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第61号
マイナー・レーベル歴史的録音新譜(2)


2/24までの紹介分


IDIS



IDIS 6630
(2CD)
\3600→\3290
バスティアニーニの貴重なナブッコ!
 1961年フィレンツェ・ライヴ

  ヴェルディ:「ナブッコ」
エットレ・バスティアニーニ(Br ナブッコ)
ミレッラ・パルット(S アビガイッレ)
イーヴォ・ヴィンコ(Bs ザッカリア)
ルイージ・オットリーニ(T イズマエーレ)
アンナ・マリア・ロータ(S フェネーナ)
ほか
ブルーノ・バルトレッティ(指)
フィレンツェ五月音楽祭管弦楽団,合唱団
録音:1961 年8 月26 日、フィレンツェ/133'30

 日本でも根強い人気のある美声バリトン、エットレ・バスティアニーニ(1922 −1967)。バリトンとしてはまだまだこれからという44 歳に病に亡くなっただけに、残された録音はいずれも貴重です。このCD で聞けるのは、1961 年8 月にフィレンツェ市立劇場で上演された「ナブッコ」のライヴ録音。朗々と響き渡る美しいバリトンの声がたまりません。アビガイッレのミレッラ・パルットはイタリアを中心に活躍したプリマドンナ。十年ほどソプラノとしての活動した後、メッゾソプラノに転向してしまったので、プリマドンナとしての録音が極めて少なく、「幻のソプラノ」の一人。今や長老指揮者のブルーノ・バルトレッティはこの時35 歳、活きの良いヴェルディを聞かせてくれます。

IDIS

Beethoven: An die ferne Geliebte
IDIS 6629
\1800
ミエチスラフ・ホルショフスキ
ベートーヴェン:歌曲集「遥かな恋人に」 Op.98(全6曲)
バッハ:
 イギリス組曲第5番 ホ短調 BWV810
 フルート、ヴァイオリン、ピアノのための協奏曲 イ短調 BWV1044
ミエチスラフ・ホルショフスキ(P)
アクセル・シェッツ(T)
アレクサンダー・シュナイダー(Vn)
ジョン・ワマー(Fl)
録音:1950-1951 年/ADD、59' 34

ミエチスラフ・ホルショフスキ(1892 −1993)が60 歳を目前にした時期の録音。
デンマークの名テノール、アクセル・シェッツと共演したベートーヴェン「遥かな恋人に」が珍しい。BWV1044 のフルーティスト、ジョン・ワマーは、NBC 交響楽団の創設メンバーの首席フルート奏者で、後に1942 年から1965 年までの長きに渡ってニューヨーク・フィルの首席フルート奏者を務めた名手。
Vaaa PYihoda plays Mozart & Bach
IDIS 6628
\1800
ヴァーシャ・プシホダ
モーツァルト:
 ヴァイオリン協奏曲第3番 ト長調 K216
 ヴァイオリン協奏曲第4番 ニ長調 K218
 2つのヴァイオリンのための協奏曲 ニ短調 BWV1043
ヴァーシャ・プシホダ(Vn)
フランコ・ノヴェッロ(Vn)
エンニョ・ジェレッリ(指)
RAIトリノ交響楽団
録音:1957 年/ADD、64' 02

チェコ出身の名ヴァイオリニスト、ヴァーシャ・プシホダ(プルジホダ 1900 −1960)の珍しい晩年の録音。
戦前の録音が持てはやされるプシホダですが、改めて聞くと戦後の演奏も充実したものだと分かります。

IM LAB


IMLCD 031
\1700
チャイコフスキー(1840-1893):聖金口イオアン聖体礼儀 Op.41 サンクトペテルブルク国立カペラ合唱団
ヴラディスラフ・チェルヌシェンコ(指揮)
録音:データ記載なし 発売:2005年

IMLCD 033
\1700
チャイコフスキー(1840-1893):晩祷 Op.52

サンクトペテルブルク国立カペラ合唱団
ヴラディスラフ・チェルヌシェンコ(指揮)

録音:1979年 発売:2006年

IRINA ARKHIPOVA FOUNDATION(未案内旧譜)


ZV 12-03162
\1700
イリーナ・アルヒーポヴァ&ヴラディスラフ・ピアフコ
 オペラ・デュエット集
 ヴェルディ(1813-1901):「トロヴァトーレ」から(*)
   アズチェーナの場面と語り−アズチェーナとマンリーコの場面とデュエット
   アズチェーナとマンリーコの場面とデュエッティーノ
 ヴェルディ:「アイーダ」から アムネリスとラダメスの場面とデュエット
 マスカーニ(1863-1945):「カヴァレリア・ルスティカーナ」から
   サントゥッツァとトゥリッドゥの場面とデュエット(+)
 ビゼー(1838-1875):「カルメン」から フィナーレ(+)
 ムソルグスキー(1839-1881):「ボリス・ゴドゥノフ」から 泉のほとりの場面
イリーナ・アルヒーポヴァ(メゾソプラノ)
ヴラディスラフ・ピアフコ(テノール)
キーラ・レオーノヴァ(メゾソプラノ(+))
ボリショイ劇場管弦楽団
ボリス・ハイキン(指揮(*))
マルク・エルムレル(指揮(*以外))
録音:データ記載なし、モノラル 発売:2003年
イリーナ・アルヒーポヴァ(1925-2010)とヴラディスラフ・ピアフコ(1941-)の私的録音アーカイヴからCD化されたものです。原語歌唱。

JMR(未案内旧譜)


JMR 009
\1700
聞いて!私を覚えていて… レールモントフの詩による声楽作品集 Vol.1
 メリク=パシャーエフ、キュイ、シャーシナ、リムスキー=コルサコフ、バラキレフ、
 ヴァルラーモフ、ルビンシテイン、エフィーモフ、レーヴィナ、ヴィエリゴルスキー、
 ダルゴミュイシスキー、コーセンコ、アレンスキー、グリリョフ、コチュベイ、
 ブルーメンフェリト、スペンディアロフ、ストローク、エヴラーホフ、
 チシチェンコの作品(全31曲)

オリガ・コンディナ、カリーナ・リシツィアン、
オリガ・ペトルセンコ(ソプラノ)
ザーラ・ドルハーノヴァ、
ルザンナ・リシツィアン、
オリガ・ヤーコブレヴァ(メゾソプラノ)
ユーリー・グリャーエフ、パーヴェル・リシツィアン、
ドミートリー・ヤンコフスキー(バリトン)
ヴラディーミル・アレクサンドロヴィチ、
ヴラディーミル・ミレール(バス)
様々な伴奏者

録音:1950、1951、1953、1958、1981、1993、2000、2004、2005年、 一部データ記載なし 発売:2006年
Vol.1: JMRCD 010(ご案内済み)。

JMRCD 011-012
(2CD)
\3400
ヴォーチェ
 パーヴェル・リシツィアンの芸術 Vol.1

 グラズノフ(1865-1936):東洋風ロマンス
 バラキレフ(1836-1910):私のところに来て
 リムスキー=コルサコフ(1844-1908):
  高嶺に吹く風もなく Op.43 No.2
  砕け、打ち寄せ、飛び散る波 Op.46 No.1/使い Op.4 No.2
  オペラ「不死身のカシチェイ」から イヴァン・コローレヴィチ王子のアリア
 シューベルト(1797-1828):「白鳥の歌」D.957 から 影法師
 シューマン(1810-1856):「詩人の恋」Op.48 から 私は恨むまい
 マスネ(1842-1912):オペラ「ラオールの王」から 王のアリア
 ヴェルディ(1813-1901):オペラ「エルナーニ」から ドン・カルロスのアリア
 ゲオルギー・ゴート(1861-1917):セレナード(+)
 トスティ(1846-1916):セレナータ(+)
 ボリス・ケイリ:(19世紀):セレナード(+)
 アルメニア民謡:つばめ
 ルビンシテイン(1829-1894):オペラ「ネロ」から ヴィンデクスの婚礼の歌
 録音:1948年3月15日、モスクワ音楽院大ホール、ライヴ
 ボロディン(1833-1887):遠い祖国の岸へ/間違った音符
 リムスキー=コルサコフ:
  砕け、打ち寄せ、飛び散る波 Op.46 No.1
  オペラ「不死身のカシチェイ」から イヴァン・コローレヴィチ王子のアリア
 バラキレフ(1836-1910):私のところに来て
 ラフマニノフ(1873-1943):
  心の底にはあまたの響きが Op.26 No.1/夜の静けさに Op.4 No.3
 チャイコフスキー(1840-1893):オペラ「スペードの女王」Op.68 から
   エレツキーのアリア「あなたを愛しています」(第2幕)
 ルビンシテイン:ミルザー・シャフィによる12のペルシャの歌 から
   泡立つクール川の逆巻く波
 チャイコフスキー:
  オペラ「マゼッパ」Op.69 から マゼッパのアリオーソ「おお、マリア」(第2幕)
 ルビンシテイン(1829-1894):オペラ「ネロ」から ヴィンデクスの婚礼の歌
 チャイコフスキー:
  和解 Op.25 No.1/騒がしい舞踏会の中で Op.38 No.3/狂おしい夜 Op.60 No.6
 録音:1949年4月10日、モスクワ音楽院大ホール、ライヴ
 チャイコフスキー:(*)
  もう部屋の灯は消えた Op.63 No.5/私は窓を開けた Op.63 No.2
  おお、あなたがそうできたら Op.38 No.4/涙は震える Op.6 No.4
  灼熱の灰のあるごとく Op.25 No.2/恐ろしいひととき Op.28 No.6
  セレナード Op.63 No.6
  オペラ「マゼッパ」Op.69 から マゼッパのアリオーソ「おお、マリア」(第2幕)
  ただ憧れを知る者だけが Op.6 No.6/なぜ Op.28 No.3
  おお、あなたが知っていたら Op.60 No.3/夜 Op.73 No.2/死 Op.57 No.5
  一度だけでもわかってほしい Op.16 No.3
  再び、前のように、ただ一人 Op.73 No.6/暗い日に Op.73 No.5
  私たちは一緒に座っていた Op.73 No.1
  オペラ「スペードの女王」Op.68 から
   エレツキーのアリア「あなたを愛しています」(第2幕)
  ドン・フアンのセレナード Op.35 No.1
  オペラ「イオランタ」Op.69 から ロベルトのアリオーソ(第1幕)
  オペラ「エフネギー・オネーギン」Op.24 から
   オネーギンのアリオーソ「あれがほんとうにタチアーナなのか」
 録音:1951年2月24日、モスクワ音楽院大ホール、ライヴ
パーヴェル・リシツィアン(バリトン)
マトヴェイ・サハロフ(ピアノ(*以外))
ボリス・アブラモヴィチ(ピアノ(*))
イーゴリ・ソロドゥエフ(ヴァイオリン(+))
ボリス・レーントヴィチ(チェロ(+))
発売:2006年

MARSTON


52068-2
(2CD)
¥4800
「エミリオ・デ・ゴゴーザ 録音集」
 ロッシーニ:「セビリアの理髪師」から 1909年3月8日
 モーツァルト:「ドン・ジョヴァンニ」から 1913年9月3日
 モーツァルト:「フィガロの結婚」から 1909年4月6日
 ベッリーニ:「夢遊病の女」から 1904年6月9日
 ヴェルディ:「リゴレット」から 1908年5月26日
 ヴェルディ:「仮面舞踏会」から 1911年9月20日
 レオンカヴァッロ:「道化師」から 1904年6月7日
 トマ:「ハムレット」から 1908年5月26日
 トマ:「ハムレット」から 1907年10月9日
 ビゼー:「カルメン」から 1906年6月11日
 マスネ:「ラホールの王」から 1909年4月7日
 マスネ:「エロディアード」から 1909年2月2日
 マスネ:「パニュルジュ」から 1919年1月3日
 パラディール:「祖国!」から 1911年9月19日
 サン=サーンス:「サムソンとデリラ」から 1908年5月25日
 ワーグナー:「タンホイザー」から 1909年2月2日
 ジョルダーニ:いとしい人よ 1909年5月13日
 スクデーリ:眠りなさい 1909年5月14日
 マリオ:ナポリで歌われているように 1914年11月10日
 クワランタ:彼に言わせておいて 1920年12月16日
 パラディール:マンドリナータ 1910年11月28日
 マッテイ:それは本当ではない 1916年4月18日
 コットラウ:サンタ・ルチア 1927年5月16日
 アルバレス:嫉妬 1900年頃
 アルバレス:歌 1911年11月28日
 アルバレス:別れ 1913年9月5日
 アルバレス:幌馬車 1920年5月11日
 ゲタリー:僕のかわいい娘よ 1909年11月19日
 イラディエル:鳩 1926年1月12日
 イラディエル:セビジャーナス 1926年1月12日
 アントン&ミケレーナ:月の光に 1928年2月8日
 伝承歌:曙のロザリオ 1927年5月18日
 パディジャ:聖遺物箱 1927年5月18日
 ウェッケルラン:軽やかな羊飼い 1925年2月4日
 伝承歌:太鼓 1925年2月3日
 フォーレ:愛のハレルヤ 1910年11月29日
 フランク:薔薇の結婚 1908年5月18日
 ウィドール:潜水夫 1908年5月18日
 マスネ:コロンビーヌに 1902年5月20日
 バンベール:君に 1902年5月21日
 プフェイフェ:心ならず 1911年11月28日
 ドビュッシー:春が来た 1928年4月6日
 ヘンデル:「セメレ」から
 伝承歌(ウィルソン編):鈍い心痛が 1916年10月27日
 伝承歌:あなたの眼だけゆえに私のために飲んでくれ 1909年5月14日
 ツアーズ:わが母よ 1908年5月18日
 パーカー:ひばりは巣を去る 1908年5月18日
 エルガー:パンの笛 1915年4月15日
 ロドニー:鍛冶場の響き 1909年5月14日
 トロッター:懐かしいマドリッドで 1926年1月12日
エミリオ・デ・ゴゴーザ(バリトン)
20世紀前半のバリトン、デ・ゴゴーザの1920 年代までの録音集

 エミリオ・デ・ゴゴーザは、1874年、ニューヨーク生まれ。スペイン系で、育ちはスペイン。その後米国に戻り、バリトン歌手として長く活躍した。1949年没。このCDには、デ・ゴゴーザの最初期(1900年頃)の録音から1920年代末までの全盛期の録音が集められている。多様な曲を歌っていることからも、デ・ゴゴーザの歌手としての卓越した能力が伺い知れる。


53010-2
(3CD)
¥7200→\6690
マセ:歌劇「ガラテー」 アンドレ・グレス(B ピグマリオン)
アレックス・ジュヴァン(T ミダス)
アルベール・ヴァゲ(T ガニメド)
ジャヌ・モルレ(S ガラテー)
エミル・アルシェンボー(指揮)
パリ・オペラ=コミーク管弦楽団、合唱団
 1912年頃、パリ
マセ:歌劇「ジャンネットの結婚」 ニノン・ヴァラン(S ジャンネット)
レオン・ポンツィオ(Br ジャン)
ロラン(トマ)
ド・ビュソン(ピエール)
ロラン・アレ(指揮)
パリ・オペラ=コミーク管弦楽団、合唱団
 1922年、パリ
19 世紀に人気のあったマセの2つの歌劇の全曲盤

 ヴィクトール・マセ(1822-1884)は19世紀のパリで軽いオペラで人気を博した作曲家。「ガラテー」と「ジャンネットの結婚」はどちらも彼の代表作。
 「ガラテー」は、ピュグマリオン(ピグマリオン)ものの喜劇。「ジャンネットの結婚」は、式も間近なのに結婚を止めにしたいジャンと、彼に何とかして結婚を承諾させようというジャンネットの滑稽な物語。夜鳴鶯のアリアとして知られるコロラトゥーラの名曲「道端で」が有名です。

MELODIYA


MELCD 1001946
(2CD)
\3400
スヴェトラーノフ
 ボロディン(1833-1887):管弦楽作品集

  交響曲第1番変ホ長調/交響曲第2番ロ短調
  交響曲第3番イ短調(未完成)/小組曲(グラズノフ管弦楽編曲)
  交響詩(音画)「中央アジアの草原にて」/オペラ「イーゴリ公」序曲
ソヴィエト国立交響楽団
エフゲニー・スヴェトラーノフ(指揮)

MELCD 1001947
(2CD)
\3400
スヴェトラーノフ
 グラズノフ(1865-1936):管弦楽作品集

  幻想曲「森」Op.19/幻想曲「海」Op.28/東洋的幻想曲 Op.29
  性格的組曲 Op.9/バレエ組曲 Op.52
ソヴィエト国立交響楽団
エフゲニー・スヴェトラーノフ(指揮)
録音:1990年


MELCD 1001955
(2CD)
\3400→¥3090
指揮者ダヴィド・オイストラフ、ヴァイオリンはイーゴリ!
 ラロ(1823-1892):スペイン交響曲ニ短調 Op.21(*)
 ベルリオーズ(1803-1869):交響曲「イタリアのハロルド」Op.16(+)
 ブラームス(1833-1897):
  ヴァイオリン協奏曲ニ長調 Op.77(*)/
  交響曲第2番ニ長調 Op.73(#)
イーゴリ・オイストラフ(ヴァイオリン(*))
ルドルフ・バルシャイ(ヴィオラ(+))
モスクワ放送交響楽団(*)
モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団(+/#)
ダヴィド・オイストラフ(指揮)
 父オイストラフが指揮をした録音を楽しむアルバムで、ブラームスの交響曲などは確かにかなり楽しみだが、店主としてはCDの少ないイーゴリのラロとブラームスが聴けるのが嬉しい。
 父に負けない名手で天才の一人だと思うのになぜか不遇なイーゴリに愛の手を。

MELCD 6001974
\1700
ロシアより歌に込めて ロシア民謡集
  カリンカ/トロイカ/母なるヴォルガを下りて/ピーテル街道に沿って
  他(全19曲)
ソヴィエト陸軍アレクサンドロフ・アカデミー歌唱・舞踊アンサンブル
ピャトニツキー国立アカデミー合唱団
ソヴィエト国立アカデミー・ロシア合唱団 他
録音:1958-1996年

MELODIYA



MELCD 1000214
\1700→\1590
スヴィリドフ、代表作「吹雪」
 ゲオルギー・スヴィリドフ(1915-1998):
   吹雪(プーシキンの物語への音楽による挿絵)(*)
   プーシキンの花輪(合唱のための協奏曲)(+)
モスクワ放送交響楽団(*)
ヴィラディーミル・フェドセーエフ(指揮(*))
ナタリア・ゲラシーモヴァ(ソプラノ(+))
エレーナ・オブレンスカヤ(メゾソプラノ(+))
アレクサンドル・ヴェデルニコフ(バス(+))
ノヴォシビルスク室内合唱団(+)
モスクワ室内合唱団(+)
モスクワ放送交響楽団室内アンサンブル(+)
ヴラディーミル・ミーニン(指揮(+))
録音:1975年(*)/1980年(+)
 スヴィリドフ「吹雪」。
 旧ソ連の体制派作曲家スヴィリドフの、まさにプロパガンダ的作品。行け行けドンドンの超ど派手管弦楽と、涙涙の超甘甘ロマン。あまりにわかりやすすぎて笑いが出そうになるが、フェドセーエフがこれを大真面目に作品以上のド派手演奏で演奏してくれたからたまらない。単純な店主など一発でメロメロに。
 ロシア系のレーベルから出てきてはすぐに廃盤、という状態が続いていた。ようやくメロディアからの発売。これはぜひこの機会に。


MELCD 1000515
\1700
リヒテル
 チャイコフスキー(1840-1893):ピアノ・ソナタ ト長調「大ソナタ」Op.37(*)
 ムソルグスキー(1839-1881):組曲「展覧会の絵」
スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)
録音:1956年、モノラル(*)/1958年、モノラル(+)


MELCD 1000647
\1700→\1590
スヴィリドフ、超ぶっ飛び音楽「タイム・フォーワード」
ゲオルギー・スヴィリドフ(1915-1998):
  時よ、前進せよ(映画音楽からの組曲)(*)
  クルスクの歌(民俗詩による合唱曲集)(+)
  ラゴダ(民俗詩による合唱曲集)(+)
  森深きロシア(エセーニンの詩による小カンタータ)(#)
  雪が降っている(パステルナークの詩による小カンタータ)(**)
モスクワ放送交響楽団(*)
ヴィラディーミル・フェドセーエフ(指揮(*))
モスクワ室内合唱団(+)
器楽アンサンブル(+)
ヴラディーミル・ミーニン(指揮(+))
アレクセイ・マスレンニコフ(テノール(#))
ロシア国立合唱団(#/**)
グネーシン音楽学校少年合唱団(**)
ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー(指揮(#/**))
録音:1968年(*)/1990年(+)/1970年(#)/1971年(**)
 上記で紹介した「吹雪」のスヴィリドフ、生前は合唱曲で有名だったらしいが、今はあまり聴かれない。
 それよりもこの1曲目、映画音楽「TIME FORWARD(時よ、前進せよ!)」の組曲。
 これがまたハリウッド顔負けのクールでダイナミック音楽。昔BEL AIRのCDでクリメッツの演奏を紹介したが、そのあまりに過激な音楽にぶっ飛んだ人は多いはず。モソロフの「鉄工場」並みの迫力(いやそれ以上か?大音量で聴くとスピ−カーぶっ壊れるので気をつけてね)。そのブットビ音楽がフェドセーエフで聴ける。


MELCD 1000649
\1700
ハチャトゥリアン(1903-1978)自作自演
  バレエ組曲「スパルタクス」
  バレエ組曲「ガヤネ(ガイーヌ)」
ロンドン交響楽団
アラム・ハチャトゥリアン(指揮)
録音:1978年、ロンドン、イギリス 共同制作:EMI

MELCD 1000665
(2CD)
\3000
ロジェストヴェンスキー
 チャイコフスキー:バレエ「くるみ割り人形」Op.71
ボリショイ劇場管弦楽団
ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー(指揮)
録音:1960年

MEMBRAN


DOCUMENTS
233480
(2CD)
\1600
ニルソン、テバルディ、ビュルリンク
 プッチーニ:歌劇「トゥーランドット」

   1959
ビルギット・ニルソン(トゥーランドット)
レナータ・テバルディ(リュー)
ユッシ・ビュルリンク(カラフ)
ジョルジョ・トッツィ(ティムール)
エーリヒ・ラインスドルフ指揮
ローマ歌劇場管弦楽団、合唱団

DOCUMENTS
233364
(10CD)
\1400
ゴットロープ・フリック/キングと喜劇俳優
 ウィンザーの陽気な女房たち、ロシア皇帝と船大工、刀鍛冶、
 密猟者、フィデリオ、魔笛、後宮からの誘拐、フィガロの結婚、
 ドン・ジョヴァンニ、パレストリーナ、さまよえるオランダ人、
 ラインの黄金、タンホイザー、ローエングリン、
 ニュルンベルクのマイスタージンガー、
 トリスタンとイゾルデ、ワルキューレ、
 神々のたそがれ、パルシファル、魔弾の射手、マルタ、
 ドン・カルロ、運命の力、セヴィリアの理髪師、シチリア島の夕べの祈り、
 アイーダ、ルサルカ、売られた花嫁、
 エフゲニー・オネーギン  他(すべて抜粋)
ゴットロープ・フリック(B)

DOCUMENTS
233385
(10CD)
\1400
フランコ・コレッリ/力と美
 オテロ、アイーダ、トロヴァトーレ、リゴレット、運命の力、
 道化師、カヴァレリア・ルスティカーナ、アンドレア・シェニエ、
 トゥーランドット、西部の娘、トスカ、カルメン 他(すべて抜粋)
フランコ・コレッリ(T)

MUSICAL CONCEPTS


MC129
(2CD)
\1600→¥1490
Violin Romances/Aaron Rosand
 アーロン・ロザンド〜ハイフェッツ・トランスクリプションズ

CD1:
 ブルッフ:ロマンス イ短調 op.42
 クライスラー:ロマンス op.4
 シベリウス:ロマンス op.78-2
 ドヴォルザーク:ロマンス ヘ短調 op.11
 リスト:忘れられたロマンス
 シンディング:ロマンス
 ヴュータン:ロマンス op.40-1
 ヴィエニャフスキ:無言歌 op.9-1
 クララ・シューマン:3つのロマンス op.22
 スヴェンセン:ロマンス ト長調 op.26
 ゴルトマルク:ロマンス イ長調
 ニールセン:ロマンス op.26
 ヤナーチェク:ロマンス
 ヴィエニャフスキ:ヴァイオリン協奏曲第2番〜ロマンス
CD2:
 ガーシュウィン:『ポーギーとベス』より
  「サマータイム」、「女は気まぐれ」、「私の彼氏が行っちゃった」、
  「そんなことはどうでもいいさ」、「ブルースのテンポで」、
  「ベスよ、お前はおれのもの」
 フォスター:金髪のジェニー
 ラヴェル:高雅で感傷的なワルツ
 ドビュッシー:美しき夕暮れ
 トゥリーナ:闘牛士の祈り
 カステルヌオーヴォ=テデスコ:タンゴ
 ポンセ:小さな星
 ド・ヴァレ:かがり火のそばで
 ショパン:夜想曲第16番 op.55-2
 メンデルスゾーン:無言歌集 第1集〜「甘い思い出」
 ディニク:ホラ・スタッカート
 ブラームス:瞑想
 ゴドフスキー:なつかしいウィーン
 ハチャトゥリアン:剣の舞
 ラフマニノフ:メロディ op.21-9
 メトネル:おとぎ話 op.20-1
 ボロディン:小組曲〜「セレナード」
 プロコフィエフ:3つのオレンジへの恋〜「行進曲」
 ラフマニノフ:ここはすばらしい場所 op.21-7
アーロン・ロザンド(Vn)
ヒュー・サン、ジョン・コヴェッリ(P)
ロザンドの隠れ名盤。ハイフェッツの華やかなアンコール・ピースを本人以上に香り豊かに聴かせてくれます。

MUSIC&ARTS


M&ACD1257
(4CD 3枚価格)
\6600→¥5990
エドワード・エルガー(1857-1934)自作自演1914-1925年全録音集
 CD1)
  カリッシマ(1914年1月21日)、真紅の扇Op.81(1920年2月24日)、
  艦隊の攻撃(1917年7月27日)、カリヨンOp.75(1915年1月29日)、
  交響的前奏曲《ポローニア》Op.76(1919年5月22日)、
  付随音楽《スターライト・エクスプレス》Op.78(1916年2月18日)

 CD2)
  序曲《コケイン》Op.40(1917年2月28日)
  序曲《南国にて》Op.50(1923年10月26日/1921年12月30日)
  ヴァイオリン協奏曲ロ短調Op.61(1916年12月16日)
  チェロ協奏曲ホ短調Op.85(I,IImt:1919年12月22日/IIImt:1920年11月16日)
  愛の挨拶Op.12(1914年6月26日)
  夜の歌Op.15-No.1(1919年5月22日)
  《オラフ王の伝説》からの情景Op.30(1921年12月7日)
  《ゲロンティウスの夢》Op.38より前奏曲と天使の別れ(1917年2月28日)
  《生命の光》Op.29より瞑想曲(1925年4月)

 CD3)
 《海の絵》Op.37(1922年11月10日/1923年1月8日)
  エニグマ変奏曲Op.36(1920年2月24日/1920年11月16日/1921年5月11日)
  威風堂々第1番&威風堂々第4番(1914年6月26日)
  バイエルンの踊りOp.27(1914年6月26日/1917年2月28日)
  バッハ/エルガー編:幻想曲とフーガBWV537(1921年12月7日/1923年10月26日)
  ヘンデル/エルガー編:シャンドス・アンセム第2番〜序曲ニ短調(1923年10月26日)

 CD4)
  《若者の杖》組曲第1番Op.1a(1919年5月22日)
  《若者の杖》組曲第2番Op.1b(1917年2月28日)
  《若者の杖》組曲第1番Op.1a-未発表テイク(1919年5月22日)
  《若者の杖》組曲第2番Op.1b-未発表テイク(1919年5月22日)
  交響曲第2番変ホ長調Op.63(1924年3月5日、20日/1925年4月16日)

   エドワード・エルガー(指揮)、交響楽団、ロイヤル・アルバート・ホール管弦楽団
   マリー・ホール(ヴァイオリン協奏曲:Vn)、ベアトリス・ハリソン(チェロ協奏曲:Vc)、
   レイラ・メガーヌ(海の絵:MS)
イギリス音楽ファン必携!エルガー自作自演1914-25 集成!約100 年前の録音が信じられないほど鮮やかに!

録音:1914-1925年 Lani Spahrによる新リマスター(2011)(未発表音源を含む)

 サー・エドワード・エルガー(1857-1934)は「パーセル以後イギリスは音楽において低迷を続けている」との汚名を払拭するべく大英帝国からの期待を一身に受けたのかどうか、録音機器開発初期からHMV(イギリスEMI)に多くの自作を録音する機会に恵まれました。この時期、小編成のアンサンブルならともかくエルガーの主要な管弦楽曲をこれほどさかんに録音出来たのはエルガーが当時のイギリスの代表的作曲家として期待されていたこと、そしてもちろんイギリスEMIの録音技術の高さを物語るものといえましょう。
 録音は全てEMI収蔵音源で最古の録音が第1次大戦の約5ヶ月前ですが保存状態は極めてよく、リマスターの効果(2011年新リマスター)もあり、ノイズも最小限で純粋に鑑賞に耐えうる内容です。イギリス音楽の好きな方は手元に置いておいて損のないセットです。ぜひこの機会に!

MUSO


MU 002
(4CD)
\4000→¥3690
イザイ&エリザベート王妃国際音楽コンクール 75 年の歴史
[CD1]
 (1)チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 op.35/
  ワディム・レーピン(Vn/ロシア、1989 年第1位)、
  ジョルジュ・オクトール(指)、ベルギー国立管弦楽団(録音:1989 年5 月29日)
 (2)シベリウス:ヴァイオリン協奏曲/
  ニコライ・ズナイダー(Vn/デンマーク、1997 年第1位)、マルク・スーストロ(指)、
  ロイヤル・フィルハーモニック・オーケストラ・オブ・フランダース(録音:1997年6月3日)
[CD2]
 (1)エルガー:ヴァイオリン協奏曲/
  ギドン・クレーメル(Vn/ラトヴィア、1967年、3 位)、
  ルネ・デュフォッセ(指)、ベルギー国立管弦楽団(録音:1967年5 月25 日)
 (2)パガニーニ:ヴァイオリン協奏曲/
  フィリップ・ヒルシュホーン(Vn/ラトヴィア、1967年第1位)、
  ルネ・デュフォッセ(指)、ベルギー国立管弦楽団(録音:1967年5 月27 日)
[CD3]
 (1)ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲/
  クリストフ・バラティ(Vn/ハンガリー、1997 年第3 位)、マルク・スーストロ(指)、
  ロイヤル・フィルハーモニック・オーケストラ・オブ・フランダース(録音:1997年6月7日)
 (2)メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲/
  ミリアム・フリード(Vn/イルラエル、1971年第1位)、
  ダニエル・シュテルンフェルド(指)、RTB/BRT交響管弦楽団(録音:1971年6 月4 日)
[CD4]
 (1)ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン協奏曲第1番 イ短調 op.77/
  ヨッシフ・イヴァノフ(Vn/ベルギー、2005年第2位)、
  ジルベール・ヴァルガ(指)、ベルギー国立管弦楽団(録音:2005 年5 月28 日)
 (2)バルトーク:ヴァイオリン協奏曲第2番/
  バルナバーシュ・ケレメン(Vn/ハンガリー、2001 年第3位)、
  ジルベール・ヴァルガ(指)、ベルギー国立管弦楽団(録音:2001 年5 月25 日)
イザイ&エリザベート王妃国際音楽コンクール 75 年の歴史レーピン、クレーメル、ヒルシュホーン・・・歴代入賞者たちの貴重な記録お買得4 枚組!クレーメルのエルガーも収録!

(すべてブリュッセル芸術センターでのライヴ録音、フリードのもののみ非公開演奏会)

 1937 年、イザイ・コンクールという名で始まった、現エリザベート王妃音楽コンクールは、2012 年、創立75 周年を迎えます。歴代入賞者はヴァイオリン部門だけをとってもクレーメル、レーピン、ヒルシュホーン・・・音楽シーンを語る上で欠かすことのできない顔ぶれがこのコンクールから世界に巣立っています。この度、75 周年という記念の年を迎え、ヴァイオリン部門の歴代入賞者の貴重な録音がCD 発売される運びとなりました。
 今回のリリースで注目なのは1967 年の録音。あのクレーメルを撃破したヒルシュホーンの演奏が聴けるのも注目なうえ、第3 位となったクレーメルのエルガーは初出レパートリー。他にもレーピンのチャイコフスキーなど、そそられる音源ばかり!ブックレットにはレーピンらのコンクールの思い出エッセイも掲載されており、各入賞者たちの出発点を共に振り返ることのできる、貴重な音源セットと申せましょう。


MYTO


299
(2CD)
\2000
フランコ・ボニゾッリ
 プッチーニ:歌劇「つばめ」
ジョヴァンナ・ディ・ロッコ(マグダ:S)
フランコ・ボニゾッリ(ルッジェーロ:T)
エミリオ・サルヴォルディ(ランバルド:Br)
レイラ・ベルジアーニ(リゼット:S)
ヴィンチェンツォ・ベレッツァ指揮
ローマ劇場管弦楽団、合唱団
1961年9月14日 ローマでのライヴ録音※とても良い音質です。

302
(2CD)
\2000
ボリス・クリストフ
 グリンカ:歌劇「イワン・スサーニン(皇帝に捧げし命)」(イタリア語)
ボリス・クリストフ(イワン・スサーニン:Bs) 
ゼアーニ・ヴィルジニア(アントニーダ:S)
アンナ・マリア・ロータ(ワーニャ:A)
ジュゼッペ・カンポーラ(ソビーニン:T)
エラルド・コーダ(ジギスムント三世)
アルフレード・シモネット指揮
RAIミラノ管弦楽団、合唱団
1954年11月9日 ミラノ※以前 ANDROMEDA ANDRCD5049(#3830257450498 既に廃盤)他、で発売あり。
ANDROMEDA盤に比べて、音質はとても良いです。


303
\1200
マリオ・ランツァ(テノール)、フランシス・イーンド(ソプラノ)
 ユージン・オーマンディ指揮ハリウッド・ボウル、ライヴ 1947年8月27日
 ①バッハ:パッサカリアとフーガ
 ②「人知れぬ涙」(ドニゼッティ:歌劇『愛の妙薬』から)
 ③「ある日青空を眺めて」(ジョルダーノ:歌劇『アンドレア・シェニエ』から)
 ④「星は光りぬ」(プッチーニ:歌劇『トスカ』から)
 ⑤メンデルスゾーン:交響曲第4番から一部
 ⑥「アレルヤ」(モーツァルト:『踊れ、喜べ、汝幸いなる魂よ』から)
 ⑦「響け!」(R.シュトラウス:5つの歌 Op.48-3)
 ⑧「愛らしいおとめよ」(プッチーニ:歌劇『ボエーム』から)
 ⑨J.シュトラウス:「美しき青きドナウ」
  他、12曲
マリオ・ランツァ(テノール) 
フランシス・イーンド(ソプラノ)
ユージン・オーマンディ指揮
ハリウッドボウル管弦楽団(ロスアンジェルス・フィル)
1947年8月27日 ロスアンジェルスでのライヴ録音※以前 ANDROMEDA ANDRCD5133 (#3830257451334 既に廃盤)他、で発売あり。
 第二次世界大戦後、アメリカでレコードと映画で大衆的な人気を集めたテノールであるランツァが1945年RCAとの契約後、初めて成功を得た演奏会の記録です。この演奏会後、カールソーの伝記映画への出演等でさらなる人気を得ますが、無理な減量などがたたり38歳の若さで亡くなってしまいます。
 音質は冴えませんが、美声とあり余る声量で歌いきるランツァの魅力溢れるアルバムと成っています。

MYTO


295
(2CD)
\2000
初出!ヴンダーリヒ&ベーメ
 R.シュトラウス:歌劇「無口な女」
クルト・ベーメ(モロズス卿) 
ルズェーナ・ホラコヴァ(女中) 
ハインツ・フリードリヒ(理髪師) 
フリッツ・ヴンダーリヒ(ヘンリー) 
インゲボルク・ハルシュタイン(アミンタ) 
レナーテ・ホルム(イゾッタ) 
ノエミ・ソーサ(カルロッタ) 
ハインツ・ヴァルベルク指揮 
コロン劇場管弦楽団、合唱団
1961年9月22日 ブエノス・アイレスでのライヴ録音
※キャストを紹介するナレーションから始まる放送用音源で音質はとても良いです。

298
(2CD)
\2000
ジェンチェル&ライモンディ
 ベルリーニ:歌劇「清教徒」
レイラ・ジェンチェル(エルヴィラ) 
ジャンニ・ライモンディ(アルトゥーロ・ラ・タルボ) 
マヌエル・アウセンシ(リッカルド・フォルト) 
フェルッチョ・マッツォーリ(ジョルジョ) 
アルジェオ・クァドリ指揮 
コロン劇場管弦楽団、合唱団
1961年6月30日 ブエノス・アイレスでのライヴ録音
※以前、旧MYTOレーベル 他から発売あり。音質は良いです。

301
(2CD)
\2000
初CD化!
 R.シュトラウス:歌劇「サロメ」

 (イタリア語)
リリー・ジャネル(サロメ) 
ティト・ゴッビ(ヨカナーン) 
フィオレンツォ・タッソ(ヘロデ) 
マリア・ベネデッティ(ヘロディアス) 
ニーノ・サンツォーニョ指揮 
トリノRAI交響楽団、合唱団
1952年10月4日 トリノでのライヴ録音
※音質は残念ながら、あまり良くありません。ところどころで歪みや傷が聴かれます事、ご注意下さい。演奏は艶かしく怪しげでリリー・ジャネル(サロメ)の熱演など聴き応え十分。

ナクソス・ヒストリカル 1CD¥1100

8.111373-75
(3CD)
\3300
グレート・シンガーズ/キャスリーン・フェリアー
 バッハ:マタイ受難曲他

〈CD1〉
 1-7.J.S.バッハ:カンタータ第67番「イエス・キリストを記憶にとどめよ」BWV67/
《マタイ受難曲BWV244
 (エルガーとアトキンスによる改訂版:トラウトベックとジョンソンによる英語版)》
 8-31.第1部第1-10曲,第12-20曲,第22−26曲/
〈CD2〉
 1-9.第1部第27-35曲/10-29.第2部第36-55曲/〈CD3〉1-21.第2部56-64曲
《カンタータ第67番》
キャスリーン・フェリアー(コントラルト)/
ウィリアム・ハーバート(テノール)/
ウィリアム・パーソンズ(バス)/
ソーントン・ロフトハウス(ハープシコード)/
オズボーン・ピズグッド(オルガン)/
カンタータ・シンガーズ/
ジェイクス管弦楽団/
レジナルド・ジェイクス(指揮)/
《マタイ受難曲》
キャスリ−ン・フェリア−(コントラルト)/
エルシ−・サダビ−(ソプラノ)/
エリック・グリ−ン(テノール:エヴァンゲリスト)/
ウィリアム・パ−ソンズ(バス)/
ブルース・ボイス(バス)/
ゴードン・クリントン(バス)/
ソーントン・ロフトハウス(ハープシコード)/
オズボ−ン・ピズグッド(org)/
バッハ合唱団/
ジェイクス管弦楽団/
レジナルド・ジェイクス(指揮)
 20世紀最大の名歌手キャスリーン・フェリアー。彼女の歌うこの「マタイ受難曲」は伝説的名演として語り継がれているものです。
 この録音はDECCAの企画で1947年にセッションが始まったのですが、当時としてはあまりにも大曲であったためか、彼女の契約の関係で年内に録音が完了することはなく、完成はその翌年まで持ち越されました。この入念な準備に裏打ちされた演奏、もちろん完成度の高さには目を見張るものがあります。当時バロック音楽のオーソリティであった指揮者ジェイクスを始め、英国を代表する名歌手たちを総動員したこのバッハ(1685-1750)は、作曲家の心を伝えるとともに、現代を生きる人々にとっても宝物となることでしょう。

録音 《カンタータ第67番》1949年11月3日ロンドン キングズウェイ・ホール
《マタイ受難曲》1947年6月30日,7月4日&1948年5月3日,8日,6月7-11日ロンドン キングズウェイ・ホール マーク・オーバート=ソーン復刻
8.112070 ストラヴィンスキー:自作自演集
 1-8.バレエ音楽「火の鳥」組曲(1945年版)/
 9-16.バレエ音楽「ペトルーシュカ」組曲(1911年版)/
 17-30.バレエ音楽「春の祭典」(1913年版)
ニューヨーク・フィルハーモニック/
イーゴリ・ストラヴィンスキー(指揮)
ストラヴィンスキーは初期の三大バレエ組曲について、自ら3回の商業録音を行っています。1920年代後半に作られた最初の物はフランスとイギリスのアンサンブルの演奏で、かなり不揃いな響きが散見されます。3回目の最後の録音は、1960年代初頭のステレオ録音で、ロサンゼルスの選抜オーケストラの演奏ですが、ストラヴィンスキー自身が高齢であり、音楽的な覇気が若干不足気味でした。この盤に収録された第2回目の録音こそ、自作自演盤としては、音質的にも音楽的にも「最善」のものと言えるでしょう。なお「火の鳥」組曲は、作曲家自身が1945年に改定し印刷したばかりの版を使っての演奏で、現在はあまり人気のないヴァージョンではありますが、こちらも作曲家の当時の考えが反映された貴重なもの。興味深い演奏です。録音 1946年1月28日ニューヨーク,カーネギー・ホール…1-7/1940年4月4日ニューヨーク,リーダークランツ・ホール…9-30 マーク・オーバート=ソーン復刻

ナクソス・ヒストリカル 1CD¥1100


8.111383
グレート・ヴィオリスト・シリーズ/プリムローズリサイタル集第2集
 1.パガニーニ(1782-1840):カプリースOp.1-24(プリムローズ編)/
 2.ヘンデル(1685-1759):アダージョ/
 3.ヘンデル:パッサカリア(ハルヴォルセン編)/
 4.バッハ:甘き死よ来たれBWV 478(d.ターによるオルガンとヴィオラ編)/
 5.パガニーニ:カプリースOp.1-13(プリムローズ編)/
 7.パガニーニ:カプリースOp.1-5(プリムローズ編)/
 8.ブラームス(1833-1897):2つの歌Op.91 第1番「秘めたるあこがれ」/
 9.ブラームス:2つの歌Op.91 第2番「聖なる子守歌」/
 10.ブラームス:コラール前奏曲Op.122より第10番「わが心の切なる願い」/
 11.シューベルト(1797-1828):連祷D343/
 12-14.ベンジャミン(1893-1960):ヴィオラ・ソナタ/
 15-16.ロイ・ハリス(1898-1979):モノローグとダンス
ウィリアム・プリムローズ(ヴィオラ)/
ヨゼフ・カーン(ピアノ)…1/
アルベルト・スポルディング(ヴァイオリン)…2/
アンドレ・ベノイスト(ピアノ)…2/
ヤッシャ・ハイフェッツ(ヴァイオリン)…3/
ヴァーノン・デル・ター(オルガン)…4.9.11/
マリアン・アンダーソン(コントラルト)…7-8/
フランツ・ルップ(ピアノ)…7-8/
ハリー・アイザック(ピアノ)…10/
ウラディーミル・ソコロフ(ピアノ)…12-14/
ヨハン・ハリス(ピアノ)…15-16
 スコットランドの伝説的ヴィオラ奏者プリムローズは、ヴァイオリン奏者を父に持ち、自らもヴァイオリニストとして活動を始めましたが、ブリュッセルでウジェーヌ・イザイに師事した時、彼の勧めに従ってヴィオラに転向します。ロンドン弦楽四重奏団でヴィオラを担当し、1937年にはトスカニーニに招かれ、NBC交響楽団の結成メンバーとして活躍します。第1集(8.111382)に続くこのアルバムには、彼が最も多く録音したパガニーニのカプリースや、アーサー・ベンジャミンのソナタを中心に、編曲ものやオリジナル作品の様々が収録されています。ハイフェッツと共演したハリヴォルセン編のヘンデルも素晴らしいの一言です。
 録音 1934-1952年デジタル・リストレーション…グラハム・ニュートン

8.111387
グレート・ピアニスト・シリーズ/リヒテル初期録音集第2集
 1-4.チャイコフスキー(1840-1893):ピアノ・ソナタト長調 Op.37
  (録音1956年)/
 5-7.プロコフィエフ(1891-1953):ピアノ・ソナタ第7番変ロ長調 Op.83
  (録音1958年6月29日モスクワ)/
 9-11.プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第9番ハ長調 Op.103
  (録音1958年モスクワ) ウォード・マーストン復刻
スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)
 ロシアの名ピアニスト、リヒテルの初期録音を記録するシリーズ、第2弾です。彼は1942年にチャイコフスキーのソナタを演奏し、1956年にモスクワで同曲を録音しました。またプロコフィエフについては、伝説的なエピソードがあり、それは1943年の演奏会のために、プロコフィエフが書いたばかりの第7番のソナタをわずか4日でものにしたのだそう。リヒテルにぴったりあったレパートリーと言えるのかも知れません。重戦車のような迫力に満ちた部分と、諧謔的な部分がミックスされた完璧な演奏をお楽しみください。

ORFEO D’OR


Edita Gruberova: Vienna State Opera 1977-2010
ORFEOR 857122
(2CD)
\4600→¥3590
エディタ・グルベローヴァ/ウィーン国立歌劇場 1977—2010
 ドニゼッティ:「ドン・パスクワーレ」(ドイツ語歌唱)—その眼差しに騎士は,用意はいいわ
  エディタ・グルベローヴァ(S ノリーナ)、ハンス・ヘルム(Br マラテスタ)
  エクトル・ウルボン(指)ウィーン国立歌劇場管弦楽団
   1977 年10月24日、ミュルツツーシュラーク
 ドニゼッティ:「ルチア」—あたりは静寂に包まれ,裏切られた父の墓で
  エディタ・グルベローヴァ(S ルチア)、ペテル・ドヴォルスキー(T エドガルド)
  ジュゼッペ・パタネ(指)ウィーン国立歌劇場管弦楽団
   1978 年3月23日
 モーツァルト:「後宮からの逃走」—どのような責苦があろうとも
  エディタ・グルベローヴァ(S コンスタンツェ)、
  カール・ベーム(指)ウィーン国立歌劇場管弦楽団
   1979 年6月15日
 モーツァルト:「ドン・ジョヴァンニ」—失せなさい、ひどい人
  エディタ・グルベローヴァ(S ドンナ・アンナ)、ジェリー・ハドリー(T ドン・オッターヴィオ)
  イヴァン・フィッシャー(指)ウィーン国立歌劇場管弦楽団
   1989 年6月13日
 モーツァルト:「ルーチョ・シッラ」—ああ、残酷な危険が
  エディタ・グルベローヴァ(S ジューニア)、
  アルノルト・エストマン(指)ウィーン国立歌劇場管弦楽団
   1991 年1月20日
 ヴェルディ:「トラヴィアータ」—ある喜ばしい日,ああ、きっとあの人なのね
  エディタ・グルベローヴァ(S ヴィオレッタ)、アルフレード・クラウス(T アルフレード)
  ピンカス・スタインバーグ(指)ウィーン国立歌劇場管弦楽団
   1990 年9月11日
 J.シュトラウス:「こうもり」—侯爵様
  テオドール・グシュルバウアー(指)
  ウィーン国立歌劇場管弦楽団,ウィーン国立歌劇場合唱団
   1979 年12月31日
 マスネ:「マノン」—さようなら、わたしの小さなテーブル,私が道を歩くと,この静かな部屋…
  エディタ・グルベローヴァ(S マノン)、フランシスコ・アライサ(T デ・グリュー)
  アダム・フィッシャー(指)
  ウィーン国立歌劇場管弦楽団,ウィーン国立歌劇場合唱団
   1983 年12月8日
 ドニゼッティ:「マリア・ストゥアルダ」—薔薇色の光の昼が
  エディタ・グルベローヴァ(S マリア・ストゥアルダ)、クルト・リドル(Bs タルボ)
  アダム・フィッシャー(指)ウィーン国立歌劇場管弦楽団
   1985年9月28日
 ドニゼッティ:「シャモニーのリンダ」—この心の光が
  エディタ・グルベローヴァ(S リンダ)、
  ブルーノ・カンパネッラ(指)ウィーン国立歌劇場管弦楽団
   1997 年10月19日
 ドニゼッティ:「ロベルト・デヴェルー」—行け!死がお前を頭上に抱えた
  エディタ・グルベローヴァ(S エリザベッタ)、ラモン・ヴァルガス(T ロベルト)
  ユ・チェン(Br ノッティンガム)
  マルチェッロ・ヴィオッティ(指)
  ウィーン国立歌劇場管弦楽団,ウィーン国立歌劇場合唱団
   2000 年12月7日
 ドニゼッティ:「ルクレツィア・ボルジア」—何と美しい
  エディタ・グルベローヴァ(S ルクレツィア)、ミケーレ・ペルトゥージ(Bs アルフォンソ)
  ペーター・イェロジッツ(T ルスティゲッロ)、
  フリードリヒ・ハイダー(指)ウィーン国立歌劇場管弦楽団
   2010 年10月2日
 ベッリーニ:「ノルマ」—ご覧ください、ああノルマよ
  エディタ・グルベローヴァ(S ノルマ)、ナディア・クラステヴァ(Ms アダルジーザ)
  マルチェッロ・ヴィオッティ(指)ウィーン国立歌劇場管弦楽団
   2005 年2月5日
 ベッリーニ:「清教徒」—ああ!寺院へ行ってください
  エディタ・グルベローヴァ(S エルヴィーラ)、カルロス・アルヴァレス(Br リッカルド)
 エギルス・シリンス(Bs ジョルジョ)
  マウリツィオ・ベニーニ(指)
  ウィーン国立歌劇場管弦楽団,ウィーン国立歌劇場合唱団
   1996 年12月10日
 R.シュトラウス:「ナクソスのアリアドネ」—偉大な王女様
  エディタ・グルベローヴァ(S ツェルビネッタ)、
  ホルスト・シュタイン(指)ウィーン国立歌劇場管弦楽団
   1996 年4月20日
 ※特記ないものはウィーン国立歌劇場での上演
女王グルベローヴァ、圧巻の歌唱ウィーン国立歌劇場での貴重ライブ2 時間半!!エディタ・グルベローヴァ、ウィーン国立歌劇場 1977—2010

(C 857 122 I)、149'19、ADD、DDD

 ORFEO から嬉しいリリース。エディタ・グルベローヴァがウィーン国立歌劇場で歌ったライヴ録音集です。
 ブラティスラヴァ生まれのグルベローヴァは、20 代半ばでウィーン国立歌劇場に進出、ここでスターの座を勝ち取り、現在に至るまで彼女の重要な拠点の一つです。このCD2 枚には、1977年から2010 年まで、30 年以上のウィーン国立歌劇場でのグルベローヴァの名唱を集めています。ことに若い頃のグルベローヴァの舞台の中でも飛び切りの名演として知られる1978 年の「ルチア」が部分的にも聞けることはありがたいもの。またグルベローヴァの得意中の得意であるツェルビネッタを、ホルスト・シュタインの指揮で聞けるのも嬉しいことです。1990 年の「トラヴィアータ」では、アルフレードは62 歳のアルフレード・クラウス、しかし舞台裏から見事なハイCを聞かせ、それを受けたグルベローヴァが一段と気合の入った歌を歌うというスリリングな面白さも楽しめます。またマニアには、ウィーン国立歌劇場の地方公演でのドイツ語歌唱の「ドン・パスクワーレ」という珍品も用意されています。
 いずれもORF の音源を使用、もちろん優秀なステレオです。グルベローヴァの至芸をお楽しみください。

PRIMA VOCE(CD−R)


NI 7833
CD-R\1800
リヒャルト・タウバー&ロッテ・シェーネ・イン・オペレッタ
 レハール:《パガニーニ》より
 スッペ:《美しきガラテア》より
 ベルテ《3人姉妹》より
 J.シュトラウス:《こうもり》より/他
リヒャルト・タウバー(テノール)
ロッテ・シェーネ(ソプラノ)
様々なアーティスト
78回転のSP盤の演奏をマイクロフォンで拾い、デジタル化を行うニンバスの「プリマ・ヴォーチェ」は往年の名歌手たちの歌声を収めた貴重なシリーズ。
タウバー&シェーネのオペレッタ・アリア集は、1924年−1932年の録音。Prima Voceはレーベル・オフィシャルのCD-R仕様となります。

NI 7832
CD-R\1800
マリア・イヴォーギュン(1891−1987)録音集
 ヘンデル:《快活の人、沈思の人、中庸の人》より 甘き鳥
 ドニゼッティ:
  《ドン・パスクヮーレ》より 常ならぬ炎、
  《ランメルモールのルチア》より 香炉は香り
 ロッシーニ:《セビリアの理髪師》より 今の歌声は
 ショパン:夜想曲変ホ長調Op.p-2(ドイツ語歌唱)/他
マリア・イヴォーギュン(ソプラノ)
レオ・ブレッヒ(指揮)
バイエルン国立歌劇場管弦楽団、他
20世紀ハンガリーのソプラノ、マリア・イヴォーギュンの1910年代〜30年代の歌声が復刻。1916年−1932年の録音。

NI 7831
CD-R\1800
マッティア・バッティスティーニ(1856−1928)録音集
 ヴェルディ:
  《仮面舞踏会》より 希望と喜びに満ち、お前こそ魂を汚すもの、
  《エルナーニ》より 私と一緒に来なさい、おお偉大なるカルロ!、
  《ドン・カルロ》より おお、カルロお聞き下さい/他
マッティア・バッティスティーニ(バリトン)
ミラノ・スカラ座合唱団のメンバーたち、他
マッティア・バッティスティーニは、19世紀後半〜20世紀初期のイタリアを代表するバリトン歌手。1902年−1913年の録音。

PROFIL



PH 11047
\2400→\2190
幻の感動作、ボリス・チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲
 ピカイゼンとコンドラシン盤ついに登場

ボリス・チャイコフスキー:
 (1)ヴァイオリン協奏曲 (1969)
 (2)ヴァイオリンソナタ(1959)
ヴィクトル・ピカイゼン(Vn)
(1)キリル・コンドラシン(指)
 モスクワ・フィル
(2) ボリス・チャイコフスキー (Pf)
(1)【1972年録音。ステレオ】(2)【1962年録音。モノラル】/ADD、56’48”

 近年再評価著しいボリス・チャイコフスキー (1925-1996) の貴重音源の出現です。
 どちらも旧ソ連の名手ヴィクトル・ピカイゼンのために書かれた作品で、協奏曲はピカイゼンの独奏、セロフ指揮オーデンセ響の比較的新しい録音があるものの、こちらはコンドラシンとモスクワ・フィルとの共演というのが凄すぎ。かつてメロディア盤LP で出ていましたが、幻の音源と申せましょう。ボリス・チャイコフスキーの代表作のひとつで、40 分近い大曲ながら単一楽章、早くに亡くした父の思い出を描いたといわれます。ピカイゼンの独奏も恐ろしい気迫に満ち、またコンドラシンの伴奏が神業的なドラマ作りで非常に感動的。これほど凄い演奏は再現できないと思えます。
 カップリングのヴァイオリンソナタでは作曲者自身が伴奏を務めていますが、非常な名人芸ぶりで、ピカイゼンの独奏ともども絶妙な巧さに酔わされます。

RADIO FRANCE



FRF 019
(4CD)
\6400→¥5890
カミーユ・モラーヌ生誕100周年記念盤
[CD1]
 ドビュッシー:オペラ「ペレアスとメリザンド」
  第1幕、第2幕
[CD2] 同曲 第3幕、第4幕
[CD3]
 (1)同曲 第5幕
 (2)ビゼー:ミラクル博士(全1幕)
[CD4]
 (1)ルコック:オペレッタ「心と手」より抜粋(1960年11月録音)
 (2)セヴラック:「梟」(1957年7月15日録音)
 フォーレ:
  (3)夜想曲op.43-2(1959年録音)
  (4)伴奏op.85-3(1959年録音)
  (5)無言の贈り物op.92(1957年録音)
  (6)ルーセル:雨にぬれた庭op.4-3(1966年録音)
  (7)オッフェンバック:オペレッタ「フォルテュニオの歌」
   (1958年録音)
  (8)ラヴェル:かわせみ(1958年録音)
  (9)デュパルク:嘆き(1954年録音)
  (10)ドビュッシー:
   オペラ「ペレアスとメリザンド」第4幕第3場抜粋
    (1952年4月29日録音)
  (11)ラヴェル:「ロンサールの己が魂に」(1960年6月23日録音)
[CD1]-[CD3(1)]
 カミーユ・モラーヌ(Br、ペレアス)
 シュザンヌ・ダンコ(S、メリザンド)
 クリスティアーヌ・ゲイロー
  (Ms、ジュヌヴィエーヴ)
 アンドレ・ヴェシェール(Bs、アルケル王)
 マルセル・ヴィニュロン(Br、羊飼い、医者)
 フランス国立放送合唱団
 マルセル・ブリクロ(合唱指揮)
 デジレ=エミール・アンゲルブレシュト
 フランス国立放送管弦楽団
[CD3(2)]
 カミーユ・モラーヌ(Br)
 ミシェル・アメル(T、シルヴィオ)
 ドニス・ブールサン(S、ロレット)
 フレダ・ベッティ(S、ヴェロニク)
 モーリス・ソレ(指揮)
 フランス国立放送管弦楽団
往年の名バリトン、カミーユ・モラーヌ生誕100周年記念盤、アンゲルブレシュト伝説の名演、1952 年版「ペレアス」全曲収録!モラーヌの甘く芳しい歌声に想いを馳せる希少なアルバム!

録音:ペリアスとメレザンド:1952 年4 月29 日、シャンゼリゼ劇場ライブ録音(パリ)、ミラクル博士:1952 年2 月18 日、シャンゼリゼ劇場ライブ録音(パリ)

 2010 年1 月に惜しまれながらこの世を去ったバリトン歌手、カミーユ・モラーヌ。1950 年代にデビューして以来、その甘く艶やかな歌声で一世を風靡し続けた名歌手が2011 年に生誕100 周年を迎えたことを記念し、RADIO FRANCE レーベルより記念アルバムがリリースされます!
 名匠アンゲルブレシュト屈指の名演と名高い1952 年録音の「ペレアスとメリザンド」を全曲収録!メリザンドへの愛を甘美かつ情熱的に歌い上げるモラーヌの歌声には圧巻の一言です。メルザンドを歌うのはベルギーの歌姫シュザンヌ・ダンコ!2 人の情熱的な掛け合いと、アンゲルブレシュト率いるオーケストラとの情緒豊かなハーモニーは鳥肌もの。初演50 周年を記念する演奏会にふさわしい歴史的名演といえましょう!
 「ミラクル博士」は若きビゼーが作曲したオペレッタ。オッフェンバック企画のオペレッタへの応募作品で第1 等を取った作品で、「カルメン」を想起させるリズミカルな旋律と軽やかな掛け合いが魅力の作品です。ペレアス役で披露する歌声とは全く異なり、“バリトン・マルタン”(フランス歌手界特有のテノールとバリトンの間の声域を歌う歌手)の王と呼ばれたモラールの軽やかな歌声を堪能できます。さらに、4 枚目にはモラールを追悼して2010 年に放送されたラジオ番組を収録。
 モラールがこれまで録音してきた様々な歌曲と共に、モラールの肉声インタビューやコメントの数々(仏語)も聴くことが出来ます。往年の名歌手を讃えるにふさわしい、聴き所満載の名アルバムです!

ROMEO RECORDS


RON 7286
\2200
「ミュージック・イン&オン・ジ・エア」
 〜テルミンの女王クララ・ロックモア
 (1)サン=サーンス:白鳥
 (2)カサド:挨拶
 (3)ラフマニノフ:歌うなかれ美しい人よOp.4-4
 (4)J.S.バッハ:
  2つのヴァイオリンのための協奏曲ニ短調BWV1043より第2楽章
 (5)フランク:ヴァイオリン・ソナタより第1楽章、第2楽章※
 (6)ベートーヴェン:三重奏曲Op.87〜アダージョ・カンタービレ
  (チェロ三重奏による)※
 (7)J.S.バッハ:G線上のアリア
 (8)ヴィラ=ロボス:アリア〜ブラジル風バッハ第5番よりアリア
 (※印:クララ・ロックモア不参加トラック)

(1)〜(4)(7)(8)クララ・ロックモア(テレミン)
(1)〜(4)(5)ナディア・ライセンバーグ(Pf)
(3)(4)(5)エリック・フリードマン(Vn)
(6)B.S.マロウ(Vc)/B.ロジャース(Vc)/
 P.ローゼンフェルド(Vc)
(7)(8)チェロ・アンサンブル(8人)
ロバート・シャーマン(番組司会)

 テルミンの女王クララ・ロックモアの新譜が登場!1979年のラジオ番組がそのままCD化!実姉のライゼンバーグやエリック・フリードマンとも共演!

録音:1979年1月26日WQXR(ニューヨーク・クラシカル・ラジオ・ステーション)リスニング・ルームにおけるラジオ番組
リマスタリング:2011年9-10月 (ラジオ番組そのままのCD化ですので、曲間に1分前後のコメントやインタビューが入っています)

 ロシアの発明家レフ・セルゲーエヴィチ・テルミンが20世紀初頭に発明した世界初の電子楽器テルミンの奏者としてかつて一世を風靡した女性クララ・ロックモア(1911-1998)が、ニューヨークのラジオ局の番組に出演した際の収録をリマスタリングしてここに初CD化しました。ラジオ番組らしく曲間に司会の曲目解説がそのまま入っているのはご愛嬌ですが、クララ・ロックモアへのインタビュー(番組の最後にはロックモアのスピーチあり)も入っており大変貴重。また共演者として実姉ライゼンバーグやハイフェッツの高弟フリードマンも登場します。
 テルミンはオンド・マルトノや各種電子楽器の開発に大きな影響を与え、現在は組み立てキットまで売られていて(テルミン内蔵のマトリョーシカも大人気)、電子楽器といいながら、そのアナログな感覚になんともいえない魅力がありバンドやフォーク・シンガーから一般の音楽ファンまで幅広く支持されています。そんな元祖テルミンの女王ロックモアの年齢を感じさせない艶やかな演奏をお楽しみ下さい。

RUSSIAN LYRE


RLCD 013
\1700
セルゲイ・ジャーロフ&ドン・コサック合唱団 歴史的録音集
  黒い瞳/二つのギター/夕べの鐘/3つのロシア民謡
  鐘の音は単調に鳴る/ヴォルガの舟歌/囚われのコサック
  騎兵の信号行進/ドン・コサックの攻撃/3つのコサックの歌
  2つのロシア軍歌/2つのロシアの歌/レズギンカ(2曲)
  2つのロシア民謡/平原の歌/英雄プラートフをたたえよ
  私たちはあなたをたたえる/信条/懺悔の扉を開いてください
  私たちはあなたをたたえる、主よ
ドン・コサック合唱団
セルゲイ・ジャーロフ(指揮)
録音:1920-1940年 発売:2004年

RLCD 023
\1700
フョードル・シャリアピン ロシア民謡と囚人の歌
  ルチヌシュカ/ヴァーニャよ/秋に雨は降らないが/昇れ、赤い太陽よ
  母なるヴォルガを下りて/Oj, u luzi ta schej pri berez
  仕事の歌/仕事の歌/太陽が昇り、沈む(どん底の歌)/はなむけの言葉
  ああ、昇れ、赤い太陽よ/マーシャは川の向こうへ行くことを止められている
  マーシェンカ/夜/夜/シベリアの囚人の歌/ヴォルガの舟歌
  十二人の盗賊/ピーテル街道に沿って/黒い瞳/ステンカ・ラージン
フョードル・シャリアピン(バス)
録音:1902-1932年 発売:2007年

SOLSTICE


SOCD 277/9
(3CD)
\6000
ピエール・ラブリック
 〜ルイ・ヴィエルヌ (1870-1937):
    オルガン作品全集 第1巻 オルガン交響曲全6曲

オルガン交響曲全6曲
 Symphony 1 op. 14 (1899)
 Symphony 3 op. 28 (1911)
 Symphony 4 op. 32 (1914)
 Symphony 5 op. 47 (1924)
 Symphony 6 op. 59 (1930)
 Symphony 2 op. 20 (1903)
 
ピエール・ラブリック
(トゥールーズ、サン=セルナン大聖堂の
 カヴァイユ=コル・オルガン)
録音:1969年11月11日、1970年11月23日-25日 アナログ時代の録音の初CD化。この後順次ヴィエルヌのオルガン作品が発売されます。デジパック仕様 

SUPRAPHON



SU 4090
(8CD)
特別価格\6600→\5990
「ドヴォルザーク:交響的作品集 / ノイマン&チェコ・フィル」
 第1 回目の交響曲全集はSUPRAPHON からは 初CD 化!
 [CD 1] 47’31”
  ・交響曲第1番ハ短調B 9「ズロニツェの鐘」 (収録時期:1973年1月)
 [CD 2] 49’56”
  ・交響曲第2番変ロ長調Op.4, B 12 (収録時期:1973年1月)
 [CD 3] 76’02”
  ・交響曲第3番変ホ長調Op.10, B 34 (収録時期:1973年1月)
  ・交響曲第4番ニ短調Op.13, B 41 (収録時期:1973年1月)
 [CD 4] 61’18”
  ・交響曲第5番ヘ長調Op.76, B 54 (収録時期:1972年1月)
  ・交響的変奏曲Op.78, B 70 (収録時期:1968年9月)
 [CD 5] 80’35”
  ・交響曲第6番ニ長調Op.60, B 112 (収録時期:1972年10月)
  ・交響曲第7番ニ短調Op.70, B 141 (収録時期:1972年6月8日、28日&8月31日)
 [CD 6] 75’54”
  ・交響曲第8番ト長調Op.88, B 163 (収録時期:1971年10月24日−26日)
  ・序曲「自然の王国で」Op.91, B 168 (収録時期:1979年11月30日−12月4日)
  ・序曲「謝肉祭」Op.92, B 169 (収録時期:1980年2月18日、19日)
  ・序曲「オセロ」Op.93, B 174 (収録時期:1979 年11月30日− 12月4日)
 [CD 7] 41’20”
  ・交響曲第9番ホ短調Op.95, B 178「新世界より」 (収録時期:1972年2月2日−3月2日)
 [CD 8] 78’20”
  ・交響詩「水の精」Op.107, B 195 (収録時期:1977年2月28日−3月2日)
  ・交響詩「真昼の魔女」Op.108, B 196 (収録時期:1977年2月28日−3月2日)
  ・交響詩「金の紡ぎ車」Op.109, B 197 (収録時期:1977年8月26日−30日)
  ・交響詩「野ばと」Op.110, B 198 (収録時期:1977年8月26日−30日)
ヴァーツラフ・ノイマン(指揮)
チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
第1 回目の交響曲全集がSUPRAPHON 初CD 化!ノイマン&チェコ・フィルによるドヴォルザーク作品集

収録場所:プラハ、ルドルフィヌム(ステレオ・セッション)/511’46”

 チェコの生んだ名匠ヴァーツラフ・ノイマン(1920-1995) がチェコ・フィルを指揮して、ドヴォルザークの「交響的作品」を演奏したセット。8 枚組のボックスには、当コンビの傑作録音のひとつとされ、1973 年度の第11 回レコード・アカデミー賞交響曲部門にも輝いた交響曲全曲のほかに、チェコの国民詩人、K.J. エルベンのバラードに着想された交響詩4 曲、演奏会用序曲三部作などが収められています。
 このセットの目玉はズバリ!交響曲。日本ではコロムビアよりすでにCD 化され現在でも入手可能ですが、国内盤7 枚組との収録内容には相違があります( エルベン詩による交響詩と序曲三部作のかわりに、スケルツォ・カプリチオーソとノットゥルノをカップリング)。
 当コンビ第1 回目の交響曲全集は、1972 年から1974 年にかけて、響きのすぐれたルドルフィヌムでセッション収録されたもので、ようやく本家SUPRAPHON より初CD 化というのが嬉しいところ。つまり、CD 化にあたり、必然的に“独自のデジタル・リマスタリング” が施されることになるので、その仕上がりにも注目したいところです。


SU 4091
(2CD)
\3400→\3090
巨匠スメターチェクの貴重なオペラ録音、ついに初CD 化!
 スメタナ:「ダリボール」
ヴィレーム・プジビル(T ダリボール)
エヴァ・ディエポルトヴァー(S ミラダ)
ヴァーツラフ・ジーテク(Br ボヘミア王)
ナダ・ショルモヴァー(S イトカ)
ボフスラフ・マルシーク(Br ブジヴォイ)
ヤロスラフ・ホラーチェク(Bs ベネシュ)
ミローシュ・イェジル(T ヴィーテク)
カレル・ハヌシュ(Bs 裁判官)
ヴァーツラフ・スメターチェク(指)
ブルノ国立フィルハーモニー管弦楽団,
ブルノ国立歌劇場合唱団
1970 年代のチェコの名歌手が並ぶスメタナの「ダリボール」!

録音:1979 年6 月9 日-9 月2 日、ブルノ/144'35、ステレオ

 待望の初CD 化!
 スメタナの重厚な悲劇「ダリボール」を、巨匠スメターチェクが指揮した録音。
 日本でも人気の高い指揮者ヴァーツラフ・スメターチェク(1906 −1986)は、基本的に演奏会指揮者で、オペラの録音はごく僅か。「ダリボール」はワグネリズムが強く盛り込まれた作品で、英雄的かつ悲劇的な作品。スメターチェクの風格に満ちた音楽によって、非常に聞き応えのある演奏になっています。
 タイトルロールのヴィレーム・プジビル(1925 −1990)は、1962 年から長くブルノ国立歌劇場に所属して活躍したチェコのテノール。ミラダのエヴァ・ディエポルトヴァーは、プラハ国立歌劇場のプリマドンナで、SUPRAPHON にはオペラを中心に多数の録音を残しています。ミラダは彼女当たり役ですが、これが唯一の録音。惜しくも先年亡くなったチェコの名バリトン、ヴァーツラフ・ジーテク(1932 − 2011)の堂々とした声も素晴らしいものです。

「ダリボール」簡単なあらすじ
 15 世紀のプラハ。勇敢な英雄である騎士ダリボールが裁判にかけられている。彼はある城を襲い領主を殺害したと、領主の妹ミラダから訴えられていたのだ。一方ダリボールは、友人の仇討ちであると正当性を主張。だが彼には死刑の判決が下され、牢獄に送られる。兄の非を知らずダリボールを死罪を与えてしまったミラダは、ダリボールへの思いを深め、ダリボールに育てられたイトカと協力してダリボール救出を計画する。少年に変装したミラダは、牢獄の看守の小僧として働き、牢獄に潜り込んでダリボールに会うことに成功する。ダリボールは彼女の勇気に感動し、二人は恋に落ちる。それからしばらく後、ダリボールがまさに脱獄せんという時に、計画が発覚してしまう。外で待っていたミラダたちは牢獄を襲撃するが、彼女は討ち死に。ダリボールも追ってくる兵士に向かって殺され、ミラダの後を追う。

SUPRAPHON


SU 4077
(4CD)
\4600→\4090
「ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ全集 / スーク&パネンカ」
 [CD 1]
  ・ヴァイオリン・ソナタ第1番ニ長調Op.12-1
    (収録時期:1966 年10月3−6日)
  ・ヴァイオリン・ソナタ第2番イ長調Op.12-2
    (収録時期:1966 年10月3−6日)
  ・ヴァイオリン・ソナタ第3番変ホ長調Op.12-3
    (収録時期:1966 年10月6−8日)
 [CD 2]
  ・ヴァイオリン・ソナタ第4番イ短調Op.23
    (収録時期:1966 年10月18−21日)
  ・ヴァイオリン・ソナタ第5番ヘ長調Op.2「4春」
    (収録時期:1967年6月12−14日)
  ・ヴァイオリン・ソナタ第6番イ長調Op.30-1
    (収録時期:1967年9月4日、10月4日)
 [CD 3]
  ・ヴァイオリン・ソナタ第7番ハ短調Op.30-2
    (収録時期:1967年9月4日、10月4日)
  ・ヴァイオリン・ソナタ第8番ト長調Op.30-3 
   (収録時期:1966 年10月31日−11月3日)
 [CD 4]
  ・ヴァイオリン・ソナタ第9番イ長調Op.4「7 クロイツェル」
    (収録時期:1967年9月4日、10月4日)
  ・ヴァイオリン・ソナタ第10番ト長調Op.96
    (収録時期:1967年9月4日、10月4日)
ヨゼフ・スーク(Vn)
ヤン・パネンカ(P)
新リマスタリング。スーク&パネンカによる代表的録音、ベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ全集

収録場所:プラハ、ルドルフィヌム(ステレオ・セッション)/242’07”

 2011 年7 月に世を去ったチェコを代表する世界的ヴァイオリニスト、ヨゼフ・スーク(1929 − 2011) が、1966 年から1967 年にかけてセッション録音したベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ全集。
 スークによる唯一の全集録音となった内容は、特有の繊細で美しい音色が堪能できることもなによりですが、スーク・トリオの活動を通じて息の合ったところをみせたヤン・パネンカ(1922 −1999) のピアノがまた、デュオでも同様に室内楽向きのバランス感覚にすぐれたもので、それぞれに個性の異なる作品の持ち味を無理なく引き出しています。
アナログ盤は1969 年度の第7 回レコード・アカデミー賞室内楽曲部門を獲得した名盤でもあり、その後コロムビアからもCD 化されていますが、このたび本家SUPRAPHON でもオリジナル・マスターより最新リマスタリングが入念に施され、音質向上がはかられているとのことですので、その効果に期待したいところです。


TAHRA



TAH 732/3
(2CD)
¥5000→\4590
全編初出!
 フリッチャイの芸術〜ブラームス:交響曲第1番
 (1)モーツァルト:フルートとハープのための協奏曲K.299
  【ハンス・シュミッツ(Fl)、イルムガルト・ヘルミス(Hp)、
   RIAS交響楽団(1952 年9月17 日)】
 (2)チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.35
  【ユーディ・メニューイン(Vn)、ルツェルン祝祭管弦楽団/
   ルツェルン芸術ハウス(1961年8 月16 日)】
 (3)ブラームス:交響曲第1番ハ短調Op.68
  【北ドイツ放送交響楽団/
   ハンブルク・ムジークハレ(1958 年2 月2-3日)】
 (4)同:ハイドンの主題による変奏曲Op.56a
  【RIAS交響楽団(1953 年4 月7 日)】
フェレンツ・フリッチャイ(指揮)
フルトヴェングラーの新録音発見かと錯覚してしまうフリッチャイの「ブラ1」

ADD、MONO、65’28”、64’28”

 早世の天才指揮者フリッチャイはかなりの録音が残されてはいるものの、驚きの初出音源の出現。
 当アルバム中もっとも古いモーツァルトのフルートとハープのための協奏曲ではきびきびした音楽作りが魅力ですが、1958 年のブラームスの「交響曲第1番」ではフルトヴェングラーを彷彿させる魂をふりしぼるような情念と巨大な音楽作りに驚かされ、あたかもフルトヴェングラーの高音質盤が出現したのかと錯覚してしまうほど感動的です。
 もともとフリッチャイはDG に同曲を録音しておらず、またスイス・ロマンドとのカスカヴェル盤も入手困難なことを鑑みれば、この北ドイツ放響との音源がいかに貴重か納得できると申せましょう。さらに魅力なのは最晩年のチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲。メニューインの独奏も素晴らしく、熱い血のたぎる音楽となっていて興奮させられます。
 また、やはり正規録音のない「ハイドンの主題による変奏曲」も覇気と大きさで圧倒的。まさにフリッチャイの芸術を満喫できるアルバム。本当に凄いです。

TAHRA


FURT 2010
(SACD HYBRID)
\2500→¥2290
1951年10月27日
 フルトヴェングラー・ハンブルク・ライヴがSACD 化

ブラームス:
 (1)ハイドンの主題による変奏曲Op.56a
 (2)交響曲第1番ハ短調Op.68
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指)
北ドイツ放送響
これは凄い!1951年10月27日のフルトヴェングラー・ハンブルク・ライヴがSACD 化。響きのニュアンスが増し、さらに圧倒的名演となりました。

【録音:1951 年10 月27 日/ハンブルク・ムジークハレ(ライヴ)】24bit 192kHz、MONO、69’01”

 フルトヴェングラーがただ一度北ドイツ放送響を客演した際の貴重な記録。名演のほまれ高きブラームス「交響曲第1 番」1951 年10 月27 日ハンブルク・ライヴが、SACD ハイブリッド盤として蘇りました。
 北ドイツ放送所蔵のオリジナル・テープからのC. エッディによるリマスタリングで、192kHz 24bit であることも注目です。
 この音源は、これまでTahra はもとより独EMI や米M&A ほか数社からCD が発売されましたが、第4楽章冒頭にワウがあったり、最終和音の途中で録音がレベルダウンするなどの問題がありました。Tahra 旧盤でそれらは大幅に改善されていますが、ここではさらに前進してほとんど気にならないレベルとなり、ヒスノイズも低下。さらにSACD・192kHz 24bit ならではの情報量の多さで響きのニュアンスが増し、より凄まじいエネルギーを放出させます。各楽器の特徴もより鮮明になり、フルトヴェングラーの息遣いが間近に感じられます。
 カップリングは同日の「ハイドンの主題による変奏曲」。こちらも目の覚めるような音質改善で変奏ごとのニュアンスの変化の凄さに鳥肌が立ちます。

TAH 729/30
(2CD)
\5000→¥4590
ヘルマン・シェルヘン未発表ライヴ
 ブルックナーやドン・ジョヴァンニの一端を伺えるファン狂喜の記念アルバム
 (1)シューベルト:ヴァイオリンと管弦楽のためのロンド イ長調D438
  【ロア・スポエッリ(Vn)、ベロミュンスター放送管
   (1945 年11 月12 日録音)。アセテート盤より】
 (2)ラヴェル:マ・メール・ロワ(全5曲)
  【RIAS交響楽団(1949年1 月31 日)】
 (3)シェーンベルク:ワルシャワの生き残りOp.46
  【ハンス・オラフ・ハイデマン(語り)、
   ダルムシュタット州立劇場管(1950 年8 月20 日)】
 (4)ヘンデル:水上の音楽【RAI 国立交響楽団(1957 年1 月5 日)】
 (5)ベートーヴェン:カンタータ「栄光の瞬間」Op.136
  【ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(Br)、
   ルイ・リアラン(Ten)、ウルズラ・リップマン、
   クラウディア・ヘルマン(Sop)、ベルリン聖ヘドヴィク合唱団、
   放送響(1957 年4 月30 日シャンゼリゼ劇場)】
 (6)モーツァルト:歌劇「ドン・ジョヴァンニ」〜
  あの悪党はどこに隠れているの
   【シュザンヌ・ダンコ、マリアンネ・シェヒ、
    エリカ・ケート(Sop)、ハインツ・マリア・リンス(Br)、
    ワルター・ベリー(Bs)、バイエルン放送響(1957 年10 月6-12日)】
 (7)ドビュッシー:バレエ音楽「遊戯」
  【北西ドイツ・フィル(1960 年2 月1 日)】
 (8)ブルックナー:交響曲第2 番〜第3楽章スケルツォ(カット版)
  【トロント響(1965 年12 月14 日)】
ヘルマン・シェルヘン(指)
こんな音源が残っていたとは!シェルヘンのブルックナーやドン・ジョヴァンニの一端を伺えるファン狂喜の記念アルバム登場

ADD、MONO、75’07”、59’53”

 今年(2011 年) はヘルマン・シェルヘン生誕120 周年にあたります。それを記念して愛娘が社長を務めるTahra レーベルがレア音源の大奉仕。大半が初出なだけでなく、シェルヘンとしては他に録音のない珍しいもの目白押しで衝撃。放送用音源が多いため、曲前にアナウンスが入っているものもありますが、音質良好。最も古いものは終戦の1945 年スイスのベロミュンスター放送管を振ったシューベルトの協奏作品で、新しいものは65 年にトロント響を振ったブルックナー。シェルヘンのブルックナーは驚きですが、第2番の第3楽章だけで、それも放送時間の関係でカットされたものながら、彼のブルックナー解釈の一端が伺えて興味津々。また、わすか7 分ながらモーツァルトの「ドン・ジョヴァンニ」の録音も残されていました。ドイツ語上演でハイテンポ、不思議なボルテージの高さに満ちています。
 さらにベートーヴェン作品中でもあまり演奏されないカンタータ「栄光の瞬間」が掘り出し物。約30 分を占め、独唱もフィッシャー=ディースカウほか豪華。シェルヘンの指揮ぶりも強烈かつ充実度満点。作品を再認識させてくれます。

TESTAMENT


SBT2 1475
(2CD)
\3400→¥3090
巨匠エルマン生誕120周年記念盤
 エルマン/未発表音源集
CD1
 1.ヘンデル:ヴァイオリン・ソナタ ニ長調HWV.371/
 2.ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第5番ヘ長調Op.24《春》/
 3.J.S.バッハ(ヴィルヘルミ編):管弦楽組曲第3番ニ長調BWV.1068〜エア/
 4.同:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第3番ホ長調BWV.1006〜ガヴォット・アン・ロンドー/
 5.エスペーホ:ツィゴイネルワイゼンOp.11
CD2
 1.ヴィターリ(ダヴィッド編):シャコンヌ ト長調/
 2.ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第1番ト長調Op.78《雨の歌》/
 3.アクロン:ヘブライの旋律Op.33/
 4.クライスラー:美しきロスマリン/5.スメタナ:モルダウ
ミッシャ・エルマン(ヴァイオリン)
ジョゼフ・ザイガー(ピアノ)
 放送録音を行わないことで知られた巨匠エルマンですが、イギリスBBCに特別出演した際の貴重な記録が生誕120周年を記念してリリースされます。
 収録されているのは、ボールトの指揮でチャイコフスキーの協奏曲を弾いた1961年10月26日の2日後、盟友ザイガーの伴奏で行った2つのリサイタルの際に前持って録音されたもの。公式録音が残っていないブラームスのソナタ第1番、これがエルマン唯一のJ.S.バッハ録音となるガヴォット・アン・ロンドーなど、エルマン・ファン垂涎のプログラムが目白押しです。
 録音:1961年

SBT3 1470
(3CD)
\6300→¥5690
夭折の天才の生誕75周年記念盤
 レビン/未公開録音集(1947〜71年)
CD1 (1947〜49年:モノラル録音)
 1.ラロ:スペイン交響曲Op.21/
 2.パガニーニ:カプリスOp.1〜第11、17、24、5番/
 3.サン=サーンス:序奏とロンド・カプリチオーソOp.28/
 4.クライスラー:美しきロスマリン/
 5.シャリト:ユダヤ民謡によるセレナード/
 6.ブラームス:ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.77(抜粋)/
 7.J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番ニ短調BWV.1004〜クーラント、ジーグ/
 8.クロール:バンジョーとフィドル/
 9.パガニーニ:カプリス第5番イ短調
CD2 (1961〜64年:ステレオ録音/*モノラル録音)
 1.ドヴォルザーク:スラヴ舞曲ホ短調Op.72‐2/
 2.クライスラー:中国の太鼓/
 3.ドビュッシー:前奏曲集第1〜亜麻色の髪の乙女/
 4.クロール:バンジョーとフィドル/
 5.サラサーテ:序奏とタランテラOp.43/
 6.ファリャ:スペイン舞曲第1番/
 7.シューマン:森の情景Op.82〜予言の鳥/
 8.クライスラー:狩/
 9.ショパン:夜想曲第2番変ホ長調Op.9‐2/
 10.ヴィエニャフスキ:ポロネーズ第1番ニ長調Op.4/
 11.J.A.カーペンター:ヴァイオリン・ソナタ*
CD3 (1970〜71年:ステレオ録音)
 1.ブラームス:ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.77/
 2.ブルッフ:スコットランド幻想曲Op.46/
 3.ブルッフ:プレゼンテーション
マイケル・レビン(ヴァイオリン)他
 ジュリアード音楽院の名教師ガラミアンをして、「瑕疵のない、生まれついての完璧なヴァイオリニスト」と認められた唯一人の門人マイケル・レビン。その生誕75周年を記念して、貴重な未発表音源集をリリースします。
 彼は35歳の若さで急逝し、晩年の10年間は録音から遠ざかっていたため、残された録音は極めて希少。当盤には11歳の神童時代に始まり、ブルックス・スミスの名録音による黄金時代、そして1971年の最後のライヴまで収録したファン必聴の演奏がずらりと並んでいます。力強く輝かしい音色と完成された技巧の数々をたっぷりお楽しみください!
 録音:1947〜71年

URANIA


WS 121.159
(2CD)
\1600
豪華共演!
 ヘンデル:歌劇「セルセ」
  1962年
ルイジ・アルヴァ(セルセ)
ミレッラ・フレーニ(ロミルダ)
ローランド・パネライ(アルサメーナ)
フィオレンツァ・コソット(アトランタ)
イレーネ・コンパネツ(アマストレ) 他
ピエロ・ベルーギ指揮
ミラノ・スカラ座管弦楽団

WS 121.174
(2CD)
\1600
ライナー&ローマ歌劇場管
 ビゼー:歌劇「カルメン」
  1951年
リーゼ・スティーヴンス(カルメン)
ジャン・ピアース(ドン・ホセ)
ロバート・メリル(エスカミリオ)
リチア・アルバネーゼ(ミカエラ)
フリッツ・ライナー指揮
ローマ歌劇場管弦楽団

URANIA


WS121.142
(2CD)
\1600
ヴェルディ:歌劇「仮面舞踏会」
   1961
レイラ・ジェンチェル(S)
ドーラ・ガッタ(S)
アドリアーナ・ラッザリーニ(M.S)
カルロ・ベルゴンツィ(T)
マリオ・ザナーシ(Br)
オリヴィエロ・デ・ファブリティース指揮
ボローニャ市立劇場管弦楽団

WS121.144
(2CD)
\1600
リヒテル/
 プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第6〜9番
プロコフィエフ:
 ピアノ・ソナタ第6番 イ長調 op.82
 ピアノ・ソナタ第7番 変ロ長調 op.83
 ピアノ・ソナタ第8番 変ロ長調 op.84
 ピアノ・ソナタ第9番 ハ長調 op.103
ラフマニノフ:6つの前奏曲
   1959-1961
スヴィヤトスラフ・リヒテル(P)

URANIA


WS121.140
(2CD)
\1600→¥1490
マルケヴィッチの「英雄」と「田園」
ベートーヴェン:
 (1)交響曲第3番「英雄」
 (2)交響曲第6番「田園」
  序曲集:
    コリオラン、フィデリオ、
    命名祝日、レオノーレ第3番、献堂式
イーゴリ・マルケヴィチ指揮   
 (1)シンフォニー・オブ・ジ・エア
 (2)コンセール・ラムルー管弦楽団
    1957-1960
マルケヴィッチのベートーヴェンは歴史に残る快演だと思うがなぜかまったくCD化が進まない。そんな中でのURANIAの「英雄」と「田園」。

WS121.141
(3CD)
\2400
ヴェルディ:歌劇「運命の力」
  1953
レナータ・テバルディ(S)
フェードラ・バルビエリ(M.S)
マリオ・デル・モナコ(T)
アルド・プロッティ(Br)
チェザーレ・シエピ(B)
レナート・カペッキ(Br)
ディミトリ・ミトロプーロス指揮
フィレンツェ5月音楽祭管弦楽団、合唱団

VENEZIA



CDVE04400
\1600
クレーメル(ヴァイオリン)ソビエト時代のシュニトケ作品録音集
 ①ショスタコーヴィチ追悼の前奏曲(2台のヴァイオリン)
  ギドン・クレーメル(ヴァイオリン:2台ともに) 
  1977年録音
 ②ピアノ五重奏曲
  ユーリー・スミルノフ(ピアノ) 
  ギドン・クレーメル(1st ヴァイオリン) 
  タチアーナ・グリンデンコ(2nd ヴァイオリン)
  ユーリー・バシュメット(ヴィオラ) 
  カリーネ・ゲオルギアン(チェロ)
  1977年録音
 ③コンチェルト・グロッソ第1番
  ギドン・クレーメル(ヴァイオリン) 
  タチアーナ・グリンデンコ(ヴァイオリン)
  ユーリ・バシュメット指揮 
   モスクワ・フィルハーモニック・ソサエティ・ソロイスツ・アンサンブル
    1988年5月30日 レニングラード・フィルハーモニー大ホールでのライヴ


CDVE04401
\1600
シャポーリン:交響的カンタータ「クリコヴォの野にて」
 1953年4月23日 モスクワ音楽院大ホールでのライヴ録音※
アレクサンドル・ガウク指揮
ソビエト国立交響楽団、合唱団
 初演者でもあるガウクによる演奏。録音年代の古さは否めず不安定な箇所はございますが、とても良い音質です。
 シャポーリン(Yuri Shaporin 1887-1966 ロシア)民族音楽を取り込んだ叙情的でふくよかなメロディと保守的な作風で知られます。劇場において指揮や音楽を長年担当しており、声楽を含む作品に優れたものが多いとされています。また、指揮者スヴェトラーノフの作曲の先生でもあります。
 [クリコヴォの野にて]: 第二次世界大戦時代ソビエト・ナショナリズムの代表作モスクワ大公ドンスコイが率いる連合軍が1380年クリコヴォの野にタタール軍を破り、ロシアが東方からやってきたタタールのくびきから脱却しロシアがこの地域で勢力をのばすきっかけとなった歴史的な事件であり、半ば伝説的に語られている故事をうたった全9部で構成された作品です。

WALHALL



WLCD0349
(2CD)
\2000
コレッリ(ドン・カルロ)1961年
  ヴェルディ:歌劇「ドン・カルロ」
フランコ・コレッリ(ドン・カルロ:T) 
ジェローム・ハインズ(フィリッポII世:Bs) 
マリオ・セレーニ(ロドリーゴ:Br) 
メアリー・カーティス=ヴェルナ(エリザベッタ:S) 
アイリーン・デイリス(エボリ公女:Ms) 
クルト・アドラー指揮 
メトロポリタン歌劇場管弦楽団、合唱団
1961年4月15日 ニューヨークでのライヴ録音※とても良い音質です。


WLCD0354
(2CD)
\2000
ローゼンシュトック指揮
 R.シュトラウス:歌劇「エレクトラ」
インゲ・ボルク(エレクトラ:S) 
ジーン・マデイラ(クリテムネストラ:Ms) 
レオニー・リザネク(クリソテミス:S) 
ラモン・ヴィナイ(エギスト:T) 
ヨーゼフ・ローゼンシュトック指揮 
メトロポリタン歌劇場管弦楽団、合唱団
1961年3月25日 ニューヨークでのライヴ録音
 初出かと思われます。音質はとても良いです。
カール・ベームの病気による代役としてメトに登場し好評を博したローゼンシュトックによる初出のワーグナー:楽劇「トリスタンとイゾルデ」WLCD0344 #4035122653441に続くWALHALLレーベルの新譜「エレクトラ」。
 エレクトラ役として多くの名盤を残しているインゲ・ボルク他、強力なキャストとローゼンシュトックによる鋭く緊張感ある刺激的な演奏です。


WLCD0355
(2CD)
\2000
テバルディ&バリオーニ
 プッチーニ:歌劇「西部の娘」
レナータ・テバルディ(ミニー:S) 
ジャン・ジャコモ・グェルフィ(ジャック・ランス:Br) 
ダニエーレ・バリオーニ(ディック・ジョンソン:T) 
ピエロ・デ・パルマ(ニック:T)
アルトゥーロ・バジーレ指揮
RAIローマ交響楽団、合唱団
1961年6月28日 ローマでのライヴ録音※とても良い音質です。

WALHALL


WLCD0341
(3CD)
\3000
初出!クレスパン(元帥夫人)
 R.シュトラウス:歌劇「ばらの騎士」
レジーヌ・クレスパン(元帥夫人) 
クルト・ベーメ(オックス) 
ケルスティン・マイヤー(オクタヴィアン) 
アンネリーゼ・ローテンベルガー(ゾフィー) 
フリッツ・ヴンダーリヒ(歌手) 
ハインツ・ヴァルベルク指揮
コロン劇場管弦楽団、合唱団
1961年10月8日 ブエノス・アイレスでのライヴ録音※音質は全体的に良いのですが、ところどころ音量が下がるなど不安定になる等、ライヴ特有の傷が聴かれますこと、ご注意下さい。

WLCD0344
(2CD)
\3000
初出!ニルソン(イゾルデ)
 ワーグナー:楽劇「トリスタンとイゾルデ」
カール・リーブル(トリスタン) 
ジェローム・ハインズ(マルケ王) 
ビルギット・ニルソン(イゾルデ) 
アイリーン・デイリス(ブランゲーネ)
ウォルター・キャッセル(クルヴェナール) 
カルヴィン・マーシュ(メロート) 
ヨーゼフ・ローゼンシュトック指揮
メトロポリタン歌劇場管弦楽団、合唱団
1961年3月18日 ニューヨークでのライヴ録音※日本人に馴染みが深いながらも、残された録音の少ないローゼンシュトックによる貴重な演奏です。奇をてらうこと無く、一音一音悠然と且つ雄弁に音を操り圧倒的な感動を生み出します。歌手陣も好調。名演奏です。

WLCD0350
(2CD)
\2000
サザーランド(ルチア)
 ドニゼッティ:歌劇「ランメルモールのルチア」
ジョーン・サザーランド(ルチア) 
リチャード・タッカー(エドガルド・ディ・レーヴェンスウッド) 
フランク・グァレーラ(エンリコ・アシュトン) 
ニコラ・モスコーナ(ライモンド) 
シルヴィオ・ヴァルヴィーゾ指揮
メトロポリタン歌劇場管弦楽団、合唱団
1961年12月9日 ニューヨークでのライヴ録音※以前、旧MYTOレーベル 他から発売あり。※とても良い音質とのことです。



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