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第61号
マイナー・レーベル歴史的録音新譜(1)


2/24までの紹介分


ALTO


ALC 1162
\1000
フリッツ・ヴンダーリヒ アリア集
 ヘンデル(1685-1759):オペラ「クセルクセス(セルセ)」から Ombra mai fu
  シュトゥットガルト放送交響楽団 アウフォンス・リシュナー(指揮) 録音:1958年
 ヘンデル:オラトリオ「メサイア」から
   Comfort ye my people.. Every Valley / Thou Shalt Break Them
  シュトゥットガルト放送交響楽団 ハインツ・メンデ(指揮) 録音:1959年
 ハイドン(1732-1809):オラトリオ「四季」から Gefesselt steht der breite See
  シュトゥットガルト放送交響楽団 ハンス・ミュラー=クライ(指揮) 録音:1959年
 モーツァルト(1756-1791):オペラ「ドン・ジョヴァンニ」から Dalla sua pace
  ベルリン交響楽団 ハンス・ツァノテッリ(指揮) 録音:1960年
 モーツァルト:オペラ「魔笛」から Dies Bildnis ist bezaubernd schon
 モーツァルト:オペラ「後宮からの逃走」から Konstanze.. O wie angstlich
 フロトウ(1812-1883):オペラ「マルタ」から Ach so fromm
 ワーグナー(1813-1883):
  オペラ「さまよえるオランダ人」から Mit gewitter und sturm
  ベルリン国立オペラ管弦楽団 フランツ・コンヴィチュニー(指揮) 録音:1960年
 ヨハン・シュトラウス II(1825-1899):
  オペレッタ「ヴェネツィアの一夜」から Ach, wie so herrlich zu schau'n
  ベルリン交響楽団 フリート・ヴァルター(指揮) 録音:1960年
 ツェラー(1842-1898):オペレッタ「坑夫長」から Sei nicht bos
  シュトゥットガルト・フィルハーモニー管弦楽団 フリッツ・マレチェク(指揮)
  録音:1957年
 トマ(1811-1896):オペラ「ミニョン」から Adieu, Mignon
 ヴェルディ(1813-1901):レクイエム から Ingemisco
  シュトゥットガルト放送交響楽団 ハンス・ミュラー=クライ(指揮) 録音:1960年
 プッチーニ(1858-1924):オペラ「ボエーム」から Che gelida manina
 プッチーニ:オペラ「蝶々夫人」から Vieni la sera / Addio fiorito assil
  ピラール・ローレンガー(ソプラノ) ジークリンデ・ヴァーグナー(アルト)
  ヘルマン・プライ(バリトン)
  ベルリン交響楽団 ベリスラフ・クロブチャール(指揮) 録音:1961年

フリッツ・ヴンダーリヒ(テノール)

原盤:EMI/DG

ALC 1163
\1000
ベスト・オブ・エリーザベト・シュヴァルツコップ
 モーツァルト(1756-1791):オペラ「フィガロの結婚」から Porgi amor / Dove sono
  ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)
  録音:1950年
 モーツァルト:オペラ「コシ・ファン・トゥッテ」から Come scoglio
  フィルハーモニア管弦楽団  ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮) 録音:1954年
 モーツァルト:オペラ「ドン・ジョヴァンニ」から In quali eccessi.. Mi tradi
  フィルハーモニー管弦楽団 カルロ・マリア・ジュリーニ(指揮) 録音:1960年
 フンパーディンク(1854-1921):オペラ「ヘンゼルとグレーテル」から
   Evening Hymn: Abends will ich schlafen gehn
  エリーザベト・グリュンマー(ソプラノ) フィルハーモニア管弦楽団
  ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮) 録音:1953年
 R・シュトラウス(1864-1949):オペラ「ばらの騎士」から Da geht er hin
  フィルハーモニア管弦楽団  ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮) 録音:1956年
 シューベルト(1797-1828):ミューズの息子/ます/糸を紡ぐグレートヒェン
  エドウィン・フィッシャー(ピアノ) 録音:1953年
 シューマン(1810-1856):くるみの木
  ジェラルド・ムーア(ピアノ) 録音:1954年
 R・シュトラウス:子守歌
  ジェラルド・ムーア(ピアノ) 録音:1957年
 レハール(1870-1948):オペレッタ「メリー・ウィドー」から Viljalied
  フィルハーモニア合唱団&管弦楽団 オットー・アッカーマン(指揮) 録音:1953年
 ツェラー(1842-1898):オペレッタ「坑夫長」から Sei nicht bos
 レハール:オペレッタ「ジュディッタ」から Meine Lippen sie kusen so heiss
  フィルハーモニア管弦楽団 オットー・アッカーマン(指揮) 録音:1959年
 ヨハン・シュトラウス II(1825-1899):
  オペレッタ「こうもり」から Czardas: Klange der Heimat
  フィルハーモニア管弦楽団  ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮) 録音:1955年
 ドヴォルジャーク(1841-1904):わが母の教えたまいし歌
 イングランド民謡/クィルター編曲:君が眼にて酒を汲めよ
  ジェラルド・ムーア(ピアノ) 録音:1957年
 スイス民謡:’S Schatzli
  ジェラルド・ムーア(ピアノ) 録音:1951年

エリーザベト・シュヴァルツコップ(ソプラノ)

原盤:EMI

ALC 1168
\1000
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ オペラ・アリア集
 モーツァルト(1756-1791):「魔笛」から
   Der Vogelfanger bin ich ja /
   Ein Madchen oder Weibchen
  ベルリン・RIAS交響楽団 フェレンツ・フリッチャイ(指揮) 録音:1955年
 モーツァルト:「ドン・ジョヴァンニ」から
   Champagne Aria: Finch' han dal vino /
   Deh vieni alla finestra
  ベルリン・RIAS交響楽団 フェレンツ・フリッチャイ(指揮) 録音:1958年
 ベートーヴェン(1770-1827):「フィデリオ」から Ha! Welch ein Augenblick
  バイエルン国立オペラ合唱団&「管弦楽団 フェレンツ・フリッチャイ(指揮)
  録音:1957年
 ワーグナー(1813-1883):「タンホイザー」から
  Als du in kuhnem Sange
   フィルハーモニア管弦楽団 ヴィルヘルム・シュヒター(指揮) 録音:1952年
 ワーグナー:「タンホイザー」から
  Blick ich umher /
  O du mein holdern Abendstern
  バイロイト祝祭管弦楽団 アンドレ・クリュイタンス(指揮) 録音:1955年
 ワーグナー:「さまよえるオランダ人」から Die Frist ist um
  ベルリン国立オペラ管弦楽団 フランツ・コンヴィチュニー(指揮) 録音:1959年
 ヴェルディ(1813-1901):
  「シチリア島の夕べの祈り」から In braccio alle dovizie
  「リゴレット」から Pari siamo / Cortigiani
  「トロヴァトーレ」から Il balen
  「仮面舞踏会」から Alla vita che t'arride / Eri tu
  「ドン・カルロ」から Per me giunto... O Carlo ascolta
  「ファルスタッフ」から
   Ehi! Paggio! L'onore! Ladri! / Ehi Taverniere!... Mondo ladro
  ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 アルベルト・エレーデ(指揮) 録音:1961年
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン)
録音:EMI/DG

ALC 1174
\1000
ジュリアン・ブリーム イン・コンチェルト
 ジュリアーニ(1781-1829):ギターと弦楽のための協奏曲イ長調(*)
 アーノルド(1921-2006):ギター協奏曲 Op.67(*)
 バークレー(1903-1989):ソナティナ Op.51
 ラヴェル(1875-1937):亡き王女のためのパヴァーヌ
 ルーセル(1869-1937):セゴビア Op.29
 チマローザ(1749-1801):ソナタ嬰ハ短調/ソナタ イ長調
ジュリアン・ブリーム(ギター)
メロス・アンサンブル(*)
マルコム・アーノルド(指揮(*))
録音:1960年 原盤:RCA

ALC 1193
\1000
鳥の歌 チェロ・アンコール
 カタルーニャ民謡/パブロ・カザルス編曲:鳥の歌/カニグの聖マルタン
  プラド音楽祭管弦楽団 録音:1950年
 ファリャ(1876-1946):7つのスペイン民謡 より 子守歌
  ユージン・イストミン(ピアノ) 録音:1953年
 J・S・バッハ(1685-1750):オルガン・パストラーレ ヘ長調 より アリア
  ペルピニャン音楽祭管弦楽団 録音:1951年
 J・S・バッハ/ロザノフ編曲:オルガン協奏曲第3番 より レチタティーヴォ
  ユージン・イストミン(ピアノ) 録音:1953年
 J・S・バッハ:
  無伴奏チェロ組曲第1番ト長調 から アルマンド 録音:1938年
  無伴奏チェロ組曲第5番ハ短調 から 前奏曲 録音:1939年
 ハイドン(1732-1809):ピアノ・ソナタ第9番ニ長調 から アダージョ
  ユージン・イストミン(ピアノ) 録音:1951年
 シューマン(1810-1856):民謡形式の5つの小品
  レオポルド・マネス(ピアノ) 録音:1953年
 F・クープラン(1668-1733):チェロとピアノのための5つのコンセール小品
  ミェチスラフ・ホルショフスキ(ピアノ) 録音:1950年
 ルビンシテイン(1829-1894):メロディ ヘ調
  ニコライ・メドニコフ(ピアノ) 録音:1926年
パブロ・カザルス(チェロ)
原盤:EMI

ALTUS

 過去にいくつかの歴史的録音レーベルからリリースされていた3つの音源を、ついにALTUSがオリジナル音源から復刻。
 これまで常に期待を裏切らない復刻でファンを喜ばせ続けたALTUS。今回も歴史に残るアルバムを送り出してくれそう。

 『音楽がクライマックスにさしかかるとクナが椅子からジワジワ立ちあがるんですよ。すると、それに呼応してオーケストラも全開で、その瞬間はもう会場全体が息もできないほどの緊迫感と感動に包まれました。』—北村源三(元N 響首席トランペット奏者)、同プログラムを聴いた生き証人—
 「オリジナル音源から復刻された音質は素晴らしく、肉厚な響きも克明に捉えられているのでファンにはたまらない。」—平成の盤鬼 平林直哉—


ALT 224
\2600→\2390
ウィーン・フィル ライヴ エディション〜クナッパーツブッシュ
 R.シュトラウス:交響詩『死と変容』作品24
 シューマン:交響曲第4番作品120
ハンス・クナッパーツブッシュ(指揮)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1962 年12 月16 日、ムジークフェラインザール(ライヴ録音)モノラル
 「このシューマンもファンにとっては忘れ得ぬものである。第1 楽章の深い響きは余人の追随を許さないし、第2 楽章のしみじみとした味わいはクナとウィーン・フィルの永遠における固い絆を思わせる。第3 楽章は巨大そのもので、第4 楽章の仰ぎ見るような大きなスケールもクナ以外の何物でもない。」平林直哉〜ライナーノーツより 
 また当ディスクの解説はウィーンでクナッパーツブッシュを聴いた元N 響首席トランペット奏者北村源三氏のクナ体験の特別インタビュー付きです。


ALT 225/6
(2CD)
\3400→\3090
ウィーン・フィル ライヴ エディション〜クナッパーツブッシュ
 ブルックナー:交響曲第8番ハ短調
ハンス・クナッパーツブッシュ(指揮)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1961 年10 月29 日、ムジークフェラインザール(ライヴ録音)モノラル
 「曲のどこをとっても素晴らしい演奏だが、たとえば第3 楽章における弦楽器の艶やかな音はさすがにウィーン・フィルであり、第4 楽章のコーダを聴いていると、当日の会場では途方もない大音響が鳴り響いていたのだろうと想像出来る。こうした底知れぬパワーもウィーン・フィルならではである。」平林直哉〜ライナーノーツより

AQUARIUS


AQVR 358-2
\1700→¥1590
リヒテル 1949年モスクワ・ライヴ
 ハイドン(1732-1809):ピアノ・ソナタ第62番変ホ長調 Op.82 No.1, Hob.XVI:52
 シューマン(1810-1856):ピアノ・ソナタ第2番ト短調 Op.22 No.1
 ショパン(1810-1849):
  スケルツォ第2番変ロ短調 Op.31/マズルカ(第20番)変ニ短調 Op.30 No.3
  夜想曲変ロ短調 Op.9 No.1/ワルツ(第13番)変ニ長調 Op.70 No.3
  マズルカ(第15番)ハ長調 Op.24 No.2/練習曲ハ長調 Op.10 No.1
  練習曲ハ短調「革命」Op.10 No.12/バラード第4番ヘ短調 Op.52
  練習曲ホ長調 Op.10 No.3

スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)

録音:1949年5月30日、モスクワ音楽院大ホール、ライヴ 初出音源が含まれている可能性がございます。


AQUARIUS(未案内旧譜)


AQVR 177-2
(3CD)
\3600
ニコライ・ゴロヴァーノフ
 ムソルグスキー(1839-1881):オペラ「ボリス・ゴドゥノフ」
マルク・レイゼン(バス:ボリス・ゴドゥノフ)
ブロニスラヴァ・ズラトゴロヴァ(アルト:フョードル)
エリザヴェータ・シュムスカヤ(ソプラノ:クセニア)
エフゲニア・ヴェルビツカヤ(アルト:クセニアの乳母)
ニカンドル・ハナーエフ(テノール:ヴァシーリー・シュイスキー公)
イリヤ・ボグダーノフ(バリトン:チェルカーロフ)
マクシム・ミハイロフ(バス:ピーメン)
ゲオルギー・ネレップ(テノール:グリゴリー・オトレピエフ(偽ドミトリー))
マリア・マクサコヴァ(メゾソプラノ:マリーナ・ムニーシェク)
ヴァシーリー・リュベンツォフ(バス:ヴァルラーム)
ヴァシーリー・ヤクシェンコ(テノール:ミサイル)
アレクサンドラ・トゥルチナ(メゾソプラノ:酒場の女主人)
イヴァン・コズロフスキー(テノール:白痴)
セルゲイ・クラソフスキー(バス:ニキーチチ)
アレクサンドル・ペレグドフ(テノール:フルシチョフ)
イヴァン・シパーエフ(バスバリトン:ミチューハ)
ボリショイ劇場合唱団&管弦楽団
ニコライ・ゴロヴァーノフ(指揮)
録音:1948年3月、モスクワ、ロシア(ソヴィエト) 発売:2003年

AQVR 180-2
(2CD)
\2600
チャイコフスキー(1840-1893):オペラ「オルレアンの少女」

ソフィア・プレオブラジェンスカヤ(メゾソプラノ:ジャンヌ・ダルク)
ヴィターリー・キリチェフスキー(テノール:国王シャルル7世)
N・コンスタンチノフ(バス:枢機卿)
O・カシェバーロヴァ(アルト:アニェス・ソレル)
V・ルノフスキー(バリトン:デュノワ)
L・ソロミアク(バリトン:リオネル)
V・ウリヤノフ(テノール:レイモン)
I・ヤシューギン(バス:ティボー・ダルク)
I・シャシュコフ(バス:ベルトラン)
S・ヴォトシンスキー(バス:兵士)
A・マーリン(テノール:ロレー)
M・メルジェフスカヤ(アルト:天使)
N・グリシャーノフ(テノール:吟遊詩人)
レニングラード・キーロフ劇場合唱団&管弦楽団
ボリス・ハイキン(指揮)

録音:1946年、レニングラード、ロシア(ソヴィエト) 発売:2004年

AQVR 255-2
\1700
セルゲイ・レメシェフ
 輝け、輝け、私の星 古いロシア・ロマンス集

 M・ヤコヴレフ:悲歌(*)/冬の夕べ
 A・グリリョフ:
  鐘/別れ/別れに私は言った/御者の歌/若くかわいい年頃/流れ星
 A・デュビュク:小鳥/ああ、霜、霜
 A・ヴァルラーモフ:
  おお、私に口づけしないで/夜明けに彼女を起さないで
  長く曲がりくねった道/黙れ、カナリアよ/どんな心か?
  歌うな、ナイチンゲールよ/他は夢見心地にさせておけ/メーリに
 P・ブラーホフ:
  デスナ川の向こう(+)/いいえ、私はあなたを愛していない(+)
  かわいい瞳(+)/私の釣鐘草/輝け、輝け、私の星
セルゲイ・レメシェフ(テノール)
セルゲイ・クヌシェヴィツキー(チェロ(*))
N・ストゥチェフスキー、
N・ヴァリテル、
V・コーゼリ、
O・トミーナ(ピアノ)
モスクワ放送民俗楽器楽団(+)
ヴラディーミル・フェドセーエフ(指揮(+))
録音:1940、1949、1950、1952、1953、1956、1958、1965、1974年 発売:2005年

AQVR 260-2
\1700
セルゲイ・レメシェフ 私の歌はそっと願う
 シューベルト、ベートーヴェン、グリーグ、モニュシュコ、リスト:歌曲集
 シューベルト(1797-1828):
  セレナード/音楽に寄せて/辻音楽師/鳥/収穫の歌/君はわが憩い
  秘密/舟歌/さすらい(「美しい水車屋の娘」)/金細工職人
 ベートーヴェン(1770-1827):歌/旅商人
 グリーグ(1843-1907):
  最初の出会い/春の雨/あいさつを送る/別れ/老いた母/森の小道で/夢
 モニュシュコ(1819-1872):楽士/少女と鳥/花/つばめ
 リスト(1811-1886):漁師の少年/おお!私が眠りにつくときには
セルゲイ・レメシェフ(テノール)
A・マカーロフ、
N・ストゥチェフスキー、
N・ヴァリテル、
D・レルネル(ピアノ)
録音:1947、1948、1952、1953、1954、1963、1972 発売:2005年
ロシア語訳版による歌唱。

AQVR 263-2
\1700
セルゲイ・ミガイ ロシア・ロマンス集
 A・グリリョフ:言い訳/君とあなた
 グリンカ:
  告白/夜の西風/私は忘れられるだろうか
  あなたは帰って来ない(デュエット)(*)/悲歌(同)(*)/私を許して(同)(*)
 ブラーホフ:窓の外の木陰にちらりと
 チトーフ:モルフェウスに/お守り/あなたの告白/山頂
 ランゲル:遺言
 ドミトリーエフ:悲歌(私の魂は萎えて)
 ダルゴムイシスキー:狂おしいほどにあなたに会いたくて(デュエット)(*)
 セーロフ:天国のように、あなた瞳は輝く
 リムスキー=コルサコフ:
  暗い森ではナイチンゲールも声を立てず/夜/
  私の声をあなたのために/私は信じ、愛する
 グレチャニノフ:夢想(デュエット)(*)
 バラキレフ:夢/あなたの声が聞こえる/謎めいた冷たい仮面の下から
 スヴィリドフ:森は深紅の衣を落とす/イジョリに近づき

セルゲイ・ミガイ(バリトン)
ゲオルギー・ネレップ(テノール(*))
N・ヴァリテル(ピアノ)

録音:1946、1947、1948、1950年 発売:2006年

AQVR 265-2
\1700
セルゲイ・レメシェフ ナイチンゲールがばらに歌いかけるように
 20世紀ロシア・ロマンス&歌曲集
 スヴィリドフ:白樺(*)
 ナジェレンコ:最後の花
 シャポーリン:別れ
 ラーコフ:口づけ/海で(**)/悲歌(**)/セレナード(**)
 モクロウソフ:私はあなたを愛している(**)
 フレンニコフ:
  冬の道/夕刻は消えた/ナイチンゲールがばらに歌いかけるように
  宴席の歌/歌の歌/モスクワの歌/クジマのセレナード
  ドン・キホーテのセレナード(以上++)
 ゼルジンスキー:オペラ「開かれた処女地」から ダヴィドフのロマンス
 ドゥナエフスキー:抒情的ワルツ
 アガバーボフ:私はすでに大きかった
 ドルハニアン:エレヴァンの夕べ(#)
 リストフ:隣村で(##)
 マスロフ:飛び立つな、白鳥よ(+)
 レヴィチン:初雪(ワルツ)(##)
 パフムートヴァ:雪娘(#)
セルゲイ・レメシェフ(テノール)
ロシア民俗楽器楽団(*/+)
ヴラディーミル・フェドセーエフ(指揮(*))
P・アレクセーエフ(指揮(+))
モスクワ放送軽音楽団(#)
Y・シランティエフ(指揮(#))
N・ヴァリテル(ピアノ(**))
チホン・フレンニコフ(ピアノ(++))
D・レルネル(ピアノ(無印))
不明(伴奏楽団(##))
録音:1950、1951、1954、1961、1964、1971年 発売:2005年

AQVR 266-2
\1700
セルゲイ・ミガイ
 オペラ・アリア&歌曲集
 グノー:「ファウスト」から ヴァランタンのカヴァティーナ(第1幕)(*)
 チャイコフスキー:
  「マゼッパ」から マゼッパのアリオーソ(第1幕)(*)/同(第2幕)
  「エフゲニー・オネーギン」から オネーギンのアリア(第1幕)
  「スペードの女王」から エレツキーのレチタティーヴォとアリア(第2幕)
  「イオランタ」から ロベルトのアリオーソ
 リムスキー=コルサコフ:
  「雪娘」から ミズギールのアリオーソ(第3幕)
  「皇帝の花嫁」から グリャズノイのアリア(第1幕)
  「クリスマス・イヴ」から ゴローヴァとソローハの場面(第2幕)(M)
 ボロディン:「イーゴリ公」から イーゴリのアリア(第2幕)
 ワーグナー:「タンホイザー」から ヴォルフラムのロマンス(第3幕)(+)
 イタリアの歌:ぼくらの間に何が起ったのか(#)/舟歌(#)
 フレンニコフ:ナイチンゲールがばらに歌いかけるように(#)
 ボゴスロフスキー:モスクワへの手紙(**)
 プロコフィエフ:黄金色のウクライナ(**)
 ダルゴムイシスキー:婚礼(++)
 グリリョフ:若くかわいい年頃(S/++)
 グリンカ:メーリ(++)
 タネーエフ:バッカスの歌(T/++)
 グラズノフ:おお、歌よ(T/++)
 グリーグ:夢(++)/単調な歌(++)
セルゲイ・ミガイ(バリトン)
ニーナ・クラーギナ(メゾソプラノ(M))
ナタリア・ロジェストヴェンスカヤ(ソプラノ(S))
ゲオルギー・ネレップ(テノール(T))
オニシム・ブロン(指揮(*))
アレクサンドル・オルロフ(指揮(+))
ニコライ・ゴロヴァーノフ(指揮(無印))
V・ウリリフ(ピアノ(#))
S・ストゥチェフスキー(ピアノ(**))
N・ヴァリテル(ピアノ(++))
録音:1937、1939、1947、1948、1951、1952年 発売:2006年
原曲がロシア語でない楽曲もロシア語訳版による歌唱です。

AQVR 268-2
(3CD)
\3600
キリル・コンドラシン
 リムスキー=コルサコフ(1844-1908):オペラ「雪娘」
セルゲイ・レメシェフ(テノール:ベレンデイ皇帝)
セルゲイ・クラソフスキー(バス:ベルミアータ)
ナジェージダ・オブーホヴァ(メゾソプラノ:春の精)
マクシム・ミハイロフ(バス:霜爺)
イリーナ・マスレンニコヴァ(ソプラノ:雪娘)
マリア・マクサーコヴァ(アルト:レーリ)
ソフィア・パーノヴァ(ソプラノ:クーパヴァ)
アレクセイ・イヴァーノフ(バリトン:ミズギール)
ヴェニアミン・シェフツォフ(テノール:ボビリ・バクラ)
マリア・レーヴィナ(メゾソプラノ:ボビリーハ)
フョードル・ゴロフキン(テノール:森の精)
ミハイル・スカージン(バス:マースレニツァ)
ボイショイ劇場合唱団&管弦楽団
キリル・コンドラシン(指揮)
録音:1946年 発売:2006年

AQVR 270-2
\1700
セルゲイ・レメシェフ わが野の星
 往年の抒情歌集
 モクロウソフ:寂しきアコーディオン/曲がりくねった林道ははるかに続く
 ブランテル:黄金色の小麦/子守歌/私のお気に入り(*)
 ミリューチン:青い封筒(*)/アコーディオンを携えて
 リストフ:思い/パルチザンの出発
 ノヴィコフ:若い兵士の夢(+)/褐色の瞳の曲を奏でよ
 オストロフスキー:友の新年の歌(++)
 ドゥナエフスキー:道の歌
 ドルハニアン:初恋
 ボゴスロフスキー:
  あなたはどこに、早朝/白樺/お母さん/アリョーヌシカ
  わが野の星(+)/モスクワへの手紙(**)
 ノヴィコフ:パルチザンの出発(別テイク)(#)
 リストフ:思い(別テイク)(**)
セルゲイ・レメシェフ(テノール)
モスクワ放送ジャズ・バンド(*)
A・ツファスマン(指揮(*))
ロシア民俗楽器楽団(+)
D・オシポフ、P・アレクセーエフ(指揮(+))
モスクワ放送軽音楽団(#)
Y・シランティエフ、V・コヴァーレフ、V・クヌシェヴィツキー(指揮(無印))
S・ストゥチェフスキー(ピアノ(#))
S・ポグレーボフ(ピアノ(**))
A・オストロフスキー(ピアノ(++))
録音:1936、1939、1943、1947、1948、1950、1951、1952、1954、1959年 発売:2005年

AQVR 286-2
\1700
ナジェージダ・オブーホヴァ
 オペラ・アリア&デュエット集
 ダルゴムイシスキー:「石の客」から ラウラの歌(第1幕)(*)
 チャイコフスキー:「スペードの女王」から
   リーザとポーリーナのデュエット(第1幕)(+)
   ポーリーナのロマンス(第1幕)(+)
 リムスキー=コルサコフ:「サトコ」から
  リュバーヴァのレチタティーヴォとアリア(第3幕)(#)
  リュバーヴァとサトコのデュエット(第3幕)(O/#)
 ムソルグスキー:「ホヴァーンシチナ」から
  マルファの予言(第2幕)/マルファの歌(第3幕)
 リムスキー=コルサコフ:「皇帝の花嫁」から
  リュバーシャとグリャズノイの場面とデュエット(第1幕)(I/S/**)
 リムスキー=コルサコフ:「雪娘」から 春の精のアリア(第4幕)(++)
 ボロディン:「イーゴリ公」から
   コンチャーコヴナとヴラディーミルのデュエット(第2幕)(K/**)
 マスネ:「ウェルテル」から シャルロットのアリア(第3幕)(*/***)
 サン=サーンス:「サムソンとデリラ」から
   デリラのアリア(第1幕)/デリラのアリア(第2幕)/デリラのアリア(第2幕)
 ビゼー:「カルメン」から ハバネラ(第1幕)/セギディリャ(第1幕)
ナジェージダ・オブーホヴァ(メゾソプラノ)
ニコライ・オゼロフ(テノール(O))
アンドレイ・イヴァーノフ(バリトン(I))
ヴェニアミン・シェフツォフ(テノール(S))
イヴァン・コズロフスキー(テノール(K))
ボリショイ劇場管弦楽団
モスクワ放送交響楽団
サムイル・サモスード(指揮(+))
レフ・シテインベルク(指揮(#))
アレクサンドル・メリク・パシャーエフ(指揮(**))
キリル・コンドラシン(指揮(++))
アレクサンドル・オルロフ(指揮(##))
不明(指揮(無印))
M・サハロフ(ピアノ(*))
F・ルザノフ(チェロ(***))
録音:1937-1947年 発売:2006年
オーケストラの分担については記載がございません。原曲がロシア語でない楽曲もロシア語訳版による歌唱です。

AQVR 296-2
\1700
セルゲイ・レメシェフ&イリーナ・マスレンニコヴァ
 マスネ:オペラ・ハイライト

  「マノン」から
   前奏曲
   クインテット(ギヨー、ブレティニー、プセット、ジャヴォット、ロゼット、
    宿屋の主人)
   場面(宿屋の主人、レスコー、ギヨー、合唱)/場面(レスコー、マノン)
   マノンのアリオーソ
   場面(合唱、レスコー、ギヨー、マノン、ブレティニー、プセット、ジャヴォット、
    ロゼット)
   レスコーのアリオーソ/マノンの場面/マノンのアリア/デ・グリューの場面
   マノンとデ・グリューの場面とデュエット(以上、第1幕)
   マノンとデ・グリューの場面とデ・グリューの夢(第2幕)(*)
   マノンのアリア(第3幕)(+)/デ・グリューのアリア(第3幕)(*)
   マノンとデ・グリューのデュエット(第3幕)(*)   「ロミオとジュリエット」から
   マドリガル(第1幕)(*)/ロミオとジュリエットのデュエット(*)
イリーナ・マスレンニコヴァ(ソプラノ:マノン、ジュリエット)
セルゲイ・レメシェフ(テノール:デ・グリュー、ロミオ)
イヴァン・ブルラク(バリトン:レスコー)
ヴァシーリー・ヤクシェンコ(テノール:ギヨー)
ガリーナ・サハロヴァ(ソプラノ:プセット)
ヴェーラ・グラードヴァ(ソプラノ:ジャヴォット)
ザーラ・ドルハーノヴァ(メゾソプラノ:ロゼット)
アレクセイ・コロリョフ(バス:ブレティニー)
ダニール・デミャーノフ(バス:宿屋の主人)
不明(合唱団、管弦楽団)
サムイル・サモスード(指揮(無印))
ヴァシーリー・ネボリシン(指揮(*))
アレクサンドル・ガウク(指揮(+))
録音:1948、1949、1950、1951年 発売:2006年
ロシア語訳版による歌唱です。

AQVR 297-2
\1700
セルゲイ・レメシェフ&イリーナ・マスレンニコヴァ
 アリア&デュエット集
 ヴェルディ:オペラ「椿姫」から
   乾杯の歌(第1幕)(*)/アルフレードとヴィオレッタのデュエット(第1幕)(+)
   アルフレードのアリア(第2幕)(*)/ヴィオレッタのアリア(第3幕)(*)
   アルフレードとヴィオレッタの場面、デュエットとフィナーレ(第3幕)(***/*)
 プッチーニ:オペラ「ボエーム」から
   ロドルフォとミミの場面(第1幕)(#)/ロドルフォのアリア(第1幕)(#)
   ミミのアリア(第1幕)(#)/ロドルフォとミミのデュエット(第1幕)(#)
 リムスキー=コルサコフ:
  オペラ「五月の夜」から パンノチカとレフコのデュエット(第3幕)(**)
 グノー:オペラ「ロミオとジュリエット」から ロミオとジュリエットのデュエット(**)
 チャイコフスキー/タネーエフ管弦楽編曲:ロミオとジュリエットのデュエット(++)
イリーナ・マスレンニコヴァ(ソプラノ)
セルゲイ・レメシェフ(テノール)
エフゲニー・ベーロフ(バリトン(***)
タマーラ・パルフェネンコ(ソプラノ(***)
ヴィクトル・ゴルブノフ(バス(***))
不明(合唱団、管弦楽団)
シモン・サハロフ(指揮(*))
アレクサンドル・オルロフ(指揮(+))
サムイル・サモスード(指揮(#))
ヴァシーリー・ネボリシン(指揮(**))
ニコライ・ゴロヴァーノフ(指揮(++))
録音:1944、1945、1947、1948、1952、1953年 発売:2006年
原曲がロシア語でない楽曲もロシア語訳版による歌唱です。

AQVR 298-2
\1700
セルゲイ・レメシェフ&ヴェーラ・クドリャフツェヴァ
 デュエット集
 ナープラヴニーク:オペラ「ドゥブロフスキー」から
  マーシャとドゥブロフスキーの場面とフランス語のデュエット(第3幕)(*)
  マーシャとドゥブロフスキーの場面とデュエット(第4幕)(*)
 チャイコフスキー:オペラ「イオランタ」から イオランタとヴォデモンのデュエット(+)
 グノー:オペラ「ファウスト」から マルグリートとファウストのデュエット(第2幕)(#)
 マスネ:オペラ「マノン」から マノンとデ・グリューのデュエット(第3幕)(**)
 ワーグナー:
  オペラ「ローエングリン」から エルザとローエングリンのデュエット(第3幕)(++)
 チャイコフスキー:情熱は過ぎ去り(++)
ヴェーラ・クドリャフツェヴァ(ソプラノ)
セルゲイ・レメシェフ(テノール)
アレクセイ・イヴァーノフ(バリトン(*))
P・モケーエフ(バス(*))
不明(管弦楽団(*/+/#)
P・スラヴィンスキー(指揮(*))
サムイル・サモスード(指揮(+))
ヴァシーリー・ネボリシン(指揮(#))
N・ミローノフ(ピアノ(**))
D・レルネル(ピアノ(++))
録音:1952、1954、1957、1960、1966年 発売:2007年
特記以外、原曲がロシア語でない楽曲もロシア語訳版による歌唱です。

AQVR 299-2
(2CD)
\2600
チャイコフスキー(1840-1893):オペラ「イオランタ」 ボリス・ブガイスキー(バス:レネ王)
グラフィーラ・ジューコフスカヤ(ソプラノ:イオランタ)
パンテレイモン・ノルツォフ(バリトン:プロヴァンス公ロベルト)
グリゴーリー・ボリシャコフ(テノール:ブルゴーニュ伯ヴォデモン)
アレクサンドル・バトゥーリン(バリトン:エブン=ハキア)
アレクサンドル・ホッソン(テノール:アリメリク)
ミハイル・ソロヴィヨフ(バス:ベルトラン)
マリア・レーヴィナ(アルト:マルタ)
カピトリーナ・ラチェフスカヤ(ソプラノ:ブリギッタ)
バーシャ・アンボルスカヤ(メゾソプラノ:ラウラ)
ボリショイ劇場合唱団&管弦楽団
サムイル・サモスード(指揮)
録音:1940年 発売:2007年

AQVR 307-2
\1700
マルク・レイゼン ロシア&ウクライナ歌曲集
  おお、ヴォルガよ(*)/ジグリで(*)/私はヴォルガ上空を飛んだ(*)
  霧が谷を這う(*)/丘の上の高い所に(+)
  歌え、グースリ(ティーデマン作曲)(#)
  マーシャは川の向こうへ行くことを止められている(グラズノフ編曲)(#)
  音を立てて吹き(ソコロフ作曲)(#)/ピーテル街道に沿って(++)
  さらば、喜びよ(**)
  亜麻を紡ぐのは若者の誉れか(サフノフスキー作曲)(P*)/ヴォルガの舟歌(##)
  タラスのアリオーソ(ルイセンコ作曲、オペラ「タラス・ブーリバ」第2幕から)(***)
  空で私は驚く(P+)/どこをさすらうのか、私の運命よ(###/P#)
  船乗りたち(K・ヴィリボア作曲)(###/++)/はやぶさ(モクロウソフ作曲)(+++)
  誓いの石(モクロウソフ作曲)(+++)

マルク・レイゼン(バス)
イヴァン・コズロフスキー(テノール(###))
ロシア民俗楽器楽団
N・ネクラーソフ(指揮(*))
A・チホミーロフ(指揮(+))
Y・ミルキン(指揮(#))
P・アレクセーエフ(指揮(**))
不明(指揮(++))
ボリショイ劇場管弦楽団(##)
モスクワ放送交響楽団(***)
アレクサンドル・オルロフ(指揮(##/***))
モスクワ放送歌謡アンサンブル(+++)
B・アレクサンドロヴァ(指揮(+++))
N・ヴァリテル(ピアノ(P*))
A・マカーロフ(ピアノ(P+))
P・ニキーチン(ピアノ(P#))

録音:1937、1940、1942、1948、1951、1952年 発売:2009年

ARCHIPEL


ARPCD0475
\1200
ガヴァッツェーニ指揮
 ドニゼッティ:「レクイエム」 1961年
レイラ・ジェンチェル(ソプラノ) 
ミルナ・ペチーレ(メゾ・ソプラノ) 
アルマンド・モレッティ(テノール) 
アレッサンドロ・カッシス(バス) 
ジャンナドレア・ガヴァッツェーニ指揮 
ミラノRAI交響楽団、合唱団
1961年3月26日 ミラノでのライヴ録音
 ベルリーニの死を悼んで出版社から依頼され作曲が開始されたこの「レクイエム」は、予定していた演奏会の中止によって「サンクトゥス」「ベネディクトゥス」「アニュス・デイ」が書かれず未完成のまま、出版される事も無くドニゼッティの死後20年を過ぎるまで演奏されませんでした。現在も、演奏される機会が多い訳では無い、この劇的で大きなスケールを持つ曲をジェンチェル他の強力な独唱陣とカヴァッツェーニの情熱的な演奏で、お楽しみください。
※音質は良好です。

ARPCD0478
(3CD)
\2500
フレーニ&ヘフリガー
 スカルラッティ:歌劇「グリゼルダ」
ピエール・モレ(グアルティエーロ) 
ミレッラ・フレーニ(グリゼルダ) 
エウジェーニア・ラッティ(コスタンツァ)
ハインツ・レーフス(オットーネ) 
ペーター・ヴィトシュ(コッラード)
エルンスト・ヘフリガー(ロベルト) 
ブルーノ・マデルナ指揮 
北ドイツ放送ハノーバー管弦楽団、
ハノーバー・ゾリステンフェライン
1960年9月27日 ハノーバーでのセッション放送録音(ステレオ録音)
ARKADIAレーベル他から発売あり。発売当初から名演奏として注目を浴びたアルバム、待望の復刻です。
※マデルナの指揮による透明感のある鋭い演奏。※音質はとても良いです。

AUDIOPHILE


APL-101522
\1200
〔再プレス〕
チェリビダッケ&ベルリン・フィル 1945 IN ベルリン
 パーセル:「アーサー王」組曲
 ルーセル:小組曲 op.39
 ブラームス:交響曲第4番
チェリビダッケ指揮
ベルリン・フィル

AUDITE

Barry McDaniel sings Schubert, Schumann, Wolf, Duparc, Ravel & Debussy
AU 23426
(2CD)
\2800→¥2390
ベルリンで活躍した米国のバリトン、マクダニエルの歌曲の録音!
 バリー・マクダニエル、歌曲を歌う
シューベルト:
 冬の夕べ D.938/秋 D.945/
 美と愛がここにいたことを D.775/独りで D.800/
 冥府への旅 D.526/若者と死 D.545/愛の言葉 D.410/
 漁師の歌 D.881/ヴィルデマンの丘を越えて D.884/
 消滅 D.807
シューマン:
 6つの詩とレクィエム Op.90
  (鍛冶屋の歌,私の薔薇,出会いと別れ,牛飼いの娘,
   孤独,陰鬱な夕暮れ,レクィエム)/
 夜の歌(Nachtlied)Op.96-1/楽師(Der Spielmann)Op.40-4/
 ジプシーの小歌 1、2 Op.79-7/裏切られた恋 Op.40-5/
 プロヴァンスの歌 Op.139-4/私の美しい星 Op.101-4/
 ヘブライの歌から Op.25-15/あの人の声 Op.96-3
ヴォルフ:
 エオリアンハープに寄せて/郷愁/さらば/
 飽くことを知らぬ恋/鼓手/別れ/
デュパルク:
 悲しい歌/嘆き/ロズモンドの館/恍惚/
 溜め息/フィディレ
ラヴェル:マダガスカル島民の歌(全3曲)
ドビュッシー:恋人たちの散歩道(全3曲)
バリー・マクダニエル(Br)
ヘルタ・クルスト(P シューベルト,シューマン)
アリベルト・ライマン
 (P ヴォルフ,デュパルク、ラヴェル,ドビュッシー)
エーベルハルト・フィンケ(Vc ラヴェル)
カールハインツ・ツェラー(Fl ラヴェル)
録音:1963-1974 年、ベルリン/136'14

 バリー・マクダニエルは1930 年、米国カンザス州リンドンの生まれのバリトン。1954 年、当時の多くの米国人歌手と同じく、マクダニエルは西ドイツへ進出、マインツ、シュトゥットガルト、カールスルーエの歌劇場を経て、1962 年にベルリン・ドイツオペラに所属、1999 年まで実に37 年間もここで活躍しました。1963 年の伝説的なベルリン・ドイツオペラ来日公演にも同行し、「フィデリオ」の第一の囚人を歌っています。
 主役も脇役も何でも歌える万能型バリトンだったマクダニエルは、もちろんドイツ・リートも得意としていましたが、オペラ、歌曲とも、ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウという巨星が同世代にいたため、マクダニエルの名声はもっぱら西ドイツ内に留まりました。このCD2 枚には、マクダニエル30 代から40 代始めの貴重な放送録音が発掘されています。自然で穏やかな描写に優れたマクダニエルの歌曲は、味わいが深いものです。
 親交のあった作曲家、ライマンが伴奏を引き受けているのも注目です。

AUDITE


カンタータ集 リステンパルト&RIAS室内管弦楽団、RIAS室内合唱団、ギーベル、フィッシャー=ディースカウ、他(1949-52)(9CD)
AU 21415
(9CD)
特別価格
\6700→\5990
リステンパルトのバッハのカンタータ29 曲
 「ああ神よ、どれほど多くの心の痛みが」 BWV58
  グントヒルト・ウェーバー(S) ワルター・ハウック(Bs)
   1952 年1月4日
 「最愛のイエスよ、私の憧れよ」BWV32
  アグネス・ギーベル(S) ワルター・ハウック(Bs)
   1951 年12月10− 11日
 「イエスは12 人の弟子を呼び寄せて」 BWV22
  カルロッテ・ヴォルフ=マタウス(A) ヘルムート・クレプス(T)
  ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(Br)
   1950 年2月15 −16日
 「主イエス・キリスト、真の人にして神よ」 BWV127
  ゲルトルート・ビルメレ(S) ヘルムート・クレプス(T)
  ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(Br)
   1950 年2月13日
 「キリストは死の縄目につながれて」 BWV4
   1952 年3月17 −19日
 「天は笑い、大地は喜ぶ」 BWV31
  リロ・ロルヴェス(S) ヘルムート・クレプス(T) ゲルハルト・ニーゼ(Bs)
   1950 年3月9、20、21日
 「しかしその同じ安息日の晩に」 BWV42
  エディト・ベルガー=クレプス(S)  イングリト・ロレンツェン(A)
  ヘルムート・クレプス(T) ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(Br)
   1950 年4月11日
 「私が去るのはあなた方のためだ」 BWV108
  イングリト・ロレンツェン(A) ヘルムート・クレプス(T)
  ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(Br)
   1950 年4月17、18、27日
 「信じて洗礼を受ける者は」 BWV37
  リロ・ロルヴェス(S)  イングリト・ロレンツェン(A)
  ヘルムート・クレプス(T) ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(Br)
   1950 年4月18、24、27日
 「あらゆる人の心には反抗的で臆病なものがある」BWV176
  ゲルダ・ラマーズ(S) カルロッテ・ヴォルフ=マタウス(A)
  ゲルハルト・ニーゼ(Bs)
   1950 年5月3、6、8日
 「飢えた人にあなたのパンを分かち与えなさい」 BWV39
  ゲルダ・ラマーズ(S) イングリト・ロレンツェン(A)
  ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(Br)
   1950 年5月17、22日
 「天は神の栄光を語る」 BWV76
  グントヒルト・ウェーバー(S) イングリト・ロレンツェン(A)
  ヘルムート・クレプス(T) ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(Br)
   1950 年5月19、22、23日
 「私には憂いが多くある」 BWV21
  ゲルダ・ラマーズ(S) ヘルムート・クレプス(T)
  ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(Br)
   1950 年5月23、25日、6月2日
 「見なさい、私は多くの漁師を使いに出し」 BWV88
  リロ・ロルヴェス(S) イングリト・ロレンツェン(A)
  ヘルムート・クレプス(T)  ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(Br)
   1950 年5月30日、6月3、13日
 「主である神が私たちのもとになければ」 BWV178
  イングリト・ロレンツェン(A) ヘルムート・クレプス(T)
  ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(Br)
   1950 年6月20日、7月14日
 「私の心は血の中で泳ぐ」 BWV199
  グントヒルト・ウェーバー(S)
   1950 年7月8日
 「キリストと関わる者だと名乗るあなた方よ」BWV.164
  グントヒルト・ウェーバー(S) アンネリース・ヴェステン(A)
  ヘルムート・クレプス(T) ワルター・ハウック(Bs)
   1952 年8月27日
 「自ら高ぶるものは」 BWV47
  アグネス・ギーベル(S) ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(Br)
   1952 年6月4、5日
 「私は喜んで十字架を担ごう」 BWV56
  ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(Br)
   1950 年2月21日
 「美しく装いなさい、おお愛する魂よ」 BWV180
  アグネス・ギーベル(S) イングリト・ロレンツェン(A)
  ヘルムート・クレプス(T) ワルター・ハウック(Bs)
   1950 年10月9日
 「深い悩みの底から私はあなたへと大きな声で言う」 BWV38
  アグネス・ギーベル(S) イングリト・ロレンツェン(A)
  ヘルムート・クレプス(T) ワルター・ハウック(Bs)
   1950 年10月16、17日
 「偽りの世よ、私はお前を信用せぬ」 BWV52
  アグネス・ギーベル(S)
   1950 年9月7、8日
 「目覚めよと、声が私たちを呼んでいる」 BWV140
  グントヒルト・ウェーバー(S) ヘルムート・クレプス(T)
  ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(Br)
   1951 年11月2、5日
 「争いが起こった」 BWV19
  グントヒルト・ウェーバー(S) ヘルムート・クレプス(T)
  ワルター・ハウック(Bs)
   1950 年9月1、5日
 「主である神は太陽であり盾である」 BWV79
  アグネス・ギーベル(S) ローリ・ライル(A)
  ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(Br)
   1950 年10月23、25日
 「さあ消え去れ、陰鬱な影よ」(結婚カンタータ) BWV202
  アグネス・ギーベル(S)
   1951 年6月2日
 「神の時は至高の時」 BWV106
  ヨハンナ・ベーレント(S) イングリト・ロレンツェン(A)
  ヘルムート・クレプス(T)  ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(Br)
   1950 年6月15、17、26日
 「主よ、あなたのお望みのように、それを私に届けてください」BWV73
  マリー=ルイーゼ・デニッケ(S) ヘルムート・クレプス(T)
  ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(Br)
   1949 年10月25日
 テレマン:「私は、私の救い主が生きていることを知っている」 TWV 1:877
  (旧バッハ偽作 BWV160)
   ヘルムート・クレプス(T)
    1950 年3月15日
カール・リステンパルト(指)
RIAS 室内管弦楽団
RIAS 室内合唱団
RIAS 少年合唱団
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ
アグネス・ギーベル
ヘルムート・クレプス
audite のRIAS音源復刻がまたやってくれた!リステンパルトのバッハのカンタータ29 曲、10 時間超!!若きフィッシャー=ディースカウも参加!

録音:1949-1952 年/10h 31m 06

 audite がまた素晴らしい音源を復活してくれました。ドイツの名指揮者、カール・リステンパルト(1900 −1967)がRIAS に録音したバッハのカンタータ集です。
 リステンパルトは第二次世界大戦後、1952 年までベルリンで活躍、様々な種類の音楽をRIAS のために演奏しましたが、中でも評判だったのがバッハのカンタータ集でした。リステンパルトのバッハは、明るく温かみの広がる優しさに溢れたもの。しかし1960 年代に厳粛で禁欲的なバッハが広まったこと、そしてリステンパルトが68 歳を目前に亡くなってしまったことで、「知る人ぞ知るバッハの大家」になってしまいました。しかし21 世紀の現在から聞きなおすと、明るさを湛えたリステンパルトのバッハは、むしろ今日の演奏様式に近い、優れた演奏だったように思われます。
 今回、10 時間を越えるリステンパルトの録音が世に出たことで、彼の評価の再検討が迫られるのではないでしょうか。それほどの充実した演奏の記録です。
 また多くの曲で、若き日のディートリヒ・フィッシャー=ディースカウが参加、さらにアグネス・ギーベルやヘルムート・クレプスといったバッハ演奏で名の知れた歌手も加わっています。

BELLA VOCE


BLV-107229
(2CD)
\1800
〔再プレス〕
ロッシーニ:歌劇「セミラーミデ」
   1971
ジョーン・サザーランド(セミラーミデ)
マリリン・ホーン(アルサーチェ)
スピロ・マラス(アッスール)
ピエトロ・ボッタッツォ(イドレーノ)
アゴスティーノ・フェリン(オローエ)
リチャード・ボニング指揮
シカゴ・リリック・オペラ管弦楽団、合唱団

BOHEME



CDBMR 012186
\1700→\1590
ニコラーエワとアノーソフのバルトーク
 バルトーク(1881-1945):ピアノ協奏曲第3番ホ長調(*)
 プロコフィエフ(1891-1953):「ロミオとジュリエット」組曲第1番 Op.64bis(+)
タチアナ・ニコラーエワ(ピアノ(*))
モスクワ放送交響楽団(*)
ソヴィエト国立交響楽団(+)
ニコライ・アノーソフ(指揮)
録音:1956年、モノラル 発売:2000年
ゴロワノフの仰天録音で知られるBOHEMEに未案内のこんなアルバムがあった。ニコラーエワとアノーソフのバルトーク。

BOMBA PITER


CDMAN 097-03
(2CD)
\3000
アレクサンドル・ジュルビン(1945-)/ユーリー・ディミートリン(1934-)作詩:
  ソング・オペラ「オルフェイとエウリディカ」(1974)
アリベルト・アサドゥリン(歌;オルフェイ)
イリーナ・ポナルドフスカヤ(歌;エウリディカ)
ボグダン・ヴィフチャロフスキー(歌;ハロン)
オリガ・レヴィツカヤ(歌;フォルトゥナ)
ヴァレーリー・ツァカーゼ(歌;第1の歌手)
ヴァシーリー・ラザレンコ(歌;第2の歌手)
アレクサンドル・フョードロフ(歌;第3の歌手)
オレグ・クツェンコ(フルート)
レニングラード国立カペラ声楽アンサンブル
ポユシエ・ギターリ・バンド
レニングラード小オペラ劇場管弦楽団
スタニスラフ・ゴルコヴェンコ(指揮)

録音:1977年、レニングラード・レコーディング・スタジオ、ロシア(ソヴィエト) 発売:2003年
ソヴィエト時代に制作されたロック・オペラらしい。


BONGIOVANNI


GB 1223
\2400
ジャコモ・アラガル、ライヴ録音集
 ベッリーニ:「カプレーティとモンテッキ」
 ドニゼッティ:
  「ルクレツィア・ボルジア」,「カテリーナ・コルナーロ」,
  「 ファヴォリータ」,「ルチア」
 ヴェルディ:「リゴレット」,「ドン・カルロ」
 マスカーニ:「友人フリッツ」
 プッチーニ:「ボエーム」,「トスカ」
 グノー:「ファウスト」
 マスネ:「マノン」,「ウェルテル」
   からのアリア、場面
ジャコモ・アラガル(T)
録音:1966-1977 年/ADD

日本ではイタリア式のジャコモ・アラガルで親しまれているバルセロナ生まれのテノール、ジャウメ(ハイメ)・アラガル。1939 年生まれで、1960 年代から長きに渡って活躍しました。しかし同じバルセロナ生まれの後輩、ホセ・カレーラスが絶大な人気を誇ったこともあって、録音はあまり残されませんでした。ここには比較的若い時期のライヴ録音が収録されています。

BRIDGE


BCD 9342
(2CD、1枚価格)
\2200→\1990
ブダペスト弦楽四重奏団
 アメリカ国会図書館での名演シリーズVol.25
 「ベートーヴェン初期弦楽四重奏曲集」
  (1)弦楽四重奏曲第1番ヘ長調
  (2)弦楽四重奏曲第2番ト長調
  (3)弦楽四重奏曲第3番ニ長調
  (4)弦楽四重奏曲第4番ハ短調
  (5)弦楽四重奏曲第5番イ長調
  (6)弦楽四重奏曲第6番変ロ長調
  (7)エドガー・オルテンバーグ(2nd Vn)によるリハーサル風景
ブダペスト弦楽四重奏団:
 【ヨーゼフ・ロイスマン(1st Vn)、
  エドガー・オルテンバーグ((1)-(3)2nd Vn)、
  アレクサンダー・シュナイダー((4)-(6)2nd Vn)、
  ボリス・クロイト(Va)、
  ミッシャ・シュナイダー(Vc)】
 何と10年ぶりに続編登場!ブダペスト四重奏団のベートーヴェン:弦楽四重奏曲シリーズ完結編!

録音:(1)1944年3月23日、(2)1944年4月13日、(3)1944年3月9日、(4)1962年3月30日、(5)1943年11月1日、(6)1960年11月11日、(7)1944年4月13日、アメリカ国会図書館、モノラル、ライヴ録音

 このセットをもってブダペスト弦楽四重奏団のライヴによるベートーヴェンの弦楽四重奏曲全集が完結します(中期弦楽四重奏曲集/9099、後期弦楽四重奏曲集/9072)。2000年に中期のセットが発売になってから、続きが出ていなかったため、全集としては完結するとは思われていなかったため、ファンには喜びもひとしおでしょう。ブダペスト弦楽四重奏団はアメリカ国会図書館のレジデンス・カルテットとして活躍。アメリカ国会図書館からストラディヴァリウスを貸与されていました。このセットもモノラル録音ですがライヴならではの迫力をお楽しみ頂けます。

CASCAVELLE


VEL 3161
\1700→¥1590
フィリップ・アントルモン20 代前半の録音
 指揮はなんと父ジャン・アントルモン

モーツァルト:
 ピアノ協奏曲第23番イ長調 K.488(カデンツァ:モーツァルト)
 ピアノ協奏曲第20番ニ短調 K.466(カンデツァ:ライネッケ)
フィリップ・アントルモン(ピアノ)
ジャン・アントルモン(指揮)
フランクフルト放送交響楽団
これはすごい!美しすぎるモーツァルト20&23番コンツェルト!ライネッケ作曲のロマン的なカデンツァ(20 番) にも注目

録音:1957 年、ヘッセン放送協会のスタジオ、フランクフルト/モノラル

 モーツァルト弾きとして知られる巨匠、フィリップ・アントルモンの最初期録音が発見されました!
 曲目はモーツァルトのピアノ協奏曲第23 番そして第20 番です。指揮はなんとフィリップの父、ジャン・アントルモンで、録音されたのは1957 年とのことですからフィリップがロン=ティボー国際コンクールで最高位(1953 年) を得た4 年後、23 歳の時の演奏ということになります。
 テクニックは言わずもがなで、玉を転がすようなタッチと格調高い音楽性、そして歌うように自由自在に弾くフィリップのこの演奏を聴くと、20 代のときからすでにアントルモンの演奏スタイルが確立されていたことがわかります。
 またカデンツァにも注目!第20 番ではドイツの作曲家カール・ライネッケ(1824-1910) 作曲のカデンツァを演奏しております。この曲はベートーヴェンのカデンツァがあまりに有名で、その存在から別のカデンツァを弾かれることはそう多くはありません。第1 楽章のカデンツァではベートーヴェンのカデンツァに引けを取らないボリュームです。また第3 楽章のカデンツァでは同楽章のテーマから第2 楽章のテーマへと自然に移行し、やがてニ長調に転じていく構成で、ベートーヴェンのカデンツァに慣れ親しんでいる方には非常に新鮮な感覚をあたえます。
 父、ジャン・アントルモンの好サポートのもとフィリップの溌剌とした演奏は、単にテクニックだけに走ることのない充実の内容で、アントルモンの代表盤がまた一つ誕生したと言えましょう。


CASCAVELLE



VEL 3164
(4CD)
特別価格\3000→\2790
ヨゼフ・クリップス・エディション第4集
 〜with ルービンシュタイン
とのピアノ協奏曲録音
        ベートーヴェン全曲、ブラームス2 番、モーツァルト24 番、シューマン
CD-1
 ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第1番ハ長調Op.15(カデンツァ:ブゾーニ)
   録音:1956年12月16日、
    ニューヨーク、マンハッタン・センター
 ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第2番変ロ長調Op.19
   録音:1956年12月14日、
    ニューヨーク、マンハッタン・センター
CD-2
 ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番ハ短調Op.37
   録音:1956年12月6日、
    ニューヨーク、マンハッタン・センター
 ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番ト長調Op.58
   録音:1956年12月6,7日、
    ニューヨーク、マンハッタン・センター
CD-3
 ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番変ホ長調Op.73『皇帝』
   録音:1956年12月14日、
    ニューヨーク、マンハッタン・センター
 モーツァルト:
  ピアノ協奏曲第24番ハ短調K.491(カデンツァ:フンメル) ※
   録音:1958年4月12日、
    ニューヨーク、マンハッタン・センター(ステレオ)
CD-4
 ブラームス:ピアノ協奏曲第2番変ロ長調Op.83※
   録音:1958年4月4日、
    ニューヨーク、マンハッタン・センター(ステレオ)
 シューマン:ピアノ協奏曲イ短調Op.54※
   録音:1958年4月5,6日、
    ニューヨーク、マンハッタン・センター(ステレオ)
アルトゥール・ルービンシュタイン(ピアノ)
ヨゼフ・クリップス(指揮)
シンフォニー・オブ・ジ・エア、
RCA 交響楽団
 スイスのカスカヴェル・レーベル注目シリーズ—ヨゼフ・クリップス・エディション第4集〜ルービンシュタイン—
 60 代後半、ルービンシュタイン絶頂期のベートーヴェン全曲とブラームス2 番、モーツァルト24 番、シューマンのピアノ協奏曲集。クリップスとの阿吽の呼吸からうまれた名演集。

 スイスのカスカヴェル・レーベルの注目シリーズ、ヨゼフ・クリップス・エディション第4 集はルービンシュタインを独奏にむかえたベートーヴェン全曲、ブラームス第2 番、モーツァルト第24 番そしてシューマンのピアノ協奏曲集です。
 ベートーヴェンは1956 年12 月に集中的に録音されたものでルービンシュタインにとってはじめてのベートーヴェン全曲録音になります(1970 年代にバレンボイムとの同全曲録音をしておりますが、その約20 年前60 代後半の録音にあたります)。とても60 代後半とは思えないルービンシュタインの煌びやかで溌剌とした演奏はクリップスの好サポートを得て、喜びに満ちた演奏となっております。
 この他のブラームス、モーツァルト、シューマンはベートーヴェンの録音から2 年後、1958 年に録音されたものですが、これはベートーヴェンの成功からルービンシュタイン、クリップスの親交が深まり録音が実現しました。70 歳も目前にしながらも難曲をいとも簡単に弾きこなし、そして音楽的成熟していったルービンシュタインの演奏にはただただ脱帽ですが、それはクリップスとの阿吽の呼吸からうまれるものだと再認識される録音集です。

DUTTON HISTORIC CLASSICS



CDBP 9812
\1300
エドゥアルト・ファン・ベイヌム
ハイドン(1732-1809):交響曲第96番ニ長調「奇跡」(*)
ブラームス(1833-1897):交響曲第3番ヘ長調 Op.90(+)
ラヴェル(1875-1937):スペイン狂詩曲(#)
チャイコフスキー(1840-1893):弦楽四重奏曲第1番ニ長調 Op.11 から
  アンダンテ・カンタービレ(弦楽合奏版)(**)
アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団(*/#/**)
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団(+)
エドゥアルト・ファン・ベイヌム(指揮)
録音:1946年9月10日(#)、1947年9月21日(*)、22日(**)、コンセルトヘボウ、アムステルダム(*/#/**)  1946年3月20、22-23日、ウォルサムストウ会館、ロンドン(+)


CDBP 9813
\1300
リヒャルト・シュトラウス指揮
ウェーバー(1876-1826):オペラ「オイリアンテ」序曲(*)
ベートーヴェン(1770-1827):交響曲第5番ハ短調 Op.67(+)
R・シュトラウス(1864-1949):交響詩「ドン・キホーテ」(#)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(*)
ベルリン国立オペラ管弦楽団(+/#)
オスワルト・ウール(チェロ(#))
P・モラシュ(ヴァイオリン(#))
Ph・ハース(ヴィオラ(#))
リヒャルト・シュトラウス(指揮)
録音:1928年12月11日、ベルリン音楽大学(*)/1926年(+)/1941年(#)


CDBP 9814
\1300
ストラヴィンスキー自作自演
ストラヴィンスキー(1882-1971):
 バレエ組曲「ペトルーシュカ」(*)
 バレエ「火の鳥」(+)
 ピアノと管弦楽のための奇想曲(#)
交響楽団(*)
ワルテル・ストララム・コンサート管弦楽団(+/#)
イーゴリ・ストラヴィンスキー(指揮(*/+)、ピアノ(#))
エルネスト・アンセルメ(指揮(#))
録音:1928年6月27-28日、ロンドン(+)  1928年11月8、10日、シャンゼリゼ劇場、パリ(+)  1930年5月8-10日、パリ(#)


CDBP 9815
\1300
マルグリッド・ロン
ベートーヴェン(1770-1827):ピアノ協奏曲第3番ハ短調 Op.37(*)
ラヴェル(1875-1937):ピアノ協奏曲ト長調(+)
ダンディ(1851-1931):フランスの山人の歌による交響曲 Op.25(#)
マルグリッド・ロン(ピアノ)
パリ音楽院管弦楽団(*)
フェリックス・ヴァインガルトナー(指揮(*))
管弦楽団(+)
ペドロ・デ・フレイタス・ブランコ(指揮(+))
コロンヌ交響楽団(#)
ポール・パレー(指揮(#))
録音:1939年6月10日、ピガル劇場、パリ(*)  1932年4月(+)、1934年5月24-25日(#)、アウタジオ・アルベール、パリ(+/#)
(+)は作曲者が立ち会った録音。


CDBP 9816
\1300
クレメンス・クラウス
R・シュトラウス(1864-1949):
 交響詩「ティル・オイゲンシュピーゲルの愉快ないたずら」Op.28(*)
 交響詩「死と変容」Op.24(+)
 組曲「町人貴族」Op.60(#)
ミラノ・スカラ座管弦楽団(*)
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団(+)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(#)
クレメンス・クラウス(指揮)
録音:1947年7月23日、ミラノ(*)/1947年12月19-20日、キングズウェイ・ホール、ロンドン(+)  1929年10月28-29、31日、コンツェルトハウス、ウィーン(#)


CDVS 1919
\1200
ヤッシャ・ハイフェッツ
バッハ(1685-1750):2つのヴァイオリンのための協奏曲ニ短調 BWV1043(*)
ヴュータン(1820-1881):ヴァイオリン協奏曲第4番ニ短調 Op.31(+)
ルイス・グルーエンバーグ(1884-1964):ヴァイオリン協奏曲 Op.47(#)
ヤッシャ・ハイフェッツ(ヴァイオリン)
RCAビクター室内管弦楽団(*)
フランツ・ワックスマン(指揮(*))
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団(+)
ジョン・バルビローリ(指揮(+))
サンフランシスコ交響楽団(#)
ピエール・モントゥー(指揮(#))
録音:1946年10月14、19日(*)/1935年3月14日(+)/1945年12月17日(#) (*)ではヴァイオリン・ソロの両パートをハイフェッツが演奏。


CDVS 1920
\1200
フルトヴェングラー
ウェーバー(1876-1826):オペラ「魔弾の射手」から 序曲,第3幕間奏曲(*)
チャイコフスキー(1840-1893):交響曲第6番ロ短調「悲愴」Op.74(+)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)
録音:1935年、ベルリン音楽大学(*)   1938年10月25-27日、ベートーヴェン・ホール、ベルリン(+)

DYNAMIC


チャイコフスキー:交響曲第5番、シベリウス:『フィンランディア』 カラヤン&RAIトリノ響(1953)
CDS 712
\1600→\1490
イタリアのカラヤン、第3 集!
 チャイコフスキー:交響曲第5番 ホ短調 Op.64
 シベリウス:交響詩「フィンランディア」 Op.26
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指)
RAIトリノ管弦楽団
イタリアのカラヤン、第3 集!トリノでのチャイコフスキーとシベリウス

録音:1953 年3 月1 日(チャイコフスキー),1953 年4 月11 日(シベリウス)、トリノ/ADD、55'21

 イタリアのカラヤンのシリーズ、第3 集は1953 年春のトリノでの演奏。チャイコフスキーの交響曲第5 番とシベリウスの「フィンランディア」という、どちらもカラヤンが生涯得意にした曲です。
 若き日のカラヤンの颯爽とした音楽が、イタリアのノリの良いオーケストラでさらに際立っています。
 チャイコフスキーの交響曲第5 番は過去にLP やCD で発売されたことがありますが、フィンランディアはあるいはこれが初出かもしれません。

FIRST HAND RECORDS



FHR 15
\1800→\1690
「ハリー・ブレック&ロンドン・モーツァルト・プレイヤーズ /
 HMVステレオ録音集成Vol.2」

  ・モーツァルト:交響曲第36番ハ長調K.425「リンツ」
   初CD化、ステレオ・テイク初出
    録音時期:1954年12 月22 − 23 日(ステレオ・セッション)
  ・モーツァルト:ピアノ協奏曲第24番ハ短調K.491 ※ 初CD化
    録音時期:1959 年5 月23 − 24 日(ステレオ)
  ・モーツァルト:12 のメヌエットK.568 
   初CD化、ステレオ・テイク初出
    録音時期:1956年12 月4 日(ステレオ)
ルイス・ケントナー(P) ※
ロンドン・モーツァルト・プレイヤーズ
フィルハーモニア管弦楽団 ※
ハリー・ブレック(指揮)
ブレック&ロンドン・モーツァルト・プレイヤーズ、職人技の超優秀な復刻でよみがえる、絶美のモーツァルトふたたび!
名手ルイス・ケントナーとのピアノ協奏曲第24 番、ステレオ・テイク初出による「リンツ」交響曲、12 のメヌエットすべて初CD 化!


収録場所:ロンドン、アビー・ロード第1 スタジオ
プロデューサー:ベルトルト・ゴルトシュミット、ローレンス・コリングウッド
オリジナル・ステレオ・レコーディング・エンジニア:クリストファー・パーカー、ダグラス・ラーター、ロバート・グーチ
リマスタリング:2011 年アビー・ロード・スタジオ
リマスタリング・エンジニア:イアン・ジョーンズ

 HMV ステレオ録音集成第1 集(FHR.05) が好評を博したハリー・ブレック&ロンドン・モーツァルト・プレイヤーズの続篇が登場します。
【ハリー・ブレックとロンドン・モーツァルト・プレイヤーズ】
 ロンドン・モーツァルト・プレイヤーズは、英国の指揮者、ヴァイオリン奏者ハリー・ブレック(1910 − 2009) によって1949 年に創設され現在に至る約40 人編成の室内オーケストラ。1950 年代よりロイヤル・フェスティヴァル・ホールその他における定期公演を行い、ほどなく黄金時代を迎えた当楽団は、モーツァルトやハイドンの演奏で人気を集めました。

【よみがえる往年の名演奏】
 1984 年まで35 年に渡り、強い絆でむすばれた初代首席指揮者ブレックのもと、ロンドン・モーツァルト・プレイヤーズが1950 年代にHMV へおこなった録音の数々は、独特の親しみやすい様式と懐かしさにも似たゆとりの味わいで根強いファンの支持を得ています。
 第2 集はすべてモーツァルトの作品を収録。1954 年12 月に、マーラーの第10 交響曲クック全曲版の推敲協力と初演で有名なベルトルト・ゴルトシュミットがプロデュースを手掛け、現存するうちでEMI 最初期のステレオ全曲録音による「リンツ」や、「伝説のモーツァルト弾き」ケントナー独奏によるピアノ協奏曲第24 番と、まさに歴史上の名前が録音に関わっていることにも興奮します。
【ルイス・ケントナー】
ルイス・ケントナー(1905 −1987) はハンガリーに生まれ、ロンドンで歿したイギリスのピアニスト。ブダペストのリスト音楽院で、ピアノをアルノルド・セーケイとレオー・ヴェイネルに、作曲をハンス・ケスレルとコダーイに師事して、キャリア当初はショパン、リストの華麗な演奏で名を馳せています。
その後1933 年に、ケントナーはバルトークの第2 協奏曲をハンガリーで初演したことを契機に、この作品のエキスパートとして知られるようになると、1946 年にはロンドンで第3 協奏曲をヨーロッパ初演、2 台のピアノのための協奏曲をイギリス初演して、バルトークの大家としての位置づけを確たるものにしました。
ケントナーがロンドンに定住した1935 年以降は、英国におけるモーツァルト演奏の第1 人者としての評価を固め、出自であるオーストリア=ハンガリーに連なるウィーン古典派やJ.S. バッハの演奏でもすぐれた業績を示しています。
【ステレオ・テイク初出&すべて初CD 化】
このたびもHMV アーカイヴのオリジナル・マスターより復刻される収録内容すべてが初CD 化となるもの。「リンツ」と「12 のメヌエット」については、初出時にはモノラルLP でのリリースであったものですが、ともに保管されていたセッション・テープをもとにしたステレオ・テイクでの初登場となるため、アナログを愛聴されている方々にとっても見逃せないところといえるでしょう。
「リンツ」のオリジナル・ステレオ・テイク収録にあたったエンジニアでもあるクリストファー・パーカーを顧問に迎え、2011 年にアビー・ロード・スタジオにおいて全曲のリマスタリングをイアン・ジョーンズが担当。名エンジニアの顔合わせによる極上の音質で、美しく端整なモーツァルト演奏をぜひともお楽しみください。コンパクトな折たたみ紙ジャケット仕様。




第1弾!今回初紹介
London Mozart Players - The Complete HMV Stereo Recordings
FHR05
(3CD)
\2700→¥2390
ブレック&ロンドン・モーツァルト・プレイヤーズHMV録音集成
 ステレオ・テイク初出&すべて初CD化!
CD1
モーツァルト:交響曲第41番ハ長調K.551『ジュピター』*
 録音時期:1956年8月16-17日(ステレオ)
モーツァルト:2台のピアノのための協奏曲変ホ長調K.365*
 ヴィーチャ・ヴロンスキー&ヴィクター・バビン(ピアノ)
 録音時期:1957年6月5-6日(ステレオ)
モーツァルト:4つのメヌエットK.601
 録音時期:1957年5月1日(ステレオ)
モーツァルト:3つのドイツ舞曲K.605*
 録音時期:1957年5月23日(ステレオ)
CD2
モーツァルト:交響曲第28番ハ長調K.200
 録音時期:1956年2月23日(ステレオ)
モーツァルト:3台のピアノのための協奏曲ヘ長調K.242(2台ピアノ版)*
 ヴィーチャ・ヴロンスキー&ヴィクター・バビン(ピアノ)
 録音時期:1957年6月5-6日(ステレオ)
アリアーガ:交響曲ニ長調
 録音時期:1956年2月22日(ステレオ)
CD3
モーツァルト:セレナード第9番ニ長調K.320『ポストホルン』*
 録音時期:1957年4月29日−5月1日、23日(ステレオ)
(ボーナス)
 ハイドン:交響曲第103番変ホ長調『太鼓連打』Hob.I-103
  録音時期:1955年1月17-18日、2月8日(モノラル)
 ロンドン・モーツァルト・プレイヤーズ
 ハリー・ブレック(指揮)
 往年の名演奏家ハリー・ブレック&ロンドン・モーツァルト・プレイヤーズ。ブレック歿後10年とロンドン・モーツァルト・プレイヤーズ創設60周年のアニヴァーサリー・リリース。

【ハリー・ブレックとロンドン・モーツァルト・プレイヤーズ】

ロンドン・モーツァルト・プレイヤーズは、英国の指揮者、ヴァイオリン奏者ハリー・ブレック(1910−2009)によって1949年に創設され現在に至る約40人編成の室内オーケストラ。1950年代よりロイヤル・フェスティヴァル・ホールその他における定期公演を行い、ことにモーツァルトやハイドンの演奏で1950年代に一時代を築きました。

【よみがえる往年の名演奏】

1984年まで35年に渡り、強い絆でむすばれた初代首席指揮者ブレックのもと、ロンドン・モーツァルト・プレイヤーズが1950年代にHMVへおこなった録音の数々は、独特の親しみやすい様式と懐かしさにも似たゆとりの味わいで根強い人気を集めています。なかには伝説のピアノ・デュオ、バビン&ヴロンスキーが弾くモーツァルトの協奏曲というお宝も含まれています。

【ステレオ・テイク初出&すべて初CD化】

HMVアーカイヴのオリジナル・マスターより復刻される、オリジナル・アルバムにして5枚分すべてがこのたび初CD化となるもの。しかも、ボーナス収録のハイドン『太鼓連打』を除いて、初出時にはモノラルLPでのリリースであった曲目もすべてステレオ・テイクで初登場となるため、アナログを愛聴されている方にとっても見逃せない内容となっています。
 未編集のオリジナル・ステレオ・テイクを手がけたのはクリストファー・パーカー。2009年にアビー・ロード・スタジオにおいて全曲のリマスタリングをイアン・ジョーンズが担当。名エンジニアによる極上の音質で、美しく端整なモーツァルト演奏をぜひともお楽しみください。コンパクトな8面折たたみ紙ジャケット仕様。

 録音場所:ロンドン、アビー・スタジオ第1スタジオ
 オリジナル・ステレオ・レコーディング・エンジニア:クリストファー・パーカー
 リマスタリング:2009年アビー・ロード・スタジオ
 リマスタリング・エンジニア:イアン・ジョーンズ
 *ステレオ・テイク初出


GALA



GSMN 001
\1800→\1690
初出!ベイヌムのマーラーの7番
 マーラー:交響曲第7番「夜の歌」
   1958/6/4
エドゥアルド・ヴァン・ベイヌム指揮
アムステルダム・コンセルトヘボウ管
 往年のオペラ録音をひっそりリリースしているGALAから初めてとなるオーケストラ録音が登場。
 ベイヌムのマーラー・・・え、7番?ベイヌムにマーラーの7番なんてあったっけ?
 ない。
 どんなに調べても過去に出たことない。びっくりの初出音源・・・。どこから引っ張り出してきたのだ。
 しかしメンゲルベルクを引き合いに出すまでもなく、アムステルダム・コンセルトヘボウ管といえばマーラーを熱心に取り上げていたオケなので、ベイヌムにマーラーの7番があっても全然おかしくない。
 期待しましょう。

GALA


GL100817
(2CD)
\1800
リムスキー=コルサコフ:歌劇「サトコ」
ボーナス・トラック
 ベルント・アルデンホフが歌うウェーバー、ワーグナー他
ベルント・アルデンホフ
マルガレーテ・クバツキ
リロ・アスムス
ハンス・クレイマー
エルフリーデ・ウェイドリッヒ
ゲルト・ルッツェ  他
ゲルハルト・プフリューガー指揮
北ドイツ放送交響楽団、合唱団
ヘルベルト・ケーゲル(合唱指揮)   
1949   ライプツィヒ

GENUIN


GEN 11200
(4CD,2枚価格)
\4400→¥3990
「パウル・バドゥラ=スコダ、室内楽曲録音集」 TT:3"50'08
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ第30番 ニ長調 K.306
 ダヴィド・オイストラフ(ヴァイオリン) パウル・バドゥラ=スコダ(ピアノ)
  録音:1972年6月、パリ
シューベルト:
 ピアノ三重奏曲第2番 変ホ長調Op.100 D.929
  ジャン・フルニエ(ヴァイオリン) アントニオ・ヤニグロ(チェロ)
  パウル・バドゥラ=スコダ(ピアノ)
   録音:1955年(WESTMINSTER録音)
ブラームス:ピアノ三重奏曲第1番 ロ長調 Op.8
ドヴォルザーク: ピアノ三重奏曲第4番 ホ短調Op.90 「ドゥムキー」
 ヴォルフガング・シュナイダーハン(ヴァイオリン)
 ボリス・ペルガメンシコフ(チェロ) パウル・バドゥラ=スコダ(ピアノ)
  録音:1981年ウィーン、ザルツブルク
ブラームス:ピアノ五重奏曲 ヘ短調 Op.34
J.シュトラウス(シェーンベルク編):ワルツ「南国のばら」 Op.388
 キュッヒル四重奏団:
  【ライナー・キュッヒル(Vn)、エックハルト・ザイフェルト(Vn)、
   ペーター・ゲッツェル(Va)、フランツ・バルトロメイ(Vc)】
  パウル・バドゥラ=スコダ(ピアノ)
   録音:1980年1月8日、サン=コンタン
オットー・シュールホフによる「ドゥムキー」のレッスン
 録音:1954年
オイストラフやヤニグロ、シュナイダーハン、キュッヒルも登場!バドゥラ=スコダが名手達と繰り広げた室内楽作品集!

 2011年に84歳を迎えたウィーンの名ピアニスト、パウル・バドゥラ=スコダが加わった様々な室内楽曲の録音を集めたセット。オイストラフ、ヤニグロ、シュナイダーハンなど、優れた演奏家の名前が並んでいる。興味深いのはバドゥラ=スコダの師匠である、オットー・シュールホフが彼にレッスンをつけている様子の録音だ。バドゥラ=スコダの修行期を物語る貴重な資料だ。

GRAND SLAM


サン=サーンス:交響曲第3番『オルガン付き』、ショーソン:交響曲、ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲 パレー&デトロイト響(平林直哉復刻)
GS 2075
\2400→¥2190
ポール・パレーのオープンリール・テープ復刻の第2 弾
 (1)サン=サーンス:交響曲第3番 ハ短調 作品78「オルガン付き」
 (2)ショーソン:交響曲 変ロ長調 作品20
 (3)ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲
ポール・パレー(指揮)
デトロイト交響楽団
(1)マルセル・デュプレ(オルガン)
ポール・パレーのオープンリール・テープ復刻の第2 弾はサン=サーンスのオルガン付き!

録音:(1)1957 年10 月12 日、フォード・オーディトリアム、(2)1956 年3 月24 日、旧オーケストラ・ホール、 (3)1955 年12 月3、4 日、旧オーケストラ・ホール
録音方式:ステレオ(セッション)
使用音源:Mercury (U.S.A.) (1)STC-90012 (オープンリール・テープ、4トラック、19 センチ)、(2)MDS5-26 (オープンリール・テープ、2トラック、19 センチ)、(3)MBS5-8 (オープンリール・テープ、2トラック、19 センチ)

 大好評の「パレー/フランス管弦楽曲集」(GS 2051)に続くオープンリール・テープ復刻の第2 弾です。今回の内容は、マルセル・デュプレがオルガンをつとめたサン=サーンス:交響曲第3 番「 オルガン付き」、ショーソンの交響曲、そしてドビュッシーの牧神の午後への前奏曲です。今回もテープの持つのびやかな音質をたっぷりと味わえます。
 GS 2051 に続き沼辺信一氏にたいへんに充実した解説を書き下ろしていただきました。
 また、テープのバックカードに記載されていたテクニカル・ノートの全訳も掲載しており、まさに読みごたえたっぷりです。(以上、平林 直哉)

GRAND SLAM

シベリウス:ヴァイオリン協奏曲、ブラームス:二重協奏曲、ヴィターリ:シャコンヌ ハイフェッツ(平林直哉復刻)
GS 2074
\2400→¥2190
ハイフェッツのオープンリール・テープ復刻第3 弾!
(1)シベリウス:ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 作品47
(2)ブラームス:ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲 作品102
(3)ヴィターリ:
 シャコンヌ(レスピーギ編/ヴァイオリンとオルガンのための)
ヤッシャ・ハイフェッツ(ヴァイオリン)
(2)グレゴール・ピアティゴルスキー(チェロ)
(1)ワルター・ヘンドル指揮、シカゴ交響楽団
(2)アルフレッド・ウォーレンシテイン指揮、
 RCA ビクター交響楽団 
(3)リチャード・エルザッサー(オルガン)
ハイフェッツのオープンリール・テープ復刻第3 弾!シベリウスそしてブラームスのドッペル・コンチェルトさらにヴィターリのシャコンヌを収録

録音:(1)1959 年1 月10、12 日、シカゴ、オーケストラ・ホール (2)1960 年5 月19、20 日、ハリウッド、パブリック・スタジオ、サウンドステージ9 (3)1950 年8 月4 日、ハリウッド、リトル・ブリッジス・ホール
使用音源:(1)RCA (U.S.A.) FTC 2011 ( オープンリール・テープ、4トラック、19 センチ) (2)Private archive (オープンリール・テープ、2トラック、38 センチ) (3)RCA (U.S.A.) LM 2074 (LP)
録音方式:(1)(2)(ステレオ/セッション)、(3)(モノラル/セッション)
制作者より
 大好評のGS 2050(チャイコフスキー、ブラームス)、GS 2057(メンデルスゾーン、ベートーヴェン)に続く、ハイフェッツのオープンリール・テープ復刻の第3 弾です。シベリウスは4 トラック、19 センチの市販のテープを使用していますが、ブラームスの二重協奏曲はマスター・テープからプライヴェートにコピーされた2トラック、38 センチのテープを使用しています。このプライヴェート・コピーはエコー処理をする前のものらしく、いささかデッドな音質ですが、異様に生々しい雰囲気が出ています。また、このテープには録音開始を告げるアナウンスが入っていますが、それもカットせずに収録しました。ボーナス・トラックにはハイフェッツ唯一の正規録音であるヴィターリを収録しました。演奏内容はハイフェッツの録音の中でも特に傑出していると言われていますが、単独のCD では入手しづらいというリクエストにこたえて収録しました。これのみモノラルLP からの復刻です。
解説書の内容
 1946 年、ジャーナリスト、スザンヌ・マコノヒーが書いた「ハイフェッツ:ヴァイオリンの天才」を翻訳して掲載します。ハイフェッツはマスコミ嫌いで知られており、特にハイフェッツの存命当時に記された文献は希少です。(以上、平林 直哉)

GRAND SLAM


GS 2073
\2400→¥2190
ブルーノ・ワルター没後50 年企画
 世界初復刻の未発表テイクを含むシューマン、
  そして希少音源の「悲愴」をそれぞれ復刻!

シューマン:交響曲第4番ニ短調 作品120
 (1)第1楽章第1部 (L 2209/WAX3845-2*)
 (2)第1楽章第2部 (L 2209/WAX3846-1*)
 (3)第1楽章第3部 (L 2210/WAX3847-1*)
 (4)第2楽章 (L 2210/WAX3848-1)
 (5)第3楽章第1部 (L 2211/WAX3849-1*)
 (6)第3楽章第2部 (L 2211/WAX3850-1*)
 (7)第4楽章第1部 (L 2212/WAX3851-1*)
 (8)第4楽章第2部 (L 2212/WAX3852-1)
 未発売テイク(1)(2)(3)(5)(6)(7)(*)
チャイコフスキー:交響曲第6番ロ短調 作品74「悲愴」
 (9)第1楽章/(10)第2楽章/
 (11)第3楽章/(12)第4楽章
ブルーノ・ワルター
 (指揮 (1)-(8)パリ・モーツァルト祝祭管弦楽団、
  (9)-(12)ベルリン国立歌劇場管弦楽団
録音:(1)-(8)1928 年6 月19 日、(9)-(12)1924 / 1925 年( 初発売:1925 年3 月)/モノラル
使用音源: (1)-(8)Columbia (U.K.) L 2209/2012/ (9)-(12)Polydor (Germany) 69771/69775 (B20493-502/1918as/1634as/1919as/16411/2as/1920as/1921as/1750as/1751as/1642as/1643as)

制作者より
 今年は名指揮者ブルーノ・ワルター(1876 〜 1962)の没後50 年ですので、当シリーズではワルターの希少のSP 復刻を行いました。
 まず、シューマンの交響曲第4 番は英コロンビア盤の4 枚組L 2209 / 2011 のSP で発売されましたが、8 面中6 面が未発売テイクで、これらはもちろん世界初復刻です。なお、テイク番号(WAX)参照しやすくするために、このシューマンのみ面ごとにトラック番号を入れました。
 後半に収録されているチャイコフスキーの交響曲第6 番「悲愴」はワルターの一番最初の交響曲全曲録音であり、現在のところこの曲の唯一の録音です(さらに言えば、CD で聴くことの出来る「悲愴」では最古の全曲録音でもあります)。ラッパ吹き込みゆえに音は決して良いとは言えませんが、若き日のワルターの情熱の嵐が吹いているような、たいへんに個性的な演奏です。
 (以上、平林 直哉氏)

GUILD HISTORICAL


GHCD 2384/85
(2CDs)
\3200→¥2590
トスカニーニ vs 6つのオーケストラ
 1929年〜1952年の名演

シューベルト:交響曲第9番ハ長調D.944《ザ・グレイト》
 〔フィラデルフィア管弦楽団(1941年9月16日)〕/
エルガー:エニグマ変奏曲Op.36
 〔BBC交響楽団(1935年6月3日)〕/
モーツァルト:交響曲第35番ニ長調K.385《ハフナー》
 〔ニューヨーク・フィルハーモニック(1929年4月4日−5日)〕/
ロッシーニ:歌劇《泥棒かささぎ》序曲
 〔ミラノ・スカラ座管弦楽団(1946年5月12日、ライヴ)/
ワーグナー:葬送音楽
 〔ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
  (1934年、ザルツブルク・ライヴ)/
イギリス国歌《神よ女王を護り賜え》、
 ブラームス:ハイドンの主題による変奏曲Op.56a
  〔フィルハーモニア管弦楽団(1952年10月、ライヴ)〕/
ボーナス・トラック 〜 メンデルスゾーン:
 ヴァイオリン協奏曲(第2&第3楽章)
  〔ナタン・ミルシテイン(ヴァイオリン)、
   ニューヨーク・フィルハーモニック(1936年3月29日、ライヴ)〕
アルトゥーロ・トスカニーニ(指揮)
フィラデルフィア管弦楽団
BBC交響楽団
ニューヨーク・フィルハーモニック
ミラノ・スカラ座管弦楽団
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
フィルハーモニア管弦楽団
トスカニーニ、1929年〜1952年の名演がGuildから復刻!

 トスカニーニがアメリカ、イギリス、イタリア、オーストリアの6つのオーケストラを振った1929年から1952年にかけてのスタジオ&ライヴ・レコーディング集!
 BBC交響楽団との「エルガー」とフィルハーモニアとの「イギリス国歌」&「ブラームス」、フィラデルフィア管との「ザ・グレイト」など、手兵NBC交響楽団以外のオーケストラを振ったトスカニーニの演奏ばかりを集めたユニークでレアな復刻です!
 またボーナス・トラックとして収録されている、22歳のミルシテインがソリストを務めるメンデルスゾーン(第2&第3楽章のみ)の1936年ライヴも要注目。

※リマスタリング:ピーター・レイノルズ&レイノルズ・マスタリング

GUILD LIGHT MUSIC


GLCD 5187
\1800
軽音楽の黄金時代 〜 ライト&イージー
 アンダーソン:ピラミッド・ダンス/
 ワイル:マック・ザ・ナイフ/
 ポーター:アイ・ラヴ・パリ/
 ラビノヴィツ:ライト&イージー/
 ウォーターズ:オン・ア・チアフル・ノート/
 メリック:ウィンド・ベルズ/ローズ:4:20 AM/
 ヤング:ステラ・バイ・スターライト/他
ルロイ・アンダーソン&オーケストラ
クレバノフ・ストリングス&オーケストラ
パリ・シアター・オーケストラ
ドルフ・ファン・デル・リンデン&
 オーケストラ、他
ライト・ミュージックの黄金時代を良質のリマスタリングで聴く"ギルド・ライト・ミュージック・シリーズ"の第87集。
オープニングは、疾走感と爽快感にあふれるルロイ・アンダーソン自身がタクトを執った「ピラミッド・ダンス」!1947年−1960年の録音。

GLCD 5188
\1800
軽音楽の黄金時代 〜 アレンジャーの芸術Vol.1
 オッフェンバック(ムーニー編):カン・カン
 ラフバニ兄弟(グッドウィン編):
  ウィンドウズ・オヴ・ザ・イースト
 コンラッド&マジソン(サリンジャー編):コンチネンタル
 ガーシュウィン(コーデル編):サマータイム
 カーン(ウェストン編):ソング・イズ・ユー
 ロジャース(コーツ編):シンフォニック・ラプソディ/他
ハル・ムーニー&オーケストラ
バディ・ブレグマン(指揮)
コンラッド・サリンジャー・オーケストラ
ロン・グッドウィン&オーケストラ
エリック・コーツ(指揮)
コート・シンフォニー・オーケストラ、他
ライトミュージックにとって無くてはならない存在、"アレンジャー"にスポットライトをあてたプログラム。
モートン・グールドやロン・グッドウィン、ヘンリー・マンシーニ、パーシー・フェイスといった往年の名匠たちが"コンダクター兼アレンジャー"として大活躍!1930年−1960年の録音。

HELICON

= The IPO Heritage Series( イスラエル・フィル・ヘリテイジ・シリーズ) =
第2 弾はクーベリック、ケルテス、ロストロポーヴィチという顔触れによる3 タイトル同時リリース。

HEL 029650
\1700→¥1590
ロストロポーヴィチ&イスラエル・フィル
 チャイコフスキーの「悲愴」1975 年1 月ライヴ
チャイコフスキー:
 ・交響曲第6番ロ短調Op.74「悲愴」
 ・幻想曲「フランチェスカ・ダ・リミニ」Op.32
イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団
ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(指揮)
録音:1975 年1 月14 日テルアビブ、マン・オーディトリアム(ライヴ・モノラル)70’09”

 ムスティスラフ・ロストロポーヴィチがイスラエル・フィルを指揮して、チャイコフスキーの「悲愴」交響曲と「フランチェスカ・ダ・リミニ」を演奏したアルバムが登場。
 よく知られるように、ソビエト時代のロストロポーヴィチは、物理学者サハロフや作家ソルジェニーツィンを擁護したことにより、当局からみずからも反体制派分子とみなされ、演奏活動を大幅に制限されてしまい、ついに1974 年、向こう2 年間のビザを取得して出国し、そのままソビエト連邦より亡命することになります。
 西側に出て本格的に指揮活動をスタートさせたロストロポーヴィチは、リムスキー=コルサコフやプロコフィエフ、ショスタコーヴィチなどのロシアものでおおいにその本領を発揮し、レコーディングも次々と行ってゆきますが、なかでも当時、その旺盛な表現意欲と実力を世に広く知らしめた代表的録音が、チャイコフスキーの交響曲全集でした。
 じっさい、チャイコフスキーの「悲愴」は、ロストロポーヴィチにとってもよほど思い入れの強い作品なのでしょう。ロストロポーヴィチ指揮による「悲愴」では、ロンドン・フィルとの全集シリーズ中、1976 年10 月のロンドンのキングズウェイ・ホールにおけるセッション録音のほかにも、ゴルバチョフの招きでワシントン・ナショナル交響楽団を率いて16 年ぶりに母国へ凱旋公演した際、1990 年2 月のモスクワ音楽院大ホールにおける演奏を収めたライヴ録音も知られています。
 また、「フランチェスカ・ダ・リミニ」については、同じくロンドン・フィルとの全集録音の流れで、1977 年5 月ロンドンのアビー・ロード・スタジオでセッション録音していました。
 20 世紀後半を代表するチェロの大家としてのロストロポーヴィチは、野太い音色を武器に、スケールの大きな表現を持ち味としていましたが、そのスタイルはそのまま指揮のケースにも当てはまるといえるでしょう。
 このたび登場する音源は、1975 年1 月におこなわれたコンサートの模様をライヴ収録したもので、ここでは得意のチャイコフスキーを取り上げて、思いのたけのすべてをぶつけたような情熱的な演奏内容を聴かせてくれるものとおもわれます。
 イスラエル・フィル・アーカイヴスよりのデジタル・リマスタリング。

HEL 029651
\1700→¥1590
クーベリック&イスラエル・フィル、ベートーヴェンの「第九」、1958 年ライヴ
 ベートーヴェン:交響曲第9番ニ短調Op.125「合唱つき」
エルシー・モリソン(S)
ローリス・エルムズ(A)
ヴァルデマール・クメント(T)
デイヴィッド・ケリー(Bs)
テルアビブ・フィルハーモニー合唱団
ラファエル・クーベリック(指揮)
イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団
録音: 1958 年4 月25 日テルアビブ、マン・オーディトリアム(ライヴ・モノラル)65’23”

 チェコ出身の指揮者ラファエル・クーベリックは、スメタナやドヴォルザークといった母国の音楽と同様に、モーツァルトからブルックナー、マーラーに至る独墺系の作品にもすぐれた演奏を聴かせ、遺された録音の多くがすぐれた内容として知られています。
 ベートーヴェンについても、クーベリックは手兵バイエルン放送響のほか、ウィーン・フィル、ベルリン・フィルなど、9 つの世界屈指のオーケストラを振り分けた交響曲全集をはじめとして、知と情のバランスの取れた印象深い録音をいくつも残しました。
 こうしたなかで、クーベリックはベートーヴェンの「第九」を、1959 年にロイヤル・フィルとモノラル・セッション録音、1974 年にクレンペラー追悼演奏会でニュー・フィルハーモニアとステレオ・ライヴ録音、1975 年に上述の交響曲全集企画としてバイエルン放送響とステレオ・セッション録音、1982 年にバイエルン放送響とステレオ・ライヴ録音をおこない、ほかに1970 年12 月にはバイエルン放送響とのジルヴェスター・コンサートにおけるライヴ映像も収録していました。
 今回のイスラエル・フィルとの顔合わせによる「第九」は1958 年4 月のライヴなので、現状でクーベリックがもっとも若い時期の記録ということになります。

HEL 029652
\1700→¥1590
ケルテス、不幸にも死の直前の記録
(1)ヨーゼフ・ハイドン:
 ミサ曲第9番ニ短調
  「不安な時代のミサ(ネルソン・ミサ)」Hob.XXII-11
(2)マーラー:亡き子を偲ぶ歌
(1)ルチア・ポップ(S) イルゼ・グラマツキ(A)
 ミーシャ・ライツィン(T) 岡村喬生(Bs)
 テルアビブ・フィルハーモニー合唱団
(2)モーリーン・フォレスター(A)
 イシュトヴァン・ケルテス(指揮)
 イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団
ケルテスの貴重な遺産、岡村喬生も出演!ハイドンの「ネルソン・ミサ」

録音:1973 年4 月( ハイドン)、1971 年4 月( マーラー) テルアビブ、マン・オーディトリアム( ライヴ・モノラル)64’57”

 ハンガリー出身の名指揮者イシュトヴァン・ケルテス。
 1973 年4 月16 日、ケルテスはイスラエル・フィルに客演した際に、テルアビブの海岸を遊泳中の事故で世を去るが、今回のハイドンの「ネルソン・ミサ」はまさにその直前1973 年4 月のライヴ。
 そう、この公演のためにケルテスはテルアビブにやってきて、その直後に事故に逢うわけである。
 そして出演者のうち3人はケルテスが波にさらわれたときにいっしょにいた・・・。当時34 歳のポップ、そしてイルゼ・グラマツキ、日本の岡村喬生。
 まさか彼らが歌ったハイドンの「不安な時代のミサ」が、ケルテスの死を迎える歌になるとは。
 ちなみに岡村にとってケルテスは、ケルンで出会って以来の恩人であり、かけがえのない友人であったと云われ、その敬愛ぶりは2001 年よりイシュトヴァン・ケルテス協会会長を務めることになる。
 カップリングは、伝説のコントラルト、モーリーン・フォレスターをソリストに迎えたマーラーの「亡き子を偲ぶ歌」。フォレスターは、“マーラーの直弟子”ワルター仕込みのマーラー歌いとして知られる。
 すべてイスラエル・フィルの正規アーカイヴよりあらたにデジタル・リマスタリングを施した音源。モノラルながら聴きやすいものとなっている。



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