LIGIA
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シャルパンティエの3 声のモテット作品集
マルク=アントワーヌ・シャルパンティエ(1643-1704):
(1)マニフィカト H.73
(2)「幸いなるかな、マリアよ(Beata est
Maria)」 H.25
(3)教会のための序曲 H.524
(4)「来たれ創造主(Veni Creator)」 H.54
(5)プレリュード H23.a
(6)サルヴァ・レジナ H.23
(7)聖母マリアへのカンティクム
「今日、救いが(Hodie Salus)」H.340
(8)プレリュード H.237a
(9)平和のためのエレヴェーション
「喜べ、最も愛されし人々よ(O bone Jesu)」
H.237
(10)仮祭壇のための序曲 H.523
(11)「主を賛美せよ(Laudate Dominum)」
H.159
(12)聖母マリアの連祷(Litanies de la Vierge)H.84 |
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ヴァンサン・リエーヴル=ピカール(C-T)
セバスティアン・オブレヒト(T)
ジャン=マニュエル・カンドゥノ、
レ・パッション
(モントーバン・バロックオーケストラ) |
17 世紀フランス宗教音楽の大家、シャルパンティエの3
声のモテット作品集。柔らかくも厳かな響きに圧倒される名盤
録音:2011 年9 月2、3、4 日 ソレーズ神学校の教会にて
リュリと並んで17 世紀のフランス音楽を代表する作曲家、マルク=アントワーヌ・シャルパンティエ。その作品は多岐にわたりますが、とりわけ優れた教会音楽作品を数多く残したことで有名です。
今回は膨大な彼の作品の中から、3 声のモテットを抜粋して収録。柔らかくも芯のあるシャルパンティエの音楽を演奏するのは、30
年以上の歴史を持つ名団体レ・パッションと名歌手たち。アンドリューの指揮のもと、器楽編成や歌詞の発音、装飾などはなるべく当時の響きに近づけるように収録されました。8
世紀より続く古教会で収録された美しくも壮大な響きに圧倒されます。 |
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シェイクスピアとパーセル
パーセル:
歌劇「妖精の女王」
歌劇「テンペスト」
歌劇「アテネのタイモン」
より抜粋 |
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マリア・ヴェナン(S)
クリストフ・バスカ(C-T)
フランク=エマニュエル・コント(指揮)
ル・コンセール・ドゥ・ロステルディユ |
シェイクスピアとパーセル、二大巨匠の魅力に酔いしれる1枚「妖精の女王」「テンペスト」「アテネのタイモン」より珠玉の曲の数々を抜粋した名盤
録音:2011 年3 月14 日-20 日、グリニャン城にて(フランス)
17 世紀後半に活躍し、今もなおイギリスを代表する音楽家として名を残す大音楽家、ヘンリー・パーセル。本CDではシェイクスピアの劇作品を原作とする3
つのセミ・オペラの中から二重唱やアリアを中心に抜粋、収録しました。
「妖精の女王」は「夏の夜の夢」、「テンペスト」と「アテネのタイモン」はそれぞれ同名の劇作品を原作とし、音楽を付したもの。とはいえ、当時はシェイクスピアの改作が横行しており、これら3
作品もオリジナルのものではなく改作部分に音楽をつけたものであるといわれています。しかしながら、例え改作部分につけられた音楽であろうとも、パーセルの音楽は確固たる輝きに満ちているといえましょう。創意工夫の凝らされたプレリュードや幕間音楽はもちろん、詩的あふれるアリアをたっぷりと堪能できます。
それぞれの作品は曲調や形式に合わせて4 つの組曲としてまとめられており、愛好家向けに貴族の邸宅などで開かれていた小さな演奏会をイメージさせるプログラム構成となっています。 |
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聖母被昇天の日のミサ曲集:
(1)入祭唱−ガウデアムス
(2)キリエ Jhesu Deus Dulcissime (de Franciaco)
(3)グローリア Clemens dues artifex
(4)昇階唱 Benedictaet Venerabilis (5)アレルヤ唱
(6)セクエンツィア Area Virga
(7)クレド(Bombarde)(8)奉献唱 Diffusa
Est
(9)サンクトゥス (10)アニュス・デイ
(11)聖体拝領唱 Regina Mundi (12)イテ・ミサ・エスト
(13)ヴィトリ(1291-1361):モテット「教皇クレメンス」 |
ラ・マン・ハルモニック |
14世紀中頃、中世ポリフォニー音楽の神秘的な響きあふれるミサ曲集、ヴィトリをはじめ、アルス・ノヴァ音楽の魅力に浸る1枚
録音:2011 年4 月13-15 日、ラ・シェーズ・ディユ大修道院にて
アヴィニョン捕囚によって教皇庁がローマからアヴィニョンに移行された14
世紀フランスでは、アヴィニョンの教皇庁において盛んな音楽活動が行われていました。この時代、中世音楽の世界では新たな音楽様式の潮流が見え始めます。より音楽的な旋律や、複雑な音楽様式が求められるようになり、それまでの単律聖歌とは異なる魅力を持った音楽が生み出されました。
本CDは教皇クレメンス6 世の時代に焦点を当て、入祭唱から「イテ・ミサ・エスト」(ミサの最後を締めくくる言葉)まで、当時のミサを再現するようにミサ曲の数々が収録されています。さらに、最後にはクレメンス6
世に捧げられたヴィトリのモテットも収録。時に模倣のスタイルを取りながら、会話のように次々と展開されていく重唱の響きは神秘的な魅力にあふれています。ラ・マン・ハルモニックの澄んだ歌声によって生み出される美しい中世音楽のハーモニーを堪能できる一枚です。 |
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18世紀末〜20 世紀、フランスオルガンの絢爛たる響き
1. ニコラ・セジャン(1745-1819):アンダンテ・グラティオーソ
2.W.A. モーツァルト(1756-1791):
グラスハーモニカのためのアダージョ
ボーヴァルレ・シャルパンティエ(1734-1791):
3. フルートの語り 4.トリオ
5. セジャン:アンダンテ・アフェクトゥオーゾ
ボーヴァルレ・シャルパンティエ:
6. オーボエの語り 7.合唱
ルイ・ヴィエルヌ(1870-1937):
8. イディル・メランコリック 9. リート 10.
子守唄
11.パストラーレ
12. ジャック=ニコラ・レメンス(1823-1881):
5声のプレリュード
13. シャルル・グノー(1818-1893):君に感謝する、愛の神よ
14. セザール・フランク(1822-1890):
6つの二重唱曲より 竹細工師の歌(詞:A.
テュリエ)
15. ルイ・ニーダーマイヤー(1802-1861):オー・サリュタリス
16. アメデ・ヴァンデンヘウベル(1831-1911):アニュス・デイ
17. フランク:6 つの二重唱曲より 小さき子らへ(詞:A.ドーデ)
18. アレクサンドル・ギルマン(1837-1911):フーガ グラーヴ
19.C. サン=サーンス(1835-1921):
憐れみ深きイエズスよ Pie Jesus
20. ギルマン:ラメント
21. グノー:祈り(詞:J. カブレ)
22. ギルマン:コンサートの小フーガ
23. グノー:天が地上を訪れたり |
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1-7:ピエール=エマニュエル・ヴォディオ(Org.)
8-11:ジャン=ピエール・レコウディ(Org.)
11-23:ローラン・ベイハースト(Org.)
ル・コンセール・トリビュオ |
世界初録音となるオルガンの演奏も収録した貴重な1枚
使用楽器:1-7:1761/1788/1865 年製ボワロオルガン(ニュイ・サン・ジョルジュのサン=シンフォニアン教会)、8-11:1901
年製シャルル・ディディエ=ヴァン=カスターオルガン(ドゥミニのサン・マルシャル教会)、12-23:1897
年製ジャン=バティスト・ギースオルガン(ディジョンのサント・シャンタル教会)
録音:2009 年-2010 年、フランス
フランス中東部に位置するコート・ドール県の教会オルガンを使用したオルガン曲集。
収録に使われた3 つオルガンのうち、ボワロのオルガンとギースのオルガンは今回のCDが処女録音となる貴重な1
枚です。これらのオルガンが制作された18 世紀末〜
20 世紀は、オルガンの様式が荘厳なものとなり、輝かしい音色が響き渡っていた時代。
ボヴァレル=シャルパンティエやヴィエルヌなど、フランスを代表するオルガニスト達の作品はもちろんのこと、サン=サーンスやフランクなど著名な音楽家の作品も収録。当時のオルガンの響きが見事によみがえります! |
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ガーシュウィンとバーンスタインの『トランペット・イン・ブルー』!
ガーシュウィン(1898-1937):
1. ラプソディー・イン・ブルー
(アレンジ:ティモフェイ・ドクシツァー、
ギィ・トゥヴロン&シャンタル・リオウ)
2. Couleur Gershwin(tmp, vn, p)
(アレンジ:ダニエル・グイヨ、ギィ・トゥーヴロン)
3. The Man I Love 私の彼氏(tmp, accord,
Cb, Pf)
(アレンジ:デニス・アルミタージュ)
4. シネ・ガーシュウィン(tmp, p)
(アレンジ:ダニエル・グイヨ) |
バーンスタイン(1918-1990):
5. ロンド・フォー・リフィー(tmp, p)
ウェスト・サイド・ストーリーより抜粋
6. 何か起こりそう(tmp, p)
7. マリア(tmp, accordion, p)
8. トゥナイト(tmp, accordion, p)
9. ひとつの心(tmp, accordion, p)
10. アイ・フィール・プリティ(tmp,
accordion, p)
11. どこかへ(tmp, accordion, p) |
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ギィ・トゥーヴロン(Tmp)
シャンタル・リオウ(P)
ミシェル・グラスコ(Accordion)
ヘルヴェ・モロー(Contrabass)
パトリス・フォンタナローサ(Vn) |
録音:2011 年2 月、パリ
アメリカの作曲家で映画やミュージカルにも貢献したバーンスタインやガーシュインを取り上げました。トランペットを中心に、ピアノ、アコーディオン、コントラバス、ヴァイオリンなど、様々な楽器のコラボレーションによるアレンジメントで、あの懐かしい名曲が生まれ変わります!
ギィ・トゥーヴロンを筆頭とするフランスの新進気鋭のミュージシャン達による一枚。世界屈指の名門オーケストラとの共演はもちろん、数々の音楽祭にも招待され、着実に評価を得てきました。また、室内楽アンサンブルにも並々ならぬ力を入れており、その息の合った絶妙なるタイミングは、本CD
でも聴きどころ。歓喜に満ち溢れた瞬間をお見逃しなく! |