NIMBUS ALLIANCE
|
|
ウラディミール・フェルツマン
ラフマニノフへのトリビュート
1992年のピアノ協奏曲第3番、指揮はプレトニョフ
ラフマニノフ:
ピアノ協奏曲第3番ニ短調Op.30*/エレジー変ホ短調Op.3-1/
前奏曲ロ長調Op.32-11/前奏曲嬰ト短調Op.32-12/
前奏曲ロ短調Op.32-10/前奏曲ニ長調Op.23-4/
前奏曲ト短調Op.23-5/前奏曲ハ短調Op.23-7 |
|
ウラディミール・フェルツマン(ピアノ)
ミハイル・プレトニョフ(指揮)*
ロシア・ナショナル管弦楽団* |
フェルツマンのラフマニノフ!恩師に捧げるピアノ協奏曲第3番!
ロシアの孤高の天才ピアニスト、ウラディミール・フェルツマンのラフマニノフ・プログラム!
1992年11月13日にモスクワ音楽院大ホールで演奏された「ピアノ協奏曲第3番」で指揮台に立ったのは、フェルツマンと同じくヤコブ・フリエールを師とするミハイル・プレトニョフ。2人の名匠が恩師フリエールに捧げたラフマニノフでは、2つの強烈な個性がぶつかり合いながら、強靭であり抒情的なラフマニノフを創り上げていく。
※録音:2010年10月25日、モンマス&1992年11月13日、モスクワ(ライヴ)*
ウラディミール・フェルツマン
NIMBUSからのアルバム
フェルツマンは1952年モスクワ生まれ。「ソビエト最後のヴィルトゥオーゾ・ピアニスト」と呼ばれ、19歳でロン・ティボー・コンクールで優勝。しかしその後イスラエルへの移住申請が当局にばれてソビエトでの演奏活動を停止される。そのときレーガン大統領じきじきの援助によってアメリカに亡命、世界中の大きな話題となった。そして国際的関心の中SONYと契約、衝撃的なアルバムを連発した。・・・プロコフィエフ、ラフマニノフ、チャイコフスキーの協奏曲、そしてリストのピアノ・ソナタである。評論家はこぞって絶賛、多くの音楽ファンがその才能を褒め称えた。宇野功芳氏も「ほとんど魔術的といっていいほどの音の生かし方や抜群のテクニック、音楽への共感」、「技術、音楽性ともに将来のピアノ界を背負って立つべき実力者」と手放しの大絶賛。それら3枚のアルバムはいずれもレコ芸では特選扱いだった。宇野氏の言葉ではないが、間違いなくこれからのピアノ界の大御所となるべき人だと思っていた。
ところがその後消息を絶ち、何年かしてこっそりとメルダックから国内盤で1枚出て(それもすごいラフマニノフだった!)、輸入盤ではMUSIC
MASTERSから何枚か出たが日本ではほとんど無視された。そうしてやがて彼のCDは国内盤は全滅、輸入盤もSONYに1枚あるだけという状況に陥り、てっきりもう音楽界を去ったものと思っていた。
そんなフェルツマンが生きていて、なんとメキシコのマイナー・レーベルURTEXTから名盤を次々と生み出した・・・。そこから登場した数枚のアルバムは、かつての驚き以上の衝撃を与え、フェルツマンの完全復活を強く印象付けた。・・・ただメキシコURTEXT、さすがに超マイナー・レーベル、そこでの録音は長続きしなかった。
そうしたなか今度は倒産から復活したNIMBUSが、そのURTEXTの音源、さらにかつてのMUSIC
MASTERSレーベルのすばらしい音源を精力的にリリースしてくれるようになった。
そして・・・ついに先日は待望の新録音までリリース。フェルツマンの新しい音楽家としての始まりを我々に知らせてくれた。
NIMBUSはレーベルの方針としてCD-Rでの製作になるため、いまだCD-Rに抵抗のある日本の大手ショップは扱わないことが多い。せっかくフェルツマンが本格的に活動を再開しているのに、本当に惜しい。 |
フェルツマン/NIMBUS/ベートーヴェン旧譜
NI 2561
(CD-R)
\2000 →¥1890
|
フェルツマン/《ハンマークラヴィーア》
ベートーヴェン:
ピアノ・ソナタ第29番変ロ長調Op.106《ハンマークラヴィーア》
ピアノ・ソナタ第28番イ長調Op.101 |
ウラディミール・フェルツマン(ピアノ) |
1997年8月11日−13日、アメリカ芸術文学アカデミーでの録音。
「後期3大ソナタ集」と並ぶフェルツマンの貴重なベートーヴェン録音として知られながらも、入手困難となっていた「ハンマークラヴィーア&第28番」。フェルツマンの硬めな打鍵から生まれるベートーヴェンは、劇的であり繊細。フェルツマンの90年代を代表する名演の1つ。 |
NI 6120
(CD-R)
\2300 →¥2090
|
フェルツマン・プレイズ・ベートーヴェン 新録音/3大ソナタ
ピアノ・ソナタ第8番ハ短調Op.13《悲愴》
ピアノ・ソナタ第14番嬰ハ短調Op.27-2《月光》
ピアノ・ソナタ第23番ヘ短調Op.57《熱情》 |
ウラディミール・フェルツマン(ピアノ) |
なんと2008年新録音!「悲愴」第2楽章の美しすぎる空間、第3楽章での硬質なサウンド、絶妙なスピードとダイナミクス。また「月光」第1楽章の"月の光"を感じさせてくれるような柔らかく陰影を漂わせるタッチ、圧巻という言葉が相応しいの第3楽章など、円熟味を増したフェルツマンのピアニズムが発揮されたベートーヴェン。孤高の天才の至芸、此処に有り
——!
2008年6月6日−7日、フィッシャー・パフォーミング・アーツ・センター(ニューヨーク)での録音。 |
|
フェルツマンのベートーヴェン!名盤"後期三大ソナタ集"が復活!
ベートーヴェン:後期三大ピアノ・ソナタ集
ピアノ・ソナタ第30番ホ長調Op.109
ピアノ・ソナタ第31番変イ長調Op.110
ピアノ・ソナタ第32番ハ短調Op.111 |
ウラディミール・フェルツマン(ピアノ) |
旧ソ連最後のヴィルトゥオーゾ・ピアニスト、ウラディミール・フェルツマンの"ミュージック・マスターズ(MusicMasters)"時代の名盤、ベートーヴェンの「後期三大ソナタ集」が復活!
独自のスコア解釈に基づく演奏から広がる異空間は、旧ソ連での音楽活動禁止、アメリカへの亡命、レーベルの移籍など、幾多の試練を乗り越えたフェルツマンのみが到達することのできる孤高の至芸である
——。MusicMasters音源。 |
|
|
NI 6142
(2CD-Rs)
\3600 →\3290
|
ロンドン・モーツァルト・プレーヤーズのリーダーだったデイヴィッド・ジュリッツ
J.S.バッハ:
無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ |
デイヴィッド・ジュリッツ
(ヴァイオリン/
J.B.グァダニーニ1748) |
ロンドン・モーツァルト・プレーヤーズのリーダーを務めた南アフリカ、ケープタウン出身のヴァイオリニスト、デイヴィッド・ジュリッツのバッハ無伴奏。
ジュリッツは2007年に音楽によるチャリティー活動として、ストックホルムや上海、リオ・デ・ジャネイロなどの世界各地でバッハの街頭演奏を行っており、このレコーディングは1つの集大成としての意味を持つ。
1748年にピアチェンツァで製作されたJ.B.グァダニーニのヴァイオリンから響くバッハには、力強い音色と確固たる信念が存在している。2008年10月&2009年3月、5月の録音。 |
|
ヨンダニ・バット&ロンドン交響楽団
ベートーヴェン・チクルス第1弾
ベートーヴェン:
交響曲第3番変ホ長調Op.55《英雄》
バレエ音楽《プロメテウスの創造物》Op.43より
序曲
歌劇《フィデリオ》Op.72より 序曲
劇音楽《シュテファン王》Op.117より 序曲
序曲《献堂式》Op.124 |
|
ヨンダニ・バット(指揮)
ロンドン交響楽団 |
インディアナ大学とミシガン大学で音楽を学び旧ASVレーベルに多くの録音を行った指揮者兼科学者、ヨンダニ・バットとロンドン交響楽団のベートーヴェン・チクルスが始動。
「交響曲第3番」でも、デュナーミクやフレーズ、アクセントの処理、リズムの刻み方などで独自のカラーを打ち出している。 |
|
ヨンダニ・バット&ロンドン交響楽団
ベートーヴェン・チクルス第2弾
ベートーヴェン:
交響曲第6番ヘ長調Op.68《田園》
交響曲第7番イ長調Op.92 |
|
ヨンダニ・バット(指揮)
ロンドン交響楽団 |
SONY BMGのゼネラル・マネージャー、クリス・クレイカーがプロデュースするヨンダニ・バット&ロンドン交響楽団のベートーヴェン・チクルス第2弾。
旧ASV時代にはグラズノフやリムスキー=コルサコフ、ゴルトマルク、サン=サーンスなど、マニアックな選曲を売りとしていただけに、ドイツ系の正統派レパートリーでの解釈が気になるところ。2010年10月13日−14日の録音。 |
|
リフレクションズ
伝承曲:フォーク・イン・ア・ボート/
ヒューズ:リフレクションズ/
ロイド・ウェッバー:ファンタジア/ナイマン:イフ/
イールズ:
エルフ・ダンス、ソング・フォー・ザ・マイ・マザー、
フェアウェル・パタゴニア/
コリア:スペイン/ザヴィヌル:バードランド/
シアリング:バードランドの子守唄/
パーカー:オーニソロジー |
|
ジェフ・イールズ(ピアノ)
デイヴ・リー(ホルン)
アンディ・フィンドン(フルート) |
マイケル・ナイマン・バンドのホルニスト、デイヴ・リーと、フルートのアンディ・フィンドン、ヨーロッパ随一のインスピレーショナル・ジャズ・ピアニスト、ジェフ・イールズのトリオによるELFプロジェクト。
幻想的な空間を創り出すこの「リフレクションズ」では、3人の名手たちがクラシック、フォーク、ジャズ、ロック、ラテン、ミュージカルなど、様々な音楽のスタイルの共存を実現させている。個々のテクニックはもちろんのこと、トリオとしての適応力、アンサンブルもハイレベル!
|
|
アンダー・ザ・インフルエンス
フロイド:狂ったダイヤモンド/
ウェザー・リポート:バードランド/
マッコール:
ザ・ファースト・タイム・エヴァー・アイ・ソー・ユア・フェイス/
ナイマン:映画《魔王》からの組曲/
パストリアス:タブラ・エ・トロンパ/
ワイル:マック・ザ・ナイフ/ストレイホーン:赤血球判定/
マックスウェル・デイヴィス:海の鷲/ナイマン:詩篇/
サティ:ジムノペディ第1番/モーチーバ:コル/
ペルト:鏡の中の鏡/ボウイ:ライフ・オン・マース |
|
デイヴ・リー(ホルン)
ポール・ガーダム(ホルン)
クリス・デイヴィス(ホルン)
アンディ・フィンドン(サクソフォン&フルート)
スカイ(ヴォーカル)、他 |
BBCスコティッシュ響、バーミンガム市響、ロイヤル・フィル、ロンドン・フィル、BBCコンサート・オーケストラ、コヴェント・ガーデン王立歌劇場のホルン奏者を歴任し、マイケル・ナイマン・バンドのソロ・ホルンとして活躍するマルチ・プレーヤー、デイヴ・リーのソロ・アルバム。
ジャンルの枠を超えたホルンの限界への挑戦と超絶技巧に圧倒させられること請け合い!Quartzレーベルからの移行再発売。 |
|
クラーク・ランデル&ロイヤル・リヴァプール・フィル
ジェフコット:
弦楽のためのアダージョ/ブルー・ナイル/
ラドロー・エアー/グレンコー/エジプト組曲/
プレーリー・ウィスラー/難民の哀歌/
ファントムのワルツ |
|
クラーク・ランデル(指揮)
ロイヤル・リヴァプール・
フィルハーモニー管弦楽団 |
商業的で学術的な人生のストレス解消のために本格的に作曲を始め、調性を大切にした"美しい旋律"がエジンバラ音楽祭でも高い評価を受けたデイヴィド・ジェフコット(1949−)。
旋律美を重視したジェフコットの音楽は、その故郷、イギリス、シュロプシャー州の緑豊かな風景を連想させる。
2007年の録音。 |
|
煙と騒音 〜
スポリアンスキー&キス・アンド・キャバレーのソングブック
Life’s a swindle/CRUNCH/l'heure bleue/
The Smart set/Carbon Footprints in my
Jimmy Choos/
Das Lila Lied/Where flamingoes fly/I
am a vamp/
Toy Boy/Auf der Mundharmonica/
Close your eyes and wish for happiness/
Leben ohne liebe kanst du nicht/Kleptonmania/
Smokers Lament/Don't be afraid/Auf
Wiedersehen |
|
メリンダ・ヒューズ(ヴォーカル)
キス・アンド・テル・キャバレー |
ロシア、ドイツ、イギリスを渡り歩き、映画音楽の作曲家として大成したミシャ・スポリアンスキー(1898−1985)のソングブック。
マーストリヒト音楽院、ロンドンの王立音楽大学、ブリュッセル・オペラ・スタジオで学んだ経歴を持つソプラノ、メリンダ・ヒューズの美技に酔う。 |