第61号
2/24紹介新譜(3)
ボックス新譜
過去の音源を集めた特価ボックスものの新譜をまとめてみました。 |
DG
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479 0056
(18CD)
\6000 |
生誕150年記念、ドビュッシー主要曲作品BOX
ザ・ドビュッシー・エディション(18CD
BOX)
《Disc 1》
『夜想曲』『交響詩「海」』『クラリネットと管弦楽のための狂詩曲第1番』
『バレエ「遊戯」』〜
ピエール・ブーレーズ(指揮) クリーヴランド管弦楽団,
フランクリン・コーエン(Cl) [録音:1991&1993年]
《Disc 2》
『牧神の午後への前奏曲』『管弦楽のための「映像」』『交響組曲「春」』〜
ピエール・ブーレーズ(指揮) クリーヴランド管弦楽団
[録音:1991年]
《Disc 3》
『ピアノと管弦楽のための幻想曲』〜
ジャン=ルドルフ・カールス(P)
アレクサンダー・ギブソン(指揮) ロンドン交響楽団 [録音:1969年]/
『神聖な舞曲と世俗的な舞曲*』『スコットランド行進曲』〜
ヴェラ・バディングス(Hp*) ベルナルド・ハイティンク(指揮)
ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
[録音:1976〜1977年]/
『英雄的な子守歌』〜
エドゥアルト・ヴァン・ベイヌム(指揮)
ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
[録音:1957年]/
『バレエ「カンマ」』『舞曲(スティリー風タランテラ)』〜
リッカルド・シャイー(指揮)
ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団 [録音:1994&1986年]
《Disc 4&5》
『前奏曲集第1&2巻(全曲)』〜クリスティアン・ツィマーマン(P)
[録音:1991年]
《Disc 6》
『映像第1集』『映像第2集』『組曲「子供の領分」』〜
アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリ(P)[録音:1971年]
《Disc 7》
『練習曲集第1巻』『練習曲集第2巻』〜内田光子(P)
[録音:1989年]
《Disc 8》
『ベルガマスク組曲』『忘れられていた映像』『ピアノのために』『版画』
『スケッチ帳より』『喜びの島』『2つのアラベスク』『ハイドンを讃えて』『夢』
『アルバムの1ページ』〜
ゾルターン・コチシュ(P) [録音:1983&1988年]
《Disc 9》
『白と黒で』『小組曲』『リンダラハ』『行列と舞踊音楽』『ピアノ連弾のためのバラード』
『6つの古代碑銘』『2台のピアノのための交響曲ロ短調』〜
コンタルスキー兄弟(Pデュオ) [録音:1973年]
《Disc 10》
『弦楽四重奏曲ト短調Op.10』〜メロス弦楽四重奏団[録音:1973年]/
『ヴァイオリンとピアノのためのソナタ』〜
オーギュスタン・デュメイ(Vn) マリア・ジョアン・ピリス(P)
[録音:1993年]/
『チェロとピアノのためのソナタ』〜
ミッシャ・マイスキー(Vc) マルタ・アルゲリッチ(P)
[録音:2000年]/
『フルート、ヴィオラとハープのためのソナタ』〜
ヴォルフガング・シュルツ(Fl), ヴォルフラム・クリスト(Va),
マルギット・アナ・シュース(Hp) [録音:1989年]/
『シランクス』〜ヴォルフガング・シュルツ(Fl)
[録音:1989年]
《Disc 11》
『忘れられたアリエッタ』『シャルル・ボードレールの5つの詩』『ジャヌ』
『カプリス』『華やかな宴第1集』〜
ヴェロニク・ディエッチ(Sp), フィリップ・カッサール(P)
[録音:1993年]
《Disc 12》
『ビリティスの3つの歌』『美しい夕暮れ』『マンドリン』『ロマンス』『まぼろし』
『ステファヌ・マラルメの3つの詩』『星の輝く夜』
『感傷的な風景(言うに言われぬ静けさ)』『カンタータ「選ばれし乙女」』〜
ヴェロニク・ディエッチ(Sp), ドリス・ランプレヒト(Ms),
フィリップ・カッサール(P), ベルナール・テテュ(指揮),
リヨン合唱団[録音:1994年]
《Disc 13》
『ヴェルレーヌの詩による3つの歌曲』『眠りの森の美女』『抒情的な散文』
『バンヴィルの詩による7つの歌曲』『波、棕櫚、砂』『弓』『悲劇』『ひそやかに』
『月の光』『華やかな宴第2集』〜
ヴェロニク・ディエッチ(Sp), エマニュエル・ストロッセ(P),
[録音:1999年]
《Disc 14》
『庭で』『時は春(ロマンス)』『アンジェラスの鐘』『マドリード』『蝶々』『ロマンス』
『もう家もない子供たちのためのクリスマス』『フランスの3つの歌』『白夜』
『恋人たちの散歩道』『華やかな宴』『後悔』『アリエルのロマンス』『Il
dort encore』
『フランソワ・ヴィヨンの3つのバラード』〜
ヴェロニク・ディエッチ(Sp), エマニュエル・ストロッセ(P),
[録音:2002年]
《Disc 15&16》
『歌劇「ペレアスとメリザンド」(全曲)』〜
マリア・ユーイング(Sp), パトリツィア・パーチェ(Sp),
クリスタ・ルートヴィヒ(A), フランソワ・ル・ルー(Br),
ヨセ・ファン・ダム(Br), ジャン=フィリップ・クールティス(Bs),
ルドルフ・マッツォーラ(Bs), クラウディオ・アバド(指揮),
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団, ウィーン国立歌劇場合唱団
[録音:1991年]
《Disc 17》
『聖史劇「聖セバスティアンの殉教」』〜
シュザンヌ・ダンコ(Sp), ナンシー・ウー(A),
マリ=リーズ・ド・モンモラン(A),
エルネスト・アンセルメ(指揮), スイス・ロマンド管弦楽団,
トゥール・ド・ベイルス合唱団 [録音:1954年]/
『シャルル・ドルレアンの3つの歌』〜
ジョン・エリオット・ガーディナー(指揮)
モンテヴェルディ合唱団[録音:1992年]
《Disc 18》
『バレエ「おもちゃ箱」(カプレ編)』〜
エルネスト・アンセルメ(指揮), スイス・ロマンド管弦楽団
[録音:1957年]/
『喜びの島』『水の反映』〜フリードリヒ・グルダ(P)
[録音:1948&1947年]/
『仮面』『レントより遅く』『バラード』『小さな黒人』『マズルカ』『夜想曲』
『ボヘミア風舞曲』〜ダニエル・エリクール(P)
[録音:1961年]/
『聖母に祈るために、母の要請によって作られたヴィヨンのバラード』
『洞窟』『マンドリン』〜
エドゥアルト・リンデンベルク(指揮) パリ音楽院管弦楽団
[録音:1950年]/
『カンタータ「放蕩息子」より、リアのアリア』〜
インゲ・ボルク(Sp) アナトール・フィストゥラーリ(指揮)
ロンドン交響楽団 [録音:1957年] |
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「印象主義(事物の外形にとらわれず、自然の与える瞬間的印象をそのままを表現する方法)」は、新しい波として、19世紀末にフランス芸術界をまきこんでいきました。画家のモネ、作家のマラルメ、詩人のヴェルレーヌをはじめ、さまざまな分野の芸術家に影響を及ぼしました。ドビュッシーもその作曲家として代表するひとりです。この記念BOXでは、ユニバーサル・クラシックス・グループの音源(DG,
Decca, Philips, Accord)の音源を使用したものです。もちろんブーレーズによる管弦楽作品、クリスティアン・ツィマーマンやミケランジュリによるピアノ作品。アンセルメによる「聖セバスティアン」や、アバドによる「ペレアスとメリザンド」。それだけでなく、ヴェロニク・ディエッチによる歌曲集やグルダの初期録音からなど、充実した内容となっています。 |
DECCA
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478 3690
(6CD)
\3600 |
ドビュッシー主要ピアノ作品集
《Disc 1》
『前奏曲集第1巻(全曲)』『版画』『2つのアラベスク』『夢』『仮面』『喜びの島』〜
ジャン=イヴ・ティボーデ(P) [録音:1994〜1996年]
《Disc 2》
『前奏曲集第2巻(全曲)』『スケッチ帳より』『コンクールの小品』
『ボヘミア風舞曲』『夜想曲』『ピアノのために』〜
ジャン=イヴ・ティボーデ(P) [録音:1994〜1995年]/
『レント』『ルーヴルの思い出』『いやな天気だから、もう森に行かないの諸相』〜
ゾルターン・コチシュ(P) ) [録音:1983年]
《Disc 3》
『映像第1集』『映像第2集』『小さな黒人』『組曲「子供の領分」』『レントより遅く』
『ロマンティックなワルツ』『バラード』『舞曲(スティリー風タランテラ)』『マズルカ』〜
ジャン=イヴ・ティボーデ(P) [録音:1995〜1998年]
《Disc 4》
『ベルガマスク組曲』『ハイドンを讃えて』『エレジー』『英雄的な子守歌』
『アルバムの1ページ』『12の練習曲』『見つけだされた練習曲』〜
ジャン=イヴ・ティボーデ(P) [録音:1994〜1997年]/
『燃える炭火に照らされた夕べ』〜ロイ・ハーワット(P)
[録音:2002年]
《Disc 5》
『小組曲』『リンダラハ』『2台のピアノのための交響曲ロ短調』
『スコットランド風行進曲』『行列と舞踊音楽』『ピアノ連弾のためのバラード』
『6つの古代碑銘』『白と黒で』〜コンタルスキー兄弟(Pデュオ)
[録音:1973年]
《Disc 6》 『2台のピアノのための「牧神の午後への前奏曲」』〜
コンタルスキー兄弟(Pデュオ) [録音:1973年]/
『夜想曲(ラヴェルによる連弾版)』〜
アンネ・シャスビー&リチャード・マクマホン(P)/
『ヴァイオリンとピアノのためのソナタ』〜
ジョシュア・ベル(Vn) ジャン=イヴ・ティボーデ(P)
[録音:1989年]/
『チェロとピアノのためのソナタ』〜
リン・ハレル(Vc) ウラディーミル・アシュケナージ(P)
[録音:1994年]/
『ピアノと管弦楽のための幻想曲』〜
ゾルターン・コチシュ(P) イヴァン・フィッシャー(指揮)
ブダペスト祝祭管弦楽団 [録音:1995年] |
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繊細でエスプリに溢れたティボーデの演奏を中心とした生誕150年記念
ティボーデの多彩なテクニックと、色彩的な響きが花開く極めて理想的な演奏を中心としたドビュッシー主要ピアノ作品集。正確なスコアを的確に読むことによって、さらなる解像度とそれまでの解釈にとらわれない新鮮な詩情を取り入れ表現したコチシュの演奏。連弾等の作品には、コンタルスキー兄弟による演奏で。さらにヴァイオリン・ソナタとチェロ・ソナタも収録しました。 |
479 0333
(6CD)
\3600 |
ドビュッシー&ラヴェル:管弦楽作品集
《Disc 1》
ドビュッシー:
『牧神の午後への前奏曲』『管弦楽のための「映像」』『交響組曲「春」』〜
ピエール・ブーレーズ(指揮) クリーヴランド管弦楽団
[録音:1991年]
《Disc 2》
ドビュッシー:
『夜想曲』『交響詩「海」』『クラリネットと管弦楽のための狂詩曲第1番』
『バレエ「遊戯」』〜
ピエール・ブーレーズ(指揮) クリーヴランド管弦楽団,
フランクリン・コーエン(Cl) [録音:1991&1993年]
《Disc 3》
ラヴェル:
『歌曲集「シェエラザード」』『クープランの墓』『亡き王女のためのパヴァーヌ』『古風なメヌエット』/
ドビュッシー:
『神聖な舞曲と世俗的な舞曲』『「噴水」〜ボードレールの5つの詩より』
『フランソワ・ヴィヨンの3つのバラード』〜
ピエール・ブーレーズ(指揮) クリーヴランド管弦楽団,
アンネ・ソフィー・フォン・オッター(Ms),
アリソン・ハグリー(Sp), リサ・ウェルバウム(Hp)
[録音:1999年]
《Disc 4》
ラヴェル:『バレエ「マ・メール・ロア」』『海原の小舟』『道化師の朝の歌』『スペイン狂詩曲』『ボレロ』〜
ピエール・ブーレーズ(指揮)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団, [録音:1993年]
《Disc 5》
ラヴェル:『バレエ音楽「ダフニスとクロエ」』『ラ・ヴァルス』〜
ピエール・ブーレーズ(指揮)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団, ベルリン放送合唱団
[録音:1993〜1994年]
《Disc 6》
ラヴェル:
『ピアノ協奏曲ト長調』『高雅にして感傷的なワルツ』〜
クリスティアン・ツィマーマン(P),
ピエール・ブーレーズ(指揮) クリーヴランド管弦楽団 [録音:1994年]/
『左手のためのピアノ協奏曲ニ長調』 〜
クリスティアン・ツィマーマン(P),
ピエール・ブーレーズ(指揮) ロンドン交響楽団 [録音:1996年] |
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ドビュッシー生誕150年、ラヴェル没後75年
熱い情念を注ぎ込んだブーレーズの名演
伝統的な和声に支配された旧来の音楽から脱却し、近代音楽への扉を開いた印象主義のドビュッシー。様々なパレットで、音色の組み合わせを追求したラヴェルの管弦楽作品集です。フランス近代管弦楽法の真髄を極めた、ブーレーズ&クリーヴランド管弦楽団のエスプリに溢れた名解釈による演奏です。緻密で理論的ながら、ロマンティックさをかかさないツィーマーマンとのピアノ協奏曲も収録。 |
Collectors Edition
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479 0114
(10CD)
\5500 |
メシアン没後20年記念、ブーレーズとチョン・ミュンフン、他による
メシアン:管弦楽作品集
《Disc 1》
『ミのための詩』『鳥たちの目覚め』『7つの俳諧』〜
フランソワ・ポレ(Sp), ピエール=ロラン・エマール(P),
ジョエラ・ジョーンズ(P), ピエール・ブーレーズ(指揮)
クリーヴランド管弦楽団 [録音:1994&1996年]
《Disc 2》
『神の降臨のための3つの小典礼』『天の都市の色彩』
『聖体秘蹟への讃歌』〜
チョン・ミュンフン(指揮) フランス国立放送フィルハーモニー管弦楽団
[録音:2008年]/
『抑留者たちの歌』〜
アンドルー・デイヴィス(指揮) BBC交響楽団&合唱団
[録音:1995年]
《Disc 3》
『トゥーランガリーラ交響曲』〜
ジャンヌ・ロリオ(オンド・マルトノ), イヴォンヌ・ロリオ(P),
チョン・ミュンフン(指揮) バスティーユ管弦楽団
[録音:1990年]
《Disc 4》
『クロノクロミー』『天より来りし都』『われら死者の復活を待ち望む』〜
ピエール・ブーレーズ(指揮) クリーヴランド管弦楽団
[録音:1993年]/
『異国の鳥たち』〜ジャン=イヴ・ティボーデ(P),
リッカルド・シャイー(指揮) ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
[録音:1995年]
《Disc 5&6》
『我らの主イエズス・キリストの変容』〜
ロジェ・ミュラロ(P), チョン・ミュンフン(指揮)
フランス国立放送合唱団, フランス国立放送フィルハーモニー管弦楽団
[録音:2001年]
《Disc 7&8》
『峡谷から星々へ…』〜
ロジェ・ミュラロ(P), ジャン=ジャック・ジュスタフレ(Hr),
フランシス・プティ(シロリンバ), ルノー・ミュゾリーニ(グロッケンシュピール),
チョン・ミュンフン(指揮) フランス国立放送フィルハーモニー管弦楽団
[録音:2001年]/
『キリストの昇天(ラサンシオン)』〜
チョン・ミュンフン(指揮) バスティーユ管弦楽団
[録音:1991年]
《Disc 9》
『彼方の閃光』〜チョン・ミュンフン(指揮)
バスティーユ管弦楽団 [録音:1993年]
《Disc 10》
『コンセール・ア・キャトル』『忘れられた捧げ物』『輝ける墓』
『ステンドグラスと鳥たち』〜
イヴォンヌ・ロリオ(P), カトリーヌ・カンタン(Fl),
ハインツ・ホリガー(Ob), ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(Vc),
チョン・ミュンフン(指揮) バスティーユ管弦楽団
[録音:1994年] |
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20世紀最高の作曲家のひとり、オリヴィエ・メシアン。今年2012年2月12日没後20年をむかえますが、管弦楽をともなった名作品ばかりを収録した10枚組BOXです。メシアン特有の複雑なリズムや色彩豊かな音色によって、目の覚めるような音響で描き出していくブーレーズとチョン・ミュンフン。1990年代からこの二人が競ってドイツ・グラモフォンに録音した音源を中心にしたものです。 |
479 0125
(9CD)
\4500 |
アバド/ロッシーニ:オペラ録音集
《Disc 1&2》
『歌劇「アルジェのイタリア女」』(全曲)』〜
パトリシア・パーチェ(Sp), アンナ・ゴンダ(Ms),
アグネス・バルツァ(Ms), フランク・ロパード(T),
ルッジェーロ・ライモンディ(Bs), アレッサンドロ・コルベッリ(Bs),
エンツォ・ダーラ(Bs),
クラウディオ・アバド(指揮) ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
[録音:1987年]
《Disc 3&4》
『歌劇「セビリャの理髪師」(全曲) 』〜
ステファニア・マラグー(Sp), テレサ・ベルガンサ(Ms),
ルイジ・アルヴァ(T), ヘルマン・プライ(Br),
レナート・チェザーリ(Br),
エンツォ・ダーラ(Bs), パオロ・モンタルソロ(Bs),
ルイジ・ローニ(Bs),
クラウディオ・アバド(指揮) ロンドン交響楽団,
アンブロジアン・オペラ・コーラス [録音:1971年]
《Disc5&6》
『歌劇「チェネレントラ」(全曲) 』〜
テレサ・ベルガンサ(Ms), ルイジ・アルヴァ(T),
レナート・カペッキ(Br), パオロ・モンタルソロ(Bs),
クラウディオ・アバド(指揮) ロンドン交響楽団,
スコティッシュ・オペラ合唱団 [録音:1971年]
《Disc7〜8》
『歌劇「ランスへの旅」(全曲) 』〜
チェチーリア・ガスディア(コリンナ),
ルチア・ヴァレンティーニ=テラーニ(メリベア侯爵夫人),
レッラ・クベッリ(フォルヴィルの伯爵夫人),
カーティア・リッチャレッリ(コルテーゼ夫人),
エドゥアルド・ヒメネス(騎士ベルフィオーレ),
フランシスコ・アライサ(リーベンスコフの伯爵),
サミュエル・レイミー(シドニー卿),
ルッジェーロ・ライモンディ(ドン・プロフォンド),
エンツォ・ダーラ(トロムボノクの男爵),
レオ・ヌッチ(ドン・アルバロ),
クラウディオ・アバド(指揮) ヨーロッパ室内管弦楽団 [録音:1984年]
《Disc 9》
【ロッシーニ:序曲集】
『歌劇「セビリャの理髪師」序曲』『歌劇「セミラーミデ」序曲』
『歌劇「アルジェのイタリア女」序曲』
『歌劇「ウィリアム・テル」序曲』『歌劇「シンデレラ」序曲』
『歌劇「絹のはしご」序曲』『歌劇「どろぼうかささぎ」序曲』 〜
クラウディオ・アバド(指揮) ヨーロッパ室内管弦楽団 [録音:1989年] |
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才気あふれる音楽から、無類に豊かな表情を引き出したアバドのロッシーニ
高度な技術を要する歌手を10人以上とし、この作品の価値と魅力を現代の世に知らしめたアバドによる「ランスへの旅」。ウィーン・フィルを起用し、バルツァやライモンディなどこの曲のあたり役を集結した「アルジェのイタリア女」。若きアバドが配役人やオーケストラを見事にまとめ上げ、「アバドの勝利!」と絶賛された「チェネレントラ」。ロジーナ役の魅力的なベルガンサ、さらにプライを始めとする万全を期した配役の名盤「セビリャの理髪師」。アバドの軽妙なまでのタクトにヨーロッパ室内管が充分に応えた「序曲集」。まさに、ロッシーニのオペラ・ブッファの神髄を堪能させてくれるボックスです。 |
479 0135
(7CD)
\3500 |
ピノック/ヴィヴァルディ:協奏曲集
《Disc 1》
『協奏曲集「四季」Op.8-1〜4(全曲)』
『弦楽と通奏低音のための協奏曲ニ短調RV.128』
『弦楽と通奏低音のためのシンフォニア ロ短調「聖なる墓に」RV.169』
《Disc 2&3》
『協奏曲集Op.3「調和の霊感」(全曲)』
『フルート協奏曲集Op.10(全曲)』
《Disc 4&5》
『協奏曲集Op.4「ラ・ストラヴァガンツァ」(全曲)』
『弦楽と通奏低音のための協奏曲ト長調「アラ・ルスティカ」RV.151』
『ヴァイオリンとオーボエのための協奏曲変ロ長調RV.548』
『協奏曲ハ長調RV.558』『2つのヴァイオリンのための協奏曲ト長調RV.516』
『オーボエ協奏曲イ短調RV.461』
『2つのマンドリンのための協奏曲ト長調RV.532』
《Disc 6》
『弦楽と通奏低音のための協奏曲イ長調RV.159』
『ヴァイオリン協奏曲ホ長調「恋人」RV.271』
『ファゴット協奏曲ホ短調RV.484』『フルート協奏曲ト長調RV.436』
『ヴィオラ・ダモーレとリュートのための協奏曲ニ短調RV.540』
『オーボエとファゴットのための協奏曲ト長調RV.545』 |
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サイモン・スタンデージ(Vn),
エリザベス・ウィルコック(Vn),
リサ・ベズノシウク(Fl-tr),
デイヴィッド・ライシェンバーグ(Ob),
ミラン・トゥルコヴィチ(Fg),
ロイ・グッドマン(Vaダモーレ),
ジェームズ・タイラー(マンドリン),
ナイジェル・ノース(リュート), 他
トレヴァー・ピノック(指揮&Cemb)
イングリッシュ・コンサート |
古楽器の透明な音色による躍動感あふれる、ピノックのヴィヴァルディ
ヴィヴァルディの「四季」はあまりにも有名な作品ですが、それ以外にも弦楽器のための協奏曲作品は膨大な量があります。バッハもヴィヴァルディの作品をイタリア風協奏曲として熟知するために編曲をおこなったり、現代でもヴァイオリンのメソードに使われる「調和の霊感」。描写音楽としての「海の嵐」「夜」「ごしきひわ」を含むフルート協奏曲集。管楽器などの独特な組み合わせによる協奏曲も、華麗なテクニックを存分に発揮したソロを少数精鋭のアンサンブルがしっかりと支えています。そして、ヴァラエティに富んだ作品から多彩なニュアンスなど、魅力溢れる表現を引き出していきます。ピノックとイングリッシュ・コンサートは、新鮮な音楽の喜びが横溢する瞠目すべき演奏によって、繊細な響きと自然な音楽の流れを聴かしてくれます。 |
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DECCA
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478 3694
(12CD)
\6600 |
アラウ/ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全集
《Disc 1》
『第1番ヘ短調Op.2-1』『第2番イ長調Op.2-2』『第5番ハ短調Op.10-1』
《Disc 2》
『第3番ハ長調Op.2-3』『第4番変ホ長調Op.7』
《Disc 3》
『第6番ヘ長調Op.10-2』『第7番ニ長調Op.10-3』
『第8番ハ短調Op.13「悲愴」』『第9番ホ長調Op.14-1』
《Disc 4》
『第10番ト長調Op.14-2』『第11番変ロ長調Op.22』
『第12番変イ長調Op.26「葬送」』
《Disc 5》
『第13番変ホ長調Op.27-1』
『第14番嬰ハ短調Op.27-2「月光」』『第15番ニ長調Op.28「田園」』
《Disc 6》
『第16番ト長調Op.31-1』
『第17番ニ短調Op.31-2「テンペスト」』『第18番変ホ長調Op.31-3』
《Disc 7》
『第19番ト短調Op.49-1』『第20番ト長調Op.49-2』
『第21番ハ長調Op.53「ワルトシュタイン」』
『第22番ヘ長調Op.54』『第25番ト長調Op.79』
《Disc 8》
『第23番ヘ短調Op.57「熱情」』
『第24番嬰ヘ長調Op.78「テレーゼ」』
『第26番変ホ長調Op.81a「告別」』『第27番ホ短調Op.90』
《Disc 9》
『第28番イ長調Op.101』
『第29番変ロ長調Op.106「ハンマークラヴィーア」』
《Disc 10》
『第30番ホ長調Op.109』
『第31番変イ長調Op.110』『第32番ハ短調Op.111』
《Disc 11》
『「エロイカ」の主題による15の変奏曲とフーガ変ホ長調Op.35』
『創作主題による32の変奏曲ハ短調WoO.80』
『創作主題による6つの変奏曲ヘ長調Op.34』
《Disc 12》
『ディアベッリの主題による33の変奏曲ハ長調Op.120』 |
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クラウディオ・アラウ(P) |
重厚感あふれる気品と威厳!
クラウディオ・アラウ、待望の1960年代録音の全集
1980年代、アラウが80歳代に録音したピアノ・ソナタ全集は、表現の奥行きと深みのあるまさに「正統的なドイツ音楽の継承者」といわれた名演でしょう。今回発売される全集は1960年代に録音されたもので、全集としてしばらくぶりの待望の再発売となります。じっくり歩きながら考えていくようなベートーヴェンを思わせるような演奏。そして速い楽章の爆発的燃焼度など、堂々たる演奏が印象的です。ディアベッリ変奏曲では、1952年にアメリカ・デッカへ録音された演奏で収録されています。[録音] 1962〜1966年
アムステルダム (Disc1〜10), 1968年 ベルリン(Disc11),
1952年 ニューヨーク(Disc12) |
478 3696
(5CD)
\3500 |
デイヴィス/シベリウス:交響曲全集&管弦楽作品集
《Disc 1》
『交響曲第1番ホ短調Op.39』『交響詩「フィンランディア」Op.26』
『交響詩「ポヒョラの娘」Op.49』『交響詩「タピオラ」Op.112』
《Disc 2》
『交響曲第2番ニ長調Op.43』『交響曲第7番ハ長調Op.105』
《Disc 3》
『交響曲第3番ハ長調Op.52』『交響曲第4番イ短調Op.63』
《Disc 4》
『交響曲第5番変ホ長調Op.82』『交響曲第6番ニ短調Op.104』
『トゥオネラの白鳥Op.22-2』『悲しきワルツOp.44-1』
《Disc 5》
『交響詩「伝説」Op.9』『「カレリア」組曲Op.11』
『ヴァイオリン協奏曲ニ短調Op.47*』 |
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コリン・デイヴィス(指揮)
ボストン交響楽団
サルヴァトーレ・アッカルド(Vn*)
ロンドン交響楽団* |
コリン・デイヴィス85歳記念、威風堂々たる永遠の名盤
コリン・デイヴィスと彼が首席客演指揮者を務めていたボストン交響楽団による、定評のあるシベリウス交響曲全集です。伝統的形式と民族的抒情性が融合したこれらの作品を、中庸の美しさを尊重しながらも、躍動感にあふれかつ熱い好演です。デイヴィスは、オーケストラの個性を巧みに生かし、弦のアンサンブルの美しさを際立たせて作品の本質を的確に把握しています。デイヴィスならではの重厚ながら精緻な演奏を聴かせた名盤です。[録音] 1975〜1980年
ボストン, ロンドン(ステレオ:セッション) |
478 3695
(21CD)
\8400 |
エンジェルス弦楽四重奏団/ハイドン:弦楽四重奏曲全集
《Disc 1》
『第0番変ホ長調Op.1-0,Hob.II-6』
『第1番変ロ長調「狩り」Op.1-1,Hob.III-1』
『第2番変ホ長調Op.1-2,Hob.III-2』『第3番ニ長調Op.1-3,Hob.III-3』
《Disc 2》
『第4番ト長調Op.1-4,Hob.III-4』
『第6番ハ長調Op.1-6,Hob.III-6』『第7番イ長調Op.2-1,Hob.III-7』
《Disc 3》
『第8番ホ長調Op.2-2,Hob.III-8』
『第10番ヘ長調Op.2-4,Hob.III-10』
『第12番変ロ長調Op.2-6,Hob.III-12』
《Disc 4》
『第19番ハ長調Op.9-1,Hob.III-19』
『第20番変ホ長調Op.9-2,Hob.III-20』
『第21番ト長調Op.9-3,Hob.III-21』『第22番ニ短調Op.9-4,Hob.III-22』
《Disc 5》
『第23番変ロ長調Op.9-5,Hob.III-23』
『第24番イ長調Op.9-6,Hob.III-24』『第25番ホ長調Op.17-1,Hob.III-25』
『第26番ヘ長調Op.17-2,Hob.III-26』
《Disc 6》
『第27番変ホ長調Op.17-3,Hob.III-27』
『第28番ハ短調Op.17-4,Hob.III-28』
『第29番ト長調「レチタティーヴォ」Op.17-5,Hob.III-29』
『第30番ニ長調Op.17-6,Hob.III-30』
《Disc 7》
『第31番変ホ長調Op.20-1,Hob.III-31』
『第32番ハ長調Op.20-2,Hob.III-32』『第33番ト短調Op.20-3,Hob.III-33』
《Disc 8》
『第34番ニ長調Op.20-4,Hob.III-34』
『第35番ヘ短調Op.20-5,Hob.III-35』『第36番イ長調Op.20-6,Hob.III-36』
《Disc 9》
『第37番ロ短調Op.33-1,Hob.III-37』
『第38番変ホ長調Op.33-2「冗談」,Hob.III-38』
『第39番ハ長調Op.33-3「鳥」,Hob.III-39』
《Disc 10》
『第40番変ロ長調Op.33-4,Hob.III-40』
『第41番ト長調Op.33-5,Hob.III-41』
『第42番ニ長調Op.33-6,Hob.III-42』『第43番ニ短調Op.42,Hob.III-43』
《Disc 11》
『第44番変ロ長調Op.50-1,Hob.III-44』
『第45番ハ長調Op.50-2,Hob.III-45』
『第46番変ホ長調Op.50-3,Hob.III-46』
《Disc 12》
『第47番嬰ヘ短調Op.50-4,Hob.III-47』
『第48番ヘ長調Op.50-5,Hob.III-48』
『第49番ニ長調Op.50-6「蛙」,Hob.III-49』
《Disc 13》
『第58番ハ長調Op.54-2,Hob.III-57』
『第57番ト長調Op.54-1,Hob.III-58』『第59番ホ長調Op.54-3,Hob.III-59』
《Disc 14》
『第60番イ長調Op.55-1,Hob.III-60』
『第61番ヘ短調Op.55-2「剃刀」,Hob.III-61』
『第62番変ロ長調Op.55-3,Hob.III-62』
《Disc 15》
『第63番ハ長調Op.64-1,Hob.III-65』
『第64番ロ短調Op.64-2,Hob.III-68』
『第65番変ロ長調Op.64-3,Hob.III-67』
《Disc 16》
『第66番ト長調Op.64-4,Hob.III-66』
『第67番ニ長調Op.64-5「ひばり」,Hob.III-63』
『第68番変ホ長調Op.64-6,Hob.III-64』
《Disc 17》
『第69番変ロ長調Op.71-1,Hob.III-69』
『第70番ニ長調Op.71-2,Hob.III-70』『第71番変ホ長調Op.71-3,Hob.III-71』
《Disc 18》
『第72番ハ長調Op.74-1,Hob.III-72』
『第73番ヘ長調Op.74-2,Hob.III-73』
『第74番ト短調Op.74-3「騎士」,Hob.III-74』
《Disc 19》
『第75番ト長調Op.76-1,Hob.III-75』
『第76番ニ短調Op.76-2「五度」,Hob.III-76』
『第77番ハ長調Op.76-3「皇帝」,Hob.III-77』
《Disc 20》
『第78番変ロ長調Op.76-4「日の出」,Hob.III-78』
『第79番ニ長調Op.76-5「ラルゴ」,Hob.III-79』
『第80番変ホ長調Op.76-6,Hob.III-80』
《Disc 21》
『第81番ト長調Op.77-1,Hob.III-81』
『第82番ヘ長調Op.77-2,Hob.III-82』『第83番ニ短調Op.103,Hob.III-83』 |
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エンジェルス弦楽四重奏団
Kathleen Lenski(Vn), Steven Miller(Vn),
Brian Dembow(Va), Stephen Erdody(Vc) |
スマートで繊細で緻密な演奏による全集
ハイドンの弦楽四重奏曲は、1755年頃から1803年まで長期にわたって作曲されています。初期のディヴェルティメントやウィーン風セレナード形式。疾風怒濤期を経て後期のシューベルトへ続くロマン的な作品まで、ハイドンの個性的で魅力的な作風を見出すことができます。アメリカ人メンバーによる「エンジェルス弦楽四重奏団」(2002年に解散)の唯一の録音であるこの全集。モダン楽器の明るい響きと前方移動推進力によって、これまでのハイドンの弦楽四重奏のロマン的演奏から脱却し、ピリオド奏法も取り入れながら、スマートで繊細で緻密な唯一の全集といってもよいでしょう。なお偽作と思われるものと、「十字架上のキリストの最後の7つの言葉」は含まれておりません。 |
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