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第59号お奨め国内盤新譜(2)


10/14までの紹介分

 

日本伝統文化振興財団

 

XRCG 30010
(XRCD)
\3465
 —巨人マタチッチ、N響最期の壮絶ライヴ XRCD—
 好評XRCDブルックナー8 番に続く第2 弾!
  ブラームス:交響曲第1番 ハ短調 作品68
 ロヴロ・フォン・マタチッチ指揮
NHK 交響楽団
 今回もNHK 秘蔵オリジナルテープにさかのぼり新マスタリング!

録音: 1984 年3 月23 日 N 響 第927 回定期公演ライヴ(NHK ホール)/リマスタリング・エンジニア:杉本一家(JVC)/音源提供:NHK / NHK サービスセンター/ステレオ

コーダ直前のクライマックス(279小節)はまるで地鳴りがするようであり、これぞ巨人の棒、ブラームスの1 番を聴く醍醐味がここにある。実際にこんな演奏が日本で鳴っていたのだ!なんとすばらしい一時期だったことか。
しびれた。興奮した。こんな大指揮者のライヴと録音を比較しても始まらないが、このCD はかなりいい線までいっている。旧盤とはまるで違う。
高音が伸び、低音の厚みを増し、臨場感を増した。それにしても、ウン・ポコ・ソステヌートの出のエネルギーとカロリーの高さは、とても85 歳の老人のものではない。最初から脱帽だ。第2 楽章もトスカニーニのような器楽的カンタービレとなるあたりも聴きものであろう。第3 楽章はよく歌うこくのある充実感満点。フィナーレの序奏ではN 響ティンパニー大活躍である。これくらい叩いてくれないとこのアダージョはものたりない。それにしても胸がふくれるようなアルペンホルンが朗々と響き渡りまさにマタチッチの真骨頂と言ってよい—宇野 功芳—



 
巨人マタチッチ、N響最期の壮絶ライヴ XRCD 第1弾
ブルックナー&ベートーヴェン
 

JMXR 24700
(2XRCD)
特別価格\4200
 (1)ブルックナー:交響曲第8番 ハ短調(ノヴァク版)
(2)ベートーヴェン:交響曲第2番 ニ長調 Op.36
(3)同:交響曲第7番 イ長調 Op.92
 ロヴロ・フォン・マタチッチ(指揮)
NHK 交響楽団
 マタチッチ最後の来日公演!あの名盤が新たな鮮烈サウンドでよみがえる
録音:(1) 1984 年3 月7 日 N 響 第925 回定期公演ライヴ(NHKホール) (2) 1984 年3 月14 日 N 響 第926 回定期公演ライヴ(NHKホール) (3) 1984 年3 月23 日 N 響 第927 回定期公演ライヴ(NHKホール)
[リマスタリング・エンジニア]杉本一家(JVC) [音源提供]NHK / NHK サービスセンター
 この度 NHK のオリジナルテープを JVC 横浜スタジオに持ち込み、じっくり細心の注意をはらいトランスファーいたしました。NHK のテープが NHK以外のスタジオに持ち込まれるのは異例で NHK 職員立会いのもと厳重に作業が進められました。結果は予想を上回る音質の良さで驚きを禁じえません。演奏はいわずもがなの名演中の名演ですが、評論家宇野功芳は、さらに今回の XRCD の出来栄えを下のように激賞しておられます。
 『ベートーヴェンの 2 曲は、もちろん既発売のコロムビア盤に比べ、大きな差をつけているが、最近 NHK から出た DVD と比べても感動はさらに大きい。
それだけ音質が優れているということになる。ブルックナーも旧 CD よりはるかに良い。本 CD の価値は不滅であろう。なにしろブルックナーといえばマタチッチにとって最も大切な作曲家、わけても 8 番は得意中の得意だからだ。84 年 3 月 7 日、NHK ホールの 1 階席最前列にすわって聴いたときの、手に汗にぎる感動が昨日のことのように思い出されてくる。コーダの豪快な迫力についてはいわずもがなであろう。ベートーヴェンの 2 番と 7 番ではやはり後者の迫力が凄い。当日 NHK ホールにすわっていたぼくの感動、魂の震撼はとてもとても筆舌に尽くせるものではなかったのである。』—宇野功芳— ライナーノーツより


オクタヴィア・レコード

OVCL-000460
(SACD Hybrid)
\3000
ホーネック&ピッツバーグ響/シリーズ第4弾
 マーラー:交響曲 第5番
マンフレッド・ホーネック(指揮)
ピッツバーグ交響楽団
●これぞ、真正のマーラー交響曲第5番!
生粋のオーストリア人指揮者であるホーネック。 マーラー演奏のみならず、マーラーがしばしばその音楽の重要な基礎としたオーストリアの音楽伝統に深い造詣を有しています。そのホーネックがシリーズ第4弾として世に問うのがマーラー交響曲第5番。まさにマーラー全創造における分岐点となった難曲です。
ホーネックはスケルツォのテンポや多声構造、そしてアダージェットの解釈など、並々ならぬこだわりを持って「真正マーラー交響曲第5番」を表現します。随所に見られるウィーン風の音楽に、現在としては唯一となったピッツバーグ響のアメリカン・ブラス・サウンドが見事に融合した、重量形の演奏が繰り広げられます。
エクストンの誇る最新技術による高音質録音により、それらを更に鮮烈に捉えています。
録音:2011年5月20日-22日 ピッツバーグ、ハインツホールにてライヴ収録
OVCC-00090
(SACD Hybrid)
\3000
圧巻のホルン・アンサンブル!
 ブルックナー・シンフォニー・イン・カテドラル 〜神々の音楽〜

  ブルックナー/ボク編:
   交響曲 第9番 第1楽章
   交響曲 第8番 第3楽章
ラデク・バボラーク(ホルン)
マルチナ・バチョーヴァ(ヴァイオリン)
チェコ・ホルン・コーラス
アレシュ・バールタ(オルガン)
ミロシュ・ボク(指揮) ※第9番のみ
神々の音楽?圧巻のホルン・アンサンブル!超話題のブルックナー・イン・カテドラルの第2弾!
「チェコ内の最高のホルン奏者を集めた、高い音楽性とクオリティを持った最高のアンサンブル」バボラークが自信を持って言い放つ当最新アルバム。
チェコの歴史ある都市、モストの教会においてゴシック・オルガンを使用し、ブルックナー長い歴史の中で培われ、世界中の演奏家たちに今なお影響を与え続けているチェコ・ホルンの伝統的なアカデミーの中で育った奏者たちによるアンサンブル。名実ともに世界一のホルン奏者、バボラークを筆頭に、チェコの主要オーケストラから集った精鋭たちによって構成されています。
今回は交響曲に主眼をあて、後期の大作、第8番と第9番の中から2つの楽章をチョイスしました。第9交響曲からは第1楽章、そして第8交響曲から第3楽章アダージョの2つですが、まるで一つの交響作品のように聞こえます。教会の大オルガンとホルン合奏による第9交響曲第1楽章の大伽藍を経て、清澄なヴァイオリンの調べとコントラストさせたバボラークのソロによる第8交響曲のアダージョは、まさに前作に続く、神々の音楽です。
マルチサラウンドで収録されたこのアルバムは、三次元的な神々しいブルックナー・サウンドをオーディオ的にもお楽しみいただけるアイテムです。前作の衝撃的感動をさらに上回る、音楽ファン、オーディオ・ファン双方に垂涎のアルバムです!
録音:2011年6月13-14日 チェコ、モスト聖母被昇天教会にて収録


ラデク・バボラーク
ブルックナー・イン・カテドラル第1弾

OVCC 00068
(SACD Hybrid)
¥3000
ブルックナー・イン・カテドラル —天上の音楽—
 ブルックナー:
  アヴェ・マリア
  「ヴィントハークのミサ」ハ長調WAB.25
  モテット集/ボク編
  アダージョ(交響曲第7番 第2楽章より)/ボク編
ラデク・バボラーク(ホルン)、
【チェコ・ホルン・コーラス】
ラデク・バボラーク/ヤン・ヴォボジル/
ヤン・ムシル/ペトル・ドゥダ
ペトラ・チェルマコヴァ/
ペトル・コトラン/ルカーシュ・コレク/
ズデニェク・ヴァシナ
アレシュ・バールタ(オルガン)
ミロシュ・ボク(指揮) ※モテット集のみ
天上の音楽 圧巻のホルン・アンサンブル!!「チェコ内の最高のホルン奏者を集めた、高い音楽性とクオリティを持った最高のアンサンブル」バボラーク氏が自信を持って言い放つ当最新アルバム。チェコの歴史ある都市、モストの教会においてゴシック・オルガンを使用し、ブルックナーのミサやモテット集を演奏。長い歴史の中で培われ、世界中の演奏家たちに今なお影響を与え続けているチェコ・ホルンの伝統的なアカデミーの中で育った奏者たちによるアンサンブル。名実ともに世界一のホルン奏者、バボラークを筆頭に、チェコの主要オーケストラから集った精鋭たちによって構成されています。長い残響音とともにやわらかく荘厳に響くそれはまさに「天上の音楽」。また最終トラックの、約25分間も響き渡る交響曲第7番第2楽章「アダージョ」(ホルンソロ&オルガン)の演奏、バボラークとバールタのデュオは圧巻です。その暖かで荘厳なブルックナーの和声が、深く心に染み入ります。マルチサラウンドで収録されたこのアルバムは、三次元的な神々しいブルックナー・サウンドをオーディオ的にもお楽しみいただけるアイテムです。録音:2008年7月21-23日 チェコ、モスト聖母被昇天教会にて収録 2ch+5ch Hybrid SACD
OVCC-00088
\3000
トロンボーン吉川武典初のソロ・アルバム!
 風花賛礼
〜フランク:ヴァイオリン・ソナタ <トロンボーン版>
  高嶋圭子:トロンボーンとピアノのためのソナタ「風花賛礼」
  フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調 <トロンボーン版>
  アッペルモント:カラーズ
  フェルヘルスト/佐藤誠一編:ア・ソング・フォー・ジャパン
吉川武典(トロンボーン)
三輪郁(ピアノ)
ジパングのリーダー、吉川武典初のソロ・アルバム!
東日本大震災をうけて書かれた噂の楽曲「ソング・フォー・ジャパン」を世界初収録!
トロンボーン・クァルテット・ジパングのリーダーであり、NHK交響楽団で活躍する吉川武典の初のソロ・アルバムです。
注目は現在世界のトロンボーン業界で話題の楽曲「ソング・フォー・ジャパン」を世界初収録です。
オランダ発信の東日本大震災のチャリティーのために書かれたトロンボーンの為の曲で、専用サイトhttp://www.trombones.jp/では世界中のトッププレーヤーがリレーで演奏している映像を見ることが出来ます。
楽譜もそのサイトでダウンロード可能で、世界中にその輪が広がり、トロンボーンのみならず世界の音楽家に広がっていっています。その音源が遂に初CD化となります。また、吉川武典のために書かれた高嶋圭子の「風花讃礼」も注目です。
高嶋圭子曰く「人と人との間に吹く風が咲かせる花」を思い作曲されており、日本の美しい風景を思わす美しい楽曲です。
さらにはトロンボーンで演奏は世界初収録のフランクのソナタ。学生たちはこぞって演奏する人気曲「カラーズ」(原曲はトロンボーンと吹奏楽)。吉川武典の表情豊かな演奏で、歌いあげます。このレコーディングの最終日に東日本大震災を受け、中断となりました。吉川武典が鎮魂のような祈りをこめるような渾身の演奏とっています。。録音:2011年3月9-11日、7月12日 埼玉・秩父ミューズパーク にて収録
● アーティスト紹介:吉川武典 ●
NHK交響楽団トロンボーン奏者。東京藝術大学在学中、新日本フィルハーモニー交響楽団に入団。1988年第5回日本管打楽器コンクールトロンボー ン部門第一位、及びコンクール大賞を受賞。1991年、NHK交響楽団に移籍。1996-1997年、文化庁海外派遣芸術家在外研修員としてドイツ・ベルリン市へ留学。伊藤清氏、ヴォルフラム・アルント氏に師事。オーケストラ活動の他、リサイタルの開催やオーケストラとのコンチェルト共演等、ソリストとし ても活躍中。また、日本各地で行われる室内楽や現代音楽のコンサートにも出演している。トロンボーン・クァルテット・ジパング、トウキョウブラスシンフォ ニー、N-craftsのメンバー。東邦音楽大学特任准教授、東京藝術大学器楽科非常勤講師、高松第一高等学校音楽科中央講師。
● 公演情報 ●
2011年11月8日 杉並公会堂 小ホールにて リサイタル
2011年10月16日 杉並公会堂 大ホールにて トウキョウ・ブラス・シンフォニー演奏会
OVCC-00089
\3000
ミロスラフ・ケイマル〜華麗なクリスマス・キャロル
 グルーバー:きよしこの夜
 ヘンデル:オンブラ・マイ・フ
 レブラー:グラデュアール、
 ムーレ:クリスマスのファンファーレNo.1-4
 メンデルスゾーン:あめにはさかえ 
 シューベルト:アヴェ・マリア 
 アルビノーニ:アダージョ
 アダン:さやかに星はきらめき
 J.S.バッハ:
  アリオーソ、主よひとの望みの喜びよ、
  われらあまたの苦難をへて神の御国に入らん、
  目覚めよと呼ぶ声あり、
  G線上のアリア
 ひいらぎ飾ろう、神の御子は今宵しも、
 グリーンスリーブス、
 われらはきたりぬ、ひいらぎとつたは、牧人ひつじを
ミロスラフ・ケイマル(トランペット)
イルジナ・ポコルナ(オルガン)
ケイマルの輝かしい響きが煌く聖なる調べ
長年廃盤となっていたケイマルの名盤が復刻です。
チェコ・フィルの一時代を築いた名トランペッター、ミロスラフ・ケイマルの美音を堪能できるクリスマス・アルバムが久々の復刻です。チェコの名オルガニスト、イルジナ・ポコルナとの荘厳で華麗なバラード集です。
「きよしこの夜」「アヴェ・マリア」などクリスマスの定番曲目を多く収録。それらの曲をケイマルがトランペット、フリューゲルホルンで美しく歌いあげています。身を委ねたくなるようなうっとりとする音色。ケイマルの天上のサウンド。トランペットの「きよしこの夜」で始まり、フリューゲルホルンによる「きよしこの夜」で心地よく終わります。クリスマスに身も心も神聖な心地にさせてくれるアルバムです。録音:1992年9月 プラハ、イエズラツコ教会にて 収録

オクタヴィア・レコード

OVCL-00502
(10SACD Hybrid+特典CD)
\10000

超豪華!オクタヴィア・グレート・アーティストBOX 2011 完全限定生産!
<Disc1> 
マーラー:交響曲第1番「巨人」
 録音:2008年9月26-28日 ピッツバーグ、ハインツ・ホールにてライヴ収録  
 仕様:SACD Hybrid 非圧縮2ch
※レコード芸術特選盤" "
マンフレッド・ホーネック(指揮)
ピッツバーグ交響楽団
<Disc2> 
マーラー:交響曲第5番
 録音:2011年1月20-21日
 プラハ、ルドルフィヌム、ドヴォルザーク・ホールにて収録
 仕様:SACD Hybrid 非圧縮2ch
※レコード芸術特選盤
エリアフ・インバル(指揮)
チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
<Disc3>
ストラヴィンスキー:ペトルーシュカ、プルチネルラ、管楽器のための交響曲
 録音:2008年6月24-28日(ペトルーシュカ、管楽器のための交響曲)
 2008年8月26-29日(プルチネルラ) ヒルヴェルサム、MCOスタジオにて収録
 仕様:SACD Hybrid マルチチャンネル 2ch+5ch
※レコード芸術特選盤
ヤープ・ヴァン・ズヴェーデン(指揮)
オランダ放送フィルハーモニー管弦楽団
オランダ放送室内フィルハーモニー
<Disc4>
ショスタコーヴィチ:交響曲第10番
 録音:2009年9月3-4日 アーネム、ムシス・サクルム、コンサートホールにて収録
 仕様:SACD Hybrid 非圧縮2ch
ニコライ・アレクセーエフ(指揮)
アーネム・フィルハーモニー管弦楽団
<Disc5>
モーツァルト:ピアノ協奏曲第23番、第24番
 録音:2007年4月29-30日 プラハ「芸術の家」ドヴォルザーク・ホールにて収録
 仕様:SACD Hybrid 非圧縮2ch
清水 和音(ピアノ)
ズデニェク・マーツァル(指揮)
チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
<Disc6>
ブルックナー・イン・カテドラル
 録音:2008年7月21-23日 チェコ、モスト聖母被昇天教会にて収録
 仕様:SACD Hybrid マルチチャンネル 2ch+5ch"
ラデク・バボラーク(ホルン)
チェコ・ホルン・コーラス、
アレシュ・バールタ(オルガン)、
ミロシュ・ボク(指揮)
<Disc7>
ラヴェル・ピアノソロ作品集より
 グロテスクなセレナード、古風なメヌエット、
 亡き王女のためのパヴァーヌ、水の戯れ、メヌエット、ソナチネ、鏡
 録音:2007年12月3-5、7-8日 富山、入善コスモホールにて収録
 仕様:SACD Hybrid マルチチャンネル 2ch+5ch  ※レコード芸術特選盤
アブデル・ラーマン・エル=バシャ(ピアノ)
<Disc8> 
ベートーヴェン:
 ピアノ・ソナタ全集より「モニュメンタル」より
 ピアノ・ソナタ 第21番「ワルトシュタイン」、
 第23番「熱情」、第24番「テレーゼ」、
 第25番「かっこう」、
 第26番「告別」 
  録音:2010年1月13-15日、3月13-15日、4月13-15日
  富山、北アルプス文化センターにて収録
  仕様:SACD Hybrid 非圧縮2ch  ※レコード芸術特選盤" "
菊地 裕介(ピアノ)
<Disc9>
ドビュッシー作品集
 子供の領分、2つのアラベスクベルガマスク組曲、
 仮面、スケッチ帳より、版画、レントより遅く、喜びの島
  録音:2002年11月4?6日 富山・入善コスモホールにて収録
  仕様:SACD Hybrid マルチチャンネル 2ch+5ch
児玉 桃(ピアノ)
<Disc10>
クラリネッテン・ウィーン&ベルリン
 録音:2005年11月21、22日 東京・Hakuju Hallにて収録
 仕様:SACD Hybrid マルチチャンネル 2ch+5ch" "<Bonus Disc>
 未発表音源!
エルンスト・オッテンザマー(クラリネット)
ヴェンツェル・フックス(クラリネット)
<Bonus Disc>
 未発表音源!
アシュケナージ
完全限定生産!
10枚組全SACD盤、特典ディスク付の豪華ラインナップによるBOXセットが登場!!
オクタヴィア・レコードの名アーティストのSACD盤を10枚組BOXで発売します。
今大人気のインバルのマーラー5番をはじめ、レコード芸術の吉田秀和氏の連載「之を楽しむ者に如かず」で大絶賛を受けたホーネックのマーラー1番や、レコード・アカデミー賞を受賞したズヴェーデン指揮のストラヴィンスキー「春の祭典」の続編「ペトルーシュカ」、またマルチ・サラウンドによる音響でオーディオ・リファレンスとしても重宝されているバボラークの「ブルックナー・イン・カテドラル」等、充実のラインナップを揃えました。優秀録音アイテム、豪華アーティストによる圧倒の演奏、全ての側面からスペシャルなBOXです。
さらに、アシュケナージによる演奏の未発表音源のボーナス・ディスク(通常CD)付です!詳細は追って発表となりますので、ご注目下さい!"
優秀録音アイテム、豪華アーティストによる圧倒の演奏、全ての側面からスペシャルなBOXです。

オクタヴィア・レコード

「EXTON LABORATORY GOLD LINE」

「EXTON LABORATORY GOLD LINE」とは?
同レーベルの中でも音楽的、オーディオ的に高品位なものを厳選。妥協を排したリマスタリングが施され、SACDハイブリッドとしてリリースします。
ブックレットには、担当エンジニアのコメントやレコーディングに使用した機材表、マイク・セッティング図を掲載。オーディオ・ファンは必見です。
高級感のある豪華デジパック仕様。
非圧縮SACDハイブリッド盤(HQ-SACD)を採用。当社が2007年より提唱している最上位SACDハイブリッド盤であるHQ-SACDは他社でも採用され、すでにマーケットに広く認知されているものです。
オリジナル・マスターからのリマスタリングを行い、膨大な種類のアクセサリー類より最適合なものを厳選し使用。高精度クロックや電源そのものの見直しなど、一切の妥協を排した環境の中で作業されました。DSD レコーディングされたものだからこその繊細な音場、空気感を実現。アナログレコーディングされているものにはない再現性を獲得しています。
 1999年6月よりスタートした日本発のクラシック・レーベルEXTONは、クラシック・ファンはもとより多くのオーディオ・ファンに強い支持を受け続け、クラシック・シーンにおいてなくてはならないレーベルとなってゆきました。また、どこよりも早くDSDレコーディングに取り組み、普及がまだまだ進んでいないSACDハイブリッド盤を多数リリース。オーディオ・ファイルとしてファンを虜にした音作りと、最先端の技術を次々取り入れ、「お客様へ、よりクオリティの高い音を届ける」というレーベル・ポリシーを貫く販売を展開してきました。
 2011年EXTONレーベルが満を持して登場させるシリーズが「EXTON Laboratory Gold Line」です。EXTONのタイトルの中で高品位なものを3タイトル厳選。中でも「ストラヴィンスキー:春の祭典、ミューズの神を率いるアポロ/ヤープ・ヴァン・ズヴェーデン&オランダ放送フィル」は2008年レコード・アカデミー賞管弦楽部門を獲得。音楽ファン、オーディオ・ファン共に大きな話題となったタイトルで、ベストセラーとなりました。これらのタイトルを、長年積み重ねてきた録音技術の応用と独自のマスタリングのノウハウを再度完全結集させる作業を行い、当時は最上級と思われたサウンドもこの独自のテクノロジーにより更なる新境地まで導くことに成功しております。
 このリリースにあたって実際このタイトルを担当したプロディーサー&エンジニアが妥協を一切排したリマスタリングを行い、音楽的にもオーディオ的にも大幅に向上しております。EXTONがさらに進化している証明ともなりました。
OVXL-00050
(SACD Hybrid)
\3800
ストラヴィンスキー:
バレエ音楽「春の祭典」(1947年版)
バレエ音楽「ミューズの神を率いるアポロ」(1947年版)
ヤープ・ヴァン・ズヴェーデン(指揮)
オランダ放送フィルハーモニー管弦楽団
ズヴェーデン&RFOによる代表的名盤「春の祭典」。完璧にまとまった弦楽器の旋律のうねりと管楽器の鮮やかに弾ける音色が、端から端まで、たっぷりと音を埋め尽くした色濃くダイナミックな演奏です。さらにカップリングの「ミューズの神を率いるアポロ」では、強烈な厳格さでつくり込んだズヴェーデンの“確実性のある音楽”が垣間見える演奏です。ズヴェーデンの思う音、思う曲の流れ、全てがズヴェーデンの完璧なシナリオに従って進んでゆきます。史上最強のストラヴィンスキーがここに登場です。2008年レコードアカデミー賞管弦楽部門受賞した「春の祭典」の名盤です。<2006年8月21−25日ヒルヴェルサム、MCOスタジオにて収録>
OVXL-00051
(SACD Hybrid)
\3800
ブラームス:
交響曲第4番 ホ短調 作品98
チョン・ミョンフン(指揮)
チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
本録音でチョン・ミョンフンはチェコ・フィルの美しい弦セクションを存分に際立たせ、豊かな響きを導き出しました。さらに情熱的なタクトにより、熱狂的名演を披露。チョン・ミョンフンの細部へのこだわりと、持ち味が存分に発揮され、演奏に厳しいプラハの聴衆を大いに盛り上げました。EXTONレーベル初登場となる同コンビによる録音。リマスタリングを新たに施すことにより、チェコ・フィル=ルドルフィヌムのサウンドがさらに昇華され待望のSACD−Hybrid盤に仕上がりました。<2011年2月17、18日 プラハ、ルドルフィヌム、ドヴォルザークホールにて収録>
OVXL-00052
(SACD Hybrid)
\3800
ムソルグスキー:
 「展覧会の絵」
 「夢想」
 「涙」
 「瞑想」
清水和音(ピアノ)
ロシア音楽を最も得意とする清水和音が、ムソルグスキーの「展覧会の絵」を弾くこのタイトル。上質でなめらかな音色、勇壮でコントラストに溢れた音色のバランスが非常に良く取れており、録音・演奏共に密度の高い音が響きます。特にバーバ・ヤガーの楽章(9トラック目)などは迫力の和音が体感できます。また「展覧会の絵」のほかに、ムソルグスキーの「夢想」、「涙」、「瞑想」という大変珍しい小品もカップリングで組まれています。<2004年8月9−12日東京音楽大学、J館スタジオにて収録>

カメラータ・トウキョウ

CMCD-28235
\2940
発売延期
巨匠カール・ライスターの「ラスト・レコーディング」!!
 2本のクラリネットのための作品集/カール・ライスター
 F.メンデルスゾーン=バルトルディ:
  コンツェルトシュテュック 第1番 作品113 ヘ短調(エリック・サイモン版)
 C.ベールマン:
  2本のクラリネットとピアノのための協奏交響曲 作品33 変ホ短調
 F.メンデルスゾーン=バルトルディ:
  3つの歌〜2本のクラリネットとピアノのための(編曲:P.ウェストン)
   交響曲 第2番「讃歌」より/ 秋の歌 作品63-4/ 挨拶 作品63-3
 B.H.クルーゼル:
  2本のクラリネットとピアノのためのアンダンテとアレグロ・ヴィヴァーチェ
 F.メンデルスゾーン=バルトルディ:
  コンツェルトシュテュック 第2番 作品114 ニ短調(エリック・サイモン版)
カール・ライスター(クラリネット)
アントニオ・ティネッリ(クラリネット)
ジュリアーノ・マッツォカンテ(ピアノ)
巨匠カール・ライスターの「ラスト・レコーディング」発売!!
キング・オブ・クラリネット、カール・ライスターが自ら「ラスト・レコーディング」を宣言し、「ラスト」に相応しいとライスター自ら選曲した作品が、ロマン派の作曲家たちによる2本のクラリネットとピアノのための三重奏曲作品です。数多くの名作が生み出されたロマン派から、メンデルスゾーン、ベールマン、そしてクルーゼルによる2本のクラリネットのための作品が収められました。このアルバムの魅力は、ライスターと、共演者であるイタリアの名クラリネット奏者、アントニオ・ティネッリとの見事なまでに息のあった演奏です。ライスターとティネッリの演奏の掛け合いは、まさに二重唱を聴いているかのよう。
心躍るロマン派のクラリネット名作が2人のクラリネット名手により鮮やかによみがえります。(カメラータ・トウキョウ)
CMCD-28243
\2940
メルカダンテ:フルート四重奏曲集/
フルーリー、ツァロデック、マルシュナー、ノージュ

 S.メルカダンテ:
  フルート四重奏曲 ホ短調
  フルート四重奏曲 イ長調
  フルート四重奏曲 イ短調
ディーター・フルーリー(フルート)
マルティン・ツァロデック(ヴァイオリン)
ゲルハルト・マルシュナー(ヴィオラ)
ローベルト・ノージュ(チェロ)
ロッシーニ、ベッリーニ、ドニゼッティ等と並び、当時大変人気の高かったイタリアのオペラ作曲家メルカダンテ。その後、ヴェルディの台頭により、オペラ作曲家としての地位は忘れ去られてしまいましたが、一方でフルートやクラリネットのための華麗な作品を数多く残し、今日まで愛聴愛奏されています。本アルバムに収められた3つのフルート四重奏曲は、いずれも美しい旋律に彩られた華麗な作品が並び、愉悦のひとときへと誘います。録音:2007年6月/ウィーン

カメラータ・トウキョウ

CMCD-28242
\2940
元ウィーン・フィルのコンサートマスター、ウェルナー・ヒンク
 ベートーヴェン:
   ピアノ三重奏曲 第5番 ニ長調 作品70-1「幽霊」
   ピアノ三重奏曲 第7番 変ロ長調 作品97 「大公」
ジャスミンカ・スタンチュール(ピアノ)
ウェルナー・ヒンク(ヴァイオリン)
フリッツ・ドレシャル(チェロ)
優雅さと堂々とした気品あふれる楽想の「大公」、そして神秘的な雰囲気を漂わせる「幽霊」は、ともに非の打ち所のないベートーヴェンの名曲です。ゆるぎないウィーンの伝統を継承する元ウィーン・フィルのコンサートマスター、ウェルナー・ヒンク、フリッツ・ドレシャル、そしてピアニストのジャスミンカ・スタンチュールによるおなじみのトリオが、ウィーン情緒たっぷりに2つの名作を快演します。
●ジャスミンカ・スタンチュール(ピアノ)
 ウィーン音楽大学でノエル・フローレスに師事。1989年、ウィーンの国際ベートーヴェン・コンクールで優勝後、ブザンソンやウィーンをはじめ、各地の音楽祭で着実にキャリアを重ねる。1990年3月、ウィーンの「ハイドン記念祭」では、ハイドンならびにベートーヴェンの曲目で初のソロ演奏会を行う。パリ管弦楽団、ロサンゼルス交響楽団などのオーケストラから招聘され、また、ウィーン弦楽四重奏団やウィーナー・ヴィルトゥオーゾのパートナーとしても活躍中。
●ウェルナー・ヒンク(ヴァイオリン)
 1943年生まれ。ウィーン・アカデミー(現 ウィーン音楽・表現芸術大学)で、フランツ・サモイル教授の教えを受ける。1964年、ウィーン国立歌劇場管弦楽団の第1ヴァイオリン奏者、1967年、ウィーン・フィルの第1ヴァイオリン奏者、1974年から2008年までコンサートマスターとして活躍した。ウィーン市立音楽院教授。
●フリッツ・ドレシャル(チェロ)
 1947年生まれ。ウィーン・アカデミー(現 ウィーン音楽・表現芸術大学)で、フリーダ・リッシャウアー=クラウス教授に師事する。1968年、アカデミーにて優秀賞を得、同年、ウィーン・フィルに入団。1973年よりウィーン八重奏団に参加。1974年にはウィーン・フィルのチェロ首席奏者。1985年、ウィーン弦楽四重奏団のメンバーとなる。
CMCD-28245
\2940
世紀末ウィーンのチェロ名作集〜
 ヴァイグル、ミュラー=ヘルマン、ウェーベルン/ミュラー、オウマイアー
 K.ヴァイグル:
  チェロ・ソナタ
  チェロとピアノのための2つの小品 作品33
  8小節のテーマによる28の変奏曲 作品15
  メヌエット
 J.ミュラー=ヘルマン:
  チェロ・ソナタ 作品17
 A.ウェーベルン:
  2つの小品
  チェロ・ソナタ
  3つの小さな小品 作品11
オトマール・ミュラー(チェロ)
レオノーレ・オウマイアー(ピアノ)
後期ロマン派から新ウィーン楽派への移り変わりの中で生み出されたチェロのための作品を収録。特にカール・ヴァイグル、ヨハン・ミュラー=ヘルマンは、時代とともに忘れ去れらつつある作曲家でもあり、本アルバムに収録された作品は、いずれも貴重な記録です。芸術文化全体のまさに爛熟期である世紀末ウィーンの音楽の変遷をたどることのできる必聴アルバムです。録音:2000年10月/イギリス
●オトマール・ミュラー(チェロ)
 1963年生まれ。ウィーンとアメリカ合衆国で音楽を学ぶ。ウィーン・アルティス弦楽四重奏団の創設メンバーとして、世界各地の名高いコンサートホールで定期的に演奏しているほか、1988年以降はウィーン楽友協会で毎年恒例の演奏会シリーズも行っている。アルティス弦楽四重奏団は、これまでに30作品以上のCDを録音し、その多くが、グランプリ・ディスク賞、カシリア賞、ディアパソン・ドール賞、ウィーン笛時計賞、エコー・クラシック賞、MIDEM賞などの栄誉ある賞に輝いてきた。オトマール・ミュラーは、グラーツ大学教授として室内楽を教えており、現在は、アイゼンシュタットのヨゼフ・ハイドン音楽院でチェロの教鞭を執る。また、アメリカ合衆国、香港、オーストリア、プラド・カザルス音楽祭でのマスタークラスも、彼にとって重要な活動の一部となっている。2006年10月には、ウィーン楽友協会のブラームスホールで、アレクサンダー・ツェムリンスキー作品「チェロとピアノのための3作品」、および112年にわたって発見されなかったツェムリンスキーのチェロ・ソナタを初演した。これら作品の録音は、2008年にリリースされた。
●レオノーレ・オウマイアー(ピアノ)
 ウィーン生まれ。ウィーン音楽院でディアンコ・イリエフ、デイビッド・ルッツからピアノと伴奏の教えを受けた後、学位を得て、1981年にウイーン・コンツェルトハウス管弦楽団でデビューした。1977年には、アメリカ合衆国のミシガン州アナーバーでジェルジュ・シャーンドルから個人教授を受ける機会も得た。このほかに、ハインツ・メジモレツやマリア・ジョアン・ピレシュにも師事。独奏者、伴奏者、および室内楽奏者として、ヨーロッパで数々のコンサートに出演。オーストリアとドイツのラジオ局での出演歴や、CD録音もある。主に関心を持っているのは、現代音楽で、1991年からウィーン国立音楽大学で教鞭を執り、2004年に教授に指名された。
 

ALM/コジマ録音

 
ALCD-7163
\2940
 ザラフィアンツ初のリスト・アルバム
 オーベルマンの谷〜リスト ピアノ作品集

フランツ・リスト:
 [1] オーベルマンの谷 ?巡礼の年第一年《スイス》S160/R10より
 [2] 超絶技巧練習曲 第11番 変ニ長調《夕べの調べ》S139/R2b
 [3] ピアノ・ソナタ ロ短調 S178/R21
 エフゲニー・ザラフィアンツ(ピアノ)
使用ピアノ:Fazioli F278
  ザラフィアンツは1959年6月24日ロシアのノヴォシビルスクに生まれた。
 音楽一家の中で育ち、順調な音楽学生生活を送っていたザラフィアンツだが、学校内でブレジネフの肖像に落書きをしたため南ウラルのオルスクに飛ばされ、モスクワ音楽院への道が閉ざされてしまう。その後1979年にはオルスク音楽院を首席卒業するが、一切の演奏・教育活動の機会は奪われたまま。1980年ゴーリキーのグリンカ音楽院に再入学、イリヤ・フリートマンに師事、1985年に首席で卒業。さらに1988〜90年にかけては同音楽院の研究科でも研鑚を重ね、この間、1985年に全ロシア・コンクールで第3位に入賞し、ようやくロシア国内でリサイタル、協奏曲の演奏会を行うようになったが、その素晴らしさが国外に伝えられることはなかった。

 ザラフィアンツの名前がようやくわれわれに聞こえてくるようになったのは, 1993年ポゴレリッチ国際コンクール(アメリカ合衆国カリフォルニア州パサディナ)で第2位となってから。以来、ドイツや日本を中心に演奏活動を行うようになる。
 そして90年代末頃コジマ録音からCDアルバムがリリースされ、その後リリースが重なるごとにその反響は大きくなり、ついには「21世紀最大の個性派ピアニスト」という呼ばれ方までされ始めた。評論家陣もこぞってその才能をほめたたえ、濱田滋郎、那須田 務両氏がレコ芸で絶賛、さらに宇野功芳氏が最大限の賞賛を送ったことでその人気に更なる拍車がかかった。

 深い思索の中から一音一音を紡ぎ出し心に沁み入るアルバムを次々と生み出しているザラフィアンツ初のリスト・アルバム。大作ソナタを中心にリストの作品の中でもとりわけ重厚な3作品を収め、ときに斬新でもある独特の感性が随所に息づくピアニズムを聴かせる。その個性溢れる語り口は、作品に内在する深遠なドラマを浮き彫りにし、新たなるリストの美的世界を呼び起こすほどである。

録音:2008年10月20-22日 キラリふじみ

 
ザラフィアンツ、衝撃の旧譜たち
 

ALCD 7088
\3045
 ザラフィアンツ/4分52秒の「エリーゼ」
 ハイドン:ソナタ第12番
 ベートーヴェン:エリーゼのために
 リスト:ペトラルカのソネット104番(巡礼の年第2年イタリアから)
 ショパン:
  ノクターン第14番/同第2番/
  同第20番/ポロネーズ第6番「英雄」
 チャイコフスキー:「白夜」/「舟歌」(四季より)
 スクリャービン:練習曲Op.8-12/同Op.2
 ラフマニノフ:
  練習曲 音の絵Op.39-8&9/楽興の時 
 エフゲニ・ザラフィアンツ(P)
 初の小品集。来日記念盤
 いまやアファナシェフと並ぶ現役ピアニスト最高の奇才といわれているザラフィアンツ。新譜が出るたびにレコ芸評をにぎわしているが、例によって才気爆発の1枚だが、とくに小品集では「エリーゼ」を5分近い極遅の演奏を聴かせてくれる。店主お薦めのボルクヴァゼの天国的演奏ですら4分21秒だったことを考えると、ザラフィアンツの演奏がどんなに異常であるかおわかりいただけると思う。しかしボルクヴァゼの演奏を聴いたときと同様この速度で弾いて初めてこの曲がベートーヴェンのものだと確信した。「エリーゼ」の中に後期のソナタの核を見出したとき、あなたは絶句するだろう。
 
ALCD-7068
¥2940
 ハイドン:ピアノ・ソナタ ト短調 Hob.XVI : 44
ショパン:ピアノ・ソナタ 第3番 ロ短調 作品58
ショパン:舟歌 嬰ヘ長調 作品60
メトネル:ピアノ・ソナタ イ短調 「回想」
 エフゲニ・ザラフィアンツ(P)
 2000年5月、6月 &2001年11月 府中の森芸術劇場
 「2000年から01年にかけて録音されたこの新盤は、当年とって43歳になる偉材にして異才のピアニスト、エフゲニ・ザラフィアンツが、まさしく本領を発揮した一枚と言えそうだ。余りにも珍妙なたとえで恐縮ながら、ここに聴くショパンは、かのグレン・グールドがなぜか俄かにショパンが大好きになり、感動のあまり目に涙すら浮かべて弾いているような、そんな感じさえするのだ。
 《ソナタ第3番》の第1楽章、第1主題の間の取りかたを聴いて、はらはら、どきどきしなければ、よほど無感動な人だ。第2主題の“歌”に至っては、「こんなにまでゆったり、しんなり、歌いくずれていいの?こんなの、あり?」と、いぶかしい目をするピアノ科学生の顔が見えるよう。いきおい、テンポは遅い、遅い。アファナシエフの哲学的遅さとは異なってこちらはあくまでも詩人的な遅さ。詩人は時に瞑想にふけりつつ立ち止まって、もう歩むのをやめるかと思うほどだ。」 濱田 滋郎氏

 「まず、とても美しいピアノの音色を持った人だということ。そしてオリジナリティをそなえた自分の音楽をしているということ。これらはこのディスクをすばらしく魅力的なものにしている。十分に研磨された、透明感のある音色。弱音から最強度のフォルティッシモまで美しいかたちが保たれている。」 那須田 務氏

 
ALCD-1126
\2625
 Les Jongleurs(レ・ジョングルール) 中世を駆けめぐる放浪楽師
 [1] ジョヴァンニ・アンブロジオ:プティ・リャンズ[15世紀イタリア]
 後白河法皇(編):《梁塵秘抄》より[12世紀日本]
  [2] 春の焼け野に菜を摘めば
  [3] 柴の庵に聖おはす
 [4] 作者不詳:羊飼い娘が朝早く 《カルミナ・ブラーナ》より[13世紀ドイツ]
 [5] 作者不詳:サルタレッロ[14世紀イタリア]
 [6] ギラウト・デ・ボルネイユ:逢い引きの朝(アルバ)[12世紀フランス]
 後白河法皇(編):《梁塵秘抄》より[12世紀日本]
  [7] 恋ひ恋ひてたまさかに逢ひて寝たる夜の
  [8] わが子は十余になりぬらん
  [9] 金の御嶽にある巫女の
 [10] 作者不詳:シャンソネッタ・テデスカ[14世紀イタリア]
 アルフォンソ賢王(編):《聖母マリアのカンティガ》より[13世紀スペイン]
  [11] 兎の骨 
  [12] 蝋燭とジョングルール
  [13] 足萎え男
 [14] マルカブリュ:先日、生け垣の傍らで[12世紀フランス]
 [15] 作者不詳:王のエスタンピー第7[13世紀フランス]
 後白河法皇(編):《梁塵秘抄》より[12世紀日本]
  [16] 舞へ舞へ蝸牛
  [17] 遊びをせんとや生まれけむ
  [18] わが子は二十になりぬらん
 作者不詳:極道の歌 《カルミナ・ブラーナ》より[13世紀ドイツ]
  [19] 作者不詳:来れバッカス 《カルミナ・ブラーナ》より[13世紀ドイツ]
 【ジョングルール・ボン・ミュジシャン】
名倉亜矢子(歌、ゴシックハープ他)
辻康介(歌、語り他)
田美佐子(中世フィドル、レベック他)
近藤治夫
 (バグパイプ、ハーディガーディ、テイバーパイプ他)
ゲスト:立岩潤三(パーカッション)
 バグパイプやフィドル、ハーディガーディなど様々な楽器を手に諸国を遍歴した中世ヨーロッパの放浪楽師(ジョングルール)たち。農村や街角など行く先々で彼らはどんな音楽を演奏していたのか?様々な古楽器を使い、多彩な音色と朗々たるドローンの中で繰り広げられる音楽は活力にあふれ印象的。同時代にあたる平安末期に流行った日本の俗謡(今様)も取り入れ、民衆のエンターテイナーとして活躍したジョングルールの真髄を伝える。録音:2011年7月4-5日 キラリふじみ
 
ALCD-3093
\2940
 【東京セレーノ・バスクラリネットアンサンブル
 スーパー・バスクラ Vol.3
  [1] L. van ベートーヴェン:
   ピアノ・ソナタ第8番《悲愴》第2楽章(編曲:古川邦彦)
 [2] L. アンダーソン:トランペット吹きの休日(編曲:尾崎めぐみ)
 [3]-[7] F. ファルカシュ:17世紀ハンガリー古典舞曲(編曲:古川邦彦)
 [8]-[9] J. フランセ:2つの小品
 [10] 新井千悦子:Trick or Treat
 [11] W. A. モーツァルト:アヴェ・ヴェルム・コルプス(編曲:古川邦彦)
 [12]-[15] M. グリンカ:悲愴三重奏曲 ニ短調
 [16]-[17] 久石譲:
  もののけ姫/アシタカせっ記 映画「もののけ姫」より(編曲:古川邦彦)
 [18] P. スパーク:アイナの歌
 【東京セレーノ・バスクラリネットアンサンブル】
古川邦彦
篠塚奈々
野沢和弘
渡邊一毅
尾崎めぐみ
藤井一男(クラリネット)[12]-[15]
藤井裕子(ピアノ)[8]-[9],[12]-[15],[18]
 バスクラを愛するすべての人に贈る決定版シリーズ第3弾!もう「縁の下の力持ち」とは呼ばせない ?? おなじみの名曲アレンジからジブリ映画まで、大人気シリーズのさらなる魅力全開の一枚。 録音:2011年2月8-9日 三鷹市芸術文化センター
 
LMCD-1943
\3045
 【浜松市楽器博物館コレクションシリーズ36】
 中野振一郎/デュフリ全集 Ⅰ〜18世紀フランスの雅
 ジャック・デュフリ(1715-1789)
  クラヴサン曲集 第1巻
  [1] アルマンド ニ短調
  [2] クーラント ニ短調
  [3] 「ヴァンロ」 ニ長調
  [4] ロンド(上品に)〈あるいは“上品なロンド”〉 ニ長調
  [5] 「トリボレ」(快活に) ニ短調
  [6] ロンド(優しく)〈あるいは“優しいロンド”〉ニ短調
  [7] 「ダマンジー」 ニ長調
  [8] 「カザマジョール」 ニ長調
  [9] アルマンド ハ短調
  [10] クーラント「ブコン」 ハ短調
  [11] 「ララール」 ハ短調
  [12] メヌエット ハ短調&ハ長調
  [13] ロンド ハ長調&ハ短調
  [14] 「ミレッティーナ」ハ短調(快活に)、ハ長調(軽やかに)
 クラヴサン曲集 第4巻
  [15] 「ドゥ・ジュイニェ公爵夫人」(気高く、優しい風情で) ニ長調
  [16] 「ドゥ・サルティーヌ」 ト長調
  [17] 「ドゥ・デュルモン」(上品なロンド) イ短調
  [18] 「ドゥ・ヴォカンソン」 変ロ長調
  [19] 「ポチュイン(ロンド)」(節度をもって) ハ短調
  [20] 「デュ・ビュック」 ト短調
 中野振一郎(チェンバロ)
【使用楽器】
フランソワ・エティエンヌ・ブランシェ2世
1765年 パリ A=400Hz 浜松市楽器博物館所蔵
 【シリーズ36】は、次編【37】と連続して、18世紀フランスの作曲家ジャック・デュフリの『クラヴサン曲集』(全4巻)を博物館の至宝ブランシェ・チェンバロで全曲録音する大プロジェクト。前編となる当盤には、曲集第1巻と第4巻を収録。名手中野振一郎の華麗な指さばきから、18世紀フランスのロココ趣味を彩った優美な調べが現代に甦る。デュフリと同じ時代を生きたオリジナルの楽器で「18世紀のフランス」そのものを堪能できる博物館の集大成企画。録音:2011年4月19-21日 アクトシティ浜松音楽工房ホール

ALM/コジマ録音

ALCD-9107
\2940
田代慎之介/リスト:ピアノ作品選集
 [1] 愛の夢 第3番 ?《3つの夜想曲》S541/R211より
 [2] ラ・カンパネッラ ?《パガニーニ大練習曲》S140/R3bより
 [3] メフィスト・ワルツ第1番(村の居酒屋での踊り) S514/R181
 [4] スペイン狂詩曲 S254/R90
 [5] ピアノ・ソナタ ロ短調 S178/R21
田代慎之介(ピアノ)
ソリストとして幅広く活躍しピアニストとして円熟の盛りを迎える田代慎之介(たしろしんのすけ)のリスト・アルバム。ハンガリー・リスト音楽院で研鑽を積んだピアニストならではのリストへの畏敬の念が、田代の持ち味である作品への真摯な情熱と相まって壮大なドラマを描き出す。ピアノ史上最高傑作の一つである大作「ピアノ・ソナタ ロ短調」をはじめリストの真骨頂である名品の数々に、颯爽とした気迫と細やかな情緒が息づく快演。録音:2011年5月10-11日 キラリふじみ
ALCD-3094
\2940
華麗なるクラリネット・アンサンブルの世界 XI
[1]-[4] A. ピアソラ:タンゴの歴史 (編曲:B.エドワーズ)[E♭/2 B♭/Bass]
 [1] 1900年の酒場
 [2] 1930年のカフェ
 [3] 1960年のナイトクラブ
 [4] 現代のコンサート
[5] 新井千悦子:葦のリズム[4 B♭/Bass]
[6] 森田一浩:ルンバ・シーケンス[4 B♭]
[7] 草野次郎:小舞曲[4 B♭/Bass]
[8]-[10] P. ヒケティック:3つのラテン・ダンス[3 B♭/Bass]
 [8] シオマラ・レイエスのチャランガ
 [9] アイシェム・スナルのメレンゲ・センプレ
 [10] マリア・デル・レアルのダンサ・ラティーノ
[11] C. ドビュッシー:アラベスク第1番(編曲:木村健雄)[E♭/2 B♭/Alto/Bass]
[12] F. リスト:ハンガリー狂詩曲第6番(編曲:木村健雄)[E♭/4B♭/Alto/Bass/Contrabass]
[13] F. ショパン:英雄ポロネーズ(編曲:木村健雄)
 [E♭/4B♭/Alto/Bass/Contrabass]
[14] W. C. ハンディ:セントルイス・ブルース(編曲:J.クリステンセン)[E♭/3 B♭/Alto/Bass/Contra Alto]
[15] L. アンダーソン:フィドル・ファドル(編曲:磯崎敦博)[E♭/3 B♭/Alto/Basset Hr/Bass/Contra Alto]
[東京クラリネット・アンサンブル]
藤井一男・加藤明久・小倉清澄・佐川聖二・木村健雄・
中村めぐみ・稲垣征夫・新井清史・吉田記子・福島伸夫
クラリネット・プレーヤーには定番のロングセラー・シリーズもついに第11弾。結成から32年、日本のトップ・クラリネット奏者たちが集結した驚異のアンサンブルには熟練の技にさらなる磨きがかかり、円熟味を増すばかり。ピアソラの小粋な組曲《タンゴの歴史》からラテンのリズムが弾けるヒケティックの《3つのラテン・ダンス》、情緒漂うショパンやリストのなじみの名曲まで、ユーモアも交えたエキサイティングなアンサンブルを聴かせる。録音: 2011年4月11-12日 パウエルフルートジャパン・アーティスト・サロン ドルチェ東京
ALCD-3092
\2940
幻想小曲集〜ドイツ フルート音楽の妙なる調べをもとめて
 [1]-[3] シューマン:幻想小曲集 作品73
 [4] クーラウ:ディヴェルティメント 嬰ハ短調 作品68-6
 [5]-[7] シューマン:3つのロマンス 作品94
 [8]-[9] モーツァルト:ソナタ ホ短調 KV304
 [10] シューマン:アダージョとアレグロ 変イ長調 作品70
 [11]-[12] シューマン:民謡風の5つの小品 作品102より
 [13]-[16] ライネッケ:ソナタ ホ短調《ウンディーネ》 作品167
岩間丈正(フルート)
長尾洋史(ピアノ)
武蔵野音楽大学卒業後ミュンヘンで学び、現在は東邦音楽大学で教鞭をとるフルート奏者 岩間丈正(いわま たけまさ)の初アルバム。ライネッケ《ウンディーネ》など華麗な技巧が光るフルート作品の白眉から、シューマンやモーツァルトのフルート版で奏する名曲まで、ドイツ・ロマン派の作品を中心に収録。ピアノの長尾洋史と繰り広げる息の合ったアンサンブルには、端正な中にロマンティックな詩情が漂い、憂愁を湛えた旋律にフルートならではのあたたかな音色が際立つ。録音:2011年3月30-31日 東邦音楽大学グランツザール

LMCD-1942
\3,045
【浜松市楽器博物館コレクションシリーズ35】
ショパン ピアノ協奏曲第2番 室内楽版〜プレイエル・ピアノと弦楽五重奏による〜

フレデリック・フランソワ・ショパン:
 [1] 華麗なるワルツ 変イ長調 作品34-1
 [2] マズルカ イ短調 作品17-4
 [3] バラード 第3番 変イ長調 作品47
 [4] バラード 第4番 ヘ短調 作品52
 [5] レント・コン・グラン・エスプレッシオーネ(ノクターン) 嬰ハ短調 遺作
 [6] 舟歌 嬰ヘ長調 作品60
 [7]-[9] ピアノ協奏曲 第2番 ヘ短調 作品21
  (ドイツ初版に基づく室内楽版)
小倉貴久子(フォルテピアノ)
桐山建志、
藤村政芳(ヴァイオリン)
長岡聡季(ヴィオラ)
花崎薫(チェロ)
小室昌広(コントラバス)
同様の編成でピアノ協奏曲第1番を収めた【シリーズ9】に続く、資料的にも貴重な録音となるアルバム。1830年製オリジナルのプレイエル・ピアノ(博物館所蔵)を用い、ピアノ協奏曲をフル・オーケストラではなく小編成の室内楽として演奏する当時の演奏習慣に倣った試みで、1836年ドイツ初版譜を使用。トゥッティ部分でも管楽器パートをピアノが担当するなど興味深い。ディスク前半には、ショパンのピアニズムとプレイエル・ピアノの魅力を色とりどりに伝えるピアノ・ソロを収録。19世紀サロンの優美と洗練を堪能することができる充実の一枚。録音:2010年10月25-26日 11月16-17日 アクトシティ浜松音楽工房ホール
協力:静岡文化芸術大学 【使用楽器】プレイエル 1830年 パリ 突き上げ式 A=430Hz 浜松市楽器博物館所蔵

FONTEC

FOCD6010/2
(3CD)
\4500
大植英次&大阪フィル/ブラームス 交響曲全集
 Disc-1
  交響曲第1番 ハ短調 Op.68
 Disc-2
  交響曲第2番 ニ長調 Op.73
 Disc-3
  交響曲第3番 ヘ長調 Op.90
  交響曲第4番 ホ短調 Op.98
  (2010年7月-2011年2月 ザ・シンフォニーホール ライヴ録音)
大植英次 指揮
大阪フィルハーモニー交響楽団
2003年の音楽監督就任以来、その熱い演奏で多くの聴衆を虜にした大植&大阪フィル。コンサートには関西圏のみならず、全国からファンが来場しています。
さらに、大阪城西の丸庭園での「星空コンサート」、御堂筋周辺で開催する「大阪クラシック」等の新機軸で新たな聴衆を開拓してきました。
2007年のベートーヴェンにつづき、音楽監督としてのラストシーズンを前に大植が満を持して挑んだブラームス・ツィクルスは、協奏曲と交響曲を1曲ずつ組み合わせた全4回の連続演奏会。最終回のアンコールで大植自身が「種明かし」したところによると、実はブラームスが敬愛したシューマンの交響曲も4つであり、ブラームスの4曲の調性「C→D→F→E」(ハ短調・ニ長調・ヘ長調・ホ短調)は、シューマンの4曲「B♭→C→E♭→D」を一音ずつ高い位置でなぞったのではないかと深い洞察を披露。
作曲者の手書き楽譜を研究し、伝統的な様式に挑む新鮮な解釈は大きな反響を呼びました。
FOCD6003
\2200
(Blu-spec CD)
エヴァルド・ダネル指揮&広島交響楽団
ドヴォルザーク:
 交響曲第9番 ホ短調 Op.95 「新世界」から
 チェコ組曲 ニ長調 Op.39

  (2011年6月25-27日 アステールプラザ セッション録音)
エヴァルド・ダネル指揮
広島交響楽団
広島交響楽団によるセッション録音第4弾−−今回は長年に渡り共演を重ね、2008年より首席客演指揮者を務めるエヴァルド・ダネルとのドヴォルザークです。
ダネルは、ヴァイオリンと指揮をオストラヴァとブラティスラヴァに学び、ボフダン・ヴァルハル教授の下で博士号を修めました。その後、ウィーン国立音楽大学でカール・エーステライヒャー教授に指揮法を師事。
1985年から2000年までは、スロヴァキア・フィルハーモニー管弦楽団のコンサートマスターを務め、1995年には同楽団に指揮者としてデビューしました。
恩師ヴァルハルが亡くなると、師が創設していたスロヴァキア室内管弦楽団の芸術監督に就任、近年は一段と指揮者として活躍する機会が多くなっています。
今回の「新世界」は、計34分という稀にみる速いテンポでの演奏ですが、楽譜の指示を忠実に再現した極めてオーセンティックな解釈と申せましょう。
ダネル/広響は、通俗名曲の代名詞のようなこの作品から、新鮮な音楽的感動と雀躍たる喜びを引き出しています。
ドヴォルザークの音楽に心酔し、素朴なまでに自然体の音楽を奏でるダネルのもと、国際平和文化都市 広島から音楽に「平和の願いと祈り」を託し、世界へ向けて発信します。
FOCD9541
\2800
大阪市音楽団 大阪俗謡による幻想曲
 ショスタコーヴィチ(ハンスバーガー編曲):祝典序曲 作品96
 ヒル:セント・アンソニー・ヴァリエーション
 ワーグナー(カイエ編曲):歌劇「ローエングリン」から エルザの大聖堂への行列
 大栗 裕:吹奏楽のための「大阪俗謡による幻想曲」
 ミッチェル:海の歌
 チャンス:朝鮮民謡の主題による変奏曲
 ネリベル:交響的断章
 リード:アルメニアン・ダンス パート1
 東海林 修:ディスコ・キッド
 スパーク:陽はまた昇る
 (2011年6月10  ザ・シンフォニーホール ライヴ録音)
現田茂夫 指揮 大阪市音楽団
大阪市音楽団第102回定期演奏会のライヴ録音。
この演奏会は“青春の吹奏楽 〜懐かしい青春の日々が今再び〜”と題して行われました。
前半ではかつて、吹奏楽コンクール全国大会の名演によって一躍吹奏楽レパートリーとなった曲が取り上げられ、後半では1960年代から日本の多くのバンドが盛んに演奏し、吹奏楽作品としてひとつの歴史を築いた曲が取り上げられています。
若かりし頃演奏した思い出の曲、また年を経ても今なお演奏する機会を持ち、現在青春まっただ中の人、すべての吹奏楽人が経験する作品ばかりです。
現田茂夫を指揮に迎えた大阪市音が、数多くの吹奏楽人が一度は通過するレパートリーを通して白熱の名演を展開しています。
FOCD9540
\2940
ロマンス
 1. シューマン:アダージョとアレグロ Op.70
 2. シューマン:3つのロマンス Op.94
 3. ヒンデミット:ソナタ Op.11-4
 4. 松浦真沙:海の石
 5. ブラームス:ソナタ Op.120-1
 6. グラズノフ:吟遊詩人の歌 Op.71
  (2011年6月1-3  東大和市民会館ハミングホール セッション録音)
有村純親 テナー(1・2・6)&アルト(3・4・5)サクソフォーン
松浦真沙 ピアノ
サクシアーナ国際サクソフォーンコンクールでの共演をきっかけに結成された、有村純親(サクソフォーン)と松浦真沙(ピアノ)デュオ。
デビューアルバムとなる本作でふたりは、松浦の自作曲を含む意欲的かつユニークなレパートリーに取り組んでいます。
有村の冴えわたる表現力、そして松浦の十全な構築力…聴き手にこれが「サクソフォン+ピアノ」デュオであることをも忘れさせ、作品の持つ無限の可能性を示唆します。

有村は東京芸術大学卒業、同大学院音楽研究科修士課程修了ののち、フランス国立セルジー・ポントワーズ音楽院を経てパリ国立高等音楽院を審査員全員一致の最優秀の成績で修了。
サクシアーナ国際サクソフォーンコンクールやパリ国際音楽コンクールで第1位を受賞し、ミュンヘン国際音楽コンクールではセミファイナリストに選ばれるなど、輝かしい受賞歴を誇ります。現在、サクソフォーン四重奏団Quatuor B、サキソフォックス、ノックアウトブラス、サクサコール各メンバー。

松浦は桐朋学園大学音楽学部演奏学科(声楽専攻)卒業。同大学研究科(作曲専攻)、アンサンブル・ディプロマコース(ピアノ専攻)修了。パリ国立高等音楽院ピアノ伴奏科および室内楽科修了。奏楽堂日本歌曲コンクール第2位、東京国際室内楽作曲コンクール第2位(以上作曲)。日本モーツァルト音楽コンクール入賞(ピアノ)。サクシアーナ国際サクソフォーン・コンクールや浜松国際管楽器アカデミーでは公式伴奏者を務めるなど、伴奏者・アンサンブルピアニストとして日欧各地で演奏活動をおこなう一方、作曲家としても精力的に活動しており、数多くの委嘱を受けています。
FOCD9547
¥2100
益田正洋/ベスト 20th anniversary
 F.M=トロバ:アレグレット(“ソナチネ”より)、ブルガレーサ (“性格的小品集”より)
 H.ヴィラ=ロボス:エチュード 第10番、5番、7番(“12のエチュード”(1928年版)より)
 L.ブローウェル:.パスクィーニのトッカータ(“ソナタ”より 第3楽章)
 J.S.バッハ:
  プレリュード(“プレリュード—フーガ—アレグロ BWV998”より)、
  プレリュード(“組曲 ホ長調 BWV1006a”より)
 スペイン民謡:禁じられた遊び(初収録)
 I.アルベニス:入江のざわめき
 E.グラナドス:スペイン舞曲 第5番 オリエンタル(藤井眞吾 編)
 F.タレガ:エンデチャ・オレムス
 L.レニャーニ:カプリス 第15番、7番、22番、36番(“36のカプリス Op.20”より)
 F.ソル:ソナタ Op.15-2
 D.アグアド:カンタービレ
 F.カルリ:アンダンティーノ(初収録)
 N.コスト:アンダンテとポロネーズ Op.44(ジュラの想い出)
益田正洋(ギター)
卓越したテクニックと類いまれな“歌ごころ”を併せ持ち、常に進化を続けてきたギタリスト・益田正洋。史上最年少でクラシカルギターコンクール第1位を獲得、その翌年の91年には既にそのキャリアをスタートさせた益田は、本年、なんとデビュー20周年を迎えます。
ジュリアード音楽院を首席で卒業、帰国ののち、フォンテックから発売した珠玉の7枚のアルバムからさらに名曲を厳選し、デビュー20周年を記念したベストアルバムを発売します。
バロックから現代曲まで、幅広いレパートリーを持つ益田ならではの選曲は、ギターファンのみならず、全ての音楽ファンにとって「宝石」と呼ぶにふさわしい名演揃いです。
世界で最も有名なギター曲と言っても過言ではない「禁じられた遊び」と、益田が子供のころから愛奏してきた小品「アンダンティーノ」(カルリ)を初収録。
日本を代表するギタリストの一人となった音楽家・益田正洋の「今まで」と「これから」がつまった至高の一枚をお届けします。
FOCD9543
\2500
マリンバ・クラシックス 木琴のぬくもり
 1、 L.V.ベートーヴェン:エリーゼのために
 2、 J.パッヘルベル:カノン
 3、 J.S.バッハ:G線上のアリア
 4、 N.リムスキー=コルサコフ:熊蜂の飛行
 5、 S.ジョップリン:エンターティナー
 6、 F.ショパン:幻想即興曲
 7、 J.ブラームス:子守歌
 8、 V.モンティ:チャルダッシュ
 9、 L.V.ベートーヴェン:ピアノソナタ悲愴より第2楽章
 10、日本民謡:さくら
 11、日本民謡:津軽じょんがら節
 12、唱歌:ふるさと
 13、野尻小矢佳:フラワー
<Bonus Track>
 いずみたく:語り見上げてごらん夜の星を
 野代祐樹:マリンバのための夜想曲(チャリティー公演委嘱作品)
(2011年7月12、13日 富士見市民文化会館キラリ☆ふじみ セッション録音)
野尻小矢佳:(マリンバ、シロフォン)
野尻小矢佳(のじり・さやか)は2007年、武蔵野音楽大学打楽器科卒、同特修科終了。マリンバ・打楽器を工藤昭二・美恵、吉原すみれ、高橋美智子、中谷孝哉、ラテンパーカッションを石川武、吹奏楽をRay E. Cramer各氏に師事。卒業後、第23回打楽器新人演奏会グランプリ他、多数の受賞歴があります。ジャンルの垣根を越え、様々な楽器を多様な奏法で縦横無尽に演奏するスタイルは、各方面から注目を集めています。
第2弾となる本CDは、マリンバ・シロフォンのみでお届けする名曲アルバムです。
編曲も、全て本人が手がけており、バラエティに富んだアレンジも聴き所です。
今の時代の空気をいっぱいに吸い込んだ野尻が、古き良き時代の薫りを大事にしながら、さまざまな木琴のぬくもりをみなさんにお届けします。
「『マリンバ・クラシックス』に収められている厳選された作品は、世界中の音楽家を楽しませてくれることでしょう。
野尻小矢佳さんは、彼女のもつ素晴らしいテ クニック、創造性、音楽的感性を活かし、その卓越した力量を発揮しています。このCDは音楽家の耳を存分に喜ばせてくれる一枚です。」
レイ・E・クレーマー(指揮者。インディアナ大学名誉教授、武蔵野音楽大学名誉教授)
FOCD9537
\2800
ソルシコス的夜
 高橋悠治:
  1.北園克衛の六つの詩(2011)
  2.世界でいちばん大きな木のうた(1987) 3.むすびの歌(1987)
  4.ぼくは12歳(1977) 5.名前よ立って歩け(1981) 6.妾ハ童唄抄(1983)
  7.だるまさん千字文(1983)
  (2011年7月25-27日 富士見市民文化会館キラリ☆ふじみ セッション録音)
肥後幹子 ソプラノ
高橋悠治 ピアノ、トイピアノ(6)
芸大、ウィーン国立音大でリートを学んだのち、シューベルトやシューマンとともに、ブレヒトや谷川俊太郎の詩に作曲した曲を歌い継ぐソプラノ歌手 肥後幹子。2004年から共演をつづける高橋悠治の作品を、作曲者の伴奏で録音しました。「北園克衛の六つの詩」は、このCDのために作曲されました。

フォンテック


FOCD9500/5
(3CD+3DVD)
\10000
柴田南雄とその時代 第二期
CD-1 日本の響き 
 遊楽 no.54(1977) 渡邊暁雄 指揮 東京都交響楽団 1977/9/13 東京文化会館   
 卯月の翠 no.69(1981) 沢井忠夫:箏 1981/6/12 コロムビア第1スタジオ        
 故郷の土 no.74(1982) 谷篤:バリトン 田中之雄:琵琶 2003/12/2 東京文化会館小ホール    
 SUMPOSION(饗宴) no.82(1984) 沢井一恵:十七絃箏 吉原すみれ:打楽器 1984/6 スイス ラジオDRS   
CD-2 梁塵秘抄のうた        
 熊野十二所十二度 no.97(1988)  畦地慶司(現 啓司):胡弓・唄 1996/7/18-19 さいたま芸術劇場
 秋来ぬと no.96(1988) 田中信昭 指揮 新しい合唱団 中島裕康:箏 2011/2/19 相模湖交流センター      
 美女打見れば no.107(1992-93)  田中信昭 指揮 新しい合唱団 小川実加子:小鼓 2011/2/19 相模湖交流センター
 春立つと no.101(1989)  田中信昭 指揮 新しい合唱団 新保有生:篠笛
CD-3 晩年の合唱曲 
 歌物語 no.75(1982)  田中信昭 指揮 東京混声合唱団 2011/2/20 相模湖交流センター      
 冬の歌 no.112(1993) 西岡茂樹 指揮 新しい合唱団・豊中ユース合唱団 2011/7/10 ザ・シンフォニーホール
 三重五章 no.118(1994) 
  当間修一 指揮 京都モンテヴェルディ合唱団・
  大阪シュッツ合唱団・名古屋ビクトリア合唱団 2011/1/23 知立リリオコンサートホール  
DVD-1 能楽堂のオペラ
 往生絵巻 no.84(1984) 1986/2/5 梅若能楽学院会館
 オルフェオの勝利 no.85(1984/85-86) 1986/2/6梅若能楽学院会館
DVD-2 〈みなまた〉と〈深山祖谷山〉
 合唱曲「みなまた」no.110(1992)
  田中信昭 指揮 第五回県民文化祭「音楽の集い」合唱団・水俣市袋棒踊り保存会
   1992/11/8 水俣市文化会館
 深山祖谷山 no.115(1993)
  西岡茂樹 指揮 コールヴィリア・深山祖谷山を歌う会・徳山少年少女合唱団
  祖谷衆太鼓 谷智子:朗読 1995/6/4 徳山市文化会館
DVD-3 柴田南雄50年の軌跡
 ピアノのための変奏曲op.1(1941-43) 高橋悠治:ピアノ 1995/10/12 響ホール
 七段遠音 no.109(1992) 吉村七重:二十絃箏 1995/10/12 響ホール
 歌仙一巻「狂句こがらしの」no.59(1978-79) 数住岸子:ヴァイオリン 高橋悠治:ピアノ1995/10/12 響ホール
 パイドロス—はばたくエロスno.58(1978)
  谷篤:カウンターテナー 柴田雄康:リコーダー 1995/10/12 響ホール
空前の規模で偉業に迫る!
作曲家としてだけではなく、音楽学者・評論家までの領域を網羅する活動を通して、新たな音楽への道を聴衆へ拓いた巨人、柴田南雄。その巨視的な世界観を示す偉業の全貌を明らかにするのが、CDとDVDによる「柴田南雄とその時代」です。
文化庁芸術祭優秀賞に輝いた前作(FOCD9470/5)に続き、当該<第二期>は、サンガクシャ監修・資料提供による貴重な演奏、記録を3CD/3DVDに集成しました。特にDVD-3に収録の「柴田南雄50年の軌跡」は、1995年、作曲家が79年の生涯の最後に聴衆の前で語ったコンサートの映像です。柴田ゆかりの執筆者によるエッセイと詳細な解説を掲載したブックレットが付属します。 資料提供 サンガクシャ
EFCD4173
\2520
Joyful Joyful   東京混声合唱団愛唱曲集2
 1.ジェリコの戦い/
 2.セット・ダウン・サーヴァント/
 3.Hail Holy Queen(映画「天使にラブソングを1」より)/
 4.Joyful Joyful(映画「天使にラブソングを2」より)/
 5.ジッパ・ディー・ドゥー・ダー(ディズニー映画「南部の唄」より)/
 6.チャパネカス/7〜10.四つのイギリス民謡/
 11.海のあなたの/
 12.夢みたものは・・/13.涙そうそう/14〜16.「風」「息」「秋」
山田和樹 指揮
東京混声合唱団
山田和樹の指揮による東京混声合唱団の第6弾!(旧譜EFCD4110、4118、4121、4138、4146)
本作はEFCD4110「懐かしいアメリカの歌」に続いて、親しみやすい名曲を集めた愛唱曲集です。
現代曲のイメージが強い東混ですが、実際のコンサートではポピュラーな曲も頻繁に採りあげ、会場のファンを魅了しています。
山田和樹は2009年に第51回ブザンソン国際指揮コンクールに優勝し、2011年には出光音楽賞を受賞、2012年からはスイス・ロマンド管弦楽団で首席客演指揮者を務めるなど、大変注目が集まっています。
珠玉の名曲を、多くの公演で磨き上げられた東混の演奏でお聞きください。(1〜6・11・13 2008/5/24 下田市民文化会館大ホール 7〜10・14〜16 2007/9/2 サラマンカホール 12 2010/4/16第一生命ホール)

マイスター・ミュージック


MM-2100
¥3060
コンチェルティーノ/磯部 周平 (クラリネット)
 C.M. von ウェーバー:コンチェルティーノ作品26
 M. エリーザベト:ロマンス
 C. ライネッケ:序奏とアレグロ・アパッショナート作品256
 N. ブルクミュラー:二重奏曲作品15
 N. ガーデ:幻想小曲集作品43
 R. シュトラウス:万霊節作品10-8
 M. レーガー:アルバムリーフ
 M. レーガー:タランテラ
 真島 俊夫:レ・ジャルダン
磯部 周平クラリネット
中島 由紀ピアノ
録音希少な作品も含む、興味深いソロ・アルバム
演奏家としてはもとより、作曲家、編曲家、教育者、そして古典の研究者として多方面で活躍し多くのファンを獲得している磯部周平、実に6年ぶりとなるソロ・アルバム。ファンには嬉しい、定番のウェーバーやガーデなどのドイツものを中心に、マリア・エリーザベトなどの録音希少な作品も含む、磯部ならでは興味尽きないプログラム。

MM-2101
¥3060
シャコンヌ 〜J.S. バッハ作品集 1〜
 J.S. バッハ(福田進一 編):
  シャコンヌ ニ短調
   原曲:無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番 ニ短調 BWV1004 より
  組曲 ト長調
   原曲:無伴奏チェロ組曲 第3番 ハ長調 BWV1009
  組曲 ニ長調
   原曲:無伴奏チェロ組曲 第6番 ニ長調 BWV1012
福田 進一ギター
待望のバッハ・シリーズ始動!
今年、パリ・デビュ−30周年という大きな節目を迎える福田進一が待望のバッハ・シリーズを始動。第一弾は『シャコンヌ』&『無伴奏チェロ組曲、第3番、第6番』というスペシャル・プログラム。流麗で即興性に富み、リュート的な優雅さをも垣間見せる、色彩豊かな演奏は、絶品です。

MM-2102
¥3060
セビーリャ 〜スペイン名曲集〜
 F. タレガ:アランブラの思い出
 I. アルベニス:セビーリャ
 E. グラナドス:スペイン舞曲 第5番
 E. グラナドス:捧げる言葉
 M.de. フアリャ:粉屋の踊り『三角帽子』より
 F. モレーノ=トロバ:マドローニョス
 J. ロドリーゴ:サパテアード『スペイン風の3つの小品』より
 J. ロドリーゴ:小麦畑にて
 J. ロドリーゴ:祈りと踊り〜ファリャ讃歌
 J. トゥリーナ:セビリア風幻想曲
 J. トゥリーナ:タレガ讃歌
 E. サインス・デ・ラ・マーサ:散歩 組曲『プラテーロと私』より
 V. アセンシオ:悲歌〜ファリャへの讃歌
 F. モンポウ:歌と踊り第10番
福田 進一ギター
スペインの重要ギター作品が、この一枚に凝縮!
このアルバム、「セビーリャ〜スペイン名曲集」は、私がこれまでにマイスター・ミュージックに収録した3つのアルバムの中から厳選したスペイン音楽のアンソロジーです。これぞスペインという情熱的なリズムとエキゾチックな旋律の数々を集めてみました。夢と幻想にあふれる音の旅をお楽しみ下さい。(福田進一)

MM-2103
¥3060
エストレリータ 〜ラテン・アメリカ名曲集〜
 M.M. ポンセ:エストレリータ
 A. バリオス・マンゴレ:郷愁のショーロ
 D. レイス:魔法のショーロ
 D. レイス:バイーア女の風情
 J. ペルナンブーコ:グラウナ
 M.M. ポンセ:バレット
 M. ペレイラ:嘆き〜ラメント
 A. バリオス・マンゴレ:大聖堂
 H. ヴィラ=ロボス:スコットランド風ショーロ ブラジル民謡組曲 より
 H. ヴィラ=ロボス::ショーロス 第1番
 L. ブローウェル:黒いデカメロン
 L.ブローウェル:プレリュードとフーガ 第1番
福田 進一ギター
ラテン・アメリカの重要ギター作品が、この一枚に凝縮!
このアルバム、「エストレリータ〜ラテン・アメリカ名曲集」は、私がこれまでにマイスター・ミュージックに収録したアルバムから厳選した中南米音楽のアンソロジーです。中南米は先住民、世界各国からの移民とその周辺の人々から成る多民族国家から成ります。ここに選んだメキシコ、パラグアイ、ブラジル、キューバの4つの国にはそれぞれ独自のリズムと色彩感を持ったギター音楽が存在します。さあ、情熱の国々を巡る音の旅をお楽しみ下さい。(福田進一)

ナクソス・ジャパン

NYNG-005
\2100
NHK「現代の音楽」 アーカイブシリーズ 第5弾
 柴田 南雄(1916-1996)

 1.シンフォニア(1960) 「日本フィル・シリーズ」第5回委嘱作品
  岩城宏之(指揮) , NHK交響楽団
  録音:1969年10月23日or24日 東京文化会館「NHK定期公演」
 2.吉田秀和による解説
 3.金管六重奏のためのエッセイ(1965)〈初演〉
  北村源三, 福井功, 祖堅方正(トランペット)
  伊藤清, 関根五郎, 牧野守英(トロンボーン)
  岩城宏之(指揮)
   録音:1965年11月30日 朝日講堂
 二十世紀音楽研究所主催「第6回現代音楽祭」 ※モノラル
  4.ソプラノと室内楽のための「夜に詠める歌」(1963)
  〈初演〉詩:立原道造
  奥村淑子(ソプラノ), 岩淵竜太郎(ビオラ), 齋藤明(バスクラリネット)
  熊谷弘(ビブラフォン), 岩城宏之(指揮)
   録音:1963年9月5日 京都会館
 二十世紀音楽研究所主催「第5回現代音楽祭」 ※モノラル
  5.トリムルティ (1974) 室内楽’70委嘱作品
  野口龍(フルート), 植木三郎(ヴァイオリン), 一柳慧(ピアノ)
   録音:1974年1月31日 第一生命ホール 「室内楽'70」第4回演奏会
 6.対談:柴田南雄/小泉文夫(1960/1/31放送) ※モノラル
学者一族に生まれ、作曲家としてだけでなく、音楽評論、音楽学者としてもその功績を讃えられた柴田南雄の作品集。自身が創立メンバーとなった「二十世紀音楽研究所」が主催する現代音楽祭では、1960年代当時の最先端の技法を取り入れた斬新な作品を数多く紹介し、自らも、それらの技法を駆使した作品を書き上げています。十二音の普及にも尽力し、音だけでなく、わかりやすい文章でも「現代音楽」の魅力を紹介したことで知られます。ここに収録されたのは1960年代の作品が中心で、「フォニア」シリーズの第1作目である「シンフォニア」、トランペットとトロンボーン、この楽器の可能性を追求した「金管六重奏のためのエッセイ」、演奏者に曲順を選ばせるといった「不確定性」と、意味のある詩の文章が融合された「夜に詠める歌」、特殊奏法から生み出される音や、電気的に加工されたいろとりどりの音がバッハの「音楽の捧げもの」と混じり合う「トリムルティ」の4曲です。若き吉田秀和氏による含蓄溢れた解説、そして作曲家自身による対談も興味深いところです。【解説】楢崎洋子(楽曲解説) 諸石幸生(演奏論等)
NYNG-006
\2100
NHK「現代の音楽」 アーカイブシリーズ 第6弾
 松下 真一(1922-1990):

 1.カンツォーナ・ダ・ソナーレ第1番 (1960)
 〈初演〉
  竹前聡子(ピアノ),
  山口浩一/佐藤英彦/熊谷弘(打楽器), 若杉弘(指揮)
   録音:1960年9月12日 朝日講堂「第1回東京現代音楽祭」 ※モノラル
 2.ゲシュタルト17 (1970)
  伊藤清/関根五郎/牧野守英(トロンボーン),
  ウルズラ・ホリガー(ハープ),
  本荘玲子(ピアノ、オルガン),
  山口保宣/有賀誠門/百瀬和紀(打楽器), 山岡重信(指揮) 
  録音:1970年2月6日 東京文化会館「第4回日独現代音楽祭」
 3.ピアノ四重奏のための「結晶」(1968) 〈初演〉
  三宅榛名(ピアノ),林瑤子(ヴァイオリン),瀬尾麗(ヴィオラ),岩本忠生(チェロ)
  録音:1967年7月8日 朝日講堂「日独現代音楽演奏会」 ※モノラル
 4.管弦楽のための《星達の息吹き》(1971)
  読売日本交響楽団/山岡重信(指揮)
   録音:1970年2月13日 虎の門ホール「現代の音楽展'70」
 5.ピアノのためのスペクトル第4番 (1971) 〈初演〉
  平尾はるな(ピアノ)
   録音:1972年2月28日 東京文化会館「第6回日独現代音楽祭」
 (NHK交響楽団臨時演奏会「現代日本の作品の夕べ」より) ※モノラル
作曲家でもあり、日本有数の数学者でもある松下眞一の作品集です。初期の作品は、ブーレーズを始めとしたヨーロッパの前衛音楽の影響を強く受け、セリー形式や電子音楽を積極的に取り入れ、自らの語法を確立しました。この時期に書かれた「カンツォーナ・ダ・ソナーレ第1番」は、聴きようによっては、フリー・ジャズ?とも思えるほどの即興性が感じられる興味深いものです。1965年に客員教授としてハンブルクに渡欧し(もちろん数学の分野で)、滞在先で、シュトックハウゼン、ペンデレツキ、ノーノら著名な作曲家たちとも交流し、サットマリーやイヴォンヌ・ロリオら演奏家たちも彼の作品を取り上げるなど、作曲家としても実り多き日を過ごしました。1970年代の後半から、作風はロマン派的なものへと回帰していくことを考えると、この当時の作品が最も前衛的であり、また様々な試みがなされたものと言えるのかもしれません。【解説】芝池陽子(楽曲解説) 諸石幸生(演奏論等)


NHK「現代の音楽」 アーカイブシリーズ 第1〜4弾

NYNG-001
HQCD
\2100
三善 晃:
(1)混声合唱と管弦楽のための「詩篇」(1979)<初演>
 (昭和54年度文化庁芸術祭コンサートより)、文化庁芸術祭委嘱作品
 01. I. はじめのはじめに・雲
 02. II. はじめのないはじめ・天体
 03. III. はじめのあるはじめ・夕映え
 04. IV. おわりのないはじめ・人形
 05. V. 途中の途中・滝壺舞踏
 06. VI. はじめのあるおわり・夕焼け
 07. VII. はじめとおわりの・鏡の雲
 08. VIII. おわりのないおわり・波の墓
 09. (VIII. はじめとおわりの・鏡の雲)
(2)レクィエム (1971) <初演>
 1972年日本プロ合唱団連合委嘱作品 ※モノラル
 10. I
 11. II
 12. III
(1)小林研一郎(指揮)、
田中信昭(合唱指揮)、
東京都交響楽団、
日本プロ合唱団連合
(2)岩城宏之(指揮)、
NHK交響楽団、
日本プロ合唱団連合
若き日の小林研一郎と東フィルが魂を込めた熱演「詩篇」、69年にN響の正指揮者となった岩城宏之が、打楽器奏者としての経験を存分に発揮した「レクィエム」、いずれも東京文化会館における初演の貴重な録音です。録音:1979年10月16日 東京文化会館 録音:1972年3月15日 東京文化会館

NYNG-002
HQCD
\2100
矢代 秋雄:
 (1)ピアノ協奏曲 (1967) <初演>
  録音:1967年11月29日 東京文化会館
   (NHK交響楽団臨時演奏会「現代日本の作品の夕べ」より)
 (2)2本のフルートとピアノのためのソナタ(1958)<放送初演>
   放送:1958年2月2日 ※モノラル
   作曲家自身による楽曲解説
 (3)ピアノ・ソナタ (1961改訂版) <初演>
  録音:1961年9月9日
    朝日講堂 (東京現代音楽祭より) ※モノラル
  三善晃と矢代秋雄による対談
(1)中村紘子(ピアノ)、
森正(指揮)、
NHK交響楽団
(2)吉田雅夫(フルート)、
高橋安治(フルート)、
田辺緑(ピアノ)
(3)山岡優子(ピアノ)
注目は、矢代秋雄と中村紘子の想いが見事に結実した「ピアノ協奏曲」の演奏会初演です。親交の深かった三善晃との対談を交えて聴く「ピアノ・ソナタ」の他、「2本のフルートとピアノのためのソナタ」は作曲家自身が語る楽曲解説付きです。

NYNG-003HQCD
(Hi Quality CD)
\2100
武満 徹(1930-1996):
 1. 地平線のドーリア(1966)
  小林研一郎(指揮)/東京都交響楽団
   録音:1979年10月16日 東京文化会館
   (昭和54年度文化庁芸術祭主催公演 芸術祭コンサートより)
 2. テクスチュアズ(1964)
  森正(指揮)/NHK交響楽団
   録音:1967年11月29日 東京文化会館
   (NHK交響楽団臨時演奏会「現代日本の作品の夕べ」より)
 3. 風の馬よりI, II(1961)<初演>
  田中信昭(合唱指揮)/東京混声合唱団
   録音:1961年11月14日 共立講堂
   (東京混声合唱団第25回定期演奏会より)
 4. ノヴェンバー・ステップス(1967)
  鶴田錦史(琵琶)/横山勝也(尺八)/岩城宏之(指揮)/
  NHK交響楽団
   録音:1969年10月23 or 24日 東京文化会館
   (第530回 NHK交響楽団定期公演より)
 5. ピアニストのためのコロナ(1962)
  松谷翠/高橋アキ(ピアノ)
   録音:1968年2月4日 東京文化会館
   (第2回日独現代音楽祭「現代ピアノ音楽の夕べ」より)※モノラル
 6. 武満徹/杉浦康平 対談
  (〜1963年6月29日放送「環礁」を聴き終えて)
武満 徹・・・その本当の姿を知ってますか?
1969年、NHK交響楽団の正指揮者に就任した岩城宏之、渾身の名演。武満徹の名を世界に知らしめた名曲として知られる「ノヴェンバー・ステップス」は、初演を含めこれ以前の録音は、日本のオーケストラではなかったところに注目したい。いわゆる「純国産のノヴェンバー・ステップス」であり、曲の持つ可能性が広がる機会となった演奏とも言えるだろう。初演と同じく琵琶の鶴田錦史、尺八の横山勝也をソリストに迎えた、まさに「決定稿」と呼ぶにふさわしい記念すべき演奏だ。合唱を嗜む人ならおなじみ「風の馬」は、こちらが初演。世界に向けて馬が羽ばたいた記念碑的録音である。精緻すぎるスコアを丹念に読み解いた「地平線のドーリア」、「テクスチュアズ」、ピアニストへの挑戦状とも受け取れる図形で書かれたスコアが美しい「ピアニストのためのコロナ」。こんなに素晴らしい音として聴ける幸せを、じっくり噛みしめてみたい。【解説】楢崎洋子(楽曲解説)
諸石幸生(演奏論等)

NYNG-004HQCD
(Hi Quality CD)
\2100
諸井 誠(1930-):
 1. 第1室内カンタータ(1959)<放送初演>
  本荘玲子(オンド・マルトノ)/
  竹前聡子(ハープシコード、チェレスタ)/
  小林美隆/有賀誠門/塚田靖(以上、パーカッション)/
  水島弘(語り手)/東京混声合唱団/岩城宏之(指揮)
   放送:1959年4月26日
 2. 対話五題(1964)<初演>
  酒井竹保、酒井松道(尺八)
   録音:1967年2月10日 東京ドイツ文化研究所ホール
   (第1回日独現代音楽祭より)
 3. ピアノのための「以呂波譬喩八題」(1967)
  山根弥生子(ピアノ)
   放送:1968年11月10日
 4. レ・ファルス(1970)
  黒沼ユリ子(ヴァイオリン)
   録音:1971年2月5日 東京文化会館
  (現代の音楽展'71 現音創立40周年記念演奏会より)
 5. ピアノ協奏曲第1番(1966)
  小林仁(ピアノ)/森正(指揮)/NHK交響楽団
   録音:1967年11月29日 東京文化会館
   (NHK交響楽団臨時演奏会「現代日本の作品の夕べ」より)
 6. 諸井誠、矢代秋雄、森正による鼎談
  軽妙洒脱、変幻自在・・・諸井誠の音楽
軽妙な音楽エッセイでも知られ、一方、日本の現代音楽史にいち早く十二音技法などを取り入れた、当時の最先端を行く音楽家、諸井誠の第1室内カンタータ。新進気鋭の作曲家として活躍を始めた1959年の作品は、まさに火花散るような緊張感に満ちた曲。暴力的な響きではなく、あくまでも透明な音。大気中に様々な音が放たれては色を変えていくような感覚が心地よい。オンド・マルトノ好きにもオススメしたい音による一遍の絵画。まるでプロコフィエフのように始まるピアノ協奏曲もオススメ。打楽器とピアノの掛け合いも見事この上なし。そして第2楽章では、また音たちが弾け飛ぶ。すすり泣くヴァイオリンに絡むピアノの周りを飛びまわるフルート・・・やはり、この人の音楽は何かを見せてくれる。【解説】諸井 誠(楽曲解説)
諸石幸生(演奏論等)


NYCC-27268
\1890
幻想魔神ハチャトゥリアン
 〜 ダークヒーロー風クラシック名曲集

  1. カバレフスキー: 組曲「道化師」 Op. 26 - パントマイム
  2. プロコフィエフ: バレエ音楽「ロミオとジュリエット」 Op.64
     - モンタギュー家とキャピュレット家(抜粋)
  3. ハチャトゥリアン: バレエ音楽「ガイーヌ」 - 山岳人の踊り
  4. ショスタコーヴィチ: 交響曲第10番 ホ短調 Op.93 - 第2楽章
  5. ハチャトゥリアン: バレエ音楽「スパルタクス」
     - ギリシャ奴隷の踊り
  6. ウォルトン: 管弦楽のためのパルティータ - I. トッカータ
  7. ボエルマン: ゴシック組曲(抜粋)
  8. ハチャトゥリアン: 仮面舞踏会 - ワルツ
  9. 伝承曲: 速いチャルダーシュ
  10. ハチャトゥリアン: 舞踏組曲 - レズギンカ
  11. モーツァルト: 歌劇「ドン・ジョヴァンニ」 K.527 - 地獄落ちの場面
  12. ムソルグスキー: 交響詩「禿山の一夜」(原曲)
  13. ブラームス: 弦楽六重奏曲第1 番 変ロ長調 Op.18 - 第2楽章(抜粋)
  14. レスピーギ: 交響詩「ローマの祭り」 - チルチェンチェス
  15. リスト: 死の舞踏 S126/R457(抜粋)
  16. ベルリオーズ: 幻想交響曲 Op.14 -
      V.ワルプルギス(サバト)の夜の夢(抜粋)
  17. ショスタコーヴィチ: 組曲「馬あぶ」 Op.97a - 序曲
  18. フィンジ: 前奏曲
そう来たか。「二番煎じ」?確かに。しかし「二番煎じ」にしてはなかなかやるじゃないか。「交響戦艦シリーズ」 第2 弾、今回も推しましょう。
「交響戦艦シリーズ」 第2 弾の主人公は「悪役」だ!
「しゅごい」「やり過ぎ」とTwitter で大反響を巻き起こしたヒットアルバム「交響戦艦ショスタコーヴィチ 〜ヒーロー風クラシック名曲集」の続編となる、本作の主人公は「ダークヒーロー」。スペクタクルな戦闘シーンから、一匹狼の心情を背中で語る切ないシーンまで、魅力的なカッコイイ悪役に似合うクラシックの名曲を収録。ニッポン男児よ、いまこそ、クラシックを聴きながら、孤高のダークヒーローを気取るがよい。


前作
交響戦艦ショスタコーヴィチ 〜 ヒーロー風クラシック名曲集

NYCC-27263
\1890
交響戦艦ショスタコーヴィチ 〜 ヒーロー風クラシック名曲集
 1.ショスタコーヴィチ:交響曲第5 番 - 第4 楽章(抜粋)/
 2.ワーグナー:ワルキューレの騎行/
 3.ラヴェル:「ダフニスとクロエ」第1 組曲 - 戦いの踊り/
 4.ヴェルディ:レクイエム - 怒りの日/
 5.ワーグナー:歌劇「ローエングリン」 - 第3 幕への前奏曲/
 6.芥川也寸志:交響管弦楽のための音楽- 第2 楽章/
 7.ハチャトゥリアン:組曲「ガイーヌ」 - 剣の舞/
 8.ウォルトン: スピットファイアの前奏曲とフーガ/
 9.クニッペル:ポーリュシュカ・ポーレ/
 10.マーラー:交響曲第1 番「巨人」 - 第4 楽章(抜粋)/
 11.プロコフィエフ:スキタイ組曲 - 邪神チュジボーグと魔界の悪鬼の踊り/
 12.ショスタコーヴィチ:交響曲第8 番 - 第3 楽章/
 13.オルフ:カルミナ・ブラーナ - おお、運命の女神よ/
 14.ホルスト:組曲「惑星」 - 火星(戦争の神)/
 15.ストラヴィンスキー:バレエ音楽「火の鳥」 -終曲/
 16.エルガー:行進曲「威風堂々」第 1 番(合唱編)
様々な演奏家
 店主はこう見えてちょっとカタブツなところがあって、見え見えのミーハー路線や安直な企画ものや「冗談系」はあんまり好きじゃない。「クラシックたるもの・・・」という古臭い考えがやっぱり体のどこかに染み付いている。
 ・・・なんだけど、これはまあいいんじゃないかと。あり、かなと。というか「交響戦艦ショスタコーヴィチ」という意味不明なネーミングがすべてを容認させてしまったような。
 いいでしょう、売りましょう。
 配信直後にツイッターで話題となり、iTunes Store、Amazon MP3 の全ジャンル総合ランキング上位を記録した配信限定アルバムがついにCD 化!
 「剣の舞」「巨人」「邪神チュジボーグと魔界の悪鬼の踊り」「戦争の神」「火の鳥」………タイトルだけでもインパクトたっぷりのこれらの曲は、すべて音楽の教科書でおなじみの作曲家による、れっきとしたクラシック作品です。
 ニッポン男児の耳に焼きついている「ヒーロー音楽」のルーツであるクラシック音楽の中から、戦闘、勝負、迎撃、進軍、飛行、空中戦、勝利などを特に強くイメージさせる楽曲をセレクトした、個性派のクラシック名曲集。このディスクを手にした貴方こそが、この交響戦艦の新艦長です!

ナクソス・ジャパン

日本作曲家選輯


8.572869J
\1260
橋本國彦/交響曲第2番
 橋本國彦(1904-1949):
  交響曲第2番
  三つの和讃
   第1曲《宝林宝樹微妙音》
   第2曲《清風宝樹をふくときは》
   第3曲《一一の花のなかよりは》
  感傷的諧謔
福島朋也(バリトン)[3,4,5]
湯浅卓雄(指揮)
藝大フィルハーモニア
日本人作曲家の貴重な作品を広く世に紹介するシリーズ企画「日本作曲家選輯」は、長年にわたりリスナーの方々の熱い支持を得て来ました。
この度、戦中〜戦後という激動の時代を駆け抜けた孤高の作曲家・橋本國彦に焦点をあて、橋本の母校である東京藝術大学の全面的な協力のもと、演奏から録音、ジャケット・デザインに至るまで、すべて藝大の音楽部と美術部の教授、准教授らが担当するプロジェクトによるCDが完成しました。楽曲は橋本の若き日の秀作「感傷的諧謔」と晩年の代表作「交響曲第2番」「三つの和讃」です。
戦後、新憲法発布の際に初演された「交響曲第2番」は、新たな時代の到来を寿ぐ明るく輝かしい歌に満ちた作品。「三つの和讃」は、親鸞聖人の和讃をテキストとしたもので、深い叙情性の中に崇高な鎮魂の精神が溢れています。
藝大に学び、後に母校で黛敏郎や矢代秋雄など優れた後進を育成した橋本國彦。21世紀の藝大が、音楽と美術の枠を超え、文字どおり総力を結集して偉大な先達への敬意を表明した貴重なCDアルバムです。録音:2011/2/20 & 21 東京藝術大学奏楽堂 STEREO 【解説】大角欣矢 (東京藝術大学 音楽学部 楽理科 教授) 福中冬子 (東京藝術大学 音楽学部 楽理科 准教授) 三枝まり (東京藝術大学 音楽研究センター 教育研究助手) 【デザイン】 松下計 (東京芸術大学 美術学部 デザイン科 准教授) 【録音】 亀川徹 (東京藝術大学 音楽学部 音楽環境創造科 教授)


NAXOS 日本作曲家選輯シリーズ旧譜
橋本國彦:交響曲第1番

8.555881J
¥1100
橋本國彦(1904-1949):
 交響曲第1番/交響組曲「天女と漁夫」
沼尻竜典(指揮)
東京都交響楽団
 NAXOS日本音楽シリーズ。ここで橋本國彦なる人物が出てきた。
 どんな曲か今まで聴いたこともない。ところがある大型ショップのスタッフで、おそらく日本で一番日本音楽に詳しいレコード屋の男が真剣に涙顔で言うのである。「お願いだから絶対聴いてください!本当に日本の交響曲の中で一番すごい曲なんです!」酒が入っていたからとはいえ、その男の言ったことに今まで嘘はない、ちょっとその気になってさっそく聴いてみた。
 ・・・いやはや、すごい曲だった。
 とにかくおもしろい!そのメロディーとリズム。音楽の最も基本的で最も重要なその二つがこれほど魅力的な交響曲に出会ったのは久しぶり。作曲家が誰かとか、どういう人生を歩んだとか、どういうきっかけでいつ作られたかなんて全然どうでもいい。とにかくチャイコフスキーとかドヴォルザークとかマーラーとか、そういったこっちを「その気」にさせてくれる曲。プロフィールを読めば(日本語解説つきで、片山杜秀氏が詳細な文章を書いている)この人がどんなにすごい人だったかというのはいやというほどわかるが、それもある意味どうでもいい。こんなにも聴いた後充実した気持ちにさせてくれる正統派交響曲に今になって出会えるとは。1回目聴いている途中からウキウキ気分にさせられる。
 ・・・この曲は聴いておいたほうがいい。


東武レコーディングズ


TBRCD 0013
\2200
朝比奈隆+倉敷音楽祭祝祭管 ベートーヴェン・ツィクルスより第2番、第5番!
 ベートーヴェン:
  (1)交響曲第2番/(2)交響曲第5番「運命」
朝比奈隆(指揮)
倉敷音楽祭祝祭管弦楽団
録音:(1)1989年3月17日,(2)1992年3月24日 全て倉敷音楽祭(倉敷市民会館大ホール)に於けるデジタル・ライヴ録音

 朝比奈隆が室内管弦楽団の規模で唯一残した「ベートーヴェン・ツィクルス」から第2番、第5番「運命」の登場です。
 ソリスト、コンサートマスター級の名手を集めた倉敷音楽祭祝祭管弦楽団、朝比奈もルーチンワークから離れ刺激に満ちた演奏を行います。
 とくに「第2番」、多くの指揮者が敬遠する難曲ですが、朝比奈はぶれることなくロマンティックな交響曲として堂々と奏でます。第2楽章の深深とした趣には抗し難い魅力があります。「運命」は十八番だけに腰の据わったテンポ設定、大胆なアゴーギグなど定番中の定番といった感じです。いずれもキビキビとして明確なリズム、テンポ。大編成オーケストラとの共演だと時としてリズムの不明確や旋律の膨張が指摘されることもなくはなかった巨匠ですが、それらの欠点がまるでなく、如何にオーケストラが重要な要素であるかを知らしめます。いずれの演奏も朝比奈自身が演奏を楽しんでいる感があり、一年に一度の顔合わせの倉敷音楽祭が巨匠にとってのリラックス・タイムであったのではないかと当時が偲ばれます。
 いずれも音質に不足はなくホールアコースティックも相俟って直接音による硬質でクリアな肌合いです。日英文の解説つき。

協力:アルスくらしき倉敷市文化振興財団、サウンド・マスタリング:WEITBLICK

若林工房


WAKA 4157-58
(2CD)
\3600
祝、楽壇デビュー25周年!さすがこだわりの選曲
 「チェンバロ名曲集/中野振一郎」
 ●disc-1
  F.クープラン:
   「葦」「神秘のバリケード」「ティク・トク・ショク」「修道女モニク」/
  ラモー:「優しい訴え」「未開人」/ボヮモルティエ:「蚤」/
  ダカン:「かっこう」/ロワイエ:「スキタイ人の行進」/
  D.スカルラッティ:
   3つのソナタ(変ホ長調K.193,ニ短調K.9,ハ長調K.159)/
  ガルッピ: ソナタ ハ長調/ソレル:ソナタ第25番ニ短調
 ●disc-2
  バード:
   ソールズベリー伯爵のパヴァーヌ/パーセル:組曲第4番イ短調Z.663/
  クロフト:グラウンド ハ短調/ヘンデル:組曲第5番ホ長調HWV.430/
  J.S.バッハ:イタリア協奏曲 ヘ長調BWV.971/
  J.S.バッハ:
   3つの小プレリュード(ハ長調BWV.933,ハ短調BWV.934,ニ長調BWV.936)
  C.P.E.バッハ:ヴュルテンベルク・ソナタ第6番ロ短調Wq.49-6
 ●[ボーナス・トラック]
  オリジナル・ラグ(S.ジョプリン/中野振一郎・編曲)
  メリー・ウィドウ・ワルツ(F.レハール/中野振一郎・編曲)
中野振一郎(チェンバロ)
録音: 2011年4月9〜11日、新川文化ホール(富山県魚津市)/STEREO/24Bit+96kHz Digital録音(disc-1)・DSD録音(dsic-2)、発売元:若林工房

日本が世界に誇る天才チェンバロ奏者、中野振一郎が楽壇デビュー25周年を迎えて録音した「名曲集」。F.クープランやラモーの作品、ヘンデルの「調子のよい鍛冶屋」、J.S.バッハの「イタリア協奏曲」などおなじみの名曲に加えて、ガルッピやソレル、C.P.E.バッハといったこだわりのレパートリーを披露。ヨーロッパ各国をめぐるチェンバロ音楽の旅、ともいうべき素敵な2枚組アルバムに仕上がりました。フレンチ・スタイルとジャーマン・スタイルの2台の楽器を使用し、ボーナス・トラックにラグタイムとウィーンものを収録するというサービスぶり。チェンバロの魅力をさまざまな角度からお楽しみいただきます。

「文化の薫り高い古都に生まれた都人が、チェンバロという雅な楽器を奏でている。いちど音楽史から姿を消しかけた楽器が、天才の手によりいままさに新たな命を吹き込まれている。何世紀も前の音楽が、新しい生きた響きとして立ち上がってくる。伝統的であると同時に、まったく新しい。中野さんの音楽の魅力はまさにその点にある。芸術の原点である。」 (ライナーノートより/佐藤憲清)

クレアシオン


CRT-2100/2
(3CD)
\4200
古典四重奏団
 バルトーク:弦楽四重奏曲全曲

  Disc.1
   第1番−第3番
  Disc.2 第4番−第6番
  Disc.3
   「古典四重奏団から見たバルトーク」(解説CD)
古典四重奏団
(川原千真・花崎淳生・三輪真樹・田崎瑞博)
今、日本でもっとも活躍するクヮルテットの古典四重奏団が、満を持してバルトークの全曲録音に挑む。
●田崎瑞博が創設したクレアシオン・レーベルより初の古典四重奏団による録音。
●96年の「第5番」録音、99年・05年の連続演奏会を経て、ついに全曲CDリリース。その精緻なアンサンブルは、鋭いリズム、清澄なハーモニー、対位法の明晰さを追求し、ゆえに作品の内面が浮き彫りとなる。モーツァルトやベートーヴェン後期で魅せた深遠な芸術が、バルトークにおいても展開される。豪華執筆陣の解説や対談、さらには彼らならではの付録解説CDが、我々をバルトークにぐんと引き寄せてくれるに違いない。
●豪華執筆陣による解説書・対談。 執筆/中村孝義(音楽学・大阪音楽大学学長)、伊東信宏(音楽学・ 大阪大学教授)  対談/ハンガリーとバッハ〜中村隆夫(コダーイ研究家・北海道教育大学名誉教授)/田崎瑞博     
●恒例のコンサート前のレクチャースタイルによる解説CD付。
●コンサート:9月25日(日)15:15 東京文化会館、11月8日(火)19:30 東京文化会館

注)発売を記念して以下のセールを行っています。■応募特典当CDと同時に「古典四重奏団の他のCD」もしくは「クレアシオン・レーベルのCD」をご購入されました方には、以下の特典CDをプレゼントいたします。タスキと購入店レシートをレグルス宛お送りいただきます。 【特典CD】 (非売品)   QC-001 (収録/8分27秒)バルトーク・ベラ/ルーマニア民俗舞曲集 Sz56クロード・ドビュッシー/“亜麻色の髪の乙女” (前奏曲・第1集)  (編曲/田崎瑞博)

ドリーム・ライフ(CD)

DLCA-7032
¥3000
ウィーン・フィルとの録音は初出!
 クナッパーツブッシュ
、ドイツ放送アーカイヴ所蔵ディスク及びテープ
  モーツァルト:交響曲 第41番「ジュピター」
   録音:1940年5月12日 約34分
  ワーグナー:タンホイザー序曲
   録音:1940年5月12日 約11分
  ヘンデル:合奏協奏曲*
  録音:1944年2月15日 約14分
クナッパーツブッシュ:指揮
 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団*
DRA(Deutsches Rundfunkarchiv,ドイツ放送アーカイヴ)所蔵のRRG(Reichs-Rundfunk-Gesellschaft ドイツ帝国放送局)のディスク及びテープによる録音で、初めてのCD化です。
オリジナル録音に関するDRA所蔵のデータも解説書で公開。
今日、最も信頼の置ける音源からのCD化といえます。中でもウィーン・フィルとの録音は初出!クナの命日に発売。モノラル

 

ジェイズ・ミュージック


JMCC-20218
\2800
現代の吟遊詩人河上素子、満を持してのCD発売!
「花信風」

 曲目:
  杏の風に吹く風/ 花言葉の唄/ さくらんぼの実る頃/
  わたしの宇宙/ あなたをしりたくて/ SKY/
  草原情歌/ グリーンスリーブス/ たんぽぽウォーキング/
  時間のささやき/ 花に鳥に/
  ブラザー・サン・シスター・ムーン/ 野原
河上素子(Pf,Vocal)
共演者:富沢恵(fromプルミエ)
笹部裕子(fromプルミエ)
中山英二(ジャズ・ベーシスト)
プロデューサー:富沢恵(fromプルミエ)

アルバム「SKY」で即興ピアニストとして、天分の才能を余すところなく発揮した河上素子。彼女の音楽はクラシックを越えて、即興音楽、ジャズ、民族音楽と、自由な翼を存分に広げて展開する。その彼女が今度は「歌」という大きな武器を手に入れた。様々なスタイルの共演者とも自然なコラボレーションを楽しんでいるようにさえ思える。真の音楽家としての「MOTOKO」の誕生である。アジアの中にある美しい国、日本の言葉とともに、花を信じて咲く、音楽の風としてこの世に送る。

河上素子プロフィール
ピアニスト・ヴォーカリスト・作編曲家。武蔵野音楽大学ピアノ科卒業。クラシックベースのピアノ即興演奏を中心に、ジャンルを越えた音楽活動を展開している。即興音楽学会会員。
2007年6月、ピアノの即興演奏とクラリネット作品によるCD「SKY]をリリース。
2007年12月、クラリネット曲「SKY」がヤマハ・ミュージック・メディアより発売。
2009年5月、リットーミュージック「ピアノの調べ」童謡、唱歌編、全曲アレンジ・演奏を担当。
ホームページ:http://crystaltone.jp/

ジェイズ・ミュージック


GRGT-01
\3000
「伊福部昭 SF交響ファンタジー ギタートランスクリプションズ」
 伊福部昭(1914-2006):
  (1)怪獣大作戦マーチ/
  (2)SF交響ファンタジー第1番/
  (3)SF交響ファンタジー第2番/
  (4)SF交響ファンタジー第3番/
  (5)SFファンタジー「ゴジラ VS メカゴジラ」/
   (イントロダクション〜メインタイトル〜ベビーゴジラ〜
    翼竜ロボット〜ゴジラVSラドン〜
    Gフォースマーチ〜ラドン〜ローリングタイトル)
  (6)SFファンタジー「ゴジラ VS デストロイヤ」/
   (メインタイトル〜オキシジェンデストロイヤー〜
    スーパーXIII〜ゴジラ〜デストロイヤ〜メーサータンク〜
    レクイエム〜エンディングタイトル)
  (編曲:さそ崎考宏、八尋健生)
さそ崎考宏
 (ギター、使用楽器:
   ホセ・オリベ1979)
岩木俊宏
 (ギター、使用楽器:
   ヘルマン・ハウザーIII世1990)
巨匠 伊福部昭の代表作「ゴジラ」の作曲者本人許可による、世界初・唯一のギター2重奏!

録音:2009年、音楽応用解析研究所、プロデューサー:八尋健生

巨匠伊福部昭の残した仕事の中で、もっとも親しまれているゴジラシリーズのために書かれた音楽をギター2重奏で再構築。作曲者が存命中に編曲・演奏の許可をを得たさそ崎考宏(さそざきこうひろ)が新鋭・岩木俊宏と共に行った渾身の演奏。プロデュース・サポートは「豪快」シリーズで伊福部ファンでは知らない人はいない八尋健生と不気味社社員。名作「SF交響ファンタジー」に新たなCDがここに完成!
さそ崎は先に「伊福部昭、ギター・トランスクリプションズ(交響譚詩、他)」(ミッテンヴァルトMTWD99027)を録音していますが、今回のアルバムと作品の重複はありません。

ミッテンヴァルト


MTWD 99048
\2500
「シャコンヌ」〜藤川真弓ヴァイオリン・リサイタル(ライヴ)
 ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ ハ短調Op.120-1
  (原曲:クラリネット・ソナタ)/
 バッハ:シャコンヌ(無伴奏パルティータ第2番BWV.1004より)/
 ショーソン:詩曲/バルトーク:ルーマニア民族舞曲(セーケイ編)
  (以下アンコール)
 エルガー:ヴィレライ,気まぐれな女
藤川真弓(ヴァイオリン)
オリヴァー・マークソン(ピアノ)
世紀を超えてヴァイオリン演奏の真髄を継承する日本を代表するヴァイオリニスト「シャコンヌ」〜藤川真弓ヴァイオリン・リサイタル

録音:2009年11月26日、紀尾井ホールでのライヴ録音 TT:77:36(このCDはライヴ・レコーディングのため、会場のノイズ等は予めご了承ください)

1970年国際ヴュータン・コンクール優勝、同年チャイコフスキー国際コンクール第2位でセンセーションを巻き起こして以来、世紀を超えてヴァイオリン演奏の真髄を継承、日本を代表するヴァイオリニスト、藤川真弓が息子オリヴァー・マークソンと共演したライヴ第2弾です。
ブラームスのソナタは元々クラリネット・ソナタ第1番でヴィオラでもしばしば演奏される作品ですが、これは作曲家による完全5度高く移調されたヴァージョンです。藤川はクラリネット・ソナタ第2番が原曲のソナタも録音しています(MTWD99017/18)。
名曲「シャコンヌ」ですが、藤川はいつもバッハを練習してはいたものの、演奏会で弾いたことはなく、これが初めての公開演奏だったそうです。
 

レグルス

 
RGCD‐1031
\2625
 <ジョスカン・デ・プレ/ミサ曲全集第3集>
 ミサ《パンジェ・リングァ》ジョスカン・デ・プレ:ミサ曲全集第3集
   ミサ《パンジェ・リングァ》(舌よ、たたえよ)
   ミサ《私はもはや》(ミサ・ディ・ダディ=さいころのミサ)
   賛歌「舌よ、たたえよ」(グレゴリオ聖歌)
 ヴォーカル・アンサンブル カペラ
音楽監督:花井 哲郎
 レオナルド・ダ・ヴィンチと同時代に活躍し、マルティン・ルターも絶賛したルネサンスを代表する天才作曲家が残した19曲のミサ曲全集
録音: 2010年11月7-11日 北の大地美術館(北海道・中札内村)
本格的な中世・ルネサンス専門のヴォーカル・アンサンブル カペラの第7弾。名作「パンジェ・リングァ」の元歌のグレゴリオ聖歌も収録。
● ヴォーカル・アンサンブル カペラによるジョスカンのミサ曲集第3集は、キリストが最後の晩餐で制定した御聖体の神秘をテーマとする対照的な2曲を収録。ミサ《パンジェ・リングァ》はいわずと知れたジョスカンの傑作。初期の佳作「さいころのミサ」と共に、精緻にして歌心あふれるアカペラの演奏で、巨匠の真価を生き生きと伝えます。● 2021年のジョスカン没後500年を記念する企画。今後4年間でCD全10枚(予定)をリリース、全曲録音完成を目指します。
● 演奏会のご案内(2011年)10月7日(金) 19:00 東京カテドラル マリア大聖堂 2012年1月8日(日) 16:00 由比浜教会  1月8日(月祝) 16:00 聖アンセルモ・カトリック目黒教会

MAKK RECORDS JAPAN

KKP 5004
(国内盤)
\1200
古屋博敏
 1. The Long and Winding Road ( Beatles )
 2. She's Got a Way ( Billy Joel )
古屋博敏(Vo)
近藤和明(Producer & Arrange & Piano)、
Juliette Lee(Piano)、
藤木和人(Arrange ・ Program ming)、
岩谷耕資郎(Guitar)、
村上聖(Bass)、板垣正美(Drums)
新日本フィルハーモニー交響楽団
荒川洋(首席フルート)、
重松希巳江(首席クラリネット)、
坪井隆明(首席ファゴット)、
浅間信慶(オーボエ・インスペクター)
2011年度もグラミー賞を獲得した、ポール・マキャンドレスに認められた古屋博敏ジャンルを超えた豪華メンバー達との共演〜新日本フィルの名手がバックアップ〜

2011 年度グラミー賞受賞者、ポール・マキャンドレスが声質と歌唱力を認めた(MAKK Records プレスリリースより)古屋博敏が持つ天性の美声で、余りにも有名なビートルズとビリー・ジョエルの名曲に、クラシカルなテイストをクロスオーバーさせ、壮大なスケール感で楽曲に新たな命を吹き込みます。
古屋博敏と言えば、自らのCDリリースに対しては慎重な態度を示してきましたが、クラシック音楽界のプロデューサーやピアノ調律師としてのキャリアはこの若さで揺るぎなく、仕事を共にしたアーティストたちは、誰もが知る国際的ビックネームばかり。ショパン・コンクール覇者のユンディ・リや、小澤征爾が音楽監督の音楽祭でのサポート、国際万博や国家行事、国内最大級の音楽祭”ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン”、ウィーン・フィルやベルリン・フィルの首席メンバーたちの演奏会までを担当しています。また、独自性を活かしきった、9月21日同時発売の『PASSION from Waseda』−早稲田大学ピアノの会 クラシック名曲集(KKC-7013)では、エグゼクティブ・プロデューサー、サウンド・プロデューサーを双方に務め、その手腕を存分に発揮。
そのようなスケール感の大きいキャリアを持つ古屋が自ら歌う音源制作の為に招集されたのは、国内外を代表する豪華アーティストやプロデューサー。
『拘り抜いた良質の音楽』でない限り、決して手を貸さない一途なメンバーたち。この事実が、本企画内容がアーティスト達にとっても真に価値あるものと認められていることを証明しています。
まず目を引くのが、女性を含め複数人のプロデューサーが立っているという事でしょう。女性プロデューサーAnna York Astwick は、古屋の美声とスター性、そして才能に『心を奪われた』と述べており、女性目線でディレクターを兼任。イギリスの名門コンソールメーカーSolid State Log(ic SSL)出身の瀧口氏がプロデューサーとサウンド・プロデューサーを兼任。 また新日本フィルハーモニー交響楽団の首席メンバーたちは、Sam Moore との共演や山下洋輔の編曲を担当する近藤氏のアレンジとコンダクトで、絶妙なアンサンブルとジャジーでお洒落な大人の雰囲気を醸し出し、『The Long AndWinding Road』のオーケストラパートを巧みに仕上げています。 リズムセクションは近藤氏のピアノを中心に、ベースの村上氏とドラムの板垣氏のコンビが、クラシカルな中にも見事なグルーヴ感で楽曲を引き立てます。
古屋の独特の歌い回しと甘いハイキー、繊細かつ大胆な表現が、直向きに思いを寄せる女性へ向けて歌われる『She's Got A Way』では、ラブソングを女性ならではの解釈と可憐さでピアノを奏でたJuli ette Lee。原曲からガラリと雰囲気を入れ替え、空間美溢れるエレクトリック・サウンドとアコースティック楽器を見事に融合させ、古屋は知性と美的感性を存分に発揮。国内外の余りに豪華なメンバーたちが、時代が求めている真に価値のある音楽を創りだそうと、心を一つにここに手を取り合います。
プロテスタント教会の聖歌隊出身者である古屋博敏。美貌を兼ね備えたルックス、透き通るハイキーヴォイス、そしてワールドクラスの歌唱力。クラシック専門家から知的な幅広いファン層まで支持を獲得してきた古屋博敏が、心ふるわす旋律にのせ、これまでに無かったクラシックポップスの新境地を、今まさに切り拓きます。

パンセ・ミュージック


PANU-7011
\2800
西陽子〜「月夜の海」
 (1)沢井忠夫:楽(無窮動/変奏曲/輪舞)/
 (2)高橋悠治:鹿(のうた・・・/
 (3)八橋検校:みだれ/
 (4)三輪眞弘:箜篌のための蝉の法/
 (5)江戸信吾:サザンクロス/
 (6)西陽子:月夜の海
西陽子(筝、(4)箜篌、(6)十七弦筝)
筝曲家、西陽子の9年ぶりのソロ・アルバム!

録音:2011年7月

柔らかく弧を描く・・・磨き上げてきた独自の世界を、今、解き放つ!
筝曲家、西陽子が9年ぶりに、満を持してリリースする待望のソロ・アルバム。
古典から現代曲まで様々なスタイルの作品を収録。西陽子の織りなす、艶やかな世界が広がります。

キング・インターナショナル


KKC 32
\2800
深淵なるブラームスの世界に映し出されるシェプキンの新境地!
 ブラームス:後期ピアノ作品集
  幻想曲集Op.116、3 つの間奏曲Op.117、
  6 つの小品Op.118、4 つの小品Op.119
セルゲイ・シェプキン(P)
録音:2011 年7 月7 日(Op.116,Op.119)、8 月30 日(Op.117,Op.118) ジョーダンホール、ニューイングランド音楽院、ボストン/78’51

最初の録音から13 年ぶりに再録音されたゴルトベルク変奏曲(KKC-29) を2010 年リリースしたセルゲイ・シェプキンが、新たに挑むブラームスのピアニズム。ブラームス晩年の深みと憂いに満ちた作品を収録しています。
3 つの奇想曲と4 つの間奏曲からなる「幻想曲集」作品116 は、シューマンとパガニーニの影響が見て取れ、また親しい友人を相次いで亡くした時期でもあり、作品全体にほの暗い不安定な感情が漂っています。ブラームス自身が「苦悩の子守歌」と呼んでいた3 つの間奏曲作品117 は、激しい感情が交錯する劇的な作品集。ブラームスのピアノ作品の中でも最も有名な曲集、6 つの小品作品118 は、哀愁に満ちた旋律が穏やかに心に残る詩情豊かな作品です。そして豊かで深い感動が胸を打つブラームスのピアノ作品最後の作品4 つの小品作品119。
ブラームスの心境を丁寧に表現し、ブラームスが残したピアノ音楽の「最後の言葉」として、究極の作品集をシェプキンが世に放ちます。

セルゲイ・シェプキン2011年来日情報
 12月22日(木)19:00開演(18:30開場) すみだトリフォニーホール・大ホール
 【プログラム】J.S. バッハ:ゴルトベルク変奏曲/ブラームス:6 つの小品 作品118

ソニー・ミュージックダイレクト


MECO 1007
\3000
デュオイズム
 プロコフィエフ:2つのヴァイオリンのためのソナタOp.56/
 バルトーク:ルーマニア民俗舞曲/
 モーツァルト:
  歌劇「魔笛」より“パパゲーノ様が欲しいのは”“私は鳥刺し”、
  歌劇「フィガロの結婚」より“恋とはどんなものかしら”/
 クヮンツ:トリオソナタ ハ長調/
 テレマン:6つのトリオ(1718)より第4番/
 ルクレール:2つのヴァイオリンのためのソナタ集より第2番Op.3-2/
 グリーンスリーヴス(イギリス民謡)                        
デュオ・プリマ
[礒 絵里子、神谷 未穂](Vln)
デュオ・プリマ=礒絵里子、神谷未穂の従姉妹同士のふたりから成るヴァイオリン・デュオのユニット。〈主役〉を表す〈Prima〉はスペイン語で〈女性の従姉妹〉の意味を持ちます。デビュー10周年を記念したアルバム〈デュオイズム〉では、古典から近代まで幅広くヴァイオリン・デュオの名作をセレクト、10年の時空を超えてその成果が今ここに結実しました。まさに〈Duoism〉のタイトルが示すとおりヴァイオリン・デュオの神髄を堪能できます。ゲストアーティストとして、ギターの福田進一、チェロのエマニュエル・ジラールが参加、その馥郁たる薫り立つようなサウンドは、極上の室内楽ならではの愉悦です。
企画・制作:ソニー・ミュージックダイレクト(アールアンフィニ)
販売:ミューズエンターテインメント

風樂


NOOI 5007
\2500
Chor June 15周年記念演奏会2011
 中田喜直:六つの子供の歌
 三善晃:木とともに 人とともに
 ブリテン:キャロルの祭典 Op.28
 廣瀬量平:カムイの森で
 いずみたく:見上げてごらん夜の星を(アンコール)
 甲田潤:夢(アンコール)
Chor June(女声合唱)
甲田潤(指)
篠崎史子(Hrp)
東由輝子(P)
弓田真理子(合唱指導)
録音:2011 年6 月13 日 東京文化会館 小ホール/78‘51

創立15 周年を迎えたChor June(コール・ジュン)記念演奏会のライヴ収録。Chor June の澄み渡るハーモニーと情感に溢れた歌声は心を癒します。東日本大震災が起こった今、多くの人々に詠まれている谷川俊太郎・作詞「生きる」に三善晃が作曲した「木とともに 人とともに」や、CD初録音となる女声合唱版「カムイの森で」など、意欲的なプログラムを収録しています。

Chor June( 女声合唱) プロフィール
すみだ少年少女合唱団の卒団生が中心となり1996 年に結成。同団出身者の他、学生から社会人まで若いメンバーで構成されている。都内にて演奏会や海外の合唱 団とのジョイントコンサートを開くほか、活動拠点である墨田区の合唱祭への出 演、福祉施設でのボランティア演奏、区内イベントへの出演、小中学校での招待演奏、すみだ少年少女合唱団との共演など、地域での活動にも力を入れている。2004 年「伊福部昭卆寿記念コンサート」、2008 年「軽井沢合唱フェスティバル2008」、2009 年オーケストラ・ニッポニカ「芥 川也寸志没後20 年メモリアルふれあいコンサート」、2010 年オーケストラ・ニッポ ニカ第17 回演奏会「芥川也寸志管弦楽作品連続演奏会・その3」、等へ出演のほか2009 年因幡一宮 宇倍神社例祭「神へ捧げることほぎの歌〜伊福部昭の音楽〜」(鳥取県宇倍神社 本殿)で奉納演奏も行った。これまでに、東京ヴォーカル・アンサンブル・コンテスト一般部門で二 度の金賞、ルネサンス・バロック部門で銅賞、東京都合唱コンクール一般部門で銀賞を受賞。第4 回合唱音楽コンクール〜コーラスの響き2009、第1 位。

KOKORO RECORDS


KKR-003
\3150
野澤徹也による「水野修孝・三味線作品集」
 水野修孝(b.1934):
  (1)三味線二重奏のための「3章」 (2007年)
  (2)三味線・ヴァイオリン・打楽器のための「ディヴェルティメント」(2009年)
  (3)尺八・箏・三味線のための「三重奏曲」(2009年)
  (4)三重奏曲「笛と三味線、小鼓・太鼓」(2007年)
  (5)ソロ三味線のための「パッセージ3章」(2006年)
  (6)宵のうたげ(1979年)
野澤徹也(三味線)
(1)浅野藍(三味線Ⅱ)
(2)亀井庸州(Vn)、篠田浩美(打楽器)
(3)神令(尺八)、吉澤延隆(箏)
(4)鳳声晴久(篠笛)、藤舎花帆(打楽器)
(6)澤田由香(Fl)、亀井庸州(Vn)、
 三村磨紀予(Pf)、片岡寛晶(打楽器)
野澤徹也による「水野修孝・三味線作品集」

世界中の音楽・楽器を絶妙にミックスしてハイブリッド化させる手腕を持つ巨匠、水野修孝による三味線音楽作品を新世代の演奏家・野澤徹也が委嘱・再演・CD化

「メロディー、ハーモニー、リズムだけでなく楽器の組み合わせや語法など、水野らしくハイブリッド化が行われた作品群は、国際的な活動を続ける作曲家が様々な創作を経てから自国の楽器と向かい合った重要な仕事でありレパートリーとして残っていくだろう」
西 耕一(音楽評論)

SONARE


SONARE 1010
\2520
堀米ゆず子と仲間たち
 〜ベートーヴェン室内楽の極み Vol.2

  ベートーヴェン: 弦楽四重奏曲 第15番 イ短調 Op.132
堀米ゆず子, 山口裕之(Vn),
川崎和憲(Va), 山崎伸子(Vc)
録音:2010 年6 月3 日 JT アートホールでのライブ収録/DDD、44:48
JT アートホール室内楽シリーズのプランナー、堀米ゆず子が、互いの音楽を知り尽くした盟友と作る室内楽の極み第2 弾。ベートーヴェン後期の傑作を豊かな表情で描き切る。

旧譜
堀米ゆず子と仲間たち
 〜ベートーヴェン室内楽の極み Vol.1

SONARE 1003
\2520
ベートーヴェン:
 (1)弦楽四重奏曲 第13 番 変ロ長調Op130
 (2)ピアノとヴァイオリンのためのソナタ 第2番 イ長調 Op12-2
堀米ゆず子(Vn)
(1)山口裕之(Vn)
 川崎和憲(Va) 山崎伸子(Vc)
(2)野平一郎(Pf)
堀米ゆず子と仲間たち、ベートーヴェン室内楽の極み Vol.1

(1)録音:2010 年6月3日JT アートホール/ (2)録音:2009 年6月9日JTアートホール/ DDD、52'08"

JT アートホール室内楽シリーズのプランナー、堀米ゆず子が、互いの音楽を知り尽くした盟友と作る室内楽の極み。
ベートーヴェン後期の傑作を豊かな表情で描き切る。
野平とのソナタも見事なコンビネーション。2010 年収録の弦楽四重奏曲第15 番も発売予定。

EMC


EMCR0019
\1500
平井 満美子(ソプラノ) &佐野 健二( リュート)
 ダウランドの憂愁、偉大なるリュート奏者の生涯1563-1626

 1. エリザベス女王のためのガリアルド(リュート・ソロ)
 2. しばらくは休んでくれ
 3. 「愛」や「運命」に
 4. デンマーク王のガリアルド(リュート・ソロ)
 5. 時の長男として
  それでは坐り
  他の者たちが
 6. 常にダウランド 常に嘆く(リュート・ソロ)
 7. 時は止まる
 8. 目覚めよ甘い愛よ
 9. ラントン卿のパヴァーヌ(リュート・ソロ)
 10. 偉大なる神よ
  ダビデの命が
  脚のなえた哀れな男が
 11. 来たれ 深き眠り
平井 満美子(ソプラノ)
佐野 健二( リュート)
ご好評頂いておりますEMC Recordsの9枚目のアルバムです。※ルネサンスリュート音楽の最高峰ジョン・ダウランドの生涯を聴くという意味で、数多く残された作品から生涯において節目となる11曲を収録。作曲家ダウランドへの敬意と愛の詰まった丁寧で心温まる演奏。日本語と英語による丁寧で充実した解説書付きです。2011年7、8月録音



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