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第62号
お奨め国内盤新譜(2)


2012.3.2〜5.2の紹介新譜


オクタヴィア・レコード

シングルレイヤーSACDはハイブリッド盤よりも良質のDSDの音である!
EXTONの優秀録音盤がシングルレイヤーSACDとしてリリースとなります。
より純度の高いDSDの高音質をお楽しみ下さい!
OVGL-00021
(SACD)
\3500
インバル&チェコ・フィル
 マーラー:交響曲第1番「巨人」
  −ワンポイント・レコーディング・ヴァージョン− 
エリアフ・インバル(指揮)
チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
 最高のマーラー指揮者であるエリアフ・インバルの最高峰がこのシリーズです。大好評を頂いているこのアルバムを、メイン・マイクロフォンのみによるピュアなワンポイント録音でお楽しみ下さい。
より臨場感がまし、まさにプラハ・ドヴォルザーク・ホールで聞いているかのような音場。自然な残響感。多くのマイクロフォンをミックスした通常盤との聞き比べてみるのも楽しみのひとつです。
 オーディオ・ファン必聴の究極のアルバムの誕生です。
録音:2011年11月3、4日 プラハ、ドヴォルザーク・ホールにて収録
SACD対応プレイヤー専用ディスクのため通常のCDプレイヤーでは再生することはできません。

オクタヴィア・レコード


OVCL-00463
(SACD Hybrid)
\3000
安永徹&市野あゆみ
 ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ集 Vol.4 全集完結

  ベートーヴェン:
   ヴァイオリン・ソナタ第9番「クロイツェル」、第10番
安永徹(ヴァイオリン)
市野あゆみ(ピアノ)
 真のベートーヴェン像を安永徹と市野あゆみの深淵なる音楽観が描く。
 名コンビ安永徹・市野あゆみによるキャニオン・クラシックスよりリリースされてきたベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ集が、EXTONより再リリースされています。当盤により遂にシリーズ完結となります。
安永&市野の二人が築き上げた確固たるベートーヴェン像が、ひとつの結論として表現されています。凛とした佇まいの、ひとつ大きな筋がとおった音楽が、このシリーズ全編にわたり統一され、現在においても非常に新鮮でありつつ、大きな説得力をもって聴くものを惹きつけます。安永徹と市野あゆみが導いた、真のベートーヴェン。未来永劫その魅力は朽ちることなく輝き続けるでしょう。その美しき姿をSACDハイブリッド盤でお楽しみ下さい。
 収録:1998年 松本ハーモニーホール

EXCL-00084
(SACD Hybrid)
\3000
ラデク・バボラーク
 モーツァルト:
  ホルン協奏曲第2番 変ホ長調 K417
  交響曲第38番 ニ長調 K504「プラハ」
 ハイドン:ホルン協奏曲第1番 ニ長調 Hob.VIId-3
ラデク・バボラーク(ホルン&指揮)
チェコ・シンフォニエッタ
モーツァルト&ハイドン 協奏曲&交響曲シリーズ Vol.2
 バボラークの最新アルバムは、前作に続きホルン奏者としてモーツァルトとハイドンの協奏曲を吹きぶりで収録し、更に指揮者として自身が結成させたオーケストラ“チェコ・シンフォニエッタ”と交響曲の演奏のアルバムVol.2 です。協奏曲本編の見事な完成度とともにバボラークのオリジナルによるカデンツァは、自由な発想力と驚愕のテクニックに感嘆させられます。交響曲では特徴である対位法の起承転結が目にみえるほどに美しく構成された演奏を繰り広げられます。まさにそれは、温かい血の通った音楽、古き良きチェコの伝統と革新を感じさせす。
 録音:2011年12月 (協奏曲) 2012年2月 (交響曲)プラハ ドモヴィナ・スタジオにて収録

EXCL-00083
(SACD Hybrid)
\3000
飯森範親
 クラシック・フェイバリッツ
 スッペ:喜歌劇「軽騎兵」序曲
 レスピーギ:リュートのための古い舞曲とアリア 第3組曲
 ベルリオーズ:「ファウストの劫罰」より 「ラコッツィ行進曲」
 エロール:歌劇「ザンパ」序曲
 ワーグナー:歌劇「タンホイザー」より「歌の殿堂をたたえよう」
 ヴェルディ:歌劇「アイーダ」より「凱旋行進曲」
飯森範親(指揮)
山形交響楽団
山響アマデウス・コア
 馴染み深いクラシックの小品をより身近に、そして極上のサウンドで!
 YSO-Live レーベルで音楽シーンを席巻している山響。今回のEXTONとのコラボはライト・クラシック集のアルバムです。「軽騎兵」や「ラコッツィ行進曲」など馴染み深い楽曲に加え、合唱を加えた「タンホイザー」や「アイーダ」の名場面を含めた豪華な曲集です。本拠地、山形テルサで行われた2012年最初の定期ニュー・イヤー・コンサートをライブを収録。飯森と山響が繰り広げるスペクタルな饗宴をお楽しみ下さい。
 録音:2012年1月21-22日 山形テルサホールにてライブ収録。
OVCT-00085
(SACD Hybrid)
\3000
干野宜大
 リスト: 作品集

リスト:
 「詩的で宗教的な調べ」より 第7曲「葬送」/
 灰色の雲、悲しみのゴンドラⅠ
 R.W.ヴェネチア、悲しみのゴンドラⅡ 
 忘れられたワルツ第1番 嬰ヘ長調、コンソレーション第3番  
ワーグナー=リスト:
 楽劇「トリスタンとイゾルデ」より 「イゾルデの愛の死 」
シューベルト=リスト:
 「白鳥の歌」より「愛の使い」、「白鳥の歌」より「我が宿」、さすらい人
 ハンガリー狂詩曲 第13番「マジャールの歌」(干野宜大編曲)
干野宜大(ピアノ)
 拘りのリストアルバム!干野宜大、トリトンレーベルからの第一弾!
 「華やかで無類のヴィルトゥオーソとして名を馳せた社交界の華フランツ・リスト。その一方で、霊感を強く意識し内なる孤独の世界を作品を描き僧侶にまでなったフランツ・リスト。この魅力溢れる偉大な芸術家の人生と内面に一体何が起こったのか?私は、リストに大きな影響を与えたに違いない作曲家達にも目を向けて、彼らの作品によって化学反応を引き起こされたリストの人間的、内面的変化を辿っていきたいと思い、今回のアルバムのプログラムを構成しました。自身の霊感を強く意識し、精神の浄化と極めて内的で研ぎ澄まされた心の声を音として描き出した聖人フランツ・リストに至る軌跡をこのアルバムで辿っていきます。皆さんと一緒にリストの辿った歩みを共感する事が出来たらとても幸せです。」(干野宜大談)
 録音:2012年3月10日-12日 富山、北アルプス文化センターにて収録ライヴ収録
●干野宜大(ピアノ)●
 北海道出身。4歳よりピアノを始め、翌年には初めての公開演奏で、即興演奏や自作曲の演奏を行う。全日本学生音楽コンクール小学生の部北海道大会第1位、並びに東京大会第3位受賞。桐朋女子高等学校音楽科(共学)を経て、同大学、同大学研究科で学ぶ。在学中、家永音楽事務所ピアノ・オーディションなどで優勝、上位入賞し、活発な演奏活動をおこなう。1994年からハンガリー国立リスト音楽院にてハンガリー政府給費留学生として研鑽を積む。留学中に、マリア・カナルス国際コンクール特別第1メダル(第4位)、ヴィオッティ=バルセシア国際コンクール第2位、カントゥ国際ピアノコンチェルトコンクール第1位並びに聴衆賞、マスタープレイヤーズ国際コンクール優勝(マスタープレーヤーズ大賞)並びに特別名誉賞、TIM ROMA国際コンクール特別名誉賞など、数々の国際コンクールにて上位入賞、優勝。それらをきっかけにヤング・プラハ国際音楽祭、マスタープレイヤーズ国際音楽祭などのヨーロッパ各地の音楽祭に招聘される。ハンガリー国際「5つの竪琴」音楽祭に招かれた際には、最も才能と将来性に溢れたアーティストに贈られる「リラ大賞」を同音楽祭委員会から授与される。これまでに、ハンガリー交響楽団、ハンガリーMAV交響楽団、ハンガリー・ソルノク市交響楽団、モスクワ管弦楽団、ルーマニア国立管弦楽団、ポーランド・スデテック管弦楽団、プラハ室内管弦楽団、また国内では東京ニューシティ管弦楽団、札幌交響楽団などのオーケストラと共演する。


 2000年の東京文化会館でのデビューリサイタルが大成功を収め、『音楽現代』の「今、目が離せない10人の日本のピアニスト」にてトップページで扱われるなど、各誌でその演奏と才能を高く評価される。その後は、紀尾井ホールや浜離宮朝日ホールでのリサイタル、『干野宜大コンツェルトの夕べ』(共演:プラハ室内管弦楽団)を毎年開催し、いずれも大きな成功を収める。2006年、『名曲巌流島』シリーズ第一弾(浜離宮朝日ホール)では、ピアニスト山田武彦氏と共演し、以来各地で聴衆を魅了している。
 現在は、日本各地やヨーロッパでリサイタルを開催する他、コンチェルトのソリスト、室内楽、NHK-FMリサイタル、朝日カルチャーセンターへの出演等、幅広い演奏活動を行う。活発な演奏活動と共に、桐朋学園大学音楽学部、上野学園大学音楽学部にて後進の指導にあたる。また札幌コンセルヴァトワールより客員教授を務める。
 これまでに日本音楽コンクール(毎日新聞社主催)、家永ピアノオーディション、鳥栖フッペルコンクール、グレンツェンコンクール、ピティナコンペティション、日本クラシックコンクール、国外ではヴィオッティ国際コンクール、カントゥ国際コンクール、イブラ国際コンクールなど国内外のコンクールでの受賞者を育てる。これまでに河原裕康、宮澤功行、松岡貞子、田崎悦子、ミヒャイル・ヴォスクレセンスキー、デミトリー・バシキーロフ、ジョルジィ・ナードル、フェレンツ・ラドシュの各氏に師事した他、フランスピアノ界の巨匠エリック・ハイドシェック氏との交流に恵まれる。近年は日本各地でソロリサイタルやオーケストラとの共演、室内楽コンサートの他、ハンガリー・ソノルク市立交響楽団定期演奏会及びオペラシティコンサートホールでの来日東京公演のソリストとしてバルトークのピアノ協奏曲第3番を共演し大成功を収めた。


シングルレイヤーSACD


「シングルレイヤーSACDはハイブリッド盤よりも良質のDSDの音である!」というお客様の声に答えてEXTONの優秀録音盤がシングルレイヤーSACDとしてリリースとなります。
より純度の高いDSDの高音質をお楽しみ下さい!  

OVGL-00019
(2SACD Hybrid)
\5000
J.S.バッハ:平均律クラヴィーア曲集第1巻 アブデル=ラーマン・エル=バシャ(ピアノ)    
ピアノ界の新たな巨匠として日本でも人気の高いエル=バシャの最新アルバムがシングルレイヤーに登場です。エル=バシャがこだわる名器ベヒシュタインによるバッハの調べは、極上の美しさが薫り、神聖なる世界へと導きます。各誌にも絶賛された極美のピアニズムの世界はDSDの特徴と最高のマッチングを見せます。
録音:2010年10月29,30日、11月1,2日埼玉・秩父ミューズパークにて録音      

OVGL-00020
(SACD Hybrid)
\3500
ワーグナー:管弦楽曲集Ⅱ エド・デ・ワールト(指揮)
オランダ放送フィルハーモニー管弦楽団
名匠エド・デ・ワールトの得意レパートリー、ワーグナーの管弦楽集Ⅱがシングルレイヤー盤として登場。DSDによる「ワルキューレの騎行」の迫力は聞き逃せません。美しい弦楽を堪能できる「ジークフリート牧歌」など色彩豊かなワーグナーの管弦楽曲が豊かなサウンドで再現されます。
録音:2004年8月23-27日ヒルヴェルサム、MCOスタジオにて収録

OVGL-00022
(SACD Hybrid)
\3500
マーラー:交響曲第4番 マンフレッド・ホーネック(指揮)
ピッツバーグ交響楽団
スンハエ・イム(ソプラノ)
日本だけでなくヨーロッパでも高い評価を受けるホーネック&ピッツバーグ響のマーラーシリーズより2012年インターナショナル・クラシカル・ミュージック・アワード交響曲部門を受けた第4番がシングルレイヤーとして登場です。ホーネックの音楽の特徴である細部にまでこだわる繊細な響きとピッツバーグ響によるエネルギッシュな充実したサウンド。それらがあわさりマーラーが求めた空間性を形成することに成功してます。
録音:2010年1月25-31日 ピッツバーグ、ハインツホールにて収録  

オクタヴィア・レコード

OVCT-00084
(SACD Hybrid)
\3000
寺田悦子 & 渡邉規久雄
ストラヴィンスキー:春の祭典 (4手版)
ラフマニノフ:2台ピアノのための組曲 第2番
寺田悦子 & 渡邉規久雄(ピアノ)
 待望の寺田悦子&渡邉規久雄のピアノ・デュオ・アルバムが登場!デュオとしての共演暦30年となる二人のシンフォニック・アルバムです。
 互いに日本を代表するピアニストとして長年キャリアを積んできた両者ですが、近年ピアノ・デュオとしての活躍も目覚しいものとなってきました。そして遂にデュオ・アルバムをリリース。
 そのタイトルに選んだ楽曲は、「春の祭典」と「ラフマニノフの組曲第2番」という超重量級の大曲。まさに20世紀ロシア音楽の代表格ストラヴィンスキーとラフマニノフ。高い技術力と完璧なアンサンブルを要求してくるこの楽曲に、真摯にそして悠然と向かい合い、シンフォニックでロマンチシズム溢れる演奏となっています。
 また、今回収録で使用したメインマイクロフォンは、多くの名録音を作ってきた名高いノイマン社製M50です。量感豊かなこの演奏をさらに際立たせます。オーディオ的にも最上級のピアニズムの響きをお楽しみ下さい。
収録:2012年3月7-9日 富山、北アルプス文化センターにて収録
OVCX-00066
\3000
ラプソディ−フレンチ・クラリネット作品集
 プーランク:クラリネット・ソナタ
 ヴィドール:序奏とロンド
 モンブラン:6つの音楽的練習曲
 ドビュッシー:クラリネットのための第1狂詩曲
 ゴーベール:幻想曲
 ボザ:牧歌
 ピエルネ:カンツォネッタ
亀井良信(クラリネット)
上田晴子(ピアノ)
 超本格派クラリネット奏者、亀井良信 CDデビュー!ブーレーズも認める圧倒的な技術と音楽性!

 日本クラリネット界の超本格派奏者、亀井良信が遂にCDデビューです。
 各国際コンクールに受賞、日本木管コンクール優勝など華々しい経歴を持ち、これまで演奏会などにおいて、その圧倒的な技術と美しい音色でファンを魅了してきました。そして今回待望のCDリリース。
 フランスで研鑽をつみ、現代音楽の重鎮ピエール・ブーレーズに認められ、フランスの騎馬オペラ団“ジンガロ”の世界ツアーにソリストとして参加という名誉も受けました。ヨーロッパの舞台においても活躍を続ける日本最高のクラリネット奏者と言っても過言ではないでしょう。今回収録した曲目は、まさに直球勝負。フレンチ・クラリネットの超定番曲ばかりです。
 プーランクで魅せる色彩豊かな音色と縦横無尽なテクニック。ドビュッシーの美しく透明感のある音色。聴くものを魅了する完全無欠な技術と美しい音色がアルバムに溢れています。これはまさにワールドクラスのクラリネット演奏であり、驚異的です。
 クラリネットの楽器を超えて、注目されるアルバムの登場です。

 収録:2011年9月12-14日 愛知・電気文化会館にて収録

亀井良信(クラリネット):
 1976年名古屋生まれ。桐朋女子高等学校音楽科卒業後、渡仏。パリ市12区立ポール・デュカ音楽院とオーベルヴェリエ・ラ・クールヌーヴ地方音楽院どちらも1位で卒業。トゥローン国際コンールスペディダム賞、日本木管コンクール1位およびコスモス賞受賞。ピエール・ブーレーズに認められ、フランスの騎馬オペラ団ジンガロの「TRIPTIK」の世界ツアーにソリストとしてツアー。
 2003年帰国。亀井良幸、横川晴児、鈴木良昭、M.アリニョン、A.ダミアンに師事。これまでに名古屋フィル、関西フィル、東京フィル、東京シティフィルなどと共演。ソロ、室内楽で活動するほか、サイトウ・キネン・オーケストラ、水戸室内管弦楽団に参加。
 東京オペラシティのリサイタルシリーズB→C、アリオン音楽財団主催の東京の夏音楽祭に連続出演したり、びわ湖ホール、名古屋の電気文化会館ザ・コンサートホール、青葉台フィリアホール、札幌キタラホールなど、各地のホールに招かれリサイタルや室内楽演奏会を行っている。
 また、NHK-FM『FMシンフォニーコンサート』『名曲リサイタル』、NHK-BS『クラッシック倶楽部』とFM『ベストオブクラッシック』では2008年のフィリアホールでのリサイタルが放送されている。
 第16回出光音楽賞、2005年度アリオン音楽賞、2009年名古屋ペンクラブ賞を受賞。現在東京音楽大学講師。
AUCD-00025
\3000
浦壁信二
 水の戯れ〜ラヴェル:ピアノ作品全集 I
ラヴェル:
 水の戯れ
 グロテスクなセレナード
 亡き王女のためのパヴァーヌ
 ソナチネ
 鏡
 ラ・ヴァルス水の戯れ
 ボロディン風に
 シャブリエ風に
浦壁信二(ピアノ)
 心の奥にしっとりと響きわたる…才気あふれる、浦壁信二会心のラヴェル。浦壁信二ファン待望のラヴェル!!
 フランス留学中から絶大な信頼を得ていたピアニスト、浦壁信二。彼の真骨頂はこの一枚に凝縮されています。
 作曲、アンサンブル…、音楽を知り尽くした彼ならではの感性と技巧が一台のピアノから響き渡ります。
 収録:2012年1月12-13日 君津市民文化ホールにて収録
★好評発売中
AUCD-3 <ストラヴィンスキー:ピアノ作品集>ペトルーシュカ/浦壁信二

AUCD-40003
(2CD)
\3500
ヴァイオリン界の至宝、奥村智洋による会心のバッハ!
 バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ&パルティータ全集
J.S.バッハ:
[DISC 1]
 ソナタ 第1番 ト短調 BWV1001
 パルティータ 第1番 ロ短調 BWV1002
 ソナタ 第2番 イ短調 BWV1003
[DISC 2]
 パルティータ 第2番 ニ短調 BWV1004
 ソナタ 第3番 ハ長調 BWV1005
 パルティータ 第3番 ホ長調 BWV1006
奥村智洋(ヴァイオリン)
 確かな技巧と豊かな感性。1984年、日本音楽コンクールにて最年少(15歳)優勝し天才少年といわれた奥村智洋のニュー・アルバム。
 濃密な音色と確かな解釈による、彼にしか成し得ない究極のバッハ無伴奏。収録:2011年9月27-29日 秩父ミューズパーク音楽堂にて収録
奥村智洋:
 1984年第53回日本音楽コンクールで第一位・増沢賞を受賞。高校卒業後、奨学生としてジュリアード音楽院に留学。
 1992年カール・フレッシュ国際ヴァイオリン・コンクール入賞。
 1993年ナウムバーグ国際ヴァイオリン・コンクールに優勝し、一躍アメリカ楽壇に認められ、全米各地のオーケストラと共演、ワシントン・ポスト、ロスアンゼルス・タイムズ、フィラデルフィア・インクァイアラーなどの有力紙に絶賛される。

オクタヴィア・レコード


EXCL-00082
(SACD Hybrid)
\3000
鈴木秀美&山響
 シューベルト:交響曲第1番 ニ長調 D82
 ハイドン:交響曲第100番 ト長調 Hob. Ⅰ-100 「軍隊」
鈴木秀美(指揮)
山形交響楽団
 鈴木秀美と山響のニューコラボレート
 YSO-Live レーベルで音楽シーンを席巻している山響がEXTONレーベルに初登場。
 我国を代表するピリオド奏法のチェリストであり指揮者である鈴木秀美と、ピリオド楽器と奏法を用いたモーツァルト定期などで、着実な成果を収めている山響こと山形交響楽団、ここに新たなコラボレーションが誕生。
 2011年の第214回 定期演奏会 7月23日(土)・24日(日)山形テルサホールにおけるライブ収録盤です。ピリオド楽器を用いたオーケストラは今までに培った奏法をさらに進化、鈴木ならではの持ち味を山響に与えています。
 収録:2011年7月23、24日 山形テルサホールにて収録

EXCL-00085
(SACD Hybrid)
\3000
エリアフ・インバル&チェコ・フィル
 マーラー:交響曲第1番「巨人」
チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
エリアフ・インバル(指揮)
 マーラー演奏の最高峰コンビ!インバル、マーラー「巨人」最新盤!!
 奥の深い様々な魅力を備えた指揮者、インバル。新たな交響曲第1番の録音は、担当プロデューサーが「リハーサルの最初の一音から楽員のみせる本気度が違っていた」と振り返るほどチェコ・フィルを本気の演奏へと導き出しました。
 近年、マーラーの演奏については余りにも新個性を見出そうとする風潮の中、ここではマーラーの伝統的な表現が頑固に固執され、その伝統的とされる演奏故に、新鮮ささえ覚えるものとなりました。
 今の時代、王道を真正面から正攻法で表現出来るのは、やはりマーラー指揮者として不動の地位にあるインバルならではのものです。またインバルはチェコの伝統にも造詣が深く、チェコ・フィルでのマーラー演奏に欠かせない配慮も忘れません。そして 仕上がったものは、紛れもなく、インバルのマーラーそのものとなりました。
 録音面では、新しく導入した真空管式のマイク・プリアンプを用い、チェコ・フィル独特の弦楽サウンドの魅力を更に引き立たせることに成功。インバルが魅せてくれた規範的であり、更に新鮮な新録音で、新しいエクストン・サウンドでリスナーにお届します。
 収録:2011年11月3、4日 プラハ、ドヴォルザーク・ホールにて収録

EXCL-00081
(2SACD Hybrid)
\3000
菊地裕介
 ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全集完結編

  第27番、第28番、
  第29番「ハンマークラヴィーア」、
  第30番、第31番、第32番
菊地裕介(ピアノ)
 菊地裕介によるベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全集の完結編のリリースです。
 後期の大型の作品群を集めた作品集で、ここでも持ち前の新鮮な語り口で一貫したベートーヴェン像を描きます。

 「ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全32曲録音、録音開始から2年を経て、このたびやっと完成にこぎつけることができました。今回のアルバムにはベートーヴェンのピアノ音楽の究極の形態である第29番『ハンマークラヴィーア』などの後期作品が含まれています。」(菊地裕介談)
 収録:2010年12月27,28日、2012年1月27-29日 富山、北アルプス文化センターにて収録
OVCL-00429
(SACD Hybrid)
\3000
ペク・ジュヤン
 無伴奏ヴァイオリン作品集

  バルトーク:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ
  J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番
  シュニトケ:ア・パガニーニ
  イサン・ユン:庭園のリーナ
ペク・ジュヤン(ヴァイオリン)
 実力派ヴァイオリニスト、ペク・ジュヤンの無伴奏ヴァイオリン作品集、いよいよリリース。
 一昨年、ブラームスの協奏曲で電撃的な日本でのレコード・デビューを飾ったペク・ジュヤンの第2弾。
 本アルバムは、バッハ、バルトークの無伴奏曲に加えて、シュニトケ、更に同胞の作曲家イサン・ユンの現代作品も含め、自身のレパートリーの広さを披露しています。
 一切妥協のない完成度は、難解な現代曲をも美麗に聴かせるほどで、彼女のヴァイオリ二ストとしての質の高さを実証しています。
 CD層では「イサン・ユン:庭園のリーナ」の1曲が視聴できませんのでご了承ください。
 収録:2010年3月15-18日 富山、北アルプス文化センターにて収録

OVCL-00462
(SACD Hybrid)
\3000
安永徹&市野あゆみ
 ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ集 Vol.3

  ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第6番、第7番、第8番
安永徹(ヴァイオリン)
市野あゆみ(ピアノ)
 真のベートーヴェン像を安永徹と市野あゆみの深淵なる音楽観が描く。
名コンビ安永徹・市野あゆみによるキャニオン・クラシックスよりリリースされてきたベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ集が、EXTONより再リリースされています。
第1弾が2月22日にリリースされ、当シリーズが再評価される機運がおこってきています。
このシリーズは、確実な技術と美しい音色と裏打ちされた深みのある音楽性を基盤に安永徹と市野あゆみの至極のベートーヴェンが響き渡ります。これぞ真のベートーヴェンと思わずにはいられないヴァイオリンとピアノを通じて表現される確固たる姿が現れるのです。
2人が長年培ってきた伝統あるベートーヴェンの音楽。その美しき姿をSACDハイブリッド盤でお楽しみ下さい。収録:1996年 松本ハーモニーホール


【シングルレイヤーSACD盤4タイトル】

「シングルレイヤーSACDはハイブリッド盤よりも良質のDSDの音である!」
 というお客様の声に答えてEXTONの優秀録音盤がシングルレイヤーSACDとしてリリースとなります。
より純度の高いDSDの高音質をお楽しみ下さい!

OVGL-00015
(SACD)
\3500
ワーグナー:管弦楽曲集Ⅰ
 楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」
  第一幕への前奏曲
 歌劇「ローエングリン」第一幕ヘの前奏曲
 歌劇「ローエングリン」第三幕への前奏曲
 舞台神聖祭典劇「パルジファル」第一幕への前奏曲
 歌劇「さまよえるオランダ人」序曲
 楽劇「トリスタンとイゾルデ」前奏曲と愛の死
 歌劇「タンホイザー」序曲
エド・デ・ワールト(指揮)
オランダ放送フィルハーモニー管弦楽団
※通常のCDプレーヤーでは再生できません。
名匠エド・デ・ワールトの得意レパートリー、ワーグナーの管弦楽曲集の超名盤がシングルレイヤー盤として登場です!
録音: 2003年8月25-29日 ヒルヴェルサム、MCOスタジオにて収録

OVGL-00016
(SACD)
\3500
ブルックナー:交響曲第4番「ロマンティック」 ヤープ・ヴァン・ズヴェーデン(指揮)
オランダ放送フィルハーモニー管弦楽団
※通常のCDプレーヤーでは再生できません。
オランダの新たなカリスマ指揮者ヤープ・ヴァン・ズヴェーデンのEXTONデビュー盤がシングルレイヤーSACD盤として再登場です。細部にまでこだわり抜いた繊細な響きとブルックナーらしい雄大な響き。オランダ放送フィルの豊かな弦楽アンサンブルが美しく広がります。シングルレイヤー盤の全く濁りのない純粋な響きをお楽しみ下さい。録音: 2006年4月4-7日 ヒルヴェルサム、MCOスタジオにて収録

OVGL-00017
(SACD)
\3500
ショスタコーヴィチ:交響曲第5番、室内交響曲 ニコライ・アレクセーエフ(指揮)
アーネム・フィルハーモニー管弦楽団
※通常のCDプレーヤーでは再生できません。
パワフルでロシア色に染まったサウンドで魅了するアレクセーエフとアーネム・フィルのショスタコーヴィチ 交響曲第5番がシングルレイヤーSACD盤で登場。ロシア伝統的な奏法にこだわり、現代的な美音とソヴィエト的な演奏をあわせる新時代のショスタコーヴィチとなっています。録音: 2010年12月8-10日 アーネム、ムシス・サクルム、コンサートホールにて収録

OVGL-00018
(SACD)
\3500
ラフマニノフ:
 2台ピアノのための組曲第1番&第2番
 6つの小品
清水和音、
菊地裕介(ピアノ)
※通常のCDプレーヤーでは再生できません。
日本を代表するピアニスト清水和音と若手の旗手菊地裕介がデュオを組んだ話題作がシングルレイヤーSACDとして登場。数多くのオーケストラとの共演や室内楽の経験をもとに2台ピアノの極みといえるラフマニノフに真っ向から挑んだアルバムです。ピアニズムの極地がシングルレイヤーSACDとして復刻です。録音: 2011年4月13-15日 静岡・ヤマハ テストスタジオにて収録

フォンテック



FOCD6023/7
(5SACD Hybrid)
\10000
尾高忠明&札幌交響楽団/
 ベートーヴェン 交響曲全集
Disc1
 交響曲 第1番 ハ長調 op.21
 交響曲 第7番 イ長調 op.92
Disc2
 交響曲 第8番 へ長調 op.93
 交響曲 第3番 変ホ長調 op.55「英雄」
Disc3
 交響曲 第4番 変ロ長調 op.60
 交響曲 第5番 ハ短調 op.67
Disc4
 交響曲 第2番 ニ長調 op.36
 交響曲 第6番 ヘ長調 op.68「田園」
Disc5
 交響曲 第9番 ニ短調 op.125「合唱付き」
尾高忠明 指揮
札幌交響楽団
第9番
ソプラノ:澤畑恵美
メゾ・ソプラノ:竹本節子
テノール:福井 敬
バリトン:福島明也
合唱指揮:長内 勲
札響合唱団
札幌放送合唱団
札幌アカデミー合唱団
 2011年に創立50周年を迎えた札幌交響楽団は音楽監督、尾高忠明の指揮による欧州演奏ツアーを5月に敢行。そして 9月から12 月にかけて、2002 年以来となるベートーヴェン・ツィクルスを開催し、その成果がこのライヴ録音全集に結実しました。
 札響は尾高のキャリアのなかで、最も長く<常任>の立場に就いているオーケストラです。その密接な関係は揺るぎなく、尾高は「節目の年に札響の未来を見すえ、明確でゆるぎない個性を感じてもらえるような音楽を求めていきたい」と語っています。
 端正な響きのなかから、音楽そのものが語る<永遠の楽聖像>が見える---生命力溢れる全曲演奏の誕生です。2011年9-12月 札幌コンサートホールKitara REC

FOCD6021/2
(2CD)
¥3570
秋山和慶/九州交響楽団
 マーラー第2弾!
  マーラー:交響曲 第9番 ニ長調
秋山和慶 指揮
九州交響楽団
 マーラーの没後100年(2011年)を記念した、九響第313回定期公演のライヴ録音。
 前作CD「交響曲 第1番」(FOCD6008)において、若きマーラーの溢れんばかりのロマンを見事表出した秋山/九響。今回の第9番では、長女の死や自らの心臓病と向き合った最晩年のマーラーによる白鳥の歌を、いたずらに感傷に溺れることなく丁寧に綴っていくことにより、その想いを浮き彫りにしています。(2011/11/10 アクロス福岡シンフォニーホール ライヴ録音)



■秋山/九響のCD■
FOCD6008 マーラー 交響曲 第1番 「巨人」 <花の章>含む
FOCD9463 チャイコフスキー マンフレッド交響曲
FOCD9371 ペトルーシュカ/ダフニスとクロエ
FOCD9317 ワルキューレの騎行 秋山/九響 スーパー・サウンズ
FOCD9290 華麗なる序曲・前奏曲集

FOCD9553
(SACD Hybrid)
\2800
岡崎慶輔 &伊藤 恵/DUO 3
 ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ 第7番 ハ短調 Op.31-2
 シューベルト:幻想曲 D934, Op.post.159
岡崎慶輔:ヴァイオリン
伊藤 恵:ピアノ
ともにミュンヘン国際コンクールで優勝し、共通の音楽語法をもって交感する岡崎・伊藤デュオ。ヨーロッパ音楽の正統的スタイルを基底におく両者の格調高い演奏は、無限の可能性を秘めています。
“クロイツェル&フランク”(FOCD9373)“DUO 2”(FOCD9454)で、その突き抜けた実力を明らかにした両者ですが、CD第3弾は、シリーズの核となるベートーヴェンとロマン派ヴァイオリン音楽の扉を開いたシューベルトの傑作「幻想曲」を収録。
時代様式をふまえながら、ヴァイオリン+ピアノ音楽の魅力を余すことなく伝える岡崎と伊藤。その幸福な邂逅は漸進を続けます。(2011/8/29-31 神戸新聞松方ホール REC.

FOCD9551
¥2800
Mozart Speaks Vol.1
平井千絵 モーツァルト ピアノ作品集

 モーツァルト:
  ソナタ 第10番 ハ長調 KV330
  ソナタ 第11番 イ長調 KV331「トルコ行進曲付き」
  幻想曲とソナタ ハ短調 KV475/457
平井千絵:フォルテピアノ
使用楽器:
ヘラート・タウンマン製作(2004年)
1790年製作アントン・ワルターのコピー
オランダで研鑽を積んだフォルテピアノ奏者、平井千絵によるモーツァルト作品集第一弾。

 平井千絵は桐朋学園大学ピアノ科在学中に、故小島芳子の演奏を通じてフォルテピアノと出会い、卒業後同氏に師事。その後、オランダのデン・ハーグ王立音楽院古楽科へ留学し、修士課程を首席で卒業、その後はオランダを拠点に国内外で演奏活動を続けています。
 かつては珍しかったフォルテピアノも近年では研究が進み、多くの成果が演奏に反映されるようになりました。今回の録音で使用した楽器は、モーツァルトが愛用していたとされる、アントン・ワルターが初期に制作したピアノを忠実に再現したものを使用しています。
 平井の演奏は広範な専門知識と確かなテクニックで裏付けられており、当時の響きを蘇らせるだけではなく、聴くものを惹きつける瑞々しい感性に溢れています。現在進行形で変化を続ける平井千絵の「今」をお聴きください。
 (2011/10/19-21 杜のホールはしもと REC.)
FOCD9554
\1800
DSDリマスタリングで蘇る
 伊藤 恵/ピアノ通信

 シューマン:アラベスクOp.18/
 ショパン:マズルカ イ短調 Op.67-4/
 ショパン:子犬のワルツ 変ニ長調 Op.64-1/
 ショパン:幻想即興曲 嬰ハ短調 Op.66/
 ドビュッシー:月の光/
 ドビュッシー:夢/
 ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ/
 スクリャービン:前奏曲 イ短調 Op.11-2/
 スクリャービン:エチュード 嬰ハ短調 Op.42-5/
 ブラームス:間奏曲 ホ長調 Op.116-4/
 リスト:愛の夢 第3番/
 ワーグナー=リスト:イゾルデの愛の死
伊藤 恵:ピアノ
 伊藤 恵による可憐な小品集、「ピアノ通信」がDSDリマスタリングによって、装いも新たに再発売になります。ロマン派の名作を中心とする、「物語」を感じさせる選曲になっており、ピアノの響き、そして伊藤の魅力を堪能できるアルバムです。


武満 徹作品集2タイトルがお求めやすい価格で再発売!

FOCD9555
¥1575
武満 徹 ピアノ作品集/藤井一興
 雨の樹素描(1982)/閉じた眼(1979)/
 フォー・アウェイ(1973)/ピアノ・ディスタンス(1961)
 遮られない休息(1952/59)/2つのレント(1950)
藤井一興:ピアノ
 武満の処女作であり、本作に於いて初音源化された「2つのレント」を含むピアノ作品集の再発売(旧品番:FOCD3202)です。
 当初「2つのレント」を音源化することに乗り気ではなかった武満が、藤井による本作の録音を聴いて「このレコードに限って収録を許可します」と認めた、というエピソードが残っています。
FOCD9556
¥1575
どですかでん 武満 徹/鈴木大介(ギター)
 小さな空(ラジオ・ドラマ「ガン・キング」から)※/
 三月のうた(映画「最後の審判」から)※
 ギターのための12の歌/
 訓練と休息の音楽(映画「ホゼー・トレス」から)※/海へ★
 どですかでん(映画「どですかでん」から)※/
 青春群像(映画「写楽」から)※
鈴木大介:ギター
渡辺香津美:ギター※
岩佐和弘:アルト・フルート★
 武満本人から「今まで聴いたことがないようなギタリスト」と評された鈴木大介による、武満没後5年追悼盤の再発売(旧品番:FOCD9145)です。1999年2月20日に東京オペラシティで行われた、武満の追悼コンサートで共演した世界的ギタリスト・渡辺香津美とのデュオによる5曲が収録されています。

フォンテック



FOCD6014/8
(5CD)
¥5250
マルケヴィチ版に基づく世界初の全集
 飯守泰次郎 指揮 東京シティ・フィル
  ベートーヴェン 交響曲全集(マルケヴィチ版)

  (2010年5月〜2011年7月 東京オペラシティ、東京芸術劇場 ライヴ録音)
飯守泰次郎 指揮
東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団
第9番
sop.佐々木典子
alt.小山由美
ten.福井 敬 bar.小森輝彦
合唱:藤丸崇浩 指揮 東京シティ・フィル・コーア
 1997年の常任指揮者就任以来、意欲的な活動で常に注目を集める飯守/東京シティ・フィル。2000年におこなった新ベーレンライター版に基づく「ベートーヴェン・ツィクルス」は、作曲者の精神に迫る革新的な演奏により、第32回サントリー音楽賞贈賞理由の筆頭に挙げられました。
 雄飛10年、2010/11のシーズンに2回目のツィクルスに取り組む飯守が下した決断---それはマルケヴィチ版の使用でした。

 20世紀を代表する大指揮者イゴール・マルケヴィチ(1912-83)は、1930年代にそのキャリアを開始しました。欧米各地のオーケストラに蔵書されている、巨匠たちの書き込みが残された楽譜に接した彼は、その解釈によってはベートーヴェンの本質から離れてしまう危機感を覚え校訂譜の作成を決意します。そして、この労作は1982年にペータース社から出版されました。しかし、翌年マルケヴィチは他界し、この楽譜はほとんど注目されないまま今日に至りました。

 飯守は別冊の校訂報告を熟読し、演奏における実際と理論の両面を踏まえ、20世紀までの演奏芸術を次代に伝えるこの画期的な校訂譜の採用を決断、機能性よりも表現性に訴える全曲演奏を果たしました。
古楽的アプローチが隆盛を極める現代のベートーヴェン演奏に、巨大かつ普遍的な楽聖像を呈示する全集の登場です。


—fontec P&D レーベル—

FOCD20087
¥3000
和澤康代 / 愛のささやき 小林秀雄歌曲集
小林秀雄 作曲
 愛のささやき(野上 彰 詩)/胡蝶花に寄せて(貞松螢子 詩)/
 冬のけやき(狩野敏也 詩)/電話の向こうは(木下宣子 詩)/
 角を曲がる(木下宣子 詩)/瞳(薩摩 忠 詩)/
 演奏会用アリア「すてきな春に」(峯 陽 詩)
 花の春告鳥(西岡光秋 詩)/つるぎの歌(鶴岡千代子 詩)/
 赤いハイビスカス(小川淳子 詩)/さようならのはじまり(鶴岡千代子 詩)/
 ふたり(木下宣子 詩)/※落葉松(野上 彰 詩)
※ 落葉松はボーナストラック 作曲者、小林秀雄による伴奏(2009年9月 リサイタルライブより)
 (2011年6月30〜7月1日 三芳町文化会館コピスみよし.rec)
和澤康代 ソプラノ
長町 順史 ピアノ
 和澤康代は国立音大声楽課卒、日本歌曲コンクールやソレイユ声楽コンクールなどで優秀賞を受賞。数多くのオペラやリサイタルで活躍、特に小林秀雄との親交は厚く、多くの初演を手掛けています。
 小林秀雄歌曲の大半は、音域が広く、高度なテクニックが要求されますが、和澤は安定した声で、それをクリアしており、語る部分、歌う部分の歌い分け、自然な詩の解釈等、見事に小林秀雄歌曲の世界を描いています。
 また、ボーナストラックとして小林秀雄本人の伴奏による落葉松を収録しています。

カメラータ・トウキョウ


CMCD-28256
\2940
高橋アキ〜2012年1月最新録音
 シューベルト:さすらい人幻想曲

  ピアノ・ソナタ 第17番 ニ長調 作品53 D.850
   幻想曲 ハ長調 作品15 D.760 「さすらい人幻想曲」
高橋アキ(ピアノ)
 高橋アキによるシューベルト・シリーズ第3弾がついに完成しました。本アルバムでは難曲「さすらい人幻想曲」、そして大曲「ピアノ・ソナタ 第17番 ニ長調 D.850」を収録。「さすらい人幻想曲」は、その難しさゆえにシューベルト自らも「こんな曲は悪魔にでも弾かせてしまえ」と演奏をやめてしまったと言われるほどの難曲です。この2つの大曲を、高橋アキは音楽と一体となりながら、作品への深い理解と共感をもってあらたなシューベルトの世界を表しています。
 録音:2012年1月/三重
CMCD-28257
\2940
一柳 慧:交響曲 第8番─リヴェレーション2011
 室内オーケストラ版
一柳 慧:
 弦楽四重奏曲(1956〜57)
 ビトゥイーン・スペース・アンド・タイム 室内オーケストラのための(2001)
 トリオ・インターリンク ヴァイオリン、ピアノ、打楽器のための(1990)
 レゾソナント・スペース クラリネットとピアノのための(2007)
 交響曲 第8番─リヴェレーション2011 室内オーケストラ版(2011)
一柳 慧(ピアノ)
板倉康明(指揮)
東京シンフォニエッタ
 東日本大震災を機に創作された交響曲8番「リヴェレーション 2011」。
 リヴェレーションとは、「黙示録」「今まで分からなかったことを明らかにする」という意味があり、一柳はこの作品を通じて、自然と文明、自然と人間、人間と文明との共存のあり方を提示しています。 「西欧文明の普及によって葬り去られ、忘れられつつある古来からの特異性の上に育まれてきた日本固有の考え方や、生きるための知恵や経験を、これからどう受け継き、再生させてゆけるか」、と自ら問いながら書き上げた本作からは、新しい一柳慧の音楽的境地が垣間見られます。録音:2011年12月/東京(ライヴ録音)

カメラータ・トウキョウ


CMCD-28235
\2940
2本のクラリネットのための作品集/カール・ライスター
 F.メンデルスゾーン=バルトルディ:
   コンツェルトシュテュック 第1番 作品113 ヘ短調(エリック・サイモン版)
 C.ベールマン:
  2本のクラリネットとピアノのための協奏交響曲 作品33 変ホ短調
 F.メンデルスゾーン=バルトルディ:
  3つの歌〜2本のクラリネットとピアノのための(編曲:パメラ・ウェストン)
  交響曲 第2番「讃歌」より
   秋の歌 作品63-4
   挨拶 作品63-3
 B.H.クルーゼル:
  2本のクラリネットとピアノのためのアンダンテとアレグロ・ヴィヴァーチェ
 F.メンデルスゾーン=バルトルディ:
  コンツェルトシュテュック 第2番 作品114 ニ短調(エリック・サイモン版)
カール・ライスター(クラリネット)
アントニオ・ティネッリ(クラリネット)
ジュリアーノ・マッツォカンテ(ピアノ)
 今年75歳を迎えるキング・オブ・クラリネット、カール・ライスター。それを記念し、ロマン派の作曲家たちによる2本のクラリネットとピアノのための三重奏曲作品集をリリースします。数多くの名作が生み出されたロマン派から、メンデルスゾーン、ベールマン、そしてクルーゼルの作品が収められました。このアルバムの魅力は、ライスターと、共演者であるイタリアの名クラリネット奏者、アントニオ・ティネッリとの見事なまでに息のあった演奏です。ライスターとティネッリの演奏の掛け合いは、まさに歌の二重奏を聴いているかのよう。心躍るロマン派のクラリネット名作が2人のクラリネット名手により鮮やかによみがえります。

CMCD-28248
\2940
Dedicated to Piccolo〜ラスト・レコーディング/
 ギュンター・フォーグルマイヤー、シュテファン・メンデル

 B.マルティヌー:
  木管六重奏曲 H174より
  スケルツォ(ディヴェルティメント)
 J.フランセ:
  フルート・ソナタより
  スケルツォ/d フィナーレ
 S.プロコフィエフ:
  束の間の幻影 作品22
 S.ジョプリン:
  オリジナル・ラグ
 C.ライネッケ:
  フルートと管楽器のためのバラード
  作品288 より
   アレグロ
 J.ムーケ:
  5つのやさしい小品 作品39より
 P.タファネル:
  アンダンテ・パストラーレとスケルツェッティーノ
 J.アンデルセン:
  8つの講義の小品より
   第2番 ワルツ 作品55-2
   第4番 水車小屋 作品55-4
   第8番 タランテラ 作品55-8
 C.ドビュッシー:
  2つのアラベスクより
   第2番
 A.バラージュ:組曲
  Ⅰ. レチタティーヴォ
  Ⅱ. ブルレスカとアリエッタ
  Ⅲ. ダンス
 P.ゴベール:オリエンタル
 J.イベール:物語より
  Ⅰ. 金の亀を使う女
  Ⅱ. 白い小さなろば
  Ⅷ. 水晶の籠
  Ⅹ. バルキス女王の行列
ギュンター・フォーグルマイヤー(ピッコロ)
シュテファン・メンデル(ピアノ)
 2012年1月、ウィーン・フィルのフルート奏者ギュンター・フォーグルマイヤーが永眠されました。本アルバムは2011年の来日ツアーにあわせて制作がスタートしましたが、フォーグルマイヤーの急逝により最初最後のピッコロのための作品集となりました。

 ギュンター・フォーグルマイヤーが私の弟子となったのは、彼が14歳の時のこと。ほどなくして彼は、私がそれまで見てきた生徒の中でもっとも才能に溢れている存在であることを、身を以て示してくれた。
 ギュンターはあらゆる面から敬愛すべき同僚であり、常に人を楽しませ、親切でユーモアに溢れていた。願わくば「バーディ」という愛称で親しまれた彼が、私たちの記憶の中で、いつまでも生き続けてくれますように。
    ヴォルフガング・シュルツ

録音:2010年5月/ウィーン

CMCD-15129/30
(2CD)
\ 3150
ハイドン:2本のフルートのための「エルデーディ四重奏曲 作品76」/
 ヴォルフガング&マティアス・シュルツ
J.ハイドン(編曲:サミュエル・アーノルド):
DISC-1
 二重奏曲 第1番 ト長調(原曲:弦楽四重奏曲 ト長調 作品76-1)
 二重奏曲 第2番 ニ短調「五度」(原曲:弦楽四重奏曲 ニ短調 作品76-2)
 二重奏曲 第3番 ハ長調「皇帝」(原曲:弦楽四重奏曲 ハ長調 作品76-3)
DISC-2
 二重奏曲 第4番 ニ長調「ラルゴ」(原曲:弦楽四重奏曲 ニ長調 作品76-5)
 二重奏曲 第5番 ハ長調(原曲:弦楽四重奏曲 変ホ長調 作品76-6)
 二重奏曲 第6番 ニ長調「日の出」(原曲:弦楽四重奏曲 変ロ長調 作品76-4)
ヴォルフガング・シュルツ(フルート)
マティアス・シュルツ(フルート)
 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団首席フルート奏者としての輝かしいキャリアを終えつつも、熟練の技と豊かな歌心はいまだ健在。優雅な風格をたたえたフルート奏者として活躍するヴォルフガング・シュルツと息子マティアスによる、フルート・デュオのアルバムです。「五度」「皇帝」など名曲でしられる「エルデーディ四重奏曲」を2本のフルートのために編曲した、シンプルながらも豊かな味わいを持つ魅力的な作品です。シュルツ親子による豊かなフルート・デュオはフルート愛好家にも必聴のアルバムです。


『HRカッティング』を採用しよみがえる名盤5タイトル

 ビクタークリエイティブメディア㈱が新たに開発した『HRカッティング』は、24bit/88.2kHz以上のハイレゾリューション音源をダイレクトにCDへカッティングすることでマスター・クオリティの高音質サウンドを実現した新技術です。
『Hrカッティング』によるCDは通常のCDプレイヤーで再生が可能です。
CMCD-18005
(旧 25CM-9)
\1890
ペニー・レイン/レオ・ブローウェル& 鈴木一郎
 レノン=マッカートニー(L.ブローウェル編):
 ペニー・レイン
 フール・オン・ザ・ヒル
 シーズ・リーヴィング・ホーム
 ヴィヴァルディ(L.ウィリアムス編):
  ソナタ 第8番 より
   Prelude: Andante
   Corrente:Allegro
 F.ソル:
  ディヴェルティメント 作品62 より
   Andante cantabile
 B.パスクイーニ:
  ソナタ ニ短調〜2本のギターのための
 F.カルッリ:
  デュオⅡ 作品146-2
 三木 稔(L.ブローウェル編):
  めばえ(ソロ)
 L.ブローウェル:
  ペル・スオナーレ・ア・ドゥエ
   (二重奏のために)
 キューバの子守唄
レオ・ブローウェル(ギター)
鈴木一郎(ギター)
 演奏家/作曲家として世界のギター界に大きな足跡を残しているレオ・ブローウェルと、日本を代表する国際派ギタリスト鈴木一郎によるギター・デュオのアルバム。バロック作品やギターの古典ソルから、ブローウェルの自作やビートルズ編曲作品までを、音楽性豊かに奏でている。録音に立ち会った武満徹氏も「ギターという楽器を知りつくした者ならではの、音楽への愛と夢が、聴く者のこころに豊潤な蜜を満たしてくれる」と絶賛。
CMCD-18006
(旧 25CM-462)
\1890
セルジュ・コロー/ヴィオラの芸術
 R.シューマン:おとぎの絵本 作品113
 M.I.グリンカ:ヴィオラ・ソナタ ニ短調(未完成)
 C.ドビュッシー:フルート,ヴィオラとハープのためのソナタ
 D.ミヨー:ヴィオラ・ソナタ 第2番 作品244
セルジュ・コロー(ヴィオラ)
遠山慶子(ピアノ)
オーレル・ニコレ(フルート)
篠?史子(ハープ)
 フランスを代表するヴィオラの名手としての演奏活動、パリ音楽院教授としての多くの演奏家の育成で知られる、重鎮セルジュ・コロー。高い芸術性を備えた実力派アーティストを共演者に迎え、ロマンティックな名曲がつややかな音色で情感豊かに奏でられる。遠山慶子との共演によるヴィオラ・ソナタはもちろん、フルートの巨匠ニコレらを迎えてのドビュッシーの名作も聴き逃せない。ヴィオラの魅力を余すことなく聴かせる逸品。
CMCD-18007
(旧 25CM-337)
\ 1890
ジークハルト&リンツ・ブルックナー管
 ブルックナー:交響曲 第4番 変ホ長調 「ロマンティック」

  (ノーヴァク版、1878/80)
マルティン・ジークハルト(指揮)
リンツ・ブルックナー管弦楽団
 リンツ・ブルックナー管弦楽団によるブルックナー交響曲録音プロジェクトは、1994年3月のクルト・アイヒホルンの逝去により、ウィーン生まれの指揮者マルティン・ジークハルトに引き継がれた。同年10月に録音されたのは名曲・交響曲第4番「ロマンティック」。アイヒホルンの生前よりブルックナー録音プロジェクトに協力してきたジークハルトは、マエストロの意志を継ぎ、さらにジークハルト自身の確かなブルックナー像をつくりあげている。
CMCD-18008
(旧 25CM-99)
\1890
ウィーン弦楽四重奏団
 A.v.ツェムリンスキー:弦楽四重奏曲 第1番 イ長調 作品4
 A.ベルク:弦楽四重奏曲 作品3
 Aウェーベルン:弦楽四重奏のための5つの楽章 作品5
ウィーン弦楽四重奏団
ウェルナー・ヒンク(第1ヴァイオリン)
フーベルト・クロイザマー(第2ヴァイオリン)
クラウス・パイシュタイナー(ヴィオラ)
フリッツ・ドレシャル(チェロ)
 「最もウィーンらしい室内楽グループ」と言われるウィーン弦楽四重奏団が、新ウィーン楽派の主要作曲家3人の作品を快演。豊かなロマンティシズムが躍動するように漲るツェムリンスキーの「弦楽四重奏曲 第1番」、ロマン主義的な感受性と古典的な形式感を生かしたベルクならではの「弦楽四重奏曲 作品3」、革新的な手法で無調、無主題音楽の可能性と魅力を示した「弦楽四重奏のための5つの楽章」を収録。
CMCD-18009
(旧 25CM-18)
\ 1890
ビクトリア・デ・ロス・アンヘレス/東京ライヴ ’86
 R.シューマン:
  『メアリー・ステュアート歌曲集』 作品135
   フランスからの別れ 作品135-1
   その子の誕生の後に 作品135-4
   エリザベス女王に 作品135-3
   この世からの別れ 作品135-5
   祈り 作品135-2
 F.シューベルト:
  シルヴィアに 作品106-4 D.891
  子守歌 作品98-2 D.498
  セレナード 作品129-4 D.957
  連祷 D.343 !0 至福 D.433
 F.ショパン:
 「17のポーランドの歌」 作品74より
  指輪 作品74-14
  おとめの願い 作品74-1
 J.ブラームス:
  あなたの青い瞳 作品59-8
  調べのように 作品105-1
 F.メンデルスゾーン=バルトルディ:
  歌の翼に 作品34-2
 F.モンポウ:
  君の上にはただ花ばかり
   (「夢のたたかい」より)
 E.グラナドス:
  「昔風のスペイン歌曲集」より
  ゴヤの美女 !8 町をぶらつく
 X.モンサルバーチェ:
  「黒人の歌」より
   黒人の子守歌 .0 ハバナの小唄
 J.ニン:
  パーニョ・ムルシアーノ
   (「20のスペイン民謡」より)
 M.デ・ファリャ:
  「7つのスペイン民謡」より
   ムルシア地方のセギディーリャ
  ポロ
 B.デ・ラセルナ(ロマ編曲):
  エル・トリピリ
 G.ビゼー:
  セビリャの城壁の近くに(歌劇「カルメン」より)
 R.カリェハ(カジェーハ):
  さらばグラナダ
ビクトリア・デ・ロス・アンヘレス
(ソプラノ/ギター)
マヌエル・ガルシア・モランテ(ピアノ)
 語り継がれる伝説の名唱、1986年東京公演のすべて
 1986年に行われたスペインの名ソプラノ、ビクトリア・デ・ロス・アンヘレスの東京公演は、聴衆に歌を聴く喜びと深い感動を与え、その名唱は音楽ファンの記憶に深く刻まれている。本作は、曲間の拍手もそのままに、当日の会場の空気感まで伝えるライヴ録音。日本はもちろん、アメリカの『ニューヨーク・タイムズ』紙などでも高く評価されたアルバムが、高音質CDで復刻。

LIVE NOTES


WWCC 7695/6
(2CD)
\2625
延原武春(指揮)&orchestra JAPAN 2011
 〜マーラー:交響曲第4番

 マーラー:
   亡き児を偲ぶ歌
   交響曲第4番 ト長調
延原武春(指揮)
orchestra JAPAN 2011
中村勢津子(アルト)
渡辺有香(ソプラノ)
在関西オーケストラのトップ・メンバーによる「一日だけのオーケストラ」が贈る、東日本大震災で失われた幼き命への追悼コンサートライヴ。
2011年11月15日、いずみホールでのライヴ録音
WWCC 7697
\2625
デニス・ブリアコフ・プレイズ・プロコフィエフ&コープランド etc
 プロコフィエフ:フルート・ソナタ ニ長調 作品94
 コープランド:フルートとピアノのためのデュオ
 T.ベーム:グランド・ポロネーズ ニ長調 作品16
 ドビュッシー:ソナタ(ヴァイオリン・ソナタのフルート版)
 A.ジョリヴェ:リノスの歌
デニス・ブリアコフ(フルート)
蒲生祥子(ピアノ)
名門メトロポリタン歌劇場管弦楽団の首席フルート奏者、ブリアコフの華麗なるフルートの世界!!
2011年7月13-14日、三鷹市芸術文化センターでのセッション録音

ALM/コジマ録音


ALCD-7161/7162
(2CD)
¥3570
メシアン:幼子イエズスに注ぐ20のまなざし 菅野潤(ピアノ)
録音:稲城市立iプラザ 2011年6月1-2日、9月14-16、20日
メシアン没後20周年にふさわしい新たな《幼子イエズスに注ぐ20のまなざし》全曲録音。ヨーロッパ音楽のみならず時代・地域を超えた世界の音楽を自らの伝統としたメシアンは、その多様なまなざしを幼子イエスにまつわる20の事象に注ぐ。メシアン本人やイヴォンヌ・ロリオ夫人の薫陶を受け、現在はパリを拠点に活躍するピアニスト菅野潤が、20世紀ピアノ音楽の第1ページを飾った記念碑的大作に豊穣な色彩を施す。

菅野潤(かんのじゅん)
 パリを拠点とし近年ますます国際的に活躍するピアニスト。桐朋学園大学音楽学部卒業。三浦浩、御木本澄子、高良芳枝、安川加壽子の各氏に師事。その後オリヴィエ・メシアン夫妻の招きにより、パリ国立高等音楽院に学び、ピアノ科、室内楽科にそれぞれ一等賞を得て卒業。イヴォンヌ・ロリオ、ヴラド・ペルルミュテール、ゲオルギー・シェベックらの各氏のもとで研鑚を積む。数々の国際コンクールに上位入賞後、演奏活動を始める。
 パリ・シャンゼリゼ劇場、及びサル・ガヴォー、東京・サントリーホール、及び紀尾井ホール、ロンドン・セントジョンズ、ローマ・テアトロギオーネ、ザルツブルク・ミラベル宮、その他ジュネーヴ、バルセロナなど各地の主要ホールでの演奏会のほか、ミュンヘン交響楽団、ポーランド国立クラクフ交響楽団、NHK交響楽団、日本フィルハーモニー管弦楽団などと共演。
 室内楽の分野では著名な演奏家の信頼を広く集め、ウィーン弦楽四重奏団、ザルツブルク・モーツァルテウム四重奏団、またウェルナー・ヒンク、ピエール・アモワイヤル、ヴラディミール・メンデルスゾーン、ダニエル・グロギュラン、フランク・シュタートラーの各氏らと、欧州各国および日本で定期的に共演し、いずれも高い評価を得ている。
 ロンドン、ポルト、メシアンなどの国際コンクールの審査員として、またマスタークラスや夏期講習の講師としても世界各地に招聘されている。これまでに、バッハからメシアンまでのレパートリーを収めたCDがフランス、スイス、及び日本でリリースされている。


ALCD-9117/9118
(2CD)
\3990
山根弥生子
 ベートーヴェンを弾くVol. 2 「変奏曲とロンド」
【Disc 1】
 [1]-[10] ドレスラーの行進曲による9つの変奏曲 WoO 63
 [11]-[17] スイス歌曲の主題による6つの変奏曲WoO 64
 [18]-[42] リギーニのアリエッタ『愛の神よ、
     私は来た』による24の変奏曲 WoO 65
 [43]-[56] ディッタースドルフのジングシュピール『赤ずきん』の
     アリエッタ「昔々おじいさんが」による変奏曲WoO 66
 [57]-[69] ハイベルのバレエ『邪魔された結婚』の
     「ヴィガノ風メヌエット」による12の変奏曲 WoO 68
 [70]-[78] グレトリの歌劇『リチャード獅子心王』の
     ロマンス「燃える情熱」による8つの変奏曲 WoO 72
【Disc 2】
 [1]-[11] サリエーリの歌劇『ファルスタッフ』の
    二重唱「まさにその通り」による10の変奏曲WoO 73
 [12]-[19] ヴィンターの歌劇『妨げられた奉献祭』の
    四重唱「子よ、静かにおやすみ」による7つの変奏曲 WoO 75
 [20]-[26] 創作主題による6つの変奏曲op. 76
 [27]-[35] 『わたしには小さな小屋があるだけだ』による8つの変奏曲 Anh. 10
 [36]-[37] 2つのロンド op. 51, 1-2
 [38] ロンド・ア・カプリッチョ『失われた小銭への怒り』 op. 129
 [39] ロンド ハ長調 WoO48
 [40] ロンド イ長調 WoO49
 [41] ロンド 変ロ長調 Anh. 6 [L. A. コジェルフ作曲]
山根弥生子(ピアノ)
録音:府中の森芸術劇場 ウィーンホール 2008年12月、2009年12月、2010年9月、11月
 即興演奏を得意とする優れた鍵盤奏者でもあった若き日のベートーヴェンが、そのほとばしる才能によって奔放に書き綴った数々の変奏曲とロンド。作曲家としての成長の過程が明確に刻印されたこれら創作初期の佳作に加え、トルコ行進曲としても知られる《創作主題による6つの変奏曲op. 76》を収めた当盤は、大作曲家ベートーヴェンのルーツを知る上で格好の録音と言えるだろう。
 ベテランピアニスト山根弥生子が若き作曲家の放つ輝きを真摯に受け止め、個々の楽想を表情豊かに息づかせる。

ALCD-9121
\2940
グラナドス《ゴイェスカス》─ゴヤが霊感を与えた音楽─
 松村未英(ピアノ)

エンリケ・グラナドス(1867-1916):
 [1] わら人形
 組曲 ゴイェスカス ─恋に落ちたふたり─
 [2] 愛の言葉
 [3] 窓辺の語らい
 [4] 炎のファンダンゴ
 [5] 嘆き、またはマハと夜鳴きうぐいす
 [6] 愛と死:バラード
 [7] エピローグ:幽霊のセレナータ
松村未英(ピアノ)
 人間の心に潜む闇をも鋭くえぐり出すゴヤの絵画に衝撃を受け、グラナドスが書き上げた組曲《ゴイェスカス》。スペイン語で「ゴヤ風」を意味するタイトルを持つこの作品を「愛の告白から始まりやがて死を迎える二人の恋人を巡る一連のストーリー」と捉えるピアニスト松村未英は、通常は組曲の後に演奏される《わら人形》は、二人の出会いを表すが故に組曲の前に弾かれるべきだと解釈する。スペインに住み、スペイン音楽のスペシャリストとして現地でも評価の高い実力派ピアニストが、その冴えわたるリズム感によって、鍵盤音楽史上に残る傑作に新境地を開く。録音:MCOスタジオ(オランダ・ヒルフェルスム) 2009年10月 TYサポート・プログラム助成CD

松村未英(まつむらみえ)
 3歳よりピアノを始め、堀川高校音楽科(現・京都音楽高校)卒業後渡米。インディアナ大学を経てニューヨーク・ロチェスター大学イーストマン音楽大学、並びに大学院で学士、修士号を修得する。卒業時に優秀な演奏家に贈られるパフォーマーズ・サーティフィケート賞受賞。アウワ—バック国際ピアノコンクール、イーストマン・コンチェルトコンクール、キングスビル国際コンクール等に優勝・入賞する。カーネギー・ワイル・ホールを始め、フランス・ムーラン・ダンテ音楽祭、カナダ・バンフ音楽祭、別府アルゲリッチ音楽祭等、世界各地で演奏する。日本では九州交響楽団、室内楽ではNHK首席ヴァイオリン奏者岡山潔氏らと共演。NHKのFM名曲リサイタル出演。ナタリア・アントノヴァ、練木繁男氏、故ミッシェル・ブロック、故江戸弘子氏に師事。またマルタ・アルゲリッチ、故ジョージ・シェボック、ナタリア・トュルリからもアドバイスを受ける。
 2004年よりスペイン在住。スペインの作品と出会う。2007年5月フラメンコ界の最高峰の舞台であるセビリアのロぺ・デ・ベガ劇場にて、フラメンコとスペインのクラシック音楽の出会いを描いた“セレナータ・アンダルーサ”を初演。アルバ公爵夫人も臨席した。“壮観なタッチ”(ABC新聞)、“彼女はフラメンコの感情を楽譜にしみ込ませることを知っている”(Web雑誌デフラメンコ)と批評家から絶賛される。
 以来へレス・フラメンコ・フェスティバル、マドリッド・スーマ・フラメンコ、フラメンコ・ビエネ・デ・スール等のフェスティバルに出演、ダンサーのアントニオ・カナレス、アレハンドロ・グラナドス、ホアキン・グリロ、ラファエル・カンパージョ等と共演。マドリッドのカナル劇場、へレスのビジャマルタ劇場等のフラメンコ界の最高峰の劇場に出演し、主演アーティストとしてこれらの連続する劇場に登場した初めてのスペイン人以外のアーティストとなる。
 2011年にはマドリッドの国立音楽堂でスペインの作品だけのプログラムでリサイタルを行い大成功をおさめる。ここでスペイン人以外の外国人がオール・スペイン・プログラムで行うのは初めての事であった。“複雑なパッセージの透明度や色彩は彼女の強みであり、彼女は完璧なリズム感を持っている”(ムンド・クラシコ)と絶賛される。現在、スペイン音楽のスペシャリストとしてラジオ・TV出演等も行い精力的に活躍している。

コジマ録音・ディストリビュート盤



SDG/MP-004
¥2625
淡野弓子(指揮)&ハインリヒ・シュッツ合唱団・東京
 ハインリヒ・シュッツの音楽 Vol. 3
  ルカ受難曲 SWV480 (1653頃)
淡野弓子(指揮)
ハインリヒ・シュッツ合唱団・東京
淡野太郎(福音史家)
浦野智行(イエス)
春日保人(ピラト/ペトロ)
 シュッツが残した3曲の受難曲のうち、最初に書かれたのが《ルカ受難曲》である。全篇がアカペラで展開されるこの作品では、ドイツ語の歌詞をグレゴリオ聖歌風に朗唱するという画期的なスタイルにより、シュッツは、のちのバッハの受難曲へと至る道の礎を築いた。淡野弓子率いるハインリヒ・シュッツ合唱団・東京と若手ソリスト陣が、声のみによって綴られてゆくドラマを劇的に歌いあげる。
 録音:三鷹市芸術文化センター2012年8月2-3日

浜松市楽器博物館コレクション・シリーズ



LMCD-1960
\3045
【浜松市楽器博物館コレクションシリーズ38】
 小倉貴久子
  イギリス・ソナタ ブロードウッド・ピアノ 新世紀の響き

 [1]-[2] J.L.デュセック:ソナタ 変ロ長調 作品23
 [3]-[5] J.ハイドン:イギリス・ソナタ ハ長調 Hob. XVI:50
 [6]-[7] J.フィールド:ソナタ 変ホ長調 作品1-1
 [8]-[9] M.クレメンティ:ソナタ ロ短調 作品40-2
 [10]-[12] L.v.ベートーヴェン:ソナタ ハ長調 作品53 「ヴァルトシュタイン」
小倉貴久子(フォルテピアノ)
 産業革命を背景に、鍵盤楽器が大きな変革期を迎えていた18世紀末。物理学者や音響学者の意見を取り入れたピアノ製作に取り組んだイギリスのブロードウッド社の楽器は、まさに飛ぶ鳥も落とす勢いでヨーロッパ中を席巻し、当時の音楽家たちの憧れの的となった。当盤に収められたのは同社の楽器から新鮮なインスピレーションを受けた作曲家たちが1793年から1804年の間に書き上げた名曲群。楽器の性能をフルに活かした小倉貴久子のスケールの大きな演奏によって、科学技術の最先端にあった当時のイギリスの誇りが映し出される。
 使用楽器:ジョン・ブロードウッド&サン 1802年頃 ロンドン 突き上げ式 68鍵 全長227cm A=410Hz
 録音:2011年7月12-14日アクトシティ浜松音楽工房ホール 発売元:浜松市楽器博物館

molto Fine



MF 20106
\3000
長岡京室内アンサンブル創立15周年
林 光 追悼/「裸の島」 &”創意の試み”溢れる《四 季》

 林 光:
  3つの映画音楽
   1. 裸の島のテーマ〜「裸の島」より
   2. 下克上の歌 〜「真田風雲録」より
   3. ラストシーン・新子の死〜「秋津温泉」より
 ヴィヴァルディ:協奏曲集「和声と創意への試み」作品8より 《四季》
長岡京室内アンサンブル(音楽監督:森悠子)
「四季」のソロ・ヴァイオリン:
春=谷本華子、
夏=高木和弘、
秋=青谷友香里、
冬=舘野ヤンネ
 今年(2012年)創立15周年を迎えた長岡京室内アンサンブルの第6弾は、林光の新作「3つの映画音楽」(長岡京室内アンサンブル、東京・春・音楽祭共同委嘱作品)とヴィヴァルディの「四季」のカプリングです。
 音楽監督の森悠子は、1970年代の初頭に留学先のパリで台詞のまったくない映画「裸の島」を見て感動、それが今回の委嘱のきっかけとなりました。映画「裸の島」(新藤兼人監督 1960年)に加えて、「真田風雲録」(加藤泰監督1963年)と「秋津温泉」(吉田喜重監督 1962年)の3作品で組曲の形にしているのは、武満 徹が最晩年に作曲した「3つの映画音楽」にならってのものです。
 初演は2011年4月9日の「東京・春・音楽祭」(東京文化会館小ホール)ですが、このCDの収録は4月12日に長岡京記念文化会館で行われました。
 1930年生まれの武満徹は「音楽家の中で一番尊敬しているのは林光さん」と述べ、1931年生まれの林光は「武満徹は私のプライベート・フレンド」という仲の良いふたりでした。
 奇しくも仲の良かった2人は、「3つの映画音楽」の作曲の翌年に亡くなりました。録音: 長岡京記念文化会館 2011年4月12日

 2003年1月、長岡京室内アンサンブルは、フランスのナント市のラ・フォル・ジュルネに日本の団体として初めてルネ・マルタンから招かれ「四季」「海の嵐」など3つのプログラムで望みました。その年はイタリアン・バロック(モンテヴェルディからヴィヴァルディへ)がテーマ、ラ・フォル・ジュルネの特色のひとつは同じ曲の競演で、「四季」はビオンディ&エウローパ・ガランテ、アレッサンドリーニ&コンチェルト・イタリアーノやシンフォニア・ヴァルソヴィア(サバ指揮)など計6団体の競演となりました。
 「四季」のディスクを300枚も集めているコレクターの男性から「新しい『四季』の誕生おめでとう。景色が見えるような『四季』だった」と長岡京の演奏に大きな賛辞が寄せられ、主宰のマルタン氏の評価も「モダン楽器なのにバロックのエネルギーを感じさせてくれる」ときわめて高いものでした。
 「四季」はソネットと呼ばれる詩に沿って音楽が進行しますが、その描き方には様々な可能性があります。その可能性にナント以後も長岡京室内アンサンブルは独自の感性で挑みつづけました。
ナントから9年、さらに「創意の試み」溢れる「四季」がここに誕生しました。

日本伝統文化振興財団


SACG 30001
(SACD)
\4200
SACDシングルレイヤー非圧縮でついに発売!
 ブルックナー:交響曲第8番(ノヴァク版)
ロヴロ・フォン・マタチッチ(指揮)
NHK 交響楽団
マタチッチ最後のN 響、ブルックナー交響曲第8 番
オリジナルの音はここまで美しかった!JVC 中央林間スタジオ渾身の出来、大成功のマスタリングでございます。

マタチッチ先生が指揮すると、会場全体が一体となって沸きに沸くんですよ。
「なんでこんなに興奮するのかなぁ」と思うくらいに。あのような演奏会は、そうあるもんじゃない。
——元NHK 交響楽団 首席トランペット奏者 北村源三——

録音:1984 年3 月7 日、NHK ホール(N 響 第925 回定期公演ライヴ)/シングルレイヤー

XRCD のあまりの出来の良さにSACD 化を望む声が多くあがっておりましたが、今回満を持しての発売で、より美しさが増し、オリジナルの音をつきつめるとここまで美しい音質であったのかと驚き、また広レンジの迫力、臨場感に圧倒されます。JVC スタジオ渾身の出来栄えです。
このディスクはSuper Audio CD(シングルレイヤー)です。対応プレーヤーでSuper Audio CD再生モードにしてお楽しみください。

若林工房



WAKA 4161-62
(2CD)
\3600
「シューベルト:ピアノ作品集-3/イリーナ・メジューエワ」
 シューベルト(1797-1828):
  ●disc-1
   2つのスケルツォ D593
   ピアノ・ソナタ (第13番) イ長調 D664
   楽興の時 D780
  ●disc-2
   ハンガリー風のメロディ ロ短調 D817
   ピアノ・ソナタ (第20番) イ長調 D959
   メヌエット イ長調 D334
イリーナ・メジューエワ(ピアノ)
まるで哀しみが時を止めて響いているかのよう〜シューベルトの心を伝える繊細なピアニズム、シューベルト:ピアノ作品集-3/イリーナ・メジューエワ

録音: 2011年7月 & 11月、新川文化ホール(富山県魚津市)/STEREO / DSD録音、発売元:若林工房

 ロシア出身の実力派メジューエワによる好評のシューベルト・シリーズ、第三弾の登場です。今回は、1819年作曲(推定)の愛らしい「第13番D664」と最晩年の巨大な「第20番D959」という二つの「イ長調ソナタ」を中心に、人気の高い「楽興の時D780」他を組み合わせたプログラム。2007年以来の再録音となる「ソナタD664」での、さらに表現の幅と深みが加わった解釈は、この奏者のたゆまぬ努力と深化の証。「まるで哀しみが時を止めて響いているかのよう」(佐藤利幸氏)な、詩情溢れる世界へと聴き手を誘います。もうひとつの「ソナタD959」における重厚な構築性も瞠目に値するもの。力強さと繊細さを兼ね備えたピアニズムで、シューベルト晩年の豊穣な世界をドラマティックに謳い上げます。「楽興の時」では、若くして逝った天才作曲家の心に寄り添うような繊細さが見事。続編にもますます期待が膨らむシリーズ第三弾、お聴き逃しなく。

 「…ショパンの『24の前奏曲』がそうであるように、このシューベルトの作った素晴しき『楽興の時』6曲は一つの流れをもった河であると思えないだろうか。愛らしい1曲目から聴き進み、最後の6曲目に至ったとき冒頭の音色がこれほど心に染み入ってくる演奏はそうはない。」 (佐藤利幸/ライナーノートより)

若林工房



WKSP 1006-17
(CD12枚組・完全限定盤)
\11550
イリーナ・メジューエワ
 「ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全集」

 [disc-1]
  ピアノ・ソナタ 第1・2・26番、バガテル《喜びと悲しみ》 WoO54
 [disc-2]
  ピアノ・ソナタ 第6・24・25・27番、前奏曲 WoO55
 [disc-3]
  ピアノ・ソナタ 第3・19・8番、アレグレット WoO53
 [disc-4] ピアノ・ソナタ 第5・20・9・21番
 [disc-5] ピアノ・ソナタ 第4・11・12番
 [disc-6] ピアノ・ソナタ 第13・14・16・22番
 [disc-7] ピアノ・ソナタ 第7・15・17番
 [disc-8] ピアノ・ソナタ 第29・32番
 [disc-9] ピアノ・ソナタ 第10・18・23番
 [disc-10] ピアノ・ソナタ 第28・30・31番
 〔特典盤 Bonus CD〕
   ピアノ・ソナタ 第9・14・18・21・30・31・32番
イリーナ・メジューエワ(ピアノ)
メジューエワ日本コンサートデビュー15 周年記念!渾身の名演をBOXセット化。完全限定盤。ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全集/イリーナ・メジューエワ

[disc-1〜10]録音:2007年〜2009年、新川文化ホール/[特典盤 Bonus CD]録音:2011年12月、りゅーとぴあ新潟市民芸術文化会館でのコンサート・ライヴ録音/STEREO/24-Bit Digital録音、発売元:若林工房

 日本を拠点に活躍するロシアの実力派ピアニスト、イリーナ・メジューエワが2007年から3年がかりで録音したベートーヴェンのピアノ・ソナタ全曲。5集にわたって発売され、その全てが「レコード芸術」誌で特選盤に輝くなど極めて高い評価を受けた10枚を、メジューエワの日本コンサートデビュー15周年を記念してボックスセット化。さらにボーナス特典盤(2CD)として、2011年12月に新潟で行われた演奏会のライヴ録音を収録しました。新しい時代のスタンダードとの呼び声も高い注目の全集、聴き応えたっぷりの12枚組です。
 なお、12CDのうち10CDは原盤流用、オリジナル発売時と同じ曲順です。各ディスクは片面透明ビニール不織布に封入されています。カートンボックス入り。完全限定プレス。

 「新たな発見と説得力に溢れたメジューエワのベートーヴェン像、繰り返し聴きたくなる個性的なソナタ全集の誕生だ」 (高沖秀明/ライナーノートより)
 「(新潟公演は)両日ともセッションCD録音を上回るのではないかと思える程の熱気溢れる名演であり、特に《ワルトシュタイン》と《後期3大ソナタ》は神懸かり的とも言えるような素晴しい演奏が繰り広げられていた」 (佐藤利幸/ライナーノートより)

ミッテンヴァルト



MTWD 99049
\3000
「日本弦楽三重奏曲の世界II」
 〜清瀬保二・入野義朗・呉 泰次郎〜

  (1)清瀬保二(明治33年〜昭和56年):
   弦楽三重奏曲(1949)
  (2)入野義朗(大正10年〜昭和55年):
   弦楽三重奏曲(1965)
  (3)呉 泰次郎(明治40年〜昭和46年):
   主題と変奏 作品2(1933)
  (4)八木節〜弦楽三重奏のための〜(2011)
   幸松 肇(編曲)
菖蒲弦楽三重奏団:
 【浜野孝史(ヴァイオリン)、
  伴野 剛(ヴィオラ)、
  江口心一(チェロ)】
日本が世界に誇る弦楽三重奏曲集第2弾!〜清瀬保二・入野義朗・呉 泰次郎〜

録音:2011 年8 月16、17 日、神奈川県生涯学習センター ラディアン・ホール

 日本楽派シリーズの発売によせて(ミッテンヴァルト代表 稲原和雄)
 邦人作品を音にして残していきたい、と制作を始めた日本楽派シリーズが、本作品で10作目となった。第1作の「山田耕筰室内楽作品集」から約14年の歳月が経ったわけだが、こんなに長く続けられたという思い半分、まだまだ残したい素晴らしい作品があり、制作への思いが尽きることはない。
 菖蒲弦楽三重奏団は、2009 年、「日本弦楽三重奏曲の世界」の制作が動き出した時に出会ったトリオであるが、彼らは、私の邦人作品への取組みを理解し、単にCD 制作のためだけでなく、実際にこれらの曲をレパートリーとし、演奏活動を続けてくれている。そんな3人とともに、再び、「弦楽三重奏曲の世界Ⅱ」を制作できたことは、この14年の中でも特にうれしいことだと思っている。今後、彼らがより幅広い演奏機会を得て、皆様のお目に触れる機会が増えることを切に願っている次第である。(ライナー・ノートより)

ディスク・クラシカ・ジャパン


DCJA 21022K
\1890
ぞうのババール
 プーランク作曲/ジャン・ド・ブリュノフ台本
 矢川澄子訳:
  音楽物語「ぞうのババール」
忌野清志郎(語り)
高橋アキ(pf)
あれから3年。

2009年5月2日、虹の向こうに出立。
一週間後に青山葬儀所で行なわれた『青山ロックン・ロール・ショー』の青空には、大きなバルーンが光る風に吹かれ、揺られていましたっけ。
諸事情により長らく生産中止となり、語り継がれた1枚のCDが、私たちのもとにようやく戻ってきます。

1986年録音 収録時間:35分
 Licensed by EMI Music Japan
初出:東芝EMI
(初出時にカップリングされていた、ピーター・ユスティノフによるフランス語朗読版は含まれません。)

フロレスタン


FLCP-21017
\2800
薗田真木子(ソプラノ)アンソロジー〜ふるさと
 1.サリーガーデン(アイルランド民謡)
 2.雨降りお月さん(野口雨情作詞/中山晋平作曲/岩河智子編作)
 3.電話(川路柳虹作詞/山田耕筰作曲)
 4.赤とんぼ(三木露風作詞/山田耕筰作曲)
 5.この道(北原白秋作詞/山田耕筰作曲)
 6.揺籃(ゆりかご)の歌(北原白秋作詞/草川信作曲/岩河智子編作)
 7.津軽のふるさと(米山正夫作詞・作曲)
 8.サマータイム(ヘイワード作詞/G.ガーシュウィン作曲)
 9.さとうきび畑(寺島尚彦作詞・作曲)
 10.花〜すべての人の心に花を〜(喜納昌吉作詞・作曲)
 11.故郷(ふるさと) (高野辰之作詞/岡野貞一作曲/岩河智子編作)
薗田真木子(ソプラノ)
長町順史(ピアノ)
 情感溢れる歌唱と確実なテクニックで聴かせるジャンルを超え、心に響く歌の数々。
 薗田真木子の演奏を聴くと、日本歌曲、歌謡曲、ジャズに至るまで、ジャンルの違いを全く感じさせず、歌の神髄に迫る、持ち前の美声が心に沁みわたってくる。
薗田真木子(ソプラノ)
 桐朋学園大学音楽学部卒業。同大学研究科修了。 二期会オペラスタジオ修了。修了時に優秀賞受賞。
 平成5年度文化庁インターンシップ研修生。 
 第39回全日本学生音楽コンクール東日本大会第3位。第12回奏楽堂日本歌曲コンクール第1位、及び木下記念賞受賞。第71回日本音楽コンクール声楽部門第3位(歌曲)。
 菅谷君夫、大島洋子、木村俊光、長町順史の各氏に師事。
 オペラでは桐朋学園オペラ『利口な女狐の物語』(タイトルロール)にてデビュー後、若杉弘指揮・演出『サロメ』侍女、『ミカド』ヤムヤム、『ボエーム』ミミ、『うたよみざる』末子等、古典から現代にいたる多数の作品の舞台に出演している。 2006年9月には、東京二期会公演宮本亜門演出『フィガロの結婚』で、オーディションにて抜擢されスザンナ役で出演。抜群の表現力で大成功を収め、更に注目を集める存在となった。2007年には故実相寺昭雄演出による同公演『魔笛』のパミーナ役、2009年新国立劇場『修禅寺物語』かえで役(坂田藤十郎演出)でも好評を博している。
 コンサートにおいては、読売日響、都響、オーケストラ・アンサンブル金沢等の定期公演のソリストとして、オーケストラとの共演を多数している。2003年NHK交響楽団定期公演C.デュトワ指揮、R.シュトラウス『エレクトラ』に女官および召使役で出演し、2008年アシュケナージ指揮ヨーロッパユースオーケストラ公演、マーラー「復活」で喝采を浴びた。
 歌曲の分野では、在学中よりドイツリートを中心に、「リーダーアーベント」(サントリーホール小ホール)等のコンサートに多数出演し、「グループ・あおい」のコンサートにおいては長町順史氏と日本歌曲をはじめ、イタリア歌曲、スペイン歌曲など新しい分野にも挑戦する他、NHK?FM名曲リサイタルに出演し、2004年には東京文化会館小ホールにてリサイタルデビューを果たすなど積極的に活動している。また、(財)地域創造平成14・15年度公共ホール音楽活性化事業登録アーティストとなり、国内各地において“日本のうた”を中心とした地域活動を行い、さらに活動の幅を広げている。
 二期会会員。東京室内歌劇場会員。日本演奏連盟会員。桐朋学園大学非常勤講師。
 ホームページ http://www.donachan.com

ISODA

「ゆうがたクインテット」で実はおなじみ辻井淳の2タイトル!
コルンゴルト&ベートーヴェン:弦楽四重奏曲集
&ライフ・ワークの小品集最新作「金鶏」!

IE-3005
\2500
「ウィーンの風」
 ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第15番イ短調 Op.132(1825)
 コルンゴルト:弦楽四重奏曲第2番 変ホ長調 Op.26(1933)
マイ・ハート弦楽四重奏団:
 【辻井 淳(第1Vn)、
  釋 伸司(第2Vn)、
  沖田孝司(Va)、
  雨田一孝(Vc)】
録音:2010 年9 月 滋賀県高島市ガリバーホール
プロデューサー:MH.taso/ ディレクター:太田憲志(オタケン・レコード)/ エンジニア:松田淳一((株)日本シアターサービス)

 1950 年代末の日本に生れた同世代4人の弦楽器奏者で結成されたマイ・ハート弦楽四重奏団の演奏は柔らかく練り上げられ、19 世紀と20 世紀の、2つの世紀のウィーンに生きた2 人の作曲家の心情に、どこまでも優しく寄り添う。その至芸は様々な問題を抱える現代の日本人にもごく自然と、音楽による力と慰めを与えてくれるものと確信している。 (池田卓夫)

IE-2016
\2500
「《金鶏》幻想曲」
 (1)フバイ:間奏曲(歌劇「クレモナのヴァイオリン作り」より)
 (2)グリーグ:パックOp.71-3(抒情小曲集より,アクロン編)
 (3)ヴィエニャフスキ:無言歌と優雅なロンドOp.9
 (4)ゴドフスキ:なつかしきウィーン(ハイフェッツ編)
 (5)キュイ:タランテラ
 (6)ジンバリスト:リムスキー=コルサコフの「金鶏」による演奏会用幻想曲
 (7)チャイコフスキー:感傷的なワルツOp.51-6(6つの小品より、プレス編)
 (8)ブルッフ:ロマンス イ短調Op.42
 (9)ヴェイネル:ハンガリーの踊り(ディヴェルティメント第1番Op.20 より)
 (10)ヴェイネル:きつねの踊り(ディヴェルティメント第1番Op.20 より)
 (11)ヴェイネル:農夫の踊り(ディヴェルティメント第1番Op.20 より)
 (12)ラヴェル:ハバネラ形式の小品(カトリーヌ編)
 (13)J.ウィリアムズ:「シンドラーのリスト」よりテーマ
 (14)ヴァレ:たき火のそばで(26の前奏曲より,ハイフェッツ編)
 (15)トゥリーナ:エウテルベ(アンダルシアのミューズたちOp.93 から)
 (16)サラサーテ:ホタ・アラゴネーサOp.27
辻井 淳(Vn)
藤井由美(Pf)
録音:2011 年8 月 滋賀県高島市ガリバーホール
プロデューサー:太田憲志(オタケン・レコード)/ エンジニア:松田淳一(アンサンブル・ベガ・ステージ・プランナー

 辻井&藤井のデュオを聴いて毎度感心させられるのは、このデュオにはマンネリ化の5文字は皆無で、絶えず進化し続けていることです。日頃聴くことのないヴァイオリン秘曲が、このデュオによってまるで旧知の曲のように親しげに紡ぎ出されて行く様には、驚くばかりです。(オタケンレコード 太田憲志)

MU

※MU(ミュウ)は、マネジメント会社、ミュージシャンズ・パーティのレーベルです。クラシックをこよなく愛し、後世に伝えていきたいという想いを持つ一流の演奏家・音楽家が集った本物の演奏を お届けするとともに、クラシックと聴衆との距離をより縮めた場の提供を目指しています。この度所属するアーティストのCD を発売することになりました。


MUCS-1009
\3000
「山本裕康/情景」
 (1)宮川彬良:随想曲第3番 (3:00) ※委嘱新作
 (2)サン=サーンス:白鳥 (3:15)
 (3)ゴダール:ジョスランの子守歌 (5:57)
 (4)カタルーニャ民謡(P.カザルス編曲):鳥の歌 (3:40)
 (5)岡野貞一 (大橋晃一編曲):故郷 (4:21)
 (6)ショパン:チェロ・ソナタ ト短調 op65 より第三楽章 (3:39)
 (7)パラディス:シチリアーノ (3:09)
 (8)ラフマニノフ:チェロ・ソナタ ト短調 op19 より第三楽章(6:14)
 (9)フォーレ:夢のあとに op7-1 (3:11)
 (10)J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲第1番より「サラバンド」(4:03)
 (11)ヘンデル(大橋晃一編曲):歌劇「リナルド」より「私を泣かせて下さい」(4:04)
 (12)シューマン:トロイメライ (3:28)
 (13)カッチーニ(大橋晃一編曲):アヴェ・マリア (5:17)
 (14)ブルッフ:コル・ニドライop47 (10:43)
山本裕康(チェロ)
諸田由里子(ピアノ)
神奈川フィル首席チェリスト山本裕康の安らぎのアルバム!

録音:2011 年9 月22〜24日,山梨県山梨市花かげ/エンジニア:宮下雄二/ブックレット寄稿文:宮本文昭(指揮者)

山本裕康から安らぎの贈り物。緩やかな曲ばかりを14曲収録しました。こんな時代だからこそぜひ聴いて欲しい一枚。



山本裕康(Hiroyasu Yamamoto Cello)
 愛知県出身。桐朋学園大学在学中、第56 回日本音楽コンクール第1 位入賞。その他、第1 回淡路島国際室内楽コンクール第2 位、第1 回日本室内楽コンクール優勝など数々の受賞歴を持つ。
 同大学を首席で卒業後、桐朋学園研究科、室内楽研究科及びイタリア(キジアーナ音楽院)にて研鑽を積む。 東京都交響楽団首席奏者、広島交響楽団の客演ソロ・チェロ奏者を経て、1997 年より神奈川フィルハーモニー管弦楽団の首席チェロ奏者に就任、現在に至る。また、東京藝術大学、洗足学園音楽大学で後進の指導にあたるなど、活動範囲は多岐に渡る。神奈川フィル以外での演奏活動も目覚ましく、宮崎国際音楽祭、サイトウ・キネン・フェスティバルへの参加、オーケストラMAP'S 主要メンバーとして欠く事の出来ないチェリストとして活躍している。
 2011 年には下野竜也氏指揮神奈川フィルハーモニー管弦楽団定期演奏会でF.グルダ作曲「チェロとブラスオーケストラのための協奏曲」を演奏し好評を博す。今回のアルバムは自身3枚目となるソロ・アルバムである。
日本音楽界における次世代のリーダー的存在である。

NAT


NAT11351
\2800
EIGHT LENSES(8つのレンズ)/アンサンブル・リュネット
 4 本のフルートのための《カッサシオ ニ長調》 / ディッタースドルフ
 アンサンブル・リュネットのための《エイト・レンゼス》 / 清水慶彦
 オペラ《魔笛》より〈序曲〉 / モーツァルト(江戸聖一郎 編
 架空のオペレッタ《フィガロの離婚》より〈序曲〉 / 森本英希
 眼鏡の歌 / 詞・曲 森本英希
  ダンシング・パルス / 谷風佳孝 編 
 オペラ《フィガロの結婚》より〈序曲〉 / モーツァルト(江戸聖一郎 編)
 4 本のフルートのための《エレジー》作品114-3 / ジョンゲン
 オペレッタ《邪笛》より〈序曲〉 / 森本英希
 小フーガ無調 MWV Anh.1 / 森本英希
 小フーガト短調 BWV578 / バッハ(森本英希 編)
 ダンシング・パズル / 谷風佳孝 編
 眼鏡戦隊ミエルンジャー / 詞・曲 江戸聖一郎
アンサンブル・リュネット
 眼鏡をかけた4 人の男性フルート奏者による異色のグループ、アンサンブル・リュネット。
 フルートのみならず、様々な楽器を駆使しながら抱腹絶倒のパフォーマンスをくりひろげます。
 作曲家・清水慶彦氏によるアンサンブル・リュネットのための《エイト・レンゼス》や、メンバー書き下ろしによるオリジナル作品《眼鏡の歌》《眼鏡戦隊ミエルンジャー》を収録。
■ プロフィール
アンサンブル・リュネット
京都市立芸術大学を卒業した4人の男性若手フルーティストによるアンサンブル。
フルート4本によるオーソドックスなスタイルはもちろん、フルート以外の多様な楽器と多彩な演出を駆使するエンターテイメント性溢れ
るステージを作り上げている。
●森本英希(フルート、アルトフルート、リコーダー、エレキベース担当)
 京都市立芸術大学卒業。テレマン室内オーケストラフルート奏者。ムラマツフルートレッスンセンター講師。
●谷風佳孝(フルート、バスフルート、鍵盤ハーモニカ、バス大正琴担当)
 京都市立芸術大学卒業後ウィーンに留学。鍵盤ハーモニカ奏者、歌手、フルーティストとして活躍中。
●江戸聖一郎(フルート、ピッコロ、リコーダー、打楽器担当)
 京都市立芸術大学卒業後、フランスに留学。パトリック・ガロワ氏に師事。現在ザ・カレッジ・オペラハウス管弦楽団フルート奏者。
●小山真之輔(フルート、ピッコロ、ギター、三線担当)
 京都市立芸術大学卒業。指揮者としても活躍中。現在ドルチェ音楽教室講師。奈良交響楽団トレーナー。

イヤーズ&イヤーズ・クラシックス



YYC 0003
\3000
『ニーベルングの指輪』〜佐藤久成
 ワグネリアンによるヴァイオリン・トランスクリプション&
  パラフレーズ集

   1.歌劇『さまよえるオランダ人』より「序曲」
    (オンドジーチェク編)*
   2.歌劇『ローエングリン』より「前奏曲」
    (オンドジーチェク&佐藤久成編)*
   3.夢(レオナルド編)
   4.楽劇『ニュルンベルクのマイスタージンガー』より
    「前奏曲」(ジット編)*
   5.楽劇『ニーベルングの指輪「ラインの黄金」』より
    「ラインの乙女たち」(マイヤー編)*
   6.楽劇『ニーベルングの指輪「ワルキューレ」』より「死の予告」
    (ブラントシュテットナー&シュルツェ=ビーザンツ編)*
   7.楽劇『ニーベルングの指輪「ジークフリート」』より
    「小鳥たちは歌った」(クリントヴォルト編)*
   8.楽劇『ニーベルングの指輪「神々の黄昏」』より「葬送行進曲」
    (ゲルトナー&佐藤久成編)*
   9.舞台神聖祝典劇『パルジファル』より「前奏曲」
    (マイヤー&佐藤久成編)*
  (*印:世界初録音)
佐藤久成(ヴァイオリン)
田中良茂(ピアノ)
 一本のヴァイオリンの線ですべてを表現してしまうのだ!なんという才能!ここに佐藤久成の芸術の《真実》がある(宇野功芳)

録音:2012年1月5-6日、11日、富士見市民文化会館 キラリふじみ(埼玉県)、セッション(デジタル)、Total time 79:45

 宇野功芳氏を始め、音楽誌や新聞等で絶賛されているヴァイオリニスト佐藤久成のイヤーズ&イヤーズ・レーベル待望の第3弾!
 壮大なる神話世界と伝説的ドラマによる19世紀異次元パノラマ。ワーグナーの毒に魂を奪われてしまった往年のワグネリアンたちによるワーグナー/ヴァイオリン・トランスクリプション&パラフレーズ集。鬼才ヴァイオリニスト佐藤久成による大好評の前作『トリスタンとイゾルデ』に続く、YYCレーベル待望の第3弾『ニーベルングの指輪』。ヴァイオリン・ファン、ワーグナー・ファン、珍曲ファンのみならず、すべての音楽ファンに捧げる究極のアルバムは必聴もの!全9曲中8曲が世界初録音!

<以下、宇野功芳、ライナーノートより抜粋>
 まさに「ザ・佐藤久成」というべきCDの出現である。(中略)このCDは「さまよえるオランダ人」序曲で開始されるが、凄まじい気迫と熱いロマンの血が燃えさかっている。全身全霊をこめたエネルギーの持続と官能的なヴィブラート、すでに久成節全開だ。「ローエングリン」第1幕への前奏曲の高音のヴィブラートは、さながらメンゲルベルクのよう。(中略)佐藤久成は一本のヴァイオリンの線ですべてを表現してしまうのだ!なんという才能!ここに佐藤久成の芸術の《真実》がある。


旧譜
佐藤久成といえばこのアルバム

MTWD99028
\3000
伊福部 昭:ヴァイオリン協奏曲(ピアノ・リダクション)
 ヴァイオリンと管絃楽のための協奏風狂詩曲
  (ヴァイオリン協奏曲第1番)(1948/1971)
 ヴァイオリン協奏曲第2番(1978)
佐藤久成(ヴァイオリン)、
岡田 将(ピアノ)
録音:2006年6月5日、秩父ミューズパーク音楽堂
 ファンの間で密かに話題となっていたあの盤が、ようやくの再プレス。
 墨汁の飛び散るような骨太の独奏 懐かしく逞しいアジアの歌が蘇る(片山 杜秀) 
 この録音は伊福部昭が2006年2月に亡くなり、その直後の6月に録音されたもの。このピアノ伴奏版は伊福部が自らアレンジしたもので、出版もされており(全音楽譜出版社)この版では初録音となる。
聴きなれたこの作品がフレッシュに蘇った。腕のたつ若い演奏家、佐藤久成と岡田将による演奏についてミッテンヴァルトの稲原氏は「二人は荒削りな部分がありながらも、最後まで緊張感を失わず、ひたすら伊福部音楽に向き合った。その演奏は私の想像をはるかに超え、まさに私の心を揺さぶる音楽となった。」とライナー・ノートで述べている。 

ジェイズ・ミュージック


JMCC-20219
\1000
「春なのに」
 (作詞・作曲:菅野祥子,
  編曲:ウー・ルェイラン)
菅野祥子(ソプラノ)
平野玲音(チェロ)
呉睿然(ウー・ルェイラン)(ピアノ)
陸前高田出身、ウィーン在住のメゾ・ソプラノ歌手菅野祥子、昨年の大震災で壊滅した故郷を想いウィーン在住の友人たちの協力を得て作成したCD「春なのに」NHK-FMでも放送された話題盤です

録音:2011 年4 月23 日,TONAL studio、ウィーン

「春なのに」を推す(音楽評論家 浅岡弘和)
遠く離れた異国で活躍するメゾ・ソプラノ歌手菅野祥子が昨年の大震災で壊滅した故郷を想い、ウィーン在住の友人たちの協力を得て作成したCDが今回いよいよ一般市販されることになった。
◎ 菅野祥子
作詞・作曲者でありこのCDでも歌唱を担当する。陸前高田市出身。管野の母校高田高校も地震と津波で大きな被害を受けたという。東京芸術大学声楽科卒業後、ウィーン留学。知的で怜悧な歌唱に優れ、プラハ国立歌劇場ソリストをはじめ内外でオペラや多数のコンサートに出演している。現在ウィーン在住。ウィーン少年合唱団のヴォイストレーナーとしても活動中。
◎ 平野玲音
現在ウィーンで研鑽を積む若手チェリスト。近頃成長著しい期待の新鋭で山崎伸子、藤原真理両女史にチェロを師事した本格派ながら、東京大学でも表象文化論を修めたという異色のチェリスト。味の小雑誌『百味』に ウィーンの音楽や文化と食にまつわる軽妙洒脱なエッセイを連載中。
◎ 呉睿然(ウー・ルェイラン)
編曲とピアノを担当。フィリピン生まれの台湾のコンポーザーピアニスト。ピアノ以外 にもバンドネオン奏者としてタンゴ演奏に関わるなど活動は多岐にわたり、アジアのピアソラとでもいうべき才人。
※夢の街 ウィーンに咲いた若き音楽家たちの美しい友情の花は果たして喪失した故郷を復活させるか?春の来ない冬はない。新しき春遠からじ。

スリーシェルズ


3SCD-0010
\2800
長崎街道〜團伊玖磨:合唱作品集
 (1)海を探しに行こう(1969)
 (2)「長崎街道」〜
  独唱・混声合唱・フルート・ピアノのための(1986)
  (長崎街道のための序の唄/太宰府の春/磨崖佛/
   長崎街道のための中の唄/雨の唐津/九十九島/
   長崎街道のための終りの唄/おやすみ長崎)
 (3)2つの女声二部合唱曲(1999,遺稿より)
  (夏帽子/秋の思い)
 (4)花の街(1947)
永井宏(指揮)
国立音楽大学合唱団
(1)(3)遊間郁子(ピアノ)
(2)小林一男(朗読)
澤畑恵美(ソプラノ)
大和田葉子(フルート)
腰塚賢二(ピアノ)
(4)出演者全員によるアンコール
筑後川だけではない!長崎街道の美しい歌を一聴あれ!「團伊玖磨 合唱作品集 長崎街道」

録音:2008年6月團伊玖磨メモリアルコンサートのライブ録音、47:26

 “旅立ちの哀しさは 新鮮なよろこび・・・” 團伊玖磨の埋もれている美しい歌を紹介いたします。
 長崎街道は、詩人 辻井喬と作曲家 團伊玖磨の出会いにより生まれた正に珠玉のような合唱作品で、合唱曲としては異例の朗読、ソロソプラノ、ソロフルートを加えた斬新な編成になっております。
 太宰府の春、磨崖佛、雨の唐津、九十九島、おやすみ長崎・・・様々な詩人の感慨がナレーションとインテルメッツォに導かれて歌われてゆきます。特に、“太宰府の春”における桜の花ぐもりの中の永遠のような駘蕩感、“磨崖仏”の口笛を吹くような軽快感、“おやすみ長崎”の深い鎮魂の底からの希望の光は、必聴でしょう!
 朗読にはオペラ「夕鶴」等で高い評価を受けた名テノール 小林一男、ソロソプラノには澤畑恵美、フルートには團作品初演に多く関わった大和田葉子。いずれも團伊玖磨に縁の深い奏者ばかりです。合唱はN 響の第九演奏会の常連、永井宏率いる国立音楽大学合唱団。
 更に、團が旅立った時に自宅の愛用のピアノの譜面台に乗っていたという遺作の2つの女声合唱曲“夏帽子”と“秋の思い”も収録しています。

LIFETONE



OB 2010
\2100
19 歳でベルリンフィルの首席オーボエ奏者となった幻のオーボエ奏者
 〜ヴィンフリート・リーバーマン
 (1)テレマン:オーボエと通奏低音のためのトリオ・ソナタ 変ホ長調
 (2)ヴィヴァルディ:
  2本のオーボエと通奏低音のためのトリオ・ソナタ ト短調
 (3)ヨハン・ヘルミッヒ・ローマン(1694-1758):
  2本のオーボエと通奏低音のためのソナタ ト短調
ヴィンフリート・リーバーマン(Ob)
ライナー・ペリッシュ(Vc)
エギノ・クレッパー(Cemb)
(2)(3)渡辺克也(Ob)
(1)ザビーネ・エルトマン(2nd Cemb)
1994 年10 月 マンハイム Tonstudio2000 にて録音 日本プレス、日本語解説、帯付き

 19 歳でベルリンフィルの首席オーボエ奏者となったリーバーマンはオペラ好きが高じてハンブルク国立歌劇場で永らく美音伝説を作ってきましたが、ソロの録音を残すことに全く興味を示さず、ハンブルクに行かないと聞けない「幻のオーボエ」と呼ばれていました。
 ケルテスの指揮でハイドンのVn,Vc,Ob,Fg のための協奏交響曲 変ロ長調HobI-105 が残されているくらいで、今や世界の「ナベカツ」となった渡辺克也の師匠でもあり、これは渡辺がながいことかかって説得してやっと録音にこぎつけた貴重なCD です。

コウベレックス (LPです) 


KRSL-H23
(LP)
\3600
ゲルハルト・ボッセ&神戸市室内合奏団
 メンデルスゾーン:

  交響曲第3番「スコットランド」作品56
  序曲「美しいメルジーネの物語」作品32
ゲルハルト・ボッセ(指揮)
神戸市室内合奏団
ボッセの意志と悟りの炎が奇跡の名演を生み出した!神戸室内合奏団とのメンデルスゾーン「スコットランド」

録音:2011年6月11日神戸文化ホール中ホール、ライヴ録音/アナログLP180g重量盤/ステレオ 33 1/3 Side1:26分18秒 Side2:22分48秒 Made in Japan

 90 歳を目前に、なお衰えないキレのあるドイツ音楽の真髄をきかせてくれるボッセ氏。神戸市室内合奏団の音楽監督として、合奏団との温かくも確かな信頼関係の上に築かれた珠玉の芸術が、ひとつひとつの音に込められています。ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団の第一コンサート・マスターであったボッセ氏にとってメンデルスゾーンは人一倍思い入れも深く、日本の地にその精神を伝えてきました。今に生き生きとしたメッセージを送ってくれます。アナログで聴く現代の名演。神戸のレーベルから、LP のみの限定版として発売



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