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≪アリアCD新譜紹介コーナー≫


マイナー・レーベル新譜
歴史的録音・旧録音
メジャー・レーベル

国内盤
映像


 一体何があったのか。
 先日から、ここ数年で最も激しい新譜ラッシュが続く。
 まるで魅入られたかのようにものすごいアルバムが次々と登場。どうか「こんなものか」と思わないよう。こんなことは滅多にない。


4/19(金)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜

AR RE-SE



AR 2012-1
\2500→\2290
原曲はピアノだったか・・・と錯覚させられる
 ストラヴィンスキー:
  火の鳥(ピアノ独奏版)
  ナイチンゲールの歌(ピアノ独奏版)
リディア・ジャルドン(ピアノ)
 ストラヴィンスキー自身によってピアノ独奏版へと編曲がなされた「火の鳥」。厚みのある音色に活発な飛躍が施され、ピアノ独奏版においても従来の迫力や存在感は健在。女流演奏家と女流作曲家のみのレーベル"AR Re-Se"の設立者リディア・ジャルドンが、思わず原曲がピアノ・ソロかと思ってしまうヴィルトゥオーゾ・プログラムで魅了する。
 2012年3月5−6日&8−9日の録音。




CENTAUR



CRC 3227
\2300→\2090
19世紀イタリアの珍しいクラリネット室内楽作品集
 カヴァッリーニ:
  クラリネット四重奏曲第1番、第2番、
  エチュード第22番(クラリネットとピアノ版)*、
  第14番(デル・マストロ編曲クラリネット四重奏版)、
  クラリネットとピアノのためのスルアルノ・アンディアン
   (ロマンス)*
 カルッリ:
  主題と変奏、ドニゼッティの歌劇《ポリュート》より
   ファンタジー*#
 クローゼ:ベッリーニの歌劇《夢遊病の女》より ファンタジー*#
 パニッツァー:若い恋人たち
 ガリボールディ:カント・ノットゥルノ・ダモーレ*
 ロッシ:クラリネット四重奏曲
 メルカダンテ:
  2本のクラリネットのためのノットゥルノ*+、三重奏曲
アダミ・クラリネット四重奏団
 〔ルイジ・マギストレッリ、
  ラウラ・マギストレッリ+、
  セルジオ・デル・マストロ、
  アルベルト・セッラピグリオ〕
ベル・カント・アンサンブル
 〔ルイジ・マギストレッリ(クラリネット)*、
  クラウディア・ブラッコ(ピアノ)、
  ルカ・ブリーニ(ピアノ)、
  フラビオ・アルヅィアティ(ピッコロ&フルート)、
  シルヴァーノ・スカンヅィアーニ(オーボエ)、
  アルフレッド・ペドレッティ(ホルン)、
  ダニーロ・ザッファローニ(バスーン)、
  クラウディオ・アンドリアーニ(ヴァイオリン)、
  アレッサンドロ・アンドリアーニ(チェロ)〕
 アダミ・クラリネット四重奏団とベル・カント・アンサンブルのメンバーである、ルイジ・マギストレッリは国際クラリネット協会のイタリア支部の会長を務め、ミラノ音楽院でクラリネット科教授でもある。イタリアのクラリネット・プレイヤーならではのレアなプログラムは、選曲にもおすすめ。2010年7月−8月、2011年7月、(ミラノ)での録音。
 

CRC 3241
\2300
モーズ・ビット・オ・ブルース 〜
 トロンボーンのための作品集

  オグレディ:即興曲第1番
  ズーダーバーグ:室内楽3
  サントレ:ザ・インソルブレ・パーシスツ
  ゴールドスタイン:パッセージ(委嘱作品)
  ィルソン:トリフェクタ
  ウツァーロウ:
   ザ・スメル・オブ・ウェット・ドッグズ・
    アフター・サマータイム・レイン
  オグレディ:
   イレブン・ディメンショナル・スーパーグラヴィティ、
   モーズ・ビット・オ・ブルース

モーリーン・ホーガン(トロンボーン)
スコット・ハートマン(トロンボーン)
リサ・バーソロウ(フルート)
コンスタンス・チーズブロー(ピアノ)
バート・ジョーンズ(トランペット)
ジュリー・ジョセフソン(トロンボーン)
ジョン・マッケロイ(トランペット)
ドン・ロビンソン(トロンボーン)
デイヴィッド・サンダース(ホルン)

 海の上に浮かびながらトロンボーンを吹くジャケット・デザインがかなり印象的なこのアルバム。レナード・バーンスタインやヨーヨー・マ、フレデリック・フェネルなどの名指揮者との共演が豊富な女性トロンボーニストのモーリン・ホーガンは、ジョージア大学のトロンボーン科教授。ゴールドスタインの「パッセージ」などトロンボーンのレパートリー拡大に役立ちます!元エンパイア・ブラスの名手スコット・ハートマンの参加もポイント!1990年−2011年の録音。
 

CRC 3250
\2300
トマス・コーティク(ヴァイオリン)
 シューベルト:
  ヴァイオリンとピアノのための二重奏曲イ長調 Op.162,D.574
  ロンド(ロンド・ブリランテ)ロ短調 Op.70,D.895
  幻想曲ハ長調 Op.159,D.934
トマス・コーティク(ヴァイオリン)
タオ・リン(ピアノ)
 室内楽奏者として認められ、マイケル・ティルソン・トーマスに"優れたヴァイオリニスト"と賞賛されたトマス・コーティク。シューベルトのヴァイオリンとピアノ曲の解釈についての博士論文を執筆しており、タオ・リンとのデュオも、シューベルトの音楽に対する思いがあふれた好演奏。2011年9月3−5日、グスマン・コンサート・ホール(フロリダ)での録音。




GLOSSA



GCD 921117
\2400→\2190
巨匠ブリュッヘン&18世紀オーケストラの新録音!
 メンデルスゾーン:
  交響曲第4番イ長調 Op.90《イタリア》(1833年原典版)
  交響曲第3番イ短調 Op.56《スコットランド》
 J.S.バッハ:
  カンタータ第107番《汝何を悲しまんとするや》BWV.107より 主よ
  あなたの栄光を与えてください(オーケストラ版)
フランス・ブリュッヘン(指揮)
18世紀オーケストラ
 メンデルスゾーンの"イタリア"&"スコットランド"!

 来日公演曲目収録!
 去る4月上旬に行われた来日公演「ブリュッヘン・プロジェクト」では、1981年の創設から現在まで続く歴史の重み、作品の初演当時の感動を音楽を通じて届けてくれた古楽界の巨匠フランス・ブリュッヘンと18世紀オーケストラ。
 来日公演の興奮、感動がさめやらぬ中、スペインのグロッサ(Glossa)から登場する新譜は、2009年9月と2012年11月にオランダのユトレヒトで収録されたメンデルスゾーンの「スコットランド」と「イタリア」の新録音!
 メンデルスゾーンが訪れたイタリアとスコットランド。ローマの眩い太陽、ハイランド地方の霧がかった風景。
 ブリュッヘンと18世紀オーケストラは、フィリップス時代の1990年代に「スコットランド」と「イタリア」の録音を行っており、10年以上の歳月を経て収録された新録音のリリースは、深みを増した解釈、現在のオーケストラの音色による"メンデルスゾーン"を世に伝えるという強い使命感と熱意の証しである巨匠ブリュッヘンと18世紀オーケストラとの成熟した関係から生まれる"19世紀"メンデルスゾーンのシンフォニー。
 19世紀、ドイツ・ロマン派の音楽の感動が、ブリュッヘンと18世紀オーケストラの"現在"の響きで降り注ぐ ——。

 ※録音(ライヴ):2009年9月&2012年11月、ユトレヒト(オランダ)







KML RECORDINGS

KML 2117
(3CD/特別価格)
\5100→\3790
ラベック姉妹が弾くミニマル・ミュージック!
 〜 ミニマリスト・ドリーム・ハウス

 グラス:2台ピアノのための4つの楽章
  (2台ピアノ/カティア&マリエル)
 スケンプトン:3つの夜想曲(ピアノ・ソロ/カティア)
 ダックワース:タイム・カーヴ・プレリュードより
  第1番、第2番、第7番、第10番、第12番、第17番
   (ピアノ・ソロ/マリエル&カティア)
 スケンプトン:映像より
  プレリュード第1番、インターリュード第4番、プレリュード第5番、
  インターリュード第5番、プレリュード第7番
   (ピアノ・ソロ/マリエル)、
  ポストリュード(ピアノ・ソロ/マリエル)
 ケージ:エクスペリエンシズ第1番(2台ピアノ/カティア&マリエル)
 シャルマン:ゲームランド(世界初録音/カティア&マリエル+バンド)
 テスカリ:スオナール・リメンブランド(世界初録音/カティア+バンド)
 ツイン:ナノウ2、4月14日(4手連弾/カティア&マリエル)
 イーノ:イン・ダーク・ツリーズ(カティア+バンド)
 グラス:ポエット・アクツ(ピアノ・ソロ/カティア)
 ペルト:偉大な都市への賛歌(2台ピアノ/カティア&マリエル)
 テスカリ:エン・4・パレンテセス(世界初録音/カティア+バンド)
 レディオヘッド:ピラミッド・ソング
  (ピアノ&ヴォーカル/カティア+ダヴィッド)
 セギニエ:フリー・トゥ・X(世界初録音/カティア+バンド)
 スーサイド:ゴースト・ライダー(カティア+バンド)
 ライリー:インC(2台ピアノ+バンド/カティア&マリエル+バンド)
 ナイマン:水の踊り2012(2台ピアノ/カティア&マリエル)
カティア・ラベック(ピアノ)
マリエル・ラベック(ピアノ)
ダヴィド・シャルマン
 (ギター&ベース&ヴォーカル)
ラファエル・セギニエ(ドラムス)
ニコラ・テスカリ(ピアノ)
 ただただかっこいい!!!
 彼女たちが弾くからかっこいいのか、彼女たちが選ぶからかっこいいのか。なんでもいいが、とにかくかっこいい。
 ミニマルだから、3枚組だから・・・いやいや敬遠してる場合じゃない。これは最近まれにみる名盤。


 フランスのバスク地方、バイヨンヌに生まれた世界最高峰のピアノ・デュオ姉妹、カティア・ラベックとマリエル・ラベックの"ラベック姉妹"。
 「ミニマリスト・ドリーム・ハウス」は、ラベック姉妹のニューリリースは、"ミニマル・ミュージックの50年間"のハイライトを3枚のディスクに収めたピアノ・デュオによるミニマリストたちのフェスティヴァル!
 ラベック姉妹は、ジョン・ケージの1945年の作品「エクスペリエンシズ第1番」からフィリップ・グラスやマイケル・ナイマン(水の踊り2012は世界初録音!)、アルヴォ・ペルト、テリー・ライリー、さらにはイギリスのロックバンド、レディオヘッドやアメリカのロックバンド、スーサイドなど、ジャンルの枠を飛び越えた"ミニマル・ミュージック"プログラムは流石の一言に尽きる。
 ピアノ・デュオ、4手連弾のみにこだわらず、ソロとバンドやヴォーカルを加えるなど、作品ごとに変化する編成も注目のポイント。
 ラベック姉妹のピアノ・デュオによって、大物ミニマリストたち、様々な作曲年代のミニマル・ミュージック共存する"ドリームハウス"がその姿を現します!

 カティア&マリエル・ラベック来日公演情報!
  2013.04.24(水)&25(木) 東京 NHKホール セミヨン・ビシュコフ(指揮)、NHK交響楽団




NIMBUS ALLIANCE(CD−R)



NI 6212
(CD-R)
\2300→\2090
今回フェルツマンが奏でるのは、ピアノの魔術師リスト
 リスト 〜 孤独な中の神の祝福
  愛の夢第3番変イ長調/バラード第2番変ロ短調/
  6つのコンソレーション/
  詩的で宗教的な調べより第3曲「孤独な中の神の祝福」/
  子守唄嬰ヘ短調/悲歌/悲しみのゴンドラ第2稿/夢に
ウラディミール・フェルツマン(ピアノ)
  旧ソ連での音楽活動禁止、アメリカへの亡命、レーベルの移籍など、幾多の試練を乗り越えた孤高の天才ピアニスト、ウラディミール・フェルツマン。
 バッハの秀逸な録音が記憶に新しいフェルツマンが奏でるのは、ピアノの魔術師リストの作品集。
 細部まで神経の行き届いた速く重厚なパッセージと、情感豊かでダイナミックな演奏。リリースを重ねるごとに新たな一面を見せてくれるフェルツマンの新録音。2012年3月29日&30日の録音。

 ※Nimbus Allianceはレーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。予めご了承ください。




PENTATONE



PTC 5186 448
(SACD)
\2700→\2490
ヤノフスキのブルックナー・チクルス第8弾!
 ブルックナー:交響曲第2番ハ短調
  (1877年稿、キャラガン校訂)
マレク・ヤノフスキ(指揮)
スイス・ロマンド管弦楽団
 "交響曲第2番"は1877年稿キャラガン校訂版!

 「ワーグナー・エディション」の大成功により、さらに世界的評価を高めているポーランド出身の名匠マレク・ヤノフスキが、2005年から2012年まで首席指揮者を務めたスイスの名門、スイス・ロマンド管弦楽団と進める「ブルックナー・チクルス」。
 「交響曲第3番」(PTC 5186 449)に続く"第8弾"(ミサ曲第3番を含めると第9弾)となるのは、2つめの番号付きシンフォニー「交響曲第2番」!
 ブルックナーの他の交響曲と同じく、数度の改訂が行われた「交響曲第2番」でヤノフスキが選んだのは、1877年稿のウィリアム・キャラガン校訂版。
 「第1番」や「第3番」での見事な演奏を聴かせてくれたヤノフスキ。「第2番」の決定稿とも評されるヴァージョンでの好演に期待がかかります!

 ※録音:2012年10月、ヴィクトリア・ホール(ジュネーヴ、スイス)




PHAEDRA


DDD 92076
\2500
ローデヴェイク・ド・フォフト:
 14のカンティカ
 デュオ・カントゥス・マリアーニ
 オルガンのためのラルゲット
 ミサ・イン・ホノレム・アンジェロルム
カペラ・コンシニテ、
ルク・バスティアン
 (オルガン/
  アリスティド・カバイエ・コル1878)
ルード・クラーセン(指揮)
 20世紀のフランドルとベルギーで活躍したロードヴェイク・ド・フォフトは、2度の世界大戦の間に多くの合唱作品を遺した。マーラーやR.シュトラウスのもとで指揮の研鑽を積み、作曲者としてでなく指揮者、教育者としてもその手腕を発揮するなど、アントワープを主な活躍の場とした音楽家。近現代の合唱作品を得意とし、国内外で多くの受賞歴を持つカペラ・コンシニテがフォフトの創り上げた厳かで美麗なハーモニーを歌い上げる。2012年3月10−12日の録音。




RAUMKLANG

RK 3101
\2500
ウプサラの宝物
 フェルスター:7声のソナタ/
 グレトル:サルヴェ・レジナ/
 フェルスター:ラ・シドン、3声のソナタ/
 ベルターリ:聖なるすべての天使/
 フルヒハイム:5声のソナタ/
 トゥンダー:ようこそ、天の父/
 作曲者不詳(17世紀):2声のソナタ/
 ポーレ:主の声は水の上に/
 ベルターリ:6声のソナタ第2番/
 ペランダ:我に清き心を創り/
 ベルターリ:3声のソナタ/
 レイナ:深い淵から、あなたに叫びます
ヴォルフ・マティアス・フリードリヒ
 (バス)
レ・コルネ・ノワール
  17世紀初頭から18世紀の、手書き譜などの貴重資料を含む約2300作品を保有し、北欧最古という歴史を持つスウェーデンのウプサラ大学。稀少資料によるプログラムで構成された「グスタフ・デューベン・コレクション」からの音楽を、カルロヴィ・ヴァリの国際ドヴォルザーク・コンクールで優勝経歴をもち古楽を得意とするドイツの実力派バス、ヴォルフ・マティアス・フリードリヒと、ドイツ・バロックを得意とするレ・コルネ・ノワールが奏でる。




STERLING


CDS 1097-2
(CD-R)
\2500
ハインリヒ・ホフマン(1842−1902):管弦楽作品集
 劇的序曲 Op.28
 交響曲変ホ長調 Op.22《フリティヨフ》
 ハンガリー組曲 Op.16
アルテンブルク・ゲラ歌劇場管弦楽団
エリク・ソレーン(指揮者)
 ドイツのコンポーザー=ピアニスト、ハインリヒ・ホフマン(1842−1902)の管弦楽作品集。折衷主義、シンプルで古典派的なスタイルの音楽を、ソレーン率いるアルテンブルク・ゲラ歌劇場管弦楽団の優秀な演奏で。
 2009年11月30日−12月3日の録音。

 ※当ご案内のSterlingはレーベル・オフィシャルのCD-R盤でのご提供となります。
 

CDS 1098-2
(CD-R)
\2500
ラフ:合唱と管弦楽のための作品集
 テ・デウム WoO.16
 深き淵より Op.141
 主の祈り WoO.32
 アヴェ・マリア WoO.33
 4つのマリアの交唱 WoO.27
カールスタッド室内合唱団
ストックホルム・シンガーズ
ヨーテボリ歌劇場管弦楽団
ヘンリク・シェーファー(指揮)
ブー・アウレール(指揮)
スサンナ・アンデション(ソプラノ)
 チューリッヒ湖畔のラーヘンで生まれた19世紀スイスの大作曲家ヨアヒム・ラフ(1822−1882)の合唱と管弦楽のための作品集。フランツ・リストからの影響を受けていたワイマール時代の「テ・デウム」、1872年に初演された「深き淵より」のコントラストが興味深い。これらの合唱作品もラフを知る上で欠かせない。2011年10月16日−18日&2012年5月25日の録音。
 

CDA 1680-2
(CD-R)
\2500
マリア・シールグレン(ピアノ)
 ロマンティック・シルエット

  シューマン:
   アベッグ変奏曲 Op.1、幻想小曲集 Op.12より 夕べに
   飛翔、なぜに、気まぐれ
  リスト:愛の夢第3番、ハンガリー狂詩曲第6番
  レーガー:シルエット Op.53
  シェック:2つのピアノ小品
マリア・シールグレン(ピアノ)
 16才からヨーテボリの音楽アカデミーで学び、モーツァルトのピアノ協奏曲第21番でデビューを飾ったピアニスト、マリア・シールグレン。軽やかで優しいタッチとシューマン、リスト、レーガー、シェックと時代の流れを追ったプログラムは、彼女のピアノに対する想いや確かな選曲眼が感じられる。2012年3月、4月の録音。
 

CDA 1678-2
(CD-R)
\2500
ペッテション:歌曲全集
 6つの歌
 24の裸足の歌
トルステン・モスベリ(テノール)
アンデシュ・カールクヴィスト(ピアノ)
 "医者"と"物理学者"というもう一つの経歴を持つデュオ、モスベリとカールクヴィストによるストックホルム出身の作曲家、アラン・ペッテション(1911−1980)の歌曲全集。人間=身体と魂というモスベリの学者としての在り方を音楽を通して表現している。2005年8月12日−13日の録音。
 

CDA 1679-2
(CD-R)
\2500
リンデ&ラーション:歌曲集
 リンデ:
  アンナの物語 Op.2、40の春の歌 Op.40、夏休み Op.34
 ラーション:
  9つの歌 Op.35より〔第2、3、4、7番〕、
  8つの歌 Op.52より〔第2、3番〕、
  12の歌より〔第11番〕
リサ・グスタフソン(ソプラノ)
モッテン・ランドストレム(ピアノ)
 20世紀スウェーデンのコンポーザー=コンダクター、ラーシュ=エリク・ラーション(1908年−1986)と、そのラーションに作曲を学んだブー・リンデ(1933−1970)の歌曲集。生きた場所や感情を巧みに音楽に反映出来たラーション。優れた声楽曲を作曲する実力者リンデ。師弟の絆が新たな歌曲の世界を見せてくれる。2009年1月の録音。




TALANTON



TAL 90010
\2100→\1890
モンタルバーネ音楽祭2011 〜
 ラーガ・ヴィルガ 〜
  インドの古典声楽ドゥルパドと中世ドイツの神秘家・女流作曲家ビンゲンの音楽
アルス・コラリス・ケルン
マリア・ヨナス(指揮)
 2011年のモンタルバーネ音楽祭のライブ・レコーディング。インドの古典声楽ドゥルパド、中世ドイツの神秘家で女流作曲家ビンゲンの音楽、精神性をつなぎ合わせた古楽と民族音楽のコラボレーション。インドのラーガを、均衡のとれた歌声と巧みな表現で奏でる。2011年6月17日の録音。




PIANO CLASSICS


PCL0053
\1300
アレクサンダー・コルサンティア(pf)
 プロコフィエフ:ピアノソナタ第7番、第8番 
 ストラヴィンスキー(G.アゴスティ、A.コルサンティア編):火の鳥
アレクサンダー・コルサンティア(pf)
 


PCL0054
\1300
アレクサンドル・ギンジン(pf)〜トランスクリプション集
 ラフマニノフ:楽興の時Op.16
 トランスクリプション集
  J.S.バッハ:
   無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第3番BWV.1006より/
  ビゼー:「アルルの女」第1組曲からメヌエット/
  メンデルスゾーン:「真夏の夜の夢」からスケルツォ/
  ラフマニノフ:
   12の歌曲Op.21より「リラの花」、
   6つの歌曲Op.38より「ひなぎく」/
  チャイコフスキー:子守歌/
  ムソルグスキー:「ソロチンスクの市」からゴパック/
  リムスキー=コルサコフ:熊蜂の飛行/
  クライスラー:愛の悲しみ、愛の喜び/
  ラフマニノフ:V.R.のポルカ
アレクサンドル・ギンジン(pf)




<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>


CENTAUR

CRC 3211
\2300→\2090
スティーヴン・スターリク 〜 レトロスペクティヴVol.3
 J.S.バッハ:ヴァイオリン協奏曲第1番イ短調 BWV.1041
  (ライヴ録音:1961年)
 ヴァイオリン・ソナタ ホ短調 BWV.1023
  (録音:1967年)*
 無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番ニ短調 BWV.1004
  (録音:1962年&ライヴ録音1978年)
 ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ ト短調BWV.1020
  (録音:1967年)*
 ヴァイオリン協奏曲第2番ホ長調 BWV.1042
  (録音:1975年)**
スティーヴン・スターリク
 (ヴァイオリン指揮**)
ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
ベルナルド・ハイティンク(指揮)
ケネス・ギルバート(チェンバロ)*
ヴァンクーバー・バロック管弦楽団**
 キング・オヴ・コンサートマスター、スターリクの至芸Vol.3!

 ロイヤル・フィル、コンセルトヘボウ管、シカゴ響のコンサートマスターを歴任し、「king of concertmasters」(英ストラド誌)と称された名ヴァイオリニスト、スティーヴン・スターリクの至芸を復刻する「レトロスペクティブ・シリーズ」第3巻。
 第1巻は「協奏曲集」、第2巻は「ヴァイオリン小品集」、第3巻の今回はJ.S.バッハのソナタ&協奏曲集!「無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番」では、1978年のライヴ録音のシャコンヌ、1962年録音のアルマンドからジーグを組み合わせており、16年間の時の流れが刻まれた曲目構成もユニーク。1961−1975年の録音。


スティーヴン・スターリク、旧譜
CRC 3186/3187
(2CDs)
\4600→\4190
スティーヴン・スターリク 〜 レトロスペクティブVol.1
 パガニーニ:ヴァイオリン協奏曲第1番ニ長調Op.6*
 ベートーヴェン:
  ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.61(カデンツァ:クライスラー)**
 モーツァルト:
  ヴァイオリン協奏曲イ長調K.219(カデンツァ:ヨアヒム)#
 サン=サーンス:序奏とロンド・カプリチオーソOp.28##
 ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン協奏曲イ長調Op.99+
ヘルマン・ミハエル(指揮)*
北ドイツ放送交響楽団*
ベルナルド・ハイティンク(指揮)**
ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団**
ジョン・エイヴィソン(指揮)#
CBCバンクーバー室内管弦楽団#
ダグラス・ギャムレイ(指揮)##
ロンドン祝祭管弦楽団##
アンドルー・デイヴィス(指揮)+
トロント交響楽団+
 カナダの大ヴァイオリニスト、スターリクの協奏曲録音!

 ロイヤル・フィル、RCO、アムステルダム室内管弦楽団、シカゴ交響楽団など世界有数のオーケストラでコンサートマスターを務めてきた、スティーヴン・スターリク(1932−)の軌跡を辿るレトロスペクティブ第1巻。協奏曲集の共演者陣にはハインティク、アンドルー・デイヴィスにはスターリクの功績にふさわしい名指揮者たちの名前が!カナダの名匠、スターリクの1960年代〜80年代の名演がここに蘇ります。

 1969年1月*&1961年9月18日**&1972年#&1962年##&1986年+のライヴ録音。

CRC 3203
¥2300→\2090

スティーヴン・スターリク 〜 レトロスペクティブVol.2

 シューベルト:ソナチネ第2番イ短調 D.385より「アレグロ」
  (録音:1988年)
 クライスラー:
  愛の悲しみ(録音:1976年)、愛の喜び(録音:1976年)、
  美しきロスマリン(録音:1976年)
 ヴィエニャフスキ:2つのマズルカ Op.19−2(録音:1963年)
 ラヴェル:ハバネラ形式の小曲(録音:1968年)
 チャイコフスキー(ムーラー編):悲しい歌ト短調(録音:1961年)
 クライスラー:
  ジプシー奇想曲(録音:1976年)、中国の太鼓(録音:1976年)
 ラフマニノフ(クライスラー編):マーガレット(録音:1984年)
 ヴィエニャフスキ:コンチェルト第2番より「ロマンス」
  (録音:1980年)
 チャイコフスキー:(ムーラー編)ただ憧れを知る人のみ
  (録音:1961年)
 チャイコフスキー:(クロプチッチ編)感傷的なワルツ(録音:2003年)
 シューマン:ヴァイオリン協奏曲ニ短調第2楽章(録音:ca.1983−85年)
 マスネ:タイスの瞑想曲(録音:1961年)
 フォーレ:子守歌Op.16(録音:1982年)
 クライスラー:ウィーン奇想曲(録音:1976年)
 バルトーク(セーケイ編):
  ルーマニア民俗舞曲〜第4曲「ブチュム人の踊り」(録音:1984年)
 レジェー:暗い日曜日(録音:1959年)
 サラサーテ:ツィゴイネルワイゼン(録音:1959&1967年)
スティーヴン・スターリク(ヴァイオリン)
リサ・バーグマン(ピアノ)
ジェーン・コーウィン(ピアノ)
アデラ・コトウスカ(ピアノ)
ロビン・ウッド(ピアノ)
レイモンド・パーネル(ピアノ)
ローラン・フィリップ(ピアノ)
ロバート・リンゾン(ピアノ)
ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団の
 メンバーたち
CBCバンクーバー室内管弦楽団
ロンドン祝祭管弦楽団
ダグラス・ギャムレイ(指揮)
ピルマ・ステファン&
 ロイヤル・ツィガーヌ
 蘇るスティーヴン・スターリクの至芸。シリーズ第2巻は"ヴァイオリン小品集"!

 ロイヤル・フィル、コンセルトヘボウ管、シカゴ響のコンサートマスターを歴任したスティーヴン・スターリクの至芸を復刻する「レトロスペクティブ・シリーズ」。第1巻の「協奏曲集」に続く第2巻は「ヴァイオリン小品集」。クライスラーの名作から編曲作品を集めたプログラムには、スターリクの約半世紀に渡る芸術がここに凝縮されている。1959−2003年の録音。

 

CRC 2803/04/05
(3CD)
\6900→¥5370
スターリク・ペリー・デュオ
 ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ全集(第1番〜第10番)
スターリク・ペリー・デュオ
〔スティーヴン・スターリク(Vn)、
ジョン・ペリー(P)〕
ロイヤル・フィル、ロイヤル・コンセルトへボウ管、シカゴ響のコンサート・マスターを歴任し、多くの巨匠たちと数々の名演を生み出した名手スティーヴン・スターリク。スターリクは1969年よりアメリカのピアニスト、ジョン・ペリーと「スターリク・ペリー・デュオ」を結成。今回デジタル・リマスターが施されたベートーヴェンは1980年と1982年に収録が行われた音源であり、同コンビの至芸を存分に堪能できる記念碑的名演である。
 


CRC 3148
\2300→\2090
ラーギン・ヴェンク=ヴォルフ(ヴァイオリン)
 瞑想曲
〜若き日の演奏
 マスネ:タイスの瞑想曲/
 クライスラー:前奏曲とアレグロ/
 ショパン(ミルシテイン編):夜想曲 嬰ハ短調/
 ガーシュイン(ハイフェッツ編):
  歌劇《ポーギーとべス》より テンポ・ディ・ブルース/
 ヴラディゲロフ:ブルガリア組曲より 聖歌/
 クライスラー:オルター・リフレイン/
 ファリャ:スペイン民謡組曲より ムーア人の服地、ナナ/
 ブラームス:ハンガリー舞曲第17番/
 ラヴェル:ハバネラ形式による小品/
 リャードフ:音楽の玉手箱/
 ドヴォルザーク:スラヴ舞曲第3番/
 アルベニス:タンゴ Op.165/
 ラフマニノフ:ヴォカリーズ
ラーギン・ヴェンク=ヴォルフ(ヴァイオリン)
カーレ・オーナング(ピアノ)
 ベルゲン・フィルやオスロ・フィルとの共演や、レントヘンの「ヴァイオリン協奏曲」(CRC2790)の録音で知られるノルウェーの女流ヴァイオリン奏者ラーギン・ヴェンク=ヴォルフ。
 彼女が24〜25歳頃の録音を集めたヴァイオリン小品集。下記「エキゾチックな夜」はほんとに「エキゾチック」でびっくりしたが、こういう濃厚系の演奏がお好きな人にはたまらないはず。今回は過去の音源からということだが、彼女の魅力をたっぷり楽しませてくれそうな選曲。
 使用楽器は1689年製のストラディヴァリウス。1982−1983年の録音。


旧譜
こんな弾き方の人がまだ生き残っていた
ラーギン・ヴェンク=ヴォルフ(ヴァイオリン)
Rontgen, J.: Violin Concerto in A Minor / Hubay, J.: Violin Concerto No. 3 / Poeme
CRC 2790
\2300→\2090
ラーギン・ヴェンク=ヴォルフ(ヴァイオリン)
 ロマンティック・コンチェルト集

 ユリウス・レントヘン(1855−1932):
  ヴァイオリン協奏曲イ短調(世界初録音)/
 E・ショーソン:詩曲Op.25/
 J・フバイ:ヴァイオリン協奏曲第3番ト短調Op.99
ラーギン・ヴェンク=ヴォルフ(Vn)、
スタニスラフ・ボグニア指揮、
ドヴォルザーク・シンフォニー・オーケストラ、
デニス・バーク指揮、
スロヴァキア放送響
ラーギン・ヴェンク=ヴォルフは、モンティのチャルダッシュなどを収録した「エキゾティックな夜」(CRC 2392)などの録音で知られるようになったノルウェーの女流ヴァイオリン奏者。
ちなみに日本でも注目が集まり始めているオランダの作曲家レントヘンによるロマンティシズムにあふれた協奏曲は、今回が世界初録音となる!

モンティ/ブラームス/フバイ/サラサーテ/ファリャ/ヴラディゲロフ/アクロン/ブロッホ:ヴァイオリン作品集(ラーギン/シルヴァ)
CRC2392
\2300→\2090

ラーギン・ヴェンク=ヴォルフ(ヴァイオリン)
 エキゾチックな夜〜ヴァイオリン小品集
ヴィットリオ・モンティ :チャールダーシュ
ヨハネス・ブラームス :ハンガリー舞曲集 第1,2番(編曲:J. ヨアヒム)
イェネ・フバイ :ヘイレ・カティ Op. 32
パブロ・デ・サラサーテ :ツィゴイネルワイゼン Op. 20
マヌエル・デ・ファリャ :7つのスペイン民謡 - 第5番 ナーナ(ヴァイオリンとピアノのための編)
パンチョ・ヴラディゲロフ :ブルガリア組曲 Op. 21 (ヴァイオリンとピアノ編)
伝承曲 :エイリ、エイリ(ヴァイオリンとピアノ編)
ジョゼフ・アクロン :ヘブライの旋律 Op. 33
エルネスト・ブロッホ:バール・シェム - ニーグン
           エキゾチックな夜
モーリス・ラヴェル :ハバネラ形式の小品
           ツィガーヌ
ラーギン・ヴェンク=ヴォルフ (ヴァイオリン)
ロハン・デ・シルヴァ (ピアノ)
情熱型美人ヴァイオリニスト ラーギンによる「エキゾチックな夜」。19世紀生まれかというような前時代的な歌いまわしをする。




GLOSSA

GCD P31102
(2CD/特別価格)
\3600→\3290
リコーダー奏者ブリュッヘンの至芸!"サワークリーム"の名盤が新装復活!
 サワークリーム・レガシー 〜 パッション・オヴ・リーズン
 マショー:
  我が終わりは我が始まり、ダヴィデのホケトゥス、意気消沈して/
 ソラージュ:煙を燻べる者/ブリュメル:アンデルナハで/
 プレストン:ラ・ミ・レのうえで/
 コーニッシュ:
  ファ・ソ・ラ、カトリコン イ短調、カトリコン ニ短調/
 フェアファックス:それは私の悲哀/
 タイ:はやく座って/ベディンガム:救い主イエス/
 作曲者不詳:キリエ、キリエ イ短調/
 作曲者不詳:キリエ ロ短調、キリエ/
 ジャイルズ:世の救い主/プレストン:おお、光よ/
 ニューアーク:行けば行くほど/
 イザーク:絶望的な運命の女神、ラ・モルラ、かく眠り続けん/
 ワルター:カノン/ジャヌカン:ひばり/
 トレボール:夢見つつ/J.S.バッハ(ブッケ編):イクリプス/
 J.S.バッハ:4つのゴルトベルク・カノン、反行形による拡大カノン
サワークリーム
 〔フランス・ブリュッヘン(リコーダー)、
  ケース・ブッケ(リコーダー)、
  ワルター・ファン・ハウヴェ(リコーダー)〕
佐藤豊彦(リュート)
イザベル・アルバレス(ヴォーカル)
  今や伝説となった"リコーダー奏者"としてのフランス・ブリュッヘン。
 ブリュッヘンが1972年に結成したリコーダー・アンサンブル、サワークリームの名演が待望の復活!
 フランス・ブリュッヘン、ケース・ブッケ、ワルター・ファン・ハウヴェという歴史にその名を刻むリコーダー界の世界的名手たちに、日本が誇る世界的リュート奏者、佐藤豊彦と、声楽のイザベル・アルバレスが加わるという豪華布陣。
 マショーからバッハ、ソラージュ、コーニッシュ、イザーク、ボールドウィン手写本からの知られざる音楽など、幾何学や算術、天文学といった"科学的観点"によって選ばれた5世紀に渡るプログラムは、リコーダー奏者フランス・ブリュッヘンの姿と演奏、才能を伝える貴重な記録である。

 ※録音:1993年6月&1994年7月







LYRITA



SRCD201HJ
\2500→\2290
アーノルドの自作自演
 アーノルド:
  イギリス舞曲集第1巻 Op.27*
  イギリス舞曲集第2巻 Op.33*
  バレエ音楽《孤独》より サラバンド、ポルカ
  4つのアイルランド舞曲 Op.126
  4つのスコットランド舞曲 Op.59*
  4つのコーンウォール舞曲 Op.91*
マルコム・アーノルド(指揮)
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
 アーノルドの自作自演による"舞曲集"!ドイツ・プレス&リマスタリングで進化!

 9曲の「交響曲」や「ピータールー」や「タモ・シャンター」などの「序曲」、「戦場にかける橋」などの「映画音楽」の作曲家として、近現代イギリス音楽の魅力を伝えてくれたマルコム・アーノルド(1921−2006)。
 アーノルド自身がロンドン・フィルを振り、イギリス音楽の宝庫リリタ(Lyrita)に遺した名盤「舞曲集」が、"ドイツ・プレス&リマスタリング"で復刻!
 代表作である「4つのスコットランド舞曲」や「イギリス舞曲集」のアーノルド自身の解釈を知ることのできる貴重な演奏が、ドイツのパウラー・アコースティックス(Pauler Acoustics)のリマスタリングでより鮮明に!

 ※リマスタリング:パウラー・アコースティックス(Pauler Acoustics / Germany)
 ※プレス:パラス・グループ(Pallas Group / Germany)
 ※DDD / ADD*




PREISER



PRCD 90814
(4CD→ 3CD 価格)
\6900→\6290
ハインツ・ワルベルク(指)&ウィーン国立歌劇場
 ヴィーナー、ホッター、デンヒ、ヴィントガッセン、デラ・カーザ、マデイラ!!
  ワーグナー:「ニュルンベルクのマイスタージンガー」
オットー・ヴィーナー(Br ザックス)
ハンス・ホッター(Bs-Br ポーグナー)
カール・デンヒ(Br ベックメッサー)
ヴォルフガング・ヴィントガッセン(T ヴァルター)
リーザ・デラ・カーザ(S エファ)
マレー・ディッキー(T ダーフィト)
ジーン・マデイラ(Ms マグダレーナ)
ハインツ・イムダール(Br コートナー)
カール・フリードリヒ(フォーゲルゲザンク)
ハンス・シュトローバウアー(ナハティガル)
アルフレート・ヘーバルト(ツォルン)
フリッツ・シュペルバウアー(アイスリンガー)
クルト・エクヴィルツ(モーザー)
ハンス・シュヴァイガー(オルテル)
フランツ・ビーアバッハ(シュヴァルツ)
リュボミール・パンチェフ(Bs フォルツ)
ルートヴィヒ・ウェルター(Bs 夜警)
ハインツ・ワルベルク(指)
ウィーン国立歌劇場管弦楽団,合唱団
 完全初出!!!1961年ウィーン国立歌劇場での「マイスタージンガー」ヴィーナー、ホッター、デンヒ、ヴィントガッセン、デラ・カーザ、マデイラ、etc 名匠ワルベルクの貴重なワーグナー全曲!!

 録音:1961 年5 月27 日、ウィーン/4 時間10 分

 ワーグナー・イヤーに貴重な音源が発掘されました。1961 年5 月27 日にウィーン国立歌劇場で上演された「マイスタージンガー」のライヴ録音です。
 これまで一度たりともLP、CD になったことがなく、テープやCD-R での海賊流通の形跡も見られない、完全な初出音源です。第3 幕のザックスとエファのやり取りだけORFEO から発売されたデラ・カーザのウィーン国立歌劇場録音集に収録されていただけです(ORFEOR 685091)。ウィーン芸術週間の一環としての上演だったので、キャストは豪華。ヴァルターは天下の名ヘルデンテノール、ヴォルフガング・ヴィントガッセン。エファはこの役が当たり役の一つだったリーザ・デラ・カーザ。ザックスには、1958、1959 年とバイロイトでザックスを歌い、またバイエルン国立歌劇場再開記念公演の録音も有名なオットー・ヴィーナー。贅沢なことに、ポーグナーはハンス・ホッター。ベックメッサーは、ウィーンの演技達者なバリトン、カール・デンヒ。ダーフィトは、モーツァルト・テノールとしても活躍したマレー・ディッキー。マグダレーナは、米国の美形メッゾソプラノ、ジーン・マデイラ。さらに親方衆にはハインツ・イムダール、クルト・エクヴィルツ、フランツ・ビーアバッハなどの名前が見られます。
 日本人にはNHK 交響楽団との度重なる共演で知られるハインツ・ワルベルク(1923 − 2004)は、40 代頃まではオペラ指揮者としてかなりの活躍をしており、ことにワーグナーは頻繁に指揮していました。彼は「マイスタージンガー」のニュージーランド初演の指揮者でもあります。しかし残された全曲録音は僅かで、しかも音の状態が悪いものばかりでした。このウィーンでの豪華キャストによる「マイスタージンガー」は、ワーグナー指揮者としてのワルベルクの真価を知るためにも貴重です。
 なお第3 幕に多少の欠落があります。ご了承願います。


<メジャー・レーベル>

EMI



CDCW-4334302
\2200→\1990
ボストリッジ/ブリテン・ソングス
 ベンジャミン・ブリテン: 冬の言葉 作品52
  1 十一月のたそがれに
  2 大西部の真夜中
  3 せきれいと赤ん坊
  4 古い小さな机
  5 合唱長の埋葬
  6 誇らしげな歌手達
  7 停車場にて
  8 生まれる前と死んでから
 ミケランジェロの7つのソネット作品22
  9 あたかもペンとインクで記したように
  10 ああなぜ私は涙を流し
  11 お前の美しい眼によってやさしい光を見る
  12 私が思うようにお前も
  13 私の眼に返して、おお流れのそばの泉よ、流れよ
  14 もし愛が純潔であるならば
  15 美しい人よ
 ヘルダーリンの6つの断章 作品61
  16 人類の賛同
  17 故郷
  18 ソクラテスとアルキビアデス
  19 若者
  20 人生のなかば
  21 人生の輪郭
 22−25 この子らはだれか 作品84
 26−31  中国の歌 作品58
イアン・ボストリッジ(T)、
アントニオ・パッパーノ(P)
2013年、ブリテン・アニヴァーサリー、EMI一押しの新譜、ボストリッジによる歌曲集登場!アントニオ・パッパーノによるピアノの豪華盤。
ジュエル・ボックス、約28ページ前後のブックレット(予定)
 


CMSW-7211192
(3CD)
\2000→\1790
アルゲリッチ、ピリス、カピュソン、マイスキー、アンゲリッシュ、ジルベルシュテイン、グリンゴルツ、ほか
 ライヴ・フロム・ザ・ルガーノ・フェスティヴァル ライヴ2012
  アルゲリッチとピリスのモーツァルト K.381 が聴ける!
CD1
 1-3 モーツアルト:4手のためのピアノ・ソナタニ長調K381
  マリア・ジョアン・ピリス、マルタ・アルゲリッチ(ピアノ)


 4−8  シューマン:民謡風の5つの小品作品102 
  ゴーティエ・カピュソン(チェロ)、マルタ・アルゲリッチ(ピアノ)

 9  マーラー:ピアノ四重奏曲イ短調
  リリー・マイスキー(ピアノ)、
  サーシャ・マイスキー(ヴァイオリン)
  リダ・チェン(ヴィオラ)、ミッシャ・マイスキー(チェロ)

 10−12 モーツァルト:ピアノ協奏曲第25番ハ長調K503 
  マルタ・アルゲリッチ(ピアノ)、
  ヤチェク・カスプシク指揮/スイス・イタリア管
CD2
 1 ブラームス:ハイドンの主題による変奏曲作品56b
  マルタ・アルゲリッチ(ピアノ)、ニコラ・アンゲリッシュ(ピアノ)

 2−5  ドヴォルザーク:ピアノ四重奏曲変イ長調作品87
  ポリーナ・レスチェンコ(ピアノ)、イリア・グリンゴルツ(ヴァイオリン)
  ナタン・ブロード(ピアノ)、トルレイフ・テデーン(チェロ)

 6 マルトゥッチ:ピアノのための主題と変奏作品58
    ネルソン・ゲルナー、ルスダンAlavidze(ピアノ)

 7 スメタナ:2台ピアノ8手のためのソナタホ短調
 8 スメタナ:2台ピアノ8手のためのロンドハ長調
  マルタ・アルゲリッチ、リーリャ・ジルベルシュテイン
  アントン&ダニエル・ハーツェンバーグ(ピアノ)
CD3
 1−4 プロコフィエフ:ヴァオリン・ソナタ第2番ニ長調作品94bis
  ルノー・カピュソン(ヴァイオリン)、
  マルタ・アルゲリッチ(ピアノ)

 5−7 ドビュッシー:海 (3台のピアノのための)
  ジョルジア・トマッシ、
  カルロ・マリア・リグオーリ、アレッサンドロ・ステッラ(ピアノ)

 8−10 メトネル:ピアノ五重奏曲ハ長調Op.Posth
  リーリャ・ジルベルシュタイン(ピアノ)、
  ドーラ・シュヴァルツベルク(ヴァイオリン)
  ルシア・ホール(チェロ)、
  ノーラ・ロマノフ=シュヴァルツベルク(ヴィオラ)
  チョウ・チン(チェロ)

 11 モレス:軍靴の響き
  マルタ・アルゲリッチ、アレ・ペトラッソ(ピアノ)
 毎年恒例のルガーノ・フェスティヴァルのライヴ。いつもすごいが今回はとくにすごい。
 アルゲリッチのモーツァルト:ピアノ協奏曲第25番や、マイスキー一族のマーラー、「そんなものがあるのか」という3台のピアノのための「ドビュッシー『海』」、そしてアルゲリッチとアンゲリッシュのブラームス、アルゲリッチとジルベルシュテインのスメタナ、・・・そして・・・ピリスとアルゲリッチのモーツァルト K.381!
 水と油、淑女と猛女、静と動、そんな二人が最近共演していたという話は聞いていたが、レーベルの違いからCDで聴くことはできないと思っていたが、EMIという会社が良くも悪くもフワフワしているせいか(ではないと思うが)、今回まさかの音源登場。
 ああ!久しぶりのドキドキリリース。

 録音:2012年 Recorded at the 2012 Lugano Festival.
 クラムシェル・ボックス、20ページ前後のブックレット(予定)


 


CZSW-9287982
(3CD)
\2000→\1790 (限定盤)

フランソワ/ラヴェル作品集


CD1
 1−3 ピアノ協奏曲 ト長調
 4 左手のための協奏曲 
  アンドレ・クリュイタンス指揮/
  パリ国立音楽院管弦楽団
 5−10   クープランの墓
 11−13  夜のガスパール
  録音:
   1957年1月、4月、10月 &1958年2月(クープランの墓)
   1958年2月、3月、4月(夜のガスパール)1959年7月(協奏曲)
CD2
 1−3 夜のガスパール
 4−6 ソナティネ
 7−12 クープランの墓
 13 古風なメヌエット
 14−18 マ・メール・ロワ
  共演:ピエール・バルビゼ(p)
  録音:1967年
CD3
 1 亡き王女のためのパヴァーヌ
 2−9 高雅で感傷的なワルツ
 10 前奏曲
 11 シャブリエ風に
 12 ボロディン風に
 13 水の戯れ
 14 ハイドンの名によるメヌエット
 15−19   鏡 
  録音:1966年&1967年
 20 スカルボ 〜夜のガスパールより
  録音:1947年9月24日パリ Studio Albert
フランスが誇るピアノの詩人といわれたフランソワのラヴェルの全EM録音を収録。最新リマスター音源使用。 クラムシェル・ボックス、8ページ前後のブックレット(予定)
 


CZSW-7302502
(3CD)
\1300 (限定盤)
レジェンダリー・ルービンシュタイン!
 フレデリック・ショパン:

  19の夜想曲
  51のマズルカ
ピアノ:アルトゥール・ルービンシュタイン
ルービンシュタインの30年代のショパン演奏音源をお買い得な3in1で。 録音:アビー・ロード・スタジオ3 (ロンドン) 1936-1937年
マルチパック3CD 12ページ・ブックレット(英仏語) マルチパック、12ページ前後のブックレット(予定)




VIRGIN



VBSW-9849312
(2CD)
\1200
フレットワーク/フェルメールと音楽
  −黄金時代のコンソート・ミュージック&ソングス(限定盤)
CD1 ダウランド、バード:コンソート・ミュージック&ソングス
ジョン・ダウランド (1563-1626):
 「ラクリメ、または7つの涙の曲集」 Lachrimae or Seaven Teares (1604)
ウィリアム・バード (1543-1623) :
「コンソート・ミュージック&ソングス」 Consort music and songs
 1. デンマーク王のガイヤルド (ダウランド)
 2. バクトン氏のガイヤルド (ダウランド)
 3. エセックス伯のガイヤルド (ダウランド)
 4. 5声の「イン・ノミネ」第5番 (バード)
 5. 女が美しく、あさはかでなかったら (バード)
 6. ヘンリー・アプトン卿の埋葬 (ダウランド)
 7. ニコラス・グリフィス氏のガイヤルド (ダウランド)
 8, ジョン・ソーチ卿のガイヤルド (ダウランド)
 9. Lasso vita mia, mi famonre (ダウランド)
 10. 5声の「イン・ノミネ」 第2番 (バード)
 11. おやすみ、かわいいおさな子よ (バード)
 12. ジョン・ラングトン氏のパヴァーヌ (ダウランド)
 13. ヘンリー・ノエル氏のガイヤルド (ダウランド)
 14. トマス・コリアー氏のガイヤルド (ダウランド)
 15. 5声の「イン・ノミネ」 第1番 (バード)
 16. 去れ、夜ごとの悩みよ (ダウランド)
 17. ディゴリー・パイパー氏のガイヤルド (ダウランド)
 18. ジャイルズ・ホビー氏のガイヤルド (ダウランド)
 19. 5声の「イン・ノミネ」 第3番 (バード)
 20. ああ、おろかな魂よ (バード)
 21. 5声の「イン・ノミネ」 第4番 (バード)
 22. ニコルズ夫人のアルマンド (ダウランド)
 23. ジョージ・ホワイトヘッド氏のアルマンド (ダウランド)
 24. つねにダウランド、つねに悲しき (ダウランド)
 25. 聖なるミューズたちよ (バード)
CD2 ダウランド:「ラクリメ、または7つの情熱的なパヴァ—ヌ」
バード:「コンソート・ミュージック」 Consort music
 1. 古いパヴァ—ヌのラクリメ (ダウランド)
 2. 6声のファンタジア 第3番 (バード)
 3. 古く新しいパヴァ—ヌのラクリメ (ダウランド)
 4. 6声のパヴァ—ヌ (バード)
 5. 6声のガイヤルド (バード)
 6. 苦しみのパヴァ—ヌのラクリメ (ダウランド)
 7. 5声のブラウニング (バード)
 8. 悲しみのパヴァ—ヌのラクリメ (ダウランド)
 9. 4声のファンタジア 第1番 (バード)
 10. 偽りのパヴァ—ヌのラクリメ (ダウランド)
 11. ラ・ヴォルタ (クラント) (バード)
 12. パヴァーナ「ブレイ」 (バード)
 13. 愛情深いパヴァ—ヌのラクリメ (ダウランド)
 14.3声のファンタジア 第1番 (バード)
 15. 3声のファンタジア 第2番 (バード)
 16. 3声のファンタジア 第3番 (バード)
 17. 真実のパヴァ—ヌのラクリメ (ダウランド)
 18. 6声のファンタジア 第2番 (バード)
フレットワーク Fretwork
ヴィオール:
 ウェンディ・ギレスピー、
 リチャード・キャンベル、
 ジュリア・ホジソン、
 ウィリアム・ハント、
 リチャード・ブースビー
 リュート:クリストファー・ウィルソン
カウンターテナー:マイケル・チャンス (CD1)
ヴィオール:エリザベス・リドル (CD2)
EMIが英国ロンドンのナショナル・ギャラリーの協力で、所蔵絵画の図版をブックレットにふんだんに使用して展開する、「ナショナル・ギャラリー・コレクション」。
 デラックス・ブック型ケース。52ページ前後のブックレット。(予定



DG(Blu-rayオーディオ)(24bit/96k)

 DG, DeccaからのBlu-ray Audioの発売第1弾です。
 このディスクには、24bit/96kの高音質音声データが収録されており、ブルーレイ・プレーヤーで再生することにより、高音質な再生が可能となっております。
 動画などは収録されておりませんが、音声信号やトラック選択には、接続されたテレビ・モニターが必要となります。(ブルーレイ・プレーヤー以外では再生できません)
479 1106
(Blu-rayオーディオ)
\3200
ベートーヴェン:
 交響曲 第5番 ハ短調 Op.67『運命』
 交響曲 第7番 イ長調 Op.92
カルロス・クライバー(指揮)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
巨匠カルロス・クライバーの色褪せない伝説の名盤。
【録音】:1974年3〜4月(第5番)、1975年11月〜1976年1月(第7番), ウィーン、ムジークフェラインザール[ステレオ:セッション]
伝説の巨匠カルロス・クライバーのデビュー盤となった《運命》と、彼のシャープなタクトが最大限に発揮された第7番のカップリング。どちらもベートーヴェンの人気交響曲ですが、真っ先にあげられる名盤といえば、やはりクライバーでしょう。
 
479 1083
(Blu-rayオーディオ)
\3200
ベートーヴェン:交響曲第9番ニ短調 Op.125『合唱』 ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団,
アンナ・トモワ=シントウ(Sp),
アグネス・バルツァ(Ms),
ペーター・シュライアー(T),
ジョゼ・ヴァン・ダム(Br),
ウィーン楽友協会合唱団
帝王カラヤン&ベルリン・フィルの黄金時代の「第九」の名演
【録音】:1976〜1977年, ベルリン、フィルハーモニー[ステレオ:セッション]
 巨匠カラヤン&ベルリン・フィルという史上最強コンビが、その全盛期に残した最高の名演の一つであるベートーヴェンの「第九」。究極の、精緻にしてダイナミックなカラヤンのベートーヴェン解釈です。
 
479 1063
(Blu-rayオーディオ)
\3200
ベートーヴェン:
 ヴァイオリン協奏曲ニ長調 Op.61
 ヴァイオリンと管弦楽のためのロマンス 第1番 Op.40
 ヴァイオリンと管弦楽のためのロマンス 第2番 Op.50
アンネ=ゾフィー・ムター(Vn)
クルト・マズア(指揮)
ニューヨーク・フィルハーモニック
ムターの、新たなロマン的息吹による最高のバランス
【録音】2002年, エイブリー・フィッシャー・ホール[デジタル:セッション]
 高貴でありながら雄大な作風を示し、独創性も存分に発揮された傑作として親しまれている協奏曲。ロンド形式による優美な小品《ロマンス》。ベートーヴェンのヴァイオリンと管弦楽のための作品をムターの独奏で聴くアルバムです。彼女は1979年にカラヤンの指揮でヴァイオリン協奏曲を録音していましたが、ほぼ四半世紀を経たこの演奏では一段と風格を増した堂々たる演奏を繰り広げています。《ロマンス》はムターにとって初めての録音でした。
 
479 1055
(Blu-rayオーディオ)
\3200
① コリリアーノ:『オスティナートによるファンタジア』
② ベートーヴェン:『ピアノ・ソナタ 第17番 ニ短調 Op.31-2「テンペスト」』
③ ベートーヴェン:『合唱幻想曲 ハ短調 Op.80』
④ ペルト:『クレド』
エレーヌ・グリモー(P)
エサ=ペッカ・サロネン(指揮)
スウェーデン放送交響楽団,
スウェーデン放送合唱団(③④)
グリモーならではの特徴的プログラミングによるアルバム
【録音】2003年, ストックホルム[デジタル:セッション]
人類愛をテーマとし後の第九交響曲のもととなったベートーヴェンの《合唱幻想曲》をメインに、バッハ/グノーのアヴェ・マリアを素材にしたペルト作品、さらには最近のリサイタルで組み合わせて演奏しているコリリアーノ作品とベートーヴェンの人気のピアノ・ソナタ《テンペスト》を収録した、グリモーらしいプログラム。コリリアーノとペルトの作品には、フィリップ・グラスの「コヤニスカッツィ」に使われていた聖歌も引用されています。
 
479 1082
(Blu-rayオーディオ)
\3200
① ドヴォルザーク:交響曲 第9番 ホ短調 Op.95「新世界より」
② スメタナ:交響詩「モルダウ」
③ リスト:交響詩「前奏曲」
フェレンツ・フリッチャイ(指揮),
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(①②)、
ベルリン放送交響楽団(③)
フリッチャイの、メロディ美の歌わせ方と劇的なドラマ性を重んじた永遠の名盤
【録音】1959〜1960年, ベルリン、イエス=キリスト教会[ステレオ:セッション]
 今年(2013年)は、フリッチャイ没後50を迎えました。古典派から現代作品まで幅広いレパートリーを持ち、ハンガリー出身ということもあり、中央ヨーロッパの美しい演奏伝統の継承者であり、心から心に至るような音楽を心掛けた指揮者でした。高貴で優雅な響きを持ったこれらの曲の録音は、例のない美しさをもったメロディの歌わせ方と劇的なドラマ性を重んじた、永遠の名盤です。
 
479 1053
(Blu-rayオーディオ)
\3200
マーラー:交響曲第5番 嬰ハ短調 ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
極限までに磨き上げられたカラヤンのマーラー
【録音】:1973年, ベルリン、イエス=キリスト教会[ステレオ:セッション]
ベルリン・フィルの機能美をもって、マーラー・アンサンブルの美しさを比類なく追求した演奏。その極限までに磨き上げられた演奏は、マーラー解釈の一端を指し示したものとして、いまなお燦然と輝いています。これぞ帝王カラヤンが目指したマーラーの「美」なのでしょう。
 
479 0775
(Blu-rayオーディオ)
\3200
アンナ・ネトレプコ/《SEMPRE LIBERA(花から花へ)》
 ヴェルディ:《椿姫》より「ああそはかの人か…花より花へ」/
 ベルリーニ:《夢遊病の女》より
  「おお花よお前に会えるとは思わなかった…おお思いもよらないこの喜び」/
 ベルリーニ:《清教徒》より
  「やさしい声が私を呼んでいた…さあ、いらっしゃい愛しい人」/
 ドニゼッティ:《ランメルモールのルチア》より
  「優しいささやきが…香炉はくゆり…苦い涙をそそげ」/
 ヴェルディ:《オテロ》より「泣きぬれて野のはてにひとり…アヴェ・マリア」/
 プッチーニ:《ジャンニ・スキッキ》より「私のお父さん」
アンナ・ネトレプコ(Sp)
クラウディオ・アバド(指揮)
マーラー・チェンバー・オーケストラ
ネトレプコの超絶技巧を堪能
【録音】:2004年, レッジョ・エミーリア[デジタル:セッション]
圧倒的な演技力と歌唱でオペラ界最高のプリマドンナとして君臨するアンナ・ネトレプコ。有名な2つの狂乱の場(「清教徒」「ルチア」)など、イタリア・オペラの規模の大きなアリアを中心に収録。彼女の美声と力量が存分に発揮された1枚です。
 
479 1708
(Blu-rayオーディオ)
\3200
ローランド・ビリャソン/《ヴェルディ:魂の歌》
 歌劇《サン・ボニファーチョの伯爵,オベルト》より
  「天よ,私は何をしてしまった!…慈悲深い天よ」/
 歌劇《二人のフォスカリ》より
  「ここでしばらく待つように…生まれ故郷の微風よ…地の果て程も遠い流刑の地から…憎しみだけが,それも凄まじい憎しみだけが」/
 《8つのロマンス》(ベリオ編)より
  「乾杯」「亡命者」「孤独な部屋で」/
 歌劇《第一回十字軍のロンバルディア人》より
  「私の喜びを」/
 歌劇《海賊》より「見ろ,俺は囚われの身!」/
 歌劇《リゴレット》より
  「あれもこれもわしにとっては」
  「女心の歌(女とは、風に踊る羽根のように)」/
 歌劇《椿姫》より
  「あの人のそばを離れてよろこびはない…
   わたしのたぎるこころの」「ああ、残念な!」/
 歌劇《仮面舞踏会》より
  「わが友人たちよ,兵士たちよ!…蒼白く輝く彼女の顔が」/
 歌劇《ドン・カルロ》より
  「フォンテンブロー!人里離れどこまでも広い森!…
   僕は彼女を見た」/
 《レクイエム》より
  「われあやまちたれば嘆き」/
 歌劇《ファルスタッフ》より
  「喜びの歌はいとしい人の唇から出て」
ローランド・ビリャソン(T),
ジャナンドレア・ノセダ(指揮)
トリノ王立劇場管弦楽団
人間の魂を高らかに歌い上げるビリャソンの情熱テノール
【録音】:2012年9月, トリノ、イタリア国営放送A・トスカニーニ・オーディトリアム[デジタル:セッション]
黄金の声と、情熱が迸る歌唱と演技、そしてパワフルなキャラクターでオペラ界のスーパースターに登りつめたメキシコ生まれのアミーゴなテノール歌手ビリャソンが、イタリア・オペラ最高の作曲家ヴェルディの珠玉のアリアを歌い尽くした究極のヴェルディ・アルバム。「ヴェルディの作品を演奏するということは人間の魂の不滅のメロディのヴァリエーションを演奏することです。ヴェルディは庶民の家に生まれ、庶民のために作曲した人物で、人間の心の深い動きとの触れ合いを決して失うことのなかった天才です」とビリャソンは語っています。

DECCA(Blu-rayオーディオ)(24bit/96k)

DG, DeccaからのBlu-ray Audioの発売第1弾です。
 このディスクには、24bit/96kの高音質音声データが収録されており、ブルーレイ・プレーヤーで再生することにより、高音質な再生が可能となっております。
 動画などは収録されておりませんが、音声信号やトラック選択には、接続されたテレビ・モニターが必要となります。(ブルーレイ・プレーヤー以外では再生できません)
478 5678
(Blu-rayオーディオ)
\3200
ワーグナー:
 楽劇《ワルキューレ》より「父上は私に刀を約束してくださった」
 楽劇《ジークフリート》より「あいつが俺の父親でないとは」
 歌劇《リエンツィ》より「全能の父よ、私を見護り下さい!」
 歌劇《タンホイザー》より「今まで感じなかったほどの」
 楽劇《ニュルンベルクのマイスタージンガー》より「静かな炉端で」
 歌劇《ローエングリン》より
  「遠い国に、あなたがたの近づき得ぬところに」
  (カット無しオリジナル版)
 《ヴェーゼンドンクの5つの歌》
  (管弦楽編曲:フェリックス・モットル)
ヨナス・カウフマン(T)
ドナルド・ラニクルズ(指揮)
ベルリン・ドイツ・オペラ管弦楽団&合唱団
ノーカット版〈ローエングリンの名乗り〉やヴェーゼンドンクにも挑戦した、カウフマンのワーグナー
【録音】:2012年9月, ベルリン、グロッサー・ゼンデザール[デジタル:セッション]
 2009年ミュンヘンでの《ローエングリン》でワーグナー歌手としての地位を確固たるものとしたテノールのヨナス・カウフマン。翌2010年にはバイロイト音楽祭に出演、2012年にはメトロポリタン歌劇場の《ワルキューレ》でもジークムント役を歌い、世界中の歌劇場からオファーが絶えない活躍を続けています。このアルバムは、作曲家生誕200年を記念して録音されたワーグナー作品集。有名な「ローエングリンの名乗り」では、通常カットされる長大な「グラール語り」を完全収録し、女声のために書かれた《ヴェーゼンドンクの5つの歌》にも挑戦しています。
 
372 8778
(Blu-rayオーディオ)
\3200
ピエール・アンリ&ミシェル・コロンビエ:
 『現代のためのミサ』
ピエール・アンリ:
 『緑の女王』『旅』
 『扉とため息のためのヴァリエーション』
ピエール・アンリ
モーリス・べジャールのダンスの為に制作されたピエール.アンリの代表曲。
【録音】:1962〜1967年[ステレオ:セッション](音源:フランスPHILIPS)
ピエール・アンリはフランスの奇才現代音楽家で、テクノ・ミュージックのグランド・ファザーとして知られています。電子系音楽が氾濫する以前、1940年代からフランスの電気技師と共に「ミュージック・コンクレート」と呼ばれる実験的な電子音楽の一種を手がけていました。『現代のためのミサ』は、作編曲家ミシェル・コロンビエともに手がけたモーリス・ベジャールのダンスために書かれたもので、マッドなムーグが飛び交う強烈に前衛的でありながら、ダンスのリズムはフランス的でタイトなものです。その中の「サイケ・ロック」は、携帯電話メーカーのCMでも使われていました。その音楽のダイナミックさは、まさに高音質のこのBDでこそ発揮されるものです。














4/18(木)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜


C-AVI MUSIC



4260085532773
\2600→\2390
ベートーヴェン・トリオ・ボン
 ロシア・ピアノ三重奏曲集

  アレンスキー:ピアノ三重奏曲第1番ニ短調Op.32
  ラフマニノフ:ピアノ三重奏曲第1番ト短調「悲しみの三重奏」
  ショスタコーヴィチ:ピアノ三重奏曲第1番ハ短調Op.8
  カプースチン:ピアノ三重奏曲Op.126
ベートーヴェン・トリオ・ボン
 【濱 倫子(P)
  ミハイル・オヴルツキ(Vn)
  グレゴリー・アルミャン(Vc)】
 注目のピアニスト濱倫子率いるベートーヴェン・トリオ・ボン、抜群の相性で聴かせるロシアン・トリオ集

 録音:2012 年5 月/78’47

 ドイツで活躍する日本人のピアニスト濱 倫子、モスクワ出身でベートーヴェン・オーケストラ・ボンの首席を務めるヴァイオリンのミハイル・オヴルツキとチェロのグレゴリー・アルミャンによるベートーヴェン・トリオ・ボン。2005 年の結成以来高い評価を得ており、ヨーロッパ各地で行われているコンサートは成功を収めています。
 このアルバムにはロシア系の作曲家たちによるピアノ三重奏曲を録音しています。アレンスキーのピアノ三重奏曲第1 番は、濃厚なロマンティシズムが漂う、隠れた名曲。ラフマニノフ初期の作品「悲しみの三重奏」曲集、ここに収められているのは音楽院時代の習作でラフマニノフの死後出版された第1 番です。
 ショスタコーヴィチ17 歳の時、病気療養中に作曲し、当時恋をしていたタチヤーナ・グリヴェンコに献呈されたピアノ三重奏曲第1 番。単一楽章の作品で美しい中間部、感動的なフィナーレなど若きショスタコーヴィチの情熱が感じられます。ジャズの要素を取り入れた独創的な作風のカプースチン。技巧的なピアノ曲を多数作曲していますが、このピアノ三重奏曲も独特な響きとリズムでカプースチンの魅力に引き込まれます。
 自由で華やかな音楽性の濱、抜群のテクニックで聴かせるオヴルツキ、優れた構築力で作品をまとめ上げるアルミャン。ベートーヴェン・トリオ・ボンはお互いの感性が呼応しあい、それぞれの魅力を上手く引き出しています。
 【ベートーヴェン・トリオ・ボン】
 ドイツの名門オーケストラ、ベートーヴェン・オーケストラ・ボン第1コンサートマスターのミハイル・オヴルツキ、同楽団首席チェリストのグレゴリー・アルミャン、A. ウゴルスキの薫陶を受けたドイツ在住のピアニスト、濱倫子により2005 年に結成。それぞれソロ活動も活発に行う傍ら、トリオとしては名前の由来であるベートーヴェン作品の他にも、この編成のレパートリーを積極的に取り上げ、ヨーロッパ内外で活動を続けている。
 


4260085532834
\2600→\2390
ミネッティ弦楽四重奏団新作!
 モーツァルト:クラリネット五重奏曲イ長調K581
 ブラームス:クラリネット五重奏曲ロ短調Op.115
 バルドゥイン・ズルツァー(1932-):
  クラリネットと弦楽四重奏のためのインヴェンション
ミネッティ弦楽四重奏団
 【マリア・エーマー(Vn)、
  アンナ・クノップ(Vn),
  ミラン・ミロジチク(Va)、
  レオンハルト・ロチェック(Vc)】
マティアス・ショルン(Cl)
 ウィーン・フィルのマティアス・ショルンとウィーンの注目のカルテット、ミネッティQによるクラリネット五重奏の黄金カップリング

 録音:2012 年6 月、12 月/74’05

 オーストリアの若手で結成されたミネッティ弦楽四重奏団とウィーン・フィルの首席クラリネット奏者マティアス・ショルンによるクラリネット五重奏曲集。
 クラリネット作品の最高峰モーツァルトとブラームスの五重奏曲。クラリネットの柔らかな響きが絶品のモーツァルトと深い悲哀に満ちたメロディーを見事に表現したブラームスとショルンが白眉の演奏を披露。またミネッティ弦楽四重奏団も溌剌とした音楽性と美しいハーモニーで作品をまとめ上げています。カップリングのバルドゥイン・ズルツァーのクラリネット五重奏は世界初録音。ズルツァーはオーストリア出身の作曲家でオペラ、交響曲、宗教曲、ピアノ曲、室内楽と幅広い分野の作品を350 以上書いています。

 【ミネッティ弦楽四重奏団】
 2003 年に結成されたオーストリアを代表する若手カルテット。ウィーン国立音楽演劇大学でヨハネス・マイスル教授およびアルバン・ベルク四重奏団のメンバーに師事。06 年にはグラーツのフランツ・シューベルト国際弦楽四重奏コンクール第1 位。07 年ウィーンのヨゼフ・ハイドン国際室内楽コンクール第2 位。ハイドン賞を受賞。同年フィレンツェのリンボッティ国際弦楽四重奏コンクール第1 位。など輝かしい受賞歴を誇る。08 年からウィーン学友協会、ザルツブルグ・モーツァルテウムを始め、パリ、アムステルダム、ブリュッセル、ルクセンブルク、バーミンガム、アテネ、ケルンなど世界の主要都市でのコンサート活動を行っている。



ミネッティ四重奏団旧譜

98 589
\2300→¥2090
ハイドン:弦楽四重奏曲集
 ①第66番ト長調Op.64-4
 ②第74番ト短調Op.74-3「騎士」
 ③第79番ニ長調Op.76-5「ラルゴ」
ミネッティ四重奏団
マリア・エーマー(Vn)、
アンナ・クノップ(Vn)
マルクス・フーバー(Va)、
レオンハルト・ロチェック(Vc)
録音:①2008年2月②2008年10月③2008年12月
オーストリア、ブルゲンラント、フランツ・リスト・センター・ライディング

 ジャケ写をみてのけぞった。
 こんな美男美女が集まってクァルテットを結成して、しかもアイドル・グループなどではなく超・実力派で、先日の日本公演も大盛況だったというのだからたまらない。
 2003年結成の新鋭ミネッティ・クァルテット。アルバン・ベルク四重奏団やアルティス四重奏団といった、同じオーストリア勢の名アンサンブルのメンバーに師事。
 すでにヨーロッパでは着実にキャリアを積み上げていて、2007年のフィレンツェのリンボッティ国際弦楽四重奏コンクール第1位をはじめコンクール入賞歴も数多く、今シーズンは2008年10月にアムステルダムのコンセルトへボウ、2009年に入り4月にウィーンのムジークフェラインザール、6月にバーデン=バーデンなど主要な会場でのコンサートも注目を集めているという。
 そんな彼らのデビュー・アルバムは、2008年11月の初来日公演の折にも話題を呼んだハイドン。なにせウィーンのヨーゼフ・ハイドン・コンクールでハイドン賞に輝いたというから思い入れもたっぷりということらしい。まさに自信の演目。要注目です。

*****

 その来日公演は名古屋でも行われた。マリアとアンナ。信じられないかもしれないが実物はジャケットよりも美しい。誰もがはっと息を呑むようなモデル系美人のマリアと、その後ろで一歩引いて楚々としているがよくみると実はものすごい美人だったという感じのアンナ。こんな対照的な二人をよく見つけてきたな・・・映画や漫画のような取り合わせ。まるでステージがエーゲ海の宮殿のようだった。
 で、演奏はどうかって?いやいや、これがなかなかのもので、とくに「騎士」のリズミカルな激しさ面白さというのはちょっと普段聴けない。とにかく聴いていてかっこいいし、面白い。単純にそれだけですごい。ハイドンで名を成したというのは全くだてじゃない。CDのほうは実演と比べるとさすがにちょっとおとなしいが、何度も何度も聴きたくなる質の高いアルバム。ハイドンはこれから面白くなってくるなあ。





DUCALE MUSIC



DUC 045
(3CD)
\4800→\4390
リッカルド・ムーティ指揮!
 メルカダンテ:「二人のフィガロ」(世界初録音)
アントーニオ・ポーリ(アルマヴィーヴァ伯爵)
アスデ・カラヤヴズ(伯爵夫人)
ローザ・フェオーラ(イネツ)
アンナリーザ・ストロッパ(ケルビーノ)
マリオ・カッシ(Br フィガロ)
エレオノーラ・ブラット(S スザンナ)
アニーチョ・ゾルジ・ジュスティニャーニ(トリービオ)
オマール・モンタナーリ(プラージョ)
リッカルド・ムーティ(指)
ルイージ・ケルビーニ若者管弦楽団
ウィーン・フィルハーモニア合唱団
スペランツェ・スカップッチ(Fp)
 ムーティがまたも埋もれた傑作を発掘!「フィガロの結婚」の後日談、メルカダンテの「二人のフィガロ」!!

 録音:2011 年6 月、ラヴェンナ/2 時間46 分

 すっかり好例となった、ムーティが若手歌手を起用してのレア・オペラ発掘、2011 年はサヴェーリオ・メルカダンテ(1795 − 1870)の「二人のフィガロ」です。
 メルカダンテは、ドニゼッティより2 歳年上で、1820 年代半ばから1840 年代まで活躍、ドニゼッティや初期のヴェルディのライバルとして知られています。1826 年、メルカダンテはスペイン、マドリッドのイタリア劇場の監督に就任、「二人のフィガロ」はそこで発表する二つ目のオペラのはずでした。しかし内容が検閲を通らず、上演中止に。怒ったメルカダンテは楽譜を残してマドリッドを去ってしまいました。それから9 年も経った1835 年になってようやく残された楽譜がマドリッドで初演されました。台本はベッリーニ「ノルマ」やドニゼッティ「アンナ・ボレーナ」で有名なフェリーチェ・ロマーニ。もともと1820 年にミケーレ・カラーファという作曲家のために書いたもの(BONGIOVANNI からDVD が発売されています。AB 20015)。ボーマルシェの「フィガロの結婚」の設定を受け継いでいますが、ボーマルシェとは関係のない後日談。伯爵夫妻にはイネツという娘がいる。彼女を愛する召使トリビドにフィガロが入れ知恵し、トリビドは貴族ドン・アルヴァーロに変装する。一方、やはりイネツを愛するのがかのケルビーノ。彼は自らの従者に変装し、フィガロという名で伯爵の城を訪れる。イネツを巡る二人のフィガロによる争いが巻き起こる、といった内容。最後にケルビーノがドン・アルヴァーロがトリビドであることを明かし、自らも正体を明かしたケルビーノとイネスが結ばれます。ここでは主人公はケルビーノで、本物のフィガロはむしろ謀略の人物です。
 伯爵夫妻やスザンナも活躍しますので、モーツァルトの「フィガロの結婚」がお好きなら当然楽しめる作品でしょう。
 ムーティは2011 年6 月10、12 日にザルツブルクで「二人のフィガロ」を指揮、その直後の24、26 日にラヴェンナ・フェスティヴァルとしてアリギエーリ劇場で上演。この録音はその時のライヴ録音です。ムーティはさらに2012 年3 月に初演地マドリッドで、同年8 月にはブエノスアイレスで指揮するなど、この作品をすっかり気に入ったようです。
 歌手は基本的に皆若手です。ケルビーノのアンナリーザ・ストロッパは、イタリアのメッゾソプラノ。モーツァルトの方でもケルビーノを得意としており、また2012 年にはローマ歌劇場でロッシーニ「セビリアの理髪師」のロジーナを歌うなど、メッゾソプラノとして期待の若手です。フィガロのマリオ・カッシは、既に人気のバリトンとしてイタリア各地やウィーンなどで活躍、ロッシーニやドニゼッティを得意としています。イネツのローザ・フェオーラは、1986 年生まれのソプラノ。2010 年、オペラリアで第2 位および聴衆賞を受賞。モーツァルトの娘役やプッチーニ「ボエーム」のムゼッタを得意としています。スザンナのエレオノーラ・ブラットは、1982 年、マントヴァ生まれのソプラノ。2007 年にスポレートでのアドリアーノ・ベッリ・コンクールに優勝。2013年夏にはザルツブルク音楽祭でのズビン・メータ指揮のヴェルディ《ファルスタッフ》でナンネッタを歌う予定。アルマヴィーヴァ伯爵のアントーニオ・ポーリは、近年著しく注目を浴びているテノール。イタリア、ヴィテルボ生まれ。柔らかくも濃厚な味わいのある美声の持ち主で、ドニゼッティ「愛の妙薬」のネモリーノが当たり役。2013 年2 月にはスカラ座でヴェルディ「ファルスタッフ」のフェントンを歌い、来日公演でも受け持つ予定です。伯爵夫人のアスデ・カラヤヴズは、1982 年、イスタンブール生まれのメッゾソプラノ。2004 年に生地でデビュー。2007 年からスカラ座アッカデミアで研鑽を積み、2010年頃から各地で活発に活動しています。




LABORIE

LC 07
\2500→\2290
ハイドンが愛した不思議な楽器、リラ・オルガニザータ第2 弾!
 コワン率いるリモージュ・バロック・アンサンブルも必聴!

(1)J.ハイドン:ノットゥルノ第1番 Hob.II:25 ハ長調
 〔2リラ、2Cl、2Hrn、2Vla、bc〕(1790)
(2)作曲者不詳(伝:モーツァルト):
 ふたつのリラ・オルガニザータのための協奏曲 ヘ長調〔2Hrn、弦〕
(3)J.ハイドン:ノットゥルノ第2番 Hob.II: 26 ヘ長調
 〔2リラ、2Cl、2Hrn、2Vla、BC〕(1788/90?)
(4)ヴィンチェンツォ・オルジターノ:シンフォニア第3番 ニ長調
 〔2Vn, 2Vla, 2Vc, Cb, Cem, Fg, 2リラ、2Ob, 2Cl, 2Hrn, BC〕(1786)
(5)J.ハイドン:
 リラ・オルガニザータのための協奏曲第3番 ト長調 Hob.VIIh:03
  〔2 リラ、2Vn, 2Vla, BC, 2Hrn〕(1786)
(6)プレイエル:
 2つのリラ・オルガニザータのためのノットゥルノ ハ長調 B.202.5
  〔2 リラ, 2Cl, 2Hrn, 2Vla, BC〕(1785)
クリストフ・コワン(Vc, 指)
リモージュ・バロック・アンサンブル
マティアス・ロイプナー
ティエリー・ヌア
トビーミラー
  録音:2009 年9 月

 コワン率いるリモージュ・バロック・アンサンブル、待望の新譜の登場。好評だったLC 03 に続き、ハイドンが愛した楽器リラ・オルガニザータ作品集です!「ナポリのリラ」とタイトルにあるのは、ナポリの王、フェルディナント4 世がこの楽器を愛していたから。ハイドンもまたリラ・オルガニザータを愛し、この楽器を含む5 曲の協奏曲と8 つのノットゥルノを書いたほど。第2 作となる本アルバムでは、ハイドンの作品のほか、伝モーツァルトの愛らしい作品を収録するなど、さらに興味深いプログラミングとなっています。リモージュ・バロック・アンサンブルの奏でる典雅な音色のアンサンブルにのって、ホコホコした独特の音色を出す不思議な楽器、リラ・オルガニザータが華麗に活躍します。


≪リラ・オルガニザータ≫
 ハーディ・ガーディとオルガン、二つの楽器のあいのこのような楽器。L 字型ハンドルを回して、弦を動かし、同時にパイプを鳴らすフイゴも動かします。
鍵盤は、張ってある弦に対してはヴァイオリンの弓のような役割をします(音を出し、音程を変える。しかし、実際に動くのはハンドル動力による弦)。同時に鍵盤は木製パイプに通じていて、オルガンのような要素もあります。その音色は、ポコポコしたオルガンのような、木管楽器と弦楽器の中間のような、不思議な魅力に満ちています。現代でいうマルトノのような、テルミンのような、奏法をマスターするのがかなり困難な楽器であることは間違いありません。





旧譜カタログ
ホントに素敵なんです。
コワンの古楽器レーベル LABORIE
1CD\2,500→\1990

 バロック・チェロの帝王、コワンが生み出したLABORIEレーベル。
 これが今ひそかに話題になっている。・・・というか店主が今一番はまっているレーベル。そしてずっと抜け出せない。

 とにかく1タイトル1タイトルが魅力的。
 実際にいくつか聴いていただけるとすぐに実感してもらえると思うけれど、作品の有名無名を問わず、コワンが大切に大切に生み出したのが肌でわかる、そんな印象深いアルバムばかり。最近はこのレーベルばかり聴いてしまってほかのアルバムになかなか手が出なくて困っている。
 ・・・ただ入手困難アイテムが多くなってきてるようです・・・









RCO LIVE



RCO 13002
(SACD HYBRID+Blu-ray)
特別価格
\2500→\2290

ヤンソンス&コンセルトヘボウ管、マーラー交響曲第8番
 マーラー:
  交響曲第8番変ホ長調「千人の交響曲」
クリスティーン・ブルーワー(ソプラノ1:罪深き女)
カミッラ・ニールンド(ソプラノ2:贖罪の女)
マリア・エスパーダ(ソプラノ3:栄光の聖母)
ステファニー・ブライス(アルト1:サマリアの女)
藤村実穂子(アルト2:エジプトのマリア)
ロバート・ディーン・スミス(テノール:マリア崇拝の博士)
トンミ・ハカラ(バリトン:法悦の神父)
シュテファン・コツァーン(バス:瞑想の神父)
バイエルン放送合唱団
ラトビア国立アカデミー合唱団
オランダ放送合唱団、
オランダ国立少年合唱団、
オランダ国立児童合唱団
ロイヤル・コンセルトへボウ管弦楽団
マリス・ヤンソンス(指揮)
RCO 13003
(SACD HYBRID+DVD)
特別価格
\2500→\2290
 同内容の全曲演奏を収録した映像特典つき

 収録:2011年3月4日& 6日/アムステルダム、コンセルトへボウ(ライヴ)
 (Blu-ray)DSD5.0 マルチチャンネルステレオ、80’ 15
 (DVD)DSD5.0 マルチチャンネルステレオ、80’ 15

 ヤンソンス指揮コンセルトヘボウ管によるマーラーの第8 交響曲がSACD ハイブリッド盤で登場。演奏内容は、2012 年秋にリリースされた「マーラー交響曲全曲ライヴ映像」に含まれていたものと同じですが、このたびその映像もボーナスとして、ブルーレイ、DVD のふたつのフォーマットで用意されるといううれしい配慮がなされています。
 マーラーの第8交響曲は、オーボエ4、イングリッシュホルン1、ホルン8のほか、チェレスタ、ピアノ、ハルモニウム、オルガン、ハープ2、マンドリンも擁する巨大オーケストラに加えて、児童合唱団や2 組の大合唱団、さらには多くの独唱者たちというその特異な編成もさることながら、全曲の最初と最後に山場が置かれる独特の構成や、その間のさまざまな楽器の組み合わせによる多様なひびきのおもしろさ、カンタータやオラトリオをおもわせるセレモニアルな性格に特徴があります。
 また、そのいっぽうで、長丁場のドラマ作りが難しい作品ともいえますが、そこはヤンソンスのこと、中盤過ぎまで抒情的な部分が占める第2 部では、埋もれがちな細部の掘り起こしにも余念がなく、第1部の冒頭主題が回帰する第2 部終結部に至る道のりをていねいな音楽づくりで手堅くまとめあげています。
 このたびの第8 番のリリースにより、第2 番、第3 番と併せてヤンソンスがシリーズ中に担当した3 曲すべてがすべてSACD で出揃うことになります。




BERLIN CLASSICS



BC0300531
(2CD)
\6000→\5490
ビーバー:ロザリオ・ソナタ アンネクレット・シーデル(Vln)
ザルツブルク・ベラルテ
 ドイツのバロック・ヴァイオリンの名手、アンネクレット・シーデル。一時期のブームも去った今、まるで間隙を突くようにビーバーの「ロザリオ」を録音してきた。
 正統派のアプローチで常に真摯に楽曲と向き合うシーデルだが、ここで彼女はザルツブルク・ベラルテを率いて、複数楽器をたくみに取り混ぜての演奏に挑んだ。果たしてどのようなアプローチを見せてくれるのか。そして「自分が自分が」という思いでこの曲と対峙するヴァイオリニストが多い中、彼女が奏でる「ロザリオ」はいかなる奇跡を私たちに届けてくれるか。
 ひょっとすると・・・あの名盤を超えるアルバムがついに登場するのか。





こっそり・・・旧譜
ほとんど知られていないヌリア・リアルの隠れ名盤
そのバックがシーデルとザルツブルク・ベラルテだった。

 あまり知られていないアルバムをひとりひっそり愛でるのが好き。でも・・・紹介しちゃいましょう。
 ヌリア・リアルが独ベルリン・クラシックスで録音していた初期・中期バロック秘曲集。バロック弦楽作品とリアルの歌う声楽作品がいい按配で配置されてます。
 とてつもない名曲があるわけではないのだけれど、リアルの清楚な歌と、初期バロックのストイックな楽想が切ないほどマッチ。何度聴いても、というか何度でも何度でも聴きたくなる愛らしいアルバム。
 どうぞ。

Various: Ave Maria
BERLIN CLASSICS
0016412BC
\2700→\2490
アヴェ・マリア
 ステファノ・ベルナルディ (1585-1636):シンフォニー第5番 「使徒書簡」
 アルベリク・マザーク (1609-1661):アヴェ・マリア
 ルペルト・イグナーツ・マイヤー (1646-1712):サンクタ・マリア、マーテル・デイ
 アントニオ・カルダーラ (1671-1736):救い主のうるわしき母
 アレッサンドロ・グランディ (1586-1630):「めでたし、世の希望なるマリア」
 ハインリヒ・イグナーツ・フランツ・フォン・ビーバー (1644-1704):5声のソナタ第8番 ト長調
 タルクィニオ・メールラ (1595-1665):ペガソ Op. 11 - 「すべての者よ、主に向かいて喜ばん」
 アレッサンドロ・ポリエッティ (1600-1683):「幸いなるかな天の女王」
 アルカンジェロ・クロッティ:「聖なるマリア」によるソナタ
 フランチェスコ・カヴァッリ (1602-1676):オ・カム・スアビス・エスト
 パル・エステルハージ (1635-1713) / クリストフォロ・カレザーナ (1640-1709):
  アヴェ・マリス・ステラ(めでたし、海の星よ)
 Rudolph de Lassus (1563-1625):「天の女王、喜びませ」
 アレッサンドロ・ポリエッティ(1600-1683):アド・マトレム・ヴェニーテ
 不詳 :ソナタ 「わが愛する者よ、立ちて急げ」
 Adalbert Grunde :「主の御保護のもとに」
 Christoph Leuttner (1644-1703):サルヴェ・レジーナ
ザルツブルク・ベラルテ
アンネクレット・シーデル (指揮)
ヌリア・リアル (ソプラノ)

ヌリア・リアル

 

BC0300533
\2500
ジャーマン・ブラス〜ワーグナーを祝う
 タンホイザー、ワルキューレ、
 ニュールンベルクのマイスタージンガー、
 さまよえるオランダ人、パルジファル、
 ローエングリン、ヴェーゼンドンク歌曲集、他より
ジャーマン・ブラス
 

BC0300546
(4CD)
\4400
ワーグナー:ハイライト集
 リエンツィ、さまよえるオランダ人、
 ニュールンベルクのマイスタージンガー、
 トリスタンとイゾルデ、タンホイザー、ローエングリン、
 ニーベルングの指輪、パルジファルより
フリッケ、ヘイガー、ケンペ、ケーゲル、
コンヴィチュニー、マズア、
レーグナー、スイトナー、
若杉弘/
ドレスデン・フィルハーモニー、
ゲヴァントハウス管弦楽団、
シュターツカペレ・ドレスデン、
シュターツカペレ・ベルリン、他


<歴史的録音>


キング・インターナショナル



KKC 4009/10
(2CD)
\4400→\3990
チョン・キョンファ
 衝撃の東京ライヴ第1夜(1998年4月26日)

 Disc 1
  1.-4.シューベルト:
   ヴァイオリン・ソナタ第4番 イ長調「二重奏曲」 D.574 Op.162
  5.シューベルト:幻想曲 ハ長調 D.934 Op.159
 Disc 2
  1.-4.シューマン:ヴァイオリン・ソナタ第2番ニ短調 Op.121
  5.J.S.バッハ:G線上のアリア BWV1068-2
 以下、アンコール
  6.クライスラー:愛の哀しみ
  7.ポルディーニ(クライスラー編):踊る人形
  8.ドヴォルザーク:ユモレスク
  9.ドビュッシー(ハイフェッツ編):美しい夕暮れ
チョン・キョンファ(ヴァイオリン)
イタマール・ゴラン(ピアノ)
 超強力盤!ついに正規盤で登場!「音楽が持つ根源的な力にじかに触れるような衝撃性」 許光俊

 ライヴ録音:1998 年4 月26 日、サントリーホール、東京/ライヴ録音

 語り草となっている、1998 年4 月、チョン・キョンファの東京ライヴがついに正規盤で登場!ただならぬ集中力と緊迫感さえ伝わってくる衝撃のライヴです。情熱的で自由に演奏しているようでいて、ピアニストのイタマール・ゴランと一糸乱れぬ演奏をしております。ライヴでありながらこの完成度に驚きを隠せません。アンコールを含む1 夜のライヴが再現された、チョン・キョンファのライヴ史上最高の演奏です。ブックレットも充実で当日の公演に足を運んでいた許光俊氏、平林直哉氏が当日の演奏について、またチョン・キョンファの来日公演の仕掛け人である泉 征郎氏がチョン・キョンファとの出会いからこれまでの来日公演についてそれぞれ熱く語っております。

 「人々を驚かせたのは彼女の演奏の比類なき燃焼度の高さだった。小柄な東洋の女性が強烈な存在感で舞台を支配する姿に世界が息をのんだのだった。細かいことをあれこれ言うのも愚かしいと思われるほどの、音楽が持つ根源的な力にじかに触れるような衝撃性があったのである。」(ライナーノーツより 許光俊)
 


KKC 4011/2
(2CD)
\4400→\3990
チョン・キョンファ
 衝撃の東京ライヴ第2夜(1998年4月28日)

 Disc 1
  1.J.S.バッハ:G 線上のアリア BWV1068-2
  2.-6.ストラヴィンスキー:協奏的ニ重奏曲
  7.-11.J.S.バッハ:
   無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番 ニ短調 BWV1004
 Disc 2
  1.-2.バルトーク:ヴァイオリン・ソナタ第2番
  3.ラヴェル:ツィガーヌ
  4.ラフマニノフ:ヴォカリーズ
 以下、アンコール
  5.クライスラー:美しきロスマリン
  6.クライスラー:中国の太鼓
  7.ドビュッシー(ハイフェッツ編):美しい夕暮れ
チョン・キョンファ(ヴァイオリン)
イタマール・ゴラン(ピアノ)
 聴衆を金縛りしたシャコンヌあのポリーニも激賞した衝撃のライヴ!

 ライヴ録音:1998 年4 月28 日、サントリーホール、東京/ライヴ録音

 チョン・キョンファ、衝撃の東京ライヴ第2 夜(1998 年4 月28 日)。当初、プログラムの予定にはなかったG 線上のアリアを冒頭に演奏!キョンファが愛奏したバッハの無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2 番とバルトーク、そしてラヴェルの作品を披露しました。当日演奏会に足を運んでいたポリーニも激賞したと言われている衝撃のリサイタルです。

 (中略)「極めつけはバッハのパルティータ第2 番である。彼女は1983 年に同じ曲を弾き、聴衆を金縛りにしたが、この第2 夜はそれを上回ったのである。その時の様子が、このディスクではかなり忠実に再現されているのが何よりも嬉しい。バルトークの切れ味、ラヴェルの自在な表情と蠱惑的な音色も最高である。」(ライナーノーツより 平林直哉)

 チョン・キョンファ 2013年来日リサイタル情報
  ● 6月3日(月)  東京文化会館 19:00〜
  ● 6月5日(水)  兵庫県立芸術文化センター 19:00〜
  ● 6月8日(土)  愛知県芸術劇場コンサートホール 17:00〜
  ● 6月11日(火) サントリーホール 19:00〜
  ● 6月13日(木) 福岡シンフォニーホール 19:00〜
   ピアノ:ケヴィン・ケナー




<メジャー・レーベル>

SONY



8876544791-2
\2500→\2290
ニーノ・マチャイゼ/オペラ・アリア集
 ヴェルディ:歌劇『椿姫』より「不思議だわ〜ああ、きっと彼だったのよ」
 ヴェルディ:歌劇『椿姫』より「さようなら、過ぎ去った日々よ」
 トマ:歌劇『ハムレット』より「狂乱の場」
 ビゼー:歌劇『真珠採り』より「いつかのような暗い夜に」
 マスネ:歌劇『タイス』より「私を美しいと言って」
 マスネ:歌劇『マノン』より「サン=シュルピス神学校の場」
 プッチーニ:歌劇『ボエーム』より「私が街をあるけば」
 プッチーニ:歌劇『ジャンニ・スキッキ』より「私のお父さん」
ニーノ・マチャイゼ(Sp)
ダニエーレ・ガッティ(指揮)
フランス国立管弦楽団
 2011年にリリースされた「ロマンティック・アリア」(88697847042/国内盤SICC-1469)での、強烈な存在感と確かな技術に裏打ちされた見事な歌唱を見せつけたグルジア出身の新世代の歌姫、ニーノ・マチャイゼ。
 その後、いくつかの映像やCDがリリースされるとともに、YouTubeなどで彼女の歌う姿が広まるにつれ、一層「只者ではない感」が強まるばかりです。
 今回のリリースは2012年12月に録音されたばかりの彼女の最新作。バックに今絶好調のダニエレ・ガッティ指揮するフランス国立管弦楽団という強力なサポートを得、イタリア物では華やかに、フランス物では抒情的に。様々なヒロインを色鮮やかに歌いわける彼女の実力をまざまざと見せつけられる驚愕の1枚です。【録音】2012年12月, パリ (デジタル:セッション)


旧譜
ニーノ・マチャイゼ〜ロマンティック・アリア
Nino Machaidze: Romantic Arias
8869784704-2
\2500→¥2290
ニーノ・マチャイゼ〜ロマンティック・アリア
ドニゼッティ:
 歌劇「シャムニーのリンダ」より「この私の心の光..」
ベッリーニ:
 歌劇「夢遊病の女」より「ああ!彼が他の女性を祭壇に導く前に」
ベッリーニ:
 歌劇「アデルソンとサルヴィーニ」より「暗い黒雲の後に」
グノー:歌劇「ロメオとジュリエット」より「私は夢に生きたい」
ドニゼッティ:歌劇「ランメルモールのルチア」より「静かなる夜」
ドニゼッティ:歌劇「連隊の娘」より「高い身分と豪勢な暮しに・・・フランス万歳!」
マスネ:歌劇「マノン」より「さようなら、私たちの小さなテーブル」
ロッシーニ:歌劇「イタリアのトルコ人」より「このわびしく質素な服が」
グノー:歌劇「ロメオとジュリエット」より「神よ、何という戦慄が」
ドリーブ:歌曲「カディスの娘」(ボーナストラック)
ニーノ・マチャイゼ(Sp)
ミケーレ・マリオッティ(指揮)
ボローニャ市立劇場管弦楽団&合唱団
魅惑のソプラノ歌手“ニーノ・マチャイゼ”〜Sony Classical 専属第一弾
2008年ザルツブルク音楽祭での「ロメオとジュリエット」で、ネトレプコの代役で出演して話題を呼んだグルジア出身のソプラノ歌手ニーノ・マチャイゼが、ソニー・クラシカルと専属契約。今作は、その第1弾のアルバムとなります。彼女は、スカラ座の歌手養成プログラムの出身。2006年にレイラ・ゲンチャー・コンクールで優勝し、「連隊の娘」でスカラ座にデビューしました。弱冠28歳の彼女ですが、YOUTUBEの動画再生数の多さからも、注目度の高い事が伺い知ることができます。ネトレプコに比べ、表現力はまだまだ初々しいものの、コロラトゥーラの技術は比べる者なき素晴らしさ。声質も強靭。このアルバムで知ることができるのは、彼女の実力のほんの氷山の一角に過ぎません。この先、どこまで伸びて行くのかを想像すると、ちょっと恐ろしくなるほどの逸材です。[録音]2010年9月9〜18日, ボローニャ (デジタル:セッション)

 

8876544478-2
\2500→\2290
クリスティーネ・シェーファー/J.S.バッハ:カンタータ集
 J.S.バッハ:
  カンタータ第82番「われは満ちたれり」BWV82
  フーガ「ドリア調」BWV.538 (ヘリベルト・ブロイヤーによる弦楽合奏版)
  カンタータ第199番「わが心は血にまみれ」 BWV 199(ライプツィヒ版)
  「音楽のささげ物」BWV.1079より3声のリチェルカーレ
  カンタータ第84番「我はわが幸いに心満ちたり」 BWV 84
クリスティーネ・シェーファー(Sp)
ベルリン・バロック・ゾリステン
ベルンハルト・フォルク(ヴァイオリンおよび指揮)
ジャック・ズーン(フルート)
ジョナサン・ケリー(オーボエ)
RIAS室内合唱団のメンバー
 数多くのジャンルで目覚ましい歌唱を聴かせてきたクリスティーネ・シェーファーによる、個性的なオペラ・アリア集に続く、ソニー・クラシカル第2弾となるJ.S.バッハのカンタータ集です。
 シェーファーは受難曲やカンタータなどの上演や録音には欠かせない存在で、そのどれもが清楚かつ真摯な祈りの心を込めた素晴らしいものであることはご存知の通りです。DG時代に録音した「結婚カンタータ」を中心とするアルバム以来のバッハ・アルバムで、前回が晴れやかな作品を歌いあげていたのに対し、今回はカンタータの神髄とも言える、慟哭と諦念がないまぜとなった深みを湛えた作品群を取り上げ、シェーファーの「今」を確かめるには最適の1枚と言えるのは間違いありません。ベルリン・バロック・ゾリステンのしなやかな演奏にも注目です。
 【録音】2012年9月, ベルリン、イエス・キリスト教会 (デジタル:セッション)

 

8869194168-2
\2500→\2290
クリスチャン・ヤルヴィ&アブソリュート・アンサンブル
 「BACHREINVENTED」
  シモーヌ・ディナースタインも参加の「現代風バッハ」

1.J.S. バッハ:インヴェンション第1番ハ長調BWV722
2.ジーン・プリツカー:リインヴェンションズ(ピアノ協奏曲)
3.J.S. バッハ:インヴェンション第4番ニ短調BWV725
4.ダニエル・シュナイダー:トゥープアート・レインヴェンションズ
 (室内オーケストラ、2つの鍵盤、サクソフォンのための合奏協奏曲)
5.J.S. バッハ:インヴェンション第8番ヘ長調BWV779
6.トム・トラップ:ヘッドレス・スノーマン・アンコール
シモーヌ・ディナースタイン(ピアノ)
アブソリュート・アンサンブル
指揮:クリスチャン・ヤルヴィ
[クリスチャン・ヤルヴィ来日記念盤連続リリース]
 バロックからロック、ヒップホップへ軽々と飛翔するバッハの音楽。気鋭のクリスチャン・ヤルヴィの手兵アブソリュート・アンサンブル、ソニークラシカルに登場

■パーヴォ・ヤルヴィの実弟、クリスチャン・ヤルヴィによるソニークラシカル第3弾となる「BACHREINVENTED」は、バッハの「インヴェンション」にインスパイアされたコンテンポラリー・ミュージックを収めたアルバム。演奏はクリスチャンがコンテンポラリー・ミュージックを演奏すべく創立したアブソリュート・アンサンブルが担い、アメリカのピアニスト、シモーヌ・ディナースタインもゲスト参加しています。

■「インヴェンションとシンフォニア」はバッハの鍵盤作品の中でも最も親しまれている曲ですが、そこからインスピレーションを受け、ロック、ジプシー民謡、あるいはヒップホップなど、まったく新しい意匠をほどこされた音楽(そのうち2曲はアブソリュート・アンサンブルのメンバーが作曲)と、バッハの原曲を対比させることで、バッハの音楽がもともと内包する柔軟性を明らかにしています。クリスチャンとアブソリュート・アンサンブルは、このことをコンセプトに2012年に北米ツアーを行って多くの聴衆に驚きと感銘を与え、その直後に録音されたのが当アルバムです。



旧譜
クリスチャン・ヤルヴィ/SONY移籍第1弾
Arvo Part: Cantique
8869772334-2
\2500→\2290
Cantique 〜アルヴォ・ペルト作品集
 『交響曲第3番』
 『スターバト・マーテル 〜 混声合唱と弦楽のための』
 『Cantique des degres 〜
  詩篇第121番による、混声合唱と管弦楽のための』
クリスチャン・ヤルヴィ(指揮)
ベルリン放送交響楽団
RIAS室内合唱団
 クリスチャン・ヤルヴィがSONY CLASSICAL初登場。
 エストニア出身の彼にとって、同郷ペルトの音楽を演奏するという記念となることでしょう。(父ネーメも1997年に交響曲3番を録音していました。) 「スターバト・マーテル」はペルトの作品でも最も重要な作品ですが、通常古楽系のノンビブラートと各パート1人による演奏が多い中、ここでは深い表現を得るために弦楽合奏と合唱団を使用して演奏をしています。なお、この録音ではペルト自身が立ち会い、K・ヤルヴィとディスカッションしながら演奏に臨んでいます。
 【録音】2009年2月1〜4日 ベルリン放送局ザール(デジタル:セッション)



■シモーヌ・ディナースタインは3曲のコンテンポラリー・ミュージックに参加するのみならず、原曲であるバッハの「インヴェンション」からの3曲では美しいソロを披露しています。


旧譜
シモーヌ・ディナースタイン, SONY 旧譜

8869781742-2
\2200→¥1990
Bach/ A Strange Beauty
ヨハン・セバスティアン・バッハ(1685-1750):
 1.コラール「主イエス・キリストよ、われ汝に呼ばわる」BWV639[ブゾーニ編]
 2.クラヴィーア協奏曲第5番ヘ短調BWV1056

 3.コラール「たしかにその時は来れり」BWV307[ケンプ編]
 4.イギリス組曲第3番ト短調BWV808
 5.クラヴィーア協奏曲第1番ニ短調BWV1052

 6.コラール「主よ、人の望みの喜びよ」BWV147[ヘス編]
シモーヌ・ディナースタイン(ピアノ)
2,5. ベルリン国立歌劇場室内管弦楽団
[録音]2010年6月12日〜14日、ベルリン、ルンドフンクツェントゥルム、第1ホール(1-6)
 

8869798943-2
\2200→¥1990
シモーヌ・ディナースタイン, SONY 第2弾
1.バッハ:パルティータ第2番ハ短調BWV826
2.シューベルト:4つの即興曲D.899/作品90
3.バッハ:パルティータ第1番変ロ長調BWV825
シモーヌ・ディナースタイン(ピアノ)
 [録音]2011年(セッション/デジタル)


8888370481-2
(2CD)
\3000→\2690
ニコラウス・アーノンクール&
 ウルトラ編成のコンツェントゥス・ムジクス

ヘンデル〜モーツァルト編:
 オラトリオ「アレクサンダーの饗宴」(全曲)
  [「ティモテウスあるいは音楽の力」K.591]
  [イグナツ・フォン・モーゼルによるオーケストレーション拡大版(1812)]
ロベルタ・インヴェルニッツィ(ソプラノ)
ヴェルナー・ギューラ(テノール)
ジェラルド・フィンリー(バス)
ウィーン楽友協会合唱団[合唱指揮:ヨハネス・プリンツ]
合唱団の独唱:ヴォルフガング・アドラー(テノール)
ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス
指揮:ニコラウス・アーノンクール
 巨匠アーノンクールが描き出す、ウィーン楽友協会創立200年を寿ぐ、豪壮華麗な音楽の夕べ。

 ■アーノンクール待望の新録音は、2012年11月、ウィーンでのライヴ・レコーディングによるヘンデル〜モーツァルト編の「アレクサンダーの饗宴」です(「ティモテウスあるいは音楽の力」K.591)。この作品は、1736年に作曲されたヘンデルのオラトリオ「アレクサンダーの饗宴」を、ゴットフリート・ヴァン・スヴィーテン男爵の依頼を受けて、モーツァルトが編曲したもので、序曲と2部から構成されています。
 スヴィーテン男爵は、オーストリアの外交官で宮廷図書館長や書籍検閲委員長などを歴任し、特にバロック音楽に興味を持ち、当時のウィーンで活躍する音楽家と交友を持ち、モーツァルトに「メサイア」やこの「アレクサンダーの饗宴」などのヘンデルの作品の編曲を依頼。その後貴族仲間を集め「音楽協会」を設立し、これらの作品はその協会のコンサートで演奏されました。

■その後この団体は、1812年に「ウィーン楽友協会(ムジークフェライン)」として正式に設立され、1812年11月29日に行われた設立コンサートで演奏されたのが、「アレクサンダーの饗宴」でした。この時の指揮者フランツ・フォン・モーゼルは、大太鼓を加えるなど、モーツァルトの編曲にさらに手を加え、一層華麗な響きとなったヘンデルのオラトリオが協会の設立を寿ぎました。

■当2枚組のアルバムは、それからちょうど200年たった2012年11月に行われた「ウィーン楽友協会創立200年記念コンサート」でのライヴ・レコーディングを収めたものです。この演奏会は、弦楽器は50人以上、木管とトランペットとホルンは各パート3人ずつ、ティンパニ2対、合唱も入れると総勢200人という大編成によって行われました。ウィーン中の演奏家が参加したと当時言われた通り、ここでもウィーン中のピリオド楽器演奏家が総動員され、この貴重で記念すべき演奏会の盛大さを再現しています。

■第2部の冒頭には、アーノンクール自身によるスピーチ(ドイツ語)が収録されています。

■原曲となったヘンデルのオラトリオ「アレクサンダーの饗宴」については、アーノンクール自身がコンツェントゥス・ムジクスとともに1977年のブレーメン音楽祭で行った演奏会のライヴ・レコーディングがテルデックから発売されていますが、このモーツァルト編曲版は初めての録音です。アーノンクールは、1812年に使われ、今も楽友協会んおアルヒーフに保管されているパート譜をもとに入念な研究・検証を行いコンサートに臨み、作品の副題である「音楽の力」というまさにその内容通りの感動的な演奏を成し遂げています。

【録音】2012年11月28&29日、 ウィーン、ムジークフェラインザールでの「ウィーン楽友協会創立200年記念コンサート」のライヴ・レコーディング

8872547060-2
\2200→\1990
エマーソン弦楽四重奏団、ソニー・クラシカル第2弾
 チャイコフスキー:弦楽六重奏曲ニ短調Op.70「フィレンツェの思い出」
 シェーンベルク:「浄められた夜」Op. 4(弦楽六重奏版)
エマーソン弦楽四重奏団
ポール・ニューバウアー(Va),
コリン・カー(Vc)
 モーツァルトの「プロシャ四重奏曲」に続く、エマーソン弦楽四重奏団によるソニー・クラシカル第2弾は、ポール・ニューバウアー(Va), コリン・カー(Vc)の2人がゲスト参加し、2つの弦楽六重奏を録音。
 1976年に結成され40年近くの演奏活動を積み重ねてきたエマーソンにとって初録音となるレパートリーです。
 「フィレンツェの思い出」は、チャイコフスキー最後の室内楽作品で、イタリア旅行の印象に基づいて書かれたといわれ、円熟の筆致による名作です。「浄められた夜」の旋律・和声の書法は後期ロマン派的ですが、対位法や調性の扱いはシェーンベルク独自のものです。
 まさに彼らにとって、新たなる円熟度の増した演奏に期待が感じられます。この録音でも、エマーソン弦楽四重奏団の最初の録音から一貫してレコーディングに携わってきた、ダー=ホン・シートー(グラミー賞を多数受賞)が、プロデューサー&エンジニアを務めています。またジャケット画第2ヴァイオリンのフィル・ゼッツァーの娘によるものです。
 なお、チェロのデイヴィッド・フィンケルは2012/2013年シーズンを最後にエマーソン弦楽四重奏団を離れるため、この録音は創立メンバーだったフィンケル参加の最後のアルバムの一つとなります(後任はポール・ワトキンス)。

[エマーソン弦楽四重奏団]
1976年に結成。名称はアメリカの哲学者・詩人のラルフ・ウォールド・エマーソンに由来しています。87年よりドイツ・グラモフォンと契約を結び、30タイトル以上のCDをリリースして高い評価を獲得してきました。これまでにグラミー賞を8回(うち2回はベスト・クラシカル・アルバムとして)、グラモフォン賞を3回、また室内楽の団体としては初めての受賞となるエイヴリー・フィッシャー賞を受賞。ニューヨーク、ロンドン、ウィーンを結んで行ったベートーヴェン、バルトーク、およびショスタコーヴィッチの弦楽四重奏曲ツィクルス等、30年以上にわたって第一線で活躍を続けています。ニューヨーク州立大学ストーニーブルック校のレジデント・カルテットとして学生の指導にあたるほか、カーネギー・ホールの教育プログラムであるワイル・ミュージック・インスティテュートでも指導を行ってきています。第1・第2ヴァイオリンは交代して担当するというスタイルをとっています。

 【録音】2012年9月, ニューヨーク、クイーンズ大学、ラフラック・ホール(デジタル:セッション)


旧譜
エマーソン弦楽四重奏団、Sony Classical移籍第1弾

8869793598- 2
\2400→¥1990
 モーツァルト:
  『弦楽四重奏曲第21番ニ長調K.575「プロシャ王第1番」』
  『弦楽四重奏曲第22番変ロ長調K.589「プロシャ王第2番」』
  『弦楽四重奏曲第23番ヘ長調K.590「プロシャ王第3番」』
エマーソン弦楽四重奏団
[ユージーン・ドラッカー(Vn)
フィリップ・セッツァー(Vn)
ローレンス・ダットン(Va)
デイヴィッド・フィンケル(Vc)]
 エマーソンSQ移籍第1弾としての録音は、モーツァルトの弦楽四重奏曲最後の3曲である「プロシャ王四重奏曲集」です。チェロの名手でもあったプロイセン(プロシャ)王フリードリヒ・ヴィルヘルム2世からの依頼により作曲されたことからこの名で呼ばれている作品で、人間的な会話とチャーミングさ、そして単純な構成の中に生き生きとした遊戯精神の働く作品となっています。エマーソン弦楽四重奏団は、その完璧なアンサンブルと巧みにコントロールされた音色や歌いまわし、各楽器との会話によっての音楽に対しての清らかさと柔らかさが満ち溢れており、見事というほかない世界をつくりあげています。
これまでエマーソン弦楽四重奏団の最初の録音からずっと支えてきたダー=ホン・シートー(グラミー賞も受賞)が、ここでもプロデューサー&エンジニアを務め、音質の面でも高いクオリティが期待できます。

 [録音] 2011年1月20〜27日, ニューヨーク私立大学クィーンズ・カレッジ、レフラック・ホール(デジタル:セッション, Producer & Engineer:Da=Hong Seetoo)

8876546922-2
\1700→\1590
『春の祭典』初演100年記念リリース
 ブーレーズ/クリーヴランドの『春の祭典』第2回録音

 ① ストラヴィンスキー:バレエ音楽『春の祭典』(1947年版)
 ② ドビュッシー:『遊戯』
ピエール・ブーレーズ(指揮)
クリーヴランド管弦楽団(①),
ニュー・フィルハーモニア管弦楽団(②)
 『春の祭典』演奏・録音史上、不動の位置を獲得しているブーレーズ/クリーヴランドの『春の祭典』第2回録音。壮年期のブーレーズならではの、冷徹なまでの情熱に貫かれた緻密さへの志向に、セルが統御していた時代のクリーヴランド管の精緻なアンサンブルが見事に応えており、同じコンビによるDGへの再録音が実現した現在でも、この衝撃的な演奏は揺るぎない価値を持っています。ブーレーズがドビュッシーの作品中最も高く評価する『遊戯』とのカップリングでの再発売です。

【録音】1969年、クリーヴランド、セヴェランス・ホール(①), 1966年12月、ロンドン、バーキング・タウン・ホール(②), (ステレオ:セッション)



DHM



8888370385-2
(2CD)
\2200→\1990
アレッサンドロ・デ・マルキ(指揮)&アカデミア・モンティス・レガリス
 フランチェスコ・プロヴェンツァーレ:
  歌劇『復讐のステッリダウラ』(全曲) 
   ※世界初録音
ジェニファー・リヴェラ(Ms: ステッリダウラ),
エンツォ・カプアノ(Bs:ジャンペトロ),
ハーゲン・マツァイト(Br: アルミッロ),
アドリアン・ストルーパー(T: アルミドーロ),
カルロ・アッレマンド(Br: オリスモンド)他、
アレッサンドロ・デ・マルキ(指揮&Cemb),
アカデミア・モンティス・レガリス
 世界初録音アレッサンドロ・デ・マルキ/プロヴェンツァーレ:歌劇『復讐のステッリダウラ』(全曲)
 フランチェスコ・プロヴェンツァーレ(1624-1704)は、17世紀後期にナポリに創設された音楽教育施設で学び、18世紀のナポリの音楽に開花期をもたらした重要な作曲家です。
 いくつかのオペラを作曲したといわれていますがほとんどは消失しており、「復讐のスッテッリダウラ」は現存する2つのオペラのひとつで、当2枚組の全曲盤は、2012年インスブルック古楽音楽祭にて復活上演され大きな話題となった時のライヴ・レコーディングです(世界初録音)。
 この初期バロックの器楽編成はモンテヴェルディ時代などのオペラと同様、各パート一人ながら様々なメロディー楽器と多数の撥弦楽器含む通奏低音が用いられています。またリズミカルで、様々な舞曲形式によるメロディーやコロラトゥーラ的な技巧を歌手に要しているのも特徴的でしょう。
 指揮者のアレッサンドロ・デ・マルキは、現代楽器とピリオド楽器の垣根をこえ、世界各地で活躍しています。サンタ・チェチーリア音楽院でオルガンと作曲を学び、バーゼル・スコラ・カントールムにてチェンバロと室内楽を。ルネ・ヤーコプスのアシスタントを務めた後、ベルリン国立歌劇場の客演指揮者や、ザルツブルク音楽祭におけるアバドやバレンボイムのアシスタントを務めました。
 1998年、バロック・オーケストラ、アカデミア・モンティス・レガリスの音楽総監督に就任。2009年以来、ルネ・ヤーコプスの後継としてインスブルック古楽音楽祭の音楽監督を務めているほか、ヨーロッパの歌劇場とともに日本、カナダ、オーストラリアなどに演奏ツアーを行っています。
 【録音】 2012年8月, インスブルック、チロル州立劇場(インスブルック古楽音楽祭でのライヴ録音)


<映像>


EURO ARTS(映像)

20 01318
(DVD)
\2900→\2590
アバド&スカラ座のヴェルディのレクイエム
 公演の舞台裏を鮮明に描いたドキュメンタリー

ドキュメンタリー:
 ルクス・エテルナ〜
  クラウディオ・アバド・イン・リハーサル
【収録曲】
 ヴェルディ:レクエイム Op.89
クラウディオ・アバド(指揮)
ミラノ・スカラ座管弦楽団
ミラノ・スカラ座合唱団
モンセラート・カバリエ(S)
ペテル・ドヴォルスキー(T)
サミュエル・レイミー(B)
ルチア・ヴァレンティーニ・テッラーニ(Ms)
 
 監督:ノルベルト・バイルハルツ
 収録:1985 年サン・マルコ寺院/画面:NTSC 4:3、音声:PCM ステレオ、リージョン:0、字幕:英仏独西、119mm

 2013 年はヴェルディ生誕200 周年、そして現代の偉大なる指揮者クラウディオ・アバドが80 歳を迎える記念すべき年です。
 この度リリースされるのは、1985 年にサン・マルコ寺院で行われたアバド&ミラノ・スカラ座によるヴェルディのレクイエムをリハーサルから捉えたドキュメンタリー映像。監督は数々の芸術映像作品を手がけたノルベルト・バイルハルツ。
 ソリスト陣も世界中のオペラ・ファンを魅了するソプラノ、モンセラート・カバリエ、早世の名メゾ・ソプラノ、ルチア・ヴァレンティーニ・テッラーニ、色気のある深い声が魅力のバス、サミュエル・レイミー、伸びやかな歌声のテノール、ペテル・ドヴォルスキーと大変豪華。
 丁寧に音楽を作り上げていくアバドの統率力。音楽の歓び、演奏の歓びを共に分かち合う演奏者の熱意、精魂を傾け取り組んでいる姿が克明に描かれています。また真摯に音楽に向き合う姿はもちろん、普段は見ることができない演奏者たちの素顔も垣間見ることのできる映像となっています。










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