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第63号
メジャー・レーベル新録音新譜(2)


6/8までの紹介分


EMI (5/30)


CDS-4402852
(2CD)
\2800→\2590
(デラックス装丁限定盤)
ラトル&ベルリン・フィル他/
 ビゼー:歌劇「カルメン」(限定盤)
カルメン・・・・・マグダレーナ・コジェナー (MS)
ドン・ホセ・・・・・ヨナス・カウフマン(T)
エスカミリオ・・・・コスタス・スモリジナス(Br)
ミカエラ・・・・ゲニア・キュマイアー(S)
スニガ・・・・・クリスティアン・ヴァン・ホルン(Bs−Br)
モラレス・・・・アンドレ・シューエン(Bs-Br)
フラスキータ・・・・クリスティーナ・ランツハンマー(S)
メルセデス・・・・レイチェル・フランケル(MS)
ダンカイロ・・・・・ヒモーネ・デル・サルヴィオ(Br)
ラメンダード・・・・ジャン=ポール・フシェクール(T)
ベルリン国立歌劇場合唱団
エーバーハルト・フリードリヒ(合唱指揮)
サイモン・ラトル指揮/
ベルリン・フィル
 ラトル&ベルリン・フィルのオペラ録音は、ベートーヴェンの「フィデリオ」以来! 奇しくもラトルが芸術監督に就任して10年目の年に、この人気のオペラに挑戦。
 主役にラトル夫人のマグダレーナ・コジェナー、ドン・ホセには人気のテノール、ヨナス・カウフマンを 配して、新しい「カルメン」像に挑戦。
 ラトルが「カルメン」の楽譜を手にしたのはなんと3年前。初めてこの作品を演奏する 楽団員も多く、オーケストラにとっても貴重な経験となった模様。

 「”モナ・リザ”と同じで、人は”モナ・リザを何度も眺めることができるように、 『カルメン」も幾度となく耳を傾けることができます。必ず異なる一面がみえるでしょう。 これこそ、このオペラの偉大な栄光の一つです。」とラトルは語り、主役のコジェナーは、 「初めてカルメンを歌った歌手は、軽いソプラノの声でした。この歌劇は、オペラ= コミック座という小さな劇場に合わせて書き下ろされました。ですので、大きな オーケストラの中で、声を張り上げる必要はありません。今回初舞台となったこの作品で 夫でもあるサイモンが、私の考え方に賛同してくれていたことはとても幸運なことでした。 彼はこの作品を室内楽として仕上げたかったのです。ささやき声のような、まるで、密輸入者の ような。「カルメン」にまつわるものすべてが秘密なのです。」と語っている。

 5月に発売されたブルックナーの第9番と同様、これもまたクラシック界に議論と話題を提供する作品に違いない。

 録音:2012年4月(演奏会形式) 歌唱:フランス語 CDサイズのブック型仕様、72ページ・ブックレット(歌詞・テキスト仏/英/独/仏語 予定)



旧譜
ラトル&ベルリン・フィル/ブルックナー:交響曲第9番

CDCW-9529692
\1900→\1790
ラトル&ベルリン・フィル/ブルックナー:交響曲第9番(4楽章付)
ブルックナー:交響曲第9番(4楽章付)<輔筆完成版>
 第1楽章:Feierlich:Misterioso
 第2楽章:Scherzo:Bewegt,lebhaft
 第3楽章:Adagio:Langsam
 第4楽章:フィナーレ:Misterioso, nicht schnell
 (Completed performing version by Samale-Mazzucca-Phillips-Chors)
サイモン・ラトル指揮
ベルリン・フィル
 ブルックナーが死の直前まで書いていたこの作品は、未完の大作として知られる。
 死去した際には第4楽章を作曲している最中だったが、死の知らせを聞いた多くの人が彼の家を訪れ、自室譜を「記念に」、「想い出に」、持ち去ってしまった。そこで、残されたスケッチを元に4人の音楽学者、作曲家が25年以上かけて復元し、2010年さらに改定が行われたのが数ある完成版でも最も評価が高い、今回使用されているクリティカル・エディション、「サマーレ、フィリップス、コールス、マッズーカ版」。
 録音は2012年2月。2011年来日時に記者会見でラトルは、この録音を、ブルックナーの音楽を血と肉としているベルリン・フィルと録音できたことの価値を熱く語っていた。<世界初録音>
 録音:2012年2月ジュエルケース、24ページ・ブックレット

EMI



CDCW-6025702
\2000→¥1790
”北欧の妖精”ヴィルデ・フラング/チャイコフスキー&ニールセン
 1−3 チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲ニ長調作品35
 4−7 ニールセン:ヴァイオリン協奏曲作品33
ヴィルデ・フラング(ヴァイオリン)
エイヴィン・グルベルグ・イェンセン指揮
デンマーク国立交響楽団
 ノルウェー出身の”北欧の妖精”とうたわれる美貌の実力派ヴァイオリニストが王道のチャイコフスキーと,デンマークの作曲家ニールセンの協奏曲を録音!
 2011年3月の初来日でN響との共演で好評を得た彼女は2012年5月に二度目の来日を予定。2012年、クレディ・スイス・ヤング・アーティスト賞を受賞したり、9月には早くもルツェルン音楽際にて、ハイティング指揮でウィーン・フィルとの共演も決定している期待の新進ヴァイオリニストの新譜!
 録音:2011年8月29−31日 DR Koncerthuset, Copenhagen, Denmark


ヴィルデ・フラング旧譜

CDC 6844132
\2500→¥2290
ヴィルデ・フラング/デビュー!プロコフィエフ&シベリウス
 シベリウス:
  ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 Op.47
  ユモレスク(3曲)
 プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲第1番 ニ長調 Op.19
    (ライヴ録音)
ヴィルデ・フラング(ヴァイオリン)
ケルンWDR交響楽団
トーマス・ゼンダーガルド指揮
 16Pブックレット ジュエル・ケース
 国内盤でも発売され、レコ芸でも「可憐な外見を侮ることなかれ」と特大1ページの特集が組まれ、辛口の満津岡育信氏からも褒められてた。
 まだソロのCDは出ていなかったヴィルデ・フラング。ここへきてようやくEMIから本格デビュー。曲はシベリウスをメインとする新人登竜門的内容だが、まあ最初だからこのあたりからでいいかも。「音楽がとても優しく、とても親密に、とても抒情的」(フィナンシャル・タイムズ)と評された。
 ちなみにルックスのほうは、ちょっとシャルロット・ゲーンズブールにも似た雰囲気の美少女(だった)。今はもう20代前半。きっと美女に成長していることでしょう。

CDCW-9476392
\2000→¥1790
グリーグ:
 ヴァイオリン・ソナタ第1番ヘ長調 作品8
バルトーク:
 ソナタ(ソロ・ヴァリオリンのための) BB124,Sz.117
リヒャルト・シュトラウス:
 ヴァイオリン・ソナタ変ホ長調 作品18 
ヴィルデ・フラング(ヴァイオリン)
ミハイル・リフィッツ(ピアノ)
 北欧出身、急速に注目度を高めるフラングの、シベリウス:協奏曲に続く第2作。ムターの秘蔵っ子、ノウルェー出身のヴィルデ・フラング。その傑出した音楽表現力は鍛え抜かれた名技性や音楽性とともに注目されています。


VIRGIN



VCSW-6025122
(2CD)
\2400→\2190
アルテミス四重奏団/「死と乙女」&「ロザムンデ」
シューベルト;
 弦楽四重奏曲二短調D810「死と乙女」
 弦楽四重奏曲イ短調D804「ロザムンデ」
 弦楽四重奏曲ト長調D887
アルテミス四重奏団
ナターリア・プリシェぺンコ(第1ヴァイオリン)
グレゴール・ジーグル(第2ヴァイオリン)
フリーデマン・ヴァイグル(ヴィオラ)
エッカート・ルンゲ(チェロ)
 今最もエキサイティングなクァルテット、アルテミス四重奏団。彼らがベートーヴェンの次に取り上げたのは・・・シューベルトだった!

 ベルリンをベースに、世界で活躍するアルテミス・カルテットの最新録音は、賞も受賞し、好評だったベートーヴェン弦楽四重奏曲全集に続いて、シューベルトの最後の3つの弦楽四重奏曲に挑戦。チェリストのルンゲがこれらの曲について「信じられないようなシンプルさと純粋さ、そして、驚くべきモダニズム」と録音した後の感想を語っている。
録音:2009年7月 Siemensvilla, Berlin, Germany


先日ようやく完成した
アルテミス四重奏団
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲全集

VBS-0708582
(7CD)
\6300→¥5690
6年掛りで完成した弦楽四重奏作品の金字塔、ベートーヴェンの全曲録音
 アルテミス四重奏団/ベートーヴェン:弦楽四重奏曲全集  (限定盤)

CD1
 1.弦楽四重奏曲第1番ヘ長調作品18の1
  ナタリア・プリシェペンコ(第1ヴァイオリン)、グレゴール・ジークル(第2ヴァイオリン)
  フリーデマン・ヴァイグル(ヴィオラ)、エカルト・ルンゲ(チェロ)
 2.弦楽四重奏曲第4番ハ短調作品18の4
  グレゴール・ジークル(第1ヴァイオリン)、ナタリア・プリシェペンコ(第2ヴァイオリン)
  フリーデマン・ヴァイグル(ヴィオラ)、エカルト・ルンゲ(チェロ)
 3.弦楽四重奏曲第6番変ロ長調作品18の6
  ナタリア・プリシェペンコ(第1ヴァイオリン)、グレゴール・ジークル(第2ヴァイオリン)
  フリーデマン・ヴァイグル(ヴィオラ)、エカルト・ルンゲ(チェロ)
CD2
 1.弦楽四重奏曲第2番ハ長調作品18の2
  ナタリア・プリシェペンコ(第1ヴァイオリン)、ハイメ・ミュラー(第2ヴァイオリン)
  フォルカー・ヤコプセン(ヴィオラ)、エカルト・ルンゲ(チェロ)
 2.弦楽四重奏曲第3番ニ長調作品18の3
  ナタリア・プリシェペンコ(第1ヴァイオリン)、グレゴール・ジークル(第2ヴァイオリン)
  フリーデマン・ヴァイグル(ヴィオラ)、エカルト・ルンゲ(チェロ)
 3.弦楽四重奏曲第5番イ長調作品18の5
  ナタリア・プリシェペンコ(第1ヴァイオリン)、グレゴール・ジークル(第2ヴァイオリン)
  フリーデマン・ヴァイグル(ヴィオラ)、エカルト・ルンゲ(チェロ)
CD3
 1.弦楽四重奏曲第7番ヘ長調作品59の1「ラズモフスキー」
  ハイメ・ミュラー(第1ヴァイオリン)、ナタリア・プリシェペンコ(第2ヴァイオリン)
  フォルカー・ヤコプセン(ヴィオラ)、エカルト・ルンゲ(チェロ)
 2.弦楽四重奏曲第8番ホ短調作品59の2「ラズモフスキー」
  ナタリア・プリシェペンコ(第1ヴァイオリン)、グレゴール・ジークル(第2ヴァイオリン)
  フリーデマン・ヴァイグル(ヴィオラ)、エカルト・ルンゲ(チェロ)
CD4
 1.弦楽四重奏曲第9番ハ長調作品59の3「ラズモフスキー」
  ナタリア・プリシェペンコ(第1ヴァイオリン)、ハイメ・ミュラー(第2ヴァイオリン)
  フォルカー・ヤコプセン(ヴィオラ)、エカルト・ルンゲ(チェロ)
 2.弦楽四重奏曲第10番変ホ長調作品74「ハープ」
  ナタリア・プリシェペンコ(第1ヴァイオリン)、グレゴール・ジークル(第2ヴァイオリン)
  フリーデマン・ヴァイグル(ヴィオラ)、エカルト・ルンゲ(チェロ)
 3.弦楽四重奏曲第11番ヘ短調作品95「セリオーソ」
  ナタリア・プリシェペンコ(第1ヴァイオリン)、ハイメ・ミュラー(第2ヴァイオリン)
  フォルカー・ヤコプセン(ヴィオラ)、エカルト・ルンゲ(チェロ)
CD5
 1.弦楽四重奏曲第12番変ホ長調作品127
  ナタリア・プリシェペンコ(第1ヴァイオリン)、グレゴール・ジークル(第2ヴァイオリン)
  フリーデマン・ヴァイグル(ヴィオラ)、エカルト・ルンゲ(チェロ)
 2.弦楽四重奏曲第14番嬰ハ短調作品131
  ハイメ・ミュラー(第1ヴァイオリン)、ナタリア・プリシェペンコ(第2ヴァイオリン)
  フォルカー・ヤコプセン(ヴィオラ)、エカルト・ルンゲ(チェロ)
CD6
 1.弦楽四重奏曲第13番変ロ長調作品130
 2.大フーガ作品133
 3.弦楽四重奏曲ヘ長調Hess34(ピアノ・ソナタ作品14の1の編曲)
  ナタリア・プリシェペンコ(第1ヴァイオリン)、グレゴール・ジークル(第2ヴァイオリン)
  フリーデマン・ヴァイグル(ヴィオラ)、エカルト・ルンゲ(チェロ)
CD7
 1.弦楽四重奏曲第15番イ短調作品132
  ハイメ・ミュラー(第1ヴァイオリン)、ナタリア・プリシェペンコ(第2ヴァイオリン)
  フォルカー・ヤコプセン(ヴィオラ)、エカルト・ルンゲ(チェロ)
 2.弦楽四重奏曲第16番ヘ長調作品135
  グレゴール・ジークル(第1ヴァイオリン)、ナタリア・プリシェペンコ(第2ヴァイオリン)
  フリーデマン・ヴァイグル(ヴィオラ)、エカルト・ルンゲ(チェロ)
 リリース当初はただの気の狂った若者集団というような評価で流されていたアルテミスsq。しかしリリースを重ねるごとにその評価は急上昇。この異常なキャラクターは一過性のものではない、と新世紀を代表するクァルテットとして名を残すまでになった。
 その演奏は確かに前世紀のものと比べるとかなり過激だが、店主が彼らの演奏を愛したのはその生命力。この弾け飛びそうな生命感だけは20世紀末の優秀な多くの演奏団体も敵わないと思う。それにしてもまさかこんな豪華な全集セットにまでしてくれるとは思わなかった。Virgin、本当に彼らを大切にしているのだ。



録音:イエス・キリスト教会、ベルリン(ダーレム)、2005年6月23-26日、7月2-3日 (作品59の1、作品95)、 テルデック・スタジオ、ベルリン、2008年2月13-15日&5月5-7日(作品18の4、 作品59の2)  2009年11月8-13日&12月16-18日(作品18の6、作品130、133)  2011年2月9-11日(作品135)  2010年5月19-20日、6月29-30日&7月1日(作品18の1、127)  2010年12月21-22日(作品18の5)  2011年1月27-28日(作品18の3)  2011年3月29-31日&4月3-4日(Hess34,作品74) フンクハウス・ヴァルラフプラッツ、クラウス・フォン・ビスマルク・ザール、ケルン、  1998年7月20-26日(作品59の3、132)  シュトゥーディオ・シュトルベルガーシュトラーセ、ケルン、2002年6月10-12日、  2002年7月2-4日(作品18の2、131) クラムシェル・ボックス 56Pブックレット


EMI&VIRGIN
THE HOME OF OPERA
(2CD+1CD-R)\2300→\1890
(3CD+1CD-R)\3300→\2890

  EMIグループの新しいオペラ・シリーズ「THE HOME OF OPERA」シリーズ。
 EMIとVIRGINクラシックスは過去60年にわたり450以上のオペラ録音を続けており、偉大なアーティストによる録音の継続の中で、現在もゲオルギュー、デセイ、ディドナート、アラーニャ、パッパーノなどによる新録音が加わっています。その豊富なオペラ・カタログのエッセンスを選りすぐったこのオペラ・シリーズはクラシック・カタログの最高峰ともいうべきシリーズを形作っています。いずれもマルチパック 16Pブックレット あらすじと歌詞テキストのデータ(日本語ではありません)を収録したCD-ROM付きです。
 旧譜はこちら



CMSW-5598202
(3CD+1CDRom)
\3300→\2890
ようやく復活!
 クリュイタンス/グノー:ファウスト

  グノー(1818-1893):ファウスト(全5幕)
   歌唱:フランス語
ファウスト・・・・・・・・ニコライ・ゲッダ(T)
マルグリート・・・・・・ヴィクトリア・デ・ロス・アンヘレス(S)
メフィストフェレ・・・・ボリス・クリストフ(B)
ヴァランタン・・・・・・エルネスト・ブラン(Br)
シーベル・・・・・・・・リリアーヌ・ベルトン(S)
マルト・・・・・・・・・・リタ・ゴール(S)
アンドレ・クリュイタンス指揮
パリ国立歌劇場管弦楽団&合唱団
録音:1958年9月&10月 Salle de la Mutualite, Paris
 グノーの代表作である歌劇「ファウスト」。
 とにもかくにもまずはこれを聴いていただかないとグノーは始まりません。そして聴いたことを損させない素敵な作品。クラシック・ファンとして生まれてきた以上、生涯のうち一度は接しておいたほうがよいでしょう。
 3時間に近い全編をほとんど退屈せずに聴きとおせます。ものすごい力技。第2幕終盤(ファウストのワルツ)と第5幕(バレエ)にきわめてポピュラーな管弦楽曲を提供してくれていて、これもこのオペラの魅力をいっそう高めてくれています。
 数々の名盤が生まれているこのオペラ、しかし現在に至るまで代表的録音といっていいのがこのEMIのクリュイタンスによる1958年録音盤。ゲッダ、ロス・アンヘレス、クリストフという究極の歌唱陣に加え、それを圧倒的な存在感で支配するクリュイタンスの指揮。1953年にも同じキャストでモノラル録音を残していますが(BRILLIANT BRL93964)、やはりこのステレオ録音がベストでしょう。


VMSW-5598442
(3 CD+1CDRom)
\3300→\2890
ヒコックス/モンテヴェルディ:ポッペアの戴冠
 モンテヴェルディ(1567−1643):ポッペアの戴冠(全3幕)
  歌唱:イタリア語
ポッペア・・・・・・・・・・アーリーン・オジェ(S)
ネローネ・・・・・・・・・・デッラ・ジョーンズ(MS)
ドゥルジッラ・・・・・・・サラ・レオナード(S)
オッターヴィア・・・・・・リンダ・ハースト(S)
オットーネ・・・・・・・・・ジェイムス・ボウマン(CT)
セネカ・・・・・・・・・・・・グレゴリー・ラインハルト(B)
リチャード・ヒコックス指揮
シティ・オブ・ロンドン・シンフォニア
録音:1988年7月 All Saints Church Petersham, Surrey, UK


CMSW-5598732
(3CD+1CDRom)
\3300→\2890
ヤノフスキ/R.シュトラウス:無口な女
 R.シュトラウス(1864−1949):無口な女(全3幕)
  歌唱:ドイツ語
モロズス・・・・・・・・・・・・テオ・アダム(Br)
家政婦・・・・・・・・・・・・・アンネリーゼ・ブリュマイスター(CA)
アミンタ・・・・・・・・・・・・ジャネット・スコヴォッティ(S)
カルロッタ・・・・・・・・・・・トルディーゼ・シュミット(MS)
ヴァヌッツィ・・・・・・・・・ヴェルナー・ハセレウ(B)
マレク・ヤノフスキ指揮
ドレスデン国立歌劇場管弦楽団&合唱団
録音:1976年8月&1977年8月 Lukaskirche, Dresden


CMSW-5598522
(3CD+1CDRom)
\3300→\2890
クレンペラー/モーツァルト:コシ・ファン・トゥッテ
 モーツァルト(1756−1791):コシ・ファン・トゥッテ(全2幕)
  歌唱:イタリア語
フィオルディリージ・・・・・・・・・・・マーガレット・プライス(S)
ドラベッラ・・・・・・・・・・・・・・・・ イヴォンヌ・ミントン(MS)
グリエルモ・・・・・・・・・・・・・・・・ジェレイント・エヴァンス(Br)
フェルランド・・・・・・・・・・・・・・・・ルイジ・アルヴァ(T)
デスピーナ・・・・・・・・・・・・・・・・ルチア・ポップ(S)
ドン・アルフォンソ・・・・・・・・・・・ハンス・ゾーティン(B)
オットー・クレンペラー指揮
ニュー・フィルハーモニア管弦楽団
ジョン・オールディス合唱団
録音:1971年1月&2月 Kingsway Hall, London


CMSW-5598812
(3CD+1CDRom)
\3300→\2890
ムーティ/ヴェルディ:シチリア島の夕べの祈り
 ヴェルディ(1813−1901):シチリア島の夕べの祈り(全5幕)
  歌唱:イタリア語
エレナ・・・・・・・・・・・シェリル・スチューダー(S)
アリーゴ・・・・・・・・・クリス・メリット(T)
モンフォルテ・・・・・・ジョルジオ・ザンカナロ(Br)
プローチダ・・・・・・・・フェルッチョ・フルラネット(B)
リッカルド・ムーティ指揮
ミラノ・スカラ座管弦楽団&合唱団
録音:1989年12月&1990年1月(Live at La Scala, Milano)


VMSW-5598672
(2CD+1CDRom)
\2300→\1890
K.ナガノ/R.シュトラウス:ナクソス島のアリアドネ
 R.シュトラウス(1864−1949):ナクソス島のアリアドネ(全1幕)
  歌唱:ドイツ語
アリアドネ・・・・・・・マーガレット・プライス(S)
ツェルビネッタ・・・・スミ・ジョー(S)
バッカス・・・・・・・・エスタ・ヴィンベルイ(T)
ジュールダン・・・・エルンスト・テオ・リヒター(Br)
ケント・ナガノ指揮
リヨン国立歌劇王管弦楽団
録音:1994年4月&5月 Opera de Lyon


CMSW-5598592
(3CD+1CDRom)
\3300→\2890
パッパーノ/プッチーニ:三部作
 「外套」(全1幕) ミケーレ・・・・・・・・・・カルロ・グエルフィ(Br)
ジョルジェッタ・・・・・・マリア・グレギーナ(S)
ルイジ・・・・・・・・・・・・ニール・シコフ(T)
恋人たち・・・・・・・・・・
 ロベルト・アラーニャ(T)&アンジェラ・ゲオルギュー(S)
 「修道女アンジェリカ」 アンジェリカ・・・・・・・・クリスティーナ・ガラルド・ドマス(S)
公爵夫人 その伯母・バーナデット・マンカ・ディ・ニッサ(CA)
修道院長・・・・・・・・・・フェリシティ・パーマー(MS)
「ジャンニ・スキッキ」
 歌唱:イタリア語
ジャンニ=スキッキ・・・ジョセ・ヴァン・ダム(Br)
ラウレッタ・・・・・・・・・・アンジェラ・ゲオルギュー(S)
ジータ・・・・・・・・・・・・・フェリシティ・パーマー(CA)
リヌッチオ・・・・・・・・・・ロベルト・アラーニャ(T)
アントニオ・パッパーノ指揮
ロンドン交響楽団、
ロンドン・ヴォイセズ、ティフィン少年合唱団
録音:1997年7月 Lynhurst Hall, Air Studios, Hampstead, London


CMSW-5598282
(3CD+1CDRom)
\3300→\2890
プラッソン/マニャール:ゲルクール
 マニャール(1865−1914):ゲルクール(全3幕5場)
  歌唱:フランス語
ゲルクール・・・・・・・ジョゼ・ヴァン・ダム(Br)
トゥルース・・・・・・・・ヒルデガルト・ベーレンス(S)
サファリング・・・・・・ナタリー・シュトゥッツマン(CA)
ミシェル・プラッソン指揮
トゥールーズ・カピトール国立管弦楽団
オルフェオン・ドナスティアラ
録音:1986年1月 フランス


CMSW-5598352
(3CD+1CDRom)
\3300→\2890
プラッソン/マスネ:エロディアード
 マスネ(1842−1912):エロディアード(全4幕)
  歌唱:フランス語
サロメ・・・・・・・・・・シェリル・スチューダー(S)
エロディアード・・・・ナディーヌ・ドゥニーズ(MS)
ジャン・・・・・・・・・・ベン・ヘップナー(T)
エロード・・・・・・・・・トーマス・ハンプソン(Br)
ヴィテリウス・・・・・・ジョゼ・ヴァン・ダム(Br)
ミシェル・プラッソン指揮
トゥールーズ・カピトール国立管弦楽団&合唱団
録音:1994年11月&12月 Halle-aux-grains,Toulouse


CMSW-5598122
(2CD+1CDRom)
\2300→\1890
サンティーニ/ジョルダーノ:アンドレア・シェニエ
 ジョルダーノ(1867−1948):アンドレア・シェニエ(全4幕)
  歌唱:イタリア語
アンドレア・シェニエ・・フランコ・コレッリ(T)
マッダレーナ・・・・・・・アントニエッタ・ステッラ(S)
カルロ・ジェラール・・・マリオ・セレニ(Br)
ガブリエーレ・サンティーニ指揮
ローマ歌劇場管弦楽団&合唱団
録音:1963年7月 Teatro dell'Opera, Roma


VMSW-4409262
(3CD+1CDRom)
\3300→\2890
カーティス/ヘンデル:デイダミア
 ヘンデル(1685−1759):デイダミア(全3幕)
  歌唱:イタリア語
デイダミア・・・・・・・シモーネ・ケルメス(S)
ウリッセ・・・・・・・・アンナ・ボニタティブス(MS)
フェニーチェ・・・・・・ フリオ・ザナ-ジ(Br)
リコメーデ・・・・・・・・・・ アントニオ・アベーデ(B)
アラン・カーティス指揮
イル・コンプレッソ・バロッコ
録音:2002年7月 Teatro dei Rozzi, Siena, Italy

SONY (5/30)


8869195303-2
(6CD)
\3000→\2690
タール&グロートホイゼン
 4手のためのロマンティック・ピアノ作品集

【Disc 1】《子供を題材にした4手のための作品集》
 『フランセ:ルノアールによる15人の子供の肖像』
 『レスピーギ:6つの小品』
 『ビゼー:子供の遊びOp.22』
 『ディヒラー:3つの子供の情景』
 『カゼッラ:プパツェッティ』[録音]2002年

【Disc2】《ツェルニー:4手のための作品集》
 『性格的で華麗な序曲ロ短調Op.54』『華麗なる大ソナタハ短調Op.10』
 『幻想曲ヘ短調Op.226』『グランド・ソナタ ヘ短調Op.178』[録音]1990年

【Disc3】《ワーグナー:4手のためのトランスクリプション集》
 『ワーグナー(タウジヒ編):楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第1幕への前奏曲』
 『アレヴィ(ワーグナー編):喜歌劇「ギター弾き」序曲』
 『エルツ(ワーグナー編):「ラ・ロマネスカ」による大幻想曲op.111』
 『ワーグナー(ビューロー編):「ファウスト」序曲』
 『ワーグナー(フンパーディンク編):舞台神聖祝典劇「パルジファル」第1幕への前奏曲』
 『ワーグナー(タウジヒ編):楽劇「ワルキューレ」第3幕〜「ワルキューレの騎行」』
 『ワーグナー(ワーグナー編):歌劇「タンホイザー」序曲』[録音]1997年

【Disc4】
 『ドヴォルザーク:ボヘミアの森からOp.68』
 『ルビンシテイン(レーガー1914年編曲版):6つの性格的描写Op.50』
 『ラフマニノフ:6つの小品Op.11』[録音]1990年

【Disc5】《レーガー:ピアノ連弾作品集》

 『6つのブルレスケOp.58』
 『序奏とパッサカリア ニ短調 (オルガン用原曲のレーガー自身によるピアノ連弾編曲版)』
 『12のワルツ・カプリースOp.9』
 『モーツァルトの主題による変奏曲とフーガOp.132a』[録音]1990年

【Disc6】《ケクラン:2台ピアノ&4手のための作品集》

 『組曲Op.19』『デイジー・ハミルトンの肖像Op.140』、
 『フランス風ソナチネOp.60』、
 『ジンジャーのための舞曲集(ジンジャー・ロジャーズへの5つのオマージュ)Op.163』
 『2台ピアノのための組曲Op.6』[録音]2001年
ヤアラ・タール
アンドレアス・グロートホイゼン
 世界にその名を知られる実力派デュオ「タール&グロートホイゼン」が奏でるロマンティックな響き・・・1985年に結成されたピアノ・デュオ。イスラエル出身の女性ピアニスト、ヤアラ・タールと、ドイツ出身のアンドレアス・グロートホイゼンの2人。タールはテル・アヴィヴの音楽院を経てドイツに留学し、ともにペーター・ホイフトヴァンガーやルートヴィヒ・ホフマンに学ぶ。このデュオは、高い芸術性を持つピアノ連弾曲、あるいはピアノ二重奏曲の発掘と紹介に務め、均質な音色と完璧にタイミングの一致した演奏は高く評価されています。ピアノ・デュオ(2台のピアノまたは連弾)の作品は、モーツァルト、シューベルト、ブラームスなどは有名ですが、このアルバムでは比較的珍しい作品を収録してあります。見事な技巧と一体感でバランスよい響きを作り出し、作品の魅力を描き出しています。



8869193543-2
\2400→\2190
クリスティアン・ゲルハーヘル、新作!
ベートーヴェン:『連作歌曲「遥かな恋人に」Op.98』
シェーンベルク:『歌曲集「架空庭園の書」Op.15』
ハイドン:
 『「不幸な恋の慰め」XXVIa-9』『「宗教的な歌」Hob.XXVIa-17』
 『「人生は夢」Hob.XXVIa-21』
ベルク:『「アルテンベルク歌曲集」Op.4』
クリスティアン・ゲルハーヘル(Br)
ゲロルト・フーバー(P)
 ウィーンに所縁の深い4人の作曲家による新旧歌曲を織り交ぜたゲルハーヘルならではの意欲作。
 ベートーヴェンの「遥かな恋人に」は、シューベルトやシューマンによって極められることになる複数の歌曲を集めたチクルスとしての歌曲集というジャンルの先駆的作品。シェーンベルクの「架空庭園の書」は、徐々に無調様式を示しつつ斬新な領域を開拓した作品で、ゲオルゲの詩の主題は失われていく恋人たちの愛を描いたもの。それらとベルク、ハイドンの作品が組み合わされることで、アルバム全体がウィーンという音楽的中心地をキーワードにしたひとつのシンメトリックな構造になっています。
 ゲルハーヘルの歌唱は、フィッシャー=ディースカウに連なるドイツ伝統のリート唱法を引き継ぎながら、その詩に秘めた情感や内面性をドラマティックに表現し、成熟した音楽性を聴かせてくれます。美しく明快なドイツ語のディクションによって、一つ一つの単語に込められた作曲家の思いや情景が鮮明に浮かび上がってきます。
 《録音》2012年1月, バイエルン放送スタジオ [デジタル:セッション]


8872540814-2
\2400→\2190
ホーネック&カンマーオーケストラ・ウィーン=ベルリン
 モーツァルト&シューベルト:ウィーン風ロンド作品集

 シューベルト:
  『ポロネーズ変ロ長調D.580』『ロンド イ長調D.438』
  『ヴァイオリンのための小協奏曲ニ長調D.345』
 モーツァルト:
  『ヴァイオリンと管弦楽のためのロンド変ロ長調K.269』
  『ヴァイオリンと管弦楽のためのロンド ハ長調K.373』
  『セレナード第7番ニ長調K.250「ハフナー」〜ロンド』
ライナー・ホーネック(Vn&指揮)
カンマーオーケストラ・ウィーン=ベルリン
 ウィーン・フィルのコンサートマスター、ライナー・ホーネックを中心としたウィーン・フィルとベルリン・フィルの首席奏者が集結した、強力な室内オーケストラである「カンマーオーケストラ・ウィーン=ベルリン」の登場です。ホーネックは、良き伝統の代名詞であり、頑固なまでのこだわりをもつ強者たちの集団であるウィーン・フィルに20歳で入団、31歳でコンサートマスターに就任しました。現在では様々なウィーンのアンサンブルのリーダーを務めつつ、名古屋フィルのコンサートマスターとしても日本でおなじみですが、このアルバムの独奏でも美しく極上の響きを披露。ベルリン・フィルの弦セクションの鋭い切れ味を融合しながら、のびやかな歌心と清涼感溢れる音色で、ウィーンのエッセンスが詰まった素敵な音楽を聴かせてくれます。
 《録音》2010年6月, ウィーン、カジノ・バウムガルテン[デジタル:セッション]

[カンマーオーケストラ・ウィーン=ベルリン、主要メンバー]
 Rainer Honeck (Vn:VPO), Eckhard Seifert (Vn:VPO) , Daniel Froschauer (Vn:VPO), ThomasTimm (Vn:BPO), Romano Tommasini (Vn:BPO),
 Andreas Neufeld(Vn:BPO),Wilfried Strehle (Va:BPO), Innokenti Grabko (Va:VPO), Wolfgang Talirz (Va:BPO),Olaf Maninger (Vc:BPO),
 Robert Nagy (Vc:VPO),Shiahata Nabil (Cb:BPO)Dieter Flury (Fl:VPO)Clemens Horak (Ob:VPO)Wenzel Fuchs (Cl:BPO)Daniele Damiano (Fg:BPO)


クリスティアン・ティーレマン&ウィーン・フィル
ベートーヴェン・チクルス分売
(5/30)
8869797530-2
(2CD)
\2400→\2190
ベートーヴェン:交響曲第1、2、3番「英雄」 クリスティアン・ティーレマン(指揮)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
アネッテ・ダッシュ(Sp),
藤村実穂子(A),
ピョートル・ベチャワ(T),
ゲオルク・ツェッペンフェルト(Bs),
ウィーン楽友協会合唱団
(合唱指揮:ヨハネス・プリンツ)
8869797532-2
(2CD)
\2400→\2190
ベートーヴェン:交響曲第4、5「運命」、6番「田園」
8869797533-2
(2CD)
\2400→\2190
ベートーヴェン:交響曲第7、8、9番「合唱」
 今年10月にいよいよドレスデン国立歌劇場管と来日を果たすクリスティアン・ティーレマン。2013年にはウィーン・フィルとの来日も決まっており、日本でも一気に人気が急上昇しそうな勢いです。
 当アルバムは、2008年12月から2010年4月にかけてウィーン・フィルと行ったベートーヴェン・チクルスでのライヴ録音による全集からの分売。このチクルスでティーレマンは、ヴァイオリン両翼型の正統的なオーケストラ配置を採用、楽譜も旧来のブライトコプフ版を使用することで、まさに時代の趨勢に逆行し、この名門オーケストラの長く深い伝統の中で熟成されてきたベートーヴェン演奏を現代に鮮烈によみがえらせています。「20世紀のベートーヴェン演奏の王道を行くような解釈」「ウィーン・フィル特有の音と響きが鮮明に聴こえてくる」「モダン楽器の演奏にもまだ新しい可能性があることを強く印象付ける」と高く評価され、同時収録された映像も2011年度レコード・アカデミー賞特別部門賞を受賞するなど、2011年にベストセラーとなった一大プロジェクトの記録です。
 《録音》2008〜2010年, ウィーン,ムジークフェラインザール(デジタル:ライヴ)


ヨーヨー・マ最新リマスター・シリーズ (5/30)


8869754468-2
\1700
ベートーヴェン:チェロ・ソナタ第1、2&5番 ヨーヨー・マ(チェロ)
エマニュエル・アックス(ピアノ)
バッハの無伴奏チェロ・ソナタがチェロにとっての「旧約」聖書ならば、ベートーヴェンのチェロ・ソナタは「新約」聖書に匹敵する傑作として聴き継がれています。名手エマニュエル・アックスをピアノにむかえ、20代だった若き日のヨーヨー・マが伸びやかに歌った快演として絶賛された名盤です。

8869756284-2
\1700
「SAYURI」オリジナル・サウンドトラック ヨーヨー・マ(チェロ)
パールマン(ヴァイオリン)
J・ウィリアムズ作曲。ヨーヨー・マ、パールマンが参加した話題作。「シカゴ」でアカデミー賞を受賞したロブ・マーシャル監督、2005年のアメリカ映画『SAYURI』のサントラ。音楽はジョン・ウィリアムズで、ヨーヨー・マとパールマンが参加しています。日本を舞台にしたこの作品は全世界でヒットした アーサー・ゴールデン著による原作「Memoirs of a Geisha」が原作。「Last Samurai」でアカデミー賞にノミネートされた渡辺謙のハリウッド3作目にあたる他、主演:チャン・ツィイー、日本人では桃井かおり、役所広司が出演し話題となりました。

SONY (6/6)


ヨーヨー・マ最新リマスター・シリーズ


8869755373-2
\1700
ヨーヨー・マ〜シューマン:チェロ協奏曲
シューマン:
 チェロ協奏曲、
 アダージョとアレグロ、
 幻想小曲集
 民謡風の5つの小品
ヨーヨー・マ
C・デイヴィス指揮
バイエルン放送響
エマニュエル・アックス
 サン=サーンス、ラロ、ハイドン、ドヴォルザークとともにヨーヨー・マの協奏曲録音になくてはならないシューマンのコンチェルトは1985年サー・コリン・デイヴィス指揮バイエルン放送交響楽団との録音。盟友エマニュエル・アックスと1986年に収録した味わい豊かな小品をカップリング。

8869756142-2
\1700
ヨーヨー・マ〜シンプリー・バロック II
1. Was Gott tut, das ist wohlgetan, BWV 75
2 Aria from "Goldberg Variations," BWV 988
3 Wachet auf, ruft uns die Stimme (Sleepers Awake), BWV 645
4 Wer nur den lieben Gott last walten, BWV 647
5 Die Hoffnung wart' der rechten Zeit, BWV 186
6 Meine Seele erhebet den Herren, BWV 648
7 Schafe konnen sicher weiden (Sheep May Safely Graze), BWV 208
8 Es danke, Gott und lobe dich das Volk in guten Taten, BWV 76
9 Ach bleib bei uns, Herr Jesu Christ, BWV 649
10. Concerto in B-flat Major for Cello & Orchestra, G. 482
11. Concerto in B-flat Major for Cello & Orchestra, G. 482
12. Concerto in B-flat Major for Cello & Orchestra, G. 482
13. Concerto in D Major for Cello & Orchestra, G. 476
14. Concerto in D Major for Cello & Orchestra, G. 476
15. Concerto in D Major for Cello & Orchestra, G. 476
ヨーヨー・マ
コープマン
アムステルダム・バロック管
 ヨーヨー・マがオリジナル楽器アンサンブルの雄=コープマン指揮アムステルダム・バロック管弦楽団と共演,バロック・チェロを演奏して新境地を拓いたシリーズ第2弾。98年に発売され世界的な大ヒットとなった第1弾から2年後の2000年にリリースされたのがこのアルバム。ヨーヨー・マはこの企画のために愛用のチェロ(1712年製ストラディヴァリ)を、オリジナル楽器に近い音が出せるように改造し異なる奏法、調律システム等さまざまな「困難」を克服して挑んだ意欲作といえる。編曲もコープマンが手がけています。

SONY

 今回のSONY/RCA/独HMは異常にすごいです。このパワーがあるなら安心です。


8872540973-2
\2400→\2190
ウィンズバッハ少年合唱団、待望のバッハ
J・S・バッハ:
 『カンタータ第1番「輝く暁の星のいと美わしきかな」BWV.1』
 『カンタータ第48番「われは幸うすき者、誰かわれを救わん」BWV.48』
 『カンタータ第78番「イエスよ、汝わが魂を」BWV.78』
 『カンタータ第140番「目覚めよと、われらに呼ばわる物見らの声」BWV.140』
ウィンズバッハ少年合唱団
カール=フリードリヒ・ベリンガー(指揮)
シビラ・ルーベンス(Sp),
レベッカ・マーティン(Ms),
マルクス・シェーファー(T),
クラウス・メルテンス(Bs),
ドイツ・カンマー=ヴィルトゥーゾ・ベルリン
 バッハの名カンタータを美しい歌声でドイツの数ある少年合唱団の中でも、その正確な音程と一糸乱れぬ完成度の高さをもつ、1946年に設立されたドイツの名門少年合唱団「ウィンズバッハ少年合唱団」。最近ではバッハだけのアルバムの録音は少なかったので、ファンにはこたえられない1枚でしょう。
 ここに収録された4曲は、1723〜1731年バッハのライプツィヒ時代の作品。4曲目にはバッハのカンタータの中でも最も有名なカンタータ「140番」が歌われており、夾雑物もよけいな重量感も感じさせない、神への感謝に包まれた優しい曲想が聴く者の心を慰めます。
 彼らの美しい歌声はここで聴くことができます。
 演奏《録音》2011年9月, ウィンズバッハ [デジタル:セッション]


8869196064-2
\2400→\2190
新星アントネッロ・マナコルダ、シューベルト交響曲集
 シューベルト:
  『交響曲第3番ニ長調D.200』
  『交響曲第7(8)番ロ短調D.759「未完成」』
アントネッロ・マナコルダ(指揮)
カンマーアカデミー・ポツダム
 ヨーロッパから、次々と注目すべき新たな指揮者が登場する。今回は、アントネッロ・マナコルダの熱気あふれるシューベルト。
 アントネッロ・マナコルダは、マーラー・チェンバーオーケストラの元コンサートマスターで、現在ではイタリアやドイツのオーケストラ、歌劇場で非常に高い評価を得ている指揮者です。彼は昨年よりカンマーアカデミー・ポツダムの首席指揮者に就任。モダン楽器によるオーケストラですが、ピリオド楽器奏法を取り入れることによって、軍楽的な扱いによるトランペットとティンパニによるスピーディーでスマートな「3番」や、シューベルトらしい旋律の美しさや歌唱性、叙情性によってしっとり歌い上げた「未完成」など、現代的な明快で颯爽とした演奏をきかしてくれます。
 なお、ホルンとトランペット、ティンパニは古楽器を使用しています。
 録音2011年4&6月, ポツダム・ニコライザール [デジタル:セッション]

RCA



8872540593-2
\2400→\2190
オリヴァー・シュニーダー/ハイドン:ピアノ協奏曲集
ハイドン:
 『ピアノ協奏曲ヘ長調Hob.XVIII-3』
 『ピアノ協奏曲ト長調Hob.XVIII-4』
 『ピアノ協奏曲ニ長調Hob.XVIII-11』
オリヴァー・シュニーダー(P)
アンドルー・ワトキンソン(指揮)
アカデミー・オヴ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ
(アカデミー室内管弦楽団)
 シュニーダー待望の新録音は、軽快なハイドン「ヘ長調」の協奏曲は、ディヴェルティメント風の様式的発展をとげた作品で、室内楽的統一感の形成に主眼が置かれた作品。「ニ長調」の協奏曲は最も有名な作品で、ハイドン円熟期の作品です。バロック色は排除され、溌剌とした楽想が魅力的です。この作品をシュニーダーは、テンポの速い曲は快速テンポで駆け抜け、躍動感にみちた演奏を成し遂げています。
 オリヴァー・シュニーダーはスイス生まれ。10歳に満たない若さでパリのツェムリンスキー弦楽四重奏団とのデビューを果たし、チューリヒ音楽院にてオメロ・フランセシュに師事して最高位で卒業。その後、ウィーン国立音楽院大学、マンハッタン音楽院でも学位を取得し、ピーバディー音楽院にてレオン・フライシャーに師事、2001年卒業。ヨーロッパ、アメリカ、日本の各地で演奏活動を積極的に行い、ヴェルヴィエ音楽祭、チューリヒ祝祭週間など主要音楽祭にも参加。トーンハレ管弦楽団をはじめモスクワ・フィルハーモニー、オスロ・カメラ−タ、ケルン室内管弦楽団との共演も果たしています。2004年と2006年にユリア・フィッシャーとの共演で来日しています。
 《録音》2011年12月15〜16日, ロンドン、ヘンリー・ウッド・ホール[デジタル:セッション]

8869196379-2
\2400→\2190
ジンマンのシューベルト第3弾!
 シューベルト:
  交響曲第3番ニ長調D200
  交響曲第4番ハ短調D417「悲劇的」
チューリヒ・トーンハレ管弦楽団
指揮:デイヴィッド・ジンマン
 必聴!ジンマンのシューベルト第3弾!
 交響曲・序曲・協奏曲全曲を網羅するベートーヴェン・プロジェクトでスタートし、「R.シュトラウス管弦楽曲全集」「シューマン交響曲全集」「マーラー交響曲全集」などを経て、ジンマンが取り組み始めたシューベルト交響曲全集。史上最速とも思える第7番「未完成」、躍動感に満ちた第1番&第2番に続く第3弾は、シューベルトの若書きの大作である交響曲第3番と第4番「悲劇的」。
 モダン・オーケストラでありながら作品の時代に合わせて演奏スタイルを自在に変化させることのできるジンマンとチューリヒ・トーンハレは、細かなアーティキュレーションを適用した弦楽器、古式のトランペットとホルン、ティンパニの使用など、ピリオド演奏の方法論を大胆に持ち込んでいます。さらにベートーヴェンの交響曲でも聴かれた木管パートに即興的な装飾を大胆に取り入れることで、若きシューベルトが渾身の力を込めて描き上げた、対照的な作風を見せるこの2曲から、これまでに聴いたことのないような新鮮なサウンドを引き出しています。
 それにしても上記マナコルダ盤と平気でかぶるリリース、SONY、なかなか強気です。
 演奏《録音》2011年、チューリヒ、トーンハレ[デジタル、セッション]


シューベルト:交響曲全集旧譜
デイヴィッド・ジンマン&チューリヒ・トーンハレ管弦楽団

8869795335-2
\2400→¥2190
シューベルト:交響曲全集[1]〜デイヴィッド・ジンマン
 シューベルト:
  1.交響曲第7番ロ短調D.759「未完成」
  2.ヴァイオリンと弦楽のためのロンド イ長調D.438
  3.ヴァイオリンと管弦楽のためのコンツェルトシュトッゥク ニ長調D.345
  4.ヴァイオリンと管弦楽のためのポロネーズ変ロ長調D.580
2.-4.アンドレアス・ヤンケ(ヴァイオリン)
チューリヒ・トーンハレ管弦楽団
指揮:デイヴィッド・ジンマン
 2013年春まで2年がかりでジンマンが手がけていくのがシューベルトの交響曲全集。交響曲8曲に加え、ヴァイオリンとオーケストラのための作品3曲を収録するCD全5枚のビッグ・プロジェクトである。ジンマンにとってシューベルトは、ヴァイオリニストだったころから愛してやまない作曲家。「ヴァイオリンのためのソナチネ」はジンマンが最初のソロ・リサイタルで取り上げた作品であり、「未完成」交響曲は生涯最初に買ったオーケストラ・スコアだったほどで、今回のレコーディング・プロジェクトは、ジンマンにとって待ち望んだ夢の実現でもある。これまでに膨大な録音を残してきたジンマンにとって、シューベルト作品の録音は今回が初めてとなる。
 ブラームス全集とは異なり、従来同様、チューリヒ・トーンハレにおけるセッション・レコーディングで収録が進められる。その第1弾は、シューベルトの交響曲のみならず、クラシック音楽の中でも一、二を争うポピュラリティを持つ「未完成」交響曲(第7番)を収録。
 カップリングは、シューベルトがヴァイオリンとオーケストラのために書いた佳曲3曲。ピリオド演奏のスタイルを消化しつくしたジンマンとチューリヒ・トーンハレならではの緻密な音作りで、ロマン派の深淵を覗かせる「未完成」と、初期ロマン派の可憐なヴァイオリン作品集の魅力を際立たせている。
 アンドレアス・ヤンケは、1983年、ドイツ人の父と日本人の母との間に生まれたヴァイオリニスト。プラハの春、ドイツのシュポーア、仙台国際、イギリスのブリテンなどの国際的なコンクールに入賞後、ソリストとしてもヨーロッパ各地でオーケストラと共演。2006年にはチューリヒ・トーンハレに同団史上最も若い奏者として入団、2008年まで第2コンサートマスターをつとめたのち、第1コンサートマスターに就任して今に至る。ヤンケ・ピアノ・カルテットを組むヤンケ一家の一員でもある。
 ジャケットにはスイスの風景画家ロベルト・ジュントRobert Zund(1826‐1909)の油彩画を全タイトルに使用予定。
 11月にヨーヨー・マおよびチューリヒ・トーンハレ管弦楽団と来日、没後100年を記念してのマーラーの交響曲第5番、ドヴォルザークのチェロ協奏曲を含む演奏会を予定。
 [録音]2011年5月、チューリヒ、トーンハレ

8869787147- 2
\2400→\2190
シューベルト:交響曲全集[2]〜デイヴィッド・ジンマン
フランツ・シューベルト:
 1.交響曲第1番ニ長調D82
 2.交響曲第2番変ロ長調D125
チューリヒ・トーンハレ管弦楽団
指揮:デイヴィッド・ジンマン
 「ベートーヴェン交響曲全集」のヒットで世界的な名声を築いた名コンビ、デイヴィッド・ジンマン+チューリヒ・トーンハレ管弦楽団が、記念碑的な「マーラー交響曲全集」の次に取り組むビッグ・プロジェクト、「シューベルト交響曲全集」。昨年10月発売の、世界最速とも思える衝撃の「未完成」を収録した第1弾に続き、初期の2曲を収録した第2弾が早くも登場します。完熟ともいうべきマーラーやブラームスの交響曲での正攻法のアプローチとは異なり、ジンマンのシューベルトは、世界的なベストセラーとなった彼らのベートーヴェンの交響曲でのアプローチと同様、速めのテンポの中で、一つ一つのフレーズや音符の細部までを明解に音化しながら、楽想の転換を鮮やかに示しているのが特徴です。チェロを上手手前に置く通常配置ながら、ヴィブラートを控え目にした弦楽部、ピリオド楽器を使用したホルンとトランペット、ティンパニ、そして何といっても即興的な装飾を紡ぎ出す華やかな木管が作品に生き生きとした躍動感を与えています。ジンマンが1995年以来緊密なコンビを組み、あらゆるスタイルの音楽に変幻自在に対応することのできるスーパー・オケ、チューリヒ・トーンハレはピリオド演奏のスタイルをも消化しつくしており、全集録音などでしか省みられない傾向のあるこの可憐な2曲の魅力をあますところなく掬い取って見せています。第1弾と同様、19世紀スイスを代表する風景画家、ロベルト・チュントの風景画をジャケットに採用しています。
[録音]2011年2月28日〜3月1日、チューリヒ、トーンハレ(セッション)


DHM


8869791138-2
\2400→\2190
ミヒ・ガイック&オルフェオ・バロック・オーケストラ
 〜シューベルト序曲集&交響曲第5番

シューベルト:
 『序曲変ロ長調D.470』『序曲ニ長調D.556』
 『序曲ホ短調D.648』『イタリア風序曲ニ長調D.590』
 『イタリア風序曲ハ長調D.591,Op.170』
 『交響曲第5番変ロ長調D.485
ミヒ・ガイック(指揮)
オルフェオ・バロック・オーケストラ (ピリオド楽器使用)
 ピリオド楽器による貴重なシューベルトの序曲集&交響曲第5番。
 シューベルトが20才前後に書いた管弦楽作品を収録したアルバムです。「イタリア風序曲」は、「交響曲第6番」の作曲の合間に書かれ、「イタリア趣味とその代表者ロッシーニ氏にならった作品」と評されたものです。ドイツ的な曲想をしめす導入部ののち、典型的にイタリア的なアレグロ主部がはじまります。1817年にレストランのホールで初演され、シューベルトの演奏会場におけるデビュー作となりました。「交響曲第5番」は、軽やかな木管による対話風の主題で始まる、調和のとれた美しい作品ですが、ピリオド楽器使用によるメリハリのついた管弦楽と人間的な音色によって、快活なリズムと極めて美しい旋律を両立させた演奏です。またピリオド楽器による序曲集は珍しく、その意味でも貴重なリリースです。《録音》2011年7月29日〜8月1日, リンツ [デジタル:セッション]


旧譜から
ミヒ・ガイックの実力を知る1枚

独HM
8869757985-2
\2500→¥2290
ハイドン:歌劇「無人島」(1802年ドイツ語全曲版) ウルリケ・ホフバウアー(Sp:コンスタンツェ)
バルバラ・クラウス(Sp:シルヴィア)
クリスティアン・ツェンカー(T:フェルナンド)
ラインハルト・マイール(Bs:エンリーコ)
ミヒ・ガイック(指揮)
オルフェオ・バロック・オーケストラ、リンツ (ピリオド楽器使用)
録音】2009年7月13〜16日、アントン・ブルックナー私立音楽大学、リンツ(DDD:セッション)

 先日ハイドンの知られざるオペラ「漁師の娘たち」(HUNGAROTON HCD 32643)を聴いた。これがなんともまあ素敵なオペラだった。いつか詳しく紹介したいが、つまりハイドンのオペラは我々が思っている以上に魅力的ということ。最近はアーノンクールも好んで取り上げていると聴く。
 さてそんな中登場したのがドイツ・ハルモニア・ムンディの新録音、歌劇「無人島」。
 ダニエル・デフォーの「ロビンソン・クルーソー」が元になった物語。
 出演者4人とオーケストラの、規模は小さいながらもハイドンの独特な手の込んだオーケストレーションと表情豊かなレチタティーヴォがなんとも魅力的。起伏の激しい古楽器使用の管弦楽もメリハリをつけて演奏されている。この録音は2009年7月12日にアン・デア・ウィーン劇場でのコンサート形式演奏会で話題となったもので、その翌日から同メンバーによってリンツでセッション録音された。
 このドイツ語版での録音は世界初録音となるが、歌手たちもオーストリア出身のメンバーでそろえられ、当時のオーストリアのドイツ語発音で歌われているのも特徴的。そして特記すべきは指揮者のミヒ・ガイック。天性の勘のよさとも言うべきツボを心得た指揮ぶりにおそれいった。



8869791105-2
\2400→\2190
ハンガリーの伝統的なジプシー音楽と、オーストリアのバロック音楽の関係
 セレナータ・フンガリカ

 『カイオニ写本より:ポーランド舞踊』
 『J・フックス:パルティータ K.329』
 『シュメルツァー:バレ』
 『伝承曲:4つの舞曲』
 『カイオニ写本より:DadeZingaricum』
 『J・フックス:シンフォニア ハ長調「トルコ風」』
 『伝承曲:Arazbar』
 『Anna Szirmay Keczer写本より:5つの舞曲』
 『Janos Madach-Rimay写本より:Pongeset koboznak』
 『カイオニ写本より:O, mely csudalatos Isten』
 『カイオニ写本より:トランシルヴァニア舞曲』
アクサンチュス・オーストリア (ピリオド楽器&民族楽器アンサンブル)
 バロック期ウィーンのハンガリー風セレナータをおさめたアルバム。
 ハンガリーの伝統的なジプシー音楽と、オーストリアのバロック音楽は、お互いに影響しあい融合を図っていました。さらにヨーロッパの東にあるウィーンには、トルコや中近東の音楽が影響をあたえてきました。このアルバムでは、初期バロック期のウィーンに影響した、影響された音楽を中心にセレクトされています。
 1988年に結成された「アクサンチュス・オーストリア」は、ピリオド楽器と民族楽器を扱い、ヨーロッパの各国、イスラエル、モロッコなどの民族音楽や、中世からバロックの世俗・宗教的音楽まで、幅広いレパートリーを、バグパイプやいくつかの古典的な木管楽器と弦楽器の一種やダルシマー、パーカッションが歌手を伴奏していくもので、シンプルでながら祈りから興奮へと進む音楽は人間味あふれるもので、これらの曲のいくつかは現在ハンガリーにおいても、ポピュラーに演奏される作品です。
 録音2011年8月, ウィーン・アルベルトゥス・マグヌス大学教会 [デジタル:セッション]


8869798742-2
\2400→\2190
ピリオド楽器アンサンブル「Silete Venti!(西風よ!)」
 ヘンデル:
  『合奏協奏曲集Op.3,HWV.312〜317(全6曲)』
  『オーボエとファゴットのための協奏曲 ト短調
シモーネ・トニ(Ob),
ローラン・ル・シュナデック(Fg)
コラド・ロヴァリス(指揮)
アンサンブル “シレテ・ヴェンティ!”
 (ピリオド楽器アンサンブル)
 西風のような爽やかさとイタリアの情熱によるヘンデル 「合奏協奏曲Op.3」は、ロンドンの出版業者ジョン・ウォルシュによって出版され、弦楽が中心のOp.6とは違い、オーボエを中心とした管楽器が多く活躍する作品です。ヘンデルらしい力強さを持つ急速楽章と表情豊かな緩徐楽章の対照が、様々な部分で印象的に感じられます。
 最近キエフの図書館から発見され、ヘンデルの作品であろうとされている「オーボエとファゴットのための協奏曲 ト短調」が世界初録音。オーボエとファゴットの掛け合いが印象的な二重協奏曲です。
 ここで演奏するピリオド楽器アンサンブル「Silete Venti!(西風よ!)」は、オーボエのシモーネ・トニが中心となって設立され、指揮者のコラド・ロヴァリスをむかえバロックから古典派の演奏に取り組んでいます。コラド・ロヴァリスは、ベルガモ出身、ジュゼッペ・ヴェルディ音楽院で学び、モーツァルト、パイジェッロ、ロッシーニなどの歌劇で大変評価の高い指揮者で、2005年からはフィラデルフィア・オペラ・カンパニーの音楽監督を務めています。
 録音2009年12月, ミラノ、サン・マルコ教会 [デジタル:セッション]


8869792408-2
\2400→\2190
アルフレード・ベルナルディーニ(指揮)&アンサンブル・ゼフィロ
 モーツァルト協奏曲集

モーツァルト:
 ①『オーボエ協奏曲ハ長調K.314』
 ②『ファゴット協奏曲変ロ長調K.191』
 ③『2つのヴァイオリンのためのコンチェルトーネ ハ長調K.190』
パオロ・グラッツィ(Ob:①),
アルベルト・グラッツィ(Fg:②),
マッシモ・スパダーノ(Vn:③),
マウロ・ロペス(Vn:③),
アルフレード・ベルナルディーニ(指揮&Ob③),
アンサンブル・ゼフィロ(ピリオド楽器アンサンブル)
イタリアの管楽器テクニシャン、グラッツィ兄弟によるモーツァルト協奏曲集 イタリアの古楽管楽器奏者といったらグラッツィ兄弟をはずすわけにはいかないでしょう。パオロ・グラッツィ(Ob), アルベルト・グラッツィ(Fg)の2人は、イタリアだけでなくドイツ、イギリスのオーケストラからも客演奏者として招かれるほどテクニックと表現力は圧倒的。新録音は、まさにこの2人のために書かれたようなモーツァルトの協奏曲。決してテクニックに溺れず、イタリア風な斬新さにも走ることなく、センチメンタリズムとロマンティシズムの違いを見事に表現しながら、節度あるテンポで過度に思い入れることなしに音楽を奏でることによって、聴き手はモーツァルトの美しいメロディーを純粋に堪能することができるのです。①②では、ベルナルディーニはオーケストラ内でオーボエを吹きながら彼らを支えています。③では、ベルナルディーニがソロ的に扱われるオーボエを担当しています。ゼフィロの由来は、ギリシア神話に登場する優しい西風の神を意味するゼフィルスのイタリア語。1989年、ヨーロッパ屈指のオーボエ奏者のアルフレード・ベルナルディーニとパオロ・グラッツィ、ファゴット奏者のアルベルト・グラッツィがピリオド楽器オーケストラの卓越したプレイヤーに声をかけて設立されました。18世紀音楽の、特に管楽器のレパーリーを中心としたアンサンブルとして活躍を続けています。創立以来、ゼフィロはヨーロッパの主要な音楽祭をはじめ各国で演奏を続け、聴衆からもマスコミからも高評を得ており、彼らの録音の数々は国際的な賞を受賞し、ピリオド管楽アンサンブルの世界のトップと評価されています。演奏録音2006年12月, モンドヴィ、サラ・ギスリエリ [デジタル:セッション]


8869798863-2
\2400→\2190
ドロテー・オーバーリンガー
 ルネッサンスからバロック時代のヴェネツィアの作品集

 『ヴィヴァルディ:協奏曲ヘ長調「海の嵐」Op.10-1,RV.433』
 『ジョルジョ・マイネリオ:「Schiarazula Marazula」「La Lavandara Gagliarda」』
 『ジョヴァンニ・バティスタ・スパディ:Anchor che col partire』
 『ジョヴァンニ・バティスタ・リッチオ:4声のためのソナタ』
 『カステッロ:ソナタ第1番』
 『マッシミリアーノ・ネーリ:8声のためのソナタ第10番』
 『カステッロ:ソナタ第4番』
 『ジョヴァンニ・バッサーノ:リチェルカータ第4番』
 『B・マルチェッロ:ソナタ Op2-12』
 『アントニオ・カルダーラ:室内ソナタOp2-2よりガヴォット』
 『A・マルチェッロ:フラウティーノ協奏曲』
 『ヴィヴァルディ:フラウティーノ協奏曲イ短調RV.445』
 『フィリップ・ヴェルドロ:あわれな心が』
ドロテー・オーバーリンガー(Bfl)
ソナトーリ・デ・ラ・ジョイオーサ・マルカ (ピリオド楽器アンサンブル)
 現在ヨーロッパ古楽界で、人気実力ともに高い評価を得ているドロテー・オーバーリンガー。これまで中世音楽から、様々な国のバロック期の作品を録音してきました。今回はルネッサンス期からバロック期のヴェネツィアの音楽に焦点をあてています。最初のヴィヴァルディの「海の嵐」からしてダイナミックな激しい演奏で突進。2曲目はなんとバス・リコーダーでしっとり歌い、ソプラノ・リコーダーで舞曲の楽しみを教えられ、フラウティーノ(ソプラニーノ・リコーダー)による超絶技巧の協奏曲まで、11本の楽器を使い分け、リコーダーという楽器に限界などないのだということを実感させてくれます。
 オーバーリンガーはデビュー以来、今やヨーロッパ主要音楽祭の常連で、2005年からはザルツブルク・モーツァルテウム音楽院の教授をも務めています。彼女の高い芸術性と見事なテクニックに裏打ちされたオーセンティックで鮮やかなヴィルトゥオジティは、他を寄せ付けない完璧とも言える音楽を形作っており、これは音楽以外に文学や言語学を学んだことも大きなプラスになっているとも言えるでしょう。
 録音2011年9月, サン・ヴィジリオ、コル・サン・マルティノ [デジタル:セッション]


ドロテー・オーバーリンガー旧譜から

独HM
8869773509-2
\2400→¥2190
French Baroque 〜 フランス・バロック室内楽作品集
 『ミシェル・ブラヴェ:協奏曲イ短調』
 『ジャン・オトテール:「田舎の結婚式」より5曲, 「プレリュード ト短調」,他』
 『ジョゼフ・ボダン・ド・ボワモルティエ:トリオ イ短調Op.37-5』
 『ニコラ・シェドヴィル:「春、あるいは愉快な四季」より3曲』
 『アンヌ・ダニカン・フィリドール:ソナタ ニ短調』
 『ロベ−ル・ド・ヴィゼー:プレリュード ト長調』
 『フランソワ・クープラン:「恋の夜鳴きうぐいす」』
 『マラン・マレ:「スペインのフォリア」より』
 『ルイ=アントワーヌ・ドルネル:シャコンヌ ニ長調』
ドロテー・オーバーリンガー(Bfl) &
アンサンブル1700
 いやいや、その美しい容姿に惑わされていはいけない。
 ドロテー・オーバーリンガー、今やヨーロッパ主要音楽祭の常連で、2005年からはザルツブルク・モーツァルテウム音楽院の教授をも務めているというバリバリの実力派。
 現在ヨーロッパ古楽界では人気実力ともに高い評価を得ていて、これまでも中世音楽から、バロック期ドイツ、イタリア、イギリスの作品を録音してきた。今回は初のフランスもののアルバム。もちろん重要なフランス宮廷の音楽家が中心となるが、格調高いヴェルサイユ宮殿での音楽だけでなく、オトテールの農村音楽風作品や、ヴィヴァルディ「四季」のハーディ=ガーディ&リコーダー室内楽編曲版抜粋など、違った面からもフランスを楽しめるアルバム。
 オーバーリンガーは高い芸術性と見事なテクニックに裏打ちされたオーセンティックで鮮やかなヴィルトゥオジティで、他を寄せ付けない完璧とも言える音楽を形作っており、これは音楽以外に文学や言語学を学んだことも大きなプラスになっているとも言えるでしょう。
【録音】 2009年4月26〜29日 ドイチュランド放送スタジオ



8869788579-2
\2400→\2190
ヌリア・リアル登場!
 知られざる女流作曲家の作品集

マリアンナ・マルティネス(1744-1812):
 『序曲 ハ長調』『カンタータ「初恋」』
 『チェンバロ協奏曲ホ長調』
 『チェンバロ・ソナタ イ長調』
 『アリア「ベレニーチェ、なにをしているの」』
ヌリア・リアル(Sp),
ニコレッタ・パラシベスク(指揮&Cemb)
ラ・フロリディアーナ (ピリオド楽器アンサンブル)
 マリアンナ・マルティネスは、1744年ウィーンに生まれ、1812年に亡くなった女流作曲家。幼いころから音楽だけでなく、様々な国の言語の教育、文学を学びました。イタリアの詩人メタスタージオなどとも家族ぐるみの交流があったようです。音楽もハイドン、ポルポラ、ハッセなど当時人気の作曲家に音楽教育を受け、17歳で作曲した作品はウィーン宮廷礼拝堂で上演されました。その後マリア・テレジアのための作曲家、鍵盤楽器奏者として活躍しました。1773年にはボローニャのフィルハーモニー・アカデミー会員の試験で「驚くべき作曲の精度」と高い評価を得ました。この時代の典型的ウィーン風の形式による美しく繊細なメロディーは、モーツァルト、ハイドンやハッセとは違った巧みな創造性を感じ取ることができましょう。
 指揮者ニコレッタ・パラシベスクは、ルーマニアのゲオルゲ・ディマ音楽アカデミー、バーゼル・スコラ・カントールム、シュトゥットガルト音楽演劇大学で研鑽を積み、現在、バーセル・テオドール教会専属オルガニストを務めている女流鍵盤楽器奏者です。深い知識に裏打ちされた女性らしい繊細な演奏は、ときに鋭いリズミックなタッチを生み、独自の美の世界を作り出しています。
 歌曲はヌリア・リアルを起用。いつものように愛情のこもった美しい歌声が印象的です。
 「チェンバロ・ソナタ」以外は、すべて世界初録音となります。
 録音2011年2月, スイス、アルレスハイム [デジタル:セッション]


旧譜
ヌリア・リアルのアルバムから
Nuria Rial - The Spanish Album
GLOSSA
GCD P10001
(2CDs/特別価格)
\2500→¥2290
ヌリア・リアル 〜 スパニッシュ・アルバム
 ルネサンス時代の音楽 〜
  ムダーラ、ピサドール、フエンリャーナ、ダサ、バスケス、
  フレチャ、モラレス、バルデラーバノ
 ルネサンス&初期バロック時代の音楽 〜
  オルティス、フエンリャーナ、フレチャ、ナルバエス、
  アルカデルト、バスケス、デ・ミラン、アラニェス
 後期バロック時代の音楽 〜 コルセッリ
ヌリア・リアル(ソプラノ)
ホセ・ミゲル・モレーノ
 (ビウエラ&ルネサンス・ギター)
オルフェニカ・リラ、
エミリオ・モレーノ(ヴァイオリン&指揮)
エル・コンチェルト・エスパニョール
美しき歌声と美しき容姿のヌリア・リアルが歌う母国"スペイン"の"歌"。この素晴らしき歌声に魅了されて下さい!
※録音:1999年−2004年、クエンカ&サン・ロレンソ・デ・エル・エスコリアル(スペイン)



8869191407-2
\2400→\2190
ニューヨークのピリオド楽器アンサンブル「ムジカ・セクェンザ」デビュー・アルバム
 鬼才ファゴット奏者オズデミールによる新たな「四季」
ヴィヴァルディ:
 『ファゴット協奏曲ホ短調RV.484』
 『ファゴット協奏曲イ短調RV.497』
 『ファゴット協奏曲ニ短調RV.481』
 『ファゴット協奏曲イ短調RV.498』
 『カンタータ「お願いだ、もうやめてくれ」ト短調RV.684』
 『カンタータ「懐かしき森、友なる牧場」ハ長調RV.671』
 『ソナタ ニ短調「ラ・フォリア」Op.1-12,RV.63』
ブラク・オズデミール(Fg&指揮)
ダニエル・バべック(C-T)
ムジカ・セクェンザ (ピリオド楽器アンサンブル)
 ニューヨークのピリオド楽器アンサンブル「ムジカ・セクェンザ」のデビュー・アルバムです。
 この団体の音楽監督を務めるのは、ジュリアード音楽院を2010年にトップで卒業したファゴット奏者、ブラク・オズデミール。彼は、モダン・ファゴット、バロック・ファゴットも熟すというだけでなく、ロックやトランス・ミュージックをシンセサイザーとファゴットのコラボレーションで行うなど、天才的な才能で話題沸騰中。
 このアルバムでは、ヴィヴァルディのファゴット協奏曲4曲を、彼なりに選曲しソネットと組み合わせて「新しい四季」として演奏しています。
 ヴィヴァルディは、37曲ものファゴット協奏曲を残していますが、ここに収録された作品は、名人芸が必要されるというだけでなく、清らかな抒情をたたえた魅力的な旋律、憂愁を帯びた美しい旋律が特徴的で、オズミールのファゴットはその要求に見事に応えた演奏です。
 録音2010年10月, ニューヨーク、レフラック・コンサートホール [デジタル:セッション]


8869192604-2
(2CD)
\2800→\2590
アレッサンドロ・デ・マルキ指揮
 ヘンデル&カルダーラ/カルメル会のための作品集

 ヘンデル:
  『主は言われた(Dixit Dominus)HWV.232』
  『たとえ暴虐の中に地は荒れ狂おうともHWV.240』
 アントニオ・カルダーラ:
  『娘女王を見よ』『ラエタトゥス・スム(われ喜べり)』
 ヘンデル&カルダーラ:『サルヴェ・レジナHWV.241』
アレッサンドロ・デ・マルキ(指揮)
アカデミア・モンティス・レガリス(ピリオド楽器アンサンブル&合唱団)
 カルダーラとヘンデルの関係に光をあてたアルバム。
 カルダーラ(1670〜1736)はヴェネツィアに生まれ、ここでレグレンツィに学んだあと、マントヴァの宮廷楽長などを経て、1710年代以後、フックスのもとでウィーンの宮廷副楽長として活躍しました。ヘンデルは、渡英前の修業時代にローマで活躍をしていました。カトリックの総本山ローマで、ルター派だったプロテスタントのザクセン人ヘンデルがカトリック風に作曲した大がかりな作品「主は言われた」。ローマのコロンナ枢機卿が依頼した、「カルメル山の聖母マリアの祝日」のための典礼音楽の音楽です。
 そしてヘンデルの「サルヴェ・レジナHWV.241」は、1709年のカルメル会の式典のために書いた、ヘンデルとカルダーラの合作ではないかという仮説に基づいて、このアルバムの全体の収録曲が選ばれています。
 指揮者のアレッサンドロ・デ・マルキは、現代楽器とピリオド楽器の垣根をこえ、世界各地で活躍しています。サンタ・チェチーリア音楽院でオルガンと作曲を学び、バーゼル・スコラ・カントールムにてチェンバロと室内楽を。ルネ・ヤーコプスのアシスタントを、ベルリン国立歌劇場の客演指揮者。ザルツブルク音楽祭でアバドやバレンボイムのアシスタントを務めました。1998年、バロック・オーケストラ、アカデミア・モンティス・レガリスの音楽総監督に就任し、この気心知れたアンサンブルと、イタリアらしい情熱的な演奏を展開しています。
 録音2011年7月, モンドヴィ、アカデミア・モンティス・レガリス [デジタル:セッション]


8869790181-2
\2400→\2190
ドロテー・ミールズ〜美しきバロック宗教的アリア集
 『クリストフ・ベルンハルト:
  カンタータ「深き淵より、主よ、われ汝に呼ばわる」』
 『パッヘルベル:4声のためのパーティ 嬰ヘ短調』
 『ブクステフーデ:カンタータ「主よ、あなたさえこの世にあれば」』
 『フランツ・トゥンダー:「バビロンの流れのほとりに」』
 『ディートリヒ・ベッカー:4声のためのソナタ ホ短調』
 『フランツ・トゥンダー:「ああ 主よ、あなたの愛する天使を遣わされ」』
 『ニコラウス・ブルーンス:宗教的コンチェルト「全世界よ、神を讃美せよ」』
 『ニコラウス・アダム・シュトルンク:3声のためのソナタ ニ短調』
 『ヨハン・フィリップ・フェルチュ:
  カンタータ「深き淵より、主よ、われ汝に呼ばわる」』
ドロテー・ミールズ(Sp)
コンチェルト・メランテ (ピリオド楽器アンサンブル)
 様々な古楽アンサンブルらとの共演で魅力的な歌を聞かせるドロテー・ミールズ。ヘレヴェッヘやブリュッヘン、フェルトホーフェンなどが彼女を起用し、バッハのカンタータやヘンデルのオラトリオなどにはかかせない歌手でしょう。彼女のくせのない柔らかい声、ヴィブラートをかけずとも伝わる豊かな感情表現。そして簡素な言葉の中に盛り込まれたメッセージを、さりげなく的確に伝えてくれるのです。
 このアルバムでは、バロック時代の作曲家たちによるあまり演奏されない宗教的アリアを中心とした意欲的なプログラム。聴き通してみると温かくて心安らぐ優しさが心に響いてきます。学究的な枠をはるかに超えてヒューマンな音楽であり、献身的でやさしく慈愛に満ちた彼女の歌唱によって、素直な気分にさせてくれるはずです。
 バックで器楽アンサンブルを務める「コンチェルト・メランテ」は、ベルリン・フィル、ベルリン古楽アカデミー、フライブルク・バロック・オーケストラのメンバーによるピリオド楽器のアンサンブルで、ベルリン・フィルハーモニー公認室内楽アンサンブルとして認定もされています。
 録音2011年3月, イエス・キリスト教会 [デジタル:セッション]


ドロテー・ミールズ、旧譜から

CARUS
83.371
\2500→\2290
ドロテー・ミールズが歌うパーセル他の歌曲集「愛すればこそ」
 ヘンリー・パーセル(Henry Purcell 1659-1695)
  劇音楽「愚か者の出世(A Fool's preferment)」から、「ボンドゥカ(Bonduca)」から
  劇音楽「ソフォニスバ(Sophonisba)」から
  歌劇「ディドとエネアス(Dido and Aeneas)」から
  歌劇「ダイオrクリージャンの歴史(The histry of Dioclesian)」から
  歌劇「テンペスト(The Tempest)」からアリエルのアリア 他
 作曲家:ロバート・ジョンソン(Robert Johnson)
  ヨハン・クリストフ・ペープシュ(Johann Christoph Pepusch)
  トーマス・レヴンズクロフト(Thomas Ravenscroft) 達の作品と
  イギリスのトラディショナル・ソング(古い民謡) 全31曲
2011年7月16-19日 ベルリンでの録音 
ドロテー・ミールズ(ソプラノ)
ヴォルフガング・カチュナー指揮
ベルリン・ラウテン・カンパニー
 鈴木雅明、レオンハルト、ブリュッヘン、ヘレヴェッヘ等との共演も多いピュアで美しい声質が特徴的なミールズのパーセル。優れた表現力で”愛”の嫉妬、狂乱などを怒りに満ちて力強く、そして切なくパーセルの作品を中心に歌曲31曲を歌い上げます。


RCA



8869196319-2
\2400→\2190
パーヴォ・ヤルヴィ&フランクフルト放送響
 ハンス・ロット:交響曲第1番

  交響曲第1番ホ長調[1878-1880年]
  管弦楽のための組曲への2つの楽章[1877年] 世界初録音
パーヴォ・ヤルヴィ指揮
フランクフルト放送響
 狂気のうちに25歳で夭逝した天才作曲家、ハンス・ロットの唯一の交響曲パーヴォがその精神の軋みに分け入って成し遂げた凄絶な名演。
 マーラーのウィーン音楽院時代の友人であり、狂気のうちに25歳で夭逝したオーストリアの作曲家、ハンス・ロットの交響曲第1番。「ブルックナーとマーラーをつなぐミッシング・リンク」とも称され、19世紀末ウィーンに渦巻いていた後期ロマン派の爛熟を宿した大作において、パーヴォ・ヤルヴィが衝撃的な演奏を披露。現在絶好調のフランクフルト放送響の豊かなソノリティを駆使して、作品に内包するドラマや軋みを緻密に、かつ劇的に描き出し、ロット受容史に新たな一歩を記す名演を成し遂げています。
 当アルバムが世界初録音となる「管弦楽のための組曲 変ロ長調」をカップリング。
 [録音]2010年4月15日&16日、フランクフルト、アルテ・オーパー(交響曲)、2010年6月29日、フランクフルト、ヘッセン放送ゼンデザール(組曲)

【パーヴォ・ヤルヴィ指揮 フランクフルト放送交響楽団 2012日本公演】
・2012年6月6日(水)19:00開演 サントリーホールリスト:ピアノ協奏曲第1番(ピアノ:アリス=紗良・オット)マーラー:交響曲第5番
・2012年6月7日(木)19:00開演 サントリーホールメンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲(ヴァイオリン:ヒラリー・ハーン)ブルックナー:交響曲第8番

その他の公演
5月31日(木) 19:00開演  札幌 コンサートホールKitara [リスト/マーラー]
6月2日(土) 16:00開演   横浜 みなとみらい大ホール [メンデルスゾーン/ブルックナー]
6月3日(日) 14:00開演   名古屋 愛知県芸術劇場 [リスト/マーラー] 行きたい・・・
6月5日(火) 19:00開演   福岡 シンフォニー・ホール [リスト/マーラー]
6月8日(金) 19:00開演   東京文化会館大ホール [リスト/ブルックナー]

DHM



8869795997-2
\2400→\2190
ムジカ・フィアータによるフックスの美しい『皇帝レクィエム』
ヨハン・ヨーゼフ・フックス:
 『死者のためのミサ曲〜皇帝レクィエム K.51-53』
 『4声のためのソナタ K.347』『3声のためのソナタ K.370』
 『モテット:リベラ・メ(我を解き放ちたまえ)K.54』
 『ミゼレーレ』
ローラント・ウィルソン(指揮)
ムジカ・フィアータ(器楽アンサンブル)
ラ・カペラ・デュカーレ(声楽アンサンブル)
 ムジカ・フィアータによる、ウィーン・シュテファン寺院&宮廷礼拝堂楽長フックスの筆舌に尽くしがたい美しい『皇帝レクィエム』
 ヨハン・ヨーゼフ・フックスは1698年、皇帝レオポルト1世の宮廷作曲家に任命され、ウィーン聖シュテファン寺院の礼拝堂副楽長、同首席楽長を務めました。1715年、次の皇帝カール6世によって首席宮廷礼拝堂楽長に任命され、終生この職にあり、バロック時代の様々な声楽曲・器楽曲を残しています。
 彼の名はとりわけ「グラドゥス・アソ・パルナッスム」という対位法の理論書の著書として有名でしたが、近年その再評価著しい作曲家のひとりでしょう。ここに収録された「レクィエム(死者のためのミサ曲)」は「皇帝のレクィエム」とも呼ばれ、皇太后エオノーラ(皇帝レオポルト1世の未亡人)の葬儀のために書かれ、その後皇帝フランツ1世の父親、オイゲン公、皇帝カール6世の葬儀ために演奏されました。それまでのバロック時代のレクィエムのような祝典的な響きや器楽の協奏的な扱いが排除された悲しみに満ちた作風とメロディーによっており、その比類ない美しさは多くのレクィエムの名作の中でも群を抜いているものです。
 ローランド・ウィルソンは、1980年代からドイツやヴェネツィア初期バロックの宗教作品を数多く録音してきているベテランです。各パート1人という小器楽編成。またローランド・ウィルソンが結成した各メンバーが全てソリスト級の合唱団ラ・シャペル・デュカーレも小編成によって、器楽、独唱と合唱の色彩を際立たせています。当時この曲と同時に演奏されたであろう作品と、この曲の演奏で話題となったルネ・クレマンシック盤(BVCE38107)には収録されなかった長大な「ミゼレーレ」(演奏時間約24分)をはさみこみ、レクィエムという作品の特徴と美を、最大に引き出すことに成功しています。
 《録音》2010年12月2〜4日, ケンペン、ペータース教会 (デジタル:セッション)

WARNER


2564 667024
\1400
オリンピック − 勝利への音楽
 R.シュトラウス:ツァラトゥストラはかく語りきより/
 シャルパンティエ:テ・デウムより/
 エルガー:コケイン/
 ムソルグスキー:はげ山の一夜/
 プッチーニ:誰も寝てはならぬ/
 パーセル:トランペットを吹き鳴らせ/
 ヘンデル:水上の音楽より、王宮の花火より、ハレルヤコーラス/
 ベートーヴェン(プライズマン 編):聖なる儀式/
 プロコフィエフ:ロミオとジュリエットより/
 オルフ:カルミナ・ブラーナより/
 ワーグナー:ワルキューレの騎行/
 ラヴェル:ボレロより/
 プライズマン:アンジェリス、ユビラーテ/
 ヴェルディ:アイーダより/
 ベートーヴェン:交響曲第9番より
ヴァリアス・アーティスツ

2564 660448
(6CD)
\5100
ピエール=ローラン・エマール(pf)
 ワーナー録音集

 ドビュッシー:映像第1集、第2集、練習曲集第1巻、第2巻/
 アイヴズ:ピアノソナタ第2番「コンコード・ソナタ」 
  タベア・ツィマーマン(Vla)エマニュエル・パユ(Flu)/
 アイヴズ:2台のピアノのための3つの四分音小品 
  アレクセイ・リュビモフ(pf)/
 リゲティ:エチュードより
  第4番、第8番、第12番、第16番〜第18番/
 メシアン:幼子イエスにそそぐ20のまなざし(全曲)/
 ラヴェル:夜のガスパール/
 カーター:ナイト・ファンタジーズ、トゥー・ディヴァージョンズ・フォー・ピアノ、90/
 ブーレーズ:フルートとピアノのためのソナチネ ソフィー・シェリエ(Flu)/
 ブーレーズ:ピアノソナタ第1番/
 ベルク:ピアノソナタ/
 ベートーヴェン:ピアノソナタ第23番「熱情」/
 リスト:伝説より「水の上を歩くパオラの聖フランチェスコ」/
 ドビュッシー:水の反映、金色の魚/
 リゲティ:エチュードより第2番、第6番、第10番/
 メシアン:幼子イエスにそそぐ20のまなざしより「聖母の最初の聖体拝受」/
 ドビュッシー:練習曲第1巻より「8つの指のための」
ピエール=ローラン・エマール(pf)

●WARNER Opera series Vol.14


2564 660580
(2CD)
\2600
ブゾーニ:歌劇「嫁選び」 バレンボイム指揮、
シュターツカペレ・ベルリン、他
ジークフリート・フォーゲル(Bs)
カロラ・ヘーン(Sop)
グラハム・クラーク(Ten)
ヴィンソン・コール(Ten)

2564 660575
(3CD)
\3900
ビゼー:歌劇「カルメン」 シノーポリ指揮、
バイエルン州立管弦楽団、他
ジェニファー・ラーモア(MSop)
トーマス・モーザー(Ten)
アンジェラ・ゲオルギュー(Sop)
サミュエル・レイミー(Bs)

2564 660586
(2CD)
\2600
ヤナーチェク:歌劇「イェヌーファ」 ハイティンク指揮、
ロイヤル・オペラ・ハウス管弦楽団、他
カリタ・マッティラ(Sop)
エヴァ・ランドヴァ(MSop)
ヨルマ・シルヴァスティ(Ten)
ジェリー・ハドレー(Ten)

●WARNER DAS ALTE WERK


2564 662119
\1400
アーノンクール
 Live at the Holland Festival/イン・コンサート1973

 ヴァヴァルディ:協奏曲Op.10-2/
 ヘンデル:オーボエ協奏曲第3番/
 マレ:組曲「アルシオーヌ」/
 ラモー:組曲「カストールとポリュクス」/
 ビーバー:ソナタ「宗教的・世俗的弦楽曲集」より
  第1番、第8番、第10番
アーノンクール指揮、
ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス

2564 660467
\1400
アーノンクール
 ハイドン:ミサ曲第7番「戦時のミサ」、
       サルヴェ・レジナ
アーノンクール指揮、
ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス
ドロテア・レシュマン(Sop)
エリーザベト・フォン・マグヌス(MSop)
ヘルベルト・リッペルト(Ten)
オリヴァー・ヴィトマー(Bs)

●WARNER APEX series

2564 660707
\1200
モーツァルト:レクイエム
         アヴェ・ヴェルム・コルプス
ハイドン:Insanae et vanae curae
ナイジェル・ショート指揮、
ヨーロッパ室内管弦楽団、
カリス・レーン(Sop)
フランセス・ボーネ(Alt)
ポール・バドレー(Ten)
マシュー・ブルック(Bs)

2564 660705
\1200
弦楽合奏のための作品集
 パーセル(ブリテン編):シャコンヌ/
 ブリテン:ラクリメOp.48a(ヴィオラと弦楽による編曲版)/
 ペルト:ベンジャミン・ブリテン追悼の「カントゥス」/
 パーセル(ストコフスキー編):ディドーの嘆き/
 V.ウィリアムス:トマス・タリスの主題による幻想曲/
 ウォルトン:パッサカリア、彼女の唇に触れて別れなん/
 ティペット:コレッリの主題によるファンタジア
ヨーロッパ室内管弦楽団


2564 660060
(2CD)
\1600
バルトーク:ミクロコスモス デジュー・ラーンキ(pf)

スペインWARNER

 WARNERはWARNERでも、非常に珍しいスペインのWARNERです。



5310501862
\3200→\2990
ラモン・パウス(1959-):ピアノ作品集
  Garbi / Maresias / Samambaia / Linkaje / Aleia
  Azul de Prusia / Ipe Amarelo
マリア・オレハナ(ピアノ)

録音:2011年10月1-4日、スタジオ・ウノ、マドリード。スペイン

映画やテレビ番組のための音楽での活躍が目立つスペイン、カステリョン生まれの作曲家ラモン・パウスのピアノ作品集。



5310500752
(4CD)
\4700→\4490
ドノスティア神父(1886-1956):ピアノ伴奏歌曲全集(全162曲) アルムデナ・オルテガ(歌)
ホス・オキニェナ(ピアノ)

録音:2003-2005、2007年、場所の記載なし、リマスタリング:2011年

スペイン・バスクのカプチン会修道士で民謡研究家・作曲家でもあったドノスティア神父(ホセ・アントニオ・ドノスティア、別名サン・セバスティアン)のピアノ伴奏歌曲の全曲録音。




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