6/8までの紹介分
Decca Opera! (6/6)
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478 4159
(2CD)
\2400 |
《J.シュトラウス2世:喜歌劇「こうもり」(全曲)》 |
ヴォルフガング・ブレンデル(Br:アイゼンシュタイン),
キリ・テ・カナワ(Sp:ロザリンデ),
トム・クラウセ(Br:フランク),
ブリギッテ・ファスベンダー(Ms:オルロフスキー)
リチャード・リーチ(T:アルフレート),
オラフ・ベーア(Br:ファルケ)
アントン・ヴェンドラー(Br:ブリント),
エディタ・グルベローヴァ(Sp:アデーレ)
カリン・ゲットリング(Sp:イーダ),
オットー・シェンク(語り:フロッシュ)
アンドレ・プレヴィン(指揮)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
ウィーン国立歌劇場合唱団 |
プレヴィン&ウィーン・フィル初のオペラ録音となったアルバム。キリ・テ・カナワ、オラフ・ベーア、エディタ・グルベローヴァなど、豪華な歌唱陣による「こうもり」です。真面目さを基調とした歌手を起用しつつ、その中に面白さを追求したプレヴィン&ウィーン・フィルの見事な演奏です。
《録音》1990年11月, ウィーン、ムジークフェラインザール
(デジタル:セッション) 音源=PHILIPS |
478 4167
(2CD)
\2400 |
《ヴェルディ:歌劇「ファルスタッフ」(全曲)》 |
ジュゼッペ・タッディ(Br:ファルスタッフ),
ローランド・パネライ(Br:フォード),
フランシスコ・アライサ(T:フェルトン),
ライナ・カバイヴァンスカ(Sp:フォード夫人),
クリスタ・ルートヴィヒ(A:クイックリー夫人),
ジャネット・ペリー(Sp:ナネッタ),
トゥルデリーゼ・シュミット(Ms:ペイジ夫人)、他
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
ウィーン国立歌劇場合唱団 |
ほぼ同じキャストによる1982年ザルツブルク音楽祭の映像もありますが、このアルバムはその2年前にカラヤンが完璧さを追求したスタジオ録音です。巨匠の至芸による丁寧で緻密な曲運びと堂々とした演奏。60才を越えたタッディをタイトル・ロールとして起用し、「真剣に人生を歩む時にこそ、本当の笑いが感じられる」ことを教えられる名演です。
《録音》1980年5月, ウィーン (デジタル:セッション)
音源=PHILIPS |
478 4153
(2CD)
\2400 |
《プッチーニ:歌劇「蝶々夫人」(全曲)》 |
レナータ・テバルディ(Sp:蝶々夫人),
カルロ・ベルゴンツィ(T:ピンカートン)
アンジェロ・メルクリアーリ(T:ゴロー),
フィオレンツァ・コッソット(Ms:スズキ)
エンツォ・ソルデッロ(Br:シャープレス),
ヴィルジリオ・カルボナーリ(Bs:神官)
パオロ・ワシントン(Bs:僧侶),
オスカー・ナンニ(Bs:ヤクシデ)
リディア・ネロッツィ(Ms:ケート・ピンカートン)、他
トゥリオ・セラフィン(指揮)
サンタ・チェチーリア国立音楽院管弦楽団&合唱団 |
イタリア・オペラの黄金期を支えた最高のソプラノ、テバルディの歌う、温かく可憐な蝶々さん。加えてリリック・テノールの最高峰ベルゴンツィ、シミオナートの後を担う若き日のコッソットらの見事な歌唱。更にイタリア・オペラの神様とも言える大御所セラフィンの指揮によるこの録音は、あまたの演奏の中でもベストと言えるものでしょう。録音も優秀で、イタリア・オペラの神髄を伝える歴史的な名盤です。
《録音》1958年7月、ローマ、サンタ・チェチーリア音楽院(ステレオ:セッション) 音源=Decca |
478 4141
(2CD)
\2400 |
《ビゼー:歌劇「カルメン」(全曲)》 |
ジェシー・ノーマン(Sp:カルメン),
ニール・シコフ(T:ドン・ホセ)
ミレッラ・フレーニ(Sp),
サイモン・エステス(Br)
ギレーヌ・ラファエル(Sp),
ジーン・リグビー(Ms)
ジェラール・ガリーノ(T),
フランソワ・ル・ルー(Br)(バリトン)
ニコラス・リヴェンク(Br),
ジャン=フィリップ・クリティ(Bs)、他
小澤征爾 (指揮)
フランス国立管弦楽団
フランス放送合唱団,
フランス放送少年合唱団 |
豪華なオールスター・キャストで贈る小澤のカルメン。ノーマンの圧倒的な美声のカルメン、復帰後間もないカレーラスの劇的な歌唱、そして最高の当り役のひとつと言えるフレーニなど、古き良き日ならではの豪華な饗宴が繰り広げられています。
《録音》1988年7月、パリ、ラジオ・フランス(デジタル:セッション)
音源=PHILIPS" |
478 4145
(3CD)
\3200 |
《グノー:歌劇「ファウスト」(全曲)》 |
キリ・テ・カナワ(Sp),
フランシスコ・アライサ(T)
エフゲニー・ネステレンコ(Bs),
アンドレアス・シュミット(Br)
パメラ・コバーン(Sp),
マリヤーナ・リポヴシェク(A)、他
コリン・デイヴィス(指揮)
バイエルン放送交響楽団&合唱団 |
《録音》1986年2月, ミュンヘン(デジタル:セッション)音源=PHILIPS
豪華キャストによる見事な「ファウスト」の演奏。特にネステレンコのメフィストが巧演で、このオペラの劇的性格を奥深いものにしています。テ・カナワの素晴らしいアリアも聴きもの。合唱、オケの水準も高く、リアルで驚異的に質感が高い超優秀録音です。 |
478 4165
(2CD)
\2400 |
《ヴェルディ:歌劇「仮面舞踏会」(全曲)》 |
モンセラート・カバリエ(Sp),
ソーナ・ガザリアン(Sp)
パトリシア・ペイン(Ms),
ホセ・カレーラス(T),
イングヴァル・ヴィクセル(Br), 他
コリン・デイヴィス(指揮)
コヴェントガーデン王立歌劇場管弦楽団&合唱団 |
《録音》1978〜1979年, ロンドン(ステレオ:セッション)音源=PHILIPS
カバリエとカレーラスの豪華主演で贈るデイヴィスの珠玉の「仮面舞踏会」。リリカルな声質でヒロイックに熱演するカレーラス。彼のリッカルドは正に理想的で、唖然とするほど見事な歌唱で歌われます。デイヴィスの劇的緊張感に貫かれた指揮も見事。 |
478 4161
(3CD)
\3200 |
《R・シュトラウス:歌劇「ばらの騎士」(全曲)》 |
イヴリン・リアー(Sp:元帥夫人),
フレデリカ・フォン・シュターデ(Ms:オクタヴィアン)
ジュール・バスタン(Bsバス:オックス男爵),
ルース・ウェルティング(Sp:ゾフィー)
デレク・ハモンド=ストラウド(Br:ファーニナル),
ホセ・カレーラス(T:歌手)、他
エド・デ・ワールト(指揮)
ネザーランド・オペラ合唱団
ロッテルダム・フィルハーモニー管弦楽団 |
《録音》1976年7月, ロッテルダム、デ・ドゥーレン(ステレオ:セッション)音源=PHILIPS"
「流麗なメロディ・ライン」と「豪華なオーケストレーション」を見事に浮き出させたデ・ワールト。彼の解釈は、ワーグナー的楽劇寄りではなく、濃厚的でなくあっさりとした喜劇風の解釈。ワーグナーとモーツァルトを統合した作品として意図されていたということで、音楽の美点が強調されたものです。シュターデの歌うオクタヴィアンも絶品。 |
478 4155
(3CD)
\3200 |
《ロッシーニ:歌劇「セビリャの理髪師」(全曲)》 |
レオ・ヌッチ(Br),
チェチーリア・バルトリ(Ms),
ウィリアム・マッテウッツィ(T),
ミケーレ・ペルトゥーシ(Br)
グローリア・バンディテルリ(Sp),
パータ・ブルチュラーツェ(Bs)
エンリーコ・フィゾーレ(Br),
ピッポ・アネパータ(Bs)
ジュゼッペ・パターネ(指揮)
ボローニャ市立歌劇場管弦楽団&合唱団 |
《録音》1988年7月, ボローニャ(デジタル:セッション)音源=Decca
ボローニャでの「セビリャの理髪師」。“天性のロジーナ”と評されたデビュー間もないバルトリ。高域まで廻るハイ=テナーのマッテウッツィのアルマヴィーヴァ伯爵など、充実の歌手陣を起用。パターネの精彩に富んだ指揮によって、この作品が生き生きとしたものとなり、心地よい悦びに浸れます。 |
478 4169
(2CD)
\2400 |
《ヴェルディ:歌劇「オベルト」(全曲)》 |
サミュエル・レイミー(Bs), マリア・グレギーナ(Sp)
ヴィオレッタ・ウルマーナ(Ms), 他
ネヴィル・マリナー(指揮)
アカデミー室内管弦楽団, ロンドン・ヴォイセズ |
《録音》1996年8月, セント・ジョーンズ・スミス・スクェア(デジタル:セッション)音源=PHILIPS
ヴェルディの処女作。娘を奪われた末、決闘で殺される伯爵オベルトと、悲しみで自ら生命を絶つその娘を描いた作品。最初の作品なので目新しさはないのですが、後の成功を予告する面が見受けられます。 |
478 4173
(2CD)
\2400 |
《ワーグナー:歌劇「さまよえるオランダ人」(全曲)》 |
ロバート・ヘイル(Br:オランダ人),
ヒルデガルト・ベーレンス(Sp:ゼンタ)
ヨーゼフ・プロチュカ(T:エリック),
クルト・リドル(Bs:ダーラント)
ウヴェ・ハイルマン(T:舵手),
イリス・フェルミリオン(Ms:マリー)、他
クリストフ・フォン・ドホナーニ(指揮)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
ウィーン国立歌劇場合唱団 |
輪郭のしっかりとした力感に満ちたドホナーニの指揮に乗せて、現代を代表するワーグナーの歌い手ヘイルが見事な歌唱を聴かせ、ベーレンス、リドルらも好演を繰り広げた1枚です。「その海は、まさにワーグナーが意図通りに、スコアを流れ滑らせてゆく」と、高い評価を得ている名盤の1枚です。
《録音》1991年11月, ウィーン、コンツェルトハウス(デジタル:セッション)音源=Decca |
478 4177
(4CD)
\4800 |
《ワーグナー:楽劇「トリスタンとイゾルデ」(全曲)》 |
ビルギット・ニルソン(Sp:イゾルデ),
フリッツ・ウール(T:トリスタン)
レジーナ・レズニック(Ms:ブランゲーネ),
トム・クラウゼ(Br:クルヴェナール)
アルノルト・ヴァン・ミル(Bs:マルケ王),
ヴァルデマール・クメント(T:水夫)
エルンスト・コツープ(T:メロート),
ペーター・クライン(T:牧童)
テオドール・キルシュビヒラー(Br:舵手)
ゲオルグ・ショルティ(指揮)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
ウィーン楽友協会合唱団 |
当時絶頂期にあったビルギット・ニルソンと、人気ヘルデン・テナーだったフリッツ・ウールの共演。ウィーン・フィルも若きショルティによって迫力あるサウンドを聴かせており、この作品のオーケストラ・パートとしては異例と言って差し支えない起伏の激しい音楽が今聴くと実に新鮮。カルショウによる半世紀前の録音とは思えないリアルな録音。そしてウィーン・フィルの濃厚な音色も個性的で魅力十分です。
《録音》1960年9月, ウィーン、ゾフィエンザール(ステレオ:セッション)音源=Decca |
478 4171
(2CD)
\2400 |
《ヴェルディ:歌劇「椿姫」(全曲)》 |
ジョーン・サザーランド(Sp),
ルチアーノ・パヴァロッティ(T)
マッテオ・マヌグエッラ(Br),
デラ・ジョーンズ(Ms), 他
リチャード・ボニング(指揮)
ナショナル・フィルハーモニー管弦楽団
ロンドン・オペラ合唱団 |
サザーランド2回目の録音。1回目のプリッチャードの盤も若々しくすばらしい名唱を聴かせてくれましたが、こちらも持ち前の美声が生かされたヴィオレッタ。そして、おおらかに歌い切るパヴァロッティのアルフレードに、マヌグエッラがソフトなバリトンで色をそえています。伸びやかな声がホールの空間の隅々まで響きわたるDeccaの優秀録音です。
《録音》1979年11月, ウィーン、キングズウェイ・ホール(デジタル:セッション)音源=Decca |
478 4175
(2CD)
\2400 |
《ワーグナー:楽劇「ラインの黄金」(全曲)》 |
ロバート・ヘイル(Bs),
ハンナ・シュヴァルツ(Ms)
ナンシー・グスタフソン(Sp),
ペーター・シュライアー(T), 他
クリストフ・フォン・ドホナーニ(指揮)
クリーヴランド管弦楽団 |
《録音》1993年12月, クリーヴランド、セヴェランス・ホール(デジタル:セッション)音源=Decca
アメリカ・スーパー・オケによる「リング」。デッカの超優秀録音によって、コンサート形式の定期演奏会と並行して録音されたものです。すばらしいキャストたちを起用し、ドホナーニが白熱の指揮を聴かせてくれます。 |
478 4139
(2CD)
\2400 |
《ベートーヴェン:歌劇「フィデリオ」Op.72(全曲)》 |
ライナー・ゴルトベルク(T:フロレスタン),
ジェシー・ノーマン(Sp:レオノーレ)
アンドレアス・シュミット(Br:ドン・フェルナンド),
エッケハルト・ヴラシハ(Bs:ピツァロ)
クルト・モル(Bs:ロッコ),
パメラ・コバーン(Sp:マルツェリーネ)
ハンス・ペーター・ブロホヴィッツ(T:ヤキーノ)、他
"ベルナルド・ハイティンク(指揮)
シュターツカペレ・ドレスデン,
ドレスデン国立歌劇場合唱団" |
《録音》1989年11月, ドレスデン、聖ルカ教会(デジタル:セッション)音源=PHILIPS
愛と自由を高らかに謳ったベートーヴェン唯一のオペラ「フィデリオ」。投獄された最愛の恋人フロレスタンを解放する勇敢なレオノーレに、ジェシー・ノーマンほどふさわしいソプラノは今後もきっと見つからないことでしょう。ノーマンをはじめ、傑出したキャスト陣を巨匠ハイティンクが見事にまとめた名盤です。「ジェシー・ノーマンの声の傑出した美声と演技力は、この最も高貴なオペラに完璧に一体化している」と、高い評価を得ています。 |
478 4151
(3CD)
\3200 |
《オッフェンバック:歌劇「ホフマン物語」(全曲)》 |
フランシスコ・アライサ(T:ホフマン),
エーファ・リント(Sp:オランピア)
ジェシー・ノーマン(Sp:アントニア),
シェリル・ステューダー(Sp:ジュリエッタ)
アンネ・ゾフィー・フォン・オッター(Ms:ミューズ、ニクラウス)
サミュエル・レイミー(Bs:リンドルフ、コルペリウス、ミラクル博士、ダペルトゥット)
マルティノヴィチ(Br:クレスペル:ボリス),
リカルド・カッシネッリ(T:スパランツァーニ)
ジェフリー・テイト(指揮)
シュターツカペレ・ドレスデン,
ライプツィヒ放送合唱団 |
《録音》1989年6月, ドレスデン、聖ルカ教会(デジタル:セッション)音源=PHILIPS
燻し銀のドレスデン・サウンドで聴くフランス・オペラの傑作「ホフマン物語」。一見、真逆とも言えるこの取り合わせが、不思議なマリアージュを醸し出すテイト盤。アライサら、充実の歌手陣たちの機知にあふれた名歌唱も見事です。 |
478 4143
(2CD)
\2400 |
《ブリテン:歌劇「ねじの回転」Op.54(全曲)》 |
ヘレン・ドナート(Sp),
ヘザー・ハーパー(Sp),
ロバート・ティアー(T),
アヴァ・ジューン(Sp),
フィリップ・ラングリッジ(T), 他
コリン・デイヴィス(指揮)
コヴェントガーデン王立歌劇場管弦楽団員 |
《録音》1981年5月, ロンドン(ステレオ:セッション)音源=PHILIPS
家庭教師に起こる怪奇な出来事を描いたヘンリー・ジェームズ原作の小説を、ブリテンが神秘的な雰囲気をもつ室内楽的オペラに仕上げた作品です。コリン・デイヴィスはこのドラマに真撃に対峙し、氷のような冷たい響きの中に、熱い情感を引き出していきます。 |
478 4157
(3CD)
\3200 |
《シュレーカー:歌劇「烙印を押された人々」(全曲)》 |
ハインツ・クルーゼ(T),
エリザベス・コンネル(Ms),
モンテ・ペダーソン(Br),
アルフレート・ムーフ(Bs),
ラスロ・ポルガー(Bs), 他
ローター・ツァグロゼク(指揮)
ベルリン・ドイツ交響楽団
ベルリン放送合唱団 |
《録音》1993年8月, ベルリン、イエス・キリスト教会(デジタル:セッション)音源=Decca
作曲家フランツ・シュレーカーは、ウィーンでヴァイオリンと作曲を学び、1920年以降はベルリンで教鞭をふるい、ハーバやクシェネクを輩出しました。彼の歌劇は初期のシュトラウスのような豪華絢爛なオーケストレーションと、印象主義やワーグナー的な動機の手法を取り入れました。この作品は数少ない彼の成功作で、ツァグロゼクはこの退廃音楽を見事に復活させています。 |
478 4149
(2CD)
\2400 |
《モーツァルト:歌劇「後宮からの逃走」K.384(全曲)》 |
エディタ・グルベローヴァ(Sp:コンスタンツェ),
キャスリーン・バトル(Sp:ブロンデ)
エスタ・ウインベルイ(T:ベルモンテ),
ハインツ・ツェドニック(T:ペドリロ)
マッティ・タルヴェラ(Bs:オスミン), 他
ゲオルク・ショルティ(指揮)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団,
ウィーン祝祭合唱団" |
《録音》1985年12月, ウィーン、ゾフィエンザール(デジタル:セッション)音源=Decca
モーツァルトがコンスタンツェとの結婚を控えた幸福の時期に書かれた作品。昇竜の勢いにあった時代のグルベローヴァの見事なコロラトゥーラをはじめ、珠玉のモーツァルト歌手を起用。軽快なだけでなはく、ときに激しさをストレートに表現するウィーン・フィルの音楽作りも聞き逃せません。 |
478 4163
(2CD)
\2400 |
《チャイコフスキー:歌劇「エフゲニー・オネーギン」(全曲)》 |
ベルント・ヴァイクル(Br:オネーギン),
テレサ・クビアク(Sp:タチヤーナ)
ユリア・ハマリ(Ms:オリガ),
ニコライ・ギャウロフ(Bs:グレーミン公爵)、他
ゲオルク・ショルティ(指揮)
コヴェントガーデン王立歌劇場管弦楽団&合唱団 |
《録音》1974年7月, キングズウェイ・ホール(ステレオ:セッション)音源=Decca
ショルティと国際的スターキャストによるロシア・オペラの最高傑作。ショルティにとっては珍しいレパートリーです。精緻を極めた指揮によって、元々芯の強い美しさをもった作品が一層洗練されたインターナショナルな演奏です。 |
FIRST CHOICE(DG,ARCHIV)
ユニバーサルの新たなミッド・シリーズ。古くても80年代、比較的新しい音源で構成された期待のシリーズ。 |
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479 0356
\1700→\1590 |
ミハイル・プレトニョフ(P)
C・P・E・バッハ:
①ソナタ ト短調Wq65-17/
②ロンド イ長調Wq58 (専門家と愛好家のためのクラヴィーア曲集第4巻から)/
③ソナタ ハ短調Wq65-31/
④ソナタ ニ長調Wq61-2(専門家と愛好家のためのクラヴィーア曲集第6巻から)/
⑤ソナタ嬰ヘ短調Wq52-4/
⑥ロンド ニ短調Wq61-4(専門家と愛好家のためのクラヴィーア曲集第6巻から)/
⑦ソナタ ト長調Wq62-19/
⑧ロンド ハ短調Wq59-4(専門家と愛好家のためのクラヴィーア曲集第5巻から)/
⑨ソナタ ホ短調Wq59-1/
⑩アンダンテ・コン・テネレッツァWq65-32 |
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ミハイル・プレトニョフ(P) |
「専門家と愛好家のためのクラヴィーア曲集」は、愛好家を楽しませると同時に識者をも納得させるという課題に応え、多彩な鍵盤技法の奥義が駆使されている作品集です。他の作品も当時の音楽理論をさらに応用し、バロックの名残りをなお留めつつも彼の想像力がふんだんに盛り込まれ、多彩な表現性にあふれた作品です。ピアニスト、プレトニョフの鋭い感性とピアニズム、卓越したタッチにより、作品の本質に迫る見事な演奏を展開されています。
《録音》1998年10月, ベルリン、テルデック・スタジオ
[デジタル(4Dオーディオ・レコーディング):セッション] |
479 0358
\1700→\1590 |
ジョン・エリオット・ガーディナー
ベートーヴェン:
① 交響曲第9番ニ短調Op.125「合唱」
② 合唱幻想曲ハ短調Op.80 |
ジョン・エリオット・ガーディナー(指揮)
オルケストル・レヴォリュショネル・エ・ロマンティク,
モンテヴェルディ合唱団,
ロバート・レヴィン(Fp:②)
リューバ・オルゴナソヴァ(Sp:①),
アンネ・ゾフィー・フォン・オッター(Ms:①),
アントニー・ロルフ・ジョンソン(T:①),
ジル・カシュマイユ(Bs:①) |
ベートーヴェンを「どんな作曲家よりも、その深い詩的な感情を経験し、それを音楽の言葉を通じて表現した最初の作曲家」と語るガーディナーが、オルケストル・レヴォリュショネル・エ・ロマンティクを指揮した第9交響曲です。歴史的な楽器を用いることで音楽がかえって斬新に響くことを、この情熱溢れる演奏は見事に証明し、新しい時代のベートーヴェン像を衝撃的に提示しています。レコード・アカデミー大賞受賞作品。「合唱幻想曲」も追加で収録。
《録音》①1992年10月, ロンドン、オール・センイツ教会
/②1995年1月, ロンドン、セント・ジョーンズ・スミス・スクェア
[デジタル(4Dオーディオ・レコーディング):セッション] |
479 0359
\1700→\1590 |
アルゲリッチ、クレーメル、バシュメット、マイスキー
① ブラームス:ピアノ四重奏曲第1番ト短調Op.25
② シューマン:幻想小曲集Op.88 |
マルタ・アルゲリッチ(P),
ギドン・クレーメル(Vn),
ミッシャ・マイスキー(Vc),
ユーリ・バシュメット(Va:①) |
アルゲリッチ、クレーメル、バシュメット、マイスキーの現代クラシック音楽界でも、稀有な才能を持つ世紀の演奏家たちによる夢のアルバム。彼らはアルゲリッチがもつ強い磁力によって集まり、歴史的な名盤が誕生しました。その表情に多彩な側面を持つブラームス作品、ファンタジーのセンスをまとうシューマン作品、両曲ともクララ・シューマンに霊感を与えられて生まれた作品です。互いの才能を認め刺激をしあう4人の奏者は、これらの作品に強い生命を吹き込み、火花を散らせながら輝かしい世界を築き上げていきます。
《録音》2002年2月, ベルリン、テルデックス・スタジオ
[デジタル(4Dオーディオ・レコーディング):セッション] |
479 0361
\1700→\1590 |
レナード・バーンスタイン
ドヴォルザーク:
①『交響曲第9番ホ短調Op.95「新世界より」』
②『スラヴ舞曲第1, 3, 8番』 |
レナード・バーンスタイン(指揮)
イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団 |
アメリカに滞在中のドヴォルザークが新天地で出会った様々な音楽を素材に採り入れながら、祖国ボヘミアへの郷愁を雄大なスケールで謳い上げた傑作交響曲「新世界より」は、ノスタルジックな旋律によって古今の交響曲のなかでも屈指の人気を誇っています。作品への感情移入の濃厚なバーンスタインの指揮と、それに存分に応えたイスラエル・フィルハーモニーが、作品の真髄を明らかにしています。風格に満ちた感動的な演奏をお楽しみください。
《録音》①1986年9月 パリ、サル・プレイエル/②1988年6月,
テルアヴィヴ、フレデリック・R.マン・オーディトリアム
[デジタル:ライヴ] |
479 0363
\1700→\1590 |
ミッシャ・マイスキー
ハイドン:
① チェロ協奏曲第1番ハ長調Hob.VIIb-1
② チェロ協奏曲第2番ニ長調Hob.VIIb-2
③ ヴァイオリン協奏曲第4番ト長調Hob.VIIa-4(チェロ版) |
ミッシャ・マイスキー(Vc&指揮)
ヨーロッパ室内管弦楽団 |
1959年に発見され61年に蘇演された、力強い曲想の第1番。シューマンやドヴォルザークと並んで「三大チェロ協奏曲」と称される、充実した筆致で書かれた第2番。ハイドンの2曲のチェロ協奏曲に加え、バロック的な傾向の色濃いヴァイオリン協奏曲第4番をチェロの独奏による演奏で収録しています。自ら指揮も務めるマイスキーは美しいチェロの音色を駆使しながら、豊かな感性と情熱を存分に発揮した瑞々しい演奏を繰り広げています。
《録音》1986年10月, ウィーン、コンツェルトハウス、モーツァルトザール
[デジタル:ライヴ] |
479 0365
\1700→\1590 |
《マグダレナ・コジェナー/モーツァルト、グルック、ミスリヴェチェク:アリア集》
①モーツァルト:私は行く、しかし、いとしき人よ
(歌劇《皇帝ティートの慈悲》第1幕 第9曲
セストのアリア)/
②グルック:甘い恋の美しき面影が
(歌劇《パリーデとエレーナ》第2幕 第3場
パリーデのアリア)/
③ミスリヴェチェク:どうか、頼むから話しておくれ
(歌劇《アブラーモとイサッコ》第2幕 第2場
第8曲 サラのレチタティーヴォとアリア)/
④モーツァルト:あなたがたはご存知でしょう恋とはどんなものなのかを
(歌劇《フィガロの結婚》第2幕 第3場 第12曲
ケルビーノのアリエッタ)/
⑤ミスリヴェチェク:私は怒涛のようになりましょう
(歌劇《アッティゴーナ》第2幕 第13場:
クレオンのアリア)/
⑥モーツァルト:おお、なんという−恋こがれる父よ
(歌劇《イドメネオ》第1幕
第10場: イダマンテのレチタティーヴォ−第7曲
アリア)/
⑦グルック:ああ、私の甘い情熱よ
(歌劇《パリーデとエレーナ》第1幕 第1場
パリーデのアリア)/
⑧モーツァルト:それでは希望をもてるのか−やさしい瞬間
(歌劇《ルーチョ・シッラ》第1幕
第2場 チェチーリオのレチタティーヴォ−第2曲
アリア)/
⑨モーツァルト:他の男の腕に抱かれるがいい
(歌劇《にせの女庭師》第3幕 第6場 第26曲
ラミーロのアリア)/
⑩ミスリヴェチェク:それでは不実なリチダは−もはや見つからない
(歌劇《オリンピアーデ》第1幕 第7場:
アルジェーネのレチタティーヴォとアリア)/
⑪グルック:もし万一顔に感じたならば
(歌劇《皇帝ティートの慈悲》第2幕:セストのアリア)/
⑫ミスリヴェチェク:かつて私に言わなかったこと
(歌劇《オリンピアーデ》第2幕 第3場 アルジェーネのアリア)/
⑬モーツァルト:ああ、このひと時だけでも
(歌劇《皇帝ティートの慈悲》第2幕第9場:
第19曲 セストのロンド) |
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マグダレナ・コジェナー(Ms)
ミシェル・スヴィエルチェフスキー(指揮)
プラハ・フィルハーモニー管弦楽団
インドルジーハ・パヴリス(Cl:②),
ヴラディスラフ・ボロフカ(Ob:⑦)
バーバラ・マリア・ヴィリ(Cemb) |
バッハのアリア集では生まれながらの艶やかな歌声と見事なアーティキュレーションによって、多く人に高く評価をされたマグダレナ・コジェナー。今作ではモーツァルト、グルックとボヘミアの作曲家ミスリヴェチェクのオペラ・アリア集を完成させました。彼女の場面に応じて音色を変える見事な歌唱は、これらのレパートリーをとおして発揮され、ドラマティックといえるアリアが生み出されています。特にミスリヴェチェクでの艶やかな歌声とアーティキュレーションは見事。
《録音》2001年9月, プラハ、ドヴォルザーク・ホール
[デジタル(4Dオーディオ・レコーディング):セッション] |
479 0367
\1700→\1590 |
ジュゼッペ・シノーポリ
ムソルグスキー:
① 組曲『展覧会の絵』(ラヴェル編)
② 交響詩『はげ山の一夜』(R=コルサコフ編)
ラヴェル:
③ 『高雅にして感傷的なワルツ』 |
ジュゼッペ・シノーポリ(指揮)
ニューヨーク・フィルハーモニック |
ムソルグスキーのピアノ曲をラヴェルが卓越した管弦楽技法を駆使して色彩的な作品に編曲した「展覧会の絵」は、現在では原曲以上にポピュラーになっています。聖ヨハネ祭の夜に集う悪魔や妖怪たちの饗宴を描いた「はげ山の一夜」と、ラヴェルがシューベルトのワルツを範として書いた「高雅にして感傷的なワルツ」をカップリング、シノーポリが名門ニューヨーク・フィルハーモニックから多彩にして華麗な響きを引き出しています。
《録音》1989年12月, ニューヨーク、マンハッタン・センター
[デジタル] |
479 0369
\1700→\1590 |
エフゲニー・キーシン
プロコフィエフ:
① 『ピアノ協奏曲第1番変ニ長調Op.10』
② 『ピアノ協奏曲第3番ハ長調Op.26』
スクリャービン:
③ 『4つの小品Op.51』
④ 『練習曲嬰ハ短調Op.42-5』 |
|
エフゲニー・キーシン(P)
クラウディオ・アバド(指揮)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 |
土俗的な逞しい生命力と新古典主義的な彫琢が見事な調和を示すプロコフィエフ。そのピアノ協奏曲の2曲をキーシンのソロで聴くアルバムです。若干23歳で録音したプロコフィエフは、アバドの好サポートを受けて鋭いリズム感覚を存分に駆使した爽快さ。そして強烈で興奮がやまない演奏を聴かせています。17歳のキーシンが80歳のカラヤンと共演した時に収録されたスクリャービンの録音も収録。
《録音》1993年9月(①②), 1988年12月(③④),
ベルリン、フィルハーモニー [デジタル] |
479 0371
\1700→\1590 |
《トーマス・クヴァストホフ/ドイツ・ロマン派歌曲集》
シューベルト:
『春の想い D.686』『野ばら D.257』『ます
D.550』
『春に D.882』『ブルックにて D.853』
『夕映えの中で D.799』
『歌曲集「美しき水車小屋の娘」D.797〜第7曲「いらだち」』/
シューマン:
『ベルシャザル王Op.57』
『歌曲集「ミルテの花」Op.25〜
「献呈」「自由な心」「きみは花のよう」』/
メンデルスゾーン:
『春の信仰 Op.9-8』『歌の翼に Op.34-2』/
ヴォルフ:
『旅先で』『癒えたものが希望に寄する歌』『こうのとりの使い』/
レーヴェ:
『海を行くオーディン Op.118』
『オールフ殿 Op.2-2』『詩人トム Op.135a』/
R・シュトラウス:『「最後の木の葉」からの8つの歌Op.10〜
「献呈」「万霊節」「ひそやかな誘い」「あした!」/
アイルランド民謡:『ダニーボーイ』 |
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トーマス・クヴァストホフ(Br)
ユストゥス・ツァイエン(P) |
身体的なハンディにもかかわらず独自の歌唱法を習得して、ミュンヘン国際コンクールに優勝。フィッシャー=ディースカウ以来のリート歌手と評価されているクヴァストホフ。彼の得意とするドイツ歌曲、ロマン派の名作を集めたものです。温かく艶のある声による抒情的な美しさ。そして幅広い表現力と劇的な迫力を伴った歌唱は、このディスクでもその実力を発揮し名唱を聴かせてくれます。
《録音》2003年11月(①②),ミュンヘン、 バイエルン・ムジーク・スタジオ
[デジタル(4Dオーディオ・レコーディング):セッション] |
479 0374
\1700→\1590 |
マルク・ミンコフスキ&レ・ミュジシャン・デュ・ルーヴル
ラモー:サンフォニー・イマジネール(空想の管弦楽曲)
①英雄牧歌劇『ザイス』〜
序曲〔混沌からの解放と四大元素が分離する時の衝撃を描いた序曲〕/
②音楽悲劇『カストールとポリュクス』〜
葬儀の場(第2幕第2場)/
③オペラ=バレ『エベの祭典』〜
優美なエール(第2アントレ: 音楽、第5場)
④音楽悲劇『ダルダニュス』〜タンブーランⅠ&Ⅱ(プロローグ)/
⑤オペラ=バレ『栄光の神殿』〜
女神たちのための優美なエール(第1幕)/
⑥音楽悲劇『レ・ボレアード』〜
ロンドー形式によるコントルダンス/
⑦アクト・ド・バレ『オシリスの誕生』〜優雅なエール/
⑧音楽悲劇『レ・ボレアード』〜
時とゼフィールのためのガヴォットⅠ&Ⅱ(第4幕第4場)/
⑨バレ・ブフォン『プラテ』〜嵐(第1幕第6場)/
⑩音楽悲劇『レ・ボレアード』〜前奏曲(第5幕第1場)/
⑪コンセール 第6番(六重奏による6つのコンセールから)
(『新クラヴサン曲集』からの作者不詳の編曲)めんどり/
⑫オペラ=バレ『エベの祭典』〜
ロンドー形式によるミュゼット(テルプシコーレのダンス)—
ロンドー形式によるタンブーラン(第3アントレ:
舞踏)/
⑬音楽悲劇『イポリトとアリシ』〜リトゥルネル(第3幕)/
⑭英雄牧歌劇『ナイス』〜リゴドンⅠ&Ⅱ(プロローグ)/
⑮オペラ=バレ『優雅なインドの国々』〜
未開人の踊り: ロンドー(第4アントレ:
未開人)/
⑯音楽悲劇『レ・ボレアード』〜ポリヒュミニアのアントレ(第4幕第4場)/
⑰オペラ=バレ『優雅なインドの国々』〜シャコンヌ(第4アントレ:
未開人) |
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マルク・ミンコフスキ(指揮)
レ・ミュジシャン・デュ・ルーヴル |
ベルリオーズ以前のフランスで最も偉大な管弦楽作曲家といわれるラモーは、オーケストラのみの作品を残しませんでした。このアルバムにはミンコフスキ自身が選んだオペラの序曲や舞曲などを17曲収録し、偉大なオーケストラ巨匠にオマージュを捧げています。ミンコフスキの躍動感あふれる指揮が、ラモーの色彩豊かなオーケストラをいっそう魅力的なものとしています。
《録音》2003年6月 ポワシー劇場 [デジタル(4Dオーディオ・レコーディング):ライヴ] |
DG & Decca / Virtuoso
1CD\1200→¥890
ユニバーサルの超特価シリーズ「VIRTUOSO」。価格は安いが中身はすごい。
旧譜はこちら。 |
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478 4210
\1200→\890 |
《J・S・バッハ:ピアノ協奏曲集》
①『ピアノ協奏曲第1番ニ短調BWV.1052』
②『ピアノ協奏曲第4番イ長調BWV.1055』
③『ピアノ協奏曲第5番ヘ短調BWV.1056』
④『2台のピアノのための協奏曲第1番ハ短調BWV.1060』 |
アンドラーシュ・シフ(P&指揮)
ヨーロッパ室内管弦楽団(①〜③)
ピーター・ゼルキン(P:④),
カメラータ・ベルン(④) |
《録音》1989年1月, ウィーン(①〜③) [デジタル]
1992年4月, ラ・ショー=ド=フォン(④) [デジタル]
(原盤:Decca)DENONには1979年に師であるジョージ・マルコムの指揮によっても録音していましたが、このDECCA盤はシフの弾き振りによる録音です。スケールの大きく自由闊達でのびのびとしたソロとオーケストラとの調和も美しく、感情にあふれた演奏が見事です。今では、当時の響きを求めてチェンバロで弾かれることの多い協奏曲ですが、様式感を逸脱することなく現代のバッハ演奏の理想に近づいており、強い説得力をもっています。ピーター・ゼルキンとの共演による二重協奏曲も比類ないアンサンブルが堪能できます。 |
478 4211
\1200→\890 |
ブルックナー:
『交響曲第4番変ホ長調「ロマンティック」[第2稿(ハース)]』
[演奏時間:18:14 / 15:52 / 9:45 / 19:45] |
ベルナルド・ハイティンク(指揮)
アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団 |
《録音》1965年5月, アムステルダム [ステレオ:セッション]
(原盤:PHILIPS)
ブルックナーの4番は、自然描写を含むなど標題音楽的な傾向が強く、壮大なスケール感とともに最も親しまれている作品でしょう。ハイティンクは作品の厳格な書法を忠実に守り、音楽を構成する様々な要素をいたずらに誇張することはありません。綿密な楽曲分析に基づいて丁寧で知的に構成する彼の音楽は、優美な表情や温かさ、ロマン的詩情を大切にし、あくまで節度を保った気品が感じられます。 |
478 4212
\1200→\890 |
ショパン:
①『24の前奏曲 Op.28(全曲)』
②『前奏曲第25番嬰ハ短調Op.45』
③『前奏曲第26番変イ長調KK.IVb-7,BI.86』
④『ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調Op.35「葬送」』 |
ヴラディーミル・アシュケナージ(P) |
"《録音》1977〜1979年, オール・セインツ教会(①②)[ステレオ:セッション]
1983年, キングズウェイ・ホール(③)[デジタル:セッション]
1980年, キングズウェイ・ホール(④)[ステレオ:セッション]
(原盤:Decca)
ショパンの最高傑作といわれる「24の前奏曲」。短い楽想が感興の赴くままに展開する、音楽的にも充実した内容の完成度の高い曲集です。ショパンが最も平穏で幸福だった時期に書かれた葬送行進曲を含む詩情あふれる「ソナタ第2番」も収録。定評あるアシュケナージの洗練されたピアニズムと多彩な表現によって、ショパンの魅力を堪能することができる名盤です。 |
478 4213
\1200→\890 |
ハイドン:
①『チェロ協奏曲第1番ハ長調 Hob.VIIb:1』
②『チェロ協奏曲第2番ニ長調 Hob.VIIb:2』
③『ヴァイオリン協奏曲第1番ハ長調Hob.VIIa-1』 |
ハインリヒ・シフ(Vc:①②)
ネヴィル・マリナー(指揮)
アカデミー室内管弦楽団(Vc:①②)
ピンカス・ズカーマン(Vn&指揮:③)
ロサンジェルス・フィルハーモニック(③) |
《録音》①&②:1987年1月, セント・ジョンズ・スミス・スクエア
[デジタル:セッション] (原盤:PHILIPS)/③:1977年3月,
アメリカン・リージョン・ホール[ステレオ:セッション]
(原盤:PHILIPS)
それぞれ、ヨーゼフ・ヴァイグル、アントン・クラフトのために作曲したといわれているチェロ協奏曲集。「1番」はバロック色を留めた様式で、引き締まった力強さを。「第2番」は円熟期の充実した筆致でチェロの男性的な魅力が表現されています。ハインリヒ・シフは、テクニックや誇示や自身の音楽性を過剰に誇示する事なく、落ち着いた円熟の音楽を表出していきます。どの曲も端麗に彫琢された名演で、第1番第2楽章の穏やかな音楽性に裏付けられた抒情美は見事です。 |
478 4214
\1200→\890 |
ショスタコーヴィチ:
『交響曲第1番ヘ短調Op.10』
『交響曲第5番ニ短調Op.47』 |
ベルナルド・ハイティンク(指揮)
アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団 |
《録音》1980&1983年, アムステルダム [デジタル:セッション]
(原盤:PHILIPS)
旧ソ連という体制社会と自らの芸術的信念の狭間で苦悩しながら多くの傑作を生み出したショスタコーヴィチは、ある意味で最も20世紀的な作曲家だったのかもしれません。18歳での音楽院卒業作品として作曲され、ワルターらによって世界中で演奏されたショスタコーヴィチの出世作、「第1番」。人生肯定的な印象が体制に高く評価されて生前から彼の代表作とされてきた「第5番」を収録。ハイティンクの深いスコア・リーディングによるタクトが、作品の造形美をくっきりと浮かび上がらせます。表面的な装飾や悲壮感を排除し、内なる炎を余韻として漂わせる名演です。 |
478 4217
\1200→\890 |
ベートーヴェン:
『交響曲第2番ニ長調Op.36』
『交響曲第4番変ロ長調Op.60』 |
ミハイル・プレトニョフ(指揮)
ロシア・ナショナル管弦楽団 |
《録音》2006年6&7月, モスクワ音楽院 [デジタル:セッション]
(原盤:DG)
各種要素に対し綿密に工夫を凝らしながら、通念的価値観にはあえて反旗をひるがえすようにして、独自の道を突き進むプレトニョフ。そうした彼の姿勢が顕著に表れた才気渙発で、スリリングなベートーヴェン:交響曲集。急緩強弱を自在に活用した速い楽章。ゆっくりとした流れの中に濃い表情を描き出していく緩章楽章など、各楽章とも濃い陰影が施された、独創的な演奏です。 |
478 4218
\1200→\890 |
ブラームス:
『交響曲第1番ハ短調Op.68』
『交響曲第3番ヘ長調Op.90』 |
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 |
《録音》1977〜1978年, ベルリン・フィルハーモニー [ステレオ:セッション]
(原盤:DG)
絶頂期の帝王カラヤンとベルリンPOの凄さを示すブラームスの名演。生き生きとした抑揚感のある音楽と、完璧なアンサンブルによる磨き抜かれた重厚華麗な響き。どこを取っても自信みなぎる響きと表情に満ちあふれた演奏です。まさにこれこそ「ゴージャス」! |
478 4219
\1200→\890 |
ブラームス:
『交響曲第2番ニ長調Op.73』
『交響曲第4番ホ短調Op.98』 |
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 |
《録音》1977〜1978年, ベルリン・フィルハーモニー [ステレオ:セッション]
(原盤:DG)
絶頂期の帝王カラヤンとベルリンPOの凄さを示すブラームスの名演。生き生きとした抑揚感のある音楽と、完璧なアンサンブルによる磨き抜かれた重厚華麗な響き。どこを取っても自信みなぎる響きと表情に満ちあふれた演奏です。 カラヤンが大変気に入っていた第2番と第4番のカップリングです。 |
478 4220
\1200→\890 |
メンデルスゾーン:
『劇付随音楽「夏の夜の夢」Op.61』より
シューベルト:
『劇音楽「キプロスの女王ロザムンデ」D.797』より |
ジェイムズ・レヴァイン(指揮)
シカゴ交響楽団&合唱団
ジュディス・ブレーゲン(Sp) |
" 《録音》1984年7月, シカゴ・オーケストラ・ホール [デジタル:セッション]
(原盤:DG)
若々しいロマン的情感溢れる『真夏の夜の夢』。幻想的な曲想と美しい旋律で人気の高い『ロザムンデ』。劇音楽の二大傑作を、レヴァインとシカゴ交響楽団が演奏したアルバムです。シューベルトとメンデルスゾーンというロマン派を代表するふたりの作曲家の濃厚なロマンティシズムを、レヴァインは鋭敏かつ明快に捉えながらバランスのとれた響きで表現し、実に爽やかな音楽の流れを生み出しています。 |
478 4221
\1200→\890 |
モーツァルト:
①『ホルン協奏曲第1番ニ長調K.412(386b)』
②『ホルン協奏曲第2番変ホ長調K.417』
③『ホルン協奏曲第3番変ホ長調K.447』
④『ホルン協奏曲第4番変ホ長調K.495』 |
デイヴィッド・ジョリー(Hr:①④)
ウィリアム・パーヴィス(Hr:②③) |
オルフェウス室内管弦楽団" 《録音》1987年 ニューヨーク
[デジタル:セッション] (原盤:DG)
モーツァルトのホルン協奏曲を、指揮者を置かないオーケストラとして知られるオルフェウス室内管弦楽団が、一糸乱れぬ完璧なアンサンブルで聴かせる名盤です。 |
478 4222
\1200→\890 |
シューベルト:
①『ピアノ五重奏曲イ長調D.667,Op.114「ます」』
②『弦楽四重奏曲第14番ニ短調D.810「死と乙女」』 |
ジェイムズ・レヴァイン(P:①),
ゲルハルト・ヘッツェル(Vn:①),
ヴォルフラム・クリスト(Va:①),
ゲオルク・ファウスト(Vc:①)
アロイス・ポッシュ(Cb:①),
ハーゲン四重奏団(②) |
《録音》1990年, アーバーゼー(①), ミュンヘン(②)
[デジタル:セッション] (原盤:DG)
シューベルトの抒情的で歌心あふれる旋律美、色彩豊かな和声が存分に発揮された「ます」。歌曲「死と乙女」の旋律を用いた、劇的な緊迫感が溢れる「死と乙女」。シューベルトの室内楽の名作2曲をカップリングした一枚です。前者はレヴァインとウィーン・フィル&ベルリン・フィルのメンバーとの共演、後者は清冽なフレージングが見事に呼応するハーゲン四重奏団による演奏です。 |
478 4223
\1200→\890 |
シューマン:
①『ピアノ協奏曲イ短調Op.54』
②『子供の情景 Op.15』 |
ヴィルヘルム・ケンプ(P),
ラファエル・クーベリック(指揮)
バイエルン放送交響楽団(①) |
《録音》1973年, ミュンヘン(①) /1971年,
ハノーファー(②) [ステレオ:セッション] (原盤:DG)
ドイツ古典派やロマン派のピアノ作品演奏に一時代を築いたケンプならではの、深く優美な精神性に裏打ちされた滋味深い表現。クーベリック&バイエルン放送響と残した「協奏曲」。毅然と明解に細部を組み上げた「子供の情景」です。真にロマン的な作曲家であったシューマンに対する深い理解と愛情が表現された、巨匠ならではの音楽が息づいています。 |
478 4224
\1200→\890 |
《スパニッシュ・ギター・アンコールズ》
①『マイヤーズ:カヴァティーナ(J・ウィリアムズ編)』*
②『タレガ:アルハンブラの思い出』
③『アルベニス:アストゥリアス』
④『ブローウェル:キューバの子守唄』*
⑤『アルベニス:グラナダ op.47-1(セゴビア編)』*
⑥『サンス:スペイン組曲』
⑦『作者不詳:グリーン・スリーヴズ』*
⑧『バリオス:ワルツ Op.8-3』*
⑨『V=ロボス:5つのプレリュード第1&2番』*
⑩『バリオス:大聖堂』*
⑪『アルベニス:朱色の塔』
⑫『アルベニス:入江のざわめき-マラゲーニャOp.71-6』
⑬『イエペス:禁じられた遊び』 |
ナルシソ・イエペス(G:②③⑥⑪⑫⑬)
イェラン・セルシェル(G:①④⑤⑦⑧⑨⑩) |
《録音》1967〜1997年 (原盤:DG)
「小さなオーケストラ」ともいわれる楽器、ギターならではの多彩なエッセンスが味わえるアルバム。アルバムです。近代ギターの父と称されるタレガやギターのレパートリーに欠かすことにできないアルベニスなどスペインの作品を中心に、ギターの美しさを世に知らしめた「禁じられた遊び」まで、幅広いジャンルからの選曲。11弦ギターの名手セルシェルと名匠イエペスによる演奏で、魅力あふれるギターの世界を堪能できます。 |
オーストラリア Eloquence (6/6)
|
480 5003
(2CD)
\1800 |
《ヘンリー・パーセル:アンセム集》
『彼らは船で海に出て行く Z.57』
『主よ、わが敵の何と多きことか Z.135』『わが愛する者語りて
Z.28』
『主に向かって新しい歌を歌え Z.44』
『主よ、おんみはいつまで怒りたもうや Z.25』
『我らが宣るところを信ぜしは誰ぞ Z.64』
『見よ、大いなる歓喜の訪れを我汝に告ぐ
Z.2』
『主よ、われ汝に依り頼む Z.16』
『テ・デウムとユビラーテ・デオ Z.232』
『葬儀の音楽〜行進曲とカンツォン』
『主よ、われらの罪を思い出したもうことなかれ
Z.50』
『主よ、汝はわが心の秘密を知りたもう Z.58』
『彼らの言いたる時、われ喜ぶZ.19』
『おお主よ、万軍の神よ Z.37』『主に感謝せよ』 |
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ジョージ・ゲスト(指揮)
ケンブリッジ・セント・ジョンズ・カレッジ合唱団 |
"セント・ジョンズ・カレッジ合唱団は、世界屈指の大学聖歌隊として、多くの人々に親しまれ、愛されています。カレッジのチャペルでの礼拝は英国国教会の大聖堂の伝統にのっとって行われており、1670年代から礼拝での役目を担ってきました。伝統的な少人数制の編成は、英国の大聖堂聖歌隊の大多数とは一線を画す、表現力に満ちた豊かな響きをもっています。
《録音》1964, 1972, 1975年, ケンブリッジ・セント・ジョンズ・カレッジ・チャペル (ステレオ:セッション)
2012年7月21〜30日、来日公演予定 http://www.sjcchoir.co.uk/events/JapanTour2012" |
480 4844
(2CD)
\1800 |
《J・S・バッハ:カンタータ集》
①『カンタータ第51番BWV.51』
②『カンタータ第202番「いまぞ去れ、悲しみの影よ(結婚カンタータ)BWV.202』
③『カンタータ第10番「わが魂は主をあがめ」BWV.10』
④『カンタータ第80番「われらが神は堅き砦」BWV.80』
⑤『カンタータ第140番「目覚めよと、われらに呼ばわる物見らの声」BWV.140』 |
|
カール・ミュンヒンガー(指揮),
シュトゥットガルト室内管弦楽団
シュザンヌ・ダンコ(Sp:①②),
エリー・アーメリンク(Sp:③),
ヘレン・ワッツ(A:③),
ヴェルナー・クレン(T:③),
マリウス・リンツラー(Bs:③),
ガブリエレ・フォンターナ(Sp:④⑤),
ユリア・ハマリ(A:④⑤),
エスタ・ウィンベルイ(T:④⑤),
トム・クラウセ(Bs: ④⑤),
ウィーン・アカデミー合唱団(③),
室内合唱団(④⑤ |
1960年代後半〜70年代初めのバロック音楽復興期に大活躍した巨匠ミュンヒンガー。ヴィヴァルディ「四季」の録音がベストセラーになり、「パッヘルベルのカノン」などを有名にしたなど様々な功績がありますが、何と言っても彼の本質はバッハの演奏にありました。カール・リヒターの厳格な演奏とは違い、穏やかで優しいバッハは今でも多くの人に愛されています。名歌手シュザンヌ・ダンコ,
エリー・アーメリンクの美しい歌声も収録。
《録音》1968, 1977, 1984年, シュネーヴ,
シュトゥットガルト (ステレオ:セッション) |
480 2336
\1200 |
《ブリテン:合唱作品集》
『5つの花の歌 Op.47』『2つの2声部合唱曲』
『古いフランスのキャロルによるコラール』『羊飼いのキャロル』
『幼いマスグレイヴとバーナード夫人のバラード』
『“グロリアーナ”からコーラル・ダンス』『エイブラム・ブラウン老』
『オリバー・クロムウェル』『おまえはクッションが縫えるかい?』
『サリー・ガーデン』『聖母への讃歌*』
『ミサ・ブレヴィス ニ長調Op.63**』 |
|
ルイス・ハルシー(指揮)
ザ・エリザベサン・シンガーズ,
ジョージ・マルコム(指揮)
ロンドン交響合唱団*
ジョージ・マルコム(指揮)
ウェストミンスター大聖堂聖歌隊** |
ブリテンは、歌曲や合唱の分野でもたくさんの作品を残しています。ブリテンはとりわけ少年合唱を愛し、伝統的に少年のみの構成を貫いてきた教会聖歌隊のためのレパートリーの充実のために多大な貢献をしました。合唱の透明な響きとその残響を大切にした美しい作品が多いことでも有名です。このアルバムでもスケールの大きい充実した内容の作品ばかりで、感動的な音楽が心に響きます。「聖母への讃歌」は、初CD化。
《録音》1960, 1961, 1964年, ロンドン (ステレオ:セッション) |
480 2077
(2CD)
\1800 |
《イギリス合唱作品集》
①パリー:『別れの曲』,
②スタンフォード:
『ヘラクレイトス』『Sweet love for me』『僕の恋人はアルブツス』
『ヴェネタ』『チリンガム』『ダンスをしましょう』,
③エルガー:
『夏の激流のように』『愛する人は北の地にありて』
『行け、私の歌よ』『冬来たりなば春遠からじ』『驟雨』『愛の嵐』
『碑銘』『泉』『甘い調べ』『私の心の奥深く』,
④ディーリアス:
『夏至の歌』『クレイグ・ドゥーの山頂にて』
『夏の夜、水の上にて歌える』『夕日の輝きが城壁に落ち』,
⑤イギリス民謡:
『Captain Bover』『A fair maid』『Matthew,
Mark, Luke and John』
『I sowed the seeds of love』『Wassail
Song』『Bushes and Briars』
『O Waly, Waly』『Dance to your Daddy』『Bobby
Shaftoe』
『Adam Buckham O!』『I love my Love』『The
Sailor and Young Nancy』
『Our Captain calls all hands』 『Bonny
at Morn』『Soul Cake』
『Down among the dead men』『Brigg Fair』
『Early One Morning』『Derwentwater’s
Farewell』 |
|
ルイス・ハルシー(指揮)
ルイス・ハルシー・シンガーズ (①〜④)
ザ・エリザベサン・シンガーズ (⑤) |
イギリスの穏健な書法、旋法性の高さが堅持されたイギリス合唱作品。このメロディーだけでなく和声の美しさを表現豊かな名合唱団の演奏で、イギリスの溢れる叙情に陶酔されることでしょう。初CD化。
《録音》1965, 1968, 1977年, ロンドン (ステレオ:セッション) |
480 4972
(2CD)
\1800 |
《ウォルトン:合唱作品集》
①『戴冠式テ・デウム』
②『オラトリオ「ベルシャザールの饗宴」』
③『神をたたえよ』『汝の心に封印をするように』
『生まれた音楽はどこへ行くのか』
『ミサ・ブレヴィス』『十二夜』『リタニア「涙 はゆるやかに流れ」』
『今まで』『Make we joy in this fest』『What
cheer?』
④『領主市長の仕事台』『3つのシトウェルの歌』 |
|
①ソールズベリー大聖堂聖歌隊,
ウィンチェスター大聖堂聖歌隊,
チチェスター教会聖歌隊/
②ゲオルグ・ショルティ(指揮)
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団&合唱団
ベンジャミン・ラクソン(Br)/③
サイモン・プレストン(指揮)
オックスフォード・クライスト・チャーチ聖歌隊/
④ヘザー・ハーパー(Sp)
ポール・ハンバーガー(P) |
ロマンティックで、イギリス的な雰囲気な作風のウォルトン。戦後純音楽の分野で活躍しました。「戴冠式テ・デウム」は、英国女王エリザベス2世の戴冠式の最後を彩る音楽は壮麗で祝典的。「ベルシャザールの饗宴」では、ユダヤ人のバビロン捕囚と、やがて実現される予言へ期待を描いている作品です。二重合唱や二軍の吹奏楽を要する壮大なこの作品は、さすがショルティらしくダイナミックな表現が冴えた演奏です。オックスフォード・クライスト・チャーチ聖歌隊による合唱作品も、透明な歌声を聞かせてくれます。③④は初CD化
《録音》①②1977年, ロンドン/③1972年,
オックスフォード/④不明 (ステレオ:セッション)
4784972から番号変更。 |
480 2296
\1200 |
《ブリテン:声楽作品集》
①『今日のための発言 Op.75』
②『金曜日の午後 Op.7』『鳥たち』『聖体拝領のキャロル』
③『カンティクル第2番「アブラハムとイサク」Op.51』
④『子守歌のお守りOp.41』
⑤『ボトムの夢〜「夏の夜の夢」より』
⑥『王様の剣』
⑦ パーセル:『束の間の音楽(ティペット編)』『薔薇のあずまやから』 |
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①ベンジャミン・ブリテン(指揮)
ケンブリッジ大学音楽協会合唱団,
デイヴィッド・ウィルコックス(指揮)
ケンブリッジ・キングズ・カレッジ合唱団/
②ジョン・ハーヘシー(B-A),
ベンジャミン・ブリテン(P)/
③ノーマ・プロクター(A),
ピーター・ピアーズ(T),
ベンジャミン・ブリテン(P)/
④&⑦パメラ・ボウデン(A),
ピーター・ゲルホーン(P)/
⑤ジェライント・エヴァンス(Br),
エルンスト・アンセルメ(指揮)
スイス・ロマンド管弦楽団/
⑥ヴァルター・ゲール(指揮)&管弦楽団 |
ブリテンはイギリス国教会聖歌隊の編成のための作品を数多く書いた作曲家のひとりです。無調的な音階や機能和声とは逸脱したパッセージを使用しながらも美しい和声を保ちつつ、壮大な教会に響く残響を取り入れ、ボーイソプラノの天使のような歌声の感動的な響きを作り出しました。②では、ブリテンがその歌声に感動し録音したボーイアルト、ジョン・ハーヘシーは、現在バロックのテナー歌手として有名なジョン・エルウィス氏のこと。①②④⑥⑦は世界初CD化。
《録音》 1952〜1966年 |
480 2157
\1200 |
《シューベルト:声楽作品集》
①『祈り D.815』『夜の明かり D.892』『自然に中の神
D.757』
『若者の喜び D.983』『セレナード D.920』『ゴンドラを漕ぐ人
D.809』
『詩篇第23篇「主は私の牧者で」D.706』『嵐の中の神
D.985』
『天使の合唱(ゲーテの「ファウスト」より)D.440』
②『流れの上で D.943』
③『岩の上の羊飼い D.965』『ます D.550』『糸を紡ぐグレートヒェン
D.118』
『ミューズの子 D.764』『君はわが憩い
D.776』 |
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①ルイス・ハルシー(指揮)
ザ・エリザベサン・シンガーズ
②ロバート・ティアーズ(T),
ニール・サンダース(Hr),
ラマー・クラウソン(P),
③シュザンヌ・ダンコ(Sp),
ジェルヴァーズ・ドゥ・ペイエ(Cl),
グイド・アゴスティ(P) |
ルイス・ハルシーが指揮する名門ザ・エリザベサン・シンガーズの透明で温かい歌声。そして、純粋なハーモニーがシューベルトの詩情を表出しています。そして名歌手ロバート・ティアーと、エレガントな声による歌曲集を収録。世界初CD化。
《録音》 ①1966年, ②1969年, ③1956年 |
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