DECCA(映像)
|
74 3605
(Blu-ray)
\4400→\3990 |
バルトリ/ミッション
1 HENRICO LEONE Acte I,
Scene 16 Ballet des Nymphes et des Sylvains
: Entree I
2 HENRICO LEONE Acte I,
Scene 16 Ballet des Nymphes et des Sylvains
: Prelude tres viste
3 TRIONFI DEL FATO Acte III, Scene 9 Mie
fide schiere, all'armi!
4 TASSILONE Acte II, Scene 6 Piu non v’ascondo
5 I TRIONFI DEL FATO Acte II,
Scene 14 duo Combatton quest'alma
6 NIOBE, REGINA DI TEBE Acte I,
Scene 13 Sfere amiche, or date al labbro
7 NIOBE, REGINA DI TEBE Acte III,
Scene 1 Amami, e vederai
8 STABAT MATER I. Stabat Mater dolorosa
9 HENRICO LEONE Air : Gay
10 LA LIBERTA CONTENTA Acte II,
Scene 9 Svenati, struggiti, combatti,
suda
11 LA SUPERBIA D'ALESSANDRO Acte I,
Scene 8 Tra le guerre e le vittorie
12 NIOBE, REGINA DI TEBE Acte I,
Scene 13 recitatif Dell'alma stanca a
raddolcir le tempre
13 NIOBE, REGINA DI TEBE Acte II,
Scene 10 recitatif et duo All'impero
divino divota … T'abbraccio, mia Diva
14 NIOBE, REGINA DI TEBE Acte I,
Scene 23 recitatif et duo Serena, o mio
bel sole … Mia fiamma … Mio ardore
15 TASSILONE Acte V,
Scene 5 Deh non far colle tue lagrime
16 LA SUPERBIA D'ALESSANDRO Acte I,
Scene 15 Non prendo consiglio
17 LA LOTTA D'HERCOLE CON ACHELOO Scene
7 La cerasta piu terribile
18 NIOBE, REGINA DI TEBE Acte II,
Scene 5 recitatif et aria Ove son? Chi
m'aita? In mezzo all'ombre …Dal mio petto,
o pianti
19 LA LIBERTA CONTENTA Acte II,
Scene 13 Notte amica al cieco Dio
20 MARCO AURELIO Acte III, Scene 15 Non
si parli che di fede
21 LA SUPERBIA D'ALESSANDRO Acte III, Scene
--- Luci ingrate
22 ALARICO IL BALTHA,
CIOE L'AUDACE RE DE' GOTHI Acte II,
Scene 14 Palpitanti sfere belle
23 LA LIBERTA CONTENTA Acte II, Scene 11
Foschi crepuscoli |
|
チェチーリア・バルトリ(メッゾ・ソプラノ)、
フィリップ・ジャルスキー(カウンターテノール)
イ・バロッキスティ
指揮:ディエゴ・ファソリス |
74 3604
(DVD)
\3700→\3390 |
忘れられた天才、ステッファーノの作品を美しい映像作品で!
現代最高のメッゾ・ソプラノ、チェチーリア・バルトリによる「忘れられた天才」アゴスティーノ・ステッファーニによるアリア集。
CD、LP発売に続き、映像作品が登場します。CD未収録の5曲がこちらの映像には収録されています。
世界初録音を多数含むCDに沿った選曲で、この映像の収録は絢爛豪華なヴェルサイユ宮殿にて収録されました。
ステッファーニは太陽王、ルイ14世が25歳だった1679年、王のために演奏をささげています。
自ら図書館や博物館を巡り、歴史に埋もれた作品を発掘し世に広め続けている現代最高のメッゾ・ソプラノ、チェチーリア・バルトリ。
最新作はまたもや彼女自身が発掘したイタリア・ドイツの作曲家アゴスティーノ・ステッファーニによるアリア集です。ステッファーニはヘンデルやバッハよりも少し前の時代に活躍した人物。ヴェネツィアの聖マルコ大寺院の少年聖歌隊員だった13歳の時に、その美声を見出されてミュンヘンへ行き、バイエルン選帝侯の庇護のもと、当地でさまざまな教養を身につけました。のちにその才能を発揮し、作曲家としてだけではなく、オルガン奏者、外交官、またカトリックの聖職者、そして国際的なスパイとしても活躍しました。
作品はオペラが中心で、当時としてはかなり斬新な作曲技法を用い、同時代の劇音楽に強い影響を与えたと言われています。
大英図書館には彼の作品が100曲以上所蔵されていますが、現代はほとんど忘れ去られており、今回バルトリがそれらに光をあて、世界初録音を行いました。
収録:2012年6月9-14日 ヴェルサイユ宮殿 字幕:英/仏/独/伊(オリジナル)/西語
発売中のCD |
4784732
\2600→\2290
ハードカヴァー
ブックレット
限定盤 |
バルトリ/「ミッション」
忘れられた天才 アゴスティーノ・ステッファーニ(1653-1728):作品集
1)Schiere invitte, non tardate (Alarico)
(《アラリック》から)
2)Ogni core pu? sperar (Tanaquil)
(《ローマ王セルウィウス・トゥリウス》から)
3)Ove son Chi m'aita In mezzo all'ombre
... Dal mio petto (Anfione) (《ニオベ》から)
4)Pi? non v'ascondo (Rotrude) (《タッシローネ》から)
5)Amami, e vederai (Niobe) (《ニオベ》から)
6)T'abbraccio, mia Diva ... Ti stringo,
mio Nume (Creonte, Niobe)
(《ニオベ》から)
7)Mie fide schie ... olo scuota (Erta)
(《アルミニオ》から)
8)Sposa, mancar mi sento ... Deh non far
colle tue lagrime (Tassilone)
(《タッシローネ》から)
9)Non prendo consiglio (Ermolao) (《La
superbia d'Alessandro》から)
10)S?, s?, riposa, o caro ... Palpitanti
sfere belle (Sabina) (《アラリック》から)
11)Notte amica al cieco Dio (Alcibiade)
(《満たされた自由》から)
12)Combatton quest'alma (Enea, Lavinia)
(《運命の勝利》から)
13)A facile vittoria (Sigardo) (《タッシローネ》から)
14)Tra le guerre e le vittorie (Alessandro,
Coro) (《La superbia d'Alessandro》から)
15)Foschi crepuscoli (Aspasia) (《満たされた自由》から)
16)Dell'alma stan ... ne) (《ニオベ》から)
17)La cerasta pi? terribile (Alcide)(《ヘラクレスとアキレウスの力比べ》から)
18)Serena, o mio ... be) (《ニオベ》から)
19)Dal tuo labbro amor m’invita (Tassilone)(《タッシローネ》から)
20)Deh stancati, o sorte (Aspasia) (《満たされた自由》から)
21) Svenati, struggiti, combatti, suda
(Alcibiade) (《満たされた自由》から)
22) Padre, s’? colpa in lui (Rotrude)(《タッシローネ》から)
23) Timori, ruine (Atalanta, Meleagro,
Coro) (《敵同士の和睦》から)
24) Morir? fra strazi e scempi (Henrico)
(《ハインリヒ獅子公》から)
25) Non si parli che di fede (Coro) (《マルクス・アウレリウス帝》から) |
|
チェチーリア・バルトリ(メッゾ・ソプラノ)
イ・バロッキスティ
指揮:ディエゴ・ファソリス |
バルトリ新録音は「忘れられた天才」ステッファーニの作品集!
現代最高のメッゾ・ソプラノ、チェチーリア・バルトリ最新作は「忘れられた天才」アゴスティーノ・ステッファーニによるアリア集。
輸入盤はまずは デラックス限定盤でのみの発売となります。通常盤は2013年1月以降の予定。
ちなみに前作は大理石像に扮したバルトリ。今作ではスキン・ヘッドになってます・・・。
録音:2011年11月〜2012年5月 ルガーノ
|
|
|
74 3603
(2DVD)
\7400→\6790 |
1991年ザルツブルク・ライヴ
幻のショルティの「魔笛」、初DVD化
ショルティ/モーツァルト:歌劇『魔笛』(全曲) |
ゲオルク・ショルティ(指揮)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団,
ウィーン国立歌劇場合唱団,
ルネ・パーペ(ザラストロ),
デオン・ファン・デア・ヴァルト(タミーノ),
ルチアーネ・セーラ(夜の女王),
ルート・ツィーザク(パミーナ),
アントン・シャーリンガー(パパゲーノ),
ハインツ・ツェドニク(モノスタトス),
エディット・シュミット・リーンバッハー(パパゲーナ), 他
演出:ヨハネス・シャーフ |
1991年のザルツブルグ音楽祭に上演された、ゲオルグ・ショルティ指揮&ウィーン・フィルによる「魔笛」。
この幻の映像が、ショルティ生誕100年を記念して、初DVD化が決定!
〔収録〕1991年8月8日, ザルツブルク祝祭大劇場でのライヴ |
EMI(映像)
|
DVBW-4040639
(DVD)
\2600→\2290 |
決定盤映像となるか!?
ゲオルギュー、カウフマン、ターフェル/
アントニオ・パッパーノ/コヴェント・ガーデン
プッチーニ:トスカ(全曲)
歌唱:イタリア語(字幕つき、英、仏、独、日本語 予定) |
トスカ・・・アンジェラ・ゲオルギュー(S)
カヴァラドッシ・ヨナス・カウフマン(T)
スカルピア・・・ブリン・ターフェル(Br)
スポレッタ・・・・ヒューバート・フランシス(T)
アンジェロッティ・・・ルーカス・ヤコブスキー(B)
アントニオ・パッパーノ指揮/
コヴェント・ガーデン王立歌劇場管&合唱団
ディレクター:ジョナサン・ケント
デザイナー:ポール・ブラウン
照明デザイン:マーク・ヘンダーソン |
DVB-4040649
(Blu-ray)
\2900→\2590 |
超豪華キャストによるロイヤル・オペラの「トスカ」、日本語字幕入りで登場!
2011年7月ライヴ、ロンドン、コヴェント・ガーデン王立歌劇場
ゲオルギューとパッパーノの「トスカ」は映画版が2000年にリリースされたが、それは美しくはあっても若干整いすぎていた。しかし今回は・・・ライヴ。しかも今回の配役もすごい。
あれから10年以上経って、ゲオルギューがどんな「トスカ」を見せてくれるのか。 |
VIRGIN(映像)
|
DVBW-4042499
(2DVD)
\2600→\2390 |
クリスティ/ディドナート、ドゥ・ニース、そしてドミンゴ/メトロポリタン歌劇場
ジ・エンチャンテッド・アイランド(魔法の島)
〜ヘンデル、ヴィヴァルディ、ラモー他の音楽より |
ジョイス・ディドナート(MS)
ダニエル・ドゥ・ニース(S)
プラシド・ドミンゴ(T)
デイヴィッド・ダニエルズ(CT) 他
ウィリアム・クリスティ指揮/
メトロポリタン歌劇場管弦楽団
舞台演出:Phelim McDermott |
2011年大晦日にメトロポリタン・オペラで初演された話題作、DVDで登場!
今をときめく旬のディーヴァ、ディドナート、ダニエル・ドゥ・ニース、そしてプラシド・ドミンゴ等、豪華キャストが集結。バロックの大御所ウィリアム・クリスティがメトロポリタン歌劇場管弦楽団を指揮!
この作品は、ヘンデル、ヴィヴァルディ、ラモーなどのバロックの作曲家達の音楽をもとに、イギリスの作家、台本作家及び翻訳者ジェレミー・サムズがシェークスピアの「テンペスト」と「真夏の夜の夢」をベースに書きおろしたもの。エキゾティックなハイブリッド作品に仕上がっている。 |
SONY(DVD−VIDEO)
|
8869199846-9
\1800→\1690 |
ヤッシャ・ハイフェッツ没後25年リリース
現存するほぼ唯一のカラー・ライヴ映像
『モーツァルト:ロンド (「ハフナー・セレナード」より)』
『プロコフィエフ:行進曲
(歌劇「3つのオレンジへの恋」より)』
『ドビュッシー:亜麻色の髪の乙女』
『ラフマニノフ:ひなぎく』
『ガーシュウィン:そんなことはどうでもいいさ
(歌劇「ポーギーとベス」より)』
『バッハ:シャコンヌ
(「無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番」より)』
『ブルッフ:スコットランド幻想曲作品46』 |
|
ヤッシャ・ハイフェッツ(Vn)
ブルックス・スミス(P)、
フランス国立管弦楽団(指揮者なし) |
ヤッシャ・ハイフェッツ没後25年リリース。
現存するほぼ唯一のヤッシャ・ハイフェッツのカラーによるライヴ映像。
ヴァイオリン演奏史に金字塔を打ちたてたハイフェッツが引退する2年前に、その生誕70周年を記念してパリで撮影・制作された映像の、没後25周年を記念しての復活です。
前半はスタジオにおけるリサイタルで、自ら演奏曲名を告げながらお得意の小品で冴えた技巧を披露。続くバッハのシャコンヌで見せる入魂の至芸は、すべてのヴァイオリン愛好家必見です。
締めくくりは、シャンゼリゼ劇場におけるフランス国立管弦楽団との共演によるこれまたハイフェッツの十八番「スコットランド幻想曲」全曲。
指揮者を置かず自ら弓でリードしながら、その衰えることのない見事な演奏を堪能することができる貴重な映像です。〔演奏〕 |
|
8869191970-9
\2200 |
ドミンゴによる初演をDVD化!
プラシド・ドミンゴ/イル・ポスティーノ |
グラント・ガーション指揮
演出 ロン・ダニエルス
パブロ・ネルーダ:プラシド・ドミンゴ
郵便配達人マリオ:チャールズ・カストロノーヴォ
マリオの恋人ベアトリーチェ:アマンダ・スクィティエリ
パブロ・ネルーダの妻:クリスティーナ・ガリャルド=ドマス
ベアトリーチェの従姉妹ドンナ・ローザ:ナンシー・ファビオラ・エレラ
郵便局長ジョルジョ:ウラジミール・チェルノフ |
映画・原作ともに大ヒットした『イル・ポスティーノ』のオペラ
ドミンゴによる初演をDVD化!イタリアの小さな漁村を舞台に、チリから亡命中の詩人パブロ・ネルーダと、そこに郵便配達に立ち寄る青年の心の交流を描いた『イル・ポスティーノ』は、原作そしてアカデミー賞にも輝いた94年のマイケル・ラドフォード監督映画で世界的なヒットとなったが、メキシコ人作曲家ダニエル・カタン(1949-2011 昨春没)による音楽・脚本で2010年にオペラ化され、プラシド・ドミンゴの出演作としても話題になった。
現在はロサンゼルス歌劇場の芸術監督にも就任しているドミンゴ、「ダニエル・カタンはアメリカでも大変な人気を誇るが、彼とはいつか仕事をしたいとずっと思ってきた。彼から『イル・ポスティーノ』のオペラ化に取り組んでいると聞いた時すぐに、“パブロ・ネルーダの役こそ私が命を吹き込める役だ”と感じたんだ。」とのこと。
今作は2010年9〜10月にかけてロサンゼルスのドロシー・チャンドラー・パビリオンにて初演された時の模様を収録しており、アメリカのテレビ局で放送されて大好評を得たもの。
全編スペイン語。 |
ARTHAUS(映像)
|
101659
(DVD)
\3900→\3590 |
ブリテン:戦争レクイエム〜
コヴェントリー大聖堂、初演50年記念演奏会
アンドリス・ネルソンス(指揮)&バーミンガム市交響楽団
ブリテン:《戦争レクイエム
Op.66》
レクイエムの典礼文/ウィルフレッド・オーウェンの詩 |
エリン・ウォール(ソプラノ)/
マーク・パドモワ(テノール)/
ハンノ・ミュラー=ブラッハマン(バリトン)/
バーミンガム市交響合唱団・青少年合唱団/
バーミンガム市交響楽団/
アンドリス・ネルソンス(指揮) |
108070
(Blu-ray)
\6300→\5690 |
ブリテン(1913-1976)の戦争レクイエムは、1962年5月に建立されたコヴェントリー大聖堂の献堂式を行うために、教会から委嘱を受け作曲されました。
この映像は初演日である1962年5月30日のちょうど50年後に、同じ場所、同じオーケストラで行われた記念演奏会を収録したものです。
ブリテンの代表作の一つである、この「戦争レクイエム」は、通常の典礼文に、第一次世界大戦の停戦直前に25歳の若さで戦死した詩人W.オーウェンの反戦詩を挟みこむことで、戦争を二度と繰り返さないための深い祈りが込められています。
この演奏会が行われたコヴェントリーは、イギリスの中でも最も空襲が激しかった場所の一つで、演奏会場となった聖マイケル教会も第2次世界大戦で爆破されてしまったため、この教会自体が、イギリス国民にとっては「戦争の象徴」ともされる場所であり、ブリテンの、この作品にかける思いは本当に強いものであったことは間違いありません。
この演奏も、全ての奏者たちの思いが結実したものであり、ネルソンスの心のこもった指揮ぶりもさることながら、初演時はピアーズが歌ったテノール・パートを宗教曲の名手であるパドモアが担当することで、この曲の深さが一層際立ったと言えるでしょう。
全てを優しく包み込むような最後の合唱が空間に溶けて行くときに、世界は一つの節目を迎えたのかもしれません。
2012年5月30日コヴェントリー大聖堂
ライブ収録/収録時間:97分/音声:ステレオ2.0/DD
5.1(DVD)/ステレオ2.0/dts-HDマスターオーディオ5.1(Blu-ray)/字幕:英,独,仏,西/画面:16:9/REGION
All(Code:0)/DVD…片面2層ディスク/Blu-ray・・・単層25GB
1080i FULL HD |
|
101654
(2DVD)
\7000 |
ペルゴレージ:歌劇「誇り高い囚人」/幕間劇「奥様女中」 |
《誇り高い囚人》
ソストラーレ(ノルウェーの王)…アントニオ・ロザーノ(T)/
ロスメーネ(ソストラーレの娘)…マリーナ・ロドリゲス・クシ(Ms)/
メタルーチェ(ゴート族の王)…マリーナ・デ・リソ(Ms)/
エリクレア(初代ノルウェー王の娘)…ルート・ロシク(S)/
ヴィリダーテ(デンマークの王子)…マリーナ・コンパラト(Ms)/
ミキスダ(ボヘミアの王子でエリクレアの恋人)…ジアシンタ・ニコトラ(S)/
《奥様女中》
セルピーナ…アレッサンドラ・マリアネッリ(S)/
ウベルト…カルロ・レポーレ(B)/
ヴェスポーネ…ジーン・メニンゲ(演技)/
《誇り高い囚人&奥様女中》
アカデミア・バロッカ・デ・イ・ヴィルトゥオージ・イタリアーニ/
コラド・ロヴァリス(指揮)/
ヘンニング・ブロックハウス(演出) |
108068
(Blu-ray)
\6300 |
日本語字幕あり
ペルゴレージ(1710-1736)の最も知られたオペラと、ほとんど演奏される機会のないオペラ。しかしこの2作は、実は切っても切れない関係にあるのです。
3幕からなる「誇り高き囚人」はペルゴレージ2作目のオペラであり、1733年に初演されました。これは、その前年の1732年11月にイタリアで起きた大地震(M6.6,死者約2000人)の影響で、それまで歌舞音曲が禁じられていたものの、ハプスブルク家の皇后の誕生日を祝うために自粛が解禁となり、最初に上演されたオペラでもありました。
物語はノルウェー王の娘であるロスメーネをわが物にしようとするメタルーチェとヴィリダーテによる三角関係を描いたものですが、あまりにも内容がシリアスだったためか、初演時は全くの不評に終わってしまい、その真価は現在でも認められていないのが実情です。
しかし、この中の幕間劇である「奥様女中」だけは大絶賛され、現在ではペルゴレージの代表作とされるほどです。こちらは主人ウベルトとの結婚を目論む女中セルピナーナの頭脳戦。短いながらも楽しく魅力的な作品です。演出のブロックハウスは、何体かの人形を舞台上に登場させ、いわば「人形浄瑠璃」のような手法を用い、登場人物たちの心の声を実体化させ見せてくれます。
各々の演奏家たちの熱のこもった歌唱もお楽しみください。
収録時間:177分/音声:ステレオ2.0/DD
5.1(DVD)/ステレオ2.0/dts-HDマスターオーディオ5.1(Blu-ray)/字幕:伊(オリジナル),英,独,仏,西,韓,日/画面:16:9/REGION
All(Code:0)/DVD…片面単層ディスク+片面2層ディスク/Blu-ray・・・二層50GB
1080i FULL HD |
|
108059
(Blu-ray)
\6300→\5690 |
帝国オーケストラ〜ベルリンフィルと第三帝国
エンリケ・サンチェス・ランシュによる映像
※101453と同内容 |
ベルリン・フィル |
日本語字幕あり
映画『ベルリン・フィルと子どもたち』の監督、エンリケ・サンチェス・ランシュが手がけたドキュメンタリー。2007年に創立125周年を迎えたベルリン・フィルハーモニーですが、楽団の長い歴史の中で長い歴史の中でタブー視されてきた1933年〜45年までのナチス政権下の「暗黒の歴史」にスポットを当てた作品です。
1936年ベルリン五輪で指揮するリヒャルト・シュトラウスの初出映像をはじめ、ヒトラー生誕記念前夜祭でのフルトヴェングラーの第九、楽団をバックに演説するゲッベルスの映像などを収録。当時を振り返りながら語る楽員へのインタビューを元に、ドイツ帝国のプロパガンダとして利用された「第三帝国下の楽団」を検証していきます。
収録時間:90分+10分(ポーナス映像…1942年のフルトヴェングラー&ベルリン・フィルによる「マイスタージンガー」序曲…AEGの工場にて)音声:ステレオ2.0/dts-HDマスターオーディオ5.1(Blu-ray)字幕:独(オリジナル),英,仏,西,伊,韓,日画面:16:9REGION
All(Code:0)DVD…片面2層ディスクBlu-ray・・・単層25GB
1080i FULL HD |
|
101584
(DVD)
\6300 |
サシャ・ヴァルツ:「ケルパー(身体)」三部作より第2部「S」
ボーナス…サシャ・ヴァルツとダンサーたちへのインタビュー
※101507の分売 |
サシャ・ヴァルツとゲストたち
〈振付〉サシャ・ヴァルツ/
〈音楽〉ジョナサン・ベプラー/
〈装置〉ハイケ・シュッペリウス,サシャ・ヴァルツ/
〈衣装〉シルヴィア・ハーゲン=シェフラー,
サシャ・ヴァルツ/
〈照明〉マルティン・ハウク/
〈映像〉イェルク・イェスヘル,
ブリギッテ・クレーマー |
サシャ・ヴァルツの<三部作>の第2部「S」。さてこの意味深なタイトルが表わすものを知りたければこの映像をご覧ください。もしくは「S」で始まる単語をたくさん頭に思い浮かべてください。セックス(Sex),黒(Schwarz),甘い(Suss),眠り(Schlafen),センス(Sinn),立つ(Stehen),罪(Sunde)…まだまだ尽きません。サシャ・ヴァルツはあえて「S」の言葉を特定せず、これらの総合的なイメージを抱くように、と語ります。
物語は大きく3つにわかれていて、それぞれ「身体への愛」「動き」そして「過去-現代-未来」が象徴的に描かれています。舞台上でうねる裸体の群れはエロティックさではなく、何か畏敬の念を抱かせ、また舞台へ投影される映像は生身の身体と戯れつつ、見る者に多くの示唆を与えます。上演時は常に賛否両論を巻き起こす問題作、この66分からあなたは何を感じ取るのでしょう。
パリ市立劇場公演共同制作 ベルリンシャウビューネ劇場ライブ収録/収録時間:66分+20分(ボーナス)/音声:ステレオ2.0/DD5.1/字幕:独,英,仏,西・日(ボーナス部)/画面:4:3/REGION
All(Code:0)/DVD…片面2層ディスク |
|
101642
(DVD)
\3900 |
ダンス・クレージー・イン・ハリウッド 〜振付師ハーミズ・パンについての映像
ロベール・クーペルベルグ監督 |
<出演>
フランク・シナトラ/
リタ・ヘイワース/
ジンジャー・ロジャース/
キム・ノヴァク/
シャーリー・マクレーン/
シド・チャリシー/
ボブ・フォッシー/
サリー・フォレスト他 多くの人々 |
ハーミズ・パン(1909-1990)は1930年代〜50年代のミュージカル映画で活躍したアメリカ合衆国の振付師、ダンサーです。もともとはダンサーを志していましたが、名優フレッド・アステアに見出されることで、彼の振付師として30年以上の長きに渡って活躍。アステアがジンジャー・ロジャースとコンビを結成し、主演映画で披露した華麗なダンスは彼の振付であり、また多忙なジンジャーの代わりに、アステアの相手役としてステップを踏むなど、アステアから絶大な信頼を得た人でした。アステアとロジャースがコンビを解消した後も、アステアの映画に参加し、テレビ番組の振付も行っていました。
もちろんアステアやロジャースだけでなく、このフィルムに登場する数多くの名優たち…ベティグレイ、リタ・ヘイワース、シド・チャリシー、シャーリー・マクレーンなどとも共同作業を行い、数多くの映画製作にかかわったことでも知られています。若きボブ・フォシーが出演した「キス・ミー・ケイト」も彼の振付です。この映像は1990年にハーミズ・パンが亡くなる直前に制作されたもので、彼の足跡を辿るとともに、往年のミュージカル・スターたちの魅惑的な姿を見ることができるファン垂涎の作品です。なお2011年8月11日に68歳でこの世を去った、この作品の監督ロベール・クーベルベルグに心からご冥福をお祈り申し上げます。
収録時間:57分/音声:ステレオ2.0/DD5.1/字幕:独,英,仏,西・伊・日/画面:4:3/REGION
All(Code:0)/DVD…片面2層ディスク |
|
101656
(DVD)
\6300 |
1983年のベルリン・ドイツ・オペラ
コルンゴルト:歌劇「死の都」全曲
パウル・ショット台本 ジョルジュ・ロダンバックの「死都ブルージュ」原作 |
パウル…ジェームス・キング(テノール)/
マリエッタ/パウルの妻マリーの幻影…カラン・アームストロング(ソプラノ)/
パウルの友人フランク…ウィリアム・マレイ(バリトン)/
ブリギッタ…マルギット・ノイバウアー(メゾ・ソプラノ)/
ヴィクトリン…ドナルド・グローブ(テノール)
他/
ベルリン・ドイツ・オペラ/
ハインリッヒ・ホルライザー(指揮)/
ゲッツ・フリードリヒ(舞台演出)/
アンドレアス・ラインハルト(装置) |
1920年代の歌劇作曲家として最も成功したのは、恐らくこのコルンゴルト(1897-1957)でしょう。この「死の都」が初演された時、彼はまだ23歳であったにも拘わらず、当時既に2つの作品「ヴィオランタ」と「ポリュクラテスの指環」で大成功を収めており、天才少年から新進オペラ作曲家へと確実な成長を遂げていたのです。この作品も、当時の聴衆に深い共感を持って迎えられ、初演から2年の間にウィーンで60回以上も上演されましたが、ナチス政権により上演禁止の措置を取られてしまってからは、すっかり忘れられた作品となってしまったのです。
そんな「死の都」がよみがえったのは1955年のこと。それからは世界中の歌劇場で愛される作品となったことはご存知の通りです。
この演奏は、1983年のベルリン・ドイツ・オペラのプロジェクトで、G.フリードリヒの演出は結末に多少の違いを持たせることで、物語に奥行を与えたと評判になったものです。マリエッタを歌うのは、フリードリヒの妻であったカラン・アームストロング。女性の二面性を見事に表現しています。ジェームズ・キングのパウルの歌唱も涙を誘うことでしょう。
1983年ベルリン・ドイツ・オペラライブ収録/収録時間:130分/音声:ステレオ2.0/字幕:独(オリジナル),英,伊,仏,西/画面:4:3/REGION
All(Code:0)/DVD…片面2層ディスク |
|
107269
(DVD)
\3900→\3590 |
フィッシャー=ディースカウ、実に20年ぶりの“公式演奏”
シューベルト:歌曲集「美しき水車屋の娘」D795
ボーナス…1985年、シューベルティアーデにて
(フィッシャー=ディースカウとフランツ・ツォクロイアーとの対話)
101509の分売(新装盤) |
ディートリッヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン)/
アンドラーシュ・シフ(ピアノ) |
この1991年のフェルト教会における「美しき水車屋の娘」のライブ録音は、偉大なるバリトン歌手フィッシャー=ディースカウにとって、実に20年ぶりの“公式演奏”でした。67歳のディースカウにとって、青春の煌めきの結晶とも言えるこの歌曲集を演奏することについてどのような思いを抱いていたのでしょう?円熟というより老練な渋さを加えた彼の声は、名手アンドラーシュ・シフの暖かいピアノの音色と相俟って、人生の悲哀や儚さ、そして希望を聴き手に確かに届けています。
この演奏会の6年前に行われたインタビューは、「フィッシャー=ディースカウにおけるシューベルト」がはっきりと捉えられた興味深い内容であり、残念ながら字幕はありませんが、歌を愛する人ならば深い共感を呼ぶこと間違いありません。1991年6月20日フェルト教会
モントフォルトハウス ライブ収録/収録時間:83分音声:ステレオ2.0字幕:独、英、仏、伊、西画面:4:3REGION
All(Code:0)DVD…片面単層ディスク |
BEL AIR(映像)
|
BAC 068
(DVD)
\5400 →\4990
|
鬼才集結!「ヴォツェック」
チェルニャコフ(演出)、クルレンツィス(指揮)、ゲオルク・ニグル(Br)
ベルク:「ヴォツェック」 |
ゲオルク・ニグル(Br ヴォツェック)
マーディ・バイヤーズ(S マリー)
マキシム・パステル(T 大尉)
ピョートル・ミグノフ(Bs 医師)
ロマン・ムラヴィツキー(T 鼓手長)
ロマン・シュラコフ(T アンドレス)
ヴァレリー・ギルマノフ(Bs 第一の徒弟)
ニコライ・カザンスキー(Br 第二の徒弟)
レオニード・ヴィレンスキー(T
白痴)
アレクサンドル・ネスポヴィティ(マリーの息子)
テオドール・クルレンツィス(指)
ボリショイ劇場管弦楽団、合唱団 |
鬼才チェルニャコフ、快心のキレッキレ「ヴォツェック」!血走るクルレンツィスとボリショイに、狂いっぱなしのニグル
ディミトリ・チェルニャコフ(演出)/エレナ・ザイチェヴァ、ディミトリ・チェルニャコフ(舞台、衣装)/グレブ・フィリシチンスキー(照明)
収録:2010 年11 月、モスクワ+ボーナス メイキング映像/リージョン・オール、NTSC、16:9、PCM
Stereo / 5.1 Dolby Digital、135分、字幕:英仏独西
注目の上演の映像が登場!今猛烈に冴えてキレまくっている鬼才ディミトリ・チェルニャコフが、ベルクの傑作「ヴォツェック」を演出、期待に違わぬ見事な出来栄えです。舞台は現代の中流集合住宅。12
の住居(の一部屋が見られるという設定)と、1階には広いバー。ヴォツェックは集合住宅の一室に暮らす勤め人風。大尉はアーミーオタク、医師はマッドサイエンティスト風、そしてヴォツェックは徹頭徹尾狂いっぱなし。チェルニャコフは「日常の中に紛れ同居している異常さ」を鋭く描いています。通常だとマリー殺害とヴォツェックの溺死の後、緊張が急激に解けてしまうところを、チェルニャコフは彼らしい視点で見るものを最後まで惹き付けさせてくれます。
舞台に負けず演奏がまた凄い。テオドール・クルレンツィスは、1972
年2 月24 日、ギリシャに生まれたまだ若い指揮者。2004
年から2010 年までノヴォシビルスク歌劇場の首席指揮者を務め、その才能が大きな評判になりました。現在はペルミ・オペラ・バレエ劇場の音楽監督を務めています。将来のロシアの音楽界を背負って立つこと間違いなしの逸材です。ボリショイ劇場ではこれが「ヴォツェック」初演だそうですが、そうとは思えぬほどオーケストラを見事に操り、切れ味鋭く緊張感のある音楽を作りつつ、必要な時にはお家芸のブラス群をパワフルに爆発させて血走った音楽を鳴らす。これぞロシアン・ベルク!!
ヴォツェック役のゲオルク・ニグルは、1972
年、ウィーン生まれのバリトン。かつてウィーン少年合唱団のスター・ソリストだった人で、変声後にバリトンに転向、バロックオペラと現代オペラを両軸に活躍しています。ヴォツェックはウィーンやミュンヘンでも歌っている得意の役柄。ここでは、普通の一般人なのに完全に狂気に侵されているという役作りが見事です。マリー役のマーディ・バイヤーズは、米国出身のドラマティック・ソプラノ。アイーダやトスカを得意とし、近年はワーグナーのソプラノ役も多く歌っています。この二人以外は皆ボリショイ劇場で活躍する実力のあるロシア人歌手ですが、中には大尉役のマキシム・パステルのようにビックリするほどうまい人もいます。
カーテンコールでの観客の大喝采まで一緒に楽しめます。
テオドール・クルレンツィス旧譜 |
いまだに騒然としている
クルレンツィス&Ens.ムジカエテルナ
ショスタコーヴィチの交響曲
第14 番
2010年レコード・アカデミー交響曲部門賞
クルレンツィス&Ens.ムジカエテルナによるショスタコーヴィチの交響曲
第14 番。
なんと2010年のレコード・アカデミー交響曲部門に選出された。
ヤンソンスもジンマンもスクロヴァチェフスキも小澤もゲルギエフもパーヴォもさしおいて。言い換えれば、数多くのメジャー・レーベルをさしおいて。
レーベルはアルファ。国内でマーキュリーががんばってプロモートしているが、もちろん「超」の付くマイナー・レーベルである。実は優秀で魅力的なアルバムを多く出している知る人ぞ知る名レーベルだが、まさかレコード・アカデミーのしかも交響曲部門を取るとは。時代が変わったということか。
「耳を傾けると、演奏が放つ強烈な磁石を前にもう逃げられなくなる、そんな前例のない第14番である。(諸石幸生氏)」、「現実を突き抜けた名演!(宇野功芳氏)」、「一部古楽器を使用して表現するアイデアと、その結果生み出される異様な音世界が圧巻だった。(中橋愛生氏)」、まさに評論家各氏大絶賛の現代の名盤。 |
|
そしてモーツァルトのレクイエム
ショスタコーヴィチの交響曲第14 番「死者の歌」を、一部古楽器まで動員、ノンヴィブラートの精巧にして鮮烈な解釈で録音し、日本でも大喝采を博したテオドール・クルレンツィス&アンサンブル・ムジカエテルナ。ヨーロッパのどこでもない、シベリアの中心都市ノヴォシビルスクという思わぬ場所で、ギリシャ人の指揮者がこんな精鋭集団を育てていようとは、いったい誰が想像しえただろうか?
ともあれ、おかげさまで当のショスタコーヴィチ盤(Alpha159)はAlphaからの供給も充分、順調な売れ行きがまったく途絶える気配もない早春のさなか、絶妙のタイミングで素晴しいニューリリースが登場。前盤と全く同じオーケストラ&合唱団に、近年バロック・ファンのあいだで急速に知名度を上げてきた異能の古楽歌手ジモーネ・ケルメスをはじめとするゲストを迎え、クルレンツィスとAlphaレーベルが次に世に問うたのは...なんと、モーツァルトの『レクィエム』!
合唱は10・9・7・7、弦楽配置は6・4・4・4・2、管も含め全て古楽器なのはもはや当然ですが(あえてオルガン抜き・オーケストラの響きで勝負、というのは指揮者の意図)、そのアンサンブルは声・楽器ともまさに一つの意思で動く生き物のように一糸乱れず、ひたすら透明でありながら底知れぬほど生々しく、鮮烈なフォルティシモから静寂と聴き違えるほどのピアニシモまで自由自在、ちょっとした所作が痛烈な雄弁さで語りかけてくる、息をのむ瞬間の連続で...この『レクィエム』をいわば室内楽的な緊密さでまとめあげてみせたクルレンツィスの技量、やはり桁違いです。
「息をのむ」といえば、最初の「讃美はあなたに...」と歌いはじめるジモーネ・ケルメスのまっすぐな独唱をはじめ、4人のソリストの声もひとつひとつ圧倒的。これほどまでに痛烈な表現力をもって鳴り続ける音響体が、モーツァルトの筆の途絶えたところでふっと鳴り止む、その、圧倒的な沈黙の存在感...!作曲家の弟子ジュスマイヤーによる拙い補筆くらいでは覆せない、驚異の祭壇画ともいうべき傑作録音です。 |
|
|
|
|
ジョルジョ・ストレーレル(演出
モーツァルト:「フィガロの結婚」 |
リュドヴィク・テジエ(Br アルマヴィーヴァ伯爵夫人)
バルバラ・フリットリ(S アルマヴィーヴァ伯爵夫人)
エカテリーナ・シューリナ(S スザンナ)
ルカ・ピサローニ(Br フィガロ)
カリーヌ・デエイェ(Ms ケルビーノ)
アン・マリー(Ms マルチェッリーナ)
ロバート・ロイド(Bs バルトロ)
ロビン・レガート(T ドン・バジーリオ)
アントワーヌ・ノルマン(T ドン・クルツィオ)
マリア・ヴィルジニア・サヴァスターノ(S
バルバリーナ)
クリスチャン・トレギエ(Br アントーニオ)
フィリップ・ジョルダン(指)
パリ国立歌劇場管弦楽団,合唱団 |
BAC 071
(2DVD)
\5400 →\4990
|
ストレーレルの「フィガロ」が最新映像になった!しかも絶品のフリットリの伯爵夫人!!
ジョルジョ・ストレーレル(演出、照明)/アンベール・カメルロ(再演監督)/エツィオ・フリジェリオ(舞台装置)
エツィオ・フリジェリオ、フランカ・スクワルチャピーノ(衣装)/ジャン・ギゼリック(振付)
収録:2010 年10、11 月、パリ
(Blu-ray)リージョン・オール、HD 16:9 178
分、PCM Stereo /DTS HD Master
Audio 5.0、字幕:伊英独仏西
(DVD)リージョン・オール、NTSC 16:9 178
分、2.0 PCM / 5.0 Dolby Digital、字幕:伊英独仏西
20 世紀後半を代表する演出家の一人で、オペラの分野でも多大な功績を残したジョルジョ・ストレーレル(1921
− 1997)。中でも特に有名なものが、1973
年にパリのオペラ座のために制作した「フィガロの結婚」。オペラ座以外でも盛んに上演されたためいくつか映像も残されていますが、今回は2010年に場所をバスティーユ劇場に移して上演された際の最新映像です。ストレーレルの演出については、奇を衒わず伝統を尊重しながらも才気が漲る生き生きした舞台、というに尽きます。「フィガロの結婚」が好きならば一度は見ておくべき名舞台です。
歌手ではなんといってもバルバラ・フリットリの伯爵夫人が最高!若い頃から得意としてフリットリの評価を決定付けた役だけに、イタリアオペラのプリマドンナとして君臨している今でも圧倒的。さらにフランスを代表するバリトンに成長したリュドヴィク・テジエの男の色気のある伯爵、伊達男を絵に描いたような勢いと頭の切れの良さがあるルカ・ピサローニのフィガロ、ちょっと垢抜けない可愛さがスザンナらしいエカテリーナ・シウリナ、フランス人らしい品の良さと優れた演技力で非常に人気の高いカリーヌ・デエイェのケルビーノと、主役級はたいへん強力。またマルチェッリーナにアン・アマレー、バルトロにはロバート・ロイドと大ベテランが入るというお楽しみも。フィリップ・ジョルダンの指揮は、古楽系のメリハリの利いたモーツァルトとは一線を画した安定感のあるもので、ストレーレルの演出との相性もピッタリです。 |
BONGIOVANNI(映像)
|
AB 20022
(DVD)
\5400
|
ロッシーニの「パルミラのアウレリアーノ」映像初登場!
ロッシーニ:「パルミラのアウレリアーノ」 |
ボグダン・ミハイ(T アウレリアーノ)
フランコ・ファジョーリ(CT アルサーチェ)
マリア・アレイダ(S ゼノービア)
アスデ・カラヤヴズ(Ms プブリア)
メルト・シュンギュ(T オラスペ)
森雅史(Bs リチーニョ)
ルカ・ティットト(Bs 大祭司)
ジャコモ・サグリパンティ(指)
イタリア国際管弦楽団
ブラティスラヴァ・スロヴァキア合唱団 |
ファジョーリ、ロッシーニに挑む!ロッシーニの「パルミラのアウレリアーノ」映像初登場!超レアものなのに知ってる曲あちこち?!森雅史も出演。日本語あらすじ付き
ティモシー・ネルソン(演出)/ティツィアーノ・サンティ(舞台装置)/ミシェル・カントウェル(衣装)/ニコス・ラゴウサコス(振付)
収録:2011 年7 月、マルティーナ・フランカ/リージョン・オール、NTSC、16:9、170分、Stereo
PCM、字幕:伊英
珍しいオペラを上演することで知られている南イタリア、マルティーナ・フランカのイトリアの谷音楽祭が2011
年に取り上げたのは、ロッシーニのオペラの中でも特に珍しいものの一つ、「パルミラのアウレリアーノ」。
この作品は、ロッシーニのオペラでは唯一カストラート歌手(アルサーチェ役のジョヴァンニ・バッティスタ・ヴェッルーティ
1780 − 1861)を想定したものとしても知られています。1813
年12 月26 日にミラノのスカラ座のカーニヴァルシーズンの開幕を飾りましたが、その直前にタイトルロールを歌う予定だった名テノール、ジョヴァンニ・ダヴィドが降りてしまったこともあり、初演は成功を収められませんでした。しかしこのオペラの優れた曲は多々後の作品に再利用されています。中でも序曲は、今日「セビリアの理髪師」序曲としてあまりにも有名なあの曲そのものです(ロッシーニはその前に、いくらか手直しをした上で「英国女王エリザベッタ」の序曲でも利用しています)。また第1幕冒頭の合唱はやはり「セビリアの理髪師」の“空は微笑み”
の旋律、などなど。ロッシーニ好きならあちこちに聞き覚えのある音楽を見つけられるでしょう。
タイトルロールのボグダン・ミハイは、今注目の若いロッシーニ・テノール。ルーマニアのブカレスト出身。ヴァイオリンを学んだ後、バリトンとして修行を積んでいた時、ミレッラ・フレーニにテノール転向を勧められ、すぐに成功を収めました。7
月にこの「パルミラのアウレリアーノ」を歌った直後、ペーザロのロッシーニ・オペラ・フェスティヴァルで「アデライデ・ディ・ボルゴーニャ」に出演、大喝采を浴びました。ロッシーニ・テノールとして今後ますます活躍が期待される逸材です。
フランコ・ファジョーリは、バロック声楽ものが好きならご存知のカウンターテノール。1981
年、アルゼンチンのトゥクマン生まれ。逸材が続出するカウンターテノールの中にあっても特に傑出した歌手として活躍しています。ゼノービアのマリア・アレイダはキューバ出身の若いソプラノ。彼女もこの公演の後、ロッシーニ・オペラ・フェスティヴァルでの「ランスへの旅」でフォルヴィル伯爵夫人を歌い、翌2012
年には「ブルスキーノ氏」のソフィアを歌っています。ゼノービアにはかなり難しいアリアがありますが、アレイダが見事に歌いきり、ボローニャ歌劇場来日公演のベッリーニ「清教徒」にも出演した森雅史がリチーニョを歌っています。
ジャコモ・サグリパンティは、1982
年生まれ、2009
年にオペラのデビューを果たしたばかりの若いイタリアの指揮者。しかし、ここでの指揮で分かる通り、既にかなり完成度の高い音楽を聞かせてくれます。翌年マルティーナ・フランカに戻り、ベッリーニの「ザイーラ」を指揮しました。
ティモシー・ネルソンは、米国バージニア州クリスチャンズバーグ生まれの若い演出家。ここでは、ローマ帝国のパルミラ侵攻を、1941
年に英国がフランス・ヴィシー政権支配下にあるシリアに攻め入った歴史と重ねており、ローマ兵はスコットランドのキルト姿、パルミラの人々はアラブ人風。
会場は屋根の無い屋外劇場ですが、四方を壁に囲まれているので、映像ではさほど屋外を意識することはありません。
解説冊子に詳しい日本語あらすじがあります。
※ 1 時間32 分過ぎ、第1 幕フィナーレの途中で、機種によってはほんの一瞬映像音声が途切れます。ご了解くださいませ。 |
C MAJOR(映像)
ティーレマン&ウィーン・フィルハーモニー
ベートーヴェン全集 高品質Blu-ray分売
|
『BEETHOVEN9』と題し、2008 年から2010 年4
月にかけてムジークフェラインザールで行われたティーレマン&ウィーンフィルによるベートーヴェン・チクルス。大盛況のうちに幕を閉じた話題のコンサートを収録し、ベートーヴェン交響曲全集として発売しておりましたBlu-ray
Box が、このたび分売される運びとなりました!コンサートの全曲演奏の模様を、Blu-ray
ならではのHD 映像と高音質でたっぷりとお楽しみ頂けると共に、批評家ヨアヒム・カイザーとティーレマンが長時間にわたって熱く繰り広げた対談もたっぷりと収録されています。フルトヴェングラー、ベーム、カラヤン、バーンスタインといった巨匠たちのベートーヴェン演奏の映像や画像を織り交ぜながら語られる対談は必見。演奏、映像、録音、特典映像…どれをとっても申し分のない内容となっています! |
KKC 9012
(Blu-ray)
\6700 →\5990
|
ベートーヴェン:
交響曲第1番ハ長調Op.21、
交響曲第2番ニ長調Op.36、
序曲「コリオラン」Op.62
収録時期:2008 年12 月(ライヴ)
撮影監督:ブライアン・ラージ
交響曲第3 番変ホ長調Op.55「英雄」
収録時期:2009年3 月(ライヴ)
撮影監督:アグネス・メート
「エグモント」Op.84序曲
収録時期:2009年11 月(ライヴ)
撮影監督:ミヒャエル・バイヤー
収録場所:すべてウィーン、ムジークフェライン大ホール
【ドキュメンタリー】
「ディスカヴァリング・ベートーヴェン〜
クリスティアン・ティーレマンとヨアヒム・カイザーとの対話」
(交響曲第1番、第2番、第3番「英雄」) |
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
クリスティアン・ティーレマン(指) |
日本語字幕付き
ティーレマン&ウィーン・フィルハーモニー、大好評のベートーヴェン全集の高品質Blu-rayが分売に!ヨアヒム・カイザーとの豪華対談映像も収録!
映像制作:ユニテル・クラシカ
全編:326mm【本編:156mm、ドキュメンタリー:170mm】、画面:カラー、16:9、音声:DTS
5.0、PCM ステレオ、字幕:独・英・仏・西・伊・韓・中・日本語、NTSC、Region
All、日本語解説付 |
|
KKC 9013
(Blu-ray)
\6700 →\5990
|
ベートーヴェン:
交響曲第4番変ロ長調Op.60、
交響曲第6番ヘ長調Op.68「田園」
収録時期:2009年3 月(ライヴ)
撮影監督:アグネス・メート
交響曲第5 番ハ短調Op.67「運命」
収録時期:2010 年4 月(ライヴ)
撮影監督:カリーナ・フィビヒ
収録場所:すべてウィーン、ムジークフェライン大ホール
【ドキュメンタリー】
「ディスカヴァリング・ベートーヴェン〜
クリスティアン・ティーレマンとヨアヒム・カイザーとの対話」
(交響曲第4番、第5番「運命」、第6番「田園」) |
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
クリスティアン・ティーレマン(指) |
日本語字幕付き 映像制作:ユニテル・クラシカ
全編:304mm【本編:133mm、ドキュメンタリー:171mm】、画面:カラー、16:9、音声:DTS
5.0、PCM ステレオ、字幕:独・英・仏・西・伊・韓・中・日本語、NTSC、Region
All、日本語解説付 |
|
KKC 9014
(Blu-ray)
\6700 →\5990
|
ベートーヴェン:
交響曲第7番イ長調Op.92 、
交響曲第8番ヘ長調Op.93
収録時期:2009年11 月( ライヴ)
撮影監督:ミヒャエル・バイヤー
交響曲第9番ニ短調Op.125「合唱つき」
※4楽章は独語字幕付
アネッテ・ダッシュ(S) 藤村実穂子(A)
ピョートル・ベチャワ(T)
ゲオルク・ツェッペンフェルト(Bs)
ウィーン楽友協会合唱団
(合唱指揮:ヨハネス・プリンツ)
収録時期:2010 年4 月(ライヴ)
撮影監督:アグネス・メート
収録場所:すべてウィーン、ムジークフェライン大ホール
【ドキュメンタリー】
「ディスカヴァリング・ベートーヴェン〜
クリスティアン・ティーレマンとヨアヒム・カイザーとの対話」
(交響曲第7番、第8番、第9番「合唱つき」) |
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
クリスティアン・ティーレマン(指) |
日本語字幕付き 映像制作:ユニテル・クラシカ
全編:326mm【本編:157mm、ドキュメンタリー:169mm】、画面:カラー、16:9、音声:DTS
5.0、PCM ステレオ、字幕:独・英・仏・西・伊・韓・中・日本語、NTSC、Region
All、日本語解説付 |
|
72 0704
(Blu-Ray)
\5400 →\4990
|
ヴェルディ:「第一回十字軍のロンバルディア人」
+ボーナス 「第一回十字軍のロンバルディア人」について |
ディミトラ・テオドッシュウ(S ジゼルダ)
フランチェスコ・メーリ(T オロンテ)
ミケーレ・ペルトゥージ(Bs パガーノ)
ロベルト・デ・ビアージョ(T アルヴィーノ)
クリスティーナ・ジャンネッリ(S
ヴィクリンダ)
ロベルト・タリアヴィーニ(Bs
ピッロ)
グレゴリー・ボンファッティ(T
ミラノ市長)
ヴァルディス・ヤンソンス(Br
アッチャーノ)
ダニエラ・ピーニ(Ms ソフィア)
ダニエレ・カッレガーリ(指)
パルマ・レージョ劇場管弦楽団、合唱団 |
72 0608
(DVD)
\3400 →\3090
|
日本語字幕付き
若きヴェルディの娯楽活劇「ロンバルディ」。テオドッシュウ、メーリ、ペルトゥージと役者が揃った上演が映像に!日本語字幕付き!!
ランベルト・プッジェッリ(演出)/パオロ・ブレーニ(舞台装置)/サントゥッツァ・カリ(衣装)/アンドレア・ボレッリ(照明)
収録:2009 年1 月15、21 日
(Blu-Ray)リージョン・オール、HD、16:9、144
分+10 分、DTS-HD MA 5.1 / PCM
2.0、字幕:伊英独仏西中韓日
(DVD)リージョン・オール、NTSC、16:9、144
分+10 分、DTS 5.1 / PCM Stereo、字幕:伊英独仏西中韓日
「第一回十字軍のロンバルディア人」、略して「ロンバルディ」は、ヴェルディが「ナブッコ」の成功に続いて作曲したオペラ。「ナブッコ」で称賛された良さを継承しつつ、宗教オペラだった「ナブッコ」に比べるとずっと娯楽活劇風になっており、これまた大成功を収めました。ヴェルディの音楽も、激しい熱血っぷりも多々ありつつ、有名なオロンテのアリア「私の喜びで彼女を包みたい」のような優美さもあり、一歩進んだ感があります。ただ見所を盛り込みすぎた台本があまりに話がすっ飛ぶので、オペラのドラマ性が重視される時代になると人気は下火になってしまいました。人気が再浮上するのは1970
年代に入ってからです。
ここに収録されている2009 年1
月のパルマの上演は、近年の「ロンバルディ」の中でも特に注目されるものでした。このオペラは、可憐なヒロインでありながらド迫力で歌い倒す必要もある難役ジゼルダを歌いこなせるソプラノが鍵になります。これにはディミトラ・テオドッシュウは打ってつけ、第2
幕の幕切れでは素晴らしい歌を聞かせてくれます。物語の軸となるパガーノは、ベテランのバス=バリトン、ミケーレ・ペルトゥージ。風格を漂わせつつ、父殺しの罪に苦悶する渋い歌唱演技は素晴らしいの一言。オロンテは、近年ヴェルディ・テノールとしてますます人気が高まっているフランチェスコ・メーリ。
情熱的かつ気品ある歌いっぷりは気持ちの良いものです。もう一人のテノール、アルヴィーノのロベルト・デ・ビアージョは、カターニャ出身。ここ数年注目度が上がっているテノールで、2011
年にはメトロポリタン歌劇場にもデビュー。シチリア人らしい情熱的な歌が魅力です。ダニエレ・カッレガーリは、正統なヴェルディを作れる指揮者としての口うるさい聴衆からも支持の強い人。ランベルト・プッジェッリは極めて堅実なもので、初めてこのオペラを見る人でも安心です。
日本語字幕つきです。 |
|
72 1104
(Blu-Ray)
\5400 →\4990
|
ヴェルディ:「二人のフォスカリ」
+ボーナス 「二人のフォスカリ」について |
レオ・ヌッチ(Br フランチェスコ・フォスカリ)
ロベルト・デ・ビアージョ(T ヤコポ・フォスカリ)
タチアナ・セルジャン(S ルクレツィア・コンタリーニ)
ロベルト・タリアヴィーニ(Bs
ヤコポ・ロレダーノ)
グレゴリー・ボンファッティ(T
バルバリーゴ)
マルチェッラ・ポリドーリ(S ピザーナ)
マウーロ・ブッフォリ(T 十人委員会の使用人)
アレッサンドロ・ビアンキーニ(Bs
総督の従僕)
ドナート・レンゼッティ(指)
パルマ・レージョ劇場管弦楽団、合唱団 |
72 1008
(DVD)
\3400 →\3090
|
日本語字幕付き
円熟のヌッチが歌う父フォスカリが胸に迫る!若きヴェルディの意欲作での充実の上演!!
ジョゼフ・フランコーニ・リー(演出)/ウィリアム・オルランディ(装置、衣装)/ヴァレリオ・アルフィエーリ(照明)/マルタ・フェリ(振付)
収録:2009 年10 月8、16 日
(Blu-Ray)リージョン・オール、HD、16:9、115
分+ 10 分、PCM Stereo / PCM
5.1、字幕:伊英独仏西中韓
(DVD)リージョン・オール、NTSC、16:9、115
分+ 10 分、PCM Stereo / PCM
5.1、字幕:伊英独仏西中韓
「二人のフォスカリ」は、1840
年代の若きヴェルディが、それまでの熱血路線とは違った新たな道、つまり「渋く重厚な」作風を探ったことで重要な作品。ヴェネツィアでの政治抗争とそれによって引き起こされたフォスカリ親子の悲劇を描いたもので、原作はバイロンの戯曲。後の「シモン・ボッカネグラ」を先駆したような音楽は、1844
年の初演当時はかなり実験的だったことでしょう。総督には強い説得力のあるバリトンが要求され、歴代の名バリトンが挑んできました。このパルマの上演では、大ベテラン、レオ・ヌッチが、職責のために息子を見殺しにせざるを得ない悲劇の父親をこの上なく見事に歌い演じています。息子ヤコポには、シチリア、カターニャ出身のテノール、ロベルト・デ・ビアージョ。フルート奏者から転身したという遅咲きの歌手ですが、デビューして数年で高い評価を得ています。その妻、ルクレツィアのタチアナ・セルジャンは、ロシア、サンクトペテルブルク生まれ。ヴェルディやプッチーニのドラマティックなソプラノ役を得意としており、ドイツ語圏での劇場での活躍が目立ちます。総督の政敵、ヤコポ・ロレダーノはロベルト・タリアヴィーニ、1976
年、地元パルマ生まれのバス。知る人ぞ知るパルマの名歌唱指導ピアニストでミケーレ・ペルトゥージを育て上げた田中久子に学んでおり、今後が期待される逸材です。
指揮は様式感確かなドナート・レンゼッティ。ジョゼフ・フランコーニ・リーの演出は、装置などをわりと簡素にし、個々の人物の心情を細かく描きこむことを重視しています。
日本語字幕付です。 |
|
72 0904
(Blu-Ray)
\5400 →\4990
|
ヴェルディ:「エルナーニ」
+ボーナス 「エルナーニ」について |
マルコ・ベルティ(T エルナーニ)
カルロ・グエルフィ(Br ドン・カルロ)
ジャコモ・プレスティア(Bs シルヴァ)
スーザン・ネヴィス(S エルヴィーラ)
ニコレッタ・ザニーニ(S ジョヴァンナ)
サムエレ・シモンチーニ(T ドン・リッカルド)
アレッサンドロ・スヴァブ(Bs
ヤーゴ)
アントネッロ・アッレマンディ(指)
パルマ・レージョ劇場管弦楽団、合唱団 |
72 0808
(DVD)
\3400 →\3090
|
日本語字幕付き
パルマでの「エルナーニ」、Tutto
Verdiのシリーズで再発、Blu-ray
Discでは初出
ジョゼフ・フランコーニ・リー(演出)/ウィリアム・オルランディ(装置、衣装)/ヴァレリオ・アルフィエーリ(照明)/マルタ・フェリ(振付)
収録:2009 年10 月8、16 日
(Blu-Ray)リージョン・オール、HD、16:9、129
分+10 分、DTS-HD MA 5.1 / PCM
2.0、字幕:伊英独仏西中韓日
(DVD)リージョン・オール、NTSC、16:9、129
分+10 分、DTS 5.1, PCM Stereo、字幕:伊英独仏西中韓日
パルマのヴェルディ・フェスティヴァルは、今でこそ10
月の名物ですが、2004 年から2006
年までは4
月から6 月頃に行われていました。ここに収録されているのは2005
年5 月に上演された「エルナーニ」。これはDynamic
社が収録しており、DVD(とCD)
で発売していたものですが、C-major社がライセンスを得てTutto
Verdi のシリーズに組み込んでいます。
タイトルロールのマルコ・ベルティは、今やヴェルディ・テノールとして世界中で引っ張りだこの人。コモの生まれ。2008
年3 月の新国立劇場でのヴェルディ「アイーダ」のラダメスが評判になったのはまだ記憶に新しいところ。エルヴィーラのスーザン・ネヴィスは、ニューヨーク生まれのソプラノ。ドラマティックな役を得意とする一方、コロラトゥーラもできるので、ヴェルディの初期作品のヒロインには打ってつけの人。ドン・カルロのカルロ・グエルフィは、ローマ出身のバリトン。ヴェルディからヴェリズモオペラの、特に悪役を得意としています。シルヴァのジャコモ・プレスティアは、1960
年、フィレンツェ生まれのバス。東欧勢に押されがちなバスにあって、イタリア人バスの伝統を担っている逸材です。指揮のアントネッロ・アッレマンディは、安心して聞くことのできるイタリアオペラのベテラン。ピエラッリの演出は、傾いた背景を効果的に用いつつ、全体としては見やすくまとめたものです。
「エルナーニ」は、比較的上演される演目にしては映像が少なく、Blu-ray
Disc はこれが初めて。日本語字幕付きです。 |
|
71 1804
(Blu-ray)
\5400 →\4990
|
人生の旅 ゲオルグ・ショルティ
ショスタコーヴィチ:交響曲第1番
ヘ短調
Op.10
プロコフィエフ:交響曲第1番
ニ長調 Op.25「古典交響曲」
ムソルグスキー:「ホヴァーンシチナ」前奏曲 |
ゲオルク・ショルティ(指)
シカゴ交響楽団 |
71 1708
(DVD)
\3400 →\3090
|
生誕100 年記念!ショルティのドキュメンタリー+演奏会!
収録:1977 年
(Blu-ray)リージョン・オール、HD、ドキュメンタリー
16:9 / 演奏会4:3、ドキュメンタリー
52分 /
演奏会 55 分、PCM Stereo、字幕:仏西韓
(DVD)NTSC、ドキュメンタリー
16:9 / 演奏会4:3、ドキュメンタリー
52分 / 演奏会 55分、PCM Stereo、字幕:仏西韓
2012 年はゲオルク・ショルティ(1912
−
1997)の生誕100 年。それを記念してC-major
からドキュメンタリーと演奏会が収録された映像が発売になりました。ドキュメンタリーは、カルロス・クライバーのドキュメンタリー「私は世に理解されていない」が大きな話題となったゲオルク・ヴュープボルトが監督したもの。ショルティは亡くなる直前に優れた自伝を残していますが、この映像では、ヴァレリー未亡人のの協力を得て、様々な貴重な写真、映像を用いて、ショルティの生涯を立体的に伝えてくれます。
後半は、ショルティとシカゴ交響楽団の演奏の映像です。記録によると1977
年10 月19 日収録で、このコンビの黄金時代の記録です。ショルティ・ファンのみならず、シカゴ響マニアにも貴重な映像です。
|
|
C-major 社では、ヴェルディ生誕200 年に当たる2013
年に向けて、ヴェルディの全オペラ26 作およびレクイエム、ドキュメンタリーの映像をDVD、Blu-ray
Discで発売します。
BRDで発売されることから分かる通り、いずれも最新収録映像が用いられる予定で、基本的にここ数年大きな盛り上がりを見せているパルマのヴェルディ・フェスティヴァルでの収録が主になっています。
またC-major社はヴェルディ人気の高さを考慮し、可能なものについては日本語字幕を採用するよう努力しております。
今回は第一回発売分3タイトルと、お試し盤ともいえるハイライト集をご案内いたします。
近い将来大全集という形でリリースされるという情報も入ってきてますので、お知らせしておきます。 |
72 0504
(Blu-ray)
\5400 →\4990
|
ヴェルディ:「ナブッコ」
+ボーナス 「ナブッコ」について |
レオ・ヌッチ(Br ナブッコ)
ディミトラ・テオドッシュウ(S
アビガイッレ)
ジョルジョ・スリアン(Bs ザッカリア)
ブルーノ・リベイロ(T イズマエーレ)
アンナ・マリア・キウーリ(S フェネーナ)
アレッサンドロ・スピーナ(Bs
バール神の大祭司)
マウーロ・ブッフォリ(T アブダッロ)
クリスティーナ・ジャンネッリ(Ms
アンナ)
ミケーレ・マリオッティ(指)
パルマ・レージョ劇場管弦楽団,合唱団 |
72 0408
(DVD)
\3400 →\3090
|
2013年、ヴェルディ生誕200 周年の記念年に大プロジェクト!なんとヴェルディの全オペラをDVD、Blu-ray
Disc で発売する、トゥット・ヴェルディ、この秋始動!!!
ヌッチ、テオドッシュウ、スリアン、ベテランの歌の饗宴!マリオッティの若々しい指揮もたまらないパルマの「ナブッコ」!!日本語字幕付き!
ダニエレ・アッバード(演出)/ルイージ・ペレーゴ(舞台、衣装)/ヴァレリオ・アルフィエーリ(照明)
収録:2009 年10 月12、14 日
(Blu-ray)リージョン・オール、HD 16:9、137m
+ 10m、DTS-HD MA 5.1 / PCM 2.0、字幕:伊英独仏西日中韓
(DVD)リージョン・オール、NTSC 16:9、137m
+ 10m、DTS 5.1 / PCM Stereo、字幕:伊英独仏西日中韓
ご存知ヴェルディの出世作「ナブッコ」は、若きヴェルディならではの血湧き肉躍る音楽が強い魅力。一方で歌手への負担は相当なもので、上演は多いものの満足できる公演は決して多くありません。この映像は2009
年10 月、すっかりパルマの秋の名物となったヴェルディ・フェスティヴァル出の上演のもの。収録当時67
歳だった大ベテラン、レオ・ヌッチがなおも圧倒的なナブッコで大喝采を浴びるわ、今アビガイッレを歌わせたら一番のプリマドンナ、ディミトラ・テオドッシュウが、ド迫力+繊細な美声で聴衆を魅了するわ、これまた大ベテラン、ザッカリアのジョルジョ・スリアンが渋い歌をしみじみ聞かせてくれるなど、非常に高水準。
大物歌手たちが競い合う一方、ボローニャ市立劇場の主席指揮者で、この年30
歳になったばかりの若手のミケーレ・マリオッティが新鮮かつ個性的なヴェルディを聞かせてくれます。また、新国立劇場での2002
年6 月のビゼー「カルメン」のタイトルロールと同年11
月のヴェルディ「トロヴァトーレ」のアズチェーナで好評を博したアンナ・マリア・キウーリがずっと成長してフェネーナを歌っていたり、ポルトガル出身で今人気急上昇中のテノール、ブルーノ・リベイロがイズマエーレだったりと、若手中堅もしっかり押さえてあります。ダニエレ・アッバードの演出は、2012
年3 月の二期会公演で用いられたもの。巨大な石壁を回転させる以外は静的に描き、話が飛躍しまくるこのオペラに宗教的深みを与えています。
口うるさいことで有名なパルマのヴェルディ・マニアが絶賛したというこの「ナブッコ」、鮮明映像出お楽しみください!
嬉しい日本語字幕付きです。 |
|
72 0304
(Blu-ray)
\5400 →\4990
|
ヴェルディ:「一日だけの王様」
+ボーナス 「一日だけの王様」について |
アンナ・カテリーナ・アントナッチ(Ms ポッジョ侯爵夫人)
アレッサンドラ・マリアネッリ(S
ジュリエッタ)
イヴァン・マグリ(T エドアルド)
グイド・ロコンソーロ(Br 騎士ベルフィオーレ)
アンドレア・ポルタ(Br ケルバー男爵)
パオロ・ボルドーニャ(Br ロッカ氏)
リカルド・ミラベッリ(T イブレア伯爵)
ペク・スンファ(Br デルモンテ)
ドナート・レンゼッティ(指)
パルマ・レージョ劇場管弦楽団,合唱団 |
72 0208
(DVD)
\3400 →\3090
|
不当な評価が今こそ覆される!ヴェルディ唯一のオペラ・ブッファ「一日だけの王様」、映像初登場!!日本語字幕付き!!
ピエール・ルイージ・ピッツィ(演出、舞台装置、衣装)/ヴィンチェンツォ・ランポーニ(照明)/ルカ・ヴェジェッティ(振付)
収録:2010 年1 月30 日
(Blu-ray)リージョン・オール、HD、119m
+
10m、DTS-HD MA 5.01 / PCM 2.0、字幕:伊英独仏西中韓日
(DVD)リージョン・オール、NTSC、119m
+ 10m、DTS
5.1 / PCM Stereo、字幕:伊英独仏西中韓日
ヴェルディ唯一のオペラ・ブッファ「一日だけの王様」、待望の映像が登場しました!
ヴェルディが生涯で書いたオペラ・ブッファは、彼の第2
作のオペラである「一日だけの王様」だけ。しかも1840
年の初演はひどい大失敗で一晩だけで打ち切り。またヴェルディが真面目で頑固な性格だったこと、1838
年に娘、1839 年に息子、そして「一日だけの王様」作曲中の1840
年に妻を相次いで亡くすという悲惨な状況だったこと、さらにヴェルディが晩年の「ファルスタッフ」まで半世紀以上喜劇に手を出さなかったことから、「一日だけの王様」は、ヴェルディの嫌々作曲した失敗作という烙印を押されて、ちょっと前まではどのヴェルディ解説本でも駄作扱いされていました。しかし20
世紀も末になり、ロッシーニやドニゼッティの埋もれたオペラ・ブッファが次々と復活して人気を博すと、「一日だけの王様」も言われているような駄作ではなく、それどころか意外に楽しめる作品として再評価されるようになりました。とはいえ上演は稀で、CD
も1951 年(ヴェルディ没後50 年)と1973
年の2
種だけ、映像はありませんでした。このパルマのヴェルディ・フェスティヴァルの映像は大いに歓迎されるものでしょう。
このオペラでは主役の男女がメッゾソプラノとバリトン。ポッジョ侯爵夫人は、美人で演技達者なメッゾソプラノとして知られるアンナ・カテリーナ・アントナッチ。騎士ベルフィオーレのグイド・ロコンソーロは、2003
年にデビューしたばかりの若いイタリアのバリトン。ドニゼッティ「愛の妙薬」のベルコーレを得意とする二枚目半にはピッタリの人。ちなみにグルジア出身のソプラノ、ニーノ・マチャイーゼの夫。若いカップルはソプラノとテノール。ジュリエッタのアレッサンドラ・マリアネッリは、1986
年生まれのまだ20 代半ばの若いイタリアのソプラノ。しかし2002
年にはもうデビュー、2007 年にはロッシーニ・オペラ・フェスティヴァルでの「イタリアのトルコ人」のヒロインを歌うなど、若くして活躍しています。エドアルドのイヴァン・マグリは、2007
年、シチリア、カターニャ生まれの若いテノール。いかにも南イタリア的な情熱的な歌いまわしで既に人気があり、2012
年の夏にはマチェラータ音楽祭で「トラヴィアータ」のアルフレードを歌っています。指揮は1950
年生まれのベテラン、ドナート・レンゼッティ。ロッシーニやドニゼッティのオペラ・ブッファも得意とする指揮者です。巨匠ピエール・ルイージ・ピッツィの演出は、いつもながらデザインと色使いのセンスが素敵なものです。
映像初物だけにありがたい日本語字幕付きです。
「一日だけの王様」 簡単なあらすじ
フランスに亡命していたポーランド王が自国に戻るに当たり、騎士ベルフィオールを影武者に立てた。ベルフィオールは、帰国の途上に滞在した館で、かつての恋人ポッジョ侯爵夫人がその日イヴレア伯爵と結婚すると聞き動揺する。一方、若者エドアルドは、愛するジュリエッタが役人ロッカと結婚することになったので、一緒にポーランドに連れて行ってほしいと“王様”
に訴える。ポッジョ侯爵夫人は偽の王様の正体をすぐ見抜くが、ベルフィオールの愛を確かめるため様子を見ることにする。エドアルドに同情した“王様”
は、ロッカを言いくるめて婚約を破棄させる。財産まで得たエドアルドはジュリエッタと結婚できると喜ぶ。
さらにベルフィオールはポッジョ伯爵夫人の結婚を思い止まらせようとするが、影武者を務めている手前、正体を明かすわけにいかない。伯爵夫人もベルフィオールをまだ愛しているが、彼がはっきり思いを言わないのでじれる。結婚を引き延ばそうとベルフィオールが相手のイブレア伯爵を本国まで同伴させると命じたところで、ようやく偽の王様の任が解かれ、正体を明かしたベルフィオールはポッジョ侯爵夫人に愛を打ち明け、若いカップルともども、二人は結ばれる。 |
|
72 0104
(Blu-ray)
\5400 →\4990
|
ヴェルティ:「オベルト」
+ボーナス 「オベルト」について |
ジョヴァンニ・バッティスタ・パローディ(Bs
オベルト)
フランチェスカ・サッス(S レオノーラ)
マリアーナ・ペンチェヴァ(Ms
クニーツァ)
ファビオ・サルトーリ(T リッカルド)
ジョルジャ・ベルターニ(Ms イメルダ)
アントネッロ・アッレマンディ(指)
パルマ・レージョ劇場管弦楽団,合唱団 |
72 0008
(DVD)
\3400 →\3090
|
実は傑作だった、ヴェルディ最初のオペラ「オベルト」2007年パルマのヴェルディ・フェスティヴァルでのライヴ!日本語字幕付き!
ピエーラッリ(演出、舞台、衣装、照明)/収録:2007 年10 月16、23 日
(Blu-ray)リージョン・オール、HD 16:9、124m
+ 10m、DTS-HD MA 5.1 / PCM 2.0、字幕:伊英独仏西日中韓(ボーナスのみ英伊)
(DVD)リージョン・オール、NTSC 16:9、124m
+ 10m、DTS 5.1 / PCM Stereo、字幕:伊英独仏西日中韓(ボーナスのみ英伊)
「オベルト」はヴェルディが書いた最初のオペラ。1839
年11 月17 日、スカラ座で初演され、まったくの新人の作品としてはかなりの成功を収めました。サン・ボニファーチョ伯爵オベルトは戦いに破れ敗走、ヴェローナに残った娘レオノーラは、身分を隠した敵方の伯爵リッカルドと恋に落ち婚約するが、彼はレオノーラを棄て、オベルトの敵方である有力人物の妹クニーツァと結婚することになる。これに憤ったレオノーラは単身、結婚式の行われるバッサーノという町に乗り込む。一方、娘の恥辱を知ったオベルトもこの地にやって来て、再会した娘に復讐を迫る。だがオベルトはリッカルドと決闘して殺されてしまい、それを知ったレオノーラは狂乱する。
初オペラとはいえヴェルディは既に20 代半ば、後のヴェルディを予告する音楽が多々あります。オペラマニアの間では「実は傑作」と知られており、CD
は数種、映像も一種ありました。今回登場する映像は、2007 年10 月でのヴェルディ・フェスティヴァルで上演されたもの。レオノーラのフランチェスカ・サッスは、1984
年、サルデーニャ島のサッサリの生まれのソプラノ。名前を覚えている方もいらっしゃるでしょう、彼女は2005 年10 月の東京室内歌劇場による「オベルト」日本初演の二日目でレオノーラを歌って好評を博した歌手。
実は彼女はこの直前にスポレート実験劇場のコンクールで優勝、そのご褒美の演目が「オベルト」で、彼女はこのレオノーラでオペラ歌手としてデビューしたのです。それから2
年後、より成長したサッスが聞けます。オベルトのジョヴァンニ・バッティスタ・パローディは、1976
年、ジェノヴァの生まれ。スカラ座のアッカデミア出身。ここ数年で一気に人気が上昇したイタリア人バスで、2010
年のヴェルディ・フェスティヴァルでは「アッティラ」のタイトルロールを歌いました。
クニーツァのマリアーナ・ペンチェヴァとリッカルドのファビオ・サルトーリは、どちらも今バリバリに活躍している旬の歌手。アントネッロ・アッレマンディの指揮は的確な様式感が気持ちよいもの。ピエラッリの演出はいたって伝統的なもので、初心者でも安心して見ることができます。
目出度いことに日本語字幕付きです。 |
|
72 5704
(Blu-ray)
\2000→\1890
|
トゥット・ヴェルディ・ハイライト集
「オベルト」序曲
アントネッロ・アッレマンディ(指)・レージョ劇場管弦楽団,合唱団、ピエラッリ(演出)
収録:2007 年10月
「一日だけの王様」−恋する心は重く
アンナ・カテリーナ・アントナッチ(Ms
ポッジョ侯爵夫人)、ドナート・レンゼッティ(指)、
パルマ・レージョ劇場管弦楽団,合唱団、ピエール・ルイージ・ピッツィ(演出)
収録:2010 年1月
「ナブッコ」−行け、思いよ、黄金の翼に乗って
ミケーレ・マリオッティ(指)・レージョ劇場管弦楽団,合唱団、ダニエレ・アッバード(演出)
収録:2009 年10月
「第一回十字軍のロンバルディア人たち」−天はこんなに純粋な天使を
ディミトラ・テオドッシュウ(S
ソフィア)、フランチェスコ・メーリ(T
オロンテ)、
ダニエレ・カレッガーリ(指)・レージョ劇場管弦楽団、ランベルト・プッジェッリ(演出)
収録:2009 年1月
「エルナーニ」−エルナーニ、お前か!
スーザン・ネヴィス(S
エルヴィーラ)、マルコ・ベルティ(T
エルナーニ)、カルロ・グエルフィ(Br
ドン・カルロ)、
アントネッロ・アッレマンディ(指)・レージョ劇場管弦楽団、合唱団、ピエラッリ(演出)
収録:2005 年6月
「二人のフォスカリ」−年老いた心臓よ
レオ・ヌッチ(Br フランチェスコ・フォスカリ)、ドナート・レンゼッティ(指)、
パルマ・レージョ劇場管弦楽団、ジョゼフ・フランコーニ・リー(演出)
収録:2009 年10月
「ジョヴァンナ・ダルコ」−ああ予言の森よ
スヴェトラ・ヴァシレヴァ(S
ジョヴァンナ)、ブルーノ・バルトレッティ(指)、
パルマ・レージョ劇場管弦楽団、ガブリエーレ・ラヴィア(演出)
収録:2008 年10月
「アッティラ」−英雄たちよ、立ち上がれ
ジョヴァンニ・バッティスタ・パローディ(Bs
アッティラ)、アンドレア・バッティストーニ(指)、
パルマ・レージョ劇場管弦楽団、ピエールフランチェスコ・マエストリーニ(演出)
収録:2010 年10月
「マクベス」−宿命のわが妻よ
シルヴィー・ヴァレル(S
マクベス夫人)、レオ・ヌッチ(Br
マクベス)、ブルーノ・バルトレッティ(指)、
パルマ・レージョ劇場管弦楽団、リリアーナ・カヴァーニ(演出)
収録:2006 年6月
「海賊」−囚われの部屋から私の思いは飛んで行く
シルヴィア・ダッラ・ベネッタ(S
グルナーラ)、カルロ・モンタナーロ(指)、
パルマ・レージョ劇場管弦楽団、ランベルト・プッジェッリ(演出)
収録:2008 年10月
「ルイーザ・ミラー」− 穏やかな夜には
マルセロ・アルバレス(T
ロドルフォ)、ドナート・レンゼッティ(指)、
パルマ・レージョ劇場管弦楽団、デニス・クリーフ(演出)
収録:2007 年10月
「リゴレット」−愛の美しい娘よ
ニーノ・マチャイーゼ(S
ジルダ)、ステファニー・イラーニ(Ms
マッダレーナ)、
フランチェスコ・デムーロ(T
マントヴァ公爵)、レオ・ヌッチ(Br
リゴレット)、
マッシモ・ザネッティ(指)・レージョ劇場管弦楽団、ステーファノ・ヴィジオーリ(演出)
収録:2008 年10月
「トロヴァトーレ」−神秘な音の波が…見よ、恐ろしい炎を
マルセロ・アルヴァレス(T
マンリーコ)、テレーザ・ロマーノ(S
レオノーラ)、
ユーリ・テミルカーノフ(指)・レージョ劇場管弦楽団、ロレンツォ・マリアーニ(演出)
収録:2010 年10月
「トラヴィアータ」−プロヴァンスの海と陸
ウラディーミル・ストヤノフ(Br
ジェルモン)、ユーリ・テミルカーノフ(指)、
パルマ・レージョ劇場管弦楽団、カール=エルンスト・ヘルマン、ウルゼル・ヘルマン(演出)
収録:2007 年10月
「シチリアの晩鐘」−感謝しますわ、愛するお友だち
ダニエラ・デッシ(S エレナ)、マッシモ・ザネッティ(指)・レージョ劇場管弦楽団
ピエール・ルイージ・ピッツィ(演出)
収録:2010 年10月
「シモン・ボッカネグラ」−平民たちよ!貴族たちよ!
レオ・ヌッチ(Br シモン・ボッカネグラ)、タマール・イヴェーリ(S
アメーリア)、
フランチェスコ・メーリ(T
ガブリエーレ)、ロベルト・スカンディウッツィ(Bs
フィエスコ)、
シモーネ・ピアッツォラ(Br
パオロ)、パオロ・ペッキオーリ(Bs
ピエトロ)、
ダニエレ・カッレガーリ(指)・レージョ劇場管弦楽団、ジョルジョ・ガッリョーネ(演出)
収録:2010 年3月
「仮面舞踏会」−永遠に君を失ったら
フランチェスコ・メーリ(T
リッカルド)、ジャンルイージ・ジェルメッティ(指)、
パルマ・レージョ劇場管弦楽団、マッシモ・ガスパロン(演出)
収録:2011 年10月
「運命の力」−平安を
ディミトラ・テオドッシュウ(S
レオノーラ)、ジャンルイージ・ジェルメッティ(指)、
パルマ・レージョ劇場管弦楽団、ステーファノ・ポーダ(演出)
収録:2011 年1月
「アイーダ」−エジプトとイシスの神に栄光があるように
アントニーノ・フォリアーニ(指)・レージョ劇場管弦楽団、ジョゼフ・フランコーニ・リー(演出)
収録:2012 年1月
「ファルスタッフ」−この世はすべて冗談
ルカ・サルシ(Br フォード)、パトリツィオ・サウデッリ(Bs
バルドルフォ)、
マッティア・デンティ(T
ピストーラ)、スヴェトラ・ヴァシレーヴァ(S
アリーチェ)、
バルバラ・バルニェージ(S
ナンネッタ)、アントーニオ・ガンディア(T
フェントン)、
ロミーナ・トマゾーニ(Ms
クイックリー夫人)、ダニエラ・ピーニ(Ms
メグ)、
アンブロージョ・マエストリ(Br
ファルスタッフ)、ルカ・カザリン(T
医師カイウス)、
アンドレア・バッティストーニ(指)・レージョ劇場管弦楽団、スティーヴン・メドカルフ(演出)
収録:2011 年10月
+ボーナス
「一日だけの王様」について/「ナブッコ」について |
|
72 5608
(DVD)
\2000 →\1890
|
全部出るまで待てない!という方にトゥット・ヴェルディ、まずはこれからどうぞ
トゥット・ヴェルディのハイライト集です。26
タイトルのうち20 作の名場面を収録しています。今後どれを買うかの目安にするもよし、全曲リリースまで待ち遠しいのでまずはこちらで楽しむもよし、かけっぱなしで見る聞くもよし。パルマの熱狂をギュッと濃縮した1
枚です。 |
DYNAMIC(DVD−VIDEO)
|
DYNDVD-33693
\3000→\2690 |
サルヴァトーレ・アッカルドのマスタークラス
IN クレモナ第1集
1.サラサーテ(1844-1908):カルメン幻想曲Op.25
〈受講生…ルシア・ルケ(ヴァイオリン)〉/
2.ベートーヴェン(1770-1827):
ヴァイオリン・ソナタ第3番変ホ長調
Op.12
〈受講生ラウラ・マルツァドーリ(ヴァイオリン)〉 |
サルヴァトーレ・アッカルド |
1941年生まれのイタリアの名ヴァイオリニスト、サルヴァトーレ・アッカルドはその驚異的なテクニックと明るく輝く音色、そして何より溢れる歌心で多くの人の心を魅了してきました。
彼のキャリアはおよそ半世紀以上に渡りますが、最近は彼自身の音楽と技巧を、若い人たちへと教えることに多くの情熱を傾けています。このDYNAMICのシリーズは、そんな彼が主宰するマスタークラスを丹念に映像に収めることで、彼の溢れる情熱と音楽への愛を伝えようと試みています。
サラサーテの「カルメン幻想曲」でアッカルドに指導を受けている女性ヴァイオリニスト、ルシア・ルケは、その演奏風景がYOUTUBEの動画で10000回以上も再生されている注目の若手。既に完成された技巧を持つはずの彼女が、アッカルドから教えを受けるなんて、まさに鬼に金棒と言えるのではないでしょうか。
もう一人のラウラ・マルツァドーリはNAXOSからレスピーギのヴァイオリン協奏曲(8.572332)をリリースしており、その実力は折り紙つき。こちらも、アッカルドの指導を受けることにより、どのようにその音楽が変化するのかを目の当たりにできます。翻訳に細心の注意を払った日本語字幕も、このようなレクチャー映像では嬉しい限りです。
収録 2011年クレモナ/収録時間:72分/字幕:英・日・中・韓/画面:16:9/REGION
All(Code:0) 日本語字幕あり |
EUROARTS(映像)
|
20 72434
(Blu-ray)
\4700
|
マゼールによるヴェルディの「レクィエム」
初演地サン・マルコ寺院ライヴ
ヴェルディ:レクィエム |
ノルマ・ファンティーニ(S)
アンナ・スミルノワ(Ms)
フランチェスコ・メーリ(T)
ラファウ・シヴェク(Bs)
フィレンツェ5 月音楽祭合唱団
トスカニーニ交響楽団
ロリン・マゼール(指揮) |
マゼールによるヴェルディの「レクィエム」がブルーレイ化、トスカニーニ歿後50周年記念慈善演奏会、初演地サン・マルコ寺院ライヴ
録音:2007 年11 月16 日ヴェニス、サン・マルコ寺院(ライヴ)
監督:ティツィアーノ・マンシーニ
97’、1080i Full HD 16 : 9
/ Region All、音声:PCM
ステレオ / DTS HD Master Audio
Surround、字幕:ラテン・英独仏西
2007 年11 月に、ロリン・マゼールがトスカニーニ交響楽団を指揮して、ヴェルディの「レクィエム」を演奏したコンサートの模様をライヴ収録した映像作品がブルーレイ化。
この演奏会は、イタリアが生んだ20
世紀前半を代表する巨匠指揮者トスカニーニの歿後50
年を記念しておこなわれたもので、会場には、作曲者ヴェルディによって、詩人マンゾーニの一周忌にあたる1874
年5 月22 日に初演が行われたのと同じヴェニスのサン・マルコ寺院が選ばれています。
トスカニーニが生まれ学んだパルマの地に2002
年、その名を冠して誕生したトスカニーニ交響楽団は、短期間のうちに国際舞台での評価を急速に高めているオーケストラ。高度な技術水準を保持している理由には、2004
年より終身音楽監督を務めるマゼールによって、毎年すべてのメンバーがオーディションによって選抜されていることもあるようです。
11 歳の時にニューヨークでトスカニーニと対面したことのあるマゼールもすでに喜寿を迎え、記念演奏会に臨むかつての天才少年の胸に去来するものがあったのかもしれませんが、途切れることのないテンションの高さが強く演奏内容に刻印されています。
ブルーレイ化の恩恵で、サン・マルコ寺院の美しい大伽藍と理想的な音響効果がいっそう身近に感じられるようになったのはなにより喜ばしいかぎりといえるでしょう。 |
|
20 54338
(2DVD)
\4800 →\4390
|
ウエスト=イースタン・ディヴァン・オーケストラ/ダニエル・バレンボイム(指揮)
コンサート&ドキュメンタリー
[DVD 1]
ドキュメンタリー「知ること、それが始まり」
制作&監督:パウル・スマチニー
[DVD 2]
「ラマラ・コンサート」
・モーツァルト:協奏交響曲変ホ長調K.Anh.
9 (297b)
・ベートーヴェン:交響曲第5番ハ短調op.67
・エルガー:エニグマ変奏曲op.36よりニムロッド[アンコール]
=ボーナス映像=
・ダニエル・バレンボイムとエドワード・サイードとの対話
(2部構成・63分) |
|
ウエスト=イースタン・ディヴァン・オーケストラ
モハメド・サレハ(Ob)
キナーン・アズメ(Cl)
モル・ビロン(Fg)
シャロン・ポリアク(Hrn)
ダニエル・バレンボイム(指揮) |
バレンボイム率いるウエスト=イースタン・ディヴァン・オーケストラ、コンサート&ドキュメンタリー活動の軌跡を追った映像作品
収録:2005 年8 月21 日ヨルダン川西岸パレスチナ自治区ラマラ、文化センター(ライヴ)
114’(ドキュメンタリー)、112’(コンサート)、NTSC
16 : 9 / Region All、音声:PCM
ステレオ /ドルビー・デジタル5.1
/ DTS5.1、字幕:英独仏西(ドキュメンタリー)、独仏西(※ボーナス)
ボーナス 収録:1999年ワイマール
巨匠バレンボイムがイスラエルとアラブとの和平のために、イスラエル、パレスチナ、ヨルダン、レバノン、エジプトといった国々、そしてユダヤ、アラブなど様々なルーツをもつ若手音楽家を集めて創設した「ウエスト=イースタン・ディヴァン・オーケストラ」。このDVD2
枚組の映像作品には、オーケストラの企画段階から、パレスチナ自治区ラマラでのコンサート実現までの活動の軌跡を追ったドキュメンタリーと、そのラマラでのコンサートの模様が収められています。
DVD1 の「知ること、それが始まり」と題したドキュメンタリーでは、“音楽を通じて関係が修復され、異なる信条と文化を互いに理解し許容するのに役立つであろう”
という願いのもと、ロシア系ユダヤ人の音楽家バレンボイムとパレスチナ系の学者であり音楽家でもあるエドワード・サイードによって楽団が創設された経緯、およびラマラ・コンサートに至るまでの過程が、関係者の証言、コンサート映像で綴られています。
DVD2 には、2005 年8 月21 日にバレンボイム指揮でウエスト=イースタン・ディヴァン・オーケストラがパレスチナ自治区のラマラ文化センターでおこなったコンサートをライヴ収録。パレスチナ自治区ヨルダン川西岸地区に位置するラマラは、16
世紀中頃より現在までキリスト教徒、イスラム教徒双方が混在してきた、歴史的にも複雑なエリアで、1987
年には第1 次インティファーダ(
パレスチナ人による抗議活動)
の舞台となった場所でもあります。そういた背景もあって、この地で、この楽団がコンサートを開くことには想像以上に意義深いものがあります。バレンボイムは当初から、音楽的に豊かな才能をもつアラブ人は多いと考え、中東でも一流のオーケストラを結成できると確信していたそうで、今日の躍進ぶりがその考えに間違いがなかったことを実証していますが、そのことは活動初期のこのコンサートでもすでに十分確認できます。
さらに、DVD2 のボーナス映像として、バレンボイムとサイードとの対談を収録。ゲーテ生誕250
年にあたる1999 年、欧州文化首都に指定されたドイツのワイマールでおこなわれた対談は、バレンボイムとサイードの対談集「音楽と社会」とも重なる熱く濃い内容で、このプロジェクトのきっかけとなったものです。
2006 年国際エミー賞、2007 年FIPA(
国際テレビ映像フェスティバル)
金賞、2007 年バンフ最優秀芸術ドキュメンタリー、2007
年ドイツECHOKlassik 賞受賞作品。 |
|
20 59168
(DVD)
\2900 →\2590
|
HOW TO GET OUT OF THE CAGE- A YEAR WITH JOHN
CAGE
いかにしてケージから抜け出るか−ジョン・ケージとの一年間
〜フランク・シェーファーのレンズをとおして〜
チャプター1:ナイト・ケージ・デー(1987年2月14-15日、ケルン)
チャプター2:ローラトリオ(フィネガンス・ウェークによるアイリッシュ・サーカス)
(1987年7月18日、ロイヤル・アルバート・ホール)
チャプター3:ロサンジェルス・フェスティバル(1987年9月3-27日、ロサンジェルス)
チャプター4:ニューヨーク(1987年10月3-7日、ニューヨーク)
チャプター5:ユーロペラ
I & II(1987年11月12
& 12月11日、フランクフルト)
実験的映像
(1)チェスフィルムノイズ(1988/
17’21)---
ジョン・ケージが監督した初の映像作品
(2)ワーグナーのリング(1987/
4’24)---
ワーグナーの「指環」全曲の映像を4’24
に縮小した実験的映像
(3)NOPERA(1995/ 5’56)---
チェスに興じながら、実現しなかった新しいオペラについて語るケージ
(4)竜安寺(2011/ 60’37)---
フランク・シェーファーがチャンス・オペレーションの技法を用いて編集した竜安寺の映像とともに
(5)ストペラ I & II(1992/
3’05)---
ユーロペラ I &
II の完全版に基づく実験的映像 |
|
貴重な実験的映像作品も充実収録!ケージのドキュメンタリー。日本語字幕付
NTSC、Region Code 0、ドキュメンタリー[56’]
/ 4:3、実験映像[92’ ] / 16:9、PCM
Stereo、字幕:独英仏日
ケージの生誕100 年を記念して、非常に興味深い映像作品が生まれました。監督は、「Conducting
Mahler(マーラー指揮者たち)」の監督も務めたフランク・シェーファー。1982
年から1990 年にかけて、シェーファーは、ジョン・ケージの日常生活に密着、ケージの行動や対話を映像として記録していました。この映像素材をベースに、インタビュー、演奏シーン、そしてケージの人生に縁の深い様々な場所の映像(これらは16mm
で撮影)を組み合わせた充実のドキュメンタリーです。音楽に対する深い理解と洞察があるからこそ可能な対話、シーンの選び方など非常に見事です。
さらに興味深いのが、実験的映像が収録されていること。14
時間半に及ぶワーグナーのリング全曲の舞台映像を、3
分40 秒に縮めたものや、「竜安寺」の音楽と実際の竜安寺の映像を組み合わせた作品など、興味津々です。
「私は、私自身にも、私の作品にも興味はないし、私から聴き手にコミュニケーションをとることにも興味はない。音自体が聴き手に直接届くことを望む。それゆえ、作曲者というよりむしろ聴き手として音楽を作るのだ。」など、ケージ自身が語る言葉ひとつひとつが、ケージの音楽を読み解く貴重なヒントに満ちています。 |
|
20 66424
(3Blu-ray BOX)
\7800 →\7290
|
「ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全集 / バレンボイム」
[Blu-ray Disc 1] 259’
第1番ヘ短調Op.2-1 /
第2番イ長調Op.2-2
/ 第3番ハ長調Op.2-3 /
第4番変ホ長調Op.7 /
第5番ハ短調Op.10-1
/ 第6番ヘ長調Op.10-2 /
第7番ニ長調Op.10-3
/ 第8番ハ短調Op.13「悲愴」/
第9番ホ長調Op.14-1
/ 第10番ト長調Op.14-2
/
第11番変ロ長調Op.22
[Blu-ray Disc 2] 255’
第12番変イ長調Op.26
/ 第13番変ホ長調Op.27-1
/
第14番嬰ハ短調Op.27-2「月光」/
第15番ニ長調Op.28「田園」/
第16番ト長調Op.31-1
/
第17番ニ短調Op.31-2「テンペスト」/
第18番変ホ長調Op.31-3
/
第19番ト短調Op.49-1
/ 第20番ト長調Op.49-2
/
第21番ハ長調Op.53「ワルトシュタイン」/
第22番ヘ長調Op.54
[Blu-ray Disc 3] 200’
第23番ヘ短調Op.57「熱情」/
第24番嬰ヘ長調Op.78
/
第25番ト長調Op.79 /
第26番変ホ長調Op.81a「告別」/
第27番ホ短調Op.90 /
第28番イ長調Op.101
/
第29番変ロ長調Op.106「ハンマークラヴィーア」/
第30番ホ長調Op.109
/ 第31番変イ長調Op.110
/
第32番ハ短調Op.111 |
=特典映像=
・インタビュー
「バレンボイム、ベートーヴェンのピアノ・ソナタ全曲収録
について語る」(2012年ウィーン) |
ダニエル・バレンボイム(P) |
35ミリ・フィルムからレストア&デジタル・リマスタリング!ブルーレイBOX
で登場!DVD 分売もリリース開始!バレンボイムの弾く、映像による「ベートーヴェンのソナタ全集」
収録:1983-1984 年ウィーン、ロプコヴィツ宮、ラズモフスキー宮、キンスキー宮&
ヘッツェンドルフ宮(ライヴ)/監督:ジャン・ピエール・ポネル
724(本編714’+ミニ・インタビュー10’)、1080i
True HD 16:9/ Region All、音声:PCM
ステレオ、美麗ディジパック仕様
|
|
20 66428
(DVD)
\2900 →\2690
|
「ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全集Vol.
1 / バレンボイム」
第1番ヘ短調Op.2-1 / 第2番イ長調Op.2-2
/
第3番ハ長調Op.2-3 / 第4番変ホ長調Op.7
/
第5番ハ短調Op.10-1 / 第6番ヘ長調Op.10-2 |
ダニエル・バレンボイム(P) |
147’、カラーNTSC 16 : 9/ Region All、音声:PCM
ステレオ
収録:1983-1984 年ウィーン、ロプコヴィツ宮、ラズモフスキー宮、キンスキー宮&
ヘッツェンドルフ宮(ライヴ)/監督:ジャン・ピエール・ポネル
2012 年11 月に、世界的な指揮者でピアニストのダニエル・バレンボイム(1942
年ブエノスアイレス生まれ) が生誕70
周年を迎えるのを記念して、「ベートーヴェンのピアノ・ソナタ全曲」を収めた映像作品がEUROARTS
よりリリースされます。
コンサート活動における全曲演奏シリーズへの取組みに並行して、ディスコグラフィからも、バレンボイムは「ベートーヴェンのピアノ・ソナタ」をライフワークのひとつとして掲げているようで、それぞれ時期の異なる3
つの全集録音を完成させていました。
・1960 年代末〜 70 年頃ロンドン(
セッション録音)
・1981 〜 84 年パリ( セッション録音)
・2006 年ベルリン( ライヴ録音) ※映像作品あり
このたび登場する映像作品はメトロポリタン・ミュニクの制作で、1983
年から84 年にかけてバレンボイムが、ウィーンの由緒ある宮殿4
か所でおこなったコンサートの模様をライヴ収録したもので、映像作品としては2
種目、バレンボイム4 種目の全集になります。なお、過去に「ワルトシュタイン」と「熱情」のカップリングで2
曲のみが国内リリースもされましたが、全曲が登場するのはおそらく初めてとおもわれます。
本作と同時期に、バレンボイムがセッション収録した2
度目の全集の出来ばえもすぐれていたので、ここでの演奏内容にも期待が持てるところですが、リリースに際して、オリジナルの35
ミリ・フィルムからあらたに入念なレストアとデジタル・リマスタリングを施し、高画質&高音質を実現しているのは、何より喜ばしい限りといえるでしょう。
映像特典には、2012 年にウィーンでおこなわれたバレンボイムへのインタビューを収録。制作当時の状況について語っています。
※リリース形態について。「全曲を収録したブルーレイBOX」は3
枚組み美麗デジパック仕様となります。同時発売の「DVD
は全5 巻分売」で、まず、第1 番から第6
番までを収めた第1
巻がリリースされたのち、翌月以降、1
巻ずつのリリースが予定されています。 |
|
20 01828
(DVD)
\2400 →\2190
|
ルッジェーロ・ライモンディ
私のお気に入りのオペラ「ドン・ジョヴァンニ」 |
ルッジェーロ・ライモンディ(Bs-Br)
リッカルド・シャイー(指)
ボローニャ市立劇場管弦楽団
ルカ・ロンコーニ(演出) 他 |
ライモンディが見たドン・ジョヴァンニ、偉大な歌手のドキュメンタリー!“私のお気に入りのオペラ「ドン・ジョヴァンニ」”
リージョン・オール、NTSC、16:9、PCM
Stereo、58分、字幕:英独仏伊
偉大なイタリア人バス=バリトン、ルッジェーロ・ライモンディは、レパートリーが広いことでも知られていますが、中でもドン・ジョヴァンニは当たり役の一つ。この映像では、彼の生まれ故郷ボローニャでの「ドン・ジョヴァンニ」(ルカ・ロンコーニ演出)の上演を軸に、ライモンディのドン・ジョヴァンニ観を明らかにしています。 |
|
20 59094
(Blu-Ray)
\4800→\4390 |
イスラエル・フィル75周年記念コンサート&ドキュメンタリー
ラクリン(Vn)、レーピン(Vn)、キーシン(Pf)、ズビン・メータ指揮
(1)ベートーヴェン:交響曲第8番ヘ長調Op.93
(2)サン=サーンス:序奏とロンド・カプリチオーソOp.28
(3)ショーソン:詩曲Op.25
(4)ショパン:ピアノ協奏曲第1番ホ短調Op.11
+ ドキュメンタリー:
「カミング・ホーム」(ヤーノシュ・ダルヴァシュ監督) |
|
(2)ジュリアン・ラクリン(Vn)
(3)ワジム・レーピン(Vn)
(4)エフゲニー・キーシン(Pf)
ズビン・メータ(指)
イスラエル・フィル |
20 59098
(2DVD)
\4800 →\4390
|
これは凄い、オールスター・キャストのコンサートとイスラエル・フィルのすべてがわかるドキュメンタリー
[2011 年12 月/テルアヴィヴ、ハンガー11(ライヴ)]
(Blu-Ray)リージョンオール、1080i
Full HD
16:9、音声:DTS HD Master Audio/
PCM STEREO、95’(コンサート)
+52’(ドキュメンタリー)、字幕(ドキュメンタリー):日英独仏ヘブライ
(DVD)リージョンオール、NTSC
16:9、音声:DD5.1,
DTS5.1 /PCM STEREO、95’(コンサート)
+52’(ドキュメンタリー)、字幕(ドキュメンタリー):日英独仏ヘブライ
ヴァイオリニストのフーベルマンの呼びかけで、ヨーロッパのユダヤ系音楽家たちがパレスチナに建設したオーケストラがトスカニーニの指揮で初披露されたのが1936
年12 月26 日。それが今日のイスラエル・フィルとなり、2011
年に創立75 周年を迎えました。それを祝い昨年12
月に行われたコンサートをライヴ収録しました。同オーケストラ終身音楽監督を務めるズビン・メータが全曲の指揮を務め、ベートーヴェンの交響曲第8番のほか、ロシア出身のユダヤ系スター3
名、ジュリアン・ラクリンがサン=サーンスの「序奏とロンド・カプリチオーソ」、ワジム・レーピンがショーソンの「詩曲」、エフゲニー・キーシンがショパンの「ピアノ協奏曲第1番」を披露するという超豪華プログラム。3者とも渾身の熱演で、観客の熱狂ぶりが感動的です。
さらに興味深いのが、ヤーノシュ・ダルヴァシュ監督による「カミング・ホーム」と題されたドキュメンタリー。イスラエル・フィル創設を軸に、イスラエルの歴史と20
世紀にユダヤ人が被った悲劇も盛り込まれ見応え満点。イスラエル・フィルの歴史では、ラジオのインタビューや個人が撮影したホームムービーなど、オーケストラの資料室からだけでなく個人コレクションも多数使用したお宝満載の資料となっています。出演者もトスカニーニ、アルトゥール・ルビンシュタイン、バーンスタイン、アイザック・スターン、メータ、バレンボイムのオールスター・キャスト。もちろん現役の若手の証言も含め、この高性能オーケストラの全貌を明らかにする必見映像です。 |
|
20 58594
(Blu-Ray)
\4800 →\4390
|
パールマン、イスラエル・フィルを振る
パールマンの「田園」!
ベートーヴェン:
(1)エグモント序曲
(2)ピアノ、ヴァイオリン、チェロのための三重協奏曲Op.56
(3)交響曲第6番ヘ長調Op.68「田園」 |
|
イツァーク・パールマン(指)
イスラエル・フィル
ジオラ・シュミット(Vn)
ズィル・ベイリー(Vc)
ナヴァ・パールマン(Pf) |
20 58598
(DVD)
\2900 →\2690
|
さすがパールマン、元気とエネルギーを与えてくれる見事な指揮ぶりのベートーヴェン
[ 録音:2010 年3 月/テルアヴィヴ、マン・オーディトリアム(ライヴ)]
(Blu-Ray)リージョンオール、1080i
Full HD
16:9、音声:PCM STEREO、90分
(DVD)リージョンオール、NTSC
16:9、音声:PCM
STEREO、90分
その美音とテクニックに加え明るい音楽性ゆえ、1970
年代のアイドルだったイツァーク・パールマン。彼も60
歳代半ばを越え、巨匠への道を進んでいます。今回はヴァイオリンから離れ、指揮者としてイスラエル・フィルを振っています。オール・ベートーヴェンという充実のプログラム。三重協奏曲では、彼の愛娘ナヴァほか子どもたちの年代を独奏者に迎え、人間味あふれる美しい世界を作り上げています。
メインの田園交響曲もパールマンならではの明るく健康的な音楽性が横溢。それも意外な鼓舞と喚起に満ちていて、まさに元気を与えてくれる演奏となっています。弦楽器の雄弁な歌わせ方はさすがヴァイオリンのヴィルトゥオーゾ、イスラエル・フィルの弦の響きに酔わされます。 |