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第66号
お奨め国内盤新譜(2)
2012.9.4〜10.19 までの紹介分


オクタヴィア・レコード


OVCL-00474
(SACD Hybrid)
\3000
インバル&東京都交響楽団
 ブルックナー:交響曲第7番
エリアフ・インバル(指揮)
東京都交響楽団
 音楽ファンからの絶大な支持を受ける、名コンビ、インバル&東京都交響楽団によるブルックナー・シリーズ第5弾です。
 2012年4月に行われた演奏会のライヴ音源です。この日も、インバルの音楽を聴きに会場は満席となりました。
インバルのブルックナーは、全編にわたった強靭な音楽性が音楽を突き動かし、フィナーレまで熱が冷めることなく聴衆を導きます。
 ブルックナーの美しい響きとメロディを都響自慢の弦楽器群が歌い上げ、天上の音楽を創りあげてゆくのです。
 マーラーで現代最高峰指揮者であるインバルですが、ブルックナーも最大級の評価を受け続けています。
 世界最高の演奏が、東京から発信されています。ぜひお聞き下さい。収録:2012年4月12日 東京・サントリーホールにてライヴ収録
 

OVCL-00479
(SACD Hybrid)
\3500
サカリ・オラモ&ロイヤル・ストックホルム・フィル
 マーラー:交響曲 第2番「復活」
サカリ・オラモ(指揮)
ロイヤル・ストックホルム・フィル
 北欧の名コンビによる神々しく響きあげるマーラー「復活」!

 現在ロイヤル・ストックホルム・フィルの首席指揮者兼芸術顧問として活躍するサカリ・オラモの最新アルバムの登場です。
 前作マーラーの「巨人」で鮮烈な印象を与えた、同コンビによるマーラーの続編です。
 「復活」でも前作同様、北欧のオーケストラ特有の美しい響きの弦楽器群が際立っており、サカリ・オラモが鍛え上げた精密なアンサンブルと音色が全編を支配します。
 また、ヨーロッパトップクラスと言っていい管楽器群も聴きものです。名人を揃えた木管セクションに、セクションとしてまとまった音色を奏でることの出来る金管セクション。マーラーが要求する難易度の高い技術と音楽性を見事に表現します。
 オラモの持つ音楽の美感が、聴くものを虜にし、オーケストラのパワフルなサウンドが聴くものを圧倒します。まさに、世界最高峰のマーラーです。
 収録:2012年5月8-12日ストックホルム、コンサートホール



旧譜
ロイヤル・ストックホルム・フィルとの1番

EXTONEXCL-00034
(SACD Hybrid)
¥3000
マーラー:交響曲第1番「巨人」 サカリ・オラモ(指揮)
ロイヤル・ストックホルム・フィル
 北欧の名門コンビが打ち出した、力強く神々しいマーラー!現在RSPOの首席指揮者として活躍するオラモはラトルの後継者としてバーミンガム市交響楽団の音楽監督を引き継いだなど世界が注目する指揮者。そしてこれまでドラティ、ベルグルンド、ターリヒ、ギルバート・・・といった数多くの巨匠たちが首席指揮の座に就き、国際的地位を向上させてきた北欧の名門RSPO。まさしく、北欧の最強コンビともいえる両者によるマーラー演奏が登場です。 弦楽器の絹のような美しさ、金管の圧倒的なパワー、こだわりのテンポ感。両者の厚い信頼関係と、秀逸な構築力によって、力強く神々しいマーラー演奏を描き出しています。
 録音:2009年9月10−12日 ストックホルム・コンサートホール
DSD レコーディング 2ch非圧縮 High Quality SACD

WARNERからはこの録音も

WARNER
2564.62055
¥2400→¥1990
マーラー:交響曲第5番 サカリ・オラモ指揮
バーミンガム市響
 サイモン・ラトルの後任指揮者として就任したオラモ。フィンランド生まれの若手指揮者の中でも今最も堅実に、そして急速にその存在感を高めている。
 バーミンガム市響とはますます音楽的交感を深めてきたが、これは両者のひとつ到達点・・・「マーラー:交響曲第5番」。繊細さと温かい情感を兼ね備えたシベリウスの全集で一気にその名を高め、フォールズ選集ではそのダイナミズムで絶賛された。そんなオラモ・・・、マーラーの5番。
 2004年10月の・・・なんと、これがライヴだった!うそ。

 

OVCL-00481
\3000
沼尻竜典(指揮)&日本センチュリー響
 ドヴォルザーク:
  交響曲第4番
  スラヴ狂詩曲第2番
沼尻竜典(指揮)
日本センチュリー交響楽団
沼尻の音楽が躍動する!日本センチュリー交響楽団との音楽新時代へ!
これまで東京フィル、日本フィル、名古屋フィル、群馬響などのポストを歴任し現在びわ湖ホール芸術監督、日本センチュリー交響楽団の首席客演指揮者を務める沼尻竜典の充実が極める新アルバムです。
 日本センチュリー交響楽団の精度の高いアンサンブルと鮮やかな響きでドヴォルザークの初期の作品に彩りを加え、こんなにも美しい曲だったのかと改めて驚かされます。
 日本のオーケストラと思えぬコクのある弦楽の響きと管楽器群。充実した演奏による新たな音楽の喜びを伝えます。
収録:2012年5月23、24日大阪・シンフォニーホール
 

OVCL-00482
(SACD Hybrid)
\3000
矢部達哉久々のソロ・アルバム登場!
 モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲 第4番&第5番「トルコ風」
矢部達哉(ヴァイオリン) 
室内合奏団“秀” 
四方恭子(コンサート・ミストレス)
 東京都交響楽団、サイトウ・キネンなどのコンサート・マスターを努め、日本の楽壇のリーダーの一人として活躍をする矢部達哉の久々のソロ・アルバムの登場です。
 クラシックファンはもちろんですが、一般の音楽ファンにはNHK連続テレビ小説「あぐり」のヴァイオリン・ソロとして大きくファンを獲得しています。
音楽家として充実を極める年齢を迎え、久々のレコーディングとして向かい会った作曲家は、モーツァルトです。
幼い頃より慣れ親しんだ2つの協奏曲を、音楽の喜びの中で伸び伸びと表現してゆきます。
精度の高い技術はもちろんですが、それ以上の美しいヴァイオリンの音色は必聴です。
 伴奏を務めている室内合奏団“秀”は矢部達哉が、この音楽を表現するために厳選したメンバーで、コンサート・ミストレスの四方恭子をはじめ、都響、N響などトッププレーヤーがずらりとならび音楽に彩りを加えます。
音楽家の最盛期を迎えようとする矢部達哉のモーツァルト。鮮度の高いスーパーオーディオCDでの鮮やかな音色をお楽しみ下さい。収録:2012年5月26-28日水戸芸術館

矢部達哉(ヴァイオリン):

 洗練された美しい音色と深い音楽性によって、最も活躍しているヴァイオリニストの一人。 1968年東京生まれ。江藤俊哉氏に師事。89年桐朋学園ディプロマコース修了後、90年22歳の若さで東京都交響楽団(都響)のソロ・コンサートマスターに抜擢される。89年からサイトウ・キネン・オーケストラに参加。小澤征爾の指揮の下オペラや交響曲でコンサートマスターを務めている。92年よりジャパン・チェンバー・オーケストラのコンサートマスターの一人としても活動を行っている。ソリストとしても活躍目覚しく、朝比奈隆、小澤征爾、若杉弘、ジャン・フルネ、ベルンハルト・クレー、ジェイムズ・デプリースト、エリアフ・インバル、ガリー・ベルティーニ等の著名指揮者の下で共演し、絶賛を博している。室内楽にも意欲的に取り組み、ヨーヨー・マ等との共演の他、Kitaraホールカルテット及び京都アルティ弦楽四重奏団のメンバーとしても定期演奏会を行っている。
 97年にはNHK連続テレビ小説「あぐり」のヴァイオリン・ソロで、「美しい音色で清々しく朝が始まる」とクラシックに馴染みのない視聴者にも大きな反響を呼ぶ。2003年12月にはNHKテレビ放送50年記念ドラマ「川、いつか海へ(作曲:岩代太郎)」の音楽を演奏。 横山幸雄他とのデュオ演奏会の他、江守徹との朗読と音楽「言の葉コンサート(川端康成の作品朗読とバッハ演奏)」でも高評を得ている。
 その多岐にわたる活動と、古典から現代曲に至るまで幅広いレパートリーを常に高い水準で演奏する優れた音楽性が評価され、95年第5回出光音楽賞、平成8年度村松賞、96年第1回ホテルオークラ音楽賞を受賞。2004年4月より上野学園大学音楽・文化学部の教授に就任。日本の楽壇のリーダーの一人として、今後も尚一層の活躍が期待されている。     
                                   
 


OVCL-00475
\3000
水野由紀(チェロ)
 メンデルスゾーン:チェロ・ソナタ第2番、無言歌
 エルガー:愛のあいさつ
 ラフマニノフ:ヴォカリーズ
 カザルス:鳥の歌
 サン=サーンス:アレグロ・アパッショナート、白鳥
水野由紀(チェロ)
菊地裕介(ピアノ)
 水野由紀デビュー!
 可憐な中にも凛とした輝きを持つ新星チェリストの登場!!
 期待の新星チェリスト、水野由紀のデビューCD。
 宮崎国際音楽祭、霧島音楽祭等への出演、飯森範親氏指揮による山形交響楽団と共演するなど幅広く活躍しており、現在桐朋学園大学4年生。クラシックの枠にとらわれず、CMや音楽番組などTVメディア等での出演も果たしており、いま最も注目される若手女性チェリストです。このCDでは、メンデルスゾーンのチェロ・ソナタ第2番をはじめ、サン=サーンス「白鳥」「アレグロ・アパッショナート」、ラフマニノフ「ヴォカリーズ」、エルガー「愛の挨拶」、メンデルスゾーン「無言歌」などのチェロの小品を収録。共演したピアニスト菊地裕介の鮮やかなピアノにしっかりと支えられ、たっぷりとした歌心としなやかな技巧を見せているこの録音。新進気鋭のチェリストとしての充実の演奏を聴くことができます!
 収録:2012年3月26日-29日 かながわアートホールにて収録

水野由紀(みずの ゆき):
 9歳よりチェロを始める。桐朋女子高等学校音楽科を経て現在桐朋学園大学4年在学中。第7回泉の森チェロコンクール高校生以上の部銀賞。クールシュベール国際音楽アカデミー、京都フランスアカデミーにてフィリップ・ミュレール氏に指導を受けファイナルコンサートに出演。アルト・ノラス、アラン・ムニエ、ルイス・クラレット、タマシュ・ヴァルガ各氏のマスタークラスを受講。2009年サントリーホール23周年記念ガラ・コンサート、2010年、学内試験優秀者による桐朋学園大学室内楽演奏会、サイトウキネン青少年の為のオペラ、小澤征爾音楽塾オーケストラ、みなとみらいジルヴェスターコンサート等に出演。2011年、ヤマハホール1周年記念イベントとして、三村奈々恵&水野由紀 Special Concert をヤマハホールにて開催。宮崎国際音楽祭に出演。霧島国際音楽祭に奨学生として参加。現在室内楽を徳永二男、堤剛の各氏に師事。これまでにチェロを苅田雅治、倉田澄子各氏に、現在、堤剛氏に師事。

◆ゆき日記(本人によるブログ) http://ameblo.jp/yukim-vc/
 
OVCT-00092
\2500
江崎昌子(ピアノ)
 J.S.バッハ:インヴェンションとシンフォニア
江崎昌子(ピアノ)
 ピアニストのバイブル。バッハの響きを江崎昌子が奏でる!
 これまで多くのピアノ教則本アルバムをリリースし、ピアノ愛好者達から大いに支持をされている江崎昌子が新たにリリースするのは、ピアニストのバイブル的存在、J.S.バッハの「インヴェンションとシンフォニア」です。
 ピアニストが誰もが出会うこの曲を、江崎昌子が彩りよく奏でてゆきます。
 教則的要素もあるこの曲ですが、芸術的鑑賞要素も高く、多くの人より愛されています。
 江崎昌子が送るピアノ愛好者たちへ最高のプレゼントです。録音:2012年7月3、4日埼玉・三芳町文化会館(コピスみよし)
 
OVCX-00068
\3000
梅原ひまり(ヴァイオリン)
 ノスタルジー

 シューベルト:ロンドロ短調 D.895
 ブラームス:
  ヴァイオリン・ソナタ第1番ト長調作品78 「雨の歌」
 エネスク:幼時の印象 作品28
 細川俊夫: 悲歌
梅原ひまり(ヴァイオリン)
上野真 (ピアノ)
 追憶という音色のヴァイオリン
 梅原ひまりは、古都京都を中心に演奏活動を展開しているヴァイオリニストです。このアルバムには梅原の演奏の積み重ねから生まれた、叙事詩のような趣があります。「ノスタルジー」と題され、シューベルト、ブラームス、エネスク、そして梅原ひまりのために書かれた細川俊夫の「悲歌」と続きます。音楽も時代とともに現代へ遡りつつ、それらの楽曲への思いを梅原は上野真のピアノとともに馳せさせるのです。
 収録:2012年5月16日-18日 碧南市芸術文化ホール

梅原ひまり (ヴァイオリン):
 4才よりヴァイオリンを始め、1966年全日本学生音楽コンクール西日本大会中学校の部第一位。
 桐朋学園女子高等学校音楽科及び桐朋学園大学を卒業後、ベルリン芸術大学に入学し、1980年首席で卒業。その後帰国し、演奏活動を始め、これまでに数々のリサイタルやオーケストラとの共演、NHK・FMでの録音、又室内楽では多くの内外の著名な演奏家との共演を重ね、活躍中。
 現在は京都市立芸術大学及び同志社女子大学で後進の指導にあたる一方、いずみシンフォニエッタ大阪のメンバーでもある。今までに、故長谷川孝一、香西理子、故江藤俊哉、トーマス・ブランディスの各氏に、室内楽を故ウルリッヒ・コッホ氏に師事。’98年藤堂音楽賞、2003年京都府文化功労賞をはじめ、数々の賞を受賞。
 


エクストン・ラボラトリー・ゴールドライン


【エクストン・ラボラトリー・ゴールドライン】
エソテリック大間知基彰氏&オクタヴィア・レコード
共同プロデュース


OVXL-00071
(SACD Hybrid)
\3800
MIYUJI 2012 / 金子三勇士
 J.S.バッハ:フランス組曲第5番BWV.816
 ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第8番「悲愴」
 バルトーク:
  ピアノ・ソナタ
  10の易しい小品より「セーケイ人たちとの夕べ」
  ルーマニア民俗舞曲
  「ミクロコスモス」第6巻より「オスティナート」

 【ボーナス・トラック】
  バルトーク:「子供のために」より第1番、2番、3番、13番、40番
金子三勇士(ピアノ)
 エソテリック大間知基彰氏とオクタヴィア・レコード江崎友淑共同プロデュースによる金子三勇士の最新録音が、新マスタリング盤で登場!!
 いま日本において若手実力派ピアニストとして最も注目される金子三勇士。
 エソテリックの大間知基彰氏とオクタヴィア・レコード江崎友淑がプロデューサーとしてタッグを組み、新録音アルバムを発売することとなりました。金子三勇士の現在(いま)を聴くことのできる「3B」として、バッハ、ベートーヴェン、バルトークが収録されています。
 収録現場では二名のプロデューサーが立会い、細部までこだわり抜き、録音を行いました。名匠、大間知氏と江崎の究極の音作りによる音源を、オクタヴィア・レコードの最先端マスタリング盤、「エクストン・ラボラトリー・ゴールドライン」にてお楽しみください。
 収録:2012年10月2日-4日 東京・稲城iプラザ

金子三勇士 ピアノ:
 1989年、日本人の父とハンガリー人の母のもとに生まれる。
 6歳で単身ハンガリーに渡りバルトーク音楽小学校にてハンガリーのピアノ教育第一人者 チェ・ナジュ・タマーシュネー に師事。1997年と2000年に全国連弾コンクール優勝、2001年には全国ピアノコンクール9〜11歳の部で優勝。2001年、飛び級(11歳)で国立リスト音楽院大学ピアノ科に入学、エックハルト・ガーボル、ケヴェハージ・ジュンジ 、ワグナー・リタ に師事。2006年、ピアノ科全課程修了とともに日本に帰国、東京音楽大学付属高等学校に編入し、清水和音、迫昭嘉、三浦捷子に師事。
 2010年10月にリリースされたデビューアルバム「プレイズ・リスト」はレコード芸術誌の特選盤に選ばれた。2011年第12回ホテルオークラ音楽賞を受賞。2012年第22回出光音楽賞を受賞。
 これまでに、小林研一郎指揮/読売日本交響楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団、大阪センチュリー交響楽団(現日本センチュリー交響楽団)、下野竜也指揮/京都市交響楽団などと共演。海外ではハンガリー、アメリカ、フランス、ドイツ、オーストリア、スイス、ギリシャ、ルーマニア、チェコ、ポーランド、中国などで演奏活動を行なう。
 東京音楽大学ピアノ演奏家コースを首席で卒業し、現在東京音楽大学大学院器楽専攻鍵盤楽器研究領域に在席中。スタインウェイ・アーティスト。
2005年 バラッシャジャルマット国際コンクール グランプリ優勝、2005年 コンツェルテウム・ギリシャ国際コンクール優勝、2006年 シンメルUSASU 国際ピアノコンクール優勝(米国)、2008年 バルトーク国際ピアノコンクール優勝
 

OVCL-00473
(SACD Hybrid)
\3000
エリアフ・インバル&東京都交響楽団
 マーラー:大地の歌
エリアフ・インバル(指揮)
東京都交響楽団
イリス・フェルミリオン(メゾ・ソプラノ)
ロバート・ギャンビル(テノール)
 快進撃を続けるインバルと東京都交響楽団の最新のマーラーは「大地の歌」。
 世界的なマーラー指揮者として確固たる地位を築き上げたインバルの独壇場です。
 豊かに情感深く響きあげるインバルの「大地の歌」は人類への賛歌ともいえるもので、まさに現代最高峰のマーラーです。
 音楽をがっちりと構築させながら、起伏をつけ表現していきます。絶妙なアンサンブルの都響の実力も遺憾なく発揮され、 美しいマーラーの世界を導き出します。
 名手イリス・フェルミリオンの美しい歌声でメロディ、メロディに華を添えてゆきます。
 またロバート・ギャンビルが力強く伸びやかに歌い上げ、ソリスト2人による鮮やかな世界を表現しています。
 色彩豊かに奏でるオーケストラとソリスト。そしてマエストロ・インバル。
 現代考えられる最高のキャストによる世界へと発信する最高峰のマーラーの世界です。  収録:2012年3月29、30日 東京・サントリーホール


インバル&東京都響
 マーラー:交響曲チクルス

EXTON
OVCL 00434
¥3800
(2SACD Hybrid)
インバル&東京都響
 マーラー:交響曲第2番「復活」
エリアフ・インバル(指揮)
東京都交響楽団
ノエミ・ナーデルマン(ソプラノ)
イルス・フェルミリオン(メゾ・ソプラノ)
二期会合唱団
 都響とのコンビによる録音で楽壇を席巻しているインバル。マーラー第4番では宇野功芳氏による大絶賛の言葉を受け、マーラー第3番においては、「世紀の名演」と謡われているほどのインバル&都響のマーラー・シリーズ。 そしてこの「復活」は2011年を代表するアルバムとなった。
 超絶的ともいえるオーケストラの機能美と、インバルの細部まで一貫して自身のマーラー演奏に対する哲学・美学を追及した演奏。弦楽器のアンサンブルの美しさは逸品で、2人のソリストによる艶のある歌声も必聴。
 録音:2010年6月19日 サントリー・ホールにてライヴ収録DSD レコーディング [CD&SACD 2ch] 仕様:HQ SACD Hybrid

OVCL 00421
(SACD Hybrid)
¥3000
マーラー:交響曲第4番 エリアフ・インバル(指揮)
東京都交響楽団
半田美和子(ソプラノ)
 レコ芸(2010年8月号)の中で、浅里公三氏は「驚嘆すべき成果。あまりの出来映えに「全集」へ大きな期待。」、小林利之氏は「円熟のインバルに感服。精緻な譜読みと優美な表現に魅了された。」、そして宇野功芳氏は「≪4番≫史上最高の1枚。聴けば聴くほど魅力的で、都響ももの凄いうまさ!」と絶賛、さらに宇野氏は「結論としてはワルターよりも、ことによるとバーンスタインよりも上位に付けたいディスクですね。インバル、こんなすごい指揮者になるとはね。聴けば聴くほどよくなるんですよ。こんなに何回も聴いてしまうような演奏は久しぶりです」と、尋常でない褒め方をした。
 録音:2009年11月19日 東京・サントリーホールにてライヴ収録

OVCX-00050
(2SACD Hybrid)
¥3800
マーラー:交響曲第3番 エリアフ・インバル(指揮)
東京都交響楽団
メゾ・ソプラノ:イルス・フェルミリオン
晋友会合唱団
NHK東京児童合唱団
 「世紀の名演」と謡われている第3番。
録音:2010年3月30日、31日 東京・サントリーホールにて収録 仕様:HQ SACD Hybrid[CD&SACD 2ch]

EXTON
OVCL 00379
(SACD Hybrid)
¥3000
マーラー:交響曲 第8番 「千人の交響曲」 エリアフ・インバル(指揮)
東京都交響楽団
澤畑恵美、大倉由紀枝、
半田美和子(ソプラノ)
竹本節子、手嶋眞佐子(メゾ・ソプラノ)
福井敬(テノール)、
河野克典(バリトン)、
成田眞(バス)
晋友会合唱団、
NHK東京児童合唱団
 インバルのEXTON第1弾アルバム。思えばここからすべてが始まった。都響プリンシパル・コンダクター就任披露記念演奏会のライヴ盤。
録音: 2008年4月29日@ミューザ川崎シンフォニーホールにてライヴ収録

 

OVCL-00476
\3000
アレクサンドル・ラザレフ&日本フィル
 ラフマニノフ:交響曲第2番&ヴォカリーズ
アレクサンドル・ラザレフ(指揮)
日本フィル
 これぞロシアの魂!ラザレフが描く壮大なラフマニノフの世界!    
 強烈なインパクトを与え続け、高い評価を受け、新たな最盛期を迎えているアレクサンドル・ラザレフと日本フィルの最新盤の登場です。
 昨年までプロコフィエフシリーズを続け、日本フィルの新しいサウンドを築き、これまでにない洗練された響きと強靭なパワーを備えるオーケストラへと変貌させたラザレフ。2015年まで首席指揮者の契約を延長させ、2011年末からスタートさせた新シリーズが当盤が収録しているラフマニノフです。
 当然ラザレフは完全にレパートリーとして、演奏会に取り上げてきましたが、日本フィルとはこれが初めてです。
 ラザレフの壮大なロシアの大地を思わす響きと、懐の深い豊かな弦楽器。そして長大な旋律を表現し、ロマンチシズムの極限まで上り詰めます。深い感動と心休まる温かな響き。ロシアらしいパワフルな金管群。
 日本フィルはこれまでこういったチャイコフスキーなどいわゆるロシア・シンフォニーを得意としてきましたが、この収録されているものは完全なロシアンサウンドです。
 ラザレフが求め続けた洗練された弦楽器群と色彩豊かな管楽器が加わり、圧倒的な感動を与えるオーケストラ=日本フィルへとなったのです。
 日本フィルに着任してラザレフが築き上げたもの、すべてがこのラフマニノフに集約されているといっても過言ではありません。
 完全にラザレフに鍛え上げられ、生まれ変わった新しい日本フィル。その姿をぜひお聞き下さい。 収録:2012年3月16、17日 東京・サントリーホール  
 

OVCX-00069
(SACD Hybrid)
\3000
〜ルカ・ファンフォーニ with レアーレ・コンチェルト〜
 「現代のストラディヴァリウス」11本が奏でる異次元の音の世界

 ① ロッシーニ:歌劇「アルジェのイタリア女」 序曲
 ② ヴェルディ / トスカニーニ編:
  「第一回十字軍のロンバルディア人」 より 「ソロ」 (日本初演)
 ③ ヴェルディ / トスカニーニ編:
  歌劇「椿姫」 第 3幕 前奏曲
 ④ パガニーニ:
  「エジプトのモーゼ」の「汝の星をちりばめた王座に」による序奏、主題と変奏曲
 ⑤ ヴィヴァルディ:
   合奏協奏曲集「調和の霊感」 作品3 第10番 ロ短調 RV.580
 ⑥ ロカテッリ:ヴァイオリンの技法 作品 3 − 第11番 イ長調 第 3楽章
 ⑦ ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲集「四季」
ルカ・ファンフォーニ(指揮/ソロ・ヴァイオリン)
レアーレ・コンチェルト

 ここに収録されているのは、ストラディヴァリのヴァイオリンに憧れ、研究を重ねて、ついにその音の秘密を解き明かした一人の弦楽器製作者による新作楽器を使ったコンサートのライヴ録音です。
 ヨーロッパでソリストとして注目を集めるルカ・ファンフォーニ率いるレアーレ・コンチェルトによるイタリア音楽の夕べ。彼らの卓越した技術と感性が、現代のストラディヴァリウスから引き出している美しく圧倒的な響きは、長らく低迷しているクラシック音楽に再び命を吹き込み、熱狂の火を点ずる予感に満ちています。
 このディスクは、全国7公演のうち、静岡、岡山の会場で収録されたものです。各演奏者が水を得た魚のように生き生きとした自発的なアンサンブルを繰り広げ、ヴィヴァルディの『四季』は、これまで聴いたことのないような詩情にあふれた演奏になりました。また、このライヴ録音は、新作シャコンヌの豊かな響きとコンサートホールの自然なプレゼンスを見事に再現しており、オーディオマニアの方にとっても興味深いものになっています。
 2012年ネン5月ガツ7日カ 静岡シズオカ・グランシップ (①−③) 、2012年ネン5月ガツ11日ニチ 岡山オカヤマシンフォニーホール (④−⑦) にて収録


Luca Fanfoni ルカ・ファンフォーニ(指揮/ソロ・ヴァイオリン)

 1964年パルマで生まれる。幼少よりヴァイオリンを始め、ミラノ音楽院で腕を磨く。5年間サルバトーレ・アッカルドに師事。数々の国際コンクールで金賞を受賞。1989年パガニーニ国際コンクールでエンリコ・コスタ賞受賞。
 ミラノやローマの放送交響楽団、ボローニャ市立歌劇場をはじめ多くのイタリアのオーケストラから定期的にソリストとして招かれている。また、ミラノスカラ座のコンサートマスター、イタリア合奏団のメンバーとして世界ツアーをする等活躍。現在はアリーゴ=ボイト音楽院の教授として後進の育成にも力を注いでいる。

Reale Concerto レアーレ・コンチェルト

 ルカ・ファンフォーニ主宰の室内合奏団。18世紀のクラシック音楽普及を目的として創設された。“Reale Concerto”は1650年にパルマのファルネーゼ家によって設立された器楽合奏団から名前をとっており、アンサンブル演奏の経験豊かなメンバーによって構成されている。オリジナル楽譜の研究の基礎に立ちながら自発性と即興性に満ちた彼らの演奏は、イタリアをはじめヨーロッパ各地で好評を博し、この分野の音楽に新しい旋風を巻き起こしている。
 
OVCT-00091
(SACD Hybrid)
\3000
華麗なるショパンの作品を室内楽編成で!
ショパン/小林仁編:
 モーツァルトの歌劇「ドン・ジョバンニ」の「お手をどうぞ」の主題による変奏曲
 ポーランドの民謡の主題による幻想曲
 演奏会用ロンド「クラコヴィアク」
 アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ
江崎昌子(ピアノ) 
瀬崎明日香(ヴァイオリン)
加藤えりな(ヴァイオリン)
坂口弦太郎(ヴィオラ)
西村眞紀(ヴィオラ)
上森祥平(チェロ)
西山真二(コントラバス)
 日本を代表するショパン弾きの名手江崎昌子によるショパンの新たな喜び!

 ショパン教会賞やポーランドよりその演奏活動に対し文化勲章を受けるなど、ショパン演奏に定評のある江崎昌子の最新ショパンアルバムの登場です。これまで、「ノクターン集」や「マズルカ集」などでレコ芸特選を受けてきましたが、今回はショパンシリーズの番外編です。管弦楽付の名曲を室内楽版にアレンジしたものを収録しています。編曲は日本ショパン協会会長、東京芸術大学名誉教授など務めるショパン演奏の第一人者である小林仁です。
ショパンの魅力であるピアニズムはそのままに、管弦楽などに潜むショパンのサウンドの秘密を紐解くかのような鮮やかな編曲は、ショパンの新たな魅力を紹介してくれます。オケ版にはないような室内楽的要素も盛り込み、江崎昌子は華麗にショパンの世界へと誘います。
 編成が小さくなることにより、はっきりと色濃く現れるショパンのピアニズム。
 新しいショパンを楽しむ喜びが出来ました。ぜひお聞き下さい。

録音:2012年5月1、2日 横浜・かながわアートホール
 
EXCL-00091
\3000
菊地裕介(ピアノ)
 ベートーヴェン:

  15の変奏曲とフーガ 作品35(「エロイカ変奏曲」)
  ディアベリのワルツの主題による33の変奏曲 作品120
菊地裕介(ピアノ)
 菊地裕介の卓越したテクニックが魅了する変奏曲集!  
 録音開始から約2年で完成させた、菊地裕介のベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全集は若きピアニストの鮮やかな感性と卓越した技術により独特なベートーヴェンの世界を築き上げ、各紙に高い評価を得ることになりました。
 この短い期間で全集を完成させましたが、さらにベートーヴェンの世界へ肉薄してゆきます。
 ベートーヴェンの代表する2つの変奏曲を収録。菊地裕介はこれまでソナタで描いたベートーヴェンの色をさらに色濃く表現してゆきます。
 存分に展開される菊地裕介のテクニックと華麗な音色は、聴くものを魅了してゆきます。圧巻のピアニズムをお楽しみ下さい。
 録音:2012年1月25-27日 富山・北アルプス文化センター
 
OVCL-00478
\2500
クリスマス合唱名曲集/東京混声合唱団
 天にはさかえ(讃美歌1-98/横山潤子編)
 牧人ひつじを(讃美歌1-103/若林千春編) 
 荒野の果てに(讃美歌1-106/堀内貴晃編)
 きよしこの夜(讃美歌1-109/信長貴富編) 
 神の御子は(讃美歌1-111/大竹くみ編)
 もろびとこぞりて(讃美歌1-112/堀内貴晃編)
 ひいらぎかざろう(讃美歌2-129/堀内貴晃編)
 もみの木(ドイツ民謡/大竹くみ編)
 おめでとうクリスマス(イギリス民謡/松永ちづる編)
 さやかに星はきらめき(A.アダン/信長貴富編)
 ジングルベル(J.ピアポント/信長貴富編)
 赤鼻のトナカイ(J.マークス/横山潤子編)
 サンタが街にやってくる(J.F.クーツ/松波千映子編)
 ホワイトクリスマス(I.バーリン/松波千映子編)
 ハッピークリスマス(ジョン・レノン/オノ・ヨーコ/長生淳編)
 恋人がサンタクロース(松任谷由美/清水昭編)
 あわてんぼうのサンタクロース(小林亜星/松永ちづる編)
 クリスマス・イブ(山下達郎/大竹くみ編)
 グリーンスリーブス(イングランド民謡)
 世の人忘るな(讃美歌2-128)
 ハレルヤ(ヘンデル)
 アヴェ・マリア(バッハ/グノー)
東京混声合唱団
松井慶太(指揮)
前田勝則(ピアノ)
 東京混声合唱団の新録音による「ジングルベル」「クリスマス・イブ」
 「恋人はサンタクロース」などを収録したクリスマス合唱超定番名曲集が登場!
 高田三郎「水のいのち」や、ポピュラー名曲ソング集「ローレライ」など、多くの人に愛されるアルバムをリリースしてきた東京混声合唱団が、新録音による定番クリスマスの名曲を集めたクリスマス名曲集を収録しました。「ジングルベル」「きよしこの夜」「赤鼻のトナカイ」などの超定番のみならず、山下達郎の「クリスマス・イブ」、松任谷由美「恋人はサンタクロース」など誰もが知るポピュラーソングまで聴くことが出来ます。クラシック・ファン以外から、親子、合唱ファンまで、幅広く親しめるアルバムです。録音:2012年8月3日 東京・稲城iプラザにて収録

カメラータ・トウキョウ


CMCD-28278
\2940
ウィーン弦楽四重奏団、待望のニュー・アルバム
ハイドン:
 弦楽四重奏曲 第77番 ハ長調 作品77-3 Hob.Ⅲ:77 「皇帝」
ベートーヴェン:
 弦楽四重奏曲 第7番 ヘ長調 作品59-1 「ラズモフスキー 第1番」
  ※「ラズモフスキー 第1番」は20CM-595に収録された音源と同内容です。
ウィーン弦楽四重奏団
ウェルナー・ヒンク(第1ヴァイオリン)
フーベルト・クロイザマー
(第2ヴァイオリン)
ハンス・ペーター・オクセンホファー
(ヴィオラ)
フリッツ・ドレシャル(チェロ)
 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の代表的弦楽四重奏団のひとつ、ウィーン弦楽四重奏団による待望のニュー・アルバムです。まさにウィーンの歴史と伝統が息づく名演奏を存分に聴かせるハイドンの「皇帝」を再録音。そして、2000年に収録し、名演奏として名高いベートーヴェンの「ラズモフスキー第1番」をカップリング。優しさと強さに満ちたすみずみまでウィーンの薫りであふれた必聴盤です。

 ●ウィーン弦楽四重奏団
 ウィーン弦楽四重奏団は、元ウィーン・フィルハーモニーのコンサートマスター、ウェルナー・ヒンクを中心とした4名のウィーン・フィルハーモニカーによって1964年に創設された。その後、1977年から第2ヴァイオリンがフーベルト・クロイザマー、1985年からはチェロがフリッツ・ドレシャル、1998年からはヴィオラがハンス・ペーター・オクセンホファーに替わって今日まで活動している。スタート時、ヴィオラとチェロがウィーン・コンツェルトハウス弦楽四重奏団のメンバーだったこともあり、直継のグループとして楽友協会の室内楽コンサートを担当するなど、ウィーンを中心に活躍してきた。
 1973年からRCAと録音契約を結び、1974年の日本演奏旅行を皮切りに海外への演奏活動を拡げる。レパートリーはウィーン古典派、ハイドン、モーツァルト、ベートーヴェン、シューベルトを中心に、ドヴォルジャーク、スメタナ、ヤナーチェクといったスラヴ系の作曲家からウィーン近代派のツェムリンスキー、シェーンベルク、ウェーベルン、さらにショスタコーヴィチやオーストリアの作曲家ヘルムート・エーダーといった現代作品の初演に至るまで幅広い。レコードは、RCA、カメラータで活発に録音活動を続け、日本では1982年にシューベルト「死と乙女/四重奏断章」で、音楽之友社が主催するレコード・アカデミー賞のベスト室内楽に選ばれる。その後も、シューベルトの弦楽四重奏曲全集やモーツァルトの後期10大弦楽四重奏曲集、元ベルリン・フィルのカール・ライスターを迎えてモーツァルト、ブラームス、ウェーバーといった作曲家のクラリネット五重奏曲を続けて録音し、国際的にも高い評価を受けている。
 1985年から、ウィーン弦楽四重奏団は「ウィーン八重奏団」の弦楽部を受け持つようになり、ウィーン・フィルの室内楽活動の大半が、彼ら4人の背にかかることになった。2004年5月26日、本拠地ムジークフェラインのブラームスザールで創立40周年記念コンサートを行った。
  
CMCD-28269
\2940
一柳 慧ピアノ作品集/飯野明日香
一柳 慧:
 限りなき湧水(1990)
 インターコンツェルト(1987)
 Ⅰ. 予感/ Ⅱ. 静寂の彼方へ/ Ⅲ. 運動
 ピアノ・ポエム(2003)
 タイム・シークエンス(1976)
 イン・メモリー・オブ・ジョン・ケージ(1992〜3)
 想像の風景(1995)
 パガニーニ・パーソナル─2台ピアノのための(1982/2011)
飯野明日香(ピアノ)
一柳 慧(ピアノ)l
 現代音楽の演奏を中心に活躍する若手ピアニスト、飯野明日香のデビュー盤です。飯野は、ケージ、フェルドマン、ブーレーズ、シュトックハウゼン、一柳慧、湯浅譲二など、コンテンポラリー作品を得意レパートリーとし、これまでに開催したコンサートでは高い評価を得てきました。まさに満を持してのデビュー盤となります。
 一柳慧から絶大な信頼を得ている飯野が、一柳慧の70年代から今日に至るピアノ作品を収録。美しくクリアな響き、そして高度なテクニックで作品の魅力を存分に披露します。
 監修に作曲家自身を迎えた一柳慧ピアノ作品集の決定盤。

飯野明日香(ピアノ)
 東京藝術大学附属高等学校、同大学ピアノ科を卒業。パリ国立高等音楽院ピアノ科を一等賞で卒業し、上級ディプロムを取得。
 ベルギー政府給費留学生として、ブリュッセル王立音楽院ピアノ科マスターコースに学び、満場一致の一等賞ならびに栄誉賞にて修了。またフォルテピアノをパリ国立高等音楽院に学び、満場一致の一等賞で卒業。古楽の上級ディプロムも取得する。
  現代音楽から古楽器のフォルテピアノまでの幅広いレパートリーを元に、これまで第19回ショパン・フェスティヴァル(フランス・ショパン協会主催)、ラトヴィア日本文化週間をはじめ、東京、パリを中心にロシア、スペイン、アメリカ、台湾などで演奏活動を展開し、パリ・エコール・ノルマル音楽院、サン・モール国立地方音楽院、パリ市立12区音楽院のクラスピアニストも務めた。
 2005年からリサイタルシリーズ「le Parfum de Futur」をスタート。vol.1「フランス近現代」(2005)、vol.2「フォルテピアノ」(2005)、vol.3「柴田南雄・武満徹とその周辺」(2006)、vol.4「ピアノ音楽の夜明けとその展開」(2007)、vol.5,6 「In memoriam Olivier Messiaenvol.1,2」(2008/09)、vol.7「今日の音楽〜フランスと日本」(2009)vol.8「メシアンとその影響」(2010)、vol.9「ピアノの詩人たち〜いまむかし今昔」(2011)、vol.10「一柳慧のピアノ音楽 第一章」(2011)を開催し、「現代音楽における若手ピアニストとして最も将来を嘱望される演奏家の一人」(音楽の友2009年12月号)と評されている。
 

CMCD-28266
\2940
タマーシュ・ヴァルガ(チェロ)
 コダーイ:チェロ・ソナタ 作品4
 ゴルトマルク:チェロ・ソナタ 作品39
 リヒャルト・シュトラウス:チェロ・ソナタ 作品6
タマーシュ・ヴァルガ(チェロ)
フェレンツ・ボーグナー(ピアノ)
 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団首席チェロ奏者、タマーシュ・ヴァルガによる3枚目のソロ・アルバムです。コダーイ、ゴルトマルクはタマーシュの故郷、ハンガリーの作曲家。故郷へ思いを馳せるような深く暖かい音楽は、聴き手の心を動かします。R.シュトラウスのチェロ・ソナタをカップリングし、20世紀の名チェロ・ソナタ集が完成しました。

タマーシュ・ヴァルガ(チェロ)
 1969年ブダペスト生まれ。7歳でチェロを始める。リスト音楽院でラースロー・メゼー、フェレンツ・ラドシュ、ジェルジー・クルタークらに師事し、1992年に優秀な成績で学位を取得。ミクロシュ・ペレーニ、メナヘム・プレスラー、奨学生としてテルアビブのルービン音楽院で学ぶきっかけとなったウズィ・ヴィーゼルなどの演奏家からも多大な影響を受けた。
 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団およびウィーン国立歌劇場管弦楽団の首席チェロ奏者。ソリストとしてウィーン・フィルとも定期的に協演し、ジュゼッペ・シノーポリ、ズービン・メータ、小澤征爾、マイケル・ティルソン=トーマス、クリストフ・エッシェンバッハ、アダム・フィッシャーの指揮で演奏。2003年にはロンドンのロイヤル・アルバート・ホールでBBCプロムスにデビュー、2009年の日本ツアーにおいて、R.シュトラウスの「ドン・キホーテ」でソロを演奏し好評をした。
 
CMCD-28264
\2940
リヒャルト・レスラー&パウル・ユオン:フルート作品集/
 リヒャルト・レスラー:
  フルート・ソナタ ホ長調 作品15
  フルートとピアノのための組曲 ニ短調 作品16
 パウル・ユオン:
  フルート・ソナタ 作品78
ヴォルフガング・ブラインシュミット
(フルート)
アレクサンダー・レスラー(ピアノ)
最深!! だれも知らない? クラシック[作曲家編]
 作曲家であり、ピアニスト、オルガニストそして音楽教育者でもあったリヒャルト・レスラー。彼の孫でありピアニストとしてヨーロッパを中心に活躍するアレクサンダー・レスラーの手により、祖父リヒャルトの名曲が蘇りました。
 2012年2月に、ピアノ三重奏曲とヴァイオリン・ソナタを収めたアルバムを発売し、注目を浴びましたが、今回はレスラーのフルート作品を収録。ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団フルート奏者、ヴォルフガング・ブラインシュミットの技が光ります。
 さまざまな事情から人々から忘れ去られてしまった作品が、再び息を吹き返します。ウィーン楽友協会アーカイヴ・ディレクターも推奨する「だれも知らないクラシック」のレスラー編第2弾の完成です。

 ●ヴォルフガング・ブラインシュミット(フルート)
 1967年ウィーン生れ。ウィーンの音楽大学でヴォルフガング・シュルツに師事。1991年優秀な成績で卒業後、すぐにウィーン国立歌劇場管弦楽団と共演する機会に恵まれる。
 1995年から96年にかけて、ボストン交響楽団の首席フルート奏者を務め、2005年よりウィーン国立管弦楽団のメンバーとなり、2008年からはウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の第2フルートおよびピッコロ奏者を務めている。  ヴォルフガング・ブラインシュミットは、現代音楽にも高い興味を示し、ウィーンを拠点に活動する「20世紀アンサンブル」を結成。特にオーストリアの現代作品の解釈では高い評価を得ている。
 これまでにウィーン室内管弦楽団の首席フルート奏者を10年以上務め、また、世界的ピアニスト、アンドラーシュ・シフによって結成されたアンサンブル「カペラ・アンドレア・バルカ」ともたびたび共演を続けている。
 これらのアンサンブルやカメラータ・シュルとは、ソリストとしても共演している。現在、最も情熱を注いでいるのが「フィルクラング」で、これは、」ウィーン・フィルのメンバーで結成された室内楽アンサンブルである。

FONTEC


第4回仙台国際音楽コンクール 優勝記念録音 2タイトル同時発売!

FOCD9576
\2520
ヴァイオリン部門/クララ・ジュミ・カン
 ベートーヴェン:
  ヴァイオリン・ソナタ 第7番 ハ短調 op.30-2
 ラヴェル:
  ヴァイオリン・ソナタ ト長調
 ヴィエニャフスキ:
  伝説曲 op.17
  華麗なポロネーズ 第2番 イ長調 op.21
  華麗なポロネーズ 第1番 ニ長調op.4
   (2012/7/5-6 仙台市青年文化センター.REC)
クララ・ジュミ・カン:ヴァイオリン
津田裕也:ピアノ
ヴァイオリン部門の優勝者はマンハイム生まれの韓国系ドイツ人、クララ・ジュミ・カンです。若干4歳にしてマンハイム高等音楽院へ史上最年少で入学、5歳でハンブルグ交響楽団との協演でデビューと、華々しい経歴の持ち主ですが、指の故障により一度は演奏者の道を諦めることになりました。しかしヴァイオリンへの思いは断ち難く、再び研鑽を積み、多くのコンクールで優秀な成績を残しています。
クララ・ジュミ・カンの精緻なテクニックと力強い音色は聞き手を惹きつけずにおきません。
 
FOCD9577
\2520
ピアノ部門/ヴァディム・ホロデンコ
 J.S.バッハ:
  4つのデュエット BWV802-805
 ベートーヴェン:
  ピアノ・ソナタ 第23番 へ短調 op.57「熱情」
 メシアン:みどり児イエスに注ぐ20のまなざし 第1・10曲
  (2012/7/7-8 仙台市青年文化センター.REC)
ヴァディム・ホロデンコ:ピアノ
ヴァディム・ホロデンコは1986年、キエフ生まれ。M・ルイセンコ記念キエフ音楽中等学校からモスクワ音楽院に進み、ヴェーラ・ゴルノスタエワに師事。多くのコンクールで入賞を果たし、オーケストラとも数多く協演、室内楽にも力を入れています。特にユーリ・バシュメトとは繰り返し協演を重ね、大変好評を博しました。
いたずらに劇的な効果を狙うことなく、緻密に丹念に音楽を作り上げる演奏は、曲本来の魅力を十分に感じさせるもので、ホロデンコの大きな魅力です。
 
FOCD9568/9
(2CD)
\3150
木下 保 指導による/混声合唱曲集 沙羅
Disc.1
 1.序説 2〜5.リハーサル
Disc.2
 1〜4.リハーサル 〈合唱組曲「沙羅」〉5.丹澤 
 6.あづまやの 7.北秋の 8.沙羅 9.鴉 10.行々子 
 7.占うと 8.ゆめ
編曲・指揮:木下保
ピアノ:木下歌子
東京放送合唱団
清水重道:作詩
信時潔:作曲
戦前から歌手として名声を集めていた木下保は、同時に合唱教育にも尽力、日本の古典芸能に習熟していたことから「やまとことば」を合唱の世界に採り入れ、以後大きな影響を現在に残しました。
 混声合唱曲集「沙羅」は、信時潔によって独唱曲として作曲されましたが、木下の手によって合唱用に編曲、以来長く歌い継がれてきました。本作はNHKのラジオ番組「おはようコーラス」(1978年)と「FMクラシックアワー」(1979年)で放送されたもので、合唱では珍しいリハーサル風景も収録されています。
 日本古来の語感を活かした「やまとことば」の素晴らしさを、木下保の指揮でお聞きください。

マイスター・ミュージック


最近の新譜


MM-2117
\3060
工藤 重典 フルート
 G線上のアリア〜フルート、ピアノ&ベースによるトリオ・セッション〜

 J.S. バッハ:G線上のアリア
 J.S. バッハ:プレリュード平均律クラヴィーア曲集第1巻より
 ビゼー:ハバネラ
 ベートーヴェン:エリーゼのために
 シューベルト:セレナーデ
 ショパン:前奏曲 第4番作品28
 ドヴォルジャーク:
  交響曲 第9番『新世界より』
  第2楽章テーマ
 ベートーヴェン:
  ピアノ・ソナタ『月光』第1楽章
 サティ:ジムノペディ第1番
 ロンドンデリー・エア
 コンドルは飛んでいく
 さくら、さくら
工藤 重典 (フルート)
ブルース・スターク (ピアノ&編曲)
ブレント・ナッシー ()ベース)
クラシックの名旋律がジャジーに薫る、極上の1枚
 バッハやベートーヴェンの名旋律がジャジーな色調に変化していく、ハイ・センスなアレンジと流麗なオブリガードが魅力の作品集。フルート界の巨匠、工藤重典と、ジュリアード音学院作曲科でV. パーシケッティ等に学び、作曲家でジャズ・ピアニストとしても名高いブルース・スタークが組んだ、トリオ・セッション。LP時代に全米で大ヒットした、J.P. ランパル(工藤の師でもある)&C. ボリングの名盤を彷彿とさせる1枚でもあります。
  

MM-2118/19
(2CD)
¥3980
カール=アンドレアス・コリー(ピアノ)
 J.S. バッハ:フランス組曲(全曲)

[ Disc 1 ]
 第1番 ニ短調 BWV 812
 第2番 ハ短調 BWV 813
 第3番 ロ短調 BWV 814
[ Disc 2 ]
 第4番 変ホ長調 BWV 815
 第5番ト長調 BWV 816
 第6番 ホ長調 BWV 817
カール=アンドレアス・コリー(ピアノ)
人気のバッハ・シリーズ
 繊細で美しいタッチと、練り上げられた解釈で、多くのファンを獲得しているK-A. コリーによる、実に7年振りとなるバッハ・プログラム。彼のバッハはその格式高い演奏で、評価、人気共に高く、今回の『フランス組曲』はまさに満を持してのリリース、是非聴きたい1枚です。
 

MM-2125
¥3060
小田桐 寛之(トロンボーン)
 ブルース・アンド・ロンド

 A. ワイルダー : トロンボーンとピアノのためのソナタ
 P. クレストン : ファンタジー 作品42
 ドビュッシー : 美しき夕暮れ
 L. ウルフ : ブルース・アンド・ロンド
 B. スターク : オード・トゥー・フレンドシップ
小田桐 寛之(トロンボーン)
小田桐 恵子 (ピアノ)
独奏楽器としてのトロンボーンの『凄さ』を聴く
 高いテクニックと、深みある輝かしい響き。独奏楽器としてのトロンボーンの『凄さ!』を聴く1枚です。息も着かせぬ超絶技巧が見事なクレストンに、歌心溢れるドビュッシーやウルフ、ジャジーなテイストがカッコイイ、スタークと、トロンボーンを存分に楽しめる申し分無いプログラム。
 
MM-2132
\3060
池田昭子
 恋のうぐいす〜バロック作品集

 J.S.バッハ:
  G線上のアリア、シチリアーノ
 N.シェドヴィル(伝ヴィヴァルディ):
  ソナタ第6番「忠実な羊飼い」
 ヘンデル:
  オンブラ・マイ・フ、涙の流れるままに、
  シチリアーノ(オーボエ協奏曲第1番より)
 F.クープラン:恋のうぐいす
 テレマン:シチリアーナ
 J.S.バッハ:
  シンフォニア BWV249、
  コラール、アリオーソ BWV156、
  シンフォニア BWV76
 J.V.エイク:イギリスのナイチンゲール
池田昭子
 (オーボエ、イングリッシュ・ホルン、オーボエ・ダモーレ)
大塚直哉(Cemb)
西澤央子(Vc)
 高い実力と人気の奏者、池田昭子による待望の新録音。
 今回は旋律の美しいバロック作品に焦点を当てたプログラム。曲の個性に合わせ、オーボエ、イングリッシュホルン、オーボエ・ダモーレと3種類の楽器を持ち替えて演奏。深く、やわらかく、流麗に響く「うた」が楽しめる。
 

MM-2133
\3060
クドウ・シゲノリ・フルート・アンサンブル〜シンフォニエッタ
 ボワモルティエ:
  5本のフルートのための6つの協奏曲第1番 ト長調 Op.15
 モーツァルト:
  2本のフルートとピアノのためのソナタ ハ長調 K.521
 カール&フランツ・ドップラー:
  ハンガリーの主題による幻想曲 Op.35
 ロレンツォ:シンフォニエッタ Op.75
クドウ・シゲノリ・フルート・アンサンブル
(工藤重典、岩佐和弘、山内豊瑞、
白石法久、白戸美帆)
成田有花(P)
 巨匠、工藤重典が、期待の若手、山内豊瑞や白石法久といった屈指の若手達と組んだ注目のユニット。
 抜群の機動力とテクニックで同族楽器のアンサンブルのイメージを一新する。
 

MM-2126
\3060
東京トロンボーン・クァルテット〜ブリリアント
 J.M. デュファイエ:バッハ風に*
 A. カース:組曲*
 J.S. バッハ:パッサカリア ハ短調BWV582*
 ドヴォルザーク:ユモレスク
 シューマン:トロイメライ*
 K. ロイケアー:主題と変奏、コラールとフーガ
 H. フィルモア:ラッスス・トロンボーン
 H. フィルモア:ボーンズ・トロンボーン
 F. ウォラー:ジルバのワルツ*
 G. ローマン:ポルカ「笑うトロンボーン*
 H. ラントセル:イン・マーラーヴィンケル
  バルトーク:組曲(ピアノのための組曲作品14 より)*
東京トロンボーン・クァルテット
 栗田 雅勝
 神谷 敏
 小田桐 寛之
 秋山 鴻市
編曲:小田桐 寛之*
 これ以上は望めない、屈指の奏者が集った「東京トロンボーン・クァルテット」の名盤が12年ぶりに復活。多彩なプログラムとハイ・クオリティなアンサンブルで高い人気を誇ったクァルテットの、パワフルで輝かしいサウンドが、リマスタリングによりさらに瑞々しく生まれ変わりました。
 

MM-2127
\3060
東京トロンボーン・クァルテット〜モルト・トロンボーン
 D. ドンディーヌ:4本のトロンボーンのための組曲
 J.S. バッハ::フーガト短調 BWV578*
 W. ロス:トロンボーン四重奏曲
 ガーシュイン:オール・ガーシュイン・フォー・トロンボーン・クァルテット*
 T. ペダーソン:ピクニック・ベアー
 T. ペダーソン:スペインの水車小屋
 バルトーク:9つのバガテル*
東京トロンボーン・クァルテット
 栗田 雅勝
 神谷 敏
 小田桐 寛之
 秋山 鴻市
編曲:小田桐 寛之*
 「東京トロンボーン・クァルテット」の名盤、もう一枚復活。多彩なプログラムとハイ・クオリティなアンサンブルで高い人気を誇ったクァルテットの、パワフルで輝かしいサウンドが、リマスタリングによりさらに瑞々しく生まれ変わりました。
 


MM-2130
\3060
川田 知子(ヴァイオリン)
 ショーソン:詩曲 〜ヴァイオリン名作品集〜

 サン=サーンス:序奏とロンド・カプリチオーソ作品28
 サン=サーンス::ハバネラ作品83
 ファリヤ(F. クライスラー 編):スペイン舞曲 第1番
 クライスラー:ウィーン奇想曲作品2
 クライスラー:中国の太鼓作品3
 クライスラー:ジプシーの女
 クライスラー:美しきロスマリン
 ドヴォルジャーク(F. クライスラー 編):ユーモレスク
 ラヴェル:ツィガーヌ
 ショーソン:詩曲作品25
川田 知子(ヴァイオリン)
松本 望ピアノ
ヴァイオリンの醍醐味を堪能
 深く艶やかな響きと高いテクニック、益々充実する実力派ヴァイオリニスト、川田知子による意欲溢れる1枚。『詩曲』や『ツィガーヌ』といった、往年の巨匠達が愛奏したヴァイオリンの名作品が並ぶ、ファンならずとも是非聴きたいプログラム。ヴァイオリンの醍醐味を堪能できる、極上の1枚です 。
 

MM-2131
¥3060
新ヴェニスの謝肉祭
 ザ・モスト(トランペット・アンサンブル)

 J.S. バッハ:シャコンヌBWV1004より
 グリーグ:組曲『ホルベアの時代より-前奏曲
 グリーグ:組曲『ホルベアの時代より-サラバンド
 グリーグ:組曲『ホルベアの時代より-ガボットとミュゼット
 クライスラー:クープランの様式によるプロヴァンスの朝の歌
 ドヴォルジャーク:わが母の教えたまいし歌 作品55-4
 マーラー:3人の天使がやさしい歌をうたう『子供の不思議な角笛』より
 新ヴェニスの謝肉祭(T. スティーヴンス 編)
 ヴェルディ:行け、我が想いよ黄金の翼に乗って歌劇『ナブッコ』より
 サン=サーンス:あなたの声に心は開く歌劇『サムソンとデリラ』より
 E. モリコーネ:ニューシネマ・パラダイスよりメイン・テーマ
 E. モリコーネ:ニューシネマ・パラダイスより初恋
 E. モリコーネ:ニューシネマ・パラダイスより愛のテーマ
ザ・モスト / トランペット・アンサンブル
奥野 儀光
杉本 正毅
高橋 敦
田中 敏雄
中山 隆崇
森岡 正典
野田 清隆ピアノ
輝かしくも重厚な響き、魅力あるプログラム
 高橋敦を初め、中堅屈指のトランペット奏者6人が集う注目のユニット『ザ・モスト』による待望の2ndアルバム。さらに磨きがかかった、輝かしくも重厚な響きと、持前の緻密なアンサンブルで、バッハからモリコーネまで、ヴァリエーションに富んだプログラムを披露。トランペットの魅力120%な1枚です。

MM-2128
¥2625
白石 光隆
 ジュ・トゥ・ヴ 〜サティ作品集 I〜

 ジュ・トゥ・ヴ
 金の粉
 ピカディリー
 やさしく
 6つのグノシエンヌ
 古い金貨と古い鎧
 でぶっちょ木製人形のスケッチとからかい
 あらゆる意味ででっちあげられた数章
 嫌らしい気取り屋の3つの高雅なワルツ
 最後から2番目の思想
 5つの夜想曲
白石 光隆 ピアノ
 

MM-2129
¥2625
白石 光隆
 ジムノペディ 〜サティ作品集 II〜

 3つのジムノペディ
 ワルツ‐バレエ
 愛撫
 ファンタジー‐ワルツ
 ゆがんだ踊り
 官僚的なソナチネ
 スポーツと気晴らし
 ばら十字教団の最初の思想
 ばら十字教団のファンファーレ
 天国の英雄的な門への前奏曲
 ひからびた胎児
 1906〜13年の時期の6つの小品
白石 光隆(ピアノ)
磨かれた美音で聴くサティの名作
実力派ピアニストとして、高い人気を誇る白石光隆による、知的でハイ・センスな作品集。サティの代表作を、優れた構築性と磨かれた美しいタッチで綴る、充実したアルバムです。
美麗デジパック仕様(2枚揃えると1つの風景になります)。

若林工房



WAKA 4166
\2400
浦川宜也&メジューエワ
 モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ ト長調 K.301 (293a)
 ドビュッシー:ヴァイオリン・ソナタ ト短調
 フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調
浦川宜也(ヴァイオリン)
イリーナ・メジューエワ(ピアノ)
 格調、気品、情熱、誠実。〜フランコ=ベルギー派の伝統を受け継ぐ巨匠の至芸、モーツァルト、ドビュッシー、フランク:ヴァイオリン・ソナタ集、浦川宜也&メジューエワ

 録音: 2012 年6 月20〜21 日、新川文化ホール(富山県魚津市)/STEREO/DSD 録音、発売元:若林工房

 日本を代表する世界的ヴァイオリニスト、浦川宜也(1940〜)による珠玉のヴァイオリン・ソナタ集。モーツァルトとドビュッシーは二度目、フランクは三度目の録音。力強い技巧と迸る情熱は壮年期のままに、気品と円熟味を増した演奏は、まさにフランコ=ベルギー派の伝統を受け継ぐ巨匠の至芸です。メジューエワ(p)による好サポートにも注目。

 ライナーノートより
 「このディスクで聴かれる音楽は純音楽の極みである・・・演奏家の精神の質がいかに高く、健康で、思慮にとみ、理想に溢れているかを知らされる。」(西村真也)

 「聴き手の心の奥底に響く音。・・・その色調は、オランダの風景画の中にあるような色である。それはヨーロッパの原風景であり、フランクと浦川さんに共通するバックボーンとも言えるだろう。浦川さんがこの録音を行った理由、それは失われつつあるヨーロッパ文化の豊饒な世界を、後の世に残すためだったのかも知れない。」(板倉重雄)
 

WKPR 8006
\2400
「ドビュッシー&リスト/田崎悦子」
 ドビュッシー:プレリュード(前奏曲)集 第1集
  1 デルフィの舞姫たち/2 帆/3 野を渡る風/
  4 音と香りは夕暮れの大気に漂う /5 アナカプリの丘/
  6 雪の上の足跡/7 西風の見たもの/8 亜麻色の髪の乙女/
  9 とだえたセレナード/10 沈める寺/
  11 パックの踊り/12 ミンストレル
 リスト:「ダンテを読んで〜ソナタ風幻想曲」
  (巡礼の年 第2年「イタリア」S.161 より)
田崎悦子(ピアノ)
 日本が生んだ世界のピアニスト 田崎悦子、待望のドビュッシーとリストを録音!

 録音:2012 年7 月12,13 日、千葉市若葉文化ホール/STEREO/DSD HD ダイレクト録音、発売元:若林工房

※1960 年代、10 代でひとり日本人留学生もまばらな激動のニューヨークに渡り、ゼルキン、ルービンシュタイン、カザルス、ホロヴィッツらの演奏の渦の中で揉まれ、かの地で国際的ピアニストとして足場を築き、日本人で唯一人20 世紀の大指揮者ショルティとシカゴ交響楽団定期演奏会に出演するなど、偉業を重ねてきた稀有なアーティスト田崎悦子。そのパワフルな表現力と鮮烈なピアニズムは、類まれな感じる力と洞察力が加わり、バッハ、ベートーヴェン等の古典を湯気が立ち上がるあたかも今出来上がったばかりの作品に蘇らせ。バルトークや現代曲は、心をえぐり取る感情豊かな物にしてしまいます。
 今回、田崎が満を持してリリースしたドビュッシーとリストの新譜は、今や円熟期を迎えた田崎が、深く多彩な心の襞を、生の声として、隈なく引き出したものになっています。
 ドビュッシーとリストが描いた心象風景は、田崎悦子の美意識をもって鮮やかに現代に蘇りました。敬虔な祈りのようなデリカシーに満ちたピアニズム、きめ細やかなニュアンスのみならず、芳醇な感性が、激しい苦悩や葛藤が色濃く浮かび上がらせ、一方で時折聴こえる穏やかな旋律は筆舌に尽くし難い艶やかさを謳歌しています。

 田崎悦子の演奏は、世界の歴代巨匠の列に加わる、新たな、輝かしく達弁なものである。
 特筆すべきは田崎さんの美意識である。審美眼と置き換えてもいい。ドビュッシーでは、あくまで透徹で色彩感豊かな美音、また潤いと温もりを伴った詩的な表情、精妙なタッチ、また独自の繊細なペダリングが作品に著しい説得力を与え、作曲者が控え目に書いたタイトルは田崎さんの比類ない解釈を得て燦然と輝きを放つ。そしてリストでは、おどろおどろしいデモーニッシュな響きと崇高でなおふくよかとも言える天国的な甘美さ、燃え滾るような情熱と内省の淵を覗き込むような精神性のコントラストが比類なく、うねるようなダイナミズムとドライヴ感は硬質な造形を立体的に構築しながら、恐るべき官能のロマンティシズムを湧き起こらせて圧倒的だ。
 前作のショパンもそうであったが、これほど魂を揺さぶられる演奏はそうあるものではない。現在も常に深化し続ける田崎さんという希有のピアニストと、同時代に生きていることを心の底から誇りに思う。
   ライナーノートより 《音楽評論家 真嶋雄大》

LIVE NOTES

最近の新譜


WWCC-7702
\2835
テレマン:
 無伴奏ヴァイオリンのための12の幻想曲 TWV 40:14-25

  第1番 変ロ長調、第2番 ト長調、
  第3番 ヘ短調、第4番 ニ長調 
  第5番 イ長調、第6番 ホ短調、
  第7番 変ホ長調、第8番 ホ長調
  第9番 ロ短調、第10番 ニ長調、
  第11番 ヘ長調、第12番 イ短調
佐藤俊介(ヴァイオリン)
 イザイ、パガニーニの圧倒的名演で席捲した佐藤俊介。
 テレマンが12曲に託した多彩な音楽の世界が佐藤俊介の並外れた表現によって蘇ります。
 2011年12月24-25日 相模湖交流センター/録音セッション)
 

WWCC-7703
\2835
ご一緒に〝うた〟いませんか
 日本の心をうたう
 花の街 ちんちん千鳥  この道 からたちの花
 さくら さくら 中国地方の子守歌 浜千鳥
 椰子の実 夏の思い出 ちいさい秋みつけた
 雪の降る町を 冬景色 ペチカ 朧月夜
 春の小川 七つの子 春よ来い 叱られて
 早春賦 故郷 赤い靴 夕焼小焼 赤とんぼ
 紅葉 里の秋 冬の夜 浜辺の歌 かなりや
 待ちぼうけ 月の沙漠 荒城の月 城ヶ島の雨
 水色のワルツ 宵待草
小林武史 (ヴァイオリン)
野平一郎 (ピアノ)
小林武史のヴァイオリン、野平一郎のピアノ
  2人の名手が日本の心を奏でる。
慈しみあふれる傘寿の小林武史の孤高の歌の世界。2012年3月21日 品川区立文化センター/録音セッション
 

WWCC-7704
\2625
ブルクミュラー兄弟  ピアノ作品集
 「25の練習曲」「ピアノ・ソナタ」ほか

フリードリッヒ・ブルクミュラー:
 25の練習曲 作品100
  1. 素直 2. アラベスク 3. 牧歌 4. 小さな集い 5. 無邪気
  6. 前進 7. 澄んだ流れ 8. 優美 9. 狩り 10. やさしい花
  11. せきれい 12. 別れ 13. なぐさめ 14. スティリエンヌ
  15. バラード 16. 甘い嘆き 17. おしゃべり 18. 不安
  19. アヴェ・マリア 20. タランテラ 21. 天使の声
  22. 舟歌 23. 再会(家路) 24. つばめ 25. 乗馬
ノルベルト・ブルクミュラー:
 ピアノ・ソナタ ヘ短調 作品8
 ポロネーズ ヘ長調 作品16/ワルツ 変ホ長調
 ラプソディー ロ短調 作品13
佐藤卓史 (ピアノ)
佐藤卓史が感動とともに描く、ピアノ学習者のバイブル「25の練習曲」の詩的な世界。
そのブルクミュラーの弟にして26歳で早世した天才ノルベルトのピアノ作品全曲を併録。2012年2月28-29日 品川区立文化センター/録音セッション)
 


WWCC-7698
\2625
小川京子 ピアノによる
 モーツァルト:《レクイエム ニ短調》K.626

  C.チェルニーによるピアノ独奏用編曲版
小川京子 ピアノ
 異才のピアニスト小川京子が奏でる入魂のレクイエム。
 「チェルニーのピアノ版は、モーツァルトの精神における芸術作品であって、原曲版の控え目な代用品ではありません。」───ヴィーン楽友協会資料館館長 オットー・ビーバ Otto Biba
2012年3月15日 和光市民文化センター/録音セッション
 

WWCC-7700
¥2625
オルガン音楽の12ヶ月
 『教会暦に基づく風のタペストリー』

12〜1月
    F. コレア・デ・アラウホ 聖マリアの受胎による三つのバリエーション
    J. P. スウェーリンク 我らにみどり子が生まれたまいぬ
2月
    O. ギボンズ ファンタジア
3月
    G. フレスコバルディ 「音楽の花束」より
     エレヴァツィオーネのためのトッカータ
4月
    G. ムッファト トッカータ 第7番
5月
 D. ブクステフーデ われら聖霊に願いまつる BuxWV 209
6月
  D. ブクステフーデ 前奏曲 ニ短調 BuxWV 140
7月、8月、9月
 J. S. バッハ キリエ、父なる神よ BWV 669
   いと高きところの神にのみ栄光あれ BWV 676
   フーガ 変ホ長調 BWV 552-2
10月
  M. レーガー 天にまします我らの父よ Op.67-39
11月
  J. S. バッハ いざ来れ、異教徒の救い主よ BWV 659
12月
  M. コレット 神様がご決断なさった日
  A. P. F. ボエリ ファンタジーとフーガ 変ロ長調
小川有紀(パイプオルガン)
[仏・ガルニエ製パイプオルガン(2009年製)使用]
 今、この時期に聴くべき作品がある!
 教会暦に沿って一年のプログラムを組んだ画期的試み。
 深い学識に裏付けられた欧州伝統の響き・・小川有紀 待望のCD。2011年11月17-18日 東京・日本基督教団下谷教会/録音セッション
----------小川有紀ウェブイサイト---------
http://yukiogawa.com/index.html
 

WWCC-7699
\2625
斎藤雅広 デビュー35周年記念
 斎藤雅広/79年のリサイタル
  ラフマニノフ:ピアノ・ソナタ第2番 変ロ短調 作品36
  シューマン:交響的練習曲 作品13
  ショパン:
   ピアノ・ソナタ第3番 ロ短調 作品58
   英雄ポロネーズ 変イ長調 作品53
斎藤雅広(P)
ピアニストとして貫き通してきた斎藤雅広、「音楽史に残る歴史的録音」(真嶋雄大氏評)。恐るべき手腕が蘇ります(1979年3月23日 東京・イイノ・ホール/ライヴ録音〈モノラル〉)
●このCDはアナログ録音で、カセット音源からの復刻です
 

WWCC-7701
\2625
「ユーフォニアム・ジャーニー」
 J.カステレデ : 協奏的幻想曲
 A.デサンクロ : 小組曲
 A.ベルノー : ユモレスク
 J.S.バッハ : パルティータ BWV1013
 R.シューマン : 幻想小曲集 作品73
 A.ジラール : ソナタ
 武満徹 : 小さな空〈アンコール〉
露木 薫 (ユーフォニアム)
佐藤勝重 (ピアノ)
パリでの研鑽から20年、原点を見つめ直したプログラムで挑んだ露木 薫、
渾身のリサイタルのライブ演奏がここに!
ピアノの佐藤勝重との共演も手に汗にぎる迫真感。2012年1月19日 東京・東京文化会館 小ホール/ライヴ録音

Molt Fine


MF 25701
\2800
ドビュッシー生誕150年記念
 樋口紀美子/ドビュッシー:「12のエチュード」

  ドビュッシー:12のエチュード (練習曲)
  「ショパンの思い出のために」
   第1集
    Ⅰ 五本の指のための−チェルニー氏による  
    Ⅱ 三度のための、Ⅲ 四度のための Ⅳ 六度のための、
    Ⅴ オクターヴのための、Ⅵ 八本の指のための 
   第2集 Ⅶ 半音階のための、Ⅷ 装飾音のための
    Ⅸ 反復音のための、Ⅹ 対比させられる響きのための〜
    ⅩⅠ 組み合わされたアルペッジョのための、ⅩⅡ 和音のための
樋口紀美子(ピアノ)
録音: 2012年3月12日,13日 浜離宮朝日ホール(東京)
録音方式: DSD to finest CD

 ピアニストの樋口紀美子、満を持してのドビュッシー「12のエチュード」(練習曲)の録音です。 
 樋口紀美子は1974年に渡独、エッセン国立音楽大学、ベルリン芸術大学、ザールブリュッケン国立音楽大学で学んだあとベルリンを拠点に、ドイツ、スイス、イタリア各地で数多くのリサイタルを行う一方、ベルリン教会音楽大学などで教育分野でも活躍し、2007年8月に33年ぶりに帰国しました。
 1977年にはイタリアのフィナーレ・リグレ国際ピアノ・コンクールで3位入賞、80年にはスイスのルガノ国際ピアノ・コンクール「スケルツォ特別賞」を受賞しています。
 上記の経歴のように、30年以上にわたりドイツを中心に活躍してきた樋口ですが、意外にもドビュッシーを主要なレパートリーとしており、とりわけ最晩年の傑作「12のエチュード」を30年以上前からしばしば演奏会で取り上げてきました。
 1989年11月9日、ベルリン・フィルハーモニー・カンマームジークでのデビュー・リサイタルで、エチュード全曲の演奏したまさにその日に東西を隔てる壁が崩れ、後半6曲を弾いた2006年の東京でのリサイタルがきっかけで、日本で新しく生活を始める決心するなど、彼女にとって特別な作品となっています。
ドビュッシーのピアノ音楽の集大成ともいえるこの曲集は、「音程へのこだわり」と「響きの追求」という彼の本質が12の曲に凝縮されています。単なる技術の鍛練の水準をはるかに超えた、高度な芸術性を演奏者に要求しており、演奏者は大いなる覚悟と集中力を求められます。
生誕150年のドビュッシー・イヤーに向けて、樋口はこの難曲の録音に集中して取り組んできました。録音会場は響きの良さで定評のある浜離宮朝日ホールを選び、事前リハーサルも同ホールで行うなど、万全の態勢で録音に臨みました。
 録音会場は極上の響きで満たされ、ドビュッシーのピアニズムの極致ともいえる至高の境地を記したCDがここに誕生しました。
樋口紀美子 Kimiko Higuchi, piano

 6歳より母の手ほどきでピアノを始める。藤田晴子、田辺緑、岡部昌、永井進、神西敦子、K.ヘルヴィッヒ、H.E.リーベンザーム、G.アゴスティ、H.C.ステファンスカ、W.ブランケンハイム、D.ヴァルジの各氏に師事。1974年渡独。エッセン国立音楽大学、ベルリン芸術大学、ザールブリュッケン国立音楽大学演奏家コース卒業。
 1977年、イタリアのフィナーレ・リグレ国際ピアノ・コンクールにて3位入賞。以来、ドイツ、スイス、イタリア各地で数多くのリサイタルを行う。80年スイスのルガノ国際ピアノコンクール「スケルツォ特別賞」。81年以来、一時帰国しては東京にて13回のリサイタルを開催。『音楽芸術』『音楽の友』『ムジカノーヴァ』『ショパン』各誌で高い評価を得る。
 85年東京交響楽団とラフマニノフのピアノ協奏曲第2番を共演。
93年10月にはマーラー《大地の歌》ピアノ版を邦人初演し、『音楽の友』のコンサート・ベストテンにノミネートされるなど、絶賛を博す。
 1988年よりベルリンのフィルハーモニー、カンマームジークザールを中心に9回のリサイタル(アードラー主催)で成功を収め、ベルリン・ピアノ界の常連としての地位を確立した。93年の演奏会はベルリン最大有力紙『デア・ターゲス・シュピーゲル』の批評欄で「微笑む理性」と絶賛された。94年9月、イタリアのシチリア島におけるイブラ・グランプリ国際コンクールで、プロフェッショナル・ピアニスト部門入賞。97年リスト・プログラムでCDデビューし好評を博す。
ベルリン教会音楽大学ピアノ科講師、ベルリン市立音楽学校ピアノ科および室内楽科講師を歴任。ピティナ・ピアノコンペティション、ベルリン・スタインウェイ・ピアノコンクール審査員。05年よりドイツ音楽芸術家連盟ベルリン正会員。
 2007年8月、33年のドイツ滞在を終えて帰国。2008年6月、浜離宮朝日ホールでの帰国記念リサイタルを機に、日本各地でコンクールの審査、講演・演奏活動を展開している。


ドビュッシー「12のエチュード」について

 「12のエチュード」は、ドビュッシー最晩年の傑作のひとつです。1914年に第1次世界大戦が勃発、そのショックに追い打ちをかけるように、翌1915年3月には最愛の母と、妻のエンマの母親を相次いで亡くし、ドビュッシーは自身の病気も重なって作曲に手が付けられる状態ではありませんでした。しかし、7月に大西洋岸のプルーヴィルに保養のために移ったのと、デュラン社からショパンのエチュードなどのフランス版の校訂を依頼されたのがきっかけで創作意欲を取り戻し、2台のピアノのための「白と黒で」、3つのソナタ、そして「12のエチュード」を次々に発表しました。「12のエチュード」がショパンに献呈されたのは、こうしたドビュッシーの当時の状況が背景にあると考えられています。
 12のエチュードは6曲ずつの2巻に分けられています。「5指のための、チェルニー氏にならって」、「3度のための」、「4度のための」、「6度のための」、「8度のための」、「8指のための」と名付けられた第1巻の6曲は、それぞれ指の訓練がめざされていますが、すでに第1曲でチェルニーが皮肉られているように、19世紀の楽天的な名技主義は退けられ、新しいピアニズムの確立がめざされています。ただしその背後には、4度や6度の平行進行の偏愛による、中世的な音響像の回想がある点も興味深いところです。
 第2巻の6曲はそれぞれ、「半音階のための」、 「装飾音のための」、「反復音のための」、「対比させら
れる響きのための」、「組み合わされたアルペッジョのための」、「和音のための」と名付けられ、ドビュッシーならではの微妙な陰影を伴った高度な音響表現の実現がめざされています。このエチュードが、単なる技術の鍛練の水準をはるかに超え、高度な芸術性を要求し、みごとな演奏効果を生むゆえんがそこにはあります。

ソニー(国内盤)


SICC 1576
\3000
神尾真由子/ロマンティック・ソナタ
 フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長 調
 ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第2番イ長調 op.100
 R.シュトラウス:ヴァイオリン・ソナタ 変ホ長調 op.18
神尾真由子(Vn)
ミロスラフ・クルティシェフ(P)
 2007年の第13回チャイコフスキー国際コンクール、ヴァイオリン部門で優勝したヴァイオリニスト、神尾真由子による2年ぶりの新録音。コンクールから早くも5年の歳月が経ち、精力的な演奏活動を続ける神尾の今の充実ぶりを封じ込めたアルバムで、19世紀末に、ベルギーのフランク、ドイツのブラームスとR.シュトラウスという、後期ロマン派の流れを体現していた作曲家3人が作曲したヴァイオリン・ソナタ3曲を収録。いずれもヴァイオリニストの基本中の基本的な演奏レパートリーであると同時に、1880年代に書かれていることでも共通点を持つ。フランコ・ベルギー派の大曲であるフランク、後期ロマン派の爛熟の極みともいえるR.シュトラウス、そしてそれら2曲とは対照的な密やかなロマンティシズムを湛えた佳曲であるブラームスの第2番と、それぞれの作品の特徴が他とは際立って異なっている点も聴きどころである。
共演者は神尾と同じ2007年のチャイコフスキー国際コンクールのピアノ部門で最高位に入賞したロシアのピアニスト、ミロスラフ・クルティシェフ。技巧派で知られ、神尾とのリサイタル・ツアーなどで日本を訪れている。


こういうジャケットを見るとなんかイケイケ姉ちゃんかと思っていたら、この間何かの番組で観てたらちょっと「不思議ちゃん」系の女の子だった。
チャイコフスキー第1楽章のカデンツァは圧巻。完全に不思議世界。この子、おお化けするかもしれない。

SONYBMG
8869778559-2
\2500→\2190
チャイコフスキー:
 ヴァイオリン協奏曲ニ長調作品35
プロコフィエフ:
 ヴァイオリン協奏曲第2番ト短調作品63
神尾真由子(Vn)
トーマス・ザンデルリンク
ハレ管
 神尾真由子のトレードマーク、チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲。2007年6月、第13回国際チャイコフスキー・コンクールで居並ぶ審査員と耳の肥えた聴衆を圧倒して優勝を飾ったのがこの協奏曲であり、世界各地のオーケストラとの共演でも取り上げている、
 神尾にとってのキー・レパートリーともいえる重要な作品です。名門RCA Red Seal専属契約第3弾で、ついにその黄金のレパートリーの録音が実現! これこそ全音楽ファンが待ち望んだアルバムです。カップリングは、20世紀ロシアの大作曲家プロコフィエフの人気曲、ヴァイオリン協奏曲第2番。1935年にマドリッドで初演されたこの作品は、伝統的なロシア民謡を思わせる素朴なヴァイオリンの旋律が耳を捉える、第1楽章からして明快で聴きやすい作風が特徴。神尾にとってもチャイコフスキーに匹敵する得意曲です。父クルトの血を受け継ぎ、ロシア音楽には一家言を持つトーマス・ザンデルリンクが、イギリス最古のオーケストラ、名門ハレ管弦楽団から重厚なソノリティを引き出して十全のバックアップを行っています。

 
国内先行発売


SICC10119
\2940
シューマン:
 交響曲第2番ハ長調 op.60
 歌劇「ゲノヴェーヴァ」序曲 op.81
 序曲「メッシーナの花嫁」 op.100
 「マンフレッド」序曲 op.115
 序曲「ヘルマンとドロテア」 op.136
パーヴォ・ヤルヴィ(指揮)
ドイツ・カンマーフィルハーモニー・ブレーメン
 世界を驚倒させたベートーヴェンの衝撃再び。全集第2弾。
 ベートーヴェンの交響曲全曲演奏と録音でその名を世界的なものとしたヤルヴィとドイツ・カンマーフィルが現在取り組んでいるのがシューマンの交響曲全曲演奏。
 2010年12月のドイツ・カンマーフィルとの日本公演も「一生残るにふさわしい音楽体験…比類のない匠の芸術・・・パーヴォの指揮芸術の真骨頂」と高く評価され、「音楽の友」誌の「2011年コンサート・ベスト10」に選定されました。
 2010年11月に発売した交響曲第1番「春」&第3番「ライン」に続く全集録音第2弾となる当アルバムは、シューマンの交響曲の中でも最も至難の作品とされている第2番を中心に、4曲の序曲を収録。
 シューマンを文字通り「愛している」と公言してはばからないヤルヴィは、「作品に込められた感情の起伏や途方もないエネルギーを恥ずかしがることなくさらけ出さないと本来の魅力が伝わらない」と考え、大胆な作品解釈に踏み込んでいます。
 シューマンのオーケストレーションの機微を繊細に表現しきることのできるドイツ・カンマーフィルと繰り広げるシューマン・ワールド。これぞ「21世紀のシューマン」シンフォニー解釈の決定盤です。


衝撃の第1弾

8869796431-2
(SACD Hybrid)
\2400→¥2190
輸入盤ようやく登場!
 パーヴォ&ドイツ・カンマーフィル、シューマン:交響曲全集第1弾

シューマン:
 1.交響曲第3番変ホ長調作品97「ライン」
 2.交響曲第1番変ロ長調作品38「春」
ドイツ・カンマーフィルハーモニー・ブレーメン
指揮:パーヴォ・ヤルヴィ
SICC10102
一応国内盤もご案内

¥2940
 シューマン作品のドラマと感情を解放する、この未曾有の衝撃。
 ベートーヴェンの交響曲の解釈でクラシック音楽界を席巻しているパーヴォ・ヤルヴィ+ドイツ・カンマーフィルが挑むニュー・プロジェクト「シューマン:交響曲全集&ベートーヴェン:序曲集」の第1弾です。
 シューマンを文字通り「愛している」と公言してはばからないパーヴォ・ヤルヴィ。シューマンの演奏においては、「作品に込められた感情の起伏や途方もないエネルギーを恥ずかしがることなくさらけ出さないと、シューマン本来の魅力が伝わらない」と考えるパーヴォが、シューマンのオーケストレーションの機微を繊細に表現しきることのできるドイツ・カンマーフィルハーモニーと繰り広げるシューマン・ワールド。
 シューマン・イヤーの締めくくりに放たれたこれぞ「21世紀のシューマン」シンフォニー解釈の決定盤です。
[録音]2009年12月20日〜22日(第3番)、2010年4月9日〜11日(第1番)、ベルリン、フンクハウス・ケーペニック


EMIジャパン



TOCE 90242
\2500
ソロでもがんばります!
 樫本大進(Vn)&コンスタンチン・リフシッツ(P)
  ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ全集(第1集)

   ヴァイオリン・ソナタ第6番イ長調作品30-1
   ヴァイオリン・ソナタ第7番ハ短調作品30-2
   ヴァイオリン・ソナタ第8番ト長調作品30-3 
樫本大進(Vn)
コンスタンチン・リフシッツ(P)
 堂々たるキャリアを切り拓き、輝きを放つカリスマ樫本大進の“黄金時代”がいま始まる−。
 ベルリン・フィル第1コンサートマスター就任後初、待望のアルバムは樫本が全幅の信頼をおく盟友・実力派ピアニスト、コンスタンチン・リフシッツとの、ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ(全曲)!!
 メジャー・レーベルでのソナタ全曲リリースは、日本人初!確かにそうか。

日本コロムビア

COCQ-84980
\2940
上野星矢(フルート)〜万華響
 1.R=コルサコフ:熊蜂の飛行
 2.ボリング:ヴェローチェ
 3.ドップラー:ハンガリー田園幻想曲
 4.フォーレ:シシリエンヌ
 5.ビゼー:メヌエット〜アルルの女より
 6.グルック:精霊のおどり
 7.ビゼー:カルメン間奏曲
 8.ボルヌ:カルメン幻想曲
 9.ラフマニノフ:ヴォカリーズ
 10.カッチーニ:アヴェマリア
 11.ショッカー:後悔と決断
ボーナス・トラック:
 12.坂本龍一:東風
上野星矢(フルート)、
佐野隆哉(ピアノ1、3〜11)、
内門卓也(ピアノ・編曲2、12、13)、
西方正輝(チェロ2、12)
録音:2011年11月16〜17日 相模湖交流センター(1、/3〜11)|2012年7月28日 FORM スタジオ(2、12、13)


完璧で正確無比なテクニックを持ちながら、その技術に溺れることなく、イマネジネーション豊かな歌心溢れる音楽をきかせ、シンプルなメロディーになるほどに、その特徴が際立ちます。のびやかな音色、殊に美しい弱音表現(最高音域でも!)、多彩なビブラートや、息の長いフレーズから言葉を語るようなニュアンスまでを自在に繰り出して表現される音楽は、凛とした気品と考え抜かれた知性を感じさせます。一方で、ここぞというポイントで見せる絶妙なケレン味を武器に、良い意味での「解りやすさ」と、通好みの音楽性を高度に両立させる力を持っている点は彼の大きな特徴です。既に演奏され尽くされてきた感のある、ドップラーの「ハンガリー田園幻想曲」をかくも新鮮な感覚で聴かせるあたり並大抵のセンスではなく、既に大器の片鱗を感じさせます。

いわゆる伝統的なフルートらしさに縛られることのない彼の斬新な演奏スタイルは、日本で学んでいる間はなかなか周囲から理解されませんでした。しかし、彼の才能と信念は、ランパル・コンクール第1位はじめとして海外で高く評価されて、その実力が知られるようになり、まさにフルート界に「維新」を引き起こすような存在となりつつあります。一方で、クラシック音楽だけでなく、その延長線上にある現代音楽や、ポピュラー音楽にも分け隔てなく接し、良い曲・共感できる曲は積極的にステージで披露し聴衆の心をつかんでいます。いわゆるビジネス戦略的なクロスオーヴァー路線とは明確に一線を画す姿勢は、クラシック界に新風を吹き込むに十分の素質であるといえましょう。

デビュー盤では、あえて超名曲ばかりを集めて勝負に挑み、上野の類まれな才能を際立たせることに成功。その中に、現代の楽曲(ショッカー/ボリング)おりまぜるほか、ボーナストラックとして、坂本龍一の「東風」、松任谷由実の「春よ来い」(上野の十八番でアンコールとして度々演奏している)を収録。
 

COGQ-61
(SACD Hybrid)
\2940
水の反映 〜ドビュッシー ピアノ作品集
1.2つのアラベスク
 アラベスク第1番
2.2つのアラベスク
 アラベスク第2番
3.映像 第1集
 1 水の反映
4.映像 第1集
 2 ラモーを讃えて
5.映像 第1集
 3 動き
6.水の精
 (前奏曲集第2巻より 第8曲)
7.沈める寺
 (前奏曲集第1巻より 第10曲)
8.版画
 1 塔(パゴダ)
9.版画
 2 グラナダの夕べ
10.版画
 3 雨の庭
11.月の光
 (ベルガマスク組曲 第3曲)
12.映像 第2集
 1 葉ずえを渡る鐘
13.映像 第2集
 2 荒れた寺にかかる月
14.映像 第2集
 3 金色の魚
15.喜びの島
福間洸太朗(P)
【Shimmering Water】人は、水と光がなければ生きていけないので、毎日当たり前のようにそれらを消費しています。しかし、水が太陽や月の光、その他の光に照られた瞬間、神秘的な流動体となり、人の心を引きつけ、温和で深い感動を得ます。この現象からインスピレーションを受け、様々な作曲が音楽を書いています。(興味深いことにそれらの多くがピアノソロです。)
私の名前にある洸の字は、水の光という幻想的なイメージを持っています。水の光から受ける感動は世界中の人々が共感できるものだと信じているので、”Shimmering Water”音楽を通してこのような印象、感動を世界中の人々に与えていきたいというモットーで、演奏活動をしています。
2012年に30歳になる節目の年に、自分のアイデンティティの中心核を成す洸のイメージをテーマにしたプログラムを、作曲家の委嘱作品も含めて様々な国で紹介していきたいと思います。(福間洸太朗)

ナクソス・ジャパン

NHK「現代の音楽」 アーカイブシリーズ



NYNG- 011
(Hi Quality CD)
\2100
NHK「現代の音楽」 アーカイブシリーズ〜一柳 慧
一柳 慧(1933-):
 1. ピアノ音楽 第4 エレクトロニック・バージョン(1960/1964)18:03 ※モノラル
  デヴィッド・テュードア(ピアノ)
   録音:1964年11月27日 草月会館ホール
  「ジョン・ケージ デーヴィッド・チュードア 演奏会」
 2. 尺八、箏、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバス、
   銅鑼とオペレータのための「コラージュ」 (1965) 23:01 ※モノラル
   小林健次(ヴァイオリン)/江戸純子(ヴィオラ)/黒沼俊夫(チェロ)/
   道井洵(コントラバス)/横山勝也(尺八)/菊地梯子(箏)/岡田知之(銅鑼)/
   山口浩一(銅鑼)/奥山重之助(音響技術)/岩城宏之(指揮)
    録音:1965年11月29日 朝日講堂「第6回 現代音楽祭」
 3. フルート、打楽器、ピアノとヴァイオリンのための「トライクローム」 (1975)10:00
  野口龍(フルート)/植木三郎(ヴァイオリン)/
  一柳慧(ピアノ)/若杉弘(打楽器)
   録音:1975年1月13日 第一生命ホール 「室内楽70」
 4. フルート、クラリネット、打楽器、ハープ、ピアノ、ヴァイオリンと
   チェロのための「リカレンス」 (1977/1978) 10:52
  中川昌三(フルート)/森田利明(クラリネット)/吉原すみれ(打楽器)/
  木村茉莉(ハープ)/一柳慧(ピアノ)/
  篠崎功子(ヴァイオリン)/苅田雅治(チェロ)/石井眞木(指揮)
   録音:1980年9月28日 ドイツ文化センターホール
   「パンムジーク・フェスティバル14 東京 '80コンサート4 75-80年の音楽」
 10代の終わりに渡米、そこでジョン・ケージらをはじめとする「アメリカ現代音楽」の洗礼を受けた一柳慧。自身も優れたピアニストであった彼は、ケージ作品の演奏を重ねながら、図形楽譜などの不確定性の音楽を追求していきます。例えば、テュードアの弾く(!)「ピアノ音楽 第4」のなんと斬新なこと。「4分33秒」に匹敵する名曲として、一度は聴いていただきたい逸品です。
 そんな初期の作品から、実に多くの素材(電子音楽も含む)を取り込みながら、深化してやまない1970年代後半の作品を収録。テクノロジーと手作業の融合と、芸術というものの存在価値を求めてやまない作曲家の姿が、克明に捉えられています。川崎弘二氏による作曲家へのインタビューを収録。【解説】川崎弘二
 


NYNG- 012
(Hi Quality CD)
\2100
NHK「現代の音楽」 アーカイブシリーズ〜石井 眞木
石井 眞木(1936-2003):
 1. ピアニストと打楽器奏者のための「ピアノ曲」(1968) 10:34
  ※モノラル
  山口恭範(打楽器)/一柳慧(ピアノ)
   録音:1968年2月4日 東京文化会館
  「第2回 日独現代音楽祭 現代ピアノ音楽の夕べ」
 2. 打楽器群とオーケストラのための「響層」 (1969) 20:21
  東京都交響楽団/森正(指揮)
  録音:1969年2月7日 東京文化会館「民音現代作曲音楽祭」
 3. 7奏者と電子音響のための音楽「螺旋I」*(1969) 14:18 ※モノラル
  小出信也(フルート)/ハインツ・ホリガー(オーボエ)/
  ウルズラ・ホリガー(ハープ)/本荘玲子(ピアノ)/
  山口恭範(打楽器)/有賀誠門(打楽器)/
  百瀬和紀(打楽器)/山岡重信(指揮)
   録音:1970年2月6日 東京文化会館「第4回 日独現代音楽祭」
 4. ハープ、打楽器とテープのための「アニメ・アマーレ」(バージョンI) (1974)19:57
  篠崎史子(ハープ)/山口恭範(打楽器)/
  NHK電子音楽スタジオ
   放送:1974年10月20日
 ベルリン音楽大学で「シェーンベルクやベルクの弟子」であったヨーゼフ・ルーファーに師事、そこで12音技法による作曲を学んだ石井眞木の音楽。作曲時にはその技法を根底に置きながらも、日本の伝統音楽も視野に入れた、独自の音楽を作りあげていきます。彼の音楽は、様々な特殊奏法が齎す実に多彩な響きと、偶然性が混在しており、それはある種の陶酔感をもたらすものでもあります。このアルバムに収録された4つの曲からも、大活躍する打楽器群に加え、電子音楽までをも、日本的音要素と融合させるべく奮闘する石井の姿を見ることができるのではないでしょうか。【解説】川崎弘二

GENZO KITAMURA



GK 2011
¥2000
元NHK 交響楽団首席トランペット奏者北村源三
パーセル:女王の嘆き
J.S. バッハ:「目覚めと呼ぶ声がする」BWV645
J.S. バッハ:G線上のアリア
レーガー:マリアの子守唄
ホバネス:聖グレゴリーの祈り
シューベルト:アヴェ・マリア
サン=サーンス:アヴェ・マリア
フォーレ:ラシーヌ讃歌
アルビノーニ:アダージョ
ドヴォルザーク:「我が母の教えたまいし歌」
カッチーニ:アヴェ・マリア
北村源三(トランペット)
エルンスト・ヴァリー(オルガン)
 2011年6月最新録音!元NHK 交響楽団首席トランペット奏者北村源三がウィーンより心をこめて送るクラシック名曲集

 録音:2011 年6 月22-24 日、ウィーン、マツラインスドルフ、クリストゥス教会/DDD

 元NHK 交響楽団首席トランペット奏者北村源三の2011 年6 月録音の最新アルバム、Con Spirito( 魂をこめて、精気をもって、生き生きと) は、J.S. バッハのG 線上のアリア、シューベルトのアヴェ・マリアなど、クラシックの名曲をオルガン伴奏で録音しました。収録場所に選んだのは北村源三が1962 年から65 年まで留学したことのあるマツラインスドルフ・クリストゥス教会で、壮麗なオルガンの響きと北村のトランペットが見事に調和した演奏です。

 北村源三(トランペット)
 京都生まれ。東京藝術大学卒業。1960 年NHK 交響楽団に首席奏者として入団、1993 年定年退職。1962 年〜 65 年ウィーン国立アカデミーに留学。
第27 回日本音楽コンクール看楽器部門第1 位入賞。1991 年第11 回有馬賞を受賞。ソロの分野において、東京をはじめ、その他全国各地でリサイタルを開催。

 エルンスト・ヴァリー
 オルガン演奏をフランツ・ファルターとミヒャエル・ラドゥレスクに師事。作曲及び教会音楽をウィーンとパリで学ぶ。その後ウィーンの数々の有名な教会とパリ聖マリア修道院の典礼オルガニストとして集中的に活動した後、2007 年6 月ウィーンの聖シュテファン大聖堂のアシスタント・オルガニスト、2010 年以来正オルガニストに就任し、現在に至る。2005 年からフランツ・シューベルト音楽院で教鞭を執ると共に、ヨーロッパ及び海外でオルガン奏者として精力的に演奏活動を行っている。

EDITION HST


HST-090
¥2500
F.L.ガスマン(1729 −1774):疾風怒濤交響曲集
 (1)交響曲ト短調 Hill45 (1767)
 (2)交響曲ロ短調 Hill83 (1769)
 (3)交響曲ホ長調 Hill63 (1768)
ハイドン・シンフォ二エッタ トウキョウ
リーダー:松井 利世子(Vn)
 ガスマン:疾風怒濤交響曲集。ト短調、ロ短調の短調交響曲を含む計3曲 全曲、世界初録音!

 録音:2012 年 4月東京、三鷹・風のホール、8月オペラシティ近江楽堂にてライヴ収録

 1772年馬車からの転落事故がもとで74年に亡くなったヴィーン宮廷歌劇場総監督ガスマンの晩年の3曲を収録。18世紀ヴィーンではほとんど選択されなかったホ長調やロ短調の調性をとる意欲的な作品集。ト短調交響曲もハイドンや後輩モーツアルトを超え、終楽章では「ボヘミアン農奴魂」が炸裂する。
 

HST-089
\2500
「J.B.ヴァンハル(1739-1813):初期交響曲集第二巻」
 交響曲ト長調Bryan G10(ca.1765)
 交響曲ニ長調Bryan D14(ca.1765)
 交響曲ハ長調Op.7-3 Bryan C15 (ca.1765)
 交響曲ニ長調Op.8-1 Bryan D9 (ca.1765)
ハイドン・シンフォ二エッタ トウキョウ
リーダー:松井 利世子(Vn)
 ヴァンハル:初期交響曲集第二巻、伝ヴァンハルとして現存する2曲を含む全曲、世界初録音!

 録音:2010 年10 月東京三鷹市・風のホールにて収録

 HST078 に続くヴァンハル:初期交響曲集第2弾。
 作品7、8はベルリン、パリなどから1770年代出版されたヴァンハルの交響曲集として伝承されてきたが、 ブライアン氏らの研究では、偽作でシュタルケル作と推定されている。

アクースティカ



PPCA 618
\2800
「レ・ドビュッシー」
 〜大崎結真第3弾!ドビュッシー生誕150 年記念

 ドビュッシー:
  前奏曲第1巻
   (デルフィの踊り子たち/帆/野をわたる風/
    夕べに漂う音と香り/アナカプリの丘/
    雪の上の足跡/西風のみたもの/
    亜麻色の髪の乙女/遮られしセレナード/
    沈める寺/パックの踊り/ミンストレル)
  映像第1集
   (水の反映/ラモーを讃えて/動感)
  映像第2集
   (葉ずえをわたる鐘の音/
    そして月は古遠の寺に降り注ぐ/金魚)
大崎結真(ピアノ)
 録音:2012年6月27-29日,三重県総合文化会館大ホール、DDD、60:07

 大崎結真のファーストアルバム「ショパンリサイタルライブ」(PPCA-615)は、2010 年度、第37 回『日本ショパン協会賞』を受賞した演奏会ライヴ、そして第2 弾のラヴェルアルバムレコード芸術誌「特選盤」をはじめ多くの賞賛をもって迎えられました。第3 弾はラヴェルと同様パリ留学時代から高い評価を得ていたドビュッシーです。前作に含まれる「ラ・ヴァルス」で発揮された高度なテクにニッが今回も冴え渡っています。これほどまでに詩情豊かに、そして明確に弾かれたドビュッシーをお聞きになったことがあるだろうか。そこからは野を渡る風や、きらめく水面、そして想像の世界を泳ぎ回る金色の魚などが、まるで絵画を見るように浮かび上がって来ます。「西風の見たもの」での胸のすくテクニックは瞠目に値します。
 ドビュッシー記念イヤー年にふさわしい輝くばかりのテクニックと詩情豊かな音楽性を持った若手ピアニストの演奏をお楽しみいただけます。

 ※大崎結真(おおさき・ゆま)略歴
 2000 年東京芸術大学附属高校卒業後、イタリア、イモラ音楽院に入学、2001 年パリ国立高等音楽院大学院に入学、2007 年パリ・エコールノルマ音楽院コンサーティスト課程入学、2009 年同大学院卒業。「リーズ国際ピアノコンクール」3 位、「ショパン国際ピアノコンクール」ファイナリスト賞、「パリ・オートモービル・クラブ国際ピアノコンクール」優勝。その他多くのコンクールに入賞を果たしている。2010 年度より活動の拠点をパリから日本へ移す。

ジェイズ・ミュージック


JMPC-10103
¥2000
「In My Life」
 ムーン・リバー/グリスビーのブルース/
 さらば夏の日/コーリング・ユー/
 南京豆売り&テキーラ/ラブ・ミー・テンダー/
 魅せられし心/アランフェス/イン・マイ・ライフ
真田正二(ハーモニカ)
森丘ヒロキ(ピアノ)
加藤真一(ベース)
安藤正則(ドラム)
太田光宏(ギター)
 ハーモニカの音色は人生の音色だ!名手・真田正二の集大成第一弾

 喜・怒・哀・楽・・・すべてがこの小さな箱の中にある! ハーモニカの音色は人生の音色だ。 名手・真田正二の集大成、第一弾!クロマチック・ハーモニカの日本の第一人者、真田正二渾身のファースト・アルバム。彼の音色には人生の様々な様相が詰め込まれている。数々のコンテスト入賞を重ねながら、日本のみならず、海外でも高く評価されるその演奏には、吸い込まれてしまいそうな魅力がある。今回は、回りを優秀なジャズミュージシャン達でかため、泳ぐようにそのなかで自由に演奏している。めったに出会える事のないジャズ・ハーモニカの名盤である。
 
KAERU36-1
¥2625
「クラシックギターで弾いてみた」
 「サンサーラ・ナーガ2」より
  (オープニング/村/アムリタ/はらたま/エンディング)/
   サイハテ/ポッピッポー/ジムノペディ第1 番/
 「モスラ対ゴジラ」より(マハラ・モスラ/聖なる泉)/
 「化物語」より(sugar sweet nightmare/君の知らない物語)/
 白い雪のプリンセスは/千本桜/
 「魔法少女まどか☆マギカ」よりMagia
kaeru36= さそさき考宏(ギター)
 49 枚限定!ゲーム・ボカロ・特撮・アニソンをクラシックギターで!

 企画・制作・編曲:さそさき考宏録音:2012年6 月、神奈川区民文化センター ※49 枚限定

 前代未聞の楽しいアルバム!ゲーム音楽、アニソン、ボカロなど、これまで様々な演奏で大人気を博してきた名曲達を、なんとギター一本で演奏。名手さそさき考宏ならではの名演。
 これはクラシックギター史上に残る名演であるとともに、これからのギターの新しいレパートリーになる事は間違いない。ギターを楽しむ人々に新たなる世界を切り開いた記念碑的な作品。
 これまでややもすると「専門的」とみられる事の多かったソロギターのCDの枠を越えて、誰でもが楽しめ、そして癒される内容である。

NAT



NAT 12231
\2800
海野幹雄/シューマン:チェロとピアノのための作品全集
 シューマン:
  アダージョとアレグロ 変イ長調 作品70
  幻想小曲集 作品73
  3 つのロマンス 作品94
  5 つの民謡風小品 作品102
  おとぎの絵本 作品113
海野幹雄(チェロ)
端正かつ誠実でありながらも深みのある表現力で、シューマンの宝玉の作品を歌い上げる。

デビュー CD によせて? 海野幹雄 ( ブックレットより抜粋)
 私はかなり早い時期から、シューマンという作曲家の書く音楽に対し、不思議な共感、憧れを感じてきました。
CDを出すという話が2011 年の暮れに持ち上がったとき、真っ先に頭に浮かんだのが、オール・シューマン・プログラムでした。
 2008 年以降、毎年のリサイタルで必ず一曲ずつ取り上げてきたシューマンの「独奏楽器とピアノのため」の作品群。2012年9 月王子ホールでのリサイタルで、ヴィオラとピアノのための「おとぎの絵本」を演奏することで、シューマンのこのスタイルで書かれた作品群を制覇する事になりました。
 ハードなスケジュールの中、2 日間という非常に短い期間でのレコーディングとなりましたが、素晴らしいホールと素晴らしいスタッフのお陰で、なんとか無事に乗り切ることが出来ました( レコーディング2 日目の6/8 はなんとシューマンの誕生日でした! )。


■ プロフィール
海野幹雄(チェロ)
 音楽一家に生まれ(父は元N響コンサートマスター海野義雄、母は元都響首席チェリスト海野ユキ恵)、14歳より母にチェロの手ほどきをうける。
 桐朋女子高等学校音楽科(共学)を経て、桐朋学園大学アンサンブルディプロマコース修了。その後、洗足学園大学ソリストコースにおいて更に研鑽を積む。
 これまでに、第20回霧島国際音楽祭特別奨励賞、第14回川崎市音楽賞コンクール最優秀賞、第7回おきでんシュガーホール新人演奏会オーディション入選、第12回全日本ソリストコンテストグランプリ等、数々の賞を受賞。在学中よりNHK交響楽団にエキストラ奏者として度々参加。東京フィルハーモニー交響楽団、神奈川フィルハーモニー管弦楽団、東京シティ・フィルハーモニック、関西フィルハーモニー管弦楽団、山形交響楽団等に首席チェロ奏者として客演している。ジャパン・ヴィルトゥオーゾ・シンフォニー・オーケストラや紀尾井シンフォニエッタ東京等にも度々参加。2008年、日本演奏連盟主催により東京文化会館にてデビューリサイタルを行う。
 2009年には東急ケーブルテレビ「イッツコム」に於いて3度目となるテレビリサイタルを開催。また同年より毎年、銀座王子ホールにてリサイタルを開催し、好評を得ている。
 2009年5月より月一回のペースで「Salon de violoncello」と題し、横浜市イギリス館においてサロンコンサートシリーズを行い、2012年7月現在既に30回を数え、好評を得ている。
 また(財) 地域創造主催事業「公共ホール音楽活性化事業(おんかつ)」登録アーティストとしても活躍の場を広げ、指揮・編曲・出版の分野でも活動、現代音楽の演奏にも定評がある。
 映画「おくりびと」では12人のチェリストの一人としてサウンドドラックのレコーディングに参加した。3.11の震災以降は、度々被災地へ赴き慰問演奏を積極的に行っている。
 これまでにチェロを倉田澄子、堤剛、木越洋、山崎伸子、ルートヴィヒ・クヴァントの各氏に師事。トウキョウ・モーツァルト・プレイヤーズ、スーパー・チェロ・アンサンブル・トウキョウ、東京フィロスクァルテット、室内オーケストラARCUS(アルクス)、アンサンブルデュナミス、チェンバー・ソロイスツKANAGAWAメンバー。NPO法人「ハマのJACK」理事。


海野春絵(ピアノ)

 6才よりピアノを始める。桐朋女子高等学校音楽科を経て、桐朋学園大学音楽学部ピアノ科卒業。高校、大学共に卒業演奏会に出演。その後同大学研究科にて研鑽を積む。
 第45回全日本学生音楽コンクール東京大会中学校の部第2位。ロゼ・ピアノコンクール第1位。
 第22回ピティナ・ピアノコンペティション特級の部グランプリ。これまでに日本フィルハーモニー交響楽団、東京ニューシティ管弦楽団と共演。桐朋在学中より様々な楽器の伴奏活動を始め、讀賣新人演奏会、演連コンサート等各地の演奏会に多数出演。第20回日墺文化協会フレッシュコンサートにて最優秀共演者賞受賞。近年では、N響メンバー等との室内楽活動も積極的に行っている。また2005年より、横浜市内の小学校にてPTNA主催「クラスコンサート」に多数出演。夫・海野幹雄との共演も数多く、好評を得ている。
 これまでにピアノを竹内淑子、狩野美紀子、深沢亮子、上野久子の各氏に、室内楽を白石隆生、田中麗子の各氏に師事。NPO法人「ハマのJACK」メンバー、桐朋学園大学弦楽器科嘱託演奏員。
 

NAT11501
\2800
ブーケ・ド・フランス
 サン=サーンス:死の舞踏
 マスネ:タイスの瞑想曲
 ドビュッシー:美しい夕暮れ
 プーランク:バガテル
 ラヴェル:フォーレの名による子守唄
 グラッペリ:レ・ヴァルスーズ
 ラヴェル:ツィガーヌ
 モーツァルト:ソナタ K.301
 ショパン:ノクターン(遺作)
 ラヴェル:高雅で感傷的なワルツ 第6番 第7番
 ドビュッシー:ゴリウォッグのケーク・ウォーク
 ドビュッシー:ソナタ
神谷 未穂(Vln)
望月 優芽子(pf)
エスプリを備えた実力派デュオ
 共に桐朋学園大学卒業後フランスでさらに研鑽を積み、生まれ持った感性とテクニックに磨きをかけ続ける実力派アーティスト
 ラヴェルの小品やドビュッシーのソナタなど、フランスの香りただよう音楽のブーケをお届けします。

SONARE


SALOTTO 01
\2800
松原有奈 モーツァルト・アリア集
モーツァルト:
 コンサート・アリア「おおいなる魂と高貴な心は」K.578
 コンサート・アリア「私は行ってしまうわ、でもどこへ?」K.583
 《コジ・ファン・トゥッテ》K.588 〜
  「男に、兵隊に誠実を?」、「女が15 にもなれば」
  「ああ、あの人、いってしまうわ…お願い、許して恋人よ」
 《フィガロの結婚》K.492 〜
  「おいでください、ひざまづいて」
  「とうとうこの時が来たわ…早く来て、すばらしい喜びよ」
 《ドン・ジョヴァンニ》K.527 〜
  「ああ、去っておしまい、裏切り者め」
  「なんというひどいことを…あの恩知らずの心は私を裏切ったのよ」
  「愛しいひと、この薬で」 
 《魔笛》K.620 〜「愛の喜びは露と消え」
 《クレータの王イドメネオ》K.366 〜
  「お父様、お兄様たち、さようなら」
  「親しい孤独よ…暖かい微風よ」
 《皇帝ティトの慈悲》K.621 〜「 涙以外のことを」
松原有奈(Sp)
戸上眞理、川口静華(Vn)
青木篤子(Va)
荒 庸子(Vc)
北村晶子(アレンジ&Pf)
 指揮者 西本智実絶賛の松原有奈 モーツァルト・アリア集!!!

 録音:2012 年4 月16 日、17 日 杜のホールはしもと/DDD、60’14

 「松原有奈さんの抒情豊かな歌声は、宗教曲からオペラまで幅広い分野で聴衆の心をとらえています。今回のアルバムでは、松原さんの音楽的構築力が明確に表現されておりこれから声楽を学ぼうとする方にとっても明るい道しるべになるように思います。」(指揮者 西本智実)



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