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第67号
マイナー・レーベル新譜(3)
2012.10.23〜12.14紹介分


ABC CLASSICS

ABC 476 4519
\2400
シュルツ:管弦楽作品集
 エンディングOp.72
 ヴァイオリン協奏曲Op.55*
 ワンス・アポン・ア・タイムOp.70
ジェニファー・パイク(ヴァイオリン)*
タスマニア交響楽団
リチャード・ミルズ(指揮)
 アドレード出身の作曲家、アンドリュー・シュルツ(1960−)の管弦楽作品集。中でも、2002年に弱冠12歳の最年少でBBCヤング・ミュージシャン・オブ・ザ・イヤーに輝き、イギリスのシャンドス(Chandos)に専属アーティストとして加わったイギリスの女流ヴァイオリニスト、ジェニファー・パイクが参加する「ヴァイオリン協奏曲」は必聴!2008年12月2日−5日の録音。
 


ABC 476 1923
(2CD)
\3800→\3490
J.S.バッハ:ブランデンブルク協奏曲集
 ブランデンブルク協奏曲第1番へ長調BWV.1046/
 第2番ヘ長調BWV.1047/第3番ト長調BWV.1048/
 第4番ト長調BWV.1049/第5番ニ長調BWV.1050/
 第6番変ロ長調BWV.1051/
 教会カンタータ《まれら汝に感謝す、神よ、われら感謝す》BWV.29/
 教会カンタータ《わが片足すでに墓穴に入りぬ》BWV.156/
 教会カンタータ《乏しき者は食らいて》BWV.75/
 教会カンタータ《この同じ安息日の夕べ》BWV.42/
 教会カンタータ《われいと高き者を心を尽くして愛しまつる》BWV.174/
 教会カンタータ《わがうちに憂いは満ちぬ》BWV.21/
 教会カンタータ《神の時こそいと良き時》BWV.106/
 教会カンタータ《天の王よ、汝らを除名すべし》BWV.182
アンティポディーズ管弦楽団
アントニー・ウォーカー(指揮)、他
 オーストラリアを拠点とし、世界有数の室内楽団にまで成長したアンティポディーズ管弦楽団のバッハのブランデンブルク協奏曲集。ピリオド楽器を使用したその暖かい音色と軽やかなアーテュキレーションは独特の響きを生み出す。南半球で成長し続けるアンティポディーズ管のバッハは、古楽ファンならば聴く価値あり。2003年8月−12月の録音。
 

ABC 476 4628
\2400
エヴァ・ユアーズ 〜 音楽と手紙、グレインジャー作品集
 グレインジャー:
  モック・モリス/わたしのロビンは緑の森へ/
  植民地の歌/ドリームリー/収穫の賛歌/愛の力/
  ナイチンゲールと二人の姉妹/
  デリー地方のアイルランド民謡/ブライズ・ベル/
  ある朝早く/モルバラ公爵のファンファーレ/
  固定されたド
アデレード交響楽団
デイヴィッド・スタンホープ(指揮)
 民謡を愛したオーストラリアを代表する“コンポーザー=ピアニスト”であるパーシー・グレインジャー(1882−1961)の管弦楽作品集。幅広い親交を持つ彼の人生そのものを、情熱がうかがえる手紙、音楽から紐解いていく。
 


ABC 476 3531
(2CD)
\3800→\3490
トランペット協奏曲集
 ラヴロック:トランペット協奏曲/トマジ:トランペット協奏曲/
 ミルズ:トランペット協奏曲/アルチュニアン:トランペット協奏曲/
 ベッリーニ:オーボエ協奏曲変ホ長調/
 ハイドン:トランペット協奏曲変ホ長調/
 チマローザ(ベンジャミン編):オーボエと弦楽器のための協奏曲/
 フンメル:トランペット協奏曲/ウェーバー:オーボエ協奏曲ハ長調/
 アーバン(スタンホープ編):
  「テンダのベアトリーチェ」からのカヴァティーナによる幻想曲

ジェフリー・ペイン(トランペット)
メルボルン交響楽団
ジョン・ホプキンス(指揮)
ミヒャエル・ハラース(指揮)

 ブダペストで行われた第22回トランペット・コンクールで優勝した経歴を持つ、メルボルン交響楽団の首席トランペット奏者のジェフリー・ペインのトランペット協奏曲集。難曲をあざやかに吹きこなす確かな技術と伸びやかで自由な響きは聴くものを魅了する。
 ABC 982 6976からの移行再発売。
 
ABC 476 3528
\2400→\2190
ハープ協奏曲集
 ヒナステラ:ハープ協奏Op.25
 ジョリヴェ:ハープと室内管弦楽のための協奏曲
 グリエール:ハープ協奏曲Op.74
アリス・ジャイルズ(ハープ)
アデレード交響楽団
デイヴィッド・ポルセリン(指揮)
 1982年にイスラエル国際ハープ・コンクールで1位を受賞した経歴を持つ女流ハーピスト、アリス・ジャイルズのハープ協奏曲集。楽器の発展に貢献した3人のコンポーザーたちの作品は、ハープ協奏曲の礎をとなった大切な作品。特にグリエールはロシアン・ロマンティシズムにあふれた名作中の名作。
 
ABC 476 3514
\2400→\2190
ヴァーノン・ハンドリー(指揮)
 ドヴォルザーク:
  伝説Op.59/B122
  組曲イ長調Op.98b/B190《アメリカ》
西オーストラリア交響楽団
ヴァーノン・ハンドリー(指揮)
 ドヴォルザークの「ピアノ作品」から編曲された「管弦楽」作品集。ピアノでは聴くことの出来ない音色や音の厚みを感じることが出来る。西オーストラリア一の交響楽団がその魅力をたっぷり聴かせてくれる。指揮は2008年に他界した英国の名匠ヴァーノン・ハンドリー。ドヴォルザーク、しかもトランスクリプションという珍しいプログラムも魅力。

 ヴァーノン・ハンドリーはイギリスの指揮者。 インフィールド・ロンドン特別区に生まれる。オックスフォード大学で言語学を専攻した後、ギルドホール音楽演劇学校で指揮法を学んだ。 1962年にギルドフォードで指揮者としてのキャリアを開始し、ギルドフォード・フィルハーモニー管弦楽団の音楽監督となった。またこの頃、BBC交響楽団でエイドリアン・ボールトのアシスタントも務めている。2008年に亡くなった。
 

ABC 476 4619
\2400
ベスト・オブ・テディ・タフ・ローズ
 ヘンデル:《メサイヤ》よりなにゆえ、もろもろの国びとは
 シュテルツェル:あなたがそばにいたら
 バッハ:
  《マタイ受難曲》より第2部アリア
  カンタータ第82番よりわれは満ちたれり
 モーツァルト:
  歌劇《フィガロの結婚》よりもう飛ぶまいぞこの蝶々
  歌劇《ドン・ジョヴァンニ》よりカタログの歌
  歌劇《魔笛》より私は鳥刺し
 シューベルト:歌曲《音楽に寄せて》、歌曲《魔王》
 グノー:歌劇《ファウスト》よりヴァレンティンのカヴァティーナ
 ビゼー:歌劇《真珠採り》より神殿の奥深く
 ワーグナー:歌劇《タンホイザー》より夕星の歌
 ブラームス:4つの前奏曲と厳粛の歌
 クィルター:来たれ、死よ
 ヴォーン・ウィリアムズ:歌曲集《旅の歌》より放浪者
 ロジャース:《回転木馬》より人生はひとりではない
 ハウィー:わが子
 トモアナ:ポカレカレアナ
テディ・タフ・ローズ(バス・バリトン)
 クヴィエチェンの代役として出演したMETでのカルメンのエスカミーリョ役で大ブレイクしたニュージーランドのバス・バリトン、テディ・タフ・ローズのベストアルバム。
 

ABC 476 4620
\2400
ベスト・オブ・イヴォンヌ・ケニー
 ドヴォルザーク:
  歌劇《ルサルカ》より月に寄せる歌、わが母の教え給いし歌
 ヘンデル:
  歌劇《リナルド》より私を泣かせてください
  《メサイヤ》よりシオンの娘
  歌劇《アルチーナ》よりまた私を喜ばせに来て
 R.シュトラウス:あした、《4つの最後の歌》より春
 ジーツィンスキー:ウィーン、わが夢の街
 プッチーニ:歌劇《ジャンニ・スキッキ》より私の父
 ロジャース:《王様と私》よりサムシング・ワンダフル
 レハール:
  歌劇《ジュディッタ》より私の唇は熱いキスをする
  喜歌劇《メリーウィドウ》より唇は語らずとも
  喜歌劇《メリーウィドウ》よりヴィルジャの歌
 シュテルツェル:あなたがそばにいたら
 カントルーブ:歌曲集《オーヴェルニュ》よりバイレロ
 フォーレ:月の光
 ホイベルガー:喜歌劇《オペラ舞踏会》より別室へ行きましょう
 ヴォーン・ウィリアムズ:沈黙の正午
 カーン:《ショウ・ボート》よりメイク・ビリーブ
 伝承曲(コープランド編):シンプル・ギフト
イヴォンヌ・ケニー(ソプラノ)
 オーストラリア勲章を授与された同国きっての大ソプラノ、イヴォンヌ・ケニー(1950−)が歌い続けてきた名唱の数々が詰まったアルバム。中でもケニーが最も愛情を注ぎ続けてきた、「シンプル・ギフト」と「サムシング・ワンダフル」はイヴォンヌ・ケニーの歌声の魅力が満ちた素晴らしい仕上がり。
 

Chopin: Piano Concertos Nos. 1 & 2
ABC 476 4836
\2400→\2190
エヴァ・クピーク(ピアノ)〜ショパン:ピアノ協奏曲
 ショパン:
  ピアノ協奏曲第2番ヘ短調Op.21
  ピアノ協奏曲第1番ホ短調Op.11*
エヴァ・クピーク(ピアノ)
セバスティアン・ラング=レッシング(指揮)
タスマニア交響楽団
クリストファー・シーマン(指揮)*
メルボルン交響楽団*
 ポーランドの名手エヴァ・クピーク。オーストラリアでの"ショパン"!

 録音:2005年5月、アーツ・センター(メルボルン)*&2011年3月10日−11日、フェデレーション・コンサート・ホール(ホバート)



  

Chopin: Nocturnes
ABC 476 4835
\2400→\2190
エヴァ・クピーク(ピアノ)〜
 ショパン:夜想曲集
 夜想曲第2番変ホ長調Op.9-2/
 夜想曲第20番嬰ハ短調《レント・コン・グラン・エスプレッシオーネ》/
 夜想曲第9番ロ長調Op.32-1/夜想曲第7番嬰ハ短調Op.27-1/
 夜想曲第5番嬰ヘ長調Op.15-2/夜想曲第13番ハ短調Op.48-1/
 夜想曲第11番ト短調Op.37-1/夜想曲第6番ト短調Op.15-3/
 夜想曲第19番ホ短調Op.72-1/夜想曲第14番嬰ヘ短調Op.48-2/
 夜想曲第8番変ニ長調Op.27-2
エヴァ・クピーク(ピアノ)
 ポーランドの名女流ピアニスト、エヴァ・クピークが南半球オーストラリアでレコーディングを行ったショパンの「ピアノ協奏曲集」と「夜想曲集」!
 スクロヴァチェフスキとの共演でのショパンに代表されるように、現代有数のショパン弾きの1人として高く評価されてきたクピーク。
 オーストラリアでの「協奏曲」と「夜想曲」も、柔らかなタッチとクリアな音色、繊細で幻想的な音楽創りで、大切にそしてじっくりとショパンの音楽を奏でてくれている。
 クピークが長年弾き続けてきたショパンの音楽に寄せる愛情が生んだ好演です。

 ※録音:2011年5月15日−16日、ユージン・グーセンス・ホール(シドニー)

AEOLUS

AE-10053
(SACD HYBRID)
\2700→\2490
シュティムヴェルク&ラ・ヴィラネッラ・バーゼル
 ある日シュザンヌが

 ルピ:ある日シュザンヌが
 ラッスス:ミサ曲《ある日シュザンヌが》
 A.ガブリエリ:《ある日シュザンヌが》によるカンツォーナ
 ダッラ・カーサ:ある日シュザンヌが
 セルマ・イ・サラベルデ:スザンナ・パッセジャータ
 ラッスス:限りなく祝福せん、こんにちは私の心よ
 フィリップス:こんにちは私の心よ
 パレストリーナ:私は傷ついて
 ロニョーニ=タエッジョ:私は傷ついて
 デ・ローレ:別れの時には
 ダッラ・カーサ:別れの時には
 ボヴィチェッリ:別れの時には
シュティムヴェルク
ラ・ヴィラネッラ・バーゼル
 預言者ダニエルによるスザンナの救出の物語「ある日シュザンヌが(Susanne un Jour)」を用いたラッスス、パレストリーナ、ガブリエリ、デ・ローレなどの大作曲家たちの作品集。
 ドイツ古楽界の名カウンターテナー、フランツ・ヴィッツムが参加するヴォーカル・クヮルテット、シュティムヴェルクのハーモニーと、バーゼル・スコラカントルムの出身者たちで構成されるラ・ヴィラネッラ・バーゼルのサウンドのブレンド感が美しい。2007年5月の録音。

AIR NOTE

AIR 003-2011
\2500
J.S.バッハ:ピアノ作品集
 ラルゴ
 パルティータ第3番イ短調BWV.827
 サラバンド(フランス組曲第1番より)
 パルティータ第2番ハ短調BWV.826
 アリオーソ(コルトー編)
 パルティータ第1番変ロ長調BWV.825
 その僕イスラエルを(アロダキ編)
ラハ・アロダキ(ピアノ)
 モスクワ音楽院への留学を経てマレイ・ペライアに師事した経歴の持つシリア生まれのフランス人女流ピアニスト、ラハ・アロダキ。
 「パルティータ」の間にコルトーや自身のアレンジによる小品を挿入した軽やかで爽やかな響きのバッハ・アルバム。ヤマハのピアノを使用。2011年9月の録音。

AMESON


ASCP 1122
\2500
バード 〜 ダウンランド
 バード:その者は幸いなり/ロセター:愛は悲しいものでしかないのに/
 バード:聖なるミューズたちよ/ダウランド:暗闇にぼくは住みたい/
 コプラリオ:ファンタジア、おお甘き花よ/バード:美しいブリテン島/
 パーソンズ:みじめで愚かなこの私/作曲者不詳:柳の歌/
 ダウランド:去れ、夜ごとの悩みよ/バード:主に向かいて喜べ/
 ダウランド:わが恋人の涙、流れよわが涙/
 バード:ファンタジー・クヮルテット、眠れいとしい子/
 ダウランド:今こそ別れねばならぬ
ジャン=ミシェル・フーマス(カウンターテナー)
エリザ・コンソート
 イギリス・ルネサンスの大作曲家、ウィリアム・バードとジョン・ダウランドの哀歌とシャンソン集。
 イギリスのエリザベス朝の"歌"を歌うのは、フランスのカウンターテナー、ジャン=ミシェル・フーマス。ニケ、ビオンディ、マルゴワール、レーヌ、コルボ、アスペレンなどフランス古楽界の巨匠たちとの共演も多い。2011年9月の録音。

ANCARAGON



ANC 139
(SACD HYBRID)
\2500→\2290
ララ・セント・ジョン(ヴァイオリン)
 J.S.バッハ:ソナタ集

 ソナタ第1番ロ短調BWV.1014(ヴァイオリン&ハープ版)
 ソナタ第3番ホ長調BWV.1016(ヴァイオリン&ハープ版)
 ソナタ ト短調BWV.1020(ヴァイオリン&ハープ版)
 ソナタ ロ短調BWV.1030(ヴァイオリン&ハープ版)
 シチリアーノ(ヴァイオリン&ハープ版)
ララ・セント・ジョン(ヴァイオリン)
マリー=ピエール・ラングラメ(ハープ)
 ララ・セント・ジョンの自主レーベル 《 Ancalagon 》!ラングラメとのデュオによる 《J.S.バッハのソナタ集》!

 神童から天才へと着実に歩んできたカナダの女流ヴァイオリニスト、ララ・セント・ジョン。
 ララ・セント・ジョンにとって初のドイツ、ベルリンでのレコーディングとなったJ.S.バッハの「ソナタ集」は、"ヴァイオリン"と"ハープ"のデュオ・ヴァージョン!
 ベルリン・フィルの現役ハーピストであり世界屈指の名手、マリー=ピエール・ラングラメとの共演により、ララ・セント・ジョンの音色、繊細な表現力、磨き上げられた感受性が、さらに進化を遂げている。
 ララ・セント・ジョンの成熟した音楽性が息づくバッハの登場です。2011年1月2日−6日、テルデックス・スタジオ(ベルリン)での録音。


旧譜
ララ、過激なヒンドソン!

ANC 133
(SACD HYBRID)
\2500→\2290
ヒンドソン:ヴァイオリン協奏曲
コリリアーノ:映画《レッド・ヴァイオリン》からの組曲
リスト(ケネディ&セント・ジョン編):死の舞踏(世界初録音)
ララ・セント・ジョン(ヴァイオリン)
サラ・イオアニデス(指揮)
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
 オーストラリアのリーディング・コンポーザー、マシュー・ヒンドソン(1968−)の「ヴァイオリン協奏曲」と、アメリカのグラミー賞受賞作曲家ジョン・コリリアーノ(1938−)の「レッド・ヴァイオリン組曲」をカップリング。
 ララ・セント・ジョンはコリリアーノの「ヴァイオリン協奏曲《レッド・ヴァイオリン》」の日本初演を豪快に成功させており、近現代作品も得意中の得意。
 バッハやモーツァルト、ヴィヴァルディでは聴けない一味違うララ・セント・ジョンのヴァイオリンが聴けるプログラムです。2007年6月18日−20日、ロンドンでの録音。

 マシュー・ヒンドソン(ハインドソン)なんて聞いたことないと思う。
 実は店主も、クラシックの超有名サイト「ユビュ王の食卓」(http://roiubu.jugem.cc/)でその昔この作曲家のことを読んで初めて知った。
 その「ユビュ王の食卓」のコメントを引用させていただくと、

 「ミニマルどころかテクノ、デスメタル、ゲームミュージックにも影響を受け、《ニンテンドー・ミュージック》なんて曲まで書いちゃっています。一時期、唯一の単独アルバムである"SPEED"(豪ABC)にハマり、狂ったように(…は大げさですが)聴いていました。」

 ということで、店主もあっさり「SPEED」という天下無敵の珍曲にはまった。
 いや、ほんとにその「SPEED」がほんとにぶっとんだ曲で、パラパラ(古い!)と佐渡おけさを一緒にしたようなご機嫌ナンバー。エレキやドラムは出てくるものの確かにクラシックなんだろうけど、こうなってきたらもう何でもOK。かけている間、スタッフの女の子がみんな目を丸くしていた。
 さて、今回ララが手がけたのがそのヒンドソンというわけである。さすが過激娘ララ、目の付け所が違う。
 そしてカップリングが名画「レッド・ヴァイオリン」の音楽の組曲と、編曲版の「死の舞踏」。
 ある意味上記「ダブル四季」より面白いかもしれない。


 


ANC 138
\2500→\2290
待望の復活!
 ララ・セント・ジョン
  J.S.バッハ:ヴァイオリン協奏曲集

 ヴァイオリン協奏曲第1番イ短調BWV.1041*
 ヴァイオリン協奏曲第2番ホ長調BWV.1042
 2つのヴァイオリンのための協奏曲ニ短調BWV.1043+
 オーボエとヴァイオリンのための協奏曲ニ短調BWV.1060#
ララ・セント・ジョン(ヴァイオリン)*/+/#
スコット・セント・ジョン(ヴァイオリン)*
ニューヨーク・バッハ・アンサンブル*/+
アリアナ・ゲス(オーボエ)#
エドゥアルド・マルトゥレ(指揮)#
シモン・ボリバル・ユース・オーケストラ#
 かつてイギリスのアヴィー(Avie)からリリースされ、匿名の提供者とトロントのハインル社から貸与された1779年製の銘器グァダニーニ"Salabue"を手に大旋風を巻き起こしたララ・セント・ジョンのJ.S.バッハの「ヴァイオリン協奏曲集」が、自主レーベルの「アンカラゴン(Ancalagon)」から復活!
 そしてララ・セント・ジョンのバッハは、ロサンゼルス・フィルの首席オーボエ奏者、アリアナ・ゲスとの共演による「BWV.1060」が加わり、さらにパワーアップ!その圧倒的存在感と説得力は健在です。


旧譜
ララ、やっぱり奇抜なバッハ

SONY ODYSSEY
SK93022
\2500→\1990
ララ・セント・ジョン
 re:バッハ

  1 Goldberg2
  2 Largo
  3 Tocceilidh
  4 Duetto
  5 Echo
  6 The Sicilian
  7 Bombay Minor
  8 Recit
  9 aria
  10 Fugue
  11 Double
  12 Gigue
  13 Prelude
  14 Ten Fifty Two
  15 BADinerie
ララ・セント・ジョン(Vn)
共演者名は書いてません。ベース、ギター、ドラム、オルガン、チェロ、フルート、マリンバ、アコーディオン、などなど。
2003年製作。
 彼女はバッハが好きなのか?いや、もう単純に。
 デビュー・アルバムがバッハの無伴奏で、人気がありながら廃盤となったAVIEの初アルバム(今回復活)はバッハのコンチェルト。そして無伴奏の全曲もリリースした。
 そして今から10年近く前にリリースされていたSONYからのアルバムがこれ。バッハのアレンジ・アルバムである。
 クラシックとしての発売ではない。ポップス扱いのアルバム。
 編曲はマグナス・ファインズ。美人女性セミ・クラシック・グループ「ボンド」とかでアレンジを担当していた人。なので、冒頭の曲こそちょっと過激だが、あまりムチャクチャな編曲ではなく案外王道のポップス・アレンジ。ボーカルが入ったりするのもあるが(残念ながらララのボーカルではなく、だみ声のおっさん)、それほど抵抗なく聴ける。ララのファンであれば十分楽しめるのでご安心ください。

 
ANC 137
(SACD HYBRID)
\2500→\2290
ザ・ナイツ 〜 セカンド・オヴ・サイレンス
 サティ(ドビュッシー編):ジムノペディ第1番
 グラス:カンパニー
 シューベルト(リョーヴァ編):糸を紡ぐグレートヒェンOp.2, D.118
 シューベルト:交響曲第8番ロ短調D.759《未完成》
 サティ(ドビュッシー編):ジムノペディ第2番
 シューベルト:交響曲第3番ニ長調D.200
 フェルドマン:マダム・ブレスは先週90歳で亡くなった
 シューベルト(C・ジェイコブセン編):小川の子守歌Op.25, D.795
ザ・ナイツ、
エリック・ジェイコブセン(指揮)
  ヨーヨー・マのシルクロード・プロジェクト、弦楽四重奏団「ブルックリン・ライダー」のチェリスト、鬼才エリック・ジェイコブセンが指揮者、音楽監督として率いるニューヨークの室内オーケストラ、ザ・ナイツ。
 シューベルトの「未完成」や「交響曲第3番」、ドビュッシー編曲のサティ、さらにはグラスやフェルドマンの作品をブレンドした「セカンド・オヴ・サイレンス」のオリジナリティあるプログラムは、ジェイコブセンとザ・ナイツのセンスの高さの証拠。そして録音はペンタトーンでお馴染みのオランダのポリヒムニア(Polyhymnia)が担当。録音も優秀です!2010年6月23日−25日の録音。


要チェック!
一部で熱狂的に騒がれつつあるナイツたちのアルバム
先日案内したばかりの
ソニー新譜


SONY
8872547176-2
\2400→\2190
ニューヨークで最も熱い室内オーケストラ「ザ・ナイツ」
 ベートーヴェン:
  『ピアノ、ヴァイオリンとチェロのための三重協奏曲ハ長調Op.56』、
  『交響曲第5番ハ短調Op.67「運命」』
ヤン・フォーグラー(Vc),
アンティ・シーララ(P),
コリン・ジェイコブセン(Vn),
エリック・ジェイコブセン(指揮),
ザ・ナイツ(室内オーケストラ)
 「ザ・ナイツ(騎士)」は、ニューヨークで創造的音楽パフォーマンスを行い、高い評価を得ている室内オーケストラで、チェリスト兼指揮者のエリック・ジェイコブセン、ヴァイオリンのコリン・ジェイコブセン兄弟によって結成された。彼らはヨーヨー・マのシルクロード・プロジェクトのメンバーでもあり、彼らとその仲間たちによるこのアンサンブルの演奏は、世界中の様々な民族音楽やバロック奏法からミュージカルまで幅広い演奏の経験を取り入れ、アメリカ中のクラシック・ファンを熱狂の渦に巻き込んでいます。
 このアルバムの「三重協奏曲」では、彼らの演奏の良き理解者でもあるチェリストのヤン・フォーグラーとアンティ・シーララが参加。 「運命」での斬新な風のすがすがしさとコーダに向かっての盛り上がりなど、新鮮で刺激的なベートーヴェンを聴くことができます。演奏録音:2012年 (デジタル:セッション)


SONY
88697469852
\2400→\1990
エクスペリエンス〜ライヴ・フロム・ニューヨーク
 ショスタコーヴィチ:ジャズ組曲第2番より『ワルツ2』
 ショスタコーヴィチ:映画音楽『馬あぶ』より『ワルツ』
 ショスタコーヴィチ:チェロ協奏曲第1番変ホ長調作品107
 ショスタコーヴィチ:劇音楽『殺されたはず』作品31より『ガモーシュカ』
 ショスタコーヴィチ:ジャズ組曲第2番より『ワルツ1』
 ショスタコーヴィチ:ジャズ組曲第1番より『ワルツ』
 ショスタコーヴィチ:映画音楽『イワン=ミチューリン』より『ワルツ』
 ジミ・ヘンドリックス:マシンガン
ヤン・フォーグラー(チェロ)
ザ・ナイツ(アンサンブル)

エリック・ジェイコブセン(指揮)
録音:2008年10月15-16日、ニューヨーク(ライヴ、デジタル)
 元シュターツカペレ・ドレスデンの首席チェリスト、ヤン・フォーグラーによるショスタコーヴィチのチェロ協奏曲第1番とジミ・ヘンの「マシンガン」を収録。
 実はこれなんとクラブでのライヴ録音。ショスタコのロシア・ガチガチ音楽を、美音とカンタービレで国籍不明の抒情作品にしてしまった。

SONY
8869759978-2
\2400→\1990
「新世界とはなんぞや?」
 チャールズ・アイヴズ:『答えのない質問』
 ガブリエラ・レナ・フランク:『Leyendas - An Andean walkabout』より
 アントニン・ドヴォルザーク:『森の静けさ』
 オズワルド・ゴリジョフ:『ラスト・ラウンド』
 アーロン・コープランド:『アパラチアの春』
ヤン・フォーグラー(Vc)
エリック・ジェイコブセン(指揮)
ザ・ナイツ(The Knights:室内オーケストラ)
 ドレスデン・シュターツカペレの元首席チェロ奏者ヤン・フォーグラーと、室内オーケストラ「ザ・ナイツ」とのセカンド・ザルバム。
 今回は彼らのニューヨークでのスタジオ録音でのしっかりしたものですが、「新世界とはなんぞや?」と問いかけてくるのです。
 ここに収録された作品は、もちろん南北アメリカの音楽との融合を図ったもので、それに対して彼ら自身で答えを出していくのです。指揮者のエリック・ジェイコブセンは若手のチェロ奏者で、様々なアメリカの管弦楽団や音楽祭に出演。またバロック・チェロのアンナー・ビルスマとの共演など、様々な時代の音楽を精力的に演奏してきています。彼は、ヨーヨー・マの「シルクロード・アンサンブル」のメンバーも務めています。彼が結成したザ・ナイツ(The Knights:室内オーケストラ)は、ニューヨークを中心とした非常に若いソリストばかりで結成されており、「光の中でかき消されたものを新たに一体化した、圧倒的な誘惑に誘い出される。」「ジャンルを超越した官能的な新ファッション!いかなる古典的批評家も認めざるをえない。」と高い評価を得ています。
 録音:2008年10月&2009年1月、レガシー・スタジオ、ニューヨーク (DDD、セッション)
 

ANCALAGON
ANC 136
(SACD HYBRID)
\2500→\2290
モーツァルト:
 協奏交響曲変ホ長調K.364*/#

 ヴァイオリン協奏曲第1番変ロ長調K.207+
 ヴァイオリン協奏曲第3番ト長調K.216*
ララ・セント・ジョン(ヴァイオリン*)
スコット・セント・ジョンズ(ヴィオラ#&ヴァイオリン+)
エリック・ジェイコブセン(指揮)
ザ・ナイツ
 どういう関係か、女傑ララ・セント・ジョンの新録音のバックを務めたのがザ・ナイツの面々だった。


ATOLL



ACD 109
\2400→\2190
ガン・ホー 〜 トロンボーンのための作品集
 クレストン:ファンタジー/
 F・シュトラウス:ノットゥルノ/
 ロパルツ:演奏会用小品/リッチー:クラウズ*/
 ヤング:パニック/R・シュトラウス:万霊節/
 ブラームス:永遠の愛/R・シュトラウス:バラのリボン/
 ゲンダール:ガン・ホー/
 ファー:フナンバリスト・ストレインズ+
デイヴィッド・ブレムナー(トロンボーン)
サラ・ワトキンス(ピアノ)
レオナルド・サコフスキ(打楽器)
ハワード・テイラー(指揮)*
ニュージーランド・ナショナル・バンド*
ジェームズ・ジャッド(指揮)+
ニュージーランド交響楽団+
 ニュージーランド響の首席トロンボーン!ギャレス・ファーはブレイクの予感!

 オークランド・フィルハーモニアを経て2002年からニュージーランド交響楽団の首席トロンボーン奏者のポジションにあるデイヴィッド・ブレムナーのソロ・アルバム。
 シャイアーズのトロンボーンの豊かで密度の濃いサウンドが、クレストンやロパルツの名作、ニュージーランドの珍しい作品を堂々と奏でてくれている。ギャレス・ファーの「フナンバリスト・ストレインズ(Funambulostic Strains)」は、今後演奏機会が増えそうな予感。
 2009年ニュージーランド・ミュージック・アウォーズのベスト・クラシカル・アルバム賞受賞盤。※Atollはレーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。

 

ACD 212
\2400
スティープ・ステップス 〜 バス・クラリネットのための作品集
 ブロフィ:グローヴェ
 ギルバート:リフレクションズ、ローズ・ノルド
 ガードナー:チャージ
 カストロ=ロビンソン:ジーズ・ブーツ
 カーター:スティープ・ステップス
 スコールズ:ワイヤレス
 ガードナー:ノット
 アンブロジーニ:エルマフロディータ
 クセナキス:エシャンジュ
アンドルー・ウレーン(バス・クラリネット)
ニュージーランド・コンテンポラリー・
 アンサンブル
  《175イースト》
サラ・ワトキンス(ピアノ)
 アンドルー・ウレーンは、ニュージーランドのコンテンポラリー・アンサンブル「175イースト」の創設メンバーで同国随一のバス・クラリネット・プレーヤー。
 ケージ、フェルドマン、フィニッシーなど現代の大作曲家たちのオセアニア初演に数多く携わってきた名手である。カストロ=ロビンソンの「ジーズ・ブーツ」の編成はバス・クラリネットとバス・トロンボーン、さらにはコントラバス。低音楽器の未知の魅力が待っています・・・。
 

ACD 741
\2400
リッチー:
 ア・ビューグル・ウィル・ドゥOp.67
 交響曲第3番Op.150
 フランス序曲Op.138
 レヴェレイションズOp.82
テクウィン・エヴァンス(指揮)
ニュージーランド交響楽団
 サザン・シンフォニアのコンポーザー・イン・レジデンス、オタゴ大学の准教授を務めるニュージーランドの作曲家、アントニー・リッチー(1960−)の管弦楽作品集。
 2010年に作曲された新作「交響曲第3番」は、打楽器や管楽器のダイナミックなサウンド、大地の鼓動を連想させるリズムが印象的な、南半球ニュージーランドの知られざるシンフォニー。2010年5月の録音。
 
ACD 709
\2400
フルートとハープのための作品集
 武満徹:海へIII
 ボディ:熱帯雨林
 譚盾:イン・ディスタンス
 カストロ=ロビンソン:海の真珠
 ファー:タヘケ
ブリジット・ダグラス(フルート)
キャロリン・マイルズ(ハープ)
 ニュージーランド交響楽団の首席フルーティストと首席ハーピストのデュオによるアジアとオセアニアの「フルート&ハープのための作品集」。
 ニュージーランドの音楽の演奏はもちろんのこと、武満徹や譚盾などアジアの作品の演奏も上手い!
 

ACD 241
\2400
ヴォランタリーの至芸
 クラーク:デンマーク王子の行進曲
 ギボンズ:4声のファンタジア
 C・ギボンズ:ヴォランタリー イ短調
 ブロウ:ヴォランタリー ハ長調
 ロック:ヴォランタリー イ短調
 クラーク:トランペット・チューン
 ブロウ:コルネット・ヴォランタリー イ短調
 ロック:ヴォランタリー イ短調
 パーセル:
  ヴォランタリー ニ短調Z.718、ヴォランタリー ト長調Z.720、
  ヴォランタリー ハ長調Z.717、
  ダブル・オルガンのためのヴォランタリーZ.719
 スタンリー:トランペット・ヴォラントリー ニ長調
 クロフト:ダブル・オルガンのためのヴォランタリー イ短調
 スタンリー:ヴォランタリー ト短調Op.5-9
 ボイス:トランペット・ヴォランタリー第1番ニ長調
 ワロンド:コルネット・ヴォラントリー ト長調
 ヘンデル:《サムソン》より 序曲
ロバート・コスティン(オルガン)
 ロバート・コスティンは、イギリスからニュージーランドへと渡り、ウェリントンのセント・ポール大聖堂、オークランドのホーリー・トリニティ大聖堂のオルガニストとして活躍する音楽家。
 クラークやパーセル、クラークなど17〜18世紀のイギリスの作曲家たちによる有名な「ヴォランタリー」の旋律が、ケンブリッジのペンブルック・カレッジのオルガンを通して高らかに響く。
 

ACD 243
(2CD/特別価格)
\3600
M.F.ウィリアムズ:ジュニパーの受難 ペネ・パティ(テノール)
マシュー・ランドレス(バリトン)
ジェームズ・ロエル(バス・バリトン)
リリア・カルピネリ(ソプラノ)
ジュリア・ブース(ソプラノ)
ステファニー・アクラマン(ソプラノ)
レイチェル・グリフィス=ヒューズ(指揮)、他
 第二次世界大戦のモンテ・カッシーノの戦いを題材とした3幕で構成されるニュージーランドのコンテンポラリー・オペラ。
 戦争後、廃墟と化したイタリア、モンテ・カッシーノの悲劇を訴えたメッセージ性を持つオペラである。
 

ACD 142
\2400
リルバーン:弦楽のための作品集
 弦楽四重奏曲ホ短調/ヴァイオリン・ソナタ/
 2本のヴァイオリンのためのデュオ/
 ヴァイオリンとヴィオラのためのカンツォネッタ第1番&第2番/
 弦楽三重奏曲
マーティン・リズリー
 (ヴァイオリン)
ニュージーランド音楽大学
 チェンバー・プレーヤーズ
 ダグラス・リルバーン(1915−2001)はヴォーン・ウィリアムズに作曲を師事した20世紀のニュージーランドの作曲家。
 1940年代から50年にかけて作曲された弦楽作品の数々では、難解な現代的な響きではなく、師匠譲りの伝承曲、民族的旋律を採り入れたイギリス的な音楽を聴かせてくれる。2011年6月の録音。
 

ACD 107
(CD+DVD-PAL/
特別価格)
\3600
ホワイトヘッド:プハカ・キ・テ・ランギ リチャード・ナンス(タオンガ・プオロ)
ニュージーランド弦楽四重奏団
アレクサ・スティル(フルート)
 ニュージーランドの先住民マオリ族の伝統楽器タオンガ・プオロと西洋音楽との融合をテーマとしてクロスオーヴァー作品。
 マオリ族に伝わる伝統楽器の音色と、コンテンポラリー風の音楽のアンバランスな共演が新しいスタイルへと繋がっている。

ATTACCA

ATTACCA CD 2011.126
\2500
ズイダム:
 サスター・ベルトケン〜シノプシス
カトリーン・バーツ(ソプラノ)
フーベルト・クラセンス
 (バリトン&バリトン・サクソフォン)
ラインベルト・デ・レーウ(指揮)
ASKO|シェーンベルク・アンサンブル
 15世紀ユトレヒトの修道女を題材とした、オランダの現代作曲家ロバート・ズイダムの室内オペラ。2010年12月4日にアムステルダム・コンセルトヘボウで初演が行われている。
 
ATTACCA CD 210123
\2500
ナスヴェルト:ハンギング・アラウンド
 夢の葉/3つの歌/ピアノための3つの小品/
 フローズン・ブルース/ハンギング・アラウンド/
 3つのカヴァフィスの歌
ウィネケ・ジョルダンズ(ピアノ)
レオ・ファン・ドーセラール(ピアノ)
オシリス・トリオ
アンサンブル・インソムニオ、他
 ジョージ・クラムの名手としても知られるオランダのコンポーザー=ピアニスト、ロバート・ナスヴェルト(1955−)の室内楽作品集。4手連弾の「夢の葉」では、計算された微妙なリズムのブレの強調が面白い。

AUDIOMAX


912 1717-6
(SACD HYBRID)
\2900
アメリカン・ストリングブック
 ダイアモンド:ラウンズ
 フット:組曲ホ長調Op.63
 バーバー:弦楽オーケストラのためのセレナードOp.1
 W・シューマン:交響曲第5番
 バーバー:弦楽のためのアダージョOp.11
ドグマ室内管弦楽団
ミハイル・グレヴィッチ(指揮)
 バーバーが19歳で完成させた作品番号付きの作品であり、後の1944年に弦楽オーケストラ用へと改作された「セレナードOp.1」と名作「弦楽のためのアダージョOp.11」を含むアメリカの弦楽オーケストラ作品集。
 バーデン・ヴュルテンベルク室内管のコンサートマスター、ミハイル・グレヴィッチが2004年に創設したドグマ室内管は、そのバイタリティに富んだ演奏が高い評価を受けている。2011年4月19日−23日の録音。

BMS


BMS 440CD
\2400
サーストン・コネクション
 バックス:クラリネット・ソナタ
 フィスケ:クラリネット・ソナタ
 ハミルトン:3つの夜想曲Op.6
 ウッド:楽園の鳥によるパラフレーズOp.26
 ロドニー・ベネット:デュオ・コンチェルタンテ
ニコラス・コックス(クラリネット)
イアン・バックル(ピアノ)
 BBC交響楽団の首席奏者として活躍し、フィルハーモニア管弦楽団ではトスカニーニのブラームス全集にも参加した20世紀イギリスの伝説的クラリネット奏者、フレデリック・サーストン(1901−1953)のために作曲されたクラリネット作品集。
 ニコラス・コックスはロイヤル・リヴァプール・フィルの首席奏者。ペトレンコ体制の木管セクションを支える名手である。2011年8月&9月の録音。

BNL



BNL 112969
\2500→\2290
偏執的!
 「左手のための」ピアノ作品を徹底追及!

 サン=サーンス:
  ブーレーOp.135-4、悲歌Op.135-5、ジーグOp.135-6/
 スクリャービン:左手のための2つの小品Op.9/
 ボルトキエヴィチ:祝婚歌Op.65-3/
 サンカン:カプリース・ロマンティク/
 デュベ:太陽のような笑顔/ボニミチ:練習曲Op.273-3/
 ガブリロヴィッチ:練習曲Op.12-2/
 ポンセ:それでもやはり/マーサロ(デュベ編):夕暮れに/
 シベリウス(デュベ編):ロマンス/
 ジチー:ウィーンの道化/シューベルト(ジチー編):魔王/
 モシュコフスキ:練習曲Op.92-11/
 ドビュッシー(デュベ編):小さな羊飼い/
 フット:ロマンスOp.37-2/ブリューメンフェルト:練習曲Op.36
ジャン・デュベ(ピアノ)
 左手版のシューベルトの「魔王」も収録!

 2002年の第6回フランツ・リスト国際ピアノ・コンクールで優勝を飾ったフランスのピアニスト、ジャン・デュベが「左手のための」ピアノ作品を徹底追及!
 サン=サーンスやスクリャービン、ボルトキエヴィチから隻腕のピアニスト、ゲザ・ジチー、さらには"左手版"のシューベルトの「魔王」などバラエティに富んだ「左手」プログラムはピアノ・ファン要注目!2011年10月の録音。

BOTTEGA DISCANTICA

DISCANTICA 253
\2500→\2290

ズガンバーティのピアノ協奏曲!

ズガンバーティ:ピアノ協奏曲ト短調Op.15*
マルティーニ(マルトゥッチ編):アンダンテ、ロンド
コレッリ:(マルトゥッチ編):ガヴォットのテンポで
グルック(マルトゥッチ編):歌劇《オルフェオ》のメロディ
レスピーギ:「リュートのための古い舞曲とアリア」より
ロベルト・ジョルダーノ(ピアノ)
イ・ポメリッジ・ムジカーリ管弦楽団*
マルコ・グィダリーニ(指揮)*
  その才能をリストに認められ、オペラが絶頂を極めた19世紀のイタリアで鍵盤作品の発展に尽力したジョバンニ・ズガンバーティ(1841−1914)の「ピアノ協奏曲」を収録!イタリア、オペラの陰で輝いていた「ピアノ協奏曲」を弾くロベルト・ジョルダーノは2003年の「エリザベス王妃国際音楽コンクール」に於いて第4位となったイタリアの実力派ピアニスト。

 2011年6月−7月、ミラノ(イタリア)での録音。
 


DISCANTICA 238
\2500→\2290
モーツァルト:レクイエム ニ短調K.626
 (ツェルニー編/4手ピアノ伴奏版)
シルヴィア・フリガート(ソプラノ)
アンナ・ベッシー(メゾ・ソプラノ)
ラファエレ・ジョルダーニ(テノール)
リッカルド・デルニーニ(バス)
クレモナ・コーロ・コスタンツォ・ポルタ、
ディエゴ・マッカノーラ&
 フランチェスコ・パスクァロット(ピアノ)
アントニオ・グレコ(指揮)
 ベートヴェンの弟子でありリストの師、その生涯で1000曲以上の作曲を行ったカール・ツェルニー(1791−1857)の編曲によるピアノ、4手連弾伴奏版のモーツァルト「レクイエム」。"オーケストラ、オルガン"の代わりとなる"ピアノ"による伴奏版では、ピアノの音色がレクイエムの神秘性を高めてくれている。
 2010年4月17−19日の録音。
 

DISCANTICA 239
\2500
ルーマン:2つのリコーダーと通奏低音のためのトリオ集
 ニ短調BeRI.106/ヘ短調BeRI.117/ハ長調BeRI.114/
 ト短調BeRI.115/ヘ長調BeRI.110/ハ短調BeRI.109
アンサンブル・ドゥルチス・イン・フンド
 〔オルガ・ベルナルディ(リコーダー)、
  アンドレア・マルチャリス(リコーダー)、
  ステファノ・ソプランツィ(ファゴット)、
  マルチェッロ・ロッシ(チェンバロ) 〕
 アンサンブル・ドゥルチス・イン・フンドは、2009年のERTAイタリア国際コンクールで優勝を果たしたリコーダーを中心とするイタリアのピリオド・アンサンブル。優しい音色のリコーダーが生み出すルーマンの「トリオ」は響きが温かい。
 プレガンツィオル(イタリア)での録音。
 

DISCANTICA 248
\2500
ユダヤの記憶 〜 ハープのための音楽
 バス:覚醒/
 デヴォーティ:あなたが大好き、舞曲の断章/
 メッティ:アレヌ/
 デヴォーティ:セファルディの歌/
 デル・レ:地下室の響き/
 デル・レ(デヴォーティ編):ユダヤの旋律による組曲/
 ジェンティーリ:夢見るように/
 ベン=ハイム:詩曲/
 デヴォーティ:無言歌、タムバラライカ
パオラ・デヴォーティ(ハープ)
 パオラ・デヴォーティは、名門ミラノ音楽院を卒業し、チェリビダッケやシャイー、ベルティーニとの共演経験を持つイタリアの女流ハーピスト。ユダヤの旋律をテーマとした20〜21世紀のハープ作品集は、ジェンティーレ、ベン=ハイムを除き世界発録音。哀愁を帯びたメロディーがハープの音色によって際立っている。
 2011年4月、ピアチェンツァ(イタリア)での録音。
 
DISCANTICA 249
\2500
フルート、オーボエとピアノのための音楽
 ドリング:三重奏曲
 ストラヴィンスキー(ダンドレア編):組曲
 ゴベール:タランテラ
 アーノルド:ブルジョワ組曲
 デラノフ:ノーブル・ターフェルムジーク
 ランドゥッツィ:オルフェオの歌
 ドゥメルスマン:協奏的幻想曲 Op.36
トリオ・エコアンサンブル
 〔モレーナ・メスティエリ(フルート)、
  パオラ・フンダロ(オーボエ)、
  アンナ・ベッラガンバ(ピアノ)〕
 トリオ・エコアンサンブルはフルート、オーボエとピアノのためのオリジナル・レパートリーの研究、発掘に取り組むイタリアのアンサンブル。ゴーベールやアーノルドなど木管楽器奏者にとって重要な作曲家たちの作品を収録。
 2010年8月10−13日、トリエステ(イタリア)での録音。
 
DISCANTICA 149
\2500
〔初紹介旧譜〕
ばらとすみれ 〜 リュートとビウエラのための音楽
 フランチェスコ・カノーヴァ・ダ・ミラノと
  ピエトロ・パウロ・ボッローノの音楽
パオロ・ケリーチ(リュート&ビウエラ)
 共にイタリアのミラノを出身地とするルネサンス時代のヴィルトゥオーゾ・フランチェスコ・ダーミラノ(1497−1543)とピエトロ・パウロ・ボッローノ(1490−1563)のリュート作品集。ミラノ音楽院で教鞭を執るパオロ・ケチーリのリュートは繊細かつ華麗。
 2006年12月、ミラノ(イタリア)での録音。
 
DISCANTICA 55
\2500
〔初紹介旧譜〕
サンマルティーニ:オルガン協奏曲集 Op.9
 第1番イ長調
 第2番ヘ長調
 第3番ト長調
 第4番変ロ長調
アルキチェンバロ・アンサンブル
 〔ルカ・ロンコーニ(ヴァイオリン)、
  ヴァニア・ペドロネット(ヴァイオリン)、
  マウリツィオ・ボルツォーネ(ヴィオラ)、
  カルロ・ザナルディ(チェロ)、
  パオロ・ズッチェーリ(コントラバス)、
  マルコ・ルッジェーリ(チェンバロ)、
  エンリコ・ザノヴェッロ(オルガン)〕
 サンマルティーニ兄弟の兄ジュゼッペ・サンマルティーニ(1695−1750)は、ミラノとロンドンで作曲家オーボエ奏者として活躍したイタリアの音楽家。ロココ様式の緩徐楽章、成熟したスタイルを特徴とする「Op.9」はサンマルティーニの代表作。
 1999年8月23-25日、ヴィチェンツァ(イタリア)での録音。

CENTAUR



CRC 3212/3213/3214
(3CD)
\6900→\6290

思わぬ掘り出し物か?!
 リディアン弦楽四重奏団
  ベートーヴェン:後期弦楽四重奏曲

ベートーヴェン:
 アレグレット ロ短調
 弦楽四重奏曲第12番変ホ長調Op.127
 弦楽四重奏曲第15番イ短調Op.132
 弦楽四重奏曲第13番変ロ長調Op.130
 弦楽四重奏曲第14番嬰ハ短調Op.131
 弦楽四重奏曲第16番ヘ長調Op.135
リディアン弦楽四重奏団
 〔ダニエル・ステプナー&ジュディス・アイゼンバーグ
  (ヴァイオリン)、
  メアリー・ルース・レイ(ヴィオラ)、
  ジョシュア・ゴードン(チェロ)〕
 冒頭の「アレグレット」という曲はわずか34秒・・・。こんな曲をしょっぱなに持ってくるか・・・!
 
 リディアン弦楽四重奏団は、アメリカ、マサチューセッツのブランダイス大学の教授たちによって1980年に結成されたアンサンブル。権威あるナウムブルク賞の受賞アーティストであり、シカゴ・サンタイムズは「彼らの演奏技術と精度は世界最高のカルテット」と評した。
 パーシケッティの弦楽四重奏曲集では好評を博し、近現代のアメリカ作品の演奏と解釈には特に定評がある。そんな彼らが満を持して挑んだベートーヴェン。実に2003年から2010年の長きにわたって録音されたもの。

 2003年−2010年、ブランダイス大学、セントマーク学校(アメリカ)での録音。
 


CRC 3217
\2300→\2090
ピトンベイラ:ヴァイオリンとピアノのための音楽
 ソナタ第1番 Op.9**/ソナタ第2番Op.17**/
 ソナタ第3番Op.36*/ソナタ第4番 Op.98*/
 ソナタ第5番Op.137***
アレキサンダー・ソアレス・デュオ
 〔ジェームズ・アレキサンダー(ヴァイオリン)、
  ルチアナ・ソアレス(ピアノ)〕
 南米ブラジルの作曲家、リドゥイーノ・ピトンベイラ(1962−)のヴァイオリン・ソナタ集。「ブラジリアン・ランドスケープ」シリーズの作曲者としても知られるピトンベイラのソナタは、近現代的な和音と、ブラジルの熱気、リズムが融合した独創的な作品である。2007年*、2008年**、2010年***、タルボット劇場、ニコルズ州立大学(アメリカ)での録音。
 

CRC 3074
\2300
ベンティヴォーリオ家のための音楽 〜 [写本Q18]
 不明(15世紀):コン・クアル・フロンテ・ア・テ・マリア/
 ダ・パーチェム/
 ラ・トゥルトゥトッライザーク:ラ・ミ・ラ・ソ/
 主よ、私を見逃したまえ/コンペール:おお聖母よ、他
スペキュラム・アンサンブル
 スペキュラム・アンサンブルは2003年に結成された、イタリアの男声4人のア・カペラ・グループ。13−17世紀初頭、声楽ポリフォニー作品の研究を行ってい、フランチェスコ・タシーニなどのイタリアの名演奏者たちとの共演も数多い。

 2009年4月、サン・ロレンツォ大聖堂(フィレンツェ)での録音。
 

CRC 3190
\2300
コンスタンティニデス:無伴奏ヴァイオリン作品集
 ソナタ第1番/4つの間奏曲/
 セレスティアル・ミュージングス/ソナタ第2番/
 ファミリー・トリプティク/
 レイジージャックと彼のフィドル/ソナタ第3番
ゲオルギオス・デメルジス(ヴァイオリン)
 ディノス・コンスタンティニデス(1929 −)はブルックリン大学国際室内楽コンクールを皮切りに数多くの賞を受賞してる現代ギリシャの大作曲家。同じくギリシャのヴァイオリニスト、デメルジスという理解者の存在が心強い。

 2011年6月、テッサロニキ(ギリシャ)での録音。
 

CRC 3191
\2300
ハイドン:ピアノ三重奏曲集Vol.2
 ピアノ三重奏曲第40番ヘ長調Hob.XV-40
 ピアノ三重奏曲第38番変ロ長調Hob.XV-38
 ピアノ三重奏曲第23番ニ短調p.71-3,Hob.XV-23
 ピアノ三重奏曲第9番イ長調Op.42-2,Hob.XV-9
 ピアノ三重奏曲第28番ホ長調Op.75-2,Hob.XV-28
メンデルスゾーン・ピアノ三重奏団
 〔ピョートル・シロチン(ヴァイオリン)、
  フィオナ・トンプソン(チェロ)、
  チャン・ヤティン(ピアノ)〕
 メンデルスゾーン・ピアノ三重奏団が贈るハイドンのピアノ三重奏曲集の第2弾。ロシア、台湾、イギリスの多国籍アンサンブルのハイドンでは、軽やかなピアノのリードに繊細なヴァイオリン旋律、チェロの通奏低音が見事に溶け合う。
 2011年5月28日−30日、タコマパーク(アメリカ)での録音。
 

CRC 3200
\2300
サニー・クナブレ:
 アメリカ変奏曲*+
 ブルックリンのバルトーク**
 ハーレムサイクル***
 グリムの食べ物****
 三重奏曲*****
サニー・クナブレ(ピアノ&作曲)
 */**/***/****/*****
リチャード・シオンコ(ピアノ)*
ダイナミック・モーション・
 ストリング・カルテット**
デヴォラー・ベイリー(ソプラノ)***
ジョー・ドリュー&
 エリザベス・ホッフマン(トランペット)****
マット・フィンガー(パーカッション)****
サラ・キャリア(フルート)*****
イアン・フラット(チェロ)*****
 芸術家一家に生まれたサニー・クナブレは、作曲家、クラシック・ピアニスト、ジャズ・プレイヤー、ソングライター、打楽器奏者、教育者など様々な姿を持つマルチプレイヤー。アメリカ風に染まったバルトーク「ブルックリンのバルトーク」がおもしろい。2009年4月+、サクラメント州立大学(ミュージックリサイタルホール、カピストラーノホール)2011年2月−4月、アーロン・コープランド音楽学校(ル・ファークコンサートホール)(アメリカ)での録音。
 

CRC 3218
\2300
ダニエル・シュローズバーグ(ピアノ)
 〜子供の遊び

 シューマン:子供の情景Op.15
 ペルト:アリーナのために
 ラッヘマン:子供の遊び
 ドビュッシー:組曲「子供の領分」
ダニエル・シュローズバーグ(ピアノ)
 ボストン・グローブ誌で「エキスパート・ピアニスト」と絶賛されたダニエル・シュローズバーグの「子供」をテーマとしたプログラム。2005年からノートルダム大学でアーティスト・イン・レジデンスとして活動を行っている。
 2010年、4月、9月、レイトンコンサートホール、デ・バルトロパフォーミングアーツセンター、ノートルダム大学(アメリカ)での録音。
 

CRC 3183
\2300
バッハ・イン・タイム・オン・ザ・クラリネット
 J.S.バッハ(エラー編):
  ヴァイオリン・ソナタ ホ短調BWV.1023/
  トッカータとフーガ ニ短調BMV.565/
  ヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタ ト短調BWV.1029/
  わが心には憂い多かりきBWV.21/
  貧しき者は饗せられんBWV.75、
  愛する神のみに従うものBWV.93、
  われは何ぞ世を思い煩わんBWV.94/
 ヴァイオリン・ソナタ ハ短調BWV.1017

ジョセフ・エラー(クラリネット)
ジェリー・カリー(ハープシコード)
ジャレッド・ジョンソン(オルガン)
ティナ・ミルホルン・スタラード(ソプラノ)
ロベルト・ジェッセルソン(チェロ)

 バッハのクラリネット・ヴァージョン!"トッカータとフーガ ニ短調"収録!

 J.S.バッハの音楽のクラリネット・アレンジにチャレンジしたジョセフ・エラーは、サウスカロライナ大学の准教授を務めるアメリカのクラリネット奏者。エラー自身が収録曲全曲のアレンジを手掛けており、クラリネットの柔らかい音色が大バッハの名作の新たな一面を披露してくれる。2010年12月の録音。
 
CRC 3186/3187
(2CDs)
\4600→\4190
スティーヴン・スターリク 〜 レトロスペクティブVol.1
 パガニーニ:ヴァイオリン協奏曲第1番ニ長調Op.6*
 ベートーヴェン:
  ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.61(カデンツァ:クライスラー)**
 モーツァルト:
  ヴァイオリン協奏曲イ長調K.219(カデンツァ:ヨアヒム)#
 サン=サーンス:序奏とロンド・カプリチオーソOp.28##
 ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン協奏曲イ長調Op.99+
ヘルマン・ミハエル(指揮)*
北ドイツ放送交響楽団*
ベルナルド・ハイティンク(指揮)**
ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団**
ジョン・エイヴィソン(指揮)#
CBCバンクーバー室内管弦楽団#
ダグラス・ギャムレイ(指揮)##
ロンドン祝祭管弦楽団##
アンドルー・デイヴィス(指揮)+
トロント交響楽団+
 カナダの大ヴァイオリニスト、スターリクの協奏曲録音!

 ロイヤル・フィル、RCO、アムステルダム室内管弦楽団、シカゴ交響楽団など世界有数のオーケストラでコンサートマスターを務めてきた、スティーヴン・スターリク(1932−)の軌跡を辿るレトロスペクティブ第1巻。協奏曲集の共演者陣にはハインティク、アンドルー・デイヴィスにはスターリクの功績にふさわしい名指揮者たちの名前が!カナダの名匠、スターリクの1960年代〜80年代の名演がここに蘇ります。

 1969年1月*&1961年9月18日**&1972年#&1962年##&1986年+のライヴ録音。



旧譜
スティーヴン・スターリク
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ全集

CRC 2803/04/05
(3CD)
\6900→¥5370
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ全集(第1番〜第10番) スターリク・ペリー・デュオ
〔スティーヴン・スターリク(Vn)、
ジョン・ペリー(P)〕
 ロイヤル・フィル、ロイヤル・コンセルトへボウ管、シカゴ響のコンサート・マスターを歴任し、多くの巨匠たちと数々の名演を生み出した名手スティーヴン・スターリク。
 スターリクは1969年よりアメリカのピアニスト、ジョン・ペリーと「スターリク・ペリー・デュオ」を結成。今回デジタル・リマスターが施されたベートーヴェンは1980年と1982年に収録が行われた音源であり、同コンビの至芸を存分に堪能できる記念碑的名演である。

 


CRC 3208
\2300→\2090
ヴァイオリンとピアノのためのバルカンの音楽
 エネスコ:
  ヴァイオリンとピアノのためのソナタ第3番Op.25
   《ルーマニア民族音楽の性格によって》
 ザデヤ:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ
 ヴレヴァロフ:
  ヴァイオリン、ピアノと録音された音による、東の教会の瞑想
 スカルコッタス:
  ヴァイオリンとピアノのための小さな組曲第2番
 ヴラディゲロフ:バルカン組曲の歌
ミロスラフ・フリストフ
 (ヴァイオリン)
ヴラディミール・ヴァリャレヴィチ(ピアノ)
 ブルガリアなど東欧の作品を得意とするフリストフと、天才ピアニストであるウラディミール・フェルツマンを師にもつヴァリャレヴィチによるバルカン半島の作品集。バルカン半島の伝統継承を目的に各国で演奏活動を行い、民族色溢れる好演で観客を魅了している。2010年6月15-17日の録音。
 

CRC 3202
\2300
加藤幸子(ピアノ)
 バッハ:ゴルトベルク変奏曲BWV.988
加藤幸子(ピアノ)
 あの超人マルク=アンドレ・アムランと同じ、ラッセル・シャーマンに師事した加藤幸子。14歳で渡米し、新人音楽家の登竜門であるヤング・ミュージシャン・ファウンデーション賞をはじめ数々の賞を受賞してきた。ジュリアード音楽院大学院に奨学生として迎えられ、現在はニューヨークで演奏家・ピアノ講師として活動している。2011年4月20-21日の録音。
 

CRC 3185
\2300
カウエル:ピアノ作品集
 ダイナミック・モーションと、
  ダイナミックモーションへの5つのアンコール/
 揺れて踊る/2つの織物/陽気な幕開け/カオイン/
 リズミカーナ/アイルランド人の踊り/
 スケルツォ《It Isn't It》/妖精の鐘/不吉な共鳴/
 3つのアイルランドの伝説
ステイシー・バルロス(ピアノ)
 ジョン・ケージ、ガーシュインらの師として知られるカウエルのピアノ作品集。アメリカの作曲家ガンサー・シュラーから「カウエルのピアノ作品で彼女の右に出るプレイヤーはいない」と絶賛を受けたカウエルのスペシャリスト、バルロスがその実力を大胆披露。2008年6月30日-7月2日の録音。
 

CRC 3188
\2300
ラウズ:室内楽作品集
 ヴァイオリン・ソナタ/
 チェロとピアノのためのソナタ/
 空飛ぶ少年/ダイアモンド/アバター/
 影のロンド/思いがけない出来事
ベンジャミン・ソン(ヴァイオリン)
ジーエ・チャン(ピアノ)
ポール・ヨーク(チェロ)
マイケル・ガート(ピアノ)
ルイヴィル・ブラス
スティーヴ・ラウズはイタリア、ローマのアメリカン・アカデミーによる1987年のローマ賞を受賞したアメリカの作曲家であり、1988年からはルイヴィル大学で作曲の指導にあたっている。2005年11月&2006年6月の録音。
 

CRC 3197
\2300
クラフト:管弦楽作品集
 管弦楽のための変奏曲
 管弦楽のための2つの小品
 私たちが愛したものへ
 合唱と管弦楽のためのイザヤの幻影
ジョエル・エリック・スーベン(指揮)
モラヴィア・フィルハーモー管弦楽団
スロヴァキア・ナショナル合唱団
 レオ・クラフト(1922−)は、カロル・ラートハウス、ランダル・トンプソンとナディア・ブーランジェから作曲を学んだアメリカの大ベテラン作曲家。2010年7月19-20日の録音。

CHAMPS HILL RECORDS


CHRCD 046
\2400
オープン・ユア・アイズ
 R.シュトラウス:ギルムの《最後の木の葉》からの8つの歌曲Op.10
 ベルグ:7つの初期歌曲
 シェーンベルク:キャバレー・ソング
キャスリン・ブロデリック(ソプラノ)
マルコム・マルティヌー(ピアノ)
 キャスリーン・フェリアー賞受賞の名ソプラノ歌手、キャスリン・ブロデリックが歌うR.シュトラウス、ベルグ、シェーンベルクの歌曲集。豊潤で透き通る歌声と名ピアニスト、マルティヌーのピアノの共演は美しく、説得力、存在感も十分。2011年4月1日ー4日の録音。
 

CHRCD 048
\2400
サーカス&マジック
 ブロッホ:4つのサーカスの小品
 ドビュッシー:仮面、沈める寺、花火
 プロコフィエフ:《シンデレラ》より3つの小品Op.95
 ストラヴィンスキー:ペトルーシュカからの3楽章
  (ロシアの踊り、ペトルーシュカの部屋、謝肉祭)
レイニス・ザリンス(ピアノ)
 レイニス・ザリンスは11の国際コンクールでの入賞経験を持つ1985年、ラトビアの首都リガ生まれのピアニスト。ブロッホがチャーリー・チャップリンに贈った「サーカスの小品」など、「サーカス」と「マジック」を題材としたプログラムでは、ザリンスの独創的なセンスとピアノのテクニックが光る。2012年6月19日−21日の録音。
 
CHRCD 043
\2400→\2190
アメリカのヴァイオリン協奏曲集
 メノッティ:ヴァイオリン協奏曲イ短調
 ウィプラッド:ヴァイオリン協奏曲《カトリーナ》(世界初録音)
 バーバー:ヴァイオリン協奏曲Op.14
イッタイ・シャピラ(ヴァイオリン)
ロシア・フィルハーモニー管弦楽団
トーマス・ザンデルリング(指揮)
ロイヤル・リヴァプール・
 フィルハーモニー管弦楽団
ニール・トムソン(指揮)

 イスラエル出身のコンポーザー=ヴァイオリニスト、シャピラの「アメリカのヴァイオリン協奏曲集」。シャピラのために作曲されたウィプラッドの「カトリーナ」は、2005年8月にアメリカを襲ったハリケーン・カトリーナを題材としたヴァイオリン協奏曲。今回の演奏が世界初録音となる。2001年7月21日−25日、2012年1月5日の録音。

 

CHRCD 041
\2400
ハープ作品集 〜 アリアドネの王冠
 シェーファー:アドリアネの王冠
 黛敏郎:六段
 リーフ:平穏の回想
 ヘンネマン:トラッティ・ペル・アッパ
 アンドレ:スウィート・ブルース
エレノア・ターナー(ハープ)
 エレノア・ターナーは2007年のカーディフ・ヨーロピアン・ハープ・コンクール第1位、2010年のオランダ国際ハープ・コンクール第3位など輝かしい実績を収めてきた女流ハーピスト。この近現代作品集では、特殊奏法も加え、静寂や混沌などの華麗なハープの世界とは真逆の空間を創っている。2011年11月16日−18日の録音。
 

CHRCD 039
\2400
ヴァイオリン作品集《ア・ディファレント・ワールド》
 バルカウスカス:無伴奏ヴァイオリン・パルティータOp.12
 バルシス:ラウダ、水を差す人
 スキッティーノ:詩曲《エグレ》
 サロネン:忘れられた笑い
 シェル:演奏会用小品、スケルツォ
 マクミラン:
  アフター・ザ・トライスト、ア・ディファレント・ワールド
 ワトキンス:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ
 バツェヴィチ:カプリッチョ、ユモレスク、オベレック第1番
ダイアナ・ギャルヴィダイト(ヴァイオリン)
クリストファー・ギルド(ピアノ)
 バロックからコンテンパラリーまで幅広いレパートリーを持つギャルヴィダイトは1984年リトアニア出身の女流ヴァイオリニスト。確かな技術と表現力で聴かせてくれる「異なる世界」のヴァイオリン作品集には、バルカウスカスやバツェヴィチに加えてサロネンの「忘れられた笑い」も!2011年12月19日−20日、2012年1月5日−6日の録音。
 

CHRCD 035
\2400
ピアノ作品集
 シューマン:アベッグ変奏曲ヘ長調Op.1
 リスト:バラード第2番ロ短調S.171
 ワーグナー《トリスタンとイゾルテ》より愛の死
 ショパン:ピアノ作品集
 シューマン:アベッグ変奏曲ヘ長調Op.1
 リスト:バラード第2番ロ短調S.171
 ワーグナー《トリスタンとイゾルテ》より愛の死
 ショパン:
  アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズOp.22
  バラード第4番ヘ短調Op.52
アレクサンドラ・ダリエスク(ピアノ)
 2012年にニューヨークのカーネギー・ホール・デビューを果たした20歳の若きピアニスト、アレクサンドラ・ダリエスク。チャンプス・ヒルレコーズからのソロデビュー録音はシューマン、ショパン、リスト。やさしく響くショパンをはじめ、柔軟な音色と表現力が持ち味の期待のピアニスト。2011年9月5日−7日の録音。

CHANDOS


Petrassi: Magnificat & Psalm IX
CHAN 10750
\2300→\1990
ノセダのムジカ・イタリアーナ最新作!
 20世紀の大家ゴッフレード・ペトラッシ!

ペトラッシ:
 マニフィカト(世界初録音)/詩篇第9番
ジャナンドレア・ノセダ(指揮)
トリノ王立歌劇場管弦楽団&合唱団
サビーナ・ツヴィラク(ソプラノ)
 灼熱のマエストロ、ジャナンドレア・ノセダの指揮で進行中のシャンドスの「ムジカ・イタリアーナ・シリーズ」。
 20世紀の傑出したイタリア人作曲家たち、レスピーギやヴォルフ=フェラーリ、カゼッラ、ダラピッコラに続いてノセダのタクトが描き出すのは、ゴッフレード・ペトラッシ(1904−2003)の2つの宗教作品!
 ダラピッコラ、シェルシと共に20世紀中期〜後期のイタリア作曲家で中心的な役割を担ったペトラッシ。
 ストラヴィンスキーからの影響と全音階主義を感じさせる「マニフィカト」(1934−36)と「詩篇第9番」(1939−40)は、中世、ルネサンスのポリフォニーと近現代的なハーモニーを結び付けたペトラッシ初期の代表的作品である。
 ソプラノ、合唱とオーケストラという編成を持つ世界初録音の「マニフィカト」に対し、「詩篇第9番」の編成は2パートの合唱、弦楽オーケストラ、金管楽器、打楽器、ピアノ。
ヴェルディの「聖歌四編」(CHAN 10659)以来の登場となるトリノ王立歌劇場管弦楽団&合唱団、そして大編成、特殊編成のイタリア音楽でますます圧倒的な存在感を発揮するノセダの指揮に要・注・目!!



 

Suppe: Overtures & Marches
CHSA 5110
(SACD HYBRID)
\2700→\2490
ネーメ・ヤルヴィの快進撃は続く!新作はウィーンのオペレッタ王「スッペ」!
 スッペ:序曲&行進曲集

 喜歌劇《軽騎兵》序曲/喜歌劇《ボッカッチオ》序曲/
 ボッカッチオ行進曲/喜歌劇《スペードの女王》序曲/
 愉快な変奏曲/喜歌劇《詩人と農夫》序曲/
 喜歌劇《ファティニッツァ》のモチーフによる行進曲/
 喜歌劇《モデル》序曲/
 演奏会用行進曲《丘を上り谷を下って(いたるところに)》/
 喜歌劇《イサベラ》序曲/喜歌劇《美しきガラテア》序曲/
 行進曲《フアニータ》/
 喜歌劇《ウィーンの朝・昼・晩》序曲
ネーメ・ヤルヴィ(指揮)
ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管弦楽団
 
 全5巻の「オーケストラ版ワーグナー」を完成させ、前作の「サン=サーンス」(CHSA 5104)では、フランス音楽との予想以上の相性の良さを披露してくれたネーメ・ヤルヴィとロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管弦楽団(RSNO)。
 快進撃を続けるヤルヴィ一族の長老が次に送り出してきたのは、フランチェスコ・エゼキエーレ・エルメネジルド・スッペ=デメッリ。またの名をフランツ・フォン・スッペ(1819−1895)の「序曲」と「行進曲」!
 アドリア海、ダルマチア地方のスプリト(現在のクロアチアの都市)で生を受けたスッペ。
 オーストリアの首都ウィーンで本格的に「オペレッタ」を流行させた19世紀最大のオペレッタ作曲家の1人であり、その作風から「ウィーンのオッフェンバック」という異名を得ていたという。
 華やかで劇的、オーケストラがダイナミックに鳴るスッペの「序曲」と「行進曲」は、ネーメ・ヤルヴィとRSNOのコンビにとって実は理想的とも言えるプログラムなのである。
 ヤルヴィとスッペ。改めてそのレパートリーの広さに脱帽です。



 

Mozart, Copland & Kats-Chernin: Works for Clarinet & Orchestra
CHAN 10756
\2300→\2090
マイケル・コリンズのモーツァルト新録音!
 弾き振りによる"クラリネット協奏曲K.622"!

モーツァルト:クラリネット協奏曲イ長調K.622*
コープランド:クラリネット協奏曲
カッツ=チェルニン:オーナメント・エアー*
マイケル・コリンズ
 (クラリネット&
  バセット・クラリネット*&指揮)
 スウェーデン室内管弦楽団
 
 シャンドスに専属アーティストとして加わったイギリスを代表するクラリネット奏者マイケル・コリンズ。
 協奏曲録音ではウェーバー(CHAN 10702)で圧巻のテクニックと優れた音楽性を聴かせてくれたコリンズが、DG時代以来、約15年振りにモーツァルトの「クラリネット協奏曲イ長調K.622」を再録音!!
 シャンドスでの新録音では、再びバセット・クラリネットを使用し、スウェーデン室内管弦楽団を吹き振りを披露。コリンズ自身が思い描く"モーツァルトのクラリネット協奏曲"の理想形への到達、深みを増した解釈が非常に楽しみ。
 コリンズがモーツァルトの新録音とのカップリングに選んだのは、ベニー・グッドマンのために作曲されたコープランドの「クラリネット協奏曲」と、ウズベキスタン、タシケント生まれのオーストラリア人作曲家エレーナ・カッツ=チェルニン(1957−)の「オーナメント・エアー」。
 モーツァルトの「クラリネット協奏曲」をモデルとしたカッツ=チェルニンの「オーナメント・エアー」は、21世紀の名作となる可能性を持った秀作である。
 

Szymanowski: Symphonies Nos. 2 & 4 & Concert Overture
CHSA 5115
(SACD HYBRID)
\2700→\2490
ルイ・ロルティ(ピアノ)&エドワード・ガードナー/BBC響
 シマノフスキ:

  演奏会用序曲ホ長調Op.12
  交響曲第2番Op.19
  交響曲第4番Op.60《協奏交響曲》*
ルイ・ロルティ(ピアノ)*
エドワード・ガードナー(指揮)
BBC交響楽団
 タトラ山脈で完成したシマノフスキの傑作。ルイ・ロルティが弾く"交響曲第4番"!

 東欧ポーランドの音楽を発掘、紹介するシャンドスの「ムジカ・ポルスカ・シリーズ」にカロル・シマノフスキ(1882−1937)が初登場!
 ルイ・ロルティ、エドワード・ガードナー、BBC交響楽団の強力トリオが、最晩年の大作「交響曲第4番《協奏交響曲》」をレコーディング!
 ワルシャワ音楽院の院長を辞任したシマノフスキが、1932年にタトラ山脈のザコパネで完成させた「最後の交響曲」であり、ピアノのための「協奏交響曲」として作曲された「交響曲第4番」。
 ピアニストに高度なヴィルトゥオージティが求められ、圧巻のフィナーレが繰り広げられる「交響曲第4番」では、シャンドスが誇るカナダの名ピアニスト、ルイ・ロルティの凄演に期待が高まる。
 イングリッシュ・ナショナル・オペラの若き音楽監督エドワード・ガードナーとBBC交響楽団の優れたコンビネーションは、これまでのルトスワフスキの管弦楽作品集でも実証されており布陣は万全!
 ロルティ、ガードナー、BBC交響楽団のトライアングルによるシマノフスキの「交響曲第4番《協奏交響曲》」。これぞ決定盤!


 
Bartok: Works for Violin and Piano Volume 2
CHAN 10752
\2300→\2090
ジェームズ・エーネス(ヴァイオリン)
 バルトーク:ヴァイオリン・ソナタ集Vol.2

 無伴奏ヴァイオリン・ソナタBB.124
 ヴァイオリン・ソナタ ホ短調BB.28
 ハンガリー民謡集BB.109(オルサーグ&バルトーク編)
 ハンガリー民謡(シゲティ&バルトーク編)
 ルーマニア民族舞曲集(セーケイ編)
ジェームズ・エーネス(ヴァイオリン)
アンドルー・アームストロング(ピアノ)
 カナダの天才ジェームズ・エーネス!バルトークのヴァイオリン・ソナタ集Vol.2!

 ヴァイオリンとヴィオラの二刀流での「協奏曲集」(CHAN 10690)、2つのソナタと2つのラプソディを色濃く描いた「ソナタ集Vol.1」(CHAN 10705)で、バルトーク弾きとしての驚異的な才能を世に示したカナダの天才ヴァイオリニスト、ジェームズ・エーネス。
 エーネスが弾くバルトークの「ソナタ集Vol.2」は、最晩年1944年の「無伴奏ソナタBB.124」とリスト音楽院在学中の1903年に書かれた「ソナタ ホ短調BB.28」を中心としたプログラミング。
 シゲティやセーケイ、オルサーグ、そして作曲者自身も編曲に携わったハンガリーとルーマニア民謡集のヴァイオリン・ヴァージョンが、一味違う姿でバルトークの音楽が持つ民族色を聴かせてくれることだろう。


ジェームズ・エーネス、旧譜から・・・

CBC
SMCD5238

(2CD)
\3800→\3090
同曲屈指の名演
 ジェイムズ・エーネス〜モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲全集
モーツァルト:
 ヴァイオリン協奏曲第1番 変ロ長調 K. 207
 ヴァイオリン協奏曲第2番 ニ長調 K. 211
 ヴァイオリン協奏曲第3番 ト長調 K. 216
 ヴァイオリン協奏曲第4番 ニ長調 K. 218
 ヴァイオリン協奏曲第5番 イ長調 「トルコ風」 K. 219

 ヴァイオリンと管弦楽のためのアダージョ K. 261
 ロンド 変ロ長調 K. 269 - アレグロ
 ロンド ハ長調 K. 373 - アレグレット・グラツィオーソ
ジェイムズ・エーネス (ヴァイオリン)
モーツァルト・アニヴァーサリー・オーケストラ
2005年8月、トロント芸術センター、ジョージ・ウエストン・リサイタル・ホール

 これがすごかった。正直、ここまでとは思わなかった。実はこのアルバムがすごい、という情報が入って聴いてみたらほんとにすごかった。
 モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲全集・・・。これまでも数々の名演名盤がひしめく。・・・しかし店主としてはどの演奏も若きモーツァルトに翻弄されて、もうひとつ核心に迫れず撤退している演奏が多かった。というか、この曲の核心を突くことなど人間には不可能と思っていた。
 しかし・・・エーネス・・・かなり近い。
 この天衣無縫さと、湧き出る天才的感性。これがモーツァルトのヴァイオリン協奏曲。カデンツァも素敵。すべてにおいてモーツァルトと感性がシンクロしているような気がする。




 

The Unknown Purcell: Sonatas by Daniel Purcell
CHAN 0795
\2300→\2090
〔CHACONNE〕
もうひとりの知られざるパーセル
 〜 ダニエル・パーセル:ソナタ集

 トッカータ イ短調(世界初録音)/
 シャコンヌ イ短調(世界初録音)/ソロ ニ長調(世界初録音)/
 ソロ ロ短調(世界初録音)/ソロ イ長調(世界初録音)/
 組曲ニ短調(世界初録音)/ソナタ イ長調(世界初録音)/
 ソナタ ロ短調(世界初録音)/ソナタ ニ長調(世界初録音)/
 ロンドー変ロ長調(世界初録音)/
 ラブリー・シャーマー(世界初録音)/
 ホワット・アングレイトフル・デヴィル・ムーヴズ・ユー(世界初録音)/
 アラース・ホエン・チャーミング・シルヴィアズ・ゴン(世界初録音)/
 ソナタ ニ長調/ソナタ イ長調/ソナタ ヘ短調
ヘイゼル・ブルックス(ヴァイオリン)
デイヴィッド・ポロック(チェンバロ)
 偉大なる兄を持つ"知られざるパーセル"。ダニエル・パーセルのソナタ集!

 イギリスの音楽一族パーセル家に生まれながらも、あまりに偉大な兄を持ったがために、その存在、音楽が歴史に埋もれてしまったダニエル・パーセル(c.1670−1717)。
 ヘンリー・パーセルの弟、"知られざるパーセル"ことダニエル・パーセルのヴァイオリンとチェンバロのための作品集は、収録曲の大半が世界初録音!
 未完に終わった兄ヘンリーの「インドの女王」の最後のマスクに曲を付けて補筆完成させたことで知られるダニエル・パーセル。
 兄の名声に隠れているが、ダニエルの才能が最も発揮された室内楽作品は、パーセル一族の名に相応しい創作意欲にあふれた秀作揃いである。

CHANNEL CLASSICS

CCSSA 32213
(SACD HYBRID)
\2700→\2490
RCO首席ヤスパー・デ・ワール(ホルン)登場!
 ベンジャミン・ブリテン生誕100周年記念!

ブリテン:
 イリュミナシオンOp.18
 フランク・ブリッジの主題による変奏曲Op.10
 セレナードOp.31
 深紅の花弁は眠りに就く
ヤスパー・デ・ワール(ホルン)
ジェイムス・ギルクリスト(テノール)
バーバラ・ハンニガン(ソプラノ)
アムステルダム・シンフォニエッタ、
カンディダ・トンプソン(音楽監督)
 ベンジャミン・ブリテン生誕100周年記念!ホルンはRCO首席のヤスパー・デ・ワール!

 弦楽四重奏曲や小編成作品を「弦楽オーケストラ」で演奏することにより、その作品の新たな魅力を引き出してきたオランダの弦楽オーケストラ、アムステルダム・シンフォニエッタ。
 ベンジャミン・ブリテン(1913−1976)の生誕100周年記念リリースは、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団(RCO)の首席ホルン奏者ヤスパー・デ・ワール、医師からの転身を遂げたイギリスのテノール、ジェイムス・ギルクリスト、近現代作品を得意とするカナダのソプラノ、バーバラ・ハンニガンという3人の強力なソリストたちとの共演!
 伝説のホルニスト、デニス・ブレインと盟友ピーター・ピアーズのための作曲された名作「セレナード」と「深紅の花弁は眠りに就く」。
 RCOのホルン・セクションを率いるオランダのトップ・ホルニストと、イギリス歌曲のスペシャリストとして世界的評価も高い名テノールの共演は、作曲者の生誕100周年を記念するに相応しい組み合わせ。
 デ・ワールとギルクリストの共演は、多くの名手たちが奏でてきた「セレナード」の中でも、演奏、録音の両面で特別な地位を得ることになるでしょう!




CHRISTOPHORUS

The Queenes Good Night
CHE 0179-2
\1500→\1390
西山まりえの名盤が復活!
 女王のおやすみに 〜
  ハープとリュートによるエリザベス朝時代の音楽

  作曲者不詳:カリノー/
  ロビンソン:パッサメッツォ・ガイヤルド/
  ジョンソン:ダンプ/
  ロビンソン:嘆きの歌、ベル上の20の変奏/
  作曲者不詳:ロビン/ジョンソン:さあ狩りだ/
  ダウランド:憂鬱なガイヤルド/作曲者不詳:ベルガマスカ/
  ジョンソン:ダンプ、樹木は緑/作曲者不詳:アルメイン/
  アリソン:スペイン的手法/
  ジョンソン:ロジェロ、緑のウェイクフィールド/
  作曲者不詳:クアドロ・パヴァン、ガイヤルド、夜鳴きうぐいす/
  ダウランド:ジョン・スミス卿/
  ジョンソン:グリーン・ガーターズ/
  ピルキントン&マルシャン:エコー・アルメイン/
  作曲者不詳:クラロス伯爵/ロビンソン:女王のおやすみに
西山まりえ
 (ルネサンス・ハープ)
ラファエル・ボナヴィータ
 (ルネサンス・リュート&
  ルネサンス・ギター)
 西山まりえのルネサンス・ハープ!エリザベス朝時代の作品集が復活!

 ヒストリカル・ハープとチェンバロの名手として人気の高い中世ルネサンス、バロック音楽のスペシャリスト、西山まりえが弾くエリザベス朝時代のイギリス作品集が復活!
 芸術、文化を発展させ、イギリス・ルネサンスの頂点を築いたエリザベス1世。
 優雅で美しい旋律、即興性に富んだスタイルを持つ音楽から、ルネサンス・ハープとリュート&ギターのデュオが、エリザベス朝時代のイングランドの風景や空気感をを届けてくれる ——。

 ※録音:2002年2月、プニャーノ(ピサ、イタリア)
 
CHR 77363
\2500→\2290
1617年、宗教改革100周年のための祝祭音楽
 アルテンブルク:ガウディウム・クリスティアヌム(世界初録音)/
 スヴェーリンク:エコー・ファンタジア/
 トゥンダー:合唱幻想曲/
 シャイト:主よ、われらこぞりて汝を頌め歌わん(世界初録音)/
 シュッツ:天に戦いが起こり/M・フランク:天に戦いが起こり/
 デマンティウス:天に静けさがあり/
 ヨハン・クリストフ・バッハ:天に戦いが起こり
バート・ホンブルク室内合唱団
ヨハン・ローゼンミュラー・アンサンブル
スザンネ・ローン(オルガン&指揮)
  1517年の宗教改革から100周年を記念して作曲、演奏された祝典のための音楽の数々。

 "チューリンゲンのオルランドゥス(・ラッスス)"と称された作曲家、牧師のミヒャエル・アルテンブルク(1584−1640)の1617年、イェナでの作品「ガウディウム・クリスティアヌム(Gaudium Christianum)」はこの演奏が世界初録音となる。祝祭の華やかな雰囲気があふれた作品である。2012年2月16日−19日の録音。
 
CHR 77361
\2500→\2290
1511年、ローマのルター
 ロッセッリ:キリエ/作曲者不詳:オセリーノ/
 エスディモア:トゥクト・イル・モンド・エ・ファンタジア/
 作曲者不詳:セリア・イル・ミオ・セルヴィル・フェリーチェ/
 ジョスカン:御身ただひとり奇蹟をなす者/
 作曲者不詳:ラ・バルチャ/ムトン:アヴェ・マリア/
 トロンボンチーノ:アモール!/他
コンチェルト・ロマーノ
アレッサンドロ・クァルタ(指揮)
 1511年にマルティン・ルターが"地上の地獄"と称した当時のローマ。教会音楽、舞曲、カンツォーネなど様々な音楽で、ルターが滞在していた当時のローマの再現を目指した好企画。
 2006年に結成されたコンチェルト・ロマーノは、フランチェスコ・フォッジャ(1604−1688)の忘れられた音楽を再興に導くなど、17世紀ローマの音楽のスペシャリストたち。2011年12月4日−6日の録音。
 

CHE 0178-2
\1500
トランペット協奏曲集
 ハイドン:協奏曲変ホ長調
 フンメル:協奏曲ホ長調
 ネルーダ:クロイツァー:変奏曲ト長調
 ミラレス:幻想曲変イ長調
エドワード・H.タール(トランペット)
ヤーノシュ・ローラ(指揮)
フランツ・リスト室内管弦楽団
 エドワード・H.タールは、フリードリッヒやハーデンベルガーの師であり、長きに渡ってドイツやスイスでモダン&バロック・トランペットの指導者として活躍してきたアメリカのトランペット奏者。ナチュラル・トランペットの名手であり、奏法に関する著作も多いタールの協奏曲集は1つのバイブル的存在。1989年頃の録音。
 


CHE 0175-2
\1500→\1390
モーツァルトの弟子たち
 ストーラス:ピアノ六重奏曲ト長調
 アットウッド:ピアノ三重奏曲ハ長調Op.1-11
 ジュスマイヤー:ディヴェルティメント第1番ハ長調
 フライシュッテトラー:やさしい協奏曲ニ長調
コンシリウム・ムジクム・ウィーン
 モーツァルトの4人の弟子たち(と伝わる)、ロンドンのストーラス、アットウッド、「レクイエム」にも関わったオーストリアのジュスマイヤーとフライシュッテトラーの室内楽作品集。軽やかで創造性豊かな作風は、師である天才モーツァルトの音楽を思い起こさせる。ストーラスとフライシュッテトラーでは、1827年頃にイグナーツ・ベーゼンドルファーが製作したピアノを使用。1991年10月&1992年5月の録音。
 

CHE 0173-2
\1500
W.F.バッハ:2本のフルートと通奏低音のためのソナタ集
 トリオ・ソナタ ニ長調/トリオ・ソナタ イ短調/
 トリオ・ソナタ ニ長調/ソナタ ホ短調/
 ソナタ ト長調/ソナタ変ホ長調/ソナタ ヘ長調
ミュンヘン・フルート・トリオ
 J.S.バッハの長男、ヴィルヘルム・フリーデマン・バッハ(1710−1784)のフルート・ソナタとトリオ・ソナタ集。晩年は貧窮に苦しんだW.F.バッハだったが、ドレスデンでのフルート作品の数々は、天腑の才を感じさせる代表作である。1992年2月3日−6日の録音。
 

CHE 0174-2
\1500
ピッコロ・トランペットのためのバロック作品集
 ヴィヴァルディ:協奏曲ト短調
 J.C.バッハ:ソナタ変ホ長調
 ヘンデル:ソナタ ヘ長調
 アンドレ:バロック様式によるカプリース
 カンピオン:やさしい組曲
 ヘンデル:ソナタ第1番ハ短調Op.1-8
 J-B・ルイエ:ソナタ ト短調
ヨアヒム・シェーファー(ピッコロ・トランペット)
マルティン・ストローヘッカー(チェンバロ&オルガン)
ゲシネ・カルブヘン(ヴァイオリン)
ベルンハルト・ヘントリッヒ(チェロ)
 自らの名を冠したヨアヒム・シェーファー・トランペット・アンサンブルを主宰するドレスデンの名トランぺッター、ヨアヒム・シェーファーのピッコロ・トランペットによるバロック作品集。トランペット界のレジェンド、モーリス・アンドレ(1932−2012)の「バロック様式によるカプリース(奇想曲)」を収録。1998年11月5日−8日の録音。
 

CHE 0176-2
(2CD)
\3000
ブルッフ:混声合唱のための歌曲集
 5つの歌Op.38/9つの歌Op.60/7つの歌Op.71/
 夜にOp.72/7つのスコットランドの歌/
 12のウェールズの歌/混声合唱のための6つの歌Op.86
ダルムシュタット・コンサート合唱団
ヴォルフガング・ゼーリガー(指揮)
 19世紀後半から20世紀前半にかけてのドイツを代表する作曲家の1人でありながらも、ナチスにより演奏禁止とされてしまったブルッフの音楽。「コル・ニドライ」や「ヴァイオリン協奏曲」が有名だが、混声合唱のための歌曲(合唱曲)も、優美な旋律と豊かな和声を兼ね備えた優れた作品である。1996年&1997年の録音。
 

CHE 0177-2
\1500
降臨節とクリスマスのための器楽作品集
 エッカルト:山を越えてマリアは行く
 レーガー:戸を高く上げよ
 ハスラー:いざ来たれ、異教徒の救い主よ
 B.フンメル:マリアはいばらの森を通り
 ラランド:クリスマス・シンフォニー
 バンキエーリ:カンツォン《ラ・フェリシアーナ》/他
ウルマー・ブラス・アンサンブル
コレギウム・トゥビセンゼ・ウルム
ホルツブレーザー&カンマーオルケスター
 金管楽器、木管楽器、弦楽器の"器楽"で聴くキリスト教の降臨節(アドベント)とクリスマスのための音楽集。金管アンサンブルのドイツ系のサウンドが、どこか懐かしさを感じさせる。1980年頃の録音。
 

CHE 0181-2
(2CD)
\3000
コプト正教会教会の礼拝式
 クリスマス/聖週間
カイロ大聖堂聖歌隊
 中東、アフリカのエジプトで発展したキリスト教の一派、コプト正教会の「クリスマス」と「聖週間」の祈りの音楽。教会に響き渡る残響豊かな単旋律の祈りは、朗読に近いスタイル。西方の教会とは異なる"祈り"の音楽を収めた貴重な資料でもある。1995年11月の録音。

COBRA RECORDS



COBRA 0033
\2500→\2290
ロシアン・ジェネレーションズVol.3
 チャイコフスキー:弦楽四重奏曲第3番変ホ短調Op.30
 セルゲイ・プロコフィエフ:
  2つのヴァイオリンのためのソナタ ハ長調Op.56
 ガブリエル・プロコフィエフ:弦楽四重奏曲第3番
ロイスダール弦楽四重奏団
 1996年にハーグ王立音楽院の卒業生たちで結成された1996年に結成されたロイスダール弦楽四重奏曲は、オランダ史上最高の風景画家と称されるヤーコプ・ファン・ロイスダール(1628/9-1682)の名を冠するオランダの弦楽四重奏団。
 チャイコフスキーと祖父プロコフィエフ(セルゲイ)、そして孫プロコフィエフ(ガブリエル)の「弦楽四重奏曲」で知るロシア音楽のジェネレーション・ギャップ。演奏、企画ともハイレベルのシリーズです。おススメ!2010年10月の録音。
 
COBRA 0035
\2500
キロガ弦楽四重奏団 〜 ステイトメンツ
 ハイドン:弦楽四重奏曲第32番ハ長調Op.20-2
 ウェーベルン:
  弦楽四重奏のための緩徐楽章
  弦楽四重奏のための5つの楽章Op.5
 ソッリマ:ソネットとロンドー(世界初録音)
キロガ弦楽四重奏団
 キロガ弦楽四重奏団は、ガリシア地方の大ヴァイオリニスト、マヌエル・キロガ(1892−1961)の名を冠するスペインのアンサンブル。
 2007年にはスペイン国営放送の文化賞を授与されるなど、新世代の弦楽四重奏団としてその活動、演奏に寄せられる期待は大きい。
 18世紀製作のグランチーノ・ランドルフィ、1682年製作のニコラ・アマティのヴァイオリンの音色と存在感、ハイドン、ウェーベルン、ソッリマを組み合わせた独創的なプログラムは特筆もの。今後が楽しみなアンサンブルです。2010年12月の録音。

CORO



COR 16106
\2400→\2190

ザ・シックスティーン
 パレストリーナVol.3 〜 ミサ・レジナ・チェリ

 パレストリーナ:
  スターバト・マーテル(8声)
  レジナ・チェリ(8声)〔天の女王〕
  小羊の聖餐を準備し(イムヌス)
  ミサ・レジナ・チェリ〔ミサ曲《天の女王》〕
  《オッフェルトリウム集》より
   主よ, われは心をあげて、地は震え、わが心, 侮辱と悲惨によりて
  《ソロモンの雅歌》より
   私はぶどう園を守らなかった、
   女性の中の美しい者よ, もし知らないなら、おまえの頬は美しい

ザ・シックスティーン
ハリー・クリストファーズ(指揮)

 ザ・シックスティーンのパレストリーナ!第3巻のテーマは"イースター(復活祭)"!

 ジョヴァンニ・ピエルルイジ・ダ・パレストリーナの偉大なる芸術に敬意を表するザ・シックスティーンの"パレストリーナ・プロジェクト第3巻"が早くも登場!
 第1巻の「聖母マリアを称えた音楽」、第2巻の「降誕節(クリスマス)の音楽」に続くザ・シックスティーンのパレストリーナ第3巻のテーマは「イースター(復活祭)」!
 イエス・キリストの復活を祝す「イースター(復活祭)」の聖母賛歌である「レジナ・チェリ(天の女王)」。
 ザ・シックスティーンはパレストリーナの第3巻でも前2作と同様に、「ミサ・レジナ・チェリ〔ミサ曲《天の女王》〕」に、同名の8声の「モテット」、「イムヌス」、イースターの期間のための「オッフェルトリウム」、そして「ソロモンの雅歌」などを組み合わせ、「ミサ曲」を中心としたプログラムを構成。
 ザ・シックスティーンの清らかな至上のハーモニーが、パレストリーナの音楽でイースターを祝います ——。




DANACORD



DACOCD 719
\2500→\2290
2011年フーズム城音楽祭ライヴ
 アムラン、ドライヴァー、レーン、ピツァーロ、ギムセ、ペンティネン!!

 ホーヴァル・ギムセ 〜
  グリーグ:母の嘆きOp.52-1、フールム:小品Op.5-2、
  ベルグ:ノルウェー舞曲第2番、シベリウス:即興曲Op.5-5
 アルトゥール・ピツァーロ 〜
  ヴィエルヌ:夜想曲Op.35-3、カサド:ハバネラ
 ジョナサン・パウエル 〜
  アレクサンドロフ:夜想曲Op.3-1
  エイゲス:おとぎ話Op.12-2
 マルク=アンドレ・アムラン 〜
  サバネーエフ:前奏曲Op.10-5
  ケンプフェルト(マインダース編):夜のストレンジャー
 ダニー・ドライヴァー 〜
  ボーウェン:
   モデラート・エ・セリオーソ(ピアノ・ソナタ第6番より)
   前奏曲変ロ短調Op.102-22
 オリガ・ソロヴィヨヴァ 〜 ボリス・チャイコフスキー:ソナチナ
 ピアーズ・レーン 〜
  フィールド:夜想曲第8番ホ短調
  シューマン:ショパンの夜想曲による変奏曲
 ナデジダ・ブラエワ 〜
  フォン・ビューロー(リスト編):ダンテのソネット
  フォン・ビューロー:インテルメッツォ・スケルツォ
 ローランド・ペンティネン 〜
  ピック=マンジャガッリ:オラフの踊りOp.33-2
 ダニエル・ベルマン 〜
  ラフマニノフ(ワイルド編):
   乙女よもう歌わないでおくれOp.4-4
  オットー・シュールホフ:ウィーンのワルツOp.22
マルク=アンドレ・アムラン(ピアノ)
ダニー・ドライヴァー(ピアノ)
ピアーズ・レーン(ピアノ)
ナデジダ・ブラエワ(ピアノ)
アルトゥール・ピツァーロ(ピアノ)
ホーヴァル・ギムセ(ピアノ)
ジョナサン・パウエル(ピアノ)
オリガ・ソロヴィヨヴァ(ピアノ)
ローランド・ペンティネン(ピアノ)
ダニエル・ベルマン(ピアノ)
 ピアノのためのレア・レパートリーの宝庫!2011年フーズム城音楽祭のライヴ録音が登場!

 かつてデンマーク領だった北海に面した北ドイツの小さな港町フーズムを舞台として1987年から毎年開催されている「フーズム城音楽祭」。
 ピアノのためのレア・レパートリーのEXPOとして毎年注目を集めるフーズム城音楽祭の2011年ライヴには、超人アムラン、スコットランドの有望株ドライヴァー、オーストラリアの知性派レーン、ポルトガルの鬼才ピツァーロ、そして北欧ノルウェーからはギムセが参加するなど、例年にも増して豪華な陣容が実現!
 アムランが弾くサバネーエフ、ギムセの北欧レパートリー、ブラエワのフォン・ビューロー、ペンティネンのピック=マンジャガッリなど、このシリーズだからこそ聴くことが出来る個性的なレパートリーにピアノ・ファン要注目!

 ※録音(ライヴ):2011年8月19日−27日、フーズム(ドイツ)
 

DACOCD 728
\2500
ディーリアス 〜 フレンチ・マスターワークス
 ディーリアス:
  歌劇《赤毛のマルゴー》前奏曲/夏の庭にて/
  ヴェルレーヌの詩による5つの歌
   〔I.巷に雨の降るごとく、わが心にも涙の雨が降る/
    II.空は屋根の上に/III.白い月/IV.秋の歌/
    V.おまえが消え去る前に〕
  夜想曲《パリ〜大都会の歌》
ボー・ホルテン(指揮)
オーフス交響楽団
ヘンリエテ・ボンデ=ハンセン(ソプラノ)
 「フレンチ・マスターワークス」は、合唱指揮者としても高名なデンマークの名指揮者ボー・ホルテンとオーフス交響楽団によるディーリアスの作品集第4集。
 ヴェルレーヌの詩による5つの歌は、I&IIがウォーロック(ヘゼルタイン)による1915年の、III〜Vは指揮を振るボー・ホルテンのオーケストレーションによる管弦楽伴奏版を収録。デンマークのコンビによる洗練されたディーリアスが美しい。2011年10月&12月&2012年5月の録音。
 

DACOCD 730
\2500
歌に新しい光を 〜 ニールセン:歌曲集
 ペーター・ブルーン編曲:
  夏の歌「リンゴの枝に花々が咲き乱れ」、
  花はしおれてしまうのか、りんごの花、
  郷愁「素晴らしい夕べのそよ風」
 ファジー編曲:今、春は寝床からとび出し
 イェンス・フアスヴィング編曲:
  わがイエスよ, わが心に、漁師が物思いに耽り座っていた、
  アリアの子は荒れ野を歩き
 ニルス・ロシング=スコウ編曲:
  あいさつ、楽しいときが多くて、語るもふしぎな
 エーリク・バック編曲:
  穏やかな日は明るく長く、わが恋人は琥珀と輝き
 イェスパー・コック編曲:
  かあさん太陽があんなに赤いよ、私は心地よい眠りにつく、
  花よただ頭をしずめなさい
 ヨーアン・ラウリツェン編曲:
  水仙、われら平原の子は、ぼくはひばりの巣を知っている
カール・ニールセン・トリオ
 〔ヤン・ロン(テノール)、
  カレン・スクリヴェア・サーガニス
   (フルート)、
  ミケール・ノーマン・セーアンセン
   (ギター)〕
 "ピアノ伴奏"ではなく"フルート&ギター伴奏"によるカール・ニールセン(1865−1931)の歌曲集。フルートとギターのシンプルな音色が、テノールの歌声に寄り添い優しい響きを生み出してくれる。声楽、管楽器、弦楽器のトリオで聴くニールセンの歌曲も魅力的。2010年10月の録音。
 
DACOCD 726
(2CDs/特別価格)
\2800
デュリュフレ:オルガン作品全集&モテット集&レクイエム
 レクイエムOp.9/瞑想/
 グレゴリオ聖歌の主題による4つのモテットOp.10/
 アランの名による前奏曲とフーガOp.7/
 ソワソン大聖堂の時報のカリヨンの主題によるフーガOp.12/
 前奏曲、アダージョと「来たれ創り主なる精霊よ」による
  コラール変奏曲Op.4/公現節の入祭唱への前奏曲Op.13/
 スケルツォOp.2/ジャン・ガロンへのオマージュ/組曲Op.5
クリスチャン・クロウセー(オルガン)
カーステン・サイヤー=ハンセン(指揮)
オーフス大聖堂聖歌隊
ヴォーカルグループ・コンサート・クレメンス
ボー・スコウフス(バリトン)
ランディ・ステーネ(メゾ・ソプラノ)
ヘンリク・ブレンストロプ(チェロ)
 オーフスの大聖堂に設置されている1730年製(カステンス製作)のグランド・オルガンが響かせるデンマークで最初のモーリス・デュリュフレのオルガン作品全集。オルガン伴奏版の「レクイエム」は、デンマークの聖歌隊、合唱団の澄んだハーモニーが神々しい光を感じさせてくれている。
 

DACOCD 716
\2500
「デンマーク語版ショパン歌曲集」
 ショパン:
  17のポーランドの歌Op.74/魔力/
  ドゥムカ(全曲デンマーク語歌唱)
メレーテ・ラウアセン(メゾ・ソプラノ)
カミラ・セーアンセン(ピアノ)
 ショパンの「17のポーランドの歌」と作曲者の没後に発見された「2つの歌曲」を"ポーランド語"ではなく"デンマーク語"で歌った「デンマーク語版ショパン歌曲集」。デンマーク語によるショパン歌曲集は清涼感あふれる響きが新鮮。2011年11月の録音。
 

DACOCD 720
\2500
ピア・ハイセ(メゾ・ソプラノ)
 〜メゾの月

 ブラームス:子守歌/ツェムリンスキー:甘美な夏の夜/
 ヴァイセ:舟歌「夜のしじまに」/
 シューベルト:セレナード/シューマン:君は花のごとく/
 シューベルト:夜と夢、子守歌/シューマン:月の夜/
 ニールセン:花よ、ただ頭をしずめなさい/
 シューベルト:万霊節の日のための連祷/
 レーガー:子供の祈り/
 モーツァルト:ラウラに寄せる夕べの想い/
 レスピーギ:夜/R・シュトラウス:夜、あすの朝/
 ブラームス:夢遊病者/
 ワーグナー:《ヴェーゼンドンク歌曲集》より 天使、夢
ピア・ハイセ(メゾ・ソプラノ)
ロジャー・ヴィニョールズ(ピアノ)
 ピア・ハイセは、コペンハーゲンの王立音楽アカデミー、ロンドンの王立音楽大学で声楽を学んだデンマークのメゾ・ソプラノ。名伴奏者ロジャー・ヴィニョールズとの共演では「夜」をテーマとしたリサイタル・プログラムを披露。2011年11月の録音。

ETCETERA



KTC 1442
(特別価格)
\3600→\3290
J.S.バッハ:宗教音楽集Vol.2 〜 バッハとルター
 トッカータ ニ短調BWV.538《ドリア調》
 カンタータ第80番《われらが神は堅き砦》BWV.80
 コラール《これぞ聖なる十戒》BWV.678
 ヨハン・クリストフ・バッハ:
  モテット《わが心に気をつけて、そしてそこへ目を向けよ》
 J.S.バッハ:
  コラール《キリストは死のとりことなられても》BWV.718
  カンタータ第4番《キリストは死の縄目につながれたり》BWV.4
  フーガ ニ短調BWV.538
ジェズアルド・コンソート・アムステルダム
ムジカ・アンフィオン
 オランダ古楽界の豪華共演によるバッハ!第2巻のテーマは"J.S.バッハとルター"!

 ハリー・ファン・デル・カンプのジェズアルド・コンソート・アムステルダムと、18世紀オーケストラのコンサートマスター、レミー・ボーデを擁するピリオド・オーケストラ、ムジカ・アンフィオンという古楽大国オランダが誇る2つの古楽演奏団体の共演による「バッハ・コンテクスチュアル」プロジェクトの第2弾!
 「イエスよ、わが喜び」をテーマとした前作(KTC 1440)に続く第2巻のキーワードは、「ヨハン・セバスティアン・バッハ」と「マルティン・ルター」。
 宗教改革者マルティン・ルターのコラールを採り入れたJ.S.バッハのカンタータ第80番と第4番を中心として、カンタータ、モテット、オルガン作品によるプログラム構成は前作にも増して魅力的。
 ジェズアルド・コンソート・アムステルダムのドロテー・ミールズやハリー・ファン・デル・カンプ、チャールズ・ダニエルたちの歌声、名手揃いのムジカ・アンフィオンの優れた合奏能力から生まれた密度の濃い演奏は、バッハの音楽を通してオランダ古楽界の充実振りを示してくれている。

 ※ブックタイプ仕様、92ページのフルカラー・ブックレット
 ※録音:2012年6月20日−23日、聖ゲオルク教会(グラウハウ/ドイツ)
 
Dussek: Duos for Harp and Piano Forte
KTC 1436
\2400→\2190

長澤真澄
 古典派の音楽 〜 ドゥシークVol.2
  ハープとピアノのための二重奏曲集

  ヤン・ラディスラフ・ドゥシーク:
   ハープとピアノのためのデュオ・コンチェルタント ヘ長調Op.73
   ハープとピアノのためのデュエッティーノ
   ハープとピアノのための二重奏曲ヘ長調Op.26
   ハープとピアノのためのデュオ・コンチェルタント変ホ長調Op.72
  ソフィア・ジュスティーナ・コッリ=ドゥシーク:
   ハープとピアノのための序奏とワルツ

長澤真澄
 (シングル・アクション・ハープ)
リチャード・エガー(ピアノ)

 長澤真澄のハープが奏でるドゥシーク。第2集ではリチャード・エガーと共演!

 日本が誇るハープの世界的名手、長澤真澄がシングル・アクション・ハープで贈るヤン・ラディスラフ・ドゥシーク(1760−1812)のハープとピアノのための音楽。
 ハープ独奏作品を集めた「Vol.1」(KTC 1439)に続く第2集では、イギリスの名鍵盤奏者リチャード・エガーとのデュオが実現!
 ロシアのエカテリーナ2世、フランスのマリー・アントワネットにその才覚を愛されながらも、陰謀、革命によりイギリスへと逃れ、その後はジャン=バティスト・クルムフォルツの妻との駆け落ち、ソフィア・ジュスティーナ・コッリとの再婚、義父と共同設立した楽譜出版社の倒産、ドイツへの逃亡、晩年の凋落など、まるでドラマのような人生を送ったドゥシーク。
 イギリスのピアノ製作者ジョン・ブロードウッドと親交を結び「英国式アクション」の発展に関わり、コンサートではピアノを横向きに置くスタイルを確立など、ドゥシークが音楽史に刻んだ功績も非常に大きい。
 ヨーロッパの王侯貴族たちを魅了した優雅で華麗なるドゥシークの世界へ ——。

 ※録音:2011年11月、ヴァールゼ教会(アムステルダム)
 ※使用楽器:F.J.ナーデルマン(パリ)1815年頃製作(ハープ)、ジョン・ブロードウッド(ロンドン)1804年頃製作



長澤真澄、旧譜
Madame et Monsieur Dussek
KTC 1439
(2CDs)
特価\2500→\2290
長澤真澄
 古典派の音楽 〜 ドゥシークVol.1
 ヤン・ラディスラフ・ドゥシーク:
  ソナタ第2番変ロ長調Op.34、6つのソナチネ、
  イギリスのバラッド《真夜中に》による変奏曲、
  アンダンテとロンド
 ソフィア・ジュスティーナ・ドゥシーク=コッリ:
  3つのソナタ
   (スコットランドのアリアとエールによる
    アダージョとロンドOp.2, Book 1より)、
  3つのソナタ
   (スコットランドのアリアとエールによる
    アダージョとロンドOp.2, Book 2より)、
  シチリアのアリア、ドゥシーク夫人のために作曲された協奏曲
   (ハープ・ソロ版)
長澤真澄
 (シングル・アクション・ハープ)
 長澤真澄のハープが優雅に華麗に響き渡る。波乱万丈の人生を送ったドゥシークの音楽!

 ピリオド・ハープの世界的名手マラ・ガラッシの愛弟子で、日本を代表するハーピスト、長澤真澄の新シリーズ「古典派時代の音楽」がスタート!
 シリーズの幕開けとなる「Vol.1」は、没後200周年を迎えたボヘミア古典派の大作曲家ヤン・ラディスラフ・ドゥシーク(ドゥセック/1760−1812)と妻のソフィア・ジュスティーナ・ドゥシーク=コッリ(1775−1831)の音楽!
ロシアのエカチェリーナ2世、フランスのマリー・アントワネットに重用されながらも、陰謀とフランス革命のために両国に留まれなかったドゥシーク。
 ロンドンで出会い結ばれた妻のコッリとも不仲が続き、義父との共同設立会社が倒産すると、家族を捨てて今度はドイツへと逃亡するなど、音楽的才能に恵まれながらも、その人生は波乱万丈のドラマに満ちている。
 音楽で結ばれたマダム&ムッシュ・ドゥシークの作品を、長澤真澄のシングル・アクション・ハープが優雅に、そして華麗に響かせる ——。

※録音:2011年10月、ヴァールゼ教会(アムステルダム)/使用楽器:F.J.ナーデルマン(パリ)1815年頃製作

 


KTC 1450
(5CDs/特別価格)
\6000→\4990
ラフマニノフ:ピアノ独奏作品全集
 ハンナ・シベエワ(DISC1) 〜
  練習曲集《音の絵》Op.33、練習曲集《音の絵》Op.39
 マリアナ・イズマン(DISC2) 〜
  ピアノ・ソナタ第1番ニ短調Op.28、
  ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調Op.36、
  ヴォカリーズ嬰ハ短調Op.34-12(コチシュ&イズマン編)、
  オリエンタル・スケッチ変ロ長調、幻想的小品ト短調、
  リムスキー=コルサコフ(ラフマニノフ編):熊蜂の飛行
 ニーノ・グヴェダッゼ(DISC3) 〜
  前奏曲集Op.23、前奏曲集Op.32
 ピーター=イェレ・デ・ブール(DISC4) 〜
  幻想的小品集Op.3、コレルリの主題による変奏曲Op.42、
  サロン小品集Op.10
 トーマス・ベイヤー(DISC5) 〜
  前奏曲ニ短調、ショパンの主題による変奏曲Op.22、
  前奏曲ヘ長調、楽興の時Op.16
ハンナ・シベエワ(ピアノ)
マリアナ・イズマン(ピアノ)
ニーノ・グヴェタッゼ(ピアノ)
ピーター=イェレ・デ・ブール(ピアノ)
トーマス・ベイヤー(ピアノ)
 ラフマニノフのピアノ独奏作品全集!5人の若きヴォルトゥオーゾたちが共演!

 ヨーロッパで眩い輝きを放つ5人のヴィルトゥオーゾ・ピアニストたち。
 オランダのピーター=イェレ・デ・ブール(1978−)、トーマス・ベイヤー(1988−)、グルジアのニーノ・グヴェタッゼ(1981−)、モルドバのマリアナ・イズマン(1979−)、ベラルーシのハンナ・シベエワ(1979−)のピアニズムが完成させたラフマニノフの「ピアノ独奏作品全集」!
 10月に来日を果たしたグヴェタッゼなど、「ラフマニノフ」という大きなテーマで光る5人のピアニストたちの確かな技術と音楽性、そして個性にご注目下さい!

 ※録音:2010年8月(DISC2&4)&2011年7月(DISC5)&2012年2月(DISC1&3)

    


ニーノ・グヴェタッゼ、マリアナ・イズマン、ハンナ・シベエワの旧譜
  ハンナ・シベーヴァ
 1979年、ベラルーシ共和国の首都ミンスク生まれ。
http://www.hannashybayeva.com/index.php?18
マリアナ・イズマン
 1979年、モルドバ共和国の首都キシナウ生まれ。
http://www.marianaizman.com/
    ニーノ・グヴェタッゼ
 1981年、グルジア共和国の首都トビリシ生まれ。
http://www.ninogvetadze.com/


<3人のリリースCD>
Schubert - Piano Sonatas Nos. 14 & 15
BRILLIANT
BRL93913
\600
ヤング・ピアニスト・ファンデーション・シリーズ〜ハンナ・シベーヴァ
 シューベルト:ピアノソナタD.959、D.784
ハンナ・シベーヴァ(pf)
Schumann - Piano Works
BRILLIANT
BRL 93910
\600
ヤング・ピアニスト・ファンデーション・シリーズ〜マリアナ・イズマン
 シューマン:
  ダヴィッド同盟舞曲集 作品6、蝶々 作品2、ピアノソナタ第3番 作品14
マリアナ・イズマン(pf) 
Mussorgsky - Piano Works
BRILLIANT
BRL93911
\600
ヤング・ピアニスト・ファンデーション・シリーズ〜ニーノ・グヴェタッゼ
 ムソルグスキー:
  展覧会の絵、幼年時代の思い出より「乳母と私」、こどもの遊び、
  情熱的即興曲、スケルツォ、涙、クリミア海岸にて、
  瞑想、村にて、市の情景とゴパック
ニーノ・グヴェタッゼ(pf)  


グヴェタッゼは一足先にもう一枚リリース

ORCHID
ORC100017
\2500→¥2290
献呈〜ニーノ・グヴェタッゼ、リストを弾く
 1.ハンガリー狂詩曲第10番ホ長調「前奏曲」S244/R106 /
 2.バラード第2番ロ短調 S171/R16/
 3.シューマン=リスト編曲:ミルテの花より「献呈」/
 4.シューベルト=リスト編曲:糸を紡ぐグレートヒェン/
 5-8.ピアノ・ソナタロ短調 S178/R21
ニーノ・グヴェタッゼ(ピアノ)
最近何かと話題のグルジア共和国から、また新たなピアニストの登場です。彼女の名前はニーノ・グヴェタッゼ。6歳からオーケストラと共演するなど、その才能は早くから知られていましたが、2008年にユトレヒトで開催されたフランツ・リスト国際コンクールで第2位を獲得、同時に聴衆賞と記者賞も得て、その名前は一気に国際的なものとなりました。世界中のコンサート・ホールで演奏を重ね、そのどれもが絶賛される彼女、来年には日本へも来日が予定されています。そんなグヴェタッゼのリスト・アルバムは、何とも言えないマニアックな選曲がツボです。まずは、技巧的なハンガリー狂詩曲で聴き手の心を惹きつけ、内省的なバラードで表現力を問い、歌曲の編曲で口直し、そしてメインのソナタで無口にさせる・・・と万全です。
 ニーノ・グヴェタッゼ。グルジア共和国生まれ。
 グルジア共和国・・・。なるほど・・・。古来より数多くの民族が行き交う交通の要衝。アゼルバイジャンやアルメニアなどと同じく、世界で最も民族の血が交じり合う場所であり、そしてその結果として世界で最もたくさん美しい女性が生まれるという場所。



 


KTC 1907
\2400→\2190
J.S.バッハ以前のバッハ一族で最も才能に恵まれていた
 ヨハン・クリストフ・バッハ:

 アリア・ヴァリアタ変ホ長調(pro dormente Camillo)
 哀歌ホ短調(Ach, dass ich Wassers gnug hatte)
 アリア・ヴァリアタ イ短調
 哀歌ホ短調(Wie bist du denn, o Gott, in Zorn auf mich entbrant)
 サラバンダ・ヴァリアタ ト長調
マリオ・マルティノリ(チェンバロ&指揮)
イル・コンチェルト・デッレ・ヴィオーレ、
イングリット・アレクサンドレ(アルト)
サルヴォ・ヴィターレ(バス)
アナイス・チェン(ヴァイオリン)
 中央ドイツでハインリヒ・シュッツ(1585−1672)とヨハン・セバスチャン・バッハ(1685−1750)の間の時代に活躍し、J.S.バッハ以前のバッハ一族で最も才能に恵まれていたと評される大音楽家ヨハン・クリストフ・バッハ(1642−1703)。
 その評価とは相反するかのように次世代の大バッハの功績に隠れてしまったJ.C.バッハの音楽を、ケース・ブッケやロベルト・ジーニ、マリオ・マルティノリといった古楽界の名奏者たちが丁寧に奏でてゆく。2011年5月19日−20日&6月14日、イタリアでの録音。
 


KTC 1315
\2400→\2190
ワイル&プフィッツナー&バーバー:チェロ・ソナタ集
 ワイル:チェロ・ソナタ
 プフィッツナー:チェロ・ソナタ嬰へ短調Op.1
 バーバー:チェロ・ソナタOp.6
キリーヌ・フィールセン(チェロ)
ジルケ・アーヴェンハウス(ピアノ)
 キリーヌ・フィールセンは、チャイコフスキー国際コンクールでオランダ人初の入賞者となり、1715年製のヨゼフ・グァルネリ・フィリウス・アンドレアのチェロと共に、J.S.バッハから近現代作品までの幅広いレパートリーを奏でてきた女流チェリスト。
 ブゾーニに弟子入りした20歳のワイルの「チェロ・ソナタ」をはじめ、プフィッツナー、バーバーの作品もキャリアの初期に作曲された若かりし日の秀作。2006年6月6日−8日の録音。
 


KTC 1435
(8CD+DVD-PAL/
特別価格)
\6000→\5390
アルフォンス・ディーペンブロック 〜 アニヴァーサリー・エディション
 ベイヌム、シャイー、ハイティンク、フォンク、オッテルロー登場
 ●管弦楽作品 〜
  演奏会用組曲《マルシアス》〔ハンス・フォンク(指揮)、ハーグ・レジデンティ管弦楽団〕
  序曲《鳥》〔リッカルド・シャイー(指揮)、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団〕
  交響組曲《エレクトラ》〔ハンス・フォンク(指揮)、ハーグ・フィルハーモニー管弦楽団〕
  ヴァイオリンと管弦楽のための賛歌
   〔エミー・ヴェルヘイ(ヴァイオリン)、ハンス・フォンク(指揮)、ハーグ・フィルハーモニー管弦楽団〕

  ●交響的歌曲 〜
  夜〔ジャネット・ベイカー(ソプラノ)、ベルナルド・ハイティンク(指揮)、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団〕
  夜の賛歌(第1番)
   〔アーリン・オジェー(ソプラノ)、リッカルド・シャイー(指揮)、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団〕
  夜の賛歌(第2番)
   〔リンダ・フィニー(メゾ・ソプラノ)、ハンス・フォンク(指揮)、ハーグ・フィルハーモニー管弦楽団〕
  大いなる沈黙のうちに
   〔ロベルト・ホル(バス)、ハンス・フォンク(指揮)、ハーグ・フィルハーモニー管弦楽団〕

 ●管弦楽伴奏付き歌曲 〜
  私は向こうへ旅をする、糸を紡ぐ女の歌、夕べ
   〔アネッテ・デ・ラ・ビーエ(ソプラノ)、マウリス・ファン・デン・ベルク(指揮)、オランダ放送管弦楽団〕
  猫たち、瞑想、プシケ
   〔ベルナール・クリュイセン(バリトン)、ウィレム・ヴァン・オッテルロー(指揮)、
    オランダ放送フィルハーモニー管弦楽団〕
  夕べの歌、私は1人で座り、彼女は休み横たわり
   〔ルイ・デヴォス(テノール)、ベネディクト・ジルバーマン(指揮)、プロムナード管弦楽団〕
  この甘き音楽を聞き、月の光
   〔レネー・デフレテーウ(ソプラノ)、マウリス・ファン・デン・ベルク(指揮)、オランダ放送管弦楽団〕
  わずかな者しか知らぬ愛の神秘を
   〔クリストフ・ウンベルト(テノール)、ハンス・フォンク(指揮)、ハーグ・フィルハーモニー管弦楽団〕

 ●ソリスト、合唱と管弦楽のための作品集 〜
  レイザンゲン〔エド・スパニャールト(指揮)、オランダ放送交響楽団&合唱団〕
  レンブラント賛歌
   〔エヴァ=マリア・ウェストブロック(ソプラノ)、エド・スパニャールト(指揮)、
    オランダ放送交響楽団&合唱団〕
  テ・デウム
   〔エドゥアルト・ファン・ベイヌム(指揮)、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団、トーンクンスト合唱団〕
  《祝日のミサ》より(管弦楽版)
   〔ベルナルド・ハイティンク(指揮)、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団、オランダ放送合唱団、
    トーンクンスト合唱団、アポロ合唱団〕

 ●歌曲集Vol.1 〜
  あきらめ、漁師、夕べ〔クリストフ・プレガルディエン(テノール)、ロドルフ・ヤンセン(ピアノ)〕
  ミニョン、トゥーレの王〔ヤルド・ファン・ネス(メゾ・ソプラノ)、ロドルフ・ヤンセン(ピアノ)〕
  恋する女の手紙〔クリスタ・ファイラー(メゾ・ソプラノ)、ロドルフ・ヤンセン(ピアノ)〕
  むかし年とった王様がおり〔ロベルト・ホル(バス)、ロドルフ・ヤンセン(ピアノ)〕/
  糸を紡ぐ女の歌〔クラロン・マクファデン(ソプラノ)、レオ・ファン・ドゥセラール(ピアノ)〕
  カン・イッヒ・イム・ブーゼン〔ヤルド・ファン・ネス(メゾ・ソプラノ)、ロドルフ・ヤンセン(ピアノ)〕
  アーヴォンドシャーマー(ダヴィド・クイケン(ピアノ)
  夕べ〔ロベルタ・アレクサンデル(ソプラノ)、ロドルフ・ヤンセン(ピアノ)〕
  愛の嘆き〔ヤルド・ファン・ネス(メゾ・ソプラノ)、ロドルフ・ヤンセン(ピアノ)〕
  名声〔ヤルド・ファン・ネス(メゾ・ソプラノ)、ロドルフ・ヤンセン(ピアノ)〕

 ●歌曲集Vol.2 〜
  瞑想、猫〔ロベルト・ホル(バス)、ロドルフ・ヤンセン(ピアノ)〕
  旅への誘い、夜が明けてくるので、呪文
   〔クリスタ・ファイラー(メゾ・ソプラノ)、ロドルフ・ヤンセン(ピアノ)〕
  ひそやかに〔ヤルド・ファン・ネス(メゾ・ソプラノ)、ロドルフ・ヤンセン(ピアノ)〕
  子守歌
   〔エリー・アメリンク(ソプラノ)、リーテ・ファン・デル・メール(チェロ)、
    ダルトン・バルドウィン(ピアノ)〕
  月の光〔ロベルタ・アレクサンデル(ソプラノ)、ロドルフ・ヤンセン(ピアノ)〕
  マンドリン、陽の光が〔クラロン・マクファデン(ソプラノ)、レオ・ファン・ドゥセラール(ピアノ)〕
  聖母への祈り、輝かしい日、月光〔クリストフ・プレガルディエン(テノール)、ロドルフ・ヤンセン(ピアノ)〕
  5月の夜〔ヤルド・ファン・ネス(メゾ・ソプラノ)、ロドルフ・ヤンセン(ピアノ)〕
  夕暮れの歌、彼女は休み横たわり〔クリストフ・プレガルディエン(テノール)、ロドルフ・ヤンセン(ピアノ)〕

 ●無伴奏合唱作品 〜
  夜明け〔ハルトムート・ヘンヒェン(指揮)、オランダ室内合唱団〕
  天の都、エルサレム〔ウーヴェ・グロノスタイ(指揮)、オランダ室内合唱団〕
  似たもの同士、旅人の夜の歌〔ハルトムート・ヘンヒェン(指揮)、オランダ室内合唱団〕
  湖上にて、秋の歌〔ウーヴェ・グロノスタイ(指揮)、オランダ室内合唱団〕
  ふくろう、大きな犬と小さな猫〔クインク・ヴォーカル・アンサンブル〕
  住民たちの合唱〔エド・スパニャールト(指揮)、オランダ放送合唱団〕
  チバロン〔セルソ・アントゥネス(指揮)、オランダ放送合唱団〕
  スターバト・マーテル〔クラース・ストック(指揮)、オランダ室内合唱団〕
  輝かしき御母は佇みたもう〔ステーン・リンドホルム(指揮)、オランダ放送合唱団〕
  見よ、義しき人が死に行く様を〔セルソ・アントゥネス(指揮)、オランダ放送合唱団〕
  キリストは蘇り〔マルク・フェルステーグ(指揮)、ヴォーカル・アンサンブル・マルカント〕

 ●祝日のミサ
  〔デニス・イルマス(テノール)、レオ・ファン・ドゥセラール(オルガン)、
   シグヴァルズ・クラヴァ(指揮)、オランダ放送合唱団〕
 オランダの偉大なる作曲家であり文学者。ディーペンブロックのアニヴァーサリーBOX!

 19世紀後期〜20世紀前半のオランダ、ベネルクス地方を代表する大作曲家であり文学者、アルフォンス・ディーペンブロック(1862−1921)の生誕150周年記念となる作品集BOX。
 印象主義、半音階技法、さらにはルネサンスのポリフォニーを自身の作曲技法に採り入れたディーペンブロックの功績は、特に母国オランダで非常に高い。
 ベイヌム、シャイー、ハイティンク、フォンクといった大指揮者たちがその作品を取り上げているのが、何よりの証拠と言えるだろう。アニヴァーサリー・イヤーに相応しい充実の内容です!

GIMELL


The Tallis Scholars sing Thomas Tallis
CDGIM 203FS
(2CDs/特別価格)
\2400→\2190
海外で大ヒット中!
 タリス・スコラーズトマス・タリスを歌う

 40声のモテット《我、汝の他に望みなし》/
 聖なる神/世の救い主よI/世の救い主よII/
 喜べ、栄光ある神の御母/主よ、われらを憐れみたまえ/
 使徒らは口々に/もし汝われを愛さば/聴け、声と祈りを/
 新たな聖訓を/主よ、汝の聖霊を与えたまえ/
 清めたまえ、主よ/まことにわれ汝に告げん/
 主よ、思い出すことなかれ/大主教パーカーのための詩篇曲/
 おお主よ、汝にすべてをゆだねん/キリストは復活し/
 汚れなき者に祝福あれ/エレミアの哀歌I/エレミアの哀歌II/
 主よ、わが過ちをお清めください/おお、聖なる宴よ/
 あなたの御手に/めでたし、汚れなき乙女よ/
 4声のマニフィカト/幸あれ、父なる神の娘
タリス・スコラーズ、
ピーター・フィリップス(指揮)
 英国の大ヒット小説 《フィフティ・シェイズ・オヴ・グレイ》 作者E.L.ジェームズが大絶賛!各国のiTunes Store Chartsで上位ランクイン!

 ♪ 「ダ・ヴィンチ・コード」や「ハリー・ポッター」を抜き、世界最速記録で6300万部を突破したE.L.ジェイムズの大ベストセラー小説『 フィフティ・シェイズ・オヴ・グレイ(Fifty Shades Of Grey)』。
 ♪ 作者E.L.ジェイムズがタリス・スコラーズの歌うタリスの《40声のモテット》を「最高の演奏!」と大絶賛!
 ♪ この効果により、イギリスの【 Official Classical Singles Chart 】第1位、各国のiTunes Store Chartsで上位ランクインが続出するなど、世界中で『 タリス・スコラーズの歌うタリスの《40声のモテット》 』が大ヒット中!
 ♪ 11/1に遂に小説の日本語翻訳版が発売!ここ日本での本格的なブーム到来も時間の問題です!

GLOSSA



GCD 922801
\2400→\2190
ラ・コンパーニャ・デル・マドリガーレ!
 ジェズアルド:マドリガーレ集第6巻(1611)

 もしもおまえがわたしの死を望むのなら/
 美しい人よ、心を持ち去るのなら/
 おまえは泣いている、わたしのフィッリよ/
 わたしを煩わせるのをやめておくれ/
 明るく輝く太陽/わたしは行くとしか言わなかった/
 1日に千回もわたしは死ぬ/優しいわたしの宝である人よ/
 ああ、いくらため息をついても無駄なのだ/
 こんなに大きな苦しみのなかでも、わたしは息をしている/
 優雅な音色と甘い言葉で/白くみずみずしい花/
 大胆な小さい蚊が/
 おまえを求めてわたしは燃える、いとしい人よ/
 死のみがわたしを殺すのだから/
 あの残酷な「いや」という言葉を/
 悲しやわたしは死ぬ、苦しみゆえに/蝶のように舞う/
 わたしの喜びに空はかくも晴れわたり/
 おまえは追いかける、おお美しいクローリよ/
 おまえを愛するゆえにわたしはやつれ果て/
 悲嘆にくれて泣いたのは昔/にこやかで美しいリコーリが

ラ・コンパーニャ・デル・マドリガーレ
 〔フランチェスカ・カッシナーリ(ソプラノ)、
  ロッサーナ・ベルティーニ(ソプラノ)、
  ラウラ・ファブリス(ソプラノ)、
  エレーナ・カルツァニーガ(アルト)、
  ジュゼッペ・マレット(テノール)、
  ラファエーレ・ジョルダーニ(テノール)、
  マルコ・スカヴァッツァ(バリトン)、
  ダニエレ・カルノヴィチ(バス)〕

 ジェズアルドのマドリガーレ集第6巻!

 コンチェルト・イタリアーノやラ・ヴェネクシアーナの中心メンバーたち、ロッサーナ・ベルティーニやジュゼッペ・マレット、ダニエレ・カルノヴィチという古楽界の名立たる名歌手たちによって創設されたヴォーカル・アンサンブル、【 ラ・コンパーニャ・デル・マドリガーレ 】がジェズアルドの「マドリガーレ集第6巻」でグロッサ(Glossa)初登場!
 ヴェノーサ公という貴族としての姿、そして殺人者という血塗られた側面を持ち、孤独な末路をたどったマドリガーレの天才作曲家カルロ・ジェズアルド(1566−1613)。
 半音階進行や転調、独特なリズムなど、時代を先取りするかのような斬新な手法を採り入れた異端の天才は、マドリガーレの可能性を広げた異端の天才として、数奇な人生と共に歴史にその名を遺している。
 コンチェルト・イタリアーノやラ・ヴェネクシアーナの流れを汲み、これらのイタリアの名アンサンブルを上回るクォリティを持つ存在として、古楽シーン、マドリガーレの世界に颯爽と現れたラ・コンパーニャ・デル・マドリガーレ。
 ジェズアルドのマドリガーレに込められた孤独、不安、罪悪感、愛情など様々な人間の感情が、ラ・コンパーニャ・デル・マドリガーレの極上のハーモニーで解放される ——。

 ※録音:2012年6月−7月、ロレット(イタリア)



 


GCD 922605
\2400→\2190
サン・ジェンナーロの宝 〜 18世紀初期ナポリの宗教音楽
 スカルラッティ:5声のシンフォニア ハ長調
 カレザーナ:4声のカンツォーナ《聖ジェンナーロのために》
 ファーゴ:3声の《主をほめまつる》、4声の《スターバト・マーテル》
 スカルラッティ:
  4声のシンフォニア ニ長調、5声のモテット《アントラ・ヴァレス》
 ヴェネツィアーノ:Jam sol recedit、主の証聖者
 スカルラッティ:4声のシンフォニア ト長調
 ヴェネツィアーノ:めでたし、海の星
イ・トゥルキーニ、
アントニオ・フローリオ(指揮)
ヴァレンティーナ・ヴァッリアーレ(ソプラノ)
レスリー・ヴィスコ(ソプラノ)
フィリッポ・ミネッチャ(カウンターテナー)
ロザリオ・トターロ(テノール)
ピノ・デ・ヴィットーリオ(テノール)
ジュゼッペ・ナヴィリオ(バス)
 イ・トゥルキーニのナポリ・バロック探究!18世紀初期のナポリに響いた宗教音楽集!

 知られざるイタリア、ナポリのバロック音楽の伝道師たち、アントニオ・フローリオ&イ・トゥルキーニ。
 ジョヴァンニ・ソッリマをソリストに迎えた「ナポリのチェロ協奏曲集」(GCD 922604)に続くグロッサ(Glossa)第5弾は、「18世紀初期のナポリの宗教音楽集」!
 ヴェスヴィオ火山の噴火を止め、疫病で荒廃した街を救ったと伝わるナポリの守護聖人サン・ジェンナーロ(聖ヤヌアリウス)が祀られているナポリ大聖堂。
 フローリオ&トゥルキーニは、ナポリ大聖堂に仕えていたクリストファロ・カレザーナ(1640−1709)やニコラ・ファーゴ(1677−1745)、ガエターノ・ヴェネツィアーノ(1665−1716)の秘曲を発掘。
 若き日のドメニコ・スカルラッティのモテット(Antra Velles)を収録するなど、ナポリ・バロックの新たな発見も。
 フローリオ&トゥルキーニ。そのナポリのバロック音楽への飽くなき探求心に改めて感服!

 ※録音:2012年3月、セルヴィ・ディ・マリア教会(ソレント、イタリア)




GUILD


GMCD 7392
\2400
ロンドン・ピアノ・トリオ
 メンデルスゾーン:ピアノ三重奏曲第1番ニ短調Op.49
 コッター・ニクソン:ピアノ三重奏曲第1番ハ長調(世界初録音)
ロンドン・ピアノ・トリオ
 〔ロバート・アッチソン(ヴァイオリン)、
  オルガ・ドゥドニク(ピアノ)、
  デイヴィッド・ジョーンズ(チェロ)〕
 19世紀前期ドイツのメンデルスゾーンと19世紀後期イギリスのヘンリー・コッター・ニクソン(1842−1907)のピアノ三重奏曲集。
 第2楽章のアンダンテに後期ビクトリア朝の英国国教会の賛歌が用いられているコッター・ニクソンの「ピアノ三重奏曲第1番」は世界初録音。ヘンデルとエルガーの狭間の時代を生きた知られざる秀作です。2010年11月の録音。
 

GMCD 7393
\2400

サリー・シルヴァー(ソプラノ)
 マスネ:歌曲集

 愛に酔う/それが愛/私のは母は泣き/
 ザネットのセレナード/雨が降る/
 あなたがあえてそうするなら/エレジー/
 いくつかの薄紫色の歌/時は束の間/アヴェ・マリア/
 ギター/舞曲第1番/真実/愛の息吹き/
 アンダルシアの歌/4月は恋/魔力/愛する時/
 ソネット/春の思い/絶望の歌/2人で泣いて/
 夢のような自分/あなたと一緒に/たそがれ/もう決して

サリー・シルヴァー(ソプラノ)
リチャード・ボニング(ピアノ)

 没後100周年を迎えた「マノン」、「ウェルテル」、「タイス」で知られるフランス・オペラの大作曲家ジュール・マスネ(1842−1912)。
 南アフリカをルーツとするソプラノ、サリー・シルヴァーが歌うマスネの「歌曲集」で共演しているのは名匠リチャード・ボニング。妻であるサザーランドと共に数多くのオペラを演奏してきたボニングの老練のピアノが、シルヴァーの歌声に華を添える。2012年3月の録音。

HORTUS


HORTUS 094
\2500
ヴィスメール:室内楽作品集
 ヴァイオリンとピアノのためのソナチネ
 ピアノ・ソナタ
 ピアノのための3つの練習曲
 三重奏曲《アデルフィアーノ》
トリオ・シュトイアーマン
 20世紀に活躍したスイス、ジュネーヴ出身のフランス人作曲家ピエール・ヴィスメール(1915−1992)の室内楽作品集。
 「若きフランス」のメンバーたちに通ずるモダンな和声を持つヴィスメールの音楽が、日本の女流ヴァイオリニスト、松岡麻衣子が参加するアンサンブル、トリオ・シュトイアーマンの演奏で光を浴びる。2012年1月の録音。
 
HORTUS 086-087
(2CD)
\5000
レーガー:オルガン作品全集Vol.1
 6つの三重奏曲Op.47
 3つのコラール前奏曲Op.52
 30の小コラール前奏曲Op.135a
 幻想曲とフーガ ニ短調Op.135b
ジャン=バプティスト・デュポン(オルガン)
 フランスのレーベル、オルトゥス(Hortus)から、フランスのオルガニストによる19世紀後期〜20世紀初期ドイツ・オルガン界の巨人マックス・レーガーの「オルガン作品全集」がスタート!
 演奏者に抜擢されたのは、トゥールーズのサン・セルニン教会のアシスタント・オルガニストを務める1979年生まれの有望株である。ドイツのウルムとロシアのカリーニングラードでの録音。
 

HORTUS 092
\2500
アラン:オルガン作品集
 幻想曲第2番/フルートとオルガンのための3つの楽章/
 組曲/アグニ・ヤヴィシュタへの2つの舞曲/
 幻想曲第1番/クレマン・ジャヌカンの主題による変奏曲/
 空中庭園/リタニー
ヨアン・タルディヴェル(オルガン)
マリオン・ラリンコート(フルート)
 従軍した第2次世界大戦で命を落とた20世紀フランス・オルガン界の名匠ジャン・アラン(1911−1940)。
 大戦が勃発する前の1932年から37年にかけて作曲された独特のカラーを持つオルガン作品を、ベルギー期待のオルガニストが、フランス、ディエップのサン=ジャック教会のヴィクトル・ゴンザレス・オルガン(1929年製)で弾く。フルートとオルガンの「3つの楽章」でも、ジャン・アランの革新的なスタイルを聴くことができる。
 

HORTUS 914
\2500
サン=サーンスの「オルガン作品」と「独唱のためのモテット」
サン=サーンス:
 ラプソディ第1番ホ長調/アヴェ・マリア/
 ラプソディ第2番ニ長調/聖体奉挙Op.13/
 アヴェ・ヴェルム/オッフェルトリウム・サラバンド/
 汚れなく/おお救い主よ/前奏曲とフーガ/
 タントゥム・エルゴ/前奏曲ハ短調/
 御身の保護のもとに/ラプソディ第3番ヘ長調/
 デウス・アブラハム
ヴァンサン・ジャンヴラン(オルガン)
ラ・リラ・セラフィク
 サン=サーンスの「オルガン作品」と「独唱のためのモテット」を組み合わせたフランスのレーベルならではのプログラム。トゥールーズのイエス教会に設置されているカヴァイエ=コルのオルガンの壮麗なサウンドに圧倒させられる。HORTUS 014からの新装移行再発売。
 

HORTUS 084
\2500
ダヴィド・ルフォール(テノール)
 グノー:
  歌曲集《ブロンドの髪の乙女》、ラ・ヴェネツィアーナ、
  ヴェニス、無言歌第1番、ラ・ロンディネッラ・ペレグリナ、
  Oh, dille tu!、無言歌第2番
 トスティ:君なんかもう、苦悩、最後の歌、月に(ピアノ独奏)
ダヴィド・ルフォール(テノール)
シモン・ザウィ(ピアノ)
 歌曲集「ブロンドの髪の乙女」をメインとしたローマ賞の受賞歴を持つシャルル・グノー(1818−1893)の歌曲集。
 プーランクの歌曲集が2006年の仏ゴールデン・オルフェウス賞に輝いたフランスのテノール、ダヴィド・ルフォールの歌声は伸びやかでエレガント。トスティの歌曲も美しい。
 

HORTUS 082
\2500
ジェルジュ・クルターク&ヨハン・セバスチャン・バッハ
 〜 プレイ・ウィズ・インフィニティ
ジャン=セバスチャン・デュロー(ピアノ)
ヴァンサン・プラネ(ピアノ)
 2台ピアノ、4手連弾のためにトランスクリプションされた清廉なJ.S.バッハの音楽と、クルタークの民族色の濃い混沌が交互に現れるミステリアスな世界。
 アメリカのインディアナ大学での出会いをきっかけに結成されたフランスのピアノ・デュオのコンビネーションは鉄壁!2010年の録音。
 

HORTUS 932
\2500
ロイク・マリー(オルガン)
 マリー:遊戯 〜
  クロード・ドビュッシーの主題による6つの即興曲
ロイク・マリー(オルガン)
 ドビュッシーのテーマを題材としたオルガン・インプロヴィゼーション。新たな姿へと変化してゆくドビュッシーのテーマが、オルガン即興の奥深さを物語る。HORTUS 032からの移行再発売。

HYPERION



CDA 67896
\2300→\1990
スティーヴン・オズボーン(ピアノ)
 ムソルグスキー:組曲《展覧会の絵》
 プロコフィエフ:
  サルカズムOp.17(風刺)、束の間の幻影Op.22
スティーヴン・オズボーン(ピアノ)
 オズボーンのロシアン・プログラム!ムソルグスキーの"展覧会の絵"が登場!

 ヒューイットやアムランを擁するピアノ王国ハイペリオン(Hyperion)の新世代の旗手、"スコットランドの風雲児"スティーヴン・オズボーン。
 アシュケナージ以来の決定的名演とも評されたラフマニノフの「前奏曲全集」(CDA 67700)に続くロシアン・レパートリーはムソルグスキーの「展覧会の絵」!
 ベートーヴェン、シューベルト、リスト、ドビュッシー、ラヴェルからメシアン、カプースチン、ティペットなど、時代やスタイルにとらわれない圧倒的なレパートリーの持ち主であるオズボーン。
 ムソルグスキーの「展覧会の絵」は、オズボーンがこの数年間、コンサートのレパートリーとしてさらに深く掘り下げて本質を追究してきた作品であり、そのピアノから響く閃き、知性とセンス、作品の構成力は、聴き手に大きな驚きを与えてくれること必至!
 そしてオズボーンが「展覧会の絵」との組み合わせとして選んだ出来たのは、プロコフィエフの「サルカズム」と「束の間の幻影」。
 オズボーンのピアノにより、ムソルグスキーとプロコフィエフの音楽の風景が1つのストーリーとなる ——!

 ※録音:2011年12月17日−18日&20日、ヘンリー・ウッド・ホール(ロンドン)
 


CDA 67897
\2300→\2090
アンドレア・オリヴァ(フルート)
 J.S.バッハ:フルート・ソナタ集

  フルート・ソナタ変ホ長調BWV.1031
  フルート・ソナタ ト短調BWV.1020
  フルート・ソナタ ハ長調BWV.1033
  フルート・ソナタ ホ短調BWV.1034
  フルート・ソナタ ホ長調BWV.1035
  フルート・ソナタ ロ短調BWV.1030
アンドレア・オリヴァ(フルート)
アンジェラ・ヒューイット(ピアノ)
 ゴールウェイが大絶賛するイタリアの天才。オリヴァとヒューイットの"J.S.バッハ"!

 あの巨匠ゴールウェイに"世界最高のフルート奏者の1人"と称された1977年イタリア、モデナ出身の名フルーティスト。
 サンタ・チェチーリア国立アカデミー管弦楽団(ローマ聖チェチーリア音楽院管弦楽団)の首席奏者であり、世界への登竜門、神戸国際フルートコンクール(第6回)を制覇したアンドレア・オリヴァが、鍵盤の女神アンジェラ・ヒューイットとのデュオ、J.S.バッハの「フルート・ソナタ集」でハイペリオン(Hyperion)に初登場!
 アンドレア・オリヴァのフルートの音色とリリシズム、アジリティ、アンジェラ・ヒューイットがファツィオーリで奏でる室内楽奏者としての姿とバッハの解釈。
 イタリアの名門オーケストラの木管セクションで輝きを放つ名手と、現代を代表するバッハ弾きの共演が、J.S.バッハの「フルート・ソナタ集」というかけがえのない宝物を届けてくれる。

 ※録音:2011年12月16日−19日、イエス・キリスト教会(ベルリン)



 
CDA 67973
\2300→\2090
ブルンディバール 〜 テレージエンシュタットの作曲家たち
 クラーサ(マシューズ編):《ブルンディバール》からの組曲
 ウルマン:弦楽四重奏曲第3番Op.46
 クライン:弦楽三重奏曲
 ハース:弦楽四重奏曲第2番Op.7《猿山より》
ナッシュ・アンサンブル
 〔イアン・ブラウン(ピアノ)、
  ステファニー・ゴンリー(ヴァイオリン)、
  ローレンス・パワー(ヴィオラ)、
  フィリッパ・デイヴィス(フルート)、
  マーク・デイヴィッド(トランペット)、
  ローラ・サミュエル(ヴァイオリン)、
  ポール・ワトキンス(チェロ)、
  リチャード・ホスフォード(クラリネット)、
  クリス・ブランニック(打楽器)〕
 ナッシュ・アンサンブルの"ブルンディバール"。強制収容所で命を落とした作曲家たちの遺産。

 様々な編成やスタイル、レパートリーの国や時代の壁をものともしないイギリスのスーパー室内楽団ナッシュ・アンサンブル。
 トゥリーナやシューマンを取り上げてきたナッシュ・アンサンブルの次なるテーマは、悲劇の地、テレージエンシュッタット強制収容所で作曲された知られざる音楽。
 ナチスのユダヤ人迫害により命を落とした4人のユダヤ系作曲家たち、ハンス・クラーサ(1899−1944)、ヴィクトル・ウルマン(1898−1944)、ギデオン・クライン(1919−1945)、パヴェル・ハース(1899−1944)。
 子どものためのオペラとして作曲されたクラーサの「ブルンディバール」をデイヴィッド・マシューズ(1943−)が編曲した「組曲版」など、ここには志半ばにして散った作曲家たちの生きた証しがある。

 ※録音:2012年2月27日−29日、聖マイケル教会(ハイゲイト)
 

CDA 67954
\2300
カンシオーネス・エスパニョーラス 〜 スペイン歌曲集
 グラナドス:マハと夜鳴きうぐいす、歌曲集《トナディーリャス》
 グリーディ:カスティーリャの6つの歌
 トゥリーナ:3つの詩Op.81
 モンサルバーチェ:5つの黒人の歌
シルヴィア・シュヴァルツ(ソプラノ)
マルコム・マルティヌー(ピアノ)
 情熱の国、スペインのリリック・ソプラノ、シルヴィア・シュヴァルツが、母国の大作曲家たちの歌曲集でハイペリオン・デビュー!
 ミラノ・スカラ座、ウィーン国立歌劇場、バイエルン国立歌劇場、ボリショイ劇場、フィレンツェ五月音楽祭劇場や、エジンバラ、バーデン=バーデン、ヴァルビエなどの音楽祭で活躍するシルヴィア・シュヴァルツ。
 グラナドスからモンサルバーチェに至るスペイン歌曲のアンソロジーを、世界各地のオペラハウスから熱視線を送られる期待のソプラノが、情感豊かに歌います。

 ※録音:2012年2月26日−28日、オール・セインツ教会(ロンドン)
 

Britten: Cello Symphony, Cello Sonata & Cello Suites
CDA 67941/2
(2CDs)
\4500→\3790
アルバン・ゲルハルト(チェロ)
 ピアノはオズボーン、指揮はマンゼ!!
  ブリテン:チェロ作品集

 チェロ交響曲Op.68/チェロ・ソナタ ハ長調Op.65/
 無伴奏チェロ組曲第1番Op.72/
 無伴奏チェロ組曲第2番Op.80/
 無伴奏チェロ組曲第3番Op.87/
 テーマ《ザッヒャー》
アルバン・ゲルハルト(チェロ)
スティーヴン・オズボーン(ピアノ)
アンドルー・マンゼ(指揮)
BBCスコティッシュ交響楽団
 ドイツ・チェロ界の新皇帝ゲルハルト!生誕100周年!ブリテンのチェロ作品集!

 2013年で生誕100周年を迎える20世紀イギリスの大作曲家ベンジャミン・ブリテン(1913−1976)。
 ハイペリオン(Hyperion)のブリテン・イヤーのスタートを飾るのは、ドイツ・チェロ界の新皇帝アルバン・ゲルハルトが弾く「チェロ交響曲」、「チェロ・ソナタ」、そして「無伴奏チェロ組曲」!
 1960年、20世紀のチェロ作品の傑作誕生へと繋がる重要な出会いを果たしたブリテンとロストロポーヴィチ。
 イギリスとロシアの大音楽家が、その親交の証しとして遺したチェロのための「交響曲」、「ソナタ」、「組曲」で、ゲルハルトの緊迫感に満ちた鬼気迫る凄演が繰り広げられる!
 ゲルハルトのブリテンでは、「ピアノ協奏曲」(CDA 67625)で2009年の英グラモフォン賞に輝いた実績を持つスティーヴン・オズボーン、ヴァイオリンをタクトに持ち替え大活躍中のアンドルー・マンゼとBBCスコティッシュ交響楽団という充実の陣容が実現。
 ゲルハルトのブリテン、これは21世紀の新たな名演として大きな注目を集めること必至!

 ※録音:2011年12月19日−22日、ヘンリー・ウッド・ホール(ロンドン)&2012年3月10日−11日、シティ・ホール(グラスゴー)



 

Miserere
CDA 67938
\2300→\2090
ウェストミンスター大聖堂聖歌隊
 ミゼレーレ

 グレゴリオ聖歌:主よ聞き給え/マルコム:ミゼレーレ/
 バード:よりよき生活のうちに/
 パレストリーナ:ミサ曲《よりよき生活のうちに》/
 マルコム:主はその翼にて/
 グレゴリオ聖歌:聞き給え、憐れみ深き創造主よ/
 クローチェ:主よ、深くへりくだり/
 マニフィカト・アンティフォン:Evigilia super nos/
 ビーヴァン:第4旋法によるマニフィカト/
 アンティフォン・リピート:Evigilia super nos/
 モービー:正しき者はヤシの如く栄え/
 グレゴリオ聖歌:
  ミサ曲第9番《クム・ユビロ(喜びを持って)》より
   キリエ、グローリア/
 マルコム:真理は我が光/グレゴリオ聖歌:クレド第4番/
 パーソンズ:アヴェ・マリア/
 グレゴリオ聖歌:
  ミサ曲第9番《クム・ユビロ(喜びを持って)》より
   サンクトゥス&ベネディクトゥス、アニュス・デイ/
 ゲレーロ:めでたし聖なる乙女/タリス:光の消ゆる前にI/
 ヌンク・ディミティス・アンティフォン:主よ、われらを救いたまえ/
 マルコム:第3旋法によるヌンク・ディミティス/
 アンティフォン・リピート:主よ、われらを救いたまえ
ウェストミンスター大聖堂聖歌隊
マーティン・ベイカー(指揮)
 ウェストミンスター大聖堂聖歌隊!グレゴリオ聖歌で繋がる中世と現代!

 ハイペリオンの初期から多くの名唱を歌い続けてきたカトリックの名門合唱団、ウェストミンスター大聖堂聖歌隊。
 現音楽監督マーティン・ベイカーとの新録音「ミゼレーレ」は、四旬節、聖ヨゼフの祝日、受胎告知を記念する祝日のための音楽集。
 パレストリーナやバードなどルネサンス時代の大作曲家たちと、1947年から1959年にかけてウェストミンスター大聖堂聖歌隊の音楽監督を務めたジョージ・マルコム(1917−1997)の宗教作品が、"グレゴリオ聖歌"により時空を超え、1つのストーリーとしてリンクする。
 マルコムの「ミゼレーレ」はアレグリの傑作を思わせる20世紀の秀作である。

 ※録音:2011年7月12日−13日&10月4日−5日、ウェストミンスター大聖堂(イギリス)
 

CDA 67932
\2300
ドホナーニ:ピアノ独奏作品全集Vol.2
 4つのピアノ小品Op.2
 EGの主題による変奏曲とフーガOp.4
 組曲の形式によるユーモレスクOp.17
 高雅なワルツ
マーティン・ロスコー(ピアノ)
 ピアノ王国ハイペリオン(Hyperion)の主要ピアニストの1人、イギリスの名手マーティン・ロスコーが進めるハンガリーのコンポーザー=ピアニスト、エルネー・ドホナーニ(1877−1960)のピアノ独奏作品全集第2巻。
 第2巻にはウィーンで称賛された「EGの主題による変奏曲とフーガ」を含む1897年から1907年にかけて作曲された初期の4作品を収録。
 ドホナーニの初期のピアノ作品は、ブラームスを彷彿とさせるドイツ・ロマン派の響きが特徴的。マーティン・ロスコーはドホナーニの「ピアノ協奏曲」(CDA 66684)を弾いており、当代随一のドホナーニ弾きとしての一面も持っている。

 ※録音:2011年12月7日−9日、ポットン・ホール(サフォーク)
 

CDA 67976
\2300
ジャクソン:合唱作品集
 吟遊詩人の声(世界初録音)/私は知っている、おお神よ/
 おお、最良の師よ(世界初録音)/トルーロー・ミサ/
 トマス、カンタベリーのユダヤ人/真の光は神聖なもの/
 天使、大天使(世界初録音)/広げられた帆と船(世界初録音)/
 永遠なる天の栄光よ(世界初録音)/めでたし天の女王(世界初録音)
ラトヴィア国立合唱団
マリス・シルマイス(指揮)
カスパルス・ゼミティス(エレキギター)
 北大西洋の英国領バミューダ諸島出身の合唱作曲家ガブリエル・ジャクソン(1962−)の合唱作品集第2弾を歌うのは、バルト三国ラトビアの至宝マリス・シルマイスとラトビア国立合唱団。
 第2巻はラトビア国立合唱団の存在、ラトビアの詩人ドリス・カレヴァ(1958−)のテキストによる作品など、ラトビアの合唱の伝統が色濃く反映されている。「めでたし天の女王」では合唱とエレキギターが精妙なバランスが斬新であり美しい。世界初録音となる作品を多数収録した合唱ファン要注目の新譜です!

 ※録音:2010年3月11日−19日&4月21日、セント・ジョンズ教会(リガ、ラトビア)


HELIOS


CDH 55400
\1500
ウィンチェスター大聖堂聖歌隊
 タリス:
  ミサ・サルヴェ・インテメラータ
   (ミサ曲《めでたし, けがれなき乙女》)、
  めでたし, とげなきばら、幻想曲イ短調、
  めでたし, けがれなき乙女
 単旋律聖歌:
  主よ, 善の泉よ、真理を現わすため、幸せな方, 神の母、
  処女なる御母は男を知らず、天の女王、
  めでたし, 天の女王、祝されし御身体
ウィンチェスター大聖堂聖歌隊
ディヴィッド・ヒル(指揮)
 「ミサ・サルヴェ・インテメラータ」は、トマス・タリス(c.1505−1585)が歴史上に登場する1530年代以前の作品とされる自作のアンティフォナに基づくパロディ・ミサ。
 「40声のモテット」(CDA 66400)などタリスの名唱を生み出してきたデイヴィッド・ヒルとウィンチェスター大聖堂聖歌隊は、ミサ曲の間にアンティフォナを挿入するスタイルを採用。
 ヒルとウィンチェスター大聖堂聖歌隊が導き出した、作曲当時の演奏スタイルを荘厳なる歌声で ——。

 ※録音:2000年5月22日−25日、ウィンチェスター大聖堂(イギリス)/CDA 67207からの新装移行再発売
 


CDH 55457
\1500→\1390
チリンギリアン弦楽四重奏団
 ショーソン:弦楽四重奏曲ハ短調Op.35(ダンディ補筆完成版)
 ダンディ:弦楽四重奏曲第1番ニ長調Op.35
チリンギリアン弦楽四重奏団
 エルネスト・ショーソン(1855−1899)とヴァンサン・ダンディ(1851−1931)。19世紀後期〜20世紀前期のフランスで活躍した2人の作曲家の「弦楽四重奏曲集」。
 ショーソンが1899年に事故により44歳でこの世を去ったことにより、未完となったしまった「弦楽四重奏曲ハ短調Op.35」。
 未完の第3楽章を同世代の盟友ヴァンサン・ダンディが完成させた"補筆完成版"と、ダンディ自身の「弦楽四重奏曲第1番」をカップリング。陽の目を見ることの出来たショーソンの「Op.35」は、2人の友情の結晶である。

 ※録音:1997年7月&1999年1月の録音/CDA 67097からの新装移行再発売
 

CDH 55406
\1500
ヘンリー8世からチャールズ2世の時代のイギリス音楽
 ヘンリー8世(マクゴワン編):バスダンス 〜 まことの恋に/
 作曲者不詳:トランペット/
 ヘンリー8世:バスダンス 〜 タンデル・ナーケン/
 作曲者不詳:トランペット/
 ヘンリー8世:バスダンス 〜 タンデル・ナーケン/
 作曲者不詳:ヒュー・アシュトンのマスク/
 アストン:ホーンパイプ/タイ:イン・ノミネ第11番/
 アルウッド:イン・ノミネ第2番/タイ:イン・ノミネ第4番/
 タイ:イン・ノミネ第19番/作曲者不詳;イン・ノミネ/
 バード:イン・ノミネ第5番/
 組曲《マスクの踊り》 〜 作曲者不詳:女王のマスク/
 ブル:ブルのマスク/コプラリオ:グレイズ・イン・ザ・ファースト/
 ブレード:コーンウォールの踊り/作曲者不詳:アイルランド舞曲/
 ブレード(マクゴワン編):スコットランド舞曲/
 コプラリオ:ファンタジア/ブル:ファンタジア/
 A・バッサーノ:パヴァーヌとガリアルド/
 J・バッサーノ:ファンタジア第3番/
 イースト:ダヴィデがアブサロムの殺されしを聞きしとき/
 ロック:
  ヴォランタリー ヘ長調、パヴァーヌ=アルマンド、
  組曲第1番ニ短調、ヴォランタリー イ短調、組曲第2番ヘ長調、
  ヴォランタリー ニ短調、パヴァーヌ=アルマンド
ヒズ・マジェスティーズ・サグバッツ&
 コルネッツ
 ヘンリー8世からチャールズ2世までの約150年間にイギリスで作曲、演奏された華やかなる「王たちの音楽」
 イギリスのピリオド系金管アンサンブル、ヒズ・マジェスティーズ・サグバッツ&コルネッツの輝かしきサウンド、ケース・マッゴワン、ティモシー・ロバーツのアレンジが、ヘンリー8世自身の作品を含め、当時のイングランドの音楽を鮮明に再現する。

 ※録音:1996年4月30日−5月2日の録音/CDA 66894からの新装移行再発売
 

CDH 55419
\1500
ヘンデル:英語によるアリア集
 オラトリオ《ヘラクレスの選択》より
  だが、あの甘い囀りを聞いてよいのだろうか
 オラトリオ《エステル》より How can I stay, when love invites
 オラトリオ《サウル》より O fairest of ten thousand fair
 オラトリオ《ベルシャザール》より
  Great God! who, yet but darkly known
 オラトリオ《テオドーラ》より 喜びの魂は剣をものともせず
 オラトリオ《ユダス・マカベウス》より 天の父よ!
 オラトリオ《エステル》序曲
 オラトリオ《サウル》より おお主よ、その限りない慈悲は
 オラトリオ《ソロモン》より What though I trace each herb
 オラトリオ《ベルシャザール》より
  Martial Symphony − Destructive war
 オラトリオ《ソロモン》より Welcome as the dawn of day
 オラトリオ《テオドーラ》より
  Kind heaven, if virtue be thy care
 オラトリオ《ソロモン》より Almighty Pow'r
 オラトリオ《エステル》より
  Now persecution shall lay by her iron rod − Tune your harps
ジェイムズ・ボウマン(カウンターテナー)
スーザン・グリットン(ソプラノ)
ロバート・キング(指揮)
キングズ・コンソート
 英国古楽界が輩出したカウンターテナーの第1人者、ジェイムズ・ボウマンが歌うヘンデルの英語のオラトリオからの「アリア集」。
 その輝かしい歌声による11曲のアリアと2曲の二重唱はレコーディングから約10年が経過した今も光り続けている。レコーディング・エンジニアはリン・レコーズでおなじみのフィリップ・ホッブスが担当。

 ※録音:1992年3月&1995年3月9日−11日/CDA 66797からの新装移行再発売
 

CDH 55405
\1500
ドヴォルザーク:
 弦楽五重奏曲第3番変ホ長調Op.97
 弦楽六重奏曲イ長調Op.48
ラファエル・アンサンブル
 ラファエル・アンサンブルのドヴォルザークは、創造性に富んだヨーロッパ時代の「弦楽六重奏曲」と「新世界」と同時期に作曲された円熟味あふれるアメリカ時代、晩年の「弦楽五重奏曲第3番」をカップリング。
 レコーディング・エンジニアはトニー・フォークナー。

 ※録音:1988年6月15日−16日/CDA 66308からの新装移行再発売。





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