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第66号
マイナー・レーベル新譜(6)
2012.9.4〜10.19 までの紹介分


BMC(ブダペスト・ミュージック・センター)



CD 194
(2CD)
\4400→\3990
ヴェーグ・イン・ハンガリー
 ベートーヴェン:
  「コリオラン」序曲 op. 62
 モーツァルト:
  交響曲第35番 ニ長調 K. 385「ハフナー」
 ハイドン:交響曲第103番 変ホ長調「太鼓連打」
 シューベルト:交響曲第9番 ハ長調 D. 944「ザ・グレイト」
シャンドール・ヴェーグ指揮
カメラータ・ザルツブルク
1993年3月23日、1995年3月20日、ブダペスト春の音楽祭

 ハンガリーの近現代音楽録音を得意とするBMCが突如ハンガリーの大偉人シャンドール・ヴェーグの最晩年の録音を出してきた。
 ワルターと並ぶ20世紀最大のモーツァルト指揮者ヴェーグ。一部では神格化されているが、最近ではあまりその名を聞くことはなかった。
 そのヴェーグが80歳を超えてブダペストで行った里帰り公演。もちろんモーツァルテウム・カメラータ・アカデミカ,ザルツブルク(カメラータ・ザルツブルク)を引き連れての栄えある演奏会。凱旋公演と言ってもいいだろう。80代を迎えてなおそうそうたる大曲を指揮する巨匠のハートも勇ましい。
 1997年に亡くなるヴェーグの本当に最晩年の貴重な録音・・・よくぞ出してきてくれた。


旧譜から永遠の名盤
シャーンドル・ヴェーグ/
ザルツブルク・モーツァルト・マチネー1988-1993
ORFEOR 741073 (3CD) ¥6900→¥4590

 ヴェーグとカメラータ・アカデミカ・ザルツブルクの貴重な録音を集めたORFEOのセット。
 いまでもヴェーグのCDはどれが言いかと言われると真っ先にこれを薦める。ヴェーグの「日常」であり「魂」であるところのモーツァルトが聴ける。

 名匠ヴェーグの没後10年を記念してオルフェオからリリースされた記念アルバム。手兵カメラータ・アカデミカ・ザルツブルクとのモーツァルト。
 生地ゆかりのコンビが奏でるモーツァルトづくしは5年分のマチネーから編まれたもの。アイネ・クライネ、ディヴェルティメント、小ト短調交響曲などの名曲をふんだんに収めたきわめつけの内容。
 しかもコンチェルトのソリストは、全集録音でお互いにパートナーであったシフ。きらきらと美しい音色で、オケとのみごとな掛け合いが聴ける。

Sandor Vegh: Salzburg Mozart
ORFEOR 741073
(3CD)
\6900→¥4590
「シャーンドル・ヴェーグ /
 ザルツブルク・モーツァルト・マチネー1988-1993」

[CD 1]78’15”
 モーツァルト:
  (1)カッサシオン ト長調KV.63
  (2)ピアノ協奏曲第11番ヘ長調KV.413
  (3)ディヴェルティメント第10番ヘ長調KV.247

[CD 2]77’52”
 モーツァルト:
 (1)カッサシオン 変ロ長調KV.99
 (2)ピアノ協奏曲第8番ハ長調KV.246
 (3)ディヴェルティメント ニ長調KV.136
 (4)交響曲第25番ト短調KV.183

[CD 3]71’44”
モーツァルト:
 (1)ディヴェルティメント第1番変ホ長調KV.113
 (2)ピアノ協奏曲第13番ハ長調KV.415
 (3)アリア「わからないわ、あの人の悩みは」KV.582
 (4)レチタティーヴォとアリア
  「どうしてあなたを忘れられよう…心配しなくともよいわ、愛しい人」KV.505
 (5)セレナード第13番ト長調KV.525「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」
[CD 1]
(1)ジェラール・コルステン(Vn)
(2)アンドラーシュ・シフ
シャーンドル・ヴェーグ(指)
カメラータ・アカデミカ・ザルツブルク

[CD 2]
シャーンドル・ヴェーグ(指)
カメラータ・アカデミカ・ザルツブルク
[CD 3]
(2)(4)アンドラーシュ・シフ(P)
(3)(4)ダフネ・エヴァンゲラトス(Ms)
シャーンドル・ヴェーグ(指)
カメラータ・アカデミカ・ザルツブルク
[CD 1]録音:(1)(3)1989年8月6日(2)1990年8月12日モーツァルテウム(ライヴ)
[CD 2]録音:(1)(2)(4)1990年8月12日(3)1989年8月6日モーツァルテウム(ライヴ)
[CD 3]録音:(1)(5)1993年7月25日(2)(3)(4)1988年7月31日モーツァルテウム(ライヴ)



DIVINE ART

ロシアのピアノ音楽シリーズVol.9、10
近年注目の作曲家ヴァインベルクのピアノ・ソナタ全集!

 ヴァインベルクはポーランド出身のユダヤ人作曲家で第二次大戦で祖国を追われソビエトに亡命、そこでショスタコーヴィチに私淑、高く才能を評価された。戦後はショスタコーヴィチと同じく、ジダーノフ批判にさらされて逮捕。またスターリンの反ユダヤ的政策により不遇な時代を送ったが、作品は近年、再評価され、19番まである交響曲を始め、多くの管弦楽曲が演奏、録音されるようになっている。今回OLYMPIAレーベルで出ていたワインベルクのピアノ・ソナタ全集が再発売になります。


DDA25105
¥2200→\1990
マクラフランの名盤復活
 「ロシアのピアノ音楽シリーズVol.9」
  「ヴァインベルク:ピアノ・ソナタ全集Vol.1」

  ミェチスワフ・ヴァインベルク(1919-1996):
   ピアノ・ソナタ第1番Op.5(1940)
   ピアノ・ソナタ第2番Op.8(1942)
   ピアノ・ソナタ第3番Op.31(1946)
   17のやさしい小品Op.24(1946)
マレイ・マクラフラン(Pf)
 近年注目の作曲家ヴァインベルクのピアノ・ソナタ全集!

 録音:1996年12月エーテボリ音楽大学,スウェーデン(Olympia音源による再発)

 このロシアン・ピアノ・ミュージックVol.9 とVol.10 の二枚ではヴァインベルクのピアノ・ソナタ全6曲を収録。ソナタは無調、複調など様々な手法を用いた苦悩の音楽。併録の「17 のやさしい小品」はこどものための小品で平易な表現の中にも内省的で豊かな抒情が感じられる佳曲。

 


DDA25107
¥2200→\1990
マクラフランの名盤復活
 「ロシアのピアノ音楽シリーズVol.10」
  「ヴァインベルク:ピアノ・ソナタ全集Vol.2」

  ミェチスワフ・ヴァインベルク(1919-1996):
   ピアノ・ソナタ第4番Op.56(1955)
   ピアノ・ソナタ第5番Op.58(1956)
   ピアノ・ソナタ第6番Op.73(1960)
マレイ・マクラフラン(Pf)
 録音:1996年12月エーテボリ音楽大学,スウェーデン(Olympia音源による再発)

 近年評価の著しいヴァインベルクのピアノ・ソナタ全集第2 巻。1950 年代以降のソナタには初期ソナタの激しく先鋭的な作風とは異なり、内容には新古典主義的な様式への変化が見られ、独自の叙情性を生み出している。OLYMPIA レーベルで出ていたヴァインベルク・シリーズの名盤が待望の復活です。
 


ロシアのピアノ音楽シリーズ
旧譜 第1〜8巻

DDA25080
\2200→¥1990
ロシアのピアノ音楽シリーズVol.1
 「ショスタコーヴィチと仲間たち」

  (1)カバレフスキー:ピアノ・ソナタ第3番
  (2)ミヤスコフスキー:歌とラプソディOp.58
  (3)ショスタコーヴィチ:ピアノ・ソナタ第1番
  (4)R.スティーヴンソン:レチタティーフとアリア(DSCH)
  (5)ショスタコーヴィチ:ピアノ・ソナタ第2番
  (6)シチェドリン:ピアノ独奏のための協奏曲「チャストゥシキ」

マレイ・マクラフラン(Pf)

録音:2006年 ※DUNELMよりのレーベル移行再発盤

Vol.1はまとめて収録されることは少ないショスタコーヴィチの2曲のピアノ・ソナタを中心に集めたもの。カバレフスキーのメカニックで奇想天外なソナタ、マーラーの第10交響曲のピアノ編曲も行っているティーヴンソンのDSCHによるスレチタティーフとアリアが注目。


DDA25081
\2200→¥1990
ロシアのピアノ音楽シリーズVol.2
 ウラディミール・レビコフ(Vladimir Rebikov,1866-1920):ピアノ作品集

  (悪魔の娯楽/ダンスの巨人/紅葉/祭り/白い曲/奴隷制と自由/
   《ヨルカ》からの2つのエピソード(クリスマス・ツリー)/
   3つの牧歌/牧歌的情景/子供のための絵/それらの間)
アンソニー・ゴールドストーン(Pf)

録音:2009年

Vol.2のレビコフはシベリアのクラスノヤルスク生まれ。モスクワ音楽院でチャイコフスキーの弟子であるクレノフスキーに作曲を学んだ。ピアノ曲から管弦楽曲、声楽、劇音楽、オペラと幅広く作曲活動を行った。ここに収録されているのは、フランスの香り高き名品ばかりでサティや古きよき時代のパリのカフェを思わせる独特なタイトルを持つお洒落な小品ばかり。


DDA25083
\2200→¥1990
ロシアのピアノ音楽シリーズVol.3
 レインゴリド(ラインホルト)・グリエール(1875-1956):ピアノ作品集

  24の前奏曲Op.30/3つのマズルカOp.29/12の素描Op.47
アンソニー・ゴールドストーン(Pf)

録音:2002年

Vol.3のグリエールはバレエ「けしの花(赤い花)」や「青銅の騎士」、交響曲第3番「イリヤ・ムロメッツ」などで民族的で壮大な管弦楽作品がロシア音楽ファンには人気の作曲家。そんなグリエールの珍しいこのピアノ作品集も、ロシアの香りたっぷりのロマンティックで骨太な音楽。


DDA25084
\2200→¥1990
ロシアのピアノ音楽シリーズVol.4
 セルゲイ・リャプノフ(1859-1924):ピアノ作品集

  ピアノ・ソナタOp.27/舟歌Op.46/
  グルジアの主題による変奏曲Op.60/
  クリスマスの祭り(4つの絵)Op.41/
  夜想曲Op.8/マズルカ第8番Op.36
アンソニー・ゴールドストーン(Pf)

録音:2000年

Vol.4はリャプノフ。約25分の大曲「ピアノ・ソナタ」から5分弱の小品「マズルカ」までバラエティ豊かな収録内容。ショパン、ボロディン、チャイコフスキーの影響が濃厚な、ロシア・北ヨーロッパの雰囲気満点の味わい深い名品ぞろいです。


DDA25085
\2200→¥1990
ロシアのピアノ音楽シリーズVol.5
 「アレンスキー(1861-1906):ピアノ作品集」

  12の前奏曲Op.63/忘れられたリズムに寄せてOp.28/
  12の練習曲Op.74/アラベスク(組曲)Op.67/3つの小品Op.42
アンソニー・ゴールドストーン(Pf)
録音:2001年
最新第5弾はアレンスキー!
 リムスキー=コルサコフの弟子で後に名教師としてスクリャービン、ラフマニノフを育てたアントン・アレンスキーは師リムスキー=コルサコフや先輩チャイコフスキーの影響を受けつつ、優雅で抒情的なピアノ作品を数多く残した。ロシア民謡の要素が聴かれるものの土臭くなることはなく、西洋の洗練されたサロン音楽の趣きを持つ。ロシアのショパン、メンデルスゾーンというに相応しい。

DDA 25095
\2200→¥1990
「ロシアのピアノ音楽シリーズVol.6」〜ラフマニノフ
 セルゲイ・ラフマニノフ(1873-1943):

  (1)コレルリの主題による変奏曲Op.42/
  (2)7つの前奏曲集(Op.3-2、Op.23-2〜5、Op.32-5、Op.32-12)/
  (3)エレジーOp.3-1/ホ長調の旋律Op.3-3/音の絵Op.33-2,6,9/
  (4)ピアノ・ソナタ第2番変ロ長調
セルゲイ・デュカチェフ(Pf)
ロシアのピアノ音楽シリーズ第6弾!ラフマニノフ!

録音:(1)2002年、(2)(4)2005年、(3)1999年ライヴ

好評のロシアのピアノ音楽シリーズ最新盤。次回以降はプロコフィエフ、ムソルグスキーが予定されている。今回からロシアのベテラン、デュカチェフによる演奏になります。
セルゲイ・デュカチェフはウラル山脈南部の町マグニトゴルスク出身でソヴィエト時代末期の1985年に全ロシア・ピアノ・コンペティションに優勝している。レパートリーはお得意のロシア物の他、ベートーヴェン、シューマン、果てはガーシュインと幅広い。その圧倒的なピアノの量感はロシアン・ピアニズムの正統な継承者といえる。

DDA 25096
\2200→¥1990
「ロシアのピアノ音楽シリーズVol.7」〜プロコフィエフ
 プロコフィエフ:

  (1)ピアノ・ソナタ第2番 ニ短調 Op.14
  (2)束の間の幻影 Op.22—第1、3、4、5、6、7、10、11、17番
  (3)「ロメオとジュリエット」からの10の小品 Op.75より4曲
   (少女ジュリエット/モンタギュー家とキャピュレット家/
    マーキュシオ/別れの前のロメオとジュリエット)
  (4)ピアノ・ソナタ第7番 変ロ長調 Op.83
セルゲイ・デュカチェフ(Pf)
好評のロシアのピアノ音楽シリーズ!デュカチェフのプロコフィエフにゴールドストーンのムソルグスキー

録音:(1)2005年8月28日、マンチェスター,(2)2000年1月 26日、ロンドン,(3)2002年2月16日、シュルーズベリー, (4)2001年7月18日、ロンドン/DDD、61'42

ロシアのピアノ音楽シリーズ第7巻は、プロコフィエフのピアノ曲集。セルゲイ・デュカチェフは、ロシアの中南部のマグニトゴルスク出身。現在は英国を拠点としている。名教師としても知られる人だけに、実直に作品に向き合う音楽作りが好ましい。

DDA 25100
\2200→¥1990
「ロシアのピアノ音楽シリーズVol.8」〜ムソルグスキー
 ムソルグスキー:

  ゴパック(初期稿)/クリミア南岸にて〜グルズフ/
  子供の遊び(改訂稿)/子供の頃の思い出(2曲)/
  村にて/組曲「展覧会の絵」/紡ぎ女/
  情熱的な即興曲/古典様式による間奏曲(改訂稿)
  「展覧会の絵」初期稿より
   (こびと,バーバ・ヤガ,キエフの大門)
アンソニー・ゴールドストーン(P)
録音:2011年1月、ノース・リンカーンシャー,DDD、78'15

ロシアのピアノ音楽シリーズ第8巻。「展覧会の絵」を中心としたムソルグスキーのピアノ作品集。divine artの看板アーティストの一人、アンソニー・ゴールドストーンの演奏。ゴールドストーンは1944年、リヴァプール生まれの英国の重鎮ピアニスト。彼の弾く「展覧会の絵」は、やや遅めテンポで味わいの深さを大切にしたもの。豪快に鳴らした演奏にはないムソルグスキーの美しさを発見できる。

 

DDA25108
(2CD)
¥4400
「カールスルーエのスティーヴン・ベヴィル」
 CD1)
  ショパン:スケルツォ第4番ホ長調Op.54
  ブーレーズ:12のノタシオン
  ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ ハ短調Op.111
 CD2)
  ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ変ホ長調Op.81a
  シューマン:幻想曲ハ長調Op.17
スティーヴン・ベヴィル(Pf)
 作曲家兼ピアニスト、ベヴィルのベートーヴェンからブーレーズまで!

 録音:2003-2004年フェルテ・ザール,カールスルーエ(一部ライヴ)

 スティーヴン・ベヴィルはイギリスのロイヤル・アカデミーで作曲とピアノ、指揮を学んだ後、ドイツのカールスルーエ音楽大学に留学、ヴォルフガング・リームらに作曲を師事し、作曲家としてもエレクトロニクスを使った前衛的な作品を発表している。このディスクではショパンからベートーヴェン、ブーレーズまで、それぞれが全く異なる様式にも関わらず見事に弾き分けている。ショパンは現代風に白けた演奏ではなく、立派にロマン派の抒情を湛え、ブーレーズをまるでドビュッシーの曲のように弾いている。有望新人の登場である。

DORON



DRC 3058
\2300→\2090
ポール・コーカー(ピアノ)
 「左手のためのピアノ曲集」

 ブルーメンフェルト:練習曲 変イ長調 Op.36
 スクリャービン:前奏曲 嬰ハ短調 Op.9-1,夜想曲 変ニ長調 Op.9-2
 ワーグナー(リスト編、コーカー編):
  「トリスタンとイゾルデ」−愛の死
 バッハ(コーカー編):
  半音階的幻想曲とフーガ ニ短調 BWV.903〜ファンタジア、フーガ
 バッハ(ブゾーニ編、コーカー編):
  コラール「さあ来てください、異教徒の救い主よ」 BWV.659
 バッハ(ブラームス編、コーカー編):
  無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番 ニ短調 BWV.1004〜
   シャコンヌ
 ボリス・マーソン:失われた眼差し Op.60
 ブリッジ:3つの即興曲
ポール・コーカー(ピアノ)
 録音:2010年9月15、16日、スイス、グラン、DDD、75'44

 左手のためのピアノ曲を集めているが、演奏者であるポール・コーカー自身の独自の編曲が多く含まれている。コーカーは、1959年、ロンドン生まれのピアニスト。かつてユーディ・メニューインの伴奏者を長く務め、現在でもヴァイオリンの伴奏者として高名である。
 


DRC 5038
\2300→\2090
ロベルト・サヴィツキ〜「古のヨロッパの魅力」
 ウォーロック:カプリオル組曲
 サン=サーンス:
  「ノアの洪水」前奏曲,序奏とロンド・カプリチオーソ
 フォーレ:劇音楽「シャイロック」〜夜想曲,子守歌 ニ長調 Op.16
 エムジ(1898-1976):ゲットーの古い歌,ヘブライの民衆の踊り
 サラサーテ:ツィゴイネルワイゼン
 レオ・ヴァイネル:ディヴェルティメント第1番Op.20
  (チャールダーシュのテンポ/狐の踊り/足を踏み鳴らす踊り/
   回る踊り/ヴェルブンコシュ(募兵の踊り)
ロベルト・サヴィツキ
 (ヴァイオリン、指揮)
ランシー=ジュネーヴ管弦楽団
 録音:1994年8月12日、フランス、ポルニック,2010年12月19日、スイス、ランシー,2011年10月9日、ランシー(ライヴ録音),DDD、62'49

 ロベルト・サヴィツキは、1970年から1975年までスイス・ロマンド管弦楽団の第一ヴァイオリン奏者を務めたヴァイオリニスト。1975年にこのランシー=ジュネーヴ管弦楽団を創設、人気を博している。いずれもヴァイオリン・ソロと弦楽合奏の演奏。

(最近なんとなく元気)
ルーマニア ELECT RECORD



EDC1024-32
(9CD 7枚価格)
\14000→\12790
ルーマニアを代表するクァルテット、ヴォーチェス弦楽四重奏団
 ベートーヴェン:弦楽四重奏曲全集

 CD1)第4番Op.18-4、第11番Op.95「セリオーソ」
 CD2)第15番Op.132、第2番Op.18-2
 CD3)第14番Op.131、第1番Op.18-1
 CD4)第12番Op.127
 CD5)第7番Op.59-1「ラズモフスキー第1番」、第3番Op.18-3
 CD6)第10番Op.74「ハープ」、第13番Op.130
 CD7)第5番Op.18-5、大フーガOp.133
 CD8)第8番Op.59-2「ラズモフスキー第2番」、第6番Op.18-6
 CD9)
  第16番Op.135、第9番Op.59-3「ラズモフスキー第3番」、
  大フーガOp.133
ヴォーチェス弦楽四重奏団
 突如出現!ヴォーチェスSQのベートーヴェン全曲ライヴ!

 録音:1998年3月21日-28日ドイツ・ヴュルツブルク、トスカーナ・ザールにおけるライヴ録音

 ヴォーチェ弦楽四重奏団はジョルジュ・エネスコ音楽院の学生有志により1973年に結成され、ヨーロッパのいくつかのコンクールに優勝し、着実に地歩を固めてきたルーマニアを代表するクァルテット。この全集は1998年にドイツで行われた8日間で全曲を演奏したライヴ録音。マラソン・ライヴにも関わらず、集中力は途切れることなく、高いアンサンブルを維持しているのは驚異。こういうマイナー・レーベルがベートーヴェンの全集者を出してきたときは、交響曲でもピアノ協奏曲ピアノ・ソナタでもヴァイオリン・ソナタでも、そしてもちろん弦楽四重奏曲でも要注意。
 


EDC927
\2000→\1890
「ルーマニアの珍しいヴァイオリン協奏曲」
 (1)エドゥアルド・カウデラ(1841-1924):
  ヴァイオリン協奏曲第1番Op.61(1914)
 (2)コンスタンチン・C.ノッターラ(1890-1951):
  ヴァイオリン協奏曲(1950)
 (3)リヴィウ・グロデアヌ(1938-1978):ヴァイオリン協奏曲
ダニエル・ポドロフスキ(Vn)
(1)イオン・バチウ指揮
 ヤシ・モルドヴァ・フィル
(2)ミロン・ラチウ指揮
 オラデア・フィル
(3)レムス・ジョルジェスク指揮
 バナートゥル・フィル
 マニア注目盤!20世紀ルーマニアのヴァイオリン協奏曲集

 録音:年月日不明(ステレオ)

 このカウデッラのヴァイオリン協奏曲が入ったELECTRECORDのアルバム、辺境音楽マニアの店主にとって宝物のひとつだった。ELECTRECORDの在庫もすぐに完売し、おそらく日本でこの曲を知っているのは店主くらいだろうとほくそ笑んでいたが、先日刊行された近藤健児氏の「辺境・周縁のクラシック音楽2」でさすがに取り上げられて、知っている人は知っていたのかと悔しがった(なんとも狭量な精神)。
 さて、その盤の録音が形が変わって再登場。今回は覚悟を決めて世間に広めることにします。
 近藤健児氏の言葉を借りるならば、「老人の手によるとは信じられないみずみずしさをもった、何十種類もディスクがあるブルッフの「ヴァイオリン協奏曲第1番」に匹敵できる驚嘆すべき傑作。・・ハープとごくごく弱音の木管のロングトーンを伴奏にソロがしみじみと歌う中間部の澄みきった美しさは、世界の名曲のどれにも引けをとらないと断言してもいい。・・・この曲こそは掘り出しもの中の掘り出しもの、神品だった。」
 そう・・・そんな感じ。まさに聴いてて恥ずかしくなるほど美しい作品。泉から女神が現れてヴァイオリンを突然弾き始めたら卒倒すると思うが、そのときにはきっとこんな曲を弾いていると思う。ぜひご賞味あれ。録音はちょっと古めです(1983年だけど)。

 ダニエル・ポドロフスキは1939年生まれのルーマニアのヴァイオリニスト。1960年にブカレスト音楽院を卒業後、アイザック・スターンの推薦によりジュリアード音楽院に留学、イヴァン・ガラミアンに師事した。その後、アメリカ、イギリスなど西側諸国の他、日本でもツアーを行った。収録作品はルーマニアの作曲家によるヴァイオリン協奏曲で中期ロマン派の作風を持つカウデラ(幼少時のエネスコの才能を認めた人物)の作品、民族色の濃いノッターラ作品、無調の中に民族性が奇妙に入り混じったグロデアヌ作品など大変バラエティ豊かな内容。
 
EDC1022
\2000→\1890
ジョルジュ・エネスコ(1881-1955):
 ピアノ独奏とピアノを含む室内楽作品集

  (1)3つの小品Op.18
  (2)ピアノ三重奏曲イ短調(P.ベントイウによる補筆校訂版★)
  (3)フォーレの名による小品
  (4)アヴライエン村の夜想曲(ピアノ三重奏のための)★
  (5)ピアノ・ソナタ第3番Op.24
ヴィニチウ・モロイアヌ(Pf)
(2)(4)ミオアラ・モロイアヌ(Vn)
(2)ローラ・ブルイアナ(Vc)
(4)フロリン・マテイ(Va)
(4)ダン・ジョイトイウ(Vc)
 世界初録音を含む、エネスコのピアノ・室内楽作品集

 録音:1988/2007-2009年 ★世界初録音

 世界初録音を含むエネスコの室内楽作品集。ピアノ三重奏曲イ短調は作曲家のパスカル・ベントイウが未完成のまま残された手稿を元に補筆完成させたもの。
 

EDC1036-39
(4CD)
\8000
「ディアナ・ロタル&オクタヴィアン・ネメスク:時のための音楽2」
 CD1)
  ディアン・ロタル(b.1981):ユニコーンの最後の嘆き
  オクタヴィアン・ネメスク(b.1940):
   ベイト・ソノルム〜
   午前6時のための、ベイト・インターヴァルム〜
   午前7時のための
 CD2)
  ネメスク:ベイ・トリゾナム〜午前8時のための、自然-文化
 CD3)
  ネメスク:
   ロウアウルアウオル(rouaUruauor)〜
   午前9時のための、OUA〜午前10時のための
 CD4)
  ネメスク:OU〜午前11時のための、AM UAT
アルケス・アンサンブル
トリオ・コントラスト・アンサンブル
ブカレスト音楽大学スチューデント・
 チェンバー・オーケストラ
ほか
 制作:2011年

 ディアナ・ロタルはエネスコ国際作曲コンクール入賞や2004年入野賞を受賞するなど期待されているルーマニアの若手女性作曲家。オクタヴィアン・ネメスクはルーマニア作曲界の重鎮的存在。室内楽からオーケストラまでの編成の作品が収められており、かなり前衛色の濃い作品が揃っている。
 


EDC1054
\2000→\1890
アリーナ・ナウンチェフ(Vn)
 ベートーヴェン:
  ヴァイオリン・ソナタ第4番イ長調Op.23
  ヴァイオリン・ソナタ第5番ヘ長調Op.24
  ヴァイオリン・ソナタ第10番ト長調Op.96
アリーナ・ナウンチェフ(Vn)
リリアナ・ヤコベスク(Pf)
 録音:2012年

 アリーナ・マリア・ナウンチェフはブラショフ出身のルーマニアの女流ヴァイオリニストでソロ、協奏曲、室内楽の分野で活動している。ヴィヴァルディ、ハイドン、モーツァルトとバロックから古典を得意としており、さらにお国物のエネスコも得意としている。

GENUIN



GEN 12220
\2200→\1990
「チェロ・シネマ」〜チェロ・プロジェクト
 8 1/2(ニーノ・ロータ)/ナイト・オン・アース(トム・ウェイツ)/
 「サイコ」組曲(バーナード・ハーマン)/ヘンリーIV(ピアソラ)/
 タンゴ・バー(カルロス・ガルデル)/ディーヴァ(カタラーニ)/
 スール(ピアソラ)/呼応計画(ショスタコーヴィチ)/
 馬あぶ(ショスタコーヴィチ)/存在の耐えられない軽さ(ヤナーチェク)/
 パルプ・フィクション(ディック・デール)/モダン・タイムス(チャップリン)/
 ニューヨークの王様(チャップリン)/
 ニュー・シネマ・パラダイス(エンニオ・モリコーネ)
チェロ・プロジェクト:
 【エックハルト・ルンゲ(Vc)
  ジャック・アモン(Pf)】
 とってもお洒落!ソ連映画・チャップリンからタランティーノまで!好評のチェロ・プロジェクト第3弾!「チェロ・シネマ」

 チェロによる映画音楽集といっても選曲が普通ではない。モダン・タイムスやニュー・シネマ・パラダイスはよいとしても、フェリーニの「8 1/2」、タランティーノの「パルプ・フィクション」が取り上げられ、ヒッチコックの「サイコ」では3 楽章の組曲を構成するほどの凝り様。「存在の耐えられない軽さ」と「ディーヴァ」では映画の中で印象的に使用されたクラシックが演奏されている。
 チェロ・プロジェクトはこれまでにもカプースチン等を演奏した「ロシアン・ソウル」やピアソラほかタンゴの名曲を演奏した「タンゴ・チェロ」が高い評価を得ており、このディスクでも雰囲気たっぷりに朗々とチェロを歌わせている。


「チェロ・プロジェクト」第1弾&第2弾

GEN 88126
\2200→\1990
「チェロ・プロジェクト〜チェロ・タンゴ」
 恐怖/エル・チョクロ/想いの届く日/ア・フエゴ・レント/
 天使の死/リベルタンゴ/ジェラシー/孤独/
 フーガと神秘/ル・グラン・タンゴ/忘却
エッカルト・ルンゲ(チェロ)
ジャック・アモン(ピアノ)
 新シリーズ「チェロ・プロジェクト」第1弾。このアルバムはピアソラの作品を中心にタンゴの古典的名曲「エル・チョクロ」やコンチネンタル・タンゴの名曲ヤコブ・ガーデの「ジェラシー」なども収録。

GEN89150
\2200→\1990

「チェロ・プロジェクト〜ロシアン・ソウル(ロシア魂)〜カプースチンとラフマニノフ」
 カプースチン:チェロ・ソナタ第2番Op.84※世界初録音
 ラフマニノフ:
  メロディ(Op.21とOp.26によるパラフレーズ)/
  ヴォカリーズ
 カプースチン:ブルレスケ/エレジー/ほとんどワルツ
 ラフマニノフ:チェロ・ソナタOp.19

チェロ・プロジェクト:
【エッカルト・ルンゲ(Vc)、
ジャック・アモン(Pf)】
 チェロ・タンゴ(GEN88126)に続くチェロ・プロジェクトの第2弾。ルンゲとアモンによるチェロ・プロジェクトは1998年に結成されて以来、カプースチン、ピアソラ、チック・コリア、チャップリン、ニーノ・ロータなどジャンルを横断するユニークなレパートリーで人気を博してきた。カプースチンは作曲家にしてジャズ・ピアニストでもあり、ジャズとクラシックを融合したピアノ作品は近年高く評価されている。カプースチンのスウィンギーなソナタに洗練された大人の遊び心が刺激される。チェロは時にジャズ・シンガーとなり、時にウッド・ベースと早変わりする。

GEN 12244
\2200→\1990
「ファニー・ヘンゼル=メンデルスゾーン(1805-47):ピアノ曲集」
 (1)アンダンテ・カンタービレ変ニ長調
 (2)アレグロ・モルト ハ短調
 (3)《12ヶ月》〜フォルテピアノのための12の性格的小品
 (4)ローマのサルタレロ
 (5)ローマへの別れ
エルス・ビーセマンス
 (Fp,パリ1851年製
 プレイエル・フォルテピアノ使用)
 フォルテピアノで弾いたファニー・メンデルスゾーン作品集!

 ビーセマンスはベルギーの若手女流鍵盤奏者でモダン・ピアノ、フォルテピアノ、チェンバロ、オルガンとあらゆる鍵盤楽器でリサイタルを行っている。数々のコンクール受賞歴があり、第5 回武蔵野市オルガン・コンクールでも2 位入選した経験がある。このCDでは早世したファニー・メンデルスゾーンの最晩年のピアノ作品をほぼ同時代に製作された1851 年製プレイエルのフォルテピアノで弾き、往時の見事に雰囲気を再現している。
 
GEN 12243
\2200
「ドイツ音楽コンクール2010年受賞者〜アレクセイ・ゲラッシメツ」
 (1)エマニュエル・セジョルネ(b.1961):ファミム2
 (2)アレクセイ・ゲラッシメツ(b.1987):エコトナン
 (3)トビアス・ブロストローム(b.1987):アレナ(独奏版)
 (4)アレクセイ・ゲラッシメツ:エラヴィー
 (5)ジョン・サーサス(b.1966):1つの研究・1つの要約
 (6)アレクセイ・ゲラッシメツ:リベルタンゴによる変奏曲
アレクセイ・ゲラッシメツ(Perc)
(1)(2)(5)ユリウス・ハイゼ(Perc)
(1)(6)ニコライ・ゲラシメッツ(Pf)
 期待の若手打楽器奏者によるポップな作品集!

 録音:2011年10月

 ドイツ音楽コンクールは1975 年に開始された国営の音楽コンクールで日本における「日本音楽コンクール」に相当する若手音楽家のための権威ある登竜門。打楽器奏者のアレクセイ・ゲラッシメツは1987 年生まれですでに多くのコンクール入賞歴があり、ベルリン放送響のコンサートにソリストとしても登場している。
 このCD は自作を含む、比較的若い世代の作曲家の作品で構成されており、その多くがスティーヴ・ライヒ、グラハム・フィットキンなど、ミニマルもしくはミニマルにポップスとエスニックな要素を加味したポピュラリティのある親しみやすい作品。

METIER

MSV28525
¥2000
エリック・クレーヴン:ピアノのためのセット(1-12) メアリー・ダレー(Pf)
 数学者兼作曲家の変わり種エリック・クレーヴンのピアノ作品

 録音:2011年6月

 エリック・クレーヴンは数学者としても活動しており、マンチェスター大学で音楽と数学の教鞭をとっている変り種の作曲家。作品にも数学の理論が使われているとのことだが、協和音が時にリズミカルに、また時にはゆったりと響きの帯をたなびかせてゆく様はサティやフェルドマンを思わせる。作品は大小様々な12の小品から構成されている

NMC


NMC D176
\2200
「脊柱〜タンシー・デイヴィス(b.1973)作品集」
 (1)アイリス〜サキソフォンとアンサンブルのための
 (2)スタティック〜テノールとピアノのための
 (3)暗い大地〜打楽器のための
 (4)ロウアー〜無伴奏ヴァイオリンのための
 (5)堕ちた天使〜アンサンブルのための
 (6)この愛〜テノールとピアノのための
 (7)メイク・ブラック・ホワイト〜アンサンブルのための
 (8)抜け穴と輪留め〜ピアノのための
 (9)スパイン(脊柱)〜アンサンブルのための
バーミンガム現代音楽アンサンブル
アゼラ(アンサンブル)
コンコーディア(アンサンブル)ほか
 イギリスの女性作曲家タンシー・デイヴィス作品集

 録音:2010年12月

 タンシー・デイヴィスはイギリスの若手作曲家で、彼女の言う所によれば、前衛音楽と実験音楽、ロックから影響を受けており、特にクセナキスとプリンス(ロック・ミュージシャン)から多大なインスピレーションを得ているという。
 無調、クラスター、様々なノイズのなかにロックを思わせるリズムが混在する独自の世界を持ち、打楽器ソロの「暗い大地」ではゲーム・ミュージックのようなポップな感覚を聴かせる一方、テノールのための歌曲ではベルクのような、かなり伝統的な現代歌曲の書法を採っている。
 


NMC D182
\2200→\1990
「レトリカ〜イギリスのヴァイオリン二重奏曲」
 ジム・エイチソン:スィルウ〜5つのカザフの絵
 ジョン・マッケイブ:再生
 アーネスト・J.モーラン:2つのヴァイオリンのためのソナタ
 ウィリアム・クロフト:ソナタIV
 デヴィッド・マシューズ:8つの二重奏
 アラン・ロースソーン:主題と変奏
レトリカ:
 【ハリエット・マッケンジー(Vn)、
  フィリッパ・モー(Vn)】
 モーランから新作まで!イギリスのヴァイオリン二重奏作品集

 録音:2010年2月

 レトリカの二人は共に学生時代にロンドンの王立音楽院で出会い、意気投合して結成され、古今の2 つのヴァイオリンのために書かれた作品のリヴァイヴァルと現代の作曲家への作曲委嘱をライフ・ワークとしている。カザフスタンの民謡と舞曲の素材が現代書法とミックスされたエイチソンの「スィルウ」、19 世紀末〜20 世紀初頭に活躍したイギリス田園楽派の一人、モーランのアイルランドの情緒がたっぷりの「ソナタ」、メランコリックなメロディと和声が魅力のロースソーンの「主題と変奏」が聴き物。

NORTHERN FLOWERS


NF/PMA99103
\2200
「ローマのソネット」
 〜ヴィアチェスラフ・イワノフの詩に付けられた歌曲集

  ミヤスコフスキー:V.イワノフによる3つの素描Op.8(1908)
  A.ルリエ:V.イワノフ訳による「サッフォー」からのギリシャ歌曲集(1914)
  シェバーリン:V.イワノフ訳による「サッフォー」からの5つの断章Op.5
  グレチャニノフ: トリプティク「井戸で」Op.73、ローマのソネットOp.160
ミラ・シュキルティル(MS)
ユーリ・セロフ(Pf)
 録音:2011-2012年

 ヴィアチェスラフ・イワノフ(1866-1949)はロシア・ソビエトの象徴派の詩人で哲学者。近代ロシアの文芸運動に多大な影響を与えた文学者で彼の詩に曲を付けたものを集めた。ミヤスコフスキー、シェバーリン作品はロシア・ソビエト的というより、フォーレ、プーランクを思わせるフランス近代の歌曲の雰囲気を湛えた繊細な作品。

TUDOR

TUDOR 7189
¥1700→\1590
ベルリン・フィル・ブラス・アンサンブル
 音楽劇「ブレーメンの“金管”音楽隊」

(1)シャーンドル・バローグ(b.1958):
 ブレーメンの金管音楽隊(37:16)
(2)ショスタコーヴィチ(ドラーゲ&アンドレセン編):
 舞台管弦楽のための組曲より(4曲,11:11)
シャーンドル・バローグ(指揮)
ベルリン・フィルハーモニー金管アンサンブル
(1)クラウス・ヴァレンドルフ(朗読・ドイツ語)
 ベルリン・フィル・ブラス・アンサンブルの音楽劇「ブレーメンの“金管”音楽隊」

 録音:2009年3月、2012年2月

 ベルリン・フィルの精鋭たちが集まった金管アンサンブルによる楽しい音楽劇。シャーンドル・バローグはハンガリー出身のバス・トロンボーン奏者でハンガリー放送響、ブダペスト祝祭管などで活動する傍ら、ブラスのための作編曲を数多く手がけている。「ブレーメンの金管音楽隊」はバローグのオリジナル作品で有名な童話に基づく音楽劇。8 曲からなる組曲の合間に朗読(ドイツ語)が入る。
 ショスタコーヴィチの組曲はかつては「ジャズ組曲第2 番」として知れられていた作品から4 曲選んで金管アンサンブルのために新たに編曲してまとめたもの。



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