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第61号
映像新譜


2/24までの紹介分


DG(DVD−VIDEO)


73 4769
\3700→¥3390
ティーレマン/ドレスデンのジルベスター・コンサート2011
 レハール:オペレッタ・ガラ
ドレスデン国立歌劇場管弦楽団・合唱団
指揮:クリスチャン・ティーレマン
アンゲラ・デノケ(ソプラノ)
アナ・マリア・ラビン(ソプラノ)
ピョートル・ベチャワ(テノール)
 ニューイヤーを祝うのはウィーンのみならず、ここドレスデンでも同様。ベルリンのジルベスター・コンサートとならびドイツの人々が毎年の恒例行事として心待ちにする大晦日のコンサートは、ドイツの公共放送ZDFでライヴ放映され、昨年に引き続きCDとDVDの2形態でドイツ・グラモフォンからラッシュ・リリースされることになりました。ドイツ以外でもオーストリア、スイス、ブルガリア、チェコ、フランス、イタリア、ルクセンブルク、マルタ、スロバキア、スペイン、韓国、台湾、南アフリカ、ポーランド、香港など世界各地で放映が予定されています。指揮台に立つのは、昨年同様ドレスデン・シュターツカペレの首席指揮者、クリスティアン・ティーレマン。デノケ、ベチャワ、そして新星ラビンなどの豪華歌陣を迎え、喜びにあふれたレハールの名旋律の数々を披露する予定です。
 詳細曲目は発表され次第追ってご案内致します。
 録音:2011年12月31日 ドレスデン、シュターツカペレ (ライヴ)

SONY(映像)


8869191212-9
(DVD)
\3000
Thirty Two Short Films About Glenn Gould
 グールドの演奏にのせて綴られる32のエピソード
 天才グールドの伝記映画
 フランソワ・ジラール監督(『レッド・バイオリン』、『シルク』)、ニヴ・フィッチマン制作による本作は、グレン・グールド(1932-1982)を題材とした映画で、公開演奏を否定し、録音と著作に専念したカナダの天才ピアニストの初めての“伝記映画”として注目された。グールドの没後10年にあたる1992年に撮影が始まり、93年に完成、劇場公開され、カナダの「アカデミー賞」であるジニー賞を獲得している。
 「32」章とは、グールドの代名詞とも言うべきバッハの「ゴールドベルク変奏曲」の構成(主題のアリア+30の変奏+ダ・カーポのアリア=1+30+1)を意味する。コルム・フィオール(『シティ・オブ・エンジェル』、『24 TWENTY FOUR』)が演じるグールドのエピソードと、実際にグールドと関係のあった人々とのインタビューを織り交ぜながらその知られざるグールドの姿を浮き彫りにしている。
 なお全編を通じて流れるのはグレン・グールド自身の演奏である。

EMI(映像)


DVBW-0709599
(2DVD)
\2200→\1990
メトロポリタン歌劇場、フローレスとダムラウ
 ロッシーニ:「オリー伯爵」
主要キャスト:
ファン・ディエゴ・フローレス(テノール) ・・・オリー伯爵
ディアナ・ダムラウ(ソプラノ)・・・アデル 伯爵夫人
ジョイス・ディ・ドナート(メゾ・ソプラノ)・・・イゾリエ
ステファン・ドヴグー(バリトン)
マウリツィオ・ベニーニ指揮
メトロポリタン歌劇場管弦楽団
 2011年春にMETで上演され話題を呼んだ、ロッシーニ最後のオペラ・コミック。
 主役にフローレスとダムラウを迎えた豪華キャストで、見事な歌合戦を展開。
 演出は、ブロードウェイでトニー賞を受賞し、METでも大ヒット作品を手掛けたバートレット・シャー。話題の新プロダクションのDVD化!
(「オリー伯爵」は1828年パリ・オペラ座で発表されたフランス語台本によるオペラ。)トールケース(黒)、8ページ・ブックレット(トールサイズ)

VIRGIN(DVD−VIDEO)



DVBW-7307989
DVD
\2100→\1890
ナタリー・デセイ
 ヴェルディ歌劇「椿姫」全曲
主なキャスト:
ナタリー・デセイ(ソプラノ)・・・ヴィオレッタ
チャールズ・カストロノーヴォ(テノール)・・アルフレード
ルドヴィク・テツィエ(バリトン)・・ジェルモン
ルイ・ラングレ指揮
ロンドン交響楽団
エストニア・フィルハーモニー室内合唱団
演出:ジャン=フランソワ・シヴァディエ
デセイが2011年に南仏、エクサンプロヴァンス音楽祭で主演した「椿姫」の新プロダクションの映像DVD化!
ミニマムなステージにシンプルな1940〜50年代をイメージしたコスチュームが話題になり、ル・モンド紙が「斬新、知的、ハイバー・センシティブ」と大絶賛したデセイの演技と歌が光る魅惑のステージ。アルフレード役の若きアメリカン・テナー、チャールズ・カストロノーヴォとの相性も抜群”!フランスのジャン=フランソワ・シヴァディエによる演出作品。
トールケース(黒)、4ページブックレット NTSC

ACCENTUS MUSIC(映像)


ACC 10239BD
(Blu-Ray)
\4700→¥4290
バレンボイム& ブーレーズ、
 豪華顔合わせリストのピアノ協奏曲集
フランツ・リスト:
 ・ピアノ協奏曲 第2番 イ長調 S.125
 ・ピアノ協奏曲 第1番 変ホ長調 S.124
 ・6つのコンソレーション〜第3番S.173
 ・4つの忘れられたワルツ〜第 番S.215
ワーグナー:
 ・序曲「ファウスト」
 ・ジークフリート牧歌
ダニエル・バレンボイム(P)
シュターツカペレ・ベルリン
ピエール・ブーレーズ(指揮)
ACC 20239DVD
(DVD)
\2900→¥2590
BD & DVDで登場
バレンボイム& ブーレーズ、豪華顔合わせリストのピアノ協奏曲集

録音:2011 年6 月9 & 10 日エッセン、フィルハーモニー、アルフリート・クルップ・ザール (ルール・ピアノ・フェスティヴァルにおけるライヴ)
Full HD、Region All、音声:DTS HD Master Audio / PCM ステレオ、90’35”
カラーNTSC 16 : 9、Region All、音声:ドルビー・デジタル5.1 / DTS サラウンド5.1 / PCM ステレオ

 バレンボイムがピアノ独奏を務め、ブーレーズがシュターツカペレ・ベルリンを指揮して、リストのピアノ協奏曲集ほかを収めた映像作品は、作曲家生誕200周年を記念して、2011 年6 月におこなわれたコンサートの模様をライヴ収録したものです。
 このコンサートは「ルール・ピアノ・フェスティヴァル2011」のおおきな呼びものとして、これまでリストのピアノ協奏曲の正規録音をおこなっていなかったバレンボイムが両曲を一度に取り上げるということでも注目を集めました。
毎年、ドイツのライン、ルール川周辺の都市で開催されている「ルール・ピアノ・フェスティヴァル」は、エッセンやドルトムントのコンサートホールをメイン会場に、ベテランから新進気鋭まで数多くのピアニストが集結し、ソロ・リサイタルのほか、デュオやコンチェルト、さらにはジャズまであらゆるピアノ作品を演奏するというもので、ピアノ音楽ファンより熱い視線が注がれています。バレンボイムは同音楽祭にたびたび出演しており、2007 年5 月にも手兵シュターツカペレ・ベルリンを率いて、ベートーヴェンのピアノ協奏曲全曲を弾き振りして、自由闊達にしてパワフルな演奏を繰り広げていました。
 バレンボイムが満を持して臨んだリストのピアノ協奏曲2 曲は、同内容のCD でもすでに知られるように、指揮にバレンボイムとは40 年以上の親交があり、シュターツカペレ・ベルリンを振り分けた「マーラーの交響曲連続演奏会」などを通じても絶大な信頼を置く巨匠ピエール・ブーレーズ、オーケストラにバレンボイムの手兵で20 年に及ぶ良好な関係を構築してきたシュターツカペレ・ベルリンということで、条件も整えられています。
 なお、ここでは、CD 未収録であったワーグナーの2 作品「ジークフリート牧歌」と序曲「ファウスト」まで、当日のプログラムが完全収録されているのもうれしいところ。
 かつてブーレーズがバイロイトに登場して、精緻で明晰な指揮で新風を巻き起こしたのが1966 年のこと。あれから45 年を経た巨匠のワーグナー演奏を検証できると云う意味でも興味の尽きない内容といえるでしょう。


ARTHAUS(映像)


101594
(DVD)
\6300→\5690
ダニエラ・デッシー&ファビオ・アルミリアート
 2010年ジェノヴァ・カルロ・フェリーチェ劇場ライブ
  プッチーニ:歌劇「トスカ」全曲
トスカ…ダニエラ・デッシー(S)/
マリオ・カヴァラドッシ…ファビオ・アルミリアート(T)/
スカルピア…クラウディオ・スグーラ(Br)/
アンジェロッティ…ニコライ・ビコフ(B)/
教会堂守り…パオロ・マリア・オレッキア(B)/
スポレッタ…マックス・デ・アンゲリス(T)/
牧童…ルカ・アリーゴ(A) 他/
カルロ・フェリーチェ劇場管弦楽団&合唱団,少年合唱団/
マルコ・ボエーミ(指揮)/
レンツォ・ジアッキエーリ(舞台演出)/
アドルフ・ホーエンシュタイン(舞台デザイン)

108038
(Blu-ray)
\6300→\5690
※日本語字幕あり
 数あるオペラの中でも唯一無比の人気を誇るこのオペラ「トスカ」。若く美しい歌姫とその恋人の悲劇の物語です。情熱的で一途な歌姫トスカ。他の女性をモデルに聖人像を描いたため、恋人トスカからあらぬ疑いをかけられてしまう画家カヴァラドッシ。そのトスカをわが物にせんと悪辣な罠を仕掛けるローマの警視総監スカルピア。この3人を中心に、燃え上がる愛と陰謀の物語は悲劇的結末へと秒読みを始めます。「妙なる調和」「歌に生き、愛に生き」「星は光りぬ」などの数々の名アリアを始め、精緻なオーケストラの響き、美しい舞台風景など見せ場の多い名作で、演じ手により、多種多様な愛の模様が浮かび上がる奥の深い演目です。
 この2010年のフェリーチェ劇場の公演は、主役の恋人2人に、オペラ界有数のパワーカップルであるダニエラ・デッシーとファビオ・アルミリアートを起用し、濃厚な愛の世界を描き出します。熱く見つめあう2人の双眸に宿る炎はまさに真実の輝きを有しています。また、この公演で用いた装置は、1899年の初演時にアドルフ・ホーエンシュタインがデザインしたオリジナルに基づいた歴史的なもので、重厚な応接セットを見るだけでも当時の社会に興味が沸くのではないでしょうか?
 2010年ジェノヴァ,カルロ・フェリーチェ劇場ライブ収録/収録時間:140分/音声:<DVD>ステレオ2.0/DD 5.1/<BD>ステレオ2.0/dts-HDマスターオーディオ5.1/字幕:伊(オリジナル)、英、独、仏、西、日、韓/画面:16:9/REGION All(Code:0)/<DVD>片面2層ディスク/<BD>単層25GB 1080i FULL HD

101598
(DVD)
\6300→\5690
2011年フィレンツェ五月音楽祭 ライブ
 ズービン・メータ(指揮)
  ヴェルディ:歌劇「アイーダ」全曲
エジプト王…ロベルト・アリアヴィーニ(B)/
アムネリス…ルチアーナ・ディンティーノ(Ms)/
アイーダ…ヘー・ホイ(S)/
ラダメス…マルコ・ベルティ(T)/
ランフィス…ジャコモ・プレスティア(B)/
アモナズロ…アンブロジオ・マエストリ(Br)/
使者…サヴェリオ・フィオーレ(T)/
巫女の長…カテリーナ・ディ・トンノ(S)/
フィレンツェ五月音楽祭管弦楽団&合唱団/
ズービン・メータ(指揮)/
フェルザン・オズペテク(舞台演出)/
ダンテ・フェレッティ(舞台デザイン)

108040
(Blu-ray)
\6300→\5690
※日本語字幕あり
 エジプトにエチオピア軍が迫る時、神託によって司令官に選ばれたラダメスは、愛する奴隷アイーダに、勝利を誓います。しかし、アイーダの本当の素性は、敵国エチオピアの王女。父と恋人の戦いに心を痛めます。また、エジプトの王女アムネリスはラダメスに心を寄せており、アイーダに激しい嫉妬の炎を燃やしています。エジプト軍は勝利し、アイーダの父アモナズロは捉えられ、父と娘はエフジプトを離れることを決意するのですが、愛に心を奪われてしまったラダメスが軍の秘密を口にしてしまったことで、彼は裁判にかけられ「生き埋めの刑」が宣告されるのです。そしてアイーダも彼の元へ・・・。多くの人は、華やかな「凱旋行進曲」に耳を奪われ、もしかしたら、このオペラが悲劇であるということを認識していないかもしれません。しかし、もう一度、最初から最後までじっくり味わってみてください。男女の悲恋を通して、エジプトとエチオピア、2つの大国の争いが見えてくるはずです。円熟期のヴェルディ(1813-1901)が「ドン・カルロ」の次に書こうとしたオペラは、最初の台本探しから難産を極めました。パリ在住の台本作家、デュ・ロクルはヴェルディに多くの戯曲や小説を送るも、なかなか興味を示さず、「喜劇はイヤ」とか「グランド・オペラは筋が一貫してない」など文句をつけまくり、ようやく「古代エジプト」を背景とした、架空の物語に興味を持ちました。多くの条件をクリアして出来上がったのが、この「アイーダ」です。
 この演奏はズービン・メータの確固たる指揮のもと、極めて的確に演奏されています。タイトル・ロールのヘー・ホイ(和慧)は中国のソプラノで、力強い声と表現力を持ち、今後が期待される若手の一人と目されます。ベルティ、ディンティーノも情熱的で最上の歌を聞かせます。また、フェルザン・オズペテクはトルコ共和国出身の脚本家、映画監督で、オペラ演出はこの作品が初となります。彼の独特の思想や人間観が表出されたこの演出は、男女の愛の形を越えた「何か」を見る人の心に深く植え付けてくれるかもしれません。
 2011年フィレンツェ五月音楽祭 ライブ収録/収録時間:151分/音声:〈DVD〉ステレオ2.0/DD 5.1 /〈BD〉ステレオ2.0/dts-HDマスターオーディオ5.1(Blu-ray)/字幕:伊(オリジナル),英,独,仏,西,日、,韓/画面:16:9/REGION All(Code:0)/〈DVD〉片面2層ディスク/〈BD〉単層25GB 1080i FULL HD

101623
(2DVD)
\7000→¥5990
2011年パルマ王立歌劇場 ライブ
 ロッシーニ:歌劇「セビーリャの理髪師」全曲
アルマヴィーヴァ伯爵…ドミトリー・コルチャック(T)/
バルトロ…ブルーノ・プラティコ(Br)/
ロジーナ…ケテヴァン・ケモクリーゼ(Ms)/
フィガロ…ルカ・サルシ(Br)/
ドン・バジーリオ…ジョヴァンニ・フルラネット(B)/
フィオレッロ…ガブリエーレ・ボレッタ(B)/
アンブロージョ…ノリス・ボルゴゲッリ(B)/
ベルタ…ナタリア・ロマン(Ms)/
パルマ王立歌劇場管弦楽団&合唱団/
アンドレア・バッティストーニ(指揮)/
ステファノ・ヴィツィオーリ(舞台演出)/
フランチェスコ・カルカニーニ(舞台デザイン)/
アンネマリエ・ヘルンライヒ(衣装デザイン)

108042
(Blu-ray)
\6300→¥4990
※日本語字幕あり
 アルマヴィーヴァ伯爵の想い人は、医師バルトロの姪ロジーナ。彼女の心を捉えるために、伯爵は友人の「何でも屋」フィガロに手引きを頼みます。ロジーナも実は伯爵に心惹かれているのですが、後見人であるバルトロの監視から逃れることができません(実はバルトロはロジーナの資産目当てで、妻にしようと企んでいます)。伯爵からもロジーナからも、「この思いを遂げたいので何とかしてくれ」と頼まれたフィガロ。ここぞとばかりに頭脳戦を仕掛けます。変装あり、取り違えあり、ドタバタあり・・・のお約束喜劇。最後に笑うのは結局誰でしょう?ボーマルシェの戯曲「セビーリャの理髪師」は、ロッシーニ(1792-1868)以前にも多くの作曲家たちがオペラの題材として取り上げ、数多くの成功作を生み出してきました。ロッシーニが作曲した当時は、パイジェッロの同名作が人気を誇っていたため、初演時には「アルマヴィーヴァ、あるいは無用な用心」とタイトルを変えるなど、先人の作に(一応)敬意を表し、更に自作の斬新さをアピールしなくてはいけなかったと言います。初演当初はあまり人気を得ることはなかったのですが、今では、全てのオペラ作品の中でも1.2位を争うほどの人気作となっています。人物描写の巧みさと、活力が迸るような音楽、そして技巧的なアリアと、散りばめられた機知・・・。これぞ真の人間模様です。
 この演奏は、目の肥えた観客が集結することで知られるパルマ王立歌劇場のライブです。ここで完璧な歌唱を披露できる歌手は、世界中のどこへ行っても間違いなし。と太鼓判を押されることでしょう。ロシアのテノール、コルチャックの一本気な伯爵、日本でもおなじみのサルシが歌う知的なフィガロ、息を飲むほどに巧いプラティコ、映画にも出てしまうほどの美貌を誇るケモクリーゼ・・・何といっても注目は指揮者バッティストーニ。彼は1987年ヴェローナ生まれの超新星です。7歳からチェロを学び、その後作曲と指揮を学んでいます。イタリアの主要な歌劇場と音楽祭を次々と制覇し、その才能が注目され、2011年には、弱冠24歳で、このパルマ王立歌劇場の音楽監督に就任。「50年に一人の逸材!」と言われるほど、注目される人。この棒から生み出される音楽にしびれてみませんか?
2011年パルマ王立歌劇場 ライブ収録/収録時間:170分/音声:〈DVD〉ステレオ2.0/DD 5.0 / 〈BD〉ステレオ2.0/dts-HDマスターオーディオ5.1/字幕:伊(オリジナル)、英,独,仏,西,日,韓/画面:16:9/REGION All(Code:0)/〈DVD〉片面2層ディスク×1,片面単層ディスク×1/〈BD〉単層25GB 1080i HD

Beethoven: Fidelio, Op. 72
101597
(DVD)
\6300→¥4990
ベルリン・ドイツ・オペラ創立50周年記念公演
 1962/1963年ライブ
  クリスタ・ルートヴィヒ、ジェームズ・キング、ヴァルター・ベリー
   ベートーヴェン:歌劇「フィデリオ」全曲
ドン・フェルナンド…ウィリアム・ドゥーリー(B)/
ドン・ピッツァロ…ヴァルター・ベリー(B-Br)/
フロレスタン…ジェームズ・キング(T)/
レオノーレ…クリスタ・ルートヴィヒ(Ms)/
ロッコ…ヨーゼフ・グラインドル(B)/
マルツェリーネ…リサ・オットー(S)/
ヤキーノ…マルタン・ヴァンタン(T) 他/
ベルリン・ドイツ・オペラ管弦楽団&合唱団/
アルトゥール・ローター(指揮)/
グスタフ・ルドルフ・ゼルナー(舞台演出)/
ヴィルヘルム・ラインキング(装置&衣装)
※日本語字幕あり
 1912年11月7日、ベルリン市立歌劇場としてオープン(音楽監督:イグナーツ・ワーグハルター)し、以降、たびたび名称を変更し、またブルーノ・ワルター、アルトゥール・ローターを始め、数多くの大指揮者を監督とし、その歴史を紡いできた旧西ベルリン唯一の歌劇場、ベルリン・ドイツ・オペラ。1943年には空襲で建物が破壊されるも1961年に再建され、その際にはフリッチャイの「ドン・ジョヴァンニ」でこけら落としが行われました。この模様は映像(ARTHAUS101574に収録)でもご覧になれますが、こちらは創立50周年を記念する公演にまつわる映像が収録されています。指揮者のアルトゥール・ローターは空白期間はあるものの、1934年からずっとこの歌劇場に関与し、多くの演奏を行ってきた人です。公演曲目は「フィデリオ」。これは1912年のオープン時と同じ演目であり、まさしく歴史的瞬間を飾るのにふさわしい作品です。演じる歌手も細心の注意を払って選ばれており、当時駆け出しとはいえ、すでに国際的名声を得ていたクリスタ・ルートヴィヒ、メトロポリタン歌劇場で名を馳せていたジェームズ・キングと当時33歳の新鋭ヴァルター・ベリー、そしてバイロイトを中心に活躍していたヨーゼフ・グラインドルと、当時最高の「ドイツ・オペラの歌い手」が集結したのです。作品自体が紆余曲折して出来上がったせいもあり、なかなか全曲を徹底的に練り上げることが困難なオペラですが、この演奏はムダのない演出と巧みな歌手たちのおかげで、素晴らしい出来栄えを誇っています。
1962/1963年ベルリン・ドイツ・オペラライブ収録/収録時間:124分/音声:PCM Mono/字幕:独(オリジナル),英,仏,西,伊,日,韓/画面:4:3/REGION All(Code:0)/片面2層ディスク/モノクロ画像

Handel: Serse
100077
(DVD)
\6300→¥4990
マッケラス&イングリッシュ・ナショナル・オペラ
 1988年ライブ
  ヘンデル:歌劇「セルセ(クセルクセス)」全曲
セルセ(クセルクセス)…アン・マレー(Ms)/
アルサメーネ…クリストファー・ロブソン(Ms)/
アマストレ…ジーン・リグビー(A)/
アリオダーテ…ロドニー・マカン(B)/
ロミルダ…ヴァレリー・マスターソン(S)/
アタランタ…レスリー・ギャレット(S)/
エルヴィーロ…クリストファー・ブース=ジョーンズ(B)/
イングリッシュ・ナショナル・オペラ管弦楽団&合唱団/
チャールズ・マッケラス(指揮)/
ニコラス・ハイトナー(舞台演出)/
デヴィッド・フィールディング(舞台デザイン)
 実在したペルシア王“クルセクセス1世(在位紀元前486-65年)”を主人公としたヘンデル(1685-1759)の名作オペラ「セルセ」です。旧約聖書の「エステル記」に登場するペルシア王“アハシュエロス”もクルセクセス1世を指していると言われ、海、陸の大軍を整えてギリシャ遠征を企てるほどの策士で、結局は大敗を期し、陰謀に巻き込まれて最期を遂げてしまいます。しかしこのオペラの中では、そのような華麗な歴史絵巻が描かれるのではなく、どちらかというと宮廷の恋愛騒動を描いたもので、アマストレという許嫁がいるにも関らず、彼の弟であるアルサメーネの恋人ロミルダにちょっかいを出すセルセ、アルサメーネに思いを寄せるのは、ロミルダの妹、アタランタという複雑な恋愛関係が綴られていきます。このオペラの中で最も有名な「Ombra mai fu-懐かしい木陰よ」は、全曲の冒頭で歌われますが、これはクルセクセス1世が、1本のプラタナスの木を愛したという史実が元になったものです。
 この演奏は、ニコラス・ハイトナーの革新的な演出が話題となったもので、イギリスの権威ある賞も受賞しています。17世紀中頃にロンドンに作られたヴォクゾール庭園を再現したセットを背景に、セルセを歌うアン・マレーと、イギリスが誇るソプラノ歌手レスリー・ギャレット、そしてロミルダ役のヴァレリー・マスターソンの3人が妖しくも美しい愛の世界を織り成しています。マッケラス&イングリッシュ・ナショナル・オペラ管弦楽団の、最近全盛のオリジナル楽器とはまた違った馥郁たる響きも耳に心地よいものです。
 1988年イングリッシュ・ナショナル・オペラライブ収録/収録時間:186分/音声:ステレオ2.0/字幕:英(オリジナル),独,仏,西,伊,蘭,ギリシア/画面:4:3/REGION All(Code:0)/片面2層ディスク
Dance Theatre of Harlem
100175
(DVD)
\6300→¥4990
ダンス・シアター・オブ・ハーレム
 1.フォールリヴァー伝説(コレオグラフィー…アグネス・デ=ミル/
  音楽…モートン・グールド)/
 2.トロイ・ゲーム(コレオグラフィー…ロバート・ノース/
  音楽…ボブ・ダウンズ)/
 3.最愛(コレオグラフィー…レスター・ホルトン/
  音楽…ジュディス・ハミルトン)/
 4.ジョン・ヘンリー(コレオグラフィー…アルトゥール・ミッチェル/
  音楽…ミルトン・ローゼンストック)/
ボーナス(スペシャル・フィーチャー):バレエ・カンパニーへの導入
ダンス・シアター・オブ・ハーレム/
デンマーク放送交響楽団/
デンマーク放送コンサート管弦楽団/
マルクス・レーティネン(指揮)/
デヴィッド・ラマルシェ(指揮)
「ダンス・シアター・オブ・ハーレム」はアメリカで初の黒人たちによって結成されたバレエ団です。アメリカン・バレエ・シアターの付属学校を卒業したアーサー・ミッチェルが1969年に設立し、その優美さと力強さで瞬く間に世界トップクラスのバレエ団として君臨、世界中の観客を魅了しています。ここに収録された4つの作品は、1989年にデンマーク国営放送が映像化したもので、このバレエ団の最も人気のあるレパートリーを見ることができます。1892年に起きた実際の殺人事件に基づいた「フォールリバー伝説」、6人の男性ダンサーによる「トロイ・ゲーム」、信仰心に燃え、諍いから妻を殺害してしまう聖職者を描く「最愛」、オートメーション化に耐えきれなかった工員の生涯「ジョン・ヘンリー」の4つの作品は、社会の暗部に深く切り込みつつ、完膚なきまでに美しい人間の肉体美を表出することで、現代舞踊の一つの頂点を極めたとも言えるパフォーマンスです。人間の存在とは、確かに強靭さと脆さを併せもつものである。ということを強く認識させてくれることでしょう。収録時間:120分/音声:ステレオ2.0/字幕:独,英,仏,西,ギリシャ(ボーナス部)/画面:4:3/REGION All(Code:0)/片面2層ディスク

Kalman: Die Zirkusprinzessin
101596
(DVD)
\6300→¥4990
1969年ユニテル制作
 カールマン:喜歌劇「サーカスの女王」全曲
フェドーラ…インゲボルク・ハルシュタイン(S)/
ミスターX…ルドルフ・ショック(T)/
ゼルギウス公…エルンスト・フリッツ・フリュブリンガー(T)/
メイベル…イシ・オーレン(S)/
トーニ・シュルンベルガー…ぺーター・カルネル(T)/
カルラ・シュルンベルガー…ジェーン・ティルデン(台詞)/
ピネッリ…ペーター・フランケンフェルド 他/
ミュンヘン・クルト・グラウンケ管弦楽団/
ヴェルナー・シュミット=ベールケ(指揮)/
マンフレッド・R・ケーラー(監督)
20世紀初頭、ロシアのサーカス団では花形曲馬師「ミスターX」が名声を博しています。彼のファンの一人であるフェドーラは資産家の未亡人であり、ロシア皇帝から「ロシア人と早く結婚するように」と言われています(なぜなら彼女が他国の男と結婚すると、その莫大な資産が流出してしまうからです)。フェドーラに夢中なゼルギウス公、女性曲馬師メイベルに思いを寄せるトーニを交え、お話は混迷を極めていきます。ミスターXの正体は?フェドーラは誰の元へ?甘く切ないメロディが、全編を優しく包みあげます。レハールの次世代を代表するハンガリー出身のオペレッタ作曲家、カールマン(1882-1953)は甘いメロディと、ウィンナ・ワルツとハンガリーのチャールダーシュの融合により名声を馳せました。ドイツ風の名前を名乗りながらも、やはりその心はハンガリーにあったのか、作品の中に流れる民族的な雰囲気が強く、日本人の心にしみこみやすさも、その辺りに由来しているのかもしれません。この「サーカスの女王」は話の運びは強引ですが、ちょっぴり涙をさそう筋立ては、やはり素晴らしいものです。ルドルフ・ショックの完璧な歌唱が物語をぴりりと引き締めます。
1969年ユニテル制作/収録時間:151分/音声:ステレオ2.0/字幕:独(オリジナル),英,仏,/画面:4:3/REGION All(Code:0)/片面2層ディスク

Fall: Die Dollarprinzessin (The Dollar Princess)
101624
(DVD)
\6300→¥4990
1971年ユニテル制作
 レオ・ファル:喜歌劇「ドルの女王」全曲
オルガ…タチアナ・イワノヴァ/
コーダー…ホルスト・ニエンドルフ/
アリス…ガブリエーレ・ヤコビー/
フレディ…ゲルハルト・リッペルト/
デイジー…レギーナ・レムニッツ/
ハンス・フォン・シュリック…ステファン・ベーレンス/
ドーラ…イングリッド・ファン・ベルゲン他/
ミュンヘン・クルト・グラウンケ管弦楽団/
ベルト・グルント(指揮)/
クラウス・ウーベルアール(監督)
このタイトルの「ドル」とは文字通り、アメリカの通貨単位のこと。石炭景気でお金持ちになったアメリカ人ジョン・コーダー氏を巡る騒動を楽しい音楽で描くオペレッタです。少々高慢ちきだけど、実はコンプレックスの塊のようなコーダー氏は、ヨーロッパの良家の人間を雇うことで、自分が見下されないように細心の注意を払っています。その娘アリスは、そんな父を間近に見ているためか、どんな男であろうと容赦ありません。ドイツの貴族出身(今はおちぶれている)のフレディはアリスが好きなのですが、身分が違うためになかなか思いを打ち明けることができません。そんな折、ある伯爵夫人がコーダー氏の元にやってきて、後妻になるために自分を売り込みます。実は、彼女はベルリンのキャバレー歌手でフレディの元愛人オルガ。さて、この物語はどうなるのでしょう?レオ・ファル(1873-1925)はオーストリアの作曲家でオペレッタの黄金期を代表する最も有名な人物の一人です。ウィーン音楽院ではローベルト・フックスとその兄、ヨハン・ネポムク・フックスに師事し、1904年にはザロモン・ヤーダースゾーンの娘と結婚することで音楽界に足掛かりをつけました。20曲ほどのオペレッタで知られますが、1908年に書かれたこの「ドルの女王」がとりわけ有名で、魅力的な音楽とスパイスの効いたお話は、誰もが魅了されること間違いありません。
1971年ユニテル制作/収録時間:87分/音声:ステレオ2.0/字幕:ドイツ語(オリジナル・ヴァージョン),英語,フランス語,/画面:4:3/REGION All(Code:0)/片面2層ディスク

Carlos Kleiber: Traces to Nowhere
108041
(Blu-ray)
\6300→¥5390
カルロス・クライバー…無への足跡
 エリック・シュルツによるドキュメンタリー・フィルム
プラシド・ドミンゴ/
ブリギッテ・ファスベンダー/
オットー・シェンク/
ヴェロニカ・クライバー(実姉)/
ミヒャエル・ギーレン/
マンフレッド・ホーネック 他
※日本語字幕あり
 2004年7月11日、世界的名指揮者カルロス・クライバーは彼の愛車でミュンヘンからスロヴェニア東部の小さな町コンシチャへと向かいました。アルプス山脈を経由し、別荘まで6時間の道のり。その間、車中のオーディオにはウィーン・フィルとのブラームスの4番が入っていたと言います。その前に世界中の友人たちに「別れを告げるための」手紙を書いた彼。長きに渡る闘病生活、そして2003年に愛妻を亡くしたことで精神的にも追いつめられていた彼の苦悩は計り知れないものがあったに違いありません。完璧を目指せば目指すほど、己の未熟さを知る、このフィルムはそんな彼の孤独かつ天衣無縫な道行を辿りながら、友人や証言者たちの言葉を交え、時には演奏シーンを挿入し、彼が創り上げた音楽そのままの、丁寧な作品として創造されています。「彼がなぜレパートリーを拡大することがなかったのか・・・それは父の演奏した曲しか手掛けなかったからだ。」という言葉にも重さが感じられます。2010年、クライバー生誕80周年にドイツのServus TVで制作された作品です。
 収録時間:72分/音声:ステレオ2.0/字幕:英・独・仏・西・伊・日/画面:16:9/REGION All(Code:0)/単層25GB 1080i FULL HD

BEL AIR(映像)

 

 

Tchaikovsky: The Nutcracker, Op. 71
BAC 073
(DVD)
\5400→¥4890

ボリショイ・バレエ来日記念盤!
 バレエ「くるみ割り人形」(全2幕)
指揮:パーヴェル・クリニチェフ
ボリショイ劇場管弦楽団、児童合唱団
キャスト
 クララ:ニーナ・カプツォーワ
 くるみ割り王子:アルチョム・オフチャレンコ
【第1 幕】
 クララの父:アレクセイ・ロパレヴィチ
 クララの母:オルガ・スヴォロヴァ
 兄フリッツ:アンナ・プロスクルニーナ
 くるみ割り人形:アレナ・サディコヴァ
 ドロッセルマイヤー:デニス・サーヴィン
 ねずみの王様:パヴェル・ドミトリチェンコ
 ハーレキン:ヴャスチェスラフ・ロパーチン
 コロンビーヌ:アンナ・ティコミロヴァ
 女デビル:ヴィクトリア・リトヴィノヴァ
 男デビル:岩田守弘
【第2 幕】
 スペイン:マリア・ミシナ、アンドレイ・ボロティン
 アラビア:ヴィクトリア・オシポヴァ、ルスラン・プロニン
 中国:スヴェトラーナ・パヴロヴァ、デニス・メディエデフ
 ロシア:アンナ・レオノワ、アレクサンダー・ヴォドペトフ
 フランス:ダリア・ホフロワ、マキシム・スロフ
 花のワルツ:ユリア・グレベンスキコヴァ、
  ヴィクトリア・リトヴィノヴァ、
  オルガ・マルチェンコヴァ、ヤニナ・パリエンコ、
  アンナ・トゥラザシュヴィリ、アンジェリナ・ヴラシネ他
BAC 473
(Blu-Ray)
\6300→¥5690
ボリショイ・バレエ来日記念盤!豪華メンバー、美しい舞台による最高に贅沢な「くるみ割り人形」!日本人ダンサー岩田守弘も出演

音楽:チャイコフスキー/ 振付:ユーリー・グリゴローヴィチ/収録:2010 年10 月
(DVD)NTSC/(Blu-Ray)リージョン・オール、HD、16:9、DTS-HD MA 5.1, PCM 2.0、103m

 2010 年12 月にボリショイ劇場で行われたグリゴローヴィチ版「くるみ割り人形」。充実の配役に、美しい舞台、衣装、大変豪華でたのしめます。雪の表現は必見です。オフチャレンコ(王子)の非常にエレガントで美しい跳躍はほれぼれします。カプツォーワの可憐なクララ、そしてドロッセルマイヤー役のデニス・サーヴァンも演技達者な味わいで光っています。クリスマスツリーの前でドロッセルマイヤーが自作のハーレキン人形などを披露するシーンで、日本人ダンサー岩田守弘がデビル役で登場しているのも注目です。

ボリショイ・バレエ2012 年来日公演 1月31日〜2月8日
 演目:「スパルタクス」、「白鳥の湖」、「ライモンダ」

C MAJOR(映像)



70 9804
(Blu-Ray)
\5400→\4990
=ドキュメンタリー=
 ・「音楽は全身全霊のことば−
   ポートレイト・オブ・マリス・ヤンソンス」

    監督:ロベルト・ノイミューラー
 ・マーラー:交響曲第2番ハ短調「復活」
  (2006年レナーテ・シュタルク=フォイト&
   ギルバート・キャプラン校訂版)
リカルダ・メルベート(ソプラノ)
 ベルナルダ・フィンク(メゾ・ソプラノ)
 オランダ放送合唱団(合唱指揮:セルソ・アントゥネス)
 ロイヤル・コンセルトへボウ管弦楽団
 マリス・ヤンソンス(指揮)
70 9708
(2DVD)
\4800→\4390
ヤンソンスのドキュメンタリー映像、RCO とのマーラー「復活」ライヴがブルーレイで登場

収録時期:2009 年12 月3 日
収録場所:アムステルダム、コンセルトへボウ(ライヴ)
映像監督:ヨースト・ホンセラール

(Blu-Ray)1080i HD 16 : 9 / Region All、dts-HD MA 5.1 / PCM ステレオ、142’ (ドキュメンタリー52’+コンサート90’ )、オリジナル音声:独、字幕:英・独(コンサートのみ)・仏・西・中・韓
(DVD)カラーNTSC 16 : 9 / Region All、dts サラウンド5.0(コンサートのみ) / PCM ステレオ、142’ (ドキュメンタリー52’+コンサート90’ )、オリジナル音声:独、字幕:英・独( コンサートのみ)・仏・西・中・韓

 ロイヤル・コンセルトヘボウ管とバイエルン放送響という、ふたつの名門オケを率いて、いま、世界最高のマエストロのひとりとして精力的に活躍するマリス・ヤンソンス。その魅力に迫る注目の映像作品が登場します。
 収録内容は、制作スタッフの異なる2 部構成となっており、ノイミューラー監督による前半のドキュメンタリーでは、ザルツブルク、ミュンヘン、そしてアムステルダムでの撮影を通して、カラヤンに見出されてキャリアを歩み出したヤンソンスの、かつての師の姿をおもわせるような驚異的な仕事ぶりを、活き活きとしたカメラワークで追っています。
 上記ふたつのオケのほかにも、「ニュー・イヤー・コンサート」を前にしたウィーン・フィルとのリハーサル風景も捉えられ、オケとのやりとりでみせる人懐っこい表情がヤンソンスの人柄を伝えています。
 つづいて、コンサート・パートでは、ヤンソンスがコンセルトヘボウ管を指揮してマーラーの第2 交響曲を演奏したライヴを完全収録。2009 年12 月3 日に本拠アムステルダムでおこなったコンサートの模様は、すでにRCO Live よりリリースされている同曲のアルバム付属のボーナスDVD と同じ内容ですが、ブルーレイでは初のリリースとなります。よりいっそうの鮮明画像でお楽しみになりたい方には朗報といえるでしょう。

C MAJOR(映像)

『マクロプロス事件』全曲 マルターラー演出、サロネン&ウィーン・フィル、デノケ、ヴェリ、他(2011 ステレオ)
70 9604
(Blu-Ray)
\5400→\4990

2011 年ザルツブルク音楽祭、
 才人サロネン&ウィーン国立歌劇場、ヒロインにデノケ!

ヤナーチェク:「マクロプロス事件」
アンゲラ・デノケ(S エミリア・マルティ)
レイモンド・ヴェリ(T アルベルト・グレゴール)
ヨッヘン・シュメッケンベッヒャー(Br コレナティ博士)
ピーター・ホア(T ヴィーテク)
ユルギタ・アダモニテー(Ms クリスタ)
ヨハン・ロイター(Br ヤロスラフ・プルス男爵)
アレシュ・ブリスツェイン(T ヤネク)
リンダ・オーミストン(Ms 掃除婦)
ペーター・ローベルト(Bs 道具方)
ライランズ・デイヴィス(T ハウク=シュレンドルフ)ほか
エサ=ペッカ・サロネン(指)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団,
ウィーン国立歌劇場合唱団
70 9508
(DVD)
\3400→\3090
クリストフ・マルターラー(演出)/アンナ・ヴィーブロック(装置,衣装)/オラフ・ヴィンター(照明)
収録:2011 年8 月、ザルツブルク
(Blu-Ray)リージョン・オール、HD 16:9、135m、DTS-HD MA 5.1 / PCM Stereo、字幕:英独仏西中韓
(DVD)リージョン・オール、NTSC 16:9、135m、DTS 5.1 / PCM Stereo、字幕:英独仏西中韓

 2011 年のザルツブルク音楽祭でたいへんな話題となったヤナーチェクの「マクロプロス事件(マクロプロスの秘事、マクロプロスのこと)」がBlu-Ray とDVD で発売!カレル・チャペックの戯曲を原作としたこのオペラ、父親の不老不死薬開発の実験台にされて300 年以上も生き長らえているというとんでもないヒロインの物語。この非常にシュールな世界観を、マルターラーは、中央のメインの舞台に、両脇のガラス張りの小部屋を加え、謎の婦人と老婆を登場させることによって、ともすると突拍子ない印象が強いこの物語から生々しい批判精神を引き出すことに成功、「マクロプロス事件」が我々に鋭く問題を突きつけた作品であることに気付かせています。
歌手では、ヒロインであるエミリア・マルティを歌ったアンゲラ・デノケが圧巻で大絶賛。彼女を取り巻く男たちも皆高水準。そしてなんと言ってもエサ=ペッカ・サロネンとウィーン・フィルの演奏が極上、国際的に極めて立派なヤナーチェクに仕上がっています。
 「マクロプロス事件」の映像は極めて少なく、もちろんBlu-Ray Disc では初の発売。飛び切りの上演を鮮明映像でお楽しみください。

C MAJOR(映像)


70 9404
(Blu-Ray)
\5400→¥4990
ワーグナー:「タンホイザー」 ペーター・ザイフェルト(T タンホイザー)
ペトラ・マリア・シュニッツァー(S エリーザベト)
マルクス・アイヒェ(Br ヴォルフラム)
ベアトリス・ウリア=モンゾン(Ms ヴェーヌス)
ギュンター・グロイスベック(Bs ヘルマン)
ヴィセンテ・オンブエナ(T ワルター)
ラウリ・ヴァサール(Br ビテロルフ)
フランシスコ・ヴァス(T ハインリヒ)
ヨハン・ティリ(Bs ランマール)
エリアナ・バヨン(S 牧童)
セバスチャン・ヴァイグレ(指)リセウ大劇場交響楽団,合唱団
70 9308
(2DVD)
\4800→¥4390
あの東京のオペラの森の「タンホイザー」が帰ってきた!カーセン演出の画家タンホイザー、リセウの上演が映像化ザイフェルト、シュニッツァーのおしどり夫妻共演!

演出:ロバート・カーセン/ 装置:ポール・スタインバーグ/ 衣装:コンスタンス・ホフマン/ 照明:ロバート・カーセン,ペーター・ヴァン・プラット/ 振付:フィリップ・ジロードー
収録:2008 年3 月、バルセロナ
(Blu-Ray) リージョン・オール、 HD1080i 16:9、201m、DTS-HD MA 5.1,PCM 2.0、字幕:独英仏西中韓 カタロニア
(DVD) リージョン・オール、NTSC 16:9、201m、DTS 5.1, PCM Stereo、字幕:独英仏西中韓 カタロニア

 2007 年3 月の東京のオペラの森で上演されたワーグナー「タンホイザー」は、ロバート・カーセン演出が大きな話題になりました。
 カーセンはタンホイザーを画家に仕立て、芸術的葛藤や社会的成功などを絡め、ともすると支離滅裂な人物になりがちなタンホイザーを共感できる人物にしています。この舞台は、共同制作先の一つ、バルセロナのリセウ大劇場での上演の収録。キャストは東京よりも強力。ことにペーター・ザイフェルトとペトラ・マリア・シュニッツァーの夫婦共演は聞きものでしょう。ヴォルフラムのマルクス・アイヒェは、スイス出身のバリトン。2007 − 2010 年、ウィーン国立歌劇場に所属し、また同じ時期、バイロイト音楽祭での「マイスタージンガー」でコートナーを歌うなど、ここ数年メキメキと頭角を現している人。ヴェーヌスには、カルメン歌いとして高名なフランスのメッゾソプラノ、ベアトリス・ウリア=モンゾン。ヘルマンは、オーストリアのベテラン・バス、ギュンター・グロイスベック。今日タンホイザーを上演するには最上級の人たちが集められています。指揮のセバスチャン・ヴァイグレは、2007 年から2011 年にバイロイト音楽祭での「マイスタージンガー」を担当、既にワーグナー指揮者としての名声を築いている人物。鮮明映像での収録で、東京での上演をご覧の方も見逃された方も、見る価値のある出来栄えです。

C MAJOR(映像)

Mozart: Die Entfuhrung aus dem Serail, K384
70 9204
(Blu-Ray)
\5400→¥4790
バルセロナを沸かせた「後宮からの逃走」!
 モーツァルト:「後宮からの逃走」
ディアナ・ダムラウ(S コンスタンツェ)
オリガ・ペレチャツコ(S ブロンデ)
クリストフ・シュトレール(T ベルモンテ)
ノルベルト・エルンスト(T ペドリッロ)
フランツ・ヨーゼフ=ゼーリヒ(Bs オスミン)
クリストフ・クヴェシュト(セリム)
アイヴァー・ボルトン(指)
リセウ大劇場交響楽団,合唱団
70 9108
(2DVD)
\4800→¥4590
若手歌手の活躍する舞台を鮮明映像で!

クリストフ・ロイ(演出)/ ヘルベルト・ムラウアー(装置,衣装)/ オラフ・ヴィンター(照明)
収録:2010 年4 月、バルセロナ
(Blu-Ray) リージョン・オール、 HD 16:9、 DTS-HD MA 5.1,PCM 2.0、 188m、 字幕:独仏英西カタルーニャ中韓
(2DVD) リージョン・オール、 NTSC 16:9、 DTS 5.1, PCM 2.0、 188m、 字幕:独仏英西カタルーニャ中韓

バルセロナのリセウ大劇場が2010 年4 月に上演したモーツァルト「後宮からの逃走」の映像です。なんといってもディアナ・ダムラウのコンスタンツェが一番の注目。歌に演技に極めて優秀な人だけに、演出の助けもあって類型的な人物像に陥らない素晴らしいコンスタンツェを歌い演じています。ブロンデのオリガ・ペレチャツコは、ロシア出身の若いソプラノ。ロッシーニ・オペラ・フェスティヴェルで育った逸材で、ロッシーニ好きの間では既に有名な人。清楚な歌に加え、かなりの美人。ベルモンテは近年モーツァルト・テノールとして大活躍しているドイツのテノール、クリストフ・シュトレール。ペドリッロは、ウィーンの個性派テノール、ノルベルト・エルンスト。オスミンは、バロック声楽曲やモーツァルトを得意とするドイツのバス、フランツ・ヨーゼフ=ゼーリヒがベテランの旨みを見せています。セリムのクリストフ・クヴェシュトはベルリン生まれの役者(ちなみに父はかつての名優ハンス・クヴェシュト)。セリムはたびたび演じています。
アイヴァー・ボルトンはいつもながら颯爽としたモーツァルトを聞かせてくれます。
クリストフ・ロイの演出は、現代劇に仕立て、登場人物の描写を類型的な「トルコもの」から解き放ったもの。ことにオスミンの存在を大きくなっています。近年さまざまな可能性が探られている「後宮からの逃走」でも出色のものでしょう。

CORO(映像)


Sacred Music: God’s Composer (Tomas Luis de Victoria)
COR 16100
(DVD/NTSC+Bonus Features)
\2900→\2690
ザ・シックスティーン/ビクトリア 〜 神々の作曲家
 聖なるマリアよ、哀れなものを救いたまえ/
 サルヴェ・レジナ(ようこそ、天の女王)/バビロン川のほとりで/
 《聖木曜日のためのレスポンソリウム》より 第6番「人々の長老らは」/
 われは鳩のごとき美しきものを見たり/おお、なんと誉れある王国/
 《聖土曜日のための哀歌》より 哀歌I/
 レクイエム(1605)より 聖体拝領唱/
 すべての者よ、われに祝賀を述べよ/レクイエム(1605)より キリエ
ザ・シックスティーン、
ハリー・クリストファーズ(指揮)
サイモン・ラッセル・ビール(ナレーター)
スペインのマドリッドに響いた神々しき歌声。ザ・シックスティーンの"ビクトリアDVD"!

 『ようこそ、救い主の母よ 〜 ビクトリア:宗教作品集』が第49回レコード・アカデミー賞音楽史部門賞に輝いたザ・シックスティーン&ハリー・クリストファーズ。
 ザ・シックスティーンのコンサート&ドキュメンタリーDVDシリーズ「セイクリッド・ミュージック・プログラム」最新作のテーマは、2011年に没後400周年を迎えたトマス・ルイス・デ・ビクトリア(1548−1611)!
 1606年に時のスペイン王フェリペ3世によって建設されたマドリッドのサン・アントニオ・デ・ロス・アレマネス教会に響くザ・シックスティーンのビクトリア。
 これまで感動的、そして衝撃的なビクトリアの名唱を生み出してきたザ・シックスティーンに、スペイン、マドリッドを舞台とした"もう1つのビクトリアの名盤"が加わります。
 マドリッドでの演奏だけでなく、イギリスの名俳優サイモン・ラッセル・ビールがナビゲーターを務める「ドキュメンタリー・プログラム」、ザ・シックスティーンのCDから選りすぐられた6曲の「ボーナス・オーディオ・トラック」、ザ・シックスティーンのメンバーへの「インタビュー」など、充実の内容を誇るビクトリアは大反響必至!

COVIELLO


COV 81201
(2DVD)
\5200→¥4790
マルクス・ボッシュ&ニュルンベルク・フィル
 ワーグナー:
  「ニュルンベルクのマイスタージンガー」
アルベルト・ペーゼンドルファー(Br ザックス)
ヨッヘン・クプファー(Br ベックメッサー)
ミヒャエラ・マリア・マイヤー(S エーファ)
マイケル・パッチ(T ヴァルター)
ティルマン・リヒディ(T ダーフィト)
ライラ・プフィスター(Ms マクダレーナ)
グィド・イェンティエンス(Bs ポークナー)
マルティン・ベルナー(Bs コートナー)
クリストフ・ヴィットマン(T フォーゲルゲザンク)
クルト・ショーバー(Bs ナハティガル)
マルクス・ボッシュ(指)
ニュルンベルク・フィルハーモニー管弦楽団,
ニュルンベルク国立劇場合唱団
予想を超える立派な出来栄えニュルンベルクの「ニュルンベルクのマイスタージンガー」イスラエル系演出家モウフタール=サモライの舞台も要注目!

ダフィト・モウフタール=サモライ(演出)、ハインツ・ハウザー(装置)、ウルテ・アイッカー(衣装)、カールハインツ・コルンベルガー(照明)
収録:2011 年/リージョン・オール、NTSC、16:9、270m、(特典映像込み)、PCM Stereo / DTS 5.0、字幕:独英仏

 注目すべき「マイスタージンガー」の映像の登場です。物語の舞台であるニュルンベルクでの2011 年10 月にプレミエを迎えた上演の収録ですが、しかし単なる地元上演でもなければ、地方劇場の素朴な上演でもなく、十分国際的に通用する立派な上演です。
 Coviello への一連のブルックナーの交響曲の録音で高い評価を得ている指揮者マルクス・ボッシュが、オペラ指揮者としての力量を遺憾なく発揮しています。
 1969 年、ドイツのハイデンハイム・アン・デア・ブレンツの生まれ。ザールラント国立歌劇場の第一楽長、アーヒェン市の音楽総監督を経て、2011 年にニュルンベルク国立劇場の音楽監督に就任。この「マイスタージンガー」は就任後初の大仕事でした。期待に応えた立派な出来で、ブルックナーでも評判となったスッキリと引き締まっていて明るく流麗な歌のある音楽は非常に魅力的です。中規模のオーケストラもかなりよい音を出しています。歌手は基本的に劇場所属。有名な人は誰もいませんが、若手、中堅の実力ある歌手が揃っています。ザックスのアルベルト・ペーゼンドルファーは要注目。
 エアフルト、インスブルック、ハノーファーの各歌劇場を経て、2012 年からベルリン・ドイツオペラへの所属が決まっています。ベックメッサーのヨッヘン・クプファーは、2005 年以来ニュルンベルク国立劇場に所属してバリトン役を幅広く歌う実力派。ヴァルターのマイケル・パッチは米国フィラデルフィア出身のテノール。1996 年にドイツに進出し、2011 年にニュルンベルク国立劇場に所属。2010 年に初めてローエングリーンを歌い、ヘルデンテノールの将来が期待されています。エーファのミヒャエラ・マリア・マイヤーは地元ニュルンベルク生まれ。ヴッパータル、アーヘンを経て2011 年にニュルンベルク国立劇場に所属。30 代前半と思われますが、まるで少女を思わせるような可憐さがあり、人気急上昇のソプラノです。
 演出のダフィト・モウフタール=サモライは、ドイツ演劇界の重鎮。1942 年、バグダッド生まれ。両親はイスラエル人で、イスラエルに戻った後、英国で演劇を学び、そして1975 年にドイツに進出、既に人生の半分以上をドイツの演出家として活動しています。「マイスタージンガー」を現代ドイツで上演する場合はいろいろと解決すべき問題がありますが、モウフタール=サモライは、欧州危機真っ只中の21 世紀のドイツが抱える問題点を指摘するとともに、未来への希望を持たせるような、バランスの良い舞台作りをしています。また第2 幕で夏至に由来するメルヘン的な場面をこさえたり、アフリカなど異文化の要素も巧みに舞台に取り入れるなど、かなり意欲的です。
 有名歌手こそいませんが、スルーしたりしたらもったいない充実の「マイスタージンガー」、ぜひお楽しみください。
 ボーナスにメイキングを収録。
※第3 幕の徒弟たちの踊りの直前にレイヤーの切り替わりがあります。プレイヤーによっては映像、音声が一瞬止まることがあります。

DELOS(DVD−VIDEO)


DV 7006
\2500
ディミトリー・ホロストフスキー/イン・モスクワ
 ヴェルディ:
  『歌劇「エルナーニ」より「偉大な神よ!奴らはこの大理石の墓の上で」』
  『歌劇「ドン・カルロ」より「おおカルロ、聞いて下さい」』
  『歌劇「仮面舞踏会」より
   「わたしは死んでまいりましょう。でも,その前にこの願いを」
   「おまえであったのか、この魂を」』
  『歌劇「トロヴァトーレ」より「対決のシーン」』/
 グノー:『歌劇「ファウスト」より「この土地を去る前に」』
本編42分+ボーナス・トラック16分
(ボーナス:オルベリアン インタビュー映像)
ディミトリー・ホロストフスキー(Br)
ソンドラ・ラドヴァノフスキー(Sp)
コンスタンティン・オルベリアン(指揮)
フィルハーモニア・オブ・ロシア
 雄々しく深々とした歌声に魅了
 ホロストフスキーとラドヴァノフスキーという、現代最高のヴェルディ歌手の夢の共演!モスクワでのライヴがDVDで登場です。『エルナーニ』『トロヴァトーレ』『仮面舞踏会』の感動的なアリアやデュエットや、それぞれの十八番である『カルロ、聞け』や『グノーのファウスト』からも収録。名匠オルベリアンが指揮するフィルハーモニア・オブ・ロシアの誠実な伴奏に乗せて、2人の魅力をご堪能いただけます。収録:2008年6月:ライヴ

DYNAMIC(映像)

『フランコ・コレッリ/1971年東京リサイタル』&『アルフレード・クラウス/1996年東京リサイタル』(2DVD)
DYNDVD 33718
(2DVD →
1DVD 価格)
\4200
(1)フランコ・コレッリ 東京リサイタル
 ヴェルディ:「リゴレット」
 ジョルダーノ:「アンドレア・シェニエ」
 マイヤベーア:「アフリカの女」
 プッチーニ:「ボエーム」,「西部の娘」
 マスネ:「ル・シッド」
  からのアリア
 エドアルド・ディ・カプア:オ・ソーレ・ミオ
 カルディッロ:つれない心
 デ・クルティス:泣かないお前
 トスティ:かわいい口元
(2)アルフレード・クラウス 東京リサイタル
 A.スカルラッティ:恋をしたい人は
 グルック:ああ私のやさしい熱情が
 マスネ:エレジー,青い目を開けて
 ルイス・デ・ルナ:鉱山の奥で
 オブラドルス:いちばん細くて綺麗な髪で,クーロ・ドゥルセの歌
 ソロサーバル:「港の酒場女」−そんなことはあり得ない
 マスネ:「ウエルテル」−なぜ我を目覚めさせるのか、春風よ
 ドニゼッティ:「ルチア」−第1 幕の二重唱
 チレーア:「アルルの女」−フェデリーコの嘆き
 セラーノ:「だて男連盟」−君が好きだ、小麦色の娘さん
(1)フランコ・コレッリ(T)
(2)アルフレード・クラウス(T)
 菅英三子(S)
 エデルミロ・アルナルテス(P)
 アシエル・ポロ(Vc)
(1)収録:1971 年(2)収録:1996 年/HD、リージョン・オール、4:3、54m + 60m、LPCM 2.0、字幕:伊英独仏

 フランコ・コレッリとアルフレード・クラウス、二人の偉大なテノールの来日リサイタルの映像です。それぞれDYNDVD 33515 とDYNDVD 33606で発売されていたもので、セットにになってお買い得に。ことにコレッリはライヴでのカラー映像が少ないのでたいへん貴重です。いずれもNHK からライセンスを得てのDVD 化。

DYNAMIC(映像)


DYNBRD 55563
(Blu-Ray)
\5300→¥4890
トッレ・デル・ラーゴのプッチーニ音楽祭での「蝶々夫人」!
 プッチーニ:「蝶々夫人」
エルミーラ・ヴェーダ(S 蝶々さん)
カルロ・バッリチェッリ(T ピンカートン)
アンナマリア・ポペスク(Ms スズキ)
ルカ・サルシ(Br シャープレス)
エマヌエーレ・ジャンニーノ(T ゴロー)
サリー・ウィルソン(Ms ケイト・ピンカートン)
マンリーコ・シニョリーニ(Bs ボンゾ)
ジョヴァンニ・グワリアルド(Br ヤマドリ)
ローレンス・ジルゴー(指)
プッチーニ・フェスティヴァル管弦楽団,合唱団
Blu-Rayで発売!

ステーファノ・ヴィツィオーリ(演出)/ウーゴ・ネスポロ(装置,衣装)/ヴァレーリオ・アルフィエーリ(照明)
収録:2007 年7 月,トッレ・デル・ラーゴ/リージョン・オール、HD、16:9、PCM2.0 /Dolby Digital 5.1 /DTS HD 5.1、字幕:伊英独仏西

 イタリアのトッレ・デル・ラーゴの夏の名物、プッチーニ音楽祭、2007 年に上演された「蝶々夫人」が映像になりました。しかも今回はBlu-RayDisc のみの発売。それだけDYNAMIC が高水準収録に自信があるということです。
 蝶々さんのエルミーラ・ヴェーダは、ロシア南部、ダゲスタン共和国出身のソプラノ。マリインスキー劇場でゲルギエフに認められた後、1990 年代後半に西ヨーロッパに進出、ことにプッチーニのヒロインを得意としています。この蝶々さんはかなりの評判になりました。ピンカートンのカルロ・バッリチェッリは、両親がイタリアからの移民のオーストラリア人。フランコ・コレッリの弟子で、師匠譲りの逞しい声でプッチーニのオペラを得意としています。
 スズキのアンナマリア・ポペスクは、カナダ出身のメッゾソプラノ。現在はイタリアを拠点にし、スカラ座を始めとする各地の劇場に出演。スズキは彼女の当たり役です。シャープレスのルカ・サルシは、1975 年、パルマ生まれのバリトン。2011 年9 月のボローニャ歌劇場来日公演での「清教徒」でリッカルドを歌いました。指揮のローレンス・ジルゴーは、コネチカット・グランド・オペラおよび同オーケストラ(1993 年創立)の総監督を務めています。
 ステーファノ・ヴィツィオーリの演出は、日本的要素を適度に様式化した舞台と、イタリア的な美感がうまくいかされた着物がバランスよく収まったもの。
背景の巨大な障子が印象的です。

DYNDVD 33717
(2DVD →1DVD 価格)
\4200→¥3790
ヴェルディの二大傑作がセットになってお買い得に
 ライモンディの老練なファルスタッフは必見!

(1)ヴェルディ:「ファルスタッフ」 ルッジェーロ・ライモンディ(Br ファルスタッフ)
ルカ・サルシ(Br フォード)
ヴィルジニア・トーラ(S アリーチェ)
サビーナ・プエルトラス(S ナンネッタ)
ティベリオ・シム(T フェントン)
チンツィア・デ・モーラ(Ms クイックリー夫人)
リリアーナ・マッテイ(Ms メグ・ペイジ)
グレゴリー・ボンファッティ(T 医師カイウス)
ピエトロ・ピコーネ(T バルドルフォ)
ルチアーノ・モンタナーロ(Bs ピストーラ)
パオロ・アッリヴァベーニ(指)
ワロン王立歌劇場管弦楽団,合唱団
(2)ヴェルディ:「運命の力」 スザンナ・ブランキーニ(S レオノーラ)
レンツォ・ズーリアン(T ドン・アルヴァーロ)
マルコ・ディ・フェリーチェ(Br ドン・カルロ)
パオロ・バッターリア(Bs グアルディアーノ神父)
ティツィアーナ・カッラーロ(Ms プレツィオシッラ)
パオロ・ルメーツ(Bs メリトーネ)
ジュゼッペ・ニコデーモ(Br カラトラーヴァ公爵)
ルーカス・カリティノス(指)
ヴェネト・フィルハーモニー管弦楽団,
ロヴィゴ・ソシアーレ劇場合唱団
(1)ステーファノ・ポーダ(演出)/ 収録:2009 年11 月,リエージュ
(2)ピエール・フランチェスコ・マエストリーニ(演出)/収録:2006 年1 月、ロヴィゴ

 DYNDVD 33649 とDYNDVD 33512 で発売されていたヴェルディのオペラ2 つのDVD がセットになってお買い得になりました。
 「ファルスタッフ」は、2009 年11 月に、ベルギー、リエージュのワロン王立歌劇場で上演されたもの。偉大なバスバリトン、ルッジェーロ・ライモンディのタイトルロールが見もの聞きもの。また名匠パオロ・アッリヴァベーニの様式感たしかな指揮も見事です。ステーファノ・ポーダの上品な演出も上々です。
 「運命の力」は、2006 年1 月に、イタリア、ヴェネト州のロヴィゴで新制作された上演の映像。レンツォ・ズーリアン、スザンナ・ブランキーニ、マルコ・ディ・フェリーチェら、中堅のヴェルディ歌手の起用がズバリ当たっています。ピエール・フランチェスコ・マエストリーニの伝統的で正攻法な演出も好ましいものです。

DYNAMIC(映像)


DYNBRD 55567
(Blu-Ray)
\5300
Blu-Ray Disc で登場!アッビアーティ賞を受賞した傑作舞台
 ロッシーニ:「泥棒かささぎ」
ミケーレ・ペルトゥージ(Bs 代官)
マリオラ・カンタレロ(S ニネッタ)
ディミトリ・コルチャク(T ジャンネット)
マヌエラ・クステル(Ms ピッポ)
アレックス・エスポジト(Br フェルナンド)
ポオロ・ボルドーニャ(Br ファブリツィオ)
クレオパトラ・パパテオロゴウ(Ms ルチア)
ステファン・チフォレッリ(T イザッコ) ほか
リュー・ジア(指)
ボルツァーノ・トレント・ハイドン管弦楽団
プラハ室内合唱団
ついにBlu-Ray Disc で登場!権威あるアッビアーティ賞を受賞した傑作舞台、ミキエレット演出のロッシーニ「泥棒かささぎ」、さらに鮮明映像に!

演出:ダミアーノ・ミキエレット
収録:2007 年8 月/HD、リージョン・オール、16:9、PCM 2.0,Dolby Digital 5.1,DTS HD 5.1、字幕:伊英独仏西

2007 年、ペーザロでのロッシーニ・オペラ・フェスティヴァルで上演された「泥棒かささぎ」は、若き演出家、ダミアーノ・ミキエレットの名を一気に世に広めるものになりました。かささぎが銀のスプーンを盗むことが発端となってヒロインが死の間際まで追い詰められるというこのオペラの物語を、少女の夢の中の世界にするという大胆な発想に基づいて、新規さと美しさと感動が見事に融合された舞台を作り上げました。この演出がいかに高い評価を得たかは、イタリアの権威あるフランコ・アッビアーティ賞を受賞したことでも分かります。既に輸入DVD(DYNDVD 33567)、日本語字幕付きDVD(KKC 9004)で発売済みながら、もとよりHD 収録での映像の美しさには定評のあるDynamic 社、初のBlu-Ray ディスクとなるこの「泥棒かささぎ」でますます鮮明な映像を楽しめることになりました。
ロッシーニ・オペラ・フェスティヴァルでの上演だけに、音楽面も非常に高水準。ロッシーニ・バスの重鎮、ミケーレ・ペルトゥージの歌う悪代官、スペインの若きプリマドンナ、マリオラ・カンタレロのニネッタ、ロシア出身のロッシーニ・テノールの俊英、ディミトリ・コルチャクのジャンネット、さらにこの後ROF でさらなるブレイクを果たしたバリトン、アレックス・エスポージトのフェルナンド、など、極めて優秀なキャスト。上海出身の指揮者、リュー・ジアの手堅い指揮もあって、素晴らしく充実した上演です。

EUROARTS(映像)



20 66738
(3DVD)
\5400→\4990
バレンボイムの「パルジファル」、待望の復活!
 ワーグナー:「パルジファル」
ポール・エルミング(T パルジファル)
ヴァルトラウト・マイヤー(Ms クンドリ)
ジョン・トムリンソン(Bs グルネマンツ)
ファルク・シュトルックマン(Bs-Br アンフォルタス)
ギュンター・フォン・カンネン(Bs クリングゾル)
フリッツ・ヒューブナー(Bs ティトゥレル)
カロラ・ヘーン(S 花の乙女)
ブリギッテ・アイゼンフェルト(S 花の乙女)
ボリャーナ・マッテーヴァ(S 花の乙女)
カロラ・ノセク(S 花の乙女)
ローラ・エイキン(S 花の乙女)
エルフィラ・ドレッセン(Ms 花の乙女,小姓)
ペーター・ビンズツス(T 騎士)
ゲルト・ヴォルフ(Bs 騎士)
エフラト・ベン=ヌン(S 小姓)
ペーター・メンツェル(T 小姓)
アンドレアス・シュミット(Br 小姓)
ローゼマリー・ラング(A アルトの声)
ダニエル・バレンボイム(指)
シュターツカペレ・ベルリン,
ベルリン国立歌劇場合唱団
日本語字幕付き!エルミング、マイヤー、トムリンソン、シュトルックマン、超豪華キャスト!!

ハリー・クプファー(演出)/ ハンス・シャーフェルノッホ(装置)/ クリスティーヌ・シュトロンベルク(衣装)
収録:1992 年、ベルリン/リージョン・オール、NTSC、4:3、245m、PCM Stereo、字幕:独英仏日

 バレンボイムの「パルジファル」、待望の復活です!1992 年にベルリン国立歌劇場の音楽監督に就任したダニエル・バレンボイムは、手始めに極めて充実した「パルジファル」を上演、同歌劇場の開場(1742 年)250 年を祝う記念の意味合いもあるこの公演を大成功に導きました。キャストは極めて強力。
 タイトルロールのポール・エルミングは、1990 年にバイロイト音楽祭でジークムントを歌って成功、ヘルデンテノールとしての名声が一気に高まっている時期。パルジファルはエルミング最大の当たり役だけに、ここでも素晴らしいものです。クンドリは御存知ヴァルトラウト・マイヤー。マイヤーがソプラノ役を手掛ける前にもっとも高い評価を得たのがクンドリでした。30 代半ばのマイヤーの美しいメッゾの声で掘り込まれたクンドリは大きな聞き物です。ジョン・トムリンソンとギュンター・フォン・カンネンの二人のベテランに挟まれ、当時ようやく国際的に注目され始めたばかりのファルク・シュトルックマンが起用され、存在感を発揮しています。また花の乙女にローラ・エイキン、小姓にアンドレアス・シュミットが参加しています。
 ハリー・クプファーの演出は、初演当時は評価も賛否分かれていたものですが、今から見ると1990 年代初頭の社会が抱える問題点を非常に注意深く洞察し、21 世紀へと向かって歩み始めた現代人に警告するものだったと気づかされます。
 嬉しい日本語字幕付きです。

EUROARTS(映像)

交響曲第9番 アバド&マーラー・ユーゲント管弦楽団
20 54004
(Blu-ray)
\4700
マーラー・ユーゲント管&クラウディオ・アバド
 マーラー:交響曲第9番ニ長調
グスタフ・マーラー・ユーゲント管弦楽団
クラウディオ・アバド(指揮)
アバド&マーラー・ユーゲント管、マーラー第9交響曲2004 年ライヴBD 化!

収録:2004 年4 月14 日ローマ、聖チェチーリア音楽院におけるライヴ/ 1080i Full HD 16:9 /Region All、音声:PCM ステレオ /DTS HD Master Audio

 2004 年にアバドがマーラー・ユーゲント管を指揮して、マーラーの第9 交響曲を演奏した映像作品が装いも新たにブルーレイで登場します。
 アバドは同曲をこれ以前にウィーン・フィル、ベルリン・フィルともライヴ録音していますが、ほかならぬアバド自らによって結成され、マーラーの名を掲げるオーケストラ、それもマエストロに共感を寄せる若いメンバーにも後押しされ、アバドの表現意図がより徹底された内容として強い印象を残したのがこの演奏でした。
 さらに2010 年にルツェルン祝祭管と映像作品を発表して、同曲に対する最終回答を与えた感のあるアバドにとっても、精力的で迫力ある美観に彩られたマーラー・ユーゲント管とのライヴは終演後の表情からも会心の一作であったと想像されるところで、ブルーレイの鮮明画像がよりいっそう感銘を深くしてくれるように思われます。

EUROARTS(映像)


20 66778
(DVD)
\2900
ダニエル・バレンボイム
 J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲BWV.988

 =ボーナス=
  「バレンボイムによるゴルトベルク変奏曲のプレゼンテーション」
ダニエル・バレンボイム(P)
バレンボイムがピアノの可能性を追求、映像による「ゴルトベルク変奏曲」

収録:1992 年ミュンヘン、バヴァリア音楽スタジオ(セッション)/91’(演奏82’+ボーナス9’)、カラーNTSC 16 : 9 /、Region All、音声:PCM ステレオ
撮影監督:クリストファー・ヌーペン

 1942 年生まれのバレンボイムが2012 年に古稀を迎えるとあって、メトロポリタン・ミュニク制作の映像作品の復刻を数多く手掛けてきたEUROARTより、J.S. バッハの「ゴルトベルク変奏曲」を弾いた映像作品が登場します。
バレンボイムの「ゴルトベルク」といえば、1989 年10 月にブエノス・アイレスのテアトロ・コロンでおこなった、ステージ・デビュー40 周年記念コンサートにおけるライヴ録音もバレンボイムの当曲初録音ということで話題を集めましたが、これはその3 年後の1992 年にミュンヘンのバヴァリア音楽スタジオでセッション収録されたもの。
 バレンボイムにとって1992 年は重要な年で、現在まで継続しているベルリン州立歌劇場の音楽監督に就任した年でもあります。じっさい、指揮者のキャリアが、ピアニストの活動にひろがりをもたらしていることは確かなようで、ボーナス映像でバレンボイムは次のようにも述べています。
 「変奏曲を弾く際に、さまざまな楽器への想像を働かせようと試みました。(中略) 真っ先に思い浮かぶのは、非常に明るい音を持つ有名なバッハ・トランペットまたはバッハのオーボエです。もちろん、弦、時折コーラスと、最後に、でもおろそかにできないのがオルガン。 そして、ピアノには、そうしたあらゆる楽器の錯覚を起こさせる可能性があるのです」
 この言葉どおり、バレンボイムの映像版「ゴルトベルク」は、ピアノのあらゆる可能性を模索しながらこの傑作の神髄に迫ろうとするもので、コラボを重ねてきたクリストファー・ヌーペンの力もあって、そのことがCD のとき以上に肌で感じられる内容となっています。

EUROARTS(映像)

『ポッペアの戴冠』全曲 タンベルグ演出、デ・マルキ&ノルウェー国立歌劇場、クリステンセン、ラシュコウスキ、他(2010 ステレオ)(日本語字幕付)
20 58924
(Blu-Ray)
\4700→\4290

ノルウェー発、強烈な「ポッペーアの戴冠」
 デ・マルキと多国籍歌手による高水準上演!

  モンテヴェルディ:「ポッペーアの戴冠」
ビルギッテ・クリステンセン(S ポッペーア)
ヤチェク・ラシュコウスキ(男声S ネローネ)
ティム・ミード(CT オットーネ)
パトリシア・バードン(Ms オッターヴィア)
ジョヴァンニ・バッティスタ・パローディ(Bs セネカ)
マリタ・スールベルグ(S ドゥルシッラ,徳)
アメリア・アルデンハイム(S 愛)
イナ・クリングレボトン(S 運)
エミリアーノ・ゴンザレス=トロ(T アルナルタ) ほか
アレッサンドロ・デ・マルキ(指)
ノルウェー国立歌劇場管弦楽団
20 58928
(2DVD)
\5200→\4790

オーレ・アンダース・タンベルグ(演出)
収録:2010 年、オスロ
(Blu-Ray)リージョン・オール、HD 16:9、180m、PCM Stereo、字幕:伊英独仏日ノルウェー
(DVD)リージョン・オール、NTSC 16:9、180m、PCM Stereo、字幕:伊英独仏日ノルウェー

 モンテヴェルディの傑作「ポッペーアの戴冠」に強烈な映像が登場。2010 年5、6 月にオスロのノルウェー国立歌劇場での上演。演出のオーレ・アンダース・タンベルグは、現在スカンジナビア半島でもっとも人気のある演出家の一人。ノルウェー出身で、ロンドンで学び、演劇でもオペラでも活躍しています。彼の「ポッペーアの戴冠」は、白い窪んだ皿のような舞台の上で物語が進み、しかも登場人物の衣装も基本的にモノトーン。そんな地味な色彩の中、ポッペーアとネローネの愛の成就のために犠牲になった人々の血の赤が不気味に鮮やかに広がる、という強烈なもの。官能的に描かれがちな「ポッペーアの戴冠」から、おぞましさの中の美しさを引き出しています。
 歌手は多国籍。ポッペーアのビルギッテ・クリステンセンは、地元ノルウェー出身で、クリアな美声でバロック音楽を得意とするソプラノ。ネローネのヤチェク・ラシュコウスキは、ポーランド出身のソプラニスタ。バロックオペラで活躍しています。ティム・ミードは英国のカウンターテノール。パーセルやヘンデルを得意とし、日本でもBCJ 公演のヘンデル「リナルド」のタイトルロールを歌いました。オッターヴィアのパトリシア・バードンは、アイルランドのメッゾソプラノ。カルメンも得意とする人ながら、バロック音楽で高い評価を得ているメッゾです。セネカのジョヴァンニ・バッティスタ・パローディは、1976 年、ジェノヴァ生まれのバス。若手のイタリアのバスの逸材として今後ますますの活躍が期待されています。優秀な人材を積極的に起用したキャスティングでしょう。
 HD 収録による鮮明画像が楽しめます。人気作だけに「ポッペーアの戴冠」には数種のDVD がありますが、Blu-Ray での発売はこれが初めて。ノルウェー発の強烈な「ポッペーアの戴冠」をお楽しみください。

EUROARTS(映像)

Armonie dello Spirito
20 72558
(DVD)
特別価格\1600
エンリコ・ガッティ&アンサンブル・アウロラ
 ベルタニョッリによるボッケリーニ:スターバト・マーテル

 (1)モーツァルト:アダージョとフーガ ハ短調 K.546
 (2)ボッケリーニ:スターバト・マーテル(1781年初版) G.532
ジェンマ・ベルタニョッリ(S)
アンサンブル・アウロラ
 (エンリコ・ガッティ(Vn)、
  ロッセッラ・クローチェ(Vn)、
  セバスティアーノ・アイロルディ(Va)、
  ガエタノ・ナジッロ(Vc)、
  ルカ・ペヴェリーニ(Vc)}
古楽界屈指の名手が織りなす極上のハーモニーをライブ映像で!

収録:2011 年4 月7 日、サンタ・カーサ聖堂(ロレント)、 2011 年4 月9 日、サン・ロレンツォ聖堂(フィレンツェ)
リージョン・オール、NTSC 16:9、DD 5.1, PCM 2.0、49m、字幕:なし

 バロック・ヴァイオリンの世界的名手エンリコ・ガッティ率いる名門、アンサンブル・アウロラがモーツァルトとボッケリーニ、二大音楽家珠玉の名曲を収録したDVD をリリース。2011 年4 月にサンタ・カーサ聖堂とサン・ロレンツォ聖堂で行われた2 つの演奏会のライブ映像を組み合わせたものとなります。基本的には曲ごとにどちらか一方の演奏会の映像のみを収録した形となっておりますが、各曲の入退場の様子などは2 画面に分けて収録されており、卓越した演奏と共に演奏会の様子も楽しめる1 枚となっています。
 これまで、イタリア・バロックを中心に多くの名演を残してきたアンサンブル・アウロラ。古楽界の巨匠たちが織りなす重厚なハーモニーは相変わらず圧倒されます。ボッケリーニの名曲「スターバト・マーテル」は、ソプラノと弦楽四重奏編成の初版での演奏。ソプラノを担当するバロック界の歌姫ジェンマ・ベルタニョッリが、時に激しく、時に穏やかに聖母マリアへの祈りを情熱的に歌いあげます。古楽界屈指の名手たちの演奏を映像で見られるのも大きな魅力ですが、時折挿入される聖堂内部の映像も楽しみの一つ。歴史ある聖堂に響き渡る美しいハーモニーを映像と共にお楽しみいただけます。

EUROARTS(映像)


20 58404
(Blu-Ray)
\4700→¥4290
「Fellini, Jazz & Co. /
 ベルリン・フィルのヴァルトビューネ・コンサート2011」

ベルリン・フィル、ヴァルトビューネ2011
 シャイー指揮のレスピーギ、ロータ&ショスタコーヴィチ

  ・ショスタコーヴィチ:ジャズ組曲第2番
  ・ニーノ・ロータ:組曲「道」
  ・レスピーギ:交響詩「ローマの噴水」
  ・レスピーギ:交響詩「ローマの松」
  ・ショスタコーヴィチ:
   歌劇「ムツェンスクのマクベス夫人」組曲から アレグレット
  ・レスピーギ:
   バレエ組曲「シバの女王ベルキス」から 戦いの踊り
  ・リンケ:ベルリンの風
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
リッカルド・シャイー(指揮)
20 58408
(DVD)
\2900→¥2690
超強力盤。

収録:2011 年8 月23 日ベルリン、ワルトビューネ野外音楽堂(ライヴ)
(Blu-Ray) 1080i Full HD 16:9 / Region All / 音声:PCM ステレオ/ DTS HD Master Audio
(DVD) 105’/ カラーNTSC 16 : 9 / Region All / 音声:PCM ステレオ/ ドルビー・デジタル5.1 / DTS サラウンド5.1

 ベルリン・フィルが毎年シーズンの最後に野外で行うヴァルトビューネ・コンサート。
 リッカルド・シャイーの登場した2011 年は、レスピーギをメインに、シャイーと同じミラノ出身の作曲家ニーノ・ロータほか、シャイーがRCO の首席指揮者時代にセッション録音して人気に火を付けたショスタコーヴィチの「ジャズ組曲」を取り入れるなど、いつもながら聴衆を楽しませることに工夫を凝らしたプログラム構成となっています。
 当夜は「フェリーニ、ジャズ・アンド・コー(Fellini, Jazz & Co.)」と題されていましたが、オープニングの「ジャズ組曲」の流れを受けて演奏された組曲「道」では、フェリーニの映画そのままにコミカルな味わいと哀感を湛えた内容にみせるベルリン・フィルの柔軟な表現力にあらためて舌を巻くこと必至。こうしたすぐれた演奏あってこそ「あくまで自身はクラシックの作曲家」と公言していたロータの真価に迫れるというものでしょう。
 ここまでですでにすっかり聴衆を惹き込んだかとおもうと、つづく「ローマの噴水」「ローマの松」がさらにまた抜群の仕上がりで、ものすごい盛り上がり。
 本気を出したスーパーヴィルトゥオーゾ集団の絢爛豪華なサウンドに、当初7 月に予定されながらも、会場を襲った荒天によりヴァルトビューネ開催史上初の延期というアクシデントを経て、この日を待ちに待って詰めかけた20,000 人を超える聴衆の興奮と熱狂も一入といったところで、大満足の表情が画面からも伝わってきます。

EUROARTS(映像)



20 66738
(3DVD)
\5400→\4990
バレンボイムの「パルジファル」、待望の復活!
 ワーグナー:「パルジファル」
ポール・エルミング(T パルジファル)
ヴァルトラウト・マイヤー(Ms クンドリ)
ジョン・トムリンソン(Bs グルネマンツ)
ファルク・シュトルックマン(Bs-Br アンフォルタス)
ギュンター・フォン・カンネン(Bs クリングゾル)
フリッツ・ヒューブナー(Bs ティトゥレル)
カロラ・ヘーン(S 花の乙女)
ブリギッテ・アイゼンフェルト(S 花の乙女)
ボリャーナ・マッテーヴァ(S 花の乙女)
カロラ・ノセク(S 花の乙女)
ローラ・エイキン(S 花の乙女)
エルフィラ・ドレッセン(Ms 花の乙女,小姓)
ペーター・ビンズツス(T 騎士)
ゲルト・ヴォルフ(Bs 騎士)
エフラト・ベン=ヌン(S 小姓)
ペーター・メンツェル(T 小姓)
アンドレアス・シュミット(Br 小姓)
ローゼマリー・ラング(A アルトの声)
ダニエル・バレンボイム(指)
シュターツカペレ・ベルリン,
ベルリン国立歌劇場合唱団
日本語字幕付き!エルミング、マイヤー、トムリンソン、シュトルックマン、超豪華キャスト!!

ハリー・クプファー(演出)/ ハンス・シャーフェルノッホ(装置)/ クリスティーヌ・シュトロンベルク(衣装)
収録:1992 年、ベルリン/リージョン・オール、NTSC、4:3、245m、PCM Stereo、字幕:独英仏日

 バレンボイムの「パルジファル」、待望の復活です!1992 年にベルリン国立歌劇場の音楽監督に就任したダニエル・バレンボイムは、手始めに極めて充実した「パルジファル」を上演、同歌劇場の開場(1742 年)250 年を祝う記念の意味合いもあるこの公演を大成功に導きました。キャストは極めて強力。
 タイトルロールのポール・エルミングは、1990 年にバイロイト音楽祭でジークムントを歌って成功、ヘルデンテノールとしての名声が一気に高まっている時期。パルジファルはエルミング最大の当たり役だけに、ここでも素晴らしいものです。クンドリは御存知ヴァルトラウト・マイヤー。マイヤーがソプラノ役を手掛ける前にもっとも高い評価を得たのがクンドリでした。30 代半ばのマイヤーの美しいメッゾの声で掘り込まれたクンドリは大きな聞き物です。ジョン・トムリンソンとギュンター・フォン・カンネンの二人のベテランに挟まれ、当時ようやく国際的に注目され始めたばかりのファルク・シュトルックマンが起用され、存在感を発揮しています。また花の乙女にローラ・エイキン、小姓にアンドレアス・シュミットが参加しています。
 ハリー・クプファーの演出は、初演当時は評価も賛否分かれていたものですが、今から見ると1990 年代初頭の社会が抱える問題点を非常に注意深く洞察し、21 世紀へと向かって歩み始めた現代人に警告するものだったと気づかされます。
 嬉しい日本語字幕付きです。

MODE(DVD−VIDEO)


MODE 237DVD
\3000
Morton Subotnick/
 Electronic Works Vol.3
サラウンド・システムを採用。
DVDの映像はサンフランシスコで活躍するヴィジュアル・アーティスト、スー・コスタビレの作品。
DVDには初演のライブステージで使われたコンテンポラリー・アーティスト、マリオ・カスティロのビデオ・アートを収録。この映像は初演以来発表されたことはなく、今回のリリースのために特に用意された。またサブトニック自身が手がけた未発表のエクスペリメンタルビデオ作品1編も収められている。新バージョンのA Sky of Cloudless Sulphurも収録。

NAIVE(映像)

Vivaldi: Orlando Furioso, RV728
DR 2148
(DVD)
特別価格
\4200→¥3590
スピノージ&アンサンブル・マテウス
 ヴィヴァルディ:「怒れるオルランド」
マリー=ニコル・ルミュー(A オルランド)
ジェニファー・ラーモア(Ms アルチーナ)
ヴェロニカ・カンジェミ(S アンジェリカ)
フィリップ・ジャルースキ(CT ルッジェーロ)
クリスティアン・セン(Br アストルフォ)
クリスティーナ・ハンマーストレム(Ms ブラダマンテ)
ロミーナ・バッソ(Ms メドーロ)
ジャン=クリストフ・スピノージ(指)
アンサンブル・マテウス
シャンゼリゼ劇場合唱団
強烈な舞台にあなたのヴィヴァルディ観が変わる!スピノージ渾身の「怒れるオルランド」シャンゼリゼ劇場での上演がDVD に!!!

ピエール・オーディ(演出)、ウィレム・ブルルス(ドラマトゥルギ)、パトリック・キンモンス(装置,衣装)、ペーター・ヴァン・プレト
収録:2011 年3 月、パリ/リージョン・オール、NTSC、16:9、190 m、DOLBY DIGITAL、字幕:仏英

 パリで話題沸騰となった上演がDVD になりました!ヴィヴァルディのオペラの中でも傑作として知られる「怒れるオルランド」。naive からは既にスピノージ指揮の全曲録音(OP 30393)が発売されて絶賛されていましたが、今回は舞台上演の収録ですので、手応えも倍増。
 歌手はルミュー、ラーモア、ジャルースキ、カンジェミは録音と何人も共通しています。いまやオルランドが当たり役のマリー=ニコル・ルミュウ、歌はもちろん見事、しかも大柄な体格にヒゲ面男のメイクがバッチリ決まっていて、狂乱の場面は物凄い迫力。ロッシーニメッゾソプラノとして一世を風靡したジェニファー・ラーモア、歌が素晴らしいのはもちろん、50 代になって妖艶さを増した美貌がアルチーナにドンピシャ、強い存在感を発揮しています。しかもメッゾソプラノには、スウェーデンのクリスティーナ・ハンマーストレム、イタリアのロミーナ・バッソと、女声低音に4 人も優秀な人材が集められているという贅沢さ。また今や絶大な人気を誇るカウンターテノール、フィリップ・ジャルースキ、ベテランのバロックソプラノ、ヴェロニカ・カンジェミも最高レベル。
 この中で唯一の男声低音、アストルフォのクリスティアン・センの逞しさも映えています
 スピノージは、いつもながらの剛速球のヴィヴァルディ。上演時間がかなり長い作品にもかかわらず、一気に聞かせます。
 演出は、ネーデルラント・オペラの監督として知られる大御所ピエール・オーディ。アルチーナを18 世紀あたりの高級娼婦にし、その館の中で愛に苦しむ登場人物を深く抉っています。ことに、ともするとオルランドのハチャメチャ振りばかり目立ちがちな第3 幕が、猛烈に胸に迫るものに。カーテンコールでシャンゼリゼ劇場が大盛り上がりしているのも当然。しばしば気楽な作曲家扱いされるヴィヴァルディ、そんな人もヴィヴァルディ観が一変するであろう、物凄い舞台です。
 デジパック、76 ページの豪華カラー冊子付きです。

「怒れるオルランド」簡単なあらすじ
第1幕
 アルチーナの魔法の島。アンジェリカは恋人メドーロが海で行方不明になったことを嘆いている。アルチーナの力でメドーロは海から救われ、アンジェリカと再会を喜ぶ。そこにアンジェリカを愛するオルランドがやって来て、恋敵メドーロに食って掛かる。アルチーナの助力もあり、アンジェリカは彼を愛している振りをして事なきを得るが、それにルッジェーロが嫉妬する。一方、やはり海で難破したルッジェーロは、島に到着するやアルチーナの魔法にかかって彼女の虜になり、恋人ブラダマンテを忘れてしまう。しかしブラダマンテは名をオリンピアと騙り、ルッジェーロとアルチーナに近づく。
第2幕
 以前からアルチーナの魔力にかかっているアストルフォは、ルッジェーロに心を移したアルチーナを詰る。ブラダマンテは指環の力によってルッジェーロにかかっていた魔力を払う。だが二人はすぐには和解できない。アンジェリカは一人でオルランドに会い、愛するふりをして彼に絶壁を登らせる。だがオルランドはそこでアルチーナの魔力によって洞窟に閉じ込められてしまう。騙されたことに気づいたオルランドは、怪力で岩を動かし脱出する。メドーロとアンジェリカの結婚式が祝われ、アルチーナは、偽りの愛しか得られない我が身を嘆く。カップルは木に愛の言葉を掘り込む。だがその言葉をオルランドが読んでしまい、嫉妬のあまり取り乱してしまう。
第3幕
 アストルフォ、ルッジェーロ、男装したブラダマンテは、アルチーナの魔力の源である壷を奪おうと計画する。アルチーナは地獄に助けを求める。そこにすっかり狂乱したオルランドが現れ、支離滅裂なことを言いながら暴れまくる。アンジェリカがオルランドを宥めてももはや手遅れ。だが混乱したオルランドが魔法の像を抱き倒すと、アルチーナは魔力を失ってしまい、さらにアストルフォによって追い詰められる。アルチーナは逃げ去る。正気を取り戻したオルランドが二組の恋人を祝う。

NEOS(映像)


NEOS50905-08
(2NTSC・DVD
+2PAL・DVD)
\9300→¥8690
「ザルツブルク・ビエンナーレ/ニュー・ミュージック・フェスティヴァル2009」
 DVD1(127:00)
  (1)マウリシオ・ソテロ(b.1961):
   地下室/ルイジ・ノーノのための音楽(2004-05/2008)
   (演奏抜粋、指揮者ベアト・フラーへのインタビュー付)
  (2)フラメンコ("Puro y hondo"からの2つの小品)
  (3)スティーヴ・ライヒ(b.1936):シティ・ライフ(1995)
   〜電気増幅されたアンサンブルとテープのための
  (4)ライヒ:18人の音楽家のための音楽(1973-76)
  (5)バリのガムラン音楽〜演奏会からの抜粋
(1)(3)(4)オーストリア現代音楽アンサンブル
(1)アルカンゲル(フラメンコ歌手)
 ベアト・フラー指揮
 ザルツブルク・バッハ合唱団
(2)アルカンゲル(フラメンコ歌手)
 ミゲル・アンヘル・コルテス(G)ほか
(3)ヨハネス・カリツケ指揮
(4)ヴィア・ノーヴァ・パーカッション・グループ
 シナジー・ヴォーカルズ
(5)イ・マデ・アルナワ監修
 アンサンブル・タルナ・メカール
 DVD2(136:00)
  (1)細川俊夫(b.1955):沈黙の花(1998)
  (2)ウェーベルン(1883-1945):6つのバガテルOp.9、
  (3)ウェーベルン:5つの楽章Op.5(1909)
  (4)ヘルムート・ラッヘンマン(b.1935):temA(1968)
  (5)日本の伝統音楽/八橋検校(1614-1685):六段
  (6)細川俊夫:味真野に(相聞歌より) (2001)
   〜声、筝、チェロとアンサンブルのための
  (7)尺八のための日本の伝統音楽/虚空、鶴の巣篭もり
   (演奏会からの抜粋、細川俊夫のインタビュー付)
  (8)クラウス・フーバー(b.1924):
   《地球は雄牛の角で回転する》(1992-94)〜
    4人のアラビア人と2人のヨーロッパ人の音楽家とテープのための
     (演奏抜粋、クラウス・フーバーへのインタビュー付き)
  (9)クラウス・フーバー:エッチェ・ホミネス(1998)
(1)-(3)ディオティマ四重奏団(SQ)
(4)イングマール・メッシン(Fl)
 アンナ・マリア・パマー(声)
 ペーター・ジーゲル(Vc)
(5)(6)川村京子(筝)
(6)ペーター・ジーグル(Vc)
 細川俊夫指揮
 オーストリア現代音楽アンサンブル
(7)田嶋直士(尺八)
(8)クラウス・フーバー指揮アンサンブル
 エクスペリメンタル・スタジオSWR(テープ)
(9)シュタードラー四重奏団
 セルゲイ・マロフ(Va)
細川俊夫、ライヒ、ラッヘンマンからガムラン、邦楽古典まで!「ザルツブルグ・ビエンナーレ2009」のDVD!

収録:2009年3月ザルツブルク・ビエンナーレ・ニューミュージック・フェスティバルにおけるライヴ(NTSC・DVDとPAL・DVDの同内容のディスクが、それぞれ2枚収納されています)

上記のラインナップを見ればお分かりのとおり、このDVDは現代音楽ファンにとってはまさに宝の山!一部全曲収録でないこと(ソテロ作品、ガムラン演奏会、尺八演奏会、フーバー作品は抜粋)を差し引いてもこ、こ、これはあまりにも重要、貴重!!二倍・三倍にも楽しめる内容です!
NTSCとPAL両方のディスクが入っているので日本のDVDプレーヤーで問題なく楽しめます。

OPUS ARTE(映像)

Mozart: Die Zauberflote, K620
OA1066D
(DVD)
\5000→\4290
モーツァルト:歌劇「魔笛」
  ミラノ・スカラ座2011
ローラント・ベーア指揮、
ミラノ・スカラ座管弦楽団、他
OABD7099D
(Blu-ray)
\6000→¥4990

Verdi: Macbeth
OA1063D
(DVD)
\5000→¥4490
アントニオ・パッパーノ
 ヴェルディ:歌劇《マクベス》
  英国ロイヤル・オペラ 2011
   2011年6月13日 英国ロイヤル・オペラハウスにおけるライヴ収録
マクベス:サイモン・キーンリーサイド
バンクォー:ライモンド・アチェト
マクベス夫人:リュドミラ・モナスティルスカ
従者:ナイジェル・クリフ/
マルコム:スティーヴン・エベル
マクベス夫人の侍女:エリザベス・マイスター/
マクダフ:ディミトリ・ピッタス
演出:フィリダ・ロイド
指揮:アントニオ・パッパーノ/
ロイヤル・オペラハウス管弦楽団&合唱団
OA BD7095D
(Blu-ray)
\6000→¥5290
 キーンリーサイドとパッパーノの強力コンビによる待望の《マクベス》
 1865年改訂版によるヴェルディの《マクベス》。ロイヤル・オペラハウスでは、2006年以来の再演となったこのプロダクションでは、演出家フィリダ・ロイドの洞察力にすぐれた、重厚なドラマが展開されます。
 タイトル・ロールには、抜きん出た演技力と知性的な役作りでイギリスのみならず、現在世界で最も人気を集めるバリトン、サイモン・キーンリーサイドが、イギリス初お披露目となるこの役を演じ、大絶賛を浴びています。“気弱な”マクベスを演じきったキーンリーサイドに負けず劣らず注目を集めたのが、2011年3月に代役として《アイーダ》に登場し、鮮烈なロイヤル・オペラ・デビューを飾ったキエフ出身のソプラノ、リュドミラ・モナスティルスカでした。序盤からそのドラマティックな表現と強靭な声で聴く者を驚かせ、オペラ全体を通じても幅の広い表現力を見せて、早くもロイヤル・オペラの聴衆から絶対的な信頼を勝ち取りました。今後、大注目の大型新人の登場です。
 そんな強力歌手陣を卓越した手腕でまとめ上げたのはロイヤル・オペラの音楽監督アントニオ・パッパーノ。オーケストラから生気溢れる響きを引き出して、目の覚めるような《マクベス》を作り上げています。

 DVD製品仕様:収録時間 全プログラム170分 字幕:英・仏・独・西・伊 ヴィデオ仕様 16:9 カラー 音声仕様:①リニアPCM ステレオ ②DTS5.1chサラウンド ディスク仕様 片面2層
 Blu-ray製品仕様:収録時間 全プログラム170分 字幕:英・仏・独・西・伊 ヴィデオ仕様 16:9 1080i  High Definitionカラー 音声仕様:①リニアPCM ステレオ ②DTS-HD Master Audio 5.1chサラウンド ディスク仕様  BD50

PREISER(映像)


PR 90800DVD
(DVD)
\2300→¥2090
ウィンナ・ワルツ・ファン待望!
 ペーター・グートのニュー・イヤー・ガラがDVD で!
J.シュトラウス1 世:
 ポルカ「アイゼレとバイゼレ=ジャンプ」 Op.202
 ラデツキー行進曲 Op.228
J.シュトラウス2 世:
 「インディゴと四十人の盗賊」−突撃ポルカ Op.348,
 インディゴ行進曲 Op.349
 皇帝円舞曲 Op.437
 ワルツ「美しく青きドナウ」 Op.314
ヨーゼフ・シュトラウス:
 ポルカ・シュネル「冬の喜び」 Op.121
 水彩画 Op.258
 エドゥアルト・シュトラウス:ポルカ・シュネル「喜んで!」
ランナー:ワルツ「ロマンティックな人々」 Op.167
スッペ:「スペードの女王」序曲
ロンビ:
 「オーギュスト・ブルノンヴィルへの挨拶」
 幻想曲「夢の絵」
 ワルツ「友人たちへの挨拶」
 ギャロップ「コペンハーゲンの蒸気機関車」
 シャンパン・ギャロップ
ラリオーノフ:カリンカ
ペーター・グート(指)
ウィーン・シュトラウス・フェスティヴァル管
収録:2010 年12 月29 日、ウィーン/NTSC、93'07 + 5'11

 今ウィーンでシュトラウス一家を指揮させたら一番なのが、ペーター・グート。
 モスクワでダヴィド・オイストラフに学んだという名ヴァイオリニストであるグートは、1978 年にウィーン・シュトラウス・フェスティヴァル管弦楽団を創設、ヨハン・シュトラウスの流儀にならってヴァイオリンを弾きながら指揮して、ボスコフスキーなき後、ウィーンで最も正統なシュトラウスを聞かせてくれる指揮者として絶大な人気を誇っています。
 日本にも頻繁に訪れており、2012 年は1 月には各地で来日公演を予定しています。公演にいらっしゃる方も、そうでない方も、正統ウィーンのシュトラウスをご堪能ください。

VOICEPRINT(DVD−VIDEO)



TPDVD170
\1700
イヴリー・ギトリスの60年にわたるキャリアと音楽に対する情熱を描いた
 トニー・パーマーのドキュメンタリー作品
  「Ivry Gitlis and the Great Tradition」
イヴリー・ギトリス
 現役最高齢のヴァイオリンニスト、イヴリー・ギトリスのドキュメンタリー作品。  2004年 80分
 エネスコとティボーに師事したギトリスは個性的な演奏スタイルで19世紀的と評されているが、一方でローリング・ストーンズの企画したロックプロジェクトに参加したり、オスカー・ピーターソン、ディジー・ガレスピーなど異なるジャンルのミュージシャンとのジャムセッションを行うなど、ジャンルを越えた音楽活動で知られる。
 演奏家としての年月の積み重ねを感じさせ、人間味あふれたギトリスの姿を垣間見る。

WERGO(映像)


MV 08055
(DVD-PAL)
\3400
「ペーター・フォーゲル:ザ・サウンド・オブ・シャドウズ」
ドイツの音響彫刻家、インタラクティヴ・アートの大御所ペーター・フォーゲルの秘密に迫る!

 インタラクティヴ・エレクトリック彫刻のパイオニア、ペーター・フォーゲル(b.1937) のドキュメンタリー。
 細かな部品を自らハンダとハンダゴテを自在に操って組み合わせて、その前で手を動かしたりすることによって様々な効果が生み出されるような複雑なテルミンのような楽器を実際に作る過程などが映し出されています。三次元を説明するために絵を描くなど、なんでもしてしまうぺーター・フォーゲルの頭脳の中を少しだけ垣間見ることができるような興味深い映像作品です。
(注:このDVD はPAL 方式です。日本の通常の機器では再生できません。フォーゲルは英語で語っており、字幕はドイツ語のみが表示されるようになっています。)

新書館(映像)


DD11 0911
(DVD)
\6090
ドガの踊り子
  <特典映像>
  インタビュー :
   パトリス・バール、
   ドゥニ・ルヴァイヤン、
   ブリジット・ルフェーヴル、
   マルティーヌ・カアーヌ
クレールマリ・オスタ(踊り子)
ドロテ・ジルベール (エトワール)
マチュー・ガニオ (メートル・ド・バレエ)
ジョゼ・マルティネズ(年間会員)
バンジャマン・ペッシュ(黒服の男)
エリザベット・モーラン(母親)
ステファニー・ロンベール(キャバレーの歌手)
エマニュエル・ティボー(ヴァイオリニスト)
ほかパリ・オペラ座バレエ
パトリス・バール、マルティーヌ・カアーヌ(原案)
パトリス・バール(振付)
ドゥニ・ルヴァイヤン(音楽)
パリ・オペラ座管弦楽団
フィリップ・ジョルダン(音楽監督)
コーエン・ケッセルス(指揮)
パリ・オペラ座委嘱作品、画家ドガへのオマージュとしてつくられた「ドガの踊り子」
日本語字幕監修: 林修/カラー、本編112分、特典20分、日本語字幕
 パリ・オペラ座バレエ、エトワール総出演の豪華キャストで贈る画家ドガへのオマージュ。 ドガの作品「14 歳の小さな踊り子」が発端となって浮かび上がったひとりの少女。その実在した少女を通して見えてくる19 世紀オペラ座の光と影……。 ドガを魅了したオペラ座が時代を越えてバレエとして甦ります。
出演者プロフィール

クレールマリ・オスタ( パリ・オペラ座バレエ エトワール)
 ニースのコンセルヴァトワールでバレエを始める。94 年にはヴァルナ国際バレエコンクールに出場し銅賞を受賞。99 年にプルミエール・ダンスーズに昇格し、ローラン・プティの新作『クラヴィーゴ』の主役に抜擢される。その後、数々の主役を任され、2002 年ピエール・ラコット復元の『パキータ』主演後、エトワールに任命される。受章歴としては芸術文化勲章シュヴァリエがある。

ドロテ・ジルベール( パリ・オペラ座バレエ エトワール)
 1983 年フランス、トゥールーズに生まれる。2000 年にパリ・オペラ座バレエに入団。02 年、コリフェに昇格。05 年にはプルミエール・ダンスーズに昇格し、数々の作品の主要な役を踊る。07 年ヌレエフ版の『くるみ割り人形』のクララを踊り、24 歳の若さでエトワールに任命される。06 年、レオニード・マシーン賞、バレエ2000 賞を受賞。

マチュー・ガニオ( パリ・オペラ座バレエ エトワール)
 84 年マルセイユ生まれ。母はパリ・オペラ座の元エトワールでマルセイユ・バレエのプリンシパルのドミニク・カルフーニ。99 年にはパリ・オペラ座バレエ学校に編入。01 年の学校公演では『コッペリア』で主演している。03 年にスジェに昇進し、翌年の『ドン・キホーテ』の公演後、エトワールに任命される。入団して4 年目、飛び級でのエトワール昇進は話題となった。

ジョゼ・マルティネズ( パリ・オペラ座バレエ エトワール)
 スペイン生まれ。87 年にローザンヌ国際バレエコンクールでスカラシップを獲得し、パリ・オペラ座バレエ学校に入学。92 年にヴァルナ国際バレエコンクールで金賞を受賞し、プルミエ・ダンスールに昇進。97 年『ラ・シルフィード』の主演後、エトワールに昇格。その後も数々の舞台で主要な役を踊り、98 年ダンツァ&ダンツァ賞、スペイン・ナショナル・ダンス賞を受賞している。近年では振付家としても活躍し、08 年に初演した『天井桟敷の人々』は大成功を収め、09 年には振付家としてブノワ舞踊賞を受賞している。2011 年9 月より、スペイン国立ダンス・カンパニーの芸術監督に就任。

新書館(映像)


DD11 1213
(DVD)
\7980
奇跡の響演
  メータ&イスラエル・フィル、ベジャールが共演
 ストラヴィンスキー:『ペトルーシュカ』
  出演:東京バレエ団(振付:モーリス・ベジャール) 、後藤晴雄(青年)、吉岡美佳(若い娘)、木村和夫(友人)
 『愛が私に語りかけるもの』〜マーラー:交響曲第3 番より第4〜6楽章
  出演:モーリス・ベジャール・バレエ団 (振付:モーリス・ベジャール) ジュリアン・ファヴロー(彼)、
    エリザベット・ロス( 彼女)、藤村実穂子(Ms)、栗友会合唱団、東京少年少女合唱隊
 ストラヴィンスキー:『春の祭典』
  出演:モーリス・ベジャール・バレエ団、東京バレエ団、カテリーナ・シャルキナ( 生贄)、長瀬直義(生贄)
 特典映像:ズービン・メータ、ジル・ロマンのそれぞれのインタビュー(約15 分)
  指揮:ズービン・メータ 、イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団
  録音:2010年11 月3 日、東京文化会館にて収録
 あの感動の一夜が甦る! メータ&イスラエル・フィルとバレエ振付の巨匠ベジャールが共演した2010年11 月「奇跡の響演」が遂にDVD化!

本編118 分、特典映像15 分

 あのズービン・メータ率いるイスラエル・フィルと20 世紀最大の振付家と評されるベジャールのバレエ作品とが夢の共演!ストラヴィンスキー、マーラーの音楽とバレエが響き合う、まさに空前絶後のパフォーマンスを完全収録。劇場の感動が甦る、音楽ファン、バレエ・ファン待望のDVD がついに登場です!

■「ペトルーシュカ」
 1977 年、ベジャールはこの操り人形の物語に精神分析的な考察を加え、現代的意味を与えた。登場人物は青年と、恋人の娘と、友人。そこへ魔術師が現れ、青年を鏡の宮殿へと導く。いくつもの自分が目の前に現れ混乱する青年。自己とは何かを見失った彼は心の迷宮に入り込んでいく。
■マーラー「愛が私に語りかけるもの」
 全6 楽章からなるマーラーの荘大な交響曲第3 番にベジャールが振付けたのは1974 年のこと。バレエでは最後の第4,5,6 楽章が使用されている。第4楽章(「人間が私に語ること」)では「彼」と「彼女」が神秘的なパ・ド・ドゥを踊り、第5 楽章(「天使たちが私に語ること」)では天上的な世界で「子ども」に魅了される。最終楽章(「愛が私に語ること」)では「彼」は「彼女」と「子ども」と一体となり荘大なフィナーレを迎える。
■「春の祭典」
 ベジャールはストラヴィンスキーの描いたロシアの神聖な民俗儀礼のストーリーから大胆に離れ、野性的で官能的な躍動する肉体の美を生々しく描いた。その革新的かつ独創的な『春の祭典』は圧倒的な支持を集め、一躍ベジャールの名を世界に知らしめる。20 世紀のダンスシーンに大きな衝撃を与えたこの作品は現在もなお衰えることなく、人々に衝撃を与え続けている。
◆ジル・ロマン(モーリス・ベジャール・バレエ芸術監督)
 2007 年12 月よりモーリス・ベジャール・バレエ芸術監督をつとめる。モンテカルロのプリンセス・グレース・アカデミー、カンヌのロゼラ・ハイタワー・スクールで学んだのち、79 年に20 世紀バレエ団に入団。『未来のためのミサ』で初めて主役を踊って注目され、『ハムレット』『ニーベルングの指環』『中国の不思議な役人』など、次々と上演されるバレエを踊り、ダンサーとしての才能を示してきた。『ブレルとバルバラ』ではジャック・ブレル役を踊り、05 年にダンツァ&ダンツァ賞の年間最優秀ダンサー賞、06 年にモナコ・ダンス・フォーラムでニジンスキー賞を受賞。また『衣は僧を作らず』で振付家としての才能も開花させ、『鯨のエコグラフィー』『カジノのエスプリ』『アリア』を成功させている。
◆モーリス・ベジャール・バレエ
 モーリス・ベジャールが自身の創作のためにカンパニーを最初に結成したのは1953 年、パリでのエトワール・バレエだった。1959 年にモネ王立劇場での『春の祭典』がセンセーショナルな大成功を収めた翌年、ベルギーを拠点とする「20 世紀バレエ団」が創設される。『ボレロ』(61)『我々のファウスト』(75)などを次々に発表。時代の先端をゆく衝撃的な創作が世界中を席巻する。87 年にはローザンヌに拠点を移し、ベジャール・バレエ・ローザンヌと改称。2007 年、『80 分間世界一周』の創作中に死去したベジャールの後任としてジル・ロマンが芸術監督に就任した。
◆チャイコフスキー記念 東京バレエ団
 1964 年に創設以来一貫して、古典の全幕作品から現代振付家の名作まで、幅広いレパートリーを誇っている。なかでも現代バレエ界を代表する三大振付家─モーリス・ベジャール、イリ・キリアン、ジョン・ノイマイヤーが東京バレエ団のために新作を振付けており、これらの作品は国内外で大きな成功を収めている。09 年には創立45 周年を迎え、『ラ・バヤデール』(マカロワ版)『シルヴィア』(アシュトン版)『オネーギン』(クランコ版)を初演、絶賛を博した。海外でも高く評価され、2010 年、ミラノ・スカラ座での『ザ・カブキ』で海外公演700 回を達成した。

日本コロムビア
ギュンター・ヴァント&北ドイツ放送交響楽団

シュレースヴィヒ=ホルシュタイン音楽祭のハイライト、孤高の名匠ギュンター・ヴァント指揮、北ドイツ放送響によるライヴ映像シリーズ。20世紀最後の巨匠がのこした、かけがえのない遺産。

COBO-6189
\1995
ブルックナー:交響曲第5番 指揮:ギュンター・ヴァント
演奏:北ドイツ放送交響楽団
ドイツ有数の規模を誇る音楽祭で繰り広げられた、ヴァント至高の名演をおさめるライヴ映像シリーズの第1弾は、巨匠が最も深い愛情をそそいだ作品のひとつ、ブルックナーの第5番。深く刻まれた年輪が生み出す奇跡の芸術がいま、映像でよみがえる。
1998年7月11日 ムジーク&コングレス・ハレ(リューベック)におけるライヴ収録1998年ドイツ作品 81分収録 片面1層,チャプター有,メニュー画面 カラー/4:3 音声 16bitステレオ/リニアPCM48kHz 【旧品番:TDBA-8075】

COBO-6190
\1995

ブルックナー:交響曲第6番/
ハイドン:交響曲第76番
指揮:ギュンター・ヴァント
演奏:北ドイツ放送交響楽団
1996年、シュレースヴィヒ=ホルシュタイン音楽祭の開幕を告げるコンサートを収録。ハイドンのシンフォニーに聴く軽妙さと粋。ブルックナーの第6番での息詰まる緊張感と類まれなるヴォルテージ。ヴァントの精密なタクトが趣の異なる2つの作品に新たな息吹を吹き込む。
1996年7月7日 ムジーク&コングレス・ハレ(リューベック)におけるライヴ収録1996年ドイツ作品 80分収録 片面1層,チャプター有,メニュー画面 カラー/16:9 音声 16bitステレオ/リニアPCM48kHz 【旧品番:TDBA-8076】

COBO-6191
\1995

ブルックナー:交響曲第8番 指揮:ギュンター・ヴァント
演奏:北ドイツ放送交響楽団
ヴァント最晩年の貴重な記録。作品への徹底した理解と習熟が生みだす、神秘的ともいえる完成度。ヴァント&NDR響のひとつの到達点が、ここにある。演奏終了後、拍手が沸き起こるまでの一分近くの間、客席を包んだ静寂が、この演奏が与える深遠な感動をなによりも物語る。
2000年7月9日 ムジーク&コングレス・ハレ(リューベック)におけるライヴ収録2000年ドイツ作品 95分収録 片面1層,チャプター有,メニュー画面 カラー/16:9 音声 16bitステレオ/リニアPCM48kHz 【旧品番:TDBA-8077】

COBO-6192
\1995

ブルックナー:交響曲第9番/
シューベルト:未完成
指揮:ギュンター・ヴァント
演奏:北ドイツ放送交響楽団
2000年11月のヴァント&NDR響伝説の来日公演。その半年後にシュレースヴィヒ=ホルシュタイン音楽祭で行われた同プログラムの演奏会を収録。一期一会の緊張感に満ちた来日公演とは異なる、夏の音楽祭の華やかな雰囲気が巨匠のタクトに与える、繊細で温もりある空気感。
2001年7月8日 ムジーク&コングレス・ハレ(リューベック)におけるライヴ収録2001年ドイツ作品 99分収録 片面1層,チャプター有,メニュー画面 カラー/4:3 音声 16bitステレオ/リニアPCM48kHz 【旧品番:TDBA-8078】

COBO-6193
\1995

ブルックナー:交響曲第4番《ロマンティック》/
ベートーヴェン:《レオノーレ》序曲第3番

指揮:ギュンター・ヴァント
演奏:北ドイツ放送交響楽団
1990年、ヴァント78歳。この後10年あまりにわたって繰り広げられる巨匠の偉大な歩み。その端緒とも言える時期の記録。ブルックナーの聖地、リューベック大聖堂の豊潤な残響にこだまする《ロマンティック》のうるわしき真の姿。
1990年6月24日 リューベック大聖堂(リューベック)におけるライヴ収録1990年ドイツ作品 86分収録 片面1層,チャプター有,メニュー画面 カラー/4:3 音声 16bitステレオ/リニアPCM48kHz 【旧品番:TDBA-8079】

COBO-6194
\1995

シューベルト:未完成/交響曲第9番《グレイト》 指揮:ギュンター・ヴァント
演奏:北ドイツ放送交響楽団
第6弾は、マエストロ渾身の《未完成》と《グレイト》。ヴァントがブルックナーと並び多大な愛情を傾けたシューベルトの2大交響曲を、ダイナミックかつ覇気に富んだ指揮ぶりで導く様は圧巻。
1995年8月20日 ムジーク&コングレス・ハレ(リューベック)におけるライヴ収録1995年ドイツ作品 84分収録 片面1層,チャプター有,メニュー画面 カラー/16:9 音声 16bitステレオ/リニアPCM48kHz 【旧品番:TDBA-8080】

COBO-6195
\1995

ブラームス:交響曲第1番/
シューベルト:交響曲第5番
指揮:ギュンター・ヴァント
演奏:北ドイツ放送交響楽団
シュレースヴィヒ=ホルシュタイン音楽祭1997年の掉尾を飾った演奏会。ブルックナーとともに生涯を通じて愛奏したシューベルトのシンフォニーに、情感と気品に満ちたブラームスの第1交響曲。孤高の名匠のみがなしえた、極限まで練磨を尽くした先に表出される逞しき美。
1997年8月24日 キール城(キール)におけるライヴ収録1997年ドイツ作品 81分収録 片面1層,チャプター有,メニュー画面 カラー/16:9 音声 16bitステレオ/リニアPCM48kHz 【旧品番:TDBA-8081】
COBO-6196
\1995
シュレースヴィヒ=ホルシュタイン音楽祭1999
ブルックナー:交響曲第7番ホ長調(ハース版)
指揮:ギュンター・ヴァント
演奏:北ドイツ放送交響楽団
最後を飾るのは、最晩年の巨匠による、恐るべき叡智に満ちたブルックナー。ヴァントにとって、老いとは衰えを意味しない。ここにあるのは、若々しい情熱と覚醒した知性。そして、それが生みだす「完璧の音楽」。
1999年8月28日 ムジーク&コングレス・ハレ(リューベック)におけるライヴ収録1999年ドイツ作品 68分収録 片面1層,チャプター有,メニュー画面 カラー/4:3 音声 16bitステレオ/リニアPCM48kHz 【旧品番:TDBA-8082】




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