アリアCD 新店舗へようこそ

新店舗トップページへ

お買い物の方法  
ページ内の商品チェック・ボックスをクリックし、最後に 「かごに入れる」ボタンを押してください(enterキーを押してもかまいません)。
新店内のほかのページのお買い物がありましたら、そちらもすませ、最後に「注文フォームへ」ボタンを押して注文フォームで注文を確定してください。
(チェック内容を変更したら、必ずもう一度「かごに入れる」ボタンをクリックしてください。変更内容がかごに反映されませんので)

注文フォームへ

第59号マイナー・レーベル歴史的録音新譜(2)


10/14までの紹介分


IDIS


IDIS 6623
特価\900
クレンペラー、ウィーンでのベートーヴェン・チクルス完結!
 ベートーヴェン:
  交響曲第7番 イ長調 Op.92
  交響曲第8番 ヘ長調 Op.93
  「エグモント」序曲 Op.84
オットー・クレンペラー(指)
フィルハーモニア管弦楽団
録音:1960 年5 月31 日(エグモント),6 月2 日(第7番),6 月4 日(第8番)、ウィーン/ADD、75'37

IDIS によるクレンペラーの1960 年ウィーンでのベートーヴェン・チクルス、完結編です。クレンペラーの指揮した交響曲第7 番は残されたいずれの録音も名演として知られており、ここではライヴということもあってゆったりとしながら内部で燃え盛るクレンペラーの特徴が見事に現れています。第8 番も大きく枠を取ったスケールの大きな演奏。この時期のライヴとしては音が良いと評判のこのシリーズ、ここでも優良音源を用いています。


旧譜
クレンペラーのベートーヴェン・チクルス
IDIS 6610
特価\900
クレンペラーのベートーヴェン・チクルス、第1弾!
 ベートーヴェン:
  交響曲第1番 ハ長調 Op.21
  交響曲第3番 変ホ長調 Op.55「 英雄」
オットー・クレンペラー(指)
フィルハーモニア管弦楽団
ウィーンが熱狂した、クレンペラー&フィルハーモニア管弦楽団のベートーヴェン・チクルス、IDISから登場!第1弾は第1番と英雄!

録音:1960 年(ライヴ)/ADD、77'09、MONO

1960 年、クレンペラー率いるフィルハーモニア管弦楽団がウィーンに乗り込んでのベートーヴェン交響曲全曲演奏会、伝説的名演として知られるチクルスのライヴ録音がIDIS から登場です。第1 弾は、第1 番と英雄。第1 番は6 月7 日、英雄は5 月29 日の公演。既に様々なところから出回っている音源ですが、音源収集能力には定評のあるIDIS のこと、今回は音質にも自信を持っているようです。続編もお楽しみに。
IDIS 6612
特価\900
クレンペラーのベートーヴェン・チクルス、第2弾!
 ベートーヴェン:
  交響曲第2番 ニ長調 Op.36
  交響曲第5番 ハ短調 Op.67
オットー・クレンペラー(指)
フィルハーモニア管弦楽団
ライブのクレンペラーは凄い! 特に音質良好の第5番は絶品!!

録音:1960 年(ライヴ)/ADD、71'46、MONO

クレンペラー率いるフィルハーモニア管弦楽団がウィーンに乗り込んでのベートーヴェン交響曲全曲演奏会、第2 弾は、第2 番と第5 番。前者が5 月29 日、後者が5 月31 日の公演です。いずれも名演揃いののこの全曲チクルスの中でも、ことに第5 番は巨岩のごとく揺ぎ無いのに熱気をはらんだ名演で、この時期のクレンペラーの凄さをまざと感じさせてくれます。今回、特にこの5 番に関しては、この年代のライヴ録音としてはかなり良好な音源を得られたとのことで、期待が出来ます。
IDIS 6615
特価\900
クレンペラー、1960年のベートーヴェンチクルス第3弾、強烈な名演の第9番!!
 ベートーヴェン:
  交響曲第9番 ニ短調 Op.125 「合唱」
  「プロメテウスの創造物」序曲 Op.43
オットー・クレンペラー(指)
フィルハーモニア管弦楽団
録音:1960年6月7日(「合唱」),1960年6月2日(「プロメテウスの創造物」) ADD、76'06

1番3番(IDIS 6610)、2番5番(IDIS 6612)に続く、1960年ウィーンでのクレンペラーとフィルハーモニア管弦楽団のベートーヴェン・チクルス、第3弾は第9交響曲です。IDISは今回も良質な音源を見つけ出したとのことです。余白に「プロメテウスの創造物」序曲 を収録。
IDIS 6619
特価\900
クレンペラーのベートーヴェン・チクルス、第4弾!
 ベートーヴェン:
  交響曲第6番 ヘ長調 Op.68 「田園」
  交響曲第4番 変ロ長調 Op.60
オットー・クレンペラー(指)
フィルハーモニア管弦楽団
録音:1960年6月2日(第6番)、5月31日(第4番)、ウィーン ADD、77'54

クレンペラーとフィルハーモニア管弦楽団がウィーンに乗り込んでのベートーヴェン・チクルスの第3弾は、「田園」と第4番。標題性にこだわらない「田園」も見事なら、冷静かつ広い視野の音楽作りが映える第4番と、クレンペラーの素晴らしさが堪能できる2曲です。

IDIS 6622
\1800→¥1690
名ヴァイオリニスト、デ・バルビエーリの貴重な録音!
 ディニク(ハイフェッツ編):ホラ・スタッカート
 パラディス:シチリアーノ
 モシュコフスキ( サラサーテ編):ギターレ
 カステルヌオーヴォ=テデスコ:懐かしのウィーン
 ラヴェル:ツィガーヌ
 シューマン:ロマンツェ Op.94-2
 エルガー:気紛れな女
 アクロン:ヘブライの旋律
 ヴィェニャフスキ:華麗なるポロネーズ Op.4
 パガニーニ:魔女たちの踊り
 プロコフィエフ:ヴァイオリン・ソナタ第1 番 ヘ短調 Op.80
レナート・デ・バルビエーリ(Vn) 
トゥッリオ・マコッジ(P)
録音:1956 年/ADD、76'52

パガニーニ国際コンクールの記念賞にその名を残すレナート・デ・バルビエーリ(1920 − 1991)は、ジェノヴァ出身で、ミッシャ・エルマンとヴァーシャ・プシホダに学んだ名手でしたが、録音が極めて少なく、今ではよほどのマニアでないと知らない名ヴァイオリニストになっていました。このCD は、1956年のHMV(= EMI)録音のLP から復刻したもの。イタリア人ならではの美しく歌い上げるヴァイオリンに酔えます。

MELODIYA


MELCD 1001951
(8CD)
\9000
チャイコフスキー(1840-1893):
  バレエ「眠れる森の美女」Op.66(*)
  バレエ「くるみ割り人形」Op.71(+)
  バレエ「白鳥の湖」Op.20(+)

ソヴィエト国立交響楽団
エフゲニー・スヴェトラーノフ(指揮)

録音:1980年(*)/1988年(+)


MELCD 1001874
\2100→¥1890
J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲BWV.988 マリア・ユーディナ(ピアノ)
ロシアの女傑マリア・ユーディナ。1968年の"ゴルトベルク変奏曲"!

旧ソ連の体制に反対的な姿勢を貫いたロシアの女傑、マリア・ユーディナ(1899−1970)。
死の3年前となる1967年10月に初めてJ.S.バッハの「ゴルトベルク変奏曲」をコンサートで弾いたユーディナが、翌年1968年1月にメロディアに録音を行った演奏。
ユーディナはゴルトベルク変奏曲の各変奏それぞれにテクストを書き残していたという有名なエピソードがある。1968年1月の録音。ディジパック仕様。

MELCD 1001873
\2100→¥1890
リャードフ:管弦楽作品集
 管弦楽のための交響的絵画《ヨハネの黙示録より》Op.66/
 管弦楽のためのバラード《古き時代より》Op.21/
 バーバ・ヤーガOp.56/交響詩《魔法にかけられた湖》Op.62/
 キキモラOp.63/8つのロシア民謡Op.58
エフゲニー・スヴェトラーノフ(指揮)
ソヴィエト国立交響楽団
かつてメロディアの"ロシアン・アンソロジー"からリリースされていたアナトーリ・リャードフ(1855−1914)の管弦楽作品集。
ロシアの民謡や神話などを題材としたリャードフの音楽を、スヴェトラーノフが持ち前の表現力で描き切った秀演。1970年の録音。ディジパック仕様。

MELCD 1001930
\2100→¥1890
ラフマニノフ:
 聖ヨハネス・クリソストモスの典礼Op.31
ウラディミール・ミーニン(指揮)
モスクワ室内合唱団
現在は芸術監督兼首席指揮者として国立モスクワ合唱団を率いるロシア合唱界の大御所的存在ウラディミール・ミーニン(1929−)。
モスクワ室内合唱団を振ってのロシア正教の典礼音楽「聖ヨハネス・クリソストモスの典礼」は、1988年にロシアのスモレンスク教会で収録されている。1988年の録音。ディジパック仕様。

MELCD 1001867
(3CDs)
\6300→¥5290
ムソルグスキー:歌劇《ホヴァンシチナ》 ボリス・ハイキン(指揮)
ボリショイ劇場管弦楽団&合唱団
ハイキン&ボリショイ劇場のムソルグスキーの「ホヴァンシチナ」は、1976年のフランスACCディスク大賞入賞という実績を持つ。1974年の録音。ディジパック仕様。

MELCD 1001944
(2CDs)
\4200→¥3590
プロコフィエフ:歌劇《3つのオレンジへの恋》Op.33 ジェマル・ダルガート(指揮)
モスクワ放送交響楽団
カルロ・ゴッツィの寓話を題材としたプロコフィエフのオペラ「3つのオレンジへの恋」の全曲録音。1961年の録音。ディジパック仕様。

MELCD 1001875
(2CDs)
\4200→¥3590
チュルリョーニス:ピアノ作品集(1899−1909)
  4つの小品 Op.3/2つの小品 Op.4/2つの小品 Op.6
  4つの前奏曲 Op.7/2つの小品 Op.8/3つの前奏曲 Op.11
  3つの小品 Op.12 から/3つの前奏曲 Op.13 から
  主題と6つの変奏曲 Op.15/4つの前奏曲 Op.16/3つの小品 Op.17
  「B E Es A C A Es」の主題と3つの変奏曲 Op.18/3つの小品 Op.19
  同一主題による3つの変奏曲 Op.20/4つの前奏曲 Op.21
  5つの前奏曲 Op.22/4つの前奏曲 Op.26/4つの前奏曲 Op.27
  海(3つの連作)Op.28/2つのフゲッタと2つの前奏曲 Op.29 から
  3つの前奏曲 Op.30/4つの前奏曲 Op.31/3つの前奏曲 Op.32 から
  6つの前奏曲 Op.33/フーガ Op.34
A.ラドヴィライテ(ピアノ)
R.コントリマス(ピアノ)
A.マセーナ(ピアノ)
A.ドヴァリオナイテ(ピアノ)、他
その短い生涯で350曲の音楽と300の絵画を遺したリトアニアの夭折の芸術家ミカロユス・コンスタンティナス・チュルリョーニス(1875−1911)のピアノ作品集。
1975年の録音。ディジパック仕様。

MEMBRAN


DOCUMENTS
233194
(2CD)
\1200
R.シュトラウス:歌劇「サロメ」
 1958
モンセラ・カバリエ(サロメ)
ザビーネ・ツィンマー(ヘロディアス)
ズビスラフ・ヴォツニャク(ヘロデ)
アレクサンダー・ヴェリッチュ(ヨカナーン)
シルヴィオ・ヴァルヴィーゾ指揮
バーセル・オペラハウス管弦楽団、合唱団

DOCUMENTS
233195
\1000
モーツァルト:歌劇「バスティアンとバスティエンヌ」
 1957
ソロはウィーン少年合唱団員
エドゥアルト・リンデンベルク指揮
ウィーン室内管弦楽団

MEMBRAN


MEMBRAN233334
(4CD)
\1200
The Unforgotten Voice/ヘルマン・プライ(Ten)名唱集
 Die Musik kommt/Die Kirschen in Nachbars Garten/Pinocchios Lied/
 Hobellied: Da streiten sich die Leut’ herum/Fein, fein schmeckt uns der Wein/
 K?ssen ist keine S?nd’/Wie mein Ahnl zwanzig Jahr’/Drau?en in Sievering bl?ht schon der Flieder/
 Sei gepriesen, du lauschige Nacht/Da drau?en im duftigen Garten … Leise, ganz leise/
 Wien, du Stadt meiner Tr?ume/Lass dir Zeit, wenn du den M?dchen winkst/
 Und der Himmel h?ngt voller Geigen/Im Prater bl?h’n wieder die B?ume/
 O T?ler weit, o H?hen/Ave Maria/Abendlied/Schab ab/Auf Feldwache/
 Sch?ferlied/Ulaneneinmaleins/
 Verloren/Das Buchenblatt/Winter/Wegewarte/So oder so/
 Liebesweh/Auf der Gartenbank/Die Raben/
 Versch?tt/Wach’ auf, mein Herzenssch?ne/Erlaube mir, fein’s M?dchen/
 Feinsliebchen, du sollst mir nicht barfu? geh’n/
 All mein’ Gedanken, die ich hab’/Es steht ein’ Lind’/
 Mein M?del hat einen Rosenmund/
 Die Sonne scheint nicht mehr/Es wohnet ein Fied/
 Da unten im Tale/Sch?ner Augen sch?ne Strahlen/
 Ach, englische Sch?ferin/In stiller Nacht/
 Ich liebe Dich/St?ndchen/Wanderlied/Fr?hlingsfahrt/S??es Begr?bnis/Spirito santo/
 Die n?chtliche Heerschau/Der R?uber/
 Trommelst?ndchen/Der Feind/Heinrich der Vogler/
 Die verfallene M?hle/Der N?ck/Die Uhr/
 Hinkende Jamben/Kleiner Haushalt/Der Musikant/Heimweh/
 Der Freund/Erwartung/Nachtzauber/Nicht l?nger kann ich singen/O w?sstest du/
 Wenn du mich mit den Augen streifst/Wie viele Zeit verlor ich, dich zu lieben/
 M?dchen, so treibt ihr’s mit allen/
 Reich mir die Hand, mein Leben/Ein M?dchen oder Weibchen/
 Wie freundlich strahlt die gold’ne/
 Morgensonne/Heiterkeit und Fr?hlichkeit/An jenem Tag/
 Also ich, meinst du es wirklich/Ich bin das Faktotum der sch?nen Welt/
 Strahlt auf mich der Blitz des Goldes/Ein Sch?tz’ bin ich/
 Sonst spielt’ ich mit Zepter, mit Krone und Stern/
 Mein Sehnen, mein W?hnen, es tr?umt sich zur?ck/
 Da ich nun verlassen soll/Nedda/Schaut her, ich bin’s/Solenne in quest’ora
ヘルマン・プライ(Ten)


MUSICAL CONCEPTS


MC132
(3CD)
\1500→¥1390
モーリス・アブラヴァネル指揮&ユタ交響楽団
 シベリウス:交響曲全集

CD1: 71:27
 交響曲第1番 ホ短調 op.39
 交響曲第4番 イ短調 op.63
CD2: 72.14
 交響曲第2番 ニ長調 op.43
 交響曲第3番 ハ長調 op.52
CD3: 78.41
 交響曲第5番 変ホ長調 op.82
 交響曲第6番 ニ短調 op.104
 交響曲第7番 ハ長調 op.105
モーリス・アブラヴァネル指揮
ユタ交響楽団
シベリウスという作曲家からは異質と思えるほど爽快感に満ちた演奏。ユタという田舎町にフィットした演奏でもあります。とりわけ「第3番」が名演です。1977年録音

MUSIC&ARTS


M&ACD 1256
(6CD 4枚価格)
\8800→¥7990
久々の復活!クナッパーツブッシュのブルックナー・セット!
 ブルックナー:
  (1)交響曲第3番/1954年10月11日
  (2)交響曲第4番/1944年9月8日
  (3)交響曲第5番/1959年3月19
  (4)交響曲第7番/1949年8月30日ザルツブルグ音楽祭
  (5)交響曲第8番/1951年1月8日
  (6)交響曲第9番/1950年1月30日
 ワーグナー:
  (7)「神々の黄昏」より
  (8)「ジークフリート」第2幕第2場
  (9)「ワルキューレ」第1幕第3場
ハンス・クナッパーツブッシュ(指揮)
(1)バイエルン州立管弦楽団
(2)ベルリン・フィル
(3)ミュンヘン・フィル
(4)ウィーン・フィル
(5)ベルリン・フィル
(6)ベルリン・フィル
(7)ベルリン国立歌劇場管弦楽団
(8)(9)バイエルン州立管弦楽団
2011年A.スナイダーによる修復、ADD、7:07:15
(7)録音:1959年11月 (8)(9)録音:1952年

M&Aレーベルで出ていたものの廃盤となっていたクナッパーツブッシュの名演が新リマスタリングで再発売となります。
旧品番は、ブルックナー:交響曲第3番(M&ACD257)、第4番(M&ACD249)、第7番(M&ACD209)、第4以降のセット(M&ACD1028)となります。

M&ACD 1253
(8CD 6枚価格)

\13200→¥11990
初出多数!ロンドン弦楽四重奏団の録音集成!
 「ロンドン弦楽四重奏団1917-51録音集」

 CD1)ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第9番Op.59-3
    ブラームス:弦楽四重奏曲第3番Op.67
 CD2)(1)ドビュッシー:弦楽四重奏曲Op.10
    (2)ハイドン:弦楽四重奏曲第76番「五度」Op.76-2
    (3)ハイドン:弦楽四重奏曲第77番「皇帝」Op.76-3
 CD3)シューマン:弦楽四重奏曲Op.41-3
    トッホ:弦楽四重奏曲第12番Op.70
    ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第11番Op.95
 CD4)ドホナーニ:弦楽四重奏曲第2番
    ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第15番Op.132
 CD5)シューベルト:弦楽四重奏曲第13番Op.29
    ブロッホ:5つの小品(1923-25)
    ラヴェル:弦楽四重奏曲
 CD6)モーツァルト:弦楽四重奏曲第19番「不協和音」
    マキュアン:弦楽四重奏曲第2番「ビスケー」
    ブラームス:弦楽四重奏曲第2番Op.51-2
 CD7)(1)フランク:弦楽四重奏曲
    (2)ヴォーン=ウィリアムズ:ウェンロックの断崖で
 CD8)(1)シューベルト弦楽四重奏曲第12番
    (2)エルガー:弦楽四重奏曲Op.83(短縮版)
    (3)ブリッジ:3つの牧歌
    (4)ブリッジ:アイルランドの旋律〜ロンドンデリーの歌
    (5)クライスラー:弦楽四重奏曲〜フィナーレ
    (6)フォスター:旋律集
ロンドン弦楽四重奏団
CD7)
 (2)ガーヴェイス・エルウェス(T)
  フレデリック・キドル(Pf)
録音: CD1),CD2)(1)1943年12月4日LC、ライヴ/ CD2)(2)1943年11月5日LC、ライヴ/ CD2)(3)1924年12月15-17日ロンドン(コロンビア)/ CD3)1947年2月21日LC、ライヴ/ CD4)1948年11月5日LC、ライヴ/ CD5)1950年1月27日LC、ライヴ/ CD6)1951年3月2日LC、ライヴ/ CD7) (1)1928年11月(コロンビア) (2) 1917年(コロンビア)/ CD8) (1)1927年11月4日ロンドン(コロンビア) (2)(5)1921年ロンドン(ヴォカリオン) (3)1925年11月3日(コロンビア) (4)1925年11月17日(コロンビア) (6)1945-46年ロサンゼルス(デッカ) (LCはLibrary of Congress=アメリカ議会図書館)

2010年はロンドン弦楽四重奏団の初コンサートからなんと100年の記念の年。長らくイギリスをリードする弦楽四重奏団として活躍。アメリカでも人気があり毎年のように客演していた。
このセットにはほぼ初出となるアメリカ議会図書館での1943年〜1951年ライヴを中心に英コロンビアのSP録音などを収めたもの。

M&ACD 1255
(4CD 3枚価格)

\6600→¥5990
ビーチャム没後50年アニヴァーサリー・イヤー記念
 死の前年の1960年、トロント初出ライヴ集

 (1)「1960年4月3日と7日のコンサート」
  ハイドン:交響曲第102番/交響曲第94番「驚愕」/
  モーツァルト:交響曲第38番「プラハ」/
  ヘンデル(ビーチャム編):バレエ組曲「バースの恋」/
  R.シュトラウス:「炎の災い」〜「愛の場面」/
  ブラームス:交響曲第2番
 (2)「1960年4月5日のCBCテレビ放送」
  ロリポップ
   (スッペ/シベリウス/マスネ/サン=サーンス/ロッシーニの作品)
  (以下ボーナスCD)「BBCの放送より」
 (3)モーツァルト:交響曲第35番「ハフナー」/
 (4)ワーグナー:「ニュルンベルクのマイスタージンガー」前奏曲/
 (5)ディーリアス:北国のスケッチ/
 (6)ラロ:交響曲
トーマス・ビーチャム(指揮)
(1)CBC交響楽団(トロント)
(2)トロント交響楽団
(3)-(6)ロイヤル・フィル
(1)録音:1960年4月3日、7日ライヴ (2)1960年4月5日ライヴ (3)1958年年12月25日放送のライヴ、(4)(5)1959年12月25日放送のライヴ (6)1959年10月25日放送のライヴ/ ADD、CD1-72:00、CD2-69:11、CD3-69:56、CD4-76:25
最晩年に残したビーチャムの偉業。死の前年の1960年、ビーチャムはロンドン・フィルの後任にケンペを指名して勇退したが、これはその1960年、トロントに客演したときの3つのコンサート。
ビーチャムの最晩年の録音は、1959年は比較的残っているが、1960年はシアトル響との小品が知られているくらいで、今回のように大量に、しかも大作が残されていたと言うのは驚き。
ビーチャムの没後50年のアニヴァーサリー・イヤーに贈る全曲初出の音源。
 

MYTO

 
286
(2CD)
\2000
 バスティアニーニ&クリストフ
 チャイコフスキー:歌劇「マゼッパ」
 エットレ・バスティアニーニ(マゼッパ)
ボリス・クリストフ(コチュベイ) 
デイヴィッド・ポレリ(アンドレイ)
マリアンナ・ラデフ(リュボーフィ)
マグダ・オリヴェーロ(マリア)
ジョネル・ペルレア指揮
フィレンツェ5月祭管弦楽団、合唱団
 1954年6月6日 フィレンツェでのライヴ録音※良い音質です。バスティアニーニ、クリストフらによる素晴らしい演奏です。
 
294
(2CD)
\2000
 ジェンチェル&シミオナート
 ドニゼッティ:歌劇「アンナ・ボレーナ」
 ブリニオ・クラバッシ(エンリーコ8世) 
レイラ・ジェンチェル(アンナ) 
ジュリエッタ・シミオナート(ジョヴァンナ) 
シルヴィオ・マイオニカ(ロシュフォール卿) 
アルド・ベルトッチ(リッカルド・パーシー卿) 
ジャンナドレア・ガヴァッツェーニ指揮 
ミラノRAI交響楽団、合唱団 
 1958年8月11日 ミラノでの放送用音源※良い音質です。魅力的なキャストによる美しくも力強い演奏です。
 

ナクソス・ヒストリカル 1CD¥1100

 ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番, 第2番/ベートーヴェン:ロマンス集/シュポア:ヴァイオリン協奏曲第8番(ハイフェッツ)(1951-1954)
8.111371
 グレート・ヴァイオリニスト・シリーズ/
 ハイフェッツ ブルッフ・ベートーヴェン・シュポア

  1-3.ブルッフ(1838-1920):ヴァイオリン協奏曲第1番ト短調 Op.26/
  4-6.ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第2番ニ短調 Op.44/
  7.ベートーヴェン(1770-1827):ロマンス第1番ト長調 Op.40/
  8.ベートーヴェン:ロマンス第2番ヘ長調 Op.50/
  9-11.シュポア(1784-1859):ヴァイオリン協奏曲第8番イ短調 「劇唱の形式で」 Op. 47
 ヤッシャ・ハイフェッツ(ヴァイオリン)/
ロンドン交響楽団…1-3/
マルコム・サージェント(指揮)…1-3/
RCAビクター交響楽団…4-11/
アイズラー・ソロモン(指揮)…4-6,9-11/
ウィリアム・スタインバーグ(指揮)…7-8
 ブルッフのロマンティックな2曲の協奏曲を、ハイフェッツは完璧な技巧と絹のような美しい音色で表現します。1951年に録音された第1番は、彼の2つあるこの曲の録音の最初のもので、名指揮者サージェントと胸の熱くなるようなやりとりを聴かせてくれます。第2番とシュポアの協奏曲は同じ時期の録音で、ベートーヴェンとともに彼の唯一の記録となっています。息の長いメロディを抑制の効いた表現で端正に歌い上げています。録音 ロンドン 1951年5月18日…1-3, ハリウッド1954年11月2日…4-6, ハリウッド1951年6月15日…7-8, ハリウッド1954年11月3日…9-11 マーク・オーバート=ソーン復刻
 ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第20番, 第21番, 第23番, 第28番, 第30番(ギーゼキング)(1938-1940)
8.112063
 ようやく出た!ギーゼキング、1939年の「熱情」
 グレート・ピアニスト・シリーズ/ギーゼキング ベートーヴェン:ピアノソナタ集

  1-2.ピアノ・ソナタ第20番ト長調 Op.49-2
   (録音1940年ベルリン)/
  3-5.ピアノ・ソナタ第21番ハ長調「ワルトシュタイン」Op.53
   (録音1938年8月11日ベルリン)/
  6-8.ピアノ・ソナタ第23番ヘ短調 「熱情」Op.57
   (録音1939年2月27日 ニューヨーク)/
  9-12.ピアノ・ソナタ第28番イ長調 Op.101
   (録音1939年2月24日ニューヨーク)/
  13-15.ピアノ・ソナタ第30番ホ長調 Op.109
   (録音1940年春ベルリン) ウォード・マーストン復刻
 ヴァルター・ギーゼキング(ピアノ)
  ようやく出た。
 ギーゼキング、戦前のベートーヴェン「熱情」。
 過剰な感情表現を避けた「新即物主義」的演奏がギーゼキングの真骨頂と信じ込んでいた店主が偶然めぐり合った演奏。
 ぶっとんだ。
 これがあのラヴェルやモーツァルトを弾いたあのギーゼキングか!?
 「過剰な感情表現を避け」主観を排するギーゼキングが、まるで過剰な表現と自己中心的な主観こそが芸術とばかりに血と汗を飛び散らせ、肉と骨を食み、肉体派ピアニストとして降臨する。
 ・・・こんな男だったのかギーゼキング。
 そこにフランスの繊細で清澄な雰囲気などは微塵もなく、ズドンと腹の底に鍵盤が打ち込まれるようなドイツ的響きがあるのみ。
 ’ドイツ人’ギーゼキングの本当の姿をこのベートーヴェンを聴いて初めて感動し、納得した。
 知的で清楚なピアニスト?ふふ。そんなことを言うのはこの「熱情」を聴いてからにしてほしい。
 
 
これがギーゼキングの本性
衝撃のコンチェルト2題
 
MEDICI ARTS
MM 017
1CD\2300→¥1790
 (1)ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番ト長調Op.58
(2)シューマン:ピアノ協奏曲イ短調Op.54
(3)ドビュッシー:レントよりおそく
(4)同:舞曲(スティリー風のタランテラ)
(5)ラヴェル:水の戯れ
(6)バッハ:パルティータ第1番変ロ長調BWV.825
 ワルター・ギーゼキング(P)
(1)ヨゼフ・カイルベルト(指)
(2)ギュンター・ヴァント(指)
ケルン放送SO.
  実はお客様がこのヴァントとの共演のときの裏話を教えてくださった。

 この演奏のために、空港に降り立ったギーゼキング。手違いからか誰も彼を迎えに来ず、一人でホテルに向かったギーゼキングはかなりご立腹。
 そこに翌日のプローベの打ち合わせにヴァントがやってきた。しかしギーゼキングはかなり怒っていて、「どのようなテンポにしましょうか?」というヴァントの慇懃な質問に対しても、「明日になってみないとわからん!」とけんもほろろ。
 そして翌日のプローベ。
 ギーゼキングの速いテンポについていけないヴァントは、恐る恐るギーゼキングに「少々テンポが速くないでしょうか?」と問いかけると、「なに?! 速いだと!……」。何かぶつぶつ言いながらも、しぶしぶヴァントの伴奏に合わせた。
 そして本番。
 プローベと違って、ギーゼキングのテンポは速くなるばかり(このCDでも特に第3楽章の最後の2分あたりはかなりアッチェレしており、ヴァントが必死になってついていっているのが分かります)。
 終演後。
 舞台の袖に立っていたヴァントの肩に、巨漢ギーゼキングのこれまた大きな手が乗っかり、「上手くいっただろ」。決して大柄ではない若きヴァントの恐怖や、いかばかりだったかと(苦笑)。

 いやはや、あのヴァントも30代ではそんな目に遭っていた。その後ケルンの帝王となり良くも悪くもケルンを牛耳ったヴァントも、まだケルンに赴いて数年。20歳近く年上のギーゼキングの前ではただの小僧だったのか。まあそういう経験を踏んで偉くなっていくわけだ。
 そういうことでここでは当然ギーゼキングが主役。上記のとおりシューマンの終楽章ラスト1分は大暴れ。鎖5本ぐらいでは、とてもつないでおけそうにない。鍵盤上のプロメテウス。
 ・・・昔から言っているが、EMIでの一見「即物的」なおとなしい演奏ばかり聴いている人はギーゼキングを「繊細でデリケートな・・・」とかいうが、ギーゼキングの本性は全然違うと思う。戦前の荒れ狂ったようなベートーヴェンを聴けば、誰もがこの人は激情派の狂ったようなピアニストだと思うはず。
 ・・・で、この演奏もその期待に応えてくれる。
 「テンポが速い」と茶々を入れたヴァントに見せ付けるように、その剛速球スピードは止まらない。指揮もオケも必死の必死でくらいつき、会場は極度の激情と緊張状態だったはず。これほど激しいラストを迎えるシューマンは聴いたことがない。あのコルトーですら、ラストに関してはここまで無茶はしてなかった。おそるべきギーゼキング。まあ長生きはしないよな。
 実際5年後にはもうこの世にはいない。
 話はそれるが、彼のフランスものは確かにいい。しかしこういうハチャメチャな人が弾くラヴェルであり、ドビュッシーだから面白い。ただの優等生がかしこまって弾いていたんじゃなく、こういう暴れはっちゃくが「即物主義」的な鎧をまとって弾いていたから、一連のフランスものやモーツァルトが生命感をもったのである。
 ところがこの暴れはっちゃくがさらにその2年後にケルンでカイルベルトと共演したベートーヴェンの4番。・・・これがまたこっちの意に反した演奏ですごかった。まあこの曲でひどい暴れようはないとは思ったが、あのフー・ツォンやハンゼンをも凌ぐような天国的な演奏。この第2楽章を聴いてほしい。ベームはいうまでもなく、ガリエラ、カラヤンとの有名な演奏を含めても、ここまで思索的で沈潜した趣きは感じさせなかった。何かに埋没してそこから出てこられなくなったかのような迷宮と黙想の音楽。バックでオーケストラは鳴っているのだが、まるでソロを聴いているような、誰も寄せつけないおそろしほど孤立した音楽。
 ギーゼキングには、確かにこうしたおそろしくナイーヴで瞑想的な部分もある。
 ・・・この男、やはり怪物である。(「それでもクラシックは死なない!」より)
 今もってドビュッシーとラヴェル、モーツァルトの演奏で別格ともいえる扱いを受けるドイツの名ピアニスト、ギーゼキング。レパートリーはたいへん幅広く、ここに聴く2つの協奏曲もベートーヴェンがこののちのガリエラ盤(55年)を含めて4種、シューマンではフルトヴェングラー指揮による42年ライヴなど2種の別演奏を数えます。晩年を迎えたライヴはともにかねてより知られていた内容とはいえ、気になる音質がこれまでとは比較を超えた次元のすばらしさで演奏の印象さえ変えてしまうほど。いっぽう、余白のリサイタル・パートはナチへの戦争協力を問われてからの演奏禁止が明けた1948年のもので初出と思われます。いっそうの傾倒を深めていたドビュッシーとラヴェルが聴けるのは幸い。ベートーヴェンとシューマンがWDR、スウェーデン放送のアーカイヴの正規音源よりの復刻。
録音:(1)1953年9月14日ケルン、WDRフンクハウス、第1ホール(ライヴ) (2)1951年1月8日エッセン(ライヴ) (3)(4)(5)(6)1948年10月23日スウェーデン、ストックホルム・コンサート・ホールモノラル

OLYMPIA


MKM 262
\1700
ブラームス(1833-1897):
  ピアノ四重奏曲第2番イ長調 Op.26(*)
  4つのピアノ小品 Op.119(+)
録音:1983年7月8日、トゥール音楽祭(フランス)、グランジュ・ド・メスレー、ライヴ(*)
    1959年1月8日、モスクワ、ライヴ、AAD(+)
(*)はPHILIPS盤と同一音源。
スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)
ボロディン弦楽四重奏団員(*)
 ミハイル・コペリマン(ヴァイオリン)
 ドミートリー・シェバーリン(ヴィオラ)
 ワレンチン・ベルリンスキー(チェロ)

MKM 264
\1700
ベートーヴェン(1770-1827):
  ディアベッリのワルツによる33の変奏曲ハ長調 Op.120(*)
  ピアノ・ソナタ第2番ハ長調 Op.2 No.3(+)
録音:1986年6月17日、アムステルダム、コンセルトヘボウ、ライヴ(*)
    1949年、モスクワ、ライヴ、ADD(+)
(*)はPHILIPS盤と同一音源。
スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)

MKM 267
\1700
ブリテン、ストラヴィンスキー、バルトーク:2台のピアノのための作品集
 ブリテン(1913-1976):
  序奏とブルレスク風ロンド Op.23 No.1/悲歌風マズルカ Op.23 No.2
 ストラヴィンスキー(1882-1971):2台のピアノのための協奏曲
 バルトーク(1881-1945):2台のピアノと打楽器のためのソナタ(*)
録音:1985年7月7日、トゥール音楽祭(フランス)、ライヴ
PHILIPS盤と同一音源。
スヴャトスラフ・リヒテル、
ワシーリー・ロバノフ(ピアノ)
ワレーリー・バルコフ、
ワレンチン・スネギリョフ(打楽器(*))

MKM 258
\1700
ロシアのロマンス グリンカからショスタコーヴィチまで
 グリンカ(1804-1858):疑い(*)
 チャイコフスキー(1840-1893):騒がしい舞踏会の中で(+)
 ショスタコーヴィチ(1906-1975):映画「馬あぶ」から ロマンス(#)
  他(全22曲)
録音:SP復刻、モノラルを含む
フョードル・シャリアビン(バス(*))
アレクサンドル・オグニフツェフ(バス(+))
ボリショイ劇場ヴァイオリン・アンサンブル(#) 
他、様々な歌手、演奏者

MKM 259
\1700
プロコフィエフ(1891-1953):
  カンタータ「アレクサンドル・ネフスキー」Op.78(*)
  ピアノ協奏曲第3番ハ長調 Op.26(+)
録音:1979年6月(*)、1932年(+)、ロンドン、ADD
(*)はDEUTSCHE GRAMMOPHON盤と同一音源。
エレーナ・オブラスツォワ(メゾソプラノ(*))
ロンドン交響楽団合唱団(*)
ロンドン交響楽団
クラウディオ・アバド(指揮(*))
セルゲイ・プロコフィエフ(ピアノ(+))
ピエロ・コッポラ(指揮(+))

MKM 260
(2CD)
\2800
マスネ(1842-1912):オペラ「マスネ」
録音:1979年
DEUTSCHE GRAMMOPHON盤と同一音源。
プラシド・ドミンゴ(テノール:ウェルテル)
エレーナ・オブラスツォワ(メゾソプラノ:シャルロット)
フランツ・グルントヘーバー(バリトン:アルベール)
クルト・モル(バスバリトン:大法官)
アレハンドロ・バスケス(テノール:シュミット)
ラースロー・アンデルコ(バリトン:ヨハン)
ヴォルフガング・ファーター(テノール:ブリュールマン)
アーリーン・オジェー(ソプラノ:ソフィー)
ゲルトルート・フォン・オッテンタール(ソプラノ:ケートヒェン)
ケルン児童合唱団
ケルン放送交響楽団
リッカルド・シャイー(指揮)

MKM 261
\1700
ワルツの調べ
 ショパン(1810-1849):ワルツ嬰ハ短調 Op.64 No.2
  ドミートリー・アレクセーエフ(ピアノ)
 ヨハン・シュトラウス II(1825-1899):美しく青きドナウ モスクワ放送交響楽団
 ショパン:ワルツ ロ短調 Op.69 No.2 ドミートリー・アレクセーエフ(ピアノ)
 チャイコフスキー(1840-1893):「眠れる森の美女」から ワルツ
  モスクワ新フォルハーモニー管弦楽団 ウラディーミル・ポンキン(指揮)
 ジャン・ロベール・プランケット(1864-1903):オペレッタ「コルヌヴィーユの鐘」から
   ロンド=ワルツ ユーリー・ヴェデネーエフ(バリトン)
 グラズノフ(1865-1936):演奏会用ワルツ第1番(一部)
  フィルハーモニア管弦楽団 エフゲニー・スヴェトラーノフ(指揮)
 イリヤ・シャトロフ(1879-1952):満州の丘 ロシア国防省第一軍楽隊
 ニコライ・リストフ:昔のワルツ ピョートル・レシチェンコ(歌)
 ヨシフ・イヴァノヴィチ(1845-1902):ドナウ川のさざ波 ロシア国防省第一軍楽隊
 M・シシュキン/Y・ヤジコフ編曲:夜は明るく
  ヴャチェスラフ・コブジェフ(バスバリトン)
 ハチャトゥリアン(1903-1978):「仮面舞踏会」から ワルツ
  新オペラ管弦楽団 エフゲニー・コロボフ(指揮)
 アンドレイ・ペトロフ(1930-2006):映画「残酷な ロマンス」から ワルツ
  シネマトグラフィ管弦楽団
 メキシコ民謡/M・フェルケリマン、N・ラプコフスキー編曲:シェリト・リンド
  クラウディア・シュリジェンコ(歌)
 ゲオルギー・スヴィリドフ(1915-1998):「吹雪」から ワルツ
  ボリショイ交響楽団 ウラディーミル・フェドセーエフ(指揮)
 アンドレイ・ペトロフ:映画「O bednom gusare zamolvite slovo」から ワルツ
  シネマトグラフィ管弦楽団
 マルク・フラトキン(1914-1990)/E・ドルマトフスキー編曲:偶然のワルツ
  レオニード・ウテソフ(歌)
 エフゲニー・ドガ(1998-1999):映画「狩場の悲劇」から ワルツ
 ワシーリー・ソロヴィヨフ=セドイ(1907-1979):
  映画「Pervaja perchatka」から ワルツ
 アンドレイ・ペトロフ:映画「自動車に気をつけろ」から ワルツ
  シネマトグラフィ管弦楽団
 M・モノ編曲:ばら色の人生 アッカー・ビルク(クラリネット)
 フレデリック・ロウ(1904-1988):ミュージカル「マイ・フェア・レディ」から
   踊り明かそう スヴェトラナ・ワルグゾワ(ソプラノ)

MKM 263
\1700
愛する女に
 作曲者名不詳:
  魅せられ魅せられて アナトーリー・モギレフスキー(歌)
  人生には一度だけ出会いがある パーヴェル・ババコフ(バス)
  さようなら、愛しい人 オーケストラ
 アンヘル・ビジョルド(1681-1919)エル・チョクロ カテリーナ・ヴァレンテ(歌)
 作曲者名未詳:Moya lyubimaya アレクサンドロフ・アンサンブル
 イムレ・カールマーン(1882-1953):オペレッタ「バヤデーレ」から ラジャミのアリア
  ユーリー・ヴェデネーエフ(バリトン)
 ニーノ・ロータ(1911-1979):映画「ゴッドファーザー」のテーマ
  管弦楽団 M・カジュラーエフ(指揮)
 ティホン・フレンニコフ(1913-2007):映画「軽騎兵のバラード」から
   ジェルモンのロマンス タチアナ・シュミガ(ソプラノ)
 アンドレイ・ペトロフ(1930-2006):映画「波止場への道」から 歌
  キリル・ラヴロフ(歌)
 ビクシオ(1896-1978):ジプシーのヴァイオリン ミーナ
 ベルト・ケンプフェルト:夜のストレンジャー ベルト・ケンプフェルト・オーケストラ
 ロシア民謡:生きる私の喜び アレクサンドロフ・アンサンブル
 アンドレイ・ペトロフ(1930-2006):映画「職場恋愛」から 朝
  シネマトグラフィ管弦楽団
 ロシア民謡:外へ出よう パーヴェル・ババコフ(バス)
 ゲオルギー・スヴィリドフ(1915-1998):「吹雪」から ロマンス
  モスクワ放送交響楽団
 イムレ・カールマーン:オペレッタ「モンマルトルのすみれ」から カランボリーナ
  タチアナ・シュミガ(ソプラノ)
 フレデリック・ロウ(1904-1988):ミュージカル「マイ・フェア・レディ」から
   踊り明かそう スヴェトラナ・ワルグゾワ(ソプラノ)
 ミシェル・ルグラン(1932-):映画「シェルブールの雨傘」のテーマ オーケストラ
 ゲオルギー・スヴィリドフ:「友情」から 清く優しい瞳
  アナトーリー・モギレフスキー(歌)
 ロシア民謡:金色の丸屋根の町モスクワ アンサンブル・ペレブラヴァ
 作曲者名不詳:映画「春の序曲」から おい、御者よ ディアナ・ダービン(歌)
 フランシス・レイ(1932-):映画「男と女」のテーマ フランシス・レイ・アンサンブル

MKM 266
\1700
フォックストロット 1930−1940年代のダンス音楽
  リオ・リタ/マンドリンを弾く少女/ラ・クカラチャ/(全26曲)
さまざまな演奏者

MKM 111
\1700
【未案内旧譜】
世界の映画音楽 1950−1960年代
  「八十日間世界一周」(1956)、「雨に唄えば」(1952)、「銀盤のリズム」(1956)、
  「荒野の七人」(1960)、「ガール!ガール!ガール!」(1952)、
  「お熱いのがお好き」(1960)、「マイ・フェア・レディ」(1964)、
  「8 1/2」、「サウンド・オブ・ミュージック」(1965)、他 から(全23曲)
オリジナル・サウンドトラックから

MKM 199
\1700
【未案内旧譜】
モーツァルト(1756-1791):
  2台のピアノのための協奏曲変ホ長調 K.365(316a)(*)
シューベルト(1797-1828):
  大ロンド イ長調 Op.107 D.951
  アンダンティーノと変奏曲 ロ短調 Op.84 No.1 D.823 No.2
  エコセーズ(Op.18 D.145 から)/幻想曲ヘ短調 Op.103 D.940
録音:データ未詳
DEUTSCHE GRAMMOPHON盤と同一音源。ジャケが田舎っぽくていい。
エミール・ギレリス、
エレーナ・ギレリス(ピアノ)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(*)
カール・ベーム(指揮)

MKM 212
\1700
【未案内旧譜】
黒い馬 ジプシーの歌
  黒い馬/ゴルブチク/ソスニツァ/ヴェシェサ/ナネ・ツォハ
  ワイン・グラス/トルコ人/菊/さようなら、私のジプシー・キャンプ
  ウグリュム川/ドゥイ・ドゥイ/書き付け/キシネフ/あなたは望まれた
  オ=ディヴェス/カリーナ/ジプシー/ジプシーの馬蹄
リューボフ・デメテル(歌)

MKM 219
\1700
【未案内旧譜】
夜はない ジプシーの歌
  黒い瞳/二輪のばら/君は19歳/なぜ悲しむ/秋の露/歌は流れる
  まったくの他人の/愛の遊戯/ソコロフスキー合唱団/鶴
  ユーゴスラヴィア人/夜はない/乞食女/ジェレム/マルジャンジャ
  小川/長い道/毛むくじゃらのマルハナバチ/最後に私は言おう/カイ・ヨンエ
リューボフ・デメテル(歌)

MKM 223
\1700
【未案内旧譜】
Sharrat ユダヤの音楽
  Alter Rebe / Ejnkelokejnu / Ki lekah toj / Avas ojlom / Ribojno shel ojlom
  Sheibonebet amikdash / Hazn af shabes / Recej adojshem elokejnu
  Lihtbenc / Moldavsky frejlechs / Frejlechs / Frejlecher shabes
  Frajtik af der nacht / Scholem bajs / Lomir ale zingen a zemrl / Arcaalinu
  Ose shalom. Ereczavat halav. Inej matov. Am Israel haj. / Zur Israel
録音:1993年
ミツヴァ(モスクワ・ユダヤ音楽アンサンブル)

MKM 227
\1700
【未案内旧譜】
マスクを脱いだミスターX オペレッタ・アリア&二重唱曲集
 ジャン・ロベール・プランケット(1864-1903):オペレッタ「コルヌヴィーユの鐘」、
 ミレッカー(1842-1899):オペレッタ「乞食学生」、
 ドメニコ・モドゥーニョ(1828-1894):ミュージカル「ブラック・ドラゴン」、
 カールマーン(1882-1953):オペレッタ「サーカスの女王」、「バヤデラ」、
 ニコライ・ストレルニコフ(1888-1939):オペレッタ「召使い」、
 パウル・アブラハム(1892-1960):オペレッタ「サヴォワの舞踏会」(*)、
 スッペ(1819-1895):オペレッタ「ボッカチョ」(*)、
 ヨハン・シュトラウス II(1825-1899):オペレッタ「ウィーン気質」(*)、
 カールマーン:
  オペレッタ「シルヴァ(チャールダーシュの女王)」(*/+)、「伯爵家令嬢マリツァ」、
 レハール(1870-1948):オペレッタ「微笑みの国」、
 ルドルフ・フリムル(1879-1972):オペレッタ「ローズ・マリー」、
 レハール:オペレッタ「メリー・ウィドー」(+)、「ルクセンブルク伯爵」(+)、
 ビゼー(1838-1875):オペラ「カルメン」、からのアリアと二重唱曲
 ニコラス・ブロドスキー:ビー・マイ・ラヴ
 ジョセフ・ラカジェ:アマポーラ
 ホセ・パディリャ:バレンシア
 グイード・マリア・フェリッリ:ある偉大なる愛
 レハール:おお、私のマリー
ユーリー・ヴェデネーエフ(バリトン)
スヴェトラナ・ワルグゾワ(ソプラノ(*))
エレーナ・オブラスツォワ(メゾソプラノ(+))
管弦楽伴奏(記載なし)

ORFEO


ORFEOR 843112
(2CD)
\4600→¥3290
フィッシャー=ディースカウ、バンブリー、サヴァリッシュによる
 1964 年の凄絶なマクベス

ヴェルディ:歌劇「マクベス」全曲
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(Br マクベス)
グレース・バンブリー(S マクベス夫人)
ペーター・ラッガー(B バンクォ)
ボジェナ・ルク=フォチッチ(Ms 侍女)
エルマンノ・ロレンツィ(T マクダフ)
フランシスコ・ラザロ(T マルコム)
アロイス・ペルネルシュトルファー(B 医者)
ヴァルター・ラニンガー(B マクベスの従者)
ヘルベルト・ラックナー(B 刺客)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、
ウィーン国立歌劇場合唱団、
ザルツブルク音楽祭室内合唱団
ヴォルフガンク・サヴァリッシュ(指揮)
ザルツブルク音楽祭アーカイブからまたまた注目録音

録音:1964 年8 月7 日フェルゼンライトシューレ(ザルツブルク音楽祭ライブ)(ORF オーストリア放送音源)/モノラル、66'57"、53'15"

1956 年、ザルツブルク音楽祭音楽監督に就任したカラヤンはその目玉企画として「ヴェルディ・チクルス」を打ち出し、「ファルスタッフ」を皮切りに「ドン・カルロ」「イル・トロヴァトーレ」「オテロ」「アイーダ」を自ら指揮して大成功を収めますが、1964 年の「マクベス」は例外的にサヴァリッシュによる指揮とオスカー・フリッツ・シュー演出で上演され、今日まで語り継がれる大変な名演となりました。まず特筆すべきは当時40 歳のサヴァリッシュの指揮。
後年の大家然としたオーソドックスなものとは全く趣を異にした、若々しく燃えあがる演奏が圧倒的です。この上演では前奏曲がカットされいきなり緊迫した魔女の場面からはじまりますが、この演出が情熱的な指揮にぴったりはまり、最初から最後まで耳が離せません。マクベスが祝宴の席でバンクォの亡霊を見る場面(二幕)など、フィッシャー=ディースカウによる迫真の歌唱と相まって今だ聴いたことのない凄まじい迫力!一方、マクベス夫妻の緻密な性格表現も巧みで、サヴァリッシュの偉大な才能を改めて認識させられます。歌手では、フィッシャー=ディースカウとバンブリーがともに「明るめ」の声でマクベス夫妻を演じていることが大きな特徴。フィッシャー=ディースカウの演じるマクベスでは、かつては皆から尊敬を集めた勇士であったことを思い出させ、その凋落ぶりの悲劇性が一層際立っています。バンブリーは、同時期(1962 年)にやはりサヴァリッシュ指揮で「タンホイザー」をバイロイトで歌った際の「黒いヴィーナス」という評そのもの。醜さを強調されがちなマクベス夫人像とは一線を画す、美しくしなやかな解釈は、原作にある「きれいは汚い、汚いはきれい」というシェイクスピアの謎掛けに応える、非常に説得力のあるものです。録音はモノラルながら、劇場的感興をよく捉えた優れたもの。
聴き逃せない爆演です!

ORFEO


ORFEOR 841111
\2300→¥1990
初出!1964 年クライバーン、ザルツブルク音楽祭でのリサイタル
 (1)ブラームス:間奏曲イ短調Op.118の1
 (2)同:バラード ト短調Op.118の3
 (3)ベートーヴェン:ピアノソナタ第23番ヘ短調Op.57「熱情」
 (4)バーバー:ピアノソナタ変ホ短調Op.26
 (5)ショパン:ピアノソナタ第3番ロ短調Op58
ヴァン・クライバーン(Pf)
この頃のクライバーンは本当に凄かった!

[ 録音:1964 年8 月3 日ザルツブルク音楽祭、モーツァルテウムでのリサイタル(ライヴ)]/78’ 56”、ADD、MONO

 凄い音源の登場です。
 1958 年に行われた第1回チャイコフスキー国際コンクールで衝撃的な優勝を果たし、時代の寵児となっていたクライバーンが、1964 年のザルツブルク音楽祭に出演した際の貴重な記録。音はモノラルながら、彼のクリアなタッチははっきり聴きとれます。
 彼の十八番ばかりをあつめているのも嬉しい限りですが、この頃のクライバーンの演奏は本当に凄いのひと言に尽き、ただならぬオーラと、エネルギーが横溢しています。なかでも、母国アメリカの誇るピアノ音楽として得意としたバーバーのピアノソナタが圧巻。ホロヴィッツに捧げられたこのソナタは、とてつもなく難しい技巧が要求されますが、クライバーンはホロヴィッツのアクの強さとは別次元の、すっきりと明るいスピーディさで聴く者の心をとらえて離しません。1972 年のスタジオ録音よりもはるかに霊感に満ちた演奏と申せましょう。
 ショパンのピアノソナタ第3番とベートーヴェンの「熱情」もナイーヴな情感と切れ味の良さが痛快。全体を通じての集中力の凄さ、演奏後に思わず拍手してしまいそうになるほどの興奮を与えてくれます。

ORFEO D’OR


ORFEOR 838112
(2CD →1CD 特別価格)
\2300→¥1990
一度きり! 夢の顔合わせ
 フェラス&カイルベルト/ベルリン・フィル

  シューベルト:劇付随音楽「ロザムンデ」序曲Op. 26, D. 644
  ベルク:ヴァイオリン協奏曲
  ブルックナー:交響曲第9番ニ短調 原典版)
クリスチャン・フェラス(Vn)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
ヨーゼフ・カイルベルト(指揮)
ただ一度きり! 夢の顔合わせが実現!カイルベルト&ベルリン・フィル、ブルックナーの第9 交響曲、フェラス独奏 ベルクのコンチェルト

録音:1960 年8 月17 日ザルツブルク、祝祭大劇場 (ライヴ・モノラル)[ORF 収録]/ADD

 ドイツの名匠ヨーゼフ・カイルベルト(1908 − 1968) は、記録によると、戦後1957 年から1962 年にかけて毎年ザルツブルク音楽祭に出演し、オペラとコンサートの双方でウィーン・フィルとの共演を重ね、おもにモーツァルトのオペラやシンフォニーの数々を演奏していますが、1959 年からの3 年間はオーケストラ・コンサートにウィーン・フィルではなく、一年ごとにフランス国立放送管、ベルリン・フィル、シュターツカペレ・ドレスデンを率いて登場しています。
 このたびORFEO の「ザルツブルク音楽祭ドキュメント」に加わるアルバムは、1960 年8 月17 日にカイルベルトがザルツブルク音楽祭でただ一度きり、ベルリン・フィルを指揮した演奏会当日の模様を収めたもので、名手フェラスを迎えたアルバン・ベルクの協奏曲と並び、メイン・プログラムにブルックナーの第9 交響曲を取り上げているという、全篇ポイントだらけのものすごい内容となっています。
 カイルベルトによるブルックナーの交響曲録音では、1956 年にハンブルク州立フィルとセッション録音した第9 番や、1963 年にベルリン・フィルとセッション録音した第6 番がかねてより有名で、ORFEO からは1966 年にケルン放送響を指揮した第8 番のライヴ・レコーディングもリリースされていますが、そのいずれもがドイツ本流の伝統を汲んだ剛直なスタイルとスケールの大きさが特徴的で、みごとな演奏内容を示していました。
 ここでは、そうしたカイルベルトの指揮に加えて、カラヤン色に染まり切る以前、古くからの響きをとどめた時期のベルリン・フィルが相手である点にも注目したいところです。
 いっぽう、前半に演奏されたベルクのヴァイオリン協奏曲は、プレートル指揮パリ音楽院管とのセッション録音(1963 年) をはじめ、アンセルメ指揮スイス・ロマンド管とライヴ録音(1957 年)、フレッチャ指揮ベルリン放送響とライヴ録音(1964 年) していることからもわかるように、フェラスがもっとも得意とする作品として以前より知られるものです。
 なお、カイルベルトとフェラスの顔合わせということでは、1967 年におこなわれたフランス国立放送管とのライヴで取り上げたベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲が屈指の出来ばえとしてファンには強く記憶されていたので、フェラスのザルツブルク音楽祭デビューという機会に実現したこちらの内容にもおおいに期待が持てそうです。

ORFEOR 839112
(2CD →1CD 特別価格)
\2300→¥1990
グルダ&コンヴィチュニー/シュターツカペレ・ドレスデン
 ベートーヴェン:交響曲第4番変ロ長調Op. 60
 モーツァルト:ピアノ協奏曲第23番イ長調KV. 488
 R.シュトラウス:家庭交響曲Op. 53
フリードリヒ・グルダ(P)
フランツ・コンヴィチュニー(指揮)
シュターツカペレ・ドレスデン
コンヴィチュニー&シュターツカペレ・ドレスデン、グルダの弾く絶品のモーツァルト、ドイツ本流のたしかな手ごたえベートーヴェン第4 番&シュトラウス家庭交響曲

録音:1961 年8 月4 日ザルツブルク、祝祭大劇場(ライヴ・モノラル)[ORF 収録]/ADD、モノラル

 1961 年のザルツブルク音楽祭のオーケストラ・コンサートでは、全11 公演のうち、レギュラーのウィーン・フィルが6 公演を、残りの5 公演をシュターツカペレ・ドレスデンが演奏しています。シュターツカペレ・ドレスデンを指揮した顔触れは、ジョージ・セルとミルティアディス・カリディスのほか、過去に同オケの首席指揮者を務めた3 人、カール・ベームとヨーゼフ・カイルベルト、そしてフランツ・コンヴィチュニーというものでした。
ORFEO 恒例の人気シリーズ「ザルツブルク音楽祭ドキュメント」よりリリースされるのは、コンヴィチュニー(1901-1962) が世を去る前年に、ザルツブルク音楽祭にただ一度だけ登場して、かつての手兵を指揮した演奏会の模様を収めたものです。
【名盤『エロイカ』を彷彿とさせる手兵とのベートーヴェン】

 コンヴィチュニーによるベートーヴェン演奏といえば、1949 年より亡くなる時点までカペルマイスターのポストにあったゲヴァントハウス管とのセッションによるステレオ全集録音(1959 − 1961) が、このドイツの名匠による代表的録音として知られていますが、1954 年に、首席指揮者在任中(1953-1955)のシュターツカペレ・ドレスデンを指揮して、モノラル・セッション録音した「エロイカ」もまたファンの間では高い人気があります。
そこでは、雄渾なアプローチと筋肉質のフォルムによる造詣がとにかく見事で、このオケ独特の音色とともにマッシブな存在感を示していました。
それより7 年後の同じ顔合わせによるベートーヴェンの第4 交響曲は、コンヴィチュニーにとって上記ゲヴァントハウス管とのシリーズ進行中という時期にも重なることから、充実の内容を期待できるのではないかと思われます。
【『モーツァルト弾き』グルダによるピアノ協奏曲第23 番】
 モーツァルトの第23 番でピアノを弾くのはフリードリヒ・グルダ(1930-2000)。グルダといえばやはりモーツァルト。ザルツブルク音楽祭におけるオーケストラとの共演で、グルダはモーツァルトのピアノ協奏曲を弾く機会が多く、ほかにも1958 年にサヴァリッシュ指揮コンセルトヘボウ管と第14 番、1960 年にミュンヒンガー指揮ウィーン・フィルと第25 番、1968 年にミュンヒンガー指揮シュトゥットガルト・クラシック・フィルと第20 番、1970 年にアバド指揮ウィーン・フィルと第20 番、1974 年にアバド指揮ウィーン・フィルと第27 番という具合に、コンスタントに取り上げています。
グルダの弾くモーツァルトの第23 番では、のちのアーノンクールとのセッション録音(1983 年) や、ロスバウト指揮南西ドイツ放送響とのライヴ(1962年 / 93.129) などもありましたが、当時31 歳のグルダのいきいきとした表情や閃きをここでも確かめられるはずです。
【作曲家ゆかりのオケによる『家庭交響曲』】
 当日最後のプログラムであった家庭交響曲は、作曲者ゆかりのシュターツカペレ・ドレスデンと、ベートーヴェンからワーグナー、シュトラウスやレーガーに至るドイツものをレパートリーの中心に据えていたコンヴィチュニーの両者にとって、まさにきわめつきといえる内容で、当コンビは1956 年に同曲のモノラル・セッション録音をDG に行ってもいました。
シュトラウスが大編成のオーケストラを念頭に、持てる管弦楽法の粋を凝らして書き上げた作品だけあって、各種管楽器の見せ場もふんだんで、ライヴの自然な流れのなかに、ここでも圧倒的な手ごたえを与えてくれるものと期待されます。
 

PROFIL

 

PH 11031
\2400→¥1790
 この秋最大の話題盤!
 ・・・こんな録音があったのか・・・!
  記念すべきクライバーの第1回録音!!

  (1)テレマン:「ターフェルムジーク(食卓の音楽)」
   第3集〜組曲変ロ長調〜序曲/牧歌/喜び/冗談/メヌエット/終曲
    [1960 年12 月1、2 日 ハンブルクNDRスタジオでのセッション録音]
  (2) C.P.E. バッハ:チェロ協奏曲変ロ長調 Wq.171
   [1960 年12 月7 日 ハンブルクNDRスタジオ・コンサートのライヴ録音]
  (3)カルロス・クライバーのインタビュー(独語・約6分)
 イレーネ・ギューデル(Vc) (2)
カルロス・クライバー(指)
ハンブルク放送管(ハンブルク北ドイツ交響楽団)
 超強力盤  若いエネルギーみなぎるバロック音楽!!!

MONO、44’18”

 ・・・人間、長生きしていればいいことがある。まさかカルロスの指揮でエマニュエル・バッハの曲が聴けるとは。

 カルロス・クライバーの記念すべき第1回録音がPROFILから発売されることになった。
 当時カルロス29 歳、前年にザルツブルグ州立劇場にて「売られた花嫁」と「ラ・ボエーム」でオペラの本格的デビューを果たし、音楽界へ船出し始めた時期。
 取り上げた曲はテレマンの「ターフェルムジーク(食卓の音楽)」第3集の管弦楽組曲と、C.P.E. バッハのチェロ協奏曲という、クライバーが後に手掛ることのなかった珍しいレパートリー。テレマンはWLC-709で発売されていたが(おそらく今回のほうが音質はいいはず)、C.P.E. バッハは初めて。
 コンサートは1960 年12 月7 日に行われ、同月1、2 日にはNDR スタジオで放送用セッション録音も行われていた。テレマンのほうはそのセッション録音のほう。C.P.E.バッハの録音は、7日のライヴ音源。それらの放送を個人的に録音した音源が正規盤として初めて日の目をみるわけである。ちなみに本当は他のチェロ協奏曲にしたかったらしいが、テレマンと合うものがなかったため、仕方なく決まったという。だが全然OK。C.P.E. バッハの「疾風怒濤」スタイルは若きクライバーにぴったりのはず。
 音源に起因する音ゆれが多少あるらしいが、記録上でだけ認識されていたこの演奏を聴くことができるのは存外の喜び。また、クライバーの協奏曲録音は極めて少なく、リヒテルとのドヴォルザークしかないので貴重なことは今更言うまでもない。
 一方のテレマンのターフェルムジークは肩の力が抜け、純化された透明な響き、推進力と流れのあるきびきびしたテンポが魅力。古楽的解釈をすでに先取りしているような印象を受けるのが驚き。「ディ・ヴェルト」紙に掲載された批評では「スウィングし、呼吸するようなテンポ、洗練された音感覚と明瞭なコンセプトが見受けられる鋭敏な音楽性」と賞賛された。
 さらに注目なのはインタビュー嫌いとして有名な彼が、コンサートの合間に行った6分にわたる自分自身や父の話の貴重な録音も収録されていること(先日のDVDに収録されたいたものと同一と思われる)。
 モノラルながら音は鮮明。クライバー・ファン必携の1枚、この秋最大の話題盤の登場です。

PROFIL

Beethoven: Fidelio, Op. 72
PH 10033
(CD+DVD)
\4700→¥4390
爆撃されたドレスデン国立歌劇場の再開公演!
 カイルベルトと名歌手たちの「フィデリオ」、初出! 貴重映像満載のDVD と豪華ブックレット!!!

ベートーヴェン:「フィデリオ」抜粋
クリステル・ゴルツ(S レオノーレ)
ベルント・アルデンホフ(T フローレスタン)
ヨーゼフ・ヘルマン(Br ドン・ピツァロ)
 ハインリヒ・プフランツル(Br ドン・フェルナンド)
ゴットロープ・フリック(Bs ロッコ)
エルフリーデ・トレチェル(S マルツェリーネ)
エーリヒ・ツィンマーマン(T ヤキーノ)ほか
ヨーゼフ・カイルベルト(指)
シュターツカペレ・ドレスデン,
ドレスデン国立歌劇場合唱団,
ドレスデン交響合唱団,
ドレスデン国立音楽舞台アカデミー合唱団
DVD (PAL)
 「大劇場」 36'51
  国立劇場についてのドキュメント映像。
  インタビュー出演:
   ラインハルト・ウルブリヒト(長年シュターツカペレ・ドレスデンのコンサートマイスターを務めたヴァイオリニスト)、
   リザ・オットー(ソプラノ歌手)、他。
 「1949 年ドイツ国家賞授与式」 4'25
  1949 年、この年から始まった東ドイツのドイツ国家賞の授与式の記録映画。
 「1948 年のフィデリオは不完全か?」 5'18
  リマスター報告。
 ※ご注意 PAL 仕様のため、日本の一般的なDVD プレーヤーでは再生できません。
 PAL のDVD が再生可能なプレーヤーか、DVD ドライブ付パソコンでご覧ください。
まさに歴史的録音!
録音:1948 年9 月22 日、ドレスデン国立劇場

 PROFIL が力を入れるドレスデンのゼンパーオパー・エディション、終戦直後の録音集(PH10007 3CD+DVD) に続く第2 弾は、ヨーゼフ・カイルベルトの指揮する「フィデリオ」の抜粋。これがたいへんに歴史的に重要な記録です。
ドレスデンは1945 年2 月の大空襲で甚大な被害に遭い、国立歌劇場であったゼンパーオパーが中心になっています。カイルベルトは1945 年から1950年までドレスデン国立歌劇場の音楽監督を務めていました。空襲で伝統ある国立歌劇場(ゼンパーオパー)が崩壊してしまうという困難の中、この歌劇場の復興に大きな力を果たしました。1948 年9 月22 日には、やはり爆撃を受けたものの何とか修復なった国立劇場(シュターツテアター・ドレスデン)が「フィデリオ」で再開、これはその時の貴重なライヴ録音です。圧政者からの解放を描いた「フィデリオ」は大戦直後にとりわけ好んで上演された作品で、ここでも復興の第一歩に感慨深い出演者、聴衆の感慨が伝わってくるようです。残念ながら全曲ではなく70 分ほどの抜粋ですが、それでも記録を超えた感動が伝わってきます。
カイルベルトはちょうど40 歳。1945 年にドレスデン国立歌劇場の首席指揮者に就任、急速に名声を高めている頃で、ここでの演奏も極めてカイルベルトらしい熱のある充実したものです。カイルベルトがドレスデン国立歌劇場ないしはシュターツカペレ・ドレスデンを指揮した録音は少なく、有名なのは「サロメ」くらい、あとは最近になって発掘された「ルサルカ」(PH06031)やヒンデミットの歌曲集「若い乙女」(PH07043)といった程度。その意味でも貴重な録音です。
歌手には、ヨーゼフ・ヘルマン、ゴットロープ・フリック、エーリヒ・ツィンマーマン、ハインリヒ・プフランツルといった既に名声を得ていた名歌手に加え、クリステル・ゴルツ、ベルント・アルデンホフ、エルフリーデ・トレチェルといった、戦後に大活躍をする若い歌手が起用されているのが特徴です。
1948 年のライヴ録音ながら、ドイツの誇るテープ録音で音の状態は十分良好です。
DVD には興味深い内容の映像が収録されていますが、PAL 仕様ですので、日本の一般的なDVD プレーヤーでは再生できません。PAL のDVD が再生可能なプレーヤーか、DVD ドライブ付パソコンでご覧ください


旧譜
ドレスデンのゼンパーオパー・エディション第1弾

PH 10007
(3CD+DVD)
\7300→¥6690
“神よ!ここはなんと暗いのだ”
 −ドレスデン国立歌劇場の秘蔵音源集
付録DVDの内容
マウエルスベルガー:ドレスデン・レクイエム−町が何と荒れ果てた姿で横たわっていることか(録音:1952年2月13日)
 私の0時間(ヨゼフ・カイルベルトの語り)、私のサロメ(クリステル・ゴルツの語り 1957年)、
 クリステル・ゴルツの日常を映した記録映像、ヨアヒム・ヘルツの語り、クリステル・ゴルツの回想(2007年)、
 リザ・オットーの回想、ドレスデンの戦災と復興を描いた短編記録映画(1946年)ほか

ADD、231'39、MONO、[DVD]リージョン・オール / NTSC、38'41 / 字幕なし。すべてドイツ語による歌唱です。

 瓦礫から蘇ったドレスデンの国立歌劇場の貴重録音集。
 当時40歳前後のゴルツが絶頂期の歌を披露しているかと思えば、1950年代にバリバリに活躍をすることになるホップフやアルデンホフといったヘルデンテノール、ベーメやフリックといったバスが、まだ若く瑞々しい歌声を聞かせている。とくにゴルツとアルデンホフが共演した「アイーダ」は貴重。
 指揮者では、1945−1950年の音楽監督、ヨゼフ・カイルベルトと、その後任で1950−1953年の音楽監督、ルドルフ・ケンペが登場しているのが注目。もちろん、大戦と重なったことで国際的に有名になれなかった名歌手、実力派指揮者の音源も多数収録。
 さすがに一部保存状 態の悪い音源もあるものの、総じて当時のドイツの放送曲の録音技術がいかに高かったか証明する音質。
 またDVDには、貴重な映像や音声が収録。そして242ページの豪華解説冊子には、歌手や舞台の写真もドッサリ。作り手の愛情がひしと感じられる素晴らしいセットです!



SUPRAPHON

Vaclav Talich Live 1939
SU 4065
(2CD)
特別価格
\2400→¥1990
SUPRAPHONで再リリース
 「ターリヒ『わが祖国』わき上がるチェコ国歌 /1939年ドイツ占領下の感動ライヴ」

  [CD 1]
   スメタナ:連作交響詩「わが祖国」(全曲)
    ・1939年6 月5 日オリジナル・ラジオ前説アナウンス
    ・ヴィシェフラド / モルダウ / シャールカ / ボヘミアの森と草原より
  [CD 2]
    ・ターボル / ブラニーク
    ・チェコ国歌(聴衆斉唱)
    ・オリジナル放送終了アナウンス
   ドヴォルザーク:「スラヴ舞曲」第2集Op.72, B. 147
    ・1939年6 月13 日オリジナル・ラジオ前説アナウンス
    ・「スラヴ舞曲」第2 集(全曲演奏)
    ・チェコ国歌(レコード録音)
    ・オリジナル放送終了アナウンス
チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
 [スメタナ]
ラジオジャーナル管弦楽団
 [ドヴォルザーク]
ヴァーツラフ・ターリヒ(指揮)
 昨年チェコから直輸入し大きな反響を呼び、チェコ・フィルの在庫分をすべて売りつくしてしまったその記念碑的アルバム。下記紹介文を読めば思い出していただけるかと思う。

 エリシュカの「わが祖国」がすごかったのでホームページで取り上げていたら、かなり通なお客様からメールをいただいた。
 「チェコ人と一緒に我が祖国で感動したいなら、ターリヒの1939年ライヴがお勧めですよ。楽章の間に熱狂した聴衆の拍手が入ります。」
 む・・・?そんな音源あったっけ。
 調べてみたが、有名な1929年、1954年は聴いたことがあって、1941年のものもすごいという話は聞いたことがあった。しかし・・・1939年のライヴがあったとは。聴いたことはもちろん、存在すら知らなかった。
 しかし・・・1939年とは。
 ナチス・ドイツが進駐し、チェコスロバキアが解体された年。よりにもよってその年の「わが祖国」ライヴである。そのお客様がおっしゃるように、楽章ごとに聴衆の熱狂した歓声が上がっても不思議ではない。この国の人々はいつも音楽とともに生き抜いてきたのだ。
 リリースはチェコ・フィルの自主制作盤として。ノルウェー放送局の音源らしい。

 おそらく聴いた人は皆その瞬間おそるべき衝撃に捕らわれたはずである。店主は何も知らずに聴いてしまって、激しいめまいを感じた。・・・ターリヒとチェコ・フィルによる熱い熱い「わが祖国」。泣き叫ぶような歓声が終わった後・・・聴衆たちが突然チェコ国家を歌い始めるのである。
 上記曲目紹介で「斉唱」と書かれているが、そんなかしこまった整然としたものじゃない。誰かが感極まって歌い始め、一人、二人、三人、とその数は増え、気づいたら大合唱になる。国を思う熱い心が息吹となって人々の口から歌声となって現れ、あっというまに嵐のような絶唱となって会場全体を呑み込む。
 ・・・国を思う人の心というのはこういうものなのか・・・。

 その伝説の音源がチェコSUPRAPHONから堂々再発売されることになった。
 実は拙著「まだまだクラシックは死なない!」でも取り上げる予定だったのに完売してしまったために泣く泣く取り下げたアイテムでもある。今度はそう簡単には売り切れないと思うが、しかしどうか確実に手に入れておいてほしい。人類の歴史が残した音楽を超えたドキュメントである。

************************************************************

 今年没後50 年のターリヒ&チェコ・フィル、4つ目にして初のライヴ録音による「我が祖国」。しかも、当時最新のフィリップス社製光学式録音機による生々しい収録。
 「この曲のあらゆる録音のうち、最も力強い演奏」Rob Cowan/ 英Gramophon 誌

 ターリヒ&チェコ・フィルの「わが祖国」といえば、英HMV による1929 年の第1回を始めとする3つの商業録音が知られています。しかしながら、今回ご紹介する録音は、これらとは異なる歴史的ドキュメント。
 今回の音源はチェコ・フィル自主制作盤として数年前に初めてCD 化されていましたが、既に入手困難。この貴重すぎる記録を、ターリヒ没後50 年に際しスプラフォンが新規リマスターにより広く世に問います。
 このコンサートが開催された39 年6月は、ナチス・ドイツの強圧外交により建国わずか20 余年でチェコスロヴァキア共和国が崩壊したという激動の時代。
 しかし「プラハの春音楽祭」の源流となった同年の「プラハ 音楽の5月」での好評を受け、プラハ国民劇場において再演されたコンサートが、当時ヨーロッパ最高の技術水準にあったノルウェー放送協会によって収録されヨーロッパ各地に中継放送されました。
 ターリヒとチェコ・フィルによる渾身の演奏への熱狂的な拍手喝采に続いて、聴衆から澎湃として沸き上がるチェコ国歌の唱和。このようなドキュメントとしての性格を伝えるべく、当日の放送用アナウンスやレコードによる国歌奏楽もそのままにCD 化。また、この4日後に続いて開かれたコンサートを同様にノルウェー放送協会が録音した「スラヴ舞曲集」第2集も併せて収録。ターリヒのスラヴ舞曲といえば、現在では失われた「地酒の味わい」を伝える名演奏。
 第二次大戦のカタストフィーへと風雲急を告げるヨーロッパ近代史第一級のドキュメントとして、「メンゲルベルグのマタイ」、シューリヒト/コンセルトヘボウ管の「大地の歌」、ワルター/ウィーン・フィルのマーラー9番、フルトヴェングラー「ヒトラー誕生日前夜祭の第九」といった録音に並ぶものといえるでしょう。
 チェコ・フィルによる「わが祖国」としても、1990、91 年のクーベリック復帰演奏会、アンチェルによる1968 年「プラハの春」渦中のものと並ぶ象徴的な記録となります。

収録場所:すべてプラハ、国民劇場( モノラル・ライヴ)
収録:オスロ・ノルウェー放送協会(NRK)、Arkiv 783 【2011 年プラハにおけるデジタル・リマスタリング】

TAHRA


TAH 720
\2500→¥2290
オイゲン・ヨッフム 秘曲秘演集 すべて初出!
 (1)ラヴェル:「ダフニスとクロエ」第2組曲
 (2)R・シュトラウス:最後の4 つの歌
 (3)ヨハン・シュトラウス:「こうもり」序曲
 (4)ヘンデル:「アグリッピーナ」序曲
 (5)モーツァルト:ピアノと管弦楽のためのロンドK382
オイゲン・ヨッフム(指)
バイエルン放送響
(1)1950/10/27
(2)アンネリーズ・クッパー(Sp) 1950/12/1
(3)1951/1/19
(4)1954/3/12
(5)エトヴィン・フィッシャー(Pf) 1954/6/26
ADD
ヨッフムにしては非常に珍しいレパートリーを年代順にまとめた貴重盤。
今ではドイツ指折りの名門オーケストラとなったバイエルン放送交響楽団が1949 年に設立された時から1961 年までヨッフムは首席指揮者を務め、オケを育てあげた。E・フィッシャーとの共演はヴュルツブルク・フェスティヴァルのもの。
 

TESTAMENT

 
JSBT 8473
\2100→¥1890
 この秋最大の話題盤 PART2!
 ・・・こんな録音があったのか・・・!
  ポリーニ18歳のショパン練習曲集 EMI正規録音!
   ショパン:練習曲集 op.10 & op.25
 マウリツィオ・ポリーニ(ピアノ)
  上記カルロスの新発見録音でのけぞっていたところに、今度はこんなニュースが。ショパン・コンクール優勝の年に録音されたポリーニ18歳のショパン練習曲集!しかもEMI正規録音。
 1960年、弱冠18歳にして第6回ショパンコンクールを満場一致で完全制覇したポリーニ。その時、審査委員長を務めていたアルトゥール・ルービンシュタインが、「彼は我々審査員の誰よりも上手い」と絶賛したのは有名。
 その直後にポリーニはEMIと契約を結び、ショパン:ピアノ協奏曲第1番をリリースし大絶賛を博した。その後約10年近く、表だった演奏活動から遠ざかり、1971年に活動再開とされていたが、実はショパン・コンクール優勝の年、なんと、ショパンの練習曲集をEMIに録音していた。
 この若き日の録音はお蔵入りになったまま、その後ポリーニがDGと契約を結び同曲の新録音を1972年に行い、このDGでの新録音が大ヒットとなったため、かつての録音は今日まで50年以上も埋もれていたのである。
 吉田秀和氏がLP発売時のタスキに「これ以上何をお望みですか?」と書いた72年のDG録音とはまた違い、今回リリースされるものはポリーニ18歳のみずみずしい感性溢れる録音。DG盤とは全く異なる音作りは非常に興味深く、ポリーニ・ファンならずとも、音楽ファン必聴の一枚。
 録音:1960年9月 アビーロード・スタジオ

 解説書より抜粋
 続くプロジェクトは、EMIにショパンの練習曲を録音することだった。
 セッションはアビー・ロードで60年9月に行われることに決まった。プロデューサーは、今回もピーター・アンドリューで、後に以下のように語っている。

 —-録音の際、ポリーニがショパン・エチュードを弾くのをはじめて聴いたが、それは天地がひっくりかえるほどの衝撃だった。珠のような音がグランド・ピアノから次々に溢れだしてくるのである。これこそがまさに究極のピアニズムだと思った。その時私は、完璧とはどういうものか知ったのである。ポリーニはこれらの難曲をなんの努力もなしに弾きこなしているようにみえた。この時のことは、私の人生の中で最高の音楽的経験として忘れることはできない。
・・・中略・・・
 奥深いアコースティックな響きが魅力のアビー・ロードの第3スタジオで録音された。EMI盤は、ピアノ本来の透明感のある響きで、若き天才ポリーニの繊細で作品と共鳴するかのような激情を聴くことができる。これに対し、10年以上後に録音されたDG盤では、より円熟したポリーニの堂々とした雄大さのある演奏が、リバーブが多いスタジオで録音されている。このふたつの録音は、まったくもって対照的と言える。

 
ポリーニ、1960年のショパン:ピアノ協奏曲 第1番 EMI 録音
 
EMI
CDM-6317802
\990
 ポリーニ、1960年/ショパン:ピアノ協奏曲 第1番
 1.ピアノ協奏曲 第1番 ホ短調 作品11
  w/フィルハーモニア管弦楽団、パウル・クレツキ指揮
  録音:1960年4月20-21日 ロンドン、アビー・ロード第1スタジオ
 2.夜想曲 第4番 ヘ長調 作品15の1
 3.夜想曲 第5番 嬰ヘ長調 作品15の2
 4.夜想曲 嬰ハ短調 作品27の1
 5.夜想曲 変ニ長調 作品27の2
 6.バラード 第1番 ト短調 作品23
 7.ポロネーズ 第6番 変イ長調 作品53 「英雄」
  録音:1968年4月17-21日&7月1-3日 パリ、サル・ワグラム
 マウリツィオ・ポリーニ(ピアノ)
 
何をか言わん
ポリーニ、ショパン「エチュード」DG盤1972年録音
 
ユニバーサル・
ジャパン
UCCG 2002
¥1800
 マウリツィオ・ポリーニ/
 ショパン:12の練習曲 作品10、12の練習曲 作品25
 マウリツィオ・ポリーニ(ピアノ)
 録音:1972年1月、5月 ミュンヘン

 
JSBT2 8472
(2CD)
\3000→¥2690
 一期一会の記念碑!
 カイルベルト&ベルリン・フィル/1960年ザルツブルク音楽祭ライヴ

  シューベルト:ロザムンデ序曲 D.644
  ベルク:ヴァイオリン協奏曲
  ブルックナー:交響曲第9番(原点版)
 クリスチャン・フェラス(ヴァイオリン)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:ヨーゼフ・カイルベルト
  1954年にフルトヴェングラーが死去した折、彼の後継者の最有力候補とされながらも結局はベルリン・フィルの客演指揮者にとどまったカイルベルト。
 そんなカイルベルトとベルリン・フィルの録音はこの音楽祭のものしか残されなかった。その貴重な音源がリマスターされて初CD化となる。
 また、フェラスのザルツブルク・フェスティヴァル・デビューとなったベルクの協奏曲も聴き逃すことはできません。
 ORFEOレーベルからも同日の録音がリリースされるとのことだが、テスタメントレーベルによれば、このテスタメントからのリリースが正規マスターからの復刻でベルリン・フィルの許諾も得たものとのこと。録音:1960年8月 ザルツブルグ 祝祭大劇場(ライヴ)

 解説書より抜粋
 この指揮者の日記の中で最も幸せに溢れているのは、1960年8月17日、新しくできた祝祭大劇場でのザルツブルグ・フェスティバルに関する記述である。
 「思う存分楽しんだ。オーケストラは最高。大成功。フェラスも上出来。」
 カイルベルトはブルックナーの第9番では、弦を1stVn 16/2ndVn 14/Va 11/Vc 10/Cb 8に増強し、この時もやはりこの構成だった。1956年10月11月に行われたハンブルク国立歌劇場管弦楽団とのテレフンケンへの録音(現存する中では最も古い)では、さらに多い18/17/13/11/9が採用されている。録音の後のコンサートでは「練習している分演奏の出来は良いが、美しさを欠く」ことが多いとしているが、この際の演奏は「大変疲れたが、確実に美しく響く」と日記に残されている。
 
JSBT 8469
\2100→¥1890
 ’復讐心を追放するのです’
 1962年、バルビローリ&BPO 〜 コヴェントリー大聖堂ライヴ!

   ブラームス:交響曲第2番
 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 
指揮:サー・ジョン・バルビローリ
  第2次世界大戦中、イギリスのコヴェントリー大聖堂は、ドイツ軍によって壊滅的被害を受けた。
 それから数十年経った1962年、廃墟と化した旧聖堂の隣に新聖堂が建てられた。
 そして・・・その新聖堂の献堂式の一環として開かれたコンサートに、ドイツを代表するオーケストラ、ベルリン・フィルが招かれた。ドイツとイギリスの間にできた不幸な傷あとを払拭すべく。
 ・・・果たして彼らは戦時中の憎しみをこのコンサートで払拭することができるのか。その歴史的コンサートの記録がこの録音。

録音:1962年6月6日 コヴェントリー新聖堂(ライヴ)

 解説書より抜粋
 コヴェントリーは航空機のエンジン製造の拠点だったため、第二次世界大戦では戦略上最重要な攻撃目標となった。1940年11月14日、ドイツ空軍の急襲で壊滅的な被害を受ける。大聖堂周辺の4,000戸にのぼる家屋が破壊され、600人の死者が出た。1941年4月8日、再度ドイツ空軍の空襲が行われ、死者1,236人負傷者1,746人の大被害となった。
 かつて威容を誇った大聖堂も尖塔と外壁だけの姿となった。
 1940年のクリスマス・イヴのミサは有名で、廃墟の中、リチャード・ハワード司教は人々にこう呼びかけた。「さらに思いやりのある世界を作りましょう。それは、簡単なことではありません。ですが、復讐心を追放するのです。」
・・・中略・・・・
 新聖堂の献堂式では、完全なる和解、平和そして友好が示されるべきであり、そのためにはベルリン・フィルが招待されるべきだというのが、ウィリアムズ司教の願いであった。この頃、ベルリン・フィルのイギリス行きは非常に難しいものがあった。第二次大戦中のドイツ軍による爆撃による爪痕があまりに生々しかったからだ。ウィリアムズ司教はすぐさまシュトレーゼマンと協力体制をひいた。シュトレーゼマンはベルリンの上院議会とボンの外務省にかけあい、上院議会と連邦政府を通して旅費を確保することにも成功した。その結果、ベルリン・フィルは1962年6月の初頭、ついにコヴェントリーの地を踏むこととなる。そしてベルリン市とドイツ連邦共和国からの贈り物として2回のコンサートを開催した。
・・・中略・・・
 シュトレーゼマンは後にこのときのことをこう書き残している。「コヴェントリーでは本当に色々なことがあった。当時、被害を受けていないホテルはひとつしかなく、メンバーの大半は私的に個人宅などに泊まっていた。それでも言語上の問題を感じるどころか、受け入れ先の人々との友好関係を築き、さらには多くの歓迎を受けることとなった。会話の中には常に空爆の被害が語られ、我々にとっては厳しい言葉も発せられたが、和解と人類の一致団結という理念は貫かれていた。オーケストラ、もしくはベルリンを代表して返答することは簡単ではなく、私はただただこの環境下での招待に対する感謝を述べるばかりだった。そしてこの演奏旅行を可能にした音楽の力にも感謝した。」

TESTAMENT


SBT6 1471
(6CD)
\9000→¥8190
マイケル・レビン/1954-1960スタジオ録音集
CD1
 パガニーニ:ヴァイオリン協奏曲第1番 Op.6*
 グラズノフ:ヴァイオリン協奏曲 Op.82
 サン=サーンス:ハバネラ Op.83*
 サン=サーンス:序奏とロンド・カプリチオーソ Op.28*
CD2
 チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲 Op.35*
 メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 Op.64*
 ラヴェル:ツィガーヌ*
CD3
 ヴィエニャフスキ:ヴァイオリン協奏曲第1番
 ブルッフ:スコットランド幻想曲 Op.46*
 J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第3番 BWV1005*   
CD4
 パガニーニ:ヴァイオリン協奏曲第1番 Op.6
 ヴィエニャフスキ:ヴァイオリン協奏曲第2番 Op.22
 イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第4番*
 イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第3番*
CD5
 パガニーニ:カプリース 全24曲
CD6
 ヴィニャフスキ、ドビュッシー、ラヴェル、ショパン、モンポウ、スクリャービン、サラサーテ、
 エルガー、エンゲル、プロコフィエフ、スーク、マスネ、
 クライスラー、パガニーニ、サン=サーンス、他の小品
      
古典と後期ロマン派、鮮やかな色彩感で描き分けられた一夜のコンサート
35歳で世を去った若きヴィルトゥオーソ、マイケル・レビンがEMIに残した名演の数々を集め、特別価格で贈る6枚組セット。ニューヨーク・フィルのヴァイオリン奏者の父、ジュリアードのピアノ教師の母の元に生まれたレビンは、早熟の天才として9歳からジュリアード音楽学校でガラミアンに師事。12歳で録音を開始し、14歳の時にはカーネギー・ホール・デビューを飾り大成功を収めました。早熟なヴィルトゥオーソぶりは少年期のメニューインを彷彿とさせ、ハイフェッツの再来とも言われましたが、過密なスケジュールは次第に彼の精神を蝕み、30代半ばにして不幸な事故により人生の幕を閉じることとなりました。レビンの黄金の弓さばきが生み出した比類無いパガニーニの≪24のカプリース≫全曲他、貴重な録音の数々が50年の歳月を経て、リマスターされて蘇りました。録音:1954年-1960年 ADD ステレオ録音/モノラル録音*

解説書より抜粋
 キャピトルと契約した時には、レビンはすでにその親会社であるEMI に5枚のアルバムを完成させていた。キャピトルへの移籍は、他の2つの変化と同時だった。すなわち、ステレオ録音の導入と新しいヴァイオリンの入手である。1952 年から、レビンは非常に製作本数が少ないグァルネリ・デル・ジェスと信じられていたヴァイオリンを使っていた。レビンが売却したかなり後に、この楽器はグァルネリの弟子の作であることが判明する。レビンは、パガニーニとグラズノフのカップリングではじまったEMI へのすべてのレコーディングをこの楽器で演奏した。どの様なヴァイオリンからでも世にも美しい音色を引き出すことができたレビンだが、良いヴァイオリンを渇望し続けていた。1958 年になってやっと、親友のルイス・カプランに以下のような誇らしげな手紙を書いている。「4 日前の時点で、私はついに1735 年製作のヨーゼフ(手紙原文のまま。*訳者注:グァルネリ・デル・ジェスを制作しストラディヴァリと並び称されるのはバルトロメオ・ジュゼッペ・アントーニオ・グァルネリである。)・グァルネリ(デル・ジェス)を所有することになった。このヴァイオリンは見た目もいいし、デル・ジェスでしか出せない音がする。力強さと美しさを両立させることができる。この楽器は以前、有名なヴァイオリニスト、ヤン・クーベリックが所持していたものだ。」本物のデル・ジェスを入手して1カ月もしないうちに、レビンはキャピトルに彼の代表作、パガニーニの24 のカプリースを完成させるのである。  ・・・中略・・・
 偉大なる芸術はその芸術を生み出した者より長く生きるという自明の理は、レビンの死後になってやっと裏付けられた。レビンがキャピトル・アーティストとしてレコーディング・スタジオに立ってから50 年の月日を経て、ついに我々は彼のEMI レコーディングの最新版を手にしたのである。さらに2012 年にはテスタメントから、ベルティーン・レビンが所蔵していたプライヴェート録音から3枚のCD のリリースも予定されている。(Testament SBT3 1470)

URANIA


WS 121.128
(2CD)
\1600
ベッリーニ:歌劇「テンダのベアトリーチェ」
  1961
ジョーン・サザーランド(ベアトリーチェ)
ディーノ・ドンディ(フィリッポ)
ライナ・カバイヴァンスカ(アニェーゼ)
ジュゼッペ・カンポーラ(オロンベッロ)
アントニーノ・ヴォットー指揮
ミラノ・スカラ座管弦楽団、合唱団

WS 121.129
(3CD)
\2400
ベートーヴェン:
 ピアノ協奏曲全集
 ピアノ・ソナタ第28番、第31番
   1955-1958
クラウディオ・アラウ(P)
アルチェオ・ガリエラ指揮
フィルハーモニア管弦楽団

WS 121.130
\900
オルフ:カルミナ・ブラーナ
 1958
ヴァージニア・ベビキアン(S)
クライド・ヘーガー(T)
ガイ・ガードナー(Br)
レオポルド・ストコフスキー指揮
ヒューストン交響楽団、合唱団
ストラヴィンスキー:組曲「火の鳥」
 1957
レオポルド・ストコフスキー指揮
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

URANIA


WS121.131
(3CD)
\2400
The Russian Piano Concertos/Sviatoslav Richter
 リヒテル/ロシアン・コンチェルト
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番 エフゲニー・ムラヴィンスキー指揮 
レニングラード・フィル  1959/7/24
グラズノフ:ピアノ協奏曲第1番 キリル・コンドラシン指揮 
モスクワ・ユース管 1952/12/14
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第1番 クルト・ザンデルリンク指揮 
ソビエトRTV大交響楽団  1955/2/18
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番 クルト・ザンデルリンク指揮
 レニングラード・フィル 1959/2/18
プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第1番 キリル・コンドラシン指揮 
モスクワ・ユース管 1952
プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第5番 ヴィトルド・ロヴィツキ指揮 
ワルシャワ国立フィル 1958/9
リムスキー=コルサコフ:ピアノ協奏曲 キリル・コンドラシン指揮 
モスクワ・ユース管 1952
スヴャトスラフ・リヒテル(P)

WS121.132
(2CD)
\1600
The Historical Gershwin/ヒストリカル・ガーシュウィン
 ガーシュウィン:

  ラプソディー・イン・ブルー
   ジョージ・ガーシュウィン(P) ポール・ホワイトマン・オーケストラ
    1927年
  ピアノ協奏曲 へ調
   ロイ・バージー(P) ポール・ホワイトマン・オーケストラ
    1928/9/15-17
 13のポピュラー・ソング
  フレッド・アステア、ルイ・アームストロング、アル・ジョルソン、
  ミルドレッド・ベイリー、ビリー・ホリデイ、ナット・キング・コール、
  エラ・フィッツジェラルド、フランク・シナトラ、サラ・ヴォーン、
  ポール・ロブスン、ジュディ・ガーランド、マリリン・モンロー
   1928-1956
 ラプソディー・イン・ブルー
  アール・ワイルド(P)
 パリのアメリカ人   
 ピアノ協奏曲 へ調
  オスカー・レヴァント(P)
  アルトゥーロ・トスカニーニ指揮 NBC交響楽団 1942-1944
延期になっておりましたWS121.108の品番変更後の再発売です。

WS121.133
\900
ヴィラ=ロボス自作自演
 ヴィラ=ロボス:
  交響曲第4番「勝利」
  ピアノ協奏曲第5番
  ブラジルの子供の謝肉祭
  ショーロス第5番「ブラジルの心」
       1954-1958
マグダ・タリアフェロ(P)
フェリシア・ブルーメンタール(P)
エイトル・ヴィラ=ロボス指揮
フランス国立放送交響楽団
 

VENEZIA

 
CDVE04329
(2CD)
\1800→¥1690
 アーベントロート、イワノフ
 ロシア語による2種類のベートーヴェン「第9」
 ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱」 二短調 op.125
 1951年2月1日 モスクワ音楽院大ホールでのライヴ録音 (モノラル)
 N. Shpiller(ソプラノ)
Z. Dolukhanova(アルト)
N. Khanaev(テノール)
A. Baturin(バス)
ヘルマン・アーベントロート指揮
ソビエト国立交響楽団、合唱団
 ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱」 二短調 op.125 
 1972年12月12日 モスクワ音楽院大ホールでのライヴ録音 (ステレオ)
 T. Sterling Korolkova (ソプラノ)
G. Vinogradova(アルト)
L. Kuznetsov(テノール)
V. Paraskeva(バス)
コンスタンティン・イワノフ指揮
国立モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団
アカデミー・ロシア合唱団
 共に、ロシア語による「合唱」です。
※共にマスターに起因する音の揺れ、歪み、傷が聴かれますことご了承くださいますよう、お願い致します。特にイワノフの「合唱」には、ハム・ノイズなど傷が多く聴かれます。
※上記の傷を補って余りある程の推進力あるライブ特有の熱のこもった爆演。2種の「合唱」。待望の復刻です。

VENEZIA


CDVE00014
(3CD)
\1800
ソフロニツキー(ピアノ)の芸術
CD.1
 ①リスト:巡礼の年報第2年イタリアから「ダンテを読んで:ソナタ風幻想曲」
  1951年11月26日 モスクワ音楽院大ホールでのライヴ録音
 ②リスト:ピアノ・ソナタ ロ短調
  1960年10月14日 モスクワ音楽院小ホールでのライヴ録音
CD.2
 ③ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第14番「月光」 嬰ハ短調 op.27-2
  1949年ライヴ
 ④ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第23番「熱情」 ヘ短調 op.57
  1952年10月10日 モスクワ音楽院大ホールでのライヴ録音
CD.3
 ⑤シューベルト:4つの即興曲集 op.90 D.899 から 第3番 変ホ長調
 ⑥シューベルト:4つの即興曲集 op.90 D.899 から 第4番 変イ長調
 ⑦シューマン:ピアノ・ソナタ第1番 嬰ヘ短調 op.11
 ⑧ショパン:スケルツォ第1番 ロ短調 op.20
 ⑨ショパン:スケルツォ第2番 変ロ短調 op.31
  1960年5月13日 モスクワ音楽院小ホールでのライヴ録音
ヴラジーミル・ソフロニツキー(ピアノ)
録音年月日は、一般的に広く知られているものです。
Vradimir Sofronitsky 1901-1961年ソビエト※ソフロニツキーと言えばスクリャービンの作品における多彩な表現力を有する名演奏が良く知られていますが、このアルバムに収められたリストやベートーヴェン等は直接的に鋭く音楽に真摯に切り込んだ演奏として知られています。※録音年代や場所もさまざまですので、音質の統一性はありません。※楽曲によってマスターに起因する音の揺れや傷が聴かれますことご注意下さい。

CDVE04339
(3CD)
\2300
ムラヴィンスキー指揮ブルックナー:交響曲第7、8、9番
CD.1
 ①ブルックナー:交響曲第7番 ホ長調
  1967年2月25日 
  レニングラード・フィル大ホールでのコンサートの録音(モノラル)
CD.2
 ②ブルックナー:交響曲第8番 ハ短調
  1959年6月30日 モスクワでのスタジオ録音(モノラル)
CD.3
 ③ブルックナー:交響曲第9番 二短調
  1980年1月30日 レニングラード・フィル大ホールでのコンサートの録音(ステレオ)
エフゲニー・ムラヴィンスキー指揮
レニングラード・フィル
※既に廃盤CDVE04258(#2700000 042588)の再発売。
※ジャケット装丁を変えて、新しくリマスターリングを行っての再発売です。
 

WALHALL

 
WLCD0351
(2CD)
\2000
 テバルディによるセンセーショナルなニューヨーク・デビュー
 デル・モナコ、テバルディ/
  ヴェルディ:歌劇「オテロ」
 マリオ・デル・モナコ(オテロ)
レナード・ウォーレン(ヤーゴ)
ポール・フランク(カッシオ)
ジェイムズ・マクラッケン(ロデリーゴ)
レナータ・テバルディ(デズデモーナ)
フリッツ・シュティードリー指揮
メトロポリタン歌劇場管弦楽団、合唱団
 1955年3月12日 ニューヨーク、メトロポリタン歌劇場でのライヴ録音※多少、古めかしさを感じさせる音質です。レナータ・テバルディによるセンセーショナルなニューヨーク、デビュー作品です。緊張感溢れる、音楽の推進力の高い迫力ある名演奏です。
 
WLC D0352
(2CD)
\2000
 ホーレンシュタイン指揮/
 ベートーヴェン:歌劇「フィデリオ」 
 エヴァンゲロス・マルケロス(ドン・フェルナンド)
コンスタンティーノ・エゴ(ドン・ピツァロ)
ジュゼッペ・ザンピエーリ(フロレスタン)
マルタ・メードル(レオノーレ)
デジュー・エルンスター(ロッコ)
ヤッシャ・ホーレンシュタイン指揮
アテネ祝祭管弦楽団、合唱団
 1957年9月6日 アテネ、イロド・アティコス野外劇場でのライヴ録音※良い音質です。キャストも魅力的で手堅い演奏です。

WEST HILL RADIO ARCHIVES


WHRA 6039
(8CD 6枚価格)
\13200→¥11990
「サミュエル・バーバー(1910-81)の歴史的録音集1935-1960」
 アメリカ音楽ファン垂涎のセット!没後30年記念!演奏陣はアメリカ黄金期のオール・スター総出演!!
  〜ミトロプーロス、ワルター、トスカニーニ、クーゼヴィツキー、ミュンシュ、オーマンディ、シッパース・・・
 CD1) ●歌劇《ヴァネッサ》Op.32(第1幕〜第3幕)

 CD2)
  ●歌劇《ヴァネッサ》Op.32(第4幕)
     以上、エレノア・スティーバー、ニコライ・ゲッダ、ロサリンド・エリアス、他
     ディミトリ・ミトロプーロス指揮メトロポリタン歌劇場,録音:1959年2月1日ライヴ
  ●《メデア》組曲Op.23
     作曲者指揮ロンドン新交響楽団,録音:1950年12月12日ロンドン(Decca)★
  ●《メデアの瞑想曲と復讐の踊り》Op.23a
     ミトロプーロス指揮ニューヨーク・フィル 録音:1958年3月16日カーネギー・ホール・ライヴ

 CD3)
  ●序曲《悪口学校》Op.5
     ワーナー・ジャンセン指揮ロサンジェルス・ジャンセン交響楽団
     録音:1942年3月11日(Victor)★
  ●単一楽章の交響曲(交響曲第1番)Op.9(原典版)
     アルトゥール・ロジンスキ指揮NBC交響楽団, 録音:1938年4月2日,ライヴ
  ●単一楽章の交響曲(交響曲第1番)Op.9(改訂版)
     ブルーノ・ワルター指揮ニューヨーク・フィル
     録音:1944年3月12日カーネギー・ホール,ライヴ
  ●弦楽のためのアダージョOp.11
     アルトゥーロ・トスカニーニ指揮NBC交響楽団,録音:1938年11月5日,ライヴ
  ●管弦楽のためのエッセイ第1番Op.12
     アルトゥーロ・トスカニーニ指揮NBC交響楽団,録音:1938年11月5日,ライヴ
  ●管弦楽のためのエッセイ第2番Op.17
     B.ワルター指揮ニューヨーク・フィル,録音:1942年4月16日カーネギー・ホール,ライヴ
  ●コマンド・マーチ
     セルゲイ・クーセヴィツキー指揮ボストン交響楽団
     録音:1943年10月30日ボストン・シンフォニー・ホール,ライヴ

 CD4)
  ●交響曲第2番《フライト・シンフォニー》Op.19(原典版)
     セルゲイ・クーセヴィツキー指揮ボストン交響楽団
     録音:1944年3月4日ボストン・シンフォニー・ホール,ライヴ★
  ●交響曲第2番《フライト・シンフォニー》Op.19(改訂版)
     作曲者指揮ロンドン新交響楽団,録音:1950年12月13日(Decca)
  ●交響曲第2番《フライト・シンフォニー》Op.19(改訂版)のリハーサル風景
     作曲者指揮ボストン交響楽団,録音:1951年4月6日〜7日

 CD5)
  ●《クリスマスに》Op.37
     シャルル・ミュンシュ指揮ボストン交響楽団
     録音:1960年12月23日ボストン・シンフォニー・ホール・ライヴ
  ●《キルケゴールの祈り》Op.30
     レオンタイン・プライス(S)、ジーン・クラフト(MS)、エドワード・マンロ(T)、
     シャルル・ミュンシュ指揮ボストン交響楽団、ボストン・チェーチリア協会合唱団
     録音:1954年12月3日ボストン・シンフォニー・ホール・ライヴ
  ●ヴァイオリン協奏曲Op.14(原典版)
     アルバート・スポルディング(Vn)、オーマンディ指揮フィラデルフィア管弦楽団
     録音:1941年2月7日フィラデルフィア音楽アカデミー,ライヴ

 CD6)
  ●ヴァイオリン協奏曲Op.14(改訂版)
     ルース・ポッセルト(Vn)、セルゲイ・クーセヴィツキー指揮ボストン交響楽団
     録音:1949年1月7日ボストン・シンフォニー・ホール,ライヴ
  ●《カプリコーン協奏曲》Op.21
   J.ベーカー(Fl)、M.ミラー(Ob)、H.フライシュタット(Trp)、作曲者指揮CBS管弦楽団
   録音:1945年5月2日WABC番組「音楽への招待」からのライヴ
  ●チェロ協奏曲Op.22
   ザラ・ネルソヴァ(Vc)、作曲者指揮ロンドン新交響楽団,録音:1950年12月11日(Decca)★

 CD7)
  ●チェロ・ソナタOp.6
     オーランド・コール(Vc)、ウラディミール・ソコロフ(Pf)
     録音:1973年1月28日カーティス音楽院ライヴ★(曲の前にコールのスピーチあり)
  ●弦楽四重奏曲ロ短調Op.11(原典版)
     カーティス四重奏団,録音:1938年3月14日カーティス音楽院ライヴ
  ●《遠足》Op.20
     ルドルフ・フィルクスニー(Pf),録音:1950年11月17日(Columbia)★
  ●組曲《思い出》Op.28
     アーサー・ゴールド&ロバート・フィッツデール(Pf),録音:1952年8月15日(Columbia)

 CD8)
  ●《ドーヴァー・ビーチ》Op.3
     作曲者独唱(Br)、カーティス四重奏団,録音:1935年5月13日(Victor)★
  ●《ノックスヴィル1915年夏》Op.24(原典版)
     アイリーン・ファレル(Sop)、バーナード・ハーマン指揮CBS交響楽団
     録音:1949年6月19日放送
  ●《ノックスヴィル1915年夏》Op.24(ピアノ伴奏版)
     エレノア・スティーバー(Sop)、エドワード・ビルトクリフ(Pf)
     録音:1958年10月カーネギー・ホール・ライヴ(VAI)★
  ●《ノックスヴィル1915年夏》Op.24(改訂版)
     レオンタイン・プライス(Sop)、トーマス・シッパーズ指揮ニューヨーク・フィル
     録音:1959年11月15日カーネギー・ホール・ライヴ
  ●管弦楽伴奏つき歌曲集(この輝く夜に、夜想曲、私は兵隊の足音を聞く)
     ジェニー・トゥーレル(M.Sop)、作曲者指揮CBS管弦楽団
     録音:1945年5月2日WABC番組「音楽への招待」からのライヴ
  ●バーバー生誕70年におけるジャン・カルロ・メノッティのスピーチ
     録音:1980年3月9日カーティス音楽院のコンサートにて
  ●ジェームズ・フェイセットによるサミュエル・バーバーへのインタビュー
     録音:1958年5月16日ニューヨーク・フィルのコンサートの休憩時間におけるインタビュー

 CD9) CD-ROM詳細な解説(英語・フランス語)※PDFファイル
★:今回が世界初出となる音源(メーカー情報によります)

これはアメリカ音楽の好きな人にとってはまさに垂涎、快挙といってもよい、貴重も貴重な画期的セットです。
昨年2010年はサミュエル・バーバー生誕百年だったのにも関わらず日本では全くと言ってよいほど騒がれず、それが日本におけるバーバー受容の程度と言えましょうが、有名な「弦楽のためのアダージョ」に代表されるようにバーバーの音楽は程よくモダンな要素を持ちながらどこまでもロマンティックで聴き手の期待を決して裏切らないエンターテイメント性と芸術性を備えています。
1930年代から1950代にかけてのアメリカでバーバーがどれほどアメリカのクラシックの演奏家から支持されていたかはアルバムに記された演奏家の名前からも察せられましょう。トスカニーニ、ワルター、ロジンスキー、ミトロプーロス、ミュンシュ、クーセヴィツキー。さらにオーケストラ伴奏つき歌曲《ノックスヴィル1915年夏》では多くのヒッチコック映画や「タクシー・ドライバー」の音楽を担当した巨匠バーナード・ハーマンの名前も見ることが出来ます。またソプラノのアイリーン・ファレル、エレノア・スティーバー、レオンタイン・プライス、ヴァイオリンのアルバート・スポルディング、チェロのゾラ・ネルソヴァ、ピアノのウラディミール・ソコロフの名前も見逃せません。
多くが何らかの形で既にリリースされたことのある音源ですが、現在入手出来るディスクは殆どない上、今回世界初出の音源も加わっているので、このリリースを逃すと次はいつ入手出来るかわかりません。バーバーの音楽が好きな方、アメリカ音楽ファンの方はぜひお手元に置いておいて損のないセットです。遅ればせながら昨年のバーバー生誕百年と今年没後30年をこのディスクで一度に祝いましょう。

WHRA 6040
(6CD 3枚価格)
\6600→¥5990
「ジュリアード四重奏団初期録音集1949-52」
 (1)バルトーク:弦楽四重奏曲全集(全6曲)
 (2)シェーンベルク:弦楽四重奏曲
 (3)ベルク:抒情組曲
 (4)ベルク:弦楽四重奏曲Op.3
 (5)ウェーベルン:5つの断章Op.5
ジュリアード弦楽四重奏団:
 【ロバート・マン(Vn)、
  ロバート・コフ(Vn)、
  ラファエル・ヒリヤー(Va)、
  アーサー・ウィノグラッド(Vc)】
ジュリアード四重奏団初期録音集

(1)録音:1949年コロンビアLP、ML4278/79/80 (2)(4)(5)録音:1951-52年コロンビアLP、SL188) (3)録音:1950年コロンビアLP、ML2148 (4)録音:年コロンビアLP、ML2148/ ADD、TT 6:00:07

1946年ジュリアード音楽院の校長ウィリアム・シューマンとヴァイオリニスト、ロバート・マンにより設立されたジュリアード弦楽四重奏団。その後の活躍はファンのみならず知られることになります。このセットはそんな彼らの初期録音集でLPからの復刻になります。当初より彼らの得意としたバルトークや新ウィーン楽派の作品集です。
 

XCP

 
XCP5040
\2400→¥2190
 XCP久々の新譜
 カミーユ・モラーヌ、デュパルク〜パリでの録音

Henri Duparc/ 12 Melodies
 1. 旅へのいざない(4:24)
 2. ためいき(3:35)
 3. 遺言(3:32)
 4. フィレンツェのセレナード(2:05)
 5. 波と鐘(5:24)
 6. 哀歌(5:24)
 7. 前世(4:46)
 8. フィディレ(5:09)
 9. 法悦(3:21)
 10. 悲歌(3:20)
 11. ローズモンドの屋敷(2:28)
 12. 悲しき歌(3:17)
 Camille Maurane(カミーユ・モラーヌ)(バリトン)
 日本国内で紹介されることが極端に少なかったために知名度は低いが、パンゼラ、ベルナックに続くフランス・バリトンの名手として知られるモラーヌ。数年前秘蔵のXCPレーベルのCDが発見されたときは注文が殺到した。
愛情豊かな歌声の中に、このひと特有の気品が宿る。決して感情過多ではないが、その深い陰影に聞きほれてしまう。これはモラーヌ40代半ばのパリ録音。透明感がありまた品があるうっとり聞き入ってしまう1枚。
XCPレーベル、入りにくいのでお早めにどうぞ。
録音:1954年2月16-23日、パリ45分38秒

 
カミーユ・モラーヌ XCP旧譜
フォーレ歌曲集
 
XCP5001
\2400→¥2190
 フォーレ:歌曲集(全21曲)   カミーユ・モラーヌ(Br)
ピエール・メイヤール=ヴェルジュ(P)
 1911年に生まれ、つい先日まで生きていたモラーヌ。CD化された音源は多くないが、このフォーレは彼の代表的録音。
実はフォーレから直接教えを受けた可能性もあるという。




ページ内の商品チェック・ボックスをクリックしたら、最後に 「かごに入れる」ボタンを押してください。
新店内のほかのページのお買い物がありましたら、そちらもすませ、最後に「注文フォームへ」ボタンを押して注文フォームで注文を確定してください。
(チェック内容を変更したら、必ずもう一度「かごに入れる」ボタンをクリックしてください。変更内容がかごに反映されませんので)


注文フォームへ


アリアCD 新店舗トップページへ



Copyright(C) 2011 ARIA−CD.All rights reserved.8