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第59号マイナー・レーベル新録音新譜(6)


10/14までの紹介分


BRIDGE


BCD 9339
\2200
プリマコフ「モーツァルト:ピアノ協奏曲集Vol.2」
 モーツァルト(1756-1791):
  (1)ピアノ協奏曲第11番ヘ長調K.413(カデンツァ:モーツァルト)
  (2)ピアノ協奏曲第20番ニ短調K.466
   (カデンツァ:第1楽章・ベートーヴェン,
    第3楽章・クリスティアン・ツァハリス)
  (3)ピアノ協奏曲第21番ハ長調K.467(カデンツァ:ディヌ・リパッティ)
ヴァシリー・プリマコフ(Pf)
ジモン・ガウデンツ指揮
オーゼンセ交響楽団
ピアノの貴公子プリマコフ2タイトル、モーツァルト/ピアノ協奏曲シリーズ第2弾とラフマニノフ!

DDD,78:09

前回の第24-27番(BCD9328)に続くモーツァルト:ピアノ協奏曲シリーズ第2弾。前回もフォーレやランドフスカなどのカデンツァを使用して効果をあげていましたが、今回もベートーヴェン、ツァハリス、リパッティと様々なカデンツァを使用しています。
プリマコフはロマン派の大曲でそのダイナミックな音楽性を大いに発揮しますが、モーツァルトではころころと真珠のようなタッチから時にモーツァルトでありながらベートーヴェンのようなダイナミックなタッチへと表現を多様に使い分けています。既にバイエルン放送響やフランス国立管などメジャー・オーケストラに客演している期待の若手指揮者ガウデンツとオーゼンセ交響楽団は古楽とモダン的な演奏を折衷しながら変化に富んだ演奏を聴かせてくれます。

BCD 9348
\2200
「プリマコフ・プレイズ・ラフマニノフ」
 セルゲイ・ラフマニノフ:前奏曲変ロ長調Op.23-No.2/
 エレジー変ホ長調Op.3-No.1/前奏曲嬰ト短調Op.32-No.12/
 前奏曲ト短調Op.23-No.5/前奏曲ニ長調Op.23-No.4/
 コレルリの主題による変奏曲Op.42/前奏曲ホ長調Op.32-No.3/
 前奏曲ト長調Op.32-No.5/前奏曲ホ短調Op.32-No.4/
 前奏曲変ロ長調Op.32-No.2/前奏曲変ホ長調Op.23-No.6/
 変奏曲ロ短調Op.32-No.10/奏曲嬰ハ短調Op.3-No.2
ヴァシリー・プリマコフ(Pf)
録音:2011年1月

当BRIDGEの看板アーティスト、プリマコフが得意とするお国物、ラフマニノフの前奏曲を中心としたピアノ作品集。ラフマニノフを取り上げるのはこのCDが初となる。どこまでも澄み切った、むらのないタッチから紡ぎだされるクリスタルのようなラフマニノフはこれまでになかったラフマニノフ像を確立している。特にコレルリの主題による変奏曲Op.42は圧巻。

BCD 9336
\2200
「ポール・ルーザースの音楽第6集」
 (1)ピアノ協奏曲第2番(2009-10)
 (2)ベル・カント(2004)
 (3)宇宙の海の岸辺のセレナード(2004)
(1)ヴァシリー・プリマコフ(Pf)、
 トマス・セナゴー指揮
 ノルウェー放送管弦楽団
(2)ルネ・トンスゴー・セーレンセン(Vn)
(3)ミッコ・ルオマ(アコーディオン)、
 イオ弦楽四重奏団
ポール・ルーザースの音楽第6集!プリマコフが弾く最新作、ピアノ協奏曲第2番etc

録音:2009/2010年、DDD、64:03

ポール・ルーザースは1949年デンマーク出身の作曲家で作品はアメリカ、イギリス、デンマークで盛んに演奏されている。ピアノの貴公子プリマコフを独奏者に迎えての最新作ピアノ協奏曲第2番はバルトークのそれを思わせるエネルギッシュな音楽。《宇宙の海の岸辺のセレナード》はアコーディオンと弦楽四重奏が時にクラスターでぶつかり、また協調しあう現代のロマン主義ともいえる秀作。

BCD 9340
(2CD)
\4400
「ジャン・デガエターニ・イン・コンサート」
 CD1)
  ベートーヴェン:ゲーテの詩による3つの歌曲、星空の下の夕べの歌/
  フランシス・プーランク:
   祭りに行く男、ギター、これがあなたのやり方、心が支配の手、愛/
  ケネス・フランゼル:世俗的な望み/
  ジョージ・クラム:3つの初期歌曲、眠る人/ドビュッシー:勇敢な祭り
 CD2)
  R.シュトラウス:献身、私は宮廷の愛を運ぶ、お休み私の魂よ、朝/
  ガーシュイン:わが愛はここに/スタンレイ・ウォールデン:3人の淑女/
  F.J.ハイドン:ナクソスのアリアンナ
ジャン・デガエターニ(メゾソプラノ)
ギルバート・カリッシュ(Pf)
アップショー、フレミングの師匠としても知られるアメリカの誇る大歌手デガエターニの十八番リサイタル!

録音:1987年、ADD、62:58+54:24

アメリカのメゾソプラノ歌手ジャン・デガエターニ(1933-1989)の当BRIDGEでは9枚目となるアルバム。彼女はジュリアード音楽学校に学び、古典から現代音楽までこなす一方、卓越した語学力でドイツ、フランス歌曲、中世ルネサンス歌曲まで歌う驚異的なレパートリーを誇った。広い声域と確かな音程、澄み切った声は現代作品で特に生かされ、彼女の歌ったシェーンベルクの「月に憑かれたピエロ」は名盤として名高い。またジョージ・クラムの声楽曲の多くは彼女のために作曲された。ベートーヴェンの歌曲、ドビュッシー、プーランクのシャンソン、現代作品どれを聴いても高い完成度を保っている。ドーン・アップショー、ルネ・フレミングの師匠としても知られるデガエターニの主要なレパートリーを満遍なくコンパクトにまとめた貴重なリサイタルのライヴ録音。名ピアニスト、ギルバート・カリッシュの伴奏もすばらしい。

BCD 9338
\2200
フェリックス・メンデルスゾーン(1809-1847):ピアノ・トリオ
 ピアノ三重奏曲第1番ニ短調Op.49
 無言歌Op.53-No.2(ピアノ三重奏曲版)
 ピアノ三重奏曲第2番ハ短調Op.66
アージェンタ三重奏団:
 【ステファニー・サンタンブロジオ(Vn)、
  ドミトリ・アタパイン(Vc)、
  ジェームズ・ウィン(Pf)】
録音:2010年10月、DDD,60:57

アルジェンタ三重奏団はアメリカ・ネヴァダ大学のレジデンス・アンサンブル。ヴァイオリンのステファニー・サンタンブロジオはドホナーニ時代のクリーズランド管弦楽団でセカンド・ヴァイオリンの副首席を務め、サンアントニオ響のコンサート・ミストレスを歴任しネヴァダ大学で後進の指導にもあたっている。またピアノのウィンと共にモーツァルトのソナタ集の録音もある(MSRレーベル、MS1305)。チェロのドミトリ・アタパインはサンクト・ペテルブルク音楽院に学び東京カルテットと共演したこともある。ピアノのジェームズ・ウィンはピューリッツァー賞受賞作曲家でもありネヴァダ大学で作曲と理論の教鞭を執っている。大変軽やかで淀みのないメンデルスゾーンで無言歌のピアノ三重奏編曲版も楽しい。

BCD 9343
\2200
「アーリーン・シエラ(b.1970):作品集Vol.1」
 (1)蝉貝(2006)
 (2)「鳥と昆虫」第1巻(2007)
 (3)サラウンデド・グラウンド(2008)
 (4)2つのネルーダ賛歌〜(2004)
 (5)コルメナ〜14奏者のための(2008)
 (6)バリスター〜13奏者のための(2001)
(1)(5)(6)ジョイス・オグレン指揮
 インターナショナル・コンテンポラリー・アンサンブル
(2)ヴァシリー・プリマコフ(Pf)
(3)ダイダロス弦楽四重奏団、
 チャールズ・ナイディッチ(Cl)、
 スティーヴン・ゴスリング(P)
(4)スーザン・ナルッキ(S)、
 Rラマクリシュナン(Vc)、
 S.ゴスリング(P)
アーリーン・シエッラはジェイコブ・ドラッグマンに師事した若手女性作曲家。無調様式のなかに様々な素材がめまぐるしく登場し展開される。ウェーベルンとミニマルを掛け合わせたおうな独自の点描主義音楽。
BCD 9353
\2200
「ビート・セラピー」〜ドミトリ・ティモチコ:作品集
 ループ&スウィング/カチュンク/カトリーナ・ストンプ/
 神秘的な訪問者/地震/夢はきっと叶う
ドミトリ・ティモチコと彼のお友達
録音:2010年

ドミトリ・ティモッコはマサチューセッツ出身のピアニスト、作曲家。ジャズとロックの分野で活躍。本CDはフュージョン系のジャズを演奏している。

DORON


DRC 3032
\2300→¥2090
ルバツキーテにフェニェーとなにげに豪華なソリスト達によるベートーヴェン
 ベートーヴェン:
 (1)ピアノ、ヴァイオリンとチェロのための三重協奏曲 ハ長調 Op.56
 (2)合唱幻想曲 ハ短調 Op.80
ジョアン・ファレッタ(指揮)
リトアニア国立交響楽団
ムーザ・ルバツキーテ(ピアノ)
(1)マイケル・ラドヴィグ(ヴァイオリン)
(1)ラースロー・フェニェー(チェロ)
(2)カウナス国立合唱団
録音:2009年11月7日、ヴィリニュス(ライヴ),DDD,53'49

リトアニア勢を中心としたベートーヴェン、しかも「実は名曲」を二作収録。ムーザ・ルバツキーテは1959年生まれのピアニスト。パリ在住ながら、リトアニア人ピアニストとしてもっとも活躍している人。マイケル・ラドヴィグ(ルートヴィグ)は米国のヴァイオリニストで、現在バッファロー・フィルのコンサートマスター。ちなみに彼の父は、オーマンディ時代のフィラデルフィア管弦楽団で40年近くに渡って長く活躍したアーヴィン・ラドヴィグ。ラースロー・フェニェーは、1975年、ハンガリー生まれのチェリスト。現在hr(フランクフルト放送)響の首席チェリスト。2004年、ドイツのクロンベルクでのパブロ・カザルス国際コンクールに優勝した名手。ジョアン・ファレッタはバッファロー・フィルの音楽監督を務める指揮者。中堅どころの実力派が揃っている。
DRC 2008
\2300
〜スイス現代作曲家シリーズ〜
 クリスティアン・ファヴル(b.1955):レクイエム
ファクンド・アグディン指揮
OSJシンフォニック・ネット
エルグエル・ヴォーカル・アンサンブル
リリカ・ヌシャテル、オーパス室内合唱団
ベネディクト・トーラン(S)
キスマラ・ペッサッティ(MS)
ミハエル・ローレンツ・ミュラー(T)
リサンドロ・アバディ(Br・B)
録音:2010年3月

クリスティアン・ファヴルはローザンヌ出身のスイスの作曲家でローザンヌ音楽院で教鞭を執るほか、ピアニストとしても活動し、マルタ・アルゲリッチ、ロストロポーヴィチとも共演している。当DORONレーベルにはピアニストとして録音が多数あり、ショパンの作品集(DRC3028)やシューマンの協奏曲(DRC3042)など本格的な作品も録音している。「レクイエム」は無調を基調としながらロマンティックな作風で打楽器も活躍するダイナミックな作品。

DRC 3059
\2300
「シューマン:チェロとピアノのための作品全集」
 民謡風の5つの小品Op.102/3つのロマンスOp.94/
 幻想小曲集(全3曲)Op.73/アダージョとアレグロOp.70/
 トロイメライ(C.ダヴィドフ編)
ナイオール・ブラウン(Vc)
イザベル・トリュブ(Pf)
録音:2010年8月ルクセンブルク

シューマンのチェロのために書かれた器楽曲を全て収録。といっても「民謡風の5つの小品Op.102」以外はヴァイオリンやクラリネットで演奏されることもある(最後の「トロイメライ」は歌曲からの編曲でアンコールとして収録)。いずれもシューマンらしい豊かなメロディあふれる名品ぞろい。ナイオール・ブラウンはスコットランド生まれのチェリストで、現在ルクセンブルク・フィルの首席チェリスト。ブラウンとイザベル・トリュブは1989年にコンビを結成しルクセンブルクを拠点に活動している。

DRC 3060
\2300→¥2090
世界初録音!作品番号なしの習作を収録
 完全なピアノ三重奏曲全集

メンデルスゾーン:ピアノ三重奏曲全集
 ピアノ三重奏曲第2番ハ短調Op.66(1846)
 ピアノ三重奏曲ハ短調(1822)※世界初録音
 ピアノ三重奏曲第1番ニ短調Op.49(1839)
トリオ・セレシオ:
 【シルヴィアーヌ・ドゥフェルヌ(Pf)、
  アンソニー・フリント(Vn)、
  ヨハン・セバスティアン・ペッチュ(Vc)】
録音:2009年8月スイス・ディネメック・スタジオ

メンデルスゾーンの2つのピアノ三重奏曲に加え、世界初録音の作品番号なしの習作を収録した完全なピアノ三重奏曲全集。習作といえど4楽章からなる大作で、その完成度は高く、メンデルスゾーンの書式・個性はすでに確立されている。

DRC 5034
\2300
「夏の名残りのバラ」〜メンデルスゾーン姉弟のピアノ曲
 フェリックス・メンデルスゾーン:前奏曲とフーガ ニ短調Op.35-1
 ファニー・ヘンゼル=メンデルスゾーン:無言歌集Op.8(3曲)
 フェリックス・メンデルスゾーン:深刻な変奏曲ニ短調Op.54
 ファニー・ヘンゼル=メンデルスゾーン:ソナタ ハ短調
 フェリックス・メンデルスゾーン:3つの練習曲Op.104
 ファニー・ヘンゼル=メンデルスゾーン:無言歌集Op.6〜No.1,3,4
 フェリックス・メンデルスゾーン:「夏の名残りのバラ」による幻想曲
シルヴィアーヌ・ドゥフェルヌ(Pf)
録音:1995年モントリオール(CBC放送による録音)

ドゥフェルヌはイタリア・ジェノバ出身でフランク・マルタン・コンクール、ウィリアム・カペル国際ピアノ・コンクールなど多くのコンクールに入賞している。Deccaでデュトワ指揮によりパスカル・ロジェとプーランクの2台ピアノのための協奏曲で共演している。近年はシューマン、メンデルスゾーン、リストなどに力を入れており、今回紹介したメンデルスゾーンのピアノ三重奏曲全集にも参加している。

DRC 5035
\2300
「夜明けの歌」〜シューマンの周辺
 クララ・シューマン:
  ロベルト・シューマンの主題による3つの前奏曲とフーガOp.16
 ブラームス:ロベルト・シューマンの主題による7つの変奏曲Op.9
 ルードヴィヒ・シュンケ:大ソナタト短調Op.3
 ロベルト・シューマン:
  12のトッカータOp.7、夜明けの歌Op.133、
  詩人ベッティナ・ブレンターノに捧げる5つの小品
シルヴィアーヌ・ドゥフェルヌ(Pf)
録音:1994年(CBC放送による録音)

ラジオ・カナダ放送局収蔵の音源。シューマンと深い関わりのあった作曲家の作品を収録。クララ・シューマン作品とシュンケ作品はロベルト・シューマンに献呈されたもの、またブラームス作品はクララ・シューマンに献呈された作品・ルードヴィヒ・シュンケは今日では忘れられた作曲家だがシューマンのサークルに出入りしていた作曲家・ピアニストで互いに曲を献呈しあう仲であった。

DREYER−GAIDO


CD 21055
\2200
「二人のマルギット・カーン」〜アコーディオンとエレクトロニクスの音楽
 エディソン・デニソフ(1929-1996):暗闇から光へ(1995)
 アリ・ゴルジ(b.1978):フラッター・フリューゲル(2006)
 ヨアヒム・ハインツ:影(2006)
 サミール・オデー=タミミ(b.1970):ツラリム(2007)
 シャーロッテ・ザイター(b.1965):出発の目録(2006)
マーギット・ケルン
 (アコーディオン&エレクトロニクス)
一人で二役!アコーディオンとエレクトロニクス!

録音:2009年4月、DDD、67:25

マーギット・ケルンは1967年生まれで、フーゴー・ノースにアコーディオンを学んだ他、現代音楽についての学位も取得している。ソロの他、アンサンブル・モデルン、アンサンブル・アンテグラル、ムジーク・ファブリクなどヨーロッパの主要な現代音楽アンサンブルに参加している。収められた作品は何れもアコーディオンのクラスターを中心にした音響と電子音を組み合わせた宇宙的な拡がりを持つ作品。

KAIROS


13162KAI
\2400
マティアス・ピンチャー(b.1971):作品集
 (1)ソニック・エクリプス(2009-2010)
  〜トランペット独奏、ホルン独奏とアンサンブルのための
 (2)トワイライト・ソング(1997)
  〜E.E.カミングスの詩によるソプラノと7楽器のための
 (3)「私は如何に恋煩っているか」〜シル・ハ・シリムV(2008)
  「she-cholat ahavah ani (shir ha-shirim V)」
   〜H.ザロモスの詩による無伴奏混声合唱のための
(1)(2)マティアス・ピンチャー指揮
 インターナショナル・コンテンポラリー・アンサンブル
(1)ガレス・フラワーズ(Trp)、
 デヴィッド・バード=マロウ(Hrn)
(2)マリソル・モンタルヴォ(S)
(3)マーカス・クリード指揮
 SWRヴォーカル・アンサンブル・シュトゥットガルト
1970年代生まれのヨーロッパ作曲界のホープ!ピンチャー作品集

録音:(1)2010年10月、(2)2010年11月、(3)2009年11月

当KAIROSでは管弦楽曲集(12582KAI)、当社取り扱レーベルのNEOS、アンサンブル・モデルン・レーベルから盛んに作品がリリースされ、1970年代生まれのヨーロッパ作曲界のホープとして活躍しているピンチャーの最新作「ソニック・エクリプス」をメインとした作品集。ピンチャーはファーニホー、ラッヘンマンらの影響を受けた特殊奏法を多用した点描的な音の連なりに突然鋭く音を打ち込むような厳しい表現を持ち味とする。最後に収録された2008年の混声合唱曲では合唱ということもあって厳しいなかにこれまでになく、抒情的で柔らかな響きが現れ、新境地を開いている。

LODIA


CP 803
\2300→¥1990
「カルロス・パイタ・コンダクツ・ワーグナー」
 リヒャルト・ワーグナー:
  (1)楽劇《神々の黄昏》抜粋
   (ジークフリートのラインヘの旅/
    ジークフリートの死〜葬送行進曲/
    ブリュンヒルデの自己犠牲)
  (2)楽劇《トリスタンとイゾルデ》より前奏曲と愛の死
カルロス・パイタ指揮
(1)フィルハーモニック交響楽団
(2)ニュー・フィルハーモニア管弦楽団
カルロス・パイタの謎の新譜!?でもじつは昔の音源?ワーグナー管弦楽曲集。

LOCD785として出ていた《神々の黄昏》抜粋にLOCD770として出ていたワーグナー管弦楽曲集のなかのものと同一音源と思われる「トリスタンとイゾルデ前奏曲と愛の死」を加えて再リリース。なのですが、LOCD785には入っていた歌手のソリストが、このディスクには入っていません。メーカーからは同じ音源だ、との回答を得ているのですが、何故歌が消えたかは不明です。
爆演指揮者パイタの自主レーベルLODIAは入手が年々難しくなっているので、この機会に買っておきましょう。トリスタンのねっとりとした旋律の歌いまわしなどは正にパイタの独壇場。

LOCD 776
【再プレス】
\2300→¥1990
カルロス・パイタ、念願の再プレス!
 マーラー:交響曲第1番「巨人」
カルロス・パイタ指揮
ロイヤル・フィル
パイタ唯一のマーラー。ドイツ的というより南米のパイタの血の気の多さがいいほうに出たなかなかの快演。そんなにハチャメチャはしていないが明るいロマンが全編を覆う。ラストの盛りあがりは同曲のアルバムの中でも最高に位置する。パイタの大好きなネットリ・フィニッシュはここでも全開。オケが崩壊寸前。これもオリジナルはデッカのフェイズ4録音。

LOCD 779
【再プレス】
\2300→¥1990
カルロス・パイタ、念願の再プレス!
 ブラームス:交響曲第1番
カルロス・パイタ指揮
ナショナル・フィル
鬼才パイタのいいところも悪いところも全開になった怪演。これは完全に評価真っ二つ。「こんな道化がまかり通ってはフルトヴェングラーがかわいそう」、「かれの解釈は誤解に満ちている」など悪評は散々。一方誉め言葉は「フルトヴェングラーの持っていた燃える情熱の継承者」、「野性的で劇的、躍動感に満ちた明快な演奏」といった感じ。ただ数年間でここまで(悪趣味に)自分の個性を表出することに成功した才能は評価したい。久々に聴いて、とてもクリアで見とおしのよい演奏だと思った。悪趣味ではあっても変態的とまではいかない。ラストもオケが崩壊することなくパイタ・フィニッシュで締めくくってくれて感動の嵐。

NEOS

没後5年、孤高の作曲家ヴァインベルグ・エディション!
第1人者フェドセーエフを中心に一挙5タイトル発売!

 今回リリースされる録音は全て昨年オーストリア・ブレゲンツ音楽祭で行われたヴァインベルグの大規模な回顧作品展のライヴ。
 NEOSレーベルはこれまでも無伴奏ヴィオラ・ソナタ全集(NEOS11008-09)やNHK・BSでも放送された歌劇「乗客(パサジェルカ)」(Blue-Ray Disc NEOS51005)など紹介してきた。他にもCHANDOSレーベルやCPOレーベルから継続的に新譜が発売され作曲家ヴァインベルグの全容が見えてきた。
 ヴァインベルクの名は一部の愛好家の間では知られていたが生誕90年の2009年前後を境にリヴァイヴァルの機運が高まった。
 ミエチスワフ(モイセイ)・ヴァインベルグはポーランド・ワルシャワのユダヤ人家庭に生まれたが、ナチスのポーランド侵攻を機にソビエトに亡命、そこでショスタコーヴィチに才能を認められ私淑するようになる。しかしユダヤ人であるため、ソビエト国内でも苦難の人生を歩んだ。作風はショスタコーヴィチの影響が極めて濃厚だが、その亜流に陥らずショスタコーヴィチの内省的な側面を醸成させたような深みと広がりを備えている。

NEOS 11125
(SACD HYBRID)
\2300→¥2090
「ヴァインベルグ(1919-96)エディションVol.1」
 ミエチスワフ(モイセイ)・ヴァインベルグ:
  (1)交響曲第6番Op.79(1962-63)
  (2)シンフォニエッタ ニ短調Op.41(1948)
(1)ウラディーミル・フェドセーエフ(指揮)
 ウィーン交響楽団、ウィーン少年合唱団
(2)ジェラール・コルステン(指揮)
 フォアアールベルク交響楽団
フェドセーエフ&ウィーン少年合唱団による第6交響曲!

録音:2010年8月ブレゲンツ音楽祭ライヴ

交響曲第6番(交響曲は全部で19曲作曲!)はソビエトのユダヤ系詩人レフ・クヴィトコの詩をテキストにした少年合唱つきの大作。ショスタコーヴィチの後期交響曲に通ずる深い悲しみと諦観の闇のなかから浮かび上がる清らかな少年合唱の響きは天使の声(ウィーン少年合唱団が名演!)と見紛うばかり。フェドセーエフはモスクワ放送響とも同じ2010年に録音しておりましたが、それは何故かカット版でした。今回の録音は演奏時間44分、待望の全曲版になります。
シンフォニエッタはストラヴィンスキーかプロコフィエフ、ショスタコーヴィチのバレエ「黄金時代」「ボルト」あたりを思わせる外向的な作品です。こちらはエヴァ・メイの夫君としても知られるジェラール・コルステンがブレゲンツのオーケストラを振っての演奏です。
両曲ともオーケストラのダイナミズム満載でオーディオ・マニアにも気に入って頂けます。

NEOS 11126
(SACD HYBRID)
\2300→¥2090
「ヴァインベルグ(1919-96)エディションVol.2」
 ヴァインベルグ:
  交響曲第17番「記憶」Op.137 (1982-84)
ウラディーミル・フェドセーエフ(指揮)
ウィーン交響楽団
フェドセーエフに捧げられた交響曲第17番!

録音:2010年7月ブレゲンツ音楽祭ライヴ

ヴァインベルグは生涯に19曲の交響曲を作曲していますが(シンフォニエッタ、室内交響曲、番号なしの交響曲を入れると27曲!)、この第17番は第18、19番と組んで三部作を構成し、いずれも1980年代に集中的に作曲されました。《記憶》と名づけられたこの曲は第二次世界大戦とソビエト亡命後のユダヤ人迫害、スターリン圧政下の苦難の思い出が反映されていると作曲者は述べています。第1楽章の闇の中で祈りを捧げるかのような悲痛な旋律、第2楽章の戦争を連想させる不吉な行進曲調の音楽、第3楽章のバロック様式を模しながらもどこまでも不安な曲調、そして終楽章の諦めと最後の闘争。どこまでも暗く救いのない音楽。
曲を献呈されたフェドセーエフ(1984年の初演ライヴも出ていました)と、かつてシェフを務めたウィーン響の入魂のライヴ。

NEOS 11127
(SACD HYBRID)
\2300→¥2090
「ヴァインベルグ(1919-96)エディションVol.3」
 ヴァインベルグ:レクイエムOp.96(1965-1967)
  【1.パンと鉄(ディミトリ・ケドリン)/
   2.そしてそれから・・・(フェデリコ・ガルシア・ロルカ)/
   3.柔らかい雨が降るだろう(サラ・ティースダール)/
   4.広島、5本の詩句(深川宗俊)/
   5.人々は歩いた(フェデリコ・ガルシア・ロルカ)/
   6.種をまく(ミハイル・デュディン)】
エレナ・ケレシディ(Sop)
ウラディーミル・フェドセーエフ(指揮)
ウィーン交響楽団、ウィーン少年合唱団、
プラハ・フィルハーモニック合唱団
被爆した日本人の詩ほかをテキストにした20世紀のレクイエム。etc

録音:2010年8月ブレゲンツ音楽祭ライヴ

このレクイエムは作曲者がベンジャミン・ブリテンの戦争レクイエムの影響を受けて作曲されました。作曲の背景にはブリテンの友人でもあるショスタコーヴィチの薦めもあったようです。ロシアの詩人ケドリン、スペインの詩人ガルシア・ロルカの他、日本の詩人・深川宗俊の詩も取り上げられています。因みに深川宗俊は広島で被爆、戦後は峠三吉らと反戦詩人として活動した。楽譜は作曲後紛失、初演は作曲者の死後13年経った2009年11月リヴァプールにてトマス・ザンデルリングの指揮で行われました。ショスタコーヴィチ、シュニトケ・ファンは必聴!

NEOS 11128
\2300→¥2090
「ヴァインベルグ(1919-96)エディションVol.4」
 ヴァインベルグ:
  (1)チェロ・ソナタ第2番Op.63(1959)
  (2)ピアノ五重奏曲Op.18(1944)
(1)クリストフ・ストラドナー(Vc)
 ルカ・モンティ(Pf)
(2)ドリス・アダム(Pf)
 ウィーンEOS四重奏団
録音:(1)2010年8月、(2)2010年7月、ブレゲンツ音楽祭ライヴ

チェロ・ソナタ第2番はショスタコーヴィチのチェロ協奏曲第1番に感銘を受けて作曲された暗い叙情の溢れる佳曲。チェロのストラドナーはウィーン響の首席。ピアノ五重奏曲は第二次大戦中に書かれたヴァインベルグの「戦時の音楽」でブラームスから後期ロマン派、プロコフィエフ、ショスタコーヴィチの影響を感じさせる大作。ヴァスクスら現代のロマン主義の作曲家と不思議に似通った雰囲気を持つ。

NEOS 11129
\2300→¥2090
「ヴァインベルグ(1919-96)エディションVol.5」
 ヴァインベルグ:
  (1)3本の椰子の木Op.120(1977)
  (2)弦楽三重奏曲Op.48(1950)
  (3)トランペット協奏曲第1番変ロ長調Op.94(1967)
(1)タリア・オル(S)、ウィーンEOS四重奏団
(2)松井香奈(Vn)、ヨハネス・フリーダー(Va)、
 クリストフ・ストラドナー(Vc)
(3)ユルゲン・エレンゾーン(Trp)、
 ジェラール・コルステン指揮
 フォアアールベルク交響楽団
録音:(1)2010年8月、(2)(3)2010年7月

3本の椰子の木はミハイル・ユーリヴィッチ・レールモントフの同名の詩による作品、弦楽三重奏曲は民族音楽と新古典主義の影響を受けた佳曲、そしてトランペット協奏曲はソビエトの名トランペット奏者ティモフェイ・ドクシツェルのために作曲された。リムスキー=コルサコフの金鶏やビゼーのカルメン、メンデルスゾーンの結婚行進曲などが引用される痛快な傑作。

NEOS 11118
\2300
ルドルフ・ケルターボーン(b.1931):
 (1)FDへのオマージュ(2010)〜5楽器と女声のための想像上の情景
 (2)室内交響曲第3番(2007)〜2台ピアノと3つの楽器群のための
 (3)イッヒ・ヘーレ・ミッヒ(2006)〜
  ソプラノ、オーボエ(コール・アングレ)、チェロとピアノのための
 (4)ヴィオラ協奏曲(2009)
(1)(2)(3)ピエール=アラン・モノ指揮
 NECヌーヴェル・アンサンブル・コンタンポラン
(1)(3)ジャニーヌ・ヒルツェル(Sop)
(2)アドリエンネ・ソーシュ&イーヴォ・ハーグ(Pf)
(3)ジェシカ・ロナ(Va)、
 トマス・レースナー指揮ビール交響楽団
スイスの作曲家ケルターボーン作品集

録音:(1)2011年2月(2)2008年9月初演ライヴ(3)2011年2月(4)2010年5月初演ライヴ

ケルターボーンはバーゼル出身の作曲家でヴォルフガング・フォルトナー、ボリス・ブラッヒャーらに師事した。ポスト・ウェーベルンの点描的な厳しい様式の流れを汲みつつブーレーズを思わせる輝かしい音響が特徴。室内交響曲第3番におけるピアノ、ハープ、ギター、金属系打楽器の奏でる輝かしい音響の中から生まれてくるヴァイオリン群の息の長い旋律の神秘的な美しさ、ただひたすらヴィオラとオーケストラが禅問答のような孤独な対話を続ける大作ヴィオラ協奏曲が聴きもの。

NEOS 11119
(SACD HYBRID)
\2300→¥2090
没後21年目にしてノーノの世界初録音が登場!!
ルイジ・ノーノ(1924-1990):
 (1)「リゾナンツェ・エランティ(さすらう響き)」/
  マッシモ・カッチアリに(1986/1987)※世界初録音
   〜コントラルト、フルート、チューバ、
    打楽器とライヴ・エレクトロニクスのための
 (2)ドナウのための後-前-奏曲(1987)
  〜チューバとライヴ・エレクトロニクスのための
アンサンブル・エクスペリメンタル:
 【(1)ズザンネ・オット(Sop)、
  (2)R.ファブリチアーニ(Fl)、
  (1)(2)クラウス・ブルガー(Tuba)】
(1)デトレフ・ホイジンガー指揮
 ストラスブール打楽器アンサンブル
(1)(2)SWRエクスペリメンタル・スタジオ
 (ライヴ・エレクイトロニクス)
録音:2010年12月

《リゾナンツェ・エランティ(さすらう響き)》はハーマン・メルヴィルら数人の詩人の詩をテキストとし、他にいくつかの中世ルネサンスの歌曲が原型を留めぬほど変形してコラージュされて構成されている。コントラルトのモノローグとも言うべき独唱に打楽器、チューバ、電子音響が挑発的に楔を入れる形で進行するノーノ晩年の傑作。《ドナウのための後-前-奏曲》は現代曲の世界ではチューバの名曲として比較的知られており、本年6月にも日本初演されたばかり。予め録音され変調されたチューバの音と生のチューバが夢と現実の境も曖昧な幻想的な対話を繰り広げる。

NMC


NMC D156
\2200
「夜の黒い鳥」
 〜ハリソン・バートウィスル(b.1934):管弦楽曲集

  (1)夜の黒い鳥(2004)/
  (2)夜の影(2001)/(3)アヌビスの嘆き(1994)
ライアン・ウィグルスワース指揮
 ハレ管弦楽団
(3)オーウェン・スレード(Tuba)
イギリス作曲界の重鎮バートウィスルの最新オーケストラ作品集!

録音:2010年8月

かつてピーター・マクスウェル・デイヴスと並んでマンチェスター楽派と呼ばれたイギリス作曲界の重鎮バートウィスルの久々の大規模オーケストラ作品を一挙紹介。目にも鮮やかなまばゆいばかりの華麗なオーケストレーション、うねり渦巻き、ほとばしる音響と旋律の運動、はじける活き活きとしたリズムなど、現代音楽でありながら聴き手の生理的欲求と期待を満足させてくれるエンターテイメント性に富んだ作品ぞろい。2011年英グラモフォン誌レコード賞ノミネート・ディスク。

NMC D139
\2200
「プリズム」〜バス・クラリネットとピアノのための音楽
 ゲーリー・カーペンター:マーキング・タイム/
 ケネス・ヘスケス:ポイント・フォーム(カンディンスキーを見て)/
 ギャヴィン・ヒギンズ:3つの壊れたラヴ・ソング/
 エミリー・ハワード:仮面舞踏会/デヴィッド・ホーン:チャイム/
 パトリック・ヌン:プリズム/
 スティーヴン・プラット:ショート・スコアI〜IV/
 マーク・シンプソン:ラヴ(エスケープ)/
 マーク=アンソニー・タネジ:根源の歌
マーク・シンプソン(バスCl/Cl)
イアン・バックル(Pf)
録音:2010年8月

イギリスの幅広い世代の作曲家によるクラリネットのための新作現代音楽。ジャズ、ロックの影響が濃厚なカーペンターのマーキング・タイム、ハワードのミニマル系の抒情的な仮面舞踏会、いまや巨匠となったポスト・パンク世代の代表マーク=アンソニー・タネジの根源の歌など全9曲。クラリネットで聴くイギリス発ポスト・パンク世代の現代音楽。

NMC D167
\2200
セア・マスグレイブ(b.1928):
 (1)ラジオのための歌劇《ふくろうクリーク橋での事件》(1981)/
 (2)グリーン/
 (3)荒々しい冬 I
(1)J.ガーディナー(Br)、G.ハニカット(語り)、
 セア・マスグレイブ指揮
 ロンドン・シンフォニエッタ
(2)スコティッシュ・アンサンブル、
(3)レッド・バード、フレット・ワーク
録音:(1)1981年(2)2008年(3)1993年

マスグレイブはスコットランドに出自を持つアメリカの作曲家で主にドラマ音楽の分野で活動している。ラジオのための歌劇《ふくろうクリーク橋での事件》は語り、独唱とアンサンブルのための放送オペラで効果音なども含まれる無調風の音楽。《グリーン》は19世紀後半のロマン派のスタイルで書かれた佳作、《荒々しい冬》は人気ヴォーカル・グループ・レッド・バード、フレット・ワークを起用したオペラ風のシアター・ピースでルネサンス音楽の様式を模倣している。

NMC D171
\2200
デヴィッド・ラムズダイン(b.1931):《ビッグ・ミーティング》
録音制作:1971年

ラムズダインはオーストラリア、シドニー出身の作曲家。《ビッグ・ミーティング》は声、語り、街の雑踏、話し声などの環境音、ブラス・バンド、電子音などをコンピュータで加工、コラージュした一種のミュージック・コンクレート作品。


DUTTON EPOCH


CDLX 7269
\1700
マイケル・ハード(1928-2006):世界初録音
 室内オペラ「エフェソスの未亡人」
  (デイヴィッド・ヒューズ&マイケル・ハード台本;1幕;1971)(*)
 バラッド・カンタータ「オウエン氏の大いなる努力」
  (マイケル・ハード台本;語り手、混声合唱と小管弦楽のための;1990)(+)
ピッパ・ゴス(ソプラノ:メイド(*))
ルイーズ・ウィンター(メゾソプラノ:未亡人(*))
マイケル・バンディ(バリトン:兵士(*))
カンタベリー市室内合唱団(+)
オーケストラ・ノーヴァ
ジョージ・ヴァス(指揮)
録音:2010年10月8-9日、ロンドン、ヘンリー・ウッド・ホール 世界初録音と表示されています。

CDLX 7270
\1700
ジュベア、オルウィン、マルテッリ:管弦楽作品集(世界初録音)
 ジョン・ジュベア(ジュベール;1927-):
  交響曲第2番、一楽章の交響曲 Op.68
   (1960年3月21日、シャープヴィルの犠牲者の記念に;1970)
 ウィリアム・オルウィン(1905-1985):オペラ「妖精のヴァイオリン弾き」から
   前奏曲(1924)/デリーベグの定期市(1925)
 カルロ・マルテッリ(1935-):交響曲第2番(1955-1956)
ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管弦楽団
マーティン・イェーツ(指揮)
録音:2011年1月11-12日、グラスゴー(英国)、RSNOセンター、ヘンリー・ウッド・ホール 世界初録音と表示されています。

CDLX 7271
\1700→¥1590
ミス・オースティンの楽しみ
 ジェーン・オースティン家のコレクションから新たに発見された音楽

 マサイアス・ホルスト(1769-1854)編曲:妖精の踊り
 ハイドン(1732-1809)/シェークスピア作詩:彼女はけっして愛を語らなかった
 ジェイムズ・フック(1746-1827)/チャールズ・ディブディン作詩:世界の半分(+)
 作曲者不詳/作詩者不詳:悲しみの水辺(流れは広く)(*)(**)
 ハリエット・エイブラムズ(1758-1821)/M・ルイス作詩:狂気のジェーン(*)
 ジョージ・キアルマーク(1781-1835):ロビン・アディア
 スティーヴン・ストレイス(1762-1796)/ジーンズ師作詩:囚われ人(*)(**)
 作曲者不詳/作詩者不詳:私はつばめを見てみたい(*)(#)
 アン・ティクネス(1737-1824):ファンダンゴ
 トマゾ・ジョルダーニ(1730-1806)/作詩者不詳:メアリー女王の嘆き(*)(**)
 作曲者不詳/ロバート・バーンズ作詩:バーンズの歌(*)(#)
 ジャコモ・ゴティフレード・フェッラーリ(1759-1842)/
  ジョージアナ・キャヴェンティシュ作詩:アフリカの歌(+)
 エドワード・スミス・ビッグズ(?-1820)/
  アメリア・オルダーソン・オーピー作詩:ヒンズーの歌(*)(**)
 ヘンデル(1685-1759)/編曲者不詳:オペラ「ロデリンダ」序曲(1755)
 作曲者不詳/チャールズ・ディブディン作詩?:アイルランドの男(*)(**)
 マイケル・ケリー(1762-1826)/M・G・ルイス作詩:妻の告別(*)(#)
 マイケル・ケリー/M・G・ルイス作詩?:夫の帰還(+)
 作曲者不詳/作詩者不詳:誰も私に求婚してくれない(*)
 ジョージアナ・キャヴェンティシュ(1757-1806)/
  リチャード・ブリンズリー・シェリダン作詩:
  「The Stranger」からのお気に入りの歌(*)(**)
 ジェイムズ・フック/チャールズ・ディブディン作詩:昼の気まぐれ(+)
 ヨハン・バプティスト・クラーマー(1771-1858):些細なこと
アマンダ・ピット(ソプラノ(*))
ジョン・ロフトハウス(バリトン(+))
デイヴィッド・オウエン・ノリス(ピアノ)
録音:2009年11月18-19日、ハッチランズ(サリー州、英国)、ミュージック・ルーム
『高慢と偏見』の著者ジェーン・オースティン(1775-1817)の家のコレクションから新発見された音楽。(**)以外は世界初録音と表示されています。(#)は英国のオースティンの姪キャロラインがジェーンの特にお気に入りだったと記憶していた曲だそうです。

CDLX 7272
\1700→¥1590
トイヴォ・クーラ(1883-1918):歌曲&管弦楽作品集
  海水浴をするニンフ Op.12(1909/管弦楽版:1910)(*)
  南オストロボスニア組曲第2番 Op.20(1912-1913)
  管弦楽伴奏の4つの歌曲(*)
   夏の夕べ(1907/管弦楽版:1917)
   長らく私はその火を見つめていた Op.2 No.2
    (管弦楽版:アーッレ・メリカント編曲)
   家畜場で Op.31a No.2(1917/管弦楽版:1918)
   月明かりの帆走 Op.31a No.1(1917/管弦楽版:1918)
  演奏会用組曲「奴隷の息子」Op.14b(1912)
  乙女とロシア大貴族の息子 Op.18(1911/管弦楽版:1912)(*)
  前奏曲とフーガ Op.10(1909)

スーザン・グリットン(ソプラノ(*))
BBCコンサート管弦楽団
マーティン・ブラビンズ(指揮)

録音:2011年1月24-26日、ロンドン、ハムステッド、エア・スタジオ 使用版による世界初録音と表示されています。

CDLX 7273
(2CD)
\3400→¥3190
フローラン・シュミット(1870-1958)2台のピアノのための音楽
  小さなエルフ「眠りの精」−一週間の踊り Op.73
   (1912/1923-1924;デアス編曲)(*)
  サロメの悲劇 Op.50(1907/1910-1911)(+)
  ドイツの反映(8つのワルツ)Op.28(1906)
  私は遠くで聞く… Op.64 No.1(1917/1929)(#)
  エドガー・アラン・ポーの「幽霊宮」のための練習曲 Op.49
   (1900-1904/1909)(#)
  3つの狂詩曲 Op.53(1903-1904)
キンバリー・バーバー(メゾソプラノ(*))
ジェイムズ・メイソン(オーボエ(+))
レスリー・デアス、
アーニャ・アレクセーエフ(ピアノ)
録音:2010年12月17日、2011年2月22日、3月9日、ウィルフリッド・ローリエ大学音楽学部  リサイタル・ホール(カナダ、オンタリオ州ウォータールー) (*)(+)(#)は使用版による世界初録音と表示されています。

CDLX 7274
\1700→¥1590
バンジャマン・ゴダール(1849-1895):作品集(世界初録音)
  ピアノ協奏曲第1番イ短調 Op.31(1875)(*)
  ピアノと管弦楽のための序奏とアレグロ Op.49(1880)(*)
  オリエンタル交響曲 Op.84(1884)
ヴィクター・サンジョルジョ(ピアノ(*))
ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管弦楽団
マーティン・イェーツ(指揮)
録音:2011年1月13-14日、グラスゴー(英国)、RSNOセンター、ヘンリー・ウッド・ホール 世界初録音と表示されています。
バンジャマン・ゴダールは19世紀フランスの作曲家。オペラ作曲家としての成功を望み、おびただしい数の作品を遺したが、こんにちではほとんどが忘れられている。
パリ音楽院でルベに和声法を、ヴュータンにヴァイオリンを師事。ヴュータンに同行して2度ドイツを訪れている。
ゴダールはあらゆるジャンルにわたって大量に作曲を行ない、1878年には、パリ音楽院院長テオドール・デュボワと、パリ市主催の作曲コンクールにおいて優勝を分かち合った。
そのゴダールの復興となるか、DUTTONの野心的アルバム。

LXBOX 2011
(2CD)
\1700→¥1590
ヨーク・ボウエン(1884-1961):室内楽作品集
  ヴァイオリンとピアノのための組曲 Op.28
   (フリッツ・クライスラーに献呈;1909)
  チェロ・ソナタ Op.64(ベアトリス・ハリソンに献呈;1921)
  ヴァイオリン・ソナタ ホ短調 Op.112(ペギー・ラドモールに献呈;1945)
録音:2001年11月16-18日、ロンドン、ヘンリー・ウッド・ホール

エンディミオン・アンサンブル
 クリシア・オソストヴィチ(ヴァイオリン) ジェーン・サーモン(チェロ)
 マイケル・デュセク(ピアノ)

  ヴィオラ・ソナタ第2番ヘ長調(1906)
  ヴィオラ・ソナタ第1番ハ短調(1905)
  ヴィオラとピアノのための幻想曲 Op.54(1918)
録音:2002年4月29日-5月1日、ロンドン、イースト・フィンチレー、オール・セインツ教会
ジェイムズ・ボイド(ヴィオラ)
ベンクト・フォシュベリ(ピアノ)
CDLX 7120 と CDLX 7126 をスリップケースに収めたものです。
 ボウエンは、最近少しずつ知名度が上がってきているイギリスの作曲家。ロンドンのクラウチ・エンド出身。王立音楽アカデミーで学び、後に教授となった。
 後期ロマン派のスタイルで素敵な作品を生み出し、第一次世界大戦頃までは高く評価されたが、保守的な作風ゆえにやがて時代に取り残されていくことになる。
 管弦楽曲、ピアノ協奏曲、ピアノ曲、室内楽曲を多く残した。



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