SATIRINO/ケネス・ワイス旧譜 |
スヴェーリンク音楽院でレオンハルトに学び、1990
年〜 1993 年にはレザール・フロリサンでウィリアム・クリスティのアシスタントとして活動し、現在は祖国アメリカのジュリアード音楽院の重鎮としても活躍を広げるアメリカの名チェンバリスト、ケネス・ワイス。2011年秋、師レオンハルトもお墨付きである自家薬籠中のレパートリー、J.S.
バッハの「ゴルトベルク変奏曲」で日本を巡ります。 |
SR 091
\2500→¥2090 |
J・S・バッハ:
ゴルトベルク変奏曲BWV.988 |
ケネス・ワイス(チェンバロ) |
ケネス・ワイスのゴルトベルク変奏曲のライヴ録音。2008年10月12日にフランス、ポー市のサン・ルイ劇場で演奏された。アリアから変奏へと進みながら自然に積み上げられ形成されていくバッハの音楽は、ワイスの才気を感じさせる見事なもの。演奏にはフィリップ・ユモーが1977年に製作した17世紀フランスのチェンバロのコピー・モデルを使用。
2008年10月12日のライヴ録音。 |
STRN 011
(2CD)
\5000→¥4180 |
J.S.バッハ:パルティータ(全曲)
第1番変ロ長調BWV.825
第2番ハ短調BWV.826
第3番イ短調BWV.827
第4番ニ長調BWV.828
第5番ト長調BWV.829
第6番ホ短調BWV.830 |
ケネス・ワイス(Cem)
[使用楽器;1995年パリ、フレデリク・バル&アンソニー・サイデイ製作(18世紀中期ゴットフリート・ジルバーマン工房のジャーマンをベース)] |
「イギリス組曲」「フランス組曲」と並び、大バッハが書いたクラヴィーア用3大組曲集のひとつであり、集大成的内容をもつパルティータ。演奏機会の多い第1番、第2番から、輝くしく大規模な第4番や第6番まで、よどみなく流れる名手ワイスの演奏は心のひだに沁み込むかのよう。録音もみごと。1942年イギリス生まれのアンソニー・サイデイは、オリジナルの楽器の木目にまで配慮するなど徹底した製作姿勢で高い信頼を獲得しているチェンバロ製作者。
使用楽器はアンソニー・サイデイの製作によるゴットフリート・ジルバーマン(18世紀中期)のレプリカ。
録音:1999年6月21-24日パリ、リュ・ブランシュ、ドイツ福音教会 |
STRN 021
\2500→¥2090 |
D.スカルラッティ:ソナタ集(27曲)
ト長調K.124 / ト長調K.235 / ニ長調K.478
/ ニ短調K.444 /
ヘ短調K.466 / ヘ短調K.519 / ニ短調K.18
/ ニ短調K.64 /
ニ長調K.490 / ニ長調K.492 / ロ短調K.27
/ ト短調K.450 /
ト短調K.8 / ハ長調K.200 / ハ短調K.56 /
変ホ長調K.507 /
ト長調K.477 / ハ長調K.460 / 変ロ長調K.545
/ ニ短調K.213 /
ニ短調K.396 / イ短調K.265 / イ長調K.181
/ イ長調K.212 /
ホ長調K.531 / イ短調K.175 / イ長調K.222 |
ケネス・ワイス(Cem)
[使用楽器;1988年パリ、アンソニー・サイデイ&フレデリク・バル製作(1636-1763年製リュッケルス=エムシュ・クラヴサンのコピー)] |
膨大な数のソナタを残し、チェンバロ奏者にとって神様ともいえるドメニコ・スカルラッティ。繰り返しの多くシンプルに思える内容から、ワイスは驚くべき程じつに多彩な音楽を引き出している。
使用楽器はアンソニー・サイデイの製作によるルッカース&ヘムシュ(1636/1763)のレプリカ。
録音:2001年12月20-22日フランス、ヴァル・ド・マルヌ県イヴリ=スュル=セール、情報技術図書館内アントナン・アルトー・オーディトリアム |
STRN 092
\2500→¥1890 |
「ラモーのオペラ&バレエ・トランスクリプション集」
(1)「ダルダニュス」より
序曲 / 第1メヌエット / リゴードン1&2 /
前奏曲-眠り /
第2の優しいメヌエット /
急速なリトルネッロ / タンブラン1&2 / シャコンヌ
(2)歌劇「カストールとポリュクス」より
エベの入場 / エベのための第1エール /
エベのための第2エール /
第1 & 第2ガヴォット / パスピエ1 &
2-エール
(3)歌劇「ピグマリオン」より
序曲 / 美の三女神… / ジーガ /
パントマイム / コントルダンス
(4)「優雅なインドの国々」より
ミュゼットとロンド / ポーランド風エール
/ 恋人たちのエール /
ボスタンジのための第1&第2エール / ガヴォット
/
花々のためのエール / バラのための優しいエール
/
花々のためのガヴォット / 花々のための快活なガヴォット
/
北風とバラのためのエール / 西風のエール
/
西風とバラのための快活なエール /
第1ガヴォット、第2ガヴォットとロンド /
シャコンヌ |
ケネス・ワイス(Cem)
[使用楽器;(1)(3)1749年以前パリ、ジャン=クロード・グジョン製作(1784年パリ、ジャック・ヨアヒム・シュヴァネン修復)
(2)(4)1761年パリ、ジャン=アンリ・エムシュ製作] |
アルバム一曲目からオケ顔負けの豊かな表現力。数々の性格的な小品が並ぶなか、ひとつひとつの情景が目に浮かぶよう。このアルバムでワイスは2種の楽器を弾き分けている。録音:2003年7月7-9日パリ、シテ・ド・ラ・ミュジク |
STRN 061
\2500→¥2090 |
J.S.バッハ:イタリア協奏曲 ヘ長調BWV.971
同:半音階的幻想曲とフーガ ニ短調BWV.903
同:フランス風序曲(パルティータ)ロ短調BWV.831
同:ソナタ イ短調BWV.965-ヤン・アダム・ラインケン“音楽の園”よりのソナタ編曲 |
ケネス・ワイス(Cem)
[使用楽器;1761年パリ、ジャン=アンリ・エムシュ製作(パリ、音楽博物館のコレクション)] |
フランス、ポー市のサン・ルイ劇場で演奏された「ゴルトベルク変奏曲」(SR
091)が話題となったアメリカの名チェンバリスト、ケネス・ワイス。スヴェーリンク音楽院でレオンハルトに学び、レザール・フロリサンではクリスティのアシスタントを務めるなど、演奏法、作品解釈に磨きをかけてきたワイスならではの奥深く、そして華やかでもある見事な「イタリア協奏曲」を聴くことができる。
録音:2005年12月21-23日シテ・ド・ラ・ミュジク、サル・ド・ランフィテアトル |
STRN 072
(2CD)
\5000→¥4180 |
D.スカルラッティ:30のソナタ集〜
クラヴィチェンバロ練習曲集(ロンドン1738年) |
ケネス・ワイス(Cem)
[使用楽器;1989年スイス、ルージュモン、ブルース・ケネディ製作(リュッケルスにもとづく)] |
名手ワイスの弾くスカルラッティ第2弾。任意にセレクトされた前作(STRN.021)とは使用楽器も変わり、K.1から「猫のフーガ」とあだ名のついたK.30までを順に収録している。スカルラッティが残した真に独創的で最大の業績といえるソナタには、かれがイベリア半島で過ごした経験、スペインのフォークミュージックやギター音楽や舞曲の影響がいろいろとみられる。フラメンコのギターを思わせるコード進行や、カスタネットにも似た同一鍵盤の連打。また、大胆な音程の跳躍やアルペッジョ、上昇ならびに下降音型など独自に編み出した当時最新の技法がふんだんに盛り込まれている。当時の衝撃をそのまま伝えるワイスのあざやかな演奏でたっぷりとお楽しみいただける。
ブルース・ケネディ、1989年製作のチェンバロを使用。
録音:2007年5月20-23日スペイン、ヴァレンシア、モンセラート、ラ・カーサ・ウズル DDD ステレオ |