアの詩人クズミンが作曲した歌曲集

録音:2010-2011年/ DDD、59:56

ミハイル・アレクセーヴィチ・クズミンは20世紀のロシア文化を代表する詩人でロシア・ソビエト文学に多大な足跡を残したと言われるが作曲にも並々ならぬ意欲を燃やし、多くの交響楽、室内楽、歌曲を作曲した。ここに収められた歌曲は自ら手がけた詩に作曲したもので19世紀ロマン派の様式による美しい旋律が印象的。

QUERSTAND

VKJK 1017
(SACD HYBRID)
\2500→¥2290
ブルックナー:
 交響曲第3番 ニ短調(1873年第1稿)
ヘルベルト・ブロムシュテット指揮
ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団
ブロムシュテット&ゲヴァントハウス管のライヴによるブルックナー第5弾!交響曲第3番の初稿版!初回特価にて提供いたします!

録音:2010年9月ライヴ

ブロムシュテット&ゲヴァントハウス管弦楽団のライヴによるブルックナー・シリーズ第5弾。2010年の新録音です。
この交響曲第3番は初稿による演奏です。近年、この初稿による演奏は増えてきていますが、ブロムシュテットは、1998年のゲヴァントハウス・カペルマイスター着任コンサートでも、「第3番」をこのワーグナーに献呈された初稿で演奏しており、並々ならぬこだわりを感じさせます(当レーベルのVKJK0507ボックスセットでCD化済)。
ブロムシュテットとしては相当自在なアゴーギグがあり、それがまた実に効果をあげており、この初稿がまるで未熟さや失敗な部分などない、完璧な作品であることを証明しています。時として官能的な揺らぎすらも見せ、如何に巨匠がこの曲を愛しているかの証でしょう。
VKJK 1118
\1800
「バザール」〜フルート四重奏作品集
 モーツァルト:フーガK.401(K.375e)/
 ドビュッシー:夏の風の神、パンに祈るために/夢想/2つのアラベスク/
 テレマン:四重奏曲ホ短調/
 ヴォルフガング・バルチュ(b.1963):足音(2010)/
 ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ/
 メンデルスゾーン:「無言歌」より
  (安らぎも無くOp.30-2/5月のそよ風Op.62-1/別れOp.85-2/
   羊飼いの嘆きOp.67-5/タランテラOp.102-3)
 モーツァルト:
  アダージョK.540/メヌエットK.355(K.576b)/小ジーグK.574/
 ブラームス:8つの小品Op.76より4曲/
 マイク・モーワー(b.1958):
  ヒア・ウィー・ゴー・アゲイン(1980)/
 ハイケ・ベックマン(b.1959):バザール(2009)
アルカディ四重奏団:
 【ユディト・コンター(アルトfl),
  ズザンネ・シュラーゲ(ピッコロ),
  トーマス・ブリンクマン(fl)、
  マティアス・シュミット(バスfl)】
同属アンサンブルの美しさ!フルートだけの四重奏!

録音:2010年6月28-30日, DDD,77'52

ピッコロからバス・フルートまで、フルート4人によるアンサンブルです。フルートばかりでよく溶け合って美しいです。バス・フルートなんか息が大変そうです。
VKJK 1012
\1800
「ヒストリカル・トロンボーンVol.1」
 〜ルネッサンス・トロンボーン
  バルトロメ・デ・セルマ・イ・サラベルデ(3曲)/
  ディエゴ・オルティス(6曲)/
  ジョヴァンニ・バティスタ・ボヴィチェッリ(1曲)/
  フランチェスコ・ロニョーニ=テッジョ(2曲)/
  ジョヴァンニ・バッサーノ(1曲)/
  クラウディオ・モンテヴェルディ(1曲)/の作品
  エルコーレ・ニシーニ:「アヴェ・マリス・ステラ」による即興
エルコーレ・ニシーニ(バロックTrb)
インストゥルメンタ・ムジカ:
 【ウタ・シュミット(b-fl)、
  ズィタ・ミキヤンスカ(Org,ヴァージナル)、
  モニカ・フィシャレク(ドルシアン)、
  ノラ・ティエレ(打楽器)】
トロンボーンの歴史をたどる新シリーズ第1弾!ルネサンス編!

録音:2010年10月、ドレスデン,63:40

エルコーレ・ニシーニはミラノ・ジュゼッペ・ヴェルディ管に席を置きながらルネサンス・トロンボーンやバロック・トロンボーンを学び直した。この「ヒストリカル・トロンボーン」シリーズは全4枚が予定されており「バロック編」「古典編」「ロマン派編」が予定されている。
VKJK 1103
\1800
「アウフタクト」
 エデンロート:チリ・コン・カルネ/ガストルディ:美しい男/
 ガストルディ:愛しき乙女たち/メンデルスゾーン:船路/
 ジルヒャー:サンクトゥス/パレストリーナ:おお、慈悲深きイエスよ/
 マウエルスベルガー:主よ,知らしめ給え/グリュック:すずしき谷間に/
 フンパーディンク:宗教的な夕べの歌/レーガー:夜の歌/
 ブラームス:森の夜/民謡:黒い鳥/民謡:グリーンスリーヴス/
 エリントン:クリオール・ラヴ・コール(*)/
 ヘイマン:友よ、良き友よ(*)/
 ハモンド&ヘーゼルウッド:アイム・ア・トレイン/他,全20曲
オクタヴィアンス(男声声楽アンサンブル)
(*印のみ)ヘルマン・ヴェルナー(Pf)
どちらも美しい!クラシックからポピュラーまで歌えます!ドイツのイケメン・アカペラ と ドイツのコギャル・アカペラ

録音:2010年11月、イェーナ,DDD,53:08

2006年イェーナ・フィル少年合唱団OBで結成された若手男声アンサンブル、オクタヴィアンス。ルネサンスから民謡、ジャズまで2曲を除きア・カペラで歌います。
VKJK 1009
\1800
「SJAELLA(シャエラ)」
 クヌート・ニューステット/ラヨシュ・バルドス/
 モーリス・デュリュフレ/ヤヴィエル・ブスト/
 ツェザール・ブレスゲン/の作品
 レノン&マッカートーニー:ドライヴ・マイ・カー,ブラック・バード/
 スティング:ヴァルパライゾ,フィールズ・オヴ・ゴールド/
 ヴィクター・ヤング:フェン・アイ・フォール・イン・ラヴ/
  他全16トラック
シャエラ(女声アンサンブル)
録音:2010年12月27-30, DDD,48:52

シャエラは15〜19歳の女声6人のア・カペラ・アンサンブル。「シャエラ」の名前の由来はスカンジナヴィアの言葉で「ソウル(魂)」の意味。まだ若いのに前身のアンサンブルは2005年から活動しています。クラシックからビートルズ、スティングのナンバーまで、美しいア・カペラで歌っています。児童合唱とも違う、大人のアンサンブルとも違う、とにかく美しいアンサンブルです。癒されます。
VKJK 1105
\1800
「シオンの慰め」
 〜ヨハン・ユストゥス・カーレ:教会カンタータ集(世界初録音)
  ヨハン・ユストゥス・カーレ(1668-1720頃):
   あなたの住まいは何と素敵なのでしょう、万軍の主よ/
   鹿が新鮮な水に鳴くように/
  ヨアヒム・パウリ(1636-1708)&J.クリューガー(1598-1662):
   シオンの慰め/
  J.J.カーレ:われ山に向かって目を上げ/
  J.パウリ:日は落ち、今、夜が来た/
  J.J.カーレ:全世界よ、神を讃美せよ
マリア・スキバ(ソプラノ)
コレジオ・ハレンセ(古楽アンサンブル)
世界初録音!17〜18世紀に活躍したカーレの教会カンタータ集

録音:2010年5月, DDD,55:45

カーレは17〜18世紀に活躍したオルガニストで作曲家。そのカーレ作品を中心に世界初録音となるソプラノと小アンサンブルによる教会カンタータを収録。
VKJK 1004
\1800
「シューマン生誕200年アルバム」
 「月に寄す」〜シューマン、シューベルト、ツェルター歌曲集
  ツェルター:テューレの王/
  シューベルト:
   漁夫D.225/最初の喪失D.226/海の静けさD.216/
   テューレの王D.367/魔王D.328/人間の限界D.716/
   月に寄せて(5-7曲目はツェルター作)/
   歌劇「ヴィラ・ベッラのクラウディーネ」D.239より「恋は至るところに」/
  ツェルター:さすらい人の夜の歌(2曲)/
  シューベルト:さすらい人の夜の歌D.768,D.224/
  シューマン:
   ベルシャザールOp.57/憎みあう兄弟Op.49-2/
   手袋Op.87/リーダークライスOp.39(全曲)
ゴットホルト・シュヴァルツ(Br)
ミハエル・シェーンハイト(Pf)
ゴットホルト・シュヴァルツのシューマン:リーダークライス

録音:2010年4〜10月、ケルン,DDD,73:08

ツヴィッカウ生まれのバス・バリトンのゴットホルト・シュヴァルツは指揮者としても活躍しています。このアルバムでは、シューマンのリーダークライスをメインに凝った選曲となっている。
VKJK 1114
\1800
「4世紀にわたる音楽」
 〜リュート、マンドリン、ギターのための作品集
  ダリオ・カステージョ(17世紀):第1ソナタ/
  コレッリ(1653-1713):
   12のソナタOp.3より教会トリオ・ソナタ/
  ヨハン・コンラート・シュリック(1748頃-1818):
   ディヴェルティメント ニ長調/
  ヴァレンティン・レーザー(1735-1782):
   2つのマンドリンと通奏低音のためのソナタOp.3-6/
  桑原康雄(1946-2003):「機織る乙女」による集第と変奏/
  ホセ・アントニオ・ザンブラーノ(1965-):ベネズエラ組曲
アンサンブル・ル・ソン・ダルジャン:
 【カテリーナ・リヒテンベルク、
  ジルケ・リシュコ、
  ミルコ・シュラーダー】
桑原康雄作品も収録!リュート・マンドリン・ギターの歴史

録音:2008年9月5-7日, DDD,56'51

バロックから現代まで4世紀にわたるリュート、マンドリン、ギター音楽を集めたアルバム。優雅なバロックに始まり、日本を代表するマンドリン作曲家で世界で認められた桑原康雄を経て、南米の民族舞踊風のベネズエラ組曲で賑やかに終わります。





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