アリアCD 新店舗へようこそ

新店舗トップページへ

お買い物の方法  
ページ内の商品チェック・ボックスをクリックし、最後に 「かごに入れる」ボタンを押してください(enterキーを押してもかまいません)。
新店内のほかのページのお買い物がありましたら、そちらもすませ、最後に「注文フォームへ」ボタンを押して注文フォームで注文を確定してください。
(チェック内容を変更したら、必ずもう一度「かごに入れる」ボタンをクリックしてください。変更内容がかごに反映されませんので)

注文フォームへ

第58号お奨め国内盤新譜(2)


8/12までの掲載分


オクタヴィア・レコード

OVCL-000460
(SACD Hybrid)
\3000
ホーネック&ピッツバーグ響
 マーラー:交響曲 第5番
マンフレッド・ホーネック(指揮)
ピッツバーグ交響楽団
生粋のオーストリア人指揮者であるホーネック。 マーラー演奏のみならず、マーラーがしばしばその音楽の重要な基礎としたオーストリアの音楽伝統に深い造詣を有しています。そのホーネックがシリーズ第4弾として世に問うのがマーラー交響曲第5番。まさにマーラー全創造における分岐点となった難曲です。ホーネックはスケルツォのテンポや多声構造、そしてアダージェットの解釈など、並々ならぬこだわりを持って「真正マーラー交響曲第5番」を表現します。随所に見られるウィーン風の音楽に、現在としては唯一となったピッツバーグ響のアメリカン・ブラス・サウンドが見事に融合した、重量形の演奏が繰り広げられます。エクストンの誇る最新技術による高音質録音により、それらを更に鮮烈に捉えています。録音:2011年5月20日-22日 ピッツバーグ、ハインツホールにてライヴ収録
OVCL-00452
\3000
インバル&都響
 ブルックナー:交響曲 第2番
 (ノヴァーク版 1877年稿)
エリアフ・インバル(指揮)
東京都交響楽団  
都響との関係も長きに渡り、互いの信頼度も厚い両者。聴衆を魅力し続ける両者の快進撃は止まりません。
大好評の2010年11月に演奏したブルックナー交響曲第6番に続き本年5月に演奏されたのはブルックナー交響曲第2番。一夜限りのライブ演奏とは思えない名演がここに蘇りました。
都響の誇る抜群のアンサンブル精度の高さ。その精度もさることながらブルックナーの重厚な和声構成の魅力が存分に伝わるバランスのよさ。考え抜かれたフレーズとテンポの抑揚、アクセント、アーティキュレーションへの拘りが細部まで描写され、聞き手の心を掴みます。
重厚感を持たせながら、微妙なテンポ捌きで決してだれることなく曲の終わりに向かい突き進むエネルギーは、60分間途切れることなく続き瞬く間に過ぎ去ります。
常に新しい響きと新鮮さで聴衆を惹きつけるインバルの音楽スタイル。ここにまた一枚インバル・ファン必聴の一枚が加わります。録音:2011年5月18日 東京文化会館 にてライヴ収録  
OVCL-00402
(2CD)
\3000
フィオリロ:36のエチュード 木野雅之(ヴァイオリン)
木野雅之の教則本シリーズ第3弾!    
「この36のエチュードは、あらゆるヴァイオリンのテクニックの為の大変素晴らしい作品であると同時に、音楽的にもバラエティーに富んだユニークなエチュードです。日ごろの練習の中で様々な表情をつけて、個性的な演奏を心がけてみてください。」(木野雅之談)
フィオリロの《36のエチュード(カプリース)》は、クロイツェル、ローデと併用、あるいは次の課程として学ぶエチュードで、左手の機械的かつ合理的な技術の向上と、さまざまな弓の奏法技術を発展的に学ぶために、非常に効果的な課題が多く含まれています。この習得によって、豊かな表現を得るための演奏技術と応用力を身に付けることができる教本です。
作者のフェデリゴ・フィオリロ(1753 - 1823ころ)は、モーツァルトと同時代の優れたヴァイオリン、ヴィオラ、そしてマンドリンの演奏家で、ヨーロッパ各地で広く活躍しました。
なお、全音楽譜出版社より出版された同タイトルのエチュードの楽譜を木野が監修しています。 録音:2010年7月29、30日 富山、北アルプス文化センターにて収録
OVCT-00080
\3000
ラフマニノフ:
 2台ピアノのための組曲 第1番「幻想的絵画」 作品5
 2台ピアノのための組曲 第2番 作品17
 6つの小品 作品11 (4手連弾)
清水和音(ピアノ)
菊地裕介(ピアノ)  
日本を代表するピアニスト・清水和音とその清水が太鼓判を押す若手実力派の菊地裕介との2台ピアノ・連弾作品集のアルバムが実現しました。
ソロは勿論、数多くのオーケストラとの共演や室内楽演奏の経験を有するこの二人が、これまでのアンサンブルの経験を基に2台ピアノ作品の極みともいえるラフマニノフの名曲に真正面から挑んだ真剣勝負の内容です。

数ある2台ピアノ作品の中でも有名な組曲第2番は勿論、ラフマニノフ初期の作品でありながら極めて高い音楽性と表現能力、さらに、2台ピアノのアンサンブル能力が問われる組曲第1番「幻想的絵画」。
ラフマニノフの要求する緻密なアンサンブル、当代きっての名手二人が繰り広げる丁々発止の駆け引きと、2台ピアノならではの演奏の醍醐味が臨場感豊かに繰り広げられます。

4手連弾の為に書かれた「6つの小品」では、二人の表現豊かな演奏がラフマニノフのピアニズムが随所にちりばめられたこの作品の光と影を際立たせています。

バスの太い響きから高音の煌びやかな音色まで、豊かな響きと音色を奏でるピアノは、ヤマハが誇る最新型コンサートグランドピアノCFX。 ヤマハの技術者が選び抜いたとっておきの2台が今回の収録のために特別に用意されました。特別な二人のために誂えた特別なピアノで、臨場感溢れる2台ピアノ演奏をお楽しみください。 録音:2011年ネン4月13-15日 静岡・ヤマハ テストスタジオにて収録
EXCL-00074
\3000
ラデク・バボラーク、いよいよベートーヴェン
ベートーヴェン:
 ホルン・ソナタ ヘ長調 作品17
 チェロ・ソナタ N0.4 ハ長調 作品107
クレーべ:「変容」〜
 ベートーヴェンのピアノ・ソナタ「月光」による
 ホルンとピアノのためのソナタ 作品95〜
ラデク・バボラーク(ホルン)
菊池洋子(ピアノ)
バボラークがいよいよ楽聖ベートーヴェンの作品を手がけます。オリジナルであるホルン・ソナタ、そしてチェロ・ソナタ第4番ハ長調をホルンで演奏。さらに現代作曲家、クレーべによる「月光」ソナタを基にした作品と、ベートーヴェンの音楽とホルン演奏の可能性と融合をコラボレーションしています。
バボラークのこのアルバムコンセプトは、ベートーヴェンの音楽自体が示す、時代を超えた普遍性を、ホルンという楽器で今という時間軸にフォーカスさせるものです。
若きベートーヴェンのホルン・ソナタと、まるでホルンのために書かれたかのような後期の作品群に属する作品107のチェロ・ソナタ第4番と、古典派からロマン派への架け橋となる様式美、さらに現代におけるその普遍性に光を充てたクレーべのソナタへと、菊池洋子の好サポート得てベートーヴェンと共に音楽のタイムトラベルを始めます。
OVCC-00087
\3000
モーツァルト:ピアノと管楽のための五重奏曲 K.452
ベートーヴェン:ピアノと管楽のための五重奏曲 作品16
ダンツィ:木管五重奏 作品56-2
レイキャヴィク木管五重奏団
ヴォフカ・アシュケナージ (ピアノ)
レイキャヴィク木管五重奏団(RWQ)はアイスランド交響楽団の主要メンバーによって設立された同国を代表する室内楽集団として世界各地で演奏活動を行い好評を得ています。また本ディスクで共演しているヴォフカ・アシュケナージはモスクワで生まれるも、その人生の大半をアイスランドとイギリスを中心に過ごし、数多くのオーケストラとの共演や国際音楽祭に出演するなど精力的な活動を行い、近年では教育活動にも力を入れていることで知られています。
本ディスクに収録されている曲目はどれも古典の室内楽曲を代表する名曲揃い。
曲にのめりこみ過ぎず、冷静さを失わない演奏スタイルからは、あくまでも端正に、凛とした雰囲気を醸し出す上質な演奏です。
アンサンブルの精度にこだわりつつもフレーズ感を決して失わない演奏。そこに、ヴォフカ・アシュケナージの澄んだピアノの音色が加わることで透明感のある輪郭のハッキリしたアンサンブルをお楽しみいただけます。録音:2002年10月26-29日 レイキャヴィク、ヴィージスターザ教会 にて収録

レイキャビーク木管五重奏団(RWQ)
1981年、アイスランド交響楽団の主要メンバーによって設立。
カーネギーホール、ウィグモアホール、シドニーオペラハウスなど世界で最も有名なコンサートホールでの演奏や、世界各国の主要なレパートリーは初期の古典から現代に至るまで幅広く網羅し、数多くの作曲家がRWQの為に作曲。その中にはアイスランドの民俗音楽に基づいて書かれた曲も多数含まれる。イギリスBBC、オーストラリアABC、BIS、Chandosレーベルと継続的に収録、CDをリリースし、その多くはペンギンガイドのクラシックCD批評で称賛を受けている。
ヴォフカ・アシュケナージ(ピアノ)
モスクワで生まれ、幼少期の大半をイギリスとアイスランドで過ごす。 6歳よりピアノを学び、マンチェスターの王立ノーザン音楽大学でSulamita Aronovsky、ピーター・フランクル、レオン・フライシャーらに師事。1983年にロンドン交響楽団、リチャード・ヒコックスの指揮でチャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番でロンドンデビューを果たして以来、ヨーロッパ、オーストラリア、ニュージーランド、日本、アメリカにおいて演奏活動を開始。マールボロ音楽祭、エジンバラ音楽祭、米国・スポレート音楽祭に参加。ハリウッドボウル、シドニーオペラハウス、ベルリンフィルハーモニー、ロイヤルフェスティバルホール等、著名なコンサート会場での演奏をはじめ、セミヨン・ビシュコフ、マーティン・フィッシャー=ディースカウ、スタニスラフ・スクロバチェフスキらと共演、オーケストラとはイギリスの主要なオーケストラをはじめ、ロサンゼルス・フィル、オーストラリア室内管、ベルリン・ドイツ響などと共演している。ヴォフカ・アシュケナージは演奏活動のほかに、教育活動にも多くの時間を充てており、オーストラリア、デンマーク、イギリス、ギリシャ、グアテマラ、アイスランド、ノルウェー、スウェーデン、米国においてマスタークラスを行い、近年、英国でプロコルダで室内楽のコーチングスタッフの一員となっている。彼は1998年から2007年までフランスのガブリエル・フォーレ・アングレーム音楽院のピアノ教授を務めている。

オクタヴィア・レコード

EXCL-00073
(SACD Hybrid)
\3000
ブルックナー:交響曲 第3番「ワーグナー」 サカリ・オラモ(指揮)
ロイヤル・ストックホルム・フィル
ストックホルム・フィルとオラモの最新新譜、ブルックナー交響曲 第3番の登場。オラモは今年現在、パリ管、ウイーンフィルなどの最上級のオーケストラへのほんの数回の客演以外、そのほとんどの活動をストックホルム・フィルに専念し、ますます関係を深めています。ここで聴けるブルックナーも、前リリースのマーラーの1番(昨年の来日記念盤)同様、どの部分からも隙の無い、構築され尽くした造詣で、本アルバムを仕上げています。もちろん録音も極上の出来で、ライブのテイクで仕上げられたとは思えないほどの完成度です。それは指揮者とオーケストラが練りに練った、確固たる自信に満ち溢れた説得力がそのすべてを物語り、我々聴くものを圧倒します。録音:2010年9月15日-18日 ストックホルムコンサートホールにて収録
OVCL-00448
\3000
ベートーヴェン:交響曲 第4番
R.シュトラウス:メタモルフォーゼン
沼尻竜典(指揮)
トウキョウ・モーツァルト・プレイヤーズ
沼尻竜典とT-M-Pによるベートーヴェン・チクルスが遂に完結です。
2000年2月にリリースされた第一弾となる交響曲第6番は発売当時、瑞々しい音楽の中にも心の強い表現により、大いに注目されました。また、オーケストラの精密な技術とアンサンブルが各紙に絶賛されました。
それから11年後の今年、交響曲第4番の発売で、遂に完成となりますが、このコンビの著しい成長が刻まれた素晴らしい全集となりました。この間に沼尻は日本の各オーケストラの主要なポストを歴任、大きくキャリアを伸ばしましたし、結成当時若かりしオーケストラのメンバーたちも、国内主要オーケストラの首席クラスとして声がかかり、まさに日本のオーケストラの中心メンバーとして活躍するようになりました。オーケストラとしての経験も重ね、T-M-Pの名はその実力と共に広く知られるようになったのです。
今回収録された第4番もそれらの経験が存分に生かされ、躍動感があり、音楽が生き生きとしながらも、重厚なサウンドを聞かせます。沼尻が細部まで踏み込んだ表現を全て形にしながらも、さらにダイナミックにスケール大きく聞かせるのは、このコンビならではです。また、カップリングされた「メタモルフォーゼン」も驚異的な名演です。重厚な弦楽器の響きで圧倒させ、美しく繊細な表現も兼ね備えています。
このコンビのひとつの終結と新たなる発進となるアルバムです。録音:2008年3月27-29日、2011年2月4-6日 東京・三鷹市芸術センターにて収録
OVCL-00446
\3000
ベートーヴェン:
 ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品61
 ロマンス第1番 ト長調 作品40
 ロマンス第2番 ヘ長調 作品50
木野雅之(ヴァイオリン)
ペーター・イレイニ(指揮)
ハンガリー交響楽団
木野雅之の待望のベートーヴェン協奏曲アルバム!
昨年発売されたメンデルスゾーンとブラームスの協奏曲アルバムから一年。協奏曲アルバム第2弾のリリースです。
「ベートーヴェン、メンデルスゾーン、ブラームス、チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲と言えば、演奏家であれば誰でも演奏したい王道を行く作品です。それらのなかでベートーヴェンのみ自分のディスコグラフィにラインアップとして欠けていました。今回この作品を録音できたことは演奏家として大きな喜びであります。ヴァイオリン演奏におきましては、大変な歴史を誇るハンガリーの演奏家達、オーケストラ、マジャールフィル管弦楽団とのセッションはとても貴重な時間でした。恩師ナタン・ミルシテイン先生のカデンツァと共に、私の半世紀の集大成ともいえる音楽を、是非お聴き頂きたいと思います。」(木野雅之談)録音:2011年3月31日、4月1日 ブダペスト、ハンガリー放送 第22スタジオにて収録
OVCL-00447
\3000
ラフマニノフ:
 ピアノ三重奏曲 第1番ト短調、第2番ニ短調
 ヴォカリーズ 作品34-14
 「パガニーニの主題による狂詩曲」作品43より第18変奏
                        (ピアノ三重奏版)
武本京子(ピアノ)
豊嶋泰嗣(ヴァイオリン)
藤森亮一(チェロ)
近年、藤森亮一とのデュオを通して数々の音楽活動を展開し好評を得ているピアニスト・武本京子はそのフィールドの延長線上のプロジェクト、ヴァイオリンの名手、豊嶋泰嗣を向かえてのラフマニノフのトリオのレコーディングを行いました。「悲しみの三重奏」と称された2曲のピアノ三重奏曲をこの三人の名手が一つになって、悲愴に満ちた祈りともに似たロマンティシズムを奏でて行きます。過去、藤森とラフマニノフのチェロ・ソナタで好評を博したデュオが、ソリストまた名コンサートマスターとして円熟期を迎えた豊嶋を向かえ、武本のあふれ出す彩色と動的なロマンティシズムと二人の弦楽器が綾なす静的なロマンティシズムが衝突し、そこに新たに融合されたラフマニノフの別世界のロマンが創造されます。録音:2010年4月1-3日 岐阜、クララザールにて収録
OVCL-00449
\3000
ブラームス:チェロ・ソナタ第1番 ホ短調 作品38
チェロ・ソナタ第2番 ヘ長調 作品99
シューマン:アダージョとアレグロ 変イ長調 作品70
金子鈴太郎(チェロ)
須藤千晴(ピアノ)
金子鈴太郎デビュー盤!
抜群のコンビネーションでしっとりと優美に歌い上げるブラームス
桐朋学園大学ソリスト・ディプロマコースを経て、ハンガリー国立リスト音楽院に留学し、サイトウ・キネン・オーケストラ、国内でのプロオーケストラ、室内楽等で活躍している期待のチェリストの金子鈴太郎と、東京藝術大学を卒業し、ドイツ政府給費留学生としてベルリンに留学し、ジーナバックアウワー国際ピアノコンクールで入賞するなど、海外でも評価を得ているピアニストの須藤千晴。この実力派若手奏者の2人をデュオで収録しました。
金子鈴太郎のチェロの深い情感と、豊かな音楽性は、とくにブラームスのような精神的な奥深さを持つ曲をしっとりと歌い上げています。そして、そこに寄り添う須藤の真摯なピアニズム。かねてから親交のあり、長年共演したいという思いがあった2人ですが、ようやく金子のデビューCDという形で共演を果たし、その演奏の中にお互いの感性がぴったりと合ったのを感じたといいます。1楽章のじっくりと歌う部分から最終楽章の華麗な旋律まで、抜群のコンビネーションと充実の構成力で奏でます。録音:2011年4月21日、6月3日 埼玉・三芳町文化会館(コピスみよし)にて収録
金子鈴太郎(チェロ)
桐朋学園大学ソリスト・ディプロマコースを経て、ハンガリー国立リスト音楽院に学ぶ、コンセール・マロニエ、国際ブラームス・コンクール、カルロ・ソリヴァ室内楽コンクールなど、国内外のコンクールで優勝、入賞。2004年松方ホール音楽賞大賞受賞。2008年音楽クリティック・クラブ奨励賞を受賞。仙台フィルハーモニー管弦楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団、大阪シンフォニカー交響楽団、長岡京室内アンサンブル等とコンチェルトを共演。2007〜2008年 大阪シンフォニカー交響楽団特別首席チェロ奏者。現在は、各オーケストラにゲスト首席として招聘されるほか、トウキョウ・モーツァルト・プレイヤーズ、サイトウ・キネン・オーケストラ、ジャパン・ヴィルトゥオーゾ・シンフォニーオーケストラ等で活躍中。

須藤千晴(ピアノ)
東京藝術大学音楽学部器楽科卒業。ドイツ政府給費留学生としてドイツ国立ベルリン音楽大学に留学。2001年東京藝術大学在学中に伊達純メモリアル基金より「アリアドネ・ムジカ賞」と奨学金を授与される。第4回ジーナバックアウワー国際ピアノコンペティション(アメリカ)入賞。2005年第4回ザイラー国際ピアノコンクール(ドイツ)入賞。ドイツ・キッツィンゲン誌にて「研ぎ澄まされたタッチから奏でられるクリスタルの音色が彼女の個性を惹きたてている」と絶賛される。2006年、第3回ベルリンピアノコンクール(ドイツ)入賞。2009年、デリック・イノウエ指揮、群馬交響楽団定期演奏会においてストラヴィンスキーの「ペトルーシュカ」を協演。これまでに三巻道子、佐野幸枝、黒田亜樹、北島公彦、浜口奈々、ミヒャエル・エンドレスの各氏に師事。注目の若手ピアニストとして今後の活躍に期待を集めている。
OVCL-00451
\2000
親子のためのクラシック
 ラヴェル:「クープランの墓」より"リゴードン"/アフラートゥス・クインテット
 チャイコフスキー:こんぺいとうの精の踊り/小林研一郎(指揮)&アーネム・フィルハーモニー管弦楽団
 チャイコフスキー:花のワルツ/小林研一郎(指揮)アーネム・フィルハーモニー管弦楽団
 フランス民謡:アビニョン橋の上で/チェコ・フィル少年少女合唱団
 デュボワ:フルート四重奏曲より第1楽章/ザ・フルート・カルテット
 エルガー:威風堂々 第1番/ウラディーミル・アシュケナージ(指揮)シドニー交響楽団
 サン=サーンス:白鳥/カレル・フィアラ(チェロ)クヴィータ・ビリンスカ(ピアノ)
 クライスラー:中国の太鼓/木野雅之(ヴァイオリン)平沢匡朗(ピアノ)
 モーツァルト:アイネ・クライネ・ナハトムジーク 第1楽章/チェコ・フィルハーモニー室内管弦楽団
 グノー:操り人形の葬送行進曲/アフラートゥス・クインテット
 チェコ民謡:手を叩きましょう/チェコ少年少女合唱団
 モーツァルト:交響曲第41番「ジュピター」より第1楽章/武藤英明(指揮)チェコ・フィル
 クライスラー:おもちゃの兵隊の行進曲/木野雅之(ヴァイオリン)平沢匡朗(ピアノ)
 フンメル:トランペット協奏曲より第3楽章/ハンス・ガンシュ(トランペット)マルティン・ジークハルト(指揮)スピリット・オヴ・ヨーロッパ
 ムソルグスキー:卵の殻をつけたひなどりの踊り/ロシアン・ブラス
 ドヴォルザーク:「チェコ組曲」より"ポルカ"/ズデニェク・マーツァル(指揮)チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
 ガーシュウィン:「ポーギーとベス」組曲より "ベス、お前は俺のもの"/豊嶋泰嗣(ヴァイオリン)三輪郁(ピアノ)
 ドビュッシー:「小組曲」より"バレエ"/斉藤デュオ(ピアノ・デュオ)
 モーツァルト:おもちゃの交響曲より第1楽章/チェコ・フィルハーモニー室内管弦楽団
 ニャタリ:「ブラジル風民謡組曲」より"ショーロ"/尾尻雅弘(ギター)仲道祐子(ピアノ)
 デュボワ:フルート四重奏曲より第3楽章/ザ・フルート・カルテット
 フランセ:ディヴェルティメントより第3楽章/バボラーク(ホルン)菊池洋子(ピアノ)
小さな子供とお母さんやお父さん、親子みんなが一緒に聴いて楽しめるクラシック音楽を集め、コンピレーションアルバムにしました。木管アンサンブルの面白い音色、金管楽器の勇ましい音色、オーケストラの優雅な響き、ピアノやチェレスタのきらきらした音。
楽器の音色が楽しいと思うことで、音楽に興味を持ち、楽器を始めたいと思うきっかけになるかもしれません。
「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」(オーケストラ)、「アビニョン橋の上で」(合唱)といった誰もが聴いたことのある有名曲から、「おもちゃの交響曲」(オーケストラ)、「操り人形の葬送行進曲」(木管五重奏)という少し変わった響きが聴ける曲、「白鳥」(チェロ)や「花のワルツ」(オーケストラ)など優雅な響きのする曲まで、全22曲も集めたCDです。
堅い印象のあるクラシックですが、このアルバムを聴けば、こんな曲もあったと再発見できるような、子供から大人まで聴いて楽しくなるような曲がたくさん揃った1枚です。

オクタヴィア・レコード

OVCL-00480
\3000→¥2000
※価格改定
チェコ・フィルによる日本震災支援のためのチャリティー・コンサートCD
 ドヴォルザーク:交響曲 第9番 「新世界より」
 シベリウス:悲しきワルツ
イオン・マリン(指揮)
チェコ・フィル
2011年3月6中旬に来日ツアーを行っていたチェコ・フィルハーモニー管弦楽団が帰国後の4月3日に日本震災支援のためにチャリティー・コンサートを行いました。指揮は近年注目の集まるイオン・マリン。最近はN響やベルリン・フィルを振り話題を集めております。プラハ城、スペインホールでのライヴ盤です。
2011年4月3日、チェコ・フィルが日本震災支援のためにチャリティーコンサートをプラハ城内のスペインホールで行いました。震災当日3月11日、チェコ・フィルは日本公演のために来日しており、日本で震災の惨状を目の当たりにしました。数公演を残し、オーケストラは急遽チェコへ戻ることになりましたが、日本を助けるために何か出来ないかというオーケストラからの強い意志により、このチャリティー・コンサート開催へと繋がりました。
チェコの文化省と在チェコ日本大使館の主催により、ライヴはテレビやラジオ等で中継され、放映中にも視聴者からの電話やインターネットにより日本震災への義援金を募り、日本に想いを馳せながらの抒情溢れる演奏は世界中に響き渡り、国を挙げての支援活動となりました。このアルバムの収益金の一部を日本赤十字社を通じて震災のための義援金とさせていただきます。
録音:2011年4月3日プラハ、プラハ城、スペイン・ホールにてライヴ収録

オクタヴィア・レコード

OVCL-00445
(SACD Hybrid)
\3000
ベートーヴェン交響曲全集第3弾!
 ベートーヴェン:交響曲 第1番、第7番
小林研一郎(指揮)
チェコ・フィル
昨年70歳を迎えた小林研一郎のベートーヴェン交響曲全集第3弾! "今年4月、交響曲第1番と第7番のカップリングで行われた演奏会では枯渇することのない小林の渾身のエネルギーと情熱が捧げられ、ドヴォルザークホールの満場の客席が大いに沸きました。
昨年4月で小林は70歳の誕生日を迎えてからちょうど一年、その円熟と、ヨーロッパの伝統とが見事にブレンドした極上のベートーヴェン演奏をお届けいたします。
録音:2011年4月14-16日 プラハ、ルドルフィヌム、ドヴォルザーク・ホールにてライヴ収録"
OVCL-00444
\2500
芥川也寸志と大江健三郎による原爆を取り扱った衝撃的なオペラ!
 芥川也寸志:ヒロシマのオルフェ(台本:大江健三郎)
         音楽と舞踏による映像絵巻「月」
本名徹次(指揮)
オーケストラ・ニッポニカ
<ヒロシマのオルフェ キャスト>
青年:黒田博(バリトン)
若い娘、のちに看護婦:腰越満美(ソプラノ)
中年の娼婦、実は巫女:加賀ひとみ(メゾ・ソプラノ)
死の国の運転手、のちに医師:吉田伸昭(テノール)
娼婦たちの合唱団:Chor June
光の子供らの合唱団:すみだ少年少女合唱団
暗黒世界の合唱団:オルフェ合唱団"
本名徹次とニッポニカによる第4弾アルバムは、作曲芥川也寸志、台本大江健三郎という音楽と文学の大巨頭によるオペラ「ヒロシマのオルフェ」です。
このオペラは被爆した青年が幻影に苦しむ姿を描いた問題作です。
この楽曲は1968年のザルツブルク・オペラコンクールで第一位を獲得しています。当アルバムの音源は演奏会形式での演奏で、ライヴ収録となります。
芥川也寸志を冠に掲げるオーケストラ・ニッポニカによる、情熱のこもった演奏で、楽曲のもつ精神性や音楽性を突き詰めるような出来となっています。第二次世界大戦より66年が過ぎ、東日本大震災が起こった今だからこそ、再考させられる内容です。また、カップリングには竹取物語を題材とした「月」を収録。美しい情景が浮かぶかのような作品で、芥川也寸志の意欲的な音楽構成を見せています。"
録音:2010年3月14日 
東京・ティアラこうとうにてライヴ収録"
OVCC-00085
\3000
オペラ・ファンタジー
 ボルヌ:カルメン幻想曲
 タファネル:「フランチェスカ・ダ・ニミニ」による幻想曲
 ドゥメルスマン:「オベロン」による大幻想曲
 ショパン:ロッシーニの主題による変奏曲
 クーラウ:「オイリアンテ」による序奏と変奏 
上野由恵(フルート)
石橋尚子(ピアノ)
フルート界のニューヒロイン、上野由恵が華麗に彩るフルート・オペラ・ファンタジー!
東京音楽コンクール、日本音楽コンクールなど多くのコンクールで優勝。国内外のオーケストラと共演も多く、日本のトップフルーティストのひとりとなっている上野由恵のクリストン・デビューアルバムです。しかも2タイトルが同時発売となります。
当アルバムは上野由恵のテクニックと鮮やかな音色が存分に堪能出来るものとなります。「オペラ・ファンタジー」と題してオペラの有名なパッセージが幻想曲や変奏曲で登場します。
とにかくこれらの曲は、テクニックが最重要な楽曲ですが、上野由恵は完璧に演奏し、聴く者を圧倒します。また、ボルヌのカルメン幻想曲をはじめ、フルートが縦横無尽に表情豊かに歌い上げます。上野由恵のフルートは完璧なテクニックをもとに、鮮やかな演奏をきかせます。明るい音色で、伸びやかな響きは聴くものを魅了していくことでしょう。
日本の女流フルート奏者のトップとなる上野由恵の鮮やかなデビューアルバムをお楽しみ下さい。" 録音:2011年4月22,23日 埼玉・三芳町文化会館(コピスみよし)にて収録"
※ドビュッシー:シランクスは諸事情により割愛になりました。
 
プロフィール:
東京芸術大学音楽学部附属音楽高校を経て、同大学をアカンサス音楽賞を得て首席卒業。同大学大学
院修士課程修了。2004年第2回東京音楽コンクール第1位。同年第15回日本木管コンクール第1位、コスモス賞(聴衆賞)、 兵庫県知事賞、朝日新聞社賞。2006年第1回北京ニコレ国際フルートコンクールセミファイナリスト。2007年第76回日本音楽コンクール第1位、岩谷 賞(聴衆賞)、加藤賞、吉田賞、E・ナカミチ賞。
これまでに、小林研一郎、広上淳一、北原幸夫、大友直人、梅田俊明、松尾葉子、上野正博、飯森範親、渡邊一 正、山下一史の各氏らの指揮による国内外のオーケストラ(読売日本交響楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団、東京交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、関西フィルハーモニー管弦楽団、セントラル愛知交響楽団、芸大フィルハーモニー管弦楽団、瀬戸フィルハーモニー交響楽団、京都市交響楽団、チェコ・ フィルハーモニー室内管弦楽団)や、チェコ・フィルハーモニー六重奏団、ベルリン・フィル首席奏者によるアマルコルド・カルテット・ベルリン等と共演。
2005年皇居内桃華楽堂にて御前演奏。2006年東京芸大チェンバーオーケストラ・ドイツ公演に参加。同年韓国トンヨン国際音楽祭(イサンユンフェスティバル)より招かれ演奏。2008年首相官邸での日中首脳会談晩餐会で演奏。
各地でのソロリサイタルの他、「NHK-FM名曲リサイタル」、「N響広場」、「気ままにクラシック」等、多 数のラジオやテレビ番組に出演。2010年から「世界の子供支援」チャリティー事業にも積極的に参加し、全国でのコンサートツアーを行っている。これまでに、平尾周用、岩崎範夫、村上成美、中川昌巳、浅生典子、神田寛明、竹澤栄祐、金昌国、寺本義明、パウル・マイゼン、フィリップ・ベルノルドの各氏に師事。
OVCC-00086
\3000
歌楽−イサン・ユン:フルート作品集−
イサン・ユン:
 歌楽
 ソロ・フルートのための「ソリ」
 ソロ・フルートのためのエチュード
 サロモ
上野由恵(フルート)
石橋尚子(ピアノ)「歌楽」
フルート界のニューヒロイン登場! 上野由恵が奏でるイサン・ユンの世界。
"東京音楽コンクール、日本音楽コンクールなど多くのコンクールで優勝。国内外のオーケストラと共演も多く、日本のトップフルーティストのひとりとなっている上野由恵のクリストン・デビューアルバムです。しかも2タイトルが同時発売となります。
当アルバムは全編イサン・ユンによるフルート作品集です。
独奏フルート作品、フルートとピアノの作品がすべて網羅された、世界初アルバムとなります。
イサン・ユンのフルート作品は、フルート奏者にとって重要なレポートリーとなりつつあり、コンクールで必ずといっていいほど取り上げられています。
上野由恵はイサン・ユンのフェスティバルに招かれ演奏したり、大学時代に長く研究を重ねてきた作曲家がイサン・ユンでした。イサン・ユンの楽曲がもつエネルギーと精神性を、上野由恵は表現してゆきます。
超がつくほどの難易度の楽曲を完璧に演奏しています。通常のフルートだけでなく、アルト・フルート、バス・フルート、さらにはピッコロに持ち替えてバラエティに富んだフルートアルバムです。強い感動と世界観をもつイサン・ユン。フルート奏者以外にもぜひ聞いてほしいアルバムです。録音:2011年4月26,27日 埼玉・三芳町文化会館(コピスみよし)にて収録"
AUCD-00024
\3000
松本和将/ショパンへのオマージュII
ショパン:
 マズルカ 変ロ長調 Op.7-1、マズルカ ハ長調 Op.56-2
 マズルカ イ短調 Op.59-1、マズルカ 二長調 Op.33-2
 マズルカ 嬰ハ短調OP.63-3、
 エチュード 変ト長調「黒鍵」 Op.10-5
 エチュード イ短調Op.25「木枯らし」Op.25-11
 ピアノソナタ 第2番 変ロ短調 Op.35「葬送」
 ピアノソナタ 第3番 ロ短調 Op.58"
松本和将(ピアノ)
"偉大なる名曲2曲を続けて弾くというのは想像をはるかに超える負担だが、何回も引いているうちに余裕も出てきて、同時に曲を通してショパンの心の中に直接入り込んでいくような気持になり、本番では、音に乗って自分の魂が浮き上がり、ホール全体を包み込むショパンの魂と会話しているかのような、あの独特の感覚を持つことが出来た。松本和将(CDライナーノーツより)
録音:2010年12月8日 東京文化会館にてライヴ収録
プロフィール:
日本音楽コンクール第1位(98年)、ブゾーニ国際ピアノコンクール第4位(イタリア、01年)、そして見事エリーザベト王妃国際コンクール5位(ベルギー、03年)。
国内外でのコンサート、著名なオーケストラとの共演等、ビクターエンタテインメントより9枚のCDをリリース、最新の「後期ロマン派名曲集」はレコード芸術で特選盤に選ばれる。国際的に活躍している倉敷出身の若手ピアニスト。

オクタヴィア・レコード

AURORA CLASSICS

AUCD-00023
\3000
Il Convegno
 ポンキエッリ:イル・コンヴェーニョ〜
  2本のクラリネットとピアノのためのディヴェルティメント
 メンデルスゾーン:
  2本のクラリネットとピアノのための
   演奏会用小品 第1番 ヘ短調 作品113、
  同 第2番 ニ短調 作品114
 サラサーテ:ナヴァラ − スペイン舞曲 作品33
 カヴァリーニ:二重奏曲 第1番、第2番
 バッシ:ベッリーニの歌劇「夢遊病の女」による幻想曲
チャールズ・ナイディック(クラリネット)
大島文子(クラリネット)
大島直子(ピアノ)
2本のクラリネットとピアノが聴かせる新しい(出会い)の世界へようこそ!
世界的なクラリネット奏者チャールズ・ナイディックと大島文子、そして手練のパートナー大島直子のピアノが、圧倒的なテクニックと歌に満ちた表現力で魅せます。
B管クラリネット、Es管クラリネット、バセットホルンとバラエティ豊かな楽器のコンビネーションも聴き応え十分。イタリア・ベルカントの華やかな世界が、すぐ目の前に広がります。録音:2010年3月29-31日 秩父ミューズパーク音楽堂にて収録

FONTEC


FOCD9525/6
(2CD)
¥2500
DSD Mastering
山田 一雄 &新日本フィル
 マーラー:交響曲 第9番 ニ長調
  (1986年6月7日 東京文化会館でのライヴ録音)
山田 一雄 指揮
新日本フィルハーモニー交響楽団
昭和の日本楽壇を常にリードし、洋楽黎明期の聴衆、オーケストラを育て上げた大指揮者、山田一雄(1912-91)は本年で没後20年となります。その情熱に溢れた演奏・活動は、〈真の芸術家〉を体現するものでした。
古典から現代におよぶ山田のレパートリーのなかで、マーラーは特別な存在です。作曲者が憑依したかのような劇的な演奏は“世界的権威”と呼ぶに相応しく、自他ともに認めるスペシャリストでした。
本CDに収録されている1986/6/7に東京文化会館で行われたコンサートは、同年に山田一雄が第42回日本芸術院賞を受賞したことを記念して企画されたもので、多くのファンによって長らく発売が待たれていた録音です。
マーラーの最高傑作「第九交響曲」—90分を越えるこの演奏は、全身全霊を音楽に捧げた巨匠の魂の鳴動です。


フォンテックの貴重な音源が蘇る!現代音楽4タイトル

フォンテックの持つ膨大かつ貴重な、日本の現代音楽の音源を再構成し、4タイトル一挙発売します。
本作は、芥川也寸志・早坂文雄・伊福部昭・清瀬保二・小倉朗と、日本の音楽史に燦然とその足跡を残す5人の作曲家にスポットを当てています。
芥川也寸志作品集には、芥川がその創立に大きく関わり、音楽監督を務めた新交響楽団とのリハーサル風景と、芥川本人が自作と新響について語った生の声を収録。伊福部昭作品集には、現在でもファンの間で語り継がれている1980年4月8日 芥川=新響による「シンフォニア・タプカーラ」(初CD化)を収録しています。
FOCD9527/8
(2CD)
¥2100
芥川也寸志
Disc1:
 1.交響三章—トリニタ・シンフォニカ◎/
 2.交響管弦楽のための音楽/
 3.絃楽のための三楽章—トリプティーク/
 “自作と新響を語る” /
 “リハーサル風景”
  「交響三章—トリニタ・シンフォニカ」より、「交響管弦楽のための音楽」より
Disc2:
 1.交響曲第1番/2.エローラ交響曲/
 3.チェロとオーケストラのためのコンチェルト・オスティナート※/
 4.アレグロ・オスティナート/5.武蔵坊弁慶(1986)/
“リハーサル風景”「エローラ交響曲」より
芥川也寸志 指揮/
山岡重信 指揮※/
安田謙一郎 チェロ※/
新交響楽団
収録:1986年11月30日/1979年8月4日◎/1981年7月29日※ 東京文化会館
FOCD9529/30
(2CD)
¥2100
早坂文雄
Disc1:
 1.古代の舞曲/2.左方の舞と右方の舞※/
 3.映画音楽「羅生門」から/4.管弦楽のための変容
Disc2:
 交響的組曲「ユーカラ」
芥川也寸志 指揮/
新交響楽団(Disc1)
山田一雄 指揮/
日本フィルハーモニー交響楽団(Disc2)
収録:1979年4月6日(Disc1 1,3,4)/1987年2月1日(Disc1 2)/1986年4月11日(Disc2) 東京文化会館、サントリーホール※
FOCD9531/2
(2CD)
\2100
伊福部昭
Disc1:
 1.日本狂詩曲/2.土俗的三連歌/
 3.交響譚詩※/4.タプカーラ交響曲
Disc2:
 1.ピアノと管弦楽のためのリトミカ・オスティナータ☆/
 2.ヴァイオリン協奏曲 第2番/
 3.オーケストラとマリンバのためのラウダ・コンチェルタータ
山田一雄 指揮/
新星日本交響楽団(Disc1 1-2, Disc2-3)
芥川也寸志 指揮/
新交響楽団(Disc1 3-4, Disc2 2)
井上道義 指揮/
東京交響楽団(Disc2 3)
小林武史 ヴァイオリン(Disc2 2)
安倍圭子(Disc2 3)
収録:1980年5月13日(Disc1 1)/1986年5月27日(Disc1 2)/1977年8月8日(Disc1 3) 1980年4月6日(Disc1 4, Disc2 2)/1983年2月10日(Disc2 2)/1979年9月12日(Disc2 3) 東京文化会館、フェスティバルホール※、簡易保険ホール☆
FOCD9533/4
(2CD)
¥2100
清瀬保二/小倉 朗
Disc1:
 清瀬保二
  1.原始的舞踊/
  2.エレジー 挽歌—亡き母に捧ぐ—/
  3.ピアノ協奏曲※/
  4.日本祭礼舞曲
Disc2:
 小倉 朗
  1.交響組曲 イ短調/
  2.管弦楽のための舞踊組曲☆/
  3.オーケストラのためのブルレスク/4.交響曲 ト調/
  5.オーケストラのためのコンポジション 嬰へ調★
芥川也寸志 指揮/
新交響楽団
林光 ピアノ※
収録:1982年4月2日(Disc1)/1983年4月3日(Disc2 1)/1987年2月1日(Disc2 2)/1978年4月1日(Disc2 3-4)/1978年4月26日(Disc2 5) 東京文化会館、サントリーホール☆、日比谷公会堂★
EFCD4175/7
(3CD)
\4500
松井孝夫ベストセレクションⅡ-混声編-
 変わらない想い/またね…/これからもずっと/君に会えたことに…/けっして忘れない/
 悲しみの向こうには/キミの夢/朝/未来への地図/分岐点/かきどうし/出会いたくて/
 この町で/ここにいる幸せ /別離のうた/いのちのこもりうた/
 言葉よりも…/ We are the one/日日草/虹色の未来
合唱:合唱団翠 /
Wings/
混声合唱団A.D.A/
アンサンブル・ヴォカル・アルカイク=東京 
教育芸術社楽譜タイアップ 練習用カラピアノ付
学校の音楽教育の現場で常に注目を集めている松井孝夫の合唱作品。待望の「混声編」第2弾の発売です。親しみのあるメロディー、あたたかな歌詞は松井作品の特徴です。
前作に引き続き、多くの教育現場で活用されるに違いありません。

—fontec P&D レーベル—  

FOCD20086
\3000
茶木敏行(テノール)/ある旅路で
 ベートーベン:愛されないものの溜息 そして愛の答え/新しい愛、新しい人生
 シューベルト:リーゼンコッペの山頂で/また会おう/プロメテウス
 リスト:三つのペトラルカのソネット
 ヴォルフ:ある旅路で/春に/愛する人に/じゃーな
 R.シュトラウス:セレナーデ/変わらぬもの/憧れ/明日の朝
 (2010年6月29日〜7月1日 ガリバーホール.REC)
茶木敏行:テノール
チャールズ スペンサー:ピアノ
茶木敏行は大阪芸術大学、京都市立芸術大学大学院で学び、ドイツ、ケルンへ渡り、ベルギッシェス・ゲザングインスティテュートでギゼラ・アオルマンに師事。ドイツ国内で多くのオペラ公演に出演したが、帰国後、著しい視力の低下のため、オペラ出演は断念せざるを得なかったが、オラトリオや歌曲の分野で活躍。
視覚障害を背負った歌い手として限定された活動の中で、ドイツ歌曲への情熱を抱き続け、憧れと抒情性に横溢した歌声で、自由な精神の広がりを表現している。

フォンテック


FOCD9524
¥2000
つながれ心 つながれ力 がんばれ仙台フィル
 ベートーヴェン:交響曲 第8番 ヘ長調 Op.93
  小泉和裕 指揮(FOCD9299に収録)
 シューマン:交響曲 第4番 ニ短調 Op.120
  山下一史 指揮(FOCD9456に収録)
 ラヴェル:ラ・ヴァルス
  パスカル・ヴェロ 指揮(FOCD9296に収録)
仙台フィルハーモニー管弦楽団
東日本大震災で未曾有の被害を受けた東北地方を活動拠点にしている仙台フィル。多くのホールが損傷したことにより、被災から3ヶ月の間に予定していた公演のほとんどは開催できなくなりました。しかし、「音楽の力による復興センター」を立ち上げ、震災の2週間後には復興コンサート「鎮魂、そして希望」を開催。「つながれ心、つながれ力」を音に込め、その後、避難所・学校・街角などで150回以上の演奏をおこない、被災された人々に寄り添い、癒し・潤いそして希望を届け、復興に向けた絆を紡いでいます。

本CDは、現指揮者陣であるパスカル・ヴェロ、山下一史、小泉和裕による仙台フィル選りすぐりの名演を収録しています。
(本CDの売上は、仙台フィル「音楽の力による復興センター」事業へ寄付いたします)
FOCD6009
¥3000
がんばれ!日本センチュリー交響楽団
  リスト:ファウスト交響曲
福井 敬:テノール
ザ・カレッジ・オペラハウス合唱団 
びわ湖ホール声楽アンサンブル
小泉和裕 指揮
日本センチュリー交響楽団
日本センチュリー交響楽団(旧大阪センチュリー交響楽団)は、初代常任指揮者にウリエル・セガル(現名誉指揮者)を迎え、大阪府民に親しまれ誇りとなるオーケストラをめざし、大阪府文化振興財団の運営により1989年に活動を開始しました。
自治体運営のオーケストラとして、通常のコンサート以外に地域密着型の活動もおこない、小学生を練習場へ招き、演奏を聴かせるだけでなく楽器に直接触れさせる「タッチ・ジ・オーケストラ」の開催など、教育プログラムを他のオーケストラに先駆けて実施したことは特筆すべきでしょう。
2008年からは小泉和裕を音楽監督、沼尻竜典を首席客演指揮者に迎え、創立20周年となる2009年度には両指揮者による記念公演をおこないました。
多方面で報道された大阪府からの補助金打ち切りという局面に際し、2011年4月、公益財団法人移行とともに日本センチュリー交響楽団に改称し、より開かれた活動を目指します。

本CDは新生センチュリー響の記念すべき<初定期>となった「リスト生誕200年」を祝す第160回定期公演と、それに先立っておこなったびわ湖ホールでのセッションによるものです。
構想から完成形に至るまで、数十年に渡ったリスト畢生の大作「ファウスト交響曲」。複雑な構成と先駆的な響き、そして絢爛豪華なオーケストレーションは、ピアノ音楽にとどまらないリストの桁外れな才能を知らしめます。
大規模作品の演奏に高い評価を得ている現音楽監督小泉和裕。楽章ごとの登場人物の心理描写を明快に紐解き、豪放にして緻密な構築感溢れる演奏を導いています。終結部は福井敬と関西を代表する合唱団による十全の歌唱が「神秘の合唱」を彩り、神々しいまでの空間を形成します。
逆風に敢然と立ち向かう小泉/センチュリー響、順風満帆のスタートです。収録:2011年04月18-20日 びわ湖ホール、21日 ザ・シンフォニーホール

フォンテック

FOCD9535/6
(2CD)
¥3360
ジュリアン・ユー 青少年のための作曲法入門
〈きらきら星〉の主題によるピアノのための変奏曲
Disc1
 主題/対位法/和声/
 テクスチュアと音型/さまざまな技法/作曲家とジャンル
Disc2
 調性音楽と無調音楽/十二音技法とセリーの音楽/
 限りない可能性/ポピュラー音楽/民族音楽/フィナーレ
ピアノ:藤原亜美
ジュリアン・ユーの最初の作品は何と彼が12歳のときに作曲した1幕ものの北京京劇でした。作曲を勉強するために北京中央音楽院に入学し、卒業後は同音楽院で教鞭を執りました。1980年から2年間来日し、東京音楽大学にて湯浅譲二と池辺晋一郎に作曲を師事、その後、オーストラリアへ移住し、ハンス=ヴェルナー・ヘンツェとオリヴァー・ナッセンの下で学び、その年のクーセヴィツキー・タングルウッド作曲賞を受賞しています。
ユーは数多くの管弦楽作品、器楽作品、合唱、劇場、オペラ等々のための作品を書いており、2008年には北京オリンピックの開会式典のための音楽を作曲するよう委嘱を受けました。

この曲は“きらきら星”のテーマを用いた100曲以上の変奏で構成されています。その意図について、ユー自身は次のように語ります。

「私が思いついたのは、もしたった一つのテーマを使って様々な作曲技法や様式を説明し、そのテーマに変化を与える数々の方法を示して、単一のものから多様性がどのように生じるかを説明できれば、とても役立つに違いない、ということでした。そうして生まれたのがこのピアノ曲集です。私が選んだテーマは、多くの国々でよく知られ、とてもやさしい“きらきら星”の歌でした。」※

様々な方法と視点で変奏された“きらきら星”のテーマは、作曲やピアノの学習者のみならず、多くの聞き手を魅了するアイデアに溢れています。
※(全音楽譜出版社刊 楽譜より転載)(2011/2/22-24 キラリふじみ.REC) 楽譜:全音楽譜出版社
FOCD2571
\2548
現代日本の作曲家シリーズ41
魂の行方 吉川和夫作品集
 2台のヴァイオリンとオーケストラのための協奏曲
  水野佐知香、勅使河原真実:ヴァイオリン 十束尚宏 指揮 仙台フィルハーモニー管弦楽団
 モードの彼方へ
  倉戸テル:ピアノ
 自己紹介・座蒲団・会話・ねずみ・猫〜山之口貘の詩による5つのウムイ
  齋藤忠生:ヴォーカル/三宅 礼子:十七絃筝/杵家七三:三線/寺嶋陸也:ピアノ
 合唱童話「やまなし」
  鈴木義孝 指揮 合唱団じゃがいも/星 律子:マリンバ
吉川和夫は1954年名古屋市出身。東京芸術大学大学院修了。作曲を戸島美喜夫、野田暉行、間宮芳生各氏に師事。室内楽曲、室内オペラ、合唱劇などを中心に作曲活動を展開。1987年、萩京子、寺嶋陸也とともに作曲家グループ「緋国民楽派」を立ち上げました。1996年、NHKオーディオドラマ『ソフィーの世界』の音楽で放送文化基金賞受賞。2004年には新作雅楽《木々の記憶》がニューヨークで初演。近作には合唱団じゃがいものための合唱劇「ポラーノの広場」「銀河鉄道の夜」、ひとりオペラ「にごりえ」などがあります。
今作は様々なジャンルで活躍する吉川の代表曲を集めました。全く編成の異なる4曲ですが、根底に吉川の確かな個性が感じられます。

カメラータ・トウキョウ

CMCD 99069
\2500
Live in KUSATSU Festival 1992/
エディット・ピヒト=アクセンフェルト未発売音源集 3
 モーツァルト:ピアノ・ソナタ 第18番 ヘ長調 K.533 + K.494
 シューベルト:ピアノ・ソナタ 第20番 イ長調 D.959(遺作)
エディット・ピヒト=アクセンフェルト(ピアノ)
楽曲への深い洞察と精神的な演奏で聴くものを魅了する世界的ピアノ/チェンバロ奏者、ピヒト=アクセンフェルトの1992年、草津夏期国際音楽アカデミー&フェスティヴァルにおけるライヴを初CD化。シューベルトとモーツァルトが晩年にのこした名ソナタを愛情溢れる温かな音色でやさしく包み込むように奏でる感動の名演。録音:1992年8月/群馬(ライヴ録音)
●エディット・ピヒト=アクセンフェルト(チェンバロ)
 フライブルク大学眼科学の教授であり眼科臨床医の世界的権威テオドール・アクセンフェルトの娘として1914年、フライブルクで生まれた。5歳でピアノの演奏を始め、卒業試験後は当時バーゼルにいたルドルフ・ゼルキンにピアノを、ヴォルフガング・アウラー、アルベルト・シュヴァイツァーのもとでオルガンを学んだ。1935年にベルリンでデビュー、1937年にワルシャワの国際ショパン・コンクールでショパン賞を受賞。1947年〜80年、フライブルク国立音楽大学でピアノと初期鍵盤音楽の教授となる。 世界的なピアニスト、チェンバリストとして活躍。オーレル・ニコレ、ハインツ・ホリガー、ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ、ヘンリク・シェリング、ローター・コッホらとの共演やレコーディングなども数多い。アンスバッハ週間、イギリス・バッハ週間、ルツェルン音楽祭、草津夏期国際音楽アカデミー&フェスティヴァルなどでも重要な役割を果たしてきた。2001年4月、フライブルク近郊の自宅で心不全のため他界。享年87歳。
CMCD 28240
\2940
デュオ、アダム姉妹〜ドヴォルザーク
 ドヴォルジャーク:
  ヴァイオリンとピアノのためのソナチネ ト長調 作品100 B183
  4つのロマンティックな小品 作品75 B150
  ヴァイオリンとピアノのためのソナタ ヘ長調 作品57 B106
  ユーモレスク 変ト長調 作品101-7(編曲:アウグスト・ウィルへルミ)
カリーン・アダム(ヴァイオリン)
ドリス・アダム(ピアノ)
ぴったりと呼吸の合った魅惑のデュオ、アダム姉妹。互いを引き立て、高めあう演奏は、まさにデュオの醍醐味を堪能することができます。素朴で暖かく、郷愁をたたえたドヴォルジャークの美しいメロディーを、アダム姉妹が情感たっぷりに聴かせます。
●カリーン・アダム(ヴァイオリン)
 ウィーン生まれ。コンサート・ピアニストを母に持ち、ウィーン音楽院でフランツ・サモイル教授に師事。8歳にしてオーケストラ公演のデビューを果たした。2008年以降、カリーンとドリスの姉妹デュオは、オーストリアで一連の演奏会を開始し、独演や国際的な演奏家との共演を展開している。カリーン・アダムのレコーディングには、ブラームスのヴァイオリン協奏曲、ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲、メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲ホ短調、ヴァイオリンとピアノのための二重協奏曲、チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲、シベリウスのヴァイオリン協奏曲などがある。ドリス・アダムとのレコーディングでは、ブラームス、ベートーヴェン、フォーレ、フランク、グリーグ、シューベルト、シュトラウスによるヴァイオリンとピアノのためのソナタ、およびクライスラーの小品集を録音。また、2009年には、ハンス・ガルのピアノ・トリオをリリースした。
●ドリス・アダム(ピアノ)
 ウィーンに生まれ、6歳で最初のピアノ教育をレナーテ・クラマー=プライゼンハマーから受けた。ウィーン音楽大学でハインツ・メジモレックに師事し、1992年に抜群の成績で演奏家資格を得て卒業。オーケストラとの初共演は8歳の時、ウィーンで行なった。1986年以来、ヴァイオリニストの姉カリーン・アダムとデュオを組む。CD録音はカメラータ・トウキョウに多数あり、ソロとしてはシューベルトの「即興曲集」と「楽興の時」、シューマンのピアノ・ソナタ 第1番と「ダヴィッド同盟舞曲集」をリリース。またカリーン・アダムとの共演でブラームス、フランク、R.シュトラウス、ベートーヴェン、シューベルトのヴァイオリンとピアノのためのソナタ、クライスラーの小品集を収録。さらにメンデルスゾーンのヴァイオリンとピアノのための二重協奏曲を、カリーン・アダム、ヴァルター・ヴェラー指揮/バーゼル交響楽団との協演で録音している。また、50人の作曲家によるディアベリ変奏曲では、2003年、オーストリア放送局(ORF)主催の“パスティッチョ賞”を受賞した。1999年9月よりウィーン音楽院で教鞭を執っている。
CMCD 28241
\2940
ウィーン・アルティス弦楽四重奏団
 J.ハイドン:
  弦楽四重奏曲 第32番 作品20-2 Hob.Ⅲ:32 ハ長調
  弦楽四重奏曲 第74番 作品74-3 Hob.Ⅲ:74 ト短調 「騎士」
  弦楽四重奏曲 第77番 作品77-3 Hob.Ⅲ:77 ハ長調 「皇帝」
ウィーン・アルティス弦楽四重奏団
ペーター・シューマイヤー(第1ヴァイオリン)
ヨハネス・マイスル(第2ヴァイオリン)
ヘルベルト・ケーファー(ヴィオラ)
オトマール・ミュラー(チェロ)
ウィーン・アルティス弦楽四重奏団は、ウィーン発の実力派カルテットです。古典派から近現代までの幅広いレパートリーを持ち、過去20タイトル以上のアルバムをリリースしている彼らが満を持して録音したハイドン作品集が完成しました。ウィーンの伝統を受け継ぐ愉悦に満ちた演奏で、ハイドン珠玉の名作品をお聴きください。録音:2008年6月/オーストリア
●ウィーン・アルティス弦楽四重奏団
 2003年5月、アルティス弦楽四重奏団のヴァイオリンとヴィオラの奏者は、立って演奏するという初めての試みに挑み、非常に満足のゆく結果を得られた。それ以来、この楽団は、立って演奏することを好む数少ない四重奏団のひとつとなっている。ウィーン・アルティス弦楽四重奏団は、1980年、ウィーン国立音楽大学で結成された。メンバーたちは、ウィーンでハット・バイエルレやアルフレート・シュタールの指導を受け、オハイオ州のシンシナティー大学 音楽専門学校ではラサール弦楽四重奏団に師事。1983〜1985年に、イギリスのケンブリッジ、フランスのエビアン、そしてアメリカ合衆国オハイオ州のイエロースプリングスのコンクールで受賞。その後ほどなくして、国際的なキャリアを確立し、ロンドン、パリ、ベルリン、東京、アムステルダム、ニューヨークといった名高いコンサートホールや、さらにはハワイ、ムンバイ、バンコク、フェロー諸島といった少し趣の異なる会場にも出演。現在、最も人気のある四重奏団のひとつとなっている。
CMCD 99070
\2500
ウィーン、わが夢の街/アンネット・一恵・ストゥルナート
  ウィーン、 わが夢の街(作詞/作曲:R.シーツィンスキー)
 初恋(作詞:石川啄木/作曲:越谷達之助)
 ちんちん千鳥(作詞:北原白秋/作曲:近衛秀麿)
 椰子の実(作詞:島崎藤村/作曲:大中寅二)
 城ヶ島の雨(作詞:北原白秋/作曲:染田 貞)
 出船(作詞:勝田香月/作曲:杉山長谷夫)
 あさね(作詞:松原至大/作曲:弘田竜太郎)
 赤い靴(作詞:野口雨情/作曲:本居長世)
 十五夜お月さん(作詞:野口雨情/作曲:本居長世)
 ひらいた ひらいた(わらべ歌)
 月の砂漠(作詞:加藤まさを/作曲:佐々木すぐる)
 宵待草(作詞:竹久夢二/作曲:多 忠亮)
 ちいさい秋みつけた(作詞:サトウハチロー/作曲:中田喜直)
 ペチカ(作詞:北原白秋/作曲:山田耕筰)
 雪の降る町を(作詞:内村直也/作曲:中田喜直)
 あざみの歌(作詞:横井 弘/作曲:八洲秀章)
 花言葉の唄(作詞:西條八十/作曲:池田不二男)
 ここに幸あり(作詞:高橋掬太郎/作曲:飯田三郎)
 夜明けの歌(作詞:岩谷時子/作曲:いずみたく)
 プラター公園は花ざかり(作詞/作曲:R.シュトルツ)
 子守唄(作詞/編曲:山田耕筰)
 アヴェ・マリア(作曲:C.F.グノー)
アンネット・一恵・ストゥルナート(アルト)
佐藤和子(ピアノ)
ウヴェ・タイマー(指揮)
ウィーン・オペラ舞踏会管弦楽団
ウィーン・ビーダーマイヤー・ゾリステン
クラウディオ・ブリツィ(オルガン)
ウィーン国立歌劇場団員歌手として活躍したアンネット・一恵・ストゥルナート。世界的指揮者、カラヤンなどにも認められ、ウィーンを拠点に活動。日本でもNHKに出演するなど、多方面で活躍し、大きな話題となりました。この度、2000年に自主制作盤として制作された自身初のCDを仕様を新たに一般発売いたします。
●アンネット・一恵・ストゥルナート(アルト)
 ウィーン国立音楽大学に学ぶ。バロック、オラトリオ・コンサート歌手として20年以上、ヨーロッパ、アメリカ、アフリカ各地で公演を行う。2010年ウィーン国立歌劇場退団。

カメラータ・トウキョウ

CMCD 28124
\2940
モーツァルト:歌劇『コシ・ファン・トゥッテ』
(ヨハン・ヴェント編曲によるフルート四重奏版)

 序曲
 第1幕
 僕のドラベッラには、そんなことは出来ない/ ああ、妹よ、ご覧
  この足は、あなたの前に進み出ようとしません/ 軍隊生活楽しいぞ!
  いとしき人の愛のそよ風は/ 麗しのデスピーナ
  今や私にとって人生は苦しみで一杯だ
 第2幕
   女が15にもなれば/ あの髪の褐色の方をとるわ
   このハートをあなたに贈りましょう/ 恋は盗人
   早くやって皆さんがた
ヴォルフガング・シュルツ(フルート)
ウィーン・フィルハーモニア弦楽三重奏団

ペーター・ヴェヒター(ヴァイオリン)
トビアス・リー(ヴィオラ)
タマーシュ・ヴァルガ(チェロ)
フルート四重奏曲で聴くモーツァルトの珠玉オペラ作品シリーズ第4弾。ラストを飾るのは『コシ・ファン・トゥッテ』です。オリジナルでは男声・女声がバランスよく配置された美しいアンサンブルが魅力のひとつですが、本アルバムでは、ウィーン・フィルの4人の名手たちがフルート四重奏で室内楽の魅力を最大限に披露します。オペラ・ファンからフルート愛好者まで幅広く愛聴いただける、愉悦を覚えるアルバムです。
ヴォルフガング・シュルツ(フルート):
 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の首席フルート奏者。 現在、世界で最も著名であり、また活躍しているフルート奏者のひとり。その活動範囲は、ソリストとしてだけでなく、室内楽のメンバーとしても活躍し、またデビュー当時よりザルツブルク音楽祭、ウィーン音楽週間など、数多くの音楽祭にも参加。1983年以来、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団とベルリン・フィルハーモニー管弦楽団のメンバーで構成されている管楽アンサンブル、アンサンブル・ウィーン=ベルリンのフルート奏者としても活躍している。 1979年よりウィーン国立音楽演劇大学の教授を務めるほか、彼自身の音楽への深い愛情と豊かな音楽経験を充分に活かし、フルート教育における後進の指導にも情熱を注いでおり、世界各国でマスター・クラスを定期的に開催している。
ウィーン・フィルハーモニア弦楽三重奏団:
ウィーン・フィルハーモニア弦楽三重奏団は、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の名ヴァイオリニストであり、室内楽の名手でもあるペーター・ヴェヒターが、ウィーン・フィルの優れた若手奏者を集めて1994年に創設した。長年演奏されないまま埋もれていた弦楽三重奏曲を優れたメンバーによって蘇らせ、弦楽三重奏曲の魅力をあますところなく伝える事を目指している。
CMCD 28233
\2940
チェロのために編曲された名ソナタ集
 J.ブラームス:
  ソナタ ニ長調(原曲:ヴァイオリン・ソナタ 第1番 ト長調 作品78)
  [編曲:パウル・クレンゲル]
 F.シューベルト:
  アルペッジョーネ・ソナタ イ短調 D.821
 L.v.ベートーヴェン:
  チェロ(またはホルン)・ソナタ ヘ長調 作品17
タマーシュ・ヴァルガ(チェロ)
フェレンツ・ボーグナー(ピアノ)
ウィーン・フィルの首席チェリスト、タマーシュ・ヴァルガ待望のニュー・アルバムです。ベートーヴェン、シューベルト、ブラームス等の「チェロのために編曲されたソナタ」を収録。歌心にあふれる演奏は、チェロの豊かな音色によりさらに引き立てられ、まさにヴァルガの真骨頂を発揮しています。また、同じくハンガリー出身のピアニスト、ボーグナーとの初共演は、まさに実力派同士の胸に響く演奏です。
タマーシュ・ヴァルガ(第1ヴァイオリン):
 ブダペストで1969年に生まれ、チェロを7歳から学ぶ。リスト音楽院でラースロー・メゼー、フェレンツ・ラドシュ、ジェルジー・クルタークらに師事し、1992年に名誉学位を取得。ミクロシュ・ペレーニ、メナヘム・プレスラー、および奨学生として彼をテルアヴィヴのルービン音楽院に受け入れたウズィ・ヴィーゼルなどの演奏家からも多大な影響を受けた。
 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団およびウィーン国立歌劇場管弦楽団の首席チェロ奏者。ウィーン・フィルとソリストとしても定期的に共演、ジュゼッペ・シノーポリ、ズービン・メータ、小澤征爾、クリストフ・エッシェンバッハの指揮で演奏。室内楽奏者としても精力的に活動し、アンサンブル・ヴィエナ・コラージュおよびウィーン室内合奏団のメンバーとして定期的にヨーロッパのコンサート・ホールに登場。

ALM/コジマ録音


ALCD-1125
\2940
アンナ・マクダレーナ・バッハのための音楽帳
 [1]-[7] フランス組曲第5番 ト長調 BWV816(初稿)[J. S. バッハ]
 [8]-[13] パルティータ第3番 イ短調 BWV827(初稿)[J. S. バッハ]
 [14]-[19] パルティータ第6番 ホ短調 BWV830(初稿)[J. S. バッハ]
 [20] メヌエット ト長調 BWV Anh.114[C. ペッツォルト]
 [21] メヌエット ト短調 Anh.115[C. ペッツォルト]
 [22] ロンドー 変ロ長調 BWV Anh.183[F. クープラン《田園詩》]
 [23] ただ愛する神の摂理にまかす者 BWV691[J. S. バッハ]
 [24] ポロネーズ ト短調 BWV Anh.125[C. P. E. バッハ]
 [25] メヌエット ハ短調 BWV Anh. 121[作曲者不詳]
 [26] アリア ト長調 BWV 988.1[J. S. バッハ]
 [27] チェンバロの独奏曲 変ホ長調 BWV Anh.129[C. P. E. バッハ]
 [28] プレリュード ハ長調 BWV 846.1[J. S. バッハ]
崎川晶子(チェンバロ)
使用楽器:アントニー・サイデイ作 パリ、1996年
〔モデル:アンドレアス・ルッカース作のチェンバロ(アントワープ、1636年)を
パリのアンリ・エムシュが1763年に拡大改造したもの〕
バッハが妻アンナ・マクダレーナのために編纂した楽譜帳に含まれる作品を集めたアルバム。この楽譜帳には、バッハ自身の作品の他、バッハ家を訪れた音楽家たちの作品や息子の習作、当時の流行曲までもが、バッハ自身と家族の筆跡で残っている。楽譜をていねいに踏まえ、穏やかな眼差しの下にそれらを弾きすすめる崎川晶子の演奏からは、名工A. サイデイ製作のチェンバロの雅なる響きの中に家庭人バッハの心温まる素顔が垣間見えるかのようである。録音: 2011年1月12-14日 秩父ミューズパーク音楽堂 

ALCD-7158
\2940
デオダ・ド・セヴラック 歌曲と古いシャンソン
デオダ・ド・セヴラック (1872-1921):
 [1] バ・ベ・ビ・ボ・ビュ!
 [2] サン=クルーの女船頭たちのヴォードヴィル
 [3] カトリーヌの酒
 [4] ミュゼット
 [5] おっかさん、殺されちゃうわ
 [6] 年老いた夫
 [7] 朝の祈り
 [8] 贈り物
 [9] 花嫁の一週間
 [10] 麗しのダフニス
 [11] 王は太鼓を叩かせた
 [12] ナントの監獄で
 [13] ある夢
 [14] 空は、屋根の上で……
 [15] ブレジーヌの歌
 [16] 私の可愛いお人形
 [17] クリスマスの歌
 [18] 山羊飼い
 [19] 復活祭の朝
 [20] 梟
 [21] 山の夜明け
 [22] 春の訪れ
 [23] 悲しい風景(夕日)
 [24] 雪模様
 [25] 不実者
 [26] 小馬の歌
奈良ゆみ(ソプラノ)
椎名亮輔(ピアノ)
生前はドビュッシー、ラヴェルと並んでフランス近代音楽の代表者であったにもかかわらず、没後まもなく忘れ去られてしまった作曲家デオダ・ド・セヴラック(1872-1921)。近年再評価が進んでいるが、これまでほとんど紹介されることがなかった彼の歌曲やシャンソンをソプラノ奈良ゆみが色彩豊かに歌い上げた、資料的にも価値の高い画期的なアルバムである。南仏の田園地帯に育まれた音楽の純朴で繊細なニュアンスと変化に富んだ音の移ろいには驚くばかり。象徴主義の詩から民衆の口承歌まで様々な素材が、自然の香りに満ちた世界を構築している。録音:2010年9月7-9日 三鷹市芸術文化センター 日・英・仏解説・歌詞対訳付き
ALCD-7159
\2940
長尾洋史 リスト&レーガーを弾く
フランツ・リスト:
 [1] バッハのカンタータ《泣き、嘆き、憂い、おののき》の主題による変奏曲 S180/R24
 [2]-[4] ペトラルカの3つのソネット〜
   《巡礼の年第2年 イタリア》S161/R10より
  [2] ペトラルカのソネット第47番
  [3] ペトラルカのソネット第104番
  [4] ペトラルカのソネット第123番
 [5] 孤独のなかの神の祝福 ?詩的で宗教的な調べ S173/R14 より
マックス・レーガー:
 [6]-[21] J. S. バッハの主題による変奏曲とフーガ op. 81
長尾洋史(ピアノ)
バッハという過去の偉大なる「声」をわが語法の中に呼び出したリストとレーガー。一台の鍵盤楽器の音空間に崇高な理想を求め、バッハを敬愛してやまなかった二人の作曲家が残した難曲に鬼才 長尾洋史が挑む。狂いのないテクニックと鋭利なまでに研ぎ澄まされた感性、その余白ににじむ仄かな叙情がこれらの大曲に一層の深みを与えている。録音:2010年12月15-16日 キラリふじみ
ALCD-7160
\2940
サラバンド[原善伸 ギターリサイタル VI]
 [1] サラバンド ニ短調HWV437 (ヘンデル)
 [2]-[4] モルソー・ド・コンセールop. 54(ソル)
 [5] アメリアの遺言[カタルーニャ民謡](リョベート)
 [6] 盗賊の歌[カタルーニャ民謡](リョベート)
 [7]-[8] タレガ讃歌op. 69(トゥリーナ)
 [9] ファンダンギーリョop. 36(トゥリーナ)
 [10] セビリア風幻想曲op. 29(トゥリーナ)
 [11] 11月のある日(ブローウェル)
 [12]-[14] バーデン・ジャズ組曲(イルマル)
 [15] ムーン・リヴァー(マンシーニ/竹内永和編曲)
原善伸(ギター)
【ギター】サントス・エルナンデス1936 マドリード
ベテラン・ギタリスト原善伸の6枚目となるソロ・アルバム。優秀な人材を多く育て上げてきた円熟のギタリストが、ギター史に輝く情熱あふれる作品を端正な佇まいで奏していく。淡々とした流れの美しいヘンデルの『サラバンド』から古典期の巨匠ソルのコンサート・ピース、20世紀スペイン楽壇の重鎮トゥリーナの難曲、名手リョベートの編曲によるカタルーニャ民謡の調べなど、バロックから現代まで魅力満載の一枚。録音:2011年3月2-4日 相模湖交流センター

LMCD-1941
\3045
【浜松市楽器博物館コレクションシリーズ34】
ヴィオラ・ダ・ガンバ・コンソート 〜16-17世紀イギリス音楽の栄光?
ヘンリー・パーセル:
 [1] 最も美しい島よ
 [2] 恋が甘いものならば
マシュー・ロック:
 [3] クーラント
 [4] エア
 [5] サラバンド
[6] トーマス・ルポ:ファンタジア
[7] トーマス・プレストン: おお、聖なる三位一体の光よ
[8] オーランド・ギボンズ: 5声のインノミネ
ウィリアム・ローズ:
 [9] パヴァーヌ
 [10] エア
ジョン・ダウランド:
 [11] 彼女は言い訳が出来るのか?
 [12] もう一度、愛が呼んでいる
 [13] さあ、今、さようなら
 [14] 昔の涙
 [15] ジョン・スーチ卿のガリアルド
[16] トバイアス・ヒューム:キャプテン・ヒュームのパヴァーヌ
[17] クリストファー・シンプソン:グラウンド上のディヴィジョン ト長調
[18] トーマス・ルポ:ファンタジア
[19] ウィリアム・バード:5声のインノミネ
[20] ジョン・ジェンキンス:ファンタジー第5番
[21] ヘンリー・パーセル:6声のインノミネ
ザ・ロイヤル・コンソート
[上村かおり
坪田一子
森川麻子
譜久島譲
福沢宏
武澤秀平]
【使用楽器】
A トレブル:ゲルサン作 1751年 パリ【浜松市楽器博物館所蔵】
B テノール:作者不詳 1720年頃 ドイツ【浜松市楽器博物館所蔵】
C バス:作者不詳 18世紀前半 イングランド【浜松市楽器博物館所蔵】
D バス:作者不詳 17世紀後半 ロンドン【浜松市楽器博物館所蔵】
E トレブル:フゾー作 1752年 ボルドー / フランス【個人蔵】
F テノール:ボダール作 2003年 アンデンヌ / ベルギー【個人蔵】
G バス:ライヒリン作 1970年 スイス【個人蔵】
H ルネサンス・リュート:佐藤一夫 作 1985年 ドイツ【個人蔵】
【浜松市楽器博物館コレクションシリーズ34】には、ヴィオラ・ダ・ガンバのスペシャリストによるアンサンブル〈ザ・ロイヤル・コンソート〉が登場。17世紀後半から18世紀前半に作られた博物館所蔵の楽器を用いて、イギリス音楽栄光の時代に隆盛したガンバによる合奏(ヴァイオル・コンソート)を繰り広げる。巨匠バードやパーセルの他、16世紀から17世紀を彩った作曲家たちの華麗で重厚な響きは圧巻。高音・中音・低音の組み合わせによる立体的な響きをもったコンソートならではのレパートリー「インノミネ」や「ファンタジア」の他、名人芸の光るディヴィジョンなど聴きどころたっぷりの一枚。録音:2010年4月7-9日 アクトシティ浜松音楽工房ホール発売元:浜松市楽器博物館 販売元:コジマ録音

若林工房


WAKA 4155-56
(2CD)
\3600
「シューベルト:ピアノ作品集-2/イリーナ・メジューエワ」
 シューベルト(1797-1828):
 disc-1
  ピアノ・ソナタ (第14番) イ短調 D.784
  4つの即興曲 作品142 D.935
 disc-2
  さすらい人幻想曲 ハ長調 D.760
  さすらい人(リスト編曲)
  水車小屋の男と小川(リスト編曲)
  連祷(リスト編曲)
  3つのピアノ曲 D.946
イリーナ・メジューエワ(ピアノ)
慰めと孤独。悲哀の彼方にあるポエジーを紡ぐ〜充実のシリーズ第二弾!シューベルト:ピアノ作品集-2/イリーナ・メジューエワ

録音: 2011年4月&6月、新川文化ホール(富山県魚津市)/STEREO/24Bit+96kHz Digital録音(disc-1)・DSD録音(dsic-2)、発売元:若林工房

「ショパン:ノクターン全集」が2010年度レコードアカデミー賞(器楽曲部門)に輝いたロシア出身の実力派メジューエワによるシューベルト・シリーズ第二弾。今回のプログラムは、1822〜23年に作曲された二つの重要な作品(「さすらい人幻想曲」、「ピアノ・ソナタ 第14番」)と晩年の傑作(「即興曲集 作品142」、「3つのピアノ曲 D946」)という二つの核のほかに、シューベルト歌曲をリストがピアノ独奏用にアレンジした3曲をカップリングするという意欲的な内容です。「ソナタ 第14番」は1992年(オランダ、Erasmusレーベル)以来、「3つのピアノ曲 D946」は2005年(若林工房)以来の再録音。重厚堅固な構築性と自発的即興性がバランスよく結びついた弾きっぷりは、メジューエワの一層の進化・深化を物語るものでしょう。若くして逝った天才シューベルトの孤独と悲哀に満ちた心の奥底を詩情豊かに聴かせる充実の二枚組です。

「…内省的で厳しく、恐ろしい音が全体を支配したかと思うと、ふと優しく包み込むような音で癒してくれる。メジューエワさんはこの対極にある音楽を、みごとなまでに表情豊かに聞かせる。」 (高坂はる香/ライナーノートより)


メジューエワ旧譜

WAKA 4153-54
(2CD)
\3600
「シューベルト:ピアノ作品集-1/イリーナ・メジューエワ」
 シューベルト(1797-1828)
  disc-1
   ピアノ・ソナタ(第18番)ト長調 D.894
   アレグレット ハ短調 D.915
  disc-2
   4つの即興曲 作品90 D.899
   ピアノ・ソナタ(第19番)ハ短調 D.958
イリーナ・メジューエワ(ピアノ)
期待通り、いや期待以上の面白さ〜満を持してのシリーズ第一弾!シューベルト:ピアノ作品集-1/イリーナ・メジューエワ

録音: 2009年5月、11月、2010年11月、新川文化ホール(富山県魚津市)

イリーナ・メジューエワによる待望のシューベルト・シリーズがスタート。2007年から09年にかけてベートーヴェンのピアノ・ソナタ全曲録音を敢行、続いてショパンの主要作品を立て続けにリリース、中でも「ノクターン集」が2010年度レコードアカデミー賞(器楽曲部門)を受賞するなど、素晴らしい活躍を続けるロシア出身の実力派が、いよいよシューベルト作品の録音に着手しました。「満を持して」と呼ぶに相応しい第一弾 —— シューマンが「形式も精神も完璧を極めている」と絶賛したト長調(D894)と晩年の傑作ハ短調(D958)のソナタ2曲と、「4つの即興曲」(D899)、「アレグレット」(D915)の組み合わせ —— は、期待通り、いや期待以上の面白さ。繊細優美で愉悦感に溢れる音楽づくりは言うまでもなく、シューベルトの音楽のもうひとつの要素である寂寥感や死の影をそこはかとなく表出してゆきます。確固たる造型に支えられた線の太さと、千万変化するタッチを駆使した玄妙な表現が一体化した恐るべきシューベルト。続編にも大きな期待のかかるシリーズ第一弾です。

「ここに収められているどの曲も、傑作であることを、深く納得させてくれる一枚だ。」(亀田正俊/ライナーノートより)

WAKA-4143/44
(2CD)
\3600
2010年度レコードアカデミー賞(器楽曲部門)に輝いた「ショパン:ノクターン全集(全21曲)」
disc-1
 ノクターン 嬰ハ短調 (遺作)/3つのノクターン 作品9/
 3つのノクターン 作品15/2つのノクターン 作品27/
 2つのノクターン 作品32/
disc-2
 2つのノクターン 作品37/2つのノクターン 作品48/
 2つのノクターン 作品55/2つのノクターン 作品62/
 ノクターン ホ短調 作品72の1/ノクターン ハ短調 (遺作)
イリーナ・メジューエワ(ピアノ)

ショパン生誕200年、メモリアル・イヤー企画第3弾!確固たる造型と芳醇な情熱〜この世のものならぬ絶美のショパン。メジューエワ/ショパン:ノクターン集 (全21曲)

録音:2009年7月、9月、10月、新川文化ホール(富山県魚津市)。 STEREO/24bit + 96kHz Digital録音、発売元:若林工房

イリーナ・メジューエワによるショパン生誕200年記念企画第3弾。ベートーヴェンのピアノ・ソナタ全曲シリーズと並行しながら、ショパンの「エチュード集」、「プレリュード集」と立て続けに優れたアルバムをリリースするなど、八面六臂の活躍を見せるロシア出身の俊英が、「ノクターン集(全21曲)」に挑戦しました。ショパン作品の演奏に相応しい繊細さと優美さ、そして強靭さとスケールの大きさを兼ね備えつつ、作品55-2や作品62など後期作品におけるむせ返るような濃密なロマン性とえもいわれぬ儚さの表出も聴きどころのひとつ。磨き抜かれた精妙なタッチと移ろいゆく色彩、確固たる造型と芳醇な情熱が、「この世のものならぬ絶美のショパン」を生み出しています。

「…イリーナの演奏は、脇目も振らずにショパンの核心へと迫る。ショパンの内省の淵を除き、心の奥底に秘められた心象風景の扉を開け放つ。そこに湛えられているのは確固たる造形と計り知れないダイナミズムであり、それがみずみずしく芳醇な情熱と融合し、類稀な感性を纏いながらこの世のものならぬ絶美へと向うのである。」 (真嶋雄大/ライナーノートより)




ドリーム・ライフ(CD)

DRA(Deutsches Rundfunkarchiv,ドイツ放送アーカイヴ)所蔵のMDR(Mitteldeutscher Rundfunk,中部ドイツ放送局)のオリジナル録音、フルトラック76cm/secテープとRRG(Reichs-Rundfunk-Gesellschaft,ドイツ帝国放送協会)のディスク録音及びテープによる世界で初めてのCD化です。オリジナル録音に関するDRA所蔵のデータも解説書で公開。今日、最も信頼の置ける音源からのCD化といえます。クナが戦後シュターツカペレ・ドレスデンとコンサートを行ったのはたった2回。今回はその両方の貴重な記録を最良の音源でリリースします。
DLCA-7030
\3000
①クナッパーツブッシュ・イン・ドレスデン1956
 ブラームス:交響曲第3番 ヘ長調 作品90
 シューマン:交響曲第4番 ニ短調 作品120
ハンス・クナッパーツブッシュ指揮
シュターツカペレ・ドレスデン
伝統あるシュターツカペレ・ドレスデンの古色蒼然とした響きがドイツ・ロマン派の作品との相性も良く、重厚でスケールの大きなクナの指揮も相まって名演奏となっています。なお、シューマンのトラックではクナが本番中に発した声も入っています。1956年11月4日 ドレスデンにおけるライヴ録音 約67分モノラル
DLCA-7031
(3CD)
¥4200
②クナッパーツブッシュ・イン・ドレスデン1959
《Disc 1》
 ハイドン:交響曲第88番「V字」 ト長調
 R.シュトラウス:『死と変容』 作品24
《Disk 2》
 ブラームス:交響曲第2番 ニ長調 作品73
《Disk 3》(ボーナス・トラック)
 ブラームス:交響曲第2番 ニ長調 作品73(リハーサル音源)
ハンス・クナッパーツブッシュ指揮
シュターツカペレ・ドレスデン
1959年のドレスデンにおける数少ないコンサートの音源です。既発の物にあったノイズを消去し、クリアな音質の再生に成功しました。ボーナストラックとして前日のリハーサルの音源を収録。2つの“ブラ2”を聴き比べることができる贅沢な3枚組。Disk1&2:1959年11月28日 ドレスデンにおけるライヴ録音 約94分 Disk3:1959年11月27日 ドレスデンにおけるドレス・リハーサルを録音 約42分モノラル

fine NF


NF 51203
(SACD)
\4000
(Stereo+5.1 Surround)
※ハイブリッドではありません
SACD専用プレーヤーでどうぞ
東京交響楽団創立65周年
 ブルックナー:交響曲 第8番
  (ノヴァーク版 第2稿)
東京交響楽団/
ユベール・スダーン
NF 21203
(通常CD)
\3000
前作のブルックナー交響曲第7番は、第22回ミュージック・ペンクラブ音楽賞の<最優秀アルバム賞>(クラシック日本人演奏部門)と<最優秀録音賞>の2つの部門でダブル受賞に輝くなど、演奏、録音の両面で高い評価を得ましたが、それに続くスダーン指揮東京交響楽団のブルックナー録音第2弾は、交響曲第8番!
ユベール・スダーンは、13年間にわたるザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団の音楽監督を経て、2004年に東京交響楽団の音楽監督に就任しました。スダーンはハイドンをその出発点と定め、モーツァルト、ベートーヴェンといった古典作品を東京交響楽団のプログラムの中心に据え、さらには2008年度のシューベルト・チクルス、2009年度のシューマン&ブラームス・チクルスを展開し、楽団の実力を着実に高めてきました。ブルックナーの交響曲第8番は7番同様、本拠地ミューザ川崎シンフォニーホールで2日間にわたりセッション録音されました。
スダーン氏が得意とするブルックナーの交響曲の中でも、「8番は最高傑作」と彼がもっとも愛する作品であり、ホールの響きを知りつくした指揮者とオーケストラによって、深い味わいのある熟成した響きがホール空間いっぱいに満たされました。

ハイブリッドSACDを2001年創立以来推進してきたfine NFレーベルは、SACDのさらなる発展を期して、2008年9月にSACDとCDを分離して発売することを宣言しましたが、本作品もブルックナ第7番同様SACDとCDを分離しての発売となります。録音:2010年11月25日、26日 ミューザ川崎シンフォニーホール
耳を傾けながら、指揮者のことも、オーケストラのことも忘れて、この畢生の交響曲の世界に浸りきり、感謝にも似た気持ちで心の営みに打ち震えた---------- 諸石幸生

fine NF


NF 20303
\2600
96歳の求道者が奏でるバッハ
青木十良/J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲第4番 

EXTRA TRACKS
 J.S.バッハ:
  ミュゼット(ガボット〜イギリス組曲第6番)
   SPより復刻 1955年録音
 ショパン:チェロ・ソナタより第一楽章
  (2006年6月、浜離宮朝日ホールで収録)
青木十良(チェロ)
竹尾(鳥井)、ピアノ(ミュゼット)
水野紀子、ピアノ(ショパン)
「80歳を越してようやくバッハがわかってきた。研究するなら逆行するのがいい」と、夢中で始めたバッハの研究と録音。
第6番から逆行し、10年を経てようやく4番まで辿りついた青木十良のバッハ無伴奏録音。
「シゲティのようにシュワッと弾けるシャンペンのような音が出したい」と、音色には特にこだわって研鑚に励んできた彼のバッハ録音も5合目に到達しました。
録音:2009年4月22日〜24日 所沢市民文化センターミューズ アークホール
使用楽器 Stefano Scarampella di Brescia 1912、収録時93歳
「世界にこれほどチェロという楽器のA線(ばかりではないが)を美しく発音できるチェリストはほかにはないのではないか。」    -------------- 村上陽一郎
青木十良(チェロ)
 1915年7月12日生まれ。生家は化学薬品の輸入貿易商で、兄弟姉妹はドイツ語やフランス語を学び、音楽や文学などに囲まれた環境に育った。15歳のころ、出入りのドイツ商人でクレングルの弟子でもあったアーノルド・フィッシャーからチェロの手ほどきを受けた。終戦の6か月前からNHKに入り、マルティーヌ、プロコフィエフなど数多くのチェロ作品の日本初演を行う。
 その後、シュタフオンハーゲン弦楽四重奏団(近衛管弦楽団の首席で編成)で、ヒンデミット、ラヴェル、ブリテンなどの日本初演を行い、室内楽の分野でも新たな道を拓いた。1990年カルロ・ゼッキと組んだバッハのヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタ以来、演奏活動に拍車がかかり、「85歳を過ぎてこんなに勉強するとは思わなかった」とはじめたバッハの録音第一弾(無伴奏チェロ組曲第6番)をきっかに、メディアにも注目される存在となった。
 2002年,2005年,2006年には「グレート・マスターズ」(紀尾井ホール)に出演し、美しさを極めた音色で多くの聴衆を魅了した。現在にいたるまで桐朋学園を中心に、チェロと室内楽などの指導にも力を注ぎ、優れた音楽家を数多く育てている。2006年、第16回新日鉄音楽賞(特別賞)を受賞。2009年、ミュージック・ペンクラブ音楽賞(特別賞)を受賞
書籍
定価:2200円(税込) 
飛鳥新社刊 四六上製 328ページ
書籍「チェリスト、青木十良」(大原哲夫著 飛鳥新社刊)も同時発売
チェリスト、青木十良〜激動の時代を生き、バッハの名録音を残したひとりのチェリストの物語。 
 著者: 大原哲夫
  青木十良(あおきじゅうろう)、96歳、音楽に己を問う。
  激動の時代を生き、バッハの名録音を残したひとりのチェリストの物語。(帯より)

N.A.T

NAT10501
\2800
STORY
 高橋宏樹:グリーティング・ソング(プロローグ)
 アンリ・トマジ:バラード
 ロバート・ムチンスキー:ソナタop29
 カレル・フーサ:エレジーとロンド
 イヴ・ギシェール:ママへの歌
 ルーシー・ロベール:カデンツァ
 アストル・ピアソラ(啼鵬 編):オブリビオン
 高橋宏樹:ガーネット・ゼロ
 高橋宏樹:グリーティング・ソング(エピローグ)
小山 弦太郎(サクソフォーン)
深沢 雅美(ピアノ)
音符から繰り広げた天真爛漫な空想世界を多彩な音色と確かなテクニックで丁寧に組み上げた演奏は、音楽のかたちが目の前に現れたかのような聴き心地を与えてくれる。耳になじみよい小品や無調の大作、このアルバムのための委嘱作品などサクソフォーンの金字塔的作品に溢れた一枚です。
■ プロフィール
小山 弦太郎(サクソフォーン)
1980年、長野県小諸市生まれ。15歳でサクソフォーンを始め、16歳より武藤賢一郎氏の下で研鑽を積む。
桐朋学園大学音楽学部演奏学科を経て、昭和音楽大学大学院修士課程を修了。
2003年、ノナカ・サクソフォンコンクール(クラシック部門)において第4位入賞し、全国各地において演奏活動を展開している。
ソロ活動としては、2004年のデビューリサイタルから2011年までに8回のリサイタルを開催している。その確固たるテクニックと多彩な音色、人の心にせまる音楽性は多くの聴衆を魅了している。
オーケストラでの客演も行い、これまでにNHK交響楽団、東京交響楽団、シエナ・ウインドオーケストラの定期演奏会にも出演している。
室内楽においては、所属するサクソフォーン四重奏団「Quatuor B(クワチュール・ベー)」が財団法人地域創造の平成22、23年度公共ホール音楽活性化事業登録アーティストに選ばれ、年間約50公演、全国各地においてアウトリーチ活動やリサイタルを通じて地域の音楽活性を行い、活動の幅を広げている。
また、サキソフォックスや、ノックアウトブラスのメンバーとしてコンサートやレコーディング活動も数多く行っている。
演奏活動の傍ら、長野県小諸高等学校音楽科非常勤講師を務め、後進の指導も行っている。その指導法は高い評価を得ており、2007年には台湾において行われたサクソフォーンキャンプにおいて、外国人講師として招待され、後進の指導にあたった。
Quatuor B、Quintet CIRC、音魂座、サキソフォックス、ノックアウトブラス各メンバー。

深沢 雅美(ピアノ)
長野市出身。桐朋女子高等学校音楽科、桐朋学園大学音楽学部ピアノ科、同研究科修了。
全日本学生音楽コンクール長野県大会中学生部門第1位受賞。PTNAピアノ・コンペティション特級デュオ部門全国大会において奨励賞・ソニー賞を受賞。JILA音楽コンクールにて「優秀伴奏者賞」受賞。
ソロリサイタルを長野、松本、東京にて開催。2台ピアノによるデュオリサイタルを松本、横浜、東京にて開催。N響メンバーによる室内楽の夕べに出演。
これまでにカール・ライスター(クラリネット)、ハンス・ルドルフ・シュタルダー(クラリネット)、伝田高広(クラリネット)、服部譲二(ヴァイオリン)、伊藤亮太郎(ヴァイオリン)、梅津美葉(ヴァイオリン)、藤井香織(フルート)、ウィーン室内楽アンサンブルの各氏など国内外の演奏家と共演し、絶大なる信頼を得ている。
また、ソリストとしてアンサンブルNOVA、長野フィルハーモニー管弦楽団などのオーケストラとの共演も多数行っている。
これまでに、杉本令子、大島妙子、岡部由美子、斎木隆、大島正泰、A.ペピチェッリ、J.F.エッセー、M.クリストの各氏に師事。室内楽を岩崎淑、小林健次、飯沼信義、吉川朝子の各氏に師事。現在、桐朋学園大学音楽学部附属「子供のための音楽教室」長野教室講師、長野県小諸高等学校音楽科非常勤講師を務める傍ら、ソロ、室内楽、デュオなど演奏活動を行っている。

早稲田大学ピアノの会


KKC 7013
¥2500
PASSION〜クラシック名曲集
 1. ラフマニノフ:前奏曲嬰ハ短調Op.3-2「鐘」
 2. ベートーヴェン:ピアノソナタ第23番「熱情」Op.57
 3. ヘンデル:チェンバロ組曲第7 番よりパッサカリア
 4. ドビュッシー:夢L.64
 5. カスキ:夢Op.19-1
 6. カスキ:森の精Op.10-1
 7. ショパン:練習曲Op.25-11「木枯らし」
 8. ショパン:「アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ」Op.22
 9. サティ:ジムノペディ第1番
1-3 小川実(P)
4-6 重松和人(P)
7-9 山田翔平(P)
日本屈指のレベルを誇る「早稲田大学ピアノの会」から3 人の若きピアニストがCDデビュー!プロのピアニストをも脅かす実力と音楽性!

録音:2011 年7 月5 & 6 日山梨・桃源ホール

音楽専門学科コースを有さずにも拘わらず、多数のプロ音楽家を輩出してきた早稲田大学。その中でも『早稲田大学ピアノの会』といえば、レベルの高さは著名であり、音楽大学においてトップレベルの学生までもが在籍するほど。
自身も歌手として活躍する音楽プロデューサーの古屋博敏氏が、長髪をなびかせながら物凄い勢いでベートーヴェンを弾きこなす小川実の音楽性や人間性に惚れ込み、彼をリーダーに据えた『早稲田大学ピアノの会』プロジェクトを創り上げました。演奏する面々は、若さと情熱溢れる早稲田大学在学中のピアニスト。リーダーの小川実は現在文学部哲学専攻3 年、重松和人は政治経済学部2 年、山田翔平は教育学部教育楽科2 年。
古屋博敏氏自らがエグゼクティブ・プロデューサー、サウンドプロデューサーとして立ち、制作期間中は共同作業を行いながら、国内外で音楽制作現場に経験豊富な古屋氏の哲学とノウハウを余すところなくメンバーに伝え続け、彼らをデビューへと導いた渾身の一作。
録音にもこだわり、ピュア・サウンドを追求したDSD5.6MHz、PCM192kHz のハイサンプリング・レート・レコーディング。アーティストたちの情熱と呼吸を余すところなくダイレクトに表現しています。10 月1 日のリリース記念コンサートの他に11 月の早稲田大学の早稲田祭にも出演が決定しています。

小川実(おがわ まこと)
このCD 制作における、プロジェクトリーダー。1990 年東京生まれ。早稲田中高等学校を卒業、早稲田大学文学部に入学、現在哲学科3 年生。主に現代哲学、ポストモダン思想を追求している。早稲田で生まれ、早稲田で育った生粋の早稲田人。好きな作曲家はバッハ、ベートーヴェン、ラフマニノフ等々。好きなピアニストはヴァルター・ギーゼキング、フリードリヒ・グルダ、グレン・グールド。企画立案からプロジェクトを一貫して牽引し、メジャーデビューを果たした。

重松和人(しげまつかずと)
1990 年長崎生まれ。早稲田大学政治経済学部国際政治経済学科に在学中。9 歳より地元講師の下で本格的にピアノを習い始める。近代フランス音楽に魅せられ、実際のフランス人がどのような生活を送っているのかを知るために、高校在学中に一年間渡仏。現地の一般公立高校に通う。好きなピアニストはパスカル・ロジェ、館野泉。

山田翔平(やまだしょうへい)
1992年東京生まれ。7歳より島村楽器のピアノコースにてピアノを習い始め、島村楽器音楽コンクールにも度々出場、入賞を経験している。早稲田大学高等学院を経て早稲田大学に入学。ピアノ以外に、指揮者としても活動をこなす。好きなピアニストは、マウリツィオ・ポリーニ、エフゲニー・キーシン、ユジャ・ワン。好きな指揮者は、ヴィルヘルム・フルトヴェングラー、小澤征爾。

ナクソス・ジャパン

NHKの協力のもと、戦後の日本現代音楽の時代の空気が当時の演奏で甦る!!
NHK「現代の音楽」 アーカイブシリーズ
《NHK「現代の音楽」アーカイブシリーズ》は、戦後の日本音楽シーンを代表する邦人作曲家に焦点をあてたCDシリーズです。収録音源は全て、NHKラジオ番組「現代の音楽」で過去放送された番組のマスターテープから編集・リマスタリングを行い、マスターの再現性においてきわめて評価の高いHQCD(Hi Quality CD)でリリースします。NHKの協力の元、希少価値の極めて高い録音のアーカイブ化を実現しました。代表作の初演や未発売作品のライブ録音を中心に収録。日本人の創りだした音楽が、作曲当時の時代の空気とともに今ここに甦ります。 リリース第1期として、共にフランスで学び親交の深かった「三善晃」「矢代秋雄」の2タイトルを7月に発売します。
NHKラジオ番組「現代の音楽」について:
戦後間もない1947年のラジオ番組「日本の音楽」などを前身として、1957年より日本の現代音楽の有り様を今日まで伝えている番組。(現在の放送時間は、毎週日曜18:00-18:50。)柴田南雄、上浪渡、白石美雪、西村朗などが歴代の解説を務め、2009年からは猿谷紀郎が担当。邦人作曲家から海外の著名な作曲家まで、音楽祭や作曲賞本選会などのライブ録音を中心に放送。

NYNG-001
HQCD
\2100
三善 晃:
(1)混声合唱と管弦楽のための「詩篇」(1979)<初演>
 (昭和54年度文化庁芸術祭コンサートより)、文化庁芸術祭委嘱作品
 01. I. はじめのはじめに・雲
 02. II. はじめのないはじめ・天体
 03. III. はじめのあるはじめ・夕映え
 04. IV. おわりのないはじめ・人形
 05. V. 途中の途中・滝壺舞踏
 06. VI. はじめのあるおわり・夕焼け
 07. VII. はじめとおわりの・鏡の雲
 08. VIII. おわりのないおわり・波の墓
 09. (VIII. はじめとおわりの・鏡の雲)
(2)レクィエム (1971) <初演>
 1972年日本プロ合唱団連合委嘱作品 ※モノラル
 10. I
 11. II
 12. III
(1)小林研一郎(指揮)、
田中信昭(合唱指揮)、
東京都交響楽団、
日本プロ合唱団連合
(2)岩城宏之(指揮)、
NHK交響楽団、
日本プロ合唱団連合
若き日の小林研一郎と東フィルが魂を込めた熱演「詩篇」、69年にN響の正指揮者となった岩城宏之が、打楽器奏者としての経験を存分に発揮した「レクィエム」、いずれも東京文化会館における初演の貴重な録音です。録音:1979年10月16日 東京文化会館 録音:1972年3月15日 東京文化会館

NYNG-002
HQCD
\2100
矢代 秋雄:
 (1)ピアノ協奏曲 (1967) <初演>
  録音:1967年11月29日 東京文化会館
   (NHK交響楽団臨時演奏会「現代日本の作品の夕べ」より)
 (2)2本のフルートとピアノのためのソナタ(1958)<放送初演>
   放送:1958年2月2日 ※モノラル
   作曲家自身による楽曲解説
 (3)ピアノ・ソナタ (1961改訂版) <初演>
  録音:1961年9月9日
    朝日講堂 (東京現代音楽祭より) ※モノラル
  三善晃と矢代秋雄による対談
(1)中村紘子(ピアノ)、
森正(指揮)、

NHK交響楽団
(2)吉田雅夫(フルート)、
高橋安治(フルート)、
田辺緑(ピアノ)
(3)山岡優子(ピアノ)
注目は、矢代秋雄と中村紘子の想いが見事に結実した「ピアノ協奏曲」の演奏会初演です。親交の深かった三善晃との対談を交えて聴く「ピアノ・ソナタ」の他、「2本のフルートとピアノのためのソナタ」は作曲家自身が語る楽曲解説付きです。

ナクソス・ジャパン

NHK「現代の音楽」 アーカイブシリーズ


NYNG-003HQCD
(Hi Quality CD)
\2100
武満 徹(1930-1996):
 1. 地平線のドーリア(1966)
  小林研一郎(指揮)/東京都交響楽団
   録音:1979年10月16日 東京文化会館
   (昭和54年度文化庁芸術祭主催公演 芸術祭コンサートより)
 2. テクスチュアズ(1964)
  森正(指揮)/NHK交響楽団
   録音:1967年11月29日 東京文化会館
   (NHK交響楽団臨時演奏会「現代日本の作品の夕べ」より)
 3. 風の馬よりI, II(1961)<初演>
  田中信昭(合唱指揮)/東京混声合唱団
   録音:1961年11月14日 共立講堂
   (東京混声合唱団第25回定期演奏会より)
 4. ノヴェンバー・ステップス(1967)
  鶴田錦史(琵琶)/横山勝也(尺八)/岩城宏之(指揮)/
  NHK交響楽団
   録音:1969年10月23 or 24日 東京文化会館
   (第530回 NHK交響楽団定期公演より)
 5. ピアニストのためのコロナ(1962)
  松谷翠/高橋アキ(ピアノ)
   録音:1968年2月4日 東京文化会館
   (第2回日独現代音楽祭「現代ピアノ音楽の夕べ」より)※モノラル
 6. 武満徹/杉浦康平 対談
  (〜1963年6月29日放送「環礁」を聴き終えて)
武満 徹・・・その本当の姿を知ってますか?
1969年、NHK交響楽団の正指揮者に就任した岩城宏之、渾身の名演。武満徹の名を世界に知らしめた名曲として知られる「ノヴェンバー・ステップス」は、初演を含めこれ以前の録音は、日本のオーケストラではなかったところに注目したい。いわゆる「純国産のノヴェンバー・ステップス」であり、曲の持つ可能性が広がる機会となった演奏とも言えるだろう。初演と同じく琵琶の鶴田錦史、尺八の横山勝也をソリストに迎えた、まさに「決定稿」と呼ぶにふさわしい記念すべき演奏だ。合唱を嗜む人ならおなじみ「風の馬」は、こちらが初演。世界に向けて馬が羽ばたいた記念碑的録音である。精緻すぎるスコアを丹念に読み解いた「地平線のドーリア」、「テクスチュアズ」、ピアニストへの挑戦状とも受け取れる図形で書かれたスコアが美しい「ピアニストのためのコロナ」。こんなに素晴らしい音として聴ける幸せを、じっくり噛みしめてみたい。【解説】楢崎洋子(楽曲解説)
諸石幸生(演奏論等)

NYNG-004HQCD
(Hi Quality CD)
\2100
諸井 誠(1930-):
 1. 第1室内カンタータ(1959)<放送初演>
  本荘玲子(オンド・マルトノ)/
  竹前聡子(ハープシコード、チェレスタ)/
  小林美隆/有賀誠門/塚田靖(以上、パーカッション)/
  水島弘(語り手)/東京混声合唱団/岩城宏之(指揮)
   放送:1959年4月26日
 2. 対話五題(1964)<初演>
  酒井竹保、酒井松道(尺八)
   録音:1967年2月10日 東京ドイツ文化研究所ホール
   (第1回日独現代音楽祭より)
 3. ピアノのための「以呂波譬喩八題」(1967)
  山根弥生子(ピアノ)
   放送:1968年11月10日
 4. レ・ファルス(1970)
  黒沼ユリ子(ヴァイオリン)
   録音:1971年2月5日 東京文化会館
  (現代の音楽展'71 現音創立40周年記念演奏会より)
 5. ピアノ協奏曲第1番(1966)
  小林仁(ピアノ)/森正(指揮)/NHK交響楽団
   録音:1967年11月29日 東京文化会館
   (NHK交響楽団臨時演奏会「現代日本の作品の夕べ」より)
 6. 諸井誠、矢代秋雄、森正による鼎談
  軽妙洒脱、変幻自在・・・諸井誠の音楽
軽妙な音楽エッセイでも知られ、一方、日本の現代音楽史にいち早く十二音技法などを取り入れた、当時の最先端を行く音楽家、諸井誠の第1室内カンタータ。新進気鋭の作曲家として活躍を始めた1959年の作品は、まさに火花散るような緊張感に満ちた曲。暴力的な響きではなく、あくまでも透明な音。大気中に様々な音が放たれては色を変えていくような感覚が心地よい。オンド・マルトノ好きにもオススメしたい音による一遍の絵画。まるでプロコフィエフのように始まるピアノ協奏曲もオススメ。打楽器とピアノの掛け合いも見事この上なし。そして第2楽章では、また音たちが弾け飛ぶ。すすり泣くヴァイオリンに絡むピアノの周りを飛びまわるフルート・・・やはり、この人の音楽は何かを見せてくれる。【解説】諸井 誠(楽曲解説)
諸石幸生(演奏論等)

SONARE

SONARE 1005
(2CD)
\4200
藤原浜雄 ヴァイオリンリサイタル2010
 クライスラー:プニャーニの様式による前奏曲とアレグロ
 リスト:二重奏曲(ソナタ) 嬰ヘ短調(ショパン/マズルカ 作品6-2による)
 チャイコフスキー:懐かしい土地の思い出(瞑想曲、スケルツォ、メロディー)
 新実 徳英:ソニトゥス・ヴィターリスIV
 ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ 第9 番 イ長調 Op.47「 クロイツェル」
 ショパン〜ミルシテイン:ノクターン 嬰ハ短調 遺作
 クライスラー:中国の太鼓
藤原浜雄(Vn)
三上桂子(Pf)
録音:2010 年11 月17 日 紀尾井ホールLive/92’15、DDD

読売日響ソロ・コンマスを20 年近くの長きにわたって務める藤原の超絶技巧と表現の明晰さ。ベートーヴェン、クライスラーから、珍しいリストのソナタ、そして初演者でもある新実作品まで、藤原の魅力満載。ピアノは夫人の三上桂子
SONARE 1007
(2CD)
\3150
J.S. バッハ:
 無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ(全曲)
藤原浜雄(Vn)
録音:1986 年6 月5 日 イイノホールLive/100’58、DDD

イイノホールでの「毎日ゾリステン」リサイタルLive。若き藤原の気迫と、精緻な音楽作り。会場の熱気がそのまま伝わってくる、ライヴならではの迫力溢れるアルバム。
SONARE 1009
\2100
ブラームス:
 (1)ヴァイオリン・ソナタ 第1番 ト長調 Op.78「 雨の歌」
 (2)ヴァイオリン・ソナタ 第2番 イ長調 Op.100
 (3)ヴァイオリン・ソナタ 第3番 ニ短調 Op.108
 (4)F.A.E.ソナタ 第3楽章:スケルツォ WoO.2
藤原浜雄(Vn)
三上桂子(Pf)
録音:1997 年6 月14 日&15 日 秩父ミューズパーク音楽堂/67’58、DDD

藤原浜雄と夫人三上桂子による、ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ全3 曲と、シューマン、ディートリヒとの3 人による合作、F.A.E. ソナタよりスケルツォ楽章を収めた名盤の久々の復活。

SONARE

SONARE 1004
\2520
The Short Story from Daddy
 エルガー:愛の挨拶/フォーレ:シシリエンヌ/
 グラズノフ:吟遊詩人の歌/
 ラヴェル、 マレシャル編:亡き王女のためのパヴァーヌ/
 ルビンシテイン、ポッパー編:ヘ調のメロディ/
 ドビュッシー:チェロ・ソナタ/サン=サーンス:白/
 パラディス、ペイチック編:シシリエンヌ/
 フォーレ:エレジーOp.24/プーランク:愛の小路/
 ラフマニノフ、ウォルフィッシュ編:ヴォカリーズOp.34-14/
 カサド:愛の言葉/TEHO :The Short Story from Daddy
植木昭雄(Vc)
佐藤勝重(Pf)
植木昭雄〜The Short Story from Daddy

録音:2011 年2 月 Hakuju Hall/DDD、64'50"

やわらかい語り口の植木昭雄のチェロと、それを包み込むような洗練された佐藤勝重のピアノで、愛情の表現や、古きを懐かしむ小品が並ぶ。とても丁寧に、フレーズ一つ一つを愛情を持って奏でてゆくさまは、吟遊詩人を想わせる。(野平多美 ライナーノーツより)



ページ内の商品チェック・ボックスをクリックしたら、最後に 「かごに入れる」ボタンを押してください。
新店内のほかのページのお買い物がありましたら、そちらもすませ、最後に「注文フォームへ」ボタンを押して注文フォームで注文を確定してください。
(チェック内容を変更したら、必ずもう一度「かごに入れる」ボタンをクリックしてください。変更内容がかごに反映されませんので)


注文フォームへ


アリアCD 新店舗トップページへ



Copyright(C) 2011 ARIA−CD.All rights reserved.17